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4 年秋季 極域 寒冷域研究連絡会 の報告 海 カラ海 北大西洋 北米大陸の北部 東アジアで が多重に見られることが多い 南極昭和基地 69.0 S, 寒気質量の減少傾向が 中央シベリアの内陸部とベー 39.6 E における PANSY レーダー Sato et al.2014 リング海で寒気質量の増加傾向が5つの再解析データ のデータは このような小さな に共通して見られた 中央シベリアの内陸部の寒気質 界面構造とその力学機構の研究に有効である 昭和基 量の増加傾向は バレンツ海 カラ海での近年の急激 地では2013年4月及び5月において複数回多重圏界面 な海氷の減少が影響していると 構造が観測されていた 第1図 このとき 第一圏 えられる 例えば 直構造を持つ多重圏 地理的な寒気質量のトレンドの Mori et al 界面付近での東西風の絶対値の増大及び第一圏界面高 布は 地上気温のトレンドの 布とも一致していた 度の下降が同時に観測されていることがわかった これらの結果から 冬季北半球の寒気質量のトレンド ERA-Interim 再解析データを用いた Ertel の渦位の は再解析データに共通する 信頼性の高いものである 解析は 多重圏界面構造の出現前後に昭和基地付近を と言える tropopause folding が通過した可能性を示唆してい 反対に 冬季南半球の寒気質量のトレンドは再解析 た このように多重圏界面構造が観測されたとき背景 データ間で大きなばらつきが見られた JRA-25には 場の特徴がよく似ていることから これらは同じ力学 統計的に有意な増加傾向が見られ JRA-55 NCEP- 機構を持つことが期待される 本研究では特にきれい NCAR には統計的に有意な減少傾向が見られた 特 な特徴を示していた2013年4月8日から11日にかけて に 解析期間前半の1980年代 1990年代の 観測された多重圏界面の事例について その力学を詳 寒気質量 の値に再解析データ間で大きな差が見られ それがト しく調べることにした レンドのばらつきの大きさの原因と えられる 以上 次に これらの現象の空間構造や力学機構を調べる のことから冬季南半球の寒気質量の変化は不確実性が た め に 重 力 波 パ ラ メ タ リ ゼーション を 含 ま な い 大きい NICAM Satoh et al を 用 い て 数 値 シ ミュ 特定温位面以下の寒気質量は 気温の変化などに比 レーションを行った 昭和基地における時間高度断面 べて変化要因の物理的な解釈が明快であるという利点 を調べてみると 多重圏界面構造と第一圏界面の下降 がある 今後はそうした利点を生かして詳細な解析を がよく再現されていることがわかった また昭和基地 進めていく予定である 付近で発達する顕著な tropopause folding が現れて いた よって 観測された第一圏界面の下降は この 6 昭和基地で観測された多重圏界面のメカニズム tropopause folding が発達しつつ昭和基地の上を通過 澁谷亮輔 東京大学大学院理学系研究科) したことによると えられる さらに NICAM で再 極域においては WMO の定義による対流圏界面 現された慣性重力波のパラメータは PANSY レー ダーデータを用いたホドグ ラフ解析による推定とよく 一致していた 次に NICAM データを 用いて昭和基地付近で観測 された慣性重力波の発生源 を調べた まず 4月7日 1600UTC の15 E付 近 に おいて 顕著な正の PV 偏 差の前面において南極大陸 の 斜 面 を 滑 り 降 り る20 ms を 超 え る 強 風 が 生 じ ていた これと同時に 定 第1図 年3月31日から5月16日の期間における PANSY レーダーによっ て観測された東西風の時間高度断面図 印はラジオゾンデによって観 測された WM O の定義による対流圏界面の位置を表す 在的な位相構造を持つ波束 が15 E 付近の大陸 岸上 空に存在していた この波 天気" 62 5

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90 Shapiroの新しい前線 低気圧モデル 第7図 気象衛星で捉えられた a 雲分布 赤外画像 と b 水蒸気分布 a は第5図の1時間後 b は更に3時間後の観測で 地上低気圧の最盛期 推定中心示度約928hPa にあたる Neiman and Shapiro 1993より引用 がわかる 5 また レーダー観測からは 第6図c に沿う強い気圧傾度や温暖核付近の対流活動などに伴 温暖核とそのすぐ周辺では対流活動が活発であること

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