Oracle Data Guard 概要および管理, 10gリリース2(10.2)

Size: px
Start display at page:

Download "Oracle Data Guard 概要および管理, 10gリリース2(10.2)"

Transcription

1 Oracle Data Guard 概要および管理 10g リリース 2(10.2) 部品番号 : B 年 10 月

2 Oracle Data Guard 概要および管理, 10g リリース 2(10.2) 部品番号 : B Oracle Data Guard Concepts and Administration, 10g Release 2 (10.2) 原本部品番号 : B 原本著者 : Vivian Schupmann 原本協力者 : Andy Adams, Beldalker Anand, Rick Anderson, Andrew Babb, Pam Bantis, Tammy Bednar, Barbara Benton, Chipper Brown, Larry Carpenter, George Claborn, Laurence Clarke, Jay Davison, Jeff Detjen, Ray Dutcher, B.G. Garin, Mahesh Girkar, Yosuke Goto, Ray Guzman, Susan Hillson, Mark Johnson, Rajeev Jain, Joydip Kundu, J. William Lee, Steve Lee, Steve Lim, Nitin Karkhanis, Steve McGee, Bob McGuirk, Joe Meeks, Steve Moriarty, Muthu Olagappan, Deborah Owens, Ashish Ray, Antonio Romero, Mike Schloss, Mike Smith, Vinay Srihali, Morris Tao, Lawrence To, Doug Utzig, Ric Van Dyke, Doug Voss, Ron Weiss, Jingming Zhang Copyright 1999, 2008, Oracle. All rights reserved. 制限付権利の説明 このプログラム ( ソフトウェアおよびドキュメントを含む ) には オラクル社およびその関連会社に所有権のある情報が含まれています このプログラムの使用または開示は オラクル社およびその関連会社との契約に記された制約条件に従うものとします 著作権 特許権およびその他の知的財産権と工業所有権に関する法律により保護されています 独立して作成された他のソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合 もしくは法律によって規定される場合を除き このプログラムのリバース エンジニアリング 逆アセンブル 逆コンパイル等は禁止されています このドキュメントの情報は 予告なしに変更される場合があります オラクル社およびその関連会社は このドキュメントに誤りが無いことの保証は致し兼ねます これらのプログラムのライセンス契約で許諾されている場合を除き プログラムを形式 手段 ( 電子的または機械的 ) 目的に関係なく 複製または転用することはできません このプログラムが米国政府機関 もしくは米国政府機関に代わってこのプログラムをライセンスまたは使用する者に提供される場合は 次の注意が適用されます U.S. GOVERNMENT RIGHTS Programs, software, databases, and related documentation and technical data delivered to U.S. Government customers are "commercial computer software" or "commercial technical data" pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulations. As such, use, duplication, disclosure, modification, and adaptation of the Programs, including documentation and technical data, shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement, and, to the extent applicable, the additional rights set forth in FAR , Commercial Computer Software--Restricted Rights (June 1987). Oracle USA, Inc., 500 Oracle Parkway, Redwood City, CA このプログラムは 核 航空 大量輸送 医療あるいはその他の本質的に危険を伴うアプリケーションで使用されることを意図しておりません このプログラムをかかる目的で使用する際 上述のアプリケーションを安全に使用するために 適切な安全装置 バックアップ 冗長性 (redundancy) その他の対策を講じることは使用者の責任となります 万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましても オラクル社およびその関連会社は一切責任を負いかねます Oracle JD Edwards PeopleSoft Siebel は米国 Oracle Corporation およびその子会社 関連会社の登録商標です その他の名称は 他社の商標の可能性があります このプログラムは 第三者の Web サイトへリンクし 第三者のコンテンツ 製品 サービスへアクセスすることがあります オラクル社およびその関連会社は第三者の Web サイトで提供されるコンテンツについては 一切の責任を負いかねます 当該コンテンツの利用は お客様の責任になります 第三者の製品またはサービスを購入する場合は 第三者と直接の取引となります オラクル社およびその関連会社は 第三者の製品およびサービスの品質 契約の履行 ( 製品またはサービスの提供 保証義務を含む ) に関しては責任を負いかねます また 第三者との取引により損失や損害が発生いたしましても オラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます

3 目次 はじめに はじめに... xix 対象読者... ドキュメントのアクセシビリティについて... 関連ドキュメント... 表記規則... サポートおよびサービス... xx xx xx xxi xxi Oracle Data Guard の新機能 の新機能... xxiii 第 I 部 概要および管理 1 Oracle Data Guard の概要 1.1 Data Guard 構成 プライマリ データベース スタンバイ データベース 構成例 Data Guard サービス REDO 転送サービス ログ適用サービス ロールの推移 Data Guard Broker Oracle Enterprise Manager の使用 Data Guard コマンドライン インタフェースの使用 Data Guard 保護モード Data Guard と補完テクノロジ Data Guard のメリットの要約 Data Guard スタート ガイド 2.1 スタンバイ データベースのタイプ フィジカル スタンバイ データベース ロジカル スタンバイ データベース Data Guard 構成の管理のためのユーザー インタフェース i

4 2.3 Data Guard の動作要件 ハードウェアおよびオペレーティング システムの要件 Oracle ソフトウェア要件 スタンバイ データベースのディレクトリ構造に関する考慮事項 オンライン REDO ログ アーカイブ REDO ログおよびスタンバイ REDO ログ オンライン REDO ログおよびアーカイブ REDO ログ スタンバイ REDO ログ フィジカル スタンバイ データベースの作成 3.1 スタンバイ データベースを作成するためのプライマリ データベースの準備 強制ロギングの有効化 パスワード ファイルの作成 スタンバイ REDO ログの構成 プライマリ データベースの初期化パラメータの設定 アーカイブの有効化 フィジカル スタンバイ データベースの作成手順 プライマリ データベース データファイルのバックアップ コピーの作成 スタンバイ データベース用の制御ファイルの作成 スタンバイ データベース用の初期化パラメータ ファイルの準備 プライマリ システムからスタンバイ システムへのファイルのコピー スタンバイ データベースをサポートする環境の設定 フィジカル スタンバイ データベースの起動 フィジカル スタンバイ データベースが正しく実行されているかどうかの確認 作成後の手順 ロジカル スタンバイ データベースの作成 4.1 ロジカル スタンバイ データベースの作成要件 表のデータ型および記憶域属性のサポートの判別 プライマリ データベース内の表の行が一意に識別できることの確認 ロジカル スタンバイ データベースの作成手順 フィジカル スタンバイ データベースの作成 フィジカル スタンバイ データベースでの REDO Apply の停止 ロジカル スタンバイ データベースをサポートするためのプライマリ データベースの 準備 ロールの推移のためのプライマリ データベースの準備 REDO データでのディクショナリの構築 ロジカル スタンバイ データベースへの推移 ロジカル スタンバイ データベースへの変換 新規パスワード ファイルの作成 ロジカル スタンバイ データベース用の初期化パラメータの調整 ロジカル スタンバイ データベースのオープン ロジカル スタンバイ データベースが正しく実行されているかどうかの確認 作成後の手順 ii

5 5 REDO 転送サービス 5.1 REDO 転送サービスの概要 REDO データの送信先 宛先タイプ LOG_ARCHIVE_DEST_n パラメータを使用した宛先の構成 宛先属性の変更 V$ARCHIVE_DEST ビューを使用した属性の表示 フラッシュ リカバリ領域の設定 LOG_ARCHIVE_DEST_10 の宛先の使用 他の LOG_ARCHIVE_DEST_n の宛先の使用 STANDBY_ARCHIVE_DEST の宛先の使用 プライマリ データベースとスタンバイ データベースでフラッシュ リカバリ領域 を共有する REDO データの送信方法 アーカイバ プロセス (ARCn) を使用した REDO データのアーカイブ ARCn のアーカイブ動作を制御する初期化パラメータ ARCn のアーカイブ処理 ログ ライター プロセス (LGWR) を使用した REDO データのアーカイブ LGWR アーカイブ プロセスに関する LOG_ARCHIVE_DEST_n 属性 LGWR SYNC アーカイブ プロセス LGWR ASYNC アーカイブ プロセス セキュアな REDO データの転送の提供 REDO データの送信時間 VALID_FOR 属性を使用したロール ベースの宛先の指定 一意のプライマリ データベース名とスタンバイ データベース名の指定 エラーが発生した場合の対処方法 アーカイブ操作の再試行 代替アーカイブ先の使用 再試行回数の制御 データ保護モードの設定 データ保護モードの選択 最大保護モード 最大可用性モード 最大パフォーマンス モード Data Guard 構成のデータ保護モードの設定 ログ ファイルの管理 アーカイブ REDO ログ ファイルの代替ディレクトリ位置の指定 オンライン REDO ログ ファイルの再利用 スタンバイ REDO ログ ファイルの管理 スタンバイ REDO ログ ファイル グループの構成が適切であるかの判断 スタンバイ REDO ログ メンバーを既存のグループに追加 制御ファイルのサイズ拡大と再利用の計画 制御ファイルを含むディスク ボリュームのサイズ設定 制御ファイル内のレコードの再利用の指定 複数のスタンバイ データベース間でのログ ファイル宛先の共有 iii

6 5.8 アーカイブ ギャップの管理 アーカイブ ギャップの検出時期 ギャップの解決方法 フェッチ アーカイブ ログ (FAL) を使用したアーカイブ ギャップの解決 手動によるアーカイブ ギャップの判断および解決 確認 ログ ファイル アーカイブ情報の監視 REDO 転送サービスのパフォーマンスの監視 ARCn プロセスの待機イベント LGWR SYNC 待機イベント LGWR ASYNC 待機イベント ログ適用サービス 6.1 ログ適用サービスの概要 ログ適用サービスの構成オプション リアルタイム適用による REDO データの即時適用 アーカイブ REDO ログ ファイルの適用に対するタイム ディレイの指定 タイム ディレイ設定の代替策としてのフラッシュバック データベースの使用 REDO データのフィジカル スタンバイ データベースへの適用 REDO Apply の開始 リアルタイム適用の開始 ログ適用サービスの停止 フィジカル スタンバイ データベースでのログ適用サービスの監視 REDO データのロジカル スタンバイ データベースへの適用 SQL Apply の開始 リアルタイム適用の開始 ロジカル スタンバイ データベースでのログ適用サービスの停止 ロジカル スタンバイ データベースでのログ適用サービスの監視 ロールの推移 7.1 ロールの推移の概要 ロールの推移 ( フェイルオーバーまたはスイッチオーバー ) の準備 ロールの推移のターゲット スタンバイ データベースの選択 スイッチオーバー フェイルオーバー フィジカル スタンバイ データベースが関与するロールの推移 フィジカル スタンバイ データベースが関与するスイッチオーバー フィジカル スタンバイ データベースが関与するフェイルオーバー ロジカル スタンバイ データベースが関与するロールの推移 ロジカル スタンバイ データベースが関与するスイッチオーバー ロジカル スタンバイ データベースが関与するフェイルオーバー ロールの推移後のフラッシュバック データベースの使用 スイッチオーバー後のフラッシュバック データベースの使用 フェイルオーバー後のフラッシュバック データベースの使用 iv

7 8 フィジカル スタンバイ データベースの管理 8.1 フィジカル スタンバイ データベースの起動と停止 フィジカル スタンバイ データベースの起動 フィジカル スタンバイ データベースの停止 スタンバイ データベースを読取り専用または読取り / 書込みアクセス用にオープンする方法 スタンバイ データベースをオープンするかどうかの評価 読取り専用アクセス用にフィジカル スタンバイ データベースをオープン スタンバイ データベースに影響を与えるプライマリ データベース イベントの管理 データファイルの追加または表領域の作成 STANDBY_FILE_MANAGEMENT が AUTO に設定されている場合 STANDBY_FILE_MANAGEMENT が MANUAL に設定されている場合 表領域の削除とデータファイルの削除 STANDBY_FILE_MANAGEMENT が AUTO または MANUAL に設定されている 場合 DROP TABLESPACE INCLUDING CONTENTS AND DATAFILES の使用 フィジカル スタンバイ データベースでのトランスポータブル表領域の使用 プライマリ データベースのデータファイルの改名 オンライン REDO ログ ファイルの追加または削除 ログに記録されていないまたはリカバリ不能な操作 OPEN RESETLOGS 文を使用したリカバリ プライマリおよびスタンバイ データベースの監視 アラート ログ 動的パフォーマンス ビュー ( 固定ビュー ) リカバリの進捗の監視 プロセス アクティビティの監視 REDO Apply の進捗の確認 アーカイブ REDO ログ ファイルの位置および作成者の確認 OPEN RESETLOGS の前後のデータベース インカネーションの表示 アーカイブ REDO ログ履歴の表示 スタンバイ データベースに適用されたログ ファイルの確認 スタンバイ サイトが受信しなかったログ ファイルの確認 フィジカル スタンバイ データベースでのログ適用サービスの監視 V$DATABASE ビューへのアクセス V$MANAGED_STANDBY 固定ビューへのアクセス V$ARCHIVE_DEST_STATUS 固定ビューへのアクセス V$ARCHIVED_LOG 固定ビューへのアクセス V$LOG_HISTORY 固定ビューへのアクセス V$DATAGUARD_STATUS 固定ビューへのアクセス フィジカル スタンバイ データベースに関するログ適用レートのチューニング ロジカル スタンバイ データベースの管理 9.1 SQL Apply アーキテクチャの概要 SQL Apply に関する各種の考慮事項 トランザクション サイズの考慮事項 ページアウトの考慮事項 再開の考慮事項 DML 適用の考慮事項 DDL 適用の考慮事項 v

8 9.2 ロジカル スタンバイ データベースの管理および監視関連のビュー DBA_LOGSTDBY_EVENTS ビュー DBA_LOGSTDBY_LOG ビュー V$LOGSTDBY_STATS ビュー V$LOGSTDBY_PROCESS ビュー V$LOGSTDBY_PROGRESS ビュー V$LOGSTDBY_STATE ビュー V$LOGSTDBY_STATS ビュー ロジカル スタンバイ データベースの監視 SQL Apply の進捗の監視 ログ ファイルの自動削除 ロジカル スタンバイ データベースのカスタマイズ ロジカル スタンバイ データベースでのリアルタイム適用の使用 DBA_LOGSTDBY_EVENTS ビューでのイベントのロギングのカスタマイズ DBMS_LOGSTDBY.SKIP による特定のスキーマ オブジェクトに対する変更の防止 DDL 文のスキップ ハンドラの設定 ロジカル スタンバイ データベースの変更 ロジカル スタンバイ データベースでの DDL の実行 SQL Apply でメンテナンスされていない表の変更 ロジカル スタンバイ データベースでの表の追加または再作成 ロジカル スタンバイ データベースのコンテキストにおける特定のワークロードの管理 プライマリ データベースへのトランスポータブル表領域のインポート マテリアライズド ビューの使用 ロジカル スタンバイ データベースでのトリガーと制約の処理方法 OPEN RESETLOGS 文を使用したリカバリ ロジカル スタンバイ データベースのチューニング 主キー RELY 制約の作成 コストベース オプティマイザの統計の収集 プロセス数の調整 APPLIER プロセス数の調整 PREPARER プロセス数の調整 LCR キャッシュ用メモリーの調整 ロジカル スタンバイ データベースにおけるトランザクションの適用方法の調整 Recovery Manager を使用したファイルのバックアップおよびリストア 10.1 バックアップ処理 テープ バックアップ用キャッシュとしてのディスクの使用 テープへの直接バックアップの実行 スイッチオーバー フェイルオーバーおよび制御ファイル作成がバックアップに与える影響 プライマリ データベースのデータファイル消失からのリカバリ スタンバイ データベースのデータファイル消失からのリカバリ スタンバイ制御ファイルの消失からのリカバリ プライマリ制御ファイルの消失からのリカバリ オンライン REDO ログ ファイルの消失からのリカバリ データベースの不完全リカバリ vi

9 10.3 その他のバックアップ状況 スタンバイ データベースが地理的に離れすぎているためにバックアップを共有できない 場合 FAL サーバーとして使用されるスタンバイ データベースにデータファイルが含まれて いない場合 スタンバイ データベースのファイル名がプライマリ データベースとは異なる場合 フラッシュ リカバリ領域のアーカイブ REDO ログ ファイルに関する削除ポリシー ロールが推移した後の削除ポリシーの再構成 現行の削除ポリシーの表示 SQL Apply を使用した Oracle Database のアップグレード 11.1 SQL Apply を使用するローリング アップグレードのメリット SQL Apply を使用してローリング アップグレードを実行するための要件 アップグレード手順に使用する図と表記規則 アップグレードの準備 データベースのアップグレード Data Guard の使用例 12.1 アーカイブ先の設定および確認 プライマリ データベースおよびフィジカル スタンバイ データベースの構成 プライマリ データベースおよびロジカル スタンバイ データベースの構成 フィジカルおよびロジカル スタンバイ データベースの構成 各宛先について現行の VALID_FOR 属性設定の確認 ロールの推移に最適なスタンバイ データベースの選択 例 : フェイルオーバーに最適なフィジカル スタンバイ データベース 例 : フェイルオーバーに最適なロジカル スタンバイ データベース 新規プライマリ データベースをサポートするロジカル スタンバイ データベースの構成 新規プライマリ データベースがフィジカル スタンバイ データベースだった場合 新規プライマリ データベースがロジカル スタンバイ データベースだった場合 フェイルオーバー後のフラッシュバック データベースの使用 障害が発生したプライマリ データベースのフィジカル スタンバイ データベースへの フラッシュバック 障害が発生したプライマリ データベースのロジカル スタンバイ データベースへの フラッシュバック 特定の適用済 SCN へのロジカル スタンバイ データベースのフラッシュバック Open Resetlogs 文の発行後のフラッシュバック データベースの使用 特定時点へのフィジカル スタンバイ データベースのフラッシュバック プライマリのフラッシュバック後のロジカル スタンバイ データベースの フラッシュバック フィジカル スタンバイ データベースを使用した読取り / 書込みテストとレポート生成 Recovery Manager の増分バックアップによるフィジカル スタンバイ データベースの ロールフォワード フィジカル スタンバイ データベースがプライマリ データベースから大幅に遅れて いる場合 フィジカル スタンバイ データベースのデータファイルのサブセットにロギングなしの 変更がある場合 フィジカル スタンバイ データベースの広範囲にロギングなしの変更がある場合 vii

10 12.8 タイム ラグのあるフィジカル スタンバイ データベースの使用 フィジカル スタンバイ データベースでのタイム ラグの設定 タイム ラグのあるフィジカル スタンバイ データベースへのフェイルオーバー タイム ラグのあるフィジカル スタンバイ データベースへのスイッチオーバー ネットワーク障害のリカバリ NOLOGGING 句を指定した後のリカバリ ロジカル スタンバイ データベースのリカバリ手順 フィジカル スタンバイ データベースのリカバリ手順 リカバリ不能処理後にバックアップが必要かどうかの判断 手動によるアーカイブ ギャップの解決 アーカイブ ギャップの発生原因 スタンバイ データベースの作成 プライマリ データベースがオープンしている間のスタンバイ データベースの 停止 REDO の転送を妨げるネットワーク障害 アーカイブ ギャップが存在するかどうかの判断 スタンバイ サイトへのアーカイブ ギャップ ログ ファイルの手動による転送 スタンバイ データベースへのアーカイブ ギャップ ログ ファイルの手動による 適用 OMF または ASM を使用するスタンバイ データベースの作成 第 II 部 参照先 13 初期化パラメータ 14 LOG_ARCHIVE_DEST_n パラメータの属性 AFFIRM および NOAFFIRM ALTERNATE ARCH および LGWR DB_UNIQUE_NAME DELAY DEPENDENCY LOCATION および SERVICE MANDATORY および OPTIONAL MAX_CONNECTIONS MAX_FAILURE NET_TIMEOUT NOREGISTER REOPEN SYNC および ASYNC TEMPLATE VALID_FOR VERIFY viii

11 15 Data Guard に関連する SQL 文 15.1 ALTER DATABASE 文 ALTER SESSION 文 Oracle Data Guard に関連するビュー 第 III 部 付録 A Data Guard のトラブルシューティング A.1 一般的な問題... A-2 A.1.1 スタンバイ アーカイブ宛先が適切に定義されていない... A-2 A.1.2 ALTER DATABASE 文によるデータファイル名の変更... A-2 A.1.3 スタンバイ データベースがプライマリ データベースから REDO データを受信しない... A-3 A.1.4 フィジカル スタンバイ データベースをマウントできない... A-3 A.2 ログ ファイル宛先の障害... A-4 A.3 ロジカル スタンバイ データベース障害の処理... A-4 A.4 スタンバイ データベースへのスイッチオーバーの問題... A-5 A.4.1 REDO データが転送されていないためスイッチオーバーできない... A-5 A.4.2 SQL セッションがアクティブなためスイッチオーバーできない... A-5 A.4.3 ユーザー セッションがアクティブなためスイッチオーバーできない... A-7 A.4.4 ORA エラーによりスイッチオーバーできない... A-7 A.4.5 スイッチオーバー後に REDO データが適用されない... A-8 A.4.6 失敗したスイッチオーバーをロールバックして最初からやり直す... A-8 A.5 SQL Apply が停止した場合の処置... A-9 A.6 REDO データ転送のネットワーク調整... A-10 A.7 スタンバイ データベースのディスクのパフォーマンスが遅い... A-10 A.8 プライマリ データベースの停止を回避するにはログ ファイルを一致させる必要がある... A-10 A.9 ロジカル スタンバイ データベースのトラブルシューティング... A-11 A.9.1 エラーのリカバリ... A-11 A ファイル仕様が含まれている DDL トランザクション... A-11 A DML 障害のリカバリ... A-12 A.9.2 SQL*Loader セッションのトラブルシューティング... A-13 A.9.3 長時間実行トランザクションのトラブルシューティング... A-14 A.9.4 フラッシュバック トランザクションでの ORA-1403 エラーのトラブルシューティング... A-17 B Data Guard 構成におけるデータベースのアップグレード B.1 Oracle Database ソフトウェアをアップグレードする前の注意事項... B-2 B.2 フィジカル スタンバイ データベースが存在する場合の Oracle Database のアップグレード... B-2 B.3 ロジカル スタンバイ データベースが存在する場合の Oracle Database のアップグレード... B-5 ix

12 C ロジカル スタンバイ データベースでサポートされるデータ型および DDL C.1 データ型に関する考慮事項... C-2 C.1.1 ロジカル スタンバイ データベースでサポートされるデータ型... C-2 C.1.2 ロジカル スタンバイ データベースでサポートされないデータ型... C-2 C.2 記憶域型に関する考慮事項... C-3 C.2.1 サポートされる記憶域型... C-3 C.2.2 サポートされない記憶域型... C-3 C.3 PL/SQL パッケージに関する考慮事項... C-3 C.3.1 サポートされる PL/SQL パッケージ... C-3 C.3.2 サポートされない PL/SQL パッケージ... C-3 C.4 サポートされない表 順序およびビュー... C-4 C.5 ロジカル スタンバイ データベースでスキップされる SQL 文... C-5 C.6 ロジカル スタンバイ データベースでサポートされる DDL 文... C-5 D Data Guard および Real Application Clusters D.1 Real Application Clusters 環境でのスタンバイ データベースの構成... D-2 D.1.1 複数インスタンス プライマリ データベースと単一インスタンス スタンバイ データベースの設定... D-2 D.1.2 複数インスタンス プライマリ データベースと複数インスタンス スタンバイ データベースの設定... D-3 D.2 Real Application Clusters 環境での構成に関する考慮事項... D-5 D.2.1 アーカイブ REDO ログ ファイル名の形式... D-5 D.2.2 アーカイブ先の割当て制限... D-5 D.2.3 データ保護モード... D-6 D.2.4 ロールの推移... D-6 D スイッチオーバー... D-6 D フェイルオーバー... D-6 D.3 トラブルシューティング... D-7 D.3.1 Real Application Clusters 構成でスイッチオーバーできない... D-7 D.3.2 ネットワーク停止時に Real Application Clusters の停止時間を回避する... D-7 E カスケードされた宛先 E.1 カスケードされた宛先の構成... E-3 E.1.1 フィジカル スタンバイ データベースに対するカスケードされた宛先の構成... E-3 E.1.2 ロジカル スタンバイ データベースに対するカスケードされた宛先の構成... E-4 E.2 カスケードされた宛先を使用したロールの推移... E-5 E.2.1 フィジカル スタンバイ データベースから REDO データを受信するスタンバイ データベース... E-5 E.2.2 ロジカル スタンバイ データベースから REDO データを受信するスタンバイ データベース... E-5 E.3 カスケードされた宛先の例... E-5 E.3.1 ローカル フィジカル スタンバイとカスケードされたリモート フィジカル スタンバイ... E-5 E.3.2 ローカル フィジカル スタンバイとカスケードされたリモート ロジカル スタンバイ... E-6 E.3.3 ローカルおよびリモート フィジカル スタンバイとカスケードされたローカル ロジカル スタンバイ... E-6 E.3.4 カスケードされたロジカル スタンバイ宛先の統合レポート生成... E-7 E.3.5 ネットワーク アップグレード時のカスケードされた宛先の一時使用... E-7 x

13 F Recovery Manager を使用したスタンバイ データベースの作成 F.1 スタンバイ データベースを作成するための Recovery Manager の準備... F-2 F.1.1 Recovery Manager を使用したスタンバイ データベースの準備について... F-2 F.1.2 Recovery Manager を使用したスタンバイ制御ファイルの作成... F-3 F.1.3 Recovery Manager を使用した場合のスタンバイ データベース データファイルのネーミング... F-4 F.1.4 Recovery Manager を使用した場合のスタンバイ データベース ログ ファイルの ネーミング... F-5 F.2 Recovery Manager を使用したスタンバイ データベースの作成 : 概要... F-6 F.2.1 リカバリを実行しない Recovery Manager によるスタンバイの作成... F-6 F.2.2 リカバリを実行する Recovery Manager によるスタンバイの作成... F-7 F.3 スタンバイ データベースの設定... F-8 F.3.1 ファイルが Oracle Managed Files ではない場合のスタンバイ データベースの セットアップ... F-8 F.3.2 すべてのファイルが Oracle Managed Files の場合のスタンバイ データベースのセットアップ... F-9 F.3.3 ファイルのサブセットが Oracle Managed Files の場合のスタンバイ データベースの セットアップ... F-10 F.4 同一のディレクトリ構造のスタンバイ データベースの作成... F-10 F.4.1 リカバリを実行しないスタンバイ データベースの作成... F-10 F.4.2 スタンバイ データベースの作成およびリカバリの実行... F-11 F.5 異なるディレクトリ構造のスタンバイ データベースの作成... F-12 F.5.1 DB_FILE_NAME_CONVERT を使用したスタンバイ データベース ファイルの ネーミング... F-12 F リカバリを実行しないスタンバイ データベースの作成... F-12 F スタンバイ データベースの作成およびリカバリの実行... F-12 F.5.2 SET NEWNAME を使用したスタンバイ データベース ファイルのネーミング... F-13 F リカバリを実行しないスタンバイ データベースの作成... F-13 F スタンバイ データベースの作成およびリカバリの実行... F-13 F.5.3 CONFIGURE AUXNAME を使用したスタンバイ データベース ファイルのネーミング... F-14 F リカバリを実行しないスタンバイ データベースの作成... F-14 F スタンバイ データベースの作成およびリカバリの実行... F-15 F.6 ローカル ホスト上へのスタンバイ データベースの作成... F-16 F.7 イメージ コピーを使用したスタンバイ データベースの作成... F-17 F.7.1 概要... F-17 F.7.2 コピーおよびデータファイルで同一の名前を使用する場合... F-18 F.7.3 コピーおよびデータファイルで異なる名前を使用する場合... F-19 F リカバリを実行しないスタンバイ データベースの作成... F-19 F スタンバイ データベースの作成およびリカバリの実行... F-20 F.8 使用例... F-21 G アーカイブ トレースの設定 索引 G.1 LOG_ARCHIVE_TRACE 初期化パラメータ... G-2 G.2 トレース ファイルの位置の判別... G-2 G.2.1 LOG_ARCHIVE_TRACE 初期化パラメータの設定... G-2 G.2.2 整数値の選択... G-3 xi

14 xii

15 例 3-1 特定のスレッドへのスタンバイ REDO ログ ファイル グループの追加 特定のグループ番号へのスタンバイ REDO ログ ファイル グループの追加 プライマリ データベース : プライマリ ロールの初期化パラメータ プライマリ データベース : スタンバイ ロールの初期化パラメータ フィジカル スタンバイ データベース用の初期化パラメータを変更する プライマリ データベース : ロジカル スタンバイ ロールの初期化パラメータ ロジカル スタンバイ データベース用の初期化パラメータの変更 ローカルのアーカイブ先の指定 リモートのアーカイブ先の指定 共有リカバリ領域に関するプライマリ データベースの初期化パラメータ 共有リカバリ領域に関するスタンバイ データベースの初期化パラメータ LGWR 同期アーカイブのための初期化パラメータ LGWR 非同期アーカイブのための初期化パラメータ 再試行時間の設定と制限 必須のアーカイブ先の設定 DBA_LOGSTDBY_EVENTS を使用したイベントの監視 V$ARCHIVE_DEST ビューでの VALID_FOR 情報の検索 代替アーカイブ先への自動フェイルオーバー スタンバイ データベースに対する代替の Oracle Net サービス名の定義 A-1 再試行時間の設定と制限... A-4 A-2 代替宛先の指定... A-4 A-3 ITL が不十分な状態に関してレポートされる警告メッセージ... A-15 xiii

16 xiv

17 図 1-1 一般的な Data Guard 構成 フィジカル スタンバイ データベースの自動更新 ロジカル スタンバイ データベースの自動更新 Oracle Enterprise Manager の Data Guard 概要ページ 可能なスタンバイ構成 REDO データの転送 スタンバイ データベースがない場合のプライマリ データベースのアーカイブ処理 リモートの宛先にアーカイブする前にローカルの宛先にアーカイブする スタンバイ REDO ログ ファイルを使用したリモートの宛先への LGWR SYNC アーカイブ ネットワーク サーバー (LNSn) プロセスを使用した LGWR ASYNC アーカイブ 代替アーカイブ先のデバイスへのアーカイブ操作 依存する宛先を含む Data Guard 構成 リアルタイム適用を使用したスタンバイ宛先への REDO データの適用 スイッチオーバー前の Data Guard 構成 新しいプライマリ データベースへのスイッチオーバー前のスタンバイ データベース スイッチオーバー後の Data Guard 環境 スタンバイ データベースへのフェイルオーバー 読取り専用アクセス用にオープンしたスタンバイ データベース SQL Apply の処理 SQL Apply 処理中の進捗状態 アップグレード前の Data Guard 構成 ロジカル スタンバイ データベースのリリースのアップグレード 混合リリースの実行 スイッチオーバー後 両方のデータベースがアップグレードされた後 ロールの推移前のプライマリおよびフィジカル スタンバイ データベース ロールの推移後のプライマリおよびフィジカル スタンバイ データベース プライマリ データベースおよびロジカル スタンバイ データベースの宛先の構成 ロールの推移後のプライマリおよびロジカル スタンバイ データベース フィジカルおよびロジカル スタンバイ データベースを備えたプライマリ データベースの 構成 ロールの推移後のプライマリ フィジカルおよびロジカル スタンバイ データベース テストおよびレポート生成用データベースとしてのフィジカル スタンバイ データベースの 使用 アーカイブ ギャップ内にあるアーカイブ REDO ログ ファイルの手動リカバリ D-1 複数インスタンス プライマリ データベースからの REDO データの転送... D-2 D-2 Real Application Clusters のスタンバイ データベース... D-3 E-1 カスケードされた宛先の構成例... E-1 xv

18 xvi

19 表 2-1 スタンバイ データベースの位置とディレクトリ オプション フィジカル スタンバイ データベースを作成するためのプライマリ データベースの準備 フィジカル スタンバイ データベースの作成 ロジカル スタンバイ データベースを作成するためのプライマリ データベースの準備 ロジカル スタンバイ データベースの作成 LOG_ARCHIVE_DEST_STATE_n 初期化パラメータの属性 データ保護モードの最低要件 ARCH 属性で構成される宛先の待機イベント LGWR SYNC 属性で構成される宛先の待機イベント LGWR ASYNC 属性で構成される宛先の待機イベント プライマリ データベースでの変更後にスタンバイ データベースで必要なアクション プライマリ データベースの共通アクションを監視できる場所 Oracle Database ソフトウェアをアップグレードする手順 Data Guard の使用例 プライマリ データベースとフィジカル スタンバイ データベースの初期化パラメータの 設定 プライマリ データベースとロジカル スタンバイ データベースの初期化パラメータの 設定 プライマリ データベース フィジカル スタンバイ データベースおよび ロジカル スタンバイ データベースの初期化パラメータ フィジカル スタンバイ データベースの例で使用される識別子 ロジカル スタンバイ データベースの例で使用される識別子 Data Guard 構成内のインスタンスの初期化パラメータ TEMPLATE 属性のディレクティブ VALID_FOR 属性の値 Data Guard 環境で使用される ALTER DATABASE 文 Data Guard 環境で使用される ALTER SESSION 文 Data Guard 構成に関連のあるビュー A-1 スイッチオーバーを妨げる共通のプロセス... A-6 A-2 一般的な SQL Apply エラーの解決方法... A-9 C-1 DBMS_LOGSTDBY.SKIP プロシージャの stmt パラメータの値... C-5 C-2 SQL DDL 文スキップ用の文のオプション... C-7 D-1 LOG_ARCHIVE_FORMAT 初期化パラメータのディレクティブ... D-5 E-1 プライマリ データベース フィジカル スタンバイ データベースおよび ロジカル スタンバイ データベースの初期化パラメータ... E-3 F-1 Recovery Manager を使用したスタンバイ データベースの準備... F-2 F-2 スタンバイ データベース内のデータファイルのネーミング優先順位... F-5 F-3 イメージ コピーを使用したスタンバイ データベースの作成 : 使用例... F-17 xvii

20 xviii

21 はじめに Oracle Data Guard は 現在使用できる最も効率的なソリューションで 企業の中核となる資産 つまりデータを保護し 障害やその他の災害が発生しても 24 時間 365 日そのデータを使用できるようにします このマニュアルでは Oracle Data Guard テクノロジとその概要 スタンバイ データベースの構成および実装方法について説明します xix

22 対象読者 Oracle Data Guard 概要および管理 は Oracle データベース システムのバックアップ リストアおよびリカバリ操作を管理するデータベース管理者を対象としています このマニュアルは 読者がリレーショナル データベースの概念と 基本的なバックアップおよびリカバリ管理に精通していることを前提としています また Oracle ソフトウェアを実行するオペレーティング システム環境をよく理解している必要があります ドキュメントのアクセシビリティについて オラクル社は 障害のあるお客様にもオラクル社の製品 サービスおよびサポート ドキュメントを簡単にご利用いただけることを目標としています オラクル社のドキュメントには ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています HTML 形式のドキュメントで用意されており 障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています 標準規格は改善されつつあります オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように 市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は Oracle Accessibility Program の Web サイト を参照してください ドキュメント内のサンプル コードのアクセシビリティについて一部スクリーン リーダーは ドキュメント内のサンプル コードを正確に読めない場合があります コード表記規則では閉じ括弧だけを行に記述する必要があります しかし JAWS は括弧だけの行を読まない場合があります 外部 Web サイトのドキュメントのアクセシビリティについてこのドキュメントにはオラクル社およびその関連会社が所有または管理しない Web サイトへのリンクが含まれている場合があります オラクル社およびその関連会社は それらの Web サイトのアクセシビリティに関しての評価や言及は行っておりません 関連ドキュメント Oracle Data Guard 概要および管理 の読者は 次のマニュアルをすでに読んでいることが前提となります Oracle Database 概要 の冒頭部分 Oracle データベースに関連する概念と用語の概要が説明されており このマニュアルに記載されている詳細情報の基礎となっています Oracle Database 管理者ガイド の中で 制御ファイル オンライン REDO ログ ファイルおよびアーカイブ REDO ログ ファイルの管理について説明している章 Oracle Database ユーティリティ の中で LogMiner テクノロジについて説明している章 Oracle Data Guard Broker Data Guard 構成の作成 メンテナンス 監視を自動化および集中化するグラフィカル ユーザー インタフェースとコマンドライン インタフェースについて説明しています Oracle Enterprise Manager のオンライン ヘルプ システム このマニュアルの説明では 次の各マニュアルも取り上げています Oracle Database SQL リファレンス Oracle Database リファレンス Oracle Database バックアップおよびリカバリ基礎 Oracle Database バックアップおよびリカバリ アドバンスト ユーザーズ ガイド Oracle Database Net Services 管理者ガイド xx

23 SQL*Plus ユーザーズ ガイドおよびリファレンス Oracle Database 高可用性概要 Oracle Streams および Streams のダウンストリーム取得データベースの詳細は Oracle Streams 概要および管理 も参照してください Streams のダウンストリーム取得プロセスは Oracle Data Guard の REDO 転送サービスを使用して REDO データをリモート データベース上のログ ファイルに転送します リモート データベースでは Streams の取得プロセスにより リモート宛先でのアーカイブ REDO ログ ファイルの変更点が取得されます 表記規則 このマニュアルの本文では 次の表記規則が使用されています 規則太字イタリック体固定幅フォント 意味 太字は 操作に関連する Graphical User Interface 要素 または本文中で定義されている用語および用語集に記載されている用語を示します イタリックは ユーザーが特定の値を指定するプレースホルダ変数を示します 固定幅フォントは 段落内のコマンド URL サンプル内のコード 画面に表示されるテキスト または入力するテキストを示します サポートおよびサービス 次の各項に 各サービスに接続するための URL を記載します Oracle サポート サービスオラクル製品サポートの購入方法 および Oracle サポート サービスへの連絡方法の詳細は 次の URL を参照してください 製品マニュアル製品のマニュアルは 次の URL にあります 研修およびトレーニング研修に関する情報とスケジュールは 次の URL で入手できます その他の情報オラクル製品やサービスに関するその他の情報については 次の URL から参照してください 注意 : ドキュメント内に記載されている URL や参照ドキュメントには Oracle Corporation が提供する英語の情報も含まれています 日本語版の情報については 前述の URL を参照してください xxi

24 xxii

25 Oracle Data Guard の新機能 この項では Oracle Data Guard リリース 10.2 に追加された新機能について説明し 詳細情報へのリンクを提供します 10g リリース 2(10.2) の Oracle Data Guard には この項で説明する新機能と拡張機能が追加されました 新機能を 次の主な内容にわけて説明します REDO Apply と SQL Apply に共通する新機能 REDO Apply およびフィジカル スタンバイ データベース固有の新機能 SQL Apply およびロジカル スタンバイ データベース固有の新機能 xxiii

26 REDO Apply と SQL Apply に共通する新機能 10g リリース 2(10.2) の Oracle Data Guard に対する次の拡張機能により 利便性 管理性およびパフォーマンスが向上し 障害時リカバリ機能を改善する新機能が追加されています ファスト スタート フェイルオーバーファスト スタート フェイルオーバーは プライマリ データベースが消失した場合に 指定した同期スタンバイ データベースに自動的に 迅速かつ確実にフェイルオーバーする機能を提供します フェイルオーバーを起動するために複雑な手動ステップを実行する必要はありません また ファスト スタート フェイルオーバーの発生後は 構成に再接続すると自動的に古いプライマリ データベースが新しいスタンバイ データベースとして再構成されます これにより Data Guard は複雑な手動ステップなしで容易に構成に障害時保護をリストアできるため Data Guard の障害時リカバリ機能の堅牢性が向上するのみでなく Data Guard の管理性も向上します これらの新機能により 稼働時間を維持して可用性を高め 障害時リカバリの堅牢性も改善できます さらに 手動による介入の必要性が減少することで 管理コストが削減されます 関連項目 : Oracle Data Guard Broker Data Guard のスイッチオーバー間のフラッシュバック データベースプライマリ データベースとスタンバイ データベースを スイッチオーバー操作前の時点または SCN までフラッシュバックできるようになりました このフラッシュバック データベースの機能をフィジカル スタンバイ データベースで使用すると スタンバイ ロールが保持されます ロジカル スタンバイ データベースでは スタンバイ データベースのロールがターゲット SCN またはターゲット時点でのロールに変更されます この機能によりフラッシュバック ウィンドウが拡張され より柔軟に人為的エラーを検出して修正できます 関連項目 : 使用 7.4 項 ロールの推移後のフラッシュバック データベースの 非同期 REDO 転送ログ ライター プロセス (LGWR ASYNC) を使用する非同期 REDO 転送は プライマリ データベースのパフォーマンス低下を軽減するように改善されました 非同期 REDO 転送中は ネットワーク サーバー (LNSn) プロセスがプライマリ データベースのオンライン REDO ログ ファイルから REDO データを転送します ログ ライター プロセスと直接相互作用することはなくなりました この動作変更により ログ ライター プロセスは現行のオンライン REDO ログ ファイルに REDO データを書き込み プロセス間通信やネットワーク I/O の完了を待機せずに次の要求の処理を続行できます 関連項目 : 項 LGWR ASYNC アーカイブ プロセス および第 14 章の SYNC および ASYNC 属性の説明を参照してください LOG_ARCHIVE_DEST_n パラメータの新しい MAX_CONNECTIONS 属性この属性は プライマリ データベースのアーカイバ (ARCn) プロセスで REDO データをスタンバイ データベースに送信するタイミングを調整する方法を指定します MAX_ CONNECTIONS 属性を 0( ゼロ ) 以外の値に設定すると REDO 転送サービスでは複数のネットワーク接続とアーカイバ プロセスを使用して REDO データが転送されます 関連項目 : ページの MAX_CONNECTIONS 属性 xxiv

27 Oracle Enterprise Manager の Data Guard 拡張機能 Data Guard 構成の管理に Data Guard Broker を使用する場合は Oracle Enterprise Manager で次の拡張機能を使用できます フェイルオーバー推定時間 ( 秒 ) このスタンバイ データベースへのフェイルオーバーに必要な概算秒数 これは 起動時間 ( 必要な場合 ) と スタンバイ データベースで使用可能な REDO データをすべて適用するために必要な残り時間を考慮した推定時間です データベースを起動する必要がない場合は 残りの適用時間のみが表示されます 適用ラグ ( 秒 ) スタンバイ データベースが REDO データの適用に関してプライマリ データベースから遅れている秒数 REDO 生成率 (KB/ 秒 ) プライマリ データベースでの REDO 生成率が KB/ 秒単位で表示されます 時刻 ( 最後の REDO 生成時刻 最後の REDO 適用時刻 ) は表示されません REDO 適用率 (KB/ 秒 ) このスタンバイ データベースでの REDO 適用率が KB/ 秒単位で表示されます 転送ラグ ( 秒 ) このスタンバイ データベースで使用可能になっていない REDO データの概算秒数 これは REDO の未送信またはギャップの存在が原因で発生することがあります Data Guard ステータス Data Guard ステータス メトリックを使用すると Data Guard 構成に含まれる各データベースのステータスをチェックできます デフォルトで このメトリック列にはクリティカルしきい値と警告しきい値が設定されていました しきい値に達するとアラートが生成されます 必要に応じてしきい値を編集できます ファスト スタート フェイルオーバーの発生 ファスト スタート フェイルオーバーが使用可能な場合にファスト スタート フェイルオーバーが発生すると このメトリックにより新しいプライマリ データベース ( 古いスタンバイ データベース ) でクリティカル アラートが生成されます ファスト スタート フェイルオーバーの SCN は メトリックによりアラートが生成される前の値に初期化する必要があります 通常 これは 1 収集間隔です ファスト スタート フェイルオーバーが発生した場合に新しいプライマリ データベースの準備が完了していると ファスト スタート フェイルオーバー アラートが生成されます このアラートは 1 収集間隔後に消去されます デフォルトではクリティカル アラートが構成されます * アクセスを監視する SYSDBA でプライマリ データベースとスタンバイ データベースの両方を構成する必要があります * ファスト スタート フェイルオーバーの発生回数が表示されます 値は ファスト スタート フェイルオーバーが発生しなかった場合は 0( ゼロ ) 発生した場合は 1 です xxv

28 ファスト スタート フェイルオーバー SCN ファスト スタート フェイルオーバーが使用可能な場合にファスト スタート フェイルオーバーが発生すると このメトリックにより新しいプライマリ データベース ( 古いスタンバイ データベース ) でクリティカル アラートが生成されます ファスト スタート フェイルオーバーの SCN は メトリックによりアラートが生成される前の値に初期化する必要があります 通常 これは 1 収集間隔です ファスト スタート フェイルオーバーが発生した場合に新しいプライマリ データベースの準備が完了していると ファスト スタート フェイルオーバー アラートが生成されます このアラートは 1 収集間隔後に消去されます デフォルトではクリティカル アラートが構成されます * アクセスを監視する SYSDBA でプライマリ データベースとスタンバイ データベースの両方を構成する必要があります * 値は メトリックのトリガー準備が完了していることを示します ファスト スタート フェイルオーバーの時間 ファスト スタート フェイルオーバーが使用可能な場合にファスト スタート フェイルオーバーが発生すると このメトリックにより新しいプライマリ データベース ( 古いスタンバイ データベース ) でクリティカル アラートが生成されます ファスト スタート フェイルオーバーの SCN は メトリックによりアラートが作成される前の値に初期化する必要があります 通常 これは 1 収集間隔です ファスト スタート フェイルオーバーが発生した場合に新しいプライマリ データベースの準備が完了していると ファスト スタート フェイルオーバー アラートが実行されます その後 1 収集間隔後に消去されます デフォルトではクリティカル アラートが構成されます * アクセスを監視する SYSDBA でプライマリ データベースとスタンバイ データベースの両方を構成する必要があります * ファスト スタート フェイルオーバーが発生した場合は タイムスタンプが表示されます 関連項目 : Oracle Enterprise Manager のオンライン ヘルプ システム Change Data Capture および Streams の新規サポート Distributed( 異機種間 )Asynchronous Change Data Capture Downstream Capture Hot Mining 関連項目 : Oracle Streams 概要および管理 および Oracle Database データ ウェアハウス ガイド (Change Data Capture 情報 ) REDO Apply およびフィジカル スタンバイ データベース固有の新機能次のリストに Oracle Database 10g リリース 2(10.2) の REDO Apply およびフィジカル スタンバイ データベース固有の新機能を示します 高速化された REDO Apply フェイルオーバースタンバイ データベースが前回の起動時以後に読取り専用モードでオープンされていなければ データベースを再起動せずに フィジカル スタンバイ データベースをプライマリ データベース ロールに推移させることができます これにより 障害や停止からのリカバリが高速化され システムの可用性が向上します 関連項目 : 項 フィジカル スタンバイ データベースが関与するフェイルオーバー xxvi

29 フィジカル スタンバイ データベースからレポート用データベースへの容易な変換フィジカル スタンバイ データベースをプライマリ データベースとしてアクティブ化してレポート生成のために読取り / 書込み用にオープンし 元のフィジカル スタンバイ データベースに容易に変換できるように過去の時点へフラッシュバックできます この時点で Data Guard により自動的にスタンバイ データベースがプライマリ データベースと同期化されます これにより フィジカル スタンバイ データベースをレポート アクティビティや読取り / 書込みクローニング アクティビティに使用できます 関連項目 : 12.6 項 フィジカル スタンバイ データベースを使用した読取り / 書込みテストとレポート生成 RECOVER MANAGED STANDBY DATABASE FINISH の新しい FORCE キーワード ALTER DATABASE RECOVER MANAGED STANDBY DATABASE FINISH 文の新しい FORCE オプションを使用すると ターゲット スタンバイ データベースでアクティブな RFS プロセスを停止できます これにより ログが適用された直後にフェイルオーバーが進行します 関連項目 : 項 フィジカル スタンバイ データベースが関与するフェイルオーバー および Oracle Database SQL リファレンス の ALTER DATABASE 構文に関する項 Recovery Manager によるリカバリ後の一時ファイルの自動再作成 Recovery Manager によるリカバリ操作中に ローカルで管理される一時表領域に属する一時データファイルが自動的に作成されるため 一時ファイルを作成してフィジカル スタンバイ データベースの一時表領域に関連付ける必要がなくなりました 使用性と管理性を向上させるその他の変更点不要な初期化パラメータおよび特定の SQL 文の句とキーワードを廃止することで フィジカル スタンバイ データベースの使用性と管理性が改善されました 関連項目 : Oracle Database SQL リファレンス の Data Guard 関連の SQL 文に関する項および Oracle Database リファレンス の LOG_ARCHIVE_ DEST_n 初期化パラメータに関する項 SQL Apply およびロジカル スタンバイ データベース固有の新機能次のリストに Oracle Database 10g リリース 2(10.2) の SQL Apply およびロジカル スタンバイ データベースの新機能を示します 高速化された SQL Apply フェイルオーバーフェイルオーバー操作の一部として SQL Apply を再起動する必要がなくなったため ロジカル スタンバイ データベースへのフェイルオーバー完了までの所要時間が大幅に短縮されました これにより 障害や停止からの Data Guard 構成のリカバリが高速化され システムの可用性が向上します 関連項目 : 項 ロジカル スタンバイ データベースが関与するフェイルオーバー 索引編成表のデータ型サポートの追加 SQL Apply では LOB 列およびオーバーフロー セグメントを含む索引編成表により生成された REDO レコードのマイニングがサポートされるようになりました 関連項目 : 項 表のデータ型および記憶域属性のサポートの判別 xxvii

30 適用済アーカイブ REDO ログ ファイルの自動削除アーカイブ ログ ファイルは ロジカル スタンバイ データベースでの適用後に SQL Apply により自動的に削除されます これにより ロジカル スタンバイ データベースの記憶域使用量が減少し Data Guard の管理性が向上します 関連項目 : 項 ログ ファイルの自動削除 最適化されたロジカル スタンバイ データベース作成 Recovery Manager では使用できない特化されたロジカル スタンバイ制御ファイルを作成せずに ロジカル スタンバイ データベースを作成できるようになりました フィジカル スタンバイ データベースから容易にロジカル スタンバイ データベースを作成できます これにより ロジカル スタンバイ データベースを作成するための特別な手動操作が減少し Data Guard の管理性が向上します 関連項目 : 4.2 項 ロジカル スタンバイ データベースの作成手順 ロジカル スタンバイ データベース管理のために追加された複数の拡張機能 新規のビュー * V$LOGSTDBY_PROCESS( 廃止になった V$LOGSTDBY ビューの代替 ) * V$LOGSTDBY_STATE * V$LOGSTDBY_PROGRESS * V$LOGSTDBY_TRANSACTION * V$DATAGUARD_STATS DBMS_LOGSTDBY PL/SQL パッケージの新規の DBMS_LOGSTDBY.REBUILD() サブプログラム トレース 関連項目 : 第 9 章 ロジカル スタンバイ データベースの管理 xxviii

31 第 I 部 概要および管理 この部は 次の章で構成されています 第 1 章 Oracle Data Guard の概要 第 2 章 Data Guard スタート ガイド 第 3 章 フィジカル スタンバイ データベースの作成 第 4 章 ロジカル スタンバイ データベースの作成 第 5 章 REDO 転送サービス 第 6 章 ログ適用サービス 第 7 章 ロールの推移 第 8 章 フィジカル スタンバイ データベースの管理 第 9 章 ロジカル スタンバイ データベースの管理 第 10 章 Recovery Manager を使用したファイルのバックアップおよびリストア 第 11 章 SQL Apply を使用した Oracle Database のアップグレード 第 12 章 Data Guard の使用例

32

33 1 Oracle Data Guard の概要 Oracle Data Guard では 企業データの高可用性 データ保護および障害時リカバリを保証します Data Guard は 1 つ以上のスタンバイ データベースの作成 メンテナンス 管理および監視など 一連の包括的なサービスを提供し 本番の Oracle データベースを障害およびデータ破損から保護します Data Guard では スタンバイ データベースを本番データベースのトランザクション一貫性のあるコピーとしてメンテナンスします したがって 本番データベースが計画的または計画外の停止によって使用不可能になった場合は スタンバイ データベースを本番ロールに切り替えて 停止時間を最小限にできます Data Guard を従来のバックアップ リストアおよびクラスタ化の技法と連携して使用すると 高いレベルのデータ保護とデータ可用性を実現できます Data Guard を使用すると リソース集中型のバックアップおよびレポート生成操作をスタンバイ システムにオフロードすることで 管理者は本番データベースのパフォーマンスをオプションで改善できます この章では Oracle Data Guard の概要を説明します 次の項目で構成されています Data Guard 構成 Data Guard サービス Data Guard Broker Data Guard 保護モード Data Guard と補完テクノロジ Data Guard のメリットの要約 Oracle Data Guard の概要 1-1

34 Data Guard 構成 1.1 Data Guard 構成 Data Guard 構成には 1 つの本番データベースと 1 つ以上のスタンバイ データベースが含まれます Data Guard 構成のデータベースは Oracle Net で接続され 地理的に分散している場合があります データベースの配置場所に制限はありませんが 相互に通信できる必要があります たとえば 1 個のスタンバイ データベースを本番データベースと同じシステム上に配置し 2 個のスタンバイ データベースをリモート位置の別のシステム上に配置できます プライマリ データベースとスタンバイ データベースは SQL コマンドライン インタフェースまたは Data Guard Broker インタフェースを使用して管理できます Data Guard Broker インタフェースには コマンドライン インタフェース (DGMGRL) や Oracle Enterprise Manager に統合されたグラフィカル ユーザー インタフェースなどがあります プライマリ データベース Data Guard 構成には 1 個の本番データベースが含まれています これはプライマリ データベースとも呼ばれ プライマリ ロールで機能します アプリケーションは主としてこのデータベースにアクセスします プライマリ データベースは シングル インスタンスの Oracle データベースまたは Oracle Real Application Clusters データベースのいずれかです スタンバイ データベース スタンバイ データベースは プライマリ データベースのトランザクション一貫性のあるコピーです プライマリ データベースのバックアップ コピーを使用すると 最大 9 個のスタンバイ データベースを作成して Data Guard 構成に組み込むことができます スタンバイ データベースが作成されると Data Guard では プライマリ データベースからスタンバイ データベースに REDO データを転送し スタンバイ データベースに REDO を適用することによって 各スタンバイ データベースを自動的にメンテナンスします プライマリ データベースと同様 スタンバイ データベースは シングル インスタンスの Oracle データベースまたは Oracle Real Application Clusters データベースのいずれかです スタンバイ データベースは 次のフィジカル スタンバイ データベースまたはロジカル スタンバイ データベースのいずれかです フィジカル スタンバイ データベースプライマリ データベースと物理的に同一になるようコピーしたものです ディスク上のデータベース構造は ブロック単位でプライマリ データベースと同一です 索引などのデータベース スキーマも同一です フィジカル スタンバイ データベースでは プライマリ データベースから受信した REDO データをリカバリし REDO をフィジカル スタンバイ データベースに適用する Redo Apply によって プライマリ データベースとの同期を維持します フィジカル スタンバイ データベースは 限られた基準で障害時リカバリ以外のビジネス用途にも使用できます ロジカル スタンバイ データベース本番データベースと同じ論理情報が格納されますが データの物理的な構成と構造は異なる場合があります ロジカル スタンバイ データベースでは プライマリ データベースから受信した REDO データを SQL 文に変換し スタンバイ データベースでその SQL 文を実行する SQL Apply によって プライマリ データベースとの同期を維持します ロジカル スタンバイ データベースは 障害時リカバリ要件に加えて その他のビジネス用途にも使用できます このため ロジカル スタンバイ データベースには 問合せやレポート生成の目的でいつでもアクセスできます また ロジカル スタンバイ データベースを使用すると ほとんどの場合 データベースを停止することなく Oracle Database ソフトウェアやパッチ セットをアップグレードできます つまり ロジカル スタンバイ データベースは データ保護 レポート生成およびデータベースのアップグレードに同時に使用できます 1-2 Oracle Data Guard 概要および管理

35 Data Guard サービス 構成例 図 1-1 は REDO データをスタンバイ データベースに転送するプライマリ データベースが含まれている一般的な Data Guard 構成を示しています スタンバイ データベースは 障害時リカバリ操作とバックアップ操作に備えて プライマリ データベースから離れた位置に配置されます スタンバイ データベースはプライマリ データベースと同じ位置にも構成できます ただし 障害時リカバリに使用する場合は スタンバイ データベースを離れた位置に構成することをお薦めします 図 1-1 に 一般的な Data Guard 構成例を示します この構成では REDO はスタンバイ REDO ログ ファイルからスタンバイ データベースに適用されます 図 1-1 一般的な Data Guard 構成 1.2 Data Guard サービス 次の各項では Data Guard による REDO データの転送 REDO データの適用およびデータベース ロールの変更の管理方法について説明します REDO 転送サービス 本番データベースから 1 つ以上のアーカイブ先に対する REDO データの自動転送を制御します ログ適用サービス REDO データをスタンバイ データベースに適用し プライマリ データベースとのトランザクションの同期を維持します REDO データは アーカイブ REDO ログ ファイルから適用できます また リアルタイム適用が可能な場合は スタンバイ データベースで最初に REDO データをアーカイブしなくても いっぱいになったときにスタンバイ REDO ログ ファイルから直接適用することもできます ロールの推移 データベースのロールを スイッチオーバー操作またはフェイルオーバー操作を使用して スタンバイ データベースからプライマリ データベースに またはプライマリ データベースからスタンバイ データベースに変更します Oracle Data Guard の概要 1-3

36 Data Guard サービス REDO 転送サービス ログ適用サービス REDO 転送サービスは 本番データベースから 1 つ以上のアーカイブ先に対する REDO データの自動転送を制御します REDO 転送サービスでは 次のタスクを実行します REDO データを構成内のプライマリ システムからスタンバイ システムに転送します ネットワーク障害により発生したアーカイブ REDO ログ ファイル内のギャップを解決するプロセスを管理します データベース保護モード (1.4 項を参照 ) を施行します スタンバイ システム上の欠落または破損しているアーカイブ REDO ログ ファイルを自動的に検出し プライマリ データベースまたは別のスタンバイ データベースからかわりのアーカイブ REDO ログ ファイルを自動的に取得します プライマリ データベースから転送された REDO データは スタンバイ システム上でスタンバイ REDO ログ ファイルに書き込まれ ( そのように構成されている場合 ) アーカイブ REDO ログ ファイルにアーカイブされます ログ適用サービスログ適用サービスは REDO データをスタンバイ データベースに自動的に適用し プライマリ データベースとの一貫性を維持します データを読取り専用にすることも可能です フィジカル スタンバイ データベースとロジカル スタンバイ データベースの主な相違点は ログ適用サービスによるアーカイブ REDO データの適用方法にあります フィジカル スタンバイ データベースの場合 Data Guard では REDO Apply テクノロジを使用します このテクノロジでは 図 1-2 に示すように Oracle データベースの標準リカバリ技法を使用して REDO データがスタンバイ データベースに適用されます 図 1-2 フィジカル スタンバイ データベースの自動更新 1-4 Oracle Data Guard 概要および管理

37 Data Guard サービス ロジカル スタンバイ データベースの場合 Data Guard では SQL Apply テクノロジを使用します このテクノロジでは 図 1-3 に示すように まず 受信した REDO データが SQL 文に変換されてから 生成された SQL 文がロジカル スタンバイ データベース上で実行されます 図 1-3 ロジカル スタンバイ データベースの自動更新 ロールの推移 Oracle データベースは プライマリ ロールまたはスタンバイ ロールのいずれかで実行されます Data Guard では スイッチオーバー操作またはフェイルオーバー操作のいずれかを使用してデータベースのロールを変更できます スイッチオーバーとは プライマリ データベースとそのスタンバイ データベースの 1 つとの間でロールを可逆的に推移させる操作です スイッチオーバーにより データ消失のない状態が保証されます この操作は通常 プライマリ システムの計画的なメンテナンスに対して実行します スイッチオーバー時には プライマリ データベースがスタンバイ ロールに あるいはスタンバイ データベースがプライマリ ロールに推移します 推移は いずれのデータベースも再作成せずに実行されます フェイルオーバーは プライマリ データベースが使用不可能な場合に発生します フェイルオーバーは プライマリ データベースで災害などの障害が起きたときのみに実行され スタンバイ データベースをプライマリ ロールに推移させます データベース管理者は データが消失しないように Data Guard を構成できます このマニュアルで説明しているロールの推移は SQL 文を使用して手動で行います また 1.3 項で説明しているように Oracle Data Guard Broker を使用してロールの推移を単純化させ Oracle Enterprise Manager または DGMGRL コマンドライン インタフェースを使用してフェイルオーバーを自動化することもできます Oracle Data Guard の概要 1-5

38 Data Guard Broker 1.3 Data Guard Broker Data Guard Broker は分散管理フレームワークで Data Guard 構成の作成 メンテナンスおよび監視を自動化します Oracle Enterprise Manager のグラフィカル ユーザー インタフェース (GUI) または Data Guard コマンドライン インタフェース (DGMGRL) を使用すると 次の操作が自動化および単純化されます REDO 転送サービスやログ適用サービスの設定など Data Guard 構成の作成と有効化 構成内の任意のシステムによる Data Guard 構成全体の管理 Real Application Clusters のプライマリ データベースまたはスタンバイ データベースが含まれる Data Guard 構成の管理と監視 Oracle Enterprise Manager での単一キー クリックまたは DGMGRL コマンドライン インタフェースでの単一コマンドを使用した起動によるスイッチオーバーまたはフェイルオーバーの単純化 プライマリ データベースが使用不可能になった場合に 自動的にフェイルオーバーを起動するための ファスト スタート フェイルオーバーの有効化 ファスト スタート フェイルオーバーが有効になると Data Guard Broker によりフェイルオーバーが必要かどうかが決定され 指定のターゲット スタンバイ データベースに対して自動的にフェイルオーバーが開始されます DBA による操作の必要はなく データの消失もありません さらに Oracle Enterprise Manager を使用すると 次の操作が自動化および単純化されます プライマリ データベースのバックアップ コピーからのフィジカル スタンバイ データベースまたはロジカル スタンバイ データベースの作成 Data Guard 構成への新規または既存のスタンバイ データベースの追加 ログ適用レートの監視 診断情報の獲得 および集中化した監視ツール テスト ツール パフォーマンス ツールなどを使用した問題の早期検出 関連項目 : 詳細は Oracle Data Guard Broker を参照してください Oracle Enterprise Manager の使用 Oracle Enterprise Manager( 以下 Enterprise Manager と呼びます ) は Data Guard 構成内のプライマリ データベースおよびスタンバイ データベースを表示 監視および管理するための Web ベースのインタフェースを提供します Enterprise Manager の使いやすいインタフェースと Broker による Data Guard 構成の集中化された管理および監視を組み合せることで 企業内の高可用性 サイト保護およびデータ保護を実現するための Data Guard ソリューションが強化されます Enterprise Manager セントラル コンソールから すべての管理操作をローカルまたはリモートで実行できます プライマリ データベースとスタンバイ データベース およびプライマリ インスタンスとスタンバイ インスタンスを含む Oracle データベースのホーム ページの表示 既存のスタンバイ データベースの作成または追加 インスタンスの開始および停止 インスタンスのパフォーマンスの監視 イベントの表示 ジョブのスケジュール バックアップ操作およびリカバリ操作の実行が可能です Oracle Data Guard Broker および Oracle Enterprise Manager のオンライン ヘルプを参照してください 1-6 Oracle Data Guard 概要および管理

39 Data Guard Broker 図 1-4 は Enterprise Manager の Data Guard 管理概要ページを示しています 図 1-4 Oracle Enterprise Manager の Data Guard 概要ページ Data Guard コマンドライン インタフェースの使用 Data Guard のコマンドライン インタフェース (DGMGRL) を使用すると DGMGRL プロンプトまたはスクリプト内から Data Guard 構成を制御および監視できます DGMGRL を使用すると 構成でデータベースを管理および監視するために必要なアクティビティのほとんどを実行できます DGMGRL のリファレンスの詳細と例は Oracle Data Guard Broker を参照してください Oracle Data Guard の概要 1-7

40 Data Guard 保護モード 1.4 Data Guard 保護モード 場合によっては データの消失が許されないビジネスがあります また データの消失よりデータベースの可用性のほうが重要な企業もあります アプリケーションの中には データベース パフォーマンスを最大化することが必要で 少量のデータの消失なら許容できるものがあります データ保護には 次の 3 つの異なるモードが用意されています 最大保護この保護モードは プライマリ データベースに障害が発生した場合でも データ消失がないことを保証します このレベルの保護を提供するには トランザクションがコミットされる前に 各トランザクションをリカバリするために必要な REDO データを 少なくとも 1 つのスタンバイ データベースにあるローカルのオンライン REDO ログおよびスタンバイ REDO ログに書き込む必要があります 障害によって 少なくとも 1 つのトランザクション一貫性のあるスタンバイ データベースのスタンバイ REDO ログに REDO ストリームを書込みできない場合は データ消失が発生しないようにプライマリ データベースが停止します 最大可用性この保護モードは プライマリ データベースの可用性を低下させない範囲で可能な最高レベルのデータ保護を提供します 最大保護モードと同様に トランザクションは そのトランザクションのリカバリに必要な REDO が ローカル オンライン REDO ログおよび少なくとも 1 つのトランザクション一貫性のあるスタンバイ データベースのスタンバイ REDO ログに書き込まれるまでコミットされません 障害によってリモート スタンバイ REDO ログに REDO ストリームを書込みできない場合 最大保護モードとは異なり プライマリ データベースは停止しません かわりに 障害が解決され REDO ログ ファイルのすべてのギャップが解決されるまで プライマリ データベースは最大パフォーマンス モードで動作します すべてのギャップが解決されると プライマリ データベースは 最大可用性モードでの動作を自動的に再開します このモードでは プライマリ データベースに障害が発生した場合 ただし 2 回目の障害でプライマリ データベースから少なくとも 1 つのスタンバイ データベースに REDO データの完全なセットが送信される場合にのみ データが消失しないことを保証します 最大パフォーマンスこの保護モード ( デフォルト ) は プライマリ データベースのパフォーマンスに影響しない範囲で可能な最高レベルのデータ保護を提供します これは トランザクションのリカバリに必要な REDO データがローカルのオンライン REDO ログに書き込まれた直後に そのトランザクションのコミットを許可することで実行されます プライマリ データベースの REDO データ ストリームは 少なくとも 1 つのスタンバイ データベースにも書き込まれますが その REDO ストリームは REDO データを作成するトランザクションについて非同期で書き込まれます 十分な帯域幅を持つネットワーク リンクが使用される場合 このモードは プライマリ データベースのパフォーマンスに対する影響を最小限にして 最大可用性モードのレベルに近いデータ保護レベルを提供します 最大保護モードおよび最大可用性モードでは 構成内の少なくとも 1 つのスタンバイ データベースに スタンバイ REDO ログ ファイルを構成する必要があります 3 つの保護モードはいずれも REDO データが少なくとも 1 つのスタンバイ データベースに送信されるよう LOG_ARCHIVE_DEST_n 初期化パラメータで特定のログ転送属性を指定する必要があります データ保護モードの詳細は 5.6 項を参照してください 1-8 Oracle Data Guard 概要および管理

41 Data Guard と補完テクノロジ 1.5 Data Guard と補完テクノロジ Oracle Database では Data Guard を補完する複数の固有のテクノロジを提供して ビジネスに不可欠なシステムが 1 つのソリューションのみを利用する場合に比べ はるかに高い可用性とデータ保護を実現しながら稼働できるようにします Oracle の高可用性テクノロジには 次のものがあります Oracle Real Application Clusters(RAC) RAC を使用すると インターコネクトによってリンクされた複数の独立型サーバーで Oracle データベースへのアクセスを共有し 障害の発生時に 高可用性 スケーラビリティおよび冗長性を実現できます RAC と Data Guard を一緒に使用すると システムレベル サイトレベルおよびデータレベルのそれぞれの保護にメリットがあるため データを消失することなく 高い可用性と障害時リカバリが実現します RAC は ノード障害やインスタンスのクラッシュなどの障害から迅速かつ自動的にリカバリすることで システムの障害に対処します また アプリケーションのスケーラビリティも改善されます Data Guard では トランザクション的に一貫性のある ディスクを共有しないプライマリ データベースとスタンバイ データベースを介して サイト内の問題やデータ保護に対処し サイトの障害やデータ破損からリカバリできるようにします ローカル サイトとリモート サイトの使用 ロジカル スタンバイ データベースとフィジカル スタンバイ データベースの組合せとノードの使用によって RAC および Data Guard を使用した様々なアーキテクチャを実現できます RAC および Data Guard の統合の詳細は 付録 D Data Guard および Real Application Clusters および Oracle Database 高可用性概要 を参照してください フラッシュバック データベース フラッシュバック データベース機能により 論理データの破損やユーザー エラーから迅速にリカバリできます 適切なときにフラッシュバックを許可することで 誤って変更または削除された可能性のある以前のバージョンのビジネス情報に再度アクセスできるようになります この機能により 次のことが実現します バックアップをリストアして エラーや破損が発生した時点までロールフォワード変更を行う必要がなくなります かわりに フラッシュバック データベースでは データファイルをリストアせずに 以前の時点まで Oracle データベースをロールバックできます REDO の適用を遅延してユーザー エラーや論理的な破損から保護するための 代替手段を提供します したがって スタンバイ データベースは プライマリ データベースとより密接に同期できるため フェイルオーバーおよびスイッチオーバーの回数が少なくなります フェイルオーバー後に 元のプライマリ データベースを完全に作成しなおす必要がなくなります 障害が発生したプライマリ データベースを フェイルオーバー前の時点にフラッシュ バックして 新しいプライマリ データベースのスタンバイ データベースになるように変換できます フラッシュバック データベースの詳細は Oracle Database バックアップおよびリカバリ アドバンスト ユーザーズ ガイド を REDO データの適用を遅延させる方法は 項を参照してください Oracle Data Guard の概要 1-9

42 Data Guard のメリットの要約 Recovery Manager(RMAN) Recovery Manager は データベース ファイルのバックアップ リストアおよびリカバリを単純化する Oracle ユーティリティです Data Guard と同様に Recovery Manager は Oracle データベースの機能の 1 つであるため 個別にインストールする必要はありません Data Guard と Recovery Manager は密接に統合されているため 次のことが実現されます Recovery Manager の DUPLICATE コマンドを使用して プライマリ データベースのバックアップからスタンバイ データベースを作成できます 本番データベースではなくフィジカル スタンバイ データベースからバックアップを取得して 本番データベースの負荷を軽減し スタンバイ サイトのシステム リソースを効率的に使用できます また フィジカル スタンバイ データベースが REDO を適用しているときに バックアップを取得することもできます バックアップの実行後 入力に使用されたアーカイブ REDO ログ ファイルを自動的に削除することで アーカイブ REDO ログ ファイルの管理を容易にします 付録 F Recovery Manager を使用したスタンバイ データベースの作成 および Oracle Database バックアップおよびリカバリ基礎 を参照してください 1.6 Data Guard のメリットの要約 Data Guard には次のようなメリットがあります 障害時リカバリ データ保護および高可用性 Data Guard は 効率のよい包括的な障害時リカバリおよび高可用性ソリューションを提供します 管理が容易なスイッチオーバー機能とフェイルオーバー機能を使用すると プライマリ データベースとスタンバイ データベース間でロールを可逆的に推移できるため 計画的および計画外の停止によるプライマリ データベースの停止時間が最小限になります 完全なデータ保護 Data Guard では 予期しない障害が発生した場合でもデータが消失しないことが保証されます スタンバイ データベースには データの破損やユーザーのミスに対する保護対策が用意されています プライマリ データベースの記憶域レベルの物理破損は スタンバイ データベースに伝播されません 同様に プライマリ データベースの完全な破損の原因となった論理的な破損やユーザーのミスも解決できます 最後に REDO データが スタンバイ データベースへの適用時に検証されます システム リソースの効率的な使用 プライマリ データベースから受信した REDO データで更新されたスタンバイ データベース表は バックアップ レポート生成 要約および問合せなどの他のタスクにも使用できます したがって これらのタスクの実行に必要なプライマリ データベースのワークロードを低減し 貴重な CPU と I/O のサイクルを節約できます ロジカル スタンバイ データベースを使用すると プライマリ データベースに基づいて更新されていないスキーマ内の各表で通常のデータ操作を実行できます ロジカル スタンバイ データベースは 表をプライマリ データベースから更新する間 オープン状態のままにしておくことができるため 表は読取り専用アクセスに同時に使用できます 最後に メンテナンスされている表に追加の索引やマテリアライズド ビューを作成することによって 問合せパフォーマンスを改善し 特定のビジネス要件を満たすことができます 可用性とパフォーマンス要件とのバランスを保つことができるデータ保護の柔軟性 Oracle Data Guard には 各企業がデータ可用性とシステム パフォーマンス要件とのバランスを保つことができるように 最大保護 最大可用性および最大パフォーマンスの 3 つのモードが用意されています 1-10 Oracle Data Guard 概要および管理

43 Data Guard のメリットの要約 ギャップの自動検出と自動解消 ネットワークの問題などで プライマリ データベースと 1 つ以上のスタンバイ データベースとの間の接続が失われた場合 プライマリ データベース上に生成される REDO データは 宛先のスタンバイ データベースに送信されません 接続が再度確立された時点で Data Guard によって 欠落しているアーカイブ REDO ログ ファイル ( ギャップと呼ばれます ) が自動的に検出され それらのファイルがスタンバイ データベースに自動的に転送されます スタンバイ データベースはプライマリ データベースと同期化されるため DBA による手動操作は不要です 集中化された単純な管理 Data Guard Broker は グラフィカル ユーザー インタフェースとコマンドライン インタフェースを提供し Data Guard 構成の複数のデータベース全体の管理タスクと操作タスクを自動化します また ブローカは 単一の Data Guard 構成内のすべてのシステムを監視します Oracle Database との統合 Data Guard では Oracle Database Enterprise Edition の機能の 1 つであるため 個別にインストールする必要はありません 自動ロールの推移 ファスト スタート フェイルオーバーが有効になると プライマリ サイトで障害が発生した場合 Data Guard Broker により DBA による操作の必要なしに同期化されたスタンバイ サイトにフェイルオーバーされます また アプリケーションにロールの推移が自動的に通知されます Oracle Data Guard の概要 1-11

44 Data Guard のメリットの要約 1-12 Oracle Data Guard 概要および管理

45 2 Data Guard スタート ガイド Data Guard 構成には 1 つのプライマリ データベースと それに対応付けられた最大 9 個のスタンバイ データベースが含まれます この章では Data Guard の使用を開始するための次の考慮事項について説明します スタンバイ データベースのタイプ Data Guard 構成の管理のためのユーザー インタフェース Data Guard の動作要件 スタンバイ データベースのディレクトリ構造に関する考慮事項 オンライン REDO ログ アーカイブ REDO ログおよびスタンバイ REDO ログ Data Guard スタート ガイド 2-1

46 スタンバイ データベースのタイプ 2.1 スタンバイ データベースのタイプ スタンバイ データベースは Oracle 本番データベースのトランザクション一貫性のあるコピーで 最初はプライマリ データベースのバックアップ コピーから作成されます スタンバイ データベースが作成および構成されると Data Guard は プライマリ データベースの REDO データをスタンバイ システムに転送し スタンバイ データベースに適用することによって スタンバイ データベースを自動的にメンテナンスします スタンバイ データベースには フィジカル スタンバイ データベースとロジカル スタンバイ データベースの 2 つのタイプがあります いずれのタイプのスタンバイ データベースも 必要に応じてプライマリ データベースのロールを引き継ぎ 本番処理を継続できます Data Guard 構成には フィジカル スタンバイ データベース ロジカル スタンバイ データベース または両方のタイプの組合せを含めることができます フィジカル スタンバイ データベース フィジカル スタンバイ データベースは プライマリ データベースと物理的に同一で ディスク上のデータベース構造は ブロック単位でプライマリ データベースと同一です 索引などのデータベース スキーマも同一です Data Guard では REDO Apply を実行することによって フィジカル スタンバイ データベースのメンテナンスが行われます リカバリが実行されていないときは フィジカル スタンバイ データベースを読取り専用モードでオープンでき フラッシュバック データベースが使用可能になっている場合は 一時的に読取り / 書込みモードでオープンできます REDO Apply フィジカル スタンバイ データベースは Oracle リカバリ メカニズムを使用して スタンバイ システムでアーカイブ REDO ログ ファイルの REDO データを適用するか またはスタンバイ REDO ログ ファイルを直接適用することによってメンテナンスされます リカバリ操作では データ ブロック アドレスを使用して REDO ブロック内の変更がデータ ブロックに適用されます REDO の適用中 データベースはオープンできません 読取り専用オープンフィジカル スタンバイ データベースは読取り専用モードでオープンできるため データベース上で問合せを実行できます 読取り専用モードでオープンしている間 スタンバイ データベースは REDO データの受信を継続できますが ログ ファイルからの REDO データの適用は データベースで REDO Apply が再開されるまで遅延されます フィジカル スタンバイ データベースでは REDO Apply と読取り専用モードのオープンを同時に実行することはできませんが これらの操作を切り替えることはできます たとえば REDO Apply を実行し 次にアプリケーションでレポートが実行できるようにデータベースを読取り専用モードでオープンした後 データベースを元に戻して REDO Apply を実行し 未処理のアーカイブ REDO ログ ファイルを適用できます このサイクルを繰り返し REDO Apply と読取り専用操作を適宜実行できます フィジカル スタンバイ データベースをバックアップの実行に使用できます さらに フィジカル スタンバイ データベースは アーカイブ REDO ログ ファイルまたはスタンバイ REDO ログ ファイルがその時点で適用されない場合でも REDO データの受信を継続します 読取り / 書込み用オープン フィジカル スタンバイ データベースは クローン データベースの作成やレポートの読取り / 書込みなどの目的で読取り / 書込みアクセス用にオープンすることもできます 読取り / 書込みモードでオープンされている間は スタンバイ データベースはプライマリ データベースから REDO データを受信せず 障害時保護を提供できません 2-2 Oracle Data Guard 概要および管理

47 スタンバイ データベースのタイプ フィジカル スタンバイ データベースを開発 レポートまたはテストのために読取り / 書込みモードで一時的にオープンしてから 過去の特定時点までフラッシュバックして元に戻すことができます データベースがフラッシュバックされると Data Guard では自動的にスタンバイ データベースをプライマリ データベースと同期化します プライマリ データベースのバックアップ コピーからフィジカル スタンバイ データベースを再作成する必要はありません 関連項目 : 使用例は 12.6 項を参照してください フィジカル スタンバイ データベースのメリットフィジカル スタンバイ データベースには次のメリットがあります 障害時リカバリと高可用性 フィジカル スタンバイ データベースによって 堅牢で効率的な障害時リカバリと可用性の高いソリューションを実現できます 管理が容易なスイッチオーバー機能とフェイルオーバー機能を使用すると プライマリ データベースとフィジカル スタンバイ データベース間でロールを可逆的に推移できるため 計画的および計画外の停止によるプライマリ データベースの停止時間が最小限になります データ保護 フィジカル スタンバイ データベースを使用することで 予期しない障害が発生した場合でもデータが消失しないことが保証されます フィジカル スタンバイ データベースでは プライマリ データベースでサポートされるすべてのデータ型 およびすべての DDL 操作と DML 操作がサポートされます また データの破損やユーザーのミスに対する保護対策も用意されています プライマリ データベースの記憶域レベルの物理破損は スタンバイ データベースに伝播されません 同様に プライマリ データベースの完全な破損の原因となった論理的な破損やユーザーのミスも解決できます 最後に REDO データが スタンバイ データベースへの適用時に検証されます プライマリ データベースのワークロードの低減 Oracle Recovery Manager は フィジカル スタンバイ データベースを使用してプライマリ データベースからバックアップをオフロードし 貴重な CPU と I/O のサイクルを節約できます フィジカル スタンバイ データベースを読取り専用モードでオープンすると レポート生成および問合せを実行することもできます パフォーマンス フィジカル スタンバイ データベースで使用される REDO Apply テクノロジは 低レベルのリカバリ メカニズムを使用して変更を適用します このメカニズムは SQL レベルのコード レイヤーをすべてバイパスするため 大量の REDO データの適用に関しては最も効率的です Data Guard スタート ガイド 2-3

48 スタンバイ データベースのタイプ ロジカル スタンバイ データベース ロジカル スタンバイ データベースは 最初はプライマリ データベースと同じ内容のコピーで作成されますが 後で異なる構造に変更できます ロジカル スタンバイ データベースは SQL 文を実行して更新されます これにより ユーザーは問合せとレポート生成の目的で スタンバイ データベースにいつでもアクセスできます このように ロジカル スタンバイ データベースは データ保護操作とレポート生成操作に同時に使用できます Data Guard は ログ ファイルのデータを SQL 文に変換し ロジカル スタンバイ データベースでその SQL 文を実行することによって アーカイブ REDO ログ ファイルまたはスタンバイ REDO ログ ファイルの情報をロジカル スタンバイ データベースに自動的に適用します ロジカル スタンバイ データベースは SQL 文を使用して更新されるため オープン状態のままであることが必要です ロジカル スタンバイ データベースは読取り / 書込みモードでオープンされますが 再生成された SQL に対するターゲット表は 読取り専用操作用にのみ使用可能です 更新中 これらの表は レポート生成 要約 問合せなどの他のタスクで同時に使用できます さらに これらのタスクは メンテナンスされている表に追加の索引やマテリアライズド ビューを作成することによって最適化できます ロジカル スタンバイ データベースには データ型 表のタイプおよび DDL 操作や DML 操作のタイプに関していくつかの制限があります サポートされないデータ型および表の記憶域属性は 項で説明しています ロジカル スタンバイ データベースのメリットロジカル スタンバイ データベースには フィジカル スタンバイ データベースと同様の障害時リカバリ 高可用性およびデータ保護のメリットがあります その他に 次のメリットもあります スタンバイ ハードウェア資源の効率的な使用 ロジカル スタンバイ データベースは 障害時リカバリ要件に加えて その他のビジネス用途にも使用できます Data Guard 構成内で保護されているデータベース スキーマ以外に別のデータベース スキーマをホスティングできるため ユーザーは これらのスキーマ上で通常の DDL 操作または DML 操作をいつでも実行できます Data Guard で保護されているロジカル スタンバイ表は プライマリ データベースとは異なる物理的なレイアウトで格納できるため 追加の索引やマテリアライズド ビューを作成して 問合せのパフォーマンスを改善したり 特定のビジネス要件にあわせることができます プライマリ データベースのワークロードの低減 ロジカル スタンバイ データベースは その表をプライマリ データベースから更新するとき オープン状態のままにしておくことができるため これらの表は読取りアクセスに同時に使用できます このことによって ロジカル スタンバイ データベースは 問合せ 要約およびレポート生成の各アクティビティを実行する際の優れたデータベースとなり これらのタスクからプライマリ データベースがオフロードされ 貴重な CPU と I/O のサイクルが節約されます 2-4 Oracle Data Guard 概要および管理

Slide 1

Slide 1 Oracle Data Guard の構築とフェイルオーバー実行例 日本オラクル株式会社 以下の事項は 弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです また 情報提供を唯一の目的とするものであり いかなる契約にも組み込むことはできません 以下の事項は マテリアルやコード 機能を提供することをコミットメント ( 確約 ) するものではないため 購買決定を行う際の判断材料になさらないで下さい

More information

Oracle Enterprise Managerシステム監視プラグイン・インストレーション・ガイドfor Juniper Networks NetScreen Firewall, 10gリリース2(10.2)

Oracle Enterprise Managerシステム監視プラグイン・インストレーション・ガイドfor Juniper Networks NetScreen Firewall, 10gリリース2(10.2) Oracle Enterprise Manager システム監視プラグイン インストレーション ガイド for Juniper Networks NetScreen Firewall 10g リリース 2(10.2) 部品番号 : B28468-01 原典情報 : B28041-01 Oracle Enterprise Manager System Monitoring Plug-in Installation

More information

MAA/Data Guard 10g Release 2セットアップ・ガイド – RACプライマリのためのRACロジカル・スタンバイ作成

MAA/Data Guard 10g Release 2セットアップ・ガイド – RACプライマリのためのRACロジカル・スタンバイ作成 MAA/Data Guard 10g Release 2 セットアップ ガイド - RAC プライマリのための RAC ロジカル スタンバイ作成 Oracle ホワイト ペーパー 2006 年 5 月 Maximum Availability Architecture Oracle Best Practices For High Availability MAA/Data Guard 10g Release

More information

Oracle Records Manager Corporate Editionリリース・ノート, 10gリリース3( )

Oracle Records Manager Corporate Editionリリース・ノート, 10gリリース3( ) Oracle Records Manager Corporate Edition リリース ノート 10g リリース 3(10.1.3.3.2) 部品番号 : E06034-01 原典情報 : Oracle Records Manager Corporate Edition Release Notes, 10g Release 3 (10.1.3.3.2) 2008 年 1 月 このリリース ノートでは

More information

第 3 章 メディア障害とバックアップ リカバリ この章では メディア障害の発生に備えたバックアップ方法と 障害時の基本的なリカバリ方法につい て説明します 1. メディア リカバリ概要 2. ファイルの多重化 3. アーカイブ モードの設定 4. バックアップ概要 5. 一貫性バックアップ ( オ

第 3 章 メディア障害とバックアップ リカバリ この章では メディア障害の発生に備えたバックアップ方法と 障害時の基本的なリカバリ方法につい て説明します 1. メディア リカバリ概要 2. ファイルの多重化 3. アーカイブ モードの設定 4. バックアップ概要 5. 一貫性バックアップ ( オ はじめに コース概要と目的 データベースのバックアップの取得方法 障害発生時のリカバリ方法について習得します 受講対象者 データベース管理者の方 前提条件 データベース アーキテクチャ および データベース マネジメント コースを受講された方 または 同等の知識をお持ちの方 テキスト内の記述について 構文 [ ] 省略可能 { A B } A または B のどちらかを選択 n _ 数値の指定 デフォルト値

More information

スイッチオーバーとフェイルオーバーのベスト・プラクティス Oracle Data Guard 10g Release 2

スイッチオーバーとフェイルオーバーのベスト・プラクティス Oracle Data Guard 10g Release 2 スイッチオーバーとフェイルオーバーのベスト プラクティス :Oracle Data Guard 10g Release 2 Oracle の最大可用性アーキテクチャのホワイト ペーパー 2007 年 1 月 Maximum Availability Architecture Oracle Best Practices For High Availability スイッチオーバーとフェイルオーバーのベスト

More information

Oracle Data Pumpのパラレル機能

Oracle Data Pumpのパラレル機能 Oracle Data Pump のパラレル機能 Carol Palmer オラクル社 Principal Product Manager はじめに Oracle Database 10g 上の Oracle Data Pump により 異なるデータベース間のデータとメタデータを高速で移動できます Data Pump の最も便利な機能の 1 つは エクスポート ジョブとインポート ジョブをパラレルに実行しパフォーマンスを高める機能です

More information

Oracle Un お問合せ : Oracle Data Integrator 11g: データ統合設定と管理 期間 ( 標準日数 ):5 コースの概要 Oracle Data Integratorは すべてのデータ統合要件 ( 大量の高パフォーマンス バッチ ローブンの統合プロセスおよ

Oracle Un お問合せ : Oracle Data Integrator 11g: データ統合設定と管理 期間 ( 標準日数 ):5 コースの概要 Oracle Data Integratorは すべてのデータ統合要件 ( 大量の高パフォーマンス バッチ ローブンの統合プロセスおよ Oracle Un お問合せ : 0120- Oracle Data Integrator 11g: データ統合設定と管理 期間 ( 標準日数 ):5 コースの概要 Oracle Data Integratorは すべてのデータ統合要件 ( 大量の高パフォーマンス バッチ ローブンの統合プロセスおよびSOA 対応データ サービスへ ) を網羅する総合的なデータ統合プラットフォームです Oracle

More information

使用する前に

使用する前に この章では Cisco Secure ACS リリース 5.5 以降から Cisco ISE リリース 2.4 システムへのデー タ移行に使用される Cisco Secure ACS to Cisco ISE Migration Tool について説明します 移行の概要 1 ページ Cisco Secure ACS から データ移行 1 ページ Cisco Secure ACS to Cisco ISE

More information

Oracle Real Application Clusters 10g: 第4世代

Oracle Real Application Clusters 10g: 第4世代 Oracle Real Application Clusters 10g: Angelo Pruscino, Oracle Gordon Smith, Oracle Oracle Real Application Clusters RAC 10g Oracle RAC 10g Oracle Database 10g Oracle RAC 10g 4 Oracle Database 10g Oracle

More information

ORACLE TUNING PACK 11G

ORACLE TUNING PACK 11G 注 : 本書は情報提供のみを目的としています 下記の事項は マテリアルやコード 機能の提供を確約するものではなく また 購買を決定する際の判断材料とはなりえません 本書に記載されている機能の開発 リリースおよび時期については 弊社の裁量により決定いたします ORACLE TUNING PACK 11G 主な機能 SQL Tuning Advisor Automatic SQL Tuning Advisor

More information

Oracle Database 10gのOracle Data Guard

Oracle Database 10gのOracle Data Guard Oracle Database 10g Oracle Data Guard 2004 Oracle Data Guard... 3... 3... 3 Oracle Data Guard... 4 Oracle Data Guard... 4 Oracle Data Guard... 4 Oracle Data Guard... 5 Oracle Data Guard... 6 Oracle Data

More information

Oracle Database 11g Oracle Real Application Testing

Oracle Database 11g Oracle Real Application Testing Oracle Database 11g Real Application Testing 1 2 Oracle Real Application Testing 価値 テクノロジの迅速な導入 テスト品質の向上 ビジネス上の利点 低コスト 低リスク テスト 変更 修正 配置 機動的なビジネスのためのソリューション 3 Database Replay 4 Database Replay の必要性 ビジネスに相応しい価値を付加する新しいテクノロジの導入

More information

Veritas System Recovery 16 Management Solution Readme

Veritas System Recovery 16 Management Solution Readme Veritas System Recovery 16 Management Solution Readme この README について Veritas System Recovery 16 のソフトウェア配信ポリシーのシステム要件 Veritas System Recovery 16 Management Solution のシステム要件 Veritas System Recovery 16 Management

More information

第 7 章 ユーザー データ用表領域の管理 この章では 表や索引を格納するユーザー データ用表領域の作成や 作成後のメンテナンスに ついて解説します 1. ユーザー データ用表領域の管理概要 2. ユーザー データ用表領域作成時の考慮事項 3. ユーザー データ用表領域の作成 4. ユーザー データ

第 7 章 ユーザー データ用表領域の管理 この章では 表や索引を格納するユーザー データ用表領域の作成や 作成後のメンテナンスに ついて解説します 1. ユーザー データ用表領域の管理概要 2. ユーザー データ用表領域作成時の考慮事項 3. ユーザー データ用表領域の作成 4. ユーザー データ はじめに コース概要と目的 効率良く Oracle データベースを使用するための運用管理について 管理タスクを行う上での考慮事項や注意 点を実習を通して習得します 受講対象者 データベース管理者 前提条件 データベース アーキテクチャ コースを受講された方 もしくは Oracle システム構成とデータベース構 造に関する知識をお持ちの方 テキスト内の記述について 構文 [ ] 省略可能 { A B

More information

ファスト・スタート・フェイルオーバーのベスト・プラクティス:Oracle Data Guard 10g Release 2

ファスト・スタート・フェイルオーバーのベスト・プラクティス:Oracle Data Guard 10g Release 2 ファスト スタート フェイルオーバーのベスト プラクティス :Oracle Data Guard 10g Release 2 Oracle Maximum Availability Architecture ホワイト ペーパー 2007 年 1 月 Maximum Availability Architecture Oracle Best Practices for High Availability

More information

I

I I II III IV V VI VII VIII IX X XI XII XIII XIV XV XVI XVII XVIII XIX XX XXI XXII XXIII XXIV XXV XXVI XXVII XXVIII 1 1. 2 3 2. 4 1 5 6 7 8 9 10 1 2 3 11 3. 12 13 14 1 2 3 15 4 5 16 1 2 3 17 4 18 4. 1 2

More information

Calpont InfiniDBマルチUM同期ガイド

Calpont InfiniDBマルチUM同期ガイド Calpont InfiniDB マルチ UM 同期ガイド Release 3.5.1 Document Version 3.5.1-1 December 2012 2801 Network Blvd., Suite 220 : Frisco, Texas 75034 : 972.999.1355 info@calpont.com : www.calpont.com Copyright 2012 Calpont

More information

今さら聞けない!? Oracle入門 ~後編~

今さら聞けない!? Oracle入門 ~後編~ Oracle Direct Seminar 今さら聞けない!? Oracle 入門 ~ 後編 ~ 日本オラクル株式会社 Agenda 1. Oracle の基本動作 2. Oracle のファイル群 3. Oracle のプロセス群と専用メモリ領域. データベース内部動作 今さら聞けない!? オラクル入門 ~ 後編 ~. データベース内部動作 検索時の動作更新時の動作バックアップについて

More information

ワークスペースの管理 for Oracle Planning and Budgeting Cloud Service

ワークスペースの管理 for Oracle Planning and Budgeting Cloud Service Oracle Cloud Administering Workspace for Oracle Planning and Budgeting Cloud Service 2015 年 9 月 コピーライト Administering Workspace for Oracle Planning and Budgeting Cloud Service Copyright 1989, Oracle and/or

More information

Oracle Data Guard 11g 次世代のデータ保護と可用性

Oracle Data Guard 11g 次世代のデータ保護と可用性 Oracle Data Guard 11g 次世代のデータ保護と可用性 Oracle テクニカル ホワイト ペーパー 2007 年 5 月 ご注意 本書は オラクルの一般的な製品の方向性を示すことが目的です また 情報提供を唯一の目的とするものであり いかなる契約にも組み込むことはできません 下記の事項は マテリアルやコード 機能の提供を確約するものではなく また 購買を決定する際の判断材料とはなりえません

More information

Oracle Web CacheによるOracle WebCenter Spacesパフォーマンスの向上

Oracle Web CacheによるOracle WebCenter Spacesパフォーマンスの向上 Oracle ホワイト ペーパー 2010 年 2 月 Oracle Web Cache による Oracle WebCenter Spaces パフォーマンスの向上 免責事項 以下の事項は 弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです また 情報提供を唯一の目的とするものであり いかなる契約にも組み込むことはできません 以下の事項は マテリアルやコード 機能を提供することをコミットメント

More information

Oracle Data Pumpのパラレル機能

Oracle Data Pumpのパラレル機能 Oracle ホワイト ペーパー 2009 年 2 月 Oracle Data Pump のパラレル機能 はじめに Oracle Database 10gから使用できるようになったOracle Data Pumpは データベース間でのデータおよびメタデータの高速移動を実現します Data Pumpが提供するもっとも実用的な機能の1つに エクスポート ジョブとインポート ジョブのパフォーマンスの最大化を目的としたパラレル化機能があります

More information

InfiniDB最小推奨仕様ガイド

InfiniDB最小推奨仕様ガイド 最小推奨仕様ガイド Release 4.0 Document Version 4.0-1 www.calpont.com 1 InfiniDB 最小推奨仕様ガイド 2013 年 10 月 Copyright 本書に記載された InfiniDB Calpont InfiniDB ロゴおよびその他のすべての製品またはサービスの名称またはスローガンは Calpont およびそのサプライヤまたはライセンサの商標であり

More information

Oracle Database 10gにおけるOracle Data GuardでのRecovery Managerの使用

Oracle Database 10gにおけるOracle Data GuardでのRecovery Managerの使用 Oracle Database 10g における Oracle Data Guard での Recovery Manager の使用 オラクル ホワイト ペーパー 2005 年 9 月 Oracle Database 10g における Oracle Data Guard での Recovery Manager の使用 概要... 3 はじめに... 4 セットアップの前提条件... 5 構成設定と注意事項...

More information

Oracle Warehouse Builder: 製品ロードマップ

Oracle Warehouse Builder: 製品ロードマップ Oracle Warehouse Builder: 製品ロードマップ Oracle ホワイト ペーパー 2006 年 10 月 Oracle Warehouse Builder: 製品ロードマップ はじめに Oracle Warehouse Builder(OWB) は オラクルの代表的な ETL ソリューションで Oracle データベースのユーザーを対象に 世界中の何千ものサイトで利用されています

More information

Oracle Enterprise Manager 10g System Monitoring Plug-In for IBM WebSphere Application Server

Oracle Enterprise Manager 10g System Monitoring Plug-In for IBM WebSphere Application Server Oracle Enterprise Manager 10g System Monitoring Plug-In for IBM WebSphere Application Server Oracle System Monitoring Plug-In for IBM WebSphere Application Server のと アプリケーション パフォーマンス管理 エンドユーザーのパフォーマンス監視

More information

Oracle Database 10g Release 2:Maximum Availability Architectureへのロードマップ

Oracle Database 10g Release 2:Maximum Availability Architectureへのロードマップ Oracle Database 10g Release 2: Maximum Availability Architecture へのロードマップ Oracle Maximum Availability Architecture ホワイト ペーパー 2006 年 4 月 Maximum Availability Architecture 高可用性の Oracle ベスト プラクティス Oracle

More information

Microsoft Windows向けOracle Database 12cでのOracleホーム・ユーザーの導入

Microsoft Windows向けOracle Database 12cでのOracleホーム・ユーザーの導入 Oracle ホワイト ペーパー 2013 年 7 月 Microsoft Windows 向け Oracle Database 12c での Oracle ホーム ユーザーの導入 はじめに Oracle Database 12c Release 1(12.1) 以降では Microsoft Windows 上のOracle Databaseで インストール時に指定したOracleホーム ユーザーの使用がサポートされています

More information

ORACLE PARTITIONING

ORACLE PARTITIONING 注 : 本書は情報提供のみを目的としています 下記の事項は マテリアルやコード 機能の提供を確約するものではな く また 購買を決定する際の判断材料とはなりえません 本書に記載されている機能の開発 リリースおよび時期に ついては 弊社の裁量により決定いたします ORACLE PARTITIONING Oracle Partitioning 第 8 世代の実績のある機能 市場で広範に利用されるもっとも包括的な製品

More information

Oracle Cloud Adapter for Oracle RightNow Cloud Service

Oracle Cloud Adapter for Oracle RightNow Cloud Service Oracle Cloud Adapter for Oracle RightNow Cloud Service Oracle Cloud Adapter for Oracle RightNow Cloud Service を使用すると RightNow Cloud Service をシームレスに接続および統合できるため Service Cloud プラットフォームを拡張して信頼性のある優れたカスタマ

More information

富士通Interstage Application Server V10でのOracle Business Intelligence の動作検証

富士通Interstage Application Server V10でのOracle Business Intelligence の動作検証 富士通 Interstage Application Server V10 での Oracle Business Intelligence の動作検証 Fujitsu Oracle ホワイト ペーパー 2011 年 11 月 富士通 Interstage Application Server V10 での Oracle Business Intelligence の動作検証 1. はじめに 日本オラクル株式会社と富士通株式会社は

More information

Scripting Tools for Windows PowerShell リリースノート

Scripting Tools for Windows PowerShell リリースノート Scripting Tools for Windows PowerShell リリースノート BIOS コマンドレット v1.0.0.1 部品番号 : 823062-192 2016 年 4 月第 1 版 Copyright 2015-2016 Hewlett Packard Enterprise Development LP. 本書の内容は 将来予告なしに変更されることがあります Hewlett

More information

Oracle SQL Developer Data Modeler

Oracle SQL Developer Data Modeler Oracle SQL Developer Data Modeler テクニカル レビュー - 2009 年 6 月 アジェンダ テクニカル レビューおよび機能レビュー 開発者の生産性に重点 Oracle SQL Developer Data Modeler の概要 対象 テクノロジー 機能のレビュー パッケージの更新 Oracle SQL Developer

More information

(Veritas\231 System Recovery 16 Monitor Readme)

(Veritas\231 System Recovery 16 Monitor Readme) Veritas System Recovery 16 Monitor Readme この README について Veritas System Recovery 16 Monitor でサポートされなくなった機能 Veritas System Recovery 16 Monitor について システムの必要条件 ホストコンピュータの前提条件 クライアントコンピュータの前提条件 Veritas System

More information

自己管理型データベース: 自動SGAメモリー管理

自己管理型データベース: 自動SGAメモリー管理 自己管理型データベース : 自動 SGA メモリー管理 オラクル ホワイト ペーパー 2004 年 8 月 自己管理型データベース : 自動 SGA メモリー管理 概要... 3 現在の課題... 3 自動共有メモリー管理の導入... 4 SGA_TARGET パラメータ... 4 SGA コンポーネントの自動管理... 4 手動でサイズを指定する SGA コンポーネント... 6 利点... 7

More information

Oracle Active Data Guard

Oracle Active Data Guard Oracle Active Data Guard リアルタイム データ保護と可用性 Oracle ホワイト ペーパー 2015 年 10 月 目次 概要... 1 Oracle Active Data Guard 概要... 2 Oracle Data Guard によるスタンバイ データベースの同期... 3 転送サービス... 3 REDO Apply サービス... 6 Oracle データの継続的な検証...

More information

Oracle Enterprise Linux 5における認証

Oracle Enterprise Linux 5における認証 Oracle Enterprise Linux 5 における認証 ORACLE Oracle Enterprise Linux 5 Oracle Enterprise Linux 5 は Red Hat Enterprise Linux 5 と完全互換 ( ソース バイナリとも ) Oracle Enterprise Linux 5 は完全 kabi 準拠 オープン ソースとしてご利用いただける Oracle

More information

Oracle Databaseバックアップおよびリカバリ基礎, 10gリリース2(10.2)

Oracle Databaseバックアップおよびリカバリ基礎, 10gリリース2(10.2) Oracle Database バックアップおよびリカバリ基礎 10g リリース 2(10.2) 部品番号 : B19193-02 2006 年 3 月 Oracle データベースのバックアップおよびリカバリの基礎について 一般的なバックアップ タスクおよびリカバリ タスクで Recovery Manager を使用する場合を重点的に説明します Oracle Database バックアップおよびリカバリ基礎,

More information

Oracle Database 11g High Availability

Oracle Database 11g High Availability Oracle Database 11g High Availability Oracle ホワイト ペーパー 2007 年 6 月 ご注意本書は オラクルの一般的な製品の方向性を示すことが目的です また 情報提供を唯一の目的とするものであり いかなる契約にも組み込むことはできません 下記の事項は マテリアルやコード 機能の提供を確約するものではなく また 購買を決定する際の判断材料とはなりえません

More information

今さら聞けない!? Oracle入門 ~前編~

今さら聞けない!? Oracle入門 ~前編~ Oracle Direct Seminar 今さら聞けない!? Oracle 入門 ~ 前編 ~ 日本オラクル株式会社 Agenda 1. Oracle の基本動作 2. Oracle のファイル群 3. Oracle のプロセス群と専用メモリ領域 4. データベース内部動作 今さら聞けない!? オラクル入門 ~ 後編 ~ 4. データベース内部動作

More information

CLUSTERPRO MC ProcessSaver 2.3 for Windows 導入ガイド 第 5 版 2018 年 6 月 日本電気株式会社

CLUSTERPRO MC ProcessSaver 2.3 for Windows 導入ガイド 第 5 版 2018 年 6 月 日本電気株式会社 CLUSTERPRO MC ProcessSaver 2.3 for Windows 導入ガイド 第 5 版 2018 年 6 月 日本電気株式会社 目次 はじめに 本製品のねらい こんな障害が発生したら 導入効果 適用例 1 適用例 2 ProcessSaver 機能紹介 ProcessSaver とは? 消滅監視の概要 運用管理製品との連携 システム要件 製品価格 保守 / サービス関連情報 商標

More information

CLUSTERPRO MC ProcessSaver 1.2 for Windows 導入ガイド 第 4 版 2014 年 3 月 日本電気株式会社

CLUSTERPRO MC ProcessSaver 1.2 for Windows 導入ガイド 第 4 版 2014 年 3 月 日本電気株式会社 CLUSTERPRO MC ProcessSaver 1.2 for Windows 導入ガイド 第 4 版 2014 年 3 月 日本電気株式会社 目次 はじめに 本製品のねらい こんな障害が発生したら 導入効果 適用例 1 適用例 2 ProcessSaver 機能紹介 ProcessSaver とは? 消滅監視の概要 運用管理製品との連携 システム要件 製品価格 保守 / サービス関連情報 購入時のご注意

More information

McAfee SaaS Protection 統合ガイド Microsoft Office 365 と Exchange Online の保護

McAfee SaaS  Protection 統合ガイド Microsoft Office 365 と Exchange Online の保護 統合ガイド改訂 G McAfee SaaS Email Protection Microsoft Office 365 と Exchange Online の保護 Microsoft Office 365 の設定 このガイドの説明に従って McAfee SaaS Email Protection を使用するように Microsoft Office 365 と Microsoft Exchange Online

More information

Veritas System Recovery 16 Management Solution Readme

Veritas System Recovery 16 Management Solution Readme Veritas System Recovery 16 Management Solution Readme この README について Veritas System Recovery 16 のソフトウェア配信ポリシーのシステム要件 Veritas System Recovery 16 Management Solution のシステム要件 Veritas System Recovery 16 Management

More information

Oracleライフサイクル管理ソリューション概要

Oracleライフサイクル管理ソリューション概要 ORACLE データベースのライフサイクル管理に EMC をお勧めする理由 要点 俊敏性 AppSyncは OracleとEMCのレプリケーションテクノロジーのベストプラクティスを製品内で統合することで DBAとストレージ管理者のサポート負担を減らし Oracleデータベースのクローン作成 保護 リカバリにかかる時間を短縮して DBAとストレージ管理者のために導入時間というボトルネックを軽減します

More information

Silk Central Connect 15.5 リリースノート

Silk Central Connect 15.5 リリースノート Silk Central Connect 15.5 リリースノート Micro Focus 575 Anton Blvd., Suite 510 Costa Mesa, CA 92626 Copyright Micro Focus 2014. All rights reserved. Silk Central Connect は Borland Software Corporation に由来する成果物を含んでいます,

More information

Oracle 入門 ~ 研修受講後のスキルアップサポート ~ 対応バージョン :Oracle 10gR1 ~ 12cR1 本資料は アシスト Oracle 研修をご受講いただいたお客様からのご質問や 研修ではご案内できなかった情報などを FAQ にまとめたものです 研修受講後のスキルアップの一助とし

Oracle 入門 ~ 研修受講後のスキルアップサポート ~ 対応バージョン :Oracle 10gR1 ~ 12cR1 本資料は アシスト Oracle 研修をご受講いただいたお客様からのご質問や 研修ではご案内できなかった情報などを FAQ にまとめたものです 研修受講後のスキルアップの一助とし Oracle 入門 ~ 研修受講後のスキルアップサポート ~ 対応バージョン :Oracle 10gR1 ~ 12cR1 本資料は アシスト Oracle 研修をご受講いただいたお客様からのご質問や 研修ではご案内できなかった情報などを FAQ にまとめたものです 研修受講後のスキルアップの一助として 是非お役立てください ご利用上の注意事項は最後のページにまとめられております ご確認のうえ ご利用ください

More information

Oracle Database 10g High Availability

Oracle Database 10g High Availability Oracle Database 10g High Availability オラクル ホワイト ペーパー 2004 年 4 月 Oracle Database 10g High Availability 概要 企業では その情報技術 (IT) インフラストラクチャを使用して競争力を高め 生産性を向上させ より多くの情報をユーザーに提供して 迅速な判断を可能にしています ただし これらの長所には そのインフラストラクチャへの依存度が高まるという短所も伴います

More information

Oracle Enterprise Manager System Monitoring Plug-inインストレーション・ガイドfor Microsoft SQL Server, リリース4( )およびリリース3( )

Oracle Enterprise Manager System Monitoring Plug-inインストレーション・ガイドfor Microsoft SQL Server, リリース4( )およびリリース3( ) Oracle Enterprise Manager System Monitoring Plug-in インストレーション ガイド for Microsoft SQL Server リリース 4(3.0.2.1.0) およびリリース 3(3.0.2.0.0) 部品番号 : E05532-01 原典情報 : B28049-05 Oracle Enterprise Manager System Monitoring

More information

Oracle Real Application Clusters 11g Microsoft SQL Server 2008との技術比較

Oracle Real Application Clusters 11g Microsoft SQL Server 2008との技術比較 Oracle Real Application Clusters 11g Microsoft SQL Server 2008 との技術比較 オラクル コンペティティブ ホワイト ペーパー 2008 年 5 月 Oracle Real Application Clusters 11g Microsoft SQL Server 2008 との技術比較 はじめに... 3 Oracle Real Application

More information

Microsoft Word - J-jdev_dba_db_developers.doc

Microsoft Word - J-jdev_dba_db_developers.doc Oracle JDeveloper 2006 1 : Oracle Oracle JDeveloper 2 Oracle JDeveloper :... 2... 4... 4... 4... 5... 6 SQL... 7... 8... 8 SQL... 10 PL/SQL... 11 PL/SQL... 11 Code Editor PL/SQL... 12 Navigator Structure...

More information

Microsoft Word - PDFHS _ doc

Microsoft Word - PDFHS _ doc HP Integrity サーバー + HP-UX 11i v3(11.31 ) Oracle DB 11g R1 構築手順 2. データベースの構築 2009/7 改訂版 目次 改訂箇所... 2 2 データベースの構築... 3 2.1 NETCA によるリスナーの設定... 4 2.2 DBCA を使用したデータベース作成... 13 2.3 Net Services を使用したデータベース接続確認...

More information

Oracle DatabaseとIPv6 Statement of Direction

Oracle DatabaseとIPv6 Statement of Direction Oracle ホワイト ペーパー 2017 年 10 月 Oracle Database と IPv6 Statement of Direction 免責事項 下記事項は 弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです また 情報提供を唯一の目的とするものであり いかなる契約にも組み込むことはできません マテリアルやコード 機能の提供をコミットメント ( 確約 ) するものではなく 購買を決定する際の判断材料になさらないで下さい

More information

How to Use the PowerPoint Template

How to Use the PowerPoint Template ORACLE MASTER Bronze Oracle Database 12c 試験対策ポイント解説セミナー Bronze DBA 12c 編 日本オラクル株式会社オラクルユニバーシティ 2018 年 6 月 Safe Harbor Statement The following is intended to outline our general product direction. It is

More information

Oracle Application Expressの機能の最大活用-インタラクティブ・レポート

Oracle Application Expressの機能の最大活用-インタラクティブ・レポート Oracle Application Express 4.0 を使用した データベース アプリケーションへのセキュリティの追加 Copyright(c) 2011, Oracle. All rights reserved. Copyright(c) 2011, Oracle. All rights reserved. 2 / 30 Oracle Application Express 4.0 を使用した

More information

Microsoft Word - nvsi_080188jp_r1_netvault_oracle_rac_backup_complemental_guide_j_174x217.doc

Microsoft Word - nvsi_080188jp_r1_netvault_oracle_rac_backup_complemental_guide_j_174x217.doc Oracle RAC 環境における NetVault Backup バックアップ & リストア補足資料 バックボーン ソフトウエア株式会社 Doc# NVSI-080188JP Copyrights 著作権 2009 BakBone Software Oracle RAC 環境における NetVault Backup バックアップ & リストア補足資料 Version 1.1 本ガイドは Oracle

More information

Statement of Direction: Oracle Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Discoverer

Statement of Direction: Oracle Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Discoverer はじめに Oracle Business Intelligence Discoverer(Oracle BI Discoverer) は 90 年代初めに開発されて以来 機能およびデプロイメント アーキテクチャが大幅に改善されました 使いやすい非定型問合せおよびレポート ツールを活用して 多数の顧客がより適切な意思決定を行っています この文書では オラクルの優れたビジネス インテリジェンス戦略の中で

More information

Oracle Databaseクイック・インストレーション・ガイド, 10gリリース2(10.2)for Microsoft Windows (32-bit)

Oracle Databaseクイック・インストレーション・ガイド, 10gリリース2(10.2)for Microsoft Windows (32-bit) Oracle Database クイック インストレーション ガイド 10g リリース 2(10.2)for Microsoft Windows (32-bit) 部品番号 : B50694-01 2008 年 8 月 このマニュアルでは 32 ビット Windows システムに Oracle Database Client 製品をすばやくインストールする方法を説明します 次の内容について説明します

More information

CLUSTERPRO MC StorageSaver for BootDisk 2.1 (for Windows) インストールガイド 2016(Mar) NEC Corporation はじめに 製品導入の事前準備 本製品のインストール 本製品の初期設定 本製品のアンインストール

CLUSTERPRO MC StorageSaver for BootDisk 2.1 (for Windows) インストールガイド 2016(Mar) NEC Corporation はじめに 製品導入の事前準備 本製品のインストール 本製品の初期設定 本製品のアンインストール CLUSTERPRO MC StorageSaver for BootDisk 2.1 (for Windows) インストールガイド 2016(Mar) NEC Corporation はじめに 製品導入の事前準備 本製品のインストール 本製品の初期設定 本製品のアンインストール 改版履歴 版数 改版 内容 1.0 2015.3 新規作成 2.0 2016.3 バージョンアップに伴い改版 i はしがき

More information

はじめに コース概要と目的 Oracle を使用した開発 管理を行う上でのファースト ステップとして リレーショナル データベース管理ソフトウェアである Oracle の役割 基本機能 基本アーキテクチャを幅広く理解することを目的としています 受講対象者 これから Oracle を使用する方 データ

はじめに コース概要と目的 Oracle を使用した開発 管理を行う上でのファースト ステップとして リレーショナル データベース管理ソフトウェアである Oracle の役割 基本機能 基本アーキテクチャを幅広く理解することを目的としています 受講対象者 これから Oracle を使用する方 データ はじめに コース概要と目的 Oracle を使用した開発 管理を行う上でのファースト ステップとして リレーショナル データベース管理ソフトウェアである Oracle の役割 基本機能 基本アーキテクチャを幅広く理解することを目的としています 受講対象者 これから Oracle を使用する方 データベース入門者の方 前提条件 コンピュータの基本操作 ( マウス操作やキーボード操作 ) と基本用語 (

More information

Copyright 2007, 2008 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Windows は米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です 本書の内容は 将来予告なしに変更されることがあります HP 製

Copyright 2007, 2008 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Windows は米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です 本書の内容は 将来予告なしに変更されることがあります HP 製 バックアップおよび復元ユーザガイド Copyright 2007, 2008 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Windows は米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です 本書の内容は 将来予告なしに変更されることがあります HP 製品およびサービスに対する保証は 当該製品およびサービスに付属の保証規定に明示的に記載されているものに限られます

More information

StorageTek Tape Analytics - セキュリティーガイド

StorageTek Tape Analytics - セキュリティーガイド StorageTek Tape Analytics セキュリティーガイドリリース 2.1 E60951-01 2015 年 1 月 StorageTek Tape Analytics セキュリティーガイド E60951-01 Copyright 2012, 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. このソフトウェアおよび関連ドキュメントの使用と開示は

More information

CLUSTERPRO MC RootDiskMonitor 1.0 for Windows インストールガイド 2013(Mar) NEC Corporation はじめに 製品導入の事前準備 本製品のインストール 本製品の初期設定 本製品のアンインストール

CLUSTERPRO MC RootDiskMonitor 1.0 for Windows インストールガイド 2013(Mar) NEC Corporation はじめに 製品導入の事前準備 本製品のインストール 本製品の初期設定 本製品のアンインストール CLUSTERPRO MC RootDiskMonitor 1.0 for Windows インストールガイド 2013(Mar) NEC Corporation はじめに 製品導入の事前準備 本製品のインストール 本製品の初期設定 本製品のアンインストール 改版履歴 版数 改版 内容 1.0 2012.9 新規作成 2.0 2013.3 FAQ 集 はじめての RootDiskMonitor テスト手順書

More information

EMC Data Domain Boost for Symantec NetBackup and NetBackup Storage Unit Group Failover

EMC Data Domain Boost for Symantec NetBackup and NetBackup Storage Unit Group Failover EMC Data Domain Boost for Symantec NetBackup と NetBackup ストレージ ユニット グループのフェイルオーバー機能 高度なテクノロジー 概要 バックアップの失敗または停止を伴うサービスの中断は バックアップ環境にとって好ましいものではありません 多くの商用バックアップ アプリケーションは サービスの中断に対処できるように設計されており ポリシー ベースのアルゴリズムを使用して自動的にフェイルオーバーを実行できます

More information

改版履歴 版数 改版日付 改版内容 /03/14 新規作成 2013/03まで製品サイトで公開していた WebSAM DeploymentManager Ver6.1 SQL Server 2012 製品版のデータベース構築手順書 ( 第 1 版 ) を本 書に統合しました 2

改版履歴 版数 改版日付 改版内容 /03/14 新規作成 2013/03まで製品サイトで公開していた WebSAM DeploymentManager Ver6.1 SQL Server 2012 製品版のデータベース構築手順書 ( 第 1 版 ) を本 書に統合しました 2 第 1 版 改版履歴 版数 改版日付 改版内容 1 2013/03/14 新規作成 2013/03まで製品サイトで公開していた WebSAM DeploymentManager Ver6.1 SQL Server 2012 製品版のデータベース構築手順書 ( 第 1 版 ) を本 書に統合しました 2 目次 1. 使用しているデータベース (DPMDBI インスタンス ) を SQL Server

More information

インテル(R) Visual Fortran コンパイラ 10.0

インテル(R) Visual Fortran コンパイラ 10.0 インテル (R) Visual Fortran コンパイラー 10.0 日本語版スペシャル エディション 入門ガイド 目次 概要インテル (R) Visual Fortran コンパイラーの設定はじめに検証用ソースファイル適切なインストールの確認コンパイラーの起動 ( コマンドライン ) コンパイル ( 最適化オプションなし ) 実行 / プログラムの検証コンパイル ( 最適化オプションあり ) 実行

More information

Copyright 2007, 2008 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Windows は米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です 本書の内容は 将来予告なしに変更されることがあります HP 製

Copyright 2007, 2008 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Windows は米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です 本書の内容は 将来予告なしに変更されることがあります HP 製 バックアップおよび復元ユーザガイド Copyright 2007, 2008 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Windows は米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です 本書の内容は 将来予告なしに変更されることがあります HP 製品およびサービスに対する保証は 当該製品およびサービスに付属の保証規定に明示的に記載されているものに限られます

More information

Polycom RealConnect for Microsoft Office 365

Polycom RealConnect for Microsoft Office 365 ユーザガイド Polycom RealConnect for Microsoft Office 365 1.0 4 月 2017 年 3725-06676-005 A Copyright 2017, Polycom, Inc. All rights reserved. 本書のいかなる部分も Polycom, Inc. の明示的な許可なしに いかなる目的でも 電子的または機械的などいかなる手段でも 複製

More information

VERITAS Backup Exec for Windows Servers Management Pack for Microsoft Operations Manager ガイド

VERITAS Backup Exec for Windows Servers Management Pack for Microsoft Operations Manager ガイド WHITE PAPER VERITAS TM Servers Microsoft Operations Manager 管理パックガイド VERITAS Servers Microsoft Operations Manager 管理パックガイド 目次 はじめに...3 Windows Servers - MOM 管理パックの展開...4 セットアップと環境構成...4 テクニカルリファレンス...4

More information

Oracle Real Application Clusters 11g Release 2 - Microsoft SQL Server 2008 との技術比較

Oracle Real Application Clusters 11g Release 2 - Microsoft SQL Server 2008 との技術比較 Oracle ホワイト ペーパー 2009 年 12 月 Oracle Real Application Clusters 11g Release 2 - Microsoft SQL Server 2008 との技術比較 はじめに... 1 Oracle Real Application Clusters アーキテクチャ... 2 Microsoft SQL Server 2008 のフェデレーテッド

More information

new_logo.eps

new_logo.eps Oracle Enterprise Manager 2.0.4 :A62835-1 Oracle Enterprise Manager 2.0.4 :A62835-1 1 :1999 4 1 :Oracle Enterprise Manager Installation, Release 2.0.4 :A67818-01 Copyright 1999, Oracle Corporation. All

More information

untitled

untitled Oracle Enterprise Repository IBM Rational ClearCase IBM Rational ClearQuest 10g 3 (10.3) 2008 10 Oracle Enterprise Repository IBM Rational ClearCase and IBM Rational ClearQuest Integration Guide, 10g Release

More information

Oracle Change Management Pack, Oracle Diagnostics Pack, Oracle Tuning Packインストレーション・ガイド リリース2.2

Oracle Change Management Pack, Oracle Diagnostics Pack, Oracle Tuning Packインストレーション・ガイド リリース2.2 Oracle Enterprise Manager Oracle Change Management Pack, Oracle Diagnostics Pack, Oracle Tuning Pack 2.2 2000 11 : J02263-01 Oracle Change Management Pack, Oracle Diagnostics Pack, Oracle Tuning Pack 2.2

More information

CLUSTERPRO MC StorageSaver for BootDisk 1.2 (for Windows) インストールガイド 2014(Mar) NEC Corporation はじめに 製品導入の事前準備 本製品のインストール 本製品の初期設定 本製品のアンインストール

CLUSTERPRO MC StorageSaver for BootDisk 1.2 (for Windows) インストールガイド 2014(Mar) NEC Corporation はじめに 製品導入の事前準備 本製品のインストール 本製品の初期設定 本製品のアンインストール CLUSTERPRO MC StorageSaver for BootDisk 1.2 (for Windows) インストールガイド 2014(Mar) NEC Corporation はじめに 製品導入の事前準備 本製品のインストール 本製品の初期設定 本製品のアンインストール 改版履歴 版数改版内容 1.0 2014.3 新規作成 i はしがき 本書は CLUSTERPRO MC StorageSaver

More information

Oracle ADF 11g入門

Oracle ADF 11g入門 Oracle ADF 11g 入門 Oracle Fusion Web アプリケーションの構成要素の概要 Oracle ホワイト ペーパー 2007 年 4 月 Oracle ADF 11g 入門 開発者ガイドは Oracle JDeveloper に付属されているので すぐに使用できます これらのガイドは Oracle JDeveloper のスタート ページまたはオンラインの Oracle Technology

More information

McAfee ENS 移行プロセス概要

McAfee ENS 移行プロセス概要 McAfee Endpoint Security (ENS) 移行プロセス概要 ENS へアップグレードするための全体像と移行プロセス概要のご説明資料 目次 ENS 移行プロセス 展開プロセス 1 ENS 移行支援ツール 展開プロセス 2 テスト ~ クライアントアップグレートトラブルシューティング 本資料は ENS 移行の全体イメージを把握してもらうことを目的とした資料です ENS とは McAfee

More information

V-CUBE One

V-CUBE One V-CUBE One Office 365 連携マニュアル ブイキューブ 2017/06/02 この文書は V-CUBE One の Office 365 連携用ご利用マニュアルです 更新履歴 更新日 内容 2016/02/09 新規作成 2016/03/11 Office 365 ID を既存の One 利用者と紐付ける機能に関する記述の追加 2016/04/01 V-CUBE ミーティング Outlook

More information

Client Management Solutions および Mobile Printing Solutions ユーザガイド

Client Management Solutions および Mobile Printing Solutions ユーザガイド Client Management Solutions および Mobile Printing Solutions ユーザガイド Copyright 2007 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Windows は米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です 本書の内容は 将来予告なしに変更されることがあります

More information

CLUSTERPRO X for Windows PPガイド

CLUSTERPRO X for Windows PPガイド CLUSTERPRO X for Windows PP ガイド (WebSAM Storage RepNavi Suite) 2018.06.15 第 03 版 改版履歴版数 改版日付 内容 1 2012/08/10 PPガイドより分冊し 新規作成 2 2012/12/07 3 2018/06/15 機能概要 最新情報の入手先 の記述を更新 機能概要 の記述内容を更新 Copyright NEC Corporation

More information

Microsoft Word - ESX_Restore_R15.docx

Microsoft Word - ESX_Restore_R15.docx 解決!! 画面でわかる簡単ガイド : 仮想環境データ保護 (VMWARE ESX)~ 仮想マシン 丸ごと 復旧手順 ~ 解決!! 画面でわかる簡単ガイド CA ARCserve Backup r15 仮想環境データ保護 (VMware ESX) ~ 仮想マシン 丸ごと 復旧手順 ~ 2011 年 4 月 CA Technologies 1 目次 はじめに... 3 仮想マシンの復旧... 5 まとめ...

More information

Microsoft Word - NW2013_Installation_Guide_English_no_screenshots_JPN.doc

Microsoft Word - NW2013_Installation_Guide_English_no_screenshots_JPN.doc Nintex Workflow 2013 インストールガイド support@nintex.com www.nintex.com 2013 目次に戻る Nintex. All rights reserved. 書き損じ 脱漏を除きます 1 目次 システム必要条件... 2 1. Nintex Workflow 2013 のインストール... 4 1.1 インストーラーの実行... 4 1.2 ソリューションパッケージの展開...

More information

CLUSTERPRO MC ProcessSaver 2.1 for Windows 構築ガイド 2016(Mar) NEC Corporation はじめに 責任範囲 適用範囲 概要 事前準備 クラスタ設定

CLUSTERPRO MC ProcessSaver 2.1 for Windows 構築ガイド 2016(Mar) NEC Corporation はじめに 責任範囲 適用範囲 概要 事前準備 クラスタ設定 CLUSTERPRO MC ProcessSaver 2.1 for Windows 構築ガイド 2016(Mar) NEC Corporation はじめに 責任範囲 適用範囲 概要 事前準備 クラスタ設定 改版履歴 版数 改版 内容 1.0 2015.03 新規作成 2.0 2016.03 CLUSTERPRO 対応バージョン修正 i はしがき 本書では CLUSTERPRO MC ProcessSaver

More information

Oracle 製品の使い分け 2017 年 10 月日本電気株式会社クラウドプラットフォーム事業部 CLUSTERPROグループ 目次 と Database Agent を使用するメリット と を使用するメリット Database Agent と の差異 のみが有する機能と特徴 製品価格 お問い合わせ先 と Database Agent を使用するメリット に加えて Database Agent

More information

Acronis® Backup & Recovery ™ 10 Advanced Editions

Acronis® Backup & Recovery ™ 10 Advanced Editions Acronis Backup & Recovery 10 Advanced Editions クイックスタートガイド このドキュメントでは Acronis Backup & Recovery 10 の以下のエディションをインストールして使用を開始する方法について説明します Acronis Backup & Recovery 10 Advanced Server Acronis Backup & Recovery

More information

困ったときのQ&A

困ったときのQ&A Help i 1 ii iii v iv 2 C Alt Delete v iv vii vi vii vi viii ix x http://121ware.com/support/ 0120-977-121 x xi xii xii xii 1 2 3 4 5 xiii xiv xv xvi xvii xviii xix xx P A R T 1 P A R T 2 xxi P A R T 3

More information

Color MultiWriter 9900C/9800C ユーザーズマニュアル

Color MultiWriter 9900C/9800C ユーザーズマニュアル l l l l l i ii iii iv v vi vii viii ix x xi xii xiii xiv xv xvi xvii xviii xix xx xxi xxii xxiii xxiv xxv xxvi 1.1 1 2 3 1 1 4 5 1 1 6 7-1 1.2 1 8 1.3 1 9 1 1.3.1 10 1 2 11 1 1 1.3.2 12 13 1 1 14 1.4

More information

Oracle Business Activity Monitoringリリース・ノート, 10gリリース3( )

Oracle Business Activity Monitoringリリース・ノート, 10gリリース3( ) Oracle Business Activity Monitoring リリース ノート 10g リリース 3(10.1.3.3) 部品番号 : E05833-01 2007 年 9 月 このリリース ノートには Oracle Business Activity Monitoring 10g リリース 3 (10.1.3.3) に固有の情報が含まれています ここでは 次の項目について説明します 1

More information

このマニュアルについて

このマニュアルについて 改訂 : May 30, 2007, ここでは の対象読者 構成 表記法 入手方法 テクニカルサポートの利用方法について説明します このマニュアルでは Service Control ソリューション Service Control Engine(SCE) プラットフォーム および関連コンポーネントの概念に関する基本的な知識があることを前提としています ここでは 以下のトピックに関する情報を提供します

More information

APEX Spreadsheet ATP HOL JA - Read-Only

APEX Spreadsheet ATP HOL JA  -  Read-Only Oracle APEX ハンズオン ラボ スプレッドシートからアプリケーションを作成 Oracle Autonomous Cloud Service 用 2019 年 7 月 (v19.1.3) Copyright 2018, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. 2 概要 このラボでは スプレッドシートを Oracle データベース表にアップロードし

More information

Oracle SQL Developerの移行機能を使用したOracle Databaseへの移行

Oracle SQL Developerの移行機能を使用したOracle Databaseへの移行 < ここに画像を挿入 > Oracle SQL Developer の移行機能を使用した Oracle Database への移行 以下の事項は 弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです また 情報提供を唯一の目的とするものであり いかなる契約にも組み込むことはできません 以下の事項は マテリアルやコード 機能を提供することをコミットメント ( 確約 ) するものではないため 購買決定を行う際の判断材料になさらないで下さい

More information

Oracle Database Clientクイック・インストレーション・ガイド, 10gリリース1( ) for Microsoft Windows

Oracle Database Clientクイック・インストレーション・ガイド, 10gリリース1( ) for Microsoft Windows Oracle Database Client クイック インストレーション ガイド 10g リリース 1(10.1.0.2.0)for Microsoft Windows 部品番号 : B13746-01 原典情報 : B13691-01 Oracle Database Client Quick Installation Guide, 10g Release 1 (10.1.0.2.0) for Windows

More information

まえがき 2011 年 11 月 1 日 ver1.0 [ 初版 ] 本手順書では vcenter サーバが管理する仮想コンピュータを Acronis Backup & Recovery 11 エージェント for ESX(i)( バーチャルアプライアンス ) を用いてバックアップする手順をご紹介し

まえがき 2011 年 11 月 1 日 ver1.0 [ 初版 ] 本手順書では vcenter サーバが管理する仮想コンピュータを Acronis Backup & Recovery 11 エージェント for ESX(i)( バーチャルアプライアンス ) を用いてバックアップする手順をご紹介し VMware vcenter 統合とエージェント for ESX(i) の配置 目次 1. VMWare vcenter 統合... 3 1.1. VMWare vcenter 統合の有効化... 3 1.2. エージェント for ESX(i) の配置... 6 1.3. vsphere Client からのエージェント for ESX(i) 配置... 9 2. ESX サーバ単体の管理...

More information

Oracle DatabaseとIPv6 Statement of Direction

Oracle DatabaseとIPv6 Statement of Direction Oracle ホワイト ペーパー 2011 年 2 月 Oracle Database と IPv6 Statement of Direction 免責事項 以下の事項は 弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです また 情報提供を唯一の目的とするものであり いかなる契約にも組み込むことはできません 以下の事項は マテリアルやコード 機能の提供をコミットメント ( 確約 ) するものではなく

More information

CLUSTERPRO MC RootDiskMonitor 2.3 for Windows インストールガイド 2018(Jun) NEC Corporation はじめに 製品導入の事前準備 本製品のインストール 本製品の初期設定 本製品のアンインストール 本製品のアップデートインストール

CLUSTERPRO MC RootDiskMonitor 2.3 for Windows インストールガイド 2018(Jun) NEC Corporation はじめに 製品導入の事前準備 本製品のインストール 本製品の初期設定 本製品のアンインストール 本製品のアップデートインストール CLUSTERPRO MC RootDiskMonitor 2.3 for Windows インストールガイド 2018(Jun) NEC Corporation はじめに 製品導入の事前準備 本製品のインストール 本製品の初期設定 本製品のアンインストール 本製品のアップデートインストール 改版履歴 版数 改版 内容 1.0 2015.3 新規作成 2.0 2016.3 Microsoft.NET

More information

CLUSTERPRO MC ProcessSaver 1.0 for Windows 構築ガイド 2012(Sep) NEC Corporation はじめに責任範囲適用範囲概要事前準備クラスタ設定

CLUSTERPRO MC ProcessSaver 1.0 for Windows 構築ガイド 2012(Sep) NEC Corporation はじめに責任範囲適用範囲概要事前準備クラスタ設定 CLUSTERPRO MC ProcessSaver 1.0 for Windows 構築ガイド 2012(Sep) NEC Corporation はじめに責任範囲適用範囲概要事前準備クラスタ設定 改版履歴 版数改版内容 1.0 2012.09 新規作成 i はしがき 本書では CLUSTERPRO MC ProcessSaver 1.0 for Windows ( 以後 ProcessSaver

More information

Oracle Tuning Pack

Oracle Tuning Pack feature overview Oracle Tuning Pack Release 2 (9.2.0) Oracle Tuning Pack は データベース分析とチューニングを自動化する機能を提供する Oracle Enterprise Manager と統合されたアプリケーションのセットです Oracle Tuning Pack は データベース インスタンス設定 索引 SQL および領域使用をチューニングすることにより

More information

ユーザーズガイド Brother Meter Read Tool JPN Version 0

ユーザーズガイド Brother Meter Read Tool JPN Version 0 ユーザーズガイド Brother Meter Read Tool JPN Version 0 著作権 Copyright 2017 Brother Industries, Ltd. All rights reserved. 本書の情報は予告なく変更されることがあります 本書に記載されているソフトウェアは 使用許諾契約書に基づいて提供されます 本ソフトウェアは 使用許諾契約書に従う場合に限り 使用または複製することができます

More information

Oracle Database 12c

Oracle Database 12c 免責事項 以下の事項は 弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです また 情報提供を唯一の目的とするものであり いかなる契約にも組み込むことはできません 以下の事項は マテリアルやコード 機能を提供することをコミットメント ( 確約 ) するものではないため 購買決定を行う際の判断材料になさらないで下さい オラクル製品に関して記載されている機能の開発 リリースおよび時期については 弊社の裁量により決定されます

More information