中 国 四 川 省 は 諸 葛 孔 明 劉 備 玄 徳 などの 登 場 する 三 国 志 の 蜀 の 国 として 日 本 人 にも 馴 染 みが 深 い また 中 国 4 大 料 理 の 一 つである 四 川 料 理 は 唐 辛 子 や 山 椒 などの 香 辛 料 を 使 った 特 徴 ある 料 理

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1 中 国 四 川 省 大 地 震 復 興 支 援 協 力 事 業 報 告 書 四 川 省 の 震 災 復 興 と 経 済 発 展 2010 年 3 月 財 団 法 人 日 中 経 済 協 会 この 事 業 は 競 輪 の 補 助 金 を 受 けて 実 施 したものです

2 中 国 四 川 省 は 諸 葛 孔 明 劉 備 玄 徳 などの 登 場 する 三 国 志 の 蜀 の 国 として 日 本 人 にも 馴 染 みが 深 い また 中 国 4 大 料 理 の 一 つである 四 川 料 理 は 唐 辛 子 や 山 椒 などの 香 辛 料 を 使 った 特 徴 ある 料 理 で 日 本 でもファンが 少 なくない 省 都 である 成 都 は ユネスコから 世 界 の 美 食 の 都 の 称 号 を 与 えられている 四 川 省 の 人 口 は 8,000 万 人 を 超 え GDP は 省 級 行 政 区 の 中 で 第 9 位 である そ の 中 心 に 位 置 する 四 川 盆 地 は 北 海 道 の 2 倍 の 面 積 があり 四 方 を 3,000m 級 の 山 々に 囲 まれて 古 来 から 気 候 温 暖 で 物 産 豊 かな 天 府 の 国 と 称 された こ のためか 人 々の 気 質 は 温 和 で 楽 観 的 である 2008 年 5 月 12 日 14 時 28 分 この 平 穏 な 地 域 は M8 の 大 地 震 に 見 舞 われた 死 者 行 方 不 明 者 は 8 万 人 を 超 え 被 災 人 口 4,600 万 人 全 半 壊 家 屋 3,000 万 戸 5,600 企 業 が 生 産 停 止 に 陥 り 被 害 総 額 は 12 兆 円 に 及 んだ こうした 甚 大 な 被 害 に 対 し 世 界 61 カ 国 地 域 や 国 際 機 関 から 様 々な 援 助 の 手 が 差 し 伸 べら れた わが 国 からも 政 府 民 間 からの 義 捐 金 や 救 援 物 資 が 贈 られたほか 地 震 発 生 直 後 に 現 地 入 りした 緊 急 救 援 隊 の 救 助 活 動 の 模 様 が 全 国 に 放 映 され そ の 真 摯 な 態 度 が 中 国 の 人 々に 深 い 感 動 を 与 えた 中 国 国 内 では 中 央 政 府 の 財 政 出 動 による 復 興 支 援 のほか 全 国 18 の 省 が 被 害 の 大 きい 市 や 県 を 相 対 で 支 援 する 対 口 支 援 を 行 っている 日 中 経 済 協 会 は 毎 年 秋 に 日 本 経 済 界 首 脳 をメンバーとする 代 表 団 を 中 国 に 派 遣 している 2008 年 度 は 北 京 で 胡 錦 涛 国 家 主 席 李 克 強 副 総 理 との 会 談 を 終 えたあと 被 災 後 の 四 川 省 の 復 興 と 発 展 に 資 する 協 力 について 四 川 省 政 府 と 協 議 するため 成 都 を 訪 問 した 双 方 は 速 やかな 震 災 復 興 のため 日 本 と 四 川 省 との 経 済 貿 易 分 野 における 協 力 をより 一 層 強 化 する 必 要 があるとの 共 通 認 識 に 基 づき 日 中 経 済 協 会 訪 中 代 表 団 と 四 川 省 人 民 政 府 との 協 力 強 化 に 関 する 会 議 備 忘 録 を 締 結 した 当 会 では 財 団 法 人 JKA の 事 業 補 助 を 受 けてこの 協 力 事 業 を 具 体 的 に 実 施 しており 本 報 告 書 は これを 推 進 する 過 程 で 得 られた 四 川 省 の 現 状 に 関 する 情 報 資 料 などをもとに 四 川 省 商 務 庁 四 川 省 行 政 服 務 センター 四 川 省 社 会 科 学 院 北 京 パシフィック 投 資 諮 詢 センター 等 の 協 力 を 得 ながら 作 成 されたものである 本 書 中 国 四 川 省 大 地 震 復 興 支 援 協 力 事 業 報 告 書 四 川 省 の 震 災 復 興 と 経 済 発 展 では 四 川 汶 川 大 地 震 の 被 害 状 況 や 復 興 計 画 と 政 策 具 体 的 な 復 興 事 業 の 進 捗 情 況 などを 整 理 したほか 西 部 大 開 発 10 年 を 経 過 した 四 川 省 経 済 の 現 状 と 今 後 の 展 望 などについても 取 りまとめた 本 書 による 情 報 提 供 により 日 本 企 業 と 四 川 省 とのビジネス 関 係 が 広 範 に 促 進 される 端 緒 となり 被 災 後 の 四 川 省 の 経 済 再 建 と 更 なる 発 展 に 貢 献 できれば 幸 いである 2010 年 3 月 財 団 法 人 日 中 経 済 協 会

3 四 川 省 地 図 チベット 自 治 区 台 湾

4 省 位 置 中 国 西 南 部 長 江 上 流 東 経 92 21'~108 12' 北 緯 26 03'~34 19' 面 積 48.5 万 平 方 キロメートル( 中 国 全 土 の5.1% 日 本 の1.3 倍 ) 東 西 1075km 南 北 900km 人 口 8,185 万 人 ( 常 住 人 口 ) うち 都 市 部 3,168 万 人 農 村 部 5,017 万 人 省 都 成 都 (CHENGDU) 人 口 1,125 万 人 2008 年 末 甲 府 市 と 友 好 都 市 行 政 区 画 18 市 ( 成 都 自 貢 攀 枝 花 濾 州 徳 陽 綿 陽 広 元 遂 寧 内 江 楽 山 南 充 宜 賓 広 安 達 州 巴 中 雅 安 眉 山 資 陽 ) 3 自 治 州 (アバチベット 族 羌 族 自 治 州 ガンズーチベット 族 自 治 州 凉 山 彝 族 自 治 州 ) 民 族 漢 族 ( 省 人 口 の99.5%) 少 数 民 族 は 彝 族 チベット 族 羌 族 苗 族 回 族 等 55 民 族 422 万 人 地 勢 山 地 77.1% 丘 陵 12.9% 平 原 5.3% 高 原 4.7% 耕 地 面 積 万 ヘクタール 主 要 指 導 者 中 国 共 産 党 四 川 省 委 員 会 書 記 : 劉 奇 葆 (1953 年 生 ) 四 川 省 人 民 政 府 省 長 : 蒋 巨 峰 (1948 年 生 ) 四 川 省 人 民 代 表 大 会 常 務 委 員 会 主 任 : 劉 奇 葆 (1953 年 生 ) GDP 1 兆 4,151.3 億 元 2009 年 (1 人 当 たり17,339 元 ) 経 済 成 長 率 2009 年 GDP 前 年 比 14.5% 増 2010 年 GDP 目 標 10.0% 前 後 省 財 政 財 政 収 入 1,174.2 億 元 ( 前 年 比 21.9% 増 ) 財 政 支 出 3,591.0 億 元 ( 同 21.8% 増 ) 財 政 赤 字 2,416.8 億 元 2009 年 2010 年 目 標 財 政 収 入 11% 増 物 価 上 昇 率 前 年 比 3.1% 減 2009 年 消 費 者 物 価 指 数 2010 年 目 標 消 費 者 物 価 上 昇 率 3% 程 度 耐 久 消 費 財 普 及 率 対 外 貿 易 額 貿 易 相 手 国 地 域 都 市 部 100 戸 当 たり 保 有 量 洗 濯 機 台 冷 蔵 庫 台 カラーテレビ 台 エアコン86.52 台 自 家 用 車 6.08 台 / 農 村 部 100 戸 当 たり 保 有 量 カラーテレビ96.73 台 自 動 二 輪 車 台 洗 濯 機 台 2008 年 輸 出 :141.5 億 ドル( 前 年 比 7.8% 増 ) 輸 入 :100.8 億 ドル( 同 12.3% 増 ) 輸 出 入 合 計 :242.3 億 ドル( 同 9.6% 増 ) 貿 易 収 支 :40.7 億 ドルの 黒 字 2009 年 中 国 海 関 統 計 輸 出 :1 香 港 21.5 億 ドル(シェア15.2%) 2 米 国 12.9 億 ドル(9.1%) 3ASEAN22.7 億 ドル(17.3%) 4インド11.3 億 ド ル(8.0%) 5ロシア6.1 億 ドル(4.3%) 6 日 本 4.5 億 ドル(3.2%) 輸 入 :1 米 国 22.8 億 ドル(22.6%) 2 日 本 14.0 億 ドル(13.9%) 3ドイツ5.6 億 ドル(5.6%) 4 韓 国 6.0 億 ドル(6.0%) 5 台 湾 3.2 億 ドル(3.2%) 6ASEAN5.2 億 ドル(41.5% 増 ) 2008 年 輸 出 主 要 品 目 1IC 及 び 電 子 部 品 2 鋼 材 3 衣 料 品 4ボイラー 及 び 部 品 5 靴 類 2008 年 輸 入 主 要 品 目 1IC 及 び 電 子 部 品 2 航 空 設 備 及 び 部 品 3 鋼 材 4ニッケル 及 び 関 連 製 品 5 鉱 産 品 2008 年

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6 第 1 部 四 川 汶 川 大 地 震 と 震 災 復 興 第 1 章 震 災 被 害 と 復 興 事 業 の 全 体 概 況 1. 四 川 汶 川 大 地 震 と 被 害 状 況 1 2. 主 な 震 災 救 済 活 動 6 3. 被 災 者 救 援 対 策 の 概 要 9 4. 海 外 からの 救 済 支 援 復 興 再 建 体 制 と 目 標 復 興 再 建 マスター 計 画 の 内 容 15 7.マスター 計 画 と 関 連 サブ 計 画 復 興 事 業 の 資 金 調 達 主 な 復 興 事 業 の 進 捗 状 況 復 興 事 業 での 外 国 政 府 企 業 の 参 与 状 況 兆 元 景 気 対 策 と 復 興 事 業 復 興 事 業 と 四 川 省 の 経 済 発 展 84 第 2 章 震 災 復 興 の 再 建 状 況 1. 再 建 目 標 の 達 成 状 況 国 の 復 興 再 建 計 画 の 進 展 震 災 復 興 促 進 のための 新 たな 措 置 91 第 3 章 震 災 復 興 と 地 域 政 策 1. 再 建 地 域 区 分 分 野 別 指 導 と 均 衡 発 展 成 都 徳 陽 綿 陽 地 帯 の 工 業 発 展 の 推 進 県 内 工 業 企 業 の 発 展 の 推 進 少 数 民 族 居 住 地 域 の 産 業 再 建 の 促 進 ハイテク 区 および 工 業 集 中 区 再 建 の 推 進 環 境 経 済 と 長 江 上 流 の 生 態 環 境 保 護 の 推 進 103 第 4 章 震 災 復 興 と 関 連 政 策 汶 川 大 地 震 復 興 再 建 と 産 業 移 転 受 入 れ 政 策 107 第 5 章 景 気 刺 激 策 と 震 災 復 興 1. 世 界 金 融 危 機 への 対 応 復 興 再 建 の 政 策 と 行 動 見 え 始 めた 回 復 の 兆 し 119

7 4. 山 積 する 課 題 まとめ 122 第 6 章 震 災 後 の 産 業 復 興 1. 再 建 の 進 展 再 建 の 目 標 重 点 産 業 と 重 要 プロジェクト 128 第 7 章 産 業 復 興 のための 財 税 金 融 政 策 1. 税 の 優 遇 金 融 政 策 財 政 政 策 土 地 と 鉱 物 資 源 の 政 策 産 業 支 援 の 政 策 その 他 の 政 策 140 第 8 章 震 災 救 援 活 動 における NPO 活 動 1.NPO の 震 災 救 援 と 復 興 再 建 に 参 与 した 背 景 震 災 救 援 と 復 興 再 建 における NPO の 役 割 NPO による 災 害 救 援 と 復 興 再 建 活 動 震 災 救 援 と 復 興 再 建 における NPO 活 動 の 特 徴 と 経 験 142 第 2 部 四 川 省 の 経 済 発 展 第 1 章 西 部 大 開 発 10 年 の 回 顧 と 展 望 1. 西 部 大 開 発 の 戦 略 的 目 標 と 発 展 の 段 階 西 部 大 開 発 の 成 果 と 課 題 西 部 大 開 発 の 深 化 の 方 向 と 将 来 の 展 望 148 第 2 章 国 際 金 融 危 機 と 四 川 省 経 済 への 影 響 1. 貿 易 投 資 分 野 への 波 及 省 経 済 への 影 響 メカニズム 161 第 3 章 四 川 省 の 市 場 発 展 と 消 費 構 造 の 変 化 1. 四 川 省 の 市 場 市 場 における 当 面 の 問 題 消 費 構 造 の 変 化 と 発 展 の 方 向 性 消 費 の 持 続 的 成 長 170 第 4 章 四 川 省 の 主 要 産 業 1. 電 子 情 報 産 業 171

8 2. 設 備 製 造 産 業 石 油 ガス 化 学 産 業 バナジウムチタン 鉄 鉱 産 業 農 産 物 加 工 産 業 現 代 漢 方 薬 産 業 エネルギー 電 力 産 業 航 空 宇 宙 産 業 自 動 車 製 造 産 業 バイオテクノロジー 産 業 新 素 材 産 業 177 第 5 章 四 川 省 の 農 業 事 情 1. 農 業 農 村 農 民 の 基 本 状 況 農 業 の 基 本 状 況 と 生 産 条 件 農 村 のインフラ 施 設 建 設 と 基 本 的 社 会 サービス 農 村 住 民 の 生 活 条 件 農 村 労 働 力 資 源 と 就 職 188 第 3 部 四 川 省 の 加 工 貿 易 と 投 資 第 1 章 四 川 省 の 加 工 貿 易 1. 四 川 省 での 加 工 貿 易 発 展 の 意 義 加 工 貿 易 発 展 の 状 況 加 工 貿 易 発 展 チャンスと 優 位 性 加 工 貿 易 発 展 への 提 案 意 見 195 第 2 章 四 川 省 投 資 の 経 営 コストと 設 立 手 続 1. 四 川 省 投 資 の 経 営 コスト 外 資 誘 致 支 援 組 織 と 審 査 手 続 外 資 企 業 設 立 申 請 の 提 出 書 類 外 資 企 業 設 立 手 順 加 工 貿 易 業 務 の 申 請 手 順 加 工 貿 易 業 務 の 審 査 許 可 手 続 の 流 れ 222

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10 第 1 部 四 川 汶 川 大 地 震 と 震 災 復 興 第 1 震 災 被 と 復 興 の 概 四 川 汶 川 大 地 震 と 被 被 の 北 京 時 刻 2008 年 5 月 12 日 14 時 28 分 中 華 人 民 共 和 国 四 川 省 阿 壩 藏 族 羌 族 自 治 州 汶 川 縣 映 秀 鎮 付 近 の 北 緯 度 東 経 度 を 震 源 とするマグニチュード 8.0 の 地 震 が 発 生 した 四 川 汶 川 大 地 震 は 中 華 人 民 共 和 国 建 国 以 来 マグニチュードが 最 も 大 きい 地 震 であり 死 者 69,200 余 名 負 傷 者 374,600 余 名 行 方 不 明 者 17,900 余 名 に 上 る 甚 大 な 被 害 をもたらし た さらに 各 種 の 応 急 復 旧 活 動 を 迅 速 かつ 的 確 に 展 開 すべき 行 政 機 関 などの 中 枢 機 能 が 被 災 するとともに 交 通 などのインフラ 水 道 通 信 電 気 などのライフラインといったあ らゆる 機 能 が 著 しい 被 害 を 受 けた 1 被 災 地 域 の 概 要 震 災 の 主 要 地 域 は 青 藏 高 原 から 四 川 盆 地 にまたがる 地 帯 に 位 置 する 龍 門 山 脈 を 境 に 西 部 と 東 部 の 地 形 は 大 きく 異 なり 経 済 格 差 も 大 きい 地 域 の 特 徴 は 以 下 である a) 地 形 が 複 雑 で 平 原 丘 陵 高 原 高 山 が 存 在 する 高 低 差 が 大 きく 気 温 の 垂 直 変 化 も 著 しい b) 自 然 災 害 が 頻 繁 に 発 生 する 高 山 高 原 地 域 の 地 震 断 裂 帯 が 縦 横 に 走 っているため 地 震 の 発 生 確 率 が 比 較 的 高 い また なだれ がけ 崩 れなどが 発 生 するおそれのある スポットが 広 く 分 布 し 危 険 性 が 高 い c) 生 態 環 境 が 脆 弱 であり 水 土 流 失 が 問 題 となっている d) 経 済 的 基 盤 が 脆 弱 であり 平 野 地 域 の 工 業 化 が 進 んでいるのに 対 し 高 山 高 原 地 域 の 経 済 規 模 は 比 較 的 に 小 さく 産 業 構 造 が 単 一 的 で 貧 困 層 が 多 い 被 2008 年 9 月 の 時 点 で 死 者 69,227 名 行 方 不 明 者 17,939 名 負 傷 者 374,640 名 と 推 計 されている これは 1976 年 の 唐 山 大 地 震 に 次 ぐ 最 大 級 の 被 害 である( 図 表 1) 1

11 震 災 時 間 地 点 マグニチュード 死 傷 者 数 瀾 滄 耿 馬 地 震 1988 年 11 月 6 日 雲 南 省 瀾 滄 耿 馬 唐 山 地 震 1976 年 7 月 28 日 河 北 省 唐 山 市 万 海 城 地 震 1975 年 2 月 4 日 遼 寧 省 海 城 県 7.3 1,328 通 海 地 震 1970 年 1 月 5 日 雲 南 省 通 海 県 ,621 邢 台 地 震 1966 年 3 月 8 日 /3 月 22 日 河 北 省 隆 堯 県 / 寧 晋 県 6.8/7.2 8,064 察 隅 地 震 1950 年 8 月 15 日 チベット 自 治 区 察 隅 県 8.5 約 4,000 疊 溪 地 震 1933 年 8 月 25 日 四 川 省 茂 県 疊 溪 鎮 7.5 約 2 万 昌 馬 地 震 1932 年 12 月 25 日 甘 粛 省 昌 馬 堡 7.6 約 7 万 古 浪 地 震 1927 年 5 月 23 日 甘 粛 省 古 浪 8 約 4 万 海 原 地 震 1920 年 12 月 16 日 寧 夏 自 治 区 海 原 県 8.5 約 24 万 ( 出 所 ) 20 世 紀 中 国 特 大 地 震 一 覧 5.12 地 震 特 別 報 道 搜 狐 ネット ( 地 域 別 にみると 震 央 付 近 の 四 川 省 陜 西 省 甘 粛 省 は 震 災 被 害 が 最 も 大 きい 特 に 四 川 省 の 死 者 は 68,719 名 で 全 体 の 99.25%を 占 める( 図 表 2) 地 域 死 者 四 川 省 68,719 甘 粛 省 364 陜 西 省 122 重 慶 市 16 河 南 省 2 雲 南 省 1 2

12 湖 北 省 1 貴 州 省 1 湖 南 省 1 計 69,227 ( 出 所 ) 四 川 汶 川 地 震 で 69,227 人 遭 難 17,923 人 失 踪 ( 中 国 新 聞 ネット 年 9 月 25 日 ) 及 び 20 世 紀 中 国 特 大 地 震 一 覧 5.12 地 震 特 別 報 道 搜 狐 ネット ( 総 合 して 整 理 作 成 また 民 政 部 国 家 発 展 改 革 委 員 会 財 政 部 が 被 害 状 況 に 基 づいて 各 被 災 地 を 一 般 被 災 区 重 度 被 災 区 超 重 度 被 災 区 に 分 けている 超 重 度 被 災 区 は 四 川 省 に 集 中 し ている( 図 表 3) 項 目 省 県 ( 県 レベルの 市 区 を 含 む)の 数 四 川 省 10( 汶 川 県 北 川 県 綿 竹 市 什 邡 市 超 重 度 被 災 区 青 川 県 茂 県 安 県 都 江 堰 市 平 武 県 彭 州 市 ) 重 度 被 災 区 四 川 省 甘 粛 省 陝 西 省 29 ( 理 県 など) 8 ( 文 県 など) 4 ( 寧 強 県 など) 計 41 四 川 省 100 ( 郫 県 など) 甘 粛 省 32 ( 礼 県 など) 一 般 被 災 区 陝 西 省 重 慶 市 36 ( 宝 鶏 市 金 台 区 など) 10 ( 合 川 区 など) 雲 南 省 3 ( 綏 江 県 など) 寧 夏 自 治 区 5 ( 隆 德 県 など) 計 186 3

13 ( 出 所 ) 汶 川 大 地 震 災 害 範 囲 評 価 結 果 の 印 刷 配 布 に 関 する 通 知 民 発 [2008]105 号 ( 民 政 部 国 家 発 展 改 革 委 員 会 財 政 部 国 土 資 源 部 国 家 地 震 局 2008 年 7 月 22 日 )をもとに 整 理 作 成 被 災 地 における 建 築 物 の 大 半 は 耐 震 が 弱 いため 被 害 は 深 刻 であった 一 般 住 宅 や 公 共 施 設 である 学 校 などの 倒 壊 は 約 652 万 5,000 棟 に 達 し 損 壊 は 約 2,314 万 3,000 棟 であ る また 北 川 県 や 汶 川 県 映 秀 鎮 などでは がけ 崩 れによって 村 全 体 や 町 の 一 部 が 埋 没 し た これらの 復 旧 は 最 も 難 しいと 言 われている 交 通 機 能 は 著 しく 低 下 し 道 路 鉄 道 はほぼ 使 用 不 可 能 となった 特 に 震 央 地 域 付 近 の 国 道 省 道 幹 線 道 路 15 本 及 び 宝 成 線 などの 鉄 道 5 本 は 完 全 に 寸 断 された そのた め 初 期 の 救 助 復 旧 活 動 は 極 めて 困 難 であった 水 道 電 気 通 信 などのライフラインも 全 体 的 に 麻 痺 した 水 道 については 損 害 を 受 けた 上 水 パイプは 48,275.5 キロメートルで 特 に 四 川 省 は ほぼ 全 域 が 長 期 間 断 水 した このため 他 省 のみならず 海 外 からも 給 水 支 援 を 受 けた 電 気 についは 被 災 状 況 が 最 も 深 刻 であった 四 川 省 において 電 力 損 失 量 が 約 444 万 キロワットであった 電 網 の 最 大 負 荷 量 は 地 震 前 の 63%までに 下 がった また 隣 省 の 陜 西 省 の 電 力 損 失 量 は 約 189 万 キロワットで 電 網 の 最 大 負 荷 量 は 地 震 前 の 73%まで 下 がった 通 信 については 交 換 機 などの 電 気 通 信 設 備 自 体 の 被 害 ( 倒 壊 など)に 加 え 長 時 間 の 停 電 による 被 害 が 大 きかった 生 態 環 境 関 係 の 被 害 については 森 林 の 大 規 模 な 損 害 に 加 えて パンダなどの 野 生 動 物 の 生 息 地 も 大 きなダメージを 受 けた それによって 多 くの 動 物 は 移 動 を 余 儀 なくさ れた 四 川 汶 川 大 地 震 は 山 地 で 発 生 したため 建 築 物 倒 壊 などの 直 接 的 被 害 に 加 え がけ 4

14 崩 れによる 二 次 災 害 による 被 害 も 大 きかった 国 家 汶 川 地 震 専 門 家 委 員 会 の 推 計 による と 四 川 汶 川 大 地 震 がもたらした 被 害 の 約 三 分 の 一 はなだれやがけ 崩 れなどによる 二 次 災 害 によるものである 中 国 地 震 局 によると 2008 年 5 月 12 日 から 6 月 6 日 の 間 に 四 川 汶 川 大 地 震 の 主 震 区 において 10,650 回 の 余 震 を 観 測 した また 震 災 によって 35 カ 所 の 堰 塞 湖 が 形 成 され 復 旧 作 業 をより 困 難 にした 国 家 汶 川 地 震 専 門 家 委 員 会 によれば 2008 年 9 月 時 点 で 把 握 された 直 接 の 被 害 額 は 約 8,451 億 元 と 推 定 された 項 目 被 害 額 割 合 住 宅 建 築 物 約 2,315 億 元 27.4% 建 築 物 非 住 宅 建 築 物 ( 学 校 病 院 など) 約 1,724 億 元 20.4% インフラ( 道 路 橋 鉄 道 ) 約 1,851 億 元 21.9% その 他 約 2,561 億 元 30.3% 総 計 約 8,451 億 元 100% ( 出 所 ) 国 務 院 新 聞 弁 公 室 ウェブサイトの 関 連 記 事 ( 整 理 作 成 ( 注 ) 額 は 割 合 をもとに 計 算 したものである そのうち 約 70%の 損 失 は 建 築 物 や 道 路 橋 などのインフラである( 図 表 4) また 地 域 別 に 見 ると 四 川 省 の 被 害 額 の 概 算 は 約 7,716 億 元 で 全 体 の 91.3%を 占 め 震 災 損 失 が 最 も 大 きい( 図 表 5) 5

15 項 目 被 害 額 割 合 四 川 省 約 7,716 億 元 91.3% 甘 粛 省 約 490 億 元 5.8% 陜 西 省 約 245 億 元 2.9% 総 計 約 8,451 億 元 100% ( 出 所 ) 国 務 院 新 聞 弁 公 室 ウェブサイトの 関 連 記 事 ( 整 理 作 成 ( 注 ) 額 は 割 合 をもとに 計 算 したものである 5 月 12 日 16 時 中 国 総 参 謀 部 が 緊 急 対 策 案 を 出 し それをもとに 被 災 地 へ 中 国 解 放 軍 や 武 装 警 察 などの 軍 隊 の 派 遣 や 被 害 偵 察 に 軍 事 用 ヘリコプターの 投 入 を 始 めた 同 日 22 時 に 中 国 国 務 院 が 震 災 救 助 指 揮 本 部 を 正 式 に 設 置 し その 下 に 軍 隊 武 装 警 察 地 方 政 府 などの 関 係 部 門 による 救 援 チーム 予 報 観 測 チーム 医 療 衛 生 チーム 生 活 安 置 チーム インフラ 施 設 救 助 チーム 生 産 回 復 チームなど 8 つの 地 震 救 災 チームが 組 成 された また 本 部 長 と 任 命 された 温 家 宝 首 相 が 同 日 22 時 に 四 川 省 被 災 地 である 都 江 堰 市 に 到 着 し 陣 頭 で 震 災 救 援 活 動 の 指 揮 を 取 った 同 日 22 時 15 分 中 国 国 家 減 災 委 員 会 は 一 級 災 害 救 助 緊 急 対 応 を 緊 急 に 実 施 した 同 日 23 時 40 分 四 川 省 都 江 堰 市 において 国 務 院 震 災 救 助 指 揮 部 会 議 が 開 かれ 被 害 状 況 の 的 確 な 把 握 被 災 者 に 対 する 適 切 な 救 済 措 置 被 災 施 設 の 早 期 応 急 復 旧 を 当 面 重 点 的 に 実 施 すると 決 定 した 特 に 断 らない 限 り 以 下 の 統 計 データは 国 務 院 震 災 救 助 指 揮 本 部 が 5 月 27 日 に 発 表 し たものである 地 震 によって 一 瞬 のうちに 倒 壊 した 建 築 物 の 下 に 閉 じ 込 められた 人 々の 捜 索 及 び 救 助 などの 救 出 活 動 において 消 防 警 察 解 放 軍 及 び 国 内 外 地 震 専 門 救 助 隊 が 連 携 を 保 ち 6

16 つつ 生 き 埋 めになっている 者 の 救 出 作 業 を 行 った こうした 救 出 活 動 に 従 事 した 解 放 軍 及 び 武 装 警 察 官 は 約 13 万 名 公 安 警 察 官 特 別 警 察 官 及 び 消 防 隊 員 は 約 2 万 人 国 内 外 地 震 専 門 救 助 隊 員 は 5,257 名 であった これらの 救 助 活 動 者 は 14 日 の 昼 に 全 ての 被 災 県 に 到 着 した そのうち 約 2 万 4,000 名 の 解 放 軍 及 び 武 装 警 察 官 は 地 震 当 日 (5 月 12 日 )に 被 災 地 域 に 到 着 した また 道 路 鉄 道 などの 損 壊 により 道 路 網 が 寸 断 され 利 用 可 能 の 道 路 はごくわず かであった そのため 救 出 活 動 は 大 変 困 難 であったが 約 4,500 名 の 落 下 傘 兵 が 迅 速 に 派 遣 され 進 入 の 最 も 難 しい 被 災 地 に 降 下 し 即 時 に 人 員 救 助 を 始 めた 27 日 12 時 までの 統 計 によると 救 助 された 者 は 約 69 万 8,000 名 で そのうち 生 き 埋 めから 救 出 された 者 は 6,521 名 である 解 放 軍 や 武 装 警 察 を 含 め 各 地 から 総 計 14,950 名 の 医 療 衛 生 関 係 者 が 被 災 地 へ 派 遣 さ れた 一 方 大 地 震 の 医 療 活 動 に 従 事 した 医 療 衛 生 関 係 者 数 は 約 9 万 1,300 名 そのう ち 最 前 線 に 臨 んだのは 約 6 万 5,000 名 国 務 院 震 災 救 助 指 揮 本 部 が 発 表 した 2008 年 9 月 25 日 時 点 の 統 計 によると 救 護 され た 者 は 約 43 万 名 そのうち 入 院 治 療 者 は 96,544 名 退 院 者 は 93,597 名 である 衛 生 防 疫 作 業 において 64,847 体 の 遺 体 が 速 やかに 処 理 された 同 時 に 無 害 化 方 法 により 2,230 万 6,000 頭 の 死 亡 した 家 畜 が 処 理 された これらの 衛 生 措 置 により 27 日 12 時 までは 地 震 に 関 連 した 疫 病 の 伝 染 は 発 生 しなかった 被 災 地 においては 発 災 当 日 から 水 食 料 品 衣 料 品 などの 物 資 の 必 要 性 が 高 まった また これらの 物 資 を 大 量 に 確 保 し 被 災 地 に 輸 送 する 必 要 性 が 生 じた このため 航 空 機 (ヘリコプター) トラックなどによる 緊 急 輸 送 活 動 を 実 施 した そのうち 緊 急 輸 送 に 用 いられた 各 種 の 航 空 便 は 4,560 便 (ヘリコプターも 含 む)に 上 り 救 出 活 動 にも 使 われた まず 2008 年 7 月 29 日 の 統 計 によると 応 急 給 水 において 大 型 及 び 中 型 浄 水 設 備 (105 台 ) 小 型 浄 水 設 備 ( 約 6,000 台 ) 手 動 ポンプ(30 台 ) 水 運 搬 用 ポリ 袋 ( 約 12 万 枚 ) 大 量 のボトル 容 器 の 飲 料 水 が 被 災 地 に 送 られた また 飲 料 水 の 衛 生 面 の 安 全 性 を 保 証 するため 飲 料 水 消 毒 剤 ( 約 140 万 錠 )や 携 帯 式 水 質 検 査 器 が 同 時 に 供 給 された 7

17 次 に 民 政 部 によれば 2008 年 9 月 25 日 12 時 までに テント 157 万 9,700 張 布 団 486 万 6,900 枚 洋 服 1,410 万 1,300 着 燃 油 414 万 6,000 トン 石 炭 885 万 8,000 トン が 供 給 された そのほか 国 家 発 展 改 革 委 員 会 によれば 2008 年 9 月 24 日 までに 救 済 用 の 中 央 備 蓄 食 糧 (481,942 トン)と 食 用 油 (12,168 トン)が 被 災 地 に 提 供 された 2008 年 6 月 7 日 18 時 までの 統 計 によれば 超 重 度 被 災 区 で 道 路 が 通 行 できない 254 の 被 災 郷 鎮 のうち 241 の 郷 鎮 は 応 急 救 出 及 び 復 旧 のため 臨 時 道 路 を 作 った 残 り の 13 の 被 災 地 は 堰 塞 湖 崩 壊 の 恐 れがあるため 6 月 7 日 の 時 点 では 道 路 工 事 は 行 ってい なかった また 交 通 運 輸 部 によれば 2008 年 9 月 25 日 12 時 時 点 の 推 定 で 損 害 道 路 (53,295 キロメートル)のうち 復 旧 された 道 路 は 53,020 キロメートルに 及 び 修 繕 率 は 99.5% に 達 した 水 道 網 については 迅 速 かつ 的 確 な 漏 水 検 査 及 び 修 復 措 置 が 行 われた 2008 年 7 月 29 日 までに 損 害 を 受 けた 四 川 省 の 水 処 理 場 (156 カ 所 )のうち 153 カ 所 は 速 やかに 修 復 された 一 方 全 ての 被 災 地 において 損 害 を 受 けた 水 道 (48,275.5 キロメートル)の うち 44,679.8 キロメートル 以 上 の 水 道 が 修 復 された 被 害 が 最 も 大 きかった 北 川 県 を 除 き 四 川 省 の 被 災 区 において 供 水 状 況 はほぼ 回 復 した 電 気 については 国 家 電 網 会 社 から 約 2,000 名 の 電 網 修 復 隊 が 被 災 地 に 5 月 19 日 6 時 までに 派 遣 された また 国 家 電 網 会 社 と 南 方 電 網 会 社 に 発 電 用 の 応 急 電 力 車 とディー ゼル 発 電 機 がそれぞれ 917 台 210 台 提 供 された 電 力 修 復 状 況 については 5 月 18 日 までに 重 慶 市 甘 粛 省 陜 西 省 において 損 害 を 受 けた 電 力 設 備 はほぼ 修 復 され メイングリットは 正 常 な 運 営 状 態 に 戻 り これらの 省 における 電 力 負 荷 量 は 地 震 前 とほぼ 同 じレベルまで 回 復 した また 四 川 省 は 損 害 が 最 も 大 きかったため 修 復 作 業 は 他 の 地 域 に 比 べて 困 難 であった 損 害 を 受 けた 電 力 設 備 の 復 旧 率 は 85% 強 であり 最 大 電 力 負 荷 率 は 震 災 前 の 80%まで 回 復 した 電 気 通 信 については 2008 年 5 月 27 日 の 統 計 によれば 衛 星 電 話 を 代 わりに 使 用 す ることによって 電 話 が 復 旧 した また 電 網 システムがほぼ 崩 壊 した 北 川 県 においては 応 急 通 信 車 の 加 入 によって 5,000 台 の 固 定 電 話 の 使 用 が 可 能 となった 8

18 建 設 部 によれば 2008 年 9 月 10 日 までに 各 被 災 地 における 応 急 仮 設 住 宅 が 677,131 戸 完 成 した 汶 川 大 地 震 の 余 震 による 二 次 災 害 を 防 止 し 国 家 地 震 局 などの 関 係 部 門 が 地 震 活 動 に ついて 24 時 間 観 測 し 移 動 可 能 な 観 測 スポットも 増 設 した また ダムや 水 力 発 電 所 堰 塞 湖 などの 危 険 度 判 定 や 地 質 検 査 など 応 急 措 置 が 行 わ れたため 2008 年 5 月 27 日 までの 統 計 によると 二 次 災 害 による 重 大 な 事 故 は 発 生 し なかった 2008 年 5 月 13 日 1 時 民 政 部 及 び 財 政 部 から 2 億 元 の 中 央 自 然 災 害 生 活 補 助 応 急 資 金 が 緊 急 に 発 給 され 被 災 者 の 初 期 における 生 活 問 題 の 解 決 を 図 った 今 回 の 震 災 に 関 しては 甚 大 な 被 害 の 状 況 をはじめとする 各 種 の 震 災 関 連 情 報 がマス コミやインターネットなどを 通 じて 国 内 のみならず 世 界 各 国 にも 迅 速 に 伝 えられた そ の 結 果 被 災 地 の 人 々に 対 して 国 内 外 の 個 人 企 業 救 助 団 体 など 様 々な 方 面 から 多 くの 義 援 金 義 捐 物 資 などの 申 し 込 みがあった 9 月 25 日 12 時 までに 国 内 外 の 社 会 各 界 から 総 計 594 億 6,800 万 元 相 当 の 義 援 金 と 義 捐 物 資 が 寄 付 され そのうち 被 災 地 に 供 与 された 義 援 金 と 義 捐 物 資 は 268 億 8,000 万 元 に 達 した 商 務 部 によると 2008 年 9 月 25 日 12 時 現 在 四 川 省 甘 粛 省 陜 西 省 において 震 災 によって 損 害 を 受 けた 商 業 拠 点 (138,960 カ 所 )のうち 営 業 を 再 開 したところは 合 計 128,163 カ 所 である また 人 力 資 源 社 会 保 障 部 によると 同 9 月 25 日 12 時 現 在 被 災 地 から 他 地 域 に 移 った 9

19 出 稼 ぎ 労 働 者 は 215,851 人 被 災 地 での 再 就 職 者 は 856,560 人 に 上 っている 多 くの 教 育 機 関 の 建 築 物 が 倒 壊 したため 損 害 を 受 けなかった 大 学 や 病 院 などの 施 設 内 で 授 業 場 所 の 設 置 と 臨 時 校 舎 の 建 設 が 行 われた また 生 徒 の 精 神 状 態 の 安 定 を 考 慮 し 休 校 を 実 行 した 教 育 機 関 もあった 受 験 生 などの 支 援 については 被 害 の 大 きかった 6 つの 被 災 区 で 大 学 入 試 が 延 期 された さらに 被 害 の 大 きかった 被 災 区 における 孤 児 または 障 害 児 である 受 験 生 には 教 育 行 政 部 門 による 生 活 サポートが 行 われた そのうち 大 学 進 学 者 には 学 費 の 免 除 措 置 が 図 られた 上 生 活 手 当 ても 支 給 された また 進 学 できなかった 孤 児 または 障 害 児 である 受 験 生 に は 中 等 職 業 学 校 への 入 学 手 配 及 び 学 費 免 除 が 実 施 された 特 に 四 川 大 学 においては 震 災 地 域 における 受 験 生 のケア 計 画 が 実 施 され 被 害 が 大 きかった 被 災 区 からの 受 験 生 の 入 学 が 優 先 されることや 震 災 救 助 の 貢 献 者 である 受 験 生 の 特 別 入 学 を 認 めるなどの 配 慮 が 行 われた 今 回 の 震 災 における 外 国 からの 救 援 活 動 などの 人 的 物 的 支 援 は 中 国 建 国 以 来 最 も 迅 速 かつ 最 大 規 模 のものである 人 的 支 援 については 総 計 11 カ 国 ( 日 本 ロシア 韓 国 シンガポール インドネシア パキスタン ドイツ イタリア フランス イギリス キューバ)から 救 援 隊 と 応 急 医 療 団 体 が 迅 速 に 派 遣 され 被 災 地 における 救 済 活 動 に 協 力 した 2008 年 5 月 17 日 12 時 までに 4 カ 国 ( 日 本 ロシア 韓 国 シンガポール) 及 び 2 の 地 域 ( 香 港 台 湾 ) 合 計 7 つの 救 援 隊 ( 総 計 281 名 )が 被 災 地 に 到 着 し 初 期 救 済 活 動 に 協 力 した( 図 表 6) 10

20 (2008 年 5 月 17 日 時 点 ) 国 地 域 到 着 時 刻 救 援 隊 人 数 活 動 場 所 活 動 成 果 日 本 广 元 市 青 川 県 喬 庄 グループ1 5 月 16 日 早 朝 31 名 鎮 16 時 午 後 (グ グループ 2 ループ1と 合 29 名 綿 陽 市 北 川 県 流 ) 11 名 の 遭 難 者 遺 体 を 発 見 4 名 の 遭 難 者 遺 体 を 発 見 17 日 21 時 都 江 堰 ロシア 不 明 50 名 綿 竹 漢 旺 鎮 及 び 都 江 堰 市 市 市 管 理 局 第 二 生 活 区 域 ( 生 活 区 ) にて 中 年 女 性 1 名 の 救 出 に 成 功 韓 国 不 明 47 名 德 陽 什 邡 鎣 華 鎮 シンガポール 不 明 55 名 德 陽 什 邡 紅 白 鎮 香 港 不 明 41 名 綿 竹 漢 旺 鎮 台 湾 不 明 22 名 綿 竹 漢 旺 鎮 16 名 の 遭 難 者 遺 体 を 発 見 生 還 者 の 発 見 はな い 17 名 の 遭 難 者 遺 体 を 発 見 6 名 の 遭 難 者 遺 体 を 発 見 ( 出 所 ) 四 川 省 政 府 新 聞 弁 公 室 ウェブサイトの 関 連 記 事 をもとに 整 理 作 成 物 的 支 援 ( 義 援 金 + 義 捐 物 資 )については 2008 年 7 月 18 日 までの 統 計 によると 外 交 部 及 び 各 国 の 中 国 大 使 館 領 事 館 は 個 人 団 体 外 国 政 府 からの 支 援 物 資 ( 総 計 17 億 1,100 万 元 相 当 )を 受 け 入 れた このうち 外 国 政 府 国 際 地 域 機 関 からは 7 億 7,000 万 元 ( 図 表 7) 中 国 に 駐 在 する 外 国 の 外 交 機 関 からは 199 万 2,500 元 外 国 民 間 団 体 企 業 個 人 及 び 華 僑 海 外 留 学 生 在 外 中 国 企 業 からは 9 億 3,900 万 元 が 寄 付 された 11

21 国 別 義 援 金 義 捐 物 資 アジア 日 本 5 億 円 50 台 血 液 透 析 器 韓 国 北 朝 鮮 100 万 ドル 10 万 ドル パキスタン 100 万 ドル 相 当 マレーシア シンガポール 150 万 ドル 20 万 ドル ラオス 50 万 ドル 相 当 の 木 材 カンボジア 10 万 ドル インド 500 万 ドル 相 当 ベトナム マカオ 特 区 香 港 特 区 20 万 ドル 1.1 億 元 約 3.1 億 元 サウジアラビア 5,000 万 ドル 1,000 万 ドル 相 当 イスラエル 150 万 ドル 相 当 トルコ 200 万 ドル イラン 150 トン 相 当 ーロ パ イギリス 100 万 ポンド フランス 25 万 ユーロ 相 当 ドイツ 50 万 ユーロ イタリア 150 万 ユーロ 相 当 スペイン 100 万 ユーロ 薬 品 7 トン 相 当 デンマーク 約 15 万 ドル 相 当 約 20 万 ドル 相 当 ノルウェー スイス 約 400 万 ドル 約 38 万 ドル 12

22 ポーランド ベルギー ギリシャ 10 万 ドル 65 万 ユーロ 20 万 ユーロ ロシア 400 万 ドル 相 当 エストニア 約 49,000 ドル ア リカ モザンビーク モーリシャス モロッコ スーダン セネガル アルジェリア(アルジェリ 4 万 元 30 万 ドル 100 万 ドル 25 万 ドル 50 万 ドル 100 万 ドル ア) オセアニア ニュージーランド オーストラリア 約 40 万 ドル 100 万 オーストラリアドル アメリカ アメリカ 50 万 ドル アメリカ ブラジル 20 万 ドル 国 際 欧 州 連 合 国 際 連 合 国 際 オリンピック 委 員 会 アメリカ 赤 十 字 社 200 万 ユーロ 800 万 ドル 100 万 ドル 1,000 万 ドル ( 出 所 ) 外 交 部 の 発 表 (2008 年 5 月 20 日 2008 年 7 月 18 日 )をもとに 作 成 整 理 13

23 発 表 機 関 : 国 務 院 発 表 時 間 :2008 年 9 月 19 日 編 成 根 拠 : 中 華 人 民 共 和 国 防 震 減 災 法 汶 川 大 地 震 災 後 復 興 再 建 条 例 ( 国 務 院 令 第 526 号 ) 汶 川 大 地 震 復 興 再 建 作 業 に 関 する 国 務 院 の 指 導 意 見 ( 国 発 号 ) 編 成 機 関 : 国 務 院 震 災 救 助 指 揮 本 部 災 後 復 興 再 建 計 画 チーム チーム 長 機 関 : 国 家 発 展 と 改 革 委 員 会 副 チーム 長 機 関 : 四 川 省 人 民 政 府 住 宅 と 城 郷 建 設 部 メンバー 機 関 : 陜 西 省 人 民 政 府 甘 粛 省 人 民 政 府 教 育 部 科 学 技 術 部 工 業 と 情 報 化 部 国 家 民 族 事 務 委 員 会 公 安 部 民 政 部 財 政 部 人 力 資 源 と 社 会 保 障 部 国 土 資 源 部 環 境 保 護 部 交 通 輸 送 部 鉄 道 部 水 利 部 農 業 部 商 務 部 文 化 部 衛 生 部 国 家 人 口 と 計 画 生 育 委 員 会 人 民 銀 行 国 務 院 国 有 資 産 監 督 管 理 委 員 会 国 家 税 務 総 局 国 家 広 播 電 影 電 視 総 局 国 家 新 聞 出 版 総 署 国 家 体 育 総 局 国 家 林 業 局 国 家 観 光 局 中 国 科 学 院 中 国 プロジェクト 院 中 国 地 震 局 中 国 気 象 局 中 国 銀 行 業 監 督 管 理 委 員 会 中 国 証 券 監 督 管 理 委 員 会 中 国 保 険 監 督 管 理 委 員 会 国 家 電 力 監 管 委 員 会 国 家 エネルギー 局 国 家 文 物 局 国 家 食 品 薬 品 監 督 管 理 局 国 務 院 扶 貧 開 発 領 導 チーム 弁 公 室 後 援 機 関 : 国 家 汶 川 地 震 専 家 委 員 会 国 家 測 絵 局 対 象 地 域 : 四 川 甘 粛 陜 西 の 3 省 における 被 害 が 超 重 度 被 災 区 及 び 重 度 被 災 区 である 51 県 ( 市 区 )( 図 表 8) 県 の 数 ( 県 省 県 ( 市 区 ) レベル 市 四 川 省 汶 川 県 北 川 県 綿 竹 市 什 邡 市 青 川 県 茂 県 安 県 都 江 堰 市 平 武 県 彭 州 市 理 県 江 油 市 広 元 市 利 州 区 広 区 を 含 む) 39 14

24 元 市 朝 天 区 旺 蒼 県 梓 潼 県 綿 陽 市 游 仙 区 徳 陽 市 旌 陽 区 小 金 県 綿 陽 市 涪 城 区 羅 江 県 黑 水 県 崇 州 市 剣 閣 県 三 台 県 閬 中 市 塩 亭 県 松 潘 県 蒼 溪 県 芦 山 県 中 江 県 広 元 市 元 壩 区 大 邑 県 宝 興 県 南 江 県 広 漢 市 漢 源 県 石 綿 花 県 九 寨 沟 県 甘 粛 省 文 県 隴 南 市 武 都 区 康 県 成 県 徽 県 西 と 県 両 当 県 舟 曲 県 8 陜 西 省 寧 強 県 略 陽 県 勉 県 宝 鶏 市 陳 倉 区 4 ( 出 所 ) 国 務 院 汶 川 大 地 震 災 後 復 興 再 建 マスター 計 画 の 印 刷 配 布 に 関 する 通 知 ( 国 務 院 国 発 [2008]31 号 2008 年 9 月 19 日 )をもとに 整 理 作 成 基 本 理 念 : 科 学 的 発 展 観 を 全 面 的 に 徹 底 し 人 間 本 位 かつ 自 然 環 境 重 視 の 復 興 再 建 原 則 に 基 づいて 被 災 者 の 切 実 な 利 益 と 被 災 地 域 の 長 期 的 な 発 展 を 重 んじる 基 本 目 標 :3 年 程 度 で 主 な 復 興 再 建 任 務 を 達 成 し 人 々の 基 本 生 活 条 件 及 び 経 済 社 会 の 発 展 水 準 がともに 震 災 前 のレベルに 達 するか あるいは 上 回 る 特 に 災 害 が 最 も 大 きかった 四 川 省 においては 都 市 農 村 住 宅 の 修 復 と 再 建 及 び 学 校 病 院 など の 重 要 な 民 生 プロジェクトを 2010 年 9 月 までに 全 て 完 成 し 四 川 省 復 興 の 投 資 額 と 完 成 プロジェクト 数 に 占 める 割 合 をそれぞれ 85% 以 上 にする 資 源 環 境 許 容 能 力 の 総 合 評 価 を 基 に 適 度 な 土 地 開 発 産 業 発 展 の 方 向 適 度 な 人 口 集 積 と 適 度 な 都 市 建 設 の 原 則 に 従 って 再 建 地 域 を 再 建 に 適 した 区 域 ( 適 重 建 区 ) 適 度 な 再 建 を 行 う 区 域 ( 適 度 重 建 区 ) 生 態 的 再 建 を 行 う 区 域 ( 生 態 重 建 区 )の 3 種 類 に 区 分 けした( 図 表 9) 15

25 類 型 面 積 ( 平 方 km) 再 建 地 総 面 積 における 割 合 (%) 人 口 ( 万 人 ) 再 建 地 総 人 口 に おける 割 合 (%) 再 建 に 適 した 区 域 10, 適 度 な 再 建 を 行 う 区 域 38, , 生 態 的 再 建 を 行 う 区 域 84, ( 出 所 ) 国 務 院 汶 川 大 地 震 災 後 復 興 再 建 マスター 計 画 の 印 刷 配 布 に 関 する 通 知 ( 国 務 院 国 発 [2008] 31 号 2008 年 9 月 19 日 )をもとに 整 理 作 成 主 に 元 の 場 所 で 県 庁 所 在 地 郷 鎮 の 再 建 に 適 した 資 源 環 境 許 容 能 力 が 比 較 的 高 く 災 害 リスクが 比 較 的 低 い 被 災 地 域 を 指 す そして 大 規 模 な 人 口 集 中 と 各 産 業 の 全 面 的 な 発 展 に 適 合 する 地 域 であり 工 業 化 及 び 都 市 化 の 推 進 人 口 の 集 中 経 済 産 業 の 振 興 雇 用 創 出 などの 機 能 を 持 つ こうした 地 域 は 主 に 龍 門 山 前 に 広 がる 平 原 龍 門 山 脈 に 接 する 低 丘 地 域 甘 粛 省 の 渭 河 涇 河 河 谷 地 帯 陜 西 省 の 漢 中 盆 地 の 縁 に 分 布 しており それぞれ 成 都 徳 陽 綿 陽 経 済 区 域 天 水 経 済 区 域 関 中 経 済 区 域 の 重 要 部 分 となっている 主 に 資 源 環 境 許 容 能 力 が 比 較 的 低 く 災 害 リスクが 比 較 的 高 い 被 災 地 域 を 指 す また 一 定 の 規 模 に 抑 えながら 県 庁 所 在 地 郷 鎮 の 適 度 な 再 建 が 許 され 特 定 の 産 業 を 発 展 させてよい 地 域 であり 環 境 保 護 良 好 な 生 態 環 境 及 び 適 度 な 人 口 規 模 を 優 先 させ 産 業 特 徴 が 顕 著 な 点 状 発 展 を 目 指 す こうした 地 域 は 主 に 龍 門 山 の 後 方 に 広 がる 高 原 地 域 甘 粛 省 の 西 秦 嶺 山 区 域 陜 西 省 の 秦 巴 山 区 域 に 分 布 している 主 に 資 源 環 境 許 容 能 力 が 非 常 に 低 く 災 害 リスクが 非 常 に 高 い 被 災 地 域 を 指 す こうした 被 災 地 域 は 生 態 的 機 能 が 重 要 であり 建 設 用 地 に 欠 けているうえ 交 通 な どのインフラ 整 備 及 びメンテナンスのコストが 極 めて 高 い 地 域 でもあり 都 市 の 再 建 及 び 大 規 模 な 人 口 集 中 に 適 していない こうした 地 域 では 生 態 環 境 の 保 護 と 修 復 を 16

26 中 心 とし 人 口 が 分 散 する 自 然 文 化 資 源 と 珍 奇 動 物 植 物 資 源 の 保 護 区 域 を 目 指 し て 復 興 再 建 を 行 う こうした 被 災 地 域 は 主 に 四 川 省 の 地 震 断 裂 帯 中 核 地 域 甘 粛 省 の 庫 馬 及 び 龍 門 山 断 裂 帯 陜 西 省 の 勉 略 洋 断 裂 帯 その 他 の 各 レベル 保 護 区 域 に 分 布 している 再 建 に 適 した 区 域 に 位 置 する 都 市 は 元 の 場 所 で 再 建 を 行 うべきである そのうち 条 件 がよく 経 済 発 展 と 人 口 集 中 に 適 応 した 地 域 は 適 度 に 用 地 を 拡 大 することができる また 再 建 に 適 した 地 域 に 位 置 する 村 については 同 じく 元 の 場 所 で 再 建 を 行 い 相 対 的 に 集 中 した 分 布 構 造 をとるべきである 適 度 な 再 建 を 行 う 区 域 に 位 置 する 都 市 は 元 の 場 所 での 再 建 を 主 とするが そのうち 工 業 発 展 に 適 していないものは 都 市 の 機 能 を 調 整 すべきであり 発 展 空 間 が 限 られている ものは 再 建 規 模 を 縮 小 するべきである また 再 建 に 適 した 地 域 に 位 置 する 村 につい ては 同 じく 元 の 場 所 での 再 建 を 主 とし 条 件 のあるものは 集 中 した 分 布 構 造 をとるべき である 生 態 的 再 建 を 行 う 区 域 に 位 置 しかつ 巨 大 な 被 害 を 受 けて 元 の 場 所 での 再 建 作 業 は 不 可 能 と 判 定 された 都 市 は 適 切 な 新 しい 場 所 で 新 規 建 設 を 行 うべきである また 生 態 的 再 建 を 行 う 地 域 に 位 置 して 再 建 作 業 によって 災 害 リスクが 避 けられる 村 は 一 定 規 模 以 内 で 元 の 場 所 での 再 建 を 行 ってよい また 災 害 リスクが 大 きいあるいは 耕 地 が 消 滅 し 再 建 不 可 能 な 村 は 適 切 な 新 しい 場 所 で 新 規 建 設 を 行 うべきである 復 興 対 象 となる 県 庁 所 在 地 及 び 市 街 地 は 重 点 的 に 規 模 を 拡 大 する 再 建 地 域 適 度 に 規 模 を 拡 大 する 再 建 地 域 元 の 場 所 で 機 能 調 整 を 行 う 再 建 地 域 規 模 縮 小 再 建 地 域 適 切 な 新 しい 場 所 での 新 規 建 設 を 行 う 地 域 に 分 けられる 元 の 場 所 での 再 建 に 当 たって 各 県 庁 所 在 地 及 び 市 街 地 に 関 する 再 建 地 域 の 分 類 は 被 災 地 域 の 省 レベル 政 府 によって 決 められる また 適 切 な 新 しい 場 所 での 新 規 建 設 が 必 要 と 判 断 された 県 庁 所 在 地 及 び 市 の 行 政 中 心 の 場 所 選 びは 地 理 条 件 社 会 経 済 発 展 の 度 合 い 住 民 の 意 向 などを 十 分 に 配 慮 した 上 で 省 レベル 政 府 によって 国 務 院 に 提 案 し 国 務 院 が 最 終 決 定 を 下 す( 由 災 区 省 級 人 民 政 府 提 出 建 議 報 国 務 院 審 定 ) 各 郷 鎮 に 関 する 再 建 地 域 の 分 類 は 被 災 地 域 の 省 レベル 政 府 によって 決 められる 各 村 に 関 する 再 建 地 域 の 分 類 は 被 災 地 域 の 市 レベルあるいは 県 レベル 政 府 によって 決 められる 17

27 再 建 に 適 した 区 域 は 自 身 の 特 徴 に 基 づいて 関 連 産 業 を 発 展 させ 産 業 チェーンを 伸 ばし 徐 々に 優 位 性 のある 産 業 地 帯 または 産 業 拠 点 を 形 成 するべきである 適 度 な 再 建 を 行 う 区 域 は 観 光 と 生 態 農 業 を 中 心 とし 特 徴 のある 産 業 を 重 点 的 に 発 展 させるとともに 優 れた 観 光 地 を 建 設 し 優 位 性 のある 鉱 産 資 源 を 適 度 に 開 発 すべき である 特 に 工 業 については 工 業 パークの 規 模 を 厳 格 にコントロールすると 同 時 に 再 建 条 件 を 満 たさない 工 業 パークの 撤 廃 合 併 移 転 を 行 う 生 態 的 再 建 を 行 う 区 域 は 主 体 機 能 に 影 響 を 及 ぼさないことを 前 提 に 観 光 産 業 及 び 農 林 牧 畜 業 を 適 度 に 発 展 させる 一 方 他 の 産 業 の 発 展 を 厳 格 に 制 限 する 特 に 原 則 と しては 生 態 的 再 建 を 行 う 区 域 における 工 業 企 業 の 元 の 場 所 での 再 建 は 禁 止 する 被 災 者 はできる 限 り 地 元 で 計 画 的 に 配 置 し 再 建 区 域 から 出 るような 大 規 模 な 移 動 は 極 力 抑 える この 計 画 的 配 置 は 主 に 耕 地 と 住 居 が 大 きな 損 害 を 受 け 元 の 村 内 での 生 活 生 産 活 動 が 不 可 能 となった 村 民 を 対 象 とする 上 記 の 方 針 をもとに 本 人 の 意 向 を 十 分 尊 重 した 上 で 元 の 住 所 村 内 郷 鎮 内 県 内 市 ( 州 ) 内 省 内 といった 順 に 当 該 行 政 地 域 内 で 人 々を 配 置 する 同 時 に 農 業 と 非 農 業 を 融 合 させる 形 で 配 置 する 少 数 民 族 については 彼 らの 生 産 活 動 生 活 上 の 風 習 を 尊 重 すべきである そして 原 則 的 には 当 該 民 族 の 集 中 住 居 区 域 に 移 すべきである 再 建 に 適 した 区 域 については 震 災 前 から 当 該 区 域 に 住 む 人 々の 配 置 以 外 にも 生 態 的 再 建 を 行 う 区 域 からの 被 災 者 を 適 度 に 受 け 入 れるべきである 適 度 な 再 建 を 行 う 区 域 については 原 則 として 当 該 区 域 内 での 被 災 者 の 移 動 を 行 う 生 態 的 再 建 を 行 う 区 域 については まず 同 一 県 内 における 被 災 者 の 安 置 を 優 先 するが もし 不 可 能 な 場 合 は 行 政 区 域 をまたいで 移 動 させてもよい 政 府 の 政 策 に 許 される 範 囲 内 で 他 地 域 に 住 む 親 戚 や 親 友 を 頼 って 自 主 的 に 転 居 するな ど 例 外 的 なケースについては 個 人 の 選 択 が 尊 重 される 被 災 地 域 外 で 長 期 間 の 出 稼 ぎ 中 の 農 民 及 び 彼 らの 家 族 が 震 災 を 契 機 に 就 職 先 に 移 住 す ることを 奨 励 する 移 住 者 には 就 職 住 宅 教 育 医 療 社 会 保 障 などにおいて 当 地 の 住 民 と 同 水 準 の 待 遇 を 与 える 18

28 土 地 使 用 の 節 約 及 び 集 約 の 原 則 を 堅 持 し 耕 地 特 に 基 本 農 地 を 保 護 する 各 種 の 再 建 作 業 においては できるだけ 農 地 の 占 用 を 避 け 既 存 の 建 設 用 地 廃 墟 空 き 地 などを 十 分 に 利 用 すべきである 土 地 の 使 用 に 当 たって 元 の 場 所 での 再 建 と 新 しい 場 所 での 新 規 用 地 を 統 合 的 に 手 配 し 各 再 建 作 業 に 使 われる 建 設 用 地 の 規 模 構 造 分 布 時 間 順 序 を 合 理 的 に 計 画 すべきであ る 再 建 に 適 した 区 域 で 特 に 比 較 的 多 くの 人 口 を 吸 収 できる 都 市 においては 建 設 用 地 の 規 模 を 適 度 に 拡 大 する 適 度 な 再 建 を 行 う 区 域 及 び 生 態 的 再 建 を 行 う 区 域 においては 建 設 用 地 の 規 模 を 抑 える また 工 業 パークの 撤 廃 合 併 と 企 業 の 外 部 移 転 を 融 合 させ 工 鉱 用 地 と 点 在 する 農 業 用 地 を 縮 小 して 生 態 用 地 の 回 復 と 拡 大 を 目 指 す( 図 表 10) ( 単 位 :ヘクタール) 類 別 合 計 四 川 省 甘 粛 省 陜 西 省 都 市 建 設 用 地 23,190 19,200 1,910 2,080 農 村 住 宅 用 地 11,000 9, 独 立 した 工 鉱 用 地 6,246 4, ,484 インフラ 建 設 用 地 16,367 14,600 1, その 他 の 建 設 用 地 合 計 57,393 47,800 4,610 4,983 ( 出 所 ) 国 務 院 汶 川 大 地 震 災 後 復 興 再 建 マスター 計 画 の 印 刷 配 布 に 関 する 通 知 ( 国 務 院 国 発 [2008]31 号 2008 年 9 月 19 日 )をもとに 整 理 作 成 新 しい 場 所 における 都 市 の 新 規 建 設 用 地 村 の 建 設 用 地 及 び 重 要 な 再 建 任 務 プロジェ クトの 新 規 ( 新 増 ) 用 地 の 提 供 を 確 保 する 循 環 経 済 産 業 集 中 区 域 の 用 地 を 増 やし 数 少 ない 国 家 レベル 及 び 省 レベルの 開 発 区 域 の 土 地 面 積 を 適 度 に 拡 大 する 19

29 農 村 住 宅 の 修 復 と 再 建 は 新 農 村 建 設 に 併 せて 一 対 一 支 援 や 政 府 補 助 の 下 で 農 民 の 意 思 を 十 分 尊 重 した 上 で 実 行 すべきである また 個 人 の 自 力 による 住 宅 の 再 建 を 奨 励 する その 際 被 災 地 域 の 各 レベル 政 府 は 無 料 で 多 様 な 住 宅 設 計 様 式 及 び 建 築 技 術 を 提 供 する 地 方 の 民 族 の 伝 統 や 生 態 環 境 の 保 護 などの 面 を 十 分 に 考 慮 したうえで 建 築 構 造 を 改 善 し 品 質 を 高 める 必 要 がある 項 目 合 計 四 川 省 甘 粛 省 陜 西 省 補 強 戸 数 ( 万 ) 新 設 戸 数 ( 万 ) 部 屋 数 ( 万 ) ( 出 所 ) 国 務 院 汶 川 大 地 震 災 後 復 興 再 建 マスター 計 画 の 印 刷 配 布 に 関 する 通 知 ( 国 務 院 国 発 [2008] 31 号 2008 年 9 月 19 日 )をもとに 整 理 作 成 現 行 の 都 市 住 宅 供 給 システムとの 融 合 に 十 分 な 注 意 を 払 い 都 市 全 体 の 計 画 と 最 新 の 建 設 計 画 に 従 って 都 市 住 宅 の 修 繕 補 強 を 実 施 する 廉 租 住 宅 と 経 済 適 用 住 宅 1 の 建 設 に 重 点 を 置 くと 同 時 に 一 般 の 商 品 住 宅 2 の 建 設 についても 合 理 的 に 計 画 する また 都 市 建 設 にあたっては 公 共 サービス 施 設 インフラ 商 業 拠 点 公 共 緑 地 など の 修 復 と 改 善 にも 取 り 組 むべきである 項 目 合 計 四 川 省 甘 粛 省 陜 西 省 補 強 面 積 ( 万 m2) 4, , 新 設 戸 数 ( 万 ) 面 積 ( 万 m2) 5, , ( 出 所 ) 国 務 院 汶 川 大 地 震 災 後 復 興 再 建 マスター 計 画 の 印 刷 配 布 に 関 する 通 知 ( 国 務 院 国 発 [2008] 31 号 2008 年 9 月 19 日 )をもとに 整 理 作 成 20

30 都 市 全 体 の 建 設 は 都 市 機 能 の 修 復 改 善 を 基 に 都 市 空 間 配 置 の 適 正 化 防 災 能 力 の 強 化 居 住 環 境 の 改 善 などの 面 から 取 り 組 むべきである 都 市 の 道 路 橋 及 び 公 共 システムの 修 復 再 建 を 優 先 し 道 路 網 の 構 造 を 改 善 する ま た 交 通 関 係 の 修 復 再 建 は 水 道 電 力 ガス 暖 房 電 気 通 信 消 防 などの 修 復 再 建 と 同 時 に 実 施 すべきである 上 水 道 については 水 源 地 水 処 理 場 及 び 上 水 パイプネットの 修 復 再 建 に 取 り 組 み 飲 用 水 の 安 全 性 を 確 保 する 原 則 として 都 市 は 独 立 した 上 水 システムを 設 けるべきであ るが 上 水 需 要 に 応 じて 複 数 の 都 市 に 共 用 される 上 水 システムも 認 められる 汚 水 処 理 については 損 害 を 受 けた 汚 水 処 理 場 及 び 汚 水 パイプネットの 修 復 再 建 に 取 り 組 む 特 に 県 庁 所 在 地 は 雨 水 と 汚 水 を 分 流 する 処 理 システムを 整 備 すべきである 都 市 の 資 源 とエネルギー 構 造 を 十 分 に 考 慮 し クリーンエネルギーの 使 用 を 推 進 する 特 に ガスについては 既 存 のガス 供 給 システムをベースに ガスステーション 及 びガス パイプネットの 修 復 再 建 を 行 う ゴミ 処 理 については 条 件 のある 地 域 では 生 活 ゴミの 無 害 化 資 源 化 の 処 理 施 設 を 修 復 再 建 し 村 で 収 集 郷 鎮 に 輸 送 県 ( 市 )で 処 理 といった 方 法 でゴミ 処 理 を 行 うべきである 基 準 に 基 づいて 避 難 所 避 難 通 路 及 び 公 共 緑 地 を 整 備 すべきである 分 野 項 目 合 計 四 川 省 甘 粛 省 陜 西 省 修 復 新 設 修 復 新 設 修 復 新 設 修 復 新 設 道 路 (km) 2,548 1,509 2,301 1, 道 路 橋 ( 本 ) 交 通 公 共 交 通 ターミ ナル 数

31 水 処 理 場 数 水 道 パイプネット (km) 4,153 2,363 4,055 2, ガス 供 給 熱 供 給 汚 水 処 理 ごみ ガス 貯 蔵 ステー ション 数 ガス 供 給 パイプ 2, , ネット(km) 熱 源 場 数 供 熱 パイプネッ ト(km) 処 理 場 数 パイプネット 800 7, , (km) 処 理 場 数 処 理 中 継 所 数 ( 出 所 ) 国 務 院 汶 川 大 地 震 災 後 復 興 再 建 マスター 計 画 の 印 刷 配 布 に 関 する 通 知 ( 国 務 院 国 発 [2008] 31 号 2008 年 9 月 19 日 )をもとに 整 理 作 成 歴 史 文 化 都 市 鎮 村 の 復 興 再 建 に 当 たって 保 護 措 置 開 発 の 程 度 建 設 の 管 理 を 明 確 にし できる 限 り 伝 統 的 な 一 面 を 保 存 すべきである 国 家 レベルまたは 省 レベルの 歴 史 文 化 都 市 鎮 村 を 申 請 する 地 域 は 復 興 再 建 に 当 たって 確 実 にその 地 域 の 歴 史 文 化 的 特 徴 を 保 護 すべきである 歴 史 文 項 目 合 計 四 川 省 甘 粛 省 陜 西 省 国 家 レベル 2 都 江 堰 閬 中 - - 化 名 城 省 レベル 10 綿 陽 什 邡 松 潘 汶 川 広 - 勉 県 元 江 油 綿 竹 広 漢 剣 閣 22

32 歴 史 文 国 家 レベル 2 安 仁 老 観 - - 化 名 鎮 省 レベル 9 昭 化 孝 泉 街 子 懐 遠 元 碧 口 - 通 安 順 場 郪 江 青 蓮 歴 史 文 化 名 村 省 レベル 1 - 楊 店 村 - ( 出 所 ) 国 務 院 汶 川 大 地 震 災 後 復 興 再 建 マスター 計 画 の 印 刷 配 布 に 関 する 通 知 ( 国 務 院 国 発 [2008] 31 号 2008 年 9 月 19 日 )をもとに 整 理 作 成 都 市 農 村 総 合 改 革 新 農 村 建 設 及 び 貧 困 扶 助 対 策 と 結 び 付 けて 農 村 生 産 生 活 設 施 の 復 興 再 建 を 実 施 すべきである 食 糧 の 収 穫 量 を 安 定 させると 同 時 に 各 地 域 の 復 興 に 応 じた 特 徴 のある 農 産 品 の 生 産 に 努 める また 積 極 的 に 生 態 農 業 を 発 展 させ 着 実 に 農 業 総 合 生 産 能 力 を 高 める 資 源 の 優 位 性 を 強 みに 一 部 良 質 の 専 門 化 基 準 化 規 模 化 した 特 徴 のある 農 産 品 生 産 拠 点 を 復 興 再 建 する 損 害 を 受 けた 農 田 野 菜 及 び 食 用 菌 グリーンハウスと 農 機 具 倉 庫 飼 育 場 養 殖 池 機 械 電 気 用 水 所 農 業 機 械 用 道 路 などの 施 設 を 復 興 再 建 する 農 業 産 業 化 経 営 を 引 率 する 企 業 と 各 種 農 業 専 門 協 力 組 織 を 援 助 し 農 産 品 流 通 のインフ ラ 施 設 の 復 興 再 建 を 実 施 する 項 目 具 体 建 設 対 象 復 興 再 建 規 模 農 業 生 産 施 設 農 地 農 業 グリーンハウス 家 畜 家 禽 小 屋 養 殖 池 機 械 電 気 揚 水 所 農 業 機 械 用 道 路 修 復 万 ヘクタール 修 復 再 建 2,880 万 平 方 メートル 修 復 再 建 2,211 万 平 方 メートル 修 復 再 建 1 万 2,300 ヘクタール 修 復 再 建 9,98 カ 所 修 復 再 建 18,392 キロメートル 23

33 良 質 食 糧 油 生 産 拠 点 特 色 野 菜 果 物 生 産 拠 点 茶 薬 桑 生 産 拠 点 畜 牧 業 生 産 拠 点 水 稻 生 産 拠 点 トウモロコシ 生 産 拠 点 ジャガイモ 生 産 拠 点 ダブル 低 下 油 菜 生 産 拠 点 オリーブ 拠 点 野 菜 拠 点 特 色 果 物 拠 点 食 用 菌 拠 点 お 茶 生 産 拠 点 漢 方 薬 生 産 拠 点 桑 産 業 拠 点 食 肉 用 豚 生 産 拠 点 食 肉 用 羊 生 産 拠 点 食 肉 用 牛 生 産 拠 点 乳 業 生 産 拠 点 鶏 生 産 拠 点 ウサギ 業 生 産 拠 点 生 産 拠 点 新 設 20 カ 所 新 設 14 カ 所 新 設 21 カ 所 新 設 23 カ 所 新 設 0.73 万 ヘクタール 新 設 33 カ 所 新 設 18 カ 所 新 設 13 カ 所 新 設 13 カ 所 新 設 23 カ 所 新 設 28 カ 所 年 間 出 荷 890 頭 年 間 出 荷 226 万 頭 年 間 出 荷 42 万 頭 年 間 飼 養 数 4.2 頭 年 間 出 荷 800 万 羽 年 間 飼 養 数 650 万 羽 年 産 5,000 トン 水 産 生 産 拠 点 特 色 水 産 養 殖 拠 点 新 設 39 カ 所 林 業 産 業 拠 点 木 竹 原 料 林 拠 点 胡 桃 などの 特 色 経 済 林 拠 点 新 設 1 万 9,300 ヘクタール 新 設 1 万 5,300 ヘクタール ( 出 所 ) 国 務 院 汶 川 大 地 震 災 後 復 興 再 建 マスター 計 画 の 印 刷 配 布 に 関 する 通 知 ( 国 務 院 国 発 [2008] 31 号 2008 年 9 月 19 日 )をもとに 整 理 作 成 農 業 技 術 の 推 進 応 用 に 関 するサポートを 強 化 し 新 製 品 の 開 発 新 産 業 の 発 展 及 び 農 業 構 造 の 調 整 を 促 進 する 24

34 項 目 合 計 数 四 川 省 甘 粛 省 陜 西 省 良 種 繁 殖 育 成 場 農 作 物 良 種 繁 殖 育 成 場 家 畜 家 禽 良 種 繁 殖 育 成 場 水 産 良 種 繁 殖 育 成 場 農 業 技 術 総 合 サー ビスステーション 市 レベル 県 レベル 郷 レベル 1,271 1, 農 業 科 学 研 究 機 関 農 業 科 学 研 究 所 ( 出 所 ) 国 務 院 汶 川 大 地 震 災 後 復 興 再 建 マスター 計 画 の 印 刷 配 布 に 関 する 通 知 ( 国 務 院 国 発 [2008] 31 号 2008 年 9 月 19 日 )をもとに 整 理 作 成 良 種 の 繁 殖 育 成 農 産 品 品 質 の 安 全 性 と 動 植 物 疫 病 予 防 に 関 する 研 究 機 関 及 び 市 場 情 報 と 農 業 技 術 の 推 進 に 関 するサービスシステムなどの 復 興 再 建 に 取 り 組 む 地 元 の 資 源 と 労 働 力 の 使 用 を 奨 励 する 形 で 適 切 な 技 術 及 び 設 備 を 利 用 し 農 村 道 路 村 道 水 道 電 力 ごみ 汚 水 処 理 及 び 農 村 エネルギーなどの 施 設 の 復 旧 再 建 を 実 施 する また 引 き 続 き 農 村 飲 用 水 安 全 プロジェクトを 実 行 する 項 目 合 計 四 川 省 甘 粛 省 陜 西 省 飲 水 安 全 集 中 供 水 施 設 数 4,586 3,357 1, 分 散 供 水 施 設 数 300, ,931 29, 飲 用 水 安 全 人 数 ( 万 ) 農 村 道 路 (km) 39,948 29,345 7,414 3,189 県 ターミナル 数 郷 ターミナル 数 農 村 メタンガス 設 備 数 430, ,400 8,473 2,137 ごみ 回 収 運 送 処 理 施 設 数 15,759 11,891 2,700 1,168 25

35 ( 出 所 ) 国 務 院 汶 川 大 地 震 災 後 復 興 再 建 マスター 計 画 の 印 刷 配 布 に 関 する 通 知 ( 国 務 院 国 発 [2008] 31 号 2008 年 9 月 19 日 )をもとに 整 理 作 成 元 の 場 所 での 再 建 を 行 う 村 は 既 存 の 設 備 をベースに インフラの 復 旧 再 建 を 実 施 す べきである 一 方 新 しい 場 所 で 新 規 建 設 を 行 う 村 は 地 元 農 民 の 生 産 方 法 と 生 活 習 慣 を 十 分 に 尊 重 した 上 で 合 理 的 にインフラの 復 旧 再 建 の 水 準 と 方 法 を 定 めるべきである 農 村 生 産 生 活 施 設 サービスシステムの 復 旧 再 建 においては 貧 困 村 国 有 農 場 林 場 のような 特 殊 ケースを 配 慮 したうえで 関 連 設 施 の 復 旧 重 建 を 計 画 すべきである 公 共 サービス 施 設 の 復 旧 再 建 においては 都 市 と 農 村 の 空 間 配 置 人 口 規 模 に 基 づいて 資 源 立 地 を 調 整 し 基 準 化 建 設 を 推 進 し さらに 基 本 公 共 サービスの 均 一 化 を 促 進 すべき である また 学 校 病 院 などの 公 共 サービス 施 設 の 復 旧 再 建 は 最 優 先 させ 強 制 的 建 設 基 準 を 厳 格 に 執 行 することによって 最 も 安 全 な 建 築 物 に 仕 上 げるよう 工 事 を 行 う 被 災 区 の 教 育 振 興 プロジェクトを 実 施 し 義 務 教 育 の 普 及 を 重 点 として 各 レベル 各 種 教 育 のインフラの 復 旧 再 建 に 取 り 組 むべきである また 企 業 の 付 属 教 育 機 関 及 び 私 立 教 育 機 関 の 復 旧 再 建 も 行 う 高 い 完 成 度 で 各 中 小 学 校 の 復 旧 再 建 に 取 り 組 むべきである また 寄 宿 制 学 校 と 寄 宿 生 の 割 合 を 拡 大 させ 中 小 学 校 における 中 堅 教 師 の 地 方 教 育 支 援 プログラムを 行 う 農 村 地 域 における 普 通 高 校 中 等 職 業 学 校 と 中 学 校 は 原 則 上 それぞれ 県 庁 所 在 地 に 立 地 すべきである 一 方 小 学 校 は 相 対 的 に 集 中 して 立 地 すべきである 幼 稚 園 特 殊 教 育 学 校 などは 合 理 的 に 立 地 すべきである 損 害 を 受 けた 高 等 教 育 機 関 及 び 科 学 研 究 機 関 の 復 旧 再 建 に 取 り 組 む 26

36 単 位 :カ 所 学 校 種 別 合 計 四 川 省 甘 粛 省 陜 西 省 小 学 校 中 学 校 合 計 3,462 1,973 1, うち 寄 宿 制 1, 合 計 うち 寄 宿 制 高 校 中 等 職 業 学 校 合 計 うち 技 工 学 校 大 学 ( 拠 点 ) 特 殊 教 育 学 校 幼 稚 園 その 他 ( 出 所 ) 国 務 院 汶 川 大 地 震 災 後 復 興 再 建 マスター 計 画 の 印 刷 配 布 に 関 する 通 知 ( 国 務 院 国 発 [2008]31 号 2008 年 9 月 19 日 )をもとに 整 理 作 成 県 レベルの 病 院 郷 鎮 衛 生 院 中 心 郷 鎮 計 画 生 育 サービスステーション 及 び 疾 病 予 防 コントロール 母 子 保 健 計 画 生 育 サービスの 関 連 機 関 を 重 点 的 に 復 旧 再 建 する そして 市 県 郷 村 の 基 本 医 療 と 公 共 衛 生 サービスシステムを 全 面 的 に 回 復 させる また 地 方 病 予 防 治 療 施 設 企 業 付 属 医 療 機 関 非 公 立 医 療 機 関 及 び 市 レベルの 医 薬 品 の 監 督 検 査 所 の 復 旧 再 建 を 行 う 末 端 における 計 画 生 育 母 子 保 健 及 びその 他 医 療 衛 生 サービス 資 源 の 有 効 統 合 性 を 強 化 する サービス 対 象 の 少 ない 地 域 における 郷 鎮 計 画 生 育 サービス 用 の 建 築 物 は 原 則 上 郷 鎮 衛 生 院 と 統 合 して 建 設 し 独 立 再 建 は 行 わない 同 時 に 一 人 っ 子 政 策 流 動 サービ ス 車 を 適 度 に 配 置 し サービス 能 力 を 高 める 27

37 項 目 合 計 数 四 川 省 甘 粛 省 陜 西 省 病 院 疾 病 予 防 管 理 機 関 母 子 保 健 機 関 郷 鎮 医 療 所 ( 統 合 される 郷 鎮 計 画 生 育 サービス 所 を 含 む) 1,263 1, 薬 品 検 査 所 その 他 の 衛 生 機 関 計 画 生 育 サービス 機 関 中 心 郷 鎮 計 画 生 育 サービス 所 計 画 生 育 流 動 サービス 車 ( 出 所 ) 国 務 院 汶 川 大 地 震 災 後 復 興 再 建 マスター 計 画 の 印 刷 配 布 に 関 する 通 知 ( 国 務 院 国 発 [2008] 31 号 2008 年 9 月 19 日 )をもとに 整 理 作 成 文 化 スポーツの 公 共 施 設 を 合 理 的 に 立 地 し 県 レベルの 図 書 館 文 化 館 アーカイブ 室 劇 場 ラジオ テレビ 放 送 局 新 聞 出 版 社 体 育 館 青 少 年 活 動 所 郷 鎮 総 合 文 化 ステーションなどの 各 種 施 設 の 復 旧 再 建 を 行 うべきである 公 共 文 化 施 設 はなるべく 集 中 建 設 を 実 施 すべきである 郷 鎮 総 合 文 化 ステーションは 文 化 の 宣 伝 情 報 の 提 供 科 学 知 識 の 普 及 及 び 科 学 技 術 の 訓 練 などのサービス 機 能 を 十 分 に 発 揮 すべきである また 文 化 情 報 資 源 共 用 サービスネットワークの 復 旧 再 建 も 行 う テレビ 放 送 のネットワーク 機 能 を 回 復 させる また テレビタワー テレビ 局 及 び 観 測 台 などの 復 旧 再 建 を 行 い 各 村 につながるラジオ テレビ 施 設 を 修 復 する そのほか 郷 鎮 ラジオ テレビ 放 送 局 の 業 務 用 建 築 物 は 郷 鎮 総 合 文 化 ステーションと 統 合 して 建 設 する 公 益 的 出 版 機 関 新 華 書 店 などの 施 設 及 び 農 家 向 け 書 店 公 共 閲 覧 ボードの 復 旧 再 建 28

38 も 行 う 損 害 を 受 けたグランド 体 育 館 などの 施 設 を 復 旧 再 建 し 郷 鎮 におけるスポーツ 関 連 場 所 の 再 建 は 原 則 上 学 校 または 文 化 施 設 と 統 合 して 計 画 建 設 し 共 用 すべきである 施 設 種 別 復 旧 再 建 の 内 容 数 量 公 共 文 化 設 施 図 書 館 の 修 復 再 建 文 化 館 の 修 復 再 建 古 文 書 館 の 修 復 再 建 郷 鎮 総 合 的 文 化 所 ( 統 合 建 設 される 郷 鎮 放 送 局 )の 修 復 再 建 52 カ 所 54 カ 所 56 カ 所 1,177 カ 所 劇 場 劇 団 と 全 国 文 化 情 報 資 源 共 有 サービス 県 レベルセンター 末 端 施 設 の 修 復 再 建 ラジオ テレ ビ 及 び 映 画 に 関 する 施 設 新 聞 出 版 設 施 無 線 放 送 局 発 射 監 測 台 の 修 復 再 建 放 送 局 の 修 復 再 建 放 送 伝 送 ネットワークの 修 復 放 送 有 線 端 末 の 修 復 再 建 郷 鎮 放 送 と 伝 送 設 備 の 修 復 配 置 ラジオの 村 設 施 の 修 復 配 置 流 動 映 画 上 映 車 及 び 設 備 の 修 復 配 置 公 益 的 出 版 機 関 の 修 復 再 建 新 華 書 店 の 修 復 再 建 農 家 向 け 書 店 と 損 害 を 受 けた 公 共 閲 覧 ボード の 修 復 再 建 90 カ 所 54 カ 所 29,522 キロメートル 51 カ 所 1,833 件 1,568 件 2,526 件 4 カ 所 1,146 カ 所 体 育 設 施 損 害 を 受 けた 運 動 場 の 修 復 再 建 42 カ 所 29

39 体 育 館 の 修 復 再 建 予 備 人 材 訓 練 などの 設 施 の 修 復 再 建 末 端 全 民 強 壮 施 設 の 系 列 施 設 の 修 復 再 建 37 カ 所 83 カ 所 - ( 出 所 ) 国 務 院 汶 川 大 地 震 災 後 復 興 再 建 マスター 計 画 の 印 刷 配 布 に 関 する 通 知 ( 国 務 院 国 発 [2008] 31 号 2008 年 9 月 19 日 )をもとに 整 理 作 成 世 界 文 化 自 然 遺 産 及 び 民 族 文 化 の 救 助 保 護 を 重 視 すべきである 特 に 非 物 質 文 化 遺 産 歴 史 的 価 値 と 少 数 民 族 の 特 徴 のある 文 化 を 兼 ね 備 えた 建 築 物 を 保 護 する 世 界 文 化 自 然 遺 産 文 物 保 護 機 関 烈 士 記 念 物 保 護 機 関 と 博 物 館 文 物 中 心 保 管 倉 庫 文 物 管 理 所 非 物 質 文 化 遺 産 特 集 博 物 館 民 俗 博 物 館 と 伝 習 所 及 び 関 連 の 宗 教 活 動 場 所 の 修 復 も 行 う 項 目 世 界 文 化 自 然 遺 産 中 国 世 界 遺 産 予 備 名 録 復 興 再 建 の 内 容 青 城 山 ~ 都 江 堰 九 寨 沟 黄 龍 四 川 パンダ 生 息 地 を 修 復 三 星 堆 遺 蹟 チッベト 族 羌 族 の 望 楼 と 村 剣 南 春 酒 坊 遺 蹟 を 修 復 二 王 廟 彭 州 領 報 修 院 江 油 雲 岩 寺 平 武 報 恩 寺 広 文 物 保 護 単 位 元 皇 沢 寺 理 県 桃 坪 彫 楼 羌 村 徽 県 新 修 白 水 路 摩 崖 寧 強 同 心 羌 村 などの 各 レベル 文 物 保 護 物 を 190 カ 所 少 数 民 族 物 質 文 化 遺 産 を 20 カ 所 修 復 綿 陽 市 博 物 館 什 邡 市 博 物 館 茂 県 羌 族 博 物 館 隴 南 博 物 館 及 び 文 物 倉 庫 市 博 物 館 広 元 市 中 心 倉 庫 漢 源 県 文 管 所 など 65 カ 所 を 修 復 し 3,473 件 の 文 物 を 珍 蔵 北 川 羌 族 民 俗 博 物 館 剣 南 春 酒 醸 造 技 芸 特 定 博 物 館 非 物 質 文 化 遺 産 綿 竹 年 画 博 物 館 文 県 白 馬 池 哥 昼 伝 習 所 略 陽 江 神 廟 民 俗 博 物 館 など 111 カ 所 を 修 復 30

40 ( 出 所 ) 国 務 院 汶 川 大 地 震 災 後 復 興 再 建 マスター 計 画 の 印 刷 配 布 に 関 する 通 知 ( 国 務 院 国 発 [2008]31 号 2008 年 9 月 19 日 )をもとに 整 理 作 成 就 職 援 助 プログラムを 実 施 する 具 体 的 には 中 年 労 働 者 に 対 する 職 業 技 能 の 訓 練 を 強 化 する また 一 対 一 支 援 労 働 力 輸 出 及 び 指 定 地 域 指 定 枠 の 労 働 力 の 募 集 と 研 修 などを 通 じて 計 画 区 域 における 約 100 人 の 雇 用 問 題 を 解 決 する 雇 用 と 社 会 保 障 サービス 施 設 において 原 則 として 1 つの 県 庁 所 在 地 につき 雇 用 と 社 会 保 障 サービス 施 設 街 道 ( 郷 鎮 ) コミュニティーの 工 作 プラットフォームを 1 つず つ 設 置 し 雇 用 人 材 社 会 保 障 及 び 争 議 仲 裁 などのサービスを 提 供 する また 雇 用 と 社 会 サービスの 情 報 システムの 復 興 再 建 に 取 り 組 む 項 目 合 計 数 四 川 省 甘 粛 省 陜 西 省 県 レベル 雇 用 と 社 会 保 障 総 合 サービス 機 関 末 端 労 動 保 障 工 作 プラットフォーム 1,855 1, 県 郷 社 会 福 祉 機 関 1,855 1, 県 郷 身 体 障 害 者 人 総 合 サービス 設 施 ( 出 所 ) 国 務 院 汶 川 大 地 震 災 後 復 興 再 建 マスター 計 画 の 印 刷 配 布 に 関 する 通 知 ( 国 務 院 国 発 [2008] 31 号 2008 年 9 月 19 日 )をもとに 整 理 作 成 被 災 地 域 における 孤 児 孤 独 の 老 人 障 害 者 に 対 して 特 殊 救 助 プログラムを 実 施 する また 各 レベル 各 種 の 福 利 厚 生 社 会 救 助 及 び 退 役 軍 人 サービスの 施 設 の 機 能 を 強 化 する 福 祉 院 養 老 院 及 び 障 害 者 総 合 サービスなどの 施 設 の 再 建 のほか 県 庁 所 在 地 において 適 度 に 新 設 する 特 に 成 都 市 では 障 害 児 リハビリセンターを 建 設 し 葬 儀 場 及 び 救 助 管 理 ステーションの 復 興 再 建 を 実 施 する 社 会 管 理 施 設 の 復 旧 再 建 において 建 設 の 節 約 及 び 実 用 化 を 目 指 して 建 設 基 準 を 厳 31

41 格 に 遵 守 させる それと 同 時 に 行 政 区 画 の 調 整 に 合 わせて 政 府 の 役 割 転 換 や 機 構 改 革 の 要 求 に 適 応 させる また 同 レベル 同 類 の 機 関 用 建 物 及 び 施 設 はできる 限 り 集 中 建 設 し 共 用 する 各 レベルの 党 政 府 機 関 と 法 律 機 関 の 事 務 業 務 用 建 築 物 及 び 工 商 衛 生 食 品 医 薬 品 品 質 検 査 安 全 生 産 環 境 文 化 などの 管 理 機 関 用 建 築 物 の 復 旧 再 建 を 行 う それと 同 時 に 消 防 施 設 の 復 旧 再 建 も 実 施 する 都 市 市 街 地 のコミュニティーサービス 施 設 を 復 旧 再 建 する 郷 鎮 公 務 員 用 の 宿 舎 の 建 設 を 行 い 郷 鎮 への 出 向 幹 部 地 方 教 育 支 援 者 及 び 医 療 支 援 者 などに 宿 舎 を 提 供 する 村 レベルの 公 共 サービスの 計 画 においては 総 合 公 共 サービス 施 設 を 新 設 し 村 レベル の 事 務 医 療 衛 生 計 画 生 育 文 化 とスポーツ 活 動 雇 用 と 社 会 保 障 党 員 教 育 警 務 農 業 生 産 サービスなどに 公 共 の 場 所 を 提 供 する インフラ 施 設 の 復 旧 再 建 において インフラの 機 能 回 復 は 最 優 先 事 項 である 地 質 条 件 及 び 都 市 と 農 村 の 空 間 配 置 に 基 づいて 地 元 の 経 済 発 展 計 画 都 市 と 農 村 計 画 土 地 利 用 計 画 とリンクさせることによって 構 造 を 適 正 化 させ 建 設 基 準 を 合 理 的 に 定 め 安 全 保 障 能 力 を 高 めるべきである 道 路 の 復 旧 再 建 において 既 存 の 道 路 と 関 連 施 設 を 十 分 に 利 用 し 幹 線 道 路 の 工 事 を 中 心 として 高 速 道 路 も 含 み 必 要 とされる 県 と 県 の 間 郷 と 郷 の 寸 断 された 道 路 も 開 通 させる また 必 要 とされる 迂 回 路 線 を 増 やす さらに 県 ごとに 比 較 的 高 い 救 済 能 力 を もつ 生 命 線 道 路 が 二 方 向 ある 生 命 線 道 路 網 を 建 設 する 鉄 道 の 復 旧 再 建 において 損 害 を 受 けた 幹 線 または 支 線 の 鉄 道 区 間 及 び 運 営 施 設 など は 全 面 的 な 検 査 メンテナンス 補 強 を 行 う また 損 害 が 重 度 である 線 路 及 び 生 産 運 営 施 設 については 改 築 または 再 建 を 行 い 外 部 への 通 路 としての 能 力 を 高 める 航 空 については 被 災 状 況 に 応 じて いくつかの 被 災 レベルに 分 ける 民 用 航 空 施 設 の 修 復 を 行 い 民 用 航 空 の 輸 送 能 力 を 全 面 的 に 回 復 させ そして 高 める 健 全 な 交 通 応 急 システム 及 び 応 急 交 通 指 揮 救 済 救 助 保 障 システムを 整 備 する 32

42 項 目 復 旧 再 建 の 内 容 勉 県 ~ 寧 強 勉 県 ~ 広 元 広 元 ~ 巴 中 雅 安 ~ 石 綿 花 都 江 堰 ~ 映 秀 高 速 道 路 成 都 ~ 綿 陽 綿 陽 ~ 広 元 成 都 ~ 邛 峡 成 都 ~ 都 江 堰 成 都 ~ 彭 州 宝 鶏 ~ 牛 背 などの 高 速 道 路 を 修 復 国 道 線 などの 被 害 区 間 約 1,910 キロメ 本 線 道 路 ートル 及 び 22 本 省 道 (2 本 の 省 所 管 の 県 道 を 含 む) 約 3,323 キロメ ートル その 他 重 要 本 線 12 本 で 約 848 キロメートル 綿 竹 ~ 茂 県 成 都 ~ 汶 川 のハイグレード 道 路 を 適 時 にスタート 宝 成 成 昆 成 渝 など 本 線 鉄 道 と 成 汶 広 岳 徳 天 広 旺 などの 支 線 鉄 道 を 修 復 補 強 し 宝 成 線 109 トンネルなどの 線 区 及 び 厳 しく 損 害 鉄 道 された 綿 陽 広 元 江 油 徳 陽 などの 主 要 駅 を 改 築 再 建 し 成 都 ~ 都 江 堰 都 市 間 鉄 道 成 綿 楽 客 運 専 用 線 路 蘭 渝 鉄 道 成 蘭 鉄 道 西 安 ~ 成 都 鉄 道 を 建 設 成 都 九 黄 綿 陽 広 元 康 定 南 充 瀘 州 宜 賓 漢 中 咸 陽 安 航 空 康 蘭 州 慶 陽 などの 飛 行 場 及 び 民 航 航 空 管 制 航 空 会 社 航 空 油 料 などにおいて 損 害 を 受 けた 設 施 設 備 を 修 復 ( 出 所 ) 国 務 院 汶 川 大 地 震 災 後 復 興 再 建 マスター 計 画 の 印 刷 配 布 に 関 する 通 知 ( 国 務 院 国 発 [2008] 31 号 2008 年 9 月 19 日 )をもとに 整 理 作 成 計 画 区 域 における 経 済 社 会 の 発 展 に 重 要 な 幹 線 道 路 鉄 道 の 建 設 を 適 時 に 行 う 資 源 共 用 先 進 的 で 実 用 的 安 全 で 頼 りになる といった 要 求 に 応 じて 電 気 通 信 ネッ トワークの 復 旧 再 建 を 早 める また 応 急 通 信 能 力 の 建 設 を 強 化 する さらに 総 合 情 報 サービスプラットフォームのネットワーク 化 建 設 を 推 進 し 通 信 サービス 水 準 及 び 災 害 に 備 えた 応 急 能 力 を 高 める 郵 政 施 設 の 復 旧 再 建 に 取 り 組 み 都 市 と 農 村 の 空 間 配 置 に 従 って 郵 便 局 の 立 地 建 設 を 整 える 33

43 項 目 公 衆 通 信 ネット 通 信 中 枢 復 旧 再 建 の 内 容 固 定 通 信 ネット 交 換 機 113 万 本 ブロードバンド 接 続 設 備 56 万 本 を 修 復 再 建 成 都 市 から 国 際 入 り 口 への 高 効 率 直 通 データ 専 用 通 路 とデ ータ 災 害 バックアップセンターを 整 備 応 急 通 信 通 信 応 急 指 揮 統 制 システム 応 急 衛 星 通 信 システムを 整 備 郵 政 総 合 生 産 営 業 用 ルーム 57 カ 所 郵 政 支 局 385 カ 所 郵 政 郵 政 設 備 設 施 2,178 台 (セット) 郵 政 関 連 設 施 及 び 車 両 を 修 復 再 建 ( 出 所 ) 国 務 院 汶 川 大 地 震 災 後 復 興 再 建 マスター 計 画 の 印 刷 配 布 に 関 する 通 知 ( 国 務 院 国 発 [2008] 31 号 2008 年 9 月 19 日 )をもとに 整 理 作 成 重 要 な 送 電 施 設 中 堅 電 源 輸 送 通 路 及 び 都 市 と 農 村 における 低 圧 送 電 網 家 庭 に 入 る 施 設 の 復 旧 再 建 に 取 り 組 み 電 力 供 給 構 造 と 立 地 調 整 を 計 画 する 操 業 停 止 の 水 力 発 電 所 の 施 設 に 関 するメンテナンスを 強 化 し 潜 在 的 危 険 性 を 排 除 する ことなどによって 増 水 期 を 乗 り 切 る また 水 電 資 源 の 開 発 を 統 括 的 に 計 画 し 交 通 及 び 電 力 送 出 などの 外 部 条 件 における 復 旧 状 況 に 基 づいて 損 害 を 受 けた 水 力 発 電 所 を 積 極 的 かつ 着 実 に 復 旧 再 建 する 新 しい 防 災 基 準 に 従 って 電 力 施 設 及 び 水 力 発 電 所 ダムの 設 計 について 再 審 査 する そ のうち 安 全 運 行 条 件 を 満 たさないものについては 補 強 を 実 施 する 炭 鉱 の 復 旧 再 建 については なるべく 早 く 正 常 な 生 産 能 力 が 発 揮 できるよう 支 援 する また 以 下 のケースに 当 たる 炭 鉱 は 復 旧 再 建 を 実 施 しない 即 ち 重 度 な 損 害 を 受 けた もの 石 炭 量 の 貯 蔵 量 が 少 ないもの 発 掘 条 件 が 複 雑 なもの 及 び 安 全 条 件 がよくないもの などである 天 然 ガスの 青 酸 輸 送 能 力 及 び 製 品 油 のパイプライン 輸 送 能 力 の 回 復 に 取 り 組 むととも に ガス 井 純 化 工 場 石 油 精 製 工 場 パイプライン それらの 保 護 施 設 石 油 タンク 及 びガソリンスタンドを 修 復 する 34

44 項 目 復 旧 再 建 の 内 容 復 旧 再 建 の 規 模 35 キロボルト 以 上 変 圧 所 変 圧 所 を 修 復 再 建 変 圧 容 量 を 修 復 再 建 324 カ 所 1,809 万 キロボトル ア ンペア 送 電 網 線 路 を 修 復 再 建 7,372 キロメートル 10 キロボトルとそれ 以 下 の 変 圧 容 量 配 電 容 量 を 修 復 再 建 線 路 を 修 復 再 建 380 万 キロボルト アン ペア 9 万 2,400 キロメートル 江 油 略 陽 発 電 所 紫 坪 舗 映 秀 太 平 駅 福 堂 雑 谷 脳 河 碧 口 漢 坪 咀 葫 芦 頭 東 方 紅 などの 発 電 設 施 を 修 復 再 建 電 源 大 型 中 型 水 力 発 電 所 大 型 中 型 水 力 発 電 所 を 修 復 再 建 据 え 付 けた 機 械 総 容 量 を 修 復 再 建 129 カ 所 700 万 kw 以 上 炭 鉱 石 油 ガス 天 池 紅 星 大 昌 沟 趙 家 壩 栄 山 坤 達 西 坡 な どの 炭 鉱 及 び 外 部 インフラを 修 復 再 建 ガス 井 を 修 復 再 建 中 壩 浄 化 場 南 充 精 油 所 蘭 成 渝 輸 油 パイプライン 及 び 保 護 設 施 天 然 ガスパイプラインを 修 復 再 建 石 油 タンクを 修 復 再 建 ガソリンスタンドを 修 復 再 建 164 カ 所 1,176 カ 所 100 本 以 上 8 カ 所 922 カ 所 ( 出 所 ) 国 務 院 汶 川 大 地 震 災 後 復 興 再 建 マスター 計 画 の 印 刷 配 布 に 関 する 通 知 ( 国 務 院 国 発 [2008] 31 号 2008 年 9 月 19 日 )をもとに 整 理 作 成 損 害 を 受 けた 堤 防 ダムは 防 水 に 影 響 を 与 えるため 全 面 的 な 修 復 及 び 詰 まった 河 川 の 浚 渫 が 必 要 である それによって 潜 在 的 な 危 険 を 排 除 し 防 水 能 力 を 回 復 させる また 35

45 堰 塞 湖 による 防 水 への 影 響 を 解 消 すべきである さらに 水 文 及 び 洪 水 予 報 施 設 の 復 旧 再 建 を 行 う 損 害 を 受 けたダムと 灌 漑 区 域 の 再 建 を 融 合 させ 供 水 施 設 の 全 面 的 な 修 復 を 行 い 供 水 能 力 を 回 復 させる 農 地 における 水 利 インフラ 施 設 及 び 水 土 保 持 水 資 源 の 観 測 施 設 の 復 旧 再 建 を 行 う 項 目 復 旧 再 建 の 内 容 復 旧 再 建 規 模 洪 水 防 止 災 害 減 少 農 田 水 利 水 資 源 監 測 ダムをリスク 防 止 補 強 堤 防 をリスク 防 止 補 強 堰 塞 湖 (ダム)を 整 理 水 文 調 査 所 を 修 復 再 建 大 型 灌 漑 区 を 修 復 再 建 中 型 小 型 灌 漑 区 を 修 復 再 建 独 立 したミニ 水 利 設 施 を 修 復 再 建 水 源 地 及 び 主 要 河 流 水 質 監 測 設 施 を 修 復 再 建 1,263 カ 所 1,199 キロメートル 105 カ 所 112 カ 所 7 カ 所 1289 カ 所 55,498 カ 所 4,454 カ 所 ( 出 所 ) 国 務 院 汶 川 大 地 震 災 後 復 興 再 建 マスター 計 画 の 印 刷 配 布 に 関 する 通 知 ( 国 務 院 国 発 [2008]31 号 2008 年 9 月 19 日 )をもとに 整 理 作 成 産 業 の 復 興 再 建 においては 資 源 環 境 の 許 容 能 力 産 業 政 策 及 び 雇 用 需 要 に 応 じて 合 理 的 に 被 災 企 業 の 再 建 新 設 撤 廃 及 び 合 併 を 実 施 し 優 位 性 と 特 徴 のある 産 業 の 発 展 を 支 援 すべきである それによって 産 業 構 造 の 調 整 を 推 進 し 人 々の 雇 用 の 機 会 を 創 出 する 計 画 区 域 の 中 心 都 市 において 科 学 技 術 資 源 が 集 中 し 産 業 の 基 盤 が 確 固 であると いう 強 みを 発 揮 させ 電 子 情 報 重 大 設 備 自 動 車 とその 部 品 新 材 料 新 エネルギ ー 石 油 化 学 工 業 紡 織 などの 産 業 を 重 点 的 に 発 展 させる また 特 徴 のある 農 林 資 源 を 十 分 に 生 かし 食 品 飲 料 漢 方 薬 などの 農 林 産 品 の 加 工 産 業 を 発 展 させる さ 36

46 らに 適 切 な 先 進 技 術 を 駆 使 することによって 伝 統 的 な 産 業 様 式 を 改 革 し 高 い 技 術 コンテントの 産 業 の 発 展 を 目 指 す 省 エネと 排 気 ガスの 減 少 をもとに 循 環 経 済 を 発 展 させる 工 業 においては エネ ルギー 水 用 地 材 料 などの 節 約 を 厳 格 に 実 行 し 環 境 にやさしい 生 産 技 術 及 び 生 産 技 術 を 広 める 特 に 大 量 エネルギー 消 費 の 企 業 について 監 視 を 厳 しくする また 廃 棄 された 建 築 材 料 建 築 ゴミなどの 廃 棄 物 の 利 用 を 推 進 する さらに 建 築 ゴミ 工 業 固 体 廃 棄 物 石 炭 矸 石 などの 利 用 を 支 援 することによって 環 境 保 護 の 建 築 材 料 及 び 新 型 壁 材 料 の 開 発 を 促 進 する 産 業 の 復 興 再 建 に 当 たって 再 建 規 模 及 び 構 造 分 布 を 合 理 的 に 定 めることによっ て 低 水 準 で 重 複 した 建 設 を 防 止 する 国 家 産 業 政 策 に 合 わない 企 業 は 断 固 として 淘 汰 または 撤 廃 すべきである 重 大 装 備 建 築 材 料 燐 化 学 工 業 医 薬 品 などの 企 業 再 建 を 実 施 する そのうち 被 災 地 域 全 体 の 復 興 再 建 に 貢 献 できる 企 業 や 被 災 地 域 の 雇 用 問 題 の 解 決 となる 企 業 などの 企 業 再 建 を 優 先 する 東 汽 二 重 攀 長 鋼 長 虹 九 洲 宏 達 阿 壩 アルミニューム 場 場 壩 鉛 亜 鉛 鉱 石 成 州 鉱 業 などの 中 央 企 業 及 び 地 方 の 中 堅 企 業 の 復 興 重 建 を 支 援 する 自 営 業 者 中 小 企 業 及 び 労 働 集 約 型 企 業 を 支 援 することによって 農 業 の 産 業 化 経 営 を 引 率 しかつ 収 穫 量 の 大 きい 企 業 及 び 少 数 民 族 に 特 別 必 要 される 商 品 の 生 産 企 業 を 復 興 再 建 する 復 興 再 建 プロジェクト 合 計 数 四 川 省 甘 粛 省 陜 西 省 元 の 場 所 での 復 興 プロジェクト 2,261 2, 元 の 場 所 での 再 建 プロジェクト 新 しい 場 所 での 新 規 建 設 プロジェクト 合 計 3,601 3,

47 ( 出 所 ) 国 務 院 汶 川 大 地 震 災 後 復 興 再 建 マスター 計 画 の 印 刷 配 布 に 関 する 通 知 ( 国 務 院 国 発 [2008] 31 号 2008 年 9 月 19 日 )をもとに 整 理 作 成 産 業 政 策 及 び 産 業 参 入 条 件 に 従 って 合 併 連 合 組 織 再 編 などの 方 法 によって 被 災 企 業 の 構 造 調 整 規 模 水 準 のグレードアップを 支 援 する 産 業 の 転 換 を 積 極 的 に 促 進 し 国 内 外 の 投 資 者 特 に 一 対 一 支 援 地 域 の 企 業 による 被 災 企 業 の 組 織 再 編 及 び 再 建 への 参 与 を 支 援 する 工 業 構 造 分 布 を 調 整 し 適 正 化 する また 既 存 の 国 家 レベル 及 び 省 レベルの 開 発 区 の 役 割 を 十 分 に 発 揮 させる さらに 企 業 の 集 積 を 促 し 特 徴 と 優 位 性 のある 産 業 群 を 育 成 する 被 災 地 域 における 企 業 の 新 しい 場 所 での 新 規 建 設 及 び 一 部 の 県 ( 市 区 )レベルの 産 業 パークの 撤 廃 合 併 と 転 移 を 通 じて 既 存 の 国 家 レベル 及 び 省 レベルの 開 発 区 の 面 積 を 適 度 に 拡 大 する 循 環 経 済 産 業 集 積 区 を 新 設 し 飛 地 経 済 の 発 展 を 奨 励 する それによって 適 度 な 再 建 を 行 う 区 域 及 び 生 態 的 再 建 を 行 う 区 域 における 被 災 企 業 などの 新 しい 場 所 での 再 建 を 適 度 に 受 け 入 れる 一 対 一 支 援 において 支 援 する 地 域 と 支 援 を 受 け 取 る 地 域 は 合 理 的 な 立 地 構 造 に 従 って 協 力 して 産 業 パークの 建 設 を 行 い 東 部 中 部 の 地 域 産 業 を 誘 致 する 項 目 撤 廃 合 併 と 移 転 さ れる 工 業 パーク 拡 大 される 国 家 レ ベル 省 レベル 開 発 区 新 設 される 循 環 経 済 産 業 集 積 区 復 興 再 建 内 容 阿 壩 水 磨 工 業 パーク 平 武 南 壩 工 業 パーク 北 川 工 業 パーク 安 県 花 荄 工 業 パーク 青 川 工 業 集 積 区 什 邡 鎣 華 工 業 パーク 什 邡 穿 心 店 工 業 区 綿 竹 龍 蟒 河 工 業 集 積 区 綿 竹 高 尊 寺 化 工 集 積 発 展 区 綿 陽 ハイテク 産 業 開 発 区 江 油 工 業 パーク 徳 陽 経 済 開 発 区 広 漢 経 済 開 発 区 彭 州 工 業 パーク 都 江 堰 経 済 開 発 区 隴 南 西 成 ( 隴 南 ) 経 済 開 発 区 など 成 都 徳 陽 綿 陽 広 元 天 水 漢 中 循 環 経 済 産 業 集 積 区 38

48 ( 出 所 ) 国 務 院 汶 川 大 地 震 災 後 復 興 再 建 マスター 計 画 の 印 刷 配 布 に 関 する 通 知 ( 国 務 院 国 発 [2008]31 号 2008 年 9 月 19 日 )をもとに 整 理 作 成 観 光 業 を 振 興 させるプロジェクトを 実 施 し 重 点 観 光 区 域 と 高 級 観 光 コースの 建 設 重 要 景 勝 地 区 及 び 民 族 的 特 徴 のある 観 光 都 市 と 農 村 の 復 興 再 建 を 強 化 する 観 光 における 交 通 施 設 及 び 観 光 地 帯 沿 線 のサービス 区 域 サービスステーションの 復 興 再 建 を 行 う また 観 光 ホテルなどの 施 設 を 補 強 再 建 を 行 う さらに 観 光 におけ る 安 全 応 急 救 援 システムを 整 備 する 観 光 地 の 安 全 状 況 を 延 滞 なくタイムリーに 公 開 することによって 国 内 外 の 観 光 客 の 不 安 を 拭 い 去 る また 観 光 地 の 新 しい 資 源 及 び 新 商 品 の 宣 伝 を 強 化 することによって 観 光 業 を 発 展 させる 項 目 重 点 観 光 区 復 興 再 建 内 容 羌 族 文 化 体 験 観 光 区 龍 門 山 休 閑 観 光 区 三 国 文 化 観 光 区 パ ンダ 国 際 観 光 区 を 整 備 九 寨 沟 観 光 環 状 コース チベット 族 羌 族 文 化 観 光 廊 下 地 震 高 級 観 光 ライン 遺 跡 観 光 ライン パンダ 生 息 地 観 光 ライン 三 国 文 化 観 光 ライン 川 陜 甘 紅 色 観 光 ラインを 整 備 都 江 堰 ~ 青 城 山 九 寨 沟 黄 龍 剣 門 蜀 道 鎣 華 山 李 白 故 里 景 勝 地 四 姑 娘 山 武 都 万 象 洞 成 県 西 狭 頌 康 県 陽 壩 舟 曲 拉 尕 山 青 木 川 古 鎮 定 軍 山 宝 鶏 炎 帝 陵 千 佛 崖 略 陽 五 龍 洞 などを 復 旧 再 建 ( 出 所 ) 国 務 院 汶 川 大 地 震 災 後 復 興 再 建 マスター 計 画 の 印 刷 配 布 に 関 する 通 知 ( 国 務 院 国 発 [2008] 31 号 2008 年 9 月 19 日 )をもとに 整 理 作 成 都 市 農 村 のサービス 施 設 などの 営 業 拠 点 の 分 布 を 適 正 化 し 人 々の 基 本 生 活 にかかわ る 商 業 とサービス 業 の 営 業 拠 点 民 族 貿 易 の 営 業 拠 点 及 び 住 民 本 位 の 生 活 生 産 サービスネ 39

49 ットワークの 復 旧 再 建 を 行 う 特 に 鋼 材 とセメントなどの 建 設 材 料 卸 売 市 場 農 産 品 の 卸 売 市 場 及 び 農 業 生 産 資 材 流 通 サービス 設 施 の 復 旧 再 建 を 重 点 とする 既 存 の 物 流 施 設 の 整 備 統 合 を 行 う また 日 用 商 品 及 び 農 業 生 産 資 材 の 配 送 センター 生 鮮 食 品 及 び 農 産 品 のコールド チェーンシステム 糖 などの 重 要 商 品 備 蓄 倉 庫 の 復 旧 再 建 を 行 う さらに 大 型 物 流 企 業 を 導 入 し 現 代 物 流 の 発 展 を 推 進 する 食 糧 と 食 用 油 の 倉 庫 食 糧 と 食 用 油 の 供 給 ステーション 軍 事 供 給 ステーション 食 糧 と 食 用 油 の 卸 売 市 場 食 糧 と 食 用 油 の 調 達 ステーションなどの 食 糧 と 食 用 油 の 流 通 施 設 を 復 旧 再 建 する また 製 品 油 通 用 物 資 などの 国 家 物 資 備 蓄 施 設 の 復 旧 再 建 に 取 り 組 む 都 市 においては 百 貨 店 スーパーマーケット コンビニエンスストア 専 門 店 農 産 品 自 由 市 場 などの 小 売 業 の 復 旧 再 建 を 行 う 農 村 においては 万 村 千 郷 市 場 プロジェクト に 関 わる 農 家 向 け 商 店 日 用 商 品 と 農 業 生 産 資 材 を 販 売 する 営 業 拠 点 及 び 購 買 販 売 協 同 組 合 の 経 営 サービスシステムなどの 復 旧 再 建 に 取 り 組 む 項 目 復 旧 再 建 の 内 容 復 旧 再 建 規 模 卸 売 市 場 小 売 業 配 送 センター 生 産 資 材 卸 売 市 場 を 修 復 再 建 農 産 品 ( 畜 産 物 を 含 む) 卸 売 市 場 を 修 復 再 建 家 庭 住 宅 造 作 建 設 材 料 卸 売 市 場 日 用 消 費 品 卸 売 市 場 その 他 の 卸 売 市 場 百 貨 店 を 修 復 再 建 スーパーマーケット 自 由 市 場 日 用 消 費 品 配 送 センターを 復 旧 再 建 農 産 品 配 送 センター 農 業 生 産 資 材 配 送 センター 6 カ 所 85 カ 所 24 カ 所 30 カ 所 36 カ 所 39 カ 所 79 カ 所 267 カ 所 44 カ 所 11 カ 所 28 カ 所 40

50 食 糧 食 用 油 備 蓄 設 施 物 資 備 蓄 設 施 公 共 物 流 プラットフォーム 中 央 備 蓄 食 糧 代 理 備 蓄 倉 庫 地 方 備 蓄 食 糧 倉 庫 食 糧 備 蓄 倉 庫 を 修 復 再 建 肉 類 備 蓄 倉 庫 を 修 復 再 建 その 他 の 重 要 商 品 備 蓄 倉 庫 うち 国 家 物 資 備 蓄 倉 庫 13 カ 所 28 カ 所 133 カ 所 161 カ 所 9 カ 所 28 カ 所 2 カ 所 ( 出 所 ) 国 務 院 汶 川 大 地 震 災 後 復 興 再 建 マスター 計 画 の 印 刷 配 布 に 関 する 通 知 ( 国 務 院 国 発 [2008] 31 号 2008 年 9 月 19 日 )をもとに 整 理 作 成 銀 行 業 証 券 業 及 び 保 険 業 出 先 機 関 の 復 興 再 建 に 取 り 組 み 末 端 営 業 拠 点 の 分 布 を 適 正 化 させる また 金 融 資 源 の 配 分 を 適 正 化 させ 金 融 サービスネットワークを 整 備 する 営 業 用 の 部 屋 金 庫 及 び 金 融 ネットワーク 情 報 システムの 復 興 再 建 に 取 り 組 む また 商 業 銀 行 保 険 会 社 などの 出 先 機 関 の 設 置 を 奨 励 し 保 険 経 営 機 関 の 情 報 システム 安 全 保 障 を 強 化 する 項 目 復 興 再 建 内 容 復 興 再 建 規 模 銀 行 業 証 券 業 保 険 業 営 業 拠 点 を 修 復 補 強 営 業 拠 点 を 元 の 場 所 で 再 建 営 業 拠 点 を 新 しい 場 所 で 再 建 営 業 拠 点 を 撤 廃 合 併 営 業 拠 点 を 修 復 補 強 営 業 拠 点 を 元 の 場 所 で 再 建 営 業 拠 点 を 新 しい 場 所 で 再 建 営 業 拠 点 を 修 復 補 強 営 業 拠 点 を 元 の 場 所 で 再 建 営 業 拠 点 をしい 場 所 で 再 建 1,085 件 776 件 232 件 12 件 19 件 2 件 12 件 1,211 件 11 件 50 件 41