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1 インストールガイド McAfee PortalShield バージョン 1.0 for Microsoft SharePoint

2 著作権 2003 Networks Associates Technology, Inc. All Rights Reserved. このマニュアルのいかなる部分も Network Associates Technology, Inc. またはその代理店または関連会社の書面による許可なしに 形態 方法を問わず 複写 送信 転載 検索システムへの保存 および他言語に翻訳することを禁じます 許諾を得る際には 下記の Network Associates 法務部門まで書面にてご連絡ください 5000 Headquarters Drive, Plano, Texas もしくは 商標 ActiveSecurity アクティブセキュリティ Distributed Sniffer System 分散型スニファーシステム Dr Solomon's Enterprise Secure Cast エンタープライズセキュアキャスト E-Policy Orchestrator イーポリシー オーケストレイター GroupShield グループシールド McAfee マカフィー NetShield ネットシールド Network Associates Sniffer Sniffer Technologies スニファーテクノロジーズ Total Network Visibility トータルネットワークビジビリティ ViruScan WebShield ウェブシールドは米国法人 Network Associates, Inc. またはその関係会社の登録商標です Sniffer ブランドの製品は Network Associates, Inc. が製造しています 本書中のその他の登録商標及び商標はそれぞれその所有者に帰属します ライセンス情報ライセンス条項お客様へ : お客様がお買い求めになられたライセンスに従い 該当する契約書 ( 許諾されたソフトウェアの使用につき一般条項を定めるものです 以下 本契約 といいます ) をよくお読みください お買い求めになられたライセンスタイプがご不明の場合には 担当営業またはライセンス付与管理部門にご相談になるか 製品に付随する購入関係書類若しくは購入手続きにおいて別途受領された書類をご参照ください 本契約の規定に同意されない場合は 製品をインストールしないで下さい ( この場合ご購入元に速やかにご返品いただければ 所定の条件を満たすことによりご購入額全額をお返しできる場合があります ) 帰属本製品には下記のソフトウェアおよびテクノロジーが含まれている場合があります OpenSSL Toolkit で使用するために OpenSSL Project によって開発されたソフトウェア ( Eric A. Young(eay@cryptsoft.com) によって作成された暗号化ソフトウェア および Tim J. Hudson(tjh@cryptsoft.com) によって作成されたソフトウェア GNU General Public License (GPL) あるいは プログラムもしくはその一部の複製 変更 再頒布およびソースコードへのアクセスを許諾するフリーソフトウェアライセンスで使用 ( または再ライセンス ) が許可されるソフトウェアプログラム GPL では ソフトウェアを実行可能なバイナリ形式で配布する場合に そのソースコードも一緒に提供することが定められています 本製品に GPL で配布されているソフトウェアが含まれている場合 そのソースコードが製品 CD に収録されています フリーソフトウェアライセンスにより 弊社が製品のライセンス契約で規定している範囲を超えてソフトウェアプログラムの使用 複製 または変更を許諾しなければならない場合 これらの権利が本資料に記載されている権限または制約より優先されるものとします Henry Spencer によって作成されたソフトウェア Copyright 1992, 1993, 1994, 1997 Henry Spencer. Robert Nordier によって作成されたソフトウェア Copyright Robert Nordier.All rights reserved. Douglas W. Sauder によって作成されたソフトウェア Apache Software Foundation ( によって開発されたソフトウェア International Components for Unicode ( ICU ) Copyright International Business Machines Corporation and others. All rights reserved. CrystalClear Software, Inc. によって開発されたソフトウェア Copyright 2000 CrystalClear Software, Inc. FEAD Optimizer テクノロジー Copyright Netopsystems AG, Berlin, Germany. Issued September 2003 / PortalShield v1.0 DBN 007-JA

3 目次 まえがき 対象読者 表記規則 詳細情報 Network Associates の連絡先 PortalShield 1.0 について PortalShield とは PortalShield の動作方法 PortalShield の機能 SharePoint 内の文書のウイルススキャン SharePoint 内の文書のコンテンツフィルタリング SharePoint 内でのファイルのフィルタリング SharePoint Portal Server 2001 内の Web パーツスキャン McAfee epolicy Orchestrator を使用した企業全体でのロールアウト 管理 アップデート レポートの実行 インストール方法 ソフトウェアによりインストールされるコンポーネント インストールの手順 MSI によるインストール手順 PortalShield のインストールの準備 システム要件 権限と許可 PortalShield ソフトウェアの配布 重要な注意点 インストールのチェックリスト インストール後 製品ガイド iii

4 目次 4 PortalShield ソフトウェアのインストール 使用可能な言語 インストールパッケージ PortalShield の評価版 PortalShield のライセンス版 インストールファイルのダウンロード PortalShield のインストール ライセンスの選択 ファイルのインストール データベースアカウント情報の設定 インストールの続行 有効期限終了通知 評価版からライセンス版へのアップグレード サーバファームへのPortalShield のインストール コマンドラインからのPortalShield のインストール PortalShield 設定ファイルのエクスポート インストール後のシステムの変更点 PortalShield ソフトウェアのテスト Microsoft Windows パフォーマンスモニタの使用 PortalShield の修復 PortalShield の修復方法 システムからの PortalShield の削除 PortalShield アンインストールのクリーンアップ Java 2 Runtime Environment のインストール Alert Manager について Alert Manager の動作 このリリースの新機能と変更点 ポケットベルへの電子メールメッセージの送信 アラートメッセージ受信時の音声の廃止 Alert Manager での DMI メッセージングのサポート廃止 複数の言語環境に合わせてローカライズされたメッセージ Alert Manager 4.7 のインストール システム要件 Alert Manager のインストール Alert Manager のアンインストール 索引 iv PortalShield v1.0

5 まえがき このガイドには McAfee PortalShield v1.0 について 以下の情報が記載されています 製品の概要 ソフトウェアのインストール手順 また このガイドには以下の情報も記載されています McAfee Alert Manager 4.7 の概要 McAfee Alert Manager 4.7 のインストール方法 対象読者この情報は 社内のウイルス対策およびセキュリティプログラムを担当するシステム管理者またはネットワーク管理者を対象にしています また この情報は Microsoft SharePoint などのグループウェアサーバアプリケーションのインストールおよび管理を担当するネットワーク管理者にとっても関心の深い情報です インストールガイド 5

6 まえがき 表記規則このガイドでは 以下の表記規則が使用されます 太字 オプション メニュー ボタン ダイアログボックスの名前など ユーザインターフェースのすべての用語に使用します 例対象のアカウント情報を [ ユーザ名 ] と [ パスワード ] に入力します Courier システムプロンプトでのコマンドなど ユーザがそのまま入力するテキストに使用します 例エージェントを有効にするには クライアントコンピュータ上で次のコマンドラインを実行します FRMINST.EXE /INSTALL=AGENT /SITEINFO=C: \TEMP\SITELIST.XML 斜体 製品マニュアル名や マニュアル内のトピック ( 見出し ) 新しい用語の紹介 または語句を強調するために使用します 例詳細については McAfee PortalShield version 1.0 for Microsoft SharePoint 製品ガイド を参照してください < 用語 > 総称的な用語を表すために不等号括弧を使用します 例コンソールツリーの [epolicy Orchestrator] の下位にある [< サーバ >] を右クリックします 注意 警告 同一のコマンドを実行する別の方法の説明など 補足情報です ユーザ コンピュータシステム 企業 ソフトウェアのインストール またはデータを保護するための重要な警告です 6 PortalShield v1.0

7 詳細情報 詳細情報 インストールガイド *^ 製品ガイド * ヘルプ コンフィグレーションガイド * リリースノート Contact システム要件 インストール方法 および開始方法が記載されています McAfee PortalShield version 1.0 for Microsoft SharePoint インストールガイド ( このガイド ) 製品の紹介と機能の説明 ソフトウェアの詳細な設定手順 配備方法 繰り返し実行するタスク および操作手順について記載されています McAfee PortalShield version 1.0 for Microsoft SharePoint 製品ガイド 関連ガイド : McAfee Alert Manager 4.7 製品ガイド McAfee AutoUpdate Architect 製品ガイド オンラインヘルプには ソフトウェアの設定や使用に関する高度で詳細な情報が記載されています PortalShield のインターフェースからアクセスできるクイックヘルプには 現在表示されているページの関連情報や オンラインヘルプの関連トピックへのリンクが表示されます McAfee epolicy Orchestrator v2.5 および 3.0 用 epolicy Orchestrator の管理ソフトウェアを介してMcAfee Security 製品の設定 配備 管理を行う方法が記載されています McAfee PortalShield version 1.0 for Microsoft SharePointコンフィグレーションガイド ReadMe 製品情報 解決された問題 既知の問題 製品または製品のマニュアルに対する最新の変更点が記載されています Network Associates の連絡先が記載されています * 製品 CD あるいは McAfee Security ダウンロードサイトから入手可能な Adobe Acrobat.PDF 形式のファイル ^ 製品 CD に添付されている冊子のマニュアル ソフトウェアアプリケーションおよび製品 CD で提供されるテキストファイル ソフトウェアアプリケーションからアクセスするヘルプ クイックヘルプはページごとに表示することができ オンラインヘルプの詳細情報へのリンクが付いています インストールガイド 7

8 まえがき Network Associates の連絡先弊社は お客様のご意見 ご要望に基づいて 製品およびサービスを提供いたしております 弊社製品およびマニュアルで使用されている用語 表現につきまして お気づきの点がございましたら 下記の宛先まで電子メールにてお知らせください Network Associates の連絡先については この製品に付属の CONTACT ファイルをご覧ください 8 PortalShield v1.0

9 PortalShield 1.0 について 1 このセクションでは PortalShield 1.0 を紹介します また Microsoft SharePoint Server をウイルスやその他の有害または不要なコンテンツから保護する方法について説明します 以下のトピックが含まれています PortalShield とは PortalShield の動作方法 PortalShield の機能 PortalShield とは McAfee PortalShield 1.0 ソフトウェアは 以下のバージョンの Microsoft SharePoint Server をウイルスから保護し コンテンツを管理します Microsoft SharePoint Portal Server 2001 Microsoft SharePoint Portal Server 2003 Microsoft Windows SharePoint Services PortalShield の動作方法 PortalShield ソフトウェアは SharePoint に統合され 文書にウイルスや禁止されたコンテンツが含まれていないかをスキャンします PortalShield ソフトウェアは 文書がストアで読み取りまたは書き込みされるごとにスキャンし 既知のウイルスや不審なウイルスと思われる動作と比較します また PortalShield は PortalShield ソフトウェア内に定義されたルールとポリシーを使用して 文書内のコンテンツをスキャンすることもできます インストールガイド 9

10 PortalShield 1.0 について PortalShield の機能このリリースの PortalShield ソフトウェアには 主に以下の機能があります SharePoint 内の文書のウイルススキャン SharePoint 内の文書のコンテンツフィルタリング SharePoint 内でのファイルのフィルタリング SharePoint Portal Server 2001 内の Web パーツスキャン McAfee epolicy Orchestrator を使用した企業全体でのロールアウト 管理 アップデート レポートの実行 SharePoint 内の文書のウイルススキャン 説明 詳細情報 PortalShield ソフトウェアでは Microsoft SharePoint ストア内に保存されている文書にウイルススキャンを実行できます この機能の詳細については 以下のマニュアルを参照してください McAfee PortalShield 1.0 for Microsoft SharePoint 製品ガイド SharePoint 内の文書のコンテンツフィルタリング 説明 詳細情報 PortalShield ソフトウェアでは Microsoft SharePoint ストア内に保存されている文書にコンテンツスキャンを実行できます この機能の詳細については 以下のマニュアルを参照してください McAfee PortalShield 1.0 for Microsoft SharePoint 製品ガイド SharePoint 内でのファイルのフィルタリング 説明 詳細情報 PortalShield ソフトウェアでは ファイル名 拡張子 ファイルサイズ または表示された拡張子ではない実際のファイルの種類で ファイルのフィルタリングを行うことができます この機能の詳細については 以下のマニュアルを参照してください McAfee PortalShield 1.0 for Microsoft SharePoint 製品ガイド 10 PortalShield v1.0

11 PortalShield の機能 SharePoint Portal Server 2001 内の Web パーツスキャン 説明 詳細情報 PortalShield ソフトウェアでは Microsoft SharePoint Portal Server 2001 内の Web パーツをスキャンして ウイルスや禁止されたコンテンツが含まれていないか検査することができます この機能の詳細については 以下のマニュアルを参照してください McAfee PortalShield 1.0 for Microsoft SharePoint 製品ガイド McAfee epolicy Orchestrator を使用した企業全体でのロールアウト 管理 アップデート レポートの実行 Ab 説明 McAfee PortalShield 1.0 と McAfee epolicy Orchestrator を統合することにより Microsoft SharePoint システム全体で PortalShield ソフトウェアのロールアウト 管理 アップデートを集中的に実行できます また epolicy Orchestrator により PortalShield アクティビティのレポートを集中管理できます 利点企業全体で PortalShield ソフトウェアの実装を集中的に管理することにより システムの管理やアップデートに費やす時間を短縮できます 実行方法 epolicy Orchestrator を使用して PortalShield のロールアウト 設定 および管理を行う方法については 以下のマニュアルに記載されています McAfee PortalShield 1.0 for Microsoft SharePoint コンフィグレーションガイド インストールガイド 11

12 PortalShield 1.0 について 12 PortalShield v1.0

13 インストール方法 2 この章では McAfee PortalShield 1.0 for Microsoft SharePoint のインストール方法を説明します PortalShield のインストールには Microsoft Windows インストーラを使用します Windows インストーラを使用すると ソフトウェアのインストールのほかに 破損した PortalShield を修復したり システムから完全にソフトウェアを削除したりできます PortalShield for Microsoft SharePoint をインストールすると 同時に次のコンポーネントがインストールされます McAfee エラーレポートサービス McAfee 製品のエラーをバックグラウンドで監視します ( 詳細については McAfee PortalShield 1.0 for Microsoft SharePoint 製品ガイド を参照してください ) また PortalShield にアラート機能を持たせるために 以下をインストールすることもできます McAfee Alert Manager 4.7 (43 ページの Alert Manager について を参照 ) インストールガイド 13

14 インストール方法 ソフトウェアによりインストールされるコンポーネントインストールが完了すると 以下のコンポーネントを使用して ウイルスおよび有害なソフトウェアやコンテンツから Microsoft SharePoint Server を保護することができます オンアクセススキャナ PortalShield オンアクセススキャナは Microsoft SharePoint ドキュメントストアで書き込みまたは読み込みが行われる文書に ウイルス感染や定義されたポリシーやルールで禁止されているコンテンツが含まれていないかどうかを監視します スケジュールが設定されたオンデマンドスキャナ ドキュメントストアにウイルスや禁止されたコンテンツが含まれていないことを確認するために PortalShield にはオンデマンドスキャナがあります オンデマンドスキャナを実行するスケジュールの作成や スキャン対象のドキュメントストアやフォルダの選択ができます McAfee コンテンツ管理モジュール McAfee コンテンツ管理モジュールを使用すると SharePoint ドキュメントストア内で書き込みまたは読み込みが行われる文書のコンテンツをスキャンする場合に使用するルールを設定することができます McAfee Common Management Agent PortalShield では McAfee Common Management Agent を使用して ウイルス定義 (DAT) ファイルとウイルススキャンエンジンファイルを最新に保ちます McAfee ファイルフィルタリングモジュール ルールを設定し 禁止された形式のファイルが SharePoint ストアに書き込みまたは読み取りされたときに アクションを実行することができます McAfee 破損ファイル管理モジュール PortalShield では McAfee 破損ファイル管理モジュールを使用して SharePoint ストアに書き込みまたは読み取りされる破損ファイルを処理します McAfee 暗号化ファイル管理モジュール PortalShield では McAfee 暗号化ファイル管理モジュールを使用して SharePoint ストアに書き込みまたは読み取りされる暗号化ファイルを処理します 14 PortalShield v1.0

15 インストールの手順 McAfee Alert Manager ( 個別にインストール ) Alert Manager は ユーザやその他の管理者にウイルス攻撃を通知するためのアラートオプションを McAfee ウイルス対策製品で利用できるようにするためのユーティリティです アラートは 個別に使用することも 作業環境に合うように組み合わせて使用することもできます 詳細については 43 ページの Alert Manager について を参照してください 製品のコンポーネントや主な機能については McAfee PortalShield 1.0 for Microsoft SharePoint 製品ガイド を参照してください インストールの手順 Microsoft SharePoint Server へ PortalShield をインストールするには 次の 2 つの手順を実行します Microsoft Windows インストーラ (MSI) によるソフトウェアのインストール すべての必要なファイルがインストールされ レジストリキーが作成されます システムに合わせた PortalShield の設定 MSI によるインストール手順 MSI を使用してインストールすると 必要なファイルとレジストリの設定がコピーされます この手順が終了すると PortalShield によるウイルスおよび禁止されたコンテンツの検出が開始されます この手順では 以下の操作が行われます 推奨されるデフォルトフォルダまたはディスク上の別のフォルダへ PortalShield をインストールできます インストールを停止した場合 システムへの変更は最低限に抑えられます PortalShield のサービスがインストールされ 開始されます PortalShield をアンインストールすると 元のファイルやレジストリ設定はすべて削除されます 注意インストール後に作成されたファイルやフォルダやレジストリエントリは ソフトウェアのアンインストール時には削除されません インストールガイド 15

16 インストール方法 16 PortalShield v1.0

17 PortalShield のインストールの準備 3 PortalShield for Microsoft SharePoint をインストールする前に この章をよくお読みください システム要件 PortalShield をインストールする前に サーバが以下の要件を満たしていることを確認してください 表 3-1. システム要件 - サーバ インテルベースのサーバ プロセッサ メモリ Pentium 300 MHz 以上 256MB 以上 ハードディスクの空き容量 Microsoft SharePoint がインストールされているハードディスクに 500MB 以上の空き容量 システムドライブに 200MB 以上の空き容量 オペレーティングシステム Microsoft Windows 2000 Server SP3 以上または Microsoft Windows Server 2003 その他のソフトウェア Microsoft Internet Information Server (IIS) v5 以上 Microsoft SharePoint Portal Server 2001 SP 1 (Microsoft fix Q インストール済み ) またはSP 2a 以上または Microsoft SharePoint Portal Server v2 または Microsoft Windows SharePoint Services v2 Microsoft Internet Explorer 5.5 SP1 以上 Java 2 Standard Edition Runtime Environment 一般 CD-ROM ドライブ (CD からインストールする場合 ) またはインターネット接続 (McAfee ダウンロードサイトからインストールする場合 ) インストールガイド 17

18 PortalShield のインストールの準備 PortalShield のユーザインターフェースは 解像度が 1024x768 以上のモニタでの表示に最適化されています 権限と許可 PortalShield のインストールと管理を行うには ローカルの管理者として Microsoft Windows にログオンする必要があります これにより ソフトウェアのインストールに必要な権限と許可が与えられます PortalShield ソフトウェアの配布弊社では Network Associates Web サイトからダウンロード可能な圧縮ファイルや以下の McAfee ソフトウェア CD など 複数の方法で PortalShield を配布しています PortalShield for Microsoft SharePoint PortalShield プログラムのアーカイブをダウンロード または McAfee インストール CD をコンピュータの CD-ROM ドライブにセットしたら 23 ページの PortalShield のインストール のインストール手順に従ってください 重要な注意点インストールを始める前に 以下の点を確認してください Microsoft SharePoint Portal Server このバージョンの SharePoint を使用する場合 PortalShield のすべての機能を利用するには SP1 と Microsoft fix Q または SP 2a 以降をインストールする必要があります Microsoft fix Q がインストールされているかどうかを確認するには Program Files\SharePoint Portal Server フォルダに qfe サブフォルダがあるか確認してください このサブフォルダは Microsoft fix をインストールした場合にのみ作成されます PortalShield では 禁止されたコンテンツやウイルス対策機能の一部に Java アプレットと ActiveX コントロールを使用しています これらの機能を正常に動作させるには Microsoft Internet Explorer で Java アプレットと ActiveX コントロールの使用を許可する設定を行う必要があります PortalShield では Java 2 Standard Edition Runtime Environment がインストールされている必要があります インストールファイルは PortalShield のインストールに含まれています また PortalShield のインターフェースを最初に実行するときに このソフトウェアがインストールされていない場合は インストールを求めるプロンプトが表示されます 18 PortalShield v1.0

19 インストールのチェックリスト Microsoft SharePoint Portal Server 2003 での旧バージョンと互換性のあるストレージの使用 - Microsoft SharePoint Portal Server 2003 システムに以前のバージョンと互換性のあるドキュメントライブラリが含まれている場合 PortalShield ではこのライブラリ内の文書をスキャンすることはできません PortalShield でスキャンできるのは SQL データベース内に格納されている文書だけになります Microsoft SharePoint Portal Server 2003 または Microsoft Windows SharePoint Services にインストールすると PortalShield インターフェースでは SharePoint の管理者ページで定義された HTTP ポートが使用されます PortalShield のインストール後にこのポートを変更すると Microsoft 社が提供する STSADM.EXE ツールを使用して 変更された HTTP ポートへリンクする必要があります Microsoft SharePoint Portal Server 2003 または Microsoft Windows SharePoint Services に PortalShield をインストールした場合 インストールの完了後に Internet Information Services (IIS) を再起動する必要があります このため しばらくの間 Microsoft SharePoint への Web アクセスができなくなります SharePoint Server に既に PortalShield がインストールされている場合に 既存の Microsoft SharePoint を Microsoft SharePoint Portal Server 2003 へアップグレードすると PortalShield の仮想ディレクトリが削除されます この仮想ディレクトリを再作成するには 元のインストールファイルから PortalShield の修復を実行する必要があります 詳細については 41 ページの PortalShield の修復 を参照してください インストールのチェックリスト PortalShield をインストールする前に 次のチェックリストを使用して システムが PortalShield セットアッププログラムを実行できるよう正しく設定されているか また プログラムのインストールに必要な情報が揃っているかどうかを確認してください 表 3-2. インストールのチェックリスト PortalShield をインストールする Microsoft Windows オペレーティングシステムおよび Microsoft SharePoint に対する管理者権限がある コンピュータに CD ドライブがある (CD を使用して Microsoft SharePoint に PortalShield をインストールする場合 ) インストール先のコンピュータから弊社の Web サイトにアクセスできる (PortalShield をダウンロードする場合 ) インストールガイド 19

20 PortalShield のインストールの準備 表 3-2. インストールのチェックリスト ( 続き ) インストール先のコンピュータが 17 ページの システム要件 に記載されている最小要件を満たしている PortalShield をインストールする場合に必要となるすべてのインストールアカウントに対する正しい権限と許可がある これには ネットワークとドメインに対する権限およびリモート SQL サーバへのユーザ認証情報が含まれます (SharePoint で使用されている場合 ) インストール後インストール後に以下の操作を実行してください ウイルス定義 (DAT) ファイルとウイルススキャンエンジンファイルをアップデートします SharePoint ストアでブロックする禁止されたコンテンツおよび禁止されたファイルタイプを設定して適用します PortalShield のインストール後に実行するオンデマンドスキャンのスケジュールを設定し Microsoft SharePoint ドキュメントストアにウイルスおよび禁止されたコンテンツが含まれていないことを確認します サーバの負荷が低い時にスキャンを実行するように スケジュールを設定します オンデマンドスキャンの設定やスケジュールについては McAfee PortalShield 1.0 for Microsoft SharePoint 製品ガイド を参照してください 20 PortalShield v1.0

21 PortalShield ソフトウェアのインストール 4 このセクションでは 以前のバージョンの McAfee PortalShield がインストールされていない単一の Microsoft SharePoint Server に PortalShield をインストールする方法を説明します この場合 PortalShield をインストールする前に Microsoft SharePoint がインストール先のサーバに存在している必要があります 以降のセクションでは 次の場合での PortalShield のインストール方法を説明します 36 ページの コマンドラインからの PortalShield のインストール 35 ページの サーバファームへの PortalShield のインストール 使用可能な言語 PortalShield for Microsoft SharePoint は次の言語で表示することができます 英語 フランス語 ドイツ語 スペイン語 日本語 中国語 ( 簡体字 ) PortalShield の各言語バージョンは 言語固有のインストールファイルからインストールされます インストールする PortalShield の言語バージョン用の正しいインストールファイルであるかどうかを確認してください PortalShield インターフェースでは コンピュータのロケール設定に基づいた表示言語が選択されます コンピュータの設定が上記の言語のいずれかと一致する場合はその言語が選択され PortalShield のインターフェースがこの言語で表示されます 一致する言語がない場合は PortalShield ではデフォルトで英語が選択されます インストールガイド 21

22 PortalShield ソフトウェアのインストール インストールパッケージ PortalShield には 以下の 2 種類のインストールバージョンがあります PortalShield 評価版 PortalShield ライセンス版 PortalShield の評価版 PortalShield の評価版では PortalShield ソフトウェアの全機能が使用できます ウイルススキャン コンテンツルールとファイルのフィルタリングルールの設定 禁止されたコンテンツおよびファイルタイプのスキャン ウイルス定義 (DAT) ファイルとウイルススキャンエンジンファイルのアップデートが実行できます PortalShield の評価版では 以下の Microsoft SharePoint を保護することができます Microsoft SharePoint Portal Server 2001 Microsoft SharePoint Portal Server 2003 Microsoft Windows SharePoint Services PortalShield の評価版の有効期間は 90 日間です 期限が過ぎると SharePoint Server 内でウイルスや禁止されたコンテンツをスキャンすることはできません PortalShield の評価版では 製品の [ 有効期限終了通知 ] ページが定期的に表示されます このページには ライセンスの種類 ライセンスの期限 現在のライセンスが終了するまでの残り日数が表示されます PortalShield のライセンス版製品の完全なライセンス版をインストールするには PortalShield のライセンス版のインストールパッケージを使用します PortalShield のライセンス版では 以下の Microsoft SharePoint を保護することができます Microsoft SharePoint Portal Server 2001 Microsoft SharePoint Portal Server 2003 Microsoft Windows SharePoint Services 22 PortalShield v1.0

23 インストールファイルのダウンロード 1 ハードディスクに一時ディレクトリを作成します インストールファイルのダウンロード 2 次の Web サイトに接続して PortalShield ソフトウェアパッケージを取得します 3 PortalShield セクションを指定して アーカイブフォルダを一時ディレクトリに解凍します ZIP アーカイブの解凍ユーティリティは 大部分の電子サービスから入手することができます PortalShield のインストール PortalShield の評価版とライセンス版のインストール手順はほぼ同じです 片方だけに当てはまる手順は 分かりやすいように強調して記載されています 1 開いているすべての SharePoint ダイアログボックスを閉じ 実行中のアプリケーションをすべて終了します 2 PortalShield をダウンロードした一時ディレクトリ またはインストール CD で portalshield.msi をダブルクリックして インストールウィザードを開きます 図 4-1. PortalShield インストールウィザードへようこそ 評価版またはライセンス版用の [McAfee PortalShield インストールウィザードへようこそ ] ダイアログボックスが開き その直後に [Network Associates エンドユーザライセンス約款 ] パネルが表示されます インストールガイド 23

24 PortalShield ソフトウェアのインストール ライセンスの選択パネルにはライセンスの種類のオプションが表示されます 評価版の場合 評価版のソフトウェアをインストールする場合 本書に記載されているインストール手順とは以下の点が異なります コンピュータのシステム言語に関係なく ライセンス約款は常に英語で表示され ライセンスの種類のオプションは選択できなくなっています 図 4-2. 評価版のエンドユーザライセンス約款 評価版のソフトウェアの有効期間を表示するパネルが開きます [OK] をクリックしてライセンス約款を表示します [ 購入 ] をクリックすると 弊社の Web サイトにアクセスし ソフトウェアを購入することができます 図 4-3. 評価版の情報画面 24 PortalShield v1.0

25 PortalShield のインストール 1 評価版のパネルで [OK] をクリックし ライセンス情報を表示します 2 評価版のソフトウェアを使用する国や地域を選択します 3 ライセンス約款全体を熟読し 次のいずれかの操作を実行してください ライセンス約款に同意する場合は [ ライセンス約款に同意します ] を選択します [OK] をクリックして続行します ライセンス約款に同意せず インストールを中止する場合は [ キャンセル ] をクリックします ライセンス版の場合ライセンス約款が表示されます 図 4-4. ライセンス版のエンドユーザライセンス約款 1 適切なライセンスのタイプとソフトウェアを購入した国または地域を選択します 購入したライセンスに一致するタイプを選択してください ライセンスのタイプがわからない場合は ソフトウェアの販売者にお問い合わせください 注意このパネルでは 適切な言語でライセンス約款を表示するためにシステムフォントが使用されます 必要なフォントを使用できない場合 正しく表示されないことがあります この場合は ソフトウェアに同梱されているライセンス PDF ファイルにある適切なライセンスをお読みください インストールガイド 25

26 PortalShield ソフトウェアのインストール 2 ライセンス約款全体を熟読し 次のいずれかの操作を実行してください ライセンス約款に同意する場合は [ ライセンス約款に同意します ] を選択します [OK] をクリックして続行します ライセンス約款に同意せず インストールを中止する場合は [ キャンセル ] をクリックします ライセンス約款に同意すると [ インストールウィザードへようこそ ] 画面が再び表示されます ファイルのインストールこれ以降 PortalShield の評価版とライセンス版のインストール手順は同じです 以下のパネルが表示されます 図 4-5. [ インストールウィザードへようこそ ] 画面 26 PortalShield v1.0

27 PortalShield のインストール 1 [ 次へ ] をクリックし [ インストール先フォルダ ] ダイアログボックスを開きます 図 4-6. [ インストール先フォルダ ] 画面 2 [ 次へ ] をクリックすると デフォルトのフォルダにソフトウェアがインストールされます 別のインストールフォルダを指定する場合は [ 参照 ] をクリックしてフォルダを指定し [OK] をクリックします [ 次へ ] をクリックすると 選択されたフォルダにソフトウェアがインストールされます [ アプリケーションをインストールする準備ができました ] ダイアログが表示されます インストールガイド 27

28 PortalShield ソフトウェアのインストール データベースアカウント情報の設定 注意この手順は リモート SQL データベースを使用する Microsoft SharePoint Portal Server 2003 および Windows SharePoint Services にのみ当てはまります 図 4-7. リモート SQL 認証情報のダイアログ a b SharePoint によって使用されるリモート SQL データベースのアカウント認証情報 ( ドメインおよびユーザ名 パスワード ) を入力します [ 次へ ] をクリックします リモート SQL サーバでアカウントの認証情報が確認されます アカウントが解決されない場合 警告のダイアログボックスが表示されます 図 PortalShield v1.0

29 PortalShield のインストール 入力したユーザ認証情報を再確認してください 入力した情報が確実に正しい場合は 警告を 無視 し この 解決されていない アカウント情報を使用して PortalShield をインストールできます インストールの続行 図 4-9. [ アプリケーションをインストールする準備ができました ] 画面 3 [ 次へ ] をクリックして続行します [ システムの更新 ] ダイアログボックスが開き 進行状況が表示されます PortalShield ファイルがコピーされ ソフトウェアがインストールされます インストールガイド 29

30 PortalShield ソフトウェアのインストール 図 [ システムの更新 ] 画面 注意ファイルのコピー中に [ キャンセル ] をクリックすると 確認のウィンドウが表示されます ここでは [ セットアップを終了 ] を選択してシステムをインストール前の状態に戻すか または [ 再開 ] を選択してインストールを続行することができます Microsoft インストーラ (MSI) によってインストールが開始されると インストールを中止することはできません インストールが完了すると [McAfee PortalShield のインストールが完了しました ] ダイアログボックスが表示されます 30 PortalShield v1.0

31 PortalShield のインストール 図 [ インストールが完了しました ] 画面 4 [McAfee PortalShield のインストールが完了しました ] ダイアログボックスには PortalShield のインストール完了時に Readme ファイルを表示したり PortalShield インターフェースを起動したり ウイルス定義 (DAT) ファイルやウイルススキャンエンジンをアップデートしたりするためのオプションがあります 実行したくないアクションは 選択を解除してください 5 [ 完了 ] をクリックすると PortalShield のインストールが完了し 選択したオプションが実行されます 注意 PortalShield インターフェースが初めて表示されるときに Java Runtime Environment がインストールされていないと Java Runtime エンジンをインストールするように求められます このソフトウェアは PortalShield インターフェースで必要です インストールガイド 31

32 PortalShield ソフトウェアのインストール 有効期限終了通知 PortalShield ソフトウェア評価版または有効期間の終了に近づいているライセンス版を使用している場合は PortalShield インターフェースに通知のページが頻繁に表示されます 図 [ 有効期限終了通知 ] ページ 通知のページを閉じるには [ 同意する ] をクリックします 評価またはライセンスの期間が終了すると PortalShield では DAT ファイルやエンジンファイルのアップデートができなくなるため ウイルスおよび禁止されたファイルタイプや禁止されたコンテンツのスキャンも停止されます 32 PortalShield v1.0

33 PortalShield のインストール 評価版からライセンス版へのアップグレード PortalShield の評価版をライセンス版にアップグレードする場合は 弊社または販売担当までお問い合わせください 必要な手続きが終了すると LicensePS.exe ファイルまたはファイルへのリンクを提供いたします PortalShield のライセンス版へのアップグレード 1 PortalShield サーバ上の一時フォルダに LicensePS.exe をコピーまたはダウンロードします 2 LicensePS.exe を実行します このファイルを実行すると McAfee PortalShield の McAfee アクティベーションパッケージインストールウィザードが実行されます 図 アクティベーションパッケージのウィザードの画面 3 [ 次へ ] をクリックします 4 [Network Associates エンドユーザライセンス約款 ] 画面から適切なライセンスのタイプを選択します インストールガイド 33

34 PortalShield ソフトウェアのインストール 図 ライセンス版のエンドユーザライセンス約款 5 表示されたライセンス情報をよくお読みください 6 [ ライセンス約款に同意します ] を選択します 7 [OK] をクリックします [ アクティベーションが完了しました ] 画面が表示されます 図 [ アクティベーションが完了しました ] 画面 34 PortalShield v1.0

35 サーバファームへの PortalShield のインストール 8 [ 完了 ] をクリックして PortalShield のライセンス版のアクティベーションを完了します サーバファームへの PortalShield のインストール Microsoft 社では 多数のサーバ上に SharePoint をインストール可能にすることにより ホスティングされている SharePoint Portal の機能や可用性を強化しています また Microsoft 社ではこれらのインストールを サーバファーム と呼んでいます この種の SharePoint を保護するには PortalShield を正しくインストールして設定する必要があります サーバファーム内の以下のサーバ上に PortalShield をインストールする必要があります Portal サイトをホスティングするすべてのフロントエンド Web サーバ Windows SharePoint Services のチームサイトをホスティングするすべてのフロントエンド Web サーバ 以下の目的で使用されるサーバには SharePoint がインストールされていても PortalShield をインストールする必要はありません 検索サーバ インデックス管理サーバ ジョブサーバ Microsoft SQL Server 注意これらのサーバでも Windows SharePoint Services のチームサイトがホスティングされている場合は PortalShield をインストールして Windows SharePoint Services のサイトを保護する必要があります 上記のサーバに PortalShield をインストールする場合は 23 ページの PortalShield のインストール に記載されている手順に従ってください インストールガイド 35

36 PortalShield ソフトウェアのインストール コマンドラインからの PortalShield のインストール msiexec コマンドを使用して コマンドラインから PortalShield をインストールすることができます このコマンドにより PORTALSHIELD.MSI インストールプログラムが実行されます コマンドラインから PortalShield をインストールする方法 1 zip ファイルを解凍し Microsoft SharePoint Server 上のローカルドライブに展開したファイルを保存します 2 コマンドラインから msiexec を実行します 警告以前のバージョンの PortalShield for Microsoft SharePoint がインストールされているシステムでは コマンドラインから直接 msiexec を実行しないでください msiexec の構文は以下のとおりです Msiexec /q /i <msi のパス >portalshield.msi [INSTALLDIR=< インストールディレクトリのパス >] [PSCONFIGFILE=<XML 設定ファイル >] [SITELIST=<XML サイトリストファイル >] [NOUPDATENOW=Y] [REMOTESQLUSER=< ドメイン \ ユーザ > REMOTESQLPWD=< パスワード >] 注意コマンドは 1 行で入力してください 各パラメータと値は スペースを入れないで等号でつないでください パスにスペースを入れる必要がある場合は 値を二重引用符 ( ) で囲んでください たとえば INSTALLDIR="C:\Program Files\Network Associates" のように指定します 括弧内のパラメータは省略可能です これらのパラメータには次の機能があります /q インストールを無人モード ( サイレントモード ) に設定します /i <msi のパス >portalshield.msi インストールに使用される PortalShield MSI ファイルを指定します INSTALLDIR=< インストールディレクトリのパス > PortalShield をインストールするディレクトリを指定します 指定したパスに McAfee PortalShield というサブディレクトリが追加されます 36 PortalShield v1.0

37 コマンドラインからの PortalShield のインストール PSCONFIGFILE=<XML 設定ファイル > McAfeeConfigXML.cfg 設定ファイルを指定します これは ネットワーク上の別の PortalShield サーバから作成されたファイルで インストール時にデフォルトの設定ファイルと置換されます 絶対パスを入力する必要があります PortalShield から設定ファイルをエクスポートする方法については 37 ページの PortalShield 設定ファイルのエクスポート を参照してください PortalShield をデフォルト設定でインストールする場合は [PSCONFIGFILE] パラメータは必要ありません SITELIST=<XML サイトリストファイル > SiteList.xml ファイルの絶対パスを指定します このファイルはインストール時に Common Framework に登録されます NOUPDATENOW=Y インストールの完了時にアップデートを実行しません REMOTESQLUSER=< ドメイン \ ユーザ > REMOTESQLPWD=< パスワード > リモートデータベースへのアクセスに使用されるアカウントの認証情報を指定します この認証情報は リモート SQL データベースを使用する Microsoft SharePoint システム上に PortalShield がインストールされている場合に使用されます 注意 Microsoft SharePoint のインストール時に入力した設定データベース管理用の認証情報と同一の情報を使用するようにしてください また このアカウントは McAfee PortalShield をインストールするサーバ上のパワーユーザーグループおよびローカル管理者グループのメンバである必要があります PortalShield 設定ファイルのエクスポート 注意設定ファイルを作成できるのは ネットワーク上に PortalShield が 1 つ以上インストールされている場合に限ります 1 設定のコピー元となるサーバ上で PortalShield インターフェースを開きます 2 [ 設定 ] タスクリストで [ 設定のインポートとエクスポート ] をクリックします 3 [ 設定のエクスポート ] エリアで [ 保存 ] をクリックします Internet Explorer の [ ファイルのダウンロード ] ダイアログが表示されます インストールガイド 37

38 PortalShield ソフトウェアのインストール 4 [ 保存 ] をクリックします 5 設定情報の保存場所を指定して [ 保存 ] をクリックします この設定ファイルのデフォルト名は 以下のとおりです McAfeeConfigXML.cfg このファイルを使用して サイレントインストール中に PortalShield のデフォルト設定を上書きすることができます インストール後のシステムの変更点初めて PortalShield をインストールした場合 システムには以下の変更が見られます インストール中に指定したディレクトリに製品がインストールされています PortalShield によってログまたはファイルの隔離が実行されると PortalShield をインストールしたサーバ上に検出アイテムのデータベースが作成されます 以下のサービスがシステムに追加され [ サービス ] コンソールに表示されます これらのサービスは PortalShield がインストールされると自動的に開始します McAfee PortalShield Microsoft SharePoint Portal Server 2001 では このサービスは Microsoft SharePoint インフォメーションストア (MSExchangeIS) サービスおよび World Wide Web Publishing サービスに依存しています Microsoft SharePoint の以降のバージョンでは このサービスには外部との依存関係はありません McAfee Framework Service サーバ上に他の McAfee ウイルス対策ソフトウェアがインストールされている場合 このサービスがすでにシステムに存在していることがあります Network Associates Alert Manager サービス ( インストールした場合 ) McAfee Alert Manager 4.7 をインストールした場合 このサービスがインストールされています Network Associates エラーレポートサービス このサービスは Windows サービスとしては実行されませんが システムの起動時に開始され バックグランドで実行されます インストール済みの弊社製品が正常に実行されているかどうかをモニタします 38 PortalShield v1.0

39 PortalShield ソフトウェアのテスト PortalShield ソフトウェアのテストウイルス対策製品の標準テストファイルである EICAR は 製品が正しくインストールされていることを検証するために 世界中のウイルス対策製品のメーカーが共同で作成したファイルです 1 インストール結果をテストするには 以下の行を改行せずにコピーしてファイルを作成し EICAR.COM という名前で保存します 注意 Microsoft SharePoint Portal Server 2003 と Microsoft Windows SharePoint Services では 自動的に.COM ファイルがブロックされます このため SharePoint のこれらのバージョンではこのファイルを EICAR.TXT という名前で保存します X5O!P%@AP[4\PZX54(P^)7CC)7}$EICAR-STANDARD-ANTIVIRUS-TEST-FI LE!$H+H* 注意ファイルの作成には Word やワードパッドではなくプレーンテキスト用のテキストエディタを使用してください サーバ上に McAfee VirusScan Enterprise などの他のウイルス対策ソフトウェアがインストールされている場合 このテストの実行中はこれらのソフトウェアを無効にする必要があります これにより 既存のウイルス対策ソフトウェアによってファイルが検出されるのを防ぎます ファイルサイズは 68 または 70 バイトになります 2 オンアクセススキャナをテストするには PortalShield ソフトウェアを起動して EICAR.COM ファイルを Microsoft SharePoint ドキュメントストアに追加します オンアクセススキャナで EICAR テストファイルの検出が報告されます 3 PortalShield オンデマンドスキャナをテストするには 以下の手順に従ってオンアクセススキャンを無効にします Microsoft SharePoint Portal Server 2001 の場合 a [PortalShield ホーム ] ページの上部で [ オンアクセススキャン : 有効 ] をクリックします 次に オンアクセススキャナを無効にして [ 適用 ] をクリックします インストールガイド 39

40 PortalShield ソフトウェアのインストール Microsoft SharePoint Portal Server 2003 または Microsoft Windows SharePoint Services の場合 a b c [ スタート ] [ プログラム ] [SharePoint Portal Server] [SharePoint Central Administration] の順にクリックし Microsoft SharePoint 管理インターフェースを開きます [Security Configuration] の下の [Configure anti-virus settings] をクリックします [Scan documents on upload] および [Scan documents on download] チェックボックスを非選択にします 4 ドキュメントストアから以前使用した EICAR.COM を削除します 5 EICAR.COM をドキュメントストアにもう一度追加します ドキュメントストアに対するオンデマンドスキャンスケジュールを設定します PortalShield ソフトウェアで EICAR テストファイルの検出が報告されます 6 テストが終了したら 他のユーザに通知されないようにこのファイルを削除してください 7 オンアクセススキャンを再度有効にし システム内のウイルスおよび不要なファイルやコンテンツに対する防御を有効にします 注意 EICAR テストファイルはウイルスではありません 8 テスト中に無効にしたウイルス対策ソフトウェアは必ず再度有効にしてください Microsoft Windows パフォーマンスモニタの使用 Microsoft パフォーマンスモニタを使用して PortalShield の評価やモニタを行う場合は パフォーマンスモニタに表示される情報の一部が スキャンした文書数を直接には反映していない場合があることにご注意ください パフォーマンスモニタには PortalShield がスキャンしたアイテム数が表示されますが この数がチェックした文書数に一致しない場合があります 40 PortalShield v1.0

41 PortalShield の修復 PortalShield の修復 Microsoft Windows インストーラを使用すると PortalShield のインストールファイルおよびレジストリキーが使用できなくなった場合に再インストールや修復を行うことができます 次の場合にソフトウェアの修復ができます 1 つ以上のファイルが期限切れ 消失 または破損した場合 1 つ以上のレジストリの値を書き直す必要がある場合 PortalShield の修復方法 1 PortalShield のインストール元の場所に移動し portalshield.msi をダブルクリックして [ アプリケーションのメンテナンス ] ダイアログボックスを開きます 2 [ 修復 ] オプションを選択し [ 次へ ] をクリックします [ アプリケーションを修復する準備ができました ] ダイアログボックスが表示されます 3 [ 次へ ] をクリックして修復を開始します [ システムの更新 ] ダイアログが開き 修復状況が表示されます 4 終了したら [ 完了 ] をクリックします システムからの PortalShield の削除 PortalShield の削除は Microsoft Windows インストーラを使用するか またはコントロールパネルから標準の [ アプリケーションの追加と削除 ] 機能を使用して実行することができます 警告 Microsoft SharePoint を削除する場合は まず PortalShield を削除する必要があります SharePoint を削除する前に PortalShield を削除しないと システムから PortalShield が自動的に削除されなくなります これは SharePoint を削除すると PortalShield の仮想ディレクトリが削除されるためです PortalShield を削除すると ユーザはウイルスに対して無防備な状態になります 確実に防御が不要になった場合にのみ プログラムを削除してください インストールガイド 41

42 PortalShield ソフトウェアのインストール 1 PortalShield をインストールした場所に移動し portalshield.msi をダブルクリックします 2 [ アプリケーションのメンテナンス ] ダイアログボックスで [ 削除 ] を選択し [ 次へ ] をクリックします [McAfee PortalShield アンインストール ] ダイアログボックスが開き 以下のメッセージが表示されます このウィザードを実行すると コンピュータから McAfee PortalShield が削除されます 実行しますか? [McAfee PortalShield アンインストール ] ダイアログボックスで [ キャンセル ] をクリックすると 確認のウィンドウが開きます [ セットアップを終了 ] をクリックするとアンインストール処理を終了します アンインストールを実行すると システムは PortalShield のインストール前の状態に戻ります [ 再開 ] をクリックすると 停止した個所からアンインストールを続行します 3 [ 次へ ] をクリックして PortalShield を削除します PortalShield サービスが停止し PortalShield 1.0 for Microsoft SharePoint がシステムから削除されます これには数分かかる場合があります 4 処理が終了したら [ 完了 ] をクリックしてダイアログボックスを閉じます PortalShield アンインストールのクリーンアップ PortalShield の削除中に Microsoft インストーラによって削除するファイルが決められます アンインストールされるのは 元のインストールの一部のファイルだけです 検出アイテムのデータベースやデバッグログファイルなど PortalShield の操作中に生成された情報が格納されているファイルは削除されません PortalShield のアンインストール後に残ったファイルを保持するか削除するかは ユーザが判断してください Java 2 Runtime Environment のインストール PortalShield ユーザインターフェースには Java 2 Runtime Environment が必要です Web ブラウザで必要とされる場合には インストールを求めるプロンプトが表示されます Internet Explorer のセキュリティ警告画面で [ はい ] を選択し 画面に表示される手順に従ってください 42 PortalShield v1.0

43 Alert Manager について 5 McAfee Alert Manager 4.7 を使用すると ウイルス対策クライアントまたはサーバでウイルスが検出されたときに すぐに通知を受け取ることができます アラート機能は ウイルス対策ソフトウェアに組み込まれています ( デスクトップコンピュータ用の VirusScan Enterprise 7.0 ドキュメントサーバ用の PortalShield や電子メールサーバ用の GroupShield およびその他の弊社のクライアント / サーバのセキュリティ管理ソリューションなど ) Alert Manager は ネットワーク内のコンピュータでウイルスが検出されると アラートを受信してユーザに通知します また アラートの発生時に実行する様々なオプションを提供します Alert Manager では 以下の基本的なアラート設定ができます アラートの通知先と通知方法 ウイルス対策ソフトウェアによって生成されたアラートの通知先と通知方法を設定します メッセージは ワークステーションのユーザやウイルス対策の管理者に送信できます また ネットワークポップアップメッセージ 電子メール 印刷したメッセージ SNMP トラップなど 様々なアラート通知方法を利用できます アラートの内容 メッセージテキストと個々のアラートの優先度を設定します また 特定のアラートを必要に応じて無効にすることもできます PortalShield インストールガイドのこのセクションには 次の内容が記載されています 44 ページの Alert Manager の動作 45 ページの このリリースの新機能と変更点 47 ページの Alert Manager 4.7 のインストール インストールガイド 43

44 Alert Manager について Alert Manager の動作 Alert Manager は ウイルス対策ソフトウェアによって生成されたアラートとイベントをリアルタイムで処理します 標準的な設定では Alert Manager は中央サーバに常駐し ネットワーク上のクライアントまたはサーバのウイルス対策ソフトウェアによって送信されるアラートイベントをリスンします これらのウイルス対策ソフトウェアには Alert Manager にアラートを送信するように設定されたワークステーションまたはサーバ上のアプリケーション (VirusScan Enterprise 7.0 など ) や チームサーバアプリケーション (PortalShield など ) や メールサーバアプリケーション (GroupShield など ) が該当します 図 5-1. Alert Manager にイベントを送信するワークステーションおよびサーバ上のウイルス対策ソフトウェア 通常 クライアントのウイルス対策アプリケーションで Alert Manager による通知を有効にして アプリケーションから Alert Manager に通知を送信できるようにします Alert Manager がインストールされているサーバの名前を指定してください 例 :\\AlertManagerServer Alert Manager によるアラート通知メッセージの配信方法は 様々な優先度のアラートについて設定した処理方法によって異なります たとえば 優先度が重大またはメジャーなアラート ( ウイルス検出など ) の場合は 即座に対応できるようにネットワーク管理者のポケットベルに電子メールで通知メッセージを送信し ネットワークユーザにはポップアップメッセージを表示するように設定できます 同様に 優先度の低いアラートの場合は 電子メールを配信せずにログファイルに記録するように設定できます 44 PortalShield v1.0

45 このリリースの新機能と変更点 使用できるアラート通知方法については McAfee Alert Manager 4.7 製品ガイド を参照してください このリリースの新機能と変更点 Alert manager 4.7 と以前のリリースでは いくつかの相違点があります このリリースで行われた変更点は次のとおりです ポケットベルへの電子メールメッセージの送信 複数の言語環境に合わせてローカライズされたメッセージ アラートメッセージ受信時の音声の廃止 Alert Manager での DMI メッセージングのサポート廃止 ポケットベルへの電子メールメッセージの送信 以前のリリース以前の Alert Manager では [ アラートマネージャのプロパティ ] ダイアログボックスに [ ポケットベル ] タブがあり 数字型のポケットベルにメッセージを送信するように設定できました 現在のリリース 実行方法 現在のバージョンには [ ポケットベル ] タブはありません ただし 文字数字型のポケットベル ( 電子メールを受信可能なもののみ ) にアラートを送信することはできます 電子メールアラートの通知方法で電子メールアドレスを設定し ポケットベルにメールが送信されているか確認してください [ アラートマネージャのプロパティ ] ダイアログボックスから [ 電子メール ] タブを選択し ポケットベルのメールアドレスを指定します この電子メールアドレスで 電子メールがポケットベルに正しく送信されるかどうかを必ず確認してください 詳細情報 McAfee Alert Manager 4.7 製品ガイド を参照してください インストールガイド 45

46 Alert Manager について アラートメッセージ受信時の音声の廃止 以前のリリース 現在のリリース 利点 以前のリリースの Alert Manager では アラートメッセージの受信時にシステムのビープ音や.WAV ファイルが再生されるように設定できました アラートメッセージの受信時に音声が再生されなくなりました Alert Manager を不在モードのサーバにインストールする場合には 音声は必要ありません 個人でコンピュータを使用している場合でも アラート音声の再生は不要です また ウイルスの大量発生が検知されたときに 繰り返し音声が再生されると邪魔になります Alert Manager での DMI メッセージングのサポート廃止 以前のリリース 現在のリリース DMI (Desktop Management Interface) メッセージング経由でネットワークアラートを送信できました DMI メッセージングは使用できません ただし 他のアラート通知方法で同様または類似した機能を実行することができます ネットワークメッセージングまたは SNMP メッセージングを設定すると ネットワークコンピュータにポップアップアラートを送信することができます 複数の言語環境に合わせてローカライズされたメッセージ 以前のリリース 現在のリリース 利点 複数の言語が混在した環境では アラートを生成したクライアントの言語でアラートが送信されました Alert Manager サーバでアラートが受信されると アラートメッセージを配信する前に メッセージをローカル言語に翻訳します アラートメッセージがローカル言語で表示されるので 大規模な多言語環境では使いやすくなっています たとえば アラートが生成されたコンピュータのある国とは別の国にネットワーク管理者がいる場合があります このような場合 管理者にはローカル言語でアラートが表示されるので メッセージが理解しやすくなります 詳細情報 McAfee Alert Manager 4.7 製品ガイド を参照してください 46 PortalShield v1.0

47 Alert Manager 4.7 のインストール Alert Manager 4.7 のインストール以降では Alert Manager を単独でインストールする場合の手順について説明します システム要件インストールを始める前に サーバが次の要件を満たしているかどうか確認してください システム要件は次のとおりです Intel プロセッサまたは Intel 互換プロセッサ Intel Pentium プロセッサまたは Celeron 166MHz 以上を推奨します CD-ROM ドライブまたはインターネット接続 次のいずれかの Microsoft Windows サーバプラットフォーム Windows NT 4.0 Server SP6/SP6a Windows NT 4.0 Enterprise Server SP6/SP6a Windows 2000 Server SP1 SP2 Windows 2000 Advanced Server SP1 SP2 Windows 2000 DataCenter Server SP1 SP2 Windows Server 2003 Standard ( 以前の Windows.NET Standard Server) Windows Server 2003 Enterprise ( 以前の Windows.NET Enterprise Server) Windows Server 2003 Web ( 以前の Windows.NET Web Server) ハードディスクの空き容量 : インストール時に約 2.6MB の空き容量が必要です インストール後の Alert Manager には約 1.5MB の容量が必要です インストールガイド 47

48 Alert Manager について Alert Manager のインストール Alert Manager をインストールするには 以下の手順に従います 1 ハードディスクの一時フォルダに AMG470.ZIP ファイルを解凍します 2 SETUP.EXE ファイルをダブルクリックし McAfee アラートマネージャセットアップユーティリティを起動します 図 5-2. 使用許諾契約書 3 [ 使用許諾契約書 ] ダイアログボックスが表示されたら 使用許諾条件に同意するオプションをクリックして [ 次へ ] をクリックします 使用許諾条件に同意しないと Alert Manager はインストールできません 4 [ サービスアカウントの情報 ] ダイアログボックスで ユーザ名とパスワードを入力し [ 次へ ] をクリックします 次のいずれかの操作を行います 現在のユーザのシステムアカウントを使用する場合は [ システムアカウントを使用する ] を選択します [ ユーザ名 ] と [ パスワード ] フィールドにそれぞれユーザ名とパスワードを入力します 注意ユーザ名とパスワードを指定する場合には 対象のシステム上で設定するアラート機能をすべて実行できる権限のあるユーザアカウントを使用してください 管理者権限を推奨します 48 PortalShield v1.0

49 Alert Manager 4.7 のインストール 5 Active Directory を使用する Windows オペレーティングシステム (Windows 2000 または Windows XP など ) に Alert Manager をインストールする場合 Alert Manager を Active Directory に公開するよう設定することができます これには [Active Directory の設定 ] ダイアログボックスのオプションを使用します 図 5-3. Alert Manager を Active Directory に公開 注意このインストールダイアログボックスが表示されるのは Active Directory を使用する Windows オペレーティングシステムを実行していて すでに Active Directory ドメインに参加しているコンピュータに Alert Manager をインストールする場合のみです Active Directory に公開したいときにこのダイアログボックスがインストール中に表示されない場合は サーバの Active Directory の設定が間違っている可能性があります 対処法については オペレーティングシステムのマニュアルを参照してください インストールガイド 49

50 Alert Manager について Alert Manager を Active Directory に公開するには 以下の手順に従います a [Active Directory でアラートマネージャを公開する ] を選択します b テキストボックスに Alert Manager の一意の名前を入力してください Active Directory に複数の Alert Manager のインスタンスを公開する場合は それぞれに一意の名前を付けてください c この Alert Manager をデフォルトにする場合は [ デフォルトのアラートマネージャとして設定する ] を選択します 注意 Active Directory には複数の Alert Manager のインスタンスを存在させることができますが デフォルトに設定できるのは 1 つだけです Active Directory のドメインで すでに他の Alert Manager がデフォルトに設定されている場合 新しい Alert Manager のインスタンスは Active Directory に公開されません d [ 次へ ] を選択します Alert Manager をクラスタリソースとしてインストールしている場合は [ クラスターコンフィグレーション ] ダイアログボックスが表示されます 注意 [ クラスターコンフィグレーション ] ダイアログボックスは Alert Manager をインストールするサーバで Microsoft Cluster Server を実行している場合にのみ表示されます 図 5-4. クラスタリソースとしての Alert Manager のインストール 50 PortalShield v1.0

51 Alert Manager 4.7 のインストール 6 Alert Manager をネットワーク上のクラスタリソースに設定するには 以下の手順に従います a b c d e [ クラスタリソースとしてアラートマネージャをインストールする ] を選択します Alert Manager をインストールするコンピュータの [IP アドレス ] と [ サブネットマスク ] を入力します Alert Manager をインストールするコンピュータの [ 仮想サーバ名 ] を入力します 今インストールしている Alert Manager をクラスタリソースとしてオンラインにするには [ アラートマネージャサーバをオンラインにする ] を選択します [ 次へ ] をクリックします 7 [ インストールの準備ができました ] ダイアログボックスで [ インストール ] をクリックします Alert Manager のインストールが完了するまでしばらくお待ちください Alert Manager のアンインストール Alert Manager をアンインストールするには 以下の手順に従います 1 Windows の [ アプリケーションの追加と削除 ] ダイアログボックスで インストールされている製品のリストから [McAfee アラートマネージャ ] を選択し [ 追加と削除 ] を選択します 図 5-5. Alert Manager のアンインストール インストールガイド 51

52 Alert Manager について 2 [ アンインストール ] ダイアログボックスで [ 削除 ] を選択します 3 Alert Manager がシステムから完全に削除されるまでお待ちください 52 PortalShield v1.0

53 索引 A Active Directory Alert Manager を公開, 49 Alert Manager アンインストール, 51 インストール, 47 AMG470.ZIP, 48 E epolicy Orchestrator のサポート機能, 11 epolicy Orchestrator を介した管理およびレポート機能機能, 11 G GroupShield Exchange コンポーネント McAfee Alert Manager, 15 M Microsoft SharePoint Portal server SharePoint を参照 Microsoft Windows SharePoint Services SharePoint を参照 P PortalShield のコンポーネント, 14 S SharePoint サポートされているバージョン, 9 SharePoint のバージョン, 9 W Web パーツスキャン機能, 11 いインストールのチェックリスト, 19 うウイルススキャン機能, 10 おオペレーティングシステムの要件, 47 か概要 PortalShield, 9 き機能, 10 ~ 11 epolicy Orchestrator のサポート, 11 SharePoint Portal Server 2001 内の Web パーツスキャン, 11 SharePoint でのウイルススキャン, 10 SharePoint でのコンテンツスキャン, 10 SharePoint 内でのファイルのフィルタリング, 10 旧バージョンと互換性のあるドキュメントライブラリ, 19 許可と権限, 18 くクラスタリソース, 50 け権限と許可, 18 インストールガイド 53

54 索引 こコマンドラインインストール, 36 コマンドラインからのインストール, 36 コンテンツスキャン 機能, 10 コンポーネント Alert Manager, 15 Common Management Agent, 14 PortalShield, 14 暗号化ファイルの管理, 14 オンアクセススキャナ, 14 オンデマンドスキャナ, 14 コンテンツ管理, 14 破損ファイルの管理, 14 ファイルのフィルタリング, 14 ふファームサーバ, 35 ファイルのフィルタリング機能, 10 ほ本書で使用される表記規則, 6 まマニュアル, 7 マニュアルの対象読者, 5 よ要件システム, 17 さサーバファーム, 35 サイレントインストール, 36 し システム要件, 17 使用許諾条件, 48 詳細情報, 7 新機能, 45 せ製品の概要, 9 製品のマニュアル, 7 製品マニュアル, 7 ち注意点, 18 とドキュメントライブラリ旧バージョンとの互換性, 19 はバージョン SharePoint, 9 54 PortalShield v1.0