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1 Windows NT 版 Windows 2000 版 Windows 2003 版 PP 編 (ESMPRO/WebSAM) 第 10 版

2 改版履歴 版数改版年月日改版ページ内容第 1 版 新規第 2 版 ~61 62~ ~ ~239 第 3 版 第 4 版 ESMPRO/FileTransfer を改版 1.5 ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition を改版 1.12 ESMPRO/ ESMPRO/AppManager Ver4.x 内 動作環境 に CLUSTERPRO Ver7.0 対応を 加筆 2.1 WebSAM AppManager Ver5.0 を新規に追加 2.2 WebSAM Performance Management を新規に追加 1.1 ESMPRO/ServerAgent を修正 1.2 ESMPRO/ServerManager を修正 205~ WebSAM/ Netvisor を修正 第 5 版 2004/08/ Oracle 監視設定 の注意事項を削除 第 6 版 2005/02/25 第 7 版 2005/03/25 第 8 版 2005/04/15 第 9 版 2006/01/20 第 10 版 2006/06/ ESMPRO/ ServerAgent を改版 1.2 ESMPRO/ ServerManager を改版 221~ WebSAM/ Netvisor を改版 100~ ~ ~ ESMPRO/AutomaticRunningController, AC Enterprise:SNMP を改版 1.8 ESMPRO/AutomaticRunningController, PowerChute plus: ミラーリングクラスタモデル を改版 1.9 ESMPRO/AutomaticRunningController, ESMPRO/UPSManager, PowerChute Business Edition: ミラーリングクラスタモデル を新規に追加 1.1 ESMPRO/ ServerAgent を改版 1.2 ESMPRO/ ServerManager を改版 204~ ESMPRO/ClientManager を改版 2

3 はじめに CLUSTERPRO システム構築ガイド は クラスタシステムに関して システムを構築する管理者 およびユーザサポートを行うシステムエンジニア 保守員を対象にしています 本書では CLUSTERPRO 環境下での動作確認が取れたソフトウェアをご紹介しています ここでご紹介するソフトウェアや設定例は あくまで参考情報としてご提供するものであり 各ソフトウェアの動作保証をするものではありません 補足情報 OS のアップグレードについて クラスタサーバの OS をアップグレードする場合 手順を誤ると予期せぬタイミングでフェイルオーバが発生したり 最悪の場合 システム上にダメージを与える可能性があります セットアップカードの手順に沿って OS をアップグレード願います サービスパックの適用もこれに準じます 適用範囲 本書は CLUSTERPRO Ver5.0 CLUSTERPRO Ver6.0 および CLUSTERPRO for Windows Ver7.0 を対象としています CLUSTERPRO for Windows Ver7.0 に対応する記述がある製品については収録ガイド別構築ガイド一覧をご覧ください Windows 2000/Windows 2003 対応について ハードウェア クラスタシステムで使用するハードウェアの Windows 2000/Windows 2003 対応状況については 製品通知などでご確認ください CLUSTERPRO は日本電気株式会社の登録商標です Microsoft, Windows および Windows NT は米国 Microsoft Corporation の 米国およびその他の国における登録商標または商標です CLARiiON ATF, CLARiiON Array Manager は米国 EMC 社の商標です Oracle Parallel Server は米国オラクル社の商標です VERITAS, VERITAS ロゴおよび VERITAS Volume Manager は VERITAS Software Corporation の登録商標または商標です その他のシステム名 社名 製品名等はそれぞれの会社の商標及び登録商標です 3

4 CLUSTERPRO ドキュメント体系 CLUSTERPRO のドキュメントは CLUSTERPRO をご利用になる局面や読者に応じて以下の通り分冊しています 初めてクラスタシステムを設計する場合は システム構築ガイド 入門編 を最初にお読みください セットアップカード ( 必須 ) 設計 構築 運用 保守製品添付の資料で 製品構成や動作環境などについて記載しています システム構築ガイド 入門編 ( 必須 ) 設計 構築 運用 保守クラスタシステムをはじめて設計 構築する方を対象にした入門書です システム設計編( 基本 / 共有ディスク, ミラーディスク ) ( 必須 ) 設計 構築 運用 保守クラスタシステムを設計 構築を行う上でほとんどのシステムで必要となる事項をまとめたノウハウ集です 構築前に知っておくべき情報 構築にあたっての注意事項などを説明しています システム構成が共有ディスクシステムかミラーディスクシステムかで分冊しています システム設計編( 応用 ) ( 選択 ) 設計 構築 運用 保守設計編 ( 基本 ) で触れなかった CLUSTERPRO のより高度な機能を使用する場合に必要となる事項をまとめたノウハウ集です クラスタ生成ガイド( 共有ディスク, ミラーディスク ) ( 必須 ) 設計 構築 運用 保守 CLUSTERPRO のインストール後に行う環境設定を実際の作業手順に沿って分かりやすく説明しています システム構成が共有ディスクシステムかミラーディスクシステムかで分冊しています 運用/ 保守編 ( 必須 ) 設計 構築 運用 保守クラスタシステムの運用を行う上で必要な知識と 障害発生時の対処方法やエラー一覧をまとめたドキュメントです GUI リファレンス ( 必須 ) 設計 構築 運用 保守クラスタシステムの運用を行う上で必要な CLUSTERPRO マネージャなどの操作方法をまとめたリファレンスです コマンドリファレンス ( 選択 ) 設計 構築 運用 保守 CLUSTERPRO のスクリプトに記述できるコマンドやサーバまたはクライアントのコマンドプロンプトから実行できる運用管理コマンドについてのリファレンスです API リファレンス ( 選択 ) 設計 構築 運用 保守 CLUSTERPRO が提供する API を利用してクラスタシステムと連携したアプリケーションを作成する場合にお使いいただくリファレンスです ハードウェア構築編 ( 必須 ) 設計 構築 運用 保守 Express サーバ本体や共有ディスクなど クラスタシステムのハードウェア構築に必要な仕様 諸元についてまとめたドキュメントです ハードウェア現調編 ( 必須 ) 設計 構築 運用 保守ハードウェアの設置環境や 接続 設定方法などについてまとめたドキュメントです PP 編 ( 選択必須 ) 設計 構築 運用 保守この編に記載されている各 PP は CLUSTERPRO と連携して動作することができます 各 PP が CLUSTERPRO と連携する場合に必要な設定や スクリプトの記述方法 注意事項などについて説明しています 使用する PP については必ずお読みください 注意制限事項集 ( 選択 ) 設計 構築 運用 保守クラスタシステム構築時 運用時 異常動作等障害対応時に注意しなければならない事項を記載したリファレンスです 必要に応じてお読みください 4

5 1 ESMPRO ESMPRO/ServerAgent 機能概要 機能範囲 動作環境 インストール / アンインストール / アップデート手順 アラートビューアでの表示について 注意事項 ESMPRO/ServerManager 機能概要 機能範囲 動作環境 インストール アップデートインストール /Update パッケージ適用 アンインストール 操作説明 スクリプトの記述例 注意事項 ESMPRO/JMSS 機能概要 機能範囲 動作環境 インストール手順 ( 片方向システムの場合 ) クラスタ設定 TOOL での設定方法 (Ver6.1 以降 ) インストール手順 ( 双方向システムの場合 ) アンインストール手順 注意事項 その他 ESMPRO/FileTransfer 機能概要 機能範囲 動作環境 インストール手順 スクリプト作成の注意事項 スクリプトサンプル 注意事項 その他 ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition 機能概要 機能範囲 動作環境 インストール手順 スクリプトサンプル 注意事項 ESMPRO/AutomaticRunningController,AC Enterprise:I-UPS 機能概要

6 1.6.2 機能範囲 動作環境 インストール手順 停電時のシャットダウン スクリプト作成の注意事項 注意事項 その他 ESMPRO/AutomaticRunningController,AC Enterprise:SNMP 機能概要 機能範囲 動作環境 インストール手順 停電時のシャットダウン スクリプト作成の注意事項 注意事項 その他 ESMPRO/AutomaticRunningController, PowerChute plus: ミラーリングクラスタ モデル 機能概要 機能範囲 インストール手順 停電時のシャットダウン スクリプト作成の注意事項 注意事項 その他 ESMPRO/AutomaticRunningController, ESMPRO/UPSManager, PowerChute Business Edition: ミラーリングクラスタモデル 機能概要 機能範囲 インストール手順 停電時のシャットダウン スクリプト作成の注意事項 注意事項 その他 ESMPRO/PrintManager 機能概要 機能範囲 動作環境 インストール手順 スクリプト作成の注意事項 スクリプトサンプル 注意事項 ESMPRO/ClientManager 機能概要 機能範囲 動作環境 インストール手順 注意事項

7 1.12 ESMPRO/AppManager Ver 機能概要 機能範囲 動作環境 運用形態 ESMPRO 連携 リポジトリ 管理サーバのクラスタ化手順 クラスタ化されたアプリケーションの管理 注意事項 ESMPRO/AppManager Ver4.x 機能概要 機能範囲 動作環境 運用形態 ESMPRO 連携 リポジトリ 管理サーバのクラスタ化手順 クラスタ化されたアプリケーションの管理 注意事項 ESMPRO/BOM 機能概要 機能範囲 動作環境 クラスタ化におけるサーバソフトウェアの監視設定の留意事項 WebSAM WebSAM/Netvisor 機能概要 動作環境 インストール手順 アップデートインストール 修正モジュール適用手順 アンインストール手順 注意事項 スクリプトサンプル WebSAM NetvisorPro Ver 機能概要 動作環境 インストール手順 アンインストール手順 注意事項 スクリプトサンプル WebSAM AppManager Ver 機能概要 機能範囲 動作環境 運用形態 ESMPRO 連携 クラスタシステム上で AppManager 全機能を使用する運用形態のクラスタ化手 順 285 7

8 2.3.7 クラスタシステム上で AppManager 管理マネージャのみ使用する運用形態のク ラスタ化手順 クラスタシステム上のアプリケーションを他サーバで監視する運用形態 注意事項 WebSAM Performance Management 機能概要 機能範囲 動作環境 運用形態 クラスタ化手順

9 1 ESMPRO 1.1 ESMPRO/ServerAgent 機能概要 ESMPRO/ServerAgent は ESMPRO/ServerManager とともに ESMPRO シリーズの中核となり Express サーバのハードウェア ソフトウェアを対象にした構成管理 障害管理 性能管理のための管理ソフトウェアです ESMPRO/ServerAgent は 被管理サーバ内の CPU メモリ ディスク LAN ボード等を監視し ESMPRO/ServerManager へ構成情報 稼動情報 障害情報等を通知します また ESMPRO/ServerAgent は障害発生時に ESMPRO/ServerManager の他にリモート保守 (ALIVE) センタやページャへの通報も行います ESMPRO/ServerAgent は 現用系サーバと待機系サーバで別々に運用する形態となります 機能範囲 ESMPRO/ServerAgent は現用系と待機系の各サーバで独立して動作するため 個々のサーバの監視についての機能上の制限はありません ただし 切替ディスクに対してはエラー情報の監視 / 通報 予防保守および統計情報の待機系サーバへの引継ぎができません 切替ミラーディスクに対してはローカルディスクと同様にエラー情報の監視 / 通報 予防保守を行いますが 統計情報の待機系サーバへの引継ぎができません 現用系サーバで設定した空き容量監視機能のしきい値 監視の有効 / 無効は フェイルオーバが発生した場合 待機系サーバへ引き継がれません 必ず 待機系サーバでしきい値 監視の有効 / 無効を設定しなおしてください 動作環境 ESMPRO/ServerAgent は Windows NT Windows 2000 および Windows2003 上で動作します インストール / アンインストール / アップデート手順 ESMPRO/ServerAgent のインストールは現用 / 待機両系別々に ローカルディスクにインストールします ESMPRO/ServerAgent のインストール / アンインストール / アップデート自体は 複数のサーバにインストール / アンインストール / アップデートすること以外は通常のインストール / アンインストール / アップデートと同じです ただし インストールされている他の ESMPRO/WebSAM 製品 ( 以後他の製品と記述します ) があり その製品がフェールオーバ対応している場合には考慮する必要があります フェールオーバ対応している他の製品がある場合は クラスタシステムを停止して作業を行ってください 確認手順は以下に示します また インストール / アンインストール / アップデート後に Alert Manager Socket(R) Service のスタートアップの種類が 手動 から 自動 に変更される場合があります インストール / アンインストール / アップデートを行った場合には Alert Manager Socket(R) Service のスタートアップの種類を確認し 自動 に変更されている場合には 手動 に変更してください ( フェールオーバ対応している他の製品がある場合のみ必要です ) 9

10 クラスタシステムの停止を必要であるかの確認方法 ESMPRO/ServerAgent と関係ある他の製品がフェイルオーバ対応されているかの確認 または 他の製品がインストールされているかの確認は 下記手順で行ってください ESMPRO/ServerAgent と関係ある他の製品がフェールオーバ対応であればクラスタシステムを停止して インストール / アンインストール / アップデートを行ってください クラスタシステムを停止しないで作業するとフェールオーバする場合があります ESMPRO/ServerAgent と関係ある他の製品確認方法下記レジストリキーの値を確認してください レジストリのキーが存在している場合は フェイルオーバ対応状況確認が必要になりますキー : HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\NEC\NVBASE また インストールされている製品は以下のレジストリで確認できます 以下のレジストリは以下に製品名が登録されており かつ製品名のデータが use となっている場合 キー : HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\NEC\NVBASE\PP ESMPRO/ServerAgent と関係のある他の製品のフェイルオーバ対応状況確認手順下記レジストリキーの値を確認してください レジストリの値が存在し 切り替えパーティションの場所を指定している場合は すでに他の製品がフェイルオーバに対応したセットアップを行っている環境です キー : HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\NEC\NVBASE 名前 : WorkDir 10

11 1.1.5 アラートビューアでの表示について クラスタ構成のサーバでアラートのイベントが発生し ServerManager に通報した場合 ServerManager( アラートビューア機能 ) で以下のような現象が発生することがあります 発生元の IP アドレスに Public-LAN 以外のアドレスが表示される 発生元が稼動系の場合に IP アドレスが FIP のアドレスで表示される 発生元のサーバ名が不明なサーバと表示される このような場合には CLUSTERPRO の WinSock Wrapper を使用することで回避できます 以下の手順で WinSock Wrapper を設定します (1) ServerManager への通報手段をマネージャ通報 (TCP/IP In-Band) へ変更します. 1 (2) Windows NTのWinSockのDLLをServerAgent( アラート通報機能 ) のセットアップ先のディレクトリへコピーして wsock.dll というファイル名にリネームします. コピー元 [Windows NTのシステムディレクトリ ]\system32\wsock32.dll コピー先 [ESMPRO/ServerAgentのセットアップ先ディレクトリ]\AlertMan\Program\wsock.dll (3) CLUSTERPRO のWinSock WrapperのDLLをServerAgent ( アラート通報機能 ) のセットアップ先のディレクトリへコピーします. コピー元 [CLUSTERPRO のセットアップ先ディレクトリ ]\armmontr\wsock32.dll コピー先 [ESMPRO/ServerAgentのセットアップ先ディレクトリ]\AlertMan\Program\wsock32.dll (4) ARMWSSET コマンド 2 で WinSock Wrapper に渡す IP アドレスを設定します. 設定するモジュールは次の 3 つです AMVSCKS.EXE AMVMAIN.EXE AMSADM.EXE ARMWSSET コマンドの書式 armwsset /p IP アドレスを渡すプログラムのパス名 IP アドレス 例えば, ESMPRO/ServerAgent が C:\ESM へセットアップされている環境で Public-LAN 側の IP アドレスが の場合 armwsset /p C:\ESM\\AlertMan\Program\AMVSCKS.EXE armwsset /p C:\ESM\\AlertMan\Program\AMVMAIN.EXE この回避方法は TCP/IP in-band での通報でのみ有効です. WindowsNT の SNMP サービスの仕様に起因して SNMP 通報で回避できません. 2 armwsset コマンドは CLUSTERPRO/ARM に含まれています. 11

12 armwsset /p C:\ESM\\AlertMan\Program\AMSADM.EXE となります. 設定状態を確認するまたは設定を解除する場合には以下のオプションを使用してください. ARMWSSET のその他のオプションの書式 armwsset /L 設定状況を確認します. armwsset /DEL 設定を解除します. (5) クラスタ内のすべてのサーバで上記の設定を行います. 上記設定は次回のクラスタ起動時から有効です 注意事項 (1)ESMPRO/ServerAgent と CLUSTERPRO のバージョン互換は次の通りです CLUSTERPRO ~2.0 CLUSTERPRO 3.0~ ESMPRO/ServerAgent ~3.0 ESMPRO/ServerAgent 3.1 ( 注 1) ( 注 2) ESMPRO/ServerAgent 3.2~ ( 注 1) ESMPRO/ServerAgent 3.1 インストール後 UPDATE プログラムを実行する必 要があります 詳細は NEC 5800 シリーズ ESMPRO/ServerAgent Ver3.1 セットアップカード を参照願います ( 注 2) CLUSTERPRO を ~ 2.0 から 3.0 ~ にバージョンアップした場合 ESMPRO/ServerAgent 3.1 であっても 3.1 を再インストールする必要があ ります (2)ESMPRO/ServerAgent と CLUSTERPRO / データミラーリングのバージョン互換は次の通りです ESMPRO/ServerAgent 3.1~ データミラーリング 4.1~ (3)ESMPRO/ServerAgent と以下の製品との共存はできません ESMPRO/ClientManager ESMPRO/Netvisor SystemScope/UXServerManager(MG) 12

13 1.2 ESMPRO/ServerManager 機能概要 ServerManager は CLUSTERPRO と連携して動作し オペレーションウィンドウ上にクラスタシステム クラスタを構成する個々のサーバの状態を表示します また ServerManager Ver 4.16 からは フェイルオーバ発生時のデータ引継ぎに対応しており 現用系サーバのマップ サーバアイコン情報やアラート情報を待機系に引き継ぐことができます 機能範囲 ServerManager は 通常のシステムへのサーバ管理機能に加えて CLUSTERPRO システムの自動検出機能を提供します オペレーションウィンドウより TCP/IP ホストの発見 を実行すると ネットワーク上のクラスタシステムを自動的に検出し 登録することができます クラスタマップアイコン クラスタアイコン サーバアイコン クラスタマップアイコンクラスタシステムをひとつのまとまりとして表示するためのマップです 以下の クラスタアイコン / サーバアイコンの状態色の総和 ( 最も重要度の高い色 ) が表示されます クラスタアイコン CLUSTERPRO マネージャによって管理される クラスタとしての状態色が重要度に応じて表示されます サーバアイコン ESMPRO/ServerAgent によって管理される 現用系 / 待機系それぞれのサーバの状態色が重要度に応じて表示されます 13

14 1.2.3 動作環境 ServerManager をクラスタシステムとは別の監視用コンピュータにインストールする場合は 通常通り インストレーションガイドに従って インストール及び設定を行ってください なお クラスタアイコンにクラスタとしての状態色を反映させるには CLUSTERPRO マネージャのインストールが必要です まず ServerManager をインストールした後に CLUSTERPRO マネージャをインストールします クラスタシステムへインストールする場合は システム環境や ServerManager のバージョンに注意が必要です 次章を参照してください クラスタシステムへのインストール クラスタシステムへインストールする場合は すでにインストールされている製品の構成 これからインストールする ServerManager のバージョンにより 制約が発生する場合があります システム環境 SM ハ ーシ ョン SM Ver3.x SM Ver4.0 SM Ver4.1 ~Ver4.15 SM Ver4.16~ ESMPRO/BASE 関連製品インストール済みフェイルオーバ対フェイルオーバ非応対応 ( インストールできません ) (*1) (*2) 関連製品インストールなし (*2) (*3) *1 フェイルオーバ時のデータ引継ぎに対応したインストールを行います 他の製品でフェイルオーバ対応済みの環境へのインストール *2 フェイルオーバ時のデータ引継ぎには対応しない通常のインストールを行います ServerManager のインストレーションガイドを参照 ( 通常のインストール ) *3 フェイルオーバ時のデータ引継ぎに対応するかどうかを選択できます 対応する場合 新規インストール 対応しない場合 ServerManager のインストレーションガイドを参照 ( 通常のインストール ) SM バージョン これからインストールを行う ServerManager のバージョンです これはインストーラ起動直後に表示される README で確認することができます インストーラを起動しても README が表示されないものは フェイルオーバに対応していないバージョン (Ver3.x) です 14

15 ESMPRO/BASE 関連製品 ESMPRO/BASE とは ESMPRO WebSAM 製品で共通に使用している通信基盤コンポーネントです このコンポーネントを使用する ESMPRO/BASE 関連製品にはおもに以下のものがあります ClientManager Netvisor NetvisorPro UXServerManager インストールの有無が不明な場合は 以下のレジストリキーの有無を確認してください キー : HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\NEC\NVBASE キーが存在する場合 ESMPRO/BASE 関連製品のいずれか ( もしくは複数 ) がインストールされていることを意味します フェイルオーバ対応 / 非対応 ESMPRO/BASE 関連製品がインストール済みのとき その環境がフェイルオーバ発生時のデータ引継ぎに対応したものかどうかを意味します 不明な場合は 以下のレジストリの値を確認してください キー : HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\NEC\NVBASE 名前 : WorkDir WorkDir には ESMPRO/BASE のワークディレクトリへのフルパスが設定されています このパスが 切り替えパーティションのドライブにある場合は すでに ESMPRO/BASE 関連製品がフェイルオーバ発生時のデータ引継ぎに対応した設定を行っている環境です 15

16 1.2.4 インストール 流れ図を参考に 操作説明 に従ってインストールを行ってください 新規インストール 現用系 待機系 ServerManager のインストール サービスの スタートアップの種類 の変更 ワークディレクトリの移動 ワークディレクトリの削除 ワークディレクトリのアクセス権設定 マネージャ名の設定 レジストリの編集 同期レジストリの登録 起動 / 停止スクリプトの設定 クラスタシャットダウン の部分は現用系 待機系それぞれのサーバで個別に作業を行ってください の部分は現用系 待機系それぞれのサーバで同じ作業を行ってください の部分はクラスタマネージャ上で作業を行ってください 同期レジストリの登録は 現用系 待機系それぞれのレジストリの編集が完了してから行うようにしてください 16

17 他の製品でフェイルオーバ対応済みの環境へのインストール 現用系 待機系 起動 / 停止スクリプトの削除 ServerManager のインストール サービスの スタートアップの種類 の変更 同期レジストリの登録 起動 / 停止スクリプトの設定 クラスタシャットダウン の部分は現用系 待機系それぞれのサーバで同じ作業を行ってください の部分はクラスタマネージャ上で作業を行ってください 同期レジストリの登録は 現用系 待機系それぞれのサービスの スタートアップの種類 の変更が完了してから行うようにしてください アップデートインストール /Update パッケージ適用 流れ図を参考に 操作説明 に従ってアップデートインストール /Update パッケージ適用を行ってください 現用系待機系 起動 / 停止スクリプトの削除 アップデートインストール /Update パッケージ適用 サービスの スタートアップの種類 の変更 起動 / 停止スクリプトの設定 クラスタシャットダウン の部分は現用系 待機系それぞれのサーバで同じ作業を行ってください の部分はクラスタマネージャ上で作業を行ってください 17

18 1.2.6 アンインストール 流れ図を参考に 操作説明 に従ってアンインストールを行ってください 現用系待機系 起動 / 停止スクリプトの削除 同期レジストリの削除 ServerManager のアンインストール 起動 / 停止スクリプトの設定 クラスタシャットダウン の部分は現用系 待機系それぞれのサーバで同じ作業を行ってください の部分はクラスタマネージャ上で作業を行ってください 操作説明 インストール / アップデートインストール /Update パッケージ適用 / アンインストールの流れ図の個々の手順について記述します ServerManager のインストール ServerManager のインストレーションガイドを参照して ServerManager をインストールしてください 現用系でインストールを行う場合には 切り替えパーティションを使用可能な状態にしてからインストールを行ってください ただし ServerManager のインストール先に切り替えパーティションを指定しないようにしてください インストールの完了後に再起動を促すダイアログが表示されますが 再起動を行なわずに流れ図の次の作業を行ってください クラスタシステム上の全サーバへのインストール先は同一ドライブ 同一ディレクトリにしてください レジストリ情報を共有するため サーバ間でインストール先が異なると正常に動作しません アップデートインストール /Update パッケージ適用アップデートインストール /Update パッケージ適用を行ってください 必ず現用系 / 待機系サーバで同じバージョンのアップデートインストール /Update パッケージ適用を行うようにしてください 現用系でアップデートインストール /Update パッケージ適用を行う場合には 切り替えパーティションを使用可能な状態にしてからインストールを行ってください インストールの完了後に再起動を促すダイアログが表示されることがありますが 再起動を行なわずに流れ図の次の作業を行ってください 18

19 ServerManager のアンインストール アプリケーションの追加と削除 (OS によっては プログラムの追加と削除 ) から ServerManager のアンインストールを行ってください 現用系でアンインストールを行う場合には 切り替えパーティションを使用可能な状態にしてからアンインストールを行ってください アンインストールの完了後に再起動を促すダイアログが表示されますが 再起動を行なわずに流れ図の次の作業を行ってください サービスの スタートアップの種類 の変更下記に示す ServerManager 関連のサービス のスタートアップの種類をすべて 手動 に変更してください Alert Manager Socket(R) Service Dmi Event Watcher ESM Alert Service ESM Base Service ESM Command Service ESM Remote Map Service ESMPRO/SM Trap Redirection ESMPRO/SM Base Service すでにスタートアップの種類が 手動 となっているサービスもあります 手動の設定となっているサービスは変更を行う必要はありません ワークディレクトリの移動ワークディレクトリ ( 通常は \Program Files\Esmpro\Nvwork) を切替えパーティションに移動してください マネージャ名の設定手順に従ってマネージャ名の設定を行ってください 1. テキストエディタを開き 下記記述例に従ってマネージャ名の記述を行います < 記述例 > CommunityName:"mgr_ESMPRO" 仮想コンピュータ名が "ESMPRO" の場合上記の記述となります "ESMPRO" の部分は仮想コンピュータ名を記述してください ":" の後は半角スペースまたはタブのみ記述可能です 行の最後は改行してください 2. "nvisord.cf" というファイル名前で保存します 3. 保存したファイルを切替えパーティションのワークディレクトリ配下の "local" ディレクトリ (~Nvwork\local) 配下に格納してください ワークディレクトリの削除ワークディレクトリ ( 通常は \Program Files\Esmpro\Nvwork) を削除してください 待機系でのみ行う作業です 現用系のワークディレクトリを削除しないようにご注意ください 19

20 ワークディレクトリのアクセス権設定ワークディレクトリとワークディレクトリ配下のすべてのディレクトリにアクセス権を設定します アクセス権の設定はエクスプローラのプロパティから行います プロパティの セキュリティ タブから アクセス権 を選択し以下のアクセス権を設定してください Administrators Everyone SYSTEM フルコントロール読み取りと実行権フルコントロール ServerManager のインストール時に ESMPRO ユーザグループでデフォルト (Administrators) 以外の ESMPRO ユーザグループを設定した場合には設定したユーザグループを追加し フルコントロールのアクセス権を設定してください レジストリの編集 以下のレジストリ内容をレジストリエディタを使って変更してください 1 キー : ~NEC\NVBASE 名前 : WorkDir データ : 移動先のパス 2 キー : ~NEC\NVBASE 名前 : GeneralFilter データ : 移動先のパス \Alert\filter\genericsg 3 キー : ~NEC\NVBASE 名前 : DiosaFilter データ : 移動先のパス \Alert\filter\odiosasg 4 キー : ~NEC\NVBASE\AlertViewer 名前 : AlertPath データ : 移動先のパス \alert 5 キー : ~NEC\NVBASE\AlertViewer\AlertType 配下のすべてのキー (*2) 名前 : AniCurrent AniCurrent を削除してください 6 キー : ~NEC\NVBASE\AlertViewer\AlertType 配下のすべてのキー (*2) 名前 : WavCurrent WavCurrent を削除してください 7 キー : ~NEC\ESMSM\CurrentVersion\ODBC 名前 : LocalFileDirectory データ : 移動先のパス \ESMPRO (*1) ~NEC:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\NEC を省略しています (*2) 5 6 のレジストリはインストール直後では設定されないため削除は不要です (*3) 存在するすべてのレジストリキーを意味します 例 : インストール先 C:\Program Files\esmpro\nvwork から切り替えパーティション X ドライブの \work ディレクトリ (X:\nvwork) へ移動した場合 ~NEC\NVBASE\WorkDir のデータ "x:\nvwork" ~NEC\NVBASE\GeneralFilter のデータ "x:\nvwork\alert\filter\genericsg" ~NEC\NVBASE\DiosaFilter のデータ "x:\nvwork\alert\filter\odiosasg" ~NEC\NVBASE\AlertViewer\AlertPath のデータ "x:\nvwork\alert" 20

21 同期レジストリの登録 CLUSTERPRO マネージャ上で ServerManager の使用するレジストリを同期レジストリとして登録します 同期レジストリは CLUSTERPRO マネージャのフェイルオーバグループで設定します プロパティ の レジストリ タブに以下のレジストリを追加してください すでに他の製品をインストールされている場合は 以下のレジストリのいずれかが設定されている場合があります すでに設定されている同期レジストリについては設定する必要はありません HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\NEC\ESMSM HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\NEC\NVBASE HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\NEC\ESMAlertMan\BaseSetting\Receive HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\NEC\ESMAlertMan\Socket\Socketr HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Nvbase 同期レジストリの削除 CLUSTERPRO マネージャ上で登録した同期レジストリを削除します 同期レジストリは CLUSTERPRO マネージャのフェイルオーバグループで編集します 以下のレジストリを削除してください HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\NEC\ESMSM HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\NEC\NVBASE HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\NEC\ESMAlertMan\BaseSetting\Receive HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\NEC\ESMAlertMan\Socket\Socketr HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Nvbase ただし 網掛け部分の同期レジストリは他の製品で使用している可能性があります 他の製品が ESMPRO/BASE を使用している環境である場合には網掛け部分の同期レジストリの削除を行なわないようにしてください 他の製品が ESMPRO/BASE を使用している環境であるかどうかは以下の手順で確認することができます 下記レジストリキー配下に ServerManager 以外の名前が登録されており データが use となっていないか確認してください ServerManager 以外の名前が登録されており データが use となっている場合には他の製品が ESMPRO/BASE を使用しています キー : HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\NEC\NVBASE\PP 起動 / 停止スクリプトの設定 ServerManager 関連のサービスの起動 / 停止コマンドをスクリプトに記述します 起動 / 停止コマンドは CLUSTERPRO マネージャのフェイルオーバグループで編集します (1) 新規インストールの場合起動スクリプトの記述順序 ESM Base Service が一番最初に起動するように記述してください すでに記述されているサービスについては記述する必要はありません すでに他の製品により起動スクリプトに記述がある場合 必ず ESM Base 21

22 Service が一番最初に起動するように記述してください その他のサービスについては下記の順番通りに記述されていれば問題ありません 1. ESM Base Service 2. ESM Alert Service 3. Alert Manager Socket(R) Service 4. Dmi Event Watcher(*1) 5. ESM Command Service 6. ESM Remote Map Service 7. ESMPRO/SM Trap Redirection(*2) 8. ESMPRO/SM Base Service (*1) DMI アラートを受信しない場合 記述の必要はありません (*2) トラップ転送サービスを使用しない場合 記述の必要はありません 停止スクリプトの記述順序 ESM Base Service が一番最後に停止するように記述してください すでに記述されているサービスについては記述する必要はありません すでに他の製品により停止スクリプトに記述がある場合 必ず ESM Base Service が一番最後に停止されるように記述してください その他のサービスについては下記の順番通りに記述されていれば問題ありません 1. ESMPRO/SM Base Service 2. ESMPRO/SM Trap Redirection(*2) 3. ESM Remote Map Service 4. ESM Command Service 5. Dmi Event Watcher(*1) 6. Alert Manager Socket(R) Service 7. ESM Alert Service 8. ESM Base Service (*1)DMI アラートを受信しない場合 記述の必要はありません (*2) トラップ転送サービスを使用しない場合 記述の必要はありません 次の条件を満たす場合には ServerManager 関連サービスの停止コマンドの記述前後でサービス停止 / 起動の記述を追加する必要があります 追加する記述については 停止スクリプト を参照してください エクスプレス通報サービスがインストールされている場合 ServerAgent AlertManager がインストールされている場合 クラスタサーバに CLUSTERPRO マネージャをインストールしている場合 スクリプトおよびコマンドの詳細については CLUSTERPRO システム構築ガイドを参照してください スクリプトの記述例は スクリプトの記述例 を参照してください (2) 他の製品でフェイルオーバ対応済みの環境へのインストールの場合 起動 / 停止スクリプトの削除 で削除を行った他の製品の起動 / 停止スクリプトの記述を戻してください 22

23 上記記述を戻した後 (1) 新規インストールの場合 の手順に従って ServerManager 関連のスクリプトの記述を追加してください (3) アップデートインストール /Update パッケージ適用の場合 起動 / 停止スクリプトの削除 で削除を行った他の製品の起動 / 停止スクリプトと ServerManager 関連のサービスの起動 / 停止コマンドの記述を戻してください 起動 / 停止スクリプトの削除 ServerManager 関連のサービスの起動 / 停止コマンドをスクリプトから削除します 起動 / 停止コマンドは CLUSTERPRO マネージャのフェイルオーバグループで編集します 下記記述の (1) (2) で削除する起動 / 停止コマンドは 後で設定を行う際に必要になりますのでエディタに書き込むなどして取っておいてください (1) 他の製品でフェイルオーバ対応済みの環境へのインストールの場合 CLUSTERPRO システムで監視対象となっている他の製品の起動 / 停止コマンドを削除します 起動 / 停止コマンドについては 各製品のドキュメントを参照してください (2) アップデートインストール /Update パッケージ適用の場合 CLUSTERPRO システムで監視対象となっている他の製品の起動 / 停止コマンドを削除します 起動 / 停止コマンドについては 各製品のドキュメントを参照してください CLUSTERPRO マネージャ上で追加した ServerManager 関連のサービスの起動 / 停止コマンドも削除してください (3) アンインストールの場合 CLUSTERPRO マネージャ上で追加した ServerManager 関連のサービスの起動 / 停止コマンドを削除します 下記サービスを削除してください ( 記述がない場合もあります ) ESM Base Service Alert Manager Socket(R) Service ESM Alert Service Dmi Event Watcher ESM Command Service ESM Remote Map Service ESMPRO/SM Trap Redirection ESMPRO/SM Base Service CLUSTERPRO マネージャ上で追加した ServerManager 関連のサービスの起動 / 停止コマンドには ESMPRO/BASE 関連製品で使用している可能性のあるものがあります 他の製品が ESMPRO/BASE を使用している環境である場合には起動 / 停止スクリプトから ESMPRO/SM Base Service だけを削除するようにして その他のサービスの削除は行わないようにしてください 他の製品が ESMPRO/BASE を使用している環境であるかの確認は下記手順で確認 23

24 を行ってください 下記レジストリキー配下に ServerManager 以外の名前が登録されており データが use となっていないか確認してください ServerManager 以外の名前が登録されており データが use となっている場合には他の製品が ESMPRO/BASE を使用しています キー : HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\NEC\NVBASE\PP クラスタシャットダウン現用系 待機系サーバでクラスタシャットダウンを行います スクリプトの記述例 ServerManager の起動 / 停止スクリプトの記述例を記載します 起動スクリプト 起動スクリプトの記述例を記載します 網掛け部分が ServerManager の記述部分です rem * start.bat * rem * title : start script file sample * rem 起動要因チェック IF "%ARMS_EVENT%" == "START" GOTO NORMAL IF "%ARMS_EVENT%" == "FAILOVER" GOTO FAILOVER IF "%ARMS_EVENT%" == "RECOVER" GOTO RECOVER rem ActiveRecoveryManager 未動作 GOTO no_arm rem 通常起動対応処理 :NORMAL rem ディスクチェック IF "%ARMS_DISK%" == "FAILURE" GOTO ERROR_DISK ARMLOAD.EXE id_base ARMLOAD.EXE id_alert ARMLOAD.EXE id_am ARMLOAD.EXE id_dmi ARMLOAD.EXE id_cmd ARMLOAD.EXE id_rmap ARMLOAD.EXE id_trap ARMLOAD.EXE id_sm /S /M /WAIT 0 Nvbase /S /M /WAIT 0 ESMASVNT /S /M /WAIT 0 AlertManagerSocketReceiveService /S /M /WAIT 0 DmiEventWatcher(*1) /S /M /WAIT 0 Nvcmd /S /M /WAIT 0 Nvrmapd /S /M /WAIT 0 EsmTrapRedirection(*2) /S /M /WAIT 0 ESMDSVNT rem 業務通常処理 24

25 rem ARMRSP でリソースが異常状態のときに rem フェイルオーバを発生させる rem ARMRSP が異常状態になったとき rem ARMLOAD でサーバシャットダウンを発生させる rem ( 例 )ARMLOAD watchid /R 9 /H 1 ARMRSP /A /PL /PL rem プライオリティチェック IF "%ARMS_SERVER%" == "OTHER" GOTO ON_OTHER1 rem 最高プライオリティでの処理 rem ( 例 ) ARMBCAST /MSG " 最高プライオリティサーバで起動中です " /A GOTO EXIT :ON_OTHER1 rem 最高プライオリティ以外での処理 rem ( 例 ) ARMBCAST /MSG " プライオリティサーバ以外で起動中です " /A GOTO EXIT rem リカバリ対応処理 :RECOVER rem クラスタ復帰後のリカバリ処理 rem ( 例 ) ARMBCAST /MSG "Server の復旧が終了しました " /A GOTO EXIT rem フェイルオーバ対応処理 :FAILOVER rem ディスクチェック IF "%ARMS_DISK%" == "FAILURE" GOTO ERROR_DISK ARMLOAD.EXE id_base ARMLOAD.EXE id_alert ARMLOAD.EXE id_am ARMLOAD.EXE id_dmi ARMLOAD.EXE id_cmd ARMLOAD.EXE id_rmap ARMLOAD.EXE id_trap ARMLOAD.EXE id_sm /S /M /WAIT 0 Nvbase /S /M /WAIT 0 ESMASVNT /S /M /WAIT 0 AlertManagerSocketReceiveService /S /M /WAIT 0 DmiEventWatcher(*1) /S /M /WAIT 0 Nvcmd /S /M /WAIT 0 Nvrmapd /S /M /WAIT 0 EsmTrapRedirection(*2) /S /M /WAIT 0 ESMDSVNT rem フェイルオーバ後の業務起動ならびに復旧処理 25

26 rem ARMRSP でリソースが異常状態のときに rem フェイルオーバを発生させる rem ARMRSP が異常状態になったとき rem ARMLOAD でサーバシャットダウンを発生させる rem ( 例 )ARMLOAD watchid /R 9 /H 1 ARMRSP /A /PL /PL rem プライオリティのチェック IF "%ARMS_SERVER%" == "OTHER" GOTO ON_OTHER2 rem 最高プライオリティでの処理 rem ( 例 ) ARMBCAST /MSG " 最高プライオリティサーバで起動中です ( フェイルオーバ後 )" /A GOTO EXIT :ON_OTHER2 rem 最高プライオリティ以外での処理 rem ( 例 ) ARMBCAST /MSG " プライオリティサーバ以外で起動中です ( フェイルオーバ後 )" /A GOTO EXIT rem 例外処理 rem ディスク関連エラー処理 :ERROR_DISK ARMBCAST /MSG " 切替パーティションの接続に失敗しました " /A GOTO EXIT rem ARM 未動作 :no_arm ARMBCAST /MSG "ActiveRecoveryManager が動作状態にありません " /A :EXIT (*1)DMI アラートを受信しない場合 記述の必要はありません (*2) トラップ転送サービスを使用しない場合 記述の必要はありません 停止スクリプト 停止スクリプトの記述例を記載します 網掛け部分が ServerManager の記述部分となります 網掛け部分の色文字で表示されている部分は それぞれ次の条件が満たされている場合に必要な記述となります 赤文字 : エクスプレス通報サービスがインストールされている場合 青文字 : ServerAgent AlertManager がインストールされている場合 緑文字 : クラスタサーバに CLUSTERPRO マネージャをインストールしている場合 rem * stop.bat * rem * title : stop script file sample * 26

27 rem 起動要因チェック IF "%ARMS_EVENT%" == "START" GOTO NORMAL IF "%ARMS_EVENT%" == "FAILOVER" GOTO FAILOVER rem ActiveRecoveryManager 未動作 GOTO no_arm rem 通常終了対応処理 :NORMAL rem ディスクチェック IF "%ARMS_DISK%" == "FAILURE" GOTO ERROR_DISK net stop /Yes "Express PC Report" net stop /Yes "Alert Manager Main Service" Net stop /Yse "CLUSTERPRO Manager" ARMKILL.EXE id_sm ARMKILL.EXE id_trap(*2) ARMKILL.EXE id_rmap ARMKILL.EXE id_cmd ARMKILL.EXE id_dmi(*1) ARMKILL.EXE id_am ARMKILL.EXE id_alert ARMKILL.EXE id_base Net start /Yse "CLUSTERPRO Manager" net start /Yes "Alert Manager Main Service" net start /Yes "Express PC Report" rem 業務通常処理 rem リソースの異常監視を終了 rem ARMLOAD で起動した ARMRSP の終了コマンド rem watchid は ARMLOAD 指定時のものを使用する rem ( 例 )ARMKILL watchid rem プライオリティチェック IF "%ARMS_SERVER%" == "OTHER" GOTO ON_OTHER1 rem 最高プライオリティでの処理 rem ( 例 )ARMBCAST /MSG " 最高プライオリティサーバで終了中です " /A GOTO EXIT :ON_OTHER1 rem 最高プライオリティ以外での処理 rem ( 例 )ARMBCAST /MSG " プライオリティサーバ以外で終了です " /A GOTO EXIT 27

28 rem フェイルオーバ対応処理 :FAILOVER rem ディスクチェック IF "%ARMS_DISK%" == "FAILURE" GOTO ERROR_DISK net stop /Yes "Express PC Report" net stop /Yes "Alert Manager Main Service" Net stop /Yse "CLUSTERPRO Manager" ARMKILL.EXE id_sm ARMKILL.EXE id_trap(*2) ARMKILL.EXE id_rmap ARMKILL.EXE id_cmd ARMKILL.EXE id_dmi(*1) ARMKILL.EXE id_am ARMKILL.EXE id_alert ARMKILL.EXE id_base Net start /Yse "CLUSTERPRO Manager" net start /Yes "Alert Manager Main Service" net start /Yes "Express PC Report" rem フェイルオーバ後の業務起動ならびに復旧処理 rem リソースの異常監視を終了 rem ARMLOAD で起動した ARMRSP の終了コマンド rem watchid は ARMLOAD 指定時のものを使用する rem ( 例 )ARMKILL watchid rem プライオリティのチェック IF "%ARMS_SERVER%" == "OTHER" GOTO ON_OTHER2 rem 最高プライオリティでの処理 rem ( 例 )ARMBCAST /MSG " 最高プライオリティサーバで終了中です ( フェイルオーバ後 )" /A GOTO EXIT :ON_OTHER2 rem 最高プライオリティ以外での処理 rem ( 例 )ARMBCAST /MSG " プライオリティサーバ以外で終了中です ( フェイルオーバ後 )" /A GOTO EXIT rem 例外処理 rem ディスク関連エラー処理 :ERROR_DISK ARMBCAST /MSG " 切替パーティションの接続に失敗しました " /A 28

29 GOTO EXIT rem ARM 未動作 :no_arm ARMBCAST /MSG " ActiveRecoveryManager が動作状態にありません " /A :EXIT (*1)DMI アラートを受信しない場合 記述の必要はありません (*2) トラップ転送サービスを使用しない場合 記述の必要はありません 注意事項 (1) フェイルオーバ非対応の ServerManager をアップデートインストール /Update パッケージ適用でフェイルオーバ対応させることはできません 一度アンインストールを行ってからフェイルオーバ対応のインストールを行ってください (2) オペレーションウィンドウより TCP/IP ホストの発見 を行ったとき 仮想 IP アドレスまたは FIP アドレスが自動発見の対象に含まれていると アイコンが正常に登録されないことがあります 仮想 IP アドレスまたは FIP アドレスに対して自動発見が行われないようにするにはオペレーションウィンドウの " 自動発見 (TCP/IP ホスト )" ダイアログでアドレス指定ボタンをクリックし 範囲指定を行ってください (3) ServerManager と AlertManager の組み合わせにてアラートログ経由で CLUSTERPRO のイベントを通報する場合も ServerManager と同一マシンに CLUSTERPRO マネージャをインストールする必要があります このインストールを行わないと CLUSTERPRO のアラートタイプが登録されず CLUSTERPRO のイベントに対するアラートログ経由の通報を設定できません (4) クラスタシステムを参照する側のマネージャ間通信の設定は以下の通り行なってください オプション - カスタム - マネージャ間通信 メニューで相手マネージャを指定する際にマネージャ名 : クラスタシステム上のマネージャ名環境設定時に変更していなければ "mgr_ プライマリサーバ名 " 変更している場合はそのマネージャ名 IP: 仮想 IP もしくは FIP を指定してください IP に物理アドレスを指定するとマネージャ間通信が正常に機能しないので注意してください (5) ServerManager のフェイルオーバ対応での運用中に TCP/IP での通報受信の有効 / 無効の設定変更を行うとフェイルオーバが発生します TCP/IP での設定変更を行う場合には 一度クラスタシステムを停止させてから設定を行い Alert Manager Socket(R) Service のスタートアップの種類を 手動 に変更した後クラスタシステムを再開させるようにしてください (6) ESMPRO/BASE 関連製品 (Netvisor ClientManager など ) のインストール / アンインストールを行った場合 Alert Manager Socket(R) Service のスタートアップの種類が 手動 から 自動 に変更される場合があります インストール / アンインストー 29

30 ルを行った場合には Alert Manager Socket(R) Service のスタートアップの種類を確認し 自動 に変更されている場合には 手動 に変更してください スタートアップの種類が 自動 のままになっているとフェイルオーバが発生しますので注意が必要です (7) オペレーションウィンドウの [ オプション ]-[ カスタマイズ ]-[ 自マネージャ ] の設定変更やアラートビューアの [ ツール ]-[ ポート設定 ] の設定変更などを行った場合 OS の再起動を促すダイアログが表示されます OS の再起動を促すダイアログが表示された場合には CLUSTER システムの再起動が必要となりますので CLUSTERPRO の手順に従い OS を再起動してください (8) [ スタート ] メニューの [ プログラム ]-[ESMPRO]-[ServerManager]-[SNMP トラップ転送先設定 ] の設定変更を行った場合 サービスの起動を促すダイアログが表示されます サービスの起動を促すダイアログが表示された場合には 起動 / 停止スクリプトに起動 / 停止コマンドを記述してからサービスの起動を行うようにしてください (9) クラスタサーバに CLUSTERPRO マネージャをインストールしている場合 フェイルオーバ発生時に ESM Base Service がエラーとなるためクラスタサーバのシャットダウンが行われます クラスタサーバに CLUSTERPRO マネージャをインストールしている場合には 停止スクリプトの ESM Base Service を停止する前 / 後で CLUSTERPRO マネージャサービスの停止 / 起動を行う必要があります 停止スクリプトの記述についてはスクリプトの記述例の停止スクリプトを参照してください (10) ServerManager をフェイルオーバ対応で運用している場合 ServerAgent からの マネージャ通報 (TCP/IP Out-of-Band) の受信はサポートしていません 30

31 1.3 ESMPRO/JMSS 機能概要 ESMPRO/JMSS は 各ノードのローカルディスクにインストールし 管理情報を切替ディスク上に格納することにより 現用系のノードがダウンした場合でも 待機系のノードで運用を続けることができます 片方向スタンバイクラスタ上での業務実行中に 現用系ノードがダウンした場合 待機系ノードで再実行できます 片方向スタンバイクラスタの場合 現用系ノードで JMSS サーバが動作しているときは待機系ノードでは JMSS を使用した業務を実行することはできません 双方向システムとして構築すると 待機系ノードを含め 他のノードすべてを使用して業務を実行することができます 双方向システムでは ESMPRO/JMSS クラスタ連携オプションが必須となります 機能範囲 片方向システム ESMPRO/JMSS では 片方向スタンバイクラスタにおいて 通常のシングルサーバと同様に動作します フェイルオーバグループに設定されている仮想コンピュータ名を使用する事により フェイルオーバ / フェイルバック時にクライアントの接続先を手動で切り替えることなく 単一の JMSS サーバ名で運用系 / 待機系へ接続することができます フェイルオーバグループ (JMSS サーバ ) ノード 1 ノード 2 ノード 3 ノード 4 片方向システム 注意 (1)JMSS 稼働マシンのみでクラスタを構築することはできません JMSS サーバのみ クラスタ連携が可能です (2) クラスタシステム外のサーバを JMSS 稼働マシンとして追加する場合は 片方向システムであってもクラスタ連携オプションが必要となります 31

32 双方向システム ESMPRO/JMSS クラスタ連携オプションを使用すると 同一のノード群を使用する複数のフェイルオーバグループに JMSS サーバ ジョブ稼働マシンを設定することができます フェイルオーバグループ 1(JMSS1サーバ ) (JMSS サーバ ) フェイルオーバグループ 2( ジョブ稼働マシン ) フェイルオーバグループ 3( ジョブ稼働マシン ) フェイルオーバグループ 4( ジョブ稼働マシン ) フェイルオーバグループ 5 (JMSS サーバ ) ノード 1 ノード 2 ノード 3 ノード 4 双方向システム は各フェイルオーバグループのプライマリサーバを表します JMSS サーバへは仮想コンピュータ名を使用して接続することができます 同一のクラスタで複数の JMSS サーバを稼働させることはできません 上図ではフェイルオーバグループ 1 を JMSS サーバとしたので 5 を JMSS サーバとすることはできません 32

33 1.3.3 動作環境 以下のソフトウェア環境で動作します サーバ必須ソフトウェア Windows NT 4.0 Server Windows 2000 Server Windows Server 2003 ESMPRO/JMSS Ver3.0~6.1 ESMPRO/JMSS EnterpriseEdition Ver5.0~6.1 オプションソフトウェア ESMPRO/JMSS Ver5.0 クラスタ連携オプション ( 双方向システム時必須 片方向システム時も必要な場合あり ) ESMPRO/JMSS Ver6.0 クラスタ連携オプション ( 双方向システム時必須 片方向システム時も必要な場合あり ) クラスタシステム外のサーバを JMSS 稼働マシンとして追加する場合は 片方向システムであってもクラスタ連携オプションが必要となります ESMPRO/JMSS Ver4.x に関しては RL98/12 以降のインストールモジュールまたは RUR を使用する必要があります 電源断 OS のストール以外のフェイルオーバ要因でジョブの引継ぎをするには RL1999/09 以降のインストールモジュールまたは RUR を使用する必要があります ESMPRO/JMSS Ver5.0 クラスタ連携オプションは ESMPRO/JMSS Ver5.0/5.1 以降および ESMPRO/JMSS EnterpriseEdition Ver5.0/5.1 以降に対応しています ESMPRO/JMSS Ver6.0 クラスタ連携オプションは ESMPRO/JMSS Ver6.0/6.1 以降および ESMPRO/JMSS EnterpriseEdition Ver6.0/6.1 以降に対応しています ESMPRO/JMSS クラスタ連携オプションは CLUSTERPRO/ARM Ver4.2 以降に対応しています ESMPRO/JMSS Ver6.0 に関しては CLUSTERPRO の RL2000/12 以降のインストールモジュールまたは RUR に対応しています クライアント Windows NT 3.51 Workstation Windows NT 4.0 Workstation Windows 95 Windows 98 Windows Me Windows 2000 Server(ESMPRO/JMSS Ver5.1 以降 ) Windows 2000 Professional(ESMPRO/JMSS Ver5.1 以降 ) Windows XP Professional(ESMPRO/JMSS Ver6.1 以降 ) Windows Server 2003(ESMPRO/JMSS Ver6.1 以降 ) 必要なクラスタ環境切替ディスク上のドライブ仮想コンピュータ これらの環境はアクティブリカバリマネージャにて作成してください 33

34 1.3.4 インストール手順 ( 片方向システムの場合 ) 現用 / 待機両系のノードは どちらも JMSS サーバとしてインストールします 以下の手順にしたがって 現用系ノード ( 図 SV1) 待機系ノード ( 図 SV2) それぞれでインストール 初期設定を行います ここでは 現用系ノードをプライマリサーバとするフェイルオーバグループで JMSS を動作させる場合のインストール手順を説明します 現用系ノードをプライマリサーバとするフェイルオーバグループには 仮想コンピュータ名 VCOM01 切替ディスク上のドライブ X: が割り当てられているとします 片方向システムの場合 クライアントは JMSS の環境設定時に必須となります クラスタシステム外に JMSS 稼働マシンを追加する場合は クラスタ連携オプションが必須となります 34

35 クラスタ設定 TOOL での設定方法 (Ver6.1 以降 ) SV1 SV2 へのインストールおよび初期設定 以下の手順に従ってインストールおよび初期設定を行ってください (ESMPRO/JMSS Ver6.1 ESMPRO/JMSS EnterpriseEdition Ver6.1 のみ ) インストール [Express Server Startup] を使用して ESMPRO/JMSS をローカルディスクへインストールします ESMPRO/JMSS のインストール方法については ESMPRO/JMSS セットアップカード を参照してください ただし セットアップ終了時にマシンの再起動を促すメッセージが表示されますが 全ノードの設定が終了するまで再起動はしないでください ここでは C: WIN32APP JMSS にインストールすることとします サービスの設定 ESMPRO/JMSS のインストール直後に コントロールパネル の サービス で 以下のサービスのスタートアップの種類を [ 手動 ] に変更します ESMPRO/JMSS JLook Service ESMPRO/JMSS JSchedule Service レジストリ同期の設定アクティブリカバリマネージャから JMSS をインストールしたクラスタグループを選択し [ プロパティ ]-[ レジストリ ] に以下の値を設定します HKEY_LOCAL_MACHINE SOFTWARE NEC ESJM 再起動両ノードで ESMPRO/JMSS のインストール サービスの設定が完了したら アクティブリカバリマネージャより 両ノードを再起動してください 35

36 クラスタ環境設定 TOOL の実行 以下の手順に従ってクラスタ環境設定 TOOL を起動したください (ESMPRO/JMSS Ver6.1 ESMPRO/JMSS EnterpriseEdition Ver6.1 のみ ) SV1 での設定 SV1 に フェイルオーバーグループを移動してください ESMPRO/JMSS をインストールしたフォルダの JCLTOOL.EXE を起動します 次へ (N)> を押してください 1 台目を選択して 次へ (N)> を押してください 36

37 SV1 に JMSS で使用するフェイルオーバーグループが存在する場合には はい (Y) を押してください 存在しない場合には いいえ (N) を押してください 設定 TOOL が終了します フェイルオーバーグループ移動後再実行してください 仮想コンピュータ名 保留ジョブの起動方式 共有ディスクのドライブ名を入力して 次へ (N)> を押してください 37

38 内容を確認の上 正しければ 次へ (N)> を押してください 完了 を押してください 以上で SV1 での設定は終了です 38

39 SV2 での設定 SV2 に フェイルオーバーグループを移動してください ESMPRO/JMSS をインストールしたフォルダの JCLTOOL.EXE を起動します 次へ (N)> を押してください 2 台目以降を選択し 次へ (N)> を押してください 39

40 SV1 に JMSS で使用するフェイルオーバーグループが存在する場合には はい (Y) を押してください 存在しない場合には いいえ (N) を押してください 設定 TOOL が終了します フェイルオーバーグループ移動後再実行してください SV1 で設定した仮想コンピュータ名 保留ジョブの起動方式 共有ディスクのドライブ名が表示されますので 確認の上 次へ (N)> を押してください 40

41 内容を確認の上 正しければ 次へ (N)> を押してください 完了 を押してください 以上で SV2 での設定は終了です 再起動両ノードで設定が完了したら ARM マネージャより両ノードを再起動してください 41

42 クライアントへのインストールおよび初期設定 以下の手順に従ってインストールおよび初期設定を行ってください (ESMPRO/JMSS Ver6.1 ESMPRO/JMSS EnterpriseEdition Ver6.1 のみ ) インストールクライアントのインストール方法は ESMPRO/JMSS セットアップカード を参照してください 設定 TOOL の実行 JMSS サーバ上の ESMPRO/JMSS インストールディレクトリにある JCLTOOL.EXE を実行します 次へ (N)> を押してください 42

43 仮想コンピュータ名を入力してください 完了 を押してください 以上でクライアントの設定は完了です 43

44 JMSS 環境の初期設定 以下の手順に従って初期設定を行ってください スクリプトの編集スクリプトサンプルにしたがって START スクリプト STOP スクリプトを記述します グループの起動 SV1 で JMSS で使用するフェイルオーバグループを起動してください フェイルオーバグループが既に起動している場合は [ コントロールパネル ] の [ サービス ] で次の JMSS のサービスが起動していることを確認してください 起動していない場合はここで起動してください ESMPRO/JMSS JLook Service ESMPRO/JMSS JSchedule Service 以上で設定は完了です 44

45 手動での設定 (Ver6.0 以前 ) SV1 へのインストールおよび初期設定 以下の手順に従ってインストールおよび初期設定を行ってください インストール [Express Server Startup] を使用して ESMPRO/JMSS をローカルディスクへインストールします ESMPRO/JMSS のインストール方法については ESMPRO/JMSS セットアップカード を参照してください ただし セットアップ終了時にマシンの再起動を促すメッセージが表示されますが 全ノードの設定が終了するまで再起動はしないでください ここでは C: WIN32APP JMSS にインストールすることとします サービスの設定 ESMPRO/JMSS のインストール直後に コントロールパネル の サービス で 以下のサービスのスタートアップの種類を [ 手動 ] に変更します ESMPRO/JMSS JLook Service ESMPRO/JMSS JSchedule Service 共有の解除インストール時に設定された標準出力ディレクトリの共有を解除します コマンドプロンプトから以下のコマンドを入力してください net share jmsout /delete レジストリの編集コマンドプロンプトから regedt32 と入力してレジストリエディタを起動してください レジストリの編集に失敗すると JMSS の動作を不安定にする恐れがありますので 注意して設定してください レジストリエディタから以下の値を変更します キー :HKEY_LOCAL_MACHINE SOFTWARE NEC ESJM JMSSLKSV INITINFO 値 :LogFilePath : REG_SZ : X: JMSS LOG キー :HKEY_LOCAL_MACHINE SOFTWARE NEC ESJM JMSSLKSV INITINFO 値 :StdOutPath : REG_SZ : VCOM01 JMSOUT キー :HKEY_LOCAL_MACHINE SOFTWARE NEC ESJM JOBQUEUE 45

46 値 :JobQueDir : REG_SZ : X: JMSS QUE (EnterpriseEdition のみ ) キー :HKEY_LOCAL_MACHINE SOFTWARE NEC ESJM LogDB 値 :QLIDir : REG_SZ : X: JMSS LOGDB 例 )LogFilePath の変更値 LogFilePath を選択し [ 編集 ] メニューの [ 文字列 (S)...] を選択して値を編集します OK ボタンを押して確定します 次に 以下の値を追加します キー :HKEY_LOCAL_MACHINE SOFTWARE NEC ESJM JSchedule Parameters 値 :DataPath : REG_SZ : X: JMSS SCHEDULE [ 編集 ] メニューの [ 値の追加 (V)...] を選択し 値名 DataPath を追加します OK ボタンを押して確定後 文字列として X: JMSS SCHEDULE を入力します OK ボタンを押して確定後 値が追加されたことを確認してください 46

47 ディレクトリの作成切替ディスク上のドライブにディレクトリを作成します コマンドプロンプトから以下のコマンドを入力します MD X: JMSS MD X: JMSS LOG MD X: JMSS OUT MD X: JMSS QUE MD X: JMSS SCHEDULE MD X: JMSS LOGDB (EnterpriseEdition のみ ) ESMPRO/JMSS をインストールしたディレクトリにある QUE ディレクトリ配下を切替ディスク上の X: JMSS QUE ディレクトリにコピーします コマンドプロンプトから以下のコマンドを入力します XCOPY C: WIN32APP JMSS QUE X: JMSS QUE /S /E このとき 0 個のファイルがコピーされました と表示される場合がありますが 異常ではありません 設定ファイルの編集 ESMPRO/JMSS をインストールしたディレクトリにある JMSSLKSV.INI に下線部を追加します 下線部以外の部分は下記と異なる場合がありますが 下線部以外は編集しないでください [Debug] Trace= [Auto] Connect= [Env] SetDef=0 ESMPRO/JMSS をインストールしたディレクトリにある JMSS.INI に下線部を追加します 下線部以外の部分は下記と異なる場合がありますが 下線部以外は編集しないでください [Control] SERVER_NAME=SV1 ARM=1 [LICENSE] USER= ユーザ名 COMP= 会社名 [ENV] TimeOut=50 Retry=1000 以上で SV1 サーバの設定は完了です 47

48 SV2 へのインストールおよび初期設定 (Ver6.0 以前 ) 以下の手順に従ってインストールおよび初期設定を行ってください インストール SV1 と同様に [Express Server Startup] を使用して ESMPRO/JMSS をローカルディスクへインストールします ESMPRO/JMSS のインストール方法については ESMPRO/JMSS セットアップカード を参照してください ただし セットアップ終了時にマシンの再起動を促すメッセージが表示されますが 全ノードの設定が終了するまで再起動はしないでください SV1 にインストールしたときと同じドライブ / フォルダにインストールします ここでは C: WIN32APP JMSS にインストールすることとします サービスの設定 ESMPRO/JMSS のインストール直後に コントロールパネル の サービス で 以下のサービスのスタートアップの種類を [ 手動 ] に変更します ESMPRO/JMSS JLook Service ESMPRO/JMSS JSchedule Service 共有の解除インストール時に設定された標準出力ディレクトリの共有を解除します コマンドプロンプトから以下のコマンドを入力してください net share jmsout /delete 設定ファイルの編集 ESMPRO/JMSS をインストールしたディレクトリにある JMSSLKSV.INI に下線部を追加します 下線部以外の部分は下記と異なる場合がありますが 下線部以外は編集しないでください [Debug] Trace= [Auto] Connect= [Env] SetDef=0 48

49 ESMPRO/JMSS をインストールしたディレクトリにある JMSS.INI に下線部を追加します 下線部以外の部分は下記と異なる場合がありますが 下線部以外は編集しないでください [Control] SERVER_NAME=SV2 ARM=1 [LICENSE] USER= ユーザ名 COMP= 会社名 [ENV] TimeOut=50 Retry=1000 以上で SV2 サーバの設定は完了です 以降 同じ手順で全てのノードに JMSS をインストールしてください 全てのノードで JMSS のセットアップと設定が終了したら クラスタの各ノードを Windows の [ スタート ] [ シャットダウン ] を選択し再起動します クライアントへのインストールおよび初期設定 (Ver6.0 以前 ) 以下の手順に従ってインストールおよび初期設定を行ってください インストールクライアントのインストール方法は ESMPRO/JMSS セットアップカード を参照してください 設定ファイルの編集 ESMPRO/JMSS インストールディレクトリにある JMSS.INI ファイルを下線部のように変更します 下線部以外の部分は下記と異なる場合がありますが 下線部以外は編集しないでください [Control] SERVER_NAME=VCOM01 ARM=1 [LICENSE] USER= ユーザ名 COMP= 会社名 [ENV] TimeOut=50 Retry=1000 以上でクライアントの設定は完了です 49

50 JMSS 環境の初期設定 以下の手順に従って初期設定を行ってください レジストリ同期の設定アクティブリカバリマネージャから JMSS をインストールしたクラスタグループを選択し [ プロパティ ]-[ レジストリ ] に以下の値を設定します HKEY_LOCAL_MACHINE SOFTWARE NEC ESJM スクリプトの編集スクリプトサンプルにしたがって START スクリプト STOP スクリプトを記述します グループの起動 SV1 で JMSS で使用するフェイルオーバグループを起動してください フェイルオーバグループが既に起動している場合は [ コントロールパネル ] の [ サービス ] で次の JMSS のサービスが起動していることを確認してください 起動していない場合はここで起動してください ESMPRO/JMSS JLook Service ESMPRO/JMSS JSchedule Service ジョブキューの設定 ( フェイルオーバグループの場所 :SV1) SV1 上で JEnv を起動し 以下の項目を設定します 設定方法の詳細は ESMPRO/JMSS ユーザーズマニュアル を参照してください ジョブ稼動マシンの登録 ダイアログで SV2 を稼動マシンとして登録後 [ 閉じる ] ボタンを選択します ジョブキュー 画面で SV1 SV2 を関連付けた共有キューを作成します ジョブキュー名は仮想コンピュータ名 ( ここでは VCOM01) とします VCOM01 の [ 状態 ] を 開 に設定します VCOM01 の [ ジョブキューセキュリティ ] パネルを表示します [JMSS サーバ ] コンボボックスに VCOM01 を入力し [TAB] キーを押下します [ 所属しないユーザ ] の *Everyone を [ 所属するユーザ ] に追加後 登録します 50

51 サービス環境の設定 ( フェイルオーバグループの場所 :SV1) [ サービス環境 ] [JLook] [ 設定 2] パネルより [ 保留ジョブの自動起動設定 ] を すべてのジョブ起動 に設定後 登録します フェイルオーバ後にジョブの自動実行をしなくても良い場合には 設定する必要はありません JMSS セキュリティの設定 ( フェイルオーバグループの場所 :SV1) JMSS セキュリティ 画面を表示し [JMSS サーバ ] コンボボックスより VCOM01 を選択します [ コンポーネント一覧 ] より セキュリティ設定権 を選択 [ 所属するユーザ ] に Administrator を追加後 登録します インストール時に指定したサービス起動アカウントが Administrator 以外の場合にはインストール時に指定したアカウントを追加してください グループの移動 ( フェイルオーバグループの場所 :SV1 SV2) アクティブリカバリマネージャで JMSS で使用しているフェイルオーバグループを SV1 から SV2 へ移動します ジョブキューセキュリティの追加 ( フェイルオーバグループの場所 :SV2) 51

52 クライアント上で JEnv を起動して ジョブキュー 画面を表示し VCOM01 を選択します [ ジョブキューセキュリティ ] タブより [ サーバ名 ] コンボボックスに SV2 を入力もしくは選択し *Everyone を [ 所属するユーザ ] に追加後 登録します JMSS セキュリティの追加 ( フェイルオーバグループの場所 :SV2) クライアント上の JEnv から JMSS セキュリティ 画面を表示します [JMSS サーバ ] コンボボックスに SV2 を入力または選択し [ コンポーネント一覧 ] の セキュリティ設定権 の [ 所属するユーザ ] に Administrator を追加後 登録します インストール時に指定したサービス起動アカウントが Administrator 以外の場合にはインストール時に指定したアカウントを追加してください グループの移動 ( フェイルオーバグループの場所 :SV2 SV1) アクティブリカバリマネージャで JMSS で使用しているフェイルオーバグループを SV2 から SV1 へ移動します 以上で設定は完了です 52

53 スクリプトサンプル ESMPRO/JMSS の START スクリプトおよび STOP スクリプトのサンプルを以下に記載します サンプル中の太字の部分を記述してください ESMPRO/JMSS から実行する業務に関連している他製品は ESMPRO/JMSS より先に起動されている必要があります それらの製品の起動スクリプトは ESMPRO/JMSS より前に記述してください スクリプト中の X: は切替ディスク上のドライブ名を指定してください 波線部は ESMPRO/JMSS 開発キット JAPI または ESMPRO/JMSS リソースキット JMGC をインストールした場合に指定してください RL1999/06 以前のバージョンと RL1999/09 以降では記述内容が違います 下記スクリプトでは CLUSTERPRO 標準コマンド (ARMLOAD ARMLOG など ) を使用しています 本設定にて ARMLOAD コマンドを使用すると JMSS のサービスが ARM の監視対象となります 手動で該当サービスを停止する場合にはご注意ください また ARMLOG は障害発生時に調査を容易にする為に使用しております 必要のない場合には削除ください 各コマンドの詳細は CLUSTERPRO システム構築ガイドコマンドリファレンス を参照ください START スクリプト (RL1999/09 以降の ESMPRO/JMSS を使用する場合 ) rem * start.bat * rem * * rem * title : start script file sample * rem * date : 1998/2/10 * rem * version : * rem 起動要因チェック IF "%ARMS_EVENT%" == "START" GOTO NORMAL IF "%ARMS_EVENT%" == "FAILOVER" GOTO FAILOVER IF "%ARMS_EVENT%" == "RECOVER" GOTO RECOVER rem ActiveRecoveryManager 未動作 GOTO no_arm rem 通常起動対応処理 :NORMAL rem ディスクチェック IF "%ARMS_DISK%" == "FAILURE" GOTO ERROR_DISK rem 業務通常処理 rem プライオリティチェック 53

54 IF "%ARMS_SERVER%" == "OTHER" GOTO ON_OTHER1 rem 最高プライオリティでの処理 rem ( 例 ) ARMBCAST /MSG " 最高プライオリティサーバで起動中です " /A rem *** ESMPRO/JMSS *** armnsadd jmsout x: jmss out IF ERRORLEVEL 1 GOTO JMSSQUIT1 armload NEC_JMSSLKSV /S /M jmsslksv arm armlog "JMSSLKSV 開始 " /arm armload NEC_JMSSSCSV /S /M jmssscsv armlog "JMSSSCSV 開始 " /arm armload NEC_JMSSDVSV /S /M jmssdvsv armlog "JMSSDVSV 開始 " /arm :JMSSQUIT1 JAPI or JMGC をインストールした場合のみ GOTO EXIT :ON_OTHER1 rem 最高プライオリティ以外での処理 rem ( 例 ) ARMBCAST /MSG " プライオリティサーバ以外で起動中です " /A rem *** ESMPRO/JMSS *** armnsadd jmsout x: jmss out IF ERRORLEVEL 1 GOTO JMSSQUIT2 armload NEC_JMSSLKSV /S /M jmsslksv arm armlog "JMSSLKSV 開始 " /arm armload NEC_JMSSSCSV /S /M jmssscsv armlog "JMSSSCSV 開始 " /arm armload NEC_JMSSDVSV /S /M jmssdvsv armlog "JMSSDVSV 開始 " /arm :JMSSQUIT2 JAPI or JMGC をインストールした場合のみ GOTO EXIT rem リカバリ対応処理 :RECOVER rem クラスタ復帰後のリカバリ処理 rem ( 例 ) ARMBCAST /MSG "Server の復旧が終了しました " /A GOTO EXIT rem フェイルオーバ対応処理 :FAILOVER rem ディスクチェック IF "%ARMS_DISK%" == "FAILURE" GOTO ERROR_DISK 54

55 rem フェイルオーバ後の業務起動ならびに復旧処理 rem プライオリティのチェック IF "%ARMS_SERVER%" == "OTHER" GOTO ON_OTHER2 rem 最高プライオリティでの処理 rem ( 例 ) ARMBCAST /MSG " 最高プライオリティサーバで起動中です ( フェイルオーバ後 )" /A rem *** ESMPRO/JMSS *** armnsadd jmsout x: jmss out IF ERRORLEVEL 1 GOTO JMSSQUIT3 armload NEC_JMSSLKSV /S /M jmsslksv arm armlog "JMSSLKSV 開始 " /arm armload NEC_JMSSSCSV /S /M jmssscsv armlog "JMSSSCSV 開始 " /arm armload NEC_JMSSDVSV /S /M jmssdvsv armlog "JMSSDVSV 開始 " /arm :JMSSQUIT3 JAPI or JMGC をインストールした場合のみ GOTO EXIT :ON_OTHER2 rem 最高プライオリティ以外での処理 rem ( 例 ) ARMBCAST /MSG " プライオリティサーバ以外で起動中です ( フェイルオーバ後 )" /A rem *** ESMPRO/JMSS *** armnsadd jmsout x: jmss out IF ERRORLEVEL 1 GOTO JMSSQUIT4 armload NEC_JMSSLKSV /S /M jmsslksv arm armlog "JMSSLKSV 開始 " /arm armload NEC_JMSSSCSV /S /M jmssscsv armlog "JMSSSCSV 開始 " /arm armload NEC_JMSSDVSV /S /M jmssdvsv armlog "JMSSDVSV 開始 " /arm :JMSSQUIT4 JAPI or JMGC をインストールした場合のみ GOTO EXIT rem 例外処理 rem ディスク関連エラー処理 :ERROR_DISK ARMBCAST /MSG " 切替パーティションの接続に失敗しました " /A GOTO EXIT rem ARM 未動作 :no_arm ARMBCAST /MSG "ActiveRecoveryManager が動作状態にありません " /A :EXIT exit 55

56 armload コマンドに /M オプションを付加していますので ESMPRO/JMSS のサービスが停止すると ESMPRO/JMSS が動作していたノードがシャットダウンされます ESMPRO/JMSS の RUR 適用時には自動的に ESMPRO/JMSS のサービスが停止されますので RUR 適用前にコマンドプロンプトから下記コマンドを実行して ESMPRO/JMSS のサービスの監視を中断してください armloadc NEC_JMSSDVSV /W pause armloadc NEC_JMSSSCSV /W pause armloadc NEC_JMSSLKSV /W pause STOP スクリプト (RL1999/09 以降の ESMPRO/JMSS を使用する場合 ) rem * stop.bat * rem * * rem * title : stop script file sample * rem * date : 1998/2/10 * rem * version : * rem 起動要因チェック IF "%ARMS_EVENT%" == "START" GOTO NORMAL IF "%ARMS_EVENT%" == "FAILOVER" GOTO FAILOVER rem ActiveRecoveryManager 未動作 GOTO no_arm rem 通常終了対応処理 :NORMAL rem ディスクチェック IF "%ARMS_DISK%" == "FAILURE" GOTO ERROR_DISK rem 業務通常処理 rem プライオリティチェック IF "%ARMS_SERVER%" == "OTHER" GOTO ON_OTHER1 rem 最高プライオリティでの処理 rem ( 例 )ARMBCAST /MSG " 最高プライオリティサーバで終了中です " /A rem *** ESMPRO/JMSS *** IF %ARMS_FACTOR% == SERVERSHUTDOWN GOTO JMSSLKSVFOV1 Jmsslksv normal GOTO JMSSSVDOWN1 :JMSSLKSVFOV1 jmsslksv failover :JMSSSVDOWN1 armkill NEC_JMSSDVSV JAPI or JMGC をインストールした場合のみ 56

57 armlog "JMSSDVSV 終了 " /arm armkill NEC_JMSSSCSV armlog "JMSSSCSV 終了 " /arm armkill NEC_JMSSLKSV armlog "JMSSLKSV 終了 " /arm armnsdel jmsout GOTO EXIT :ON_OTHER1 rem 最高プライオリティ以外での処理 rem ( 例 )ARMBCAST /MSG " プライオリティサーバ以外で終了です " /A rem *** ESMPRO/JMSS *** IF %ARMS_FACTOR% == SERVERSHUTDOWN GOTO JMSSLKSVFOV2 Jmsslksv normal GOTO JMSSSVDOWN2 :JMSSLKSVFOV2 jmsslksv failover :JMSSSVDOWN2 armkill NEC_JMSSDVSV armlog "JMSSDVSV 終了 " /arm armkill NEC_JMSSSCSV armlog "JMSSSCSV 終了 " /arm armkill NEC_JMSSLKSV armlog "JMSSLKSV 終了 " /arm armnsdel jmsout GOTO EXIT rem フェイルオーバ対応処理 :FAILOVER rem ディスクチェック IF "%ARMS_DISK%" == "FAILURE" GOTO ERROR_DISK rem フェイルオーバ後の業務起動ならびに復旧処理 rem プライオリティのチェック IF "%ARMS_SERVER%" == "OTHER" GOTO ON_OTHER2 rem 最高プライオリティでの処理 rem ( 例 )ARMBCAST /MSG " 最高プライオリティサーバで終了中です ( フェイルオーバ後 )" /A rem *** ESMPRO/JMSS *** IF %ARMS_FACTOR% == SERVERSHUTDOWN GOTO JMSSLKSVFOV3 Jmsslksv normal GOTO JMSSSVDOWN3 :JMSSLKSVFOV3 jmsslksv failover :JMSSSVDOWN3 armkill NEC_JMSSDVSV armlog "JMSSDVSV 終了 " /arm JAPI or JMGC をインストールした場合のみ JAPI or JMGC をインストールした場合のみ 57

58 armkill NEC_JMSSSCSV armlog "JMSSSCSV 終了 " /arm armkill NEC_JMSSLKSV armlog "JMSSLKSV 終了 " /arm armnsdel jmsout GOTO EXIT :ON_OTHER2 rem 最高プライオリティ以外での処理 rem ( 例 )ARMBCAST /MSG " プライオリティサーバ以外で終了中です ( フェイルオーバ後 )" /A rem *** ESMPRO/JMSS *** IF %ARMS_FACTOR% == SERVERSHUTDOWN GOTO JMSSLKSVFOV4 Jmsslksv normal GOTO JMSSSVDOWN4 :JMSSLKSVFOV4 jmsslksv failover :JMSSSVDOWN4 armkill NEC_JMSSDVSV armlog "JMSSDVSV 終了 " /arm armkill NEC_JMSSSCSV armlog "JMSSSCSV 終了 " /arm armkill NEC_JMSSLKSV armlog "JMSSLKSV 終了 " /arm armnsdel jmsout GOTO EXIT rem 例外処理 rem ディスク関連エラー処理 :ERROR_DISK ARMBCAST /MSG " 切替パーティションの接続に失敗しました " /A GOTO EXIT rem ARM 未動作 :no_arm ARMBCAST /MSG " ActiveRecoveryManager が動作状態にありません " /A :EXIT exit JAPI or JMGC をインストールした場合のみ 58

59 START スクリプト (RL1999/06 以前の ESMPRO/JMSS を使用する場合 ) rem * start.bat * rem * * rem * title : start script file sample * rem * date : 1998/2/10 * rem * version : * rem 起動要因チェック IF "%ARMS_EVENT%" == "START" GOTO NORMAL IF "%ARMS_EVENT%" == "FAILOVER" GOTO FAILOVER IF "%ARMS_EVENT%" == "RECOVER" GOTO RECOVER rem ActiveRecoveryManager 未動作 GOTO no_arm rem 通常起動対応処理 :NORMAL rem ディスクチェック IF "%ARMS_DISK%" == "FAILURE" GOTO ERROR_DISK rem 業務通常処理 rem プライオリティチェック IF "%ARMS_SERVER%" == "OTHER" GOTO ON_OTHER1 rem 最高プライオリティでの処理 rem ( 例 ) ARMBCAST /MSG " 最高プライオリティサーバで起動中です " /A rem *** ESMPRO/JMSS *** armnsadd jmsout x: jmss out IF ERRORLEVEL 1 GOTO JMSSQUIT1 net start ESMPRO/JMSS JLook Service net start ESMPRO/JMSS JSchedule Service net start ESMPRO/JMSS JDriven Service :JMSSQUIT1 GOTO EXIT JAPI or JMGC をインストールした場合のみ :ON_OTHER1 rem 最高プライオリティ以外での処理 rem ( 例 ) ARMBCAST /MSG " プライオリティサーバ以外で起動中です " /A rem *** ESMPRO/JMSS *** armnsadd jmsout x: jmss out 59

60 IF ERRORLEVEL 1 GOTO JMSSQUIT2 net start ESMPRO/JMSS JLook Service net start ESMPRO/JMSS JSchedule Service net start ESMPRO/JMSS JDriven Service :JMSSQUIT2 GOTO EXIT rem リカバリ対応処理 :RECOVER JAPI or JMGC をインストールした場合のみ rem クラスタ復帰後のリカバリ処理 rem ( 例 ) ARMBCAST /MSG "Server の復旧が終了しました " /A GOTO EXIT rem フェイルオーバ対応処理 :FAILOVER rem ディスクチェック IF "%ARMS_DISK%" == "FAILURE" GOTO ERROR_DISK rem フェイルオーバ後の業務起動ならびに復旧処理 rem プライオリティのチェック IF "%ARMS_SERVER%" == "OTHER" GOTO ON_OTHER2 rem 最高プライオリティでの処理 rem ( 例 ) ARMBCAST /MSG " 最高プライオリティサーバで起動中です ( フェイルオーバ後 )" /A rem *** ESMPRO/JMSS *** armnsadd jmsout x: jmss out IF ERRORLEVEL 1 GOTO JMSSQUIT3 net start ESMPRO/JMSS JLook Service net start ESMPRO/JMSS JSchedule Service net start ESMPRO/JMSS JDriven Service :JMSSQUIT3 JAPI or JMGC をインストールした場合のみ GOTO EXIT :ON_OTHER2 rem 最高プライオリティ以外での処理 rem ( 例 ) ARMBCAST /MSG " プライオリティサーバ以外で起動中です ( フェイルオーバ後 )" /A rem *** ESMPRO/JMSS *** armnsadd jmsout x: jmss out IF ERRORLEVEL 1 GOTO JMSSQUIT4 net start ESMPRO/JMSS JLook Service net start ESMPRO/JMSS JSchedule Service 60

61 net start ESMPRO/JMSS JDriven Service :JMSSQUIT4 GOTO EXIT rem 例外処理 JAPI or JMGC をインストールした場合のみ rem ディスク関連エラー処理 :ERROR_DISK ARMBCAST /MSG " 切替パーティションの接続に失敗しました " /A GOTO EXIT rem ARM 未動作 :no_arm ARMBCAST /MSG "ActiveRecoveryManager が動作状態にありません " /A :EXIT exit STOP スクリプト (RL1999/06 以前の ESMPRO/JMSS を使用する場合 ) rem * stop.bat * rem * * rem * title : stop script file sample * rem * date : 1998/2/10 * rem * version : * rem 起動要因チェック IF "%ARMS_EVENT%" == "START" GOTO NORMAL IF "%ARMS_EVENT%" == "FAILOVER" GOTO FAILOVER rem ActiveRecoveryManager 未動作 GOTO no_arm rem 通常終了対応処理 :NORMAL rem ディスクチェック IF "%ARMS_DISK%" == "FAILURE" GOTO ERROR_DISK rem 業務通常処理 rem プライオリティチェック IF "%ARMS_SERVER%" == "OTHER" GOTO ON_OTHER1 rem 最高プライオリティでの処理 61

62 rem ( 例 )ARMBCAST /MSG " 最高プライオリティサーバで終了中です " /A rem *** ESMPRO/JMSS *** net stop ESMPRO/JMSS JDriven Service net stop ESMPRO/JMSS JSchedule Service net stop ESMPRO/JMSS JLook Service armnsdel jmsout GOTO EXIT JAPI or JMGC をインストールした場合のみ :ON_OTHER1 rem 最高プライオリティ以外での処理 rem ( 例 )ARMBCAST /MSG " プライオリティサーバ以外で終了です " /A rem *** ESMPRO/JMSS *** net stop ESMPRO/JMSS JDriven Service net stop ESMPRO/JMSS JSchedule Service net stop ESMPRO/JMSS JLook Service armnsdel jmsout GOTO EXIT JAPI or JMGC をインストールした場合のみ rem フェイルオーバ対応処理 :FAILOVER rem ディスクチェック IF "%ARMS_DISK%" == "FAILURE" GOTO ERROR_DISK rem フェイルオーバ後の業務起動ならびに復旧処理 rem プライオリティのチェック IF "%ARMS_SERVER%" == "OTHER" GOTO ON_OTHER2 rem 最高プライオリティでの処理 rem ( 例 )ARMBCAST /MSG " 最高プライオリティサーバで終了中です ( フェイルオーバ後 )" /A rem *** ESMPRO/JMSS *** net stop ESMPRO/JMSS JDriven Service net stop ESMPRO/JMSS JSchedule Service net stop ESMPRO/JMSS JLook Service armnsdel jmsout GOTO EXIT JAPI or JMGC をインストールした場合のみ :ON_OTHER2 rem 最高プライオリティ以外での処理 rem ( 例 )ARMBCAST /MSG " プライオリティサーバ以外で終了中です ( フェイルオーバ後 )" /A rem *** ESMPRO/JMSS *** net stop ESMPRO/JMSS JDriven Service JAPI or JMGC をインストールした場合のみ 62

63 net stop ESMPRO/JMSS JSchedule Service net stop ESMPRO/JMSS JLook Service armnsdel jmsout GOTO EXIT rem 例外処理 rem ディスク関連エラー処理 :ERROR_DISK ARMBCAST /MSG " 切替パーティションの接続に失敗しました " /A GOTO EXIT rem ARM 未動作 :no_arm ARMBCAST /MSG " ActiveRecoveryManager が動作状態にありません " /A :EXIT exit 63

64 1.1.5 インストール手順 ( 双方向システムの場合 ) ESMPRO/JMSS で使用するノードは 全て JMSS サーバとしてインストールします 以下の手順にしたがって ノード毎にインストール 初期設定を行います 各ノードへのインストールおよび初期設定 以下の手順に従ってインストールおよび初期設定を行ってください ESMPRO/JMSS のインストール [Express Server Startup] を使用して ESMPRO/JMSS をローカルディスクへインストールします ESMPRO/JMSS のインストール方法については ESMPRO/JMSS セットアップカード を参照してください ただし セットアップ終了時にマシンの再起動を促すメッセージが表示されますが すべての設定が終了するまで再起動はしないでください ここでは C: WIN32APP JMSS にインストールすることとします ESMPRO/JMSS クラスタ連携オプションのインストール [Express Server Startup] を使用して ESMPRO/JMSS クラスタ連携オプションをローカルディスクへインストールします ESMPRO/JMSS クラスタ連携オプションのインストール方法については ESMPRO/JMSS クラスタ連携オプションセットアップカード を参照してください 環境設定クラスタ環境設定ツールを使用して ESMPRO/JMSS および ESMPRO/JMSS クラスタ連携オプションの環境を設定します [ スタート ] メニューの [ESMPRO/JMSS] にあるクラスタ環境設定ツールで環境を設定してください クラスタ環境設定ツールを使用した環境設定方法は ESMPRO/JMSS クラスタ連携オプションユーザーズマニュアル を参照してください 64

65 ARM マネージャからの設定 JMSS として使用する全てのノードへのインストールと初期設定が完了しましたら 以下の手順に従って ARM マネージャからフェイルオーバグループの設定を変更してください <JMSS サーバとして使用するフェイルオーバグループへの設定項目 > START スクリプト START スクリプトへの記述は必要ありません STOP スクリプト STOP スクリプトへの記述内容は 次項のスクリプトサンプルを参照してください レジストリ同期設定同期するレジストリキーに 以下のキーを指定してください HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\NEC\ESJM < ジョブ稼働マシンとして使用するフェイルオーバグループへの設定項目 > START スクリプト START スクリプトへの記述は必要ありません STOP スクリプト STOP スクリプトへの記述内容は次項のスクリプトサンプルを参照してください レジストリ同期設定レジストリ同期への設定は必要ありません 以上で設定は完了です 65

66 スクリプトサンプル STOP スクリプトのサンプルを以下に記載します サンプル中の太字の部分を記述してください 下記スクリプトでは CLUSTERPRO 標準コマンド (ARMLOG) を使用しています ARMLOG は障害発生時に調査を容易にする為に使用しております 必要のない場合には削除ください STOP スクリプト (ESMPRO/JMSS クラスタ連携オプションを使用する場合 ) rem * stop.bat * rem * * rem * title : stop script file sample * rem * date : 1998/2/10 * rem * version : * rem 起動要因チェック IF "%ARMS_EVENT%" == "START" GOTO NORMAL IF "%ARMS_EVENT%" == "FAILOVER" GOTO FAILOVER rem ActiveRecoveryManager 未動作 GOTO no_arm rem 通常終了対応処理 :NORMAL rem ディスクチェック IF "%ARMS_DISK%" == "FAILURE" GOTO ERROR_DISK rem 業務通常処理 rem プライオリティチェック IF "%ARMS_SERVER%" == "OTHER" GOTO ON_OTHER1 rem 最高プライオリティでの処理 rem ( 例 )ARMBCAST /MSG " 最高プライオリティサーバで終了中です " /A rem *** ESMPRO/JMSS *** armlog "JSTOP.EXE 呼出し " /arm jstop %ARMS_GROUPNAME% armlog "JSTOP.EXE 終了 " /arm GOTO EXIT :ON_OTHER1 rem 最高プライオリティ以外での処理 rem ( 例 )ARMBCAST /MSG " プライオリティサーバ以外で終了です " /A 66

67 rem *** ESMPRO/JMSS *** armlog "JSTOP.EXE 呼出し " /arm jstop %ARMS_GROUPNAME% armlog "JSTOP.EXE 終了 " /arm GOTO EXIT rem フェイルオーバ対応処理 :FAILOVER rem ディスクチェック IF "%ARMS_DISK%" == "FAILURE" GOTO ERROR_DISK rem フェイルオーバ後の業務起動ならびに復旧処理 rem プライオリティのチェック IF "%ARMS_SERVER%" == "OTHER" GOTO ON_OTHER2 rem 最高プライオリティでの処理 rem ( 例 )ARMBCAST /MSG " 最高プライオリティサーバで終了中です ( フェイルオーバ後 )" /A rem *** ESMPRO/JMSS *** armlog "JSTOP.EXE 呼出し " /arm jstop %ARMS_GROUPNAME% armlog "JSTOP.EXE 終了 " /arm GOTO EXIT :ON_OTHER2 rem 最高プライオリティ以外での処理 rem ( 例 )ARMBCAST /MSG " プライオリティサーバ以外で終了中です ( フェイルオーバ後 )" /A rem *** ESMPRO/JMSS *** armlog "JSTOP.EXE 呼出し " /arm jstop %ARMS_GROUPNAME% armlog "JSTOP.EXE 終了 " /arm GOTO EXIT rem 例外処理 rem ディスク関連エラー処理 :ERROR_DISK ARMBCAST /MSG " 切替パーティションの接続に失敗しました " /A GOTO EXIT rem ARM 未動作 :no_arm 67

68 ARMBCAST /MSG " ActiveRecoveryManager が動作状態にありません " /A :EXIT exit 68

69 1.1.6 アンインストール手順 以下の手順でアンインストールします 1ESMPRO/JMSS クライアントのアンインストールアンインストール方法については ESMPRO/JMSS セットアップカード を参照してください 2 クラスタ環境解除 (1) CLUSTERPRO/ActiveRecoveryManager 上で ESMPRO/JMSS が使用しているフェイルオーバグループのプロパティから [ レジストリ同期 ] を削除します (2) ESMPRO/JMSS が使用しているフェイルオーバグループの START スクリプトおよび STOP スクリプトから ESMPRO/JMSS 関連の記述を削除します 3(ESMPRO/JMSS クラスタ連携オプションがある場合 )ESMPRO/JMSS クラスタ連携オプションのアンインストールアンインストール方法については ESMPRO/JMSS クラスタ連携オプションセットアップカード を参照してください 4 各ノードからの ESMPRO/JMSS のアンインストールアンインストール方法については ESMPRO/JMSS セットアップカード を参照してください 5 フェイルオーバグループの開始 ESMPRO/JMSS で使用していたフェイルオーバグループを開始します 6 切替ドライブ上の ESMPRO/JMSS データの削除 SV1 へのインストールおよび初期設定 の ディレクトリの作成 で作成したディレクトリを削除します 69

70 1.1.7 注意事項 運用 (1) 切替ディスク未接続の系のノードでは ESMPRO/JMSS から業務を投入することはできません (2) 統合ビューアから片方向スタンバイクラスタ自体を指定して JMSS ラウンチャを起動することはできません 同様に 切替ディスク未接続の系のノードを指定して起動することはできません 片方向スタンバイクラスタの切替ディスクが接続されている系のノードを指定して起動してください (3) ESMPRO/JMSS から実行する業務に関連するファイルは切替ディスク上のドライブに格納してください ローカルディスクに格納しなければならない場合は 現用 / 待機両系のノードの同一のパスに同一のファイルを格納してください (4) JLook JSchedule JMenu JBuild からの業務登録時に ジョブ名を UNC 形式 ( \\ マシン名 \ ディレクトリ名 \ ファイル名 の形式 ) で指定する場合は ジョブの実行ファイルを切り替えディスク上の共有ディレクトリに格納してから \\ 仮想コンピュータ名 \ 共有名 \ ジョブ名で指定してください ジョブキューには 仮想コンピュータ名のジョブキューを登録してください (5) 標準出力ファイル名として切替ディスク上の共有ディレクトリのパス以外を指定した場合 JLook からの表示はできません (6) フェイルオーバ発生時に未完了だった業務は JLook 上の状態フィールドに ********( 状態不明 ) 0xFFFFFFF6( フェイルオーバが発生したため強制終了 ) が表示されます これらの業務は フェイルオーバ先のノードにおいて再実行されます (JEnv で [ 保留ジョブの自動起動設定 ] を すべてのジョブ起動 に設定している場合 ) このとき ジョブネット バッチファイルは先頭から再実行されます JLook には再度この業務が表示されます (7) フェイルオーバ中にスケジュール実行時刻になった場合 業務は実行されませんが 未起動時実行ジョブを指定しておくことにより フェイルオーバ先のノードで JMSS システム起動時に 指定した未起動時実行ジョブを実行することができます (8) ルータ越えの環境は CLUSTERPRO の制限により仮想コンピュータ名が利用できませんので JMSS の運用はできません (9) ESMPRO/JMSS のバージョンアップ 上書きインストールバージョンアップ 上書きインストールを行った場合は JMSS 関連のサービスが 自動 に変更されますので インストール後 手動 に戻してください 70

71 1.1.8 その他 トラブルシューティング 構築後 正常に動作しない場合には もう一度 インストール手順 を確認してください 下表に FAQ の一部を記載します 項番 現象 対処 1 片方向システムおいて 現用系に JMSS サーバが存在するときに クライアントから JLook を接続すると JMSS 利用権がありません のエラーが表示される JMSS 環境の初期設定を見直してください 2 片方向システムおいて 待機系に JMSS サーバが存在するときに クライアントから JLook を接続すると JMSS 利用権がありません のエラーが表示される 3 片方向システムにおいて 現用系に JMSS サーバが存在するときに クライアントからジョブを投入すると終了コード 0x で起動エラーとなる 4 片方向システムにおいて 待機系に JMSS サーバが存在するときに クライアントからジョブを投入すると終了コード 0x で起動エラーとなる 5 クライアントから JLook を接続したときにログが表示されない ログオンユーザが JMSS セキュリティの他ユーザ監視 / 強制終了権をもっているか確認してください 71

72 1.4 ESMPRO/FileTransfer 機能概要 (1)ESMPRO/FileTransfer は 現用 / 待機両系のローカルディスクにインストールし 管理情報を切替パーティション上に格納することにより 現用系のサーバがダウンした場合でも 待機系のサーバで運用を続けることができます (2) クラスタシステム ( 転送先システム ) への転送中に 転送先システムで現用系サーバがダウンした場合 待機系サーバでの ESMPRO/FileTransfer 起動完了後に再転送します (3) 転送中にクラスタシステム ( 転送元システム ) の現用系サーバがダウンした場合 待機系サーバでの ESMPRO/FileTransfer 起動完了後に再転送します (4) クラスタシステム ( 転送元システム ) の現用系サーバがダウンした場合 現用系サーバがダウンしたことを運用管理ツールがメッセージでお知らせします また その後 待機系サーバで ESMPRO/FileTransfer が使用可能になったことも運用管理ツールがメッセージでお知らせします (5) フローティング IP を使用した運用ができます フローティング IP を使用する場合 本節の記述 仮想 IP を フローティング IP に読み替えてください 機能範囲 ESMPRO/FileTransfer では クラスタシステムにおいても 通常のシングルサーバと同様に動作します 動作環境 ESMPRO/FileTransfer は 以下の OS をサポートしています Windows NT 3.51 Server (Intel) 1 Windows NT 3.51 Workstation (Intel) 1 Windows NT 4.0 Server (Intel) Windows NT 4.0 Workstation (Intel) Windows 2000 Advanced Server (Intel) Windows 2000 Server (Intel) Windows 2000 Professional (Intel) Windows 95 1 Windows 98 Windows XP Windows Server ESMPRO/FileTransfer(~Ver3.2) でサポートしています 2 ESMPRO/FileTransfer(Ver4.0~) でサポートしています 72

73 1.4.4 インストール手順 セットアップの種類 [Express Server Startup] を使用して ESMPRO/FileTransfer をインストールします ESMPRO/FileTransfer をクラスタシステムにインストールする場合と クラスタシステムに接続するクライアントシステム (ESMPRO/FileTransfer の転送元システム ) にインストールする場合とでは手順が異なります クラスタシステムにインストールする場合は 必ず 個別インストールを行ってください クラスタシステムとしてインストールを行うかどうかの確認では < はい > を選んでください 一括インストールでは クラスタシステムに対応したインストールは行えません クラスタシステムに接続するクライアントシステムにインストールする場合は 通常のシングルサーバにインストールする手順と同じです セットアップカードを参照して インストールしてください ESMPRO/FileTransfer のインストール ( クラスタシステム ) Express Server Startup の #1 の CD-ROM 媒体を CD-ROM ドライブに挿入します [Express Server Startup] を起動します ( 起動手順については次のセットアップカードを参照してください ) Express5800 シリーズ Express Server Startup (Windows NT 版 ) 個別インストールを選択し ESMPRO/FileTransfer をインストールします 1 個別インストール手順 インストール手順は シングルサーバへのインストールを行う場合とほとんど同じです ただし 以下に示す手順のうち 9 と 11 だけがシングルサーバへのインストールと異なります 9 11 以外の手順の詳細についてはセットアップカードを参照してください [Express Server Startup] から インストール - 個別インストール を選択すると KeyFD をセットしたドライブ名の入力要求がありますので KeyFD をセットしたドライブ名を入力して OK ボタンを選んでください セットアップを開始します 個別インストール ダイアログボックスが表示されます 製品名 一覧から ESMPRO/FileTransfer を選択します 選択した 製品名 のバージョン / ユーザセット数 / 型番が バージョン / ユーザセット数 (U L 型番 ) に表示されますので インストールする製品の型番を選択してください 選択が終わりますと インストールするソフトウェア に ESMPRO/FileTransfer のバージョンおよびセット数が表示されます ソフトウェアの選択が完了しましたら OK ボタンを選んでください 氏名 / 会社名の入力をして頂きます ( 詳細については Express5800 シリーズ Express Server Startup (Windows NT 版 ) の 73

74 セットアップカードを参照してください ) セットアップ処理の説明 ダイアログボックスが表示されます 続行 ボタンを選択してください CLUSTERPRO が動作中の場合 クラスタシステムとしてのインストールを行うかどうかの確認ダイアログボックスが表示されます クラスタシステムとしてインストールする場合には < はい > を選んでください 各ボタンを押したときの動作は次のとおりです 項目 説明 <はい> クラスタシステムへのインストールを行います <いいえ> 通常のシングルサーバへのインストールを行います ディレクトリ指定 ダイアログボックスが表示されます インストールに必要な空き容量を参考にして ESMPRO/FileTransfer のインストール先のディレクトリを指定してください この時 ドライブ名およびディレクトリ名は 現用 / 待機両系で同一になるように指定してください 指定が完了したら 続行 ボタンを選んでください その他のディレクトリ指定 ダイアログボックスが表示されます 現用 / 待機両系で共通に使用する情報ファイルの格納ディレクトリ (SG ディレクトリ ) を指定します 現用 / 待機両系で 同じ切替パーティションの同じディレクトリを指定してください 現用 / 待機両系で同じ設定になっていない場合 正常に動作しません 待機系へのインストールの場合 切替パーティションは未接続の状態であるため 以下のダイアログボックスが表示されます この場合 はい ボタンを選択して インストール作業を続けてください 入力情報確認 ダイアログボックスが表示されます これまでに指定した氏名 会社名等の情報が正しいか確認してください 正しければ 続行 ボタンを選んでください ファイルのコピーを開始します インストール処理が正常終了すると ESMPRO/FileTransfer を使用するまでに必要な作業が表示されます 74

75 1.4.5 スクリプト作成の注意事項 ESMPRO/DeliveryManager(Standard Edition 含む ) または ESMPRO/DeliveryManager エージェント (Standard Edition 含む ) もインストールした場合 それらより先に ESMPRO/FileTransfer を起動する必要があります ESMPRO/FileTransfer の起動スクリプトを先に記述してください スクリプトサンプル ESMPRO/FileTransfer のスタートスクリプトおよびシャットダウンスクリプトのサンプルを以下に記載します スタートスクリプト REM *************************************** REM * ESMFT_A.BAT * REM *************************************** IF "%ARMS_EVENT%" == "START" GOTO NORMAL IF "%ARMS_EVENT%" == "FAILOVER" GOTO FAILOVER IF "%ARMS_EVENT%" == "RECOVER" GOTO RECOVER :NORMAL REM *** ESMPRO/FileTransfer の起動 *** armload NEC_ESMPROFT_SERVICE /S /M /FOV ESMFT GOTO EXIT :RECOVER GOTO EXIT :FAILOVER REM *** ESMPRO/FileTransfer の起動 *** armload NEC_ESMPROFT_SERVICE /S /M /FOV ESMFT GOTO EXIT :EXIT 75

76 シャットダウンスクリプト REM *************************************** REM * ESMFT_A.BAT * REM *************************************** IF "%ARMS_EVENT%" == "START" GOTO NORMAL IF "%ARMS_EVENT%" == "FAILOVER" GOTO FAILOVER :NORMAL REM *** ESMPRO/FileTransfer の停止 *** armkill NEC_ESMPROFT_SERVICE GOTO EXIT :FAILOVER REM *** ESMPRO/FileTransfer の停止 *** armkill NEC_ESMPROFT_SERVICE GOTO EXIT :EXIT 注意事項 インストール (1)SG ディレクトリとして 切替パーティションに存在するディレクトリを指定してください そのとき 切替パーティションが接続されている系と接続されていない系とで 同一のディレクトリを指定してください (2)ESMPRO/FileTransfer をインストールするドライブ名およびディレクトリ名は 現用 / 待機両系で同一になるように指定してください 運用準備 (1) クラスタシステムに ESMPRO/FileTransfer をインストールした場合 ESMPRO/FileTransfer 用の論理サービス名を登録する必要があります CLUSTERPRO マネージャを使用して 論理サービス名 ESMPRO_FT に対して仮想 IP アドレスを設定してください 設定方法は CLUSTERPRO マネージャのオンラインヘルプを参照してください (2) 現用 / 待機系の両サーバが起動している状態で SG 値を設定 / 変更してください どちらか一方のサーバが起動していない状態では SG 値を設定 / 変更することはできません (3) クラスタシステムに ESMPRO/FileTransfer をインストールした場合 SG 支援ツールによる SG は現用 / 待機系のどちらか一方で設定した値が もう一方の系にも反映されます 両系で SG を行う必要はありません 76

77 (4)ESMPRO/FileTransfer が起動している状態での SG 値変更は ESMPRO/FileTransfer が起動している系で実行してください 起動していない系で SG を変更した場合 変更した値は動作中の ESMPRO/FileTransfer には反映されません (5) クラスタシステムに接続するクライアントシステム (CLUSTERPRO クライアントがインストールされているシステム ) にインストールした場合 ESMPRO/FileTransfer のインストールディレクトリに存在する FTSetCls.exe を 1 回だけ実行してください これにより CLUSTERPRO クライアントとの関連づけを行います ESMPRO/FileTransfer がインストールされたシステムに CLUSTERPRO クライアントをインストールした場合も FTSetCls.exe を 1 回だけ実行してください (6) クラスタシステムに接続するクライアントシステム (CLUSTERPRO クライアントがインストールされているシステム ) から CLUSTERPRO クライアントをアンインストールした場合 ESMPRO/FileTransfer のインストールディレクトリに存在する FTSetCls.exe をオプション -u を指定して 1 回だけ実行してください これにより CLUSTERPRO クライアントとの関連づけを解除します 運用 (1) 運用管理ツールで指定する 転送元システム名 転送先システム名には 仮想 IP アドレスまたは仮想 IP アドレスにマッピングされたホスト名を指定してください クラスタシステムを構成する個々のサーバに割り当てられた IP アドレス ホスト名を指定した場合 ESMPRO/FileTransfer はフェイルオーバの監視を行いません あらかじめ HOSTS ファイルに仮想 IP アドレスと それを表すホスト名を登録してください HOSTS ファイルは SYSTEM32 ディレクトリ配下の drivers\etc ディレクトリに存在します また DNS を使用しても構いません (2) 切替パーティション未接続の系では ESMPRO/FileTransfer を起動することはできません (3) 切替パーティション未接続の系では 運用管理ツールを使用しないでください (4) 転送元システムにおいてフェイルオーバが発生した場合 フェイルオーバ完了後 ESMPRO/FileTransfer はフェイルオーバ発生時に未完了だった転送要求を再実行しますが その結果は運用管理ツールに通知されません 運用管理ツールでは 転送要求が異常終了したと表示されます 再実行の結果は 運用管理ツールの 転送履歴の照会 で確認することができます (5) 転送中に転送先システムにおいてフェイルオーバが発生した場合 ESMPRO/FileTransfer は転送先システムのフェイルオーバ完了を待って再転送します ただし 転送する論理ファイルが切替パーティションに存在しない場合はエラーとなります また アペンド指定の転送については再転送を行わず フェイルオーバ発生時ただちにエラーとなります (6) 大容量ファイルの転送を行うとフェイルオーバが発生する場合があります この場合 CLUSTERPRO システム構築ガイドシステム設計編 を参照し ハートビートタイムアウト時間を調整してください 77

78 (7) 転送元システムで 圧縮転送中にフェイルバックを行うとシャットダウンが発生することがあります 転送元システムで圧縮転送を実行中は フェイルオーバグループの移動は行わないで下さい (8) AP 起動を伴うファイル転送を行う場合 事前に転送先システム上で 転送を許可する転送元システム を登録する必要があります ( 転送先システム上で SetSecur コマンド を使用して登録します ) 転送元システムがクラスタシステムの場合 SetSecur コマンドで指定する 転送を許可する転送元システム の IP アドレスとして 転送元システムの仮想 IP アドレス ( 又はフローティング IP) を指定してください (9) 転送元システムには転送要求元システム ( 運用管理 GUI やファイル転送コマンドを実行するシステム ) を制限する機能があります (SG 支援ツールにて 要求を受け付ける転送要求元システムを登録することができます ) 転送要求元システムがクラスタシステムの場合 SG 支援ツールで指定する 転送要求元システム の IP アドレスとして 転送要求元システムの実 IP アドレス を指定してください ( 仮想 IP アドレス ( 又はフローティング IP) は使用できません ) アンインストール (1) 待機系のサーバから ESMPRO/FileTransfer をアンインストールするときは 削除確認 ダイアログボックスで SG ファイルも削除 のチェックをはずしてください 待機系では 切替パーティションを参照できないために SG ファイルの削除に失敗し システムエラーが発生しました と表示し アンインストールできません その他 (1) 中継転送については クラスタシステムに対応した機能は使用できません 78

79 1.5 ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition 機能概要 (1)ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition は 現用 / 待機両系のローカルディスクにインストールし 管理するソフトウェア資源を切替パーティション上に格納することにより 現用系のサーバがダウンした場合でも 待機系のサーバで運用を続けることができます (2)ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition エージェントは 現用 / 待機両系のローカルディスクにインストールし 管理するソフトウェア資源およびその管理情報を切替パーティション上に格納することにより 現用系のサーバがダウンした場合でも 待機系のサーバで運用を続けることができます (3)ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition クライアントを CLUSTERPRO クライアントが動作しているコンピュータにインストールし クラスタシステムで動作している ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition エージェントをサーバシステムに指定すれば 現用系サーバがダウンした場合でも自動的に待機系サーバに再接続するため 運用を続けることができます < 注意 > ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition は ESMPRO/DeliveryManager の後継製品です ESMPRO/DeliveryManager で運用していた各種資源を ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition に移行することはできません また 両製品の相互接続等もできません 機能範囲 (1) ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition および ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition エージェントでは クラスタシステムにおいても 通常のシングルサーバと同様に動作します これらは 片方向スタンバイ型の形態で動作します (2) ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition クライアントは クラスタシステムで動作している ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition エージェントをサーバシステムに指定した場合でも 通常のシングルサーバを指定した場合と同様に動作します 79

80 1.5.3 動作環境 (1) ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition および ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition エージェントは 以下の OS をサポートしています Windows NT 4.0 Server Windows 2000 Server/Advanced Server Windows XP Professional Windows Server 2003 (2) ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition クライアントは 以下の OS をサポートしています Windows NT 4.0 Server Windows 2000 Server/Advanced Server Windows 98 Windows Me Windows XP Professional/Home Edition Windows Server インストール手順 セットアップの種類 [Express Server Startup ] を使用して ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition エージェント ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition クライアントをインストールします ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition エージェントをクラスタシステムにインストールする場合と クラスタシステムに接続するクライアントシステム (CLUSTERPRO クライアントがインストールされたシステム ) にインストールする場合とでは手順が異なります クラスタシステムにインストールする場合は 必ず 個別インストールを行ってください 一括インストールでは クラスタシステムに対応したインストールは行えません クラスタシステムに接続するクライアントシステムにインストールする場合は 通常のシングルサーバにインストールする手順と同じです セットアップカードを参照して インストールしてください ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition クライアントのインストール手順は通常のシングルサーバにインストールする場合と同じです セットアップカードを参照して インストールしてください 80

81 ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition のインストール ( ク ラスタシステム ) 1 CLUSTERPRO インストール CLUSTERPRO システム構成ガイドクラスタ生成ガイド ( 共有ディスク ) 等のマニュアルを参照し CLUSTERPRO マネージャおよび CLUSTERPRO サーバをインストールしてください 2 個別インストール Express Server Startup の #1 の CD-ROM 媒体を CD-ROM ドライブに挿入します [Express Server Startup] を起動します ( 起動手順については次のセットアップカードを参照してください Express5800 シリーズ Express Server Startup (Windows NT 版 )) 個別インストールを選択し ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition をインストールします ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition のインストール手順は シングルサーバへのインストールを行う場合とほとんど同じです ただし 以下に示す手順のうち 9 と 11 だけがシングルサーバへのインストールと異なります 9 11 以外の手順の詳細についてはセットアップカードを参照してください [Express Server Startup] から インストール - 個別インストール を選択すると KeyFD をセットしたドライブ名の入力要求がありますので KeyFD をセットしたドライブ名を入力して OK ボタンを選んでください セットアップを開始します 個別インストール ダイアログボックスが表示されます 製品名 一覧から ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition を選択します 選択した 製品名 のバージョン / ユーザセット数 / 型番が バージョン / ユーザセット数 (UL 型番 ) に表示されますので インストールする製品の型番を選択してください 選択が終わりますと インストールするソフトウェア に ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition のバージョンおよびセット数が表示されます ソフトウェアの選択が完了しましたら OK ボタンを選んでください 氏名 / 会社名の入力をして頂きます ( 詳細については Express5800 シリーズ Express Server Startup (Windows NT 版 ) のセットアップカードを参照してください ) セットアップ処理の説明 ダイアログボックスが表示されます 続行 ボタンを選択してください CLUSTERPRO が動作中の場合 クラスタシステムとしてのインストールを行うかどうかの確認ダ 81

82 イアログボックスが表示されます 各ボタンを押したときの動作は次のとおりです 項目 説明 <はい> クラスタシステムへのインストールを行います <いいえ> 通常のシングルサーバへのインストールを行います ディレクトリ指定 ダイアログボックスが表示されます インストールに必要な空き容量を参考にして ESMPRO/DeliveyManager のインストール先のディレクトリを指定してください この時 ドライブ名およびディレクトリ名は 現用 / 待機両系で同一になるように指定してください 指定が完了したら 続行 ボタンを選んでください その他のディレクトリ指定 ダイアログボックスが表示されます 現用 / 待機両系で共通に使用する情報ファイルの格納ディレクトリ (SG ディレクトリ ) を指定します 現用 / 待機両系で 同じ切替パーティションの同じディレクトリを指定してください 現用 / 待機両系で同じ設定になっていない場合 正常に動作しません 待機系へのインストールの場合 切替パーティションは未接続の状態であるため 以下の ディレクトリ作成 ダイアログボックスが表示されます この場合 はい を選択してください 続いて Information ダイアログボックスが表示されます OK を選択してインストール作業を続けてください 入力情報確認 ダイアログボックスが表示されます これまでに指定した氏名 会社名等の情報が正しいか確認してください 正しければ 続行 ボタンを選んでください ファイルのコピーを開始します インストール処理が正常終了すると ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition を使用するまでに必要な作業が表示されます 82

83 3 環境設定 ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition 用の論理サービス名を登録する必要があります CLUSTERPRO マネージャを使用して 現用系の仮想 IP アドレスに対して論理サービス名 ESMPRO_DM を登録してください そのとき 必ず ESMPRO/FileTransfer の論理サービス名を登録したのと同じ仮想 IP アドレスに登録してください 登録方法は CLUSTERPRO マネージャのオンラインヘルプを参照してください レジストリに以下の値を追加してください 現用系 待機系ともに追加してください 場所 :HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\NEC\DMSTD 名前 :DMName 種類 : 文字列データ : クラスタ名 ( 1) 1: クラスタ名とは現用系 待機系で共通の IP アドレスに対応するマシン名のことです HOSTS ファイルに記述しておく必要があります 現用 / 待機系の両サーバが起動している状態で 現用系にて [ESMPRO_DM SG 支援 ] ツールを用いて SG 値を設定 / 変更してください 待機系での設定および確認は不要です 以下の点には 特に注意してください 項目説明 スプールディレクトリ現用 / 待機系の両サーバにて同じ名前でアクセスできる切替パーティション上のディレクトリを用意 指定します データベースサーバ現用 / 待機の両サーバから同じ設定でアクセスできるデータベースサーバを用意 指定します データベースサーバのインストール方法詳細については CLUSTERPRO システム構築ガイド PP 編 ( データベース ) 等のマニュアルを参照してください ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition をクラスタ上で起動 / 停止させるのに必要なスクリプトを作成 登録します 詳細については スクリプトサンプル を参照してください 83

84 ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition エージェントのイ ンストール ( クラスタシステム ) 1 CLUSTERPRO インストール CLUSTERPRO システム構成ガイドクラスタ生成ガイド ( 共有ディスク ) 等のマニュアルを参照し CLUSTERPRO マネージャおよび CLUSTERPRO サーバをインストールしてください 2 個別インストール Express Server Startup の #1 の CD-ROM 媒体を CD-ROM ドライブに挿入します [Express Server Startup] を起動します ( 起動手順については次のセットアップカードを参照してください Express5800 シリーズ Express Server Startup (Windows NT 版 )) 個別インストールを選択し ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition エージェントをインストールします ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition エージェントのインストール手順は シングルサーバへのインストールを行う場合とほとんど同じです ただし 以下に示す手順のうち 9 と 11 だけがシングルサーバへのインストールと異なります 9 11 以外の手順の詳細についてはセットアップカードを参照してください [Express Server Startup] から インストール - 個別インストール を選択すると KeyFD をセットしたドライブ名の入力要求がありますので KeyFD をセットしたドライブ名を入力して OK ボタンを選んでください セットアップを開始します 個別インストール ダイアログボックスが表示されます 製品名 一覧から ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition( エーシ ェント ) を選択します 選択した 製品名 のバージョン / ユーザセット数 / 型番が バージョン / ユーザセット数 (UL 型番 ) に表示されますので インストールする製品の型番を選択してください 選択が終わりますと インストールするソフトウェア に ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition( エーシ ェント ) のバージョンおよびセット数が表示されます ソフトウェアの選択が完了しましたら OK ボタンを選んでください 氏名 / 会社名の入力をして頂きます ( 詳細については Express5800 シリーズ Express Server Startup (Windows NT 版 ) のセットアップカードを参照してください ) セットアップ処理の説明 ダイアログボックスが表示されます 続行 ボタンを選択してください 84

85 CLUSTERPRO が動作中の場合 クラスタシステムとしてのインストールを行うかどうかの確認ダイアログボックスが表示されます 各ボタンを押したときの動作は次のとおりです 項目説明 <はい> クラスタシステムへのインストールを行います <いいえ> 通常のシングルサーバへのインストールを行います ディレクトリ指定 ダイアログボックスが表示されます インストールに必要な空き容量を参考にして ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition エージェントのインストール先のディレクトリを指定してください この時 ドライブ名およびディレクトリ名は 現用 / 待機両系で同一になるように指定してください 指定が完了しましたら 続行 ボタンを選んでください その他のディレクトリ指定 ダイアログボックスが表示されます 現用 / 待機両系で共通に使用する情報ファイルの格納ディレクトリ (SG ディレクトリ ) を指定します 現用 / 待機両系で 同じ切替パーティションの同じディレクトリを指定してください 現用 / 待機両系で同じ設定になっていない場合 正常に動作しません 待機系へのインストールの場合 切替パーティションは未接続の状態であるため 以下のダイアログボックスが表示されます この場合 はい を選択して インストール作業を続けてください 入力情報確認 ダイアログボックスが表示されます これまでに指定した氏名 会社名等の情報が正しいか確認してください 正しければ 続行 ボタンを選んでください ファイルのコピー を開始します インストール処理が正常終了しますと ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition エージェントを使用するまでに必要な作業が表示されます 85

86 3 環境設定 ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition エージェント用の論理サービス名を登録する必要があります CLUSTERPRO マネージャを使用して 現用系の仮想 IP アドレスに対して論理サービス名 ESMPRO_DMA を登録してください そのとき 必ず ESMPRO/FileTransfer の論理サービス名を登録したのと同じ仮想 IP アドレスに登録してください 登録方法は CLUSTERPRO マネージャのオンラインヘルプを参照してください レジストリに以下の値を追加してください 現用系 待機系ともに追加してください 場所 :HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\NEC\DMSTDA 名前 :DMAName 種類 : 文字列データ : クラスタ名 ( 1) 1: クラスタ名とは現用系 待機系で共通の IP アドレスに対応するマシン名のことです HOSTS ファイルに記述しておく必要があります 現用 / 待機系の両サーバが起動している状態で 現用系にて [Agent SG 支援 ] ツールを用いて SG 値を設定 / 変更してください 待機系での設定および確認は不要です 以下の点には 特に注意してください 項目説明 カレントディレクトリ現用 / 待機系の両サーバにて同じ名前でアクセスできる切替パーティション上のディレクトリを用意 指定します スプールディレクトリ現用 / 待機系の両サーバにて同じ名前でアクセスできる切替パーティション上のディレクトリを用意 指定します ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition エージェントをクラスタ上で起動 / 停止させるのに必要なスクリプトを作成 登録します 詳細については スクリプトサンプル を参照してください スクリプトサンプル ESMPRO/DeliveryManager Standard Editionおよび ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition エージェントのスタートスクリプトおよびシャットダウンスクリプトのサンプルを以下に記載します なお サンプルのスクリプトでは 各物件は以下のディレクトリにインストールされているものとします 製品名インストールディレクトリ ESMPRO/FileTransfer C:\ESM_FT ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition C:\esmprodm\ESM_DM ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition エージェント C:\esmprodm\ESM_DMA また 現用 / 待機両サーバの物理 IP アドレスはそれぞれ および として記載します スタートスクリプト 86

87 (1) ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition のスタートスクリプト REM *************************************** REM * ESMDM_A.BAT * REM *************************************** IF %ARMS_EVENT% == START GOTO NORMAL IF %ARMS_EVENT% == RECOVER GOTO RECOVER IF %ARMS_EVENT% == FAILOVER GOTO FAILOVER :NORMAL IF %ARMS_SERVER% == HOME GOTO HOME1 REM *** 待機系サーバの物理 IP アドレスが の場合 armwsset C:\esmprodm\ESM_DM\ESMMDM.EXE GOTO CONTINUE1 :HOME1 REM *** 現用系サーバの物理 IP アドレスが の場合 armwsset C:\esmprodm\ESM_DM\ESMMDM.EXE :CONTINUE1 REM *** ESMPRO/FileTransfer の起動 *** REM *** FileTransfer の起動は必ず DeliveryManager の起動前に行う armload NEC_ESMPROFT_SERVICE /S /M /FOV ESMFT REM *** ESMPRO/DeliveryManager の起動 *** armload NEC_DMSTD_SERVICE /S /M /FOV DMSTD GOTO EXIT :RECOVER GOTO EXIT :FAILOVER IF %ARMS_SERVER% == HOME GOTO HOME2 REM *** 待機系サーバの物理 IP アドレスが の場合 armwsset C:\esmprodm\ESM_DM\ESMMDM.EXE GOTO CONTINUE2 :HOME2 REM *** 現用系サーバの物理 IP アドレスが の場合 armwsset C:\esmprodm\ESM_DM\ESMMDM.EXE :CONTINUE2 REM *** ESMPRO/FileTransfer の起動 *** REM *** FileTransfer の起動は必ず DeliveryManager の起動前に行う armload NEC_ESMPROFT_SERVICE /S /M /FOV ESMFT REM *** ESMPRO/DeliveryManager の起動 *** armload NEC_DMSTD_SERVICE /S /M /FOV DMSTD :EXIT 87

88 ト (2) ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition エージェントのスタートスクリプ REM *************************************** REM * ESMDMA_A.BAT * REM *************************************** IF %ARMS_EVENT% == START GOTO NORMAL IF %ARMS_EVENT% == RECOVER GOTO RECOVER IF %ARMS_EVENT% == FAILOVER GOTO FAILOVER :NORMAL REM *** ESMPRO/FileTransfer の起動 *** REM *** FileTransfer の起動は必ず DeliveryManager の起動前に行う armload NEC_ESMPROFT_SERVICE /S /M /FOV ESMFT REM *** ESMPRO/DeliveryManager エージェントの起動 *** armload NEC_DMSTDA_SERVICE /S /M /FOV DMSTDA GOTO EXIT :RECOVER GOTO EXIT :FAILOVER REM *** ESMPRO/FileTransfer の起動 *** REM *** FileTransfer の起動は必ず DeliveryManager の起動前に行う armload NEC_ESMPROFT_SERVICE /S /M /FOV ESMFT REM *** ESMPRO/DeliveryManager エージェントの起動 *** armload NEC_DMSTDA_SERVICE /S /M /FOV DMSTDA :EXIT 88

89 シャットダウンスクリプト (1) ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition のシャットダウンスクリプト REM *************************************** REM * ESMDM.BAT * REM *************************************** IF "%ARMS_EVENT%" == "START" GOTO NORMAL IF "%ARMS_EVENT%" == "FAILOVER" GOTO FAILOVER :NORMAL REM *** ESMPRO/DeliveryManager の停止 *** armkill NEC_DMSTD_SERVICE REM *** ESMPRO/FileTransfer の停止 *** armkill NEC_ESMPROFT_SERVICE GOTO EXIT :FAILOVER REM *** ESMPRO/DeliveryManager の停止 *** armkill NEC_DMSTD_SERVICE REM *** ESMPRO/FileTransfer の停止 *** armkill NEC_ESMPROFT_SERVICE :EXIT (2) ESMPRO/DeliveryManager エージェントのシャットダウンスクリプト REM *************************************** REM * ESMDMA.BAT * REM *************************************** IF "%ARMS_EVENT%" == "START" GOTO NORMAL IF "%ARMS_EVENT%" == "FAILOVER" GOTO FAILOVER :NORMAL REM *** ESMPRO/DeliveryManager エージェントの停止 *** armkill NEC_DMSTDA_SERVICE REM *** ESMPRO/FileTransfer の停止 *** armkill NEC_ESMPROFT_SERVICE GOTO EXIT :FAILOVER REM *** ESMPRO/DeliveryManager エージェントの停止 *** armkill NEC_DMSTDA_SERVICE REM *** ESMPRO/FileTransfer の停止 *** armkill NEC_ESMPROFT_SERVICE :EXIT 89

90 注意事項 (1) スクリプトを作成する前に CLUSTERPRO をインストールしているディレクトリ ( デフォルトでは \Program Files\esmarm) 配下の armmontr ディレクトリに格納されている wsock32.dll を ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition をインストールしたディレクトリにコピーしてください (2) ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition および ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition エージェントより先に ESMPRO/FileTransfer を起動する必要があります ESMPRO/FileTransfer の起動スクリプトを先に記述してください 注意事項 運用準備 (1) ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition クライアントでは クラスタシステム上で動作する ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition エージェントに接続するときには [DMC SG 支援 ] ツールによりサーバの情報 接続先サーバ名にクラスタ名 ( 1) を設定する必要があります 1: クラスタ名とは現用系 待機系で共通の IP アドレスに対応するマシン名のことです HOSTS ファイルに記述しておく必要があります 運用 (1) [ESMPRO_DM 運用管理 ] ツールで指定する管理元システム名 ( サーバ名 ) 適用先システム名には 仮想 IP アドレスにマッピングされたホスト名を指定してください また あらかじめ HOSTS ファイルに仮想 IP アドレスと それを表すホスト名を登録してください クラスタシステムを構成する個々のサーバに割り当てられたホスト名を指定した場合 ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition はフェイルオーバの監視を行いません (2) 切替パーティション未接続の系では ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition エージェントを起動することはできません (3) 配信 適用中に管理元システムや適用先システムでフェイルオーバが発生した場合 [ESMPRO_DM 運用管理 ] ツールでは処理の異常終了が通知されます 手動で再度実行してください (4) CLUSTERPRO では サーバ監視のために定期的にサーバ同士で生存確認 ( ハートビート ) を行っています 高負荷時 不正にハートビートのタイムアウトを検出してフェイルオーバが発生してしまうことがないよう ハートビートタイムアウト時間を調整してください 詳細については CLUSTERPRO システム構築ガイドシステム設計編 等のマニュアルを参照してください 90

91 アンインストール (1) 待機系のサーバから ESMPRO/DeliveryManager Standard Edition および ESMPRO/ DeliveryManager Standard Edition エージェントをアンインストールするときは 削除確認 ダイアログボックスで SG ファイルも削除 のチェックを外してください 待機系では 切替パーティションを参照できないために SG ファイルの削除に失敗し システムエラーが発生しました と表示し アンインストールできません 91

92 1.6 ESMPRO/AutomaticRunningController,AC Enterprise:I-UPS 機能概要 ESMPRO/AutomaticRunningController ( 以降 ESMPRO/AC と称す ) は 多機能 UPS:I-UPS (N /-20/-27/-28/-29/-28AC/-29AC N AC/-08AC) を使用して クラスタを構成するサーバ全体の自動運転機能を提供します なお 多機能 UPS:I-UPS を使用する為には ESMPRO/UPSController が必要です また 3 ノード以上のクラスタを構成するためには ESMPRO/AC にオプション製品である ESMPRO/AC Enterprise を追加する必要があります [ サーバ ] ESMPRO/AC ESMPRO/UPSController 共有 Disk [ サーバ ] ESMPRO/AC ESMPRO/UPSController 共有 Disk 多機能 UPS:I-UPS [ サーバ ] ESMPRO/AC Enterprise ESMPRO/AC ESMPRO/UPSController 多機能 UPS:I-UPS [ サーバ ] ESMPRO/AC Enterprise ESMPRO/AC ESMPRO/UPSController [ サーバ ] ESMPRO/AC Enterprise ESMPRO/AC ESMPRO/UPSController 注意 : 共有 Disk 等を使用する 5 ノード以上のクラスタは I-UPS では対応できません 92

93 別章にて説明します N /-12/-13, N /-03 に N を実装し SNMP 機能を提供した ESMPRO/AutomaticRunningController と ESMPRO/AC Enterprise にて対応します 機能範囲 ESMPRO/AC は CLUSTERPRO によるクラスタ環境において以下の機能を提供します クラスタサーバ全体を連動した自動電源投入 切断 運転スケジュールによるクラスタサーバ全体の電源投入 切断 ESMPRO/AC の GUI で運転スケジュールを作成し 監視要因を設定すると クラスタを構成する全てのサーバに同じスケジュールが設定され 定刻に全てのサーバが同期して電源投入し起動 定刻にクラスタシャットダウンを実行し電源停止 が可能です クラスタサーバ全体のネットワーク監視による電源投入 切断クラスタサーバの電源投入 起動とクラスタシャットダウン 電源切断を クライアントの稼動状況に同期させることが可能です ( クライアントに 98NX を利用する場合 スリープ サスペンド機能は使用しないでください ) なお LAN 投入には 多機能 UPS に LAN 接続ボードが必要です また 3 台以上で構成する (3 ノード以上 ) クラスタでの LAN 投入は Client 監視 方式のみ可能となります LAN Manager や TCP/IP のプロトコル監視方式は HW 制限により対応できません クラスタサーバへの回線接続信号監視による電源投入 切断多機能 UPS に V.24 接続ボードを搭載し クラスタサーバの電源投入 起動とクラスタシャットダウン 電源切断を WAN 回線の使用状況に同期させる事が可能です なお この回線同期機能は HW 制限により 2 ノード (2 台のサーバの ) クラスタでのみ使用可能です 各種電源投入 切断の要因の組み合わせクラスタ環境においても 単体のサーバ自動運転の場合と同様に スケジュールで投入して スケジュールと LAN で監視して切断など 各種の要因を組み合わせて運用条件を設定することができます 停電時のクラスタの自動停止 再開 UPS のバッテリ容量が十分な場合 停電が発生した時にクラスタシャットダウンを行い 停電復旧後自動的に再起動してクラスタシステムを再起動するといった作業を 自動で実行させる事ができます 電源切断 API によるアプリケーションからのクラスタサーバの停止機能クラスタマネージャにて クラスタシャットダウンやサーバシャットダウンを指示すると ESMPRO/AC と連動したシャットダウン / リブートを行うことができます サーバのシャットダウン操作を行った場合は シャットダウン後 UPS の出力停止まで行われます 電源投入 切断時のサーバごとのジョブ起動 ESMPRO/AC の提供する起動時の登録ジョブ起動 切断時の登録ジョブ起動は クラスタシステムにおいても有効です 93

94 なお 切断時の登録ジョブは それぞれのサーバでクラスタのシステム停止が行われた後で起動されます クラスタマネージャとの連携クラスタマネージャにて クラスタシャットダウンやサーバシャットダウンを指示し 電源停止 / リブートを行わせた場合でも ESMPRO/AC による自動電源制御機能は継続されます 94

95 1.6.3 動作環境 クラスタを構成する各サーバに それぞれ多機能 UPS を接続する必要があります また 多機能 UPS のスロット実装 LAN ケーブル接続形態等は クラスタサーバで全て共通にしてください 以下は 3 ノードクラスタで LAN 投入監視 (Client 監視方式 ) を行う場合の多機能 UPS の実装例 クラスタ接続ボード クラスタ接続ボード LAN 接続ボード マルチ UPS ボード 共有 Disk の電源へ マルチ UPS ボード LAN 接続ボード LAN ハブ等の共通装置電源へ マルチ UPS ボード サーバ A の電源へ LAN 接続ボード サーバ C の電源へ サーバ B の電源へ 10BaseT (LAN) ハブ 95

96 1.6.4 インストール手順 ESMPRO/AC はクラスタシステムを構成する各サーバにそれぞれインストールする必要があります また ESMPRO/AC を使用するために必要な ESMPRO/UPSController も同様に各サーバにそれぞれインストールする必要があります ESMPRO/AC では インストール後の GUI による設定で 全ての連携を ON/OFF 出来ますのでインストールの順番はあまり問題にはなりません 代わりに ESMPRO/AC の GUI による設定は 全てのインストールが完了し クラスタシステムの構成が完了し稼働状態となった後に行う必要があります 各サーバ上に ESMPRO/UPSController が設定されて動作状態となり クラスタシステムの構築も終わって稼働している状態で ESMPRO/AC の GUI を起動し クラスタシステムを構成するサーバの 1 台 ( 現用系でも 待機系でも構いません ) と接続すると 自動的にクラスタのシステム構成が認識され クラスタ連携サーバ名 や クラスタ名 が表示されます この クラスタ連携サーバ名 か クラスタ名 が表示されている状態で 各種運用条件やスケジュールを登録すると クラスタ全体に設定が行われます ESMPRO/AC の各種設定についての詳細は ESMPRO/AC のマニュアルかオンラインヘルプを参照願います インストールの開始通常のクラスタ構築作業 CLUSTERPRO/ActiveRecoveryManager のインストール クラスタシステムの構築 各種インストール設定 注意 クラスタシステムで ESMPRO/AC の設定を行う場合には GUI 右上の 停止 開始 は使用しない事! ESMPRO/UPSController のインストール ESMPRO/UPSController の設定 ESMPRO/AC のインストール ESMPRO/AC のオプションにて クラスタ連携する の設定を行っておきます ESMPRO/AC Enterprise のインストール ESMPRO/AC の一時設定クラスタ再起動クラスタシステムの稼動 ESMPRO/AC の設定クラスタ再起動クラスタシステムの自動運転 起動してから ESMPRO/AC との連携が確立するまで 若干時間がかかります ESMPRO/AC の GUI 画面でクラスタサーバ情報が表示されれば OK です クラスタ環境での自動運転の設定 先に クラスタ連携する の設定をしておいたサーバで 設定すれば全てのサーバに 自動設定されます 96

97 以下は クラスタシステムが稼動し ESMPRO/AC がクラスタ構成を認識し クラスタ全体に一括して設定が可能な場合の GUI 画面の例です これは 4 ノードで ESMPRO/AC Enterprise が追加されている場合 クラスタ名 が表示され ウインドウの最後にクラスタを構成するサーバ名のリストが クラスタ連携サーバ名 で表示している 2 ノードで ESMPRO/AC のみの場合は クラスタ名 がなく クラスタ連携サーバ名 にもう 1 台のサーバ名が表示される 停電の際にクラスタシャットダウンを行うかの設定 バッテリ容量を確認する事 クラスタの属する LAN のローカルブロードキャストアドレスを設定 クラスタ連携時に ESMPRO/AC が使用する TCP/IP port 番号 変更する場合はシステムで統一する事 97

98 1.6.5 停電時のシャットダウン 通常の UPS をクラスタシステムで使用した場合 停電が発生してサーバがシャットダウンされると 個別障害と判断され サーバシャットダウンとなります 自動フェイルバックを使用している場合でも 全てのサーバで停電が発生した場合には 全サーバがサーバシャットダウンしてしまうのでクラスタの復旧作業をマニュアルで行わないと クラスタ環境として復旧できません しかし 多機能 UPS を使用し ESMPRO/AC で自動運転している場合は 停電時のバッテリバックアップ容量が十分な環境であれば 停電時には自動的にクラスタを正常終了させてシャットダウンし 停電が復旧したならば自動的に全サーバを起動し直して復旧し そのまま通常の運用に戻ることが可能になります 停電検出 通常運用 通常運用 停電 通電 クラスタシャットダウン 電源 ON: サーバ起動 停電 通電 復旧検出 電源 OFF 電源 OFF 停電 通電 98

99 注意 : 多機能 UPS のバッテリバックアップ可能時間が クラスタシャットダウンに必要な時間よりも短いと クラスタシャットダウン中に UPS のバッテリが切れてしまいクラスタのみならず NT OS 自体にも被害がおよぶ恐れがあります ご使用になる環境での所要時間 UPS バッテリ容量を慎重に計算した上でご利用下さい クラスタサーバ 停電発生 UPS のバッテリ稼動時間 4 クラスタサーバでの電源異常確認時間 [ 注意 ] この 1 の時間は ESMPRO/UPSController 設定 シャットタ ウン / リフ ートの設定 の 電源異常確認時間 に設定します 正常状態 電源異常監視中 クラスタシャットダウンにかけられる時間 OS シャットダウン 電源 OFF 停電時にクラスタシャットダウンが行える条件 2 の時間内にクラスタシャットダウンが終了する事が期待出来る クラスタサーバや共有 Disk の UPS が 4 の時間以上バッテリ稼動できる なお ESMPRO/AC は 停電によりクラスタシャットダウンを起動した場合 2 の時間経過してもクラスタシャットダウンが終了しない時には タイムアウトとして強制的に NT のシャットダウンを実行します [ 停電時の動作に関連する ESMPRO/AC GUI オプションの設定 ] 2 の時間を設定 3 の時間を設定 99

100 1.6.6 スクリプト作成の注意事項 ESMPRO/AC 及び ESMPRO/AC Enterprise ではスクリプトの作成は不要です 注意事項 (1)ESMPRO/AC 及び ESMPRO/AC Enterprise は クラスタシステムでご使用いただく場合にも サーバごとに購入し個別にインストールする必要があります (2)ESMPRO/AC をクラスタシステムで ご使用になるためには ESMPRO/UPSController と多機能 UPS が必要です また 3 ノード以上のクラスタシステムの場合は ESMPRO/AC Enterprise も必要です (3) 同じクラスタのサーバに接続する多機能 UPS の機種や実装状況は 全て同一にする必要があります 同一でない場合 ESMPRO/AC の GUI は連携するサーバに同じ設定が出来なくなります この場合には 各サーバが連動して動作するように 同様な設定を個別に行う必要があります (4) クラスタシステムで自動運転している際の多機能 UPS の AUTO/LOCAL スイッチは AUTO のままで運用してください LOCAL にした場合には クラスタ全体で自動運転が停止し クラスタシャットダウンを行った場合にも全てのサーバの電源が OFF されません クラスタシャットダウンしたまま電源が OFF されない状態で LOCAL から AUTO に切り替えると全てのサーバの電源が OFF され自動運転状態に戻ります その他 特になし 100

101 1.7 ESMPRO/AutomaticRunningController,AC Enterprise:SNMP 機能概要 ESMPRO/AutomaticRunningController( 以降 ESMPRO/AC と称す ) と ESMPRO/AC Enterprise は AC Management Console( 以下 AMC) 機能を使用して Smart-UPS 相当無停電電源装置に SNMP カードを実装した環境で CLUSTERPRO によるクラスタを構成するサーバ全体の自動運転機能を提供します (2~16 台のクラスタシステムでの自動運転をサポート ) AMC 機能を使用することで クラスタを構成する全てのサーバを自動的に同期させた電源制御が実現できます ( 全てのサーバに ESMPRO/AC ESMPRO/AC Enterprise が必要です ) 本機能には下記いずれかの構成で運用が可能です (A) 管理端末ありクラスタ端末以外に管理端末 ( 制御端末 ) を有する場合 (B) 管理端末なしクラスタ端末が管理端末 ( 制御端末 ) をかねる場合 101

102 (A) 管理端末あり AMC を使用すれば いろいろな構成での設定が可能ですが 管理端末 共有ディスクありのクラスタ構成として下記の構成を推奨いたします ここでは 下記の構成の設定方法について説明いたします ( 本構成は 16node クラスタシステムまで対応しております ) 連動装置 クラスタシステム 共有ディスク SNMP カード LAN 制御端末 連動端末 連動端末 連動端末 連動端末 ( 管理端末 ) SNMP カード SNMP カード SNMP カード SNMP カード SNMP カード 電源装置 電源装置 電源装置 電源装置 電源装置 102

103 (B) 管理端末なし AMC を使用すれば いろいろな構成での設定が可能ですが サーバ 2 台以上で共有ディスクあり ( 管理端末なし ) のクラスタ構成として下記のような構成を推奨いたします ここでは 下記の構成の設定方法について説明いたします (2 台のクラスタ構成の場合は制御端末を 2 台に設定し 3 台以上のクラスタ構成の場合 制御端末を 3 台に設定してください 本構成は 16node クラスタシステムまで対応しております ) 連動装置 共有ディスク クラスタシステム SNMP カード LAN 制御端末 制御端末 制御端末 連動端末 連動端末 SNMP カード SNMP カード SNMP カード SNMP カード SNMP カード 電源装置 電源装置 電源装置 電源装置 電源装置 103

104 1.7.2 機能範囲 CLUSTERPRO によるクラスタ環境において以下の機能を提供します クラスタサーバ全体を連動した自動電源投入 切断 運転スケジュールによるクラスタサーバ全体の電源投入 切断 ESMPRO/AC の GUI で運転スケジュールを作成し 監視要因を設定すると クラスタを構成する全てのサーバに同じスケジュールが設定され 定刻に全てのサーバが同期して電源投入し起動 定刻にクラスタシャットダウンを実行し電源停止 が可能です 各種電源投入 切断の要因の組み合わせクラスタ環境においても 単体のサーバ自動運転の場合と同様に スケジュールで投入して スケジュールと LAN で監視して切断など 各種の要因を組み合わせて運用条件を設定することができます 停電時のクラスタの自動停止 再開 UPS のバッテリ容量が十分な場合 共有 Disk などクラスタの基幹機器の停電や 全てのサーバでの停電の際には クラスタシャットダウンを行い停電復旧後に自動的にクラスタシステムを再起動するといった作業を 自動で実行させる事ができます 電源切断 API によるアプリケーションからのクラスタサーバの停止機能 ESMPRO/AC にて従来から提供している電源切断 API で クラスタシャットダウン 電源切断が実現できます これにより ユーザアプリケーションでクラスタのシステム停止および UPS の出力停止が行えます 電源投入 切断時のサーバごとのジョブ起動 ESMPRO/AC の提供する起動時の登録ジョブ起動 切断時の登録ジョブ起動は クラスタシステムにおいても有効です なお 切断時の登録ジョブは それぞれのサーバでクラスタのシステム停止が行われた後で起動されます クラスタマネージャとの連携クラスタマネージャにて クラスタシャットダウンやサーバシャットダウンを指示すると ESMPRO/AC と連動したシャットダウン / リブートを行うことができます サーバのシャットダウン操作を行った場合は シャットダウン後 UPS の出力停止まで行われます クラスタに接続される UPS の統計情報を一括して管理端末で集計クラスタの各装置の電源を保護する UPS の稼動状況を 管理端末で一括して監視し 各 UPS の統計情報として集計 記録 (1 週間分 ) します 管理端末の運用クラスタの各装置の電源を保護する UPS を SNMP により一括管理する管理端末も自らを保護する UPS を利用して クラスタサーバの運用スケジュールなどとは別に 独自の運用を設定します ( 注意 : 管理端末が OFF している間は 共有 Disk などの停電監視が出来なくなります ) 104

105 1.7.3 動作環境 (A) 管理端末あり クラスタサーバ以外に管理端末を設置する構成 ( 推奨構成 ) サーバ Smart-UPS Smart-UPS サーバ クラスタ 管理端末 SNMP Card SNMP Card 2 OUTPUT OUTPUT 2 Smart-UPS サーバ Smart-UPS SNMP Card 2 SNMP Card OUTPUT OUTPUT Smart-UPS 2 サーバ ディスクアレイ装置 Smart-UPS SNMP Card 注意 : HUB 等の network 機器接続用の UPS を別に用意できない場合は HUB 等の電源は 管理サーバを接続している UPS の OUTPUT に接続してください ディスクアレイ装置を接続している UPS には接続しないでください OUTPUT 3 HUB 1 OUTPUT Smart-UPS 2 サーバ は AC ケーブルを示す SNMP Card OUTPUT 2 1Smart-UPS に SNMP カードを実装し HUB に接続する 2 サーバとディスクアレイ装置の AC ケーブルを OUTPUT に接続 310BaseT HUB 等の network 機器の電源を別の UPS の OUTPUT に接続 105

106 (B) 管理端末なし クラスタサーバ以外に管理端末を設置しない構成 1Smart-UPS に SNMP カードを実装し HUB に接続する 2 サーバとディスクアレイ装置の AC ケーブルを OUTPUT に接続 310BaseT HUB 等の network 機器の電源を別の UPS の OUTPUT に接続 Smart-UPS サーバ クラスタ SNMP Card 2 Smart-UPS SNMP Card OUTPUT OUTPUT Smart-UPS 2 サーバ ディスクアレイ装置 SNMP Card 注意 : HUB 等の network 機器接続用の UPS を別に用意できない場合は HUB 等の電源は 制御サーバを接続している UPS の OUTPUT に接続してください ディスクアレイ装置を接続している UPS には接続しないでください Smart-UPS OUTPUT 3 HUB 1 OUTPUT Smart-UPS SNMP Card OUTPUT 2 2 サーバ は AC ケーブルを示す Smart-UPS サーバ SNMP Card OUTPUT 2 106

107 1.7.4 インストール手順 ESMPRO/AC 及び ESMPRO/AC Enterprise は クラスタシステムを構成する各サーバと 管理用の端末 ( サーバ ) にそれぞれインストールし 設定する必要があります インストール時の作業は大きく分けて以下の 4 つの工程になります 1 UPS と SNMP Card 関連の HW 設定 全ての装置を停止し UPS との接続を行います また UPS には SNMP CARD を実装します ( ここまでの作業は 先に行っておいても構いません ) 次に UPS の電源を入れ SNMP CARD 添付のケーブルを使用して SNMP CARD の使用する IP address などのネットワーク設定を行います ネットワーク設定の正常性を Ping で確認後 Web を使用してより詳細な設定を行います 2 管理端末およびクラスタサーバの設定 管理端末 ( ある場合 ) およびクラスタを構成する各サーバを設定します クラスタを構成するサーバでは クラスタシステムを事前に構築しておく必要があります まず 各サーバに ESMPRO/AC と ESMPRO/AC Enterprise をインストールします インストール後 ESMPRO/AC Enterprise の環境設定 の設定 AC Management Console の設定を行います 3 ESMPRO/AC の一次設定 ESMPRO/AC の GUI よりクラスタシステムに連携を行う設定をします 全てのクラスタサーバでの設定作業が完了したら 一旦クラスタシステムを再起動させます 4 クラスタサーバの自動運転条件の設定 クラスタを自動運用する条件を設定します クラスタ再起動し AC との連携が可能になると ESMPRO/AC の GUI を起動し サーバ名 でクラスタサーバの 1 台と接続し クラスタを運用する際の運用条件を設定します ESMPRO/AC の各種設定についての詳細は ESMPRO/AC のマニュアルかオンラインヘルプを参照願います 107

108 ソフトウェアの設定(A) 管理端末あり インストール時は 装置なし を選択します ハードウェアの設定インストールの開始 UPS 接続 Express サーバの設定 SNMP Card の設定 CLUSTERPRO のインストール クラスタシステムの構築 各種インストール設定 ESMPRO/AC のインストール 通常のクラスタ構築作業 注意 クラスタシステムで ESMPRO/AC の自動運転を行う場合には ESMPRO/AC GUI メイン画面右上の 停止 開始 は使用しないで下さい ESMPRO/AC Enterprise のインストール ESMPRO/AC Enterprise 環境設定 の設定 AC Management Console の設定 クラスタ再起動 ESMPRO/AC の一次設定 クラスタ再起動 ESMPRO/AC の設定内容確認 クラスタシステムの稼動 ESMPRO/AC の設定 ( 自動運転の設定 ) クラスタシステムの自動運転 ESMPRO/ARCService サービスの再起動でも可 ESMPRO/AC のオプションにて クラスタ連携する の設定を行っておきます 起動してから ESMPRO/AC との連携が確立するまで 若干時間がかかります ESMPRO/AC の GUI 画面でクラスタサーバ情報が表示されれば OK です クラスタ環境での自動運転の設定 先に クラスタ連携する の設定をしておいたサーバで 設定すれば全てのクラスタサーバに 自動設定されます 108

109 (B) 管理端末なし ハードウェアの設定インストールの開始 UPS 接続 Express サーバの設定 SNMP Card の設定 通常のクラスタ構築作業 インストール時は 装置なし を選択します CLUSTERPRO のインストールクラスタシステムの構築各種インストール設定 ESMPRO/AC のインストール 注意 クラスタシステムで ESMPRO/AC の自動運転を行う場合には ESMPRO/AC GUI メイン画面右上の 停止 開始 は使用しないで下さい ESMPRO/AC Enterprise のインストール ESMPRO/AC Enterprise 環境設定 の設定 ソフトウェアの設定 AC Management Console の設定クラスタ再起動 ESMPRO/AC の一次設定クラスタ再起動 ESMPRO/AC の設定内容確認クラスタシステムの稼動 ESMPRO/AC の設定 ( 自動運転の設定 ) クラスタシステムの自動運転 ESMPRO/ARCService サービスの再起動でも可 ESMPRO/AC のオプションにて クラスタ連携する の設定を行っておきます 起動してから ESMPRO/AC との連携が確立するまで 若干時間がかかります ESMPRO/AC の GUI 画面でクラスタサーバ情報が表示されれば OK です クラスタ環境での自動運転の設定 先に クラスタ連携する の設定をしておいたサーバで 設定すれば全てのクラスタサーバに 自動設定されます 109

110 SNMP Card の設定 AMC 機能 ( マルチサーバ 冗長電源環境の管理機能 ) においては Smart-UPS 相当無停電電源装置に SNMP Card を実装し制御する必要があります 以下に この SNMP Card の HW 設定 及び WEB による設定手順を記載します この設定はすべての UPS の SNMP Card について行う必要があります (1)SNMP CARD 関連の HW 設定全ての装置を停止し UPS との接続を行います UPS の電源を入れ SNMP CARD 添付のケーブルを使用して SNMP CARD の使用する IP address などのネットワーク設定を行います ネットワーク設定の正常性を Ping で確認後 Web を使用してより詳細な設定を行います HW 添付されているシリアルケーブルを使用して UPS とサーバ (COM ポート ) を接続し 上記の様なハイパーターミナルを起動すると UPS の初期設定が行えるようになります ( 詳細は HW 添付のマニュアルを参照してください ) 110

111 User Name password( 初期値はどちらも apc) を入力して login し [2:NetWork]->[1: TCP/IP]->[1:BOOTP を 1:Disable に ]->[Accept Change] とすると UPS の IP address Network Mask Default GateWay が設定できるようになり 全て入力し [5:Accept Change] を実行し [logout] する事で UPS が LAN でアクセス可能になります 注意 シリアルケーブルは 設定が終わりましたら外して保管しておいてください (2)Web による設定 シリアルケーブルとハイパーターミナルによる IP 設定を終了し logout すると 設定したネットワーク構成が有効になります 設定が正常であれば サーバから UPS の IP アドレスに Internet Explorer 等でアクセスすると以下の様なログイン画面が表示されます 111

112 この画面で ハイパーターミナル同様にログインすると 以下の様な Web 画面になります UPS の IP アドレスを確認してください 注意 : Smart-UPS の機種名が表示されることをご確認ください もし 表示されていない場合は SNMP カードが接触不良になっている可能性が考えられますので 以下の操作を行なってください 1UPS の電源を OFF し SNMP カードをさし直してみる 2 カードをさし直しても状態が変わらない場合は リセットしてみてください リセットしますと 情報の再設定が必要となりますのでご注意ください SNMP 関連の設定で使用します パスワードなどの設定変更で使用します 112

113 System Date & Time と選択すると以下の画面になります 現在の日付と時刻の設定を行ってください 日付と時刻の設定方法下記 12 のどちらかの設定方法で 日付と時刻を設定してください 1 日付 時刻を直接入力する方法 Set Manually を選択し Date Time を入力後 Apply を選択してください 2 コンピュータから日付と時刻を読み出し設定する方法 Set Manually を選択し Apply Local Computer Time to Network Management Card にチェックし Apply を選択してください 113

114 Network SNMP と選択すると以下の画面になります Access Control と Trap Receiver に登録を行ってください Community Name :SNMP で使用する識別名 ( 通常は public) NMS IP :SNMP でアクセスするサーバの IP address 管理端末用 UPS 周辺装置用 UPS は 管理端末の IP address のみで OK クラスタサーバ用 UPS は 管理端末と接続しているサーバの IP address Access Type : Write+ または Write を選択する 注意 : サーバが複数の LAN ボードがある場合や 複数の IP アドレスを持つ場合には SNMP カードに対しアクセスする際に使用される IP アドレスを登録してください サーバが複数の IP を持っている場合に 後述の AMC 画面での設定で UPS 情報が SNMP にて採取できない時には SNMP カードに登録したサーバの IP アドレス以外が実際には使われている可能性があります SNMP カードに登録する IP アドレスをサーバの持つ別の IP アドレスに変更するなどして 実際に使用されている IP アドレスを登録してください ( 登録数に問題なければ 同一サーバの IP を複数登録しても構いません ) 114

115 Community Name Receiver NMS IP は Access Control と同じものを設定する Trap Generation Authentication Traps は Enabled を選択する System User Manager を選択すると 以下の画面になります セキュリティの為 デフォルトで使用しているアカウント :apc 等の設定を変更しておく事をお勧めします 注意 : 変更したアカウント名 パスワードは忘れない様にしてください ( 忘れた場合には メーカに問い合わせすることになります ) 115

116 ESMPRO/AC Enterprise 環境設定 の設定 本設定は管理端末およびクラスタを構成するすべてのサーバで行う必要があります 1[ スタート ]->[ プログラム ]->[ESMPRO/AutomaticRunningController]-> 環境設定を起動すると 下記ダイアログボックスが表示されます 設定しないでください 2 3 2ESMPRO/AC Enterprise 環境設定ダイアログボックス内の SNMP 機能の [AC Management Console] による管理を行う のチェックボックスを ON にします 3 他の UPS 管理ソフトを使用しない チェックボックスを ON にします 116

117 AC Management Console の設定 (A) 管理端末あり 本設定は 管理端末でのみ行います (1) AC Management Console 簡易設定支援 を起動します (2) クラスタ ( マルチサーバ ) の構成 の 設定ファイル作成 を選択します (3) UPS4 台で構成 を選択し 次へ を選択します 117

118 (4) グループ名を入力し選択し 次へ を選択します (5) 制御端末 ( 管理サーバ ) のサーバ名と IP アドレス 制御端末の電源を供給している UPS の UPS 名と IP アドレスを入力し 次へ を選択します (6) クラスタサーバ名と IP アドレスとクラスタサーバに電源を供給している UPS の UPS 名と IP アドレスを入力し 次へ を選択します 118

119 (7) 共有ディスクの電源を接続している UPS 名と IP アドレス入力し選択し 次へ を選択します (8) 確認画面がでてきますので 入力情報を確認してください 問題なければ 完了 を選択します (9) はい を選択します (10) 左の図のような構成が作成されます 119

120 (11)2 番目の電源制御グループ ( この場合電源制御 2) を選択し [ 編集 ] [ 電源制御グループ作成 ] を選択します (12) 電源制御グループ名を入力します 任意のグループ名を入力する (13) (11)(12) の操作を繰り返し もう 1 つ電源制御グループを作成します 120

121 (14) (11)(12)(13) で作成した 電源制御グループの 電源装置 を選択し [ 編集 ] [ 新規装置登録 ] を選択します (15) ここでは IP アドレスと UPS 名を入力し OK ボタンを選択します ( その他の設定は後で行ないます ) 121

122 (16) (11)(12)(13) で作成した 電源制御グループの 連動端末 を選択し [ 編集 ] [ 新規装置登録 ] を選択します (17) サーバ名と IP アドレスを入力し OK ボタンを選択します 122

123 (18) UPS の設定を行ないます 連動装置 UPS2 をダブルクリックします 電源装置 ダイアログボックス表示されますので 設定をおこなってください 設定方法は (20) を参照してください 電源装置 UPS1 UPS3 UPS4 UPS5 UPS6 をそれぞれダブルクリックします 電源装置 編集画面表示されますので 設定をおこなってください 設定方法は (19) を参照してください 123

124 (19) 電源装置 で必要情報を設定します IP address が 先にセットアップした SNMP Card に設定した IP アドレスと同じか確認してください SNMP 設定情報の採取 を実行します ( 正常であれば SNMP 設定情報 が入手され UPS 型名 シリアル番号 等と共に設定情報が表示されます ) ここで UPS 型名 等が空欄になってしまう場合は SNMP Card の設定を確認してください 3SNMP で入手した情報を確認し 名称 電源切断猶予時間 などを編集します 半角 8 文字で 必ず一意のユニークな名称にしてください 推奨設定値電源異常確認時間 : 60 秒電源異常回復時 : 電源異常回復時にリブートする (UPS によるリブート ) 電源切断猶予時間 : 300 秒 Disk 保護時間 : 60 秒許容電圧 ( 上限 ): 108V 許容電圧 ( 下限 ): 92V 電源異常検出感度 : 4( 高 ) 自動ハ ッテリテストハ ターン : 2( 隔週 ) ( 参考 ) 停電時のシャットダウン 4 情報の上書きを SNMP で実行 を実行してください この操作により UPS に情報が書込まれます 注意 : 設定後すぐに SNMP 設定情報の採取 を実行すると古いデータが表示される場合があります これは SNMP での設定要求が UPS 内部に反映されるまで若干のタイムラグがあるためですので 数秒後に再度 SNMP によって情報採取 を実行してみてください また 許容電圧などでは 設定したデータがその UPS の仕様上不適当な場合 UPS 側にて設定情報を自動的に補正することもあります 5 電源異常時間などに変更があれば変更します 注意 : 1 設定したデータがその UPS の仕様上不適当な場合 UPS 側にて設定情報を自動補正する場合があります 2 各種パラメータの既定値 / 設定範囲は UPS の機種によって異なります 既定値のままでの運用はさけ 推奨設定値を参考の上設定変更をしてください 6 OK ボタンを実行します 124

125 (20) 共有ディスクを接続している UPS の必要情報を設定します 編集方法は (19) をご参照ください 推奨設定値電源異常確認時間 : 30 秒電源異常回復時 : 電源異常回復時にリブートする (UPS によるリブート ) 電源切断猶予時間 : 300 秒 Disk 保護時間 : 60 秒 ( 参考 ) 停電時のシャットダウン 注意 : 連動装置の UPS の設定では以下のことにご注意ください 1 電源異常確認時間 は サーバの UPS より共有ディスクの UPS の値を少なくしてください 共有ディスクの UPS < クラスタサーバの UPS ( 推奨値 ) 電源異常確認時間サーバの UPS:60 秒共有ディスクの UPS:30 秒 2 電源異常回復時にリブートを行なう場合は 電源異常回復時にリブートする (UPS によるリブート ) を選択してください 3 連動装置が複数台存在する場合は それぞれの電源異常回復時の自動ブート設定は同じに設定にしてください 4 設定したデータがその UPS の仕様上不適当な場合 UPS 側にて設定情報を自動補正する場合があります 5 各種パラメータの既定値 / 設定範囲は UPS の機種によって異なります 既定値のままでの運用はさけ 推奨設定値を参考の上設定変更をしてください 125

126 (21) すべての電源制御グループの 通信用 IP アドレス を設定します 通信用 IP アドレスは制御端末 ( 管理端末 ) に届く ローカルブロードキャストアドレス を登録します 制御端末 ( 管理端末 ) が 1 台の場合は 制御端末 ( 管理端末 ) の IP アドレスを登録することもできます ローカルブロードキャストアドレス の算出方法は ESMPRO/AC の一次設定 をご参照ください 注意 : 全ての電源制御グループに同じローカルブロードキャストアドレスを設定してください 変更 変更する電源制御グループを選択し [ 編集 ] [ 登録情報 ] を選択します 通信用 IP アドレスを変更します 126

127 (22) すべての電源制御グループの 通信用認識コード を設定します 注意 : 全ての電源制御グループに同じ 通信用認識コード を設定してください 変更する電源制御グループを選択し [ 編集 ] [ 登録情報 ] を選択します 通信用認識コードを変更します (23)AMC での設定が完了しましたら [ ファイル ] [ 設定保存 ] を選択し 設定情報を保存します 127

128 (24) 作成した AMC の構成情報を他の全てのサーバに転送します 注意 : すべてのサーバは 同じ構成情報である必要があります 構成情報を変更した場合は 下記 (a)(b) の方法で必ず他のサーバに構成情報を転送して クラスタ再起動を行ってください (a)amc で設定した内容を他の制御端末に転送 ( 制御端末を 2 台以上設定する場合 ) 本例のように制御端末が 1 台の構成の場合は (a) は必要ありません 1 転送先のサーバを選択します 2 メニューバーの [ 操作 ] [ 制御端末へ設定情報送信 ] を選択します 2 3 下記 制御端末の設定情報 が表示されますので パスワードを入力します

129 (b)amc で設定した内容を連動端末に転送 連動端末へ 1 の方法で転送できます または エクスプローラ等を使用して転送することもできます 制御端末 ( 管理端末 ) の下記ファイルを %xxxx%\data\ac_e_net.ini 全ての連動端末の共有 ARCDATA(%xxxx%\data\) にコピーしてください xxxx = %SystemDrive%\AUTORC // setup 時の既定値 (25) 制御端末 ( 管理端末 ) 再起動 ( または ESMPRO/ARC Service サービスの再起動 ) を行なった後 全てのクラスタサーバでクラスタ再起動 ( または ESMPRO/ARC Service サービスの再起動 ) を行います 129

130 (B) 管理端末なし 本設定は 一台のサーバ ( 制御端末 ) でのみ行います (1) AC Management Console( 以下 AMC) を起動します (2)[ 編集 ] [ 電源グループの作成 ] を選択 グループ名を入力します 任意のグループ名を入力する 130

131 (3) 制御端末を選択し [ 編集 ] [ 電源グループの作成 ] を選択 グループ名を入力します 任意のグループ名を入力する (4)(3) の作業を制御端末の台数分行います 電源制御グループの名称は 同じ名称を使用しないでください ここまでの設定でこのような構成になります 131

132 (5) グループ名を選択します (6) [ 編集 ] [ 電源グループの作成 ] を選択 グループ名を入力します 任意のグループ名を入力する ( 他の電源制御グループと同一名称は不可 ) (7)(5)(6) の作業を連動端末の台数分行います 132

133 (8) 制御端末が 3 台 連動端末 2 台で下記のようになります 133

134 (9)UPS の設定を行います 連動装置 を選択し [ 編集 ] [ 新規装置登録 ] を選択すると 電源装置 編集画面がでてきますので 設定を行ってください 設定方法は (11) を参照してください それぞれ 電源装置 を選択し [ 編集 ] [ 新規装置登録 ] を選択すると 電源装置 編集画面がでてきますので 設定を行ってください 設定方法は (10) を参照してください 134

135 (10) 電源装置 で必要情報を設定し 電源装置を登録します 1 先にセットアップした SNMP Card に設定した IP アドレスを入力してください SNMP 設定情報の採取 を実行します ( 正常であれば SNMP 設定情報 が入手され UPS 型名 シリアル番号 等と共に設定情報が表示されます ) ここで UPS 型名 等が空欄になってしまう場合は SNMP Card の設定を確認してください 5 3SNMP で入手した情報を確認し 名称 電源切断猶予時間 などを編集します 3 半角 8 文字で 必ず一意のユニークな名称にしてください 4 推奨設定値電源異常確認時間 : 60 秒電源異常回復時 : 電源異常回復時にリブートする (UPS によるリブート ) 電源切断猶予時間 : 300 秒 Disk 保護時間 : 60 秒許容電圧 ( 上限 ): 108V 許容電圧 ( 下限 ): 92V 電源異常検出感度 : 4( 高 ) 自動ハ ッテリテストハ ターン : 2( 隔週 ) ( 参考 ) 停電時のシャットダウン 4 情報の上書きを SNMP で実行 を実行してください この操作により UPS に情報が書込まれます 注意 : 設定後すぐに SNMP 設定情報の採取 を実行すると古いデータが表示される場合があります これは SNMP での設定要求が UPS 内部に反映されるまで若干のタイムラグがあるためですので 数秒後に再度 SNMP によって情報採取 を実行してみてください また 許容電圧などでは 設定したデータがその UPS の仕様上不適当な場合 UPS 側にて設定情報を自動的に補正することもあります 5 電源異常時間などに変更があれば変更します 注意 : 1 設定したデータがその UPS の仕様上不適当な場合 UPS 側にて設定情報を自動補正する場合があります 2 各種パラメータの既定値 / 設定範囲は UPS の機種によって異なります 既定値のままでの運用はさけ 推奨設定値を参考の上設定変更をしてください 6 OK ボタンを実行します 135

136 (11) 次に共有ディスクを接続している UPS の登録と設定を行います 編集方法は (10) をご参照ください 推奨設定値電源異常確認時間 : 30 秒 Warm-UP 順位 : 1( 順位が高く設定された UPS から起動要求を出す ) 電源異常回復時 : リブートする ( 制御端末からリブートする ) 電源切断猶予時間 : 300 秒 Disk 保護時間 : 60 秒 ( 参考 ) 停電時のシャットダウン 注意 : 連動装置の UPS の設定では以下のことにご注意ください 1 電源異常確認時間 は サーバの UPS より共有ディスクの UPS の値を少なくしてください 共有ディスクの UPS < クラスタサーバの UPS ( 推奨値 ) 電源異常確認時間サーバの UPS:60 秒共有ディスクの UPS:30 秒 2 電源異常回復時にリブートを行なう場合は 電源異常回復時にリブートする ( 制御端末からのリブート ) を選択してください 3 連動装置が複数台存在する場合は それぞれの電源異常回復時の自動ブート設定は同じに設定にしてください 4 設定したデータがその UPS の仕様上不適当な場合 UPS 側にて設定情報を自動補正する場合があります 5 各種パラメータの既定値 / 設定範囲は UPS の機種によって異なります 既定値のままでの運用はさけ 推奨設定値を参考の上設定変更をしてください 136

137 (12) 制御端末と連動端末を登録します 制御端末を登録します 設定方法は (13) をご参照ください 連動端末を登録します 設定方法は (14) をご参照ください 137

138 (13) 制御端末 を選択し [ 編集 ] [ 新規装置登録 ] を選択し 制御端末情報を入力します サーバのコンピュータ名を (Windows サーバの場合は 大文字で ) 入力してください すべての制御端末の設定を登録します 制御端末としては ツリーの上部が優先順位が高いので 通常 SEIGYO1 に登録したサーバが制御を行い そのサーバがストールしているなど正常な動作が行えない場合は SEIGYO2 に登録したサーバが制御を行うというようになります 138

139 (14) 連動端末 を選択し [ 編集 ] [ 新規装置登録 ] を選択し 連動端末情報を入力します サーバのコンピュータ名を (Windows サーバの場合は 大文字で ) 入力してください すべての連動端末の設定を登録します 139

140 (15) すべての電源制御グループ ( 本例では Cluster1 SEIGYO1 SEIGYO2 SEIGYO3 RENDOU1 RENDOU2) の 通信用 IP アドレス と 通信用認識コード を設定します 通信用 IP アドレスは制御端末に届く ローカルブロードキャストアドレス を登録します ローカルブロードキャストアドレス の算出方法は ESMPRO/AC の一次設定 をご参照ください 注意 : 全ての電源制御グループに同じ ローカルブロードキャストアドレス 同じ 通信用認識コード を設定してください 変更 変更する電源制御グループを選択し [ 編集 ] [ 登録情報 ] を選択します 通信用 IP アドレスを変更します (16)AMC での設定が完了しましたら [ ファイル ] [ 設定保存 ] を選択し 設定情報を保存します 140

141 (17) 作成した AMC の構成情報を他の全てのサーバに転送します 注意 : すべてのサーバは 同じ構成情報である必要があります 構成情報を変更した場合は 下記 (a)(b) の方法で必ず他のサーバに構成情報を転送して クラスタ再起動を行ってください (a)amc で設定した内容を他の 2 台の制御端末に転送 1 転送先のサーバを選択します 2 メニューバーの [ 操作 ] [ 制御端末へ設定情報送信 ] を選択します 2 3 下記 制御端末の設定情報 が表示されますので パスワードを入力します もう一台の制御端末についても同様の操作を行います 141

142 (b)amc で設定した内容を連動端末に転送 連動端末へ 1 の方法で転送できます または エクスプローラ等を使用して転送することもできます (1)~(17) までの操作を行なったサーバの下記ファイルを %xxxx%\data\ac_e_net.ini 全ての連動端末の共有 ARCDATA(%xxxx%\data\) にコピーしてください xxxx = %SystemDrive%\AUTORC // setup 時の既定値 (18) 全てのサーバでクラスタ再起動または ESMPRO/ARC Service サービスの再起動を行います 142

143 ESMPRO/AC の一次設定 AMC の設定を終了したら ESMPRO/AC GUI により クラスタシステム連携を行う設定をしてください 本設定はすべてのサーバに対して行います [ スタート ] [ プログラム ] [ESMPRO/AutomaticRunningController] [ESMPRO_AC] で ESMPRO/AC GUI を起動し オプション を選択する パラメータ 設定値 クラスタシステム連携 固定 必ずチェックして下さい 停電時のクラスタシャットダウンタイムアウト時間 必須 必須 あり を選択して下さいタイムアウト時間は任意です停電の際にクラスタシャットダウンを行うかの設定 バッテリ容量を確認して設定して下さい 通信用 IP アドレス 必須 クラスタの属する LAN のローカルブロードキャストアドレスを設定して下さい 変更する場合はシステムで統一する必要があります 既定値 : ローカルブロードキャストアドレスの算出方法は 次ページを参照ください 設定を変更した場合は すべてのサーバを再起動する必要があります 通信用ポート番号 必須 クラスタ連携時に ESMPRO/AC が使用する TCP/IP port 番号を設定して下さい 変更する場合はシステムで統一する必要があります 既定値 :4000 設定を変更した場合は すべてのサーバを再起動する必要があります 設定が済みましたら オプション ダイアログの OK を選択し メインメニューの OK を 選択して ESMPRO/AC GUIを終了させてください 143

144 ローカルブロードキャストアドレスの算出方法 以下に通信用 IP アドレスとして設定するブロードキャストアドレスの算出方法を記述します ( 例 1) 以下のネットワーク環境の場合のブロードキャストアドレス算出方法 IP アドレス サブネットマスク IP アドレス ( ) とサブネットマスク ( ) をアンドした値を出します <-IP アドレス & <- サブネットマスク この値とサブネットマスク ( ) のビット反転データをオアします その値が ブロードキャストアドレスになります <- サブネットマスクビット反転データ <-IP アドレスとサブネットマスクのアンド値 < ( ブロードキャストアドレス ) IPアドレス : サブネットマスク : ローカルブロードキャストアドレス :

145 ESMPRO/AC の設定内容確認 すべてのサーバでクラスタシステム連携を行う設定が終了しましたら クラスタ再起動を行ってください 再起動後 ESMPRO/AC GUI を起動して 下記のように表示されていれば ESMPRO/AC の一時設定は完了です 尚 クラスタが異常状態の場合 正常に表示されません (1)ESMPRO/AC GUI の表示の確認 クラスタ名 : 表示 クラスタ連携 : ON クラスタ連携サーバ名 : ウインドウの最後にクラスタを構成するサーバ名のリストを表示 145

146 注意 : クラスタ再起動すぐに ESMPRO/AC GUI を起動しますと 下記のように表示されることがあります その場合は 一度 キャンセル で ESMPRO/AC GUI を終了し 少し時間をおいてから ESMPRO/AC GUI を起動し 再確認を行ってください 146

147 (2)AMC の表示の確認 (A) 管理端末あり (B) 管理端末なし 147

148 ESMPRO/AC の設定 ( 自動運転の設定 ) ESMPRO/AC の一次設定がすみましたら ESMPRO/AC GUI で自動運転の運用条件の設定を行います 自動運転の設定は ESMPRO/AC GUI を起動し クラスタシステムを構成するサーバの 1 台 ( 現用系でも 待機系でも構いません ) と接続すると 自動的にクラスタのシステム構成が認識され クラスタ連携サーバ名 が表示されます この クラスタ連携サーバ名 が表示されている状態で 各種運用条件やスケジュールを登録すると クラスタ全体に設定が行われます サーバ A に接続して またはサーバ A で設定を行います 設 定 管理端末 サーバ A サーバ A~E すべてに設定されます 設定 サーバ B サーバ D サーバ C クラスタ構成サーバ 148

149 以下は クラスタ環境における自動運転の必ず必要な設定について記述しています 1ESMPRO/AC GUI を起動します 2 オプション ボタンを選択し 連携機能 1 タグを選択してください パラメータ 設定値 ESMPRO/JC 連携 任意 ESMPRO/JMSS 連携 任意 タイムアウト 任意 クラスタシステム連携 固定 必ずチェックして下さい 停電時のクラスタシャットダウン 必須 ESMPRO/AC の一次設定で設定済みです 変更が必要な場合のみ変更します タイムアウト時間 ESMPRO/AC の一次設定で設定済みです 変更が必 必須 要な場合のみ変更します 通信用 IP アドレス 必須 ESMPRO/AC の一次設定で設定済みです 変更が必要な場合のみ変更します 設定を変更した場合は すべてのサーバを再起動する必要があります 通信用ポート番号 必須 ESMPRO/AC の一次設定で設定済みです 変更が必要な場合のみ変更します 設定を変更した場合は すべてのサーバを再 起動する必要があります 149

150 3 オプション ボタンを選択した場合に選択できる 連携機能 1 メッセージ通知 ジョブ起動 連携機能 2 省電力 タグにつきましては任意で設定してください 4 監視要因 ボタンを押し 投入要因 タグを選択して下さい パラメータ 設定値 基本部 スケジュール任意 スケジュールによる自動電源投入を行う場合 チェックして下さい 自動電源投入を行わない場合は チェックを外して下さい スケジュールによる自動電源投入を行う場合は 別途 スケジュールの登録が必要です スケジュールの登録は メインメニューから スケジュー ル ボタンを選択して設定します 150

151 5 監視要因 ボタンを押し 切断要因 タグを選択して下さい パラメータ 設定値 基本部 スケジュール任意 スケジュールによる自動電源切断を行う場合 チェックして下さい 自動電源切断を行わない場合は チェックを外して下さい スケジュールによる自動電源切断を行う場合は 別途 スケジュールの登録が必要です スケジュールの登録は メインメニューから スケジュール ボタンを選択して設定します LAN 任意 設定する場合は LAN 切断情報 ボタンを選択して LAN 切断情報を入力する必要があります 151

152 1.7.5 停電時のシャットダウン シャットダウン関連時間 通常の UPS をクラスタシステムで使用した場合 停電が発生してサーバがシャットダウンされると 個別障害と判断され サーバシャットダウンとなります 自動フェイルバックを使用している場合でも 全てのサーバで停電が発生した場合には 全サーバがサーバシャットダウンしてしまうのでクラスタの復旧作業をマニュアルで行わないと クラスタ環境として復旧できません しかし ESMPRO/AC で自動運転している場合は UPS のバッテリバックアップ容量が十分な環境であれば 停電時に自動的にクラスタを正常終了させてシャットダウンし 停電が復旧したならば自動的に全サーバを起動し直して復旧し そのまま通常の運用に戻ることが可能になります 注意 : UPS のバッテリバックアップ可能時間が クラスタシャットダウンに必要な時間よりも短いと クラスタシャットダウン中に UPS のバッテリが切れてしまいクラスタのみならず OS 自体にも被害がおよぶ恐れがあります 停電発生 クラスタサーバ UPS のバッテリ稼動時間 4 クラスタサーバ クラスタサーバでの電源異常確認時間 正常状態 電源異常監視中 クラスタシャットダウンにかけられる時間 OS シャットダウン 電 OFF 源 停電時にクラスタシャットダウンが行える条件 2 の時間内にクラスタシャットダウンが終了する事が期待出来る クラスタサーバや周辺装置の UPS が 4 の時間以上バッテリ稼動できる なお ESMPRO/AC は 停電によりクラスタシャットダウンを起動した場合 2 の時間経過してもクラスタシャットダウンが終了しない時には タイムアウトとして強制的に NT のシャットダウンを実行します 152

153 停電関連のパラメータ設定画面 [AMC の電源装置設定画面 ] [ クラスタサーバ ] 1 の時間を設定 3 の時間を設定 [ESMPRO/AC GUI : オプション ] 2 の時間を設定 153

154 クラスタシャットダウンにかかる所用時間の調べ方クラスタシャットダウンに実際にかかる時間は 以下の手順によりユーザ環境にて実測する事が出来ます 0) クラスタサーバのコンソールをログオンしておきます 1) CLUSTERPRO のマネージャ画面より クラスタシャットダウンを起動します [ ストップウォッチ : 開始 ] 2) クラスタシャットダウンが実行されます 3) ESMPRO/AC より 電源切断条件が成立しました. といった シャットダウンを開始する最初のメッセージがサーバコンソール上に表示されます [ ストップウォッチ : 停止 ] 4) OS のシャットダウンが実行されます 5) サーバが電源 OFF あるいはリブートします 上記の 1)~3) の時間が クラスタシャットダウンの所要時間です 共有ディスクの停電 復電時動作 (A) 管理端末あり (1) 共有ディスクの停電共有ディスクに通電している UPS でのみ停電が発生した場合 電源異常回復時にリブートする (UPS によるリブート ) に設定している場合 以下のような動作を行ないます 共有ディスクに通電している UPS の設定 1 共有ディスクで停電発生 2 全クラスタサーバでクラスタシャットダウン OS シャットダウン 電源 OFF を行なう 3 共有ディスク復電 起動 4 全てのクラスタサーバの起動 5 クラスタシステムの完全復旧 154

155 (2) 共有ディスクが複数台の場合共有ディスクが複数台あり クラスタシステムに停電が発生した場合 電源異常回復時にリブートする (UPS によるリブート ) に設定している場合 以下のような動作を行ないます 共有ディスクに通電している UPS の設定 共有ディスクが復数台ある場合に 電源異常回復時に数字の低い順から起動します 1 共有ディスクで (Warm-UP 順位 :3) 停電発生 2 全クラスタサーバでクラスタシャットダウン OS シャットダウン 電源 OFF を行なう 3 共有ディスク電源 OFF 4 共有ディスク起動 (Warm-UP 順位 :1 2 の順で起動 ) 5 共有ディスク (Warm-UP 順位 :3) 復電 6 共有ディスク起動 (Warm-UP 順位 :4 5 の順で起動 ) 7 全てのクラスタサーバの起動 8 クラスタシステムの完全復旧 155

156 (B) 管理端末なし (1) 共有ディスクの停電共有ディスクに通電している UPS でのみ停電が発生した場合 電源異常回復時にリブートする ( 制御端末からリブートする ) に設定している場合 以下のような動作を行ないます 共有ディスクに通電している UPS の設定 1 共有ディスクで停電発生 2 全クラスタサーバでクラスタシャットダウン OS シャットダウン 電源 OFF を行なう 3 全クラスタサーバ起動起動後 共有ディスクの復電を待つ 4 共有ディスク復電 起動 5 全てのクラスタサーバの再起動 6 クラスタシステムの完全復旧 156

157 (2) 共有ディスクが複数台の場合共有ディスクが複数台あり クラスタシステムに停電が発生した場合 電源異常回復時にリブートする ( 制御端末からリブートする ) に設定している場合 以下のような動作を行ないます 共有ディスクに通電している UPS の設定 共有ディスクが復数台ある場合に 電源異常回復時に数字の低い順から起動します 1 共有ディスクで (Warm-UP 順位 :3) 停電発生 2 全クラスタサーバでクラスタシャットダウン OS シャットダウン 電源 OFF を行なう 3 共有ディスク電源 OFF 4 全クラスタサーバ起動起動後 共有ディスクの復電を待つ 5 共有ディスク起動 (Warm-UP 順位 :1 2 の順で起動 ) 6 共有ディスク (Warm-UP 順位 :3) 復電 7 共有ディスク起動 (Warm-UP 順位 :4 5 の順で起動 ) 8 全てのクラスタサーバの再起動 9 クラスタシステムの完全復旧 157

158 1.7.6 スクリプト作成の注意事項 ESMPRO/AC 及び ESMPRO/AC Enterprise ではスクリプトの作成は不要です 注意事項 (1)ESMPRO/AC 及び ESMPRO/AC Enterprise は クラスタシステムでご使用いただく場合にも サーバごとに購入し個別にインストールする必要があります (2) クラスタシステムで ESMPRO/AC による自動運転を行っている場合は ESMPRO/AC GUI のメイン画面に右上の 停止 開始 ボタンを使用しないで下さい (3) 制御端末 連動端末のどちらも PowerChute plus は必要ありません 制御可能なアプリケーションが複数存在すると誤作動の原因になりやすいので PowerChute plus はインストールしないでください (4) 管理端末あり / なし何れの場合でもクラスタサーバには ESMPRO/AC + ESMPRO/AC Enterprise をインストールしてください (5) 下記環境例の様に クラスタを構成するサーバと 共有ディスクに別の UPS を割り当てる場合 各 UPS の 電源異常確認時間 の値の設定には注意が必要です なお 各 UPS の 電源異常確認時間 の設定は 制御端末上の AMC にて設定してください 環境例 制御端末 Smart-UPS + SNMP カード 2 Smart-UPS + SNMP カード 1 共有ディスク LAN 連動端末 1 ( クラスタ ) Smart-UPS + SNMP カード 1 連動端末 2 ( クラスタ ) 電源ライン 1 共有ディスクとクラスタサーバの UPS の 電源異常確認時間 の設定値 共有ディスクの UPS < クラスタサーバの UPS この設定にすることで 先に共有ディスクの UPS での電源異常を認識させることができるようになり 共有 DISK に接続できなくなったクラスタシステムにクラスタシャットダウンを実行することができます そのために 共有ディスクに接続している UPS の 電源異常確認時間 をクラスタサーバの UPS の 電源異常確認時間 より短く設定することを推奨しています 158

159 2 制御端末の UPS とその他の UPS の 電源異常確認時間 の関係 制御端末の UPS の 電源異常確認時間 > 連動端末の 電源異常確認時間 + 8 秒 ( 電源異常確認までの最大値 ) ( 1) + クラスタシャットダウンタイムアウト時間 ( 2) + 60 秒 (OS シャットダウン指示に要する内部処理時間 ) + UPS 台数 2 秒 (SNMP カードへの AC 出力切断指示に要する内部処理時間 ) ( 1) 制御端末は電源制御グループ内の電源装置 (UPS) の状態を確認するため 制御端末から定期的に電源装置 (UPS) に対しポーリングを行っています このポーリングの間隔が 最大 8 秒間となっています ( 2) CLUSTERPRO をインストールした初期の段階では約 2 分程度必要です その後 ユーザ環境をカスタマイズした場合には必要な時間が多くなります 動作例 クラスタサーバ ( 共有ディスク )( 管理端末あり ) のシャットダウンプロセス各設定値を下記のように仮定します 制御端末 ( 管理端末 ) 電源異常確認時間 : x 秒 ( 管 ) 電源切断猶予時間 :300 秒 Low-Battry 検出後の動作可能時間 :120 秒 電源異常回復時にリブートする (UPSによるリブート) 連動端末 ( クラスタ ) 電源異常確認時間 : 60 秒 ( ク ) クラスタシャットダウンタイムアウト :120 秒 電源切断猶予時間 :300 秒 Low-Battry 検出後の動作可能時間 :120 秒 電源異常回復時にリブートする (UPSによるリブート) 連動装置 ( 共有ディスク ) 電源異常確認時間 : 30 秒 ( 共 ) 電源切断猶予時間 :300 秒 Low-Battry 検出後の動作可能時間 :120 秒 電源異常回復時にリブートする (UPSによるリブート) SNMPカード (S) 4 台 先に電源異常が発生するのが共有ディスクかクラスタサーバ ( ノード ) かによってシャットダウンプロセスが変化します 管理端末の 電源異常確認時間 はより長い (2) を参考に設定されることをお奨めします 159

160 A) 一斉停電または 共有ディスクに接続されている UPS に電源異常が発生した場合 経過秒 0 電源異常発生 30~38 ( 管 ) ( 共 ) 共有ディスクに電源障害発生していることを確認 ( 管 ) ( ク ) シャットダウン指示 ( ク ) クラスタシャットダウン開始 158 以内 ( 管 ) ( ク ) クラスタシャットダウン終了またはタイムアウト (120 秒 ) を通知 218 以内 ( 管 ) ( ク )OS シャットダウン指示 ( 管 ) ( ク )OS シャットダウン開始通知 ( 補足 ) OS シャットダウン内部処理に 60 秒必要 226 以内 ( 管 ) ( ク )( 共 ) の UPS(SNMP カード ) に AC 出力切断指示 (UPS 台数 0~ 2 秒 ) ( 補足 ) 各 UPS は 以下の時間経過後に AC 出力停止します ( ク ) のUPS(SNMP カード ) 電源切断猶予時間 (300 秒 )+Low-Battry 検出後の動作可能時間 (120 秒 )+ 約 2 分 ( 共 ) の UPS(SNMP カード ) 電源切断猶予時間 (300 秒 ) 526 以内 OS シャットダウン完了共有ディスク接続 UPS の AC 出力停止 764 以内クラスタ接続 UPS の AC 出力停止 上記より 管理端末は電源障害発生後 226 秒以上 ESMPRO/ARC Service が起動し ネットワーク通信ができる状態になっている必要があります x 連動装置の 電源異常確認時間 + 8 秒 ( 電源異常確認までの最大値 ) + クラスタシャットダウンタイムアウト時間 + 60 秒 (OS シャットダウン指示に要する内部処理時間 ) + UPS 台数 2 秒 (SNMP カードへの AC 出力切断指示に要する内部処理時間 ) 160

161 B) クラスタサーバに接続されている UPS のみに電源異常が発生した場合 経過秒 0 電源異常発生 60~68 ( 管 ) ( ク ) クラスタサーバに電源障害発生していることを確認 ( 管 ) ( ク ) シャットダウン指示 ( ク ) クラスタシャットダウン開始 188 以内 ( 管 ) ( ク ) クラスタシャットダウン終了またはタイムアウト (120 秒 ) を通知 248 以内 ( 管 ) ( ク )OS シャットダウン指示 ( 管 ) ( ク )OS シャットダウン開始通知 ( 補足 ) OS シャットダウン内部処理に 60 秒必要 256 以内 ( 管 ) ( ク ) の UPS(SNMP カード ) に AC 出力切断指示 (UPS 台数 0~2 秒 ) ( 補足 ) UPS は 以下の時間経過後に AC 出力停止します ( ク ) の UPS(SNMP カード ) 電源切断猶予時間 (300 秒 ) 556 以内 OS シャットダウン完了クラスタ接続 UPS の AC 出力停止 上記より 管理端末は電源障害発生後 256 秒以上 ESMPRO/ARC Service が起動し ネットワーク通信ができる状態になっている必要があります x 連動端末の 電源異常確認時間 + 8 秒 ( 電源異常確認までの最大値 ) + クラスタシャットダウンタイムアウト時間 + 60 秒 (OS シャットダウン指示に要する内部処理時間 ) + UPS 台数 2 秒 (SNMP カードへの AC 出力切断指示に要する内部処理時間 ) (6) 1 台の UPS に クラスタサーバとクラスタ以外のサーバを共存させるマルチサーバ環境を構築した場合 クラスタマネージャからのシャットダウン操作は利用できません シャットダウン操作を行うと クラスタ以外のサーバはシャットダウンしないで UPS からの電源出力が停止されるため システム障害を引き起こす可能性があります その他 特になし 161

162 1.8 ESMPRO/AutomaticRunningController, PowerChute plus: ミラーリングクラスタモデル 機能概要 ESMPRO/AutomaticRunningController( 以降 ESMPRO/AC と称す ) は ミラーリングクラスタモデルでのミラーディスク クラスタ構成において クラスタの自動運転機能を提供します なお 本構成では PowerChute plus V5.2.3J/V5.2J/V5.1.1J を UPSSleep オプション 付きでインストールする必要があります ミラーリングクラスタモデルにつきましては SNMP カードを使用した LAN 経由での UPS を管理 制御する方式でも環境構築が可能です その場合には 1.7 ESMPRO/AutomaticRunningController, AC Enterprise:SNMP をご参照ください [ サーバ ] ESMPRO/AC PowerChute plus ( + UPSSleep オプション ) [ サーバ ] ESMPRO/AC PowerChute plus ( + UPSSleep オプション ) また 共有ディスクがあるクラスタ構成の場合でも 下図のように冗長共有ディスクであり その電源をクラスタサーバの電源を供給している両方の UPS から供給できる場合においても 自動運転機能を提供します [ サーバ ] ESMPRO/AC PowerChute plus ( + UPSSleep オプション ) [ サーバ ] ESMPRO/AC PowerChute plus ( + UPSSleep オプション ) 162

163 1.8.2 機能範囲 ESMPRO/AC は CLUSTERPRO によるクラスタ環境において以下の機能を提供します クラスタサーバ全体を連動した自動電源投入 切断 運転スケジュールによるクラスタサーバ全体の電源投入 切断 ESMPRO/AC の GUI で運転スケジュールを作成し 監視要因を設定すると クラスタを構成する全てのサーバに同じスケジュールが設定され 定刻に全てのサーバが同期して電源投入し起動 定刻にクラスタシャットダウンを実行し電源停止 が可能です クラスタサーバ全体のネットワーク監視による電源切断クラスタサーバのクラスタシャットダウン 電源切断を クライアントの稼動状況に同期させることが可能です ( クライアントに 98NX を利用する場合 スリープ サスペンド機能は使用しないでください ) 各種電源投入 切断の要因の組み合わせクラスタ環境においても 単体のサーバ自動運転の場合と同様に スケジュールで投入して スケジュールと LAN で監視して切断など 各種の要因を組み合わせて運用条件を設定することができます 停電時のクラスタの自動停止 再開 UPS のバッテリ容量が十分な場合 停電が発生した時にクラスタシャットダウンを行い 停電復旧後自動的に再起動してクラスタシステムを再起動するといった作業を 自動で実行させる事ができます 電源切断 API によるアプリケーションからのクラスタサーバの停止機能 ESMPRO/AC にて従来から提供している電源切断 API で クラスタシャットダウン 電源切断が実現できます これにより ユーザアプリケーションでクラスタのシステム停止および UPS の出力停止が行えます 電源投入 切断時のサーバごとのジョブ起動 ESMPRO/AC の提供する起動時の登録ジョブ起動 切断時の登録ジョブ起動は クラスタシステムにおいても有効です なお 切断時の登録ジョブは それぞれのサーバでクラスタのシステム停止が行われた後で起動されます クラスタマネージャとの連携クラスタマネージャにて クラスタシャットダウンやサーバシャットダウンを指示すると ESMPRO/AC と連動したシャットダウン / リブートを行うことができます サーバのシャットダウン操作を行った場合は シャットダウン後 UPS の出力停止まで行われます 163

164 1.8.3 インストール手順 ESMPRO/AC はクラスタシステムを構成する各サーバにそれぞれインストールする必要があります また ESMPRO/AC を使用するために必要な PowerChute plus も同様に各サーバにそれぞれインストールする必要があります ESMPRO/AC では インストール後にツールやウィザードを使用して環境設定を行いますが 最終的に ESMPRO/AC の GUI による設定で 全ての連携を ON/OFF 出来ますのでインストールの順番はあまり問題にはなりません 代わりに ESMPRO/AC の GUI による設定は 全てのインストールが完了し クラスタシステムの構成が完了し稼働状態となった後に行う必要があります 各サーバ上に PowerChute plus が設定されて動作状態となり クラスタシステムの構築も終わって稼働している状態で ESMPRO/AC の GUI を起動し クラスタシステムを構成するサーバの 1 台 ( 現用系でも 待機系でも構いません ) と接続すると 自動的にクラスタのシステム構成が認識され クラスタ連携サーバ名 が表示されます この クラスタ連携サーバ名 が表示されている状態で 各種運用条件やスケジュールを登録すると クラスタ全体に設定が行われます ESMPRO/AC の各種設定についての詳細は ESMPRO/AC のマニュアルかオンラインヘルプを参照願います インストールの開始 CLUSTERPRO のインストール 通常のクラスタ構築作業 UPSSleep オプションのインストールも必要です インストール時は 装置なし を選択します クラスタシステムの構築各種インストール設定 PowerChute plus のインストール 設定 ESMPRO/AC のインストール Web ダウンロードツールによる設定 注意 クラスタシステムで ESMPRO/AC の設定を行う場合には GUI 右上の 停止 開始 は使用しない事! ACPcpCls.exe を起動し ファイル確認 / 更新や PowerChute plus の時間計算 設定を行います AC ウィザードによる PowerChute plus 連携設定 ESMPRO/AC の一時設定 クラスタ再起動 クラスタシステムの稼動 ESMPRO/AC の設定 クラスタ再起動 クラスタシステムの自動運転 164 ESMPRO/AC のオプションにて クラスタ連携する の設定を行っておきます 起動してから ESMPRO/AC との連携が確立するまで 若干時間がかかります ESMPRO/AC の GUI 画面でクラスタサーバ情報が表示されれば OK です クラスタ環境での自動運転の設定 先に クラスタ連携する の設定をしておいたサーバで 設定すれば全てのサーバに 自動設定されます

165 ACPcpCls.exe ツールによる設定 ESMPRO/AC のインストールフォルダ (C: AUTORC ) 下にある AcPcp_C.EXE ファイル ( 自己解凍式ツールインストーラ ) をテンポラリディレクトリにコピーします インストールフォルダ下に AcPcp_C.EXE がない場合は 以下のいずれかを行ってください 1. 8 番街 から最新の ESMPRO/AC アップデートモジュールをダウンロードし適用することで ESMPRO/AC インストールフォルダ下に AcPcp_C.EXE が追加されますので それをテンポラリフォルダへコピーします 2. ESMPRO/AC のインストール CD-ROM 媒体の TOOL AcPcp_C.EXE ファイル ( 自己解凍式ツールインストーラ ) をテンポラリディレクトリにコピーします PowerChute plus のインストールと ESMPRO/AC のインストールが出来た状態で このツールインストーラを起動すると 展開フォルダの指定画面が表示され Unzip ボタンを押してファイルを解凍します ( ここで使用するフォルダは 一時的に使用するものですから 作業後削除しても構いません ) 165

166 展開されたツールプログラム : ACPcpCls.exe を起動すると ESMPRO/AC をこの環境で使用するために必要なモジュールのロードや インストール環境の確認などが行われます ( この画面の設定データに関しては 後述の 停電時のシャットダウン の タイマー値の関係 を参考にしてください ) 1 の時間 状況レポート 2 の時間 4 の時間 3 の時間 : PowerChute plus の画面 : UPS シャットダウンパラメータ で確認してください (20 秒 180 確認してください 秒 300 秒 600 秒からの選択 ) (20 秒 180 秒 300 秒 600 秒からの選択 ) なお 起動時に行われる環境確認によって 状況レポート のウインドウに以下の様な表示が表示されます 環境に問題はなく 設定可能な状態です 更新が必要なファイルがある場合に表示されます 暫く待っていれば 更新が終了し表示が変わります ( 上記メッセージの際 もし ESMPRO/AC サービスが動いた場合には サービスを停止させます ) 166

167 PowerChute plus の UPSSleep オプション がインストールされていない場合のメッセージですので 一旦 閉じる にてツールを終了し 必要なインストールなどを行ってから 再度ツールを起動してください なお UPSSleep オプション を後から追加インストール前には それまで設定されていた PowerChute plus の設定情報を控えておく事をお勧めします ( 設定情報が初期化されるなどの事態の対応のため ) 起動したツールは自動的に ESMPRO/AC をインストールしたフォルダ配下の Tool_C フォルダに格納されていますので エクスプローラなどにより AcpcpCls.EXE をダブルクリックすれば 起動できます ( インストーラから再実行しても問題はありません ) なお PowerChute plus に直接 CLUSTERPRO と連携するための設定を行っていた場合などでは 以下の画面が表示されます 表示されているコマンドが PowerChute plus を直接 CLUSTERPRO と連携させる際に登録したコマンドであれば ここで はい を選択し削除してください ツールでの UPS 時間の設定を行いますと という画面が表示されますので はい を選択すると続いて ESMPRO/AC の環境設定ウィザードが起動されます 167

168 ESMPRO/AC ウィザードによる設定 ESMPRO/AC ウィザードの起動画面は以下の様になります 環境設定ウィザード のボタンを押すと 連携設定の情報選択画面が醇に起動されますので 以降の画面の様に選択して設置してください 認識されたソフトウェア環境がレポートされます 現在のハードウエア環境がレポートされます 168

169 Smart-UPS を使用する場合はこちらを選択します PowerChute plus がデフォルトで設定している ネットワーク上への各種のイベント通知 ( ブロードキャスト ) の設定を抑制したい場合はこちらを選択します ウィザードで選択した連携パターンが表示されています 完了 ボタンを押す事により 選択した連携パターンの設定が行われます この際 一旦サービスの停止 再起動が自動的に行われます 169

170 ESMPRO/AC の一次設定 ウィザードにより基本動作環境の設定を終了したら ESMPRO/AC GUI により実際の自動運用条件を設定します 以下は クラスタシステムが稼動し ESMPRO/AC がクラスタ構成を認識し クラスタ全体に一括して設定が可能な場合の GUI 画面の例です クラスタ連携サーバ名 にもう 1 台のサーバ名が表示される 停電の際にクラスタシャットダウンを行うかの設定 バッテリ容量を確認する事 クラスタ連携時に ESMPRO/AC が使用する TCP/IP port 番号 変更する場合はシステムで統一する事 クラスタの属する LAN のローカルブロードキャストアドレスを設定 170

171 以下に通信用 IP アドレスとして設定するブロードキャストアドレスの算出方法を記述します ( 例 1) 以下のネットワーク環境の場合のブロードキャストアドレス算出方法 IP アドレス サブネットマスク IP アドレス ( ) とサブネットマスク ( ) をアンドした値を出します <-IPアドレス & <-サブネットマスク この値とサブネットマスク ( ) のビット反転データをオアします その値が ブロードキャストアドレスになります <- サブネットマスクビット反転データ <-IP アドレスとサブネットマスクのアンド値 < ( ブロードキャストアドレス ) IPアドレス : サブネットマスク : ローカルブロードキャストアドレス :

172 すべてのサーバで本設定が終了しましたら クラスタ再起動を行ってください 再起動後 ESMPRO/AC GUI を起動して 下記のように表示されていれば ESMPRO/AC の一次設定は完了です 尚 クラスタが異常状態の場合 正常に表示されません クラスタ連携サーバ名 : もう1 台のサーバ名が表示される クラスタ連携 : ON 注意 : クラスタ再起動すぐに ESMPRO/AC GUI を起動しますと 下記のように表示されることがあります その場合は 一度 キャンセル で ESMPRO/AC GUI を終了し 少し時間をおいてから ESMPRO/AC GUI を起動し 再確認を行ってください 172

173 設定 ESMPRO/AC の設定 ( 基本 ) ESMPRO/AC の一次設定がすみましたら ESMPRO/AC GUI で自動運転の設定を行います 自動運転の設定は ESMPRO/AC GUI を起動し クラスタシステムを構成するサーバの 1 台 ( 現用系でも 待機系でも構いません ) と接続すると 自動的にクラスタのシステム構成が認識され クラスタ連携サーバ名 が表示されます この クラスタ連携サーバ名 が表示されている状態で 各種運用条件やスケジュールを登録すると クラスタ全体に設定が行われます TMGMA45J に接続して ( または TMGMA45J で )TMGMA45J と TMG120PRO の設定を一度に行います TMGMA45J TMG120PRO 両方に自動的に設定されます 自動的に設定 TMGMA45J TMG120PRO クラスタ構成サーバ 173

174 以下は クラスタ環境における自動運転の必ず必要な設定について記述しています 1ESMPRO/AC GUI を起動します 2 オプション ボタンを選択し 投入 / 切断 タグを選択してください パラメータ電源切断猶予時間により電源を切断する 設定値固定 但し 時間の変更は PowerChute plus GUI メニューの 構成 UPS シャットダウンパラメータ UPS オフ待機時間 で設定してください 174

175 3 オプション ボタンを選択し 連携機能 1 タグを選択してください パラメータ 設定値 ESMPRO/JC 連携 任意 ESMPRO/JMSS 連携 任意 タイムアウト 任意 クラスタシステム連携 固定 必ずチェックして下さい 停電時のクラスタシャットダウン 必須 ESMPRO/AC の一次設定で設定済みです 変更が必要な場合のみ変更します タイムアウト時間 ESMPRO/AC の一次設定で設定済みです 変更が必 必須 要な場合のみ変更します 通信用 IP アドレス 必須 ESMPRO/AC の一次設定で設定済みです 変更が必要な場合のみ変更します 設定を変更した場合は すべてのサーバを再起動する必要があります 通信用ポート番号 必須 ESMPRO/AC の一次設定で設定済みです 変更が必要な場合のみ変更します 設定を変更した場合は すべてのサーバを再 起動する必要があります 175

176 4 オプション ボタンを選択した場合に選択できる 連携機能 1 メッセージ通知 ジョブ起動 連携機能 2 省電力 タグにつきましては任意で設定してください 5 監視要因 ボタンを押し 投入要因 タグを選択して下さい パラメータ基本部スケジュール 設定値任意スケジュールによる自動電源投入を行う場合 チェックして下さい 自動電源投入を行わない場合は チェックを外して下さい スケジュールによる自動電源投入を行う場合は 別途 スケジュールの登録が必要です スケジュールの登録は メインメニューから スケジュール ボタンを選択して設定します 176

177 6 監視要因 ボタンを押し 切断要因 タグを選択して下さい パラメータ 設定値 基本部 スケジュール任意 スケジュールによる自動電源切断を行う場合 チェックして下さい 自動電源切断を行わない場合は チェックを外して下さい スケジュールによる自動電源切断を行う場合は 別途 スケジュールの登録が必要です スケジュールの登録は メインメニューから スケジュール ボタンを選択して設定します LAN 任意 設定する場合は LAN 切断情報 ボタンを選択して LAN 切断情報を入力する必要があります 177

178 1.8.4 停電時のシャットダウン 通常の UPS をクラスタシステムで使用した場合 停電が発生してサーバがシャットダウンされると 個別障害と判断され サーバシャットダウンとなります 自動フェイルバックを使用している場合でも 全てのサーバで停電が発生した場合には 全サーバがサーバシャットダウンしてしまうのでクラスタの復旧作業をマニュアルで行わないと クラスタ環境として復旧できません また ミラーリングクラスタモデルで PowerChute plus のシャットダウンイベントに CLUSTERPRO の停止コマンドを登録した場合には 一方のサーバにのみ停電などの電源障害があった時にも クラスタシャットダウンが実行されてしまい 正常稼動可能なサーバが残っていても クラスタとしては停止してしまいます また 復電後の自動リブートも行われません しかし ESMPRO/AC で自動運転している場合には この様な状況を自動で判断し クラスタの稼動停止状態を自動的に最小に抑える事が出来ます 例えば一方のサーバのみの停電 電源障害の場合には 異常のあったサーバが切離されだけでクラスタは稼動状態を継続しますし 残りのサーバでも停電が発生した場合や 全てのサーバで一斉に停電が発生した場合には 自動的にクラスタシャットダウンを実行します 停電が復旧後にも自動的にサーバを起動し直して復旧させ そのまま通常の運用に戻ります ( 注意 : この機能は UPS のバッテリバックアップ容量が十分な環境である必要があります ) 通常運用 通常運用 停電検出 停電 停電検出 通電 クラスタシャットダウン 電源 ON: サーバ起動 停電 通電 復旧検出 復電確認 ( 充電率 etc.) 復旧検出 復電確認 ( 充電率 etc.) 電源 OFF 電源 OFF 停電 178 通電

179 注意 : UPS のバッテリ容量と電流負荷によって決定する バックアップ ( 可能 ) 時間 が クラスタ及び OS のシャットダウンに必要な時間よりも短いと シャットダウン処理中に UPS のバッテリが切れてしまい クラスタのみならず OS 自体にも被害がおよぶ恐れがあります ご使用になる環境での所要時間 UPS バッテリ容量を慎重に計算した上でご利用下さい 停電発生 UPS のバッテリ稼動時間 4 クラスタサーバ クラスタサーバでの電源異常確認時間 正常状態 電源異常監視中 クラスタシャットダウンにかけられる時間 OS シャットタ ウン 電源 OFF タイマー値の関係 停電時にクラスタシャットダウンが行える条件 2 の時間内にクラスタシャットダウンが終了する事が期待出来る クラスタサーバの UPS が 4 の時間以上バッテリ稼動できる なお停電によりクラスタシャットダウンを起動した場合でも 2 の時間経過するとクラスタシャットダウンが終了しなくても OS のシャットダウンが実行されます クラスタシャットダウンにかかる所用時間の調べ方クラスタシャットダウンに実際にかかる時間は 以下の手順によりユーザ環境にて実測する事が出来ます 6) クラスタサーバのコンソールをログオンしておきます 7) CLUSTERPRO のマネージャ画面より クラスタシャットダウンを起動します [ ストップウォッチ : 開始 ] 8) クラスタシャットダウンが実行されます 9) ESMPRO/AC より 電源切断条件が成立しました. といった シャットダウンを開始する最初のメッセージがサーバコンソール上に表示されます [ ストップウォッチ : 停止 ] 10) OS のシャットダウンが実行されます 11) サーバが電源 OFF あるいはリブートします 上記の 1)~3) の時間が クラスタシャットダウンの所用時間です 179

180 1.8.5 スクリプト作成の注意事項 ESMPRO/AC ではスクリプトの作成は不要です 注意事項 (1)ESMPRO/AC は クラスタシステムでご使用いただく場合にも サーバごとに購入し個別にインストールする必要があります (2)ESMPRO/AC をクラスタシステムで ご使用になるためには PowerChute plus V5.2.3J/V5.2J/5.1.1J(+ 標準オプションの UPSSleep) と Smart-UPS 相当無停電電源装置が必要です (3) 同じクラスタのサーバに接続する UPS の機種は 全て同一にする必要があります 同一でない場合 ESMPRO/AC の GUI は連携するサーバに同じ設定が出来なくなります この場合には 各サーバが連動して動作するように 同様な設定を個別に行う必要があります その他 特になし 180

181 1.9 ESMPRO/AutomaticRunningController, ESMPRO/UPSManager, PowerChute Business Edition: ミラーリングクラスタモデル 機能概要 ESMPRO/AutomaticRunningController( 以降 ESMPRO/AC と称す ) は ミラーリングクラスタモデルでのミラーディスク クラスタ構成において クラスタの自動運転機能を提供します なお 本構成では ESMPRO/UPSManager Ver2.0/Ver2.1 および PowerChute Business Edition v.6.1/v.7.0 をインストールする必要があります また PowerChute Business Edition 用 UPSSleep も必要です ( 詳細は を参照してください ) [ サーバ ] ESMPRO/AC ESMPRO/UPSManager PowerChute Business Edition ( + UPSSleep オプション ) [ サーバ ] ESMPRO/AC ESMPRO/UPSManager PowerChute Business Edition ( + UPSSleep オプション ) また 共有ディスクがあるクラスタ構成の場合でも 下図のように冗長共有ディスクであり その電源をクラスタサーバの電源を供給している両方の UPS から供給できる場合においても 自動運転機能を提供します [ サーバ ] ESMPRO/AC ESMPRO/UPSManager PowerChute Business Edition ( + UPSSleep オプション ) [ サーバ ] ESMPRO/AC ESMPRO/UPSManager PowerChute Business Edition ( + UPSSleep オプション ) 181

182 1.9.2 機能範囲 ESMPRO/AC は CLUSTERPRO によるクラスタ環境において以下の機能を提供します クラスタサーバ全体を連動した自動電源投入 切断 運転スケジュールによるクラスタサーバ全体の電源投入 切断 ESMPRO/AC の GUI で運転スケジュールを作成し 監視要因を設定すると クラスタを構成する全てのサーバに同じスケジュールが設定され 定刻に全てのサーバが同期して電源投入し起動 定刻にクラスタシャットダウンを実行し電源停止 が可能です クラスタサーバ全体のネットワーク監視による電源切断クラスタサーバのクラスタシャットダウン 電源切断を クライアントの稼動状況に同期させることが可能です ( クライアントに 98NX を利用する場合 スリープ サスペンド機能は使用しないでください ) 各種電源投入 切断の要因の組み合わせクラスタ環境においても 単体のサーバ自動運転の場合と同様に スケジュールで投入して スケジュールと LAN で監視して切断など 各種の要因を組み合わせて運用条件を設定することができます 停電時のクラスタの自動停止 再開 UPS のバッテリ容量が十分な場合 停電が発生した時にクラスタシャットダウンを行い 停電復旧後自動的に再起動してクラスタシステムを再起動するといった作業を 自動で実行させる事ができます 電源切断 API によるアプリケーションからのクラスタサーバの停止機能 ESMPRO/AC にて従来から提供している電源切断 API で クラスタシャットダウン 電源切断が実現できます これにより ユーザアプリケーションでクラスタのシステム停止および UPS の出力停止が行えます 電源投入 切断時のサーバごとのジョブ起動 ESMPRO/AC の提供する起動時の登録ジョブ起動 切断時の登録ジョブ起動は クラスタシステムにおいても有効です なお 切断時の登録ジョブは それぞれのサーバでクラスタのシステム停止が行われた後で起動されます クラスタマネージャとの連携クラスタマネージャにて クラスタシャットダウンやサーバシャットダウンを指示すると ESMPRO/AC と連動したシャットダウン / リブートを行うことができます サーバのシャットダウン操作を行った場合は シャットダウン後 UPS の出力停止まで行われます 182

183 1.9.3 インストール手順 ESMPRO/AC はクラスタシステムを構成する各サーバにそれぞれインストールする必要があります また ESMPRO/AC を使用するために必要な ESMPRO/UPSManager PowerChute Business Edition も同様に各サーバにそれぞれインストールする必要があります ESMPRO/AC では インストール後にツールやウィザードを使用して環境設定を行いますが 最終的に ESMPRO/AC の GUI による設定で 全ての連携を ON/OFF 出来ますのでインストールの順番はあまり問題にはなりません 代わりに ESMPRO/AC の GUI による設定は 全てのインストールが完了し クラスタシステムの構成が完了し稼働状態となった後に行う必要があります 各サーバ上に ESMPRO/UPSManager PowerChute Business Edition が設定されて動作状態となり クラスタシステムの構築も終わって稼働している状態で ESMPRO/AC の GUI を起動し クラスタシステムを構成するサーバの 1 台 ( 現用系でも 待機系でも構いません ) と接続すると 自動的にクラスタのシステム構成が認識され クラスタ連携サーバ名 が表示されます この クラスタ連携サーバ名 が表示されている状態で 各種運用条件やスケジュールを登録すると クラスタ全体に設定が行われます ESMPRO/AC の各種設定についての詳細は ESMPRO/AC のマニュアルかオンラインヘルプを参照願います インストールの開始 CLUSTERPRO のインストール 通常のクラスタ構築作業 PowerChute Business Edition 用 UPSSleep オプションも必要です インストール時は 装置なし を選択します クラスタシステムの構築 各種インストール設定 ESMPRO/UPSManager PowerChute Business Edition のインストール 設定 ESMPRO/AC のインストール 注意 クラスタシステムで ESMPRO/AC の設定を行う場合には GUI 右上の 停止 開始 は使用しません ESMPRO/AC 環境ウィザードによる ESMPRO/UPSManager,PowerChute Business Edition 連携設定 ESMPRO/AC の一時設定 クラスタ再起動 クラスタシステムの稼動 ESMPRO/AC の設定 クラスタ再起動 クラスタシステムの自動運転 ESMPRO/AC のオプションにて クラスタ連携する の設定を行っておきます 起動してから ESMPRO/AC との連携が確立するまで 若干時間がかかります ESMPRO/AC の GUI 画面でクラスタサーバ情報が表示されれば OK です クラスタ環境での自動運転の設定 先に クラスタ連携する の設定をしておいたサーバで 設定すれば全てのサーバに 自動設定されます 183

184 PowerChute Business Edition 用 UPSSleep について 使用する PowerChute Business Edition のバージョンによっては 別途 PowerChute Business Edition 用 UPSSleep を入手する必要があります - PowerChute Business Edition v.7.0 を使用する場合 PowerChute Business Edition エージェントをインストールすると PowerChute Business Edition v.7.0 用 UPSSleep も一緒にインストールされます 別途入手する必要はありません - PowerChute Business Edition v.6.1 を使用する場合 PowerChute Business Edition v.6.1 の CD-ROM には PowerChute Business Edition 用 UPSSleep が含まれておりません 最新の ESMPRO/AutomaticRunningController のアップデートモジュールに PowerChute Business Edition v.6.1 用 UPSSleep が含まれております 8 番街 ( から最新のアップデートモジュールを入手し インストールしてください ESMPRO/AC ウィザードによる設定 ESMPRO/AC ウィザードの起動画面は以下の様になります 環境設定ウィザード のボタンを押すと 連携設定の情報選択画面が醇に起動されますので 以降の画面の様に選択して設置してください 認識されたソフトウェア環境がレポートされます 現在のハードウェア環境がレポートされます 184

185 こちらを選択します すべての項目が になるまで 次の設定画面に進めません になっていないものについては 必要な作業を行ってください すべてのソフトウェアが の状態で OK ボタンを押すと以下の画面に進みます 各サービスとの接続確認を行います それぞれの 接続確認 ボタンを押してください 185

186 各サービスとの接続が正しく行えた場合 ボタンが 接続確認 ( 確認済 ) の画面になり 次へ ボタンが有効になります 次へ を押してください 表示されている注意事項を最後まで必ず読んでください 読み終えたら 完了 ボタンを押してください 確認メッセージが表示されますので はい を押してください 以上で ESMPRO/UPSManager (PowerChute Business Edition) との連携設定は完了です 186

187 ESMPRO/AC の基本設定 ウィザードにより基本動作環境の設定を終了したら ESMPRO/AC GUI により クラスタシステム連携を行う設定をしてください ARM3.0 チェックボックスがチェック可能な場合は このチェックボックスをチェックしないでください パラメータ 設定値 クラスタシステム連携 固定 必ずチェックして下さい 停電時のクラスタシャットダウンタイムアウト時間 必須 必須 あり を選択して下さい 停電の際にクラスタシャットダウンを行うかの設定 バッテリ容量を確認して設定して下さい タイムアウト時間については 注意事項 の (10) を参照してください 通信用 IP アドレス 必須 クラスタの属する LAN のローカルブロードキャストアドレスを設定して下さい 変更する場合はシステムで統一する必要があります 既定値 : ローカルブロードキャストアドレスの算出方法は 次ページを参照ください 設定を変更した場合は すべてのサーバを再起動する必要があります 通信用ポート番号 必須 クラスタ連携時に ESMPRO/AC が使用する TCP/IP port 番号を設定して下さい変更する場合はシステムで統一する必要があります 既定値 :4000 設定を変更した場合は すべてのサーバを再起動する必要があります 設定が済みましたら オプション ダイアログの OK を選択し メインメニューの OK を選択して ESMPRO/AC GUI を終了させてください 187

188 ローカルブロードキャストアドレスの算出方法以下に通信用 IP アドレスとして設定するブロードキャストアドレスの算出方法を記述します ( 例 1) 以下のネットワーク環境の場合のブロードキャストアドレス算出方法 IP アドレス サブネットマスク IP アドレス ( ) とサブネットマスク ( ) をアンドした値を出します <-IPアドレス & <-サブネットマスク この値とサブネットマスク ( ) のビット反転データをオアします その値が ブロードキャストアドレスになります <- サブネットマスクビット反転データ <-IP アドレスとサブネットマスクのアンド値 < ( ブロードキャストアドレス ) IPアドレス : サブネットマスク : ローカルブロードキャストアドレス :

189 次は 投入 / 切断 タグを選択してください ここで表示される電源切断猶予時間の設定は PowerChute Business Edition コンソールから変更を行います 電源切断猶予時間はクラスタシャットダウン後に開始される OS のシャットダウンが開始されてから UPS からの出力が停止するまでの時間です OS のシャットダウンに必要な時間はシステム毎に異なるため 設定値は実環境のサーバを使用して OS のシャットダウン時間を複数回計測し その結果を十分に超える時間を設定してください 注意この設定値が短い場合 OS のシャットダウン途中に UPS 装置からの電源供給が停止され システムに重大な障害が発生する可能性があります パラメータ電源切断猶予時間により電源を切断する 設定値固定 時間の変更は PowerChute Business Edition コンソールのデバイスのプロパティから行います <PowerChute Business Edition v.6.1 の場合 > デバイスのプロパティ 画面の シャットダウン -> シャットダウンシーケンス から OS のシャットダウンに必要な時間 に値を設定してください <PowerChute Business Edition v.7.0 の場合 > デバイスのプロパティ 画面の シャットダウン -> シャットダウンシーケンス から シャットダウンシーケンスの設定 を選択した後に表示されるウィンドウの コマンドファイルの設定 画面の次の画面 ( バーグラフが表示される画面 ) にて OS を選択した状態での 期間 の値で設定します 189

190 すべてのサーバで本設定が終了しましたら クラスタ再起動を行ってください 再起動後 ESMPRO/AC GUI を起動して 下記のように表示されていれば ESMPRO/AC の基本設定は完了です 尚 クラスタが異常状態の場合 正常に表示されません クラスタ連携サーバ名 : もう1 台のサーバ名が表示される クラスタ連携 : ON 注意 : クラスタ再起動すぐに ESMPRO/AC GUI を起動しますと 下記のように表示されることがあります その場合は 一度 キャンセル で ESMPRO/AC GUI を終了し 少し時間をおいてから ESMPRO/AC GUI を起動し 再確認を行ってください 190

191 ESMPRO/AC の設定 ESMPRO/AC の基本設定がすみましたら ESMPRO/AC GUI で自動運転の設定を行います 自動運転の設定は ESMPRO/AC GUI を起動し クラスタシステムを構成するサーバの 1 台 ( 現用系でも 待機系でも構いません ) と接続すると 自動的にクラスタのシステム構成が認識され クラスタ連携サーバ名 が表示されます この クラスタ連携サーバ名 が表示されている状態で 各種運用条件やスケジュールを登録すると クラスタ全体に設定が行われます TMGMA45J に接続して ( または TMGMA45J で )TMGMA45J と TMG120PRO の設定を一度に行います 設定TMGMA45J TMG120PRO 両方に自動的に設定されます 自動的に設定 TMGMA45J TMG120PRO クラスタ構成サーバ 191

192 1 オプション ボタンを選択した場合に選択できる 連携機能 1 メッセージ通知 ジョブ起動 連携機能 2 省電力 タグにつきましては任意で設定してください 2 監視要因 ボタンを押し 投入要因 タグを選択して下さい パラメータ基本部スケジュール 設定値任意スケジュールによる自動電源投入を行う場合 チェックして下さい 自動電源投入を行わない場合は チェックを外して下さい スケジュールによる自動電源投入を行う場合は 別途 スケジュールの登録が必要です スケジュールの登録は メインメニューから スケジュール ボタンを選択して設定します 192

193 3 監視要因 ボタンを押し 切断要因 タグを選択して下さい パラメータ 設定値 基本部 スケジュール任意 スケジュールによる自動電源切断を行う場合 チェックして下さい 自動電源切断を行わない場合は チェックを外して下さい スケジュールによる自動電源切断を行う場合は 別途 スケジュールの登録が必要です スケジュールの登録は メインメニューから スケジュール ボタンを選択して設定します LAN 任意 設定する場合は LAN 切断情報 ボタンを選択して LAN 切断情報を入力する必要があります 193

194 1.9.4 停電時のシャットダウン 通常の UPS をクラスタシステムで使用した場合 停電が発生してサーバがシャットダウンされると 個別障害と判断され サーバシャットダウンとなります 自動フェイルバックを使用している場合でも 全てのサーバで停電が発生した場合には 全サーバがサーバシャットダウンしてしまうのでクラスタの復旧作業をマニュアルで行わないと クラスタ環境として復旧できません また ミラーリングクラスタモデルで ESMPRO/UPSManager (PowerChute Business Edition) のシャットダウンイベントに CLUSTERPRO の停止コマンドを登録した場合には 一方のサーバにのみ停電などの電源障害があった時にも クラスタシャットダウンが実行されてしまい 正常稼動可能なサーバが残っていても クラスタとしては停止してしまいます また 復電後の自動リブートも行われません しかし ESMPRO/AC で自動運転している場合には この様な状況を自動で判断し クラスタの稼動停止状態を自動的に最小に抑える事が出来ます 例えば一方のサーバのみの停電 電源障害の場合には 異常のあったサーバが切離されだけでクラスタは稼動状態を継続しますし 残りのサーバでも停電が発生した場合や 全てのサーバで一斉に停電が発生した場合には 自動的にクラスタシャットダウンを実行します 停電が復旧後にも自動的にサーバを起動し直して復旧させ そのまま通常の運用に戻ります ( 注意 : この機能は UPS のバッテリバックアップ容量が十分な環境である必要があります ) 通常運用 通常運用 停電検出 停電 停電検出 通電 クラスタシャットダウン 電源 ON: サーバ起動 停電 通電 復旧検出 復電確認 ( 充電率 etc.) 復旧検出 復電確認 ( 充電率 etc.) 電源 OFF 電源 OFF 停電 通電 194

195 注意 : UPS のバッテリ容量と電流負荷によって決定する ランタイム残量 の時間 (PowerChute Business Edition コンソールの デバイス のプロパティから [ 全般 ] -> [ バッテリステータス ] を選択して確認できます ) が クラスタ及び OS のシャットダウンに必要な時間よりも短いと シャットダウン処理中に UPS のバッテリが切れてしまい クラスタのみならず OS 自体にも被害がおよぶ恐れがあります ご使用になる環境での所要時間 UPS バッテリ容量を慎重に計算した上でご利用下さい 停電発生 UPS のバッテリ稼動時間 4 クラスタサーバ クラスタサーバでの電源異常確認時間 正常状態 電源異常監視中 クラスタシャットダウンにかけられる時間 OS シャットタ ウン 電源 OFF タイマー値の関係 停電時にクラスタシャットダウンが行える条件 2 の時間内にクラスタシャットダウンが終了する事が期待出来る クラスタサーバの UPS が 4 の時間以上バッテリ稼動できる なお停電によりクラスタシャットダウンを起動した場合でも 2 の時間経過するとクラスタシャットダウンが終了しなくても OS のシャットダウンが実行されます クラスタシャットダウンにかかる所用時間の調べ方クラスタシャットダウンに実際にかかる時間は 以下の手順によりユーザ環境にて実測する事ができます 0) クラスタサーバのコンソールをログオンしておきます 1) CLUSTERPRO のマネージャ画面より クラスタシャットダウンを起動します [ ストップウォッチ : 開始 ] 2) クラスタシャットダウンが実行されます 3) ESMPRO/AC より 電源切断条件が成立しました. といった シャットダウンを開始する最初のメッセージがサーバコンソール上に表示されます [ ストップウォッチ : 停止 ] 4) OS のシャットダウンが実行されます 5) サーバが電源 OFF あるいはリブートします 上記の 1)~3) の時間が クラスタシャットダウンの所用時間です 195

196 1.9.5 スクリプト作成の注意事項 ESMPRO/AC ではスクリプトの作成は不要です 注意事項 (1) PowerChute Business Edition コンソールにて値の変更を行う必要のある設定値については各サーバ上で個別に行う必要があります (2) ESMPRO/AC は クラスタシステムでご使用いただく場合にも サーバごとに購入し個別にインストールする必要があります (3) 同じクラスタのサーバに接続する UPS の機種は 全て同一にする必要があります 同一でない場合 ESMPRO/AC の GUI は連携するサーバに同じ設定が出来なくなります (4) クラスタシステムで ESMPRO/AC による自動運転を行っている場合は ESMPRO/AC GUI のメイン画面に右上の 停止 開始 ボタンを使用しないで下さい (5) ESMPRO/AC GUI の [ オプション ]-[ 連携機能 1] の ARM3.0 チェックボックス がチェック可能な場合は このチェックボックスをチェックしないでください (6) 停電発生時のシャットダウン開始時間は PowerChute Business Edition コンソール から デバイスのプロパティ 画面の シャットダウン -> 電源障害 -> 電源障害時のシャットダウン開始 で設定してください なお 停電時にクラスタシャットダウンを実施するためには ESMPRO/AutomaticRunningController の 停電時のクラスタシャットダウン を有効にしておく必要があります UPS のバッテリ状態が次の時間経過後 を選択している場合停電が発生してから本項目にて設定している時間経過後に クラスタシャットダウンが開始されます ランタイム限度時に ( ランタイム最大に ) (PowerChute Business Edition v.6.1 の場合 ) および ランタイム上限時 (PowerChute Business Edition v.7.0 の場合 ) を選択している場合 UPS がローバッテリ状態になるまで シャットダウンを開始しません この設定の場合 ご使用の UPS の状態 ( バッテリ使用年数 バッテリ残量 接続しているサーバの負荷等に依存します ) によってはシャットダウン開始のタイミングが異なることがあります そのため クラスタシャットダウンが実施されない場合もあります (7) スケジュールの設定は ESMPRO/AutomaticRunningController のみで行ってください PowerChute Business Edition コンソール では 設定を行わないでください PowerChute Business Edition でスケジュール登録すると 連携動作が正常に動作しません (8) 電源切断猶予時間の設定は PowerChute Business Edition コンソールから行います <PowerChute Business Edition v.6.1 の場合 > デバイスのプロパティ 画面の シャットダウン -> シャットダウンシーケンス から OS のシャットダウンに必要な時間 に値を設定してください 196

197 <PowerChute Business Edition v.7.0 の場合 > デバイスのプロパティ 画面の シャットダウン -> シャットダウンシーケンス から シャットダウンシーケンスの設定 を選択した後に表示されるウィンドウの コマンドファイルの設定 画面の次の画面 ( バーグラフが表示される画面 ) にて OS を選択した状態での 期間 の値で設定します (9) ESMPRO/AutomaticRunningController において 電源異常切断時に登録ジョブを起動する を有効にする場合には PowerChute Business Edition コンソール からの設定も行います <PowerChute Business Edition v.6.1 の場合 > デバイスのプロパティ 画面から シャットダウン -> シャットダウンシーケンス を選択し OS のシャットダウン時に実行するコマンドファイルの選択 で default.cmd を指定してください また コマンドファイル実行所要時間 には ESMPRO/AutomaticRunningController で設定した電源異常切断時に実行する登録ジョブが完了するまでに必要な時間を設定してください <PowerChute Business Edition v.7.0 の場合 > デバイスのプロパティ 画面から シャットダウン -> シャットダウンシーケンス から シャットダウンシーケンスの設定 を選択した後に表示されるウィンドウの コマンドファイルの設定 画面で default.cmd を指定してください そして次の画面 ( バーグラフが表示される画面 ) にて コマンドファイル を選択した状態で 期間 の値を 電源異常切断時に実行する登録ジョブが完了するまでに必要な時間に設定してください (10) ESMPRO/AutomaticRunningController において 停電時のクラスタシャットダウン を有効にする場合 上記 (9) の手順と同様にコマンドファイルに default.cmd を設定しますが コマンドファイル実行所要時間 (PowerChute Business Edition v.6.1 の場合 ) または コマンドファイル の期間 (PowerChute Business Edition v.7.0 の場合 ) の値は ESMPRO/AutomaticRunningController で設定した 停電時のクラスタシャットダウン のタイムアウト時間以上の値を設定する必要があります その他 特になし 197

198 1.10 ESMPRO/PrintManager 機能概要 ESMPRO/PrintManager はクラスタシステムに対応しており クライアントコンピュータ上のプリント管理マネージャからプリンタ制御を行っている際に 現用系サーバから待機系サーバへの切り替えが起こった場合 即座にフェイルオーバを認識し 自動的にサーバを切り替えて処理を続行することができます また ESMPRO/PrintManager Ver2.1 以降では CLUSTERPRO Ver4.0 以降のネイティブ運用に対応しており マルチノードに対応したフェイルオーバグループに属する共有プリンタの管理を行うことができます 以下に フェイルオーバ発生時のプリント管理マネージャの画面遷移を示します 1 現用系フ リントサーハ 上のフェイルオーハ ク ルーフ (F-GROUP1) の印刷文書一覧を表示 2 現用系フ リントサーハ 上のフェイルオーハ ク ルーフ (F-GROUP1) がタ ウンしフェイルオーハ 発生 3 フェイルオーハ が完了し待機系フ リントサーハ 上でフェイルオーハ ク ルーフ (F-GROUP1) が運用開始 198

199 ESMPRO/PrintManager が提供する印刷制御 API(OCX/DLL) もクラスタシステムに対応しており フェイルオーバによるサーバの切り替えが発生すると 自動的に接続先を切り替えて処理を続行します 機能範囲 現用系サーバから待機系サーバにスプールが引き継がれるのは CLUSTERPRO の プリントシェア機能 において登録された シェア対象プリンタ ( 共有プリンタ ) のみです 従って ローカルディスクにスプールを作成するプリンタは サーバの切り替えが発生した場合 クライアントコンピュータ上のプリント管理マネージャからは見えなくなります スプールの引き継ぎ に関する詳細は CLUSTERPRO システム構築ガイド PP 編 ( オペレーティングシステム ) の スプールファイルの引き継ぎ を参照してください 動作環境 二重化システムにおける動作環境上の制限はありません また本製品は すべてのバージョンでクラスタシステムに対応していますが CLUSTERPRO Ver4.0 以降のネイティブ運用 ( 以降 ネイティブ運用 と記述 ) をサポートしているのは ESMPRO/PrintManager Ver2.1 以降です Ver2.0 以前の製品は CLUSTERPRO Ver3.0 互換運用 ( 以降 ARM3.0 互換運用 と記述 ) で使用してください インストール手順 < 二重化システムを構成するプリントサーバへのサーバインストール > (1) 現用系 待機系それぞれのサーバに対して同等のインストールを行ってください なお インストール手順は通常のインストールと同じです (2) インストールディレクトリは 現用系 待機系共にローカルディスクにインストールしてください (3) インストール後 共有プリンタにおける各種設定情報は すべてのサーバで同じになるよう設定してください < クライアントコンピュータへのクライアントインストール > (1) 通常のインストール手順でインストールしてください (2) インストール終了後 プリント管理マネージャの サーバの登録 ダイアログにおいて 制御対象サーバ名を登録します この際 以下に示す名前を登録してください ARM3.0 互換運用 プライマリサーバ名 ネイティブ運用 フェイルオーバグループ名 スクリプト作成の注意事項 ESMPRO/PrintManager Ver2.0 までは 特にスクリプトを追加する必要はありませんが Ver2.1 以降では スプーラサービス ESMPRO/PrintManager サービス および ESMPRO/PrintManager プリントサーバサービス の起動を制御するために スクリプトを作成する必要があります 199

200 スクリプトサンプル ESMPRO/PrintManager の起動スクリプトのサンプルを以下に記載します なお 終了スクリプトに記述する処理はありません スタートスクリプト rem * start.bat * rem 起動要因チェック IF "%ARMS_EVENT%" == "START" GOTO NORMAL IF "%ARMS_EVENT%" == "FAILOVER" GOTO FAILOVER IF "%ARMS_EVENT%" == "RECOVER" GOTO RECOVER rem ActiveRecoveryManager 未動作 GOTO no_arm rem 通常起動対応処理 :NORMAL rem ディスクチェック IF "%ARMS_DISK%" == "FAILURE" GOTO ERROR_DISK rem 業務通常処理 rem *** スプーラと ESMPRO/PrintManager サービスの停止 再起動 *** net stop esmproprs net stop spooler net stop esmpropr net start esmpropr net start spooler net start esmproprs rem プライオリティチェック IF "%ARMS_SERVER%" == "OTHER" GOTO ON_OTHER1 rem 最高プライオリティでの処理 ARMBCAST /MSG " 最高プライオリティサーバで資源 userhome 共有開始 " /A GOTO EXIT 200

201 :ON_OTHER1 rem 最高プライオリティ以外での処理 ARMBCAST /MSG " プライオリティサーバ以外で資源 userhome 共有開始 " /A GOTO EXIT rem リカバリ対応処理 :RECOVER rem クラスタ復帰後のリカバリ処理 rem ( 例 ) ARMBCAST /MSG "Server の復旧が終了しました " /A GOTO EXIT rem フェイルオーバ対応処理 :FAILOVER rem ディスクチェック IF "%ARMS_DISK%" == "FAILURE" GOTO ERROR_DISK rem フェイルオーバ後の業務起動ならびに復旧処理 rem *** スプーラと ESMPRO/PrintManager サービスの停止 再起動 *** net stop esmproprs net stop spooler net stop esmpropr net start esmpropr net start spooler net start esmproprs rem プライオリティのチェック IF "%ARMS_SERVER%" == "OTHER" GOTO ON_OTHER2 rem 最高プライオリティでの処理 ARMBCAST /MSG " 最高プライオリティサーバで資源 userhome 共有開始 ( フェイルオーバ後 )" /A GOTO EXIT 201

202 :ON_OTHER2 rem 最高プライオリティ以外での処理 ARMBCAST /MSG " プライオリティサーバ以外で資源 userhome 共有開始 ( フェイルオーバ後 )" /A GOTO EXIT rem 例外処理 rem ディスク関連エラー処理 :ERROR_DISK ARMBCAST /MSG " 切替パーティションの接続に失敗しました " /A GOTO EXIT rem CLUSTERPRO 未動作 :no_arm ARMBCAST /MSG "ActiveRecoveryManager が動作状態にありません " /A :EXIT exit ( 注意 ) スプーラサービス ESMPRO/PrintManager サービス および ESMPRO/PrintManager プリントサーバサービス の停止 再起動の順序は 必ずサンプルスクリプトどおりに記述してください 202

203 注意事項 (1) 印刷を行うプリンタが LAN マネージャのネットワークプリンタである場合 フェイルオーバによるサーバ切り替えが発生すると LAN マネージャのサーバ名は切り替わらないため それ以降の印刷要求は意識的に待機系サーバに対して行わなければなりません しかし ESMPRO/ PrintManager の プリント管理マネージャ では サーバの切り替えを認識しているので もとの現用系サーバ名あるいはフェイルオーバグループ名を使用して作業を行ってください (2) 印刷アプリケーション実行環境をご使用になっている場合 フェイルオーバが発生するとアプリケーション実行環境のサービスモジュールは 待機系サーバ上で自動的に起動しません そのため 切り替え完了後手動によるアプリケーション実行環境の立ち上げが完了するまでの間 ESMPRO/PrintManager の プリント管理マネージャ の表示画面にアプリケーション実行環境のプリンタや文書情報は表示されません ( 手動でアプリケーション実行環境を起動すれば アプリケーション実行環境系の情報が表示されます 詳細は CLUSTERPRO システム構築ガイド PP 編 ( 開発実行環境 ) の 1.5 アプリケーション実行環境 ( プリンタ ) を参照してください ) (3) フェイルオーバによるサーバ切り替えで 文書単位で設定された 印刷後文書を削除する / 保存する の属性は引き継がれません そのためサーバ切り替え後は 文書単位の 削除 / 保存 属性はプリンタ単位で設定されている属性に統一されます (4) オンラインフェイルバックによりクラスタの復旧を行う場合 フェイルバック中に ESMPRO/ PrintManager の プリント管理マネージャ や 印刷制御 API を用いた制御を行わないでください (5) プリント管理マネージャで ネイティブ運用 におけるフェイルオーバグループに属する共有プリンタを管理する場合 サーバ登録にはフェイルオーバグループ名を指定してください (6) 印刷制御 API で ネイティブ運用 におけるフェイルオーバグループに属する共有プリンタを管理する場合 プリンタ名には ( フェイルオーバグループ名 ) ( プリンタ名 ) と指定してください (6) 印刷制御 API を使用する場合 Windows98/Me クライアントからはフェイルオーバによるサーバの切り替えを認識できません 203

204 1.11 ESMPRO/ClientManager 機能概要 ESMPRO /ClientManager( 以下 ESMPRO/CM) は ネットワークに配置されたクライアント PC の一括集中管理を実現する管理製品です ESMPRO/CM を利用することにより マネージャマシン上の GUI を通してクライアント PC の構成情報 / 性能情報の参照 クライアント PC の障害検出 クライアント PC の操作 ( リモート制御 ) を行うことができ システム管理者のクライアント PC の管理保守作業を大幅に効率化することができます 機能範囲 ESMPRO/CM においては ESMPRO/CM マネージャのみクラスタシステムに対応し 片方向スタンバイの形態で動作します ESMPRO/CM クライアントと中継エージェントはクラスタシステムのマシンでは動作しません 動作環境 ESMPRO/CM は 以下の OS をサポートしています マネージャ Windows Server 2003 (32bit/64bit) 1 Windows XP Professional / Home 2 Windows 2000 Advanced Server / Server / Professional 3 Windows NT Server / Workstation 4.0 Service Pack 4 以降 Windows 95/Windows 98 クライアント Windows Server 2003 (32bit/64bit) 1 Windows XP Professional / Home 2 Windows 2000 Advanced Server / Server / Professional 3 Windows NT Server / Workstation 4.0 Windows 95/ Windows 98/ Windows ME 1 ESMPRO/CM Ver4.0 以降でサポート 2 ESMPRO/CM Ver3.5 以降でサポート 3 ESMPRO/CM Ver3.2 以降でサポート ESMPRO/CM では Ver2.1 以降のマネージャ (Windows NT) のみクラスタシステムに対応しています インストール手順 ESMPRO/CM マネージャをクラスタシステム上にインストールする手順を以下に説明します ESMPRO/ServerManager セットアップ 204

205 統合ビューアで クラスタシステムと連携を行う場合には クラスタシステムをセットアップする前に ESMPRO/ServerManager をインストールします 連携が不要であれば このステップは省略できます ( 後のステップにおける CM マネージャのインストールで統合ビューアもインストールします ) クラスタシステムセットアップ クラスタを構成する各サーバマシンへ CLUSTERPRO サーバをインストールします クラスタ管理用マシンに CLUSTERPRO マネージャをインストールします フェールオーバグループの登録 CM の実行を制御する為のフェールオーバグループを CLUSTERPRO マネージャで登録します 後でスクリプト追加などのため 再度 CLUSTERPRO マネージャを使用してフェールオーバグループの設定変更を行います (1) グループ名の設定グループ名として ESMPROCM を設定します (2) リソースの設定 CM マネージャの共用部分をインストールするための切替パーティションの割り当てと CM マネージャへ接続するための仮想 IP アドレス ( 又はフローティング IP) を設定します (3) ポリシの設定登録操作の最後の段階で グループに登録されたマシンのフェールオーバ ( すなわち CM マネージャ起動 ) 優先順位を設定します クラスタシステムの再起動 CLUSTERPRO マネージャでクラスタのシャットダウンと再起動を実行します ESMPRO/CM マネージャのセットアップ フェールオーバグループへ登録した各マシンへ CM マネージャをインストールします ここでは 通常のセットアップと異なる部分を中心に説明します クラスタシステムでは CM 関連ファイルを 切り替えパーティションとローカルドライブ ( 各マシン固有のディスク ) のパーティションへ 2 つに分けて書き込みます フェールオーバグループがアクティブになっているマシンでセットアップを実行しますと クラスタシステムへのインストールの確認と 2 種類 ( 切替パーティションとローカルディスクパーティション ) のインストール先ディレクトリの問い合わせを行います それ以外は 通常のセットアップと同じです フェールオーバグループに登録したマシンの台数分 手動フェールオーバによりフェールオーバグループの実行を切り替え 以下のセットアップの操作 (1)~(4) を繰り返します (1) フェールオーバグループがアクティブなマシンで CM マネージャのセットアップを実行します 最初にクラスタシステムへのインストールを確認するダイアログが表示されます 205

206 クラスタ対応セットアップを選択すると その後でインストールディレクトリを 2 種類問い合わせます 1 回目はローカルディスクのディレクトリを設定して下さい 2 回目は クラスタの切替パーティションのディレクトリを指定して下さい ディフォルトを変更する場合には 問い合わせに応じて切替パーティションかローカルドライブの中から指定して下さい 変更したディレクトリのドライブの種類 206

207 ( ローカルあるいは切替パーティション ) と異なる場合 再度入力要求を行います それ以降は通常のインストールと同じです 注意 以下の項目は インストールを行う全てのマシンで同一に設定して下さい 切替パーティションのインストール先 ( ドライブとディレクトリ ) マネージャ ID データベース接続情報 (ODBC データソース名 DB 名 サーバ名など ) データベースが クラスタシステム上にある場合は 接続先サーバ名を仮想 IP アドレス ( 又はフローティング IP) で指定して下さい (2) データビューア接続先設定を変更します "w: Program Files ESMPRO ESMPROCM BIN CMSetDst.exe" を起動してください (w は切り替えパーティション ) 接続マネージャ名に仮想 IP アドレス ( 又はフローティング IP) を設定してください 適用ボタンを押しダイアログを閉じます (3) CLUSTERPRO 関連サービスの設定を変更します CLUSTERPRO 関連サービスの CLUSTERPRO Server サービスに対し 以下の方法にて デスクトップとの対話を許可する設定を行なってください ( 既に設定済みの場合は作業の必要はありません ) + Windows 2000 では [ プログラム ]-[ 管理ツール ]-[ サービス ]- 選択したサービスの [ プロパティ ]-[ ログオン ] タブ + Windows Server 2003 では [ 管理ツール ]-[ サービス ]- 選択したサービスの [ プロパティ ]-[ ログオン ] タブ (4) 次にセットアップを行うマシンへ フェールオーバグループを手動でフェールオーバさせます 操作は CLUSTERPRO マネージャで行います フェールオーバグループの設定変更 操作は CLUSTERPRO マネージャで行います 設定の変更を求めると フェールオーバグループは強制的に停止させられます (1)CM 用スクリプトの追加グループの開始 / 終了のスクリプトを編集して CM 固有のコマンドを追加します スタートスクリプト, ストップスクリプトは以下のようになります 207

208 下記例では 切替パーティションのインストールディレクトリを w: Program Files esmpro esmprocm として記述してありますので イタリック (w: Program ~) の部分を実際に CM マネージャをインストールした切替パーティションのディレクトリ名で読み替えて操作して下さい スタートスクリプト rem * start.bat * rem * * rem * title : start script file sample * rem * version : * rem 起動要因チェック IF "%ARMS_EVENT%" == "START" GOTO NORMAL IF "%ARMS_EVENT%" == "FAILOVER" GOTO FAILOVER IF "%ARMS_EVENT%" == "RECOVER" GOTO RECOVER rem CLUSTERPRO 未動作 GOTO no_arm rem 通常起動対応処理 :NORMAL rem ディスクチェック IF "%ARMS_DISK%" == "FAILURE" GOTO ERROR_DISK rem 業務通常処理 ARMLOAD CMIT /M /S "ESMPRO/CM CMIT service" net start "ESMPRO/CM CMURELAY" ARMLOAD CMMANAGER /M /S "ESMPRO/CM Manager" ARMLOAD CMPOWERON /M /S "ESMPRO/CM Poweron Service" ARMLOAD CMSENDER /M /S "ESMPRO/CM Sender" ARMLOAD CMSNMP /M /S "ESMPRO/CM Snmp Manager" ARMLOAD CMTIME /M /S "ESMPRO Time Server" ARMNSADD esmprocm "w: Program Files ESMPRO ESMPROCM setup" rem プライオリティチェック IF "%ARMS_SERVER%" == "OTHER" GOTO ON_OTHER1 rem 最高プライオリティでの処理 rem ( 例 ) ARMBCAST /MSG " 最高プライオリティサーバで起動中です " /A GOTO EXIT :ON_OTHER1 208

209 rem 最高プライオリティ以外での処理 rem ( 例 ) ARMBCAST /MSG " プライオリティサーバ以外で起動中です " /A GOTO EXIT rem リカバリ対応処理 :RECOVER rem クラスタ復帰後のリカバリ処理 rem ( 例 ) ARMBCAST /MSG "Server の復旧が終了しました " /A GOTO EXIT rem フェイルオーバ対応処理 :FAILOVER rem ディスクチェック IF "%ARMS_DISK%" == "FAILURE" GOTO ERROR_DISK rem フェイルオーバ後の業務起動ならびに復旧処理 ARMLOAD CMIT /M /S "ESMPRO/CM CMIT service" net start "ESMPRO/CM CMURELAY" ARMLOAD CMMANAGER /M /S "ESMPRO/CM Manager" ARMLOAD CMPOWERON /M /S "ESMPRO/CM Poweron Service" ARMLOAD CMSENDER /M /S "ESMPRO/CM Sender" ARMLOAD CMSNMP /M /S "ESMPRO/CM Snmp Manager" ARMLOAD CMTIME /M /S "ESMPRO Time Server" ARMNSADD esmprocm "w: Program Files ESMPRO ESMPROCM setup" rem プライオリティのチェック IF "%ARMS_SERVER%" == "OTHER" GOTO ON_OTHER2 rem 最高プライオリティでの処理 rem ( 例 ) ARMBCAST /MSG " 最高プライオリティサーバで起動中です ( フェイルオーバ後 )" /A GOTO EXIT :ON_OTHER2 rem 最高プライオリティ以外での処理 rem ( 例 ) ARMBCAST /MSG " プライオリティサーバ以外で起動中です ( フェイルオーバ後 )" /A GOTO EXIT rem 例外処理 rem ディスク関連エラー処理 :ERROR_DISK 209

210 ARMBCAST /MSG " 切替パーティションの接続に失敗しました " /A GOTO EXIT rem CLUSTERPRO 未動作 :no_arm ARMBCAST /MSG "CLUSTERPRO が動作状態にありません " /A :EXIT exit ストップスクリプト rem * stop.bat * rem * * rem * title : stop script file sample * rem * version : * rem 起動要因チェック IF "%ARMS_EVENT%" == "START" GOTO NORMAL IF "%ARMS_EVENT%" == "FAILOVER" GOTO FAILOVER rem CLUSTERPRO 未動作 GOTO no_arm rem 通常終了対応処理 :NORMAL rem ディスクチェック IF "%ARMS_DISK%" == "FAILURE" GOTO ERROR_DISK rem 業務通常処理 Armnsdel esmprocm "w: Program Files esmpro esmprocm bin splaunch" ARMKILL CMTIME ARMKILL CMSNMP ARMKILL CMSENDER ARMKILL CMMANAGER ARMKILL CMPOWERON net stop "ESMPRO/CM CMURELAY" ARMKILL CMIT rem プライオリティチェック IF "%ARMS_SERVER%" == "OTHER" GOTO ON_OTHER1 rem 最高プライオリティでの処理 rem ( 例 )ARMBCAST /MSG " 最高プライオリティサーバで終了中です " /A GOTO EXIT :ON_OTHER1 210

211 rem 最高プライオリティ以外での処理 rem ( 例 )ARMBCAST /MSG " プライオリティサーバ以外で終了です " /A GOTO EXIT rem フェイルオーバ対応処理 :FAILOVER rem ディスクチェック IF "%ARMS_DISK%" == "FAILURE" GOTO ERROR_DISK rem フェイルオーバ後の業務起動ならびに復旧処理 Armnsdel esmprocm "w: Program Files esmpro esmprocm bin splaunch" ARMKILL CMTIME ARMKILL CMSNMP ARMKILL CMSENDER ARMKILL CMMANAGER ARMKILL CMPOWERON net stop "ESMPRO/CM CMURELAY" ARMKILL CMIT rem プライオリティのチェック IF "%ARMS_SERVER%" == "OTHER" GOTO ON_OTHER2 rem 最高プライオリティでの処理 rem ( 例 )ARMBCAST /MSG " 最高プライオリティサーバで終了中です ( フェイルオーバ後 )" /A GOTO EXIT :ON_OTHER2 rem 最高プライオリティ以外での処理 rem ( 例 )ARMBCAST /MSG " プライオリティサーバ以外で終了中です ( フェイルオーバ後 )" /A GOTO EXIT rem 例外処理 rem CLUSTERPRO 未動作 :no_arm ARMBCAST /MSG " CLUSTERPRO が動作状態にありません " /A :EXIT exit 211

212 (2) 同期対象レジストリキー設定フェールオーバなどで フェールオーバグループの実行が他のサーバマシンへ移動する時に 引き継ぎを行うレジストリキーを設定します キー名として HKEY_LOCAL_MACHINE SOFTWARE NEC ESMPRO/CM を登録します フェールオーバグループの起動 CLUSTERPRO マネージャで クラスタシステムを再起動し フェールオーバグループを第 1 優先度のマシンで実行開始させます これで CM マネージャのセットアップは完了しました 注意事項 インストール 以下の項目は インストールを行う全てのマシンで同一に設定して下さい 切替パーティションのインストール先 ( ドライブとディレクトリ ) マネージャ ID データベース接続情報 (ODBC データソース名 DB 名 サーバ名など ) データベースが クラスタシステム上にある場合は 接続先サーバ名を仮想 IP アドレス ( 又はフローティング IP) で指定して下さい 他コンポーネントのセットアップ クラスタシステム上に構築した ESMPRO/CM マネージャへ接続する CM GUI/ 中継エージェント /ESMPRO/CM クライアントのセットアップを行う場合には 各コンポーネントのセットアップ前に CLUSTERPRO クライアントをセットアップします CLUSTERPRO クライアントのセットアップで 接続先のクラスタ情報 ( クラスタ名 接続先フェールオーバグループ 仮想 IP アドレス ( 又はフローティング IP) 等 ) を設定します フェールオーバグループ名 仮想 IP アドレス ( 又はフローティング IP) は 先に CM マネージャのセットアップにおいて CLUSTERPRO マネージャにより登録した値を設定します クラスタシステムにインストールされた CM マネージャへ接続する CM 関連コンポーネントのインストールを行います CM マネージャのマシンの識別名として 仮想 IP アドレス ( 又はフローティング IP) を使用します 運用時 ESMPRO/CM 運用時に以下の注意事項があります クラスタシステムでは CM マネージャ本体は フェールオーバグループ ESMPROCM がアクティブ ( 動作中 ) なマシン上でのみ実行します CM GUI も同じマシンだけで実行できます クラスタを構成する他のマシンでは CM GUI は実行できません クラスタシステムで CM GUI を使用した場合 手動によるフェールオーバグルー 212

213 プの切替が失敗する場合があります その時には フェールオーバグループ ESMPROCM がアクティブなマシンは強制的にシャットダウンし そのマシンを除いて実行プライオリティの高いマシンへフェールオーバします クラスタシステム外から CM クライアント CM GUI の接続については 仮想 IP アドレス ( 又はフローティング IP) の機能により フェールオーバグループのアクティブなマシンを意識する必要はありません サーバマシンの障害等によるフェールオーバが発生しても クラスタシステムの外からの接続では その切り替えを意識する必要はありません CM データビューアでクライアント情報を取得中にサーバマシンでフェールオーバが発生した場合 最大 5 分 ( レジストリの設定により変更可能 ) 程中断してサーバマシンのフェールオーバ完了を待ちます その後 自動的に情報取得を再開します ただしフェールオーバの時間が 5 分を大幅に超えた場合は CM データビューアはマネージャへの接続失敗 ( あるいは情報取得失敗 ) を表示して処理を打ち切ります CM クライアントから CM マネージャへ通知するクライアント情報は フェールオーバが発生しても自動再送します アラートの通報は フェールオーバが発生したときに 失われる場合があります クラスタシステムの CM マネージャは 上位 ( 親 ) マネージャを持つことはできません アンインストール インストールと逆の手順で行って下さい 最初にフェールオーバグループの設定から 同期対象レジストリキーと 開始 / 終了スクリプトの追加分を削除します 次に手順 (1)~(2) をアンインストール対象マシンの台数分繰り返します (1) アンインストールを行うマシンへ手動でフェールオーバさせます (2)CM マネージャをアンインストールします 最後に フェールオーバグループを削除します CM マネージャをインストールした全てのマシンで アンインストールが実行されないと 切替パーティションへインストールされた内容は削除されません 障害等によりディスクを交換し アンインストールの実行ができないマシンがある場合は 最後に手動で切替パーティションのインストールディレクトリをエクスプローラなどで削除して下さい また CM GUI だけをアンインストールすることはできません 213

214 1.12 ESMPRO/AppManager Ver 機能概要 ESMPRO/AppManager は サーバに配置されたアプリケーションの一括集中管理を実現する管理製品です ESMPRO/AppManager を利用することにより マネージャマシン上の GUI を通して分散されているサーバに登録されているアプリケーションの構成情報 / 性能情報の参照 障害検出 自動復旧を行うことができ システム管理者のアプリケーション管理の管理保守作業を大幅に効率化することができます 機能範囲 ESMPRO/AppManager のクラスタ化による機能上の制限はありません 動作環境 サポート OS ESMPRO/AppManager Ver3.4 は 以下の OS をサポートしています リポジトリ 管理サーバ Windows NT Server 4.0 Windows 2000 エージェント Windows NT Workstation/Server 4.0 Windows 2000 CLUSTERPRO については いずれも Ver6.0 に対応しています サポートアプリケーション ESMPRO/AppManager Ver3.4 は 以下の AppManager エージェントにより CLUSTERPRO によりクラスタ化されたシステム アプリケーションの監視を行うことができます OS :ESMPRO/AppManager for Windows NT/2000 Server Oracle :ESMPRO/AppManager for Oracle RDBMS SQL Server :ESMPRO/AppManager for SQL Server Exchange Server:ESMPRO/AppManager for Exchange Server 上記以外の AppManager エージェントはサポートしておりません 運用形態 クラスタシステム上に AppManager をインストールして動作させるには以下の 3 種類の運用形態があります 214

215 (1) クラスタシステム上で AppManager 全機能を使用する運用形態管理サーバ リポジトリ コンソール エージェントの全 AppManager 機能をクラスタシステム上にインストールします (2) 他サーバ上のアプリケーションをクラスタシステム上で監視する運用形態管理サーバ リポジトリ コンソールのみクラスタシステム上にインストールします (3) クラスタシステム上のアプリケーションを他サーバで監視する運用形態エージェントのみクラスタシステム上にインストールします 管理サーバのみ あるいはリポジトリのみをクラスタ化することも可能です ESMPRO 連携 ESMPRO/ServerManager のセットアップ 統合ビューアで ESMPRO/AppManager と画面連携を行う場合には ESMPRO/AppManager 管理サーバをセットアップする前に ESMPRO/ServerManager をインストールします 連携が不要であれば このステップは省略できます ESMPRO/ServerAgent のセットアップ ESMPRO/ServerAgent と連携して ESMPRO の統合ビューアに ESMPRO/AppManager で発見したイベントを通報する場合は ESMPRO/AppManager 管理サーバをセットアップする前に ESMPRO/ServerAgent をインストールします 連携が不要であれば このステップは省略できます リポジトリ 管理サーバのクラスタ化手順 運用形態の (1) (2) の場合 ESMPRO/AppManager リポジトリ 管理サーバをクラスタシステム上にインストールします その手順を以下に説明します SQL Server のクラスタ化 リポジトリデータベースを作成する SQL Server を 事前にクラスタシステムにインストールし クラスタ化しておく必要があります 既に SQL Server をクラスタ化して業務に使用している場合は そこに追加する形でリポジトリデータベースを作成することも可能です SQL Server のクラスタ化については CLUSTERPRO システム構築ガイド PP 編 ( データベース ) を参照ください ESMPRO/AppManager リポジトリのインストール クラスタ化した SQL Server の 現用系 待機系の各サーバに ESMPRO/AppManager リポジトリインストールします インストール時に リポジトリデータベースを作成するディレクトリを共有ディスクに変更し SQL Server のネットワーク名として仮想コンピュータ名を入力します 215

216 待機系にインストールする場合 共有ディスクにアクセスできるようグループの移動が必要です また リポジトリのインストールは AppManager のその他のモジュールのインストールに先立って 現用系と待機系のそれぞれで実施しておく必要があります なお CLUSTERPRO でクラスタ化した SQL Server の場合 一般に待機系ではスクリプトからデータベースの Attach/Detach 処理を呼び出しますが リポジトリデータベースは両サーバで作成しますので この処理は不要となります 以下 単体マシンにインストールする手順との違いのみ記載します 現用系 待機系の両方にインストールする必要があります 1AppManager のインストール インストール先のフォルダは共有ディスクのドライブに変更してください 例 :y:\netiq 2AppManager リポジトリの設定 既定値は AppManager エージェントとなっていますので AppManager リポジトリのみを選択します 216

217 3 デバイスパスの変更 以下のデバイスパスのチェックを外して共有ディスクに変更します データデバイスのパス例 :y:\mssql7\data ログデバイスのパス例 :y:\mssql7\data 4 後は単体マシンのインストールと同じです 5SID の設定現用系サーバにインストールした後 待機系へのインストールの前に 以下の処理により SQL Server のログインの SID を一致させます 1)SQLServer のクエリアナライザで現用系サーバ上の SQL サーバにログイン 'sa' にて接続し 以下のコマンドにより netiq の SID を取得します select sid from master.dbo.syslogins where name='netiq' 2) 上記コマンドにて取得した SID を テキストファイルで適当な場所にセーブしておきます 3)SQL Server のグループを CLUSTERPRO マネージャにより待機系に移動します 4) クエリアナライザで待機系サーバ上の SQL サーバに 'sa' で接続し 以下のコマンドによりログイン 'netiq' を作成します sp_addlogin 'netiq','netiq',default, default, 0xD3E867055C472F448D051684D579EC3D 最後の引数には現用系サーバで確認した SID を指定します 2 でセーブしたファイルからコピー & ペーストで入力してください PlusPack や HotFix を適用する場合は リポジトリをインストールした時点で一度適用し その他のモジュールをインストール後に再度適用してください 一通りインストールした後から適用する場合は 注意事項の AppManager Ver3.4 PlusPack, 修正モジュールの適用方法 に従って適用してください ESMPRO/AppManager 管理サーバのインストール ESMPRO/AppManager リポジトリをインストール後 ESMPRO/AppManager 管理サーバを 現用系 待機系の各クラスタサーバにインストールします コンソール エージェントも必要に応じて同時にインストールします インストール方法は通常のサーバと同じで インストール先は各サーバのローカルディスクです 217

218 1.ESMPRO/AppManager Ver3.4 管理サーバのインストール手順単体マシンにインストールする手順との違いのみ記載します 運用系 待機系の両方にインストールする必要があります 1AppManager のインストール インストール先のフォルダはローカルディスクのままにしてください 例 :C:\Program Files\NetIQ 2AppManager コンポーネントの選択 AppManager リポジトリ以外に必要なコンポーネント ( 管理サーバなど ) を選択します 3 リポジトリサーバ名の設定 リポジトリサーバー名のチェックを外し SQL Server の仮想コンピュータ名を設定します 218

219 4 後は単体マシンのインストールと同じです 2. ESMPRO/AppManager Ver3.4 サービス属性の変更以下の AppManager サービスの属性を 手動 に変更します NetIQms 3. スクリプトの作成上記の AppManager サービスを SQL Server の開始スクリプトで開始し 終了スクリプトで終了するようにします (1) 開始スクリプト記述例 SQL Server を起動する開始スクリプトに 太字行を追加します AppManager の各サービスは SQL Server の起動完了後に起動しなければならないため 30 秒 の待ち時間を設けています rem * start.bat * rem * * rem * title : start script file sample * rem * date : 1999/11/30 * rem * version : * rem 起動要因チェック IF "%ARMS_EVENT%" == "START" GOTO NORMAL IF "%ARMS_EVENT%" == "FAILOVER" GOTO FAILOVER IF "%ARMS_EVENT%" == "RECOVER" GOTO RECOVER rem ActiveRecoveryManager 未動作 GOTO no_arm rem 通常起動対応処理 :NORMAL rem ディスクチェック IF "%ARMS_DISK%" == "FAILURE" GOTO ERROR_DISK rem 業務通常処理 rem ARMRSP でリソースが異常状態のときに rem フェイルオーバを発生させる rem ARMRSP が異常状態になったとき rem ARMLOAD でサーバシャットダウンを発生させる rem ( 例 )ARMLOAD watchid /R 9 /H 1 ARMRSP /A /PL /PL rem プライオリティチェック IF "%ARMS_SERVER%" == "OTHER" GOTO ON_OTHER1 219

220 rem 最高プライオリティでの処理 rem ( 例 ) ARMBCAST /MSG " 最高プライオリティサーバで起動中です " /A net start MSSQLServer net start SQLServerAgent net start NetIQms GOTO EXIT :ON_OTHER1 rem 最高プライオリティ以外での処理 rem ( 例 ) ARMBCAST /MSG " プライオリティサーバ以外で起動中です " /A net start MSSQLServer net start SQLServerAgent rem isql /Usa /P /i y: mssql ACT.SQL /o y: mssql ACT.LOG armsleep 30 net start NetIQms GOTO EXIT rem リカバリ対応処理 :RECOVER rem クラスタ復帰後のリカバリ処理 rem ( 例 ) ARMBCAST /MSG "Server の復旧が終了しました " /A GOTO EXIT rem フェイルオーバ対応処理 :FAILOVER rem ディスクチェック IF "%ARMS_DISK%" == "FAILURE" GOTO ERROR_DISK rem フェイルオーバ後の業務起動ならびに復旧処理 rem ARMRSP でリソースが異常状態のときに rem フェイルオーバを発生させる rem ARMRSP が異常状態になったとき rem ARMLOAD でサーバシャットダウンを発生させる rem ( 例 )ARMLOAD watchid /R 9 /H 1 ARMRSP /A /PL /PL rem プライオリティのチェック IF "%ARMS_SERVER%" == "OTHER" GOTO ON_OTHER2 rem 最高プライオリティでの処理 rem ( 例 ) ARMBCAST /MSG " 最高プライオリティサーバで起動中です ( フェイルオーバ後 )" /A 220

221 net start MSSQLServer net start SQLServerAgent armsleep 30 net start NetIQms GOTO EXIT :ON_OTHER2 rem 最高プライオリティ以外での処理 rem ( 例 ) ARMBCAST /MSG " プライオリティサーバ以外で起動中です ( フェイルオーバ後 )" /A net start MSSQLServer net start SQLServerAgent rem isql /Usa /P /i y: mssql ACT.SQL /o y: mssql ACT.LOG armsleep 30 net start NetIQms GOTO EXIT rem 例外処理 rem ディスク関連エラー処理 :ERROR_DISK ARMBCAST /MSG " 切替パーティションの接続に失敗しました " /A GOTO EXIT rem ARM 未動作 :no_arm ARMBCAST /MSG "ActiveRecoveryManager が動作状態にありません " /A :EXIT (2) 終了スクリプト記述例 SQL Server を停止させる終了スクリプトに 太字行を追加します AppManager の各サービスが停止完了する前に SQL Server が停止しないように 念のため 30 秒の待ち時間を設けています rem * stop.bat * rem * * rem * title : stop script file sample * rem * date : 1999/11/30 * rem * version : * rem 起動要因チェック IF "%ARMS_EVENT%" == "START" GOTO NORMAL IF "%ARMS_EVENT%" == "FAILOVER" GOTO FAILOVER rem ActiveRecoveryManager 未動作 GOTO no_arm 221

222 rem 通常終了対応処理 :NORMAL rem ディスクチェック IF "%ARMS_DISK%" == "FAILURE" GOTO ERROR_DISK rem 業務通常処理 rem リソースの異常監視を終了 rem ARMLOAD で起動した ARMRSP の終了コマンド rem watchid は ARMLOAD 指定時のものを使用する rem ( 例 )ARMKILL watchid rem プライオリティチェック IF "%ARMS_SERVER%" == "OTHER" GOTO ON_OTHER1 rem 最高プライオリティでの処理 rem ( 例 )ARMBCAST /MSG " 最高プライオリティサーバで終了中です " /A net stop NetIQms ARMSLEEP 30 net stop SQLServerAgent net stop MSSQLServer ARMSLEEP 30 GOTO EXIT :ON_OTHER1 rem 最高プライオリティ以外での処理 rem ( 例 )ARMBCAST /MSG " プライオリティサーバ以外で終了です " /A net stop NetIQms ARMSLEEP 30 net stop SQLServerAgent rem isql /Usa /P /i y: mssql DEACT.SQL /o y: mssql DEACT.LOG net stop MSSQLServer ARMSLEEP 30 GOTO EXIT rem フェイルオーバ対応処理 :FAILOVER rem ディスクチェック IF "%ARMS_DISK%" == "FAILURE" GOTO ERROR_DISK rem フェイルオーバ後の業務起動ならびに復旧処理 222

223 rem リソースの異常監視を終了 rem ARMLOAD で起動した ARMRSP の終了コマンド rem watchid は ARMLOAD 指定時のものを使用する rem ( 例 )ARMKILL watchid rem プライオリティのチェック IF "%ARMS_SERVER%" == "OTHER" GOTO ON_OTHER2 rem 最高プライオリティでの処理 rem ( 例 )ARMBCAST /MSG " 最高プライオリティサーバで終了中です ( フェイルオーバ後 )" /A net stop NetIQms ARMSLEEP 30 net stop SQLServerAgent net stop MSSQLServer ARMSLEEP 30 GOTO EXIT :ON_OTHER2 rem 最高プライオリティ以外での処理 rem ( 例 )ARMBCAST /MSG " プライオリティサーバ以外で終了中です ( フェイルオーバ後 )" /A net stop NetIQms ARMSLEEP 30 net stop SQLServerAgent rem isql /Usa /P /i y: mssql DEACT.SQL /o y: mssql DEACT.LOG net stop MSSQLServer ARMSLEEP 30 GOTO EXIT rem 例外処理 rem ディスク関連エラー処理 :ERROR_DISK ARMBCAST /MSG " 切替パーティションの接続に失敗しました " /A GOTO EXIT rem ARM 未動作 :no_arm ARMBCAST /MSG " ActiveRecoveryManager が動作状態にありません " /A :EXIT 223

224 管理サーバのみクラスタ化する場合 上記の手順ではリポジトリと管理サーバを同じクラスタシステム上にでクラスタ化していますが 管理サーバをリポジトリと別のクラスタシステム上にインストールすることも可能です この場合も インストールの手順は と同様ですが サービス属性の変更やスクリプトの作成は不要です フェイルオーバグループには 管理サーバで使用するフローティング IP アドレスだけをリソースとして登録し スクリプトはデフォルトのままで構いません 管理サーバはクラスタサーバ間でファイルを共有する必要がありませんので 切替パーティションも不要です 既にフェイルオーバグループが作成されている場合は そのグループのフローティング IP アドレスを管理サーバでも利用可能です この場合は新規にフェイルオーバグループを作成する必要はありません ESMPRO/AppManager エージェントの設定 各エージェントでは 管理サーバの IP アドレスとして SQL Server のフローティング IP アドレスを指定します の手順で管理サーバのみをクラスタ化している場合は そこで設定したフローティング IP アドレスを指定します クラスタ化されたアプリケーションの管理 CLUSTERPRO によりクラスタ化されたアプリケーションを ESMPRO/AppManager によって管理する場合の手順を以下に説明します ESMPRO/AppManager エージェントセットアップ 管理対象アプリケーションが動作するクラスタシステムの各クラスタサーバに ESMPRO/AppManager エージェントをインストールします インストール方法は通常のサーバと同じで インストール先は各サーバのローカルディスクです 共有ディスクの Oracle を監視する場合 注意事項を参照してください クラスタ化されたアプリケーションを管理する方法は二通り存在します 以下 それぞれの特徴と設定方法を説明します 1 監視ジョブを切り替える方法 ESMPRO/AppManager エージェントは各サーバ上で常に動作させ フェイルオーバの際に AppManager 側で監視項目を切り替えるようにします この方法の場合 アクティブ インアクティブとも標準な表示であり どの監視項目が実行中であるかを認識できます インアクティブの監視項目は 実行状態が インアクティブ と表示されます 監視ジョブを切り換える為に AppManager オペレータコンソール画面で最初に以下の監視項目を各マシンにドラッグ & ドロップする必要があります 現用系 待機系両方 (AppManager ツリービューの master) に以下の AppManager 監視項目を設定 Amadmin_SetResDependency: パラメータ値は表 パラメータ一覧を参照 待機系マシンに以下の AppManager 監視項目を設定 224

225 Amadmin_SetKSStandby: パラメータ値は表 パラメータ一覧を参照 監視項目名 Amadmin_ SetResDependency 監視項目名 Amadmin_ SetKSStandby 内容パラメータ値で指定したサービスがダウンしている間 パラメータ値で指定したジョブ ( 監視項目 ) を Pending するパラメータ説明パラメータ値 Knowledge Script/ シ ョフ の分類 * 必要とされる使用可能なリソース C: 必要とされるアクティフ なサーヒ ス OracleServiceSID1,OracleTNSListen er80 ( 注 :Oracle 起動時開始しているサービス名すべてを記述する ) オヘ レーションの成功時のイヘ ント通知 N オヘ レーション成功時の警告レヘ ル 25 内容パラメータ値で指定したマシンがダウンした場合 正常に戻るまでこの監視項目をドラッグ & ドロップしたマシンが パラメータ値で指定した監視項目を実行するパラメータ説明パラメータ値 Knowledge Script/ シ ョフ の分類 * マスター管理クライアントのホスト名 NODE1 注 :NODE1 は現用系マシンのコンピュータ名オヘ レーションの成功時のイヘ ント通知 N オヘ レーション成功時の警告レヘ ル 25 表 パラメータ一覧 なお この方法では監視対象のアプリケーションが完全に起動する前に監視が開始されることにより フェイルオーバ時に監視の再開が失敗することがあります この場合は次の方法により監視を行ってください 2 ESMPRO/AppManager エージェントをクラスタ化する方法 ESMPRO/AppManager エージェントを対象アプリケーションの開始スクリプトで開始し 終了スクリプトで終了するようにします この方法の場合 インアクティブのマシンにおける監視項目等は全て淡色表示となります このことにより現在どのサーバで対象アプリケーションが動作しているかが一目で分かります なお 監視対象が複数のグループに分かれている場合 ( 例えば双方向スタンバイ構成の場合 ) この方法による監視ではいずれか一つのグループに対してのみ監視できます ESMPRO/AppManager エージェントをクラスタ化する手順は 次のとおりです 1. 以下の AppManager サービスの属性を 手動 に変更します NetIQccm NetIQmc 225

226 2. 監視対象アプリケーションの開始 終了スクリプトに 上記の AppManager サービスの起動 停止処理を追加します サンプルとして クラスタ化された Oracle を管理する場合の スクリプトの記述例を以下に示します (1) 開始スクリプト記述例 管理対象アプリケーションの開始スクリプトにて 太字行を追加します 管理対象が完全に起動してから監視を開始するために 30 秒の待ち時間を設けて います rem * start.bat * rem * * rem * title : start script file sample * rem * date : 1999/11/30 * rem * version : * rem 起動要因チェック IF "%ARMS_EVENT%" == "START" GOTO NORMAL IF "%ARMS_EVENT%" == "FAILOVER" GOTO FAILOVER IF "%ARMS_EVENT%" == "RECOVER" GOTO RECOVER rem ActiveRecoveryManager 未動作 GOTO no_arm rem 通常起動対応処理 :NORMAL rem ディスクチェック IF "%ARMS_DISK%" == "FAILURE" GOTO ERROR_DISK rem 業務通常処理 rem ARMRSP でリソースが異常状態のときに rem フェイルオーバを発生させる rem ARMRSP が異常状態になったとき rem ARMLOAD でサーバシャットダウンを発生させる rem ( 例 )ARMLOAD watchid /R 9 /H 1 ARMRSP /A /PL /PL net start OracleServiceSID1 net start OracleTNSListener80 Set ORACLE_SID=SID1 Svrmgr30 command=@z: Oracle8 startupsid1.sql armsleep 30 net start NetIQccm net start NetIQmc rem プライオリティチェック 226

227 IF "%ARMS_SERVER%" == "OTHER" GOTO ON_OTHER1 rem 最高プライオリティでの処理 rem ( 例 ) ARMBCAST /MSG " 最高プライオリティサーバで起動中です " /A GOTO EXIT :ON_OTHER1 rem 最高プライオリティ以外での処理 rem ( 例 ) ARMBCAST /MSG " プライオリティサーバ以外で起動中です " /A GOTO EXIT rem リカバリ対応処理 :RECOVER rem クラスタ復帰後のリカバリ処理 rem ( 例 ) ARMBCAST /MSG "Server の復旧が終了しました " /A GOTO EXIT rem フェイルオーバ対応処理 :FAILOVER rem ディスクチェック IF "%ARMS_DISK%" == "FAILURE" GOTO ERROR_DISK rem フェイルオーバ後の業務起動ならびに復旧処理 rem ARMRSP でリソースが異常状態のときに rem フェイルオーバを発生させる rem ARMRSP が異常状態になったとき rem ARMLOAD でサーバシャットダウンを発生させる rem ( 例 )ARMLOAD watchid /R 9 /H 1 ARMRSP /A /PL /PL net start OracleServiceSID1 net start OracleTNSListener80 Set ORACLE_SID=SID1 Svrmgr30 command=@z: Oracle8 startupsid1.sql armsleep 30 net start NetIQccm net start NetIQmc rem プライオリティのチェック IF "%ARMS_SERVER%" == "OTHER" GOTO ON_OTHER2 227

228 rem 最高プライオリティでの処理 rem ( 例 ) ARMBCAST /MSG " 最高プライオリティサーバで起動中です ( フェイルオーバ後 )" /A GOTO EXIT :ON_OTHER2 rem 最高プライオリティ以外での処理 rem ( 例 ) ARMBCAST /MSG " プライオリティサーバ以外で起動中です ( フェイルオーバ後 )" /A GOTO EXIT rem 例外処理 rem ディスク関連エラー処理 :ERROR_DISK ARMBCAST /MSG " 切替パーティションの接続に失敗しました " /A GOTO EXIT rem ARM 未動作 :no_arm ARMBCAST /MSG "ActiveRecoveryManager が動作状態にありません " /A :EXIT (2) 終了スクリプト記述例 管理対象アプリケーションの終了スクリプトに 太字行を追加します 管理対象を停止させる前に監視を停止します rem * stop.bat * rem * * rem * title : stop script file sample * rem * date : 1999/11/30 * rem * version : * rem 起動要因チェック IF "%ARMS_EVENT%" == "START" GOTO NORMAL IF "%ARMS_EVENT%" == "FAILOVER" GOTO FAILOVER rem ActiveRecoveryManager 未動作 GOTO no_arm rem 通常終了対応処理 :NORMAL rem ディスクチェック IF "%ARMS_DISK%" == "FAILURE" GOTO ERROR_DISK 228

229 rem 業務通常処理 rem リソースの異常監視を終了 rem ARMLOAD で起動した ARMRSP の終了コマンド rem watchid は ARMLOAD 指定時のものを使用する rem ( 例 )ARMKILL watchid net stop NetIQmc net stop NetIQccm Set ORACLE_SID=SID1 Svrmgr30 command=@z: Oracle8 stopsid1.sql net stop OracleTNSListener80 net stop OracleServiceSID1 rem プライオリティチェック IF "%ARMS_SERVER%" == "OTHER" GOTO ON_OTHER1 rem 最高プライオリティでの処理 rem ( 例 )ARMBCAST /MSG " 最高プライオリティサーバで終了中です " /A GOTO EXIT :ON_OTHER1 rem 最高プライオリティ以外での処理 rem ( 例 )ARMBCAST /MSG " プライオリティサーバ以外で終了です " /A GOTO EXIT rem フェイルオーバ対応処理 :FAILOVER rem ディスクチェック IF "%ARMS_DISK%" == "FAILURE" GOTO ERROR_DISK rem フェイルオーバ後の業務起動ならびに復旧処理 rem リソースの異常監視を終了 rem ARMLOAD で起動した ARMRSP の終了コマンド rem watchid は ARMLOAD 指定時のものを使用する rem ( 例 )ARMKILL watchid net stop NetIQmc net stop NetIQccm Set ORACLE_SID=SID1 Svrmgr30 command=@z: Oracle8 stopsid1.sql net stop OracleTNSListener80 net stop OracleServiceSID1 rem プライオリティのチェック IF "%ARMS_SERVER%" == "OTHER" GOTO ON_OTHER2 229

230 rem 最高プライオリティでの処理 rem ( 例 )ARMBCAST /MSG " 最高プライオリティサーバで終了中です ( フェイルオーバ後 )" /A GOTO EXIT :ON_OTHER2 rem 最高プライオリティ以外での処理 rem ( 例 )ARMBCAST /MSG " プライオリティサーバ以外で終了中です ( フェイルオーバ後 )" /A GOTO EXIT rem 例外処理 rem ディスク関連エラー処理 :ERROR_DISK ARMBCAST /MSG " 切替パーティションの接続に失敗しました " /A GOTO EXIT rem ARM 未動作 :no_arm ARMBCAST /MSG " ActiveRecoveryManager が動作状態にありません " /A :EXIT 注意事項 インストール 共有ディスク内の Oracle データベースを監視する場合 共有ディスクに存在する init ファイルを Oracle 本体がインストールされているローカルディスク内の同ディレクトリにコピーする必要があります Init ファイルは Oracle のバージョンによって異なります 例 :Oracle8.0.5 または 8.1.6/8.1.7 の場合 orant Database initxxx.ora (xxx はインスタンス名 ) Oracle8.1.5 の場合 oracle admin ora8i pfile init.ora 監視 Oracle の I/O 関係の監視を行う場合 ini ファイル内に記載している以下の # を取り 記述を有効にする必要があります #timed_statistics = true 230

231 AppManager Ver3.4 PlusPack, 修正モジュールの適用方法 共有ディスク上にリポジトリをインストールした後で ローカルディスクにエージェントをインストールすると 以下のレジストリキーの値がローカルディスク上のインストールパスに変更されるので AppManager に HotFix や Plus Pack をインストールする場合 そのままではリポジトリに対して正しく適用できません [HKEY_LOCAL_MACHINE\NetIQ\AppManager] InstallPath REG_SZ < ドライブレター >:\NetIQ (1)r34h0002 と r34h0008 の場合 InstallPath を共有ディスク上のインストール先フォルダに設定後 セットアップを実行します netiqmc, netiqccm の再起動時に時間が異常にかかっている場合は その再起動中に変更した InstallPath をローカルディスク上のインストールパスに戻します その他の場合も 適用後は InstallPath の値をローカルディスク上のインストールパスに戻してください (2)PlusPack の場合 setup 実行後 インストール先 を共有ディスク上のインストールパスに変更します 仮想 SQL Server 名の入力はありません ローカルなノードを SQL Server 名として使用しますので SQL Server 名のエリアスが設定されていることを再度 確認の上 適用してください (3)PlusPack 2 の場合 InstallPath を共有ディスク上のインストール先フォルダに設定後 セットアップを実行します 仮想 SQL Server 名の入力を促されますので 指示にしたがってください netiqmc, netiqccm の再起動時に時間が異常にかかっている場合は その再起動中に変更した InstallPath をローカルディスク上のインストールパスに戻します その他の場合も 適用後は InstallPath の値をローカルディスク上のインストールパスに戻してください 231

232 1.13 ESMPRO/AppManager Ver4.x 機能概要 ESMPRO/AppManager は サーバに配置されたアプリケーションの一括集中管理を実現する管理製品です ESMPRO/AppManager を利用することにより マネージャマシン上の GUI を通して分散されているサーバに登録されているアプリケーションの構成情報 / 性能情報の参照 障害検出 自動復旧を行うことができ システム管理者のアプリケーション管理の管理保守作業を大幅に効率化することができます 機能範囲 ESMPRO/AppManager のクラスタ化による機能上の制限はありません 動作環境 サポート OS ESMPRO/AppManager Ver4.x は 以下の OS をサポートしています リポジトリ 管理サーバ Windows NT Server 4.0 Windows 2000 エージェント Windows NT Workstation/Server 4.0 Windows 2000 AppManager は CLUSTERPROVer6.0,Ver7.0 との以下の組み合わせにて対応していま す Windows NT Server 4.0 Windows 2000 AppManager 本章では AppManager 4.0 を対象に説明しておりますので それ以外の Version/Revision をご使用の場合には 4.0 部分をご使用の Version/Revision に 読み替えてご利用ください 232

233 サポートアプリケーション ESMPRO/AppManager Ver4.0 は 以下の AppManager エージェントにより CLUSTERPRO によりクラスタ化されたシステム アプリケーションの監視を行うことができます OS :ESMPRO/AppManager for Windows NT/2000 Server Oracle :ESMPRO/AppManager for Oracle RDBMS SQL Server :ESMPRO/AppManager for SQL Server Exchange Server:ESMPRO/AppManager for Exchange Server 上記以外の AppManager エージェントはサポートしておりません 運用形態 クラスタシステム上に AppManager をインストールして動作させるには以下の 3 種類の運用形態があります (4) クラスタシステム上で AppManager 全機能を使用する運用形態管理サーバ リポジトリ コンソール エージェントの全 AppManager 機能をクラスタシステム上にインストールします (5) 他サーバ上のアプリケーションをクラスタシステム上で監視する運用形態管理サーバ リポジトリ コンソールのみクラスタシステム上にインストールします (6) クラスタシステム上のアプリケーションを他サーバで監視する運用形態エージェントのみクラスタシステム上にインストールします 管理サーバのみ あるいはリポジトリのみをクラスタ化することも可能です ESMPRO 連携 ESMPRO/ServerManager のセットアップ 統合ビューアで ESMPRO/AppManager と画面連携を行う場合には ESMPRO/AppManager 管理サーバをセットアップする前に ESMPRO/ServerManager をインストールします 連携が不要であれば このステップは省略できます ESMPRO/ServerAgent のセットアップ ESMPRO/ServerAgent と連携して ESMPRO の統合ビューアに ESMPRO/AppManager で発見したイベントを通報する場合は ESMPRO/AppManager 管理サーバをセットアップする前に ESMPRO/ServerAgent をインストールします 連携が不要であれば このステップは省略できます 233

234 リポジトリ 管理サーバのクラスタ化手順 運用形態の (1) (2) の場合 ESMPRO/AppManager リポジトリ 管理サーバをクラスタシステム上にインストールします その手順を以下に説明します SQL Server のクラスタ化 リポジトリデータベースを作成する SQL Server を 事前にクラスタシステムにインストールし クラスタ化しておく必要があります 既に SQL Server をクラスタ化して業務に使用している場合は そこに追加する形でリポジトリデータベースを作成することも可能です SQL Server のクラスタ化については CLUSTERPRO システム構築ガイド PP 編 ( データベース ) を参照ください ESMPRO/AppManager リポジトリのインストール クラスタ化した SQL Server の 現用系 待機系の各サーバに ESMPRO/AppManager リポジトリインストールします インストール時に リポジトリデータベースを作成するディレクトリを共有ディスクに変更し SQL Server のネットワーク名として仮想コンピュータ名を入力します 待機系にインストールする場合 共有ディスクにアクセスできるようグループの移動が必要です また リポジトリのインストールは AppManager のその他のモジュールのインストールに先立って 現用系と待機系のそれぞれで実施しておく必要があります なお CLUSTERPRO でクラスタ化した SQL Server の場合 一般に待機系ではスクリプトからデータベースの Attach/Detach 処理を呼び出しますが リポジトリデータベースは両サーバで作成しますので この処理は不要となります 以下 単体マシンにインストールする手順との違いのみ記載します 現用系 待機系の両方にインストールする必要があります 1AppManager のインストール インストール先のフォルダは共有ディスクのドライブに変更してください 例 :y:\program Files\NetIQ 234

235 2AppManager リポジトリの設定 既定値は AppManager エージェントとなっていますので AppManager リポジトリを選択します 3SQL サーバ名の設定 SQL サーバ名を設定します 現用系 待機系それぞれのコンピュータ名になります 4 デバイスパスの変更 235

236 以下 2 つのデバイスパスを共有ディスクに変更します データデバイスのパス例 :y:\mssql7\data ログデバイスのパス例 :y:\mssql7\data 5 後は単体マシンのインストールと同じです 6SID の設定現用系サーバにインストールした後 待機系へのインストールの前に 以下の処理により SQL Server のログインの SID(netiq と probe の 2 つの SID) を一致させます 1)SQLServer のクエリアナライザで現用系サーバ上の SQL サーバにログイン 'sa' にて接続し 以下のコマンドにより netiq の SID を取得します select sid from master.dbo.syslogins where name='netiq' 2) 上記コマンドにて取得した SID を テキストファイルで適当な場所にセーブしておきます 3) 続けて 以下のコマンドにより probe の SID を取得します select sid from master.dbo.syslogins where name='probe' 4) 上記コマンドにて取得した SID を テキストファイルで適当な場所にセーブしておきます 5)SQL Server のグループを CLUSTERPRO マネージャにより待機系に移動します 6) クエリアナライザで待機系サーバ上の SQL サーバに 'sa' で接続し 以下のコマンドによりログイン 'netiq' と 'probe' を作成します sp_addlogin 'netiq','netiq',default, default, 0xD3E867055C472F448D051684D579EC3D 最後の引数には現用系サーバで確認した SID を指定します 2 でセーブしたファイルからコピー & ペーストで入力してください 同様にログイン probe も作成します sp_addlogin 'probe', 'probe',default, default, 0x02AF52BCCEDC434E C145A7DD8 こちらについても 最後の引数には 4 で確認した SID を指定します 7AppManager Ver4.0 SP1 の適用リポジトリをインストールした時点で一度適用し その他のモジュールをインストール後に再度適用してください 一通りインストールした後から適用する場合は 注意事項の AppManager Ver4.0 SP1 の適用方法 に従って適用してください 236

237 ESMPRO/AppManager 管理サーバのインストール ESMPRO/AppManager リポジトリをインストール後 ESMPRO/AppManager 管理サーバを 現用系 待機系の各クラスタサーバにインストールします コンソール エージェントも必要に応じて同時にインストールします インストール方法は通常のサーバと同じで インストール先は各サーバのローカルディスクです 1.ESMPRO/AppManager Ver4.0 管理サーバのインストール手順単体マシンにインストールする手順との違いのみ記載します 運用系 待機系の両方にインストールする必要があります 1AppManager のインストール インストール先のフォルダはローカルディスクにしてください 例 :c:\program Files\NetIQ 2AppManager コンポーネントの選択 AppManager リポジトリ以外に必要なコンポーネント ( 管理サーバなど ) を選択します 237

238 3 リポジトリサーバ名の変更 リポジトリサーバー名には SQL Server の仮想コンピュータ名を設定します 4 後は単体マシンのインストールと同じです 2.AppManager Ver4.0 SP1 を適用します 3.AppManager サービス属性の変更およびスクリプトの作成は必要ありません 238

239 管理サーバのみクラスタ化する場合 上記の手順ではリポジトリと管理サーバを同じクラスタシステム上にでクラスタ化していますが 管理サーバをリポジトリと別のクラスタシステム上にインストールすることも可能です この場合も インストールの手順は と同様ですが サービス属性の変更やスクリプトの作成は不要です フェイルオーバグループには 管理サーバで使用するフローティング IP アドレスだけをリソースとして登録し スクリプトはデフォルトのままで構いません 管理サーバはクラスタサーバ間でファイルを共有する必要がありませんので 切替パーティションも不要です 既にフェイルオーバグループが作成されている場合は そのグループのフローティング IP アドレスを管理サーバでも利用可能です この場合は新規にフェイルオーバグループを作成する必要はありません ESMPRO/AppManager エージェントの設定 各エージェントでは 管理サーバの IP アドレスとして SQL Server のフローティング IP アドレスを指定します の手順で管理サーバのみをクラスタ化している場合は そこで設定したフローティング IP アドレスを指定します クラスタ化されたアプリケーションの管理 CLUSTERPRO によりクラスタ化されたアプリケーションを ESMPRO/AppManager によって管理する場合の手順を以下に説明します ESMPRO/AppManager エージェントセットアップ ESMPRO/AppManager エージェントを各サーバ上で常に動作させ フェイルオーバの際に AppManager 側で監視項目を切り替えるようにします インアクティブの監視項目は 実行状態が インアクティブ と表示されますので どの監視項目が実行中であるかを認識できます まず 管理対象アプリケーションが動作するクラスタシステムの各クラスタサーバに ESMPRO/AppManager エージェントをインストールします インストール方法は通常のサーバと同じで インストール先は各サーバのローカルディスクです 共有ディスクの Oracle を監視する場合 注意事項を参照してください 次に 監視ジョブを切り換える為に AppManager オペレータコンソール画面で最初に以下の監視項目を各マシンにドラッグ & ドロップします 現用系 待機系両方 (AppManager ツリービューの master) に以下の AppManager 監視項目を設定 Amadmin_SetResDependency: パラメータ値は表 パラメータ一覧を参照 239

240 監視項目名 Amadmin_ SetResDependency 内容パラメータ値で指定したサービスがダウンしている間 パラメータ値で指定したジョブ ( 監視項目 ) を Pending するパラメータ説明パラメータ値 Knowledge Script/ シ ョフ の分類 * 必要とされる使用可能なリソース C: 必要とされるアクティフ なサーヒ ス OracleServiceSID1,OracleTNSListen er80 ( 注 :Oracle 起動時開始しているサービス名すべてを記述する ) オヘ レーションの成功時のイヘ ント通知 N オヘ レーション成功時の警告レヘ ル 25 表 パラメータ一覧 注意事項 インストール 共有ディスク内の Oracle データベースを監視する場合 共有ディスクに存在する init ファイルを Oracle 本体がインストールされているローカルディスク内の同ディレクトリにコピーする必要があります Init ファイルは Oracle のバージョンによって異なります 例 :Oracle8.0.5 または 8.1.6/8.1.7 の場合 orant Database initxxx.ora (xxx はインスタンス名 ) Oracle8.1.5 の場合 oracle admin ora8i pfile init.ora 監視 Oracle の I/O 関係の監視を行う場合 ini ファイル内に記載している以下の # を取り 記述を有効にする必要があります #timed_statistics = true AppManager Ver4.0 SP1 の適用方法 共有ディスク上 AppManager 共有ディスク上にリポジトリをインストールした後で ローカルディスクにエージェントをインストールすると 以下のレジストリキーの値がローカルディスク上のインストールパスに変更されるので AppManager に HotFix や Plus Pack をインストールする場合 そのままではリポジトリに対して正しく適用できません [HKEY_LOCAL_MACHINE\NetIQ\AppManager] InstallPath REG_SZ < ドライブレター >:\NetIQ 240

241 1.14 ESMPRO/BOM 機能概要 ESMPRO/BOM は サーバ上のソフトウェア (OS アプリケーション ) の監視 通報 自動リカバリ機能を提供します クラスタシステムに ESMPRO/BOM を導入いただくことで ソフトウェアの障害発生を未然に防ぐことが可能となり CLUSTERPRO による障害検出 フェイルオーバ機能と組み合わせることで システムの可用性をさらに高めることができます 導入効果 ESMPRO/BOM をクラスタシステムに導入すると 以下の効果があります (1) サーバ上のソフトウェアの稼動状況を監視します 障害予兆を検出すると自動的に回避処理を実行したりあるいは システム管理者に警告メッセージを通報したりすることで フェイルオーバに至る重大なソフトウェア障害の発生を未然に防ぎます システム管理者に対処の警告を与えたりすることで フェイルオーバを未然に防ぎます < 例 > - メモリリークを検出 管理者へ通報あるいは設定された方法に従い自動リカバリ - CPU 負荷状況を監視 ( プロセスごとに監視可能 ) し 設定条件に従って管理者に通報 - メモリ使用状況監視 ( プロセスごとに監視可能 ) し 設定条件に従って管理者に通報他 (2) CLUSTERPROPRO では検知しきれないサーバ上のソフトウェア障害事象を監視し 対応します 重大な障害を検出したときには CLUSTERPRO と連携してフェイルオーバさせることができます < 例 > - サーバ上のソフトウェアからの致命的なイベントログを検出したときには 設定に従ってクラスタフェイルオーバ処理へ引継ぎ - サーバ上のディレクトリ容量やファイル容量監視を行い 異常を検出した場合には自動リカバリを実行 - システム固有の条件 ( カストマイズ可 ) に従って監視し 異常を検知したときには設定に従ってクラスタフェイルオーバ処理へ引き継ぎサービスの稼動監視は CLUSTERPRO にて行っております CLUSTERPRO 上でのサービスコントロール ( サービスの停止 再起動 ) は ESMPRO/BOM ではなく CLUSTERPRO にて行って下さい (3) 同一システム内にクラスタシステムと通常の ( 単体 ) サーバが混在する場合 クラスタサーバを含む複数のサーバ上のソフトウェアをリモートで一元監視し システム管理者の運用管理工数負担を軽減します 241

242 機能範囲 クラスタ化されたサーバソフトを監視する際の機能上の制限はありません 動作環境 ESMPRO/BOM Ver3.0 は 以下の CLUSTERPRO 上で動作する OS をサポートしております Windows NT4.0 (SP4 以上 ) Windows 2000 ESMPRO/BOM Ver4.0 は 以下の CLUSTERPRO 上で動作する OS をサポートしております Windows 2000 Windows 2003 Standard Edition (32bit) 必要ソフトウェア ESMPRO/BOM をクラスタシステムに導入いただく場合 下記いずれかのソフトウェア製品が必要です CLUSTERPRO SE for Windows Ver7.0 CLUSTERPRO EE for Windows Ver7.0 CLUSTERPRO LE for Windows Ver7.0 CLUSTERPRO Ver6.0 Lite! (Windows 2000 版 ) CLUSTERPRO Ver6.0 Standard Edition (Windows 2000 版 ) CLUSTERPRO Ver6.0 Enterprise Edition (Windows 2000 版 ) 242

243 クラスタ化におけるサーバソフトウェアの監視設定の留 意事項 サーバソフトウェアの監視にはクラスタ化された各サーバ毎に ESMPRO/BOM をインストールします [ESMPRO/BOM の CLUSTERPRO 監視環境 ] 243

244 CLUSTERPRO 共有ディスク ( ミラーディスクを含む ) の監視の対 応手順 (1) 監視設定 1) レジストリの値の変更 (Windows NT4.0 / Windows 2000/ Windows 2003 共通 ) クラスタ環境では CLUSTERPRO のサービスが起動された時点で共有ディスクが見えるようになります ESMPRO/BOM は 通常は BOM のサービスが起動された時点で見えているディスクしか監視対象となりませんが この対応を行うことにより 動的に追加されたディスクに対する監視が可能となります クラスタ環境で ESMPRO/BOM を使用する場合には 以下のレジストリの変更をお願いします キー : HKEY_LOCAL_MACHINE SOFTWARE SAY Technologies,Inc. BOM Setting PerfKeyClose 値 : ) イベント処理共有ディスクが切り離されている状態で共有ディスクの監視を行った場合 Windows NT4.0 Windows 2003 と Windows 2000 ではみえ方が異なります A) Windows NT4.0, Windows 2003 の場合 Windows 2003 で共有ディスクを監視する場合 共有ディスクが切り離されていると ステータスが 無応答 と返却されます この場合に対処を行わないように設定を行う必要があります 共有ディスクを監視する場合 CLUSTERPRO スクリプトにて現用系の監視対象を 監視 ON に 待機系の監視対象を 監視 OFF にして 共有ディスクが接続されているときのみ監視を行うように設定してください B) Windows 2000 の場合 Windows 2000 で共有ディスクを監視する場合 共有ディスクが切り離されていると 値 "0" が返却されます この場合 本当にディスクの空き容量が "0" になった場合と区別がつかないため 共有ディスクが切り離されている場合には 監視を行わないように設定を行う必要があります 共有ディスクを監視する場合 CLUSTERPRO スクリプトにて現用系の監視対象を 監視 ON に 待機系の監視対象を 監視 OFF にして 共有ディスクが接続されているときのみ監視を行うように設定してください 補足 本設定を行わない場合には ESMPRO/BOM にて監視の際に共有ディスクが切り離されている状態で共有ディスクにアクセスを行うため CLUSTERPRO コンソールにエラーが登録されます 244

245 (2) スクリプト 1) CLUSTERPRO の停止スクリプトを以下の手順になるよう作成 ESMPRO/BOM の監視対象を監視 OFF 業務停止 ディスク切り離し 2) 監視対象を監視 OFF にするコマンド停止スクリプトの先頭で ESMPRO/BOM の監視を停止させたい監視対象を監視 OFF にします これは この後の業務停止処理により BOM の監視サービスが異常を検出しないようにするために必要です 以下のコマンドを指定してください setbwtch -a 監視対象 ID -w 0 -a または /a : 監視対象 IDを記述します (APPLXXX) -w または /w : 監視の ON/OFF を記述します (0 : 監視 OFF) 3) 監視対象を監視 ON 開始スクリプトにて ESMPRO/BOM の監視を開始させたい監視対象を監視 ON にします 以下のコマンドを指定してください setbwtch -a 監視対象 ID -w 1 -a または /a : 監視対象 IDを記述します (APPLXXX) -w または /w : 監視の ON/OFF を記述します ( 1: 監視 ON) 注意事項 現用系が CLUSTERPRO シャットダウン以外で サーバがシャットダウンした場合には 待機系ではフェィルオーバにて開始スクリプトが実行されて 監視対象は監視 ON になりますが 現用系では停止スクリプトが実行されませんので 監視項目が監視 OFF になっておりません 従いまして 現用系サーバの予期せぬシャットダウンの発生に伴う復旧の際には 監視項目の監視 ON/OFF を確認し 設定ください 245

246 (3) スクリプト記述例 A) 開始スクリプト記述例 rem * start.bat * rem * * rem * title : start script file sample * rem * date : 1999/11/30 * rem * version : * rem 起動要因チェック IF "%ARMS_EVENT%" == "START" GOTO NORMAL IF "%ARMS_EVENT%" == "FAILOVER" GOTO FAILOVER IF "%ARMS_EVENT%" == "RECOVER" GOTO RECOVER rem CLUSTERPRO Server 未動作 GOTO no_arm rem 通常起動対応処理 :NORMAL rem ディスクチェック IF "%ARMS_DISK%" == "FAILURE" GOTO ERROR_DISK rem 業務通常処理 rem ARMRSP でリソースが異常状態のときに rem フェイルオーバを発生させる rem ARMRSP が異常状態になったとき rem ARMLOAD でサーバシャットダウンを発生させる rem ( 例 )ARMLOAD watchid /R 9 /H 1 ARMRSP /A /PL /PL "C: Program Files SAY Technologies BOM4 BomSvc setbwtch.exe" -a APPLxxx -w 1 rem プライオリティチェック IF "%ARMS_SERVER%" == "OTHER" GOTO ON_OTHER1 < 中略 > 246

247 rem リカバリ対応処理 :RECOVER rem クラスタ復帰後のリカバリ処理 GOTO EXIT rem フェイルオーバ対応処理 :FAILOVER rem ディスクチェック IF "%ARMS_DISK%" == "FAILURE" GOTO ERROR_DISK rem フェイルオーバ後の業務起動ならびに復旧処理 rem ARMRSP でリソースが異常状態のときに rem フェイルオーバを発生させる rem ARMRSP が異常状態になったとき rem ARMLOAD でサーバシャットダウンを発生させる rem ( 例 )ARMLOAD watchid /R 9 /H 1 ARMRSP /A /PL /PL "C: Program Files SAY Technologies BOM4 BomSvc setbwtch.exe" -a APPLxxx -w 1 rem プライオリティのチェック IF "%ARMS_SERVER%" == "OTHER" GOTO ON_OTHER2 < 後略 > 太字下線にて ESMPRO/BOM の開始スクリプトを記述しています コマンドの格納域は デフォルトインストール域を記述しております 監視切り替え対象となる ESMPRO/BOM の監視項目 ID(ex. APPL003) を設定願います 247

248 B) 停止スクリプト例 rem * stop.bat * rem * * rem * title : stop script file sample * rem * date : 1999/11/30 * rem * version : * rem 起動要因チェック IF "%ARMS_EVENT%" == "START" GOTO NORMAL IF "%ARMS_EVENT%" == "FAILOVER" GOTO FAILOVER rem CLUSTERPRO Server 未動作 GOTO no_arm rem 通常終了対応処理 :NORMAL rem ディスクチェック IF "%ARMS_DISK%" == "FAILURE" GOTO ERROR_DISK rem 業務通常処理 rem リソースの異常監視を終了 rem ARMLOAD で起動した ARMRSP の終了コマンド rem watchid は ARMLOAD 指定時のものを使用する rem ( 例 )ARMKILL watchid "C: Program Files SAY Technologies BOM4 BomSvc setbwtch.exe" -a APPLxxx -w 0 rem プライオリティチェック IF "%ARMS_SERVER%" == "OTHER" GOTO ON_OTHER1 < 中略 > 248

249 rem フェイルオーバ対応処理 :FAILOVER rem ディスクチェック IF "%ARMS_DISK%" == "FAILURE" GOTO ERROR_DISK rem フェイルオーバ後の業務起動ならびに復旧処理 rem リソースの異常監視を終了 rem ARMLOAD で起動した ARMRSP の終了コマンド rem watchid は ARMLOAD 指定時のものを使用する rem ( 例 )ARMKILL watchid "C: Program Files SAY Technologies BOM4 BomSvc setbwtch.exe" -a APPLxxx -w 0 rem 太字下線にて プライオリティ ESMPRO/BOM のチェックの停止スクリプトを記述しています IF コマンドの格納域は デフォルトインストール域を記述しております "%ARMS_SERVER%" == "OTHER" GOTO ON_OTHER2 監視切り替え対象となる ESMPRO/BOM の監視項目 ID(ex. APPL003) を設定願います < 後略 > クラスタサーバでの監視 ON/OFF の切り替え クラスタサーバで運用系と待機系の監視する項目 ( 監視対象アプリケーションなど ) が異なる場合には 運用系と待機系の切り替えスクリプトに それぞれ 監視 ON から OFF に 監視 OFF から ON に切り替えるコマンドを記述します ( 本スクリプト記述の位置は 監視対象アプリケーションの切り替え記述の位置に依存します ) setbwtch -a 監視対象 ID -w [0 1] -a または /a : 監視対象 IDを記述します (APPLXXX) -w または /w : 監視の ON/OFF を記述します (0: 監視 OFF 1: 監視 ON) 249

250 Oracle 監視設定 基本製品のみでもリソース負荷やイベントログの状況等が監視可能ですが 監視拡張オプションを加えることによって パフォーマンスカウンタやイベントログでは監視できない Oracle のリソース状況などを監視することができます 表領域の使用サイズ 使用率 空きスペースの最大サイズ インスタンスの起動状態 同時セッション数 エクステント増分回数 ロールバックセグメントの競合状態 データファイルの使用サイズ 任意の SP の実行結果を監視項目に設定することができます [Oracle 監視拡張オプションシステム構成 ] 上記の監視構成以外に ESMPRO/BOM での Oracle 監視拡張オプションでの監視の場合には クラスタサーバを外部の管理サーバから SQL*Net 経由で監視する構成で行えます この場合 管理サーバのみに ESMPRO/BOM および ESMPRO/BOM Oracle 監視拡張オプションをインストールされていれば リモートにて Oracle 監視 (Oracle 監視拡張オプションの監視項目 ) が可能となります 本構成場合には 必要ライセンス数は 基本製品は クラスタサーバ数 + 管理サーバ Oracle 監視拡張オプションは クラスタサーバ数 となります 250

251 2 WebSAM 2.1 WebSAM/Netvisor 機能概要 Netvisor は 管理プロトコルとして SNMP(Simple Network Management Protocol) を採用したネットワーク管理システムです TCP/IP ベースのネットワーク およびネットワークに接続されている機器の管理を行います Netvisor は 現用系 待機系両サーバにインストールし 管理情報を切替えパーティション上に格納することにより 現用系サーバがダウンした場合でも 待機系サーバで運用を続けることができます 動作環境 Netvisorは通常の動作環境と同様です CLUSTERPROはWindows 版の Ver6.0をご使用ください クラスタシステムでは以下の設定をしてください クラスタシステムで共有ディスクまたはミラーディスクが使用可能な状態にしてください クラスタシステムで仮想 IP または FIP が使用可能な状態にしてください インストール手順 Netvisor のインストール ESMPRO/Netvisro のセットアップカードを参照し 現用系サーバと待機系サーバそれぞれに Netvisor をインストールしてください 注意 ESMPRO ユーザーグループは Netvisor の WebAccess 機能 を使用する場合は必ず 現用系サーバと待機系サーバでそれぞれローカルグループに作成してください クラスタシステム上の全サーバへのインストール先は同一ドライブ 同一フォルダにしてください サービスの スタートアップ種類 の変更下記に示す Netvisor の関連サービス のスタートアップ種類を全て 手動 に変更してください 現用系サーバと待機系サーバそれぞれで行ってください Windows XP の場合 1 コントロールパネル の パフォーマンスとメンテナンス を選択し 管理ツール の サービス を選択してください 2 スタートアップ種類を変更するサービスを選択し プロパティ の 全般 タブから スタートアップの種類 を 手動 に変更して下さい Windows 2000 の場合 1 コントロールパネル の 管理ツール から サービス を選択してください 2 スタートアップ種類を変更するサービスを選択し プロパティ の 全般 タブから スタートアップの種類 を 手動 に変更して下さい Windows NT 4.0 の場合 251

252 1 コントロールパネル の サービス を選択して下さい 2 スタートアップ種類を変更するサービスを選択し スタートアップ から スタートアップの種類 を 手動 に変更して下さい Netvisor の関連サービスは以下の通りです Alert Manager Socket(R) Service Dmi Event Watcher ESM Alert Service ESM Base Service ESM Command Service ESM Expert Service (ESM IPM) 1 ESM Logging Service ESM Remote Map Service ESM Rule Service ESM Trap Service ESM/NV Dns Service ESM/NV Event Watch Service ESM/NV Trouble Ticket Service 1 ESM IPM は Netvisor ルータ管理を導入した場合のみ存在します ワークディレクトリの移動 1 現用系サーバのワークディレクトリ ( 通常は Program Files Esmpro Nvwork) を切替えパーティションに移動してください 2 移動したディレクトリにアクセス権を設定します アクセス権の設定はエクスプローラのプロパティから行います プロパティの セキュリティ タブから アクセス権 を選択し以下のアクセス権を設定して下さい 名前 Administrators Everyone NvAdmin 1 SYSTEM アクセス権の種類フルコントロール読み取りフルコントロールフルコントロール 1 Administrators 以外のユーザーグループを作成した場合は ESMPROユーザーグループ名を指定します ( この場合は ユーザーグループに NvAdmin を指定した場合の説明です ) 現用系サーバと 待機系サーバでそれぞれローカルグループにESMPROユーザーグループを作成した場合は 双方のグループのフルコントロールを設定してください 3 待機系サーバのワークディレクトリを削除してください 4 ワークディレクトリへのパスを設定しているレジストリを変更します 5 以下のレジストリ内容をレジストリエディタ (regedit.exe) を使って変更してください 1. キー : HKEY_LOCAL_MACHINE SOFTWARE NEC NVBASE 名前 : WorkDir データ : 移動先のパス 2. キー : HKEY_LOCAL_MACHINE SOFTWARE NEC NVBASE AlertViewer 名前 : AlertPath 252

253 データ : 移動先のパス alert 現用系サーバと待機系サーバそれぞれで実施してください 同期レジストリの登録 CLUSTERPRO マネージャ上で Netvisor の使用するレジストリを同期レジストリとして登録します 同期レジストリは CLUSTERPRO マネージャのフェイルオーバグループで設定します プロパティ の レジストリ タブに以下のレジストリを追加してください HKEY_LOCAL_MACHINE SOFTWARE NEC NVBASE HKEY_LOCAL_MACHINE SYSTEM CurrentControlSet Services Nvbase 起動 / 停止スクリプトの編集 CLUSTERPRO マネージャ上で起動 / 停止スクリプトの編集を行います 1Netvisor 関連のサービスの起動コマンドを起動スクリプトに記述します 起動スクリプトは CLUSTERPRO マネージャのフェイルオーバグループで設定します 以下の順番に起動するように記述してください ESM Base Service ESM Command Service ESM Logging Service ESM Remote Map Service ESM Trap Service ESM/NV Dns Service ESM Alert Service Dmi Event Watcher Alert Manager Socket(R) Service ESM/NV Event Watch Service ESM/NV Trouble Ticket Service ESM Expert Service ESM Rule Service (ESM IPM) 1 (ESM IPM) 1 Alert Manager Socket(R) Service Dmi Event Watcher ESM Alert Service ESM Command Service ESM Expert Service ESM Logging Service ESM Remote Map Service ESM Rule Service ESM Trap Service ESM/NV Dns Service ESM/NV Trouble Ticket Service ESM/NV Event Watch Service 253

254 ESM Base Service 1 ESM IPM は Netvisor ルータ管理を導入した場合のみ存在します 3 マシンを再起動して下さい スクリプトおよびコマンドの詳細は CLUSTERPRO システム構築ガイド のシステム設計編 ( 応用 ) またはコマンドリファレンスを参照してください スクリプトの記述例はスクリプトサンプルの項を参照してください アップデートインストール 修正モジュール適用手順 アップデートインストール 修正モジュールの適用現用系サーバと待機系サーバそれぞれにインストールしてください 注意インストールする際は ワークディレクトリがある切替えパーティションにアクセス可能な状態にしてください アクセスできない場合 インストールに失敗します アンインストール手順 同期レジストリの削除 CLUSTERPRO マネージャ上で登録した同期レジストリを削除します 同期レジストリは CLUSTERPRO マネージャのフェイルオーバグループで設定します 以下のレジストリを削除してください HKEY_LOCAL_MACHINE SOFTWARE NEC NVBASE HKEY_LOCAL_MACHINE SYSTEM CurrentControlSet Services Nvbasea 起動 / 停止スクリプトの編集 CLUSTERPRO マネージャ上で追加した Netvisor 関連のサービスの起動 / 停止コマンドを削除します 起動 / 停止スクリプトは CLUSTERPRO マネージャのフェイルオーバグループで設定します Netvisor のアンインストール Netvisor のセットアップカードを参照し現用系サーバと待機系サーバそれぞれから Netvisor をアンインストールしてください アンインストール後にマシンを再起動して下さい 254

255 2.1.6 注意事項 マネージャ間通信の設定についてクラスタシステムを参照する場合 IP アドレスには仮想 IP もしくは FIP のアドレスを指定して下さい 物理 IP アドレスを指定すると 正常に機能しません SNMP Trap 送信の設定についてクラスタシステムへ SNMP Trap を送信する場合 IP アドレスには仮想 IP もしくは FIP のアドレスを指定してください 物理 IP アドレスを指定すると 正常に機能しません SNMP トラップの受信方式の変更について ESMPRO のカスタマイズ機能で SNMP トラップ受信方式を変更することができます 変更した場合には サーバの再起動をしてください CLUSTERPRO マネージャとの共存について CLUSTERPRO サーバ上にセットアップした Netvisor と CLUSTERPRO マネージャは共存できません Netvisor LAN 管理エージェントについて LAN 管理エージェントはクラスタシステム上で使用することはできません Netvisor ルータ管理について ルータ管理で背景ビットマップにカスタマイズしたものを使用する場合は 作成したビットマップファイルを切替えパーティションに置いてください サーバが切り替わると 背景ビットマップが参照できなくなります Netvisor NodeManager について Netvisor NodeManager はクラスタシステム上で使用することはできません 255

256 2.1.7 スクリプトサンプル 開始スクリプト例 rem * start.bat * rem * * rem * title : start script file sample * rem 起動要因チェック IF "%ARMS_EVENT%" == "START" GOTO NORMAL IF "%ARMS_EVENT%" == "FAILOVER" GOTO FAILOVER IF "%ARMS_EVENT%" == "RECOVER" GOTO RECOVER rem ActiveRecoveryManager 未動作 GOTO no_arm rem 通常起動対応処理 :NORMAL rem ディスクチェック IF "%ARMS_DISK%" == "FAILURE" GOTO ERROR_DISK rem ########################### rem Netvisor 関連サービスの起動 rem ########################### ARMLOG "id_base" ARMLOAD.EXE id_base /S /M /WAIT 0 Nvbase if ERRORLEVEL 1 goto STOPNE ARMLOG "id_cmd" ARMLOAD.EXE id_cmd /S /M /WAIT 0 Nvcmd ARMLOG "id_ipmd" ARMLOAD.EXE id_ipmd /S /M /WAIT 0 Nvipmd ARMLOG "id_logd" ARMLOAD.EXE id_logd /S /M /WAIT 0 Nvlogd ARMLOG "id_rmap" ARMLOAD.EXE id_rmap /S /M /WAIT 0 Nvrmapd ARMLOG "id_trapd" ARMLOAD.EXE id_trapd /S /M /WAIT 0 Nvintrd 256

257 ARMLOG "id_dnsd" ARMLOAD.EXE id_dnsd /S /M /WAIT 0 Nvdnsd ARMLOG "id_alert" ARMLOAD.EXE id_alert /S /M /WAIT 0 ESMASVNT ARMLOG "id_dmi" ARMLOAD.EXE id_dmi /S /M /WAIT 0 DmiEventWatcher ARMLOG "id_amsrs" ARMLOAD.EXE id_amsrs /S /M /WAIT 0 AlertManagerSocketReceiveService ARMLOG "id_evwd" ARMLOAD.EXE id_evwd /S /M /WAIT 0 Nvewatchd if ERRORLEVEL 1 goto STOPNE ARMLOG "id_trtd" ARMLOAD.EXE id_trtd /S /M /WAIT 0 Nvtrtickd if ERRORLEVEL 1 goto STOPNE ARMLOG "id_expd" ARMLOAD.EXE id_expd /S /M /WAIT 0 Nvexpd ARMLOG "id_ruled" ARMLOAD.EXE id_ruled /S /M /WAIT 0 Nvexrld rem 業務通常処理 rem ARMRSPでリソースが異常状態のときに rem フェイルオーバを発生させる rem ARMRSPが異常状態になったとき rem ARMLOADでサーバシャットダウンを発生させる rem ( 例 )ARMLOAD watchid /R 9 /H 1 ARMRSP /A /PL /PL rem プライオリティチェック IF "%ARMS_SERVER%" == "OTHER" GOTO ON_OTHER1 rem 最高プライオリティでの処理 rem ( 例 ) ARMBCAST /MSG " 最高プライオリティサーバで起動中です " /A GOTO EXIT :ON_OTHER1 rem 最高プライオリティ以外での処理 rem ( 例 ) ARMBCAST /MSG " プライオリティサーバ以外で起動中です " /A GOTO EXIT 257

258 rem リカバリ対応処理 :RECOVER rem クラスタ復帰後のリカバリ処理 rem ( 例 ) ARMBCAST /MSG "Serverの復旧が終了しました" /A GOTO EXIT rem フェイルオーバ対応処理 :FAILOVER rem ディスクチェック IF "%ARMS_DISK%" == "FAILURE" GOTO ERROR_DISK rem ########################### rem Netvisor 関連サービスの起動 rem ########################### ARMLOG "id_base" ARMLOAD.EXE id_base /S /M /WAIT 0 Nvbase if ERRORLEVEL 1 goto STOPNE ARMLOG "id_cmd" ARMLOAD.EXE id_cmd /S /M /WAIT 0 Nvcmd ARMLOG "id_ipmd" ARMLOAD.EXE id_ipmd /S /M /WAIT 0 Nvipmd ARMLOG "id_logd" ARMLOAD.EXE id_logd /S /M /WAIT 0 Nvlogd ARMLOG "id_rmap" ARMLOAD.EXE id_rmap /S /M /WAIT 0 Nvrmapd ARMLOG "id_trapd" ARMLOAD.EXE id_trapd /S /M /WAIT 0 Nvintrd ARMLOG "id_dnsd" ARMLOAD.EXE id_dnsd /S /M /WAIT 0 Nvdnsd ARMLOG "id_alert" ARMLOAD.EXE id_alert /S /M /WAIT 0 ESMASVNT ARMLOG "id_dmi" ARMLOAD.EXE id_dmi /S /M /WAIT 0 DmiEventWatcher ARMLOG "id_amsrs" ARMLOAD.EXE id_amsrs /S /M /WAIT 0 AlertManagerSocketReceiveService ARMLOG "id_evwd" ARMLOAD.EXE id_evwd /S /M /WAIT 0 Nvewatchd if ERRORLEVEL 1 goto STOPNE ARMLOG "id_trtd" 258

259 ARMLOAD.EXE id_trtd /S /M /WAIT 0 Nvtrtickd if ERRORLEVEL 1 goto STOPNE ARMLOG "id_expd" ARMLOAD.EXE id_expd /S /M /WAIT 0 Nvexpd ARMLOG "id_ruled" ARMLOAD.EXE id_ruled /S /M /WAIT 0 Nvexrld rem フェイルオーバ後の業務起動ならびに復旧処理 rem ARMRSPでリソースが異常状態のときに rem フェイルオーバを発生させる rem ARMRSPが異常状態になったとき rem ARMLOADでサーバシャットダウンを発生させる rem ( 例 )ARMLOAD watchid /R 9 /H 1 ARMRSP /A /PL /PL rem プライオリティのチェック IF "%ARMS_SERVER%" == "OTHER" GOTO ON_OTHER2 rem 最高プライオリティでの処理 rem ( 例 ) ARMBCAST /MSG " 最高プライオリティサーバで起動中です ( フェイルオーバ後 )" /A GOTO EXIT :ON_OTHER2 rem 最高プライオリティ以外での処理 rem ( 例 ) ARMBCAST /MSG " プライオリティサーバ以外で起動中です ( フェイルオーバ後 )" /A GOTO EXIT rem 例外処理 rem ディスク関連エラー処理 :ERROR_DISK ARMBCAST /MSG " 切替パーティションの接続に失敗しました " /A GOTO EXIT rem ARM 未動作 :no_arm ARMBCAST /MSG "ActiveRecoveryManagerが動作状態にありません" /A 259

260 goto EXIT :STOPNE pause :EXIT 終了スクリプト例 rem * stop.bat * rem * * rem * title : stop script file sample * rem 起動要因チェック IF "%ARMS_EVENT%" == "START" GOTO NORMAL IF "%ARMS_EVENT%" == "FAILOVER" GOTO FAILOVER rem ActiveRecoveryManager 未動作 GOTO no_arm rem 通常終了対応処理 :NORMAL rem ディスクチェック IF "%ARMS_DISK%" == "FAILURE" GOTO ERROR_DISK rem ########################## rem Netvisor 関連サービスの停止 rem ########################## rem 各 PPのサービスの停止を追加 rem BASEサービスと依存関係がある場合は先にそのサービスを停止 ARMLOG "o id_amsrs" ARMKILL.EXE id_amsrs ARMLOG "o id_dmi" ARMKILL.EXE id_dmi ARMLOG "o id_alert" ARMKILL.EXE id_alert ARMLOG "o id_cmd" ARMKILL.EXE id_cmd ARMLOG "o id_expd" 260

261 ARMKILL.EXE id_expd ARMLOG "o id_lpmd" ARMKILL.EXE id_ipmd ARMLOG "o id_logd" ARMKILL.EXE id_logd ARMLOG "o id_rmap" ARMKILL.EXE id_rmap ARMLOG "o id_ruled" ARMKILL.EXE id_ruled ARMLOG "o id_trapd" ARMKILL.EXE id_trapd ARMLOG "o id_dnsd" ARMKILL.EXE id_dnsd ARMLOG "o id_trtd" ARMKILL.EXE id_trtd ARMLOG "o id_evwd" ARMKILL.EXE id_evwd ARMSLEEP.EXE 5 ARMLOG "o id_base" ARMKILL.EXE id_base rem 業務通常処理 rem リソースの異常監視を終了 rem ARMLOADで起動したARMRSPの終了コマンド rem watchidはarmload 指定時のものを使用する rem ( 例 )ARMKILL watchid rem プライオリティチェック IF "%ARMS_SERVER%" == "OTHER" GOTO ON_OTHER1 rem 最高プライオリティでの処理 rem ( 例 )ARMBCAST /MSG " 最高プライオリティサーバで終了中です " /A GOTO EXIT :ON_OTHER1 rem 最高プライオリティ以外での処理 rem ( 例 )ARMBCAST /MSG " プライオリティサーバ以外で終了です " /A GOTO EXIT 261

262 rem フェイルオーバ対応処理 :FAILOVER rem ディスクチェック IF "%ARMS_DISK%" == "FAILURE" GOTO ERROR_DISK rem ########################### rem Netvisor 関連サービスの停止 rem ########################### rem 各 PPのサービスの停止を追加 rem BASEサービスと依存関係がある場合は先にそのサービスを停止 ARMLOG "o id_amsrs" ARMKILL.EXE id_amsrs ARMLOG "o id_dmi" ARMKILL.EXE id_dmi ARMLOG "o id_alert" ARMKILL.EXE id_alert ARMLOG "o id_cmd" ARMKILL.EXE id_cmd ARMLOG "o id_expd" ARMKILL.EXE id_expd ARMLOG "o id_lpmd" ARMKILL.EXE id_ipmd ARMLOG "o id_logd" ARMKILL.EXE id_logd ARMLOG "o id_rmap" ARMKILL.EXE id_rmap ARMLOG "o id_ruled" ARMKILL.EXE id_ruled ARMLOG "o id_trapd" ARMKILL.EXE id_trapd ARMLOG "o id_dnsd" ARMKILL.EXE id_dnsd ARMLOG "o id_trtd" ARMKILL.EXE id_trtd ARMLOG "o id_evwd" ARMKILL.EXE id_evwd ARMSLEEP.EXE 5 ARMLOG "o id_base" ARMKILL.EXE id_base rem フェイルオーバ後の業務起動ならびに復旧処理 rem リソースの異常監視を終了 262

263 rem ARMLOADで起動したARMRSPの終了コマンド rem watchidはarmload 指定時のものを使用する rem ( 例 )ARMKILL watchid rem プライオリティのチェック IF "%ARMS_SERVER%" == "OTHER" GOTO ON_OTHER2 rem 最高プライオリティでの処理 rem ( 例 )ARMBCAST /MSG " 最高プライオリティサーバで終了中です ( フェイルオーバ後 ) " /A GOTO EXIT :ON_OTHER2 rem 最高プライオリティ以外での処理 rem ( 例 )ARMBCAST /MSG " プライオリティサーバ以外で終了中です ( フェイルオーバ後 ) " /A GOTO EXIT rem 例外処理 rem ディスク関連エラー処理 :ERROR_DISK ARMBCAST /MSG " 切替パーティションの接続に失敗しました " /A GOTO EXIT rem ARM 未動作 :no_arm ARMBCAST /MSG " ActiveRecoveryManagerが動作状態にありません " /A :EXIT 263

264 2.2 WebSAM NetvisorPro Ver 機能概要 WebSAM NetvisorPro は SNMP に準拠したマルチベンダネットワークの運用 管理コストを効率化 軽減化するネットワーク運用管理製品です ネットワーク機器の詳細な情報を収集 解析する機能を持ち インターネット接続機器の構成 障害 性能管理などを行う他 NEC 製の IP8800/700 シリーズ Cisco Systems 社製装置の一部など 特定ネットワーク機器の機器間および VLAN 間の物理的な接続状態を表示します 動作環境 NetvisorPro は通常の動作環境と同様です CLUSTERPRO は Windows 版の Ver6.x 以降をご使用ください また NetvisorPro のライセンスは NetvisorPro をインストールする台数分必要です たとえば 現用系サーバと待機系サーバの 2 台にインストールする場合は 2 ライセンス必要です インストール手順 NetvisorPro のインストール WebSAM/NetvisorPro のセットアップカードを参照し 現用系サーバと待機系サーバそれぞれに NetvisorPro をインストールしてください このとき DB 格納ディレクトリは共有ディスクまたは ミラーディスク上のディレクトリを各々指定します 共有ディスクを使用する場合は 現用系サーバにインストール終了後 NetvisorPro の全サービスを停止した上で DB 格納ディレクトリ内のすべてのファイルを削除または 他ディレクトリに退避させます 注意 ESMPRO ユーザーグループは Netvisor の WebAccess 機能 を使用する場合は必ず 現用系サーバと待機系サーバでそれぞれローカルグループに作成してください クラスタシステム上の全サーバでのインストール先は同一ドライブ 同一フォルダにしてください サービスの スタートアップ種類 の変更下記に示す NetvisorPro の関連サービス のスタートアップ種類を全て 手動 に変更してください 上記設定は 現用系サーバと待機系サーバそれぞれで行ってください Windows Sever 2003 の場合 1 管理ツール から サービス を選択してください 2 スタートアップ種類を変更するサービスを選択し プロパティ の 全般 タブから スタートアップの種類 を 手動 に変更して下さい 264

265 Windows XP の場合 1 コントロールパネル の パフォーマンスとメンテナンス を選択し 管理ツール の サービス を選択してください 2 スタートアップ種類を変更するサービスを選択し プロパティ の 全般 タブから スタートアップの種類 を 手動 に変更して下さい Windows 2000 の場合 1 コントロールパネル の 管理ツール から サービス を選択してください 2 スタートアップ種類を変更するサービスを選択し プロパティ の 全般 タブから スタートアップの種類 を 手動 に変更して下さい NetvisorPro の関連サービスは以下の通りです Alert Manager Socket(R) Service Dmi Event Watcher ESM Alert Service ESM Base Service ESM Command Service ESM Expert Service (ESM IPM) 1 ESM Logging Service ESM Remote Map Service ESM Rule Service ESM Trap Service ESM/NV Dns Service ESM/NV Event Watch Service ESM/NV Trouble Ticket Service NVPRO Alert Analyzer Service 2 NVPRO AM Service 2 NVPRO CommControl Service 3 NVPRO FM Service 2 NVPRO Gui Service 2 NVPRO Knowledge Service 2 NVPRO Log Service 3 NVPRO LoginManager Service 2 NVPRO ObjectManager Service 3 NVPRO PolicyManager Service 2 NVPRO Provisioning WBEM Service 2 NVPRO QoS Manager Service 2 NVPRO ResourceManager Service 2 NVPRO ResourceManagerAPI Service 2 NVPRO Schedule Service 2 NVPRO SingleSignOn Service 3 NVPRO TopologyManager Base Service 3 NVPRO TopologyManager Service 3 NVPRO TRAP Service 2 NVPRO VLAN Manager Service 2 NVPRO Watch Service 3 1 ESM IPM は Netvisor ルータ管理を導入した場合のみ存在します 265

266 2 NetvisorPro のオプション製品のインストール状態により開始されていないまたは組み込まれていないものもあります 開始されているものは すべて停止させて下さい 3 NetvisorPro をインストールすれば 起動されているサービスです 必ず停止して下さい ワークディレクトリの移動 1 現用系サーバのワークディレクトリ ( 通常は Program Files Esmpro Nvwork) を切替えパーティションに移動してください 2 移動したディレクトリにアクセス権を設定します アクセス権の設定はエクスプローラのプロパティから行います プロパティの セキュリティ タブから アクセス権 を選択し以下のアクセス権を設定して下さい 名前アクセス権の種類 Administrators フルコントロール Everyone 読み取り NvAdmin 1 フルコントロール SYSTEM フルコントロール 1 Administrators 以外のユーザーグループを作成した場合は ESMPROユーザーグループ名を指定します ( この場合は ユーザーグループに NvAdmin を指定した場合の説明です ) 現用系サーバと 待機系サーバでそれぞれローカルグループにESMPROユーザーグループを作成した場合は 双方のグループのフルコントロールを設定してください 3 待機系サーバのワークディレクトリを削除してください 4ワークディレクトリへのパスを設定しているレジストリを変更します 以下のレジストリ内容を レジストリエディタ (regedit.exe) を使って変更してください ( 現用系サーバと待機系サーバそれぞれで実施してください ) 1. キー : HKEY_LOCAL_MACHINE SOFTWARE NEC NVBASE 名前 : WorkDir データ : 移動先のパス 2. キー : HKEY_LOCAL_MACHINE SOFTWARE NEC NVBASE AlertViewer 名前 : AlertPath データ : 移動先のパス alert 3. キー : HKEY_LOCAL_MACHINE SOFTWARE NEC NVBASE 名前 : DiosaFilter データ : 移動先のパス Alert filter odiosasg 4. キー : HKEY_LOCAL_MACHINE SOFTWARE NEC NVBASE 名前 : GeneralFilter データ : 移動先のパス Alert filter genericsg 266

267 同期レジストリの登録 CLUSTERPRO マネージャ上で Netvisor の使用するレジストリを同期レジストリとして登録します 同期レジストリは CLUSTERPRO マネージャのフェイルオーバグループで設定します プロパティ の レジストリ タブに以下のレジストリを追加してください HKEY_LOCAL_MACHINE SOFTWARE NEC NVBASE HKEY_LOCAL_MACHINE SYSTEM CurrentControlSet Services Nvbase 起動 / 停止スクリプトの編集 CLUSTERPRO マネージャ上で起動 / 停止スクリプトの編集を行います 1Netvisor 関連のサービスの起動コマンドを起動スクリプトに記述します 起動スクリプトは CLUSTERPRO (ActiveRecoveryManager) マネージャのフェイルオーバグループで設定します 以下の順番に起動するように記述してください ESM Base Service ESM Command Service ESM Logging Service ESM Remote Map Service ESM Trap Service ESM/NV Dns Service ESM Alert Service Dmi Event Watcher Alert Manager Socket(R) Service ESM/NV Event Watch Service ESM/NV Trouble Ticket Service ESM Expert Service ESM Rule Service (ESM IPM) 1 NVPRO TopologyManager Base Service 2 NVPRO TopologyManager Service 2 (/A オプション付き ) NVPRO Log Service 2 NVPRO CommControl Service 2 NVPRO Watch Service 2 ( ア ) サービスの停止コマンドを停止スクリプトに記述します 以下の順番に停止するように記述してください NVPRO Watch Service 2 NVPRO CommControl Service 2 NVPRO Log Service 2 NVPRO TopologyManager Service 2 NVPRO TopologyManager Base Service 2 (ESM IPM) 1 Alert Manager Socket(R) Service ESM Alert Service Dmi Event Watcher ESM Command Service ESM Expert Service 267

268 ESM Logging Service ESM Remote Map Service ESM Rule Service ESM Trap Service ESM/NV Dns Service ESM/NV Trouble Ticket Service ESM/NV Event Watch Service ESM Base Service 1 ESM IPM は Netvisor ルータ管理を導入した場合のみ存在します 2 NetvisorPro オプション類のインストール有無により変わることがあります 詳しくは各 PP のセットアップカードを参照して下さい 3 マシンを再起動して下さい スクリプトおよびコマンドの詳細は CLUSTERPRO/ システム構築ガイドを参照してください アンインストール手順 同期レジストリの削除 CLUSTERPRO マネージャ上で登録した同期レジストリを削除します 同期レジストリは CLUSTERPRO (ActiveRecoveryManager) マネージャのフェイルオーバグループで設定します 以下のレジストリを削除してください HKEY_LOCAL_MACHINE SOFTWARE NEC NVBASE HKEY_LOCAL_MACHINE SYSTEM CurrentControlSet Services Nvbase 起動 / 停止スクリプトの編集 CLUSTERPRO マネージャ上で追加した Netvisor 関連のサービスの起動 / 停止コマンドを削除します 起動 / 停止スクリプトは CLUSTERPRO (ActiveRecoveryManager) マネージャのフェイルオーバグループで設定します NetvisorPro のアンインストール NetvisorPro のセットアップカードを参照し 現用系サーバと待機系サーバそれぞれから NetvisorPro をアンインストールしてください アンインストール後にマシンを再起動して下さい 268

269 2.2.5 注意事項 マネージャ間通信の設定についてクラスタシステムを参照する場合 IP アドレスには仮想 IP もしくは FIP のアドレスを指定して下さい 物理 IP アドレスを指定すると 正常に機能しません SNMP Trap 送信の設定についてクラスタシステムへ SNMP Trap を送信する場合 IP アドレスには仮想 IP もしくは FIP のアドレスを指定してください 物理 IP アドレスを指定すると 正常に機能しません SNMP トラップの受信方式の変更について ESMPRO のカスタマイズ機能で SNMP トラップ受信方式を変更することができます 変更した場合には サーバの再起動をしてください CLUSTERPRO (ActiveRecoveryManager) マネージャとの共存について CLUSTERPRO(ActiveRecoveryManager) サーバ上にセットアップした Netvisor と CLUSTERPRO (ActiveRecoveryManager) マネージャは共存できません 269

270 2.2.6 スクリプトサンプル CLUSTERPRO で構築したクラスタシステムへセットアップするときの起動 / 停止スクリプト記述例を以下に示します なお X: と記述がありますが CLUSTERPRO 上の切り替えパーティションを示すドライブ文字を指します 1 開始スクリプト例 rem 起動要因チェック IF "%ARMS_EVENT%" == "START" GOTO NORMAL IF "%ARMS_EVENT%" == "FAILOVER" GOTO FAILOVER IF "%ARMS_EVENT%" == "RECOVER" GOTO RECOVER rem CLUSTERPRO Server 未動作 GOTO no_arm rem 通常起動対応処理 :NORMAL rem ディスクチェック IF "%ARMS_DISK%" == "FAILURE" GOTO ERROR_DISK rem プライオリティチェック IF "%ARMS_SERVER%" == "OTHER" GOTO ON_OTHER1 rem 最高プライオリティでの処理 ************* rem DB ファイルの接続処理 ************* ARMSLEEP.EXE 10 osql -E -d master -S %computername% nvpro -Q "EXEC = 'nvpro',@filename1 = 'X: nvpro nvprodat.mdf',@filename2 = 'X: nvpro nvprolog.ldf'" osql -E -d master -S %computername% nvpro -Q "EXEC = 'pd_syslog',@filename1 = 'X: nvpro pd_syslogdat.mdf',@filename2 = 'X: nvpro pd_sysloglog.ldf'" osql -E -d master -S %computername% nvpro -Q "EXEC = 'pd_trap_mng',@filename1 = 'X: nvpro pd_trap_mngdat.mdf',@filename2= 'X: nvpro pd_trap_mnglog.ldf'" osql -E -d master -S %computername% nvpro -Q "EXEC = 'nvqos',@filename1 = 'X: nvpro nvqosdat.mdf',@filename2 = 'X: nvpro nvqoslog.ldf'" 270

271 osql -E -d master -S %computername% nvpro -Q "EXEC = 'kn_mst',@filename1 = 'X: nvpro kn_mstdat.mdf',@filename2 = 'X: nvpro kn_mstlog.ldf'" osql -E -d nvpro -S %computername% nvpro -Q "EXEC sp_dropuser 'nv'" osql -E -d pd_syslog -S %computername% nvpro -Q "EXEC sp_dropuser 'nv'" osql -E -d pd_trap_mng -S %computername% nvpro -Q "EXEC sp_dropuser 'nv'" osql -E -d nvqos -S %computername% nvpro -Q "EXEC sp_dropuser 'nv'" osql -E -d kn_mst -S %computername% nvpro -Q "EXEC sp_dropuser 'nv'" osql -E -S %computername% nvpro -d nvpro -Q "EXEC sp_grantdbaccess 'nv'" osql -E -S %computername% nvpro -d nvpro -Q "EXEC sp_addrolemember 'db_owner','nv'" osql -E -S %computername% nvpro -d pd_syslog -Q "EXEC sp_grantdbaccess 'nv'" osql -E -S %computername% nvpro -d pd_syslog -Q "EXEC sp_addrolemember 'db_owner','nv'" osql -E -S %computername% nvpro -d pd_trap_mng -Q "EXEC sp_grantdbaccess 'nv'" osql -E -S %computername% nvpro -d pd_trap_mng -Q "EXEC sp_addrolemember 'db_owner','nv'" osql -E -S %computername% nvpro -d nvqos -Q "EXEC sp_grantdbaccess 'nv'" osql -E -S %computername% nvpro -d nvqos -Q "EXEC sp_addrolemember 'db_owner','nv'" osql -E -S %computername% nvpro -d kn_mst -Q "EXEC sp_grantdbaccess 'nv'" osql -E -S %computername% nvpro -d kn_mst -Q "EXEC sp_addrolemember 'db_owner','nv'" *************** rem Netvisor 関連サービスの起動 *************** ARMLOG "id_base" ARMLOAD.EXE id_base /S /M /WAIT 0 Nvbase if ERRORLEVEL 1 goto STOPNE ARMLOG "id_cmd" ARMLOAD.EXE id_cmd /S /M /WAIT 0 Nvcmd if ERRORLEVEL 1 goto STOPNE ARMLOG "id_logd" ARMLOAD.EXE id_logd /S /M /WAIT 0 Nvlogd ARMLOG "id_rmap" ARMLOAD.EXE id_rmap /S /M /WAIT 0 Nvrmapd ARMLOG "id_trapd" ARMLOAD.EXE id_trapd /S /M /WAIT 0 Nvintrd ARMLOG "id_dnsd" ARMLOAD.EXE id_dnsd /S /M /WAIT 0 Nvdnsd ARMLOG "id_alert" ARMLOAD.EXE id_alert /S /M /WAIT 0 ESMASVNT ARMLOG "id_dmi" ARMLOAD.EXE id_dmi /S /M /WAIT 0 DmiEventWatcher ARMLOG "id_amsrs" ARMLOAD.EXE id_amsrs /S /M /WAIT 0 AlertManagerSocketReceiveService if ERRORLEVEL 1 goto STOPNE ARMLOG "id_evwd" ARMLOAD.EXE id_evwd /S /M /WAIT 0 Nvewatchd if ERRORLEVEL 1 goto STOPNE ARMLOG "id_trtd" 271

272 ARMLOAD.EXE id_trtd /S /M /WAIT 0 Nvtrtickd if ERRORLEVEL 1 goto STOPNE ARMLOG "id_expd" ARMLOAD.EXE id_expd /S /M /WAIT 0 Nvexpd ARMLOG "id_ruled" ARMLOAD.EXE id_ruled /S /M /WAIT 0 Nvexrld ***************** rem NetvisorPro 関連サービスの起動 ***************** ARMLOG "id_nvtpbase" ARMLOAD.EXE id_nvtpbase /S /M /WAIT 0 nvtpbase ARMSLEEP.EXE 30 ARMLOG "id_nvtpserv" ARMLOAD.EXE id_nvtpserv /S /A /M /WAIT 0 nvtpserv ARMLOG "id_nvlglogserv" ARMLOAD.EXE id_nvlglogserv /S /M /WAIT 0 nvlglogserv ARMLOG "id_nvcomserv" ARMLOAD.EXE id_nvcomserv /S /M /WAIT 0 nvcomserv ARMLOG "id_iebase" ARMLOAD.EXE id_iebase /S /M /WAIT 0 iebase GOTO EXIT :ON_OTHER1 rem 最高プライオリティ以外での処理 ********* rem DB ファイルの接続処理 ********* ARMSLEEP.EXE 10 osql -E -d master -S %computername% nvpro -Q "EXEC = = 'X: nvpro nvprodat.mdf',@filename2 = 'X: nvpro nvprolog.ldf'" osql -E -d master -S %computername% nvpro -Q "EXEC = = 'X: nvpro pd_syslogdat.mdf',@filename2 = 'X: nvpro pd_sysloglog.ldf'" osql -E -d master -S %computername% nvpro -Q "EXEC = 'pd_trap_mng',@filename1 = 'X: nvpro pd_trap_mngdat.mdf',@filename2 = 'X: nvpro pd_trap_mnglog.ldf'" osql -E -d master -S %computername% nvpro -Q "EXEC = = 'X: nvpro nvqosdat.mdf',@filename2 = 'X: nvpro nvqoslog.ldf'" osql -E -d master -S %computername% nvpro -Q "EXEC = = 'X: nvpro kn_mstdat.mdf',@filename2 = 'X: nvpro kn_mstlog.ldf'" osql -E -d nvpro -S %computername% nvpro -Q "EXEC sp_dropuser 'nv'" osql -E -d pd_syslog -S %computername% nvpro -Q "EXEC sp_dropuser 'nv'" osql -E -d pd_trap_mng -S %computername% nvpro -Q "EXEC sp_dropuser 'nv'" osql -E -d nvqos -S %computername% nvpro -Q "EXEC sp_dropuser 'nv'" osql -E -d kn_mst -S %computername% nvpro -Q "EXEC sp_dropuser 'nv'" 272

273 osql -E -S %computername% nvpro -d nvpro -Q "EXEC sp_grantdbaccess 'nv'" osql -E -S %computername% nvpro -d nvpro -Q "EXEC sp_addrolemember 'db_owner','nv'" osql -E -S %computername% nvpro -d pd_syslog -Q "EXEC sp_grantdbaccess 'nv'" osql -E -S %computername% nvpro -d pd_syslog -Q "EXEC sp_addrolemember 'db_owner','nv'" osql -E -S %computername% nvpro -d pd_trap_mng -Q "EXEC sp_grantdbaccess 'nv'" osql -E -S %computername% nvpro -d pd_trap_mng -Q "EXEC sp_addrolemember'db_owner', 'nv'" osql -E -S %computername% nvpro -d nvqos -Q "EXEC sp_grantdbaccess 'nv'" osql -E -S %computername% nvpro -d nvqos -Q "EXEC sp_addrolemember 'db_owner','nv'" osql -E -S %computername% nvpro -d kn_mst -Q "EXEC sp_grantdbaccess 'nv'" osql -E -S %computername% nvpro -d kn_mst -Q "EXEC sp_addrolemember 'db_owner','nv'" *************** rem Netvisor 関連サービスの起動 *************** ARMLOG "id_base" ARMLOAD.EXE id_base /S /M /WAIT 0 Nvbase if ERRORLEVEL 1 goto STOPNE ARMLOG "id_cmd" ARMLOAD.EXE id_cmd /S /M /WAIT 0 Nvcmd if ERRORLEVEL 1 goto STOPNE ARMLOG "id_logd" ARMLOAD.EXE id_logd /S /M /WAIT 0 Nvlogd ARMLOG "id_rmap" ARMLOAD.EXE id_rmap /S /M /WAIT 0 Nvrmapd ARMLOG "id_trapd" ARMLOAD.EXE id_trapd /S /M /WAIT 0 Nvintrd ARMLOG "id_dnsd" ARMLOAD.EXE id_dnsd /S /M /WAIT 0 Nvdnsd ARMLOG "id_alert" ARMLOAD.EXE id_alert /S /M /WAIT 0 ESMASVNT ARMLOG "id_dmi" ARMLOAD.EXE id_dmi /S /M /WAIT 0 DmiEventWatcher ARMLOG "id_amsrs" ARMLOAD.EXE id_amsrs /S /M /WAIT 0 AlertManagerSocketReceiveService if ERRORLEVEL 1 goto STOPNE ARMLOG "id_evwd" ARMLOAD.EXE id_evwd /S /M /WAIT 0 Nvewatchd if ERRORLEVEL 1 goto STOPNE ARMLOG "id_trtd" ARMLOAD.EXE id_trtd /S /M /WAIT 0 Nvtrtickd if ERRORLEVEL 1 goto STOPNE ARMLOG "id_expd" ARMLOAD.EXE id_expd /S /M /WAIT 0 Nvexpd ARMLOG "id_ruled" ARMLOAD.EXE id_ruled /S /M /WAIT 0 Nvexrld 273

274 ***************** rem NetvisorPro 関連サービスの起動 ***************** ARMLOG "id_nvtpbase" ARMLOAD.EXE id_nvtpbase /S /M /WAIT 0 nvtpbase ARMSLEEP.EXE 30 ARMLOG "id_nvtpserv" ARMLOAD.EXE id_nvtpserv /S /A /WAIT 0 nvtpserv ARMLOG "id_nvlglogserv" ARMLOAD.EXE id_nvlglogserv /S /M /WAIT 0 nvlglogserv ARMLOG "id_nvcomserv" ARMLOAD.EXE id_nvcomserv /S /M /WAIT 0 nvcomserv ARMLOG "id_iebase" ARMLOAD.EXE id_iebase /S /M /WAIT 0 iebase GOTO EXIT rem リカバリ対応処理 :RECOVER rem クラスタ復帰後のリカバリ処理 GOTO EXIT rem フェイルオーバ対応処理 :FAILOVER rem ディスクチェック IF "%ARMS_DISK%" == "FAILURE" GOTO ERROR_DISK rem フェイルオーバ後の業務起動ならびに復旧処理 rem プライオリティのチェック IF "%ARMS_SERVER%" == "OTHER" GOTO ON_OTHER2 rem 最高プライオリティでの処理 GOTO EXIT 274

275 :ON_OTHER2 rem 最高プライオリティ以外での処理 ********* rem DB ファイルの接続処理 ********* ARMSLEEP.EXE 10 osql -E -d master -S %computername% nvpro -Q "EXEC = = 'X: nvpro nvprodat.mdf',@filename2 = 'X: nvpro nvprolog.ldf'" osql -E -d master -S %computername% nvpro -Q "EXEC = = 'X: nvpro pd_syslogdat.mdf',@filename2 = 'X: nvpro pd_sysloglog.ldf'" osql -E -d master -S %computername% nvpro -Q "EXEC = 'pd_trap_mng',@filename1 = 'X: nvpro pd_trap_mngdat.mdf',@filename2 = 'X: nvpro pd_trap_mnglog.ldf'" osql -E -d master -S %computername% nvpro -Q "EXEC = = 'X: nvpro nvqosdat.mdf',@filename2 = 'X: nvpro nvqoslog.ldf'" osql -E -d master -S %computername% nvpro -Q "EXEC = = 'X: nvpro kn_mstdat.mdf',@filename2 = 'X: nvpro kn_mstlog.ldf'" osql -E -d nvpro -S %computername% nvpro -Q "EXEC sp_dropuser 'nv'" osql -E -d pd_syslog -S %computername% nvpro -Q "EXEC sp_dropuser 'nv'" osql -E -d pd_trap_mng -S %computername% nvpro -Q "EXEC sp_dropuser 'nv'" osql -E -d nvqos -S %computername% nvpro -Q "EXEC sp_dropuser 'nv'" osql -E -d kn_mst -S %computername% nvpro -Q "EXEC sp_dropuser 'nv'" osql -E -S %computername% nvpro -d nvpro -Q "EXEC sp_grantdbaccess 'nv'" osql -E -S %computername% nvpro -d nvpro -Q "EXEC sp_addrolemember 'db_owner','nv'" osql -E -S %computername% nvpro -d pd_syslog -Q "EXEC sp_grantdbaccess 'nv'" osql -E -S %computername% nvpro -d pd_syslog -Q "EXEC sp_addrolemember 'db_owner','nv'" osql -E -S %computername% nvpro -d pd_trap_mng -Q "EXEC sp_grantdbaccess 'nv'" osql -E -S %computername% nvpro -d pd_trap_mng -Q "EXEC sp_addrolemember'db_owner', 'nv'" osql -E -S %computername% nvpro -d nvqos -Q "EXEC sp_grantdbaccess 'nv'" osql -E -S %computername% nvpro -d nvqos -Q "EXEC sp_addrolemember 'db_owner','nv'" osql -E -S %computername% nvpro -d kn_mst -Q "EXEC sp_grantdbaccess 'nv'" osql -E -S %computername% nvpro -d kn_mst -Q "EXEC sp_addrolemember 'db_owner','nv'" *************** rem Netvisor 関連サービスの起動 *************** ARMLOG "id_base" ARMLOAD.EXE id_base /S /M /WAIT 0 Nvbase if ERRORLEVEL 1 goto STOPNE ARMLOG "id_cmd" ARMLOAD.EXE id_cmd /S /M /WAIT 0 Nvcmd if ERRORLEVEL 1 goto STOPNE ARMLOG "id_logd" 275

276 ARMLOAD.EXE id_logd /S /M /WAIT 0 Nvlogd ARMLOG "id_rmap" ARMLOAD.EXE id_rmap /S /M /WAIT 0 Nvrmapd ARMLOG "id_trapd" ARMLOAD.EXE id_trapd /S /M /WAIT 0 Nvintrd ARMLOG "id_dnsd" ARMLOAD.EXE id_dnsd /S /M /WAIT 0 Nvdnsd ARMLOG "id_alert" ARMLOAD.EXE id_alert /S /M /WAIT 0 ESMASVNT ARMLOG "id_dmi" ARMLOAD.EXE id_dmi /S /M /WAIT 0 DmiEventWatcher ARMLOG "id_amsrs" ARMLOAD.EXE id_amsrs /S /M /WAIT 0 AlertManagerSocketReceiveService if ERRORLEVEL 1 goto STOPNE ARMLOG "id_evwd" ARMLOAD.EXE id_evwd /S /M /WAIT 0 Nvewatchd if ERRORLEVEL 1 goto STOPNE ARMLOG "id_trtd" ARMLOAD.EXE id_trtd /S /M /WAIT 0 Nvtrtickd if ERRORLEVEL 1 goto STOPNE ARMLOG "id_expd" ARMLOAD.EXE id_expd /S /M /WAIT 0 Nvexpd ARMLOG "id_ruled" ARMLOAD.EXE id_ruled /S /M /WAIT 0 Nvexrld ***************** rem NetvisorPro 関連サービスの起動 ***************** ARMLOG "id_nvtpbase" ARMLOAD.EXE id_nvtpbase /S /M /WAIT 0 nvtpbase ARMSLEEP.EXE 30 ARMLOG "id_nvtpserv" ARMLOAD.EXE id_nvtpserv /S /A /M /WAIT 0 nvtpserv ARMLOG "id_nvlglogserv" ARMLOAD.EXE id_nvlglogserv /S /M /WAIT 0 nvlglogserv ARMLOG "id_nvcomserv" ARMLOAD.EXE id_nvcomserv /S /M /WAIT 0 nvcomserv ARMLOG "id_iebase" ARMLOAD.EXE id_iebase /S /M /WAIT 0 iebase GOTO EXIT rem 例外処理 rem ディスク関連エラー処理 :ERROR_DISK ARMBCAST /MSG " 切替パーティションの接続に失敗しました " /A GOTO EXIT 276

277 rem ARM 未動作 :no_arm ARMBCAST /MSG "CLUSTERPRO Server が動作状態にありません " /A :EXIT 2 終了スクリプト例 rem 起動要因チェック IF "%ARMS_EVENT%" == "START" GOTO NORMAL IF "%ARMS_EVENT%" == "FAILOVER" GOTO FAILOVER rem CLUSTERPRO Server 未動作 GOTO no_arm rem 通常終了対応処理 :NORMAL rem ディスクチェック IF "%ARMS_DISK%" == "FAILURE" GOTO ERROR_DISK rem プライオリティチェック IF "%ARMS_SERVER%" == "OTHER" GOTO ON_OTHER1 rem 最高プライオリティでの処理 rem 接続解放処理 osql -E -d master -S %computername% nvpro -Q "EXEC = = 'TRUE'" osql -E -d master -S %computername% nvpro -Q "EXEC = = 'TRUE'" osql -E -d master -S %computername% nvpro -Q "EXEC = 'pd_trap_mng',@skipchecks = 'TRUE'" osql -E -d master -S %computername% nvpro -Q "EXEC = = 'TRUE'" osql -E -d master -S %computername% nvpro -Q "EXEC = = 'TRUE'" 277

278 ***************** rem NetvisorPro 関連サービスの停止 ***************** ARMLOG "id_iebase" ARMKILL.EXE id_iebase ARMLOG "id_nvcomserv" ARMKILL.EXE id_nvcomserv ARMLOG "id_nvlglogserv" ARMKILL.EXE id_nvlglogserv ARMLOG "id_nvtpbase" ARMKILL.EXE id_nvtpbase ARMSLEEP.EXE 10 ARMLOG "id_nvtpserv" ARMKILL.EXE id_nvtpserv ************** rem Netvisor 関連サービスの停止 ************** rem BASE サービスと依存関係がある場合は先にそのサービスを停止 ARMLOG "o id_amsrs" ARMKILL.EXE id_amsrs ARMLOG "o id_dmi" ARMKILL.EXE id_dmi ARMLOG "o id_alert" ARMKILL.EXE id_alert ARMLOG "o id_cmd" ARMKILL.EXE id_cmd ARMLOG "o id_expd" ARMKILL.EXE id_expd ARMLOG "o id_logd" ARMKILL.EXE id_logd ARMLOG "o id_rmap" ARMKILL.EXE id_rmap ARMLOG "o id_ruled" ARMKILL.EXE id_ruled ARMLOG "o id_trapd" ARMKILL.EXE id_trapd ARMLOG "o id_dnsd" ARMKILL.EXE id_dnsd ARMLOG "o id_trtd" ARMKILL.EXE id_trtd ARMLOG "o id_evwd" ARMKILL.EXE id_evwd ARMSLEEP.EXE 10 ARMLOG "o id_base" ARMKILL.EXE id_base GOTO EXIT 278

279 :ON_OTHER1 rem 最高プライオリティ以外での処理 rem 接続解放処理 osql -E -d master -S %computername% nvpro -Q "EXEC = = 'TRUE'" osql -E -d master -S %computername% nvpro -Q "EXEC = = 'TRUE'" osql -E -d master -S %computername% nvpro -Q "EXEC = 'pd_trap_mng',@skipchecks = 'TRUE'" osql -E -d master -S %computername% nvpro -Q "EXEC = = 'TRUE'" osql -E -d master -S %computername% nvpro -Q "EXEC = = 'TRUE'" ***************** rem NetvisorPro 関連サービスの停止 ***************** ARMLOG "id_iebase" ARMKILL.EXE id_iebase ARMLOG "id_nvcomserv" ARMKILL.EXE id_nvcomserv ARMLOG "id_nvlglogserv" ARMKILL.EXE id_nvlglogserv ARMLOG "id_nvtpbase" ARMKILL.EXE id_nvtpbase ARMSLEEP.EXE 10 ARMLOG "id_nvtpserv" ARMKILL.EXE id_nvtpserv *************** rem Netvisor 関連サービスの停止 *************** rem BASE サービスと依存関係がある場合は先にそのサービスを停止 ARMLOG "o id_amsrs" ARMKILL.EXE id_amsrs ARMLOG "o id_dmi" ARMKILL.EXE id_dmi ARMLOG "o id_alert" ARMKILL.EXE id_alert ARMLOG "o id_cmd" ARMKILL.EXE id_cmd ARMLOG "o id_expd" 279

280 ARMKILL.EXE id_expd ARMLOG "o id_logd" ARMKILL.EXE id_logd ARMLOG "o id_rmap" ARMKILL.EXE id_rmap ARMLOG "o id_ruled" ARMKILL.EXE id_ruled ARMLOG "o id_trapd" ARMKILL.EXE id_trapd ARMLOG "o id_dnsd" ARMKILL.EXE id_dnsd ARMLOG "o id_trtd" ARMKILL.EXE id_trtd ARMLOG "o id_evwd" ARMKILL.EXE id_evwd ARMSLEEP.EXE 10 ARMLOG "o id_base" ARMKILL.EXE id_base GOTO EXIT rem フェイルオーバ対応処理 :FAILOVER rem ディスクチェック IF "%ARMS_DISK%" == "FAILURE" GOTO ERROR_DISK rem フェイルオーバ後の業務起動ならびに復旧処理 rem プライオリティのチェック IF "%ARMS_SERVER%" == "OTHER" GOTO ON_OTHER2 rem 最高プライオリティでの処理 GOTO EXIT 280

281 :ON_OTHER2 rem 最高プライオリティ以外での処理 rem 接続解放処理 osql -E -d master -S %computername% nvpro -Q "EXEC = = 'TRUE'" osql -E -d master -S %computername% nvpro -Q "EXEC = = 'TRUE'" osql -E -d master -S %computername% nvpro -Q "EXEC = 'pd_trap_mng',@skipchecks = 'TRUE'" osql -E -d master -S %computername% nvpro -Q "EXEC = = 'TRUE'" osql -E -d master -S %computername% nvpro -Q "EXEC = = 'TRUE'" ***************** rem NetvisorPro 関連サービスの停止 ***************** ARMLOG "id_iebase" ARMKILL.EXE id_iebase ARMLOG "id_nvcomserv" ARMKILL.EXE id_nvcomserv ARMLOG "id_nvlglogserv" ARMKILL.EXE id_nvlglogserv ARMLOG "id_nvtpbase" ARMKILL.EXE id_nvtpbase ARMSLEEP.EXE 10 ARMLOG "id_nvtpserv" ARMKILL.EXE id_nvtpserv ************** rem Netvisor 関連サービスの停止 ************** rem BASE サービスと依存関係がある場合は先にそのサービスを停止 ARMLOG "o id_amsrs" ARMKILL.EXE id_amsrs ARMLOG "o id_dmi" ARMKILL.EXE id_dmi ARMLOG "o id_alert" ARMKILL.EXE id_alert ARMLOG "o id_cmd" ARMKILL.EXE id_cmd ARMLOG "o id_expd" ARMKILL.EXE id_expd 281

282 ARMLOG "o id_logd" ARMKILL.EXE id_logd ARMLOG "o id_rmap" ARMKILL.EXE id_rmap ARMLOG "o id_ruled" ARMKILL.EXE id_ruled ARMLOG "o id_trapd" ARMKILL.EXE id_trapd ARMLOG "o id_dnsd" ARMKILL.EXE id_dnsd ARMLOG "o id_trtd" ARMKILL.EXE id_trtd ARMLOG "o id_evwd" ARMKILL.EXE id_evwd ARMSLEEP.EXE 10 ARMLOG "o id_base" ARMKILL.EXE id_base GOTO EXIT rem 例外処理 rem ディスク関連エラー処理 :ERROR_DISK ARMBCAST /MSG " 切替パーティションの接続に失敗しました " /A GOTO EXIT rem ARM 未動作 :no_arm ARMBCAST /MSG " CLUSTERPRO Server が動作状態にありません " /A :EXIT 282

283 2.3 WebSAM AppManager Ver 機能概要 WebSAM AppManager は サーバに配置されたアプリケーションの一括集中管理を実現する管理製品です WebSAM AppManager を利用することにより マネージャマシン上の GUI を通して分散されているサーバに登録されているアプリケーションの構成情報 / 性能情報の参照 障害検出 自動復旧を行うことができ システム管理者のアプリケーション管理の管理保守作業を大幅に効率化することができます 機能範囲 WebSAM AppManager のクラスタ化による機能上の制限はありません 動作環境 サポート OS WebSAM AppManager は 以下の OS をサポートしています リポジトリ 管理サーバ Windows NT Server 4.0 Windows 2000 Server Windows Server 2003 エージェント Windows NT Workstation/Server 4.0 Windows XP Windows 2000 Server/Professional Windows Server 2003 (Windows 2003 上で動作する Agent のみ ) CLUSTERPRO については いずれも Ver7.0 に対応しています サポートアプリケーション WebSAM AppManager は 以下の AppManager エージェントにより CLUSTERPRO によりクラスタ化されたシステム アプリケーションの監視を行うことができます OS :WebSAM AppManager for Windows NT/2000/2003 Server Oracle :WebSAM AppManager for Oracle RDBMS SQL Server :WebSAM AppManager for SQL Server Exchange Server:WebSAM AppManager for Exchange Server 上記以外の AppManager エージェントはサポートしておりません 283

284 2.3.4 運用形態 クラスタシステム上に AppManager をインストールして動作させるには以下の 3 種類の運用形態があります 運用形態によりインストール方法が異なります (7) クラスタシステム上で AppManager 全機能を使用する運用形態管理サーバ リポジトリ コンソール エージェントをクラスタシステム上にインストールします (8) クラスタシステム上で AppManager 管理マネージャのみ使用する運用形態管理サーバ リポジトリ のみクラスタシステム上にインストールします (9) クラスタシステム上のアプリケーションを他サーバで監視する運用形態エージェントのみクラスタシステム上にインストールします 管理サーバのみ あるいはリポジトリのみをクラスタ化することも可能です ESMPRO 連携 ESMPRO/ServerManager のセットアップ 統合ビューアで WebSAM AppManager と画面連携を行う場合には WebSAM AppManager 管理サーバをセットアップする前に ESMPRO/ServerManager をインストールします 連携が不要であれば このステップは省略できます ESMPRO/ServerAgent のセットアップ ESMPRO/ServerAgent と連携して ESMPRO の統合ビューアに WebSAM AppManager で発見したイベントを通報する場合は ESMPRO/ServerAgent をインストールします 連携が不要であれば このステップは省略できます 284

285 2.3.6 クラスタシステム上で AppManager 全機能を使用する運用 形態のクラスタ化手順 SQL Server のクラスタ化 リポジトリデータベースを作成する SQL Server を 事前にクラスタシステムにインストールし クラスタ化しておく必要があります 既に SQL Server をクラスタ化して業務に使用している場合は そこに追加する形でリポジトリデータベースを作成することも可能です SQL Server のクラスタ化については CLUSTERPRO システム構築ガイド PP 編 ( データベース ) を参照ください WebSAM AppManager リポジトリのインストール クラスタ化した SQL Server の 現用系 待機系の各サーバに WebSAM AppManager リポジトリインストールします インストール時に リポジトリデータベースを作成するディレクトリを共有ディスクに変更し SQL Server のネットワーク名として仮想コンピュータ名を入力します 待機系にインストールする場合 共有ディスクにアクセスできるようグループの移動が必要です また リポジトリのインストールは AppManager のその他のモジュールのインストールに先立って 現用系と待機系のそれぞれで実施しておく必要があります なお CLUSTERPRO でクラスタ化した SQL Server の場合 一般に待機系ではスクリプトからデータベースの Attach/Detach 処理を呼び出しますが リポジトリデータベースは両サーバで作成しますので この処理は不要となります 以下 単体マシンにインストールする手順との違いのみ記載します 現用系 待機系の両方にインストールする必要があります 1AppManager のインストール インストール先のフォルダはローカルディスクにしてください 例 :C:\Program Files\NetIQ 285

286 2AppManager リポジトリの設定 既定値は AppManager エージェントとなっていますので AppManager リポジトリを選択します 3SQL サーバ名の設定 SQL サーバ名を設定します 現用系 待機系それぞれのコンピュータ名になります 4 デバイスパスの変更 以下 2つのデバイスパスを共有ディスクに変更します データデバイスのパス 例 :Z:\Program Files\Microsoft SQL \Data ログデバイスのパス 例 :Z:\Program Files\Microsoft SQL \Log 286

287 5MSSQLServer のサービスは手動 MSSQLServer のサービスを手動にする必要がありますので いいえ を押します 6SQLServerAgent のサービスは手動 SQLServerAgent のサービスを手動にする必要がありますので いいえ を押します 7 後は単体マシンのインストールと同じです 8SID の設定現用系サーバにインストールした後 待機系へのインストールの前に 以下の処理により SQL Server のログインの SID(netiq と probe の 2 つの SID) を一致させます 1)SQLServer のクエリアナライザで現用系サーバ上の SQL サーバにログイン 'sa' にて接続し 以下のコマンドにより netiq の SID を取得します select sid from master.dbo.syslogins where name='netiq' 2) 上記コマンドにて取得した SID を テキストファイルで適当な場所にセーブしておきます 3) 続けて 以下のコマンドにより probe の SID を取得します select sid from master.dbo.syslogins where name='probe' 4) 上記コマンドにて取得した SID を テキストファイルで適当な場所にセーブしておきます 5)SQL Server のグループを CLUSTERPRO マネージャにより待機系に移動します 287

288 9 待機系での SID の設定 1) クエリアナライザで待機系サーバ上の SQL サーバに 'sa' で接続し 以下のコマンドによりログイン 'netiq' と 'probe' を作成します sp_addlogin 'netiq','netiq',default, default, 0xD3E867055C472F448D051684D579EC3D 最後の引数には現用系サーバで確認した SID を指定します 2 でセーブしたファイルからコピー & ペーストで入力してください 同様にログイン probe も作成します sp_addlogin 'probe', 'probe',default, default, 0x02AF52BCCEDC434E C145A7DD8 こちらについても 最後の引数には 4 で確認した SID を指定します 10 待機系で 現用系と同じように WebSAM AppManager リポジトリをローカルディスクにインストールします WebSAM AppManager 管理サーバのインストール WebSAM AppManager リポジトリをインストール後 WebSAM AppManager 管理サーバを 現用系 待機系の各クラスタサーバにインストールします コンソール エージェントも必要に応じて同時にインストールします インストール方法は通常のサーバと同じで インストール先は各サーバのローカルディスクです 1.WebSAM AppManager 管理サーバのインストール手順単体マシンにインストールする手順との違いのみ記載します 運用系 待機系の両方にインストールする必要があります 1AppManager のインストール インストール先のフォルダはローカルディスクにしてください 例 :C:\Program Files\NetIQ 288

289 2AppManager コンポーネントの選択 AppManager リポジトリ以外に必要なコンポーネント ( 管理サーバなど ) を選択します 3 リポジトリサーバ名の変更 リポジトリサーバ名には SQL Server の仮想コンピュータ名を設定します 4 後は単体マシンのインストールと同じです 3.AppManager サービス属性の変更およびスクリプトの作成は必要ありません WebSAM AppManager エージェントの設定 各エージェントでは 管理サーバの IP アドレスとして SQL Server のフローティング IP アドレスを指定します 289

290 2.3.7 クラスタシステム上で AppManager 管理マネージャのみ使 用する運用形態のクラスタ化手順 WebSAM AppManager リポジトリ 管理サーバをクラスタシステム上にインストールします その手順を以下に説明します SQL Server のクラスタ化 リポジトリデータベースを作成する SQL Server を 事前にクラスタシステムにインストールし クラスタ化しておく必要があります 既に SQL Server をクラスタ化して業務に使用している場合は そこに追加する形でリポジトリデータベースを作成することも可能です SQL Server のクラスタ化については CLUSTERPRO システム構築ガイド PP 編 ( データベース ) を参照ください WebSAM AppManager リポジトリのインストール クラスタ化した SQL Server の 現用系 待機系の各サーバから WebSAM AppManager リポジトリを共有ディスクにインストールします 待機系にインストールする場合 共有ディスクにアクセスできるようグループの移動が必要です また リポジトリのインストールは AppManager のその他のモジュールのインストールに先立って 現用系と待機系のそれぞれで実施しておく必要があります なお CLUSTERPRO でクラスタ化した SQL Server の場合 一般に待機系ではスクリプトからデータベースの Attach/Detach 処理を呼び出しますが リポジトリデータベースは両サーバで作成しますので この処理は不要となります 以下 単体マシンにインストールする手順との違いのみ記載します 現用系 待機系の両方からインストールする必要があります 290

291 1AppManager のインストール インストール先のフォルダは共有ディスクのドライブに変更してください 例 :Z:\Program Files\NetIQ 2AppManager リポジトリの設定 既定値は AppManager エージェントとなっていますので AppManager リポジトリを選択します 3SQL サーバ名の設定 SQL Server 名に仮想コンピュータ名を設定します 291

292 4 デバイスパスの変更 以下 2つのデバイスパスを共有ディスクに変更します データデバイスのパス例 :Z:\Program Files\Microsoft SQL \Data ログデバイスのパス例 :Z:\Program Files\Microsoft SQL \Log 5MSSQLserver のサービスは手動 MSSQLServer のサービスを手動にする必要がありますので いいえ を押します 6SQLServerAgent のサービスは手動 SQLServerAgent のサービスを手動にする必要がありますので いいえ を押します 7 後は単体マシンのインストールと同じです 292

293 8SID の設定現用系サーバにインストールした後 待機系へのインストールの前に 以下の処理により SQL Server のログインの SID(netiq と probe の 2 つの SID) を一致させます 1)SQLServer のクエリアナライザで現用系サーバ上の SQL サーバにログイン 'sa' にて接続し 以下のコマンドにより netiq の SID を取得します select sid from master.dbo.syslogins where name='netiq' 2) 上記コマンドにて取得した SID を テキストファイルで適当な場所にセーブしておきます 3) 続けて 以下のコマンドにより probe の SID を取得します select sid from master.dbo.syslogins where name='probe' 4) 上記コマンドにて取得した SID を テキストファイルで適当な場所にセーブしておきます 5)SQL Server のグループを CLUSTERPRO マネージャにより待機系に移動します 9 待機系での SID の設定 1) クエリアナライザで待機系サーバ上の SQL サーバに 'sa' で接続し 以下のコマンドによりログイン 'netiq' と 'probe' を作成します sp_addlogin 'netiq','netiq',default, default, 0xD3E867055C472F448D051684D579EC3D 最後の引数には現用系サーバで確認した SID を指定します 2 でセーブしたファイルからコピー & ペーストで入力してください 同様にログイン probe も作成します sp_addlogin 'probe', 'probe',default, default, 0x02AF52BCCEDC434E C145A7DD8 こちらについても 最後の引数には 4 で確認した SID を指定します 10 待機系で 現用系と同じように WebSAM AppManager リポジトリを共有ディスクにインストールします 293

294 WebSAM AppManager 管理サーバのインストール WebSAM AppManager リポジトリをインストール後 WebSAM AppManager 管理サーバを 現用系 待機系の各クラスタサーバから共有ディスクにインストールします 1.WebSAM AppManager 管理サーバのインストール手順単体マシンにインストールする手順との違いのみ記載します 1AppManager のインストール インストール先のフォルダは共有ディスクのドライブに変更してください 例 :Z:\Program Files\NetIQ 2AppManager コンポーネントの選択 AppManager 管理サーバを選択します 294

295 3 リポジトリサーバ名の変更 リポジトリサーバ名には SQL Server の仮想コンピュータ名を設定します 4 後は単体マシンのインストールと同じです 管理サーバのみクラスタ化する場合 上記の手順ではリポジトリと管理サーバを同じクラスタシステム上にクラスタ化していますが 管理サーバをリポジトリと別のクラスタシステム上にインストールすることも可能です この場合も インストールの手順は と同様ですが サービス属性の変更やスクリプトの作成は不要です フェイルオーバグループには 管理サーバで使用するフローティング IP アドレスだけをリソースとして登録し スクリプトはデフォルトのままで構いません 管理サーバはクラスタサーバ間でファイルを共有する必要がありませんので 切り替えパーティションも不要です 既にフェイルオーバグループが作成されている場合は そのグループのフローティング IP アドレスを管理サーバでも利用可能です この場合は新規にフェイルオーバグループを作成する必要はありません 295

296 2.3.8 クラスタシステム上のアプリケーションを他サーバで監 視する運用形態 CLUSTERPRO によりクラスタ化されたアプリケーションを WebSAM AppManager によって管理する場合の手順を以下に説明します WebSAM AppManager エージェントセットアップ WebSAM AppManager エージェントを各サーバ上で常に動作させ フェイルオーバの際に AppManager 側で監視項目を切り替えるようにします インアクティブの監視項目は 実行状態が インアクティブ と表示されますので どの監視項目が実行中であるかを認識できます まず 管理対象アプリケーションが動作するクラスタシステムの各クラスタサーバに WebSAM AppManager エージェントをインストールします インストール方法は通常のサーバと同じで インストール先は各サーバのローカルディスクです 共有ディスクの Oracle を監視する場合 注意事項を参照してください 次に 監視ジョブを切り替える為に AppManager オペレータコンソール画面で最初に以下の監視項目を各マシンにドラッグ & ドロップします 現用系 待機系両方(AppManager ツリービューの master) に以下の AppManager 監視項目を設定 Amadmin_SetResDependency: パラメータ値は表 2.3.8パラメータ一覧を参照してください 監視項目名 Amadmin_ SetResDependency 内容パラメータ値で指定したサービスがダウンしている間 パラメータ値で指定したジョブ ( 監視項目 ) を Pending するパラメータ説明パラメータ値 Knowledge Script/ ジョブの分 * 類必要とされる使用可能なリ C: ソース 必要とされるアクティフ なサービス オヘ レーションの成功時のイベント通知オヘ レーション成功時の警告レヘ ル 25 表 パラメータ一覧 OracleServiceSID1,OracleTNSListen er80 ( 注 :Oracle 起動時開始しているサービス名すべてを記述する ) N 296

297 2.3.9 注意事項 インストール 共有ディスク内の Oracle データベースを監視する場合 共有ディスクに存在する init ファイルを Oracle 本体がインストールされているローカルディスク内の同ディレクトリにコピーする必要があります Init ファイルは Oracle のバージョンによって異なります 例 :Oracle8.0.5 または 以降の場合 orant Database initxxx.ora (xxx はインスタンス名 ) Oracle8.1.5 の場合 oracle admin ora8i pfile init.ora 監視 Oracle の I/O 関係の監視を行う場合 ini ファイル内に記載している以下の # を取り 記述を有効にする必要があります #timed_statistics = true 管理サーバとコンソールが異なるマシンの場合 管理サーバとコンソールが異なるマシンにインストールしており AppManager オペレータコンソールから接続できない場合以下の手順を実行してください 管理サーバが Windows Server 2003 の場合に起こりやすいです 1 コンソールマシンに SQL クライアントネットワークユーティリティ をインストールします 2SQL クライアントネットワークユーティリティにおいて 全般 タブで TCP/IP を設定します 297

298 3 別名 タブで以下を設定します サーバ別名に仮想コンピュータ名を入れます TCP/IP を選択します ボートを動的に決定する のチェックを外します OK ボタンを押します 298

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