Microsoft Word - wNew_IMAGINE.doc

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1 の新機能 : GLT ビューアにダイナミックレンジ調整機能を追加 イメージ拡張ツールを追加 (Photo Enhancement Tool) コントラスト調整ツールを追加 (General Contrast Tool) 畳み込みフィルタツールを追加 (Convolution filtering tool) 解像度の統合アルゴリズムを追加 (Resolution Merge) Map Composer および Map Series Tool からマップイメージデータの生成 WorldView RPC に対応 RADARSAT-2 に対応 TerraSAR-X に対応 検索プリファレンスの機能の向上 Map2PDF モジュールを追加 ( オプション ) Coherence Change Detection モジュールを追加 ( オプション ) Objective モジュールを追加 ( オプション )

2 GLT ビューアにダイナミックレンジ調整機能を追加しました複数のピクセルが同等の値になっている水面のようなフィーチャでは さらに詳細に表示することで周囲との違いを確認することができます 表示画像の最小 最大ピクセル値をスライダーで設定します 初期設定は 0% および 100% になっており ダイナミックレンジ調整機能はオフになっています 左ハンドルをドラッグすると最小ピクセル値 右ハンドルをドラッグすると最大ピクセル値を変更することができ 設定した最小 最大ピクセル値間の画像データが表示されます Reset ボタンで前の状態の表示に戻ります 下の図の赤枠が Dynamic Range Adjustment スライダーと Reset ボタンです :

3 イメージ拡張ツールを追加しました (Photo Enhancement Tool) 写真拡張ツール ( Photography Enhancement Tool ) ダイアログでは 表示画像の補助光 ハイライト 陰影 色温度などを調整することができます 調整結果をラスターデータ上で更新するには [ File ] - [ Save ] - [ Top Layer ] とクリックしていきます [ Raster ] - [ Contrast ] - [ Photography Enhancements ] を選択していくと次のように表示されます Fill Light( 補助光 ) 数値を変更 またはスライダーを調節して画像の暗い領域の明度を調整 Highlights( ハイライト ) 数値を変更 またはスライダーを調節して画像全体の明度を調整 ( 次の Shadows オプションと併せて調整 ) Shadows( 陰影 ) 数値を変更 またはスライダーを調節して画像全体の陰影を調整 Color Temperature( 色温度 ) 数値を変更 またはスライダーを調節して画像全体の色相を調整 初期値は 50 Apply( 適用 ) 現在の設定を更新 ビューアメニューの [ Raster ] - [ Undo ] で元に戻る Auto Apply( 自動適用 ) 設定変更のビューア上の自動更新 Reset( リセット ) 前の状態に戻して表示

4 コントラスト調整ツールを追加しました (General Contrast Tool) 保存せず ビューア上でのみ画像データのコントラスト調整が行えます コントラスト調整の結果が満足いかなかった場合は保存する必要はありません IMAGINE では Lookup Tables により画像データの輝度情報などが確認でき 画像の表示 印刷をサポートします また Contrast Adjust ダイアログも Lookup Tables を編集することにより表示をアップデートさせます [ Raster ] - [ Contrast ] - [ General Contrast ] を選択していくと次のように表示されます Method( 方法 ): 調整方法の選択 方法によって異なるオプションが表示されます Constant Value 対象値で画像全体の明度を調整 Dynamic Range Adjust 最小 最大ピクセル値を調整 Gamma ヒストグラムがガンマ分布値に近づくように Lookup Table を調整 Gaussian ヒストグラムがガウス分布に近づくように Lookup Table を調整 Histogram Equalization ヒストグラムを均一化して Lookup Table に反映 Invert オリジナル画像とコントラストが逆になるよう Lookup Table を反転 Level Slice Lookup Table でレベルを分ける Linear Lookup Table の範囲を直線的に変換 Min-Max 入力方向 (X) で最小 最大統計値間で また出力方向 (Y) で 0 から最大ブライトネスの間で Lookup Table の範囲を直線的に変換

5 Percentage LUT ヒストグラムの両側から設定した領域 (%) をカット Standard Deviations Lookup Table の対象をコントラストの標準偏差で変換 Histogram Source ( ヒストグラムのデータソース ): AOI 対象範囲 Whole Image 画像全体 Viewer Extent ビューアの表示範囲内 Apply To( 調整設定が反映される部分 ): AOI 対象範囲 Image File 画像データファイル Lookup Table 画像データの情報 Apply 選択中の設定でビューアまたは Breakpoint Editor の表示を更新 Breakpts Breakpoint Editor を開く From Inquire Box ビューアの Inquire Box でプレビューされる範囲を設定 Compare All Method で調整した画像すべてをプレビューに追加 比較

6 畳み込みフィルタツールを追加しました (Convolution filtering tool) ビューアで表示する画像を検索するツールで 保存しているデータ自体に影響はありません 平均化や高域 低域フィルタリング等の処理を行います 畳み込みカーネルを入力 または 既存ライブラリから選択することができます 処理する画像領域を指定することも可能です カーネルのマトリックスによって 各ピクセル値は近くのピクセル値と乗じた値で更新されます [ Raster ] - [ Filtering ] - [ Convolution Filter ] を選択していくと表示されます Kernel Library.klb ライブラリファイルを読込む または選択 作成したカーネルはライブラリに追加可能 Kernel 選択したライブラリに含まれるカーネルをリストアップして選択 Normalize Kernel カーネルのマトリックスを正常化 マトリックスの各セル値を合計セル値で割り 更新 プレビューパネル複数のプレビューを表示 カーネルを選択すると自動的にプレビューが追加 Label Previews プレビューごとにラベル付け プレビューの削除 プレビューのサイズ調整

7 Apply To ( 調整設定が反映される部分 ): AOI 対象範囲 処理用のデータは再度ビューアから読込まれる 累積的な結果はファイルに保存可能 Whole Image 全体画像 処理用のデータや結果は AOI と同一 On Demand ビューアが表示している領域 処理用のデータは再度ファイルから読込まれる 結果をファイルに保存することはできない Apply 選択されたカーネルで処理を行い AOI または画像に反映 Edit 選択されたカーネルの数値を編集 Kernel Editor ダイアログが開く New 新規カーネルの作成 Kernel Editor ダイアログが開く From Inquire Box ビューアの Inquire Box でプレビューされる画像の範囲を設定

8 解像度の統合アルゴリズムを追加しました (Resolution Merge) さまざまな解像度 ( ピクセルサイズ ) の画像を統合することができます 高解像度はシングルバンド ( パンクロマチック ) 画像であり また マルチスペクトル画像の方が低解像度であるため 高解像度 マルチスペクトル画像を作成します Resolution Merge が対応している処理方法 : Multiplicative 2 つのラスター画像を算術で統合させます Principal Components 主成分 Brovey Transform 全てのバンドを利用して以下の計算式で処理します : [DNB1 / DNB1 + DNB2 + DNBn] x [DNhigh res. image] = DNB1_new [DNB2 / DNB1 + DNB2 + DNBn] x [DNhigh res. image] = DNB2_new [ Image Interpreter ] - [ Spatial Enhancement ] - [ Resolution Merge ] を選択していくと表示されます High Resolution Input File 高解像度画像のファイル名を入力 File Selector ボタンで参照可能 Select Layer 処理に使用される高解像度画像のレイヤーを選択 Multispectral Input File マルチスペクトル画像のファイル名を入力 File Selector ボタンで参照可能

9 Output File 処理結果の保存ファイル名を入力 File Selector ボタンで参照可能 ( 自動的に.img フォーマットとなる ) Resampling Techniques マルチスペクトル画像を高解像度画像にリサンプルする方法を選択 Nearest Neighbor Bilinear Interpolation Cubic Convolution Output Options ( 処理後のファイルについてのオプション ): Stretch to Unsigned 8 bit 結果ファイルのピクセル値を 0~255 の間で変換 Ignore Zero in Stats 結果ファイルの統計をとる際 0 ピクセル値を無視 Layer Selection ( マルチスペクトル画像のレイヤーを選択 ): Number of Multispectral Input Layers マルチスペクトル画像のレイヤー数の表示 Select Layers カンマ区切りで複数のレイヤーを入力 またはコロン (a:b) でレイヤー間を入力 Data Type ( 画像データの種類 ): Gray Scale 高解像度画像のデータ類 Multispectral マルチスペクトル画像のデータ類 Output 処理後のデータファイル形式 OK オプションを設定後 処理を開始 Batch バッチ処理の追加 View 設定されたオプションに従い Model Maker 上で処理結果をグラフィック表示 その後はモデル編集が可能 AOI 処理結果を反映させる範囲を選択

10 Map Composer および Map Series Tool からマップイメージデータを生成します Composer はイメージデータからさまざまなマップイメージデータを作成することができます [ Composer ] - [ Print Map Composition ] を選択 Map Composition ファイル (.map) を指定します 印刷されるファイル名が表示されます Printer タブでプリンターの設定を行います Print Destination 印刷先を選択します IMAGINE(.img) または GeoTIFF(.tif) 画像ファイルを作成するには Image File を選択します GeoPDF(.pdf) を作成するには GeoPDF を選択します Rasterize before printing ベクトルや注釈 複数の画像レイヤーが含まれる Map Composition では まずデータをラスターフォーマットにしてから印刷を行います

11 WorldView RPC に対応します対応する Geometric Model に WorldView RPC が追加されました [ Data Prep ] - [ Image Geometric Correction ] を選択していくと 次のように表示されます Select Geometric Model リスト内のモデルテンプレートから WorldView RPC を選択します

12 WorldView RPC Model Properties ダイアログが開きます WorldView RPC は Rational Polynomial Coefficients を利用して撮影時の画像と地形の関連を把握するモデルです あるいは Select Geometric Model から Open Existing Model を選択して.gsm ファイルから Geometric Model をロードすることもできます

13 RADARSAT-2 に対応します File Selector 内の Files of type で RADARSAT-2 を選択 [ OK ] をクリックすると ラスター画像が表示されます インポートは不要です

14 TerraSAR-X に対応します File Selector 内の Files of type で TerraSAR-X を選択 [ OK ] をクリックすると TerraSAR-X ラスター画像が表示されます インポートは不要です

15 検索プリファレンスの機能が向上しました Preference 内の設定を検索することができます [ Session ] - [ Preferences ] を選択していくと Preference Editor が表示されます このダイアログのサイズは任意で変更することができます Preference Editor では ERDAS IMAGINE の動作に関わるさまざまなパラメータを設定することができます User Preferences <IMAGINE_HOME>/.imagine[version]/v8preference Global Preferences <IMAGINE_HOME>/v8preference IMAGINE を起動する時 以下の順番で Preference を読み込みます : Default Preferences Global Preferences User Preferences 前に読込まれた Preference は最新の Preference が上書きします Category IMAGINE の機能別に Preference はグループ分けされ グループを選択して詳細な設定を行います Enter keyword search here 検索キーワードを入力するためのインプットボックスです グループ または詳細設定により検索を開始し 見つかった Category のみ表示します 曖昧検索に対応しています

16 User Save ログイン中のユーザー情報に現在の設定を保存します Global Save すべてのユーザー情報に現在の設定を保存します Category Help 選択中の Preference Category についてのヘルプを表示します Map2PDF モジュールを追加しました有償のオプションモジュールです 詳細は別紙を参照してください Coherence Change Detection モジュールを追加しました有償のオプションモジュールです 詳細は別紙を参照してください Objective モジュールを追加しました有償のオプションモジュールです 詳細は別紙を参照してください