平成 20 年度事業計画書 社団法人瀬戸内海環境保全協会 今年度事業推進上の基本方針 社団法人瀬戸内海環境保全協会では 瀬戸内海の環境保全に資するため 次の方針のもと積極的に事業を展開することとしている (1) 瀬戸内海の環境保全 環境創造 再生に関する広報普及活動の中心的な役割をする (2) 瀬戸

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1 平成 20 年度事業計画書 社団法人瀬戸内海環境保全協会 今年度事業推進上の基本方針 社団法人瀬戸内海環境保全協会では 瀬戸内海の環境保全に資するため 次の方針のもと積極的に事業を展開することとしている (1) 瀬戸内海の環境保全 環境創造 再生に関する広報普及活動の中心的な役割をする (2) 瀬戸内海に関する各種情報センタ-の役割をする (3) 瀬戸内海の環境に関する技術 知識の集積並びに調査研究機関の役割をする (4) 閉鎖性海域の環境保全に関する国際的な活動への支援をする 平成 20 年度においては これらの方針を踏まえながら 協会が果たすべき役割を明確にし 環境省の指導のもと 瀬戸内海環境保全知事 市長会議をはじめ瀬戸内海の各主体と有機的連携を図り 1 連携と参加によるパートナーシップの形成 2 情報発信機能の充実をキ-ワ-ドとして事業の積極的推進に努めていくこととする Ⅰ 一般事項 1. 会議等の開催 (1) 通常総会 時期: 平成 20 年 5 月 21 日 内容: 平成 19 年度事業報告及び収支決算 平成 20 年度会費 平成 20 年度事業計画及び収支予算等の審議 (2) 理事会 時期 : 年 2 回 ( 平成 20 年 5 月 9 日 平成 21 年 3 月 ) 内容 : 通常総会付議事項及びその他総会の議決を要しない会務の執行に関する事項 (3) 専門委員会等 1 企画委員会年 3 回平成 20 年度における協会の創造的事業の推進のための進行方策の検討及び平成 21 年度事業の検討 企画を行う 2 調査委員会年 1 回協会の調査事業の推進にあたって企画調整を行う 3 編集委員会年 2 回協会が発行する 瀬戸内海 の編集についてその方針を定めるとともに 内容の検討 - 1 -

2 を行う 4 賛助会員事業部会年 1 回協会活動に対する賛助会員の積極的な参画と賛助会員に係る事業の検討 企画を行う (4) 参事 事務局長並びに担当課長会議年 1 回 会員に対し 協会事業の理解と周知を図るとともに 事業活性化のため 会員相互の情 報交換等を行う 2. 専門委員の委嘱 企画委員 調査委員 編集委員を委嘱する Ⅱ 事業 1. 普及活動及び活動支援事業 (1) 平成 20 年度 ( 第 36 回 ) 瀬戸内海環境保全月間事業の展開 ( 期間 :20 年 6 月 1 日 ~6 月 30 日 ) 平成 19 年度に公募し 選定された最優秀作品を平成 20 年度瀬戸内海環境保全月間ポスターとして作成 関係機関に配付し 瀬戸内海環境保全月間に掲出する (2) 平成 21 年度瀬戸内海環境保全月間ポスターの公募 平成 21 年度瀬戸内海環境保全月間に向けて 環境省 瀬戸内海環境保全知事 市長会議 と連携してポスターの原画を募集する (3) 瀬戸内海環境保全普及活動推進事業の実施平成 20 年度の瀬戸内海環境保全普及活動推進事業を次により実施する 1 事業の推進方針地域住民等に対する瀬戸内海の環境保全に関する思想の普及及び意識の高揚を図り 環境保全への理解と活動への参加の推進を図るための事業を展開する 2 事業の内容ア瀬戸内海環境保全セミナーの開催環境保全活動を推進するため 環境保全意識の高揚及び人材育成 情報発信等を目的として瀬戸内海環境保全セミナー ( 中国ブロック ) を開催する テーマ: 未定 対象 : 行政 関係団体 環境 NGO/NPO 一般住民 場所 :1カ所( 中国ブロック ) イ瀬戸内海環境保全トレーニンク フ ロク ラムの実施瀬戸内海環境保全トレーニンク フ ロク ラム ( 協会会員団体職員を対象にした研修会 ) を次の内容で行う - 2 -

3 場所 : 未定 時期 :8 月から10 月の間の3 日間 対象 : 協会会員団体所属の瀬戸内海環境保全担当者 定員 :25 名程度 内容 : 講義及び現地研修 討議ウ地区別普及活動推進事業の実施瀬戸内海沿岸域自治体が主体となって地区別に学校等と協力し 環境教育 環境学習の観点から 子ども達 ( 小 中学生 ) が実地に自然を観察しながら海辺や水辺の自然について理解を深めることができるよう 次の体験的学習を実施する 海辺 水辺教室等の実施 子どもたちを対象とした体験的学習等の実施 自然観察会等の実施 ボランティア等の人材育成事業の実施エ瀬戸内海環境保全活動テキストの配布瀬戸内海環境保全活動テキスト 瀬戸内海とわたしたち- 森 ~ 川 ~ 海から人 くらし いきものを考えよう- を印刷( 毎年改訂 ) 配布し 普及啓発を行う (4) 瀬戸内海の環境保全に関する各団体合同研修会の開催 瀬戸内海の環境保全に関する環境衛生団体等との合同研修会を開催する (5) 瀬戸内海の環境保全に関する賛助会員等研修会の開催 賛助会員事業部会等において 正会員他各団体との連携を視野においた研修会を企画し開 催する (6) 瀬戸内海スナメリ発見情報フ ロシ ェクト実践事業の展開沿岸域住民の瀬戸内海に対する理解や関心を深め 自主的な取り組みを推進するための契機となるよう平成 11 年度から実施しているスナメリ発見情報プロジェクトを引き続き展開するとともに 公募したスナメリのマスコットイラスト及び愛称 ほのぼのん を広く活用し 瀬戸内海の環境保全活動を行う (7) 瀬戸内海再生に向けた法整備のための取組みの推進瀬戸内海を豊かな生物多様性と高い生物生産性が確保された 豊かで美しい 里海 として再生するための施策を総合的 計画的に推進する法整備について 瀬戸内海環境保全知事 市長会議と連携した取組みを進める 1 瀬戸内海再生の普及 啓発 2 国等への要望活動の実施など (8) 瀬戸内海里海シンポジウムの共催 - 3 -

4 平成 20 年 5 月下旬に神戸市で開催予定の環境大臣会合の関連事業として 瀬戸内海里海シンポジウム実行委員会が主催する 瀬戸内海里海シンポジウム を共催して事業実施に当たる 日時: 平成 20 年 5 月 21 日 場所: 兵庫県公館 趣旨: 瀬戸内海を豊かで美しい里海として再生するため 新たな法整備をめざした活動や生物多様性の確保に向けた施策の展開など 様々な取組みが行われている ついては このような取組事例について発表するとともに 瀬戸内海をはじめとする閉鎖性海域の再生に向けた意見交換を行い 我国のみならず 海外における環境優先社会の形成に向けた契機となることをめざして 瀬戸内海里海シンポジウムを開催する (9) 瀬戸内海における浜辺の自然 文化 歴史教室の開催瀬戸内海の海岸で小 中学生とその親を対象に その海岸の生物分布 特徴を調べると同時に 地域の持つ自然 文化 歴史特性を総合的に学び 瀬戸内海の環境保全の大切さを理解することを目的とした教室を開催する (10) 各種環境保全事業への参加 協力 1 環境イベントへの参加 協力他団体が主催する環境イベントにおいてパネルの展示 資料配付等を行い 瀬戸内海の環境保全の普及 広報に努める 2 会員等主催事業の支援会員及び関係機関が主催する各種環境保全事業へのパネルの貸し出しなどの支援を行う 3 環境 NGO/NPOとの連携 支援瀬戸内海の環境保全等に努める環境 NGO/NPOとの連携 支援を行う (11)KJB 瀬戸内基金の管理 運営瀬戸内海の環境保全等に努める環境 NGO/NPOを支援するため フィリッツプモリスジャパン株式会社が提唱する Keep Japan Beautiful~ 日本をエコひいきしよう ~ の一環として 瀬戸内海地域における環境美化 保全活動に取り組む市民団体(NGO /NPO) 等に対して その活動や事業を助成 支援する目的を持って設立した KJB(K eep Japan Beautiful) 瀬戸内基金 の管理 運営業務を行う 応募団体 :50 団体採択団体 :24 団体主な採択活動 : 海域及び河川の美化活動 2. 指導 助成 - 4 -

5 各種環境保全活動事業に対する助成 中核市 (1 市 ) 漁業団体 (10 団体 ) 環境衛生団体 (8 団体 ) が実施する各種環境保全活 動事業に対しその活動費用の一部を助成する 3. 情報収集 発信事業 (1) 瀬戸内海研究 環境等情報ネットワークシステム ( せとうちネット ) 掲載情報の収集瀬戸内海に関する水質等環境情報や社会経済 文化 歴史等情報 各種調査研究成果等多様な情報の提供を目的として平成 10 年度に構築した せとうちネット について 環境省の委託により掲載するための情報を収集する (2) 総合誌 瀬戸内海 の発行及び配布瀬戸内海の自然 社会 人文科学の総合誌 瀬戸内海 を次のとおり発行 配布する 発行回数: 年 4 回 配布先: 会員団体 賛助会員 年間購読者等 (3) 資料集 瀬戸内海の環境保全 - 平成 20 年度版 - の発行及び配布 瀬戸内海に関連する各種資料をとりまとめ 収録した資料集 瀬戸内海の環境保全 - 平 成 20 年度版 - を発行 配布する (4) 協会ホームページの充実 当協会の活動紹介及び環境情報等の発信に努める 4. 調査 研究事業 (1) 底質サンプル評価方法検討調査本調査は 平成 18 年度から実施している底質サンプルバンク調査の3か年目である 平成 20 年度は 平成 19 年度底質サンプル評価方法検討調査 に引き続き対象海域を周防灘として 瀬戸内海における底質環境の変化や有機汚濁物質と生物生息環境の長期的変化とその要因等を把握するための調査 検討を実施し 瀬戸内海における新たな環境保全 再生のあり方の検討に資する また 平成 18 年度から実施している底質サンプルバンク調査のとりまとめを行う (2) 海洋ごみ対策の確立に向けた情報支援システムの構築に関する研究本調査は 瀬戸内海での海洋ごみ対策の確立に向けて ( 独 ) 産業技術総合研究所 鹿児島大学 いであ ( 株 ) との共同研究として 平成 18 年度から実施している研究の3か年目である 平成 20 年度は 各共同研究機関が検討結果を総括し 市民に分かり易く整理し情報発信を行う 当協会では 地域への情報発信及び市民啓発を行うため 研究成果を HPにより情報公開するとともに 今後の海洋ごみ対策をテーマとした市民フォーラムを開催し 海洋ごみの抜本 - 5 -

6 的対策に向けたとりまとめを行う (3) 里海創生支援事業に係る調査 21 世紀環境立国戦略 ( 平成 19 年 6 月 ) では 藻場 干潟の保全 再生 創出 水質汚濁対策 持続的な資源管理等を総合的に推進することにより 多様な魚介類等が生息する自然の恵み豊かな豊饒の 里海 の創生が 今後 1,2 年で重点的に着手すべき環境政策として明記されている そこで 環境省が実施する 里海創生支援事業 ( 平成 20~22 年度 ) に協力して 人間と海が共生する豊かな沿岸環境の実現を目指し 里海 の創生に資する調査等を行う 5. 瀬戸内海研究会議に対する支援 協力瀬戸内海研究会議の事務局を担うとともに 研究会議が行う事業の運営推進を支援し 協力する (1) 瀬戸内海研究会議事務局瀬戸内海研究会議の事務局として 円滑な事務運営と会員との連絡調整を行うとともに 事業を適切 効率的に遂行する (2) 瀬戸内海研究フォーラム in 福岡 の開催等に対する支援 協力 瀬戸内海研究会議が開催する 瀬戸内海研究フォーラム in 福岡 の開催 ( 平成 20 年 9 月 4 日 ~5 日予定 ) 等に対し 支援 協力を行う 6. 国際的な活動への参加と協力 ( 財 ) 国際エメックスセンターが主催する第 8 回世界閉鎖性海域環境保全会議 (EMECS8) において 瀬戸内海の環境保全の取組みについて 発表及び広報等を行う 会議テーマ: 河川集水域と河口域の調和 開催日程:2008 年 10 月 27 日 ~30 日 ( 予定 ) 開催場所: 中国 上海市 7. その他関連事業 (1) 国に対する要望協会が実施する事業及び調査研究の拡充強化並びに本協会の運営への配慮について国に要望する (2) 瀬戸内海環境保全知事 市長会議との協調 瀬戸内海環境保全知事 市長会議と連携を密にし 協調して事業実施に当たる (3) 賛助会員の加入促進 協会の目的に賛同する企業等の賛助会員加入の促進に努める - 6 -

7 - 7 -

2 3 4 2 2 2

2 3 4 2 2 2 2 3 4 2 2 2 ! @ # 2 3 4 ! @! 2 3 4 5 6 2 @ # 2 29年度の事業計画 予算 1 はじめに に出会い 実態を調べる取り組みとします 企画内容や諸経費の抜本的な見直しを行 い 突出した経費負担の改善を図ります 組織 事業のあり方についての抜本的な検 討をすすめ 2年度以降の組織 事業の再 構築に向け検討をすすめます 4 企業向け企画 下期に情報提供を目的とした啓発企画を予

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