2015研究開発戦略: 社会イノベーション事業を牽引するグローバルR&D

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あいりくぬぎ
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1 2015 研究開発戦略社会イノベーション事業を牽引するグローバル R&D 2015 年 4 月 15 日株式会社日立製作所執行役常務 CTO 兼研究開発グループ長小島啓二

2 目次 1. グローバル R&D 体制の再編 2. 次の成長に向けて 3. 未来への布石 4. まとめ

3 目次 1. グローバル R&D 体制の再編 2. 次の成長に向けて 3. 未来への布石 4. まとめ

4 中期経営計画経営のフォーカス 2015 中期経営計画ー成長の実現と日立の変革ーイノベーションサービス事業を強化しイノベーションを実現グローバル社会イノベーション事業をグローバルに提供し成長トランスフォーメーション業務のグローバル標準化と変化に迅速に対応する経営基盤の確立 3

1-2 社会イノベーション事業への貢献 2015 中期経営計画達成に向けトランスフォーメーションを推進経営指標 '12 '13 '14( 見通し ) '15( 目標 *2 ) 売上高 9 兆 410 億円 9 兆

0% *1 7% 超エレベーター '14/4 世界最高速エレヘーターアクティブ制振技術により運転時の快適性向上環境自動車インハーターハワーモシュール PROBEAT-RT *3

グローバル市場に向け研究成果をタイムリーに製品適用ストレージシステム VSP G1000 VSP: Virtual Storage Platform '14/4 仮想化技術によりサービスを無停止化陽子線治療システム

5 1-2 社会イノベーション事業への貢献 2015 中期経営計画達成に向けトランスフォーメーションを推進経営指標 '12 '13 '14( 見通し ) '15( 目標 *2 ) 売上高 9 兆 410 億円 9 兆 6162 億円 9 兆 6000 億円 *1 10 兆円営業利益率 4.7% 5.5% 6.0% *1 7% 超エレベーター '14/4 世界最高速エレヘーターアクティブ制振技術により運転時の快適性向上環境自動車インハーターハワーモシュール PROBEAT-RT *3 動体追跡照射技術により照射精度向上インバーター '14/12 両面冷却ハワーモシュールによりインハーター小型化 *1 :2015/2/4 時点, *2 :2014/5/12 時点グローバル市場に向け研究成果をタイムリーに製品適用ストレージシステム VSP G1000 VSP: Virtual Storage Platform '14/4 仮想化技術によりサービスを無停止化陽子線治療システム '14/8 鉄道システム無停電電源装置 Class 800 シリース解析主導設計により衝撃吸収構造簡素化 UNIPARA '15/1 '15/2 '15/6 モジュラー型電力変換器により 30% 小型化 *3 : 最先端研究開発支援プログラム ( 内閣府 ) を通じ北海道大学医学研究科と共同開発 '14/8 薬事承認事項一部変更承認の取得 ( 動体追跡機能 ) の成長に向けイノベーション力を強化4

6 1-3 イノベーション力の比較研究投資を事業収益に変えるイノベーション力を強化しグローバルメジャープレーヤーに挑戦究開発投資営業利益比( 営業利益/研究開発費) 4.0 研年度は2015/2/4 時点年度 A 社 C 社 '09 '10 '11 '12 '13 '14 '15 ( 見通し ) 売上高研究開発投資比率 4.2% 4.2% 4.3% 3.8% 3.7% 3.7% B 社日立 ~ 5

7 1-4 次の成長に向けた研究開発技術を生み出す研究開発からイノベーションを起こす研究開発へ $ Technology $ 研究投資技術 ( 知識 ) 事業収益 Research Innovation これまでの研究開発イノベーションにまで踏み込む研究開発 6

8 1-5 研究開発方針日立グループ事業方針 : 事業収益の拡大に向けてプロダクトアウトからマーケットインお客さま起点への転換 R&D 体制を再編しイノベーション力を強化 1. お客さまの近くに研究者を配置し協創を拡大する 2. マーケットニーズに応える革新技術を創生する 7

9 1-6 グローバル R&D 体制の再編 '11/4 拠点の集約技術分野の統合研究開発本部中央研究所基礎研究所日立研究所システム開発研究所機械研究所生産技術研究所デザイン本部海外研究拠点電力システム社エネルキー環境システム研究所研究開発グループ技術戦略室中央研究所日立研究所横浜研究所デザイン本部海外研究拠点コンシューマエレクトロニクス研究所 8

10 1-7 グローバル R&D 体制の再編 '11/4 拠点の集約技術分野の統合 '15/4 協創加速に向けたグローバル再編研究開発本部中央研究所基礎研究所日立研究所システム開発研究所機械研究所生産技術研究所デザイン本部海外研究拠点電力システム社エネルキー環境システム研究所コンシューマエレクトロニクス研究所研究開発グループ技術戦略室中央研究所日立研究所横浜研究所デザイン本部海外研究拠点研究開発グループ技術戦略室社会イノベーション協創統括本部 CSI 社会イノベーション協創センタ ( 東京北米中国欧州 ) テクノロジーイノベーション統括本部 CTI テクノロジーイノベーションセンタエネルキー, エレクトロニクス, 機械, 材料, システム, 情報通信, 制御, 生産, ヘルスケア CER 基礎研究センタ CSI:Global Center for Social Innovation, CTI:Center for Technology Innovation, CER:Center for Exploratory Research 9

11 1-8 拠点と研究人員 CSI 北米 [100] CSI 欧州 [50] CSI 中国 [100] サンタクララファーミントンヒルズサンパウロロンドンソフィアアンティポリスミュンヘンデンマークケンブリッジ北京上海 CSI 東京 (APAC)[250] CTI[2,000], CER[100] バンガロールシンガポール赤坂国分寺鳩山大甕勝田横浜 [ 概数 ] 研究人員 APAC: Asia-Pacific, CSI: 社会イノベーション協創センタ, CTI: テクノロジーイノベーションセンタ, CER: 基礎研究センタ 10

12 目次 1. グローバル R&D 体制の再編 2. 次の成長に向けて 3. 未来への布石 4. まとめ

13 2-1 日立が取り組む社会イノベーション事業社会イノベーション事業で世界に応える日立へ SOCIAL INNOVATION IT S OUR FUTURE IT 社会インフラエネルギー都市交通ヘルスケア水資源ロジスティクス製造建設金融 12

14 2-2 日立が取り組む社会イノベーション事業 IoT/ ビッグデータを活用したソリューションを構築再生可能エネルギー都市の安心安全鉄道システム太陽電池モジュールの故障や劣化状態を検知し設備の稼働率を向上メガソーラーセンシング大規模映像監視と高速画像検索でコミュニティを見守り安心安全を確保コミュニティセキュリティ車両の状態を遠隔監視して故障予兆を検知し信頼性を向上鉄道車両センシング予防医療流通マイニング健診ビッグデータ解析で集団の生活習慣病の医療費を予測し削減お客さまの行動パターンを人工知能で分析し店舗の業績を向上重機の位置稼働ビッグデータ解析で配車指示を最適化し生産性を向上生活習慣病ビッグデータ解析人の行動人工知能鉱山開発ビッグデータ解析 IoT: Internet of Things 13

15 2-3 社会イノベーション事業の進化共通プラットフォームを構築し事業拡大を加速グローバルな顧客協創の加速センシング y z x 人工知能エネルギー業務 14 都市交業務通ヘルスケア物IoT (Internet of Things) 課題分析業務価値検証運用業務ビッグデータ流製造建設業務サービス事業ソリューション構築共生自律分散プラットフォームによる N 倍化業務セキュリティロボティクス

16 2-4 グローバルな顧客協創の加速お客さまの近くに研究者を配置し協創を加速地域東京 (APAC) 取り組みデザインやサービス研究で培った顧客協創技法を活用しアジア地域のキーアカウントとソリューションを協創北米ビッグデータアナリティクス基盤を構築しエネルギー通信金融ヘルスケアなどの分野でソリューションを協創中国昇降機や ATM などのトップシェア製品の顧客と協創し新型城鎮化や低炭素社会などに向けたソリューションを実現欧州標準化に強い欧州で市場創生活動に参加し主要企業とともに成熟社会の課題を解決するソリューションを実現 15

17 目次 1. グローバル R&D 体制の再編 2. 次の成長に向けて 3. 未来への布石 4. まとめ

18 3-1 ビジョンに基づく基礎研究の推進オープンイノベーションのハブとして新領域を開拓オープンイノベーション宇宙革新材料民間企業農業社会情報共生ロボット教育先進医療研究機関国 / 行政地域コミュニティ基礎研究センタ物性科学大学情報科学生命科学フロンティア未来の社会イノベーション社会イノベーション協創センタテクノロジーイノベーションセンタ金融オートモティブ情報通信エネルギー都市交通ヘルスケア水資源ロジスティクス製造建設金融建設機械日立グループ電力インフラヘルスケア高機能材料 17

19 3-2 取り組みの一例物性科学原子分解能ホロクラフィー電子顕微鏡の活用で革新材料を創生しエコ社会を実現情報科学新概念コンピューティングでスマート社会を実現日立製作所材料研究機関 (NIMS) 国内外研究機関ユーザー企業ホログラフィー電顕世界最高分解能 : nm 最先端研究開発支援プログラム ( 内閣府 ) により日本学術振興会を通して助成理化学研究所十倉好紀先生進藤大輔先生組み合わせ最適化問題を超高速で解くイジングチップ試作機イジングチップの応用を産学官連携で開発生命科学細胞自動培養の革新により QOL 向上健康社会を実現フロンティアヒューマンビッグデータ分析で組織の幸福度と生産性向上を実現細胞自動培養装置細胞シート東京女子医大をはじめとする幅広い産学官連携で開発文部科学省先端融合領域イノベーション創出拠点形成プログラムのサポートを得て実施 NEDO 基盤技術研究促進事業の成果を活用 ips 細胞創薬医療革新経営研究開発 NIMS:National Institute for Material Science, CMOS:Complementary Metal-Oxide-Semiconductor, QOL:Quality of Life, MIT:Massachusetts Institute of Technology 人事設計製造営業販売サービスさまざまな業務業種で応用可能エネルヘルス交通ビル物流ギーケア金融組織の幸福を中心においた企業経営ウェアラブルセンサー MIT など米大学と連携 18

20 目次 1. グローバル R&D 体制の再編 2. 次の成長に向けて 3. 未来への布石 4. まとめ

21 4. まとめ次の成長に向けて未来への布石社会イノベーション事業を牽引するグローバル R&D グローバル R&D 体制の再編 R&D 体制を再編しイノベーション力を強化社会イノベーション協創センタテクノロジーイノベーションセンタ基礎研究センタ共生自律分散プラットフォームを構築し事業拡大グローバルな顧客協創を加速オープンイノベーションのハブとして新領域を開拓 20

22 END 2015 研究開発戦略社会イノベーション事業を牽引するグローバル R&D 2015 年 4 月 15 日株式会社日立製作所執行役常務 CTO 兼研究開発グループ長小島啓二 21

SAPジャパン、日立、ESRIジャパンが、社会インフラに関する将来予測を可能にするビッグデータ利活用システム基盤の開発・検証を実施

SAPジャパン、日立、ESRIジャパンが、社会インフラに関する将来予測を可能にするビッグデータ利活用システム基盤の開発・検証を実施 2015 年 11 月 9 日 SAP ジャパン株式会社株式会社日立製作所 ESRI ジャパン株式会社 SAP ジャパン日立 ESRI ジャパンが社会インフラに関する将来予測を可能にするビッグデータ利活用システム基盤の開発検証を実施地図画面上で予測結果を瞬時に可視化 SAP ジャパン株式会社 ( 本社 : 東京都千代田区代表取締役社長 : 福田譲 / 以下 SAP ジャパン ) 株式会社日立製作所