Microsoft PowerPoint - OSC京都SAKURAボードユーザ会.pptx

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かおりらぶり
5 years ago
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1 GR SAKURA の USB ホスト機能で遊ぼう OSC /8/4 SAKURAボードユーザ会 Yuuichi Akagawa

2 自己紹介 Yuuichi Akagawa ( あかがわゆういち ) がじぇるねプロジェクトのベータテストに参画仕組みを知ることが大好きなので成果物がほとんどないのが特徴本職は某 SI 企業のインフラ担当ツッコミ厳禁

3 USB ホストと私 Android doddadk をハックしていたら USB ホスト遊びが楽しくなってしまった STM32F4 Discovery で ADK LM3S3748 で ADK CQ 出版超入門! 付属 ARMマイコンで始めるロボット製作基板 USB MIDI to レガシー MIDI 変換 Harpy nano(arduino 互換 ) 利用 USBH_MIDI ライブラリ g Arduino 用 ADKライブラリ Yaoadk も絶賛公開中

4 GR SAKURA の USB ホスト ( ハード ) Function と共用のため排他利用 (RX63N の USB0) ホスト時は仮想 COM ポートが使えない GR SAKURA FULL を買っても USB A コネクタは未接続 GR SAKURA でも USB A コネクタを接続すれば利用可能

5 GR SAKURA の USB ホスト ( ハード ) USB ホストを使うにはまずハンダ付けから 1. 基板裏面に USB A コネクタをハンダ付け 2. J13,J15J15をハンダでショート 3. J1をショートすると保護ダイオードがバイパスされる必要に応じて J13,15 をショート J1 はお好みで

6 GR SAKURA の USB ホスト ( ハード ) printf デバッグは XBee 接続がオススメ void setup() { Serial.begin(9600,SCI _ SCI2B); //XBee Serial.setDefault(); // printfをserialに出力 } if(tkusbh_init()!= TKUSBH_OK){ printf("!!! USB Host Initialization ERROR!!! n"); while(1); } 写真は評価版基板

7 GR の USB ホストライブラリよくあるステートマシンを回すタイプではなくトマシンを回すタイプではなく同期処理っぽい作りそのためあんまり詳しくない人でも割と簡単に使える ( 超お手軽 ) 詳しい人には痒いところに手が届かない

8 GR の USB ホストライブラリ ( 続 ) 関数一覧 tkusbh_init() 関数名 tkusbh_is_connected() tkusbh_connect() 機能 USB ホストモジュールを初期化するターゲットが接続されているかどうかを調べるターゲットに接続する tkusbh_ disconnect() ターゲットを切断する切断されるまで待つ tkusbh_get_descriptor() 接続されているターゲットのディスクリプタを取得する tkusbh_get_string() string() 接続されているターゲットのストリングディスクリプタを取得する tkusbh_control_msg() t コントロールトランザクションを発行する tkusbh_set_configuration() SET CONFIGURATION を実行する tkusbh_bulk_write() tkusbh_bulk_read() バルク OUT 転送を実行するバルク IN 転送を実行する tkusbh_start_interrupt_trans() インタラプト転送を行う ( 開始する ) tkusbh_interrupt_write() インタラプト OUT 転送で送信されるデータを登録する tkusbh_ interrupt _ read() インタラプト IN 転送で受信したデータを取得する

9 GR の USB ホストライブラリ ( 続 ) サポート状況大分類中分類サホート備考転送タイプコントロール転送バルク転送エンドポイントは IN/OUT 1 つずつインタラプト転送エンドポイントは IN/OUT 1 つずつ受信割り込み無しアイソクロナス転送 RX63N には機能あり Speed LS HSは未対応 FS クラスドライバ何にも無いよ HUB 対応その他ディスクリプタのパース支援なし自力でがんばる

10 GR の USB ホストライブラリ ( 続 ) たったこれだけで USB の接続処理が完了 tkusbh_init(); tkusbh_ connect(); あとは bulk _ read なり bulk _ write するだけでもエンドポイント番号は自分でディスクリプタをパースしないとわからない USB 詳しくない人はここでつまづくはずディスクリプタをパースしてデバイスを確認すスしてデバイスを確認するのが定石だけどしないのもアリなのかも

11 GR の USB ホストライブラリ ( 続 ) tkusbh_connect() を実行すると Get Device Descriptor( 先頭 8 バイト ) Get Device Descriptor(ALL) Set Address Get String Descriptor(0) GtC Get Configuration Descriptor( 先頭 9 バイト ) Get Configuration Descriptor(ALL) Get String Descriptor(1) Get String Descriptor(2) Get String Descriptor(3) ここまでやってくれる ( 介入はできない ) でも Get Configuration Descriptor の結果は残らない

12 GR の USB ホストライブラリ ( 続 ) 自分は以下の感じで使うようにしてみた bool connected = false; bool isconnected () void setup() { { TKUSBH_RESULT rcode; tkusbh_init(); //Check the disconnect state } if(connected && tkusbh_is_connected() t == TKUSBH_DISCONNECT){ tkusbh_disconnect(timeout_infinite); INFINITE); void loop() ispollenable = false; { return false; if( isconnected() == false ){ } delay(100); if(connected) //Already connected return; return true; } if(tkusbh_connect(500)!= TKUSBH_OK){//Start Enumeration // 接続済みなので送受信する return false; if(tkusbh_bulk_read( ) b > 0 ){ } // 受信データを処理 if(!parseconfigdescr()){ } return false; // 何か送信 } if(tkusbh_bulk_write( ) < 0 ){ connected = true; // 送信エラー return true; } } delay(); // デバイス側に指定があれば bool parseconfigdescr() } { エンドポイント情報をパース }

13 GR の USB ホストライブラリ ( 続 ) Configuration Descriptor blength Configuration Descriptor コンフィギュレーションディスクリプタは bdescriptortype tkusbh_get_descriptor(config_descriptor_type, 0, buf, 128); wtotallength bnuminterfaces bconfigurationvalue 全体のサイズ Interface 数で取得できる iconfiguration これをパースしてエンドポイント番号なり bmattributes を取得する bmaxpower Interface Descriptor blength デバイスで決め打ち出来るのであれば bdescriptortype Endpoint Descriptor binterfacenumber balternatesetting bnumendpoints Endpoint 数 binterfaceclass USB クラス binterfacesubclass acesubcass USB サブクラス binterfaceprotocol blength bdescriptortype デバイスディスクリプタの idvendor idproduct の値を見れば良い tkusbh_connect() が成功していれば USBHostInfo.DeviceDesc.idVendor idvendor USBHostInfo.DeviceDesc.idProduct idproduct に代入されている bendpointaddress エンドポイント番号に代入されている bmattributes wmaxpacketsize パケットサイズ binterval ポーリングインターバル

14 GR の USB ホストライブラリ ( 続 ) 2012/8/1 現在の USB ホストライブラリの制約 USB ホストを有効にすると IO2,IO5IO5 が使えない USB0_DPRPD, S 0 USB0_DRPD に割り当てられてしまう回避方法は tkusbh _ init() の後で以下を実行 PORT2.PMR.BIT.B2 PMR B2 = 0; PORT2.PMR.BIT.B5 PMR B5 = 0; 今後は gusbhostgpiopulldown という変数で制御できるようになるらしい

15 作例

16 もちろん GR SAKURA でも ADK 6/12 に待望の USB ホストライブラリが公開され 6/16のプロデューサミーティングに間に合わせるべく ADK の実装に着手 USB ホストライブラリの不具合修正を依頼しつつなんとか当日動かせた (6/19 のプレスに間に合った ) ソースコードは Rulz に公開済み GR SAKURA で ADK

17 が事件発生 Google I/O 2012 にて ADK2012 発表従来のものは AOA1.0 となり新たに AOA2.0 が登場大化けしたこんなに作れないよ orz ADK connection over Bluetooth USB Audio / Bluetooth Audio(A2DP) HID

18 AOA2.0 の対応について USBオーディオって必要? 実物見たときはおおー音出ると思ったけどアイソクロナス転送が必要だね Bluetooth 経由できれば実装したい BT ドングルでも動かせるのかな? HID やってみたけど何故か動かない困った時間と技術力の許す限りやってみたいと思います

19 USBH_ MIDI Arduino 用に作った USB MIDI クラスドライバを GR SAKURA にも移植音楽用ではないのでタイミング制御的なものは無く MIDI メッセージの送受信が出来るというもの USB MIDI to シリアルMIDI 変換 USB MIDIコントローラで LED 操作 Monakaと接続

20 USB ゲームコントローラ Bluetooth 使う人が多いけど送信だけならこれで十分これでラジコンしてみた Logicool Wireless Gamepad F710 近藤科学 KMR P4

21 他のメンバーの作例

22 USB Bluetooth さんの Bluetooth(btstack の移植 ) ne

23 USB NFC さんの NFCリーダ読み取ったデータを Bluetooth Bee 経由で Android 端末に送信

24 おしまい

V850E2/ML4 マイクロコンピュータ　Peripheral LibUSB Demo　アプリケーションノート

V850E2/ML4 マイクロコンピュータ　Peripheral LibUSB Demo　アプリケーションノート R01AN1098JJ0100 Rev.1.00 V850E2/ML4 USB PC V850E2/ML4 CPU LED V850E2/ML4(uPD70F4022) 1.... 2 2.... 3 3.... 4 4.... 6 5.... 9 6.... 18 R01AN1098JJ0100 Rev.1.00 Page 1 of 27 1. 1.1 V850E2/ML4 USB PC LibUSB