Microsoft PowerPoint - 第1回.pptx

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1 科目紹介 :UML によるソフトウェア設計 UML によるソフトウェア設計 三末和男 高橋伸 三谷純 中谷多哉子 開講日 月 2 金 1 2 授業の構成 Java プログラミング ( 三谷純 ) Java 集中講義 ( 高坂一城 : 高度 ITプログラム特別講義 II) Javaによるオブジェクト指向プログラミング ( 高橋伸 ) UMLおよび開発プロセス ( 中谷多哉子 ) TA:M2 島村祐介 1 2 話を聞きながらの事前準備 USBメモリを回すので その中に含まれるファイルを各時コピーすること 以下のものが含まれる JDK(+NetBeans) Eclipse 本体 Eclipse 日本語化キット サンプルプログラム それぞれの説明は追って行う Java の学習の位置づけ 先導的 IT ではプログラミングができることが前提 どのプログラミング言語が扱えるとよいか? C 言語 C++ Perl Ruby PHP Java? 言語の選択は難しい問題 なぜ Java か? 現在広く普及し 様々な場で使用されている サーバーサイド 組み込み 各種アプリケーション etc. 参考図書が多い 就職後に使う可能性が高い 言語として優れた点がある 比較的新しい言語 ( 今までの言語のよいところ取り ) オブジェクト指向言語 大規模な開発に適する もちろんJava 以外の言語が優位な場合も多い 3 4

2 この講義での Java 学習の位置づけ プログラミングの基礎としてのJavaの習得 今後の先導的 IT 科目の履修で困らないように Javaを習ったことのない学生 メインターゲット Java を使った開発をしてきた学生 本当に Javaの初級者の学生は Java の集中講義を履修しましょう! Java の集中講義を履修しましょう! 高度 ITプログラム特別講義 II (1 単位 ) 高坂一城講師 ( サン マイクロシステムズ ) 4 月 11 日 ( 土 )10:00~18:00 12 日 ( 日 )10:00~18:00 3B311 事前準備が必要 NetBeansのダウンロード インストール 講義資料のダウンロード 教科書 : Head First Java を持参 詳細は 開発環境について 初期の開発 テキストエディタ ( メモ帳 ) でプログラムコード作成 コマンドラインで javac でコンパイル 便利な統合開発環境 (Eclipse, NetBeans) 自動でエラーを検出 プログラムコードの色付け 定形文の入力支援 入力候補の提示 自動コンパイル この講義では Eclipse を使います ( 集中講義ではNtB NetBeans 異なるツールをマスターすることも有益 例 :WindowsとMacの両方を使えると それぞれの良いところと悪いところがわかる ) 本日の流れ Java の習熟度アンケート Java 言語の説明 開発環境 Eclipse のセットアップ Eclipse の簡単な使い方 簡単なプログラムの作成 APIの見方 アプレットを用いた画面描画プログラム作成 7 8

3 Java の歴史 アンケート実施 NetscapeNavigator2.0 Java をサポート JDK JDK Java2 (JDK 1.2) Java2 SE SDK 1.3 (Kestrel) Java2 SE SDK 1.4 (Merlin) Java2 SE SDK 5.0 (Tiger) JDK 6 (Dolphin) 現在の最新版は JDK6 Update エディションと配布形態 エディション Java SE (Java Platform, Standard dediti Edition) 標準エディション デスクトップマシン用 JavaEE(Java Platform, Enterprise Edition) 企業向けエディション (Servlet JSP EJB JNDI JTA...) JavaME(Java Platform, Micro Edition) 組み込み向けエディション 配布形態 JRE(Java Runtime Environment) Javaの実行環境のみ SDK(Software Development Kit) Java の開発環境 JRE を含む C++ 言語との違い C++ C との後方 ( 下位 ) 互換性 Java 以外の言語との互換性はない プログラマを当てにする Java プログラマを守る 低レベル機能に触れるオブジェクトを通してのみメモリアクセス 簡潔な表現明示的な型破壊を許可 マルチパラダイム ( 手続き型 オブジェクト指向 関数型 総称型 ) 演算子多重定義 限られた範囲の標準ライブラリ 家電製品 制御系等への組み込みから汎用のアプリケーション 明確な表現型安全性 オブジェクト指向 総称型 演算子の効果は不変 (GUI ネットワーク マルチスレッドを含む ) 機能豊富で容易に使用できる標準ライブラリ イントラネット等のWEBアプリケーション 携帯アプリケーション 11 From wikipedia 12

4 C++ 言語とのコーディング上の違い 基本構文はほとんど同じ int, float, double int sum; for(int i = 0; i < 10; i ++) { sum+=i; 自動的に初期化される ( 上の例では sum=0) 基本型に boolean 型が存在する int x=1; if(x) { boolean b = true; if(b) { 文字列を表わすString 型がある String message= こんにちは ; ヘッダーファイルの必要が無い マクロが無い #define PI 演算子のオーバーロードができない 開発環境としての Eclipse オープンソースの統合開発環境 (IDE) プラグインによって様々な機能を後から追加できる Java 言語以外の開発にも使用できる 広く普及し 多くの開発者に使用されている 簡単なプログラミング Eclipse のセットアップ 1~100 までを足し合わせた結果を出力しなさい 九九の表を出力しなさい 15 16

5 アプレットの作成 : 次のプログラムコードを入力 import java.applet.applet; import java.awt.*; public class AppletExample extends Applet { // このアプレットがロードされた時に呼び出される public void init() { resize(500,500); // サイズを変更する // 描画を行う時に呼び出される public void paint(graphics g) { for(int (itx = 0; x <= 500; x+= 50) { for(int y = 0; y <= 500; y+= 50) { Color c = new Color(x % 256, y % 256, (x+y)% 256); g.setcolor(c); g.filloval(x - 10, y - 10, 20, 20); 17 アプレットの作成 AppletExample を変更して独自の描画を行うようにしなさい API 仕様書の Graphics クラスの説明を見ると 様々なメソッドの説明がある 18 メソッド void drawarc(int x, int y, int w, int h, int degrees0, int degrees1) void drawline(int x0, int y0, int x1, int y1) void drawoval(int x, int y, int w, int h) void drawpolygon(int x[], int y[], int n) void drawpolyline(int x[], int y[], int n) 説明 左上隅を (x, y) 幅と高さを w, h とする四角形に内接する円の一部を描画する 描画する範囲は degrees0 と degrees1 の角度で指定する (0 度は時計の 3 時に場所に相当 ) (x0, y0) の点と (x1, y1) の点を結ぶ線分を描画する 左上隅を (x, y) 幅と高さを w, h とする四角形に内接する楕円を描画する n 個の頂点を持つ多角形を描画する 頂点の座標は配列 xと y の要素で指定する n 個の頂点を持つ折れ線を描画する 頂点の座標は配列 x と y の要素で指定する API 仕様書の参照 外部のAPI 仕様書を参照 キーワードを選択して [Shift] + F2 void drawrect(int x, int y, int w, int h) 左上隅を (x, y) 幅と高さを w, h とする四角形を描画する void drawstring(string str, int x, int y) void fillarc(int x, int y, int w, int h, int degrees0, ees int degrees1) void filloval(int x, int y, int w, int h) 文字列 strを (x, y) の位置に描画する drawarc と同じ要領で指定される弧を塗りつぶす drawovalと同じ要領で指定される楕円を塗りつぶす void fillpolygon(intl x[], int y[], int n) drawpolygon と同じ要領で指定される多角形を塗りつぶす void fillrect(int x, int y, int w, int h) drawrectと同じ要領で指定される四角形を塗りつぶす Color getcolor() 現在の描画色を取得する Font getfont() 現在のフォントを取得する void setcolor(color c) 描画色を設定する void setfont(font f) フォントを設定する 19 20