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6 90 Shapiroの新しい前線 低気圧モデル 第7図 気象衛星で捉えられた a 雲分布 赤外画像 と b 水蒸気分布 a は第5図の1時間後 b は更に3時間後の観測で 地上低気圧の最盛期 推定中心示度約928hPa にあたる Neiman and Shapiro 1993より引用 がわかる 5 また レーダー観測からは 第6図c に沿う強い気圧傾度や温暖核付近の対流活動などに伴 温暖核とそのすぐ周辺では対流活動が活発であること うものであろう 注意すべきは 前出の流跡線解析の もわかる Nモデルの温暖核 70年前に既に存在が暗 結果にも示されるように 温暖核の下層で上昇流が存 示されている は暖域の空気が閉じ込められたもの 在することである これは 発達した温帯低気圧の温 として描かれている 一方 低気圧予報実験のデータ 暖核が 熱力学的には下降流に伴う断熱加熱で維持さ を用いた流跡線解析によれば れる台風の眼とは本質的に異なることを意味している Kuo6渉α Reed6厩 Sモデルの温暖核内の空気の起源 は 初期に温暖前線のすぐ北にあったものである そ Kuo6厩 Sモデルが掲げる前線の時問発展は 温暖前線付近 の比較的温暖な空気が その更に北側にあった遙かに から極側に拡がる顕著な降水域とともに 水平格子問 寒湿な空気と共に巻き込んで閉じ込められたのであ る 第7図に示す例でも 一緒に巻き込んできた流れ 隔40km以下という高解像度の領域モデルを用いた 予報実験において見事に再現されている Shapiro はより冷たく湿っており その先端には2次的な寒冷 and 前線すら解析されている 6 Kurz 1982 は欧州大陸 の時間発展は水蒸気を含まない数値モデルでも再現さ 上の 閉塞した 低気圧を解析して 中心付近の温暖 れている Kayser 1990 Kuo6地 良く似た前線 Hoskins and West 1979 Takayabu 核では上昇流が存在すること そして温暖核が暖気移 1986 Schar 流によって維持されていることを示している 彼が指 1993 どうやら Sモデルで示される前線の時間発展 and Wemli 1993 Thomcroft6厩1 摘するように 閉塞期 の低気圧後面では各種の激し にとって本質的なのは降水過程からの寄与ではなく い現象がしばしば観測される それらは後屈温暖前線 発達する傾圧性擾乱に伴う水平循環場の変形や収束 5第3図bでは温暖核が誇大に描かれている 実際は直 本的な断熱力学過程らしい 7 これらの数値実験では それに付随する鉛直運動という 前線形成に於ける基 径100km程度 6この2次前線の背後では 暖かい湾流の上を吹く寒冷 な風により対流性の雲列が発達することから 実際に 地上の東西風の分布にあまり依らずに後屈温暖前線が 再現されている事実を強調しておきたい これに対し は2次前線の西半分が図よりもやや南に位置するも のと考えられる また 地上低気圧東方の 主 寒冷 8 7水蒸気の凝結効果を含まないReed6 磁 1994 の予 前線に伴う雲域が地上の前線からやや東にずれてい るが これは上空の気流が強い東向き速度をもっこと 報実験では 前線断裂が観測されたほど明瞭でなく によるのかも知れない 第9図参照 似た構造を示した 後屈温暖前線の部分も従来の温暖型閉塞前線にやや 天気 44 2

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