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1 2009 年 8 月 14 日発行 韓国 インド包括的経済連携協定 (CEPA) ~ 対印輸出の視点から ~ WTO/FTA Watch 09-05

2 本誌に関するお問い合わせ先みずほ総合研究所株式会社調査本部政策調査部主任研究員菅原淳一 電話 (03) 本資料は 情報提供のみを目的として作成されたものであり 法務 貿易 投資等の助言やコンサルティング等を目的とするものではありません また 本資料は 当社が信頼できると判断した各種資料 データ等に基づき作成されておりますが その正確性 確実性を保証するものではありません 利用者が 個人の財産や事業に影響を及ぼす可能性のある何らかの決定や行動をとる際には 利用者ご自身の責任においてご判断ください

3 要旨 2009 年 8 月 7 日 インドと韓国の間で包括的経済連携協定 ( 韓印 CEPA) が締結された 現時点では 2010 年 1 月の発効が期待されている 日本などのライバル国がインドとの FTA 交渉を進めている中で 韓国は一歩先んじたことになる 韓印 CEPA により インド側は対韓輸入の 74.5%( 貿易金額ベース ) に当たる品目の関税を撤廃することを約束した インドがこれまで締結した FTA に比べ 韓印 CEPA における自由化率は高くなっている ただし 乗用車等の重要品目は関税削減 撤廃の例外とされ 厳しい原産地規則も規定された そのため 韓印 CEPA が実際にどの程度活用されるのかが注目される 後れをとった日本としては 韓国以上の自由化を内容とする日印 EPA の早期締結に努めるほかない インドとの FTA 締結で一歩先んじた韓国 2009 年 8 月 7 日 インドと韓国の間で包括的経済連携協定 (CEPA:Comprehensive Economic Partnership Agreement 以下 韓印 CEPA) が締結された インド側はすでに必要な国内手続を終えているため 韓国側が国会承認等の国内手続を終えれば 同協定は発効となる 現時点では 2010 年 1 月の発効が期待されている 近年 生産 輸出拠点及び市場としてのインドへの関心は年々高まりをみせている そのため 世界各国がインドとの自由貿易協定 (FTA) や経済連携協定 (EPA) の締結を望み 交渉に乗り出している 1 インドは従来 スリランカ等の周辺途上国を中心に貿易協定の締結を進めてきたが 2005 年 8 月に発効したシンガポールとのFTA( 印星 CECA) 以降 主要な貿易相手国とのFTA 締結交渉を本格化させている 2009 年 8 月現在 日本 EU ASEANなどとの交渉が進められている 2 今回締結に至った韓印 CEPAは インドにとって初のOECD 加盟国とのFTAであり 韓国からみれば現在交渉中のライバル諸国に一歩先んじてインドとのFTA 締結を成し遂げたことになる インド市場で韓国企業と競争関係にある日本企業にとっては その内容がいかなるものとなっているのか 気になるところだろう FTA は 二国 ( 地域 ) 間の取り決めであるため その内容は協定毎に異なっている しかし インドが韓国との間でどのような内容の協定を締結したのかということは 今後締結される日本や ASEAN EU との FTA の内容を評価する上でひとつの基準となるだろう 以上の観点から 本稿では モノの貿易においてインドが韓国に対してどのような自由 1 FTA EPA CEPAなど 名称は協定によって異なるが いずれもFTAの要素を含むため 本稿では 韓印 CEPAを除き 以後いずれもFTAと呼ぶ 年 8 月 13 日 ASEAN-インドFTAが締結された この協定は モノの貿易のみを対象としている 韓印 CEPA 同様 同 FTAも 2010 年 1 月の発効を予定しており 韓国の国内手続の進捗次第では 同 FTAが先に発効となる可能性もある 1

4 化を行ったのかを中心に 韓印 CEPA の概要をみてみたい 包括的な内容となっている韓印 CEPA 韓印 CEPAは 前文と全 15 章から成り モノ サービスの貿易に加え 自然人の移動 投資 競争 知的財産権などを含む包括的な内容となっている ( 図表 1) 二国間協力の対象としては エネルギー 情報通信技術 中小企業 インフラ 輸送 政府調達など 13 の分野が列挙されている 前文 図表 1: 韓印 CEPA の構成 第 1 章総則第 2 章物品の貿易第 3 章原産地規則第 4 章原産地証明第 5 章貿易円滑化 税関協力第 6 章サービスの貿易第 7 章電気通信 第 9 章音響映像共同制作第 10 章投資第 11 章競争第 12 章知的財産権第 13 章二国間協力第 14 章紛争処理第 15 章最終規定 第 8 章自然人の移動 ( 注 ) 第 2 章には 技術規格 (TBT) 及び衛生植物検疫措置 (SPS) 相互承認協定の締結に向けた協力などの規定が含まれている ( 資料 ) COMPREHENSIVE ECONOMIC PARTNERSHIP AGREEMENT BETWEEN THE RE- PUBLIC OF KOREA AND THE REPUBLIC OF INDIA よりみずほ総合研究所作成 サービス貿易では 両国とも現在行われているWTOドーハ ラウンド交渉において提示しているものよりも高い水準の自由化約束で合意している 3 韓国外交通商省によれば 通信 実務サービス 建設 流通 広告 娯楽 文化 運送などの分野でインド側が市場開放を進めた 銀行サービスでは インド政府は韓国の銀行に対し 協定発効後 4 年間で最 3 以下 各分野の概要については 韓国外交通商省資料 ジェトロ 対インド CEPA に署名 -10 年 1 月 1 日発効を目標 通商弘報 2009 年 8 月 7 日及び韓印 CEPA 本文並びに附属書に基づく 2

5 大 10 か店の支店開設申請に 好意的配慮 を与えることが約束されている 4 ただし 流通サービスでは小売業が除外されている 保険サービス ( 第 3 モード : 拠点設立 ) では外資出資比率上限が 26% となっているなど いくつかの主要分野では現状が維持されている 投資では 内国民待遇 公正衡平待遇 収用 補償 送金の自由など 投資協定に通常含まれる投資保護に関する規定は概ね盛り込まれている 投資自由化の面でも 投資前の内国民待遇 パフォーマンス要求の禁止 5などに加え ネガティブ リスト方式による自由化約束が採用されている インドがネガティブ リスト方式を採用したのは韓印 CEPAが初めてとなる ただし サービス分野に関しては サービス貿易章で規定された義務に反しない限りにおいてすべての権利が留保されている 紛争処理では 投資家対国家の紛争処理規定が置かれ 国際仲裁への付託が認められている 6 インド側の関税撤廃は対韓輸入の 74.5%- インドとしては高い水準 韓国外交通商省資料によれば 韓印 CEPAにおけるインド側の関税撤廃率は 関税品目ベース (HS6 桁レベル ) で 71.5% 貿易金額ベースで 74.5% となっている ( 図表 2) 貿易 図表 2: 韓印 CEPA 関税譲許区分 インド側譲許 韓国側譲許 品目ベース (HS6 桁 ) 金額ベース 品目ベース (HS10 桁 ) 金額ベース 品目数 割合 輸入額 割合 品目数 割合 輸入額 割合 関税撤廃 3, % 2, % 9, % 1, % 即時撤廃 % 1, % 6, % 1, % 5 年以内撤廃 % % 2, % % 8 年以内撤廃 3, % % % % 8 年以内に1-5% に引き下げ % % % 3 0.2% ( 注 ) 8/10 年以内に半減 % % % % 例外 % % % % 総計 5, % 4, % 11, % 1, % ( 注 ) インド側は 10 年以内 韓国側は 8 年以内に関税率を半減 ( 付注 ) 金額の単位は百万ドル ( 四捨五入 ) ( 資料 ) 韓国外交通商省資料よりみずほ総合研究所作成 4 ただし 好意的配慮 (favorable consideration) は 支店開設を許可する法的義務をインド政府に課すものではないとの注釈が付けられている 5 協定本文で禁止が規定されているのは 輸出要求 ローカルコンテント要求 国産品 サービス調達要求 輸出入均衡要求 国内販売制限要求 技術移転要求 特定地域供給要求 役員国籍要求である ただし 役員国籍要求については 取締役会の構成員の過半数が特定の国籍を有する者であること等を要求することができる ( 韓印 CEPA 第 10 章第 6 条 2) 6 協定で規定されている仲裁手続は 1 国家と他の国家の国民との間の投資紛争の解決に関する条約 (ICSID 条約 ) 2ICSID Additional Facility Rule 3 国際連合国際商取引法委員会 (UNCITRAL) 仲裁手続 4 紛争当事者が合意したその他仲裁手続 である ただし 2009 年 7 月末現在 インドはICSIDに加盟していない 3

6 金額ベースで 90% 以上の自由化が目安とされる先進国のFTAに比べると この関税撤廃率は必ずしも高くはない ただし 印星 CECAが関税削減品目まで含めた自由化率が 75% 程度 ( 貿易金額ベース ) とされたのに対し 7 韓印 CEPAは関税撤廃品目だけで同水準 ( 関税削減品目を含めると 85.3%) となっている 韓印 CEPAは インドがこれまでに締結したFTA としては自由化水準が最も高いものといえる インド側の関税削減 撤廃 ( 関税譲許 ) に関しては 全品目が1 即時撤廃品目 25 段階撤廃品目 8 38 段階撤廃品目 9 48 段階の削減を行い 最終関税率が 1-5% となる品目 ( 低税率品目 ) 510 段階の削減を行い 最終関税率が基準税率の 50%( 半減 ) となる品目 ( 関税半減品目 ) 6 例外品目 ( 関税削減は行われない ) の 6 つのカテゴリーに分類されている 韓国外交通商省資料によれば インド側の関税即時撤廃品目は 202 品目 (HS6 桁ベース ) となっている ただし そのうちの約半数は基準税率が 0%( 既関税撤廃品目 ) となっており 10 韓印 CEPAで新規に関税が即時撤廃される品目は 100 品目に満たない 新規に関税が即時撤廃される品目には 半導体製造関連装置が多くみられる その他には デジタルカメラ 電子辞書などがある 図表 3: 韓印 CEPA における譲許区分別品目の例 譲許区分即時撤廃 5 年以内撤廃 8 年以内撤廃 主な品目例 半導体製造関連装置 ATM デジタルカメラ 電子辞書 NC 横旋盤 プーリー ビデオモニター ( カラー 白黒 ) エスカレーター ブルドーザー 乾燥機 謄写機 自動販売機 玉軸受 掃除機 8 年以内に1-5% に引き下げディーゼルエンジン 硬貨計数機 押出成形機 逆止弁 二酸化マンガン電池 10 年以内に半減 カラーテレビ 伝動軸 タングステンハロゲン電球 乗用車 ( 雪上 ゴルフ用 ) 例外 ガソリンエンジン (50cc 以上 ) エアコン 全自動洗濯機 (10kg 未満 ) 乗用車 貨物自動車 ( 注 ) 一般機械 (HS84 類 ) 電気機器(HS85 類 ) 輸送機械(HS87 類 ) のうち HS6 桁レベルで譲許区分が統一されているものを中心に抜粋 ( 資料 ) 図表 1に同じ 7 印星 CECA 等 これまでのインドの FTA に関しては 拙稿 インドと ASEAN 諸国の FTA- インドの FTA 締結状況と我が国企業による活用 - みずほリポート 2007 年 6 月 25 日を参照 8 協定発効時に第 1 回目の関税削減が行われた後 毎年 1 月 1 日に均等に削減され 協定発効後 4 回目の 1 月 1 日に関税は撤廃される そのため 最長でも協定発効後 5 年間で関税撤廃となる 9 協定発効時に第 1 回目の関税削減が行われた後 毎年 1 月 1 日に均等に削減され 協定発効後 7 回目の 1 月 1 日に関税は撤廃される そのため 最長でも協定発効後 8 年間で関税撤廃となる 10 インド側譲許表には 基準税率が 0% であるにもかかわらず 段階的撤廃品目となっているものもある 4

7 農水産物 (HS01-24 類 ) は すべての品目が低税率品目 関税半減品目 例外品目のいずれかに指定されており 関税撤廃品目はない また 輸送機械 (HS87 類 ) では 基準税率が 100% となっている乗用車をはじめ 貨物自動車 特殊用途自動車などもすべて例外品目とされている 家電製品では エアコンが例外品目 ( 一部関税半減品目 ) カラーテレビが関税半減品目となっている 注意すべき点としては 基準税率が 2006 年 4 月 1 日現在の関税率となっているため すでにいわゆる逆転税率が発生していることがある インドは 2006 年以降関税率 ( 最恵国待遇 MFN 税率) を引き下げているため 韓印 CEPA による特恵税率よりも一般に適用される MFN 税率の方が低い逆転現象が生じている 韓印 CEPA では 鉱工業品の多くの品目で 12.5% の関税率が基準税率とされているが インドはその後多くの品目の MFN 税率を 10% に引き下げ 一部品目ではさらに軽減税率を適用している そのため 段階的撤廃品目では 協定発効から数年間は韓印 CEPA の特恵税率よりも MFN 税率の方が低い状態が続くことになる 厳しい原産地規則インドの FTA では厳しい原産地規則が規定されることが一般的であるが 韓印 CEPA の原産地規則も厳しいものとなっている 通常の FTA 同様 完全生産品基準と実質的変更基準が採用され 実質的変更基準では関税分類変更基準と付加価値基準の併用制となっている 一般品目では 関税分類変更基準が HS6 桁レベル (CTSH) かつ付加価値基準が 35% 以上となっている 併用制となったことは 他の FTA に比べて韓印 CEPA の利用を難しくするものと思われるが 印星 CECA の原産地規則が関税分類変更基準が HS4 桁レベル (CTH) かつ付加価値基準が 40% 以上であったのに比べると緩和されている また 品目別規則が規定されている品目では 原産地規則が緩和されているものもあれば より厳格な基準となっているものもある 例えば 鉄鋼 鉄鋼製品 (HS72 73 類 ) では 関税分類変更基準 (CTH または CTSH) のみを満たせばよい品目や 関税分類変更基準 (CTSH) かつ付加価値基準 25% 以上の品目など 一般品目よりも緩やかな基準となっている品目が多くみられる 他方 一般機械 (HS84 類 ) 電気機器(HS85 類 ) 輸送機械 (HS87 類 ) では 関税分類変更基準 (CTSH) かつ付加価値基準 40% 以上 ( 一部 50% 以上 ) と より厳しい基準となっている品目が多くみられる 貿易救済措置に関する独自ルール現在行われているWTOドーハ ラウンド交渉では アンチ ダンピング (AD) 措置をはじめとする貿易救済措置のルールに関する交渉が行われている その交渉においては 現行のWTOルールの規律を強化し 貿易救済措置の濫用を防ぐための提案がなされているが 韓印 CEPAはWTO 交渉を先取りする形でその提案内容を協定に盛り込んでいる 特に AD 5

8 措置に関して日本が主張しているレッサーデューティ ルールの義務化 11 ゼロイングの禁止 12が盛り込まれていることは興味深い また 一方が他方を対象としたAD 調査を開始する際には 調査開始の 10 日前までには相手側に通報することなどが規定されている また 韓印 CEPA に基づく関税削減 撤廃により輸入が急増し 国内産業に損害が生じた ( あるいはそのおそれがある ) 場合の二国間セーフガード措置 ( 段階的関税削減の中断 MFN 税率を超えない範囲での関税引き上げ等 ) に関する規定もある 問題は活用と他の FTA 韓国からみて 韓印 CEPA は現状で期待できるインド側の自由化を最大限引き出したものと言えるだろう しかし 乗用車が例外品目になったことに象徴されるように 産業界が期待した成果からみれば 十分な内容とは言えないのも確かである 厳格な原産地規則もあり 実際に企業がどの程度 韓印 CEPA を活用できるのかが問題となる また 韓国はインドとの FTA 締結で日本などのライバルに一歩先んじたことで 韓国企業が他国企業との競争上優位に立つ基盤を構築したことになる しかし 韓印 CEPA の締結から 1 週間も経たないうちに ASEAN がインドとの FTA 締結に至ったように 韓印 CEPA による韓国企業の優位は長続きしないかもしれない 後れをとった日本としては 総選挙を経て政権基盤を強化したインドのシン政権から 韓国や ASEAN との FTA 以上の自由化を引き出し 日印 EPA の早期締結に努めるほかない 11 AD 税がダンピング マージン ( 輸出価格と正常価額との差 ) か損害マージン ( 国内産業が損害を受けずに競争可能な価格と輸入価格との差 ) のいずれか低いほうを超えないようにすること ダンピング マージンをもとに機械的に AD 税額を計算することにより損害マージンを超えて過度に AD 税が課されることを抑制する効果がある WTO 協定上は望ましいとされているが 義務とはなっていない (AD 協定 9 条 1 項 ) 財務省関税局 WTO ルール交渉と特殊関税 2007 年 6 月 19 日 12 ダンピング マージンの計算において 輸出価格と正常価額との差がマイナスである場合 これをゼロとみなす計算方法 全体のダンピング マージンを人為的に引き上げる不公正な計算方法として 日本は禁止を提案している 同上 6

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