GT10B-SM/GT11B-SM/GT10B-LM 取扱説明書

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1 Barcode Handy Scanner GT10B-SM / GT11B-SM GT10B-LM 取扱説明書

2 この装置は 情報処理装置等障害自主規制協議会 (VCCI) 基準に基づくクラス A 情報技術装置です この装置を家庭環境で使用すると電波妨害を引き起こすことがあります この場合には使用者が適切な対策を講ずるよう要求されることがあります クラス A 情報装置 弊社では お客様の生命 身体や財産に被害を及ぼすことなく安全に使っていただくために 細心の注意を払っております 当製品をご使用になる際には 本取扱説明書にしたがってください 落下 衝撃によると弊社が判断した不具合に対しては 保証期間内であっても有償修理となります 弊社では 弊社製品が他の特許などを侵害しない為の適切な処置をとっていますが 以下の (1)-(3) のいずれかを原因として生じた特許などの侵害については 責任を負いかねますのでご了承ください (1) 弊社以外から供給された部品 製品 装置 データ処理システムあるいはソフトウェアと組合わされて使用された場合 (2) 弊社製品が意図されない方法で使用された場合 (3) 弊社以外によってなされた弊社製品の改変 Copyright DENSO WAVE INCORPORATED, 2007, 2005, 2004, 2003 All rights reserved. この取扱説明書の著作権は 株式会社デンソーウェーブにあります 本書の一部または全部を無断で複製 転載することはお断りします 本書に掲載されている会社名や製品は 一般に各社の商標または登録商標です 本書の内容に関しては 仕様改良などにより予告無しに変更することがあります

3 目次 はじめに... i 安全上のご注意... ii お手入れについて... v 第 1 章各部の名称と機能... 1 第 2 章使用前の準備 スキャナにインタフェースケーブルを接続する コンピュータに接続する... 3 第 3 章読み取り方... 5 第 4 章パラメータの設定... 7 第 5 章読み取り制御 トリガスイッチ操作による読み取り ソフトウェア制御による読み取り ラベルの自動検知による読み取り--オートセンスモード 第 6 章マジックキー 第 7 章読み取り機能 データ照合読みモード データ照合読み手順 照合条件 照合結果の出力 登録したマスターデータの出力 バーコード読み取り操作による読み取り許可桁数の設定 第 8 章データ編集 データ切り出し データ置換 データをブロック単位に分割し並べ替え EAN-128のAI( アプリケーション識別子 ) に括弧を付加 EAN-128のAI( アプリケーション識別子 ) によるデータ切り出し データ編集に関する注記 データ編集時の指定条件 データ編集時の注意事項 AIテーブル 第 9 章ブザー 表示 LED バイブレータ ブザー 表示 LED バイブレータ... 32

4 第 10 章通信 RS-232Cインタフェース キーボードインタフェース 通信形態 データ転送フォーマット GTINフォーマット変換 第 11 章設定項目一覧と出荷時設定 第 12 章バーコードメニュー バーコードメニューによる設定方法 バーコードメニュー 第 13 章簡単なトラブルチェック 付録 1 仕様 付録 2 バーコードサンプルラベル... 80

5 はじめに このたびはバーコードハンディスキャナをお買上げいただきまして まことにありがとうございます この 取扱説明書 は バーコードハンディスキャナの取り扱い方法 接続方法 操作方法および清掃について説明しています ご使用の前にこの 取扱説明書 をよくお読みいただき バーコードハンディスキャナを正しく 効果的にご活用ください なお この 取扱説明書 は 必ず所定の場所に保管するようにしてください 連絡先この取扱説明書に関するご意見 ご質問は下記へご連絡ください ( 株 ) デンソーウェーブ 東京都渋谷区松涛二丁目 15 番 13 号電話 : フリーダイヤル 受付時間 : 9:10~12:00, 13:00~17:30 ( 但し 土日祝 GW 夏季 冬季の弊社休業日を除く) i

6 安全上のご注意 バーコードハンディスキャナを 安全にお使いいただくために必ずお守りください ご使用の前に この 安全上のご注意 をよくお読みの上 正しくお使いください お読みになったあとは お使いになる方がいつでも見られるところに必ず保管してください 警告 注意表示は 製品を安全に正しくお使いいただき あなたや他の人々への危害や財産への損害を未然に防ぐために守っていただきたい事項を示しています その表示と意味は次のようになっています 内容をよく理解してから本文をお読みください この表示を無視して 誤った取り扱いをすると 人が死亡または重傷を負う危険が切迫して生じることが想定される内容を示しています この表示を無視して 誤った取り扱いをすると 人が死亡または重傷を負う可能性が想定される内容を示しています この表示を無視して 誤った取り扱いをすると 人が傷害を負う可能性が想定される内容および物的損害のみの発生が想定される内容を示しています 記号の意味 記号は注意 ( 警告を含む ) を促す内容があることを示しています 図の中に具体的な注意内容 ( 左図の場合は感電注意 ) が描かれています 記号は禁止 ( してはいけないこと ) であることを示しています 図の中や近くに具体的な禁止内容 ( 左図の場合は分解禁止 ) が描かれています 記号は必ずしてほしい内容を示しています 図の中に具体的な指示内容 ( 左図の場合は電源プラグをコンセントから抜いてください ) が描かれています ii

7 コネクタの端子へ金属などを接触させないでください 大電流が流れて発熱 発火したり 機器を破損したりする原因となります AC アダプタを水に濡らさないようにしてください 火災 感電の原因となります 指定された電源電圧以外では使用しないでください 機器の破損 発火事故の原因となります 引火性ガスが発生する場所で使用しないでください 発火事故などの原因となります AC アダプタの電源コードを傷つけたり 加工したり 無理に曲げたり ねじったり 引っ張ったり 加熱したりしないでください また AC アダプタの電源コードの上に重いものをのせたり AC アダプタの電源コードがなにか重いものの下敷きになったりしないようにしてください 電源コードが破損して 火災の原因となります スキャナの読み取り窓を長時間直接太陽に向けないでください 機器が破損し火災の原因となることがあります 重要 : システム設計者へ 薬品の管理等 人命に影響を与える可能性があるシステムでは データが誤った場合でも人命に影響を与える可能性が無いよう 冗長設計 安全設計には十分ご注意ください AC アダプタは指定のものをご使用ください それ以外のものを使用すると火災の原因となります AC アダプタの電源コードが傷んだら ( 芯線の露出 断線など ) 販売店にご連絡ください そのまま使用すると火災 感電の原因となります 万一 煙が出ている 変なにおいや音がするなどの異常事態が生じた場合は すぐにホスト側の電源スイッチを切り AC アダプタとインタフェースケーブルのコネクタを抜いて販売店にご連絡ください そのまま使用すると火災 感電の原因となります 万一 機器の内部に異物や水などが入った場合は AC アダプタとインタフェースケーブルのコネクタを抜いて販売店にご連絡ください そのまま使用すると火災 感電の原因となります 万一 機器を落としたりして動作しなくなったり ケースが破損した場合は ホスト側の電源スイッチを切り AC アダプタとインタフェースケーブルのコネクタを抜いて販売店にご連絡ください そのまま使用すると火災 感電の原因となります iii

8 分解禁止 機器を分解 改造しないでください 火災 感電などの原因となることがあります ぐらついた台の上や傾いた所など不安定な場所に置かないでください 落ちたりして けがの原因となることがあります 窓を閉めきった自動車の中や直射日光が当たる場所など非常に温度が高くなる場所に放置しないでください ケースや部品に悪い影響を与え 火災の原因となることがあります 湿気の多い場所 急激な温度変化のあるところで使用しないでください 水分が入り 故障 火災 感電の原因となることがあります 調理台や加湿器のそばなど油煙や湯気が当たるような場所に置かないでください 火災 感電の原因となることがあります 機器 AC アダプタは布や布団でおおったり つつんだりしないでください 熱がこもり ケースが変形し 火災の原因となることがあります 風通しのよい状態でご使用ください AC アダプタの電源コードを熱器具に近づけないでください 電源コードの被ふくが溶けて 火災 感電の原因となることがあります 機器の開口部 ( 通風穴 読み取り窓など ) から内部に金属類や燃えやすいものなど異物を差し込んだり 落とし込んだりしないでください 火災 感電などの原因となることがあります スキャナやインタフェースケーブルを傷つけたり 加工したり またはインタフェースケーブルを加熱したり 無理に曲げたり ねじったり 引っ張ったりしないでください スキャナやインタフェースケーブルが破損して 火災の原因となることがあります スキャナやインタフェースケーブルの上に重いものをのせたり 重いものの下敷きにならないようにしてください この機器の読み取り窓から光源をのぞき込んだり 人の目に読み取り窓を向けたりしないでください この光が目に当たると視力障害などを起こすことがあります 濡れた手で使用しないでください 感電の原因となることがあります ベンジン シンナーなどの化学薬品や洗剤で拭いたり 殺虫剤をかけたりしないでください ひび割れ 感電 引火の原因となることがあります 可塑材入りのすべり止め付き手袋をはめて使用しないでください ケースが破損し けが 感電 引火の原因となることがあります AC アダプタをコンセントから抜く際は 必ず AC アダプタ本体を持って抜いてください 電源コードが断線をおこし 焼損や感電 火災の原因となることがあります インタフェースケーブルが傷んだら ( 芯線の露出 断線など ) 販売店に交換を依頼してください そのまま使用すると火災の原因となることがあります iv

9 長期間 機器をご使用にならないときは安全のため必ず AC アダプタをコンセントから抜いてください 火災の原因となることがあります 雷が鳴り出したら 早めに AC アダプタをコンセントから抜いてください 機器が破損し 火災の原因となることがあります お手入れの際は安全のため必ず AC アダプタをコンセントから抜いて行ってください 感電の原因となることがあります 機器を落とさないでください ケースが破損してけがの原因になることがあります AC アダプタをコンセントから抜いて販売店にご連絡ください そのまま使用すると発煙 発火の原因となることがあります お手入れについて 読み取り口のプレート ( 透明な部分 ) にほこり ごみが付着するとバーコードの読み取りに影響します ほこりの多いところでご使用の場合は 読み取り口のプレート ( 透明な部分 ) にほこりが付いていないか定期的に点検し ほこりが付着しているときは清掃してください 清掃の方法は まずエアーブラシでほこりを飛ばし 綿棒などの柔らかいもので軽くふき取ってください 砂などの硬いものが付着した場合は こすると読み取り口のプレートに傷が付きますので エアーブラシで砂などを飛ばすか 毛先の柔らかいブラシで掃いて取り除いてください v

10 第 1 章各部の名称と機能 読み取り口この部分をバーコードに向け 読み取りを行います 表示 LED 読み取りが完了すると青色に 異常が発生すると赤色に点灯します 詳細は第 9 章を参照してください トリガスイッチ読み取りを開始するときに押してください 用途により次のトリガスイッチ動作モードを選択できます オートオフモード1 オートオフモード2 モメンタリスイッチモード1 モメンタリスイッチモード2 連続読み取りモード ( 工場出荷時はモメンタリスイッチモード1 に設定されています ) トリガスイッチを操作せず読み取るためのオートセンスモードもあります 詳細は第 5 章を参照してください マジックキー補助キーとして 次の機能を割り当てることができます 照明スイッチ機能 データ再転送機能 指定キャラクタ転送機能 読み取りON/OFF 機能 オートセンスモード切り換え機能 連続読み取りモード切り換え機能 ( 工場出荷時はいずれの機能も設定されていません ) 詳細は第 6 章を参照してください インタフェースケーブルケーブルには次の 2 種類あります RS-232C インタフェース PS/2 キーボードインタフェース 1

11 第 2 章使用前の準備 2.1 スキャナにインタフェースケーブルを接続する (1) インタフェ スケーブルのコネクタカバーをコネクタ部からはずします (2) ケーブルのコネクタを スキャナの底面にあるコネクタに接続します 注意 : 図のようにスキャナ本体を持って スキャナとケーブルの マークを合わせ 奥まで差し込んでください スキャナ マーク コネクタ コネクタカバー マーク (3) コネクタカバーの突起をスキャナ本体の切り欠きに合わせて はめ込み 右方向に回してロックします 切り欠き コネクタカバー 突起 突起が横向きになるまで回す コネクタカバー 2

12 2.2 コンピュータに接続する RS-232C インタフェースで接続する場合 (1) RS-232C インタフェースケーブルをコンピュータに接続します AC アダプタ スキャナ RS-232C インタフェースケーブル (2) RS-232Cコネクタ部にあるDC 電源ジャックにACアダプタを接続します (3) PS/2キーボードインタフェースに設定されている場合は 下のバーコードを読ませてRS-232Cインタフェースに設定変更してください ( 工場出荷時はRS-232Cインタフェースに設定されています ) RS-232C インタフェースに設定 注意 : コネクタ DC 電源ジャックを取り外す場合は コネクタを持って外してください ケーブルを持って引き抜くと 断線の原因になります 注意 : コネクタの抜き差しは できる限りしないでください コネクタの接触不良の原因となります 注意 : 専用のACアダプタを必ずご使用ください 3

13 PS/2 キーボードインタフェースで接続する場合 注意 : コンピュータの電源を必ずOFFにして接続してください (1) PS/2キーボードインタフェースケーブルは二股になっています 下図のように各コネクタをコンピュータ本体およびそのキーボードに接続します ノート型コンピュータのように外部キーボードを使用しない場合は PS/2キーボードインタフェースケーブルのキーボード接続コネクタは接続しないままで構いません スキャナ コンピュータ本体接続コネクタ PS/2キーボードインタフェースケーブル キーボード接続コネクタ (2) はじめてご使用になる場合は 下のバーコードを読ませて PS/2 キーボードインタフェースの設定に変更してください ( 工場出荷時は RS-232C に設定されています ) PS/2 キーボードインタフェースに設定 (3) キーボードの接続形態を バーコードメニュー ( 第 12 章 ) を使って 外付けキーボード有り ( デフォルト ) 外付けキーボード無し 外付けテンキーパッド有り から選択してください ( 詳細は56ページを参照してください ) (4) (2),(3) でスキャナの設定を変更した場合は スキャナをコンピュータに接続した状態でコンピュータを再起動してください 注意 : 同時にスキャナとキーボードからデータ入力しないでください 正常なデータ入力ができません 注意 : コンピュータは 半角英数入力モード で使用してください 4

14 第 3 章読み取り方 (1) トリガスイッチを押し 読み取り口の照明光を点灯させ 読み取り可能状態にします ただし 連続読み取りモード オートセンスモード ( 第 5 章 5.3 項を参照 ) の場合 この操作は不要です (2) 照明光の中心をバーコードの中心に合わせ バーコード全体を照明光で照らします 照明光 読み取り可能範囲 読み取り距離 GT10B-SM/GT11B-SM: 7cm GT10B-LM: 18cm 表示 LED トリガスイッチ (3) 読み取りが正常に完了すると 表示 LED が青色に点灯しブザーが鳴ります 注意 : 照明光の幅よりも 読み取り可能範囲は狭くなっています GT10B-SM/GT11B-SM: 読み取り距離 7cmのとき 読み取り可能範囲約 10cm GT10B-LM: 読み取り距離 18cmのとき 読み取り可能範囲約 17cm 注意 : 読み取り視野に入れるバーコードは1つだけにしてください 同時に2つ以上のバーコードがある場合は読み取れなかったり 交互に読みつづけたりする場合があります 注意 : バーコードは正逆どちらの向きでも読み取りは可能ですが マージンを含め読み取り視野に確実に入る位置で読み取ってください 注意 : スキャナの照明光や室内光とラベルの角度によっては ラベルで反射した光が部分的に極めて強くなる鏡面反射が起きて読み取りができないことがあります この場合はラベルとスキャナの角度や距離を変えてみてください 読み取りモード 通常読み取りモード データ照合読みモード 読み取りが正常に完了したらデータを転送します 読み取りしたバーコードのデータと登録したバーコードのデータが一致しているかを判断します 詳細は第 7 章を参照してください 速度 / 深度優先の読み取り 読み取り速度優先 読み取り深度優先 データを解読する時間を短縮する処理を優先させた読み取りを行います 読み取り範囲を拡大する処理を優先させた読み取りを行います 読み取り距離については付録 1 を参照してください 5

15 RSS-14 Stacked および RSS-14 Stacked Omnidirectional の読み取り RSS-14 StackedおよびRSS-14 Stacked Omnidirectionalの読み取りは バーコードの1 段目 ( または2 段目 ) のデータを読み取ると いったんスキャナに蓄積し 2 段目 ( または1 段目 ) の読み取りが完了した時点でデータをホストに転送します この際 1 段目 ( または2 段目 ) の読み取りデータを蓄積したことを ブザー鳴動 ( デフォルトでは単発音 ) で識別することができます 残りの2 段目 ( または1 段目 ) の読み取りが正常に完了すると 他のバーコードの時と同様にブザー ( 短音 ) が鳴動します 読み取り途中で 蓄積されているデータをクリアするには 照明光を消灯させてください ただし トリガスイッチ動作モードが連続読み取りモードの場合や オートセンスモードの場合は 照明光をバーコードから外す操作を行ってください 6

16 第 4 章パラメータの設定 このスキャナは 以下の 2 通りの方法で通信 バーコード種類などのパラメータを設定することができます 設定されたパラメータは電源を OFF しても保持されます (1) パラメータ設定用のバーコード ( バーコードメニュー ) を トリガスイッチを押して読み取らせて設定できます ( バーコードメニューについては 第 12 章を参照 ) (2) 設定ソフト (ScannerSetting) を使ってコンピュータから設定できます ( そのソフトで一括設定用バーコードを生成し スキャナで読み取らせて設定することも可能です ) 設定ソフト (ScannerSetting) は 弊社ホームページ QBdirect( 会員登録制 : 利用無料 ) から無償でダウンロードできます 7

17 第 5 章読み取り制御 トリガスイッチ操作による読み取り (5.1 項 ) と コンピュータなどの制御機器から通信で行う読み取り (5.2 項 ) とがあります 5.1 トリガスイッチ操作による読み取り トリガスイッチを押すことにより照明光が点灯し読み取り可能状態になります トリガスイッチ動作モードには下記の 5 種類があります 用途に応じてバーコードメニューまたは設定ソフト (ScannerSetting) により選択できます (1) オートオフモード1 トリガスイッチを押してから読み取り可能時間の間 (1 秒から5 秒まで1 秒間隔で設定ソフト (ScannerSetting) により選択可能 ) 照明光が点灯し読み取り可能状態となります 正常に読み取り完了した時または読み取り可能時間が経過した時に 自動的に照明光が消灯し読み取り待機状態となります (2) オートオフモード2 トリガスイッチを押すと照明光が点灯し読み取り可能状態となります トリガスイッチを押してから約 5 秒間は 正常に読み取り完了した時やトリガスイッチを離しても読み取り可能状態が続き 正常に読み取り完了すると引き続き約 5 秒間読み取り可能状態が続きます トリガスイッチを押してからまたは読み取り完了後 次の読み取り動作を行わず約 5 秒間放置すると 自動的に照明光が消灯し読み取り待機状態となります (3) モメンタリスイッチモード1( 工場出荷時はこの設定になっています ) トリガスイッチを押している間のみ照明光が点灯し 読み取り可能状態となります トリガスイッチを離した時または正常に読み取り完了した時に照明光が消灯し 読み取り待機状態となります (4) モメンタリスイッチモード2 トリガスイッチを押している間のみ照明光を点灯し読み取り可能状態となります トリガスイッチを押している間は正常に読み取り完了した後も照明光は点灯し続け 読み取り可能状態が続きます トリガスイッチを離すと読み取り待機状態となります (5) 連続読み取りモード電源投入後 照明光が点灯し読み取り可能状態となります トリガスイッチ機能は全て無視されます 注意 : バーコードメニューによるパラメータ設定中は トリガスイッチの設定にかかわらずモメンタリスイッチモード 1 となります 注意 : データ照合読みモードのスキャンロック機能 ( 詳細は 項を参照してください ) によりスキャンロック ( 読み取り待機 ) 状態となっている場合には スキャンロック状態が解除されるまでトリガスイッチ機能は働きません 8

18 ートオフモード15.2 ソフトウェア制御による読み取り トリガスイッチを押して読み取り操作させる代わりに コンピュータなどの制御機器からRS-232Cインタフェース経由で読み取り操作を行うことができます このソフトウェア制御用コマンドは下表に示すように トリガスイッチ動作モードの影響を受けます たとえば モメンタリスイッチモード1では コマンド RC は無効となります またオートオフモード2とモメンタリスイッチモード2に設定されている場合には これらのコマンドはすべて無効となります コマンド内容オトリガスイッチ動作モード オートオフモード2モメンタリスイッチモメンタリスイッチ連続読み取りモードモード1モード2R, READON, LON 読み取り可能コマンド これらのコマンドを受信すると スキャナは照明光を RC 点灯し 読み取り可能状態に入ります Z, READOFF, LOFF 読み取り待機コマンドこれらのコマンドを受信すると スキャナは照明光を消し 読み取り待機状態に入ります コマンドを送信するには スキャナの通信条件に合わせ ヘッダ ターミネータを付けて送信してください 注意 : コマンド R READON および LON により読み取り可能状態に設定されているときにトリガスイッチを押すと これらコマンドによる制御はクリアされ トリガスイッチを押した状態に推移します 読み取り失敗の通知オートオフモード1またはモメンタリスイッチモード1で 正常に読み取りが完了せずに読み取り待機になった場合 スキャナから読み取り失敗を通知するデータを送信することができます 通知データは下記の2 種類で送信の要否を選択できます CAN (18h) ERROR ( ヘッダとターミネータが付きます ) ソフトウェア制御の流れ (1) オートオフモード1 モメンタリスイッチモード1 ( 読み取り完了した場合 ) 9

19 ( 読み取り完了しなかった場合 ) オートオフモード 1 モメンタリスイッチモード 1 (2) 連続読み取りモード コマンド R READON または LON により読み取り可能状態にした場合 コマンド RC により読み取り可能状態にした場合 10

20 5.3 ラベルの自動検知による読み取り -- オートセンスモード オートセンスモードでは トリガスイッチは操作せずラベルをスキャナに近づけると 照明光が点灯し読み取ることができます スキャナをスタンドに固定し ラベルを移動させて読み取らせるときに このモードを使います スキャナの読み取り視野にラベルを近づけたり 読み取り視野にあるラベルを動かしたりした時に照明光は点灯します 読み取り視野からラベルを遠ざけたり 読み取り視野にラベルを置いたまま動かさないと約 5 秒後に照明光が消灯します スキャナがラベルに反応する感応レベルは 敏感 普通 および 鈍感 の3レベルを選択できます たとえば バーコードを近づけても照明光がなかなか点灯しない場合には バーコード感応レベルを 敏感 に設定してください 注意 : 読み取り視野にラベルを近づけなくても 部屋の明るさが変わったり 読み取り視野にある影が動いたりしても照明光が点灯することがあります 注意 : オートセンスモードでEAN-13ラベルの読み取りを行う際の目安を以下に示します GT10B-SM/GT11B-SM: 周囲照度 500 lux 以上 読み取り可能範囲の中心での読み取り距離約 21cm GT10B-LM: 周囲照度 500 lux 以上 読み取り可能範囲の中心での読み取り距離約 40cm 注意 : スキャナの照明光や室内光とラベルの角度によっては ラベルで反射した光が部分的に極めて強くなる鏡面反射が起きて読み取りができないことがあります この場合はラベルとスキャナの角度や距離を変えてみてください 11

21 第 6 章マジックキー マジックキーは読み取りやデータ転送の補助キーとして使用できます 以下に示す 5 種類の機能のいずれかをマジックキーに割り当てることができます 機能無しを選択することも可能です 用途に応じてバーコードメニューまたは設定ソフト (ScannerSetting) により選択してください (1) 照明スイッチ機能マジックキーを押す毎に照明 LEDの点灯と消灯を繰り返します ただし マジックキーを押し照明 LEDを点灯状態にしても読み取り可能状態にはなりません 読み取り可能状態とするには トリガスイッチを押します また 照明 LED 点灯状態でスキャナが読み取り完了動作をしない状態が約 3 分間継続すると 照明 LEDは自動的に消灯します 照明光が点灯 読み取り完了 マジックキーを押す トリガスイッチを押す (2) データ再転送機能マジックキーを押すと前回送信した転送データを再送信します ただし バーコードを読み取りした後電源をOFFにすると前回送信した転送データはクリアされますので マジックキーを押しても再送信しません (3) 指定キャラクタ転送機能マジックキーを押すと設定ソフト (ScannerSetting) で設定したキャラクタ ( 最大 10バイト ) を送信します (4) 読み取りON/OFF 機能トリガスイッチ動作モードが連続読み取りモードのとき マジックキーを押す毎に照明 LEDの点灯 ( 読み取り可能状態 ) と消灯 ( 読み取り待機状態 ) を繰り返します (5) オートセンスモード切り換え機能マジックキーを1 回押す毎に オートセンスモードと現在設定されているトリガスイッチ動作モードとを切り換えることができます (6) 連続読み取りモード切り換え機能マジックキーを1 回押す毎に 連続読み取りモードと現在設定されているトリガスイッチ動作モードとを切り換えることができます (7) 機能無しマジックキーに機能を割り当てません マジックキーを押しても動作には変化がありません 12

22 マジックキー動作機能とトリガスイッチ動作モードの関係を下表に示します ( 通常読み取り データ照合読み とも同じです ) 下表の は マジックキー動作機能が無効になることを示します たとえば オートオフモード 1 のとき マジックキー動作モードの読み取り ON/OFF 機能が設定されても無視されます マジックキー動作機能 オートオフモード 1 オートオフモード 2 トリガスイッチ動作モード モメンタリスイッチモード 1 モメンタリスイッチモード 2 連続読み取りモード オートセンスモード 照明スイッチ機能 データ再転送機能 指定キャラクタ転送機能 読み取り ON/OFF 機能 オートセンスモード切り換え機能 連続読み取りモード切り換え機能 機能無し 13

23 第 7 章読み取り機能 7.1 データ照合読みモード データ照合読みモードにすると 読み取ったバーコードのデータとマスターデータが一致しているかを判断して読み取ります データ照合読みには n 点照合 と 2 点照合 の2 通りがあります n 点照合 を選択すると マスターデータの登録は1 回行うだけで それ以降読み取ったバーコードはそのマスターデータと照合する1:n 照合を行います 2 点照合 は1:1 照合であり マスターデータを登録しバーコードの読み取りを行うと スキャナはそのマスターデータと照合後 新たなマスターデータ登録待ち状態となります このようにマスターデータの登録とバーコード読み取りを交互に繰り返します n 点照合 と 2 点照合 では マスターデータの登録方法が異なります (7.1.1 項を参照 ) 照合読みパラメータは バーコードメニューまたは設定ソフト (ScannerSetting) によって設定できます 設定後マスターバーコードを読み取らせると データ照合読み が可能になります データ照合読み手順 n 点照合マスターデータの登録は1 回行うだけで それ以降読み取ったバーコードはそのマスタデータと照合されます データ照合読みモードへの切り換え 照合読みパラメータ ( 照合条件 照合結果の出力方法 ) の設定 マスターバーコードの読み取り ( マスターデータの登録 ) バーコードの読み取り バーコードメニューまたは設定ソフトで行ってください 表示 LEDが赤点滅します マジックキーを長押しして表示 LEDを緑点灯に変えます このままマジックキーを押し続けながらトリガスイッチを押し 照合元のマスターバーコードを読み取らせてください マスターデータの登録が完了すると 表示 LEDは消灯します バーコードを読み取ると マスターデータと照合し 結果を出力します 読み取りが正常に完了すると 表示 LEDは青点灯します 注意 : 登録したマスターデータのクリアについては 次ページをご覧ください 14

24 2 点照合 マスターデータを登録しバーコードの読み取りを行うと スキャナはそのマスターデータと照合後 新たなマスターデータ登録待ち状態となります このようにマスターデータの登録とバーコード読み取りを交互に繰り返します データ照合読みモードへの切り換え 照合読みパラメータ ( 照合条件 照合結果の出力方法 NG 判定後の照合リトライ ) の設定 マスターバーコードの読み取り ( マスターデータの登録 ) バーコードの読み取り バーコードメニューまたは設定ソフトで行ってください 表示 LEDが緑点灯します 照合元のマスターバーコードを読み取らせてください マスターデータの登録が完了すると 表示 LEDは消灯します バーコードを読み取ると マスターデータと照合し 結果を出力します 読み取りが正常に完了すると 表示 LEDは緑点灯します NG 判定後の照合リトライ 2 点照合では 照合不一致 (NG 判定 ) の場合に同じマスターデータとの照合を再度行う照合リトライ機能を選択できます 照合リトライ機能を許可に設定した場合 スキャナは照合一致となるまで繰り返しバーコード読み取り待ち状態となります 禁止 ( デフォルト ) に設定した場合は 照合結果に関わらず 読み取りを1 回行うとスキャナはマスターデータ登録待ち状態となります 注意 : 登録したマスターデータは 以下の場合クリアされます 設定ソフト (ScannerSetting) または一括設定用バーコードを使用して 各パラメータの設定を変更したとき バーコードメニューで データ照合読みの照合開始位置 照合開始位置からの照合キャラクタ数 の設定を変更したとき スキャナの電源が OFF されたとき 15

25 7.1.2 照合条件 照合開始位置と照合桁数を設定できます 照合開始位置バーコードデータの先頭 1 桁目 ~7 桁目のうちから選択できます 照合キャラクタ数照合開始位置から何キャラクタ照合するかを 1キャラクタ~7キャラクタのうちから選択できます または指定無し ( 照合開始位置以降の全キャラクタ 最大 32キャラクタ ) も選択できます たとえば 下記に示すように 照合条件をバーコードデータ全桁に指定したり 特定の桁の照合を指定することも可能です マスターデータ 読み取り可能データ 照合条件 : 全バーコードデータの照合たとえば 左のバーコードの下線部のように 全バーコードデータを照合条件とする場合 次のように設定します 開始位置 1 桁目 桁数 全キャラクタ 最大 32 桁のバーコードまで照合できます マスターデータ 読み取り可能データ 照合条件 : 特定の桁の照合 たとえば 左のバーコードの下線部を照合条件とする場合 次のように設定します 開始位置 3 桁目 桁数 2キャラクタ 注意 : コード種が異なる場合は データが一致していても不一致と判断します 16

26 7.1.3 照合結果の出力 (1) データの出力データの出力は以下に示す4 通りから1つをバーコードメニューまたは設定ソフト (ScannerSetting) により設定できます 転送禁止 に設定すると 何も出力しません 照合が一致した時 照合が不一致の時 1 転送禁止 転送禁止 2 バーコードデータを転送許可 転送禁止 3 バーコードデータを転送許可 NG を転送許可 4 OK を転送許可 NG を転送許可 (2) ブザー 表示 LED バイブレータによる確認照合結果が一致か不一致かを ブザー 表示 LED バイブレータで確認することができます 下表に ブザー 表示 LED バイブレータを許可に設定したときの動作を示します ブザー 表示 LED OK 時振動を許可したとき バイブレータ NG 時振動を許可したとき 照合が一致した時短音青点灯振動 -- 照合が不一致の時長音赤点灯 -- 振動 (3) スキャンロック機能スキャンロック機能とは 照合不一致のときスキャナを読み取り待機状態のままロックさせる機能です バーコードメニューまたは設定ソフト (ScannerSetting) により選択できます この状態に入るとトリガスイッチコントロールに関係なく読み取り待機状態となり 以後トリガスイッチを押したり読み取り可能状態とするコマンドを受信しても 読み取り待機状態を続けます スキャンロック状態を解除するには マジックキーを押すかスキャナの電源をOFFします 登録したマスターデータの出力下のバーコードを読ませると データ照合読み手順で登録したマスターデータを出力します ( 注 ) 2 点照合 選択時には このバーコードの読み取りはできませんので マスターデータを出力することはできません マスターデータの出力 17

27 7.2 バーコード読み取り操作による読み取り許可桁数の設定 Standard 2of5 と Interleaved 2of5 の場合は バーコードメニューまたは設定ソフト (ScannerSetting) により読み取り許可桁数の設定を選択することで パラメータを設定した後または電源投入後に 一番目と二番目に読み取ったバーコードの桁数を記憶し 以後その桁数のバーコードのみ読み取り可能にすることができます ( 例 ) 許可桁数の設定操作一番目の読み取り : データ6 桁のInterleaved 2of5 このデータは転送されます 二番目の読み取り : データ10 桁のInterleaved 2of5 このデータは転送されます 以降 Interleaved 2of5 は 6 桁と 10 桁のみ読み取り許可になります 許可桁数設定後の読み取り許可桁数の設定後の読み取り : データ6 桁のInterleaved 2of5 読み取り許可 許可桁数の設定後の読み取り : データ8 桁のInterleaved 2of5 読み取り禁止 18

28 第 8 章データ編集 スキャナで読み取ったバーコードのデータを 指定した形式に編集してホストに転送することができます データ編集形式は 設定ソフト (ScannerSetting) で指定します 設定した内容は 設定ソフト (ScannerSetting) やバーコードメニューで 全デフォルト を設定するまで記憶されています 8.1 データ切り出し 読み取ったバーコードデータを 指定した切り出し条件 ( 先頭から指定桁数分 末尾から指定桁数分 指定切り出し開始桁位置から末尾まで 指定切り出し開始桁位置から終了桁位置まで ) で切り出して転送します 以下のバーコードサンプルを 以下のように設定したスキャナで読み取った場合のバーコードデータを 切り出し条件 (1)~(4) で編集した結果を例として示します - バーコードサンプルバーコードタイプ :Code 128 読み取りデータ: スキャナの設定ヘッダ :STX ターミネータ:ETX Prefix/Suffix: 指定無し コードマーク :Type1 桁数:2 桁で転送許可 (1) 先頭から指定桁数分を切り出し先頭から指定桁数分のデータを出力します 桁数は1 桁 ~99 桁の範囲で指定できます ただし バーコードデータが 指定された桁数に満たない場合は編集エラーとなります ( 例 ) 指定桁数 出力データ 3 桁分 [STX]K03123[ETX] 8 桁分 [STX]K [ETX] 12 桁分 編集エラー (2) 末尾から指定桁数分を切り出し末尾から指定桁数分のデータを出力します 下表に示すように たとえば末尾から3 桁分は "890" となります 桁数は1 桁 ~99 桁の範囲で指定できます ただし バーコードデータが 指定された桁数に満たない場合は編集エラーとなります ( 例 ) 指定桁数 出力データ 3 桁分 [STX]K03890[ETX] 8 桁分 [STX]K [ETX] 12 桁分 編集エラー 19

29 (3) 指定切り出し開始桁位置から末尾までを切り出し 指定切り出し開始桁位置から末尾までのデータを出力します 桁位置は2 桁目 ~99 桁目の範囲で指定できます ただし バーコードデータが指定した桁位置に満たない場合は編集エラーとなります ( 例 ) 指定桁位置 出力データ 3 桁目 [STX]K [ETX] 8 桁目 [STX]K03890[ETX] 12 桁目 編集エラー (4) 指定切り出し開始桁位置から終了桁位置までを切り出し指定した切り出し開始桁位置から終了桁位置までのデータを転送します 桁位置は2 桁目 ~99 桁目の範囲で指定できますが 開始桁位置 終了桁位置でなければなりません また バーコードデータが指定した桁位置に満たない場合は編集エラーとなります ( 例 ) 開始桁位置 終了桁位置 出力データ 3 桁目 7 桁目 [STX]K [ETX] 8 桁目 10 桁目 [STX]K03890[ETX] 10 桁目 11 桁目 編集エラー 8.2 データ置換 バーコードデータのなかに 指定した検索文字列 ( 最大 10 文字 ) が含まれているか検索し 含まれていた場合は指定した置換文字列 ( 最大 3 文字 ) に置換し 指定した置換条件 ( 置換文字列のみ 置換文字列 +バーコードデータ 通常置換 ) で出力します 検索範囲は 指定した開始位置 ( 先頭から最大 10 桁目まで ) から末尾までです 以下のバーコードサンプルを 以下のように設定したスキャナで読み取った場合のバーコードデータを 置換条件 (1)~(3) で編集した結果を例として示します - バーコードサンプルバーコードタイプ :Code 128 読み取りデータ: スキャナの設定ヘッダ :STX ターミネータ:ETX Prefix/Suffix: 指定無し コードマーク :Type1 桁数:2 桁で転送許可 (1) 置換文字列のみを出力 検索範囲に 指定した検索文字列が含まれていた場合 置換文字列のみを出力します ( 例 ) 検索開始位置 検索文字列 置換文字列 出力データ 2 桁目 456 A [STX]K01A[ETX] 5 桁目 890 XYZ [STX]K03XYZ[ETX] 9 桁目 890 XYZ 編集エラー 20

30 (2) 置換文字列 + バーコードデータを出力 検索範囲に 指定した検索文字列が含まれていた場合 置換文字列をバーコードデータの前に付加して出力します ( 例 ) 検索開始位置 検索文字列 置換文字列 出力データ 2 桁目 456 A [STX]K11A [ETX] 5 桁目 890 XYZ [STX]K13XYZ [ETX] 9 桁目 890 XYZ 編集エラー (3) 検索文字列を置換文字列にしたバーコードデータを出力 ( 通常置換 ) 検索範囲に 指定した検索文字列が含まれていた場合 検索文字列を置換文字列に置換したバーコードデータを出力します 指定した検索文字列が複数含まれる場合は 最初の1つのみを置換し それ以降は置換せずにそのまま出力します ( 例 ) 検索開始位置 検索文字列 置換文字列 出力データ 2 桁目 456 A [STX]K08123A7890[ETX] 5 桁目 890 XYZ [STX]K XYZ[ETX] 9 桁目 890 XYZ 編集エラー 8.3 データをブロック単位に分割し並べ替え 読み取ったバーコードデータを 指定した分割位置でブロック ( 最大 5ブロック ) に分割し 指定した順番に並べ替えて出力します 分割位置は バーコードデータの先頭からの桁数で指定します 分割位置として指定した桁数が バーコードデータより大きい場合は編集エラーとなります 以下のバーコードサンプルを 以下のように設定したスキャナで読み取った場合のバーコードデータを ブロック単位に分割し並べ替えて編集した結果を例として示します - バーコードサンプルバーコードタイプ :Code 128 読み取りデータ: スキャナの設定ヘッダ :STX ターミネータ:ETX Prefix/Suffix: 指定無し コードマーク :Type1 桁数:2 桁で転送許可 ( 例 ) 分割位置 出力順 出力データ 3 桁目 8 桁目 ブロック2 1 3 [STX]K [ETX] 3 桁目 8 桁目 ブロック1 3 [STX]K [ETX] 21

31 8.4 EAN-128 の AI( アプリケーション識別子 ) に括弧を付加 読み取った EAN-128 のデータに含まれる全ての AI に括弧を付加して出力します (AI テーブルは 項を参照 ) 以下のバーコードサンプルを 以下のように設定したスキャナで読み取った場合のバーコードデータに含まれる AI に括弧を付加して編集した結果を例として示します - バーコードサンプルバーコードタイプ :EAN-128 読み取りデータ: スキャナの設定ヘッダ :STX ターミネータ:ETX Prefix/Suffix: 指定無し コードマーク :Type1 桁数:2 桁で転送許可 ( 例 ) 出力データ [STX]W48(01) (11)030808(13)030810(17)040208[ETX] 8.5 EAN-128 の AI( アプリケーション識別子 ) によるデータ切り出し 読み取ったEAN-128のデータを 指定したAI( 最大 3 種類 ) で切り出し AIの代わりに 指定した区切り文字 ( ヘッダ / ターミネータ カンマまたはタブ ) を挿入して出力します (AIテーブルは8.6.3 項を参照 ) 以下のバーコードサンプルを 以下のように設定したスキャナで読み取った場合のバーコードデータを AIで切り出し 区切り文字を挿入して編集した結果を例として示します - バーコードサンプルバーコードタイプ :EAN-128 読み取りデータ:(01) (11)030808(13)030810(17) スキャナの設定ヘッダ :STX ターミネータ:ETX Prefix/Suffix: 指定無し コードマーク :Type1 桁数:2 桁で転送許可 (1) ヘッダ / ターミネータ分割した文字列ごとに ヘッダ / ターミネータを付加して出力します Prefix Suffix 桁数 コードマークの出力が許可されている場合は 分割した文字列ごとに付加します 桁数は データ編集後の文字列ごとの桁数を出力します ( 例 ) AI 指定 出力データ [STX]W [ETX][STX]W [ETX] (2) カンマ分割した文字列を カンマ区切りで出力します 分割した最後のデータにカンマは付加されません 文字列全体に対して ヘッダ / ターミネータを付加します Prefix Suffix 桁数( カンマを含む ) コードマークの出力が許可されている場合は 文字列全体に対して付加します 桁数は データ編集後の文字列全体の桁数を出力します ( 例 ) AI 指定 出力データ [STX]W ,040208[ETX] 22

32 (3) タブ (ASCII コード 09h<HT>) 分割した文字列を タブ区切りで出力します 分割した最後のデータにタブは付加されません 文字列全体に対して ヘッダ / ターミネータを付加します Prefix Suffix 桁数( タブを含む ) コードマークの出力が許可されている場合は 文字列全体に対して付加します PS/2キーボードインタフェースの場合も タブは TABキーではなく ASCIIコード09hを出力します ( 例 ) AI 指定 出力データ [STX]W [HT]040208[ETX] 8.6 データ編集に関する注記 データ編集時の指定条件データ編集を行う読み取りデータは 以下の様に指定できます (1) コード種全てのコードまたは任意の1コードを指定できます ( データ切り出し データ置換 および データをブロック単位に分割し並び替え のみ対応) (2) コード長 指定なし または 最大読み取り桁数(1-99 桁 ) を指定できます (3) 編集エラー時のデータ転送可否データ編集の条件に適合しない読み取りデータに対して データ転送可否を選択できます データ編集時の注意事項以下の規定事項は データ切り出し データ置換 および データをブロック単位に分割し並び替え に対して適用されます (1) データ編集対象は バーコードデータです (2) 検索文字列はASCII 文字 (00h~7Fh) 置換文字列はASCII 文字 (00h~FEh) です (3) データ編集条件は 1つだけが指定可能です (4) Prefix Suffix 桁数 コードマークの出力が許可されている場合は それらのデータも転送します 桁数は変換後の桁数を転送します (5) チェックディジットは桁数に含まれます ( ただし Code 93 Code 128 EAN-128は除く ) (6) チェックディジットが転送禁止の場合でも 変換後のデータにチェックディジットが含まれる場合は チェックディジットを転送します (7) UPC-Aの転送桁数調整用先頭キャラクタおよびナンバーシステムキャラクタは 常に変換対象になります (8) UPC-Eの転送桁数調整用先頭キャラクタおよびナンバーシステムキャラクタは 常に変換対象外で UPC-A への変換も無視します (9) EAN-13の国コードは 常に変換対象です ISBN/ISSN 変換は無視します (10) EAN-8のEAN-13への変換は無視します (11) UPC-A UPC-E EAN-13 EAN-8 Interleaved 2of5(14 桁 ) のGTIN 変換は無視します (12) Codabarのスタート / ストップキャラクタは 変換対象とし 桁数にも含みます (13) Codabarのスタート / ストップキャラクタが変換後のデータに含まれる場合は 小文字で転送します (14) Code 39のスタート / ストップキャラクタは 変換対象外とし 桁数にも含まれません 23

33 (15) Code 39のスタート / ストップキャラクタは 転送要否に関わらず転送しません (16) Code 39のFull ASCII 変換が許可されている場合は Full ASCII 変換後が対象になります (17) Code 128 EAN-128のFNCキャラクタは桁数 変換対象から除外します ただし FNC1のGS 変換が許可されている場合は 桁数 変換対象に含みます AIテーブル EAN-128のAI( アプリケーション識別子 ) に括弧を付加 EAN-128のAI( アプリケーション識別子 ) によるデータ切り出し (8.4 項および8.5 項を参照 ) では 以下に定義されたAIテーブルの内容に従ってデータ編集を行います AIテーブルのフォーマットは以下の形式で表現されます a a3 a..3 n n3 n..3 an an3 an..3 英字 3 桁の英字最大 3 桁の英字数字 3 桁の数字最大 3 桁の数字英数字 3 桁の英数字最大 3 桁の英数字 AIテーブル AI フォーマット 用途 00 n2+n18 輸送用容器の識別子 (SSCC) 01 n2+n14 トレードアイテムの識別子 (GTIN) 02 n2+n14 輸送用容器に収められたトレードアイテムの識別子 (AI37 とのみ併用 ) 03 n2+n14 予約領域 04 n2+n16 予約領域 10 n2+an..20 バッチ番号またはロット番号 11 n2+n6 製造年月日 (YYMMDD) () 12 n2+n6 支払期限 (YYMMDD) () 13 n2+n6 包装年月日 (YYMMDD) () 15 n2+n6 保証期限 (YYMMDD) () 17 n2+n6 有効期限 (YYMMDD) () 20 n2+n2 リニューアル 規格変更商品 21 n2+an..20 シリアル番号 22 n2+an..29 HIBCC( 米国医療産業情報標準化協議会 :Health Industry Business Communication Council) の定義による利用 24

34 AI フォーマット 用途 23n n3+n..19 ( 過渡的に使用する ) バッチ / ロットナンバ () 240 n3+an..30 メーカが付加的に割り当てた製品識別子 241 n3+an..30 顧客品番 250 n3+an..30 補足のシリアル番号 251 n3+an...30 原材料の参照番号 252 n3+n27 グローバルなシリアル番号 253 n3+n13+n..17 グローバルなドキュメントタイプの識別子 30 n2+n..8 数量 個数 量 310n n4+n6 正味重量 キログラム () 311n n4+n6 長さまたは1 次元寸法データ メートル () 312n n4+n6 幅 直径または2 次元寸法データ メートル () 313n n4+n6 深さ 厚さ 高さまたは3 次元寸法データ メートル () 314n n4+n6 面積 平方メートル () 315n n4+n6 容積 リットル () 316n n4+n6 体積 立方メートル () 320n n4+n6 正味重量 ポンド () 321n n4+n6 長さまたは1 次元寸法データ インチ () 322n n4+n6 長さまたは1 次元寸法データ フィート () 323n n4+n6 長さまたは1 次元寸法データ ヤード () 324n n4+n6 幅 直径または2 次元寸法データ インチ () 325n n4+n6 幅 直径または2 次元寸法データ フィート () 326n n4+n6 幅 直径または2 次元寸法データ ヤード () 327n n4+n6 深さ 厚さ 高さまたは3 次元寸法データ インチ () 328n n4+n6 深さ 厚さ 高さまたは3 次元寸法データ フィート () 329n n4+n6 深さ 厚さ 高さまたは3 次元寸法データ ヤード () 330n n4+n6 全体の重量 キログラム () 331n n4+n6 長さまたは1 次元寸法データ メーター 物流用 () 332n n4+n6 幅 直径または2 次元寸法データ メーター 物流用 () 333n n4+n6 深さ 厚さ 高さまたは3 次元寸法データ メーター 物流用 () 334n n4+n6 面積 平方メーター 記号論理学 () 335n n4+n6 全体の容量 リットル () 25

35 AI フォーマット 用途 336n n4+n6 全体の容量 立方メーター () 337n n4+n6 キログラム / 平方メートル ( 圧力 ) () 340n n4+n6 全体の重量 ポンド () 341n n4+n6 長さまたは1 次元寸法データ インチ 物流用 () 342n n4+n6 長さまたは1 次元寸法データ フィート 物流用 () 343n n4+n6 長さまたは1 次元寸法データ ヤード 物流用 () 344n n4+n6 幅 直径または2 次元寸法データ インチ 物流用 () 345n n4+n6 幅 直径または2 次元寸法データ フィート 物流用 () 346n n4+n6 幅 直径または2 次元寸法データ ヤード 物流用 () 347n n4+n6 深さ 厚さ 高さまたは3 次元寸法データ インチ 物流用 () 348n n4+n6 深さ 厚さ 高さまたは3 次元寸法データ フィート 物流用 () 349n n4+n6 深さ 厚さ 高さまたは3 次元寸法データ ヤード 物流用 () 350n n4+n6 面積 平方インチ () 351n n4+n6 面積 平方フィート () 352n n4+n6 面積 平方ヤード () 353n n4+n6 面積 平方インチ 物流用 () 354n n4+n6 面積 平方フィート 物流用 () 355n n4+n6 面積 平方ヤード 物流用 () 356n n4+n6 正味重量 トロイ オンス () 357n n4+n6 正味重量 ( 容量 ) オンス () 360n n4+n6 容量 クォート () 361n n4+n6 容量 ガロン () 362n n4+n6 全体の容量 クォート () 363n n4+n6 全体の容量 ガロン () 364n n4+n6 容量 立方インチ () 365n n4+n6 容量 立方フィート () 366n n4+n6 容量 立方ヤード () 367n n4+n6 全体の容量 立方インチ () 368n n4+n6 全体の容量 立方フィート () 369n n4+n6 全体の容量 立方ヤード () 37 n2+n..8 数量 (AI02とのみ併用) 26

36 AI フォーマット 用途 390n n4+n..15 支払金額 - 単一通貨 () 391n n4+n3+n..15 支払金額およびISOの通貨コード () 392n n4+n..15 トレードアイテムの支払金額 - 単一通貨 () 393n n4+n3+n..15 トレードアイテムの支払金額およびISOの通貨コード () 400 n3+an..30 顧客の発注番号 401 n3+an..30 委託番号 402 n3+n17 出荷識別番号 403 n3+an..30 経路コード 410 n3+n13 EAN.UCCグローバルロケーション番号 ( 出荷先 納品場所 ) 411 n3+n13 EAN.UCCグローバルロケーション番号 ( 請求先 請求書発送先 ) 412 n3+n13 EAN.UCCグローバルロケーション番号 ( 商品仕入先 ) 413 n3+n13 EAN.UCCグローバルロケーション番号による出荷であることを示す 414 n3+n13 物流識別子 EAN.UCCグローバルロケーション番号 415 n3+n13 請求もとのEAN.UCCグローバルロケーション番号 420 n3+an..20 特定郵便機関が規定した郵便番号 ( 出荷先 納品場所 ) 421 n3+n3+an..9 3 桁のISO 国コードが先頭に付いた郵便番号 ( 出荷先 納品場所 ) 422 n3+n3 トレードアイテムの出荷国 423 n3+n3+n..12 初期処理国 424 n3+n3 処理国 425 n3+n3 解体国 426 n3+n3 最終加工国 43 n2+n4+n7+an6..10+n1 運送貨物番号 7001 n4+n13 NATOストック番号 (NSN) 7002 n4+an..30 UN/ECE 食肉処理分類 7030 n4+n3+an 桁のISO 国コード付き製造者承認番号 : 屠畜場 7031 n4+n3+an 桁のISO 国コード付き製造者承認番号 : 第 1の加工場所 703n n4+n3+an 桁のISO 国コード付き製造者承認番号 : 第 2から第 9の加工場所 8001 n4+n14 ロール状の製品 - 幅 長さ コア直径 方向および継ぎ目 8002 n4+an..20 携帯電話識別子 8003 n4+n14+an..16 EAN.UCCグローバル返却管理番号 (GRAI) 8004 n4+an..30 EAN.UCCグローバル個別管理番号 (GIAI) 27

37 AI フォーマット 用途 8005 n4+n6 計量商品の価格 8006 n4+n14+n2+n2 トレードアイテムの構成部品の管理番号 8007 n4+an..30 国際銀行口座番号 (IBAN) 8008 n4+n8+n..4 生産日時 (YYMMDDHHMMSS) 8018 n4+n18 EAN.UCCグローバルサービス関係番号 (GSRN) 8020 n4+an..25 出金伝票整理番号 8100 n4+n1+n5 クーポン拡張コード - UPCナンバーシステムキャラクタと申込番号 8101 n4+n1+n5+n4 クーポン拡張コード - UPC ナンバーシステムキャラクタ 申込番号 申込終了番号 8102 n4+n1+n1 クーポン拡張コード - "0"+UPCナンバーシステムキャラクタ 90 n2+an..30 FACTデータ識別子 91 n2+an..30 内部使用 - 企業 92 n2+an..30 内部使用 - 企業 93 n2+an..30 内部使用 - 企業 94 n2+an..30 内部使用 - 企業 95 n2+an..30 内部使用 - 運送業者 96 n2+an..30 内部使用 - 運送業者 97 n2+an..30 内部使用 - 企業 98 n2+an..30 内部使用 - 企業 99 n2+an..30 内部使用 () 年月のみを表示する場合は DD を 00 で埋めます () n はデータの長さを表します () n は小数点の位置を表します () n は小数点以下の桁数を表します ( 注 1) EAN-128のAIは General EAN.UCC Specifications v.6.0に準拠しています ( 注 2) 指定したAIが可変長で 読み取りデータの桁数がAI 桁数の最大桁数未満の場合 読み取りデータ内に GS(1Dh) を含めて出力します 28

38 第 9 章ブザー 表示 LED バイブレータ 9.1 ブザー (1) ブザー鳴動 ブザーは 各種状態により短音 長音 単発音 継続音 ( 断続音 ) を鳴動させます 単発音および継続音は RSS-14 Stacked RSS-14 Stacked Omnidirectional 読み取り時用です バーコードメニューまたは設定ソフト (ScannerSetting) によってブザーの鳴動を禁止することができます ( 但し ブザーの鳴動が禁止されていても その設定にかかわらずブザーが鳴動する場合があります 詳細は次ページをご覧ください ) ( 注 ) RSS-14 Stacked RSS-14 Stacked Omnidirectional 読み取り時のブザー鳴動の許可 禁止は バーコードメニューの RSS-14 Stacked RSS-14 Stacked Omnidirectional 読み取り時のブザー鳴動 バーコードを読み取ってください 一般のバーコード用の ブザー鳴動 バーコードは無効です ブザー短音 1 (60ms) (80ms) (120ms) の3 段階から選択可能 短音 (60ms) 長音 (180ms) 長音 (480ms) 単発音 2 (40ms) 継続音 2 (60ms 周期の断続音 ) 主な状態 - 読み取りが正常に完了した時 - データ照合読み でマスターデータの登録が正常に完了した時 - データ照合読み で読み取ったバーコードデータとマスターデータが一致した時 - マジックキーによる データ再転送 指定キャラクタ転送 によって 転送が完了した時 - データ編集 で読み取ったバーコードがデータ編集条件に適合した時 - バーコードメニュー ( 第 12 章 ) による設定で パラメータ設定バーコードを読み取った時 - 設定ソフトから生成された一括設定用バーコードの DATA バーコードを読み取った時 - バーコードメニュー ( 第 12 章 ) による設定で 設定開始 バーコードまたは 設定終了 バーコードを読み取った時 - 設定ソフトから生成された一括設定用バーコードの START END バーコードを読み取った時 - 設定ソフトによる設定で 設定ソフトの起動時および設定の反映時 - スキャナのファームウェアと一致しないバージョンの設定ソフトにて印刷した一括設定バーコードの START を読み取った為 設定が行えない時 - バーコードメニュー ( 第 12 章 ) による設定で パラメータの設定が正常に完了しなかった時 - マスターデータの登録時 マスターバーコードの桁数にエラーが発生した時 - データ照合読み で読み取ったバーコードとマスターデータが不一致の時 - データ編集 で読み取ったバーコードがデータ編集条件に不適合で 読み取ったデータが転送できない時 - 設定ソフトと通信中 通信エラー タイムアウトが発生した時 - 通信エラーが発生した時 - マジックキーによる データ再転送 で前回の読み取りデータがない時 - バーコードメニュー ( 第 12 章 ) による設定で パラメータ設定バーコードを読み取らないまま3 分が経過した時 - スキャナのファームウェアと一致しないバージョンの設定ソフトにて印刷した一括設定バーコードの END を読み取った為 設定に異常の可能性がある時 - RSS-14 Stacked RSS-14 Stacked Omnidirectional の読み取りで 1 段目または 2 段目を読み取った時 ( 継続音を選択すると 1 段目か 2 段目かのいずれかが まだ読み取られていないで残っているあいだ ブザーは鳴りつづけることになります ) ( 読み取りが完了すると 短音 1 が鳴ります ) 1 短音ブザーは 設定ソフト (ScannerSetting) によって 3 段階に切り換えることが可能です 2 RSS-14 Stacked RSS-14 Stacked Omnidirectionalの読み取りでは 単発音 継続音 鳴動禁止から選択できます 29

39 ブザーの鳴動は バーコードメニューまたは設定ソフト (ScannerSetting) によって禁止することができます ただし 以下の場合は その設定にかかわらずブザーは鳴動します - バーコードメニュー ( 第 12 章 ) による設定時 - 設定ソフト (ScannerSetting) の起動時および設定の反映時 - 一括設定用バーコードを読み取った時 - パラメータ設定の保存に失敗した時 (2) ブザー音量調整バーコードメニューまたは設定ソフト (ScannerSetting) によって 音量を3 段階に切り換えることができます 出荷時は音量 大 に設定されています ブザー音量 バーコードを読み取るたびに 下記のように音量が変わります 大中小 電源を OFF しても最後に設定された状態は記憶されています (3) ブザー周波数調整設定ソフト (ScannerSetting) によって 周波数を3 段階に切り換えることができます 低音 : 2.0 khz 中音: 4.0 khz 高音: 4.3 khz 出荷時は周波数 中音 (4.0 khz) に設定されています 電源をOFFしても最後に設定された状態は記憶されています (4) 読み取り完了確認用ブザーおよび表示 LEDの作動タイミング設定ソフト (ScannerSetting) によって 読み取り完了時のブザーと表示 LED( 青 ) の作動タイミングを データ転送前 または データ転送後 に切り換えることができます データ転送前 : バーコードの読み取りが完了したときに ブザーを鳴動させ表示 LED( 青 ) を点灯させます データの転送結果には関係ありません データ転送後 : バーコードの読み取りが完了し データが正常に転送されたときに ブザーを鳴動させ表示 LED( 青 ) を点灯させます 出荷時は データ転送前 に設定されています 30

40 9.2 表示 LED 表示 LED は 各種状態により青 緑 赤 橙に点灯 点滅します 表示 LED 青点灯緑点灯赤点灯赤点滅橙点灯 主な状態 - 読み取りが正常に完了した時 ( ただし オートセンスモード切り換え機能 有効時は 緑点灯 ) - バーコードメニュー ( 第 12 章 ) の読み取り開始 終了時 - データ照合読み で読み取ったバーコードデータとマスターデータが一致した時 - オートセンスモード切り換え機能 によってトリガスイッチ動作モードに切り換えられている時 - 連続読み取りモード切り換え機能によってトリガスイッチ動作モードに切り換えられている時 - マジックキーコントロールで各種の処理が完了した時 - データ照合読みモードで マスターデータ登録待ち状態の時 - オートセンスモード切り換え機能 有効時に 読み取りが正常に完了した時 ( データ照合読みのマスターバーコード読み取り完了時は除く ) - チェックデジットエラーが発生した時 - 読み取り桁数エラーが発生した時 - データ照合読み で読み取ったバーコードデータとマスターデータが不一致の時 - データ照合読み でマスターデータ登録時 その桁数にエラーが発生した時 - データ再転送機能によって転送できない時 - データ編集 で編集エラーが発生し 読み取りデータが転送できない時 - データ照合読み でマスターデータが登録されていない時 - オートセンスモード切り換え機能 によってオートセンスモードに切り換えられている時 - 連続読み取りモード切り換え機能によって連続読み取りモードに切り換えられている時 オートセンスモード切り換え機能は マジックキーに割り当てることができます ( 第 6 章を参照 ) 表示 LEDの点灯は バーコードメニューまたは設定ソフト (ScannerSetting) によって禁止することができます ただし 以下の場合は その設定にかかわらず表示 LEDは点灯します - バーコードメニュー ( 第 12 章 ) による設定時 - 設定ソフト (ScannerSetting) の起動時および設定の反映時 - 一括設定用バーコードを読み取った時 - マスターデータ登録モード中または登録完了時 - マスターデータ登録時にエラーが発生した時 - データ照合読み で 照合不一致の時 スキャンロック発生時 マスターデータが登録されていない時 - データ再転送機能によって転送が完了した時 また再転送しようとした際前回の読み取りデータが無い時 - 指定キャラクタ転送機能によって 転送が完了した時 - ハードウェアエラー発生時 - パラメータ設定の保存に失敗した時 31

41 9.3 バイブレータ 読み取り "OK" の時にバイブレータを振動させるか 読み取り "NG" の時に振動させるかをバーコードメニューまたは設定ソフト (ScannerSetting) によって選択できます また バイブレータの振動は バーコードメニューまたは設定ソフト (ScannerSetting) によって禁止することができます 設定 下記の時バイブレータは振動します OK 時振動 - 読み取ったデータを正常に転送終了した時 - データ照合読み でマスターデータの登録が完了した時 - データ照合読み で読み取ったバーコードデータとマスターデータが一致した時 - データ再転送機能 指定キャラクタ転送機能によって 転送が完了した時 - バーコードメニュー ( 第 12 章 ) による設定で 設定開始 バーコードまたは 設定終了 コードを読み取った時 パラメータ設定バーコードを読み取った時 - 設定ソフトによる設定で 設定ソフトの起動時および設定の反映時 - 設定ソフトで生成された一括設定用バーコードを読み取った時 NG 時振動 - チェックデジットのチェックが有効な時に チェックデジットが間違っている時 - データ照合読み のマスターデータの登録時 マスターバーコードの桁数にエラーが発生した時 - データ照合読み で読み取ったバーコードデータとマスターデータが一致しなかった時 - データ編集 で編集エラーが発生し 読み取ったデータを転送できない時 - ACK/NAK モードで ACK 応答がない時 注意 : スキャナをスタンドに固定して使用する場合 バイブレータの振動を禁止することを推奨します 32

42 第 10 章通信 10.1 RS-232C インタフェース 通信形態はアシンクロナスシリアルインタフェースです 通信レベルはRS-232Cレベルです 種々の通信条件はバーコードメニューまたは設定ソフト (ScannerSetting) で設定できます 読み取ったデータは以下のフォーマットで外部機器 コンピュータなどに転送できます (1) 通信手順ノープロトコルモードまたはACK/NAKモードのいずれかを選択できます ノープロトコルモード ( デフォルト ) CTS 信号が送信許可の場合 読み取ったデータを送信します 注意 :CTS 信号観測時間は 100msから9.9sまで100ms 間隔で 設定ソフトにより選択できます ACK/NAKモード CTS 信号が送信許可の場合 読み取ったデータを送信し その後コンピュータなどからの応答により その処理を行います ACK: 正常終了 NAK: 再送信注意 :CTS 信号観測時間およびACK/NAK 返答確認時間は 100msから9.9sまで100ms 間隔で 設定ソフトにより選択できます (2) RTS 信号制御手順スキャナレディモードとデータレディモードのいずれか1つを選択できます スキャナレディモード ( デフォルト ) RTS 信号は電源が投入されスキャナが通信可能になった時以後 常時 Highになります ホストからスキャナにコマンドを送信する場合は RTS 信号がHighであることを確認してから送信してください データレディモード RTS 信号はスキャナがデータを転送する前にHighになり データを転送終了した後 Lowになります ホストからスキャナにコマンドを送信する場合は RTS 信号レベルは関係ありません 但し スキャナへの電源投入直後は コマンドを受信できない時間帯があります (3) CTS 監視 CTS 信号の状態を監視するかしないかを選択できます CTS 信号の状態を監視するに設定すると ホストのRTS 信号のレベルがDisableのときはデータを出力しません (4) 転送速度転送速度は1200bpsから38400bps( デフォルト :9600bps) までの6 種類の中から選択できます (5) 転送キャラクタ転送キャラクタは全てASCIIコードであり そのフォーマットは下記の項目の全ての組み合わせを選択できます データビット : 7ビット 8ビット ( デフォルト ) パリティ : 偶数 奇数 無し ( デフォルト ) ストップビット : 1ビット ( デフォルト ) 2ビット 33

43 10.2 キーボードインタフェース通信形態はOADG 準拠キーボードインタフェースで 通信レベルはCMOSレベルです (1) 接続方式コンピュータへの接続方法に応じて 以下から選択できます 外付けキーボード有り ( デフォルト ) 外付けキーボード無し 外付けテンキーパッド有り デスクトップタイプの PC 本体とキーボード ( テンキーパッドを除く ) の間にスキャナを接続する場合 この設定にします ノートタイプのコンピュータなどにスキャナのみを接続する場合 この設定にします PC 本体とテンキーパッドの間にスキャナを接続する場合 この設定にします (2) ホストのCAPS Lock/NUM Lockの状態キーボードのCaps Lock/Num Lockの状態に合わせます ( デフォルト :Caps Lock OFF, Num Lock ON) (3) キーボードタイプ使用するキーボードタイプに設定します ( デフォルト :U.S. English) (4) データ転送間隔連続的に多量のバーコードを読ませたり 処理速度の遅い機種に接続したりすると コンピュータの音が鳴り データオーバーフローが生じることがあります これを回避するために データ転送間隔 (1ms~100ms) が選択できます ( デフォルト :1ms) 10.3 通信形態 データ転送フォーマット以下に示す2 通りのフォーマットから選択できます 桁数ヘッダコードマーク Prefix n1 n2 n3 n4 バーコードデータ Suffix ターミネータ 桁数ヘッダ Prefix コードバーコードデータ Suffix ターミネータマーク n1 n2 n3 n4 以下に各項目の説明を示します (1) ヘッダ ターミネータ以下に示す中から選択できます RS-232Cインタフェースヘッダ : 無し ( デフォルト ) またはSTX ターミネータ : CR( デフォルト ) LR CR+LF ETX または無し ( 注 ) ターミネータ無しを選択した場合 制御コマンド通信フォーマットのターミネータはCRとなります PS/2キーボードインタフェースヘッダ : 無し ( デフォルト ) TAB ESC またはENTERなどターミネータ : 無し TAB ESC またはENTER( デフォルト ) など ( 注 ) ヘッダ ターミネータともに ASCII 文字 (00h~7FhおよびE7h~FDh) の組み合わせにより最大 4バイト長のユーザ選択コードを設定ソフトで設定できます 34

44 (2) Prefix/Suffix ASCII 文字 (00h~FEh) の組み合わせにより 最大 8 バイト長まで設定ソフト (ScannerSetting) で設定できます ( デフォルト : 無し ) (3) コードマーク バーコード体系を識別するためのキャラクタです 下表に示す6 種類のコードマークから選択できます ( デフォルト : タイプ1) さらに 下表のバーコード体系ごとに ASCII 文字 (00h~FEh) を組み合せた最大 2バイト長のユーザ定義コードマークを設定できます コードマークの転送の要否も選択できます ( デフォルト : 転送禁止 ) バーコード体系 タイプ 1 (DENSO 1) コードマーク タイプ 2 (DENSO 2) タイプ 3 タイプ 4 タイプ 5 (AIM) タイプ 6 (AIM Type2) UPC-A A C A ]X0 UPC-E C E D A ]X0 EAN-13 A F B A ]E0 EAN-8 B FF A A ]E4 UPC-A 2 桁のアドオン付き A F A ]X1 ]X3 UPC-A 5 桁のアドオン付き A G A ]X2 ]X3 UPC-E 2 桁のアドオン付き C E H A ]X1 ]X3 UPC-E 5 桁のアドオン付き C E I A ]X2 ]X3 EAN-13 2 桁のアドオン付き A F L A ]E1 ]E3 EAN-13 5 桁のアドオン付き A F M A ]E2 ]E3 EAN-8 2 桁のアドオン付き B FF J A ]E5 EAN-8 5 桁のアドオン付き B FF K A ]E6 Standard 2of5 (short) H O G ]R0 Standard 2of5 (normal) H O G ]S0 Interleaved 2of5 I N F ]Im Code 32 M X B ]X0 Code 39 M V B ]Am Code 39 Full ASCII M W B ]Am Codabar (NW-7) N R C ]Fm Code 93 L U E ]G0 Code 128 K T D ]Cm EAN-128 W k K ]C1 MSI P Z J ]M1 Plessey T a T ]P0 RSS R 無し 無し ]e0 タイプ5,6は AIM USA 開発の Guidelines on Symbology Identifiers に準拠したコードマ ーク体系です 末尾 m は各バーコード体系のデータ転送フォーマットにより異なります 本書では RSS-14 RSS-14 Truncated RSS-14 Stacked RSS-14 Stacked Omnidirectional RSS Limitedを纏めてRSSと記載しています (RSS Expanded, RSS Expanded Stackedを読み 取ることはできません ) 35

45 (4) 桁数 バーコードデータの桁数を示します 2 桁 (2バイト) または4 桁 (4バイト) も選択できます ただし UPC EAN コード (EAN-128を除く) の場合 桁数は省略されます 桁数の転送の要否を選択します ( デフォルト : 転送禁止 ) n1: 1000の位 (0-9) n2: 100の位 (0-9) n3: 10の位 (0-9) n4: 1の位 (0-9) 転送 2 桁の場合はn1およびn2は転送されません (5) バーコードデータ 各バーコード体系のデータ転送フォーマットを以下に示します UPC EAN Interleaved 2of5(14 桁 ) RSS EAN-128のGTINフォーマット変換については 項を参照してください UPC-A 0 データ (11 桁 ) C/D 桁数調整用の 0 ナンバーシステムキャラクタ ( データ 11 桁の先頭の 0 ) と C/D の転送の要否を選択できます UPC-E UPC-Aへの変換禁止 を選択した場合 (ZEROサプレスフォーマット) 0 データ (6 桁 ) C/D UPC-Aへの変換許可 を選択した場合 (ZEROインサートフォーマット) 0 データ (11 桁 ) C/D 桁数調整用の 0 ナンバーシステムキャラクタ( データ11 桁の先頭の 0 ) とC/Dの転送の要否を選択できます UPC-EのZEROインサートフォーマットはUPCの規格に基づいてデータを11 桁に変換します EAN-13 データ (12 桁 ) C/D 国コードおよび C/D の転送の要否 ISBN/ISSN フォーマットへの変換の要否を選択できます ISBN/ISSN フォーマットは EAN の規格に基づいて変換します EAN-8 データ (7 桁 ) C/D C/D の転送の要否を選択できます データの先頭に 5 文字の 0 を付け EAN-13 と同じ桁数にして転送することができます UPC/EAN アドオン付き UPC/EAN データ アドオンデータ (2 桁または 5 桁 ) Standard 2of5, Interleaved 2of5 データ C/D バーコードにC/Dが含まれているものと含まれていないものがあります バーコード読み取り時 C/Dのチェックの有無を選択できます また C/D 有りの読み取り許可を選択した場合 そのC/Dの転送の要否を選択できます C/D: チェックディジット 36

46 Codabar (NW-7) スタートコード データ C/D ストップコード バーコードにC/Dが含まれているものと含まれていないものがあります バーコード読み取り時 C/Dのチェックの有無を選択できます また C/D 有りの読み取り許可の時 C/Dの転送の要否を選択できます C/Dの計算方法は モジュラス16 または 7チェック を選択できます スタート ストップコードの転送を選択できます スタート ストップコードは小文字 a/b/c/d と大文字 A/B/C/D のいずれかを選択できます Code 32 A データ (8 桁 ) C/D Code32の先頭の "A" の転送 の要否およびC/Dのチェックの要否を選択できます 以下の条件が全て満たされているとき 6 桁のCode39を 9 桁のCode32に変換して転送します 6 桁以外のCode39は 変換せずCode39のまま転送します < 変換条件 > - Code39の読み取り を許可に設定 - Code39からCode32に変換 を許可に設定 - Code39の桁数が6 桁 - Code39が 0~9 および A,E,I,Oを除く22 種類のアルファベット の計 32 種類のキャラクタで構成 - Code32に変換した結果が 有効範囲内 (0~ C/Dを除く ) Code 39 スタートコード データ C/D ストップコード バーコードにC/Dが含まれているものと含まれていないものがあります バーコード読み取り時 C/Dのチェックの要否を選択できます また C/D 有りの読み取り許可の時 C/Dの転送の要否を選択できます スタート ストップコードの転送の要否を選択できます スタート ストップコードは です Code 39 FULL ASCII Code 32への変換の要否を選択できます Code 93, Code 128, EAN-128 データ Code 128 では 下記のような構成の時 EAN-128 と判断します スタートコード FNC1 データ C/D ストップコード データに FNC1 がある場合 FNC1 を GS(1Dh) に変換して転送するか FNC1 を転送しないかを選択できます MSI, Plessey データ C/D RSS( 注 ) データ ( 注 ) 本書では RSS-14 RSS-14 Truncated RSS-14 Stacked RSS-14 Stacked Omnidirectional RSS Limited を纏めて RSS と記載しています (RSS Expanded, RSS Expanded Stacked を読み取ることはできません ) 37

47 GTIN フォーマット変換 GTIN フォーマット変換機能を許可に設定すると EAN-13 EAN-8 UPC-A UPC-E Interleaved 2of5(14 桁 ) を GTIN フォーマットで また GTIN フォーマットの RSS EAN-128 を EAN/JAN( 商品コードフォーマット ) で出力することができます (1) EAN/UPC GTINフォーマットへの変換 GTINフォーマットに変換する際 16 桁への変換か14 桁への変換 及び転送するPIを 0 ~ 9 の範囲で選択できます また GTINフォーマットへの変換禁止を選択することにより EAN/UPCからGTINフォーマットへの変換のみを禁止できます EAN-13(16 桁 ) 01 PI データ (12 桁 ) C/D (14 桁 ) PI データ (12 桁 ) C/D EAN-8(16 桁 ) 01 PI データ (7 桁 ) C/D (14 桁 ) PI データ (7 桁 ) C/D UPC-A(16 桁 ) 01 PI 0 データ (11 桁 ) C/D (14 桁 ) PI 0 データ (11 桁 ) C/D UPC-E(16 桁 ) 01 PI 0 データ (11 桁 ) C/D (14 桁 ) PI 0 データ (11 桁 ) C/D EAN-13 アドオン付き (16 桁 ) 01 PI 0 データ (11 桁 ) C/D アドオンデータ (2 桁または5 桁 ) (14 桁 ) PI 0 データ (11 桁 ) C/D アドオンデータ (2 桁または5 桁 ) EAN-8 アドオン付き (16 桁 ) 01 PI 0 データ (11 桁 ) C/D アドオンデータ (2 桁または5 桁 ) (14 桁 ) PI 0 データ (11 桁 ) C/D アドオンデータ (2 桁または5 桁 ) UPC-A アドオン付き (16 桁 ) 01 PI 0 データ (11 桁 ) C/D アドオンデータ (2 桁または5 桁 ) (14 桁 ) PI 0 データ (11 桁 ) C/D アドオンデータ (2 桁または5 桁 ) UPC-E アドオン付き (16 桁 ) 01 PI 0 データ (11 桁 ) C/D アドオンデータ (2 桁または5 桁 ) (14 桁 ) PI 0 データ (11 桁 ) C/D アドオンデータ (2 桁または5 桁 ) UPC-E は ZERO インサートフォーマットに変換後 GTIN フォーマットに変換されます (2) Interleaved 2of5(14 桁 ) GTIN フォーマットへの変換 C/D: チェックディジット PI: パッケージインジケータ Interleaved 2of5は14 桁のみがGTINの変換対象になり それ以外の桁数を読み取った場合は 通常のフォーマット で転送されます Interleaved 2of5 (14 桁 ) 01 データ (13 桁 ) C/D 01 データ (14 桁 ) C/Dは設定に関係なく転送します C/D: チェックディジット (3) GTINフォーマットのRSS/EAN-128 EAN/JANへの変換 EAN/JAN( 商品コードフォーマット ) への変換の際 14 桁への変換か13 桁への変換を選択できます また EAN/JANへの変換禁止を選択することにより GTINフォーマットのRSS/EAN-128からEAN/JANへの変換のみを禁止できます RSS, EAN-128 (14 桁 ) PI データ (12) C/D (13 桁 ) データ (12) C/D 38 C/D: チェックディジット PI: パッケージインジケータ

48 第 11 章設定項目一覧と出荷時設定 下表のパラメータはバーコードメニューまたは設定ソフト (ScannerSetting) で設定が可能です ただし 網掛けされているパラメータは設定ソフトでのみ設定が可能です 工場出荷時は全てデフォルトに設定されています (1) インタフェース 設定項目パラメータデフォルト参照先 インタフェース RS-232C インタフェース PS/2 キーボードインタフェース (2) アシンクロナス通信パラメータ指定 RS-232Cインタフェースに設定されている場合のみ有効です 設定項目 パラメータ デフォルト 参照先 通信手順 ノープロトコルモード 第 10 章 10.1 項 (1) ACK/NAK モード RTS 信号制御手順 スキャナレディモード 第 10 章 10.1 項 (2) データレディモード 監視有り CTS 監視 第 10 章 10.1 項 (3) 監視無し 1200 bps 2400 bps 4800 bps 転送速度 第 10 章 10.1 項 (4) 9600 bps bps bps 7 ビット データビット 8 ビット 偶数 パリティ 奇数 第 10 章 10.1 項 (5) 無し ストップビット 1 ビット 2 ビット ヘッダ 無し STX ETX CR 第 10 章 項 (1) ターミネータ LF CR+LF 無し CTS 信号観測時間 0.1~9.9 秒 0.2 秒 第 10 章 10.1 項 (1) ACK/NAK 返答確認時間 0.1~9.9 秒 1 秒 : 設定ソフトでのみ設定可能 39

49 (3) PS/2 キーボードインタフェース通信パラメータの指定 PS/2 キーボードインタフェースに設定されている場合のみ有効です 設定項目パラメータデフォルト参照先 接続形態ホストの Caps Lock の状態ホストの Num Lock の状態キーボードタイプデータ転送間隔数字キー選択 外付けキーボード有り 外付けキーボード無し外付けテンキーパッド有り OFF ON ON OFF U.S.English (101 キーボード ) Germany (102 キーボード ) French (102 キーボード ) U.K.English (102 キーボード ) Italian (102 キーボード ) Swedish (102 キーボード ) 日本語 (106 キーボード ) IBM IBM /003 1 ms 5 ms 10 ms 15 ms 30 ms 50 ms 100 ms インボードキー テンキー 第 10 章 10.2 項 (1) 第 10 章 10.2 項 (2) ( 注 1) 第 10 章 10.2 項 (3) 第 10 章 10.2 項 (4) ( 注 2) ( 注 1) ホストのキーボードのCaps Lock Num Lockの状態にあわせてください ( 注 2) テンキーを選択する場合は ホストのNum LockをONに設定してください インボードキー テンキー ( 例 )U.S.English(101 キーボード ) 40

50 設定項目パラメータデフォルト参照先 特殊キー転送モード 許可禁止 ( 注 3) 無し STX ETX CR LF CR+LF TAB ヘッダ ESC 第 10 章 項 (1) ENTER 実行 ( 右 CTRL) ユーザ選択 ( 注 3) 通信フォーマットのヘッダ / ターミネータを除く部分について 特殊キー転送の可否を選択することができます 特殊キー転送が許可の時 転送データ中のE7h~FDhのデータは下記の特殊キー置換テーブルに従い 特殊キーに置換して転送されます 左 SHIFT 左 CTRL 左 ALTは その次に設定された文字またはキーとの同時押下入力として転送されます 下位桁 上位桁 E F 0 1 F1 2 F2 3 F3 4 F4 5 F5 6 F6 7 左 SHIFT F7 8 左 CTRL F8 9 左 ALT F9 A TAB F10 B ESC F11 C ENTER F12 D 右 CTRL E F 特殊キー置換テーブル : 設定ソフトでのみ設定可能 41

51 設定項目パラメータデフォルト参照先 ターミネータ 無し STX ETX CR LF CR+LF TAB ESC ENTER 実行 ( 右 CTRL) ユーザ選択 第 10 章 項 (1) : 設定ソフトでのみ設定可能 42

52 (4) データ転送フォーマット バーコードの指定 Prefix の転送 Suffix の転送 データ編集 コードマーク転送 コードマーク付加位置 コードマークの種類 設定項目パラメータデフォルト参照先 桁数の転送 (UPC/EAN コードを除く ) GTIN フォーマット変換 EAN/UPC/Interleaved 2of5(14 桁 ) GTIN フォーマットへの変換タイプ GTIN フォーマットの RSS/EAN-128 EAN/JAN への変換タイプ EAN/UPC/Interleaved 2of5(14 桁 ) GTIN 変換時の付加 PI 転送許可 転送禁止 転送許可 転送禁止 編集有り 編集無し 転送許可 転送禁止 Prefix の前 Prefix の後 タイプ 1(DENSO 1) タイプ 2(DENSO 2) タイプ 3 タイプ 4 タイプ 5(AIM) タイプ 6(AIM Type2) ユーザ選択 4 桁で転送許可 2 桁で転送許可転送禁止 許可 禁止 16 桁への変換 14 桁への変換 変換禁止 14 桁への変換 13 桁への変換 変換禁止 第 10 章 項 (2) 第 8 章 第 10 章 項 (3) 第 10 章 項 (4) 第 10 章 項 第 10 章 項 (1) 第 10 章 項 (2) 0~9 0 第 10 章 項 (1) : 設定ソフトでのみ設定可能 43

53 UPC-A/E EAN-13/8 設定項目パラメータデフォルト参照先 UPC-A UPC-E EAN-13 EAN-8 の読み取り 読み取り許可 読み取り禁止 UPC/EAN 2 桁のアドオン付きの 読み取り許可 読み取り 読み取り禁止 UPC/EAN 5 桁のアドオン付きの 読み取り許可 読み取り 読み取り禁止 UPC-A のナンバーシステム 転送許可 キャラクタの転送 転送禁止 UPC-E のナンバーシステム 転送許可 キャラクタの転送 転送禁止 UPC-A の桁数調整用 0 の転送 転送許可 転送禁止 転送許可 UPC-E の桁数調整用 0 の転送 転送禁止 UPC-A の C/D の転送 転送許可 転送禁止 UPC-E の C/D の転送 転送許可 転送禁止 EAN-13 の C/D の転送 転送許可 転送禁止 EAN-8 の C/D の転送 転送許可 転送禁止 EAN-13 への変換許可 EAN-8 の転送フォーマット EAN-13 への変換禁止 UPC-A への変換許可 UPC-E の転送フォーマット UPC-A への変換禁止 EAN-13 の国コードの転送 転送許可 転送禁止 EAN-13 の ISBN/ISSN 変換許可 フォーマットへの変換 変換禁止 第 10 章 項 (5) 第 10 章 項 (5) ( 注 4) 第 10 章 項 (5) ( 注 4) 国コードとは EAN-13 のプリフィックスキャラクタの上位 2 桁を表します : 設定ソフトでのみ設定可能 44

54 Standard 2of5 設定項目パラメータデフォルト参照先 C/D 無しの読み取り許可 Standard 2of5 の読み取り C/D 有りの読み取り許可 読み取り禁止 Standard 2of5 の最小読取桁数 Standard 2of5 の最大読取桁数 1 桁 ~99 桁 3 桁 99 桁 ( 注 5) Standard 2of5 の C/D の転送 転送許可転送禁止 第 10 章 項 (5) ( 注 6) Standard 2of5 のバーコードによる読み取り許可桁数の設定 設定許可設定禁止 第 7 章 7.2 項 Interleaved 2of5 設定項目パラメータデフォルト参照先 C/D 無しの読み取り許可 Interleaved 2of5 の読み取り C/D 有りの読み取り許可 読み取り禁止 Interleaved 2of5 の最小読取桁数 Interleaved 2of5 の最大読取桁数 2 桁 ~99 桁 4 桁 99 桁 ( 注 5) Interleaved 2of5 の C/D の転送 転送許可転送禁止 第 10 章 項 (5) ( 注 6) Interleaved 2of5 のバーコードによる読み取り許可桁数の設定 設定許可設定禁止 第 7 章 7.2 項 Codabar(NW-7) 設定項目パラメータデフォルト参照先 Codabar(NW-7) の読み取り Codabar(NW-7) の最小読取桁数 Codabar(NW-7) の最大読取桁数 Codabar(NW-7) の C/D の転送 C/D 無しの読み取り許可 C/D 有りの読み取り許可読み取り禁止 3 桁 ~99 桁 4 桁 ( スタート ストップコードを含む ) 99 桁転送許可 転送禁止 ( 注 5) 第 10 章 項 (5) ( 注 6) ( 注 5) 設定範囲とスキャナが読み取り可能な桁数は異なります ( 注 6) C/Dを転送許可にするには 読み取りをC/D 有りの読み取り許可に設定してください C/D: チェックディジット : 設定ソフトでのみ設定可能 45

55 設定項目パラメータデフォルト参照先 Codabar(NW-7) の C/D の計算方法 Codabar(NW-7) のスタート ストップコードの転送 モジュラス 16 7 チェック a/b/c/d を転送許可 A/B/C/D を転送許可 転送禁止 第 10 章 項 (5) Code 32 設定項目パラメータデフォルト参照先 Code39 から Code32 に変換 変換許可変換禁止 Code32 の先頭の "A" の転送 転送許可転送禁止 第 10 章 項 (5) Code32 の C/D の確認 有り無し Code 39 設定項目パラメータデフォルト参照先 C/D 無しの読み取り許可 Code 39 の読み取り C/D 有りの読み取り許可 読み取り禁止 Code 39 の最小読取桁数 1 桁 ~99 桁 1 桁 Code 39 の最大読取桁数 ( スタート ストップコードを含まない ) 99 桁 Code 39 の C/D の転送 転送許可 転送禁止 Code 39 のスタート ストップ 転送許可 コードの転送 転送禁止 変換許可 Code 39 の Full ASCII への変換 変換禁止 ( 注 5) 第 10 章 項 (5) ( 注 6) 第 10 章 項 (5) Code 93 設定項目パラメータデフォルト参照先 Code 93 の読み取り Code 93 の最小読取桁数 Code 93 の最大読取桁数 読み取り許可読み取り禁止 1 桁 ~99 桁 1 桁 ( スタート ストップコードおよび 2 桁の C/D を含まない ) 99 桁 ( 注 5) ( 注 5) 設定範囲とスキャナが読み取り可能な桁数は異なります ( 注 6) C/Dを転送許可にするには 読み取りをC/D 有りの読み取り許可に設定してください C/D: チェックディジット : 設定ソフトでのみ設定可能 46

56 Code 128 EAN-128 設定項目パラメータデフォルト参照先 Code 128 の読み取り 読み取り許可 読み取り禁止 EAN-128 の読み取り 読み取り許可 読み取り禁止 Code 128 EAN-128 の最小読取桁数 Code 128 EAN-128 の最大読取桁数 1 桁 ~99 桁 (1 桁の C/D を含まない ) 1 桁 99 桁 ( 注 5) Code 128 EAN-128 の FNC1 の転送 GS に変換して転送 転送禁止 第 10 章 項 (5) MSI Plessey 設定項目パラメータデフォルト参照先 MSI の読み取り MSI の最小読取桁数 MSI の最大読取桁数 Plessey の読み取り Plessey の最小読取桁数 Plessey の最大読取桁数 読み取り許可読み取り禁止 3 桁 ~99 桁 (2 桁の C/D を含む ) 3 桁 99 桁 読み取り許可 読み取り禁止 4 桁 ~99 桁 4 桁 (2 桁の C/D を含む ) 99 桁 ( 注 5) ( 注 5) RSS 設定項目パラメータデフォルト参照先 RSS-14, RSS-14 Truncated, RSS-14 Stacked, 読み取り許可 RSS-14 Stacked Omnidirectional の読み取り 読み取り禁止 RSS Limited の読み取り 読み取り許可 読み取り禁止 ( 注 5) 設定範囲とスキャナが読み取り可能な桁数は異なります : 設定ソフトでのみ設定可能 47

57 (5) トリガスイッチコントロール / マジックキーコントロール 設定項目パラメータデフォルト参照先 トリガスイッチコントロール オートオフモード 1 の読み取り時間 オートセンスモードのスキャナ感応レベル マジックキーコントロール オートオフモード 1 オートオフモード 2 モメンタリスイッチモード 1 モメンタリスイッチモード 2 連続読み取りモードオートセンスモード 1 秒 2 秒 3 秒 4 秒 5 秒 敏感 普通 鈍感照明スイッチ機能データ再転送機能指定キャラクタ転送機能読み取り ON/OFF 機能オートセンスモード切り換え機能連続読み取りモード切り換え機能 機能無し 第 5 章 5.1 項第 5 章 5.1 項第 5 章 5.3 項第 6 章 : 設定ソフトでのみ設定可能 48

58 (6) ブザー 表示 LED バイブレータ 設定項目パラメータデフォルト参照先 ブザーの鳴動 短音ブザーの鳴動時間 ブザー音量 ブザーの周波数 読み取り完了確認用ブザーおよび表示 LED の作動タイミング 鳴動許可 鳴動禁止 短 (60ms) 中 (80ms) 長 (120ms) 大 中 小 低音 (2.0 khz) 中音 (4.0 khz) 高音 (4.3 khz) データ転送前 データ転送後 RSS-14 Stacked, RSS-14 Stacked 許可 Omnidirectional 読み取り時の ブザー鳴動 禁止 RSS-14 Stacked, RSS-14 Stacked 単発音 Omnidirectional 読み取り時の ブザー鳴動パターン 継続音 ( 断続音 ) 表示 LED の点灯 バイブレータ 点灯許可点灯禁止 OK 時振動 NG 時振動振動禁止 第 9 章 9.1 項第 9 章 9.2 項第 9 章 9.3 項 : 設定ソフトでのみ設定可能 49

59 (7) データ照合読み 設定項目パラメータデフォルト参照先 読み取りモード データ照合読みの種類 2 点照合時の NG 判定後の照合リトライ データ照合読み 時の一致 / 不一致の出力 データ照合読み の照合開始位置 照合開始位置からの照合キャラクタ数 スキャンロックの要否 通常読み取りモード データ照合読みモード 2 点照合 n 点照合 禁止 許可転送禁止 / 転送禁止 バーコードデータを転送許可 / 転送禁止バーコードデータを転送許可 /NG を転送許可 OK を転送許可 /NG を転送許可 1 桁目 2 桁目 3 桁目 4 桁目 5 桁目 6 桁目 7 桁目 1 キャラクタ 2 キャラクタ 3 キャラクタ 4 キャラクタ 5 キャラクタ 6 キャラクタ 7 キャラクタ指定無し 許可禁止 第 7 章 7.1 項 (8) コマンドによる読み取り失敗時の通知 設定項目パラメータデフォルト参照先 コマンドによる読み取り失敗時のエラー送信 CAN(18h) を送信許可 ERROR を送信許可送信禁止 第 5 章 5.2 項 : 設定ソフトでのみ設定可能 50

60 (9) 速度 / 深度優先の読み取り 設定項目パラメータデフォルト参照先 速度 / 深度優先の読み取り 読み取り速度優先 読み取り深度優先 第 3 章 ( 注 7) ( 注 7) GT10B-SM/GT11B-SM では 読み取り速度優先 がデフォルトです GT10B-LM のデフォルトは 読み取り深度優先 です : 設定ソフトでのみ設定可能 51

61 第 12 章バーコードメニュー 12.1 バーコードメニューによる設定方法 設定開始 設定開始 バーコードを読み取らせます ブザーが 3 回鳴動 パラメータ設定コードの読み取り 設定終了 ブザーが 3 回鳴動 設定したい項目のバーコードを読み取らせます ( 注 ) 3 分以内にバーコードを読み取らせないと メニュー設定をキャンセルし 自動的に設定前の状態に戻ります 設定終了 バーコードを読み取らせます 全デフォルト を設定すると バーコードメニューで設定するすべての項目がデフォルトになります デフォルトはバーコードメニューに < > で示します 参考 : インタフェースの設定 および ブザー音量の調節 これらの項目は 上記手順を省略しても設定できます 設定開始 設定終了 バーコードの読み取りは不要です 52

62 12.2 バーコードメニュー 設定開始 設定終了 デフォルト 設定開始 Start setting 設定終了 End setting 全デフォルト Defaults 次の設定は 設定開始 設定終了 バーコードは読ませず パラメータ設定コードを読み取るだけで設定ができます ブザー音の調節次のバーコードを読ませると ブザー音の大きさが 大 中 小 の順 ( 繰返し ) に変わります 工場出荷時は 大 に設定してあります ブザー音量変更 インタフェースの設定工場出荷時はRS-232Cアシンクロナスインタフェースに設定してあります RS-232C アシンクロナス ( 非同期 ) PS/2 キーボードインタフェース (DOS/V) 53

63 アシンクロナス通信パラメータの指定 通信手順 (RS-232C インタフェース ) < ノープロトコルモード > ACK/NAK モード RTS 信号制御手順 (RS-232C インタフェース ) < スキャナレディモード > データレディモード CTS 監視 (RS-232C インタフェース ) 監視有り < 監視無し > 転送速度 (RS-232C インタフェース ) 1200 bps 2400 bps 4800 bps <9600 bps> bps bps 54

64 データビット (RS-232C インタフェース ) 7 ビット <8 ビット > パリティ (RS-232C インタフェース ) 奇数 偶数 < 無し > ストップビット (RS-232C インタフェース ) <1 ビット > 2 ビット ヘッダ (RS-232C インタフェース ) < 無し > STX ターミネータ (RS-232C インタフェース ) ETX <CR> LF CR+LF 無し 55

65 PS/2 キーボードインタフェース通信パラメータの指定 接続形態 (PS/2 キーボードインタフェース ) < 外付けキーボード有り > 外付けキーボード無し 外付けテンキーパッド有り ホストのCaps Lockの状態 (PS/2キーボードインタフェース) キーボードの Caps Lock に合わせてください <OFF> ON ホストのNum Lockの状態 (PS/2キーボードインタフェース) キーボードの Num Lock に合わせてください <ON> OFF 56

66 キーボードタイプ (PS/2 キーボードインタフェース ) 使用するキーボードタイプに設定してください <U.S.English (101 Keyboard)> Germany (102 Keyboard) French (102 Keyboard) U.K.English (102 Keyboard) Italian (102 Keyboard) Swedish (102 Keyboard) 日本語 (106 Keyboard) IBM IBM /003 57

67 ヘッダ (PS/2 キーボードインタフェース ) < 無し > STX ETX CR LF CR+LF TAB ESC ENTER 実行 ( 右 Ctrl) 58

68 ターミネータ (PS/2 キーボードインタフェース ) 無し STX ETX CR LF CR+LF TAB ESC <ENTER> 実行 ( 右 Ctrl) 59

69 データ転送間隔 (PS/2 キーボードインタフェース ) ホストコンピュータの処理能力に応じて設定してください データ転送間隔が短かすぎると 文字欠けなどバーコードデータが正しくコンピュータに表示されない場合があります この場合 下のバーコードメニューの中から正しく転送するデータ転送間隔を選択してください <1 ms> 5 ms 10 ms 15 ms 30 ms 50 ms 100 ms 数字キー選択 (PS/2 キーボードインタフェース ) < インボードキー > テンキー 特殊キー転送モード (PS/2 キーボードインタフェース ) 許可 < 禁止 > 60

70 データ転送フォーマット バーコードの指定 コードマーク転送 転送許可 < 転送禁止 > コードマーク付加位置 Prefix 前 <Prefix 後 > コードマークの種類 < タイプ 1(DENSO 1)> タイプ 2(DENSO 2) タイプ 3 タイプ 4 タイプ 5(AIM) タイプ 6(AIM Type2) 桁数の転送 (UPC/EAN コードを除く ) 4 桁で転送許可 2 桁で転送許可 < 転送禁止 > 61

71 UPC-A UPC-E EAN-13 EAN-8 の読み取り UPC-A/-E and EAN-13/-8 < 読み取り許可 > 読み取り禁止 UPC/EAN アドオン付きの読み取り add-on 桁数制限無しの読み取り許可 add-on 5 桁のみ読み取り許可 add-on 2 桁のみ読み取り許可 < 読み取り禁止 > UPC-A のナンバーシステムキャラクタの転送 < 転送許可 > 転送禁止 UPC-E のナンバーシステムキャラクタの転送 < 転送許可 > 転送禁止 UPC-A の桁数調整用 0 の転送 < 転送許可 > 転送禁止 62

72 UPC-E の桁数調整用 0 の転送 転送許可 < 転送禁止 > UPC-A のチェックディジットの転送 < 転送許可 > 転送禁止 UPC-E のチェックディジットの転送 < 転送許可 > 転送禁止 EAN-13 のチェックディジットの転送 < 転送許可 > 転送禁止 EAN-8 のチェックディジットの転送 < 転送許可 > 転送禁止 63

73 EAN-8 の転送フォーマット (EAN-13 への変換 ) <EAN-13 への変換禁止 > EAN-13 への変換許可 UPC-E の転送フォーマット (UPC-A への変換 ) UPC-A への変換許可 <UPC-A への変換禁止 > EAN-13 の国コードの転送 < 転送許可 > 転送禁止 EAN-13 の ISBN/ISSN フォーマットへの変換 変換許可 < 変換禁止 > Standard 2of5 Standard 2of5 の読み取り C/D 無しの読み取り許可 C/D 有りの読み取り許可 < 読み取り禁止 > 64

74 Standard 2of5 のチェックディジットの転送 < 転送許可 > 転送禁止 Standard 2of5 のバーコードによる読み取り許可桁数の設定 設定許可 < 設定禁止 > Interleaved 2of5 Interleaved 2of5 の読み取り <C/D 無しの読み取り許可 > C/D 有りの読み取り許可 読み取り禁止 Interleaved 2of5 のチェックディジットの転送 < 転送許可 > 転送禁止 Interleaved 2of5 のバーコードによる読み取り許可桁数の設定 設定許可 < 設定禁止 > 65

75 Codabar (NW-7) Codabar (NW-7) の読み取り <C/D 無しの読み取り許可 > C/D 有りの読み取り許可 読み取り禁止 Codabar (NW-7) のチェックディジットの転送 < 転送許可 > 転送禁止 Codabar (NW-7) のチェックディジットの計算方法 < モジュラス 16> 7 チェック Codabar (NW-7) のスタート ストップコードの転送 a/b/c/d を転送許可 A/B/C/D を転送許可 < 転送禁止 > 66

76 Code 32 Code 39 から Code 32 に変換 変換許可 < 変換禁止 > Code 32 の先頭の A の転送 転送許可 < 転送禁止 > Code 32 のチェックディジットの確認 有り < 無し > 67

77 Code 39 Code 39 の読み取り <C/D 無しの読み取り許可 > C/D 有りの読み取り許可 読み取り禁止 Code 39 のチェックディジットの転送 < 転送許可 > 転送禁止 Code 39 のスタート ストップコードの転送 転送許可 < 転送禁止 > Code 39 の Full ASCII への変換 変換許可 < 変換禁止 > Code 93 Code 93 の読み取り 読み取り許可 < 読み取り禁止 > 68

78 Code 128/EAN-128 Code 128 の読み取り < 読み取り許可 > 読み取り禁止 EAN-128 の読み取り < 読み取り許可 > 読み取り禁止 Code 128 EAN-128 の FNC1 の転送 <GS 変換してから転送 > 転送禁止 MSI MSI の読み取り 読み取り許可 < 読み取り禁止 > Plessey Plessey の読み取り 読み取り許可 < 読み取り禁止 > 69

79 RSS RSS-14, RSS-14 Truncated, RSS-14 Stacked, RSS-14 Stacked Omnidirectional の読み取り 読み取り許可 < 読み取り禁止 > RSS Limited の読み取り 読み取り許可 < 読み取り禁止 > GTIN フォーマット変換 GTIN 変換許可 < 変換禁止 > EAN/UPC/Interleaved 2of5(14 桁 ) GTIN フォーマットへの変換タイプ <16 桁への変換 > 変換禁止 14 桁への変換 GTIN フォーマットの RSS/EAN-128 EAN/JAN への変換タイプ <14 桁への変換 > 13 桁への変換 変換禁止 70

80 トリガスイッチ / マジックキーコントロール トリガスイッチコントロール オートオフモード 1 オートオフモード 2 < モメンタリスイッチモード 1> モメンタリスイッチモード 2 連続読み取りモード オートセンスモード マジックキーコントロール 照明スイッチ機能 データ再転送機能 指定キャラクタ転送機能 読み取り ON/OFF 機能 オートセンスモード切り換え機能 連続読取りモード切替モード < 指定無し > 71

81 オートセンスモードのバーコード感応レベル 敏感 < 普通 > 鈍感 ブザー / 表示 LED/ バイブレータ ブザー鳴動 < 許可 > 禁止 読み取り完了確認用ブザーおよび表示 LED の作動タイミング < データ転送前 > データ転送後 RSS-14 Stacked, RSS-14 Stacked Omnidirectional 読み取り時のブザー鳴動 < 許可 > 禁止 RSS-14 Stacked, RSS-14 Stacked Omnidirectional 読み取り時のブザー鳴動パターン < 単発音 > 継続音 ( 断続音 ) 72