システムディスクのバックアップ・リストア手順書

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1 システムディスクの バックアップ リストア手順書 NEC Express サーバ Express5800/ft サーバシリーズ 2012 年 1 月初版

2 目次 1. はじめに... 3 (1) 対象機種... 3 (2) 対象ディストリビューション... 3 (3) 注意事項... 4 (4) 弊社検証環境 事前準備... 7 (1) バックアップ運用ルールの策定... 7 (2) バックアップ管理簿の作成... 7 (3) バックアップ媒体の準備とラベルの作成... 7 (4) インストール DVD の準備... 7 (5) クリーニングテープの準備 バックアップ方法... 8 (1) 各種 LED の確認... 8 (2) バックアップ元のシステム情報採取... 8 (3) レスキューモードへ移行 (4) ファイルシステムの整合性チェック (5) テープ装置の認識状態の確認 (6) テープ装置のクリーニング (7) データカートリッジのセット (8) バックアップ実行 (9) データカートリッジの取り出し (10) レスキューモード終了 (11) 作業内容の記録とバックアップ媒体の保管 リストア方法 (1) ハードディスクの交換 (2) レスキューモードでシステム起動 (3) システム情報の復元 (4) ファイルシステムの作成 (5) ラベル名の設定 ( 必要な場合のみ ) (6) スワップパーティションの準備 (7) テープ装置の認識状態の確認 (8) テープ装置のクリーニング (9) データカートリッジのセット (10) リストア実行

3 (11) ブートローダの設定 (12) /etc/fstab ファイルの内容確認 (13) データカートリッジの取り出し (14) RAID の設定ファイルを更新 (15) レスキューモード終了 (16) システムの起動確認 (17) kdump の設定 付録 バックアップ管理簿サンプル dump コマンドの圧縮オプション (-z7) について テープを巻き戻さずにリストアする方法 複数のテープにまたがるバックアップ リストア方法 ファイルシステムチェックの周期を無効にする方法 Unable to resolve エラーの対処方法 インストールファイル検査方法 (rpm -Va) 改版履歴

4 1. はじめに 本手順書はテープ装置を使用して システムディスクのバックアップ リストアを行う方法を記載したものです システムディスクの障害により サーバが機能できなくなった場合に OS およびミドルウェアの再インストール 再設定を行うことなく バックアップ時の状態まで復旧を行う事で MTTR を削減する事が可能です [ 免責事項 ] 本手順書はお客様の利便性向上のために公開しております 掲載内容の妥当性や正確性については細心の注意を払っておりますが 本手順書をご利用になることにより生じるいかなる結果に対しても 弊社では一切保証しておりません また 弊社製 Linux 対応ハードウェアの全てのパターンについて動作検証を行っているものではなく 機種 構成によっては本手順が適用できない等の制限が生じることがあります ご利用はお客様の責任において行っていただきますよう 予めご了承ください (1) 対象機種 Express5800/R320a-E4/M4 (2) 対象ディストリビューション 略称 RHEL5.4 RHEL5.5 RHEL5.6 ディストリビューション名 Red Hat Enterprise Linux 5.4 Server Red Hat Enterprise Linux 5.5 Server Red Hat Enterprise Linux 5.6 Server 以降は 上記の略称を用いて説明を行います 3

5 (3) 注意事項 本手順書の内容に関しましては将来予告なしに変更することがあります 本手順書では dump restore コマンドを使用して バックアップ リストアを行い ます 本手順書は 以下の環境と操作には対応しておりません LVM(Logical Volume Manager) をご使用の環境 ext2, ext3 以外のファイルシステムをご使用の環境異なるサーバへのリストア操作 ( 複製 移行作業 ) バックアップ リストア作業はスーパーユーザ (root) で行ってください バックアップ リストアは レスキューモードを起動して行います レスキューモー ド起動中は サーバ業務を継続することはできません 本手順書を参考にしてバックアップ運用を行われる際には 運用を開始される前に リストア作業のリハーサル ( テスト ) を実施されることを 強くお勧め致します リハーサル実施により 作業の所要時間やお客様環境固有の考慮点等を 事前に検出する事ができるため 万一の際 より迅速な復旧が期待できます アクセス制御リスト (ACL) の情報をバックアップ リストアするには getfacl/setfacl コマンドをご利用ください ( 操作例 アクセス制御リスト情報のバックアップ ) # cd /boot # getfacl -R * > /tmp/boot_acl_backup 上記の例は /boot ファイルシステム下のアクセス制御リスト情報をバックアップしています ( 操作例 アクセス制御リスト情報のリストア ) # cd /boot # setfacl --restore=/tmp/boot_acl_backup 上記の例は /boot ファイルシステム下のアクセス制御リスト情報をリストアしています 4

6 (4) 弊社検証環境 本手順書の操作例は 以下の環境で実施したものです お客様の環境に合わせて 適 宜読み替えてください RAID デバイス構成は ft サーバの通常運用時とレスキューモ ード時で構成が変わりますので ご注意ください システムディスク SAS HDD CPU/IO モジュール 0 - slot 0 (/dev/sda) SAS HDD CPU/IO モジュール 1 - slot 0 (/dev/sdi) テープ装置外付け DAT (/dev/st0 or /dev/nst0) パーティション構成 /dev/md0 /boot (ext3 ファイルシステム ) /dev/md1 /var/crash (ext3 ファイルシステム ) /dev/md2 / (ext3 ファイルシステム ) /dev/md3 swap 領域 /dev/md4 /home (ext3 ファイルシステム ) RAID デバイス構成 ( 通常運用 ) RAID デバイス構成 ( レスキューモード ) CPU/IO モジュール 0 - slot 0 と CPU/IO モジュール 1 - slot 0 の SAS HDD のパーティション構成は同一 /dev/md0 /dev/sda1 + /dev/sdi1 /dev/md1 /dev/sda2 + /dev/sdi2 /dev/md2 /dev/sda3 + /dev/sdi3 /dev/md3 /dev/sda5 + /dev/sdi5 /dev/md4 /dev/sda6 + /dev/sdi6 RHEL5.4 環境の場合 /dev/md0 /dev/sdb1 + /dev/sdc1 /dev/md1 /dev/sdb2 + /dev/sdc2 /dev/md2 /dev/sdb3 + /dev/sdc3 /dev/md3 /dev/sdb5 + /dev/sdc5 /dev/md4 /dev/sdb6 + /dev/sdc6 レスキューモードでは USB FDD が /dev/sda に認識されます RHEL5.5/RHEL5.6 環境の場合 /dev/md0 /dev/sda1 + /dev/sdb1 /dev/md1 /dev/sda2 + /dev/sdb2 /dev/md2 /dev/sda3 + /dev/sdb3 /dev/md3 /dev/sda5 + /dev/sdb5 5

7 /dev/md4 /dev/sda6 + /dev/sdb6 レスキューモードでは USB FDD が /dev/sdc に認識さ れます 弊社の手順評価で実施した リストア後の確認項目は次の通りです リストア後にシ ステム状態の確認を実施される際の参考にしてください ( リストア後の確認項目 ) 1. システムおよびサービスが正常に起動する事 [ 確認方法 ] ps コマンドによりプロセスの数と種類を確認 2. ファイルシステムが全てマウントされている事 [ 確認方法 ] /etc/fstab の内容と mount コマンドの出力を確認 3.rpm -Va の結果に差分がない事 [ 確認方法 ] 5. 付録インストールファイル検査方法 (rpm -Va) 参照 4.swap 領域が有効となっている事 [ 確認方法 ] /etc/fstab の内容と free コマンドの出力を確認 5.CPU/IO モジュール POWER LED が緑色点灯している事 [ 確認方法 ] 筐体の CPU/IO モジュール POWER LED を確認 6. 各種 LED がアンバー点灯 点滅していない事 [ 確認方法 ] 筐体の各種 LED を確認 6

8 2. 事前準備 (1) バックアップ運用ルールの策定 予めバックアップ採取するタイミングやバックアップ媒体の保管場所等について 運 用ルールを策定し 計画的なバックアップを行う事をお勧め致します (2) バックアップ管理簿の作成 バックアップ採取日時やどのサーバのバックアップなのか等を識別できるように 予めバックアップ管理簿を作成する事をお勧め致します また バックアップ管理簿はバックアップ媒体と同じ場所に保管する事をお勧め致します この際 サーバ毎に保管箱を分ける等 万一のリストア時に混乱が生じないように整理整頓しておく事が必要です ( 5. 付録バックアップ管理簿サンプル 参照 ) (3) バックアップ媒体の準備とラベルの作成 できるだけ新しいバックアップ媒体を準備し 経年劣化について考察できるように使用開始年月日を記入したラベルを貼付する事をお勧め致します また ラベルには (2) で作成したバックアップ管理簿とリンクできる ID 番号を記入するようにしてください なお 媒体故障に備えてバックアップ媒体は少なくとも正 副 2 つを作成する事をお勧め致します (4) インストール DVD の準備 本手順書では レスキューモードで作業を行うため インストール DVD を準備する必要があります ご使用の環境に応じたインストール DVD のISOイメージファイルを RHN ( よりダウンロードしてください ダウンロードした ISO イメージファイルを DVD に書き込み インストール DVD を作成してください (5) クリーニングテープの準備 テープ装置の磁気ヘッドの汚れにより バックアップが失敗する場合があります 作 業をスムーズに進めるため 予めクリーニングテープを準備してください なお ク リーニングの周期については 各テープ装置のマニュアルをご参照ください 7

9 3. バックアップ方法 (1) 各種 LED の確認 1-1) CPU/IO モジュール POWER LED が緑色点灯していることを確認してください 1-2) 各 LED がアンバー点灯 点滅していない事を確認してください (2) バックアップ元のシステム情報採取 2-1) 採取した情報を保存するために フロッピーディスク (FAT フォーマット ) をマウ ントしてください # mount -t vfat /dev/sds /media/floppy /media/floppy ディレクトリがない場合は 新規に作成するか別のディレクトリにマウントしてください 2-2) sfdisk fdisk mdadm コマンドにてシステムのパーティション情報を採取して ください # sfdisk -d /dev/sda > /media/floppy/sfdisk.out # fdisk -l /dev/sda > /media/floppy/fdisk.out # mdadm --detail --scan > /media/floppy/mdadm.out # sync # cat /media/floppy/sfdisk.out # partition table of /dev/sda unit: sectors /dev/sda1 : start= 63, size= , Id=fd /dev/sda2 : start= , size= , Id=fd 8

10 /dev/sda3 : start= , size= , Id=fd /dev/sda4 : start= , size= , Id= 5 /dev/sda5 : start= , size= , Id=fd /dev/sda6 : start= , size= , Id=fd # cat /media/floppy/fdisk.out Disk /dev/sda: 73.2 GB, bytes 255 heads, 63 sectors/track, 8899 cylinders Units = cylinders of * 512 = bytes Device Boot Start End Blocks Id System /dev/sda1 * fd Linux raid autodetect /dev/sda fd Linux raid autodetect /dev/sda fd Linux raid autodetect /dev/sda Extended /dev/sda fd Linux raid autodetect /dev/sda fd Linux raid autodetect # cat /media/floppy/mdadm.out ARRAY /dev/md1 level=raid1 num-devices=2 metadata=0.90 UUID=4bf ( 省略 ) 6285 ARRAY /dev/md2 level=raid1 num-devices=2 metadata=0.90 UUID=e97 ( 省略 ) 1d01 ARRAY /dev/md3 level=raid1 num-devices=2 metadata=0.90 UUID=6a0 ( 省略 ) 0490 ARRAY /dev/md4 level=raid1 num-devices=2 metadata=0.90 UUID=6cd ( 省略 ) 7ed5 ARRAY /dev/md0 level=raid1 num-devices=2 metadata=0.90 UUID=633 ( 省略 ) 78c7 CPU/IO モジュール 0 - slot 0 と CPU/IO モジュール 1 - slot 0 のパーティション構成が同一であるため CPU/IO モジュール 0 - slot 0(/dev/sda) のパーティション情報のみを採取しています 2-3) /etc/fstab ファイルの情報を採取してください ファイルシステムにラベル名を設定している場合は下記手順に従ってラベル名の採取を行ってください ( デフォルトではラベル名は設定されていません )e2label コマンドを用いるか または /etc/fstab ファイル内容から ファイルシステムのラベル名を確認し 情報を採取してください swap 領域についてもラベル名を付与することができます /etc/fstab ファイルの内容からラベル名を確認してください 9

11 - ラベルなし - # cp /etc/fstab /media/floppy/fstab.copy # sync # cat /media/floppy/fstab.copy # This file is edited by fstab-sync - see 'man fstab-sync' for details /dev/md2 / ext3 defaults 1 1 /dev/md0 /boot ext3 defaults 1 2 devpts /dev/pts devpts gid=5,mode= tmpfs /dev/shm tmpfs defaults 0 0 /dev/md4 /home ext3 defaults 1 2 proc /proc proc defaults 0 0 sysfs /sys sysfs defaults 0 0 /dev/md1 /var/crash ext3 defaults 1 2 /dev/md3 swap swap defaults 0 0 /dev/scd0 /media/cdrecorder auto pamconsole,exec,noauto,managed ラベルあり - # cp /etc/fstab /media/floppy/fstab.copy # e2label /dev/md0 > /media/floppy/md0_label # e2label /dev/md1 > /media/floppy/md1_label # e2label /dev/md2 > /media/floppy/md2_label # e2label /dev/md4 > /media/floppy/md4_label # sync # cat /media/floppy/fstab.copy # This file is edited by fstab-sync - see 'man fstab-sync' for details LABEL=/ / ext3 defaults 1 1 LABEL=/boot /boot ext3 defaults 1 2 devpts /dev/pts devpts gid=5,mode=

12 tmpfs /dev/shm tmpfs defaults 0 0 LABEL=/home /home ext3 defaults 1 2 proc /proc proc defaults 0 0 sysfs /sys sysfs defaults 0 0 LABEL=/var/crash /var/crash ext3 defaults 1 2 LABEL=SWAP swap swap defaults 0 0 /dev/scd0 /media/cdrecorder auto pamconsole,exec,noauto,managed 0 0 # cat /media/floppy/md0_label /boot # cat /media/floppy/md1_label /var/crash # cat /media/floppy/md2_label / # cat /media/floppy/md4_label /home 2-4) フロッピーディスクをアンマウントし 取り出してください # umount /media/floppy フロッピーディスクには 書き込みができないようにライトプロテクトをかけ どのようなデータをバックアップしたか識別可能な ID 番号を記入したラベルを貼り付けるようにしてください ミスを防ぐため 予め作業開始前にラベル貼付を行っておく事をお勧め致します リストア作業時に便利なように フロッピーディスクに保存した情報 ( パーティション情報 /etc/fstab ラベル名 ) を プリントアウトしておく 事をお勧め致します 11

13 (3) レスキューモードへ移行 3-1) インストール DVD を挿入し システムを再起動してください 再起動時 BIOS の設定で " 起動監視機能 " を無効にしてください ユーザーズガイドセットアップ編 "4 Linux のセットアップ -Step A-2 起動監視機能の設定を無効にする-" を参照のうえ 設定を行ってください USB FDD は予め接続しておいてください # shutdown -r now 3-2) 起動時にブートプロンプトが表示されたら 以下のように入力してください boot: linux rescue 3-3) "Choose a Language" の選択画面が表示されたら "English" を選択してください "Japanese" を選択した場合 画面のスクロール表示が極端に遅くなりますので "English" を選択する事をお勧め致します 3-4) "Keyboard Type" の選択画面が表示されたら "jp106" を選択してください 3-5) "Rescue Method" の選択画面が表示されたら "Local CDROM" を選択してください 3-6) "Setup Networking" の選択画面が表示されたら "No" を選択してください 3-7) "Rescue" の選択画面が表示されたら "Skip" を選択してください "Continue","Read-Only" は RAID デバイスの冗長性が失われた状態でファイル システムマウントするため 選択してはいけません 3-8) レスキューモードが起動し 以下のコマンドプロンプトが表示されます レスキューモードでは 環境により USB FDD の認識デバイスが変わります のでご注意ください 12

14 ( 環境が RHEL5.4 の場合 ) USB FDD が /dev/sda と認識されます 内蔵 HDD は sdb,sdc の順に認識され ますので お客様の環境に合わせて 適宜読み替えてください ( 環境が RHEL5.5/RHEL5.6 の場合 ) USB FDD が 内蔵 HDD の後に認識されます 内蔵 HDD が 1 対の場合は 内蔵 HDD が sda,sdb と認識され USB FDD は /dev/sdc と認識されますので お客様の環境に合わせて 適宜読み替えてください 以降の手順は RHEL5.4 環境の操作例になりますので 環境が RHEL5.5/RHEL5.6 の場合は デバイス名にご注意ください ( 出力例 ) sh-3.2# レスキューモードでは ディスクのデバイスファイルが 14 番までしか作成されません ( 例 : SAS ディスクのデバイスファイルの場合 /dev/sdx14 まで ) 15 番のパーティションをご使用の場合は mknod コマンドにて手動でデバイスファイルの作成を行なってください # mknod /dev/sda15 (4) ファイルシステムの整合性チェック 4-1) マウントポイントを作成し (2) バックアップ元のシステム情報採取 でパー ティション情報を保存したフロッピーディスクをマウントしてください sh-3.2# mknod /dev/sda sh-3.2# mkdir /mnt/floppy sh-3.2# mount -t vfat /dev/sda /mnt/floppy レスキューモードでは フロッピーディスクのマウントポイントが存在しませ んので 上記のように手動で /mnt/floppy を作成する必要があります 13

15 4-2) 正常なファイルをバックアップするために 念のためファイルシステムの整合性 チェックを実施する事をお勧め致します ファイルシステム毎 (/dev/md0 /dev/md1...) に実施する必要があります RAID デバイス (/dev/md*) は mdadm コマンドでアセンブルを行ってから使用する必要があります スワップパーティション及び ダンプパーティションの RAID デバイスはアセンブルを行う必要はありません (RAID10 をご使用の場合 ) RAID10 を構成している RAID1 デバイスを先に作成し 下記の操作例と同様に RAID10 デバイスを作成ください ファイルシステムのサイズが大きいほど 整合性のチェックには時間がかかります (RAID10 をご使用の場合 ) RAID10 デバイスに対して整合性のチェックを実施する必要があります RAID10 を構成している RAID1 デバイスには必要ありません sh-3.2# mdadm --assemble --config /mnt/floppy/mdadm.out /dev/md0; echo status=$? mdadm: /dev/md0 has been started with 2 drives. status=0 sh-3.2# mdadm --assemble --config /mnt/floppy/mdadm.out /dev/md2; echo status=$? mdadm: /dev/md2 has been started with 2 drives. status=0 sh-3.2# mdadm --assemble --config /mnt/floppy/mdadm.out /dev/md4; echo status=$? mdadm: /dev/md4 has been started with 2 drives. status=0 sh-3.2# fsck -C -pvf /dev/md0 ; echo status=$? fsck 1.35 (28-Feb-2004) WARNING: couldn't open /etc/fstab: No such file or directory 36 inodes used (0%) 3 non-contiguous inodes (8.3%) # of inodes with ind/dind/tind blocks: 8/3/0 14

16 14808 blocks used (5%) 0 bad blocks 0 large files 23 regular files 3 directories 0 character device files 0 block device files 0 fifos 0 links 1 symbolic links (1 fast symbolic links) 0 sockets files status=0 sh-3.2# fsck -C -pvf /dev/md2 ; echo status=$? status=0 sh-3.2# fsck -C -pvf /dev/md4 ; echo status=$? status=0 出力結果の status 値を確認してください [ 主な status 値一覧 ] 0... ファイルシステムのエラーなし 1... ファイルシステムのエラー修正 4... ファイルシステムのエラー未修正 8... fsck の操作エラー 詳細は fsck のオンラインマニュアル (man fsck) を参照ください 警告メッセージ (WARNING: couldn't open...) が出力されますが 特に問題はありま せん 15

17 (5) テープ装置の認識状態の確認 システムが正常にテープ装置を認識しているかを確認してください 正常に認識している場合は /proc/scsi/scsi ファイルにテープ装置の情報が 表示されます sh-3.2# cat /proc/scsi/scsi Attached devices: Host: scsi3 Channel: 00 Id: 04 Lun: 00 Vendor: HP Model: Ultrium 2-SCSI Rev: S63N Type: Sequential-Access ANSI SCSI revision: 03 表示される内容はお客様のシステム環境 テープ装置の種類により異なります (6) テープ装置のクリーニング 定期的にテープ装置のクリーニングを行ってください テープ装置の磁気ヘッド部分は テープ走行によって生じるゴミや使用環境のほこりによって汚れます 磁気ヘッド部分が汚れたままデータの書き込み / 読み取りを行うと 正常に書き込み / 読み取りができなくなる データカートリッジの寿命が短くなる等の問題が発生します クリーニングの周期については 各テープ装置のマニュアルをご参照ください (7) データカートリッジのセット 7-1) テープ装置が認識されていることを確認できたら データカートリッジを挿入 してください テープ装置の使用方法は 各テープ装置のマニュアルをご参照ください 7-2) データカートリッジ挿入後 テープ装置の状態を確認してください sh-3.2# mt -f /dev/st0 status SCSI 2 tape drive: File number=0, block number=0, partition=0. 16

18 Tape block size 0 bytes. Density code 0x25 (DDS-3). Soft error count since last status=0 General status bits on ( ): BOT ONLINE IM_REP_EN 表示される内容はお客様のシステム環境 テープ装置の種類により異なります テープ装置の指定には /dev/st0 または /dev/nst0 を指定します /dev/st0 を指定すると コマンド実行後にテープが自動的に巻き戻されます /dev/nst0 を指定すると 巻き戻されません ( 確認事項 ) ONLINE テープ装置が操作可能状態である事を示しています ( 表示項目の補足 ) File number=0 Tape block size 0 bytes BOT (Beginning of Tape) 現在の File 番号が 0 であることを示しています File 番号はテープ上での先頭からの位置を示します テープ装置のブロックサイズ ( バイト単位 ) が 0( 可変長 ) である事を示しています テープヘッドの位置がテープの先頭である事を示しています (8) バックアップ実行 8-1) dump コマンドにて各ファイルシステムのバックアップを行ってください スワップパーティション及び ダンプパーティションのバックアップを行う必 要はありません 下記操作例では 1 本のテープにバックアップを実施しています (RAID10 をご使用の場合 ) RAID10 デバイスに対してバックアップを行ってください RAID10 を構成して いる RAID1 デバイスのバックアップを行う必要はありません 17

19 sh-3.2# dump -0uf /dev/nst0 /dev/md0 DUMP: Can't open /etc/fstab for dump table information: No such file or directory DUMP: WARNING: no file `/etc/dumpdates', making an empty one DUMP: Date of this level 0 dump: Fri Nov 2 09:43: DUMP: Dumping /dev/md0 (an unlisted file system) to /dev/nst0 DUMP: Label: none DUMP: Writing 10 Killobyte records DUMP: mapping (Pass I) [regular files] DUMP: mapping (Pass II) [directories] DUMP: estimated 4422 blocks. DUMP: Volume 1 started with block 1 at: Fri Nov 2 09:43: DUMP: dumping (Pass III) [directories] DUMP: dumping (Pass IV) [regular files] DUMP: Closing /dev/nst0 DUMP: Volume 1 completed at: Fri Nov 2 09:43: DUMP: Volume blocks (4.37MB) DUMP: 4470 blocks (4.37MB) on 1 volume(s) DUMP: finished in less than a second DUMP: Date of this level 0 dump: Fri Nov 2 09:43: DUMP: Date this dump completed: Fri Nov 2 09:43: DUMP: Average transfer rate: 0 kb/s DUMP: DUMP IS DONE テープの先頭から 1 番目に /dev/md0 上のファイルシステムをバックアップ sh-3.2# dump -0uf /dev/nst0 /dev/md2 DUMP: Can't open /etc/fstab for dump table information: No such file or directory DUMP: Date of this level 0 dump: Fri Nov 2 09:53: DUMP: Dumping /dev/md2 (an unlisted file system) to /dev/nst0 DUMP: Label: none DUMP: Writing 10 Killobyte records DUMP: mapping (Pass I) [regular files] DUMP: mapping (Pass II) [directories] DUMP: estimated blocks. DUMP: Volume 1 started with block 1 at: Fri Nov 2 09:53: DUMP: dumping (Pass III) [directories] 18

20 DUMP: dumping (Pass IV) [regular files] DUMP: 28.71% done at 7706 kb/s finished in 0:12 DUMP: 57.25% done at 7684 kb/s finished in 0:07 DUMP: 82.75% done at 7405 kb/s finished in 0:03 DUMP: % done at 7540 kb/s finished in 0:00 DUMP: Closing /dev/nst0 DUMP: Volume 1 completed at: Fri Nov 2 10:14: DUMP: Volume blocks ( MB) DUMP: Volume 1 took 0:21:00 DUMP: Volume 1 transfer rate: 7557 kb/s DUMP: blocks ( MB) on 1 volume(s) DUMP: finished in 1260 seconds, throughput 7557 kbytes/sec DUMP: Date of this level 0 dump: Fri Nov 2 09:53: DUMP: Date this dump completed: Fri Nov 2 10:14: DUMP: Average transfer rate: 7557 kb/s DUMP: DUMP IS DONE テープの先頭から 2 番目に /dev/md2 上のファイルシステムをバックアップ sh-3.2# dump -0uf /dev/nst0 /dev/md4 DUMP: Can't open /etc/fstab for dump table information: No such file or directory DUMP: Date of this level 0 dump: Fri Nov 2 10:17: DUMP: Dumping /dev/md4 (an unlisted file system) to /dev/nst0 DUMP: Label: none DUMP: mapping (Pass I) [regular files] DUMP: mapping (Pass II) [directories] DUMP: estimated 55 blocks. DUMP: Volume 1 started with block 1 at: Fri Nov 2 10:17: DUMP: dumping (Pass III) [directories] DUMP: dumping (Pass IV) [regular files] DUMP: Closing /dev/nst0 DUMP: Volume 1 completed at: Fri Nov 2 10:17: DUMP: Volume 1 50 blocks (0.05MB) DUMP: Volume 1 took 0:00:01 DUMP: Volume 1 transfer rate: 50 kb/s DUMP: 50 blocks (0.05MB) on 1 volume(s) DUMP: finished in less than a second 19

21 DUMP: Date of this level 0 dump: Fri Nov 2 10:17: DUMP: Date this dump completed: Fri Nov 2 10:17: DUMP: Average transfer rate: 50 kb/s DUMP: DUMP IS DONE テープの先頭から 3 番目に /dev/md4 上のファイルシステムをバックアップ テープの先頭から何番目のファイルに 何処のファイルシステムをバックアップしたのかを記録するようにしてください エラーメッセージ (Dump: Can't open /etc/fstab...) 警告メッセージ (Dump: WARNING: no file...) が出力されますが 特に問題はありません dump コマンドは圧縮オプションを提供しています 5. 付録 dump コマンドの圧縮オプション (-z7) について をご参照ください テープ装置のブロックサイズが可変長 (Tape block size 0 bytes) でない場合 テープ装置のブロックサイズと dump コマンドのブロックサイズが影響し dump コマンドの実行が失敗する事があります 詳細は 以下 FAQ をご参照ください お問い合わせ よくあるご質問 ( サポート FAQ) コンテンツ ID: ) restore コマンドにて正常にバックアップが採取されたかを確認してください sh-3.2# mt -f /dev/nst0 rewind テープの巻き戻し sh-3.2# restore tsf 1 /dev/st0 less テープの先頭から 1 番目のファイル (File 番号 0) のファイルリストを出力 sh-3.2# restore tsf 2 /dev/st0 less テープの先頭から 2 番目のファイル (File 番号 1) のファイルリストを出力 sh-3.2# restore tsf 3 /dev/st0 less テープの先頭から 3 番目のファイル (File 番号 2) のファイルリストを出力 20

22 (9) データカートリッジの取り出し データカートリッジを取り出してください sh-3.2# mt -f /dev/st0 offline データカートリッジには 書き込みができないようにライトプロテクトをかけ どのようなデータをバックアップしたか識別可能な ID 番号を記入したラベルを貼り付けるようにしてください ミスを防ぐため 予め作業開始前にラベル貼付を行っておく事をお勧め致します (10) レスキューモード終了 レスキューモードを終了してください sh-3.2# exit 自動的にシステムが再起動されますので 再びインストール DVD から起動されないように リセット後 ( 画面が真っ黒になった後 ) にインストール DVD と FD を取り出してください 再起動時 BIOS の設定で " 起動監視機能 " を有効にしてください ユーザーズガイド セットアップ編 "4 Linux のセットアップ -Step C-6 起動監視機能の設定を有効に する -" を参照のうえ 設定を行ってください (11) 作業内容の記録とバックアップ媒体の保管 作業内容をバックアップ管理簿へ記録してください バックアップ作業者とリストア作業者は 通常異なりますので バックアップ作業内容を記録する事は重要です 次に バックアップ媒体を所定の場所に保管し リストアが必要となる事態 ( 誤操作による破壊 HW 故障 災害等 ) の発生に備えてください ( 2. 事前準備 および 5. 付録バックアップ管理簿サンプル 参照 ) 21

23 4. リストア方法 (1) ハードディスクの交換 ハードディスクが故障したためにリストア作業を行う場合には ご契約されているハ ードウェア保守サービス担当会社に連絡し 交換作業を実施してください (2) レスキューモードでシステム起動 起動時 BIOS の設定で " 起動監視機能 " を無効にしてください ユーザーズガイドセ ットアップ編 "4 Linux のセットアップ -Step A-2 起動監視機能の設定を無効にする -" を参照のうえ 設定を行ってください USB FDD は予め接続しておいてください インストール DVD を使用し システムをレスキューモードで起動してください ( 3. バックアップ方法 (3) レスキューモードへ移行 参照 ) (3) システム情報の復元 3-1) マウントポイントを作成し 3. バックアップ方法 (2) バックアップ元のシス テム情報採取 でパーティション情報を保存したフロッピーディスクをマウント してください sh-3.2# mknod /dev/sda sh-3.2# mkdir /mnt/floppy sh-3.2# mount -t vfat /dev/sda /mnt/floppy レスキューモードでは フロッピーディスクのマウントポイントが存在しませ んので 上記のように手動で /mnt/floppy を作成する必要があります 22

24 3-2) sfdisk コマンドにてシステムのパーティション情報を復元してください sh-3.2# sfdisk /dev/sdb < /mnt/floppy/sfdisk.out ;echo status=$? status=0 sh-3.2# sfdisk /dev/sdc < /mnt/floppy/sfdisk.out ;echo status=$? status=0 出力結果の status 値を確認してください 0( ゼロ ) の場合 成功です ゼロ以外の場 合は失敗です 失敗した場合は 次の囲みを参照してください (1) で交換したハードディスクの容量や モデル ( ベンダ ) が 交換前のハードディスクと 同一であっても sfdisk コマンドが以下のようなエラーとなる場合があります sh-3.2# sfdisk /dev/sdb < /mnt/floppy/sfdisk.out ;echo status=$? Checking that no-one is using this disk right now... BLKRRPART: Input/output error This disk is currently in use - repartitioning is probably a bad idea. Umount all file systems, and swapoff all swap partitions on this disk. Use the --no-reread flag to suppress this check. Use the --force flag to overrule all checks. status=1 この場合 sfdisk コマンドに -f オプションを追加してください sh-3.2# sfdisk -f /dev/sdb < /mnt/floppy/sfdisk.out ;echo status=$? status=0 23

25 (1) で交換したハードディスクの容量や モデル ( ベンダ ) が 交換前のハードディスクと 異なると sfdisk コマンドでのパーティション情報の復元に失敗する場合 (status=1) が あります sh-3.2# sfdisk /dev/sdb < /mnt/floppy/sfdisk.out ;echo status=$? sfdisk: I don't like these partitions - nothing changed. (If you really want this, use the --force option.) status=1 この場合 fdisk コマンドにてパーティション情報を復元してください 復元するパーティションのサイズは バックアップ媒体に保存したパーティション情報 (/mnt/floppy/fdisk.out) を参考にしてください 新しいパーティションサイズは 元のパーティションサイズと厳密に一致する必要はありません バックアップデータをリストアできるだけのサイズを確保できれば問題ありません sh-3.2# cat /mnt/floppy/fdisk.out Disk /dev/sda: 73.2 GB, bytes 255 heads, 63 sectors/track, 8899 cylinders Units = cylinders of * 512 = bytes Device Boot Start End Blocks Id System /dev/sda1 * fd Linux raid autodetect /dev/sda fd Linux raid autodetect /dev/sda fd Linux raid autodetect /dev/sda Extended /dev/sda fd Linux raid autodetect /dev/sda fd Linux raid autodetect バックアップ時に保存したパーティション情報を確認 sh-3.2# fdisk /dev/sdb 24

26 Command (m for help): p Disk /dev/sdb: 73.2 GB, bytes 255 heads, 63 sectors/track, 8899 cylinders Units = cylinders of * 512 = bytes Device Boot Start End Blocks Id System パーティション情報を確認 Command (m for help): n Command action e extended p primary partition (1-4) p Partition number (1-4): 1 First cylinder (1-8899, default 1): 1 Last cylinder or +size or +sizem or +sizek (1-8899, default 8899): 33 1 つ目の基本パーティション (/dev/sdb1) を作成 Command (m for help): t Partition number (1-4): 1 Hex Code (type L to list Codes): fd パーティションのシステム ID を fd(linux auto raid) へ変更 Command (m for help): n Command action e extended p primary partition (1-4) p Partition number (1-4): 2 First cylinder ( , default 34): 34 Last cylinder or +size or +sizem or +sizek ( , default 8899): つ目の基本パーティション (/dev/sdb2) を作成 Command (m for help): t Partition number (1-4): 2 25

27 Hex Code (type L to list Codes): fd パーティションのシステム ID を fd(linux auto raid) へ変更 Command (m for help): n Command action e extended p primary partition (1-4) p Partition number (1-4): 3 First cylinder ( , default 3689): 3689 Last cylinder or +size or +sizem or +sizek ( , default 8899): つ目の基本パーティション (/dev/sdb3) を作成 Command (m for help): t Partition number (1-4): 3 Hex Code (type L to list Codes): fd パーティションのシステム ID を fd(linux auto raid) へ変更 Command (m for help): n Command action e extended p primary partition (1-4) e Selected partition 4 First cylinder ( , default 5647): 5647 Last cylinder or +size or +sizem or +sizek ( , default 8899): 8899 拡張パーティション (/dev/sdb4) を作成 Command (m for help): n First cylinder ( , default 5647): 5647 Last cylinder or +size or +sizem or +sizek ( , default 8899): つ目の論理パーティション (/dev/sdb5) を作成 Command (m for help): t Partition number (1-4): 5 Hex Code (type L to list Codes): fd 26

28 パーティションのシステム ID を fd(linux auto raid) へ変更 Command (m for help): n First cylinder ( , default 8780): 8780 Last cylinder or +size or +sizem or +sizek ( , default 8899): つ目の論理パーティション (/dev/sdb6) を作成 Command (m for help): t Partition number (1-6): 6 Hex Code (type L to list Codes): fd パーティションのシステム ID を fd(linux auto raid) へ変更 Command (m for help): p Disk /dev/sdb: 73.2 GB, bytes 255 heads, 63 sectors/track, 8899 cylinders Units = cylinders of * 512 = bytes Device Boot Start End Blocks Id System /dev/sdb1 * fd Linux raid autodetect /dev/sdb fd Linux raid autodetect /dev/sdb fd Linux raid autodetect /dev/sdb Extended /dev/sdb fd Linux raid autodetect /dev/sdb fd Linux raid autodetect パーティション情報を確認 Command (m for help): w The partition table has been altered! Calling ioctl() to re-read partition table. Syncing disks. パーティション情報の保存 同様の操作で /dev/sdc のパーティションを作成してください /dev/sdc のパーティション構成は /dev/sdb と同一にする必要があります 27

29 3-3) fdisk コマンドにてシステムのパーティション情報を確認してください sh-3.2# fdisk -l /dev/sdb Disk /dev/sdb: 73.2 GB, bytes 255 heads, 63 sectors/track, 8899 cylinders Units = cylinders of * 512 = bytes Device Boot Start End Blocks Id System /dev/sdb1 * fd Linux raid autodetect /dev/sdb fd Linux raid autodetect /dev/sdb fd Linux raid autodetect /dev/sdb Extended /dev/sdb fd Linux raid autodetect /dev/sdb fd Linux raid autodetect sh-3.2# fdisk -l /dev/sdc Disk /dev/sdc: 73.2 GB, bytes 255 heads, 63 sectors/track, 8899 cylinders Units = cylinders of * 512 = bytes Device Boot Start End Blocks Id System /dev/sdc1 * fd Linux raid autodetect /dev/sdc fd Linux raid autodetect /dev/sdc fd Linux raid autodetect /dev/sdc Extended /dev/sdc fd Linux raid autodetect /dev/sdc fd Linux raid autodetect 28

30 3-4) mdadm コマンドにて RAID デバイスを作成してください sh-3.2# cat /mnt/floppy/mdadm.out ARRAY /dev/md1 level=raid1 num-devices=2 metadata=0.90 UUID=4bf ( 省略 ) 6285 ARRAY /dev/md2 level=raid1 num-devices=2 metadata=0.90 UUID=e97 ( 省略 ) 1d01 ARRAY /dev/md3 level=raid1 num-devices=2 metadata=0.90 UUID=6a0 ( 省略 ) 0490 ARRAY /dev/md4 level=raid1 num-devices=2 metadata=0.90 UUID=6cd ( 省略 ) 7ed5 ARRAY /dev/md0 level=raid1 num-devices=2 metadata=0.90 UUID=633 ( 省略 ) 78c7 sh-3.2# mdadm --create /dev/md0 --level=1 --raid-devices=2 --bitmap=internal /dev/sd[bc]1 sh-3.2# echo status=$? status=0 sh-3.2# mdadm --create /dev/md1 --level=1 --raid-devices=2 --bitmap=internal /dev/sd[bc]2 sh-3.2# echo status=$? status=0 sh-3.2# mdadm --create /dev/md2 --level=1 --raid-devices=2 --bitmap=internal /dev/sd[bc]3 sh-3.2# echo status=$? status=0 sh-3.2# mdadm --create /dev/md3 --level=1 --raid-devices=2 --bitmap=internal /dev/sd[bc]5 sh-3.2# echo status=$? status=0 sh-3.2# mdadm --create /dev/md4 --level=1 --raid-devices=2 --bitmap=internal /dev/sd[bc]6 29

31 sh-3.2# echo status=$? status=0 RAID10 デバイスをご使用の場合は 上記操作例を参考に RAID10 を構成している RAID1 デバイスを作成してから RAID10 デバイスを作成してください (RAID1 メンバ /dev/md5,/dev/md6 から RAID10 /dev/md7 の作成例 ) sh-3.2# mdadm --create /dev/md7 --level=0 --raid-devices=2 /dev/md5 /dev/md6 sh-3.2# echo status=$? status=0 RAID デバイス状態は /proc/mdstat で確認できます sh-3.2# cat /proc/mdstat Personalities : [raid1] md4 : active raid1 sdc6[0] sdb6[1] blocks [2/2] [UU] bitmap: 1/137 pages [0KB], 64KB chunk md3 : active raid1 sdc5[0] sdb5[1] blocks [2/2] [UU] bitmap: 0/128 pages [0KB], 16KB chunk md2 : active raid1 sdc3[0] sdb3[1] blocks [2/2] [UU] bitmap: 1/240 pages [0KB], 32KB chunk md1 : active raid1 sdc2[0] sdb2[1] blocks [2/2] [UU] bitmap: 1/128 pages [0KB], 128KB chunk md0 : active raid1 sdc1[0] sdb1[1] blocks [2/2] [UU] bitmap: 1/33 pages [4KB], 4KB chunk unused devices: <none> 30

32 (4) ファイルシステムの作成 mke2fs コマンドにてファイルシステムを作成してください バックアップ媒体に保存した /etc/fstab のコピーと バックアップ作業時の記録 ( バックアップ管理簿 ) から ファイルシステムの種別を確認してください ( 操作例 ファイルシステム種別の確認 ) -ラベルなしの場合- sh-3.2# cat /mnt/floppy/fstab.copy # This file is edited by fstab-sync - see 'man fstab-sync' for details /dev/md2 / ext3 defaults 1 1 /dev/md0 /boot ext3 defaults 1 2 devpts /dev/pts devpts gid=5,mode= tmpfs /dev/shm tmpfs defaults 0 0 /dev/md4 /home ext3 defaults 1 2 proc /proc proc defaults 0 0 sysfs /sys sysfs defaults 0 0 /dev/md1 /var/crash ext3 defaults 1 2 /dev/md3 swap swap defaults 0 0 /dev/scd0 /media/cdrecorder auto pamconsole,exec,noauto,managed 0 0 ( 操作例 ファイルシステム種別の確認 ) -ラベルありの場合- sh-3.2# cat /mnt/floppy/fstab.copy # This file is edited by fstab-sync - see 'man fstab-sync' for details LABEL=/ / ext3 defaults 1 1 LABEL=/boot /boot ext3 defaults 1 2 devpts /dev/pts devpts gid=5,mode= tmpfs /dev/shm tmpfs defaults 0 0 LABEL=/home /home ext3 defaults 1 2 proc /proc proc defaults 0 0 sysfs /sys sysfs defaults 0 0 LABEL=/var/crash /var/crash ext3 defaults 1 2 LABEL=SWAP swap swap defaults 0 0 /dev/scd0 /media/cdrecorder auto pamconsole,exec,noauto,managed

33 ( 操作例 ext2 ファイルシステム作成の場合 ) sh-3.2# mke2fs /dev/md0 ( 操作例 ext3 ファイルシステム作成の場合 ) sh-3.2# mke2fs -j /dev/md0 sh-3.2# mke2fs -j /dev/md1 sh-3.2# mke2fs -j /dev/md2 sh-3.2# mke2fs -j /dev/md4 ファイルシステムの作成時 自動的にファイルシステムチェックの周期が設定されます ファイルシステムチェックを抑止したい場合は tune2fs コマンドにて周期の設定を変更してください ( 5. 付録ファイルシステムチェックの周期を無効にする方法 参照 ) (5) ラベル名の設定 ( 必要な場合のみ ) 5-1) 3. バックアップ方法 (2) バックアップ元のシステム情報採取 で採取したラ ベル名の情報を確認し ラベル名を設定してください sh-3.2# cat /mnt/floppy/md0_label /boot sh-3.2# cat /mnt/floppy/md1_label /var/crash sh-3.2# cat /mnt/floppy/md2_label / sh-3.2# cat /mnt/floppy/md4_label /home sh-3.2# e2label /dev/md0 /boot sh-3.2# e2label /dev/md1 /var/crash sh-3.2# e2label /dev/md2 / sh-3.2# e2label /dev/md4 /home 32

34 sh-3.2# e2label /dev/md0 /boot sh-3.2# e2label /dev/md1 /var/crash sh-3.2# e2label /dev/md2 / sh-3.2# e2label /dev/md4 /home 5-2) swap 領域のラベル名を確認してください 手順 (6) で swap 領域のラベル設定を 行います sh-3.2# grep swap /mnt/floppy/fstab.copy LABEL=SWAP swap swap defaults 0 0 例では swap 領域のラベル名は SWAP となります (6) スワップパーティションの準備 mkswap コマンドにてスワップパーティションを設定してください ( 操作例 ラベルなしの場合 ) sh-3.2# mkswap /dev/md3 Setting up swapspace version 1, size = kb ( 操作例 ラベルありの場合 ) sh-3.2# mkswap -L SWAP /dev/md3 Setting up swapspace version 1, size = kb 手順 5-2) で確認したラベル名を -L オプションで指定します 33

35 (7) テープ装置の認識状態の確認 システムが正常にテープ装置を認識しているかを確認してください ( 3. バックアップ方法 (5) テープ装置の認識状態の確認 参照 ) (8) テープ装置のクリーニング ( 3. バックアップ方法 (6) テープ装置のクリーニング 参照 ) (9) データカートリッジのセット ( 3. バックアップ方法 (7) データカートリッジのセット 参照 ) (10) リストア実行 10-1) マウントポイントを作成し 各ファイルシステムをマウントしてください (RAID10 をご使用の場合 ) RAID10 デバイスのファイルシステムをマウントしてください RAID10 を構成している RAID1 デバイスのリストアを行う必要はありません sh-3.2# mkdir /mnt/boot sh-3.2# mkdir /mnt/root sh-3.2# mkdir /mnt/home sh-3.2# mount -t ext3 /dev/md0 /mnt/boot sh-3.2# mount -t ext3 /dev/md2 /mnt/root sh-3.2# mount -t ext3 /dev/md4 /mnt/home sh-3.2# mount マウントされているか確認 34

36 10-2) restore コマンドにて各ファイルシステムのリストアを行ってください sh-3.2# cd /mnt/boot sh-3.2# pwd /mnt/boot sh-3.2# restore rsf 1 /dev/st0 テープの先頭から 1 番目のファイルをリストア sh-3.2# cd /mnt/root sh-3.2# pwd /mnt/root sh-3.2# restore rsf 2 /dev/st0 テープの先頭から 2 番目のファイルをリストア sh-3.2# cd /mnt/home sh-3.2# pwd /mnt/home sh-3.2# restore rsf 3 /dev/st0 テープの先頭から 3 番目のファイルをリストア リストア実行中に 下記のようなメッセージが出力される場合がありますが 特に問題はありません restore: <XXXXX>: EA set security.selinux:<aaaaa>:<bbbbb>:<ft*>:s0 failed: Invalid argument 10-3) 各ファイルシステムに作成される restoresymtable ファイルを削除してくだ さい sh-3.2# rm /mnt/boot/restoresymtable sh-3.2# rm /mnt/root/restoresymtable sh-3.2# rm /mnt/home/restoresymtable インクリメンタル ( 増分 ) バックアップしたデータをリストアする際は リストアするファイルの情報を restoresymtable ファイルから得る仕組みになっています 35

37 10-4) 各ファイルシステムを一旦アンマウントしてください sh-3.2# cd / sh-3.2# pwd / カレントディレクトリを確認 sh-3.2# umount /mnt/boot sh-3.2# umount /mnt/root sh-3.2# umount /mnt/home sh-3.2# mount アンマウントされているか確認 (11) ブートローダの設定 11-1) ルートファイルシステムのマウントポイントを作成し 各ファイルシステムを マウントしてください sh-3.2# mkdir /mnt/sysimage sh-3.2# mount -t ext3 /dev/md2 /mnt/sysimage sh-3.2# mount -t ext3 /dev/md0 /mnt/sysimage/boot sh-3.2# mount マウントされているか確認 11-2) /mnt/sysimage/etc/grub.conf ファイルを参照し GRUB が格納されているパーティションを確認してください sh-3.2# cat /mnt/sysimage/etc/grub.conf default=0 36

38 timeout=5 splashimage=(hd0,0)/grub/splash.xpm.gz hiddenmenu title Red Hat Enterprise Linux Server ( el5) root (hd0,0) 確認 kernel /vmlinuz el5 ro root=/dev/md2 nmi_watchdog=0 nosoftlockup i8042.noaux i8042.nokbd rhgb quiet initrd /initrd el5.img 11-2) grub コマンドを実行してください sh-3.2# /mnt/sysimage/sbin/grub grub> 11-3) grub プロンプトが表示されたら 手順 11-1) で確認した GRUB が格納されて いるパーティションを設定してください grub> device (hd0) /dev/sdb grub> root (hd0,0) Filesystem type is ext2fs, partition type 0xfd (hd0,0) の表記についての意味は以下の通りです hd0 1 台目の HDD 0 第 1 パーティション 例 ) 以下のコマンドで hd0 を /dev/sda とした場合 grub> device (hd0) /dev/sda /dev/sda1 hd0,0 37

39 /dev/sda2 hd0,1 /dev/sda3 hd0,2 /dev/sdb1 hd1,0 /dev/sdb2 hd1,1 /dev/sdb3 hd1,2 11-4) setup を実行し GRUB の設定を完了してください grub> setup (hd0) Checking if "/boot/grub/stage1" exists... no Checking if "/grub/stage1" exists... yes Done. 11-5) 2 本目のシステムディスク (/dev/sdc) に対しても 手順 11-3) と手順 11-4) を行 ってください grub> device (hd0) /dev/sdc grub> root (hd0,0) Filesystem type is ext2fs, partition type 0xfd grub> setup (hd0) Checking if "/boot/grub/stage1" exists... no Checking if "/grub/stage1" exists... yes Done. 38

40 11-6) grub コマンドを終了してください grub> quit sh-3.2# (12) /etc/fstab ファイルの内容確認 /etc/fstab ファイルの内容を表示し リストア直後のシステム起動に支障となる記述 がないか確認してください ( 5. 付録 Unable to resolve エラーの対処方法 参照 ) -/bin/sh-3.2# cat /mnt/sysimage/etc/fstab # This file is edited by fstab-sync - see 'man fstab-sync' for details /dev/md2 / ext3 defaults 1 1 /dev/md0 /boot ext3 defaults 1 2 devpts /dev/pts devpts gid=5,mode= tmpfs /dev/shm tmpfs defaults 0 0 /dev/md4 /home ext3 defaults 1 2 proc /proc proc defaults 0 0 sysfs /sys sysfs defaults 0 0 /dev/md1 /var/crash ext3 defaults 1 2 /dev/md3 swap swap defaults 0 0 /dev/scd0 /media/cdrecorder auto pamconsole,exec,noauto,managed 0 0 (13) データカートリッジの取り出し ( 3. バックアップ方法 (9) データカートリッジの取り出し 参照 ) (14) RAID の設定ファイルを更新 14-1) RAID の設定ファイルを更新してください -/bin/sh-3.2# echo 'DEVICE partitions' > /mnt/sysimage/etc/mdadm.conf -/bin/sh-3.2# mdadm --detail --scan >> /mnt/sysimage/etc/mdadm.conf 39

41 14-2) RAID の設定ファイルの内容を確認してください mdadm.conf の 1 行目 (DEVICE partitions) を除く内容と mdadm コマンドの出力内容が同じであることを確認してください 内容が違う場合は 手順 14-1) を再度実施してください -/bin/sh-3.2# cat /mnt/sysimage/etc/mdadm.conf DEVICE partitions ARRAY /dev/md5 level=raid1 num-devices=2 UUID= c:( 省略 ):fa95a3c2 ARRAY /dev/md4 level=raid1 num-devices=2 UUID=8e207be5:( 省略 ):ea51fc7d ARRAY /dev/md2 level=raid1 num-devices=2 UUID=b53d816a:( 省略 ):156752dc ARRAY /dev/md3 level=raid1 num-devices=2 UUID=746167b7:( 省略 ):06be79ef -/bin/sh-3.2# mdadm --detail --scan ARRAY /dev/md5 level=raid1 num-devices=2 UUID= c:( 省略 ):fa95a3c2 ARRAY /dev/md4 level=raid1 num-devices=2 UUID=8e207be5:( 省略 ):ea51fc7d ARRAY /dev/md2 level=raid1 num-devices=2 UUID=b53d816a:( 省略 ):156752dc ARRAY /dev/md3 level=raid1 num-devices=2 UUID=746167b7:( 省略 ):06be79ef (15) レスキューモード終了 15-1) 各ファイルシステムをアンマウントしてください sh-3.2# cd / sh-3.2# pwd / カレントディレクトリを確認 sh-3.2# umount /mnt/sysimage/boot sh-3.2# umount /mnt/sysimage sh-3.2# mount アンマウントされているか確認 40

42 15-2) レスキューモードを終了してください sh-3.2# exit (16) システムの起動確認 16-1) レスキューモード終了後 自動的にシステムが再起動しますので インストール DVD および FD を取り出し ハードディスクからシステム起動可能か確認してください 16-2) BIOS の設定で " 起動監視機能 " を有効にしてください ユーザーズガイドセットアップ編 "4 Linux のセットアップ -Step C-6 起動監視機能の設定を有効にする-" を参照のうえ 設定を行ってください 16-3) CPU/IO モジュール POWER LED が緑色点灯することを確認してください 各 LED がアンバー点灯 点滅していない事を確認してください (17) kdump の設定 17-1) kdump の設定ファイルを更新します /var/crash パーティションの UUID を設定してください システム起動後 kdump の設定が必要です /var/crash パーティションの RAID デバイスを df コマンドで確認してください 本手順では /var/crash パーティションは /dev/md1 になります /dev/mdx は お客様の環境に合わせて 適宜読み替えてください # dumpe2fs /dev/md1 grep UUID dumpe2fs 1.39(29-May-2006) Filesystem UUID: 8ae8c346-5ec c6c-12de0d6bf94e ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^*1 /etc/kdump.conf の "ext3 UUID" の指定を上記 *1 に書き換えてください # vi /etc/kdump.conf ext3 UUID=8ae8c346-5ec c6c-12de0d6bf94e *1 に書き換え保存してくだ さい 41

43 17-2) ブロックデバイスのキャッシュファイルを削除します # rm -f /etc/blkid/blkid.* 17-3) システムを再起動してください # shutdown -r now 42

44 5. 付録 バックアップ管理簿サンプル Linux システムバックアップ管理簿 システム名 XXXX 予約管理システム サーバ名 server01 OS ver. RHEL5.4 システムディスクパーティションイメージ ブートローダ GRUB 容量 73 GB 種別 SAS Device Name Size FS Type Label Name Mount Point /dev/md0 /dev/md1 /dev/md2 /dev/md3 /dev/md4 256 MB 32 GB 15 GB 24 GB 927 MB ext3 ext3 ext3 swap ext3 なしなしなしなしなし /boot /var/crash / /home テープ媒体格納イメージ B /dev/md0 O バックアップ T E O F /dev/md2 バックアップ E O F /dev/md4 バックアップ E O F 43

45 バックアップ履歴採取日時 / 作業者 媒体 ID 媒体種別 内容 :00 / 日電太助 floppy floppy DDS3 DDS3 パーティション情報 ( 正 ) パーティション情報 ( 副 ) md0,2,4 dump イメージ ( 正 ) md0,2,4 dump イメージ ( 副 ) dump コマンドの圧縮オプション (-z7) について dump コマンドは圧縮オプション -z7 を提供しています -z7 オプションが指定された場合 zlib (RFC1950) を利用したファイル圧縮が行われます 圧縮により テープ容量とバックアップ作業時間を削減できる場合があります ここで "-z7" の "7" は圧縮レベルを指定する数字で 1~9 の何れかの値を指定する事ができます なお "-z" と "7" の間にはスペースは不要です スペースを入れるとエラーになりますので ご注意ください 圧縮オプションを指定する事による副作用として バックアップ媒体破損等によるデータ破壊 ( データ化け ) を検出する事が可能になります データ化けによって restore 時に圧縮データの復号ができない場合 次のような応答要求メッセージが表示されます この応答要求に対して "y" と応答した場合には 復号できないブロック (1 ブロック=10240 バイト ) をゼロで埋めて復号処理を継続します "n" と応答した場合には 復号処理が中断されます ( メッセージ出力例 ) sh-3.2# restore rf /dev/st0 Dump tape is compressed. restore:./lost+found: File exists decompression error, block 14991: data error File decompression error while restoring./var/log/messages.7 continue? [yn] この例では "/var/log/messages.7" ファイルの復号が行えないため 処理を継続するかどうか確認を求められています 44

46 圧縮オプションを指定した場合の注意点として 上記のように restore 時の復号が行えない場合 失われるデータ量が大きくなる点があります 1 バイトの破壊により バイトのデータが失われる事になります 予備のバックアップイメージを作成する事により リスク低減を図る事をお勧め致します 圧縮オプションを利用する場合 テープ装置のブロックサイズを可変長 (0) に設定する 必要があります 固定長のまま実行した場合には 次のようなメッセージが表示され 処理が中断します ( メッセージ出力例 ) DUMP: write error 30 blocks into volume 1: Invalid argument" DUMP: Do you want to rewrite this volume?: ("yes" or "no") no DUMP: Do you want to start the next tape?: ("yes" or "no") no DUMP: The ENTIRE dump is aborted. このように 2 回の確認応答を求められますが 両方に対して no と応答する事で処理が中断されます 以下に ブロックサイズの変更方法と dump コマンドの実行例を示します ( 圧縮オプション付きの dump コマンド実行例 ) データカートリッジのセット sh-3.2# mt -f /dev/st0 status SCSI 2 tape drive: File number=0, block number=0, partition=0. Tape block size 512 bytes. Density code 0x25 (DDS-3). Soft error count since last status=0 General status bits on ( ): BOT ONLINE IM_REP_EN sh-3.2# mt -f /dev/st0 setblk 0 ブロックサイズ変更 ( テープ毎に変更する必要あり ) sh-3.2# mt -f /dev/st0 status SCSI 2 tape drive: File number=0, block number=0, partition=0. Tape block size 0 bytes. Density code 0x25 (DDS-3). 45

47 Soft error count since last status=0 General status bits on ( ): BOT ONLINE IM_REP_EN sh-3.2# dump -z7-0uf /dev/nst0 /dev/md0 DUMP: Can't open /etc/fstab for dump table information: No such file or directory DUMP: WARNING: no file `/etc/dumpdates', making an empty one DUMP: Date of this level 0 dump: Mon Nov 5 13:42: DUMP: Dumping /dev/md0 (an unlisted file system) to /dev/nst0 DUMP: Label: none DUMP: Writing 10 Kilobyte records DUMP: Compressing output at compression level 7 (zlib) DUMP: mapping (Pass I) [regular files] DUMP: mapping (Pass II) [directories] DUMP: estimated 4422 blocks. DUMP: Volume 1 started with block 1 at: Mon Nov 5 13:42: DUMP: dumping (Pass III) [directories] DUMP: dumping (Pass IV) [regular files] DUMP: Closing /dev/nst0 DUMP: Volume 1 completed at: Mon Nov 5 13:42: DUMP: 4470 blocks (4.37MB) on 1 volume(s) DUMP: finished in less than a second DUMP: Date of this level 0 dump: Mon Nov 5 13:42: DUMP: Date this dump completed: Mon Nov 5 13:42: DUMP: Average transfer rate: 0 kb/s DUMP: Wrote 4477kB uncompressed, 3464kB compressed, 1.291:1 DUMP: DUMP IS DONE テープを巻き戻さずにリストアする方法 4. リストア方法 (10) リストア実行 では リストアの度にテープを巻き戻しているため 各ファイルの容量が大きい場合 各ファイルの先頭へテープヘッドを移動するのに時間がかかります 以下の手順で テープを巻き戻さずに テープヘッドの位置を次のファイルの先頭に移動し リストアすることで作業時間を短縮することが可能です 46

48 sh-3.2# cd /mnt/boot sh-3.2# pwd /mnt/boot sh-3.2# restore rf /dev/nst0 テープの先頭から 1 番目のファイルをリストア sh-3.2# mt -f /dev/nst0 fsf 1 次 ( テープの先頭から 2 番目 ) のファイルの先頭へテープヘッドを移動 sh-3.2# cd /mnt/root sh-3.2# pwd /mnt/root sh-3.2# restore rf /dev/nst0 テープの先頭から 2 番目のファイルをリストア sh-3.2# mt -f /dev/nst0 fsf 1 次 ( テープの先頭から 3 番目 ) のファイルの先頭へテープヘッドを移動 sh-3.2# cd /mnt/home sh-3.2# pwd /mnt/home sh-3.2# restore rf /dev/nst0 テープの先頭から 3 番目のファイルをリストア 複数のテープにまたがるバックアップ リストア方法 バックアップデータの容量が大きく 複数のテープにまたがってデータを保存しなければならない場合があります dump コマンド実行時に 以下のようにテープの入れ替えを促すメッセージが出力されましたら テープの入れ替えを行い yes と入力し Enter キーを押下してください 47

49 sh-3.2# dump -0uf /dev/nst0 /dev/md2 DUMP: Change Volumes: Mount volume #2 DUMP: Is the new volume mounted and ready to go?: ("yes" or "no")yes また 複数のテープにまたがって保存したバックアップデータをリストアする場合 以下のようなメッセージが出力されますので テープを入れ替え Enter キーを押 下してください sh-3.2# restore rsf 2 /dev/st0 Mount tape volume 2 Enter ``none'' if there are no more tapes otherwise enter volume name (default: /dev/st0) ファイルシステムチェックの周期を無効にする方法 ext2/ext3 ファイルシステムのデフォルト設定では マウントを一定回数行うか 前 回の fsck 実施から一定期間経過していた場合 システム起動時に完全なファイルシ ステムチェック (e2fsck -f) が実行されます 完全なファイルシステムチェックでは ファイルシステムが clean な状態であっても 強制的に全面的なチェック ( スーパーブロックおよび i ノードの全て ) が実行されま す このため 通常のチェックと比較し大幅に時間がかかります ご利用のファイルシステムのサイズが大きい場合 意図しないタイミングで fsck が自動実行される事により システムの起動完了までに通常時よりも時間がかかり システム運用上支障を来す事があります tune2fs コマンドにより ext2/ext3 ファイルシステムのチェック周期を無効に設定する事が可能です 当該設定は ファイルシステム毎に実施する必要があります マウント中のファイルシステムに対して 周期の変更操作 (tune2fs -c または tune2fs -i) を実施しても問題ありません 48

50 一般に 定期的にファイルシステムの完全なチェック (fsck -fv) を実施することが強く推奨されています ディスクドライブ等の故障やカーネルのバグにより ファイルシステムの不整合が生じた場合に できるだけ早期に検出と修復を行い データの損失や破壊を最小限に抑えるためです チェック周期を無効に設定した場合でも システムの定期保守の際に 計画的に fsck -fv を実施する事を強く推奨致します なお fsck を実施する際には ファイルシステムを umount 状態にする必要がありますので レスキューモードを利用するか または shutdown -F -r now を利用する事をお勧め致します ( 操作例 チェック周期の無効化 ) # tune2fs -c 0 -i 0 /dev/md2 tune2fs 1.35 (28-Feb-2004) Setting maximal mount count to -1 Setting interval between check 0 seconds # tune2fs -l /dev/md2 tune2fs 1.35 (28-Feb-2004) Filesystem volume name: / Mount count: 10 Maximum mount count: -1 Last checked: Thu Oct 30 16:13: Check interval: 0 (<none>) [ 確認事項 ] Maximum mount count Check interval ファイルシステムチェックを実施するマウント回数 表示が -1 の場合 無効ファイルシステムチェックを実施する経過期間 表示が 0 (<none>) の場合 無効 [ 表示項目の補足 ] Mount count Last checked 現在のマウント回数 最後に実施したファイルシステムチェックの日時 49

51 ( 操作例 計画的な fsck 実施 ) # shutdown -F -r now Please stand by while rebooting the system... On the next boot fsck will be forced. Checking root filesystem /: ========================= / 50.7% システム起動時に fsck -f が強制実行されます 再起動完了後 ファイルシステム毎に Last checked を確認 # tune2fs -l /dev/md2 Mount count: 10 Maximum mount count: -1 Last checked: Thu Nov 1 10:32: Check interval: 0 (<none>) Unable to resolve エラーの対処方法 リストア後のシステム再起動時に 次のようなエラーメッセージが出力され 起動処 理が停止してしまう場合があります ( エラーメッセージ出力例 ) Checking filesystems fsck.ext3: Unable to resolve 'LABEL=/home' [FAILED] *** An error occurred during the file system check. 50

52 *** Dropping you to a shell; the system will reboot *** when you leave the shell. Give root password for maintenance (or type Control-D to continue): 上記の例は ラベル名 /home が付与されたファイルシステムが見つからなかったため システム起動処理が中断された様子です このような場合 /etc/fstab の記述を一時的にコメントアウトしてシステム再起動を行う事により 復旧処置を継続する事が可能です (or type Control-D to continue): root パスワードを入力 (Repair filesystem) 1 # mount o rw,remount / (Repair filesystem) 2 # vi /etc/fstab fstab ファイルを修正する ( 編集前 ) LABEL=/home /home ext3 defaults 1 3 ( 編集後 ) # LABEL=/home /home ext3 defaults 1 3 vi コマンドを終了 (Repair filesystem) 3 # exit メンテナンスシェルの終了 このあと 自動的にシステムが再起動されます インストールファイル検査方法 (rpm -Va) リストア後の復元状況を確認するため rpm コマンドの -Va オプションを用いる事ができます rpm -Va コマンドを実行すると RPM データベースに格納されているメタデータを用いて RPM パッケージによりインストールされたファイルのファイルサイズ MD5 チェックサム 許可属性 タイプ 所有者 グループの検査が行われます バックアップ実施直前に採取した rpm -Va 出力結果ファイルと リストア直後に採取した rpm -Va 出力結果ファイルを比較 (diff) する事により リストア後のファイル復元状況のチェックを行う事が可能です 51

53 rpm -Va コマンドを実行すると システムに長時間 ( 数分 ~1 時間程度 ) の負荷が発生 し システム性能低下の原因になりますので ご注意ください ( 操作例 バックアップ実施直前 ) # cd /root # rpm -Va > rpm-va.backup ( 操作例 リストア直後 ) # cd /root # rpm -Va > rpm-va.restore ( 操作例 チェック実行 ) # cd /root # diff rpm-va.backup rpm-va.restore 差分がなかった場合には 何も出力されません 6. 改版履歴 新規作成 RHEL5.5 対応 RAID10 を使用する場合の注意事項を追加 RHEL5.6 対応 PDF 化 Copyright (C) NEC Corporation All rights reserved. 52

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