目次 システム要件 3 リモート監視エンジン ( 旧リージョナル エージェント ) 4 ドーターエンジン 4 ノンストップ監視 5 すべてのサーバ上で監視する対象 5 ドメイン コントローラ上で監視する対象 6 IISサーバ上で監視する対象 6 SQLサーバ上で監視する対象 7 Microsoft

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1 Argent におけるベベストプラクティス... ArgSoft Pacific Intellectual Property Holdings (HK), Limited

2 目次 システム要件 3 リモート監視エンジン ( 旧リージョナル エージェント ) 4 ドーターエンジン 4 ノンストップ監視 5 すべてのサーバ上で監視する対象 5 ドメイン コントローラ上で監視する対象 6 IISサーバ上で監視する対象 6 SQLサーバ上で監視する対象 7 Microsoft Exchange 上で監視する対象 7 UNIXサーバ 8 その他のサーバおよびデバイス 8 頻度 に関する質問 9 2

3 システム要件 Argent Extended Technology をインストールするには 以下の最小システム要件を満たしている必要があります Windows 200x( 最新のサービス パックを適用した 2003 を強く推奨します ) Internet Explorer 6.0 以上 (7.0 推奨 ) ADO 2.6 以上 2 GB RAM(4GB 推奨 ) 1 GB 以上のディスク領域 P4 プロセッサと同等のプロセッサまたはそれ以上 (SMP 対応 ) この製品によって使用される SQL データベースのオプション要件 : SQL 7.0 以上 最小 512 MB のデータベース 最小 512 MB のトランザクション ログ この製品によって使用される Oracle データベースのオプション要件 : Oracle Server 8.0 以上 最小 256 MB の RAM Web 製品 Argent Business Manager/Argent Ninja のオプション要件 : IIS 4.0 以上 ASP.NET メインの Argent Server または Argent Motors の仮想化は推奨されていません 3

4 リモート監視エンジン リモート監視エンジンを展開するかどうか およびその時期を決定することは 考慮すべき重要な事柄です サーバがすべて同じ物理ネットワークに配置されている場合は大抵 リモート監視エンジンを展開する必要はありません Argent 製品では 最小限のネットワーク帯域幅で最大限の監視を実現できるように合理化が図られています しかし リモート管理エンジンについて考慮すべき状況もあります リモート転送エンジン (Argent Data Consolidator) または Argent Exchange Monitor リモート監視エンジンについて考慮する場合と同じルールが適用されます 速度が 1.544MB(T-1) 未満の何らかのネットワーク リンクを隔てたデバイスのグループを監視する必要があります リモート監視エンジンは これらのリンク間のトラフィックを最小化するのに役立ちます デバイス間で信頼関係が設定されていないデバイスを監視する必要があります DMZ またはファイアウォールの内側に位置するデバイスを監視する必要があります リモート エンジンを展開する必要があるかどうかに関する詳細については から Argent 技術サービスまでお問い合わせください ドーターエンジン ドーターエンジン ( 別名リージョナル スーパーバイザ エンジン ) は 付属としてスケジューリング エンジンがインストールされたリモート監視エンジンと同じです ドーターエンジンの狙いは メインの Argent サーバとリモート ロケーションの間のスケジューリング トラフィックを最小限に抑えることにあります また WAN サイト間のリンクが失敗するような状況下で より堅牢なシステムを実現します ドーターエンジンを考慮する必要のある状況 極端に機能が低下した または待ち時間の長い WAN リンク メイン Argent サーバでのロードのスケジューリングを最小限に抑える必要がある 広域分散ネットワーク (20 以上の WAN ロケーション ) リモート エンジンを展開する必要があるかどうかに関する詳細については から Argent 技術サービスまでお問い合わせください 4

5 ノンストップ監視 ノンストップ監視は Argent Console および Argent Guardian で使用できます すべての監視タスクの処理を負荷分散されたマザー エンジン サーバのプール間で共有できます また 同じバックエンド ODBC データベースのすべての共有 負荷分散の向上 スケーラビリティの強化 および信頼性の向上を実現します Argent Motor とは 共通のプールから処理を実行する監視サーバを指す用語です 各 Argent Motor のシステム要件は 使用するメイン エンジンの要件に一致します ご使用の環境でノンストップ監視を展開する必要があるかどうかに関する詳細については から Argent 技術サービスまでお問い合わせください すべてのサーバ上で監視する対象 ドーターエンジン ( 別名リージョナル スーパーバイザ エンジン ) には Argent Guardian の現在のリリースで 3,000 以上のルールがあります これらのルールを使用して 入念に計画する必要のある すべてのサーバでの監視対象を判別します もちろん ユーザごとに監視すべき対象は異なります CPU が 100% でハングアップしたときに警告するか または 90% でハングアップしたときに警告するかを決定する必要があります Argent 技術サービスでは お客様がこのような問題について決定を下す際にサポートいたします ご使用のアプリケーションや目的にかかわらず ご使用のサーバすべてで監視する必要のある事柄がいくつかあります Argent には パフォーマンス カウンタが Windows パフォーマンス モニタまたは WMI を介して使用できる場合 任意のサーバ上の任意のパフォーマンス カウンタで 監視 警告 および傾向を分析できる機能があります Windows では Windows 2008 のリリースまでで 6,500 以上 の固有のカウンタを利用できます 使用するカウンタを選択する際に 考慮できる点があります 非常に重要なメトリックやパフォーマンス カウンタには 以下が含まれます SLA 可用性 (Windows の場合 TOD API 呼び出しを使用 ) 使用する環境にとって重要と見なされるサービス CPU 使用率 メモリ使用率 (% Committed Bytes In Use および Pages Per Second) ディスク領域消費量 ディスク パフォーマンス ( ディスク キューの平均の長さ 物理ディスク ) ネットワーク パフォーマンス ( リダイレクタの現在のコマンド ) キャッシュ ヒット率 イベント ログでのエラーおよび警告 イベント ログでのセキュリティの失敗の監査 基準ルールの構築に関する詳細については Argent.com を参照してください 5

6 ドメイン コントローラ上で監視する対象 Windows 200x のドメイン コントローラには 厳重に監視する必要のある固有のメトリックがあります Argent では これらの監視をすべてサポートします ドメイン コントローラを監視する際に 以下の特定の事柄を考慮する必要があります Argent Guardian に含まれる Active Directory のルール : Active Directory の同期のペンディング (PRF_AD グループの下のパフォーマンス ルールにあります ) DNS/WINS/DHCP サービス ( 適用可能な場合 ) 定期的に実施するセキュリティ ログのより詳細な監査 (Argent Data Consolidator を使用 ) IIS サーバ上で監視する対象 IIS サーバ上で監視する対象を決定する際 デバイスが内部 Web サーバか外部 Web サーバかによって またデバイスが配置されたサイトの明確な目的によって 選択が異なる場合があります 以下は IIS サーバ上で常に記録を取る必要のある項目に関する一般的なガイドラインです IIS サービス ( サービス ルールを使用 ) IIS パフォーマンス統計 ( パフォーマンス ルール PRF_IIS を使用 ) 失敗したログオンを監視する IIS サーバ上の IIS ログの監視 ポート 80( または 他の HTTP ポート ) をスキャンするための System Down And SLA ルールの使用 Web アプリケーション自体を監視するための Argent Defender の使用 上記のスクリーンショットは Argent Defender の GUI です Argent Defender の詳細については Argent の Web サイト にアクセスしてください 6

7 SQL サーバ上で監視する対象 Microsoft SQL Server では サイズや使用法など 監視に関する特有の課題が生じる可能性があります また このサーバのデータベース仕様は企業によって大きく異なります SQL サーバで常に監視する必要のある項目は 以下のとおりです 追加の要件については データベース管理者にお問い合わせください SQL サービス ( サービス ルールを使用 ) SQL パフォーマンス統計 ( パフォーマンス ルールを使用 ) 特に SQL サーバ メモリの合計 ロック数 およびブロック数などの項目を監視します SQL 2000 では データベース サイズの監視は あまり重要ではなくなりました (AutoGrow 機能が追加されたため ) イベント ログに記録される SQL Server エラー Argent Data Consolidator を使用します テキスト ベースの SQL ログに記録された情報 ( ジョブ完了 DTS パッケージなど ) Argent Data Consolidator を使用します Microsoft Exchange 上で監視する対象 Argent では Argent ExchangeMonitor を導入して 一般的な Microsoft Exchange の問題を監視し 修正します また Argent は Exchange Server 5.5 から 64 ビット版 Exchange Server 2007 まで Exchange のすべてのバージョンに対応します この製品を使用することによって 何百もの固有のメトリックでの監視 レポート および警告が可能となります Exchange 管理者が記録する必要のある事柄は 以下のとおりです 非常に重要なメトリックやパフォーマンス カウンタには 以下が含まれます Exchange Server のサーバ起動およびシャットダウンの状態 (PING AP および MAPI ログオン ) Exchange サービス ( サービス ルールを使用 ) Exchange プロトコル ハンドシェイク ( カスタマイズしたポート スキャンを使用 ) インフォメーション ストアの合計サイズ プライベート インフォメーション ストアのサイズ パブリック インフォメーション ストアのサイズ SMTP キューの長さ IMAP 接続の合計 ( 適用可能な場合 ) すべてまたは一部のメールボックスのサイズおよび最終アクセス時刻 少なくとも 24 時間ごとのサイト / ドメイン間のメッセージ トラフィック レベル 上位 25 番目までの送信者 / 受信者 ( 乱用者の検出 ) ディスク キューの平均の長さ ( 特に規模の大きい Exchange 環境の場合 ) ラウンドトリップ テストのルール ( 電子メール配信に時間がかかり過ぎる場合に表示 ) Exchange 2007 では 64 ビット版のパフォーマンス カウンタのみを処理することになります 新しい Exchange アーキテクチャに移行すると Exchange 監視ルールの一部を修正する必要が生じる場合があります 7

8 UNIX サーバ Argent エンジニアには Linux Solaris AIX HPUX SCO SU SE などを含むさまざまなタイプの UNIX サーバの管理 保守 およびチューニングに関する豊富な経験があります UNIX サーバ上で 優先的に監視する必要のあるカウンタには 以下のようなものがあります ディスク領域 スワップ領域 CPU 使用率 ネットワーク帯域幅 失敗したログオン ルートが所有する SUID スクリプト パスワード エイジング 信頼できるホスト設定 NFS マウント設定 システム負荷 Argent では 追加料金なしで UNIX シェル スクリプトをカスタマイズできます 詳細については Argent.com を参照してください その他のサーバおよびデバイス Argent では お客様が必要とするルールをいつでも提供いたします お客様が監視の必要な特定のプラットフォームまたはハードウェア デバイスを所有されているものの ルールが分からない場合 Argent 技術サービスにお問い合わせください 電子メールの場合 オンラインの場合 からご連絡ください Argent Extended Technology 製品の GUI は進歩を遂げ これまでになく簡単に これらのカスタム ルールを作成できます 最初から新規ルールを作成するのに 30 秒とかかりません Argent 製品を使用して監視できるプラットフォームおよびハードウェア デバイスがたくさんあります 新しいカスタム ルールのセットを必要としている場合 Argent 製品によって独自のルールをより早く構築できます 大抵 Symantec BackupExec Acronis Cisco Call Manager およびその他多数の最新のアプリケーションやサービスでは Windows サーバに展開すると 固有のパフォーマンス カウンタが使用されます 8

9 その他のサーバおよびデバイス Argent エンジニアがよく尋ねられる質問の 1 つに どのくらいの頻度で XXXX を監視することになりますか という質問があります すべての環境が異なるうえ 監視ポリシーに対してスケジュールを設定する際に留意できる点が限られているため この質問に答えることは容易ではありません 通常 SLA メトリックが発生させる LAN/WAN 上のトラフィックは ごくわずかなものです 毎秒 デバイスを Ping しても問題はありません より頻繁にプーリングを実行すると データベースにログとして記録されるデータが増加します イベント ログを集約する場合 適切に行わないと 帯域幅への負荷が大きくなり 大量のディスク領域を使用してしまう可能性があります ご不明な点がありましたら いつでも Argent.com までご連絡ください 通常 Windows サーバ上のイベント ログ エントリは 平均でそれぞれ 300 バイトになります 1 時間ごとに 10,000 イベントを集約すると 1 時間ごとに 2.86 メガバイトになります すべてのログを追加し続けると 1 日では メガバイトにのぼり 1 年では ギガバイトになります 性能変数は その頻度によって大きな相違が生じます CPU 使用率の監視はより頻繁に ( 通常 5~15 分に一度 ) 実行する必要がありますが あまり頻繁に変化しないカウンタ (% disk space) の場合 4 時間に一度監視する程度で十分です パフォーマンス カウンタを Argent Predictor データベースに保存する場合は この点に注意してください 100 台のサーバすべてに 5 つの論理ディスクがあるとします 5 分ごとに 5 つの論理ディスクすべてで % Free Space および % Disk Time の傾向を分析します つまり 2 つのカウンタは 5 分ごとに 100 台のサーバで 5 つのインスタンスを使用します 1 時間ごとに何行のデータがログに記録されるでしょうか 100 台のサーバ 2 つのカウンタ 5 つのインスタンス = 5 分ごとに 1,000 データ ポイント 1 時間ごとに 12,000 行がログに記録されます 1 日では 288,000 行になります 常にデータベース領域を考慮に入れ 適したデータベース メンテナンス プランを実施してください 注 :ArgSoft Pacific Intellectual Property Holdings (HK), Limited が作成したこのホワイトペーパーは情報提供のみを目的としています 明示または黙示に関わらず これらの情報について ArgSoft Pacific Intellectual Property Holdings (HK), Limited はいかなる責任も負わないものとします この情報は予告なく変更されることがあります ArgSoft Pacific Intellectual Property Holdings (HK), Limited は本書内に含まれる技術または編集上の誤り または脱落に対して責任を負いません また このドキュメントに含まれるマテリアルの提供 実行 使用が原因で発生する付随的損害 間接的損害 結果的損害に対しても責任を追わないものとします ここに記載されている意見は ArgSoft Pacific Intellectual Property Holdings (HK), Limited の見解です 記載されている社名および商品名は 登録各社の商標および登録商標です 9