インドネシア国 PDAM 資産管理支援プロジェクト第 2 次詳細計画策定調査 第 1 回現地調査報告書 平成 26 年 9 月 (2014 年 ) 独立行政法人国際協力機構 (JICA) 株式会社コーエイ総合研究所株式会社日水コン

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1 インドネシア国 PDAM 資産管理支援プロジェクト第 2 次詳細計画策定調査 第 1 回現地調査報告書 平成 26 年 9 月 (2014 年 ) 独立行政法人国際協力機構 (JICA) 株式会社コーエイ総合研究所株式会社日水コン 環境 JR

2 インドネシア国 PDAM 資産管理支援プロジェクト第 2 次詳細計画策定調査 第 1 回現地調査報告書 平成 26 年 9 月 (2014 年 ) 独立行政法人国際協力機構 (JICA) 株式会社コーエイ総合研究所株式会社日水コン

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4 インドネシア国 PDAM 資産管理支援プロジェクト第 2 次詳細計画策定調査第 1 回現地調査報告書 目次第 1 章調査の背景と目的 調査の背景 インドネシア上水道セクターの概況 上水道セクターの課題 インドネシア政府の取り組み 案件形成の経緯 調査の目的 調査方法 調査団の構成 調査日程 主要協議先 調査方法... 6 第 2 章 COE プログラムの位置付け 計画 COE プログラムの政策的位置付け COE プログラムの目的 目標 上水道セクター開発戦略 政策上の位置付け COE プログラムの計画 予算 中期計画 予算 他の研修プログラム等との比較 第 3 章 COE プログラムの実施体制 プログラム全体の実施体制 州レベルの実施体制 PIP2B Satker PK PAM 第 4 章 COE プログラムの実施状況 COE プログラムの実施の流れ Socialization TOT (Training of Trainers: 講師養成講座 ) Monitoring BINTEK 研修 TOT 研修 Provincial トレーナー候補の選定 TOT カリキュラム インストラクター 研修テキスト Provincial トレーナーの選定 Provincial トレーナーの責任とモニタリング BINTEK でのトレーナー経験 BINTEK 研修 BINTEK 研修の実施状況 BINTEK 研修参加者の評価 National TOT 研修 COE プログラムの使用機材 BITAMS( 人間居住総局トレーニングセンター )... 24

5 4.5.2 各州での研修で用いる機材 第 5 章 PDAM の運営状況と COE プログラム PDAM の経営規模と健全性評価 ヒアリング対象 PDAM の運営状況 PDAM ヒアリング結果の概要 PDAM 経営者 幹部のコメント 研修参加者のコメント 第 6 章 COE プログラムの課題 COE プログラムの必要性 実施上の課題 実施機能の明確化 研修で得た知識の PDAM 事業改善への活用 新規研修モジュールの追加 研修テキストの改良 BINTEK 研修参加者のレベル分けの必要性 National Provincial トレーナーの継続的確保 研修で用いる機器の不足 他ドナーからの聴取事項 JICA プロジェクトに係る人間居住総局の要請 既存研修モジュールの改善 COE プログラムの新規モジュール PBC とパイロット事業 将来の COE プログラム運営体制 図表図 COE プログラムの実施体制 図 COE プログラムの実施フロー 図 年および 2013 年に TOT あるいは BINTEK 研修を実施した州 図 トレーナー経験のある Provincial Trainer( 年 ) 図 全国 PDAM の接続数 図 PDAM 健全性評価別の接続数 表 調査の背景... 1 表 COE プログラムの国家戦略上の位置付け... 8 表 COE プログラムの 2014 年計画... 9 表 COE プログラムと他プログラムの比較 表 COE プログラムの実施状況及び計画 表 TOT 研修参加者に求められる要件 表 各モジュールのインストラクターの所属と経歴 表 各モジュールの概要 表 TOT で選定された Provincial トレーナー 表 BINTEK 実施州と各モジュールへの参加者数 表 人間居住総局が有する研修機材 表 ヒアリング対象 PDAM の運営状況 表 PDAM 経営者 幹部のコメント 表 研修参加者のコメント (NRW) 表 研修参加者のコメント ( エネルギー効率化 ) 表 研修参加者のコメント (SAK ETAP) 表 COE Central Management System の構築 表 既存研修モジュールテキストへの追加内容 ( 案 ) 表 研修モジュールのレベル分け 添付資料 1: 面談記録添付資料 2: 収集資料リスト

6 用語 Akatirta BINTEK BPP SPAM BTAMS Akademi Teknik Tirta Wiyata YPTD-PAMSI が設置 運営する水道分野の職業訓練学校 Badan Pendukung Pengembangan Sistem Penyediaan Air Minum Balai Teknik Air Minum dan Sanitasi 一般的な用語で研修訓練を意味するが COE プログラムでは TOT により養成されたトレーナーが他の PDAM 職員向けに実施する研修を BINTEK と呼び TOT と区別している 公共事業省水道開発支援庁 人間居住総局の上下水道 廃棄物処理に係る研修センター 西ジャワ州ブカシ市に所在する Region I と東ジャワ州スラバヤ市に所在する Region II の 2 ヶ所があり それぞれ全国を 2 つに分けた西部地域と東部地域を担当している COE Center of Excellence 原語では Center of Excellent と表記される場合がある DPD PERPAMSI Dewan Pengurus Daerah PERPAMSI PERPAMSI Regional Representative Board PERPAMSI の州レベル地方機関 EE Energy Efficiency エネルギー効率化 IWA Kabupaten Kota International Water Association NRW Non Revenue Water 無収水 PDAM PERPAMSI PIP2B Perusahaan Daerah Air Minum Regional Water Company Persatuan Perusahaan Air Minum Seluruh Indonesia Pusat Informasi Pengembangan Permukiman dan Bangunan Kota は市 (City) Kabupaten は県 (Regency) と訳され 州を構成している 県 (Kabupaten) または市 (Kota) により所有 運営される上水道事業体 インドネシア上水道協会 Settlement and Building Development Information Center 各州に設立された人間居住総局の情報センター TOT Training of Trainers トレーナー養成を目的とした研修訓練 SAK ETAP Standar Akuntansi Keuangan untuk Entitas Tanpa Akuntabilitas Publik Financial Accounting Standards for Entities without Public Accountability 非公開会社向け会計基準 Satker Satuan Kerja Working Unit Satker PK PAM Satuan Kerja Pengembangan Kinerja Pengelolaan Air Minum YPTD-PAMSI Yayasan Pendidikan Tirta (YPTD) Dharma - Perusahaan Air Minum Seluruh Indonesia 上水道開発局 Direktorat Pengembangan Air Minum, Direktorat Jenderal Cipta Karya, Kementerian Pekerjaan Umum 人間居住総局 Direktorat Jenderal Cipta Karya, Kementerian Pekerjaan Umum 主に人間居住総局等 中央政府の州レベルの組織を指す 人間居住総局上水道開発局の州レベル組織 Tirta Dharma Education Foundation PERPAMSI の関連団体で PDAM の教育訓練サービスを提供する非政府機関 Directorate of Water Supply Development, Directorate of Human Settlement, Ministry of Public Works( 公共事業省人間居住総局上水道開発局 ) Directorate General of Human Settlement, Ministry of Public Works( 公共事業省人間居住総局 )

7 第 1 章調査の背景と目的 1.1 調査の背景 インドネシア上水道セクターの概況 インドネシア国は下表の通りミレニアム開発目標 (MDGs) に基づく安全な水へのアクセス率を基準年 (1993 年 ) の全国 37.3%( 都市部 50.58% 農村部 31.61%) から目標年次 (2015 年 ) に全国 68.87%( 都市部 75.29% 農村部 65.81%) まで増加させることを目標としている しかし 2011 年時点では全国 42.76%( 都市部 40.52% 農村部 44.96%) パイプ給水によるアクセス率は 2015 年目標の全国 41.03%( 都市部 68.32% 農村部 19.76%) に対して 2011 年 27.05%( 都市部 41.88% 農村部 13.94%) と依然として低水準である ( パイプ給水の目標 実績値は表 参照 ) インドネシアの上水道セクターは 公共事業省が政策官庁となっているが 水道事業のサービス供給は各市 県の下に位置付けられる水道公社 (PDAM) が実施している ミレニアム開発目標 (MDGs MDGs) ) 達成状況 表 調査の背景 MDGs に基づく安全な水へのアクセス ( パイプ給水 ) 2015 年目標全国 41.0% 都市部 68.3% 農村部 19.8% 2011 年実績全国 27.1%( 13.9%) 都市部 41.9%( 26.4% 26.4%) PDAM 経営の課題 水道公社 (PDAM( PDAM) ) の財務状況が悪く 設備投資資金が確保できない 多数の PDAM の水道料金が低く 運転 維持管理費 設備投資費が賄えない 無収水率が高い 農村部 13.9%( 26.4%) 過去の ODA 事業等の政府転貸債務が累積し 多くの PDAM が債務超過状態にある 民間投資による施設整備 (PPP 事業 ) が成立しにくい PDAM の財務状況が悪く 案件が限られる 多数のステークホルダー間の調整が必要 地方分権により県 市が水道整備を担っている PDAM の経営改善が他県へ波及しにくい / 水道料金改訂が政治化し困難である イ国政府の主要施策 PDAM 債務減免プログラム (DRP)( 財務省 ) ビジネスプランの作成 コストリカバリー可能な料金改訂などが条件 PDAM Health Program( 公共事業省人間居住総局 ) コンサルタントの派遣によるビジネスプラン作成など財務改善支援 PDAM 職員対象の研修 Center of Excellence プログラム Training of Trainers(TOT) (Healthy PDAM の職員がトレーナーとなる ) トレーナーが各州で他の PDAM 職員 (Un-Healthy/Sick PDAM) の研修 (BINTEK) を行う モジュールは 1 無収水対策 2 エネルギー効率化 3SAK ETAP( 非公開会社向け会計制度 ) 民間投資促進等による更なる運営改善 PPP( 上水道施設建設 ) 及び Performance Based Contract( 無収水対策 エネルギー効率化等 ) の推進による 民間投資の促進ならびに PDAM 財務改善出典 :JICA 配布資料及び上水道開発局からのヒアリング結果等より調査団作成 1

8 1.1.2 上水道セクターの課題 都市上水道の問題点は以下のように整理される 1PDAM の財務状況が悪く 施設整備資金が確保でいない 2 民間投資による施設整備 (PPP 事業 ) が成立しづらい 3 地方分権が進んでおり 他地域に成果が波及しない 1 については 多くの PDAM は水道料金が低く 料金収入では必要な運転 維持管理費が賄えない状況にある 水道料金によって施設整備費を賄うというコストリカバリーの発想も乏しい また 無収水率も高く 中央政府への債務返済が滞るほど経営赤字が続き 収入増につながる施設整備資金が調達できない 2 については 公共事業省は長期的なインフラ整備戦略として 民間資金活用を打ち出しているが 多くの PDAM の財務状況が悪い上に PPP 事業は複数のステークホルダーの調整を必要とすることから PPP 事業が実際に案件に至っている数は少なく 民間資金活用策の充実が課題となっている インドネシアは日本の民間企業の関心の高い国でもあるが 上述のような課題があるため 具体的な事業に結びつきにくい状況が続いている 3 については 政府が地方分権を進めており 上水道分野においても県 市が地域の水道整備の責任を負っている PDAM は全国に 350 以上あるが ある PDAM において財務状況の改善が見られても 他の地域にその教訓や取り組みが波及せず 公共事業省は支援策を効率的に運用できていない インドネシア政府の取り組み 上述のような問題に対し インドネシア政府は主に以下のような取り組みを進めている (1) PDAM の健全性評価 ( ベンチマーキング ) 公共事業省水道開発支援庁 (BPPSPAM) では PDAM を財務経営 サービス オペレーション 人材の各分野に関する合計 18 項目の指標に基づいて評価し その結果に基づいて 3 つのランク (Healthy Un-Healthy Sick) に分けて公表している Healthy と評価された PDAM は 2012 年時点で約半数であり 民間資金の活用を促進する方針である Un-Healthy Sick と評価された PDAM については 公共事業省人間居住総局が後述の PDAM Health プログラム と称する財務改善の支援を行い Healthy になるようにコンサルタント派遣等を行っている (2) PDAM Health プログラム ( 水道公社経営健全化計画 ) 公共事業省による PDAM 経営改善のための技術支援プログラムであり 2011~2013 年の 3 年間で 170 の PDAM を対象に ローカルコンサルタントを傭上し 現状調査 問題分析 代替案比較 経営健全化計画の策定 地方政府と人間居住総局長の間で経営健全化計画実施に係る合意形成を行っている (3) 財務省による債務救済 財務省は PDAM が 5 年間のビジネスプランを提出して 財務省 財政開発統制庁 (BPKP) 人間居住総局から成る委員会に承認されれば 元本以外の債務の免除と元本債務返済のりスケジュールを認める政令を定めている ビジネスプランは フルコストリカバリーを達成するための水道料金 料金徴収率 無収水率 水道普及率 職員数 純利益 投資計画 キャッシュバランスの観点から審査されることとなっており 3 年以内にフルコストリカバリーが達成できる水道料金に引き上げることが求められている 2008 年時点で 175 の PDAM が債務を抱えていたが 2012 年までに 123 の PDAM がビジネスプランを提出し 2013 年までに 47 の PDAM に対して債務の減免が承認された しかし ビジネスプランのテンプレートを財務省が用意し USAID や世界銀行が作成を支援しているにも拘わらず ビジネスプランを提出できていない PDAM が残っていることや 提出できても計画が継続できていない PDAM が多いという課題がある 財務省はビジネスプランを提出した PDAM を対象に その後の進捗をモニタリングしているが 2012 年時点の評価では 無収水率削減の未達成が 72% にも及んでいる 2

9 (4) 銀行融資保証制度 2009 年の大統領令により 民間銀行が PDAM に融資を行う際に 政府が債務保証や利子補給を行う制度が整えられている 融資申請書類には返済計画を記載する必要があり 収益性のあるプロジェクトが対象となる (5) 取り組みの課題 2007 年時点で Healthy と評価された PDAM は 79(26%) であったのに対し 2012 年時点では 171(52%) まで増えており インドネシア政府による取り組みは成果を上げつつある しかし 依然として半数の PDAM は Un-Healthy や Sick と評価されており さらにはビジネスプランを提出して業務の改善に取り組んでいる PDAM においても 無収水削減等の設定された目標を達成できておらず ビジネスプランを実践に移して成果につなげることが課題となっている 案件形成の経緯 かかる状況下で アセットマネジメント ( 資産管理 ) を切り口として PDAM の財務改善から設備投資の増加を目指す技術協力プロジェクトの要請が インドネシア政府から日本政府に対して 2009 年度に提出され 2010 年度に採択された これを受けて 2010 年 10~12 月に現地派遣を 2 回に分けて第 1 次詳細計画策定調査を実施したが 先方の事情により十分な協議時間が取れず 特に技術協力の成果の面的拡大を実現するためのプロジェクトデザインが課題として残った さらに その後先方実施機関のキーパーソンである公共事業省人間居住総局の水道局長が交代したため 新しい局長と 2011 年 7 月に協議を行い アセットマネジメントというやや先進的な内容に焦点を当てるよりも PDAM の財務改善に直結するような投資及び業務改善を進めるための包括的な支援が必要であるという基本的な方向性で合意したが 面的拡大の仕組み等については引き続き課題として残った そのため 2012 年に インドネシア共和国上水道セクターに係る情報収集 確認調査 を実施し 主に財務 経営面を中心に インドネシア上水道セクターの基本的な政策や課題 他ドナーの支援状況等について把握した その結果 課題であった面的拡大の仕組みについては 人間居住総局が PDAM の財務改善に向けた人材育成支援を行うために 2012 年から新たに Center of Excellence Program(COE プログラム ) と呼ばれる研修の取り組みを開始したことが判明した この結果を踏まえて 2013 年 5~6 月に改めて人間居住総局と協議したところ 先方からは 1 経営改善に関連する各分野 ( 財務計画策定 無収水対策等 ) を広く扱うことができ 好事例の全国展開が期待できる COE プログラムの質的向上 及び 2 経営が健全な PDAM が継続的に施設投資資金を得られるよう 民間資金活用の選択肢を増やすための PBC(Performance Based Contract: 性能規定型契約 ) 導入について JICA の支援を得たいとの意向が示された 定義されたパフォーマンス基準にどれだけ達しているかに基づいて支払いがなされる契約形態であり 伝統的契約がインプットベースであるのに対し 性能規定型契約はアウトプットベースの契約である しかし これまで JICA が行ってきた調査や協議では これら先方から要望のあった取り組みについて現状を詳しく把握できていない したがって 本プロジェクトの背景 目的及び内容を精査し インドネシア政府が進める COE プログラムの詳細や他地域への展開にあたっての留意点 PBC の実績等 プロジェクトデザインを検討するにあたって必要な情報収集及び分析 案件形成に必要な検討を行うため コンサルタントメンバーが先行して現地調査を行うこととし その結果を元に JICA 団員がプロジェクトの基本コンポーネントについて先方との協議を行うこととした 3

10 1.2 調査の目的 JICA プロジェクトの背景 目的及び内容を精査し イ国政府が進める COE プログラムの詳細や他地域への展開にあたっての留意点 PBC の実績等 プロジェクトデザインを検討するにあたって必要な情報収集及び分析 案件形成に必要な検討を行い プロジェクトデザインについて提言を行う 1.3 調査方法 調査団の構成 上水道経営 ( 業務主任者 ) 蒔田勇作株式会社コーエイ総合研究所 人材育成 能力強化 横田義昭株式会社日水コン 調査日程 1 3 月 31 日 ( 月 ) 成田 ジャカルタ (GA885) 2 4 月 1 日 ( 火 ) 9:40 人間居住総局 ( キックオフ ミーティング ) 16:00 JICA インドネシア事務所 3 4 月 2 日 ( 水 ) 10:00 人間居住総局上水道開発局 (COE 担当 ) 4 4 月 3 日 ( 木 ) 8:00 BPP SPAM 5 4 月 4 日 ( 金 ) 9:00 YPTD 13:30 PERPAMSI 6 4 月 5 日 ( 土 ) 資料整理 分析等 7 4 月 6 日 ( 日 ) 資料整理 分析等 8 4 月 7 日 ( 月 ) ジャカルタ スラバヤ (GA304) 10:00 BTAMS Region II( スラバヤ トレーニングセンター ) スラバヤ マラン ( 陸路 ) 9 4 月 8 日 ( 火 ) 10:00 PDAM Kota Malang 10 4 月 9 日 ( 水 ) マラン スラバヤ ( 陸路 ) スラバヤ ジャカルタ (GA315) 11 4 月 10 日 ( 木 ) 11:00 オランダ大使館 13:30 人間居住総局上水道開発局 (COE 担当 ) 12 4 月 11 日 ( 金 ) 9:00 ADB 13 4 月 12 日 ( 土 ) 資料整理 分析等 14 4 月 13 日 ( 日 ) ジャカルタ マカッサル (GA610) 15 4 月 14 日 ( 月 ) 9:00 PDAM Kab. Maros 14:00 南スラウェシ州 PIP2B 16 4 月 15 日 ( 火 ) 10:00 PDAM Kab. Takalar 17 4 月 16 日 ( 水 ) 10:00 PDAM Kab. Pangkajene Dan Kepulauan 18 4 月 17 日 ( 木 ) マカッサル デンパサール (GA621) 19 4 月 18 日 ( 金 ) 資料整理 分析等 20 4 月 19 日 ( 土 ) 資料整理 分析等 21 4 月 20 日 ( 日 ) 資料整理 分析等 22 4 月 21 日 ( 月 ) 9:00 PDAM Kota Denpasar 13:30 バリ州 PIP2B 23 4 月 22 日 ( 火 ) 10:00 PDAM Kab. Badung 14:00 PDAM Kab. Tabanan 24 4 月 23 日 ( 水 ) 10:00 PDAM Kab. Gianyar 13:00 Satker PKPAM Bali デンパサール ジャカルタ (GA419) 25 4 月 24 日 ( 木 ) 16:00 JICA インドネシア事務所 26 4 月 25 日 ( 金 ) 13:30 人間居住総局総局長官房 (PIP2B) 27 4 月 26 日 ( 土 ) 資料整理 分析等 4

11 28 4 月 27 日 ( 日 ) ジャカルタ パレンバン (GA110) 29 4 月 28 日 ( 月 ) 8:00 PDAM Kota Palembang 13:00 南スマトラ州 Satker PKPAM 30 4 月 29 日 ( 火 ) 9:30 PDAM Kab. Banyu Asin 12:30 Government of Kabupaten Banyuasin 15:30 南スマトラ州 PIP2B 31 4 月 30 日 ( 水 ) 9:30 PDAM Kab. Ogan Ilir パレンバン ジャカルタ (GA115) 32 5 月 1 日 ( 木 ) 資料整理 分析等 33 5 月 2 日 ( 金 ) 資料整理 分析等 34 5 月 3 日 ( 土 ) 資料整理 分析等 35 5 月 4 日 ( 日 ) 資料整理 分析等 36 5 月 5 日 ( 月 ) 14:00 世界銀行インドネシア事務所 37 5 月 6 日 ( 火 ) 11:00 COE National TOT 視察 ( バンドン ) 38 5 月 7 日 ( 水 ) 15:30 人間居住総局上水道開発局投資課 (PBC) 39 5 月 8 日 ( 木 ) 10:00 人間居住総局上水道開発局 ( 調査結果報告 COE の方向性 ) 16:00 COE National TOT インストラクターヒアリング ( バンドン ) 40 5 月 9 日 ( 金 ) 資料整理 分析 報告書作成等 41 5 月 10 日 ( 土 ) 資料整理 分析 報告書作成等 42 5 月 11 日 ( 日 ) 資料整理 分析 報告書作成等 43 5 月 12 日 ( 月 ) 10:00 BTAMS Region I( ブカシ トレーニングセンター ) 44 5 月 13 日 ( 火 ) 13:00 人間居住総局上水道開発局 16:00 JICA インドネシア事務所ジャカルタ (GA886) 45 5 月 14 日 ( 水 ) 成田 主要協議先 公共事業省人間居住総局上水道開発局 Subdirectorate of Institutional and Regulatory Framework Subdirectorate of Investment 公共事業省人間居住総局 (PIP2B Pusat) PIP2B Pusat 関係機関公共事業省水道開発支援庁 (BPPSPAM) インドネシア上水道協会 (PERPAMSI) YPTD PAMSI BTAMS Region I ( ブカシトレーニングセンター ) BTAMS Region II ( スラバヤトレーニングセンター ) 州 Satker PIP2B Satker PBL Bali Satker PK PAM Bali Satker PK PAM South Sumatera PIP2B South Sulawesi - Mr. Hilwan, Head - Ms. Luky Retno Andayani, Head. Subdivision of Institutional Development - Ms. Meike Kencanawulan, Head - Mr. Daru Sukamto, Staff of Sub-directorate of Water Supply - Mr. Teddy Kreswanto, Staff of Task Unit for Program and Budget Control for Setditjen - Ir. Rina Agustin Indriani, Secretary - Ir. H. Agus Sunara, Executive Director - Mr. Dwike Riantara, Head of Training and Partnership - Mr. Rama Boedi, Chairman - Mr. Ilham Muhargiady, Head - Mr. Yusrizal HS, Head - Mr. I Putu Agra - Mr. I Nyoman Sumberyasa, Institutional and Investment Assistant - Mr. Adam, Head of Institutional and Investment Assistant - Mr. Hamrun, Head 5

12 PIP2B South Sumatera PDAM PDAM Kota Malang PDAM Kabupaten Maros PDAM Kabupaten Takalar PDAM Kabupaten Pangkajane dan Kepulauan PDAM Kota Denpasar PDAM Kabupaten Badung PDAM Kabupaten Tabanan PDAM Kabupaten Gianyar PDAM Kota Palembang PDAM Kabupaten Banyuasin PDAM Kabupaten Ogan Ilir ドナー 国際機関世界銀行インドネシア事務所 ADB インドネシア事務所 オランダ大使館 その他 Multi Karadiguna Jasa, PT. (MKJ) COE プログラムコンサルタント - Mr. Duhara, Head of Subdivision for Administration - Ir. Teguh Cahyono, Technical Director - Mr. Mifhatul Munir, Administration and Finance Director - Mr. Abdul Baddar, Director - Mr. Syamsul Kamar Dg. Timung, Director - Mr. Kamaruddin, Head of Administration and Finance Division - Mr. I Putu Yasa, Head of Division for Research and Development - Mr. Ida Bagus Gede Wimbardi, Director of Technical - Mr. Ida Bagus Oka Sadana, President Director - Mr. I Wayan Suastika, PLT (Acting Head) of Research and Development - Mr. Andi Wijaya, Director for Operation and Marketing - Ir. Bakri, MT, Director - Mr. Zulkarnain, Director - Mr. Fook Chuan, Sr. Water & Sanitation Specialist - Mr. Paul van Klaveren, Senior Urban Development Specialist (Water Supply and Sanitation), Urban Development Water Division, Southeast Asia Department - Mr. Peter de Vries, First Secretary (Water Management), Economic Department - Ir. Raminatha Puizi Uno 調査方法 関係機関との面談によるインタビュー調査を行い 併せて関連資料を収集し分析を行った 面談記録は添付資料 1 の通り また収集資料リストは添付資料 2 の通りである 6

13 第 2 章 COE プログラムの位置付け 計画 2.1 COE プログラムの政策的位置付け COE プログラムの目的 目標 2013 年 COE プログラム最終報告書によれば COE プログラムの目的 目標は下記の通りである (1) COE プログラムの目的 (Purpose) PDAM の人的資源を効果的かつ効率的に向上することにより PDAM の経営改革プログラム (PDAM Restructuring Program) を推進すること (2) COE プログラムの目標 (Goal) 1. PDAM 職員から選出された参加者に TOT を受講させ プロフェッショナルなトレーナーを養成する 2. 選定されたトレーナーが他の PDAM に技術支援 (BINTEK) を行う 3. 人間居住総局の技術情報センターとしての PIP2B の機能を活性化 (Revive) する 上水道セクター開発戦略 政策上の位置付け (1) COE プログラムの導入の背景と導入の背景と政策的位置付け COE プログラムの導入の背景に関する上水道開発局の説明は次の通りである PDAM の現状の経営健全性の評価に拘らず 各 PDAM においては 未だ未熟練職員が多いことが課題となっており 経営改善のために各種施策を実施する上で前提となる人材能力の向上が急務となっている 一方 人間居住総局には既存の BTAMS( トレーニングセンター ) がブカシとスラバヤにあるが 上水道開発局の試算によると BTAMS のキャパシティだけでは 必要とされる全国の PDAM 職員の研修には 10 年以上かかってしまうことから 早急な対策が求められている 中でも PDAM の経営改善に直接寄与すると期待される無収水削減やエネルギー効率化については 関連知識の早期普及が急務であり これらを取り上げた研修プログラムが必要とされていた こうした中 上水道開発局が主導して まず TOT 研修 (Training of Trainers: 選ばれた PDAM 職員を対象とした研修を実施し 他の PDAM 職員を指導するトレーナーを養成する ) により各州に講師を育成し 州レベルでの研修プログラムを展開していく COE プログラムが 2012 年より開始された それ以降 2013 年 12 月には 公共事業省令 上水道開発に係る国家戦略 政策 (No.13/PRT/M/2013) に COE プログラムが明記され 上水道開発に係る政令 (No.16/2005) 等に基づいた中央政府による PDAM 支援プログラムの一つとして実施されるに至っている 7

14 (2) 上水道開発に係る国家戦略 政策 (No.13/PRT/M/2013) 2013 年 12 月に成立した上記省令により COE プログラムは公共事業省による PDAM 支援戦略の一つとして明記された 同省令は 全国の上水道システムの施設及び組織制度 ( 制度 経営 財務等 ) の包括的な整備 拡充を通じ 上水道開発が直面する課題に対応し Basic Human Needs を満たした国民の生活環境向上に寄与することを目的としている 下表に公共事業省が掲げた政策 戦略の概要と COE プログラムの位置付けを示す COE プログラムの実施は 政策 3 上水道開発に係る組織能力の向上 の戦略 (5) として明記されている また関連して 戦略 1-(5) 無収水率の低減 では PDAM の NRW 削減を目的とした研修を実施するとともに NRW 削減策に取り組む PDAM に対するインセンティブを供与する としている 戦略 2-(1) 水道事業体の財務能力の改善 では PDAM の収入増加 運営コストの低減を通じフルコストリカバリーを達成し 債務救済プログラムを完了させることを目標に掲げた また 戦略 3-(1) 中央 地方レベルにおける上水道事業の人材能力の強化 では 上水道開発に携わる中央 地方レベルの人材 ( 政府職員 PDAM 職員だけでなく 施工業者やコンサルタント等を含む人材 ) 能力の向上を図るトレーニングを実施する としており これらの具体的施策が今後検討されるものと考えられる 表 COE プログラムの国家戦略上の位置付け 政策 1. 都市部 農村部のすべてのコミュニティにおける安全な水へのアクセス改善 2. 水道事業体の財務能力の改善及び代替的な資金源の開発 3. 上水道開発に係る組織能力の向上 4. 中央 地方レベルにおける上水道事業運営基準 手続きの開発と適用 戦略 (1) 上水道開発による 特に低所得層への飲料水供給サービスの拡大 (2) 上水道開発を通じた経済成長 (3) パイプ給水等の上水道開発を通じた安全な水へのアクセス改善 (4) 飲料水の水質改善 (5) 無収水率の低減 (6) 情報 データ収集システムの開発による水道サービスのモニタリングと評価 (1) 水道事業体の財務能力の改善 (2) 上水道開発の財政支援に対する中央 地方政府のコミットメントの増大 (3) 企業の社会責任 (CSR) を通じた資金供与の拡大 (4) 国内外の銀行融資 社債等の非政府資金の活用 (5) 上水道開発における官民連携 (PPP) の拡大 (1) 中央 地方レベルにおける上水道事業の人材能力の強化 (2) 上水道開発における州 県 / 市の機能強化 (3) 地方政府の上水道開発の重点化への支援 (4) 水道事業体経営へのGood Corporate Governance の原則の適用 (5) Center of Excellence(COE) ) アプローチを通じた人材能力の開発 (6) 上水道事業の資産管理の強化による経営改善 (1) 上水道事業運営に係る基準 制度の確立 (2) 上下水道事業運営基準の適用 (3) 技術基準に基づいた上水道開発 5. 持続可能な飲料水供給のための原水開発 (1) 流域保全 水源保護の改善 (2) 飲料水用原水供給への取り組みの拡大 8

15 (3) 流域管理による水源管理の改善 (4) 広域利用による原水利用の改善 6. 官民連携及び地域社会の役割の拡大 (1) 上水道開発における地域社会の参加の拡大 (2) PPP 等官民連携の環境整備 7. 上水道事業における技術革新 (1) 水道技術の研究開発の推進 (2) 技術革新のマーケティング (3) 水質の良くない地域での新技術の適用 (4) 上水道経営の持続可能な開発原則の実施 出典 : 公共事業省令 No.13/PRT/M/2013 に基づき調査団作成 2.2 COE プログラムの計画計画 予算 中期計画 第 4 章で詳述する通り COE プログラムは 2012 年に南スラウェシ 南スマトラの 2 州を対象に実施され 2013 年にバリ州を加えた 3 州に拡大された (TOT によるトレーナー養成は 8 州を対象に実施 ) 2014 年以降 対象を全国 31 州に拡大して実施することが予定されているが プログラムは 2012 年に開始されたため 人間居住総局の 5 か年計画 (RENSTRA ) 等には含まれていない 2015 年以降の次期中期計画は 2014 年に選出される次期政権により策定される予定である また上水道開発局は 2014 年 10 月頃に COE プログラムのマスタープランを作成予定である 予算 2012 年及び 2013 年の COE プログラムには各々約 20 億ルピアの予算が配賦された 2013 年の予算にはバリ州での Socialization BTAMS( ブカシ スラバヤ ) での TOT 及び 3 州における研修 (BINTEK) が含まれている BTAMS 及び PIP2B の施設 人員に係る費用は含まれていない TOT BINTEK 研修には TOT を実施するインストラクターの報酬 BINTEK を実施するトレーナー (PDAM 職員 ) の手当 TOT BINTEK 参加者の日当等が含まれている 2014 年の COE プログラム予算は総額約 200~210 億ルピアであり 下表の通り 12 パッケージに分かれている 表 COE プログラムの 2014 年計画 パッケージ パッケージ 1 パッケージ 2~10 概要 COE プログラムマネジメント コンサルタント プログラム全体の運営管理 インストラクター雇用 派遣 (BTAMS Region I II への派遣 ) 研修モジュール開発 6 州での BINTEK 運営管理 モニタリング ( 東ジャワ バリ 南カリマンタン リアウ 中部ジャワ ジョグジャカルタ ) COE プログラムのマスタープラン案作成 Socialization Provincial TOT BINTEK モニタリング ( パッケージ当たり各 3 州 計 27 州 ) パッケージ 11~12 Socialization Provincial TOT BINTEK モニタリング( パッケージ当たり各 2 州 計 4 州 ) 出典 : 上水道開発局からのヒアリングに基づき調査団作成 予算額 18 億ルピア 150 億ルピア 34 億ルピア 9

16 2.3 他の研修プログラム等との比較 COE プログラムが開始される以前は 人間居住総局に属する研修機関である BTAMS( ブカシ スラバヤのトレーニングセンターで それぞれ BTAMS Region I II と呼ぶ ) において水道関連の研修が行われている 研修の対象者は Un-HealthyCOE プログラムと他の研修プログラムの比較を下表に示す 既存の BTAMS( ブカシ スラバヤのトレーニングセンター ) の研修と比べ モジュール数が限定されている代わりに各州の州都で開催され 対象とする受講者数も多いことがわかる また 参加費負担によるプログラム運営費用の回収が前提となっている PERPAMSI の Water Operator Partnerships(WOPs) や YPTD の研修と比較しても 地方の PDAM にとってアクセスしやすい研修プログラムであることがわかる 表 COE プログラムと他プログラムの比較 実施主体人間居住総局上水道開発局 BTAMS Region I II PERPAMSI WOPs による PDAM 間の技術移転 ハ イロット事業の実施 YPTD PDAM OB による実地訓練を中心とした研修 (NRW 等 ) プログラム COE(Bintek Bintek) テーマ別 :3 : テーマ 開催 :31: 州 Regular Trainings テーマ別:11 テーマ 開催: 各 1 回 WOPs メンター:8 PDAM Regular Trainings 階層別 :3 階層 開催 : 計 12 回 テーマ別 :2 テーマ 開催 : 計 5 回 出典 : 各研修主体の情報に基づき調査団試算 受講 PDAM 費用負担受講者数 (2014( 年計画 ) 交通費のみ負担約 1,395 人 ( 所属県 / 市 州都 ) うち NRW は計 31 州約 465 人完全無償 684 人 (COE TOT 除く ) ( ブカシまたはスラバヤ ) うち NRW は各 1 回 45 人完全有償 12 PDAM ( ハ イロット事業費約 Rp.200 百万 ~ 含む ) 完全有償 ( 参加費 交通費等含む ) ( 全国で Malang のみで開催 ) 約 510 人うち NRW は計 3 回約 90 人 10

17 第 3 章 COE プログラムの実施体制 3.1 プログラム全体の実施体制 COE プログラム全体の実施体制は図 に示す通りである Central Level DITPAM, Cipta Karya, MPW [Planning and Management of COE Program] Provincial Level Satker PK PAM [Assistance and monitoring of institutional development of PDAMs in general] COE Management Consultants [Implementation of COE Program] COE Instructors [Trainings for COE Trainer Candidates] Provincial TOT (Training of Trainers) TOT Training Venue BTAMS Region I & II (Bekasi and Surabaya Training Centers) [Hosting Trainings-of Trainers (TOT) for COE Trainer Candidates] Provincial Trainer Candidates Provincial Trainers COE Trainees/ PDAM Staff BINTEK (Training of PDAM Staff) COE Trainer PDAMs [ Healthy PDAMs that dispatch COE Trainers COE Trainee PDAMs BINTEK Training Venue PIP2B (Provincial Buiding& Settlement Development Information Centers) [Hosting COE Trainings for PDAM Staff] 出典 : 調査団作成 (1) 公共事業省人間居住総局上水道開発局 図 COE プログラムの実施体制 中央の上水道開発局が COE プログラムの計画 実施主体である マネジメント コンサルタントを雇用し 州レベルを含めた研修運営を直接行っている また 参加 PDAM の募集業務も上水道開発局が主体となって行われている (2) COE マネジメント コンサルタント及びインストラクター 上水道開発局により雇用されるマネジメント コンサルタントが中央 地方レベルに亘り COE プログラムの運営管理に従事している TOT 研修を担当するインストラクターの雇用もコンサルタント契約に含まれる 2012 年より開始されているが 現在まで Multi Karadiguna Jasa, PT. が業務を受注している 契約は単年度毎の契約となっており 単一契約の中でインストラクターを含む 10 名の専門家 傭人 (2014 年の場合 ) により合計 67 人月 (18 億ルピア ) で実施されている その業務内容 (Scope of Work) の要約を下表に示す 11

18 表 COE マネジメント コンサルタントの業務内容 (2014 年 ) A. 計画 1. 州 PIP2B Satket PK PAM DPD PERPAMSI 等の関係機関と調整を行う 2. COE プログラムの Socialization を通じ 関係機関からの情報収集と調整を図る 3. 実施計画案 活動スケジュール案を作成し モニタリングを行うとともに 活動の評価をする 4. 上水道開発局と実施計画 活動スケジュールについて協議する 5. 報告書を作成する B. 実施 1. 中央 地方政府 PIP2B PERPAMSI PDAM 等関係機関向けの COE プログラムの実施マニュアルを作成する C. 業務の完了 1. 各種報告書の作成 年度 COE プログラムで用いる研修モジュール 教材案 (NRW エネルギー効率化 SAK ETAP) を制作する 3. 関係機関と研修モジュール教材について協議する 4. インストラクター候補に対する上記 3 モジュールの研修を実施する 5. 過去の Provincial TOT で養成されたトレーナーを対象に National トレーナーを養成する TOT 研修を実施する 6. National トレーナー研修 選定結果の評価を行う 7. Provincial TOT 及び BINTEK の実施に先立ち 研修内容及びトレーナーの準備状況をモニタリングする 8. いくつかの選択された州において Provincial TOT と BINTEK 研修の実施状況をモニタリングする 9. COE プログラムのデータベースを整備する 年度 COE プログラム実施状況の評価を行う 11. COE プログラムの将来計画を作成する また 既存モジュール以外の必要性についても検討する 12. COE プログラムの実施状況と PDAM 人材育成支援への貢献を関係機関と共有し今後の参加を促進する為のワークショップの開催 2. 研修及びワークショップ実施に係る報告書の作成 業務の成果 年度 COE プログラムの評価の実施 2. 将来の人材能力強化 COE プログラムの改善に向けた提言 3. PIP2B 向け COE 研修実施マニュアル 4. 3 分野の研修モジュール教材 (NRW エネルギー効率化 SAK ETAP) 5. 技術チームと議論を踏まえた COE マスタープラン (5 か年計画 ) のドラフト作成 6. 各種報告書 出典 : 上水道開発局資料 (3) BTAMS Region I( ( ブカシ ) 及び Region II( ( スラバヤ ) Provincial トレーナー養成を行う TOT(Training of Trainers) は Provincial TOT と呼ばれ 人間居住総局の上下水道セクターの政府 PDAM 職員向け研修を実施している BTAMS で実施されている BTAMS が直接担当する Regular Trainings と異なり COE プログラムの実施においては BTAMS の役割は研修施設 宿泊の提供と実施補助に留まり 研修内容やインストラクターの派遣には関与していない 12

19 (4) 参加 PDAM 2013 年の COE プログラムの Provincial TOT は Healthy PDAM を対象に実施された 第 4 章 (4.2.1) で詳述するような参加資格に合致する Provincial トレーナー候補が各 PDAM により選定 応募される BINTEK 参加者も同様に上水道開発局の募集に応じて派遣される 養成された Provincial トレーナーは各州で開催される BINTEK で研修を実施する さらに 2014 年より Provincial トレーナーを対象とした National TOT が開催されており Provincial TOT を自ら実施する資格を有する National トレーナーが養成されている ( 第 4 章 4.4 参照 ) 3.2 州レベルの実施体制 現在のところ 各州において Provincial トレーナーが BINTEK 研修を実施する際も COE マネジメント コンサルタントが 人間居住総局上水道開発局の委託を受けてその運営管理を行う体制となっている 下記に詳述する通り 各州に設置された PIP2B という施設で研修が開催されるが その機能は単に研修施設の提供に限られている また現在の BINTEK 研修参加者の募集業務は 上水道開発局が担い 対象州所在の PDAM に直接連絡する形で実施されている 上水道開発局直属の地方組織として Satker PK PAM があるが 現在は COE プログラムの運営には直接携わっておらず 管轄州の PDAM の組織体制整備支援の一貫として 上記の研修参加者募集業務や研修運営の側面支援を行うという役割に留まっている PIP2B PIP2B(Pusat Informasi Pengembangan Permukiman dan Bangunan) は 人間居住総局により各州に建設された情報センターであり 同総局の所掌するセクター ( 住宅 都市開発 上下水道 廃棄物等 ) に関する地域社会に向けた情報普及やイベント開催等を目的としている 設備は 1990 年代に設立された Building Information Center( 人間居住総局 PBL 局 (Building and Environment Arrangement) が所掌 ) を前身とする例が多く 視聴覚設備を備えた講堂や建設基準などの情報が閲覧できる図書館 会議室 展示場等で構成されている COE プログラムにおいて各州で実施される BINTEK は PIP2B の施設を利用して開催された PIP2B は国家予算 (APBN) により建設された中央政府の資産であるが 人間居住総局は PIP2B の州政府への移管と運営組織の拡充を進めつつある 正式に PIP2B が各州政府の組織として成立するには 1 州政府が実施運営組織として PIP2B の UPTD(Regional Technical Implementation Unit) を組織すること 2APBN で建設された PIP2B を中央 ( 人間居住総局 ) から財務省を通じ州政府へ移管すること が必要であり 州知事 ( 及びその指示に服する州 DINAS PU) の了解と受け入れが前提となる 現在までに州政府により PIP2B の UPTD が組織された州は ジョグジャカルタ 南スラウェシ 南スマトラ 中部ジャワ リアウ パプアの 6 州に留まる またその実態も 各関係 Satker 及び DINAS PU 職員の兼職による不安定な体制が多く 州政府による主体的な活動はほとんど行われていない UPTD 未設置の州では PIP2B 運営維持管理予算もすべて APBN を頼っており 年間の修繕 維持費は人間居住総局 PBL 局 (Building and Environmental Arrangement) より約 200~300 百万ルピア / 州 運営費 ( 人件費を除く ) は計画局より約 100 百万ルピア / 州が配賦されている 調査団が訪問した 3 州では バリ州の PIP2B は依然 UPTD が設置されておらず 州政府の組織が発足しておらず Satker PBL を中心とした暫定的な運営がなされている 南スラウェシ州では上記の通り UPTD が存在するが 職員は殆ど兼職者である 南スマトラ州の PIP2B には常勤者がいるが プログラム実施に係る州予算の配賦はなく また上水道担当者も置かれていない 2014 年 4 月 15 日にバリで行われた PIP2B に関する全国会議では 中央による PIP2B でのイベント実施 (COE 含む ) やコミュニティへの情報サービス提供を拡充し PIP2B の価値を州政府に 13

20 認知させつつ 州による UPTD 設置及び PIP2B 施設資産の引受けを促していく という方針が示された しかし時期的な目標を含めた計画はなく まずは中央が州レベルで開催するイベントをすべて PIP2B に集約しスケジュール化し 州政府の認知と理解を徐々に促していくとのことである この中で COE はすでに地方での研修をすべて PIP2B で開催する予定であるため 先行事例と言える 上記に鑑みると PIP2B が主体となって COE プログラムを州レベルで運営管理する体制にはなく 当面は施設 設備の提供に留まると考えられる Satker PK PAM Satker PK PAM(Satuan Kerja Pengembangan Kinerja Pengelolaan Air Minum) は 人間居住総局上水道開発局が各州に設置している中央政府直属の組織である 州により約十 ~ 数十名の職員がおり PDAM の組織開発 人材能力強化の担当者 (Institutional and Investment Assistant) がいる その主な職務は管轄州の PDAM の経営 運営状況のモニタリングや PDAM が県 市と水道料金値上げの協議を行う際の支援 研修プログラムのニーズ把握 設備投資事業計画のファシリテーション等である COE プログラムとの関連では PDAM の研修ニーズを把握し COE プログラムの紹介を行ったり 上水道開発局の募集業務の支援を行ったりしている 14

21 第 4 章 COE プログラムの実施状況 4.1 COE プログラムの実施の流れ COE プログラムの実施の流れは 図 のフローチャートに示すように 4 つの段階を経て行われている Socialization TOT Training MONITORING 出典 : 上水道開発局資料に基づき調査団作成 Socialization BINTEK Training 図 COE プログラムの実施フロー COE プログラムは 2012 年に始まった新しいプログラムであることから 上水道開発局が主導して全国への普及活動を行っている 全国の PDAM および関係の機関である DPD PERPAMSI (PERPAMSI Regional Representative Board) Satker PK PAM および PIP2B に対して COE プログラムによる PDAM 職員の人材育成の目的やそのプログラムの内容 進め方について 上水道開発局が説明し 各 PDAM および関係機関からの参加を募るものである TOT (Training of Trainers: : 講師養成講座 ) 地方の各州で行う PDAM 職員に対する研修 (BINTEK) のトレーナー (Provincial Trainer) を養成するために PDAM 職員から講師候補者を選定し育成する研修である 2013 年からは TOT 研修参加者の参加資格として Healthy PDAM からの出身職員であることという条件が付けられている この TOT 研修を行うインストラクターは 現在は Akatirta やローカルコンサルタントから採用された専門家が行っている 将来的には このインストラクターについても PDAM 職員が担うことを予定している トレーナーに対するインセンティブは特になく 日当や交通費が支給されるのみである 15

22 4.1.3 Monitoring TOT 研修を実施後に Provincial トレーナーとして選ばれた PDAM 職員には 三つの役割が課せられている Provincial トレーナーと選定された後 各州において開催される BINTEK 研修の準備 ( 追加テキストや事例紹介の準備 ) を行うこと BINTEK 研修の実施 さらに出身 PDAM において TOT 研修で得られた知見を活用した改善策を当該 PDAM に対して提案することの三つが求められている そのため 本プログラムでは Provincial トレーナーとして選ばれた PDAM 職員に対し COE インストラクターが提案の作成および BINTEK 研修の準備 実施を支援しその進捗を管理している BINTEK 研修 各州において Provincial トレーナーが講師となって 三つのモジュールについての研修を州内の PDAM 職員に対して行うもので COE プログラムの最終目的である 2012 年および 2013 年に TOT 研修あるいは BINTEK 研修が行われた州は 図 に示す地域である 2012 年には TOT BINTEK ともに南スラウェシ州 ( マカッサル ) 及び南スマトラ州で実施された 2013 年には TOT が人間居住総局の研修センターである BTAMS( ブカシ及びスラバヤ ) で TOT が実施され 2014 以降も同様の予定である 2013 年の BINTEK は南スラウェシ州 バリ州 南スマトラ州の 3 州で実施された 2012: TOT & Bintek 2013: Bintek 2013: TOT 2013: Bintek 出典 : 上水道開発局資料に基づき調査団作成 2012: TOT & Bintek 2013: Bintek 8 図 年および 2013 年に TOT あるいは BINTEK 研修を実施した州 COE プログラムは 2012 年から開始されているが 2013 年以降 毎年 改良 工夫をしてきている 表 4.1 に 2012 年から 2014 年までの COE プログラムの概要の推移を示す 表 COE プログラムの実施状況及び計画 No. 項目 2012 年 2013 年 2014 年 1 PDAM へのソーシャライゼーション 2 州 ( 南スラウェシ州 南スマトラ州 ) 1 州 ( バリ州 ) 28 州 2 TOT 研修実施場所 PIP2B ( 南スラウェシ 州 南スマトラ州 ) BTAMS Region I ( ブカシ ) および Region II( スラバヤ ) BTAMS I( ブカシ ) および II( スラバヤ ) 16

23 3 BINTEK 研修実施場所 PIP2B ( 南スラウェシ州 南スマトラ州 ) PIP2B( 南スラウェシ州 南スマトラ バリ州 ) PIP2B とその他 ( 未定 ) 4 研修クラス数 (TOT および BINTEK) 5 一クラス当たりの TOT 参加者定員数 それぞれ 2 クラス それぞれ 3 クラス それぞれ 3 クラス (25 州向けは NRW モジュールのみ実施 ) 各 4 名各 15 名各 15 名 6 一クラス当たりの BINTEK 参加者定員数 7 TOT 研修参加者の出身州 各 4 名各 10 名各 10 名 2 州 ( 南スラウェシ 南スマトラ ) 8 州 ( 南スマトラ 北スマトラ 南カリマンタン 西カリマンタン 西ジャワ 南スラウェシ バリ ) 31 州 8 BINTEK 研修参加者の出身州 2 州 ( 南スラウェシ 南スマトラ ) 3 州 ( 南スラウェシ 南スマトラ バリ ) 31 州 9 TOT 研修参加者の出身 PDAM の条件 特に設定せず Healthy PDAM Healthy PDAM 以 外も可とする予定 10 Provincial トレーナー選定の際の心理適性テストの導入 出典 : 上水道開発局資料に基づき調査団作成 不採用採用採用 以下のセクションでは 改良された 2013 年以降の活動について記述する 4.2 TOT 研修 TOT 研修は Provincial トレーナーを育成する研修である Provincial トレーナー候補の選定 2013 年の TOT の参加候補者としては 8 州 ( 北スマトラ州 南スマトラ州 西ジャワ州 東ジャワ州 バリ州 西カリマンタン州 南カリマンタン州 南スラウェシ州 ) の Healthy PDAM Satker および DPD Perpamsi のそれぞれに対し 3 つの研修モジュールに対して各モジュール当たり 2 名を定員として各 PDAM から参加者が募られた その際 参加者の一般的な要件としては 以下の 4 要件が求められている 教えることに興味があること Open-mind な性格であること MS Office の操作ができること 17

24 課長職以上の管理者であること また 各モジュールの参加者に対してそれぞれの資格要件が設けられており それらは表 に示す通りである 表 TOT 研修参加者に求められる要件 モジュール名 NRW エネルギー効率化 (EE)( SAK ETAP 求められる要件 1) 所属が給水計画 送配水運転維持管理関係部署であること 2) 送配水管理業務に2 年以上の実務経験があること 3) 過去にNRW に関する研修参加経験があること 1) 生産 ( 取水 浄水 )/ 送配水部門で2 年以上の実務経験があること 2) ポンプ EE 生産に関する研修参加経験があること 1) 所属が会計部署であること 2) 最低 2 年の会計業務の経験があること 3) 過去に会計業務に関する研修参加経験があること 出典 :2013 年 COE プログラム最終報告書 TOT カリキュラム 研修カリキュラムは NRW エネルギー効率化 SAK ETAP の 3 モジュールとも理論講習と実習により構成されている 2013 年の TOT 研修では BTAMS Region I( ブカシ ) において 5 月 27 日 ~31 日の 5 日間 BTAMS Region II( スラバヤ ) においては 6 月 10 日 ~15 日の 6 日間のスケジュールで実施された 実習が 1 日で 残りの期間がクラスルーム型の講習という構成である 2014 年の TOT 研修は ブカシ トレーニングセンターにおいて 5 月 19 日 ~23 日の 5 日間 スラバヤ トレーニングセンターにおいては 6 月 2 日 ~7 日の 6 日間の予定で行われる また これらの技術専門的な研修の他 全参加者は研修期間中の 1 日間 トレーナーとして技量 ( コミュニケーションやプレゼンテーション能力 ) 向上のための TOT 研修を受ける インストラクター TOT のインストラクターは COE マネジメント コンサルタントが採用した専門家であり そのリストを表 に示す 表 各モジュールのインストラクターの所属と経歴 担当する専門 所属 経歴 学歴 NRW Director of Akatirta Akatirta での講師経験 :14 年 Master of Environmental Science NRW+エネルギー効率 Akatirta 講師 Akatirta での講師経験 :14 年 Bachelor of Civil Engineering 元技術コンサルタント エネルギー効率 Akatirta 講師 Ex-Technical Director of PDAM Kabupaten Temanggung:12.5 年 SAKETAP ローカルコンサルタント Accounting Consultant 歴 :7 年 Master of Accounting SAKETAP マニュアル作成委員会メンバー 出典 : インストラクターからのヒアリングに基づき調査団作成 18

25 4.2.4 研修テキスト 研修テキストは COE マネジメント コンサルタントが採用したインストラクターにより作成されている テキストの内容については 上水道開発局と協議し 2012 年の COE プログラム開始後から 研修実施後のリビューを行い毎年リバイズされてきている 基本的に TOT BINTEK ともに同一の教材が使用される それぞれのモジュールのテキストの特徴を以下に述べる (1) NRW テキスト テキストの内容は IWA 世界銀行などの国際機関および Ranhill のマニュアルなどを参考として作成されている 無収水率の定義や無収水の各種指標 さらに基本的な無収水低減のアプローチなどは IWA のマニュアルに依るところが大きい DMA 設立による水収支の分析に始まり 夜間最少流量の測定 Step Test の実施 音聴調査による漏水探知の標準的な技術が説明されている また IWA が提唱した ILI(Infrastructure Leakage Index) などの先進的な無収水指標も紹介されている テキスト全体の印象としては DMA と漏水探知による漏水低減の比重が大きく 水圧コントロールや施工 補修技術の向上などによる配水システム全体としての適正な配水管理技術や漏水が発生しやすい配水管からの分岐給水管の施工技術などの分量は少なく テキストの追加 改善する余地は少なくないと思料される (2) エネルギー効率化テキスト PDAM のエネルギー効率の問題点を紹介しつつ 基礎的な電気およびポンプの計画運転の知識向上のための内容となっている また 全国の PDAM の 8 割以上が 力率が低く 電力供給会社に対し毎月ペナルイティを支払っている状況であるとのことで 力率の改善についての説明がよくなされている また ポンプ計画など適正なポンプの選定と運転についても全国の PDAM の職員を想定として基礎を含めた内容となっている 一方 水道システム全体のエネルギーの効率化という点からは 例えば 配水システム全体の計画 運転について分析する方法 ( 例えば管網解析など ) が含まれておらず インストラクターも EPANET 等を利用した解析も含め その分野を改良したいとの意向であった こうしたシステム全体の視点からのエネルギー効率化の方策について有用となる知識 技術の移転の協力が期待される (3) SAK ETAP テキスト 2011 年から導入された PDAM の新しい会計報告方法である SAK ETAP を教授する内容となっている 内容的には 新会計報告方法を普及するため PDAM の会計担当者に必要とされる知識 能力を向上する目的で作成されている 具体的には 新会計報告のガイドラインとマニュアルに準拠したものとなっている 表 に各モジュールの内容について その概略をまとめる 19

26 表 各モジュールの概要 モジュール テキスト タイトル モジュールの主な内容 セッション題目と研修時間 NRW 想定研修対象者 : 1. NRW および配水担当のオペレータ 2. NRW および配水関連セクションのチーフ Book 1 NRW Book 2 水損失のコントロール方法 1. NRW の問題 2. NRW の指標 3. 水損失 4. 物理的水損失 : 漏水 5. 非物理的水損失 1. 水損失と NRW の削減の重要性 2. 水バランス ( 世銀 EasyCalculation) 3. Infrastructure Leakage Index (ILI) 4. 水損失 /NRW の分析 1. NRW の問題 (2 時間 ) 2. 水損失と無収水の理解 (2 時間 ) 3. NRW の指標 (2 時間 ) 4. 非物理的水損失のコントロール (2 時間 ) 1. 水損失 / 無収水コントロールの導入 (2 時間 ) 2. 水バランスと ILI(2 時間 ) 3. 水バランスと ILI( 世銀 Easy Calc を使った実技 )(2 時間 ) 4. 水損失 /NRW コントロール (3 時間 ) 5. 水損失 /NRW のコントロール Book 3 物理的水ロスの探知技術 6. 水損失 /NRW コントロールのレポーティング 1. DMA の設定 2. Step Test 1. DMA の計画 2. 漏水探知 音聴調査 漏水修理 3. 漏水音調査 3. Step Test 理論と実際 4. 漏水修理 4. Step Test 実習 エネルギー効率化 想定研修対象者 : 1. 送配水オペレータおよびセクション チーフ 2. 浄水場オペレータおよびセクション チーフ Book 1 エネルギー効率 1. 国のエネルギー効率 2. 水道におけるエネルギー管理の問題点 3. 水道におけるエネルギー効率の監査 4. 段階的監査 5. 初期監査 6. 先進的監査 7. エネルギー監査実施の基本理論 5. 漏水探知と音聴調査 1. エネルギー効率理論 (2 時間 ) 2. 電気量 ポンプおよび機械設備の全効率 エネルギー原単位の測定と計算 ( 理論と実習 :4 時間 ) 8. 測定例と計算例 Book 2 ポンプシステムの計画と運転 9. エネルギー効率計算ワークシート 1. ポンプシステムの共通問題 2. ポンプシステムの計画 3. ポンプシステム計画のための基本式 1. ポンプシステムの計画と運転 ( 理論 :2 時間 ) 2. ポンプ計画のための計算 ( 実習 :4 時間 ) 4. 実践的ポンプシステムの計画 5. ポンプシステムの運転 Book 3 電気 6. ポンプシステムの計算ワークシート 1. 電気モータとポンプの特性 2. PLN の電気使用料金 1. 電気理論 (2 時間 ) 2. 力率の計算と力率の改善 ( 実習 4 20

27 3. 工業用電気利用者の適用条件 時間 ) 4. PLN の電気料会計の分析 5. 力率 6. 電気計測機器 SAK ETAP 想定研修対象者 : 1. 会計スタッフ 2. 財務セクション チーフ / マネージャー Book 1 SAK ETAP の概要 Book 2 SAK ETAP の財務諸表 7. 力率計算と力率改善のための計算ワークシート 1. SAK ETAP の概要 2. SAK ETAP の適用範囲 3. SAK ETAP の概念と原則 4. SAK ETAP の財務諸表 5. 内務省令 2000 年第 8 号の会計原則 6. 内務省令 2000 年第 8 号と SAK ETAP の類似点と相違点 1. SAK ETAP の貸借対照表 - 資産 - 債務 - 資本 2. SAK ETAP の損益計算書 - 収益 - 費用 1. SAK ETAP の概観 ( 理論 :2 時間 ) 2. 内務省令 2000 年第 8 号のレビュー ( 理論 :2 時間 ) 3. 内務省令 2000 年第 8 号と SAK ETAP の類似点と相違点 (4 時間 ) 1. SAK ETAP の貸借対照表の説明 (3 時間 ) 2. SAK ETAP の損益計算書の説明 (3 時間 ) 3. SAK ETAP の純資産の変化 キャッシュ フロー計算書 注記に関する説明 (3 時間 ) 4. 税制に関する説明 (2 時間 ) 3. その他の項目 - 純資産の変化 - キャッシュ フロー計算書 - 財務諸表の注記 4. 税制 - 水道収入に係る税金 - 非水道収入に係る税金 Book 3 SAK ETAP に基づく財務諸表の作成演習 - 法人所得税 1. SAK ETAP による PDAM の財務諸表の作成 - 国際会計基準 (IFRS) - PDAM 会計での SAK ETAP 導入のポイント - 会計上の課題 2. SAK ETAP による財務諸表作成演習の説明 1. SAK ETAP による PDAM の財務諸表の作成 (2 時間 ) 2. SAK ETAP のモジュール内容説明 (1 時間 ) 3. 財務諸表作成に用いる資料の説明 (1 時間 ) 4. SAK ETAP による PDAM 財務諸表作成演習 (8 時間 ) - 財務諸表作成の手順 - 前提条件 3. 財務諸表作成に用いる資料の説明 4. 財務諸表作成演習出典 :COE 研修テキストに基づき調査団作成 21

28 4.2.5 Provincial トレーナーの選定 TOT に参加した Provincial トレーナー候補は 研修開始前と終了時に行われる筆記テストの結果とプレゼンテーションの評価点により Provincial トレーナーとしての合否が決定される また これらの技術的な評価に加え トレーナーとしての適性度を測るための適性テストが行われる この適性テストは Confidence と Tolerance の 2 側面について行われ 双方について適性さが加味され最終的にトレーナーとしての合否が判定されている 2012 年の TOT には 13 の PDAM から計 18 名の候補者が参加し 2013 年には 26 の PDAM から 75 名の候補者が参加した その結果 最終的に選定された各年の Provincial トレーナーは 表 の通りである 表 TOT で選定された Provincial トレーナー モジュール名 2012 年 2013 年 合計 NRW エネルギー効率化 SAK ETAP 合計 出典 : 上水道開発局資料に基づき調査団作成 2013 年の TOT での合格率は NRW で 38% エネルギー効率化 46% SAK ETAP65% である Provincial トレーナーの責任とモニタリング Provincial トレーナーに選ばれた PDAM 職員には 三つの義務が課せられている 自分が属する PDAM において TOT 研修で得られた知見を基に PDAM の業務改善に資する提案を行うこと BINTEK 研修の講師を務めることになっており そのための研修マテリアルの作成を行うこと BINTEK 研修の講師として研修を実施すること 新たに Provincial トレーナーとなった職員が その後のこれらの活動をどのように行っているかがモニタリングされている モニタリングの具体的な方法は COE マネジメント コンサルタントおよびインストラクターが事業改善の提案内容 (NRW とエネルギー効率化 ) や BINTEK 研修のマテリアル作成の進捗状況を電話やメールを通してコミュニケーションを続け 必要な場合は 訪問してサポートするという方法がとられている しかしながら 第 5 章で後述する通り 機材 資金や人的リソースの不足などから 研修後の事業改善提案とその実施は容易ではなく 必ずしも意図された通りには行われていないのが現状である 結果として TOT トレーナーとして改善策を提案し実施しているというのは Healthy な PDAM に所属する職員が 既にその PDAM で手掛けている改善事業の一部を取り上げたり あるいはその延長線上の追加事業を取り上げているようなケースである また トレーナーによっては提案をしていないものもいるが 特にペナルティーは設定されていない BINTEK でのトレーナー経験 Provincial トレーナーとして選定されたトレーナーのうち 選定後に実際に BINTEK でトレーナーとして参加した者は 図 に示すように 2012 年には 8 名 2013 年には 18 名であった 22

29 Trainer の数 NRW エネルギー効率化 SAK ETAP 出典 : 上水道開発局資料に基づき調査査団作成図 トレーナナー経験のある Provincial Trainer( 年 ) 2014 年には 2012 年および 2013 年に選定されたProvincial トレーナーの中中から インストラクターとしてTOT 研修を実施する National トレーナーの選出を行うことになっっている すなわち National トレーナーーは 後述するNational TOT を通して Provincial トレーナーから選定される 実際にBINTEK のトレーナーを経験したProivincial トレーナーに対して National トレーナーとしての研修 (1 週間 ) を行い その中から適性のあるものを選出出する 4.3 BINTEK 研修 Provincial トレーナーの選定後後 地方のPDAM 職員を対象としたBINTEK 研修がこれらトレー研ナーにより実施されている BINTEK 研修の実施施状況 2013 年には 表 に示す 3 か所でBINTEK 研修が行われた 表 BINTEK 実施州と各モジュールへの参加者数 開催州開催期間南スラウェシ州 2013 年 9 月 2 日 ~5 日南スマトラ州 2013 年 9 月 9 日 ~12 日バリ州 2013 年 9 月 16 日 ~19 日合計出典 :2013 年 COE プログラム最終報報告書 参加 PDAM 数および参加者者数 NRW エネルギー効率化 SAK ETAP 6PDAM 5PDAM 8PDAM 10 名 9 名 10 名 8PDAM 6PDAM 6PDAM 10 名 7 名 8 名 6PDAM 6PDAM 4PDAM 8 名 8 名 6 名 28 名 24 名 24 名 上記 3 つのモジュールで使用用するテキストは 基本的には TOT と同じテキストを使用し また Provincial トレーナーが独自に追追加したマテリアルも使用されている BINTEK 参加者の要件としては厳しい条件が付けられていないが 業務が関関連性のある職員が対象とされている ただし聞きき取り調査によると 実際には PDAM から送られてくる参加者の業務が研修に必ずしもマッチしていないとの研修講師となったProvincial トレーーナーからの指摘も散見された BINTEK 参加者の多くは 高卒レベルが多いが大卒も含まれ ままた オペレーターからセクション チーフまで含含まれる場合もあり 参加者のバックグランドが必ずしも統一されていない状況で レベルを分けされていない 23

30 一方 職員を BINTEK 研修に派遣する PDAM は 本研修に対し概ね高評価をしており 職員の能力向上のため その継続を期待する声が PDAM ダイレクターおよび職員から多く寄せられている BINTEK 研修参加者の評価 BINTEK 研修参加者に対して 研修開始時と終了時にテストを行い参加者の評価を行っている ただし 研修修了者に対する認定証などは発行しておらず 試験結果も通知しておらず内部資料として利用しているのみである また 参加者にアンケート調査をしており Provincial トレーナーの評価 研修の難易度 トレーニング マテリアルについての評価などを行っている このような評価結果やアンケート結果は COE マネジメント コンサルタントが取りまとめ 上水道開発局に報告し 今後の改善のための参考としている 4.4 National TOT 研修 National TOT 研修は Provincial トレーナーの中から今後 COE インストラクター (National Trainer) として Provincial TOT 研修の講師を務める人材を育成 選定するものである 2013 年までに選出された Provincial トレーナーのうち BINTEK 研修で講師経験を積んだトレーナー (NRW:10 名 エネルギー効率化 :8 名 SAK ETAP:8 名 ) を対象に NationalTOT 研修が 2014 年 5 月に行われた 期間は 2014 年 5 月 4 日 ~10 日の 7 日間だが 開催セレモニーおよび評価の前後 2 日を除く実質 5 日間の研修プログラムで Bandung のホテルを会場として行われた 研修内容は インストラクターによる講習や参加者によるプレゼン Bundung PDAM での実習を交えて行われた また 技術以外にも 研修の講師として教授法やコミュニケーションの向上の研修が行われている 現在 以上の研修結果から National TOT トレーナー (COE インストラクター ) の選定評価を COE マネジメント コンサルタントと上水道開発局が行っているところである 4.5 COE プログラムの使用機材 BITAMS( 人間居住総局トレーニングセンター ) BITAMS Region I( ブカシ ) 及び Region II( スラバヤ ) では 2013 年から COE プログラムの Provincial TOT が開催されている BITAMS Region I( インドネシア西部地域を担当 ) の施設は 日本政府 (JICA) の無償事業により 1990 年に整備され その後長期 短期専門家派遣が 1997 年まで継続された COE 研修を実施するだけの機材も概ね整えられている BTAMS Region II は 東ジャワ州の研修訓練施設として設立され 現在 人間居住総局の元でインドネシア東部地域の研修事業 ( 水道 衛生 排水 廃棄物 ) を担当している COE 研修の講義は BTAMS 内の教室で行っているが NRW およびエネルギー効率化の実習は 実習設備 ( 漏水探知や DMA ポンプ設備等 ) が不足のため PDAM Kota Malang の実施設を用いて実習が行われている 現地調査前の情報では まだ通電されていない等の設備の整備遅れが懸念されていたが すでに改善されており それらの問題はない 新たに 水質試験室の試験機器の整備 電気設備研修質の整備 30 台の新しいコンピュータ付デスクの備わった教室等 人間居住総局による整備が進められている COE 研修の開催場所として 実習は PDAM Kota Malang の協力が必要であるものの トレーニングセンターは十分利用できる状況にあると考えられる 24

31 BITAMS Region II の施設 各州での研修で用いる機材 2013 年に 3 州で実施された BINTEK では 人間居住総局が自費で購入した機材をマネジメント コンサルタントが持ち込み 用いられている ( 下記参照 ) また 2013 年では Leak Detector ( 約 150 百万ルピア ) が未調達であった PIP2B には実習訓練を行う施設がないため 近隣の PDAM の実施設を用いて実施されている 表 人間居住総局が有する研修機材 機材 対象モジュール 台数 費用 Ultrasonic flow meter NRW エネルギー効率化 1 約 Rp.280 million Leak Correlator NRW 1 約 Rp.400 million Stroboscope エネルギー効率化 1 約 Rp.8 million Power Analyzer エネルギー効率化 1 約 Rp.51 million 出典 : 人間居住総局情報より調査団作成 25

32 第 5 章 PDAM の運営状況と COE プログラム 5.1 PDAM の経営規模と健全性評価 全国 PDAM の 2011 年データ (328 社 ) によれば PDAM1 社当たりの平均接続数は 24,913 件 中央値は 11,605 戸である 接続数 10,000 戸以下の PDAM は 43%(141 件 ) 15,000 戸以下の PDAM は 60.4%(198 件 ) と大半を占める ( 図 5.1.1) 全国レベルで見ると地方 PDAM の経営規模はかなり小さいことがわかる 同様に 従業員数の平均は 1 社あたり 146 人 中央値は 95 人であり 大半の PDAM が所謂中小企業である PDAMs by Number of Connections ~ 5,000 ~ 10,000 ~ 15,000 ~ 20,000 ~ 25,000 ~ 30,000 ~ 35,000 ~ 40,000 ~ 45,000 ~ 50,000 ~ 55,000 ~ 60,000 ~ 65,000 ~ 70,000 ~ 75,000 ~ 80,000 ~ 85,000 ~ 90,000 ~ 95,000 ~ 100,000 ~ 105,000 ~ 110,000 ~ 115,000 ~ 120,000 ~ 125,000 ~ 130,000 ~ 135,000 ~ 140,000 ~ 145,000 ~ 150,000 ~ 155,000 ~ 160,000 ~ 165,000 ~ 170,000 ~ 175,000 ~ 180,000 ~ 185,000 ~ 190,000 ~ 195,000 ~ 200, ,001 ~ 出典 :BPP SPAM 年報 (2012 年 ) に基づき調査団作成 図 全国 PDAM の接続数 全国 328 社のうち Healthy と評価された PDAM は 171 社 Un-Healthy が 101 社 Sick が 51 社であるが 健全性はその経営規模に大きく左右されていることがわかる ( 図 5.1.2) 接続数数万戸を有する大規模な PDAM は概ね Healthy であり 逆に Un-Healthy ないし Sick と評価される PDAM のほとんどが接続数 1 万戸未満である 26

33 Healthy PDAMs by Number of Connections ~ 5,000 ~ 10,000 ~ 15,000 ~ 20,000 ~ 25,000 ~ 30,000 ~ 35,000 ~ 40,000 ~ 45,000 ~ 50,000 ~ 55,000 ~ 60,000 ~ 65,000 ~ 70,000 ~ 75,000 ~ 80,000 ~ 85,000 ~ 90,000 ~ 95,000 ~ 100,000 ~ 105,000 ~ 110,000 ~ 115,000 ~ 120,000 ~ 125,000 ~ 130,000 ~ 135,000 ~ 140,000 ~ 145,000 ~ 150,000 ~ 155,000 ~ 160,000 ~ 165,000 ~ 170,000 ~ 175,000 ~ 180,000 ~ 185,000 ~ 190,000 ~ 195,000 ~ 200, ,001 ~ Less Healthy PDAMs by Number of Connections ~ 5,000 ~ 10,000 ~ 15,000 ~ 20,000 ~ 25,000 ~ 30,000 ~ 35,000 ~ 40,000 ~ 45,000 ~ 50,000 ~ 55,000 ~ 60,000 ~ 65,000 ~ 70,000 ~ 75,000 ~ 80,000 ~ 85,000 ~ 90,000 ~ 95,000 ~ 100,000 ~ 105,000 ~ 110,000 ~ 115,000 ~ 120,000 ~ 125,000 ~ 130,000 ~ 135,000 ~ 140,000 ~ 145,000 ~ 150,000 ~ 155,000 ~ 160,000 ~ 165,000 ~ 170,000 ~ 175,000 ~ 180,000 ~ 185,000 ~ 190,000 ~ 195,000 ~ 200, ,001 ~ Sick PDAMs by Number of Connections ~ 5,000 ~ 10,000 ~ 15,000 ~ 20,000 ~ 25,000 ~ 30,000 ~ 35,000 ~ 40,000 ~ 45,000 ~ 50,000 ~ 55,000 ~ 60,000 ~ 65,000 ~ 70,000 ~ 75,000 ~ 80,000 ~ 85,000 ~ 90,000 ~ 95,000 ~ 100,000 ~ 105,000 ~ 110,000 ~ 115,000 ~ 120,000 ~ 125,000 ~ 130,000 ~ 135,000 ~ 140,000 ~ 145,000 ~ 150,000 ~ 155,000 ~ 160,000 ~ 165,000 ~ 170,000 ~ 175,000 ~ 180,000 ~ 185,000 ~ 190,000 ~ 195,000 ~ 200, ,001 ~ 出典 :BPP SPAM 年報 (2012 年 ) に基づき調査団作成 図 PDAM 健全性評価別の接続数 5.2 ヒアリング対象 PDAM の運営状況 現地調査でヒアリングを行った PDAM についても 大規模な PDAM ほど効率的な運営ができていることがうかがわれる ( 表 5.2.1) また 従業員数も数百人から数十人と大きな差があり 人材能力の格差も非常に大きいことがうかがわれる ヒアリングの結果では 大規模 PDAM の COE 研修参加者は 若手の中間管理職が多く その業務内容も (NRW 研修には NRW タスクチームの職員が参加するなど ) 関連性が高い一方で 小規模 PDAM からの COE 研修参加者は研修内容と業務内容のミスマッチが見られる例があった 27

34 表 ヒアリング対象 PDAM の運営状況 Province PDAM Latest Data Soundness 出典 : 各 PDAM の Performance Audit Report に基づき調査団作成 5.3 PDAM ヒアリング結果の概要 今回のヒアリングで得られた PDAM のコメントは概略下記の通りである PDAM 経営者 幹部 幹部のコメント Connections Employees Employees per 1000 connections Operation Ratio* いずれの PDAM でも 上水道開発局が考えるような 業務知識の早期普及による人材育成 の重要性は理解されており 既存の BTAMS 研修よりアクセスしやすく また参加可能者数も多い COE プログラムの研修は 概ね高く評価されていた PDAM の経営課題として 設備投資資金の調達が挙げられており 中央政府 ( 人間居住総局 ) の資金支援を提案するために必要なビジネスプランの作成能力向上といったニーズも挙げられた COE の TOT への参加を通じ Provincial トレーナーを派遣している PDAM には 現在のところ直接的なインセンティブは与えられていないが 業界内のプレゼンス向上や人間居住総局との良好な関係 ( 将来の資金支援等への期待 ) といった 間接的なメリットを挙げる PDAM があった また 小規模 PDAM の現状に即したモジュール内容への改善も要望として挙げられている 表 PDAM 経営者 幹部のコメント Average Tariff Rp./m3 NRW Rate Solvency** SUMSEL Kota Palembang 2013 N/A 224, , % 255.6% JATIM Kota Malang 2012 Healthy 116, , % 820.7% BALI Kota Denpasar 2012 Healthy 71, , % 90.4% BALI Kab. Gianyar 2013 N/A 51, , % 628.0% BALI Kab. Tabanan 2012 Healthy 46, , % 185.6% BALI Kab. Badung 2011 Healthy 32, , % 260.3% SUMSEL Kab.Banyuasin 2012 Less Healthy 12, , % N/A SULSEL Kab. Maros 2012 Healthy 11, , % 92.3% SULSEL Kab. Takalar 2012 Healthy 8, , % % SULSEL Kab. Pangkajene dan Keplauan 2012 Less Healthy 7, , % 26.8% SUMSEL Kab. Ogan Ilir 2012 Less Healthy 4, , % % * Operation Ratio = Operating cost/ Operating revenue ** Solvency = Total Assets / Total Debt 所属 PDAM 氏名 職位 Kota Malang Mr. Mifhatul Munir Director of Administration and Financial Division Kabupaten Maros Mr. Abdul Baddar PDAM Director Kota Denpasar Mr. Putu Yasa Head of Research & Development Division 主なコメント PDAM の財務的な課題は 設備投資資金が限られていることである 料金は 5 年間値上げしていない 大統領令 No.29/2009 民間銀行融資の利子補助を受けて給水拡張事業を行っている COE に参加する理由 :PDAM に対する社会認識の向上 他の PDAM との比較 ( 業界内のプレゼンス ) 人間居住総局との関係強化 配水ネットワーク改善等の資金を得るため人間居住総局に提案したいが そのためのビジネスプラン作成の研修モジュールが欲しい COE には基本的には協力したいが 今回の National TOT の候補者は 日常の職務上 参加が難しい NRW Team には 配水ネットワークの解析や計画能力が必要で そのための研修モジュールが欲しい 今後も COE プログラムをサポートしていく 参加した職員の新しい知識や経験の習得や発表能力等の向上が見られる NRW の目標達成などに対し COE 研修は当 PDAM にとって有益である 28

35 Kabupaten Banyuasin Kabupaten Ogan Ilir 出典 : 調査団作成 Mr. Rislani Gafar Mr. Zulkarnain PDAM Director PDAM Director COE プログラムは PDAM 職員の能力向上に役立てている 引き続き職員を COE に参加させたい COE プログラムは PDAM の改善に役立つ職員の能力向上に必要であり その継続を強く望む COE プログラムが小さな PDAM にもっと焦点を充てるよう望む 期間はもっと長くてよい 実習を増やして欲しい 大 PDAM の成功事例だけでなく 小 PDAM での成功事例を紹介してほしい 職員を他の進んだ PDAM に送って勉強させたい 機材が不足している マネジメント向けの研修が欲しい 研修参加者のコメント 研修参加者の主要なコメントは下記の通りである COE プログラムへの参加そのものについては 概ね高く評価されており 継続 拡充への期待が高い また研修内容については ケーススタディや実習の機会を増やして欲しいとの声が共通して多い 特に TOT 研修 (NRW エネルギー効率化 ) の参加者に対しては 研修受講後に所属 PDAM において当該分野の事業改善提案を行うことになっているが その実施は容易ではない その理由として主なものを挙げると以下のとおりである TOT で学んだ技術を 直ちに自分の PDAM に適用できない 例えば NRW 対策で漏水探知技術を学んでも 自分の所属する PDAM では機器がなく すぐに適用できない エネルギー効率化にしろ NRW 対策にしろ 研修で知識を得た職員が自分だけでは 改善策をたてることは難しい チームとして 同レベルの知識を得た職員が関係する分野にいなければ改善策を立てるのが難しい 改善策の実施には費用がかかるが そのための資金がないというのが明らかな中 よい改善案があったとしてどのように提案すればよいのかわからない 結果として 改善策を提案し実施しているというのは Healthy な PDAM に所属する職員が 既にその PDAM で手掛けている改善事業の一部を取り上げたり あるいはその延長線上の追加事業を取り上げているようなケースである (1) NRW 特に BINTEK に参加した小規模 PDAM では 機材と資金の不足により 受講後に DMA 設立などの実践活動を行うことができないとの声があった 一方で NRW 対策チームの活動を行っているような PDAM では 受講内容が PDAM 内での共有され 有効に活用されている 各州の BINTEK で使用する機器 ツールは中央のマネジメント コンサルタントが持ち込んでいるが 数が十分でないとの声が聞かれた なお BINTEK の NRW 対策実習は近隣 PDAM で実施されている 29

36 表 研修参加者のコメント (NRW) 研修コース Provincial TOT Provincial TOT 所属 PDAM Kota Malang Kabupaten Maros BINTEK Kabupaten Takalar BINTEK Kabupaten Pangkajene dan Kepulauan Provincial TOT BINTEK Provincial TOT 参加者名 Mr. Suwito Ms. Desy 職位 Manager of NRW Active Leakage Control for East Region Mr. Hendra Staff for Distribution Mr. Sahabudin Kota Denpasar Mr. Nyoman Sudarsana Kabupaten Badung BINTEK Kabupaten Badung BINTEK Kabupaten Badung BINTEK Kabupaten Gianyar Head of Subdivision Transmission & Distribution Mr. Durohae Head of Technical Division Mr. Gede Suryantara Mr. Gede Putu Tangkas Mr. Putu Andika Candra Mr. Dewa Puta Karya Sub-Division Head of Distribution Network & Maintenance Head of Distribution & Maintenance Section Distribution - Administration Staff Distribution Staff Technical Section Head of branch office 学歴大卒 - - 高卒高卒修士大卒大卒高卒 主なコメント ( エネルギー効率化のにも参加 ) BTAMS II の教室はよいが宿泊施設に不満 講義内容はよいがケーススタディが不十分 Certificate が得られない BINTEK を行う際には 機器やツールが不足 NRW 削減方法の知識を得た Maros は JICA から NRW 調査機器が供与されているが 管の修理 更新の資金が足りないのが問題 漏水調査の知識を得た 研修期間は短い 研修後 NRW を毎月計算するようになった 故障したメータを取り換えるようになった 漏水などへの対応が早くなった Certificate をくれない 講師 教材 場所はよい 期間が短い TOT 講習は講師も内容もよかったが 期間が短い Denpasar にも DMA がいくつかあるがメーターが必要 実習は Badung で Step Test を学んだ 漏水探知機は 1 台あるがもっと必要だが予算がなく調達が難しい 研修で得た知識は 部内の他のスタッフと共有している (2014 年から NRW チームが発足 ) 研修の後にパイロットプロジェクトを実施させて それをモニターすることが必要とある 教材 講師ともによかったが 期間が短い トレーナーとしての心理適性テストがあるのはよい プロポーザルを作成し発表することで自信がついた TOT 研修は Malang で受けた 研修に必要な機器は Malang PDAM が提供した BTAMS II の宿泊施設は不満 研修後 Dalung 村での DMA 設定を提案した 作成にあたって Akatirta のインストラクターがサポートし COE マネジメント コンサルタントが進捗をモニターしていた 研修で得た知識は部内で共有している 教材はよく理解できた 期間が短い 特に実習の期間を増やして欲しい 研修で使う機器が十分ではなかった 他の PDAM と交流できた点はよい その地域の状況による違い 例えばクタでは夜の漏水音聴調査はできない 他の方法を知りたい 多くの新しい知識を得た 教材 講師ともよい 使用機器がクラスに 1 台しかなくシェアしながら行った 30

37 BINTEK Kabupaten Gianyar Mr. Mursidi Technical Section Head of branch office 高卒 多くの新しい知識を得た 教材 講師ともよい Provincial TOT Kota Palembang Mr. Rizky Rocky NRW Manager in Ulu Dua Unit 大卒 水圧管理は本局が行い 支局は水収支管理 配管修理を行っている 教材はよかった これまで NRW のこのような研修はなかった 期間が短く 特に実習の時間が少ない 12 の異なる PDAM からの参加者と意見交換ができた Provincial TOT Kota Palembang Mr. Erwin Adyanto Assistant Manager for Distribution 大卒 DMA の知識を得て DMA の設立のパイロットプロジェクトの提案し実践したが DMA はコストが高いことも認識した Rizky と同意見 期間が短い 講義と実習で半々がよい いろいろな PDAM とシェアできた 研修で得た知識は日常業務に活かせる COE が全国に広がるとよい BINTEK Kota Palembang BINTEK Kota Palembang Mr. Dedy Satriawan Mr. Syafaruddin Executive Staff for Distribution Staff for Billing & Arrears 大卒 大卒 DMA の設立のパイロットプロジェクトを提案し 実践した NRW 管理についてさらに理解を深めた 研修期間が短い NRW 管理についての知識を得た 他の PDAM の状況が知ることができ また職員との交流ができた COE 研修が継続することを望む 研修期間が短い BINTEK Kabupaten Banyuasin Mr. Surijo Head of Transmission Section 高卒 Certificate はもらっていない また テスト結果も知らない 講師 研修期間ともに十分 新しい知識を得たが 機器がなく調査できない BINTEK Kabupaten Banyuasin Mr. Erwan Kuswari Head of Sumbawa Branch 職訓校卒 (DMA について質問したが理解できていないようだった : 調査団 ) 教材も講師も十分であった 進んだ機器を学んだ Provincial TOT Kabupaten Ogan Iiir Mr. Fadli Kurniawan Head of Subdivision for Distribution - 教室が狭かった 教材 講師ともによいが 漏水が起きる原因についてもっと知りたい 期間が短い 実習については Palembang で行われた 研修で用いた機器は PDAM にはないため 学んだことを実践できていない BINTEK Kabupaten Ogan Ilir Mr. Abu Yamin Head of subdivision for Customer 職訓校卒 研修後 提案書を作成したが インストラクターが実現性が低いと評価し 上司には提出されなかった 教材はよく理解できた 期間が短い 機器は十分だったが Palembang PDAM のものを使用 出典 : 調査団作成 Certificate はもらっていない 31

38 (2) エネルギー効率化 エネルギー効率化では NRW と同様に研修実施時及び所属 PDAM での機材の不足が指摘された 一方で 研修で新しい知識を得た結果 経営幹部への技術提案を行った例も聞かれた 表 研修参加者のコメント ( エネルギー効率化 ) 研修コース Provincial TOT 所属 PDAM Kota Malang 参加者名 職位 Mr. Rahardjono Assistant Manager of Pumping 学歴大卒 主なコメント 内容は基本的な事項で重要 Energy Audit やポンプの知識を得たが 講義は一方的であった Provincial TOT Kabupaten Maros Mr. Abdul Head of Technical Division 大卒 研修で使われた機器を PDAM が所有していないので 購入を提案中 PDAM にはポンプも多くエネルギー効率化に関する問題はある 多くのことを学ぶことができだが 内容が多すぎる 当 PDAM は 講義で紹介された機器を持っていないので BINTEK の研修や内部研修ができない 研修後 機器の購入を検討したが予算の政策で購入にいたっていない 個人だけでなく ポンプ担当 電気担当 NRW 配水ネットワーク水理等の担当チームを組んで学ぶとよい Provincial TOT BINTEK BINTEK Kabupaten Maros Mr. Rustan Kabupaten Takalar Kabupaten Pangkajene dan Kepulauan Equipment & Tool Staff Mr Syamsudin Head of Technical Division Mr. Audi BINTEK Kota Denpasar Mr. Kadek Sukariyasa Technical Staff Operator Sub-Division Head of Machine & Installation Maintenance Division - - 高卒大卒 内容が多く 研修時間が短い 実習が少なかった BTAMS II の施設は十分であった 研修で学んだことは必要だが PDAM の問題解決には簡単には結び付かない 電気盤の問題を研修で得た知識で修復できた 研修で学んだ機器が PDAM にはないので活用できないことも多い ポンプ選定や省エネルギーの方法に関する知識を得た 講義より 実地研修を増やしてほしい PDAM 職員が講師なので情報が共有できてよい PDAM に機器が必要だが 提案だけ トレーニングの内容は各 PDAM の条件や機器の有無などを考慮して調整すべき Excel を使った講義は普段使っていないので難しかった 研修で使用した機器は PDAM にはない 研修で得た知識でポンプの運転時間の変更による電気代の節約を図った 高架タンクの設置を提案したが資金をどうしたら得られるかわからない 期間が短い ケーススタディや他の PDAM の Good Practice の紹介を増やして欲しい Denpasar は研修で用いられた機器を所有しておらず 一般的な測定機器しかない 32

39 BINTEK Kabupaten Badung Mr. Dewa Gede Parwata Distribution Staff Mechanical Electrical 職訓校卒 期間が少なく 教え方が早すぎる 研修で学んだ後 アイディアとしてはあるが実践していない Provincial TOT Kabupaten Tabanan Mr. Made Darmawan Head of Distribution division - エネルギー効率化に必要な機器について学んだが PDAM にはない 期間が短い TOT 研修がトレーナーを育成する研修とは知らなかった 教材 講師ともによかった BTAMS II の宿泊施設に不満 BINTEK Kabupaten Gianyar Mr. Nyoman Berata Head of Tegalalang branch office 大卒 研修で得た知識は部内で共有したり Director との協議に活かされている 期間が短い 研修に用いる機器が不足 10 人でシェアした BINTEK Provincial TOT Kabupaten Gianyar Mr. Wayan Sudarsana Atmaja Kota Palembang Mr. Rinto Chandra Head for Production Division Executive Staff for Monitoring Section, Planning division 職訓校卒 大卒 テスト結果は 1 番の人だけ発表された 自分がどの程度かわからない 研修で得た知識を実際に適用できる 故障したポンプの交換時に需要に見合った容量を選定した 以前は需要を考えずに大きな容量にしていた COE 研修は新しい体験で新しい知識を得ることと考えを伝えることを学んだ 教材はよかったが 講義は退屈 期間が短く議論の時間が少なかった 実習はよかった 用いた機器もよい BINTEK Kota Palembang Mr. Anis Wahyudi Assistant Manager for WTP 大卒 研修後 Energy Audit について提案した 他の PDAM の状況が知ることができた 多くの場合 マネジメントと財源の問題がある トレーナーはまだ知らないことが多い コストセービング等についてよく知らないようだった 参加者の多くは高卒が多く難しかったのでは 理論 実習 理論 実習と一日おきがよい BINTEK Kabupaten Banyuasin Mr. Hakim Mawar Head of Production Section 職訓校卒 マネージャーレベルが参加すべき Akatirta からの講師は良かったが 他の PDAM 講師はあまり教材の教え方がよくなかったので理解がよくできなかった ポンプ関連は業務に活かせそうである 出典 : 調査団作成 コンピュータの操作に慣れていなかったので難しかった 33

40 (3) SAK ETAP PDAM の新しい会計制度として 各 PDAM における SAK ETAP の導入段階に差があることから 導入途上の PDAM に対しては基礎的な SAK ETAP 研修の継続が必要であることが示唆された また すでに移行が完了している PDAM を中心に 会計報告制度の習熟の次の段階として 経営改善に活かせる知識として財務分析 管理の研修に対するニーズがあった また いずれの参加者からも 実務に即したケーススタディを増やして欲しいとの要望が聞かれた 表 研修参加者のコメント (SAK ETAP) 研修コース Provincial TOT 所属 PDAM 参加者名 職位 Kota Malang Mr. Syaifudin Assistant Manager of Account 学歴大卒 主なコメント 2011 年に導入された会計報告方法だが PDAM 用のガイドラインが必要 参加者のレベルを合わすべき Provincial TOT Kabupaten Maros Ms Renita Subdivision chief of accounting - SAKAETAP はレポート方法として有効 次にそれを経営に生かすべく財務管理の研修が必要 教材は十分で役に立つが 実際のケースをもっと取り上げて欲しい 研修期間は短く 質問などの時間が十分でなかった 研修後に実際の Financial Report の作成のサポートが欲しい BTAMS II の宿泊施設は不満 BINTEK Kabupaten Takalar BINTEK Kabupaten Pangkajene dan Kepulauan Provincial TOT Provincial TOT Kota Denpasar Kabupaten Tabanan BINTEK Kabupaten Gianyar BINTEK Kabupaten Gianyar Provincial TOT Ms. Asriana Subdivision Head for Accounting Mr. Kamaruddin Head of Financial Division Mr. Made Rama Executive Head for Accounting Mr. Wayan Suadistra Ms. Aryasih Ordhi Mr. Nyoman Ari Temaja Kota Palembang Mr. Sartono Subdivision Head for Accounting division Head of Accounting Section Head of Administratio n Finance Section Manager of Kali Doni Unit 大卒 内容は Basic なものだった 参加 PDAM 間で意見が交換できよかった ケーススタディを増やして欲しい 講師 教材はよかった 期間が短い 実際に Financial Report を作るケーススタディが欲しい Depasar は既に 2010 年から SAKETAP を導入しており新しいテーマではなかったが トレーニングで新たに得る知識もあった COE は PDAM 間で情報 経験を共有できるところがよい Kota Malang との比較ができた 教材 講師ともによかった ケーススタディをもっと欲しい 財務分析のモジュールが必要 BTAMS II の宿泊施設に不満 教材 講師ともよい 期間が短い ケーススタディを増やして欲しい コンピュータ室が狭すぎる 実際に日常業務で SAKETAP に関わっていないので参加に適していないが 会計報告の知識を得た トレーナーがケーススタディの説明に困るときもあった PDAM のトレーナーだけでなくプロのインストラクターも必要と感じた 講師は一般的な会計知識に詳しいが PDAM の会計には詳しくない

41 参加者のバックグランドを揃えた方がよい BINTEK Kabupaten Banyuasin Mr. Syaifudin Head of finance Section 高卒 参加 7PDAM のうちパソコンを持っていない参加者が 3PDAM あった 研修期間が短い 研修はいきなりバランスシートから始まったのでよく理解できなかった 基本的なことから教えてほしい 実習も短すぎる BINTEK Kabupaten Banyuasin Ms. Yusmi Yuarsa Staff for Finance 高卒 教室が狭かった 教材も講師もよかったが 基礎を飛ばしてバランスシートから始まった 基礎から教えてほしい BINTEK Kabupaten Ogan Ilir Mr. Hedrawadi Head of Subdivision fro Finance 高卒 実習が短い 本研修は役立つものである クラスが狭く プロジェクターもなかった パソコンは持参した 研修時間が短かすぎ 難しかった ( 当 PDAM は SAKETAP を導入移行中 ) 出典 : 調査団作成 ケーススタディを増やして欲しい 35

42 第 6 章 COE プログラムの課題 6.1 COE プログラムの必要性 上水道開発局の説明にある通り 中央政府が PDAM 経営改善に向けた各種施策を実施するにあたり 水道事業体としての基礎業務知識を早急に普及し PDAM の人材能力の底上げを図る必要性は高い 特に COE プログラムは 既存研修プログラムと異なり地方の小規模 PDAM へのアウトリーチに特徴があり PDAM へのヒアリングからも継続を期待する声が多い 6.2 実施上の課題 実施機能の明確化 (1) PIP2B の機能の明確化と COE プログラム担当者の配置 PIP2B は ジャカルタ首都圏と北スマトラ州を除き全国の 31 か所の州に中央政府資金により建設されたもので 現在は 各州における人間居住総局の所掌業務全般に亘る情報普及 人材育成を担う地域情報センターとして活用されることが期待されている PIP2B の建物の管理および運用について 人間居住総局は州政府に移行したいと考えているが 州政府は PIP2B のこれまでの活動実績から この建物に興味を持っているとは言い難いのが現状で 未だその運用のための体制整備が宙に浮いたままの PIP2B が多いとの印象は否めない COE マネジメント コンサルタントの報告書においても PIP2B の機能は依然として研修場所の提供に留まっていることが指摘されており 施設の運営 維持管理のほか 本来の PIP2B の機能として掲げられている 各州における広報や人材育成活動のための独自資金の確保のみならず その前提として人員や組織体制を整備すべきと提言されている 今後 この PIP2B を COE プログラムの研修実施場所とするには この運営体制の整備が不可欠であるが 中央政府と州政府の調整の結論を待たなければならない 現状では 各州の研修運営も人間居住総局 ( 上水道開発局 ) が雇用する COE マネジメント コンサルタントが主たる役割を担っており その補助として上水道開発局の出先機関である Satker PK PAM 職員が COE プログラムへの招聘の案内などの雑務を行いつつ PIP2B の場所だけを借りて BINTEK 研修を行っている 州政府による PIP2B の組織体制が未整備であり 各州における上水道開発局の組織的な受け皿は Satker PK PAM しかない状況であることから 各州における COE の実施体制としては 当面は このような形態で Satker PK PAM 職員を活用せざるを得ないと思われる (2) COE Central Management System の構築 上水道開発局は 将来的な COE プログラムの実施メカニズムとして 州レベルで COE プログラムを展開し 中央においては資金支援や管理の役割を果たすような仕組みを想定している この COE Central Management System の構築は まだ構想段階であり 上水道開発局はこれの本件プロジェクトでの立ち上げを期待している また上水道開発局は 各州において中心となる組織として PIP2B と DPD PERPAMSI を想定しているが 上述の通り PIP2B の役割を明確にしなければならない 本件プロジェクトでは この COE Central Management System の構築に向けての調整に並行して 表に示すように上水道開発局 PDAM PERPAMSI をカウンターパートとして活動を進め COE プログラムの実績を積み上げていくことで PIP2B の役割も明確になり州政府との調整も進展していくものと期待される 36

43 表 COE Central Management System の構築 ( 案 ) カウンターパート 担当者 技プロ上の役割 人間居住総局上水道開発局 COE プログラム担当者 Central Management System の構築 全体総括 COE プログラムの予算策定 National Provincial TOT 研修のスケジュール策定と実施 ( ローカルコンサルタント利用 ) COE プログラムのモニタリング研修モジュールの改善 PDAM Director National Provincial TOT 研修の評価 National Trainer 研修モジュールの改善 (TOT インストラクター ) Provincial Trainer 研修モジュールの改善 (COE 研修及びパイロットプロジェクトの実践を通して ) パイロットプロジェクト パイロットプロジェクトの実践 担当者 PERPAMSI PERPAMSI 本部 上水道開発局とPDAM 間の調整 (COE プログラムのファシリテータ ) 全国の BINTEK 研修実績集計 各州のDPD PERPAMSI 各州におけるPDAM との調整 各州 BINTEK 研修の評価 出典 : 調査団作成 (3) COE マネジメント コンサルタントの役割と COE プログラムの改善 現在のところ COE プログラムで実施する研修の運営は 上水道開発局が雇用するマネジメント コンサルタントに負うところが大きく その活動は前述の報告書でまとめられている その提言として PIP2B の機能強化や 養成したトレーナー活動のフォローアップなどが挙げられているが 具体的な改善策には乏しい また 研修後のモニタリングも十分になされていない模様である 本件プロジェクトでは 上記の COE Central Management System や 地方州での運営体制を検討することが求められているが マネジメント コンサルタントの必要性やそのコンサルタントが中央 地方政府で果たす役割を明確にする必要がある また COE プログラム運営上の課題を 具体的な改善策につなげる仕組み (PDCA サイクル ) を形成 定着させることが重要である 研修で得た知識の PDAM 事業改善への活用 現在の TOT 研修では 研修後に Provincial TOT トレーナー候補が PDAM 事業改善のための提案をすることになっている TOT トレーナー候補は Healthy な PDAM 出身であることから 多くの場合 研修の知見のフィードバックは何らかの形で行われている 特に NRW については DMA の新たな設置を提案したトレーナーが多い これは その出身 PDAM 自身がその方針で NRW 対策を進めているという条件が重なり 提案ができやすい環境と思料される しかし BINTEK 研修では 研修で得られた知見を事業改善にすぐに結びつけるようなアクションを各 PDAM ができるかは より難しい課題がある ただし 研修の後 現場のレベルでエネルギー改善や NRW の改善の意識が芽生え ある提案をしているものもいるが PDAM 全体として取り組みに発展しない 今回の調査の PDAM ヒアリングでは 改善のための資金を調達するためには どう提案したらよいかわからない プロジェクトとしてどう形成していいのかわからないといった問題が挙げられていた こうした具体的な改善案について 技術的 財務的な妥当性を検討し提案できるようにする研修が必要であると考えられる 37

44 6.2.3 新規研修モジュールの追加 先に述べたように 現行の COE プログラムのモジュールは NRW エネルギー効率化 SAK ETAP の 3 つである SAK ETAP は 会計報告方法の習得が主な目的となっており で述べたような実際の改善事業の立ち上げにつなげるための財務分析や資金調達の検討等は現行の研修モジュールには含まれていない COE プログラムにおいて NRW やエネルギー効率化の研修モジュールで得られた知見を実際に活かして 各 PDAM が改善を具現化していくには プロジェクト形成能力およびビジネスプラン作成能力の向上を含む財務分析 管理の能力向上が必要であり 財務分析 管理の新たなモジュールを追加してこの分野の研修を充実させることが望まれる また 顧客管理については 上水道開発局および聞き取りした PDAM からも要望が挙がっていたもので 顧客管理に対する意識の高まりもあり 新たな研修モジュールとしてニーズは高いと認められる 研修テキストの改良 NRW およびエネルギー効率化の研修モジュールのテキストの内容については さらに改善の余地が認められる 特に NRW については 現テキストでは DMA と漏水探知に重点が置かれているが より水道システム全体を対象としての NRW 対策という観点から 配水圧コントロール 管施工技術 漏水対策以外の NRW 対策 ( 見かけ上の損失も含めた ) にもさらにページを割くべきと考えられる その際 過去の好事例についての紹介を含め PDAM が DMA 構築や地下漏水探知作業等に着手する以前にも取り組める あるいは取り組むべき事例等の紹介も必要である エネルギー効率化についても ポンプ施設や電気設備の個々のプロセスの改善の議論だけではなく 水道システム全体でのエネルギー効率改善といった視点をもっと増強すべきである 例えば 効率をよく考慮した配水システムの適正な計画や管理についての内容も増強すべきと考える すなわち 水需要と水供給施設能力とがよく適合したシステム構築が効率化の基本となる点を充実させる また NRW やエネルギー効率化については 小規模 PDAM と大規模 PDAM では施設やリソースに格差があり 取りうる対策に違いもあることから この点を意識した内容と構成に工夫が必要である 一方 新規のモジュールとして追加を提案する 財務分析 管理 と 顧客管理 については 新たなテキストの作成が必要となる 下表に既存テキストに追加すべき科目 および新たなモジュールのテキストの概案を示す 表 既存研修モジュールテキストへの追加内容 ( 案 ) 既存 モジュール名無収水対策 追加すべき科目無収水削減計画の策定 追加 改善の内容 削減対策と年間予算の計上 既存研修内容 無収水の定義 指標 水損失のコントロール方法 物理的水ロス ( 漏 見かけ損失対応策 人員配置 ( インセンティブ含む ) 老朽管の把握と更新計画 費用対効果 メータ設置の徹底 適切なメータ設置 38

45 水 ) の探知技術 メータ検針 料金請求 配水圧コントロール 顧客台帳整備 適正水圧 水圧測定方法 官種の選定 メータの選定 管施工 補修技術 配水コントロール 管の種類 仕様と選定 メータの種類 仕様と選定 配水管の敷設工事 既存 エネルギー効率化 漏水調査新技術 送 配水計画の策定 給水管設置工事 日本の漏水調査機器紹介等 送配水管網図の作成 更新 既存 既存研修内容 エネルギー効率 ( 理論 監査 ) ポンプシステムの計画と運転 電気( 力率 料金等 ) SAK ETAP 送 配水ポンプ場の診断と改善計画 ( 追加なし ) 管網解析 (EPANET など ) による既存システムの診断 送 配水システム改善計画 電力代低減と設備改善コストの比較ケーススタディ等 - 既存研修内容 SAK ETAP の概要 SAK ETAP の財務諸表 SAK ETAP による財務諸表の作成演習 新規 財務分析 管理 ビジネスプラン作成 経営モニタリング指標 水道料金算定 新規顧客管理顧客台帳の整備 出典 : 調査団作成 料金徴収 苦情処理 広報 住民啓発 短期アクションプランの策定 長期計画策定 独立採算性意識付け 財務分析 売掛金回収 債務減免 財務諸表読み方 水道料金算定実務 GIS の活用 料金未納者対応 料金支払い方法の多様化 利便性向上 メータ検針員技能向上 優良料金支払い者優遇制度等 コールセンター カスタマーセンター 苦情対応フロー構築 盗水予防策 キャンペーン 節水キャンペーン 水道教室開催等の広報手法 39

46 6.2.5 BINTEK 研修参加者のレベル分けの必要性 BINTEK 研修の参加者のバックグランドは オペレーターからディヴィジョン ヘッドまでが含まれる このように BINTEK 研修が対象とする参加者は より幅広い層を対象とすることから 研修を初級 中級 上級などのレベル分けをし より細かな指導ができるようにすることも今後において考慮すべき点と思料される また 地方の小規模 PDAM では PDAM の間でも状況が異なる たとえば 小規模 PDAM では 既存配管の図面もなく管敷設位置がわからないところも多く 漏水発見以前に管の位置すらわかっていない PDAM も少なくない こうした PDAM に DMA 設立や高度な漏水探知技術等を教えるよりも まず基礎的な無収水対策を徹底するよう指導した方が効率的で即効性があると考えられ 無収水対策モジュールについては 下表のような基礎コースと上級コースの 2 つのコースに分けて実施することを提案する エネルギー効率化と財務管理モジュールについては 基礎コースと応用コースの 2 つとし 応用コースでは基礎コースの修了者を対象として ケーススタディを取り上げ より実際的な能力を身につけさせることを狙いとしたコース分けをすることを提案する 表 研修モジュールのレベル分け モジュール コース分け ( 重点項目 ) 無収水対策 基礎コース 上級コース 無収水の定義 無収水量の把握 管路図面の整備 地上漏水早期発見修理 適切なメ 地下漏水探知 DMA 配水圧コントロール 管更新計画 無収水削減年次計画策定 ータ検針と盗水発見 メータ交換 給水管施 工技術向上 管材やメータ仕様の改善 無 収水対策の人員や体制 予算確保等々 エネルギー効率化 基礎コース 現状のエネルギー消費量 電気代の把握現状のエネルギー効率の評価方法 ( 力率改善 ポンプ設備の効率 ) 応用コース ケーススタディを取り上げ エネルギー効率改善計画の策定を行う ( 水理解析を含む送配水改善事例を含む ) 財務分析 管理 顧客管理出典 : 調査団作成 基礎コース ビジネスプラン テンプレートの理解経営モニタリング指標水道料金算定実務コース分けはしない 応用コース ケーススタディを取り上げ ビジネスプランを作成する 一方 教材については 基礎と上級 ( 応用 ) コース用と区別せずに 基礎から上級まですべての項目を含むものを一式として備え 両コースで使用することが望ましいと考える それにより 将来的にも研修内容の一貫性 テキスト内容の改善 情報の散逸防止等が図りやすくなる また 基礎コース研修参加者も上級の内容を含めたテキストを配布することで 研修参加者の将来の事故啓発のために使用することも可能となる 基礎コースでは 各州における BINTEK 参加者のレベルに合わせて Provincial トレーナーがテキストの中から講習すべき必要な事項を選別して使用するようにし ( 都度 参加者の状況に応じ上級の内容も加えることが可能 ) 上級コースでは テキスト全般について基礎から上級の内容を扱うが 当然ながら上級の内容に重点を置くというようにする このようにレベルの違う研修参加者の間で同一のテキストを使用することで 将来的には 同じ PDAM 内部でレベルの違う研修に参加した職員間で研修内容が共有でき OJT にも活用されるなどの副次的効果も期待される 40

47 6.2.6 National Provincial トレーナーの継続的確保 Provincial トレーナーについては これまで NRW エネルギー効率化 SAK ETAP のそれぞれについて 8 名 8 名 10 名が確保されている Provincial トレーナーの養成を担う National トレーナー ( 現在の TOT インストラクターと同等レベル ) については 2014 年より Provincial トレーナーを対象とした National TOT 研修が実施された 今後も National Provincial トレーナーの養成は継続され 着実にトレーナー数が増加できると期待される 一方で トレーナーと認定された職員に対して COE プログラムの講師として参加する際のインセンティブ制度はなく その整備が望まれる トレーナーとしての Certificate の発行 人事考課への反映 特別手当の支給等の仕組みが必要と思料される COE マネジメント コンサルタントの報告書で示された提言においても 養成されたトレーナー活動のフォローアップ ( 技術 知識の更新 Certtificate の発行を含む ) が課題として挙げられており 今後上記を念頭においた改善策の検討が求められる 研修で用いる機器の不足 特に NRW およびエネルギー効率化の研修モジュールでは 漏水探知やエネルギーの評価を行うための機器の使用が不可欠である しかし 実際には 研修で十分な機器が行きわたらないといった事情があることから 上水道開発局では 2014 年の予算で 各 PIP2B にこれらの研修に必要な機器を揃えるとの方針を示している その整備の進捗をモニターする必要がある また 研修でこれらの機器の使用方法を習得しても 地方の PDAM ではこれらの機器を所有していないことから 実務に役立てられないというもう一つの問題がある しかし 研修として こうした機器の必要性を PDAM 職員に教えるということも研修の第一歩であり 地方 PDAM の認識を向上させるために必要ととらえるべきと思われる 他ドナーからの聴取事項 (1) ADB これまでの JICA ミッションの協議結果と同様 COE プログラム支援の内容については現在全くの白紙であり まず 2014 年内に本件調査の結果やその後の JICA 技術協力内容の決定を待った上で その面的な拡大に向けた技術支援を検討したい とのコメントがあった (2) 世界銀行 Un-Healthy PDAM を中心とした小規模設備投資ニーズへの対応を目的とする On-lending 及び On-grant の資金支援を実施すべく Indonesia Water and Sanitation Investment Faclity (IWSIF) について現在調査 検討中 財務省傘下の政府投資機関 PIP を実施主体と想定している 6 月に現在の調査結果がまとまる予定 年内に新政府による Facility 設置の承認を完了する前提にたち 来年初めに関連法制度の整備を実施 実際の資金支援 ( 世銀資金または APBN のファンドへの注入 ) は 2015 年半ばまたは 2016 年以降を想定している 特に小規模 PDAM の人材育成の必要性は強く認識されており JICA 技協プロジェクトを歓迎 COE 参加を資金供与条件に組み込むアイディアや ファンド資金供与を目指した事業プロポーザル作成研修モジュールの設置 といった意見が出された 上記の通り 2015 年初めに IWSIF の関連制度が整備される見込みであることから 本件技術協力プロジェクトにおいては 新規に追加する研修モジュールを計画するにあたり 今後取りまとめられる PDAM 向け IWSF 資金支援の仕組みを反映した研修項目 ( 財務分析 管理 モジュールへの反映 ) を検討することが考えられる 41

48 (3) オランダ大使館 同国政府が実施する BTAMS Region I II( ブカシ / スラバヤ トレーニングセンター ) の研修モジュール改訂 開発プロジェクト (NICHE) が実施中である 同センターで実施される大部分の研修 (Regular Training) が対象であり COE プログラム改善にあたっては 協調 棲み分けを図る必要がある 6.3 JICA プロジェクトに係る人間居住総局の要請 現地調査の協議で把握した人間居住総局上水道開発局の要請は下記の通りである これらのほか 2014 年度より養成される National トレーナーの日本国内での研修が要請された 既存研修モジュールの改善 BTAMS の研修モジュールは 水道事業に関連する多くの分野をカバーするものであるが 改善が必要である COE プログラムでは 既存の BTAMS モジュールが利用できればそれを利用するのが基本であるが 内容が古くなっているので まず差し迫って必要と考えられる 3 つのモジュール (NRW エネルギー効率化 SAK ETAP) について COE プロジェクトでアップデートしている BTAMS の技術系研修モジュールは 今後オランダ支援により改善が行われるが 具体的なモジュール項目は決まっていない 改善するモジュールが重複すべきではないので これら 3 モジュールについては JICA 支援により改善し BTAMS 研修にも取り込むようにしたい COE プログラムの新規モジュール 技術系の研修モジュールは BTAMS がオランダ支援により改善するため COE プログラムの新規モジュール開発はその他の分野 ( 顧客管理 財務分析 管理 ビジネスプラン策定 ( 施設改善計画の技術的 財務的妥当性が含まれているもの ) 等 ) を担当させるようにしたい PBC とパイロット事業 民間資金活用のために B to B 制度に基づいた PBC を推進したい NRW エネルギー効率化について PBC のパイロット事業を実施したい PBC 導入について有力 PDAM の関心は高いが ボトルネックとなっているのは 公共事業省令による B to B 規則はあるものの 民間事業者の具体的な選定基準や手続きがまだ確立されていないため 監査当局による問題指摘を恐れて実施に踏み切れないことにある 人間居住総局としてパイロット PDAM を募り PBC 事業の形成過程をすべてこれら監査機関 (BPKP 等 ) に開示し 問題のないモデル事業を実施した上でマニュアル モデル契約書に反映し 普及させたい 将来の COE プログラム運営体制 COE プログラムの将来の運営体制について JICA プロジェクトで検討し提言して欲しい COE プログラムの将来像としては DPD PERPAMSI(PERPAMSI の地方組織 有力 PDAM が代表 ) の調整のもと 各州の PIP2B が研修の運営を担当する体制を考えており 人間居住総局 ( 総局長官房 上水道開発局 ) と PERPAMSI が MOU を結び実施したい 現在 COE のプログラムはすべて中央が計画 運営しているが 多様な文化 言語環境の元では 将来は COE プログラムが各州で推進され 中央は資金支援や管理の役割を果たすのが望ましく できれば 3 年後位で引き継ぎたい 各州 PIP2B の組織体制が整備されていない現状は承知しており 具体案はまだ無い JICA との協力事業において将来の COE 運営体制について検討したい 42

49 添付資料 1: 面談記録

50 Detailed Planning Survey for PDAM Asset Management Project (Cipta Karya: Kickoff Meeting) Date and Time: Tuesday, 1 April 2014; Attendees: (attached) Place: IPA Kedasih Meeting Room Directorate General Cipta Karya Ministry of Public Works Subject: Kickoff Meeting 1. Opening (1) Opening by Deputy Director of Institutional and Regulatory Framework (Ir. Hilwan, M.Sc) - JICA Study Team will conduct the Detailed Planning Survey for a technical assistance project to support Center of Excellence (COE). Within the study, the team willing to visit some locations, i.e. Palembang, Bali, Surabaya, Makassar, to observe the current condition and activities of the COE as well as how to manage the COE. - Since 2 years ago, COE has been conducted in 3 locations which are Palembang, Bali, and Surabaya. In this year, COE will be conducted in all provinces in Indonesia. (2) Introduction from JICA Representative (Juni Melani) 2. Inception Report Presentation by JICA Study Team (Yusaku Makita) 3. Discussion session: (1) Support for JICA Study Team Site visit arrangements for the JICA Study Team will be supported by Cipta Karya as well as Satker in the subject provinces. (2) Purpose of COE Program COE is not related directly to healthy or unhealthy status of PDAM. COE is established because there are a lot of unskilled staffs in PDAM. While the facilities are upgraded, the skills of staff are not sufficient enough. Central Government only has 2 locations for training center (BTAMS), i.e. Bekasi and Wiyung-Surabaya. With those conditions, it will take long time to train all PDAM staff nationwide (estimated at 10 years). Therefore, Central Government has planned to utilize PIP2B facilities, which already exist in almost all provinces in Indonesia, to be used for training. Currently, PIP2B is only a building without officers or institutional organization, under the provincial working unit (Satker). (3) General process of Provincial TOT and Bintek (Trainer s training for other PDAMs) Project officers of Satker send invitation letter to PDAMs PDAMs submit their interest and dispatch candidates Candidates are trained to be Provincial Trainers Provincial Trainers

51 come back to their PDAM to improve their PDAM performances and teach in Bintek (Bimbingan Teknis: Technical Assistance) in PIP2B for other PDAM staff Instructors will conduct monitoring. This year, number of candidates for Provincial TOT is about 40 people. These trainer candidates will be trained in Bekasi and Surabaya. After the training, they will be distributed to 31 PIP2B to teach staff of other PDAMs. (4) COE Training Subjects COE consists of 3 major subjects, i.e. (i) Non Revenue Water (NRW);( ii) Energy Efficiency (EE); and (iii) Financial Accounting System (SAK ETAP). NRW and EE are two major problems in all PDAMs. Actually, they know their problems but they don t have skills, knowledge and budget to improve the conditions. In some PDAMs, electricity cost is very heavy compared to other countries such as Japan. (5) Structure of COE Trainings (6) TOT trainings scheduled in April June 2014 There will be a few TOTT trainings within these months to come: National TOT = Bandung, 5-10 May 2014; Provincial TOT = Bekasi, May 2014; Provincial TOT = Surabaya, 2 7 June (7) Training Modules in National TOT Subjects for National TOT are (i) NRW; (ii) EE; (iii) SAK ETAP; and(iv) TOT (subject about teaching methodology, how to become a good trainers, etc.). (8) Instructors Trainers for National and Provincial TOT (instructors) are lecturers from Akatirta (for NRW and EE) and a practitioner/consultant (for SAK ETAP). Akatirta is an academy in Magelang focused on water supply. There will be around 30 participants for National TOT. (9) Training Method and Practical Training COE training includes theory and practice. Practice will be conductedd in closest PDAMs which already has the similar program such as YTPD trainings. It is caused by limitation of tools and equipment for COE especially in BTAMS (Training Centers). (10) Training Module Materials Module materials used in TOT training 2012 and 2013 are the same. The materials for COE in 2014 are currently under final drafting process. Trainer who teaches in Bintek is allowed to upgrade the module from their TOT training but the basic module contents originally used in Provincial TOT are followed for Bintek also. Cipta Karya expects the forthcoming JICA Project to improve the module.

52 (11) Customer Management Cipta Karya has requested JICA to add new module on COE, i.e. customer management. JICA Study Team asked Cipta Karya to propose what kind of subtopic should be included in this module. Expected subtopics in the customer management include marketing, customer relation, customer database, billing collection. (12) PBC Cipta Karya also expects JICA Study Team to analyze about Performance Based Contract (PBC). PBC has been applied in some countries in Latin America, Europe, etc. Currently, Cipta Karya has the ministerial regulation on B-to-B contracts which PDAMs can apply for private investment projects but there is not a specific model contract or regulations to follow for PBC. However, according to Mr. Hilwan s knowledge there is no actual PBC experience among PDAMs throughout the country. PDAMs are allowed to conduct B-to-B contracts directly with private investors through beauty contest selection. (13) Cipta Karya s Request to Proposed JICA Project To sum up, Cipta Karya s request to JICA on the proposed technical cooperation is as follows: - Enhance provincial level organization (PIP2B of Cipta Karya) and its capacity to ensure effective planning, operation and monitoring of COE - Improvement of training contents (existing modules and introduction of new modules) - Introduction of PBC for NRW reduction and energy efficiency among PDAMs - External trainings in Japan as one of the incentives for National COE Trainers Received Documents: and 2013 COE Program Participant List (Provincial TOT and Bintek)

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