表 2-1 代表的なバイオプラスチック原料の長所と短所 長所 短所 PLA( ポリ乳酸 ) 高い透明性高い剛性 100% 再生可能高い融点を持つ有用性の高さ 耐衝撃性の弱さ ( その際の音もうるさい ) 製造方法の選択肢が狭い軟化温度が低い ( 耐熱性が悪い ) 水分移送率が高い 安価である PHA
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- ありさ たておか
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1 欧州でのバイオプラスチック バイオポリマーへの取組 ( その 2) 先月に引き続き 2010 年 9 月 22~23 日にベルギー ブリュッセル市内で開催されたBioplastics & Biopolymers の講演について報告する 内容としては 生分解性包装容器等の利用状況を報告するものであり 主催は Informa UK Ltd 社である 2. 将来の市場発展を目指すバイオ系材料 ( プラスチック ) の利用状況 Graham Whitchurch 氏 FKuR Kunststoff 社 ( ドイツ ) 2.1 FKuR 社の概要 FKuR 社は 1992 年に調査研究所として設立され 2003 年にバイオプラスチック部門が分離独立して FKuR Kunststoff 社が創業された また 2009 年 9 月には アメリカ テキサス州の Cedar Park 市に支社を開設している 研究開発については フラウンホーファー UMSICHT 研究所 ( ドイツ オーバーハウゼン市 ) との協力関係がある 同社が扱うブランドは 以下に示す通りである -Bio-Flex : 押出成形または射出成形に対して PLA( ポリ乳酸 ) をブレンド -Biograde : 射出成型用にセルロースをブレンド -Fibrolon : 射出成型用に WPC( 木材プラスチック複合材 ) を使用 2.2 拡大するバイオプラスチックの利用可能性 (1) バイオプラスチック原料バイオプラスチック原料は 大別すると下記 2 種類に分けることができる また各バイオプラスチック原料の特性について その長所と短所を表 2-1 に示す 現存するバイオプラスチック原料は良好な性能を満たしているものの 特殊用途においては 十分な性能を満足できないものも存在することは事実である 1 生分解性プラスチック原料生分解性プラスチック原料として 再生可能資源もしくは化石系炭素資源どちらも含まれることになる 再生可能資源として PLA( ポリ乳酸 ) PHA( ポリヒドロキシアルカン酸 ) デンプン セルロースアセテートなどが挙げられる これに対して石油系材料として PBAT( 芳香性変性脂肪族ポリエステル ) PBS( ポリブチレンサクシネート ) などが挙げられる 2バイオ系原料バイオ系原料としては再生可能炭素資源のみが対象であるが 必ずしも生分解性である必要はない 再生可能資源として 上記と同じく PLA( ポリ乳酸 ) PHA( ポリヒドロキシアルカン酸 ) デンプン セルロースアセテートなどが挙げられる また生物系原料として バイオ系ポリエチレン バイオ系ポリアミド バイオ系ポリウレタンなどが挙げられる 58
2 表 2-1 代表的なバイオプラスチック原料の長所と短所 長所 短所 PLA( ポリ乳酸 ) 高い透明性高い剛性 100% 再生可能高い融点を持つ有用性の高さ 耐衝撃性の弱さ ( その際の音もうるさい ) 製造方法の選択肢が狭い軟化温度が低い ( 耐熱性が悪い ) 水分移送率が高い 安価である PHA ( ポリヒドロキシアルカン酸 ) 高い透明性高い剛性 100% 再生可能高い融点を持つ 製造方法の選択肢が狭い水分移送率が高い熱安定性に乏しい高価である 有用性の高さ PBAT PBS ( 石油系材料 ) 高い融点を持つ柔軟性有用性製造工程の安定性加工助剤の利用が可能 柔軟性と高い引張強度製造方法の選択肢が狭い高価である原油から作られる Graham Whitchurch 氏 FKuR Kunststoff 社 (2)Bio-Flex Bio-Flex とは PLA( ポリ乳酸 ) と天然繊維や再生可能資源系添加剤を組み合わせた他のバイオプラスチック原料を結合して作られた材料である Bio-Flex の等級によるが LDPE( 低密度ポリエチレン ) HDPE( 高密度ポリエチレン ) PS( ポリスチレン ) に匹敵する機械的特性を持つことがその特徴として挙げられる 他にも フィルム厚さは 8~180µm が可能で 天然資源比率は最大で 90% であることが特徴として挙げられる ここで乳酸が重合してポリ乳酸となる過程と PHA( ポリヒドロキシアルカン酸 ) の写真を合わせて図 2-1 に また各種プラスチックの機械的特性を図 2-2 に それぞれ示す 触媒 + 熱 乳酸 Di- 乳酸ポリ乳酸 (PLA) Graham Whitchurch 氏 FKuR Kunststoff 社図 2-1 乳酸が重合してポリ乳酸となる過程と PHA の写真 59
3 700 伸長度 (%) デンプンとブレンドした場合 PE-LD( 低密度ポリエチレン ) PE-HD( 高密度ポリエチレン ) PP ( ポリプロピレン ) PLA( ポリ乳酸 ) ,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 弾性率 (MPa) Graham Whitchurch 氏 FKuR Kunststoff 社 図 2-2 各プラスチックの機械的特性 (3) 冷凍品用包装冷凍品の包装に利用される材料 Bio-Flex F2110 は その柔軟性が最大の特長であるが 他にも高い伸張性 0 以下でも頑丈であること 表面の光沢も美しく仕上がることもその長所として挙げることができる (4) エアクッション ( 緩衝材 ) 柔軟性と強度に特徴を持つ Bio-Flex F1130 は 緩衝材付封筒やエアクッションフィルムなどに利用されている 従来型エアクッションやポリエチレン製緩衝用梱包材と比べて 圧縮強度はほぼ同等である また標準の設備で製造可能であることもその長所である 冷凍品用包装とエアクッションの実例を 図 2-3 に写真で示す Graham Whitchurch 氏 FKuR Kunststoff 社図 2-3 バイオ系プラスチックの実用例 ( 冷凍品用包装 緩衝材 ) 60
4 (5) 多層バリアフィルムバイオ系材料を含むバリアフィルム用材料として使用されるものとして PLA( ポリ乳酸 ) PVOH( ポリビニルアルコール ) Bio-Flex A4100CL の多層構成物がその例として挙げられる PVOH はガス密封性と強度に PLA は耐水性にそれぞれ長所を有している PLA と PVOH は結合しないため 要求される層結合のための特殊な設計が施されている 以下にこの多層バリアフィルムの特徴を示す 良好な密封性能を持つ 再生可能資源の利用比率が高い 高い透明性を持つ EN13432( 欧州バイオプラスチック規格 ) の認証を受けている 通気性を持つフィルムである コンポスト化可能であると同時に 保存期間の延長が可能である (6) 酸素透過率各バイオポリマーの酸素透過率を図 2-4 に示す 2,500 2,400 PVOH(HWS): ポリビニルアルコール ( 高温水への溶解性 ) 酸素透過率 (cm 3 20μm/[m 2 day bar]) 2,000 1,500 1, PVOH(CWS): ポリビニルアルコール ( 低温水への溶解性 ) EVAP: 異種材料による多層フィルム APET: 非晶性ポリエチレンテレフタレート Graham Whitchurch 氏 FKuR Kunststoff 社図 2-4 バイオ系プラスチック材料の酸素透過率の例 (7) Biograde Biograde とは 射出成形用にセルロースアセテート (CA) をブレンドした材料であるが 特長として 等級にもよるが天然資源の高い比率こと セルロースは持続可能な欧州の森林から得られるものであること 生分解性材料として認証済み (EN ASTM D6400) であることなどが挙げられる 61
5 情報報告 ウィーン ヴィカット軟化温度 (8)熱的特性 次に Biograde の熱的特性を 標準のポリスチレンと比較する形で図 2-5 に示す シャルピー衝撃値 靭性 kj/mm2 出典 Bioplastics & Biopolymers 2010 講演資料 Graham Whitchurch 氏 FKuR Kunststoff 社 図 2-5 Biograde の熱的特性 (9)使い捨ての外食用容器類 Biograde は熱耐性を持つ材料として利用されているが その他の特長を以下に示す ポリスチレンに匹敵する機械的特性を持つ ヴィカット軟化温度 熱変形温度 は 117 と 高い熱耐性を持つ 従来型の射出成形機の使用が可能である ABS 樹脂用の機械類が問題なく使用できる ただし改良すると さらに良い効果が得られる場合が多い (10)筆記用具や事務用品 FKuR 社製の筆記用具が その耐久性に対して 2008 年 12 月に 2008 年バイオ材料大賞 を 受賞している 他のペン製造企業も 多様な色のボールペン製造に Bio-Flex F6510 を使用し ている (11)電子部品への利用例 電子部品への Biograde の利用例として 富士通のキーボードは Biograde C7500CL 製であ る この材料は高い熱変形温度を持つこと ポリスチレンに匹敵する機械的特性を持つことな どの特長を有し 電子部品消費財の特有の要求の大半を満たすことが可能である さらに 従 来型射出成形機の利用も可能である 以上のようなバイオ系プラスチック材料を利用した製品の例を 図 2-6 に示す 62
6 Graham Whitchurch 氏 FKuR Kunststoff 社図 2-6 バイオ系プラスチック材料の利用実例 ( 外食用容器 筆記用具 キーボード ) (12) まとめ現存するバイオプラスチック原料は 機械的および製造上の要求事項を満足できない場合が今も存在しているのが現状である したがって バイオプラスチック原料の複合が さらなる適用を拡大するための重要事項となっている FKuR 社は幅広いフィルムやシートに対して射出成形品を提供しており 多層構造品などそれぞれの用途に合わせた材料開発によって 従来型プラスチックに匹敵する性能を持つ革新的材料を提供してきた 63
7 2.3 バイオプラスチックの持続可能性 (1) 今日の FKuR 社のバイオポリマー市場 FKuR 社のバイオポリマー市場の状況を図 2-7 に示す 自動車用部品衛生用品 多層フィルム 袋類 ガス射出成形品 特注品 再生可能資源分野の急速な成長が 主要なセールスポイントとなっている 今日では寿命の短い製品で占められており 製品の生分解性が主要なセールスポイントとなっている Graham Whitchurch 氏 FKuR Kunststoff 社図 2-7 FKuR 社のバイオポリマー市場の状況 (2) バイオ原料の天然資源の比率 FKuR 社のバイオ材料 Bio-Flex と Biograde の天然資源含有比率を表 2-2 に示す 表 2-2 Bio-Flex と Biograde の天然資源含有比率 材料名 Bio-Flex F1130 Bio-Flex F2110 Bio-Flex A4100CL Bio-Flex F6510 天然資源比率 (%) >30 >35 >85 >70 材料名 Biograde C7500CL Biograde C9550 Biograde C9555 天然資源比率 (%) >60 Graham Whitchurch 氏 FKuR Kunststoff 社 (3) 将来の持続可能性 1990 年から 2010 年の世界全体のバイオプラスチック生産量の推移を図 2-8 に示す 傾向として 需要の伸びによって生産容量も合わせて増加していることが特徴である 64
8 情報報告 ウィーン 年間生産量 トン 年 再生可能系原材料 石油化学系原材料 出典 Bioplastics & Biopolymers 2010 講演資料 Graham Whitchurch 氏 FKuR Kunststoff 社 図 2-8 世界全体のバイオプラスチック生産量の推移 (4)製品への適用に関する欧州の傾向 欧州では 包装や技術的利用に対する重要性が高まっている その傾向を以下に示す バイオプラスチックの機能性が重要視されている 開発努力として 例えば密封特性を改善できるよりよい性質を持つ多層バイオプラスチッ クが注目を集めている その例として 化粧品や低温冷凍用包装が挙げられる PLA ポリ乳酸 や PLA ブレンド材料の硬質発泡透明トレイが ポリスチレン製トレイや PET 包装から置き換えられている最中である トヨタやメルセデス ベンツのような自動車企業は すでにバイオポリマー材料で構成さ れる部品を使用している トヨタ社はラウム用 小型乗用車の車種 のスペアタイヤカバーやフロアマットに ポリ 乳酸とケナフ繊維の複合材料を製造し始めている トヨタ社は 2015 年までに自動車用バイオプラスチックの利用比率を 20 にまで引き上げ る計画である 富士通は再生可能原料から作られるキーボードを導入している 再生可能原材料または持続可能原材料の方が 生分解性またはコンポスト性材料よりも バイオ系材料開発推進の主流となっているのが現状である 65
9 2.4 環境への貢献 (1) 環境への貢献 FKuR 社の目的は 持続可能なプラスチックを開発し製造することである 個別の目標としては 化石系資源の利用削減 ( 原油 天然ガスなど ) CO2 排出の削減 ( 大気汚染の削減 ) 廃棄物としての代替ルートを提供 ( 土壌や水質汚染の減少 ) などが挙げられる FKuR 社は PLA( ポリ乳酸 ) PHA( ポリヒドロキシアルカン酸 ) セルロースアセテートなどの生分解性および再生可能バイオポリマー原料に基づく 真のバイオプラスチック革命を促進していく戦略を持っている ここで 再生可能炭素資源の CO2 クローズドループを図 2-9 に示しておく Graham Whitchurch 氏 FKuR Kunststoff 社図 2-9 再生可能資源の CO2 クローズドループ概念 (2) 真の再生可能プラスチックとは? では真の再生可能プラスチックとは何か? その解答を以下に示す 1 化石燃料利用の削減に貢献する材料 PLA PHA セルロースアセテート等の再生可能資源を含むもの 2CO2 排出削減に貢献する材料 PLA PHA セルロースアセテート等の 100% 天然資源を含むもの 3 通常の利用または貯蔵条件下で 生分解しない材料 4 代替の廃棄物ルートを提供する材料生分解性 100% 有害残渣ほとんどなしでのコンポスト化可能なもの ( ただし 土壌中に微生物が存在する環境下のみ ) 5 従来型ポリマー類の廃棄物流れの中で検知可能な材料 6 認証された第三者機関によって 生分解性およびコンポスト性が保証された材料 DIN Certco や ASTM の認証 苗木マークなどが必要である! 66
10 2.5 バイオプラスチックは代替材料となり得るか? (1) 代替材料としての可能性バイオプラスチックの将来の利用拡大には 食品包装に利用される密封フィルムをベースとした複合ポリオレフィンの代替も含まれる 特にガスおよび水分の密封に関する性能を要求される技術は さらに進化される必要がある いったん有用となれば 著しい売上を持つファーストフード企業 ( ペプシ マクドナルド KFC など ) の使い捨て容器分野での大きな需要が発生することは確実である またバイオプラスチックの成功は コンポスト化可能なだけでなく 耐久性を持つバイオ系プラスチックに依存するところが大きい その例として 電子や自動車の分野におけるバイオ系かつ耐久性のある製品の需要が高まっている 耐久性バイオプラスチックは 2011 年までにバイオプラスチックの全体の 40% を占めると予測されているが 現状では 12% に過ぎない (2) 市場需要 : 現状と将来の傾向 Freedonia の予測によれば 世界全体のバイオプラスチックの需要は 2013 年には 90 万トンに達すると予測されている また European Bioplastics は 世界全体のバイオプラスチック生産量は 2011 年に 150 万トンに達し バイオ系プラスチックの生産容量は 2013 年までに 230 万トンに達するとの予測を発表している また地域別では 西ヨーロッパでの市場は 2013 年までに年間 30.8% の伸びを見せると予測されている これに対して アジア太平洋地域では 39.1% 北米地域では 27.2% 世界平均で 35.1% の伸びを見せると予測されている その中でも特に日本で強力な需要が見込まれているが これは石油系プラスチックの代替品が注目されているためである その一方で 南米 東欧のような地域では 2008 年ベースでごくわずかの需要増しか見込めない 欧州市場は現在 商業規模で生産を開始される材料が続々と登場する興味深い時期にあると言える 供給よりも需要が多い中で 現存する企業が成長するのと同時に 今後参入する企業にも参加の余地は多大にある またさらなる規制が予想される中で 現存する企業にも今後参入する企業にも 今以上の機会が与えられていると言える状況である (3) 将来の課題以下に将来の課題を示す コンポスト化可能の使い捨て製品から 耐久性部品への適用への拡大 石油系原料から再生可能原料への移行 コンポストおよびリサイクル関連インフラの開発 再生可能資源からの新しいモノマーの開発 ( 参考資料 ) Bioplastics & Biopolymers 講演資料 Graham Whitchurch 氏 FKuR Kunststoff 社 67
11 3. バイオ系包装材料の消費者への普及と製品終了についての考え方 Gaelle Janssens 氏 PRO Europe( ベルギー ) 3.1 PRO Europe(Packaging Recovery Organization Europe: 欧州包装再生機構 ) の概要 (1)PRO Europe の概要 PRO Europe は 33 の包装リサイクルシステムを包括する組織であるが 充填剤や包装材料の生産企業 輸入企業 小売業社によって設立され運営されている また政府や廃棄物処理企業から独立した組織であり 産業界による包装系廃棄物の分別収集 選別 再生 リサイクルへの融資や 製造者責任規則の履行を業務としている (2) PRO Europe の 2008~2010 年の活動内容 2010 年時点で 33 ヶ国がそれぞれの国の法令遵守計画を有しており そのうちの 26 ヶ国がグリーン ドットマークを採用している その状況を図 3-1 に示す 現在約 17 万企業が PRO Europe メンバーシステムに参加し またライセンシーも取得している また 3 億 6,000 万人以上の市民が PRO Europe メンバーシステムによって融資される分別収集システムを利用している 2008 年には PRO Europe メンバーシステムによって 包装材料の約 3,200 万トンが再生され CO2 換算 2,500 万トン以上の温室効果ガス排出が削減され さらに 300 万トン以上のプラスチック包装材料がリサイクルされた実績がある Gaelle Janssens 氏 PRO Europe 図 3-1 PRO Europe に参加する 33 ヶ国とグリーン ドットマークを採用する 26 ヶ国 68
12 3.2 バイオ包装 (Biopackaging) の定義 (1) バイオ包装の定義とは? バイオ包装とは何か? 実際には曖昧なコンセプトである バイオ包装 の最も自然な定義とは 環境に優しい 包装である これは 消費者の 33% がそのように回答している (2) バイオプラスチック (Bioplastic) では バイオプラスチック はどうか? バイオ系材料 家庭でのコンポスト化可能 産業プロセスでのコンポスト化可能 生分解性 酸素分解性などの性質を持つものが いずれもバイオプラスチックとして認識されている (3) バイオ系包装 (Biobased packaging) さらに バイオ系包装 とは何か? 消費者にとっては コンポスト化可能包装よりも バイオ系包装の方が関心が高いのが現状のようである すなわち コンポスト化が可能かどうかは 石油系材料が例えば約 80% 含まれていても コンポスト可能な材料も存在しているのである 現在では こうした要求を規制するための CEN 基準 ( 欧州標準化委員会基準 ) は存在しないが ベルギーでは図 3-2 に示すような認証マークが出回っている Gaelle Janssens 氏 PRO Europe 図 3-2 ベルギーで使われている認証マーク (4) コンポスト化可能包装 (Compostable packaging) 次に コンポスト化可能包装 はどうか? 家庭でのコンポスト化 あるいは産業プロセスでのコンポスト化が可能ということになるが 化石燃料材料から作られた包装材料でも 再生可能材料からのもの あるいはその混合材料 いずれもコンポスト化可能な包装材料は存在している こうした材料は CEN 基準を満たす必要がある ただしこの CEN は産業プロセスによるコンポスト化のみに関する基準である ベルギーでは CE の代わりとして コンポスト化可能材料に対して以下の基準を設定している - 家庭でコンポスト可能な材料も対象とする - 廃棄物になることを避けるため 包装材料に対して 生分解性 の記載を禁止する (5) 生分解性 (Biodegradable) では 生分解性 についてはどうか? 生分解性 という単語はしばしば誤解され 廃棄物問題の原因にもなっているものである 消費者の 21% が もし自分が生分解性包装材料を自然の中に廃棄すれば その材料は人の手を借りることなく消えてなくなるだろう と考えている ロゴの意味についての混乱も生じている 消費者の 73% が ベルギーのロゴ Ok Compost ( 図 3-3 参照 ) が 自宅の庭へのコンポスト化が可能な包装材料であると考えている これでは誤った周知のリスクが存在していることになる 69
13 Gaelle Janssens 氏 PRO Europe 図 3-3 ベルギーで使われている 2 種類の コンポスト化可能 マーク (6) その他のバイオプラスチック他のタイプの バイオプラスチック として 分解性または酸素分解性のものがあり 以下の特徴を持っている - 添加剤を含む 化石燃料系 ( ポリエチレン ) プラスチック - 紫外線や酸素の影響によって分解されるもの -CEN 基準を満たすものではない産業界が主張するこれらの材料の長所として - 廃棄物の削減 ( ただし誤った議論がなされていることも多い ) - 埋立廃棄物量の削減 ( ただし廃棄物が紫外線や酸素と接触する機会は非常に少ないのが事実である ) 企業が行う環境保護アピールには 注意しなくてはならないのが現実である (7) バイオ包装の定義まとめ最後にバイオ包装の定義について 4 種類を総括する 1バイオ系 (Biobased) -すべてがコンポスト可能な訳ではない - 化石系資源を何 % か含むこともある - 基準は特に存在せず 製品終了との関連もない 2 家庭でのコンポスト化可能 (Home compostable) - 化石系資源または再生可能資源いずれからも作られる - 欧州では共通の習慣がない -CEN 基準は存在しない ( 認証制度はある ) - 現存するロゴに混乱が見られる ( 図 3-3 がその例 ) 3 産業プロセスでのコンポスト化可能 (Industrial compostable) - 化石系資源または再生可能資源いずれからも作られる -CEN 基準や認証制度は存在しない - 製品終了処理として エネルギー回収の方が コンポスト化よりも環境に優しい - 包装材料の有機物回収やコンポスト化施設の整備は 非常に少ない -コンポスト化については いくつかの用例( 農業用フィルム 外食用包装など ) に関心が持たれている 現存するインフラに最適な選択肢がなければ 消費者に普及することはないだろう 4 酸素分解性 (Oxodegradable) - 添加剤を含むポリエチレンから作られる - 紫外線や光によって分解される ( 生分解性ではない ) - 廃棄物発生となってしまう 70
14 - 海洋生態系や人体へ危害を及ぼすリスクがある - 埋立地では分解されない - 企業による環境保護宣伝に注意が必要である 3.3 バイオプラスチックの産業上の製品終了 (1) バイオプラスチックの産業上の製品終了の定義とは? バイオプラスチックの産業上の製品終了の考え方として 図 3-4 に示す 3 つのシナリオが考えられる シナリオ 1 包装材料の分別収集 シナリオ 2 残余廃棄物 シナリオ 3 有機系廃棄物 軽量包装材料選別施設 コンポスト化の可否による選別 焼却 埋立 焼却 コンポスト化の可否による選別 埋立 嫌気性消化コンポスト 材料リサイクル 嫌気性消化コンポスト Gaelle Janssens 氏 PRO Europe 図 3-4 バイオプラスチックの産業上の製品終了の概念 (2) バイオプラスチック廃棄物の取扱 ( 各シナリオ別 ) バイオプラスチックが図 3-4 のシナリオ 1 に示すように 軽量包装物として選択的に回収される場合 その取扱の特徴を以下に示す 1リサイクルされるバイオプラスチックは - 持続可能なリサイクル施設と リサイクル製品の販売流通が必要である - 十分な量と質が必要とされる -PLA( ポリ乳酸 ) に対する手選別はできない -ブレンド品に対する材料検知はできない - 現存するリサイクル工程での汚染リスクは非常に高い 2 嫌気性消化あるいはコンポスト化は -コンポストは エネルギー回収を伴う嫌気性消化や焼却と比べて 安定性に乏しい - 産業用の嫌気性消化やコンポスト化の新しい施設が必要である - 軽量包装材料選別施設は 非常に高価である 3 焼却 -エネルギー回収を伴う焼却は コンポスト化よりも安定的である 4 埋立 -できれば採用したくない選択肢である 71
15 次に図 3-4 のシナリオ 2 に示すように バイオプラスチックが残余廃棄物として回収される場合 その取扱の特徴を以下に示す 1 焼却 -エネルギー回収を伴う焼却は コンポスト化よりも安定的である 2 埋立 -できれば採用したくない選択肢である 3 残余廃棄物の選別の場合 - 分別収集の項目を参照 さらに図 3-4 のシナリオ 3 に示すように バイオプラスチックが有機系廃棄物として回収される場合 その取扱の特徴を以下に示す -コンポストは エネルギー回収を伴う焼却と比べて 安定性に乏しい - 現存する嫌気性消化施設の数は非常に少ない - 欧州では包装材料収集システムがほとんど存在していない - 分別が不十分であることにより コンポストの質 ( 市場での価値 ) に問題が発生する - 処理インフラの採用が必要である ( 当然 そのためのコストが必要である ) 3.4 まとめ産業利用されるコンポスト化可能包装材料に対して論理的かつ経済的視点で見た場合 環境に対するバイオプラスチックの製品終了として推奨される形は 焼却となるのが現状である リサイクルやガス化施設の開発が その状況をさらに改善するであろう 家庭でのコンポスト化可能包装材料に対しては その製品終了処理は原則として意識の高い消費者には受け入れてもらえるが 欧州の生活習慣ではないことは留意すべきである また 認証ロゴの誤解があることも忘れてはならない バイオ系包装は 消費者への普及を進めて問題ないと考えている したがって 認証ロゴも積極的に利用されるべきである ( 参考資料 ) Bioplastics & Biopolymers 講演資料 Gaelle Janssens 氏 PRO Europe 72
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参考資料2 プラスチック製品の生産・廃棄・再資源化・処理処分の状況 2016年
216 Reduce Reuse Recycle 21712 216年 プラスチックのマテリアルフロー図 プラスチック製品 廃棄物 再資源化フロー図 樹脂製造 製品加工 市場投入段階 排 出 段 階 処 理 処 分 段 階 一 般 系 廃 棄 物 再生利用 68万t 樹脂生産量 1,75万t 高炉 コークス炉原料 ガス化 油化 2 98万t 国内樹脂投入量 使用 9万t 使用済製品 排出量 固形燃料
東洋インキグループの環境データ(2011〜2017年)
No. 1 環境データ 2011 2020 年 環境負荷のマスバランス 1 INPUT 原料 副資材 エネルギー 用水 溶剤 t 46,920 46,863 47,418 47,628 38,715 40,305 42,404 樹脂 t 57,205 53,136 50,518 47,177 45,859 43,231 41,217 顔料 t 25,841 31,645 30,036 29,560
POCO 社の EDM グラファイト電極材料は 長年の技術と実績があり成形性や被加工性が良好で その構造ならびに物性の制御が比較的に容易であることから 今後ますます需要が伸びる材料です POCO 社では あらゆる工業製品に対応するため 各種の電極材料を多数用意しました EDM-1 EDM-3 EDM
POCO 社の EDM グラファイト電極材料は 長年の技術と実績があり成形性や被加工性が良好で その構造ならびに物性の制御が比較的に容易であることから 今後ますます需要が伸びる材料です POCO 社では あらゆる工業製品に対応するため 各種の電極材料を多数用意しました EDM-1 EDM-200 EDM-200 EDM-200 INDEX EDM グラファイトの分類 電極材料選択の主要ファクタ P2
<4D F736F F D DC58F4994C5816A8C9A8DDE E9197BF88EA8EAE2E646F6378>
資料 7 断熱材の目標年度 区分及び目標年度 区分及び目標基準値について目標基準値について ( 案 ) 1. 目標年度について断熱材は 様々な部品から構成され技術改善要素が多数想定されるエネルギー消費機器と比較すると 性能向上手法については材質の改善 製造設備の改良等に限られている状況にある また 最も断熱性能が優れている建築材料の熱伝導率は 過去 5 年間改善がない状況にある 各メーカーが品質改良等建築材料の断熱性能の向上を行うためには
ノバテック LL 幅広い用途に対応出来る気相法リニア低密度ポリエチレン LL-2 ノバテック C6 LL /10/11 気相法で生産されたヘキセン系リニア低密度ポリエチレン 2012/10/11 射出成形 押出成形回転成形フィルム 項目単位測定規格 MFR g/10min JIS K69
ノバテック LL 幅広い用途に対応出来る 2012/10/11 気相法リニア低密度ポリエチレン 項目単位測定規格 UF420 UF421 UF621 UF524 UF622 UF230 UF320 UF332 UA421 UF240 UF442 UF641 UF943 フィルム LL-1 MFR g/10min JIS K6922-2 0.9 0.9 0.9 0.9 0.9 1.0 0.9 1.0
DURACON POM グレードシリーズ ポリアセタール (POM) TR-20 CF2001/CD3501 ミネラル強化 ポリプラスチックス株式会社
DURACON POM グレードシリーズ ポリアセタール (POM) TR-20 CF2001/CD3501 ミネラル強化 ポリプラスチックス株式会社 TR-20 の一般的性質 カラー ISO(JIS) 材質表示 表 1-1 一般物性 (ISO) 項目単位試験方法 ISO11469 (JIS K6999) ミネラル強化 TR-20 高剛性 低そり CF2001/CD3501 >POM-TD15< 密度
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デンドリマー構造を持つアクリルオリゴマー 大阪有機化学工業 ( 株 ) 猿渡欣幸 < はじめに > アクリル材料の開発は 1970 年ごろから UV 硬化システムの確立とともに急速に加速した 現在 UV 硬化システムは電子材料において欠かせないものとなっており その用途はコーティング 接着 封止 パターニングなど多岐にわたっている アクリル材料による UV 硬化システムは下記に示す長所と短所がある
No.2 目 次 角カップ No.3 No.7 丸カップ No.8 No.13 イチゴケース連結ポット No.14 No.17 フルーツケース No.18 No.22 商品 No.23 No.24 A-PET 原反規格表 No.25 ミネロン化成工業株式会社 MINERON KASEI CO.,LT
M I NERON 総合カタログ ミネロン化成工業株式会社 MINERON KASEI CO.,LTD. No.2 目 次 角カップ No.3 No.7 丸カップ No.8 No.13 イチゴケース連結ポット No.14 No.17 フルーツケース No.18 No.22 商品 No.23 No.24 A-PET 原反規格表 No.25 ミネロン化成工業株式会社 MINERON KASEI CO.,LTD.
資料1:地球温暖化対策基本法案(環境大臣案の概要)
地球温暖化対策基本法案 ( 環境大臣案の概要 ) 平成 22 年 2 月 環境省において検討途上の案の概要であり 各方面の意見を受け 今後 変更があり得る 1 目的この法律は 気候系に対して危険な人為的干渉を及ぼすこととならない水準において大気中の温室効果ガスの濃度を安定化させ地球温暖化を防止すること及び地球温暖化に適応することが人類共通の課題であり すべての主要国が参加する公平なかつ実効性が確保された地球温暖化の防止のための国際的な枠組みの下に地球温暖化の防止に取り組むことが重要であることにかんがみ
事例8_ホール素子
省エネルギーその 7- ホール素子 ホール IC 1. 調査の目的エアコンの室内機と室外機には空調を行うための FAN 用のモータが搭載されている モータには DC ブラシレスモータと AC モータ ( 誘導モータ ) とがある DC ブラシレスモータを搭載したエアコンはインバータエアコンと呼ばれ 電力の周波数を変えてモータの回転数を制御できることから 非インバータエアコン (AC モータを搭載 )
Microsoft Word - バイオマスプラ・ポジティブリスト作成基準(正)
バイオマスプラスチック ポジティブリスト (PL) 記載基準 2006 年 6 月 ( 制定 ) 2013 年 2 月 ( 改訂 ) 2018 年 11 月 ( 改訂 ) 日本バイオプラスチック協会 1 1. 作表方針バイオマスプラに使用する材料の区分は下記の通りとし, バイオマス由来合成高分子化合物 ( 分類 A), 中間製品 ( 分類 C), バイオマス由来熱硬化性樹脂原料 ( 分類 E) 及び
1910 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010 化成事業 斬新な発想で ケミカルの新分野を開拓 化成事業は 1957年の有機過酸化物事業創業 以来 着実に事業領域を拡大し 現在では 有機 過酸化物製品 機能性ポリマー製品 石油化学製 品を柱として 多彩な事業を展開しています 有機過酸化物製品事業では 積極的な製品開発と 新規用途開拓に努め 世界有数の総合有機過酸化
はじめに 産業廃棄物をもっと減らしたい 産業廃棄物の処理費用を削減したい 省資源やゼロエミッションにより会社のCSR 企業の社会的責任 を向上させたい 事業活動によって出てくる廃棄物について 各企業や事業所はさまざまな課題を持っています そして 既にそのような課題に取り組み 廃棄物削減に大きな成果を上げ さらにコスト削減や作業 工程の合理化など経営マネジメントの向上まで実現している企業もあります 廃棄物を削減するためには
PowerPoint プレゼンテーション
プラスチック資源循環戦略 日本プラスチック工業連盟 2019 年 5 月 22 日 1 目次 1. はじめに 2. プラスチック資源循環戦略の基本的考え方 3. 日本のプラスチック資源循環の背景 4. プラスチック資源循環戦略 1) プラスチック資源循環の現状 2) 材料リサイクル戦略 3) ケミカルリサイクル戦略 4) バイオプラスチック戦略 5) 海洋プラスチック問題への取組 5. まとめ 2
n_csr_H1_H4_fix.ai
http://www.nichigo.co.jp CSR REPORT 2014 TOP MESSAGE 日本合成化学の製品紹介 感熱記録紙のトップコート 農薬包装 シードテープ 液晶テレビの部材 太陽光パネルの部材 酢酸ビニルモノマー 電子機器 プリント基板の部材 肉類等のフレッシュパック マヨネーズ等のボトル ガラスに代わる プラスチック ガラスに代わる プラスチック 電磁波障害を低減
ポイント 藻類由来のバイオマス燃料による化石燃料の代替を目標として設立 機能性食品等の高付加価値製品の製造販売により事業基盤を確立 藻類由来のバイオマス燃料のコスト競争力強化に向けて 国内の藻類産業の規模拡大と技術開発に取り組む 藻バイオテクノロジーズ株式会社 所在地 茨城県つくば市千現 2-1-6
藻バイオテクノロジーズ株式会社 ( 茨城県 ) File 15 バイオ樹脂 燃料 藻類の活 により 油依存からの脱却を 指す 藻バイオテクノロジーズ株式会社 ( 以下 同社 ) は 筑波大学藻類バイオマス エネルギーシステム開発研究センターの渡邉教授が代表取締役会長を務めており 藻類の生産及び加工並びに培養方法及び加工方法の研究開発を行う企業である 同社は 燃料 化学製品 化粧品などの原料である石油を藻から抽出した油に代替することで
日本機械学会 生産システム部門研究発表講演会 2015 資料
( 社 ) 日本機械学会生産システム部門研究発表講演会 2015 製造オペレーションマネジメント入門 ~ISA-95 が製造業を変える ~ 事例による説明 2015-3-16 Ver.1 IEC/SC65E/JWG5 国内委員アズビル株式会社村手恒夫 目次 事例によるケーススタディの目的 事例 : 果汁入り飲料水製造工場 情報システム構築の流れ 1. 対象問題のドメインと階層の確認 2. 生産現場での課題の調査と整理
水素ステーション用耐水素脆性材料 「EXEO-316」
NACHI TECHNICAL REPORT Materials Vol.27B4 May/2014 マテリアル事業 水素ステーション用耐水素脆性材料 "EXEO-316" Hydrogen embrittlement resistance alloy for hydrogen station キーワード 水素ステーション 燃料電池車 水素脆性 電気自動車 水素 真空溶解 VIM 溶解炉 ESR 溶解炉
看板枠カタログ1509_P01_P16
010-3-86410 010-3-16900 www.shinseisha.com 00mm LKT EKT NEW 18.mm 0mm 4mm 0mm =1.0mm 3.7mm 33.7mm =1.mm 3.7mm LKT EKT 3 41.mm 41.mm 0mm 600mm E-1 6.mm 69.mm 6.mm 69.mm 81mm 80mm860mm 1,800mm1,80mm 910mm
合成樹脂の器具又は容器包装の規格
合成樹脂製の器具又は容器包装の規格 一般財団法人日本食品分析センター 食品, 添加物等の規格基準 ( 昭和 34 年厚生省告示第 370 号 ) の第 3 の D の 2 最終改正 : 平成 28 年厚生労働省告示第 245 号 1. フェノール樹脂, メラミン樹脂又はユリア樹脂を主成分とする合成樹脂製の器具又は容器包装 フェノール標準溶液の吸光度より大きくてはならない (5 µg/ml 以下 )
<4D F736F F D208DBB939C97DE8FEE95F18CB48D EA98EE58D7393AE8C7689E6816A2E646F63>
信頼性向上のための 5 つの基本原則 基本原則 1 消費者基点の明確化 1. 取組方針 精糖工業会の加盟会社は 消費者を基点として 消費者に対して安全で信頼される砂糖製品 ( 以下 製品 ) を提供することを基本方針とします 1 消費者を基点とした経営を行い 消費者に対して安全で信頼される製品を提供することを明確にします 2フードチェーン ( 食品の一連の流れ ) の一翼を担っているという自覚を持って
レオナ物性表
LE ISO 物性値一覧 PA 非強化 標準一般 長期耐熱性 1300S 1402S 1402SH 試験法 単位 条件 DRY WET DRY WET DRY WET 密度 ISO 1183 g/cm3 1.14-1.14-1.14 - 平衡水分率 ISO 62 % - 2.5-2.5-2.5 引張降伏応力 ISO 527 MPa 23 50%RH 82 52 82 52 82 48 引張降伏歪み
変性ポリフェニレンエーテル樹脂
変性ポリフェニレンエーテル樹脂 はじめに ユピエースとは 三菱ガス化学 ( 株 ) が独自の技術で開発したポリフェニレンエーテル (PPE) と ポリスチレン (PS) を主成分とした非晶性のエンジニアリングプラスチックです 電気特性 難燃性 耐熱性 寸法安定性 成形性等のバランスが良く 更にエンジニアリングプラスチック中で最も比重が低いという特徴があります UL 規格を取得し 家電製品の機構部品や
2016 Takeei Enviro nmental and Social Report 1967 1970 1984 1990 1993 40 タケエイグループ拠点数の推移 35 再生可能エネルギー 環境エンジニアリング 環境コンサルティング 30 ランドフィル 最終処分場 マテリアルリサイクル 25 建設廃棄物処理 リサイクル 20 VISION for 2020 対象期間 15 10
バイオマス比率をめぐる現状 課題と対応の方向性 1 FIT 認定を受けたバイオマス発電設備については 毎の総売電量のうち そのにおける各区分のバイオマス燃料の投入比率 ( バイオマス比率 ) を乗じた分が FIT による売電量となっている 現状 各区分のバイオマス比率については FIT 入札の落札案
既認定案件による国民負担 の抑制に向けた対応 ( バイオマス比率の変更への対応 ) 2018 12 21 日資源エネルギー庁 バイオマス比率をめぐる現状 課題と対応の方向性 1 FIT 認定を受けたバイオマス発電設備については 毎の総売電量のうち そのにおける各区分のバイオマス燃料の投入比率 ( バイオマス比率 ) を乗じた分が FIT による売電量となっている 現状 各区分のバイオマス比率については
技術資料CA-G06プラスチック材料( 第一回改正)
技術資料プラスチック材料 CA-G06 2015 年 ( 平成 27 年 )9 月 10 日改正 一般社団法人キャビネット工業会 まえがき近年, 電気 通信用機器が多種 多様化しており, これら機器を収納する合成樹脂製ボックスの使用用途 設置場所なども多様化しています しかしながらボックスに使用しているプラスチック材料は材料固有で性能が異なり, 合成樹脂製ボックスの選定が困難となります そこで合成樹脂製ボックスで一般的に使用されている材料の物性,
UL 規格規UL(Underwriters Laboratories.lnc) は 米国の火災保険業者によって 1894 年に設立された非営利の試験機関で 火災 盗難 その他の事故から人命 財産を守ることを目的として 材料 部品 および製品の安全規格の制定 試験 承認登録 検査などの業務を行っていま
UL 規格規UL(Underwriters Laboratories.lnc) は 米国の火災保険業者によって 1894 年に設立された非営利の試験機関で 火災 盗難 その他の事故から人命 財産を守ることを目的として 材料 部品 および製品の安全規格の制定 試験 承認登録 検査などの業務を行っています 当業界に特に関係の深いものとして 次の規格があります 規格サブジェクト : プラスチック材料の燃焼試験
グループ会社化の目的 TBM では 100% 非石油由来で 且つ自然環境中で生分解し 万が一流出しても環境に無害な生分解性 LIMEX の開発を目指しています その第一歩として 100% バイオ由来であり コンポストで生分解可能な PLA 樹脂に注目しました しかし PLA 樹脂は硬くて脆い 耐熱性
Press Release 2018 年 12 月 6 日 株式会社 TBM Bioworks 株式会社 報道関係社各位 TBM 高機能なバイオプラスチックの改質剤を開発する Bioworks 株式会社をグループ会社化 100% バイオ由来の新素材 ( 改質ポリ乳酸コンパウンド )Plax の展開を発表 石灰石を主原料とし 原料に水や木材パルプを使用しない紙の代替や石油由来原料の使用量を抑えたプラスチックの代替となる新素材
食肉製品の高度化基準 一般社団法人日本食肉加工協会 平成 10 年 10 月 7 日作成 平成 26 年 6 月 19 日最終変更 1 製造過程の管理の高度化の目標事業者は 食肉製品の製造過程にコーデックスガイドラインに示された7 原則 12 手順に沿ったHACCPを適用して製造過程の管理の高度化を
食肉製品の高度化基準 一般社団法人日本食肉加工協会 平成 10 年 10 月 7 日作成 平成 26 年 6 月 19 日最終変更 1 製造過程の管理の高度化の目標事業者は 食肉製品の製造過程にコーデックスガイドラインに示された7 原則 12 手順に沿ったHACCPを適用して製造過程の管理の高度化を図ることとし このための体制及び施設 ( 建物 機械 装置をいう 以下同じ ) の整備を行うこととする
寺島木工株式会社事業概要 商号 代表者 創業 所在地 連絡先 環境管理責任者 担当者 事業内容 取扱商品 機械設備 資本金 従業員数 主要取引銀行 主な納品先 所属組合 敷地面積 建築面積 寺島木工株式会社 代表取締役社長寺島秀雄 昭和 22 年 3 月 31 日 本社 : 工場
寺島木工株式会社 平成 27(2015) 年度 エコアクション 21 環境活動レポート 対象期間 : 平成 27 年 4 月 ~ 平成 28 年 3 月発行日 : 平成 28 年 6 月 30 日 寺島木工株式会社事業概要 商号 代表者 創業 所在地 連絡先 環境管理責任者 担当者 事業内容 取扱商品 機械設備 資本金 従業員数 主要取引銀行 主な納品先 所属組合 敷地面積 建築面積 寺島木工株式会社
プロジェクト概要 ホーチミン市の卸売市場で発生する有機廃棄物を分別回収し 市場内に設置するメタン発酵システムで嫌気処理を行なう また 回収したバイオガスを利用してコジェネレーション設備で発電および熱回収を行ない市場内に供給する さらに メタン発酵後の残さから堆肥メタン発酵後の残さから堆肥 液肥を生産
JCM 実証案件組成調査 卸売市場における有機廃棄物メタン発酵及びコジェネレーション 2014 年 3 月 4 日 日立造船株式会社株式会社サティスファクトリーインターナショナル 1 プロジェクト概要 ホーチミン市の卸売市場で発生する有機廃棄物を分別回収し 市場内に設置するメタン発酵システムで嫌気処理を行なう また 回収したバイオガスを利用してコジェネレーション設備で発電および熱回収を行ない市場内に供給する
1 食に関する志向 健康志向が調査開始以来最高 特に7 歳代の上昇顕著 消費者の健康志向は46.3% で 食に対する健康意識の高まりを示す結果となった 前回調査で反転上昇した食費を節約する経済性志向は 依然厳しい雇用環境等を背景に 今回調査でも39.3% と前回調査並みの高い水準となった 年代別にみ
平成 24 年度下半期消費者動向調査 食の志向等に関する調査結果 1 食に関する志向 2 国産品かどうかを気にかけるか 3 国産食品の輸入食品に対する価格許容度 4 プライベートブランド商品に関する意識 調査要領 調査時期平成 25 年 1 月 1 日 ~1 月 11 日調査方法インターネット調査全国の 2 歳代 ~7 歳代の男女 2, 人 ( 男女各 1, 人 ) インターネット調査であるため 回答者はインターネット利用者に限られる
ポリプロピレン繊維の取り扱いについて 2016 年 10 月 7 日改訂 日本化学繊維協会
ポリプロピレン繊維の取り扱いについて 2016 年 10 月 7 日改訂 日本化学繊維協会 ポリプロピレン繊維を衣料用および寝装用製品に使用する場合の遵守事項 ポリプロピレン繊維には 繊維の品質を安定させるために 酸化防止剤 を配合しますが この 酸化防止剤 は漂白剤やドライクリーニング溶剤の繰り返し使用により 損傷される恐れがあります 酸化防止剤 が損傷した状態で 乾燥機などにより加熱が継続されると
資料3-1 温室効果ガス「見える化」の役割について
資料 3-1 温室効果ガス 見える化 の役割について (1) 本検討の目的 (2) 温室効果ガス 見える化 の意義と範囲 (3) 温室効果ガス 見える化 の目的 (4) 温室効果ガス 見える化 の構成要素の検討 (5) 温室効果ガス 見える化 取組の現状整理 (6) 温室効果ガス削減の対象と 見える化 の活用範囲 (1) 本検討の目的 温室効果ガス 見える化 推進戦略会議では 温室効果ガス排出量削減を目的とした温室効果ガス
PaintManual2008
図 2 インバイロワンの塗膜への浸透モデル 表 1 従来はく離剤との比較 従来はく離剤 塩素系はく離剤 インバイロワン 塩素系有機溶剤 アルコール系有機溶剤 溶解型 浸透 軟化変質型 強い刺激がある ほとんどない 非該当 第4類第3石油類 第2種有機溶剤 非該当 PRTR法 第1種指定化学物質 非該当 生分解性 無し 有 95 以上 BOD法28日間 特別管理産業廃棄物 廃プラスチック類 1 主成分
鉄鋼協会・材料系主要大学講義資料(22年度)rev.ppt
2 3 / 2007 1973200712,152197312,001 200820099,65010 1 140 120 100 112 106 99 97 101 100 101 103 91 98 107 102 110 111 113 113 118 122 106 97 80 60 40 20 0 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999
UL(Underwriters Laboratories lnc.) は 1894 年に米国の火災保険業者によって 設立された非営利の試験機関で 火災 盗難 その他の事故から人命 財産を守ることを目的として 材料 部品 および製品の安全規格の制定 試験 承認登録 検査などの業務を行っています 当業界
UL(Underwriters Laboratories lnc.) は 1894 年に米国の火災保険業者によって 設立された非営利の試験機関で 火災 盗難 その他の事故から人命 財産を守ることを目的として 材料 部品 および製品の安全規格の制定 試験 承認登録 検査などの業務を行っています 当業界に特に関係の深いものとして 以下の規格があります UL 規格規規格サブジェクト : プラスチック材料の燃焼試験
P179 P179 P181 P182 P183 P184 P185 P186 P187 P188 P189 P189 P191 P192 P193 P194 P195 P195 P197 P197 P209 P209 P199 P199 P201 P202 P210 P210 P203 P203
CARPET TILE NT P179 P179 P181 P182 P183 P184 P185 P186 P187 P188 P189 P189 P191 P192 P193 P194 P195 P195 P197 P197 P209 P209 P199 P199 P201 P202 P210 P210 P203 P203 P204 P205 P206 P207 P208 NT-700 NT-712
POM DURACON POM グレード別物性表 標準 高剛性 M25-44 M90-44 M M M M90FC HP25X 高粘度標準高流動 高流動 ハイサイクル 超高流動 ハイサイクル 密度 g/cm 3 ISO
POM DURACON POM グレード別物性表 標準 高剛性 M25-44 M90-44 M140-44 M270-44 M450-44 M90FC HP25X 高粘度標準高流動 高流動 ハイサイクル 超高流動 ハイサイクル 密度 g/cm 3 ISO 1183 1.41 1.41 1.41 1.41 1.41 1.41 1.41 引張強さ MPa ISO 527-1,2 59 62 62 63
J I S J A S O 廃止提案書 1. 対象規格 JASO M 304:02 ( 自動車用発泡体 ) 2. 廃止の背景と理由この規格は自動車用の断熱 防音 防振及びクッション用材料の性能 試験方法を標準化する趣旨で 1969 年に制定され 以後 4 回の改正が行われた なお 本年度の定期見直し
1. 対象規格 JASO M 304:02 ( 自動車用発泡体 ) 2. 廃止の背景と理由この規格は自動車用の断熱 防音 防振及びクッション用材料の性能 試験方法を標準化する趣旨で 1969 年に制定され 以後 4 回の改正が行われた なお 本年度の定期見直しにおいて この規格の維持要否を確認した結果 現在は各社個別の社内規定での運用 または 2004 年に制定された JIS K6400-1~-8(
O-27567
そこに そこがあるのか? 自明性 (Obviousness) における固有性 (Inherency) と 機能的クレーム (Functional Claiming) 最近の判決において 連邦巡回裁判所は 当事者系レビューにおける電気ケーブルの製造を対象とする特許について その無効を支持した この支持は 特許審判部 (Patent and Trial and Appeal Board (PTAB))
スライド 0
容器包装の環境効率 研究会第 2 期報告会 レトルトパウチの評価事例 2018 年 4 月 26 日 凸版印刷株式会社 生活 産業事業本部 凸版印刷の事業分野 情報コミュニケーション セキュア マーケティング コンテンツ 生活 産業 パッケージ エレクトロニクス 高機能 産業資材関連 建装材 ディスプレイ関連 半導体関連 印刷技術に様々な加工技術が融合 進化し 印刷テクノロジーに発展 情報コミュニケーション
平成 21 年度資源エネルギー関連概算要求について 21 年度概算要求の考え方 1. 資源 エネルギー政策の重要性の加速度的高まり 2. 歳出 歳入一体改革の推進 予算の効率化と重点化の徹底 エネルギー安全保障の強化 資源の安定供給確保 低炭素社会の実現 Cool Earth -1-
平成 21 年度資源エネルギー関連概算要求について 21 年度概算要求の考え方 1. 資源 エネルギー政策の重要性の加速度的高まり 2. 歳出 歳入一体改革の推進 2006 3. 予算の効率化と重点化の徹底 エネルギー安全保障の強化 資源の安定供給確保 低炭素社会の実現 Cool Earth -1- エネルギー対策特別会計 ( 経済産業省分 ), 一般会計 ( 資源エネルギー庁分 ) -2- エネルギー安全保障の強化
知りたかった ケミカルリサイクル プラスチック容器包装のリサイクル PPRC CR 研究会 1
知りたかった ケミカルリサイクル プラスチック容器包装のリサイクル PPRC CR 研究会 1 1. プラスチック容器包装のリサイクル リサイクルと資源循環 リサイクルとは 使い終わった様々な製品を ふたたび資源や製品に再生して利用すること 資源や製品などの物質として再循環することが基本 資源を効率良く使用することです 使い終わったプラ製品や容器包装 リサイクル ( 再循環 ) された製品 ) 集めて
