冷蔵貯蔵中のぶどう「シャインマスカット」に発生する灰色かび病防除に、オンリーワンフロアブルの7月中~下旬散布が有効である

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1 平成 27 年度普及に移す農業技術 ( 第 2 回 ) [ 分類 ] 普及技術 [ 成果名 ] 冷蔵貯蔵中のぶどう シャインマスカット に発生する灰色かび病防除に オンリーワンフロアブルの 7 月中 ~ 下旬散布が有効である [ 要約 ] 冷蔵貯蔵中のぶどう シャインマスカット に発生する果粒腐敗の原因は 主に灰色かび病菌によるものである 生育期間中の 7 月中 ~ 下旬にオンリーワンフロアブル 2,000 倍液を被袋前に散布することで 本被害を軽減することができる [ 担当 ] 果樹試験場環境部 栽培部 [ 部会 ] 病虫部会 果樹部会 1 背景 ねらいぶどう シャインマスカット は食味がよく無核で皮ごと食べられるため消費者ニーズが高く 全国的に生産振興が図られている 本県は他の主産地に比べ収穫時期が遅いことから 有利販売に向けて収穫果房を冷蔵貯蔵して 出荷時期を拡大する取り組みが行われている このような中で 冷蔵貯蔵中に果粒が腐敗する障害が発生して大きな問題になっている そこで 本障害の原因を究明し 被害軽減に有効な技術を開発することを目的に試験を行った結果 成果が得られたので普及技術として公表する 2 成果の内容 特徴 (1) 冷蔵貯蔵中の シャインマスカット において 果粒の果皮が淡褐色 円形 ~ やや不整形に変色し 次第に全体が腐敗する障害の原因は 主に灰色かび病菌によるものである ( 症状の詳細は図 1 参照 ) (2) 灰色かび病菌による被害果粒は 冷蔵庫から出庫した時点には微細な病斑であっても 常温下では速やかに腐敗が伸展する (3) 生育期間中の 7 月中 ~ 下旬にオンリーワンフロアブル 2,000 倍液を散布すると 本被害を軽減することができる 効果 ( 被害果粒率 10% 以上の果房の発生率概ね 1 割以内に抑制する効果 ) は貯蔵開始から 3.5 ヵ月程度持続すると考えられる 本散布による汚れ 果粉溶脱などの果房外観への影響は実用上問題がない程度である 農薬登録内容オンリーワンフロアブル [ 一般名及び成分含有量 ] テブコナゾール 20.0%(FRAC コード注 :3) [ 毒性 ] 人畜毒性 : 毒物 劇物には該当しない [ 魚毒性 ] この登録に係る使用方法では該当がない [ 対象作物に対する適用登録状況 ( 平成 28 年 1 月 14 日現在 JPP-NET 確認 )] 作物名適用病害虫希釈倍数散布液量使用時期使用回数使用方法 ぶどう うどんこ病晩腐病褐斑病黒とう病さび病すす点病灰色かび病 テフ コナソ ールを含む農薬の総使用回数 2,000 倍 200~700L/10a 収穫前日まで 3 回以内散布 3 回以内 注 )FRAC コードとは FRAC( 殺菌剤耐性菌対策委員会 ) が定める殺菌剤の作用機構による分類で 同じコードは同一系統を表す 詳細は農薬工業会ホームページ ( を参照する 3 利用上の留意点 (1) 冷蔵貯蔵により長期販売を行う場合において オンリーワンフロアブルを所定の時期に散布し 散布後速やかに果実袋を被袋する (2) 本試験の結果は 温度が 3 または 5 湿度約 90~95% の冷蔵庫内で コンテナをビニルで覆い貯蔵した結果である 15-1

2 3 冷蔵貯蔵中の果粒に発生する腐敗症状には 灰色かび病菌の他 Phomopsis 属菌や Cadphora 属 菌によるものもあるが 現在本県で発生が問題となっているのは灰色かび病菌よるものである 4 殺菌剤散布による対策は 本被害を軽減する一手段である 貯蔵方法 貯蔵環境等において 有効と考えられる対策とあわせて被害軽減に努める 5 オンリーワンフロアブルは EBI 剤であり 薬剤耐性菌の出現リスクが高いため 本剤および同 一系統薬剤の連用及び多数回使用はしない 4 対象範囲 県内のシャインマスカット栽培地域 約 204ha うち冷蔵貯蔵を行う栽培地域 5 具体的データ 1 冷蔵貯蔵中に発生する果粒腐敗の症状と原因 ア 果粒腐敗の症状 平成 年にかけて 現地 須坂市 東御市 中野市 および果樹試験場内において冷蔵 貯蔵した シャインマスカット で 果粒腐敗が発生した果房を採集し 症状を調査した 年 次 採集場所にかかわらず優先してみられる腐敗症状は同様で 果皮が淡褐色 円形 やや不 整形に変色し 果皮が剥がれやすくなって次第に果粒全体が腐敗する症状であった 図1 こ の果房を冷蔵庫から出庫し 常温下におくと腐敗は速やかに進行して大型の病斑になった 果粒腐敗の典型的な症状 初期症状 進展した症状 はじめ淡褐色 褐色で極めて微小な 斑点を生じる 上 部 斑点の周囲は円形 水浸状に腐敗し ている場合がある 下 部 多数の小型病斑を生じる場合 上 と単独の大型病斑 下 を生じる 場合がある 病斑は淡褐色で 小型病斑では中 央部に濃い褐点がみられる 腐敗部の果皮は剥がれやすい 常温下 常温下におくと 速やかに腐敗が 進展する 病斑部に白色の長いかびが発生し 上 次第に灰色 粉状の胞子 が多量に形成される 図1 冷蔵貯蔵した シャインマスカット の果粒に発生した腐敗症状 イ 原因の特定 上記ア で採集 した腐 敗果粒か ら定法 によっ て組織分 離を行 ったと ころ 灰 色かび 病菌 Botrytis sp. が高頻度で分離された 表1 本症状から分離される菌は 年次 採集地 域にかかわらず同じであった データ省略 分離菌を シャインマスカット の健全果粒に接種したところ 原病徴が再現され 腐敗部 からは接種菌が再分離されたことから 本症状は灰色かび病菌によるものと考えられた デー タ省略 なお 分離菌株を用いた温度別生育量調査では 5 の低温下でも 生育速度は遅い ものの培養約2週間後には十分な生育を示した 図2 15-2

3 表 1 シャインマスカット の腐敗果粒から分離される糸状菌 ( 平成 26 年 果樹試験場 ) 採集場所 Botrytis sp. Phomopsis sp. その他糸状菌分離されず 須坂市 須坂市 ( 果樹試験場内 ) 分離菌別の該当果房数 東御市 中野市 灰色かび病菌 試験方法 : 腐敗果粒から定法に従って組織分離を行い 分離菌株は培養性状等から菌種を判断した 菌そ 50 う直 40 径 (mm) 日 3 日 4 日 7 日 11 日 15 日 30 日 培養日数 図 2 分離された灰色かび病菌の温度別生育量 ( 平成 25 年 果樹試験場 ) 供試菌株 : 発病果粒から分離した灰色かび病菌 B14 株試験方法 : 供試菌株を PDA 平板培地で前培養し 生育した菌そうの先端部をコルクボーラーで打ち抜き PDA 平板培地の中央部に置床した シャーレを に設定した恒温器に静置し 24 時間ごとに生育した菌そうの直径を測定した 以上のことから 冷蔵貯蔵中の シャインマスカット に発生する果粒腐敗は灰色かび病菌によるものと判定した (2) 冷蔵貯蔵中の発病に関与するブドウ灰色かび病菌の感染時期の検討一般にブドウ灰色かび病菌の主要感染時期は開花期前後とされている 現地ではこの時期の防除を実施しているにもかかわらず 冷蔵貯蔵中に灰色かび病の被害が認められることから 平成 25 年に本被害に関与する病原菌の感染時期を検討した その結果 6 月 20 日 ( 落花期 ) 及び 6 月 28 日の接種では 収穫時に全果房が発病し いずれの果房もほぼ全ての果粒が腐敗した 一方 7 月 24 日及び 9 月 12 日接種では 収穫時のは高いものの果房当たりの発病果粒数は少なく 外観上健全な果粒が多かった しかし その果房を冷蔵貯蔵したところ 灰色かび病の発生が認められた このことから 冷蔵貯蔵中の発病に関与する灰色かび病菌の感染時期は 幼果期以降である可能性が示唆された ( 表 2) 15-3

4 表 2 接種時期別の灰色かび病の発病状況 ( 平成 25 年 果樹試験場 ) 貯蔵前調査 (10 月 3 日 ) 貯蔵 40 日後調査 接種時期 平均発病果粒率 6 月 20 日 ( 落花期 ) nt c) 6 月 28 日 nt b) 平均発病果粒率 7 月 24 日 月 12 日 無接種 注 ) 表中の値は 2 区の平均値 各果房ごとに発病果粒率を算出し 平均して算出 b) 腐敗した果粒は摘除し 健全な果粒のみにして供試 c) 収穫時に多くの果粒が発病したため 貯蔵調査は実施せず 試験場所 : 果樹試験場内ほ場供試樹 : シャインマスカット /5BB( 殺菌剤無散布樹 ) 試験方法 : 平成 25 年 6 月 20 日 ( 落花期頃 ) 6 月 28 日 ( 幼果期 ) 7 月 24 日 ( 袋かけ直前 ) 9 月 12 日の各時期に 現地発病果粒から分離した灰色かび病菌の分生子懸濁液 ( 濃度約 個 /ml) を噴霧接種した 10 月 3 日に収穫して 発病の有無を調査した 障害果粒を除いた外観上健全な果房を新しい果実袋で被袋し コンテナに並べて約 5 で40 日間貯蔵した後に発病の有無を調査した 貯蔵中 コンテナはビニルで全体を覆った (3) 防除時期の検討次に殺菌剤散布による発病軽減効果と効果的な散布時期を検討した ( 表 3) 灰色かび病に効果のある殺菌剤 ( フルーツセイバー 1,500 倍液 ) を 7 月 25 日に散布した区では 冷蔵貯蔵後の発病が少なく発病軽減効果が認められた 一方 6 月 20 日散布区および 9 月 12 日散布区では十分な効果は認められなかった このことから 7 月下旬に殺菌剤を散布することで 灰色かび病菌による冷蔵貯蔵中の果粒腐敗を軽減できる可能性が示唆された 表 3 殺菌剤の散布時期と冷蔵貯蔵中の灰色かび病発病程度 ( 平成 25 年 果樹試験場 ) 試験区 6/20 散布区 /25 散布区 /12 散布区 無処理区 注 ) 表中の値は 2 区の平均値 収穫時調査 貯蔵後調査 試験場所 : 果樹試験場内ほ場供試樹 : シャインマスカット /5BB( 殺菌剤無散布樹 ) 試験方法 : 平成 25 年 6 月 20 日 ( 落花期頃 ) 7 月 25 日 ( 袋かけ直前 ) 9 月 12 日にフルーツセイバー 1,500 倍液を供試果房にハンドスプレーで十分量散布した 7 月 26 日に全供試果房に果実袋を被袋した 10 月 3 日に収穫し 発病の有無を調査してを算出した 貯蔵可能な果房については傷害のある果粒を切除して 新しい果実袋で被袋してコンテナにつめ 約 5 で40 日間貯蔵した 貯蔵中 コンテナはビニルで全体を覆った 貯蔵後にも同様に調査を行った 15-4

5 (4) 有効薬剤の検討と発病軽減効果の実証ア平成 26 年に 果樹試験場内ほ場で数種の殺菌剤を 7 月下旬に散布して効果を検討した ( 表 4) 収穫時調査では薬剤によってに差はあるものの いずれも果房当たり 1 果粒程度の軽微な発病であった 貯蔵 70 日後調査では供試薬剤によって効果差が認められ ナリア WDG オンリーワンフロアブル フルーツセイバー散布区では発病軽減効果が認められた 特にオンリーワンフロアブルは貯蔵期間を通じてが低く 果房での販売が困難であると考えられる 果房当たり発病果粒率 10% 以上の果房も少なく 高い効果が認められた なお オンリーワンフロアブルは果房外観への影響も他の薬剤と比べて軽微であった これらのことから 灰色かび病菌による冷蔵貯蔵中の果粒腐敗の発病軽減には オンリーワンフロアブルの有効性が高く 7 月下旬散布によって防除効果が得られると考えられた 表 4 生育期間中 (7 月下旬 ) における数種殺菌剤の樹上散布による冷蔵貯蔵中の灰色かび病軽減効果 ( 平成 26 年 果樹試験場 ) 供試薬剤 希釈倍数 収穫時調査 汚れ b) b) 果粉溶脱 貯蔵後調査 c) 発病果粒率別の該当果房率 0% ~10% 未満 10% 以上 アミスター 10 フロアブル 1, ± ナリア WDG 2, ± ファンタジスタ顆粒水和剤 1, ± オンリーワンフロアブル 2, ± ± フルーツセイバー 1, ± ± 無処理 果粒でも発病がある果房は発病果房として計数した b)-: 発生なし ±: 発生はあるが実用上問題なし +: 実用上問題となる程度の発生あり c) 果房ごとに全果粒数に対する発病果粒数の割合を算出し区分した 発病果粒率 10% 未満の果房は果房での販売が可能と考えた 試験場所 : 果樹試験場内ほ場供試樹 : シャインマスカット /5BB( 殺菌剤無散布樹 ) 4 樹試験方法 : 平成 26 年 7 月 23 日に供試薬剤を背負い式動力噴霧器を用いて散布した ( 散布時の粒径は縦 22.9mm 横 18.1mm ) 薬液が乾いた後に全区の果房に果実袋を被袋した 収穫期の 9 月 22 日に全供試果房を収穫し 発病の有無を調査してを算出した さらに貯蔵可能な果房は 傷害のある果粒を切除し 新しい果実袋で被袋した後にコンテナに並べ 約 5 で70 日間貯蔵した 貯蔵中 コンテナはビニルで全体を覆った 貯蔵後 果房ごとに発病果粒数を調査し 発病果粒率とを算出した なお 調査は貯蔵 44 日後 70 日後に行い その都度 発病果粒は切除した また 腐敗果粒は適宜 組織分離を行い 原因菌の特定を行った イ平成 27 年は 果樹試験場内ほ場および須坂市現地ほ場でオンリーワンフロアブルを 7 月中旬に散布して効果を検討した 場内試験では オンリーワンフロアブル散布区の累積発病房率は貯蔵 2 ヵ月後まで低く推移し 貯蔵 3 ヵ月後以降は増加した ( 表 5) しかし 果房当たりの発病果粒数は貯蔵 4 ヵ月後でも無散布区に比べ極めて少なく 高い効果が認められた 現地試験では反復間でふれがあるものの オンリーワンフロアブル散布区では貯蔵 3.5 ヵ月後まで累積 果房当たりの発病果粒数とも極めて少なく推移し 高い防除効果が認められた 15-5

6 表 5 オンリーワンフロアブルの 7 月中旬散布による冷蔵貯蔵中の灰色かび病軽減効果 ( 場内試験平成 27 年 果樹試験場 ) 処理区 散布区 無散布区 区 A 22 B 18 C 23 1 ヵ月後 2 ヵ月後 3 ヵ月後 4 ヵ月後 [4.3] 調査時期 b) と累積発病房率 c) [ 被害果粒率 10% 以上の果房率 ] d) 22.7 [4.5] 44.4 [11.1] 73.9 [26.1] 50.0 [13.7] 44.4 [11.1] 91.3 [39.2] 81.8 [22.7] 72.2 [38.9] 95.7 [87.0] D 19 [26.3] [68.4] [84.2] A 区とC 区 B 区とD 区はそれぞれ試験薬剤の処理以外は共通の管理を行った A 区とC 区 : 開花前及び落花期の灰色かび病防除未実施 貯蔵は9 月 16 日 ~12 月 22 日まで5 で行い 以降は3 で行った B 区とD 区 : 開花前及び落花期の灰色かび病防除を実施 貯蔵は3 で行った b) 貯蔵後のおおよその経過月数を示す c)1 果粒でも発病があれば発病果房として計数 d) 果房ごとに全果粒数に対する発病果粒数の割合を算出して求めた 発病果粒率 10% 未満の果房は果房での販売が可能と考えた 試験場所 : 果樹試験場内ほ場供試樹 : シャインマスカット /5BB を4 樹供試した 4 樹のうち 2 樹は試験まで殺菌剤無散布で管理し 他の 2 樹は平成 27 年 6 月 11 日 ( 開花直前 ) に灰色かび病防除としてフルピカフロアブル 3,000 倍液 6 月 20 日 ( 落花後 ) にロブラール水和剤 1,500 倍液を散布した 試験方法 : 平成 27 年 7 月 15 日にオンリーワンフロアブル 2,000 倍液を動力噴霧器を用いて散布した 果実袋の被袋は 7 月 16 日に全区一斉に行った 収穫期の 9 月 16 日に全供試果房を収穫し 灰色かび病の発生のない果房を貯蔵試験に供試した 供試果房は被袋したままコンテナに並べ 約 3 または 5 の冷蔵庫で貯蔵した 貯蔵中はコンテナ全体をビニルで覆った 貯蔵後 約 1ヵ月ごと ( 調査日 : 平成 27 年 10 月 19 日 11 月 16 日 12 月 15 日 平成 28 年 1 月 12 日 ) に発病果粒数を調査し 発病果粒率とを算出した なお 発病果粒は調査ごとに切除した 表 6 オンリーワンフロアブルの 7 月中旬散布による冷蔵貯蔵中の灰色かび病軽減効果 ( 現地ほ場平成 27 年 果樹試験場 ) 処理区区 散布区 A 12 B 12 調査時期 b) と累積発病房率 c) [ 被害果粒率 10% 以上の果房率 ] d) 1 ヵ月後 2 ヵ月後 3.5 ヵ月後 4.5 ヵ月後 [8.3] [6.7] 8.3 [8.3] [46.7] C 15 無散布区 D 15 [13.3] [20.0] [46.7] 貯蔵温度は A 区とC 区は9 月 30 日 ~12 月 22 日まで5 以降は3 とした B 区とD 区は3 とした b)~d) は表 5と同じ 試験場所 : 須坂市現地ほ場 [] [83.3] [] [] 供試樹 : シャインマスカット /5BB 1 樹を供試した 供試樹は試験薬剤散布以外は慣行防除とした 主な殺菌剤散布は以下の通りで ある 開花直前 : ジマンダイセン水和剤 (1,000 倍 ) スイッチ顆粒水和剤 (3,000 倍 ) 落花直後 : ジマンダイセン水和剤 (1,000 倍 ) ロブラール水和剤 (1,500 倍 ) 落花 12 日後 : オーソサイド水和剤 (800 倍 ) トリフミン水和剤 (3,000 倍 ) 落花 22 日後 : アミスター 10 フロアブル (1,000 倍 ) レーバスフロアブル (2,000 倍 ) 試験方法 : 平成 27 年 7 月 14 日 ( 落花 22 日後防除の後 ) にオンリーワンフロアブル 2,000 倍液を動力噴霧器を用いて散布した 果実袋は同日 散布薬液が乾燥した後に一斉に被袋した 収穫期の 9 月 30 日に全供試果房を収穫し 灰色かび病の発生のない果房を貯蔵試験に供 試した 供試果房は被袋したままコンテナに並べ 約 3 または 5 の冷蔵庫で貯蔵した 貯蔵中はコンテナ全体をビニルで覆っ た 調査は表 5 と同様に行った なお 調査は平成 27 年 11 月 1 日 11 月 30 日 平成 28 年 1 月 12 日 2 月 17 日に行った 15-6

7 以上のことから オンリーワンフロアブルを生育期間中の 7 月中 ~ 下旬に散布することにより 冷蔵貯蔵中の灰色かび病による果粒腐敗を軽減することができ 効果 ( 被害果粒率 10% 以上の果房の発生率概ね 1 割以内に抑制する効果 ) は貯蔵開始から 3.5 ヵ月程度持続すると考えられた 6 特記事項 [ 公開 ] 制限なし [ 課題名 研究期間 予算区分 ] ぶどう ナガノパープル シャインマスカット の出荷時期拡大を目指した貯蔵管理技術の確立 平成 26~27 年度 (2014~2015 年度 ) 県単プロジェクト 15-7

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