Oracle9i Recovery Manager リファレンス, リリース1(9.0.1)

Size: px
Start display at page:

Download "Oracle9i Recovery Manager リファレンス, リリース1(9.0.1)"

Transcription

1 Oracle9i Recovery Manager リファレンス リリース 1(9.0.1) 2001 年 10 月 部品番号 :J

2 Oracle9i Recovery Manager リファレンス, リリース 1(9.0.1) 部品番号 :J 原本名 :Oracle9i Recovery Manager Reference, Release 1 (9.0.1) 原本部品番号 :A 原本著者 :Lance Ashdown 原本協力者 :Beldalker Anand, Tammy Bednar, Don Beusee, Senad Dizdar, Muthu Olagappan, Francisco Sanchez, Steve Wertheimer, Valarie Moore Copyright 2001, Oracle Corporation. All rights reserved. Printed in Japan. 制限付権利の説明プログラム ( ソフトウェアおよびドキュメントを含む ) の使用 複製または開示は オラクル社との契約に記された制約条件に従うものとします 著作権 特許権およびその他の知的財産権に関する法律により保護されています 当プログラムのリバース エンジニアリング等は禁止されております このドキュメントの情報は 予告なしに変更されることがあります オラクル社は本ドキュメントの無謬性を保証しません * オラクル社とは Oracle Corporation( 米国オラクル ) または日本オラクル株式会社 ( 日本オラクル ) を指します 危険な用途への使用についてオラクル社製品は 原子力 航空産業 大量輸送 医療あるいはその他の危険が伴うアプリケーションを用途として開発されておりません オラクル社製品を上述のようなアプリケーションに使用することについての安全確保は 顧客各位の責任と費用により行ってください 万一かかる用途での使用によりクレームや損害が発生いたしましても 日本オラクル株式会社と開発元である Oracle Corporation( 米国オラクル ) およびその関連会社は一切責任を負いかねます 当プログラムを米国国防総省の米国政府機関に提供する際には Restricted Rights と共に提供してください この場合次の Notice が適用されます Restricted Rights Notice Programs delivered subject to the DOD FAR Supplement are "commercial computer software" and use, duplication, and disclosure of the Programs, including documentation, shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement. Otherwise, Programs delivered subject to the Federal Acquisition Regulations are "restricted computer software" and use, duplication, and disclosure of the Programs shall be subject to the restrictions in FAR , Commercial Computer Software - Restricted Rights (June, 1987). Oracle Corporation, 500 Oracle Parkway, Redwood City, CA このドキュメントに記載されているその他の会社名および製品名は あくまでその製品および会社を識別する目的にのみ使用されており それぞれの所有者の商標または登録商標です

3 目次 はじめに はじめに... v 1 RMAN コマンドの概要 リファレンス ページの表記規則 コマンド入力 RMAN コマンド RMAN コマンドの概要 ALLOCATE CHANNEL ALLOCATE CHANNEL FOR MAINTENANCE allocoperandlist ALTER DATABASE archivelogrecordspecifier BACKUP BLOCKRECOVER CATALOG CHANGE cmdline completedtimespec CONFIGURE CONNECT connectstringspec COPY CREATE CATALOG i

4 ii CREATE SCRIPT CROSSCHECK datafilespec DELETE DELETE SCRIPT devicespecifier DROP CATALOG DUPLICATE EXECUTE SCRIPT EXIT HOST keepoption LIST listobjlist maintqualifier obsoperandlist PRINT SCRIPT QUIT recordspec RECOVER REGISTER RELEASE CHANNEL releaseformaint REPLACE SCRIPT REPLICATE REPORT RESET DATABASE RESTORE RESYNC RUN SEND SET SHOW SHUTDOWN SPOOL SQL STARTUP SWITCH

5 untilclause UPGRADE CATALOG VALIDATE リカバリ カタログ ビュー Recovery Manager のリカバリ カタログ ビューの概要 RC_ARCHIVED_LOG RC_BACKUP_CONTROLFILE RC_BACKUP_CORRUPTION RC_BACKUP_DATAFILE RC_BACKUP_PIECE RC_BACKUP_REDOLOG RC_BACKUP_SET RC_CHECKPOINT RC_CONTROLFILE_COPY RC_COPY_CORRUPTION RC_DATABASE RC_DATABASE_INCARNATION RC_DATAFILE RC_DATAFILE_COPY RC_LOG_HISTORY RC_OFFLINE_RANGE RC_PROXY_CONTROLFILE RC_PROXY_DATAFILE RC_REDO_LOG RC_REDO_THREAD RC_RESYNC RC_RMAN_CONFIGURATION RC_STORED_SCRIPT RC_STORED_SCRIPT_LINE RC_TABLESPACE iii

6 A B 使用不可になった RMAN コマンド Recovery Manager の互換性 索引 Recovery Manager の互換性について... B-2 Recovery Manager の互換性マトリックス... B-2 Recovery Manager の互換性 : 使用例... B-4 iv

7 はじめに このマニュアルには Recovery Manager ユーティリティのコマンド構文 リカバリ カタログ ビューの説明および関連情報が記載されています この項の内容は 次のとおりです 対象読者 このマニュアルの構成 関連文書 表記規則 v

8 対象読者 このマニュアルは 次のタスクを実行するデータベース管理者を対象としています Oracle データベースのバックアップ リストアおよびリカバリ データベース ファイルのバックアップとコピーのメンテナンス このマニュアルを使用するには 次の知識が必要です リレーショナル データベースの概念および基本的なデータベース管理 Oracle9i データベース概要 および Oracle9i データベース管理者ガイド で説明されています 基本的なバックアップとリカバリの概念および方法 Oracle9i バックアップおよびリカバリ概要 で説明されています Recovery Manager の基本的な概念とタスク Oracle9i Recovery Manager ユーザーズ ガイド で説明されています Oracle を実行しているオペレーティング システム環境 このマニュアルの構成 このマニュアルの構成は 次のとおりです 第 1 章 RMAN コマンドの概要 この章では Recovery Manager 構文の基本的な表記規則について説明します 第 2 章 RMAN コマンド この章では Recovery Manager 構文図と例を使用して 構文の各要素について説明します 第 3 章 リカバリ カタログ ビューリカバリ カタログ ビュー この章では リカバリ カタログ ビューについて説明します 付録 A 使用不可になった RMAN コマンド この付録では 使用不可になった ( つまり サポートされなくなった ) が 引き続き機能する Recovery Manager 構文について説明します 付録 B Recovery Manager の互換性 この付録では Recovery Manager 実行可能ファイル ターゲット データベース リカバリ カタログ データベースおよびリカバリ カタログのスキーマのうち 互換性のある組合せについて説明します vi

9 関連文書 詳細は 次の Oracle リソースを参照してください Oracle9i Recovery Manager ユーザーズ ガイド Oracle9i バックアップおよびリカバリ概要 Oracle9i ユーザー管理バックアップおよびリカバリ ガイド Oracle9i データベース ユーティリティ Backup Solutions Program に関する情報には 次の URL でアクセスできます リリース ノート インストレーション マニュアル ホワイト ペーパーまたはその他の関連ドキュメントは Oracle Technology Network Japan(OTN Japan) に接続すれば 無償でダウンロードできます OTN を使用するには オンラインでの登録が必要です 次の URL で登録できます OTN のユーザー名とパスワードを取得済であれば 次の OTN Web サイトのドキュメント セクションに直接接続できます 表記規則 このマニュアルの本文とコード例に使用されている表記規則について説明します 本文の表記規則 コード例の表記規則 vii

10 本文の表記規則本文には 特別な用語が一目でわかるように様々な表記規則が使用されています 次の表に 本文の表記規則と使用例を示します 表記規則 太字 固定幅フォントの大文字 固定幅フォントの小文字 固定幅フォントでイタリックの小文字 意味 太字は 本文中に定義されている用語または用語集に含まれている用語 あるいはその両方を示します 固定幅フォントの大文字は システムにより指定される要素を示します この要素には パラメータ 権限 データ型 Recovery Manager キーワード SQL キーワード SQL*Plus またはユーティリティ コマンド パッケージとメソッド システム指定の列名 データベース オブジェクトと構造体 ユーザー名 およびロールなどが含まれます 固定幅フォントの小文字は 実行可能ファイル ファイル名 ディレクトリ名およびサンプルのユーザー指定要素を示します この要素には コンピュータ名とデータベース名 ネット サービス名 接続識別子の他 ユーザー指定のデータベース オブジェクトと構造体 列名 パッケージとクラス ユーザー名とロール プログラム ユニット およびパラメータ値が含まれます 例 この句を指定する場合は 索引構成表索引構成表を作成します この句を指定できるのは NUMBER 列に対してのみです BACKUP コマンドを使用すると データベースのバックアップを作成できます USER_TABLES データ ディクショナリ ビューの TABLE_NAME 列を問い合せます DBMS_STATS.GENERATE_STATS プロシージャを使用します sqlplus と入力して SQL*Plus を開きます パスワードは orapwd ファイルに指定されています /disk1/oracle/dbs ディレクトリ内でデータ ファイルと制御ファイルのバックアップを作成します department_id department_name および location_id 列は hr.departments 表にあります 注意 : 一部のプログラム要素には 大文字と小文字の両方が使用されます この場合は 記載されているとおりに入力してください oe ユーザーで接続します 固定幅フォントでイタリックの小文字は プレースホルダまたは変数を示します QUERY_REWRITE_ENABLED 初期化パラメータを true に設定します これらのメソッドは JRepUtil クラスに実装されます parallel_clause を指定できます Uold_release.SQL を実行します old_release はアップグレード前にインストールしたリリースを指します viii

11 コード例の表記規則コード例は SQL PL/SQL SQL*Plus または他のコマンドライン文を示します 次のように 固定幅フォントで 通常の本文とは区別して記載されています SELECT username FROM dba_users WHERE username = 'MIGRATE'; 次の表に コード例の記載上の表記規則と使用例を示します 表記規則 意味 例 [ ] 大カッコで囲まれている項目は 1 つ以上のオプション項目を示します 大カッコ自体は入力しないでください { } 中カッコで囲まれている項目は そのうちの 1 つのみが必要であることを示します 中カッコ自体は入力しないでください 垂直バーは 大カッコまたは中カッコ内の複数の選択肢を区切るために使用します オプションのうち 1 つを入力します 垂直バー自体は入力しないでください... 水平の省略記号は 次のどちらかを示します 例に直接関係のないコード部分が省略されていること コードの一部が繰返し可能であること DECIMAL (digits [, precision ]) {ENABLE DISABLE} {ENABLE DISABLE} [COMPRESS NOCOMPRESS] CREATE TABLE... AS subquery; SELECT col1, col2,..., coln FROM employees;... その他の表記イタリック 垂直の省略記号は 例に直接関係のない数行のコードが省略されていることを示します 大カッコ 中カッコ 垂直バーおよび省略記号以外の記号は 表示されているとおりに入力してください イタリックの文字は 特定の値を指定する必要のあるプレースホルダまたは変数を示します acctbal NUMBER(11,2); acct CONSTANT NUMBER(4) := 3; CONNECT SYSTEM/system_password DB_NAME = database_name ix

12 表記規則大文字小文字 意味 システムにより指定される要素を示します これらの用語は ユーザー定義用語と区別するために大文字で記載されています 大カッコで囲まれている用語を除き 記載されているとおりの順序とスペルで入力してください ただし この種の用語は大 / 小文字区別がないため 小文字でも入力できます 小文字は ユーザー指定のプログラム要素を示します たとえば 表名 列名またはファイル名を示します 注意 : 一部のプログラム要素には 大文字と小文字の両方が使用されます この場合は 記載されているとおりに入力してください 例 SELECT last_name, employee_id FROM employees; SELECT * FROM USER_TABLES; DROP TABLE hr.employees; SELECT last_name, employee_id FROM employees; sqlplus hr/hr CREATE USER mjones IDENTIFIED BY ty3mu9; x

13 1 RMAN コマンドの概要 この章では Recovery Manager 構文の基本的な要素について説明します この章の内容は 次のとおりです リファレンス ページの表記規則 コマンド入力 RMAN コマンドの概要 1-1

14 リファレンス ページの表記規則 リファレンス ページの表記規則 この項では リファレンス ページの表記規則を説明します 本文の表記規則 構文図と表記法 Recovery Manager のコード例 本文の表記規則 リファレンスの本文は 次の表記規則に従っています 固定幅フォントの大文字 固定幅フォントの小文字 イタリック 固定幅フォントの大文字は Recovery Manager のキーワード SQL のキーワード 表とビューにある列見出し および初期化パラメータを示します 固定幅フォントの小文字は Recovery Manager の例中の変数テキストを示します 固定幅フォントのイタリックは Recovery Manager または SQL のプレースホルダ つまり そのとおり入力するのではなく ユーザーが値を入力することを示します 構文図と表記法 RMAN コマンド構文の表記規則を次に説明します 構文図 このリファレンスでは 構文図によって Recovery Manager のコマンドを説明します 構文図では 図 1-1 のように線と矢印で構文の構造を表します 図 1-1 CATALOG コマンド TAG = tag_name CATALOG CONTROLFILECOPY DATAFILECOPY, filename LEVEL = integer ; ARCHIVELOG 1-2 Oracle9i Recovery Manager リファレンス

15 リファレンス ページの表記規則 この項では 構文図の構成要素を説明し RMAN コマンドの書式の例を示します 構文図の構成要素は 次のとおりです キーワード プレースホルダ キーワードキーワードは Recovery Manager の構文で特殊な意味を持ちます キーワードは 構文図では図 1-1 のワード CATALOG のように長方形で囲まれた大文字で表されます 本文とコード例で使用されている場合 Recovery Manager キーワードは CATALOG DATAFILECOPY のように固定幅フォントの大文字で表されます Recovery Manager 文でのキーワードは 構文図に示すとおりに使用する必要があります ただし 大文字と小文字は区別しません Recovery Manager の言語は自由形式です 複数のキーワードは 少なくとも 1 つの空白文字で区切る必要がありますが 他の制約はありません コマンドは 複数行になることがあります プレースホルダ構文図でのプレースホルダは キーワード以外を示します 構文図では 図 1-1 の integer のように楕円で囲まれて表されます 説明文の中では Recovery Manager のプレースホルダは小文字のイタリック体で表されます たとえば 'filename' となります 通常 プレースホルダは次の内容を示します データベース オブジェクト名 (tablespace_name) Oracle データ型名 (date_string) 副次句 (datafilespec) 構文図にプレースホルダがあるときは Recovery Manager 文中では 適切な型のオブジェクトまたは式に置き換えます たとえば DUPLICATE TARGET DATABASE TO 'database_name' コマンドを記述する場合は 構文図の database_name プレースホルダを dupdb などの作成する複製データベースの名前に置き換えて使用します プレースホルダの値には 引用符で囲むことが必要なものと任意のものがあります 構文図では一重引用符を使用していますが Recovery Manager 構文では 二重引用符も使用できます たとえば 'filename' も "filename" も指定できます SQL コマンドの場合は SQL 文自体に引用符が含まれる場合があり SQL 文で最も一般的な引用符が一重引用符であるため 二重引用符を使用することをお薦めします SQL では Recovery Manager の場合と異なり 一重引用符と二重引用符が別の意味を持ちます RMAN コマンドの概要 1-3

16 リファレンス ページの表記規則 次の表に 構文図に表されるプレースホルダと 構文中でそれに代入する値の例を示します プレースホルダ 'filename' 'tablespace_name' 'channel_name' 'channel_parms' など 引用符で囲まれた文字列 説明 一重引用符または二重引用符で囲まれた文字列 引用符で囲んだ文字列には 空白文字 句読点 Recovery Manager キーワードおよび SQL キーワードも含まれています channel_id アルファベット文字で開始し 空白およ ch1 tag_name date_string など 引用符なしの文字列 び句読点のない文字列 integer 数値のみを含む文字列 例 "?/dbs/cf.f" 'dev1' 予約語 表 1-1 に Recovery Manager の予約語を示します 予約語を引用符で囲まずに使用すると Recovery Manager でエラーが発生します 次に 適切な入力例と不適切な入力例を示します ALLOCATE CHANNEL backup DEVICE TYPE DISK; ALLOCATE CHANNEL 'backup' DEVICE TYPE DISK; BACKUP DATABASE TAG full; BACKUP DATABASE TAG 'full'; # incorrect # correct # incorrect # correct 表 1-1 Recovery Manager の予約語 ABORT AFFINITY AFTER ALL ALLOCATE ALTER AND APPEND ARCHIVELOG AT AUXILIARY AUXNAME AVAILABLE BACKSLASH BACKUP BACKUPPIECE BACKUPSET BEFORE BEGINLINE BETWEEN CANCEL CATALOG CHANGE CHANNEL CHANNEL_ID CHECK CLONE CLONE_CF CLONENAME CMDFILE CHECK CLONE CLONE_CF CLONENAME CMDFILE COMMAND COMPLETED CONNECT CONTROLFILE CONTROLFILE COPY COPY CREATE CROSSCHECK CUMULATIVE CURRENT DATABASE DATAFILE DATAFILECOPY DAYS DBA DBID DEBUG DEFINE DELETE DESTINATION DEVICE DISK DISKRATIO DROP DUMP DUPLEX DUPLICATE ECHO EQUAL EXECUTE EXIT EXPIRED FILESPERSET FOR FORCE FOREVER FORMAT FROM FULL GROUP HIGH HOST ID INACCESSIBLE INCARNATION INCLUDE INCREMENTAL INPUT INTEGER 1-4 Oracle9i Recovery Manager リファレンス

17 リファレンス ページの表記規則 表 1-1 Recovery Manager の予約語 ( 続き ) IMMEDIATE JOB K KBYTES LEVEL LIBPARM LIBRARY LIKE LIMIT LIST LOG LOGFILE LOGICAL LOGSEQ LOW MAXCORRUPT MAXOPENFILES MSGLOG MASK MSGNO MAINTENANCE MOUNT M NAME NEED NEWNAME NOCHECKSUM NOCATALOG NEWLINE NOREDO NORMAL NOMOUNT NOFILENAMEC HECK NULL OF OFFLINE ORPHAN OBSOLETE OPEN ON OFF ONLY PARMS PLSQL PRINT PFILE PROXY POOL PIPE RCVCAT RELEASE RELOAD REPLACE REPLICATE REPORT RECOVERABLE RESET RESTART RESTORE RESYNC RMAN RPCTESTRUN READONLY READRATE RECOVER REDUNDANCY REGISTER REUSE SCHEMA SCN SCRIPT SEND SET SETLIMIT SETSIZE SHUTDOWN SIZE SKIP SLAXDEBUG SQL STARTUP STEP TABLESPACE TAG TARGET TEST THREAD TIME TIMEOUT TO TRACE TRANSACTION AL UPGRADE TYPE UNAVAILABLE UNCATALOG UNDERSCORE UNRECOVERAB LE VALIDATE UNTIL Recovery Manager のコード例 このリファレンスには RMAN コマンドの多くの例が示されています これらの例を使用して Recovery Manager の要素の使用方法を説明します 次の例に BACKUP コマンドの使用方法を示します RUN { ALLOCATE CHANNEL ch1 DEVICE TYPE sbt; BACKUP DATABASE; } コード例は 本文とは区別して 固定幅フォントで記載されています RMAN コマンドの概要 1-5

18 コマンド入力 コマンド入力 コマンドや副次句の説明には 次の項が含まれています 構文用途制限事項と使用上の注意キーワードとパラメータ例 文を構成するキーワードとパラメータを示します 注意 : キーワードとパラメータは 常に有効とは限りません 構文の制約については 必ず各文の キーワードとパラメータ の項を参照してください 文の基本的な使用方法を説明します コマンドを適正に使用するための要件 制限およびガイドラインを説明します キーワードとパラメータの目的を説明します 制約事項と使用上の注意についても この項で説明します 文の各句と各オプションの使用例を示します 注意 : 例の次のオプションの項では 文の使用方法と使用時期を説明します 1-6 Oracle9i Recovery Manager リファレンス

19 2 RMAN コマンド この章では Recovery Manager のコマンドと副次句をアルファベット順に説明します RMAN コマンドとコマンドライン オプションの概要は 2-2 ページの RMAN コマンドの概要 を参照してください RMAN コマンド 2-1

20 RMAN コマンドの概要 RMAN コマンドの概要 表 2-1 Recovery Manager コマンド 表 2-1 に RMAN プロンプトまたは RUN コマンド あるいはその両方で実行できる RMAN コマンドの機能の概要を示します 旧リリースの Recovery Manager のすべてのコマンドは 現行のリリースで動作します オペレーティング システムのコマンドラインで指定できる Recovery Manager オプションについては 2-57 ページの cmdline を参照してください ページ ページ ) ALLOCATE CHANNEL (2-8 ページ ) ALLOCATE CHANNEL FOR MAINTENANCE (2-12 ページ ) allocoperandlist(2-15 ページ ) ALTER DATABASE (2-19 ページ ) archivelogrecordspecifier (2-21 ページ ) BACKUP(2-25 ページ ) BLOCKRECOVER(2-46 ページ ) CATALOG(2-50 ページ ) CHANGE(2-53 ページ ) completedtimespec (2-62 ページ ) CONFIGURE(2-64 ページ ) 用途 コマンド ファイルを実行します 現在実行中のコマンド ファイルと同じディレクトリにあるコマンド コマンドと異なるのは コマンド ファイル内から実行される場合のみです チャネルを確立します これは Recovery Manager とデータベース インスタンス間の接続です DELETE コマンドなどのメンテナンス コマンドの発行に備えてチャネルを割り当てます 副次句で PARMS FORMAT および MAXOPENFILES などのチャネル制御オプションを指定します データベースをマウントまたはオープンします アーカイブ REDO ログ ファイルの範囲を指定します データベース 表領域 データ ファイル アーカイブ ログまたはバックアップ セットのバックアップを作成します 1 つ以上のデータ ファイル内で個々のデータ ブロックまたはそのセットをリカバリします データ ファイル コピー アーカイブ REDO ログまたは制御ファイルのコピーに関する情報をリポジトリに追加します バックアップ ピース イメージ コピーまたはアーカイブ REDO ログをステータス UNAVAILABLE または AVAILABLE を持つものとしてマークし バックアップまたはコピーのリポジトリ レコードを削除し その保存方針をオーバーライドします バックアップまたはコピーが完了する時間の範囲を指定します 永続的な Recovery Manager 設定を構成します この設定は 明示的に変更または使用不可にするまで すべての Recovery Manager セッションに適用されます 2-2 Oracle9i Recovery Manager リファレンス

21 RMAN コマンドの概要 表 2-1 Recovery Manager コマンド ( 続き ) コマンド CONNECT(2-77 ページ ) connectstringspec(2-79 ページ ) COPY(2-81 ページ ) 用途 Recovery Manager とターゲット データベース 補助データベースまたはリカバリ カタログ データベースとの接続を確立します ターゲット データベース リカバリ カタログ データベースまたは補助データベースに接続するため ユーザー名 パスワードおよびネット サービス名を指定します この接続は ユーザーの認証とデータベースの識別のために必要です データ ファイル 制御ファイルまたはアーカイブ REDO ログのイメージ コピーを作成します CREATE CATALOG (2-86 ページ ) CREATE SCRIPT(2-88 ページ ) CROSSCHECK(2-92 ページ ) datafilespec(2-95 ページ ) DELETE(2-96 ページ ) DELETE SCRIPT(2-100 ページ ) devicespecifier(2-101 ページ ) リカバリ カタログのためのスキーマを作成します ストアド スクリプトを作成してリカバリ カタログに格納します アーカイブ ログ データ ファイル コピーおよびバックアップ ピースなど Recovery Manager で管理されるファイルが ディスクまたはテープに引き続き存在するかどうかを判断します データ ファイルをファイル名または絶対ファイル番号で指定します バックアップとコピーを削除し その参照をリカバリ カタログから削除し その制御ファイル レコードをステータス DELETED に更新します ストアド スクリプトをリカバリ カタログから削除します バックアップまたはコピーに使用する記憶デバイスのタイプを指定します DROP CATALOG(2-102 ページ ) リカバリ カタログからスキーマを削除します DUPLICATE(2-103 ページ ) ターゲット データベースのバックアップを使用して テストに使用できる複製データベースを作成するか スタンバイ データベースを作成します EXECUTE SCRIPT(2-112 ページ ) Recovery Manager ストアド スクリプトを実行します EXIT(2-113 ページ ) HOST(2-114 ページ ) keepoption(2-116 ページ ) LIST(2-118 ページ ) listobjlist(2-135 ページ ) maintqualifier(2-137 ページ ) Recovery Manager 実行可能ファイルを終了します Recovery Manager からオペレーティング システムのコマンドライン サブシェルをコールするか 特定のオペレーティング システム コマンドを実行します バックアップまたはコピーを現行の保存方針から除外するかどうかを指定します バックアップ セットまたはコピーの詳細リストを生成します LIST コマンドで表示される項目を指定するための副次句です DELETE や CHANGE などのメンテナンス コマンドの追加オプションを指定するための副次句です RMAN コマンド 2-3

22 RMAN コマンドの概要 表 2-1 Recovery Manager コマンド ( 続き ) コマンド 用途 obsoperandlist(2-139 ページ ) 不要なバックアップとコピーを判断するための副次句です PRINT SCRIPT(2-141 ページ ) QUIT(2-143 ページ ) recordspec(2-144 ページ ) RECOVER(2-146 ページ ) REGISTER(2-152 ページ ) RELEASE CHANNEL (2-154 ページ ) ストアド スクリプトを表示します Recovery Manager 実行可能ファイルを終了します メンテナンス コマンドの対象となるオブジェクトを指定するための副次句です リストアしたバックアップ セットまたはコピーに REDO ログまたは増分バックアップを適用し その内容を特定時点の状態に更新します ターゲット データベースをリカバリ カタログに登録します ALLOCATE CHANNEL コマンドで割り当てたチャネルを解放します releaseformaint(2-155 ページ ) ALLOCATE CHANNEL FOR MAINTENANCE コマンドで割り当てたチャネルを解放します REPLACE SCRIPT(2-156 ページ ) リカバリ カタログに格納されている既存のスクリプトを置換します 既存のスクリプトがない場合は REPLACE SCRIPT によりスクリプトが作成されます REPLICATE(2-160 ページ ) REPORT(2-162 ページ ) RESET DATABASE (2-170 ページ ) RESTORE(2-172 ページ ) RESYNC(2-183 ページ ) RUN(2-186 ページ ) SEND(2-189 ページ ) CONTROL_FILES 初期化パラメータで指定したすべての位置に 制御ファイルをコピーします リカバリ カタログの内容の詳細分析を行います SQL 文 ALTER DATABASE OPEN RESETLOGS が実行され ターゲット データベースの新規インカネーションが作成されたことを Recovery Manager に通知するか またはインカネーション前にターゲット データベースをリセットします バックアップ セットまたはディスク コピーから デフォルト位置または新規の位置にファイルをリストアします 完全再同期化を実行します これにより スナップショット制御ファイルが作成され そのファイルから新規または変更後の情報がリカバリ カタログにコピーされます 1 つ以上の一連の RMAN コマンドを実行します これは RUN の中カッコ内で実行される 1 つ以上の文です ベンダー固有の引用符付き文字列を 1 つ以上の特定チャネルに送信します 2-4 Oracle9i Recovery Manager リファレンス

23 RMAN コマンドの概要 表 2-1 Recovery Manager コマンド ( 続き ) コマンド SET(2-191 ページ ) 用途 次のセッション レベルの設定を行います RMAN コマンドをメッセージ ログに表示するかどうかを制御します 制御ファイルのリストア時に DBID を設定します リストアされるデータ ファイルの新規ファイル名を指定します ブロック破損許容数の制限を指定します デフォルトのアーカイブ REDO ログ先をオーバーライドします 各バックアップ ピースのコピー数を指定します サーバー セッションとチャネルの対応を判断します Oracle Real Application Clusters 構成を使用している場合に Recovery Manager でバックアップを検索するディレクトリを制御します 制御ファイルの自動バックアップのデフォルト書式をオーバーライドします SHOW(2-199 ページ ) SHUTDOWN(2-202 ページ ) SPOOL(2-205 ページ ) SQL(2-207 ページ ) STARTUP(2-209 ページ ) SWITCH(2-211 ページ ) untilclause(2-213 ページ ) UPGRADE CATALOG (2-215 ページ ) VALIDATE(2-217 ページ ) 現行の CONFIGURE 設定を表示します ターゲット データベースを停止します このコマンドは SQL*Plus の SHUTDOWN コマンドと同じです Recovery Manager 出力をログ ファイルに書き込みます Recovery Manager 内から SQL 文を実行します ターゲット データベースを起動します このコマンドは SQL*Plus の STARTUP コマンドと同じです データ ファイルのコピーがカレント データ ファイルカレント データ ファイルであることを指定します つまり 制御ファイルが指すデータ ファイルです このコマンドは データ ファイルに適用される SQL 文 ALTER DATABASE RENAME FILE と同じです 時間 SCN またはログ順序番号で上限を指定する副次句です 通常 この句は不完全リカバリに必要な時点を指定するために使用します リカバリ カタログ スキーマを 旧バージョンから Recovery Manager 実行可能ファイルに必要なバージョンにアップグレードします バックアップ セットを調べて データの損傷がないかどうかをレポートします Recovery Manager は 指定したバックアップ セットのバックアップ ピースをすべてスキャンし チェックサムを参照して 内容が正しくリストアされるかどうかを検証します RMAN コマンド 2-5

24 filename 用途 オペレーティング システム ファイルに格納されている一連の RMAN などのフルパス名を指定して実行します など 現行の作業ディレクトリが対象となります とファイル名の間に空白を残さないでください Recovery Manager は コマンドに代入されたかのように処理します 注意 : ファイルには 完全な RMAN コマンドを含めてください 不完全なコマンドがファイルにあると 構文エラーが発生します 制限事項と使用上の注意 例 RMAN プロンプトまたは RUN コマンドのカッコ内で実行してください コマンド ファイルの実行 : 例ます この例では コマンド ファイル bkup_db を 2 RUN } 2-6 Oracle9i Recovery Manager リファレンス

25 構文 filename 用途 など 指定したファイル名を持つオペレーティング システム ファイルに格納されている一連の RMAN コマンドを実行します コマンドは コマンドと同じです は Recovery Manager に対して 指定したファイル名をコール元のコマンド ファイルと同じディレクトリ内で探すように指示します たとえば UNIX での作業ディレクトリが $ORACLE_HOME であり 次のように Recovery Manager を起動した場合を考えます % cmd1.rman があるとします コマンドは Recovery Manager に対して ディレクトリ $ORACLE_ HOME/rdbms/admin/dba/scripts にあるファイル cmd2.rman を検索するように指示します 注意 : ファイルには 完全な RMAN コマンドを含めてください 不完全なコマンドがファイルにあると 構文エラーが発生します 制限事項と使用上の注意 例 RMAN プロンプトまたは RUN コマンドのカッコ内で実行してください スクリプト内でのスクリプトのコール : 例まれているとします コマンド ファイル bkup_db に次の 2 行が含 BACKUP この例では コマンド ファイル bkup_db を実行し /scripts ディレクトリ内で bkup_ logs RMAN コマンド 2-7

26 ALLOCATE CHANNEL ALLOCATE CHANNEL 構文 ALLOCATE AUXILIARY CHANNEL channel_id DEVICE TYPE = devicespecifier allocate1 allocoperandlist ; 用途 チャネルを手動で割り当てます これは Recovery Manager とデータベース インスタンス間の接続です 各接続は ターゲット インスタンスまたは補助インスタンスで Oracle サーバー セッションを開始します このサーバー セッションは バックアップ セットとコピーのバックアップ リストアおよびリカバリの作業を行います 手動で (ALLOCATE を使用して ) 割り当てたチャネルは 自動的に (CONFIGURE で指定して ) 割り当てられたチャネルと相互に排他的です 手動で割り当てたチャネルは コマンドを発行する RUN ジョブにのみ適用されます 自動チャネルは 手動でチャネルを割り当てていないすべての Recovery Manager のジョブに適用されます 自動チャネル構成は RUN コマンドでチャネルを手動で割り当てていつでもオーバーライドできます 各チャネルは 一度に 1 つのバックアップ セット (BACKUP RESTORE または RECOVER の場合 ) または一度に 1 つのイメージ コピー (COPY の場合 ) を使用します Recovery Manager は ジョブ終了時に自動的にチャネルを解放します チャネル数によってジョブ内の並列度を制御できます 複数チャネルを同時に割り当てることができるため 単一ジョブで複数のバックアップ セットやコピーをパラレルに読み書きできます 複数接続を確立すると 各接続は個別のバックアップ セットまたはファイル コピーへの操作を行います ALLOCATE CHANNEL でオペレーティング システム リソースを割り当てるかどうかは オペレーティング システムにより異なります プラットフォームによっては コマンドの発行時に割り当てられます 別のプラットフォームでは ファイルを読み書きのためにオープンするまで割り当てられません 注意 : DEVICE TYPE DISK を指定すると サーバー セッション作成用以外のオペレーティング システム リソースは割り当てられません 2-8 Oracle9i Recovery Manager リファレンス

27 ALLOCATE CHANNEL 制限事項と使用上の注意 キーワードとパラメータ ALLOCATE は RUN コマンドのカッコ内でのみ実行してください ターゲット インスタンスを事前に起動する必要があります 共有サーバー セッションには接続できません BACKUP DUPLICATE COPY RESTORE RECOVER または VALIDATE コマンドの実行時に 手動で割り当てたチャネルまたは自動チャネルを割り当てる必要があります ALLOCATE CHANNEL の実行後は BACKUP DEVICE TYPE または RESTORE DEVICE TYPE を指定できません スタンバイ データベースのバックアップ時には リカバリ カタログを使用する必要があります チャネル名に接頭辞 ORA_ は使用できません 接頭辞 ORA_ で始まるチャネル名は Recovery Manager 専用に予約されています AUXILIARY CHANNEL 'channel_id' Recovery Manager と補助データベース インスタンスとの接続を指定します 補助インスタンスは DUPLICATE コマンドの実行時または TSPITR の実行時に使用します 補助データベースは 元のデータベースと同じホストにも 異なるホストにも作成できます このオプションを指定した場合は 補助データベースのマウントが必要ですが オープンする必要はありません 関連項目 : データベースの複製方法は ページの DUPLICATE を参照してください 複製データベースへの接続方法は 2-77 ページの CONNECT を参照してください Recovery Manager とターゲット データベース インスタンスとの接続を指定します 各接続は データベース インスタンスで Oracle サーバー セッションを開始します このサーバー セッションは バックアップ セットとコピーのバックアップ リストアおよびリカバリの作業を行います CHANNEL キーワードの後に チャネル ID つまりチャネルの名前を指定します チャネル名には大 / 小文字区別があります Oracle では この名前が I/O エラーのレポートに使用されます DEVICE TYPE = devicespecifier 記憶デバイスのタイプを指定します 関連項目 : ページの devicespecifier 注意 : DEVICE TYPE パラメータを指定しない場合は NAME パラメータで特定の順次 I/O デバイスを識別する必要があります V$BACKUP_DEVICE ビューへの問合せで 使用可能なデバイス タイプと名前がわかります RMAN コマンド 2-9

28 ALLOCATE CHANNEL NAME = 'channel_name' 順次 I/O デバイスの名前を指定します デバイス名を指定しなければ 各記憶デバイスの使用可能デバイスが使用されます NAME パラメータと DEVICE TYPE パラメータを併用しないでください 現在のところ NAME パラメータをサポートするプラットフォームはありません allocoperandlist 割り当てたチャネルの制御オプションを指定します 関連項目 : 2-15 ページの allocoperandlist 例 バックアップ用の単一チャネルの割当て : 例このコマンドは データベース全体のバックアップ用に1つのテープ チャネルを割り当てます RUN { ALLOCATE CHANNEL dev1 DEVICE TYPE sbt; BACKUP DATABASE; } 複数ディスクへのバックアップ セットの分散 : 例ディスクにバックアップする場合は 複数のディスク ドライブに分散したバックアップが実行できます ディスク ドライブごとに 1 つの DEVICE TYPE DISK チャネルを割り当て ファイル名ごとに異なるディスクになるようにフォーマット文字列を指定します RUN { ALLOCATE CHANNEL disk1 DEVICE TYPE DISK FORMAT '/disk1/%d_backups/%u'; ALLOCATE CHANNEL disk2 DEVICE TYPE DISK FORMAT '/disk2/%d_backups/%u'; ALLOCATE CHANNEL disk3 DEVICE TYPE DISK FORMAT '/disk3/%d_backups/%u'; BACKUP DATABASE; } バックアップ セットの複数コピーの作成 : 例バックアップ セットの複数コピーを作成する場合は SET BACKUP COPIES コマンドを指定できます この例では データベースの単一バックアップを生成してから データ ファイル 1 について 4 つの同一バックアップを 4 つのファイル システムに作成します RUN { ALLOCATE CHANNEL dev1 DEVICE TYPE DISK MAXPIECESIZE 2M; BACKUP DATABASE; SET BACKUP COPIES = 4; BACKUP DATAFILE 1 FORMAT '/dsk1/bp/%u', '/dsk2/sv/%u', '/dsk3/bp/%u', '/dsk3/sv/%u'; } 2-10 Oracle9i Recovery Manager リファレンス

29 ALLOCATE CHANNEL データベース複製用の補助チャネルの割当て : 例複製データベースを作成する場合は AUXILIARY オプションを使用してチャネルを割り当てます RUN { ALLOCATE AUXILIARY CHANNEL c1 DEVICE TYPE DISK; ALLOCATE AUXILIARY CHANNEL c2 DEVICE TYPE DISK; DUPLICATE TARGET DATABASE TO ndbnewh LOGFILE '/oracle/dbs/log_1.f' size 200K, '/oracle/dbs/log_2.f' size 200K SKIP READONLY NOFILENAMECHECK; } RMAN コマンド 2-11

30 ALLOCATE CHANNEL FOR MAINTENANCE ALLOCATE CHANNEL FOR MAINTENANCE 構文 ALLOCATE CHANNEL FOR MAINTENANCE DEVICE TYPE = devicespecifier allocoperandlist ; 用途 CHANGE DELETE または CROSSCHECK コマンドの発行に備えてチャネルを手動で割り当てます CONFIGURE を使用して自動チャネルを設定すると Recovery Manager ではこれらの自動チャネルをメンテナンス操作に使用でき 手動で割り当てる必要がなくなるため注意してください Recovery Manager では 自動メンテナンス チャネルを割り当てる場合に 自動的に割り当てる他のチャネルと同じネーミング規則が使用されます ALLOCATE CHANNEL FOR MAINTENANCE を手動で実行すると Recovery Manager ではチャネルのネーミング規則として ORA_MAINT_devicetype_n が使用されます devicetype は DISK または sbt で n はチャネル番号です たとえば Recovery Manager では 手動で割り当てた 2 つのディスク チャネルに次の名前が使用されます ORA_MAINT_DISK_1 ORA_MAINT_DISK_2 単一のジョブに複数のメンテナンス チャネルを割り当てることもできますが この機能を使用できるのは次の場合のみです 単一のコマンドを使用して ディスクとテープの両方で すべてのバックアップ ピースまたはプロキシ コピーのクロスチェックまたは削除を行えるようにする場合 バックアップ ピースまたはプロキシ コピーが単一ノードにしか存在しない Oracle Real Application Clusters 構成で クロスチェックと削除を正常に機能させる場合 関連項目 : 複数チャネルをクロスチェックおよび削除する方法は Oracle9i Recovery Manager ユーザーズ ガイド を参照してください 2-12 Oracle9i Recovery Manager リファレンス

31 ALLOCATE CHANNEL FOR MAINTENANCE 制限事項と使用上の注意 キーワードとパラメータ このコマンドは RMAN プロンプトでのみ実行してください ターゲット インスタンスを事前に起動する必要があります チャネル ID は指定しないでください 共有セッションにメンテナンス チャネルを割り当てることはできません チャネル名に接頭辞 ORA_ は使用できません 接頭辞 ORA_ で始まるチャネル名は Recovery Manager 専用に予約されています DEVICE TYPE = devicespecifier allocoperandlist 記憶デバイスのタイプを指定します 関連項目 : ページの devicespecifier 注意 : DEVICE TYPE パラメータを指定しない場合は NAME パラメータで特定の順次 I/O デバイスを識別する必要があります V$BACKUP_DEVICE ビューへの問合せで 使用可能なデバイス タイプと名前がわかります 割り当てたチャネルの制御オプションを指定します 関連項目 : 2-15 ページの allocoperandlist 例 バックアップ ピースの削除 : 例ピースを削除します この例では メディア管理カタログからバックアップ ALLOCATE CHANNEL FOR MAINTENANCE DEVICE TYPE sbt; DELETE BACKUPPIECE '/oracle/dbs/01aj3q5012'; バックアップ セットのクロスチェック : 例セットがクロスチェックされます この例では 主キー 828 のバックアップ ALLOCATE CHANNEL FOR MAINTENANCE DEVICE TYPE DISK; CROSSCHECK BACKUPSET 828; RMAN コマンド 2-13

32 ALLOCATE CHANNEL FOR MAINTENANCE Oracle Real Application Clusters 構成の複数ノードでのクロスチェック : 例この例では Oracle Real Application Clusters 構成の 2 つのノードでバックアップのクロスチェックを実行します RUN { SET AUTOLOCATE ON; ALLOCATE CHANNEL FOR MAINTENANCE DEVICE TYPE DISK CONNECT 'SYS/change_on_install@inst1'; ALLOCATE CHANNEL FOR MAINTENANCE DEVICE TYPE DISK CONNECT 'SYS/change_on_install@inst2'; CROSSCHECK BACKUP; } 1 つのコマンドを使用したディスクおよび sbt チャネルの削除 : 例とテープの両方から 5 つのバックアップ セットを削除します ALLOCATE CHANNEL FOR MAINTENANCE DEVICE TYPE DISK; ALLOCATE CHANNEL FOR MAINTENANCE DEVICE TYPE sbt; DELETE BACKUPSET 1,2,3,4,5; この例では ディスク 2-14 Oracle9i Recovery Manager リファレンス

33 allocoperandlist allocoperandlist 構文 = PARMS channel_parms = CONNECT connectstringspec =, FORMAT format_string = MAXPIECESIZE integer = RATE integer = MAXOPENFILES integer SEND command K M G 用途 この副次句では Recovery Manager とデータベース インスタンス間の接続であるチャネルの制御オプションを指定します この句は 次のコマンドで指定します ALLOCATE CHANNEL ALLOCATE CHANNEL FOR MAINTENANCE CONFIGURE RMAN コマンド 2-15

34 allocoperandlist キーワードとパラメータ PARMS = 'channel_parms' 割り当てるデバイスに対してデバイス固有のパラメータを指定します DEVICE TYPE DISK を指定している場合は このポート固有の文字列を使用しないでください PARMS を DEVICE TYPE sbt と併用すると 引用符付きの文字列内で次の環境変数を指定できます channel_parms を含む引用符付き文字列の最大長は 1000 バイトです たとえば 次のように指定できます PARMS="BLKSIZE=16384,ENV=(NSR_SERVER=tape_server, NSR_CLIENT=oracleclnt,NSR_GROUP=oracle_tapes)" 関連項目 : Oracle でメディア管理ライブラリがリンクされる方法は Oracle9i Recovery Manager ユーザーズ ガイド を参照してください 'ENV= (var1=val1,...)' 'BLKSIZE=integer' 'SBT_LIBRARY= lib_name' この Recovery Manager クライアントに対応する Oracle サーバー セッション中にメディア管理ベンダーが必要とする 1 つ以上の環境変数を指定します Recovery Manager はクライアント プログラムであるため ENV parameter を使用すると Recovery Manager クライアントのかわりにバックアップおよびリストア操作を実行するサーバー セッション固有の変数を設定できます たとえば 次のようにします PARMS="ENV=(NSR_SERVER=srv1)" このチャネルでの I/O の細分化レベルを指定します この値には デフォルトのデバイス ブロック係数の倍数を指定する必要があります Solaris の場合 この値は 16K です 次に例を示します PARMS="BLKSIZE=16384" この sbt チャネルで使用するメディア ライブラリを指定します デフォルト ライブラリはオペレーティング システム固有 (Solaris では libobk.so Windows NT では ORASBT.DLL など ) です 次に例を示します PARMS="SBT_LIBRARY=/oracle/lib/mmv.so" CONNECT = connectstringspec Recovery Manager がバックアップまたはリストアの操作を行うデータベース インスタンスへの接続文字列を指定します Oracle Real Application Clusters 構成でバックアップまたはリストアの操作を別々のインスタンスに分散させる場合は このパラメータを使用します このパラメータを指定せず AUXILIARY オプションも指定しなければ Recovery Manager では コマンドライン パラメータで指定したターゲット データベース インスタンス または CONNECT コマンドの発行時に接続したインスタンスに対してすべての操作を実行します 一般的に CONNECT パラメータと AUXILIARY オプションを一緒に使用することはできません 関連項目 : 2-79 ページの connectstringspec および 2-57 ページの cmdline 2-16 Oracle9i Recovery Manager リファレンス

35 allocoperandlist FORMAT = 'format_string' MAXPIECESIZE = integer このチャネルで作成するバックアップ ピースの名前に使用するフォーマットを指定します フォーマットの指定がない場合 Recovery Manager はデフォルトの %U を使用します これにより一意の識別子を保証できます チャネルはターゲット データベース上のサーバー セッションに対応するため FORMAT 文字列ではクライアント ホストではなくターゲット ホストの表記規則を使用する必要があります たとえば Recovery Manager クライアントが Windows マシン上で実行され ターゲット データベースが UNIX マシン上で実行されている場合は UNIX ファイル システムまたは RAW デバイスのネーミング規則に従って FORMAT 文字列を指定する必要があります 指定できる FORMAT 文字列は 4 つ以内です Recovery Manager で 2 番目 3 番目および 4 番目の値が使用されるのは BACKUP COPIES SET BACKUP COPIES または CONFIGURE... BACKUP COPIES が有効な場合のみです 各バックアップ ピースに使用するフォーマットを選択すると Recovery Manager では最初のフォーマット値がコピー 1 2 番目のフォーマット値がコピー 2 というように順番に使用されます フォーマット値の数がコピー数より多ければ 余分のフォーマットは使用されません フォーマット値の数がコピー数より少なければ Recovery Manager では最初のフォーマット値から順番に再利用されます このパラメータが役立つのは 複数のディスク チャネルを割り当てて 各チャネルで別々のディレクトリに書き込む場合です BACKUP コマンドで FORMAT パラメータを指定すると CONFIGURE CHANNEL または ALLOCATE CHANNEL で指定した FORMAT パラメータがオーバーライドされます 関連項目 : 使用可能な FORMAT パラメータについては 2-25 ページの BACKUP を参照してください このチャネル上で作成される各バックアップ ピースの最大サイズを指定します サイズはバイト単位 KB 単位 (K) MB 単位 (M) または GB 単位 (G) で指定します デフォルト設定はバイト単位で KB 単位になるように切り捨てられます たとえば MAXPIECESIZE を 5000 に設定すると 最大ピース サイズは 5000 バイトの KB 単位の下限である 4KB に設定されます RATE = integer Recovery Manager がこのチャネルで読み取ることのできる最大バイト数 ( デフォルト ) KB 数 (K) MB 数 (M) または GB 数 (G) を設定します このパラメータでは Recovery Manager が必要以上にディスク帯域幅を使用してパフォーマンスが低下しないように 読込みバイト数の上限を設定します integer 値には小数を使用できないため注意してください MAXOPENFILES = integer SEND 'command' BACKUP コマンドが一度にオープンできる入力ファイルの最大数 ( デフォルトは 8) を制御します このパラメータは 多くのファイルのバックアップを 1 つのバックアップ セットとして作成するときに オープンされているファイルが多すぎます というエラー メッセージを出さないために使用します ベンダー固有のコマンド文字列を割り当てられたチャネルすべてに送信します 関連項目 : この機能のサポートの有無は メディア マネージャのドキュメントを参照してください RMAN コマンド 2-17

36 allocoperandlist 例 自動チャネルの構成 : 例 この例では 永続ディスク チャネルを構成します CONFIGURE CHANNEL DEVICE TYPE DISK RATE = 1500K FORMAT = '/backup/%u'; バックアップ用の単一チャネルの構成 : 例この例では sbt チャネルを手動で割り当てて データベース全体のバックアップを実行します RUN { ALLOCATE CHANNEL c1 DEVICE TYPE sbt MAXOPENFILES 20 RATE 2M MAXPIECESIZE 800M; BACKUP DATABASE; } バックアップ用の単一チャネルの割当て : 例この例では デフォルトのメディア管理ライブラリを構成してから そのライブラリを使用してデータベース バックアップを作成します さらに 異なるライブラリを使用して再びデータベースのバックアップを作成し 最後にデフォルト ライブラリを使用して第 3 のバックアップを作成します CONFIGURE DEFAULT DEVICE TYPE TO sbt; CONFIGURE CHANNEL DEVICE TYPE sbt PARMS="SBT_LIBRARY=/oracle/lib/mm_lib1.so"; BACKUP DATABASE; RUN { ALLOCATE CHANNEL c1 DEVICE TYPE sbt PARMS="SBT_LIBRARY=/oracle/lib/mm_lib2.so"; BACKUP DATABASE; } BACKUP ARCHIVELOG ALL; 2-18 Oracle9i Recovery Manager リファレンス

37 ALTER DATABASE ALTER DATABASE 構文 ALTER DATABASE MOUNT OPEN RESETLOGS ; 用途 データベースをマウントまたはオープンします 制限事項と使用上の注意 キーワードとパラメータ 関連項目 : ALTER DATABASE の構文は Oracle9i SQL リファレンス を参照してください このコマンドは RUN コマンドのカッコ内または RMAN プロンプトで実行してください ターゲット インスタンスを事前に起動する必要があります MOUNT OPEN データベースをマウントします オープンはしません このオプションは SQL 文 ALTER DATABASE MOUNT と等価です データベースをオープンします RESETLOGS オンライン REDO ログをログ順序 1 にリセットします Recovery Manager の RESETLOGS オプションは SQL 文 ALTER DATABASE OPEN RESETLOGS と等価です リカバリ カタログを使用する場合 Recovery Manager は データベースをオープンして この新規のインカネーションをカタログ内でカレント インカネーションにした後で RESET DATABASE を暗黙的に実行します SQL 文 ALTER DATABASE OPEN RESETLOGS( 同じ名前の RMAN コマンドではなく ) を実行した場合は RESET DATABASE コマンドを手動で実行する必要があります RMAN コマンド 2-19

38 ALTER DATABASE 例 バックアップ後のデータベースのオープン : 例この例では データベースをマウントし データベース全体のバックアップを実行してからデータベースをオープンします RMAN プロンプトで 次のように入力します STARTUP MOUNT; BACKUP DATABASE; # now that the backup is complete, open the database. ALTER DATABASE OPEN; 制御ファイルのリストア後のデータベースのマウント : 例制御ファイルをデフォルトの位置にリストアし データベースをマウントするには 次のように入力します STARTUP NOMOUNT; RESTORE CONTROLFILE; ALTER DATABASE MOUNT; 不完全リカバリ後の RESETLOGS の実行 : 例この例では 手動で割り当てたチャネルを使用して不完全リカバリを実行してから オンライン REDO ログをリセットします RUN { ALLOCATE CHANNEL ch1 DEVICE TYPE sbt; SET UNTIL SCN 1024; RESTORE DATABASE; RECOVER DATABASE; ALTER DATABASE OPEN RESETLOGS; } 2-20 Oracle9i Recovery Manager リファレンス

39 archivelogrecordspecifier archivelogrecordspecifier 構文 ALL LIKE string_pattern ARCHIVELOG archlogrange LIKE string_pattern THREAD = integer archlogrange::= UNTIL TIME = FROM TIME date_string TIME BETWEEN date_string AND = = date_string FROM TIME date_string UNTIL TIME THREAD = UNTIL SCN integer SCN BETWEEN integer AND integer = = UNTIL SCN integer FROM SCN integer = UNTIL SEQUENCE integer = = THREAD = UNTIL SEQUENCE integer FROM SEQUENCE integer BETWEEN integer AND SEQUENCE integer = integer integer RMAN コマンド 2-21

40 ' archivelogrecordspecifier 用途 バックアップ リストアおよびメンテナンスの操作で使用するアーカイブ ログ またはアーカイブ REDO ログ ファイルの範囲を指定する副次句です アーカイブ REDO ログのバックアップ作成時に Recovery Manager でアーカイブ ログのフェイルオーバーを自動的に実行できます Recovery Manager は 指定されたログ順序番号およびスレッドに対応する 1 つ以上のアーカイブ ログが使用可能な場合に ログのバックアップを作成します また Recovery Manager がバックアップ中のコピーに破損ブロックが含まれている場合は 同じアーカイブ ログの他のコピー内で該当ブロックの正常なコピーが検索されます アーカイブ REDO ログ ファイルの範囲を指定しても Recovery Manager がすべての REDO データをその範囲内に含めるという保証はありません たとえば 使用可能な最新のアーカイブ ログ ファイルの最終時点が範囲の最後より前の場合や 範囲内のアーカイブ ログ ファイルがすべてのアーカイブ先から欠落している場合などです Recovery Manager は 検索したアーカイブ REDO ログは選択しますが ファイルの欠落については警告を発行しません 注意 : V$ARCHIVED_LOG ビューまたは RC_ARCHIVED_LOG リカバリ カタログ ビューを問い合せて アーカイブ ログのタイム スタンプ SCN およびログ順序番号を調べてください 時刻の書式を指定するときに NLS_LANG および NLS_DATE_FORMAT 環境変数を使用する方法は Oracle9i データベース リファレンス を参照してください キーワードとパラメータ ALL LIKE 'string_pattern' UNTIL TIME = 'date_string' 使用可能なすべてのアーカイブ ログを指定します 指定した string_pattern と一致するすべてのアーカイブ ログを指定します SQL 言語の LIKE 演算子で有効なのと同じパターン一致文字を使用して 複数ファイルを一致させることができます 関連項目 : Oracle Real Application Clusters 構成でアーカイブ ログのバックアップを作成する方法は Oracle9i Recovery Manager ユーザーズ ガイド を参照してください Oracle Real Application Clusters 構成の詳細は Oracle9i Real Application Clusters 配置およびパフォーマンス および Oracle9i Real Application Clusters 管理 を参照してください 一連のアーカイブ REDO ログ ファイルの終了時刻を指定します 文字列で指定する時刻には 現在有効なグローバリゼーション テクノロジ日付書式指定に従った書式を使用する必要がありますが SYSDATE など 同じ日付型の SQL 式を使用できます TO_DATE 関数を使用すると 現行のグローバリゼーション テクノロジ設定を問わず動作するようにハードコードされた日付を指定できます FROM TIME パラメータを指定しない場合 順序番号に使用する開始時刻は 使用可能な最も古いアーカイブ REDO ログの時刻になります 関連項目 : 時刻の書式を指定するときに NLS_LANG および NLS_DATE_FORMAT 環境変数を使用する方法は Oracle9i データベース リファレンス を参照してください 2-22 Oracle9i Recovery Manager リファレンス

41 archivelogrecordspecifier FROM TIME = 'date_string' TIME BETWEEN 'date_string' AND 'date_string' UNTIL SCN = integer SCN BETWEEN integer AND integer FROM SCN = integer UNTIL SEQUENCE = integer FROM SEQUENCE integer SEQUENCE 一連のアーカイブ REDO ログ ファイルの開始日を指定します 文字列で指定する時刻には 現在有効なグローバリゼーション テクノロジ日付書式指定に従った書式を使用する必要がありますが SYSDATE など 同じ日付型の SQL 式を使用できます TO_DATE 関数を使用すると 現行のグローバリゼーション テクノロジ設定を問わず動作するようにハードコードされた日付を指定できます UNTIL TIME パラメータを指定しなければ Recovery Manager では FROM TIME パラメータで指定した日付以降の使用可能なログ ファイルがすべて組み込まれます V$ARCHIVED_LOG データ ディクショナリ ビューを使用して ログ ファイルの最初と最後のエントリのタイム スタンプを調べてください 関連項目 : 時刻の書式を指定するときに NLS_LANG および NLS_DATE_FORMAT 環境変数を使用する方法は Oracle9i データベース リファレンス を参照してください 時刻の範囲を指定します TIME BETWEEN 'date_string' AND 'date_string' は FROM TIME 'date_string' UNTIL TIME 'date_string' と等価であることに注意してください 一連のアーカイブ REDO ログ ファイルに対して終了 SCN を指定します FROM SCN パラメータを指定しなければ Recovery Manager は使用可能な最も古いアーカイブ ログから開始します SCN の範囲を指定します SCN BETWEEN integer1 AND integer2 は FROM SCN integer1 UNTIL SCN integer2 と等価です 一連のアーカイブ REDO ログ ファイルに対する開始 SCN を指定します UNTIL SCN パラメータを指定しなければ Recovery Manager は SCN パラメータで指定した SCN から始まるすべての使用可能なログ ファイルを組み込みます 一連のアーカイブ REDO ログ ファイルの終了ログ順序番号を指定します FROM SEQUENCE パラメータを指定しなければ Recovery Manager は使用可能な最小のログ順序番号を使用して順序を開始します 一連のアーカイブ REDO ログ ファイルの開始ログ順序番号を指定します UNTIL SEQUENCE パラメータを指定しなければ Recovery Manager は FROM SEQUENCE パラメータで指定したログ順序番号から始まるすべての使用可能なログ ファイルを組み込みます 注意 : 次の構文を使用して スレッドにあるすべてのログ順序番号を指定できます thread_number は スレッドを参照する整数です... ARCHIVELOG FROM SEQUENCE 0 THREAD thread_number 単一のログ順序番号または順序番号の範囲を指定します integer 単一のログ順序番号を指定します BETWEEN integer AND integer ログ順序番号の範囲を指定します SEQUENCE BETWEEN integer1 AND integer2 は FROM SEQUENCE integer1 UNTIL SEQUENCE integer2 と等価です RMAN コマンド 2-23

42 archivelogrecordspecifier THREAD = integer 組み込むアーカイブ REDO ログ ファイルが含まれているスレッドを指定します このパラメータを指定する必要があるのは Oracle Real Application Clusters 構成でデータベースを実行する場合のみです THREAD は SEQUENCE も指定した場合にのみ有効です SEQUENCE パラメータには THREAD の指定は必須ではありません ログ順序を指定すると 常にスレッドも暗黙的に指定したことになります スレッドを指定しなければ デフォルトで 1 になります V$ARCHIVED_LOG を問い合せて アーカイブ ログのスレッド番号を調べてください 例 時刻によるレコードの指定 : 例クアップをすべて削除します この例では 2 週間より前のアーカイブ REDO ログのバッ DELETE ARCHIVELOG ALL UNTIL TIME 'SYSDATE-14'; SCN によるレコードの指定 : 例この例では SCN の範囲内にあるバックアップ アーカイブ REDO ログ ファイルをテープからリストアします RESTORE ARCHIVELOG SCN BETWEEN 500 AND 700; 単一のログ順序番号の指定 : 例この例では スレッド 1 のアーカイブ ログ 1372 のバックアップのみを作成してから 削除します BACKUP ARCHIVELOG SEQUENCE 1372 DELETE INPUT; ログ順序番号によるレコードの範囲指定 : 例この例では スレッド 1 の順序番号 288 から 301 までのすべてのアーカイブ ログをバックアップし その後でアーカイブ ログを削除します バックアップに失敗した場合 ログは削除されません RUN { ALLOCATE CHANNEL dev1 DEVICE TYPE sbt; BACKUP ARCHIVELOG SEQUENCE BETWEEN 288 AND 301 THREAD 1 # delete original archived redo logs after backup completes DELETE INPUT; } スレッドにあるすべてのログ順序番号の指定 : 例この例では スレッド 1 にあるすべてのアーカイブ REDO ログがクロスチェックされます CROSSCHECK ARCHIVELOG FROM SEQUENCE 0 THREAD 1; 2-24 Oracle9i Recovery Manager リファレンス

43 BACKUP BACKUP 構文 FULL BACKUP backup1 INCREMENTAL LEVEL = integer backupoperand backupspec PLUS ARCHIVELOG backupspecoperand ; backupspec::= ALL BACKUPSET completedtimespec, primary_key, DATAFILE datafilespec, DATAFILECOPY filename ( DATAFILECOPY TAG =, tag_name backupspecoperand ), TABLESPACE tablespace_name DATABASE archivelogrecordspecifier CURRENT CONTROLFILE FOR STANDBY CONTROLFILECOPY filename RMAN コマンド 2-25

44 BACKUP backupoperand::=, = FORMAT format_string CHANNEL channel_id CUMULATIVE K M = G MAXSETSIZE integer = FILESPERSET integer = PARMS channel_parms = POOL integer = TAG tag_name keepoption OFFLINE SKIP READONLY INACCESSIBLE NOEXCLUDE ONLY PROXY VALIDATE FORCE = DISKRATIO integer = SINCE TIME NOT BACKED UP NOCHECKSUM CHECK LOGICAL = COPIES integer DEVICE TYPE devicespecifier date_string 2-26 Oracle9i Recovery Manager リファレンス

45 BACKUP backupspecoperand::=, = FORMAT format_string CHANNEL channel_id K M = G MAXSETSIZE integer = FILESPERSET integer = PARMS channel_parms = POOL integer = TAG tag_name keepoption OFFLINE SKIP READONLY INACCESSIBLE NOEXCLUDE FORCE = DISKRATIO integer = SINCE TIME date_string NOT BACKED UP FOR STANDBY INCLUDE CURRENT CONTROLFILE ALL DELETE INPUT RMAN コマンド 2-27

46 BACKUP 用途 データベース 表領域 データ ファイル ( カレントまたはコピー ) 制御ファイル ( カレントまたはコピー ) アーカイブ ログまたはバックアップ セットのバックアップを作成します ターゲット データベースまたはスタンバイ データベースのバックアップを作成できます バックアップの実行時に バックアップが必要なファイルを指定します Recovery Manager では 入力ファイルは Recovery Manager 固有の論理構造である 1 つ以上のバックアップ セットに入れられます バックアップ セットは バックアップの最小単位です Recovery Manager では 正常に終了したリポジトリにのみバックアップ セットが記録されます 各バックアップ セットには 1 つ以上のバックアップ ピースバックアップ ピースが含まれます これは バックアップ対象のデータを含む物理ファイルです BACKUP コマンドを使用してプロキシ コピーを作成することもできます プロキシ コピーは データ転送全体がメディア マネージャにより実行されるサード パーティ メディアへのバックアップです Oracle が作成するバックアップ セットの数と Recovery Manager が 1 つのバックアップ セットに含める入力ファイルの数は 管理者が管理します ファイルの読込み中またはバックアップ ピースの書込み中に I/O エラーが発生した場合 Oracle はジョブを異常終了させます CONFIGURE CONTROLFILE AUTOBACKUP が ON の場合 Recovery Manager では次の状況で制御ファイルの自動バックアップが実行されます RMAN プロンプトで BACKUP または COPY コマンドが発行された後 RUN ブロック内で BACKUP または COPY コマンドの後に BACKUP および COPY 以外のコマンドが続いている場合 各 RUN ブロックの終わりに そのブロックの最後のコマンドが BACKUP または COPY だった場合 BACKUP コマンドによりバックアップが最適化される場合 つまり 次の条件が満たされている場合 すでにバックアップ済のファイルと同じファイルのバックアップは作成されません CONFIGURE BACKUP OPTIMIZATION ON コマンドを実行済の場合 ALL または LIKE オプションを指定して BACKUP DATABASE または BACKUP ARCHIVELOG を実行するか BACKUP BACKUPSET ALL を実行する場合 単一のデバイス タイプのチャネルのみを指定する場合 つまり 異なるデバイス タイプを使用するチャネルを混在させない場合 関連項目 : Recovery Manager のバックアップ セットの概要は Oracle9i Recovery Manager ユーザーズ ガイド を参照してください ファイルのバックアップ方法は Oracle9i Recovery Manager ユーザーズ ガイド を参照してください 2-28 Oracle9i Recovery Manager リファレンス

47 BACKUP 制限事項と使用上の注意 BACKUP コマンドを使用するときは 次の操作が必要です データベースをマウントまたはオープンします Recovery Manager では データベースが ARCHIVELOG モードになっている場合に 不完全バックアップ不完全バックアップを実行できます ただし リストア操作に使用するバックアップに一貫性を持たせるため REDO ログを適用する必要があります 現行の制御ファイルを使用します 指定したデバイス タイプ用の自動チャネルが構成されていない場合は BACKUP コマンドを実行するたびにチャネルを手動で割り当てます Recovery Manager には 事前構成済の DISK チャネルが用意されています 注意 : ディスクを使用するバックアップの場合 本番バックアップではテスト API はサポートされません ( Oracle9i Recovery Manager ユーザーズ ガイド を参照 ) かわりに 事前構成済の DISK チャネルを使用するか DISK チャネルを手動で割り当ててください 各バックアップ ピースに一意の名前を付けます ファイルのバックアップを有効なメディアに作成します DEVICE TYPE DISK を指定すると Recovery Manager ではランダム アクセスのディスクにバックアップが作成されます バックアップを作成できるのは Oracle データ ファイルを格納できるデバイスです つまり 文 CREATE TABLESPACE tablespace_name DATAFILE 'filename' が有効であれば 'filename' は有効なバックアップ パス名です DEVICE TYPE sbt を指定した場合は メディア管理ソフトウェアがサポートするメディアであれば どのメディアにもバックアップできます 多重化バックアップを実行するには BACKUP_TAPE_IO_SLAVES 初期化パラメータを TRUE に設定します それ以外の場合は エラーになります Recovery Manager では 要求したバックアップ コピーの数に応じて 必要な数の起動済プロセスが構成されます BACKUP コマンドを使用する場合 次の操作はできません クラッシュ後または SHUTDOWN ABORT 後にデータベースがオープンまたはクローズされるときに NOARCHIVELOG モードでバックアップ ( 標準または増分 ) を実行すること 一貫性のあるシャットダウン後にデータベースに対して実行できるのは NOARCHIVELOG バックアップのみです 1 つのバックアップ セットを複数のチャネルに分散すること 1 つの入力ファイルを複数のバックアップ セットに分散すること アーカイブ REDO ログ ファイルとデータ ファイルを 1 つのバックアップに含めること RMAN コマンド 2-29

48 BACKUP ブロック サイズの異なるファイルのバックアップを同じバックアップ セットに作成すること Recovery Manager では ブロック サイズの異なる表領域のバックアップを作成できますが それぞれ異なるサイズのデータ ファイルが専用バックアップ セットに入れられます 一時表領域のバックアップを作成すること 移送後に読取り / 書込みが行われていないトランスポータブル表領域のバックアップを作成すること データ ファイルのコピー アーカイブ REDO ログまたはバックアップ セット以外のオブジェクトのバックアップを作成するときに DELETE INPUT オプションを使用すること バックアップ セットに入れるバックアップ ピースの数を指定すること テープからディスクに またはテープからテープに バックアップ セットのバックアップを作成すること BACKUP ARCHIVELOG コマンドで PLUS ARCHIVELOG 句を指定すること 各バックアップの一意のタグ名を自動的に作成すること 1 回ごとに一意のタグ名を作成し バックアップ スクリプトを記述してから 実行前にオペレーティング システム ユーティリティを使用して編集するか シェル スクリプトを使用してバックアップ スクリプトを生成すること バックアップ中にデータベースを NOARCHIVELOG モードでオープンすること この場合や バックアップ中のファイルのデータ ブロックの一部が バックアップ セッションで読み込まれる前に変更された場合 そのバックアップにはリカバリが必要なため リストア後は使用できなくなります バックアップ ピースのファイル名の長さを ポート固有の最大長より長くすること メディア マネージャを使用する場合は Media Management API のバージョンで最大長が異なる場合があります SBT 1.1 を使用しているベンダーは 最大 14 文字のファイル名をサポートしますが 15 文字以上のファイル名をサポートすることもできます SBT 2.0 を使用しているベンダーは 最大 512 文字のファイル名をサポートしますが 513 文字以上のファイル名をサポートすることもできます まだ CONFIGURE を使用してデバイス タイプを構成していない場合に DEVICE TYPE オプションを指定すること ( ただし DISK の場合は事前構成済です ) チャネルを手動で割り当て DEVICE TYPE オプションを指定して BACKUP を実行すること バックアップ セットのバックアップを検査すること CONFIGURE BACKUP COPIES を使用してバックアップ セットを多重化すること 2-30 Oracle9i Recovery Manager リファレンス

49 BACKUP キーワードとパラメータ FULL INCREMENTAL LEVEL = integer すべてのブロックをバックアップ セットにコピーします 未使用のデータ ファイル ブロックはスキップされます FULL または INCREMENTAL を指定しなければ Recovery Manager ではデフォルトで全体バックアップが実行されます アーカイブ REDO ログまたは制御ファイルをバックアップする場合 サーバー セッションはブロックをスキップしません 全体バックアップはその後の増分バックアップ計画に影響を与えません したがって 全体バックアップは増分バックアップ方法の一部分とはみなされません 最新のレベル integer 増分バックアップ以降に変更されたブロックのみをコピーします この場合の integer は 1 から 4 までの整数です たとえば レベル 2 増分バックアップでは Recovery Manager は最新のレベル 2 レベル 1 またはレベル 0 増分バックアップ以降に使用されたすべてのブロックのバックアップを作成します このタイプの増分バックアップは 累積バックアップと区別するために 差分バックアップ差分バックアップと呼ばれます レベル 0 バックアップは増分方法の基本バックアップであるため 存在する必要があります レベル 0 の増分バックアップの内容は全体バックアップと同じですが 全体バックアップとは異なり 増分バックアップ方法の一部分とみなされます レベル 1 以上のバックアップの実行時にレベル 0 バックアップが存在しなければ レベル 0 バックアップが自動的に作成されます Oracle システムは レベルが 0 より大きい増分バックアップの作成を試みると チェックを実行します このチェックによって 増分バックアップがその後の RECOVER コマンドで使用できることを確認します チェックの内容は 次のとおりです BACKUP コマンド内の各データ ファイルに対して レベル 0 バックアップ セットまたはレベル 0 データ ファイル コピーが存在していること これらのバックアップ セットが UNAVAILABLE にマークされていないことが必要です レベル 0 バックアップが存在しなければ Recovery Manager により自動的に作成されます レベル 0 以降の十分な増分バックアップがあり これから作成する増分バックアップで使用できること INCREMENTAL を指定した場合は backupspec 句でパラメータ DATAFILE DATAFILECOPY TABLESPACE または DATABASE を設定する必要があります Recovery Manager は 制御ファイル アーカイブ REDO ログまたはバックアップ セットの増分バックアップをサポートしません データベースが NOARCHIVELOG モードのときには 非一貫性の増分バックアップを行うことができないため注意してください したがって NOARCHIVELOG モードのデータベースがオープンされ 使用中には 増分バックアップを生成できません 関連項目 : 2-53 ページの CHANGE RMAN コマンド 2-31

50 BACKUP PLUS ARCHIVELOG backupspec PLUS ARCHIVELOG を指定すると Recovery Manager では次のステップが実行されます 1. ALTER SYSTEM ARCHIVE LOG CURRENT 文が実行されます 2. BACKUP ARCHIVELOG ALL コマンドが実行されます バックアップの最適化が使用可能になっている場合 Recovery Manager では まだバックアップされていないログのバックアップのみが作成されるため注意してください 3. BACKUP コマンドで指定したファイルのバックアップが作成されます 4. ALTER SYSTEM ARCHIVE LOG CURRENT 文が実行されます 5. 残りのアーカイブ REDO ログのバックアップが作成されます backupspecplus 句には backupspec 句と同じオプションが含まれています BACKUP 指定リストには 1 つ以上の backupspec 句のリストが含まれています backupspec 句には バックアップ対象となる 1 つ以上のオブジェクトのリストが含まれています 各 backupspec 句は 1 つ以上のバックアップ セットを生成します オブジェクト リストで指定したか自動的に選択されたデータ ファイルの数が FILESPERSET の制限を超えている場合は backupspec 句で複数のバックアップ セットが作成されます BACKUPSET すべてのバックアップ セットか primary_key または完了時刻で指定したバックアップ セットのバックアップが作成されます このパラメータを DEVICE TYPE sbt 句と併用すると ディスク上のすべてのバックアップのバックアップをテープに作成できます テープ間またはテープからディスクへはバックアップを作成できず ディスク間またはディスクからテープへのバックアップのみが可能です DELETE INPUT オプションを指定すると Recovery Manager ではディスクに存在するバックアップ セットのコピーがすべて削除されるため注意してください たとえば 単一バックアップを 4 つの位置に多重化した場合 Recovery Manager では 4 つのバックアップ セットがすべて削除されます ALL オプションは冗長で 機能は何も追加されません Recovery Manager では バックアップ セットのバックアップ時に バックアップ セット フェイルオーバーバックアップ セット フェイルオーバーが実行されます バックアップ対象となるコピーが破損または欠落している場合は 使用可能なバックアップ コピーがすべて検索されます この動作は 複数のアーカイブ先に存在しているアーカイブ ログのバックアップを作成する場合の Recovery Manager の動作と同じです 注意 : BACKUP COPIES および SET BACKUP COPIES を使用すると バックアップ セットのバックアップを多重化できます 関連項目 : 2-62 ページの completedtimespec 2-32 Oracle9i Recovery Manager リファレンス

51 BACKUP DATAFILE datafilespec DATAFILECOPY 'filename' DATAFILECOPY TAG = tag_name TABLESPACE tablespace_name DATABASE archivelogrecords pecifier 句 1 つ以上のデータ ファイルのリストを指定します 注意 : SYSTEM 表領域の第 1 ファイルであるデータ ファイル 1 のバックアップを作成する場合 Recovery Manager はバックアップ セットに制御ファイルを自動的に含めます 関連項目 : 2-95 ページの datafilespec 1 つ以上のデータ ファイル イメージ コピーのファイル名を指定します タグで識別された 1 つ以上のデータ ファイル コピーのリストを指定します このタグの付いたデータ ファイル コピーが複数存在している場合 Oracle は特定のデータ ファイルの最新のデータ ファイルのみをバックアップします 1 つ以上の表領域の名前を指定します Recovery Manager は 表領域の一部になっているデータ ファイルをすべてバックアップします Oracle は 表領域名を内部的にデータ ファイルのリストに変換します データベース内のデータ ファイルを指定します バックアップ セットに現行の制御ファイルを含めるには INCLUDE CURRENT CONTROLFILE 句を指定します バックアップ セットに含めることができるのはデータ ファイルとスタンバイ制御ファイルのみで アーカイブ REDO ログを含めることはできません バックアップ対象となるアーカイブ REDO ログの範囲を指定します このコマンドでバックアップ対象のログが見つからなくても Recovery Manager はエラーを発行しません この状況になるのは 前回の BACKUP ARCHIVELOG ALL DELETE INPUT コマンド以降に新規ログが生成されていないためです BACKUP ARCHIVELOG ALL を指定すると Recovery Manager は個々のログ順序番号ごとに単一コピーのバックアップのみを作成します たとえば 複数のアーカイブ先にログをアーカイブすると Recovery Manager がバックアップするのは 各ログ順序番号の 1 つのコピーであって 各ログ順序番号のすべてのアーカイブ コピーではありません DELETE など 他のコマンドの場合 ALL はログ順序が重複する場合にも各ログを参照します 関連項目 : 構文については 2-21 ページの archivelogrecordspecifier ログ バックアップ フェイルオーバーと自動的なログ切替えについては Oracle9i Recovery Manager ユーザーズ ガイド を参照してください RMAN コマンド 2-33

52 BACKUP FORMAT = 'format_string' CURRENT CONTROLFILE CONTROLFILECOPY 'filename' 現行の制御ファイルを指定します FOR STANDBY を指定すると Recovery Manager はスタンバイ データベースの作成中に使用可能な制御ファイルのバックアップを生成します このバックアップには スタンバイ制御ファイルのみが含まれます 注意 : 現行の制御ファイルにタグを割り当てることはできません 制御ファイル コピーのファイル名を指定します 制御ファイル コピーには 次の 2 種類があります 通常の ( つまり スタンバイ制御ファイルでない ) 制御ファイルのコピー COPY STANDBY CONTROLFILE コマンドまたは SQL 文 ALTER DATABASE CREATE STANDBY CONTROLFILE を使用して作成されたスタンバイ制御ファイル コピー Recovery Manager は 制御ファイル コピーのヘッダーを検査して スタンバイ制御ファイルであるか通常の制御ファイルであるかを判断します バックアップ ピースに使用するファイル名を指定します 各バックアップ ピースが一意の名前であり かつプラットフォーム上の順次ファイル名として有効であればどのような名前でも指定できます ディスクにバックアップする場合は 一意の有効なファイル名であれば どのようなディスク ファイル名も使用できます FORMAT パラメータを指定しなければ Recovery Manager はバックアップ ピースをポート固有のディレクトリ (UNIX の $ORACLE_HOME/dbs) に格納します 指定できる FORMAT 文字列は 4 つ以内です Recovery Manager で 2 番目 3 番目および 4 番目の値が使用されるのは BACKUP COPIES SET BACKUP COPIES または CONFIGURE... BACKUP COPIES が有効な場合のみです 各バックアップ ピースに使用するフォーマットを選択すると Recovery Manager では最初のフォーマット値がコピー 1 2 番目のフォーマット値がコピー 2 というように順番に使用されます フォーマット値の数がコピー数より多ければ 余分のフォーマットは使用されません フォーマット値の数がコピー数より少なければ Recovery Manager では最初のフォーマット値から順番に再利用されます FORMAT を指定する位置に応じて 優先順位は次のようになります 1. backupspec 句 2. BACKUP コマンド 3. ALLOCATE CHANNEL コマンド 4. CONFIGURE CHANNEL コマンド前述の場所のうち 2 箇所以上に指定した場合 Recovery Manager は前述の順序で FORMAT パラメータを検索します FORMAT 文字列全体がターゲット インスタンスによりポート固有の方法で処理され 最終的なバックアップ ピース名が導出されることに注意してください 一意のファイル名を生成するために 次の置換変数を FORMAT 文字列で使用できます この情報のフォーマットは プラットフォームに応じて異なります 2-34 Oracle9i Recovery Manager リファレンス

53 BACKUP %c 1 セットの二重バックアップ ピース内でバックアップ ピースのコピー番号を指定します バックアップを多重化していなければ この変数はバックアップ セットの場合は 1 プロキシ コピーの場合は 0 となります これらのコマンドの 1 つが使用可能になっている場合 この変数はコピー番号を示します %c の最大値は 256 です %d データベースの名前を指定します %D グレゴリオ暦による月の現在の日付を DD 形式で指定します %F DBID 日 月 年および順序を組み合せて固有で反復可能な生成名にします %M グレゴリオ暦による月を MM 形式で指定します %n データベース名を指定します データベース名は合計 8 文字の桁数になるまで 右側に x が埋め込まれます たとえば prod1 がデータベース名であれば 埋込み後の名前は prod1xxx となります %p バックアップ セット内のピース番号を指定します この値は バックアップ セットごとに 1 から始まり バックアップ ピースの作成ごとに 1 ずつ増えます 注意 : PROXY を指定した場合は %p 変数を %U 内で明示的または暗黙的に FORMAT 文字列に含める必要があります %s バックアップ セット番号を指定します この番号は制御ファイルにあるカウンタで バックアップ セットごとに加算されます カウンタ値は 1 から始まり 制御ファイルの存続期間中は一意です バックアップ制御ファイルをリストアした場合は 重複した値になることがあります また CREATE CONTROLFILE によって カウンタの値は 1 に初期化されます %t バックアップ セットのタイム スタンプを指定します 4 バイトの内部的な基準日時以降の経過秒数を表す値です バックアップ セットの一意の名前を構成するには %s と %t の組合せを使用できます %T 年 月および日を YYYYMMDD 形式で指定します %u バックアップ セット番号とバックアップ セット作成時刻の圧縮形で表される 8 文字の名前を指定します %U 生成されたバックアップ ファイル名の一意性を保証する %u_ %p_%c の短縮形を指定します 書式の指定がない場合 Recovery Manager はデフォルトで %U を使用します %Y 年を YYYY 形式で指定します %% '%' 文字を指定します たとえば %%Y は文字列 %Y に変換されます RMAN コマンド 2-35

54 BACKUP CHANNEL channel_id CUMULATIVE MAXSETSIZE = integer FILESPERSET = integer バックアップ セットの作成時に使用するチャネルの名前を指定します この名前には大 / 小文字の区別があります 任意の名前を使用できます たとえば ch1 または dev1 です Oracle では このチャネル ID が I/O エラーのレポートに使用されます このパラメータを指定しない場合 Recovery Manager はジョブ実行中に使用できるチャネルに動的にバックアップ セットを割り当てます 注意 : backupspec 句でもこのパラメータを指定できます レベル n-1 以下で最新バックアップ以降に使用されたデータ ブロックをコピーします n は 1 ~ 4 の整数です たとえば 累積レベル 2 のバックアップでは Recovery Manager はレベル 1 またはレベル 0 の最新バックアップ以降に使用されたブロックをすべてバックアップします バックアップ セットの最大サイズをバイト単位 ( デフォルト ) KB 単位 (K) MB 単位 (M) および GB 単位 (G) で指定します たとえば バックアップ セットを 3MB に制限するには MAXSETSIZE = 3M と指定します デフォルト サイズはバイト単位で 下位の KB 数に丸められます たとえば MAXSETSIZE = 3000 であれば 2KB(2048 バイト ) に丸められます 最小値は データベース ブロック サイズ以上にする必要があります Recovery Manager はすべてのバックアップ セットをこのサイズに制限します MAXSETSIZE を使用すると それぞれが複数のテープにまたがるのではなく 1 つのテープに収まるように バックアップ セットを構成できます 収まらないと 複数ボリュームのバックアップ セットの 1 テープにエラーが生じた場合 すべてのテープのデータを失うことになります ファイルが 1 つのディスクにあり I/O 分散の問題が生じない場合は FILESPERSET ではなく MAXSETSIZE パラメータを使用するほうが簡単です FILESPERSET パラメータは 複数のディスクにファイルをバックアップする場合の I/O 分散の管理に役立ちます 注意 : FILESPERSET にはデフォルト値があるため MAXSETSIZE を設定すると MAXSETSIZE と FILESPERSET の両方が有効になります Recovery Manager は FILESPERSET を各セットに含めるファイル数の上限とみなし MAXSETSIZE パラメータに従ってバックアップ セットのバイト数を制限します 1 つのバックアップ セットに含める入力ファイルの最大数を指定します FILESPERSET = n を設定した場合 Recovery Manager が n 個より多くのファイルをバックアップ セットに含めることはありません FILESPERSET のデフォルト値は 64 または入力ファイル数をチャネル数で除算した数のうち 小さい方の値です たとえば 2 個のチャネルを使用して 100 個のデータ ファイルをバックアップする場合 Recovery Manager は FILESPERSET を 50 に設定します Recovery Manager は常に 割り当てられたチャネルがすべて作業状態となるようにバックアップ セットを作成しようとします 例外が発生するのは バックアップするファイル数よりチャネル数が多い場合です たとえば 3 つのチャネルが割り当てられ FILESPERSET = 1 のときに Recovery Manager が 2 つのデータ ファイルをバックアップする場合 1 つのチャネルが必然的にアイドル状態になります 関連項目 : バックアップ セットを 含まれているファイル数ではなく合計バイト数によって制限する方法は MAXSETSIZE パラメータを参照してください 2-36 Oracle9i Recovery Manager リファレンス

55 BACKUP PARMS = 'channel_parms' POOL = integer TAG tag_name keepoption SKIP オペレーティング システム固有の情報を含んだ引用符付き文字列を指定します Recovery Manager は バックアップ ピースを作成するたびにオペレーティング システム固有のレイヤーに文字列を渡します 現在 BACKUP コマンドでは PARMS 設定を使用できませんが ALLOCATE CHANNEL または CONFIGURE CHANNEL コマンドでは PARMS を指定できます バックアップを格納するメディア プールを指定します メディア管理ソフトウェアのドキュメントを調べて POOL オプションがサポートされているかどうかを確認してください バックアップ セットにタグ名を指定します 一般的に タグは monday_evening_ backup または weekly_full_backup など意味のある名前にします タグは 30 文字以下にしてください タグは再使用できます たとえば ある週にはバックアップ セット 100 が monday_evening_backup のタグを使用し 翌週にはバックアップ セット 105 が同じタグを使用できます backupspec レベルでもタグを指定できます どのレベルでタグを指定するかによって 次のようになります コマンド レベルで指定した場合は このコマンドによって作成されるすべてのバックアップ セットに このタグが与えられます backupspec レベルで指定した場合は 異なるバックアップ指定で作成されたバックアップ セットに それぞれ異なるタグが与えられます 両方のレベルに指定すると backupspec のタグが優先されます 注意 : 各バックアップに異なるタグ名を自動的に割り当てることはできません 各バックアップに新しいタグを付ける最も簡単な方法は バックアップ スクリプトを作成し 実行前に 常にオペレーティング システムのユーティリティで編集することです バックアップが不要とみなされないように そのバックアップについて構成されている保存方針をオーバーライドします CHANGE を使用すると 保存ステータスを変更できます KEEP FOREVER を指定する場合は リカバリ カタログに接続している必要があるため注意してください 関連項目 : ページの keepoption バックアップ セットからデータ ファイルまたはアーカイブ REDO ログを削除します 注意 : このオプションは backupspec 句でも指定できます OFFLINE READONLY INACCESSIBLE オフライン データ ファイルをバックアップ セットに含めないように指定します 読取り専用データ ファイルをバックアップ セットに含めないように指定します I/O エラーのために読み込むことができないデータ ファイルまたはアーカイブ REDO ログをバックアップ セットに含めないように指定します データ ファイルは 読取りが不可能な場合にのみアクセス不能とみなされます 一部のオフライン データ ファイルは ディスク上に残っているために読取りが可能です 他のデータ ファイルは削除または移動されたためにアクセス不可となり 読取り不可となります RMAN コマンド 2-37

Oracle9i Recovery Managerリファレンス, リリース2(9.2)

Oracle9i Recovery Managerリファレンス, リリース2(9.2) Oracle9i Recovery Manager リファレンス リリース 2(9.2) 2002 年 7 月 部品番号 :J06268-01 Oracle9i Recovery Manager リファレンス, リリース 2(9.2) 部品番号 :J06268-01 原本名 :Oracle9i Recovery Manager Reference, Release 2 (9.2) 原本部品番号 :A96565-01

More information

Oracle Database Recovery Managerリファレンス, 10gリリース1(10.1)

Oracle Database Recovery Managerリファレンス, 10gリリース1(10.1) Oracle Database Recovery Manager リファレンス 10g リリース 1(10.1) 部品番号 : B12463-02 2004 年 7 月 Oracle Database Recovery Manager リファレンス, 10g リリース 1(10.1) 部品番号 : B12463-02 原本名 : Oracle Database Recovery Manager Reference,

More information

第 3 章 メディア障害とバックアップ リカバリ この章では メディア障害の発生に備えたバックアップ方法と 障害時の基本的なリカバリ方法につい て説明します 1. メディア リカバリ概要 2. ファイルの多重化 3. アーカイブ モードの設定 4. バックアップ概要 5. 一貫性バックアップ ( オ

第 3 章 メディア障害とバックアップ リカバリ この章では メディア障害の発生に備えたバックアップ方法と 障害時の基本的なリカバリ方法につい て説明します 1. メディア リカバリ概要 2. ファイルの多重化 3. アーカイブ モードの設定 4. バックアップ概要 5. 一貫性バックアップ ( オ はじめに コース概要と目的 データベースのバックアップの取得方法 障害発生時のリカバリ方法について習得します 受講対象者 データベース管理者の方 前提条件 データベース アーキテクチャ および データベース マネジメント コースを受講された方 または 同等の知識をお持ちの方 テキスト内の記述について 構文 [ ] 省略可能 { A B } A または B のどちらかを選択 n _ 数値の指定 デフォルト値

More information

BIG_RM_BAS_OPEN

BIG_RM_BAS_OPEN Oracle8 & 1998 1 21 1 1 1998 1 21 2 2 1998 1 21 3 3 1998 1 21 4 4 1998 1 21 5 5 1998 1 21 6 6 7 1998 1 21 7 Oracle Oracle Enterprise Enterprise Manager Manager Recovery Recovery Manager Manager GUI Oracle8

More information

3 Q. CONFIGURE で設定した RMAN 構成情報をデフォルトに戻す方法 A. CLEAR コマンドを使用すると 永続設定値をデフォルトに戻すことができます CLEAR コマンドでは 個々のパラメータを 1 つずつ CLEAR します SYS.DBMS_BACKUP_RESTORE.RES

3 Q. CONFIGURE で設定した RMAN 構成情報をデフォルトに戻す方法 A. CLEAR コマンドを使用すると 永続設定値をデフォルトに戻すことができます CLEAR コマンドでは 個々のパラメータを 1 つずつ CLEAR します SYS.DBMS_BACKUP_RESTORE.RES Recovery Manager 入門 ~ 研修受講後のスキルアップサポート ~ 対応バージョン :Oracle 10gR1 ~ 12cR1 本資料は アシスト Oracle 研修をご受講いただいたお客様からのご質問や 研修ではご案内できなかった情報などを FAQ にまとめたものです 研修受講後のスキルアップの一助として 是非お役立てください ご利用上の注意事項は最後のページにまとめられております

More information

Oracle Database Recovery Managerクイック・スタート・ガイド, 10gリリース1(10.1)

Oracle Database Recovery Managerクイック・スタート・ガイド, 10gリリース1(10.1) Oracle Database Recovery Manager クイック スタート ガイド 10g リリース 1(101) 部品番号 : B12462-01 2004 年 1 月 Oracle Database Recovery Manager クイック スタート ガイド, 10g リリース 1(101) 部品番号 : B12462-01 原本名 : Oracle Database Recovery

More information

Oracle Database 10gにおけるOracle Data GuardでのRecovery Managerの使用

Oracle Database 10gにおけるOracle Data GuardでのRecovery Managerの使用 Oracle Database 10g における Oracle Data Guard での Recovery Manager の使用 オラクル ホワイト ペーパー 2005 年 9 月 Oracle Database 10g における Oracle Data Guard での Recovery Manager の使用 概要... 3 はじめに... 4 セットアップの前提条件... 5 構成設定と注意事項...

More information

Microsoft Word - nvsi_080188jp_r1_netvault_oracle_rac_backup_complemental_guide_j_174x217.doc

Microsoft Word - nvsi_080188jp_r1_netvault_oracle_rac_backup_complemental_guide_j_174x217.doc Oracle RAC 環境における NetVault Backup バックアップ & リストア補足資料 バックボーン ソフトウエア株式会社 Doc# NVSI-080188JP Copyrights 著作権 2009 BakBone Software Oracle RAC 環境における NetVault Backup バックアップ & リストア補足資料 Version 1.1 本ガイドは Oracle

More information

Calpont InfiniDBマルチUM同期ガイド

Calpont InfiniDBマルチUM同期ガイド Calpont InfiniDB マルチ UM 同期ガイド Release 3.5.1 Document Version 3.5.1-1 December 2012 2801 Network Blvd., Suite 220 : Frisco, Texas 75034 : 972.999.1355 info@calpont.com : www.calpont.com Copyright 2012 Calpont

More information

第 7 章 ユーザー データ用表領域の管理 この章では 表や索引を格納するユーザー データ用表領域の作成や 作成後のメンテナンスに ついて解説します 1. ユーザー データ用表領域の管理概要 2. ユーザー データ用表領域作成時の考慮事項 3. ユーザー データ用表領域の作成 4. ユーザー データ

第 7 章 ユーザー データ用表領域の管理 この章では 表や索引を格納するユーザー データ用表領域の作成や 作成後のメンテナンスに ついて解説します 1. ユーザー データ用表領域の管理概要 2. ユーザー データ用表領域作成時の考慮事項 3. ユーザー データ用表領域の作成 4. ユーザー データ はじめに コース概要と目的 効率良く Oracle データベースを使用するための運用管理について 管理タスクを行う上での考慮事項や注意 点を実習を通して習得します 受講対象者 データベース管理者 前提条件 データベース アーキテクチャ コースを受講された方 もしくは Oracle システム構成とデータベース構 造に関する知識をお持ちの方 テキスト内の記述について 構文 [ ] 省略可能 { A B

More information

AIP2016 Oracleバックアップ・復旧ガイド

AIP2016 Oracleバックアップ・復旧ガイド ActiveImage Protector2016 による Oracle バックアップ 復旧ガイド 初版 2016 年 12 月 2 日 改定履歴 版 改定日 改定ページ 改定内容 初版 2016/12/2 初版 1 目次 改定履歴... 1 はじめに... 3 1. 構成例... 4 2. Oracleバックアップの計画... 5 2.1 Oracleのバックアップ方式... 5 3. バックアップ手順...

More information

Oracle9i Application Server for Windows NT Oracle HTTP Server powered by Apacheパフォーマンス・ガイド, リリース1.0.2

Oracle9i Application Server for Windows NT Oracle HTTP Server powered by Apacheパフォーマンス・ガイド, リリース1.0.2 Oracle9i Application Server for Windows NT Oracle HTTP Server powered by Apache 1.0.2 2001 2 : J02963-01 Oracle9i Application Server for Windows NT Oracle HTTP Server powered by Apache, 1.0.2 : J02963-01

More information

Oracle Change Management Pack, Oracle Diagnostics Pack, Oracle Tuning Packインストレーション・ガイド リリース2.2

Oracle Change Management Pack, Oracle Diagnostics Pack, Oracle Tuning Packインストレーション・ガイド リリース2.2 Oracle Enterprise Manager Oracle Change Management Pack, Oracle Diagnostics Pack, Oracle Tuning Pack 2.2 2000 11 : J02263-01 Oracle Change Management Pack, Oracle Diagnostics Pack, Oracle Tuning Pack 2.2

More information

Oracle Data Pumpのパラレル機能

Oracle Data Pumpのパラレル機能 Oracle Data Pump のパラレル機能 Carol Palmer オラクル社 Principal Product Manager はじめに Oracle Database 10g 上の Oracle Data Pump により 異なるデータベース間のデータとメタデータを高速で移動できます Data Pump の最も便利な機能の 1 つは エクスポート ジョブとインポート ジョブをパラレルに実行しパフォーマンスを高める機能です

More information

Oracle Enterprise Managerシステム監視プラグイン・インストレーション・ガイドfor Juniper Networks NetScreen Firewall, 10gリリース2(10.2)

Oracle Enterprise Managerシステム監視プラグイン・インストレーション・ガイドfor Juniper Networks NetScreen Firewall, 10gリリース2(10.2) Oracle Enterprise Manager システム監視プラグイン インストレーション ガイド for Juniper Networks NetScreen Firewall 10g リリース 2(10.2) 部品番号 : B28468-01 原典情報 : B28041-01 Oracle Enterprise Manager System Monitoring Plug-in Installation

More information

new_logo.eps

new_logo.eps Oracle Enterprise Manager 2.0.4 :A62835-1 Oracle Enterprise Manager 2.0.4 :A62835-1 1 :1999 4 1 :Oracle Enterprise Manager Installation, Release 2.0.4 :A67818-01 Copyright 1999, Oracle Corporation. All

More information

Microsoft Word - nvsi_100222jp_oracle_exadata.doc

Microsoft Word - nvsi_100222jp_oracle_exadata.doc Article ID: NVSI-100222JP Created: 2010/10/22 Revised: -- Oracle Exadata v2 バックアップ動作検証 1. 検証目的 Oracle Exadata Version 2 上で稼動する Oracle Database11g R2 Real Application Clusters( 以下 Oracle11g R2 RAC) 環境において

More information

今さら聞けない!? Oracle入門 ~後編~

今さら聞けない!? Oracle入門 ~後編~ Oracle Direct Seminar 今さら聞けない!? Oracle 入門 ~ 後編 ~ 日本オラクル株式会社 Agenda 1. Oracle の基本動作 2. Oracle のファイル群 3. Oracle のプロセス群と専用メモリ領域. データベース内部動作 今さら聞けない!? オラクル入門 ~ 後編 ~. データベース内部動作 検索時の動作更新時の動作バックアップについて

More information

Slide 1

Slide 1 Oracle Direct Seminar 実践!! バックアップ リカバリ ~ 一歩進んだ RMAN の使い方 ~ 日本オラクル株式会社 Agenda はじめに Oracle Recovery Manager (RMAN) の基本 RMANを使う利点 RMANコマンドの基本 取得済バックアップの運用と検証 取得済バックアップの状態確認 テスト環境で複製

More information

Veritas System Recovery 16 Management Solution Readme

Veritas System Recovery 16 Management Solution Readme Veritas System Recovery 16 Management Solution Readme この README について Veritas System Recovery 16 のソフトウェア配信ポリシーのシステム要件 Veritas System Recovery 16 Management Solution のシステム要件 Veritas System Recovery 16 Management

More information

MAA/Data Guard 10g Release 2セットアップ・ガイド – RACプライマリのためのRACロジカル・スタンバイ作成

MAA/Data Guard 10g Release 2セットアップ・ガイド – RACプライマリのためのRACロジカル・スタンバイ作成 MAA/Data Guard 10g Release 2 セットアップ ガイド - RAC プライマリのための RAC ロジカル スタンバイ作成 Oracle ホワイト ペーパー 2006 年 5 月 Maximum Availability Architecture Oracle Best Practices For High Availability MAA/Data Guard 10g Release

More information

Oracle Databaseバックアップおよびリカバリ基礎, 10gリリース2(10.2)

Oracle Databaseバックアップおよびリカバリ基礎, 10gリリース2(10.2) Oracle Database バックアップおよびリカバリ基礎 10g リリース 2(10.2) 部品番号 : B19193-02 2006 年 3 月 Oracle データベースのバックアップおよびリカバリの基礎について 一般的なバックアップ タスクおよびリカバリ タスクで Recovery Manager を使用する場合を重点的に説明します Oracle Database バックアップおよびリカバリ基礎,

More information

第 2 章 PL/SQL の基本記述 この章では PL/SQL プログラムの基本的な記述方法について説明します 1. 宣言部 2. 実行部 3. 例外処理部

第 2 章 PL/SQL の基本記述 この章では PL/SQL プログラムの基本的な記述方法について説明します 1. 宣言部 2. 実行部 3. 例外処理部 はじめに コース概要と目的 Oracle 独自の手続き型言語である PL/SQL について説明します PL/SQL の基本構文 ストアド サブプログラム トリガーの作成方法 またストアド サブプログラムの管理について習得することを目的としています 受講対象者 これから PL/SQL を使用してアプリケーション開発をされる方 前提条件 SQL トレーニング コースを受講された方 もしくは 同等の知識をお持ちの方

More information

Oracle Web CacheによるOracle WebCenter Spacesパフォーマンスの向上

Oracle Web CacheによるOracle WebCenter Spacesパフォーマンスの向上 Oracle ホワイト ペーパー 2010 年 2 月 Oracle Web Cache による Oracle WebCenter Spaces パフォーマンスの向上 免責事項 以下の事項は 弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです また 情報提供を唯一の目的とするものであり いかなる契約にも組み込むことはできません 以下の事項は マテリアルやコード 機能を提供することをコミットメント

More information

Recovery Managerのバックアップおよびリカバリの最適化

Recovery Managerのバックアップおよびリカバリの最適化 Recovery Manager 2005 7 Recovery Manager... 3 Recovery Manager... 4 Recovery Manager... 4... 4... 5... 5... 5... 6... 6... 6... 7... 7... 8... 9 I/O I/O... 9... 10... 12... 12... 12... 13... 14 /... 14...

More information

Oracle 入門 ~ 研修受講後のスキルアップサポート ~ 対応バージョン :Oracle 10gR1 ~ 12cR1 本資料は アシスト Oracle 研修をご受講いただいたお客様からのご質問や 研修ではご案内できなかった情報などを FAQ にまとめたものです 研修受講後のスキルアップの一助とし

Oracle 入門 ~ 研修受講後のスキルアップサポート ~ 対応バージョン :Oracle 10gR1 ~ 12cR1 本資料は アシスト Oracle 研修をご受講いただいたお客様からのご質問や 研修ではご案内できなかった情報などを FAQ にまとめたものです 研修受講後のスキルアップの一助とし Oracle 入門 ~ 研修受講後のスキルアップサポート ~ 対応バージョン :Oracle 10gR1 ~ 12cR1 本資料は アシスト Oracle 研修をご受講いただいたお客様からのご質問や 研修ではご案内できなかった情報などを FAQ にまとめたものです 研修受講後のスキルアップの一助として 是非お役立てください ご利用上の注意事項は最後のページにまとめられております ご確認のうえ ご利用ください

More information

Microsoft Word - nvsi_050090jp_oracle10g_vlm.doc

Microsoft Word - nvsi_050090jp_oracle10g_vlm.doc Article ID: NVSI-050090JP Created: 2005/04/20 Revised: Oracle Database10g VLM 環境での NetVault 動作検証 1. 検証目的 Linux 上で稼動する Oracle Database10g を大容量メモリ搭載環境で動作させる場合 VLM に対応したシステム設定を行います その環境において NetVault を使用し

More information

第 2 章 問合せの基本操作 この章では データベースから情報を検索する際に使用する SELECT コマンド および SELECT コマンドと 同時に使用する句について説明します 1. 問合せとは 2. 基本的な問合せ 3. 列の別名 4. 重複行を一意にする 5. 検索行の絞込み 6. 文字パター

第 2 章 問合せの基本操作 この章では データベースから情報を検索する際に使用する SELECT コマンド および SELECT コマンドと 同時に使用する句について説明します 1. 問合せとは 2. 基本的な問合せ 3. 列の別名 4. 重複行を一意にする 5. 検索行の絞込み 6. 文字パター はじめに コース概要と目的 データベース処理に使用する SQL の基本構文と使用方法について説明します 受講対象者 SQL を使用してアプリケーション開発される方 管理者となられる方 前提条件 Oracle 概要 コースを受講された方 もしくは同等の知識をお持ちの方 テキスト内の記述について 構文 [ ] 省略可能 { A B } A または B のどちらかを選択 n _ 数値の指定 デフォルト値

More information

自己管理型データベース: 自動SGAメモリー管理

自己管理型データベース: 自動SGAメモリー管理 自己管理型データベース : 自動 SGA メモリー管理 オラクル ホワイト ペーパー 2004 年 8 月 自己管理型データベース : 自動 SGA メモリー管理 概要... 3 現在の課題... 3 自動共有メモリー管理の導入... 4 SGA_TARGET パラメータ... 4 SGA コンポーネントの自動管理... 4 手動でサイズを指定する SGA コンポーネント... 6 利点... 7

More information

Oracle8 Workgroup Server for Windows NTインストレーション・ガイド,リリース8.0.6

Oracle8 Workgroup Server for Windows NTインストレーション・ガイド,リリース8.0.6 Oracle8 Workgroup Server for Windows NT 8.0.6 2000 5 : J00213-01 Oracle8 Workgroup Server for Windows NT, 8.0.6 : J00213-01 Oracle8 Release 8.0.6 for Windows NT A69969-01 Copyright 1999, 2000, Oracle Corporation.

More information

AIP2016 Oracleバックアップ・復旧ガイド

AIP2016 Oracleバックアップ・復旧ガイド ActiveImage Protector 2016R2SP1 Oracle バックアップ 復旧ガイド 2 版 - 2017 年 03 月 23 日 このガイドは ActiveImage Protector 2016R2SP1 以降の Oracle バックアップ 復元手順についてご説明します 各項目の具体的な手順は AIP のヘルプを参照してください Copyright 無断複写 転載を禁止します

More information

Microsoft Word - PDFHS _ doc

Microsoft Word - PDFHS _ doc HP Integrity サーバー + HP-UX 11i v3(11.31 ) Oracle DB 11g R1 構築手順 2. データベースの構築 2009/7 改訂版 目次 改訂箇所... 2 2 データベースの構築... 3 2.1 NETCA によるリスナーの設定... 4 2.2 DBCA を使用したデータベース作成... 13 2.3 Net Services を使用したデータベース接続確認...

More information

Oracle Data Pumpのパラレル機能

Oracle Data Pumpのパラレル機能 Oracle ホワイト ペーパー 2009 年 2 月 Oracle Data Pump のパラレル機能 はじめに Oracle Database 10gから使用できるようになったOracle Data Pumpは データベース間でのデータおよびメタデータの高速移動を実現します Data Pumpが提供するもっとも実用的な機能の1つに エクスポート ジョブとインポート ジョブのパフォーマンスの最大化を目的としたパラレル化機能があります

More information

日本語タイトルを入力

日本語タイトルを入力 Oracle Application Server Infrastructure 2004 6 Oracle Application Server Infrastructure Oracle Application ServerInfrastructure Oracle Application Server 10g Release 9.0.4... 3... 3 i.... 4 ii.... 4...

More information

How to Use the PowerPoint Template

How to Use the PowerPoint Template ORACLE MASTER Bronze Oracle Database 12c 試験対策ポイント解説セミナー Bronze DBA 12c 編 日本オラクル株式会社オラクルユニバーシティ 2018 年 6 月 Safe Harbor Statement The following is intended to outline our general product direction. It is

More information

Microsoft Word - MOPatch-1.doc

Microsoft Word - MOPatch-1.doc Oracle for SAP MOPatch 利用マニュアル 2007 年 12 月 5 日日本オラクル株式会社 SAP サポート チーム Ver1.1-1 - MOPatch とは... 3 前提条件... 3 MOPatch の入手方法... 3 MOPatch dry-run モードでの実行... 4 MOPatch の実行... 5-2 - MOPatch とは MOPatch は Multiple

More information

Oracleコール・インタフェース for Windows スタート・ガイド リリース8.1.6

Oracleコール・インタフェース for Windows スタート・ガイド リリース8.1.6 Oracle for Windows 8.1.6 2000 4 : J01324-01 Oracle for Windows 8.1.6 : J01324-01 Oracle Call Interface Getting Started, Release 8.1.6 for Windows A73022-01 Eric Belden Joseph Garcia Lisa Giambruno Michael

More information

データベース マネジメント ~ 研修受講後のスキルアップ サポート ~ 対応バージョン :Oracle 10gR1 ~ 12cR2 本資料は アシスト Oracle 研修をご受講いただいたお客様からのご質問や 研修ではご案内できなかった情報などをまとめたものです 研修受講後のスキルアップの一助として

データベース マネジメント ~ 研修受講後のスキルアップ サポート ~ 対応バージョン :Oracle 10gR1 ~ 12cR2 本資料は アシスト Oracle 研修をご受講いただいたお客様からのご質問や 研修ではご案内できなかった情報などをまとめたものです 研修受講後のスキルアップの一助として データベース マネジメント ~ 研修受講後のスキルアップ サポート ~ 対応バージョン :Oracle 10gR1 ~ 12cR2 本資料は アシスト Oracle 研修をご受講いただいたお客様からのご質問や 研修ではご案内できなかった情報などをまとめたものです 研修受講後のスキルアップの一助として 是非お役立てください 第 1 章データベース管理者と管理タスク 1 Q. データ ディクショナリ ビューに関する情報を確認する方法

More information

Oracle DatabaseとIPv6 Statement of Direction

Oracle DatabaseとIPv6 Statement of Direction Oracle ホワイト ペーパー 2011 年 2 月 Oracle Database と IPv6 Statement of Direction 免責事項 以下の事項は 弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです また 情報提供を唯一の目的とするものであり いかなる契約にも組み込むことはできません 以下の事項は マテリアルやコード 機能の提供をコミットメント ( 確約 ) するものではなく

More information

はじめに コース概要と目的 Oracle を使用した開発 管理を行う上でのファースト ステップとして リレーショナル データベース管理ソフトウェアである Oracle の役割 基本機能 基本アーキテクチャを幅広く理解することを目的としています 受講対象者 これから Oracle を使用する方 データ

はじめに コース概要と目的 Oracle を使用した開発 管理を行う上でのファースト ステップとして リレーショナル データベース管理ソフトウェアである Oracle の役割 基本機能 基本アーキテクチャを幅広く理解することを目的としています 受講対象者 これから Oracle を使用する方 データ はじめに コース概要と目的 Oracle を使用した開発 管理を行う上でのファースト ステップとして リレーショナル データベース管理ソフトウェアである Oracle の役割 基本機能 基本アーキテクチャを幅広く理解することを目的としています 受講対象者 これから Oracle を使用する方 データベース入門者の方 前提条件 コンピュータの基本操作 ( マウス操作やキーボード操作 ) と基本用語 (

More information

Oracle9i Application Server for Windows NT/2000 リリース・ノート追加情報 リリース

Oracle9i Application Server for Windows NT/2000 リリース・ノート追加情報 リリース Oracle9i Application Server for Windows NT/2000 リリース ノート追加情報 リリース 1.0.2.1 2001 年 5 月 部品番号 : J03818-01 原典情報 : Oracle9i Application Server Release Notes Addendum, Release 1.0.2.1 for Windows NT/2000 (A88731-02)

More information

Veritas System Recovery 16 Management Solution Readme

Veritas System Recovery 16 Management Solution Readme Veritas System Recovery 16 Management Solution Readme この README について Veritas System Recovery 16 のソフトウェア配信ポリシーのシステム要件 Veritas System Recovery 16 Management Solution のシステム要件 Veritas System Recovery 16 Management

More information

Slide 1

Slide 1 Oracle Data Guard の構築とフェイルオーバー実行例 日本オラクル株式会社 以下の事項は 弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです また 情報提供を唯一の目的とするものであり いかなる契約にも組み込むことはできません 以下の事項は マテリアルやコード 機能を提供することをコミットメント ( 確約 ) するものではないため 購買決定を行う際の判断材料になさらないで下さい

More information

Oracle DatabaseとIPv6 Statement of Direction

Oracle DatabaseとIPv6 Statement of Direction Oracle ホワイト ペーパー 2017 年 10 月 Oracle Database と IPv6 Statement of Direction 免責事項 下記事項は 弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです また 情報提供を唯一の目的とするものであり いかなる契約にも組み込むことはできません マテリアルやコード 機能の提供をコミットメント ( 確約 ) するものではなく 購買を決定する際の判断材料になさらないで下さい

More information

Microsoft Windows向けOracle Database 12cでのOracleホーム・ユーザーの導入

Microsoft Windows向けOracle Database 12cでのOracleホーム・ユーザーの導入 Oracle ホワイト ペーパー 2013 年 7 月 Microsoft Windows 向け Oracle Database 12c での Oracle ホーム ユーザーの導入 はじめに Oracle Database 12c Release 1(12.1) 以降では Microsoft Windows 上のOracle Databaseで インストール時に指定したOracleホーム ユーザーの使用がサポートされています

More information

Oracle SQL Developer Data Modeler

Oracle SQL Developer Data Modeler Oracle SQL Developer Data Modeler テクニカル レビュー - 2009 年 6 月 アジェンダ テクニカル レビューおよび機能レビュー 開発者の生産性に重点 Oracle SQL Developer Data Modeler の概要 対象 テクノロジー 機能のレビュー パッケージの更新 Oracle SQL Developer

More information

Oracle Secure Enterprise Search 10gクイック・スタート・ガイド

Oracle Secure Enterprise Search 10gクイック・スタート・ガイド Oracle Secure Enterprise Search 10g クイック スタート ガイド Oracle ホワイト ペーパー 2006 年 9 月 Oracle Secure Enterprise Search 10g クイック スタート ガイド 1 Oracle Corporation 発行 Oracle Secure Enterprise Quick Start Guide の翻訳版です

More information

MIB サポートの設定

MIB サポートの設定 CHAPTER 2 この章では Cisco 10000 シリーズに SNMP および MIB のサポートを設定する手順について説明します 具体的な内容は次のとおりです Cisco IOS リリースに対応する MIB サポートの判別 (p.2-1) MIB のダウンロードおよびコンパイル (p.2-2) シスコの SNMP サポート (p.2-4) Cisco IOS リリースに対応する MIB サポートの判別

More information

4 Q. クラッシュ リカバリの時間を短縮する方法 A. クラッシュ リカバリに要する時間を短縮したい場合 チェックポイントの発生頻度を増やし リカバリ時に適用する REDO の量を少なくします オンライン REDO ログ ファイルのサイズを小さくするか FAST_START_MTTR_TARGET

4 Q. クラッシュ リカバリの時間を短縮する方法 A. クラッシュ リカバリに要する時間を短縮したい場合 チェックポイントの発生頻度を増やし リカバリ時に適用する REDO の量を少なくします オンライン REDO ログ ファイルのサイズを小さくするか FAST_START_MTTR_TARGET バックアップ リカバリ ~ 研修受講後のスキルアップサポート ~ 対応バージョン :Oracle 10gR1 ~ 12cR1 本資料は アシスト Oracle 研修をご受講いただいたお客様からのご質問や 研修ではご案内できなかった情報などを FAQ にまとめたものです 研修受講後のスキルアップの一助として 是非お役立てください ご利用上の注意事項は最後のページにまとめられております ご確認のうえ ご利用ください

More information

Quest NetVault Backup Plug-in for Oracle 11.2 ユーザーズ ガイド

Quest NetVault Backup Plug-in for Oracle 11.2 ユーザーズ ガイド Quest NetVault Backup Plug-in for Oracle 11.2 ユーザーズ ガイド 2017 日本クエスト ソフトウェア株式会社 ALL RIGHTS RESERVED. 本書には 著作権によって保護されている機密情報が記載されています 本書に記載されているソフトウェアは ソフトウェア ライセンスまたは機密保持契約に基づいて提供されます 本ソフトウェアは 当該契約の条項に準拠している場合に限り

More information

このマニュアルについて

このマニュアルについて 改訂 : May 30, 2007, ここでは の対象読者 構成 表記法 入手方法 テクニカルサポートの利用方法について説明します このマニュアルでは Service Control ソリューション Service Control Engine(SCE) プラットフォーム および関連コンポーネントの概念に関する基本的な知識があることを前提としています ここでは 以下のトピックに関する情報を提供します

More information

new_logo.eps

new_logo.eps Oracle for Windows NT and Windows 95/98 8.1.5 1999 5 : A62908-1 Oracle for Windows NT and Windows 95/98 8.1.5 : A62908-1 1 1999 5 1 Oracle Call Interface Getting Started Release 8.1.5 for Windows NT and

More information

Backup Restore機能 補足資料(IBM® Tivoli® Storage Manager)

Backup Restore機能 補足資料(IBM® Tivoli® Storage Manager) Hitachi Virtual File Platform Backup Restore 機能補足資料 (IBM Tivoli Storage Manager) 対象製品 Hitachi Virtual File Platform 4.2.3-00 以降 輸出時の注意本製品を輸出される場合には 外国為替及び外国貿易法の規制並びに米国輸出管理規則など外国の輸出関連法規をご確認の上 必要 な手続きをお取りください

More information

今さら聞けない!? Oracle入門 ~前編~

今さら聞けない!? Oracle入門 ~前編~ Oracle Direct Seminar 今さら聞けない!? Oracle 入門 ~ 前編 ~ 日本オラクル株式会社 Agenda 1. Oracle の基本動作 2. Oracle のファイル群 3. Oracle のプロセス群と専用メモリ領域 4. データベース内部動作 今さら聞けない!? オラクル入門 ~ 後編 ~ 4. データベース内部動作

More information

Microsoft Word - J-jdev_dba_db_developers.doc

Microsoft Word - J-jdev_dba_db_developers.doc Oracle JDeveloper 2006 1 : Oracle Oracle JDeveloper 2 Oracle JDeveloper :... 2... 4... 4... 4... 5... 6 SQL... 7... 8... 8 SQL... 10 PL/SQL... 11 PL/SQL... 11 Code Editor PL/SQL... 12 Navigator Structure...

More information

MULTICAM

MULTICAM USER MANUAL Issue 2.04.A - July 2015 1 2 免責事項 本マニュアルは オリジナルマニュアル XTract_userman_2_04.pdf の理解の補助用に作成されています 本マニュアルの内容は 予告なく変更することがあります 本マニュアルは 正確 / 最新 / 信頼できるように注意を払い作成しておりますが 株式会社フォトロンは本マニュアルの内容 / 品質については如何なる保証も行っておらず

More information

OracleDBA(パフォーマンスチューニング(SQL編) - コピー

OracleDBA(パフォーマンスチューニング(SQL編) - コピー 2. ファイル管理 1 モニター方法 領域 内容 対象 方法及び項目 V$COTOROLFILE 格納場所 ブロックサイズ 制御ファイル データベース物理構成情報 V$COTROL_RECORD_SECTIO 制御タイプ レコードサイズ etc データファイル ディクショナリ & ユーザ情報 V$DATAFILE データファイルの物理的な構造情報 REDO ログファイル アーカイブログ ファイルサイズ

More information

ログインおよび設定

ログインおよび設定 この章は 次の項で構成されています の概要, 1 ページ admin パスワードのリセット, 3 ページ パスワードと共有秘密のガイドライン, 3 ページ 共有秘密のリセット, 4 ページ の概要 Cisco UCS Central GUI および Cisco UCS Central CLI の両方を使用して Cisco UCS Central にログ インできます 両方のインターフェイスを使用すると

More information

CLUSTERPRO MC ProcessSaver 2.3 for Windows ユーザーズガイド ( コマンド編 ) 2018(Jun) NEC Corporation はじめに コマンドリファレンス メッセージ一覧

CLUSTERPRO MC ProcessSaver 2.3 for Windows ユーザーズガイド ( コマンド編 ) 2018(Jun) NEC Corporation はじめに コマンドリファレンス メッセージ一覧 CLUSTERPRO MC ProcessSaver 2.3 for Windows ユーザーズガイド ( コマンド編 ) 2018(Jun) NEC Corporation はじめに コマンドリファレンス メッセージ一覧 改版履歴 版数 改版 内容 1.0 2015.03 新規作成 2.0 2016.03 MaxProcCount 機能に対応 3.0 2017.04 バージョンアップに伴い改版 4.0

More information

ユーティリティ 管理番号 内容 対象バージョン 157 管理情報バッチ登録コマンド (utliupdt) のメッセージ出力に対し リダイレクトまたはパイプを使用すると メッセージが途中までしか出 力されないことがある 267 転送集計コマンド (utllogcnt) でファイル ID とホスト名の組

ユーティリティ 管理番号 内容 対象バージョン 157 管理情報バッチ登録コマンド (utliupdt) のメッセージ出力に対し リダイレクトまたはパイプを使用すると メッセージが途中までしか出 力されないことがある 267 転送集計コマンド (utllogcnt) でファイル ID とホスト名の組 レベルアップ詳細情報 < 製品一覧 > 製品名 バージョン HULFT BB クライアント for Windows Type BB1 6.3.0 HULFT BB クライアント for Windows Type BB2 6.3.0 < 対応 OS> Windows2000, WindowsXP, WindowsServer2003 < 追加機能一覧 > HULFT BB クライアント 管理番号 内容

More information

HDC-EDI Manager Ver レベルアップ詳細情報 < 製品一覧 > 製品名バージョン HDC-EDI Manager < 対応 JavaVM> Java 2 Software Development Kit, Standard Edition 1.4 Java 2

HDC-EDI Manager Ver レベルアップ詳細情報 < 製品一覧 > 製品名バージョン HDC-EDI Manager < 対応 JavaVM> Java 2 Software Development Kit, Standard Edition 1.4 Java 2 レベルアップ詳細情報 < 製品一覧 > 製品名バージョン HDC-EDI Manager 2.2.0 < 対応 JavaVM> Java 2 Software Development Kit, Standard Edition 1.4 Java 2 Platform Standard Edition Development Kit 5.0 Java SE Development Kit 6 < 追加機能一覧

More information

PowerPoint Presentation

PowerPoint Presentation ORACLE MASTER Bronze Oracle Database 11g スキルチェック解説 日本オラクル株式会社オラクルユニバーシティ 以下の事項は 弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです また 情報提供を唯一の目的とするものであり いかなる契約にも組み込むことはできません 以下の事項は マテリアルやコード 機能を提供することをコミットメント ( 確約 ) するものではないため

More information

Oracle Database Clientクイック・インストレーション・ガイド, 10gリリース1( ) for Microsoft Windows

Oracle Database Clientクイック・インストレーション・ガイド, 10gリリース1( ) for Microsoft Windows Oracle Database Client クイック インストレーション ガイド 10g リリース 1(10.1.0.2.0)for Microsoft Windows 部品番号 : B13746-01 原典情報 : B13691-01 Oracle Database Client Quick Installation Guide, 10g Release 1 (10.1.0.2.0) for Windows

More information

VPN 接続の設定

VPN 接続の設定 VPN 接続の設定 AnyConnect 設定の概要, 1 ページ AnyConnect 接続エントリについて, 2 ページ ハイパーリンクによる接続エントリの追加, 2 ページ 手動での接続エントリの追加, 3 ページ ユーザ証明書について, 4 ページ ハイパーリンクによる証明書のインポート, 5 ページ 手動での証明書のインポート, 5 ページ セキュアゲートウェイから提供される証明書のインポート,

More information

ORACLE RECOVERY MANAGER (RMAN) 10g: 再起動

ORACLE RECOVERY MANAGER (RMAN) 10g: 再起動 ORACLE RECOVERY MANAGER (RMAN) 10g: Tammy Bednar, Oracle Oracle (DBA) Oracle Oracle Data Guard 1 Oracle Oracle Oracle Oracle Recovery Manager Oracle Database 10g Oracle Database 10g RECOVERY MANAGER Recovery

More information

アプリケーション インスペクションの特別なアクション(インスペクション ポリシー マップ)

アプリケーション インスペクションの特別なアクション(インスペクション ポリシー マップ) CHAPTER 2 アプリケーションインスペクションの特別なアクション ( インスペクションポリシーマップ ) モジュラポリシーフレームワークでは 多くのアプリケーションインスペクションで実行される特別なアクションを設定できます サービスポリシーでインスペクションエンジンをイネーブルにする場合は インスペクションポリシーマップで定義されるアクションを必要に応じてイネーブルにすることもできます インスペクションポリシーマップが

More information

Oracleセキュア・エンタープライズ・サーチ

Oracleセキュア・エンタープライズ・サーチ Oracle Secure Enterprise Search Secure Connector Software Development Kit Oracle Secure Enterprise Search バージョン 10.1.6 2006 年 6 月 概要 Oracle Secure Enterprise Search 10.1.6 は Web サーバー データベース表 IMAP サーバー

More information

CLUSTERPRO X for Windows PPガイド

CLUSTERPRO X for Windows PPガイド CLUSTERPRO X for Windows PP ガイド (WebSAM Storage RepNavi Suite) 2018.06.15 第 03 版 改版履歴版数 改版日付 内容 1 2012/08/10 PPガイドより分冊し 新規作成 2 2012/12/07 3 2018/06/15 機能概要 最新情報の入手先 の記述を更新 機能概要 の記述内容を更新 Copyright NEC Corporation

More information

Oracle RMAN、Oracle SAM QFS、Sun ZFS Storage Applianceを組み合わせた階層型データベース・バックアップ・システムの作成

Oracle RMAN、Oracle SAM QFS、Sun ZFS Storage Applianceを組み合わせた階層型データベース・バックアップ・システムの作成 Oracle 2011 8 ファイル システムまたはプール マウント ポイントまたはラベル 注 tier1 /tier1 Sun ZFS Storage Appliance から提供 (RAID-1) tier2 /tier2 Sun ZFS Storage Appliance から提供 (RAID-Z アーカイブなし) level2 /tier2 SAM に高速アーカイブ メディアを提供するディスク

More information

(Microsoft PowerPoint - goupGold\224z\225z\227p.ppt)

(Microsoft PowerPoint - goupGold\224z\225z\227p.ppt) go up ORACLE MASTER 上位資格を目指そう! go up ORACLE MASTER セミナー ~ 開始目前!ORACLE! MASTER Platinum Oracle Database 10g の全貌 ~ Copyright 2006, Oracle. All rights reserved. 1 go up ORACLE MASTER Oracle Database 10g Gold

More information

改訂履歴 版番号改訂日改訂者改訂内容 年 2 月 2 日ネットワールド 新規 I

改訂履歴 版番号改訂日改訂者改訂内容 年 2 月 2 日ネットワールド 新規   I 2016 年 2 月 2 日 第 1.0 版 www.networld.co.jp 株式会社ネットワールド 改訂履歴 版番号改訂日改訂者改訂内容 1.0 2016 年 2 月 2 日ネットワールド 新規 www.networld.co.jp/product/cisco/ I 免責事項 本書のご利用は お客様ご自身の責任において行われるものとします 本書に記載する情報については 株式会社ネットワールド

More information

( 目次 ) 1. はじめに 開発環境の準備 仮想ディレクトリーの作成 ASP.NET のWeb アプリケーション開発環境準備 データベースの作成 データベースの追加 テーブルの作成

( 目次 ) 1. はじめに 開発環境の準備 仮想ディレクトリーの作成 ASP.NET のWeb アプリケーション開発環境準備 データベースの作成 データベースの追加 テーブルの作成 KDDI ホスティングサービス (G120, G200) ブック ASP.NET 利用ガイド ( ご参考資料 ) rev.1.0 KDDI 株式会社 1 ( 目次 ) 1. はじめに... 3 2. 開発環境の準備... 3 2.1 仮想ディレクトリーの作成... 3 2.2 ASP.NET のWeb アプリケーション開発環境準備... 7 3. データベースの作成...10 3.1 データベースの追加...10

More information

Microsoft Word - J-migratingjdevelope#110A7A.doc

Microsoft Word - J-migratingjdevelope#110A7A.doc JDeveloper 10.1.3 2005 2 JDeveloper 10.1.3... 3 JDeveloper 10.1.2... 3... 3... 4 10.1.2... 4 JDeveloper 10.1.3... 5... 5... 5 10.1.3... 5 JDeveloper... 5... 6... 7... 8... 9... 9... 11... 11... 11 JDeveloper

More information

IBM API Connect 開発者ポータル構成ガイド 1章

IBM API Connect 開発者ポータル構成ガイド 1章 IBM API Connect 開発者ポータル構成ガイド 1. 開発者ポータルの一般的な構成 2016/10/01 日本アイ ビー エム株式会社 はじめに 当資料の位置づけ 当資料は API Connect の開発者ポータルの主要なカスタマイズ方法についてまとめたものです V5.0.1 を前提としています 注意事項 当資料に含まれる情報は可能な限り正確を期しておりますが 当資料に記載された内容に関して何ら保証するものではありません

More information

使用する前に

使用する前に この章では Cisco Secure ACS リリース 5.5 以降から Cisco ISE リリース 2.4 システムへのデー タ移行に使用される Cisco Secure ACS to Cisco ISE Migration Tool について説明します 移行の概要 1 ページ Cisco Secure ACS から データ移行 1 ページ Cisco Secure ACS to Cisco ISE

More information

PowerPoint Presentation

PowerPoint Presentation : ソフトウェアのインストール Development Hub COBOL Server セットアップファイルのダウンロード Eclipse 版 セットアップファイルのダウンロード ソフトウェア要件の確認 ソフトウェア要件の確認 ソフトウェアのインストール ソフトウェアのインストール ライセンス認証 (DevHub COBOL Server 版のライセンスを利用 ) ライセンス認証 (Eclipse

More information

CLUSTERPRO MC StorageSaver for BootDisk 2.1 (for Windows) インストールガイド 2016(Mar) NEC Corporation はじめに 製品導入の事前準備 本製品のインストール 本製品の初期設定 本製品のアンインストール

CLUSTERPRO MC StorageSaver for BootDisk 2.1 (for Windows) インストールガイド 2016(Mar) NEC Corporation はじめに 製品導入の事前準備 本製品のインストール 本製品の初期設定 本製品のアンインストール CLUSTERPRO MC StorageSaver for BootDisk 2.1 (for Windows) インストールガイド 2016(Mar) NEC Corporation はじめに 製品導入の事前準備 本製品のインストール 本製品の初期設定 本製品のアンインストール 改版履歴 版数 改版 内容 1.0 2015.3 新規作成 2.0 2016.3 バージョンアップに伴い改版 i はしがき

More information

PostgreSQL Plus 管理者ガイド

PostgreSQL Plus 管理者ガイド 2.4 旧バージョンからの移行 ここでは PostgreSQL Plus V1.0 および V1.1 から PostgreSQL Plus V2.0 にインスタンスの資産 を移行する手順について説明します PostgreSQL Plus V1.0 および V1.1 は PostgreSQL 7.3 をベースとしています また PostgreSQL Plus V2.0 は PostgreSQL 7.4

More information

改版履歴 版数 改版日付 改版内容 /03/14 新規作成 2013/03まで製品サイトで公開していた WebSAM DeploymentManager Ver6.1 SQL Server 2012 製品版のデータベース構築手順書 ( 第 1 版 ) を本 書に統合しました 2

改版履歴 版数 改版日付 改版内容 /03/14 新規作成 2013/03まで製品サイトで公開していた WebSAM DeploymentManager Ver6.1 SQL Server 2012 製品版のデータベース構築手順書 ( 第 1 版 ) を本 書に統合しました 2 第 1 版 改版履歴 版数 改版日付 改版内容 1 2013/03/14 新規作成 2013/03まで製品サイトで公開していた WebSAM DeploymentManager Ver6.1 SQL Server 2012 製品版のデータベース構築手順書 ( 第 1 版 ) を本 書に統合しました 2 目次 1. 使用しているデータベース (DPMDBI インスタンス ) を SQL Server

More information

OpenLAB Data Store Release Notes

OpenLAB Data Store Release Notes Agilent OpenLAB Data Store バージョン A.02.02 リリースノートおよび更新履歴 注意 Agilent Technologies, Inc. 2014 本マニュアルは米国著作権法および国際著作権法によって保護されており Agilent Technologies, Inc. の書面による事前の許可なく 本書の一部または全部を複製することはいかなる形式や方法 ( 電子媒体による保存や読み出し

More information

インテル(R) Visual Fortran コンパイラ 10.0

インテル(R) Visual Fortran コンパイラ 10.0 インテル (R) Visual Fortran コンパイラー 10.0 日本語版スペシャル エディション 入門ガイド 目次 概要インテル (R) Visual Fortran コンパイラーの設定はじめに検証用ソースファイル適切なインストールの確認コンパイラーの起動 ( コマンドライン ) コンパイル ( 最適化オプションなし ) 実行 / プログラムの検証コンパイル ( 最適化オプションあり ) 実行

More information

Microsoft iSCSI Software Targetを使用したクラスタへの共有ディスク・リソースの提供

Microsoft iSCSI Software Targetを使用したクラスタへの共有ディスク・リソースの提供 Microsoft iscsi Software Target を使用したクラスタへの共有ディスク リソースの提供 はじめに... 2 クラスタ ホスト エントリの作成... 3 イニシエータの設定... 7 クラスタ ノード 1 のイニシエータ... 7 クラスタ ノード 2 のイニシエータ... 7 iscsi 仮想ディスクのエクスポート... 8 iscsi デバイスの初期化... 11 Microsoft

More information

IPM Release 2.6 へのアップグ レード

IPM Release 2.6 へのアップグ レード CHAPTER 3 この章では 以前のリリースの IPM を IPM Release 2.6 にアップグレードする方法について説明します 取り上げる項目は次のとおりです 前のリリースの IPM からのアップグレード (P.3-2) IPM 2.6 の移行パス (P.3-3) Windows でのリモートデータの移行 (P.3-4) Solaris でのリモートデータの移行 (P.3-6) IPM サーバと

More information

Oracle Records Manager Corporate Editionリリース・ノート, 10gリリース3( )

Oracle Records Manager Corporate Editionリリース・ノート, 10gリリース3( ) Oracle Records Manager Corporate Edition リリース ノート 10g リリース 3(10.1.3.3.2) 部品番号 : E06034-01 原典情報 : Oracle Records Manager Corporate Edition Release Notes, 10g Release 3 (10.1.3.3.2) 2008 年 1 月 このリリース ノートでは

More information

(Veritas\231 System Recovery 16 Monitor Readme)

(Veritas\231 System Recovery 16 Monitor Readme) Veritas System Recovery 16 Monitor Readme この README について Veritas System Recovery 16 Monitor でサポートされなくなった機能 Veritas System Recovery 16 Monitor について システムの必要条件 ホストコンピュータの前提条件 クライアントコンピュータの前提条件 Veritas System

More information

Microsoft Word - Android_SQLite講座_画面800×1280

Microsoft Word - Android_SQLite講座_画面800×1280 Page 24 11 SQLite の概要 Android にはリレーショナルデータベースである SQLite が標準で掲載されています リレーショナルデータベースは データを表の形で扱うことができるデータベースです リレーショナルデータベースには SQL と呼ばれる言語によって簡単にデータの操作や問い合わせができようになっています SQLite は クライアントサーバ形式ではなく端末の中で処理が完結します

More information

目次 1. はじめに バックアップと復元の概要 Active Directoryのバックアップ Active Directoryの復元 ドメインコントローラの復元 ( 他のドメインコントローラが利用できる場合 )

目次 1. はじめに バックアップと復元の概要 Active Directoryのバックアップ Active Directoryの復元 ドメインコントローラの復元 ( 他のドメインコントローラが利用できる場合 ) Acronis Backup & Recovery 10 による Active Directory のバックアップと復元 Copyright Acronis, Inc., 2000-2010 1 目次 1. はじめに... 3 2. バックアップと復元の概要... 3 3. Active Directoryのバックアップ... 3 4. Active Directoryの復元... 5 4.1. ドメインコントローラの復元

More information

Linkexpress トラブル初期調査資料 採取コマンド使用手引書

Linkexpress トラブル初期調査資料 採取コマンド使用手引書 FUJITSU Software Linkexpress Standard Edition V5.0L15 Linkexpress Enterprise Edition V5.0L15 Linkexpress トラブル初期調査資料採取コマンド使用手引書 Windows/Windows(64) J2X1-2740-14Z0(00) 2014 年 12 月 まえがき 本書の目的 本書は 下記製品でエラーが発生した場合の初期調査資料の採取方法を説明します

More information

Quest NetVault Backup Plug-in for Oracle

Quest NetVault Backup Plug-in for Oracle Quest NetVault Backup Plug-in for Oracle バージョン 6.5 ユーザーズ ガイド OAG-101-6.5-JP-01 04/25/13 2012 Quest Software, Inc. ALL RIGHTS RESERVED. 本ガイドには 著作権法で保護されている機密情報が含まれています 本ガイドに記載されているソフトウェアは ソフトウェア使用許諾または機密保持契約に基づいて提供されています

More information

QNAP vsphere Client 用プラグイン : ユーザーガイド 2012 年 12 月更新 QNAP Systems, Inc. All Rights Reserved. 1

QNAP vsphere Client 用プラグイン : ユーザーガイド 2012 年 12 月更新 QNAP Systems, Inc. All Rights Reserved. 1 QNAP vsphere Client 用プラグイン : ユーザーガイド 2012 年 12 月更新 2012. QNAP Systems, Inc. All Rights Reserved. 1 注意 : 提示する情報は 通知なく変更することがあります 商標 QNAP および QNAP ロゴは QNAP Systems, Inc. の商標です 引用されるすべてのブランド名および製品名は各所有者の商標です

More information

CLUSTERPRO MC StorageSaver for BootDisk 1.2 (for Windows) インストールガイド 2014(Mar) NEC Corporation はじめに 製品導入の事前準備 本製品のインストール 本製品の初期設定 本製品のアンインストール

CLUSTERPRO MC StorageSaver for BootDisk 1.2 (for Windows) インストールガイド 2014(Mar) NEC Corporation はじめに 製品導入の事前準備 本製品のインストール 本製品の初期設定 本製品のアンインストール CLUSTERPRO MC StorageSaver for BootDisk 1.2 (for Windows) インストールガイド 2014(Mar) NEC Corporation はじめに 製品導入の事前準備 本製品のインストール 本製品の初期設定 本製品のアンインストール 改版履歴 版数改版内容 1.0 2014.3 新規作成 i はしがき 本書は CLUSTERPRO MC StorageSaver

More information

Oracle Enterprise Linux 5における認証

Oracle Enterprise Linux 5における認証 Oracle Enterprise Linux 5 における認証 ORACLE Oracle Enterprise Linux 5 Oracle Enterprise Linux 5 は Red Hat Enterprise Linux 5 と完全互換 ( ソース バイナリとも ) Oracle Enterprise Linux 5 は完全 kabi 準拠 オープン ソースとしてご利用いただける Oracle

More information

C1Live

C1Live C1Live 2014.01.30 更新 グレープシティ株式会社 Copyright GrapeCity, Inc. All rights reserved. C1Live 目次 i 目次 ComponentOne Studio Live 更新ユーティリティの概要 1 Studio Live について 2 Studio Live 製品グリッド... 3 Studio Live メニュー... 4 Studio

More information

9 WEB監視

9  WEB監視 2018/10/31 02:15 1/8 9 WEB 監視 9 WEB 監視 9.1 目標 Zabbix ウェブ監視は以下を目標に開発されています : ウェブアプリケーションのパフォーマンスの監視 ウェブアプリケーションの可用性の監視 HTTPとHTTPSのサポート 複数ステップで構成される複雑なシナリオ (HTTP 要求 ) のサポート 2010/08/08 08:16 Kumi 9.2 概要 Zabbix

More information

Silk Central Connect 15.5 リリースノート

Silk Central Connect 15.5 リリースノート Silk Central Connect 15.5 リリースノート Micro Focus 575 Anton Blvd., Suite 510 Costa Mesa, CA 92626 Copyright Micro Focus 2014. All rights reserved. Silk Central Connect は Borland Software Corporation に由来する成果物を含んでいます,

More information

Microsoft Word - eRecovery v3-1.doc

Microsoft Word - eRecovery v3-1.doc Acer erecovery Management Acer erecovery Management は コンピュータを ハードディスクドライブの隠しパーティション 第二パーティション または光ディスクに保存されている画像から 工場出荷時設定あるいはユーザが設定したシステム設定に復元するための高速で安定した 安全な方法を提供します また Acer erecovery Management は システム設定

More information

KeySQL R5.1 Release Note

KeySQL R5.1 Release Note KeySQL for Microsoft Windows 5.1 2005 10 : B19176-02 Copyright 2005, Oracle Corporation All Right Reserved Oracle Oracle Oracle Corporation KeySQL for Microsoft Windows 5.1 : B19176-02 Copyright 2005,

More information

untitled

untitled Oracle Direct Seminar !! vs RMAN Oracle Database RMAN RMAN RMAN RMAN 11g Appendix RMAN Oracle Direct SQL Server MySQL PostgreSQL Access Oracle Database Oracle

More information

Microsoft Word - ModelAnalys操作マニュアル_

Microsoft Word - ModelAnalys操作マニュアル_ モデル分析アドイン操作マニュアル Ver.0.5.0 205/0/05 株式会社グローバルアシスト 目次 概要... 3. ツール概要... 3.2 対象... 3 2 インストールと設定... 4 2. モデル分析アドインのインストール... 4 2.2 モデル分析アドイン画面の起動... 6 3 モデル分析機能... 7 3. 要求分析機能... 7 3.. ID について... 0 3.2 要求ツリー抽出機能...

More information

PL/SQLからのオペレーティング・システム・コマンドの実行

PL/SQLからのオペレーティング・システム・コマンドの実行 PL/SQL からのオペレーティング システム コマンドの実行 Oracle ホワイト ペーパー 2008 年 7 月 注 : 本書は オラクルの一般的な製品の方向性を示すことが目的です また 情報提供を唯一の目的とするものであり いかなる契約にも組み込むことはできません 下記の事項は マテリアルやコード 機能の提供を確約するものではなく また 購買を決定する際の判断材料とはなりえません オラクルの製品に関して記載されている機能の開発

More information