特許庁工業所有権保護適正化対策事業
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- かずまさ よどぎみ
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1 2010 年度模倣被害調査報告書調査分析結果の概要 平成 23 年 3 月特許庁 2010 年 9 月から 11 月にかけて実施した我が国企業 団体 8,031 社への模倣被害に関するアンケート結果 ( 有効回答数 4,304 社 被害企業数 1,059 社 ) をもとに 2009 年度 (2009 年 4 月 ~2010 年 3 月 ) における我が国産業界が受けた国内外での模倣被害の状況について 過去の被害調査の結果とも比較し取りまとめたところ 調査分析結果の概要は以下のとおり 1. 模倣被害の現状と傾向 2009 年度の模倣被害率は 24.6% であり 前年度被害率から ポイント減少 模倣被害率の推移は 2002 年度 (28.8%) をピークとして数年低下傾向に 2006 年度から増加に転じていたが 2009 年度はやや減少となった ( 図 1) 規模別で見ると前年度比で大企業は減少 中小企業は微増 主要な商品分野別では 雑貨 運輸 運搬機械 電子 電気機器 一般機械 産業機械とも減少した 国 地域別の被害傾向では 中国 韓国 台湾等の被害率が依然として高水準にあり 特に中国の被害率の増加が目立つ 引き続きアジア圏における模倣被害の動向に注意が必要 模倣被害社数及び模倣被害率の推移 ( 図 1) ( 被害社数 ) 1,200 1, % % 23.9% % 580 被害社数 2.4% 641 被害率 24.0% 22.8% 23.0% 22.0% % 926 ( 被害率 ) 1,059 25% 24.6% 15% % 200 5% 年度 1999 年度 2000 年度 2001 年度 2002 年度 2003 年度 2004 年度 2005 年度 2006 年度 200 年度 2008 年度 2009 年度 N=2212 N=2109 N=302 N=2015 N=2341 N=2452 N=3116 N=31 N=3650 N=321 N=4304 0% ( 注 1) 模倣被害率 = 模倣被害社数 / 総回答社数 ( 注 2) 2000 年度の調査は被害社のみを対象としたために模倣被害率は不明 ( 注 3) 模倣被害企業社数は母数 N( 有効回答数 ) の増減に影響を受けるため 模倣被害の増減傾向を示 しているものではない 調査分析の結果 16 頁 1
2 2. 企業規模 商品分野 権利別の模倣被害動向 (1) 企業規模別被害動向 ( 図 2) 大企業の被害率 (2009 年度 :2.6%) は中小企業 ( 同 22.5%) より高い傾向にある 直近 5 年間の傾向をみると 大企業は 2006 年度から増加傾向にあったが 2009 年度は減少となった 中小企業は 2005 年度以降 一貫して増加傾向にあることが確認できる (2) 商品分野別被害動向 ( 図 3) 2009 年度の被害率は前年度比で総じて減少傾向となった 雑貨 一般機械 産業機械は前年から減少に転じており 運輸 運搬機械 電子 電気機器は 2 年連続で減少となった 2005 年度から 2009 年度の増減では 雑貨は増加 一般機械 産業機械 運輸 運搬機械および電子 電気機器分野においては被害率が減少している ( 図 2) 企業規模別の被害率 ( 図 3) 商品分野別被害率の推移 ( 複数回答 ) 大企業中小企業全体一般機械 産業機械運輸 運搬機械電子 電気機器雑貨 28% 26% 24% 22% 18% 16% 25.6% 22.0% 26.9% 23.0% 19.4% 19.8% 28.2% 28.4% 24.0% 21.1% 2.6% 24.9% 24.6% 22.4% 22.5% 50% 40% 38.4% N= % N= % N= % N= % N=229 4 N=14 33.% N= % N= % N= % N= % N= % N= % N=28 3 N=222 14% 12% 10% 2005 年度 N= 年度 N= 年度 N= 年度 N= 年度 N= % N= % N= % N= % N= % N= % N= 年度 2006 年度 200 年度 2008 年度 2009 年度 調査分析の結果 21 頁 調査分析の結果 23 頁 (3) 権利別被害動向 ( 図 4) 知的財産権の権利別では 商標と意匠 特許 実用新案は前年度比で微増している 一方 著作物の模倣被害率は前年度比で減少している 商標の被害率が 2.4% ポイントの増加である以外は 総じて被害率に大幅な変化は見受けられない ( 図 4) 知的財産権の権利別被害社数の割合 ( 複数回答 ) 0% 10% 40% 50% 60% 商標 54.5% 56.9% 意匠 36.6% 3.1% 特許 実用新案 32.% 33.0% 著作物 15.6% 14.8% 営業秘密 ノウハウその他 4.8% 4.3% 4.5% 3.% 2008 年度 N= 年度 N=1059 ( 注 ) 本調査では 特許 実用新案 意匠及び商標の出願合計数の上位 8,031 社を対象としてアンケート調査を実施しているため 本報告書で記載されている著作権や営業秘密等の知的財産権侵害に関しては 必ずしも我が国企業の被害状況等の全体像を示しているものではない 調査分析の結果 15 頁 2
3 (4) インターネットによる模倣被害動向 ( 図 5 6) インターネット上の模倣被害を受けた企業の割合は 48.3% となった ( 図 5) 権利別の被害率では 商標に関する被害が他の権利よりも高いことがわかる ( 図 6) 2008 年度との比較では 著作物の被害率は微減しているものの 商標 意匠 特許 実用新案ともに被害率は増加している ( 図 5) インターネットによる模倣被害の状況 ( 単数回答 ) 被害社全体 N=1059 ( 参考 ) インターネット上で模倣被害がある企業の主な被害状況 ( 複数回答 ) インターネット上での被害なし 51.% インターネット上での被害あり 48.3% 国内インターネット通販サイトでの被害有り ( 模倣品の販売取引 ) 国内オークションサイトでの被害有り ( 模倣品の販売取引 ) 0% 10% 40% 50% 60% 0% 80% 19.2% 26.6% N=511 海外インターネット通販サイトでの被害有り ( 模倣品の販売取引 ) 34.1% 海外オークションサイトでの被害有り ( 模倣品の販売取引 ) その他のインターネット被害有り 1 5.5% ( 注 1) 数値は 2009 年度に模倣被害を受けた企業の中で 商標 意匠 特許 実用新案 著作物 その他の知的財産権の何れかについて インターネット上で模倣被害を受けた企業の割合を表す ( 注 2) その他のインターネット被害あり はインターネット上のコンテンツやデザイン等の著作物の違法コピー インターネットを活用して提供している機能やサービスの模倣 営業秘密 ノウハウ等の流出 商標等の無断使用 類似商標の使用等の何れかについて インターネット上で模倣被害を受けた企業を表す ( 図 6) インターネット上の権利別模倣被害率 ( 複数回答 ) 0% 5% 10% 15% 25% 35% 商標 30.5% 32.2% 意匠 13.2% 14.3% 特許 実用新案 5.5% 6.4% 著作物 その他 2.3% 2.0% 13.5% 13.0% 2008 年度 N= 年度 N=1059 調査分析の結果 69 頁 3
4 3. 国 地域別の模倣品の流通構造 (1) 模倣被害地域の分布製造 経由 販売消費のいずれかの被害を受けた国 地域別の被害企業の比率 ( 図 ) をみると 前年度に引き続き中国での被害社率が最も高く (2009 年度 :65.9%) 次いで韓国( 同 23.0%) 台湾 ( 同 22.3%) タイ( 同 10.5%) と続いており 前年度比で中国 韓国 タイでは増加傾向にあり アジア地域での模倣被害が引き続き深刻な状況となっている その他の地域では 北米 ( 同 13.9%) 欧州 ( 同 13.4%) がアジアに次いで被害多発地帯となっている つぎに製造 経由 販売消費別に模倣被害のあった国 地域別の模倣被害状況 ( 図 8) を見ると 中国のみ当該国内の製造が販売消費を上回っていることが分かり 中国国内で製造された模倣品が世界各国に流通していることが窺える (2) 模倣品の製造 経由 販売消費模倣品の製造国 地域については模倣被害を受けた企業 1,059 社のうち 61 社が模倣品は中国で製造されていると回答しており 依然として中国での被害が高水準にある なお 中国で製造された模倣品が 中国自国内で販売消費被害に遭ったと回答している企業の比率が高いが 台湾 韓国 欧州 タイ 北米などの地域でも比較的高い 模倣品の経由国 地域については中国 ( 被害社数 :213 社 ) を挙げる企業の回答が最も高く 次いで台湾 ( 同 64 社 ) 韓国 ( 同 54 社 ) 中東( 同 53 社 ) が続く ただし 不明との回答も多く ( 同 140 社 ) 経由地域の把握は困難であることが窺われる ( 図 ) 海外において模倣被害を受けた国 地域 中国 台湾 韓国 インドネシア タイ マレーシア シンガポール ベトナム フィリピン その他アジア 欧州 北米 中南米 中東 アフリカ 大洋州 0% 10% 40% 50% 60% 0% 24.2% 22.3% 22.2% 23.0% 8.2% 6.8% 9.8% 10.5%.2%.4% 5.5% 6.9% 6.9% 6.8% 4.2% 4.6%.2% 6.% 15.3% 13.4% 13.3% 13.9% 2008 年度 N= % 5.9% 2009 年度 N= % 9.3% 3.5% 3.6% 3.1% 3.4% ( 被害社率 複数回答 ) 62.0% 65.9% ( 図 8) 海外において模倣被害を受けた国 地域 ( 被害社数 複数回答 ) 中国 台湾 韓国 インドネシア タイ マレーシア シンガポール ベトナム フィリピン 他アジア 欧州 北米 中南米 中東アフリカ大洋州 ( 社数 ) 製造経由販売消費 N=
5 模倣品の販売消費国 地域については 中国 ( 同 536 社 ) の被害社が多く 次いで韓国 ( 同 205 社 ) 台湾 ( 同 204 社 ) 等アジアでの被害が中心となっているが 北米 ( 同 134 社 ) 欧州 ( 同 125 社 ) での被害社も多い ( 注 1) 模倣被害社数は 1 社が当該国 地域で複数の模倣被害に遭った場合も 1 社としてカウントされているため 模倣被害件数を示しているものではない ( 注 2) 模倣品の販売消費国 地域 の回答には インターネット上で模倣品が その国 地域で 販売 又は 消費 されている ( どちらかのみの ) 場合を含むため A 国で作成されたサイト上で模倣品が販売されている場合でも 同サイトを通じて B 国で消費されていることが確認された場合は B 国での被害としてカウントされている 調査分析の結果 30~41 頁 5
6 4. 企業等における模倣被害対策の動向 (1) 模倣被害対策の実施状況 2009 年度の模倣被害対策の実施率 ( 模倣被害対策実施企業 / 総回答社数 ) は 前年度比 3.1% ポイント減の 4.6% となった ( 図 9) 対策を講じていると回答した企業数は 2 年連続で増加している 模倣被害対策費の支出規模をみると 2008 年度と比べ 2009 年度は 100 万円未満 (1 円以上 ) の回答率がやや増加し 模倣被害対策費を支出した企業における 1 社あたりの平均支出額は 2009 年度は約 6.1 百万円となり 2005 年度からの経年変化では増加傾向にあったが 2009 年度は減少に転じた ( 図 10) ( 図 9) 模倣被害対策の実施率 ( 社数 ) % 3.3% 被害対策実施社数 1328 割合 % % 60% 50% 40% % % 年度 N= 年度 N= 年度 N= 年度 N= 年度 N=4304 0% 調査分析の結果 5 頁 100% 90% 80% 0% 60% 50% 40% ( 図 10) 模倣被害対策費の構成と平均模倣被害対策費の推移 4.6% 5.6% 5.8% 6.5.6% 6.6% 10.5% 10.4% 10.1% % 11.5% 12.9% 11.4% 11.5% 9.3% % 35.9% 30.6% 31.% 29.9% 3 ( 百万円 ) % 36.2% 42.1% 41.0% % 2 1 0% 2005 年度 N= 年度 N= 年度 N= 年度 N= 年度 N= 万円未満 (1 円以上 ) 100 万 ~500 万円未満 500 万 ~1000 万円未満 1000 万円 ~3000 万円未満 3000 万円以上平均対策費 ( 右側の軸 ) 調査分析の結果 63 頁 6
7 (2) 模倣被害対策の内容及び国 地域別の対策状況模倣被害対策の内容 ( 図 11) は 国内外での知的財産権の取得 (81.6%) とする回答が最も多く 次いで 模倣品の製造業者 販売業者への警告 (31.0%) 製造業者の調査 (28.5%) が続いている 国 地域別の被害対策の状況 ( 図 12) については 日本を含めアジア諸国の模倣被害率の高い地域での対策率が高く 日本 (61.9%) 中国 (39.9%) 韓国 (22.5%) 台湾 (21.0%) の順となっている その他アメリカ (20.9%) 西欧 (16.9%) での対策率も高い 今後対策を強化する地域としては 中国 (25.0%) が多数の企業で挙げられており 次いで日本 韓国 台湾が続きアジア地域での対策強化を図る傾向が窺われる ( 図 11) 模倣被害対策の内容及び効果 0% 10% 40% 50% 60% 0% 80% 90% 製造業者の調査 28.5% 51.% 輸入業者の調査 9.5% 48.2% 卸売業者の調査 12.6% 54.5% 小売業者の調査 16.5% 5.6% 国内外での知的財産権の取得知的財産に関する担当者の現地派遣 常駐化 4.3% 68.0% 1.6% 81.6% 模倣品の製造業者 販売業者への警告 31.0% 1.5% 税関への取締申請警察への取締申請 9.1% 4.5% 62.6% 66.% その他行政機関への取締申請 6.% 3.2% 裁判所への仮処分申請 証拠保全 2.8% 1.9% 民事訴訟 ( 損害賠償請求等 ).0% 3.6% 偽造防止技術の利用 ( 偽造防止ラベルの活用等 ) 4.0% 58.5% マスメディア等を活用した消費者への啓発活動 6.1% 59.% 代理店等取引業者と模倣品を扱わない旨の契約を結ぶ公的機関等の支援施策の活用その他 4.8% 10.5% 4.8% 41.1% 68.% 4.% 実施している対策 N=204 ( 複数回答 ) 効果のある対策 ( 複数回答 ) その他との回答のうち 回答数の多かったものや特徴的な回答は以下のとおり 業界団体 ( 協会 ) における情報交換 模倣被害発見時の対応に関する社内規程を制定する 自社ホームページなどウェブサイトでの模倣品の注意喚起を行う 現地ライセンシー経由の摘発 クレーム 調査分析の結果 61 頁
8 ( 図 12) 国 地域別の被害対策状況及び今後の対応 ( 複数回答 ) 0% 10% 40% 50% 60% 0% 日本中国台湾韓国インドネシアタイマレーシアシンガポールベトナムフィリピンインドその他アジア西欧東欧ロシアトルコアメリカカナダメキシコブラジルチリペルーその他中南米 UAE クウェートサウジアラビアその他中東エジプトその他アフリカ大洋州 1 3.5% 0.1% 6.4% 6.5% 6.9% 1.9% 9.2% 3.3% 6.9% 0.1% 1.4%.5% 1.4% 5.4% 2.2% 4.2% 0.8% 6.8% 3.8% 2.2% 1.1% 2.8% 4.0% 0.8% 4.9% 1.5% 2.5% 0.5% 2.0% 3.% 8.3% 0.% 3.1% 0.% 4.5% 1.3% 1.% 1.% 2.0% 0.4% 2.9% 1.2% 1.6% 2.2% 0.% 2.5% 1.8% 2.3% 0.4% 6.5% 0.4% 18.9% 39.9% 25.0% 21.0% 22.5% 16.9% 20.9% N=204 現在対策している担当者を常駐させている今後対策強化予定 中国は香港を含む 61.9% 調査分析の結果 60 頁 8
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129
129 130 131 132 ( 186-224 249 318 276 284 335 311 271 315 283 272 2013 年 ( 平成 25 年 ) 合計 3,324 万人泊 133 134 135 136 137 138北海道青森県岩手県宮城県秋田県山形県福島県茨城県栃木県群馬県埼玉県千葉県東京都神奈川県新潟県富山県石川県福井県山梨県長野県岐阜県静岡県愛知県三重県滋賀県京都府大阪府兵庫県奈良県和歌山県鳥取県島根県岡山県広島県山口県徳島県香川県愛媛県高知県福岡県佐賀県長崎県熊本県大分県宮崎県鹿児島県沖縄県
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