オープンシステム構築ガイド

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1 Hitachi Virtual Storage Platform Storage Navigator を使ってストレージシステムを操作する場合は 必ずこのマニュアルを読み 操作手順 および指示事項をよく理解してから操作してください また このマニュアルをいつでも利用できるよう Storage Navigator を使用するコンピュータの近くに保管してください

2 著作権 All Rights Reserved, Copyright (C) 2010, 2012 Hitachi, Ltd. 免責事項このマニュアルの内容の一部または全部を無断で複製することはできません このマニュアルの内容については 将来予告なしに変更することがあります このマニュアルに基づいてソフトウェアを操作した結果 たとえ当該ソフトウェアがインストールされているお客様所有のコン ピュータに何らかの障害が発生しても 当社は一切責任を負いかねますので あらかじめご了承ください このマニュアルの当該ソフトウェアご購入後のサポートサービスに関する詳細は 弊社営業担当にお問い合わせください This product includes software developed by the Apache Software Foundation ( 他社商標 ESCON は 米国およびその他の国における International Business Machines Corporation の商標です FlashCopy は 米国およびその他の国における International Business Machines Corporation の商標です HP-UX は Hewlett-Packard Development Company, L.P. のオペレーティングシステムの名称です Oracle と Java は Oracle Corporation 及びその子会社 関連会社の米国及びその他の国における登録商標です Microsoft Windows および Windows NT は 米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です Netscape は AOL Inc. の登録商標です UNIX は The Open Group の米国ならびに他の国における登録商標です その他 各会社名 各製品名は 各会社の登録商標 商標 又は商品名称です 輸出管理について本製品を輸出される場合には, 外国為替および外国貿易法ならびに米国の輸出管理関連法規などの規制をご確認の上 必要な手続きをお取りください 発行 2012 年 4 月 ( 第 8c 版 ) 2

3 目次 はじめに...13 対象ストレージシステム...14 マニュアルの参照と適合プログラムバージョン...14 対象読者...14 安全にご使用いただくために...14 操作対象リソースについて...15 マニュアルで使用する単位について...15 マニュアルで使用する用語について...15 マニュアルに掲載されている画面図について...15 変更履歴 Provisioning の概要 Provisioning ストラテジー Dynamic Provisioning の概要 Dynamic Provisioning の特徴 Dynamic Provisioning の利点 容量の監視 仮想 VOL のページの解放 リソースの監視とチューニング Dynamic Tiering の概要 Dynamic Tiering の特長 Dynamic Tiering の概念 Dynamic Tiering の流れ 各階層のバッファ領域について VLL の機能概要 論理ボリュームの作成 VLL の仕様 SSID の要件 CV 容量の計算 CV 容量の計算 (OPEN-V ボリュームの場合 ) CV 容量の計算 (OPEN-V 以外のオープンシステムのボリュームの場合 ) CV 容量の計算 ( データ保護レベルが SATA ドライブでエンハンス方式に設定されている場合 ) パリティグループ内の構成 LUSE について LUSE の機能 LUN Manager について LUN Manager の概要 ファイバチャネル環境での LUN Manager 操作 LUN セキュリティの設定

4 LUN Manager を利用する際の注意事項 キャッシュ管理デバイスについて キャッシュ管理デバイス数の計算 (DP-VOL の場合 ) キャッシュ管理デバイス数の計算 (DP-VOL 以外のボリュームの場合 ) Resource Partition Manager の概要 アクセス属性のストラテジー その他のストラテジー Provisioning との関連事項 他のプログラムプロダクトとの共用 Dynamic Provisioning または Dynamic Tiering の場合 Resource Partition Manager の場合 アクセス属性が設定されたボリュームの場合 Provisioning のキーワード Resource Partition Manager 論理ボリューム (LU) LUN LDEV CV LU パス 仮想 VOL プール 階層 複数階層プール しきい値 最大予約量 実行モード (Storage Navigator の場合 ) 実行モード (RAID Manager の場合 ) モニタモード 階層割り当てポリシーの階層レベル 仮想 VOL への階層レベル設定 階層レベル設定時の階層の予約 階層レベル設定時の注意事項 階層割り当てポリシーの新規ページ割り当て階層 再配置プライオリティ プールのフォーマット済み容量 プール VOL 間の使用率の平均化 ( リバランス ) アクセス属性 Dynamic Tiering の操作項目一覧 Provisioning の要件 システムに必要なもの ボリュームを作成するための準備 ボリュームおよびプールの要件 Dynamic Provisioning の要件 Dynamic Tiering の要件 ライセンスの要件 共用メモリの要件 OS およびファイルシステムの容量 Dynamic Provisioning の使用方法 サポート構成 仮想 VOL 容量の拡張のための要件

5 3. Resource Partition Manager の設定 Resource Partition Manager を使用したシステム構成の検討 Resource Partition Manager の使用例 ポートを共有する場合の Resource Partition Manager の使用例 ポートを共有しない場合の Resource Partition Manager の使用例 Resource Partition Manager 使用時の注意事項 リソースグループを作成する リソースを移動する リソースグループにリソースを追加する リソースグループからリソースを削除する ホストおよびファイバチャネルポートの設定 ホストの設定をする ホストバスアダプタの WWN の調べ方とホストバスアダプタ交換時の対処 Windows(R) 2000 ホストまたは Windows Server(R) 2003 ホストの場合 Sun Solaris(R) ホストの場合 IBM AIX(R) ホストの場合 HP-UX(R) ホストの場合 Linux(R) ホストの場合 ホストバスアダプタ交換時の WWN の設定変更 ホストグループを作成し ホストを登録する ( ファイバチャネル環境の場合 ) ファイバチャネルポートの設定をする LUN セキュリティの設定をする LUN セキュリティを有効にする LUN セキュリティを無効にする ファイバチャネルポートのデータ転送速度を設定する ファイバチャネルポートのアドレスを設定する Fabric スイッチの設定をする ファイバチャネルのトポロジを指定する ユーザ認証の設定をする ( ファイバチャネル環境の場合 ) ユーザ認証の概要 ホストの認証 Fabric スイッチの認証 ポートの認証 ( 相互認証の場合 ) ファイバチャネル環境で認証を設定する ホストグループにホストの認証を行うかどうかを設定する ホストグループにホストのユーザ情報を登録する ホストのユーザ情報を変更する ホストのユーザ情報を削除する ホストグループのユーザ情報を設定する ( 相互認証を行う場合 ) ホストグループのユーザ情報を消去する ( 相互認証を行う場合 ) ファイバチャネルポートの設定 ファイバチャネルポートの情報を設定する ファイバチャネルポートにユーザ情報を登録する Fabric スイッチの設定 Fabric スイッチにユーザ情報を登録する Fabric スイッチのユーザ情報を消去する Fabric スイッチに認証方法を設定する Fabric スイッチに認証を行うかどうかを設定する 可変ボリューム (CV) の操作 Virtual LVI/Virtual LUN (VLL) の設定操作 LDEV を作成する

6 5.1.2 登録予定の LDEV の SSID を編集する 登録予定の LDEV の設定を変更する 登録予定の LDEV を削除する LUSE の設定操作 LUSE の構成仕様 パス設定あり LUSE 操作 LUSE を開始する パリティグループの一覧を表示する LUSE ボリュームを作成する [LDEV 情報 ] リスト上で LUSE ボリュームを作成する [ 選択 LDEV] リストにより LUSE ボリュームを作成する [ ボリューム数 ] リストにより LUSE ボリュームを作成する 登録前の LUSE ボリュームの設定をリセットする Dynamic Provisioning と Dynamic Tiering の操作 運用の流れ プールを作成する 仮想 VOL を作成する 登録予定の仮想 VOL の SSID を編集する 登録予定の仮想 VOL の設定を変更する 登録予定の仮想 VOL を削除する SIM のコンプリート手順 階層再配置ログファイルをダウンロードする 階層再配置ログファイルのテーブル項目 LU パスの設定 LU パスの設定をする ホストグループを論理ボリュームと結び付ける ( ファイバチャネル環境の場合 ) UUID を設定する 交替パスを作成する 保守 リソースグループを管理する リソースグループ名を変更する リソースグループを削除する ホストの設定をする ホストバスアダプタの WWN またはニックネームを変更する ホストグループの名前やホストモードを変更する ホストグループ 0 を初期化する ホストグループからホストバスアダプタを削除する 不要な WWN を [WWN] テーブルから削除する ホストグループを削除する プールと仮想 VOL を管理する プールの情報を参照する プールのフォーマット済み容量を参照する プール VOL 間の使用率の平均化 ( リバランス ) 処理の進捗率を参照する プール容量を拡張する プールのしきい値を変更する プールの最大予約量を変更する プール名を変更する プールを回復する プール容量を縮小する

7 プール容量の縮小を停止する プールを削除する 仮想 VOL の容量を拡張する 仮想 VOL の名称を変更する 仮想 VOL のページを解放する 仮想 VOL のページの解放を中止する 仮想 VOL を削除する Dynamic Tiering を管理する Dynamic Provisioning のプールを Dynamic Tiering のプールに変更する 性能モニタリングと階層再配置に関する設定を変更する モニタモードを変更する 新規割当用空き領域率を変更する 再配置用バッファ領域率を変更する プールから階層を削除する 仮想 VOL を階層再配置の対象にする / 対象から除外する 仮想 VOL の階層割り当てポリシーを変更する 仮想 VOL の再配置プライオリティの設定を変更する プールの階層プロパティを参照する 仮想 VOL の階層プロパティを参照する Dynamic Tiering のプールから Dynamic Provisioning のプールに変更する LDEV を管理する LDEV を閉塞する LDEV を回復する LDEV 名を編集する LDEV を削除する ( フリースペースに変更する ) 前提条件 LDEV を削除する ( フリースペースに変更する ) システムディスクを作成する LDEV をフォーマットする フォーマット操作の概要 フォーマット実行時のストレージシステム動作 クイックフォーマット機能 LDEV を選択してフォーマットする パリティグループを指定してフォーマットする LUSE を管理する LUSE ボリュームとして結合されている複数のボリュームを一覧表示する LUSE ボリュームのサイズを変える LUSE ボリュームを解除する LU パスの管理をする LU パスを削除する UUID の設定をクリアする LUN の設定を表示する アクセス属性を設定する Read Only または Protect 属性に変更する Read/Write 属性に戻す Read/Write 属性への変更禁止期間が終わっても変更禁止を継続する ( 期限切れロック ) コピー操作からボリュームを保護する ( 副 VOL 拒否 ) Storage Navigator からの LU パス設定とコマンドデバイス設定を防止する ( リザーブ ) リソースにプロセッサブレードを割り当てる プロセッサブレードの割り当て方法を設定する LDEV に割り当てられたプロセッサブレードを変更する トラブルシューティング LDEV 作成時のトラブルシューティング

8 9.2 Dynamic Provisioning のトラブルシューティング Data Retention Utility のトラブルシューティング RAID Manager 操作時のトラブルシューティング お問い合わせ先 付録 A Resource Partition Manager 使用時の留意事項 A.1 Resource Partition Manager と他のプログラムプロダクトの操作との関係 A.1.1 Copy-on-Write Snapshot A.1.2 Dynamic Provisioning A.1.3 Encryption License Key A.1.4 High Availability Manager A.1.5 LUN Expansion A.1.6 LUN Manager A.1.7 Performance Monitor A.1.8 ShadowImage A.1.9 TrueCopy A.1.10 Universal Replicator A.1.11 Universal Volume Manager A.1.12 Open Volume Management A.1.13 Virtual Partition Manager A.1.14 Volume Migration A.1.15 Volume Shredder A.1.16 Configuration File Loader A.1.17 CLI スプレッドシート LUN Expansion A.1.18 Server Priority Manager A.2 Resource Partition Manager 使用時の注意事項 A.2.1 High Availability Manager(HAM) 付録 B RAID Manager コマンドリファレンス B.1 RAID Manager コマンドとアクションの対応表 付録 C このマニュアルでの表記 C.1 ShadowImage および Copy-on-Write Snapshot のボリューム名について 付録 D Resource Partition Manager GUI リファレンス D.1 [ リソースグループ ] を選択したときのトップ画面 D.2 [ リソースグループ ] から個別のリソースグループを選択したときのトップ画面 D.3 リソースグループ作成ウィザード D.3.1 [ リソースグループ作成 ] 画面 D.3.2 [ パリティグループ選択 ] 画面 D.3.3 [LDEV 選択 ] 画面 D.3.4 [ ポート選択 ] 画面 D.3.5 [ ホストグループ選択 ] 画面 D.3.6 [ 設定確認 ] 画面 D.4 リソースグループ編集ウィザード D.4.1 [ リソースグループ編集 ] 画面 D.4.2 [ 設定確認 ] 画面 D.5 リソース追加ウィザード D.5.1 [ リソース追加 ] 画面 D.5.2 [ 設定確認 ] 画面 D.6 [ リソース削除 ] 画面

9 D.7 [ リソースグループ削除 ] 画面 D.8 [ リソースグループプロパティ ] 画面 付録 E LUN Manager GUI リファレンス E.1 [ ポート / ホストグループ ] を選択したときのトップ画面 E.2 [ ポート / ホストグループ ] から個別のポートを選択したときのトップ画面 E.3 [ ポート / ホストグループ ] のポートから個別のホストグループを選択したときのトップ画面 E.4 LUN パス追加ウィザード E.4.1 [LDEV 選択 ] 画面 E.4.2 [ ホストグループ選択 ] 画面 E.4.3 [LUN パス追加 ] 画面 E.4.4 [ 設定確認 ] 画面 E.5 ホストグループ作成ウィザード E.5.1 [ ホストグループ作成 ] 画面 E.5.2 [ 設定確認 ] 画面 E.6 ホストグループ編集ウィザード E.6.1 [ ホストグループ編集 ] 画面 E.6.2 [ 設定確認 ] 画面 E.7 ホストグループに追加ウィザード ( ホスト選択時 ) E.7.1 [ ホストグループに追加 ] 画面 E.7.2 [ 設定確認 ] 画面 E.8 ホスト追加ウィザード ( ホストグループ選択時 ) E.8.1 [ ホスト追加 ] 画面 E.8.2 [ 設定確認 ] 画面 E.9 LUN パス削除ウィザード E.9.1 [LUN パス削除 ] 画面 E.9.2 [ 設定確認 ] 画面 E.10 ホスト編集ウィザード E.10.1 [ ホスト編集 ] 画面 E.10.2 [ 設定確認 ] 画面 E.11 ポート編集ウィザード E.11.1 [ ポート編集 ] 画面 E.11.2 [ 設定確認 ] 画面 E.12 交替パス作成ウィザード E.12.1 [ 交替パス作成 ] 画面 E.12.2 [ 設定確認 ] 画面 E.13 LUN パスコピーウィザード E.13.1 [LUN パスコピー ] 画面 E.13.2 [ 設定確認 ] 画面 E.14 ホスト削除ウィザード E.14.1 [ ホスト削除 ] 画面 E.14.2 [ 設定確認 ] 画面 E.15 UUID 編集ウィザード E.15.1 [UUID 編集 ] 画面 E.15.2 [ 設定確認 ] 画面 E.16 [ 新規ホスト追加 ] 画面 E.17 [LUN ID 変更 ] 画面 E.18 [ ホストグループ削除 ] 画面 E.19 [ ログイン WWN 削除 ] 画面 E.20 [UUID 削除 ] 画面 E.21 [ ホストグループプロパティ ] 画面

10 E.22 [LUN プロパティ ] 画面 E.23 [Authentication] 画面 E.23.1 [Authentication] 画面 (Fibre フォルダ選択時 ) E [ ポート ] ツリー E [ ポート情報 ] リスト E [Fabric スイッチ情報 ] リスト E.23.2 [Authentication] 画面 ( ポート選択時 ) E [ ポート ] ツリー E [ 認証情報 ( ターゲット )] リスト E [ 認証情報 ( ホスト )] リスト E.23.3 [ 認証情報新規作成 ( ホスト )] 画面 E.23.4 [ 認証情報変更 ( ホスト )] 画面 E.23.5 [ 認証情報削除 ] 画面 E.23.6 [ 認証情報登録 ] 画面 E.24 コマンドデバイス編集ウィザード E.24.1 [ コマンドデバイス編集 ] 画面 E.24.2 [ 設定確認 ] 画面 E.25 [ ログイン WWN 状態参照 ] 画面 付録 F Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス F.1 [ プール ] を選択したときのトップ画面 ( プール画面 ) F.2 [ プール ] から個別のプールを選択したときのトップ画面 F.3 プール作成ウィザード F.3.1 [ プール作成 ] 画面 F.3.2 [ 設定確認 ] 画面 F.4 プール拡張ウィザード F.4.1 [ プール拡張 ] 画面 F.4.2 [ 設定確認 ] 画面 F.5 プール編集ウィザード F.5.1 [ プール編集 ] 画面 F.5.2 [ 設定確認 ] 画面 F.6 プール削除ウィザード F.6.1 [ プール削除 ] 画面 F.6.2 [ 設定確認 ] 画面 F.7 V-VOL 容量拡張ウィザード F.7.1 [V-VOL 容量拡張 ] 画面 F.7.2 [ 設定確認 ] 画面 F.8 [ プール回復 ] 画面 F.9 [ プール縮小 ] 画面 F.10 [ 縮小停止 ] 画面 F.11 [SIM 完了 ] 画面 F.12 [ プール VOL 選択 ] 画面 F.13 [ ゼロデータページ破棄 ] 画面 F.14 [ ゼロデータページ破棄停止 ] 画面 F.15 [ プールプロパティ ] 画面 F.16 [ 階層プロパティ参照 ] 画面 F.17 [ プールモニタ開始 ] 画面 F.18 [ プールモニタ停止 ] 画面 F.19 [ 階層再配置開始 ] 画面 F.20 [ 階層再配置停止 ] 画面 F.21 [ プール管理状態参照 ] 画面

11 付録 G LDEV 作成 GUI リファレンス G.1 [ パリティグループ ] を選択したときのトップ画面 G.2 [ パリティグループ ] から Internal( または External) を選択したときのトップ画面 G.3 [ パリティグループ ] の Internal( または External) から個別のパリティグループを選択したときのトップ画面 G.4 [ 論理デバイス ] を選択したときのトップ画面 G.5 LDEV 作成ウィザード G.5.1 [LDEV 作成 ] 画面 G.5.2 [ 設定確認 ] 画面 G.6 LDEV 編集ウィザード G.6.1 [LDEV 編集 ] 画面 G.6.2 [ 設定確認 ] 画面 G.7 [LDEV 設定変更 ] 画面 G.8 [SSID 参照 ] 画面 G.9 [ フリースペース選択 ] 画面 G.10 [ プール選択 ] 画面 G.11 [LDEV ID 参照 ] 画面 G.12 [ 物理位置参照 ] 画面 G.13 [SSID 編集 ] 画面 G.14 [SSID 変更 ] 画面 G.15 LDEV フォーマットウィザード G.15.1 [LDEV フォーマット ] 画面 G.15.2 [ 設定確認 ] 画面 G.16 [LDEV 回復 ] 画面 G.17 [LDEV 閉塞 ] 画面 G.18 [LDEV 削除 ] 画面 G.19 [LDEV プロパティ ] 画面 G.20 [ コンポーネント ] を選択したときのトップ画面 G.21 [ コンポーネント ] に含まれるコントローラシャーシを選択したときのトップ画面 G.22 MP ブレード編集ウィザード G.22.1 [MP ブレード編集 ] 画面 G.22.2 [ 設定確認 ] 画面 G.23 プロセッサブレード割り当てウィザード G.23.1 [ プロセッサブレード割り当て ] 画面 G.23.2 [ 設定確認 ] 画面 付録 H LUN Expansion GUI リファレンス H.1 [LUN Expansion(LUSE)] 画面 H.1.1 [LDEV 情報 ] ツリー H.1.2 [LDEV 情報 ] リスト H.1.3 LDEV 操作詳細 H.2 [RAID 連結 ] 画面 H.3 [LUSE ボリューム作成確認 ] 画面 H.4 [LUSE ボリュームリセット確認 ] 画面 H.5 [LUSE ボリューム解除確認 ] 画面 H.6 [LUSE Detail] 画面 付録 I Data Retention Utility GUI リファレンス I.1 [Data Retention] 画面

12 用語解説 索引

13 はじめに このマニュアルは Hitachi Virtual Storage Platform( 以下 VSP と略します ) 用の です このマニュアルでは 次の製品の概要と使用方法について説明しています Resource Partition Manager LUN Manager Dynamic Provisioning Dynamic Tiering LUN Expansion Virtual LVI/Virtual LUN Data Retention Utility r 対象ストレージシステム r マニュアルの参照と適合プログラムバージョン r 対象読者 r 安全にご使用いただくために r 操作対象リソースについて r マニュアルで使用する単位について r マニュアルで使用する用語について r マニュアルに掲載されている画面図について r 変更履歴 はじめに 13

14 対象ストレージシステム このマニュアルでは 次に示す VSP のストレージシステムに対応する製品 ( プログラムプロダクト ) を対象として記述しています VSP A-65AC-CBX H-65AC-CBX このマニュアルでは特に断りのない限り VSP のストレージシステムを単に ストレージシステム と称することがあります マニュアルの参照と適合プログラムバージョン マニュアルを参照されるときは ご使用の DKCMAIN プログラムと同じ梱包内のプログラムプロダ クト用 CD-ROM に添付されているマニュアルを使用してください このマニュアルは DKCMAIN プ ログラムのバージョン X-XX/XX 以降 (XX は規定外 ) に適合しています 対象読者 このマニュアルは 次の方を対象読者として記述しています 磁気ディスクアレイ装置を使用したシステムを運用管理し 磁気ディスクアレイ装置の保守について訓練を受けた方 ストレージシステム装置を使い慣れている方 UNIX コンピュータまたは Windows コンピュータを使い慣れている方 Web ブラウザを使い慣れている方 使用する OS および Web ブラウザの種類については Storage Navigator ユーザガイド をご覧く ださい 安全にご使用いただくために このマニュアルでは 製品を安全にご使用いただくための注意書きを 次のとおり記載しています 注意データの消失 破壊のおそれや データの整合性がなくなるおそれがある場合などの注意を示します メモ解説 補足説明 付加情報などを示します 注意事項 : 上記注意表示以外のインストール 設定 操作 運用などに関する注意を示します 留意事項 : 解説 補足説明 付加情報などを示します 14 はじめに

15 操作対象リソースについて Storage Navigator のメイン画面には ログインしているユーザ自身に割り当てられているリソースだけが表示されます また 割り当てられているリソースの管理に必要とされる関連のリソースも表示される場合があります Storage Navigator のサブ画面には ストレージシステムに存在するすべてのリソースが表示されます Storage Navigator のサブ画面で各操作を実行するときには 基本情報画面でリソースグループの ID を確認し ユーザアカウントに割り当てられているリソースに対して操作を実行してください また このマニュアルで説明している機能を使用するときには 各操作対象のリソースが特定の条件を満たしている必要があります ユーザアカウントについては Storage Navigator ユーザガイド をご覧ください マニュアルで使用する単位について 1k( キロ ) バイトは 1,024 バイト 1M( メガ ) バイトは 1,024 キロバイト 1G( ギガ ) バイトは 1,024 メガバイト 1T( テラ ) バイトは 1,024 ギガバイトの計算値です 1 ブロック (Block) は 512 バイトです マニュアルで使用する用語について このマニュアルでは Storage Navigator が動作しているコンピュータを便宜上 Storage Navigator 動作 PC と呼びます また 論理ボリュームは特に断りが無い場合 ボリューム と呼 びます マニュアルに掲載されている画面図について このマニュアルに掲載されている画面図の色は ご利用のディスプレイ上に表示される画面の色と異なる場合があります このマニュアルでは Windows コンピュータ上の Internet Explorer での画面を掲載しています UNIX コンピュータ上でご使用の Storage Navigator の画面は マニュアルに掲載されている画面の表示と異なる場合があります Storage Navigator の画面や基本操作に関する注意事項については Storage Navigator ユーザガイド を参照してください 変更履歴 版番号 発行年月 変更内容 初版 2010 年 9 月 新規 ( 適合 DKCMAIN プログラムバージョン : X-XX/XX 以降) 第 2 版 2010 年 10 月 初版を改訂 ( 適合 DKCMAIN プログラムバージョン : X-XX/XX 以降) 第 3 版 2010 年 12 月 第 2 版を改訂 ( 適合 DKCMAIN プログラムバージョン : X-XX/XX 以降 ) はじめに 15

16 版番号 発行年月 変更内容 第 4 版 2011 年 3 月 第 3 版を改訂 ( 適合 DKCMAIN プログラムバージョン : X-XX/XX 以降 ) 第 5 版 2011 年 7 月 第 4 版を改訂 ( 適合 DKCMAIN プログラムバージョン : X-XX/XX 以降 ) 第 6 版 2011 年 8 月 第 5 版を改訂 ( 適合 DKCMAIN プログラムバージョン : X-XX/XX 以降 ) 第 7 版 2011 年 9 月 第 6 版を改訂 ( 適合 DKCMAIN プログラムバージョン : X-XX/XX 以降 ) 第 8 版 2012 年 2 月 第 7 版を改訂 ( 適合 DKCMAIN プログラムバージョン : X-XX/XX 以降 ) 第 8a 版 2012 年 3 月 第 8 版を改訂 ( 適合 DKCMAIN プログラムバージョン : X-XX/XX 以降 ) 第 8b 版 2012 年 3 月 第 8a 版を改訂 ( 適合 DKCMAIN プログラムバージョン : X-XX/XX 以降 ) 第 8c 版 2012 年 4 月 ホストオプションモード 69 を追加した ( 表 4-2 を参照 ) 第 8b 版を改訂 ( 適合 DKCMAIN プログラムバージョン : X-XX/XX 以 降 ) 16 はじめに

17 1 Provisioning の概要 ストレージのリソースの割り当てについて Provisioning ストラテジー アクセス属性ス トラテジーおよび重要な用語に分けて説明します r 1.1 Provisioning ストラテジー r 1.2 アクセス属性のストラテジー r 1.3 その他のストラテジー r 1.4 Provisioning のキーワード r 1.5 Dynamic Tiering の操作項目一覧 Provisioning の概要 17

18 1.1 Provisioning ストラテジー Provisioning ストラテジーについて説明します Dynamic Provisioning の概要 Dynamic Provisioning は 導入コストおよびボリューム管理コストを削減するためのプログラムプロダクトです Dynamic Provisioning では 仮想ボリューム ( 仮想 VOL) を使って導入コストおよび管理コストを削減します Dynamic Provisioning の特徴 Dynamic Provisioning では仮想 VOL を経由してプール内のボリューム ( プール VOL) のデータにアクセスします 仮想 VOL には実際のハードディスクドライブ容量よりも大きなボリュームを定義できます また ハードディスクドライブの増設時は システムを停止させないで継続的に運用できるため 次の目的を達成できます 導入時は必要最小限のボリュームの購入で済むため 初期導入コストを軽減します システム再構築に伴う運用中断による 管理コストや不稼働時間の増大を防止します Dynamic Provisioning を使用しない場合と使用した場合の比較の例を次の図に示します 18 Provisioning の概要

19 図 1-1 : Dynamic Provisioning の効果 図中の固定サイズのボリューム使用時で Dynamic Provisioning を使用しない場合の例では 導入時に無駄な領域が多く ボリュームの容量を確保するための費用が多くかかっていました この理由は ボリュームを定義するときにその容量のボリュームを準備しておく必要があるからです また この例では 1 年後にボリュームの容量が 80% を超えたため その後のボリューム使用容量増加に対応したシステムの再構築が必要となります 一方 仮想ボリューム使用時で Dynamic Provisioning を使用した例では 導入時にボリュームの容量を確保するための費用が少なくできます この理由は 利用に応じて警告が出たらボリュームを購入でき ボリュームの領域を有効に活用できるからです また システムの再構築が発生しないので システムを停止させることなく継続的な運用ができます Dynamic Provisioning の利点 Dynamic Provisioning の利点を次の表に示します Provisioning の概要 19

20 表 1-1 : Dynamic Provisioning の利点 利点 Dynamic Provisioning を使用した場合 Dynamic Provisioning を使用しない場合 導入コストの削減運用管理コストの削減管理のわずらわしさの軽減ハードディスクドライブ稼働効率の向上 実際のハードディスクドライブ容量よりも大きなボリュームを定義できます つまり 最低限の容量のハードディスクドライブを購入し ボリュームサイズとして想定する最大容量を定義できます この結果 導入コストを削減できます ただし オペレーティングシステム (OS) およびファイルシステムによっては容量の削減効果がない場合があります 詳細については 2.8 節を参照してください 実際のハードディスクドライブ容量が不足したときには ハードディスクドライブを増設するだけで済みます 増設の作業中もシステムを停止する必要はありません この結果 運用管理コストを削減できます また Dynamic Tiering を使用することで SSD SAS SATA および外部ボリュームなどの複数の異なるメディアでボリュームを構成でき 性能余剰分のストレージコストを削減できます 実際のハードディスクドライブ容量に関係なく 任意の容量のボリュームが定義できるため LUSE( 拡張論理ボリューム ) を使用する必要がありません ただし 定義できるボリュームの最大容量は 60 TB です また Dynamic Tiering を使用することで データをアクセス頻度に応じて最適なメディアへ移行することができ ストレージ性能を最大化できます ボリュームを複数のパリティグループから構成することで 特定のパリティグループの性能が落ちることが少なくなります 将来使用すると考えられる容量を予測し て購入するため 使用しない容量について も ストレージシステム およびプログラ ムプロダクトに対する費用が多くかかり ます システムを停止して再構築することが必 要です 将来使用すると考えられる容量を予測し て購入するため 使用しない容量について も ストレージシステム およびプログラ ムプロダクトに対する管理が必要です ShadowImage などでは LUSE 構成に依存し てペアの作成が制限されます 将来使用しそうな容量を予測して購入す る必要があるため 稼働していないハード ディスクドライブが存在することがあり ます このため 稼働しているパリティグループに負荷が集中し 性能が落ちることがあります 容量の監視 プール容量の監視 Dynamic Provisioning または Dynamic Tiering の仮想 VOL を使った場合 プールの容量以上の仮想 VOL を定義できます しかし プールの空き容量が不足すると ホストからアクセスできなくなります このため プールの空き容量を監視する必要があります プール満杯時に仮想 VOL へのデータの読み書きを抑止できます そのためには Data Retention Utility をインストールし さらに日立ソリューションサポートセンタに連絡して抑止方法をお問い合わせください この抑止方法に従って設定すると プール満杯時に Protect 属性が自動的に仮想 VOL へ割り当てられます 20 Provisioning の概要

21 ほかのプログラムプロダクトと併用している仮想 VOL に対しても Protect 属性が付加されます Protect 属性が仮想 VOL に付加された場合 [Data Retention] 画面ではその仮想 VOL の [ 副 VOL] 欄には [ 許可 ] と表示され [ 有効期限 ] 欄には [0 日 ] と表示されます ただし 副 VOL 拒否属性が設定されている仮想 VOL に Protect 属性が付加された場合 [ 副 VOL] 欄は [ 拒否 ] のままです プールを定義したときのしきい値に従ってプールの空き容量を監視し しきい値を超えたら SIM (Service Information Message) を出力してユーザに警告します また SNMP(Simple Network Management Protocol) マネージャにトラップが報告されます SNMP マネージャの詳細については SNMP Agent ユーザガイド をご覧ください また ユーザは Performance Monitor を使ってシステムのパフォーマンスを RAID Manager を使ってプールと仮想 VOL の情報を監視できます Performance Monitor の詳細については Performance Manager ユーザガイド (Performance Monitor, Server Priority Manager, Cache Residency Manager) をご覧ください 仮想 VOL 容量の監視プールを作成するときにプール容量に対して仮想 VOL 容量の最大予約量を設定できます 最大予約量が設定されている状態で仮想 VOL を作成 ( 関連付け ) するとき あらかじめ設定した仮想 VOL 容量の最大予約量を超えて割り当てることができません また 最大予約量を 100% を超える値に設定した場合や最大予約量を設定しなかった場合 プールの容量以上の容量を持つ仮想 VOL が作成できるため プールの空き容量を監視する必要があります 最大予約量の詳細については F.3.1 [ プール作成 ] 画面 を参照してください プール画面の [ 予約量 (%)] の [ 現在 ] に表示されている値は 算出された予約量の小数点以下を切り捨てた値です このため プールに関連付けられている仮想 VOL の割合は 画面に表示されている予約量 (%) よりも大きい場合があります 既存の仮想 VOL と同じ容量の仮想 VOL を新たに作成する場合 画面に表示されている現在の予約量 (%) よりも大きい値が必要です 例えば 3 GB の仮想 VOL が GB の容量を持つプールに関連付けられている場合 次の予約量が算出されます ( ) 100 = (%) プール画面の [ 予約量 (%)] の [ 現在 ] には 25(%) が表示されます 同じ容量の仮想 VOL を作成する場合 残りの予約量が 26(%) 以上必要です 図 1-2 : 仮想 VOL 容量の最大予約量の設定 Provisioning の概要 21

22 仮想 VOL のページの解放仮想 VOL のページの全データが 0 であった場合 ゼロデータページを破棄して該当するページを解放できます ページを解放することで プールの空き容量が増えます 仮想 VOL ごとにゼロデータページ破棄を実行できます 処理の進捗状況は Storage Navigator で確認ができます 詳細については F.21 [ プール管理状態参照 ] 画面を参照してください ゼロデータページ破棄処理は中断できます ゼロデータページ破棄の中断では 処理が中断されるだけで 既に破棄処理が実行された部分は元に戻りません メモ仮想 VOL のページの解放処理中は 仮想 VOL に対するホストの入出力の性能が一時的に低下します ゼロデータページを破棄すると 自動的にプール VOL 間の使用率の平均化を行います 既存のデータを移動するため ホストの入出力性能が変わることがあります プール VOL 間の使用率の平均化は ゼロデータページを破棄した仮想 VOL が含まれるプール全体に対して実行されます 自動的にプール VOL 間の使用率の平均化を行いたくない場合は 日立ソリューションサポートセンタにお問い合わせください キャッシュの冗長度がない場合やプールの使用率がしきい値を超えそうになった場合は 自動的にプール VOL 間の使用率の平均化を行いません リソースの監視とチューニング使用率情報や Performance Monitor に表示される情報を統計情報として蓄積し Dynamic Provisioning の管理をサポートする機能について説明します 使用率の監視 [ プール ] 画面によって 仮想 VOL やプールの使用率を表示できます この結果 プールの空き容量 を監視し 容量の拡張時期を見積もることができます 使用率の表示方法を 次の表に示します メモ仮想 VOL 使用率やプール使用率の時間変化のグラフを表示させるためには HCS(Hitachi Command Suite) を購入する必要があります 表 1-2 : 使用率の表示方法 表示項目 表示方法 仮想 VOL の使用率 仮想 VOL ごとに仮想 VOL の使用率を表示できます 仮想 VOL の使用率は その仮想 VOL の容量に対する 使用しているデータの割合です 仮想 VOL の使用率の現在値を表示できます HCS との連携によって仮想 VOL の使用率の時間変化を参照できます プールの使用率 プールごとに個々の仮想 VOL のプール使用率を表示できます プール使用率の現在値を表示できます HCS との連携によってプール使用率の時間変化を参照できます プール使用率の時間変化の例を 次の図に示します 22 Provisioning の概要

23 図 1-3 : プール使用率の時間変化の例 性能管理 仮想 VOL について次のように性能管理を実施できます モニタ情報の収集 次のモニタ情報を分析することによって プールの負荷 ( アクセス頻度 プールの使用増加率の 傾向 およびハードディスクドライブのアクセス負荷 ) と仮想 VOL の負荷 ( アクセス頻度 プー ル割り当て率の傾向 ) などを把握し ボリュームの適切な配置などのチューニングに利用できま す 仮想 VOL のアクセス頻度 Read Hit 率 および Write Hit 率 (Performance Monitor) プールのパリティグループの利用率 (Performance Monitor) プールの使用量 および使用量の時間経過 仮想 VOL の使用量 ( データが格納されている割合 ) および使用量の時間経過 チューニング 次のチューニング機能によってボリュームの適切な配置などを支援します ShadowImage で仮想 VOL をコピーして プール側のボトルネックを解消します 詳細については ShadowImage ユーザガイド をご覧ください 通常のボリュームがプール VOL と同じパリティグループにある場合に Volume Migration で通常のボリュームをプール VOL とは別のパリティグループにします 詳細については Volume Migration ユーザガイド をご覧ください モニタ情報の収集とチューニングによって スループットや稼働率の向上が期待できます 利用率 入出力の管理方法を次の図に示します Provisioning の概要 23

24 図 1-4 : 利用率 入出力の管理方法 高負荷の仮想 VOL のデータを負荷の低いプールに ShadowImage でコピーすることで プールの負荷 を調整できます Dynamic Tiering を使用したチューニング Dynamic Tiering を使用するとデータのアクセス頻度とメディアごとの性能稼働率を監視できま す 監視したアクセス頻度と性能稼動率からデータを最適なメディアへ移行することができます Dynamic Tiering の概要 Dynamic Tiering では SSD SAS SATA 外部ボリュームなどの種類の異なる複数のメディアでボ リュームを構成することで ストレージのコストパフォーマンス向上を実現できます Dynamic Tiering の特長 Dynamic Tiering には次の特長があります 複数のメディアのボリューム構成によるストレージコスト削減従来では 1 つのメディアでしか構成できなかったボリュームを SSD SAS SATA 外部ボリュームなどの複数の異なるメディアを組み合わせたボリューム構成にすることで 性能余剰分のストレージコストを削減できます データのアクセス頻度に応じた最適なメディアへデータの自動移行アクセス頻度が高いデータを高速メディア (SSD) に アクセス頻度が低いデータを低速なメディア (SATA) にデータ移行することで ストレージ性能を最大化します 24 Provisioning の概要

25 次の図は Dynamic Tiering を使用することによるメディア構成の違いを示しています グラフの縦軸は単位時間ごとの平均 I/O 数 横軸はその I/O が発生した領域の容量を示しています 使用しない場合では ボリュームが 1 つのメディアで構成されているために ボリュームに対する負荷の高低に関係なく 同一のメディア ( 高速メディア ) に割り当てられています そのため 性能や容量に多くの余剰があります 一方 Dynamic Tiering を使用した場合では 高負荷のボリュームには高速メディアが 低負荷ボリュームには低速メディアが自動的に割り当てられるため 性能を高め容量の余剰分のコストを削減できます 図 1-5 : Dynamic Tiering の効果 Dynamic Tiering の概念 Dynamic Tiering では 1 つのプール内において ページの IO 負荷に応じて 最大 3 つの階層で管理します 相対的に負荷が高いページを高速なメディアで構成される上位階層へ 負荷が低いページを低速なメディアで構成される下位階層へ配置します 図 1-6 : 階層の概念図 階層が追加される場合 プール VOL を追加したとき そのプール VOL に対応する階層がプールにない場合は 性能レベルに 応じた位置に階層が追加されます Provisioning の概要 25

26 図 1-7 : 階層が追加される場合の概念図 階層が削除される場合 プール VOL を削除することによって 階層内のプール VOL がすべてなくなった場合は プールから 階層が削除されます 図 1-8 : 階層が削除される場合の概念図 Dynamic Tiering の流れ 新規ページの割り当てからマイグレーションまで次の順で行われます 図 1-9 : Dynamic Tiering の流れ 階層の判定とページマイグレーションを合わせて 階層再配置 と呼びます 1. 新規ページの割り当て通常は 上位階層から新規ページが割り当てられます 上位階層の容量が不足したときは 順次下位階層へ割り当てられます すべての階層の容量が不足したときは ホストにエラーが送信されます 26 Provisioning の概要

27 DP-VOL に新規ページ割り当て階層を設定した場合 新規ページが割り当てられる時の階層を指定できます 初期設定の場合 新規ページは中間の階層から割り当てられます 詳細については 階層割り当てポリシーの新規ページ割り当て階層を参照してください 2. 性能モニタリングによりページごとの負荷情報を採取性能モニタリングでは ページごとの負荷特性を把握するために 1 つのプール内のページごとの負荷 ( ある一定の範囲の I/O 数 ) が性能モニタとして採取されます ページマイグレーションによって発生する I/O は 性能モニタリングの対象外です 3. 度数分布の作成採取した性能モニタ情報をもとに 負荷に対するページ数をグラフ化した度数分布が作成されます 作成された度数分布は Storage Navigator の [ 階層プロパティ参照 ] 画面で参照できます グラフの縦軸は 1 時間ごとの平均 I/O 数 横軸はその I/O が発生した領域の容量 (GB) を示しています 注意 I/O 数をカウントする際 キャッシュヒットの I/O 数はカウントされません このため カウントされた I/O 数とホストからの I/O 数は異なります また グラフには 1 時間あたりの I/O 数が表示されます このため モニタリング時間が 1 時間未満の場合 実際の I/O 数よりもグラフに表示される I/O 数のほうが多くなる場合があります 図 1-10 : 度数分布の表示例 4. 階層の判定性能モニタ情報をもとに 適切な階層へのページ配置が決定されます 階層の判定は次の 3 つのステップで行われます a. 階層境界値の決定度数分布表から階層の境界値が算出されます 負荷 (I/O 数 ) の高いページから上位階層に格納されます 格納されたページ数の累計が対象となる階層の容量を超えた値 または階層が処理できる最大の I/O 数に到達した値が階層境界値となります 階層が処理できる最大の I/O 数を性能ポテンシャルと呼びます また 各階層の性能ポテンシャルに対して発生している I/O 数の割合を性能稼働率と呼びます 性能稼働率が 100% と表示されている場合 階層に発生している I/O 数が性能ポテンシャルを超えていることを示します Provisioning の概要 27

28 メモ性能ポテンシャルは各階層に使用するプール VOL の容量に比例します 性能ポテンシャルをより高めるため 1 つのパリティグループのすべての容量を 1 つのプールに使用することを推奨します 図 1-11 : 各階層の性能ポテンシャルと階層境界値の概念図 b. 階層範囲の決定階層境界値をもとに階層範囲が決定されます 階層境界値を階層範囲の下限値とし 無駄なページ移行を抑制するために 約 10~20% のグレーゾーンを設けます このグレーゾーンの幅をデルタ値と呼びます 階層再配置の対象となるすべてのページが上位階層に収まる場合は 階層範囲の下限値およびデルタ値は 0 です 図 1-12 : 階層範囲とグレーゾーンの関係 c. ページの階層判定性能モニタリングで採取した各ページの性能モニタ情報をもとに ページがどの階層範囲に含まれるのかが判定されて 移動先の階層が決定されます 5. ページマイグレーションの実施階層判定に従って ページが適切な階層に移動します 移動が完了したら すべての階層でページの使用率が平均化されます ページマイグレーションによって発生する I/O は 性能モニタリングの対象外です 性能モニタリングから階層再配置には 自動実行モード と 手動実行モード があります 自動実行モード 28 Provisioning の概要

29 性能モニタリングと階層再配置が指定した周期で自動的に実行されます 周期は 0.5 時間 1 時間 2 時間 4 時間 8 時間を指定することができます また 1 日のうち性能モニタリングの 開始と停止 ( 階層再配置の開始 ) を指定することができます 例えば 8 時間を指定すると AM0:00 に性能モニタリングを開始し AM8:00 に性能モニタリングを 停止 この性能モニタリングの停止とともに階層再配置を開始します また 階層再配置と並行 して次の性能モニタリングを開始します これを 8 時間周期 (AM0:00~AM8:00 AM8:00~PM4:00 PM4:00~AM0:00) で実行します 自動実行モード は GUI で指定することができます 手動実行モード メモ 任意の時刻に性能モニタリングの開始と停止および階層再配置の開始と停止を行うことができ ます 性能モニタリングの最長時間は 7 日 (168 時間 ) です 性能モニタリング時間が 7 日を超 えた場合は 自動的にモニタが停止されます 例えば AM8:00 に性能モニタリングを開始し PM5:00 にモニタリングを停止 PM6:00 に階層再 配置を開始し 翌日の AM6:00 に階層再配置を停止 ( 中止 ) することができます 性能モニタリング ( 自動実行モードおよび手動実行モードの両方とも ) の対象は 性能モニタリング実行前に割り当て済みのページおよび性能モニタリング実行中に割り当てられた新規ページです 性能モニタリングの実行前に割り当て済みになっていないページおよび性能モニタリング実行中に割り当 てられていない新規ページは 性能モニタリングの対象にならないため階層再配置の対象にもなりません 性能モニタリングの対象ページが無い場合 度数分布は表示されません 階層の再配置は 最大 8 プールまで同時に実行できます 8 プールを超えて実行を指示した場合は 8 個のどれか 1 つの階層の再配置が完了した後に 9 個目の階層の再配置が開始されます 新規割り当てページの増加などにより容量が不足したときは ページが移行できないことがあります 移行できないページはスキップされます 自動実行モード で実行周期を指定した場合 次の実行周期の開始の前後 1 分間は モニタ開始の準備のためモニタが停止します プール VOL 削除中は 階層再配置ができません プール VOL の削除が完了してから階層再配置が開始されます 度数分布の作成中および階層判定中は 度数分布は表示されません 階層判定に要する時間は仮想 VOL の数と総容量によって異なり 最大で 20 分程度かかります 次の場合は 階層再配置ができません プールの使用量が警告しきい値とシステムしきい値のうち どちらか高いほうの値を超えそうになった または プールの使用量が枯渇しきい値を超えそうになった ページに性能モニタ情報がない プールが閉塞している プール VOL が削除中である 次のページは 階層再配置の対象から除外されます 未割り当てページ 性能モニタ情報取得中にゼロデータページ破棄されたページ 性能モニタ情報取得中に仮想 VOL 削除されたページ 階層再配置抑止に設定された仮想 VOL のページ モニタ情報の採取が中止される場合 モニタ情報の採取中に以下の処理を実行するとモニタ情報の採取が中止されます モニタ情報の採 取が中断された場合は 再度モニタ情報を採取してください Provisioning の概要 29

30 表 1-3 : モニタ情報採取の中止規約 項番モニタ情報採取の中止規約対処方法 1 実行モードを [ 自動 ] から [ 手動 ] または [ 手動 ] から 自動 ] に切り替えたとき 再度モニタ情報を採取してくださ い 1 2 PS-OFF から PS-ON に切り替えたとき 再度モニタ情報を採取してください 1 3 Volume Migration を実行したとき 2 再度モニタ情報を採取してください 1 4 ShadowImage の Quick Restore を実行したとき 2 再度モニタ情報を採取してください 1 5 TrueCopy の形成コピーを実行したとき 2 再度モニタ情報を採取してください 1 注 1. 実行モードが [ 自動 ] の場合 または手動実行モードでスクリプトを組んでいる場合は 自動的にモニタ の再採取 再配置が実施されます 2. 対象のボリュームだけモニタの採取が中止されます 有効または計算中のモニタ情報が破棄される場合モニタ情報の状態には 有効 (VAL) 無効(INV) 計算中(PND) があります ( 実行モード (RAID Manager の場合 ) を参照 ) 有効または計算中のモニタ情報は 以下の処理を実行すると破棄されます 再度モニタ情報を採取してください また モニタモードが継続モードの場合 継続モードの情報も破棄されます 表 1-4 : モニタ情報の破棄規約 項番モニタ情報の破棄規約対処方法 1 プール VOL を追加 ( 階層数を増加した場合 ) またはプール VOL を 削除したとき 再度モニタ情報を採取してくださ い 1 2 Volume Migration を実行したとき 2 再度モニタ情報を採取してください 1 3 ShadowImage の Quick Restore を実行したとき 2 再度モニタ情報を採取してください 1 4 TrueCopy の形成コピーを実行したとき 2 再度モニタ情報を採取してください 1 注 1. 実行モードが [ 自動 ] の場合 または手動実行モードでスクリプトを組んでいる場合は 自動的にモニタ の再採取 再配置が実施されます 2. 対象のボリュームだけモニタの採取が中止されます 階層再配置が中止される場合 階層再配置中に以下の処理を実行すると 再配置が中断されます 正しく再配置を完了するには 以下の対処を行ってください 30 Provisioning の概要

31 表 1-5 : 階層再配置の中止規約 項番 階層再配置の中止規約 対処方法 1 キャッシュが閉塞したとき 障害部位を回復した後に再度再配置を実行してください 1 2 LDEV が閉塞したとき ( プール VOL DP-VOL) 障害部位を回復した後に再度再配置を実行してください 1 3 再配置中にしきい値を超えそうになったとき プール VOL を追加し 再度モニタ情報の採取 再配置を実行してください 1 4 モニタ情報の破棄規約 ( 表 1-4 ) に該当する場合 2 再度モニタ情報を採取し 再配置を実行してください 1 5 実行モードが [ 自動 ] の場合で 実行周期内に階層の再配置が完了しなかったとき 6 実行モードを [ 自動 ] から [ 手動 ] または[ 手動 ] から 自動 ] に切り替えたとき 自動的に次の周期の再配置が起動 しますので この問題への対処は 不要です 再度 階層再配置を実行してくだ さい 注 1. 実行モードが [ 自動 ] の場合 または手動実行モードでスクリプトを組んでいる場合は 自動的にモニタの再採取 再配置が実施されます 2. 対象のボリュームだけモニタの採取が中止されます 各階層のバッファ領域について Dynamic Tiering は 階層ごとに 新規ページ割り当ておよび再配置時に使用することを目的としたバッファ領域を確保し そのバッファ領域を考慮して処理を実行します Dynamic Tiering が確保するバッファ領域および処理の動きについて次に説明します (a) 新規ページ割り当て時の動き新規ページ割り当て時は ページを最上位階層から割り当て 再配置用バッファ領域 ( 初期設定では各階層 2%) を空けて 順次下位階層に割り当てます すべての階層の割り当て量が 98% に到達すると 上位階層から順に残りの 2%( バッファ領域 ) に割り当てていきます 新規ページ割り当て時の動作を次の図に示します Provisioning の概要 31

32 図 1-13 : 新規ページ割り当て時の動き メモ DP-VOL に新規ページ割り当て階層を設定した場合は 新規ページが割り当てられる時の階層を指定できます この場合 初期設定では 新規ページは中間の階層から割り当てられます 詳細については 階層割り当てポリシーの新規ページ割り当て階層を参照してください (b) 再配置時の動き (a) の再配置用バッファ領域を用いて再配置を行います このため 一時的に各階層の割り当て量が 98% を超える場合があります また 再配置完了後に発生する新規割当用に 各階層に空きができるように再配置を行います この領域を新規割当用空き領域と呼びます 再配置時には 再配置用バッファ領域および新規割当用空き領域の分の空きができるように制御します それぞれのバッファ領域の割合 ( 当該の階層の容量に対する割合 ) を次の表に示します 表 1-6 : バッファ領域の割合 ハードディスク種別 再配置用バッファ領域率 新規割当用空き領域率 合計 SSD 2% 0% 2% SAS 15k rpm 2% 8% 10% SAS 10k rpm 2% 8% 10% SATA 2% 8% 10% 外部ボリューム 2% 8% 10% メモ再配置用バッファ領域率および新規割当用空き領域率の値は初期値です Storage Navigator または RAID Manager から値を変更できます VLL の機能概要 1 つのパリティグループ内はデバイスのエミュレーションタイプに応じて複数の固定サイズの論理ボリューム (FV:Fixed Volume) で構成されていますが VLL 機能を使用すると パリティグループ内にデータの容量に応じて任意のサイズの論理ボリューム (CV:Customized Volume) を設定することができます このため アクセス頻度の高い複数のファイルが同じ論理ボリューム内にある場合などは 一方をアクセスしているときは他方のアクセスは待たされることがありますが VLL を用いて論理ボリュームを分割し ファイルを分散することにより アクセスの競合を低減することができます これにより データのアクセス性能を向上できます また FV 内をコマンドデバイス用に小さな論理ボリュームに区切って使用することもでき ディスク容量を効率よく使用できます 32 Provisioning の概要

33 CV を作成するには まず初期状態のパリティグループ内にある FV または CV(1 つまたは複数 ) を LDEV 削除機能でスペース ( 空き領域 ) に変換します 次に 作成されたスペース内に LDEV 作成機能で任意のサイズの CV を作成します ボリューム作成機能の概要を次の図に示します 図 1-14 : ボリューム作成機能の概要 論理ボリュームの作成 ボリューム (LDEV) の作成は Virtual LVI と Virtual LUN で実施します Virtual LVI 機能は メインフレームシステム用の機能です この機能を利用するには Virtual LVI というソフトウェアが必要です Virtual LUN 機能は オープンシステム用の機能です この機能を利用するには Open Volume Management というソフトウェアが必要です Virtual LUN 機能と Virtual LVI 機能の違いは 利用できるホストがオープンシステム用かメインフレームシステム用かという点だけで その他は同じです そのため このマニュアルでは Virtual LUN 機能と Virtual LVI 機能を総称して VLL と呼びます VLL の機能概要 VLL のボリューム構成 SSID に関する要件について説明します VLL で実行できる操作の中には 次のような操作があります VLL ボリュームを定義する VLL ボリュームを削除する VLL の仕様 メモエミュレーションタイプ OPEN-L には VLL 機能は適用されません オープンシステムの CV の仕様を次の表に示します 表 1-7 : CV の仕様 項目 オープンシステム トラックフォーマット OPEN-3 OPEN-8 OPEN-9 OPEN- E OPEN-K OPEN-V エミュレーションタイプ OPEN-3 OPEN-8 OPEN-9 OPEN-E OPEN-K OPEN-V Provisioning の概要 33

34 項目 オープンシステム エミュレーションタイプの混在 パリティグループ内の最大 LDEV 数 (FV と CV) トラックのジオメトリによって可 ( ただし AIX OPEN-K および LUSE のボリュームを除く ) RAID 構成が RAID5(7 D+1P) または RAID6(6D+2P) の場合は 2,048 個 それ以外の RAID 構成の場合は 1,024 個 トラックのジオメトリによって可 RAID 構成が RAID5(7 D+1P) または RAID6(6D+2P) の場合は 2,048 個 それ以外の RAID 構成の場合は 1,024 個 ストレージシステムの最大 LDEV 数 (FV および CV) 65,280 65,280 CV の最小容量 36,000 KB(+ 制御領域 ) 48,000 KB CV の最大容量 表 1-8 を参照 表 1-8 を参照 CV 容量の増分 1 MB 1 MB(1 ユーザシリンダ ) VLL のディスクロケーション 任意 任意 表 1-8 : エミュレーションタイプごとの CV 容量 ( オープンシステム ) エミュレーションタイプ最小 CV 容量最大 CV 容量制御シリンダ容量 OPEN-V 48,000 KB 3,221,159,680 KB (2.99 TB) 0 KB (0 Cyl) OPEN-3 36,000 KB(50 Cyl) 2,403,360 KB 5,760 KB (8 Cyl) OPEN-8 36,000 KB(50 Cyl) 7,175,520 KB 19,440 KB (27 Cyl) OPEN-9 36,000 KB(50 Cyl) 7,211,520 KB 19,440 KB (27 Cyl) OPEN-K 36,000 KB(50 Cyl) 1,830,960 KB 6,480 KB (9 Cyl) OPEN-E 36,000 KB(50 Cyl) 14,226,480 KB 13,680 KB (19 Cyl) メモエミュレーションタイプ OPEN-L には VLL 機能は適用されません SSID の要件 ストレージシステムは 搭載される LDEV のアドレスごと (64 256) に 1 つの SSID が設定されます SSID はメインフレームホストから 搭載されている LDEV を認識するために必要な情報です SSID はホストシステム内では固有でなければなりません コントローラのエミュレーションタイプと SSID の要件を次の表に示します 表 1-9 : コントローラのエミュレーションタイプと SSID 要件 メインフレームメーカ名 コントローラのエミュレーションタイプ SSID 要件 注意事項 IBM* 2105,2107 (0004)X ~ (FEFF)X なし 日立 *(VOS3) 6591-C3 (0004)X ~ (FFFD)X (0004)X ~ (FFFD)X の SSID を指定時は 下位 1 バイトが他の SSID と重複しないように設定してください *:IBM は International Business Machines Corporation 日立は株式会社日立製作所の略称です 34 Provisioning の概要

35 1.1.7 CV 容量の計算 CV を作成するときには それぞれの CV の容量をユーザが指定できます ただし ユーザが指定する CV 容量と 実際の CV 容量の間には誤差があります 実際の CV 容量を把握するには 計算式を利用して CV 容量を算出します CV または LDEV の容量に含まれるのは ユーザがデータを格納できるユーザ領域の容量 および制御情報などを含む LDEV を実装するために必要な領域すべての容量です これら 2 種類の容量の和を総容量と呼びます ここでは CV1 個に含まれるユーザ領域の容量と総容量の算出方法を説明します メモ留意事項を次に示します 実装された LDEV は 必ずパリティグループから総容量分の容量を消費します そのため 複数の CV にあるユーザ領域の和と 1 つの CV のユーザ領域が同じサイズだったとしても 空き領域は複数の CV を作成した場 合のほうが 1 つの CV を作成した場合よりも小さくなることがあります データ保護レベルが SATA ドライブでエンハンス方式に設定されている場合 既存の CV 総容量の計算のほかに データ保護レベルがエンハンス方式の場合の CV 総容量の計算が必要になります 詳細については CV 容量の計算 ( データ保護レベルが SATA ドライブでエンハンス方式に設定されている場合 ) を 参照してください RAID Manager では 本章の容量計算に依存せずに 指定したサイズをそのまま作成します そのため 1 TB 表記されているものでも RAID Manager 作成されたものと Storage Navigator で作成されたものとでは 異 なる容量となっている可能性があります CV 容量の計算 (OPEN-V ボリュームの場合 ) ユーザ領域容量と総容量の算出方法は ユーザが CV 作成時に指定する CV 容量の単位によって異な ります CV 容量の単位が MB( メガバイト ) の場合 CV 1 個のユーザ領域容量は 次の計算式で算出できます ユーザ領域容量の単位は キロバイト です ユーザ指定の CV 容量 メモ留意事項を次に示します で値が囲まれている場合は その値の小数点以下を切り上げてください ユーザ指定の CV 容量 の単位はメガバイトです CV 1 個の総容量は 次の計算式で算出できます 総容量の単位は メガバイト です ユーザ領域容量 境界値 境界値 1024 で値が囲まれている場合は その値の小数点以下を切り上げてください ユーザ領域容量の単位はキロバイトです 境界値の単位はキロバイトです 境界値は ボリュームのエミュレーションタイプと RAID レベルによって異なります 詳細については 表 1-11 RAID レベルごとの境界値 を参照してください データ保護レベ ルが SATA ドライブでエンハンス方式に設定されている場合 境界値はボリュームのエミュレーションタイ プと RAID レベルによって異なります 詳細については 表 1-12 RAID レベルごとの境界値 (SATA ドライ ブにおけるエンハンス方式の場合 ) を参照してください CV 1 個の総容量は 次の計算式で算出できます 総容量の単位は メガバイト です ユーザ領域容量 境界値 境界値 1024 Provisioning の概要 35

36 メモ留意事項を次に示します で値が囲まれている場合は その値の小数点以下を切り上げてください ユーザ領域容量の単位はキロバイトです 境界値の単位はキロバイトです 境界値は ボリュームのエミュレーションタイプと RAID レベルによって異なります 詳細については 表 1-11 RAID レベルごとの境界値 を参照してください データ保護レベ ルが SATA ドライブでエンハンス方式に設定されている場合 境界値はボリュームのエミュレーションタイ プと RAID レベルによって異なります 詳細については 表 1-12 RAID レベルごとの境界値 (SATA ドライ ブにおけるエンハンス方式の場合 ) を参照してください CV 容量の単位が block( ブロック ) の場合 CV 1 個のユーザ領域容量は 次の計算式で算出できます ユーザ領域容量の単位は キロバイト です ユーザ指定の CV 容量 2 メモ留意事項を次に示します で値が囲まれている場合は その値の小数点以下を切り上げてください ユーザ指定の CV 容量 の単位はブロックです CV 1 個の総容量は 次の計算式で算出できます 算出される総容量の単位は ブロック です メ ガバイト単位に換算するには 算出値を 2,048 で除算してください ユーザ指定の CV 容量 境界値 2 境界値 2 メモ留意事項を次に示します で値が囲まれている場合は その値の小数点以下を切り上げてください ユーザ指定の CV 容量 の単位はブロックです 境界値の単位はキロバイトです 境界値は ボリュームのエミュレーションタイプと RAID レベルによって異なります 詳細については 表 1-11 RAID レベルごとの境界値 を参照してください データ保護レベ ルが SATA ドライブでエンハンス方式に設定されている場合 境界値はボリュームのエミュレーションタイ プと RAID レベルによって異なります 詳細については 表 1-12 RAID レベルごとの境界値 (SATA ドライ ブにおけるエンハンス方式の場合 ) を参照してください CV 容量の計算 (OPEN-V 以外のオープンシステムのボリュームの場合 ) CV 容量の単位が MB( メガバイト ) の場合 CV 1 個のユーザ領域容量は 次の計算式で算出できます ユーザ領域容量の単位は キロバイト です ユーザ指定の CV 容量 1024 スロット1 個の容量 15 スロット1 個の容量 15 メモ留意事項を次に示します で値が囲まれている場合は その値の小数点以下を切り上げてください ユーザ指定の CV 容量 の単位はメガバイトです スロット 1 個の容量 の単位はキロバイトです スロット 1 個の容量は ボリュームのエミュレーションタイプによって異なります 詳細については 表 1-13 スロット 1 個の容量 を参照してください CV 1 個の総容量は 次の計算式で算出できます 総容量の単位は メガバイト です ユーザ領域容量 + 管理領域容量 境界値 境界値 Provisioning の概要

37 メモ留意事項を次に示します で値が囲まれている場合は その値の小数点以下を切り上げてください ユーザ領域容量の単位はキロバイトです 管理領域容量の単位はキロバイトです 管理領域容量は ボリュームのエミュレーションタイプによって異なります 詳細については 表 1-10 管理領域容量 ( オープンシステムのボリューム ) を参照してくださ い 境界値の単位はキロバイトです 境界値は ボリュームのエミュレーションタイプと RAID レベルによって異なります 詳細については 表 1-11 RAID レベルごとの境界値 を参照してください データ保護レベ ルが SATA ドライブでエンハンス方式に設定されている場合 境界値はボリュームのエミュレーションタイ プと RAID レベルによって異なります 詳細については 表 1-12 RAID レベルごとの境界値 (SATA ドライ ブにおけるエンハンス方式の場合 ) を参照してください CV 容量の単位が block( ブロック ) の場合 CV 1 個のユーザ領域容量は 次の計算式で算出できます ユーザ領域容量の単位は キロバイト です ユーザ指定の CV 容量 2 メモ ユーザ指定の CV 容量 の単位はブロックです CV 1 個の総容量は 次の計算式で算出できます 算出される総容量の単位は ブロック です メ ガバイト単位に換算するには 算出値を 2,048 で除算してください ユーザ指定の CV 容量 + 管理領域容量 2 境界値 2 境界値 2 メモ留意事項を次に示します で値が囲まれている場合は その値の小数点以下を切り上げてください ユーザ指定の CV 容量 の単位はブロックです 管理領域容量の単位はキロバイトです 管理領域容量は ボリュームのエミュレーションタイプによって異なります 詳細については 表 1-9 コントローラのエミュレーションタイプと SSID 要件 を参照してく ださい 境界値の単位はキロバイトです 境界値は ボリュームのエミュレーションタイプと RAID レベルによって異なります 詳細については 表 1-11 RAID レベルごとの境界値 を参照してください データ保護レベ ルが SATA ドライブでエンハンス方式に設定されている場合 境界値はボリュームのエミュレーションタイ プと RAID レベルによって異なります 詳細については 表 1-12 RAID レベルごとの境界値 (SATA ドライ ブにおけるエンハンス方式の場合 ) を参照してください ホストが認識する CV 容量は 上記の計算式で算出される CV 容量と一致します [LDEV 作成 ] 画面で LDEV 容量の単位がブロックになっている場合は 上記の計算式で算出された LDEV 容量が画面上に正しく表示されます ただし 画面上で LDEV 容量の単位が MB GB または TB になっている場合 は 単位換算の都合上 画面上の LDEV 容量に誤差が生じることがあります 正確な LDEV 容量を画面に表示 したい場合は LDEV 容量の単位をブロックにしてください CV 容量の計算 ( データ保護レベルが SATA ドライブでエンハンス方式に設定されている場合 ) データ保護レベルが SATA ドライブでエンハンス方式に設定されている場合は 先に計算している CV1 個の総容量をもとに計算します CV 1 個の総容量の算出方法は ユーザが CV 作成時に指定する CV 容量の単位によって異なります CV 容量の単位が MB( メガバイト ) の場合 CV1 個の総容量をスロット単位に換算します Provisioning の概要 37

38 CV1 個の総容量 1024 スロット 1 個の容量 メモ スロット 1 個の容量 の単位はキロバイトです スロット 1 個の容量は ボリュームのエミュレーションタイプによって異なります 詳細については 表 1-13 スロット 1 個の容量 を参照してください 管理領域容量は 次の計算式で算出できます CV1 個の総容量 [ スロット ] 管理領域容量の算出値 境界値 メモ留意事項を次に示します で値が囲まれている場合は その値の小数点以下を切り上げてください 管理領域容量の算出値は ボリュームのエミュレーションタイプと RAID レベルによって異なります 詳細については 表 1-14 管理領域容量の算出値 を参照してください データ保護レベルが SATA ドライブでエンハンス方式に設定されている場合の CV 1 個の総容量は 次の計算式で算出できます CV1 個の総容量 [ スロット ]+ 管理領域容量算出した総容量の単位をメガバイトに換算してください なお 次の式に記載されている CV 1 個の総容量 [ スロット ] とは データ保護レベルが SATA ドライブでエンハンス方式に設定されている場合の CV 1 個の総容量 [ スロット ] という意味です 上記で算出された CV 1 個の総容量 [ スロット ] 1024 スロット 1 個の容量 CV 容量の単位が block( ブロック ) の場合 CV1 個の総容量をスロット単位に換算します CV1 個の総容量 2 スロット 1 個の容量 メモ スロット 1 個の容量 の単位はキロバイトです スロット 1 個の容量は ボリュームのエミュレーションタイプによって異なります 詳細については 表 1-13 スロット 1 個の容量 を参照してください 管理領域容量は 次の計算式で算出できます CV1 個の総容量 [ スロット ] 管理領域容量の算出値 境界値 メモ留意事項を次に示します で値が囲まれている場合は その値の小数点以下を切り上げてください 管理領域容量の算出値は ボリュームのエミュレーションタイプと RAID レベルによって異なります 詳細については 表 1-14 管理領域容量の算出値 を参照してください データ保護レベルが SATA ドライブでエンハンス方式に設定されている場合の CV 1 個の総容量は 次の計算式で算出できます CV1 個の総容量 [ スロット ]+ 管理領域容量算出した総容量の単位をブロックに換算してください なお 次の式に記載されている CV 1 個の総容量 [ スロット ] とは データ保護レベルが SATA ドライブでエンハンス方式に設定されている場合の CV 1 個の総容量 [ スロット ] という意味です 上記で算出された CV 1 個の総容量 [ スロット ] スロット 1 個の容量 2 38 Provisioning の概要

39 表 1-10 : 管理領域容量 ( オープンシステムのボリューム ) エミュレーションタイプ 管理領域容量 OPEN-V 0 OPEN-3 5,760 OPEN-8 19,440 OPEN-9 19,440 OPEN-K 6,480 OPEN-E 13,680 メモオープンシステムのボリュームの管理領域容量の単位は キロバイトです 表 1-11 : RAID レベルごとの境界値 エミュレーションタイプ RAID1(2D+2D) での境界値 RAID5(3D+1P) での境界値 RAID5(7D+1P) での境界値 RAID6(6D+2P) での境界値 OPEN-xx (OPEN-V 以外 ) 768 1,152 2,688 2,304 OPEN-V 1,024 1,536 3,584 3,072 メモ留意事項を次に示します xx は 任意の数字または文字を示します 境界値の単位はキロバイトです 外部ボリュームの場合 境界値は RAID レベルに関係なく1キロバイトです 表 1-12 : RAID レベルごとの境界値 (SATA ドライブにおけるエンハンス方式の場合 ) エミュレーションタイプ RAID1(2D+2D) での境界値 RAID5(3D+1P) での境界値 RAID5(7D+1P) での境界値 RAID6(6D+2P) での境界値 OPEN-V 2,048 6,144 28,672 24,576 メモ留意事項を次に示します xx は 任意の数字または文字を示します 境界値の単位はキロバイトです SATA ドライブがサポートしているエミュレーションタイプは オープンシステムの場合は OPEN-V です 表 1-13 : スロット 1 個の容量 エミュレーションタイプ スロット 1 個の容量 OPEN-xx (OPEN-V 以外 ) 48 OPEN-V 256 メモ留意事項を次に示します xx は 任意の数字または文字を示します スロット容量の単位はキロバイトです Provisioning の概要 39

40 表 1-14 : 管理領域容量の算出値 エミュレーションタイプ RAID1(2D+2D) <SATA-E> RAID5(3D+1P) <SATA-E> RAID5(7D+1P) <SATA-E> RAID6(6D+2P) <SATA-E> OPEN-V 122, ,960 3,010,560 2,211,840 メモ留意事項を次に示します xx は 任意の数字または文字を示します 管理領域容量の算出値の単位はスロット数です SATA ドライブがサポートしているエミュレーションタイプを次に示します オープンシステムの場合は OPEN-V です パリティグループ内の構成 RAID 構成が RAID5(7D+1P) または RAID6(6D+2P) の場合 1 つのパリティグループは最大 2,048 個の FV(LU) と剰余ボリューム ( フリースペース ) から構成されます その他の RAID 構成の場合 1 つのパリティグループは最大 1,024 個の FV(LU) と剰余ボリューム ( フリースペース ) から構成されます VLL 機能の LDEV 作成および LDEV 削除は パリティグループ単位に実行されます また バウンダリ制約 ( 境界制約 ) もパリティグループ単位となり パリティグループを渡って ( パリティグループ間で ) ボリュームを定義することはできません VLL 操作の結果 パリティグループ内には FV CV フリースペースがあり それぞれは論理シリンダ単位に区切られます 複数の連続したフリースペースは 1 つのフリースペースに統合されます ( 次の図を参照 ) 図 1-15 : パリティグループ内の構成 (OPEN-V 以外時 ) LUSE について LUSE について説明します LUSE の機能 LUSE 機能は オープンシステムの論理ボリュームに適用され 複数の論理ボリューム (LDEV) を連結して 1 つの大きな論理ボリュームを構成することができます これにより ファイバポートあたりに LDEV 数が制限されているホストの場合でも 少ない LDEV 数で大きなデータにアクセスすることができるようになります 40 Provisioning の概要

41 LUSE の構成図を次の図に示します LUSE では 複数の LDEV を連結して 1 つの大きな LDEV を定義することができ LDEV は最大 36 個まで連結することができます 定義された 1 つの大きな LDEV の LDEV 番号は 連結する LDEV の LDEV 番号が最も小さい番号 ( 先頭の LDEV) で代表されます ホストからは 1 つの大きな代表 LDEV として認識されます 連結する LDEV は 同じ CU(Control Unit) 内であるかないか またはサイズ ( 容量 ) が同じであるかないかに関わらず 規定 LDEV 数の制限内であれば任意に選ぶことができます 詳細については 表 5-1 LUSE 構成時の LDEV に対する制約事項 を参照してください また LUSE 機能は複数の LDEV と LUSE( 連結された LDEV) を または LUSE 同士を連結することもできます 一度連結された LDEV は LDEV の連結を解除することにより 個々の LDEV としてホストからアクセスすることができます 図 1-16 : LUSE の構成 1 個当たりの容量が 2.8 TB( テラバイト ) を超えるオープン系ボリューム (LU) を作成したい場合 は LUSE で複数のオープン系ボリュームを結合し 2.8 TB を超える LUSE ボリュームを作成する必 要があります 2 TB を超える LUSE ボリュームにホストがアクセスできるかどうかは ホストの OS によって決まり ます ホストの OS が次のどれかに該当すれば ホストは 2 TB を超える LUSE ボリュームにアクセス できます AIX 5.2 TL08 以降 AIX 5.3 TL04 以降 Windows Server 2003 SP1 以降 Red Hat 注意 prise Linux AS 4 Update 1 以降 上記以外の OS は 2 TB を超える LU をサポートしていません ホストの OS が上記以外の場合は 個々の LU の容量が 2 TB を超えないようにしてください OS が扱うことのできる LU 容量の最大値については OS のメーカーにご確認ください Provisioning の概要 41

42 LUN Manager について LUN Manager の概要 VSP ストレージシステムには 各種の UNIX 系サーバや PC サーバなど プラットフォームの異なる 複数のオープン系サーバホストを接続することができます オープン系ホストとストレージシステ ムを含むシステムを構築するには LUN Manager を利用して論理ボリュームやポートの設定をする 必要があります 論理ボリュームの各種設定の中で最も重要なのは ホストと論理ボリュームの間にデータ入出力の 経路 ( パス ) を設定することです パスの設定によって ホストと論理ボリュームの間でコマンド やデータの転送が可能です システムの運用が始まってしばらく経つと システム構成の変更が必要になるかもしれません た とえばホストやディスクを増設した場合は データ入出力の経路を追加する必要が出てきます こ のような場合 システム管理者は稼動中のシステムの設定を LUN Manager で変更できます LUN Manager では システムを再起動せずにシステム設定を変更できるので ホストやディスクの増設 といったシステム構成の変更にも柔軟に対応できます メモ このマニュアルでは 論理ボリューム (logical volume) を論理デバイス (LDEV: logical device) と呼ぶことがあります このマニュアルでは オープン系サーバホストが利用できる論理ボリュームを LU(logical unit) または論理ユニットと呼ぶことがあります 注意 LU パスを設定する際は RAID Manager と Storage Navigator を併用しないでください ファイバチャネル環境を構築する場合は ファイバチャネル環境での LUN Manager 操作 の説明を参 照して LU パスを設定してください ファイバチャネル環境での LUN Manager 操作システムの構築担当者は ケーブルやハブなどを利用してオープン系ホストとストレージシステムを物理的に接続した後 LUN Manager を利用してホストと論理ボリュームの間にデータ入出力の経路を設定しなくてはなりません この設定によって どのホストがどの論理ボリュームにアクセスできるかが決まります オープン系ホストがアクセスできる論理ボリュームを LU(logical unit) といい オープン系ホストと LU の間のデータ入出力経路を LU パスといいます LU パスを設定するには まずサーバホストをホストグループごとに分類しておく必要があります たとえば Linux ホストと Windows ホストが接続されている場合は LUN Manager を使って Linux ホスト用のホストグループと Windows ホスト用のホストグループを作成しなくてはなりません ホストグループを作成したら Linux ホスト用のホストグループに Linux ホストのホストバスアダプタ (HBA: Host Bus Adapter) を登録し Windows ホスト用のホストグループに Windows ホストのホストバスアダプタを登録します ホストを分類するとき 接続先ポートが異なる複数ホストを 1 つのホストグループにまとめることはできません たとえば ポート 1A に Windows ホストが 2 台接続されており ポート 1B に Windows ホストが 3 台接続されている場合 これら合計 5 台の Windows ホストを 1 つのホストグループにまとめることはできません ポート 1A の Windows ホストとポート 2A の Windows ホストは 別々のホストグループに分類します 42 Provisioning の概要

43 サーバホストをホストグループごとに分類したら ホストグループを論理ボリュームに結び付けます ホストグループと論理ボリュームを結び付けることによって そのホストグループに属するホストと論理ボリュームの間に LU パスが設定され ホストは論理ボリュームにアクセスできるようになります 次の図は LUN Manager の画面でホストグループ hg-lnx を 3 つの論理ボリューム (00:00:00 00:00:01 および 00:00:02) に結び付けた例を示しています この例では hg-lnx グループに属する 2 台のホストと 3 つの論理ボリュームの間に LU パスが設定されています 図 1-17 : LU パスの設定 ( ファイバチャネル環境の場合 ) LUN Manager では 1 台のサーバホストから複数の LU へパスを設定できます たとえば前の図の場合 ホストグループ hg-lnx の 2 つのホストは どれも 3 つの LU にアクセスできるようになっています LUN Manager では 複数のサーバホストから特定の 1 つの LU へパスを設定できます たとえば前の図の場合 LDKC:CU:LDEV 番号が 00:00:00 の LU は ホストグループ hg-lnx に属する 2 台のホストからアクセスが可能です 前の図では ホストグループ hg-lnx と結びついている LU に 0000~0002 の数字でアドレス番号が付いています LU のアドレス番号を LUN(logical unit number) と呼びます TrueCopy などのプログラムプロダクトが LU を操作するときは LUN を使って操作対象の LU を特定します LUN Manager では システムの運用開始後に LU パスを追加 変更 削除することができます たとえば ディスクの増設やサーバホストの追加接続をしたときには 新しい LU パスを追加できます 既存のサーバホストを撤去したい場合は そのサーバホストとつながっている LU パスを削除してからホストを撤去します なお LUN Manager で LU パスの追加 変更 削除をするとき システムを再起動する必要はありません Provisioning の概要 43

44 システム管理者は ハードウェアの故障 ( たとえばチャネルプロセッサの故障 ) などによってホス ト I/O が停止する危険性を防ぐために LU パスを二重化することができます LU パスを二重化して おくと チャネルプロセッサの故障などによって一方の LU パスが使用できなくなったときに ホス ト I/O が他方の LU パスに引き継がれます ホスト I/O を引き継ぐ LU パスを交替パスといいます LU パスを設定する方法については 7. LU パスの設定 と 8.7 LU パスの管理をする で詳しく 説明します 交替パスを作成する方法については 7.4 交替パスを作成する で詳しく説明しま す メモ ファイバチャネル環境で設定できる LU パスの数は 1 つのホストグループにつき最大 2,048 個であり 1 つのポートにつき最大 2,048 個です Volume Migration リザーブボリュームへの LU パスは設定できません Volume Migration の操作の詳細については Volume Migration ユーザガイド をご覧ください 作成できるホストグループの数は 1 つのファイバチャネルポートにつき最大 255 個です ジャーナルボリュームへの LU パスは設定できません プールボリュームへの LU パスは設定できません システムディスクボリュームへの LU パスは設定できません LUN セキュリティの設定ストレージシステムに保存されている重要なデータを不当なアクセスから保護するには 論理ボリュームにセキュリティを適用する必要があります システムの構築担当者は ポートの LUN セキュリティを有効にすることによって LU を不当なアクセスから保護することができます メモポートの属性が External の場合 そのポートには LUN セキュリティを設定できません LUN セキュリティが有効になっている場合 ホストがアクセスできる論理ボリューム (LU) は ホストグループによって決まります ホストは 自分が属するホストグループと結び付けられた LU にアクセスできますが 他のホストグループと結び付けらけれた LU にはアクセスできません たとえば unix というホストグループのホストは windows というホストグループの LU にアクセスできません 同じように ホストグループ windows のホストは ホストグループ unix の LU にアクセスできません 次の図では ポート CL1-A の LUN セキュリティが有効になっています この図の場合 ホストグループ hg-lnx のホスト 2 台がアクセスできる LU は 3 つ (00:00:00 00:00:01 および 00:00:02) に限られます ホストグループ hg-hpux のホスト 2 台がアクセスできる LU は 2 つ (00:02:01 と 00:02:02) に限られます ホストグループ hg-solar のホスト 2 台がアクセスできる LU は 2 つ (00:01:05 と 00:01:06) に限られます 44 Provisioning の概要

45 図 1-18 : LUN セキュリティが有効な場合 通常 ポートの LUN セキュリティを無効にする必要はありません 仮にポートの LUN セキュリティを無効にした場合 そのポートに接続しているホストは ホストグループ 0( ゼロ ) と結びついている LU にアクセスできますが 他のホストグループと結びついている LU にはアクセスできなくなります ( 次の図を参照 ) Provisioning の概要 45

46 図 1-19 : LUN セキュリティが無効な場合 ホストグループ 0 とは LUN Manager の初期設定でポートごとに 1 つだけ設定されているホストグループです LUN Manager の画面でポートを指定してホストグループの一覧を表示すると 通常はホストグループ 0 が先頭に表示されます 画面上ではホストグループ 0 に 00 という番号が付きます ( 図 1-17 : LU パスの設定 ( ファイバチャネル環境の場合 ) を参照) メモ LUN Manager の初期設定では ホストグループ 0 の名称は ポート名 -G00 という形式になっています たとえば ポート 1A のホストグループ 0 の名称は 1A-G00 となっています ただし ホストグループ 0 の名称は変更が可能です LUN Manager の初期設定では どのポートにも LUN セキュリティが無効になっています システムを構築するときには ホストが接続されているポートの LUN セキュリティを必ず有効にしてください LUN セキュリティの設定方法については LUN セキュリティの設定をする で説明します LUN Manager を利用する際の注意事項 LUN Manager を利用するに当たっては 次の点にご注意ください 画面上で多数の設定をすると 設定内容をストレージシステムに適用したときに SVP が処理できなくなる可能性があります 設定の数は最大で 1000 個程度としてください 特に交替パスを作 成する場合 ( 7.4 交替パスを作成する を参照 ) 実行するコマンドの数は 2 つと少ないです が 設定の数は多くなることが予想されますのでご注意願います 次の操作を実行したい場合は ホストが I/O 処理を実行していないことおよびホストリザーブ ( マウント ) 状態でないことを確認してから操作を行ってください LU パスの削除 ( LU パスを削除する を参照 ) LUN セキュリティの無効化 ( LUN セキュリティを無効にする を参照 ) ファイバチャネルポートのデータ転送速度の変更 ( ファイバチャネルポートのデータ転送速度を設定する を参照 ) 46 Provisioning の概要

47 AL-PA/loop ID の変更 ( ファイバチャネルポートのアドレスを設定する を参照 ) Fabric スイッチの設定変更 ( Fabric スイッチの設定をする を参照 ) トポロジの変更 ( ファイバチャネルのトポロジを指定する を参照 ) ホストモードの変更 ( ホストグループの名前やホストモードを変更する を参照 ) ホストグループの削除 ( ホストグループを削除する を参照 ) コマンドデバイスの設定 ( E.24 コマンドデバイス編集ウィザード を参照 ) キャッシュ管理デバイスについて キャッシュ管理デバイスとはボリューム (LDEV) と関連付けてキャッシュを制御するための管理単位です キャッシュ管理デバイスはボリューム 1 個に対して最低 1 個必要となり システム全体で最大 個まで管理することができます ボリューム 1 個に必要なキャッシュ管理デバイス数は ボリュームが DP-VOL の場合のみ複数個必要になることがあり 個数を把握するには計算式を利用して算出します ここでは 1 ボリュームに必要なキャッシュ管理デバイスの個数の算出方法を説明します キャッシュ管理デバイス数の計算 (DP-VOL の場合 ) DP-VOL1 個に必要なキャッシュ管理デバイス数は 仮想 VOL の容量 ( ユーザ領域容量 ) および キャッシュ管理デバイスの最大容量によって変わります また キャッシュ管理デバイスの最大容量は 仮想 VOL に関連付けられたプールの属性 ( 内部ボリューム / 外部ボリューム ) によって変わります キャッシュ管理デバイスの最大容量とプールの属性の関係を次の表に示します表 1-15 : キャッシュ管理デバイスの最大容量 プールの属性最大容量 (MB) 最大容量 ( ブロック ) 内部ボリューム 3,145,716 (2.99 TB) 6,442,426,368 外部ボリューム ([ 混在可能 ] が [ 有効 ]) 外部ボリューム ([ 混在可能 ] が [ 無効 ]) 3,145,716 (2.99 TB) 6,442,426,368 4,194,288 (3.99 TB) 8,589,901,824 DP-VOL1 個に必要なキャッシュ管理デバイス数を算出するには 次の計算式を利用してください ユーザ指定の容量 には仮想 VOL1 個のユーザ領域容量を指定してください ユーザ指定の容量 キャッシュ管理デバイスの最大容量 留意事項 : で値が囲まれている場合は その値の小数点以下を切り上げてください キャッシュ管理デバイス数の計算 (DP-VOL 以外のボリュームの場合 ) DP-VOL 以外のボリュームの場合は ボリューム 1 個に対してキャッシュ管理デバイスが 1 個必要で す Resource Partition Manager の概要 Resource Partition Manager プログラムプロダクトを使用すると 1 台のストレージシステムを複 数の仮想プライベートストレージシステムとして管理できます Provisioning の概要 47

48 ストレージシステムは 多数のホストに接続でき 企業内の複数の部署によって さらには複数の企業によって共有できます そのため 1 台のストレージシステムに複数の異なる組織のストレージ管理者が存在することもあります このような状況では ある組織のストレージ管理者が誤って他の組織のボリュームを壊してしまったり 不適切な操作をしたりしたために その影響が他の組織に波及してしまい ストレージシステム全体の管理が複雑で困難になるおそれがあります Resource Partition Manager を使用すると それぞれのリソースグループのストレージ管理者が それぞれのリソースグループだけにアクセスできます 各リソースグループのストレージ管理者は 管理するリソースグループ以外のリソースにはアクセスできないため 他のリソースグループのストレージ管理者からデータを破壊されたり データが漏洩したりする危険性を防ぐことができます リソースグループに割り当てられるリソースを次に示します 2 つの組織でポートは共有するがパリティグループは共有しないなど 柔軟に仮想プライベートストレージシステムを構築できます LDEV 番号 パリティグループ 外部ボリューム ポート ホストグループ番号 LDEV やホストグループを作成する前に LDEV 番号およびホストグループ番号だけをあらかじめリソースグループに割り当てておくこともできます 1.2 アクセス属性のストラテジー オープンシステムのすべてのボリュームは 初期状態ではホストからの読み書きが可能になっています このため もしオープンシステム用ホストのユーザが誤った書き込み操作をしてしまうと 大切なデータが破壊されたり 消失したりするおそれがあります また オープンシステム用ホストでの不正なデータ読み取り操作によって 機密性の高いデータが流出してしまうおそれがあります ボリュームのアクセス属性を設定することで 次のことができます 全ホストからの読み取りと書き込みを禁止する 全ホストから読み取りは許可するが 書き込みは禁止する 誤ったコピー操作による書き換えを禁止し そのほかの書き込み操作は許可する Storage Navigator ユーザが LU パスやコマンドデバイスを設定するのを禁止する表 1-16 : ボリュームのアクセス属性とできる操作 アクセス属性 ホストからの読み取り ホストからの書き込み 正 VOL として指定 副 VOL として指定 Read/Write Read Only Protect Read/Write かつ副 VOL 拒否 48 Provisioning の概要

49 アクセス属性 ホストからの読み取り ホストからの書き込み 正 VOL として指定 副 VOL として指定 凡例 : 実行できる : 実行できない : コピーに使用するプログラムプロダクトによって異なる 1.3 その他のストラテジー Provisioning との関連事項 Provisioning に関連した次の項目については 該当する製品マニュアルをご覧ください 複製 (Replication):ShadowImage TrueCopy Universal Replicator 外部ストレージ :Universal Volume Manager マイグレーション :Volume Migration パーティション (Partition):Virtual Partition Manager 他のプログラムプロダクトとの共用 Dynamic Provisioning または Dynamic Tiering の場合 Dynamic Provisioning または Dynamic Tiering で使用できるボリューム ( 仮想 VOL プール VOL) は他のプログラムプロダクトと共用できる場合があります Dynamic Provisioning または Dynamic Tiering と他のプログラムプロダクトとの共用を次の表に示します 表 1-17 : Dynamic Provisioning または Dynamic Tiering と他のプログラムプロダクトとの共用 プログラムプロダクト共用できること共用できないこと Cache Residency Manager なし DP-VOL またはプール VOL に対して 設定する Copy-on-Write Snapshot 詳細については Copy-on-Write Snapshot ユーザガイド をご覧ください DP-VOL をこのプログラムプロダクトの正 VOL として使用する 1 つのストレージシステム内で作成できるプールは最大 128 個です Copy-on-Write Snapshot で作成できるプール数は Dynamic Provisioning のプールおよび Dynamic Tiering のプール数から差し引いた残りの数です DP-VOL をこのプログラムプロダクトの副 VOL またはプール VOL として使用する Dynamic Provisioning または Dynamic Tiering のプール VOL をこのプログラムプロダクト の正 VOL 副 VOL またはプール VOL として使用する このプログラムプロダクトで使用している仮想 VOL の容量 を拡張する このプログラムプロダクトで使用している仮想 VOL のゼロ データページを破棄する Data Retention Utility DP-VOL に対して設定する プール VOL に対して設定する Database Validator DP-VOL に対して設定する プール VOL に対して設定する Provisioning の概要 49

50 プログラムプロダクト共用できること共用できないこと High Availability Manager 詳細については High Availability Manager ユーザガイド をご覧ください DP-VOL をこのプログラムプロダク トの正 VOL または副 VOL として使 用する DP-VOL を Quorum ディスクとして使用する プール VOL をこのプログラムプロダクトの正 VOL または副 VOL として使用する このプログラムプロダクトで使用している DP-VOL の容量を 拡張する LUN Expansion なし DP-VOL およびプール VOL に対して 設定する LUN Manager DP-VOL に対して設定する プール VOL に対して設定する ShadowImage 詳細については ShadowImage ユーザガイド をご覧ください TrueCopy 詳細については TrueCopy ユーザガイド をご覧ください Universal Replicator 詳細については Universal Replicator ユーザガイド をご覧ください Universal Volume Manager 詳細については Universal Volume Manager ユーザガイド をご覧ください Virtual LUN Virtual Partition Manager 詳細については Virtual Partition Manager ユーザガイド をご覧ください DP-VOL をこのプログラムプロダクトの正 VOL または副 VOL として使用する DP-VOL をこのプログラムプロダクトの正 VOL または副 VOL として使用する DP-VOL をこのプログラムプロダクトの正 VOL または副 VOL として使用する Universal Volume Manager で作成したボリュームをプール VOL に設定する Virtual LUN で作成したボリュームをプールに登録する プール VOL および DP-VOL を設定する プール VOL をこのプログラムプロダクトの正 VOL または副 VOL として使用する このプログラムプロダクトで使用している DP-VOL の容量を 拡張する このプログラムプロダクトで使用している DP-VOL のゼロ データページを破棄する プール VOL をこのプログラムプロダクトの正 VOL または副 VOL として使用する このプログラムプロダクトで使用している DP-VOL の容量を 拡張する DP-VOL をジャーナルボリュームとして使用する プール VOL を正 VOL 副 VOL またはジャーナルボリューム として使用する このプログラムプロダクトで使用している DP-VOL の容量を 拡張する 他のストレージシステム装置から マッピングされている DP-VOL の 容量を拡張する 容量を拡張してもマッピング先の 装置の外部ボリューム容量は拡張 前の DP-VOL 容量となります 容 量を拡張したい場合は マッピン グ先の装置から DP-VOL へのマッ ピングを解除してから行ってくだ さい プール登録後のボリュームに対し て Virtual LUN の操作をする なし 50 Provisioning の概要

51 プログラムプロダクト共用できること共用できないこと Volume Migration 詳細については 日立ソリューションサポートセンタにお問い合わせください DP-VOL を移動元および移動先とし て使用する プール VOL で使用する このプログラムプロダクトで使用している DP-VOL の容量を 拡張する このプログラムプロダクトで使用している DP-VOL のゼロ データページを破棄する Volume Shredder 詳細については Volume Shredder ユーザガイド をご覧ください DP-VOL を使用する プール VOL で使用する このプログラムプロダクトで使用している DP-VOL の容量を 拡張する このプログラムプロダクトで使用している DP-VOL のゼロ データページを破棄する TrueCopy Dynamic Provisioning は TrueCopy と併用できます Dynamic Provisioning と TrueCopy との併用 の例 ( 正 VOL 副 VOL とも仮想 VOL の場合 ) を次の図に示します 図 1-20 : Dynamic Provisioning と TrueCopy との併用の例 Dynamic Provisioning と TrueCopy とを併用した場合 仮想 VOL をコピーすることができます Dynamic Provisioning と TrueCopy を併用する場合に共有可能なボリュームの組み合わせを次の表 に示します 表 1-18 : Dynamic Provisioning と TrueCopy とのボリューム共有 TrueCopy の正 VOL TrueCopy の副 VOL 説明 DP-VOL DP-VOL 使用できます DP-VOL 通常ボリューム 使用できます 通常ボリューム DP-VOL 使用できます ただし この組み合わせでは 通常ボリューム ( 正 VOL) の容量と同じだけプールを使用します そのため この組み合わせは推奨しません Dynamic Provisioning のプール VOL は 正 VOL 副 VOL として指定できません Universal Replicator Dynamic Provisioning は Universal Replicator と併用できます Dynamic Provisioning と Universal Replicator との併用の例 ( 正 VOL 副 VOL とも仮想 VOL の場合 ) を次の図に示します Provisioning の概要 51

52 図 1-21 : Dynamic Provisioning と Universal Replicator との併用の例 Dynamic Provisioning と Universal Replicator とを併用した場合 仮想 VOL をコピーすることができます Dynamic Provisioning と Universal Replicator を併用する場合に共有可能なボリュームの組み合わせを次の表に示します 表 1-19 : Dynamic Provisioning と Universal Replicator とのボリューム共有 Universal Replicator の正 VOL Universal Replicator の副 VOL 説明 DP-VOL DP-VOL 使用できます DP-VOL 通常ボリューム 使用できます 通常ボリューム DP-VOL 使用できます ただし この組み合わせでは 通常ボリューム ( 正 VOL) の容量と同じだけプールを使用します そのため この組み合わせは推奨しません Dynamic Provisioning のプール VOL は 正 VOL 副 VOL として指定できません ShadowImage Dynamic Provisioning は ShadowImage と併用できます Dynamic Provisioning と ShadowImage と の併用の例 ( 正 VOL 副 VOL とも仮想 VOL の場合 ) を次の図に示します 図 1-22 : Dynamic Provisioning と ShadowImage との併用の例 Dynamic Provisioning と ShadowImage とを併用した場合 仮想 VOL をコピーすることができます Dynamic Provisioning と ShadowImage を併用する場合に共有可能なボリュームの組み合わせを次 の表に示します 52 Provisioning の概要

53 表 1-20 : Dynamic Provisioning と ShadowImage とのボリューム共有 ShadowImage の正 VOL ShadowImage の副 VOL 説明 DP-VOL DP-VOL 使用できます DP-VOL 通常ボリューム 使用できます ただし Quick Restore によるペア再同期は実行できません 通常ボリューム DP-VOL 使用できます ただし Quick Restore によるペア再同期は実行できません この組み合わせでは 通常ボリューム ( 正 VOL) の容量と同じだけプールを使用します そのため この組み合わせは推奨しません 通常ボリュームとは 仮想 VOL を除く内部ボリュームまたは外部ボリューム (Universal Volume Manager を使用して外部ストレージシステムのボリュームをマッピングしたボリューム ) です 外部ボリュームの詳細については Universal Volume Manager ユーザガイド をご覧ください Dynamic Provisioning のプール VOL は 正 VOL 副 VOL として指定できません Copy-on-Write Snapshot 1 つのストレージシステムで Dynamic Provisioning Dynamic Provisioning for Mainframe およ び Copy-on-Write Snapshot を同時に使用する場合は 次の点に注意してください Dynamic Provisioning 用のプール (Dynamic Tiering 用のプール含む ) と Dynamic Provisioning for Mainframe 用のプールを Copy-on-Write Snapshot で使用することはできません また Copy-on-Write Snapshot 用のプールを Dynamic Provisioning または Dynamic Provisioning for Mainframe で使用することもできません プール数は Dynamic Provisioning 用 (Dynamic Tiering 用のプール含む ) Dynamic Provisioning for Mainframe 用 Copy-on-Write Snapshot 用の合計で最大 128 個です Dynamic Provisioning(Dynamic Tiering を含む ) と Dynamic Provisioning for Mainframe Copy-on-Write Snapshot でプール VOL を共有することはできません Virtual Partition Manager 仮想 VOL とその仮想 VOL を関連付けるプールは 同じ CLPR に割り当てることを推奨します Dynamic Provisioning と Dynamic Tiering 用のプールの場合は 1 つのプール内でプール VOL の CLPR を混在することができます Copy-on-Write Snapshot 用のプールの場合は 1 つのプール内のすべてのプール VOL は 同じ CLPR に割り当てる必要があります Volume Migration 詳細については Volume Migration ユーザガイド をご覧ください Resource Partition Manager の場合他のプログラムプロダクトの操作に必要なリソースの条件 および Resource Partition Manager 使用時の注意事項については A Resource Partition Manager 使用時の留意事項 を参照してください Provisioning の概要 53

54 アクセス属性が設定されたボリュームの場合 アクセス属性が設定されたボリュームに対して他の機能を使用する場合の留意点について説明しま す LUN Expansion(LUSE) アクセス属性が Read/Write でないボリュームを結合して LUSE ボリュームを作成できません ただし 連結後の LUSE ボリュームのアクセス属性を Read/Write 以外に変更することはできま す アクセス属性が Read/Write でない LUSE ボリュームに対して ボリュームの結合を解除できません Virtual LVI/LUN アクセス属性が Read/Write でないボリュームをスペースに変換できません アクセス属性が Read/Write でない CV(customized volume) を初期状態に戻せません RAID Manager Data Retention Utility に関連する設定内容の一部を RAID Manager から設定できます RAID Manager から設定した情報の中には Data Retention Utility から参照だけできるものもありま す Data Retention 画面を表示しているときに RAID Manager によってボリュームのアクセス属性が変更されてしまうと Data Retention Utility ではそのボリュームのアクセス属性を変更で きなくなります もし Data Retention Utility でアクセス属性を変更しようとすると エラー が発生します エラーが発生した場合は Storage Navigator メイン画面のメニューバーで [ ファイル ]-[ 更新 ] をクリックしてから アクセス属性の変更をし直してください 特定時刻に自動起動するプログラム指定された時刻に自動起動するプログラムプロダクトをインストールしている場合は そのプログラムが動作している時間帯を避けて Data Retention 画面を操作するか プログラムの起動時刻の設定を解除してください プログラムプロダクトの中には ユーザの指定時刻になると自動的に動作が始まるものがあります たとえば Volume Migration や Performance Monitor のユーザがモニタの起動時刻を指定した場合 指定時刻になるとモニタが自動的に起動します 1.4 Provisioning のキーワード Provisioning で重要な用語について説明します Resource Partition Manager リソースグループストレージシステムのリソースを割り当てたグループを指します リソースグループに割り当てられるリソースは LDEV 番号 パリティグループ 外部ボリューム ポートおよびホストグループ番号です meta_resource 新たに追加したリソース ( 外部ボリューム以外 ) および Resource Partition Manager をインストー ルする前に存在していたリソースが属するリソースグループです 54 Provisioning の概要

55 全リソースグループ割り当てストレージシステム内のすべてのリソースが属するリソースグループが割り当てられているかどうかが 該当 非該当 で Storage Navigator の画面に表示されます すべてのリソースグループは通常 セキュリティ管理者および監査ログ管理者に割り当てられます 注意 全リソースグループ割り当て が 該当 のユーザは ストレージシステム内のすべてのリソースにアクセスできます 例えば 1 人の担当者がセキュリティ管理者と一部のリソースに対するストレージ管理者を兼ねる場合 ユーザアカウントに 全リソースグループ割り当て が該当となり 全てのリソースグループに対してストレージ編集操作が可能となります このようなことがストレージシステムのセキュリティ上問題となる場合は 次の 2 つのユーザアカウントを Storage Navigator に登録して 使い分けることをお勧めします 全リソースグループ割り当て が 該当 のであるセキュリティ管理者のユーザアカウント 一部のリソースグループだけを割り当てるストレージ管理者のユーザアカウント 論理ボリューム (LU) LU とは論理ユニット (Logical Unit) の略です オープンシステムの論理ボリュームです LUN LUN とは論理ユニット (Logical Unit Number) 番号です オープンシステムのボリュームに割り当 てられたアドレスです オープンシステムのボリューム自体を指すこともあります LDEV 論理デバイス (Logical Device) です このマニュアルでは LDEV( 論理デバイス ) を論理ボリュー ムまたはボリュームと呼ぶことがあります CV CV とは Custome-sized Volume の略です 固定ボリューム (FV) を任意のサイズに分割した可変ボ リュームです LU パス LUN Manager の用語で オープンシステム用サーバホストと LU の間を結ぶデータ入出力経路です 仮想 VOL 仮想 VOL とは 物理的な記憶空間を持たない仮想的なボリュームです Dynamic Provisioning または Dynamic Tiering では あらかじめ仮想 VOL を作成しておく必要があります エミュレーションタイプは OPEN-V だけ設定できます Dynamic Provisioning または Dynamic Tiering で作成する仮想 VOL は Copy-on-Write Snapshot の仮想 VOL とは異なり 最初からプールと関連付ける必要があります Dynamic Provisioning または Dynamic Tiering では 複数の仮想 VOL を作成できます Dynamic Provisioning または Dynamic Tiering で使用する仮想 VOL を DP-VOL と表記する場合があります Provisioning の概要 55

56 1.4.8 プール プールは 1 つ以上のプール VOL から構成されています 1 つのプールに対して 最大 1,024 個の プール VOL を登録できます なお 1 つのストレージシステム内で作成できるプールは最大 128 個 です Dynamic Provisioning を使用するためには プールを作成する必要があります プールに登 録するプール VOL は 運用中でも追加したり削除したりすることができます また プールを削除 する場合は あらかじめプールに割り当てられているすべての仮想 VOL を削除してください プー ルを削除すると プール内のデータも削除されます プールには プールごとにプール番号を設定します 1 つのプールは複数の仮想 VOL と関連付ける ことができます 1 つのプールに複数のプール VOL が格納できます また Dynamic Provisioning Dynamic Provisioning for Mainframe および Copy-on-Write Snapshot でプールは 共有できませ ん Copy-on-Write Snapshot の詳細については Copy-on-Write Snapshot ユーザガイド をご覧 ください Dynamic Provisioning for Mainframe の詳細については メインフレームシステム構 築ガイド をご覧ください 注意事項 : プールの容量は 次の計算式で算出します プールの容量 (MB)= 総ページ数 42-( ) 総ページ数 = Σ( プール VOL のブロック数 ) : で囲まれた部分を小数点以下で切り捨てることを示します Dynamic Provisioning 用または Copy-on-Write Snapshot 用のプールと他のプールは共有できません また プールの個数は Copy-on-Write Snapshot 用のプール Dynamic Provisioning 用 のプール および Dynamic Provisioning for Mainframe 用のプールの合計で最大 128 個です プール容量を拡張すると 自動的に既存のデータを 追加したプール VOL に移動し プール VOL 間 の使用率の平均化を行います 既存のデータを移動するため ホストの入出力性能が変わることが あります 自動的にプール VOL 間の使用率の平均化を行いたくない場合は 日立ソリューションサ ポートセンタにお問い合わせください キャッシュの冗長度がない場合やプールの使用率がしきい値を超えそうになった場合は 自動的に プール VOL 間の使用率の平均化を行いません Dynamic Provisioning では プール内にあるプール VOL のデータを仮想 VOL を経由して使用しま す 仮想 VOL は仮想 VOL 管理領域で管理され プールと結び付いています このため Dynamic Provisioning を使用するためには 仮想 VOL とプールが最低 1 個ずつ必要です プールと仮想 VOL の関係を次の図に示します 56 Provisioning の概要

57 図 1-23 : プールと仮想 VOL の関係 プールの状態 Storage Navigator で表示するプールの状態を次の表に示します 表 1-21 : プールの状態 状態 意味 SIM コード 正常 プールの状態は正常です なし 警告 プールのプール VOL が閉塞中です プール VOL が閉塞した場合 SIM コード 627XXX(XXX はプール番号 ) が報告されます しきい値超過 プール縮小中 閉塞 プールの使用率がしきい値を超えています プールの縮小が実行中で プール VOL を削除中です プールが満杯になったか またはプールで障害が発生したため プールが閉塞しています 次の SIM が発生します 620XXX 621XXX または 626XXX(XXX はプール番号 ) なし 次の SIM が発生します 622XXX または 623XXX(XXX はプール番号 ) Provisioning の概要 57

58 1.4.9 階層 Dynamic Tiering では プール内のある特定のメディア ( プール VOL) 群をグループしたものを階層 ( ストレージの階層 ) に分けて管理します 1 つのプールに対して メディアの処理能力に応じて 最大 3 つの階層が定義されます アクセス頻度の高いデータは処理速度の速い上位階層に 長期間保存するようなアクセス頻度が低いデータは処理速度の遅い下位階層に配置されます 複数階層プール Dynamic Tiering では プールの複数階層プール機能を有効にすることで 複数階層プールの作成が可能となります また 仮想 VOL ごとに階層再配置機能の有効 / 無効を切り替えることができます 階層再配置機能が有効になっている仮想 VOL だけが階層範囲の計算対象になり 階層再配置が実行されます プール内すべての仮想 VOL 階層管理機能が無効な場合は 再配置は実施されません 図 1-24 : 複数階層プールと階層再配置の関係 しきい値 しきい値とは プールの全体容量に対する使用量の割合 (%) です プールの使用量をしきい値によって監視します しきい値には 次の 2 種類があります 警告しきい値 :1%~100% の範囲で 1% 単位に設定できます 初期値は 70% です 枯渇しきい値 :1%~100% の範囲で 1% 単位に設定できます 初期値は 80% です プールの使用量が上記の値を超えた場合 SIM を出力してユーザに警告し SNMP トラップを報告します 例プールの全体容量が 1 TB で 警告しきい値が 50% 枯渇しきい値が 80% の場合警告しきい値が 50% で枯渇しきい値が 80% の場合のプール容量を 次の図に示します プールの使用容量がプール全体の 50%(500 GB) を超えた場合 SIM および SNMP で報告を実施します さらにプールの使用容量が増大して 枯渇しきい値 (80%) を超えた場合 再度 SIM および SNMP で報告を実施します 注意例えば 実際のプール使用量の割合が 50.1% の場合 画面では小数点以下が切り捨てられて 50% と表示されます しきい値を 50% に設定した場合 画面に表示されるプール使用量の割合はしきい値を超えていませんが SIM および SNMP でプール使用量がしきい値を超過していることが報告されます 58 Provisioning の概要

59 図 1-25 : 警告しきい値が 50% で枯渇しきい値が 80% の場合のプール容量 最大予約量 最大予約量とは プール VOL の全体容量に対して定義できる仮想 VOL 容量の割合 (%) です 最大予約量を超える仮想 VOL は 定義できません 例えば プール VOL が 100 GB で最大予約量が 150% の場合 定義できる仮想 VOL の最大容量は 150 GB です 実行モード (Storage Navigator の場合 ) Storage Navigator から Dynamic Tiering の階層再配置の実行モードとして 自動実行モード または 手動実行モード が設定できます 自動実行モード自動実行モードは モニタ採取および再配置を周期的に自動で実行するモードです 実行周期は 0.5 時間 1 時間 2 時間 4 時間 8 時間 時間帯指定を選択できます 自動実行モードの設定は Storage Navigator から行います 図 1-26 : 自動実行モードによる階層再配置の流れ 手動実行モード手動実行モードはモニタ採取 再配置を手動で実行するモードです 次の手順で実施します 1. モニタスタート 2. モニタストップ 3. 再配置 Provisioning の概要 59

60 図 1-27 : 手動実行モードによる階層再配置の流れ 補足説明 : 再配置中もモニタ採取を実施できます モニタストップをすると 自動的に階層範囲が計算されます 再配置処理には 再配置実施時の最新の有効なモニタ情報が使用されます 再配置を実施する場合は モニタ情報の状態が有効である必要があります モニタ情報と階層再配置情報の参照 : 次の GUI 画面の項目に情報が表示されます [ モニタ状態 ](F.1 [ プール ] を選択したときのトップ画面 ( プール画面 ) F.2 [ プール ] から個別のプールを選択したときのトップ画面 および F.21 [ プール管理状態参照 ] 画面で表 示 ) プールのモニタ状態が表示されます [ 実行中 ]: モニタ中です [ 計算中 ]: 計算中です それ以外の場合は [-] が表示されます [ 最新のモニタ情報 ](F.1 [ プール ] を選択したときのトップ画面 ( プール画面 ) および F.2 [ プール ] から個別のプールを選択したときのトップ画面で表示 ) 最新のモニタ情報が表示されます モニタ情報が存在する場合は モニタ情報を取得する開始時刻と終了時刻が表示されます 例 )2010/11/15 00: /11/15 23:59 モニタ情報を取得中の場合は モニタ情報を取得する開始時刻だけが表示されます 終了時刻は表示されません 例 )2010/11/15 00:00 - 最新のモニタ情報が存在しない場合は [-] が表示されます [ プール管理タスク ](F.1 [ プール ] を選択したときのトップ画面 ( プール画面 ) および F.2 [ プール ] から個別のプールを選択したときのトップ画面で表示 ) 実行中のプール管理タスクとして 階層再配置の実行状態が表示されます [ 再配置待機中 ]: 階層再配置処理が待機中です [ 再配置中 ]: 階層再配置処理が実行中です 60 Provisioning の概要

61 階層再配置の詳細については 階層再配置ログを確認してください 階層再配置ログファイルの テーブル項目の詳細については 階層再配置ログファイルのテーブル項目を参照してくだ さい [ プール管理タスク ( 状態 / 進捗率 )](F.21 [ プール管理状態参照 ] 画面で表示 ) 実行中のプール管理タスクとして 階層再配置の実行状態およびプール内における各仮想 VOL の 進捗率とその平均値が表示されます [ 再配置待機中 ]: 階層再配置処理が待機中です [ 再配置中 ]: 階層再配置処理が実行中です 階層再配置の詳細については 階層再配置ログを確認してください 階層再配置ログファイルの テーブル項目の詳細については 階層再配置ログファイルのテーブル項目を参照してくだ さい [ 再配置結果 ](F.1 [ プール ] を選択したときのトップ画面 ( プール画面 ) F.2 [ プール ] から個別のプールを選択したときのトップ画面 および F.21 [ プール管理状態参照 ] 画面で表 示 ) 階層再配置処理の状態が表示されます [ 実行中 ]:[ プール管理タスク ] が [ 再配置待機中 ] または [ 再配置中 ] の場合に表示されます [ 完了 ]: 階層再配置が実行されていない または階層再配置が終了しています [ 未完了 (n% 再配置済み )]: 階層再配置が 表示された割合まで実行されたところで中断しています [-]:Dynamic Tiering および Dynamic Tiering for Mainframe のプール以外のプールの場合に表示されます [ 再配置プライオリティ ](F.2 [ プール ] から個別のプールを選択したときのトップ画面 および F.21 [ プール管理状態参照 ] 画面で表示 ) 再配置プライオリティが表示されます [ 優先 ]: 優先が設定されています 空白 : 優先が設定されていません -:[ プール管理タスク ] が [ 再配置待機中 ] または [ 再配置中 ] の場合に表示されます [-]: 表示された仮想 VOL は Dynamic Tiering の仮想 VOL 以外の仮想 VOL であるか 階層再配置機能が無効です [ 性能グラフ ](F.16 [ 階層プロパティ参照 ] 画面で表示 ) 有効なモニタ情報の性能グラフが [ 階層プロパティ ] 画面に表示されます 実行モード (RAID Manager の場合 ) RAID Manager からは Dynamic Tiering の階層再配置の 手動実行モード だけが設定できます 手動実行モード手動実行モードはモニタ採取 再配置を手動で実行するモードです 次の手順で実施します 1. モニタスタート 2. モニタストップ 3. 再配置 Provisioning の概要 61

62 図 1-28 : 手動実行モードによる階層再配置の流れ 補足説明 : 再配置中もモニタ採取を実施できます モニタストップをすると 自動的に階層範囲が計算されます 再配置処理には 再配置実施時の最新の有効なモニタ情報が使用されます 再配置を実施する場合は モニタ情報の状態が有効である必要があります モニタ情報と階層再配置情報の参照 : -key opt オプションを指定して raidcom get dp_pool コマンドを実行した場合 モニタ情報 と階層再配置情報が出力されます 出力される項目を次に示します raidcom get dp_pool コ マンドの詳細については RAID Manager コマンドリファレンス をご覧ください STS DAT 性能モニタリングおよび階層再配置の稼働状態を表示します STP: 性能モニタリングおよび階層再配置が停止状態です RLC: 性能モニタリングが停止状態です 階層再配置は稼働状態です MON: 性能モニタリングが稼働状態です 階層再配置は停止状態です RLM: 性能モニタリングおよび階層再配置が稼働状態です モニタ情報の状態を表示します VAL: 有効 INV: 無効 PND: 計算中 R(%) 階層再配置の進行状況が表示されます 0~99: 次のどちらかの状態を示します STS の値が RLC または RLM の場合 : 再配置を実行中です STS の値が STP または MON の場合 : 再配置が 表示された割合まで実行されたところで中断しています 100: 再配置が実行されていない状態 または再配置が終了した状態を示します 62 Provisioning の概要

63 モニタモード Dynamic Tiering のモニタモードは プールを作成または編集する際に指定してください モニタモードには 周期モードと継続モードがあります モニタリングを実行しているときにモードを変更した場合 新しい設定は次回のモニタ開始時に有効になります それぞれのモニタモードについて次に説明します 周期モード初期設定のモードです 周期モードが有効になっている場合 現在の周期のモニタ情報を基にして再配置ページを決定します 現在の I/O 負荷の変動に追従して 再配置を行います ただし I/O 負荷の変動が大きい場合 1 周期内で再配置が完了しない場合があります 継続モード継続モードが有効になっている場合 最新のモニタ情報と過去の周期で取得済みのモニタ情報にそれぞれ重み付けを行い 加重平均した値を算出します 加重平均値を基にして階層の再配置を実行することで I/O 負荷の一時的な減少や増加が発生した場合でも不要な再配置の実行を抑止できます 図 1-29 : モニタモードによる階層再配置の流れ 注意事項 継続モードを使用する場合 次の設定でモニタ情報を採取することを推奨します Provisioning の概要 63

64 自動実行モードを設定してモニタ情報を自動的に採取する 手動実行モードを設定し RAID Manager にスクリプトを設定して周期的にモニタ情報を採取する 実行モードが手動でかつスクリプトを用いない場合も継続モードは設定できます しかし この 場合も 最新のモニタ情報と過去に取得したモニタ情報を基にして加重平均が行われるため 想 定していたモニタ情報とは異なる値が算出される可能性があります モニタモードが継続モードに設定されている場合 加重計算されたモニタ値を使用して算出された次の値が Storage Navigator の画面や RAID Manager に表示されます 階層ごとの性能稼働率 プールや仮想 VOL ごとの度数分布 これらの算出値は 今までのモニタ周期のトレンドが加味された 次の周期での予測値です こ のため 実際のモニタ結果とは異なる値が表示されます モニタモードを 周期モード から 継続モード または 継続モード から 周期モード に 切り替えた場合 採取中のモニタ情報は破棄されません しかし 過去の周期のモニタ情報を加 重計算したデータはリセットされます 階層割り当てポリシーの階層レベル 階層レベルを使用すると 階層を再配置する際に指定した階層にページを割り当てることができます 例えば 仮想 VOL(DP-VOL) の階層レベルを I/O が高速な階層に設定した場合 階層の再配置時にデータは常にその高速な階層に格納されます これによって その仮想 VOL を使用すると I/ O 負荷の多少にかかわらず常に高速なレスポンスを得ることができます 階層レベルには 6 つのレベルがあります 各レベルの詳細については 仮想 VOL への階層レベル設定を参照してください 階層レベルは 仮想 VOL を作成するときに設定してください 設定した階層レベルは [LDEV 編集 ] 画面で変更できます (G.6.1 [LDEV 編集 ] 画面 ) 階層の再配置を実行する時に 仮想 VOL に設定した階層レベルに応じて階層が再配置されます 仮想 VOL に階層レベルを設定した場合 そのレベルに対応する階層が再配置されます 次の図に示すように 階層レベルとして全階層を設定した場合 仮想 VOL のページは全階層内で再配置されます 図 1-30 : 階層レベルが全階層の場合のデータの配置 64 Provisioning の概要

65 次の図に示すように 階層 1 に階層レベルが設定された場合 仮想 VOL のページは階層 1 で再配置 されます この場合 その仮想 VOL のページは ほかの階層に配置されません 図 1-31 : 階層レベルを設定した場合のデータの配置 仮想 VOL への階層レベル設定 仮想 VOL に階層レベルを設定する場合 レベルを指定します 階層レベルの詳細については 表 1-22 階層レベルと階層の数の対応関係を参照してください 階層レベルを指定すると 同じ階層レ ベルが設定された仮想 VOL でグループが作られます 仮想 VOL のグループについては 図 1-32 : 階層レベルの設定 参照を参照してください 階層レベルの初期値は [ 全階層 ] です この場合 データはすべての階層に格納されます 仮想 VOL にの階層レベルを設定した後で階層を追加した場合 仮想 VOL は追加した階層を含めて再配置されます 例えば 階層レベルのレベル 5 を設定すると 常に最下位の階層にデータが配置されます 階層 レベルをレベル 5 に設定して 2 つの階層数で運用している場合 データは階層 2 に格納されま す その後 階層を追加して階層数を 3 つにした場合は 階層再配置が行なわれた後で データ が階層 3 に配置されます 表 1-22 : 階層レベルと階層の数の対応関係 階層レベル プール内の階層の数 1 階層 2 階層 3 階層 備考 全階層 すべての階層 すべての階層 すべての階層 初期値です すべての階層にデータを配置します レベル 1 すべての階層 * 階層 1 階層 1 常に最上位の階層にデータを配置します Provisioning の概要 65

66 階層レベル プール内の階層の数 1 階層 2 階層 3 階層 備考 レベル 2 すべての階層 * すべての階層 * 階層 1 階層 2 なし レベル 3 すべての階層 * すべての階層 * 階層 2 レベル 4 すべての階層 * すべての階層 * 階層 2 階層 3 レベル 5 すべての階層 * 階層 2 階層 3 常に最下位の階層にデータを配置します * [ 全階層 ] を設定した場合と同様に データはすべての階層に配置されます 図 1-32 : 階層レベルの設定 参照に示すように 1つのプール内に異なる階層レベルが設定された仮想 VOL を混在させることができます プールの度数分布のグラフを参照する場合は [ 階層プロパティ参照 ] 画面の [ 性能グラフ ] で階層レベル単位またはプール全体を選択して表示できます プールに設定されている階層の数とグラフが表示される仮想 VOL の関係については 表 1-23 [ 性能グラフ ] で選択した階層レベルとグラフに表示される仮想 VOL の階層の対応関係を参照してください [ 性能グラフ ] については プールの階層プロパティを参照するおよび F.16 [ 階層プロパティ参照 ] 画面を参照してください 表 1-23 : [ 性能グラフ ] で選択した階層レベルとグラフに表示される仮想 VOL の階層の対応関係 [ 性能グラフ ] で選択した階層レベル プール内の階層の数 1 階層 2 階層 3 階層 全階層 全階層またはレベル 1~5 が設定されている仮想 VOL の度数分布を [ 性能グラフ ] に表示できる 全階層またはレベル 2~4 が設定されている仮想 VOL の度数分布を [ 性能グラフ ] に表示できる 全階層が設定されている仮想 VOL の度数分布を [ 性能グラフ ] に表示できる レベル 1 このレベルを指定した度数分布は表示できない ただし [ 全階層 ] 選択時の度数分布で確認できる レベル 1 が設定された仮想 VOL の度数分布を [ 性能グラフ ] に表示できる レベル 1 が設定された仮想 VOL の度数分布を [ 性能グラフ ] に表示できる レベル 2 レベル 1 と同じ このレベルを指定した度数分布は表示できない ただし [ 全階層 ] 選択時の度数分布で確認できる レベル 2 が設定された仮 想 VOL の度数分布を [ 性 能グラフ ] に表示できる レベル 3 レベル 1 と同じ レベル 2 と同じ レベル 3 が設定された仮想 VOL の度数分布を [ 性能グラフ ] に表示できる レベル 4 レベル 1 と同じ レベル 2 と同じ レベル 4 が設定された仮想 VOL の度数分布を [ 性能グラフ ] に表示できる レベル 5 レベル 1 と同じ レベル 5 が設定された仮 想 VOL の度数分布を [ 性 能グラフ ] に表示できる レベル 5 が設定された仮 想 VOL の度数分布を [ 性 能グラフ ] に表示できる 66 Provisioning の概要

67 図 1-32 : 階層レベルの設定 参照 階層レベル設定時の階層の予約仮想 VOL に階層レベルを設定した場合 階層にその仮想 VOL の容量および I/O 性能ポテンシャルが予約されます 1 ページあたりに予約される性能ポテンシャルは 次のように算出されます 1 ページあたりに予約される性能ポテンシャル= 階層の性能ポテンシャル 階層のページ数階層レベルが設定されていない仮想 VOL は プール内で予約されていない領域を使用します 例えば 階層 1 に階層レベルが設定されている場合 仮想 VOL を作成するときに使用できるのは階層 2 と 3 そして階層 1 から予約容量を差し引いた分の領域の合計です Provisioning の概要 67

68 図 1-33 : 階層レベルを変更した場合の予約領域 階層レベルによって予約の優先順位が決まります 図 1-34 : 階層レベルごとの階層予約の優先順位に予約の優先順位を示します 階層は図中の (1) から (7) までの優先順位で予約されます 予約時に階層のプール VOL の容量が不足した場合は 最も近い階層が割り当てられます 階層レベルのレベル 2 とレベル 4 のように 2 つの階層を指定している場合は まず上位の階層が予約されます このとき 上位の階層に割り当てられているプール VOL の容量が不足している場合は 階層レベルで定義されている下位の階層が自動的に予約されます 例えば レベル 2 の場合は まず階層 1 が予約されます この時点で階層 1 の容量が不足している場合は 階層 2 が予約されます 詳細については 階層レベル設定時の注意事項を参照してください 68 Provisioning の概要

69 図 1-34 : 階層レベルごとの階層予約の優先順位 階層レベル設定時の注意事項 階層レベルが変更された場合の再配置の実行時期階層再配置の実行モードを自動実行モードに設定しているときに階層レベルを変更した場合 階層の再配置はモニタ周期に基づいて実行されます このため 階層レベルの設定が変更された後 そのレベルに対応した階層の再配置が自動的に実行されます 図 1-35 : 自動実行モードでの階層レベル変更後の階層の再配置 Provisioning の概要 69

70 階層再配置の実行モードを手動実行モードに設定しているときに階層レベルを変更した場合 性能モニタリングを手動で実行してから階層の再配置を実行してください ( 図 1-36 : 手動実行モードでの階層レベル変更後の階層の再配置のケース 1) モニタリングデータが採取されているときに階層レベルを変更した場合 階層の再配置を実行する際にそのモニタリングデータが使用されます ( 図 1-36 : 手動実行モードでの階層レベル変更後の階層の再配置のケース 2) このため 新たに性能モニタリングを実行する必要はありません 図 1-36 : 手動実行モードでの階層レベル変更後の階層の再配置 容量や I/O 性能の設定時に階層の容量を超えた場合仮想 VOL に階層レベルを設定したときに 階層の容量を超えてしまう場合があります 例えば 仮想 VOL の階層レベルを階層 1 に設定したとき 階層 1 の容量不足によってすべてのページが階層 1 に配置されない場合があります この場合 階層 1 に配置されなかったページには 設定した階層に最も近い階層が割り当てられます 階層が満杯の場合に割り当てられる階層について次に示します レベル 1 およびレベル 2 の場合階層 1 が満杯の場合 ページは階層 2 に割り当てられる 階層 2 が満杯の場合 階層 3 に割り当てられる レベル 3 の場合階層 2 が満杯の場合 ページは階層 1 に割り当てられる 階層 1 が満杯の場合 階層 3 に割り当てられる レベル 4 の場合階層 2 が満杯の場合 ページは階層 3 に割り当てられる 階層 3 が満杯の場合 階層 1 に割り当てられる 70 Provisioning の概要

71 レベル 5 の場合 階層 3 が満杯の場合 ページは階層 2 に割り当てられる 階層 2 が満杯の場合 階層 1 に割り当 てられる 階層の I/O 性能を超過する I/O が発生した場合階層レベルを全階層に設定した場合 階層の容量と性能ポテンシャルの両方が考慮された階層範囲が割り当てられます 階層レベルを特定の階層に設定した場合 階層の容量だけが考慮された階層範囲が割り当てられます この場合 想定よりも多い I/O 負荷があった場合 階層レベルを設定した階層が I/O 性能を低下させる可能性があります 階層レベルを使用する場合 I/O 負荷に留意して階層を構成してください 階層割り当てポリシーの新規ページ割り当て階層 新規ページ割り当て階層を設定すると 仮想 VOL(DP-VOL) の新規ページが階層に割り当てられる時に 指定した階層に割り当てることができます この機能は Storage Navigator で設定することができます また この機能は設定した直後から有効になります 設定値を次の表に示します 表 1-24 : 新規ページ割り当て階層の設定値 設定値 説明 高 中 低 新規ページは 階層割り当てポリシーに設定された階層のうちの上位の階層から 割り当てられる 新規ページは 階層割り当てポリシーに設定された階層のうちの中間の階層から 割り当てられる 新規ページは 階層割り当てポリシーに設定された階層のうちの下位の階層から 割り当てられる プールが 2 階層構成または 3 階層構成の場合 新規ページが優先的に割り当てられる階層を次の表 に示します 表 1-25 : 2 階層構成のプールの階層の割り当て順序 階層割り当てポリシーの階層レベル [ 高 ] を設定した場合の順序 [ 中 ] を設定した場合の順序 [ 低 ] を設定した場合の順序 備考 全階層 階層 1 2 の順 階層 1 2 の順 階層 2 1 の順 [ 低 ] の場合 階層 1 よりも階層 2 のほうが優先順位が高い レベル 1 階層 1 2 の順 階層 1 2 の順 階層 1 2 の順 [ 高 ] [ 中 ] [ 低 ] のいずれの場合も同じ優先度 レベル 2 階層 1 2 の順 階層 1 2 の順 階層 2 1 の順 [ 全階層 ] の場合と同じ レベル 3 階層 1 2 の順 階層 1 2 の順 階層 2 1 の順 [ 全階層 ] の場合と同じ レベル 4 階層 1 2 の順 階層 1 2 の順 階層 2 1 の順 [ 全階層 ] の場合と同じ レベル 5 階層 2 1 の順 階層 2 1 の順 階層 2 1 の順 [ 高 ] [ 中 ] [ 低 ] のいずれの場合も同じ優先度 Provisioning の概要 71

72 表 1-26 : 3 階層構成のプールの階層の割り当て順序 階層割り当てポリシーの階層レベル [ 高 ] を設定した場合の順序 [ 中 ] を設定した場合の順序 [ 低 ] を設定した場合の順序 備考 全階層 階層 の順 階層 の順 階層 の順 [ 高 ] [ 中 ] [ 低 ] を設定すると効果があるケース レベル 1 階層 の順 階層 の順 階層 の順 [ 高 ] [ 中 ] [ 低 ] のいずれの場合も同じ優先度 レベル 2 階層 の順 階層 の順 階層 の順 [ 低 ] の場合 階層 1 よりも階層 2 のほうが優先順位が高い レベル 3 階層 の順 階層 の順 階層 の順 [ 高 ] [ 中 ] [ 低 ] のいずれの場合も同じ優先度 レベル 4 階層 の順 階層 の順 階層 の順 [ 低 ] の場合 階層 2 よりも階層 3 のほうが優先順位が高い レベル 5 階層 の順 階層 の順 階層 の順 [ 高 ] [ 中 ] [ 低 ] のいずれの場合も同じ優先度 再配置プライオリティ 再配置プライオリティを使用すると 仮想 VOL(DP-VOL) に再配置を実行する時の優先度を設定できます これによって 重要度の高い仮想 VOL を速やかに再配置できるようになります この機能は Storage Navigator で設定することができます また この機能は 設定したあとに 初めてモニタ採取終了したときから有効になります 仮想 VOL に再配置プライオリティが設定されていない場合例えば LDEV ID が LDEV#1 LDEV#2 LDEV#3 LDEV#4 および LDEV#5 の LDEV に再配置プライオリティが設定されていない場合 次に示す順序でそれぞれの LDEV が再配置されます この例では 各周期で 3 つの LDEV を再配置していますが 再配置の周期やデータサイズによって再配置する LDEV の個数は変動します 表 1-27 : LDEV#1~#5 が再配置される時の順番 ( 例 ) 再配置の実行周期 各周期での LDEV#1 の再配置の順番 各周期での LDEV#2 の再配置の順番 各周期での LDEV#3 の再配置の順番 各周期での LDEV#4 の再配置の順番 各周期での LDEV#5 の再配置の順番 T1 1 番目 2 番目 3 番目 未実行 未実行 T2 3 番目 未実行 未実行 1 番目 2 番目 T3 未実行 1 番目 2 番目 3 番目 未実行 T4 2 番目 3 番目 未実行 未実行 1 番目 仮想 VOL に再配置プライオリティが設定されている場合例えば LDEV ID が LDEV#1 LDEV#2 LDEV#3 LDEV#4 および LDEV#5 の LDEV のうち LDEV#3 と LDEV#4 に再配置プライオリティが設定されている場合 次に示す順序でそれぞれの LDEV が再配置されます この例では 各周期で 3 つの LDEV を再配置していますが 再配置の周期やデータサイズによって再配置する LDEV の個数は変動します 72 Provisioning の概要

73 表 1-28 : LDEV#3 と LDEV#4 に再配置プライオリティが設定されている場合の再配置の順番 ( 例 ) 再配置の実行周期 各周期での LDEV#1 の再配置の順番 各周期での LDEV#2 の再配置の順番 各周期での LDEV#3 の再配置の順番 各周期での LDEV#4 の再配置の順番 各周期での LDEV#5 の再配置の順番 T1 3 番目 未実行 1 番目 2 番目 未実行 T2 未実行 3 番目 1 番目 2 番目 未実行 T3 未実行 未実行 1 番目 2 番目 3 番目 T4 3 番目 未実行 1 番目 2 番目 未実行 プールのフォーマット済み容量 仮想 VOL にデータが書き込まれるときに新規ページの割り当てが行われる場合 新規ページが初期化されます 新規ページの割り当てが一時的に多く発生する場合 ( 例えば 新規に作成した複数の DP-VOL に対して ホストからファイルシステムを作成する場合 ) データの書き込みと新規ページの初期化が競合することによってデータの書き込みが待たされる可能性があります あらかじめプール空き領域の初期化をしておくと新規ページの割り当て時に新規ページの初期化が実行されないので データの書き込みが待たされる可能性が低減されます プールのフォーマット済み容量とは プール空き領域の容量のうち 初期化されたプール空き領域の容量のことです プールの空き領域はストレージシステムによって監視され 初期化が必要な領域は自動的に初期化されます プールのフォーマット済み容量は [ プール管理状態参照 ] 画面で確認することができます (F.21 [ プール管理状態参照 ] 画面 ) なお ストレージシステムにかかる負荷に応じて プール空き領域のフォーマットの速度は調整されます プール空き領域のフォーマット機能の動作を変更したい場合は 日立ソリューションサポートセンタにお問い合わせください プール VOL 間の使用率の平均化 ( リバランス ) 特定のプール VOL のページ使用率に偏りが出ないように プール VOL 間の使用率の平均化が自動的に実行されます これによって プール VOL にかかる負荷が分散されます プール VOL 間の使用率の平均化 ( リバランス ) は 次の場合に自動的に行われます プール VOL を拡張した プール VOL を縮小した ゼロデータページを破棄した この操作によって 既存のデータを移動するため ホストの入出力性能が変わることがあります 自動的にプール VOL 間の使用率の平均化 ( リバランス ) を行いたくない場合は 日立ソリューションサポートセンタにお問い合わせください プール VOL 間の使用率の平均化 ( リバランス ) の進捗率は [ プール管理状態参照 ] 画面で確認できます (F.21 [ プール管理状態参照 ] 画面 ) キャッシュの冗長度がない場合やプールの使用率がしきい値を超えそうになった場合は 自動的にプール VOL 間の使用率の平均化 ( リバランス ) が中断します アクセス属性 ボリュームへのアクセスをコントロールするには ボリュームにアクセス属性を設定します ユー ザは それぞれのボリュームに対して 次のアクセス属性のうちどれか 1 つを設定できます Provisioning の概要 73

74 Read/Write ボリュームに Read/Write 属性を設定した場合 オープンシステム用ホストはそのボリュームに対して データの読み取りと書き込みの両方を実行できます コピー系プログラムプロダクトを利用すると Read/Write 属性のボリュームにデータをコピーできます ただし 必要であれば システム管理者は Read/Write 属性のボリュームへのコピー操作を禁止できます すべてのオープンシステムのボリュームは 初期設定で Read/Write 属性を持っています Read Only ボリュームに Read Only 属性を設定した場合 オープンシステム用ホストはそのボリュームから データを読み取ることができます ただし そのボリュームにデータを書き込めなくなります Protect ボリュームに Protect 属性を設定した場合 オープンシステム用ホストはそのボリュームにアクセ スできなくなり データの読み取りと書き込みをどちらも実行できなくなります 1.5 Dynamic Tiering の操作項目一覧 Dynamic Tiering の操作で Storage Navigator(GUI) で実施できる項目と RAID Manager で実施 できる項目との関係を以下の表に示します 74 Provisioning の概要

75 表 1-29 : 操作 設定項目一覧 # 項目 GUI RAID Manager 1 DP プール 作成 作成 2 ( 設定項目 ) プール名 3 しきい値 4 複数階層プール : 有効 / 無効 1 5 階層管理 : 自動実行モード 6 階層管理 : 手動実行モード 7 新規割当用空き領域率 3 8 再配置用バッファ領域率 9 実行周期 10 モニタ採取時間帯 11 モニタモード 12 削除 13 設定変更 設定変更 14 ( 設定項目 ) プール名 2 15 しきい値 16 複数階層プール : 有効 / 無効 17 階層管理 : 自動 手動 18 階層管理 : 手動 自動 19 新規割当用空き領域率 再配置用バッファ領域率 21 実行周期 22 モニタ採取時間帯 23 モニタモード 24 プール VOL 追加 25 プール VOL 削除 26 プール回復 27 モニタ開始 / 終了 28 階層再配置 : 実行 / 中止 Provisioning の概要 75

76 # 項目 GUI RAID Manager 29 DP-VOL 作成 作成 30 ( 設定項目 ) DP-VOL 名 31 複数階層再配置 : 無効 32 階層割り当てポリシー 33 新規ページ割り当て階層 34 再配置プライオリティ 35 拡張 36 ゼロデータページ破棄 37 削除 38 設定変更 設定変更 39 ( 設定項目 ) 階層再配置 : 有効 / 無効 40 階層割り当てポリシー 41 新規ページ割り当て階層 42 再配置プライオリティ 43 再配置ログ 再配置ログ取得 注 1. RAID Manager でプールを作成した場合は 無効に設定されます 2. プール名の変更は プール VOL の追加時に実施できます 3. SSD は 0% その他のドライブは 8% とすることを推奨します 表 1-30 : 表示項目一覧 : 設定パラメータ # 分類 出力情報 GUI RAID Manager 1 DP プール 複数階層プール : 有効 / 無効 2 階層管理モード : 自動 / 手動 3 新規割当用空き領域率 4 実行周期 * 5 モニタ採取時間帯 * 6 モニタモード 7 DP-VOL 階層再配置 : 有効 / 無効 8 階層割り当てポリシー 9 新規ページ割り当て階層 10 再配置プライオリティ * 自動実行モードの場合だけ確認できます 表 1-31 : 表示項目一覧 : 階層毎の容量使用状況 # 分類 出力情報 GUI RAID Manager 1 DP プール 階層毎の容量 ( 合計 ) 2 階層毎の容量 ( 使用量 ) 3 DP-VOL 階層毎の容量 ( 使用量 ) 76 Provisioning の概要

77 表 1-32 : 表示項目一覧 : 性能モニタ統計情報 # 分類 出力情報 GUI RAID Manager 1 DP プール 度数分布 1 2 階層範囲 性能稼働率 4 モニタ採取開始時刻 5 モニタ採取終了時刻 6 DP-VOL 度数分布 7 階層範囲 8 モニタ採取開始時刻 9 モニタ採取終了時刻 注 1. 階層割り当てポリシーごとまたはプール全体を選択できます 階層割り当てポリシーを [ 全階層 ] 以外に 設定している場合 プール全体を選択したときに階層範囲は表示されません 2. 階層割り当てポリシーの [ 全階層 ] を選択したときの階層範囲が表示されます 表 1-33 : 表示項目一覧 : 性能モニタ / 再配置の稼動状況 # 分類 出力情報 GUI RAID Manager 1 DP プール モニタ稼動状態 : 停止状態 / 稼動状態 2 性能モニタ状態 : 有効 / 無効 / 計算中 3 再配置状態 : 再配置中 / 停止中 4 再配置進捗率 :0~100% Provisioning の概要 77

78 78 Provisioning の概要

79 2 Provisioning の要件 Dynamic Provisioning Dynamic Tiering およびボリューム作成の要件について説明しま す r 2.1 システムに必要なもの r 2.2 ボリュームを作成するための準備 r 2.3 ボリュームおよびプールの要件 r 2.4 Dynamic Provisioning の要件 r 2.5 Dynamic Tiering の要件 r 2.6 ライセンスの要件 r 2.7 共用メモリの要件 r 2.8 OS およびファイルシステムの容量 r 2.9 Dynamic Provisioning の使用方法 r 2.10 サポート構成 r 2.11 仮想 VOL 容量の拡張のための要件 Provisioning の要件 79

80 2.1 システムに必要なもの ボリューム作成の操作に必要なものを次に示します VSP ストレージシステム VSP ストレージシステムを操作するための Storage Navigator 動作 PC Open Volume Management のソフトウェア 2.2 ボリュームを作成するための準備 対象となるストレージシステムのボリュームを作成する前に オープンシステムののボリュームをホストの OS からオフラインまたはアンマウント (LU パスの割り当てがない状態にする ) してください LU パスの削除方法の詳細については LU パスを削除する を参照してください 2.3 ボリュームおよびプールの要件 プール VOL プール および仮想 VOL の要件を次の各表に示します 表 2-1 : プール VOL の要件 項目ボリューム種別エミュレーションタイプ ボリューム (LDEV) 要件 注意事項 :1 つのパリティグループ内に通常ボリュームとプール VOL を混在できますが 性能面を考慮して通常は 1 つのパリティグループは通常ボリューム またはプール VOL だけにしてください Dynamic Provisioning および Dynamic Tiering のプール VOL には 次のボリュームは指 定できません ShadowImage Volume Migration TrueCopy High Availability Manager または Universal Replicator で使用しているボリューム LUSE ボリューム Cache Residency Manager が定義されているボリューム すでに Copy-on-Write Snapshot Dynamic Provisioning または Dynamic Tiering のプールに登録されているボリューム Copy-on-Write Snapshot の正 VOL または副 VOL として使用されているボリューム Data Retention Utility で Protect 属性 Read Only 属性 または副 VOL 拒否を設定しているボリューム LDEV 状態が 正常 または 正常 ( クイックフォーマット ) 以外のボリューム ( 閉塞 またはコピー中のボリュームは指定できません ) システムディスク コマンドデバイス Quorum ディスク OPEN-V 80 Provisioning の要件

81 項目 RAID レベル (Dynamic Provisioning 用のプール ) RAID レベル (Dynamic Tiering 用プール ) ハードディスクドライブ種別 (Dynamic Provisioning 用のプール ) ハードディスクドライブ種別 (Dynamic Tiering 用プール ) ボリューム容量 LDEV フォーマットパス定義 要件 すべての RAID レベルのプール VOL を登録できます RAID5 RAID6 RAID1 および外部 ボリュームのプール VOL を同じプール内に混在できます プール内のプール VOL につい ては 次の注意事項を参照してください プール VOL 特にドライブ故障からの回復時間が容認されないプール VOL の RAID レベルとして RAID6 を適用することを推奨します ハードディスクのドライブ種別が同じ場合 プール内の RAID レベルを同じにしてください プール VOL が外部ボリュームの場合 キャッシュモードを有効にした外部ボリュームと無効にした外部ボリュームは混在できません 内部ボリュームと外部ボリュームを混在させる場合 外部ボリュームのキャッシュモードを有効にしてください Storage Navigator の画面に表示されている [ 混在可能 ] が [ 有効 ] の場合 RAID1 RAID5 RAID6 のボリューム および外部ボリュームを同じプールに混在させること ができます [ 混在可能 ] が [ 無効 ] の場合 RAID1 RAID5 RAID6 のボリューム および外部ボリュームを同じプールに混在させることができません すべての RAID レベルのプール VOL を登録できます RAID5 RAID6 RAID1 および外部 ボリュームのプール VOL を同じプール内に混在できます プール内のプール VOL につい ては 次の注意事項を参照してください プール VOL 特にドライブ故障からの回復時間が容認されないプール VOL の RAID レベルとして RAID6 を適用することを推奨します ハードディスクのドライブ種別が同じ場合 プール内の RAID レベルを同じにしてください プール VOL が外部ボリュームの場合 キャッシュモードを有効に設定してください Storage Navigator の画面に表示されている [ 混在可能 ] が [ 有効 ] の場合 RAID1 のボリュームおよび外部ボリュームをプールに登録できます しかし [ 混在可能 ] が [ 無効 ] の場合 RAID1 のボリュームおよび外部ボリュームをプールに登録するこ とができません ハードディスクドライブ種別には SAS15K SAS10K SAS7.2K SATA-W/V SATA-E SSD および外部ボリュームが使用できます 同じプールに最大 3 つまで ハードディスクドライブ種別の異なるプール VOL を登録で きます 注意事項を次に示します 1 つのプールに複数のハードディスクドライブ種別のプール VOL を登録する場合 I/ O 性能はページが割り当てられるプール VOL のドライブ種別に依存します そのた め 異なる種別のハードディスクドライブを登録する場合は ドライブの I/O 性能 に十分留意してください 1 つのプールに SATA-E のボリュームと SATA-W/V のボリュームを混在させないことを推奨します ハードディスクドライブ種別には SAS15K SAS10K SAS7.2K SATA-E SATA-W/V SSD および外部ボリュームが使用できます 同じプールに最大 3 つまで ハードディスクドライブ種別の異なるプール VOL を登録で きます 注意事項 :1 つのプールに SATA-E のボリュームと SATA-W/V のボリュームを混在させな いことを推奨します 8 GB~4.0 TB プールに登録した後は プール VOL の LDEV フォーマットは実施できません 定義できません パスを定義してあるボリュームは プール VOL に指定できません Provisioning の要件 81

82 表 2-2 : プールの要件 項目プール容量プール VOL 数プール数容量の拡張容量の縮小削除最大予約量しきい値データ割り当て単位階層 (Dynamic Tiering) 各階層の最大容量 (Dynamic Tiering) プールの容量は次の計算式で算出します 要件 プールの容量 (MB)= 総ページ数 42-( ) 総ページ数 = Σ( プール VOL のブロック数 ) : で囲まれた部分を小数点以下で切り捨てることを示します ただし すべてのプールの合計容量は 5.0PB が上限です 1 個のプール当たり 1 個から 1,024 個まで設定可能 すでにプール VOL としてプールに登録されているボリュームを 他のプールに登録する ことはできません 最大 128 個 Dynamic Provisioning 用のプール (Dynamic Tiering 用のプールを含む ) Dynamic Provisioning for Mainframe 用のプール (Dynamic Tiering for Mainframe 用のプール 含む ) および Copy-on-Write Snapshot 用のプールとの合計で 128 個です プールの識 別子としてプール番号を 0~127 で割り当てます プール VOL 単位にオンライン中に容量を拡張できます パリティグループ単位に容量を 拡張することを推奨します プール VOL を削除することでオンライン中に容量を縮小できます プールに関連付けられている仮想 VOL が 1 つもない場合だけ削除できます プール満杯による仮想 VOL への書き込み不可を防ぐために プール容量に対して作成で きる仮想 VOL の容量の割合を設定することができます 例えば 最大予約量を 100% に設定した場合 作成できる仮想 VOL 総容量は次の計算式で 算出します 仮想 VOL 総容量 プール容量 100% この設定は プール縮小 仮想 VOL 作成 仮想 VOL 容量拡張を行うときに適用されます プール空き容量の監視用に次の 2 つのしきい値があります 警告しきい値 : 初期値は 70 % です 1 %~100 % の範囲で 1 % 単位に設定できます 推奨値は初期値の 70 % です 枯渇しきい値 : 初期値は 80 % です 1 %~100 % の範囲で 1 % 単位に設定できます 上記 2 つのしきい値を超えた場合には それぞれ SIM を出力してユーザに警告します また SNMP にトラップが上がります 42 MB ホストからの書き込みに対して プールに最低 42 MB の領域を割り当てます メディアによって定義されます ( 最大 3 階層 ) 5.0 PB( ただし 各階層の合計が 5.0 PB 以内であること ) 表 2-3 : 仮想 VOL の要件 項目ボリューム種別エミュレーションタイプ最大数 要件仮想 VOL 通常のボリュームと同じように LDEV 番号を設定してください OPEN-V 1 個のプール当たり最大 63,232 個 1 つのシステム当たり最大 63,232 個 82 Provisioning の要件

83 項目 ボリューム容量 パス定義 要件 1 個のボリューム当たり MB~59.9 TB ただし ShadowImage/TrueCopy/Universal Replicator/High Availability Manager の正 VOL または副 VOL に使用する場合は ボリューム容量を 4 TB 以内にしてください 1 つのシステム当たり 5.0 PB 定義できます LDEV フォーマット実行できます ( クイックフォーマットは不可 ) LDEV フォーマットを実施した場合 仮想 VOL 内の割り当て済みページ領域だけデータを初期化します ただし ページを解放しないため LDEV フォーマットを実施後にプールの空き領域は増加しません 2.4 Dynamic Provisioning の要件 Dynamic Provisioning を使用するには ストレージシステムに必要なハードウェア マイクロコード および Storage Navigator が すべて使用できるように設定されている必要があります また Dynamic Provisioning プログラムプロダクトのライセンスキーを購入し Storage Navigator にインストールしておく必要があります Dynamic Provisioning プログラムプロダクトのライセンスキーは Hitachi Basic Operating System Software (BOS) に含まれます ライセンスキーの詳細およびプログラムプロダクトのインストールの詳細については Storage Navigator ユーザガイド をご覧ください 2.5 Dynamic Tiering の要件 Dynamic Tiering を使用するには Dynamic Provisioning プログラムプロダクトが Storage Navigator にインストールされていることが前提となります その他に ストレージシステムに必要なハードウェア マイクロコード および Storage Navigator が すべて使用できるように設定されている必要があります また Dynamic Tiering プログラムプロダクトのライセンスキーを購入し Storage Navigator にインストールしておく必要があります Dynamic Tiering プログラムプロダクトのライセンスは Hitachi Dynamic Tiering Software に含まれます 2.6 ライセンスの要件 Dynamic Provisioning を操作するためには あらかじめ Storage Navigator 動作 PC に Dynamic Provisioning プログラムプロダクトがインストールされている必要があります このため Hitachi Basic Operating System Software (BOS) のライセンスを購入する必要があります Dynamic Tiering を操作するには Dynamic Provisioning プログラムプロダクトと Dynamic Tiering プログラムプロダクトがインストールされている必要があります そのため Hitachi Basic Operating System Software (BOS) のライセンスの他に Hitachi Dynamic Tiering Software のライセンスを購入する必要があります Dynamic Tiering は階層機能を有効にしたプール容量分のライセンスが必要です また Dynamic Provisioning または Dynamic Tiering の仮想 VOL を ShadowImage/TrueCopy/Universal Replicator/High Availability Manager の正 VOL または副 VOL に使用する場合の ShadowImage/ TrueCopy/Universal Replicator/High Availability Manager のライセンスは プールが使用されている容量分のライセンスが必要です Provisioning の要件 83

84 ただし 課金容量を超えても 30 日間は使用できます 30 日を超えた場合には ShadowImage では ペア削除以外の操作はできなくなります また TrueCopy/Universal Replicator/High Availability Manager では コピーの中断およびペア削除以外の操作はできなくなります ライセンスの詳細については Storage Navigator ユーザガイド をご覧ください 2.7 共用メモリの要件 Dynamic Provisioning を使用する場合 仮想 VOL 管理領域用の共用メモリが必要です 仮想 VOL 管理領域とは DP-VOL とプール VOL を対応付ける情報を格納するために使われる領域で 共用メモリを増設するときに自動的に作成されます Dynamic Provisioning を使用する場合 2 面から成る共用メモリが最低 16 GB 必要です 各部に割り当てられるメモリ容量を次に示します 基本部 :8 GB Dynamic Provisioning:8 GB Dynamic Tiering を使用する場合 Dynamic Provisioning および Dynamic Tiering 用の共用メモリが必要です Dynamic Tiering を使用する場合 2 面から成る共用メモリが最低 24 GB 必要です 各部に割り当てられるメモリ容量を次に示します 基本部 :8 GB Dynamic Provisioning:8 GB Dynamic Tiering:8 GB 共用メモリを増設するときは 日立ソリューションサポートセンタにお問い合わせください 2.8 OS およびファイルシステムの容量 OS およびファイルシステムによって 容量の削減効果があります 容量の削減効果がある OS およびファイルシステムを次の表に示します 下記の組み合わせ以外については 日立ソリューションサポートセンタにお問い合わせください 表 2-4 : OS およびファイルシステムの容量 OS ファイルシステムメタデータの書き込み容量の削減効果 Windows Server 2003 Windows Server 2008 NTFS 先頭だけ書き込みます ただし ファイルの更新を繰り返し行うと割り当て容量が増えて 削減効果は少なくなります NTFS 先頭だけ書き込みます ただし ファイルシステム作成時 に標準フォーマットを実施する と ファイルシステム容量分の プールを消費します このため クイックフォーマットを選択する ことを推奨します また ファイ ルの更新を繰り返し行うと割り当 て容量が増えて 削減効果は少な くなります 84 Provisioning の要件

85 OS ファイルシステムメタデータの書き込み容量の削減効果 Linux XFS Allocation Group Size 単位 に書き込みます たとえばファイルシステム作成時の Allocation Group Size の設定が 640 MB の場合 ページサイズが 42 MB のため 割合は 42 MB 640 MB = 6.5 % となります このため 仮想 VOL 容量の 6.5 % のプールを ファイルシステム作成時に消費します Allocation Group Size の設定が非常に小さい場合には削減効果がありません Ext2 Ext3 128 MB 単位に書き込みます ただし ファイルシステム作成時に仮想 VOL 容量の 30 % のプールを消費します 注意事項 :ext2 ext3 の場合 ブロックサイズは初期値の 4 KB でファイルシステムを作成してください ブロックサイズが 2 KB または 1 KB の場合 メタデータが 32 MB 単位または 8 MB 単位で書き込まれるため 容量の削減効果はありません Solaris UFS 52 MB 単位に書き込みます VxFS 先頭だけ書き込みます AIX JFS 8 MB 単位に書き込みます なお ファイルシステム作成時の Allocation Group Size の設定を変更することで 最大 64 MB 単位に全面書き込みできますが その場合でも仮想 VOL の 65 % 程のプールを消費するため 容量削減効果なしとしています JFS2 先頭だけ書き込みます VxFS 先頭だけ書き込みます HP-UX JFS(VxFs) 先頭だけ書き込みます HFS 10 MB 単位に書き込みます 凡例 : 削減効果があります : 削減効果がありません 注 上記で削減効果ありとしているファイルシステムでも ボリューム容量が非常に小さい場合には 削減効果 は少なくなります たとえば Windows 2003 または NTFS で 仮想 VOL 容量が 100 MB の場合 先頭の 1 ペー ジ (42 MB) の割り当ては必ず発生します このため ファイルシステム作成時に仮想 VOL 容量の 42 % のプー ルを消費します Provisioning の要件 85

86 2.9 Dynamic Provisioning の使用方法 Dynamic Provisioning プログラムプロダクトは Storage Navigator および RAID Manager 動作 PC から操作します Storage Navigator 動作 PC は TCP/IP ネットワーク (LAN) を経由してストレージシステムの SVP(Service Processor) に接続されています Storage Navigator 動作 PC から SVP にログインすると 毎回 Storage Navigator の Java アプリケーションがダウンロードされ ストレージシステムの構成や状態の情報を取得したり ストレージシステムに対してコマンドを送信したりできるようになります 2.10 サポート構成 Dynamic Provisioning のサポート構成を次の表に示します このバージョンでは サポート構成の 範囲内で使用してください 表 2-5 : サポート構成 項目 サポート構成 仮想 VOL 数 仮想 VOL の容量 プール 1 個当たり最大 63,232 個 MB~59.9 TB TB 指定の場合 :0.01 TB~59.99 TB GB 指定の場合 :0.04 GB~61, GB MB 指定の場合 :46.87 MB~62,914, MB ブロック指定の場合 :96,000 ブロック~128,849,011,200 ブロック 最大プール数 128 プール VOL 数 プール VOL の容量 プール 1 個当たり最大 1,024 個 8 GB~4.0 TB 2.11 仮想 VOL 容量の拡張のための要件 仮想 VOL の容量は最大 59.9 TB まで拡張できます 容量拡張後にホストへ容量が変更されたこと を通知したい場合は ホストモードオプション 40 を有効にしてください 注意事項 : ホストモードオプション 40 によって次の処理の違いがありますのでご注意ください ホストモードオプション 40 が無効な場合 容量拡張後にホストへ容量が変更されたことを通知しないため 再読み込みが必要になります ホストモードオプション 40 が有効な場合 容量拡張後にホストへ容量が変更されたことを通知します OS が容量拡張後の容量を認識しない場合は 再読み込みを実施してください 仮想 VOL の容量を拡張するための条件を次に示します 拡張する仮想 VOL が 表 1-17 Dynamic Provisioning または Dynamic Tiering と他のプログラムプロダクトとの共用 に記載されている拡張できないプログラムプロダクトと併用されていな いこと 拡張する仮想 VOL が LDEV フォーマット中でないこと 仮想 VOL を拡張する容量として [V-VOL 容量拡張 ] 画面の [ 容量 ] テキストボックスの下に表示されている範囲内の値を指定すること 拡張対象となる仮想 VOL に関連付けているプールが 以下の状態でなければ仮想 VOL を拡張することができません 86 Provisioning の要件

87 正常の状態 しきい値超えの状態 プールの縮小を実行中の状態 注意仮想 VOL 容量を拡張しているときに次の操作をしないでください また 次の操作を実施しているときに容量を拡張しないでください Virtual LVI/Virtual LUN 機能を使用した操作 Cache Residency Manager 機能を使用した操作 仮想 VOL を作成する操作 プールを回復する操作 仮想 VOL を削除する操作 RAID Manager の別インスタンスでの容量の拡張操作 ストレージシステム装置の保守作業 注意事項 : 仮想 VOL 容量を拡張した後は必ず Storage Navigator の [ 更新 ] コマンドを実行し 仮想 VOL 容量が拡張されたことを確認してください 確認しないで操作した場合は Storage Navigator からの操作が失敗することがあります 仮想 VOL 容量が拡張されていない場合は しばらく待った後 再度 [ 更新 ] コマンドを実行し 確認してください 注意事項 : 次のどちらかの操作が実行中の場合 仮想 VOL 容量の拡張に失敗することがあります Volume Migration ShadowImage の Quick Restore Storage Navigator の [ 更新 ] コマンドを実行し 仮想 VOL 容量を確認してください 仮想 VOL 容量が拡張されていない場合は Volume Migration または Quick Restore の完了後に再び [ 更新 ] コマンドを実行してください Provisioning の要件 87

88 88 Provisioning の要件

89 3 Resource Partition Manager の設定 ここでは Resource Partition Manager を使用してリソースグループを作成する方法 お よびリソースを移動する方法について説明します r 3.1 Resource Partition Manager を使用したシステム構成の検討 r 3.2 Resource Partition Manager の使用例 r 3.3 Resource Partition Manager 使用時の注意事項 r 3.4 リソースグループを作成する r 3.5 リソースを移動する Resource Partition Manager の設定 89

90 3.1 Resource Partition Manager を使用したシステム構成の検討 システム管理者は どのリソースをどのユーザに管理させるのかを検討します 検討結果に従ってセキュリティ管理者がリソースグループを作成し 各リソースをリソースグループへ割り当てます リソースグループには次のリソースを割り当てられます LDEV 番号 パリティグループ 外部ボリューム ポート ホストグループ番号 LDEV やホストグループを作成する前に LDEV 番号およびホストグループ番号だけをあらかじめリソースグループに割り当てておくこともできます Resource Partition Manager の各操作については 次の個所を参照してください 3.4 リソースグループを作成する リソースグループにリソースを追加する リソースグループからリソースを削除する リソースグループ名を変更する リソースグループを削除する 3.2 Resource Partition Manager の使用例 Resource Partition Manager の使用例を次に示します ポートを共有する場合の Resource Partition Manager の使用例ポートを共有すると 限られたポート数で効率よくストレージシステムを運用できます ポートを共有しない場合の Resource Partition Manager の使用例ポートを共有せずに各リソースグループに割り当てると 一方のポートから大量に I/O を発行した場合でも 別のポートに対する性能を維持できます ポートを共有する場合の Resource Partition Manager の使用例 社内のシステム部門が A 部門と B 部門に仮想プライベートストレージシステムを提供する場合の設 定例を次に示します A 部門と B 部門はそれぞれに割り当てられたパリティグループを使用します が ポートは 2 つの部門で共有します 共有のポートはシステム部門が管理します 90 Resource Partition Manager の設定

91 図 3-1 : Resource Partition Manager を使用したシステム構成例 ( ポートを共有する場合 ) システム部門のセキュリティ管理者は ストレージシステムに各部門用のリソースグループを作成し それぞれの部門に割り当てます A 部門のストレージ管理者は A 部門用のリソースグループを管理できますが B 部門用のリソースグループにはアクセスできません 同様に B 部門のストレージ管理者は B 部門用のリソースグループを管理できますが A 部門用のリソースグループにはアクセスできません また セキュリティ管理者は共有リソース管理用のリソースグループを作成し システム部門のストレージ管理者が A 部門と B 部門で共有するポートを管理します A 部門のストレージ管理者および B 部門のストレージ管理者は 共有リソース管理用のリソースグループに属している共有のポートは管理できません 設定の流れ 1. システム部門がリソースグループの作成およびリソースの割り当てについて計画を立てます 2. セキュリティ管理者が リソースグループを作成します 詳細は 3.4 リソースグループを作成する を参照してください 3. セキュリティ管理者が ユーザグループを作成します 詳細は Storage Navigator ユーザガイド を参照してください 4. セキュリティ管理者が ユーザグループにリソースグループを割り当てます 詳細は Storage Navigator ユーザガイド を参照してください 5. システム部門のストレージ管理者が ポートを設定します 6. セキュリティ管理者が リソースグループにリソースを割り当てます Resource Partition Manager の設定 91

92 詳細は 3.5 リソースを移動する を参照してください 7. セキュリティ管理者が 各ストレージ管理者をユーザグループに割り当てます 詳細は Storage Navigator ユーザガイド を参照してください これで A 部門のストレージ管理者および B 部門のストレージ管理者は 自部門に割り当てられているリソースグループだけを管理できるようになります ポートを共有しない場合の Resource Partition Manager の使用例 社内のシステム部門が A 部門と B 部門に仮想プライベートストレージシステムを提供する場合の設 定例を次に示します A 部門と B 部門はそれぞれに割り当てられたポートおよびパリティグループ を使用します 図 3-2 : Resource Partition Manager を使用したシステム構成例 ( ポートを共有しない場合 ) システム部門のセキュリティ管理者は ストレージシステムに各部門用のリソースグループを作成し それぞれの部門に割り当てます A 部門のストレージ管理者は A 部門用のリソースグループを管理できますが B 部門用のリソースグループにはアクセスできません 同様に B 部門のストレージ管理者は B 部門用のリソースグループを管理できますが A 部門用のリソースグループにはアクセスできません 設定の流れ 1. システム部門がリソースグループの作成およびリソースの割り当てについて計画を立てます 2. セキュリティ管理者が リソースグループを作成します 92 Resource Partition Manager の設定

93 詳細は 3.4 リソースグループを作成する を参照してください 3. セキュリティ管理者が ユーザグループを作成します 詳細は Storage Navigator ユーザガイド を参照してください 4. セキュリティ管理者が ユーザグループにリソースグループを割り当てます 詳細は Storage Navigator ユーザガイド を参照してください 5. システム部門のストレージ管理者が ポートを設定します 6. セキュリティ管理者が リソースグループにリソースを割り当てます 詳細は 3.5 リソースを移動する を参照してください 7. セキュリティ管理者が 各ストレージ管理者をユーザグループに割り当てます 詳細は Storage Navigator ユーザガイド を参照してください これで A 部門のストレージ管理者および B 部門のストレージ管理者は 自部門に割り当てられているリソースグループだけにアクセスできるようになります 3.3 Resource Partition Manager 使用時の注意事項 Resource Partition Manager を使用するときの注意事項を次に示します リソースグループを作成および使用するためには Storage Navigator 動作 PC に Resource Partition Manager のソフトウェアがインストールされている必要があります 詳細は Storage Navigator ユーザガイド のライセンスキーについて説明している個所を参照してく ださい パリティグループ 外部ボリューム またはプールを複数のユーザで共有する場合 あるユーザが共有しているリソースの容量を使いすぎたときに ほかのユーザが LDEV を作成できなくなる おそれがあります 複数の企業に仮想プライベートストレージシステムを提供する場合など ユーザごとに使用でき る容量を制限したいときには パリティグループ 外部ボリューム またはプールを共有しない ことをお勧めします 3.4 リソースグループを作成する リソースグループを作成する方法について説明します 前提条件 セキュリティ管理者 ( 参照 編集 ) ロールがあるユーザで操作します リソースグループ名には 1~32 文字の英数字 (ASCII 文字 ) スペース および記号 (! # $ % & ' ( ) + -. [ ] ^ _ ` { } ~) を使用できます リソースグループは最大 1023 個まで作成できます リソースグループ名に meta_resource の名称は設定できません 1 つのストレージシステム内でリソースグループ名を重複させることは出来ません 英字の場合 大文字と小文字が区別されます 操作手順 1. ツリーで [ 管理 ]-[ リソースグループ ] をクリックします 2. [ リソースグループ ] タブで [ リソースグループ作成 ] をクリックします Resource Partition Manager の設定 93

94 3. [ リソースグループ作成 ] 画面で リソースグループ名を入力します 4. 必要に応じてリソースグループに割り当てるリソースを選択します 5. [ 追加 ] をクリックします [ 選択したリソースグループ ] テーブルに リソースグループが追加されます 6. [ 完了 ] をクリックします 7. タスク名を入力し [ 適用 ] をクリックします 3.5 リソースを移動する リソースグループにリソースを追加する リソースグループにリソースを追加する方法について説明します 前提条件 セキュリティ管理者 ( 参照 編集 ) ロールがあるユーザで操作します meta_resource に割り当てられているリソースだけを ほかのリソースグループに追加できます meta_resource にリソースを追加することはできません プール ID またはジャーナルグループ ID が同じ LDEV を複数のリソースグループに追加することはできません プールボリュームやジャーナルボリュームとして使用されている LDEV を追加する場合は ソー ト機能などを利用して プール ID またはジャーナルグループ ID が同じすべての LDEV を一度に 追加してください Initiator ポートに属するホストグループは リソースグループに追加できません 操作手順 1. ツリーで [ 管理 ]-[ リソースグループ ] をクリックします 2. [ リソースグループ ] タブでリソースを追加したいリソースグループをクリックします 3. [ リソース追加 ] をクリックします 4. リソースグループに追加したいリソースの種類を選択します 5. リソースグループに追加したいリソースを選択 [ 追加 ] をクリックします 6. [OK] をクリックします 7. [ 完了 ] をクリックします 8. タスク名を入力し [ 適用 ] をクリックします リソースグループからリソースを削除する リソースグループからリソースを削除する方法について説明します 前提条件 セキュリティ管理者 ( 参照 編集 ) ロールがあるユーザで操作します リソースグループから削除したリソースは meta_resource に戻されます meta_resource からリソースを削除することはできません 94 Resource Partition Manager の設定

95 プール ID またはジャーナルグループ ID が同じ LDEV の一部だけを削除することはできません プールボリュームやジャーナルボリュームとして使用されている LDEV を削除する場合は ソート機能等を利用して プール ID またはジャーナルグループ ID が同じすべての LDEV を一度に削除してください 操作手順 1. ツリーで [ 管理 ]-[ リソースグループ ] をクリックします 2. [ リソースグループ ] タブでリソースを削除したいリソースグループをクリックします 3. 削除したいリソースを選択し [ リソース削除 ] をクリックします 4. タスク名を入力し [ 適用 ] をクリックします Resource Partition Manager の設定 95

96 96 Resource Partition Manager の設定

97 4 ホストおよびファイバチャネルポートの設定 ホストおよびファイバチャネルポートの設定について説明します r 4.1 ホストの設定をする r 4.2 ファイバチャネルポートの設定をする r 4.3 ユーザ認証の設定をする ( ファイバチャネル環境の場合 ) ホストおよびファイバチャネルポートの設定 97

98 4.1 ホストの設定をする 次に示すとおりストレージシステムのホストに関する各種の設定ができます システム構築時に 行った設定は システムの運用を開始した後に LUN Manager で変更することも可能です ホストバスアダプタの World Wide Name(WWN) を調べる ( ホストバスアダプタの WWN の調べ方とホストバスアダプタ交換時の対処 を参照 ) ホストグループを作成し ホストを登録する ( ホストグループを作成し ホストを登録する ( ファイバチャネル環境の場合 ) を参照 ) ホストバスアダプタの WWN の調べ方とホストバスアダプタ交換時の対処 ファイバチャネル環境で LU パスを設定する場合 システムの構築担当者はそれぞれのオープン系ホ ストに正しいファイバチャネルアダプタがインストールされていることを確認し その上でオープ ン系ホストのホストバスアダプタの World Wide Name(WWN) を調べておく必要があります ま た LU パスの設定後にホストバスアダプタを交換する場合も 古いホストバスアダプタと新しいホ ストバスアダプタの WWN を調べて LUN Manager で WWN の設定を変更する必要があります WWN は UNIX や PC サーバなどのオープン系ホストに内蔵されるホストバスアダプタを識別するため の ID であり 実体は 16 桁の 16 進数です ここでは WWN の調べ方について説明します WWN は LUN Manager の画面に入力する必要がありますので 忘れることがないよう紙などにメモしておくこと をお勧めします ここでは ホストバスアダプタの WWN の調べ方と ホストバスアダプタ交換時に LUN Manager で必 要な設定について説明します Windows(R) 2000 ホストまたは Windows Server(R) 2003 ホストの場合現在 Windows 2000 および Windows Server 2003 の環境では Emulex 社の Fibre チャネルアダプタをサポートしています 弊社では将来的にそれ以外のアダプタもサポートする予定です ファイバチャネルアダプタのサポートの詳細情報 および他のメーカーのファイバチャネルアダプタの WWN 取得方法については 日立ソリューションサポートセンタにお問い合わせください メモ Windows 2000 または Windows Server 2003 の環境で Emulex アダプタの WWN を取得する前に インストールされたのが Emulex ポートドライバと Emulex ミニポートドライバのどちらかを確認し インストール済みドライバに対応した指示に従ってください ミニポートドライバを使用する Windows 2000 または Windows Server 2003 の環境で WWN を取得する手順を次に示します 1. ファイバチャネルアダプタとファイバチャネルデバイスがインストールされていることを確認します 2. 管理者アクセス権を使用して Windows 2000 または Windows Server 2003 のオープン系ホストにログインします 3. [LightPulse Utility] を使用して [LightPulse Utility/NT] 画面を開きます Light PulseTM Utility へのショートカットがない場合は 次の指示に従ってください a. [ スタート ] メニューを表示して [ 検索 ] を選択して [ ファイルやフォルダ ] オプションを選択します 検索 : 条件 =すべてのファイル 画面が開きます b. [ 検索 : 条件 =すべてのファイル ] 画面の [ 名前 ] ボックスに lputilnt.exe と入力します [ 探す場所 ] リストで Emulex ミニポートドライバを格納するハードドライブを選択します c. [ 検索開始 ] ボタンをクリックして LightPulse Utility を検索します 98 ホストおよびファイバチャネルポートの設定

99 メモ LightPulse Utility が見つからない場合は Emulex のテクニカルサポートに問い合わせてください d. 検索結果を表示するリストに lputilnt.exe が表示されたら このユーティリティを選択して < Enter >キーを押してこの実行プログラムを実行します lputilnt 実行プログラムを実行すると [LightPulse Utility/NT] 画面が表示されます 4. [LightPulse Utility/NT] 画面の左側のリストにインストール済みアダプタがすべて表示されます インストール済みアダプタがすべて表示されることを確認します 5. [LightPulse Utility/NT] 画面の [Category] リストで Configuration Data オプションを選択して [Region] リストで [16 - World Wide Name] オプションを選択します 選択したアダプタの WWN が画面右側のリストに表示されます Sun Solaris(R) ホストの場合 現在 Sun Solaris の環境では JNI Fibre チャネルアダプタをサポートしています 弊社では将来 的にそれ以外のアダプタもサポートする予定です ファイバチャネルアダプタのサポートに関する 詳細情報および JNI 以外のファイバチャネルアダプタの WWN 取得方法については 日立ソリュー ションサポートセンタにお問い合わせください Sun Solaris 環境で WWN を取得する手順を次に示します 1. ファイバチャネルアダプタとファイバチャネルデバイスがインストールされていることを確認 します 2. ルート権限を使用して Sun Solaris のオープン系ホストにログインします 3. dmesg grep Fibre と入力して インストール済みのファイバチャネルデバイスとその WWN をすべて表示します ( 次の例を参照 ) 4. 表示されたファイバチャネルアダプタが 使用したいアダプタであることを確認し 表示された WWN を記録します 例 4-1 : Sun Solaris の World Wide Name # dmesg grep Fibre <- 1 : fcaw1: JNI Fibre Channel Adapter model FCW fcaw1: Fibre Channel WWN: e a4 <- 2 fcaw2: JNI Fibre Channel Adapter model FCW fcaw2: Fibre Channel WWN: e e <- 2 # 1:dmesg コマンドを入力してください 2:WWN を記録してください IBM AIX(R) ホストの場合 現在 IBM AIX の環境では IBM 純正のチャネルアダプタをサポートしています 弊社では将来的に それ以外のアダプタもサポートする予定です ファイバチャネルアダプタのサポートに関する詳細 情報および IBM 純正品以外のファイバチャネルアダプタの WWN 取得方法については 弊社の保守 サービスセンターにお問い合わせください IBM AIX 環境で WWN を取得する手順を次に示します 1. ファイバチャネルアダプタとファイバチャネルデバイスがインストールされていることを確認 します 2. ルート権限を使用して AIX のオープン系ホストにログインします 3. lscfg と入力して ファイバチャネルデバイス名をすべて表示します ( 次の例を参照 ) fcs0 など ファイバチャネルデバイスのファイル名を記録します ホストおよびファイバチャネルポートの設定 99

100 4. ファイバチャネルデバイスのファイル名と一緒に lscfg -vl コマンドを用いて そのファイバ チャネルデバイスの WWN を表示します たとえば fcs0 というファイル名のデバイスの WWN を 表示するには lscfg -vl fcs0 と入力します 5. その WWN を記録し 使用したいファイバチャネルデバイスごとに上記の手順を繰り返します 例 4-2 : IBM AIX の World Wide Name # lscfg <- 1 INSTALLED RESOURCE LIST + sys0 <- 2 + sysplanar0 <- 3 * pci1 U0.1-P1 <- 4 * pci6 U0.1-P1 <- 4 + fcs0 U0.1-P1-I1/Q1 <- 5 # lscfg -vl fcs0 <- 6 fcs0 U0.1-P1-I1/Q1 FC Adapter Part Number...00P4295 EC Level...A Serial Number...1D4080C1F7 Manufacturer...001D Feature Code/Marketing ID FRU Number... 00P4297 Device Specific.(ZM)...3 Network Address C93BC394 <- 7 ROS Level and ID...02E01035 Device Specific.(Z0) D Device Specific.(Z1) Device Specific.(Z2) Device Specific.(Z3) Device Specific.(Z4)...FF Device Specific.(Z5)...02E01035 Device Specific.(Z6) Device Specific.(Z7) Device Specific.(Z8) C93BC394 Device Specific.(Z9)...HS1.00X5 Device Specific.(ZA)...H1D1.00X5 Device Specific.(ZB)...H2D1.00X5 Device Specific.(YL)...U0.1-P1-I1/Q1 1:lscfg コマンドを入力してください 2: システム オブジェクトです 3: システム プレーナーです 4:PCI バスです 5: デバイスファイル名 FC アダプターです 6:lscfg -vl コマンドを入力してください 7: この WWN を記録してください HP-UX(R) ホストの場合 HP-UX の環境で WWN を取得する手順を次に示します 1. ファイバチャネルアダプタとファイバチャネルデバイスのドライバがインストールされている ことを確認します 2. ルートアクセスを使用して HP-UX のオープン系ホストにログインします 3. コマンド行のプロンプトに / usr /sbin/ioscan -fnc lan と入力して 接続されている ファイバチャネルデバイスとそのファイル名を表示します ( 次の例を参照 ) /dev/fcms0 な ど ファイバチャネルデバイスのファイル名を記録します メモ A5158 の Fibre チャネルアダプタを使用している場合は /usr/sbin/ioscan -fnc fc と入力して /dev/td0 などを記録します 4. ファイバチャネルデバイス名と一緒に fcmsutil コマンドを用いて そのファイバチャネルデ バイスの WWN を表示します ( 次の例を参照 ) たとえば /dev/fcms0 というファイル名のデバ イスの WWN を表示するには /opt/fcms/bin/fcmsutil /dev/fcms0 と入力します 100 ホストおよびファイバチャネルポートの設定

101 メモ A5158 の Fibre チャネルアダプタを使用している場合は たとえば /dev/td0 というファイル名のデバイスの WWN を表示するには /opt/fcms/bin/fcmsutil /dev/td0 と入力します 5. その WWN を記録し 使用したいファイバチャネルデバイスごとに上記の手順を繰り返します 例 4-3 : HP-UX の World Wide Name # /usr/sbin/ioscan -fnc lan <- 1 Class I H/W Path Driver S/W State H/W Type Description ======================================================================== lan 0 8/0.5 fct1_cntl CLAIMED INTERFACE HP Fibre Channel Mass Storage Cntl /dev/fcms0 <- 2 lan 4 8/4.5 fct1_cntl CLAIMED INTERFACE HP Fibre Channel Mass Storage Cntl /dev/fcms4 <- 2 lan 5 8/8.5 fct1_cntl CLAIMED INTERFACE HP Fibre Channel Mass Storage Cntl /dev/fcms5 <- 2 lan 6 8/12.5 fct1_cntl CLAIMED INTERFACE HP Fibre Channel Mass Storage Cntl /dev/fcms6 <- 2 lan 1 10/8/1/0 btlan4 CLAIMED INTERFACE PCI( ) -- Built-in #1 lan 2 10/8/2/0 btlan4 CLAIMED INTERFACE PCI( ) -- Built-in #2 lan 3 10/12/6 lan2 CLAIMED INTERFACE Built-in LAN # # fcmsutil /dev/fcms0 <- 3 /dev/diag/lan3 /dev/ether3 Local N_Port_ID is = 0x N_Port Node World Wide Name = 0x B0C08294 N_Port Port World Wide Name = 0x B0C08294 <- 4 Topology = IN_LOOP Speed = (bps) HPA of card = 0xFFB40000 EIM of card = 0xFFFA000D Driver state = READY Number of EDB's in use = 0 Number of OIB's in use = 0 Number of Active Outbound Exchanges = 1 Number of Active Login Sessions = 2 # 1:ioscan コマンドを入力してください 2: デバイスファイル名です 3:fcmsutil コマンドを入力してください 4: この WWN を記録してください Linux(R) ホストの場合 /dev/lan3 現在 Linux の環境では Qlogic 社のチャネルアダプタをサポートしています 弊社では将来的にそ れ以外のアダプタもサポートする予定です ファイバチャネルアダプタのサポートに関する詳細情 報および他のメーカーのファイバチャネルアダプタの WWN 取得方法については 弊社の保守サービ スセンターにお問い合わせください Linux 環境で WWN を取得する手順を次に示します 1. ファイバチャネルアダプタとファイバチャネルデバイスのドライバがインストールされている ことを確認します 2. ルート権限を使用して Linux のオープン系ホストにログインします 3. cd /var/log と入力し 実行してください ( 次の例を参照 ) 4. vi messages と入力して ファイバチャネルデバイスの WWN を表示します ( 次の例を参照 ) 5. /scsi-qla というテキストを検索します port= の値が WWN なので 表示された WWN を記録します ホストおよびファイバチャネルポートの設定 101

102 例 4-4 : Linux の World Wide Name [root@redflag log]# cd /var/log <- 1 [root@redflag log]# vi messages <- 2 Oct 12 17:38:45 localhost kernel: scsi-qla0-adapter-node=200000e08b Oct 12 17:38:45 localhost kernel: scsi-qla0-adapterport=210000e08b <- 3 Oct 12 17:38:45 localhost kernel: scsi0 : QLogic QLA2300 PCI to Fibre Channel Host Adapter: bus 0 device 13 irq 10 Oct 12 17:38:45 localhost kernel: Firmware version: , Driver version :cd /var/log コマンドを入力してください 2:vi messages コマンドを入力してください 3:scsi-qla0-adapter-port の WWN を記録してください ホストバスアダプタ交換時の WWN の設定変更ファイバチャネル環境で LU パスを設定した後にホスト側のホストバスアダプタを交換した場合 LUN Manager の画面に表示されるホストバスアダプタの WWN は自動的には変更されません そのため ホストバスアダプタ交換後に LUN Manager で WWN の設定を変更する必要があります ホストバスアダプタの交換時に LUN Manager で WWN の設定を変更する手順を次に示します メモホストバスアダプタを交換した場合 LU パスおよび LUN セキュリティの設定は そのまま新しいホストバスアダプタに引き継がれます データの保護のため 交換時には LUN セキュリティを解除しないようにしてください ホストバスアダプタの交換時に LUN Manager で WWN の設定を変更するには : 1. ホストのホストバスアダプタを交換する前に それまで使用していたホストバスアダプタの WWN を確認します 確認方法は ホストの OS によって異なります 詳細については Windows(R) 2000 ホ ストまたは Windows Server(R) 2003 ホストの場合 ~ Linux(R) ホストの場合 を参照 してください その手順で確認できなかった場合は ホストバスアダプタのメーカーにお問い合 わせください 2. ホストを停止させます 3. ホストバスアダプタを交換します 4. Fabric スイッチまたはストレージシステムの Fibre ポートに ホストの新しいホストバスアダ プタを接続します 5. ホストを起動します 6. 新しいホストバスアダプタの WWN を確認します 確認方法の詳細については Windows(R) 2000 ホストまたは Windows Server(R) 2003 ホストの場合 から Linux(R) ホストの場合 を参照してください その手順で確認で きなかった場合は ホストバスアダプタのメーカーにお問い合わせください 7. Storage Navigator を起動して 次のいずれかの状態で画面右側の [ ホスト ] タブを選択しま す [ ストレージシステム ] ツリーの [ ポート / ホストグループ ] をクリックする [ ストレージシステム ] ツリーの [ ポート / ホストグループ ] をクリックし ツリーからポートを選択する [ ストレージシステム ] ツリーの [ ポート / ホストグループ ] をクリックし ツリーからポートをクリックした後 ツリーからホストグループを選択する 8. ホストバスアダプタの一覧から 交換前に使用していたホストバスアダプタを探します 手順 1 で確認した WWN のホストバスアダプタを探してください 102 ホストおよびファイバチャネルポートの設定

103 9. [ アクション ] メニューから [ ポート / ホストグループ管理 ]-[ ホスト編集 ] を選択 または画 面右下から [ ホスト編集 ] を選択し [ ホスト編集 ] 画面を表示します 10.[HBA WWW] のチェックボックスをオンにして [HBA WWN] の内容を変更します 新しいホストバスアダプタの WWN は 手順 6 で確認したものです 新しいホストバスアダプタのデバイス認証ができていない可能性がありますので 新しいホスト バスアダプタから Fibre ポートへの経路が正しく接続されているか 再確認してください 11.[ ホスト編集 ] 画面の [ ホスト名 ] ボックスで もし必要であれば [ ホスト名 ] のチェックボックスをオンにしてニックネームを設定します 12.[ ホスト編集 ] 画面で [ 全てのポートの HBA WWN にも同様の設定を行う ] をチェックします 新しいホストバスアダプタが複数の Fibre ポートに接続されていた場合 この設定によって 変 更内容が他のポートにも適用されます メモ変更内容は 次のようなポートには適用されません LUN セキュリティが無効になっている 変更後のニックネームと同じニックネームを持つホストバスアダプタが既にある 13.[ 完了 ] をクリックします [ 設定確認 ] 画面が表示されます 14. 設定内容を確認し [ タスク名 ] にタスク名を入力します タスク名は半角英数字および記号を最大 32 文字入力できます 英字の場合は 大文字および小文字を区別します 初期値では ( 年月日 )-( タスク名 ) が入力されています 15.[ 設定確認 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックします [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示] のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は タスク一覧画面が表示されます メモ [ 全てのポートの HBA WWN にも同様の設定を行う ] チェックボックスをオンにしてから [ 完了 ] をクリックした場合 変更対象のホストバスアダプタが一覧表示されます ホストグループを作成し ホストを登録する ( ファイバチャネル環境の場合 ) VSP では プラットフォームの異なる複数のサーバホストを 1 つのポートに接続できます システ ムを構築するときは ポートに接続されているホストを ホストグループごとに分類しておく必要 があります たとえば HP-UX ホストと Windows ホストがポートに接続されている場合は まず HP- UX ホスト用のホストグループと Windows ホスト用のホストグループを作成します 次に HP-UX ホ スト用のホストグループに HP-UX ホストを登録し Windows ホスト用のホストグループに Windows ホストを登録します また LU パスを設定するには ホストグループにホストを登録しておく必要があります たとえば HP-UX ホストと Windows ホストがポートに接続されている場合は HP-UX ホスト用のホストグループ に HP-UX ホストを登録し Windows ホスト用のホストグループに Windows ホストを登録します ホストを登録するときには ホストバスアダプタ (HBA: Host Bus Adapter) の WWN を必ず指定しま す ホストバスアダプタの WWN が分からない場合は ホストバスアダプタの WWN の調べ方と ホストバスアダプタ交換時の対処 を参考にして WWN を調べておいてください 複数のホストグループを設定する場合は セキュリティスイッチ (LUN Security) を ON にする必要 があります また セキュリティスイッチを ON にした場合は ホストバスアダプタの WWN を指定す る必要があります ホストおよびファイバチャネルポートの設定 103

104 ホストを登録するときには ホストの設置場所や所有者などにちなんだニックネームをホストバスアダプタに割り当てることができます ニックネームを付けておくと LUN Manager の画面上でホストバスアダプタを識別しやすくなります LUN Manager の画面ではホストバスアダプタを WWN で識別できますが ホスト所有者などにちなんだニックネームを付けておくと WWN(16 桁の 16 進数 ) よりも簡単にホストバスアダプタを識別できます メモニックネームを指定するときには 次の点にご留意ください ニックネームは最大 64 文字で 半角の ASCII 文字 ( 英数字および記号 ) が使用できます ただし 次の記号は使用できません \ / :, ; *? " < > ニックネームの先頭と末尾に空白文字を使用することはできません ニックネームは大文字と小文字が区別されます ( たとえば hitachi と Hitachi は別々のニックネームです ) ここでは ホストグループの作成方法について説明します ホストグループを作成し ホストを登録するには : 1. 次のいずれかの手順で [ ホストグループ作成 ] 画面を表示します [ よく使うタスク ] から [ ホストグループ作成 ] を選択し [ ホストグループ作成 ] 画面を表示する [ アクション ] メニューから [ ポート / ホストグループ管理 ]-[ ホストグループ作成 ] を選択する [ ストレージシステム ] ツリーの [ ポート / ホストグループ ] をクリックし [ ホストグループ ] タブで [ ホストグループ作成 ] を選択する [ ストレージシステム ] の [ ポート / ホストグループ ] をクリックし ツリーからポートをクリックした後 [ ホストグループ ] タブで [ ホストグループ作成 ] を選択する 2. [ ホストグループ名 ] にホストグループ名を入力します ホストグループには ホストの機種にちなんだ名前をつけておくと便利です たとえば Windows 2000 ホストを登録するホストグループには win2000 という名前をつけることが できます ホストグループ名は最大 64 文字で 半角の ASCII 文字 ( 英数字および記号 ) が使用できます ただし 次の記号は使用できません \ / :, ; *? " < > ホストグループ名の先頭と末尾に空白文字を使用することはできません 英字は大文字と小文字が区別されます したがって win2000 と Win2000 は別々のホストグループです 3. ホストグループを作成するリソースグループを選択します Any を選択した場合 ユーザに割り 当てられているすべてのポートのうち ホストグループを追加できるポートが [ 利用可能なポー ト ] に表示されます Any 以外を選択した場合 選択したリソースグループに割り当てられてい るポートのうち ホストグループを追加できるポートが [ 利用可能なポート ] に表示されます 4. [ ホストモード ] からホストモードを選択します ホストモードを選択するときは ホストのプラットフォームなどを考慮してください 詳細につ いては 表 4-1 ホストグループのホストモード を参照してください 5. ホストグループに登録するホストを選択します 登録したいホストが他のポートとケーブルで接続している ( または過去にケーブルで接続してい た ) 場合 登録したいホストのホストバスアダプタを [ 利用可能なホスト ] リストから選択して ください 登録したいホストがストレージシステムのポートにまだケーブル接続されていない場合は 次の 手順で操作します 104 ホストおよびファイバチャネルポートの設定

105 a. [ 利用可能なホスト ] リストの下にある [ 新規ホスト追加 ] ボタンをクリックします [ 新規ホスト追加 ] 画面が表示されます b. [HBA WWN] に WWN を入力します c. もし必要ならば [ ホスト名 ] にホストバスアダプタのニックネームを入力します d. [OK] をクリックして [ 新規ホスト追加 ] 画面を閉じます e. 登録したいホストのホストバスアダプタを [ 利用可能なホスト ] リストから選択します 6. ホストグループを追加するポートを選択します 複数のポートを選択した場合 1 回の操作で複数のポートに同じホストグループを追加できます 7. もし必要であれば [ オプション ] を選択して ホストモードのオプションを選択します ホストモードのオプションの詳細については 表 4-2 ホストモードのオプション を参照してください メモ [ オプション ] を選択すると 画面が拡張されてホストモードのオプションのリストが表示されます [ モード番号 ] はオプションの番号を示します 設定したいオプションを選択した状態で [ 有効 ] ボタンをクリックしてください 表 4-1 : ホストグループのホストモード ホストモード どんな場合にこのホストモードを選択すればよいか 00 Standard Red Hat Linux や IRIX などのサーバホストをホストグループに登録する場合 01 VMware VMware のサーバホストをホストグループに登録する場合 ( 下記の注意を参照 ) 03 HP HP-UX のサーバホストをホストグループに登録する場合 05 OpenVMS OpenVMS のサーバホストをホストグループに登録する場合 07 Tru64 Tru64 のサーバホストをホストグループに登録する場合 09 Solaris Solaris のサーバホストをホストグループに登録する場合 0A NetWare NetWare のサーバホストをホストグループに登録する場合 0C Windows Windows のサーバホストをホストグループに登録する場合 ( 下記の注意を参照 ) 0F AIX AIX のサーバホストをホストグループに登録する場合 21 VMware Extension VMware のサーバホストをホストグループに登録する場合 ( 下記の注意を参照 ) 2C Windows Extension Windows のサーバホストをホストグループに登録する場合 ( 下記の注意を参照 ) 4C UVM Universal Volume Manager によるマッピングのため ほかの VSP をホストグループに登録する場合 VSP をほかの VSP の外部ストレージシステムとして使用する場合に ホストモードを 4C UVM に設定することにより VSP の MF-VOL( エミュレーションタイプについては下記を参照 ) のデータを引き継いで使用することが可能です ホストモード 4C UVM 以外で接続した場合 MF-VOL のボリュームデータが引き継げなくなり マッピング後にフォーマットを要求するメッセージが表示されます データを引き継ぎたい場合は フォーマットを要求するメッセージをキャンセルし ホストモードを 4C UVM に設定してください データの引継ぎが可能なボリュームのエミュレーションタイプは次のとおりです A A 6586-KA A A 3390-LA A LA ホストおよびファイバチャネルポートの設定 105

106 注意ホストモードの設定について 次のことに注意してください Windows のサーバホストをホストグループに登録するときには ホストグループのホストモードを 0C Windows または 2C Windows Extension のどちらかに設定します ホストモードを 0C Windows に設定した場合 ホストグループと論理ボリュームの間に LU パスが作成 されていると その論理ボリュームを他の論理ボリュームと連結して LUSE ボリュームを作成することが できません ホストモードを 2C Windows Extension に設定した場合 ホストグループと論理ボリュームの間に LU パスが作成されていても その論理ボリュームを他の論理ボリュームと連結して LUSE ボリュームを作成 することができます 将来的に LUSE を使用して LU の拡張を計画している場合は ホストモードを 2C Windows Extension に設定してください VMware のサーバホストをホストグループに登録するときには ホストグループのホストモードを 01 VMware または 21 VMware Extension のどちらかに設定します ホストモードを 01 VMware に設定した場合 ホストグループと論理ボリュームの間に LU パスが作成 されていると その論理ボリュームを他の論理ボリュームと連結して LUSE ボリュームを作成することが できません ホストモードを 21 VMware Extension に設定した場合 ホストグループと論理ボリュームの間に LU パスが作成されていても その論理ボリュームを他の論理ボリュームと連結して LUSE ボリュームを作成 することができます 将来的に LUSE を使用して LU の拡張を計画している場合は ホストモードを 21 VMware Extension に設定してください 表 4-2 : ホストモードのオプション No. ホストモードのオプション どのような場合にオプションを選択する必要があるか 2 VERITAS Database Edition/ Advanced Cluster VERITAS Database Edition/Advanced Cluster for Real Application Clusters または VERITAS Cluster Server 4.0 以降 (I/O フェンシング機能 ) を使用する場合 6 TPRLO 次のすべての条件が満たされる場合 ホストモードの 0C Windows または 2C Windows Extension を使用する Emulex 社製のホストバスアダプタを使用する ミニポートドライバを使用する ホストバスアダプタのミニポートドライバに TPRLO=2 が設定されている 7 Automatic recognition function of LUN 12 No display for ghost LUN 13 SIM report at link failure 1 14 HP TruCluster with TrueCopy function 次のすべての条件が満たされる場合 ホストモードの 00 Standard または 09 Solaris を使用する SUN StorEdge SAN Foundation Software Version 4.2 以降を使用する SUN 純正 HBA 接続時にデバイスの増減を自動認識させたい 次のすべての条件が満たされる場合 ホストモードの 03 HP を使用する HP-UX ホストの接続時に未実装デバイス ( パスが定義されていないデバイス ) がデバイスファイルを作成するのを抑止したい ポート間のリンク障害の検出数が一定のしきい値を超えたとき SIM (service information message) によってユーザに通知する場合 次のすべての条件が満たされる場合 ホストモードの 07 Tru64 を使用する TruCluster を使用して TrueCopy または Universal Replicator の正 VOL と副 VOL のそれぞれにクラスタを設定したい 106 ホストおよびファイバチャネルポートの設定

107 No. ホストモードのオプション どのような場合にオプションを選択する必要があるか 15 HACMP 次のすべての条件が満たされる場合 ホストモードの 0F AIX を使用する HACMP 以降 HACMP 以降 または HACMP5.2 以降を使用する 22 Veritas Cluster Server Veritas Cluster Server を使用する場合 23 REC Command Support 1 データ転送が失敗し ホスト側のリカバリ時間を短縮させたい場合 33 Set/Report Device Identifier enable 39 Change the nexus specified in the SCSI Target Reset 次のすべての条件が満たされる場合 ホストモードの 03 HP または 05 OpenVMS 2 を使用する デバイスに対してニックネームをつける場合に 必要となるコマンドを有効にしたい ホストから論理ボリュームを識別するための ID(UUID) を設定したい Target Reset を受領した時に次の範囲をホストグループごとに制御 したい場合 ジョブをリセットする範囲 UA(Unit Attention) が設定される範囲 40 V-Vol expansion 次のすべての条件が満たされる場合 ホストモードの 0C Windows または 2C Windows Extension を使用する DP-VOL の容量を拡張した後 拡張した DP-VOL の容量を自動的に認識させたい 41 Prioritized device recognition command 42 Prevent "OHUB PCI retry" デバイスを認識するためのコマンドを優先させたい場合 IBM Z10 Linux を使用する場合 43 Queue Full Response HP-UX ホストとの接続時 VSP 側のコマンドキューが満杯となったときに ホスト側に Busy ではなく Queue Full を応答させたい場合 48 HAM Svol Read Option High Availability Manager で作成したペアの副 VOL にしきい値以上の Read コマンドを発行するアプリケーションなどを実行するときに MCU から RCU へのフェイルオーバーを発生させたくない場合 49 BB Credit Set Up Option BB Credit Set Up Option Round Trip Set Up Option 3 52 HAM and Cluster software for SCSI-2 Reserve ファイバチャネルで転送するデータ量を制御する BB Credit (Buffer-to-Buffer Credit) 数を調節したい場合例 :TrueCopy ペアの MCU と RCU との距離が長く (100km 程度 )pointto-point トポロジが使用されている場合このオプションとホストモードオプション 50 を組み合わせて使用してください ファイバチャネルで転送するデータ量を制御する BB Credit (Buffer-to-Buffer Credit) 数を調節したい場合例 :TrueCopy ペアの MCU と RCU との距離が長く (100km 程度 )pointto-point トポロジが使用されている場合このオプションとホストモードオプション 49 を組み合わせて使用してください ホスト I/O の応答時間を調節したい場合例 :TrueCopy ペアの MCU と RCU との距離が長い (100km 程度 ) 場合このオプションとホストモードオプション 65 を組み合わせて使用してください High Availability Manager が使用されている構成で SCSI-2 Reserve を使うクラスタソフトウェアを使用する場合 ホストおよびファイバチャネルポートの設定 107

108 No. ホストモードのオプション どのような場合にオプションを選択する必要があるか 54 Support Option for the EXTENDED COPY command VMware ESX/ESXi 4.1 の VAAI(vStorage API for Array Integration) 機能を利用する場合 57 HAM response change High Availability Manager が使用されている構成で ホストモードの 0C Windows 2C Windows Extension 01 VMware または 21 VMwares Extension を設定している場合 60 LUN0 Change Guard HP-UX を使用する場合 および LUN0 の追加または削除を抑止したい場合 63 Support Option for vstorage APIs based on T10 standards 65 Round Trip extended set up option 3 67 Change of the ED_TOV value VMware ESXi 5.0 に接続し T10 対応の VAAI 機能を利用する場合 TrueCopy ペアに接続してホストモードオプション 51 を使用しているときに ホスト I/O の応答時間を調節したい場合例 : 最大数のプロセッサブレードを使用した構成を使用する場合このオプションとホストモードオプション 51 を組み合わせて使用してください OPEN Fibre Channel Port の構成が 次の両方に該当する場合 トポロジが Fibre Channel ダイレクト接続 Port 種別が Target または RCU Target 69 Online LUSE expansion ホストに対して LUSE ボリュームの容量拡張を通知する場合 注 1. 設定するように依頼があったときだけ設定してください Open VMS でホストモードオプション 33 を設定する場合は 必ず UUID を設定してください 3. ホストモードオプション および 65 は 8UFC/16UFC パッケージだけで有効です 8. [ 追加 ] ボタンをクリックしてホストグループを追加します 手順 2~8 を繰り返して 複数のホストグループを作成できます 9. [ 完了 ] をクリックします [ 設定確認 ] 画面が表示されます 引き続き LU パスを設定したい場合は [ 次へ ] をクリックします LU パスの設定については 7.2 ホストグループを論理ボリュームと結び付ける ( ファイバチャネル環境の場合 ) を参照してください 10. 設定内容を確認し [ タスク名 ] にタスク名を入力します タスク名は半角英数字および記号を最大 32 文字入力できます 英字の場合は 大文字および小文字を区別します 初期値では ( 年月日 )-( タスク名 ) が入力されています 11.[ 設定確認 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックします [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示] のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は タスク一覧画面が表示されます 4.2 ファイバチャネルポートの設定をする [ ポート編集 ] 画面を利用すると 次に示すとおりストレージシステムのファイバチャネルポートに関する各種の設定ができます システム構築時に行った設定は システムの運用を開始した後に LUN Manager で変更することも可能です LUN セキュリティの設定をする ( LUN セキュリティの設定をする を参照 ) 108 ホストおよびファイバチャネルポートの設定

109 ファイバチャネルポートのデータ転送速度を設定する ( ファイバチャネルポートのデータ転送速度を設定する を参照 ) ファイバチャネルポートのアドレスを設定する ( ファイバチャネルポートのアドレスを設定する を参照 ) Fabric スイッチの設定をする ( Fabric スイッチの設定をする を参照 ) トポロジを指定する ( ファイバチャネルのトポロジを指定する を参照 ) LUN セキュリティの設定をする ストレージシステムに保存されている重要なデータを不当なアクセスから保護するには 論理ボリュームにセキュリティを適用する必要があります VSP では ポートの LUN セキュリティを有効にすることによって LU を不当なアクセスから保護することができます LUN セキュリティの詳細については LUN セキュリティの設定 を参照してください LUN Manager の初期設定では どのポートでも LUN セキュリティは無効になっています システムを構築するときは 必ずポートの LUN セキュリティを有効にしてください 複数のホストグループを設定する場合は セキュリティスイッチ (LUN Security) を有効にする必要があります また セキュリティスイッチを無効にした場合は ホストバスアダプタの WWN を指定する必要があります LUN セキュリティを有効にする ポートの LUN セキュリティを有効にするには 次の手順に従ってください ポートの LUN セキュリティを有効にするには : 1. [ ストレージシステム ] ツリーの [ ポート / ホストグループ ] をクリックします 2. 画面右側の [ ポート ] タブを選択します 3. ポートを選択します 4. [ アクション ] メニューから [ ポート / ホストグループ管理 ]-[ ポート編集 ] を選択 または画面右下から [ ポート編集 ] を選択し [ ポート編集 ] 画面を表示します 5. [ ポートセキュリティ ] のチェックボックスをオンにして [ 有効 ] を選択します 6. [ 完了 ] をクリックします LUN セキュリティを切り替えてもよいかどうかを確認するメッセージが表示されます [OK] をクリックすると [ 設定確認 ] 画面が表示されます 7. 設定内容を確認し [ タスク名 ] にタスク名を入力します タスク名は半角英数字および記号を最大 32 文字入力できます 英字の場合は 大文字および小文字を区別します 初期値では ( 年月日 )-( タスク名 ) が入力されています 8. [ 設定確認 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックします [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示] のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は タスク一覧画面が表示されます LUN セキュリティを無効にするポートの LUN セキュリティを無効にするには 次の手順に従ってください LUN セキュリティを無効にする前に ホストが I/O 処理を実行していないことを必ず確認してください ホストおよびファイバチャネルポートの設定 109

110 ポートの LUN セキュリティを無効にするには : 1. [ ストレージシステム ] ツリーの [ ポート / ホストグループ ] をクリックします 2. 画面右側の [ ポート ] タブを選択します 3. ポートを選択します 4. [ アクション ] メニューから [ ポート / ホストグループ管理 ]-[ ポート編集 ] を選択 または画面右下から [ ポート編集 ] を選択し [ ポート編集 ] 画面を表示します 5. [ ポートセキュリティ ] のチェックボックスをオンにして [ 無効 ] を選択します 6. [ 完了 ] をクリックします LUN セキュリティを無効にするとホストグループ 0( 番号が 00 のグループ ) だけが有効になる旨を示すメッセージが表示されます [OK] をクリックすると [ 設定確認 ] 画面が表示されます 7. 設定内容を確認し [ タスク名 ] にタスク名を入力します タスク名は半角英数字および記号を最大 32 文字入力できます 英字の場合は 大文字および小文字を区別します 初期値では ( 年月日 )-( タスク名 ) が入力されています 8. [ 設定確認 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックします [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示] のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は タスク一覧画面が表示されます ファイバチャネルポートのデータ転送速度を設定する システムの運用を始めてしばらく経つと 常に大量のデータが転送されるポートと そうでないポートの間に差が生じてくる可能性があります システムの性能を最適化するには 転送されるデータの量が多いポートについて 一定時間内のデータ転送速度を速く設定しておくと効果的です 逆に 転送されるデータの量が少ないポートには データ転送速度を遅く設定しておくと効果があります ファイバチャネルポートのデータ転送速度を設定するには : 1. [ ストレージシステム ] ツリーの [ ポート / ホストグループ ] をクリックします 2. 画面右側の [ ポート ] タブを選択します 3. ポートを選択します 4. [ アクション ] メニューから [ ポート / ホストグループ管理 ]-[ ポート編集 ] を選択 または画面右下から [ ポート編集 ] を選択し [ ポート編集 ] 画面を表示します 5. [ ポートスピード ] のチェックボックスをオンにして希望のデータ転送速度を選択します ファイバチャネルポートのデータ転送速度を選択します 単位は Gbps(Gigabit per second: ギガビット / 秒 ) です [Auto] を選択した場合 転送速度はストレージシステムによって自動的に 1 Gbps 2 Gbps 4 Gbps または 8 Gbps に設定されます (Gbps は ギガビット / 秒 です ) 注意 HBA( ホストバスアダプタ ) やスイッチが 2 Gbps 対応のものであれば CHF( ファイバチャネルのチャネルアダプタ ) のポート転送速度を 2 Gbps 1 Gbps のものであれば CHF のポート転送速度を 1 Gbps 4 Gbps のものであれば CHF のポート転送速度を 4 Gbps 8 Gbps のものであれば CHF のポート転送速度を 8 Gbps に固定して使用してください ただし 8 Gbps 対応の CHF の場合 CHF のポート転送速度が 1 Gbps に対応していません したがって 1 Gbps 対応の HBA( ホストバスアダプタ ) やスイッチは接続できません Auto Negotiation の設定が必須の場合は Server reboot にて Linkup 不可となる可能性があります チャ ネルランプを確認して 点滅状態であれば ケーブルを抜き差しして復旧してください CHF のポート転送速度を [Auto] にした場合 接続機器によっては最高速度で転送できない場合がありま す ストレージシステム HBA またはスイッチを起動するときは [ ポート ] リストに表示される [ ホストスピー ド ] で転送速度を確認してください 転送速度が最高速度と異なる場合は 右側のリストから最高速度を選 択するか ケーブルを抜き差ししてください 110 ホストおよびファイバチャネルポートの設定

111 6. [ 完了 ] をクリックします [ 設定確認 ] 画面が表示されます 7. 設定内容を確認し [ タスク名 ] にタスク名を入力します タスク名は半角英数字および記号を最大 32 文字入力できます 英字の場合は 大文字および小文字を区別します 初期値では ( 年月日 )-( タスク名 ) が入力されています 8. [ 設定確認 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックします [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示] のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は タスク一覧画面が表示されます 注意ファイバチャネルオーバイーサネットでは ポートスピードは 10 Gbps に固定されています このため ポートスピードの設定は不要です ファイバチャネルポートのアドレスを設定する システムを構築するに当たっては ファイバチャネルポートにアドレスを設定する必要があります アドレスとして指定できるのは AL-PA(arbitrated-loop physical address) または loop ID です 表 4-3 : 使用できるファイバチャネルポートのアドレス AL-PA Loop ID (0~29) AL-PA Loop ID (30~59 AL-PA Loop ID (60~89) AL-PA Loop ID (90~119) AL-PA Loop ID (120~125 ) EF 0 B E8 1 B F 121 E4 2 B E2 3 B E1 4 AE E0 5 AD C DC 6 AC 36 6E 66 3A DA 7 AB 37 6D D9 8 AA 38 6C D6 9 A9 39 6B D5 10 A7 40 6A D4 11 A D3 12 A D2 13 A D1 14 9F E CE 15 9E D CD 16 9D 46 5C 76 2C CC 17 9B 47 5A 77 2B CB A CA C C7 21 8F ホストおよびファイバチャネルポートの設定 111

112 AL-PA Loop ID (0~29) AL-PA Loop ID (30~59 AL-PA Loop ID (60~89) AL-PA Loop ID (90~119) AL-PA Loop ID (120~125 ) C C C F BC E 85 1E BA D 86 1D B9 27 7C 57 4C 87 1B B6 28 7A 58 4B B A ファイバチャネルポートのアドレスを設定するには : 1. [ ストレージシステム ] ツリーの [ ポート / ホストグループ ] をクリックします 2. 画面右側の [ ポート ] タブを選択します 3. ポートを選択します 4. [ アクション ] メニューから [ ポート / ホストグループ管理 ]-[ ポート編集 ] を選択 または画面右下から [ ポート編集 ] を選択し [ ポート編集 ] 画面を表示します 5. [ アドレス ( ループ ID)] のチェックボックスをオンにしてアドレスを選択します 6. [ 完了 ] をクリックします [ 設定確認 ] 画面が表示されます 7. 設定内容を確認し [ タスク名 ] にタスク名を入力します タスク名は半角英数字および記号を最大 32 文字入力できます 英字の場合は 大文字および小文字を区別します 初期値では ( 年月日 )-( タスク名 ) が入力されています 8. [ 設定確認 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックします [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示] のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は タスク一覧画面が表示されます 注意ファイバチャネルオーバイーサネットでは ファイバチャネルポートのアドレスの設定は不要です Fabric スイッチの設定をする システムを構築するときには ホストとストレージシステムが Fabric スイッチで接続されているか どうかを必ず指定してください Fabric スイッチの設定をするには : 1. [ ストレージシステム ] ツリーの [ ポート / ホストグループ ] をクリックします 2. 画面右側の [ ポート ] タブを選択します 3. ポートを選択します 4. [ アクション ] メニューから [ ポート / ホストグループ管理 ]-[ ポート編集 ] を選択 または画面右下から [ ポート編集 ] を選択し [ ポート編集 ] 画面を表示します 5. [Fabric] のチェックボックスをオンにして Fabric スイッチを利用する場合は [ON] Fabric スイッチを利用しない場合は [OFF] を選択します 112 ホストおよびファイバチャネルポートの設定

113 6. [ 完了 ] をクリックします [ 設定確認 ] 画面が表示されます 7. 設定内容を確認し [ タスク名 ] にタスク名を入力します タスク名は半角英数字および記号を最大 32 文字入力できます 英字の場合は 大文字および小文字を区別します 初期値では ( 年月日 )-( タスク名 ) が入力されています 8. [ 設定確認 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックします [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示] のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は タスク一覧画面が表示されます 注意ファイバチャネルオーバイーサネットでは [Fabric] は [ON] に固定されています このため [Fabric] の設定は不要です ファイバチャネルのトポロジを指定する トポロジとは デバイスの接続形態のことです ファイバチャネルには 3 つのトポロジがあります Fabric Fabric スイッチによって大量のデバイス ( 最大 1600 万まで ) が一挙に接続される形態です デバ イスごとに 100 メガバイト / 秒の完全帯域幅があります FC-AL (Fibre Channel-Arbitrated Loop) 最大 126 個のデバイスがループ状に接続される形態です 相互に接続されたデバイス間で 100 メガ バイト / 秒の帯域幅を共有します Point-to-point もっとも単純な形態で 2 つのデバイスが直結します 図 4-1 : FC-AL トポロジと point-to-point トポロジ システムを構築するときには ホストとストレージシステムが Fabric スイッチで接続されているかどうかを LUN Manager で必ず指定してください Fabric スイッチを使用するシステムの場合は FC-AL または Point-to-point のどちらかを指定してください ( 初期設定では FC-AL が指定されています ) ただし Fabric スイッチの中には Pointto-Point を指定しないとシステムが稼動しないものがあります Fabric スイッチを使用する場合は Fabric スイッチのマニュアルを確認してからトポロジを設定してください ホストおよびファイバチャネルポートの設定 113

114 Fabric スイッチを使用しないシステムの場合は Point-to-point ではなく FC-AL を指定してくださ い ストレージシステムのポートにトポロジを指定するには : 1. [ ストレージシステム ] ツリーの [ ポート / ホストグループ ] をクリックします 2. 画面右側の [ ポート ] タブを選択します 3. ポートを選択します 4. [ アクション ] メニューから [ ポート / ホストグループ管理 ]-[ ポート編集 ] を選択 または画面右下から [ ポート編集 ] を選択し [ ポート編集 ] 画面を表示します 5. [ 接続形態 ] のチェックボックスをオンにして [FC-AL] または [P-to- P] を選択します 注意 Fabric スイッチによっては [P-to-P] を選択しないとシステムが動作しないことがあります (P-to- P は Point-to-point の略です ) Fabric スイッチを使用する場合は 必ず Fabric スイッチのマニュアルを参照して トポロジを point-to-point にする必要があるかどうか確認してください 6. [ 完了 ] をクリックします [ 設定確認 ] 画面が表示されます 7. 設定内容を確認し [ タスク名 ] にタスク名を入力します タスク名は半角英数字および記号を最大 32 文字入力できます 英字の場合は 大文字および小 文字を区別します 初期値では ( 年月日 )-( タスク名 ) が入力されています 8. [ 設定確認 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックします [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示 ] のチェックボックスにチェックマークが付いて いる場合は タスク一覧画面が表示されます 注意サーバホストに接続した状態で設定を変更すると サーバホストからのデバイス認識が変わり デバイスを参照できなくなることがあります その場合は サーバホストを再起動してください 注意ファイバチャネルオーバイーサネットでは [ 接続形態 ] は [P-to-P] に固定されています このため [ 接続形態 ] の設定は不要です 4.3 ユーザ認証の設定をする ( ファイバチャネル環境 の場合 ) ファイバチャネル環境を構築する場合 [Authentication] 画面を利用して ストレージシステム側 のホストグループ ファイバチャネルポート および Fabric スイッチにユーザ認証の設定をしま す ここでは ユーザ認証のためのホストグループ ファイバチャネルポート および Fabric スイッチ の設定について 次に示す内容を説明します ホストグループにホストの認証を行うかどうかを設定する ( ホストグループにホストの認証を行うかどうかを設定する を参照 ) ホストグループにホストのユーザ情報を登録する ( ホストグループにホストのユーザ情報を登録する を参照 ) ホストのユーザ情報を変更する ( ホストのユーザ情報を変更する を参照 ) ホストのユーザ情報を削除する ( ホストのユーザ情報を削除する を参照 ) ホストグループのユーザ情報を設定する ( 相互認証を行う場合 ホストグループのユーザ情報を設定する ( 相互認証を行う場合 ) を参照 ) 114 ホストおよびファイバチャネルポートの設定

115 ホストグループのユーザ情報を消去する ( 相互認証を行う場合 ホストグループのユーザ情報を消去する ( 相互認証を行う場合 ) を参照 ) ファイバチャネルポートの情報を設定する ( ファイバチャネルポートの情報を設定する を参照 ) ファイバチャネルポートにユーザ情報を登録する ( ファイバチャネルポートにユーザ情報を登録する を参照 ) Fabric スイッチにユーザ情報を登録する ( Fabric スイッチにユーザ情報を登録する を参照 ) Fabric スイッチのユーザ情報を消去する ( Fabric スイッチのユーザ情報を消去する を参照 ) Fabric スイッチに認証方法を設定する ( Fabric スイッチに認証方法を設定する を参照 ) Fabric スイッチに認証を行うかどうかを設定する ( Fabric スイッチに認証を行うかどうかを設定する を参照 ) メモ接続するホスト側では あらかじめホストグループによる認証を受けるための設定や ホストグループを認証するための設定が必要です ホスト側での CHAP 認証の設定については ユーザ認証の概要 を参照してください 設定方法の詳細については ご使用のオペレーティングシステムおよびファイバチャネルドライバのドキュメントを参照してください 注意ファイバチャネルオーバイーサネットでは ユーザ認証機能をサポートしていません ユーザ認証の概要 ファイバチャネル環境を構築する場合 LUN Manager を使用して VSP のポートとホスト間でのユーザ認証について設定できます ファイバチャネル環境では 認証方式として Null DH-CHAP (Challenge Handshake Authentication Protocol with a Null Diffie-Hellmann algorithm) を使用します メモこのマニュアルでは Null DH-CHAP を CHAP と呼ぶことがあります ファイバチャネル環境でのユーザ認証の動作には 次に示す 3 段階の処理があります 1. ストレージシステムのホストグループが 接続しようとしたホストを認証する ( ホストの認証 ) 2. ホストが 接続先のストレージシステムのホストグループを認証する ( ホストグループの認証 ) 注意現時点ではホストバスアダプタがこの機能をサポートしていないため ファイバチャネル環境でこの認証方法は使用できません 3. ストレージシステムのターゲットポートが 接続しようとした Fabric スイッチを認証する (Fabric スイッチの認証 ) ストレージシステム側は ホストグループごとにユーザ認証を行います よって ユーザ認証を行うためには ホストとホストグループがそれぞれユーザ情報を持つ必要があります ホストがストレージシステムへ接続しようとした場合 最初に ホストグループによるホストの認証の処理に入ります この処理では まず ホストの認証が必要かどうかが判断されます ホストの認証が不要な場合は 認証をしないでストレージシステムへ接続します ホストの認証が必要な場合は 認証に成功すると 次の処理に進みます ホストおよびファイバチャネルポートの設定 115

116 ホストの認証の成功後 ホスト側が接続先ホストグループにユーザ認証を要求すると ホストグループの認証の処理に進みます このように ホストグループとホストがお互いに認証することを 相互認証と呼びます ホスト側が接続先ホストグループにユーザ認証を要求しない場合は ホストグループの認証をしないでストレージシステムへ接続します ユーザ認証を行うために必要な設定を次に示します ホストグループの認証の設定は 相互認証を行う場合だけ必要です ホストの認証の設定ストレージシステム側では LUN Manager を使用して ホストの認証を行うかどうかを各ホストグループに設定します 認証を行うホストグループには そこへ接続するホストのユーザ情報 (Group Name ユーザ名 およびシークレット) を登録します シークレットとは CHAP 認証用のパスワードです また このとき ホスト単位でも認証を有効にするかどうかを指定できます 設定方法については ホストグループにホストの認証を行うかどうかを設定する および ホストグループにホストのユーザ情報を登録する を参照してください ホスト側では オペレーティングシステム (OS:Operating System) やファイバチャネルのホストバスアダプタ (HBA: Host Bus Adapter) のドライバに ホストグループによる CHAP 認証を受けるための設定をします このとき CHAP 認証用のホストのユーザ名とシークレットを設定します 設定方法については ご使用のオペレーティングシステムおよびファイバチャネルのホストバスアダプタのドライバのドキュメントを参照してください ポートの認証の設定 ( 相互認証を行う場合に必要 ) ストレージシステム側では LUN Manager を使用して 各ホストグループのユーザ情報 ( ユーザ名およびシークレット ) を設定します 設定方法については ホストグループのユーザ情報を設定する ( 相互認証を行う場合 ) を参照してください ホスト側では オペレーティングシステムやファイバチャネルのホストバスアダプタのドライバに ホストグループの CHAP 認証を行うための設定をします このとき 接続先のホストグループのユーザ名とシークレットを登録します 設定方法については ご使用のオペレーティングシステムおよびファイバチャネルのホストバスアダプタのドライバのドキュメントを参照してください ホストの認証ホストがストレージシステムへ接続しようとした場合 ホストグループの設定の組み合わせによって ホストの認証の動作が異なります ホストグループの設定と接続結果の関係を次の図に示します 116 ホストおよびファイバチャネルポートの設定

117 図 4-2 : ホストの認証での設定と接続結果 ( ファイバチャネル環境 ) 図 4-2 : ホストの認証での設定と接続結果 ( ファイバチャネル環境 ) のそれぞれのケースについ て 詳細を説明します 図中のケース A~ ケース D は 以降の説明のケース A~ ケース D に該当し ます ホストのユーザ認証を行う場合 ホストのユーザ情報がホストグループに登録されていて そのホストの認証が有効になっている場合 ( ケース A) ホストグループは ホストから送信されたユーザ情報の認証を行います ホストの認証が成功す ると 相互認証の設定をしていない場合は ホストはストレージシステムに接続します 相互認 証の設定をしている場合は ホストグループの認証の処理に進みます ホストに CHAP 認証を受けるための設定をしていない場合は 認証に失敗するため ストレージ システムに接続できません ホストのユーザ情報がホストグループに登録されていて そのホストの認証が無効になっている場合 ( ケース B) ホストグループはホストの認証を行いません ホストは認証なしでストレージシステムに接続 します このとき ホスト側で CHAP 認証を受けるための設定をしているかどうかは関係ありま せん ホストのユーザ情報がホストグループに登録されていない場合 ( ケース C) ホストおよびファイバチャネルポートの設定 117

118 ホストグループはホストの認証を行いますが ホストの設定に関係なく 認証に失敗します ホ ストはストレージシステムに接続できません ホストの認証を行わないホストグループを経由する場合 ( ケース D) ホストは認証なしでストレージシステムに接続します このとき ホスト側で CHAP 認証を受けるための設定をしているかどうかは関係ありません また ホストグループにホストのユーザ情報を登録する必要はありません ただし 認証を行わないホストグループでも ホストのユーザ情報を登録しておくことはできます メモホストの認証を行うホストグループに接続するホストは すべて そのユーザ情報をホストグループに登録する必要があります ホストの認証を行うホストグループで 特定のホストに認証なしでの接続を許可したい場合は 次に示す設定をしてください ホストグループの設定 : 認証なしで接続を許可したいホストのユーザ情報を登録した上で そのホストの認証を 無効にしてください 次に ホストの認証の例を次の図に示します この図では ホストバスアダプタ (HBA: Host Bus Adapter) の WWN を a b のように簡略化しています 図 4-3 : ホストの認証の例 ( ファイバチャネル環境 ) 図では ホストグループ 1 はホストの認証を行い ホストグループ 2 はホストの認証を行わないように設定しています ホスト A は ユーザ情報がホストグループ 1 に登録され かつ 認証が有効となっています そのため ホスト A がストレージシステムに接続しようとした場合 ホストの認証に成功すれば接続できます ( または ホストグループの認証に進みます ) なお ホストの認証が成功する前提として ホスト A には CHAP 認証を受けるための設定が必要です 118 ホストおよびファイバチャネルポートの設定

119 ホスト B のユーザ情報もホストグループ 1 に登録されていますが 認証は無効となっています そのため ホスト B はホストの認証なしでストレージシステムに接続できます ホスト C は ホストグループ 1 にユーザ情報が登録されていません そのため ホスト C がストレージシステムに接続しようとした場合 ホスト C 側の設定に関係なく認証に失敗し 接続が拒否されます ホスト D は ホストの認証を行わないホストグループ 2 に接続します そのため ホスト D はホストの認証なしで接続できます ホストの認証では 次に示すホストグループの設定の組み合わせによって 接続結果が異なります [Port] ツリーで ホストグループのユーザ認証の設定が有効 ( ) と無効 ( ) のどちらになっているか 接続しようとしたホストのユーザ情報が ホストグループに登録してあるかホストの認証を行う場合の ホストグループの設定の組み合わせと接続結果について 次の表に示します 特に注意書きがないかぎり ホスト側での CHAP 認証の設定有無に関係なく 同じ結果になります 表 4-4 : ポートの設定の組み合わせと接続結果 ポートの設定 Target の [Authentication:] ホストのユーザ情報 ホストの設定 接続結果 有効 登録あり 登録あり ホストの認証に成功した場合 接続する 有効 登録あり 登録なし ホストの認証に失敗し 接続できない 有効 登録なし 登録あり ホストの認証に失敗し 接続できない 無効 - - ホストの認証なしで接続する * *CHAP 認証を受けるための設定をしていると 認証に失敗します このようなホストを認証なしで接続させた い場合は ホストに CHAP 認証を受けるための設定をしないでください なお ホストの認証の概要については を参照してください 凡例 -: 設定の有無および内容は 接続結果に影響しない または 設定できない Fabric スイッチの認証ホストがストレージシステムへ接続しようとした場合 ポートに対応する Fabric スイッチ情報の設定の組み合わせによって Fabric スイッチの認証の動作が異なります ホストグループの設定と接続結果の関係を次の図に示します Fabric スイッチの認証の設定は ホストの認証の設定とは 独立して設定できます ホストおよびファイバチャネルポートの設定 119

120 図 4-4 : Fabric スイッチの認証での設定と接続結果 前の図のそれぞれのケースについて 詳細を説明します 図中のケース A~ ケース D は 以降の説 明のケース A~ ケース D に該当します ポートごとに Fabric スイッチのユーザ認証を行う場合 Fabric スイッチのユーザ情報がポートごとに登録されていて その Fabric スイッチの認証が有効になっている場合 ( ケース A) ポートごとに Fabric スイッチの認証を行います ホストの認証が成功すると 相互認証の設定 をしていない場合は ストレージシステムは Fabric スイッチに接続します 相互認証の設定を している場合は ポートの認証の処理に進みます Fabric スイッチに CHAP 認証を受けるための設定をしていない場合は 認証に失敗するため ス トレージシステムに接続できません Fabric スイッチのユーザ情報がポートごとに登録されていて その Fabric スイッチの認証が無効になっている場合 ( ケース B) ポートごとには Fabric スイッチの認証を行いません Fabric スイッチは認証なしでストレー ジシステムに接続します このとき Fabric スイッチ側で CHAP 認証を受けるための設定をして いるかどうかは関係ありません Fabric スイッチのユーザ情報がポートごとに登録されていない場合 ( ケース C) ポートごとに Fabric スイッチの認証を行いますが Fabric スイッチの設定に関係なく 認証に 失敗します Fabric スイッチはストレージシステムに接続できません 120 ホストおよびファイバチャネルポートの設定

121 ポートごとに Fabric スイッチの認証を行わない場合 ( ケース D) Fabric スイッチは認証なしでストレージシステムに接続します このとき Fabric スイッチ側で CHAP 認証を受けるための設定をしているかどうかは関係ありません また ポートごとに Fabric スイッチのユーザ情報を登録する必要はありません ただし 認証を行わないポートでも Fabric スイッチのユーザ情報を登録しておくことはできます ホストの認証では 次に示すポートの設定の組み合わせによって 接続結果が異なります [Port] ツリーで ポートのユーザ認証の設定が有効 ( ) と無効 ( ) のどちらになっているか 接続しようとした Fabric スイッチのユーザ情報が ポートに登録してあるか Fabric スイッチの認証を行う場合の ポートの設定の組み合わせと接続結果について 次の図に示します 特に注意書きがないかぎり Fabric スイッチ側での CHAP 認証の設定有無に関係なく 同じ結果になります 表 4-5 : Fabric スイッチの設定の組み合わせと接続結果 ポートの設定 Fabric スイッチの [Authentication:] Fabric スイッチのユーザ情報 ホストの設定 接続結果 有効 登録あり 登録あり Fabric スイッチの認証に成功した場合 接続する 有効 登録あり 登録なし Fabric スイッチの認証に失敗し 接続できない 有効 登録なし 登録あり Fabric スイッチの認証に失敗し 接続できない 無効 - - Fabric スイッチの認証なしで接続する * *CHAP 認証を受けるための設定をしていると 認証に失敗します このようなホストを認証なしで接続させた い場合は ホストに CHAP 認証を受けるための設定をしないでください なお Fabric スイッチの認証の概要については を参照してください 凡例 -: 設定の有無および内容は 接続結果に影響しない または 設定できない ポートの認証 ( 相互認証の場合 ) ホストの認証に成功した場合 ホスト側が要求すると 接続先のポートの認証が行われます ( 相互認証 ) ポートの認証の場合は ポートごとに設定されたポートのユーザ情報( ユーザ名およびシークレット ) が ホスト側で保持しているホストグループのユーザ情報と一致していれば 接続できます ファイバチャネル環境で認証を設定する ホストグループにホストの認証を行うかどうかを設定するホストの認証を行うかどうかは ストレージシステムのホストグループ単位で設定します ホストの認証を行いたいホストグループは ユーザ認証の設定を有効に切り替えます 初期設定では ユーザ認証の設定は無効になっています ホストグループでのホストの認証を有効にするには : 1. [ アクション ] メニューから [ ポート / ホストグループ管理 ]-[Authentication] を選択し [Authentication] 画面を表示します ホストおよびファイバチャネルポートの設定 121

122 Modify モードになっていない場合は をクリックして Modify モードに変更します 2. [ ポート ] ツリーで [ ストレージシステム ] フォルダをダブルクリックします ストレージシステムにファイバチャネルのチャネルアダプタが内蔵されている場合 [ ストレージシステム ] フォルダ下に [Fibre] フォルダが表示されます 3. [Fibre] フォルダをダブルクリックして [Fibre] フォルダの配下のファイバチャネルポートをダブルクリックします [Fibre] フォルダをダブルクリックすると ストレージシステムのファイバチャネルポートがアイコンで表示されます さらにファイバチャネルポートをダブルクリックして展開すると ホス トグループのアイコンが表示されます と表示されているホストグループは ホストの認証 を行っています と表示されているホストグループは ホストの認証を行っていません 初 期設定では すべてのホストグループが の状態になっています 4. と表示されているホストグループを選択し 右クリックして ポップアップメニューから [ 認証 : 無効 -> 有効 ] を選択します が に変わり Fibre Channel name が青色でリスト上に表示されます 5. [Authentication] 画面の [ 適用 ] をクリックします 変更内容をストレージシステムに適用してもよいかを尋ねるメッセージが表示されます 6. [OK] をクリックしてメッセージを閉じます 選択したポートでのユーザ認証の設定がストレージシステムに適用されます ホストの認証を行わないように ホストグループの設定を に戻したい場合も 同様の操作で 設定を切り替えます ただし 手順 4 では [ 認証 : 有効 -> 無効 ] を選択してください ホストグループにホストのユーザ情報を登録するホストの認証を行うホストグループには 接続を許可するホストのユーザ情報をすべて登録します このとき ホスト単位で認証を行うかどうかを設定できます ホストグループにホストのユーザ情報を登録する方法を次に示します ホストグループにホストのユーザ情報を登録するには : 1. [ アクション ] メニューから [ ポート / ホストグループ管理 ]-[Authentication] を選択し [Authentication] 画面を表示します Modify モードになっていない場合は をクリックして Modify モードに変更します 2. [ ポート ] ツリーで ホストのユーザ情報を登録したいポートまたはホストグループを選択します 画面右下の [ 認証情報 ( ホスト )] リストに 現在登録されているホストのユーザ情報が表示されます と表示されている状態でも ホストのユーザ情報は登録できます ただし ホストグループ の設定が の場合 設定されたホストのユーザ情報は無視されます 3. [ 認証情報 ( ホスト )] リストの任意の箇所を右クリックします 4. ポップアップメニューから [ 認証情報新規作成 ] を選択します [ 認証情報新規作成 ( ホスト )] 画面が表示されます [ 認証情報新規作成 ( ホスト )] 画面で 接続を許可したいホストのユーザ情報を設定します 122 ホストおよびファイバチャネルポートの設定

123 設定内容を次に示します [Group Name] ホストのホストバスアダプタの Group Name を表示します リストから選択してください リストには 選択中のポートにケーブルで接続されているホストバスアダプ タの Group Name が表示されます [ ユーザ名 ] ホストのホストバスアダプタの WWN を設定します ホストのユーザ名を 16 文字で設定します ユーザ名に使用できる文字は 半角英数字です [ シークレット ] ホストの認証に使用するシークレット (CHAP 認証用のパスワード ) を 12 ~32 文字で設定します シークレットに使用できる文字は半角英数字 半角スペース お よび次に示す半角記号です. - _ = : [ ], ~ なお 英字の大文字と小文字は区別されます 例えば host と Host は別々のユーザ名です [ シークレット ( 確認用 )] 入力確認用に シークレットをもう一度設定します [ プロトコル ] ユーザ認証で使用するプロトコルを設定します プロトコルは [CHAP] に固定です 5. [OK] をクリックして [ 認証情報新規作成 ( ホスト )] 画面を閉じます [Authentication] 画面 の [ 認証情報 ( ホスト )] リストに 設定したホストのユーザ情報が青色で追加されます 6. [Authentication] 画面の [ 適用 ] をクリックします 変更内容をストレージシステムに適用してもよいかを尋ねるメッセージが表示されます 7. [OK] をクリックしてメッセージを閉じます ホストのユーザ情報の登録がストレージシステムに適用されます メモホストの認証を行うホストグループに接続するホストは すべてユーザ情報の登録が必要です ホストの認証を行うホストグループで 特定のホストに認証なしでの接続を許可したい場合は 次に示す設定をしてください ホストの設定 ::CHAP 認証を受けるための設定は してもしなくてもかまいません ホストのユーザ情報を変更する ホストグループへホストのユーザ情報を登録後に ユーザ名とシークレットを変更したり ホスト グループによる認証が有効か無効かを切り替えたりするには 次の操作をしてください メモユーザ情報の変更時に WWN の変更はできません ホストグループに登録したホストのユーザ情報を変更するには : 1. [ アクション ] メニューから [ ポート / ホストグループ管理 ]-[Authentication] を選択し [Authentication] 画面を表示します Modify モードになっていない場合は をクリックして Modify モードに変更します 2. [ ポート ] ツリーで [Fibre] フォルダを展開し ユーザ情報を変更したいホストが登録されているポートまたはホストグループを選択します画面右下の [ 認証情報 ( ホスト )] リストに 選択したポートまたはホストグループに登録されたホストのユーザ情報がすべて表示されます 3. [ 認証情報 ( ホスト )] リストで 変更したいホストのユーザ情報を選択して右クリックします 4. ポップアップメニューから [ 認証情報変更 ] を選択します [ 認証情報変更 ( ホスト )] 画面が表示されます 5. [ 認証情報変更 ( ホスト )] 画面で ホストのユーザ情報を変更します ホストおよびファイバチャネルポートの設定 123

124 ホストのユーザ名 ([ ユーザ名 ]) およびシークレット([ シークレット ]) の選択状態を変更できます ユーザ名とシークレットに設定できる文字と文字数については ホストグループにホストのユーザ情報を登録する を参照してください 6. [OK] をクリックして [ 認証情報変更 ( ホスト )] 画面を閉じます [Authentication] 画面の [ 認証情報 ( ホスト )] リストに 変更後のホストのユーザ情報が青色で表示されます 7. [Authentication] 画面の [ 適用 ] をクリックします 変更内容をストレージシステムに適用してもよいかを尋ねるメッセージが表示されます 8. [OK] をクリックしてメッセージを閉じます ホストのユーザ情報の変更がストレージシステムに適用されます ホストのユーザ情報を削除する ホストグループに登録したホストのユーザ情報を削除したい場合は 次に示す手順に従ってくださ い ホストのユーザ情報をホストグループから削除するには : 1. [ アクション ] メニューから [ ポート / ホストグループ管理 ]-[Authentication] を選択し [Authentication] 画面を表示します Modify モードになっていない場合は をクリックして Modify モードに変更します 2. [ ポート ] ツリーで [Fibre] フォルダを展開し ユーザ情報を削除したいホストが登録されているポートまたはホストグループを選択します 画面右下の [ 認証情報 ( ホスト )] リストに 選択したポートまたはホストグループに登録されたホストのユーザ情報が すべて表示されます 3. [ 認証情報 ( ホスト )] リストで 削除したいホストのユーザ情報を選択して右クリックします 4. ポップアップメニューから [ 認証情報削除 ] を選択します 選択したホストのユーザ情報を削除してもよいか尋ねる [ 認証情報削除 ] 画面が表示されます 5. [OK] をクリックして [ 認証情報削除 ] 画面を閉じます 6. [Authentication] 画面の [ 適用 ] をクリックします 変更内容をストレージシステムに適用してもよいかを尋ねるメッセージが表示されます 7. [OK] をクリックしてメッセージを閉じます ホストのユーザ情報の削除がストレージシステムに適用されます ホストグループのユーザ情報を設定する ( 相互認証を行う場合 ) 相互認証を行う場合には ストレージシステムのポート側でも 認証を受けるためのホストグループのユーザ情報が必要です 各ホストグループに 異なるユーザ情報を設定してください 一度設定したホストグループのユーザ情報を変更する場合も 最初に設定したときと操作は同様です ホストグループのユーザ情報を設定するには : 1. [ アクション ] メニューから [ ポート / ホストグループ管理 ]-[Authentication] を選択し [Authentication] 画面を表示します Modify モードになっていない場合は をクリックして Modify モードに変更します 2. [ ポート ] ツリーで ポートのユーザ情報を設定したいポートまたはホストグループを選択しま す 124 ホストおよびファイバチャネルポートの設定

125 画面右側の [ 認証情報 ( ターゲット )] リストに そのポートまたはホストグループに現在設定さ れているユーザ情報が表示されます 3. [ 認証情報 ( ターゲット )] リストの任意の箇所を右クリックし ポップアップメニューから [ 認 証情報登録 ] を選択します [ 認証情報登録 ] 画面が表示されます この画面で [Port] ツリーで選択したポートまたはホ ストグループのユーザ情報を設定します [ 認証情報登録 ] 画面の内容を次に示します [ ユーザ名 ] ホストグループのユーザ名を 16 文字で設定します ユーザ名に使用できる文字は 半角英数字だけです [ シークレット ] ポートの認証に使用するシークレット (CHAP 認証用のパスワード ) を 12 ~32 文字で設定します シークレットに使用できる文字は 半角英数字 半角スペース お よび次に示す半角記号です. - _ = : / [ ], ~ [ シークレット ( 確認用 )] 入力確認用に シークレットをもう一度設定します 4. [OK] をクリックして [ 認証情報登録 ] 画面を閉じます [Authentication] 画面の右側の [ 認 証情報 ( ターゲット )] リストに 設定したポートのユーザ情報が表示されます 5. [Authentication] 画面の [ 適用 ] をクリックします 変更内容をストレージシステムに適用してもよいかを尋ねるメッセージが表示されます 6. [OK] をクリックしてメッセージを閉じます ホストグループのユーザ情報の設定がストレージシステムに適用されます ホストグループのユーザ情報を消去する ( 相互認証を行う場合 ) ホストグループのユーザ情報をストレージシステムから消去したい場合は 次に示す手順に従って ください ホストグループのユーザ情報を消去するには : 1. [ アクション ] メニューから [ ポート / ホストグループ管理 ]-[Authentication] を選択し [Authentication] 画面を表示します Modify モードになっていない場合は をクリックして Modify モードに変更します 2. [ ポート ] ツリーで ユーザ情報を消去したいポートまたはホストグループを選択します 画面右側の [ 認証情報 ( ターゲット )] リストに そのポートまたはホストグループに現在設定されているユーザ情報が表示されます 3. [ 認証情報 ( ターゲット )] リストの任意の箇所を右クリックし ポップアップメニューから [ 認証情報クリア ] を選択します 選択したホストグループのユーザ情報を消去してもよいか尋ねる [ 認証情報クリア ] 画面が表示されます 4. [OK] をクリックして [ 認証情報クリア ] 画面を閉じます [ 認証情報 ( ターゲット )] リストから 選択したホストグループのユーザ情報が消去されます 5. [Authentication] 画面の [ 適用 ] をクリックします 変更内容をストレージシステムに適用してもよいかを尋ねるメッセージが表示されます 6. [OK] をクリックしてメッセージを閉じます ホストグループのユーザ情報の消去がストレージシステムに適用されます ホストおよびファイバチャネルポートの設定 125

126 4.3.3 ファイバチャネルポートの設定 ファイバチャネルポートの情報を設定するファイバチャネル環境でユーザ認証する場合 それぞれのファイバチャネルポートに情報を設定します ファイバチャネルポートの情報を設定するには : 1. [ アクション ] メニューから [ ポート / ホストグループ管理 ]-[Authentication] を選択し [Authentication] 画面を表示します Modify モードになっていない場合は をクリックして Modify モードに変更します 2. [ ポート ] ツリーで [ ストレージシステム ] フォルダをダブルクリックします ストレージシステムにファイバチャネルのチャネルアダプタが内蔵されている場合 [ ストレー ジシステム ] フォルダ下に [Fibre ] フォルダが表示されます 3. [Fibre] フォルダをクリックします [Fibre] フォルダをクリックすると 画面右側の [ ポート情報設定 ] リストにポートの情報が表 示されます 4. [ ポート情報変更 ] リストの任意の箇所を右クリックして ポップアップメニューから [ ポート 情報 ] を選択します [ ポート情報設定 ] 画面が表示されます 設定内容を次に示します [ タイムアウト ] 認証に失敗してから 再度認証が可能な時間の間隔を 15~60 秒で設定します 初期値は 45 秒です [ 認証拒否間隔 ] ポートの接続が失敗した後 次の認証を開始するまでの時間の間隔を 1~ 60 分で設定します 初期値は 3 分です [ 認証拒否回数 ] ポートに接続する場合に許可する認証の回数を 1~10 回で設定します 初期値は 3 回です 5. [OK] をクリックして [ ポート情報設定 ] 画面を閉じます 6. [Authentication] 画面の [ 適用 ] をクリックします 変更内容をストレージシステムに適用してもよいかを尋ねるメッセージが表示されます 7. [OK] をクリックしてメッセージを閉じます 選択したポートでのユーザ認証の設定がストレージシステムに適用されます ファイバチャネルポートにユーザ情報を登録する ファイバチャネルポートにユーザ情報を登録します ファイバチャネルポートにユーザ情報を登録するには : 1. [ アクション ] メニューから [ ポート / ホストグループ管理 ]-[Authentication] を選択し [Authentication] 画面を表示します Modify モードになっていない場合は をクリックして Modify モードに変更します 2. [ ポート ] ツリーで [ ストレージシステム ] フォルダをダブルクリックします ストレージシステムにファイバチャネルのチャネルアダプタが内蔵されている場合 [ ストレージシステム ] フォルダ下に [Fibre] フォルダが表示されます 3. [Fibre] フォルダをダブルクリックします 126 ホストおよびファイバチャネルポートの設定

127 [ ポート ] ツリーの配下にファイバチャネルポートが表示されます 4. 任意のファイバチャネルポートを右クリックして ポップアップメニューから [ デフォルト設定 ( ユーザ名称 / シークレット )] を選択します [ デフォルト設定 ( ユーザ名称 / シークレット )] 画面が表示されます 設定内容を次に示します [ ユーザ名 ] ファイバチャネルポートのユーザ名を 16 文字以内で設定します ユーザ名に使用できる文字は 半角英数字です なお 英字の大文字と小文字は区別されます 例え ば host と Host は別々のユーザ名です [ シークレット ] 認証に使用するシークレット ( ファイバチャネルポートのパスワード ) を 12~32 文字で設定します シークレットに使用できる文字は半角英数字 半角スペー ス および次に示す半角記号です. - _ = : / [ ], ~ [ シークレット ( 確認用 )] 入力確認用に シークレットをもう一度設定します 5. [OK] をクリックして [ デフォルト設定 ( ユーザ名称 / シークレット )] 画面を閉じます 6. [Authentication] 画面の [ 適用 ] をクリックします 変更内容をストレージシステムに適用してもよいかを尋ねるメッセージが表示されます 7. [OK] をクリックしてメッセージを閉じます 選択したポートでのユーザ認証の設定がストレージシステムに適用されます Fabric スイッチの設定 Fabric スイッチにユーザ情報を登録する Fabric スイッチにユーザ情報を登録します Fabric スイッチにユーザ情報を登録するには : 1. [ アクション ] メニューから [ ポート / ホストグループ管理 ]-[Authentication] を選択し [Authentication] 画面を表示します Modify モードになっていない場合は をクリックして Modify モードに変更します 2. [ ポート ] ツリーで [ ストレージシステム ] フォルダをダブルクリックします ストレージシステムにファイバチャネルのチャネルアダプタが内蔵されている場合 [ ストレー ジシステム ] フォルダ下に [Fibre] フォルダが表示されます 3. [Fibre] フォルダをダブルクリックします 画面右下の [Fabric スイッチ情報 ] リストに Fabric スイッチの情報が表示されます 4. [Fabric スイッチ情報 ] リストの任意の箇所を右クリックします 5. ポップアップメニューから [ ユーザ情報登録 ] を選択します [ 認証情報登録 ] 画面が表示されます 設定内容を次に示します [ ユーザ名 ] Fabric スイッチのユーザ名を 16 文字以内で設定します ユーザ名に使用できる文字は 半角英数字です なお 英字の大文字と小文字は区別されます 例えば host と Host は別々のユーザ名です [ シークレット ] 認証に使用するシークレット (CHAP 認証用のパスワード ) を 12~32 文字で設定します シークレットに使用できる文字は半角英数字 半角スペース および次 に示す半角記号です. - _ = : / [ ], ~ [ シークレット ( 確認用 )] 入力確認用に シークレットをもう一度設定します ホストおよびファイバチャネルポートの設定 127

128 6. [OK] をクリックして [ 認証情報登録 ] 画面を閉じます 7. [Authentication] 画面の [ 適用 ] をクリックします 変更内容をストレージシステムに適用してもよいかを尋ねるメッセージが表示されます 8. [OK] をクリックしてメッセージを閉じます 選択したポートでのユーザ認証の設定がストレージシステムに適用されます Fabric スイッチのユーザ情報を消去する Fabric スイッチに登録したホストグループのユーザ情報を消去したい場合は 次に示す手順に従っ てください ホストグループのユーザ情報を Fabric スイッチから消去するには : 1. [ アクション ] メニューから [ ポート / ホストグループ管理 ]-[Authentication] を選択し [Authentication] 画面を表示します Modify モードになっていない場合は をクリックして Modify モードに変更します 2. [ ポート ] ツリーで [ ストレージシステム ] フォルダをダブルクリックします ストレージシステムにファイバチャネルのチャネルアダプタが内蔵されている場合 [ ストレージシステム ] フォルダ下に [Fibre] フォルダが表示されます 3. [Fibre] フォルダをダブルクリックします 画面右下の [Fabric スイッチ情報 ] リストに Fabric スイッチの情報が表示されます 4. [Fabric スイッチ情報 ] リストの任意の箇所を右クリックします 5. ポップアップメニューから [ ユーザ情報クリア ] を選択します 選択した Fabric スイッチのユーザ情報を消去してもよいか尋ねる [ 認証情報クリア ] 画面が表示されます 6. [OK] をクリックして [ 認証情報クリア ] 画面を閉じます 7. [Authentication] 画面の [ 適用 ] をクリックします 変更内容をストレージシステムに適用してもよいかを尋ねるメッセージが表示されます 8. [OK] をクリックしてメッセージを閉じます ユーザ情報の消去がストレージシステムに適用されます Fabric スイッチに認証方法を設定する Fabric スイッチでのホストの認証方法を設定するには : 1. [ アクション ] メニューから [ ポート / ホストグループ管理 ]-[Authentication] を選択し [Authentication] 画面を表示します Modify モードになっていない場合は をクリックして Modify モードに変更します 2. [ ポート ] ツリーで [ ストレージシステム ] フォルダをダブルクリックします ストレージシステムにファイバチャネルのチャネルアダプタが内蔵されている場合 [ ストレージシステム ] フォルダ下に [Fibre] フォルダが表示されます 3. [Fibre] フォルダをダブルクリックします 画面右下の [Fabric スイッチ情報 ] リストに Fabric スイッチの情報が表示されます 4. [Fabric スイッチ情報 ] リストの任意の箇所を右クリックして ポップアップメニューから [ 認証方法 : 一方向 -> 双方向 ] を選択します 5. [Authentication] 画面の [ 適用 ] をクリックします 128 ホストおよびファイバチャネルポートの設定

129 変更内容をストレージシステムに適用してもよいかを尋ねるメッセージが表示されます 6. [OK] をクリックしてメッセージを閉じます 選択したポートでのユーザ認証の設定がストレージシステムに適用されます 認証方法の設定を元に戻したい場合も 同様の操作で設定を切り替えます ただし 手順 4 では [ 認証方法 : 双方向 -> 一方向 ] を選択してください Fabric スイッチに認証を行うかどうかを設定する ホストの認証を行いたい Fabric スイッチは ユーザ認証の設定を有効に切り替えます 初期設定で は ユーザ認証の設定は無効になっています Fabric スイッチでのホストの認証を有効にするには : 1. [ アクション ] メニューから [ ポート / ホストグループ管理 ]-[Authentication] を選択し [Authentication] 画面を表示します Modify モードになっていない場合は をクリックして Modify モードに変更します 2. [ ポート ] ツリーで [ ストレージシステム ] フォルダをダブルクリックします ストレージシステムにファイバチャネルのチャネルアダプタが内蔵されている場合 [ ストレージシステム ] フォルダ下に [Fibre] フォルダが表示されます 3. [Fibre] フォルダをダブルクリックします 画面右下の [Fabric スイッチ情報 ] リストに Fabric スイッチの情報が表示されます 4. [Fabric スイッチ情報 ] リストの任意の箇所を右クリックして ポップアップメニューから [ 認証 : 無効 -> 有効 ] を選択します 5. [Authentication] 画面の [ 適用 ] をクリックします 変更内容をストレージシステムに適用してもよいかを尋ねるメッセージが表示されます 6. [OK] をクリックしてメッセージを閉じます 選択したポートでのユーザ認証の設定がストレージシステムに適用されます ホストの認証を行わないように Fabric スイッチの設定を元に戻したい場合も 同様の操作で設定を切り替えます ただし 手順 4 では [ 認証 : 有効 -> 無効 ] を選択してください ホストおよびファイバチャネルポートの設定 129

130 130 ホストおよびファイバチャネルポートの設定

131 5 可変ボリューム (CV) の操作 可変ボリューム (CV) とは 固定ボリューム (FV) を任意のサイズに分割した可変ボリュー ムです CV の割り当て操作方法について説明します r 5.1 Virtual LVI/Virtual LUN (VLL) の設定操作 r 5.2 LUSE の設定操作 可変ボリューム (CV) の操作 131

132 5.1 Virtual LVI/Virtual LUN (VLL) の設定操作 ここでは VLL の操作方法を説明します LDEV を作成する Storage Navigator を使用して 内部ボリュームまたは外部ボリュームを作成する手順を説明します 1. LDEV を作成できるタブ画面を表示します [ エクスプローラ ] の [ ストレージシステム ] を選択してツリーを表示し ツリー上で次に示すリソースを選択してタブ画面を表示します [ パリティグループ ] を選択したときの [ パリティグループ ] タブ [LDEV 作成 ] は 選択されたフリースペースに対して LDEV の作成に必要な設定項目をまとめて設定して LDEV を作成できる機能です 1 つのパリティグループに複数のフリースペースがある場合 [ パリティグループ選択 ] の [ 合計選択フリースペース ] には複数個のフリースペースが表示されます フリースペースの個数を確認してから LDEV を作成してください たとえば PG1-1 というパリティグループに LDEV を作成する場合について説明します PG1-1 に 2 個のフリースペースがある場合 [ 合計選択フリースペース ] には 2 が表示されます この場合 [ フリースペース内 LDEV 数 ] に 1 を設定して LDEV 作成を実行すると それぞれのフリースペースに 1 個の LDEV が作成され 合計で 2 個の LDEV が作成されます [ パリティグループ ] 内の各パリティグループを選択したときの [LDEV] タブ [ 論理デバイス ] を選択したときの [LDEV] タブ 2. [LDEV 作成 ] をクリックします [LDEV 作成 ] 画面が表示されます 3. [ プロビジョニングタイプ ] を選択します プルダウンメニューから作成する LDEV のプロビジョニングタイプを選択してください 内部ボリュームを作成する場合は [Basic] を選択します 外部ボリュームを作成する場合は [External] を選択します 4. [ システムタイプ ] を選択します オープンシステムのボリュームを作成する場合は [ オープン ] を選択します 5. [ エミュレーションタイプ ] を選択します 6. 内部ボリュームの場合は パリティグループを選択します 外部ボリュームの場合は 外部ボリュームを選択します 内部ボリュームを作成する場合 a. [ パリティグループ選択 ] の [ ドライブタイプ /RPM] でプルダウンメニューから任意のハードディスクドライブ種別と RPM( 回転数 ) を選択します b. [ パリティグループ選択 ] の [RAID レベル ] で任意の RAID レベルを選択します c. [ フリースペース選択 ] ボタンをクリックします [ フリースペース選択 ] 画面が表示されます d. [ 利用可能なフリースペース ] テーブルでボリュームに割り当てるフリースペースを選択します 132 可変ボリューム (CV) の操作

133 メモ必要に応じて次の作業を実施してください 条件を指定してフリースペースを表示させる場合は [ フィルタ ] ボタンをクリックし 条件を指定してから [ 適用 ] をクリックします 容量単位および表示行数を指定する場合は [ オプション ] ボタンをクリックします e. 選択したフリースペースの物理的な位置を確認する場合 [ 物理位置参照 ] ボタンをクリックします [ 物理位置参照 ] 画面が表示されます f. [ 物理位置参照 ] 画面で [ 閉じる ] ボタンをクリックします [ フリースペース選択 ] 画面が表示されます g. 選択したフリースペースで問題ない場合 [OK] ボタンをクリックします [LDEV 作成 ] 画面が表示されます 外部ボリュームを作成する場合 a. [ フリースペース選択 ] ボタンをクリックします [ フリースペース選択 ] 画面が表示されます b. [ 利用可能なフリースペース ] テーブルでボリュームに割り当てるフリースペースを選択します メモ必要に応じて次の作業を実施してください 条件を指定してフリースペースを表示させる場合は [ フィルタ ] ボタンをクリックし 条件を指定してから [ 適用 ] をクリックします 容量単位および表示行数を指定する場合は [ オプション ] ボタンをクリックします c. 選択したフリースペースの物理的な位置を確認する場合 [ 物理位置参照 ] ボタンをクリッ クします [ 物理位置参照 ] 画面が表示されます d. [ 物理位置参照 ] 画面で [ 閉じる ] ボタンをクリックします [ フリースペース選択 ] 画面が表示されます e. 選択したフリースペースで問題ない場合 [OK] ボタンをクリックします [LDEV 作成 ] 画面が表示されます 7. [LDEV 容量 ] に容量を入力します テキストボックスの下に表示された容量範囲内の数字を入力します 小数点第二位まで入力で きます 容量の単位は リストで変更できます 8. [LDEV 数 ] に個数を入力します テキストボックスの下に表示された範囲内の数字を入力します 9. [LDEV 名 ] テキストボックスに LDEV の名称を入力します [ 固定文字 ] に LDEV の先頭に付ける固定文字列を半角英数字で入力します 英字は 大文字 小 文字を区別します [ 開始番号 ] に LDEV に付ける開始番号を入力します [ 固定文字 ] [ 開始番号 ] は合わせて 32 文字以下 [ 開始番号 ] は 9 桁以下で入力します 10. フォーマットタイプを選択します LDEV のフォーマットタイプをリストから選択します 内部ボリュームの LDEV を作成する場合は [Normal Format] [Quick Format] または [No Format] を選択できます [No Format] を選択した場合は LDEV を作成した後でフォーマットしてください 可変ボリューム (CV) の操作 133

134 外部ボリュームにオープンシステムのエミュレーションタイプの LDEV を作成する場合は [No Format] または [Normal Format] を選択できます 外部ボリュームがそのまま使用できる状態の場合は [No Format] を選択してください 作 成した LDEV は フォーマットなしで使用できます 外部ボリュームをフォーマットする必要がある場合は [No Format] を選択した上で外部ス トレージシステムでフォーマットする または [Normal Format] を選択してください 11.[ オプション ] ボタンをクリックします [LDEV ID] 以下の設定項目が表示されます 12.[LDEV ID] の開始位置を設定します [LDEV ID 参照 ] ボタンをクリックすると [LDEV ID 参照 ] 画面が表示され 使用済みの番号と 使用できない番号を確認することができます a. [LDEV 作成 ] 画面の [LDEV ID] の [LDEV ID 参照 ] ボタンをクリックします [LDEV ID 参照 ] 画面が表示されます マトリックスの縦軸は LDEV 番号の下 2 桁目の番号で 横軸は LDEV 番号の下 1 桁目の番号です [LDEV ID] には 使用中の LDEV ID と使用できな い LDEV ID が表示されます 表中 既に使用されている LDEV 番号のセルが青色 選択できない LDEV 番号のセルが灰色 使用されていない LDEV 番号のセルが白色で表示されます 選択できない LDEV 番号は すで に使用されているか または 32LDEV 番号ごとに区切られた範囲内で他のエミュレーション グループに割り当てられていることを示します b. [ 閉じる ] ボタンをクリックします [LDEV 作成 ] 画面が表示されます 13.[SSID] のテキストボックスに 4 桁で 16 進数 (0004~FFFE) で SSID を入力します [SSID 参照 ] ボタンをクリックすると [SSID 参照 ] 画面が表示され 生成された SSID を確認す ることができます a. [LDEV 作成 ] 画面の [SSID] 欄の [SSID 参照 ] ボタンをクリックします [SSID 参照 ] 画面が表示されます [SSID] リストには 使用中の SSID が表示されます b. [ 閉じる ] ボタンをクリックします [LDEV 作成 ] 画面が表示されます 14.[ プロセッサブレード ] でプロセッサブレードを選択します LDEV が使用するプロセッサブレードを選択します 特定のプロセッサブレードを割り当てる場 合は プロセッサブレードの ID をクリックします 任意のプロセッサブレードを割り当てる場 合は [ 自動 ] をクリックします 15. システムディスクを作成する場合 [ システムディスクとして LDEV を作成 ] を選択します 16.[ 追加 ] ボタンをクリックします 設定した LDEV が右側の [ 選択した LDEV] テーブルに追加されます 設定内容が正しくない場合は エラー画面が表示されます [ プロビジョニングタイプ ] [ システムタイプ ] [ エミュレーションタイプ ] [ パリティグルー プ選択 ] [LDEV 容量 ] [LDEV 数 ] は必ず設定してください これらの項目が設定されていない 場合は [ 追加 ] ボタンをクリックすることができません 17. 必要であれば LDEV の設定内容を変更します 変更できる設定を次に示します SSID の編集 [SSID 編集 ] ボタンをクリックして [SSID 編集 ] 画面を表示します SSID の編集方法につい ては 登録予定の LDEV の SSID を編集する を参照してください LDEV 設定の変更 134 可変ボリューム (CV) の操作

135 [LDEV 設定変更 ] ボタンをクリックして [LDEV 設定変更 ] 画面を表示します LDEV 設定の変更方法については 登録予定の LDEV の設定を変更する を参照してください 18. 必要であれば [ 選択した LDEV] テーブルから行を削除します 削除する行を選択して [ 削除 ] ボタンをクリックします 削除する方法については 登録予定の LDEV を削除する を参照してください 19.[ 完了 ] ボタンをクリックします [ 設定確認 ] 画面が表示されます 引き続き LU パスの設定操作を実行して LUN 定義を行う場合は [ 次へ ] をクリックします LU パスの設定操作については 7.1 LU パスの設定をする をご覧ください 20.[ タスク名 ] のテキストボックスにタスク名を入力します 半角英数字および記号を最大 32 文字入力できます ただし \ / :, ; *? < > は入力できません 初期値では ( 年月日 )-( タスク名 ) が入力されています 21.[ 適用 ] ボタンをクリックします [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示] のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は タスク一覧画面が表示されます 登録予定の LDEV の SSID を編集する 登録予定の LDEV の SSID を変更する手順を説明します 1. [LDEV 作成 ] 画面の [SSID 編集 ] をクリックします [SSID 編集 ] 画面が表示されます 既存の SSID と新たに追加する予定の SSID が表示されます 2. SSID を変更する場合 該当の行を選択して [SSID 変更 ] をクリックします [SSID 変更 ] 画面が表示されます 3. 新しい SSID を入力して [OK] をクリックします [SSID 編集 ] 画面が表示されます 4. [SSID 編集 ] 画面で [OK] をクリックします [LDEV 作成 ] 画面が表示されます 5. [ 完了 ] をクリックします 確認画面が表示されます 6. [ 適用 ] をクリックします ストレージシステムに登録されます [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示] のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は タスク一覧画面が表示されます 登録予定の LDEV の設定を変更する 登録予定の LDEV の設定を変更する手順を説明します 1. [LDEV 作成 ] 画面の [ 選択した LDEV] リストで LDEV を選択して [LDEV 設定変更 ] をクリックします [LDEV 設定変更 ] 画面が表示されます 2. [LDEV 設定変更 ] 画面では LDEV 名 LDEV ID および LDEV に割り当てるプロセッサブレードを変更できます LDEV 名を変更する場合 LDEV 名として使用する固定文字および開始番号を入力します 可変ボリューム (CV) の操作 135

136 LDEV ID を変更する場合 LDKC 番号 CU 番号 DEV 番号および間隔を入力します 使用中の LDEV を確認する場合は [LDEV ID 参照 ] 画面で確認しします [LDEV ID 参照 ] 画面を表示 する場合は [LDEV ID 参照 ] をクリックします プロセッサブレードを変更する場合は リストをクリックします 特定のプロセッサブレードを割り当てる場合は プロセッサブレード ID をクリックします 任意のプロセッサブ レードを割り当てる場合は 自動をクリックします 3. 新しい情報を入力して [OK] をクリックします [LDEV 作成 ] 画面が表示されます 4. [ 完了 ] をクリックします 確認画面が表示されます 5. [ 適用 ] をクリックします ストレージシステムに登録されます [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示 ] のチェックボックスにチェックマークが付いて いる場合は タスク一覧画面が表示されます 登録予定の LDEV を削除する 登録予定の LDEV を削除する手順を説明します 1. [LDEV 作成 ] 画面の [ 選択した LDEV] リストで LDEV を選択して [ 削除 ] をクリックします 2. [ 完了 ] をクリックします 確認画面が表示されます 3. [ 適用 ] をクリックします ストレージシステムに登録されます なお [ 次へ ] をクリックすると 次の操作の画面に遷移します [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示] のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は タスク一覧画面が表示されます 5.2 LUSE の設定操作 ここでは LUSE の操作について説明します LUSE の構成仕様 LUSE を構成するときの LDEV に対する制約事項と LUSE を解除するときの LUSE に対する制約事項を次の表に示します 表 5-1 : LUSE 構成時の LDEV に対する制約事項 No. 制約事項 1 オープンシステム (OPEN-3 OPEN-8 OPEN-9 OPEN-E OPEN-K OPEN-L と OPEN-V) の LDEV であること 2 LDEV 数は 2 から 36 以内であること 1 3 エミュレーションタイプが同じあること 4 RAID レベルが同じであること ( 推奨 ) 可変ボリューム (CV) の操作

137 No. 制約事項 5 連結される LDEV または LUSE ボリュームにパス設定がないこと (TrueCopy for Mainframe TrueCopy ShadowImage for Mainframe ShadowImage Copy-on-Write Snapshot Universal Replicator for Mainframe Universal Replicator High Availability Manager で使用されているボリュームは LUSE の対象外です ) ( 詳細は を参照 ) 6 Volume Migration のリザーブボリュームでないこと 7 LUSE 同士を連結するときは それぞれの LUSE を構成する LDEV の範囲が重ならないこと 3 8 LUSE ボリュームの容量は最大 60 TB までであること 4 9 コマンドデバイスボリュームは対象外である 10 アクセス属性が Read/Write 属性であること 11 内部ボリューム 外部ボリューム および仮想ボリューム ( 仮想 VOL) が混在しないこと 12 Online 中は ホストモードが 0x0C[Windows] 0x01[VMWare] のどちらにも該当しないこと 13 LUSE ボリュームを構成する各 LDEV のキャッシュモードの設定が同じであること 14 LUSE ボリュームを構成するすべての LDEV のハードディスクドライブ種別が統一されていること 15 LDEV がプール VOL でないこと 16 LDEV が JNL VOL でないこと 17 LDEV がシステムディスクでないこと 18 LDEV が Dynamic Provisioning の仮想ボリューム (DP-VOL) でないこと 19 先頭のボリュームが LDEV の場合 連結するボリュームの LDEV 番号が 先頭の LDEV 番号より大きいこと 20 先頭のボリュームが LUSE の場合 連結するボリュームの LDEV 番号が LUSE の最後の LDEV 番号より大きいこと 21 LUSE ボリュームを構成する LDEV 同士の Protection Level が同じであること ( 推奨 ) 22 LDEV が Quorum ディスクでないこと 23 LUSE ボリュームを構成する全 LDEV のリソースグループが同じであること 24 LDEV が無停止マイグレーション VOL でないこと 注 1. 構成要素に LUSE が含まれるときは LUSE 内の LDEV 数を含めて LDEV 数の合計が 36 以内です 2. RAID レベルが異なっていても LUSE を構成することはできます 3. LUSE1 は LDEV00 LDEV03 および LDEV05 から LUSE2 は LDEV02 と LDEV04 から LUSE3 は LDEV06 と LDEV07 から構成される場合 LUSE1 と LUSE2 は構成される LDEV の範囲が重なるため連結できませんが LUSE1 と LUSE3 は連結できます 4. LUSE ボリュームの中には ボリュームの管理領域が最大で 4 MB 程度含まれており この管理領域にはユーザデータを格納できません このため LUSE ボリュームに格納できるユーザデータの最大容量は 60 TB よりも少なくなります 表 5-2 : LUSE ボリューム解除操作の制約事項 No. 制約事項 1 LUSE ボリュームにパスが設定されていないこと 2 アクセス属性が Read/Write 属性であること 可変ボリューム (CV) の操作 137

138 5.2.2 パス設定あり LUSE 操作 先頭になる LDEV または LUSE ボリュームにパスの設定があり 連結される LDEV または LUSE にパス の設定がない場合は LUSE を構成することができます この操作を パス設定あり LUSE 操作 と 呼びます なお パスが設定されていない LDEV または LUSE 同士は連結して LUSE を構成することが できます 留意事項 パス設定あり LUSE 操作をする場合 パスの数には関係なく操作できます パスが設定されている LDEV または LUSE ボリューム同士を連結させて 新たな LUSE ボリュームを構成することはできません また 先頭になる LDEV または LUSE にパスの設定がなく 連結さ れる LDEV または LUSE にパスの設定がある場合も LUSE ボリュームを構成することができませ ん パスが設定されている LDEV または LUSE ボリュームを使って 新たな LUSE ボリュームを作成しようとするとき パス設定あり LUSE 操作を続行したいかどうかを確認する画面が表示されます その画面の [OK] をクリックすると パスが設定されている LDEV または LUSE ボリュームを使っ た LUSE ボリュームの作成操作を続行できます 操作を中止したいときは [ 取消 ] をクリックし ます パス設定あり LUSE 操作を行う場合は 次の注意事項を守ってください 注意事項 パス設定あり LUSE 操作は Windows Server 2003 Windows Server 2008( ホストモード 2C) VMware( ホストモード 21) AIX5.2 および AIX5.3 のホストだけで行ってください その他の ホストでは この操作を行わないでください パス設定あり LUSE 操作をする場合に ホストが Windows Server 2003 または Windows Server 2008 のときは パスのホストモードが 2C(Windows Extension) でなければなりません ホスト モードが 2C でないときは 2C にしてからご使用ください パス設定あり LUSE 操作をする場合に ホストが VMware のときは パスのホストモードが 21 (VMware Extension) でなければなりません ホストモードが 21 でないときは 21 にしてから ご使用ください 連結対象の LDEV はあらかじめフォーマットしたものを使用してください また 連結対象の LDEV の状態は正常なものを使用してください LUSE を開始する LUSE の操作を開始する手順を次に示します 1. Storage Navigator メイン画面のメニューから [ アクション ]-[ 論理デバイス管理 ]-[LUN Expansion] を選択します [LUN Expansion(LUSE)] 画面が表示されます 138 可変ボリューム (CV) の操作

139 留意事項 :LUSE を終了するには [Logout] をクリックするか Web ブラウザを終了します [LUSE] 画面では 現在設定されている LUSE ボリュームの構成情報を 参照することができます CU の構成を階層形式 ( ツリー ) で参照する CU の構成がツリーで表示されます 選ばれた CU の LDEV 情報をリスト形式で参照する ツリー上で CU が選ばれたときは CU に含まれるすべての LDEV の情報が表示されます パリティグループの一覧を表示する 1 つのグループとして構成されている複数のパリティグループの一覧を表示する手順を次に示します 1. Storage Navigator が Modify モードになっていることを確認します Modify モードになっていない場合は をクリックして Modify モードに変更します 2. [LDEV 情報 ] ツリー上で パリティグループの一覧を表示する操作の対象となる CU 番号を選びます [LDEV 情報 ] リストに 選ばれた CU に含まれるすべての LDEV が表示されます 3. [LDEV 情報 ] リストで パリティグループの一覧を表示する LDEV を 1 つ選び 右クリックします パリティグループの一覧を表示する [RAID 連結 ] が項目に含まれているポップアップメニューが表示されます メニューの中から [RAID 連結 ] を選んでクリックします 留意事項 : 選んだ LDEV が複数のパリティグループから構成されていないときは ポップアップメニューは表示されません 4. [RAID 連結 ] 画面が表示されます パリティグループの一覧を確認します 可変ボリューム (CV) の操作 139

140 5. パリティグループの一覧の確認が終わったら [OK] をクリックします [RAID 連結 ] 画面が閉 じます LUSE ボリュームを作成する 注意パス設定あり LUSE 操作を実行する場合 拡張される LU 上のデータは保証されます しかし パス設定がない LUSE の作成は データの破壊を伴う操作です 拡張される LU 上のデータは LUSE の作成操作が完了すると消失します したがって この操作をする前に データのバックアップを必要に応じて作成してください LUSE ボリュームを作成する操作には 次の 3 つの方法があります [LDEV 情報 ] リスト上で LUSE ボリュームを作成する ( [LDEV 情報 ] リスト上で LUSE ボリュームを作成する を参照 ) [ 選択 LDEV] リストにより LUSE ボリュームを作成する ( [ 選択 LDEV] リストにより LUSE ボリュームを作成する を参照 ) [ ボリューム数 ] リストにより LUSE ボリュームを作成する ( [ ボリューム数 ] リストにより LUSE ボリュームを作成する を参照 ) [LDEV 情報 ] リスト上で LUSE ボリュームを作成する [LDEV 情報 ] リスト上で LUSE ボリュームを作成する手順を次に示します 1. Storage Navigator が Modify モードになっていることを確認します Modify モードになっていない場合は をクリックして Modify モードに変更します 2. [LDEV 情報 ] ツリー上で LUSE 操作の対象となる CU を選びます [LDEV 情報 ] リストに 選ばれた CU に含まれるすべての LDEV が表示されます 3. [LDEV 情報 ] リストで LUSE を構成する LDEV( 通常の LDEV LUSE ボリューム ) を複数選び 右クリックします LUSE 操作用ポップアップメニューが表示されます 140 可変ボリューム (CV) の操作

141 4. LUSE 操作用ポップアップメニューの中から [LUSE ボリューム設定 ] コマンドを選択します 設定状態により 次の画面のいずれかが表示されますので 画面表示に従って操作してください a. パス設定あり LUSE 操作を続けるかどうかを尋ねる確認画面が表示された場合パス設定あり LUSE 操作を続けるときは [OK] をクリックします メッセージが表示されて 複数の CLPR にまたがる操作をするかどうかを尋ねられた場合は 手順 b) に進みます メッセージが表示されなかった場合は 手順 4 に進みます パス設定あり LUSE 操作を止めたい場合は [ 取消 ] をクリックします 直前の画面に戻りますので 操作をやり直してください b. 複数の CLPR にまたがる LUSE 操作をするかどうかを尋ねる確認画面が表示された場合複数の CLPR にまたがる LUSE 操作を続けるときは [OK] をクリックします 新たに別の確認画面が表示されますので 手順 4 に進みます 複数の CLPR にまたがる LUSE 操作を止めたい場合は [ 取消 ] をクリックします 直前の画面に戻りますので 操作をやり直してください c. [LUSE 作成確認 ] 画面が表示された場合次の手順 4 に進みます 5. 確認画面の表示内容がよければ [OK] をクリックします LUSE ボリュームの作成操作が実行され [LDEV 情報 ] リスト上に 選ばれた先頭の LDEV が LUSE ボリュームとして青色の太字斜体で表示されます 留意事項 : 作成した青色太字斜体の LUSE ボリュームは 作成前の状態に戻すことができます 詳細については 登録前の LUSE ボリュームの設定をリセットする を参照してください 6. [ 適用 ] をクリックします 確認画面が表示されます 7. [OK] をクリックします LUSE 操作で設定した内容がストレージシステムに反映されます 可変ボリューム (CV) の操作 141

142 [ 選択 LDEV] リストにより LUSE ボリュームを作成する [ 選択 LDEV] リストにより LUSE ボリュームを作成する手順を次に示します 1. Storage Navigator が Modify モードになっていることを確認します Modify モードになっていない場合は をクリックして Modify モードに変更します 2. [LDEV 情報 ] ツリー上で LUSE 操作の対象となる CU 番号を選びます 3. [ 選択 LDEV] リストの矢印をクリックして展開し その中から LUSE の先頭 LDEV を選びます [ 拡張可能 LDEV] リストに LUSE ボリュームを構成できる候補の LDEV が表示されます 留意事項 :[ 拡張可能 LDEV] リストの右上にあるリストを使うと [ 拡張可能 LDEV] リストの内容を絞り込むことができます [LDKC] リストと [CU] リストで LDKC と CU を指定すると その LDKC および CU に属する LDEV だけが [ 拡張可能 LDEV] リストに表示されます 4. [ 拡張可能 LDEV] リストで LUSE ボリュームを構成する LDEV( 通常の LDEV LUSE ボリューム ) をクリックして選びます 複数選ぶことができます 5. [ 追加 ] をクリックします 選ばれた LDEV が [ 拡張可能 LDEV] リストから削除され LUSE ボリュームを構成する LDEV を示す [ 拡張 LDEV] リストに表示されます [ 拡張 LDEV] リストに表示されている LDEV を削除するときは LUSE ボリューム構成から解除する LDEV を選び [ 削除 ] をクリックします 選んだ LDEV が [ 拡張 LDEV] リストから削除され [ 拡張可能 LDEV] リストに表示されます 6. [ 設定 ] をクリックします 設定状態により 次の画面のいずれかが表示されますので 画面表示に従って操作してください a. パス設定あり LUSE 操作を続けるかどうかを尋ねる確認画面が表示された場合パス設定あり LUSE 操作を続けるときは [OK] をクリックします メッセージが表示されて 複数の CLPR にまたがる操作をするかどうかを尋ねられた場合は 手順 b) に進みます メッセージが表示されなかった場合は 手順 6 に進みます パス設定あり LUSE 操作を止めたい場合は [ 取消 ] をクリックします 直前の画面に戻りますので 操作をやり直してください b. 複数の CLPR にまたがる LUSE 操作をするかどうかを尋ねる確認画面が表示された場合複数の CLPR にまたがる LUSE 操作を続けるときは [OK] をクリックします 新たに別の確認画面が表示されますので 手順 6 に進みます 複数の CLPR にまたがる LUSE 操作を止めたい場合は [ 取消 ] をクリックします 直前の画面に戻りますので 操作をやり直してください c. [LUSE ボリューム作成確認 ] 画面が表示された場合次の手順 6 に進みます 7. 確認画面の表示内容がよければ [OK] をクリックします LUSE ボリュームの作成操作を実行し [LDEV 表示リスト ] 上に 選ばれた先頭 LDEV が LUSE ボリュームとして青色の太字斜体で表示されます また [ 拡張可能 LDEV] リストから LUSE ボリュームを構成する LDEV として選んだ LDEV が削除されます 留意事項 : 作成した青色太字斜体の LUSE ボリュームは 作成前の状態に戻すことができます 詳細については 登録前の LUSE ボリュームの設定をリセットする を参照してください 8. [ 適用 ] をクリックします 確認画面が表示されます 9. [OK] をクリックします LUSE 操作で設定した内容がストレージシステムに反映されます 142 可変ボリューム (CV) の操作

143 [ ボリューム数 ] リストにより LUSE ボリュームを作成する [ ボリューム数 ] リストにより LUSE ボリュームを作成する手順を次に示します 1. Storage Navigator が Modify モードになっていることを確認します Modify モードになっていない場合は をクリックして Modify モードに変更します 2. [LDEV 情報 ] ツリー上で LUSE 操作の対象となる CU 番号を選びます 3. [ 選択 LDEV] リストの矢印をクリックして展開し その中から LUSE の先頭 LDEV を選びます [ 拡張 LDEV] リストに先頭 LDEV が表示され [ 拡張可能 LDEV] リストに LUSE を構成できる LDEV ( 通常の LDEV LUSE ボリューム ) が表示されます 留意事項 :[ 拡張可能 LDEV] リストの右上にあるリストを使うと [ 拡張可能 LDEV] リストの内容を絞り込むことができます [LDKC] リストと [CU] リストで LDKC と CU を指定すると その LDKC および CU に属する LDEV だけが [ 拡張可能 LDEV] リストに表示されます 4. [ ボリューム数 ] リストの矢印をクリックして展開し その中から LUSE ボリュームを構成する LDEV 数を選びます [ 拡張可能 LDEV] リストの先頭から指定した数より 1 つ少ない数の LDEV が削除され [ 拡張 LDEV] リストに指定した数の LDEV が表示されます 留意事項 :[ ボリューム数 ] リストで追加できるのは LDEV だけで LUSE ボリュームは対象外です LUSE ボリュームは 次の手順 a の操作で追加してください a. [ 拡張 LDEV] リストに表示されている LDEV に対して更に LDEV を追加するときは [ 拡張可能 LDEV] リストから追加する LDEV( 通常の LDEV LUSE ボリューム ) を選び [ 追加 ] をクリックします b. [ 拡張 LDEV] リストに表示されている LDEV を削除するときは [ 拡張 LDEV] リストの中から削除する LDEV を選び [ 削除 ] をクリックします 5. [ 設定 ] をクリックします 通常は次に [LUSE ボリューム作成確認 ] 画面が表示されますが LUSE 操作の設定状態により 次に表示される画面が変わる場合があります 例えば パスが設定されている LDEV または LUSE ボリュームを使って新しい LUSE ボリュームを作成しようとしているときは パス設定あり LUSE 操作を続行するかどうかの確認画面が表示されます 詳細については パス設定あり LUSE 操作 を参照してください また CLPR 番号の異なるボリュームに対して LUSE 操作を行おうとしているときは その状態で操作を続行するかどうかを確認する画面が表示されます いずれの画面であれ そこに表示されるメッセージの内容を確認の上 そのまま操作を続行したいときは 次の手順 5 に進みます メッセージ内容を確認後 その段階で操作を中断したいときは [ 取消 ] をクリックします 前の画面が表示されますので 操作をやり直してください 6. 確認画面の表示内容がよければ [OK] をクリックします LUSE ボリュームの作成操作を実行し [LDEV 表示 ] リスト上に 選ばれた先頭 LDEV が LUSE ボリュームとして青色で表示されます 留意事項 : 作成した青色太字斜体の LUSE ボリュームは 作成前の状態に戻すことができます ( 登録前の LUSE ボリュームの設定をリセットする を参照 ) 7. [ 適用 ] をクリックします 確認画面が表示されます 8. [OK] をクリックします LUSE 操作で設定した内容がストレージシステムに反映されます 可変ボリューム (CV) の操作 143

144 5.2.6 登録前の LUSE ボリュームの設定をリセットする LUSE ボリュームを作成しても [ 適用 ] をクリックしてストレージシステムへの登録を完了するまで その LUSE ボリュームは画面上に青色の太字斜体で表示されます 青色の太字斜体で表示されている LUSE ボリュームについては 作成前の状態に戻すことができます 注意 : このリセット機能は 作成した LUSE ボリュームをストレージシステムに登録する前に元の状態に戻す機能であり 解除した LUSE ボリュームを元の状態に戻すことはできません したがって 作成した LUSE ボリュームの構成要素に解除した LDEV( 青色太字斜体 ) が含まれている場合 解除操作後の状態までしか戻りません このリセット機能を使って登録前の LUSE ボリュームを元の状態に戻す操作手順を次に示します 留意事項 : この操作は [ 適用 ] をクリックする前に実行してください 1. Storage Navigator が Modify モードになっていることを確認します Modify モードになっていない場合は をクリックして Modify モードに変更します 2. [LDEV 情報 ] ツリー上で LUSE 操作の対象となる CU 番号を選びます [LDEV 情報 ] リストに 選ばれた CU に含まれるすべての LDEV が表示されます 3. [LDEV 情報 ] リストで 元に戻す青色太字斜体の LUSE ボリュームを選び 右クリックします LUSE 操作用ポップアップメニューが表示されます 4. LUSE 操作用ポップアップメニューから [ 選択ボリュームリセット ] コマンドを選択します [LUSE ボリュームリセット確認 ] 画面が表示されます 5. 確認画面の表示内容がよければ [OK] をクリックします LUSE の設定状態が元に戻され [LDEV 情報 ] リスト上に LUSE ボリュームまたは LDEV が表示され ます 144 可変ボリューム (CV) の操作

145 6 Dynamic Provisioning と Dynamic Tiering の操作 Dynamic Provisioning と Dynamic Tiering の操作について説明します r 6.1 運用の流れ r 6.2 プールを作成する r 6.3 仮想 VOL を作成する r 6.4 SIM のコンプリート手順 r 6.5 階層再配置ログファイルをダウンロードする Dynamic Provisioning と Dynamic Tiering の操作 145

146 6.1 運用の流れ Dynamic Provisioning の場合 Dynamic Provisioning は 次のような流れで運用します 図 6-1 : Dynamic Provisioning 運用の流れ プール作成 仮想 VOL 作成の操作は Storage Navigator の画面を利用して行います 留意事項 : プールを作成する前に 共用メモリに仮想 VOL 管理領域を作成しておく必要があります 仮想 VOL 管理領域は 共用メモリを増設するときに自動的に作成されます 共用メモリの増設については 日立ソリューションサポートセンタにお問い合わせください 注意事項 : 1. 運用の準備 2. 運用 ( プール VOL の追加 ) 3. 運用の終了 はストレージ管理者しか操作できません 注意事項 : プールを削除すると プール VOL だったボリューム (LDEV) が閉塞します フォーマットしてから再利用してください 注意事項 : ボリューム ( 仮想 VOL) をホスト経由でデータ移行した場合 ボリュームの未割り当て領域もコピーされます このとき データ移行前の未割り当て領域が移行時の書き込み処理によって割り当て領域になるため データ移行後のプールの使用量が増えます そのため 一度に多数の仮想 VOL のデータ移行を実施すると プールが満杯になる可能性があります 仮想 VOL のデータ移行の手順を次に示します それぞれの仮想 VOL に対して次の手順を実施し 全ての仮想 VOL の分だけ繰り返してください 1. 仮想 VOL の全データを移行元から移行先へコピーしてください 146 Dynamic Provisioning と Dynamic Tiering の操作

147 2. ゼロデータページ破棄を実施してください ただし ファイル単位にデータ移行する場合 必要に応じてゼロデータページ破棄を実施してください バックアップデータを回復する手順を次に示します それぞれの仮想 VOL に対して次の手順を実施し 全ての仮想 VOL の分だけ繰り返してください 1. 仮想 VOL のデータを回復してください 2. ゼロデータページ破棄を実施してください Dynamic Tiering の場合 Dynamic Tiering は 次のような流れで運用します Storage Navigator と RAID Manager では運用方法が異なります Storage Navigator による操作手順は本書を RAID Manager による操作方法は RAID Manager コマンドリファレンスと RAID Manager ユーザガイドを参照してください プール作成 仮想 VOL 作成の操作は Storage Navigator の画面を利用して行います Dynamic Provisioning と Dynamic Tiering の操作 147

148 図 6-2 : Dynamic Tiering 運用の流れ 1:RAID Manager ではプール作成時に [ 複数階層プール ] を有効にすることはできません また プール作成時に複数のメディアをプール VOL 登録することはできません [ 複数階層プール ] を有効に変更してから階層化を実施してください 2:RAID Manager から [ 複数階層プール ] を有効にすると 自動的に階層管理が手動に設定されます 自動に変更したい場合は Storage Navigator から操作する必要があります 148 Dynamic Provisioning と Dynamic Tiering の操作

149 留意事項 : プールを作成する前に 共用メモリに仮想 VOL 管理領域を作成しておく必要があります 仮想 VOL 管理領域は 共用メモリを増設するときに自動的に作成されます 共用メモリの増設については 日立ソリューションサポートセンタにお問い合わせください 注意事項 : 1. 運用の準備 2. 運用 ( プール VOL の追加 ) 3. 運用の終了 は ストレージ管理者だけが操作できます 注意事項 : プールを削除すると プール VOL だったボリューム (LDEV) が閉塞します フォーマットしてから再利用してください 6.2 プールを作成する Storage Navigator を使用して プールを作成する手順について説明します Dynamic Provisioning の場合 1. [ ストレージシステム ] ツリーで [ プール ] を選択します [ プール ] 画面が表示されます 2. [ プール作成 ] ボタンをクリックします [ プール作成 ] 画面が表示されます 3. [ プールタイプ ] で [Dynamic Provisioning] を選択します 4. [ システムタイプ ] で [ オープン ] を選択します 5. [ 複数階層プール ] で [ 無効 ] を選択します 6. 次の手順に従って プール VOL を選択します a. [ ドライブタイプ /RPM] でハードディスクドライブ種別と RPM( 回転数 ) を選択します b. [RAID レベル ] で RAID レベルを選択します 手順 a の [ ドライブタイプ /RPM] の選択で [ 外部ストレージ ] を選択したときは [-] が表 示され RAID レベルを選択することができません c. [ プール VOL 選択 ] ボタンをクリックします [ プール VOL 選択 ] 画面が表示されます d. [ 利用可能なプールボリューム ] テーブルから関連付けるプール VOL を選択し [ 追加 ] ボタ ンをクリックしてください 選択したプール VOL が [ 選択したプールボリューム ] テーブルに登録されます 注意 プール内に追加できるボリューム数は 最大 1024 です 追加するボリュームの [ ドライブタイプ /RPM] は 最大 3 つです 外部ボリュームを追加する場合は次の点に注意してください [ キャッシュモード ] が [ 有効 ] に設定されている外部ボリュームと [ 無効 ] に設定されている外部ボリュームは混在できません 内部ボリュームと [ キャッシュモード ] が [ 無効 ] に設定されている外部ボリュームは混在できません Dynamic Provisioning と Dynamic Tiering の操作 149

150 メモ必要に応じて次の作業を行ってください 条件を指定してプール VOL を表示させる場合は [ フィルタ ] ボタンをクリックし 条件を指定してから [ 適用 ] をクリックします テーブルに表示されているすべてのプール VOL を選択する場合は [ 全ページ選択 ] ボタンをクリックします 選択を解除する場合は 再度 [ 全ページ選択 ] ボタンをクリックします 容量単位および表示行数を指定する場合は [ オプション ] ボタンをクリックします e. [OK] ボタンをクリックします [ 選択したプールボリューム ] テーブルの情報が合計選択プールボリューム 合計選択容量 に反映されます 7. [ プール名 ] テキストボックスにプールの名称を入力します [ 固定文字 ] に プール名の先頭に付ける固定文字列を半角英数字で入力します 英字は 大文 字 小文字を区別します [ 開始番号 ] に プール名に付ける開始番号を入力します [ 固定文字 ] [ 開始番号 ] は合わせて 32 文字以下 [ 開始番号 ] は 9 桁以下で入力します 8. [ オプション ] ボタンをクリックします [ プール ID] 以下の設定項目が表示されます 9. [ プール ID] でプール ID を 0~127 の整数で入力します 未使用プール ID の最小値が表示されます 設定可能なプール ID が存在しない場合は初期値が表示されません すでに使用されているプール ID を入力した場合は 入力したプール ID 以降で設定できる最小の プール ID を自動で設定します 10.[ 最大予約量 ] テキストボックスにプールの予約量 (%) を 0~65534 の整数で入力します 空白のときは 予約量は無制限の設定となります 11.[ 警告しきい値 ] テキストボックスにしきい値 (%) を 1~100(%) の整数で入力します 初期値は 70% です 12.[ 枯渇しきい値 ] テキストボックスにしきい値 (%) を 1~100(%) の整数で入力します 初期値は 80% です [ 警告しきい値 ] 以上の値を入力してください 13.[ 追加 ] ボタンをクリックします 設定したプールが右側の [ 作成するプール ] テーブルに追加されます 設定内容が正しくない場合は エラー画面が表示されます [ プールタイプ ] [ プール VOL 選択 ] [ プール名 ] は必ず設定してください これらの項目が設 定されていない場合は [ 追加 ] ボタンをクリックすることができません 14.[ 次へ ] ボタンをクリックします [LDEV 作成 ] 画面に遷移します 次に仮想 VOL を作成します 次の 6.3 仮想 VOL を作成する に進んでください 作成したプールの [ 最大予約量 ] の設定値が全て 0% が設定されている場合は [LDEV 作成 ] 画面 に遷移できません ウィザードを終了する場合は [ 完了 ] ボタンをクリックします [ 設定確認 ] 画面に遷移しま す 15.[ 設定確認 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックします [ 設定確認 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックすると タスクに登録されます [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示 ] のチェックボックスにチェックマークが付いて いる場合は タスク一覧画面が表示されます 150 Dynamic Provisioning と Dynamic Tiering の操作

151 Dynamic Tiering の場合 1. [ ストレージシステム ] ツリーで [ プール ] を選択します [ プール ] 画面が表示されます 2. [ プール作成 ] ボタンをクリックします [ プール作成 ] 画面が表示されます 3. [ プールタイプ ] で [Dynamic Provisioning] を選択します 4. [ システムタイプ ] で [ オープン ] を選択します 5. [ 複数階層プール ] で [ 有効 ] を選択します 注意 [ キャッシュモード ] が [ 無効 ] に設定された外部ボリュームだけのときは [ 有効 ] に設定できません 6. 次の手順に従って プール VOL を選択します a. [ ドライブタイプ /RPM] で [ 任意 ] が選択されていることを確認します b. [RAID レベル ] で [ 任意 ] が選択されていることを確認します c. [ プール VOL 選択 ] ボタンをクリックします [ プール VOL 選択 ] 画面が表示されます d. [ 利用可能なプールボリューム ] テーブルから関連付けるプール VOL を選択し [ 追加 ] ボタ ンをクリックしてください 選択したプール VOL が [ 選択したプールボリューム ] テーブルに登録されます 注意 プール内に追加できるボリューム数は 最大 1024 です 追加するボリュームの [ ドライブタイプ /RPM] は 最大 3 つです 同一プール内に追加するボリュームの [RAID レベル ] は 1 つの [ ドライブタイプ /RPM] に対して 1 種類です 例 :[ ドライブタイプ /RPM] が SAS/15 k で [RAID レベル ] が 5(3D+1P) のボリュームと [ ドライブ タイプ /RPM] が SAS/15 k で [RAID レベル ] が 5(7D+1P) のボリュームは同一プール内に追加できま せん メモ必要に応じて次の作業を実施してください 条件を指定してプール VOL を表示させる場合は [ フィルタ ] ボタンをクリックし 条件を指定してから [ 適用 ] をクリックします テーブルに表示されているすべてのプール VOL を選択する場合は [ 全ページ選択 ] ボタンをクリックします 選択を解除する場合は 再度 [ 全ページ選択 ] ボタンをクリックします 容量単位および表示行数を指定する場合は [ オプション ] ボタンをクリックします e. [OK] ボタンをクリックします [ 選択したプールボリューム ] テーブルの情報が合計選択プールボリューム 合計選択容量に反映されます 7. [ プール名 ] テキストボックスにプールの名称を入力します [ 固定文字 ] に プール名の先頭に付ける固定文字列を半角英数字で入力します 英字は 大文字 小文字を区別します [ 開始番号 ] に プール名に付ける開始番号を入力します [ 固定文字 ] [ 開始番号 ] は合わせて 32 文字以下 [ 開始番号 ] は 9 桁以下で入力します 8. [ オプション ] ボタンをクリックします [ プール ID] 以下の設定項目が表示されます 9. [ プール ID] でプール ID を 0~127 の整数で入力します Dynamic Provisioning と Dynamic Tiering の操作 151

152 未使用プール ID の最小値が表示されます 設定可能なプール ID が存在しない場合は初期値が表示されません すでに使用されているプール ID を入力した場合は 入力したプール ID 以降で設定できる最小の プール ID を自動で設定します 10.[ 最大予約量 ] テキストボックスにプールの予約量 (%) を 0~65534 の整数で入力します 空白のときは 予約量は無制限の設定となります 11.[ 警告しきい値 ] テキストボックスにしきい値 (%) を 1~100(%) の整数で入力します 初期値は 70% です 12.[ 枯渇しきい値 ] テキストボックスにしきい値 (%) を 1~100(%) の整数で入力します 初期値は 80% です [ 警告しきい値 ] 以上の値を入力してください 13. 次の手順に従って Dynamic Tiering 機能を設定します a. [ 階層管理 ] で [ 自動 ] または [ 手動 ] を選択します 通常は [ 自動 ] を選択します [ 自動 ] を選択したときは 性能モニタリングおよび階層再配置が自動で行われます [ 手 動 ] を選択したときは RAID Manager コマンドまたは Storage Navigator で性能モニタリン グの開始 停止および階層再配置を行います b. [ 実行周期 ] で性能モニタリングおよび階層再配置の周期を選択します [24 時間 ] を選択した場合 ( 初期値 ): 1 日に 1 回性能モニタリングおよび階層再配置が行われます [ モニタ採取時間 ] で 00:00 ~23:59( 初期値 ) から 1 日の中で性能モニタリングが行われる時間帯 ( 開始時刻と終了時 刻 ) を指定します 開始時刻と終了時刻は 1 時間以上空けてください 開始時刻を終了時刻よりも遅い時刻に 指定した場合は 次の日の終了時刻まで性能モニタリングが行われます 性能モニタリングで取得した情報は Storage Navigator および RAID Manager で参照でき ます [0.5 時間 ][1 時間 ][2 時間 ][4 時間 ][8 時間 ] のいずれかを選択した場合 : 00:00 を基点として 選択した時間ごとに性能モニタリングが行われます 性能モニタリングの時間帯は指定できません 注意事項 : 自動実行時 1 周期ですべての仮想 VOL のページ移行が完了しないことがありま す 次周期で 前回最後に処理した仮想 VOL から実施されます ただし 性能モニタ情報は 切り替えられます 14.[ モニタモード ] で [ 周期モード ] または [ 継続モード ] を選択します 通常は [ 周期モード ] を選択します [ 周期モード ] は 設定された周期で階層再配置を実施する場合に設定します [ 継続モード ] は 過去の周期のモニタ結果を加重して階層再配置を実施する場合に設定します 15.[ 新規割当用空き領域率 ] テキストボックスに 各階層に設定する割合 (%) を 0~50 の整数で入力します 初期値は 各階層のプール VOL のハードディスクドライブ種別に依存した値です SSD の初期値 は 0% SSD 以外の種別の初期値は 8% です 16.[ 再配置用バッファ領域率 ] テキストボックスに 各階層に設定する割合 (%) を 2~40 の整数で入力します 初期値は 2% です 17.[ 追加 ] ボタンをクリックします 設定したプールが右側の [ 選択したプール ] テーブルに追加されます 152 Dynamic Provisioning と Dynamic Tiering の操作

153 設定内容が正しくない場合は エラー画面が表示されます [ プールタイプ ] [ 複数階層プール ] [ プール VOL 選択 ] [ プール名 ] は必ず設定してください これらの項目が設定されていない場合は [ 追加 ] ボタンをクリックすることができません 18.[ 次へ ] ボタンをクリックします [LDEV 作成 ] 画面に遷移します 次に仮想 VOL を作成します 次の 6.3 仮想 VOL を作成する に進んでください 作成したプールの [ 最大予約量 ] の設定値にすべて 0% が設定されている場合は [LDEV 作成 ] 画面に遷移できません ウィザードを終了する場合は [ 完了 ] ボタンをクリックします [ 設定確認 ] 画面に遷移します 19.[ 設定確認 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックします [ 設定確認 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックすると タスクに登録されます [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示] のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は タスク一覧画面が表示されます 6.3 仮想 VOL を作成する 仮想 VOL を作成する手順について説明します 1. LDEV を作成できるタブ画面を次に示します [ 論理デバイス ] を選択したときの [LDEV] タブ [ プール ] を選択したときの [ プール ] タブ [ プール ] 内の各プールを選択したときの [ 仮想ボリューム ] タブ 2. [LDEV 作成 ] をクリックします [LDEV 作成 ] 画面が表示されます 3. [ プロビジョニングタイプ ] で [Dynamic Provisioning] が選択されていることを確認します [Dynamic Provisioning] が選択されていない場合は プルダウンメニューから [Dynamic Provisioning] を選択してください 4. [ システムタイプ ] を選択します オープンシステムのボリュームを作成する場合は [ オープン ] を選択します 5. [ エミュレーションタイプ ] で [OPEN-V] が選択されていることを確認します 6. [ 複数階層プール ] で 作成する仮想 VOL に対して Dynamic Tiering 機能を使用する場合は [ 有効 ] を 使用しない場合は [ 無効 ] を選択します Dynamic Tiering 機能が有効に設定されているプールがない場合は [ 無効 ] に固定されます メモ [ システムタイプ ] で [ オープン ] が選択されている場合 [TSE] 属性は設定できません 7. 次の手順に従って プールを選択します a. [ プール選択 ] の [ ドライブタイプ /RPM] でプルダウンメニューから任意のハードディスクドライブ種別と RPM( 回転数 ) を選択します b. [ プール選択 ] の [RAID レベル ] で任意の RAID レベルを選択します c. [ プール選択 ] ボタンをクリックします プール選択 画面が表示されます d. [ 利用可能なプール ] テーブルからプールを選択します Dynamic Provisioning と Dynamic Tiering の操作 153

154 メモ仮想 VOL を作成する場合に指定するプールは 以下の状態でなければ指定することはできません 正常の状態 しきい値超えの状態 プールの縮小を実行中の状態 プールは 1 つだけ選択できます 手順 6 で [ 有効 ] を選択した場合は Dynamic Tiering 機能が有効な プールだけが表示されます [ 無効 ] を選択した場合は Dynamic Tiering 機能が無効なプールだけが表 示されます 必要に応じて次の作業を実施してください 条件を指定してプール VOL を表示させる場合は [ フィルタ ] ボタンをクリックし 条件を指定してから [ 適用 ] をクリックします 容量単位および表示行数を指定する場合は [ オプション ] ボタンをクリックします e. [OK] ボタンをクリックします [ プール選択 ] 画面が閉じます [ 選択プール名 ] に選択したプール名 [ 選択プール容量 ] に選択したプール容量が表示されます 8. [LDEV 容量 ] に仮想 VOL の容量を入力します テキストボックスの下に表示された容量範囲内の数字を入力します 小数点第二位まで入力できます 容量単位のプルダウンメニューで容量単位を変更できます 9. [LDEV 数 ] に仮想 VOL 数を入力します テキストボックスの下に表示された範囲内の数字を入力します 10.[LDEV 名 ] テキストボックスに仮想 VOL の名称を入力します [ 固定文字 ] に仮想 VOL の先頭に付ける固定文字列を半角英数字で入力します 英字は 大文字 小文字を区別します [ 開始番号 ] に仮想 VOL に付ける開始番号を入力します [ 固定文字 ] [ 開始番号 ] は合わせて 32 文字以下 [ 開始番号 ] は 9 桁以下で入力します 11.[ オプション ] ボタンをクリックします [LDEV ID] 以下の設定項目が表示されます 12.[LDEV ID] の開始位置を設定します [LDEV ID 参照 ] ボタンをクリックすると [LDEV ID 参照 ] 画面が表示され 使用済みの番号と使用できない番号を確認することができます 13.[SSID] のテキストボックスに 4 桁で 16 進数 (0004~FFFE) で SSID を入力します [SSID 参照 ] ボタンをクリックすると [SSID 参照 ] 画面が表示され 生成された SSID を確認することができます 14.[ キャッシュパーティション ] で CLPR を選択します 15.[ プロセッサブレード ] でプロセッサブレードを選択します LDEV が使用するプロセッサブレードを選択します 特定のプロセッサブレードを割り当てる場合は プロセッサブレードの ID をクリックします 任意のプロセッサブレードを割り当てる場合は [ 自動 ] をクリックします 16.[ 階層割り当てポリシー ] で階層レベルと新規ページ割り当て階層を選択します a. [ 階層レベル ] で LDEV が使用する階層レベルを選択します 特定の階層レベルを割り当てる場合は 各レベルをクリックします 初期値では [ 全階層 ] が選択されています 選択できる値は [ 全階層 ] または [ レベル 1] から [ レベル 5] です b. [ 新規ページ割り当て階層 ] で LDEV が使用する新規ページ割り当て階層を選択します 選択できる値は [ 高 ] [ 中 ] または[ 低 ] です この項目は [ 複数階層プール ] が有効なときだけ 設定可能です 154 Dynamic Provisioning と Dynamic Tiering の操作

155 17.[ 再配置プライオリティ ] を選択します LDEV を優先的に再配置する場合は [ 優先 ] を設定します 選択できる値は [ デフォルト ] または [ 優先 ] です この項目は [ 複数階層プール ] が有効なときだけ 設定可能です 18. 必要であれば 仮想 VOL の設定内容を変更します 変更できる設定を次に示します SSID の編集 [SSID 編集 ] ボタンをクリックして [SSID 編集 ] 画面を表示します SSID の編集方法については 登録予定の仮想 VOL の SSID を編集する を参照してください LDEV 設定の変更 [LDEV 設定変更 ] ボタンをクリックして [LDEV 設定変更 ] 画面を表示します LDEV 設定の変更方法については 登録予定の仮想 VOL の設定を変更する を参照してください 19. 必要であれば [ 選択した LDEV] テーブルから行を削除します 削除する行を選択して [ 削除 ] ボタンをクリックします 削除する方法については 登録予定の仮想 VOL を削除する を参照してください 20.[ 追加 ] ボタンをクリックします 設定した仮想 VOL が右側の [ 選択した LDEV] テーブルに追加されます 設定内容が正しくない場合は エラー画面が表示されます [ プロビジョニングタイプ ] [ システムタイプ ] [ エミュレーションタイプ ] [ プール選択 ] [LDEV 容量 ] [LDEV 数 ] は必ず設定してください これらの項目が設定されていない場合は [ 追加 ] ボタンをクリックすることができません 21.[ 完了 ] ボタンをクリックします [ 設定確認 ] 画面が表示されます 引き続き LU パスの設定操作を実行して LUN 定義を行う場合は [ 次へ ] をクリックします LU パスの設定操作については 7.1 LU パスの設定をする をご覧ください 22.[ タスク名 ] のテキストボックスにタスク名を入力します 半角英数字および記号を最大 32 文字入力できます ただし \ / :, ; *? < > は入力できません 初期値では ( 年月日 )-( タスク名 ) が入力されています 23.[ 適用 ] ボタンをクリックします [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示] のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は タスク一覧画面が表示されます 登録予定の仮想 VOL の SSID を編集する 登録予定の仮想 VOL の SSID を変更する手順を説明します 1. [LDEV 作成 ] 画面の [SSID 編集 ] ボタンをクリックします [SSID 編集 ] 画面が表示されます 既存の SSID と新たに追加する予定の SSID が表示されます 2. SSID を変更する場合 該当の行を選択して [SSID 変更 ] ボタンをクリックします [SSID 変更 ] 画面が表示されます 3. 新しい SSID を入力して [OK] ボタンをクリックします [SSID 編集 ] 画面が表示されます 4. [SSID 編集 ] 画面で [OK] ボタンをクリックします [LDEV 作成 ] 画面が表示されます 5. [ 完了 ] ボタンをクリックします 確認画面が表示されます Dynamic Provisioning と Dynamic Tiering の操作 155

156 6. [ 適用 ] ボタンをクリックします ストレージシステムに登録されます [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示] のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は タスク一覧画面が表示されます 登録予定の仮想 VOL の設定を変更する 登録予定の仮想 VOL の設定を変更する手順を説明します 1. [LDEV 作成 ] 画面の [ 選択した LDEV] リストで LDEV を選択して [LDEV 設定変更 ] ボタンをク リックします [LDEV 設定変更 ] 画面が表示されます 2. [LDEV 設定変更 ] 画面では LDEV 名 LDEV ID および LDEV に割り当てるプロセッサブレードを 変更できます LDEV 名を変更する場合 LDEV 名として使用する固定文字および開始番号を入力します LDEV ID を変更する場合 LDKC 番号 CU 番号 DEV 番号および間隔を入力します 使用中の LDEV を確認する場合は [LDEV ID 参照 ] 画面で確認しします [LDEV ID 参照 ] 画面を表示 する場合は [LDEV ID 参照 ] ボタンをクリックします プロセッサブレードを変更する場合は リストをクリックします 特定のプロセッサブレードを割り当てる場合は プロセッサブレード ID をクリックします 任意のプロセッサブ レードを割り当てる場合は [ 自動 ] をクリックします 3. 新しい情報を入力して [OK] ボタンをクリックします [LDEV 作成 ] 画面が表示されます 4. [ 完了 ] ボタンをクリックします 確認画面が表示されます 5. [ 適用 ] ボタンをクリックします ストレージシステムに登録されます [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示 ] のチェックボックスにチェックマークが付いて いる場合は タスク一覧画面が表示されます 登録予定の仮想 VOL を削除する 登録予定の仮想 VOL を削除する手順を説明します 1. [LDEV 作成 ] 画面の [ 選択した LDEV] テーブルで LDEV を選択して [ 削除 ] ボタンをクリックします 2. [ 完了 ] ボタンをクリックします 確認画面が表示されます 3. [ 適用 ] ボタンをクリックします ストレージシステムに登録されます なお [ 次へ ] ボタンをクリックすると 次の操作の画面に遷移します [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示] のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は タスク一覧画面が表示されます 156 Dynamic Provisioning と Dynamic Tiering の操作

157 6.4 SIM のコンプリート手順 Dynamic Provisioning や Dynamic Tiering では 仮想 VOL およびプールの状態を報告するために次の SIM(Service Information Message) を表示します SIM レベルはすべて Moderate です SIM コードを次の表に示します 表で示す事象が発生した場合 SIM を出力してユーザに警告し SNMP にトラップを報告します 表 6-1 : SIM コード コード 事象 しきい値 または値 各種報告 620XXX (XXX はプール番号 ) プールの使用率がプールの警告しきい値を超えました * 1%~100%(1% 単位に設定 ) 初期値は 70% ホストへの報告 : あり Storage Navigator への完了報告 : あり保守員通報 : なし 621XXX (XXX はプー ル番号 ) プールの使用率がプー ルのシステムしきい値 を超えました * 80% 固定ホストへの報告 : あり Storage Navigator への完了報告 : あり 保守員通報 : なし 622XXX (XXX はプー ル番号 ) プールが満杯です 100% ホストへの報告 : あり Storage Navigator への完了報告 : あり 保守員通報 : なし 623XXX (XXX はプー ル番号 ) プールで障害を検出し ました なし ホストへの報告 : あり Storage Navigator への完了報告 : なし 保守員通報 : あり 共用メモリに空きがありません プールの使用率がプールのしきい値の最高値を超えた状態が継続しています なし プールのしきい値の 最高値 ホストへの報告 : あり Storage Navigator への完了報告 : あり保守員通報 : ありホストへの報告 : あり Storage Navigator への完了報告 : あり保守員通報 : なし 626XXX (XXX はプール番号 ) プールの使用率がプールの枯渇しきい値を超えました * 1%~100%(1% 単位に設定 ) 初期値は 80% ホストへの報告 : あり Storage Navigator への完了報告 : あり保守員通報 : なし 627XXX (XXX はプール番号 ) プール VOL が閉塞しました なし ホストへの報告 : あり Storage Navigator への完了報告 : なし保守員通報 : あり 640XXX (XXX はプール番号 ) 仮想 VOL 管理領域をプールに退避できません なし ホストへの報告 : なし Storage Navigator への完了報告 : なし保守員通報 : あり * 例えば 実際のプール使用量の割合が 50.1% の場合 画面では小数点以下が切り捨てられて 50% と表示され ます しきい値を 50% に設定した場合 画面に表示されるプール使用量の割合はしきい値を超えていません が SIM および SNMP でプール使用量がしきい値を超過していることが報告されます プールの使用率がしきい値を超えた場合に発生した SIM をコンプリートする手順を次に示します 留意事項 :SIM のコンプリートとは SIM の状態を完了に変更する操作です SIM 発生の要因が解決したら その SIM に対してコンプリート操作を実施し 状態を完了に変更しておいてください SIM 発生の要因を解決する前にコンプリートすると 次の操作を実行した時に SIM が再発生する可能性があります プール VOL を追加してプール容量を増やすことで SIM 発生の要因が解決した場合は プール VOL の追加の契機で SIM が自動的にコンプリートされます ( 対象 SIM コード :620XXX 621XXX および 626XXX) Dynamic Provisioning と Dynamic Tiering の操作 157

158 SIM が自動的にコンプリートされる条件を次に示します SIM コード 620XXX プール番号 XXX のプールで 有効な 2 つのしきい値の両方を DP プール使用率が下回った場合 SIM が自動的にコンプリートされます SIM コード 621XXX プール番号 XXX のプールで 有効な 2 つのしきい値の両方を DP プール使用率が下回った場合 SIM が自動的にコンプリートされます SIM コード ストレージシステムのすべてのプールで 有効な 2 つのしきい値のうちの高い方を DP プール使用率が下回った場合 SIM が自動的にコンプリートされます SIM コード 626XXX プール番号 XXX のプールで 有効な 2 つのしきい値の両方を DP プール使用率が下回った場合 SIM が自動的にコンプリートされます SIM をコンプリートする手順 1. 使用率がしきい値を超えているプールを正常な状態に戻します プールの使用率がしきい値を超えた場合の対処方法については 表 9-1 Dynamic Provisioning 使用中のトラブルと対策 を参照してください 2. [ ストレージシステム ] ツリーで [ プール ] を選択します [ プール ] 画面が表示されます 3. [ 他のタスク ] ボタンをクリックし [SIM 完了 ] を選択します [ アクション ] メニューの [ プール管理 ] から [SIM 完了 ] を選択することもできます [SIM 完了 ] 画面が表示されます 4. [ タスク名 ] のテキストボックスにタスク名を入力します 半角英数字および記号を最大 32 文字入力できます ただし \ / :, ; *? < > は入力できません 初期値では ( 年月日 )-( タスク名 ) が入力されています 5. [ 適用 ] ボタンをクリックします コンプリート処理の対象となる SIM が多い場合は 処理に時間がかかります [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示] のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は タスク一覧画面が表示されます SIM が正常にコンプリートされたかどうかは Storage Navigator の画面で確認できます 確認方法の詳細については Storage Navigator ユーザガイド をご覧ください 6.5 階層再配置ログファイルをダウンロードする 階層再配置の結果のログファイルをダウンロードできます ダウンロードする手順を説明します 1. [ ストレージシステム ] ツリーで [ プール ] を選択します [ プール ] 画面が表示されます 2. [ 階層再配置ログ ] をクリックします 進捗画面が表示されます 3. [OK] ボタンをクリックします ダウンロード先を指定する画面が表示されます 4. 格納先を指定して [ 保存 ] ボタンをクリックします 158 Dynamic Provisioning と Dynamic Tiering の操作

159 初期設定のファイル名を変更する場合 ファイル名に拡張子が付かないことがあります ファイ ル名に拡張子 (.tsv) が付いていることを確認してからファイルを保存してください 階層再配置ログファイルのテーブル項目 階層再配置ログファイルのテーブルの項目を次に示します 表 6-2 : 階層再配置ログファイルのテーブルの項目 項目 内容 プール ID 再配置開始日時再配置終了日時実行結果状態要因移動ページ数 Tier1->Tier2 Tier1->Tier3 Tier2->Tier1 Tier2->Tier3 Tier3->Tier1 Tier3->Tier2 プールの ID が表示されます 再配置を実行した開始日時が表示されます 再配置の終了日時が表示されます 再配置の実行結果を示す箇所です 実行した結果が正常または中断で表示されます 次に示す中断時の要因が表示されます 正常時には [-] が表示されま す モニタリングデータの破棄により中断されました 階層再配置が周期内に完了しないため中断されました ユーザ指示により中断されました 階層再配置が閾値近辺に到達したため中断されました 階層間で移動したページ数が表示されます 階層 1 から階層 2 に対して移動したページ数が表示されます 階層 1 から階層 3 に対して移動したページ数が表示されます 階層 2 から階層 1 に対して移動したページ数が表示されます 階層 2 から階層 3 に対して移動したページ数が表示されます 階層 3 から階層 1 に対して移動したページ数が表示されます 階層 3 から階層 2 に対して移動したページ数が表示されます Dynamic Provisioning と Dynamic Tiering の操作 159

160 160 Dynamic Provisioning と Dynamic Tiering の操作

161 7 LU パスの設定 LU パスの設定について説明します r 7.1 LU パスの設定をする r 7.2 ホストグループを論理ボリュームと結び付ける ( ファイバチャネル環境の場合 ) r 7.3 UUID を設定する r 7.4 交替パスを作成する LU パスの設定 161

162 7.1 LU パスの設定をする 次に示すとおりストレージシステムの LU パスに関する各種の設定ができます システム構築時に 行った設定は システムの運用を開始した後に LUN Manager で変更することも可能です ホストグループを論理ボリュームと結び付ける ( ファイバチャネル環境の場合 )( 7.2 ホストグループを論理ボリュームと結び付ける ( ファイバチャネル環境の場合 ) を参照 ) UUID を設定する ( 7.3 UUID を設定する を参照 ) 交替パスを作成する ( 7.4 交替パスを作成する を参照 ) 7.2 ホストグループを論理ボリュームと結び付ける ( ファイバチャネル環境の場合 ) LUN Manager では ホストグループを論理ボリュームと結び付けることによって LU パスを設定できます たとえば 3 つのホストが登録されているホストグループを論理ボリュームと結び付けると その 3 つのホストと論理ボリュームの間に LU パスが設定されます LU パスを設定するとき システム管理者は LUN を利用して論理ボリュームにアドレス付けをする必要があります 2 TB 以上の論理ボリュームを使用する場合 2 TB 以上の論理ボリュームにアクセスできるかどうかは ホストの OS によって決まります 以下の OS は 2 TB を超える論理ボリュームをサポートしています AIX 5.2 TL08 以降 AIX 5.3 TL04 以降 Windows Server 2003 SP1 以降 Red Hat Enterprise Linux AS 4 Update 1 以降ホストの OS がこれら以外の場合は 個々の論理ボリュームの容量が 2 TB を超えないようにしてください OS が扱うことのできる論理ボリュームの最大値については 各 OS のメーカーにお問い合わせください LU パスを設定するには : 1. 次のいずれかの手順で [LUN パス追加 ] 画面を表示します [ よく使うタスク ] から [LUN パス追加 ] を選択し [LUN パス追加 ] 画面を表示する [ ストレージシステム ] ツリーの [ ポート / ホストグループ ] をクリックし [ アクション ] メニューから [ 論理デバイス管理 ]-[LUN パス追加 ] を選択する [ ストレージシステム ] ツリーの [ ポート / ホストグループ ] をクリックし [ ホストグループ ] タブから [LUN パス追加 ] を選択する [ ストレージシステム ] ツリーの [ ポート / ホストグループ ] をクリックし ツリーからポートをクリックした後 [ アクション ] メニューから [ 論理デバイス管理 ]-[LUN パス追加 ] を選択する [ ストレージシステム ] ツリーの [ ポート / ホストグループ ] をクリックし ツリーからポートをクリックした後 [ ホストグループ ] タブから [LUN パス追加 ] を選択する [ ストレージシステム ] ツリーの [ 論理デバイス ] をクリックし [ アクション ] メニューから [ 論理デバイス管理 ]-[LUN パス追加 ] を選択する 162 LU パスの設定

163 [ ストレージシステム ] ツリーの [ 論理デバイス ] をクリックし [LDEV] タブから [LUN パス追加 ] を選択する 2. 画面左側の [ 利用可能な LDEV] テーブルから論理ボリュームを選択し [ 追加 ] ボタンをクリッ クします 選択された論理ボリュームが 画面右側の [ 選択した LDEV] テーブルに表示されます 3. [ 次へ ] をクリックします 4. 画面左側の [ 利用可能なホストグループ ] テーブルからホストグループを選択し [ 追加 ] ボタ ンをクリックします 選択されたホストグループが 画面右側の [ 選択したホストグループ ] テーブルに表示されま す 5. [ 次へ ] をクリックします 6. 設定された LU パスを確認します LU パスの設定を変更したい場合は [LUN 変更 ] をクリックし 変更したい LUN を入力します また LDEV 名を変更したい場合は [LDEV 設定変更 ] をクリックし [LDEV 設定変更 ] 画面にて LDEV 名を変更します 7. [ 完了 ] をクリックします [ 設定確認 ] 画面が表示されます 8. 設定内容を確認し [ タスク名 ] にタスク名を入力します タスク名は半角英数字および記号を最大 32 文字入力できます 英字の場合は 大文字および小 文字を区別します 初期値では ( 年月日 )-( タスク名 ) が入力されています 9. [ 設定確認 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックします [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示 ] のチェックボックスにチェックマークが付いて いる場合は タスク一覧画面が表示されます 7.3 UUID を設定する ホストから論理ボリュームを識別するために 任意の ID を設定することができます この ID を UUID(User Definable LUN ID) といいます UUID を設定する場合は 次の手順に従ってください UUID を設定するには : 1. [ ストレージシステム ] ツリーの [ ポート / ホストグループ ] をクリックします ポートの一覧がツリーで表示されます 2. ツリーからポートをクリックします ポートに対応するホストグループがツリーで表示されます 3. ツリーからホストグループを選択します 選択したホストグループに関する情報が画面右側に表示されます 4. 画面右側の [LUN] タブを選択します そのホストグループに関連する LU パスの情報が表示されます 5. パスが割り当てられている LUN(CU 番号や LDEV 番号などが表示されている LUN) を 1 つまたは複数選択します 複数選択した場合は 選択したすべての LUN に同じ UUID が設定されます LU パスの設定 163

164 6. [ アクション ] メニューから [ 論理デバイス管理 ]-[UUID 編集 ] を選択 または画面右下の [ 他のタスク ] ボタンをクリックしてから [UUID 編集 ] を選択し [UUID 編集 ] 画面を表示します 7. [ 固定文字 ] に UUID を入力します すでに設定した UUID を変更する場合は [UUID 編集 ] 画面の [UUID] に変更前の UUID が表示されます ただし LUN を複数選択した場合 あるいは N/A を選択した場合は空白が表示されます OpenVMS のサーバホストを使用している場合は UUID に 1~32,767 までの数値が使用できます OpenVMS 以外のサーバホストを使用している場合は UUID に最大 64 文字で 半角の ASCII 文字 ( 英数字および記号 ) が使用できます ただし 次の点にご留意ください 次の記号は使用できません \ / :, ; *? " < > UUID の先頭と末尾に空白文字を使用することはできません UUID は大文字と小文字が区別されます ( たとえば hitachi と Hitachi は別々の UUID です ) メモ LUN Manager で設定したデバイスに関連する定義情報 (LUN 番号 LDKC:CU:LDEV 番号 および UUID の定義情報 ) は システム構成上必要な情報です 表 7-1 デバイスに関連する定義情報の対応表の記載例 のような対応表を作成されることをお勧めします 表 7-1 : デバイスに関連する定義情報の対応表の記載例 Port LUN LDKC:CU:LDEV UUID OpenVMS device file name BR :00: $1$dga148 BR :00: $1$dga149 : : : : : メモ HP-UX のサーバホストから OpenVMS のサーバホストに変更する場合 または OpenVMS のサーバホストから HP-UX のサーバホストに変更する場合 UUID をそのまま使用することはできません いったん UUID の設定をクリアしてから 再度各サーバホストに設定できる値に UUID を設定してください UUID の設定のクリアについては UUID の設定をクリアする を参照してください 8. UUID に連番を付加したい場合は 連番になる数値を [ 開始番号 ] に入力します 9. [ 完了 ] をクリックします [ 設定確認 ] 画面が表示されます 10. 設定内容を確認し [ タスク名 ] にタスク名を入力します タスク名は半角英数字および記号を最大 32 文字入力できます 英字の場合は 大文字および小 文字を区別します 初期値では ( 年月日 )-( タスク名 ) が入力されています 11.[ 設定確認 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックします [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示 ] のチェックボックスにチェックマークが付いて いる場合は タスク一覧画面が表示されます メモホストモードオプションと UUID の関係について説明します ホストモードが 05 OpenVMS の場合 ホストモードオプション 33 を ON にすると UUID の設定が無い LUN にはアクセス不可能となります ホストモードが 05 OpenVMS の場合 ホストモードオプション 33 を OFF にすると UUID が設定されている LUN にはアクセス不可能となります 164 LU パスの設定

165 7.4 交替パスを作成する LUN Manager では 何らかの理由で LU パスが使用できなくなったときのために備えて 交替パスを 作成しておくことができます 交替パスを作成しておくと LU パスが使用できなくなったときに データ入出力を交替パスに引き継ぐことができます LU パスの交替パスを作成するには ある 1 つのポートから別のポートへ LU パスをコピーします たとえば CL1-A ポートから論理ボリューム 00:00:01 へ至る LU パスの交替パスを作成するに は その LU パスを CL1-A 以外のポート ( たとえば CL1-B など ) へコピーします メモ 交替パスの設定をするに当たっては LUN Manager を利用する際の注意事項 の注意事項を必ずお読みください LUN セキュリティが無効になっている場合 交替パスを作成するには再度 LU パスを設定し直す必要があります 交替パスを作成するには : 特定のホストグループに定義されている LU パスをすべてコピーしたい場合は 次の手順に従ってホストグループをコピーします 1. [ ストレージシステム ] ツリーの [ ポート / ホストグループ ] をクリックします ポートの一覧がツリーで表示されます 2. 画面右側の [ ホストグループ ] タブを選択するか ツリーからポートを選択した上で画面右側の [ ホストグループ ] タブを選択します 3. ホストグループを選択します 4. [ アクション ] メニューから [ ポート / ホストグループ管理 ]-[ 交替パス作成 ] を選択 または画面右下から [ 交替パス作成 ] を選択し [ 交替パス作成 ] 画面を表示します 5. 画面左側の [ 利用可能なポート ] テーブルからコピー先のポートを選択し [ 追加 ] ボタンをクリックします 選択されたポートが 画面右側の [ 選択したポート ] テーブルに表示されます 6. [ 完了 ] をクリックします [ 設定確認 ] 画面が表示されます 7. 設定内容を確認し [ タスク名 ] にタスク名を入力します タスク名は半角英数字および記号を最大 32 文字入力できます 英字の場合は 大文字および小文字を区別します 初期値では ( 年月日 )-( タスク名 ) が入力されています 8. [ 設定確認 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックします [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示] のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は タスク一覧画面が表示されます ホストグループに定義されている LU パスのうち いくつかの LU パスだけをコピーしたい場合は 次の手順で操作します 1. [ ストレージシステム ] ツリーの [ ポート / ホストグループ ] をクリックします ポートの一覧がツリーで表示されます 2. ツリーからポートをクリックします ポートに対応するホストグループがツリーで表示されます 3. ツリーからホストグループを選択します 選択したホストグループに関する情報が画面右側に表示されます LU パスの設定 165

166 4. 画面右側の [LUN] タブを選択します そのホストグループに関連する LU パスの情報が表示されます 5. パスが割り当てられている LUN(CU 番号や LDEV 番号などが表示されている LUN) を 1 つまたは複数選択します 6. [ アクション ] メニューから [ ポート / ホストグループ管理 ]-[LUN パスコピー ] を選択 または画面右下から [LUN パスコピー ] を選択し [LUN パスコピー ] 画面を表示します 7. 画面左側の [ 利用可能なホストグループ ] テーブルからコピー先のホストグループを選択し [ 追加 ] ボタンをクリックします 選択されたホストグループが 画面右側の [ 選択したホストグループ ] テーブルに表示されます 8. [ 完了 ] をクリックします [ 設定確認 ] 画面が表示されます 9. 設定内容を確認し [ タスク名 ] にタスク名を入力します タスク名は半角英数字および記号を最大 32 文字入力できます 英字の場合は 大文字および小文字を区別します 初期値では ( 年月日 )-( タスク名 ) が入力されています 10.[ 設定確認 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックします [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示] のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は タスク一覧画面が表示されます 166 LU パスの設定

167 8 保守 保守について説明します r 8.1 リソースグループを管理する r 8.2 ホストの設定をする r 8.3 プールと仮想 VOL を管理する r 8.4 Dynamic Tiering を管理する r 8.5 LDEV を管理する r 8.6 LUSE を管理する r 8.7 LU パスの管理をする r 8.8 アクセス属性を設定する r 8.9 リソースにプロセッサブレードを割り当てる 保守 167

168 8.1 リソースグループを管理する リソースグループ名を変更する リソースグループ名を変更する方法について説明します 前提条件 セキュリティ管理者 ( 参照 編集 ) ロールがあるユーザで操作します リソースグループ名には 1~32 文字の英数字 (ASCII 文字 ) スペース および記号 (! # $ % & ' ( ) + -. [ ] ^ _ ` { } ~) を使用できます meta_resource の名称は変更できません リソースグループ名に meta_resource の名称は設定できません 1 つのストレージシステム内でリソースグループ名を重複させることはできません 英字の場合 大文字と小文字が区別されます 操作手順 1. ツリーで [ 管理 ]-[ リソースグループ ] をクリックします 2. [ リソースグループ ] タブで名称を変更したいリソースグループをクリックします 3. [ リソースグループ編集 ] をクリックします 4. [ リソースグループ編集 ] 画面で 変更後のリソースグループ名を入力します 5. [ 完了 ] をクリックします 6. タスク名を入力し [ 適用 ] をクリックします リソースグループを削除する リソースグループを削除する方法について説明します 前提条件 セキュリティ管理者 ( 参照 編集 ) ロールがあるユーザで操作します meta_resource は削除できません ユーザグループに割り当たっているリソースグループは削除できません リソースが割り当たっているリソースグループは削除できません 操作手順 1. ツリーで [ 管理 ]-[ リソースグループ ] をクリックします 2. [ リソースグループ ] タブで削除したいリソースグループをクリックします 3. [ リソースグループ削除 ] をクリックします 4. タスク名を入力し [ 適用 ] をクリックします 8.2 ホストの設定をする 次に示すとおりストレージシステムのホストに関する各種の設定ができます 168 保守

169 ホストバスアダプタの WWN またはニックネームを変更する ( ホストバスアダプタの WWN またはニックネームを変更する を参照 ) ホストグループの名前やホストモードを変更する ( ホストグループの名前やホストモードを変更する を参照 ) ホストグループ 0( ゼロ ) を初期化する ( ホストグループ 0 を初期化する を参照 ) ホストグループからホストバスアダプタを削除する ( ホストグループからホストバスアダプタを削除する を参照 ) 不要な WWN を [WWN] テーブルから削除する ( 不要な WWN を [WWN] テーブルから削除する を参照 ) ホストグループを削除する ( ホストグループを削除する を参照 ) ホストバスアダプタの WWN またはニックネームを変更する ファイバチャネル環境では ホストバスアダプタを WWN またはニックネームで識別します WWN や ニックネームを変更したい場合は 次の手順に従ってください ホストバスアダプタの WWN またはニックネームを変更するには : 1. 次のいずれかの状態で画面右側の [ ホスト ] タブを選択します [ ストレージシステム ] ツリーの [ ポート / ホストグループ ] をクリックする [ ストレージシステム ] ツリーの [ ポート / ホストグループ ] をクリックし ツリーからポートを選択する [ ストレージシステム ] ツリーの [ ポート / ホストグループ ] をクリックし ツリーからポートをクリックした後 ツリーからホストグループを選択する 2. 右側の [ ホスト ] タブを選択し ホストリストから変更対象のホストバスアダプタを 1 つ選択し ます 3. [ アクション ] メニューから [ ポート / ホストグループ管理 ]-[ ホスト編集 ] を選択 または 画面右下から [ ホスト編集 ] を選択し [ ホスト編集 ] 画面を表示します 4. WWN を変更したい場合は [HBA WWN] のチェックボックスをオンにして [HBA WWN] の内容を変 更します ニックネームを変更したい場合は [ ホスト名 ] のチェックボックスをオンにして [ ホスト名 ] の内容を変更します 5. もし必要であれば [ 全てのポートの HBA WWN にも同様の設定を行う ] チェックボックスをオン にします [ 全てのポートの HBA WWN にも同様の設定を行う ] をオンにした場合 画面上での変更内容は他 のポートにも適用されます たとえば ツリーの CL1-A ポートと CL2-A ポートの下に 同一のホ ストバスアダプタ (WWN が同一のホストバスアダプタ ) が表示されていたとします この場合 片方のポートでホストバスアダプタのニックネームを hba1 に変更すると もう一方のポート でもホストバスアダプタのニックネームが hba1 に変わります メモ画面上での変更内容は 次のようなポートには適用されません 変更後のニックネームと同じニックネームを持つホストバスアダプタが既にある 変更後の WWN が 既存の WWN と重複する 6. [ 完了 ] をクリックします [ 設定確認 ] 画面が表示されます 7. 設定内容を確認し [ タスク名 ] にタスク名を入力します 保守 169

170 タスク名は半角英数字および記号を最大 32 文字入力できます 英字の場合は 大文字および小文字を区別します 初期値では ( 年月日 )-( タスク名 ) が入力されています 8. [ 設定確認 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックします [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示] のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は タスク一覧画面が表示されます メモ [ 全てのポートの HBA WWN にも同様の設定を行う ] チェックボックスをオンにしてから [ 完了 ] をクリックした場合 変更対象のホストバスアダプタが一覧表示されます ホストグループの名前やホストモードを変更する ホストグループの名前やホストモードを変更したい場合は 次の手順に従ってください メモこの操作は External ポートのホストグループには実行できません また Initiator ポートのホストグループについては ホストモードオプションだけが変更できます 注意ホストモードを変更したい場合は あらかじめデータ ( ホストモードを変更したいポートからアクセス可能なデータ ) のバックアップを作成しておくことを推奨します ホストモードの設定操作はデータの破壊を伴うものではありませんが データの整合性はバックアップなしでは保証できません ホストグループの名前やホストモードを変更するには : 1. [ ストレージシステム ] ツリーの [ ポート / ホストグループ ] をクリックします ポートの一覧がツリーで表示されます 2. 画面右側の [ ホストグループ ] タブを選択するか ツリーからポートを選択した上で画面右側の [ ホストグループ ] タブを選択します 3. ホストグループを選択します 4. [ アクション ] メニューから [ ポート / ホストグループ管理 ]-[ ホストグループ編集 ] を選択 または画面右下から [ ホストグループ編集 ] を選択し [ ホストグループ編集 ] 画面を表示します 5. ホストグループの名前を変更したい場合は [ ホストグループ名 ] のチェックボックスをオンにして [ ホストグループ名 ] ボックスに新しいホストグループ名を入力します ホストモードを変更したい場合は [ ホストモード ] のチェックボックスをオンにして [ ホストモード ] テーブルから新しいホストモードを選択します 6. もし必要であれば [ ホストモードオプション ] でホストモードのオプション設定を変更します ホストモードのオプションの詳細については 表 4-2 ホストモードのオプション を参照してください 7. [ 完了 ] をクリックします [ 設定確認 ] 画面が表示されます 8. 設定内容を確認し [ タスク名 ] にタスク名を入力します タスク名は半角英数字および記号を最大 32 文字入力できます 英字の場合は 大文字および小文字を区別します 初期値では ( 年月日 )-( タスク名 ) が入力されています 9. [ 設定確認 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックします [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示] のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は タスク一覧画面が表示されます メモ [ ホストモードオプション ] の [ モード番号 ] はオプションの番号を示します 設定したいオプションを選択した状態で [ 有効 ] ボタンをクリックしてください 170 保守

171 8.2.3 ホストグループ 0 を初期化する 次の手順に従って操作すると ホストグループ 0 を初期状態に戻すことができます ホストグループ 0 を初期状態に戻すと ホストグループ 0 に属している WWN はすべて削除され ホストグループ 0 に関連する LU パスもすべて削除されます また ホストグループ 0 のホストモードは Standard となり ホストグループ名も初期化されます たとえばポート CL1-A のホストグループ 0 の場合 ホストグループ名は 1A-G00 に初期化されます ホストグループ 0 を初期化するには : 1. [ ストレージシステム ] ツリーの [ ポート / ホストグループ ] をクリックします ポートの一覧がツリーで表示されます 2. 画面右側の [ ホストグループ ] タブを選択するか, ツリーからポートを選択した上で画面右側の [ ホストグループ ] タブを選択します 3. ツリーにホストグループ (00) と表示されているホストグループを選択します 4. [ アクション ] メニューから [ ポート / ホストグループ管理 ]-[ ホストグループ削除 ] を選択 または画面右下から [ ホストグループ削除 ] を選択し [ ホストグループ削除 ] 画面を表示します 5. [ タスク名 ] にタスク名を入力します タスク名は半角英数字および記号を最大 32 文字入力できます 英字の場合は 大文字および小文字を区別します 初期値では ( 年月日 )-( タスク名 ) が入力されています 6. [ ホストグループ削除 ] 画面の [ 適用 ] をクリックします [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示] のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は タスク一覧画面が表示されます ホストグループからホストバスアダプタを削除する ホストグループからホストバスアダプタを削除したい場合は 次の手順に従ってください ホストグループからホストバスアダプタを削除するには : 1. 次のいずれかの状態で画面右側の [ ホスト ] タブを選択します [ ストレージシステム ] ツリーの [ ポート / ホストグループ ] をクリックする [ ストレージシステム ] ツリーの [ ポート / ホストグループ ] をクリックし ツリーからポートを選択する [ ストレージシステム ] ツリーの [ ポート / ホストグループ ] をクリックし ツリーからポートをクリックした後 ツリーからホストグループを選択する 2. ホストバスアダプタを選択します 3. [ アクション ] メニューから [ ポート / ホストグループ管理 ]-[ ホスト削除 ] を選択 または画 面右下から [ ホスト削除 ] を選択し [ ホスト削除 ] 画面を表示します 4. もし必要であれば [ テーブル中のホストを 全てのホストグループから削除する ] チェックボッ クスをオンにします [ テーブル中のホストを 全てのホストグループから削除する ] をオンにした場合 指定したホ ストバスアダプタは そのホストバスアダプタが属するすべてのホストグループから削除されま す 5. [ 完了 ] をクリックします [ 設定確認 ] 画面が表示されます 6. 設定内容を確認し [ タスク名 ] にタスク名を入力します 保守 171

172 タスク名は半角英数字および記号を最大 32 文字入力できます 英字の場合は 大文字および小文字を区別します 初期値では ( 年月日 )-( タスク名 ) が入力されています 7. [ 設定確認 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックします 削除してもよいかを尋ねるメッセージが表示されます [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示] のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は タスク一覧画面が表示されます 8. [OK] をクリックしてメッセージを閉じます 不要な WWN を [WWN] テーブルから削除する ストレージシステムにケーブル接続していたホストをストレージシステムから切り離した場合 そのホストの WWN は [ ログイン WWN] タブに引き続き表示されます WWN を [ ログイン WWN] タブから削除したい場合は 次の手順に従って操作します ストレージシステムに接続していないホストの WWN を [WWN] テーブルから削除するには : 1. [ ストレージシステム ] ツリーの [ ポート / ホストグループ ] をクリックします 2. 画面右側の [ ログイン WWN] タブを選択します 3. WWN を選択します 4. [ アクション ] メニューから [ ポート / ホストグループ管理 ]-[ ログイン WWN 削除 ] を選択 または画面右下から [ ログイン WWN 削除 ] を選択し [ ログイン WWN 削除 ] 画面を表示します 5. 設定内容を確認し [ タスク名 ] にタスク名を入力します タスク名は半角英数字および記号を最大 32 文字入力できます 英字の場合は 大文字および小文字を区別します 初期値では ( 年月日 )-( タスク名 ) が入力されています 6. [ ログイン WWN 削除 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックします 削除してもよいかを尋ねるメッセージが表示されます [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示] のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は タスク一覧画面が表示されます 7. [OK] をクリックしてメッセージを閉じます ホストグループを削除する ホストグループを削除したい場合は 次の手順に従ってください メモホストグループ 0 を削除すると ホストグループ 0 に属している WWN はすべて削除され ホストグループ 0 に関連する LU パスもすべて削除されます また ホストグループ 0 のホストモードは Standard に設定されて ホストグループ名も初期化されます ホストグループ 0 から WWN と LU パスをすべて削除したい場合は ホストグループ 0 を初期化する を参照してください ホストグループを削除するには : 1. [ ストレージシステム ] ツリーの [ ポート / ホストグループ ] をクリックします ポートの一覧がツリーで表示されます 2. 画面右側の [ ホストグループ ] タブを選択するか ツリーからポートを選択した上で画面右側の [ ホストグループ ] タブを選択します 3. ホストグループを選択します 4. [ アクション ] メニューから [ ポート / ホストグループ管理 ]-[ ホストグループ削除 ] を選択 または画面右下から [ ホストグループ削除 ] を選択し [ ホストグループ削除 ] 画面を表示します 172 保守

173 5. 設定内容を確認し [ タスク名 ] にタスク名を入力します タスク名は半角英数字および記号を最大 32 文字入力できます 英字の場合は 大文字および小文字を区別します 初期値では ( 年月日 )-( タスク名 ) が入力されています 6. [ ホストグループ削除 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックします 削除してもよいかを尋ねるメッセージが表示されます [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示] のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は タスク一覧画面が表示されます 7. [OK] をクリックしてメッセージを閉じます 8.3 プールと仮想 VOL を管理する プールの情報を参照する 1. [ ストレージシステム ] ツリーで [ プール ] を選択します プールの情報が表示されます プールの情報の画面については F.1 [ プール ] を選択したときのトップ画面 ( プール画面 ) および F.2 [ プール ] から個別のプールを選択したときのトップ画面 を参照してください 保守 173

174 8.3.2 プールのフォーマット済み容量を参照する 1. [ ストレージシステム ] ツリーで [ プール ] を選択します 2. 右画面に表示されている [ プール ] テーブルから フォーマット済み容量を確認したいプールの行をクリックして選択します 3. [ 他のタスク ] ボタンをクリックし [ プール管理状態参照 ] を選択します [ プール管理状態参照 ] 画面が表示されます プールの空き領域がフォーマットされない場合を次に示します この場合 プールの空き容量が増加しないことがあります 選択したプール以外のプールをフォーマットしている プールの使用率が警告しきい値 または枯渇しきい値を超過しそうになっている 選択したプールが閉塞している ストレージシステムの I/O 負荷が高い キャッシュメモリが閉塞している 選択したプールのプール VOL が閉塞している 選択したプールのプール VOL( 外部ボリューム ) が閉塞している 選択したプールのプール VOL にコレクションアクセスが行われている プール空き領域のフォーマット機能が動作していない プール空き領域のフォーマット機能の動作を変更したい場合は 日立ソリューションサポートセンタにお問い合わせください メモ次の場合 プールのフォーマット済み容量が減少することがあります 新規ページの割り当てが行われている プール VOL に LDEV フォーマットが行われている コレクションコピーが行われている プール VOL 間の使用率の平均化 ( リバランス ) 処理の進捗率を参照する 1. [ ストレージシステム ] ツリーで [ プール ] を選択します 2. 右画面に表示されている [ プール ] テーブルから プール VOL 間の使用率の平均化 ( リバラン ス ) 処理の進捗率を確認したいプールの行をクリックして選択します 3. [ 他のタスク ] ボタンをクリックし [ プール管理状態参照 ] を選択します [ プール管理状態参照 ] 画面が表示されます 次の場合 進捗率が増加しないことがあります 選択したプール以外のプールで プール VOL 間の使用率の平均化 ( リバランス ) を実行している 階層の再配置を実行している プール容量を拡張する Dynamic Provisioning または Dynamic Tiering 用に作成したプールにプール VOL を追加することで プール容量を拡張できます プールに登録されているプール VOL の容量の合計が そのプールの容量です 使用できるプールの空き容量を確認し 必要に応じてプールを拡張する必要があります 174 保守

175 プール容量の縮小を行っているときは プール容量の拡張はできません Dynamic Provisioning を使用するときの留意点 [ 混在可能 ] が [ 有効 ] に設定されている場合 プールに登録するプール VOL について次の留意点が あります 内部ボリュームと [ キャッシュモード ] が [ 無効 ] に設定されている外部ボリュームは混在できません [ キャッシュモード ] が [ 有効 ] に設定されている外部ボリュームと [ 無効 ] に設定されている外部ボリュームは混在できません [ 混在可能 ] が [ 無効 ] に設定されている場合 プールに登録するプール VOL について次の留意点が あります 異なる RAID レベルは混在できません 内部ボリュームと外部ボリュームは混在できません Dynamic Tiering を使用するときの留意点 プールにプール VOL を追加したとき 有効なモニタ情報がある場合は階層再配置が行われます 有効なモニタ情報がない場合は階層内でページの使用率が平均化されます プール VOL を追加することにより階層の追加が発生し 階層数が 3 つを超える場合は プール VOL を追加することはできません [ 混在可能 ] が [ 有効 ] の場合 RAID1 のボリュームおよび外部ボリュームをプールに登録できます しかし [ 混在可能 ] が [ 無効 ] の場合 外部ボリュームおよび RAID1 のボリュームをプー ルに登録することができません プール VOL が外部ボリュームの場合 [ キャッシュモード ] を [ 有効 ] に設定してください プール VOL を追加すると 実行中の階層再配置は中止されます 1. [ ストレージシステム ] ツリーで [ プール ] を選択します 2. 右画面に表示されている [ プール ] テーブルから 容量を拡張するプールの行をクリックして選 択します なお 複数プールに対してプール拡張はできません 3. [ プール拡張 ] ボタンをクリックます [ プール拡張 ] 画面が表示されます 4. 次の手順に従って プールボリュームを選択します a. [ プール VOL 選択 ] ボタンをクリックします [ プール VOL 選択 ] 画面が表示されます b. [ 利用可能なプールボリューム ] テーブルから関連付けるプール VOL を選択し 追加ボタン をクリックしてください 選択したプール VOL が [ 選択したプールボリューム ] テーブルに登録されます 追加できるボリューム数は 既にプール内にあるボリュームを含めて最大 1,024 です 保守 175

176 メモ拡張するプールの複数階層プールが有効に設定されている場合は 以下の点に注意してください 追加するボリュームの [ ドライブタイプ /RPM] は 最大 3 つです 同一プール内に追加するボリュームの [RAID レベル ] は 1 つの [ ドライブタイプ /RPM] に対して 1 種類です 例 :[ ドライブタイプ /RPM] が SAS/15 k で [RAID レベル ] が 5(3D+1P) のボリュームと [ ドライブ タイプ /RPM] が SAS/15 k で [RAID レベル ] が 5(7D+1P) のボリュームは同一プール内に追加できま せん 必要に応じて次の作業を実施してください 行をフィルタする場合は [ フィルタ ] コンポーネントで [ON] を選択します テーブルに表示されているすべてのプール VOL を選択する場合は [ 全ページ選択 ] ボタンをクリックします 容量単位および表示行数を指定する場合は [ オプション ] ボタンをクリックします c. [OK] ボタンをクリックします [ プール VOL 選択 ] 画面が閉じます [ 合計選択ボリューム ] に選択したプール VOL 数 [ 合計選択容量 ] に選択したプール VOL 容量の合計が表示されます 5. [ 完了 ] ボタンをクリックします [ 設定確認 ] 画面が表示されます 6. [ タスク名 ] のテキストボックスにタスク名を入力します 半角英数字および記号を最大 32 文字入力できます ただし \ / :, ; *? < > は入力できません 初期値では ( 年月日 )-( タスク名 ) が入力されています 7. [ 設定確認 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックします [ 設定確認 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックすると タスクに登録されます [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示] のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は タスク一覧画面が表示されます プールのしきい値を変更する 1. [ ストレージシステム ] ツリーで [ プール ] を選択します 2. 右画面に表示されている [ プール ] テーブルから しきい値を変更したいプールの行をクリックして選択します 複数選択する場合は 連続しているときは< Shift >キーを 離れているときは< Ctrl >キーを押しながらクリックします 3. [ 他のタスク ] ボタンをクリックし [ プール編集 ] を選択します [ プール編集 ] 画面が表示されます 4. [ 警告しきい値 ] または [ 枯渇しきい値 ] のチェックボックスにチェックを付けます 5. テキストボックスにしきい値 (%) を入力します テキストボックスの下に表示されている範囲内の数字を入力します 枯渇しきい値には 警告しきい値以上の値を入力します 注意ユーザ定義しきい値が 1 つだけ設定されたプールは システムしきい値 (80% に固定 ) が有効になっています システムしきい値が有効なプールでプール編集画面を開くと ユーザ定義しきい値とシステムしきい値のう ち 小さい値は警告しきい値に 大きい値は枯渇しきい値に表示されます どちらか 1 つのしきい値を変更 した場合もそのシステムしきい値は無効となり 警告しきい値または枯渇しきい値として定義されます この場合 プールの使用容量がしきい値を超えた場合に出力される SIM コード番号が変更されるので注意し てください なお 一度しきい値を変更すると 再度システムしきい値は有効にできません 6. [ 完了 ] ボタンをクリックします 176 保守

177 [ 設定確認 ] 画面が表示されます 7. [ タスク名 ] のテキストボックスにタスク名を入力します 半角英数字および記号を最大 32 文字入力できます ただし \ / :, ; *? < > は入力できません 初期値では ( 年月日 )-( タスク名 ) が入力されています 8. [ 設定確認 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックします [ 設定確認 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックすると タスクに登録されます [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示] のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は タスク一覧画面が表示されます プールの最大予約量を変更する 1. [ ストレージシステム ] ツリーで [ プール ] を選択します 2. 右画面に表示されている [ プール ] テーブルから 最大予約量を変更したいプールの行をクリックして選択します 複数選択する場合は 連続しているときは< Shift >キーを 離れているときは< Ctrl >キーを押しながらクリックします 3. [ 他のタスク ] ボタンをクリックし [ プール編集 ] を選択します [ プール編集 ] 画面が表示されます 4. [ 最大予約量 ] のチェックボックスにチェックを付けます 5. テキストボックスに最大予約量 (%) を入力します テキストボックスの下に表示されている範囲内の数字を入力します 空白のときは 最大予約量は無制限の設定となります 6. [ 完了 ] ボタンをクリックします [ 設定確認 ] 画面が表示されます 7. [ タスク名 ] のテキストボックスにタスク名を入力します 半角英数字および記号を最大 32 文字入力できます ただし \ / :, ; *? < > は入力できません 初期値では ( 年月日 )-( タスク名 ) が入力されています 8. [ 設定確認 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックします [ 設定確認 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックすると タスクに登録されます [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示] のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は タスク一覧画面が表示されます プール名を変更する 1. [ ストレージシステム ] ツリーで [ プール ] を選択します 2. 右画面に表示されている [ プール ] テーブルから プール名を変更したいプールの行をクリックして選択します 複数選択する場合は 連続しているときは< Shift >キーを 離れているときは< Ctrl >キーを押しながらクリックします 3. [ 他のタスク ] ボタンをクリックし [ プール編集 ] を選択します [ プール編集 ] 画面が表示されます 4. [ プール名 ] のチェックボックスにチェックを付けます 5. テキストボックスにプール名を入力します [ 固定文字 ] に プール名の先頭に付ける固定文字列を半角英数字で入力します 英字は 大文字 小文字を区別します [ 開始番号 ] に プール名に付ける開始番号を入力します 保守 177

178 [ 固定文字 ] [ 開始番号 ] は合わせて 32 文字以下 [ 開始番号 ] は 9 桁以下で入力します 6. [ 完了 ] ボタンをクリックします [ 設定確認 ] 画面が表示されます 7. [ タスク名 ] のテキストボックスにタスク名を入力します 半角英数字および記号を最大 32 文字入力できます ただし \ / :, ; *? < > は入力できません 初期値では ( 年月日 )-( タスク名 ) が入力されています 8. [ 設定確認 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックします [ 設定確認 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックすると タスクに登録されます [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示] のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は タスク一覧画面が表示されます プールを回復する この操作は障害回復のために行います 通常はこの操作を実施しないでください 1. [ ストレージシステム ] ツリーで [ プール ] を選択します 2. 右画面に表示されている [ プール ] テーブルから 回復するプールの行をクリックして選択します 複数選択する場合は 連続しているときは< Shift >キーを 離れているときは< Ctrl >キーを押しながらクリックします 3. [ 他のタスク ] ボタンをクリックし [ プール回復 ] を選択します [ プール回復 ] 画面が表示されます 4. [ タスク名 ] のテキストボックスにタスク名を入力します 半角英数字および記号を最大 32 文字入力できます ただし \ / :, ; *? < > は入力できません 初期値では ( 年月日 )-( タスク名 ) が入力されています 5. [ 設定確認 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックします [ 設定確認 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックすると タスクに登録されます [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示] のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は タスク一覧画面が表示されます メモプールの回復はプール使用量 または仮想 VOL 使用量に応じて時間がかかります 回復時間の目安は 100 TB( プール使用量 または仮想 VOL 使用量 ) で 20 分です ストレージシステムの負荷によって 20 分以上かかることがあります プール容量を縮小する プール VOL を削除することによって プール容量を縮小することができます ただし プール容量を縮小しようとしているプールが次の作業を行っているときは縮小できません プール作成 プール削除 プール容量拡張 プール容量縮小 プール回復 プール容量縮小中止 しきい値変更 ゼロデータページ破棄 178 保守

179 仮想 VOL の作成 仮想 VOL 容量の拡張また プール容量の縮小中にキャッシュメモリの保守を実施した場合 キャッシュメモリの障害が発生した場合 またはプールに関連付けられた仮想 VOL への I/O 負荷が高い場合は プール容量の縮小が失敗することがありますので プール容量の縮小が異常終了していないことをタスク画面で確認してください プール容量の縮小が異常終了した場合は キャッシュメモリ回復後にプール容量の縮小を再度実施してください システムプール VOL をプールから削除した場合 プール VOL の使用可能容量と管理領域を足した容量がプールの容量から差し引かれます 既存のシステムプール VOL を削除すると 新たなシステムプール VOL が表 8-1 システムプール VOL 削除後のシステムプール VOL 決定の優先順位の優先順位に従って自動的に設定されます プールには 1 個以上のプール VOL が設定されている必要があります そのため プール内のすべてのプール VOL を削除することはできません 表 8-1 : システムプール VOL 削除後のシステムプール VOL 決定の優先順位 優先順位 ハードディスクドライブ種別 1 SATA-W/V または SATA-E 2 SAS7.2K 3 SAS10K 4 SAS15K 5 SSD 6 外部ボリューム なお プール内に同じハードディスクドライブ種別のプール VOL が複数ある場合は ストレージシ ステム内部のインデックス情報に従って優先順位が決定されます Dynamic Provisioning を使用するときの注意事項 プール VOL を削除することによってプールのしきい値を超える場合は プール VOL を削除できません プール VOL を削除することによって 予約量 ( プール容量に対するプールに関連付けられている仮想 VOL の合計容量の割合 ) が最大予約量を超える場合は プール VOL を削除できません システムプール VOL を削除する場合 対象のプールに約 4.2GB の空き領域が必要です 対象プールの空き領域が前述のサイズ未満の場合 システムプール VOL は削除できません Dynamic Tiering を使用するときの注意事項 プール VOL を削除することによってプールのしきい値を超える場合は プール VOL を削除できません プール VOL を削除することによって 予約量 ( プール容量に対するプールに関連付けられている仮想 VOL の合計容量の割合 ) が最大予約量を超える場合は プール VOL を削除できません プール VOL を削除すると 削除されたプール VOL 内のページは同一階層の他のプール VOL に移動します 階層内のプール VOL 数が 0 になった場合は 当該階層が削除されます プール VOL を削除すると 実行中の階層再配置は中止され 削除完了後に周期処理が再開されます 保守 179

180 システムプール VOL を削除する場合 対象のプールに約 4.2GB の空き領域が必要です 対象プールの空き領域が前述のサイズ未満の場合 システムプール VOL は削除できません 1. [ ストレージシステム ] ツリーで [ プール ] を選択します [ プール ] の下にプール名が表示されます 2. 削除するプール VOL が含まれているプールをクリックします プールの情報が表示されます 3. [ プールボリューム ] テーブルから削除するプール VOL の行をクリックして選択します [ 縮小可能 ] が非該当のプール VOL は削除できません 複数のプール VOL を選択できます 複数選択する場合は 連続しているときは < Shift > キーを 離れているときは < Ctrl > キー を押しながらクリックします 4. [ プール縮小 ] ボタンをクリックします [ プール縮小 ] 画面が表示されます 5. [ タスク名 ] のテキストボックスにタスク名を入力します 半角英数字および記号を最大 32 文字入力できます ただし \ / :, ; *? < > は入力で きません 初期値では ( 年月日 )-( タスク名 ) が入力されています [ 縮小結果予想 ] テーブルに 縮小前と縮小後の詳細 ( プール容量 プール使用量 プール使用 率 ) が表示されます 6. [ 設定確認 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックします [ 設定確認 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックすると タスクに登録されます [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示 ] のチェックボックスにチェックマークが付いて いる場合は タスク一覧画面が表示されます メモ最大で 8 タスクまで 同時にプールを縮小することができます タスク画面でプールの縮小が完了したことを確認するまでは 縮小中のプールに対して RAID Manager コマンドでプールの縮小を実行しないでください 注意プール容量を縮小するためにプール VOL を削除すると プール VOL だったボリューム (LDEV) が閉塞します フォーマットしてから再利用してください また 閉塞したプール VOL が外部ボリュームの場合 フォーマットするときに [Normal Format] を選択してください プール容量の縮小を停止する 1. [ ストレージシステム ] ツリーで [ プール ] を選択します 2. 右画面に表示されている [ プール ] テーブルから プール容量の縮小を停止したいプールの行をクリックして選択します複数のプール VOL を選択できます 複数選択する場合は 連続しているときは< Shift >キーを 離れているときは< Ctrl >キーを押しながらクリックします 3. [ プール縮小停止 ] ボタンをクリックします [ プール縮小停止 ] 画面が表示されます 4. [ タスク名 ] のテキストボックスにタスク名を入力します 半角英数字および記号を最大 32 文字入力できます ただし \ / :, ; *? < > は入力できません 初期値では ( 年月日 )-( タスク名 ) が入力されています 5. [ 設定確認 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックします [ 設定確認 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックすると タスクに登録されます 180 保守

181 [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示 ] のチェックボックスにチェックマークが付いて いる場合は タスク一覧画面が表示されます プールを削除する 1. [ ストレージシステム ] ツリーで [ プール ] を選択します 2. 右画面に表示されている [ プール ] テーブルから 削除するプールを選択します 複数選択する場合は 連続しているときは< Shift >キーを 離れているときは< Ctrl >キーを押しながらクリックします 3. [ 他のタスク ] ボタンをクリックし [ プール削除 ] を選択します [ プール削除 ] 画面が表示されます プールの使用率が 0% でない またはプールに仮想 VOL が関連付けられている場合は削除できません 4. [ 完了 ] ボタンをクリックします [ 設定確認 ] 画面に遷移します 引き続きシュレッディング操作を実行して ボリュームのデータを消去したい場合は [ 次へ ] をクリックします シュレッディング操作については Volume Shredder ユーザガイド をご覧ください プールが閉塞している場合は シュレッディング操作ができない場合があります 5. [ タスク名 ] のテキストボックスにタスク名を入力します 半角英数字および記号を最大 32 文字入力できます ただし \ / :, ; *? < > は入力できません 初期値では ( 年月日 )-( タスク名 ) が入力されています 6. [ 設定確認 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックします [ 設定確認 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックすると タスクに登録されます [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示] のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は タスク一覧画面が表示されます 注意プールを削除すると プール VOL だったボリューム (LDEV) が閉塞します フォーマットしてから再利用してください また 閉塞したプール VOL が外部ボリュームの場合 フォーマットするときに [Normal Format] を選択してください 仮想 VOL の容量を拡張する 1. [ ストレージシステム ] ツリーで [ プール ] を選択します [ プール ] の下にプール名が表示されます 2. 拡張する仮想 VOL と関連付けられているプールをクリックします プールの情報が右画面に表示されます 3. [ 仮想ボリューム ] タブをクリックします 4. [ 仮想ボリューム ] テーブルから 拡張する仮想 VOL の行をクリックして選択します 複数選択する場合は 連続しているときは< Shift >キーを 離れているときは< Ctrl >キーを押しながらクリックします 5. [ 仮想ボリューム拡張 ] ボタンをクリックします [V-VOL 容量拡張 ] 画面が表示されます 6. [ 容量 ] のテキストボックスに容量を入力します テキストボックスの下に表示されている容量範囲内の数字を入力します 小数点第二位まで入力できます 保守 181

182 テキストボックス横の単位コンボボックスを切り替えることで 設定可能な単位を変更できます 7. [ 完了 ] ボタンをクリックします [ 設定確認 ] 画面に遷移します 8. [ タスク名 ] のテキストボックスにタスク名を入力します 半角英数字および記号を最大 32 文字入力できます ただし \ / :, ; *? < > は入力できません 初期値では ( 年月日 )-( タスク名 ) が入力されています 9. [ 適用 ] ボタンをクリックします [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示] のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は タスク一覧画面が表示されます 仮想 VOL の名称を変更する 1. [ ストレージシステム ] ツリーで [ 論理デバイス ] を選択します 他の操作例として [ プール ] を選択した場合の操作手順を次に示します a. [ ストレージシステム ] ツリーで [ プール ] を選択します [ プール ] の下にプール名が表示されます b. 名称を変更する仮想 VOL と関連付けられているプールをクリックします c. 右側の画面で [ 仮想ボリューム ] タブをクリックします 2. テーブルから 名称を変更する仮想 VOL の行をクリックして選択します 複数選択する場合は 連続しているときは< Shift >キーを 離れているときは< Ctrl >キーを押しながらクリックします 3. [LDEV 編集 ] ボタンをクリックします [ 仮想ボリューム ] テーブルから 仮想 VOL を選択した場合は [ 他のタスク ] ボタンをクリックして [LDEV 編集 ] をクリックします [LDEV 編集 ] 画面が表示されます 4. [LDEV 名 ] のチェックボックスをチェックし [ 固定文字 ] に固定文字列を [ 開始番号 ] に開始番号を入力します 5. [ 完了 ] ボタンをクリックします [ 設定確認 ] 画面に遷移します 6. [ タスク名 ] のテキストボックスにタスク名を入力します 半角英数字および記号を最大 32 文字入力できます ただし \ / :, ; *? < > は入力できません 初期値では ( 年月日 )-( タスク名 ) が入力されています 7. [ 適用 ] ボタンをクリックします [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示] のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は タスク一覧画面が表示されます 仮想 VOL のページを解放する 仮想 VOL のページの全データが 0 であった場合 ゼロデータページを破棄し 該当するページを解 放できます ゼロデータページを破棄するためには 次の条件がすべて満たされている必要があり ます 該当する仮想 VOL が 表 1-17 Dynamic Provisioning または Dynamic Tiering と他のプログラムプロダクトとの共用 に記載されているゼロデータページを破棄できないプログラムプロダク トと併用されていない 182 保守

183 該当する仮想 VOL が LDEV フォーマット中でない 該当する仮想 VOL が 閉塞していない 該当する仮想 VOL が プールと関連付けられている 該当する仮想 VOL と関連付けられたプールが閉塞していない または満杯になって閉塞している 該当する仮想 VOL が TSE-VOL でない ページを解放する手順を次に示します 1. [ ストレージシステム ] ツリーで [ プール ] を選択します [ プール ] の下にプール名が表示されます 2. ページを解放する仮想 VOL と関連付けられているプールをクリックします プールの情報が右画面に表示されます 3. [ 仮想ボリューム ] タブをクリックします 4. [ 仮想ボリューム ] テーブルから ページを解放する仮想 VOL の行をクリックして選択します 複数選択する場合は 連続しているときは < Shift > キーを 離れているときは < Ctrl > キー を押しながらクリックします 5. [ 他のタスク ] ボタンをクリックし [ ゼロデータページ破棄 ] を選択します [ ゼロデータページ破棄 ] 画面が表示されます 仮想 VOL の状態が正常でない場合 またはゼロデータページ破棄中である仮想 VOL の場合は 仮 想 VOL のページを解放することができません 6. [ タスク名 ] のテキストボックスにタスク名を入力します 半角英数字および記号を最大 32 文字入力できます ただし \ / :, ; *? < > は入力で きません 初期値では ( 年月日 )-( タスク名 ) が入力されています 7. [ 適用 ] ボタンをクリックします [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示 ] のチェックボックスにチェックマークが付いて いる場合は タスク一覧画面が表示されます ゼロデータページを破棄し 仮想 VOL のページを解放した後は Storage Navigator の [ 更新 ] コ マンドを実行してください [ 更新 ] コマンドを実行することで [ ページ状態 ] が変更されます 変更されない場合は しばらく待った後 再度 [ 更新 ] コマンドを実行してください ゼロデータページを破棄指示後 共用メモリを揮発してストレージシステムを再起動した場合は ゼロデータページの破棄処理は継続して実施されません 次の場合 ゼロデータページの破棄処理が中断され 仮想 VOL のページが解放されないで残ること があります ゼロデータページの破棄処理中に LDEV フォーマットを実施した 処理対象の仮想 VOL がアクセスしているプール VOL が閉塞した ゼロデータページの破棄処理中に処理対象の仮想 VOL が関連付けられているプールが閉塞した ゼロデータページの破棄処理中にキャッシュメモリの障害が発生した ゼロデータページの破棄処理中に処理対象の仮想 VOL を削除した ゼロデータページの破棄処理中に処理対象の仮想 VOL に対して TrueCopy ペアまたは Universal Replicator ペアの形成コピーを実行しようとした 保守 183

184 仮想 VOL のページの解放を中止する 1. [ ストレージシステム ] ツリーで [ プール ] を選択します [ プール ] の下にプール名が表示されます 2. ページの解放を実行している仮想 VOL と関連付けられているプールをクリックします プールの情報が右画面に表示されます 3. [ 仮想ボリューム ] タブをクリックします 4. [ 仮想ボリューム ] テーブルから ページの解放を中止する仮想 VOL の行をクリックして選択します 複数選択する場合は 連続しているときは< Shift >キーを 離れているときは< Ctrl >キーを押しながらクリックします 5. [ 他のタスク ] ボタンをクリックし [ ゼロデータページ破棄停止 ] を選択します [ ゼロデータページ破棄停止 ] 画面が表示されます ゼロデータページ破棄中状態でない仮想 VOL の場合 仮想 VOL のページの解放を中止することができません 6. [ タスク名 ] のテキストボックスにタスク名を入力します 半角英数字および記号を最大 32 文字入力できます ただし \ / :, ; *? < > は入力できません 初期値では ( 年月日 )-( タスク名 ) が入力されています 7. [ 適用 ] ボタンをクリックします [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示] のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は タスク一覧画面が表示されます 仮想 VOL を削除する 1. [ ストレージシステム ] ツリーで [ 論理デバイス ] を選択します 他の操作例として [ プール ] を選択した場合の操作手順を次に示します a. [ ストレージシステム ] ツリーで [ プール ] を選択します [ プール ] の下にプール名が表示されます b. 削除する仮想 VOL と関連付けられているプールをクリックします c. 右側の画面で [ 仮想ボリューム ] タブをクリックします 2. テーブルから 削除する仮想 VOL の行をクリックして選択します 複数選択する場合は 連続しているときは< Shift >キーを 離れているときは< Ctrl >キーを押しながらクリックします 3. [ 他のタスク ] ボタンをクリックし [LDEV 削除 ] を選択します [LDEV 削除 ] 画面が表示されます 4. [ タスク名 ] のテキストボックスにタスク名を入力します 半角英数字および記号を最大 32 文字入力できます ただし \ / :, ; *? < > は入力できません 初期値では ( 年月日 )-( タスク名 ) が入力されています 5. [ 適用 ] ボタンをクリックします [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示] のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は タスク一覧画面が表示されます 184 保守

185 8.4 Dynamic Tiering を管理する Dynamic Provisioning のプールを Dynamic Tiering のプールに変更する 1. [ ストレージシステム ] ツリーで [ プール ] を選択します 2. 右画面に表示されている [ プール ] テーブルから Dynamic Tiering の設定を変更したいプールを クリックします 複数選択する場合は 連続しているときは < Shift > キーを 離れているときは < Ctrl > キー を押しながらクリックします 3. [ プール編集 ] ボタンをクリックします [ プール編集 ] 画面が表示されます 4. [ 複数階層プール ] のチェックボックスにチェックを付けます 5. [ 複数階層プール ] で [ 有効 ] を選択します 6. 次の手順に従って Dynamic Tiering 機能を設定します a. [ 階層管理 ] のチェックボックスにチェックを付けます b. [ 階層管理 ] で [ 自動 ] または [ 手動 ] を選択します 通常は [ 自動 ] を選択します [ 自動 ] を選択したときは 性能モニタリングおよび階層再配置が自動で行われます [ 手動 ] を選択したときは RAID Manager コマンドまたは Storage Navigator のプール画面 で性能モニタリングの開始 停止および階層再配置を行います 性能モニタリングおよび階層再配置が実行中のときに [ 自動 ] から [ 手動 ] に切り替えた場 合は 性能モニタリングおよび階層再配置は中止され 以後はそれらは実行されません c. [ 実行周期 ] で性能モニタリングおよび階層再配置の周期を選択します メモ 性能モニタリングおよび階層再配置が実行中に実行周期を変更した場合は 実行中の周期の完了後 次回の周期実行から新しい設定が有効になります [24 時間 ] を選択した場合 ( 初期値 ): 1 日に 1 回性能モニタリングおよび階層再配置が行われます [ モニタ採取時間 ] で 00:00~23:59 ( 初期値 ) から 1 日の中で性能モニタリングが行われる時間帯 ( 開始時刻と終了時刻 ) を指定しま す 開始時刻と終了時刻は 1 時間以上空けてください 開始時刻を終了時刻よりも遅い時刻に指定した場合は 次の日の終了時刻まで性能モニタリングが行われます 性能モニタリングによって取得した情報は Storage Navigator および RAID Manager で参照できます 性能モニタリングの時間帯を変更した場合は 実行中の周期が完了後 次の周期から設定が有効になります [0.5 時間 ][1 時間 ][2 時間 ][4 時間 ][8 時間 ] のいずれかを選択した場合 : 00:00 を基点として 選択した時間ごとに性能モニタリングが行われます 性能モニタリングの時間帯は指定できません d. [ モニタモード ] のチェックボックスにチェックを付けます e. [ モニタモード ] で [ 周期モード ] または [ 継続モード ] を選択します 通常は [ 周期モード ] を選択します [ 周期モード ] は 設定された周期で階層再配置を実施する場合に設定します [ 継続モード ] は 過去の周期のモニタ結果を加重して階層再配置を実施する場合に設定します 保守 185

186 f. [ 新規割当用空き領域率 ] のチェックボックスにチェックを付けます g. [ 新規割当用空き領域率 ] テキストボックスに各階層に設定する割合 (%) を 0~50 の整数で入力します h. [ 再配置用バッファ領域率 ] のチェックボックスにチェックを付けます i. [ 再配置用バッファ領域率 ] テキストボックスに各階層に設定する割合 (%) を 2~40 の整数で入力します 7. [ 完了 ] ボタンをクリックします [ 設定確認 ] 画面が表示されます 8. [ タスク名 ] のテキストボックスにタスク名を入力します 半角英数字および記号を最大 32 文字入力できます ただし \ / :, ; *? < > は入力できません 初期値では ( 年月日 )-( タスク名 ) が入力されています 9. [ 設定確認 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックします [ 設定確認 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックすると タスクに登録されます [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示] のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は タスク一覧画面が表示されます 性能モニタリングと階層再配置に関する設定を変更する 次の設定方法を説明します 性能モニタリングと階層再配置の自動実行 / 手動実行の設定 性能モニタリングと階層再配置の実行周期の設定 性能モニタリングを行う時間帯の設定 1. [ ストレージシステム ] ツリーで [ プール ] を選択します 2. 右画面に表示されている [ プール ] テーブルから Dynamic Tiering の設定を変更したいプールをクリックします 複数選択する場合は 連続しているときは< Shift >キーを 離れているときは< Ctrl >キーを押しながらクリックします 3. [ プール編集 ] ボタンをクリックします [ プール編集 ] 画面が表示されます 4. [ 階層管理 ] のチェックボックスにチェックを付けます 5. [ 階層管理 ] で [ 自動 ] または [ 手動 ] を選択します 通常は [ 自動 ] を選択します [ 自動 ] を選択したときは 性能モニタリングおよび階層再配置が自動で行われます [ 手動 ] を選択したときは RAID Manager コマンドまたは Storage Navigator のプール画面で性能モニタリングの開始 停止および階層再配置を行います 性能モニタリングおよび階層再配置が実行中のときに [ 自動 ] から [ 手動 ] に切り替えた場合は 性能モニタリングおよび階層再配置は中止され 以後はそれらは実行されません 6. [ 実行周期 ] で性能モニタリングおよび階層再配置の周期を選択します 186 保守

187 メモ 性能モニタリングおよび階層再配置が実行中に実行周期を変更した場合は 実行中の周期の完了後 次回の周期実行から新しい設定が有効になります [24 時間 ] を選択した場合 ( 初期値 ): 1 日に 1 回性能モニタリングおよび階層再配置が行われます [ モニタ採取時間 ] で 00:00~23:59( 初 期値 ) から 1 日の中で性能モニタリングが行われる時間帯 ( 開始時刻と終了時刻 ) を指定します 開始時刻と終了時刻は 1 時間以上空けてください 開始時刻を終了時刻よりも遅い時刻に指定した場合は 次の日の終了時刻まで性能モニタリングが行われます 性能モニタリングによって取得した情報は Storage Navigator および RAID Manager で参照できます 性能モニタリングの時間帯を変更した場合は 実行中の周期が完了後 次の周期から設定が有効になります [0.5 時間 ][1 時間 ][2 時間 ][4 時間 ][8 時間 ] のいずれかを選択した場合 : 00:00 を基点として 選択した時間ごとに性能モニタリングが行われます 性能モニタリングの時間帯は指定できません 7. [ 完了 ] ボタンをクリックします [ 設定確認 ] 画面が表示されます 8. [ タスク名 ] のテキストボックスにタスク名を入力します 半角英数字および記号を最大 32 文字入力できます ただし \ / :, ; *? < > は入力できません 初期値では ( 年月日 )-( タスク名 ) が入力されています 9. [ 設定確認 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックします [ 設定確認 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックすると タスクに登録されます [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示] のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は タスク一覧画面が表示されます モニタモードを変更する 1. [ ストレージシステム ] ツリーで [ プール ] を選択します 2. 右画面に表示されている [ プール ] テーブルから Dynamic Tiering の設定を変更したいプールをクリックします 複数選択する場合は 連続しているときは< Shift >キーを 離れているときは< Ctrl >キーを押しながらクリックします 3. [ プール編集 ] ボタンをクリックします [ プール編集 ] 画面が表示されます 4. [ モニタモード ] のチェックボックスにチェックを付けます 5. [ モニタモード ] で [ 周期モード ] または [ 継続モード ] を選択します 通常は [ 周期モード ] を選択します [ 周期モード ] は 設定された周期で階層再配置を実施する場合に設定します [ 継続モード ] は 過去の周期のモニタ結果を加重して階層再配置を実施する場合に設定します 6. [ 完了 ] ボタンをクリックします [ 設定確認 ] 画面が表示されます 7. [ タスク名 ] のテキストボックスにタスク名を入力します 半角英数字および記号を最大 32 文字入力できます ただし \ / :, ; *? < > は入力できません 初期値では ( 年月日 )-( タスク名 ) が入力されています 8. [ 設定確認 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックします [ 設定確認 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックすると タスクに登録されます 保守 187

188 [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示 ] のチェックボックスにチェックマークが付いて いる場合は タスク一覧画面が表示されます 新規割当用空き領域率を変更する 1. [ ストレージシステム ] ツリーで [ プール ] を選択します 2. 右画面に表示されている [ プール ] テーブルから Dynamic Tiering の設定を変更したいプールをクリックします 複数選択する場合は 連続しているときは< Shift >キーを 離れているときは< Ctrl >キーを押しながらクリックします 3. [ プール編集 ] ボタンをクリックします [ プール編集 ] 画面が表示されます 4. [ 新規割当用空き領域率 ] のチェックボックスにチェックを付けます 5. [ 新規割当用空き領域率 ] テキストボックスに 各領域に設定する割合 (%) を 0~50 の整数で入力します 6. [ 完了 ] ボタンをクリックします [ 設定確認 ] 画面が表示されます 7. [ タスク名 ] のテキストボックスにタスク名を入力します 半角英数字および記号を最大 32 文字入力できます ただし \ / :, ; *? < > は入力できません 初期値では ( 年月日 )-( タスク名 ) が入力されています 8. [ 設定確認 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックします [ 設定確認 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックすると タスクに登録されます [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示] のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は タスク一覧画面が表示されます 再配置用バッファ領域率を変更する 1. [ ストレージシステム ] ツリーで [ プール ] を選択します 2. 右画面に表示されている [ プール ] テーブルから Dynamic Tiering の設定を変更したいプールをクリックします 複数選択する場合は 連続しているときは< Shift >キーを 離れているときは< Ctrl >キーを押しながらクリックします 3. [ プール編集 ] ボタンをクリックします [ プール編集 ] 画面が表示されます 4. [ 再配置用バッファ領域率 ] のチェックボックスにチェックを付けます 5. [ 再配置用バッファ領域率 ] テキストボックスに 各領域に設定する割合 (%) を 2~40 の整数で入力します 6. [ 完了 ] ボタンをクリックします [ 設定確認 ] 画面が表示されます 7. [ タスク名 ] のテキストボックスにタスク名を入力します 半角英数字および記号を最大 32 文字入力できます ただし \ / :, ; *? < > は入力できません 初期値では ( 年月日 )-( タスク名 ) が入力されています 8. [ 設定確認 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックします [ 設定確認 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックすると タスクに登録されます [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示] のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は タスク一覧画面が表示されます 188 保守

189 8.4.6 プールから階層を削除する プールから階層を削除するには 削除する階層内のすべてのプール VOL を削除します ただし 次の作業を行っているときはプール VOL を削除できません プール作成 プール削除 プール容量拡張 プール容量縮小 プール回復 プール容量の縮小中止 しきい値変更 プール容量の最適化 階層を削除する際の注意事項 プール VOL を削除することによってプールのしきい値を超える場合は プール VOL を削除することはできません プール VOL を削除することによって 予約量 ( プール容量に対するプールに関連付けられている仮想 VOL の合計容量の割合 ) が最大予約量を超える場合は プール VOL を削除できません システムプール VOL を削除する場合 対象のプールに約 4.2GB の空き領域が必要です 対象プールの空き領域が前述のサイズ未満の場合 システムプール VOL は削除できません プール VOL を削除すると 実行中の階層再配置は中止され 削除完了後に周期処理が再開されます 1. [ ストレージシステム ] ツリーで [ プール ] を選択します [ プール ] の下にプール名が表示されます 2. 削除するプール VOL が含まれているプールをクリックします プールの情報が右画面に表示されます 3. [ プールボリューム ] タブを選択し 削除する階層に含まれるすべてのプール VOL の行を選択し ます [ 縮小可能 ] が非該当のプール VOL は削除できません 複数のプール VOL を選択できます 複数選択する場合は 連続しているときは < Shift > キーを 離れているときは < Ctrl > キー を押しながらクリックします 4. [ プール縮小 ] ボタンをクリックします [ プール縮小 ] 画面が表示されます 5. [ タスク名 ] のテキストボックスにタスク名を入力します 半角英数字および記号を最大 32 文字入力できます ただし \ / :, ; *? < > は入力で きません 初期値では ( 年月日 )-( タスク名 ) が入力されています [ 縮小結果予想 ] テーブルに 縮小前と縮小後の詳細 ( プール容量 プール使用量 使用率 空 き容量 ) が表示されます 6. [ 設定確認 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックします [ 設定確認 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックすると タスクに登録されます [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示 ] のチェックボックスにチェックマークが付いて いる場合は タスク一覧画面が表示されます 保守 189

190 注意事項 : プールを削除すると プール VOL だったボリューム (LDEV) が閉塞します フォーマッ トしてから再利用してください 仮想 VOL を階層再配置の対象にする / 対象から除外する 1. [ ストレージシステム ] ツリーで [ 論理デバイス ] を選択します 他の操作例として [ プール ] を選択した場合の操作手順を次に示します a. [ ストレージシステム ] ツリーで [ プール ] を選択します [ プール ] の下にプール名が表示されます b. 階層再配置の実行の設定を変更する仮想 VOL と関連付けられているプールをクリックします c. 右側の画面で [ 仮想ボリューム ] タブをクリックします 2. テーブルから 操作する仮想 VOL の行をクリックして選択します 複数選択する場合は 連続しているときは< Shift >キーを 離れているときは< Ctrl >キーを押しながらクリックします 3. [ 他のタスク ] ボタンをクリックし [LDEV 編集 ] を選択します [LDEV 編集 ] 画面が表示されます 4. [ 階層再配置 ] のチェックボックスをチェックし [ 有効 ] または [ 無効 ] を選択します [ 有効 ] を選択したときは 階層再配置の対象になります [ 無効 ] を選択したときは 自動実行および手動実行のいずれの場合も階層再配置の対象から除外されます 5. [ 完了 ] ボタンをクリックします [ 設定確認 ] 画面に遷移します 6. [ タスク名 ] のテキストボックスにタスク名を入力します 半角英数字および記号を最大 32 文字入力できます ただし \ / :, ; *? < > は入力できません 初期値では ( 年月日 )-( タスク名 ) が入力されています 7. [ 適用 ] ボタンをクリックします [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示] のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は タスク一覧画面が表示されます メモ階層再配置の対象から除外された仮想 VOL は階層範囲の算出対象から外され プールの性能モニタ情報には反映されなくなります そのため プールのすべての仮想 VOL を階層再配置の対象から除外した場合は [ 階層プロパティ参照 ] 画面にはプールの性能モニタに関する情報が表示されなくなります ただし 仮想 VOL の性能モニタ情報は表示されます 仮想 VOL の階層割り当てポリシーを変更する 1. [ ストレージシステム ] ツリーで [ 論理デバイス ] を選択します 他の操作例として [ プール ] を選択した場合の操作手順を次に示します a. [ ストレージシステム ] ツリーで [ プール ] を選択します [ プール ] の下にプール名が表示されます b. 階層割り当てポリシーのレベルを変更する仮想 VOL と関連付けられているプールをクリックします c. 右側の画面で [ 仮想ボリューム ] タブをクリックします 2. テーブルから 操作する仮想 VOL の行をクリックして選択します 複数選択する場合は 連続しているときは< Shift >キーを 離れているときは< Ctrl >キーを押しながらクリックします 190 保守

191 3. [ 他のタスク ] ボタンをクリックし [LDEV 編集 ] を選択します [LDEV 編集 ] 画面が表示されます 4. [ 階層割り当てポリシー ] のチェックボックスをチェックし 使用する階層レベルと新規ページ割り当て階層を選択します 5. [ 完了 ] ボタンをクリックします [ 設定確認 ] 画面に遷移します 6. [ タスク名 ] のテキストボックスにタスク名を入力します 半角英数字および記号を最大 32 文字入力できます ただし \ / :, ; *? < > は入力できません 初期値では ( 年月日 )-( タスク名 ) が入力されています 7. [ 適用 ] ボタンをクリックします [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示] のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は タスク一覧画面が表示されます 仮想 VOL の再配置プライオリティの設定を変更する 1. [ ストレージシステム ] ツリーで [ 論理デバイス ] を選択します 他の操作例として [ プール ] を選択した場合の操作手順を次に示します a. [ ストレージシステム ] ツリーで [ プール ] を選択します [ プール ] の下にプール名が表示されます b. 再配置プライオリティの設定を変更する仮想 VOL と関連付けられているプールをクリックします c. 右側の画面で [ 仮想ボリューム ] タブをクリックします 2. テーブルから 操作する仮想 VOL の行をクリックして選択します 複数選択する場合は 連続しているときは< Shift >キーを 離れているときは< Ctrl >キーを押しながらクリックします 3. [ 他のタスク ] ボタンをクリックし [LDEV 編集 ] を選択します [LDEV 編集 ] 画面が表示されます 4. [ 再配置プライオリティ ] のチェックボックスをチェックし [ デフォルト ] または [ 優先 ] を選択します [ 優先 ] を選択した場合 LDEV が優先的に再配置されるようになります 5. [ 完了 ] ボタンをクリックします [ 設定確認 ] 画面に遷移します 6. [ タスク名 ] のテキストボックスにタスク名を入力します 半角英数字および記号を最大 32 文字入力できます ただし \ / :, ; *? < > は入力できません 初期値では ( 年月日 )-( タスク名 ) が入力されています 7. [ 適用 ] ボタンをクリックします [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示] のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は タスク一覧画面が表示されます プールの階層プロパティを参照する 1. [ ストレージシステム ] ツリーで [ プール ] を選択します [ プール ] の下にプール名が表示されます 2. 階層情報を参照したいプールをクリックします 3. [ 他のタスク ] ボタンをクリックし [ 階層プロパティ参照 ] を選択します [ 階層プロパティ ] 画面が表示されます 保守 191

192 仮想 VOL の階層プロパティを参照する 1. [ ストレージシステム ] ツリーで [ プール ] を選択します [ プール ] の下にプール名が表示されます 2. 参照したい仮想 VOL と関連付けられているプールをクリックします 3. 右側の画面で [ 仮想ボリューム ] タブをクリックします 4. テーブルから 参照したい仮想 VOL の行をクリックして選択します 5. [ 他のタスク ] ボタンをクリックし [ 階層プロパティ参照 ] を選択します [ 階層プロパティ ] 画面が表示されます Dynamic Tiering のプールから Dynamic Provisioning のプールに変更する Dynamic Tiering のプールから Dynamic Provisioning のプールに変更することができます ただ し 手動実行による再配置実行中 プール VOL の削除中 ゼロデータページ破棄中は変更できませ ん 1. [ ストレージシステム ] ツリーで [ プール ] を選択します [ プール ] の下にプール名が表示されます 2. Dynamic Tiering のプールから Dynamic Provisioning のプールに変更したいプールをクリック します プールの情報が右画面に表示されます 3. [ 他のタスク ] ボタンをクリックし [ プール編集 ] を選択します [ プール編集画面 ] が表示されます 4. [ 複数階層プール ] のチェックボックスにチェックを付けます 5. [ 無効 ] を選択します 6. [ 完了 ] ボタンをクリックします [ 設定確認 ] 画面に遷移します 7. [ タスク名 ] のテキストボックスにタスク名を入力します 半角英数字および記号を最大 32 文字入力できます ただし \ / :, ; *? < > は入力で きません 初期値では ( 年月日 )-( タスク名 ) が入力されています 8. [ 設定確認 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックします [ 設定確認 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックすると タスクに登録されます [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示 ] のチェックボックスにチェックマークが付いて いる場合は タスク一覧画面が表示されます 8.5 LDEV を管理する LDEV の管理には 次の操作があります LDEV を閉塞する LDEV を回復する LDEV 名を編集する LDEV を削除する ( フリースペースに変更する ) LDEV をフォーマットする 192 保守

193 8.5.1 LDEV を閉塞する 登録済みの LDEV をフォーマットまたはシュレッディングする場合 事前に LDEV を閉塞する必要が あります LDEV を閉塞する手順を説明します 1. [ ストレージシステム ] ツリーでリソースを選択してタブ画面を表示します 対象のタブ画面を次に示します [ パリティグループ ] 内の各パリティグループを選択したときの [LDEV] タブ [ 論理デバイス ] を選択したときの [LDEV] タブ [ プール ] 内の各プールを選択したときの [ 仮想ボリューム ] タブ 2. 対象の LDEV を探し テーブルの [ 状態 ] 欄で LDEV の状態を確認します [ 閉塞 ] と表示されている場合 LDEV は閉塞状態です [ 閉塞 ] と表示されていない場合 LDEV は閉塞状態ではありません 次の手順にしたがって LDEV を閉塞状態にしてください 3. LDEV を選択して [LDEV 閉塞 ] をクリックします 確認画面が表示されます 複数選択する場合は 連続しているときは < Shift > キーを 離れて いるときは < Ctrl > キーを押しながらクリックします 4. [ 適用 ] をクリックします [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示 ] のチェックボックスにチェックマークが付いて いる場合は タスク一覧画面が表示されます LDEV を回復する 閉塞された LDEV を回復する手順を説明します 1. [ ストレージシステム ] ツリーでリソースを選択してタブ画面を表示します 対象のタブ画面を次に示します [ パリティグループ ] 内の各パリティグループを選択したときの [LDEV] タブ [ 論理デバイス ] を選択したときの [LDEV] タブ [ プール ] 内の各プールを選択したときの [ 仮想ボリューム ] タブ 2. 対象の LDEV を探し テーブルの [ 状態 ] 欄で LDEV の状態を確認します [ 閉塞 ] と表示されている場合 LDEV は閉塞状態です 次の手順にしたがって LDEV を復元してください [ 閉塞 ] と表示されていない場合 LDEV は閉塞状態ではありません 3. 閉塞状態の LDEV を選択して [LDEV 回復 ] をクリックします 確認画面が表示されます 複数選択する場合は 連続しているときは < Shift > キーを 離れて いるときは < Ctrl > キーを押しながらクリックします 4. [ 適用 ] をクリックします [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示 ] のチェックボックスにチェックマークが付いて いる場合は タスク一覧画面が表示されます LDEV 名を編集する ストレージシステムに登録済みの LDEV 名を編集する手順を説明します なお 登録済みの外部ボリュームを編集する場合は Universal Volume Manager ユーザガイドを参照してください 保守 193

194 1. 対象の LDEV を選択します 2. [LDEV 編集 ] をクリックします [LDEV 編集 ] 画面が表示されます 3. [LDEV 編集 ] 画面で LDEV 名を編集します 4. [ 完了 ] をクリックします 確認画面が表示されます 5. [ 適用 ] をクリックします [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示] のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は タスク一覧画面が表示されます LDEV を削除する ( フリースペースに変更する ) 前提条件使用中の LDEV を削除するとフリースペースになります 1 つまたは複数の LDEV(FV または CV) をフリースペースに変更できます 注意 LDEV を削除すると ユーザーのデータも消失します この操作をする前に データのバックアップを実行してください なお 登録済みの外部ボリュームを削除する場合は Universal Volume Manager ユーザガイド を参照してください 次に LDEV を削除するときの制約事項を示します 削除対象の LDEV が次に示す制約事項に反する場合 その LDEV は削除対象から除外されます パス定義がないこと (TrueCopy Universal Replicator のペアボリュームも含まれます ) LUSE の構成要素でないこと Volume Migration のリザーブボリュームでないこと アクセス属性が Read/Write 属性であること LDEV または LUSE がプールボリューム ( プール VOL) でないこと ジャーナルボリュームでないこと リモートコマンドデバイスでないこと Quorum ディスクでないこと 無停止マイグレーションボリュームでないこと LDEV を削除する ( フリースペースに変更する ) 1. 対象の LDEV を選択します 2. [LDEV 削除 ] をクリックします 確認画面が表示されます 3. [ 完了 ] をクリックします 確認画面が表示されます 4. [ 適用 ] をクリックします LDEV が削除されます [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示] のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は タスク一覧画面が表示されます 194 保守

195 8.5.5 システムディスクを作成する システムディスクは このストレージシステムが使用するためのボリュームです システムディス クは LDEV 作成操作によって作成できます システムディスクを監査ログのバッファ領域に設定して 監査ログをシステムディスクに蓄積する ことができます システムディスクを監査ログのバッファ領域として使用する場合 次のどれかを 実行してください システムオプションモード 676 を ON に設定する [Audit Log Setting] 画面の [Audit Log Buffer] を [ 有効 ] に設定する 監査ログのバッファ領域の容量 :130 メガバイト ( トラックフォーマットが または NF80 の場合は 185 シリンダです トラックフォーマットが 3390 または 6588 の場合は 154 シリン ダです ) 監査ログを使用するためは 1 つのボリュームに上記の空き容量のあるシステムディスクを事前に 準備してください システムディスクの注意事項を次に示します システムディスクに通常のデータを格納しないでください ストレージシステム全体で システムディスクは 16 ボリュームだけ作成できます システムディスクを外部ボリュームに作成できますが 内部ボリュームに作成することを推奨します ストレージシステム内でオープンシステムのボリュームとメインフレームシステムのボリュームが混在している構成の場合 システムディスクを作成するボリュームには オープンボリュー ムを優先的に選択してください システムディスクに指定する LDKC:CU:LDEV 番号は 通常のボリュームが使用する LDKC:CU:LDEV 番号と区別できるようにしてください システムディスクには Cache Residency Manager のバインドモードを設定しないでください システムディスクには SCSI パスを定義できないため オープンシステムのホストから I/O を発行できません システムディスクを削除する場合は LDEV 削除操作を実行してください システムディスクを使用中の場合 システムディスクを削除できないことがあります また シ ステムディスクを閉塞したい場合も 閉塞できないことがあります システムディスクを使用し ていないときに削除または閉塞してください 複数のシステムディスクのなかに閉塞しているシステムディスクがある場合 他の正常なシステムディスクが使用できなくなることがあります この場合 閉塞しているシステムディスクを削 除して 正常なシステムディスクを使用してください 仮想ボリュームにシステムディスクの設定は出来ません LDEV をフォーマットする 使用中の LDEV を初期化する場合 LDEV をフォーマットします フォーマット操作の概要 フォーマット機能には Normal Format および Quick Format があります フォーマット操作の対 象の LDEV と実行できるフォーマット機能を次に示します 保守 195

196 表 8-2 : フォーマット種別と対応するボリューム フォーマット種別 対応するボリューム Normal Format Quick Format 内部ボリューム仮想ボリューム外部ボリューム内部ボリューム フォーマット実行時のストレージシステム動作 LDEV を追加した場合 ストレージシステムの初期設定によって 追加直後にストレージシステムが次の 2 通りの動作をします 動作 1: 追加した LDEV を自動フォーマットする 動作 2: 追加した LDEV を自動フォーマットしないで閉塞状態にする初期設定は 動作 1 です ストレージシステムの初期設定の内容を確認する場合は 管理者に問い合わせてください クイックフォーマット機能クイックフォーマット機能は 内部ボリュームをバックグラウンドでフォーマットする際に使用します クイックフォーマットを実行すると パス定義 ファイルシステムの作成 TrueCopy ペアの作成などのシステム構成の設定作業を フォーマットの完了を待たずに実行できます また バックグラウンドでのフォーマット実行は性能に影響を与えることがあるため クイックフォーマット実行中にホストから I/O を実行する場合は 性能を監視しながらボリュームを使用することを推奨します 表 8-3 : クイックフォーマットの仕様 項目 説明 前提条件実行可能なパリティグループの個数についてクイックフォーマットの実行中に 追加して実行する場合についてクイックフォーマット準備中について フォーマットする内部ボリュームを閉塞状態にしてください なお システムディスクを作成しておく必要はありません 同時に 36 個までのパリティグループに対してクイックフォーマットを実行できます クイックフォーマットを実行できるボリューム数の制限は ありません クイックフォーマットの実行中に クイックフォーマットを追加して実行できます ただし その場合も クイックフォーマット実行中のパリティグループの個数と追加して実行するパリティグループの個数の合計は 36 個までです クイックフォーマットを実行するときに 最初に管理情報を作成する期間をクイックフォーマット準備中といいます この期間中 通常のフォーマットと同様にホストからの I/O アクセスはできません 196 保守

197 項目ボリュームの閉塞やリストアについてストレージシステムを電源 OFF から ON にしたときの動作について 説明クイックフォーマット実行中のボリュームを閉塞した場合 ストレージシステム内部にボリュームの状態 ( クイックフォーマット実行中 ) が記憶されます その後 ボリュームをリストアした場合 そのボリュームの状態は 正常 ( クイックフォーマット ) になります パリティグループ内にあるすべてのクイックフォーマット中のボリュームを閉塞させた場合 画面に表示されるクイックフォーマット中のパリティグループ数は 閉塞させたパリティグループ数の分だけ減少します しかし クイックフォーマットを追加して実行できるパリティグループ数は増加しません クイックフォーマットを追加して実行できるパリティグループ数は 次の計算式で算出できます 36-X-Y ( 凡例 ) X: クイックフォーマット実行中のパリティグループの個数です Y: クイックフォーマット実行中に パリティグループ内のすべてのボリュームを閉塞させたパリティグループの個数です 電源 ON の後 クイックフォーマットを再開します 制限事項 外部ボリューム 仮想ボリューム Universal Replicator のジャーナルボ リューム および Quorum ディスクには クイックフォーマットを実行でき ません クイックフォーマット中のボリュームに対して ボリューム移動および Quick Restore は実行できません RAID Manager からクイックフォーマッ ト中のボリュームに対して ボリューム移動および Quick Restore を実行す ると RAID Manager に [EX_CMDRJE] が報告されます この場合 Storage Navigator でボリュームの状態を確認してください クイックフォーマット中のボリュームに対して Cache Residency Manager のプレステージングは実施できません LDEV を選択してフォーマットする LDEV を指定してフォーマットする場合 次の操作を実行します LDEV を閉塞する LDEV をフォーマットする 1. 対象の LDEV を選択して閉塞します LDEV を閉塞する方法については LDEV を閉塞する を参照してください なお 外部ボリュームを閉塞する方法については Universal Volume Manager ユーザガイドを参照してください 2. [LDEV フォーマット ] をクリックします [LDEV フォーマット ] 画面が表示されます 3. [ フォーマットタイプ ] を選択して [ 完了 ] をクリックします 確認画面が表示されます 4. [ 適用 ] をクリックします [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示] のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は タスク一覧画面が表示されます パリティグループを指定してフォーマットする パリティグループに含まれる LDEV をすべて指定してフォーマットする場合 次の操作を実行しま す 保守 197

198 操作の前提として 配下の LDEV をすべて閉塞状態にする必要があります 1. 対象のパリティグループを選択します なお 外部ボリュームを閉塞する方法については Universal Volume Manager ユーザガイドを参照してください 2. [LDEV フォーマット ] をクリックします [LDEV フォーマット ] 画面が表示されます 3. [ フォーマットタイプ ] を選択して [ 完了 ] をクリックします 確認画面が表示されます なお [ 次へ ] をクリックした場合は 次の操作に遷移します 4. [ 適用 ] をクリックします [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示] のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は タスク一覧画面が表示されます 8.6 LUSE を管理する ここでは LUSE ボリュームの管理方法を説明します LUSE ボリュームとして結合されている複数のボリュームを一覧表示する LUSE ボリュームは 複数のボリューム (LDEV) をまとめて 1 つに統合したものです 1 つの LUSE ボリュームとして結合されている複数ボリュームを一覧表示するには 次の手順で操作します 1. Storage Navigator メイン画面のメニューから [ アクション ]-[ 論理デバイス管理 ]-[LUN Expansion] を選択します 2. をクリックして Modify モードに変更します 3. [LDEV 容量拡張 ] 画面の [LDEV 情報 ] テーブルから LUSE ボリュームを選んで右クリックします 4. ポップアップメニューから [LUSE 詳細 ] を選びます ボリューム (LDEV) の一覧が [LUSE Detail] 画面に表示されます 一覧の内容を確認したら [ 閉じる ] をクリックして画面を閉じます 198 保守

199 8.6.2 LUSE ボリュームのサイズを変える LUSE ボリュームのサイズを変える操作には 次の 2 つの方法があります LUSE ボリュームのサイズを拡張する LUSE ボリュームのサイズを拡張する必要のある LUSE ボリュームを選び 希望するサイズまで LDEV または LUSE ボリュームを追加します または 先に LDEV または LUSE ボリュームを選び 拡張する必要のある LUSE ボリュームを追加します ( 操作手順の詳細は LUSE ボリュームを作成する を参照 ) LUSE ボリュームのサイズを縮小する LUSE ボリュームのサイズを縮小するときは 対象の LUSE ボリュームを選んで 直接にサイズを縮小することはできません 先に LUSE ボリュームのサイズを縮小する必要のある LUSE ボリュームを選び LUSE ボリュームの構成を解除 (8.6.3 LUSE ボリュームを解除するを参照 ) してから 次に LUSE ボリュームの構成を解除した LDEV に対して 希望するサイズの LDEV を選び 再度 LUSE ボリュームを作成します ( 操作手順の詳細は LUSE ボリュームを作成する を参照 ) 注意 LUSE ボリューム縮小の注意事項 LUSE の解除は データの破壊を伴う操作です 拡張される LU 上のデータは LUSE の解除操作が完了すると消 失します したがって この操作をする前に データのバックアップを必要に応じて作成してください LUSE ボリュームを解除する 注意 LUSE の解除は データの破壊を伴う操作です 拡張される LU 上のデータは LUSE の解除操作が完了すると消失します したがって この操作をする前に データのバックアップを必要に応じて作成してください LUSE の構成を解除する操作手順を次に示します 1. Storage Navigator メイン画面のメニューから [ アクション ]-[ 論理デバイス管理 ]-[LUN Expansion] を選択します 保守 199

200 2. をクリックして Modify モードに変更します 3. [LDEV 情報 ] ツリー上で LUSE 操作の対象となる CU を選びます [LDEV 情報 ] テーブルに 選ばれた CU に含まれるすべての LDEV が表示されます 4. [LDEV 情報 ] テーブルで LUSE を解除する LUSE ボリュームを選び 右クリックします LUSE 操作用ポップアップメニューが表示されます 5. LUSE 操作用ポップアップメニューの中から [LUSE ボリューム解除 ] コマンドを選択します [LUSE ボリューム解除確認 ] 画面が表示されます 6. 確認画面の表示内容がよければ [OK] をクリックします LUSE の解除が実行され [LDEV 情報 ] テーブル上に LUSE を解除された LDEV が青色の太字斜体で表示されます 7. [ 適用 ] をクリックします 確認画面が表示されます 8. [OK] をクリックします LUSE 操作で設定した内容がストレージシステムに反映されます 8.7 LU パスの管理をする 次に示すとおりストレージシステムの LU パスに関する各種の設定ができます LU パスを削除する ( LU パスを削除する を参照 ) UUID の設定をクリアする ( UUID の設定をクリアする を参照 ) LUN の設定を表示する ( LUN の設定を表示する を参照 ) LU パスを削除する 設定済みの LU パスを削除したい場合は 次の手順に従ってください 200 保守

201 注意 LU パスを削除する前に ホストが I/O 処理を実行していないことを必ず確認してください LU パスを削除するには : 1. 次のいずれかの状態で LDEV を選択します [ ストレージシステム ] ツリーの [ 論理デバイス ] をクリックし 画面右側の [LDEV] タブを選択する [ ストレージシステム ] ツリーの [ プール ] をクリックし ツリーからプールをクリックした後 画面右側の [ 仮想ボリューム ] タブを選択する あるいは 次の状態で LUN を選択します [ ストレージシステム ] ツリーの [ ポート / ホストグループ ] をクリックし ツリーからポートをクリックした後 ツリーからホストグループを選択する その後 画面右側の [LUN] タブを選択する 注意 LDEV を選択して [LUN パス削除 ] を実行した場合 初期設定では選択した LDEV のすべての LUN パスが削除の対象です 2. [ アクション ] メニューから [ 論理デバイス管理 ]-[LUN パス削除 ] を選択 または画面右下から [LUN パス削除 ] を選択し [LUN パス削除 ] 画面を表示します 3. [ 選択した LUN パス ] に削除したい LU パスが表示されているか確認します 削除したくない LU パスが表示されている場合は 削除したくない LU パスを選択した状態で [ 削除対象から除外 ] をクリックします 4. もし必要であれば [ この LDEV に定義した全てのパスを削除する ] チェックボックスをオンにします [ この LDEV に定義した全てのパスを削除する ] をオンにした場合 [ 選択した LUN パス ] に表示された LDEV のすべての LU パスが削除されます 5. [ 完了 ] をクリックします [ 設定確認 ] 画面が表示されます 引き続きシュレッディング操作を実行して ボリュームのデータを消去したい場合は [ 次へ ] をクリックします シュレッディング操作については Volume Shredder ユーザガイド をご覧ください 6. 設定内容を確認し [ タスク名 ] にタスク名を入力します タスク名は半角英数字および記号を最大 32 文字入力できます 英字の場合は 大文字および小文字を区別します 初期値では ( 年月日 )-( タスク名 ) が入力されています 7. [ 設定確認 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックします 削除してもよいかを尋ねるメッセージが表示されます [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示] のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は タスク一覧画面が表示されます 8. [OK] をクリックしてメッセージを閉じます メモ一度に大量のパスを削除すると 処理に時間がかかり 一時的に画面がハングしたように見える場合があります UUID の設定をクリアする ホストから論理ボリュームを識別するために設定した UUID の設定をクリアすることができます UUID の設定をクリアする場合は 次の手順に従ってください 保守 201

202 UUID の設定をクリアするには : 1. [ ストレージシステム ] ツリーの [ 論理デバイス ] をクリックし 画面右側の [LDEV] タブを選択します 2. LDEV を選択します 3. [ アクション ] メニューから [ 論理デバイス管理 ]-[UUID 削除 ] を選択 または画面右下から [UUID 削除 ] を選択し [UUID 削除 ] 画面を表示します 4. 設定内容を確認し [ タスク名 ] にタスク名を入力します タスク名は半角英数字および記号を最大 32 文字入力できます 英字の場合は 大文字および小文字を区別します 初期値では ( 年月日 )-( タスク名 ) が入力されています 5. [UUID 削除 ] 画面の [ 適用 ] ボタンをクリックします 削除してもよいかを尋ねるメッセージが表示されます [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示] のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は タスク一覧画面が表示されます 6. [OK] をクリックしてメッセージを閉じます LUN の設定を表示する LUN の設定を表示するには 次の手順に従ってください LUN の設定を表示するには : 1. [ ストレージシステム ] ツリーの [ ポート / ホストグループ ] をクリックします ポートの一覧がツリーで表示されます 2. ツリーからポートをクリックします ポートに対応するホストグループがツリーで表示されます 3. ツリーからホストグループを選択します 選択したホストグループに関する情報が画面右側に表示されます 4. 画面右側の [LUN] タブを選択します そのホストグループに関連する LU パスの情報が表示されます 5. [LUN ID] 列に表示された LUN をクリックし [LUN プロパティ ] 画面を表示します 8.8 アクセス属性を設定する ここでは アクセス属性の設定方法を説明します Read Only または Protect 属性に変更する ホストからボリュームへの読み取りおよび書き取りを禁止するには ボリュームのアクセス属性を Protect に変更します ホストからボリュームへの読み取りだけを許可し 書き取りを禁止するには Read Only に変更します どちらの場合も副 VOL 拒否が自動的に設定されるため コピー先 ( 副 VOL) として誤って指定されてデータが上書きされるのを防げます Read Only または Protect に変更した後は 一定の期間 Read/Write への変更が禁止されます 変更禁止期間は Read Only または Protect 属性に変更するときに指定します 変更禁止期間の延長はできますが 短縮はできません 変更禁止期間中 202 保守

203 Read Only から Protect に または Protect から Read Only への変更はできます Read/Write への変更が必要になった場合は 日立ソリューションサポートセンタに期間短縮を依頼する必要があります 変更禁止期間が過ぎたら Read/Write 属性に変更できます ユーザが Read/Write 属性に戻すまでは アクセス属性は Read Only または Protect のままです 前提条件 ボリューム上のデータを扱うジョブが実行中のとき そのボリュームにはアクセス属性を設定しないでください 実行中のジョブが異常終了するおそれがあります ストレージ管理者 ( プロビジョニング ) ロールが割り当てられているユーザで操作すること ボリュームのエミュレーションタイプが次のどれかであること OPEN-3 OPEN-8 OPEN-9 OPEN-E OPEN-K OPEN-L OPEN-V 次に示すボリュームでないこと 未実装のボリューム コマンドデバイスになっているボリューム TrueCopy の副ボリューム Universal Replicator の副ボリューム またはジャーナルボリューム ShadowImage の副ボリューム Copy-on-Write Snapshot の副ボリューム Volume Migration のリザーブボリューム プールボリューム Copy-on-Write Snapshot の仮想ボリューム 注 : ペアの状態によっては アクセス属性の変更ができます 詳細については 各プログ ラムプロダクトのマニュアルを参照してください 操作手順 1. [ アクション ] [ その他機能管理 ] [Data Retention] を選択し [Data Retention] 画面を 開きます 保守 203

204 2. をクリックして Modify モードに変更します 3. [LDKC] で LDKC の番号を選択し [CU グループ ] で CU が属するグループを選択して ツリーで CU を 1 つ指定します 4. テーブルで アクセス属性を変更したいボリュームを選択し 右クリックします 複数のボリュームを選択できます 5. ポップアップメニューで [ 属性 ] を選択し [Read Only] または [Protect] を選択します 204 保守

205 6. [ 期限設定 ] 画面で Read/Write 属性への変更禁止期間を指定します 期間を入力するか 無期 限を選択できます ここで指定する期間は 後日延長はできますが 短縮はできません [ 年 ]: 年数を 0~60 の範囲内で指定します 1 年は必ず 365 日とカウントされます ( うるう年も 365 日とカウントされます ) [ 日 ]: 日数を 0~21900 の範囲内で指定します たとえば 10 年 5 日 または 0 年 3655 日 と指定すると 今後 3,655 日間はアクセス属性を Read/Write に変更できなくなります 7. [OK] をクリックして [ 期限設定 ] 画面を閉じます 8. [Data Retention] 画面で [ 適用 ] をクリックし 設定を適用します 後日 Read/Write 属性への変更禁止期間を延長するには [Data Retention] 画面でボリュームを 右クリックし [ 有効期限 ] をクリックします Read/Write 属性に戻す Read Only または Protect 属性のボリュームを Read/Write 属性に変更する方法を説明します 前提条件 ボリューム上のデータを扱うジョブが実行中のとき そのボリュームにはアクセス属性を設定しないでください 実行中のジョブが異常終了するおそれがあります ストレージ管理者 ( プロビジョニング ) ロールが割り当てられているユーザで操作すること ストレージ操作の設定権限があるユーザで操作すること Read/Write 属性への変更禁止期間が切れている つまり [Data Retention] 画面の [ 有効期限 ] が 0 日であること 有効期限内の Read Only または Protect 属性のボリュームを Read/Write 属 性に変更する場合 日立ソリューションサポートセンタにお問い合わせください [ 期限切れロック ] の右側に [ 無効 -> 有効 ] ボタンが表示されていること [ 有効 -> 無効 ] ボタンが表示されている場合は システム管理者が何らかの事情で Read/Write 属性に変更させな いようロックしています Read/Write 属性へ変更してよいか システム管理者に問い合わせて ください 操作手順 1. [ アクション ] [ その他機能管理 ] [Data Retention] を選択し [Data Retention] 画面を 開きます 2. をクリックして Modify モードに変更します 3. [LDKC] で LDKC の番号を選択し [CU グループ ] で CU が属するグループを選択して ツリーで CU を 1 つ指定します 4. テーブルで アクセス属性を変更したいボリュームを選択し 右クリックします 複数のボリュームを選択できます 5. ポップアップメニューから [ 属性 ] を選択し [Read/Write] を選択します 6. [ 適用 ] をクリックし 設定を適用します Read/Write 属性への変更禁止期間が終わっても変更禁止を継続する ( 期限切れロック ) 期限切れロックを有効にすると Read Only 属性の全ボリュームと Protect 属性の全ボリュームは たとえ Read/Write 属性への変更禁止期間が終了したとしても Read/Write 属性に変更できなくな ります 保守 205

206 この設定は ボリュームごとではなく ストレージシステム内の Read Only および Protect 属性の 全ボリュームに対して適用されます 前提条件 ストレージ管理者 ( プロビジョニング ) ロールが割り当てられているユーザで操作すること 操作手順 1. [ アクション ] [ その他機能管理 ] [Data Retention] を選択し [Data Retention] 画面を 開きます 2. をクリックして Modify モードに変更します 3. [Data Retention] 画面で [ 期限切れロック ] の右側に次のどちらのボタンが表示されているか を確認します [ 無効 -> 有効 ] ボタンが表示されている場合は 次の手順に進みます [ 有効 -> 無効 ] ボタンが表示されている場合は この先の手順に進む必要はありません 現時点で既に Read/Write 属性への変更禁止期間とは関係なく Read/Write 属性への変更 はできないようになっています 4. [ 無効 -> 有効 ] ボタンをクリックします 確認メッセージが表示されます 5. [OK] をクリックします ボタンの名前が [ 有効 -> 無効 ] に変わり 期限切れロックが有効に なります 期限切れロックが有効なときには たとえ Read/Write 属性への変更禁止期間が終了 したとしても アクセス属性を Read/Write に変更できません 期限切れロックを無効にするには [ 有効 -> 無効 ] ボタンをクリックします Read/Write 属性へ の変更禁止期間が終わると Read/Write 属性への変更ができるようになります コピー操作からボリュームを保護する ( 副 VOL 拒否 ) コピー系プログラムプロダクトを利用してデータをコピーすると コピー先のボリュームのデータが書き換えられます コピー系プログラムプロダクトよるデータの書き換えを防ぐには ボリュームのアクセス属性を Read Only または Protect にするのも一つの方法です ただし この方法では コピー系プログラムプロダクトによる書き換えだけでなく あらゆるデータ書き込み操作が禁止されてしまいます コピー系プログラムプロダクトによる書き換えだけを禁止したい場合は ボリュームのアクセス属性を Read/Write にした上で 副 VOL 属性を 拒否 に設定します この副 VOL 拒否操作をすると ボリュームを副ボリューム ( コピー先ボリューム ) として使用できなくなります 前提条件 ストレージ管理者 ( プロビジョニング ) ロールが割り当てられているユーザで操作すること 操作手順 1. [ アクション ] [ その他機能管理 ] [Data Retention] を選択し [Data Retention] 画面を 開きます 2. をクリックして Modify モードに変更します 3. [LDKC] で LDKC の番号を選択し [CU グループ ] で CU が属するグループを選択して ツリーで CU を 1 つ指定します 206 保守

207 4. テーブルで [ 副 VOL] 欄に [ 許可 ] と表示されているボリュームを選択して右クリックします 複数のボリュームを選択できます 5. ポップアップメニューから [ 副 VOL]-[ 拒否 ] を選択します 6. [ 適用 ] をクリックし 設定を適用します ボリュームを副ボリュームとして使用できるようにするには ボリュームのアクセス属性を Read/ Write にした上で 副 VOL 属性を [ 許可 ] に設定します Storage Navigator からの LU パス設定とコマンドデバイス設定を防止する ( リザーブ ) Storage Navigator のユーザは 適切な権限があれば LU パスとコマンドデバイスの設定を変更でき ます 下記の操作をすると すべての Storage Navigator ユーザ ( 下記の操作をした本人を含む ) が 特定のボリュームに対して LU パス設定とコマンドデバイス設定を実行できなくなります ただ し RAID Manager を使用して ボリュームに対する LU パス設定とコマンドデバイス設定を実行で きます 前提条件 ストレージ管理者 ( プロビジョニング ) ロールが割り当てられているユーザで操作すること 操作手順 1. [ アクション ] [ その他機能管理 ] [Data Retention] を選択し [Data Retention] 画面を 開きます 2. をクリックして Modify モードに変更します 3. [LDKC] で LDKC の番号を選択し [CU グループ ] で CU が属するグループを選択して ツリーで CU を 1 つ指定します 4. テーブルで [ リザーブ ] 欄にハイフン (-) が表示されているボリュームを選択して右クリックします 複数のボリュームを選択できます 5. ポップアップメニューから [ リザーブ ]-[ 設定 ] を選択します 6. [ 適用 ] をクリックし 設定を適用します LU パスとコマンドデバイスの設定を Storage Navigator から実行できるようにするには 上記手順で [ リザーブ ]-[ 解除 ] を選択します そのあと 日立ソリューションサポートセンタに SVP の設定を依頼してください 8.9 リソースにプロセッサブレードを割り当てる リソース ( 論理デバイス 外部ボリューム ジャーナル ) にプロセッサブレードを割り当てること ができます プロセッサブレードの割り当て方法を設定する リソース ( 論理デバイス 外部ボリューム ジャーナル ) に対するプロセッサブレードの割り当て設定方法を次に示します 1. [ ストレージシステム ] で [ コンポーネント ] を選択します 2. DKC を選択します 保守 207

208 プロセッサブレードが一覧表示されます 3. 設定を変更するプロセッサブレードを選択します 4. [MP ブレード編集 ] をクリックします [MP ブレード編集 ] 編集画面が表示されます 5. [MP ブレード編集 ] 画面で [ 自動割り当て ] を設定します プロセッサブレードを自動的に割り当ててよい場合は [ 有効 ] を選択します プロセッサブレードを自動的に割り当てない場合は [ 無効 ] を選択します 初期値は [ 有効 ] です 6. [ 完了 ] をクリックします 確認画面が表示されます 7. [ タスク名 ] のテキストボックスにタスク名を入力します 半角英数字および記号を最大 32 文字入力できます ただし \ / :, ; *? < > は入力できません 初期値では ( 年月日 )-( タスク名 ) が入力されています 8. [ 適用 ] をクリックします 設定内容がストレージシステムに登録されます [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示] のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は タスク一覧画面が表示されます LDEV に割り当てられたプロセッサブレードを変更する LDEV に対して割り当てたプロセッサブレードの設定の変更方法を次に示します 1. [ ストレージシステム ] で [ 論理デバイス ] を選択します LDEV が一覧表示されます 2. 設定を変更する LDEV を選択します 3. [ 他のタスク ] ボタンをクリックし [ プロセッサブレード割り当て ] を選択します [ プロセッサブレード割り当て ] 画面が表示されます 4. [ プロセッサブレード割り当て ] 画面で [ プロセッサブレード ] を設定します 5. [ 完了 ] をクリックします 確認画面が表示されます 6. [ タスク名 ] のテキストボックスにタスク名を入力します 半角英数字および記号を最大 32 文字入力できます ただし \ / :, ; *? < > は入力で きません 初期値では ( 年月日 )-( タスク名 ) が入力されています 7. [ 適用 ] をクリックします 設定内容がストレージシステムに登録されます [ 適用 をクリックした後にタスク画面を表示 ] のチェックボックスにチェックマークが付いて いる場合は タスク一覧画面が表示されます 注意 LDEV のプロセッサブレード ID の変更は できるだけ IO 負荷の低い時間帯に実施してください また IO 負荷の高い操作中には実施しないでください 以下に例を挙げます ShadowImage TrueCopy Universal Replicator の初期コピー中 LDEV のプロセッサブレード ID を変更後 同じ LDEV に対してプロセッサブレード ID を再度変更する場合は 30 分以上経過してから実施してください LDEV のプロセッサブレード ID を変更する場合は Performance Monitor を併用することを推奨します 変更の前後でモニタを利用して 装置の負荷状況を確認してください 208 保守

209 9 トラブルシューティング ここでは Provisioning を使用しているときのトラブルシューティングとお問い合わせ先について説明します 操作中に発生したエラーの対処方法については Storage Navigator メッセージ を参照してください また Storage Navigator に関する一般的なエラーと対策については Storage Navigator ユーザガイド を参照してください r 9.1 LDEV 作成時のトラブルシューティング r 9.2 Dynamic Provisioning のトラブルシューティング r 9.3 Data Retention Utility のトラブルシューティング r 9.4 RAID Manager 操作時のトラブルシューティング r 9.5 お問い合わせ先 トラブルシューティング 209

210 9.1 LDEV 作成時のトラブルシューティング 操作中に発生したエラーの対処方法については Storage Navigator メッセージ を参照してください また Storage Navigator に関する一般的なエラーと対策については Storage Navigator ユーザガイド を参照してください 9.2 Dynamic Provisioning のトラブルシューティング Dynamic Provisioning の使用中に発生しやすいトラブルと その原因と対策を次の表に示します 表 9-1 : Dynamic Provisioning 使用中のトラブルと対策 トラブル Dynamic Provisioning がインストールできない プールの使用率がしきい値を超えた 次の原因が考えられます 原因と対策 仮想 VOL 管理領域に必要な共用メモリがインストールされていない 日立ソリューションサポートセンタに連絡して 次のことを確認 してください 仮想 VOL 管理領域に必要な共用メモリがインストールされているか 次の原因が考えられます 関連付けられている仮想 VOL が多すぎるか または格納されているデータが多すぎる プールの容量が少なすぎる プールのしきい値が低すぎる 次の対策を実施してください プールにプール VOL を追加して プールの容量を増やす (8.3.4 を参照 ) ゼロデータページ破棄を実施して ゼロデータが格納されているページを解放する ( を参照 ) プールのしきい値を上げる (8.3.5 を参照 ) 620XXX と 621XXX または 620XXX と 626XXX の発生要因に対する対 策を実施して問題を解決し SIM をコンプリートする必要があり ます SIM をコンプリートしないままにしておくと 再度プール の使用率がしきい値を超えても SIM が発生しなくなってしまいま す ( 対象 SIM コード :620XXX 621XXX 626XXX) プール VOL を追加してプール容量を増やすことで SIM 発生の要因 が解決した場合は プール VOL の追加の契機で自動的に SIM がコ ンプリートされます ( 対象 SIM コード :620XXX 621XXX XXX) SIM のコンプリート手順は 6.4 を参照してください 留意事項 : プール VOL を追加するためには 未使用のボリューム が必要です 未使用のボリュームがない場合は ボリュームを作 成したり 場合によっては日立ソリューションサポートセンタに 連絡してハードディスクドライブ増設を依頼したりする必要があ るため 対策に時間がかかります 210 トラブルシューティング

211 トラブルプール VOL を追加できない 仮想 VOL を作成できない プール VOL が閉塞した SIM コード 627XXX が報告された プールが閉塞した プールを回復できない 次の原因が考えられます 原因と対策 すでに 1,024 個のプール VOL が登録されている プール VOL に必要な要件を満たしていない ストレージシステム内に閉塞部位がある 次の対策を実施してください プール VOL の要件を満たすように LDEV の設定を変更する ( 表 2-1 を参照 ) 次の原因が考えられます プールの使用率が 100% に達している ストレージシステム内に閉塞部位がある 関係付けられている仮想 VOL が多すぎるか または最大予約量が低すぎる 次の対策を実施してください プールにプール VOL を追加する (8.3.4 を参照 ) ゼロデータページ破棄を実施して ゼロデータが格納されているページを解放する ( を参照 ) プールの最大予約量を上げる (8.3.6 を参照 ) 日立ソリューションサポートセンタに連絡して 対策を依頼する 次の原因が考えられます 2 台以上のハードディスクドライブに障害が発生した 日立ソリューションサポートセンタに連絡して 対策を依頼して ください 次の原因が考えられます ブレーカーをオフにし 共用メモリを揮発して起動した 日立ソリューションサポートセンタに連絡して 対策を依頼して ください 次の原因が考えられます ストレージシステム内に閉塞部位があるため 時間がかかっている プール VOL が閉塞している 仮想 VOL の容量を拡張したが 拡張する前の容量に戻っている プールの使用率が 100% に達している次の対策を実施してください しばらく待った後 Storage Navigator の画面の左上のファイルメニューで [ 更新 ] コマンド または [ すべて更新 ] コマ ンドをクリックしてから [ プール ] 画面でプール状態を確認 する 仮想 VOL の容量を拡張したが 拡張する前の容量に戻っている場合は 2.11 に従って容量を拡張してからプールを回復す る プールにプール VOL を追加して プールの空き容量を増やす (8.3.4 を参照 ) ゼロデータページ破棄を実施して ゼロデータが格納されているページを解放する ( を参照 ) 日立ソリューションサポートセンタに連絡して 対策を依頼する トラブルシューティング 211

212 トラブルプールを削除できない ホストにインストールされている ボリュームを監視するためのアプリケーションに異常が発生した 次の原因が考えられます 原因と対策 プール使用量が 0 になっていない 外部ボリュームを使ったプールで プールを削除する前に外部ボリュームを撤去してしまった 仮想 VOL が削除されていない 次の対策を実施してください 仮想 VOL を削除し プール使用量が 0 になったことを確認してからプールを削除する 日立ソリューションサポートセンタに連絡して 対策を依頼する 次の原因が考えられます プールの空き容量が不足した ストレージシステム内に閉塞部位がある 次の対策を実施してください プールの空き容量をチェックし プールの容量を拡張する ゼロデータページ破棄を実施して ゼロデータが格納されているページを解放する ( を参照 ) 日立ソリューションサポートセンタに連絡して 対策を依頼する ホストからポートにアクセスをしようと すると異常が発生し アクセスできない 次の原因が考えられます プールの空き容量が不足した ストレージシステム内に閉塞部位がある 次の対策を実施してください プールの空き容量をチェックし プールの容量を拡張する ゼロデータページ破棄を実施して ゼロデータが格納されているページを解放する ( を参照 ) 日立ソリューションサポートセンタに連絡して 対策を依頼する Storage Navigator の操作中に頻繁にタイムアウトが発生する 仮想 VOL の容量が拡張できない 仮想 VOL のゼロデータページを破棄できない 次の原因が考えられます Storage Navigator 動作 PC の負荷が高く SVP に応答できない タイムアウト発生までの時間が短く設定されている 次の対策を実施してください 時間をおいて 操作をやり直す Storage Navigator の環境パラメータの [RMI 自動消滅時間 ] の設定を見直す [RMI 自動消滅時間 ] の設定手順については Storage Navigator ユーザガイド をご覧ください 9.4 の内容を参照して原因を特定してください 次の対策を実施してください Storage Navigator の画面の左上のファイルメニューで [ 更新 ] コマンド または [ すべて更新 ] コマンドをクリックし てから 2.11 に記載されている条件を満たしているか確認す る 10 分程度の間隔を空けてから操作する 日立ソリューションサポートセンタに連絡して 対策を依頼する 次の原因が考えられます に記載されている Storage Navigator からゼロデータページ破棄処理を実行するための条件を満たしていない 次の対策を実施してください に記載されている条件を仮想 VOL が満たすようにする 212 トラブルシューティング

213 トラブル仮想 VOL のゼロデータページを破棄しても仮想 VOL のページが解放されない 仮想 VOL の Protect 属性を解除できない SIM コードの 620XXX 621XXX 622XXX XXX が発生する [ プール管理状態参照 ] 画面に表示されているプールのフォーマット済み容量が増えない 次の原因が考えられます 原因と対策 ゼロデータページの破棄が中断されたため 仮想 VOL のページが解放されない ( を参照 ) 次の対策を実施してください に記載されている条件を確認して対策を実施する 次の原因が考えられます プールが満杯になっている プール VOL が閉塞している プール VOL( 外部ボリューム ) が閉塞している 次の対策を実施してください プールにプール VOL を追加して プールの空き容量を増やす (8.3.4 を参照 ) ゼロデータページ破棄を実施して ゼロデータが格納されているページを解放する ( を参照 ) 日立ソリューションサポートセンタに連絡してプール VOL を回復する 閉塞したプール VOL が外部ボリュームの場合 パスの閉塞や外部ストレージシステムの状態を確認する 上記の対策を実施した後 Storage Navigator の [Data Retention] 画面で Protect 属性を解除する 次の原因が考えられます プールのしきい値を超過している 次の対策を実施してください プールにプール VOL を追加して プールの空き容量を増やす (8.3.4 を参照 ) ゼロデータページ破棄を実施して ゼロデータが格納されているページを解放する ( を参照 ) 次の原因が考えられます 他のプールをフォーマットしている プールの使用率がしきい値を超過しそうになっている プールが閉塞している ストレージシステムの I/O 負荷が高い キャッシュメモリが閉塞している プール VOL が閉塞している プール VOL( 外部ボリューム ) が閉塞している 次の対策を実施してください しばらく待ってから 再度確認する プールにプール VOL を追加する (8.3.4 を参照 ) ゼロデータページ破棄を実施して ゼロデータが格納されているページを解放する ( を参照 ) プールを回復する (8.3.8 を参照 ) ストレージシステムの I/O 負荷を下げた後 再度確認する 日立ソリューションサポートセンタに連絡してキャッシュメモリを回復する 日立ソリューションサポートセンタに連絡してプール VOL を回復する 閉塞したプール VOL が外部ボリュームの場合 次を確認する パス閉塞 外部ストレージシステムの状態 前の表に示す対策を実施してもトラブルを解決できない場合 または前の表にはないトラブルが発 生した場合は 日立ソリューションサポートセンタにお問い合わせください トラブルシューティング 213

214 Dynamic Provisioning 操作中にエラー状態が発生すると Dynamic Provisioning はエラーメッセー ジをエラーメッセージ画面に表示します エラーメッセージ画面に表示されるエラーコードについ ては Storage Navigator メッセージ をご覧ください 9.3 Data Retention Utility のトラブルシューティング Data Retention Utility の操作でエラーが発生すると 画面にエラー内容が表示されます Data Retention Utility 利用時に発生するおそれのあるトラブルを次に示します 表 9-2 : Data Retention Utility のトラブルと解決策 トラブル [Data Retention] 画面のリストに 一部のボリュームが表示されない [Data Retention] 画面で 期限切れロックの [ 無効 -> 有効 ] または [ 有効 -> 無効 ] ボタンが非活性になっていてクリックできない オープンシステム用ホストによるボリュームへのアクセス ( 読み取りまたは書き込み ) が失敗する メインフレームシステム用ホストによるボリュームへのアクセス ( 読み取りまたは書き込み ) が失敗する 原因と解決策 複数ボリュームが結合されている場合 先頭ボリュームだけがリストに 表示されます 全ボリュームの情報を表示するには ボリュームを右ク リックして [Volume 詳細 ] をクリックしてください [Data Retention] 画面の変更内容がまだストレージシステムに適用さ れていません 変更内容を適用させた後に 期限切れロックの操作をし てください 次の方法で変更内容を探してください 現在表示されているリストを上下にスクロールする ツリーで別の CU を選択してリストの内容を変更し 上下にスクロールする Read Only 属性のボリュームに書き込みをしようとした場合 書き込みは失敗します 書き込みの失敗はホストに報告されます Protect 属性のボリュームにアクセス ( 読み取りまたは書き込み ) をしようとした場合 アクセスは失敗します アクセスの失敗はホ ストに報告されます Read Only 属性のボリュームに書き込みをしようとした場合 書き込みは失敗し ホストにはコマンド拒否 (Write Inhibit) が報告 されます Protect 属性のボリュームにアクセス ( 読み取りまたは書き込み ) をしようとした場合 アクセスは失敗し ホストには cc=3 が報 告されます [ 有効期限 ] の日数が減らない [ 有効期限 ] の日数は ストレージシステムの稼働時間を基に算出され ます そのため [ 有効期限 ] の日数が減っていない場合があります 214 トラブルシューティング

215 [ エラー詳細 ] の画面の項目の内容については 以下の表を参照してください Storage Navigator の操作に関連するエラーは [ エラー詳細 ] 画面には表示されません Storage Navigator に関する一般的なエラーと対策については Storage Navigator ユーザガイド をご覧ください 表 9-3 : Data Retention Utility の [ エラー詳細 ] 画面の説明 項目 説明 場所 エラーメッセージ 閉じる エラーの発生した場所を示します ボリュームに関するエラーが発生した場合は LDKC 番号 CU 番号 および LDEV 番号 ( ボリューム番号 ) が表示されます エラーメッセージが表示されます エラーの対処方法については Storage Navigator メッセージ をご覧ください [ エラー詳細 ] 画面を閉じます 9.4 RAID Manager 操作時のトラブルシューティング RAID Manager を使用した Provisioning の操作でエラーが発生した場合 RAID Manager の画面に出力されるログまたは RAID Manager の操作ログを参照してエラーの要因を特定できることがあります 初期設定のログ格納先ディレクトリ :/HORCM/log*/curlog/horcmlog_HOST/horcm.log *: インスタンス番号 HOST: ホスト名 図 9-1 : RAID Manager の画面に出力されたログの出力例 トラブルシューティング 215

216 表 9-4 : RAID Manager 操作時のエラーコードと内容 (Dynamic Provisioning の場合 SSB1: 0xb96b) エラーコード (SSB2) 0xb900/0xb901 /0xaf28 0xb902 0xaf22 0xaf24 0xaf26 0xaf27 0xaf29 0xaf2a 0xaf2b 0xaf2c 0xaf2e 0xaf2f 0x0b2b 内容仮想 VOL 容量の拡張操作でエラーが発生しました SVP または Storage Navigator で構成変更を実施しているため 操作が拒否されました または RAID Manager の別インスタンスで仮想 VOL 容量を拡張中のため 操作が拒否されました EAV(Extended Address Volume) 未サポート OS で 指定した仮想 VOL をオンライン状態にしたため 操作が拒否されました 容量拡張後の仮想 VOL の総容量が プールの予約量を超えるため 操作が拒否されました 容量拡張のためのキャッシュ管理デバイス数が不足しているため 操作が拒否されました 容量拡張後の Dynamic Tiering の仮想 VOL 総容量が最大容量を超えるため 操作が拒否されました 指定したボリュームは仮想 VOL でないため 操作が拒否されました 指定した容量が不正値 または [LDEV 作成 ] 画面の [LDEV 容量 ] に表示されている数値の範囲を超えているため 操作が拒否されました 指定したボリュームの処理が終わらなかったため 操作を終了しました 指定した容量を拡張するための共用メモリが不足しているため 操作が拒否されました 指定した仮想 VOL は他プログラムプロダクトで使用されているか またはフォーマット中のため 操作が拒否されました マイクロコードの交換中に仮想 VOL の容量を拡張したため 操作が拒否されました オープンシステムの仮想 VOL の容量を拡張する際に-cylinder オプションを指定して raidcom extend ldev コマンドを実行したため 操作が拒否されました 対処方法日立ソリューションサポートセンタに連絡して 対策を依頼してください Virtual LVI/Virtual LUN 操作またはストレージシステムの保守作業などを終わらせてから仮想 VOL 容量を拡張してください 詳細は 2.11 節の注意の内容を確認してください EAV サポート OS で 該当する仮想 VOL をオンライン状態にしてから 拡張操作を再度実施してください 容量拡張後の仮想 VOL の総容量が プールの予約量を超えないように容量を指定して再度実施してください キャッシュ管理デバイスの最大数を超えないように 仮想 VOL の容量を指定して再度実施してください Dynamic Tiering の仮想 VOL 総容量が最大容量を超えないように 容量を調整してください 指定したボリュームが仮想 VOL であるか確認してください [ 仮想ボリューム拡張 ] 画面の [LDEV 容量 ] に 表示されている数値の範囲を超えない正しい容量を指定して拡張操作を再実施してください 詳細は 2.11 節に示す容量を拡張できる条件を確認してください しばらく待ってから 再度実施してください [ 仮想ボリューム拡張 ] 画面の [LDEV 容量 ] に 表示されている数値を確認してください 指定したボリュームのフォーマットが完了するのを待つか または 表 1-17 を参照して容量の拡張ができないプログラムプロダクトと併用されていないか確認してください マイクロコードの交換完了後に 再度実施してください raidcom extend ldev コマンドに- cylinder オプションを指定しないで 再度実施してください 216 トラブルシューティング

217 表 9-5 : RAID Manager 操作時のエラーコードと内容 (Data Retention Utility の場合 ) エラーコード (SSB1) エラーコード (SSB2) 内容 B9BF/B9BD B9BD 指定したボリュームがないため 設定できません B9C2 B9C4 B9C7 B9C9 B9CA B9CB 指定したボリュームがコマンドデバイスです 次のどれかに当てはまるため コマンドが拒否されました 指定したボリュームは Copy-on-Write Snapshot の正ボリュームまたは副ボリュームです 指定したボリュームは仮想ボリュームです 指定したボリュームはプールボリュームです 指定したボリュームは Universal Replicator の副ボリュームです 指定したボリュームはジャーナルボリュームです 指定したボリュームは Volume Migration のリザーブボリュームです 指定したボリュームは ShadowImage の正ボリュームまたは副ボリュームです ライセンス容量を超えました 有効期限が設定されているため アクセス属性を変更できません 指定したボリュームはコマンドデバイスです 指定したボリュームの状態が PAIR または COPY です 指定したボリュームがありません 指定したボリュームには 副 VOL 拒否属性が設定されています RAID Manager では リザーブ機能の解除はできません Data Retention Utility がインストールされていません ライセンス容量を超えています 次のどれかが当てはまります 60 年を超える有効日数が設定されました 設定変更中に他のインタフェースから更新がありました (JAVA と他のインタフェースが競合しました ) アクセス属性が Read/Write 属性のため 有効期限を設定できません 9.5 お問い合わせ先 保守契約をされているお客様は サポートサービス利用ガイドに記載されている次の問い合わせ先 に連絡ください 日立ソリューションサポートセンタ (HSSC) 保守契約をされていないお客様は 担当営業窓口にお問い合わせください トラブルシューティング 217

218 218 トラブルシューティング

219 A Resource Partition Manager 使用時の留意事項 ここでは Resource Partition Manager を使用するときの留意事項を説明します r A.1 Resource Partition Manager と他のプログラムプロダクトの操作との関係 r A.2 Resource Partition Manager 使用時の注意事項 Resource Partition Manager 使用時の留意事項 219

220 A.1 Resource Partition Manager と他のプログラムプロダクトの操作との関係 各プログラムプロダクトの操作を実行するときは 操作に必要なリソースが特定の条件を満たしている必要があります ここでは 各プログラムプロダクトごとに 操作に必要なリソースの条件を説明します A.1.1 Copy-on-Write Snapshot 操作名 条件 LDEV 作成 LDEV 削除プール作成プール拡張プール編集プール削除 SIM 完了ペア解除 Copy-on-Write Snapshot 用の LDEV を作成する場合は 作成する LDEV の LDEV 番号がユーザに割り当てられている必要があります 削除する LDEV がユーザに割り当てられている必要があります プールを作成 拡張するときに選択するボリュームがユーザに割り当てられている必要があります また プールを作成 拡張するときに選択するボリュームは すべて同じリソースグループに属している必要があります 選択したプールのプール VOL がユーザに割り当てられている必要があります ユーザに割り当てられているリソースに関する SIM だけを完了できます 正ボリュームと副ボリュームの両方が ユーザに割り当てられている必要があります A.1.2 Dynamic Provisioning 操作名 条件 LDEV 作成 LDEV 削除プール作成プール拡張プール編集プール削除 V-VOL 容量拡張 SIM 完了ゼロデータページ破棄ゼロデータページ破棄停止 Dynamic Provisioning 用の LDEV を作成する場合は 作成する LDEV の LDEV 番号がユーザに割り当てられている必要があります 削除する LDEV と削除する LDEV が属しているプールのプール VOL がユーザに割り当てられている必要があります プールを作成 拡張するときに選択するボリュームがユーザに割り当てられている必要があります また プールを作成 拡張するときに選択するボリュームは すべて同じリソースグループに属している必要があります 選択したプールのプール VOL がユーザに割り当てられている必要があります 容量を拡張する仮想 VOL が属しているプールのプール VOL がユーザに割り当てられている必要があります ユーザに割り当てられているリソースに関する SIM だけを完了できます ユーザに割り当てられている仮想 VOL に対してだけ ゼロデータページの破棄および破棄を停止できます 220 Resource Partition Manager 使用時の留意事項

221 A.1.3 Encryption License Key 操作名 条件 暗号化編集 パリティグループを選択して [ 暗号化編集 ] 画面を起動する場合 選択したパリティグループとそのパリティグループに属する LDEV がユーザに割り当てられている必要があります パリティグループを選択せずに [ 暗号化編集 ] 画面を起動する場合 1 組以上のパリティグループとそのパリティグループに属する LDEV がユーザに割り当てられている必要があります A.1.4 High Availability Manager 操作名 条件 ペア作成ペアオプション変更ペア分割ペア再同期ペア解除 Quorum ディスク登録 Quorum ディスク削除 正ボリュームがユーザに割り当てられている必要があります また Quorum ディスクがユーザに割り当てられている必要があります 正ボリュームが RCU との間で構築している論理パスの Initiator ポートが ユーザに割り当てられている必要があります 正ボリュームがユーザに割り当てられている必要があります 選択した正ボリュームまたは副ボリュームがユーザに割り当てられている必要があります 正ボリュームがユーザに割り当てられている必要があります 選択した正ボリュームまたは副ボリュームがユーザに割り当てられている必要があります また Quorum ディスクがユーザに割り当てられている必要があります 正ボリュームの場合は 正ボリュームが RCU との間で構築している論理パスの Initiator ポートが ユーザに割り当てられている必要があります 選択した LDEV がユーザに割り当てられている必要があります A.1.5 LUN Expansion 操作名 LUSE ボリューム作成 条件 LUSE ボリュームを作成するときに選択する LDEV は すべて LUSE ボリュー ムと同じリソースグループに属している必要があります A.1.6 LUN Manager LUN パス追加 LUN パス削除 操作名 条件ホストグループを選択して [LUN パス追加 ] 画面を起動する場合 選択したホストグループがユーザに割り当てられている必要があります LDEV を選択して [LUN パス追加 ] 画面を起動する場合 選択した LDEV がユーザに割り当てられている必要があります ホストグループを選択して [LUN パス削除画面 ] を起動する場合 選択したホストグループがユーザに割り当てられている必要があります LDEV を選択して [LUN パス削除画面 ] を起動する場合 選択した LDEV がユーザに割り当てられている必要があります [ この LDEV に定義した全てのパスを削除する ] チェックボックスをオンにする場合 [ 選択した LUN パス ] に表示されている LDEV の全ての交替パスのホストグループがユーザに割り当てられている必要があります Resource Partition Manager 使用時の留意事項 221

222 操作名ホストグループ編集ホスト追加ホスト編集ホスト削除ポート編集交替パス作成 LUN パスコピーコマンドデバイス編集 UUID 編集 UUID 削除ホストグループ作成ホストグループ削除 条件選択したホストグループがユーザに割り当てられている必要があります 選択した Initiator ポートがユーザに割り当てられている必要があります 選択したホストグループがユーザに割り当てられている必要があります 選択したホストグループがユーザに割り当てられている必要があります [ 全てのポートの HBA WWN にも同様の設定を行う ] チェックボックスをオンにする場合 選択した HBA WWN が登録されている全てのホストグループがユーザに割り当てられている必要があります [ テーブル中のホストを 全てのホストグループから削除する ] チェックボックスをオンにする場合 [ 選択したホスト ] に表示されている HBA WWN が登録されている全ホストグループがユーザに割り当てられている必要があります 選択したポートがユーザに割り当てられている必要があります ポート属性を Target または RCU Target から Initiator または External に変更した場合 このポートに属するホストグループはリソースグループのリソースから除外されます そのため このポートに属するホストグループは画面に表示されなくなります ポート属性を Initiator または External から Target または RCU Target に変更した場合 このポートに属するホストグループは meta_resource に属します 選択したホストグループとホストグループにパスが設定されているすべての LDEV がユーザに割り当てられている必要があります 選択したホストグループとパスが設定されている LDEV がユーザに割り当てられている必要があります 選択したパスの設定されている LDEV がユーザに割り当てられている必要があります 選択した LDEV がユーザに割り当てられている必要があります 選択した LDEV がユーザに割り当てられている必要があります ホストグループを選択して起動する場合 選択したホストグループがユーザに割り当てられている必要があります 選択したホストグループとホストグループにパスが設定されている全 LDEV がユーザに割り当てられている必要があります A.1.7 Performance Monitor 操作名ポートに追加新規モニタ WWN 追加 WWN 編集 条件選択したポートがユーザに割り当てられている必要があります 選択したポートがユーザに割り当てられている必要があります 選択したポートがユーザに割り当てられている必要があります A.1.8 ShadowImage 操作名 条件 ペアの作成ペア分割ペア中断ペア再同期ペア解除 正ボリュームと副ボリュームの両方がユーザに割り当てられている必要が あります 222 Resource Partition Manager 使用時の留意事項

223 操作名 リザーブ属性の設定 リザーブ属性の解除 条件 選択した LDEV がユーザに割り当てられている必要があります A.1.9 TrueCopy 操作名 条件 ペア作成ペアオプション変更ペア分割ペア再同期ペア解除ポート属性定義 RCU 登録 RCU 削除 RCU オプション変更論理パス追加論理パス削除 SSID 追加 SSID 削除 正ボリュームがユーザに割り当てられている必要があります また 正ボリュームが RCU との間で構築している論理パスの Initiator ポートが ユーザに割り当てられている必要があります 正ボリュームがユーザに割り当てられている必要があります 選択した正ボリュームまたは副ボリュームがユーザに割り当てられている必要があります 正ボリュームがユーザに割り当てられている必要があります 選択した正ボリュームまたは副ボリュームがユーザに割り当てられている必要があります また 正ボリュームの場合は 正ボリュームが RCU との間で構築している論理パスの Initiator ポートが ユーザに割り当てられている必要があります 選択したポートがユーザに割り当てられている必要があります 選択した Initiator ポートがユーザに割り当てられている必要があります 選択した RCU との間で構築している論理パスの Initiator ポートが ユーザに割り当てられている必要があります 選択した Initiator ポートがユーザに割り当てられている必要があります 選択した RCU との間で構築している論理パスの Initiator ポートが ユーザに割り当てられている必要があります A.1.10 Universal Replicator 操作名ジャーナルボリューム作成ジャーナルボリューム追加ジャーナルオプション変更ペア作成ペアオプション変更ペア分割ペア回復 条件ジャーナルを作成するときに選択できる LDEV は すべて同じリソースグループに属している必要があります ジャーナルボリュームを追加するときに追加指定した LDEV は すべてが既存のジャーナルボリュームと同一のリソースグループに属している必要があります 選択したジャーナルを構成するすべてのデータボリュームがユーザに割り当てられている必要があります ペアボリュームが使用するジャーナルボリューム および正ボリュームがユーザに割り当てられている必要があります また 相手ストレージシステムとの間で構築している論理パスの Initiator ポートが ユーザに割り当てられている必要があります 正ボリュームがユーザに割り当てられている必要があります 選択した正ボリュームまたは副ボリュームがユーザに割り当てられている必要があります 正ボリュームがユーザに割り当てられている必要があります Resource Partition Manager 使用時の留意事項 223

224 操作名 条件 ペア削除ミラーオプション変更ポート属性定義相手 DKC の登録相手 DKC の削除相手 DKC のオプション変更論理パスの追加論理パスの削除 LDEV のリソースグループ移動 選択した正ボリュームまたは副ボリュームがユーザに割り当てられている必要があります また 正ボリュームの場合は 相手ストレージシステムとの間で構築している論理パスの Initiator ポートが ユーザに割り当てられている必要があります 選択したミラーを構成するすべてのデータボリュームが ユーザに割り当てられている必要があります 選択したポートがユーザに割り当てられている必要があります 選択した Initiator ポートがユーザに割り当てられている必要があります 選択した相手ストレージシステムとの間で構築している論理パスの Initiator ポートが ユーザに割り当てられている必要があります 選択した相手ストレージシステムとの間で構築している論理パスの Initiator ポートが ユーザに割り当てられている必要があります 選択した Initiator ポートがユーザに割り当てられている必要があります 選択した Initiator ポートがユーザに割り当てられている必要があります ジャーナルボリュームとして使用されている LDEV が属するリソースグループを変更する場合 LDEV が属するジャーナルのすべてのジャーナルボリュームを指定する必要があります A.1.11 Universal Volume Manager 操作名外部ボリューム追加外部ボリューム削除外部ストレージシステム切断外部ストレージシステム再接続外部ボリューム切断外部ボリューム再接続外部ボリューム編集プロセッサブレード割り当て 条件外部ボリュームを作成すると External ポートが属しているリソースグループにボリュームが作成されます パスグループを選択して [ 外部ボリューム追加 ] 画面を起動する場合 パスグループを構成するすべてのポートがユーザに割り当てられている必要があります 選択した外部ボリュームと 外部ボリュームに割り当てられているすべての LDEV がユーザに割り当てられている必要があります 選択した外部ストレージシステムに属するすべての外部ボリュームと その外部ボリュームに割り当てられているすべての LDEV がユーザに割り当てられている必要があります 選択した外部ストレージシステムに属するすべての外部ボリュームと その外部ボリュームに割り当てられているすべての LDEV がユーザに割り当てられている必要があります 選択した外部ボリュームと外部ボリュームに割り当てられているすべての LDEV がユーザに割り当てられている必要があります 選択した外部ボリュームと外部ボリュームに割り当てられているすべての LDEV がユーザに割り当てられている必要があります 選択した外部ボリュームがユーザに割り当てられている必要があります 選択した外部ボリュームと外部ボリュームを接続するすべての外部パスのポートがユーザに割り当てられている必要があります 224 Resource Partition Manager 使用時の留意事項

225 操作名外部パス切断外部パス再接続外部 WWN 編集外部パス設定変更 条件選択した外部パスのポートと その外部パスで接続するすべての外部ボリュームがユーザに割り当てられている必要があります [ ポート起点 ] を選択した場合 選択したポートで接続するすべての外部パスと その外部パスで接続するすべての外部ボリュームがユーザに割り当てられている必要があります [ 外部 WWN 起点 ] を選択した場合 選択した外部 WWN に接続するすべての外部パスのポートと その外部パスで接続するすべての外部ボリュームがユーザに割り当てられている必要があります 選択した外部パスのポートと その外部パスで接続するすべての外部ボリュームがユーザに割り当てられている必要があります [ ポート起点 ] を選択した場合 選択したポートで接続するすべての外部パスと その外部パスで接続するすべての外部ボリュームがユーザに割り当てられている必要があります [ 外部 WWN 起点 ] を選択した場合 選択した外部 WWN に接続するすべての外部パスのポートと その外部パスで接続するすべての外部ボリュームがユーザに割り当てられている必要があります 選択した外部 WWN に接続するすべての外部パスのポートと その外部パスで接続するすべての外部ボリュームがユーザに割り当てられている必要があります 選択したパスグループを構成するすべての外部パスのポートと パスグループに属するすべての外部ボリュームがユーザに割り当てられている必要があります A.1.12 Open Volume Management 操作名 条件 LDEV 作成 LDEV 削除 LDEV 編集 LDEV 回復 LDEV 閉塞 LDEV フォーマット パリティグループを選択して [LDEV 作成 ] 画面を起動する場合は パリティグループがユーザに割り当てられている必要があります 内部ボリュームまたは外部ボリュームの LDEV を作成する場合は LDEV が属するパリティグループと作成する LDEV の LDEV 番号がユーザに割り当てられている必要があります 削除する LDEV が内部ボリュームまたは外部ボリュームの場合 削除する LDEV と削除する LDEV が属しているパリティグループがユーザに割り当てられている必要があります 選択した LDEV がユーザに割り当てられている必要があります 選択した LDEV がユーザに割り当てられている必要があります 選択した LDEV がユーザに割り当てられている必要があります LDEV を選択して [LDEV フォーマット ] 画面を起動する場合 選択した LDEV がユーザに割り当てられている必要があります パリティグループを選択して [LDEV フォーマット ] 画面を起動する場合 選択したパリティグループとパリティグループに割り当てられているすべての LDEV がユーザに割り当てられている必要があります Resource Partition Manager 使用時の留意事項 225

226 A.1.13 Virtual Partition Manager 操作名 パリティグループ移動 条件仮想ボリュームを選択した場合は 選択した LDEV がユーザに割り当てられている必要があります パリティグループを選択した場合は 選択したパリティグループがユーザに割り当てられている必要があります A.1.14 Volume Migration 操作名ボリュームの移動リザーブボリュームの設定固定パリティグループの設定 条件選択した移動元 LDEV と移動先 LDEV がユーザに割り当てられている必要があります 選択した LDEV がユーザに割り当てられている必要があります 選択したパリティグループがユーザに割り当てられている必要があります A.1.15 Volume Shredder 操作名 条件 LDEV 消去 選択した LDEV がユーザに割り当てられている必要があります A.1.16 Configuration File Loader 操作名 スプレッドシートの入力 条件 ストレージシステムに設定されているすべてのリソースグループ ID が ロ グインしているユーザアカウントに割り当てられている必要があります A.1.17 CLI スプレッドシート LUN Expansion 操作名 CFLSET コマンドの実行 条件 ストレージシステムに設定されているすべてのリソースグループ ID が ロ グインしているユーザアカウントに割り当てられている必要があります 226 Resource Partition Manager 使用時の留意事項

227 A.1.18 Server Priority Manager 操作名 ポートの優先度設定 ( 属性 / しきい値 / 上限 値 ) 条件 選択したポートがユーザに割り当てられている必要がありま す ポートコントローラの減設によるポート上の設定解除 WWN の優先度設定 ( 属性 / 上限値 ) WWN と SPM 名の変更 WWN 追加 (SPM グループに WWN を追加 ) WWN 削除 (SPM グループから WWN を削除 ) SPM グループ新規登録および WWN 追加 SPM グループ削除 SPM グループの優先度設定 ( 属性 / 上限値 ) SPM グループ名の変更 WWN 新規登録 WWN 削除 初期化設定 全体しきい値設定 すべてのポートがユーザに割り当てられている必要がありま す A.2 Resource Partition Manager 使用時の注意事項 A.2.1 High Availability Manager(HAM) HAM の正サイトと副サイトでは リソースグループの設定など 同じシステム構成をとることをお 勧めします Resource Partition Manager 使用時の留意事項 227

228 228 Resource Partition Manager 使用時の留意事項

229 B RAID Manager コマンドリファレンス Storage Navigator のアクション名に対応する RAID Manager コマンドについて説明しま す r B.1 RAID Manager コマンドとアクションの対応表 RAID Manager コマンドリファレンス 229

230 B.1 RAID Manager コマンドとアクションの対応表 Storage Navigator のアクション名に対応する RAID Manager コマンドを次の表に示します 項目アクション名 RAID Manager コマンド Logical Device LDEV 作成 raidcom add ldev LDEV 削除 LDEV 編集 LDEV フォーマット LDEV 閉塞 LDEV 回復 MP ブレード割り当て LUN パス追加 LUN パス削除仮想ボリューム拡張ゼロデータページ破棄データ消去 raidcom delete ldev raidcom modify ldev raidcom initialize ldev raidcom modify ldev raidcom modify ldev raidcom modify ldev raidcom add lun raidcom delete lun raidcom extend ldev raidcom modify ldev raidcom initialize ldev Port/Host Group ホストグループ作成 raidcom add host_grp ホストグループ削除ホストグループ編集ホスト追加ホストグループに追加ホスト削除ホスト編集交替 LUN パス作成ポート編集 raidcom delete host_grp raidcom modify host_grp raidcom add hba_wwn raidcom add hba_wwn raidcom delete hba_wwn raidcom add hba_wwn raidcom add lun raidcom modify port Pool プール作成 raidcom add dp_pool プール拡張プール縮小プール削除プール編集プールモニタ開始プールモニタ停止階層再配置開始階層再配置停止プール回復階層プロパティ参照 raidcom add dp_pool raidcom delete pool raidcom delete pool raidcom modify pool raidcom monitor pool raidcom monitor pool raidcom reallocate pool raidcom reallocate pool raidcom modify pool raidcom get dp_pool External Storage 外部ボリューム切断 raidcom disconnect external_grp 外部ボリューム再接続 raidcom check_ext_storage 230 RAID Manager コマンドリファレンス

231 C このマニュアルでの表記 Storage Navigator の画面やメッセージで使用している文言に対応する このマニュアル での表記について説明します r C.1 ShadowImage および Copy-on-Write Snapshot のボリューム名について このマニュアルでの表記 231

232 C.1 ShadowImage および Copy-on-Write Snapshot のボリューム名について Storage Navigator の画面やメッセージで使用している ShadowImage および Copy-on-Write Snapshot のボリューム名は Storage Navigator のメイン画面とサブ画面とで異なります コピー元およびコピー先のボリューム名を次に示します 表 C-1 : 画面やメッセージで使用するボリューム名 画面種別コピー元のボリュームコピー先のボリューム メイン画面プライマリボリュームセカンダリボリューム サブ画面正 VOL 副 VOL 正ボリューム 副ボリューム Storage Navigator のメイン画面とサブ画面については Storage Navigator ユーザガイド を参 照してください 232 このマニュアルでの表記

233 D Resource Partition Manager GUI リファレンス Resource Partition Manager で使用する画面について説明します 各画面に共通する操作 ( ボタンおよびタスク名入力など ) については Storage Navigator ユーザガイド を参照してください r D.1 [ リソースグループ ] を選択したときのトップ画面 r D.2 [ リソースグループ ] から個別のリソースグループを選択したときのトップ画面 r D.3 リソースグループ作成ウィザード r D.4 リソースグループ編集ウィザード r D.5 リソース追加ウィザード r D.6 [ リソース削除 ] 画面 r D.7 [ リソースグループ削除 ] 画面 r D.8 [ リソースグループプロパティ ] 画面 Resource Partition Manager GUI リファレンス 233

234 D.1 [ リソースグループ ] を選択したときのトップ画面 [ サマリ ] [ リソースグループ ] タブ [ サマリ ] 項目 説明 リソースグループ数 リソースグループ数が表示されます [ リソースグループ ] タブ 項目リソースグループ名 (ID) ユーザグループ数パリティグループ数 LDEV 数ポート数ホストグループ数仮想ストレージモード 説明リソースグループ名と ID が表示されます リソースグループが割り当てられているユーザグループ数が表示されます リソースグループに割り当てられているパリティグループ数が表示されます リソースグループに割り当てられている LDEV 数が表示されます リソースグループに割り当てられているポート数が表示されます リソースグループに割り当てられているホストグループ数が表示されます リソースグループの仮想 ID の有効または無効が表示されます 234 Resource Partition Manager GUI リファレンス

235 項目リソースグループ作成リソースグループ編集リソースグループ削除テーブル情報出力 説明新しいリソースグループを作成します [ リソースグループ作成 ] 画面が表示されます 選択したリソースグループの名称を変更します [ リソースグループ編集 ] 画面が表示されます 選択したリソースグループを削除します [ リソースグループ削除 ] 画面が表示されます テーブル情報を出力させる画面が表示されます Resource Partition Manager GUI リファレンス 235

236 D.2 [ リソースグループ ] から個別のリソースグループ を選択したときのトップ画面 236 Resource Partition Manager GUI リファレンス

237 Resource Partition Manager GUI リファレンス 237

238 238 Resource Partition Manager GUI リファレンス

239 [ サマリ ] [ パリティグループ ] タブ [LDEV] タブ [ ポート ] タブ [ ホストグループ ] タブ [ サマリ ] 項目 パリティグループ数 LDEV 数 説明 リソースグループに割り当てられているパリティグループ数が表示されます リソースグループに割り当てられている LDEV 数が表示されます Resource Partition Manager GUI リファレンス 239

240 ポート数 項目 ホストグループ数 説明 リソースグループに割り当てられているポート数が表示されます リソースグループに割り当てられているホストグループ数が表示されます [ パリティグループ ] タブ 項目パリティグループ ID 容量 LDEV 数リソース追加リソース削除テーブル情報出力 説明定義済みのパリティグループ ID が表示されます パリティグループの容量が表示されます パリティグループ内の LDEV 数が表示されます リソースグループにリソースを追加します [ リソース追加 ] 画面が表示されます リソースグループからリソースを削除します [ リソース削除 ] 画面が表示されます テーブル情報を出力させる画面が表示されます [LDEV] タブ 項目 説明 LDEV ID LDEV 名パリティグループ ID プール名 (ID) 容量プロビジョニングタイプ属性ジャーナルグループ ID リソース追加 LDEV ID が表示されます 未定義の LDEV も表示されます LDEV が未定義の場合 LDEV 名 以降の項目は [-] が表示されます LDEV 名が表示されます LDEV が属するパリティグループ ID が表示されます LDEV が属するプール名と ID が表示されます LDEV の容量が表示されます LDEV の種類が表示されます [Basic]: 内部ボリュームです [DP]:Dynamic Provisioning または Dynamic Provisioning for Mainframe の仮想 ボリュームです [ 外部ボリューム ]: 外部ボリュームです [COW Snapshot]:Copy-on-Write Snapshot のボリュームです [External MF]: マイグレーションボリュームです LDEV の属性が表示されます [ コマンドデバイス ]: コマンドデバイスです [ リモートコマンドデバイス ]: リモートコマンドデバイスです [ システムディスク ]: システムディスクです [JNL VOL]: ジャーナルボリュームです [ プール VOL]: プールボリュームです 括弧内の番号はプール ID です [ 予約 VOL]: リザーブボリュームです [Quorum ディスク ]:Quorum ディスクです [TSE]:TSE-VOL です [ 無停止マイグレーション ]: 無停止マイグレーションのボリュームです [-]: 属性が設定されていないボリュームです 属性が [JNL VOL] の場合 ジャーナルグループ ID が表示されます 属性が [JNL VOL] 以外の場合は [-] が表示されます リソースグループにリソースを追加します [ リソース追加 ] 画面が表示されます 240 Resource Partition Manager GUI リファレンス

241 項目 リソース削除 テーブル情報出力 説明リソースグループからリソースを削除します [ リソース削除 ] 画面が表示されます テーブル情報を出力させる画面が表示されます [ ポート ] タブ 項目 説明 ポート名属性リソース追加リソース削除テーブル情報出力 実装済みのポート名が表示されます ポートの属性 (Initiator Target RCU Target External の区別 ) が表示されます リソースグループにリソースを追加します [ リソース追加 ] 画面が表示されます リソースグループからリソースを削除します [ リソース削除 ] 画面が表示されます テーブル情報を出力させる画面が表示されます [ ホストグループ ] タブ 項目 説明 ポート名ホストグループ名リソース追加リソース削除テーブル情報出力 ポート名が表示されます ポートを使用しているホストグループ名と ID が表示されます 未定義のホストグループも表示されます ホストグループが未定義の場合 ホストグループ名には [-] が表示されます リソースグループにリソースを追加します [ リソース追加 ] 画面が表示されます リソースグループからリソースを削除します [ リソース削除 ] 画面が表示されます テーブル情報を出力させる画面が表示されます Resource Partition Manager GUI リファレンス 241

242 D.3 リソースグループ作成ウィザード D.3.1 [ リソースグループ作成 ] 画面 242 Resource Partition Manager GUI リファレンス

243 情報設定エリア * の項目は必ず設定してください 項目リソースグループ名 * パリティグループ選択 LDEV 選択ポート選択ホストグループ選択 リソースグループ名を設定します 説明 meta_resource の名称は設定できません 1 つのストレージシステム内でリソースグループ名を重複させることはできません 英字の場合 大文字と小文字が区別されます 使用可能文字 : 英数字 (ASCII 文字 ) スペース および記号 (! # $ % & ' ( ) + -. [ ] ^ _ ` { } ~) リソースグループに割り当てるパリティグループを選択します クリックすると [ パリティグループ選択 ] 画面が表示されます リソースグループに割り当てる LDEV を選択します クリックすると [LDEV 選択 ] 画面が表示されます リソースグループに割り当てるポートを選択します クリックすると [ ポート選択 ] 画面が表示されます リソースグループに割り当てるホストグループを選択します クリックすると [ ホストグループ選択 ] 画面が表示されます [ 追加 ] ボタン 情報設定エリアで設定した設定内容が [ 選択したリソースグループ ] テーブルに追加されます Resource Partition Manager GUI リファレンス 243

244 [ 選択したリソースグループ ] テーブル 項目リソースグループ名 (ID) パリティグループ数 LDEV 数ポート数ホストグループ数詳細削除 説明リソースグループ名と ID が表示されます ID は [-] で表示されます リソースグループに割り当てるパリティグループ数が表示されます リソースグループに割り当てる LDEV 数が表示されます リソースグループに割り当てるポート数が表示されます リソースグループに割り当てるホストグループ数が表示されます 選択したリソースグループの詳細を表示します 行を選択してボタンをクリックすると [ リソースグループプロパティ ] 画面が表示されます 選択したリソースグループを削除します 244 Resource Partition Manager GUI リファレンス

245 D.3.2 [ パリティグループ選択 ] 画面 Resource Partition Manager GUI リファレンス 245

246 [ 利用可能なパリティグループ ] テーブル 項目パリティグループ ID 容量 LDEV 数 説明パリティグループ ID が表示されます パリティグループの容量が表示されます パリティグループ内の LDEV 数が表示されます [ 追加 ] ボタン [ 利用可能なパリティグループ ] テーブルで行を選択してボタンをクリックすると 選択したパリ ティグループが [ 選択したパリティグループ ] テーブルに追加されます [ 削除 ] ボタン [ 選択したパリティグループ ] テーブルで行を選択してボタンをクリックすると 選択したパリティグループが [ 選択したパリティグループ ] テーブルから削除され [ 利用可能なパリティグループ ] テーブルに移動します 246 Resource Partition Manager GUI リファレンス

247 [ 選択したパリティグループ ] テーブル 項目パリティグループ ID 容量 LDEV 数 説明パリティグループ ID が表示されます パリティグループの容量が表示されます パリティグループ内の LDEV 数が表示されます Resource Partition Manager GUI リファレンス 247

248 D.3.3 [LDEV 選択 ] 画面 248 Resource Partition Manager GUI リファレンス

249 [ 利用可能な LDEV] テーブル 項目 説明 LDEV ID LDEV 名パリティグループ ID プール名 (ID) 容量プロビジョニングタイプ LDEV ID が表示されます 未定義の LDEV も表示されます LDEV が未定義の場合 LDEV 名 以降の項目は [-] が表示されます LDEV 名が表示されます LDEV が属するパリティグループ ID が表示されます LDEV が属するプール名と ID が表示されます LDEV の容量が表示されます LDEV の種類が表示されます [Basic]: 内部ボリュームです [DP]:Dynamic Provisioning または Dynamic Provisioning for Mainframe の仮想ボリュームです [ 外部ボリューム ]: 外部ボリュームです [COW Snapshot]:Copy-on-Write Snapshot のボリュームです [External MF]: マイグレーションボリュームです Resource Partition Manager GUI リファレンス 249

250 項目 説明 属性 ジャーナルグループ ID LDEV の属性が表示されます [ コマンドデバイス ]: コマンドデバイスです [ リモートコマンドデバイス ]: リモートコマンドデバイスです [ システムディスク ]: システムディスクです [JNL VOL]: ジャーナルボリュームです [ プール VOL]: プールボリュームです 括弧内の番号はプール ID です [ 予約 VOL]: リザーブボリュームです [Quorum ディスク ]:Quorum ディスクです [TSE]:TSE-VOL です [ 無停止マイグレーション ]: 無停止マイグレーションのボリュームです [-]: 属性が設定されていないボリュームです 属性が [JNL VOL] の場合 ジャーナルグループ ID が表示されます 属性が [JNL VOL] 以外の場合は [-] が表示されます [ 追加 ] ボタン [ 利用可能な LDEV] テーブルで行を選択してボタンをクリックすると 選択した LDEV が [ 選択した LDEV] テーブルに追加されます [ 削除 ] ボタン [ 選択した LDEV] テーブルで行を選択してボタンをクリックすると 選択した LDEV が [ 選択した LDEV] テーブルから削除され [ 利用可能な LDEV] テーブルに移動します 250 Resource Partition Manager GUI リファレンス

251 [ 選択した LDEV] テーブル 項目 説明 LDEV ID LDEV 名パリティグループ ID プール名 (ID) 容量プロビジョニングタイプ LDEV ID が表示されます 未定義の LDEV も表示されます LDEV が未定義の場合 LDEV 名 以降の項目は [-] が表示されます LDEV 名が表示されます LDEV が属するパリティグループ ID が表示されます LDEV が属するプール名と ID が表示されます LDEV の容量が表示されます LDEV の種類が表示されます [Basic]: 内部ボリュームです [DP]:Dynamic Provisioning または Dynamic Provisioning for Mainframe の仮想ボリュームです [ 外部ボリューム ]: 外部ボリュームです [COW Snapshot]:Copy-on-Write Snapshot のボリュームです [External MF]: マイグレーションボリュームです Resource Partition Manager GUI リファレンス 251

252 項目 説明 属性 ジャーナルグループ ID LDEV の属性が表示されます [ コマンドデバイス ]: コマンドデバイスです [ リモートコマンドデバイス ]: リモートコマンドデバイスです [ システムディスク ]: システムディスクです [JNL VOL]: ジャーナルボリュームです [ プール VOL]: プールボリュームです 括弧内の番号はプール ID です [ 予約 VOL]: リザーブボリュームです [Quorum ディスク ]:Quorum ディスクです [TSE]:TSE-VOL です [ 無停止マイグレーション ]: 無停止マイグレーションのボリュームです [-]: 属性が設定されていないボリュームです 属性が [JNL VOL] の場合 ジャーナルグループ ID が表示されます 属性が [JNL VOL] 以外の場合は [-] が表示されます D.3.4 [ ポート選択 ] 画面 252 Resource Partition Manager GUI リファレンス

253 [ 利用可能なポート ] テーブル 項目 説明 ポート名 属性 ポート名が表示されます ポートの属性 (Initiator Target RCU Target External の区別 ) が表示され ます [ 追加 ] ボタン [ 利用可能なポート ] テーブルで行を選択してボタンをクリックすると 選択したポートが [ 選択し たポート ] テーブルに追加されます [ 削除 ] ボタン [ 選択したポート ] テーブルで行を選択してボタンをクリックすると 選択したポートが [ 選択した ポート ] テーブルから削除され [ 利用可能なポート ] テーブルに移動します Resource Partition Manager GUI リファレンス 253

254 [ 選択したポート ] テーブル 項目 説明 ポート名 属性 ポート名が表示されます ポートの属性 (Initiator Target RCU Target External の区別 ) が表示され ます 254 Resource Partition Manager GUI リファレンス

255 D.3.5 [ ホストグループ選択 ] 画面 Resource Partition Manager GUI リファレンス 255

256 [ 利用可能なホストグループ ] テーブル 項目 説明 ポート名 ホストグループ名 ポート名が表示されます ポートを使用しているホストグループ名と ID が表示されます 未定義のホストグループも表示されます ホストグループが未定義の場合 ホストグループ名には [-] が表示されます [ 追加 ] ボタン [ 利用可能なホストグループ ] テーブルで行を選択してボタンをクリックすると 選択したホストグ ループが [ 選択したホストグループ ] テーブルに追加されます [ 削除 ] ボタン [ 選択したホストグループ ] テーブルで行を選択してボタンをクリックすると 選択したホストグループが [ 選択したホストグループ ] テーブルから削除され [ 利用可能なホストグループ ] テーブルに移動します 256 Resource Partition Manager GUI リファレンス

257 [ 選択したホストグループ ] テーブル 項目 説明 ポート名 ホストグループ名 ポート名が表示されます ポートを使用しているホストグループ名と ID が表示されます 未定義のホストグループも表示されます ホストグループが未定義の場合 ホストグループ名には [-] が表示されます Resource Partition Manager GUI リファレンス 257

258 D.3.6 [ 設定確認 ] 画面 [ リソースグループ作成 ] テーブル 項目リソースグループ名 (ID) パリティグループ数 LDEV 数ポート数ホストグループ数詳細 説明リソースグループ名と ID が表示されます リソースグループに割り当てるパリティグループ数が表示されます リソースグループに割り当てる LDEV 数が表示されます リソースグループに割り当てるポート数が表示されます リソースグループに割り当てるホストグループ数が表示されます 選択したリソースグループの詳細を表示します 行を選択してボタンをクリックすると [ リソースグループプロパティ ] 画面が表示されます 258 Resource Partition Manager GUI リファレンス

259 D.4 リソースグループ編集ウィザード D.4.1 [ リソースグループ編集 ] 画面 情報設定エリア 項目 リソースグループ名 説明 変更後のリソースグループ名を設定します meta_resource の名称は設定できません 1 つのストレージシステム内でリソースグループ名を重複させることはできません 英字の場合 大文字と小文字が区別されます 使用可能文字 : 英数字 (ASCII 文字 ) スペース および記号 (! # $ % & ' ( ) + -. [ ] ^ _ ` { } ~) Resource Partition Manager GUI リファレンス 259

260 D.4.2 [ 設定確認 ] 画面 [ 選択したリソースグループ ] テーブル 項目リソースグループ名 (ID) パリティグループ数 LDEV 数ポート数ホストグループ数詳細 説明変更後のリソースグループ名と ID が表示されます リソースグループに割り当てられているパリティグループ数が表示されます リソースグループに割り当てられている LDEV 数が表示されます リソースグループに割り当てられているポート数が表示されます リソースグループに割り当てられているホストグループ数が表示されます 選択したリソースグループの詳細を表示します 行を選択してボタンをクリックすると [ リソースグループプロパティ ] 画面が表示されます 260 Resource Partition Manager GUI リファレンス

261 D.5 リソース追加ウィザード D.5.1 [ リソース追加 ] 画面 情報設定エリア 項目パリティグループ選択 LDEV 選択ポート選択ホストグループ選択 説明リソースグループに追加するパリティグループを選択します クリックすると [ パリティグループ選択 ] 画面が表示されます リソースグループに追加する LDEV を選択します クリックすると [LDEV 選択 ] 画面が表示されます リソースグループに追加するポートを選択します クリックすると [ ポート選択 ] 画面が表示されます リソースグループに追加するホストグループを選択します クリックすると [ ホストグループ選択 ] 画面が表示されます Resource Partition Manager GUI リファレンス 261

262 D.5.2 [ 設定確認 ] 画面 [ 選択したリソースグループ ] テーブル 項目 リソースグループ名 (ID) 説明 リソースグループ名と ID が表示されます 262 Resource Partition Manager GUI リファレンス

263 [ 選択したパリティグループ ] テーブル 項目パリティグループ ID 容量 LDEV 数合計 説明リソースグループに追加するパリティグループ ID が表示されます パリティグループの容量が表示されます パリティグループ内の LDEV 数が表示されます 選択したパリティグループの合計数が表示されます [ 選択した LDEV] テーブル 項目 説明 LDEV ID LDEV 名パリティグループ ID プール名 (ID) 容量プロビジョニングタイプ属性ジャーナルグループ ID 合計 リソースグループに追加する LDEV ID が表示されます 未定義の LDEV も表示さ れます LDEV が未定義の場合 LDEV 名 以降の項目は [-] が表示されます LDEV 名が表示されます LDEV が属するパリティグループ ID が表示されます LDEV が属するプール名と ID が表示されます LDEV の容量が表示されます LDEV の種類が表示されます [Basic]: 内部ボリュームです [DP]:Dynamic Provisioning または Dynamic Provisioning for Mainframe の仮 想ボリュームです [ 外部ボリューム ]: 外部ボリュームです [COW Snapshot]:Copy-on-Write Snapshot のボリュームです [External MF]: マイグレーションボリュームです LDEV の属性が表示されます [ コマンドデバイス ]: コマンドデバイスです [ リモートコマンドデバイス ]: リモートコマンドデバイスです [ システムディスク ]: システムディスクです [JNL VOL]: ジャーナルボリュームです [ プール VOL]: プールボリュームです 括弧内の番号はプール ID です [ 予約 VOL]: リザーブボリュームです [Quorum ディスク ]:Quorum ディスクです [TSE]:TSE-VOL です [ 無停止マイグレーション ]: 無停止マイグレーションのボリュームです [-]: 属性が設定されていないボリュームです 属性が [JNL VOL] の場合 ジャーナルグループ ID が表示されます 属性が [JNL VOL] 以外の場合は [-] が表示されます 選択した LDEV の合計数が表示されます [ 選択したポート ] テーブル 項目 説明 ポート名 属性 合計 リソースグループに追加するポート名が表示されます ポートの属性 (Initiator Target RCU Target External の区別 ) が表示されます 選択したポートの合計数が表示されます Resource Partition Manager GUI リファレンス 263

264 [ 選択したホストグループ ] 項目 説明 ポート名 ホストグループ名 合計 ホストグループが使用しているポート名が表示されます リソースグループに追加するホストグループ名と ID が表示されます 未定義のホストグループも表示されます ホストグループが未定義の場合 ホストグループ名には [-] が表示されます 選択したホストグループの合計数が表示されます D.6 [ リソース削除 ] 画面 [ 選択したリソースグループ ] テーブル 項目 リソースグループ名 (ID) 説明 リソースを削除するリソースグループ名と ID が表示されます [ 選択したパリティグループ ] テーブル ( パリティグループを削除する場合 ) 項目パリティグループ ID 容量 LDEV 数合計 説明リソースグループから削除するパリティグループの ID が表示されます パリティグループの容量が表示されます パリティグループ内の LDEV 数が表示されます 選択したパリティグループの合計数が表示されます 264 Resource Partition Manager GUI リファレンス

265 [ 選択した LDEV] テーブル (LDEV を削除する場合 ) 項目 説明 LDEV ID LDEV 名パリティグループ ID プール名 (ID) 容量プロビジョニングタイプ属性ジャーナルグループ ID 合計 リソースグループから削除する LDEV の ID が表示されます 未定義の LDEV も表 示されます LDEV が未定義の場合 LDEV 名 以降の項目は [-] が表示されま す リソースグループから削除する LDEV の LDEV 名が表示されます LDEV が属するパリティグループ ID が表示されます LDEV が属するプール名と ID が表示されます LDEV の容量が表示されます LDEV の種類が表示されます [Basic]: 内部ボリュームです [DP]:Dynamic Provisioning または Dynamic Provisioning for Mainframe の仮 想ボリュームです [ 外部ボリューム ]: 外部ボリュームです [COW Snapshot]:Copy-on-Write Snapshot のボリュームです [External MF]: マイグレーションボリュームです LDEV の属性が表示されます [ コマンドデバイス ]: コマンドデバイスです [ リモートコマンドデバイス ]: リモートコマンドデバイスです [ システムディスク ]: システムディスクです [JNL VOL]: ジャーナルボリュームです [ プール VOL]: プールボリュームです 括弧内の番号はプール ID です [ 予約 VOL]: リザーブボリュームです [Quorum ディスク ]:Quorum ディスクです [TSE]:TSE-VOL です [ 無停止マイグレーション ]: 無停止マイグレーションのボリュームです [-]: 属性が設定されていないボリュームです 属性が [JNL VOL] の場合 ジャーナルグループ ID が表示されます 属性が [JNL VOL] 以外の場合は [-] が表示されます 選択した LDEV の合計数が表示されます [ 選択したポート ] テーブル ( ポートを削除する場合 ) 項目 説明 ポート名 属性 合計 リソースグループから削除するポート名が表示されます ポートの属性 (Initiator Target RCU Target External の区別 ) が表示されます 選択したポートの合計数が表示されます [ 選択したホストグループ ] テーブル ( ホストグループを削除する場合 ) 項目 説明 ポート名 ホストグループ名 合計 ホストグループが使用しているポート名が表示されます リソースグループから削除するホストグループ名と ID が表示されます 未定義のホストグループも表示されます ホストグループが未定義の場合 ホストグループ名には [-] が表示されます 選択したホストグループの合計数が表示されます Resource Partition Manager GUI リファレンス 265

266 D.7 [ リソースグループ削除 ] 画面 [ 選択したリソースグループ ] テーブル 項目 リソースグループ名 (ID) 説明 削除するリソースグループの名称と ID が表示されます 266 Resource Partition Manager GUI リファレンス

267 D.8 [ リソースグループプロパティ ] 画面 Resource Partition Manager GUI リファレンス 267

268 [ リソースグループプロパティ ] テーブル 項目リソースグループ名 (ID) パリティグループ数 LDEV 数ポート数ホストグループ数 説明リソースグループ名と ID が表示されます リソースグループに割り当てられているパリティグループ数が表示されます リソースグループに割り当てられている LDEV 数が表示されます リソースグループに割り当てられているポート数が表示されます リソースグループに割り当てられているホストグループ数が表示されます [ パリティグループ ] テーブル 項目パリティグループ ID 容量 LDEV 数合計 説明パリティグループ ID が表示されます パリティグループの容量が表示されます パリティグループ内の LDEV 数が表示されます 選択したパリティグループの合計数が表示されます [LDEV] テーブル 項目 説明 LDEV ID LDEV 名パリティグループ ID プール名 (ID) 容量プロビジョニングタイプ属性ジャーナルグループ ID 合計 LDEV ID が表示されます 未定義の LDEV も表示されます LDEV が未定義の場 合 LDEV 名 以降の項目は [-] が表示されます LDEV 名が表示されます LDEV が属するパリティグループ ID が表示されます LDEV が属するプール名と ID が表示されます LDEV の容量が表示されます LDEV の種類が表示されます [Basic]: 内部ボリュームです [DP]:Dynamic Provisioning または Dynamic Provisioning for Mainframe の仮 想ボリュームです [ 外部ボリューム ]: 外部ボリュームです [COW Snapshot]:Copy-on-Write Snapshot のボリュームです [External MF]: マイグレーションボリュームです LDEV の属性が表示されます [ コマンドデバイス ]: コマンドデバイスです [ リモートコマンドデバイス ]: リモートコマンドデバイスです [ システムディスク ]: システムディスクです [JNL VOL]: ジャーナルボリュームです [ プール VOL]: プールボリュームです 括弧内の番号はプール ID です [ 予約 VOL]: リザーブボリュームです [Quorum ディスク ]:Quorum ディスクです [TSE]:TSE-VOL です [ 無停止マイグレーション ]: 無停止マイグレーションのボリュームです [-]: 属性が設定されていないボリュームです 属性が [JNL VOL] の場合 ジャーナルグループ ID が表示されます 属性が [JNL VOL] 以外の場合は [-] が表示されます 選択した LDEV の合計数が表示されます 268 Resource Partition Manager GUI リファレンス

269 [ ポート ] テーブル 項目 説明 ポート名 属性 合計 ポート名が表示されます ポートの属性 (Initiator Target RCU Target External の区別 ) が表示されます 選択したポートの合計数が表示されます [ ホストグループ ] テーブル 項目 説明 ポート名 ホストグループ名 合計 ホストグループが使用しているポート名が表示されます ホストグループ名と ID が表示されます 未定義のホストグループも表示されます ホストグループが未定義の場合 ホストグループ名には [-] が表示されます 選択したホストグループの合計数が表示されます Resource Partition Manager GUI リファレンス 269

270 270 Resource Partition Manager GUI リファレンス

271 E LUN Manager GUI リファレンス LUN Manager で使用する画面について説明します 各画面に共通する操作 ( ボタンおよびタスク名入力など ) については Storage Navigator ユーザガイド を参照してください r E.1 [ ポート / ホストグループ ] を選択したときのトップ画面 r E.2 [ ポート / ホストグループ ] から個別のポートを選択したときのトップ画面 r E.3 [ ポート / ホストグループ ] のポートから個別のホストグループを選択したときの トップ画面 r E.4 LUN パス追加ウィザード r E.5 ホストグループ作成ウィザード r E.6 ホストグループ編集ウィザード r E.7 ホストグループに追加ウィザード ( ホスト選択時 ) r E.8 ホスト追加ウィザード ( ホストグループ選択時 ) r E.9 LUN パス削除ウィザード r E.10 ホスト編集ウィザード r E.11 ポート編集ウィザード r E.12 交替パス作成ウィザード r E.13 LUN パスコピーウィザード r E.14 ホスト削除ウィザード r E.15 UUID 編集ウィザード r E.16 [ 新規ホスト追加 ] 画面 LUN Manager GUI リファレンス 271

272 r E.17 [LUN ID 変更 ] 画面 r E.18 [ ホストグループ削除 ] 画面 r E.19 [ ログイン WWN 削除 ] 画面 r E.20 [UUID 削除 ] 画面 r E.21 [ ホストグループプロパティ ] 画面 r E.22 [LUN プロパティ ] 画面 r E.23 [Authentication] 画面 r E.24 コマンドデバイス編集ウィザード r E.25 [ ログイン WWN 状態参照 ] 画面 272 LUN Manager GUI リファレンス

273 E.1 [ ポート / ホストグループ ] を選択したときのトッ プ画面 [ サマリ ] [ ホストグループ ] タブ [ ホスト ] タブ [ ポート ] タブ [ ログイン WWN] タブ LUN Manager GUI リファレンス 273

274 [ サマリ ] 項目 説明 Target RCU Target Initiator External 合計 ターゲットポートの数の合計が表示されます RCU ターゲットポートの数の合計が表示されます イニシエータポートの数の合計が表示されます 外部接続用ポートの数の合計が表示されます ポートの合計値が表示されます [ ホストグループ ] タブ 各ユーザに割り当てられているホストグループのみ表示されます 項目 説明 ポート名ホストグループ名ホストモードポートセキュリティホスト数 LUN 数リソースグループ名 (ID) ホストグループ作成 LUN パス追加ホスト追加ホストグループ削除 * ホストグループ編集 * 交替パス作成 * テーブル情報出力 * ポートの名前が表示されます ポート名をクリックすると [ ポート情報 ] 画面に遷移します ホストグループのアイコンとホストグループ名が表示されます ホストグループ名をクリックすると [ ホストグループ情報 ] 画面に遷移します ホストグループのホストモードが表示されます ポートの LUN セキュリティの設定 ( 有効 / 無効 ) が表示されます ホストの数が表示されます LUN の数が表示されます ホストグループのリソースグループの名称と ID が表示されます ID は括弧内に表示されます [ ホストグループ作成 ] 画面が表示されます [LUN パス追加 ] 画面が表示されます [ ホスト追加 ] 画面が表示されます [ ホストグループ削除 ] 画面が表示されます [ ホストグループ編集 ] 画面が表示されます [ 交替パス作成 ] 画面が表示されます テーブル情報を出力させる画面が表示されます *[ 他のタスク ] ボタンをクリックすると表示されます [ ホスト ] タブ 各ユーザに割り当てられているホストグループに登録された HBA WWN のみ表示されます 項目 説明 ポート名 HBA WWN ホスト名ホストグループ名ホストグループに追加ホスト編集 ポートの名前が表示されます ポート名をクリックすると [ ポート情報 ] 画面に遷移します HBA WWN のアイコンと WWN が表示されます ホスト名が表示されます ホストグループ名が表示されます [ ホストグループに追加 ] 画面が表示されます [ ホスト編集 ] 画面が表示されます 274 LUN Manager GUI リファレンス

275 項目 説明 ホスト削除 テーブル情報出力 [ ホスト削除 ] 画面が表示されます テーブル情報を出力させる画面が表示されます [ ポート ] タブ 各ユーザに割り当てられているポートのみ表示されます 項目 説明 ポート名内部 WWN ポートスピードセキュリティタイプアドレス ( ループ ID) Fabric 接続形態属性リソースグループ名 (ID) ENode MAC アドレス * VLAN ID* FPMA* VP インデックス * FCF インデックス * VP 状態 * ポート編集テーブル情報出力 ポートのアイコンとポートの名前が表示されます ポート名をクリックすると [ ポート情報 ] 画面に遷移します ポートの WWN が表示されます ファイバチャネルポートのデータ転送速度が表示されます 単位は Gbps (Gigabit per second: ギガビット / 秒 ) です 1 Gbps 2 Gbps 4 Gbps 8 Gbps または 10Gbps が表示されます ポートスピードが Auto に設定されている場合は Auto( 実際の転送速度 ) が表示されます ポートの LUN セキュリティの設定 ( 有効 / 無効 ) が表示されます ポートの種類が表示されます ポートのアドレスが表示されます Fabric スイッチを使用するかどうかが表示されます トポロジが表示されます ポートの属性 (Initiator Target RCU Target External の区別 ) が表示されます ポートのリソースグループの名称と ID が表示されます ID は括弧内に表示されます FCoE コントローラによって割り当てられた静的な MAC アドレスが表示されます VLAN を一意に識別する値が表示されます FCoE スイッチにより割り当てられる動的な MAC アドレスが表示されます 物理ポート内の仮想ポートを一意に識別する値が表示されます FCoE スイッチの管理番号が表示されます 次に示す仮想ポートの状態が表示されます リンクダウンリンクアップ ( ログイン ) リンクアップ ( ログアウト ) [ ポート編集 ] 画面が表示されます テーブル情報を出力させる画面が表示されます * この項目は 初期状態では表示されません 項目を表示する場合は テーブルオプションの [ カラム設定 ] 画面で設定を変更してください [ カラム設定 ] 画面の詳細については Storage Navigator ユーザガイド をご覧ください LUN Manager GUI リファレンス 275

276 [ ログイン WWN] タブ 項目 説明 ポート名 HBA WWN ホスト名ホストグループ名ホストグループに追加ログイン WWN 削除ログイン WWN 状態参照テーブル情報出力 ポートの名前が表示されます ポート名をクリックすると [ ポート情報 ] 画面に遷移します HBA WWN のアイコンと WWN が表示されます ホスト名が表示されます ホストグループ名が表示されます [ ホストグループに追加 ] 画面が表示されます [ ログイン WWN 削除 ] 画面が表示されます [ ログイン WWN 状態参照 ] 画面が表示されます テーブル情報を出力させる画面が表示されます 276 LUN Manager GUI リファレンス

277 E.2 [ ポート / ホストグループ ] から個別のポートを選 択したときのトップ画面 [ サマリ ] [ ホストグループ ] タブ [ ホスト ] タブ [ サマリ ] 項目 説明 内部 WWN ポートの WWN が表示されます LUN Manager GUI リファレンス 277

278 項目ポートスピードセキュリティ属性アドレス ( ループ ID) Fabric 接続形態 LUN 数ホスト数ホストグループ数 説明ファイバチャネルポートのデータ転送速度が表示されます 単位は Gbps (Gigabit per second: ギガビット / 秒 ) です ポートの LUN セキュリティの設定 ( 有効 / 無効 ) が表示されます ポートの属性 (Initiator Target RCU Target External の区別 ) が表示されます ポートのアドレスが表示されます Fabric スイッチを使用するかどうかが表示されます トポロジが表示されます 当該ポートに設定されている LUN の数の合計と 当該ポートに登録できる LUN の最大数が表示されます Initiator ポートまたは External ポートが選択されている場合 この項目には [-]( ハイフン ) が表示されます 当該ポートに設定されているホストの数の合計と 当該ポートに登録できるホストの最大数が表示されます Initiator ポートまたは External ポートが選択されている場合 この項目には [-]( ハイフン ) が表示されます 当該ポートに設定されているホストグループの数の合計と 当該ポートに登録できるホストグループ最大数が表示されます Initiator ポートまたは External ポートが選択されている場合 登録できるホストグループ最大数は表示されません [ ホストグループ ] タブ 各ユーザに割り当てられているホストグループのみ表示されます 注意 Initiator ポートの場合 ホストモードオプションを設定するために ホストグループ 0( ゼロ ) だけが表示されます ホストモードオプションの詳細については 表 4-2 ホストモードのオプション を参照してください 項目 説明 ポート名ホストグループ名ホストモードポートセキュリティホスト数 LUN 数リソースグループ名 (ID) ホストグループ作成 LUN パス追加ホスト追加ホストグループ削除 * ホストグループ編集 * 交替パス作成 * テーブル情報出力 * ポートの名前が表示されます ホストグループのアイコンとホストグループ名が表示されます ホストグループ名をクリックすると [ ホストグループ情報 ] 画面に遷移します ホストグループのホストモードが表示されます ポートの LUN セキュリティの設定 ( 有効 / 無効 ) が表示されます ホストの数が表示されます LUN の数が表示されます ホストグループのリソースグループの名称と ID が表示されます ID は括弧内に表示されます Initiator ポートの場合 [-] が表示されます [ ホストグループ作成 ] 画面が表示されます [LUN パス追加 ] 画面が表示されます [ ホスト追加 ] 画面が表示されます [ ホストグループ削除 ] 画面が表示されます [ ホストグループ編集 ] 画面が表示されます [ 交替パス作成 ] 画面が表示されます テーブル情報を出力させる画面が表示されます 278 LUN Manager GUI リファレンス

279 項目 説明 *[ 他のタスク ] ボタンをクリックすると表示されます [ ホスト ] タブ 各ユーザに割り当てられているホストグループに登録された HBA WWN のみ表示されます 項目 説明 ポート名 HBA WWN ホスト名ホストグループ名ホストグループに追加ホスト編集ホスト削除テーブル情報出力 ポートの名前が表示されます HBA WWN のアイコンと WWN が表示されます ホスト名が表示されます ホストグループ名が表示されます [ ホストグループに追加 ] 画面が表示されます [ ホスト編集 ] 画面が表示されます [ ホスト削除 ] 画面が表示されます テーブル情報を出力させる画面が表示されます E.3 [ ポート / ホストグループ ] のポートから個別のホ ストグループを選択したときのトップ画面 LUN Manager GUI リファレンス 279

280 [ サマリ ] [ ホスト ] タブ [LUN] タブ [ ホストモードオプション ] タブ [ サマリ ] 項目ホストグループ名ポート名ホストモードポートセキュリティ 説明ホストグループ名が表示されます ポートの名前が表示されます ホストグループのホストモードが表示されます ポートの LUN セキュリティの設定 ( 有効 / 無効 ) が表示されます [ ホスト ] タブ 項目 説明 ポート名 HBA WWN ホスト名ホストグループ名ホストグループに追加ホスト編集ホスト追加ホスト削除 * テーブル情報出力 * ポートの名前が表示されます HBA WWN のアイコンと WWN が表示されます ホスト名が表示されます ホストグループ名が表示されます [ ホストグループに追加 ] 画面が表示されます [ ホスト編集 ] 画面が表示されます [ ホスト追加 ] 画面が表示されます [ ホスト削除 ] 画面が表示されます テーブル情報を出力させる画面が表示されます *[ 他のタスク ] ボタンをクリックすると表示されます [LUN] タブ 各ユーザに割り当てられている LDEV に対応する LUN パスのみ表示されます 項目 説明 ポート名 LUN ID LDEV ID LDEV 名エミュレーションタイプ容量 ポートの名前が表示されます LUN アイコンと LUN ID が表示されます LUN ID をクリックすると [LUN プロパティ ] 画面へ遷移します LDKC 番号 CU 番号 および LDEV 番号の組み合わせが表示されます LDEV ID をクリックすると [LDEV プロパティ ] 画面へ遷移します LDEV 名が表示されます 論理ボリュームのエミュレーションタイプが表示されます LUSE ボリュームの場合 エミュレーションタイプの右側にはアスタリスク (*) と数字が表示されます たとえば [OPEN-9*3] と表示されている場合 3 つの OPEN-9 ボリュームが連結していることを示します 論理ボリュームのサイズが表示されます 280 LUN Manager GUI リファレンス

281 項目プロビジョニングタイプ属性パス数 LUN パス追加 LUN パスコピーコマンドデバイス編集 LUN パス削除 * UUID 編集 * テーブル情報出力 * 説明 論理ボリュームの種別が表示されます 論理ボリュームの種別を以下に 示します [Basic]: 内部ボリュームです [ 外部ボリューム ]: 外部ボリュームです [DP]:Dynamic Provisioning の仮想ボリュームです [COW Snapshot]:Copy-on-Write Snapshot のボリュームです LDEV の属性が表示されます [ コマンドデバイス ]: コマンドデバイスです [ リモートコマンドデバイス ]: リモートコマンドデバイスです [ 予約 VOL]: リザーブボリュームです [TSE]:TSE-VOL です [ 無停止マイグレーション ]: 無停止マイグレーションのボリュームです [-]: 属性が設定されていないボリュームです 当該 LDEV に対して 当該パスの数と交替パスの数の合計が表示されます [LUN パス追加 ] 画面が表示されます [LUN パスコピー ] 画面が表示されます [ コマンドデバイス編集 ] 画面が表示されます [LUN パス削除 ] 画面が表示されます [UUID 編集 ] 画面が表示されます テーブル情報を出力させる画面が表示されます *[ 他のタスク ] ボタンをクリックすると表示されます [ ホストモードオプション ] タブ 項目 説明 モード番号説明状態ホストグループ編集テーブル情報出力 ホストモードオプションの番号が表示されます ホストモードオプションの説明が表示されます ホストモードオプションの設定 ( 有効 / 無効 ) が表示されます [ ホストグループ編集 ] 画面が表示されます テーブル情報を出力させる画面が表示されます LUN Manager GUI リファレンス 281

282 E.4 LUN パス追加ウィザード E.4.1 [LDEV 選択 ] 画面 282 LUN Manager GUI リファレンス

283 [ 利用可能な LDEV] テーブル LU パスを設定できる論理ボリュームの一覧が表示されます 各ユーザに割り当てられている LDEV のみ表示されます 項目 説明 LDEV ID LDEV 名パリティグループ ID プール名 ((ID) LDKC 番号 CU 番号 および LDEV 番号の組み合わせが表示されます LDEV 名が表示されます パリティグループ ID が表示されます プール名とプール ID が表示されます プール VOL として使用されていない場合は [-] が表示されます RAID レベル RAID レベルが表示されます プール内で混在している場合は [ 混在 ] が表示されます エミュレーションタイプ 容量 プロビジョニングタイプ 論理ボリュームのエミュレーションタイプが表示されます LUSE ボリュームの場合 エミュレーションタイプの右側にはアスタリスク (*) と数字が表示されます たとえば [OPEN-9*3] と表示されている場合 3 つの OPEN-9 ボリュームが連結していることを示します 論理ボリュームのサイズが表示されます 論理ボリュームの種別が表示されます LUN Manager GUI リファレンス 283

284 項目 説明 属性 パス数 リソースグループ名 (ID) LDEV の属性が表示されます [ コマンドデバイス ]: コマンドデバイスです [ リモートコマンドデバイス ]: リモートコマンドデバイスです [ 予約 VOL]: リザーブボリュームです [TSE]:TSE-VOL です [ 無停止マイグレーション ]: 無停止マイグレーションのボリュームです [-]: 属性が設定されていないボリュームです LDEV に対して設定されているパスの数が表示されます LDEV のリソースグループの名称と ID が表示されます ID は括弧内 に表示されます [ 追加 ] ボタン [ 利用可能な LDEV] テーブルで選択した論理ボリュームを [ 選択した LDEV] テーブルに追加します [ 削除 ] ボタン [ 選択した LDEV] テーブルで選択した論理ボリュームを [ 選択した LDEV] テーブルから削除します [ 選択した LDEV] テーブル 284 LUN Manager GUI リファレンス

285 項目 説明 LDEV ID LDEV 名パリティグループ ID プール名 ((ID) エミュレーションタイプ容量プロビジョニングタイプ属性パス数リソースグループ名 (ID) LDKC 番号 CU 番号 および LDEV 番号の組み合わせが表示されます LDEV 名が表示されます パリティグループ ID が表示されます プール名とプール ID が表示されます プール VOL として使用されていない場合は [-] が表示されます 論理ボリュームのエミュレーションタイプが表示されます LUSE ボ リュームの場合 エミュレーションタイプの右側にはアスタリスク (*) と数字が表示されます たとえば [OPEN-9*3] と表示されている 場合 3 つの OPEN-9 ボリュームが連結していることを示します 論理ボリュームのサイズが表示されます 論理ボリュームの種別が表示されます LDEV の属性が表示されます [ コマンドデバイス ]: コマンドデバイスです [ リモートコマンドデバイス ]: リモートコマンドデバイスです [ 予約 VOL]: リザーブボリュームです [TSE]:TSE-VOL です [ 無停止マイグレーション ]: 無停止マイグレーションのボリュームです [-]: 属性が設定されていないボリュームです LDEV に対して設定されているパスの数が表示されます LDEV のリソースグループの名称と ID が表示されます ID は括弧内 に表示されます E.4.2 [ ホストグループ選択 ] 画面 LUN Manager GUI リファレンス 285

286 [ 利用可能なホストグループ ] テーブル LU パスを設定できるホストグループの一覧が表示されます 各ユーザに割り当てられているホス トグループのみ表示されます 項目 説明 ポート名 ホストグループ名 ホストモード ポートの名前が表示されます ホストグループ名が表示されます ホストグループのホストモードが表示されます 属性ポートの属性 (Initiator Target RCU Target External の区別 ) が表示されます ポートセキュリティホスト数リソースグループ名 (ID) 詳細 ポートの LUN セキュリティの設定 ( 有効 / 無効 ) が表示されます ホストグループに登録されているホストの数が表示されます ホストグループのリソースグループの名称と ID が表示されます ID は括弧内に表示されます 選択したホストグループの詳細が表示されます [ 追加 ] ボタン [ 利用可能なホストグループ ] テーブルで選択したホストグループを [ 選択したホストグループ ] テーブルに追加します 286 LUN Manager GUI リファレンス

287 [ 削除 ] ボタン [ 選択したホストグループ ] テーブルで選択したホストグループを [ 選択したホストグループ ] テー ブルから削除します [ 選択したホストグループ ] テーブル 項目 説明 ポート名 ホストグループ名 ホストモード ポートの名前が表示されます ホストグループ名が表示されます ホストグループのホストモードが表示されます 属性ポートの属性 (Initiator Target RCU Target External の区別 ) が表示されます ポートセキュリティホスト数リソースグループ名 (ID) 詳細 ポートの LUN セキュリティの設定 ( 有効 / 無効 ) が表示されます ホストグループに登録されているホストの数が表示されます ホストグループのリソースグループの名称と ID が表示されます ID は括弧内に表示されます 選択したホストグループの詳細が表示されます LUN Manager GUI リファレンス 287

288 E.4.3 [LUN パス追加 ] 画面 [ 追加した LUN] テーブル 項目 説明 LDEV ID LDEV 名パリティグループ ID プール名 ((ID) エミュレーションタイプ容量プロビジョニングタイプ属性 LUN ID((LUN の数 ) パス ) ポート名 / ホストグループ名 LDKC 番号 CU 番号 および LDEV 番号の組み合わせが表示されます LDEV 名が表示されます パリティグループ ID が表示されます プール名とプール ID が表示されます プール VOL として使用されていない場合は [-] が表示されます 論理ボリュームのエミュレーションタイプが表示されます LUSE ボ リュームの場合 エミュレーションタイプの右側にはアスタリスク (*) と数字が表示されます たとえば [OPEN-9*3] と表示されている 場合 3 つの OPEN-9 ボリュームが連結していることを示します 論理ボリュームのサイズが表示されます 論理ボリュームの種別が表示されます LDEV の属性が表示されます [ コマンドデバイス ]: コマンドデバイスです [ リモートコマンドデバイス ]: リモートコマンドデバイスです [ 予約 VOL]: リザーブボリュームです [TSE]:TSE-VOL です [ 無停止マイグレーション ]: 無停止マイグレーションのボリュームです [-]: 属性が設定されていないボリュームです 設定された LUN の数が表示されます 設定された LUN のポート名とホストグループ名が表示されます こ の項目は設定された LUN の数だけ表示されます 288 LUN Manager GUI リファレンス

289 項目 説明 LDEV 設定変更 LUN ID 変更 LDEV 名の設定を変更したい場合は 対象の LDEV を選択した後に [LDEV 設定変更 ] ボタンをクリックします LUN の設定を変更したい場合は ポート名 / ホストグループ名のテーブルカラムのチェックを付け 対象の LDEV を選択した後に [LUN ID 変更 ] ボタンをクリックします E.4.4 [ 設定確認 ] 画面 [ 追加した LUN] テーブル 項目 説明 LDEV ID LDEV 名パリティグループ ID プール名 (ID) エミュレーションタイプ容量プロビジョニングタイプ LDKC 番号 CU 番号 および LDEV 番号の組み合わせが表示されます LDEV 名が表示されます パリティグループ ID が表示されます プール名とプール ID が表示されます プール VOL として使用されていない場合は [-] が表示されます 論理ボリュームのエミュレーションタイプが表示されます LUSE ボリュームの場合 エミュレーションタイプの右側にはアスタリスク (*) と数字が表示されます たとえば [OPEN-9*3] と表示されている場合 3 つの OPEN-9 ボリュームが連結していることを示します 論理ボリュームのサイズが表示されます 論理ボリュームの種別が表示されます LUN Manager GUI リファレンス 289

290 項目 説明 属性 LUN ID ((LUN の数 ) パス ) ポート名 / ホストグループ名 LDEV の属性が表示されます [ コマンドデバイス ]: コマンドデバイスです [ リモートコマンドデバイス ]: リモートコマンドデバイスです [ 予約 VOL]: リザーブボリュームです [TSE]:TSE-VOL です [ 無停止マイグレーション ]: 無停止マイグレーションのボリュームです [-]: 属性が設定されていないボリュームです 当該 LDEV に対して設定されている LUN の数が表示されます 設定された LUN のポート名とホストグループ名が表示されます こ の項目は設定された LUN ID が表示されます E.5 ホストグループ作成ウィザード E.5.1 [ ホストグループ作成 ] 画面 ホストグループ名ホストグループ名を入力します ホストグループ名は最大 64 文字で 半角の ASCII 文字 ( 英数字および記号 ) が使用できます ただし 次の記号は使用できません \ / :, ; *? " < > 290 LUN Manager GUI リファレンス

291 ホストグループ名の先頭と末尾に 空白文字を使用することはできません リソースグループ名 (ID) ホストグループを作成するリソースグループを選択します Any を選択した場合 ユーザに割り当てられているすべてのポートのうち ホストグループを追加できるポートが [ 利用可能なポート ] に表示されます Any 以外を選択した場合 選択したリソースグループに割り当てられているポートのうち ホストグループを追加できるポートが [ 利用可能なポート ] に表示されます ホストモード リストからホストモードを選択します [ 利用可能なホスト ] テーブル 項目 説明 ポート名 HBA WWN ホスト名ホストグループ名 ポートの名前が表示されます ポートの WWN が表示されます ホスト名が表示されます ホストグループ名が表示されます LUN Manager GUI リファレンス 291

292 項目 説明 新ホスト ポートセキュリティ 新規ホスト追加 ホストが新規に追加されたものかどうかが表示されます ストレージシステムのポートにまだケーブル接続されていない 新規に追加されたホストであれば [Yes] すでに他のポートとケーブルで接続しているホストであれば [No] が表示されます ポートの LUN セキュリティの設定 ( 有効 / 無効 ) が表示されます ホストを新規に追加したい場合は [ 新規ホスト追加 ] ボタンをクリックます また ホストバスアダプタにニックネームを付けたい場合は ニックネームを付けたいホストバスアダプタを [ 利用可能なホスト ] テーブルから選択した状態で [ 新規ホスト追加 ] ボタンをクリックします [ 利用可能なポート ] テーブル 項目 説明 ポート名 ポートの名前が表示されます 属性ポートの属性 (Initiator Target RCU Target External の区別 ) が表示されます セキュリティ ポートの LUN セキュリティの設定 ( 有効 / 無効 ) が表示されます オプション [ オプション ] をクリックすると 画面が拡張されてホストモードのオプション一覧が表示されま す [ ホストモードオプション ] テーブル 項目 説明 モード番号説明状態有効無効 ホストモードオプションの番号が表示されます ホストモードオプションの説明が表示されます ホストモードオプションの設定 ( 有効 / 無効 ) が表示されます ホストモードオプションが有効になります ホストモードオプションが無効になります [ 追加 ] ボタン 左側で設定した内容を 右側の [ 選択したホストグループ ] テーブルに追加します 292 LUN Manager GUI リファレンス

293 [ 選択したホストグループ ] テーブル 項目 説明 ポート名 ホストグループ名 ホストモード ポートの名前が表示されます ホストグループ名が表示されます ホストグループのホストモードが表示されます 属性ポートの属性 (Initiator Target RCU Target External の区別 ) が表示されます ポートセキュリティホスト数リソースグループ名 (ID) 詳細削除 ポートの LUN セキュリティの設定 ( 有効 / 無効 ) が表示されます ホストグループに登録されているホストの数が表示されます ホストグループのリソースグループの名称と ID が表示されます ID は括弧内に表示されます 選択したホストグループの詳細が表示されます 選択したホストグループを [ 選択したホストグループ ] テーブルから削除します 次のタスク [ 次へ ] ボタンをクリックすると [ 次のタスク ] に記載されたタスクの設定に進みます LUN Manager GUI リファレンス 293

294 E.5.2 [ 設定確認 ] 画面 [ ホストグループ作成 ] テーブル 項目 説明 ポート名 ホストグループ名 ホストモード ポートの名前が表示されます ホストグループ名が表示されます ホストグループのホストモードが表示されます 属性ポートの属性 (Initiator Target RCU Target External の区別 ) が表示されます ポートセキュリティホスト数リソースグループ名 (ID) 詳細 ポートの LUN セキュリティの設定 ( 有効 / 無効 ) が表示されます ホストグループに登録されているホストの数が表示されます ホストグループのリソースグループの名称と ID が表示されます ID は括弧内に表示されます 選択したホストグループの詳細が表示されます メモこの [ 設定確認 ] 画面の説明は単一のタスクを実行したケースを表示しています 複数のタスクを連結して実行した場合には すべての設定項目が画面上に表示されます 項目の内容を確認したい場合には [ 戻る ] ボタンで各 [ 設定 ] 画面へ戻り [ ヘルプ ] ボタンをクリックして参照してください 294 LUN Manager GUI リファレンス

295 E.6 ホストグループ編集ウィザード E.6.1 [ ホストグループ編集 ] 画面 ホストグループ名ホストグループ名を入力します ホストグループ名は最大 64 文字で 半角の ASCII 文字 ( 英数字および記号 ) が使用できます ただし 次の記号は使用できません \ / :, ; *? " < > LUN Manager GUI リファレンス 295

296 ホストグループ名の先頭と末尾に 空白文字を使用することはできません Initiator ポートに設定されているホストグループが含まれている場合 この項目は非活性です ホストモード リストからホストモードを選択します Initiator ポートに設定されているホストグループが含まれている場合 この項目は非活性です [ ホストモードオプション ] テーブルホストモードオプションを設定する場合は 設定したいホストモードオプションを選択し [ 有効 ] ボタンをクリックしてください ホストモードオプションが不要な場合は 不要なホストモードオプションを選択し [ 無効 ] ボタンをクリックしてください 項目 説明 モード番号説明状態有効無効 ホストモードオプションの番号が表示されます ホストモードオプションの説明が表示されます ホストモードオプションの設定 ( 有効 / 無効 ) が表示されます ホストモードオプションが有効になります ホストモードオプションが無効になります 注意異なるホストモードが設定されている複数のホストグループを選択したときに Initiator ポートに設定されているホストグループが含まれていた場合 [ ホストグループ編集 ] の操作を完了することはできません 296 LUN Manager GUI リファレンス

297 E.6.2 [ 設定確認 ] 画面 [ 選択したホストグループ ] テーブル 項目 説明 ポート名 ホストグループ名 ホストモード ポートの名前が表示されます ホストグループ名が表示されます ホストグループのホストモードが表示されます 属性ポートの属性 (Initiator Target RCU Target External の区別 ) が表示されます LUN Manager GUI リファレンス 297

298 項目ポートセキュリティホスト数詳細 説明ポートの LUN セキュリティの設定 ( 有効 / 無効 ) が表示されます ホストグループに登録されているホストの数が表示されます 選択したホストグループの詳細が表示されます E.7 ホストグループに追加ウィザード ( ホスト選択 時 ) E.7.1 [ ホストグループに追加 ] 画面 298 LUN Manager GUI リファレンス

299 [ 利用可能なホストグループ ] テーブル 選択したホストを登録させることができるホストグループの一覧が表示されます 各ユーザに割り 当てられているホストグループのみ表示されます 項目 説明 ポート名 ホストグループ名 ホストモード ポートの名前が表示されます ホストグループ名が表示されます ホストグループのホストモードが表示されます 属性ポートの属性 (Initiator Target RCU Target External の区別 ) が表示されます ポートセキュリティ ホスト数 詳細 ポートの LUN セキュリティの設定 ( 有効 / 無効 ) が表示されます ホストグループに登録されているホストの数が表示されます 選択したホストグループの詳細が表示されます LUN Manager GUI リファレンス 299

300 [ 追加 ] ボタン [ 利用可能なホストグループ ] テーブルで選択したホストグループが [ 選択したホストグループ ] テーブルに追加されます [ 削除 ] ボタン [ 選択したホストグループ ] テーブルで選択したホストグループが [ 選択したホストグループ ] テー ブルから削除されます [ 選択したホストグループ ] テーブル 項目 説明 ポート名 ホストグループ名 ホストモード ポートの名前が表示されます ホストグループ名が表示されます ホストグループのホストモードが表示されます 属性ポートの属性 (Initiator Target RCU Target External の区別 ) が表示されます 300 LUN Manager GUI リファレンス

301 項目ポートセキュリティホスト数詳細 説明ポートの LUN セキュリティの設定 ( 有効 / 無効 ) が表示されます ホストグループに登録されているホストの数が表示されます 選択したホストグループの詳細が表示されます E.7.2 [ 設定確認 ] 画面 LUN Manager GUI リファレンス 301

302 [ 選択したホスト ] テーブル 項目 説明 HBA WWN ホスト名 ポートの WWN が表示されます ホスト名が表示されます [ 選択したホストグループ ] テーブル ホストが登録されるホストグループの一覧が表示されます 項目 説明 ポート名 ホストグループ名 ホストモード ポートの名前が表示されます ホストグループ名が表示されます ホストグループのホストモードが表示されます 属性ポートの属性 (Initiator Target RCU Target External の区別 ) が表示されます ポートセキュリティ ホスト数 ポートの LUN セキュリティの設定 ( 有効 / 無効 ) が表示されます 選択したホストを含めた ホストグループに登録されているホストの 数が表示されます E.8 ホスト追加ウィザード ( ホストグループ選択時 ) E.8.1 [ ホスト追加 ] 画面 302 LUN Manager GUI リファレンス

303 [ 利用可能なホスト ] テーブル 選択したホストグループに登録させることができるホストの一覧が表示されます 項目 説明 ポート名 HBA WWN ホスト名ホストグループ名新ホスト新規ホスト追加 ポートの名前が表示されます ポートの WWN が表示されます ホスト名が表示されます ホストグループ名が表示されます ホストが新規に追加されたものかどうかが表示されます ストレージシステムのポートにまだケーブル接続されていない 新規に追加されたホストであれば [Yes] すでに他のポートとケーブルで接続しているホストであれば [No] が表示されます ホストを新規に追加したい場合は [ 新規ホスト追加 ] ボタンをクリックます なお 新規ホストを追加した場合は ポート名 ホストグループ名が空白です LUN Manager GUI リファレンス 303

304 [ 追加 ] ボタン [ 利用可能なホスト ] テーブルで選択したホストが [ 選択したホスト ] テーブルに追加されます [ 削除 ] ボタン [ 選択したホスト ] テーブルで選択したホストグループが [ 選択したホスト ] テーブルから削除され ます [ 選択したホスト ] テーブル [ 選択したホスト ] テーブルには [ 利用可能なホスト ] テーブルで選択されたホストが表示されま す 項目 説明 ポート名 HBA WWN ホスト名 ポートの名前が表示されます なお [ 新規ホスト追加 ] で作成したホストの場合は空白となります ポートの WWN が表示されます ホスト名が表示されます 304 LUN Manager GUI リファレンス

305 ホストグループ名 新ホスト 項目 説明ホストグループ名が表示されます なお [ 新規ホスト追加 ] で作成したホストの場合は空白となります ホストが新規に追加されたものかどうかが表示されます ストレージシステムのポートにまだケーブル接続されていない 新規に追加されたホストであれば [ 該当 ] すでに他のポートとケーブルで接続しているホストであれば [ 非該当 ] が表示されます E.8.2 [ 設定確認 ] 画面 LUN Manager GUI リファレンス 305

306 [ 選択したホストグループ ] テーブル 項目 説明 ポート名 ホストグループ名 ホストモード ポートの名前が表示されます ホストグループ名が表示されます ホストグループのホストモードが表示されます 属性ポートの属性 (Initiator Target RCU Target External の区別 ) が表示されます ポートセキュリティ ホスト数 ポートの LUN セキュリティの設定 ( 有効 / 無効 ) が表示されます ホストグループに登録されているホストの数が表示されます [ 選択したホスト ] テーブル 追加したホストグループの一覧が表示されます 項目 説明 HBA WWN ホスト名 ポートの WWN が表示されます ホスト名が表示されます E.9 LUN パス削除ウィザード E.9.1 [LUN パス削除 ] 画面 306 LUN Manager GUI リファレンス

307 [ 選択した LUN パス ] テーブル 項目 説明 ポート名 LUN ID LDEV ID LDEV 名ホストグループ名容量属性削除対象から除外 ポートの名前が表示されます 選択した LUN パスが表示されます LDKC 番号 CU 番号 および LDEV 番号の組み合わせが表示されます LDEV 名が表示されます ホストグループ名が表示されます 論理ボリュームのサイズが表示されます LDEV の属性が表示されます [ コマンドデバイス ]: コマンドデバイスです [ リモートコマンドデバイス ]: リモートコマンドデバイスです [ 予約 VOL]: リザーブボリュームです [TSE]:TSE-VOL です [ 無停止マイグレーション ]: 無停止マイグレーションのボリュームです [-]: 属性が設定されていないボリュームです 選択した LUN パスを [ 選択した LUN パス ] テーブルから削除します [ この LDEV に定義した全てのパスを削除する ] チェックボックス [ 選択した LUN パス ] テーブルに表示された LDEV のすべての LU パスを削除する場合は このチェッ クボックスをオンにします 次のタスク [ 次へ ] ボタンをクリックすると [ 次のタスク ] に記載されたタスクの設定に進みます LUN Manager GUI リファレンス 307

308 E.9.2 [ 設定確認 ] 画面 [ 選択した LUN パス ] テーブル 項目 説明 ポート名 LUN ID LDEV ID LDEV 名ホストグループ名容量属性 ポートの名前が表示されます 選択した LUN パスが表示されます LDKC 番号 CU 番号 および LDEV 番号の組み合わせが表示されます LDEV 名が表示されます ホストグループ名が表示されます 論理ボリュームのサイズが表示されます LDEV の属性が表示されます [ コマンドデバイス ]: コマンドデバイスです [ リモートコマンドデバイス ]: リモートコマンドデバイスです [ 予約 VOL]: リザーブボリュームです [TSE]:TSE-VOL です [ 無停止マイグレーション ]: 無停止マイグレーションのボリュームです [-]: 属性が設定されていないボリュームです メモこの [ 設定確認 ] 画面の説明は単一のタスクを実行したケースを表示しています 複数のタスクを連結して実行した場合には すべての設定項目が画面上に表示されます 項目の内容を確認したい場合には [ 戻る ] ボタンで各 [ 設定 ] 画面へ戻り [ ヘルプ ] ボタンをクリックして参照してください 308 LUN Manager GUI リファレンス

309 E.10 ホスト編集ウィザード E.10.1 [ ホスト編集 ] 画面 [ 情報設定エリア ] 項目 説明 HBA WWN ホスト名全てのポートの HBA WWN にも同様の設定を行う ポートの WWN を入力します 16 桁の 16 進数で入力してください ホスト名を入力します ホスト名は最大 64 文字で 半角の ASCII 文字 ( 英数字および記号 ) が使用できます ただし 次の記号は使用できません \ / :, ; *? " < > ホスト名の先頭と末尾に 空白文字を使用することはできません ホスト名は 大文字と小文字が区別されます入力した内容を他のポートにも適用したい場合は このチェックボックスをオンにします 注意同一のホストに対して複数のパラメータを 2 回以上に分けて変更する場合は 適用済みのタスクの完了を待ってから次の変更を実行してください 適用済みのタスクの完了を待たずに実行すると あとから変更した内容で上書きされてしまうため 期待してい た変更の内容にならない場合があります LUN Manager GUI リファレンス 309

310 E.10.2 [ 設定確認 ] 画面 [ 選択したホスト ] テーブル 項目 説明 ポート名 HBA WWN ホスト名 ポートの名前が表示されます ポートの WWN が表示されます ホスト名が表示されます 310 LUN Manager GUI リファレンス

311 E.11 ポート編集ウィザード E.11.1 [ ポート編集 ] 画面 [ 情報設定エリア ] 項目 説明 ポート属性 ポートセキュリティ ポート属性 (Initiator Target RCU Target External の区別 ) を選択します FCoE ポートの場合は [Target] だけ指定できます ポート属性を Target または RCU Target から Initiator または External に変更した場合 このポートに属するホストグループはリソースグループのリソースから除外されます そのため このポートに属するホストグループは画面に表示されなくなります ポート属性を Initiator または External から Target または RCU Target に変更した場合 このポートに属するホストグループは meta_resource に属します ポートの LUN セキュリティを有効にするか無効にするかを選択します LUN Manager GUI リファレンス 311

312 項目 説明 ポートスピードアドレス ( ループ ID) Fabric 接続形態 ファイバチャネルポートのデータ転送速度を選択します 単位は Gbps(Gigabit per second: ギガビット / 秒 ) です [Auto] を選択した場合 転送速度はストレージシステムによって自動的に 1 Gbps 2 Gbps 4 Gbps 8 Gbps または 10Gbps に設定されます (Gbps は ギガビット / 秒 です ) 注意事項 :HBA( ホストバスアダプタ ) やスイッチが 2 Gbps 対応のものであれば CHF( ファイバチャネルのチャネルアダプタ ) のポート転送速度を 2 Gbps 1Gbps のものであれば CHF のポート転送速度を 1 Gbps 4 Gbps のものであれば CHF のポート転送速度を 4 Gbps 8 Gbps のものであれば CHF のポート転送速度を 8 Gbps に固定して使用してください ただし CHF が 8US の場合 CHF のポート転送速度が 1 Gbps に対応していません したがって 1 Gbps 対応の HBA( ホストバスアダプタ ) やスイッチは接続できません Auto Negotiation の設定が必須の場合は Server reboot にて Linkup 不可となる可能性があります チャネルランプを確認して 点滅状態であれば ケーブルを抜き差しして復旧してください CHF のポート転送速度を [Auto] にした場合 接続機器によっては最高速度で転送できない場合があります ストレージシステム HBA またはスイッチを起動するときは [ ポート ] リストに表示される [ ホストスピード ] で転送速度を確認してください 転送速度が最高速度と異なる場合は 右側のリストから最高速度を選択するか ケーブルを抜き差ししてください FCoE ポートの場合は [10Gbps] だけ指定できます [Auto] は指定できません ポートのアドレスを選択します Fabric スイッチの [ON] または [OFF] を選択します FCoE ポートの場合は [ON] だけ指定できます トポロジを選択します 表示される値は [FC-AL] または [P-to-P] のどちらかです (P-to-P は point-to-point の略です ) 注意事項 :Fabric スイッチによっては [P-to-P] を選択しないとシステムが動作しないことがあります Fabric スイッチを有効にする場合は 必ず Fabric スイッチのマニュアルを参照して トポロジを point-to-point にする必要があるかどうか確認してください FCoE ポートの場合は [P-to-P] だけ指定できます 注意同一のポートに対して複数のパラメータを 2 回以上に分けて変更する場合は 適用済みのタスクの完了を待ってから次の変更を実行してください 適用済みのタスクの完了を待たずに実行すると あとから変更した内容で上書きされてしまうため 期待してい た変更の内容にならない場合があります 312 LUN Manager GUI リファレンス

313 E.11.2 [ 設定確認 ] 画面 [ 選択したポート ] テーブル 項目 説明 ポート名 ポートの名前が表示されます 属性ポートの属性 (Initiator Target RCU Target External の区別 ) が表示されます セキュリティポートスピードアドレス ( ループ ID) Fabric 接続形態 ポートの LUN セキュリティの設定 ( 有効 / 無効 ) が表示されます ファイバチャネルポートのデータ転送速度が表示されます 単位は Gbps(Gigabit per second: ギガビット / 秒 ) です ポートのアドレスが表示されます Fabric スイッチの設定 (ON または OFF) が表示されます トポロジ (FC-AL または p-to-p) が表示されます LUN Manager GUI リファレンス 313

314 E.12 交替パス作成ウィザード E.12.1 [ 交替パス作成 ] 画面 リソースグループ名 (ID) ホストグループを作成するリソースグループを選択します Any を選択した場合 ユーザに割り当てられているすべてのポートのうち ホストグループを追加できるポートが [ 利用可能なポート ] に表示されます Any 以外を選択した場合 選択したリソースグループに割り当てられているポートのうち ホストグループを追加できるポートが [ 利用可能なポート ] に表示されます [ 利用可能なポート ] テーブル 交替パスを作成できるポートの一覧が表示されます 項目 説明 ポート名 ポートの名前が表示されます 314 LUN Manager GUI リファレンス

315 項目 説明 属性ポートの属性 (Initiator Target RCU Target External の区別 ) が表示されます セキュリティ ポートの LUN セキュリティの設定 ( 有効 / 無効 ) が表示されます [ 追加 ] ボタン [ 利用可能なポート ] テーブルで選択したポートを [ 選択したポート ] テーブルに追加します [ 削除 ] ボタン [ 選択したポート ] テーブルで選択したポートを [ 選択したポート ] テーブルから削除します [ 選択したポート ] テーブル 項目 説明 ポート名 ポートの名前が表示されます 属性ポートの属性 (Initiator Target RCU Target External の区別 ) が表示されます セキュリティ ポートの LUN セキュリティの設定 ( 有効 / 無効 ) が表示されます LUN Manager GUI リファレンス 315

316 E.12.2 [ 設定確認 ] 画面 [ 選択したホストグループ ] テーブル 項目 説明 ポート名 ホストグループ名 ホストモード ポートの名前が表示されます ホストグループ名が表示されます ホストグループのホストモードが表示されます 属性ポートの属性 (Initiator Target RCU Target External の区別 ) が表示されます ポートセキュリティ ホスト数 リソースグループ名 (ID) ポートの LUN セキュリティの設定 ( 有効 / 無効 ) が表示されます ホストグループに登録されているホストの数が表示されます ホストグループのリソースグループの名称と ID が表示されます ID は括弧内に表示されます [ 追加した LUN] テーブル 項目 説明 LUN ID LDEV ID LDEV 名エミュレーションタイプ容量 追加された LUN が表示されます LDKC 番号 CU 番号 および LDEV 番号の組み合わせが表示されます LDEV 名が表示されます 論理ボリュームのエミュレーションタイプが表示されます LUSE ボリュームの場合 エミュレーションタイプの右側にはアスタリスク (*) と数字が表示されます たとえば [OPEN-9*3] と表示されている場合 3 つの OPEN-9 ボリュームが連結していることを示します 論理ボリュームのサイズが表示されます 316 LUN Manager GUI リファレンス

317 項目 パリティグループ ID パス数 説明 パリティグループ ID が表示されます 当該 LDEV に対して設定されているパスの数が表示されます E.13 LUN パスコピーウィザード E.13.1 [LUN パスコピー ] 画面 LUN Manager GUI リファレンス 317

318 [ 利用可能なホストグループ ] テーブル LU パスをコピーできるホストグループの一覧が表示されます 各ユーザに割り当てられているホ ストグループのみ表示されます 項目 説明 ポート名 ホストグループ名 ホストモード ポートの名前が表示されます ホストグループ名が表示されます ホストグループのホストモードが表示されます 属性ポートの属性 (Initiator Target RCU Target External の区別 ) が表示されます ポートセキュリティ ホスト数 詳細 ポートの LUN セキュリティの設定 ( 有効 / 無効 ) が表示されます ホストグループに登録されているホストの数が表示されます 選択したホストグループの詳細が表示されます [ 追加 ] ボタン [ 利用可能なホストグループ ] テーブルで選択したホストグループが [ 選択したホストグループ ] テーブルに追加されます [ 削除 ] ボタン [ 選択したホストグループ ] テーブルで選択したホストグループが [ 選択したホストグループ ] テー ブルから削除されます 318 LUN Manager GUI リファレンス

319 [ 選択したホストグループ ] テーブル 項目 説明 ポート名 ホストグループ名 ホストモード ポートの名前が表示されます ホストグループ名が表示されます ホストグループのホストモードが表示されます 属性ポートの属性 (Initiator Target RCU Target External の区別 ) が表示されます ポートセキュリティ ホスト数 詳細 ポートの LUN セキュリティの設定 ( 有効 / 無効 ) が表示されます ホストグループに登録されているホストの数が表示されます 選択したホストグループの詳細が表示されます LUN Manager GUI リファレンス 319

320 E.13.2 [ 設定確認 ] 画面 [ 選択したホストグループ ] テーブル 項目 説明 ポート名 ホストグループ名 ホストモード ポートの名前が表示されます ホストグループ名が表示されます ホストグループのホストモードが表示されます 属性ポートの属性 (Initiator Target RCU Target External の区別 ) が表示されます ポートセキュリティ ポートの LUN セキュリティの設定 ( 有効 / 無効 ) が表示されます 320 LUN Manager GUI リファレンス

321 項目 説明 ホスト数 ホストグループに登録されているホストの数が表示されます [ 追加した LUN] テーブル 項目 説明 LUN ID LDEV ID LDEV 名エミュレーションタイプ容量パリティグループ ID パス数 追加された LUN が表示されます LDKC 番号 CU 番号 および LDEV 番号の組み合わせが表示されます LDEV 名が表示されます 論理ボリュームのエミュレーションタイプが表示されます LUSE ボリュームの場合 エミュレーションタイプの右側にはアスタリスク (*) と数字が表示されます たとえば [OPEN-9*3] と表示されている場合 3 つの OPEN-9 ボリュームが連結していることを示します 論理ボリュームのサイズが表示されます パリティグループ ID が表示されます 当該 LDEV に対して設定されているパスの数が表示されます LUN Manager GUI リファレンス 321

322 E.14 ホスト削除ウィザード E.14.1 [ ホスト削除 ] 画面 [ 選択したホスト ] テーブル 項目 説明 ポート名 HBA WWN ホスト名ホストグループ名 ポートの名前が表示されます ポートの WWN が表示されます ホスト名が表示されます ホストグループ名が表示されます [ テーブル中のホストを 全てのホストグループから削除する ] チェックボックス [ 選択したホスト ] テーブルに表示されたホストが登録されているすべてのホストグループからホス トを削除する場合は このチェックボックスをオンにします 322 LUN Manager GUI リファレンス

323 E.14.2 [ 設定確認 ] 画面 [ 選択したホスト ] テーブル 項目 説明 ポート名 HBA WWN ホスト名ホストグループ名 ポートの名前が表示されます ポートの WWN が表示されます ホスト名が表示されます ホストグループ名が表示されます LUN Manager GUI リファレンス 323

324 E.15 UUID 編集ウィザード E.15.1 [UUID 編集 ] 画面 [ 情報設定エリア ] 項目 説明 固定文字 開始番号 UUID を入力します OpenVMS のサーバホストを使用している場合は UUID に 1~32,767 までの数値が使用できます OpenVMS 以外のサーバホストを使用 している場合は UUID に最大 64 文字で 半角の ASCII 文字 ( 英数字および 記号 ) が使用できます ただし 次の点に注意してください 次の記号は使用できません \ / :, ; *? " < > UUID の先頭と末尾に空白文字を使用することはできません UUID は大文字と小文字が区別されます ( たとえば hitachi と Hitachi は別々の UUID です ) UUID に連番を付加したい場合は 連番になる数値を [ 開始番号 ] に入力しま す 開始番号には以下のように番号の付与規則があります 例 : 1 : 最大で 9 個の番号が付与されます (1, 2, ) 08 : 最大で 92 個の番号が付与されます (08, 09, ) ( ホストモードが OpenVMS の場合は次の番号となります : 8, 9, ) 23 : 最大で 77 個の番号が付与されます (23, 24, ) 注意空白を設定した場合は UUID の設定が解除されます 324 LUN Manager GUI リファレンス

325 E.15.2 [ 設定確認 ] 画面 [ 選択した LUN] テーブル 項目 説明 ポート名 LUN ID LDEV ID LDEV 名 ポートの名前が表示されます UUID を変更した LUN が表示されます LDKC 番号 CU 番号 および LDEV 番号の組み合わせが表示されます LDEV 名が表示されます LUN Manager GUI リファレンス 325

326 項目 説明 UUID エミュレーションタイプ 容量 設定または変更した UUID が表示されます 空白の場合は UUID が解除されていることを示します 論理ボリュームのエミュレーションタイプが表示されます LUSE ボリュームの場合 エミュレーションタイプの右側にはアスタリスク (*) と数字が表示されます たとえば [OPEN-9*3] と表示されている場合 3 つの OPEN-9 ボリュームが連結していることを示します 論理ボリュームのサイズが表示されます E.16 [ 新規ホスト追加 ] 画面 [ 情報設定エリア ] 項目 説明 HBA WWN ポートの WWN を入力します (16 桁の 16 進数で入力します ) ホスト名 ホスト名を入力します ホスト名は最大 64 文字で 半角の ASCII 文字 ( 英数字および記号 ) が使用できます ただし 次の記号は使用できません \ / :, ; *? " < > ホスト名の先頭と末尾に 空白文字を使用することはできません ホスト名は 大文字と小文字が区別されます 326 LUN Manager GUI リファレンス

327 E.17 [LUN ID 変更 ] 画面 [ 情報設定エリア ] 項目 説明 先頭 LUN ID 先頭 LUN ID を入力します 4 桁の 16 進数で初期 LUN ID を設定してください (LUN ID の範囲は 0000 から 07FF となります ) なお LUN を複数選択している場合は 指定した LUN ID から連続して設定します LUN Manager GUI リファレンス 327

328 E.18 [ ホストグループ削除 ] 画面 [ 選択したホストグループ ] テーブル 項目 説明 ポート名 ホストグループ名 ホストモード ポートの名前が表示されます ホストグループ名が表示されます ホストグループのホストモードが表示されます 328 LUN Manager GUI リファレンス

329 項目 説明 属性ポートの属性 (Initiator Target RCU Target External の区別 ) が表示されます ポートセキュリティ ホスト数 詳細 ポートの LUN セキュリティの設定 ( 有効 / 無効 ) が表示されます ホストグループに登録されているホストの数が表示されます 選択したホストグループの詳細が表示されます E.19 [ ログイン WWN 削除 ] 画面 [ 選択したログイン WWN] テーブル 項目 説明 ポート名 HBA WWN ホスト名ホストグループ名 ポートの名前が表示されます ポートの WWN が表示されます ホスト名が表示されます ホストグループ名が表示されます LUN Manager GUI リファレンス 329

330 E.20 [UUID 削除 ] 画面 [ 選択した LDEV] テーブル 項目 説明 LDEV ID LDEV 名 UUID LDKC 番号 CU 番号 および LDEV 番号の組み合わせが表示されます LDEV 名が表示されます UUID を削除するため ここでは空白が表示されます 330 LUN Manager GUI リファレンス

331 項目 エミュレーションタイプ 容量 説明論理ボリュームのエミュレーションタイプが表示されます LUSE ボリュームの場合 エミュレーションタイプの右側にはアスタリスク (*) と数字が表示されます たとえば [OPEN-9*3] と表示されている場合 3 つの OPEN-9 ボリュームが連結していることを示します 論理ボリュームのサイズが表示されます E.21 [ ホストグループプロパティ ] 画面 [ ホストグループプロパティ ] テーブル 項目 説明 ポート名ホストグループ名ホストモードホストモードオプションリソースグループ名 (ID) ポートの名前が表示されます ホストグループ名が表示されます ホストグループのホストモードが表示されます 有効になっているホストモードオプションの番号が表示されます ホストグループのリソースグループの名称と ID が表示されます ID は括弧内に表示されます LUN Manager GUI リファレンス 331

332 [ ホスト ] テーブル 項目 説明 HBA WWN ホスト名 ポートの WWN が表示されます ホスト名が表示されます E.22 [LUN プロパティ ] 画面 332 LUN Manager GUI リファレンス

333 [LUN プロパティ ] テーブル 選択した LUN の情報を表示します 項目 説明 LUN ID LDEV ID LDEV 名ホストグループ名ホストモードホストモードオプションポート名エミュレーションタイプ容量プロビジョニングタイプ LDEV 属性コマンドデバイス属性セキュリティユーザ認証デバイスグループ定義アクセス属性パス数 UUID キャッシュパーティション 選択した LUN が表示されます LDKC 番号 CU 番号 および LDEV 番号の組み合わせが表示されます LDEV 名が表示されます ホストグループ名が表示されます ホストグループのホストモードが表示されます 有効になっているホストモードオプションの番号が表示されます ポートの名前が表示されます 論理ボリュームのエミュレーションタイプが表示されます LUSE ボ リュームの場合 エミュレーションタイプの右側にはアスタリスク (*) と数字が表示されます たとえば [OPEN-9*3] と表示されている 場合 3 つの OPEN-9 ボリュームが連結していることを示します 論理ボリュームのサイズが表示されます 論理ボリュームの種別が表示されます LDEV の属性が表示されます [ コマンドデバイス ]: コマンドデバイスです [ リモートコマンドデバイス ]: リモートコマンドデバイスです [ 予約 VOL]: リザーブボリュームです [TSE]:TSE-VOL です [ 無停止マイグレーション ]: 無停止マイグレーションのボリュームです [-]: 属性が設定されていないボリュームです コマンドデバイスとして使用されている場合 コマンドデバイスの属 性に関する情報が表示されます コマンドデバイスセキュリティの設定 ( 有効 / 無効 ) が表示されます ユーザ認証の設定 ( 有効 / 無効 ) が表示されます デバイスグループ定義の設定 ( 有効 / 無効 ) が表示されます LDEV のアクセス属性が表示されます 当該 LDEV に対して設定されているパスの数が表示されます UUID が表示されます UUID の設定がない場合は 空白が表示されま す CLPR が表示されます [LUN] テーブル 当該 LDEV に対して登録されている LUN ID 情報の一覧を表示します 項目 説明 ポート名 ホストグループ名 LUN ID ポートの名前が表示されます ホストグループ名が表示されます LUN ID が表示されます [ ホスト ] テーブル 選択した LUN ID が登録されているホストグループに存在するホスト一覧を表示します LUN Manager GUI リファレンス 333

334 項目 説明 HBA WWN ホスト名 ポートの WWN が表示されます ホスト名が表示されます E.23 [Authentication] 画面 E.23.1 [Authentication] 画面 (Fibre フォルダ選択時 ) [ アクション ] メニューから [ ポート / ホストグループ管理 ]-[Authentication] を選択し [Authentication] 画面を表示します [Authentication] 画面を利用すると ユーザ認証に関する設定ができます E [ ポート ] ツリー 各ポートに設定された ユーザ認証についての情報を表示するために利用します [Fibre] フォルダをダブルクリックして展開すると ストレージシステムのファイバチャネルポー トがアイコンで表示されます 334 LUN Manager GUI リファレンス

335 [Fibre] フォルダを選択しているとき ツリーの右側にはポートと Fabric スイッチの情報が表示さ れます メモストレージシステムにファイバチャネルのチャネルアダプタが内蔵されていない場合 [Fibre] フォルダは表示されません アイコンの意味は次のとおりです 項目 説明 CLX-Y ファイバチャネルポートです E [ ポート情報 ] リスト 項目 説明 ポート名タイムアウト認証拒否間隔認証拒否回数 ポートの名前が表示されます ポートに接続しようとして初回の認証が失敗した場合 認証を再実行するまでの時間の間隔が表示されます 単位は秒です [ 認証拒否回数 ] で設定した回数の認証が失敗した場合 ポートへの接続が失敗します ポートへの接続が失敗してから 次の認証を開始するまでの時間の間隔が表示されます 単位は分です ポートに接続する場合に許可する認証の回数が表示されます 表示された回数の認証が失敗すると ポートへの接続が失敗します E [Fabric スイッチ情報 ] リスト 項目 説明 ポート名ユーザ名認証方法認証 ポートの名前が表示されます Fabric スイッチのユーザ名を 16 文字で表示します ポートと Fabric スイッチの認証方法が一方向なのか双方向なのかが表示されます その Fabric スイッチの認証を行うかどうかを表します 認証を行う場合は [ 有効 ] 行わない場合は[ 無効 ] と表示されます E.23.2 [Authentication] 画面 ( ポート選択時 ) [ アクション ] メニューから [ ポート / ホストグループ管理 ]-[Authentication] を選択し [Authentication] 画面を表示します [Authentication] 画面を利用すると ユーザ認証に関する設定ができます LUN Manager GUI リファレンス 335

336 E [ ポート ] ツリー 各ポートに設定された ユーザ認証についての情報を表示するために利用します このツリーでポートを選択すると そのポートに登録されたホストのユーザ情報が 右側の [ 認証情報 ( ターゲット )] リストに表示されます また そのポート自体のユーザ情報が 右下の [ 認証情報 ( ホスト )] リストに表示されます [Fibre] フォルダをダブルクリックして展開すると ストレージシステムのファイバチャネルポートがアイコンで表示されます さらにファイバチャネルポートをダブルクリックして展開すると ホストグループ単位のアイコンが表示されます アイコンの右側には ホストグループ名が表示されます と表示されているホストグループは ホストの認証を行っています と表示されているホストグループは ホストの認証を行っていません 初期設定では すべてのホストグループ が の状態になっています メモストレージシステムにファイバチャネルのチャネルアダプタが内蔵されていない場合 [Fibre] フォルダは表示されません アイコンの意味は次のとおりです 336 LUN Manager GUI リファレンス

337 項目 説明 CLX-Y ホストグループ名 ホストグループ名 ファイバチャネルポートです このホストグループではホストの認証を行っています このホストグループではホストの認証を行っていません E [ 認証情報 ( ターゲット )] リスト 画面右側のリストには ツリー上で指定したポートまたはホストグループ単位の情報が表示されま す 項目 Group Name ユーザ名認証 説明ホストグループの GroupName を表します ホストグループのユーザ名を表します ユーザ名が定義されていない場合は この欄は空欄です そのホストの認証を行うかどうかを表します 認証を行う場合は [ 有効 ] 行わない場合は [ 無効 ] と表示されます E [ 認証情報 ( ホスト )] リスト 画面右下のリストには [Fibre] フォルダで指定したポートまたはホストグループ単位に接続でき るホストのユーザ情報が表示されます ホストのユーザ情報は 最大で 255 個登録できます 項目 Group Name ユーザ名プロトコル 説明ホストグループの GroupName を表します ホストのユーザ名を表します ユーザ名が定義されていない場合は この欄は空欄です ユーザ認証で使用するプロトコルを表します E.23.3 [ 認証情報新規作成 ( ホスト )] 画面 項目 Group Name 説明 ユーザを登録する Group Name を選択します LUN Manager GUI リファレンス 337

338 項目ユーザ名シークレットシークレット ( 確認用 ) プロトコル 説明ホストのユーザ名を設定します 設定できる文字数は 16 文字までで 使用できる文字は 半角英数字ですホストの認証に用いるシークレットを設定します 設定できる文字数は 12~32 文字までで 使用できる文字は 半角英数字 半角スペースおよび次に示す半角記号です. - _ = : / [ ], ~ シークレットの入力確認として同じ文字を再設定します 同じ文字ではなく [OK] ボタンを押した場合は エラーとなります認証で使用するプロトコルが表示されます 表示されるプロトコルは固定で [CHAP] が表示されます E.23.4 [ 認証情報変更 ( ホスト )] 画面 項目 Group Name ユーザ名シークレットシークレット ( 確認用 ) プロトコル 説明ユーザが登録されている Group Name が表示されます ホストのユーザ名を設定します 設定できる文字数は 16 文字までで 使用できる文字は 半角英数字ですホストの認証に用いるシークレットを設定します 設定できる文字数は 12~32 文字までで 使用できる文字は 半角英数字 半角スペースおよび次に示す半角記号です. - _ = : / [ ], ~ シークレットの入力確認として同じ文字を再設定します 同じ文字ではなく [OK] ボタンを押した場合は エラーとなります認証で使用するプロトコルが表示されます 表示されるプロトコルは固定で [CHAP] が表示されます 338 LUN Manager GUI リファレンス

339 E.23.5 [ 認証情報削除 ] 画面 項目 説明 No Group Name ユーザ名 項目が表示されます 削除対象の Group Name が表示されます 削除対象のユーザ名が表示されます E.23.6 [ 認証情報登録 ] 画面 ポート名 ユーザ名 項目 説明ポート情報表示テーブルで選択したポート名が表示されます ホストのユーザ名を設定します 設定できる文字数は 16 文字までで 使用できる文字は 半角英数字です LUN Manager GUI リファレンス 339

340 項目シークレットシークレット ( 確認用 ) 説明ホストの認証に用いるシークレットを設定します 設定できる文字数は 12~32 文字までで 使用できる文字は 半角英数字 半角スペースおよび次に示す半角記号です. - _ = : / [ ], ~ シークレットの入力確認として同じ文字を再設定します 同じ文字ではなく [OK] ボタンを押した場合は エラーとなります E.24 コマンドデバイス編集ウィザード オープン系ホストから RAID Manager のコマンドを実行できるようにするには TrueCopy 操作や ShadowImage 操作の対象にならない論理デバイスを最低 1 つ選んで その論理デバイスをコマンドデバイスにしておく必要があります コマンドデバイスとは オープン系ホストから投入された RAID Manager コマンドを受け取る論理デバイスのことです オープン系ホストから投入された RAID Manager コマンドは コマンドデバイスを経由して転送され 転送先の論理デバイスに対して TrueCopy および ShadowImage の操作 ( たとえばペアの作成や分割など ) を実行します [ コマンドデバイス編集 ] 画面を利用すると コマンドデバイスに関する設定ができます [ コマンドデバイス編集 ] 画面を表示するには : 1. 次の状態で LDEV を選択します [ ストレージシステム ] ツリーの [ 論理デバイス ] をクリックし 画面右側の [LDEV] タブを選択する あるいは 次の状態で LUN を選択します [ ストレージシステム ] ツリーの [ ポート / ホストグループ ] をクリックし ツリーからポートをクリックした後 ツリーからホストグループを選択する その後 画面右側の [LUN] タブを選択する 2. [ アクション ] メニューから [ 論理デバイス管理 ]-[ コマンドデバイス編集 ] を選択 または 画面右下から [ コマンドデバイス編集 ] を選択し [ コマンドデバイス編集 ] 画面を表示します メモ次のボリュームはコマンドデバイスとして指定できません アクセス属性が Read/Write 以外のボリューム Volume Migration によってリザーブされているボリューム TrueCopy ボリューム ShadowImage ボリューム Universal Replicator ボリューム Copy-on-Write Snapshot の仮想ボリューム Data Retention Utility によってリザーブされているボリューム システムディスク ジャーナルボリューム プールボリューム リモートコマンドデバイス Quorum ディスク 340 LUN Manager GUI リファレンス

341 E.24.1 [ コマンドデバイス編集 ] 画面 [ 情報設定エリア ] 項目コマンドデバイスコマンドデバイスセキュリティユーザ認証デバイスグループ定義 説明コマンドデバイスを有効にする場合は [ 有効 ] コマンドデバイスを通常の論理デバイスに戻す場合は [ 無効 ] を選択します コマンドデバイスセキュリティを有効にする場合は [ 有効 ] コマンドデバイスセキュリティを無効にする場合は [ 無効 ] を選択します ストレージシステム内の論理ボリュームを RAID Manager コマンドから保護したい場合は その論理ボリュームに対してコマンドデバイスセキュリティを適用しておく必要があります 論理デバイスにコマンドデバイスセキュリティが適用されていれば ホストからコマンドデバイス経由で RAID Manager コマンドが発行されても その論理デバイスは RAID Manager コマンドの影響を受けません 使用する際にユーザ認証を必要とするコマンドデバイス ( 認証コマンドデバイス ) を有効にする場合は [ 有効 ] 認証コマンドデバイスを無効にする場合は [ 無効 ] を選択します デバイスグループ定義を有効にする場合は [ 有効 ] デバイスグループ定義を無効にする場合は [ 無効 ] を選択します 注意コマンドデバイスセキュリティ ユーザ認証 デバイスグループ定義を有効にしたい場合は コマンドデバイスを有効にする必要があります コマンドデバイスが無効な場合は コマンドデバイスセキュリティ ユーザ認証 デバイスグループ定義を有効 にすることはできません LUN Manager GUI リファレンス 341

342 E.24.2 [ 設定確認 ] 画面 [ 選択した LDEV] テーブル 項目 説明 LDEV ID LDEV 名パリティグループ ID エミュレーションタイプ容量 LDKC 番号 CU 番号 および LDEV 番号の組み合わせが表示されます LDEV 名が表示されます パリティグループ ID が表示されます 論理ボリュームのエミュレーションタイプが表示されます LUSE ボリュームの場合 エミュレーションタイプの右側にはアスタリスク (*) と数字が表示されます たとえば [OPEN-9*3] と表示されている場合 3 つの OPEN-9 ボリュームが連結していることを示します 論理ボリュームのサイズが表示されます 342 LUN Manager GUI リファレンス

343 項目プロビジョニングタイプコマンドデバイスコマンドデバイスセキュリティユーザ認証 説明論理ボリュームの種別が表示されます コマンドデバイスが有効な場合は [ 有効 ] 通常の論理デバイスの場合は [ 無効 ] が表示されます コマンドデバイスセキュリティが有効な場合は [ 有効 ] 無効な場合は [ 無効 ] が表示されます 認証コマンドデバイスが有効な場合は [ 有効 ] 認証コマンドデバイスが無効な場合は [ 無効 ] が表示されます デバイスグループ定義デバイスグループ定義が有効な場合は [ 有効 ] 無効な場合は [ 無効 ] が表示されます E.25 [ ログイン WWN 状態参照 ] 画面 [ ログイン WWN] テーブル 項目 説明 ポート名 HBA WWN ホスト名 ポートの名前が表示されます HBA WWN のアイコンと WWN が表示されます ホスト名が表示されます LUN Manager GUI リファレンス 343

344 項目 ホストグループ名 状態 説明 ホストグループ名が表示されます ホストのログイン状態 ( ログインまたはログアウト ) が表示されます 344 LUN Manager GUI リファレンス

345 F Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス Dynamic Provisioning と Dynamic Tiering で使用する画面について説明します 各画面に共通する操作 ( ボタンおよびタスク名入力など ) については Storage Navigator ユーザガイド を参照してください r F.1 [ プール ] を選択したときのトップ画面 ( プール画面 ) r F.2 [ プール ] から個別のプールを選択したときのトップ画面 r F.3 プール作成ウィザード r F.4 プール拡張ウィザード r F.5 プール編集ウィザード r F.6 プール削除ウィザード r F.7 V-VOL 容量拡張ウィザード r F.8 [ プール回復 ] 画面 r F.9 [ プール縮小 ] 画面 r F.10 [ 縮小停止 ] 画面 r F.11 [SIM 完了 ] 画面 r F.12 [ プール VOL 選択 ] 画面 r F.13 [ ゼロデータページ破棄 ] 画面 r F.14 [ ゼロデータページ破棄停止 ] 画面 r F.15 [ プールプロパティ ] 画面 r F.16 [ 階層プロパティ参照 ] 画面 Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス 345

346 r F.17 [ プールモニタ開始 ] 画面 r F.18 [ プールモニタ停止 ] 画面 r F.19 [ 階層再配置開始 ] 画面 r F.20 [ 階層再配置停止 ] 画面 r F.21 [ プール管理状態参照 ] 画面 346 Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス

347 F.1 [ プール ] を選択したときのトップ画面 ( プール画 面 ) [ サマリ ] [ プール ] タブ Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス 347

348 [ サマリ ] 項目 説明 プール容量 1 プール容量に関する情報が表示されます [ 使用量 / 合計 ] [DP]:Dynamic Provisioning および Dynamic Tiering のプール容量 ( 使用量 / 合計 ) が表示されます [Mainframe DP]:Dynamic Provisioning for Mainframe および Dynamic Tiering for Mainframe のプール容量 ( 使用量 / 合計 ) が表示 されます [SS]:Copy-on-Write Snapshot のプール容量 ( 使用量 / 合計 ) が表示 されます いずれの情報も [ 設定可能推量 ] が 0 の場合は アイコンが表示されます [ 設定可能推量 ] 2 [DP]:Dynamic Provisioning および Dynamic Tiering のプールの設定可能推量が表示されます [Mainframe DP]:Dynamic Provisioning for Mainframe および Dynamic Tiering for Mainframe のプールの設定可能推量が表示されます [SS]:Copy-on-Write Snapshot のプールの設定可能な物理容量が表示されます 仮想 VOL 容量 1 DP-VOL の容量に関する情報が表示されます [ 定義済 / 合計 ] [DP]:[ 定義済 ] には LUN パスが定義されている Dynamic Provisioning および Dynamic Tiering の DP-VOL の総容量が表示され ます [ 合計 ] には Dynamic Provisioning および Dynamic Tiering の DP-VOL の総容量が表示されます [Mainframe DP]:[ 定義済 ] および [ 合計 ] には Dynamic Provisioning for Mainframe および Dynamic Tiering for Mainframe の DP-VOL の 総容量が表示されます いずれの情報も [ 設定可能推量 ] が 0 の場合は アイコンが表示されます [ 設定可能推量 ] 2 [DP]:Dynamic Provisioning および Dynamic Tiering の DP-VOL の設定可能推量が表示されます [Mainframe DP]:Dynamic Provisioning for Mainframe および Dynamic Tiering for Mainframe の DP-VOL の設定可能推量が表示されます ライセンス容量 ( 使用量 / ライセ ンス容量 ) [DP]:Dynamic Provisioning のライセンス容量が表示されます 使用量には Dynamic Provisioning Dynamic Provisioning for Mainframe Dynamic Tiering および Dynamic Tiering for Mainframe のプール容量の合計が表示されます [Mainframe DP]:Dynamic Provisioning for Mainframe のライセンス容量が表示されます 使用量には Dynamic Provisioning for Mainframe および Dynamic Tiering for Mainframe のプール容量の合計が表示されます [SS]:ShadowImage および Copy-on-Write Snapshot のライセンス容量が表示されます 注意事項 :[ ライセンス容量 ( 使用量 / ライセンス容量 )] には システム全体の容量が表示されます システム全体の容量には 各ユーザに割り当てられている LDEV およびそれ以外のリソースの容量も含まれます このため 実際の使用量と [ プール容量 ( 使用量 / 合計 )] に表示されている値が異なることがあります 348 Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス

349 項目 説明 プール数 Dynamic Provisioning Dynamic Tiering Copy-on-Write Snapshot Dynamic Provisioning for Mainframe および Dynamic Tiering for Mainframe のプールの合計数が表示されます 注 1. [ プール ] タブに表示される各プールタイプのプールの [ 容量 ] 配下の [ 合計 ] を合計した値と [ サマリ ] の [ プール容量 ] の [ 使用量 ] の値はほぼ同じですが 誤差が発生する場合もあります [DP] のボリュームと [Mainframe DP] のボリュームでは消費する容量が異なります Dynamic Provisioning または Dynamic Provisioning for Mainframe のプール VOL または DP-VOL を作成した場合 [DP] および [Mainframe DP] ともにプール容量の [ 設定可能推量 ] および仮想 VOL 容量の [ 設定可能推量 ] が変動します 設定可能推量は 現在のプールと DP-VOL の構成 そして共用メモリの残容量を基に算出されます 2. Dynamic Provisioning および Dynamic Provisioning for Mainframe の設定可能推量とは 現在のプールと DP-VOL が使用している共用メモリの容量を差し引いた 残りの共用メモリの容量を使用して作成できるプール容量または DP-VOL 容量の見積もりです [ 設定可能推量 ] は参考値 ( 目安 ) であり [ 設定可能プール推量 ] のプールや [ 設定可能推量 ] の DP-VOL が作成できることを保証する値ではありません Dynamic Provisioning または Dynamic Provisioning for Mainframe のプール VOL や DP-VOL を追加したり削除した場合は 設定可能推量の値が変動します [ プール ] タブ 項目 説明 プール名 (ID) プール名とプール ID が表示されます プール名をクリックすると [ プー ル情報 ] 画面へ遷移します 状態 状態が表示されます [ 状態 ] リストに表示されるアイコンとその意味を 次に示します [Normal]: プールの状態は正常です [Warning]: プールのプール VOL が閉塞中です [Exceeded Threshold]: プールの使用率がしきい値を超えています [Shrinking]: プール VOL を削除中です [Blocked]: プールが満杯になったか プールで障害が発生したた め プールが閉塞しています [Warning] と [Blocked] の両方の状態が 存在する場合は [Blocked] と表示されます プール VOL 数仮想 VOL 数プライマリ VOL 数 RAID レベル 該当するプール内のプール VOL 数が表示されます プールに関連付けられている仮想 VOL 数が表示されます Copy-on-Write Snapshot のプールについては [-] が表示されます Copy-on-Write Snapshot ペアのプライマリボリュームの個数が表示されます Copy-on-Write Snapshot のプール以外のプールの場合は [-] が表示されます RAID レベルが表示されます プール内で混在している場合は [ 混在 ] が表示されます Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス 349

350 項目 説明 容量ユーザ定義しきい値 (%) 予約量 (%) プールタイプドライブタイプ /RPM 階層管理 プールの容量に関する情報が表示されます [ 合計 ]: プールの合計容量が表示されます [ オプション ] で容量の単位を選択できます Dynamic Provisioning や Dynamic Tiering のプール容量の 1 ブロッ クは 512 バイトです 1 ページは 42 メガバイトです Dynamic Provisioning for Mainframe や Dynamic Tiering for Mainframe のプール容量の 1 スロットは 58 キロバイトです 1 ペー ジは 38 メガバイトです また Copy-on-Write Snapshot のプール容量の 1 ブロックは 512 バイ トです 1 ページは 256 キロバイトです [ 使用量 ]: 使用されているプール容量が表示されます [ 使用量 (%)]: プール容量に対して使用されているプール容量の割合が表示されます [ 使用量 (%)] には 実際の値の小数点以下を切り捨てた値が表 示されます Dynamic Provisioning Dynamic Tiering および Copy-on-Write Snapshot のプールについては テーブルオプションの容量単位を Cylinder に変更 した場合は [-] が表示されます プールのしきい値に関する情報が表示されます [ 警告 ]: 警告しきい値が表示されます [ 枯渇 ]: 枯渇しきい値が表示されます Dynamic Provisioning や Dynamic Tiering のプールについては ユーザ 定義しきい値が 1 つだけ設定されたプールは システムしきい値 (80% に 固定 ) が有効になっています ユーザ定義しきい値が 80% 以下の場合は [ 警告 ] に表示されます ユーザ定義しきい値が 81% 以上の場合は [ 枯 渇 ] に値が表示されます なお この場合 もう片方の欄には [-] が表 示されます Copy-on-Write Snapshot のプールについては [ 枯渇 ] に [-] が表示さ れます 注意事項 : ユーザ定義しきい値が 1 つだけ設定されたプールは システム しきい値 (80% に固定 ) が有効になっています この場合 プールの使用 容量がユーザ定義しきい値を超えた場合には SIM コード 620XXX が報告 されます 現在のバージョンでは ユーザ定義しきい値を必ず 2 個 ( 警告 および枯渇 ) 設定するため システムしきい値は設定できません プールの予約量に関する情報が表示されます [ 現在 ]: 現在プールに割り当てられている仮想 VOL 容量の合計の割合が表示されます [ 最大 ]: 現在プールに設定されている予約量の割合が表示されます Copy-on-Write Snapshot のプールについては [ 現在 ][ 最大 ] ともに [-] が表示されます プールタイプが表示されます Dynamic Provisioning の場合は [DP] と表示されます Dynamic Tiering の場合は [DT] と表示されます Dynamic Provisioning for Mainframe の場合は [Mainframe DP] と表示 されます Dynamic Tiering for Mainframe の場合は [Mainframe DT] と表示されま す Copy-on-Write Snapshot の場合は [COW Snapshot] と表示されます プールのハードディスクドライブ種別と RPM( 回転数 ) が表示されます プール内で混在している場合は [ 混在 ] が表示されます Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能の有効ま たは無効が表示されます 有効な場合は [ 自動 ] または [ 手動 ] と表示さ れます 無効な場合は [-] と表示されます Copy-on-Write Snapshot のプールの場合は [-] が表示されます 350 Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス

351 項目 説明 CLPR 縮小可能モニタモードモニタ状態最新のモニタ情報プール管理タスク再配置結果混在可能 1 プール作成 Copy-on-Write Snapshot のプール VOL に設定されている CLPR が表示さ れます ID:CLPR 名の形式で表示されます Copy-on-Write Snapshot のプール VOL 以外の場合は [-] が表示されま す プール VOL が削除できるかどうかが表示されます Copy-on-Write Snapshot のプールまたは縮小中の場合は [-] が表示されます 設定されているモニタモードが表示されます 継続モードが有効な場合 は [ 継続モード ] と表示されます 周期モードが有効な場合は [ 周期 モード ] と表示されます Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が無効な場合は [-] と表示されます プールのモニタ状態が表示されます [ 実行中 ]: モニタ中です [ 計算中 ]: 計算中です それ以外の場合は [-] が表示されます 最新のモニタ情報が表示されます モニタ情報が存在する場合は モニタ情報を取得する開始時刻と終了時刻が表示されます 例 )2010/11/15 00: /11/15 23:59 モニタ情報を取得中の場合は モニタ情報を取得する開始時刻だけが表示されます 終了時刻は表示されません 例 )2010/11/15 00:00 - 最新のモニタ情報が存在しない場合は [-] が表示されます 実行中のプール管理タスクが表示されます [ リバランス待機中 ]: リバランス処理が待機中です [ リバランス中 ]: リバランス処理が実行中です [ 再配置待機中 ]: 階層再配置処理が待機中です [ 再配置中 ]: 階層再配置処理が実行中です [ 縮小待機中 ]: プール縮小処理が待機中です [ 縮小中 ]: プール縮小処理が実行中です [-]: 該当するプールに対してプール管理タスクが実行されていません Copy-on-Write Snapshot のプールの場合は [-] が表示されます 階層再配置の詳細については 階層再配置ログファイルを確認してくださ い 階層再配置ログファイルのテーブル項目の詳細については を 参照してください 階層再配置処理の状態が表示されます [ 実行中 ]:[ プール管理タスク ] が [ 再配置待機中 ] または [ 再配置中 ] の場合に表示されます [ 完了 ]: 階層再配置が実行されていない または階層再配置が終了してい ます [ 未完了 (n% 再配置済み )]: 階層再配置が 表示された割合まで実行され たところで中断しています [-]:Dynamic Tiering および Dynamic Tiering for Mainframe のプール 以外のプールの場合に表示されます RAID レベルの異なるプール VOL がプールに混在できるかどうかが表示さ れます [ 有効 ]:RAID レベルの異なるプール VOL がプールに混在できます ボ リュームおよびプールの要件の詳細については 2.3 を参照してくださ い [ 無効 ]:RAID レベルの異なるプール VOL がプールに混在できません [-]:Copy-on-Write Snapshot のプールの場合に表示されます [ プール作成 ] 画面が表示されます Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス 351

352 項目 説明 LDEV 作成プール拡張プール削除 2 プール回復 2 プール編集 2 プールモニタ開始 2 プールモニタ停止 2 階層再配置開始 2 階層再配置停止 2 SIM 完了 2 階層プロパティ参照 2 プール管理状態参照 2 テーブル情報出力 2 階層再配置ログ 2 [LDEV 作成 ] 画面が表示されます [ プール拡張 ] 画面が表示されます [ プール削除 ] 画面が表示されます [ プール回復 ] 画面が表示されます [ プール編集 ] 画面が表示されます [ プールモニタ開始 ] 画面が表示されます [ プールモニタ停止 ] 画面が表示されます [ 階層再配置開始 ] 画面が表示されます [ 階層再配置停止 ] 画面が表示されます [SIM 完了 ] 画面が表示されます [ 階層プロパティ参照 ] 画面が表示されます [ 階層プロパティ参照 ] 画面は Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が有効なプールだけ参照できます [ プール管理状態参照 ] 画面が表示されます テーブル情報を出力させる画面が表示されます 階層再配置の実行結果をダウンロードする画面が表示されます 階層再配置ログファイルのテーブル項目の詳細については を参照してください 注 1. この項目は 初期状態では表示されません 項目を表示する場合は テーブルオプションの [ カラム設定 ] 画面で設定を変更してください [ カラム設定 ] 画面の詳細については Storage Navigator ユーザガイド をご覧ください 2. [ 他のタスク ] ボタンをクリックすると表示されます 352 Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス

353 F.2 [ プール ] から個別のプールを選択したときのトッ プ画面 Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス 353

354 [ サマリ ] [ プールボリューム ] タブ [ 仮想ボリューム ] タブ [ プライマリボリューム ] タブ [ サマリ ] 項目 説明 状態 状態が表示されます [ 状態 ] リストに表示されるアイコンとその意味を 次に示します [Normal]: プールの状態は正常です [Warning]: プールのプール VOL が閉塞中です す [Exceeded Threshold]: プールの使用率がしきい値を超えていま [Shrinking]: プール VOL を削除中です [Blocked]: プールが満杯になったか プールで障害が発生したた め プールが閉塞しています [Warning] と [Blocked] の両方の状態が 存在する場合は [Blocked] と表示されます 354 Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス

355 項目 説明 プール名 (ID) システムプール VOL( 名称 ) プールタイプ RAID レベルドライブタイプ /RPM キャッシュモードプール VOL 数仮想 VOL 数プライマリ VOL 数プール容量 ( 使用量 / 合計 ) 仮想 VOL 容量 ( 使用量 / 合計 ) 予約量 ( 現在 / 最大 ) プール名とプール ID が表示されます プールの管理領域が含まれているプール VOL の LDEV ID と LDEV 名が表示されます Copy-on-Write Snapshot のプールの場合は [-] が表示されます プールタイプが表示されます Dynamic Provisioning の場合は [DP] と表示されます Dynamic Tiering の場合は [DT] と表示されます Dynamic Provisioning for Mainframe の場合は [Mainframe DP] と表示されます Dynamic Tiering for Mainframe の場合は [Mainframe DT] と表示されます Copy-on-Write Snapshot の場合は [COW Snapshot] と表示されます RAID レベルが表示されます プール内で混在している場合は [ 混在 ] が表示されます プールのハードディスクドライブ種別と RPM( 回転数 ) が表示されます プール内で混在している場合は [ 混在 ] が表示されます キャッシュモードの有効または無効が表示されます 外部ボリューム構成でない場合は [-] が表示されます プールに設定されているプール VOL 数とプールに設定可能な最大プール VOL 数が表示されます プールに関連付けられている仮想 VOL 数とプールに関連付け可能な最大仮想 VOL 数が表示されます Copy-on-Write Snapshot のプールについては [-] が表示されます Copy-on-Write Snapshot ペアのプライマリボリュームの個数が表示されます 該当するボリュームが無い場合は [-] が表示されます プール容量 ( 使用量 / 合計 ) が表示されます 複数のプール VOL でプールが構成される場合は それらの容量の合計が表示されます 仮想 VOL 容量 ( 使用量 / 合計 ) が表示されます Copy-on-Write Snapshot のプールの場合は使用量 / 合計ともに [-] が表示されます 予約量 ( プール容量に対するプールに関連付けられている仮想 VOL の合計容量の割合 / 設定されている予約量 ) が表示されます Copy-on-Write Snapshot のプールについては [ 現在 ][ 最大 ] ともに [-] が表示されます ユーザ定義しきい値 ( 警告 / 枯渇 ) ユーザ定義しきい値 ( 警告 / 枯渇 ) が表示されます Dynamic Provisioning や Dynamic Tiering のプールについては ユーザ定義しきい値が 1 つだけ設定されたプールは システムしきい値 (80% に固定 ) が有効になっています ユーザ定義しきい値が 80% 以下の場合は [ 警告 ] に表示されます ユーザ定義しきい値が 81% 以上の場合は [ 枯渇 ] に値が表示されます なお この場合 もう片方の欄には [-] が表示されます Copy-on-Write Snapshot のプールについては [ 枯渇 ] に [-] が表示されます 階層管理 実行周期 Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が有効なときは 自動実行または手動実行が表示されます Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が無効なときは [-] が表示されます Copy-on-Write Snapshot の場合は無効です 性能モニタリングと階層再配置の実行周期が表示されます Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が無効な場合は [-] と表示されます Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス 355

356 項目モニタ採取時間モニタモードモニタ状態最新のモニタ情報プール管理タスク再配置結果 説明 性能モニタリングを行う時間帯が表示されます Dynamic Tiering また は Dynamic Tiering for Mainframe 機能が無効な場合は [-] と表示さ れます 設定されているモニタモードが表示されます 継続モードが有効な場合 は [ 継続モード ] と表示されます 周期モードが有効な場合は [ 周期 モード ] と表示されます Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が無効な場合は [-] と表示されます プールのモニタ状態が表示されます モニタ中の場合は [ 実行中 ] と表示されます それ以外の場合は [-] が表示されます 最新のモニタ情報が表示されます モニタ情報が存在する場合は モニタ情報を取得する開始時刻と終了時刻が表示されます 例 )2010/11/15 00: /11/15 23:59 モニタ情報を取得中の場合は モニタ情報を取得する開始時刻だけが表示されます 終了時刻は表示されません 例 )2010/11/15 00:00 - 最新のモニタ情報が存在しない場合は [-] が表示されます 実行中のプール管理タスクが表示されます [ リバランス待機中 ]: リバランス処理が待機中です [ リバランス中 ]: リバランス処理が実行中です [ 再配置待機中 ]: 階層再配置処理が待機中です [ 再配置中 ]: 階層再配置処理が実行中です [ 縮小待機中 ]: プール縮小処理が待機中です [ 縮小中 ]: プール縮小処理が実行中です [-]: 該当するプールに対してプール管理タスクが実行されていません Copy-on-Write Snapshot のプールの場合は [-] が表示されます 階層再配置の詳細については 階層再配置ログファイルを確認してくだ さい 階層再配置ログファイルのテーブル項目の詳細については を参照してください 階層再配置処理の状態が表示されます [ 実行中 ]:[ プール管理タスク ] が [ 再配置待機中 ] または [ 再配置中 ] の場合に表示されます [ 完了 ]: 階層再配置が実行されていない または階層再配置が終了して います [ 未完了 (n% 再配置済み )]: 階層再配置が 表示された割合まで実行さ れたところで中断しています [-]:Dynamic Tiering および Dynamic Tiering for Mainframe のプー ル以外のプールの場合に表示されます [ プールボリューム ] タブ 各ユーザに割り当てられている LDEV のみ表示されます 項目 説明 LDEV ID LDEV 名 LDKC 番号 CU 番号 および LDEV 番号の組み合わせが表示されます LDEV ID をクリックすると [LDEV プロパティ ] 画面が表示されます LDEV 名が表示されます 356 Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス

357 項目 説明 状態 状態が表示されます [ 状態 ] リストに表示されるアイコンとその意味を 次に示します [Normal]: プール VOL の状態は正常です [Shrinking]: プール VOL を削減中です [Blocked]: プール VOL が閉塞しています パリティグループ ID 使用可能容量 RAID レベルエミュレーションタイプドライブタイプ /RPM 階層 ID プロビジョニングタイプ CLPR 縮小可能リソースグループ名 (ID) プール拡張プール縮小プール縮小停止テーブル情報出力 パリティグループ ID が表示されます プール VOL のページバウンダリの使用可能容量が 指定単位に従って表示されます システムプール VOL の場合は 管理領域を引いた容量が表示されます Dynamic Provisioning Dynamic Tiering および Copy-on-Write Snapshot のプールについては テーブルオプションの容量単位を Cylinder に変更した場合は [-] が表示されます RAID レベルが表示されます プール内で混在している場合は [ 混在 ] が表示されます エミュレーションタイプが表示されます ハードディスクドライブ種別と RPM( 回転数 ) が表示されます 階層 ID が表示されます Dynamic Provisioning Dynamic Provisioning for Mainframe または Copy-on-Write Snapshot のプールの場合は [-] が表示されます LDEV の種類が表示されます [Basic]: 内部ボリュームです [ 外部ボリューム ]: 外部ボリュームです CLPR が表示されます プール VOL が削除できるかどうかが表示されます Copy-on-Write Snapshot のプールまたは縮小中の場合は [-] が表示されます LDEV のリソースグループの名称と ID が表示されます ID は括弧内に表示されます [ プール拡張 ] 画面が表示されます [ プール縮小 ] 画面が表示されます [ プール縮小停止 ] 画面が表示されます テーブル情報を出力させる画面が表示されます [ 仮想ボリューム ] タブ Copy-on-Write Snapshot のプール以外のプールを選択した場合に表示されます 項目 説明 LDEV ID LDEV 名 状態 LDKC 番号 CU 番号 および LDEV 番号の組み合わせが表示されます LDEV ID をクリックすると [LDEV プロパティ ] 画面が表示されます LDEV 名が表示されます 状態が表示されます [ 状態 ] リストに表示されるアイコンとその意味を次に示します [Normal]: 正常です [Blocked]: 閉塞しています Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス 357

358 項目エミュレーションタイプ容量 - 合計容量 - 使用量容量 - 使用量 (%) パス数 CLPR 階層割り当てポリシー - 階層レベル階層割り当てポリシー - 新規ページ割り当て階層階層再配置再配置プライオリティプール管理タスク仮想 VOL 管理タスク 説明 エミュレーションタイプが表示されます 仮想 VOL の容量が表示されます 仮想 VOL の使用容量が表示されます 次に示す要因のため [ 合計 ] に表示される値よりも [ 使用量 ] に表示さ れる値の方が大きい場合があります [ 使用量 ] には 仮想 VOL の使用容量をページ単位に切り上げた容量が表示される エミュレーションタイプが 3390-A の場合 仮想 VOL の使用容量に 制御シリンダ (1,113Cyl ごとに 7Cyl を確保 ) の容量が含まれる 仮想 VOL の使用率が表示されます 交替パス数が表示されます Dynamic Provisioning for Mainframe また は Dynamic Tiering for Mainframe の仮想 VOL の場合 [-] が表示され ます CLPR が表示されます ID:CLPR 名の形式で表示されます 階層割り当てポリシーの階層レベルが表示されます [ 全階層 ]: プール内の全階層を使用します [ レベル 1]: レベル 1 が設定されています [ レベル 2]: レベル 2 が設定されています [ レベル 3]: レベル 3 が設定されています [ レベル 4]: レベル 4 が設定されています [ レベル 5]: レベル 5 が設定されています [-]: 仮想 VOL は Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe の仮想 VOL ではありません 階層割り当てポリシーの新規ページ割り当て階層が表示されます [ 高 ]: 高が設定されています [ 中 ]: 中が設定されています [ 低 ]: 低が設定されています [-]:Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe の仮想 VOL ではありません 階層再配置の有効または無効が表示されます Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe の仮想 VOL でない場合は [-] と表示さ れます 再配置プライオリティが表示されます [ 優先 ]: 優先が設定されています 空白 : 優先が設定されていません [-]: 表示された仮想 VOL は Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe の仮想 VOL 以外の仮想 VOL であるか 階層再配置機能が無 効です 実行中のプール管理タスクが表示されます [ リバランス待機中 ]: リバランス処理が待機中です [ リバランス中 ]: リバランス処理が実行中です [ 再配置待機中 ]: 階層再配置処理が待機中です [ 再配置中 ]: 階層再配置処理が実行中です [ 縮小待機中 ]: プール縮小処理が待機中です [ 縮小中 ]: プール縮小処理が実行中です [-]: 該当するプールに対してプール管理タスクが実行されていません 実行中の仮想 VOL 管理タスクが表示されます [ ゼロデータページ破棄中 ]: ゼロデータページ破棄処理が実行中です [ ゼロデータページ破棄待機中 ]: ゼロデータページ破棄処理が待機中で す [-]: 該当の仮想 VOL に対して仮想 VOL 管理タスクは実行されていませ ん 358 Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス

359 項目 説明 属性リソースグループ名 (ID) LDEV 作成 LUN パス追加仮想ボリューム拡張 LDEV フォーマット * LDEV 削除 * データ消去 * LUN パス削除 * LDEV 閉塞 * LDEV 回復 * LDEV 編集 * ゼロデータページ破棄 * ゼロデータページ破棄停止 * LDEV の属性が表示されます [TSE]:TSE-VOL です [-]: 属性が設定されていないボリュームです LDEV のリソースグループの名称と ID が表示されます ID は括弧内に表示されます [LDEV 作成 ] 画面が表示されます [LUN パス追加 ] 画面が表示されます [ プールタイプ ] に [Mainframe DP] または [Mainframe DT] が表示されている場合 この項目は設定できません [ 仮想ボリューム拡張 ] 画面が表示されます [LDEV フォーマット ] 画面が表示されます [LDEV 削除 ] 画面が表示されます [LDEV 消去 ] 画面が表示されます [LUN パス削除 ] 画面が表示されます [ プールタイプ ] に [Mainframe DP] または [Mainframe DT] が表示されている場合 この項目は設定できません [LDEV 閉塞 ] 画面が表示されます [LDEV 回復 ] 画面が表示されます [LDEV 編集 ] 画面が表示されます [ ゼロデータページ破棄 ] 画面が表示されます [ ゼロデータページ破棄停止 ] 画面が表示されます 階層プロパティ参照 * [ 階層プロパティ参照 ] 画面が表示されます なお [ 階層プロパティ参照 ] 画面は Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が 有効なプールだけ参照できます プール管理状態参照 * テーブル情報出力 * [ プール管理状態参照 ] 画面が表示されます Copy-on-Write Snapshot の プールの場合は 参照できません テーブル情報を出力させる画面が表示されます *[ 他のタスク ] ボタンをクリックすると表示されます [ プライマリボリューム ] タブ Copy-on-Write Snapshot のプールを選択した場合に表示されます 項目 説明 LDEV ID LDEV 名 状態 LDKC 番号 CU 番号 および LDEV 番号の組み合わせが表示されます LDEV ID をクリックすると [LDEV プロパティ ] 画面が表示されます LDEV 名が表示されます 状態が表示されます [ 状態 ] リストに表示されるアイコンとその意味を次に示します [Normal]: 正常です [Blocked]: 閉塞しています エミュレーションタイプ プール使用量 プール使用率 (%) エミュレーションタイプが表示されます プール使用量が表示されます プール使用率が表示されます Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス 359

360 項目 説明 パス数 CLPR テーブル情報出力 交替パス数が表示されます CLPR が表示されます ID:CLPR 名の形式で表示されます テーブル情報を出力させる画面が表示されます F.3 プール作成ウィザード F.3.1 [ プール作成 ] 画面 360 Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス

361 情報設定エリア * の項目は必ず設定してください 項目 説明 * プールタイププールタイプを選択します Copy-on-Write Snapshot の場合は [COW Snapshot] を選択してください 次のプログラムプロダクトの場合は [Dynamic Provisioning] を選択してください Dynamic Provisioning Dynamic Tiering Dynamic Provisioning for Mainframe Dynamic Tiering for Mainframe * システムタイプシステムタイプを選択します プールタイプで COW Snapshot を選択した場合 [ オープン ] だけが表示されます Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス 361

362 項目 説明 * 複数階層プールプールタイプで Dynamic Provisioning を選択した場合 複数階層プールの有効または無効を選択できます 有効を選択した場合は Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能を使用できます * ドライブタイプ /RPM プール VOL のハードディスクドライブ種別と RPM( 回転数 ) を選択します [ 任意 ] が表示されます *RAID レベルプール VOL 選択合計選択プールボリューム合計選択容量 プール VOL の RAID レベルを選択します Dynamic Provisioning または Dynamic Tiering の場合は [ 任意 ] が表示されます [ ドライブタイプ /RPM] で [ 外部ストレージ ] を選択している場合は [-] が表示されます [ プール VOL 選択 ] 画面が表示されます プール VOL の選択は必須です 選択したプール VOL の合計数が表示されます 選択したプール VOL の合計容量が表示されます * プール名プール名を設定します [ 固定文字 ]: プール名の先頭に付ける固定文字列を半角英数字で入力します 英字の場合は 大文字 小文字が区別されます [ 開始番号 ]: プール名に付ける開始番号を入力します [ 固定文字 ] [ 開始番号 ] は合わせて 32 文字以下 [ 開始番号 ] は 9 桁以下で入力します 開始プール ID 最大予約量警告しきい値枯渇しきい値階層管理モニタモード 未使用プール ID の最小値が表示されます 設定可能なプール ID が存在しない場合は初期値が表示されません すでに使用されているプール ID を入力した場合は 入力したプール ID 以降で設定できる最小のプール ID を自動で設定します プールの予約量を 0~65534(%) の間から設定します 空白のときは 予約量は無制限の設定となります Copy-on-Write Snapshot のプールを作成する場合は 設定不要です しきい値を 1 ~ 100% の間から設定します 初期値は 70% です Copy-on-Write Snapshot の場合 しきい値を 20 ~ 95% の間から設定します 初期値は 80% です しきい値を 1 ~ 100% の間から設定します 初期値は 80% です Copy-on-Write Snapshot のプールを作成する場合は 設定不要です 性能モニタリングおよび階層再配置の自動実行または手動実行を選択します [ 実行周期 ]: 性能モニタリングおよび階層再配置が行われる周期を設定します [ モニタ採取時間 ]:[ 実行周期 ] で [24 時間 ] を選択したとき 00:00 ~ 23:59( 初期値 ) から 1 日の中で性能モニタリングが行われる時間帯を指定します 開始時刻と終了時刻は 1 時間以上空けてください 開始時刻を終了時刻よりも遅い時刻に指定した場合は 次の日の終了時刻まで性能モニタリングが行われます この機能は複数階層プールが有効なときだけ 設定可能です モニタモードを設定します [ 継続モード ] は 過去の周期のモニタ結果を加重して階層再配置を実施する場合に設定します [ 周期モード ] は 設定された周期で階層再配置を実施する場合に設定します この機能は複数階層プールが有効なときだけ 設定可能です 362 Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス

363 項目 新規割当用空き領域率 再配置用バッファ領域率 説明この機能は複数階層プールが有効なときだけ 設定可能です [ 階層 1]: 階層 1 に設定する割合 (%) を 0~50 の整数で入力します 初期値は階層 1 のプール VOL のハードディスクドライブ種別に依存した値です SSD の場合の初期値は 0% SSD 以外の場合の初期値は 8% です [ 階層 2]: 階層 2 に設定する割合 (%) を 0~50 の整数で入力します 初期値は階層 2 のプール VOL のハードディスクドライブ種別に依存した値です [ 階層 3]: 階層 3 に設定する割合 (%) を 0~50 の整数で入力します 初期値は階層 3 のプール VOL のハードディスクドライブ種別に依存した値です この機能は複数階層プールが有効なときだけ 設定可能です [ 階層 1]: 階層 1 に設定する割合 (%) を 2~40 の整数で入力します 初期値は 2% です [ 階層 2]: 階層 2 に設定する割合 (%) を 2~40 の整数で入力します 初期値は 2% です [ 階層 3]: 階層 3 に設定する割合 (%) を 2~40 の整数で入力します 初期値は 2% です 注意 Dynamic Provisioning または Dynamic Provisioning for Mainframe のプールを作成する時 [RAID レベル ] に [ 任意 ] を指定して [ プール VOL 選択 ] 画面を表示した場合 キャッシュモードが無効な外部ボリュームはほかの RAID レベルと混在できないため [ 利用可能なプールボリューム ] テーブルに表示されません [ プール VOL 選択 ] 画面で これらのボリュームを選択する場合は RAID レベルに [-] を指定してください [ 追加 ] ボタン 情報設定エリアで設定した設定内容が [ 選択したプール ] テーブルに追加されます Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス 363

364 [ 選択したプール ] テーブル 項目プール名 (ID) RAID レベル容量 説明プール名とプール ID が表示されます RAID レベルが表示されます プール内で混在している場合は [ 混在 ] と表示されます 作成したプールの合計容量が指定単位に従って表示されます オープンシステムの場合 選択したプール VOL の合計容量より 管理領域の約 4.1 GB 少なく表示されます メインフレームシステムの場合 選択したプール VOL の合計容量より 管理領域の約 3.7 GB 少なく表示されます 364 Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス

365 項目 説明 プールタイプドライブタイプ /RPM ユーザ定義しきい値 (%) 最大予約量 (%) プール VOL 数複数階層プール新規割当用空き領域率 (%) プールタイプが表示されます Dynamic Provisioning の場合は [DP] と表示されます Dynamic Tiering の場合は [DT] と表示されます Dynamic Provisioning for Mainframe の場合は [Mainframe DP] と表示されます Dynamic Tiering for Mainframe の場合は [Mainframe DT] と表示されます Copy-on-Write Snapshot の場合は [COW Snapshot] と表示されます ハードディスクドライブ種別と RPM( 回転数 ) が表示されます プール内で混在している場合は [ 混在 ] と表示されます プールのしきい値に関する情報が表示されます [ 警告 ]: 警告しきい値が表示されます [ 枯渇 ]: 枯渇しきい値が表示されます Copy-on-Write Snapshot のプールについては [ 枯渇 ] に [-] が表示されます 最大予約量が表示されます Copy-on-Write Snapshot のプールについては [-] が表示されます プール VOL 数が表示されます Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe の情報が表示されます [ モニタモード ]: 継続モードが有効な場合は [ 継続モード ] と表示されます 周期モードが有効な場合は [ 周期モード ] と表示されます [ 階層管理 ]:Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が有効なときは 性能モニタリングおよび階層再配置の自動実行または手動実行が表示されます Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が無効なときは [-] が表示されます [ 実行周期 ]: 性能モニタリングおよび階層再配置の周期が表示されます Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が無効なときは [-] が表示されます [ モニタ採取時間 ]:[ 実行周期 ] が [24 時間 ] のとき 性能モニタリングが行われる時間帯が表示されます Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が無効なときは [-] が表示されます 各階層の新規割当用空き領域率の情報が表示されます [ 階層 1]:Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が有効なときは 階層 1 の新規割当用空き領域率が表示されます Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が無効なときは [-] が表示されます [ 階層 2]:Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が有効で階層 2 がある場合 階層 2 の新規割当用空き領域率が表示されます Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が無効 または階層 2 がない場合は [-] が表示されます [ 階層 3]:Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が有効で階層 3 がある場合 階層 3 の新規割当用空き領域率が表示されます Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が無効 または階層 3 がない場合は [-] が表示されます Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス 365

366 項目再配置用バッファ領域率 (%) 詳細削除 説明各階層の再配置用バッファ領域率の情報が表示されます [ 階層 1]:Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が有効なときは 階層 1 の再配置用バッファ領域率が表示されます Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が無効なときは [-] が表示されます [ 階層 2]:Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が有効で階層 2 がある場合 階層 2 の再配置用バッファ領域率が表示されます Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が無効 または階層 2 がない場合は [-] が表示されます [ 階層 3]:Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が有効で階層 3 がある場合 階層 3 の再配置用バッファ領域率が表示されます Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が無効 または階層 3 がない場合は [-] が表示されます 行を選択してボタンをクリックすると [ プールプロパティ ] 画面が表示されます 行を選択してボタンをクリックすると 行が削除されます 次のタスク [ 次へ ] ボタンをクリックすると [ 次のタスク ] に記載されたタスクの設定に進みます F.3.2 [ 設定確認 ] 画面 366 Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス

367 [ プール作成 ] テーブル 項目プール名 (ID) RAID レベル容量プールタイプドライブタイプ /RPM ユーザ定義しきい値 (%) 最大予約量 (%) プール VOL 数複数階層プール新規割当用空き領域率 (%) 説明プール名とプール ID が表示されます RAID レベルが表示されます プール内で混在している場合は [ 混在 ] と表示されます 容量が表示されます プールタイプが表示されます Dynamic Provisioning の場合は [DP] と表示されます Dynamic Tiering の場合は [DT] と表示されます Dynamic Provisioning for Mainframe の場合は [Mainframe DP] と表示されます Dynamic Tiering for Mainframe の場合は [Mainframe DT] と表示されます Copy-on-Write Snapshot の場合は [COW Snapshot] と表示されます ハードディスクドライブ種別と RPM( 回転数 ) が表示されます プール内で混在している場合は [ 混在 ] が表示されます プールのしきい値に関する情報が表示されます [ 警告 ]: 警告しきい値が表示されます [ 枯渇 ]: 枯渇しきい値が表示されます Copy-on-Write Snapshot のプールについては [ 枯渇 ] に [-] が表示されます 最大予約量が表示されます Copy-on-Write Snapshot のプールについては [-] が表示されます プール VOL 数が表示されます Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe の情報が表示されます [ モニタモード ]: 継続モードが有効な場合は [ 継続モード ] と表示されます 周期モードが有効な場合は [ 周期モード ] と表示されます [ 階層管理 ]:Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が有効なときは 性能モニタリングおよび階層再配置の自動実行または手動実行が表示されます Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が無効なときは [-] が表示されます [ 実行周期 ]: 性能モニタリングおよび階層再配置の周期が表示されます Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が無効なときは [-] が表示されます [ モニタ採取時間 ]:[ 実行周期 ] が [24 時間 ] のとき 性能モニタリングが行われる時間帯が表示されます Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が無効なときは [-] が表示されます 各階層の新規割当用空き領域率の情報が表示されます [ 階層 1]:Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が有効なときは 階層 1 の新規割当用空き領域率が表示されます Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が無効なときは [-] が表示されます [ 階層 2]:Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が有効で階層 2 がある場合 階層 2 の新規割当用空き領域率が表示されます Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が無効 または階層 2 がない場合は [-] が表示されます [ 階層 3]:Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が有効で階層 3 がある場合 階層 3 の新規割当用空き領域率が表示されます Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が無効 または階層 3 がない場合は [-] が表示されます Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス 367

368 項目 再配置用バッファ領域率 (%) 詳細 説明各階層の再配置用バッファ領域率の情報が表示されます [ 階層 1]:Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が有効なときは 階層 1 の再配置用バッファ領域率が表示されます Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が無効なときは [-] が表示されます [ 階層 2]:Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が有効で階層 2 がある場合 階層 2 の再配置用バッファ領域率が表示されます Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が無効 または階層 2 がない場合は [-] が表示されます [ 階層 3]:Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が有効で階層 3 がある場合 階層 3 の再配置用バッファ領域率が表示されます Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が無効 または階層 3 がない場合は [-] が表示されます 行を選択してボタンをクリックすると [ プールプロパティ ] 画面が表示されます メモこの [ 設定確認 ] 画面の説明は単一のタスクを実行したケースを表示しています 複数のタスクを連結して実行した場合には すべての設定項目が画面上に表示されます 項目の内容を確認したい場合には [ 戻る ] ボタンで各 [ 設定 ] 画面へ戻り [ ヘルプ ] ボタンをクリックして参照してください 368 Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス

369 F.4 プール拡張ウィザード F.4.1 [ プール拡張 ] 画面 プールボリューム選択 項目ドライブタイプ /RPM RAID レベルプール VOL 選択合計選択プールボリューム合計選択容量 説明選択したプールの [ ドライブタイプ /RPM] または [ 任意 ] が表示されます 選択したプールの [RAID レベル ] または [ 任意 ] が表示されます Copy-on-Write Snapshot の場合 選択できません [ プール VOL 選択 ] 画面が表示されます 選択されたプール VOL の合計数が表示されます 選択されたプール VOL の容量が表示されます 注意 Dynamic Provisioning または Dynamic Provisioning for Mainframe のプールを作成する時 [RAID レベル ] に [ 任意 ] を指定して [ プール VOL 選択 ] 画面を表示した場合 キャッシュモードが無効な外部ボリュームはほかの RAID レベルと混在できないため [ 利用可能なプールボリューム ] テーブルに表示されません [ プール VOL 選択 ] 画面で これらのボリュームを選択する場合は RAID レベルに [-] を指定してください Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス 369

370 F.4.2 [ 設定確認 ] 画面 [ 選択したプール ] テーブル プール名 (ID) 項目 説明 プール名とプール ID が表示されます [ 選択したプールボリューム ] テーブル 項目 説明 LDEV ID LDEV 名容量パリティグループ ID RAID レベルドライブタイプ /RPM エミュレーションタイプ LDKC 番号 CU 番号 および LDEV 番号の組み合わせが表示されます LDEV 名が表示されます 容量が表示されます パリティグループ ID が表示されます RAID レベルが表示されます ハードディスクドライブ種別と RPM( 回転数 ) が表示されます エミュレーションタイプが表示されます 370 Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス

371 F.5 プール編集ウィザード F.5.1 [ プール編集 ] 画面 複数階層プール 項目 説明 チェックボックスにチェックを入れ Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能を有効または無効に設定します [ 混在可能 ] が [ 有効 ] に設定されている場合 キャッシュモードが無効 に設定されている外部ボリュームで構成されているプールは [ 無効 ] か ら [ 有効 ] に変更できません [ 混在可能 ] が [ 無効 ] に設定されている場合 次のプールは [ 無効 ] か ら [ 有効 ] に変更できません 外部ボリュームで構成されているプール RAID1 のボリュームで構成されているプール異なる RAID レベルのプール VOL が混在しているプールは [ 有効 ] から [ 無効 ] に変更できません Copy-on-Write Snapshot ではこの機能の設定を変更できません 選択したプールに TSE-VOL が関連付けられている場合 [ 無効 ] から [ 有 効 ] に変更できません Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス 371

372 項目 複数階層プールオプション 最大予約量 説明 [ 複数階層プール ] が [ 有効 ] に設定されている場合は 性能モニタリン グ 階層再配置 新規割当用空き領域率 および再配置用バッファ領域率 を設定します Copy-on-Write Snapshot ではこの機能の設定を変更できません [ 階層管理 ] チェックボックスにチェックを入れて 階層管理 実行周期 およびモニタ採取時間を設定します [ 階層管理 ]:[ 自動 ] または [ 手動 ] を選択します [ 実行周期 ]:[ 自動 ] を選択したとき 性能モニタリングおよび階層再配置が行われる周期を選択します [ モニタ採取時間 ]:[ 実行周期 ] で [24 時間 ] を選択したとき 00:00 ~23:59 から 1 日の中で性能モニタリングが行われる時間帯を指定し ます 開始時刻と終了時刻は 1 時間以上空けてください 開始時刻 を終了時刻よりも遅い時刻に指定した場合は 次の日の終了時刻まで 性能モニタリングが行われます [ モニタモード ] チェックボックスにチェックを入れて モニタモードを 設定します [ モニタモード ]: モニタモードを設定します [ 継続モード ] は 過去の 周期のモニタ結果を加重して階層再配置を実施する場合に設定します [ 周期モード ] は 設定された周期で階層再配置を実施する場合に設定し ます [ 新規割当用空き領域率 ] チェックボックスにチェックを入れて 各階層 の新規割当用空き領域率を設定します [ 新規割当用空き領域率 ]: 階層 1 階層 2 および階層 3 に設定する割合 (%) を 0~50 の整数で入力します 階層が無い場合は 設定できません [ 再配置用バッファ領域率 ] チェックボックスにチェックを入れて 各階 層の再配置用バッファ領域率を設定します [ 再配置用バッファ領域率 ]: 階層 1 階層 2 および階層 3 に設定する割 合 (%) を 2~40 の整数で入力します 階層が無い場合は 設定できません チェックボックスにチェックが入っていない場合は 設定対象とみなされ ません また Dynamic Provisioning または Dynamic Provisioning for Mainframe のプールを Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe のプールに変更した場合は すべての項目を入力しなければな りません チェックボックスにチェックが入っている場合 [ 複数階層プールオプ ション ] 領域を閉じることはできません チェックボックスにチェックを入れ 最大予約量 (%) を設定します Copy-on-Write Snapshot ではこの機能の設定を変更できません 空白の場合は最大予約量は無制限の設定です ( 現在プールに割り当てられている仮想 VOL 容量の合計容量 / プール容量 ) 100(%)+1~65534(%) の範囲または空白を設定できます 現在の設定が無制限で ( 現在プールに割り当てられている仮想 VOL 容量の合計容量 / プール容量 ) 100(%) が を超えている場合は 設定できません チェックボックスにチェックが入っていない場合は設定対象とみなされません 372 Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス

373 項目 説明 プール名 警告しきい値 枯渇しきい値 チェックボックスにチェックを入れ プール名を設定します [ 固定文字 ]: プール名の先頭に付ける固定文字列を半角英数字で入力します 英字の場合は 大文字 小文字が区別されます [ 開始番号 ]: プール名に付ける開始番号を入力します * [ 固定文字 ] [ 開始番号 ] は合わせて 32 文字以下 [ 開始番号 ] は 9 桁以下で入力します チェックボックスにチェックが入っていない場合は設定対象とみなされません * プールを 1 つ選択した場合は そのプール名が固定文字に初期値として表示されます プールを複数選択した場合は 設定した開始番号の値からその桁数の最大値までが自動で設定されます 例 : 開始番号を [1] に設定した場合 1~9 までの番号がプール名に自動的に設定されます 開始番号を [08] に設定した場合 08~99 までの番号がプール名に自動的に設定されます 開始番号を [098] に設定した場合 098~999 までの番号がプール名に自動的に設定されます チェックボックスにチェックを入れ しきい値を設定します しきい値に設定できる最小の値は 現在使用しているプール容量の割合に 1 を足した値 (%) です しきい値に設定できる最大の値は 100(%) です Copy-on-Write Snapshot の場合 チェックボックスにチェックを入れ しきい値を設定します すでに ( プール使用容量 / プール容量 ) 100(%) が 95 を超えている場合は設定できません チェックボックスにチェックを入れ しきい値を設定します しきい値に設定できる最小の値は 現在使用しているプール容量の割合に 1 を足した値 (%) です しきい値に設定できる最大の値は 100(%) です Copy-on-Write Snapshot のプールを変更する場合は 設定できません 注意同一のプールに対して複数のパラメータを 2 回以上に分けて変更する場合は 適用済みのタスクの完了を待ってから次の変更を実行してください 適用済みのタスクの完了を待たずに実行すると あとから変更した内容で上書きされしまうため 期待していた変更の内容にならない場合があります Dynamic Provisioning Dynamic Tiering または Copy-on-Write Snapshot の場合 ユーザ定義しきい値が 1 つ だけ設定されたプールは システムしきい値 (80% に固定 ) が有効になっています システムしきい値が有効な プールで [ プール編集 ] 画面を開くと ユーザ定義しきい値とシステムしきい値のうち 小さい値が警告しきい 値に 大きい値が枯渇しきい値に割り当てられます この場合 システムしきい値が割り当てられたしきい値の テキストボックスは空白表示です また システムしきい値が有効なプールに対して 2 つのしきい値のうちど ちらか 1 つのしきい値を変更した場合は 変更していないしきい値が次のように定義されます 警告しきい値だけを変更した場合 ユーザ定義しきい値とシステムしきい値 (80% に固定 ) のうち 大きい値が枯渇しきい値として定義されま す 枯渇しきい値だけを変更した場合 ユーザ定義しきい値とシステムしきい値 (80% に固定 ) のうち 小さい値が警告しきい値として定義されま す この場合 プールの使用容量がしきい値を超えた場合に出力される SIM コード番号が変更されるので注意してく ださい なお 一度しきい値を変更すると 再度システムしきい値は有効にできません Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス 373

374 F.5.2 [ 設定確認 ] 画面 [ 選択したプール ] テーブル 項目プール名 (ID) RAID レベル容量プールタイプドライブタイプ /RPM 説明プール名とプール ID が表示されます RAID レベルが表示されます プール内で混在している場合は [ 混在 ] と表示されます 容量が表示されます プールタイプが表示されます Dynamic Provisioning の場合は [DP] と表示されます Dynamic Tiering の場合は [DT] と表示されます Dynamic Provisioning for Mainframe の場合は [Mainframe DP] と表示されます Dynamic Tiering for Mainframe の場合は [Mainframe DT] と表示されます Copy-on-Write Snapshot の場合は [COW Snapshot] と表示されます ハードディスクドライブ種別と RPM( 回転数 ) が表示されます プール内で混在している場合は [ 混在 ] と表示されます 374 Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス

375 項目ユーザ定義しきい値 (%) 最大予約量 (%) プール VOL 数複数階層プール新規割当用空き領域率 (%) 再配置用バッファ領域率 (%) 説明プールのしきい値に関する情報が表示されます [ 警告 ]: 警告しきい値が表示されます [ 枯渇 ]: 枯渇しきい値が表示されます Copy-on-Write Snapshot のプールについては [ 枯渇 ] に [-] が表示されます 最大予約量が表示されます Copy-on-Write Snapshot のプールについては [-] が表示されます プール VOL 数が表示されます Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe の情報が表示されます [ モニタモード ]: 継続モードが有効な場合は [ 継続モード ] と表示されます 周期モードが有効な場合は [ 周期モード ] と表示されます Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が無効なときは [-] が表示されます [ 階層管理 ]: 性能モニタリングおよび階層再配置の自動実行または手動実行が表示されます Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が無効なときは [-] が表示されます [ 実行周期 ]: 性能モニタリングおよび階層再配置が行われる周期が表示されます Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が無効なときは [-] が表示されます [ モニタ採取時間 ]:[ 実行周期 ] が [24 時間 ] のとき 性能モニタリングが行われる時間帯が表示されます Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が無効なときは [-] が表示されます 各階層の新規割当用空き領域率の情報が表示されます [ 階層 1]:Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が有効なときは 階層 1 の新規割当用空き領域率が表示されます Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が無効なときは [-] が表示されます [ 階層 2]:Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が有効で階層 2 がある場合 階層 2 の新規割当用空き領域率が表示されます Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が無効 または階層 2 がない場合は [-] が表示されます [ 階層 3]:Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が有効で階層 3 がある場合 階層 3 の新規割当用空き領域率が表示されます Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が無効 または階層 3 がない場合は [-] が表示されます 各階層の再配置用バッファ領域率の情報が表示されます [ 階層 1]:Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が有効なときは 階層 1 の再配置用バッファ領域率が表示されます Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が無効なときは [-] が表示されます [ 階層 2]:Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が有効で階層 2 がある場合 階層 2 の再配置用バッファ領域率が表示されます Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が無効 または階層 2 がない場合は [-] が表示されます [ 階層 3]:Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が有効で階層 3 がある場合 階層 3 の再配置用バッファ領域率が表示されます Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が無効 または階層 3 がない場合は [-] が表示されます Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス 375

376 F.6 プール削除ウィザード F.6.1 [ プール削除 ] 画面 [ 選択したプール ] テーブル 項目プール名 (ID) RAID レベル容量プールタイプ 説明プール名とプール ID が表示されます RAID レベルが表示されます プール内で混在している場合は [ 混在 ] と表示されます 指定した単位で容量が表示されます プールタイプが表示されます Dynamic Provisioning の場合は [DP] と表示されます Dynamic Tiering の場合は [DT] と表示されます Dynamic Provisioning for Mainframe の場合は [Mainframe DP] と表示されます Dynamic Tiering for Mainframe の場合は [Mainframe DT] と表示されます Copy-on-Write Snapshot の場合は [COW Snapshot] と表示されます 376 Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス

377 項目ドライブタイプ /RPM ユーザ定義しきい値 (%) プール VOL 数詳細 説明ハードディスクドライブ種別と RPM( 回転数 ) が表示されます プール内で混在している場合は [ 混在 ] と表示されます プールのしきい値に関する情報が表示されます [ 警告 ]: 警告しきい値が表示されます [ 枯渇 ]: 枯渇しきい値が表示されます Copy-on-Write Snapshot のプールについては [ 枯渇 ] に [-] が表示されます プール VOL 数が表示されます 行を選択してボタンをクリックすると [ プールプロパティ ] 画面が表示されます 次のタスク [ 次へ ] ボタンをクリックすると [ 次のタスク ] に記載されたタスクの設定に進みます F.6.2 [ 設定確認 ] 画面 Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス 377

378 [ 選択したプール ] テーブル 項目プール名 (ID) RAID レベル容量プールタイプドライブタイプ /RPM ユーザ定義しきい値 (%) プール VOL 数詳細 説明プール名とプール ID が表示されます RAID レベルが表示されます プール内で混在している場合は [ 混在 ] と表示されます 容量が表示されます プールタイプが表示されます Dynamic Provisioning の場合は [DP] と表示されます Dynamic Tiering の場合は [DT] と表示されます Dynamic Provisioning for Mainframe の場合は [Mainframe DP] と表示されます Dynamic Tiering for Mainframe の場合は [Mainframe DT] と表示されます Copy-on-Write Snapshot の場合は [COW Snapshot] と表示されます ハードディスクドライブ種別と RPM( 回転数 ) が表示されます プール内で混在している場合は [ 混在 ] と表示されます プールのしきい値に関する情報が表示されます [ 警告 ]: 警告しきい値が表示されます [ 枯渇 ]: 枯渇しきい値が表示されます Copy-on-Write Snapshot のプールについては [ 枯渇 ] に [-] が表示されます プール VOL 数が表示されます 行を選択してボタンをクリックすると [ プールプロパティ ] 画面が表示されます メモこの [ 設定確認 ] 画面の説明は単一のタスクを実行したケースを表示しています 複数のタスクを連結して実行した場合には すべての設定項目が画面上に表示されます 項目の内容を確認したい場合には [ 戻る ] ボタンで各 [ 設定 ] 画面へ戻り [ ヘルプ ] ボタンをクリックして参照してください 378 Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス

379 F.7 V-VOL 容量拡張ウィザード F.7.1 [V-VOL 容量拡張 ] 画面 項目 説明 容量 容量を入力します テキストボックスの下に表示されている容量範囲内 の数字を入力します Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス 379

380 F.7.2 [ 設定確認 ] 画面 [V-VOL 選択 ] テーブル 項目 説明 LDEV ID LDEV 名プール名 (ID) エミュレーションタイプ容量プロビジョニングタイプ属性 LDKC 番号 CU 番号 および LDEV 番号の組み合わせが表示されます LDEV 名が表示されます プール名と ID が表示されます エミュレーションタイプが表示されます LDEV の容量に関する情報が表示されます [ 現在 ]: 拡張前の容量が表示されます [ 割当 ]:[ 結果 ] から [ 現在 ] を差し引いた容量が表示されます なお 値を表示可能な桁数に処理するため 表示される値には多少の誤差が生じることがあります [ 結果 ]: 拡張後の容量が表示されます LDEV の種別が表示されます この場合 [DP] が表示されます LDEV の属性が表示されます [ コマンドデバイス ]: コマンドデバイスです [TSE]:TSE-VOL です [-]: 属性が設定されていないボリュームです 380 Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス

381 F.8 [ プール回復 ] 画面 [ 選択したプール ] テーブル 項目プール名 (ID) RAID レベル容量プールタイプドライブタイプ /RPM ユーザ定義しきい値 (%) プール VOL 数 説明プール名とプール ID が表示されます RAID レベルが表示されます プール内で混在している場合は [ 混在 ] と表示されます 容量が表示されます プールが閉塞していて プールを構成しているプール VOL が不明の場合は [0] と表示されます プールタイプが表示されます Dynamic Provisioning の場合は [DP] と表示されます Dynamic Tiering の場合は [DT] と表示されます Dynamic Provisioning for Mainframe の場合は [Mainframe DP] と表示されます Dynamic Tiering for Mainframe の場合は [Mainframe DT] と表示されます Copy-on-Write Snapshot の場合は [COW Snapshot] と表示されます ハードディスクドライブ種別と RPM( 回転数 ) が表示されます プール内で混在している場合は [ 混在 ] と表示されます プールのしきい値に関する情報が表示されます [ 警告 ]: 警告しきい値が表示されます [ 枯渇 ]: 枯渇しきい値が表示されます Copy-on-Write Snapshot のプールについては [ 枯渇 ] に [-] が表示されます プール VOL 数が表示されます プールが閉塞していて プールを構成しているプール VOL が不明の場合は [0] と表示されます Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス 381

382 F.9 [ プール縮小 ] 画面 [ 縮小結果予測 ] テーブル 項目プール名 (ID) ユーザ定義しきい値 (%) 容量 ( 使用量 / 合計 ) 説明プール名とプール ID が表示されます プールのしきい値に関する情報が表示されます [ 警告 ]: 警告しきい値が表示されます [ 枯渇 ]: 枯渇しきい値が表示されます Copy-on-Write Snapshot のプールについては [ 枯渇 ] に [-] が表示されます 縮小前と縮小後の容量などが表示されます [ 縮小前 ]: 使用容量 / 縮小前の全容量 ( 使用率 ) が表示されます [ 縮小後 ]: 使用容量 / 縮小後の全容量 ( 使用率 ) が表示されます [ 選択したプールボリューム ] テーブル 項目 説明 LDEV ID LDEV 名パリティグループ ID エミュレーションタイプ容量 LDKC 番号 CU 番号 および LDEV 番号の組み合わせが表示されます LDEV 名が表示されます パリティグループ ID が表示されます エミュレーションタイプが表示されます プールボリュームの容量が表示されます 382 Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス

383 F.10 [ 縮小停止 ] 画面 [ 選択したプール ] テーブル 項目プール名 (ID) RAID レベル容量プールタイプドライブタイプ /RPM ユーザ定義しきい値 (%) プール VOL 数詳細 説明プール名とプール ID が表示されます RAID レベルが表示されます プール内で混在している場合は [ 混在 ] と表示されます 容量が表示されます プールタイプが表示されます Dynamic Provisioning の場合は [DP] と表示されます Dynamic Tiering の場合は [DT] と表示されます Dynamic Provisioning for Mainframe の場合は [Mainframe DP] と表示されます Dynamic Tiering for Mainframe の場合は [Mainframe DT] と表示されます ハードディスクドライブ種別と RPM( 回転数 ) が表示されます プール内で混在している場合は [ 混在 ] と表示されます プールのしきい値に関する情報が表示されます [ 警告 ]: 警告しきい値が表示されます [ 枯渇 ]: 枯渇しきい値が表示されます Copy-on-Write Snapshot のプールについては [ 枯渇 ] に [-] が表示されます プール VOL 数が表示されます 行を選択してボタンをクリックすると [ プールプロパティ ] 画面が表示されます Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス 383

384 F.11 [SIM 完了 ] 画面 F.12 [ プール VOL 選択 ] 画面 384 Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス

385 [ 利用可能なプールボリューム ] テーブル 各ユーザに割り当てられている LDEV のみ表示されます 項目 説明 LDEV ID LDEV 名容量パリティグループ ID RAID レベルドライブタイプ /RPM エミュレーションタイププロビジョニングタイプ CLPR キャッシュモードリソースグループ名 (ID) LDKC 番号 CU 番号 および LDEV 番号の組み合わせが表示されます LDEV 名が表示されます 容量が表示されます パリティグループ ID が表示されます RAID レベルが表示されます ハードディスクドライブ種別と RPM( 回転数 ) が表示されます エミュレーションタイプが表示されます LDEV の種類が表示されます [Basic]: 内部ボリュームです [ 外部ボリューム ]: 外部ボリュームです CLPR が表示されます ID:CLPR 名の形式で表示されます キャッシュモードが表示されます キャッシュモードの有効または無効が表示されます 外部ボリュームでない場合は [-] が表示されます LDEV のリソースグループの名称と ID が表示されます ID は括弧内に表示されます Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス 385

386 [ 追加 ] ボタン [ 利用可能なプールボリューム ] テーブルで行を選択してボタンをクリックすると 選択したプール VOL が [ 選択したプールボリューム ] テーブルに追加されます メモ追加可能なボリューム数は 既にプール内にあるボリュームを含めて最大 1024 です 複数階層プールが有効に設定されているプールにボリュームを追加する場合は 次の点に注意してください 追加するボリュームの [ ドライブタイプ /RPM] は 最大 3 つまで可能です 同一プール内に追加するボリュームの [RAID レベル ] は 1 つの [ ドライブタイプ /RPM] に対して 1 種類です 例 :[ ドライブタイプ /RPM] が SAS/15k で [RAID レベル ] が 5(3D+1P) のボリュームと [ ドライブタイプ /RPM] が SAS/15k で [RAID レベル ] が 5(7D+1P) のボリュームは同一プール内に追加できません 複数階層プールが無効に設定されているプールにボリュームを追加する場合 追加するボリュームの [ ドライブ タイプ /RPM] は最大 3 つまで可能です [ 削除 ] ボタン [ 選択したプールボリューム ] テーブルで行を選択してボタンをクリックすると 選択した LDEV が [ 選択したプールボリューム ] テーブルから削除されます [ 選択したプールボリューム ] テーブル 項目 説明 LDEV ID LDKC 番号 CU 番号 および LDEV 番号の組み合わせが表示されます 386 Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス

387 項目 説明 LDEV 名容量パリティグループ ID RAID レベルドライブタイプ /RPM エミュレーションタイププロビジョニングタイプ CLPR キャッシュモードリソースグループ名 (ID) LDEV 名が表示されます 容量が表示されます パリティグループ ID が表示されます RAID レベルが表示されます ハードディスクドライブ種別と RPM( 回転数 ) が表示されます エミュレーションタイプが表示されます LDEV の種類が表示されます [Basic]: 内部ボリュームです [ 外部ボリューム ]: 外部ボリュームです CLPR が表示されます ID:CLPR 名の形式で表示されます キャッシュモードが表示されます キャッシュモードの有効または無効が表示されます 外部ボリュームでない場合は [-] が表示されます LDEV のリソースグループの名称と ID が表示されます ID は括弧内に表示されます F.13 [ ゼロデータページ破棄 ] 画面 [V-VOL 選択 ] テーブル 項目 説明 LDEV ID LDEV 名 LDKC 番号 CU 番号 および LDEV 番号の組み合わせが表示されます LDEV 名が表示されます Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス 387

388 項目プール名 (ID) エミュレーションタイプ容量プロビジョニングタイプ属性 説明プール名とプール ID が表示されます エミュレーションタイプが表示されます 容量が表示されます LDEV の種別が表示されます この場合 [DP] と表示されます LDEV の属性が表示されます [ コマンドデバイス ]: コマンドデバイスです [-]: 属性が設定されていないボリュームです F.14 [ ゼロデータページ破棄停止 ] 画面 [V-VOL 選択 ] テーブル 項目 説明 LDEV ID LDEV 名プール名 (ID) エミュレーションタイプ容量プロビジョニングタイプ属性 LDKC 番号 CU 番号 および LDEV 番号の組み合わせが表示されます LDEV 名が表示されます プール名とプール ID が表示されます エミュレーションタイプが表示されます 容量が表示されます LDEV の種別が表示されます この場合 [DP] と表示されます LDEV の属性が表示されます [ コマンドデバイス ]: コマンドデバイスです [-]: 属性が設定されていないボリュームです 388 Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス

389 F.15 [ プールプロパティ ] 画面 [ プールプロパティ ] テーブル 項目プール名 (ID) プールタイプ容量 説明プール名とプール ID が表示されます プールタイプが表示されます Dynamic Provisioning の場合は [DP] と表示されます Dynamic Tiering の場合は [DT] と表示されます Dynamic Provisioning for Mainframe の場合は [Mainframe DP] と表示されます Dynamic Tiering for Mainframe の場合は [Mainframe DT] と表示されます Copy-on-Write Snapshot の場合は [COW Snapshot] と表示されます 指定した単位で 容量が表示されます ユーザ定義しきい値 ( 警告 / 枯渇 ) ユーザ定義しきい値 ( 警告 / 枯渇 ) が表示されます 最大予約量 RAID レベル 最大予約量が表示されます Copy-on-Write Snapshot の場合は [-] が表示されます RAID レベルが表示されます プール内で混在している場合は [ 混在 ] と表示されます Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス 389

390 項目 説明 システムプール VOL( 名称 ) システムプール VOL の LDEV ID と LDEV 名が表示されます [ プール作成 ] 画面の [ 選択したプール ] テーブルからこの画面を表示した場合 [-] が表示されます Copy-on-Write Snapshot の場合は [-] が表示されます [ プールボリューム ] テーブル 各ユーザに割り当てられている LDEV のみ表示されます 項目 説明 LDEV ID LDEV 名容量パリティグループ ID RAID レベルドライブタイプ /RPM エミュレーションタイププロビジョニングタイプ CLPR リソースグループ名 (ID) LDKC 番号 CU 番号 および LDEV 番号の組み合わせが表示されます LDEV 名が表示されます 容量が表示されます [ プール作成 ] 画面の [ 選択したプール ] テーブルからこの画面を表示した場合 [ プール VOL 選択 ] 画面で選択した LDEV の容量が表示されます パリティグループ ID が表示されます RAID レベルが表示されます ハードディスクドライブ種別と RPM( 回転数 ) が表示されます エミュレーションタイプが表示されます LDEV の種類が表示されます [Basic]: 内部ボリュームです [ 外部ボリューム ]: 外部ボリュームです CLPR が表示されます ID:CLPR 名の形式で表示されます LDEV のリソースグループの名称と ID が表示されます ID は括弧内に表示されます 390 Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス

391 F.16 [ 階層プロパティ参照 ] 画面 プールの場合 仮想 VOL の場合 プールの場合 [ 階層プロパティ参照 ] テーブルの詳細を次に説明します Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス 391

392 [ 階層プロパティ参照 ] テーブル 項目階層 1 階層 2 階層 3 説明階層 1 は最も高速なストレージ階層です [ ドライブタイプ /RPM]: 階層 1 のハードディスクドライブ種別と RPM( 回転数 ) が表示されます [ 容量 ( 使用量 / 合計 )]: 階層 1 の容量 ( 使用量 / 合計 ) が表示されます 1 [ 性能稼働率 ]: 性能モニタ情報採取期間の平均使用率が表示されます 2 3 [ 領域率 ( 新規割当用 / 再配置用 )]: 階層 1の新規割当用空き領域率および再配置用バッファ領域率が表示されます 階層 2 は中速のストレージ階層です [ ドライブタイプ /RPM]: 階層 2 のハードディスクドライブ種別と RPM( 回転数 ) が表示されます [ 容量 ( 使用量 / 合計 )]: 階層 2 の容量 ( 使用量 / 合計 ) が表示されます 1 [ 性能稼働率 ]: 性能モニタ情報採取期間の平均使用率が表示されます 2 3 [ 領域率 ( 新規割当用 / 再配置用 )]: 階層 2 の新規割当用空き領域率および再配置用バッファ領域率が表示されます 階層 3 は低速のストレージ階層です [ ドライブタイプ /RPM]: 階層 3 のハードディスクドライブ種別と RPM( 回転数 ) が表示されます [ 容量 ( 使用量 / 合計 )]: 階層 3 の容量 ( 使用量 / 合計 ) が表示されます 1 [ 性能稼働率 ]: 性能モニタ情報採取期間の平均使用率が表示されます 2 3 [ 領域率 ( 新規割当用 / 再配置用 )]: 階層 3 の新規割当用空き領域率および再配置用バッファ領域率が表示されます 注 1. [ 性能稼働率 ] とは更新のタイミングが異なります また [ 階層プロパティ参照 ] 画面を表示するたびに更新されます 2. 性能モニタ情報の採取時に更新されます [ 容量 ( 使用量 / 合計 )] とは更新のタイミングが異なります [?] が表示された場合は 性能グラフフッター部に表示されている対処方法に従ってください 性能グラフフッター部にエラーメッセージと対処方法が表示されていない場合は 画面を更新してください 何度実行しても [?] が表示される場合は 日立ソリューションサポートセンタにお問い合わせください 3. モニタモードが継続モードに設定されている場合 現在の周期のモニタ情報に対して過去の周期のモニタ情報を加重計算した値が表示されます [ 性能グラフ ] の詳細を次に説明します [ 性能グラフ ] 項目性能グラフ ( プール名 ( プール ID)) 項目階層レベル性能グラフ 説明プール名とプール ID が表示されます グラフを表示する対象を選択します [ プール全体 ]: プール全体を表示します [ 階層レベル ]: 階層レベルに定義された階層を表示します [ 階層レベル ] でレベルを選択してください グラフを表示する階層の階層レベルを選択します [ 項目 ] で [ プール全体 ] が選択されている場合 この項目は非活性です 選択できる値は [ 全階層 ] または [ レベル 1] から [ レベル 5] です 性能グラフが表示されます 周期モードの場合 : 縦軸は 1 時間当たりの平均 I/O 数を表します 横軸は容量を表します 継続モードの場合 : 縦軸は現在の周期のモニタ情報に過去の周期のモニタ情報を加重計算した 1 時間あたりの平均 I/O 数を表します 横軸は容量を表します 392 Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス

393 項目 説明 階層 1 範囲 階層 2 範囲 フッター 階層 1 範囲が表示されます 階層 2 範囲が表示されます 性能モニタリングの開始時刻と終了時刻が表示されます 性能グラフの取得に失敗した場合は [Warning] アイコンと共に エラーメッセージと対処方法が表示されます 括弧内には エラーコード が表示されます 性能グラフの参照方法を次に説明します グラフの縦軸は 1 時間ごとの平均 I/O 数 横軸はその I/O が発生した領域の容量 (GB) を示しています 図の例では 1 番目 ( 一番左上 ) のプロットは 縦軸が約 1500 I/O 横軸が 0 GB 2 番目のプロットは縦軸が 1100 I/O 横軸が 20 GB 3 番目のプロットは縦軸が 1050 I/O 横軸が 38 GB を示しています この場合 1 番目のプロットと 2 番目のプロットで 1100 I/O 以上 1500 I/O 未満の領域が 20 GB あることを示しています また 2 番目のプロットと 3 番目のプロットで 1050 I/O 以上 1100 I/O 未満の領域が 18 GB(38 GB-20 GB) あることを示しています 以下同様に そのプロットの縦軸の I/O 数が そのプロットの横軸の値と 1 つ前のプロットの横軸の値の差の容量分発生していたことを示しています グラフ内の横線は 階層 1 範囲と 階層 2 範囲を示しています 階層 1 範囲と 階層 2 範囲は性能モニタ情報採取が完了したとき ( 性能モニタ情報採取期間が満了したとき ) に算出され どの様に再配置が行われるかを示しています 図の例では 階層 1 範囲が 1050 I/O 階層 2 範囲が 200 I/O を示しています この場合 1050 I/ O 以上の領域が階層 1に移動し 200 I/O 以上 1050 I/O 未満の領域が階層 2 に移動し 200 I/O 未満の領域が階層 3 に移動することを示しています ( ただし 移動前にすでにその階層にある領域は移動しません ) グラフ上のプロットの上にカーソルを合わせると プロット位置の情報 ( 平均 I/O 数 容量 階層範囲 ) が表示されます メモ階層が複数ある場合でも下位の階層に I/O がない場合は 平均 I/O 数が 0 の位置に階層範囲の線が引かれます 仮想 VOL の場合 [ 階層プロパティ参照 ] テーブルの詳細を次に説明します [ 階層プロパティ参照 ] テーブル 項目 説明 階層 1 階層 1 は最もアクセス頻度が高く 高速のストレージ階層です [ ドライブタイプ /RPM]: 階層 1 のハードディスクドライブ種別と RPM( 回転数 ) が表示されます [ 使用容量 ]: 階層 1 の容量 ( 使用量 ) が表示されます [ 性能稼働率 ]: 表示されません [ 領域率 ( 新規割当用 / 再配置用 )]: 階層 1 の新規割当用空き領域率および再配置用バッファ領域率が表示されます Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス 393

394 項目 説明 階層 2 階層 3 階層 2 は二番目にアクセス頻度が高く 中速のストレージ階層です [ ドライブタイプ /RPM]: 階層 2 のハードディスクドライブ種別と RPM( 回転数 ) が表示されます [ 使用容量 ]: 階層 2 の容量 ( 使用量 ) が表示されます [ 性能稼働率 ]: 表示されません [ 領域率 ( 新規割当用 / 再配置用 )]: 階層 2 の新規割当用空き領域率および再配置用バッファ領域率が表示されます 階層 3 はアクセス頻度が低く 低速のストレージ階層です [ ドライブタイプ /RPM]: 階層 3 のハードディスクドライブ種別と RPM( 回転数 ) が表示されます [ 使用容量 ]: 階層 3 の容量 ( 使用量 ) が表示されます [ 性能稼働率 ]: 表示されません [ 領域率 ( 新規割当用 / 再配置用 )]: 階層 3 の新規割当用空き領域率および再配置用バッファ領域率が表示されます [ 性能グラフ ] の詳細を次に説明します [ 性能グラフ ] 項目性能グラフ (LDEV 名 (LDEV ID)) 性能グラフ階層 1 範囲階層 2 範囲フッター 説明 LDEV 名と LDEV ID が表示されます 性能グラフが表示されます 縦軸が 1 時間当たりの平均 I/O 数 横軸が容量を表します 階層 1 範囲が表示されます 階層 2 範囲が表示されます 性能モニタリングの開始時刻と終了時刻が表示されます 性能グラフの取得に失敗した場合は [Warning] アイコンと共に エラーメッセージと対処方法が表示されます 括弧内には エラーコード が表示されます 性能グラフの参照方法を次に説明します グラフの縦軸は 1 時間ごとの平均 I/O 数 横軸はその I/O が発生した領域の容量 (GB) を示しています 図の例では 1 番目 ( 一番左上 ) のプロットは 縦軸が約 1500 I/O 横軸が 0 GB 2 番目のプロットは縦軸が 1100 I/O 横軸が 20 GB 3 番目のプロットは縦軸が 1050 I/O 横軸が 38 GB を示しています この場合 1 番目のプロットと 2 番目のプロットで 1100 I/O 以上 1500 I/O 未満の領域が 20 GB あることを示しています また 2 番目のプロットと 3 番目のプロットで 1050 I/O 以上 1100 I/O 未満の領域が 18 GB(38 GB-20 GB) あることを示しています 以下同様に そのプロットの縦軸の I/O 数が そのプロットの横軸の値と 1 つ前のプロットの横軸の値の差の容量分発生していたことを示しています グラフ内の横線は 階層 1 範囲と 階層 2 範囲を示しています 階層 1 範囲と 階層 2 範囲は性能モニタ情報採取が完了したとき ( 性能モニタ情報採取期間が満了したとき ) に算出され どの様に再配置が行われるかを示しています 図の例では 階層 1 範囲が 1050 I/O 階層 2 範囲が 200 I/O を示しています この場合 1050 I/ O 以上の領域が階層 1に移動し 200 I/O 以上 1050 I/O 未満の領域が階層 2 に移動し 200 I/O 未満の領域が階層 3 に移動することを示しています ( ただし 移動前にすでにその階層にある領域は移動しません ) 394 Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス

395 グラフ上のプロットの上にカーソルを合わせると プロット位置の情報 ( 平均 I/O 数 容量 階層範 囲 ) が表示されます メモ階層が複数ある場合でも下位の階層に I/O がない場合は 平均 I/O 数が 0 の位置に階層範囲の線が引かれます F.17 [ プールモニタ開始 ] 画面 [ 選択したプール ] テーブル 項目 説明 プール名 (ID) プール VOL 数 プール名と ID が表示されます 該当するプール内のプール VOL 数が表示されます Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス 395

396 項目 説明 容量 最新のモニタ情報 プールの容量に関する情報が表示されます [ 合計 ]: プールの合計容量が表示されます [ オプション ] で容量の単位を選択できます Dynamic Provisioning や Dynamic Tiering のプール容量の 1 ブロックは 512 バイトです 1 ページは 42 メガバイトです Copy-on-Write Snapshot のプール容量の 1 ブロックは 512 バイトです 1 ページは 256 キロバイトです Dynamic Provisioning for Mainframe や Dynamic Tiering for Mainframe のプール容量の 1 ブロックは 512 バイトです 1 ペー ジは 38 メガバイトです [ 使用量 ]: 使用されているプール容量が表示されます [ 使用量 (%)]: プール容量に対して使用されているプール容量の割合が表示されます [ 使用量 (%)] には 実際の値の小数点以下を切り捨てた値が表 示されます Dynamic Provisioning Dynamic Tiering および Copy-on-Write Snapshot のプールについては テーブルオプションの容量単位を Cylinder に変更 した場合は [-] が表示されます モニタリングの期間が次のように表示されます 開始時刻 - 終了時刻 モニタ情報を取得中の場合は モニタ情報を取得する開始時刻だけが表示 されます 終了時刻は表示されません 最新のモニタ情報が存在しない場合は [-] が表示されます F.18 [ プールモニタ停止 ] 画面 396 Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス

397 [ 選択したプール ] テーブル 項目 説明 プール名 (ID) プール VOL 数容量最新のモニタ情報 プール名と ID が表示されます 該当するプール内のプール VOL 数が表示されます プールの容量に関する情報が表示されます [ 合計 ]: プールの合計容量が表示されます [ オプション ] で容量の単位を選択できます Dynamic Provisioning や Dynamic Tiering のプール容量の 1 ブロックは 512 バイトです 1 ページは 42 メガバイトです Copy-on-Write Snapshot のプール容量の 1 ブロックは 512 バイトです 1 ページは 256 キロバイトです Dynamic Provisioning for Mainframe や Dynamic Tiering for Mainframe のプール容量の 1 ブロックは 512 バイトです 1 ペー ジは 38 メガバイトです [ 使用量 ]: 使用されているプール容量が表示されます [ 使用量 (%)]: プール容量に対して使用されているプール容量の割合が表示されます [ 使用量 (%)] には 実際の値の小数点以下を切り捨てた値が表 示されます Dynamic Provisioning Dynamic Tiering および Copy-on-Write Snapshot のプールについては テーブルオプションの容量単位を Cylinder に変更 した場合は [-] が表示されます モニタリングの期間が次のように表示されます 開始時刻 - 終了時刻 モニタ情報を取得中の場合は モニタ情報を取得する開始時刻だけが表示 されます 終了時刻は表示されません 最新のモニタ情報が存在しない場合は [-] が表示されます F.19 [ 階層再配置開始 ] 画面 Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス 397

398 [ 選択したプール ] テーブル 項目 説明 プール名 (ID) プール VOL 数容量最新のモニタ情報 プール名と ID が表示されます 該当するプール内のプール VOL 数が表示されます プールの容量に関する情報が表示されます [ 合計 ]: プールの合計容量が表示されます [ オプション ] で容量の単位を選択できます Dynamic Provisioning や Dynamic Tiering のプール容量の 1 ブロックは 512 バイトです 1 ページは 42 メガバイトです Copy-on-Write Snapshot のプール容量の 1 ブロックは 512 バイトです 1 ページは 256 キロバイトです Dynamic Provisioning for Mainframe や Dynamic Tiering for Mainframe のプール容量の 1 ブロックは 512 バイトです 1 ペー ジは 38 メガバイトです [ 使用量 ]: 使用されているプール容量が表示されます [ 使用量 (%)]: プール容量に対して使用されているプール容量の割合が表示されます [ 使用量 (%)] には 実際の値の小数点以下を切り捨てた値が表 示されます Dynamic Provisioning Dynamic Tiering および Copy-on-Write Snapshot のプールについては テーブルオプションの容量単位を Cylinder に変更 した場合は [-] が表示されます モニタリングの期間が次のように表示されます 開始時刻 - 終了時刻 モニタ情報を取得中の場合は モニタ情報を取得する開始時刻だけが表示 されます 終了時刻は表示されません 最新のモニタ情報が存在しない場合は [-] が表示されます 398 Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス

399 F.20 [ 階層再配置停止 ] 画面 [ 選択したプール ] テーブル 項目 説明 プール名 (ID) プール VOL 数 容量 プール名と ID が表示されます 該当するプール内のプール VOL 数が表示されます プールの容量に関する情報が表示されます [ 合計 ]: プールの合計容量が表示されます [ オプション ] で容量の単位を選択できます Dynamic Provisioning や Dynamic Tiering のプール容量の 1 ブロックは 512 バイトです 1 ページは 42 メガバイトです Copy-on-Write Snapshot のプール容量の 1 ブロックは 512 バイトです 1 ページは 256 キロバイトです Dynamic Provisioning for Mainframe や Dynamic Tiering for Mainframe のプール容量の 1 ブロックは 512 バイトです 1 ペー ジは 38 メガバイトです [ 使用量 ]: 使用されているプール容量が表示されます [ 使用量 (%)]: プール容量に対して使用されているプール容量の割合が表示されます [ 使用量 (%)] には 実際の値の小数点以下を切り捨てた値が表 示されます Dynamic Provisioning Dynamic Tiering および Copy-on-Write Snapshot のプールについては テーブルオプションの容量単位を Cylinder に変更 した場合は [-] が表示されます Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス 399

400 項目 最新のモニタ情報 再配置率 (%) 説明モニタリングの期間が次のように表示されます 開始時刻 - 終了時刻モニタ情報を取得中の場合は モニタ情報を取得する開始時刻だけが表示されます 終了時刻は表示されません 最新のモニタ情報が存在しない場合は [-] が表示されます 階層再配置処理の進捗率が表示されます 0~99: 再配置が 表示された割合まで実行されています 100: 再配置が実行されていない または再配置が終了しています 階層再配置の詳細については 階層再配置ログファイルを確認してください 階層再配置ログファイルのテーブル項目の詳細については を参照してください F.21 [ プール管理状態参照 ] 画面 [ プール管理状態 ] テーブル プール名 (ID) 項目 説明 プール名とプール ID が表示されます 400 Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス

401 項目 説明 プールタイプ仮想 VOL 数プール VOL 数階層管理モニタモードモニタ状態 プールタイプが表示されます Dynamic Provisioning の場合は [DP] と表示されます Dynamic Tiering の場合は [DT] と表示されます Dynamic Provisioning for Mainframe の場合は [Mainframe DP] と表示されます Dynamic Tiering for Mainframe の場合は [Mainframe DT] と表示されます プールに関連付けられている仮想 VOL 数とプールに関連付け可能な最大仮想 VOL 数が表示されます プールに設定されているプール VOL 数とプールに設定可能な最大プール VOL 数が表示されます Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が有効なときは 自動実行または手動実行が表示されます Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が無効なときは [-] が表示されます 設定されているモニタモードが表示されます 継続モードが有効な場合は [ 継続モード ] と表示されます 周期モードが有効な場合は [ 周期モード ] と表示されます Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能が無効な場合は [-] と表示されます プールのモニタ状態が表示されます モニタ中の場合は [ 実行中 ] と表示されます それ以外の場合は [-] が表示されます プール管理タスク ( 状態 / 進捗率 ) 実行中のプール管理タスクの状態 およびプール内における各仮想 VOL の 進捗率の平均値が表示されます [ リバランス待機中 ]: リバランス処理が待機中です [ リバランス中 ]: リバランス処理が実行中です [ 再配置待機中 ]: 階層再配置処理が待機中です [ 再配置中 ]: 階層再配置処理が実行中です [ 縮小待機中 ]: プール縮小処理が待機中です [ 縮小中 ]: プール縮小処理が実行中です [-]: 該当するプールに対してプール管理タスクが実行されていません 仮想 VOL 管理タスクの進捗が計算された後でプール管理タスクの進捗が 計算されるため この項目に表示された値と [ 仮想ボリューム ] テーブル に表示された次の値が一致しないことがあります [ プール管理タスク - 状態 ] [ プール管理タスク - 進捗 (%)] 階層再配置の詳細については 階層再配置ログファイルを確認してくださ い 階層再配置ログファイルのテーブル項目の詳細については を 参照してください 再配置結果 容量 - 使用量 / 合計 階層再配置処理の状態が表示されます [ 実行中 ]:[ プール管理タスク ] が [ 再配置待機中 ] または [ 再配置中 ] の場合に表示されます [ 完了 ]: 階層再配置が実行されていない または階層再配置が終了しています [ 未完了 (n% 再配置済み )]: 階層再配置が 表示された割合まで実行されたところで中断しています [-]:Dynamic Tiering および Dynamic Tiering for Mainframe のプール以外のプールの場合に表示されます プール容量 ( 使用量 / 合計 ) が表示されます 複数のプール VOL でプールが構成される場合は それらの容量の合計が表示されます Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス 401

402 項目 説明 容量 - 空き プールの空き容量とフォーマット済み容量が表示されます 複数のプー ル VOL でプールが構成される場合は それらの容量の合計が表示されま す [ 仮想ボリューム ] テーブル 項目 説明 LDEV ID LDEV 名プール管理タスク - 状態プール管理タスク - 進捗 (%) 仮想 VOL 管理タスク - 状態仮想 VOL 管理タスク - 進捗 (%) エミュレーションタイプ容量 - 合計容量 - 使用量容量 - 使用量 (%) 階層割り当てポリシー - 階層レベル LDKC 番号 CU 番号 および LDEV 番号の組み合わせが表示されます LDEV 名が表示されます 実行中のプール管理タスクが表示されます [ リバランス待機中 ]: リバランス処理が待機中です [ リバランス中 ]: リバランス処理が実行中です [ 再配置待機中 ]: 階層再配置処理が待機中です [ 再配置中 ]: 階層再配置処理が実行中です [ 縮小待機中 ]: プール縮小処理が待機中です [ 縮小中 ]: プール縮小処理が実行中です [-]: 該当するプールに対してプール管理タスクが実行されていません 実行中のプール管理タスクの各仮想 VOL の進捗がパーセント (%) で表示さ れます プール管理タスクが実行されていない場合 [-] が表示されま す 実行中の仮想 VOL 管理タスクが表示されます [ ゼロデータページ破棄中 ]: ゼロデータページ破棄処理が実行中です [ ゼロデータページ破棄待機中 ]: ゼロデータページ破棄処理が待機中で す [-]: 該当の仮想 VOL に対して仮想 VOL 管理タスクは実行されていませ ん 実行中の仮想 VOL 管理タスクの進捗がパーセント (%) で表示されます VOL 管理タスクが実行されていない場合 [-] が表示されます エミュレーションタイプが表示されます 仮想 VOL の容量が表示されます 仮想 VOL の使用容量が表示されます 次に示す要因のため [ 合計 ] に表示される値よりも [ 使用量 ] に表示さ れる値の方が大きい場合があります [ 使用量 ] には 仮想 VOL の使用容量をページ単位に切り上げた容量が表示される エミュレーションタイプが 3390-A の場合 仮想 VOL の使用容量に 制御シリンダ (1,113Cyl ごとに 7Cyl を確保 ) の容量が含まれる 仮想 VOL の使用率が表示されます 階層割り当てポリシーの階層レベルが表示されます [ 全階層 ]: プール内の全階層を使用します [ レベル 1]: レベル 1 が設定されています [ レベル 2]: レベル 2 が設定されています [ レベル 3]: レベル 3 が設定されています [ レベル 4]: レベル 4 が設定されています [ レベル 5]: レベル 5 が設定されています [-]: 仮想 VOL は Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe の仮想 VOL ではありません 402 Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス

403 項目階層割り当てポリシー - 新規ページ割り当て階層階層再配置再配置プライオリティ属性 説明階層割り当てポリシーの新規ページ割り当て階層が表示されます [ 高 ]: 高が設定されています [ 中 ]: 中が設定されています [ 低 ]: 低が設定されています [-]:Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe の仮想 VOL ではありません 階層再配置の有効または無効が表示されます Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe の仮想 VOL でない場合は [-] と表示されます 再配置プライオリティが表示されます [ 優先 ]: 優先が設定されています 空白 : 優先が設定されていません [-]: 表示された仮想 VOL は Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe の仮想 VOL 以外の仮想 VOL であるか 階層再配置機能が無効です LDEV の属性が表示されます [TSE]:TSE-VOL です [-]: 属性が設定されていないボリュームです Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス 403

404 404 Dynamic Provisioning / Dynamic Tiering GUI リファレンス

405 G LDEV 作成 GUI リファレンス LDEV 作成で使用する画面について説明します 各画面に共通する操作 ( ボタンおよびタスク名入力など ) については Storage Navigator ユーザガイドを参照してください r G.1 [ パリティグループ ] を選択したときのトップ画面 r G.2 [ パリティグループ ] から Internal( または External) を選択したときのトップ 画面 r G.3 [ パリティグループ ] の Internal( または External) から個別のパリティグルー プを選択したときのトップ画面 r G.4 [ 論理デバイス ] を選択したときのトップ画面 r G.5 LDEV 作成ウィザード r G.6 LDEV 編集ウィザード r G.7 [LDEV 設定変更 ] 画面 r G.8 [SSID 参照 ] 画面 r G.9 [ フリースペース選択 ] 画面 r G.10 [ プール選択 ] 画面 r G.11 [LDEV ID 参照 ] 画面 r G.12 [ 物理位置参照 ] 画面 r G.13 [SSID 編集 ] 画面 r G.14 [SSID 変更 ] 画面 r G.15 LDEV フォーマットウィザード r G.16 [LDEV 回復 ] 画面 LDEV 作成 GUI リファレンス 405

406 r G.17 [LDEV 閉塞 ] 画面 r G.18 [LDEV 削除 ] 画面 r G.19 [LDEV プロパティ ] 画面 r G.20 [ コンポーネント ] を選択したときのトップ画面 r G.21 [ コンポーネント ] に含まれるコントローラシャーシを選択したときのトップ画 面 r G.22 MP ブレード編集ウィザード r G.23 プロセッサブレード割り当てウィザード 406 LDEV 作成 GUI リファレンス

407 G.1 [ パリティグループ ] を選択したときのトップ画面 [ サマリ ] [ パリティグループ ] タブ [ サマリ ] 各ユーザに割り当てられているパリティグループのみ表示されます 容量 -Internal 容量 -External 項目 説明 [ 空き ]: 内部ボリュームのフリースペースの容量が表示されます [ 合計 ]: 内部ボリュームのすべての容量が表示されます [ 空き ]: 外部ボリュームのフリースペースの容量が表示されます [ 合計 ]: 外部ボリュームのすべての容量が表示されます [ パリティグループ ] タブ 各ユーザに割り当てられているパリティグループのみ表示されます 項目 パリティグループ ID 説明 ストレージシステムのパリティグループのパリティグループ ID が表示さ れます LDEV 作成 GUI リファレンス 407

408 項目 説明 LDEV 状態 LDEV の状態が表示されます [Normal]: 正常です [Blocked]: 閉塞しています 閉塞状態のボリュームには ホストか らアクセスできません [ 警告 ]: ボリュームに問題が発生しています [Formatting]: フォーマット中です [Preparing Quick Format]: クイックフォーマットの準備中です [Quick Formatting]: クイックフォーマットを実行中です [Correction Access]: アクセス属性を修正中です [Copying]: ボリュームのデータをコピーしている状態です [Read Only]: 読み取り専用の状態です Read Only 状態のボリュー ムには データの書き込みはできません [Shredding]: シュレッディング操作を実行中です -: 上記以外の状態です RAID レベルベースエミュレーションタイプ容量 - 空き容量 - 合計 LDEV 数 - 未定義 LDEV 数 - 合計ドライブタイプ /RPM プロテクション暗号化鍵属性リソースグループ名 (ID) LDEV 作成 LDEV フォーマット暗号化編集テーブル情報出力 RAID レベルが表示されます [*] が表示されている場合は 分散パリティグループです エミュレーションタイプが表示されます フリースペースの容量が表示されます すべての容量が表示されます 割り当てされていない LDEV の個数が表示されます すべての LDEV 数が表示されます ハードディスクドライブ種別と回転数が表示されます [SATA-W/V] [SATA-E] または[Standard] が表示されます SAS ドライブ SSD および外部ボリュームの場合は [Standard] が表示されます 暗号化の情報が表示されます 暗号化パリティグループの場合は 鍵 ID が表示されます 非暗号化パリティグループの場合は 無効が表示されます パリティグループの属性が表示されます [ 無停止マイグレーション ]: 無停止マイグレーションのパリティグループです [-]: 属性が設定されていないパリティグループです パリティグループのリソースグループの名称と ID が表示されます ID は括弧内に表示されます [LDEV 作成 ] 画面が表示されます [LDEV フォーマット ] 画面が表示されます [ 暗号化編集 ] 画面が表示されます テーブル情報を出力させる画面が表示されます 408 LDEV 作成 GUI リファレンス

409 G.2 [ パリティグループ ] から Internal( または External) を選択したときのトップ画面 [ サマリ ] [ パリティグループ ] タブ [ サマリ ] 各ユーザに割り当てられているパリティグループのみ表示されます 項目 説明 容量 - 空き 容量 - 合計 内部ボリューム ( または外部ボリューム ) のフリースペースの容量が表示されます 内部ボリューム ( または外部ボリューム ) のすべての容量が表示されます [ パリティグループ ] タブ 各ユーザに割り当てられているパリティグループのみ表示されます LDEV 作成 GUI リファレンス 409

410 項目 パリティグループ ID LDEV 状態 説明ストレージシステムのパリティグループのパリティグループ ID が表示されます LDEV の状態が表示されます [Normal]: 正常です [Blocked]: 閉塞しています 閉塞状態のボリュームには ホストか らアクセスできません [ 警告 ]: ボリュームに問題が発生しています [Formatting]: フォーマット中です [Preparing Quick Format]: クイックフォーマットの準備中です [Quick Formatting]: クイックフォーマットを実行中です [Correction Access]: アクセス属性を修正中です [Copying]: ボリュームのデータをコピーしている状態です [Read Only]: 読み取り専用の状態です Read Only 状態のボリュー ムには データの書き込みはできません [Shredding]: シュレッディング操作を実行中です -: 上記以外の状態です RAID レベルベースエミュレーションタイプ容量 - 空き容量 - 合計 LDEV 数 - 未定義 LDEV 数 - 合計ドライブタイプ /RPM プロテクション暗号化鍵属性リソースグループ名 (ID) LDEV 作成 LDEV フォーマット暗号化編集テーブル情報出力 RAID レベルが表示されます [*] が表示されている場合は 分散パリティグループです どちらか一方のパリティグループが表示されます エミュレーションタイプが表示されます フリースペースの容量が表示されます すべての容量が表示されます 割り当てされていない LDEV の個数が表示されます すべての LDEV 数が表示されます ハードディスクドライブ種別と回転数が表示されます [SATA-W/V] [SATA-E] または[Standard] が表示されます SAS ドライブ SSD および外部ボリュームの場合は [Standard] が表示されます 暗号化の情報が表示されます 暗号化パリティグループの場合は 鍵 ID が表示されます 非暗号化パリティグループの場合は 無効が表示されます パリティグループの属性が表示されます [ 無停止マイグレーション ]: 無停止マイグレーションのパリティグループです [-]: 属性が設定されていないパリティグループです パリティグループのリソースグループの名称と ID が表示されます ID は括弧内に表示されます [LDEV 作成 ] 画面が表示されます [LDEV フォーマット ] 画面が表示されます [ 暗号化編集 ] 画面が表示されます テーブル情報を出力させる画面が表示されます 410 LDEV 作成 GUI リファレンス

411 G.3 [ パリティグループ ] の Internal( または External) から個別のパリティグループを選択し たときのトップ画面 [ サマリ ] [LDEV] タブ LDEV 作成 GUI リファレンス 411

412 [ サマリ ] 項目 説明 LDEV 状態 LDEV の状態が表示されます [Normal]: 正常です [Blocked]: 閉塞しています 閉塞状態のボリュームには ホストか らアクセスできません [ 警告 ]: ボリュームに問題が発生しています [Formatting]: フォーマット中です [Preparing Quick Format]: クイックフォーマットの準備中です [Quick Formatting]: クイックフォーマットを実行中です [Correction Access]: アクセス属性を修正中です [Copying]: ボリュームのデータをコピーしている状態です [Read Only]: 読み取り専用の状態です Read Only 状態のボリュー ムには データの書き込みはできません [Shredding]: シュレッディング操作を実行中です -: 上記以外の状態です RAID レベル容量 - 空き容量 - 合計ドライブタイプ /RPM 分散パリティグループ LDEV 数 - 未定義 LDEV 数 - 合計 RAID レベルが表示されます [*] が表示されている場合は 分散パリティグループです フリースペースの容量が表示されます すべての容量が表示されます ハードディスクドライブ種別と回転数が表示されます 分散パリティグループが表示されます 割り当てられていない LDEV の個数が表示されます すべての LDEV の個数が表示されます [LDEV] タブ 項目 説明 LDEV ID LDEV 名 LDKC 番号 CU 番号 および LDEV 番号の組み合わせが表示されます LDEV の名称が表示されます 412 LDEV 作成 GUI リファレンス

413 項目 説明 状態 LDEV の状態が表示されます [Normal]: 正常です [Blocked]: 閉塞しています 閉塞状態のボリュームには ホストからアクセ スできません [ 警告 ]: ボリュームに問題が発生しています [Formatting]: フォーマット中です [Preparing Quick Format]: クイックフォーマットの準備中です [Quick Formatting]: クイックフォーマットを実行中です [Correction Access]: アクセス属性を修正中です [Copying]: ボリュームのデータをコピーしている状態です [Read Only]: 読み取り専用の状態です Read Only 状態のボリュームには データの書き込みはできません [Shredding]: シュレッディング操作を実行中です -: 上記以外の状態です エミュレーションタイプ単一容量属性リソースグループ名 (ID) LDEV 作成 LDEV 編集 LDEV フォーマット LDEV 削除 * データ消去 * LDEV 閉塞 * LDEV 回復 * テーブル情報出力 エミュレーションタイプが表示されます 表示されている LDEV の容量が表示されます LDEV の属性が表示されます [ コマンドデバイス ]: コマンドデバイスです [ リモートコマンドデバイス ]: リモートコマンドデバイスです [ システムディスク ]: システムディスクです [JNL VOL]: ジャーナルボリュームです [ プール VOL]: プールボリュームです 括弧内の番号はプール ID です [ 予約 VOL]: リザーブボリュームです [Quorum ディスク ]:Quorum ディスクです [ 無停止マイグレーション ]: 無停止マイグレーションのボリュームです [-]: 属性が設定されていないボリュームです LDEV のリソースグループの名称と ID が表示されます ID は括弧内に表示されます [LDEV 作成 ] 画面が表示されます [LDEV 編集 ] 画面が表示されます [LDEV フォーマット ] 画面が表示されます [LDEV 削除 ] 画面が表示されます [LDEV 消去 ] 画面が表示されます [LDEV 閉塞 ] 画面が表示されます [LDEV 回復 ] 画面が表示されます テーブル情報を出力させる画面が表示されます *[ 他のタスク ] ボタンをクリックすると表示されます LDEV 作成 GUI リファレンス 413

414 G.4 [ 論理デバイス ] を選択したときのトップ画面 [ サマリ ] [LDEV] タブ [ サマリ ] 各ユーザに割り当てられている LDEV の個数が表示されます 項目オープン定義済みオープン未定義オープン予約オープン V-VOL メインフレーム定義済みメインフレーム予約メインフレーム V-VOL 合計 LDEV 数 説明割り当てられているオープンシステム ( 仮想 VOL を除く ) の LDEV の個数が表示されます 割り当てられていないオープンシステム ( 仮想 VOL を除く ) の LDEV の個数が表示されます 予約されているオープンシステムの LDEV の個数が表示されます 割り当てられているオープンシステムの仮想 VOL の個数が表示されます 割り当てられているメインフレームシステムの LDEV の個数が表示されます 予約されているメインフレームシステムの LDEV の個数が表示されます 割り当てられているメインフレームシステムの仮想 VOL の個数が表示されます すべての LDEV の個数が表示されます 414 LDEV 作成 GUI リファレンス

415 [LDEV] タブ 各ユーザに割り当てられている LDEV ID のみ表示されます 項目 説明 LDEV ID LDEV 名 状態 LDKC 番号 CU 番号 および LDEV 番号の組み合わせが表示されます LDEV の名称が表示されます LDEV の状態が表示されます [Normal]: 正常です [Blocked]: 閉塞しています 閉塞状態のボリュームには ホストか らアクセスできません [ 警告 ]: ボリュームに問題が発生しています [Formatting]: フォーマット中です [Preparing Quick Format]: クイックフォーマットの準備中です [Quick Formatting]: クイックフォーマットを実行中です [Correction Access]: アクセス属性を修正中です [Copying]: ボリュームのデータをコピーしている状態です [Read Only]: 読み取り専用の状態です Read Only 状態のボリュー ムには データの書き込みはできません [Shredding]: シュレッディング操作を実行中です -: 上記以外の状態です パリティグループ ID プール名 (ID) RAID レベルエミュレーションタイプ容量プロビジョニングタイプ属性パス数 パリティグループ ID が表示されます プール名 ( プール ID) が表示されます RAID レベルが表示されます [*] が表示されている場合は 属しているパリティグループが分散パリティグループです エミュレーションタイプが表示されます LDEV の容量が表示されます LDEV の種類が表示されます [Basic]: 内部ボリュームです [DP]:DP-VOL です [ 外部ボリューム ]: 外部ボリュームです [COW Snapshot]:Copy-on-Write Snapshot のボリュームです [External MF]: マイグレーションボリュームです LDEV の属性が表示されます [ コマンドデバイス ]: コマンドデバイスです [ リモートコマンドデバイス ]: リモートコマンドデバイスです [ システムディスク ]: システムディスクです [JNL VOL]: ジャーナルボリュームです [ プール VOL]: プールボリュームです 括弧内の番号はプール ID です [ 予約 VOL]: リザーブボリュームです [Quorum ディスク ]:Quorum ディスクです [TSE]:TSE-VOL です [ 無停止マイグレーション ]: 無停止マイグレーションのボリュームです [-]: 属性が設定されていないボリュームです LU パスの本数が表示されます LDEV 作成 GUI リファレンス 415

416 項目 MP ブレード ID リソースグループ名 (ID) LDEV 作成 LUN パス追加 LDEV 編集 LDEV フォーマット LDEV 削除 * データ消去 * LUN パス削除 * コマンドデバイス編集 * LDEV 閉塞 * LDEV 回復 * MP ブレード割り当て * UUID 削除 * テーブル情報出力 説明プロセッサブレードの ID が表示されます LDEV のリソースグループの名称と ID が表示されます ID は括弧内に表示されます [LDEV 作成 ] 画面が表示されます [LUN パス追加 ] 画面が表示されます [LDEV 編集 ] 画面が表示されます [LDEV フォーマット ] 画面が表示されます [LDEV 削除 ] が表示されます [LDEV 消去 ] 画面が表示されます [LUN パス削除 ] 画面が表示されます [ コマンドデバイス編集 ] 画面が表示されます [LDEV 閉塞 ] 画面が表示されます [LDEV 回復 ] 画面が表示されます [ プロセッサブレード割り当て ] 画面が表示されます [UUID 削除 ] 画面が表示されます テーブル情報を出力させる画面が表示されます *[ 他のタスク ] ボタンをクリックすると表示されます G.5 LDEV 作成ウィザード G.5.1 [LDEV 作成 ] 画面 416 LDEV 作成 GUI リファレンス

417 情報設定エリア 項目プロビジョニングタイプシステムタイプエミュレーションタイプ複数階層プール 説明 LDEV の種別を選択します [Basic]: 内部ボリュームです [Dynamic Provisioning]:DP-VOL です [External]: 外部ボリュームです [COW Snapshot]:Copy-on-Write Snapshot のボリュームです LDEV の種別を選択します [ オープン ]: オープンシステムのボリュームです [ メインフレーム ]: メインフレームシステムのボリュームです LDEV のエミュレーションを選択します オープンシステムの場合は OPEN-V が初期値です メインフレームシステムの場合は 3380 が初期値です 注意 : エミュレーションは構成によって変わる場合があります Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe の有効または無効を選択します [ 有効 ]:Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 用のプールがプール選択画面に表示されます [ 無効 ]:Dynamic Provisioning または Dynamic Provisioning for Mainframe 用のプールがプール選択画面に表示されます LDEV 作成 GUI リファレンス 417

418 項目 説明 TSE 属性パリティグループ選択 プール選択 または外部ボリューム選択ドライブタイプ /RPM RAID レベルフリースペース選択プール選択合計選択フリースペース合計選択フリースペース容量選択したプール名 (ID) 選択したプール容量 LDEV 容量フリースペース内 LDEV 数 LDEV 数 または外部ボリューム内 LEDV 数 LDEV 名 TSE-VOL を作成するかどうかを選択します [ 有効 ]:TSE-VOL を作成します [ 無効 ]:TSE-VOL を作成しません この項目を設定する場合は 次の条件がすべて満たされている必要 があります [ システムタイプ ] で [ メインフレーム ] が選択されている [ 複数階層プール ] で [ 無効 ] が選択されている LDEV に割り当てるパリティグループです [ パリティグループ選択 ]: 内部ボリュームを作成する場合に表示さ れます [ プール選択 ]:DP-VOL を作成する場合に表示されます [ 外部ボリューム選択 ]: 外部ボリュームを作成する場合に表示され ます ハードディスクドライブ種別と回転数を選択します [ 任意 ]: システム構成可能なすべてのディスクドライブと回転数を 対象とします [SSD]:SSD です [SAS/RPM]:SAS ドライブおよび毎分回転数です [SATA/RPM]:SATA ドライブおよび毎分回転数です [ 外部ストレージ ]: 外部ストレージシステムです [Mixed]: ハードディスクドライブ種別を混在します RAID レベルを選択します [ ドライブタイプ /RPM] で [ 外部ストレー ジ ] を指定した場合は [-] が表示されます [ フリースペース選択 ] 画面が表示されます [ プール選択 ] 画面が表示されます 選択されているフリースペースの個数が表示されます 選択されているフリースペースの容量が表示されます 選択されているプール名およびプール ID が表示されます 選択されているプールの容量が表示されます LDEV の容量を設定します 1 つのフリースペース プール または 外部ボリュームに作成する LDEV の容量を指定します 指定する単位によって LDEV の詳細な容量計算が異なります 詳細 は を参照してください 1 つのフリースペース プール または外部ボリュームに作成する LDEV の個数を設定します [ 固定文字 ]: 固定の文字列です [ 開始番号 ]: 開始番号です 固定文字と開始番号を入力します 開始番号には以下の付番規則が あります 固定文字と開始番号をあわせて 32 文字まで指定できま す 例 ) 1 : 最大で 9 個の番号が付与されます (1, 2, ) 08: 最大で 92 個の番号が付与されます (08, 09, ) 23: 最大で 77 個の番号が付与されます (23, 24, ) 098: 最大で 902 個の番号が付与されます (098, 099, ) 418 LDEV 作成 GUI リファレンス

419 項目 フォーマットタイプ 説明フォーマットの種別を設定します 内部ボリューム 外部ボリュームの場合に表示されます [Quick Format]: クイックフォーマットです クイックフォーマットは フォーマットタイプの初期値です 外部ボリュームを選択した場合は選択できません [Write to Control Blocks]: メインフレームシステムの外部ボリュームのときだけ指定できます メインフレームシステムの外部ボリュームを選択した場合 この値が初期値です [Normal Format]: 通常のフォーマットです [No Format]: フォーマットされません LDEV ID( 開始番号 ) LDEV ID を設定します LDKC は 00 です CU:DEV の初期値は 00:00 です 複数の LDEV を作成する場合 [ 間隔 ] に LDEV ID を割り振る間隔を指定します LDEV ID 参照 SSID( 開始番号 ) SSID 参照キャッシュパーティションプロセッサブレード階層割り当てポリシー再配置プライオリティシステムディスクとして LDEV を作成する追加 [LDEV ID 参照 ] 画面が表示されます SSID を設定します 0004 が初期値です 複数の LDEV を作成する場合 最初の番号を指定します [SSID 参照 ] 画面が表示されます CLPR を設定します ID:CLPR 名の形式で表示されます LDEV に割り当てるプロセッサブレードを設定します [ 自動 ] または任意の ID を選択します 初期値は [ 自動 ] です 選択できる値は MPB0 から MPB7 です 自動割り当てが有効なプロセッサブレードが 1 つ以上ある場合は [ 自動 ] も選択できます 初期値は [ 自動 ] が選択できる場合は [ 自動 ] [ 自動 ] が選択できない場合は一番若い番号のプロセッサブレードです LDEV に割り当てる階層割り当てポリシーを設定します [ 階層レベル ]: 初期値は [ 全階層 ] です 選択できる値は [ 全階層 ] または [ レベル 1] から [ レベル 5] です [ 新規ページ割り当て階層 ]: 初期値は [ 中 ] です 選択できる値は [ 高 ] [ 中 ] または[ 低 ] です 設定の詳細については を参照してください この機能は複数階層プールが有効なときだけ 設定可能です LDEV を優先的に再配置する場合に設定します 選択できる値は [ デフォルト ] または [ 優先 ] です この機能は複数階層プールが有効なときだけ 設定可能です 作成する LDEV をシステムディスクにする場合は 指定します 情報設定エリアで指定した内容の LDEV を [ 選択した LDEV] テーブルに追加します 設定する項目はボリュームタイプによって異なります ボリュームタイプ別の設定項目を次に示し ます 項目 内部ボリューム オープンシステムの仮想 VOL メインフレームシステムの仮想 VOL 外部ボリューム Copy-on- Write Snapshot ボリューム プロビジョニングタイプ システムタイプ エミュレーションタイプ LDEV 作成 GUI リファレンス 419

420 項目 内部ボリューム オープンシステムの仮想 VOL メインフレームシステムの仮想 VOL 外部ボリューム Copy-on- Write Snapshot ボリューム 複数階層プール TSE 属性 ドライブタイプ /RPM - RAID レベル - フリースペース選択 プール選択 LDEV 容量 フリースペース内 LDEV 数 LDEV 数 - - 外部ボリューム内 LDEV 数 LDEV 名 フォーマットタイプ LDEV ID( 開始番号 ) LDEV ID 参照 SSID( 開始番号 ) SSID 参照 キャッシュパーティション - - プロセッサブレード 階層割り当てポリシー 再配置プライオリティ システムディスクとして LDEV を作成する 凡例 : 設定が必要 : 任意に設定する -: 表示されない : 選択できない 420 LDEV 作成 GUI リファレンス

421 [ 選択した LDEV] テーブル 項目 説明 LDEV ID LDEV 名パリティグループ ID プール名 (ID) ドライブタイプ /RPM RAID レベルエミュレーションタイプ容量フォーマットタイプ SSID CLPR MP ブレード ID システムディスク LDKC 番号 CU 番号 および LDEV 番号の組み合わせが表示されます LDEV の名称が表示されます 固定文字と開始番号の組み合わせです パリティグループ ID が表示されます プール名 ( プール ID) が表示されます ハードディスクドライブ種別と回転数が表示されます RAID レベルが表示されます [*] が表示されている場合は 分散パリティグループです エミュレーションタイプが表示されます LDEV の容量が表示されます フォーマットの種別が表示されます SSID が表示されます CLPR が表示されます ID:CLPR 名の形式で表示されます プロセッサブレードの ID が表示されます [ 自動 ] を選択している場合は ID が自動で割り振られます システムディスクかどうかが表示されます [ 該当 ]: システムディスクです [ 非該当 ]: システムディスクではありません LDEV 作成 GUI リファレンス 421

422 項目 説明 複数階層プール階層割り当てポリシー再配置プライオリティ属性リソースグループ名 (ID) SSID 編集 LDEV 設定変更削除 Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe の有効または無効が表示されます [ 有効 ]:Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 用の LDEV です [ 無効 ]:Dynamic Provisioning または Dynamic Provisioning for Mainframe 用の LDEV です LDEV に割り当てる [ 階層レベル ] と [ 新規ページ割り当て階層 ] が表示されます LDEV に割り当てる再配置プライオリティが表示されます LDEV の属性が表示されます [TSE]:TSE-VOL です [-]: 属性が設定されていないボリュームです LDEV のリソースグループの名称と ID が表示されます ID は括弧内に表示されます [SSID 編集 ] 画面が表示されます [LDEV 設定変更 ] 画面が表示されます 選択した LDEV を削除します G.5.2 [ 設定確認 ] 画面 [ 選択した LDEV] テーブル 項目 説明 LDEV ID LDKC 番号 CU 番号 および LDEV 番号の組み合わせが表示されます 422 LDEV 作成 GUI リファレンス

423 項目 説明 LDEV 名パリティグループ ID ドライブタイプ / RPM プール名 (ID) RAID レベルエミュレーションタイプ容量プロビジョニングタイプフォーマットタイプ SSID CLPR MP ブレード ID システムディスク複数階層プール階層割り当てポリシー再配置プライオリティ属性リソースグループ名 (ID) LDEV の名称が表示されます 固定文字と開始番号の組み合わせです パリティグループ ID が表示されます ハードディスクドライブ種別と回転数が表示されます プール名とプール ID が表示されます RAID レベルが表示されます [*] が表示されている場合は 分散パリティグループです エミュレーションタイプが表示されます LDEV の容量が表示されます LDEV の種別が表示されます [Basic]: 内部ボリュームです [DP]:DP-VOL です [ 外部ボリューム ]: 外部ボリュームです [COW Snapshot]:Copy-on-Write Snapshot のボリュームです フォーマットの種別が表示されます SSID が表示されます CLPR が表示されます ID:CLPR 名の形式で表示されます プロセッサブレードの ID が表示されます [ 自動 ] を選択している場合は ID が自動で割り振られます システムディスクかどうかが表示されます [ 該当 ]: システムディスクです [ 非該当 ]: システムディスクではありません Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe の有効または無効が表示されます [ 有効 ]:Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 用の LDEV です [ 無効 ]:Dynamic Provisioning または Dynamic Provisioning for Mainframe 用の LDEV です LDEV に割り当てる [ 階層レベル ] と [ 新規ページ割り当て階層 ] が表示されます LDEV に割り当てる再配置プライオリティが表示されます LDEV の属性が表示されます [TSE]:TSE-VOL です [-]: 属性が設定されていないボリュームです LDEV のリソースグループの名称と ID が表示されます ID は括弧内に表示されます メモこの [ 設定確認 ] 画面の説明は単一のタスクを実行したケースを表示しています 複数のタスクを連結して実行した場合には すべての設定項目が画面上に表示されます 項目の内容を確認したい場合には [ 戻る ] ボタンで各 [ 設定 ] 画面へ戻り [ ヘルプ ] ボタンをクリックして参照してください LDEV 作成 GUI リファレンス 423

424 G.6 LDEV 編集ウィザード G.6.1 [LDEV 編集 ] 画面 項目 説明 LDEV 名 階層割り当てポリシー [ 固定文字 ]: 固定の文字列です [ 開始番号 ]: 開始番号です 固定文字と開始番号を入力します 開始番号には以下の付番規則があり ます 固定文字と開始番号をあわせて 32 文字まで指定できます 例 ) 1 : 最大で 9 個の番号が付与されます (1, 2, ) 08: 最大で 92 個の番号が付与されます (08, 09, ) 23: 最大で 77 個の番号が付与されます (23, 24, ) 098: 最大で 902 個の番号が付与されます (098, 099, ) LDEV に割り当てる階層レベルと新規ページ割り当て階層を設定します 設定の詳細については を参照してください Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能を有効にしている仮想 VOL があるときだけ設定することができます 424 LDEV 作成 GUI リファレンス

425 項目 説明 階層再配置 再配置プライオリティ 階層再配置の有効または無効を選択します Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能を有効にしている仮想 VOL がある ときだけ設定することができます LDEV に割り当てる再配置プライオリティを設定します この機能は 次 の条件で設定できます Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe 機能を有効にしている仮想 VOL があるとき 階層再配置が有効なとき G.6.2 [ 設定確認 ] 画面 [ 選択した LDEV] テーブル 項目 説明 LDEV ID LDEV 名 パリティグループ ID LDKC 番号 CU 番号 および LDEV 番号の組み合わせが表示されます LDEV の名称が表示されます 固定文字と開始番号の組み合わせです パリティグループ ID が表示されます LDEV 作成 GUI リファレンス 425

426 項目 説明 プール名 (ID) エミュレーションタイプ容量プロビジョニングタイプ階層割り当てポリシー階層再配置再配置プライオリティ プール名 ( プール ID) が表示されます エミュレーションタイプが表示されます LDEV の容量が表示されます LDEV の種別が表示されます [Basic]: 内部ボリュームです [DP]:DP-VOL です [ 外部ボリューム ]: 外部ボリュームです [COW Snapshot]:Copy-on-Write Snapshot のボリュームです LDEV に割り当てられた階層レベルおよび新規ページ割り当て階層が表示されます Dynamic Tiering 以外 または Dynamic Tiering for Mainframe 以外の場合は [-] が表示されます 階層再配置の有効または無効が表示されます Dynamic Tiering 以外 または Dynamic Tiering for Mainframe 以外の場合は [-] が表示されます LDEV に割り当てられた再配置プライオリティが表示されます LDEV が次のうちのどれか1つに該当する場合 [-] が表示されます Dynamic Tiering 以外の LDEV である Dynamic Tiering for Mainframe 以外の LDEV である LDEV の [ 階層再配置 ] が [ 無効 ] になっている G.7 [LDEV 設定変更 ] 画面 426 LDEV 作成 GUI リファレンス

427 項目 説明 LDEV 名 LDEV ID( 開始番号 ) プロセッサブレード [ 固定文字 ]: 固定の文字列です [ 開始番号 ]: 開始番号です 固定文字と開始番号を入力します 開始番号には以下の付番規則があり ます 固定文字と開始番号をあわせて 32 文字まで指定できます 例 ) 1 : 最大で 9 個の番号が付与されます (1, 2, ) 08: 最大で 92 個の番号が付与されます (08, 09, ) 23: 最大で 77 個の番号が付与されます (23, 24, ) 098: 最大で 902 個の番号が付与されます (098, 099, ) LDEV ID です LDKC:CU:LDEV の形式です この ID を開始点にして 一 定間隔ごとに次の ID を割り当てます [LDKC]:LDKC 番号です 00 に固定です [CU]:CU 番号です [DEV]:LDEV 番号です [ 間隔 ]:LDEV ID を割り当てる場合の ID と ID の間隔です [LDEV ID 参照 ]:[LDEV ID 参照 ] 画面が表示されます LDEV に割り当てるプロセッサブレードを設定します [ 自動 ] または任意の ID を選択します 選択できる値は MPB0 から MPB7 です 自動割り当てが有効なプロセッサ ブレードが 1 つ以上ある場合は [ 自動 ] も選択できます LDEV 作成 GUI リファレンス 427

428 G.8 [SSID 参照 ] 画面 項目 説明 LDKC CU LDEV 境界領域 SSID LDKC 番号が表示されます CU 番号表示がされます LDEV 番号の境界領域が表示されます SSID が表示されます 428 LDEV 作成 GUI リファレンス

429 G.9 [ フリースペース選択 ] 画面 各ユーザに割り当てられているパリティグループのフリースペースのみ表示されます [ 利用可能なフリースペース ] テーブル 項目パリティグループ ID フリースペース番号 RAID レベル容量ベースエミュレーションタイプ 説明パリティグループ ID が表示されます パリティグループ内のフリースペースを識別するための 追い番号が表示されます RAID レベルが表示されます [*] が表示されている場合は 分散パリティグループです フリースペースの容量が表示されます パリティグループのエミュレーションタイプが表示されます LDEV 作成 GUI リファレンス 429

430 項目ドライブタイプ / RPM プロテクション物理位置参照 説明ハードディスクドライブ種別と回転数が表示されます [SATA-W/V] [SATA-E] または[Standard] が表示されます SAS ドライブ SSD および外部ボリュームの場合は [Standard] が表示されます [ 物理位置参照 ] 画面が表示されます G.10 [ プール選択 ] 画面 [ 利用可能なプール ] テーブル 項目プール名 (ID) RAID レベル容量ドライブタイプ /RPM ユーザ定義しきい値 (%) 説明プール名とプール ID が表示されます RAID レベルが表示されます プールの容量に関する情報が表示されます [ 合計 ]: プールの合計容量が表示されます [ 使用量 ]: 使用されているプール容量が表示されます [ 使用量 (%)]: プール容量に対して使用されているプール容量の割合が表示されます [ 使用量 (%)] には 実際の値の小数点以下を切り捨てた値が表示されます ハードディスクドライブ種別と回転数が表示されます プールのしきい値に関する情報が表示されます [ 警告 ]: 警告しきい値が表示されます [ 枯渇 ]: 枯渇しきい値が表示されます 430 LDEV 作成 GUI リファレンス

431 項目 説明 階層管理 予約量 (%) Dynamic Tiering または Dynamic Tiering for Mainframe の場合は [ 自動 ] または [ 手動 ] が表示されます それ以外のプールは [-] が表示されます プールの予約量に関する情報が表示されます [ 現在 ]: 現在プールに割り当てられている仮想 VOL 容量と作成される仮想 VOL 容量の合計の割合が表示されます [ 最大 ]: 現在プールに設定されている予約量の割合が表示されます G.11 [LDEV ID 参照 ] 画面 項目 選択エミュレーションタイプの 使用状況 説明 [LDEV 作成 ] 画面で選択されたエミュレーションタイプが表示されます LDEV 作成 GUI リファレンス 431

432 項目 説明 LDEV ID [LDKC]:LDKC 番号です [CU]:CU 番号です 使用済みの LDEV と使用できない LDEV がマトリックスに表示されます 横軸は LDEV 番号の下 1 桁で縦軸は LDEV 番号の下 2 桁です 表中 すでに使用されている LDEV 番号のセルが青色 選択できない LDEV 番号のセルが灰色 使用されていない LDEV 番号のセルが白色で表示され ます 次のどれかに該当する LDEV 番号は 選択できません すでに使用されている 32LDEV 番号ごとに区切られた範囲内で他のエミュレーショングループに割り当てられている ユーザに割り当てられていない メインフレームシステムのエミュレーションタイプを次に示します エミュレーショングループ H 型エミュレーションタイプ A 型エミュレーションタイプ D 型 ( 海外 PCM) エミュレーションタイプ グループ A A B C 3390-M MA 3390-MB 3390-MC 3390-V A B C A B C 6588-L LA 6588-LB 6588-LC A A B C A B C L 3390-LA 3390-LB 3390-LC 3390-M MA 3390-MB 3390-MC 3390-V A A B C A B C 3390-L LA 3390-LB 3390-LC 3390-M 3390-MA MB 3390-MC 3390-V グループ R R R グループ G 6586-J 6586-K 6586-KA 6586-KB KC A B C A B C A B C オープンシステムのエミュレーションタイプを次に示します エミュレーショングループ H 型エミュレーションタイプ A 型エミュレーションタイプ D 型 ( 海外 PCM) エミュレーションタイプ グループ 4 OPEN-3 OPEN-8 OPEN-9 OPEN-E OPEN-3 OPEN-8 OPEN-9 OPEN-E OPEN-3 OPEN-8 OPEN-9 OPEN-E グループ 5 OPEN-K OPEN-K - グループ 6 OPEN-V OPEN-V OPEN-V 432 LDEV 作成 GUI リファレンス

433 G.12 [ 物理位置参照 ] 画面 [ パリティグループプロパティ ] テーブル 項目パリティグループ ID RAID レベル容量 ( 空き / 合計 ) ドライブタイプ / RPM 説明パリティグループ ID が表示されます 分散パリティグループの場合は 要素となるすべてのパリティグループが表示されます RAID レベルが表示されます [*] が表示されている場合は 分散パリティグループです 空き容量と合計容量が表示されます ハードディスクドライブ種別と回転数です LDEV 作成 GUI リファレンス 433

434 項目ベンダ / モデル / シリアル番号リソースグループ名 (ID) 説明外部ボリュームの場合はベンダ ID モデル シリアル番号が表示されます 内部ボリュームの場合は-/-/-で表示されます パリティグループのリソースグループの名称と ID が表示されます ID は括弧内に表示されます [ 物理位置参照 ] テーブル 項目 説明 物理位置番号フリースペース番号 LDEV ID LDEV 名エミュレーションタイプ容量パス数 フリースペースおよび LDEV が割り当てられている領域です フリースペース番号が表示されます フリースペース以外は [-] が表示されます LDEV ID が表示されます LDEV ID 以外は [-] が表示されます LDEV 名が表示されます LDEV 以外は [-] が表示されます エミュレーションタイプが表示されます LDEV 以外は [-] が表示されます 領域の容量が表示されます 設定されているパスの数が表示されます LDEV 以外は [-] が表示されます 434 LDEV 作成 GUI リファレンス

435 G.13 [SSID 編集 ] 画面 [SSID] テーブル 項目 説明 LDKC CU LDEV 境界領域 SSID 変更可能 SSID SSID 変更 LDKC 番号が表示されます CU 番号が表示されます LDEV 番号の境界領域が表示されます SSID が表示されます [Yes]:[LDEV 作成 ] 画面で新たに割り当てられた SSID です [No]: すでに使用されている SSID です [-]:SSID が割り当てられていません 1 つの行を選択してクリックすると [SSID 変更 ] 画面が表示されます LDEV 作成 GUI リファレンス 435

436 G.14 [SSID 変更 ] 画面 項目 説明 SSID SSID を設定します G.15 LDEV フォーマットウィザード G.15.1 [LDEV フォーマット ] 画面 項目 フォーマットタイプ パリティグループ選択数 説明フォーマットの種類です 初期値は Quick Format です [Quick Format]: クイックフォーマットを実行する場合に指定します 内部ボリューム以外は指定できません [Normal Format]: 通常のフォーマットを実行する場合に指定します [Write to Control Blocks]: メインフレームシステムで外部ボリュームを使用する場合に指定します 選択されている対象パリティグループ数を表示します 436 LDEV 作成 GUI リファレンス

437 G.15.2 [ 設定確認 ] 画面 [ 選択した LDEV] テーブル 項目 説明 LDEV ID LDEV 名パリティグループ ID プール名 (ID) エミュレーションタイプ容量プロビジョニングタイプ属性フォーマットタイプ LDKC 番号 CU 番号 および LDEV 番号の組み合わせが表示されます LDEV の名称が表示されます パリティグループ ID が表示されます プール名 ( プール ID) が表示されます エミュレーションタイプが表示されます LDEV の容量が表示されます LDEV の種別が表示されます [Basic]: 内部ボリュームです [DP]:DP-VOL です [ 外部ボリューム ]: 外部ボリュームです [COW Snapshot]:Copy-on-Write Snapshot のボリュームです LDEV の属性が表示されます [ コマンドデバイス ]: コマンドデバイスです [ システムディスク ]: システムディスクです [TSE]:TSE-VOL です [-]: 属性が設定されていないボリュームです フォーマットの種別が表示されます [Quick Format]: クイックフォーマットが実行されます [Normal Format]: 通常のフォーマットが実行されます [Write to Control Blocks]: メインフレームシステムの外部ボリュームの管理領域が書き換えられます LDEV 作成 GUI リファレンス 437

438 G.16 [LDEV 回復 ] 画面 [ 選択した LDEV] テーブル 項目 説明 LDEV ID LDEV 名パリティグループ ID プール名 (ID) エミュレーションタイプ容量プロビジョニングタイプ属性 LDKC 番号 CU 番号 および LDEV 番号の組み合わせが表示されます LDEV の名称が表示されます パリティグループ ID が表示されます プール名 ( プール ID) が表示されます エミュレーションタイプが表示されます LDEV の容量が表示されます LDEV の種別が表示されます [Basic]: 内部ボリュームです [DP]:DP-VOL です [ 外部ボリューム ]: 外部ボリュームです [COW Snapshot]:Copy-on-Write Snapshot のボリュームです LDEV の属性が表示されます [ コマンドデバイス ]: コマンドデバイスです [ リモートコマンドデバイス ]: リモートコマンドデバイスです [ システムディスク ]: システムディスクです [JNL VOL]: ジャーナルボリュームです [ 予約 VOL]: リザーブボリュームです [Quorum ディスク ]:Quorum ディスクです [TSE]:TSE-VOL です [ 無停止マイグレーション ]: 無停止マイグレーションのボリュームです [-]: 属性が設定されていないボリュームです 438 LDEV 作成 GUI リファレンス

439 G.17 [LDEV 閉塞 ] 画面 [ 選択した LDEV] テーブル 項目 説明 LDEV ID LDEV 名パリティグループ ID プール名 (ID) エミュレーションタイプ容量プロビジョニングタイプ属性 LDKC 番号 CU 番号 および LDEV 番号の組み合わせが表示されます LDEV の名称が表示されます パリティグループ ID が表示されます プール名 ( プール ID) が表示されます エミュレーションタイプが表示されます LDEV の容量が表示されます LDEV の種別が表示されます [Basic]: 内部ボリュームです [DP]:DP-VOL です [ 外部ボリューム ]: 外部ボリュームです [COW Snapshot]:Copy-on-Write Snapshot のボリュームです LDEV の属性が表示されます [ コマンドデバイス ]: コマンドデバイスです [ リモートコマンドデバイス ]: リモートコマンドデバイスです [ システムディスク ]: システムディスクです [ 予約 VOL]: リザーブボリュームです [TSE]:TSE-VOL です [ 無停止マイグレーション ]: 無停止マイグレーションのボリュームです [-]: 属性が設定されていないボリュームです LDEV 作成 GUI リファレンス 439

440 G.18 [LDEV 削除 ] 画面 [ 選択した LDEV] テーブル 項目 説明 LDEV ID LDEV 名パリティグループ ID プール名 (ID) エミュレーションタイプ容量プロビジョニングタイプ属性 LDKC 番号 CU 番号 および LDEV 番号の組み合わせが表示されます LDEV の名称が表示されます パリティグループ ID が表示されます プール名 ( プール ID) が表示されます エミュレーションタイプが表示されます LDEV の容量が表示されます LDEV の種別が表示されます [Basic]: 内部ボリュームです [DP]:DP-VOL です [ 外部ボリューム ]: 外部ボリュームです [COW Snapshot]:Copy-on-Write Snapshot のボリュームです LDEV の属性が表示されます [ コマンドデバイス ]: コマンドデバイスです [ システムディスク ]: システムディスクです [TSE]:TSE-VOL です [-]: 属性が設定されていないボリュームです 440 LDEV 作成 GUI リファレンス

441 G.19 [LDEV プロパティ ] 画面 [LDEV プロパティ ] テーブル [Basic] タブ [ ローカルレプリケーション ] タブ [LDEV プロパティ ] テーブル 項目 説明 LDEV ID LDEV 名 エミュレーションタイプ LDKC 番号 CU 番号 および LDEV 番号の組み合わせが表示されます LDEV 名が表示されます エミュレーションタイプが表示されます LDEV 作成 GUI リファレンス 441

442 項目 説明 容量 容量が表示されます LUSE の構成要素を選択した場合は [-] で表示されます LUSE の先頭の LDEV を選択した場合は 構成要素の LDEV の容量を含む LUSE の全容量が表示されます [Basic] タブ LDEV の基本情報が [Basic プロパティ ] [LUN] [ ホスト ] および [ 連結 LDEV(LUSE)] テーブル に表示されます [Basic プロパティ ] テーブル 項目パリティグループプール単一容量プロビジョニングタイプ状態 説明 [ID]: パリティグループ名 (ID) が表示されます [ 分散パリティグループ ]: 分散パリティグループが表示されます [RAID レベル ]: パリティグループの RAID レベルが表示されます [*] が表示されている場合は 分散パリティグループです [ ドライブタイプ /RPM]: ハードディスクドライブ種別と回転数が表示されます [ プロテクション ]:[SATA-W/V] [SATA-E] または[Standard] が表示されます SAS ドライブ SSD および外部ボリュームの場合は [Standard] が表示されます [ 暗号 ]: 暗号化の設定 ( 有効 / 無効 ) が表示されます [ 名称 (ID)]: プール名とプール ID が表示されます [RAID レベル ]: プールの RAID レベルが表示されます [ タイプ ]: プールのハードディスクドライブ種別が表示されます 選択された LDEV の容量が表示されます LDEV の種類が表示されます [Basic]: 内部ボリュームです [DP]:DP-VOL です [ 外部ボリューム ]: 外部ボリュームです [COW Snapshot]:Copy-on-Write Snapshot のボリュームです [External MF]: マイグレーションボリュームです LDEV の状態が表示されます [Normal]: 正常です [Blocked]: 閉塞しています 閉塞状態のボリュームには ホストからアクセスできません [ 警告 ]: ボリュームに問題が発生しています [Formatting]: フォーマット中です [Preparing Quick Format]: クイックフォーマットの準備中です [Quick Formatting]: クイックフォーマットの実行中です [Correction Access]: アクセス属性を修正中です [Copying]: ボリュームのデータをコピーしています [Read Only]: 読み取り専用の状態です Read Only 状態のボリュームには データの書き込みはできません [Shredding]: シュレッディング操作を実行中です 442 LDEV 作成 GUI リファレンス

443 項目 説明 属性コマンドデバイス属性パス数 UUID CLPR アクセス属性 SSID キャッシュモードページ状態現在の MP ブレード ID 現在の MP ブレード名設定した MP ブレード ID 設定した MP ブレード名リソースグループ名 (ID) 階層割り当てポリシー階層再配置再配置プライオリティ LDEV の属性が表示されます [ コマンドデバイス ]: コマンドデバイスです [ リモートコマンドデバイス ]: リモートコマンドデバイスです [ システムディスク ]: システムディスクです [JNL VOL]: ジャーナルボリュームです [ プール VOL]: プールボリュームです 括弧内の番号はプール ID です [ 予約 VOL]: リザーブボリュームです [Quorum ディスク ]:Quorum ディスクです [TSE]:TSE-VOL です [ 無停止マイグレーション ]: 無停止マイグレーションのボリュームです [-]: 属性が設定されていないボリュームです [ セキュリティ ]:Command Device Security の設定 ( 有効 / 無効 ) が表示されます [ ユーザ認証 ]: ユーザ認証の設定 ( 有効 / 無効 ) が表示されます [ デバイスグループ定義 ]: デバイスグループ定義の設定 ( 有効 / 無効 ) が表示されます 選択された LDEV のパス数が表示されます LUSE の構成要素の場合は [-] が表示されます UUID が表示されます CLPR の ID と名称が次のように表示されます ID:CLPR 名称 LDEV のアクセス属性が表示されます SSID が表示されます キャッシュモードが表示されます ページ状態が表示されます 現在のプロセッサブレードの ID が表示されます 現在のプロセッサブレード名が表示されます 設定したプロセッサブレードの ID が表示されます 設定したプロセッサブレード名が表示されます LDEV のリソースグループの名称と ID が表示されます ID は括弧内に表示されます 階層割り当てポリシーが表示されます [ 階層レベル ]: 階層レベルが表示されます [ 新規ページ割り当て階層 ]: 新規ページ割り当て階層が表示されます 設定した階層再配置の値が表示されます 設定した再配置プライオリティの値が表示されます [LUN] テーブル パスが設定されていない場合は 表示されません 項目 説明 ポート名 ホストグループ名 LUN ID ポートの名前が表示されます ホストグループ名が表示されます LUN ID が表示されます LDEV 作成 GUI リファレンス 443

444 [ ホスト ] テーブル パス設定されているホスト先に WWN が登録されていない場合は 表示されません 項目 説明 HBA WWN ホスト名 LDEV を参照できるホストの WWN が表示されます ホスト名が表示されます [ 連結 LDEV(LUSE)] テーブル LUSE の先頭の LDEV または構成要素でない場合は 表示されません 項目 説明 LDEV ID LDEV 名パリティグループ ID エミュレーションタイプ単一容量 LUSE 属性 LDKC 番号 CU 番号 および LDEV 番号の組み合わせが表示されます LDEV 名が表示されます パリティグループ ID が表示されます エミュレーションタイプが表示されます LDEV の容量が表示されます LUSE に含まれる LDEV の属性が表示されます LUSE の先頭の LDEV の場合は [ 先頭 ] が表示されます LUSE の構成要素の場合は [ メンバ ] が表示されます [ ローカルレプリケーション ] タブローカルレプリケーションのペアのボリュームの情報が [ レプリケーションプロパティ ] テーブル および [ ペア ] テーブルに表示されます 各項目の詳細については マニュアル ShadowImage ユーザガイド ShadowImage for Mainframe ユーザガイド Copy-on-Write Snapshot ユーザガイド または Compatible FlashCopy ユーザガイド (Compatible FlashCopy V2, Compatible FlashCopy SE) をご覧ください [ レプリケーションプロパティ ] テーブル 項目 説明 ShadowImage L1 ShadowImage L2 COW Snapshot ShadowImage for Mainframe Compatible FlashCopy V2 Compatible Software for IBM FlashCopy SE 予約ボリューム ShadowImage の L1 ペアの状態が表示されます ShadowImage の L2 ペアの状態が表示されます Copy-on-Write Snapshot ペアの状態が表示されます ShadowImage for Mainframe ペアの状態が表示されます Compatible FlashCopy V2 リレーションシップの状態が表示されます Compatible Software for IBM FlashCopy SE リレーションシップの状態が表示されます 対象のボリュームがペアの予約ボリュームの場合は [ 該当 ] が表示されます 予約ボリューム以外の場合は [ 非該当 ] が表示されます 444 LDEV 作成 GUI リファレンス

445 [ ペア ] テーブル 項目プライマリボリュームコピータイプ状態セカンダリボリュームスナップショット取得時刻プール名 (ID) コピー速度 CTG ID ミラーユニット詳細 説明プライマリボリュームの LDEV ID LDEV 名 エミュレーションタイプ 容量 CLPR の ID および CLPR の名称が表示されます 対象ペアのコピータイプが表示されます 対象ペアのペア状態が表示されます セカンダリボリュームの LDEV ID LDEV 名 エミュレーションタイプ 容量 CLPR の ID および CLPR の名称が表示されます 対象ペアのスナップショット取得時刻が表示されます 対象ペアのプール名 (ID) が表示されます 対象ペアのコピー速度が表示されます 対象ペアのコンシステンシーグループ番号が表示されます 対象ペアのミラーユニット番号が表示されます [ ペアプロパティ参照 ] 画面を表示します LDEV 作成 GUI リファレンス 445

446 G.20 [ コンポーネント ] を選択したときのトップ画面 [ サマリ ] [ コンポーネント ] タブ [ サマリ ] 項目 コントローラシャーシ数 説明 コントローラシャーシの個数が表示されます [ コンポーネント ] タブ 項目 説明 シャーシ ID シャーシタイプ テーブル情報出力 ストレージシステムのシャーシ ID が表示されます シャーシタイプが表示されます テーブル情報を出力させる画面が表示されます 446 LDEV 作成 GUI リファレンス

447 G.21 [ コンポーネント ] に含まれるコントローラシャー シを選択したときのトップ画面 [ サマリ ] [MP ブレード ] タブ [ サマリ ] 項目 説明 MP ブレード数 プロセッサブレードの個数が表示されます [MP ブレード ] タブ MP ブレード ID MP ブレード名 項目 説明 プロセッサブレードの ID が表示されます プロセッサブレードの名称が表示されます LDEV 作成 GUI リファレンス 447

448 項目 説明 状態 プロセッサブレードの状態が表示されます [Normal]: 使用できます [Warning]: プロセッサブレードが部分閉塞しています [Blocked]: プロセッサブレードが閉塞しています [Failed]: プロセッサブレードの状態が不正です クラスタ自動割り当て MP ブレード編集テーブル情報出力 プロセッサブレードのクラスタ番号が表示されます プロセッサブレードがリソース ( 論理デバイス 外部ボリューム ジャーナル ) に自動で割り当てられる場合 有効と表示されます プロセッサブレードがリソースに自動で割り当てられない場合 無効と表示されます [MP ブレード編集 ] 画面を表示します テーブル情報を出力させる画面が表示されます G.22 MP ブレード編集ウィザード G.22.1 [MP ブレード編集 ] 画面 項目 説明 自動割り当て プロセッサブレードがリソース ( 論理デバイス 外部ボリューム ジャーナル ) に自動で割り当てる機能を使用するかどうかを設定します [ 有効 ]: 指定プロセッサブレードへリソースは自動で割り当てられます [ 無効 ]: 指定プロセッサブレードへリソースは自動で割り当てられません 448 LDEV 作成 GUI リファレンス

449 G.22.2 [ 設定確認 ] 画面 [ 選択した MP ブレード ] テーブル 項目 説明 MP ブレード ID クラスタ 自動割り当て プロセッサブレードの ID が表示されます プロセッサブレードのクラスタ番号が表示されます プロセッサブレードがリソース ( 論理デバイス 外部ボリューム ジャーナル ) に自動で割り当てられる場合 有効と表示されます プロセッサブレードがリソースに自動で割り当てられない場合 無効と表示されます LDEV 作成 GUI リファレンス 449

450 G.23 プロセッサブレード割り当てウィザード G.23.1 [ プロセッサブレード割り当て ] 画面 項目 プロセッサブレード 説明 LDEV に割り当てているプロセッサブレードを変更します [ プロセッサブレード ID]: 特定のプロセッサブレードが LDEV に割り当てられます 450 LDEV 作成 GUI リファレンス

451 G.23.2 [ 設定確認 ] 画面 [ 選択した LDEV] テーブル 項目 説明 LDEV ID LDEV 名パリティグループ ID プール名 (ID) エミュレーションタイプ容量プロビジョニングタイプ属性 LDKC 番号 CU 番号 および LDEV 番号の組み合わせが表示されます LDEV の名称が表示されます パリティグループ ID が表示されます プール名 ( プール ID) が表示されます エミュレーションタイプが表示されます LDEV の容量が表示されます LDEV の種別が表示されます [Basic]: 内部ボリュームです [DP]:DP-VOL です [ 外部ボリューム ]: 外部ボリュームです [COW Snapshot]:Copy-on-Write Snapshot のボリュームです [External MF]: マイグレーションボリュームです LDEV の属性が表示されます [ コマンドデバイス ]: コマンドデバイスです [ リモートコマンドデバイス ]: リモートコマンドデバイスです [ システムディスク ]: システムディスクです [JNL VOL]: ジャーナルボリュームです [ プール VOL]: プールボリュームです 括弧内の番号はプール ID です [ 予約 VOL]: リザーブボリュームです [Quorum ディスク ]:Quorum ディスクです [TSE]:TSE-VOL です [ 無停止マイグレーション ]: 無停止マイグレーションのボリュームです [-]: 属性が設定されていないボリュームです LDEV 作成 GUI リファレンス 451

452 項目 説明 MP ブレード ID 設定するプロセッサブレードの ID が表示されます 452 LDEV 作成 GUI リファレンス

453 H LUN Expansion GUI リファレンス LUN Expansion で使用する画面について説明します r H.1 [LUN Expansion(LUSE)] 画面 r H.2 [RAID 連結 ] 画面 r H.3 [LUSE ボリューム作成確認 ] 画面 r H.4 [LUSE ボリュームリセット確認 ] 画面 r H.5 [LUSE ボリューム解除確認 ] 画面 r H.6 [LUSE Detail] 画面 LUN Expansion GUI リファレンス 453

454 H.1 [LUN Expansion(LUSE)] 画面 次の領域から構成されています 項目 [LDEV 情報 ] ツリー [LDEV 情報 ] リスト LDEV 操作詳細 説明 LDKC 番号と CU 番号が階層形式で表示されます [LDEV 情報 ] ツリーで選択した CU 内の LDEV が表示されます LUSE ボリュームを作成します H.1.1 [LDEV 情報 ] ツリー LDKC 番号 ( 論理 DKC 番号 ) と CU 番号が階層形式 ( ツリー ) で表示されます H.1.2 [LDEV 情報 ] リスト [LDEV 情報 ] ツリーで選択した CU 内のすべてのオープンシステムの LDEV について情報が表示され ます このリストには 次の LDEV 情報が表示されます 454 LUN Expansion GUI リファレンス

455 項目 LDKC:CU:LDEV 説明 LDEV の状態を示すアイコンが表示されます また LDKC CU と LDEV の番号が表示されます LDEV が LUSE ボリュームで構成されているときは 先頭の LDEV 番号が表示されます アイコンの状態を次に示します : 通常の LDEV を示します :LUSE ボリュームを示します 留意事項 :LDEV 番号の末尾が [#] になっている場合 その LDEV は外部ボリュームです ( 例 :00:00:01#) 外部ボリュームの詳細については Universal Volume Manager ユーザガイド をご覧ください 留意事項 :LDEV 番号の末尾が [V] になっている場合 その LDEV は Copy-on-Write Snapshot の仮想ボリューム ( 仮想 VOL) です ( 例 :00:00:01 V) 仮想 VOL の詳細については Copy-on-Write Snapshot ユーザガイド をご覧ください Emulation 容量 RAID Protection PG パスアクセス属性キャッシュモード外部 VOL 情報内部 VOL 情報リソースグループ名 (ID) LDEV のエミュレーションタイプが表示されます LDEV が LUSE ボリュームで構成されているときは いくつの LDEV から構成されているかをエミュレーションタイプの後ろに [*n] で表示されます (OPEN-E*5) LDEV の容量が表示されます 表示される容量の単位は [ 容量単位 ] で選ばれた単位 (GB または MB) となります LDEV の RAID レベルが表示されます 留意事項 :LDEV が外部ボリュームまたは仮想ボリューム ( 仮想 VOL) である場合は [-] が表示されます データ保護レベルが表示されます 留意事項 : データ保護レベルが SATA ドライブで Write & Verify 方式に設定されている場合は [SATA-W/V] が表示されます 留意事項 : データ保護レベルが SATA ドライブでエンハンス方式に設定されている場合は [SATA-E] が表示されます 留意事項 :SAS ドライブ SSD 外部ボリューム または仮想 VOL を使用している場合は [ 標準 ] が表示されます ディスクグループ パリティグループの番号が表示されます LDEV が複数のパリティグループから構成されているときは 先頭のパリティグループが表示されます 留意事項 : 先頭文字が [E] になっているパリティグループ番号は そのパリティグループ内に外部ボリュームが存在していることを示しています ( 例 :E1-1) 留意事項 : 先頭文字が [V] になっているパリティグループ番号は そのパリティグループ内に Copy-on-Write Snapshot の仮想ボリューム ( 仮想 VOL) が存在していることを示しています ( 例 :V1-1) LDEV に設定されているパス数が表示されます パス数が表示されている LDEV は パス設定あり LUSE 操作 ( 詳細は を参照 ) の先頭 LDEV として選ぶことができます LDEV のアクセス属性が表示されます 外部ボリュームに対して ホストからの IO 要求があったときに自ストレージシステムのキャッシュを使用する場合は [ 有効 ] が表示されます 外部ボリュームに対して ホストからの IO 要求があったときに自ストレージシステムのキャッシュを使用しない場合は [ 無効 ] が表示されます 外部ボリュームのハードディスクドライブ種別が表示されます 外部ボリュームの SATA または BD ドライブの場合は [*] が表示されます 外部ボリュームの SSD の場合は [$] が表示されます 外部ボリュームの SAS ドライブの場合は空白になります 内部ボリュームのドライブの場合は [-] になります 内部ボリュームのハードディスクドライブ種別が表示されます 内部ボリュームの SAS ドライブの場合は空白になります 外部ボリュームのドライブの場合は [-] になります 内部ボリュームの SATA ドライブの場合は [*] が表示されます 内部ボリュームの SSD の場合は [$] が表示されます LDEV のリソースグループの名称と ID が表示されます ID は括弧内に表示されます LUN Expansion GUI リファレンス 455

456 項目 説明 CLPR プール番号容量単位 LDEV 選択数 キャッシュ分割パーティション (CLPR) の番号 (2 桁 ) が表示されます Dynamic Provisioning の仮想ボリューム ( 仮想 VOL) に関連付けられたプールのプール番号が表示されます Dynamic Provisioning の仮想ボリューム ( 仮想 VOL) がプールに関連付けられていない場合は [-] になります Dynamic Provisioning の仮想ボリューム ( 仮想 VOL) 以外のボリュームの場合は空白になります LDEV の容量を表示する単位のラジオボタンをクリックして選びます GB:LDEV の容量がギガバイト (GB) で表示されます ( 初期値 ) MB:LDEV の容量がメガバイト (MB) で表示されます [LDEV 情報 ] リストで選ばれた LDEV 数が表示されます H.1.3 LDEV 操作詳細 LUSE ボリュームを作成します 次の領域から構成されています 項目選択 LDEV ボリューム数拡張 LDEV 拡張可能 LDEV 追加 説明 [LDEV 情報 ] ツリーで選ばれた CU の LDEV が LUSE を構成する候補として表示されます LUSE ボリュームを構成する候補として LDEV および LUSE ボリュームが表示されます リストの矢印をクリックして展開し その中から選んだ LDEV が LUSE ボリュームの先 頭 LDEV になります [ ボリューム数 ] リストには [ 選択 LDEV] リストで選ばれた CU の LDEV 数が表示されま す 矢印 ( ) をクリックして展開し LDEV 数を指定すると 選んだ LDEV 数が LUSE を 構成する LDEV 数として [ 拡張 LDEV] リストに追加されます 留意事項 :[ ボリューム数 ] リストで追加できるのは LDEV だけです LUSE ボリュームは 対象外です LUSE ボリュームを構成するために選ばれた LDEV が表示されます [ 追加 ] をクリックす ると [ 拡張可能 LDEV] リストで選ばれた LDEV が このリストに追加されます LDEV 選択数 :[ 拡張 LDEV] リストで選ばれた LDEV 数が表示されます LDEV 数 :[ 拡張 LDEV] リストに表示されている LDEV 数が表示されます 容量 :[ 拡張 LDEV] リストに表示されている LDEV の総容量が表示されます 表示される容量の単位は [ 容量単位 ] で選ばれた単位 (GB または MB) となります [ 選択 LDEV] リストで選ばれた先頭 LDEV に対して LUSE を構成する候補の LDEV がリス ト形式で表示されます LUSE の候補として LDEV および LUSE ボリュームが表示されま す 留意事項 :[ 拡張可能 LDEV] リストの右上にあるリストを使用すると [ 拡張可能 LDEV] リストの内容を絞り込むことができます [LDKC] リストと [CU] リストで LDKC と CU を 指定すると その LDKC および CU に属する LDEV だけが [ 拡張可能 LDEV] リストに表示 されます リストの詳細については 次の表を参照してください LUSE ボリュームを構成する LDEV として追加されます [ 拡張可能 LDEV] リストで選ばれ た LDEV が このボタンをクリックすると LUSE ボリュームを構成する LDEV として [ 拡 張 LDEV] リストに追加されます 削除 LDEV の LUSE ボリューム構成が解除されます [ 拡張 LDEV] リストで選ばれた LDEV が このボタンをクリックすると LUSE ボリューム構成が解除された LDEV として [ 拡張可 能 LDEV] リストに追加されます 設定 適用 取消 [ 拡張 LDEV] リスト上の LUSE ボリューム構成が確定されます LUSE 構成として確定された LDEV は [LDEV 情報 ] リスト上に青色で表示され LUSE 構成要素として登録された LDEV はリスト上から削除されます LUSE 操作で設定した内容がストレージシステムに反映されます LUSE 操作で設定した内容がキャンセルされます [ 拡張可能 LDEV] リストの項目を示します 456 LUN Expansion GUI リファレンス

457 項目 LDKC:CU:LDEV 容量 RAID Protection PG CLPR LDEV 選択数 説明 LDEV を示すアイコンが表示されます また LDKC CU と LDEV の番号が表示されます 留意事項 :LDEV 番号の末尾が [#] になっている場合 その LDEV は外部ボリュームです ( 例 :00:00:01#) 外部ボリュームの詳細については Universal Volume Manager ユーザガイド をご覧ください 留意事項 :LDEV 番号の末尾が [V] になっている場合 その LDEV は Copy-on-Write Snapshot の仮想ボリューム ( 仮想 VOL) です ( 例 :00:00:01 V) 仮想 VOL の詳細については Copy-on-Write Snapshot ユーザガイド をご覧ください LDEV の容量が表示されます LDEV の RAID レベルが表示されます 留意事項 :LDEV が外部ボリュームまたは仮想ボリューム ( 仮想 VOL) である場合は [-] が表示されます データ保護レベルが表示されます 留意事項 : データ保護レベルが SATA ドライブで Write & Verify 方式に設定されている場合は [SATA-W/V] が表示されます 留意事項 : データ保護レベルが SATA ドライブでエンハンス方式に設定されている場合は [SATA-E] が表示されます 留意事項 :SAS ドライブ SSD 外部ボリューム または仮想 VOL を使用している場合は [ 標準 ] が表示されます パリティグループの番号が表示されます 留意事項 : 先頭文字が [E] になっているパリティグループ番号は そのパリティグループ内に 外部ボリュームが存在していることを示しています ( 例 :E1-1) 留意事項 : 先頭文字が [V] になっているパリティグループ番号は そのパリティグループ内に仮想ボリューム ( 仮想 VOL) が存在していることを示しています ( 例 :V1-1) CLPR(cache logical partition) の番号が表示されます CLPR の詳細については Virtual Partition Manager ユーザガイド をご覧ください [ 拡張可能 LDEV] リストで選ばれた LDEV 数が表示されます H.2 [RAID 連結 ] 画面 パリティグループの一覧が表示されます LUN Expansion GUI リファレンス 457

458 項目 Parity Group 閉じる 説明 1 つのグループを構成しているパリティグループが表示されます 留意事項 : 先頭文字が [E] になっているパリティグループ番号は そのパリティグループ内に 外部ボリュームが存在していることを示しています ( 例 :E1-1) [RAID 連結 ] 画面が閉じます H.3 [LUSE ボリューム作成確認 ] 画面 LUSE を構成する LDEV の一覧が表示されます 458 LUN Expansion GUI リファレンス

459 項目 LUSE ボリューム作成候補 OK キャンセル 説明 LUSE ボリュームを構成する候補になり得る LDEV が表示されます LDKC:CU:LDEV:LDEV を示すアイコンが表示されます また LDKC CU と LDEV の番号が表示されます 留意事項 :LDEV 番号の末尾が [#] になっている場合 その LDEV は外部ボリュームで す ( 例 :00:00:01#) 外部ボリュームの詳細については Universal Volume Manager ユーザガイド をご覧ください 留意事項 :LDEV 番号の末尾が [V] になっている場合 その LDEV は Copy-on-Write Snapshot の仮想ボリューム ( 仮想 VOL) です ( 例 :00:00:01 V) 仮想 VOL の詳細につい ては Copy-on-Write Snapshot ユーザガイド をご覧ください Emulation:LDEV のエミュレーションタイプが表示されます 容量 :LDEV の容量が表示されます [LUSE 作成候補 ] リストの LUSE ボリューム構成が確定されます LUSE ボリューム構成と して確定された LDEV は [LDEV 情報 ] リスト上に青色の太字斜体で表示されます LDEV の LUSE 作成がキャンセルされます LUN Expansion GUI リファレンス 459

460 H.4 [LUSE ボリュームリセット確認 ] 画面 LUSE ボリュームを作成しても [ 適用 ] をクリックしてストレージシステムへの登録を完了するま で その LUSE ボリュームは画面上に青色の太字斜体で表示されます 青色の太字斜体で表示されて いる LUSE ボリュームについては 作成前の状態に戻すことができます 項目 LUSE ボリュームリセット候補 OK キャンセル 説明 LUSE ボリューム作成前の状態に戻すことができる LDEV が表示されます リストの表示項目については次の表を参照してください [LUSE ボリュームリセット候補 ] リストに表示されている LDEV が LUSE ボリューム作成前の状態に戻ります LUSE ボリュームのリセット操作がキャンセルされます [LUSE ボリュームリセット候補 ] リストの項目を次に示します 項目 LDKC:CU:LDEV Emulation 容量 説明 LUSE ボリュームを示すアイコンが表示されます また LDKC CU と LDEV の番号が表示されます 留意事項 :LDEV 番号の末尾が [#] になっている場合 その LDEV は外部ボリュームです ( 例 :00:00:01#) 外部ボリュームの詳細については Universal Volume Manager ユーザガイド をご覧ください 留意事項 :LDEV 番号の末尾が [V] になっている場合 その LDEV は Copy-on-Write Snapshot の仮想ボリューム ( 仮想 VOL) です ( 例 :00:00:01 V) 仮想 VOL の詳細については Copy-on-Write Snapshot ユーザガイド をご覧ください LDEV のエミュレーションタイプが表示されます LDEV の容量が表示されます 460 LUN Expansion GUI リファレンス

461 H.5 [LUSE ボリューム解除確認 ] 画面 LUSE ボリュームを解除する前に表示される確認用の画面です 選ばれた LUSE ボリュームにパスが設定されていたり LUSE 以外が選ばれていたりする場合は LUSE ボリュームの解除操作対象となる LDEV だけが表示されます また LUSE ボリュームの解除操作対象となる LDEV がない場合は エラーメッセージが表示されます エラーメッセージの詳しい内容ならびにエラーの対処方法については Storage Navigator メッセージ をご覧ください 項目 LUSE ボリューム解除候補 OK キャンセル 説明 LUSE ボリューム構成を解除できる LDEV が表示されます リストの表示項目については 次の表を参照してください [LUSE ボリューム解除候補 ] リストの LUSE ボリューム構成が解除されます LUSE ボリューム構成が解除された LDEV は [LDEV 情報 ] リストに青色の太字斜体で表示されます LUSE ボリュームの解除操作がキャンセルされます [LUSE ボリューム解除候補 ] リストの項目を次に示します 項目 LDKC:CU:LDEV Emulation 容量 説明 LUSE ボリュームを示すアイコンが表示されます また LDKC CU と LDEV の番号が表示されます 留意事項 :LDEV 番号の末尾が [#] になっている場合 その LDEV は外部ボリュームです ( 例 :00:00:01#) 外部ボリュームの詳細については Universal Volume Manager ユーザガイド をご覧ください 留意事項 :LDEV 番号の末尾が [V] になっている場合 その LDEV は Copy-on-Write Snapshot の仮想ボリューム ( 仮想 VOL) です ( 例 :00:00:01 V) 仮想 VOL の詳細については Copy-on-Write Snapshot ユーザガイド をご覧ください LDEV のエミュレーションタイプが表示されます LDEV の容量が表示されます LUN Expansion GUI リファレンス 461

462 H.6 [LUSE Detail] 画面 1 つの LUSE ボリュームとして結合されている複数ボリュームが一覧表示されます 項目 LDKC:CU:LDEV 容量 RAID Protection PG CLPR 閉じる 説明 LDEV を示すアイコンが表示されます また LDKC CU と LDEV の番号が表示されます 留意事項 :LDEV 番号の末尾が [#] になっている場合 その LDEV は外部ボリュームです ( 例 :00:00:01#) 外部ボリュームの詳細については Universal Volume Manager ユーザガイド をご覧ください 留意事項 :LDEV 番号の末尾が [V] になっている場合 その LDEV は Copy-on-Write Snapshot の仮想ボリューム ( 仮想 VOL) です ( 例 :00:00:01 V) 仮想 VOL の詳細については Copy-on-Write Snapshot ユーザガイド をご覧ください LDEV の容量が表示されます LDEV の RAID レベルが表示されます 留意事項 :LDEV が外部ボリュームまたは仮想ボリューム ( 仮想 VOL) である場合は [-] が表示されます データ保護レベルが表示されます 留意事項 : データ保護レベルが SATA ドライブで Write & Verify 方式に設定されている場合は [SATA-W/V] が表示されます 留意事項 : データ保護レベルが SATA ドライブでエンハンス方式に設定されている場合は [SATA-E] が表示されます 留意事項 :SAS ドライブ SSD 外部ボリューム または仮想 VOL を使用している場合は [ 標準 ] が表示されます パリティグループの番号が表示されます 留意事項 : 先頭文字が [E] になっているパリティグループ番号は そのパリティグループ内に 外部ボリュームが存在していることを示しています ( 例 :E1-1) 留意事項 : 先頭文字が [V] になっているパリティグループ番号は そのパリティグループ内に仮想ボリューム ( 仮想 VOL) が存在していることを示しています ( 例 :V1-1) CLPR(cache logical partition) の番号が表示されます CLPR の詳細については Virtual Partition Manager ユーザガイド をご覧ください [LUSE Detail] 画面が閉じます 462 LUN Expansion GUI リファレンス

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