Microsoft Word - 公拡法Q&A(H26)
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- ぜんぺい くだら
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1 公拡法 Q&A Q1 権限移譲について H23 年度現在 公拡法の権限は新潟県から全市町村 ( 都市計画区域所有 ) に権限移譲 されたが 県に残っている権限はあるのか A1 2 市にまたがる届出 申出の場合 地域振興局長 ( 事務委任規則による ) が処理を 行う Q2 税制について 公拡法に係る買い取りに関する税制について租税特別措置法の何条該当なのか A2 租税特別措置法第 34 条の 2 第 1 項により長期譲渡 短期譲渡ともに 1,500 万円の特 別控除がある Q3 公拡法第 4 条 ( 届出 ) について 会社の整理に伴って親会社に土地を代物弁済の形で引き取ってもらう場合 第 4 条 の届出は必要か A3 代物弁済も 有償で譲り渡そうとする時 に該当するので届出は必要である Q4 公拡法第 4 条 ( 届出 ) について 市街化区域 5,000 m2以上 信託契約であり国土利用計画法第 23 条第 1 項の届出が必 要なものの場合 届出は必要か A4 届出は必要ない 届出が必要となるのは 有償で譲り渡そうとする 時である
2 Q5 公拡法第 4 条 ( 届出 ) について 所有権移転登記の仮登記を行っている土地で 有償譲渡によりその名義を変更する 場合届出が必要か A5 届出は必要である Q6 公拡法第 4 条 ( 届出 ) について 1 現物出資の場合届出は必要か 21 の会社が名称変更をし その財産を引き継ぐ場合 届出は必要か A6 1 必要である 2 必要ない Q7 公拡法第 4 条 ( 届出 ) について事業認可前の都計道区域内の土地を有する者が不動産業者を仲介し将来土地を譲渡したいと考えている場合 法第 5 条第 1 項の申出を行えばその他の届出は行わなくても良いか A7 都市計画法第 52 条の 3 等の届出が必要となる 都計道の区域内の土地の場合 都計 法の届出を行う必要があるため 公拡法の届出は必要ない しかし 公拡法の届出を 行えば都計法の届出が必要ないとの規定はない Q8 公拡法第 4 条 ( 届出 ) について 土地区画整理事業施行区域内の場合 法第 4 条第 1 項の届出が必要か A8 1 新たな市街地の造成を目的とする地方公共団体施行のいわゆる先買い土地区画整 理事業のうち 知事等が指定 告示したものの施行区域内の土地の場合は必要である 21 以外の場合は不要 Q9 公拡法第 4 条 ( 届出 ) について ( 株 ) 整理回収機構が土地を有償譲渡するとき 法第 4 条第 1 項の届出が必要か
3 A9 必要である 届出の必要がないものは 国 地方公共団体 土地開発公社 港務局 地方住宅供給公社 地方道路公社及び独立行政法人都市再生機構のみ Q10 公拡法第 4 条 ( 届出 ) について法第 4 条第 2 項第 4 号に規定する都市計画法 29 条第 1 項または第 2 項の許可を受けた開発行為に係る開発区域に含まれる土地について 都市計画決定のあった道路拡幅事業がかかる場合 その土地について届出が必要か A10 法第 4 条第 2 項第 4 号に規定する都市計画法 29 条第 1 項または第 2 項の許可を受け た開発行為に係る開発区域に含まれるものであるとき 届出は必要ない Q11 公拡法第 4 条 ( 届出 ) について 20,000 m2の土地を所有する者が 法人に 18,000 m2 個人に 2,000 m2を有償譲渡しよ うとする場合 2,000 m2分について届出の必要があるか A11 届出対象面積は 一契約単位で考えるため 一契約で 10,000 m2以上でなければ届出 の必要はない Q12 公拡法第 4 条 ( 届出 ) について 国土利用計画法第 23 条に規定する事後届出が提出されたが 公拡法第 4 条第 1 項の 届出をしていない どうするべきか A12 至急 法第 4 条第 1 項の届出を提出させること ( 日付は遡らない ) 法第 4 条第 1 項の届出を行わないと 法第 32 条第 1 項の規定により 10 万円以下の科料に処せられ ることとなる Q13 公拡法第 4 条 ( 届出 ) について 区分所有権 ( マンションの 1 室など ) の譲渡をしますが 届出は必要ですか A13 区分建物の場合 一室が売買されても届出の必要はない ただし 区分所有者全員 で一括して建物全体を有償譲渡する場合は 届出が必要
4 Q14 公拡法第 4 条 ( 届出 ) について 1 短期間で A B C と所有者が変更する場合は 再度 届出は必要か 2 届出後 相手が変更した場合は 再度 届出は必要か A14 1 必要である 2 通知のあった日の翌日から起算して 1 年を経過するまでは必要ない Q15 公拡法第 4 条 ( 届出 ) について 信託受益者権の売買をする場合は 届出は必要か A15 信託受益者権自体の売買について届出は不要ですが 信託契約の中に信託財産 ( 土 地 ) の第三者への売却処分条項がある場合 売却時には 信託受任者からの届出が必 要 Q16 公拡法第 4 条 ( 届出 ) について 公拡法の届出前に 停止条件付の契約をすることは可能か A16 公拡法の届出は 契約前に出す必要がある 停止条件付であっても届出前に契約を 締結することはできない Q17 公拡法第 5 条 ( 申出 ) について市町村と個人の取引で H11 借地契約 ( 一年間 ) この間に土地造成( 公共事業代替地 ) H12 売買契約予定 この場合 公拡法の適用はいつの段階で行うべきか A17 借地契約のみであるならば土地の所有権移転を内容とするものではないので本法の 対象とはならない H12 に売買契約を行う際に申出をすることになる ただし 売買 の予約 であれば本法の対象となる
5 Q18 公拡法第 5 条 ( 申出 ) について都市計画決定された道路区域の土地を含む全体で 980 m2の土地 ( 道路区域内は 30 m2 ) を売買する場合は 公拡法の申出は必要か なお 当該地は市街化区域と調整区域との境界にあり 売買当事者は各 1 名 都決 全体 980m2道路区域にかかる面積 30m2 A18 道路区域内の面積が 30 m2であり これだけでは申出を要する面積には満たないが 全体では 980 m2であり 申出を要する面積以上になっている このような場合には 売買の全体面積が申出面積を超えている以上 売買の対象となる土地の全部が道路区域内にある場合だけではなく 土地の一部が道路区域内にある場合も申出を要するものと解する Q19 公拡法第 5 条 ( 申出 ) について A 市の土地を B 市が買取予定であり この場合 申出はどちらの市に行うのか ま た 審査についてもどちらの市が行うのか A19 買取先については この時点で想定していないことから A 市を経由して申出をする 審査についても同様 Q20 公拡法第 5 条 ( 申出 ) について 同一所有者の一団ではない複数の筆 (20 筆 ) を申し出るとき 一枚の申出書で処 理してよいか A20 本来は一件ごとに提出してもらうのが望ましいが 上記のような場合 事務の簡素 化 申出者の負担を考えて一枚にまとめて申し出ても問題ない ただし 別紙として 一覧をつける等 内容を必ず網羅すること
6 Q21 公拡法第 5 条 ( 申出 ) について都市計画区域内の土地について 200m2未満の2 筆以上の土地を所有する者が これらを合わせて 200m2以上の一団の土地として申し出ることは可能か なお 当該土地は公園予定地内であり 買収後の一体的な利用は可能である A21 公拡法の土地の一団性については 個別に判断すべきであり 一概に断言すること は困難である 物理的一体性については厳しく要求されるところであり 今回の案件 は一体と解すのは難しい 最低でも 1 地点で接していることが必要 Q22 公拡法第 5 条 ( 申出 ) について 抵当権が設定されている場合の事務処理はどうなるのか A22 抵当権が設定されている場合についても届出 申出は必要 ただし 当該土地の処 分に支障が出ないよう配慮すること Q23 公拡法第 5 条 ( 申出 ) について事業代替地として申出のあった 500 m2ほどの土地のうち 半分程度は実際に代替地として使用する予定であるが 残りの半分は現在使用予定がない この場合 すべて買い取ることはできるか A23 申出に対する実際の買取面積については 協議により成立するものであり 申出面積と買取面積の差違は当然考えられることから 申出のあった面積全てを買い取る必要はない 買取にあたっては法第 9 条第 1 項に定める使用目的に合致する必要があり また 財政的観点からも使用する見込みのない土地を買い取ることは慎むべきである Q24 公拡法第 5 条 ( 申出 ) について 土地区画整理事業における仮換地指定の行われた土地の仮住居表示での申出は可能 か A24 可能である
7 Q25 公拡法第 5 条 ( 申出 ) について 面積要件である 100 m2の考え方について 登記簿では 100 m2未満であるが 実測す れば 100 m2以上あると場合 申出を受けることは可能か A25 土地の面積は 原則として実測面積による Q26 公拡法第 5 条 ( 申出 ) について申出のあった土地のうち 農道拡幅に利用する部分のみをまず購入し 農業振興地域の指定解除後に 残地のうち必要部分を農道以外の施設用地 ( 駐車場 ) として購入することは可能か A26 申出のあった土地のうち 一部のみを農道用地として買い取ることは可能 Q27 公拡法第 5 条 ( 申出 ) について 共有名義の土地の場合 申出書の様式はどうしたらよいか A27 共有者の全員の連名による申出が必要 ただし 共有者が多い場合には代表者のみ 申出書に記名 押印し 別紙として他の共有者全員の記名 押印を添付することも可 能 Q28 公拡法第 5 条 ( 申出 ) について現在 借地をしている市庁舎の敷地を 公拡法第 5 条の申出により買い取ることが可能か 公拡法を適用して敷地を購入した場合 市庁舎は第 9 条に該当する施設であるか A28 すでには市庁舎が建っており 公拡法の趣旨から考えると 今回の売買は公拡法に そぐわない このことから今回は公拡法を適用せずに売買を行うことが適当 Q29 公拡法第 4 条 第 5 条について 都市計画区域内の土地 (5 万坪 ) の申出をしたが協議不成立となり その後に譲渡 先が決まった場合には 法第 4 条の届出は必要か
8 A29 法第 5 条第 2 項の規定により 協議不成立の場合は 1 年間は第 4 条の届出は必要な い Q30 公拡法第 6 条について申出者が死亡した場合の買取協議通知書の相手方について 死亡した申出者の相続人のうち 申出者と同居していた相続人のみに通知し その他の相続人には通知しなくても良いか A30 買取協議通知書の相手方は相続人全員である Q31 公拡法第 6 条について 公拡法第 6 条の土地の買取協議について 買取目的を示す際に根拠資料の提出が必 要か A31 買取目的の明らかになっている範囲内において できる限り具体的に示すべきであ る Q32 公拡法第 9 条について 県道整備 ( 事業主体は県 ) に係る代替地にするため 市から買い取りたい旨希望が あった この場合買い取りは可能か A32 事業施行者が代替地の取得を土地開発公社に委託して行うこともあることから 事 業施行者以外のものが代替地を取得することは問題ない Q33 公拡法第 9 条について 公拡法第 9 条に該当しないものについて 市町村が買取希望をした場合 買取協議 団体として決定し 通知することは可能か A33 法第 9 条は 法により先買いされた土地を 届出ないし譲渡制限等を受け買い取られたものであり 通常の私的取引によって買い取られたものではないことから 相当の公共性 公益性を有する目的のために使用する必要があるため設けられたものである 法の目的に沿うべきである
9 Q34 公拡法第 9 条について 都市施設に駐輪場は含まれるか A34 含まれる Q35 公拡法第 9 条について 公社がデイサービス施設の用地として取得する場合に 公拡法の申出対象となるか A35 デイサービス施設は第 9 条 1 項 1 号または 2 号に該当すると考えられる Q36 公拡法第 9 条について 都市施設に実習田は含まれるか A36 含まれる Q37 公拡法第 9 条について企業に工業用地として町有地を売却する予定である 企業側では 隣接地 4 筆を付け足して購入する予定であるが 公拡法の規定を適用して町が隣接地を買い上げ その後に他の町有地と併せて売却することは可能か A37 工場誘致予定地区の先買いはできない また この場合は法第 9 条第 1 項の事業に 該当しない Q38 公拡法第 9 条について集団移転に伴い 移転先の土地を土地開発公社が買収 あっせんを行う場合 公拡法の該当としてよいか 土地開発公社が買収 あっせんを行う個別移転の場合も公拡法の該当としてよいか A38 上記 2 つとも可能である
10 Q39 公拡法第 9 条について 倒産したショッピングビルについて 市町村が土地及び建物を買上げ 公民館等公 共施設及び地元企業に貸出す場合 法第 9 条第 1 項に該当するか A39 該当しない Q40 公拡法第 9 条について 国体会場のテント村を公拡法の適用としてよいか A40 可能である ( 本省確認済み ) Q41 公拡法第 9 条について 火葬場の緩衝帯として土地を購入したいと考えているが 公拡法が適用されるか A41 適用されない ( 本省確認済み ) Q42 公拡法第 9 条についてこれから5 6 年後に予定している事業 ( 空港関係 ) について 先に公拡法の適用はできるのか また 先に公拡法の適用ができたとして 今回の事業がなくなってしまった場合 税制特例 (1500 万控除 ) のペナルティはあるのか A42 買取目的が空港のためであれば 公拡法の規定による買取申出は可能 事情の変更により当初の目的とは別の用途に使用せざるを得なくなった場合も 法第 9 条 1 項各号に該当するものあれば1500 万円の控除は取消されない 当初の予定とは別の用途に使用する場合は 旧地権者や地域住民等の疑惑 批判を招くことがないよう留意すること また 法第 9 条 1 項各号の事業のために用いることができない場合は 控除との差額分を納税しなければならない Q43 公拡法第 9 条について 県が事業主体となる空港事業について 市町村が公拡法の適用を受け 先に買い取 ることは可能か ( 事業開始時に県に有償譲渡する予定 )
11 A43 法第 6 条第 1 項の手続により買い取られた土地は 法第 9 条第 1 項の規定により都市計画法第 4 条第 5 項に規定する都市施設に関する事業等 またはこれらの事業に係る代替地にしなければならないと規定しており これらの事業主体は必ずしも本制度に基づき土地の先買いを行ったものに限らない よって 市町村が公拡法の規定により先買いをすることは可能 Q44 公拡法第 9 条について 子育て支援センターを公拡法の適用としてよいか A44 可能である Q45 公拡法第 9 条について市町村が公拡法により 都市計画道路事業の用地買収に伴い転出する地権者のための代替地用に購入した土地について 一部買手がつかず塩漬け状態になっている この場合 民間業者に売却することは可能か A45 代替地として取得した用地を民間業者に売却することはできない しかし 先買い した土地の目的外使用は公拡法第 9 条第 1 項各号の範囲内であれば 目的以外の使用 は可能 Q46 公拡法第 9 条について市町村施行の街路事業において 公拡法を適用し 駐車場及び資材置き場等の工事付帯施設として残地を購入し 使用したいが問題ないか また 事業が終了した場合はどのような扱いとすればよいか A46 工事付帯施設としての購入及び使用は 土地収用法第 3 条に掲げる収用適格事業であるかどうか また 収用適格事業である場合でも 本当に収用すべき内容であるかどうかという事業認定手続きが別途必要 しかし 認定されても公拡法の趣旨から考えると 一時的ではなく 恒久的に使用することが原則 そのため 一時使用を目的とした用地購入は公拡法を適用することはできない
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