ユーザーズガイド

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1 QR コード バーコード読み取り及びイメージ生成 QRdeCODE ユーザーズ マニュアル (ver.1.5.0) - 1

2 1. 概要 動作環境 機能 各機能の内容 画面の遷移 読み取り機能 対応コード 読み取り方法 カメラから読み取り 写真アルバムから読み取り 読み取り結果 読み取り結果 ピックアップ情報 メニュー 履歴機能 MyProfile 機能 作成可能コード My Profile からコード作成 起動時表示 My Profile の設定 コード作成機能 作成可能コード コード作成方法 連絡先からコード作成 メモからコード作成 履歴機能 設定機能 読み取り設定 オートズーム サウンド バイブレータ 転送先の設定 情報 上級者向け機能 QRdeCODE を呼び出す QRdeCODE から呼び出す 改訂履歴 s - 2

3 1. 概要 QRdeCODE は QR コードとバーコードの読み取り QR コードの生成をすることができるアプリケーションです QR コードを読み取って ウェブサイトにアクセスや 連絡先の内容を QR コードにすることができます 2. 動作環境 OS: iphone OS 4.0 以降機種 : iphone 3G, iphone 3GS, iphone4, ipod touch 第 4 世代, ipad2 3. 機能本アプリは 読み取り機能 My Profile 機能 コード作成機能 設定機能の4つの機能から構成されます 画面下部にある 4 つのタブによって各機能は切り替えられます 3.1 各機能の内容 読み取り :QR コード バーコードの読み取りを行うための機能 My Profile:My Profile の QR コードの作成を行うための機能 コード作成 :QR コードの作成を行うための機能 設定 : 読み取りに関するパラメータの設定を行うための機能 - 3

4 3.2 画面の遷移各機能の画面の流れを以下に示します 読み取り機能 カメラから読み取り 写真アルバムか ら読み取り 4.4 履歴機能 - 4

5 My Profile 機能 5.2 My Profile からコード作成 5.3 起動時表示 My Profile の設定 - 5

6 コード作成機能 連絡先からコード作成 メモからコード作成 6.3 履歴機能 - 6

7 設定機能 転送先の設定 - 7

8 4. 読み取り機能 4.1 対応コード QR コードモデル 2 EAN-13,EAN-8,UPC-A,UPC-E に対応します 読み取り上限は以降に示す値を仕様値とします ラベル条件によってはそれ以上読み取ることができる場合があります QR コード対応仕様項目 iphone3g, iphone3gs, ipad2 ipod touch iphone4 モデルモデル2 バージョン 1~5 1~20 セルサイズ マージン 誤り訂正レベル 最低 1.00mm 最低 0.50mm 4 セル以上 L(7%),M(15%),Q(25%),H(30%) 連結コード 対応 参考規格 ISO/IEC 最低 0.30mm 備考 QRコードを構成する最小単位コード周辺に設けられた余白部分汚れ 破損しても復元できる割合 EAN-13 対応仕様 項目 iphone3g, ipod touch iphone3gs, iphone4,ipad2 読み取り桁数 13 桁 モジュール寸法 mm-0.66mm 倍率 左マージン右マージンチェックディジット 11モジュール以上 7モジュール以上 MOD-10 備考 EAN SYMBOL SPECIFICATION の 0.33 バーを基準とした値 - 8

9 EAN-8 項目 読み取り桁数 iphone3g, ipod touch 対応仕様 8 桁 iphone3gs, iphone4,ipad2 モジュール寸法 mm-0.66mm 倍率 左マージン 右マージン チェックディジット 7 モジュール以上 7 モジュール以上 MOD-10 備考 EAN SYMBOL SPECIFICATION の 0.33 バーを基準とした値 UPC-A 項目 読み取り桁数 iphone3g, ipod touch 対応仕様 12 桁 iphone3gs, iphone4,ipad2 モジュール寸法 mm-0.66mm 倍率 左マージン 右マージン チェックディジット 9 モジュール以上 9 モジュール以上 MOD-10 備考 UPC SYMBOL SPECIFICATION の 0.33 バーを基準とした値 UPC-E 項目 読み取り桁数 iphone3g, ipod touch 対応仕様 7 桁 iphone3gs, iphone4,ipad2 モジュール寸法 mm-0.66mm 倍率 左マージン 右マージン チェックディジット 9 モジュール以上 7 モジュール以上 MOD-10 備考 UPC SYMBOL SPECIFICATION の 0.33 バーを基準とした値 - 9

10 4.2 読み取り方法読み取り方法は 2 つあります 1 つは カメラを起動してコードにかざし読み取る方法です もう 1 つは 写真アルバムに保存してある画像から読み取る方法です カメラから読み取り読み取り画面のカメラボタンを押すと カメラが立ち上がります 視野内にコードが入ると自動的に 読み取りを開始します コードの読み取りが成功すると読み取り結果表示画面へと移動します 読み取りが失敗してもメッセージは返しません 画面左上の i ボタンを押すと読み取りのヒントが表示されます なお フォーカス機能が動作する機種は iphone 3GS, iphone4 のみとなります - 10

11 元の画面に戻る場合は キャンセルボタンを押してください なお 1 分間読み取りが成功しないとタイムアウトのメッセージを表示し 読み取りを中止します - 11

12 連結コードの読み取りを開始すると画面上に指示用の絵が表示されます ランプが点灯しているものは 読み取り済みのコードを表し 消灯しているものはまだ読み取っていないコードを表します 点灯 消灯 すべての連結コードの読み取りが完了すると読み取り成功となり 以下の場合は連結コードの読み取りは無効となり 読み取り途中のデータは放棄されます キャンセルボタンを押した場合 連結コード以外のコードの読み取りが成功した場合 読み取りタイムアウトした場合 - 12

13 4.2.2 写真アルバムから読み取りアルバムボタンを押すと 写真アルバムが立ち上がり そこから読み取りしたい画像を選択すると読み取りを開始します コードの読み取りが成功すると読み取り結果表示画面へと移動します 読み取り可能な画像は 以下の Jpeg ファイルです - 13

14 読み取りが失敗すると エラーメッセージを表示します 写真アルバムからの読み取りは 連結コードの読み取りに対応していません - 14

15 4.3 読み取り結果読み取り結果の表示は 読み取り結果表示ブロック ピックアップ情報ブロック メニューブロックの 3 つのブロックに分けて表示されます 文字列は Shift_JIS コードでエンコードされます 読み取り結果をクリップボードにコピー 読み取り結果 読み取り結果を 2 行に表示できる限り表示 行をタッチすると読み取り結果すべてを表示 ピックアップ情報抜き出すことができた URL や電話番号等を表示絵をタッチすると対応したアプリケーションが起動 メニュー他の人と共有したい場合に使用メール送信や SNS との連携が可能 読み取り結果中に ASCII コード表の (0x00-0x1F, 0x7F-0xA0, 0xE0-0xFF) の文字が含まれた場合は 読み捨てます ただし JIS X 0208 の Shift_JIS における 2 バイトの漢字キャラクタの場合を除外します \(0x5C) を読んだ場合は バックスラッシュに変換されます - 15

16 4.3.1 読み取り結果読み取り結果のブロックをタップすると 全画面表示を行います ピックアップ情報ピックアップされたアイコンをクリックすると アイコンに対応したアプリケーションを立ち上げます 電話番号を認識した場合は通話もしくは SMS 送信 メールアドレスを認識した場合はメール送信 URL を認識した場合はブラウザ表示 住所を認識した場合は Google maps で検索を行うことができます 読み取りによって連絡先登録ができるフォーマットは vcard, docomo,au,soft Bank です vcard フォーマットの仕様は RFC 2426 に準じます au の仕様は バーコードの作成 に準じます SoftBank の仕様は QR コード読み取りに関する仕様 Version 2.0 に準じます docomo は 電話帳登録機能フォーマット一覧 に準じます 識別可能情報を以下に示します 項目 vcard docomo au SoftBank 名前 電話番号 メールアドレス 住所 メモ URL 会社名 フリガナ ( 注 1) ( 注 1)au/SofBank フォーマットは NAME2: をフリガナとします - 16

17 ピックアップ情報は画面中段に表示されます 右部の矢印をクリックすることでピックアップ情報の表示切り替えを行います 矢印の状態は最終選択時の状態が自動的に保存されます アイコンのみ アイコン + データ内容 また ピックアップ情報は以下のアイコンで示されます 項目アイコン機能 電話番号 ピックアップした電話番号に通話 /SMS 送信します メールアドレス ピックアップしたメールアドレスを宛先としてメールを作成します 住所 ピックアップした住所を Google maps で検索します URL ピックアップした URL を Safari で開きます - 17

18 読み取りによってメールフォーマットを取得できるものは docomo,au,soft Bank です au の仕様は メール送信データ自動挿入機能 に準じます SoftBank の仕様は QR コード読み取りに関する仕様 Version 2.0 に準じます docomo の仕様は メール連携機能フォーマット一覧 に準じます 識別可能情報を以下に示します 項目 docomo au SoftBank 宛先 件名 本文 メールフォーマットの読み取りに成功すると ピックアップ情報にメールのアイコンが出現します アイコンをクリックして 送信を選択すると フォーマットに記述してある宛先 件名 本文が追加された状態で 新規メール画面が立ち上がります - 18

19 また フォーマットに沿っていない場合は URL メールアドレス 電話番号が以下のルールによって抽出されます 日本語ドメインの抽出には対応していません 項目 URL メールアドレス 電話番号 ルール もしくは から開始し ASCII 英数字 (0x21-0x7E) までの文字列が続く限りを URL とします ただし ;(0x3B),(0x2C) は除きます また www. から開始する場合は を文字列の先頭に補完して解釈します ASCII 英数字 (0x21-0x7E) の後の文字列にドメイン用の.(0x2E) があるものをメールアドレスとします ただし :(0x3A) ;(0x3B),(0x2C) /(0x2F) は除きます 数字 (0x30-0x39) もしくは ()- のいずれかの文字が続きかつ 8 文字以上 24 文字以下の場合電話番号とします 抽出される項目において 名前など 1 つしか登録できないものは 最初に現れたものを優先します メールアドレスなど複数登録できるものは 最初から 10 個までを抽出します メニューメニューには メール送信 サイト転送 新規連絡先登録の 3 つの機能があります 新規連絡先登録は普段は表示しません メール送信は 読み取り結果をメールの本文としてメールを作成します サイト転送は 転送先の設定で設定したサイトへ移動します 読み取り結果を投稿したい場合や 検索したい場合に用います - 19

20 [ クリップボードにコピーして移動 ] を選択した場合は クリップボードに読み取り結果をコピーした後サイトへ移動します [URL に追加して移動 ] を選択した場合 サイト転送に登録した URL に読み取り結果を追加してサイトへ移動します フォーマットに沿ったコードを読み取りした場合 新規連絡先登録の行が出現し 認識した名前や電話番号を連絡先に追加することができます - 20

21 4.4 履歴機能今までに読み取ったコードの履歴を表示し 表の行を選択すれば 今までに読み取った結果を表示することができます 最大 20 件まで履歴を保存することができます 読み取り履歴が 20 件を超えた場合は 自動的に古いものから消去します また 右上の編集ボタンをクリックすると 履歴の削除 順序入れ替えが行えます 表の左にあるボタンをクリックすると 削除ボタンが現れ 選択すると削除されます z - 21

22 表の右にあるボタンを押しながらスクロールすると 順序の入れ替えが行われます 左上の履歴全削除をクリックすると 以下のような警告画面が現れ OK をクリックすると 削除が行われます - 22

23 5. MyProfile 機能 5.1 作成可能コード QR コードモデル 2 誤り訂正レベル M のみです コードバージョンは文字列を格納できる最小のバージョンを自動で選択し 周囲のマージンは 4 セル分です ただし 作成できる最大のコードバージョンは 20 までです コードの表示サイズは 最大セルサイズ 10 画素 最小セルサイズ 2 画素とし 表示できる最大のセルサイズを自動で選択します 5.2 My Profile からコード作成 My Profile ボタンを押すと プロフィール選択画面が表示されます 全部で 3 つまで登録することができ 登録されていないセルは空欄になっています 新規に登録する場合は 空欄のセルをクリックします My Profile の編集画面が表示されます 登録方法は 2 つあります 1 つは連絡先から読み込む方法です もう 1 つは名前などの各項目を入力していく方法です - 23

24 連絡先 を押すと すべての連絡先が表示されます そこから コード化したい連絡先を選択すると 各項目に連絡先の情報が入ります - 24

25 連絡先 の下にある 編集 ボタンは 押すたびに 編集 と 選択 が切り替わります 編集 を押すと 各項目の右にボタンが現れ 情報を編集することができます ボタンを押すとその項目の内容が表示され セルを押すと 編集画面が表示されます 編集し 完了 を押すと編集内容が反映されます - 25

26 選択 を押すと ボタンが消え 各項目を押してチェックを ON/OFF することで コード化する内容を選択することができます - 26

27 情報入力後 右上の QR ボタンを押すと 作成したプロフィールを元にコードを表示します - 27

28 QR コードの連絡先フォーマットは iphone,docomo,au,softbank に対応しています コード表示画面下のボタンでコート フォーマットを切り替えます iphone フォーマットは vcard とし VCard フォーマットの仕様は RFC 2426 に準じます au の仕様は バーコードの作成 に準じます SoftBank の仕様は QR コード読み取りに関する仕様 Version 2.0 に準じます docomo は 電話帳登録機能フォーマット一覧 に準じます コード化できる情報はフォーマット毎に異なります 項目 vcard docomo au SoftBank 名前 電話番号 メールアドレス 住所 メモ URL 会社名 フリガナ ( 注 1) ( 注 1)au/SofBank フォーマットは NAME2: をフリガナとします 自分の情報を他人と交換したい場合は 連絡先に自分の情報を追加してください 文字列は Shift_JIS コードでエンコードします Shift_JIS でエンコードできない文字列は? に変換してコードを作成します また コード作成時に右上の画像保存ボタンをクリックすると コードが写真アルバムに保存されます 画面下のサーチボタンを押すことで中身を確認することができます - 28

29 MyProfile に登録すると 登録したプロフィールのタイトルが MyProfile 選択画面に表示されます 登録したプロフィール内に名前があれば 名前 名前がない場合はタイトルなしになります なお タイトルはコード化されません 登録したセルをクリックすると プロフィールからコードが作成されます また プロフィール選択画面の右上にある編集ボタンを押すと 各セルの登録情報を編集 削除できる画面が表示されます 各セルの右にある矢印を押すと編集画面が表示されます 左にあるボタンを押すと削除が行えます - 29

30 - 30 QRdeCODE Ver.1.5

31 画像を編集したい場合は MyProfile の編集画面の画像をクリックすることにより カメラから撮影した写真やあらかじめアルバムに保存した画像を MyProfile の画像として設定することが出来ます なお 画像はコード化されません - 31

32 5.3 起動時表示 My Profile の設定 MyProfile 画面のチェックボックスを選択することで 指定の MyProfile を MyProfile 表示タブの起動時表示画面とすることができます 複数の MyProfile を切り替えたい場合等 起動時に表示したくない場合は どのチェックボックスも選択しないでください また MyProfile キャンセルボタンを押した場合は 選択状態を破棄します 選択状態を破棄 - 32

33 6. コード作成機能 6.1 作成可能コード MyProfile 機能の作成可能コード (5.1 作成可能コード ) と同様です 6.2 コード作成方法コード作成方法は 2 つあります 1 つ目は連絡先を指定する方法です 2 つ目は自由な文字を入力し コード化する方法です - 33

34 6.2.1 連絡先からコード作成コード作成画面の連絡先ボタンを押すと すべての連絡先が表示されます そこから コード化したい連絡先を選択し コード化したいアイテムをチェックします その後 QR ボタンを押すと QR コードが作成されます なお チェックしたアイテムはセーブされ 次回の初期設定とします - 34

35 6.2.2 メモからコード作成コード作成画面のメモボタンを押すと 自由にテキストをタイプできる画面へ移動します そこで テキストを入力した後 QR ボタンを押せばコードが作成されます 文字列は Shift_JIS コードでエンコードされます Shift_JIS でエンコードできない文字列は? に変換してコードを作成します - 35

36 6.3 履歴機能今までに作成したコードの履歴を表示し 表の行を選択すれば 今までに作成したコードを表示することができます なお コード作成に失敗した場合には 履歴保存されません 最大 20 件まで履歴を保存することができます 作成履歴が 20 件を超えた場合は 自動的に古いものから消去します 編集ボタンを押すと 4.4 履歴機能と同様に履歴の削除 順序入れ替えが行えます - 36

37 7. 設定機能 設定機能では 読み取りで使用するためのパラメータを保存することができます 設定機能で設定したパラメータはアプリを終了しても保持されます 7.1 読み取り設定読み取り設定はオートズーム サウンド バイブレータ 3 つのパラメータのオン / オフを設定及び 読み取った結果の転送先の設定ができます - 37

38 7.1.1 オートズームオートズームをオンにすると 読み取り中に画面の中から自動的にコードを探索し 読み取りやすいようにコードを拡大します オートズームをオフにすると 読み取り画面の右下に倍率ボタンが出現し それを選択することで 画像の倍率を調節できます 最大 3 倍まで拡大できます 1 倍画像 2 倍画像 - 38

39 7.1.2 サウンド読み取り成功後に鳴動するサウンドをオン / オフ設定することができます バイブレータ読み取り成功後に鳴動するバイブレータをオン / オフ設定することができます 転送先の設定コードを読み取った後に転送するサイトを設定できます 最大 5 件まで設定できます - 39

40 転送先の設定を使用することで URL ジャンプはもちろんのこと 転送メールの宛先設定や投稿 検索等が容易になります [ 使用例 ] 例 1. 予め決めておいた宛先 [Nami.Taro@denso-wave.co.jp] へメールを送信したい場合 mailto:nami.taro@denso-wave.co.jp?subject=&body= を登録しておき [ 読み取り結果を追加して移動 ] をすれば宛先を [Nami.Taro@denso-wave.co.jp] 本文を [ 読み取り結果 ] とするメールを作成することができます 読み取り結果が の場合 メールのタイトルを読み取り結果としたい場合は以下のようにしてください mailto:nami.taro@denso-wave.co.jp?subject= 読み取り結果が の場合 - 40

41 例 2. 情報の検索や価格検索を行いたい場合 等検索したいサイトを登録しておき [ 読み取り結果を追加して移動 ] をすれば [ 設定した転送先 ]+[ 読み取り結果 ] をアドレスとして Safari が開きます 例 3. 他のアプリとの連携がしたい場合 QRdeCODE の次に動作させたいアプリが URL スキームに対応している場合には 転送先に URL スキームを登録しておけば QRdeCODE から直接アプリを起動させることができます また そのアプリが値を受け取れる仕様であれば [ 読み取り結果を追加して移動 ] を使用し 値を渡しながら移動をすることができます 値渡しに対応していなくても 8.2 QRdeCODE から呼び出すのような方法で値を間接的に渡すことが可能です - 41

42 7.2 情報現在のアプリケーションのバージョンを表示します - 42

43 8. 上級者向け機能 Ver より URL スキームに対応しました 8.1 QRdeCODE を呼び出す View-basedApplication を利用して UIButton を押して QRdeCODE を立ち上げる例を示します まず URL types の中に URL Schemes 項目を追加し アプリの URL スキーム名を設定します - 43

44 次に ViewController のヘッダーファイルに - (IBAction)launchQRdeCODE; を追加します - 44

45 ソースファイルに launchqrdecode の動作を記述します - (IBAction)launchQRdeCODE{ [[UIApplication sharedapplication] openurl: [NSURL URLWithString:@"QRdeCODE://CallQRdeCODE"]]; } QRdeCODE で読み取った結果を受け取りたい場合は QRdeCODE:// 呼び出し元の URL スキーム としてください 読み取りが成功した場合は QRdeCODE は 呼び出し元の URL スキーム :// 読み取り結果 を返します なお 呼び出し元の URL スキーム に :// が含まれる場合は 呼び出し元の URL スキーム 読み取り結果 を返します - 45

46 次に View に UIButton を設置し 作成した IBAction の動作に割り当てます これで ボタンが押されると QRdeCODE が呼び出されます - 46

47 最後に Delegate ファイルにアプリが読み取り結果を表示する処理を記述します - (BOOL)application:(UIApplication*)application handleopenurl:(nsurl*)url{ if(!url){ return NO; } NSString *urlstring = [url absolutestring]; NSString *encode_str = [urlstring stringbyreplacingpercentescapesusingencoding:nsutf8stringencoding]; NSString *result_str = [NSString stringwithformat:@"%@",encode_str]; UIAlertView *alert = [[UIAlertView alloc] initwithtitle:@"result" message:result_str delegate:self cancelbuttontitle:nil otherbuttontitles:@"ok",nil]; [alert show]; [alert release]; return YES; } - 47

48 実際にサンプルアプリを起動した例を示します サンプルアプリのボタンをタッチすると QRdeCODE が立ち上がります その際 QRdeCODE が iphone にインストールされている必要があります 読み取りが成功すれば 結果をサンプルアプリに返します ただし 呼出し元の URL スキームが不正の場合は 通常モードとして扱います 呼び出し元の URL スキームが不正の場合 呼び出し元の URL スキームが正常な場合 - 48

49 URL スキームサンプルプログラムをご使用になられる方々へ 当サンプルプログラムの著作権は ( 株 ) デンソーウェーブが有しています しかしながら 当サンプルプログラムは ( 株 ) デンソーウェーブに許諾を得ることなく使用 ( 部分使用も含む ) や改良を行うことが出来ます ただし ( 株 ) デンソーウェーブは 当サンプルプログラムの使用 ( 部分使用も含む ) や改良に伴ういかなる損害についても一切の責任を負わないものとします - 49

50 8.2 QRdeCODE から呼び出すまた QRdeCODE から他のアプリを呼び出すことができます あらかじめ転送先の設定で 他のアプリの URL スキームを記述しておけば 読み取り結果をコピーして 他のアプリを起動させることができます EVERNOTE は 米国 Evernote Corporation の登録商標です - 50

51 改訂履歴 日付 Ver. 備考 2010/4/1 1.0 新規作成 2010/4/ My Profile 機能追加履歴編集機能追加 2010/6/1 1.2 読み取り結果を追加してサイト移動機能追加 2010/8/4 1.3 ios4 対応 2010/9/ My Profile の機能拡張 URL スキーム対応 2011/7/ ピックアップ情報の説明追加転送先設定の説明追加 My Profile 機能追加 URL スキームの出力仕様変更 - 51

52 商標および登録商標など このユーザーズマニュアルの著作権は,( 株 ) デンソーウェーブにあります また,QR コード,QR Code,QRdeCODE は ( 株 ) デンソーウェーブの登録商標です 本書の内容に関しては, 将来仕様改良などにより予告無しに変更する事があります [ 無断転載禁止 ] QRdeCODE ユーザーズマニュアル 2011 年 8 月 Ver 発行 製品名 : QRdeCODE 発行作成 株式会社デンソーウェーブ自動認識事業部ソフト開発部 愛知県知多郡阿久比町大字草木字芳池 1 番地 - 52