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3 < 目 次 > 退職前後の年金手続き等カレンダー 3 公的年金制度について 4 年金請求に係る退職時の手続きについて 年金待機者としての登録手続きについて 8 再任用フルタイム勤務となる場合の手続きについて 9 繰上げ請求 老齢厚生年金等の繰上げ請求手続きについて 1 4 繰上げ支給の老齢厚生年金の制度について 1 5 繰上げ支給の老齢厚生年金 の請求を行う際にご注意いただきたいこと 1 6 よくある質問コーナー 繰上げ請求編 1 7 様式 老齢厚生年金等繰上げ請求申込書 1 9 履歴書の作成 2 3 様式 履歴書 2 9 年金制度について 1. 受給資格は何年で発生するか 受給資格 年金の内訳はどのようになっているのか いつから年金が受給できるのか 年金の支給期月について 定期支給期と送金日 加給年金について 退職等年金給付 ( 年金払い退職給付 ) について 年金に係る税金について 3 5 こんなときはガイド 目次 退職一時金の返還について 遺族年金や障害年金など二つ以上の年金の受給権を有することになる場合 特例請求について 一般厚生年金 ( 第 1 号 ) の加入期間がある女性の年金請求時期について 老齢基礎年金の繰上げ支給について 傷病手当金を受給されている場合について 雇用保険法による給付と老齢厚生年金との調整について 退職後に再就職し 公的年金制度に加入したとき 他の厚生年金実施機関一覧 4 5 よくある質問のコーナー 4 6 1

4 その他の手続き 1. 任意継続組合員制度について 国民年金第 3 号被保険者資格喪失後の届出の手続きについて 退職後の給付について 貸付金の返済手続きについて 宿泊施設特別利用者証 の交付について 公立共済 福祉保健制度 ( ファミリー年金 傷病休職給付金医療費支援制度 ) に加入されている方へ アイリスプランに加入されている方へ 5 6 2

5 退職前後の年金手続き等カレンダー 定年退職者 (S31.4.2~S 生まれの者 ) 年金の繰上げ請求をされる方 再任用フルタイム勤務をされる方につきましては このスケジュールとは異なります ご留意ください 本来支給の老齢厚生年金 ( 旧退職共済年金 ) の請求 最後に加入していた 定年退職 厚生年金制度から送付 繰上げ請求受付 希望者は P.13~P.19 をよくお読みください 29 年度 30 年度 31~32 年度 33 年度 (61 歳 ) (62 歳 ) (63 歳 ~64 歳 ) (65 歳 ) ~ 年 度 3 ~ 28 1 月 12 月 11 月 10 月月月 2 1 退職届書の受付提出期限 3/31 繰上げ希望者 2/15 月 2 退職届書の手続きが完了すると 待機者登録通知書 が送付されます 共済本部からの送付 月 月 月 3 満 62 歳になる直前に 年金請求書類が送られてきます 最後に加入していた厚生年金制度から送付 65 歳到達後老齢基礎年金受給開始 4 送られてきた案内にしたがい年金請求書類作成 提出 ( 年金請求 ) 定年退職 * この時点で 加給年金も請求します ( ただし 支給開始は 65 歳です ) 3

6 公的年金制度について わが国の公的年金制度は 基礎年金制度 ( 国民年金 ) と被用者年金制度 ( 厚生年金保険 ) で構成されています 1 階部分の国民年金は 20~60 歳の全員に共通する制度で 基礎年金を支給します 2 階部分は 被用者 ( 会社員や公務員 ) のための制度で 給料等に比例した年金を支給します 平成 27 年 10 月に被用者年金制度が一元化され 公務員も厚生年金保険に加入することになりました ただし 厚生年金の被保険者 ( 加入者 ) は勤務の形態により下図の4 通りに区分され 実施機関も異なります 公務員としての勤務における年金裁定は 厚生年金期間のうち国共済と地共済の合計期間で計算 支給します < 被用者年金一元化の制度変更イメージ > 従前 厚生年金基金等 ( 職域年金部分 ) ( 職域年金部分 ) 3 階部分 厚生年金 共済年金 ( 厚生年金相当部分 ) 共済年金 2 階部分 国民年金 ( 基礎年金 ) 1 階部分 自営業者等会社員国家公務員地方公務員私学教職員 国民年金の第 1 号被保険者 国民年金の第 2 号被保険者 第 2 号被保険者の被扶養配偶者 国民年金の第 3 号被保険者 現行 (H27.10 ~) 第 1 号厚生年金被保険者 第 2 号厚生年金被保険者 第 3 号厚生年金被保険者 第 4 号厚生年金被保険者 職域年金相当部分は廃止し 年金払い退職給付 を新設 (P36 の 6 参照 ) 厚生年金基金等年金払い退職給付年金払い退職給付年金払い退職給付 3 階部分 2 階部分を統合 厚生年金一般厚生年金国共済厚生年金地共済厚生年金私学共済厚生年金 ( 公務員厚生年金 ) 国民年金 ( 基礎年金 ) 2 階部分 1 階部分 自営業者等会社員国家公務員地方公務員私学教職員 第 2 号被保険者の被扶養配偶者 国民年金の第 1 号被保険者 国民年金の第 2 号被保険者 国民年金の第 3 号被保険者 厚生年金保険の種別厚生年金の種別 名称 対象者 実施機関 第 1 号厚生年金 一般厚生年金 民間会社員 日本年金機構 第 2 号厚生年金国共済厚生年金国家公務員国家公務員の共済組合公務員第 3 号厚生年金地共済厚生年金厚生年金地方公務員の共済組合 ( 公立学校共済組合 地方公務員地方職員共済組合 大阪府市町村職員共済組合など ) 第 4 号厚生年金 私学共済厚生年金 私立学校教職員 日本私立学校振興 共済事業団 平成 27 年 9 月以前の厚生年金保険 各共済組合等の加入期間についても 各々第 1 号 ~ 第 4 号までの種別の 厚生年金保険の期間とみなします 4

7 < 国民年金被保険者の種別 > 公的年金制度の1 階部分となる国民年金の対象者は 以下のように区分されます 被保険者の種別対象者 国民年金第 1 号被保険者 20 歳以上 60 歳未満の自営業 学生など 国民年金第 2 号被保険者厚生年金保険の被保険者 (20 歳以上 60 歳未満 ) 国民年金第 3 号被保険者 国民年金第 2 号被保険者の被扶養配偶者で 20 歳以上 60 歳未満の人 定年退職後の国民年金への加入について組合員が定年退職後に再就職して 第 1 号 ~ 第 4 号の厚生年金保険に加入すると その者の 60 歳未満の被扶養配偶者は 第 3 号被保険者 として国民年金に加入します この手続きは再就職した勤務先 ( 事業所 ) を経由して日本年金機構へ届け出ます 組合員が定年退職後 公的年金制度に加入しなければ 60 歳未満の被扶養配偶者は 自ら 第 1 号被保険者 として国民年金に加入することになり 国民年金保険料を納める必要があります 第 3 号の被扶養配偶者については P.55 の案内も参考にしてください ワンストップサービス被用者年金制度の一元化によって 年金の相談や請求書等の提出は ワンストップサービスの導入ですべての窓口 ( 年金事務所や各共済組合等 ) において対応ができるようになりました ( 障害給付は除きます ) 厚生年金加入歴が第 1 号から第 4 号の複数あったとしても 1 か所に請求することですべての 厚生年金期間の請求をしたことになります 請求書の提出はどこの窓口でも可能です 加入歴の ない実施機関に請求することもできます 請求案内は 年金が受給できる年齢に達する直前に加入していた実施機関( 第 1 号 ~ 第 4 号 ) から送付されます 公立学校共済組合の場合は 現職組合員 ( 再任用フルタイム等 ) は大阪支部から 年金待機者 ( 退職者 ) は本部から案内いたします 最初に受付けた実施機関が他の実施機関に請求書等を回付し 年金の裁定と支給については 第 1 号から第 4 号の実施機関が各々の加入期間に応じて別々におこないます 加入年金制度 民間会社勤務や講師 (12 月以内 ) の期間 国家公務員 公務員の期間 地方公務員 私学教職員の期間 第 1 号厚生年金被保険者期間 第 2 号厚生年金被保険者期間 第 3 号厚生年金被保険者期間 第 4 号厚生年金被保険者期間 請求書の提出窓口 年金事務所 各共済組合 私学共済事務所 原則 どこでも受付可能となります * 年金相談や各種届出などの多くが どの窓口でも対応できるようになります 年金の裁定日本年金機構共済組合 ( 最終に所属する共済組合 ) 私学共済年金の支払日本年金機構共済組合 ( ) 私学共済 5

8 ( 参考 ) 共済年金と厚生年金との制度的な差異は解消されます 共済年金制度と厚生年金制度での違いは 基本的に厚生年金に合せるかたちになります 共済年金 ( 平成 27 年 9 月 30 日まで ) 厚生年金 ( 平成 27 年 10 月 1 日から ) 被保険者の年齢制限 年齢制限なし 70 歳まで 年金の種類 退職共済年金 障害共済年金 遺族共済年金 老齢厚生年金 障害厚生年金 遺族厚生年金 年金の算定基礎となる給与 給料表に定める給料に手当率を標準報酬月額と標準賞与額乗じて得た額と期末手当等 在職中の年金支給 障害給付の支給要件 遺族年金の転給 老齢 退職共済年金の受給者が共済組合員となった場合 ( 賃金 + 年金 ) が 28 万円超 年金は原則 支給停止 退職共済年金の受給者が厚生年金被保険者等となった場合 ( 賃金 + 年金 ) が 47 万円超 年金の一部を支給停止 老齢厚生年金の受給者が厚生年金被保険者となった場合 65 歳未満 ( 賃金 + 年金 ) が 28 万円超 年金の一部又は全部を支給停止 65 歳以降 ( 賃金 + 年金 ) が 47 万円超 年金の一部又は全部を支給停止 障害上記同様に停止される障害給付は停止されない 保険料納付要件なし 先順位者が失権した場合 次順位者へ支給される 保険料納付要件あり初診日のある月の前々月までの公的年金の加入期間の 2/3 以上の期間について 保険料が納付又は免除されていること 先順位者が失権しても 次順位以下の者に支給されない 6

9 年金請求に係る 退職時の手続き 昭和 31 年 4 月 2 日 ~ 昭和 32 年 4 月 1 日生まれ 7

10 退職時の手続き年金待機者としての登録手続きについて 平成 29 年 3 月 31 日提出期限 ( 昭和 31 年 4 月 2 日から昭和 32 年 4 月 1 日の間に生まれた者 ) 手続きが必要な方 : 平成 29 年 3 月の定年退職で公立学校共済組合の現職組合員資格 を喪失する者 ( 例 )H29.4 以降の形態 : 就職しない 再任用短時間勤務 講師 民間就職など 手続きが不要な方 : 平成 29 年 4 月以降も公立学校共済組合の現職組合員資格 を有する者 ( 例 ) H29.4 以降の形態 : 再任用フルタイム勤務など 任意継続組合員は短期給付 ( 医療 ) のみなので非該当 公立学校共済組合が 公務員としての厚生年金加入期間や給料額等の 年金を裁定するために必要な情報を 年金待機者 として登録するため 退職届書 を提出していただきます 登録が完了しますと 公立学校共済組合本部から 年金待機者登録通知書 及び 年金待機者になられた方へ のリーフレットが送付されます < 退職届書の提出 > 郵送又は逓送で受付けます なお 窓口( 土 日 祝日及び年末年始 (12/29~1/4) を除く 9:30~12:00 13:00~17:00) に お越しいただいても結構です 提出書類提出先提出期限 退職届書 ( 共済組合提出用 ) 公立学校共済組合大阪支部平成 29 年 3 月 31 日 ( 注意事項 ) 別途 各教育委員会に 履歴書 を4 部提出してください P.23~29 参照 年金の繰上げ請求をされる方は 平成 29 年 2 月 15 日が申出期限となります P.13~21 参照 < 年金請求手続きについて> 年金待機者登録 がされていると 62 歳に到達する直前に 公立学校共済組合本部から年金請求書類一式が自宅に届きます 62 歳の誕生日以降に年金請求の手続きを行ってください ただし 定年退職後 公務員以外の厚生年金に加入された場合は 最後に加入した年金実施機関から請求書類が届きます ~ 退職届書提出から 年金請求までの流れ~ 〇定年退職 ( 資格喪失 ) 時 組合員 1 退職届書の提出 (3/31 まで ) 公立学校共済組合大阪支部 2 待機者登録処理 公立学校共済組合本部 3 年金待機者登録通知書 等が自宅に送付される 1~3 の処理に数か月要します 〇年金請求 (62 歳 ) 時 厚生年金実施機関 公立学校共済組合本部 私立学校共済組合 日本年金機構など 4 62 歳到達の前に 年金請求関係書類一式を自宅に送付 ( 最後に加入した厚生年金実施機関から請求書が送付されます ) 5 62 歳到達日以降 年金請求を行う 年金待機者 ( 元組合員 ) 8

11 退職時の手続き再任用フルタイム勤務となる場合の手続きについて 再任用フルタイム勤務となる方は P.8 に記載の 退職届書 の提出は不要です ( 仮に 退職届書 を提出された場合でも 年金待機者 の処理は行いません ) 再任用フルタイム勤務では 定年退職前と同様に 公立学校共済組合の組合員資格が付与され 引き続いて地共済厚生年金 ( 厚生年金第 3 号 ) の加入となります 再任用フルタイム勤務であることの確認は 共済組合から各教育委員会へ調査します ( 注意事項 ) 履歴書 4 部については 各教育委員会の案内に従って提出してください P.23~29 参照 ( 今後の手続き予定 ) (1) 年金の受給権が発生したとき再任用フルタイム勤務である間に 年金受給権が発生 (62 歳到達 ) する場合は 公立学校共済組合大阪支部から 年金請求書を配付します (2) 再任用でのフルタイム勤務を退職 ( 短時間勤務への変更を含む ) されるとき退職予定の方は 退職 ( 予定 ) 者カード を公立学校共済組合大阪支部年金グループに提出 ( 郵送 逓送又は FAX 可 ) してください 毎年 12 月初旬 各所属所あてに 早期退職者等に係る年金手続きについての通知文を出します 退職 ( 予定 ) 者カード は 公立学校共済組合大阪支部のホームページからもダウンロードできます トップページ :[ 諸用紙のダウンロード ] [ 長期給付関係 ( 年金 )] 年金の受給開始年齢に達していない場合 年金待機者として登録しますので 退職届書 ( 共済組合提出用 ) を提出していただきます < 手続きは P.8 に準じます > 老齢厚生年金 ( 特別支給 ) の請求ができている場合 年金の 退職改定請求書 を配付します 再任用フルタイム勤務が終わるまでの期間を加算して年金の改定処理を行います 老齢厚生年金 ( 特別支給 ) は未請求だが 退職直後に受給開始年齢に達する場合 退職届書 ( 共済組合提出用 ) と 年金請求書 を配付します 再就職で他の共済組合に加入する場合の手続きについて 定年退職後 再任用フルタイム勤務にて他の自治体で採用され 引き続き他の公務員共済組合に加入 する場合は 新たに加入する共済組合ですべての公務員期間を通算しますので 転出届書 を出してく ださい 勤務先 加入する共済組合 加入する年金制度 知事部局への異動 ( 再任用フルタイム ) 地方職員共済組合へ転出 地共済厚生年金 ( 第 3 号 ) 市町村の教育委員会等の職員 ( 再任用フルタイム ) 市町村職員共済組合へ転出 地共済厚生年金 ( 第 3 号 ) ( 手続き ) 1 履歴書 については 各教育委員会の案内に従って提出してください P.23~29 参照 2 退職日以降に 転出届書 を公立学校共済組合大阪支部年金グループに提出してください 9

12 退職時の手続き年金を請求するまでの流れ (P.8~9) を表にしました 該当ページとあわせてご覧ください 退 職 平成 29 年 4 月以降どのような働き方をするか 再任用短時間勤務 講師 民間就職 就職しないなど 再任用フルタイム勤務を1 年間でやめる ( H29.4 ~ H30.3 ) 再任用フルタイム勤務を2 年以上続ける ( H29.4 ~ ) 平成 29 年 3 月まで 退職届書 の提出不要不要 平成 29 年 4 月以降 〇年金待機者登録通知書が自宅に届くまで数か月お待ちください 時 平成 29 年 12 月以降 退職( 予定 ) 者カード を共済組合大阪支部に提出 平成 30 年 2 月以降 〇共済組合大阪支部から 退職届書 を配付 平成 30 年 4 月 退職届書 の提出 62 歳到達時 平成 30 年 4 月以降 年金の案内 年金の請求 〇年金待機者登録通知書が自宅に届くまで数か月お待ちください 〇 62 歳到達前に自宅あて請求書類が届く 〇 62 歳到達前に自宅あて請求書類が届く 〇 62 歳到達時に 共済組合大阪支部から自宅あてに請求書類を送付 年金請求書を提出 年金請求書を提出 共済組合大阪支部に 年金請求書を提出 手続きにて参照 P.8 P.9 及び P.8 後半 P.9 するページ P.23~( 履歴書提出 ) P.23~( 履歴書提出 ) P.23~( 履歴書提出 ) ( この表でのマークの説明 ) 印 : 提出するもの〇印 : 送付されてくるもの : 退職から 62 歳到達まで 6 ヵ月以上ない場合は 待機者登録をする時間がないので 退職届書 を配付しません 62 歳到達時に大阪支部から年金請求の案内をします 10

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