ArcGIS API for Silverlight スタートアップ ガイド (v2.x) Expression Blend 4 用

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1 ArcGIS API for Microsoft Silverlight スタートアップ ガイド Expression Blend 4 用

2 目次 はじめに... 2 このスタートゕップガドについて... 2 ArcGIS API for Microsoft Silverlight とは... 2 ArcGIS API for Microsoft Silverlight の開発環境... 3 Web マッピングアプリケーションの開発... 4 API ラブラリのンストール... 4 Web マッピングゕプリケーションの開発 新規プロジェクトの作成 Map コントロールの追加 Navigation コントロールの追加 OverviewMap コントロールの追加 HeatMapLayer クラスの追加 次のステップ ArcGIS Resource Center Silverlight API トピックス Map コントロールの Layers プロパテゖ レヤの種類 マップサービスレヤ... 68

3 マップサービスレヤの REST エンドポント フゖーチャレヤ フゖーチャレヤの REST エンドポント その他のレヤ... 78

4 ArcGIS API for Microsoft Silverlight スタートアップガイド ( バージョン 2.x) Microsoft Expression Blend 4 用 pg. 1

5 はじめに このスタートアップガイドについて このスタートゕップガドは初めて ArcGIS API for Microsoft Silverlight を使用して Web マッピングゕプリケーションを構築する開発者の方に最も基本的な開発手順の流れを紹介するものです 本書をお読み頂くことで ArcGIS API for Microsoft Silverlight ラブラリの入手方法およびラブラリを使用した Web マッピングゕプリケーション開発の基礎を理解することができます ArcGIS API for Microsoft Silverlight とは ArcGIS API for Microsoft Silverlight とは ArcGIS Web Mapping の一つであり Microsoft Silverlight の高い操作性 表現力と ArcGIS Server や Bing Maps などのオンラン GIS リソースを統合したゕプリケーションを開発するために提供される API ラブラリです ArcGIS Web Mapping の詳細は下記をご参照ください ArcGIS Web Mapping: pg. 2

6 ArcGIS API for Microsoft Silverlight の開発環境 本ガドでは以下の環境にて ArcGIS API for Microsoft Silverlight を用いた Web マッピングゕプリケーションの開発手順を紹介します 本ガドの手順を実行する前に以下の環境がご使用のマシンに適切にセットゕップされている必要があります Microsoft Expression Blend 4 本ガドで使用する Microsoft Expression Blend は Silverlight ゕプリケーションのユーザンタフェースを設計するためのデザンツールです コードとデザンを分離しながらも Expression Blend と Visual Studio 間で同じプロジェクトフゔルの共有が可能なため 開発者やデザナーは それぞれの役割に集中しながら 効率的に開発を進めることが可能です ArcGIS API for Microsoft Silverlight がサポートする最新の動作環境につきまし ては下記をご参照ください ArcGIS API for Microsoft Silverlight 動作環境 : pg. 3

7 ArcGIS API for Microsoft Silverlight スタートアップ ガイド (v2.x) Web マッピング アプリケーションの開発 API ライブラリのインストール ArcGIS API for Microsoft Silverlight を用いて Web マッピング ゕプリケーシ ョンを開発するにはまず API ラ ブラリを入手する必要があります 以下の手順 に従い ArcGIS Resource Center から API を ンストールしてください 以下 の手順はバージョン 2.0 のものです 1. ArcGIS Resource Center にゕクセスします ArcGIS Resource Center pg. 4

8 2. ページ左下の ArcGIS Products 一覧から [Web] または [Server] をクリ ックします ここでは [Server] をクリックします 3. ArcGIS Server の製品ページに移動します ページ左の [Web APIs] をクリ ックします 4. ArcGIS Web Mapping のページに移動します [ArcGIS API for Microsoft Silverlight/WPF] または画像をクリックします pg. 5

9 5. ArcGIS API for Microsoft Silverlight のページに移動します ページ内の [download] リンクをクリックします 6. ページの手順に従いダウンロードを行います まず [Sign in] をクリックし ます 7. ESRI グローバルゕカウントを使用してログンします ( グローバルゕカウ ントをお持ちでない場合は [Create a new ESRI Global Account] をクリ ックしてゕカウントを作成してください ) pg. 6

10 8. 手順 (6) のページに戻り [ArcGIS API for Microsoft Silverlight/WPF download page] をクリックします 9. ラセンス使用許諾条項に同意する場合は [I agree to the terms and conditions] のチェックボックスをオンにして [Submit] をクリックしま す pg. 7

11 10. [Download] をクリックし ンストールを開始します 11. フゔルのダウンロード - セキュリテゖの警告ダゕログにて [ 実行 ] ボ タンをクリックします 12. [ArcGISSilverlightWPF2x.exe] が一時フォルダにダウンロードされます pg. 8

12 13. Internet Explorer - セキュリテゖの警告ダゕログにて [ 実行する ] ボタ ンをクリックします 14. [Next] をクリックします pg. 9

13 15. 使用許諾契約書に同意する場合は [I accept the license agreement] を選 択し [Next] をクリックします pg. 10

14 16. API ラブラリのンストールデゖレクトリとンストールするコンポー ネント を選択し [Next] をクリックします 現在 日本国内では API とともに提供されるゕプリケーションテンプレート ([Expression Blend Templates] および [Visual Studio Templates] ) はサポートされておりません ゕプリケーションテンプレートについては 次のステップの Samples: Template Gallery をご参照ください pg. 11

15 17. [Next] をクリックします 18. ンストールが開始されます pg. 12

16 19. ンストールが完了したら [Finish] をクリックします pg. 13

17 Web マッピングアプリケーションの開発 以下の手順では Expression Blend 4 を用いて ArcGIS API for Microsoft Silverlight を使用した Web マッピングゕプリケーションのサンプルを作成します ( 本スタートゕップガドではコードビハンドのプログラミング言語として C# を使用します ) 新規プロジェクトの作成 1. Expression Blend 4 を起動し [ フゔル ] > [ 新しいプロジェクト ] をクリ ックします pg. 14

18 2. 新しいプロジェクトダゕログにて [ プロジェクトの種類 ] から [Silverlight] [ プロジェクト ] 一覧から [Silverlight ゕプリケーション + Web サト ] を選択します [ 言語 ] のドロップダウンリストから [Visual C#] [ バージョン ] のドロップダウンリストから [4.0] を選択します 必要に応じて [ 名前 ] [ 場所 ]( ソリューションの格納デゖレクトリ ) を変更して [OK] ボタンをクリックします pg. 15

19 3. 新しい Silverlight ゕプリケーションのプロジェクトと Silverlight ゕプリ ケーションをホストするための Web プロジェクトを含むソリューションが 作成されます pg. 16

20 Map コントロールの追加 以下では Web マッピングゕプリケーション上に地図を表示させるために Map コントロールを追加する手順を紹介します 1. プロジェクトに ArcGIS for Microsoft Silverlight API ラブラリの参照設定を追加します 左側の [ プロジェクト ] パネルで Silverlight ゕプリケーションを展開します [ 参照 ] フォルダを右クリックし [ 参照の追加 ] をクリックします pg. 17

21 2. 参照の追加ダゕログにて API ラブラリのンストールデゖレクトリ ( 例 :C:\Program Files\ESRI SDKs\Silverlight\v2.x) に移動します [ESRI.ArcGIS.Client.dll] を選択して [ 開く ] ボタンをクリックします 3. Silverlight ゕプリケーションプロジェクトに API ラブラリの参照が追加 されたことを確認します pg. 18

22 4. Expression Blend 4 の画面左端の [ ツール ] パネルから [ ゕセット ] ツールをクリックし ゕセットパネルの [ 場所 ] カテゴリを展開します ラブラリ一覧から [ESRI.ArcGIS.Client.dll] を選択すると 右側に Map コントロールと ScaleBar コントロール TileEffect 効果が表示されます 5. MainPage.xaml のデザンビューに Map コントロールをドラッグ & ドロ ップします pg. 19

23 6. Map コントロールのサズを画面左端のツールパネルの [ 選択内容 ] ツー ル もしくは画面右の [ プロパテゖ ] パネルにある [ レゕウト ] カテゴリで 設定します 7. [ プロパテゖ ] パネルにある Map コントロールの Name 属性を指定して MyMap という名前を付けます pg. 20

24 8. 追加した Map コントロールに表示するレヤを追加します [ プロパテゖ ] パネルの [Map Settings] カテゴリを展開し Layers ( コレクション ) の [ ] ボタンをクリックします 9. Layer コレクションエデゖター :Layers ダゕログが表示されます [ 別の ゕテムを追加 ] ボタンをクリックします pg. 21

25 10. オブジェクトの選択ダゕログにて [ArcGISTiledMapServiceLayer] を選 択し [OK] ボタンをクリックします pg. 22

26 11. Layer コレクションエデゖター :Layers ダゕログの右側のプロパテゖセ クションの Url 欄にある [ ] ボタンをクリックします pg. 23

27 12. プロパテゖダゕログエデゖターダゕログの Service Browser として [arcgis online] を展開します [World Street Map] を選択し [OK] ボタ ンをクリックします pg. 24

28 13. Layer コレクションエデゖター :Layers ダゕログにて プロパテゖセクションの共通プロパテゖの Url に以下の URL が入力されていることを確認し [OK] ボタンをクリックします [ et_map/mapserver] pg. 25

29 14. プロジェクトを実行します Expression Blend 4 のメニューから [ プロジェ クト ] を選択し [ プロジェクトの実行 ] をクリックします pg. 26

30 プロジェクトが開始され Web マッピングゕプリケーションがブラウザに 表示されます この時点でマウスによるドラッグやマウスホールで地図のナビゲーショ ン操作が可能です Web マッピングゕプリケーションが正常に実行されて いることが確認できたらゕプリケーションを閉じてください pg. 27

31 Navigation コントロールの追加 以下では Web マッピングゕプリケーションに地図のナビゲーション操作を行 うための Navigation コントロールを追加する手順を紹介します 1. プロジェクトに ArcGIS Silverlight API ラブラリの参照設定を追加します 左側の [ プロジェクト ] パネルで Silverlight ゕプリケーションを展開しま す [ 参照 ] フォルダを右クリックし [ 参照の追加 ] をクリックします pg. 28

32 2. 参照の追加ダゕログにて API ラブラリのンストールデゖレクトリ ( 例 :C:\Program Files\ESRI SDKs\Silverlight\v2.x) に移動します [ESRI.ArcGIS.Client.Toolkit.dll] を選択して [ 開く ] ボタンをクリックします 3. Silverlight ゕプリケーションプロジェクトに API ラブラリの参照が追加 されたことを確認します pg. 29

33 4. Expression Blend 4 の画面左端のツールパネルから [ ゕセット ] ツールをクリックし ゕセットパネルの [ 場所 ] カテゴリを展開します ラブラリ一覧から [ESRI.ArcGIS.Client.Toolkit.dll] を選択すると 右側に Navigation コントロール等のコントロールが表示されます MainPage.xaml のデザンビューに Navigation コントロールをドラッグ & ドロップします pg. 30

34 ArcGIS API for Microsoft Silverlight スタートアップ ガイド (v2.x) 5. Navigation コントロールのサ ズや配置位置を画面左端のツール パネルの [選択内容] ツール もしくは画面右の [プロパテゖ] パネルにある [レ ゕ ウト] カテゴリで設定します 6. [プロパテゖ] パネルにある Navigation コントロールの Name 属性を指 定して MyNavigation という名前を付けます pg. 31

35 この状態でゕプリケーションを実行すると Navigation コントロールがすでに追加されていますが Navigation コントロールを操作しても地図のナビゲーション操作を行うことはできません Navigation コントロールを動作させるには Map コントロールと Navigation コントロールを関連付ける必要があります 7. Navigation コントロールを選択した状態で [ プロパテゖ ] パネルの [ 共通プ ロパテゖ ] カテゴリの Map 欄にある [ ]( 詳細オプション ) ボタンをクリ ックします 8. Map の詳細オプションのポップゕップメニューから [ データバンド...] をクリックします pg. 32

36 9. データバンドの作成ダゕログにて [ 要素プロパテゖ ] パネルのシーン 要素一覧の中から [MyMap] を選択し [OK] ボタンをクリックします 上記の設定により Navigation コントロールによってナビゲーション操作が行わ れる Map コントロールが MyMap に設定されます pg. 33

37 10. プロジェクトの実行を行い Navigation コントロールが追加され 地図ナビゲーション操作が行えることを確認します Web マッピングゕプリケーションが正常に実行されていることが確認できたらゕプリケーションを閉じてください pg. 34

38 OverviewMap コントロールの追加 以下では Web マッピングゕプリケーションに地図の概観図を表示するための OverviewMap コントロールを追加する手順を紹介します 1. Expression Blend 4 の画面左端のツールパネルから [ ゕセット ] ツールをクリックし ゕセットパネルの [ 場所 ] カテゴリを展開します ラブラリ一覧から [ESRI.ArcGIS.Client.Toolkit.dll] を選択すると 右側に OverviewMap コントロール等のコントロールが表示されます 2. MainPage.xaml のデザンビュー内の Map コントロール上に OverviewMap コントロールをドラッグ & ドロップします pg. 35

39 3. OverviewMap コントロールのサズや配置位置を画面左端のツールパネ ルの [ 選択内容 ] ツール もしくは画面右の [ プロパテゖ ] パネルにある [ レ ゕウト ] カテゴリで設定します 4. [ プロパテゖ ] パネルにある OverviewMap コントロールの Name 属性を 指定して MyOverviewMap という名前を付けます pg. 36

40 5. OverviewMap コントロールを選択した状態で [ プロパテゖ ] パネルの [ 共 通プロパテゖ ] カテゴリの Map 欄にある [ ] ボタン ( 詳細オプション ) を クリックします 6. Map の詳細オプションのポップゕップメニューから [ データバンド...] をクリックします pg. 37

41 7. データバンドの作成ダゕログにて [ 要素プロパテゖ ] パネルのシーン 要素一覧の中から [MyMap] を選択し [OK] ボタンをクリックします 上記の設定により OverviewMap コントロールによって地図の概観図が表示 される Map コントロールが MyMap に設定されます pg. 38

42 8. OverviewMap コントロールに表示するレヤを指定します OverviewMap コントロールを選択した状態で [ プロパテゖ ] パネルの [ 共通プロパテゖ ] カテゴリの Layer 欄にある [ 新規作成 ] ボタンをクリックします 9. オブジェクトの選択ダゕログにて [ArcGISTiledMapServiceLayer] を選 択し [OK] ボタンをクリックします pg. 39

43 10. [ 共通プロパテゖ ] カテゴリの Layer サブカテゴリにある Url 欄の [ ] ボ タンをクリックします 11. プロパテゖダゕログエデゖターダゕログの Service Browser として [arcgis online] を展開します [World Imagery] を選択し [OK] ボタンを クリックします pg. 40

44 12. [ 共通プロパテゖ ] カテゴリの Url に以下の URL が入力されていることを確認します [ gery/mapserver] 上記の設定により OverviewMap コントロールによって表示される地図の概 観図のレヤが設定されます pg. 41

45 13. プロジェクトの実行を行い OverviewMap コントロールが追加され 地図の概観図が表示されていることを確認します Web マッピングゕプリケーションが正常に実行されていることが確認できたらゕプリケーションを閉じてください pg. 42

46 HeatMapLayer クラスの追加 以下では Web マッピングゕプリケーションにポントの密度を表すヒートマ ップレヤを追加します また ヒートマップレヤが密度解析を行う際に使 用するセルサズを変更するためのスラダーを追加する手順を紹介します ヒートマップレヤとは 分析対象や主題となるデータに含まれる地物や事象の頻度や 程度 密度などを色別に表現し 可視化したものです 顧客情報や交通事故情報などの分 布状況を表現するのに適しています 以下の手順では GUI による操作以外に一部コーデゖングが必要になります 1. プロジェクトに ArcGIS Silverlight API ラブラリの参照設定を追加します 左側の [ プロジェクト ] パネルで Silverlight ゕプリケーションを展開しま す [ 参照 ] フォルダを右クリックし [ 参照の追加 ] をクリックします pg. 43

47 2. 参照の追加ダゕログにて API ラブラリのンストールデゖレクトリ ( 例 :C:\Program Files\ESRI SDKs\Silverlight\v2.x) に移動します [ESRI.ArcGIS.Client.Toolkit.DataSource.dll] を選択して [ 開く ] ボタンをクリックします 3. Silverlight ゕプリケーションプロジェクトに API ラブラリの参照が追加 されたことを確認します pg. 44

48 4. MainPage.xaml のデザンビューで Map コントロールを選択した状態で 画面右の [ プロパテゖ ] パネルの [Map Settings] カテゴリを展開し Layers( コレクション ) 欄の [ ] ボタンをクリックします 5. Layer コレクションエデゖター :Layers ダゕログが表示されます [ 別の ゕテムを追加 ] ボタンをクリックします pg. 45

49 6. オブジェクトの選択ダゕログにて [HeatMapLayer] を選択し [OK] ボ タンをクリックします pg. 46

50 7. Layer コレクションエデゖター :Layers ダゕログの右側のプロパテゖセクションに以下の値を入力し [OK] ボタンをクリックします ID: RandomHeatMapLayer ( レヤの ID) Opacity: 0.75 ( 透過率 ) Intensity: 20 ( 密度解析を行うためのセルサズを定義する値 ) pg. 47

51 8. MainPage.xaml の XAML ビューを開き <esri:heatmaplayer> タグ内 に以下のコードが記入されていることを確認します <esri:heatmaplayer ID="RandomHeatMapLayer" Intensity="20" Opacity="0.75"/> 9. <esri:heatmaplayer> タグ内に以下のベントを追加します <esri:heatmaplayer Intensity="20" ID="RandomHeatMapLayer" Opacity="0.75" Initialized="HeatMapLayer_Initialized"/> 10. 手順 9 で追加したベントのコードビハンドを記述します MainPage.xaml のデザンビューを開き 左側の [ プロジェクト ] パネルで MainPage.xaml フゔルを展開し MainPage.xaml.cs フゔルをダブルクリックします pg. 48

52 11. MainPage.xaml.cs のコードビューを開きます 12. MainPage.xaml.cs に using ステートメントおよび手順 9 で追加したベントの処理をコードビハンドフゔルに追加します ベント処理では 例としてランダムに発生させた 1000 のポントをヒートマップレヤに追加しています using ESRI.ArcGIS.Client.Toolkit.DataSources; namespace SilverlightApplication1 { private void HeatMapLayer_Initialized^ (object sender, EventArgs e) { pg. 49

53 HeatMapLayer layer = sender as HeatMapLayer; Random rand = new Random(); for (int i = 0; i < 1000; i++) { double x = rand.nextdouble() * ; double y = rand.nextdouble() * ; layer.heatmappoints.add^ (new ESRI.ArcGIS.Client.Geometry.MapPoint(x, y)); } } } は省略記号を示します 実際のコードは 予め記入されているコードを省略 せずに書いてください ^ は継続記号を示します 実際のコードでは ^ を削除し 改行を行いません pg. 50

54 pg. 51

55 13. プロジェクトの実行を行い ポントの密度を表すヒートマップレヤが 追加されていることを確認します Web マッピングゕプリケーションが正 常に実行されていることが確認できたらゕプリケーションを閉じてください pg. 52

56 14. ヒートマップレヤのポントの密度解析を行うためのセルサズを変更するスラダーを追加します Expression Blend 4 の画面左端のツールパネルから [ ゕセット ] ツールをクリックし ゕセットパネルの [ コントロール ] カテゴリを選択すると 右側に Slider 等のコントロールが表示されます 15. MainPage.xaml のデザンビューに Slider コントロールをドラッグ & ド ロップします pg. 53

57 ArcGIS API for Microsoft Silverlight スタートアップ ガイド (v2.x) 16. Slider コントロールのサ ズや配置位置を画面左端のツールボックスの [選 択内容] ツール もしくは画面右の [プロパテゖ] パネルにある [レ ゕウ ト] カテゴリで設定します 17. [プロパテゖ] パネルにある Slider コントロールの Name 属性を指定して MyIntensitySlider という名前を付けます pg. 54

58 18. Slider コントロールの最大値および最小値を設定します Slider コントロー ルを選択した状態で [ プロパテゖ ] パネルの [ 共通プロパテゖ ] カテゴリの Maximum 欄に 100 Minimum 欄に 1 を指定します 19. ヒートマップレヤに追加したポントの密度解析を行うためのセルサズを変更するために HeatMapLayer クラスと Slider コントロールを関連付けます Slider コントロールを選択した状態で [ プロパテゖ ] パネルの [ 共通プロパテゖ ] カテゴリの Value 欄にある [ ]( 詳細オプション ) ボタンをクリックします pg. 55

59 20. Value の詳細オプションのポップゕップメニューから [ データバン ド...] をクリックします pg. 56

60 21. [ データバンドの作成 ] ダゕログにて [ 要素プロパテゖ ] パネルのシー ン要素一覧の中から [MyMap] を選択し [ カスタムパス式の使用 ] チェッ クボックスにチェックを入れ 以下の式を入力します Layers[RandomHeatMapLayer].Intensity バンドの方向の [TwoWay] ラジオボタンにチェックを入れ [OK] ボタ ンをクリックします pg. 57

61 上記の設定により Slider コントロールによって操作される値が Map コン トロール (MyMap) 内のヒートマップレヤの Intensity に設定されま す 22. プロジェクトの実行を行い スラダーの移動によって 密度解析を行うた めのセルサズが変更されることを確認します 以上でサンプルゕプリケーションの開発は終了です 本ガドでは Expression Blend の GUI の操作 ( コントロールやレヤの追加 ) によって自動的に生成された XAML コードについては解説を省略しております コーデゖングについての説明は Microsoft Visual Studio 2010 版のスタートゕップガドに記載されておりますので そちらをご参照下さい pg. 58

62 ArcGIS API for Microsoft Silverlight スタートアップ ガイド (v2.x) 次のステップ 本スタートゕップ ガ ドでは ArcGIS API for Microsoft Silverlight を用いた Web マッピング ゕプリケーションを開発するための最も基本的な開発手順につ いて紹介しました 今後 より高度なゕプリケーションを開発するためにはまず ArcGIS Resource Center をご参照ください ArcGIS Resource Center には API の開発に必要となる参考ドキュメントやサンプルがすべて集約されています ArcGIS Resource Center Silverlight API pg. 59

63 ArcGIS API for Microsoft Silverlight スタートアップ ガイド (v2.x) Samples Interactive SDK API を用いたラ ブ サンプルとその開発コードです はじめて API による開発 を行う場合はまずこのサンプルと同じ Web ゕプリケーションを作成してみるこ とをお勧めします pg. 60

64 ArcGIS API for Microsoft Silverlight スタートアップ ガイド (v2.x) Samples Symbol Gallery グラフゖック レ ヤ などのシンボル表現に使用できるポ ント ラ ン ポリ ゴン用のシンボル ギャラリーです ギャラリー内の XAML をコピー & ペースト するだけでシンボルをゕプリケーションで利用することができます pg. 61

65 ArcGIS API for Microsoft Silverlight スタートアップ ガイド (v2.x) Samples Template Gallery ArcGIS API for Microsoft Silverlight のゕプリケーション テンプレート ギャラ リーです 背景地図切り換えや概観図といった基本機能を備えたテンプレート ゕ プリケーションのソリューションをダウンロードすることができます テンプレート ギャラリーのテンプレートのうち 一部のテンプレートについては 日本語化されたテンプレートのサンプルを ESRI ジャパンの製品ページからダウ ンロードすることもできます ArcGIS API for Microsoft Silverlight ダウンロード is-api-for-silverlight/downloads/ pg. 62

66 ArcGIS API for Microsoft Silverlight スタートアップ ガイド (v2.x) Concepts API の概要 地図の追加や ArcGIS サービスの利用方法などの各種開発手法をま とめた開発者ヘルプです API Reference API のリフゔレンスです API に含まれるクラスの各種プロパテゖ メソッド等 を確認することができます pg. 63

67 ArcGIS API for Microsoft Silverlight スタートアップ ガイド (v2.x) Code Gallery 実際に運用されているラ ブ サンプルを閲覧したり サンプル コードをダウン ロードしたりすることができます pg. 64

68 トピックス Map コントロールの Layers プロパティ ArcGIS API for Microsoft Silverlight を用いて作成された Web マッピングゕプリケーションには地図を表示させるための Map コントロールが 1 つ以上追加されています Map コントロールにはゕプリケーション上で表示する地図の範囲 縮尺 座標系などの情報が保持されており 1 つ以上のレヤ ( 顧客分布図などの主題図や道路地図などの背景地図 ) を追加することができます <esri:map> <esri:map.layers> <Layer x:name="0" Url="..." /> <Layer x:name="1" Url="..." /> <Layer x:name="2" Url="..." /> </esri:map.layers> </esri:map> レイヤ 2( 例 : 顧客分布図 ) レイヤ 1( 例 : 人口分布図 ) Map コントロール レイヤ 0( 例 : 道路地図 ) 上記の例のように Map コントロールの Layers プロパテゖには複数のレヤを追加することが可能であり Map コントロールに 1 番最初に追加されたレヤ ( 上記の例ではレヤ 0) がレヤ層の最も下に表示され かつそのレヤの座標系が Map コントロールの座標系になります pg. 65

69 レイヤの種類 Map コントロールに追加できるレヤはそのデータソースの違いから マップ サービスレヤとフゖーチャレヤの 2 種類に分けることができます Map コントロールのレヤのデータソースの多くは GIS サーバが提供するマップサービスです マップサービス自身もほとんどの場合 複数のレヤから構成されており あらかじめサーバ管理者によって各マップサービス内のレヤがどのようなシンボルや色を使用して地図上に表示されるかが定義されています マップサービスはこの定義に従い サーバ上で地図画像を生成しクラゕントに配信します 地図画像の生成 地図画像の配信 マップサービス GIS サーバ マップサービス内のレヤではこのサーバ側で生成された地図画像をデータソ ースとして Map コントロールに表示します Map コントロール マップサービスレイヤ GIS サーバ pg. 66

70 マップサービスレヤでは あらかじめサーバ側で生成された地図画像をデータソースとして使用するため サーバ側で定義されたシンボルや色と異なる方法で地図を表現することができません 一方で フゖーチャレヤではクラゕントゕプリケーション上で動的にシンボルや色を設定することができます フゖーチャレヤはマップサービスを構成する複数のレヤの 1 つに直接ゕクセスし そのレヤ内の地物の座標および属性情報を取得して ゕプリケーション上で動的に描画を行います 特定のレイヤから Map コントロール 座標 属性情報を取得 マップサービス フィーチャレイヤ クライアント側で 動的に描画 GIS サーバ Silverlight のゕプリケーションでは多くの場合において シンボル情報等の変更 が必要ない背景地図にマップサービスレヤを使用し ユーザの操作に応じて 表示を対話的に変更する必要がある主題図にフゖーチャレヤを使用します pg. 67

71 マップサービスレイヤ マップサービスレヤが利用する GIS サーバのマップサービスは REST 形式で公開されており マップサービスレヤはこの REST サービスのエンドポントにゕクセスすることで GIS サーバが生成したマップサービスの画像を表示することができます マップサービスレヤには ArcGIS Server が公開する様々なマップサービスや Bing Maps サービスなど様々なサービスに対応するために 以下のようなマップサービスレヤクラスが用意されています マップサービスレイヤクラス : ArcGISTiledMapServiceLayer ArcGIS Server のマップキャッシュサービスをデータソースと して使用します ArcGISDynamicMapServiceLayer ArcGIS Server のダイナミックマップサービスをデータソース として使用します ArcGISImageServiceLayer ArcGIS Server のイメージサービスをデータソースとして使用 します TileLayer Bing Maps のマップイメージサービスをデータソースとして使 用します マップサービスレヤクラスのデータソースを指定するには クラスの Url 属性にマップサービスの REST エンドポントを指定します 本スタートゕップガドで紹介したコードでは Esri 社がホストしている ArcGIS Online の世界道路地図の REST エンドポントを <esri:arcgistiledmapservicelayer> タグの Url 属性に指定しています pg. 68

72 マップサービスレイヤの REST エンドポイント マップサービスレヤが利用する ArcGIS Server のマップサービスの REST エンドポントは ArcGIS Server をンストールするとサーバに構成される ArcGIS Services Directory と呼ばれる簡易 Web ゕプリケーションから確認することができます 以下の URL より Esri 社が公開している ArcGIS Server のマップサービスの REST エンドポントを確認することができます ArcGIS Online ArcGIS Services Directory Services: セクションに表示されるサービスの一覧から使用したいサービスを クリックします 例えば世界道路地図の REST エンドポントを確認するには Home ページにて [World_Street_Map] をクリックします pg. 69

73 World_Street_Map サービスの詳細が表示されます サービスの REST エンド ポントはブラウザに表示される URL です ローカルの ArcGIS Server (ArcGIS Server 以降 ) の ArcGIS Services Directory は Windows メニューより [ すべてのプログラム ] > [ArcGIS] > [ArcGIS Server for Microsoft.NET Framework] > [ArcGIS Services Directory] と選択することでゕクセスできます Silverlight ゕプリケーションはセキュリテゖ上の理由から自身をホストしているドメ ン以外のサービスを呼び出すことはできません Silverlight ゕプリケーションに複数ドメ ン間のゕクセスを許可する方法については下記をご参照ください Microsoft: ドメンの境界を越えてサービスを利用できるようにする pg. 70

74 フィーチャレイヤ 前述した通り フゖーチャレヤはマップサービスレヤと異なり マップサービス内の 1 つのレヤから座標と属性情報を取得し クラゕント側で動的に描画を行います 以下は衛星写真 (Bing Maps) のマップサービスレヤ上にポントフゖーチャレヤを描画した例です フゖーチャレヤを使用することで 上図のようなグラフゖック表現に加えて レヤ上の地物の動的な選択 ArcGIS Server のサービスと連携した Web 編集 時間遷移によるゕニメーション表現などを実装することができます 以下はマップサービスレヤ上のフゖーチャレヤの選択された地物 ( ポリゴン ) のシンボルを動的に変更した例です pg. 71

75 フィーチャレイヤの REST エンドポイント フゖーチャレヤもマップサービスレヤと同様に ArcGIS Server の REST サービスを利用します しかしマップサービスレヤと異なり サービス内の個別のレヤをリソースとして指定します 以下では Esri 社が公開しているサンプルサーバからマップサービスの個別のレヤの REST エンドポントを確認します 1. Esri 社のサンプルサーバに接続し [Specialty] フォルダをクリックします pg. 72

76 2. Specialty フォルダ内の [ESRI_StatesCitiesRivers_USA] マップサービ スをクリックします pg. 73

77 3. ESRI_StatesCitiesRivers_USA のマップサービス詳細が表示されます このマップサービスには Cities ( 都市 ) Rivers ( 河川 ) States ( 州 ) の 3 つのレヤが含まれていることがわかります [Cities] レヤをクリックします pg. 74

78 4. Cities レヤの詳細が表示されます Cities サービスの REST エンドポントはブラウザに表示される URL です マップサービスレヤが使用する REST エンドポントと異なり URL の最後にマップサービス内のレヤ ID (/0) が指定されている点に注目してください pg. 75

79 5. 以下の例では上記手順で確認した Cities レヤを ArcGIS Online の世界道路地図の上に重ねています フゖーチャレヤクラス (FeatureLayer) の Url プロパテゖに REST エンドポントを指定しています その他に FeatureLayer の Where プロパテゖを使用して Cities レヤの POP1990 列の値が よりも大きいレコード ( 人口が 10 万人以上 ) のみを取得すると言う条件句を設定しています (Where="POP1990 > ") <esri:map x:name="mymap"> <esri:arcgistiledmapservicelayer ^ Url=" services/world_street_map/mapserver" /> <esri:featurelayer ^ Url=" rest/services/specialty/esri_statescitiesrivers_usa/^ MapServer/0" Where="POP1990 > "/> </esri:map> FeatureLayer クラスにはその他にもサーバからのデータの取得方式を設定する MODE プロパテゖや 自動的にポントを集約して表示するクラスタシンボルを設定するための Clusterer プロパテゖなどが用意されています 詳細は API Reference をご参照ください API Reference:FeatureLayer pg. 76

80 ArcGIS API for Microsoft Silverlight スタートアップ ガイド (v2.x) ローカルの ArcGIS Server ArcGIS Server 以降 の ArcGIS Services Directory は Windows メニューより [すべてのプログラム] > [ArcGIS] > [ArcGIS Server for Microsoft.NET Framework] > [ArcGIS Services Directory] と選択することでゕクセ スできます Silverlight ゕプリケーションはセキュリテゖ上の理由から自身をホストしているドメ ン以外のサービスを呼び出すことはできません Silverlight ゕプリケーションに複数ドメ ン間のゕクセスを許可する方法については下記をご参照ください Microsoft ドメ ンの境界を越えてサービスを利用できるようにする pg. 77

81 その他のレイヤ ArcGIS API for Microsoft Silverlight/WPF 2.0 より API ラブラリに新たに ESRI.ArcGIS.Client.Toolkit.DataSources と言う名前空間が追加され Map コントロールに追加することができる以下の 5 つの拡張レヤクラスが追加されています HeatMapLayer 本手順書においても使用したポントの密度を表現することが可能なヒートマ ップを表示するレヤクラスです このレヤを使用することで顧客情報や交通 事故情報などの様々な情報の分布状況を効果的に視覚化することができます pg. 78

82 OpenSreetMapLayer オープンストリートマップをレヤとして表示するためのレヤクラスです オ ープンストリートマップとは 地理情報の自由な共有を目的として 誰でも自由 に利用 更新をすることができる世界的な地図作成プロジェクトです GeoRssLayer 地震の発生など位置情報を含んだ定期的な更新情報 (GeoRSS) を動的にマップ上 に描画するためのレヤクラスです pg. 79

83 WmsLayer Open Geospatial Consortium (OGC) によって策定された地図配信の標準プロ トコルである WMS (Web Map Service) を使用して地図をマップに表示するた めのレヤクラスです KmlLayer Google Map や Google Earth で利用される KML を読み込み地図上に表示する ためのレヤクラスです KmlLayer クラスを利用するには ArcGIS API for Microsoft Silverlight のバージョン 2.1 以上を使用する必要があります pg. 80

84 これらの拡張レヤクラスについても フゖーチャレヤと同様にマップサービスレヤなどと重ね合わせて使用することにより より効果的でわかりやすい地図ゕプリケーションを作成することができます 拡張レヤクラスについても Interactive SDK サンプルにおいてサンプルが公開されています pg. 81

85 2011 年 7 月第 3 版発行 / 編集所 ESRI ジャパン株式会社 本書の一部または全部を無断で転用または複製することを禁じます 本書に記載されている社名 商品名は 各社の商標および登録商標です 本書に記載されている内容は改良のため 予告なく変更される場合があります 本書の内容は参考情報の提供を目的としており 本書に含まれる情報はその使用先の自己の責任において利用して頂く必要があります