Microsoft PowerPoint _OracleMSSQL2.ppt

Size: px

Start display at page:

Download "Microsoft PowerPoint _OracleMSSQL2.ppt"

ゆきかいじ
5 years ago
Views:

1 Oracle Direct Seminar SQL Server ユーザの為の Oracle 入門 Oracle Technology Network 事務局長 & 編集長伊東裕揮 ( いとうひろき ) Oracle Technology Network 担当山口和広 ( やまぐちかずひろ ) Oracle Technology Network わんくま同盟東京勉強会 #33

2 Agenda SQL Server と Oracle Database の違い運用管理の違いについてわんくま同盟東京勉強会 #33

3 インスタンスとデータベース Oracle SQL Server Instance DB Instance(Server) DB Instance DB Instance(Server) DB どちらも 1 台のサーバー上に複数のデータベースを作成することができます Oracle の場合は 1 インスタンスに対応するのは 1 つの DB Oracle ではインスタンス名を SID DB 名をグローバル DB 名として設定する ( 通常は同じ名称を使用 ) わんくま同盟東京勉強会 #33

4 データベース構成要素等の名前の違い Oracle SQL Server データベース表領域データファイル一時表領域システム表領域 PL/SQLプロシージャオンラインREDOログ SQL*Plus OEM(Oracle Enterprise Manager) データベースファイルグループ or データベースデータファイル Tempdb Masterdb Transact-SQLプロシージャトランザクションログ osql, isql SQL Server Management Studio わんくま同盟東京勉強会 #33

5 システムデータベースデータベースの構成要素 Oracle 制御ファイル SQL Server トランザクションログインスタンスデータベースシステム表領域 UNDO 表領域一時表領域ユーザー表領域インスタンスシステム情報 (master) 作業用 (tempdb) スケジュール (msdb) テンプレート (model) ユーザーデータベース (UserDB1) Redo ログわんくま同盟東京勉強会 #33

6 ログファイルとデータベース運用 SQL Server Oracle 完全復旧モデル ARCHIVELOG モードバックアップ非アクティブ REDO1 1 コピーアーカイブログファイルアクティブ 3 REDO2 3 が発生する前に REDO1 はコピーされます物理的に 1 つのファイルにデータがどんどん追加手動で不要データを削除する 2 REDO ファイルは物理的に複数わんくま同盟東京勉強会 #33

7 メモリ管理 SQL Server Oracle 共有メモリシステムレベルのデータ構造体プロシージャキャッシュ接続コンテキスト SGA 共有プールライブラリキャッシュディクショナリキャッシュユーザーグローバル領域バッファキャッシュデータベースバッファキャッシュログキャッシュ REDO ログバッファわんくま同盟東京勉強会 #33

8 データベースの格納構造 Oracle SQL Server エンジンエンジンデータベースデータベースデータベース表領域表領域データファイル FG FG データファイル表データファイル表データファイルパーティションわんくま同盟東京勉強会 #33

9 領域の論理構造 Oracle SQL Server オブジェクトを格納する論理領域表領域ファイルグループシステム情報が入っている領域システム表領域 Master DB Primary ファイルグループ最小 I/O 単位データブロック ( 可変 ) (2K,4K,8K,16K,32K) ページ (8K 固定 ) 最小 I/O 単位の指定表領域単位固定論理デバイスデータファイルデータファイルディスク I/O 分散単位データファイル単位データファイル単位わんくま同盟東京勉強会 #33

10 トランザクション ANSI/ISO SQL92 Oracle SQL Server Uncommitted Read - Uncommitted Read Read Committed Read Committed Read Committed Repeatable Read - Repeatable Read Serializable Serializable Serializable SQL Server は Uncomitted Read( ダーティーリード ) Repeatable Read といったトランザクションレベルありわんくま同盟東京勉強会 #33

11 スナップショット分離レベル SQL Server 2005 以降では Oracle の読み取り一貫性マルチバージョニングと同等の機能 (READ COMMITTED SNAPSHOT, スナップショット分離レベル ) を実装 Oracle にはもともと組み込まれた機能読み取り一貫性マルチバージョニングわんくま同盟東京勉強会 #33

12 読み取り一貫性読み取り一貫性あり Oracleのデフォルト読み取り開始 0:00 読み取り一貫性なし SQL Server のデフォルト読み取り開始 0:00 更新 0:01 ~ 0:05 変更 0:02 修正前データ更新 0:01 ~ 0:05 変更 0.02 待 :04 確定したデータを読み取る読み取りの待ちが発生しない 0:07 わんくま同盟東京勉強会 #33

13 Agenda SQL Server と Oracle Database の違い運用管理の違いについてわんくま同盟東京勉強会 #33 13

14 SQL Server と比較して Oracle Database は難しくありません便利な機能が標準 (Standard Edition) でも利用可能 Oracle Database は標準で簡単高機能わんくま同盟東京勉強会 #33

15 運用管理ツールの違い比較内容 Oracle Oracle Enterprise Manager(OEM) SQL Server SQL Server Management Studio(SSMS) 画面 WEB ベース専用アプリケーション管理対象 Database, Application Server, Application Database パフォーマンスチューニング OEM データベースチューニングアドバイザ Oracle Enterprise Manager の特徴 Database 以外のリソースを一元管理 OEM から運用管理タスクの全操作を実施可能わんくま同盟東京勉強会 #33

16 Enterprise Manager でのデータベース管理 Enterprise Managerひとつで全ての管理を行えますこれまで手動で行っていた管理作業をデータベースが自動的に行います管理作業が簡単! 管理工数の削減! パフォーマンス診断チューニングアドバイス自動チューニングバックアップ & リカバリ領域管理自動ストレージ管理ジョブスケジューリングリソース管理わんくま同盟東京勉強会 #33

17 インストールわんくま同盟東京勉強会 #33

18 Oracle Universal Installer Java ベースのインストーラー (Oracle8i ~) さまざまなプラットフォームで共通のインストール方法 Oracle 10g ~ 高速で軽快なインストール (20 分程度 ) インストール CD が 1 枚インストール前後のチェックを自動で実施標準インストールもご用意 (DB 名指定のみ ) SQL Server と同様に GUI ベースで簡単にインストールできますコマンドラインベースでもインストールが可能ですわんくま同盟東京勉強会 #33

19 メモリ管理わんくま同盟東京勉強会 #33

20 Oracle が利用するメモリ領域 (PGA と SGA) ユーザプロセスユーザプロセス同時接続数 (n) 分サーバプロセスプロセス毎のメモリ領域 (Program Global Area) サーバプロセスプロセス毎のメモリ領域 (Program Global Area) データベースサーバ Oracle 専用のメモリ領域 (System Global Area) バックグラウンドプロセス db_block_buffers shared_pool_size java_pool_size large_pool_size log_buffer_size Oracle が必要とするメモリ総量 = (PGA n ) + SGA sort_area_size hash_area_size bitmap_merge_area_size create_bitmap_area_size 管理者はメモリ配分に苦心わんくま同盟東京勉強会 #33

large_pool_size REDO ログバッファ log_buffer_size REDO ログバッファ log_buffer_size REDO ログバッファ log_buffer_size REDO ログバッファ log_buffer_size

21 メモリ管理の自動化 Version があがる毎にメモリ管理を容易にする機能が追加されていますバッファキャッシュ db_block_buffers バッファキャッシュ db_cache_size 共有プール shared_pool_size Java プール java_pool_size 共有プール shared_pool_size Java プール java_pool_size SGA sga_target SGA memory_target ラージプール large_pool_size ラージプール large_pool_size REDO ログバッファ log_buffer_size REDO ログバッファ log_buffer_size REDO ログバッファ log_buffer_size REDO ログバッファ log_buffer_size sort_area_size hash_area_size bitmap_merge_area_size PGA pga_aggregate_target PGA pga_aggregate_target PGA create_bitmap_area_size わんくま同盟東京勉強会 #33

22 自動メモリー管理バージョンが進むごとにメモリー管理は自動化されてきましたが SGA PGA2 つのパラメータが存在しました Oracle Database 10g 2 つの初期化パラメータでメモリー制御 SGA: SGA_TARGET PGA: PGA_AGGREGATE_TARGET Oracle Database 11g パラメータは "1" つ MEMORY_TARGET 初期化パラメータ SGA も PGA も自動拡張自動縮小 SQL Server と同様に自動メモリー管理も可能従来通り手動で細かいチューニングを行うことも可能わんくま同盟東京勉強会 #33

23 記憶域領域の管理わんくま同盟東京勉強会 #33

24 領域管理で必要な概念データベース論理物理表領域データファイルセグメント表索引 etc エクステントデータブロック O/S ブロック断片化解消は表領域レベルセグメントレベルで実行しますわんくま同盟東京勉強会 #33

25 ローカル管理表領域使用可能なエクステントをビットマップで管理 (9i,10g,11g のデフォルト ) ビット値で領域の空きと使用済みを判別ローカル管理表領域のメリット再帰 SQL が発生しない UNDO を生成しない空き領域管理が自動化される SQL> CREATE TABLESPACE userdata DATAFILE '/mnt2/o9idb/dbs/userdata.dbf SIZE 30M EXTENT MANAGEMENT LOCAL UNIFORM SIZE 256K; 表領域レベルの断片化が起きづらくなりますわんくま同盟東京勉強会 #33

26 自動セグメント領域管理 Automatic Segment Space Management (ASSM) セグメント内部の空き領域を管理する方法 (10g,11g のデフォルト ) セグメント内部の使用可能および使用済み領域の追跡に空きリストでなくビットマップを使用自動セグメント領域管理のメリット管理が容易領域使用率の向上同時実行処理の向上 SQL> CREATE TABLESPACE userdata DATAFILE '/mnt2/o9idb/dbs/userdata.dbf SIZE 30M EXTENT MANAGEMENT LOCAL UNIFORM SIZE 256K SEGMENT SPACE MANAGEMENT AUTO; PCTUSED FREELISTS FREELIST GROUP の管理が不要になりますわんくま同盟東京勉強会 #33

27 UNDO 表領域 ( ロールバック情報専用表領域 ) UNDO( ロールバック ) セグメントを格納する専用の表領域 UNDO セグメントの数大きさを Oracle が自動管理 UNDO 表領域 UNDO セグメントデータファイルロールバック領域のメンテナンスを自動化 ORA-1555 スナップショットが古すぎますエラーの回避わんくま同盟東京勉強会 #33

28 自動 UNDO 管理の設定初期化パラメータ UNDO_MANAGEMENT = (AUTO MANUAL) UNDO_TABLESPACE = <UNDO 表領域名 > UNDO_RETENTION = <UNDO 情報保持期間 : 秒単位 > UNDO 表領域の作成 CREATE DATABASE 文の UNDO TABLESPACE 句 SQL> CREATE DATABASE xxx CHARACTER SET AL32UTF8 UNDO TABLESPACE undo_tblsp DATAFILE '/mnt2/o9idb/dbs/undotblspo9idb.dbf' SIZE 30M AUTOEXTEND ON NEXT 1M MAXSIZE UNLIMITED; CREATE UNDO TABLESPACE 文 SQL> CREATE UNDO TABLESPACE undo_tblsp わんくま同盟東京勉強会 #33

29 オンラインセグメント縮小 HWM と全件検索 Oracle は全件検索時テーブル全体ではなく High Water Mark (HWM) まで走査メリット : テーブルの大きさに対してデータ量が少ない場合高速に検索できるデメリット : 大量削除などで以前の空きが多い場合実レコード数に比較して時間がかかる使用領域未使用領域走査範囲未使用領域使用領域未使用領域走査範囲使用領域 HWM 未使用領域 HWM INSERT / DELETE が頻繁に発生するテーブルでは必要に応じたメンテナンスが必要ですわんくま同盟東京勉強会 #33

30 オンラインセグメント縮小 HWM を下げる方法対象となる表に ( 業務的に ) アクセスさせない状態で実施 : 1. 論理バックアップユーティリティ (EMP/IMP) + 元表削除 (DROP) 2. CREATE AS SELECT + 元表削除 (DROP) + RENAME 3. CREATE AS SELECT + TRUNCATE + INSERT SELECT 4. 表領域の移動 (ALTER TABLE < 表名 > MOVE TABLESPACE < 表領域名 >) (8i ~) オンラインセグメント縮小 (10g~) データの移動 HWM の移動業務でテーブルを利用中でもセグメント縮小可能自動セグメント領域管理 (ASSM) のみ利用可能 alter table < 表名 > enable row movement; alter table < 表名 > shrink space (cascade); 領域の解放わんくま同盟東京勉強会 #33

31 オンラインセグメント縮小セグメントアドバイザ非効率なセグメントを検出できる上にオンラインでメンテナンスできる Oracle では索引と表の再編成を別々に実行する事が可能 (SQL Server では索引はほとんどがクラスター化インデックスであり索引の再編成 = 表の再編成になり再編成のコストは Oracle よりも大きいわんくま同盟東京勉強会 #33

32 バックアップ / リカバリわんくま同盟東京勉強会 #33

33 バックアップリカバリの新機能わんくま同盟東京勉強会 #33

34 Recovery Manager RMAN バックアップツール Oracle8i 対話式ジョブ増分バックアップ未使用ブロックのスキップブロック破損の検出など Oracle 10g Enterprise Manager連携 RMAN> RMAN> backup backup ;; さまざまな形式のバックアップを柔軟に取得可能 Enterprise ManagerのGUIから実行できるようになりより簡単に実行可能わんくま同盟東京勉強会 #33

DB_RECOVERY_FILE_DEST_SIZE 利用容量の制限バイトを設定

35 フラッシュリカバリ領域バックアップ/リカバリに関連するすべてのファイルアクティビティが記録される場所 Disk to Diskでのバックアップ初期化パラメータもしくはDBCA DBUA実行時 DB_RECOVERY_FILE_DEST_SIZE 利用容量の制限バイトを設定 DB_RECOVERY_FILE_DEST フラッシュリカバリ領域の場所を指定バックアップ場所サイズの一括設定自動管理機能が利用するわんくま同盟東京勉強会 #33

36 自動バックアップジョブバックアップを自動実行 DBCA DBUAで指定可能フラッシュリカバリ領域に取得 Disk to Diskベース複雑なバックアップではないが簡単に日次バックアップがスケジュールできるわんくま同盟東京勉強会 #33

37 自動世代管理管理者が指定する保存ポリシーに基づいて古いファイルから順に削除して新しいファイルの領域を確保世代管理で1世代保存に設定した例 EMから本番データベースバックアップ最新1世代だけDiskへ残して自動的に削除フラッシュリカバリ領域フラッシュリカバリ領域での世代管理は不要になりますわんくま同盟東京勉強会 #33

38 増分バックアップ差分増分バックアップ 10gからSEの機能に直前のバックアップからの差分を取る全体バックアップ RMANがOracleのブロックをスキャンし変更のあったブロックのみをバックアップオンラインバックアップと比較した増分バックアップのメリットファイルサイズが小さくて済むバックアップ時間が少なくて済む破損ブロックを検出可能自動バックアップジョブはオンラインバックアップ増分バックアップですわんくま同盟東京勉強会 #33

39 Recovery Advisor 11gから利用可能なリカバリを RMAN> RMAN> ADVISE ADVISE FAILURE FAILURE ALL; ALL; 自動化するツール RMAN> RMAN> REPAIR REPAIR FAILURE;; FAILURE;; 症状に基づいて障害を分析し修復計画を決定ユーザーの混乱を軽減停止時間の最小化が目標 RMANコマンドラインまたは Enterprise Manager さまざまな障害に応じてベストなリカバリ方法をアドバイス実行するツールわんくま同盟東京勉強会 #33

一般的な障害時の対応フローシステム管理者サポートセンターログトレースの送付を依頼障害発生同一の障害が再現するのを待た同一の障害が再現するのを待たなければ原因調査が進まないなければ原因調査が進まない障害発生時に出力障害発生時に出力されたアラートトレーされたアラートトレースを確認スを確認サポートセンターにアラートトレースを送付これまでの障害発生時

40 一般的な障害時の対応フローシステム管理者サポートセンターログトレースの送付を依頼障害発生同一の障害が再現するのを待た同一の障害が再現するのを待たなければ原因調査が進まないなければ原因調査が進まない障害発生時に出力障害発生時に出力されたアラートトレーされたアラートトレースを確認スを確認サポートセンターにアラートトレースを送付これまでの障害発生時の対応の一例再現時に取得が必要な情報を指示アラートトレース情アラートトレース情報から調査報から調査アラートトレースだけではアラートトレースだけでは原因が特定できない原因が特定できない稼動時のデータベースの詳細情報確認実行されていたＳＱＬや再実行されていたＳＱＬや再現ケースなど稼動時の情報現ケースなど稼動時の情報が必要が必要復旧方法の提示原因の調査を依頼既に再起動してしまって既に再起動してしまってオンラインの情報が取れないオンラインの情報が取れないシステム復旧を実施システム復旧を実施わんくま同盟東京勉強会 #33

Oracle Database 11g 障害解析の自動化障害発生時障害解析に必要な情報を自動取得 ①障害時のアラートトレースファイルに障害管理番号を紐付てADR(Automatic Diagnostic Repository)に格納 ADR(Automatic Diagnostic Repository) 障害管理番号 Alert Log Traces, Dumps 稼動中の情報の取得

41 Oracle Database 11g 障害解析の自動化障害発生時障害解析に必要な情報を自動取得 ①障害時のアラートトレースファイルに障害管理番号を紐付てADR(Automatic Diagnostic Repository)に格納 ADR(Automatic Diagnostic Repository) 障害管理番号 Alert Log Traces, Dumps 稼動中の情報の取得ヘルスチェック EM Support Workbench ②エラー番号に応じてヘルスチェックが自動的に起動しメモリデータの稼動中の状態を調査しADRに格納 ③システム管理者に通知され Enterprise Managerの Support Workbench 画面で確認サポートセンター連絡時必要な情報を全てパッケージ化 ④SQL テストケースビルダーが障害の原因となるSQL 文表作成DDL 統計情報からテストケース作成 SQL テストケースビルダー IPS(Incident Packaging Service) SQL 修復アドバイザデータリカバリアドバイザＳＱＬ文データ破損の復旧方法をアドバイステストケース ⑤IPS(Incident Packaging Service)が障害管理番号に関連する情報をADR等から取得しzip形式に圧縮障害復旧作業障害の自己修復による早期復旧 Zipファイルテストケース診断情報の送付 ⑥SQL 修復アドバイザデータリカバリアドバイザが障害を解析し障害復旧方法をアドバイスわんくま同盟東京勉強会 #33

42 高可用性わんくま同盟東京勉強会 #33

43 高可用性の新機能わんくま同盟東京勉強会 #33

44 フラッシュバッククエリヒューマンエラーに対処計画外停止せず簡単に高速に過去データにリカバリ過去のある時点でのデータを問い合せることができる機能 select select ** from from EMP EMP AS AS OF OF 2:30 2:30 P.M P.M.. where where...;...; SQL Server 2005以降にはスナップショットを取得した時間にのみ戻ることができる Oracleのフラッシュバックは任意の時間にもどることができるわんくま同盟東京勉強会 #33

45 RAC(Real Application Clusters) スケーラビリティと耐障害性を両立するActive/Active型クラスタ 9iRAC スケーラビリティと耐障害性を両立 10gRAC主な機能拡張スループット Shared Access Shared Access 複数サービスへの対応 Cluster Ready Services 高速アプリケーション通知 Standard Editionでも制限付きで利用可能データベースプロセス障害ノード障害ノード 4ノード秒 4 19 ストレージチャネル障害 2ノード 9秒ノード間ネットワーク障害ノード秒秒 35 グラフ上の数値は共にOracle9iRACで取得 SQL Serverのクラスタは Active / Standby スケールアウトの為にクラスタ構成を利用することはできませんわんくま同盟東京勉強会 #33

46 SE RACの制限注意点 Oracle Database 10g,11gに適用 9i以前ではご利用できませんクラスタ構成をとるサーバーの搭載可能プロセッサ数の合計が4ソケット 1までのハードウェアクラスタウェアとしてOracle Clusterwareの使用が必須他社製クラスタウェアを使用する場合 SE RACは利用できません ASMの使用が必須 1) x86互換cpuの場合その他は2ソケットわんくま同盟東京勉強会 #33

47 <Insert Picture Here> セキュリティわんくま同盟東京勉強会 #33

48 セキュリティの新機能わんくま同盟東京勉強会 #33

49 標準監査一般ユーザの特定オブジェクトに対する操作権限付与およびデータベース構成変更に対し監査証跡を取得する AUDIT_TRAIL=OS AUDIT_FILE_DEST 初期化パラメータで定めた出力先に出力ユーザA ログイン表の構成変更権限付与検索データの変更 etc. セキュアなファイルシステム監査ログの記録先は AUDIT_TRAIL 初期化パラメータで選択可能監査証跡の記録 AUDIT_TRAIL=DB もしくは AUDIT_TRAIL=DB_EXTENDED * SYS.AUD$表に記録 SYS.AUD$表ユーザB 処理が監査に合致した場合処理を行ったユーザーの詳細情報がSQL文とともに aud$ 内部表に記録される aud$ の内容は DBA_AUDIT_TRAIL ビューを利用して確認する * AUDIT_TRAIL=DB_EXTENDEDはOracle10gからの機能ですわんくま同盟東京勉強会 #33

PL/SQLパッケージによる暗号化予め各パッケージのプロシージャを使用して暗号化用/ 復号化用のファンクションを作成しておきます暗号化してデータを挿入 SQL> INSERT INTO customers(cust_id) VALUES (encrypt_function( xxxxxx )); 復号してデータを取得 SQL> SELECT

50 PL/SQLパッケージによる暗号化予め各パッケージのプロシージャを使用して暗号化用/ 復号化用のファンクションを作成しておきます暗号化してデータを挿入 SQL> INSERT INTO customers(cust_id) VALUES (encrypt_function( xxxxxx )); 復号してデータを取得 SQL> SELECT decrypt_function(cust_id) FROM customers; USER_ID NAME ADDRESS CARD_ID USER_ID NAME ADDRESS CARD_ID 001 KING TOKYO 3351-xxxx-xx 001 KING TOKYO mcjs8aakm 002 SCOTT FUKUOKA 3352-xxxx-xx 002 SCOTT FUKUOKA p$hv/wimnhf 003 CLARK SAPPORO 3353-xxxx-xx 003 CLARK SAPPORO V%Jsa6aUm 復号されたデータアプリケーションの修正により暗号化機能が利用できますわんくま同盟東京勉強会 #33 暗号化されて格納

51 DBMS_CRYPTOの使用例 DECLARE DECLARE input_string input_string output_string output_string encrypted_raw encrypted_raw decrypted_raw decrypted_raw num_key_bytes num_key_bytes key_bytes_raw key_bytes_raw encryption_type encryption_type VARCHAR2 VARCHAR2 (200) (200) := := 'Secret 'Secret Message'; Message'; VARCHAR2 VARCHAR2 (200); (200); RAW -RAW (2000); (2000); -- stores stores encrypted encrypted binary binary text text RAW -RAW (2000); (2000); -- stores stores decrypted decrypted binary binary text text NUMBER -NUMBER := := 256/8; 256/8; -- key key length length bits bits (32 (32 bytes) bytes) RAW -RAW (32); (32); -- stores stores 256-bit 256-bit encryption encryption key key PLS_INTEGER -PLS_INTEGER := := -- total total encryption encryption type type DBMS_CRYPTO.ENCRYPT_AES256 DBMS_CRYPTO.ENCRYPT_AES DBMS_CRYPTO.CHAIN_CBC DBMS_CRYPTO.CHAIN_CBC ++ DBMS_CRYPTO.PAD_PKCS5; DBMS_CRYPTO.PAD_PKCS5; BEGIN BEGIN DBMS_OUTPUT.PUT_LINE DBMS_OUTPUT.PUT_LINE (( 'Original 'Original string: string: '' input_string); input_string); key_bytes_raw := DBMS_CRYPTO.RANDOMBYTES (num_key_bytes); key_bytes_raw := DBMS_CRYPTO.RANDOMBYTES (num_key_bytes); encrypted_raw encrypted_raw := := DBMS_CRYPTO.ENCRYPT DBMS_CRYPTO.ENCRYPT (( 暗号化 src VARCHAR2 RAW src => => UTL_I18N.STRING_TO_RAW UTL_I18N.STRING_TO_RAW (input_string, (input_string, 'AL32UTF8'), 'AL32UTF8'), typ typ => => encryption_type, encryption_type, key key => => key_bytes_raw); key_bytes_raw); DBMS_OUTPUT.PUT_LINE ( 'Encrypted string: DBMS_OUTPUT.PUT_LINE ( 'Encrypted string: '' UTL_I18N.RAW_TO_CHAR (encrypted_raw, 'AL32UTF8')); UTL_I18N.RAW_TO_CHAR (encrypted_raw, 'AL32UTF8')); decrypted_raw decrypted_raw := := DBMS_CRYPTO.DECRYPT DBMS_CRYPTO.DECRYPT (( 復号 src src => => encrypted_raw, encrypted_raw, typ => encryption_type, typ => encryption_type, key key => => key_bytes_raw); key_bytes_raw); output_string := UTL_I18N.RAW_TO_CHAR output_string := UTL_I18N.RAW_TO_CHAR (decrypted_raw, (decrypted_raw, 'AL32UTF8'); 'AL32UTF8'); RAW VARCHAR2 DBMS_OUTPUT.PUT_LINE DBMS_OUTPUT.PUT_LINE ('Decrypted ('Decrypted string: string: '' output_string); output_string); END; END; わんくま同盟東京勉強会 #33

52 デフォルトのセキュリティ設定 Database Configuration Assistanｔ監査設定の強化パスワードプロファイル設定の強化 Oracle Database 10gとの互換性を考慮し選択可能さらなるセキュリティ強化を進めていますわんくま同盟東京勉強会 #33

53 グローバリゼーションわんくま同盟東京勉強会 #33

54 グローバリゼーション : UNICODE JIS X 0213への対応 Windows Vistaでサポートされたために話題に日本語の文字コード規格 JIS X 0208に第三第四水準漢字などを加えたもの Unicode 3.2で対応 JIS第三第四水準の漢字が定義されたのはUnicode 3.2 サロゲートペアの仕様が策定されたのはUnicode 2.0 わんくま同盟東京勉強会 #33

55 Oracleでサロゲートペアに対応するにはデータベースの文字コードセット NLS_CHARACTERSET をAL32UTF8に設定既存のテーブル構造もそのまま利用可能 SQLの書き換えも必要ありません格納されたデータの文字列操作等も問題ありませんわんくま同盟東京勉強会 #33

56 Oracle Database における Unicode 対応 Oracle Databaseは最新のUnicode環境をサポート OracleはデータベースキャラクタセットとしてUnicodeをサポート char varcharデータ型の使用比較演算文字変換等の処理もすべて可能 Oracle Databaseは出荷前にUnicode環境での検証を必ず実施キャラクタセットデータベースのバージョン UTF8 AL32UTF8 各国語キャラクタセットデータベースのバージョン UTF8 AL16UTF Vistaを利用する場合は 10g以上 UNICODE AL32UTF8 を推奨しますわんくま同盟東京勉強会 #33

57 本日のまとめ Oracle Database は難しくありません便利な機能が標準(Standard Edition)でも利用可能 Oracle Databaseは標準で簡単高機能わんくま同盟東京勉強会 #33

58 Oracle Direct Seminar 通称ダイセミとは ITプロジェクト全般に渡役立つ知識やノウハウを無償で提供するWebセミナーです毎月100コース近いセミナーをライブで実施中詳しくはまでわんくま同盟東京勉強会 #33

59 Oracle Direct の無償技術支援サービス無償で Oracle Direct が実施している技術支援サービスには様々なものがあり多くのお客様に好評頂いておりますご興味がおありでしたらお気軽にOracle Directへお問い合わせください移行サービス他社製品からOracleへの移行方法をガイド SQL Serverからの移行アセスメントサービス MySQL からの移行相談サービス PostgreSQL からの移行相談サービス Accessからの移行アセスメントサービス Application Server 移行相談サービスバージョンアップ支援サービス Oracle Database の診断チューニングサイジングのアドバイスや要件に合った高可用性機能のご案内パフォーマンスクリニックシステム連携アセスメントサービス Oracle Database構成相談サービス Oracle Database高可用性診断クリニック旧Oracle製品のバージョンアップ方法をガイド Oracle Databaseバージョンアップ支援サービス Oracle Developer/2000 Webアップグレード相談サービス詳しくはまでわんくま同盟東京勉強会 #33

Oracle Direct まずはお問合せください Oracle Direct 検索システムの検討構築から運用まで ITプロジェクト全般の相談窓口としてご支援いたしますシステム構成やライセンス/購入方法などお気軽にお問い合わせ下さい Web問い合わせフォーム専用お問い合わせフォームにてご相談内容を承ります http://www.oracle.co.

60 Oracle Direct まずはお問合せください Oracle Direct 検索システムの検討構築から運用まで ITプロジェクト全般の相談窓口としてご支援いたしますシステム構成やライセンス/購入方法などお気軽にお問い合わせ下さい Web問い合わせフォーム専用お問い合わせフォームにてご相談内容を承りますフォームの入力には Oracle Direct Seminar申込時と同じログインが必要となりますこちらから詳細確認のお電話を差し上げる場合がありますのでご登録されている連絡先が最新のものになっているかご確認下さいフリーダイヤル月曜~金曜 9:00~12:00 13:00~18:00 祝日および年末年始除くわんくま同盟東京勉強会 #33

今さら聞けない!? Oracle入門　～前編～

今さら聞けない!? Oracle入門　～前編～ Oracle Direct Seminar 今さら聞けない!? Oracle 入門 ~ 前編 ~ 日本オラクル株式会社 Agenda 1. Oracle の基本動作 2. Oracle のファイル群 3. Oracle のプロセス群と専用メモリ領域 4. データベース内部動作今さら聞けない!? オラクル入門 ~ 後編 ~ 4. データベース内部動作