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くうしょうつちかね
7 years ago
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1 札幌医科大学保健医療学部棟改修計画平成 2 8 年 3 月札幌医科大学

2 目次 1 はじめに 2 改修計画策定の背景と目的 ( 1 ) 大学の沿革 1 ( 2 ) 施設整備について 2 3 保健医療学部棟の改修について ( 1 ) 保健医療学部棟の現況 7 ( 2 ) 改修の基本方針 8 ( 3 ) 主な改修の内容 8 ( 4 ) 現行法令適合のための改修 1 3 ( 5 ) 概算事業費改修の進め方及びスケジュール ( 1 ) 進め方 1 6 ( 2 ) スケジュールキャンパス整備に関する現状と課題 ( 1 ) 病院と大学の連絡通路 1 7 ( 2 ) 附属病院駐車場の狭隘化解消 1 8 ( 3 ) 病院の整備について 1 8 ( 4 ) 助産学専攻科棟などについて 1 8 参考主要施設の現況 1 9 ( 参考資料編 ) 1 札幌医科大学施設整備構想 2 札幌医科大学附属病院増築計画 3 教育研究施設 Ⅲ 基本設計 ( 概要 ) 4 学内施設配置図

3 1 はじめに保健医療学部は看護学科理学療法学科作業療法学科の 3 学科からなる日本初の医療系学部として平成 5 年にそれまでの 3 年制短期大学から 4 年制大学となり人々が健康に暮らせる社会の実現を目的に専門性を発揮することにより広く社会に貢献すると共に優れた医療人を輩出し続けてきた今後とも北海道の地域医療を守り支える専門職や保健医療を探究する研究者を育成するためには教員や学生さらに大学と共同研究を行う企業の研究者など多くの関係者にとって活動しやすい教育研究環境の充実さらには利用者の満足度の向上など魅力あるキャンパスづくりが求められているこうした中現在の保健医療学部棟は昭和 5 8 年の札幌医科大学衛生短期大学部として建設されたものであり平成 5 年の保健医療学部 ( 4 年制 ) への発展的改組や平成 1 0 年の大学院の設置に伴い定員は建設当時と比べ 1. 6 倍を超える状況にまで増加しており施設の狭隘化が著しいことから平成 2 4 年 3 月に北海道が策定した札幌医科大学施設整備構想 ( 以下整備構想という ) に基づいて学生教員数に見合った適切なスペースの確保が必要となっているまた現在建設中の教育研究施設 Ⅲ は保健医療学部棟の増築棟として一体的な活用を考慮した上で基本設計が行われており施設機能を十分に発揮し質の高い教育環境の確保を図るためには改修が不可欠となっている建物の現状を総合的に把握し改修をより円滑に進めるため保健医療学部棟改修計画 ( 以下改修計画という ) を策定する 2 改修計画策定の背景と目的 ( 1 ) 大学の沿革札幌医科大学は北海道総合開発の一環として昭和 2 5 年に旧道立女子医学専門学校を基礎に戦後の新制医科大学第一号の医学部医学科の単科大学として開学したその後平成 5 年には札幌医科大学衛生短期大学部 ( 昭和 5 8 年開学 ) を発展的に改組することにより保健医療学部として開設し本道で唯一の公立医科系総合大学として発展してきたこの間医師をはじめとする多くの医療人を育成するとともに先進医学保健医療学の研究や高度先進医療の提供さらには地域への医師派遣等を通じて北海道の医療保健福祉の向上に大きく貢献してきた平成 1 9 年 4 月には新たな理念及び行動規範を掲げ理事長のリーダーシップの下最高レベルの医科大学を目指して北海道公立大学法人札幌医科大学として新たに出発した -1-

4 平成 2 0 年 1 0 月には新たな教育組織として教養教育と専門教育 ( 医学及び保健医療学 ) の有機的連携の下高度な医療技術を有しかつ高い医療倫理と教養を備えた人間性豊かな医療人を育成することを目的に医療人育成センターを開設した平成 2 3 年 4 月には研究機能の強化を図るため医学部附属がん研究所等の研究部門を再編し医学部附属フロンティア医学研究所を設置しまた平成 2 4 年 4 月には創造性に富み人間性豊かな助産師の育成を行い北海道の母子保健の発展と充実に貢献することを目的に助産学専攻科を開設した平成 2 6 年 4 月には医学部及び保健医療学部の入学者選抜の円滑な実施や選抜方法の改善オープンキャンパスや模擬講義等の入学者に対する広報の充実を目的にアドミッションセンターを開設した年代主なできごと昭和 25 年 2 月 20 日札幌医科大学設置認可 ( 学生入学定員 40 人 ) 昭和 25 年 4 月 1 日開学昭和 28 年 3 月 31 日学生入学定員を 60 人に増員昭和 30 年 9 月 1 日附属研究機関としてがん研究所設置昭和 31 年 3 月 31 日大学院医学研究科の設置認可 ( 学生入学定員 25 人 ) 昭和 37 年 12 月 20 日学部学生の入学定員を 80 人に増員昭和 49 年 1 月 23 日学部学生の入学定員を 100 人に増員昭和 57 年 5 月 16 日動物実験施設部設置昭和 58 年 6 月 23 日附属病院等整備第 1 期工事 ( 病棟中央診療棟 ) 竣工昭和 60 年 6 月 20 日附属病院等整備第 2 期工事 ( 外来診療棟 ) 竣工昭和 61 年 3 月 13 日附属病院等整備第 2 期工事 ( 臨床教育研究棟 ) 竣工平成 5 年 4 月 1 日保健医療学部 ( 入学定員 90 名 ) 開設 ( 看護学科理学療法学科作業療法学科 ) 平成 10 年 4 月 1 日大学院保健医療学研究科 ( 入学定員 24 名 ) 開設 ( 看護学専攻理学療法学作業療法学専攻 ) 平成 11 年 3 月 28 日基礎医学研究棟竣工平成 12 年 4 月 1 日大学院保健医療学研究科理学療法学科作業療法学専攻博士課程後期 ( 入学定員 6 名 ) 開設平成 13 年 4 月 1 日大学院医学研究科を再編整備 ( 地域医療人間総合医学講座分子器官制御医学専攻情報伝達制御医学専攻の 3 専攻へ ) 平成 18 年 4 月 1 日附属総合情報センター設置 ( 附属図書館附属情報センターの統合組織 ) 附属産学地域連携センター設置平成 19 年 4 月 1 日地方独立行政法人化北海道公立大学法人札幌医科大学平成 20 年 4 月 1 日医学部学生入学定員 105 名に増員大学院医学研究科修士課程 ( 入学定員 10 名 ) を開設 ( 医学専攻科 ) 平成 20 年 10 月 1 日医療人育成センター開設平成 21 年 4 月 1 日医学部学生入学定員 110 名に増員平成 23 年 4 月 1 日医学部附属研究所等の再編統合により医学部附属フロンティア医学研究所を設置平成 24 年 4 月 1 日助産学専攻科 ( 入学定員 20 名 ) 開設 ( 2 ) 施設整備について大学キャンパスの整備については整備構想に基づき教育研究施設 Ⅰ 及び教育研究施設 Ⅲ リハビリテーション実習施設体育館等の整備を行っている -2-

整備構想においては教育研究機能の充実強化に向けて教員学生数に見合った適切なスペースの確保を目指しているが保健医療学部棟は建設時 ( S 5 8 ) の収容定員 2 7 0 名 ( 3 年制 ) が保健医療学部開設 ( 4 年制 ) や大学院の設置に伴い現定員は 4 5 2 名 ( + 1 8 2 名 1.

5 整備構想においては教育研究機能の充実強化に向けて教員学生数に見合った適切なスペースの確保を目指しているが保健医療学部棟は建設時 ( S 5 8 ) の収容定員名 ( 3 年制 ) が保健医療学部開設 ( 4 年制 ) や大学院の設置に伴い現定員は名 ( 名 1. 6 倍超 ) となったため施設が著しく狭隘化し学生に多大な負担を強いている現状にあるまた教育研究施設 Ⅲ については保健医療学部棟の改修を見据え両施設の一体的な使用を考慮した上で基本設計されており施設機能を発揮させるために必要不可欠かつ必要最小限の既存棟改修が完了することにより整備構想で規定する質の高い教育環境の確保を図る -3-

6 年度検討内容 H22 札幌医科大学札幌医科大学の施設整備施設整備のありのあり方についてについて策定施設の整備場所や規模による事業費の概算や整備手法の課題を整理 H23 札幌医科大学施設整備構想札幌医科大学施設整備構想策定施設整備のあり方に機能や整備内容の検討を加え基本的構想を取りまとめたもの < 施設の現状と課題 > 土地都心に位置するが道路を隔て敷地が分断大学キャンパスとして一体感がない建物 < 教育施設 > 主な施設は耐用年数が到来し狭隘化により定員増にも対応できない < 附属病院 > 狭隘化しており高度先進医療に対応するための機能拡充が困難 < 大学における課題 > 区分課題特色ある 1 教育方法の変革 : 新たな教育方法に対応する施設整備 ( 講義中心臨床技能教育など ) 教育 2 国家試験合格率 : 学生が自主的に勉学できる学習環境の整備 3 研究機能の充実 : 研究研究支援機能の充実 ( 先端的研究成果を臨床研究へ応用など ) 地域医療 1 医師不足 : 医師の養成数を増やすための学生定員増に対応した校舎整備への貢献 2 医師派遣機能 : 臨床研修医を確保するため臨床技能教育に必要な施設の整備病院の 1 医療ニーズ : 診療機能の拡充 ( がん拠点病院高度救命救急センターなど ) 機能強化 2プライバシー : 患者アメニティの向上 ( 病室の 4 床化個室化 ) < 教育研究施設の整備 > 施設面積施設面積整備内容現有施設 20,001 m2 新キャンパス 40,500 m2 収容定員 1 医学部定員 125 名継続使用施設 46,604 m2 継続使用施設 46,604 m2 2 助産学専攻科定員 20 名合計 66,605 m2 合計 87,104 m2 概算事業費 180 億円 H24 西 19 丁目街区施設 ( 体育館リハビリテーションリハビリテーション実習施設及実習施設及び保育所 ) 基本設計 / 実施設計西 17 丁目街区構想及び教育研究施設 Ⅰ 基本設計 1 大学のシンボルとなるキャンパスの顔づくり 3 各機能を円滑につなぐネットワーク形成 2 施設内外のゆとり確保 4 西側に向いた顔づくり附属病院増築整備計画附属病院増築整備計画策定施設名竣工年耐用年面積診療科病床数病棟中央診療棟 S58 H m2 1 床室 74 床 4 床室 28 床 8 床室 8 床許可外来診療棟 S60 H36 14,328 m2 25 科 2 床室 126 床 5 床室 225 床 10 床室 10 床病床計 65,090 m2 3 床室 30 床 6 床室 426 床 11 床室 11 床 938 床 < 整備の方向性 > 病室の 4 床化個室化個室化など患者の療養環境を確保喫緊の課題に対応するた救急医療の中心的中心的な役割役割を果たすためたすため患者受入体制患者受入体制を強化め附属病院の増築を行うがん医療医療に関するする総合診療体制総合診療体制の確立高度先進医療への対応リハビリテーション医療医療の診断治療機能の充実医師派遣機能の充実等札医大に勤務勤務するする医師医師の確保 ( 教育研究機能の充実 ) 現施設数十年の使用可 < 建設場所の変更 > 西 16 丁目市道地下に公共下水道管が埋設されており地下通路での接続が困難であること渡り廊下による現病院との接続が限定され病院機能の一体化や利用者に配慮した動線の確保が困難であること西 17 丁目市道 ( 緑道 ) 取得見込となったこと上述の要因を踏まえ建設場所を衛生学院敷地北病棟西側に変更 -4-

年度検討内容 H25 西 19 丁目街区施設 ( 体育館リハビリテーションリハビリテーション実習施設及実習施設及び保育所 ) 工事開始附属病院増築棟基本設計教育研究施設 Ⅰ 実施設計教育研究施設 Ⅲ 基本設計 H26 西 19 丁目街区施設 ( 体育館リハビリテーションリハビリテーション実習施設及実習施設及び保育所 ) 完成 (H2 H26.1.11) 教育研究施設 Ⅰ 工事開始 (H2 H29.

7 年度検討内容 H25 西 19 丁目街区施設 ( 体育館リハビリテーションリハビリテーション実習施設及実習施設及び保育所 ) 工事開始附属病院増築棟基本設計教育研究施設 Ⅰ 実施設計教育研究施設 Ⅲ 基本設計 H26 西 19 丁目街区施設 ( 体育館リハビリテーションリハビリテーション実習施設及実習施設及び保育所 ) 完成 (H2 H ) 教育研究施設 Ⅰ 工事開始 (H2 H 完成予定 ) 附属病院増築棟実施設計教育研究施設 Ⅲ 実施設計西 17 丁目市道 ( 緑道 ) 取得 ( H 札幌市からから道へ譲渡 ) 現状と課題市道取得後の利用検討西 17 市道によって大学と病院が分断西 17 丁目街区に駐車場整備大学と病院間を学生等が頻繁に往来大学駐車場病院の連結通路バリアフリー化病院駐車場の狭隘化路上待ちの恒常化歩行者専用道路としての機能は継続 H27 附属病院増築棟工事開始 (H30.3 完成予定 ) 教育研究施設 Ⅲ 工事開始 (H29.3 完成予定 ) 西 19 丁目街区施設外構 ( 園庭など ) 完成施設整備構想全体スケジュール -5-

8 期間事業費 ( 単位 : 億円 ) 設計等工事 [ 予定 ] 当初計画変更後計画契約実績等備考大学施設教育研究基 H24 H26.10~H29.12 施設 Ⅰ 実 H 教育研究基 H28 H30.12~H32.7 施設 Ⅱ 実 H 教育研究基 H25 H27.9~H29.3 施設 Ⅲ 実 H 管理棟基 H28 H30.12~H32.7 動物実験実 H 体育館基 H24 [H26.11 完成 ] リハ施設実 H 外 19 丁基ー H26.6~H26.12 構目街区実 H24 H27.8~H27.12 工 17 丁基 H32.5~H 事目街区実 H29 体育教研 Ⅰと一体 H26.12~H27.5 解館等体北解 H29 H30.7~H30.12 工南棟 8 9 事東棟解 H31 H32.9~H33.1 等既保健医療学基 [ 教研 Ⅲ] H29.4~H30.3 存部棟実 H28 3 棟基礎実 H32 H33~ 管理棟及び外棟構に併せ検討附属病院増築棟基 H25 H27.7~H28.3 実 H26 H27.12~H 既存棟実 H29 H30~ H28 改修計画策定予定臨床棟実 H32 H33~ 既存棟改修計画等を踏まえ検討基 = 基本設計実 = 実施設計変更後計画は平成 28 年度予算時契約実績等は平成 28 年 2 月末現在 -6-

9 入学定員の推移医学部保健医療学部大学院年医学研究科保健医療学研究科医学科看護学科理学療法作業療法修士課程博士課程看護学理学作業療法学学科学科博士前期博士後期博士前期博士後期昭和 25 年 40 人昭和 28 年 60 人昭和 31 年 25 人昭和 38 年 80 人 28 人昭和 40 年 30 人昭和 50 年 100 人昭和 57 年 31 人昭和 58 年 (50 人 )(20 人 )(20 人 ) 平成 5 年 50 人 20 人 20 人平成 10 年 12 人 12 人平成 12 年 6 人平成 13 年 50 人平成 18 年 2 人平成 20 年 105 人 10 人平成 21 年 ~ 110 人 50 人 20 人 20 人 10 人 50 人 12 人 2 人 12 人 6 人 ( ) は衛生短期大学の入学定員 3 保健医療学部棟の改修について ( 1 ) 保健医療学部棟の現況名称保健医療学部棟所在地札幌市中央区南 2 条西 1 7 丁目番地 8 6 敷地面積 7, m2 建築面積 1, m2 延床面積 7, m2 規模 / 構造屋根塔屋 2 階地下 1 階付 6 階建鉄骨鉄筋コンクリート竣工年昭和 5 7 年 -7-

10 ( 2 ) 改修の基本方針定員増に伴い実習室演習室など各室の必要面積を確保する教育研究施設 Ⅲ との一体的使用相互連携を勘案した整備内容とする整備改修に当たっては増築棟となる教育研究施設 Ⅲ の耐用年数を勘案し施設設備の長寿命化やバリアフリー化に配慮する将来的な動線を踏まえた効果的効率的な室配置を検討する ( 3 ) 主な改修の内容学部定員増 ( 人人 ) を踏まえた各室の新設拡充講義室会議室演習室など施設整備時 ( S 5 8 年 ) 以降に新設された大学院助産学専攻科の設置に伴う各室の新設拡充院生演習室看護方法実習室 ( 助産学専攻科と共同利用 ) など施設整備時 ( S 5 8 年 ) に未設置又は以後の学術的発展により機能不十分となった各室の新設拡充理学療法学科作業療法学科の各実験室及び実習室など -8-

11 -9-

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15 ( 4 ) 現行法令適合のための改修エレベータ - 昇降路の防火区画における遮煙性能を持った防火設備を設置するシックハウスの原因となる化学物質の室内濃度を下げるため 2 4 時間換気設備を設置する防火シャッター等の防火設備に挟まれ重大な危害を受けないようにするため閉鎖作動時の危害防止機構等を設置する建物にかかる荷重を低減する ( 屋上押さえコンクリートの撤去等 ) -13-

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17 ( 5 ) 概算事業費約 3. 4 億円内訳実施設計委託費約 0. 2 億円改修工事費約 3. 2 億円なお移転費初度調弁費は別途検討とする改修計画の具体化に向けては厳しい道の財政状況を踏まえ適宜精査を行うとともに状況の変化に柔軟に対応できるよう必要に応じて変更あるいは修正を加えていくこととする -15-

18 4 改修の進め方及びスケジュール ( 1 ) 進め方授業や学内行事への影響を最小限に抑えるため夏季冬季春季休業期間を中心にフロア毎に改修工事を行う ( 2 ) スケジュール契約の状況 1 教育研究施設 Ⅰ ( 解体工事を除く ) ( 工期 : 平成 2 7 年 6 月 1 9 日 ~ 平成 2 9 年 1 2 月 2 5 日 ) 2 教育研究施設 Ⅲ ( 工期 : 平成 2 7 年 9 月 8 日 ~ 平成 2 9 年 3 月 2 4 日 ) 3 附属病院地下改修 ( 工期 : 平成 2 7 年 7 月 7 日 ~ 平成 2 8 年 3 月 2 5 日 ) 4 附属病院増築 ( 工期 : 平成 2 7 年 1 2 月 1 8 日 ~ 平成 3 0 年 3 月 2 3 日 ) -16-

19 5 キャンパス整備に関する現状と課題 ( 1 ) 病院と大学の連絡通路本学のキャンパスは西 1 6 丁目街区に附属病院西 1 7 丁目街区に大学施設が配置され西 1 7 丁目緑道によって東西に分断されている西 1 7 丁目緑道のこれまでの経緯年月内容大正 1 0 年 4 月市道に認定 ( 公衆用道路 ) 昭和 5 6 年 2 月自転車歩行者専用道路へ用途変更昭和 6 1 年 1 1 月道路の緑地化工事完成平成 2 6 年 4 月札幌市から北海道に譲渡北海道から無償貸与 -17-

20 西 1 7 丁目緑道は附属病院での臨床実習大学施設での講義病院や臨床医学研究棟から大学研究室への病理組識細胞の搬入など学生や教員が頻繁に往来しているが雨天時や降雪時特に冬季の凍結した路面の通行には特別に注意を払う必要があるとともに往来の都度防寒着の着用や外履きへの履き替えなど学生教員にとって良好な教育研究環境とはいえない状況にあるまた西 1 7 丁目街区における駐車場整備に伴う患者等の動線に配慮が必要である ( 2 ) 附属病院駐車場の狭隘化解消附属病院外来患者用の駐車場 ( 約台分 ) が狭隘化し道路上で駐車場への入場を待つ車列が日常的に発生している附属病院駐車場の狭隘化の解消を図るため大学の施設整備に併せて患者の利便性の観点から隣接する西 1 7 丁目街区に駐車場を拡充整備し駐車場への入場待ちの軽減に伴う患者等の利便性の向上や交通安全の確保を図る駐車場は施設整備最終の外構設計において大学病院全体の土地利用計画及び工事費の負担軽減のための駐車料金の賦課徴収や民間資金の活用などを含めて検討する ( 3 ) 病院の整備について平成 2 5 年 2 月に取りまとめた札幌医科大学附属病院増築整備計画に基づき現状 1 室 6 床が主体となっている病室について個室及び 4 床室を基本として療養環境の充実を図るとともに診療看護の環境改善や外来化学療法室の拡充を図るため増築棟を建設中である既存棟については増築棟が完成した後平成 3 0 年度から病床の 4 床化外来診療部門の拡充救命救急センターの充実など道民の皆様に安全でより質の高い医療を提供する上で重要となる施設の整備を行うこととしており今後策定する改修計画においてその具体化について検討を深める必要がある ( 4 ) 助産学専攻科棟などについて助産学専攻科運営のため道から借り受けている助産学専攻科棟 ( 旧道立衛生学院 ) については看護キャリア支援センターの充実や患者用駐車場の狭隘問題病院の建替用地確保などの課題解決に向けて今後検討を深める必要があるまた新琴似グラウンドなどの附属施設について将来的なあり方や利活用について検討を深める必要がある -18-

21 参考主要施設の現況 1 建物区分施設名竣工年耐用年構造階延床面積 ( m2 ) 西教育南棟 S43 H27 R C 4 階 1, 東棟 S45 H29 R C 5 階 7, 丁教育北棟 S45 H29 R C 4 階 2, 目本部棟 S46 H30 R C 5 階 1, 街 RIセンターがん研究所 S49 H33 R C 5 階 2, 区保健医療学部棟 S57 H41 SRC 7 階 7, 基礎医学研究棟 H11 H58 SRC 15 階 20, 西国際医学交流センター S35 H19 R C 2 階交流会館 H 8 H55 R C 5 階 1, 街丁記念ホール H14 H61 R C 3 階区目西ファミリーハウス H14 H48 軽量 S 2 階細胞調製施設 H21 H55 S 1 階街丁体育館リハビリテーション H26 H73 SRC 2 階 3, 区目実習施設及び保育所西病棟中央診療棟 S58 H34 SRC 12 階 50, 外来棟 S60 H36 SRC 4 階 14, 街丁臨床教育研究棟 S61 H45 SRC 14 階 14, 区目西旧第 1 看護師宿舎 S35 H19 R C 4 階 1, 旧第 2 看護師宿舎 S49 H33 R C 8 階 1, 丁目西助産学専攻科棟 S36 H20 R C 4 階 6, ( 旧衛生学院 ) 丁目 2 土地名称所在地面積 ( m2 ) 西 1 5 丁目駐車場札幌市中央区南 2 条西 15 丁目新琴似グラウンド札幌市北区新琴似 4 条 9 丁目 203-2,207-3 札幌市北区新琴似 4 条 10 丁目 207-1, , 駐車場札幌市中央区南 1 条西 18 丁目 291 ー 162 ( 旧テニスコート ) 1,

<4D F736F F D E9197BF32817A8AEE967B8D5C917A8A FC92E8817A2E646F63>

<4D F736F F D E9197BF32817A8AEE967B8D5C917A8A FC92E8817A2E646F63> 新北九州市立八幡病院基本構想概要 1 市立八幡病院の現状 (1) 市立八幡病院の現状ア現状と課題本市の救急医療小児救急医療災害医療の拠点として市民の安全安心を支える医療を提供するとともに地域の基幹病院として質の高い医療を提供しているしかし一方で西棟が昭和 53 年東棟が昭和 58 年に建設され施設の老朽化狭隘化が課題となり加えて西棟の一部は新耐震基準を満たしておらず耐震化を図る必要があり