Isotope News 2017年4月号 No.750

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まれあかいじ
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1 RACER RACER T 一瀬昌嗣 Isse Masatsugu 1. はじめに RI RI IAEA 背景 2.1. 福島第一原発事故の反省 IAEA IRRS a IAEA IRRS IRRS 年のIRRS 受け入れ IRRS IRRS IAEA a IAEA IAEA web rs-reviews.asp 38

リー事務次長宛に IRRS ミッションを要請する書簡ったため 2007 年の IRRS の対象ではなかったがを発出した 2013 年 4 月から原子力規制委員会に移管されたこ 2007 年の IRRS ではレビューの対象は発電用原とにより放射性同位元素の規制制度が初めてレ子炉に係る規制制度に限られており更に緊急時対ビューの対象となった応に関する制度も対象に入っていなかった b

2 リー事務次長宛に IRRS ミッションを要請する書簡ったため 2007 年の IRRS の対象ではなかったがを発出した 2013 年 4 月から原子力規制委員会に移管されたこ 2007 年の IRRS ではレビューの対象は発電用原とにより放射性同位元素の規制制度が初めてレ子炉に係る規制制度に限られており更に緊急時対ビューの対象となった応に関する制度も対象に入っていなかった b また IRRS を受け入れるためには受入れ国は自己評放射性同位元素に関する規制も当時の所管が文部科価を行いその結果を ARMe としてミッションの 2 学省であったため対象にはならなかった図 1 にか月前までに提出しなければならないことになって 2007 年と 2016 年の IRRS のスコープを示す IRRS いるこの自己評価のためには IAEA から SARIS 報告書の章立てがこのモジュール構成に対応してという質問セットが提供されており f これに基づきいるので比較して参照されたい d, 年は他の IAEA が定めた文書での様々な要求事項が国内法ミッションと重複があるものを除き広いスコープ令でどのように対応しているかをエビデンスととで受け入れることになったもに回答をすることになっているまた自己評価 c d 10 で IAEA の要求事項と国内法令が整合していないと RI 法の所管は 2013 年 3 月まで文部科学省であ判断したものついてはアクションプランとして改 b このことは政府事故調報告書文献 6 において明示的に指摘されている c IRRS の自己評価のための質問セット SARIS が年々 update されているため各モジュールの内容も 2007 年と 2016 年でまったく同一ではないこの図は 2013 年発行の IRRS Guidelines による publications/pdf/svs-23_web.pdf d 2016 年の IRRS のスコープからは他の IAEA の提供するミッションと重複する範囲具体的には輸送 2005 年 76TranSAS 受け入れ福島第一原子力発電所廃炉 2011 に年に個別のミッション受け入れ核セキュリティ IPPAS 受け入れが除かれた RI 関係ではセキュ年にリティの側面は評価対象とせずセーフティの側面なら 78 びにセーフティとセキュリティのインターフェースが評価対象となった善の意向を示すことになっている g 原子力規制庁ではこの作業を 2014 年 5 月から庁内で行い原子１２３４５６７８９０１２３４５６７８９０１２３力規制委員会での承認を経て 2015 年 11 月 11 日 11 に ARM を IAEA に提出した e Advance Reference Material 年 4 月から原子力規制委員会に移管されたことによ f Self-Assessment of Regulatory Infrastructure for Safety これも IAEA の web に公開されている SARIS も IAEA の文り放射性同位元素の規制制度が初めてレビュー書にしたがって Module に分かれている SARIS Module, 以下 SM と記す IRRS 本体の Module とは構造が異なるの対象となった g アクションプランについては文献 11 の SARIS Summary Report にまとめている年の受入れ範囲 2007 年の受入れ範囲行動規範との整合 GS-R-2 との整合職業被ばくモニタリング等 GSR Part 3 との整合 IRRS のスコープと日本での受け入れ範囲図１ＩＲＲＳのスコープと日本での受け入れ範囲 c) 図1 C IRRS を受け入れるためには受入れ国は自己評価を行いその結果を ARMe)としてミッションの 2 か月 39

3 RI h i 12 RI GS-R-2 j 13 GS-R-2 k A23 A24 IAEA IRRS RI RI RI 1 R12 d RI セキュリティの側面 RI IRRS 1 表 1 RI G7 RI IAEA 19 RI RI RI 2 表 1 年月 R1 セキュリティに関連する近年の国内外の動き出来事 i) 2004/2 日本政府, 行動規範の支持を書簡にて表明 2005/9 日本政府, 核テロ防止条約に署名 2007/9 日本で核テロ防止条約が発効, 放射線発散行為等処罰法を施行 2009/5 IAEA 放射線源のセキュリティ実施指針( シリー 14) ズ No.11) を刊行 2010/4 第 1 回ワシントン核セキュリティサミット h radioactive source RI IAEA Safety Glossary source RI RI RI radiation sources i IRRS SARIS SM 5 RI j IRRS SARIS SM 3 RI GS-R-2 13 GS-R-2 GSR Part update SARIS 2016 GS-R-2 k RI SARIS Module IAEA SM 5 Code of Conduct on the Safety and Security of Radioactive Sources, SM 3 GS- R-2, GSR Part 1, SM 1 GSR Part 1, SM 7 GSR Part 3 Interim, RS-G-1.3, SM 4 GSR Part 3 Interim, RS-G- 1.8, GSR Part /2 IAEA 放射性物質及び関連施設の核セキュリティ 15) 勧告 ( シリーズ No.14) を刊行 2011/1 放射線源登録制度を施行 (RI 法施行規則第 39 条 ) 2012/3 第 2 回ソウル核セキュリティサミット 2012/3 原子力委員会我が国の核セキュリティ対策の強 16) 化についてを発行 2013/3 原子力規制委員会に核セキュリティ検討会を設置 2014/3 第 3 回ハーグ核セキュリティサミット 2015/2 原子力規制委員会,IPPAS を受入れ 18) 2016/4 第 4 回ワシントン核セキュリティサミット 2016/5 G7 伊勢志摩サミット 2016/6 核セキュリティ検討会放射性同位元素に対する 19) 防護措置について ( 報告書 ) を発行 17) 40

4 3. 規制の見直しの方向性 3.1. 中間取りまとめ RI RI Graded Approach IAEA 3 RI 3.2. その他の課題 IRRS RI IRRS 1 28 IRRS 3 ICRP 2007 RI IRRS 11 IRRS A17 RI RI RI 4. おわりに RI 2 IAEA RI RI 参考文献 RI URL disclosure/committee/yuushikisya/ri_shisetsu_kisei/index. html 3 web page, , 41

5 , 2. 5 IRRS Report to the Government of Japan 2007, meti.go.jp/press/ /report.pdf , , da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/ /naiic.go.jp/report/ 8 The Fukushima Daiichi Accident, Report by the Director General , org/books/iaeabooks/10962/the-fukushima-daiichi- Accident , 2 IAEA IRRS URL IRRS IAEA ARM renkei_ _01.html IRRS RI 2 IRRS , 2-1 IRRS, 2-2, 2-3 SARIS Summary Report. 12 Code of Conduct on the Safety and Security of Radioactive Sources, org/tech-areas/radiation-safety/code-of-conduct.asp 13, No. GS-R-2 Preparedness and Response for a Nuclear or Radiological Emergency, Requirements No. GS-R-2, info:ndljp/pid/ / content/ pdf 14 IAEA Nuclear Security Series No. 11, Security of Radioactive Sources, org/mtcd/publications/pdf/pub1387_web.pdf 15 IAEA Nuclear Security Series No. 14, Nuclear Security Recommendations on Radioactive Material and Associated Facilities, nsr.go.jp/data/ pdf 16,, , pdf 17 URL go.jp/disclosure/committee/yuushikisya/nuclear_ security/ 18 web page, IPPAS , Physical_Protection/ippas_ html , 3-1, RI

reference3

reference3 国会事故調政府事故調提言の構造化 ( イメージ ) 文化知識教育オフサイト対策オンサイト対策原子力規制の強化 ( 組織の独立性透明性 ) 危機管理態勢の強化その他組織の見直し専門性向上制度の見直し組織の見直し制度の見直し人材育成事故原因の解明継続東京電力事業者の取組被災住民への対応防災訓練の強化組織の強化役割分担の明確化ソフト面の強化関係機関における人材育成ハード面の強化国会事故調政府事故調における個別具体的な提言住民