5 環 境 分 野 における 足 立 区 の 特 徴 ( 強 み 弱 み) (1) 多 くの 人 口 を 持 つため 与 える 環 境 負 荷 が 大 きい 反 面 環 境 配 慮 行 動 の 取 組 み 効 果 が 高 い ( 区 民 の2%が 取 組 めば 1 万 人 を 超 える) (2)ほぼ

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1 資 料 1 区 の 地 域 特 性 と 環 境 分 野 の 現 状 分 析 足 立 区 は 東 京 北 部 に 位 置 する 人 口 約 67 万 人 の 都 市 で 平 坦 な 地 勢 である 区 内 には 下 町 情 緒 あふれる 地 域 から 工 場 跡 地 の 再 開 発 で 整 備 された 新 しい 町 まで 多 様 な 町 がある 都 心 へ の 通 勤 通 学 者 が 多 く 居 住 する 住 宅 都 市 と 中 小 企 業 を 中 心 とした 商 工 業 都 市 の 性 格 を 持 ち 首 都 東 京 の 活 動 を 支 えている 1 人 口 世 帯 数 2014 年 10 月 1 日 現 在 の 人 口 は 673,38 6 人 世 帯 数 は 323,43 9 世 帯 で 一 世 帯 当 たりの 平 均 人 員 は 2.08 人 である 人 口 世 帯 数 とも 増 加 傾 向 であるが 特 に 世 帯 数 の 伸 びが 大 きく 単 身 世 帯 など 少 人 数 の 世 帯 が 増 えていることがうかがえる 2013 年 に 区 が 実 施 した 人 口 推 計 では 2014 年 をピークとして 人 口 減 少 に 転 じ 10 年 後 の 2024 年 には 約 64 万 人 になると 推 計 している 2 産 業 区 内 には 中 小 規 模 の 事 業 者 が 多 く 商 工 業 が 盛 んである ただし 工 業 の 指 標 である 製 造 品 出 荷 額 は 1990 年 の 約 8102 億 円 をピークに 減 少 し 2009 年 度 には 半 分 以 下 の 約 2500 億 円 に 減 少 している 一 方 で 大 規 模 商 業 施 設 やオフィスビル 大 学 の 開 学 などにより 区 内 の 業 務 施 設 の 延 べ 床 面 積 は 1990 年 の 約 341 万 m 2 から 約 428 万 m 2 に 増 加 している 大 規 模 な 工 場 の 区 外 移 転 や 産 業 構 造 の 変 化 により 製 造 業 から 商 業 サービス 業 にシ フトしたことがうかがえる 3 エネルギー 使 用 量 二 酸 化 炭 素 排 出 量 の 比 較 1990 年 2011 年 増 減 比 エネルギー 使 用 量 34,52 8TJ 27,58 0TJ 20% 二 酸 化 炭 素 排 出 量 26 万 トン 242 万 トン 9% エネルギー 使 用 量 二 酸 化 炭 素 排 出 量 とも 1990 年 に 比 べ 減 少 している この 減 少 は 産 業 部 門 の 減 少 によるもので 家 庭 部 門 業 務 部 門 のエネルギー 使 用 量 はむしろ 10% 増 加 している 世 帯 数 や 業 務 施 設 の 延 べ 床 面 積 が 増 加 したことによる 4 ごみ 量 の 比 較 1990 年 1998 年 2006 年 2013 年 268,61 9トン 220,39 9トン 217,63 4トン 186,06 9トン ごみ 量 は 1990 年 以 降 減 少 しており 2013 年 度 には 1990 年 に 比 べ 約 30% 減 少 してい る 分 別 による 資 源 化 の 推 進 や3R 意 識 の 高 まりによるものと 考 えられる

2 5 環 境 分 野 における 足 立 区 の 特 徴 ( 強 み 弱 み) (1) 多 くの 人 口 を 持 つため 与 える 環 境 負 荷 が 大 きい 反 面 環 境 配 慮 行 動 の 取 組 み 効 果 が 高 い ( 区 民 の2%が 取 組 めば 1 万 人 を 超 える) (2)ほぼ 全 域 が 成 熟 した 既 成 市 街 地 であるため 区 内 全 域 でのスマートシティなどの 先 進 的 な 取 り 組 みは 難 しいが 特 定 の 建 築 物 や 一 定 のエリアでの 導 入 が 可 能 である (3) 市 街 化 された 時 期 から 今 後 建 て 替 えられる 建 物 が 多 くなるため 建 て 替 えを 契 機 に エネルギー 効 率 のよい 建 物 を 普 及 拡 大 することができる (4) 区 内 事 業 者 には 中 小 零 細 企 業 が 多 く 設 備 改 修 などの 大 規 模 な 環 境 対 策 を 行 うこ とは 難 しいが 住 居 を 兼 ねた 事 業 者 や 職 住 が 接 近 している 方 が 多 く 住 民 ぐるみの 活 動 がしやすい (5) 歴 史 的 な 経 緯 から 区 内 にはリサイクル 関 連 事 業 者 が 多 いため 省 エネ 省 資 源 など 資 源 循 環 型 社 会 の 基 盤 がある (6) 区 内 で 利 用 できる 再 生 可 能 エネルギーは 太 陽 エネルギーと 地 中 熱 が 中 心 であるが 太 陽 エネルギーの 利 用 には 日 照 地 中 熱 にはコスト 面 の 課 題 がある (7) 区 内 世 帯 の 半 数 以 上 が 賃 貸 住 宅 に 居 住 し 集 合 住 宅 の 割 合 も 高 くなっている こうし た 住 宅 での 再 生 可 能 エネルギーや 省 エネ 設 備 機 器 の 導 入 のためには 建 設 時 における 規 制 など 導 入 を 促 すしくみが 必 要 である (8) 森 林 や 豊 かな 生 態 系 などの 自 然 環 境 に 恵 まれていないが 河 川 や 大 規 模 な 公 園 があり 大 都 市 の 中 では 公 園 面 積 率 が 高 い (9) 大 都 市 の 中 では 町 会 自 治 会 等 地 域 のつながりが 残 っているほうだが 年 々 町 会 加 入 率 が 低 下 し 地 域 でのつながりがだんだん 希 薄 になりつつある (10) 地 形 が 平 坦 で 自 転 車 の 利 用 に 適 しており 公 共 交 通 機 関 の 利 便 性 も 高 い (11) 大 都 市 の 中 では 自 動 車 によるCO2 排 出 量 の 割 合 が 高 く 区 内 には 医 療 介 護 な どの 福 祉 施 設 が 多 いことから この 送 迎 のための 自 動 車 利 用 も 多 い (12) 幼 児 から 中 学 生 までの 環 境 学 習 プログラムが 用 意 されているが これを 定 着 拡 大 させることと 高 校 生 以 上 に 効 果 的 につなげていくことが 必 要 になっている 6 現 時 点 でのまとめ 上 記 5の 足 立 区 の 地 域 の 強 みを 踏 まえ これまでに 環 境 モデル 都 市 に 指 定 された 都 市 の まちの 強 みの 活 かし 方 や 課 題 の 解 決 に 向 けた 取 り 組 みなどを 分 析 し 足 立 区 版 環 境 都 市 の 構 築 に 向 けた 検 討 を 進 めていく

3 環 境 モデル 都 市 提 案 書 の 形 で 整 理 した 検 討 案 1. 全 体 構 想 1-1. 環 境 モデル 都 市 としての 位 置 づけ 足 立 区 は 都 心 への 通 勤 者 が 多 いベッドタウン 的 な 性 格 と 中 小 規 模 な 事 業 者 による 商 工 業 都 市 の 両 面 の 性 格 をもった 地 域 である CO 2 の 排 出 も 家 庭 からが 最 も 多 くなっているが 賃 貸 住 宅 や 集 合 住 宅 に 居 住 する 世 帯 が 多 く 小 規 模 な 事 業 者 も 多 いため CO 2 削 減 に 関 して 効 果 の 大 きな 設 備 機 器 を 導 入 するこ とが 難 しい 面 がある しかし こうした 自 治 体 に 居 住 する 人 口 は 非 常 に 多 いため 足 立 区 のような 自 治 体 が CO 2 削 減 にどのように 取 り 組 み 効 果 的 な CO 2 削 減 を 果 たすことができれば 他 の 自 治 体 のモデ ルケースとなり これが 波 及 すると 効 果 は 非 常 に 大 きい こうしたことから 足 立 区 が 先 導 的 な 役 割 を 果 たすことができると 考 える また CO 2 の 削 減 の 手 段 については 単 に CO 2 の 削 減 を 図 るだけでなく 区 内 では 難 しい 森 づくりへ の 協 力 や 区 民 の 健 康 増 進 や 自 然 や 生 態 系 を 学 ぶ 機 会 の 創 出 など 地 球 環 境 の 保 全 に 貢 献 する 活 動 に 加 え 防 災 対 策 ライフスタイルの 変 革 といった 副 次 的 効 果 をもつ 施 策 を 積 極 的 に 推 進 する これによ り 豊 かで 安 全 な 区 民 生 活 に 寄 与 するとともに 大 都 市 と 地 方 の 連 携 による 創 生 の 波 及 効 果 を 期 待 する ことができる 1-2. 現 状 分 析 1-2-ⅰ 温 室 効 果 ガ スの 排 出 実 態 等 足 立 区 の 温 室 効 果 ガスの 排 出 量 (CO 2 換 算 ) は 年 度 で 2,42 3 千 トンである 部 門 別 では 家 庭 部 門 が 最 も 多 く 次 いで 自 動 車 業 務 の 順 となっている 23 区 内 で 比 較 する と 家 庭 部 門 と 自 動 車 産 業 部 門 の 割 合 が 高 く 業 務 部 門 の 割 合 が 比 較 的 低 いのが 特 徴 となっている これは 足 立 区 が 住 宅 地 と 中 小 規 模 の 事 業 者 が 多 いこと 通 過 交 通 の 多 い 幹 線 道 路 が 通 っていること 都 心 に 比 べるとオフィスが 少 ないことによると 考 え られる 1-2-ⅱ 関 係 する 既 存 の 行 政 計 画 の 評 価 計 画 の 名 称 及 び 策 定 時 期 足 立 区 環 境 基 本 条 例 第 二 次 足 立 区 環 境 基 本 計 画 改 定 版 評 価 平 成 11 年 に 定 められた 足 立 区 環 境 基 本 条 例 は 区 の 環 境 保 全 に 関 する 基 本 方 針 を 定 め 区 事 業 者 及 び 区 民 の 役 割 分 担 を 明 らかにす るとともに 施 策 を 総 合 的 かつ 計 画 的 に 推 進 し 区 民 の 健 康 で 安 全 な 生 活 の 確 保 と 地 球 環 境 の 保 全 を 目 的 としている 平 成 16 年 に 一 部 改 正 された 平 成 24 年 度 に 改 定 した 震 災 と 原 発 事 故 環 境 教 育 等 促 進 法 の 制 定 を 踏 まえ 計 画 を 旧 計 画 を 見 直 すとともに 生 物 多 様 性 や 地 球 温 暖 化 への 適 応 PM2.5などの 新 たな 課 題 についても 盛 り 込 んだ この 中 の 地 球 温 暖 化 エネルギー 対 策 として これまで 目 標 としてきた 二 酸 化 炭 素 排 出 量 の 削 減 を より 分 かりやすい 電 気 都 市 ガス 使 用 量 の 削 減 に 変 更 した 1/11

4 第 三 次 足 立 区 一 般 廃 棄 物 処 理 基 本 計 画 足 立 区 緑 の 基 本 計 画 足 立 区 緑 の 保 護 育 成 条 例 社 会 情 勢 や 区 のごみ 処 理 状 況 の 変 化 環 境 基 本 計 画 の 改 定 等 を 考 慮 し て 目 標 の 修 正 及 びごみ 減 量 資 源 化 施 策 の 再 検 討 を 行 い 平 成 25 年 度 に 策 定 した 計 画 期 間 における 目 標 値 として 1 人 1 日 あたりの 家 庭 ごみ 排 出 量 19. 2% 削 減 資 源 化 率 は 7.3% 増 の 26. 6% 燃 やす ごみに 含 まれる 資 源 化 可 能 物 の 割 合 は 5.0% 減 の 7.9% 事 業 系 ごみ 排 出 量 は 10% 減 の 千 t/ 年 が 掲 げられている 区 内 の 緑 をより 豊 かに 創 り 守 り 育 んでいくことを 目 的 とし 緑 の 将 来 像 を 示 すとともに 施 策 の 方 向 づけや 地 域 特 性 を 踏 まえた 取 り 組 み 方 針 などを 定 めたもの 公 園 ( 都 立 公 園 区 立 公 園 児 童 遊 園 プチテラス)などの 公 共 の 緑 だけでなく 民 有 地 の 緑 も 対 象 とし 農 地 の 緑 や 水 辺 などのオープンスペースも 含 めて 樹 木 と 草 花 と 水 面 (みなも) としてとらえる 区 内 の 緑 の 保 護 及 び 育 成 ( 緑 化 )を 進 め これにより 区 民 の 健 康 で 快 適 な 生 活 環 境 を 確 保 することを 目 的 として 定 められたもので 緑 化 に 関 する 知 識 の 普 及 や 保 存 樹 木 保 存 樹 林 等 を 指 定 して 保 存 してゆくた めに 必 要 な 事 項 について 定 めている 2/11

5 ア 再 生 可 能 エネルギーの 普 及 拡 大 区 内 で 得 られやすい 太 陽 エネルギー( 太 陽 光 発 電 太 陽 熱 利 用 )を 中 心 に 再 生 可 能 エネルギーの 普 及 拡 大 のための 仕 組 みづくりを 行 うとともに 区 内 では 資 源 に 乏 しいバイオマスや 小 水 力 発 電 等 につ いては 友 好 自 治 体 ( 新 潟 県 魚 沼 市 長 野 県 山 ノ 内 町 栃 木 県 鹿 沼 市 )や 環 境 自 治 体 会 議 に 参 加 する 自 治 体 等 と 連 携 し 出 資 等 を 行 うことで 足 立 区 として 実 施 可 能 な 形 での 貢 献 を 行 う 1 友 好 自 治 体 や 環 境 自 治 体 会 議 の 自 治 体 との 連 携 友 好 自 治 体 等 と 提 携 し 家 畜 排 せつ 物 や 農 業 残 渣 を 利 用 したバ イオマス 発 電 や 農 業 用 水 路 を 活 用 した 小 水 力 発 電 耕 作 放 棄 地 や 農 業 用 ため 池 の 水 面 等 を 活 用 したメガソーラー 事 業 雪 の 冷 熱 利 用 などを 足 立 区 が 一 部 出 資 して 行 う 2 ファンドの 創 設 上 記 事 業 について ファンドを 設 立 して 区 民 から 出 資 を 募 り 事 業 の 収 益 を 出 資 者 に 配 分 する 3 区 内 における 太 陽 エネルギーの 普 及 促 進 補 助 金 等 により 区 内 での 太 陽 光 発 電 や 太 陽 熱 温 水 器 等 の 設 置 を 推 進 する 4 公 共 施 設 における 太 陽 光 発 電 と 蓄 電 池 デマンドレスポンス の 導 入 区 の 施 設 への 太 陽 光 パネルを 設 置 し 公 共 施 設 からのCO2 排 出 量 の 削 減 を 図 るとともに 蓄 電 池 やコージェネレーションシ ステムの 設 置 も 進 め 地 震 等 の 大 規 模 災 害 時 の 独 立 電 源 を 確 保 し 避 難 所 等 で 電 力 を 使 用 できるようにする また 電 力 調 達 方 法 の 工 夫 やBEMSの 導 入 により 節 電 と コスト 削 減 につなげる 5 雨 水 利 用 の 促 進 雨 水 貯 留 槽 の 導 入 を 促 進 し 水 資 源 の 有 効 活 用 を 図 るととも に 豪 雨 時 の 一 時 貯 留 による 洪 水 防 止 や 災 害 による 断 水 時 にも 備 える 3/11

6 イ 友 好 自 治 体 等 との 連 携 による 環 境 学 習 とカーボン オフセット 友 好 自 治 体 等 と 提 携 し 区 からの 資 金 提 供 により 間 伐 促 進 や 里 山 保 全 を 支 援 し カーボン オフセット により CO 2 吸 収 量 増 加 分 の 活 用 を 行 うとともに 農 山 村 の 振 興 や 国 土 保 全 災 害 に 強 い 森 林 づくりに 協 力 する 1 体 験 型 環 境 学 習 の 実 施 友 好 自 治 体 等 における 森 林 整 備 については 資 金 提 供 のみな らず 区 内 の 小 中 学 生 や 市 民 ボランティアなどを 里 山 整 備 作 業 等 に 派 遣 し 自 然 体 験 学 習 の 機 会 としても 活 用 する 2 里 山 や 生 物 多 様 性 の 理 解 促 進 友 好 自 治 体 等 の 森 林 整 備 に 協 力 することにより 足 立 区 内 で は 体 験 できない 里 山 の 環 境 や 里 山 管 理 による 生 物 多 様 性 の 拡 大 といったことを 直 に 体 験 し 学 習 することで 区 民 が 環 境 問 題 に 対 する 理 解 を 深 める 機 会 としてもらう 4/11

7 ウ 建 築 物 のスマート 化 区 内 の 建 物 での エネルギー 使 用 量 の 見 える 化 や 使 用 量 削 減 のための 具 体 的 手 法 を 検 討 し 実 際 の 建 物 への 導 入 を 促 進 してゆく 1 科 学 技 術 振 興 機 構 低 炭 素 社 会 戦 略 センターと 行 っている 実 証 試 験 の 発 展 現 在 訳 30 世 帯 の 家 庭 に 電 気 使 用 量 を 測 定 できる 機 器 を 設 置 し 収 集 したデータを 分 析 し 節 電 のための 効 果 的 な 施 策 を 研 究 しているが ここで 得 られたデータを 活 用 し 実 際 に 区 内 で の 電 気 使 用 量 削 減 に 資 するための 具 体 的 手 法 の 検 討 を 行 う 2 集 合 住 宅 における 見 える 化 の 促 進 集 合 住 宅 では 電 気 使 用 量 等 の 見 える 化 を 行 う 設 備 が 建 物 全 体 で 共 有 できるため 見 える 化 の 導 入 が 実 施 しやすく また 効 果 も 大 きいと 考 えられるため 集 合 住 宅 への 導 入 促 進 を 図 る 民 3 建 築 物 の 燃 費 を 表 示 する エネルギーパス の 導 入 検 討 EUで 義 務 化 されている 建 物 の 燃 費 を 表 示 する 証 明 書 で 日 本 でも 日 本 エネルギーパス 協 会 が 発 足 しており 一 部 の 自 治 体 での 導 入 が 進 められている このしくみを 区 内 の 建 物 で 取 得 することを 推 奨 するしくみを 検 討 する 5/11

8 エ スマートモビリティの 推 進 公 共 交 通 機 関 の 利 用 促 進 や 自 転 車 の 活 用 を 図 るとともに 自 動 車 でなければならない 移 動 のEV 化 を 進 め 自 動 車 から 排 出 されるCO 2 の 削 減 を 図 る 公 用 車 のEV PHEVの 導 入 公 用 車 の 利 用 については 原 則 自 転 車 の 活 用 と 公 共 交 通 機 関 の 利 用 を 徹 底 しつつ 重 い 荷 物 の 運 搬 など 自 動 車 でなければ ならない 移 動 については 電 気 自 動 車 化 を 進 め CO 2 排 出 量 を 削 減 する また 災 害 時 には 移 動 可 能 な 電 源 としても 活 用 可 能 な ように 公 用 車 EV 活 用 を 組 み 込 んだ 防 災 体 制 等 の 検 討 を 行 う 事 業 者 におけるEV PHEVの 導 入 促 進 運 送 事 業 者 のEVやPHEVの 導 入 を 促 す 仕 組 みを 検 討 す る また 区 内 でEVやPHEVが 利 用 しやすいよう 充 電 設 備 の 設 置 を 進 めるとともに 企 業 が 充 電 設 備 を 設 置 する 場 合 の 補 助 金 等 の 優 遇 措 置 等 を 行 う レンタサイクル EVカーシェアリングの 実 施 EVや PHE Vのカーシェアリング 等 の 形 で 貸 出 を 行 い マイカー 利 用 を 抑 制 し CO 2 を 削 減 する また レンタサイクルや 電 動 スク ーター 等 の 貸 出 を 行 い 拠 点 間 で 乗 り 捨 て 可 能 なシステムとす ることで 区 内 の 交 通 の 一 翼 を 担 わせ その 分 自 動 車 等 から 排 出 される CO 2 を 削 減 する 内 の 事 業 者 6/11

9 オ 環 境 学 習 の 充 実 区 民 を 対 象 とした 環 境 学 習 のカリキュラムを 充 実 させ 幼 児 から 大 人 まで 体 系 的 な 学 習 が 行 えるよう な 体 制 を 整 えるとともに 環 境 マイスター 認 定 制 度 等 により 学 習 の 成 果 を 活 用 できるしくみづくり を 推 進 する 1 幼 児 から 大 人 までの 環 境 学 習 の 徹 底 環 境 学 習 については 幼 稚 園 保 育 園 から 小 学 校 中 学 校 ま で 一 貫 したカリキュラムを 組 み 知 識 や 理 解 力 の 段 階 に 応 じた 環 境 教 育 を 行 う またリサイクルセンター 学 びピア 地 域 学 習 センター 等 を 拠 点 にした 環 境 学 習 プログラムを 実 施 する プ ログラムの 実 施 にあたっては 大 学 等 と 連 携 する 2 環 境 スペシャリスト 養 成 講 座 中 学 生 を 対 象 に 環 境 の 講 演 や 最 先 端 の 環 境 施 設 の 見 学 等 を 行 い 環 境 問 題 に 興 味 を 持 ってもらうことで 未 来 の 環 境 スペ シャリスト 育 成 を 目 指 す 3 あだち 環 境 ゼミナールと 環 境 マイスター 認 定 制 度 高 校 生 以 上 の 大 人 を 対 象 とした 環 境 学 習 講 座 で 自 主 的 な 環 境 活 動 を 行 うリーダーとなる 人 材 を 育 成 するとともに 受 講 生 同 士 のネットワーク 化 を 図 る 修 了 者 には 環 境 マイスター に 認 定 する 4 生 きものや 自 然 に 関 する 学 習 の 充 実 区 内 の 貴 重 な 自 然 空 間 である 河 川 や 公 園 農 地 などを 利 用 し 大 都 市 の 中 の 自 然 環 境 の 保 全 や 生 きものへの 関 心 を 高 める 7/11

10 カ 区 内 事 業 者 との 連 携 太 陽 光 発 電 システムの 設 置 やスマートモビリティの 導 入 などに 関 して 区 内 の 事 業 者 を 対 象 に 認 証 制 度 や 導 入 促 進 等 の 施 策 を 展 開 する 1 2 そらつな 制 度 の 充 実 太 陽 光 発 電 システムの 設 置 促 進 の 一 環 として 安 心 とより 良 いサービスを 提 供 する そらとつながるお 店 (そらつな 店 ) の 紹 介 を 行 っている この そらつな 店 の 認 定 店 を 増 やすとこ とで 太 陽 光 発 電 システムの 普 及 を 図 るとともに 区 内 の 電 気 事 業 者 の 振 興 を 図 る 福 祉 施 設 等 へのスマートモビリティの 導 入 支 援 高 齢 者 施 設 などの 送 迎 に 用 いる 車 両 は 比 較 的 近 距 離 を 移 動 す るため 電 気 自 動 車 や PHE Vの 導 入 支 援 を 図 る また 訪 問 介 護 等 では 住 宅 地 の 狭 い 道 でも 交 通 を 阻 害 しにくく CO2も 排 出 しない 電 動 の 超 小 型 モビリティが 適 していると 考 えられるた め これについても メーカー 等 の 協 力 のもと 実 証 実 験 を 行 い 導 入 可 能 性 について 検 討 する 内 事 業 者 内 の 事 業 者 8/11

11 キ 災 害 に 強 い 持 続 可 能 なまちづくり CO2 排 出 量 削 減 のための 取 り 組 み 手 段 のうち 災 害 時 に 役 立 つものについては 災 害 対 策 等 と 合 わせて 導 入 計 画 を 立 てることで 災 害 に 強 い 持 続 可 能 なまちづくりを 推 進 する 1 避 難 所 への 太 陽 光 発 電 と 蓄 電 池 の 導 入 (ブロック 拠 点 へ) 避 難 所 となる 施 設 に 太 陽 光 発 電 と 蓄 電 池 の 導 入 を 進 め CO 2 の 削 減 と 同 時 に 災 害 時 の 独 立 電 源 を 確 保 することで 避 難 所 等 へ の 電 源 の 供 給 を 可 能 にする 2 公 園 へのソーラー 公 園 灯 の 設 置 公 園 の 防 犯 灯 等 にソーラーパネルと 蓄 電 池 を 設 置 し 昼 間 に 発 電 した 電 気 で 夜 間 の 点 灯 を 行 う 9/11

12 ク 地 産 地 消 など 消 費 生 活 における 環 境 配 慮 区 内 で 生 産 される 野 菜 や 食 料 品 日 用 品 等 の 消 費 拡 大 を 図 ることで 地 産 地 消 を 推 進 するほか 商 品 選 択 や 購 入 方 法 など 日 ごろの 消 費 生 活 における 環 境 配 慮 を 進 める 1 都 市 農 業 公 園 を 活 用 したマルシェの 展 開 都 市 農 業 公 園 を 活 用 して 区 内 にある 野 菜 直 売 所 と 提 携 して 足 立 区 内 で 生 産 される 野 菜 を 販 売 したり 足 立 区 の 伝 統 野 菜 で ある つまもの 野 菜 の 紹 介 や 普 及 を 図 る 2 東 京 電 機 大 学 と 連 携 した 足 立 の 食 東 京 電 機 大 学 では 足 立 区 環 境 基 金 の 採 択 をうけ 区 内 で 生 産 される 食 品 ( 野 菜 等 )の 特 長 を 科 学 的 に 明 らかにする 研 究 を 行 っている また 区 では 糖 尿 病 対 策 に 重 点 を 置 いた 健 康 づく りに 取 り 組 んでおり あだちベジタベライフ そうだ 野 菜 を 食 べよう をテーマに 様 々な 事 業 を 展 開 している そこで 東 京 電 機 大 学 の 研 究 で 得 られた 知 見 を 基 盤 にした 足 立 ブランド 食 品 の 確 立 を 目 指 すと 同 時 に 足 立 区 内 で 生 産 され た 野 菜 の 認 知 度 アップと 消 費 量 拡 大 を 図 り フードマイル を 縮 める 地 産 地 消 の 取 り 組 みを 推 進 する 3 区 内 産 品 の 消 費 拡 大 区 内 には 食 品 や 日 用 品 など 生 活 必 需 品 を 製 造 する 事 業 者 が 多 い こうした 区 内 で 製 造 された 食 料 品 日 用 品 を 積 極 的 に 消 費 することで ライフマイル も 削 減 していくとともに 区 内 製 造 業 の 活 性 化 を 図 る 4 商 品 選 択 や 購 入 時 における 環 境 配 慮 グリーン 購 入 やカーボンフットプリント マイバッグなどを 啓 発 し 商 品 選 択 時 により 環 境 保 全 に 貢 献 する 商 品 や 方 法 を 選 ぶ など 賢 い 消 費 者 を 育 て 広 めていく 10/11

13 ケ 環 境 ポイントの 導 入 CO2 削 減 の 取 り 組 みや 環 境 に 配 慮 した 行 動 に 対 してポイントを 付 与 し たまったポイントを 点 数 に 応 じて 景 品 や 特 典 等 と 交 換 できるようにすることで 環 境 配 慮 行 動 に 対 するモチベーションを 上 げていくことで 生 活 部 門 でのCO2 排 出 量 削 減 につなげてゆく 1 省 エネノート( 環 境 家 計 簿 ) インターネットで 利 用 できる 省 エネノート( 足 立 区 環 境 家 計 簿 )は 3か 月 の 報 告 ごとに 100 0ポイントが 付 与 され たまっ たポイントに 応 じてエコグッズ 等 に 交 換 できる 東 京 電 力 や 東 京 ガスとも 連 携 していく 環 境 配 慮 行 動 ボランティア 緑 のカーテンの 設 置 や 友 好 自 治 体 の 森 林 体 験 など 環 境 配 慮 行 動 やボランティア 活 動 に 対 してもポイントを 付 与 する 環 境 配 慮 型 機 器 購 入 省 エネ 性 能 5つ 星 の 家 電 購 入 について 助 成 や 環 境 ポイント の 付 与 を 行 う ペットボトルキャップの 回 収 等 ペットボトル 自 動 回 収 機 を 設 置 している 区 内 46か 所 のスーパ ーマーケットでペットボトルキャップを 回 収 しているが こう した 有 価 物 の 回 収 事 業 についても 重 量 等 に 応 じた 環 境 ポイン トを 付 与 し 回 収 のモチベーションを 高 める 民 民 民 民 11/11