PHP 分科会 '11/11 OpenSource 協議会 System i 2011/11/25

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れいなおおばま
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1 PHP 分科会 '11/11 OpenSource 協議会 System i 2011/11/25

2 最も簡単な例最低限下記の処理が必要です db2_(p)connect で DB2 に接続します指定されたユーザーで QSYSWRK サブシステムの QSQSRVR ジョブが作成されます db2_exec で SQL を実行しますデータを取得します # 6

3 DB2 に接続 db2_(p)connect(' ', ' ', ' ', array(...)) 1 番目は RDB 名 WRKRDBDIRE で確認できます Zend Server for IBMi をインストールしたのと同じ IBMi 自身の DB2 に接続する場合 ' ' や '*LOCAL' を指定できます 2 番目のユーザー及び 3 番目のパスワードユーザープロファイルによるコントロールが不要の場合 ' ' を指定できます QTMHHTTP ユーザーとして扱われます Zend Core for i5/os では NOBODY と扱われていました # 7

4 DB2 に接続 4 番目の array(...) には下記を指定できます初期ライブラリ SQL 内でライブラリを省略したい場合に指定すると良いでしょう Zend Server for IBMi では初期ライブラリリストも指定できますその他小数点やライブラリとオブジェクトの間の区切り指定日時形式など接続が成功した場合はオブジェクト失敗した場合は false が返ります # 8

5 DB2 に接続 db2_pconnect も使用できます同一ユーザーでの接続を他の PHP スクリプトでも再利用できます db2_close が省略可能になります明示的に閉じるには db2_close ではなく db2_pclose を使います db2_pclose は Zend Server for IBMi から使用できます読み取り共用ロックのトラブル対策の場合は db2_free_result を使う手もあります # 9

6 DB2 に接続 ( 例 ) db2_pconnect('', '', '', array('i5_lib' => 'YOURLIB') ); db2_connect('*local', 'QPGMR', 'XXXXXX'); db2_pconnect('s123456a', 'QSECOFR', 'YYYYYYYY', array('i5_libl' => 'LIB1 LIB2 LIB3', 'i5_naming' => DB2_I5_NAMING_ON) ); i5_libl 使用時は i5_naming を ON にします # 10

7 SQL 実行とデータ取得 db2_exec 関数に SQL を渡します実行が成功した場合は結果オブジェクト失敗した場合は false が返ります結果オブジェクトから db2_fetch_xxxxx 関数で一行づつ取り出します xxxxx の部分には array, assoc, both が選べます db2_fetch_row は使用しないで下さい # 11

8 SQL 実行とデータ取得 ( 例 $result = db2_exec($db_con, '(SQL 文 )' ); if(!$result){ echo db2_stmt_errormsg(); exit; } while($row = db2_fetch_array($result)) { echo '<tr>', '<td>', $row[0], '</td>', '<td>', $row[1], '</td>', '</tr>'; } # 12

9 プレペアとバインドの使用次にやや高度な例として SQL のプレペアとバインドを説明します

10 プレペアとバインドの使用下記の処理が必要です DB2 に接続 ( 既出 ) db2_prepare で SQL を準備 db2_bind_param でパラメータをバインド ( 任意 ) SQL を実行使う関数が db2_exec から db2_execute に代わります SQL の結果を使用 ( 任意 ) # 14

11 SQL を準備 SQL 文で値を変えたい箇所に? 印 ( パラメータマーカー ) を書きますあとでこの? 印の箇所に変数を渡します文字列項目での引用符は不要です J 型項目に対しては使用できません SQL 文を文字列結合で組み立ててから最初に紹介した実行方法を使います準備が成功した場合はステートメントオブジェクト失敗した場合は false が返ります # 15

12 SQL を準備 ( 例 ) $query = ' SELECT COLA FROM YOURPF '. ' WHERE COLB BETWEEN? AND?'; $stmt = db2_prepare($db_con, $query); if(!$stmt){ echo db2_stmt_errormsg(); exit; } # 16

13 パラメータをバインド SQL 文の何番目の? にどの変数が該当するか db2_bind_param で指定します各? 項目の型も指定できます J 型除く変数名の文字の大小に注意します db2_execute にステートメントオブジェクトだけ指定して実行します # 17

14 パラメータをバインド ( 例 ) db2_bind_param($stmt, 1, "mymin", DB2_PARAM_IN, DB2_CHAR); db2_bind_param($stmt, 2, "mymax", DB2_PARAM_IN, DB2_CHAR); $mymin = $min; $mymax = $max; $ret = db2_execute($stmt); //$mymin を指定していた場合は文字の大小が一致しないので実行時にエラーが発生します # 18

15 前提条件対象のオブジェクトに対してジャーナル処理を設定しておきますライブラリおよび物理ファイルの両方を下記のように SQL で作成すると自動でジャーナル処理されます CREATE COLLECTION ZPHPTEST CREATE TABLE ZPHPTEST/ZLOGTF (CTIME CHAR ( 6)) 論理ファイルだけを SQL で作成しても NG です # 23

16 注意事項 PHP スクリプトを抜け出す前に必ずコミットまたはロールバックしましょう特に db2_pconnect を利用する場合放置すると db2_pconnect を利用する後続の処理にも影響しますなお Zend Server for IBMi 以降で同梱された ibm_db2 (1.9.0) ではコミットされていない SQL は自動でロールバックされます # 24

17 接続オプション自動コミットを無効にしますさらに下記のいずれかが必要です php.ini で下記のディレクティブに 1 を指定 ibm_db2.i5_allow_commit 接続オプションで分離レベルを指定下例の 1 xxxx 部分は 2 ページ後を参照接続後に SQL で分離レベルを指定下例の 2 xxxx 部分は 2 ページ後を参照 # 25

18 接続オプション ( 例 ) 1) $db_con = db2_pconnect('', '', '', array( 'autocommit' => DB2_AUTOCOMMIT_OFF, 'i5_commit' => DB2_I5_TXN_xxxx)); 2) $db_con = db2_pconnect('', '', '', array( 'autocommit' => DB2_AUTOCOMMIT_OFF)); db2_exec($db_con, SET TRANSACTION ISOLATION LEVEL xxxx ); # 26

19 分離レベル概要接続オプション DB2_I5_TXN_xxxx SET TRANSACTION ISOLATION LEVEL xxxx ( 略称 ) NO_COMMIT NO COMMIT NC または NONE READ_UNCOMMITTED READ UNCOMMITTED, READ WRITE UR または CHG READ_COMMITTED READ COMMITTED CS REPEATABLE_READ REPEATABLE READ RS または ALL SERIALIZABLE SERIALIZABLE RR # 27

20 分離レベル概要分離レベルダーティリード反復不能読み取りファントムリード NO COMMIT 防御不能防御不能防御不能 READ UNCOMMITTED ありえるありえるありえる READ COMMITTED 安全ありえるありえる REPEATABLE READ 安全安全ありえる SERIALIZABLE 安全安全安全 # 28

21 コミットコミットする場合 db2_commit を使用しますロールバックする場合 db2_rollback を使用します # 29

22 コミット ( 例 ) $my_opt = array( 'autocommit' => DB2_AUTOCOMMIT_OFF, 'i5_commit' => DB2_I5_TXN_xxxxxx ); $db_con = db2_pconnect('', '', '', $my_opt);... $db2_commit($db_con); # 30

プログラムサンプルの入手筆者勤務先にてサンプルを若干掲載しています詳しくは http://www.zend.co.

23 プログラムサンプルの入手筆者勤務先にてサンプルを若干掲載しています詳しくは > お取り扱いの製品やサービスについて > 環境構築 > IBM i で PHP を使うをご覧下さい # 31

Microsoft PowerPoint - PHPデータベース.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - PHPデータベース.ppt [互換モード] PHP データベース基本基本的な概念とサンプルコードデータベース処理の基本知識を解説しますデータベース基本 # 2 データベース基礎知識データベースとは特定のテーマに沿ったデータを集めて管理し容易に検索抽出などの再利用をできるようにしたものデータベースの管理は DBMS( データベース管理システム ) が行う # 3 データベース基礎知識 RDBMS とはリレーショナルデータベース管理システム