目次 まえがき 1 第 Ⅰ 編用語の説明 英数字 3 日本語 9 第 Ⅱ 編 ATM 概要 1 ATM ネットワークとは 1.1 ATM ネットワークの概要 プロトコル構成 物理レイヤ ATM レイヤ AAL 14 2 ATM ネッ

Size: px
Start display at page:

Download "目次 まえがき 1 第 Ⅰ 編用語の説明 英数字 3 日本語 9 第 Ⅱ 編 ATM 概要 1 ATM ネットワークとは 1.1 ATM ネットワークの概要 プロトコル構成 物理レイヤ ATM レイヤ AAL 14 2 ATM ネッ"

Transcription

1 ATM 専用サービスの技術参考資料 (ATM メガリンクサービス ) 第 5.3 版 2016 年 12 月 西日本電信電話株式会社 本資料の内容は 機能追加等により追加 変更されることがあります なお 内容についての問い合わせは 下記宛にお願い致します 西日本電信電話株式会社アライアンス営業本部ビジネスデザイン部 business-tech-hq@west.ntt.co.jp

2 目次 まえがき 1 第 Ⅰ 編用語の説明 英数字 3 日本語 9 第 Ⅱ 編 ATM 概要 1 ATM ネットワークとは 1.1 ATM ネットワークの概要 プロトコル構成 物理レイヤ ATM レイヤ AAL 14 2 ATM ネットワークサービス 2.1 ATM ネットワークサービスの概要 ATM ネットワークサービスの特徴 15 第 Ⅲ 編 ATM メガリンクサービス 0.5Mbit/s~135Mbit/s 1 サービスの概要 1.1 概要 サービス品目の種類とインタフェース 規定項目 芯式を用いた場合の規定項目 芯式を用いた場合の規定項目 回線保守信号の転送 22 2 回線構成 芯式を用いた場合の回線構成 芯式を用いた場合の回線構成 24 3 付加サービス 3.1 端末回線多重サービス 回線内速度設定サービス 26 4 ATM レイヤ仕様 4.1 セル構造 セルヘッダのプリアサインド値 GFC フィールド ルーチングフィールド PT 表示フィールド 29

3 4.1.5 CLP フィールド ヘッダ誤り制御 (HEC) フィールド ATM レイヤの OAM 機能 概要 ATM レイヤ OAM セルのフォーマット VP 用の OAM 機能 ( エンド エンド F4 フロー ) 37 5 トラヒック制御 5.1 UPC UPC パラメータ PCR CDVT PCR 監視アルゴリズム トラヒック制約条件 芯式における制約条件 芯式における制約条件 CDV 47 第 Ⅳ 編伝送路インタフェース (LI) 1 伝送路インタフェース 1.1 概要 分界点 インタフェース条件 物理的条件 光学的条件 論理的条件 ( 物理レイヤ論理条件 ) 同期 フレーム同期 セル同期 網同期 スクランブラ フレームスクランブル セルスクランブル セル速度調整及びセルヘッダ誤り制御 伝送路インタフェース上の保守 運用 符号誤り監視 故障情報 NT1 の電源断方向 (R-INH) 折り返し情報ビット (LOOP2) Z2 バイト 67 第 Ⅴ 編ユーザ 網インタフェース (UNI) 1 25M ユーザ 網インタフェース 1.1 概要 69

4 1.2 分界点 インタフェース条件 物理的条件 電気的条件 論理的条件 セル同期とスクランブル クロックタイミング 速度調整 ユーザ 網インタフェース上の保守 運用 M ユーザ 網インタフェース 2.1 概要 分界点 インタフェース条件 物理的条件 電気的条件 論理的条件 セル同期とスクランブル 空きセル ユーザ 網インタフェース上の保守 運用 保守信号 警報転送図 符号誤り監視 故障情報 M ユーザ 網インタフェース 3.1 概要 分界点 芯式を用いた場合の分界点 芯式を用いた場合の分界点 インタフェース条件 物理的条件 光学的条件 論理的条件 セル同期とスクランブラ フレームスクランブラ セルスクランブラ スクランブラ動作 HEC HEC HEC 機能シーケンス生成 空きセル ユーザ 網インタフェースの保守 運用 保守信号 警報転送図 符号誤り監視 故障情報 111

5 付属資料 伝送品質等 1 セル損失 誤り特性 (LI/UNI 相互間及び LI/UNI~ 相互接続点間 ) 伝搬遅延時間 115 ピークセル速度とセルレートの関係 1 ピークセル速度とセルレートの関係 ( デュアルクラス シングルクラス ) VP 速度とセルレートの関係 ( エクストラクラス ) 121 ATM-DSU ATM-ONU 1 ATM-DSU ATM-ONU 129 本資料と TTC 標準及び ITU-T 勧告との関係 133

6 まえがき この技術資料は ATM(Asynchronous Transfer Mode) 伝送方式を用いた ATM メガリンクサービス に接続する技術的諸事項 (NCTE の機能的仕様 ) について情報を提供するものです また 西日本電信電話株式会社 ( 以下 NTT 西 といいます ) は 本資料によって 利用者が接続する端末設備を含めた通信システムとしての品質を保証するものではありません ( 注 )NCTE:Network Channel Terminating Equipment 1

7 第 Ⅰ 編用語の説明 2

8 英数字 AAL AIS APS ATM :ATM Adaptation Layer ATM アダプテーションレイヤ上位レイヤから要求される機能を提供するために 上位レイヤの信号を ATM のセルに変換したり ATM のセルから上位レイヤの信号に逆変換するとともに 要求されるサービス品質を実現します :Alarm Indication Signal 警報表示信号 :Automatic Protection Switching 自動切替制御信号を使い 端局間で故障した現用回線を自動的に予備回線に切替 復旧動作を行います :Asynchronous Transfer Mode 非同期転送モードセルを情報転送単位とする転送モード 1ユーザからの有効な情報を転送するセル出現が必ずしも同期的でないことから非同期転送モードと呼びます ATM Forum :ATM Forum ATM Forum 技術委員会標準化活動が目的でなく ATM 及び関連製品の普及促進のためにシステム仕様を作成して システムの実現を容易にすることが主眼の技術委員会です ATM レイヤ AU AU-4 ポインタ BIP-n :Asynchronous Transfer Mode Layer セルの多重 / 分離やセルヘッダの生成 / 抽出を行うレイヤです :Administrative Unit 管理ユニット SDH 伝送方式において高次パス (VC-3 VC-4) レイヤと多重化セクションレイヤ (STM-n) 間の変換を行う伝送単位です :Administrative Unit 4 pointer AU が収容される同期転送モジュールにフレーム位相と 高次 VC のフレーム位相の時間差をアドレスで示すために付加するものです :Bit Interleaved Parity n セクション及びパスの誤り監視に用いる符号です 誤り監視を行う情報を n ビット毎に分割して それぞれの偶数パリティを取る検査方法です B2 :B2 伝送端局装置相互間の多重セクションの符号誤り監視に用いる誤り監視符号です STM-1 では 3 バイトの BIP-24 符号が用いられます B3 :B3 VC-4 パスの誤り監視に用いる BIP 符号です BIP-8 符号が用いられます CDV CDVT :Cell Delay Variation セル遅延変動 2つの測定点におけるセルの到着時刻を基として どれだけ変動したかの量です :Cell Delay Variation Tolerance セル遅延変動許容値推定セル到着時刻よりも実際のセル到着時刻がどれだけ前に詰まってもよいかを示します 3

9 CLP CRC :Cell Loss Priority セル損失優先表示ネットワークの輻輳時に優先的に廃棄されるべきセルを表示するために用いる 1ビット フィールドです :Cyclic Redundancy Check 巡回冗長符号巡回符号を用いた誤り検出及び訂正方式です DS3 :Digital Signal Level Mbit/s( 北米での 3 次群 ) で伝送されるデジタル信号です EPD 機能 GFC HEC ITU-T IEC LCD LI LOF LOP LOS LT :Early Packet Discard 早期パケット破棄 EPD 機能は AAL5 によってセル化されたデータに対してセル破棄が生じた場合 同じデータフレームに属するセルを伝送せず全て破棄し 有効セルのみを伝送することにより帯域を有効に活用する機能です :Generic Flow Control 一般的フロー制御媒体共有型ネットワークのアクセス制御です :Header Error Control ヘッダエラー制御セルヘッダ全体に対して 1 ビット誤り訂正 複数ビット誤り検出の 2 つの能力を有します :International Telecommunication Union -Telecommunication standardization sector 国際電気通信連合 電気通信標準化部門国際間の電気通信を支障なく行うことを目的とした通信網所有者側の標準化委員会です :International Electrotechnical Commission IEC 標準 ISO の電気専門部会である国際電気標準会議です 電気の分野における国際的な標準化を担当する機関であり その内部は各分野に分かれたグループにて構成されています :Loss of Cell Delineation セル同期外れセルヘッダの位置が識別できなくなった状態です :Line Interface 伝送路インタフェース LT と NT1 との接続条件を言い NT1 の LT 側の端子です :Loss Of Frame フレーム同期外れ STM-n のフレーム同期パターンが検出できなくなりフレーム先頭が識別できなくなった状態です :Loss Of Pointer ポインタ異常 SDH のポインタ値が不明となる状態です :Loss Of Signal 入力断信号振幅が所定時間にわたって規定の値より低下し ビットの識別ができなくなった状態です :Line Termination 専用回線の専用サービス取扱所内における終端装置です 4

10 MSOH MS-AIS :Multiplex Section Over Head 端局セクションオーバーヘッド STM-n または STM-0 のSOH 内の第 5 行から第 9 行の部分です 多重セクションの終端点で 終端されます :Multiplex Section Alarm Indication Signal 受信多重セクション故障多重セクションの途中 故障が発生したとき その下流に伝える信号です MS-ERR :Multiplex Section Error 受信多重セクション誤り発生検出されることです 多重セクションの誤りを監視している B2 バイトで誤りが MS-RDI MS-REI NDF NRZ :Multiplex Section Remote Defect Indication 送信多重セクション故障多重セクション故障を上流方向に通知する信号です :Multiplex Section Remote Error Indication 送信多重セクション誤り発生多重セクションで誤りを検出したことを上流方向に通知する信号です :New Data Flag 新規データフラグ H1バイトの 1~4 ビットで構成されたポインタオフセット値を即時に変更することを通知する信号です :Non Return to Zero 符号論理値 0 と 1 をそれぞれ 1 パルス幅とする符号形式です 正論理のとき 論理値 0 を LOW 論理値 1 を HIGH レベルに符号化します NT1 :Network Termination 1 TE/NT2 からの信号を伝送路インタフェースの信号に変換して送出し また伝送路インタフェースから送出されてきた信号を TE/NT2 の信号に変換する装置です (NTT コムが提供する回線終端装置等に相当 ) NT2 :Network Termination 2 TE からの信号の多重化などを行って NT1 へ信号を送出し また NT1 からの信号を分離などを行って TE 送出する装置です お客様が持つ ATM-SW に相当します OAM OAM Type :Operation Administration and Maintenance 運用保守機能以下の 5つに分類されます 1 性能モニタ網品質をモニタし 性能情報を作成する機能 2 欠陥 故障検出欠陥 故障を検出し 保守情報 各種アラームを作成する機能 3 システムプロテクション故障時に 故障系を切り離し予備系に切り替える機能 4 故障または性能情報他の機能により得られた故障情報等を応答し 他へ通知する機能 5 故障点の特定故障情報が不十分な場合に 試験システムにより故障点を特定する機能 :Operation Administration and Maintenance Type 運用保守機能タイプ OAM セル中のペイロードの 4 ビット値フィールド OAM セル管理機能の種別を表わします 5

11 OSI PLCP PCR POH PT :Open System Interconnection 開放型システム間相互接続 :Physical Layer Convergence Protocol 物理レイヤコンバージェンスプロトコル :Peak Cell Rate 最大セル速度ユーザの各 VP/VC において セルを網に送出できる時間間隔の最小値の逆数です つまり 単位時間あたりに転送できるセル数の最大値を意味します :Path Over Head SDH のパスのオーバーヘッドでパスの保守信号に用いられます VC-4 パスでは VC-4 フレームの 1 列目に位置します :Payload Type 情報フィールドタイプ PTI :Payload Type Identifier 情報フィールドタイプ識別子ビットです セルのペイロードの中身または 輻輳の有無を表示する P-AIS P-RDI :Path Alarm Indication Signal 受信パス故障パスが故障していることを下流に通知する信号です :Path Remote Defect Indication 送信パス故障パスが故障していることを上流方向に通知する信号です P-ERR :Path Error 受信パス誤り発生 B3 バイトの BIP 符号で誤りを検出している状態です P-REI RSOH R-INH SD SDH SF :Path Remote Error Indication 送信パス誤り発生 B3バイトの BIP 符号で検出した誤りビット数を上流方向に伝達する信号です :Regenerator Section Over Head 中継セクションオーバーヘッド STM-n または STM-0 内の第 1 行から第 3 行の部分をいいます 中間中継装置で終端されます :Receiver INHibit ATM-DSU ATM-ONU 等の NT1 の電源断によって LT に発生する入力断 フレーム同期外れ等の警報を阻止するため NT1 が電源断時に出す信号です :Signal Degrade 信号劣化信号のビット誤り率規定の限度より劣化する状態です :Synchronous Digital Hierarchy 同期デジタルハイアラーキ ITU-T で標準化されたデジタル伝送のハイアラーキであり 物理伝送網を用いて種々のパス速度に対応してペイロードの伝送ができるようになっています :Signal Fail 信号不良 セクション切替のトリガとなる伝送故障を示します 6

12 SOH STM STM-n :Section Over Head STM-n を構成する際にペイロードに付加するもので フレーム同期信号 保守信号 情報モニタ等の諸機能を有します :Synchronous Transfer Mode 同期転送モード :Synchronous Transfer Mode Level n 同期転送モードレベル n n 個のSTM-1 をバイト単位で多重します インタフェース速度は n Mbit/s です STM-1 :Synchronous Transfer Mode Level 1 同期転送モードレベル 1 新同期インタフェースの基本伝送単位であり 1フレームが 270 バイト 9 列の信号で構成されます 125μsec. 毎に1 フレームが伝送されるのでインタフェ -ス速度は Mbit/s となります TCP/IP TE TTC :Transmission Control Protocol /Internet Protocol 米国国防総省が開発したでコンピュータ間ネットワークを構築するための国際標準プロトコルの一種です インターネットの標準的な通信プロトコルとして使用されています :Terminal Equipment NT1/NT2 に接続し データの送受信を行う装置です :the Telecommunication Technology Committee 電信電話技術委員会電気通信の公正な競争市場を確保しキャリア メーカー ユーザ間の信頼を維持するため 国内に電気通信に関する民間標準を策定し 電気通信分野における標準化に貢献する機関です UNI UPC :User Network Interface ユーザ 網インタフェースの端子とします :Usage Parameter Control 使用量パラメーター制御 NT1 と NT2/TE との接続条件をいい NT1 の TE 側 VC VCC VCI VC-AIS :Virtual Channel 論理的な通信路を VC( バーチャルチャネル ) と呼びます ATM では ATM セル毎に付与されるセルヘッダ内に VCI( バ - チャルチャネル識別子 ) を持ち 1 つの物理インタフェースに複数 VC を設定できます :Virtual Channel Connection 同一伝送路上のセルの流れをグループ化するための論理コネクションで VCI の変換ルールで形成される通信路を表します :Virtual Channel Identifier バ-チャルチャネル識別子多重化された複数の VCの中から VCを識別するための識別番号です VCI を用いることにより ネットワークあるいは端末でチャネル種別を識別することができます :Virtual Channel Alarm Indication Signal VC 故障 VCC で起きた故障を下流に通知する信号 ( セル ) です 7

13 VC-RDI :Virtual Channel Remote Defect Indication VC 故障 VCC で起きた故障を上流に通知する信号 ( セル ) です VC-4 :Virtual Container 4 SDH の高次パスを伝送する信号です Mbit/s を伝送します VC-4-4c VP VPC VPI VP-AIS VP-RDI :Virtual Container concatenation バーチャルコンテナ -4-4 連結 SDH の高次パスを伝送する信号です Mbit/s を伝送します :Virtual Path VC を束ねた論理的な通信路 VC と同様に セルヘッダ内に VPI ( バーチャルパス識別子 ) を持ち 復数 VP を設定できます :Virtual Path Connection 同一伝送路上のセルの流れをグループ化するための論理コネクションで VPI の変換ルールで形成される通信路を表します :Virtual Path Identifier バーチャルパス識別子多重化された複数の VPの中から VPを識別するための識別番号です VPI を用いることにより パスを識別することができます :Virtual Path Alarm Indication Signal VP 故障 VPC で起きた故障を下流に通知する信号 ( セル ) です :Virtual Path Remote Defect Indication VP 故障 VPC で起きた故障を上流に通知する信号 ( セル ) です 1 芯式 : アクセス区間に光ファイバケーブル 1 芯を用いる方式 (PDS 方式 ) 2 芯式 : アクセス区間に光ファイバケーブル 2 芯を用いる方式 (SS 方式 ) 4B5B 符号化 :4B5B 符号化 4 ビットのデータを 5 ビットに符号化する方式です 8

14 日本語 空きセル :ATM レイヤから有効セルを物理レイヤに送出したときに速度調整のため挿入 抽出されるセルです セル同期以外の用途には使用しません アンアサインドセル :ATM レイヤのセルの中でペイロードにユーザの情報を運んでいないセルです 送信すべきユーザ情報がない時でも GFC 情報のみを転送するために使用されるセルです ATM フォーラム仕様の端末では このセルを速度調整に用いる場合があります インタフェース速度 : インタフェースのビットレートです つまり インタフェースペイロードとインタフェースオーバーヘッドの合計ビットレートです 最低保証速度ジッタスプリッタセル :ATM シェアリンクサービスでは 帯域を共有されている他のお客様のトラヒックに関わらず 常にご利用できる速度です 最低保証速度は NTT 西網内の設定パラメータとなりますので お客様の端末設備において設定する必要はありません 本資料では mcr と記述する場合があります : パルス列において正規の位置から時間的に前後にずれることです 熱雑音や外部雑音に起因するランダムジッタとパルスパターンの変化タイミング回路の離調等に起因するパターンジッタがあります : 光分配器 PDS 方式において 光信号を複数の光ファイバに分配します : 固定長 (53 バイト ) の情報伝送単位です 5 バイトのセルヘッダと 48 バイトのペイロードから成ります 専用サービス取扱所 : 専用サービスの業務を行う NTT 西の事業所です 端末設備 電気通信回線設備 : 専用回線の一端 (NTT 西の線路設備から最短距離にある配線盤 ) に接続される電気通信設備であって その設置場所が同一構内 ( これに準ずるものを含みます ) または 同一建物内にあるものをいいます : 電気通信回線を提供するための機械 器具 線路 その他の電気的設備です 伝送コンハ ーシ ェンスサフ レイヤ : セル流を物理媒体上で送受可能なテ ータユニット流に変換する上で必要な全ての機能を実現するレイヤです 光 ATT 非保証速度分界点ペイロード無効セル有効セル : 光減衰器 光ファイバーケーブル長が 最小中継区間より大幅に短い場合に 光受信盤への入力パワーを適当な値に調整するために使用します :ATM シェアリンクサービスでは トラヒックに応じて実際に通信できる速度は最低保証速度以上 PCR 以下の範囲で変化します 本資料では 最低保証速度を越えた速度を非保証速度と呼びます : 電気通信回線設備の一端と端末設備との接続点です : セルを構成している 48 バイトのユーザ情報フィールドです : 空きセル以外で ヘッダ誤りが検出され かつ それが訂正できなかったセルです 物理レイヤで廃棄されます : 空きセル以外で ヘッダ誤りを含まないセル あるいはヘッダ誤りが訂正されたセルです ヘッダ誤りを含むにもかかわらず 誤りが検出されなかった場合も有効セルとみなされます 9

15 第 Ⅱ 編 ATM 概要 10

16 1 ATM ネットワークとは 1.1 ATM ネットワークの概要 ATM ネットワークとは ATM 技術を用いた高速データ転送方式のネットワークです 全ての情報をセルと呼ばれる固定長の情報単位に分割して行うため 高速のデータ転送が可能となります また 情報を転送したいときに有効なセルのみを転送する方式のため 低速から高速までの情報転送速度を実現できます 図 1. 1 に ATM の原理と ATM セルフォーマットを示します 発端末 送信情報 48 ハ イト 情報を固定長 (48 ハ イト ) に分解 着端末 C セルへ分解 情報 A ヘッダ ( 宛先ラベル ) A PC+ATM ボード セルはヘッダで行き先を決定 C 着端末 B B ATM ネットワーク A PC+ATM ボード ATM セルのフォーマットペイロード ( 情報フィールド ) ヘッダ 48 ハ イト 5 ハ イト 48 ハ イト 情報 A A セルを組立 ヘッダ ( 宛先ラベル ) 進行方向 受信情報 着端末 A 図 1.1 ATM の原理 11

17 セルヘッダには ユーザ 網インタフェースにおける宛先を示す識別子が格納されており この識別子を用いて各セルは宛先に転送されます 識別子には VC を識別する VCI と VC を束ねた VP を識別する VPI があり 1 本の VC は VPI と VCI の組み合わせによって識別されます 図 1.2 にコネクションと識別子を示します 物理媒体 VP(VPIx) VC(VCIa) VC(VCIb) 図 1.2 コネクションとその識別子 12

18 1.2 プロトコル構成 ユーザと網のプロトコル処理の分担を図 1.3 に 各レイヤの機能の概要を表 1.1 に示します AAL 以上のレイヤにおけるプロトコルはユーザ ~ ユーザ間で実行します 3 上位レイヤ上位レイヤ 2 AAL AAL AAL ATM レイヤ ATM レイヤ ATM レイヤ 1 物理レイヤ物理レイヤ物理レイヤ お客様ネットワークお客様 AAL:ATM Adaptation Layer ( 注 )ATM 専用サービスにおいて網が関与するレイヤは物理レイヤと ATM レイヤのみです AAL 以上のレイヤにおけるプロトコルはユーザ ~ ユーザ間で実行します 図 1.3 ユーザと網のプロトコル処理の分担 表 1.1 各レイヤと機能概要 レイヤ 機能概要 上位レイヤ 上位レイヤ機能 AAL セル分割 / 組立 誤り制御 など ATM レイヤ セルヘッダ生成 / 抽出 VPI/VCI ルーティング セル多重 / 分離機能 物理レイヤ 伝送コンバージェンスサブレイヤ セル流速度整合 HEC シーケンス生成 / 検出 セル同期 伝送フレームへのマッピング 伝送フレーム生成 終端 物理媒体サブレイヤ ビットタイミング 物理媒体 13

19 1.2.1 物理レイヤ物理レイヤは 二つのサブレイヤに分かれています (1) 物理媒体サブレイヤ物理媒体サブレイヤは 物理媒体に依存する機能のみを持ちます 具体的には 伝送路符号化 電気 光変換機能等を意味します (2) 伝送コンバージェンスサブレイヤ伝送コンバージェンスサブレイヤは セル流を物理媒体上で送受できるデータユニット伝送フレームにマッピングする上で必要な 全ての機能を実現します 具体的には ATM レイヤからのセル流を伝送路上に流し速度整合をとり 伝送路から受信したセル境界を識別 セルのヘッダ部の誤り検査 / 訂正をするなどの機能があります ATM レイヤ ATM レイヤは物理レイヤの上で 多様なサービスや速度に汎用な情報伝送方式を提供するものです AT M レイヤの特性は 物理媒体と独立です ATM レイヤの機能としては セル多重 / 分離機能 VPI と VC I のルーティング機能 セルヘッダの生成 / 識別機能等があります ATM セルはセルヘッダとペイロード ( 情報フィールド ) で構成されています セルヘッダの主な役割は非同期時分割多重されたセル流から 同じコネクションに属するセルを識別することです コネクションの転送容量は ユーザと網で取り決めます ATM 専用サービスでは VP/VC 内のセル順序は保証されます A TM レイヤは セルのぺイロードを全く処理せず ( 誤り制御など ) 透過的に転送します 本章の規定は TTC 標準 JT-I150 (ATM 機能特性 ) TTC 標準 JT-I361(ATM レイヤ仕様 ) TTC 標準 JT-I610( 運用保守原則と機能 ) TTC 標準 JT-I371( トラヒック制御と輻輳制御 ) に準拠しています AAL AAL の機能は 上位レイヤから要求される機能を提供するために ATM レイヤと上位レイヤとの間の対応をとるとともに 要求されるサービス品質を実現することです 14

20 2 ATM ネットワークサービス 2.1 ATM ネットワークサービスの概要 NTT 西が提供する ATM ネットワークサービスには VP 単位でサービスを提供する ATM メガリンクサービス ( 第 1 種 ATM 専用サービス ) があります ATM メガリンクサービスは 0.5Mbit/s 及び 1Mbit/s~135Mbit/s までの回線速度を提供でき 1Mbit/s ~135Mbit/s までは 1Mbit/s きざみに回線設定が可能です 複数回線を端末区間で多重することが可能で 2 芯式のサービスの場合は 最大 135Mbit/s まで回線を多重でき 1 芯式のサービスの場合は 44Mbit/s まで回線を多重できます 端末回線多重を行うことで アクセス区間の経済化を図ることができます ATM メガリンクサービスは 同一 UNI のユーザ 網インタフェース (2 芯式の場合で NT1 を NTT 西より提供しない場合は伝送路インタフェースでも可 ) で多重してご利用いただけます 2.2 ATM ネットワークサービスの特徴 NTT 西の専用サービスが従来提供している高品質の考え方とは別に グレード化 をキーワードとしてお客様のご要望に応じた回線容量の提供 バックアップ側の回線の利用など多様化するニーズに応えるサービスを提供します また ネットワークのオープン化を考慮して中継区間と端末区間に分けた形態でサービスの提供をすることとしています 15

21 第 Ⅲ 編 ATM メガリンクサービス 0.5Mbit/s~135Mbit/s 16

22 1 サービスの概要 1.1 概要 本サービスは ATM 伝送方式を用いて 0.5Mbit/s~135Mbit/s の高速 広帯域ディジタル回線 (V P) を提供するサービスです この回線は 分界点 ( 注 1) 伝送路インタフェース ( 注 2) また NTT 西が提供する NT1 等を設置し ユーザ 網インタフェース ( 注 3) での利用ができます お客様が NT1 を含む全ての端末設備を設置し データ伝送等に利用することもできます ( 注 1) 第 Ⅳ 編伝送路インタフェース 1.2 分界点参照 ( 注 2) 第 Ⅳ 編伝送路インタフェース参照 ( 注 3) 第 Ⅴ 編ユーザ 網インタフェース参照 1.2 サービス品目の種類とインタフェース (1) サービス品目の種類を表 1.1 に サービス品目の構成図 ( 例 ) を図 1.1a b c に示します 表 1.1 サービス品目の種類 ( 基本サービス ) サービスクラス ( 中継区間 ) 概要サービス品目 シングルクラス [ エコノミークラス ] デュアルクラス [ 通常クラス ] エクストラクラス [ セカンドクラス ] 中継区間において 予備伝送路を持たないサービス 中継区間において 予備伝送路を有しており 故障時に自動切替で回線帯域を保証するサービス 1 契約でメインパス サブパスという 2 つの VP を提供するサービス * サブパスは通常 通信可能 ( サブパス自体の予備なし ) ですが メインパス故障時 ( 中継区間 ) にはサブパスの帯域をメインパスがバックアップで使用するため サブパスの伝送品質が劣化し使用できないことがあります 0.5Mbit/s 及び 1Mbit/s~ 135Mbit/s (1Mbit/ きざみに設定可能 ) 契約速度 40Mbit/s の場合 シングルクラスのイメージ図 1.1a サービス品目の構成図 ( 例 ) 17

23 契約速度 40Mbit/s の場合 デュアルクラスのイメージ 図 1.1b サービス品目の構成図 ( 例 ) 18

24 契約速度 40Mbit/s の場合 エクストラクラスのイメージ 図 1.1c サービス品目の構成図 ( 例 ) (2) サービス品目とインタフェース速度の関係を表 1.2 に示します 表 1.2 サービス品目とインタフェース速度の関係 端末区間 ( 方式 ) 概 要 伝送路インタフェース (LI) インタフェース速度 ユーザ 網インタフェース (UNI) サービス品目 25.6Mbit/s (TTC 標準 JT-I432.5 準拠 ) 0.5Mbit/s 及び 1Mbit/s~24Mbit/s (1Mbit/s きざみ ) 1 芯式 * 2 芯式 ** 端末区間に 1 芯式を用い UNI のみ提供 (NTT 西が NT1 を設置 ) 端末区間に 2 芯式を用いて UNI または LI にて提供 (NTT 西もしくはお客様が NT1 を設置 ) *1 芯式 : 図 参照 **2 芯式 : 図 参照 提供しません Mbit/s (TTC 標準 JT-G957 準拠 ) Mbit/s (ITU-T 勧告 G.703 準拠 ) Mbit/s (TTC 標準 JT-G957 準拠 ) (ATM-Forum 準拠 ) Mbit/s (TTC 標準 JT-G957 準拠 ) (ATM-Forum 準拠 ) 0.5Mbit/s 及び 1Mbit/s~40Mbit/s (1Mbit/s きざみ ) 0.5Mbit/s 及び 1Mbit/s~44Mbit/s (1Mbit/s きざみ ) 0.5Mbit/s 及び 1Mbit/s~135Mbit/s (1Mbit/s きざみ ) 19

25 1.3 規定項目 芯式を用いた場合の規定項目 1 芯式を用いた場合に ユーザ 網インタフェースにおいて規定する項目を表 1.3 に示します 表 1.3 規定項目一覧 項目概要 インタフェース速度 Mbit/s Mbit/s 25.6Mbit/s 最大合計帯域 ( 注 ) 44Mbit/s 40Mbit/s 24Mbit/s 通信形態固定接続型 VP (VP サービス ) VPI VPI:0~127 PCR 各 VP の最大セル速度です VP 速度単位に XMbit/s で表現される値を指定します ( トラヒック制御 及び付属参考資料参照 ) CDVT 発端末 網方向 : トラヒック制御 参照 発端末においては VP 単位にシェーピングを行い 網へ送出する必要があります CDV 網 着端末方向 :1.5ms 以下 ( デュアルクラス シングルクラス エクストラクラスのメインパスの場合 ) エクストラクラスのサブパスについては保証しません 網では 高速化を実現するために ATM レイヤ以下の機能のみを具備しています 従って 網ではセル転送のためヘッダの必要最小限の誤り検出 / 訂正のみを行います 輻輳などによって万一セルを紛失した場合も 網による再送等を行いませんので ユーザ側で必要に応じてフロー制御 再送処理等をサポートすることが必要となります ( 注 ) 最大合計帯域 とは 各 VP の PCR の和として提供可能な最大値です UNI 上での CDV 及び速度メニューの組み合わせによっては 最大合計帯域まで使用できない場合があります ( 表 5.4 参照 ) 20

26 芯式を用いた場合の規定項目 2 芯式を用いた場合に ユーザ 網インタフェースにおいて規定する項目を表 1.4 に示します 表 1.4 規定項目一覧 項目概要 インタフェース速度 Mbit/s 最大合計帯域 135Mbit/s ( 注 1) 通信形態固定接続型 VP (VP サービス ) VPI VPI:0~255 PCR 各 VP の最大セル速度です VP 速度単位に XMbit/s で表現される値を指定します ( トラヒック制御 及び付属参考資料参照 ) CDVT 発端末 網方向 :0.72ms 以下 発端末において VP 単位にシェーピングを行い 網へ送出する必要があります CDV 網 着端末方向 :1.5ms 以下 ( デュアルクラス シングルクラス エクストラクラスのメインパスの場合 ) エクストラクラスのサブパスについては保証しません NT1/NT2 のクロックモード NT1/NT2 網方向のクロックモードは 網 NT2/N T1 方向のクロックに合わせる必要が有ります ( 注 2) ( 注 1) 最大セルレートは 317,886 セル / 秒になります ( 注 2)2 芯式の場合に限り網からのクロックが供給できなくなった場合 NT1 が自走するクロック供給を行います ( 精度は ±20ppm 網からの供給と同じです ) 網では 高速化を実現するために ATM レイヤ以下の機能のみに具備しています 従って 網ではセル転送のためのヘッダの必要最小限の誤り検出 / 訂正のみを行います 輻輳等によって万一セルを紛失した場合も 網による再送等を行いませんので ユーザ側で必要に応じてフロー制御 再送処理等をサポートすることが必要となります 21

27 1.4 回線保守信号の転送 ユーザ 網インタフェース及び伝送路インタフェースにおける主な回線保守信号の転送例を図 1.2 に示します TE/NT2 NT1 LT LT NT1 TE/NT2 VP-AIS セル P-AIS LOS MS-RDI VP-RDI セル VP-AIS セル LOS MS-RDI VP-RDI セル VP-AIS セル LOS MS-RDI VP-RDI セル (P-AIS) LOS MS-RDI VP-RDI セル LOS (MS-RDI) VP-RDI セル : 検出 : 発出 LOS : 入力断 MS-RDI: 送信多重セクション故障 P-AIS : 受信パス故障 P-RDI : 送信パス故障 VP-AIS: 受信 VP 故障 VP-RDI: 送信 VP 故障 ( 注 ) 図は2 芯式における転送例であり 1 芯式では図と異なる場合があります 図 1.2 回線保守信号の転送例 22

28 2 回線構成 芯式を用いた場合の回線構成 1 芯式を用いた場合の回線構成を図 2.1 に示します 図 2.1 は両端とも 1 芯式を用いた回線構成例ですが 一方を 1 芯式で他方を 2 芯式という回線構成も可能です 電気通信回線設備 お客様ビル内 お客様ビル内 TE NTT 西 NTT 西 TE NT2 NT1 NT1 NT2 TE TE UNI ( 注 1) LT LT UNI ( 注 1) 端末区間 中継区間 端末区間 ( 注 1) : 電気通信回線設備と端末設備との分界点図 芯式の場合の回線構成例 1 芯式の概要 1 芯式を用いた場合の回線構成の概要を図 2.2 に示します 光ファイバとスプリッタを用いて LT と NT1 間をマルチポイント接続し 通信を実現する方法です お客様ビル内 TE NT2 NT1 UNI お客様ビル内 TE NT2 NT1 UNI お客様ビル内 NTT 西 150Mbit/s LT TE NT2 スプリッタ TE NT2 NT1 TE NT2 UNI 図 芯式 23

29 2.2 2 芯式を用いた場合の回線構成 2 芯式を用いた場合の回線構成を図 2.3 に示します お客様ビル内 電気通信回線設備 お客様ビル内 TE NTT 西 NTT 西 TE TE NT2 UNI ( 注 1) NT1 LI ( 注 2) LT LT LI ( 注 2) NT1 NT2 UNI ( 注 1) TE 端末区間 中継区間 端末区間 ( 注 1)NTT 西の NT1 を設置した場合 ( 注 2) : 電気通信回線設備と端末設備との分界点 図 芯式の場合の回線構成 2 芯式の概要 2 芯式を用いた場合の回線構成の概要を図 2.4 に示します LT と NT1 間をポイントポイント接続し 通信を実現する方法です お客様ビル内 TE NT2 NT1 UNI LI 150Mbit/s NTT 西 LT 図 芯式 24

30 3 付加サービス 3.1 端末回線多重サービス 同一設置場所でご利用いただいている複数契約の ATM メガリンクサービス回線 ( 異対地の複数 VP) を同一端末区間の伝送路インタフェース上で多重して提供するサービスです 端末区間で各契約回線に割り当てられる VPI は異なります 図 3.1 は 150Mbit/s の伝送路インタフェース上に 2Mbit/s 3Mbit/s 5Mbit/s 10Mbit/s の A TM メガリンクサービスの回線を多重した場合の利用形態を示しています NTT 西収容ヒ ル LT A 拠点へ 2Mbit/s お客様ビル内 NT1 端末回線多重 B 拠点へ 3Mbit/s C 拠点へ 10Mbit/s D 拠点へ 5Mbit/s 150Mbit/s 伝送路 端末区間 中継区間 図 3.1 端末回線多重サービス ( 構成例 ) 端末回線多重サービスは 1 芯式 2 芯式ともにご利用になれます ただし 1 芯式の場合 25Mbit/s の UNI では合計容量が 24Mbit/s 以下 45Mbit/s の UNI の場合は 40Mbit/s 以下 150Mbit/s の UNI の場合は 44Mbit/s 以下になります 多重できる VP の数は トラヒック制御の章を参照してください 25

31 3.2 回線内速度設定サービス 回線内速度設定サービスとは 1 契約の ATM メガリンクサービスの回線で複数の VP( 同一対地 ) を提供するサービスです 端末区間で VP に割り当てられる VPI は異なります 図 3.2 は 6Mbit/s の契約回線を 3Mbit/s 2Mbit/s 1Mbit/s に速度設定した例です NTT 西収容ビル NTT 西収容ビル 3M+2M+1M= 6M LT 6M LT 3M+2M+1M= 6M N T 1 N T 1 3M 2M 1M 3M 2M 1M 単位 :bit/s 図 3.2 回線内速度設定サービス ( 構成例 ) 回線内速度設定サービスは 端末回線多重サービスと同様に 2 芯式 1 芯式の両方でご利用になれます 速度設定できる VP の数については トラヒック制御の章を参照してください 26

32 4 ATM レイヤ仕様 4.1 セル構造 図 4.1 にユーザ 網インタフェースにおける ATM セルフォーマットを示し 以下に各フィールドについて説明します ビットビット ( 送信順 ) ( 注 1) バイト セルヘッダ (5 バイト ) GFC VPI 1 53 バイト ペイロード (48 バイト ) VPI VCI 2 VCI 3 VCI PT CLP 4 送出順 ( 注 2 ) HEC 5 セルフォーマット GFC: 一般的フロー制御フィールド VPI: バーチャルパス識別子フィールド VCI: バーチャルチャネル識別子フィールド PT : ペイロードタイプ表示フィールド CLP: セル損失優先表示フィールド HEC: ヘッダ誤り制御フィールド ( 注 1) バイト内の各ビットは 8 から減少する順序で送出します ( 注 2) バイトは 1 から増加する順序で送出します 図 4.1 ATM セルフォーマット 27

33 4.1.1 セルヘッダのプリアサインド値セルヘッダのプリアサインド値を表 4.1 に示します これ以外の全ての値は ATM レイヤで使用されます 但し 物理レイヤ OAM セル 物理レイヤでの予約セル 無効セルは網にて廃棄します 表 4.1 物理レイヤで使用される UNI でのプリアサインドセルヘッダ値 (HEC フィールドは除きます ) バイト 1 バイト 2 バイト 3 バイト 4 空きセル ( 注 1 2) 物理レイヤ OAM セルの識別 ( 注 2) 物理レイヤでの予約セル ( 注 1 2 3) PPPP PPP1 P: このビットは物理レイヤでの使用に対して有効です これらのビットに割り当てられる値は ATM レイヤにおいて対応するビット位置を占めるフィールドに対して意味を持ちません ( 注 1) 物理レイヤセルの場合 セル損失優先表示 (CLP) の位置にあるビットは TTC 標準 JT-I15 0 の 項に定義される CLP メカニズムに使用されません ( 注 2) 空きセル 物理レイヤ OAM セル 物理レイヤでの使用の予約であると識別されたヘッダ値を持っているセルは 物理レイヤから ATM レイヤへ通過できません ( 注 3) 特定のプリアサインド物理レイヤセルのヘッダ値は TTC 標準 JT-I432.1/2 に記述されています GFC フィールド GFC フィールドは 4 ビットで構成されます 短期間の過負荷状態を緩和するためのトラヒックフロー制御に使用します 網は本フィールドを無視します 本機能を用いない端末は本フィールドを 0000 に設定して下さい 網から端末には本フィールドを常に 0000 と設定して転送します ルーチングフィールドルーチングビットは 24 ビットで構成されます そのうち 8 ビットが VPI 16 ビットが VCI です なお 参考のために VPI と VCI のプリアサインド値の TTC 標準での定義を表 4.3 に示します 本サービスにおけるお客さまの設定可能な VPI/VCI 値を表 4.2 に示します 但し その他のプリアサインド値は現在利用方法が決まっていません 値が 0 の VCI はお客さまの VC 識別に使用できません 28

34 表 4.2 設定可能な VPI/VCI 値 VPI VCI ( ハ イト 1) ( ハ イト 2) ( ハ イト 2) ( ハ イト 3) ( ハ イト 4) 用 途 空きセル (VPI=0) 無効 (VPI>0) 網を透過するもの メタシグナリング 一般放送型シグナリング セグメント OAM F4 フローセル用 エント エント OAM F4 フローセル用 VP-AIS ( 注 2) その他 ホ イント ホ イントシグナリング VP リソース管理セル ( 注 3) ~ ~ 将来の標準のため予約 ~ 将来の標準のため予約 ~ ユーザ情報セル転送用 ( 注 1) ユーザ情報セル転送用のセル以外に 上記に示すセルを使用する場合は あらかじめ網が規定した PCR CDVT の範囲内で使用して下さい ( 注 2) 網内を透過する場合もあります ( 注 3) 網を透過しない場合があります PT 表示フィールド PT 表示フィールドは 3 ビットで構成されます 本フィールドは ペイロードがユーザ情報を含んでいるのかどうかの表示を行うために使用します 本サービスでは PT はトランスペアレントに伝送されます CLP フィールド本サービスでは CLP を用いた優先処理を行いません よって CLP 値はトランスペアレントに伝送されます 29

35 4.1.6 ヘッダ誤り制御 (HEC) フィールド HEC フィールドは 8 ビットで構成されます このフィールドの使用方法は 150M ユーザ 網インタフェース を参照して下さい 表 4.3 VPI VCI PT CLP のプリアサインド組み合わせ 用 途 VPI VCI ( 注 8) PTI CLP アンアサインドセル 任意値 0 無効 メタシグナリング (ITU-T 勧告 I.311 参照 ) 一般放送型シグナリング (ITU-T 勧告 I.311 参照 ) ポイント ポイントシグナリング (ITU-T 勧告 I.311 参照 ) セグメント F4 フロー OAM セル (TTC 標準 JT-I610 参照 ) エンド エンド F4 フロー OAM セル (TTC 標準 JT-I610 参照 ) VP リソース管理セル (TTC 標準 JT-I371 参照 ) 将来の VP 機能の予約 ( 注 6) 0 以外の任意の VPI 値 任意値 B XXXXXXXX ( 注 1) ( 注 5) 0AA C XXXXXXXX ( 注 1) ( 注 5) 0AA C XXXXXXXX ( 注 1) ( 注 5) 0AA C 任意の VPI 値 任意の VPI 値 任意の VPI 値 任意の VPI 値 ( 注 4) ( 注 4) ( 注 10) ( 注 10) 0A0 ( 注 11) A 0A0 ( 注 11) A 110 ( 注 9) A 0AA ( 注 11) A 将来の機能の予約 ( 注 7) 将来の機能の予約 ( 注 7) 任意の VPI 値 任意の VPI 値 SSSSS ( 注 2)( 注 10) 0AA A TTTTT ( 注 3) 0AA A , セグメント F5 フロー OAM セル (TTC 標準 JT-I610 参照 ) 任意の VPI 値 , , , 100 A , 以外の任意の VCI 値 , エンド エンド F5 フロー OAM セル (TTC 標準 JT-I610 参照 ) 任意の VPI 値 , , , 101 A , 以外の任意の VCI 値 , VC リソ - ス管理セル (TTC 標準 JT-I371 参照 ) 任意の VPI 値 , , , 110 A , 以外の任意の VCI 値 , 将来の VC 機能の予約 任意の VPI 値 , , , 111 A , 以外の任意の VCI 値 30

36 GFC フィールドは これらの組み合わせ全ての場合に有効です A: 0 または 1 であり ATM レイヤ機能固有の使用に有効です B: 任意の値 C: 発側のエンティティは CLP ビットを 0 に設定すべきです この値は 網により変更される場合もあり得ます (TTC 標準 JT-I371 の 節参照 ) ( 注 1) XXXXXXXX: 任意の VPI 値 VPI 値が 0 の場合 表に示された VC 値は ローカル交換機のユーザシグナリングのために予約されます VPI 値が 0 以外の場合 表に示された VCI 値は 他のシグナリングエンティティを有するシグナリングのために予約されます ( 例 他のユーザまたはリモートネットワーク ) ( 注 2) SSSSS:01000 から の任意の VCI 値 ( 注 3) TTTTT:10000 から の任意の VCI 値 ( 注 4) 透過性は ユーザ端末間における F4 フローの OAM に対し保証されません ( 注 5) VCI 値は UNI における全ての VPC においてプリアサインされます これらの値の使用は 実際のシグナリング構成によります (ITU-T 勧告 I.311 参照 ) ( 注 6) この VCI 値は PTI 値 111 が VC の機能のために予約されると同様に VP の機能のために予約されます ( 注 7) これらの VCI 値は 将来の特定機能の標準化のために予約されます ( 注 8) VCI 値が から 31,31 より大きいセルは VP-OAM 機能によりモニタされます 他の VCI 値のセルは VP-OAM 機能にモニタされません (TTC 標準 JT-I610 参照 ) 特定の VCI 値のセルが VPC のエンドポイント間でトランスペアレントに運ばれるかどうかは TTC 標準 JT-I150 の e 節に記述されています ( 注 9) これは送信時の PTI フィールドのコーディングを規定するものです PTI フィールドのコーディングに関係なくこの VCI 値は指定された機能 (VP リソース管理 ) のみに使用されなければなりません VCI=6 かつ PTI が 110 以外で受信したエラーセルの処理方法は実現上のオプションです そのようなセルを VP リソース管理セルとして処理しても構いません ( 注 10) これらの VCI 値の透過性は保証されません つまりはこれらの VCI 値のセルは VP の中継間で抽出あるいは挿入されることがあります 具体的にどのような状況で抽出 / 挿入されるかは今後の検討課題です この検討が終了するまでには これらの VCI は VP 内でトランスペアレントに転送されなければなりません ( 注 11) これは送信時の PTI フィールドのコーディングを規定するものです PTI コーディングのコ ディングに関係なくこれらの VCI 値は指定された機能のみに使用されなければなりません 受信時に セル種別の識別のために PTI フィールドは使用されません 例えば VCI=4 のセルは PTI フィールドのコーディングに関係なくエンド エンド F4 フロー OAM セルとして扱われます 31

37 4.2 ATM レイヤの OAM 機能 概要 ATM レイヤの OAM 機能は TTC 標準 JT-I610 に準拠しています OAM 機能は 物理レイヤ A TM レイヤに対応する形で 階層化された OAM レベルに分けて実行されます これらの OAM 機能はレイヤマネジメントにより実現されます 物理レイヤについては伝送システムの上で OAM 機能を実現します ここでは ATM レイヤの OAM メカニズムについて述べます 本サービスが関連する OAM フロー (OAM 情報の流れ ) は F4:VP レベルです ( 図 4.2 参照 ) VP リンク (F4 セグメントの一部 ) VP コネクション (F4 エンド エンド ) : 終端点 : 接続点 ユーザ端末 VP ハンドラ ( クロスコネクト ) VP ハンドラ ( クロスコネクト ) ユーザ端末 図 4.2 VP サービスにおけるエンド エンドとセグメントの関係 ATM レイヤで OAM 機能をもつセル (OAM セルと呼び レイヤマネジメントで処理されます ) により VCC と VPC 用に これらの OAM フローが提供されます 表 4.4 にユーザが実現可能な ATM レイヤでの OAM 機能を示します 表 4.4 ATM レイヤでの OAM 機能の概要 VPサービス ユーザ 網 網 ユーザ エンド エンド F5 ユーザ情報として扱う 相手ユーザが発生したものを透過的に転送 セグメント F4 エンド エンド VP-AIS 以外は許容 ( 注 ) VP-AIS/ ループバックセルを発生する可能性あり セグメント使用不可使用不可 ( 注 )VP-AIS を透過する場合もあります (1) F4 フローメカニズム F4 フローは双方向です F4 フローのための OAM セルの VPI 値は 対応する VP のユーザセルと同一で プリアサインされた VCI 値によって識別されます どちらの方向とも同じプリアサイン VCI 値を使用します F4 フローの OAM セルは同じ物理経路をたどります 1 つの VP 内に同時に存在し得る F4 フローは以下の 2 種類があります 1 エンド エンド F4 フロー 項に示す VCI 値 (VCI=4) により識別されます このフローはエンド エンドの VPC 運用のための通信用に使用されます ( 注 )VP サービスの VPC は 端末と端末の間に設定され それぞれが終端点です この場合エンド エンド F4 フローは 端末相互間の VP に関する OAM フローを意味します 端末から送出された VP-AIS 以外のエンド エンド F4 フローの OAM セルは終端されず 透過的に相手端末に届けられます 32

38 2 セグメント F4 フロー 項に示す VCI 値 (VCI=3) により識別されます このフローは 1 つの VPC リンク内 または接続された複数の VPC セグメントと呼びます ( 注 ) セグメント F4 フローは使用できません ユーザから送られた場合は網で破棄します (2) F5 フローメカニズム VP サービスにおいては エンド - エンド セグメント F5 フローの透過は保証します ATM レイヤ OAM セルのフォーマット ATM レイヤ OAM セルは全ての OAM セルに共通なフィールドと個々の OAM セル特有の機能特有フィールドで構成されます (1) 共通 OAM セルフィールド全ての OAM セルは以下の共通フィールドを持ちます 1 ヘッダ : 通常のセルフォーマット ( 図 4.1 参照 ) と同様です F4 フローは特定の VCI 値により F5 フローは PTI 値により識別されます 2OAM セル種別 (4 ビット ): このフィールドで このセルにより行われるマネジメント機能を表示します 3OAM 機能種別 (4 ビット ): このフィールドは OAM セル種別フィールドで示されたマネジメント機能の中で具体的に実行される機能を示します 4 将来使用のための予備 (6 ビット ): このフィールドは使用しません 全て 0 を入れて下さい 5 誤り検出符号 (10 ビット ): このフィールドは OAM セルの情報フィールドに対して計算された CR C-10 誤り検出符号を格納します CRC-10 の生成多項式は G(X)=1+X+X 4 +X 5 +X 9 +X 10 となります 図 4.3 に共通 OAM セルフォーマットを 表 4.5 に OAM 種別識別子を示します ヘッダ OAM セル種別 OAM 機能種別 OAM 情報フィールド 機能特有フィールド 将来使用予備 ( 全 0) 誤り検出符号 (CRC-10) 5 ハ イト 4 ヒ ット 4 ヒ ット 45 バイト 6 ヒ ット 10 ヒ ット 図 4.3 共通 OAM セルフォーマット 33

39 表 4.5 OAM 種別識別子 OAM セル種別 故障管理 :0001 性能管理 :0010 起動 / 停止 :1000 ( 注 ) 網を透過する場合もあります OAM 機能種別 NTT 西網から発生するもの NTT 西網を透過するもの AIS :0000 ( 注 ) RDI :0001 コンティニュイティチェック :0100 ループバック :1000 順方向モニタ :0000 逆方向報告 :0001 性能モニタ :0000 コンティニュイティチェック :0001 (2) 故障管理 OAM セルフィールド前述のように 網とユーザ間でやり取りされる OAM セルは エンド エンド F4 フローの中の VP- AIS セル / ループバックセルです ここでは VP-AIS セル /VP-RDI セルのセルフォーマットを 共通フィールドも含めて図 4.4 に ループバックセルのセルフォーマットを図 4.5 に示し ループバックセルフォーマットの内容の説明を表 4.6 に示します 共通フィー ルド (MSB) ヒ ット (LSB) GFC VPI X X X X VPI X X X X VCI VCI VCI H E C PT 0 A 0 X は 故障の VPI 値 VCI はエンド - エンド OAMF4 フローセルを示す 0004(H) CLP 0 PT の中の A は 0 または 1 を設定 CLP は 0 6 OAM セル種別 OAM 機能種別 X X X X OAM 機能種別 RDI:0001 AIS:0000 特有フィー 未定義 受信側は don t care ルド 共通フィー ルド を 6 ビット 誤り検出符号 (10 ビット ) ハ イト 図 4.4 VP-AIS セル /VP-RDI セルのセルフォーマット 34

40 (MSB) ヒ ット (LSB) GFC VPI 2 VPI VCI 3 VCI 4 VCI PT CLP 5 HEC 6 OAM Type Function Type 7 未使用 1 LB 8 相関 Tag Loopback 位置識別子 ソース識別子 44 未使用 EDC ハ イト フィールドが複数の word にまたがる場合は word 番号の小さい方が MSB 大きい方が LSB 図 4.5 ループバックセルのセルフォーマット 35

41 表 4.6 ループバックセルのフォーマット内容の説明 フィールド名長さ内容 GFC 4bit 送出時は 0000B 検出時は無視 VPI 8bit ユーザコネクションと同一の VPI セルヘッダ VCI 16bit VP 用の OAM セルを表す特定値 (VCI= 0004H ) PTI 3bit 送出時は 000B 検出時は無視 CLP 1bit 送出時は 0B 検出時は無視 HEC 1byte HEC 演算結果 OAM Type 4bit 故障管理を表す特定値 (OAMType= 0001B ) Function Type 4bit ループバックを表す特定値 (Function Type= 1000B ) 未使用 1 7bit 送出時は B 検出時は無視 LB 1bit Loop Back 表示ビット 送出時は 1B ループバック点で 0B に書き換えられる ペイロード 相関 Tag 4byte 送出した試験セルと検出した試験セルを関連づけるために使用する Loop back 位置識別子 16byte ループバック点を示す デフォルト値を all 1B とする ソース識別子 16byte ループバックセルの送出点を示す デフォルト値を all 1B とする 未使用 2 8byte+6bit 先頭の 8byte は 6AH の繰り返し 最後の 6bit は B EDC 10bit ペイロードに対する誤り検出符号 (CRC-10) 生成多項式 :X 10 +X 9 +X 5 +X 4 +X+1 36

42 4.2.3 VP 用の OAM 機能 ( エンド エンド F4 フロー ) VP レベルの OAM 機能としてエンド エンドの故障管理機能のみを提供し それ以外の F4 フローは 提供しません (1) 故障通知セルの種別ユーザ 網インタフェース上で提供される故障通知情報には VP-AIS セルがあります VP-AI S セルは 網内に故障が発生し VP が使えなくなった場合 その故障を通知するために 故障を検出した装置から下流側の VP 終端点に向けて送出されます また 試験用として ATM レイヤでの VP 単位の折り返し機能を持つループバックセルがあります (2) VP-AIS 条件 1VP-AIS 発生条件 VP-AIS セルは 故障を検出した網内装置から直ちに発生され 故障が継続する間 毎秒 1 セル程度の周期で発生され続けます 故障が回復した場合 VP-AIS セルの発生は直ちに停止されます 表 4.7 に発生 / 解除条件を示します 2VP-AIS 検出条件 VP-AIS セルは 端末などの VP 終端点において検出され 1 つでも VP-AIS セルが受信された場合 VP-AIS 状態になります 3VP-AIS 解除条件 VP-AIS 状態は VP-AIS セルが 2.5±0.5 秒間受信されなかった場合 または 1 つでもユーザセルが受信された場合に解除されます 表 4.7 VP-AIS セルの発生 / 解除条件 項目 VP-AIS 発生点 下記の故障を検出した VP コネクション接続点 発生条件 下記の故障を検出した場合 故障を検出した VP コネクション接続点から 下流側に送出します LOS( 入力信号断 ) LOF( フレーム同期外れ ) MS-AIS( セクション AIS) LOP( ポインタ異常 ) P-AIS( パス AIS) LCD( セル同期外れ )( 注 : 検出しない場合もあります ) R-INH PDS レイヤ異常 UNI 故障 解除条件 VP-AIS を 2.5±0.5 秒間未受信 またはユーザセルを受信 発生ガードタイム 上記故障検出後 直ちに発生 発生周期 VP 毎に約 1 セル / 秒 37

43 (3) ループバックセル網から TE/NT2 に対してループバックセルを送出し TE/NT2 で折り返すことで導通確認をするためのものです TE/NT2 がループバックセルを検出した後に 図 4.5 の LB= 0B として折り返すことで 網で折り返されたセルであることを認識できます 38

44 5 トラヒック制御 5.1 UPC (Usage Paramater Control: 使用量パラメータ制御 ) 規定に違反した ATM セルの流入はトラヒックに影響を及ぼし他のお客様の品質を劣化させる可能性があるため 網では UPC を用いパラメータを満足していない違反 ATM セルを廃棄します ATM セルの通過 廃棄の条件は PCR 監視アルゴリズムで厳密に定義されます LT お客様側 UPC ATM セル ATM ネットワーク 違反 ATM セル ( 破棄される ) 図 5.1 UPC のイメージ図 5.2 UPC パラメータ UPC は PCR(Peak Cell Rate: ピークセルレート ) と CDVT(Cell Delay Variation Tolerance : セル遅延変動許容値 ) の 2 つの基本的なパラメータにより行われます 5.3 PCR ATM ネットワークで使用される VP の最大通信速度を規定するパラメータで ATM セルを転送する時間間隔の最小値の逆数により表現されます つまり 単位時間あたりに転送される ATM セルの最大数を示します UNI インタフェース 速度 :155.52Mbit/s UNI インタフェース 速度 :155.52Mbit/s ATM 端末 VP ATM 端末 ピークセル速度 :( 例 )50Mbit/s ATM セル ユーザ側で設定 ( ピークセル速度 :50Mbit/s) ( 参考 ) 速度 速度 (Mbit) 50 75Mbit/s ピークセル速度を超えた セルは網で破棄される (Mbit) 50 45Mbit/s 0 時間 ( 秒 ) 60 秒 ユーザ側でセル送出の制御が必要 ( シェーピング等 ) ( 注 ) ピークセル速度 =PCR 53 ハ イト 8ヒ ット図 5.2 ピークセル速度イメージ 秒時間 ( 秒 ) 39

45 5.4 CDVT 情報発信側の端末が ATM レイヤから物理レイヤに対して ATM セルを PCR の規定に従い引き渡しても 幾つかの要因により ATM レイヤのセル転送間隔が保存されない場合があります 1 つの ATM セルが 本来の ATM セル間隔より遅れて ATM ネットワークに送出されると次の ATM セルとの間隔が本来規定される PCR 間隔よりも詰まってしまいます このような変動による一時的に PCR 間隔より詰まったセル到着を UPC で許容しています CDVT とは 推定セル到着時刻よりも実際のセル到着時刻がどれだけ前に詰まってもよいかを示します P CR と CDVT の関係を図 5.3 に示します 本サービスでは お客様が 発端末において PCR 以下で VP シェーピングを行い 網へ送出する必要があります 到着時間が詰まる 到着時間が延びる 廃棄 t: 時間 CDVT: セル遅延変動許容値 最小セル間隔 T=1/PCR 前セル到着時刻 推定セル到着時刻 図 5.3 PCR と CDVT の関係 40

46 5.5 PCR 監視 アルゴリズム 最初に到着した ATM セルの到着時間を基準の時刻として ATM セルの到着時刻を観測することとします この時 次に転送される ATM セルが PCR 間隔で到着する場合の時間が推定できます 算出された推定時刻よりも早く ATM セルが到着した場合 規定すべき遅延変動が発生したと判断し その変動分の合計値が CDVT を超えた時点でセル廃棄を行います 図 5.4 に (a) バーチャルスケジューリングアルゴリズムと (b) 連続状態型リーキィバケットアルゴリズムを示します 両アルゴリズムは変数の扱いが異なるだけで ATM セルの通過 廃棄結果については全く等価です 時刻 ta でセルが到着 X =X-(ta-LCT) 違反セル と判定 YES ta<tatτ 違反セル と判定 YES X >τ? NO NO TAT=max(ta,TAT)+T 正常セルと判定 X=max(0,X )+T LCT=ta 正常セルと判定 (a) バーチャルスケジューリングアルゴリズム TAT: 推定セル到着時刻 ta : 実際のセル到着時刻 コネクションの最初のセル ( 時刻 ta で到着 ) に対しては TAT=ta (b) 連続状態型リーキィバケットアルゴリズム X : リーキィバケットカウンタ値 X : 内部変数 LCT: 前セルの到着時刻 コネクションの最初のセル ( 時刻 ta で到着 ) に対しては X=0 LCT=ta T : 最小セル間隔 τ :CDVT 1/T:PCR( ピーク セル レート ) 図 5.4 PCR 監視アルゴリズム 41

47 5.6 トラヒック制約条件 トラヒックの制約条件を以下に示します 芯式における制約条件 (1)VP 多重なしの場合 VC は任意に設定可能となります NT2 VC は任意に UNI 速度 NT1 LT 設定可能 VC1 ~ VCn V P シェーパ VP1 *UNI 上での CDVT は 0.72(ms) 図 芯式における制約条件 (VP 多重なし ) (2)VP 多重の有りの場合 VP は最大 256 本多重可能 VC は任意に設定可能となります VP は最大 256 本多重可能 NT2 UNI 速度 NT1 LT VC は任意に設定可能 VC1 ~ VP1 VC1 ~ VCn VP2 VCn VC1 ~ V P シ ェーパ VP256 VCn *UNI 上での各 VP の CDVT は 0.72(ms) 図 芯式における制約条件 (VP 多重あり ) 42

48 芯式における制約条件 (1)VP 多重なしの場合 VC は任意に設定可能となります NT2 VC は任意に 設定可能 UNI 速度 NT1 LT VC1 ~ V P シ ェーパ VP1 VCn *VP の帯域と UNI 上での CDV の関係は 表 5.2 の VP 多重なしの場合における UNI 上での CDV 一覧参照 図 芯式における制約条件 (VP 多重なし ) VP 多重なしの場合における UNI 上での CDV の評価 考え方 VP の帯域から UNI 上での CDV を求め 収容の可否を判断する 評価式 τ UNI n T / 1000 τ UNI :UNI 上での CDV(ms) n : 多重 VP 数 T :VP の帯域に応じて割り当てられる定数 (VP の帯域に応じて割り当てる T( 定数 ) 一覧参照 ) 具体例 :VP の合計帯域 :6Mbit/s の場合評価式 τ UNI n T / 1000 に n=1( 本 ) T=62.3(VP の帯域に応じて割り当てる定数一覧より ) を代入すると τ UNI / (ms) よって UNI 上での VP の CDV は 0.515(ms) まで許容できることになる 43

49 表 5.1 VP の帯域に応じて割り当てる定数一覧 VP の帯域 (Mbit/s) T: 定数 0.5 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 表 5.2 VP 多重なしの場合における UNI 上での CDV 一覧 VP の帯域 (Mbit/s) UNI 上での CDV(ms) 0.5 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

50 (2)VP 多重有りの場合 VP が CDV の影響を受けているか否かで 多重本数が制限されます VC は任意に設定可能となります 多重可能な VP 数は 表 5.4 の VP 多 NT-2 重有りの場合における多重可能 VP 数の評価参照 VC は任意に 設定可能 UNI 速度 NT-1 LT VC1 ~ VCn VP1 VC1 ~ VP2 VCn V P シ ェーパ VC1 ~ VP68 VCn 図 芯式における多重可能 VP 数の評価 VP 多重有りの場合における多重可能 VP 数の評価 考え方 VP の合計帯域と UNI 上での CDV より多重可能 VP 数を求め 収容の可否を判断する 評価式 n ( τ UNI ) / T n τ UNI T : 多重 VP 数 :UNI 上での CDV(ms) :VP の合計帯域に応じて割り当てられる定数 (VP の合計帯域に応じて割り当てる T( 定数 ) 一覧参照 ) 具体例 :VP の合計帯域 :6Mbit/s UNI 上での CDV:0.1(ms) の場合評価式 N ( τ UNI ) / T に τ UNI =0.1(ms) T=62.3(VP の合計帯域に応じて割り当てる定数一覧より ) を代入すると N ( ) / よって 多重可能 VP 数は 7 本以内となる 45

51 表 5.3 VP の合計帯域に応じて割り当てる定数一覧 VPの合計帯域 (Mbit/s) T: 定数 0.5 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 表 5.4 VP 多重有りの場合における多重可能 VP 数の評価 VP の合計帯域 (Mbit/s) 0~0.007 (ms) 0.01 (ms) 0.05 (ms) 0.1 (ms) UNI 上での CDV 0.15 (ms) 0.2 (ms) 0.25 (ms) 0.3 (ms) 0.4 (ms) 0.5 (ms) 0.5 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ * 表中の数値は設定可能 VP 数 46

52 5.7 CDV デュアルクラス シングルクラス エクストラクラスのメインパスについては エンド エンドでの CDV を 1.5ms 以内としています CDV とは 2 つの測定点におけるセルの到着時刻を基としてどれだけ変動したかの量で示されます CDV の定義を図 5.9 に示します MP1( 測定点 1) セル0 MP2 ( 測定点 2) t=0 a1.1 セル1 セル 0 d1.2 a1.2 セル 2 セル 1 セル 2 a2.1 a2.2 a1. セル k セル k a2.k a1.k :MP1 におけるセル k の実到着時間 a2.k :MP2 におけるセル k の実到着時間 d1.2 : MP1 と MP2 間のセル 0 の絶対転送遅延 Xk : MP1 と MP2 間のセル k の絶対転送遅延 Vk : MP1 と MP2 間の CDV 値 Xk=a2.k-a1.k Vk=Xk-d1.2 d1.2 Vk Xk 図 5.9 CDV の定義 47

53 第 Ⅳ 編伝送路インタフェース (LI) 48

54 1 伝送路インタフェース 1.1 概要 2 芯式における伝送路インタフェースは物理 光学及び論理条件から構成されます なお 1 芯式による伝送路インタフェースは提供していません (1) 物理的条件光ファイバの仕様及び光ファイバと NT1 を接続するためのコネクタ等の規格 (2) 光学的条件光ファイバと NT1 を接続するための光信号レベル等の規格 (3) 論理的条件光ファイバと NT1 の間で信号を送受信するための伝送フレーム構成等の規格 本インタフェース規定点を図 1.1 に示します UNI LI I TE/NT2 NT1 LT コネクタ コネクタ VC ( ハ ーチャルチャネル ) VP ( ハ ーチャルハ ス ) VC-4 ( トランスミッションハ ス ) STM-1 ( セクション ) : 規定点 図 1.1 伝送路インタフェースの規定点 49

55 1.2 分界点 2 芯式における電気通信回線設備と端末設備との分界点は 以下に示す 3 つの形態があります また 分界点 工事 保守上における接続及び責任範囲例を図 1.2 に示します A:NTT 西が光ファイバ加入者線までを提供する場合 責任範囲 (1) となります B:NTT 西が光ファイバ配線設備までを提供する場合 責任範囲 (2) となります C:NTT 西が NT1 までを提供する場合 責任範囲 (3) となります 端末設備 分界点 電気通信回線設備 TE/NT2 光ファイバ配線設備 配線盤 光ファイバ加入者線 NT1 LT コネクタ コネクタ コネクタ 責任範囲 (1) 責任範囲 (2) 責任範囲 (3) 図は NTT 西が光ファイバ配線設備まで提供する場合のモデルです 図 1.2 施工 保守上の責任範囲 ( 通信線 ) 1.3 インタフェース条件 物理的条件 (1) 主要諸元伝送路インタフェースの主要諸元を表 1.1 に示します 表 1.1 伝送路インタフェースの主要諸元 項目規格 配線形態 2 芯 ( 上り下り各方向 1 芯 ) 伝送媒体コネクタ伝送速度クロック精度伝送符号入出力特性 光ファイバケーブル F04 形単心光ファイバコネクタ ( 単心 SC) Mbit/s ±20ppm スクランブルド 2 値 NRZ 符号表 1.3 参照 50

56 (2) 配線形態伝送媒体には 2 本の光ファイバを適用します (3) 光ファイバケーブル a) 光ファイバケーブルの種類光ファイバ加入者線及び光ファイバ配線設備に適用される光ファイバケーブルは SM 型光ファイバケーブル ( 以下 SM ケーブル ) です このため NT1 は SM ケーブルが適応可能な構造である必要があります b)sm ケーブルの構造 SM ケーブルは JIS C 6835 SSMA-10/125 ( 注 1) に相当する光ファイバケーブルです その構造パラメータを表 1.2 に示します 表 1.2 SM 型光ファイバケーブルの構造パラメータ モードフィールド径カットオフ波長クラッド径モードフィールド偏重心量 9.5±1.0μm 1.10~1.28μm 125±2μm 1μm 以下 ( 注 1) IEC 規格 793-2B1.1a に相当します c) 接続コネクタ光送受信用コネクタとして F04 形単心光ファイバコネクタ (JIS C 5973)2 個 (OPT OUT 及び OPT IN) で接続します 従って NT1 には F04 形単心光ファイバコネクタが接続できる必要があります なお 1 回線あたり NT1 方向への送信用として 1 個 NT1 方向からの受信用として 1 個必要です なお 光コネクタについては NTT 西の専用サービス取扱所等にご相談願います 分界点 端末設備 電気通信回線設備 配線盤 光ファイバ配線設備 プラグ アダプタ 光ファイバ加入者線 光コネクタ 図 1.3 分界点における光コネクタ接続 51

57 1.3.2 光学的条件 (1) 主要諸元 NT1 の伝送路インタフェースにおける光学的条件は TTC 標準 JT-G957 L-1.1 に準拠します その主要諸元を表 1.3 に示します 表 1.3 主要諸元 項目規格 インタフェース速度伝送符号発光条件発行中心波長平均送信電力 Mbit/s スクランブルド 2 値 NRZ 符号 * 正論理 : 論理値 1 は発光論理値 0 は非発光 1.31μm ( 許容偏差 :-0.03~ μm) -5~0dBm 送信波形マスクパターン規定 ( 図 1.7 参照 ) 消光比 10dB 以上 ( 図 1.8 参照 ) 受光電力 最大 ( 平均値 ) 最小 ( 平均値 ) パワーペナルティジッタ -10dBm -34dBm 1dB 以下図 1.5 参照 (TTC 標準 JT-G958) *: スクランブルド 2 値 NRZ 符号 NRZ 符号は論理値 0 の場合は Low 論理値 1 の場合には High とする符号形式をいいます NRZ 符号の説明を図 1.4 に示します 論理値 0 1 High High 波形 Low T Low T 論理規定は正論理です すなわち NRZ 符号 High 時に光 ON Low 時に光 OFF とします 1 T= (s) 図 1.4 NRZ 符号の説明 52

58 Peak - Peak Jitter amplitude (log scale) A1 A2 20dB/decade f1 f2 f3 f4 A1=1.5UI A2=0.15UI f1=200hz f2=6.5khz f3=65khz f4=3.5mhz UI=Unit Interval(6.43nsec) Note 1 - For 上り 下り 出力ジッタ 入力ジッタ ジッタ O.1UI peak to peak 以下 左図参照 Jitter frequency (log scale) 図 1.5 ジッタ特性 (TTC 標準 JT-G958) (2) 伝送損失配分伝送損失配分は 分界点から LI 点までを最大 4dB とします なお この値を満足できない場合は NTT 西専用サービス取扱所等にご相談願います 伝送損失配分は図 1.6 に示します 分界点 端末設備 電気通信回線設備 TE/NT2 光ファイバ配線設備 配線盤 光ファイバ加入者線 NT1 光ファイバケーブル 光ファイバケーブル LT コネクタ コネクタ コネクタ 4dB 以下 図 1.6 伝送損失配分 53

59 (3) 光出力条件 NT1 から LT 側に送出する光信号の条件を表 1.4 に示します なお スクランブラによって変調されたマーク率 1/2 の信号での特性です 表 1.4 光出力規格 項 目 規 格 平均送信電力 -5~0dBm 送信波形 マスクパターン規定 ( 図 1.7 参照 ) 消光比 10dB 以上 ( 図 1.8 参照 ) (0.50,1.20) (0.50,1.00) (0.35,0.80) (0.65,0.80) (0.15,0.50) (0.85,0.50) (0.35,0.20) (0.65,0.20) (0,0) (0.50,0) (1.00,0) (0.50,-0.20) 1 タイムスロット 測定系 被試験インタフェース出力 光 ATT * 変換器 ( 光電気変換 4 次トムソンフィルタ **) 波形測定器 *: 光 ATT は必要に応じて用います **: カットオフ周波数 (-3dB 減衰点 ) が入力公称ビットレートの 0.75 倍です 図 1.7 マスクパターン規定 論理値 光 ON レベル h/2 B 光 OFF レベル 光断レベル 光パルス幅 A 消光比 =10 Log(B/A) 図 1.8 光波形例 54

60 (4) 光入力条件 LT が受信する光信号の条件を表 1.5 に示します 表 1.5 光入力条件 項目規格最大受光電力 ( 平均値 ) -10dBm 最小受光電力 ( 平均値 ) -34dBm a)nt1 に要求される技術 最小受光電力特性 :TTC 標準 JT-G957 L-1.1 準拠 最大受光電力特性 :TTC 標準 JT-G957 L-1.1 準拠 b) パワーペナルティ :TTC 標準 JT-G957 L-1.1 準拠 55

61 1.3.3 論理的条件 ( 物理レイヤ論理条件 ) (1) フレーム構成フレーム構成及びマッピング方法は TTC 標準 JT-G707 準拠します STM-1 にマッピングされるパスは VC-4 のみです LI のフレーム構成を図 1.9 に示します NT1 が 150Mbit/s の UNI を有する時 VC-4 パスは終端せず透過させてください すなわち 150Mbit/s の UNI と LI の間で POH VC-4 フレームと個々のセルの位相関係を保存して下さい LT では STM-1 フレーム VC-4 フレームの中に VP のセルがマッピングされた構造になります VC-4 フレームは NT1 で終端しないで透過させます すなわち VC-4 の 125μ フレームとセル及び個々のセルの関係は UNI と LI の間で保存されます 270 バイト 9 バイト 261 バイト 3 SOH 261 バイト 1 AU-4 ポインタ 260 バイト 1 バイト 5 SOH P OH STM-1 C-4 セルヘッ ダ ペイロード VC-4 48 バイト 5 バイト 53 バイト 図 1.9 SDH フレーム構成 (2) オーバーヘッド a) オーバーヘッドの種類 STM-1 のセクションオーバーヘッド (SOH:Section Over Head) VC-4 パスオーバーヘッド (POH:Path Over Head) 56

62 b) オーバーヘッドの詳細 STM-1 の SOH VC-4 の POH バイトの配置図を図 1.10 に示します バイト 1 A1 A1 A1 A2 A2 A2 C1 (J0) J1 2 B1 - - E1 - - F B3 3 D1 - - D2 - - D C2 4 H1 #1 H1 #2 H1 #3 H2 #1 H2 #2 H2 #3 H3 #1 H3 #2 H3 #3 4 G1 STM-1 SOH AU-4 5 B2 B2 B2 K1 - - K2 - - ポインタ 5 F2 POH 6 D4 - - D5 - - D H4 7 D7 - - D8 - - D F3 8 D D D K3 9 Z1 (S1) - - Z2 - Z2 (M1) +: : 未定義 :NT1 LT: 未定義 LT NT1: 規定せず E N1 図 1.10 オーバーヘッドの配置 SOH STM-1 の SOH バイト定義を表 1.6 に示します STM-1 の SOH バイトは LI 上で終端 生成して下さい AU-4 ポインタポインタ値及びポインタ動作は TTC 標準 JT-G707 に準拠します なお ポインタ受信規定 ポインタ生成において重複した事象が発生した場合 以下のとおりとします ポインタ受信規定について NDF * が変更あり状態 (NDF=1001) でかつ I ビットの多くが反転 または D ビットの多くが反転した場合は NDF を有効とし スタッフ操作は無視します I ビットポインタの多くが反転であり かつ D ビットの多くが反転した場合は スタッフ操作を無視します NDF が変更有り状態である場合で通常のポインタ値 (0~782) を超えたときは ポインタ値は変更しません 新しいポインタ値が 3 回連続して一致して なおかつ通常値を超えた場合は ポインタ値は変更しません * NDF: 新規データフラグ (New Data Flag) ポインタ生成について TTC 標準 JT-G707 で規定されているとおり NDF またはスタッフによるポインタ値の増減操作を行った後 3 フレームの間 NDF またはスタッフによるポインタ値の増減操作は行わないようにして下さい 57

63 POH POH は NT1 で終端しないで 透過させて下さい したがって LI の POH 定義は UNI の規定に記述したものを参照して下さい 表 1.6 STM-1 の SOH とポインタ定義 オーバーヘッドの種類機能規定値 A1 フレーム同期 A2 フレーム同期 R SO H C1(J0) STM-1 識別 B1 未定義 * E1 未定義 * F1 未定義 * D1~D3 未定義 * LT NT1 : 規定せず NT1 LT : P TR H1 H2 AU-4 ポインタ 正負スタッフ指示 P-AIS 規定値 ( 注 ) H1=H2= H3 ポインタアクション負スタッフ B2 符号誤り監視 BIP-24 K1 未定義 * K2(b1~b5) 未定義 * 正常 :000 K2(b6~b8) MS-AIS MS-RDI MS-AIS :111 M SO H D4~D12 未定義 * MS-RDI :110 Z1(S1) 未定義 * Z2 Loop2 R-INH 参照 M ~ : 誤り個数 MS-REI( セクション誤り 0~24 報告 ) ~ : 未使用 E2 未定義 * * LT NT1 : 規定せず NT1 LT :don t care ( 注 )H1 の S ビットの NT1 LT 方向は don t care とします 58

64 H1 1 バイト目 H2 1 バイト目 N N N N S S I D I D I D I D I D NDF bit ポインタ H1 2 バイト目 H2 2 バイト目 N N N N S S I D I D I D I D I D * * H1 3 バイト目 H2 3 バイト目 N N N N S S I D I D I D I D I D * * N: 新規データフラグビット ( 変更有り :1001 変更無し :0110) I: 増加指定ビット D: 減少指定ビット *: 未定義 図 1.11 AU-4 のポインタバイトのビット定義 59

65 1.4 同期 フレーム同期フレーム同期方式を表 1.7 に示します フレーム同期パターン 表 1.7 フレーム同期 パターン探索法パターン照合法 フレーム同期保護 A1 バイト A2 バイト ビット即時シフト方式 ( 注 1) A1 A2 の 32 ビット同時照合方式 ( 注 2) リセット方式 前方 5 段 ( 注 3) 後方 2 段 ( 注 4) ( 注 1) 1 ビット即時シフト方式と同等な同期復帰特性を有するフレーム同期方式でもかまいません ( 注 2) 一般的には 図 1.12 に示す 32 ビットを使用します ( 注 3) 前方 5 段とは フレーム同期状態においてフレーム同期パターン照合結果 5 回連続不一致を検出したとき ハンチング状態に移ることをいいます ( 注 4) 後方 2 段とは ハンチング状態においてフレーム同期パターン照合結果 2 回連続一致を検出したとき 同期状態に移ることをいいます A1 A1 A1 A2 A2 A2 J0 図 M インタフェースフレーム同期パターン セル同期 NT1 でセルの同期を取る必要はありません LI のセルを UNI UNI のセルを LI に透過させて下さい LI 点でセル同期を取りたい場合は UNI のセル同期の規定を参照して下さい 網同期同期タイミングを網のクロックから抽出する従属同期方式で NT1 を動作させる必要があります すなわち NT1 は網からの信号よりビット及び フレーム同期のタイミングを自己抽出し それに従って送信信号を送出する必要があります また 網から NT1 が受信する信号が断となった場合 NT1 はクロックタイミングを自走させ UNI 及び LI から信号を送出します この時の自走周波数精度は MHz±20ppm です 60

66 1.5 スクランブラ フレームスクランブル STM-1 フレームのスクランブルの仕様は TTC 標準 JT-G707 に準拠します スクランブラ シーケンス長 127 のフレーム同期スクランブラで 生成多項式は 1+X 6 +X 7 です フレーム同期型スクランブラの構成例を図 1.13 に示します スクランブラは SOH の最初の行 最後のバイトに続くバイトの第 1ビット目で に初期化します このビットとスクランブルされる全ての連続するビットは スクランブルの X 7 出力と排他的論理和を取り出力します スクランブラは STM-1 フレームに対して動作しますが STM-1 SOH の最初の行はスクランブルしません 入力データ D Q D Q D Q D Q D Q D Q D Q S S S S S S S STM-N クロック スクランブルされた 出力データ フレームパルス 図 1.13 フレーム同期スクランブラ ( 構成例 ) セルスクランブルセルは NT1 を透過するため UNI でスクランブルが行われたセルは LI 点をそのまま透過します したがって セルスクランブルの仕様は UNI の規定を参照して下さい 1.6 セル速度調整及びセルヘッダ誤り制御 セルは NT1 で透過するため UNI で行われたセル速度調整は LI 点でそのまま透過します したがって セル速度調整の仕様は UNI の規定を参照して下さい 61

67 1.7 伝送路インタフェース上の保守 運用 ATM メガリンクサービスの伝送路インタフェースの警報転送図を図 1.14 に示します NT1 LT VP-RDI LOP MS-RDI MS-REI MS-ERR P-AIS MS-RDI MS-REI B2 LCD P-RDI P-ERR P-REI P-AIS LOP MS-RDI MS-REI MS-SD MS-ERR VP-AIS( 注 5) LOF LOS TF LOOP2 -ACK R-INH LOS LOF TF LOOP2-ACK LOF LOS R-INH MS-RDI MS-REI B2 LOOP2 ( 注 2 ) MS-SD MS-ERR LOOP2 B2 LOOP1 ( 注 4) MS-REI MS-RDI MS-REI MS-RDI ( 注 2) P-AIS LOP ( 注 1) P-AIS P-AIS P-RDI ( 注 3) P-REI B3 VP-AIS VP-RDI : 検出 : 発出 : 演算及び発生 注 1 : ポインタ処理を NT1 で行っていない場合は LOP を検出できないため UNI へのP-AIS 送出を行いません 注 2 :MS-SD を検出した場合は MS-RDI を送出しない場合もあります 注 2 :MS-SD を検出した場合は MS-RDI を送出してもかまいません 注 3 :LCD を検出しても P-RDI を送出しない場合もあります 注 4 : 送出しない場合もあります 注 5 : 透過しない場合があります 図 1.14 ATM メガリンクサービスの伝送路インタフェースの警報転送図 62

68 1.7.1 符号誤り監視 (1) BIP-N セクション及びパスの誤り監視に用います 誤り監視を行う情報を N ビット毎に分割し その全情報の 1 ビット目から N ビット目毎にパリティ演算 ( 偶数パリティ ) した N ビットの演算結果を BIP-N 符号といいます BIP-N 符号は次のフレームの誤り監視情報内の特定位置 (SOH の B2 バイト POH の B3 バイト ) に配置します BIP の演算方法と演算範囲は TTC 標準 JT-G707 に準拠します (2) BIP 演算方法 a)b2 バイト (BIP-24) 送信側 : スクランブル前の STM-1 全ビット (SOH の第 1~3 行を除く ) に対して BIP- 24 の演算を行い その結果をスクランブル前の次のフレームの B2 バイトに入れます 受信側 : デスクランブル後の STM-1 の全ビット (SOH 第 1~3 行を除く ) に対して BIP- 24 の演算を行い その結果をデスクランブル後の次のフレームの B2 バイトと比較します b)b3 バイト (BIP-8) VC-4 パスは NT1 を透過するのでパス符号誤り監視は UNI と同じ仕様となります UNI 規定を参照して下さい c)bip の演算範囲 B2 バイトの (BIP-24) を用いるセクション符号誤りの演算範囲を図 1.15 に示します 図 1.15 B2 バイト (BIP 24) を用いる演算範囲 63

69 d) 符号誤り検出情報の送出入力信号の符号誤り (BIP エラー ) 個数 ((2) の比較結果 ) を送信フレームの次に示すバイトに入れて送信する必要があります 網は NT1 から受信した信号に B2 誤り符号がある場合 図 のように NT1 に通知します M1 b1 b2 b3 b4 b5 b6 b7 b8 誤り個数 個 個 個 ~ 個 ( 注 ) その他のパターンを網が受信した場合は 誤り無しとみなします 図 1.16 MS-REI 64

70 1.7.2 故障情報 (1) 故障情報の検出 発出条件 a) 検出条件検出条件を表 1.8 に示します 表 1.8 検出条件 種別検出条件解除条件 出力断 TF 出力信号断出力信号回復 入力断 LOS 入力信号断入力信号回復 フレーム同期はずれ LOF フレーム同期パターン不一致を 5 回連続検知 フレーム同期復帰 ( フレーム同期パターンの一致 2 回連続検出 ) 多重セクション誤り率劣化 MS-SD BIP-24(B2) により検出した伝送路誤り率 BIP-24(B2) により検出した伝送路誤り率が10-5 以上で検出し 10-7 以下で検出しなが10-7 以下で解除し 10-5 以上で解除しないい 送信多重セクション故障 MS-RDI デスクランブル後の K2 の b6~b8= 110 を 3 回連続受信 デスクランブル後の K2 の b6~b8 110 を 3 回連続受信 受信多重セクション誤り発生 MS-ERR BIP-24(B2) により誤りを検出 BIP-24(B2) により誤りを検出しない 送信多重セクション誤り発生 MS-REI M1 により転送された送信パス誤りを検出 M1 により転送された送信パス誤りを検出しない AU ポインタ異常 LOP 異常ポインタ受信時 (AIS ポインタ受信除く ) 正常ポインタ受信時 受信トランスミッションパス故障 P-AIS AIS ポインタ受信時正常ポインタ受信時 セル同期はずれ LCD HEC エラーを 7 回連続検出 HEC 正常を 7 回連続検出 送信トランスミッションパス故障 受信トランスミッションパス誤り発生 送信トランスミッションパス誤り発生 P-RDI デススクランブル後の G1 の b5= 1 を 3 回連続受信 デススクランブル後の G1 の b5= 0 を 3 回連続受信 P-ERR BIP-8(G1) により誤りを検出 BIP-8(G1) により誤りを検出しない P-REI P-ERR 検出時 P-ERR を検出しない R-INH LOOP2 に関しては 1.7.3~1.7.5 を参照して下さい 65

71 b) 発出条件発出条件を表 1.9 に示します 表 1.9 発出条件 種別発出方法発出条件発出の解除条件 MS-RDI スクランブル前の K2 の b6-b8 = 110 LI における LOS LOF (MS-SD) *1 検出時 LI における LOS LOF (MS-SD) *1 回復時 MS-REI P-AIS P-RDI B2 不一致時に M1 に B2 の演算結果を送出する ( 図 1.18 参照 ) VC-4 及び AU-4 ポインタを all 1 (AU-4 ポインタを除く SOH は正常値 ) スクランブル前の G1 の b5=1 LI における MS-ERR 検出時 UNI における LOS LOF, LOP を検出時 LOS LOF LOP (LCD) *2 P-AIS 検出時 LI における MS-ERR 回復時 UNI における LOS LOF LOP 回復時 LOS LOF LOP (LCD) *2 P-AIS 回復時 P-REI BIP-8 による誤り監視結果お G1 バイトにより示す BIP 演算結果の結果 誤り個数検出時 BIP 演算結果の結果 誤り個数未検出時 1 多重セクション誤り率劣化 (MS-SD) 時の MS-RDI 発出は TTC 標準 JT-G707 ではオプション扱いであり 送出しても良い 2 国際標準の規定上 発出する必要がありません (2) LT NT1 方向の故障時における LI 上の故障情報転送 NT1 は LOS LOF (MS-SD) 検出時に LT 方向へ MS-RDI を発出する必要が有ります NT1 は BIP-24 の演算結果を ME-REI として常時 LT 方向へ発出する必要があります (3) NT1 LT 方向の故障時における LI 上の故障情報転送 LT は LOS LOF LOP LCD P-AIS 検出時には NT1 方向へ P-RDI を発出します LT は B2(BIP-24) B3(BIP-8) の演算結果 MS-REI P-REI を常時 NT1 方向へ発出します なお B3(BIP-8) は TE/NT2 LT 間の VC-4 の誤り検出結果です NT1 の電源断方向 (R-INH) NT1 電源断時の網側での無用な警報を抑止するため NT1 は電源断通知機能を持つ必要が有ります NT1 の電源 ON 状態の時は R-INH ビットを 00 として LT へ送出して下さい 元電源が投入されていて電源スイッチを ON から OFF 状態にした場合 もしくは電源スイッチが ON 状態で元電源が断となった場合 R-INH はビットを 01 として LT 方向へ 12 回以上発出した後に 信号断状態にして下さい ( 但し ヒューズ断等の NT1 故障を除く ) R-INH ビットは Z2 バイトの第 1 バイト目の先頭から 7,8 ビット目に位置します 66

72 1.7.4 折り返し情報ビット (LOOP2) 回線故障において効率的な故障切り分けを行い お客様の利便を図るために NT1 は折り返し機能を持つ必要があります (VC-4 の折返し ) この LOOP2 折り返し機能は NT1 の最も端末側に近いところに持たせることにより NT1 の端末側の故障が NT1 及び網側の故障かを切り分ける機能です LOOP2 の折り返し条件と折り返し状態について表 1.10 に示します 表 1.10 折り返し条件とその状態 条件折り返し状態 折り返し条件 LI 上の LOOP2 ビットを連続 6 回以上 01 を検出 LT から NT1 への入力信号を NT1 から LT へ出力する ( 折り返し単位 :VC-4) 解除条件 LI 上の LOOP2 ビットを連続 6 回以上 00 を検出 折り返し状態が解除され 正常状態に戻る Z2 バイト電源断情報と折り返し情報ビットの Z2 バイトへのマッピングを表 1.11 図 1.17 に示します 表 1.11 Z2バイトの機能及び規定値バイト機能規定値 Z2(b1~b8) セクション保守用図 1.19 参照 Z2(b9~b16) 未定義 NT1 LT: 未定義 LT NT1: 規定せず LT NT1 方向 LOOP2 LOOP2 0 b1 b2 b3 b4 b5 b6 b7 b8 NT1 LT 方向 LOOP2 -ACK LOOP2 -ACK R-INH R-INH b1 b2 b3 b4 b5 b6 b7 b8 LT NT1 方向 NT1 LT 方向 NT1 LT 方向 b6 b7 LOOP2 b7 b8 R-INH b6 b7 00 解除 00 解除 00 解除 01 設定 01 設定 10 設定 * 以外の値を受信した場合は 前状態を保持します * 以外の値を受信した場合は 前状態を保持します LOOP2 -ACK * 以外の値を受信した場合は 前状態を保持します 図 1.17 Z2 バイトへのマッピング 67

73 第 Ⅴ 編ユーザ 網インタフェース (UNI) 68

74 1 25M ユーザ 網インタフェース 1.1 概要 25.6Mbit/s のユーザ 網インタフェース (UNI) は 物理 電気及び論理条件条件から構成されます (1) 物理的条件ツイストペアケーブルの仕様及びツイストペアケーブルと NT1 を接続するためのコネクタ等の規格 (2) 電気的条件ツイストペアケーブルと NT1 を接続するための信号レベル等の規格 (3) 論理的条件ツイストペアケーブルと NT1 の間で信号を送受信するための伝送フレームの構成等の規格 本インタフェースにおける規定点を図 1.1 に示します UNI TE/NT2 コネクタ NT1 コネクタ 配線盤 LT 25M インタフェース コネクタ VC ( ハ ーチャルチャネル ) VP ( ハ ーチャルハ ス ) 1 芯式 : 規定点 図 1.1 ユーザ 網インタフェース規定点 1.2 分界点 1 芯式における電気通信回線設備と端末設備との分界点は 工事 保守上における接続及び責任範囲であり 図 1.2 に示すとおりです 端末設備 分界点 電気通信回線設備 TE/NT2 コネクタ NT1 コネクタ 配線盤 LT 光ファイバケーブル コネクタ 光ファイバケーブル 図 1.2 施工 保守上の責任範囲 ( 通信線 ) 69

75 1.3 インタフェース条件 物理的条件 (1) 主要諸元物理条件は TTC 標準 JT-I432.5 に準拠します ただしケーブルは 100ΩUTP ケーブルを使用します 主要諸元を表 1.1 に示します 表 1.1 主要諸元 項目 規 格 配線形態 1 本 伝送媒体 100ΩUTP ( 注 1) コネクタ UTP-MIC(RJ45) ( 注 2) 符号速度 25.6Mbit/s±100ppm ( 注 3) 伝送距離 90m 以下 (100ΩUTP-3 ケーブル使用時 ) 伝送符号 入出力特性 NRZI 表 1.3 参照 ( 注 1)EIA/TIA568 A95 または ISO/IEC に準拠します ( 注 2)ISO/IEC に準拠します ( 注 3)4B5B 符号化により 32Mbaud (2) 配線形態 8 ピンの 100ΩUTP ケーブルのカテゴリ -3 を適用します ピンアサインを表 1.2 に示します 表 ΩUTP ケーブルコネクタのピンアサイン ピン番号 ユーザ側識別 ネットワーク機器側信号 1 送信 + 受信 + 2 送信 - 受信 - 3 未使用 未使用 4 未使用 未使用 5 未使用 未使用 6 未使用 未使用 7 受信 + 送信 + 8 受信 - 送信 - 70

76 1.3.2 電気的条件 (1) 主要諸元ユーザ 網インタフェースにおける電気的条件は TTC 標準 JT-I432.5 に準拠します その主要諸元を表 1.3 に示します 表 1.3 主要諸元 項目 規 格 符号誤り率 以下 立ち上がりジッタ ) 4ns 以下 Duty ひずみパルス波形出力レベル特性インピーダンス送信反射減衰量受信反射減衰量 1.5ns 以下 表 1.6~ 表 1.10 及び図 1.3~ 図 1.7 参照 2.7V<Peak-to-Peak 出力 <3.4V(100ΩUTP) 周波数 1MHz~16MHz において 100Ω±15%(100ΩUTP-3 ケーブル使用時 ) 表 1.4 参照 表 1.5 参照 周波数帯域 表 1.4 送信反射減衰量 反射減衰量 1-6 MHz 減衰量 >14dB 6-17 MHz 減衰量 >12dB MHz 減衰量 >8dB 周波数帯域 表 1.5 受信反射減衰量 反射減衰量 1-17 MHz 減衰量 >14dB MHz 減衰量 >8dB 71

77 表 シンボルコーナーポイント ポイント 上限時間 上限振幅 下限時間 下限振幅 A B C D E F G H 時間単位 :% 100% = ns 1.2 B C E 1 B D F G 0.8 D 振幅 0.6 C E F A G 0 A H 時間 % 図 シンボルのパルス波形 72

78 表 シンボルのコーナーポイント ポイント 上限時間 上限振幅 下限時間 下限振幅 A B C D E F G H 時間単位 :% 100% = 125ns 1.2 B C E 1 B D F G 0.8 D 振幅 0.6 C E F A G 0 A H 時間 % 図 シンボルのパルス波形 73

79 表 シンボルコーナーポイント ポイント 上限時間 上限振幅 下限時間 下限振幅 A B C D E F G 時間単位 :% 100% = 93.75ns 1.2 B C E 1 B D F 0.8 D 振幅 0.6 C E A F 0 A G 時間 % 図 シンボルのパルス波形 74

80 表 シンボルのコーナーポイント ポイント 上限時間 上限振幅 下限時間 下限振幅 A B C D E F 時間単位 :% 100% = 62.5ns 1.2 B C E B D 振幅 0.6 C D A 0 A E 時間 % F 図 シンボルのパルス波形 75

81 表 シンボルのコーナーポイント ポイント 上限時間 上限振幅 下限時間 下限振幅 A B C D E 時間単位 :% 100% = 31.25ns 1.2 C B C D 振幅 0.6 B D A E 0 A 時間 % E 図 シンボルのパルス波形 76

82 1.3.3 論理的条件 (1) セル配置データは 4B5B 符号化され セルベースで伝送されます 4B5B 符号化を表 1.11 に セルの配置を図 1.8 に示します 表 B5B 符号化 データ 符号 データ 符号 データ 符号 データ 符号 ESC(X) セル N セル N+1 セル N+2 X_X ATM セル X_4 ATM セル X_4 ATM セル 図 1.8 セルの配置 5 ビットに変換された符号は 常にペアを構成し コマンドとデータの 2 種類の符号ペアが存在します 以下にコマンドの符号ペアを示します X_X= セルスタート ( スクランブルのリセット有り ) X_0= 無効 ( 予約 ) X_1= 無効 ( 予約 ) X_2= 無効 ( 予約 ) X_3= 無効 ( 予約 ) X_4= セルスタート ( スクランブルのリセット無し ) X_5= 無効 ( 予約 ) X_6= 無効 ( 予約 ) X_7= 無効 ( 予約 ) X_8=Sync_Event X_9= 無効 ( 予約 ) X_A= 無効 ( 予約 ) X_B= 無効 ( 予約 ) X_C= 無効 ( 予約 ) X_D= 無効 ( 予約 ) X_E= 無効 ( 予約 ) X_F= 無効 ( 予約 ) 77

83 1.4 セル同期とスクランブル 本インタフェースでは HEC によるセル同期ではなく セルの先頭に X_X または X_4 を挿入し これによりセルの位置を識別しセル同期を確立します 4B5B 変換前にコマンドを除く全ビットに対して 生成多項式 X 10 +X 7 +1 を用いてスクランブルします スクランブルのブロック構成例を図 1.9 に示します + X1 X2 X3 X4 X5 X6 X7 X8 X9 X10 + D0 d0 + D1 dx= スクランブル前データビット d1 + D2 Dx= スクランブル後データビット d2 + = 排他的論理和 + D3 d3 図 1.9 スクランブルのブロック構成例 また 送信側のスクランブラと受信側のデスクランブラのシーケンスの同期を確立するためにスクランブラ / デスクランブラを X_X の送受でリセットします そのリセット間隔は 前のスクランブルリセット後 ある時間 (100μs~500μs) 経過した次のセル送出においてスクランブルのリセットを行います X_ X 受信時は x1~x10 を全て 1 ( 3FF Hx) にします 1.5 クロックタイミング 網のクロック (8kHz) を端末に供給するための同期信号として NT1 から TE/NT2 方向に 125μ s に Sync_Event(X_8) を伝送します X_8 は他のデータ及びコマンドより優先され 図 1.10 に示すようにセルの中に挿入されます ATM セルの中にコマンド (X_X X_4 及び X_8 以外のコマンド ) をした場合 このセルは破棄される場合があります セル N セル N+1 セル N+2 X_X ATM セル X_X ATM X_8 セル X_X ATM セル Sync_Event の挿入 図 1.10 Sync_Event の挿入 78

84 1.6 速度調整 伝送すべきデータが無いときは 速度調整セルを挿入せず Escape symbol X 以外の任意のデータを挿入します 1.7 ユーザ 網インタフェース上の保守 運用 25M ユーザ 網インタフェースの警報転送図を図 1.11 に示します TE1/NT2 NT1 VC-RDI VP-RDI VP-RDI LOS ( 注 1) LOS VC-RDI VP-AIS VP-AIS VC-AIS VP-RDI VC-AIS : 検出 : 発生 注 1: 着端末へ網から VP-AIS(VC-AIS) を送出します 図 M ユーザ 網インタフェースの警報転送図 79

85 2 45M ユーザ 網インタフェース 2.1 概要 Mbit/s のユーザ 網インタフェース (UNI) は 物理 電気及び論理条件条件から構成されます (1) 物理的条件同軸ケーブルの仕様及び同軸ケーブルと NT1 を接続するためのコネクタ等の規格 (2) 電気的条件規格ケーブルと NT1 を接続するための信号レベル等の規格 (3) 論理的条件規格ケーブルと NT1 の間で信号を送受信するための伝送フレームの構成等の規格 本インタフェースにおける規定点を図 2.1 に示します UNI TE/NT2 コネクタ NT1 コネクタ 配線盤 LT コネクタ DS3 VC ( ハ ーチャルチャネル ) VP ( ハ ーチャルハ ス ) 45M インタフェース 1 芯式 : 規定点 図 2.1 ユーザ 網インタフェース規定点 2.2 分界点 1 芯式における電気通信回線設備と端末設備との分界点は 工事 保守上における接続及び責任範囲であり 図 2.2 に示すとおりです 端末設備 分界点 電気通信回線設備 TE/NT2 コネクタ NT1 コネクタ 配線盤 LT 光ファイバケーブル コネクタ 光ファイバケーブル 図 2.2 施工 保守上の責任範囲 ( 通信線 ) 80

86 2.3 インタフェース条件 物理的条件 (1) 主要諸元主要諸元を表 2.1 に示します 表 2.1 主要諸元 項目規格 配線形態 上り方向 1 本 下り方向 1 本 伝送媒体コネクタ伝送速度クロック精度 ( 注 ) 伝送符号入出力特性 同軸ケーブル BNC コネクタ Mbit/s ±20ppm B3ZS 符号表 2.2 参照 ( 注 )DS3 フレーム同期方式による (2) 配線形態 DS3 インタフェースの伝送媒体には 2 本の同軸ケーブルを適用します (3) 同軸ケーブルユーザ 網インタフェースに適用される同軸ケーブルは 75Ω 同軸ケーブルです (4) コネクタ送信信号 受信信号それぞれに対して BNC 同軸コネクタ (JIS C 高周波同軸 C02 コネクタ準拠 ) で接続します 81

87 2.3.2 電気的条件 (1) 主要諸元 DS3 インタフェースの電気条件の主要諸元を表 2.2 に示します 表 2.2 主要諸元 項目規格 伝送符号 立ち上がりジッタ 負荷インピーダンス B3ZS 符号 4ns 以下 純抵抗 75Ω±5% 出力端規定 入力端規定 パルスマスク 出力レベル 伝送路損失 フレーム同期方法 図 2.3 参照 3KHz 帯域で測定した場合に以下の周波数特性を満足する 22,368kHz:-1.8dBm~+5.7dBm 44,736kHz:22,368kHz より 20dB 以下 0~137m の 75Ω 同軸ケーブル (ex.jis 5C-2V,JIS 5C-2W 等 ) にて受信可能なこと ( 注 ) フレーム同期パターンの照合図 2.4 表 2.3 参照 ( 注 ) この範囲の損失に対応するため NT1 の DS3 インタフェースにハイレベル / ローレベル切替えスイッチを設けています そのため 申し込み時に NT1~NT2 の距離を通知していただく必要があります T Value of curve Lower curve T T T sin(π/2) (1+T/0.18) 0.11e (T-0.3) Upper curve T T 0 0 T T e -4.6 (T+0.65) sin(π/2) (1+T/0.34) e (T-0.36) 図 2.3 入出力波形 82

はじめに 本資料は 株式会社 TOKAI コミュニケーションズ ( 以下 当社 と表記します ) の提供する SONET/SDH 専用線サービスの概要と お客様拠点に設置する回線終端装置のインターフェース仕様について説明したものです お客様が本サービスとネットワークを接続するための設計や 機器選定を

はじめに 本資料は 株式会社 TOKAI コミュニケーションズ ( 以下 当社 と表記します ) の提供する SONET/SDH 専用線サービスの概要と お客様拠点に設置する回線終端装置のインターフェース仕様について説明したものです お客様が本サービスとネットワークを接続するための設計や 機器選定を SONET/SDH 専用線サービスの 技術参考資料 第 版 (0.0 版 ) 平成 4 年 0 月 株式会社 TOKAI コミュニケーションズ はじめに 本資料は 株式会社 TOKAI コミュニケーションズ ( 以下 当社 と表記します ) の提供する SONET/SDH 専用線サービスの概要と お客様拠点に設置する回線終端装置のインターフェース仕様について説明したものです お客様が本サービスとネットワークを接続するための設計や

More information

目 次 まえがき 1 第 Ⅰ 編 用 語 の 説 明 英 数 字 3 日 本 語 9 第 Ⅱ 編 ATM 概 要 1 ATMネットワークとは 1.1 ATMネットワークの 概 要 11 1.2 プロトコル 構 成 13 1.2.1 物 理 レイヤ 14 1.2.2 ATMレイヤ 14 1.2.3 A

目 次 まえがき 1 第 Ⅰ 編 用 語 の 説 明 英 数 字 3 日 本 語 9 第 Ⅱ 編 ATM 概 要 1 ATMネットワークとは 1.1 ATMネットワークの 概 要 11 1.2 プロトコル 構 成 13 1.2.1 物 理 レイヤ 14 1.2.2 ATMレイヤ 14 1.2.3 A ATM 専 用 サービスの 技 術 参 考 資 料 (ATMメガリンクサービス) 第 5.1 版 2011 年 4 月 西 日 本 電 信 電 話 株 式 会 社 本 資 料 の 内 容 は 機 能 追 加 などにより 追 加 変 更 することがあります 内 容 についてのお 問 い 合 わせ 先 は 下 記 のとおりです TEL 06-4793-5621 FAX 06-4794-4009 URL:http://www.ntt-west.co.jp/senyo/

More information

技術的条件集別表 6.1 伝送装置間インタフェース仕様 ( 新 SDH)

技術的条件集別表 6.1 伝送装置間インタフェース仕様 ( 新 SDH) 技術的条件集別表 6.1 伝送装置間インタフェース仕様 ( 新 SDH) 参照した規格一覧 TTC 標準 JT-G707 第 5 版 (2001.4.19) 同期ディジタルハイアラーキのNNI TTC 標準 JT-G783 第 3 版 (2001.4.19) SDH 多重変換装置の警報系 切替系の動作 TTC 標準 JT-G957 第 3 版 (2001.4.19) SDH 多重系光インタフェース条件

More information

ATMデータ通信網サービスの技術参考資料

ATMデータ通信網サービスの技術参考資料 技術参考資料 禁無断転載複写 ATM データ通信網サービスの技術参考資料 < メガデータネッツ > 第 3.4 版 2017 年 1 月 東日本電信電話株式会社 本資料の内容は 機能追加等により追加 変更されることがあります なお 本内容及び詳細な内容についての問い合わせは専用フォームより お送りください 東日本電信電話株式会社ビジネス開発本部 ( 不可複製 禁転載 ) まえがき この技術資料は ATM(Asynchronous

More information

技術的条件集別表 25.4 光信号回線接続インタフェース仕様 ( 特別光信号中継回線用インタフェース )

技術的条件集別表 25.4 光信号回線接続インタフェース仕様 ( 特別光信号中継回線用インタフェース ) 技術的条件集別表 25.4 光信号回線接続インタフェース仕様 ( 特別光信号中継回線用インタフェース ) 参照規格一覧 [1] IEEE Std 802.3-2005:Carrier sense multiple access with collision detection (CSMA/CD) access method and physical layer specifications [2]

More information

第1種映像伝送サービスの技術参考資料

第1種映像伝送サービスの技術参考資料 技術参考資料 禁無断転載複写 第 1 種映像伝送サービスの技術参考資料 第 2 版 2001 年 4 月 東日本電信電話株式会社 本資料の内容は 機能追加などにより追加 変更することがあります なお 本内容及び詳細な内容についての問い合わせは専用フォームよりお送りください 東日本電信電話株式会社ビジネス開発本部 目 次 まえがき 第 Ⅰ 編サービスの概要 1 用語の説明... 5 2 サービスの概要...

More information

109

109 108 109 - Mbit/sppm m EIA/TIA568 A95 ISO/IEC 11801 ISO/IEC 603-7 Mbaud 110 - ns ns VPeak-to-Peak V MHzMHz 1-6 MHz db 6-17 MHz db 17-25 MHz db 1-17 MHz db 17-25 MHz db 111 ns 112 ns 113 ns 114 ns 115 ns

More information

技術的条件集別表 専用回線ノード装置インタフェース仕様 ( 超高速専用回線ノード装置 (SDH 方式 )) 注 ) 本別表については NTT 東日本のみの適用です 技別

技術的条件集別表 専用回線ノード装置インタフェース仕様 ( 超高速専用回線ノード装置 (SDH 方式 )) 注 ) 本別表については NTT 東日本のみの適用です 技別 技術的条件集別表 11.11 専用回線ノード装置インタフェース仕様 ( 超高速専用回線ノード装置 (SDH 方式 )) 注 ) 本別表については NTT 東日本のみの適用です 技別 11.11-0 Ⅰ. 参考とした規格一覧 技術的条件集別表 11.11 専用回線ノード装置インタフェース仕様 ( 超高速専用回線ノード装置 (SDH 方式 )) の記述に関する留意事項 本別表は以下の規格 勧告又は標準を参照している

More information

IrDA型赤外線タグ仕様

IrDA型赤外線タグ仕様 IrDA 型赤外線タグ仕様 Specification of IrDA infrared active tag 目次 (Table of Contents) はじめに...3 規定範囲...3 本書の位置付け...3 参照規定...3 用語定義...3 1. IrDA 型赤外線タグの物理層規定...4 1.1. 概要...4 1.2. バイトフォーマット...5 1.2.1. パルス幅許容値...5

More information

2 ユーザ 網インタフェースの概説 2.1 インタフェース規定点 参照構成ユーザ側設備と網側設備との接続形態について 参照点と機能群という2つの概念によりモデル化した参照構成を図 2.1 各機能群の概要を表 2.1に示します 同図で参照点 T 参照点 SはTTC 標準 JT-I411で定

2 ユーザ 網インタフェースの概説 2.1 インタフェース規定点 参照構成ユーザ側設備と網側設備との接続形態について 参照点と機能群という2つの概念によりモデル化した参照構成を図 2.1 各機能群の概要を表 2.1に示します 同図で参照点 T 参照点 SはTTC 標準 JT-I411で定 2 ユーザ 網インタフェースの概説 2.1 インタフェース規定点 2.1.1 参照構成ユーザ側設備と網側設備との接続形態について 参照点と機能群という2つの概念によりモデル化した参照構成を図 2.1 各機能群の概要を表 2.1に示します 同図で参照点 T 参照点 SはTTC 標準 JT-I411で定義されているISDNユーザ 網インタフェース点であり 参照点 Rは既存のユーザ 網インタフェース点 (ITU-T

More information

Microsoft Word - FCTT_CS_Mod( )Jver1.doc

Microsoft Word - FCTT_CS_Mod( )Jver1.doc FCTT 通信仕様書 (Modbus RTU) 目 次 1. 通信仕様 2 2. 送受信プロトコル 2 3. -16 の計算方法 3 4. 通信手順フローチャート 4 5. FCTT 通信端子配列 4 6. Modbus プロトコル RTU モード 5 6.1 5 6.2 異常応答 5 6.3 計測値データ要求 6 6.4 機種情報要求 7 7. 通信モニタ機能 8 1 1. 通信仕様 項目 仕様

More information

[ 参照規格一覧 ] JIS C5973 (F04 形単心光ファイバコネクタ ) JIS C6835 ( 石英系シングルモード光ファイバ素線 1991) JIS C6832 ( 石英系マルチモード光ファイバ素線 1995) IETF RFC791(Internet Protocol

[ 参照規格一覧 ] JIS C5973 (F04 形単心光ファイバコネクタ ) JIS C6835 ( 石英系シングルモード光ファイバ素線 1991) JIS C6832 ( 石英系マルチモード光ファイバ素線 1995) IETF RFC791(Internet Protocol 技術的条件集別表 26.1 IP 通信網 ISP 接続用ルータ接続インタフェース仕様 ( IPv4 PPPoE 方式 -IPv6 機能部 ) 注 : 本別表については NTT 西日本のみの適用です [ 参照規格一覧 ] JIS C5973 (F04 形単心光ファイバコネクタ 1998.5.20) JIS C6835 ( 石英系シングルモード光ファイバ素線 1991) JIS C6832 ( 石英系マルチモード光ファイバ素線

More information

ic3_lo_p29-58_0109.indd

ic3_lo_p29-58_0109.indd 第 2 章 ネットワーク 2-1 接続 ここでは に接続するネットワーク およびセキュリティの基本について学習します 2-1-1 通信速度 ネットワークの通信速度は bps( ビーピーエス ) (bits per second の略 ) という単位で表します 日本語では ビット毎秒 であり 1 秒間に転送できるデータ量を表します ビットとはデータ量の単位であり 8ビットが 1 バイトに相当します バイトもデータ量の単位であり

More information

arduino プログラミング課題集 ( Ver /06/01 ) arduino と各種ボードを組み合わせ 制御するためのプログラミングを学 ぼう! 1 入出力ポートの設定と利用方法 (1) 制御( コントロール ) する とは 外部装置( ペリフェラル ) が必要とする信号をマイ

arduino プログラミング課題集 ( Ver /06/01 ) arduino と各種ボードを組み合わせ 制御するためのプログラミングを学 ぼう! 1 入出力ポートの設定と利用方法 (1) 制御( コントロール ) する とは 外部装置( ペリフェラル ) が必要とする信号をマイ arduino プログラミング課題集 ( Ver.5.0 2017/06/01 ) arduino と各種ボードを組み合わせ 制御するためのプログラミングを学 ぼう! 1 入出力ポートの設定と利用方法 (1) 制御( コントロール ) する とは 外部装置( ペリフェラル ) が必要とする信号をマイコンから伝える 外部装置の状態をマイコンで確認する 信号の授受は 入出力ポート 経由で行う (2) 入出力ポートとは?

More information

目次 まえがき 3 本技術参考資料の記述に関する留意事項 4 第 Ⅰ 編用語の説明 用語の説明 5 第 Ⅱ 編サービス概要 1 サービス概要 1.1 概要 サービス品目の種類とインタフェース UNI2 重化 Ethernet 品目のインタフェース共用 13 2

目次 まえがき 3 本技術参考資料の記述に関する留意事項 4 第 Ⅰ 編用語の説明 用語の説明 5 第 Ⅱ 編サービス概要 1 サービス概要 1.1 概要 サービス品目の種類とインタフェース UNI2 重化 Ethernet 品目のインタフェース共用 13 2 技術参考資料 禁無断転載複写 高速ディジタル伝送サービス (SONET/SDH/Ethernet インタフェース ) の 技術参考資料 < ギガデータリンク > 第 3.2 版 2016 年 12 月 西日本電信電話株式会社 本資料の内容は 機能追加等により追加 変更されることがあります なお 内容についての問い合わせは 下記宛にお願い致します 西日本電信電話株式会社アライアンス営業本部ビジネスデザイン部

More information

技術的条件集別表 専用回線ノード装置インタフェース仕様 ( 新超高速専用回線ノート 装置インタフェース仕様 (SONET 方式 )) 注 ) 本別表については NTT 西日本のみの適用です

技術的条件集別表 専用回線ノード装置インタフェース仕様 ( 新超高速専用回線ノート 装置インタフェース仕様 (SONET 方式 )) 注 ) 本別表については NTT 西日本のみの適用です 技術的条件集別表 11.12 専用回線ノード装置インタフェース仕様 ( 新超高速専用回線ノート 装置インタフェース仕様 (SONET 方式 )) 注 ) 本別表については NTT 西日本のみの適用です 本インタフェースの記述に関する留意事項 Ⅰ. 参考とした規格一覧 本インタフェースは以下の勧告又は規格を参照している G-253-COE issue3 / September 2000 Synchronous

More information

<4D F736F F F696E74202D2091E FCD91BD8F6489BB82C691BD8F E835A83582E >

<4D F736F F F696E74202D2091E FCD91BD8F6489BB82C691BD8F E835A83582E > 多重伝送と多重アクセス コミュニケーション工学 A 第 4 章 多重伝送と多重アクセス 多重伝送周波数分割多重 (FDM) 時分割多重 (DM) 符号分割多重 (CDM) 多重アクセス 多重伝送 地点から他の地点へ複数チャネルの信号を伝送するときに, チャネル毎に異なる通信路を用いることは不経済である. そこでつの通信路を用いて複数チャネルの信号を伝送するのが多重伝送である. 多重伝送の概念図 チャネル

More information

<参考>

<参考> B-ISDN User-Network Interface - Physical Layer Specification for 25600kbit/s 1.1 2002 3 1 THE TELECOMMUNICATION TECHNOLOGY COMMITTEE ... 3... 4 1.1... 4 1.2... 4 kbit/s... 4 2.1... 4 2.1.1... 4 2.1.2...

More information

技術的条件集 第 1 章通則 ( 用語の定義 ) 第 1 条この技術的条件集においては 次表の左欄の用語はそれぞれの右欄の意味で使用します 用語意味 ( 略 ) ( 略 ) (73) グループセキュリティ特定中継事業者の契約約款に定めるグループセキュリサービス接続機能ティ機能に接続する機能 ( 略

技術的条件集 第 1 章通則 ( 用語の定義 ) 第 1 条この技術的条件集においては 次表の左欄の用語はそれぞれの右欄の意味で使用します 用語意味 ( 略 ) ( 略 ) (73) グループセキュリティ特定中継事業者の契約約款に定めるグループセキュリサービス接続機能ティ機能に接続する機能 ( 略 技術的条件集 第 1 章通則 ( 用語の定義 ) 第 1 条この技術的条件集においては 次表の左欄の用語はそれぞれの右欄の意味で使用します 用語意味 (73) グループセキュリティ特定中継事業者の契約約款に定めるグループセキュリサービス接続機能ティ機能に接続する機能 技術的条件集 第 1 章通則 ( 用語の定義 ) 第 1 条この技術的条件集においては 次表の左欄の用語はそれぞれの右欄の意味で使用します

More information

-2 外からみたプロセッサ GND VCC CLK A0 A1 A2 A3 A4 A A6 A7 A8 A9 A10 A11 A12 A13 A14 A1 A16 A17 A18 A19 D0 D1 D2 D3 D4 D D6 D7 D8 D9 D10 D11 D12 D13 D14 D1 MEMR

-2 外からみたプロセッサ GND VCC CLK A0 A1 A2 A3 A4 A A6 A7 A8 A9 A10 A11 A12 A13 A14 A1 A16 A17 A18 A19 D0 D1 D2 D3 D4 D D6 D7 D8 D9 D10 D11 D12 D13 D14 D1 MEMR 第 回マイクロプロセッサのしくみ マイクロプロセッサの基本的なしくみについて解説する. -1 マイクロプロセッサと周辺回路の接続 制御バス プロセッサ データ バス アドレス バス メモリ 周辺インタフェース バスの基本構成 Fig.-1 バスによる相互接続は, 現在のコンピュータシステムのハードウェアを特徴づけている. バス (Bus): 複数のユニットで共有される信号線システム内の データの通り道

More information

スライド 1

スライド 1 1 コンピュータの運用形態の移り変わり バッチ処理 TSS 処理 1 コンピュータ分散処理 インターネット処理 3 4 ネットワーク処理 2 リング型 ネットワークを構成する各種機器 バス型 スター型 3 LAN 構築に必要な基本パーツ ネットワーク OS はネットワークで接続されたコンピュータ同士の情報交換などを可能とします コンピュータを LAN に接続するためには LAN カード / ボードが必須です

More information

技術協会STD紹介

技術協会STD紹介 JCTEA STD-018-1.0 FTTH 型ケーブルテレビシステム 光ネットワークの性能 ( 2007 年 10 月策定 ) 第 1 章 一般事項 1 第 2 章 システムの構成 4 2.1 FTTH 型ケーブルテレビシステムの構成例 4 2.2 FTTH 型ケーブルテレビシステムの構成要素 5 第 3 章 伝送信号の種類 6 第 4 章 電気信号に係る性能規定 7 4.1 ヘッドエンドの入力端子における入力信号

More information

<4D F736F F F696E74202D D824F D F F AAE97B9205B8CDD8AB B83685D>

<4D F736F F F696E74202D D824F D F F AAE97B9205B8CDD8AB B83685D> JCTEA STD-022-1.00 FTTH 型ケーブルテレビシステム RFoG (2011 年 5 月改定 ) 第 1 章一般事項 1 1.1 目的 1 1.2 適用範囲 1 1.3 関連文書 1 1.4 用語 略語 2 第 2 章 RFOG システムの構成 5 2.1 基本システム構成 5 2.2 R-ONUブロック図 6 第 3 章機器性能規定のための運用条件 7 3.1 ODN の運用条件

More information

資料2-3 要求条件案.doc

資料2-3 要求条件案.doc 資料 2-3 社団法人電波産業会デジタル放送システム開発部会 高度 BS デジタル放送及び高度広帯域 CS デジタル放送の要求条件 ( 案 ) 1 システム インターオペラビリティ 衛星放送 地上放送 CATV 蓄積メディアなど様々なメディア間でできる限り互換性を有すること サービス 実時間性 高機能化 / 多様化 拡張性 アクセサビリティ システム制御 著作権保護 個人情報保護 現行のデジタルHDTVを基本とした高画質サービスを可能とすること

More information

Ethernet OAM の 効果的な利用形態について

Ethernet OAM の 効果的な利用形態について Ethernet OAM の効果的な 利用形態について JANOG27.5 Interim Meeting 2011/4/14 長谷川幹人 目次 はじめに Ethernet OAM って何? どんなケースで使えるの? まとめ Q&A Copyright (C) SII Network Systems Inc., All Rights Reserved. Page 2 はじめに 近年 Ethernet

More information

技術的条件集別表 26.2 IP 通信網 ISP 接続用ルータ接続インタフェース仕様 (IPv4 トンネル方式 -10GBASE LR インタフェース )

技術的条件集別表 26.2 IP 通信網 ISP 接続用ルータ接続インタフェース仕様 (IPv4 トンネル方式 -10GBASE LR インタフェース ) 技術的条件集別表 26.2 IP 通信網 ISP 接続用ルータ接続インタフェース仕様 (IPv4 トンネル方式 -10GBASE LR インタフェース ) [ 参照規格一覧 ] JIS C5973 (F04 形単心光ファイバコネクタ 1998.5.20) JIS C6835 ( 石英系シングルモード光ファイバ素線 1991) IETF RFC791(Internet Protocol 1981.9)

More information

市町村デジタル移動通信システム(SCPC/4値FSK方式)標準規格

市町村デジタル移動通信システム(SCPC/4値FSK方式)標準規格 市町村デジタル移動通信システム (SCPC/4 値 FSK 方式 ) DIGITAL MOBILE TELECOMMUNICATION SYSTEM FOR LOCAL GOVERNMENT (SCPC/4FSK) 標準規格 ARIB STANDARD 1.1 版 平成 27 年 12 月 3 日策 定 平成 28 年 12 月 9 日 1.1 改定 一般社団法人電波産業会 Association

More information

0 NGN における当社利用部門サービスと網機能の対応関係及び各サービスのインタフェース条件等について 平成 2 8 年 1 1 月 3 0 日東日本電信電話株式会社西日本電信電話株式会社

0 NGN における当社利用部門サービスと網機能の対応関係及び各サービスのインタフェース条件等について 平成 2 8 年 1 1 月 3 0 日東日本電信電話株式会社西日本電信電話株式会社 0 における当社利用部門サービスと網機能の対応関係及び各サービスのインタフェース条件等について 平成 2 8 年 1 1 月 3 0 日東日本電信電話株式会社西日本電信電話株式会社 の概要 は PSTN の信頼性設計に基づき 大規模ネットワークを想定したネットワークアーキテクチャを採用 1 キャリアグレードの大容量 高信頼のを使用 2 通信回線や通信の冗長化 3 特定のエリアに通信が集中した際のトラヒックコントロール

More information

通信工学

通信工学 第 4 回データ通信 データ通信システム 基本構成 データ回線 データ伝送方式 伝送方式 伝送形態 伝送速度 モデムと網制御装置 伝送制御 同期制御方式 誤り制御方式 伝送制御手順 プロトコルと階層モデル ISDN と ATM データ通信システム (P.61) コンピュータと端末装置の間 コンピュータ同士で行われる通信をデータ通信という データ通信システムの構成データ端末装置 (DTE) センタ装置

More information

国土技術政策総合研究所 研究資料

国土技術政策総合研究所 研究資料 第 7 章 検査基準 7-1 検査の目的 検査の目的は 対向車両情報表示サービス 前方停止車両 低速車両情報表示サービスおよび その組み合わせサービスに必要な機能の品質を確認することである 解説 設備の設置後 機能や性能の総合的な調整を経て 検査基準に従い各設備検査を実施する 各設備検査の合格後 各設備間を接続した完成検査で機能 性能等のサービス仕様を満たしていることを確認する検査を実施し 合否を判定する

More information

本書は 一般社団法人情報通信技術委員会が著作権を保有しています 内容の一部又は全部を一般社団法人情報通信技術委員会の許諾を得ることなく複製 転載 改変 転用及びネットワーク上での送信 配布を行うことを禁止します - 2 -

本書は 一般社団法人情報通信技術委員会が著作権を保有しています 内容の一部又は全部を一般社団法人情報通信技術委員会の許諾を得ることなく複製 転載 改変 転用及びネットワーク上での送信 配布を行うことを禁止します - 2 - WDM 用途のスペクトル グリッド : DWDM 周波数グリッド Spectral grids for WDM applications : DWDM frequency grid 第 2 版 2012 年 8 月 30 日制定 一般社団法人情報通信技術委員会 THE TELECOMMUNICATION TECHNOLOGY COMMITTEE 本書は 一般社団法人情報通信技術委員会が著作権を保有しています

More information

目 まえがき 1 第 Ⅰ 編用語の説明 用語の説明 2 第 Ⅱ 編サービスの概要 1 サービスの概要 概要 高速ディジタル回線のサービス品目とインタフェース 4 2 回線構成 伝送路インタフェースでの提供による回線構成例 ユーザ 網インタフェースでの提

目 まえがき 1 第 Ⅰ 編用語の説明 用語の説明 2 第 Ⅱ 編サービスの概要 1 サービスの概要 概要 高速ディジタル回線のサービス品目とインタフェース 4 2 回線構成 伝送路インタフェースでの提供による回線構成例 ユーザ 網インタフェースでの提 高速ディジタル伝送サービスの技術参考資料 (64kbit/s~6Mbit/s 品目版 ) 第 6.1 版 216 年 12 月 西日本電信電話株式会社 本資料の内容は 機能追加等により追加 変更されることがあります なお 内容についての問い合わせは 下記宛にお願い致します 西日本電信電話株式会社アライアンス営業本部ビジネスデザイン部 business-tech-hq@west.ntt.co.jp 目

More information

150MHz 帯デジタルデータ通信設備のキャリアセンスの技術的条件 ( 案 ) 資料 - 作 4-4

150MHz 帯デジタルデータ通信設備のキャリアセンスの技術的条件 ( 案 ) 資料 - 作 4-4 150MHz 帯デジタルデータ通信設備のキャリアセンスの技術的条件 ( 案 ) 資料 - 作 4-4 150MHz 帯デジタルデータ通信設備のキャリアセンス 1 1 キャリアセンスの技術的条件の検討 米国の海上無線技術委員会 ( 以下 RTCM:The Radio Technical Commission For Maritime Services) より 2009 年 7 月に ITU-R 勧告

More information

アナログ・接点変換器

アナログ・接点変換器 LoRa/ 通信変換器 HLR-RS485 通信仕様書 (Modbus) インターフェース 2019 年 02 月 19 日 改訂履歴 日付改訂者改訂内容 2018/09/14 野村初版 2019/02/19 山下 改訂 1 P12 説明文修正 レジスタ割付修正 P13 キャリアセンス異常エラー追加 承認確認作成 ( 3 ) 目次 1 概要... 4 2 基本仕様... 4 3 通信モードについて...

More information

スイッチ ファブリック

スイッチ ファブリック CHAPTER 4 この章では Cisco CRS-1 キャリアルーティングシステムのについて説明します この章の内容は 次のとおりです の概要 の動作 HS123 カード 4-1 の概要 の概要 は Cisco CRS-1 の中核部分です はルーティングシステム内の MSC( および関連する PLIM) と他の MSC( および関連する PLIM) を相互接続し MSC 間の通信を可能にします は

More information

2.5 トランスポート層 147

2.5 トランスポート層 147 2.5 トランスポート層 147 TCP と UDP TCP (Transmission Control Protocol) コネクション型 ギャランティード マルチキャスト ブロードキャスト不可 UDP (User Datagram Protocol) コネクションレス ベストエフォート マルチキャスト ブロードキャスト可 cf. IP (Internet Protocol) コネクションレス ベストエフォート

More information

< 参考 > 1. 国際勧告等との関連 (1) 本標準は ITU-T 勧告 1992 年版 G.712 に準拠したものである 2. 上記国際勧告等に対する追加項目等 2.1 オプション選択項目なし 2.2 ナショナルマター項目なし 2.3 その他 (1) 本標準は 上記 ITU-T 勧告に対し 下記項目についての記述を削除している (a) 入出力ポートでの相対レベルの絶対値上記 (a) につき削除した理由は

More information

資料 ISDB-T SB 信号から FM 受信機への干渉実験結果 1 実験の目的および方法 実験の目的 90~108MHz 帯のISDB-T SB 信号からFM 放送波への影響について干渉実験を行う 実験方法 FM 放送波を 89.9MHz に ISDB-T SB 信号を 90~10

資料 ISDB-T SB 信号から FM 受信機への干渉実験結果 1 実験の目的および方法 実験の目的 90~108MHz 帯のISDB-T SB 信号からFM 放送波への影響について干渉実験を行う 実験方法 FM 放送波を 89.9MHz に ISDB-T SB 信号を 90~10 資料 4-6-3-1 ISDB-T SB 信号から FM 受信機への干渉実験結果 1 実験の目的および方法 実験の目的 9~8MHz 帯のISDB-T SB 信号からFM 放送波への影響について干渉実験を行う 実験方法 FM 放送波を 89.9MHz に ISDB-T SB 信号を 9~8MHz 帯に配 置し FM 放送の所要の受信品質を満足するための干渉 DU 比を求める 評価基準 S/N=5dBを満足する受信品質を所要の受信品質とする

More information

技術的条件集別表 35 IP トランスポート仕様

技術的条件集別表 35 IP トランスポート仕様 技術的条件集別表 35 IP トランスポート仕様 参照規格一覧 [1] TTC JF-IETF-RFC4566 (03/2007): SDP: セッション記述プロトコル [2] IETF RFC2474 (12/1998): Definition of the Differentiated Services Field (DS Field) in the IPv4 and IPv6 Headers

More information

p ss_kpic1094j03.indd

p ss_kpic1094j03.indd DC~1 Mbps 光リンク用送受信フォト IC は 光ファイバ通信用トランシーバ (FOT) として プラスチック光ファイバ (POF)1 本で半 2 重通信が可能な送受信フォト ICです POFを用いた光ファイバ通信は ノイズの影響を受けない 高いセキュリティをもつ 軽量といった特長があります は送信部と受信部の光軸が同一なため 1 本のPOFで光信号の送信 受信が可能です POF 通信に最適な500

More information

スライド 1

スライド 1 RL78/G13 周辺機能紹介安全機能 ルネサスエレクトロニクス株式会社 ルネサス半導体トレーニングセンター 2013/08/02 Rev. 0.00 00000-A コンテンツ 安全機能の概要 フラッシュ メモリ CRC 演算機能 RAM パリティ エラー検出機能 データの保護機能 RAM ガード機能 SFR ガード機能 不正メモリ アクセス機能 周辺機能を使用した安全機能 周波数検出機能 A/D

More information

第2部 見出し

第2部 見出し 第 2 部一次群速度インタフェースのレイヤ 1 仕様 第 2 部一次群速度インタフェースのレイヤ 1 仕様 1. 概要 本仕様では TTC 標準 JT-I411 第 2 版 ( 以下 第 2 版 は省略します ) で定義された一次群速度インタフェース構造において ユーザ 網インタフェース規定点であるT 点に適用するレイヤ1 特性を規定したもので TTC 標準 JT-I431 ISDN 一次群速度ユーザ

More information

Microsoft Word - 02__⁄T_ŒÚ”�.doc

Microsoft Word - 02__⁄T_ŒÚ”�.doc 目 次 はじめに 目次 1. 目的 1 2. 適用範囲 1 3. 参照文書 1 4. 定義 2 5. 略語 6 6. 構成 7 7. 共通事項 8 7.1 適用範囲 8 7.2 送信ネットワーク 8 7.2.1 送信ネットワークの分類 8 7.2.2 送信ネットワークの定義 10 7.3 取り扱う主な信号の形式 12 7.3.1 放送 TS 信号形式 12 7.3.2 OFDM 信号形式 14 7.4

More information

形式 :TMS テレメータ テレメータ変換器 (300bps 専用回線用 ) 主な機能と特長 アナログ 1 点または 2 点 接点 2 点を送受信するテレメータ変換器 帯域品目 3.4kHz 300bps アプリケーション例 小規模テレメータシステム 符号品目 50bps 用テレメータ ( 形式 :

形式 :TMS テレメータ テレメータ変換器 (300bps 専用回線用 ) 主な機能と特長 アナログ 1 点または 2 点 接点 2 点を送受信するテレメータ変換器 帯域品目 3.4kHz 300bps アプリケーション例 小規模テレメータシステム 符号品目 50bps 用テレメータ ( 形式 : テレメータ テレメータ変換器 (300bps 専用回線用 ) 主な機能と特長 アナログ 1 点または 2 点 接点 2 点を送受信するテレメータ変換器 帯域品目 3.4kHz 300bps アプリケーション例 小規模テレメータシステム 符号品目 50bps 用テレメータ ( 形式 :TMA TMT/TMR) の更新用 1 入出力の種類 E1:Di2 点 +Do2 点 ( リレー ) E2:Di2 点

More information

Microsoft Word - TC4013BP_BF_J_P9_060601_.doc

Microsoft Word - TC4013BP_BF_J_P9_060601_.doc 東芝 CMOS デジタル集積回路シリコンモノリシック TC4013BP,TC4013BF TC4013BP/TC4013BF Dual D-Type Flip Flop は 2 回路の独立な D タイプ フリップフロップです DATA 入力に加えられた入力レベルはクロックパルスの立ち上がりで Q および Q 出力に伝送されます SET 入力を H RESET 入力を L にすると Q 出力は H Q

More information

Microsoft PowerPoint - pc13.ppt

Microsoft PowerPoint - pc13.ppt コンピュータのしくみ ( 第 13 回 ) 本日の内容 第 11 章 コンピュータと通信 第 12 章 ネットワーク 中田明夫 ( 情報科学研究科 ) ( コンピュータのしくみ H17 第 13 回 ) 1 ( コンピュータのしくみ H17 第 13 回 ) 2 参考文献 A.S. タネンバウム : コンピュータネットワーク 第 3 版 ピアソンエデュケーション 1999 年 通信とは 通信のモデル

More information

5GHz 作 15-4 DFS 試験時の通信負荷条件定義について 2019 年 3 月 1 日 NTT 東芝 クアルコムジャパン 1

5GHz 作 15-4 DFS 試験時の通信負荷条件定義について 2019 年 3 月 1 日 NTT 東芝 クアルコムジャパン 1 5GHz 作 15-4 DFS 試験時の通信負荷条件定義について 2019 年 3 月 1 日 NTT 東芝 クアルコムジャパン 1 経緯と提案 W53 における通信負荷率は ETSI のパルスパターンを採用する関係で 現行の 50 % から 30% に変更することが合意された ( パブコメの期間は終了 ) 第 13 回作業班で議論されたように ( 参照 :5GHz 作 13-6) 無線 LAN が検出することが可能なパルスパターンと通信負荷率の間には密接な関係がある

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 1. 通信プロトコル ( 通信規約 ) とは OSI 参照モデルの同一階層間でのデータのやり取りの仕方を規定したもの ( いわば 装置と装置がしゃべる言語の文法 ) ( 送信側 ) ( 受信側 ) 従わなければならない約束事 従わなければならない約束事 通信プロトコルで規定される項目の例 - 通信の開始はどのようにするか? - 通信中にエラーが発生した場合 どう回復するか? - 通信の終了はどのようにするか?

More information

TFTP serverの実装

TFTP serverの実装 TFTP サーバーの実装 デジタルビジョンソリューション 佐藤史明 1 1 プレゼンのテーマ組み込みソフトのファイル転送を容易に 2 3 4 5 基礎知識 TFTP とは 実践 1 実際に作ってみよう 実践 2 組み込みソフトでの実装案 最後におさらい 2 プレゼンのテーマ 組み込みソフトのファイル転送を容易に テーマ選択の理由 現在従事しているプロジェクトで お客様からファームウェアなどのファイル転送を独自方式からTFTPに変更したいと要望があった

More information

スライド 1

スライド 1 1 イーサネット OAM 技術の概要 ITU-T T Y.1731 と IEEE 802.1ag KDDI 研究所 光ネットワークアーキテクチャーグループ Ethernet OAM 関連標準 ITU-T Y.1731 OAM functions and Mechanisms for Ethernet based Networks Fault Management Diagnostics Performance

More information

Microsoft Word - N-TM307取扱説明書.doc

Microsoft Word - N-TM307取扱説明書.doc Page 1 of 12 2CHGATEANDDELAYGENERATORTYPE2 N-TM307 取扱説明書 初版発行 2015 年 10 月 05 日 最新改定 2015 年 10 月 05 日 バージョン 1.00 株式会社 テクノランドコーポレーション 190-1212 東京都西多摩郡瑞穂町殿ヶ谷 902-1 電話 :042-557-7760 FAX:042-557-7727 E-mail:info@tcnland.co.jp

More information

技術的条件集別表 26.3 IP 通信網 ISP 接続用ルータ接続インタフェース仕様 (IPv6 トンネル方式 )

技術的条件集別表 26.3 IP 通信網 ISP 接続用ルータ接続インタフェース仕様 (IPv6 トンネル方式 ) 技術的条件集別表 26.3 ISP 接続用ルータ接続インタフェース仕様 (IPv6 トンネル方式 ) [ 参照規格一覧 ] JIS C5973 (F04 形単心光ファイバコネクタ 1998.5.20) JIS C6835 ( 石英系シングルモード光ファイバ素線 1991) IETF RFC791(Internet Protocol 1981.9) IETF RFC792(Internet Control

More information

スライド 1

スライド 1 RL78/G13 周辺機能紹介 SAU シリアル アレイ ユニット ルネサスエレクトロニクス株式会社 ルネサス半導体トレーニングセンター 2013/08/02 Rev. 0.00 00000-A コンテンツ SAU の概要 UART 通信機能のプログラム サンプル紹介 2 SAU の概要 3 SAU の機能 クロック同期式調歩同期式マスタ動作のみ チャネル 0: 送信チャネル 1: 受信 4 UART

More information

Microsoft Word - r0703.doc

Microsoft Word - r0703.doc 新開発のパケット暗号処理方式により 暗号通信を高速化世界最速の業界標準 (IPsec) 対応暗号通信 (VP) 装置を開発 ( 開発 o.0703) 007 年 月 5 日三菱電機株式会社 三菱電機株式会社 ( 執行役社長 : 下村節宏 ) は パケット 暗号通信の業界標準規格 IPsecv に準拠して あらゆるサイズのパケットを 0Gbit イーサネット 3 の設計上の最大転送速度 ( ワイヤスピード

More information

色空間sYCCカラーFAX相互接続試験実施要綱

色空間sYCCカラーFAX相互接続試験実施要綱 インターネットファクシミリ ( ダイレクト SMTP) 相互接続試験実施要領 HATS 推進会議 ( 高度通信システム相互接続推進会議 ) ファクシミリ相互接続試験実施連絡会 2/11 インターネットファクシミリ ( ダイレクト SMTP) 相互接続試験実施要領 改定履歴 版改定年月日改定内容担当 1 2005.09.20 初版制定若林 1.1 2009.07.07 P.6 8 原稿を ITU-T

More information

FSC FSC-110 通信仕様書 (CC-Link 通信プロトコル )

FSC FSC-110 通信仕様書 (CC-Link 通信プロトコル ) FSC-110 通信仕様書 (CC-Link 通信プロトコル ) 目 次 1. 通信仕様 2 2. 通信配線 2 3. 通信概要 3.1 送受信概要 3 3.2 イニシャル通信 3 3.3 通常通信 4 3.4 エラー通信 4 4. リモート入出力 (RX,RY) 4.1 (RX) 5 4.2 リモート出力 (RY) 6 5. リモートレジスタ (RWr,RWw) 7 5.1 リモートレジスタ (RWr)

More information

Microsoft Word - TC4011BP_BF_BFT_J_P8_060601_.doc

Microsoft Word - TC4011BP_BF_BFT_J_P8_060601_.doc 東芝 CMOS デジタル集積回路シリコンモノリシック TC4011BP,TC4011BF,TC4011BFT TC4011BP/TC4011BF/TC4011BFT Quad 2 Input NAND Gate は 2 入力の正論理 NAND ゲートです これらのゲートの出力は すべてインバータによるバッファが付加されているため 入出力特性が改善され 負荷容量の増加による伝達時間の変動が最小限に抑えられます

More information

本書は 一般社団法人情報通信技術委員会が著作権を保有しています 内容の一部又は全部を一般社団法人情報通信技術委員会の許諾を得ることなく複製 転載 改変 転用及びネットワーク上での送信 配布を行うことを禁止します JF-IEEE802.3

本書は 一般社団法人情報通信技術委員会が著作権を保有しています 内容の一部又は全部を一般社団法人情報通信技術委員会の許諾を得ることなく複製 転載 改変 転用及びネットワーク上での送信 配布を行うことを禁止します JF-IEEE802.3 JF-IEEE802.3 Ethernet に関するインタフェース Interface for Ethernet 第 2 版 2014 年 5 月 22 日制定 一般社団法人情報通信技術委員会 THE TELECOMMUNICATION TECHNOLOGY COMMITTEE 本書は 一般社団法人情報通信技術委員会が著作権を保有しています 内容の一部又は全部を一般社団法人情報通信技術委員会の許諾を得ることなく複製

More information

まま送信する電気 OSDM-PON ( 図 2 (a)) から検討を始める. つづいて, 光信号を伝送する本来の光 OSDM-PON ( 図 2 (b)) の実現性の検討を行う. 本研究では, 検討の第 1 歩として, 次の条件でシミュレーションにより検討を行う. (1) 各ユーザ速度を 1 Gbp

まま送信する電気 OSDM-PON ( 図 2 (a)) から検討を始める. つづいて, 光信号を伝送する本来の光 OSDM-PON ( 図 2 (b)) の実現性の検討を行う. 本研究では, 検討の第 1 歩として, 次の条件でシミュレーションにより検討を行う. (1) 各ユーザ速度を 1 Gbp 09-01039 超高速サービスを経済的に提供する光アクセスネットワーク構成法に関する研究 上田裕巳 東京工科大学コンピュータサイエンス学部教授 1 まえがき 現在, 光アクセスネットワークの TDM-PON (Time Division Multiplexing Passive Optical Network) を用いて, 経済的にブロードバンドサービスの提供が行われている [1]. しかし, 更に高速のサービスを提供しようとすると,TDM-PON

More information

No89 地上デジタル放送受信機(その1・概説)

No89 地上デジタル放送受信機(その1・概説) Shu-chan の 放送ネットワーク道しるべ 東海道 ( 御油宿 ) テレビ放送 No89 < 地上デジタル放送受信機 ( その 1 概説 )> 今回から地上デジタル放送の受信機について8 回に亘り解説します 各回の受信機の内容は No44~No53 の テレビ放送電波はどんな形? にて掲載した送信電波と表裏一体の関係になります これらと照らし合わせながらお読み下さい 1 地上デジタル放送の規格

More information

共通部機器仕様構造 : 壁取付シャーシに避雷器 モデム 入出力ユニットをマウント接続方式 回線 :M4 ねじ端子接続 入出力 電源 :M3.5 ねじ端子接続 接地 :M4 ねじ端子接続シャーシ材質 : 鋼板に黒色クロメート処理ハウジング材質 : 難燃性黒色樹脂アイソレーション : 回線 - 入出力

共通部機器仕様構造 : 壁取付シャーシに避雷器 モデム 入出力ユニットをマウント接続方式 回線 :M4 ねじ端子接続 入出力 電源 :M3.5 ねじ端子接続 接地 :M4 ねじ端子接続シャーシ材質 : 鋼板に黒色クロメート処理ハウジング材質 : 難燃性黒色樹脂アイソレーション : 回線 - 入出力 DAST シリーズ SS3 : 接点 アナログ パルス入力 +190,000 円 テレメータシステム主な機能と特長 小形テレメータシステム 回線用避雷器を標準装備 ( 財 ) 電気通信端末機器審査協会の技術的条件適合認定済み 回線 入出力 電源間は電気的に絶縁 入出力ユニット モデムユニット 避雷器は取扱いが容易なプラグイン構造 自己診断機能内蔵 接点入出力ユニットはモニタランプ付 形式 :DAST-20-12-K

More information

Microsoft Word - トンネル方式(3 UNI仕様書5.1版)_ _1910.doc

Microsoft Word - トンネル方式(3 UNI仕様書5.1版)_ _1910.doc NGN IPv6 ISP 接続 < トンネル方式 > UNI 仕様書 5.1 版 2010 年 7 月 NTT 東日本 NTT 西日本 1 目 次 1 はじめに... 3 2 インタフェース規定点... 3 3 ユーザ網インタフェース仕様... 4 3.1 プロトコル... 4 3.2 物理レイヤ ( レイヤ1) 仕様... 5 3.3 データリンクレイヤ ( レイヤ 2) 仕様... 5 3.4

More information

Microsoft Word - H5-611 送信タイミング等.doc

Microsoft Word - H5-611 送信タイミング等.doc 端末設備等規則の規定に基づく移動電話端末等の送信タイミングの条件等を定める件制定平成五年十一月二十九日郵政省告示第六百十一号改正平成六年十一月二十四日郵政省告示第六百二十七号改正平成八年八月二十六日郵政省告示第四百四十号改正平成九年九月一日郵政省告示第四百五十四号改正平成九年十二月三日郵政省告示第六百十五号改正平成十年九月四日郵政省告示第四百三十五号改正平成十年十二月二十五日郵政省告示第六百十八号改正平成十二年三月三十日郵政省告示第二百十六号改正平成十二年十月四日郵政省告示第六百十九号改正平成十五年二月二十四日総務省告示第百五十号改正平成十六年一月二十六日総務省告示第九十八号改正平成十七年十月二十一日総務省告示第千二百三十八号改正平成二十四年十二月五日総務省告示第四百四十九号改正平成二十八年五月十八日総務省告示第二百十二号(施行平成二十八年五月二十一日)端末設備等規則(昭和六十年郵政省令第三十一号)第十九条

More information

CMOS リニアイメージセンサ用駆動回路 C10808 シリーズ 蓄積時間の可変機能付き 高精度駆動回路 C10808 シリーズは 電流出力タイプ CMOS リニアイメージセンサ S10111~S10114 シリーズ S10121~S10124 シリーズ (-01) 用に設計された駆動回路です セン

CMOS リニアイメージセンサ用駆動回路 C10808 シリーズ 蓄積時間の可変機能付き 高精度駆動回路 C10808 シリーズは 電流出力タイプ CMOS リニアイメージセンサ S10111~S10114 シリーズ S10121~S10124 シリーズ (-01) 用に設計された駆動回路です セン 蓄積時間の可変機能付き 高精度駆動回路 は 電流出力タイプ CMOS リニアイメージセンサ S10111~S10114 シリーズ S10121~S10124 シリーズ (-01) 用に設計された駆動回路です センサの駆動に必要な各種タイミング信号を供給し センサからのアナログビデオ信号 を低ノイズで信号処理します 2 種類の外部制御信号 ( スタート クロック ) と 2 種類の電源 (±15 )

More information

1. SMDLR2 SYSMACCCVM1 CVCQM1 PLC NestBus PLC PLC 2. PLC CPU PLC DCS PLC PLC SMDL PLC1 1 SMDL DiDo 512 AiAo 32 PLC PLC SMDLR2 K V AC L170

1. SMDLR2 SYSMACCCVM1 CVCQM1 PLC NestBus PLC PLC 2. PLC CPU PLC DCS PLC PLC SMDL PLC1 1 SMDL DiDo 512 AiAo 32 PLC PLC SMDLR2 K V AC L170 取扱説明書 MUNIT シリーズ NestBus 用 オムロン (1:N プロトコル ) 用 PLC インタフェース 形式 SMDL R2 1. はじめに 2 2. 概要 2 3. 使用機器 2 3.1. PLC インタフェース 2 3.2. 設定装置 3 3.3. 上位リンク機能 / 上位リンクユニット 3 3.4. アナログ入力ユニット 3 3.5. アナログ出力ユニット 3 3.6. 電源の投入順序

More information

CommCheckerManual_Ver.1.0_.doc

CommCheckerManual_Ver.1.0_.doc 通信チェックツール (CommChecker) 取扱説明書 (Ver.1.0) 2009 ESPEC Corp. 目次 1. 使用条件 4 2. ダウンロード & インストール 5 3. 環境設定 6 3-1.RS-485 通信 6 3-2.RS-232C 通信 7 3-3.GPIB 通信 8 4. ソフトウェアの使用方法 9 4-1. 起動 9 4-2. 通信設定 10 (1)RS485 通信 10

More information

Microsoft Word - SPARQアプリケーションノートGating_3.docx

Microsoft Word - SPARQアプリケーションノートGating_3.docx SPARQ を使用したフィクスチャの S パラメータ抽出 TECHNICAL BRIEF 伊藤渉 Feb 3, 2014 概要 SMA や K コネクタ等ではない非同軸タイプのコネクタを使用する DUT をオシロスコープで測定するにはコネクタの変換の為にフィクスチャを使用します このフィクスチャの伝送特性を差し引き DUT のみの特性を求めたい場合 フィクスチャの伝送特性を抽出することは通常では困難です

More information

コンテンツセントリックネットワーク技術を用いた ストリームデータ配信システムの設計と実装

コンテンツセントリックネットワーク技術を用いた ストリームデータ配信システムの設計と実装 コンテンツセントリックネットワークにおけるストリームデータ配信機構の実装 川崎賢弥, 阿多信吾, 村田正幸 大阪大学大学院情報科学研究科 大阪市立大学大学院工学研究科 2 発表内容 研究背景 研究目的 ストリームデータ配信機構の設計 ストリームデータのモデル化 コンテンツの名前構造 ストリームデータの要求とフロー制御 ストリームデータ配信機構の実装 動作デモンストレーション 3 コンテンツセントリックネットワーク

More information

CMOS リニアイメージセンサ用駆動回路 C CMOS リニアイメージセンサ S 等用 C は当社製 CMOSリニアイメージセンサ S 等用に開発された駆動回路です USB 2.0インターフェースを用いて C と PCを接続

CMOS リニアイメージセンサ用駆動回路 C CMOS リニアイメージセンサ S 等用 C は当社製 CMOSリニアイメージセンサ S 等用に開発された駆動回路です USB 2.0インターフェースを用いて C と PCを接続 CMOS リニアイメージセンサ用駆動回路 C13015-01 CMOS リニアイメージセンサ S11639-01 等用 C13015-01は当社製 CMOSリニアイメージセンサ S11639-01 等用に開発された駆動回路です USB 2.0インターフェースを用いて C13015-01と PCを接続することにより PCからC13015-01 を制御して センサのアナログビデオ信号を 16-bitデジタル出力に変換した数値データを

More information

ボンドグラフと熱伝導解析による EHA熱解析ツールの開発

ボンドグラフと熱伝導解析による EHA熱解析ツールの開発 計算機通信基礎 (9). インターネットの技術 01 年度 九州工業大学大学院情報工学研究院塚本和也 今日の授業の内容 前回の授業の内容について. インターネットの技術.1 経路制御. 誤り制御. フロー制御と輻輳制御 前回の授業内容について インターネット上で用いられているネットワーク技術について その特徴を解説する 経路制御 : データグラム方式 ( とバーチャルサーキット方式 ) IP と IP

More information

Microsoft Word - TC4017BP_BF_J_P10_060601_.doc

Microsoft Word - TC4017BP_BF_J_P10_060601_.doc 東芝 CMOS デジタル集積回路シリコンモノリシック TC4017BP,TC4017BF TC4017BP/TC4017BF Decade Counter/Divider は ステージの D タイプ フリップフロップより成る 進ジョンソンカウンタで 出力を 進数に変換するためのデコーダを内蔵しています CLOCK あるいは CLOCK INHIBIT 入力に印加されたカウントパルスの数により Q0~Q9

More information

e-VLANサービス 技術参考資料(第14.5版)

e-VLANサービス 技術参考資料(第14.5版) e-vlan サービス技術参考資料 第 14.5 版 平成 25 年 6 月 NTT コミュニケーションズ株式会社 本資料の内容は 機能追加等により追加 変更することがあります まえがき この技術資料は NTT コミュニケーションズ株式会社 ( 以下 当社と言います ) が提供する e-vlan サービス (Category-1) をご利用頂く為の 端末設備を設計 準備する際に参考とする技術的情報を提供するものです

More information

No43 テレビ放送電波はどんな形?(その1・概説)

No43 テレビ放送電波はどんな形?(その1・概説) Shu-chan の 放送ネットワーク道しるべ 東海道 ( 沼津宿 ) テレビ放送 No43 < テレビ放送電波はどんな形?( その 1 概説 )> 今回から 13 回に亘りテレビ放送電波の形や各種サービスに関して解説します まず 概説からはじめましょう 早速 地上デジタル放送の電波と従来のアナログ放送の電波を比較しながらみてみましょう アナログ放送電波と地上デジタル放送電波の比較いずれの放送も 1

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 資料安作 3-3 設備障害発生状況と品質向上へ向けた取り組み状況 平成 18 年 11 月 1 日 株式会社ケイ オプティコム 目次 1. 設備障害発生状況について 2 ~ 4 2. 光ファイハ ーサーヒ スの品質向上に向けた取り組み 5 ~ 11 3. 今後の課題 12 1 12/3 設備障害の概要 発生日時 : 平成 17 年 12 月 3 日 ( 土 )15 時 02 分 ~22 時 35 分

More information

<4D F736F F F696E74202D2091E6824F82518FCD E838B C68CEB82E894AD90B B2E >

<4D F736F F F696E74202D2091E6824F82518FCD E838B C68CEB82E894AD90B B2E > 目次 参考文献安達著 : 通信システム工学, 朝倉書店,7 年. ディジタル変調. ディジタル伝送系モデル 3. 符号判定誤り確率 4. 元対称通信路 安達 : コミュニケーション符号理論 安達 : コミュニケーション符号理論 変調とは?. ディジタル変調 基底帯域 ( ベースバンド ) 伝送の信号波形は零周波数付近のスペクトルを持っている. しかし, 現実の大部分の通信路は零周波数付近を殆ど伝送することができない帯域通信路とみなされる.

More information

X.25 PVC 設定

X.25 PVC 設定 X.25 PVC 設定 目次 はじめに前提条件要件使用するコンポーネント表記法背景説明仮想回線範囲の設定設定ネットワーク図設定確認トラブルシューティング関連情報 はじめに このドキュメントでは X.25 相手先固定接続 (PVC) の設定例を紹介します 前提条件 要件 このドキュメントに関しては個別の要件はありません 使用するコンポーネント このドキュメントは 特定のソフトウェアやハードウェアのバージョンに限定されるものではありません

More information

Microsoft Word - TC4538BP_BF_J_2002_040917_.doc

Microsoft Word - TC4538BP_BF_J_2002_040917_.doc 東芝 CMOS デジタル集積回路シリコンモノリシック TC438BP,TC438BF TC438BP/TC438BF Dual Precision Retriggerable/Resettable Monostable Multivibrator は リトリガ動作 リセット動作の可能な単安定マルチバイブレータでトリガは A B 2 つの入力により立ち上がり および立ち下がりのどちらでも行うこともできます

More information

Microsoft PowerPoint - chapter6_2013.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - chapter6_2013.ppt [互換モード] 6. 6 データリンク層, トランスポート層における誤り制御 6 章誤り制御 電子情報工学科 3 年前期ネットワークアーキテクチャ情報科学センター / ネットワークデザイン研究センター福田豊 誤り制御 データリンク層 トランスポート層 データリンク層 HDLC イーサネット トランスポート層 TCP アプリケーション層トランスポート層インターネット層データリンク層物理層 TCP/IP protocol

More information

Microsoft PowerPoint - chapter6_2012.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - chapter6_2012.ppt [互換モード] 章誤り制御 電子情報工学科 年前期ネットワークアーキテクチャ情報科学センター / ネットワークデザイン研究センター福田豊 Agenda 学ぶ主な内容は以下の つ 誤りを検出する方法 誤り検出後, 訂正する方法 誤り検出方法 パリティ,CRC 誤り制御 ARQ,FEC ARQ 方式の紹介とその性能評価 誤り訂正 Layer と Layer における誤り制御 1 情報. 1 はじめに (1) 伝送路における電気的な雑音等により内容が変化

More information

機械的特性とその他の特性

機械的特性とその他の特性 CHAPTER 7 この章では ONS 15305 の機械的パラメータ 信頼性指標 (MTBF) 環境条件 参照仕様について説明します 7-1 7.1 機械的パラメータ 第 7 章 7.1 機械的パラメータ ここでは ONS 15305 の機械的パラメータについて説明します 7.1.1 シャーシ この装置は 19 インチ装置キャビネットへの取り付けに適したサブラックとして提供されます シャーシの高さは

More information

SC-S21 デジタル指示調節計 特長 奥行き 63mm のコンパクトサイズ 新型オートチューニングにより 素早い応答性と収束を実現 スタートアップチューニングを搭載し オートチューニング実行時間を削減 付加仕様として 上位システムとの通信機能を選択可能 4 種類の設定値を登録可能 大きく見やすい表

SC-S21 デジタル指示調節計 特長 奥行き 63mm のコンパクトサイズ 新型オートチューニングにより 素早い応答性と収束を実現 スタートアップチューニングを搭載し オートチューニング実行時間を削減 付加仕様として 上位システムとの通信機能を選択可能 4 種類の設定値を登録可能 大きく見やすい表 SC-S21 デジタル指示調節計 特長 奥行き 63mm のコンパクトサイズ 新型オートチューニングにより 素早い応答性と収束を実現 スタートアップチューニングを搭載し オートチューニング実行時間を削減 付加仕様として 上位システムとの通信機能を選択可能 4 種類の設定値を登録可能 大きく見やすい表示 ( 大型 11セグメントLCD 表示 ) 用途 モーターバルブ ニューマチックバルブ 電磁弁との組み合わせでプロセスの自動制御

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション LDACS1 のビット誤り率特性の改善 監視通信領域 北折潤 塩見格一 2016/6/10 目次 はじめに LDACS1 概要 フェージング環境下のLDACS1 BER 特性 改善策 実験 考察 まとめ 1 はじめに Air Navigation Conference/11 十分な通信性能 ATMの効率化を考慮した通信の高度化が必要と勧告 Action Plan 17 洋上 陸域 空港面それぞれの領域に適切な通信システムを選定

More information

NCB564個別00版

NCB564個別00版 HES-M00 シリーズの新機能 脱調レス / 脱調検出 1 1. 概要 EtherCAT モーションコントロール機能内蔵 2 相マイクロステップモータドライバ HES-M00 シリーズにエンコーダ入力が追加され, 脱調検出 / 脱調レス等の機能が付加されました 2. 仕様 項目 仕様 備考 制御軸数 1 ボードで 1 軸制御 最大 枚 ( 軸制御 ) までスタック可能 電源電圧 ( モータ駆動電圧

More information

インターネット,LAN,ネットワークに関する知識

インターネット,LAN,ネットワークに関する知識 第 9 回インターネット,LAN, ネットワークに関する知識 大学のキャンパス内にはネットワークが敷設されており, 教室, 図書館, 学生ラウンジなどで利用することができる LAN(Local Area Network) とは, 大学のネットワークなどのように, 比較的狭い範囲のネットワークを指す これに対して,LAN 同士を結んで, 遠隔地とデーターを交換することを目的としたネットワークを WAN(Wide

More information

2) では, 図 2 に示すように, 端末が周囲の AP を認識し, 認識した AP との間に接続関係を確立する機能が必要である. 端末が周囲の AP を認識する方法は, パッシブスキャンとアクティブスキャンの 2 種類がある. パッシブスキャンは,AP が定期的かつ一方的にビーコンを端末へ送信する

2) では, 図 2 に示すように, 端末が周囲の AP を認識し, 認識した AP との間に接続関係を確立する機能が必要である. 端末が周囲の AP を認識する方法は, パッシブスキャンとアクティブスキャンの 2 種類がある. パッシブスキャンは,AP が定期的かつ一方的にビーコンを端末へ送信する ns-2 による無線 LAN インフラストラクチャモードのシミュレーション 樋口豊章 伊藤将志 渡邊晃 名城大学理工学部 名城大学大学院理工学研究科 1. はじめに大規模で複雑なネットワーク上で発生するトラヒックを解析するために, シミュレーションは有効な手段である. ns-2(network Simulator - 2) はオープンソースのネットワークシミュレータであり, 多くの研究機関で利用されている.

More information

3. 測定方法 測定系統図 測定風景写真

3. 測定方法 測定系統図 測定風景写真 ワンセグ切り出し方式室内実験結果 北日本放送株式会社 目的 ワンセグ切り出し方式の 固定受信への影響軽減 を検証 1. 内容 SFN 干渉による固定受信への影響について以下を測定し比較する フルセグ( 希望波 ) にフルセグ ( 再送信波 ) が重なった時の (B 階層 ) のC/N フルセグ( 希望波 ) にワンセグ切り出し ( 再送信波 ) が重なった時の (B 階層 ) のC/N 2. 被測定装置

More information

IS-QZSS サブメータ級測位補強サービス / 災害 危機管理通報サービス編 (IS-QZSS-L1S-001) の構成 Page 1 Quasi-Zenith Satellite System Services Inc. 2015

IS-QZSS サブメータ級測位補強サービス / 災害 危機管理通報サービス編 (IS-QZSS-L1S-001) の構成 Page 1 Quasi-Zenith Satellite System Services Inc. 2015 準天頂衛星システムユーザインタフェース仕様書サブメータ級測位補強サービス / 災害 危機管理通報サービス編 について < 共通 > 2015 年 07 月 16 日準天頂衛星システムサービス株式会社 Quasi-Zenith Satellite System Services Inc. 2015 IS-QZSS サブメータ級測位補強サービス / 災害 危機管理通報サービス編 (IS-QZSS-L1S-001)

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 名城大学渡邊研 B4 100430100 早川顕太 1 文献 Analysis of TCP Performance over Mobile Ad Hoc Networks 著者 Gavin Holland Nitin Vaidya 発行元 Kluwer Academic Publishers 発行 2002 年 2 研究背景 DSRプロトコルの解説 TCP-Renoのスループット解析 スループットの理論値

More information

iCLR

iCLR RF24N1D-05-TK 無線モジュール簡易評価キット 取扱説明書 第 1.02 版 2014 年 05 月 01 日 株式会社 TOUA 1/10 目次 1. はじめに... 3 1.1. 無線モジュール簡易評価キットの概要... 3 1.2. 免責事項... 3 2. 無線モジュール簡易評価キットの構成... 3 3. 評価ボードの説明... 4 4. 事前準備... 5 5. 評価キットの実機動作...

More information

CCD リニアイメージセンサ用駆動回路 C CCD リニアイメージセンサ (S11155/S ) 用 C は 当社製 CCDリニアイメージセンサ S11155/S 用に開発された駆動回路です S11155/S11156-

CCD リニアイメージセンサ用駆動回路 C CCD リニアイメージセンサ (S11155/S ) 用 C は 当社製 CCDリニアイメージセンサ S11155/S 用に開発された駆動回路です S11155/S11156- CCD リニアイメージセンサ用駆動回路 C11165-02 CCD リニアイメージセンサ (S11155/S11156-2048-02) 用 C11165-02は 当社製 CCDリニアイメージセンサ S11155/S11156-2048-02 用に開発された駆動回路です S11155/S11156-2048-02と組み合わせることにより分光器に使用できます C11165-02 は CCD 駆動回路

More information

Microsoft PowerPoint MPLS japan 2010, OTNのアプリケーション[NEC 松田].ppt

Microsoft PowerPoint MPLS japan 2010, OTNのアプリケーション[NEC 松田].ppt MPLS Japan 2010 OTN のアプリケーション 2010 年 11 月 1 日日本電気株式会社光ネットワーク事業部松田修 自己紹介 経験した仕事 SDH ADM の企画 開発 高速側インタフェースが STM-4(622Mbps) DSLAM の企画 開発 ADSL 立ち上がり期 ATMを扱う経験 DWDM 製品の企画 開発 光伝送部分より 電気処理部分 ( 多重トランスポンダなど ) を担当

More information

JT-G9931

JT-G9931 超高速ディジタル加入者線 (VDSL) Very high speed digital subscriber line 第 1 版 2005 年 11 月 24 日制定 社団法人情報通信技術委員会 THE TELECOMMUNICATION TECHNOLOGY COMMITTEE 本書は ( 社 ) 情報通信技術委員会が著作権を保有しています 内容の一部又は全部を ( 社 ) 情報通信技術委員会の許諾を得ることなく複製

More information

Singapore Contec Pte Ltd. Opening Ceremony

Singapore Contec Pte Ltd. Opening Ceremony M2M/IoT ソリューション CONPROSYS FIT プロトコル通信サンプルタスク 2018 年 03 月 06 日株式会社コンテック 1 必要機材 本サンプルを利用するに当り 最低限必要な機材を以下に示します 動作確認や信号状況を変化させるためのスイッチ センサ類は適宜ご用意下さい 品名 型式 必要数 メーカー M2Mコントローラ CPS-MC341-ADSC1-111 2 CONTEC ノートPC

More information

ネットワーク入門 データ届くためには2 練習問題

ネットワーク入門 データ届くためには2 練習問題 ネットワーク入門まとめ練習問題 問題 1 TCP/IP ネットワークにおいて, 二つの LAN セグメントを, ルータを経由して接続する ルータの各ポート及び各端末の IP アドレスを図のとおりに設定し, サブネットマスクを全ネットワーク共通で 255.255.255.128 とする ルータの各ポートのアドレス設定は正しいとした場合,IP アドレスの設定を正しく行っている端末の組合せはどれか ア A

More information

内容 1. APX-3302 の特長 APX-3312 から APX-3302 へ変更するためには 差分詳細 ハードウェア ハードウェア性能および仕様 ソフトウェア仕様および制限 Ini ファイルの設

内容 1. APX-3302 の特長 APX-3312 から APX-3302 へ変更するためには 差分詳細 ハードウェア ハードウェア性能および仕様 ソフトウェア仕様および制限 Ini ファイルの設 APX-3312 と APX-3302 の差分一覧 No. OM12021D APX-3312 と APX-3302 は どちらも同じ CameraLink 規格 Base Configuration カメラ 2ch 入力可能なボードになります 本書では APX-3312 をご利用になられているお客様が APX-3302 をご利用になられる場合の資料として 両ボードについての差異 を記述しております

More information

LOS Detection Comparison in Optical Receiver

LOS Detection Comparison in Optical Receiver Design Note: HFDN-34.0 Rev. 1; 04/08 MAX3991 を使用した 10Gbps 光レシーバでの正確なロスオブシグナル (LOS) 検出 AAILABLE MAX3991 を使用した 10Gbps 光レシーバでの正確なロスオブシグナル (LOS) 検出 1 はじめに ロスオブシグナル (LOS) のモニタは 10Gbps XFP 光モジュールでシステムのディジタル診断を行う場合に必要となります

More information

PowerPoint Presentation

PowerPoint Presentation コンピュータ科学 III 担当 : 武田敦志 http://takeda.cs.tohoku-gakuin.ac.jp/ IP ネットワーク (1) コンピュータ間の通信 to : x Data to : x y Data to : y z Data 宛先 B のパケットは z に渡す A 宛先 B のパケットは y に渡す ルーティング情報

More information

ネットワーク高速化装置「日立WANアクセラレータ」のラインアップを強化し、国内外の小規模拠点向けに「オフィスモデル」を新たに追加

ネットワーク高速化装置「日立WANアクセラレータ」のラインアップを強化し、国内外の小規模拠点向けに「オフィスモデル」を新たに追加 6 月 12 日 株式会社日立製作所 ネットワーク高速化装置 日立 WAN アクセラレータ のラインアップを強化し 国内外の小規模拠点向けに オフィスモデル を新たに追加あわせて 国内外のデータセンター向けに リモートバックアップモデル の新タイプを販売開始 日立 WAN アクセラレータオフィスモデル 株式会社日立製作所 ( 執行役社長 : 中西宏明 / 以下 日立 ) は このたび 企業の複数拠点間のデータ通信速度を大幅に向上するネットワーク高速化装置

More information

報道関係各位 2018 年 6 月 13 日 NEC マグナスコミュニケーションズ株式会社 次世代の高速通信規格 G.fast に対応した集合住宅向け VDSL 装置 VC1602G/VF500G 発売 NEC マグナスコミュニケーションズ ( 本社 : 東京都港区 代表取締役社長 : 山内俊史以下

報道関係各位 2018 年 6 月 13 日 NEC マグナスコミュニケーションズ株式会社 次世代の高速通信規格 G.fast に対応した集合住宅向け VDSL 装置 VC1602G/VF500G 発売 NEC マグナスコミュニケーションズ ( 本社 : 東京都港区 代表取締役社長 : 山内俊史以下 報道関係各位 2018 年 6 月 13 日 NEC マグナスコミュニケーションズ株式会社 次世代の高速通信 G.fast に対応した集合住宅向け VDSL 装置 VC1602G/VF500G 発売 NEC マグナスコミュニケーションズ ( 本社 : 東京都港区 代表取締役社長 : 山内俊史以下 NEC マグナス ) は 集合住宅向けインターネット接続機器として G.fast に対応した VDSL(Very

More information

ヤマハDante機器と他社AES67機器の接続ガイド

ヤマハDante機器と他社AES67機器の接続ガイド はじめに AES67 は 高性能なデジタル IP ネットワークの相互接続を実現するための標準規格です AES67 は や Ravenna Q-LAN Livewire WheatNet などの異なるネットワーク規格で構築されたシステム間で オーディオ信号を送受信する手段を提供します ヤマハも 機器のアップデートにより順次 AES67 への対応を開始し 第一弾としてデジタルミキシングコンソール CL/QL

More information