2018_1_生物学問題(一般)
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- ひでか はぎにわ
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1 平成 30 年度神戸大学大学院理学研究科博士課程前期課程 ( 修士 ) 生物学専攻入学者一般選抜試験問題生物学 (2017 年 8 月 5 日実施 ) 注意事項 1) これは問題冊子です. 試験監督の指示があるまで,2 枚目以降を見ないでください. 2) 問題は 4-17 頁目にあり, 全部で 7 問です ( 生物学問題 1 7) 頁目は下書き用紙です. 3) 生物学問題は 7 問のうち 2 問を選択して解答しなさい. 4) 答案用紙 ( 別紙 ) は, 全部で 4 枚です. 各問題の問題 Aと問題 Bの解答を, それぞれ別の答案用紙に記入しなさい. 答案用紙の上部, 問題 ( ) のカッコ内に, 解答する生物学問題の番号および問題 A,Bの別を必ず記入しなさい. 例 : 問題 (1A) 5) 解答に使用する答案用紙のすべての上部, 所定の欄に受験番号と氏名を必ず記入しなさい. 未記入の場合は採点できません. 解答欄が不足する場合は, 続けて各答案用紙の裏面に記入して構いません. 6) 試験時間は 2 時間です. 試験監督の指示に従って受験しなさい. 7) 試験終了後, 問題毎に答案用紙を集めます. 試験監督の指示に従ってください. 1
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4 生物学問題 1 問題 1A および問題 1B の両方に解答しなさい. 答案用紙はそれぞれ別紙とし, 答案用紙 の問題番号欄には,1A,1B と記しなさい. 問題 1A. シグナル伝達に関する以下の文章を読んで, 各問に答えなさい. 動物細胞の細胞膜には増殖因子や神経伝達物質等の受容体が存在する. これらのシグナル伝達に関する細胞膜受容体は ( ア ) 共役型,( イ ) 共役型, 酵素共役型に大別される.( ア ) 共役型受容体は, 細胞膜を ( ウ ) 回貫通する構造をもつ. リガンドが受容体に結合すると, 受容体の細胞内領域と ( ア ) の相互作用により, エフェクターと呼ばれる標的タンパク質が活性化されシグナルが伝達される.( イ ) 共役型受容体は, リガンドに依存して, 特定のイオンの細胞膜透過性を変化させる. 酵素共役型受容体の多くは ( エ ) 回膜貫通型の受容体であり, リガンドの結合により細胞内領域の酵素活性が変化する. また, 細胞膜受容体の中には, 細胞 - 細胞, および細胞 - 細胞外マトリックスの結合を担う (1) 細胞接着に関わる受容体もある. これらの分子は単に細胞を係留するだけでなく, 細胞密度などの感知にも役立っている. シグナル伝達分子の活性化機構は多様であり, シグナル伝達分子の (2) 分解によって制御される場合や, リン酸化などの (3) 翻訳後修飾により調節される場合などがある. また, 細胞質において (4) 特定の低分子物質の濃度が一過的に増大することによりシグナル伝達経路が活性化される場合もある. このような低分子物質は一般に ( オ ) と呼ばれ, カルシウムイオンが例として挙げられる. このように, 細胞外からの情報は受容体で受け取られ, シグナル伝達分子を介して核を含む細胞内小器官や細胞骨格などに伝えられて, 増殖促進や抑制, 形態変化, アポトーシスといった様々な細胞応答を引き起こす. 問 1. 空欄 ( ア ),( イ ),( オ ) にはあてはまる適切な語句を答えなさい. また, 空 欄 ( ウ ),( エ ) にあてはまる適切な数字を答えなさい. 問 2. 下線部 (1) および (2) について, それぞれタンパク質性のシグナル伝達分子の 具体例をあげなさい. 4
5 問 3. 下線部 (3) について, リン酸化以外の可逆的な翻訳後修飾の例を挙げなさい. ま た, シグナル伝達分子の活性が翻訳後修飾によって可逆的に調節されることは, 細 胞応答にとってどのような利点があると考えられるか説明しなさい. 問 4. 下線部 (4) のような反応を引き起こす低分子物質の例を, カルシウムイオン以外 に一つ挙げなさい. また, その物質について, どのようにして細胞質内の濃度が上 昇し, どのようにしてシグナル伝達分子として機能するのかを説明しなさい. 問題 1B. 以下の語句のうちから四つを選び, それぞれア )~ カ ) の記号を記して, その 内容や関連して知られていることを 150~200 字程度で説明しなさい. ア ) GTP キャップ (GTP cap) イ ) 脂質二重層 (lipid bilayer) ウ ) キネシン (kinesin) エ ) 被覆小胞 (coated vesicle) オ ) シンポート (symport) カ ) ポリン (porin) 5
6 生物学問題 2 問題 2A および問題 2B の両方に解答しなさい. 答案用紙はそれぞれ別紙とし, 答案用紙 の問題番号欄には,2A,2B と記しなさい. 問題 2A. 以下の文章を読んで, 各問に答えなさい. 成虫の体長が約 1 mm の土壌線虫である Caenorhabditis elegans(c. elegans) は, (1) 基本的には雌雄同体であるが, まれに雄個体が生じることから交配が可能であること, 生活環が約 3 日間と短いこと, また変異原処理によって突然変異体を比較的容易に分離できることから, 遺伝学的解析に適した代表的なモデル生物としてさまざまな研究に利用されている. 野生型の C. elegans では, 孵化後の L1 幼虫が脱皮することで L2 幼虫,L3 幼虫,L4 幼虫の4つの幼虫期を経て成虫になる. ところが,lin-14 遺伝子の機能喪失変異体は L1 幼虫期をスキップして L2 幼虫として孵化し, 脱皮して L3 幼虫,L4 幼虫と発生が進行する. これに対して,lin-14 遺伝子の機能獲得変異体は L1 幼虫として孵化した後, 脱皮を繰り返しても L1 幼虫のままという表現型を示す. 野生型における lin-14 遺伝子から転写される mrna 量は発生段階を通じて一定であるにもかかわらず, その産物である LIN-14 タンパク質の量は,L1 幼虫期がピークで L2 幼虫期にかなり減少し,L3 幼虫期以降はほとんど検出できないレベルになる.lin-14 遺伝子内の各変異の位置を調べたところ, 機能喪失変異は翻訳領域に, 機能獲得変異は終止コドン下流の非翻訳領域に位置することが分かった. 興味深いことに,lin-14 とは異なる遺伝子である lin-4 の機能喪失変異体は,lin-14 遺伝子の機能獲得変異体と同じ表現型を示す. また,lin-4 遺伝子の機能喪失変異と lin-14 遺伝子の機能喪失変異を二重にもつ個体は,lin-14 遺伝子の機能喪失変異体と同じ表現型を示す. 問 1. 下線部 (1) について,C. elegans の雌雄同体と雄の遺伝子型の違いは性染色体に あり, 雌雄同体が 2 本の X 染色体をもつのに対して, 雄は 1 本の X 染色体しかも たない. この事実を基にして, まれに雄が生じる仕組みを推定しなさい. 問 2. 発生過程における LIN-14 タンパク質の役割を推定しなさい. 問 3. lin-14 遺伝子と lin-4 遺伝子の遺伝学的関係を考察しなさい. 6
7 問 4. 機能喪失変異の表現型を相補することを指標にして,lin-4 遺伝子をクローニングしたところ, この遺伝子はタンパク質をコードしておらず,22 塩基長の非常に短い RNA を生成することが分かった.lin-14 遺伝子の機能獲得変異の位置を考慮に入れて,lin-4 遺伝子から生成する RNA の分子機能を自由に論じなさい. 問題 2B. 以下のア ) オ ) の語句について, その内容や関連して知られていることを, それぞれ 字程度で説明しなさい. ア ) 母性効果遺伝子 (maternal-effect gene) イ ) エピゲノム (epigenome) ウ ) 非対称分裂 (asymmetric cell division) エ ) スプライソソーム (spliceosome) オ ) 上皮間充織転換 (epithelial-mesenchymal transition) 7
8 生物学問題 3 問題 3A および問題 3B の両方に解答しなさい. 答案用紙はそれぞれ別紙とし, 答案用紙 の問題番号欄には,3A,3B と記しなさい. 問題 3A. 以下の文章を読んで, 各問いに答えなさい. 遺伝情報の担い手である DNA は, (1) ヌクレオチドを基本構成単位とする二本の鎖が相補的な塩基間の水素結合を介して結合することで, 二重らせん構造を形成する. 長大なゲノム DNA の正確な複製は, 半保存的複製と呼ばれる様式と (2) DNA ポリメラーゼによる DNA 合成のきわめて高い正確性によって達成される. しかし,DNA ポリメラーゼは稀に塩基の誤対合 ( ミスマッチ ) を起こす. (3) ミスマッチ修復は, 複製反応の際に生じたミスマッチを解消する進化的によく保存された DNA 修復機構の一つである. 問 1. 下線部 (1) について,(a) 塩基とデオキシリボースの間をつなぐ結合,(b) リン 酸とデオキシリボースの間をつなぐ結合の名称をそれぞれ答えなさい. 問 2. 下線部 (2) について,DNA ポリメラーゼが 高い正確性 を発揮する上で重要 な特徴を二つ挙げて説明しなさい. 問 3. 下線部 (3) について, ミスマッチを正しく修復するには, 複製の鋳型となった DNA 鎖と新しく合成された DNA 鎖とを区別する必要がある. 大腸菌のミスマッチ 修復機構では, どのように DNA 鎖を区別しているか説明しなさい. 問 4. DNA ポリメラーゼを用いた DNA 塩基配列決定法の原理を説明しなさい. 8
9 問題 3B. 以下の語句のうちから四つを選び, それぞれア ) カ ) の記号を記して, その 内容や関連して知られていることを 字程度で説明しなさい. ア ) 酵素の基質特異性イ ) タンパク質の四次構造ウ ) レクチンエ ) ステロイドオ ) イオン交換クロマトグラフィーカ ) 質量分析によるタンパク質の同定法 9
10 生物学問題 4 問題 4A および問題 4B の両方に解答しなさい. 答案用紙はそれぞれ別紙とし, 答案用紙 の問題番号欄には,4A,4B と記しなさい. 問題 4A. 以下の語句のうちから四つを選び, それぞれア ) カ ) の記号を記して, その 内容や関連して知られていることを 字程度で説明しなさい. ア ) 静止膜電位と K + チャネルイ ) 痛覚とサブスタンスP ウ ) オキシトシンエ ) 体内時計オ ) 自然免疫カ ) 視床下部 問題 4B. 以下の文章を読んで, 各問に答えなさい. 高等動物の組織間液や体液中における Ca 2+ 濃度は 2 20 mm であり, 静止状態における 小胞体内の Ca 2+ 濃度も多くの場合これと同程度である. 一方, 静止状態における細胞質中 の Ca 2+ 濃度は 1 µm 以下であり, 細胞内 Ca 2+ 濃度上昇は効率的なシグナル伝達の手段とな る. このため複数の経路が細胞質の Ca 2+ 濃度を上昇させ, 様々な細胞現象を誘導する. 一 例としてシナプスにおける Ca 2+ 濃度依存的な神経伝達物質の放出が挙げられる. イカの巨 大シナプスは容易にガラス電極を刺入することができるため, シナプス前終末とシナプス 後膜それぞれにおいて, (1) 複数の電極を用いて膜電位を固定し, 膜電流を測定することが 可能である. (2) そこで 下図に示すようにシナプス前終末の膜電位 (Vpre) を -70 mv に固 定し,2.5 ミリ秒 (msec) の間だけ -30 mv 30 mv に変化させたところ, 電位に応じて異 なる大きさのシナプス後電流 ( PSC) が発生し, その振幅は Vpre を 10 mv に変化させた ときに最大となった. 10
11 問 1. 細胞質の Ca 2+ 濃度を細胞外に対して非常に低く保つために, 細胞質の Ca 2+ を除去 する能動輸送を 1 つ挙げ, その駆動力が何か答えなさい. 問 2. 細胞質の Ca 2+ 濃度が上昇する経路を 2 つ挙げ, それぞれの引き金となるシグナル 分子または生理現象を簡潔に述べなさい. 問 3. シナプス伝達以外に細胞質の Ca 2+ 濃度上昇が関与する細胞現象を 1 つ挙げ,Ca 2+ がこの現象を誘導する過程を説明しなさい. 問 4. 下線 (1) に関連して, 膜電流の測定に膜電位の固定が不可欠である理由を述べな さい. 問 5. 下線 (2) に関連して, シナプス前終末の膜電位を変化させるとシナプス後電流の 振幅がこのように変化する理由を, Ca 2+ の平衡電位 という語句を用いて説明し なさい. 11
12 生物学問題 5 問題 5A および問題 5B の両方に解答しなさい. 答案用紙はそれぞれ別紙とし, 答案用紙 の問題番号欄には,5A,5B と記しなさい. 問題 5A. 以下の文章を読んで, 各問に答えなさい. 植物細胞は, その細胞膜の周りをセルロースなどから成る (1) 細胞壁により囲まれており, 隣り合う細胞の細胞壁が中葉を介して接着しているため, 細胞は移動しない. そのため植物の成長は, 細胞分裂と (2) 細胞伸長のパターンがどのように制御されているかに大きく依存する. 植物細胞の分裂と伸長は, 微小管を始めとする細胞骨格によって制御されている. 植物細胞では,M 期に先立つ分裂準備期に将来細胞分裂面になる細胞膜内側に ( ア ) が出現する.M 期の前期に入ると分裂面をはさんだ両側に紡錘体微小管が現れる. 前中期になると ( ア ) は消失し, 紡錘体微小管のプラス端が染色体の動原体の領域に結合する. 中期, 後期を経て染色体が2つの極の方向に移動し分配が完了すると, 紡錘体微小管は消失する. 終期の細胞質分裂の過程で, 新しく形成された娘細胞核と細胞分裂面の間に微小管やアクチン繊維からできた ( イ ) が形成され, ここに ( ウ ) 由来の小胞が集合して細胞板を形成しながら辺縁に向かって拡大する. 新しい細胞板は, 最終的に親細胞の細胞壁と融合し,2つの娘細胞が形成される. また (3) 植物の様々な細胞においては, 細胞分裂を伴わない特殊な細胞周期が観察され, 細胞あたりの DNA 量が細胞によって異なる場合がある. 問 1. 空欄 ( ア ) ( ウ ) にあてはまる最も適切な語句を答えなさい. 問 2. 下線部 (1) に関して, 植物の細胞壁の成分をセルロース以外に二つ挙げなさい. 問 3. 下線部 (2) に関して, 根や茎の伸長領域において, 細胞は横方向 ( 根や茎の伸長 方向と直交する方向 ) へほとんど伸長せず, 縦方向 ( 根や茎の伸長方向 ) に伸長する. こ の仕組みについて, 下記の語句を全て用い, 図を描いて説明しなさい. < セルロース微繊維, 微小管, 細胞壁のゆるみ > 問 4. 下線部 (3) について例を一つ挙げて説明しなさい. 12
13 問 5. シロイヌナズナの芽生えを, ある化学物質 X で処理すると主根の成長が促進された. そこで化学物質 X がどのような仕組みで主根の成長を促進したのか, 仮説を立てて考察しなさい. また, その仮説を検証するために, どのような実験を行えばよいか, 説明しなさい. 問題 5B. 植物に関係する以下のア ) カ ) の語句について, その内容や関連して知られ ていることを 字程度で説明しなさい. ア ) 水分屈性イ ) アーバスキュラー菌根菌ウ ) 蒸散エ ) 休眠オ ) 静止中心カ ) シアン耐性呼吸 13
14 生物学問題 6 問題 6A および問題 6B の両方に解答しなさい. 答案用紙はそれぞれ別紙とし, 答案用紙 の問題番号欄には,6A,6B と記しなさい. 問題 6A. 生態学に関する以下のア ) オ ) の語句について, その内容や関連して知られ ていることを 字程度で説明しなさい. ( ア ) 理想自由分布 (ideal free distribution) ( イ ) β 多様性 (β diversity) ( ウ ) 有効集団サイズ (effective population size) ( エ ) 形質置換 (character displacement) ( オ ) トレードオフ (trade-off) 14
15 問題 6B. 以下の文章を読んで, 各問に答えなさい. 生物多様性を生み出す大きな原動力の一つとして生物間相互作用が挙げられる. 生物種間の相互作用は, 被子植物の多様性を生み出した要因としても重要視される. 例えば, 多くの被子植物は, 花粉や蜜などの報酬を提供することで, 花粉媒介者に受粉の手助けをしてもらっており, この関係性は ( ア ) と呼ばれる. 特に, (1) 同じ分類群の花粉媒介者を利用する植物は, 系統的に離れていても共通した表現形質群を持つことが知られている. この現象を ( イ ) という. また, 生物間相互作用を持つ種同士は, それぞれの生物が互いに選択圧となって影響を及ぼしあうことがある. これを ( ウ ) と呼ぶ. 植物と花粉媒介者との ( ウ ) の顕著な例としては, マダガスカルに分布するラン科植物である Angraecum sesquipedale とキサントパンスズメガの関係が挙げられる. Angraecum sesquipedale は,20 cm を超える長さの距を持ち, その距と対応する長さの口吻を持つススメガに花粉の媒介を託している. このことは, (2) 両者の形態が, 互いに影響を及ぼし合いながら進化したことを示唆している. 問 1. 空欄 ( ア )~( ウ ) に入る最も適切な語句を答えなさい. 問 2. 下線部 (1) について, 動物媒花のうち, ハナバチ媒花, チョウ媒花, ガ媒花の特 徴を, それぞれ 100 字程度で説明しなさい. また, 該当する植物名を 1 つずつ挙げ なさい. 問 3. 下線部 (2) について, Angraecum sesquipedale の 長い距 とススメガの 長い口吻 は, どのような選択圧によって進化したと考えられるかを, 進化的軍拡競争 の概念を踏まえて,150~200 字程度で説明しなさい. なお,Angraecum sesquipedale の距の底部には蜜がたまっているものとする. 15
16 生物学問題 7 問題 7A および問題 7B の両方に解答しなさい. 答案用紙はそれぞれ別紙とし, 答案用紙 の問題番号欄には,7A,7B と記しなさい. 問題 7A. 以下の語句のうちから四つを選び, それぞれア ) カ ) の記号を記して, その 内容や関連して知られていることを 字程度で説明しなさい. ア ) 生物多様性条約イ ) タクソンウ ) アーキアエ ) 多核嚢状体オ ) 灰色植物カ ) 受精毛 16
17 問題 7B. 以下の文章を読んで, 各問に答えなさい. ある生物種の交配可能な集団中に存在する遺伝子において,1 つの遺伝子座における対立遺伝子の頻度 ( 割合 ) を遺伝子頻度という. (1) 自然集団中の遺伝子頻度はさまざまな要因によって変化する. 例えば, ある遺伝子座において対立遺伝子間で生存に有利 不利の関係がある場合, 自然選択によって相対的に有利な対立遺伝子が集団中に広まったり, 相対的に不利な対立遺伝子が消失したりする. 一方, (2) ある条件下では, 自然選択によって対立遺伝子の多様性が維持されることがある. (3) ある集団が, 他の集団から隔離された状態が長く続くと, その間にそれぞれの集団に独自の遺伝的な変化が蓄積し, やがて両者の個体が出会っても, 交配できなくなる場合がある. このような現象を生殖的隔離といい, その結果, 種分化が起こる. この場合, 地理的 ( 物理的 ) な障壁によって生殖的隔離が成立して種が形成されることを ( ア ) 種分化といい, 一方, (4) このような障壁なしに種が形成されることを ( イ ) 種分化という. (5) ガラパゴス諸島やハワイ諸島などの海洋島では, 共通の祖先から進化した近縁種群が多く存在することから, 種分化の研究が盛んに行われてきた. 問 1. 下線部 (1) に関して, 自然選択以外に集団中の遺伝子頻度を変化させる集団遺伝 学的な要因を 2 つ答えなさい. 問 2. 下線部 (2) のような自然選択は平衡選択とよばれる. 中央アフリカの熱帯熱マラ リアの発生地域における鎌状赤血球対立遺伝子の頻度を例に用いて, 平衡選択の仕 組みを説明しなさい. 問 3. 下線部 (3) に関して, このような考え方に基づく種概念の名称を答えなさい. 問 4. 空欄 ( ア ) と ( イ ) に入る最も適切な語句を答えなさい. 問 5. 下線部 (4) に関して, 生殖的隔離は, 接合前隔離と接合後隔離に分けることがで きる. 接合前隔離と接合後隔離はどのような要因で起こると考えられるか, それぞ れ例を挙げて説明しなさい. 問 6. 下線部 (5) で示した例のような近縁種群の急速な進化は適応放散とよばれるが, その仕組みを具体例を挙げて説明しなさい. 17
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大学院博士課程共通科目ベーシックプログラム
平成 30 年度医科学専攻共通科目 共通基礎科目実習 ( 旧コア実習 ) 概要 1 ). 大学院生が所属する教育研究分野における実習により単位認定可能な実習項目 ( コア実習項目 ) 1. 組換え DNA 技術実習 2. 生体物質の調製と解析実習 3. 薬理学実習 4. ウイルス学実習 5. 免疫学実習 6. 顕微鏡試料作成法実習 7. ゲノム医学実習 8. 共焦点レーザー顕微鏡実習 2 ). 実習を担当する教育研究分野においてのみ単位認定可能な実習項目
1 編 / 生物の特徴 1 章 / 生物の共通性 1 生物の共通性 教科書 p.8 ~ 11 1 生物の特徴 (p.8 ~ 9) 1 地球上のすべての生物には, 次のような共通の特徴がある 生物は,a( 生物は,b( 生物は,c( ) で囲まれた細胞からなっている ) を遺伝情報として用いている )
1 編 / 生物の特徴 1 章 / 生物の共通性 1 生物の共通性 教科書 p.8 ~ 11 1 生物の特徴 (p.8 ~ 9) 1 地球上のすべての生物には, 次のような共通の特徴がある 生物は,a( 生物は,b( 生物は,c( ) で囲まれた細胞からなっている ) を遺伝情報として用いている ) を利用していろいろな生命活動を行っている 生物は, 形質を子孫に伝える d( ) のしくみをもっている
るが AML 細胞における Notch シグナルの正確な役割はまだわかっていない mtor シグナル伝達系も白血病細胞の増殖に関与しており Palomero らのグループが Notch と mtor のクロストークについて報告している その報告によると 活性型 Notch が HES1 の発現を誘導
学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 奥橋佑基 論文審査担当者 主査三浦修副査水谷修紀 清水重臣 論文題目 NOTCH knockdown affects the proliferation and mtor signaling of leukemia cells ( 論文内容の要旨 ) < 要旨 > 目的 : sirna を用いた NOTCH1 と NOTCH2 の遺伝子発現の抑制の 白血病細胞の細胞増殖と下流のシグナル伝達系に対する効果を解析した
前立腺癌は男性特有の癌で 米国においては癌死亡者数の第 2 位 ( 約 20%) を占めてい ます 日本でも前立腺癌の罹患率 死亡者数は急激に上昇しており 現在は重篤な男性悪性腫瘍疾患の1つとなって図 1 います 図 1 初期段階の前立腺癌は男性ホルモン ( アンドロゲン ) に反応し増殖します そ
再発した前立腺癌の増殖を制御する新たな分子メカニズムの発見乳癌治療薬が効果的 発表者筑波大学先端領域学際研究センター教授柳澤純 ([email protected] TEL: 029-853-7320) ポイント 女性ホルモンが制御する新たな前立腺癌の増殖 細胞死メカニズムを発見 女性ホルモン及び女性ホルモン抑制剤は ERβ 及び KLF5 を通じ FOXO1 の発現量を変化することで前立腺癌の増殖
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マクロ生物学 9 生物は様々な化学反応で動いている 大阪大学工学研究科応用生物工学専攻細胞動態学領域 : 福井希一 1 生物の物質的基盤 Deleted based on copyright concern. カープ分子細胞生物学 より 2 8. 生物は様々な化学反応で動い ている 1. 生命の化学的基礎 2. 生命の物理法則 3 1. 生命の化学的基礎 1. 結合 2. 糖 脂質 3. 核酸 4.
脳組織傷害時におけるミクログリア形態変化および機能 Title変化に関する培養脳組織切片を用いた研究 ( Abstract_ 要旨 ) Author(s) 岡村, 敏行 Citation Kyoto University ( 京都大学 ) Issue Date URL http
脳組織傷害時におけるミクログリア形態変化および機能 Title変化に関する培養脳組織切片を用いた研究 ( Abstract_ 要旨 ) Author(s) 岡村, 敏行 Citation Kyoto University ( 京都大学 ) Issue Date 2009-03-23 URL http://hdl.handle.net/2433/124054 Right Type Thesis or
報道発表資料 2007 年 8 月 1 日 独立行政法人理化学研究所 マイクロ RNA によるタンパク質合成阻害の仕組みを解明 - mrna の翻訳が抑制される過程を試験管内で再現することに成功 - ポイント マイクロ RNA が翻訳の開始段階を阻害 標的 mrna の尻尾 ポリ A テール を短縮
60 秒でわかるプレスリリース 2007 年 8 月 1 日 独立行政法人理化学研究所 マイクロ RNA によるタンパク質合成阻害の仕組みを解明 - mrna の翻訳が抑制される過程を試験管内で再現することに成功 - 生命は 遺伝子の設計図をもとにつくられるタンパク質によって 営まれています タンパク質合成は まず DNA 情報がいったん mrna に転写され 次に mrna がタンパク質の合成工場である
Slide 1
転写 1. タンパク合成における RNA の役割酵素誘導 2. RNA ポリメラーゼ鎖型への結合転写開始鎖延長転写終結真核生物の RNA ポリメラーゼ 3. 原核生物における転写制御プロモーターカタボライト ( 異化代謝産物 ) 抑制オペロン 4. 転写後修飾プロセシング RNA ポリメラーゼ ( 鎖型への結合 ) プロモーターに特異的に結合 大腸菌の代表的なプロモーターのセンス鎖の配列 RNA ポリメラーゼ
報道発表資料 2006 年 8 月 7 日 独立行政法人理化学研究所 国立大学法人大阪大学 栄養素 亜鉛 は免疫のシグナル - 免疫系の活性化に細胞内亜鉛濃度が関与 - ポイント 亜鉛が免疫応答を制御 亜鉛がシグナル伝達分子として作用する 免疫の新領域を開拓独立行政法人理化学研究所 ( 野依良治理事
60 秒でわかるプレスリリース 2006 年 8 月 7 日 独立行政法人理化学研究所 国立大学法人大阪大学 栄養素 亜鉛 は免疫のシグナル - 免疫系の活性化に細胞内亜鉛濃度が関与 - 私たちの生命維持を行うのに重要な役割を担う微量金属元素の一つとして知られていた 亜鉛 この亜鉛が欠乏すると 味覚障害や成長障害 免疫不全 神経系の異常などをきたします 理研免疫アレルギー科学総合研究センターサイトカイン制御研究グループと大阪大学の研究グループは
60 秒でわかるプレスリリース 2008 年 2 月 19 日 独立行政法人理化学研究所 抗ウイルス反応を増強する重要分子 PDC-TREM を発見 - 形質細胞様樹状細胞が Ⅰ 型インターフェロンの産生を増幅する仕組みが明らかに - インフルエンザの猛威が続いています このインフルエンザの元凶であるインフルエンザウイルスは 獲得した免疫力やウイルスに対するワクチンを見透かすよう変異し続けるため 人類はいまだ発病の恐怖から免れることができません
CERT化学2013前期_問題
[1] から [6] のうち 5 問を選んで解答用紙に解答せよ. いずれも 20 点の配点である.5 問を超えて解答した場合, 正答していれば成績評価に加算する. 有効数字を適切に処理せよ. 断りのない限り大気圧は 1013 hpa とする. 0 C = 273 K,1 cal = 4.184 J,1 atm = 1013 hpa = 760 mmhg, 重力加速度は 9.806 m s 2, 気体
博士学位論文審査報告書
5 氏 名満仲翔一 学 位 の 種 類博士 ( 理学 ) 報 告 番 号甲第 465 号 学位授与年月日 2017 年 9 月 19 日 学位授与の要件学位規則 ( 昭和 28 年 4 月 1 日文部省令第 9 号 ) 第 4 条第 1 項該当 学位論文題目腸管出血性大腸菌 O157:H7 Sakai 株に存在する Stx2 ファー ジにコードされた Small Regulatory RNA SesR
第6号-2/8)最前線(大矢)
最前線 免疫疾患における創薬標的としてのカリウムチャネル 大矢 進 Susumu OHYA 京都薬科大学薬理学分野教授 異なる経路を辿る 1つは マイトジェンシグナル 1 はじめに を活性化し 細胞増殖が促進されるシグナル伝達経 路 図1A 右 であり もう1つはカスパーゼやエ 神 経 筋 の よ う な 興 奮 性 細 胞 で は カ リ ウ ム ンドヌクレアーゼ活性を上昇させ アポトーシスが K
2. 看護に必要な栄養と代謝について説明できる 栄養素としての糖質 脂質 蛋白質 核酸 ビタミンなどの性質と役割 およびこれらの栄養素に関連する生命活動について具体例を挙げて説明できる 生体内では常に物質が交代していることを説明できる 代謝とは エネルギーを生み出し 生体成分を作り出す反応であること
生化学 責任者 コーディネーター 看護専門基礎講座塚本恭正准教授 担当講座 学科 ( 分野 ) 看護専門基礎講座 対象学年 1 期間後期 区分 時間数 講義 22.5 時間 単位数 2 単位 学習方針 ( 講義概要等 ) 生化学反応の場となる細胞と細胞小器官の構造と機能を理解する エネルギー ATP を産生し 生体成分を作り出す代謝反応が生命活動で果たす役割を理解し 代謝反応での酵素の働きを学ぶ からだを構成する蛋白質
図 1. 微小管 ( 赤線 ) は細胞分裂 伸長の方向を規定する本瀬准教授らは NIMA 関連キナーゼ 6 (NEK6) というタンパク質の機能を手がかりとして 微小管が整列するメカニズムを調べました NEK6 を欠損したシロイヌナズナ変異体では微小管が整列しないため 細胞と器官が異常な方向に伸長し
大学記者クラブ加盟各社文部科学記者会平成 29 年 8 月 9 日科学記者会御中岡山大学 報道解禁 : 平成 29 年 8 月 10 日 ( 木 ) 午後 6 時 ( 新聞は 11 日朝刊より ) 植物細胞が真っすぐ伸びる仕組みを解明 細胞骨格を整理整頓するタンパク NEK6 の働きを解明 岡山大学大学院自然科学研究科の本瀬宏康准教授 高谷彰吾大学院生 ( 博士後期課程 3 年 ) 高橋卓教授のグループは
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分析の原理 15 電位差測定装置の原理と応用 概要 電位差測定法は 溶液内の目的成分の濃度 ( 活量 ) を作用電極と参照電極の起電力差から測定し 溶液中のイオン濃度や酸化還元電位の測定に利用されています また 滴定と組み合わせて当量点の決定を電極電位変化より行う電位差滴定法もあり 電気化学測定法の一つとして古くから研究 応用されています 本編では 電位差測定装置の原理を解説し その応用装置である
リアルタイムPCRの基礎知識
1. リアルタイム PCR の用途リアルタイム PCR 法は 遺伝子発現解析の他に SNPs タイピング 遺伝子組み換え食品の検査 ウイルスや病原菌の検出 導入遺伝子のコピー数の解析などさまざまな用途に応用されている 遺伝子発現解析のような定量解析は まさにリアルタイム PCR の得意とするところであるが プラス / マイナス判定だけの定性的な解析にもその威力を発揮する これは リアルタイム PCR
共同研究チーム 個人情報につき 削除しております 1
2016 年 12 月 19 日 17 時 ~ 記者レクチャー @ 文部科学省 細胞死を司る カルシウム動態の制御機構を解明 - アービット (IRBIT) が小胞体ーミトコンドリア間の Ca 2+ の移動を制御 - 共同研究チーム 個人情報につき 削除しております 1 アポトーシス : プログラムされた細胞死多細胞生物にみられる細胞の死に方の一つ 不要になった細胞や損傷を受けた細胞が積極的に自滅して個体を健全な状態に保つメカニズム
遺伝子組み換えを使わない簡便な花粉管の遺伝子制御法の開発-育種や農業分野への応用に期待-
遺伝子組み換えを使わない簡便な花粉管の遺伝子制御法の開発 ~ 育種や農業分野への応用に期待 ~ ポイント 植物生理の解析や新しい育種技術開発のために 遺伝子組み換えに頼らない簡便な解析法や遺伝子の操作法が求められていた S 化オリゴを培地に添加するだけで 花粉管内の遺伝子の働きを抑えられることを発見し 狙った遺伝子ごとに異なる効果を確認 遺伝子組み換えを使わない植物の遺伝子制御法として 育種など農業分野への応用に期待
はじめての進化論 河 田 雅 圭 このサイトは 1990年講談社発行の はじめての進化論 の全文を掲載しています 著作権は著者である河田雅圭にあ ります 個人での非商用利用 大学などの教育機関での利用 サークルやセミナーでの利用に限ってコピーを許可しま す すべての本文 図 写真の商用による無断転載を禁止します 引用は河田(1990) はじめての進化論 講談社でお 願いします なを 本内容は 1989年に書かれたものであり
化を明らかにすることにより 自閉症発症のリスクに関わるメカニズムを明らかにすることが期待されます 本研究成果は 本年 京都において開催される Neuro2013 において 6 月 22 日に発表されます (P ) お問い合わせ先 東北大学大学院医学系研究科 発生発達神経科学分野教授大隅典
報道機関各位 2013 年 6 月 19 日 日本神経科学学会 東北大学大学院医学系研究科 マウスの超音波発声に対する遺伝および環境要因の相互作用 : 父親の加齢や体外受精が自閉症のリスクとなるメカニズム解明への手がかり 概要 近年 先進国では自閉症の発症率の増加が社会的問題となっています これまでの疫学研究により 父親の高齢化や体外受精 (IVF) はその子供における自閉症の発症率を増大させることが報告されています
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多能性幹細胞を利用した毒性の判定方法 教授 森田隆 准教授 吉田佳世 ( 大阪市立大学大学院医学研究科遺伝子制御学 ) これまでの問題点 化学物質の人体および環境に及ぼす影響については 迅速にその評価を行うことが社会的に要請されている 一方 マウスやラットなど動物を用いた実験は必要ではあるが 動物愛護や費用 時間的な問題がある そこで 哺乳動物細胞を用いたリスク評価系の開発が望まれる 我々は DNA
RNA Poly IC D-IPS-1 概要 自然免疫による病原体成分の認識は炎症反応の誘導や 獲得免疫の成立に重要な役割を果たす生体防御機構です 今回 私達はウイルス RNA を模倣する合成二本鎖 RNA アナログの Poly I:C を用いて 自然免疫応答メカニズムの解析を行いました その結果
RNA Poly IC D-IPS-1 概要 自然免疫による病原体成分の認識は炎症反応の誘導や 獲得免疫の成立に重要な役割を果たす生体防御機構です 今回 私達はウイルス RNA を模倣する合成二本鎖 RNA アナログの Poly I:C を用いて 自然免疫応答メカニズムの解析を行いました その結果 Poly I:C により一部の樹状細胞にネクローシス様の細胞死が誘導されること さらにこの細胞死がシグナル伝達経路の活性化により制御されていることが分かりました
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ニュースリリース 平成 20 年 8 月 1 日千葉大学大学院園芸学研究科 新たな基盤転写 (RNA 合成 ) 系の発見 原始生物シゾンで解明されたリボゾーム RNA 合成系進化のミッシングリンク < 研究成果の概要 > 本学園芸学研究科の田中寛教授 今村壮輔 JSPS 特別研究員 華岡光正東京大学研究員は 植物に残されていた始原的なリボゾーム RNA 合成系を発見し これまで不明だったリボゾーム
胞運命が背側に運命変換することを見いだしました ( 図 1-1) この成果は IP3-Ca 2+ シグナルが腹側のシグナルとして働くことを示すもので 研究チームの粂昭苑研究員によって米国の科学雑誌 サイエンス に発表されました (Kume et al., 1997) この結果によって 初期胚には背腹
報道発表資料 2002 年 5 月 16 日 独立行政法人理化学研究所 科学技術振興事業団 生物の 腹 と 背 を分けるメカニズムの一端を解明 - 体軸形成を担うカルシウムシグナルの標的遺伝子を発見 - 理化学研究所 ( 小林俊一理事長 ) と科学技術振興事業団 ( 沖村憲樹理事長 ) は 東京大学と共同で 生物の初期発生時において 腹 と 背 を決める情報伝達に使われるカルシウムシグナルのメカニズムの一端を明らかにしました
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バイオインフォマティクスにおける ゲノム情報の基礎知識 Database of Pathogenic Variants もくじ 1. ゲノム 1-1 DNAの構造 1-2 DNAの複製 1-3 RNA 1-4 セントラルドグマ 1-5 構造遺伝子 1-6 コドン 3. 変異 3-1 遺伝子の変異 3-2 病的変異の種類 2. 転写と翻訳 2-1 転写 (DNA mrna) 2-2 転写に関わる領域
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酵素 : タンパク質の触媒 タンパク質 Protein 酵素 Enzyme 触媒 Catalyst 触媒 Cataylst: 特定の化学反応の反応速度を速める物質 自身は反応の前後で変化しない 酵素 Enzyme: タンパク質の触媒 触媒作用を持つタンパク質 第 3 回 : タンパク質はアミノ酸からなるポリペプチドである 第 4 回 : タンパク質は様々な立体構造を持つ 第 5 回 : タンパク質の立体構造と酵素活性の関係
糖鎖の新しい機能を発見:補体系をコントロールして健康な脳神経を維持する
糖鎖の新しい機能を発見 : 補体系をコントロールして健康な脳神経を維持する ポイント 神経細胞上の糖脂質の糖鎖構造が正常パターンになっていないと 細胞膜の構造や機能が障害されて 外界からのシグナルに対する反応や攻撃に対する防御反応が異常になることが示された 細胞膜のタンパク質や脂質に結合している糖鎖の役割として 補体の活性のコントロールという新規の重要な機能が明らかになった 糖脂質の糖鎖が欠損すると
スライド 1
タンパクを知っていますか (1) 2010 年 10 月 29 日 ( 於国立遺伝学研究所 ) 共催静岡県ニュートンプロジェクトターゲットタンパク研究プログラム国立遺伝学研究所 1 タンパクを知っていますか? 生き物から分子へ 国立遺伝学研究所微生物遺伝研究部門 日詰光治 2 今日は何の話? タンパク質 タンパク質って何? 何をしてるの? 例えば どんなものがあるの? 遺伝子とタンパク質の関係って?
平成20年度 神戸大学 大学院理学研究科 化学専攻 入学試験問題
化学 Ⅰ- 表紙 平成 31 年度神戸大学大学院理学研究科化学専攻入学試験 化学 Ⅰ 試験時間 10:30-11:30(60 分 ) 表紙を除いて 7 ページあります 問題 [Ⅰ]~ 問題 [Ⅵ] の中から 4 題を選択して 解答しなさい 各ページ下端にある 選択する 選択しない のうち 該当する方を丸で囲みなさい 各ページに ( 用紙上端 ) と ( 用紙下端 ) を記入しなさい を誤って記入すると採点の対象とならないことがあります
今後の展開現在でも 自己免疫疾患の発症機構については不明な点が多くあります 今回の発見により 今後自己免疫疾患の発症機構の理解が大きく前進すると共に 今まで見過ごされてきたイントロン残存の重要性が 生体反応の様々な局面で明らかにされることが期待されます 図 1 Jmjd6 欠損型の胸腺をヌードマウス
PRESS RELEASE(2015/11/05) 九州大学広報室 819-0395 福岡市西区元岡 744 TEL:092-802-2130 FAX:092-802-2139 MAIL:[email protected] URL:http://www.kyushu-u.ac.jp 免疫細胞が自分自身を攻撃しないために必要な新たな仕組みを発見 - 自己免疫疾患の発症機構の解明に期待 -
植物が花粉管の誘引を停止するメカニズムを発見
植物が花粉管の誘引を停止するメカニズムを発見 植物の受精では多精拒否の仕組みがあるが これまでそのメカニズムは謎であった 2 つの生殖細胞 ( 卵細胞と中央細胞 ) が独立して花粉管誘引停止を制御することを発見 別々の花粉と受精する ヘテロ受精 に成功 新しい雑種を作る技術の応用に道 JST 課題解決型基礎研究の一環として 名古屋大学 WPI トランスフォーマティブ生命分子研究所の丸山大輔研究員 JST
生物有機化学
質問への答え 速い 書き込みが追い付かない 空欄を開いたことを言ってほしいなるべくゆっくりやります ただし 生化学をできるだけ網羅し こんなの聞いたことない というところをなるべく残さないようにと思っています 通常の講義よりは速いでしょう 試験では細かいことは聞きません レーザーポインターが見にくい アンカータンパク質の内側 外側とは? 細胞内と細胞外です 動画の場所 Youtube で Harvard
統合失調症モデルマウスを用いた解析で新たな統合失調症病態シグナルを同定-統合失調症における新たな予防法・治療法開発への手がかり-
平成 27 年 3 月 31 日 統合失調症モデルマウスを用いた解析で新たな統合失調症病態シグナルを同定 統合失調症における新たな予防法 治療法開発へ手がかり 名古屋大学大学院医学系研究科 ( 研究科長 髙橋雅英 ) 神経情報薬理学分野の貝淵弘三 ( かいぶちこうぞう ) 教授と坪井大輔 ( つぼいだいすけ ) 特任助教らの研究グループは 神経細胞において統合失調症発症関連分子 DISC1 が IP3
< 染色体地図 : 細胞学的地図 > 組換え価を用いることで連鎖地図を書くことができる しかし この連鎖地図はあくまで仮想的なものであって 実際の染色体と比較すると遺伝子座の順序は一致するが 距離は一致しない そこで実際の染色体上での遺伝子の位置を示す細胞学的地図が作られた 図 : 連鎖地図と細胞学
グループ A- : 染色体地図とは 染色体地図とは 染色体上での遺伝子の配置を示したものである 連鎖地図と細胞学的地図の 2 種類がある < 染色体地図 : 連鎖地図 ) > 染色体地図 : 染色体上の遺伝子座 ( または遺伝子 ) の位置関係を示した地図ある遺伝子座がどの染色体上にあるのか その染色体のどの位置にあるのかこれらを明らかにすれば染色体地図が書ける A C F R 14% 12% 4%
1. Caov-3 細胞株 A2780 細胞株においてシスプラチン単剤 シスプラチンとトポテカン併用添加での殺細胞効果を MTS assay を用い検討した 2. Caov-3 細胞株においてシスプラチンによって誘導される Akt の活性化に対し トポテカンが影響するか否かを調べるために シスプラチ
( 様式甲 5) 学位論文内容の要旨 論文提出者氏名 論文審査担当者 主査 朝日通雄 恒遠啓示 副査副査 瀧内比呂也谷川允彦 副査 勝岡洋治 主論文題名 Topotecan as a molecular targeting agent which blocks the Akt and VEGF cascade in platinum-resistant ovarian cancers ( 白金製剤耐性卵巣癌における
研究背景 糖尿病は 現在世界で4 億 2 千万人以上にものぼる患者がいますが その約 90% は 代表的な生活習慣病のひとつでもある 2 型糖尿病です 2 型糖尿病の治療薬の中でも 世界で最もよく処方されている経口投与薬メトホルミン ( 図 1) は 筋肉や脂肪組織への糖 ( グルコース ) の取り
糖尿病治療薬の作用標的タンパク質を発見 ~ 新薬の開発加速に糸口 ~ 名古屋大学大学院理学研究科 ( 研究科長 : 松本邦弘 ) 脳神経回路研究ユニットのユ ( 注ヨンジェ特任准教授らの日米韓国際共同研究グループは この度 2 型糖尿病 1) の治療薬が作用する新たな標的分子を発見しました この2 型糖尿病は 糖尿病の約 9 割を占めており 代表的生活習慣病のひとつでもあります 2 型糖尿病の治療薬としては
<4D F736F F D208DC58F498F4390B D4C95F189DB8A6D A A838A815B C8EAE814095CA8E86325F616B5F54492E646F63>
インフルエンザウイルス感染によって起こる炎症反応のメカニズムを解明 1. 発表者 : 一戸猛志東京大学医科学研究所附属感染症国際研究センター感染制御系ウイルス学分野准教授 2. 発表のポイント : ウイルス感染によって起こる炎症反応の分子メカニズムを明らかにした注 炎症反応にはミトコンドリア外膜の mitofusin 2(Mfn2) 1 タンパク質が必要であった ウイルス感染後の過剰な炎症反応を抑えるような治療薬の開発
の活性化が背景となるヒト悪性腫瘍の治療薬開発につながる 図4 研究である 研究内容 私たちは図3に示すようなyeast two hybrid 法を用いて AKT分子に結合する細胞内分子のスクリーニングを行った この結果 これまで機能の分からなかったプロトオンコジン TCL1がAKTと結合し多量体を形
AKT活性を抑制するペプチ ド阻害剤の開発 野口 昌幸 北海道大学遺伝子病制御研究所 教授 広村 信 北海道大学遺伝子病制御研究所 ポスドク 岡田 太 北海道大学遺伝子病制御研究所 助手 柳舘 拓也 株式会社ラボ 研究員 ナーゼAKTに結合するタンパク分子を検索し これまで機能の 分からなかったプロトオンコジンTCL1がAKTと結合し AKT の活性化を促す AKT活性補助因子 であることを見い出し
■リアルタイムPCR実践編
リアルタイム PCR 実践編 - SYBR Green I によるリアルタイム RT-PCR - 1. プライマー設計 (1)Perfect Real Time サポートシステムを利用し 設計済みのものを購入する ヒト マウス ラットの RefSeq 配列の大部分については Perfect Real Time サポートシステムが利用できます 目的の遺伝子を検索して購入してください (2) カスタム設計サービスを利用する
60 秒でわかるプレスリリース 2007 年 12 月 4 日 独立行政法人理化学研究所 DNA の量によって植物の大きさが決まる新たな仕組みを解明 - 植物の核内倍加は染色体のセット数を変えずに DNA 量を増やすメカニズムが働く - 生命の設計図である DNA が 細胞の中で増えたらどうなるので
60 秒でわかるプレスリリース 2007 年 12 月 4 日 独立行政法人理化学研究所 DNA の量によって植物の大きさが決まる新たな仕組みを解明 - 植物の核内倍加は染色体のセット数を変えずに DNA 量を増やすメカニズムが働く - 生命の設計図である DNA が 細胞の中で増えたらどうなるのでしょうか? その答えは 増えた DNA の量を反映して細胞が大きくなり 大きくなった細胞で構成されている動
本成果は 以下の研究助成金によって得られました JSPS 科研費 ( 井上由紀子 ) JSPS 科研費 , 16H06528( 井上高良 ) 精神 神経疾患研究開発費 24-12, 26-9, 27-
2016 年 9 月 1 日 総務課広報係 TEL:042-341-2711 自閉症スペクトラムのリスク因子として アンチセンス RNA の発現調節が関わることを発見 国立研究開発法人国立精神 神経医療研究センター (NCNP 東京都小平市理事長 : 水澤英洋 ) 神経研究所 ( 所長 : 武田伸一 ) 疾病研究第六部井上 - 上野由紀子研究員 井上高良室長らの研究グループは 多くの自閉症スペクトラム患者が共通して持っているものの機能が不明であった
66. ウシの有角 無角の遺伝 ( ア ) 遺伝的に異なる 個体間の交配をとくに交雑という したがって, 検定交雑 も正解 ( イ ) 優性形質である無角との検定交雑で, 表現型がすべて有角となることは大学入試生物では ありえない 問 独立の法則に従う遺伝子型 AaBb の個体の配偶子の遺伝子型は,
64. 組換え価 暗記しておくといい F 1 の配偶子比が AB:Ab:aB:ab=m:n:n:m のとき, F の表現型の比 [AB]:[Ab]:[aB]:[ab] = ( m n + n + m) - { ( mn + n ) + m } + : mn + n : mn + n : m 暗記する ただし,[ab] が m であるのは自明 mab,nab,nab,mab による組合せ表から得られる
く 細胞傷害活性の無い CD4 + ヘルパー T 細胞が必須と判明した 吉田らは 1988 年 C57BL/6 マウスが腹腔内に移植した BALB/c マウス由来の Meth A 腫瘍細胞 (CTL 耐性細胞株 ) を拒絶すること 1991 年 同種異系移植によって誘導されるマクロファージ (AIM
( 様式甲 5) 氏 名 山名秀典 ( ふりがな ) ( やまなひでのり ) 学 位 の 種 類 博士 ( 医学 ) 学位授与番号 甲 第 号 学位審査年月日 平成 26 年 7 月 30 日 学位授与の要件 学位規則第 4 条第 1 項該当 Down-regulated expression of 学位論文題名 monocyte/macrophage major histocompatibility
日本標準商品分類番号 カリジノゲナーゼの血管新生抑制作用 カリジノゲナーゼは強力な血管拡張物質であるキニンを遊離することにより 高血圧や末梢循環障害の治療に広く用いられてきた 最近では 糖尿病モデルラットにおいて増加する眼内液中 VEGF 濃度を低下させることにより 血管透過性を抑制す
日本標準商品分類番号 872491 カリジノゲナーゼの血管新生抑制作用 カリジノゲナーゼは強力な血管拡張物質であるキニンを遊離することにより 高血圧や末梢循環障害の治療に広く用いられてきた 最近では 糖尿病モデルラットにおいて増加する眼内液中 VEGF 濃度を低下させることにより 血管透過性を抑制することが示されたが 血管新生に対するカリジノゲナーゼの影響を評価した報告はない そこで今回 網膜血管新生に対するカリジノゲナーゼの役割を同定するため
サカナに逃げろ!と指令する神経細胞の分子メカニズムを解明 -個性的な神経細胞のでき方の理解につながり,難聴治療の創薬標的への応用に期待-
サカナに逃げろ! と指令する神経細胞の分子メカニズムを解明 - 個性的な神経細胞のでき方の理解につながり 難聴治療の創薬標的への応用に期待 - 概要 名古屋大学大学院理学研究科生命理学専攻の研究グループ ( 小田洋一教授 渡邉貴樹等 ) は 大きな音から逃げろ! とサカナに指令を送る神経細胞 マウスナー細胞がその 音の開始を伝える機能 を獲得する分子メカニズムを解明しました これまで マウスナー細胞は大きな音の開始にたった1
「ゲノムインプリント消去には能動的脱メチル化が必要である」【石野史敏教授】
プレス通知資料 ( 研究成果 ) 報道関係各位 平成 26 年 2 月 17 日国立大学法人東京医科歯科大学 ゲノムインプリント消去には能動的脱メチル化が必要である マウスの生殖細胞系列で起こる能動的脱メチル化を明らかに ポイント 将来 精子 卵子になる始原生殖細胞 (PGC) のゲノムインプリント消去に能動的脱メチル化機構が関係することを初めて実証しました この能動的脱メチル化機構には DNA 塩基除去修復反応が関与しています
Microsoft PowerPoint _生物配列解析基礎_3回目.pptx
1 古細菌 真正細菌 3 4 多くの生物にはDNA修復を行う機 構が備わっており これらをDNA 突然変異 修復系と呼ぶ アルビノのカラス 1つのDNAに生じた突然変異によって鎌状赤血球貧血症になる 5 進化の総合説 現在 進化を説明する理論 として最も支持されている のは進化の総合説と呼ばれ るもので 自然選択説や突 然変異説 隔離説 メンデ ルの遺伝子の理論 集団遺 伝学の理論や中立進化説な どを統合したものである
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color 実験の Normalization color 実験で得られた複数のアレイデータを相互比較するためには Normalization( 正規化 ) が必要です 2 つのサンプルを異なる色素でラベル化し 競合ハイブリダイゼーションさせる 2color 実験では 基本的に Dye Normalization( 色素補正 ) が適用されますが color 実験では データの特徴と実験の目的 (
平成24年7月x日
< 概要 > 栄養素の過剰摂取が引き金となり発症する生活習慣病 ( 痛風 動脈硬化や2 型糖尿病など ) は 現代社会における重要な健康問題となっています 近年の研究により 生活習慣病の発症には自然免疫機構を介した炎症の誘導が深く関わることが明らかになってきました 自然免疫機構は 病原性微生物を排除するための感染防御機構としてよく知られていますが 過栄養摂取により生じる代謝物にも反応するために 強い炎症を引き起こして生活習慣病の発症要因になってしまいます
フォルハルト法 NH SCN の標準液または KSCN の標準液を用い,Ag または Hg を直接沈殿滴定する方法 および Cl, Br, I, CN, 試料溶液に Fe SCN, S 2 を指示薬として加える 例 : Cl の逆滴定による定量 などを逆滴定する方法をいう Fe を加えた試料液に硝酸
沈殿滴定とモール法 沈殿滴定沈殿とは溶液に試薬を加えたり加熱や冷却をしたとき, 溶液から不溶性固体が分離する現象, またはその不溶性固体を沈殿という 不溶性固体は, 液底に沈んでいいても微粒子 ( コロイド ) として液中を浮遊していても沈殿と呼ばれる 沈殿滴定とは沈殿が生成あるいは消失する反応を利用した滴定のことをいう 沈殿が生成し始めた点, 沈殿の生成が完了した点, または沈殿が消失した点が滴定の終点となる
