Ⅲ. 連結財務書類 1 連結の対象範囲本市における連結の対象範囲は 普通会計をはじめとする市の全ての会計 (11 会計 ) 本市が加入している一部事務組合等(9 団体 ) 本市が2 分の1 以上出資している法人等 (3 団体 ) となっています 図 9 連結対象範囲 ( 連結グループ ) の概要 普

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1 Ⅲ. 連結財務書類 1 連結の対象範囲本市における連結の対象範囲は 普通会計をはじめとする市の全ての会計 (11 会計 ) 本市が加入している一部事務組合等(9 団体 ) 本市が2 分の1 以上出資している法人等 (3 団体 ) となっています 図 9 連結対象範囲 ( 連結グループ ) の概要 普通会計 市全体 一般会計 ( 駐車場事業分を除く ) 公営事業会計 国民健康保険事業特別会計老人保健特別会計後期高齢者医療特別会計介護保険事業特別会計 公営企業会計 水道事業会計下水道事業会計病院事業会計地方卸売市場事業特別会計温泉事業特別会計駐車場事業会計 一部事務組合 連結グループ 十和田地域広域事務組合十和田地区環境整備事務組合十和田地区食肉処理事務組合上北地方教育 福祉事務組合青森県市町村総合事務組合 ( ) 青森県市長会館管理組合青森県市町村職員退職手当組合小川原湖広域水道企業団青森県後期高齢者医療広域連合 法人 十和田市土地開発公社財団法人十和田市体育協会財団法人十和田湖ふるさと活性化公社 ( 印の団体は 今年度の財務書類が未整備のため 連結から除外しています ) 2 連結の方法連結の対象となる市の各会計 一部事務組合 法人等は それぞれの会計基準により決算書類を作成しています 連結に当たっては 異なる会計基準により作成されたそれぞれの決算書類を統一基準に修正する連結修正が必要となります また 連結財務書類は 各会計や団体を連結グループという一つの行政サービス実施主体とみなすこととなるため 各会計や団体間の内部の取引を消去する相殺消去が必要となります 本市の連結財務書類の作成に当たっての主な連結修正 相殺消去の内容は 次のとおりです (1) 主な連結修正 1 回収不能見込額の計上普通会計の財務書類作成方法に準じ 長期延滞債権及び未収金のうち回収不

2 能となることが見込まれる額について資産の部にマイナスで計上 2 退職手当等引当金の計上普通会計の財務書類作成方法に準じ 会計年度末に全職員が退職した場合の要支給額を計上 3 賞与引当金の計上普通会計の財務書類作成方法に準じ 次年度の賞与額の当年度負担分を計上 4 借入資本金の負債の部への組替え公営企業会計の資本の部に計上されている借入資本金を負債の部に組替え (2) 主な相殺消去 1 普通会計と公営事業会計間の繰出金と繰入金 2 普通会計から他会計や連結対象団体への出資金と他会計や連結対象団体の純資産 3 普通会計から連結対象団体への負担金と連結対象団体の負担金の受入 4 普通会計から連結対象団体への補助金と連結対象団体の補助金の受入 5 普通会計から連結対象団体への委託料と連結対象団体の委託料の受入 3 連結貸借対照表 本市の連結貸借対照表の概要は 次のとおりとなっています 資産の部 負債の部 純資産の部 投資等 投資及び出資金 3.4 億円 貸付金 1.4 億円 基金等 36.9 億円 長期延滞債権 16.1 億円 回収不能見込額 4.8 億円 公共資産 有形固定資産 1,795.7 億円 無形固定資産 0.3 億円 売却可能資産 2.4 億円 流動資産 現金預金 54.3 億円 未収金 17.2 億円 その他 30.5 億円 回収不能見込額 0.7 憶円 繰延勘定 2.7 億円 流動負債 翌年度償還予定額 57.8 億円 短期借入金 6.3 憶円 未払金 10.5 億円 賞与引当金 3.8 億円 その他 0.3 億円 固定負債 地方債 億円関係団体借入金 7.9 億円長期未払金 3.8 億円引当金 91.4 億円 純資産 億円 資産合計 1,955.4 億円負債合計 億円純資産合計 億円 連結貸借対照表における用語の意味は Ⅳ の資料編に掲載しています 本市の平成 23 年 3 月 31 日現在における連結貸借対照表では 資産合計が約 1,955.4 億円 負債合計が約 億円 純資産合計が 億円となっています

3 それぞれの概要については 次のとおりです (1) 資産の部資産合計の約 1,955.4 億円のうち 公共資産が約 1,798.4 億円 投資等が約 53.0 億円 流動資産が約 億円 繰延勘定が約 2.7 億円と公共資産が大宗を占めています 公共資産の内訳としては 道路 水道 下水道などのインフラや学校や病院などの建物等 市民サービスの提供に使用している有形固定資産が約 1,795.7 億円 施設利用権などの無形固定資産が約 0.3 億円 現在 市民サービスでの使用目的がなく かつ 売却の可能性を検討できる売却可能資産が約 2.4 億円となっています 投資等の内訳としては 連結対象団体以外の関係団体への出資金などが約 3.4 億円 奨学金などの貸付金が約 1.4 億円 特定の目的のために積み立てる特定目的基金などの基金等が約 36.9 億円 1 年以上回収できていない市税や上下水道料金等の長期延滞債権が約 16.1 億円 そのうち回収が困難であると見込まれる回収不能見込額が約 4.8 億円のマイナス計上となっています 流動資産の内訳としては 年度末において繰越残高となる資金 ( 現金 ) が約 54.3 億円 税や上下水道料金などの未収金が約 17.2 億円 すぐに現金化が可能となる財政調整基金などのその他が約 30.5 億円 未収金のうち回収が困難であると見込まれる回収不能見込額が約 0.7 億円のマイナス計上となっています 繰延勘定は 病院事業会計の控除対象外消費税約 2.7 億円となっています (2) 負債の部負債合計の約 億円のうち 固定負債が約 億円 流動負債が約 78.7 億円となっています 固定負債の内訳としては 市が資産形成のために起こした地方債 ( 翌々年度以降の償還分 ) が約 億円 一部事務組合など関係団体が資産形成のために借り入れた地方債 長期借入金 ( 翌々年度以降の償還分 ) が約 7.9 億円 物品の長期契約に基づく借上げなどの長期未払金 ( 翌々年度以降の支払分 ) が約 3.8 億円 一定条件に基づき職員の退職金を算定した退職手当引当金などの引当金が約 91.4 億円となっています 流動負債の内訳としては 翌年度償還予定額となる市や関係団体の地方債 長期借入金が約 57.8 億円 資金繰り等のために借り入れた一年以内に返済すべき短期借入金が約 6.3 億円 長期契約に基づく借上げなどの翌年度支払予定額や経費の未払など未払金が約 10.5 億円 年度末時点で確定し 翌年度の賞与支払の予定額となる賞与引当金が約 3.8 億円となっています (3) 純資産の部純資産合計額の約 億円のうち 普通会計分が約 億円 市のその他の会計分が約 億円 連結対象となっている他団体分が約 37.6 億円であり 相殺消去される額は 億円となっています

4 4 連結行政コスト計算書本市の連結行政コスト計算書の概要は 次のとおりとなっています ( 億円 %) 項 目 金 額 構成比率 経常行政コスト (A) % (1) 人にかかるコスト % (2) 物にかかるコスト % (3) 移転支出的なコスト % (4) その他のコスト % 経常収益 (B) % (1) 使用料 手数料 % (2) 分担金 負担金 寄附金 % (3) 保険料 % (4) 事業収益 % (5) その他特定サービス収入 % 純経常行政コスト (A)-(B) 人にか 11,048,565.0 物にか 12,567,889.0 移転支 24,892,053.0 その他 3,209, ,717,88 性質別その他のコスト 目 的 別 24.9 億円 人にかかるコスト 95.4 億円 消防産業振興 2.7% 5.3% 議会 0.4% 総務 5.3% その他 2.6% 生活インフラ 国土保全 6.0% 教育 6.0% 移転支出的なコスト 億円 経常行政コスト総額 億円 物にかかるコスト 億円 環境衛生 21.6% 福祉 50.1% 連結行政コスト計算書における用語の意味は Ⅳ の資料編に掲載しています 本市の平成 22 年度の連結行政コスト計算書では 経常行政コストが総額で約 億円となり 経常収益合計約 億円を差し引いた純経常行政コストが約 億円となりました 経常行政コストの内訳としては 人件費などの人にかかったコストが約 95.4 億円 光熱水費などの物にかかったコストが約 億円 給付や補助金などの移転支出的なものにかかったコストが約 億円 支払利息などのその他のコストが約 24.9 億円となっています

5 経常収益の内訳としては 施設使用料などの使用料 手数料が約 3.0 億円 国民健康保険事業会計や介護保険事業会計の交付金や保育料などの分担金 負担金 寄附金が約 73.5 億円 国民健康保険税や介護保険料などの保険料が約 27.7 億円 水道料金など公営企業会計の料金収入などの事業収益が約 94.1 億円 雑収益などその他特定行政サービス収入が約 1.8 億円となっています また 行政目的別に見ると 本市の連結ベースでは 福祉が 50.1% と一番高く 次いで環境衛生が 21.6% 生活インフラ 国土保全と教育がそれぞれ 6.0% 総務と産業振興がそれぞれ 5.3% といった順序になっています 5 連結純資産変動計算書本市の連結純資産変動計算書の概要は 次のとおりとなっています 期首純資産残高 億円 ( 前年度末の純資産残高 ) 増加の要因 一般財源 補助金収入無償受贈資産受入 億円 一年間の臨時損益 資産評価純減替えによる変更額及資少びその他純経常行政コストの 6.7 億円産 億円要の因増減18.0 差億円引の増期末純資産残高 億円 連結純資産変動計算書における用語の意味は ( 当該年度末の純資産残高 Ⅳの資料編に掲載しています ) 本市の平成 22 年度の連結純資産変動計算書では 期首純資産残高の約 億円が期末純資産残高で約 億円となり 1 年間で約 18.0 億円増加しました 増加の要因としては 市税 地方交付税などの一般財源や行政コスト計算書では算入しなかった補助金等の受入額や無償受贈資産受入額を合わせた収入が約 億円あり マイナスとなる純経常行政コストの約 億円と 臨時損益 資産評価替えによる変動額などの約 6.7 億円を合わせた額を上回ったためです

6 6 連結資金収支計算書 本市の連結資金収支計算書の概要は 次のとおりとなっています 経常的収支の部支出 億円 公共資産整備収支の部 収入 21.4 億円 17.5 億円赤字 B 支出 38.9 億円 収入 億円 億円黒字 A 黒字 A 0.8 億円現金不足 赤字 赤字 B C 投資 財務的収支の部 収入 6.0 億円 94.7 億円赤字 C 支出 億円 期首歳計現金残高 ( 前年度末現金残高 ) 55.0 億円 経費負担割合変更に伴う差額 0.1 億円 現金の不足分 0.8 億円 A-(B+C) 期末歳計現金残高 ( 当該年度末現金残高 ) 54.3 億円 連結資金収支計算書における用語の意味は Ⅳ の資料編に掲載しています 本市の平成 22 年度の連結資金収支計算書では 資金の増減として 期首資金残高の約 55.0 億円が 経費負担割合変更に伴い約 0.1 億円増加したものの 1 年間で約 0.8 億円減少し 期末資金残高が約 54.3 億円となりました 現金不足が生じた要因としては 毎年 経常的 継続的に行われる人件費や社会保障給付などの支出と地方税や地方交付税などの収入を表す経常的収支が約 億円の黒字となったものの 公共資産の形成のための収支を表す公共資産整備収支が約 17.5 億円の赤字 地方債の償還や借入金の返済などの収支を表す投資 財務的収支が約 94.7 億円の赤字となったためです

7 7 連結財務書類に基づく財務分析 (1) 前年度比較 表 15 連結貸借対照表 ( 前年度比較 ) ( 単位 : 億円 ) 借 方 貸 方 [ 資産の部 ] 平成 20 年度 平成 21 年度 平成 22 年度 前年度比較 [ 負債の部 ] 平成 20 年度 平成 21 年度 平成 22 年度 前年度比較 1 公共資産 1 固定負債 (1) 有形固定資産 (1) 地方公共団体 1 生活インフラ 国土保全 普通会計地方債 教育 公営事業地方債 福祉 地方公共団体計 環境衛生 (2) 関係団体 5 産業振興 一部事務組合 広域連合地方債 消防 地方三公社長期借入金 7 総務 第三セクター等長期借入金 8 収益事業 関係団体計 その他 0.5 (3) 長期未払金 有形固定資産計 1, , , (4) 引当金 (2) 無形固定資産 ( うち退職手当等引当金 ) (3) 売却可能資産 ( うちその他の引当金 ) 公共資産合計 1, , , (5) その他 固定負債合計 投資等 (1) 投資及び出資金 流動負債 (2) 貸付金 (1) 翌年度償還予定額 (3) 基金等 地方公共団体 (4) 長期延滞債権 関係団体 (5) その他 翌年度償還予定額計 (6) 回収不能見込額 (2) 短期借入金 ( 翌年度繰上充用金を含む ) 投資等合計 (3) 未払金 (4) 翌年度支払予定退職手当 3 流動資産 (5) 賞与引当金 (1) 資金 (6) その他 (2) 未収金 流動負債合計 (3) 販売用不動産 (4) その他 負 債 合 計 1, , (5) 回収不能見込額 流動資産合計 純 資 産 合 計 繰延勘定 資産合計 1, , , 負債及び純資産合計 1, , , 連結貸借対照表で前年度との比較をすると 資産の部においては 平成 21 年度に完成した十和田市立中央病院の減価償却が始まったこともあり 公共資産合計が約 35.2 億円と大幅な減少 さらに繰延勘定も約 1.5 億円減少しています 一方 投資等合計が 2.0 億円増 流動資産合計が 0.7 億円増となっており 全体として 資産合計でみると約 34.0 億円減となっています 負債の部においては 固定負債合計が地方債の減少により約 34.3 億円減 流動負債合計が病院事業会計の短期借入金の減少により 17.7 億円減となっており 負債合計でみると約 52.0 億円減となっています また 純資産合計は普通会計と病院事業会計が増加したことで約 18.0 億円増となり 負債及び純資産合計は 34.0 億円減となっています

8 表 16 連結行政コスト計算書 ( 前年度比較 ) 経常行政コスト ( 単位 : 億円 %) 平成 20 年度 平成 21 年度 平成 22 年度 前年度比較 人にかかるコスト (1) 人件費 (2) 退職手当引当金繰入等 (3) 賞与引当金繰入額 小 計 物にかかるコスト (1) 物件費 (2) 維持補修費 (3) 減価償却費 小 計 移転支出的なコスト (1) 社会保障給付 (2) 補助金等 (3) 他会計等への支出額 (4) 他団体への公共資産整備補助金等 小 計 その他のコスト (1) 支払利息 (2) 回収不能見込計上額 (3) その他行政コスト 小 計 経 常 行 政 コ ス ト a 経常収益 1 使 用 料 手 数 料 分 担 金 負 担 金 寄 附 金 保 険 料 事 業 収 益 その他特定行政サービス収入 経 常 収 益 合 計 b b/a 32.0% 34.5% 39.0% ー ( 差引 ) 純経常行政コスト a-b 連結行政コスト計算書で前年度との比較をすると 経常行政コストにおいては 移転支出的なコストが児童手当から子ども手当に変更になったこと等により約 14.4 億円増 物にかかるコストが病院事業会計の減価償却費の増加等により約 6.6 億円増となっています 一方 その他のコストが 3.3 億円減 人にかかるコストが約 3.0 億円減となっており 全体としては 約 14.7 億円の増となっています 経常収益においては 分担金 負担金 寄附金が後期高齢者広域連合での処理の変更等によって約 28.3 億円増 事業収益では病院事業の増収等により約 5.9 億円増となっている一方 保険料が後期高齢者広域連合での処理の変更等により約 5.6 億円減となっており 全体としては 約 28.3 億円増となっています その結果 経常行政コストから経常収益を差し引いた純経常行政コストは 約 13.6 億円減となっています

9 表 17 連結純資産変動計算書 ( 前年度比較 ) ( 単位 : 億円 ) 平成 20 年度 平成 21 年度 平成 22 年度 前年度比較 期首純資産残高 純経常行政コスト 一般財源地方税 地方交付税 その他行政コスト充当財源 補助金等受入 臨時損益災害復旧事業費 0.1 公共資産除売却損益 投資損失 0.1 資産評価替えによる変動額 無償受贈資産受入 その他 期末純資産残高 連結純資産変動計算書で前年度との比較をすると 補助金等受入が後期高齢者広域連合の処理の変更等により約 18.0 億円減となっている一方 純経常行政コストが約 13.6 億円減 地方交付税約 5.4 億円増となっており 全体としては 約 18.0 億円増となっています

10 表 18 連結資金収支計算書 ( 前年度比較 ) 1 経常的収支の部 ( 単位 : 億円 ) 平成 20 年度 平成 21 年度 平成 22 年度 前年度比較 人件費物件費社会保障給付補助金等支払利息その他支出 支 出 合 計 地方税地方交付税 国県補助金等使用料 手数料分担金 負担金 寄附金保険料事業収入諸収入地方債発行額長期借入金借入額短期借入金借入額基金取崩額その他収入 収 入 合 計 経 常 的 収 支 額 公共資産整備収支の部公共資産整備支出公共資産整備補助金等支出地方独立行政法人公共資産整備支出一部事務組合 広域連合公共資産整備支出地方三公社公共資産整備支出第三セクター等公共資産整備支出支出合計国県補助金等地方債発行額長期借入額借入額基金取崩額その他収入収入合計公共資産整備収支額 投資 財務的収支の部投資及び出資金貸付金基金積立額定額運用基金への繰出支出地方債償還額長期借入金返済額短期借入金返済額収益事業順支出その他支出支出合計国県補助金等貸付金回収額基金取崩額地方債発行額長期借入金借入額公共資産等売却収入収益事業純収入その他収入収入合計投資 財務的収支額 翌年度繰上充用金増減額当年度歳計現金増減額期首歳計現金残高経費負担割合変更に伴う差額期末歳計現金残高

11 連結資金収支計算書で前年度との比較をすると 経常的収支の部では 支出は普通会計の社会保障給付費の増加等により約 13.2 億円増 収入は普通会計の基金取崩額の増加等により約 30.6 億円増であり 収支では 17.4 億円増になっています 公共資産整備収支の部では 支出は各会計の公共資産整備支出の減少等により約 21.1 億円減 収入では各会計の地方債発行額等により約 21.8 億円減であり 収支でみると約 0.7 億円減になっています 投資 財務的収支の部では 支出は病院事業の短期借入金返済額の増等により約 5.3 億円増 収入は地方債発行額の減等により約 19.9 億円減であり 収支でみると合わせて約 25.2 億円減になっています その結果 当年度歳計現金増減額は約 8.5 億円減であり 期首歳計現金残高の約 7.3 億円増 経費負担割合変更に伴う差額の約 0.5 億円増とを合わせ 期末歳計現金残高は約 0.7 億円減となっています (2) 市民一人当たりの連結貸借対照表連結貸借対照表を各年度末の統計人口で除して市民一人当たりにすることにより より実感しやすい連結貸借対照表となるものと考えています 市民一人当たりの連結貸借対照表 ( 各数値 ) = 連結貸借対照表 ( 各数値 ) 各年度の3 月 31 日現在の人口 表 19 市民一人当たりの連結貸借対照表 ( 単位 : 円 ) 資産の部 負債の部 1 公共資産 平成 20 年度 平成 21 年度 平成 22 年度 前年度比較 1 固定負債 平成 20 年度 平成 21 年度 平成 22 年度 前年度比較 (1) 有形固定資産 2,771,606 2,779,263 2,733,431 45,832 (1) 地方債 1,261,811 1,255,543 1,224,008 31,535 (2) 無形固定資産 1,208 1, (2) 関係団体 ( 長期借入金等 ) 22,338 15,945 12,026 3,919 (3) 売却可能資産 1,962 3,948 3, (3) 長期未払金 15,546 11,693 5,784 5,909 公共資産計 2,774,776 2,784,426 2,737,541 46,885 (4) 引当金 151, , ,130 7,410 2 投資等 0 (5) その他 (1) 投資及び出資金 4,981 5,467 5, 固定負債計 1,450,780 1,429,721 1,380,948 48,773 (2) 貸付金 2,716 2,581 2, 流動負債 (3) 基金等 45,431 54,060 56,169 2,109 (1) 翌年度償還予定地方債 91,466 90,202 87,984 2,218 (4) 長期延滞債権 22,942 23,538 24, (2) 短期借入金 20,980 34,320 9,590 24,730 (5) その他 (3) 未払金 14,943 15,490 15, (6) 回収不能見込額 6,188 8,200 7, (4) 翌年度支払予定退職手当 投資等計 69,882 77,446 80,677 3,231 (5) 賞与引当金 6,188 6,226 5, 流動資産 0 (6) その他 (1) 資金 71,996 83,673 82,656 1,017 流動負債計 133, , ,798 26,591 (2) 未収金 27,621 25,208 26, 負債合計 1,584,659 1,576,110 1,500,746 75,364 (3) 販売用不動産 (4) その他 35,017 45,860 46, (5) 回収不能見込額 604 1,974 1, 純資産の部 流動資産計 134, , ,200 1,433 純資産合計 1,402,481 1,444,907 1,475,782 30,875 4 繰延勘定 8,452 6,378 4,110 2,268 資産合計 2,987,140 3,021,017 2,976,528 44,489 負債 純資産合計 2,987,140 3,021,017 2,976,528 44,489 平成 22 年度平成 23 年 3 月 31 日現在住民基本台帳人口 65,694 人 平成 21 年度平成 22 年 3 月 31 日現在住民基本台帳人口 65,852 人 平成 20 年度平成 21 年 3 月 31 日現在住民基本台帳人口 66,254 人

12 本市の平成 23 年 3 月 31 日現在における市民一人当たりの連結貸借対照表では 資産合計が 2,976,528 円 負債合計が 1,500,746 円 純資産合計が 1,475,782 円となっています 前年度と比較して 資産合計が 44,489 円減 負債合計が 75,364 円減 純資産合計が 30,875 円増となっています (3) 市民一人当たりの連結行政コスト計算書連結行政コスト計算書を各年度末の統計人口で除して市民一人当たりにすることにより より実感しやすい連結行政コスト計算書となるものと考えています 市民一人当たりの連結行政コスト計算書 ( 各数値 ) = 連結行政コスト計算書 ( 各数値 ) 各年度の3 月 31 日現在の人口 表 20 市民一人当たりの連結行政コスト計算書 項 目 ( 単位 : 円 %) 平成 20 年度 平成 21 年度 平成 22 年度 前年度比較 金額 構成比率 金額 構成比率 金 額 構成比率 金 額 構成比率 経常行政コスト (A) 780,632 10% 756,697 10% 780,893 10% 24,196 % (1) 人にかかるコスト 166, % 149, % 145, % 4, % (2) 物にかかるコスト 189, % 204, % 214, % 10, % (3) 移転支出的なコスト 375, % 360, % 382, % 22, % (4) その他のコスト 48, % 42, % 37, % 4, % 経常収益 (B) 249, , ,594 43,706 純経常行政コスト (A)-(B) 530, , ,299 19,510 平成 22 年度 平成 23 年 3 月 31 日現在 住民基本台帳人口 65,694 人 平成 21 年度 平成 22 年 3 月 31 日現在 住民基本台帳人口 65,852 人 平成 20 年度 平成 21 年 3 月 31 日現在 住民基本台帳人口 66,254 人 本市の平成 22 年度の市民一人当たりの連結行政コスト計算書では 経常行政コストが総額で 780,893 円となり 経常収益合計 304,594 円を差し引いた純経常行政コストは 476,299 円となりました 前年度と比較して 移転支出的なコストが 22,785 円増 物にかかるコストが 10,538 円増となっている一方 その他のコストが 4,920 円減 人にかかるコストが 4,207 円減となっており 全体としては 24,196 円増となっています また 経常収益が 43,706 円増となった結果 純経常行政コストは 19,510 円減となっています Ⅳ. 資料編 普通会計及び連結ベースでの財務書類 4 表の概要等は 上記のようになっていますが この資料編では 総務省方式改訂モデルで示された様式そのものの財務書類 4 表を掲載します