ファンダの鬼・柳澤 浩と小杉 篤諭の「ファンダメンタルズの学び方、活かし方セミナー!」

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1 オンラインセミナー ファンダの鬼 柳澤浩と小杉篤諭の ファンダメンタルズの学び方 活かし方セミナー! 6 月 13 日 ( 水 ) 午後 8 時 ~9 時 30 分 背景出所 : photoac 1

2 ファンダメンタルズとは? 経済的基礎条件の事 2

3 経済的基礎条件と為替相場 国の経済状況の良し悪しが通貨価値を決める 2 国間の経済状況を比べる事でその通貨ペアのレートの大まかなレベルが決まる 3

4 経済的基礎条件と為替相場 国の経済状況の良し悪しが通貨価値を決める 2 国間の経済状況を比べる事でその通貨ペアのレートの大まかなレベルが決まる 経済的基礎条件の変化 4

5 経済的基礎条件と為替相場 国の経済状況の良し悪しが通貨価値を決める 2 国間の経済状況を比べる事でその通貨ペアのレートの大まかなレベルが決まる 経済的基礎条件の変化 通貨価値の変化 5

6 経済的基礎条件を表す具体的な指標 1. 経常収支 貿易収支 2. 成長率 3. インフレ率 4. 失業率 6

7 貿易赤字とドル円 グラフ出所 : ブルームバーグ 7

8 経常赤字とドル円 グラフ出所 : ブルームバーグ 8

9 日米 GDP とドル円 グラフ出所 : ブルームバーグ 9

10 日米インフレ率とドル円 グラフ出所 : ブルームバーグ 10

11 日米失業率とドル円 グラフ出所 : ブルームバーグ 11

12 結論 ファンダメンタルズの個別の指標 為替相場と相関関係は無い! 12

13 結論 ファンダメンタルズの個別の指標 為替相場と相関関係は無い! では どうするのか? 13

14 結論 ファンダメンタルズの個別の指標 為替相場と相関関係は無い! では どうするのか? 金利の動きに焦点を置いてみては どうか? 14

15 長期金利水準の決定要因 15

16 長期金利水準の決定要因 1. 金融政策 2. 成長率 3. インフレ率 4. 失業率 5. 財政状況 16

17 経済的基礎条件を表す具体的な指標 1. 経常収支 貿易収支 2. 成長率 3. インフレ率 4. 失業率 17

18 長期金利水準の決定要因 1. 金融政策 2. 成長率 3. インフレ率 4. 失業率 5. 財政状況 経済的基礎条件を表す具体的な指標 1. 経常収支 貿易収支 2. 成長率 3. インフレ率 4. 失業率 18

19 経済的基礎条件 長期金利を決める要因の大部分! つまり 長期金利には 経済的基礎条件集約 19

20 経済的基礎条件 金利を決める要因の大部分! 長期金利には 経済的基礎条件集約 長期金利動向を探る = 為替相場のトレンドを探る 20

21 日米 10 年国債利回り格差とドル円 グラフ出所 : ブルームバーグ 21

22 日米 10 年国債利回り格差 日経平均とドル円 グラフ出所 : ブルームバーグ 22

23 < 米長期金利 > と景気 物価との関係 景気 拡大 長期金利上昇 ドル高 後退 長期金利低下 ドル安 物価 上昇 長期金利上昇 ドル高 下降 長期金利低下 ドル安 株式市場 上昇 長期金利上昇 ドル高 下落 長期金利低下 ドル安 金融政策 引き締め 長期金利上昇 ドル高 緩和 長期金利低下 ドル安 財政政策 拡張 長期金利上昇 ドル高 緊縮 長期金利低下 ドル安 リスク志向 リスク選好 長期金利上昇 ドル高 / ドル安 リスク回避 長期金利低下 ドル安 / ドル高 信用力 格下げ 長期金利上昇 ドル安 格上げ 長期金利低下 ドル高 需給 緩和 長期金利上昇 ドル高 逼迫 長期金利低下 ドル安 23

24 < 高リスク国の長期金利 > と景気 物価との関係 景気 拡大 長期金利上昇 通貨上昇 後退 長期金利低下 通貨下落 物価 上昇 長期金利上昇 通貨下落 下降 長期金利低下 通貨上昇 株式市場 上昇 長期金利上昇 通貨上昇 下落 長期金利低下 通貨下落 金融政策 引き締め 長期金利低下 / 上昇 通貨下落 / 上昇 緩和 長期金利上昇 / 低下 通貨上昇 / 下落 財政政策 拡張 長期金利上昇 通貨下落 緊縮 長期金利低下 通貨上昇 リスク志向 リスク選好 長期金利低下 通貨上昇 リスク回避 長期金利上昇 通貨下落 信用力 格下げ 長期金利上昇 通貨下落 格上げ 長期金利低下 通貨上昇 通貨政策 切り下げ 長期金利上昇 通貨下落 切り上げ 長期金利低下 通貨上昇 24

25 米 FRB の金融政策 何が金融政策を動かすのか? 25

26 米景気拡大 強い GDP 雇用拡大期待 FRB 利上げ 米景気縮小 弱い GDP 雇用情勢懸念 FRB 利下げ 米消費堅調 強い小売売上高物への需要増米消費低迷弱い小売売上高物への需要減 強いGDP 物価上昇観測弱いGDP 物価下落観測 FRB 利上げ FRB 利下げ 26

27 FRB の政策目的と金融政策のロジック FRB の使命 : 完全雇用の達成とインフレ目標 2% に保つ 完全雇用の達成雇用統計 強い 完全雇用期待 FRB 利上げ 雇用統計 弱い 雇用情勢懸念 FRB 利下げ インフレ目標 2% コア PCE 強い 物価上昇懸念 FRB 利上げ コア PCE 弱い 物価低下懸念 FRB 利下げ 27

28 噂で買って 事実で売るとは? FRB の利上げ観測 ドル上昇 FRB 利上げ実施 ドル 利益確定売りで反落 ポジションの積み上がり 思惑通りの政策等 利益確定の動き ポジションの積み上がり 思惑に反する政策等 サプライズ ポジション解消の動き 28

29 金利や政策を巡る最近の発言 4/17 日米首脳会談 貿易が議題になる ( 米財務長官 ) 4/18 緩やかなペースでのQE 解除で政策委は一致 ( 仏中銀総裁 ) 4/19 日米首脳会談 無事終了 4/19 来月の利上げ 既定路線では無い ( 英蘭銀行総裁 ) 4/26 金融政策について話し合われなかった (ECB 総裁 ) 5/02 インフレは非対称的な2% 目標付近で推移の公算 (FOMC) 5/14 最初の利上げ QE 終了から数 4 半期後 ( 仏中銀総裁 ) 5/23 インフレのオーバーシュートは有益 (FOMC 議事要旨 ) 5/24 米朝首脳会談中止表明 ( 米大統領 ) 5/25 米朝首脳会談実現の可能性まだある ( 米大統領 ) 6/01 8 時半発表の雇用統計発表を楽しみにしている ( 米大統領 ) 29

30 今夜の FOMC 30

31 5 月 30 日公表 地区連銀経済報告 1. 経済活動全般堅調なペース 1 緩やか 11 前回 : 緩慢 4 緩やか 8 2. 複数の回答者から通商政策に対する不確実性への懸念表明も短期的な見通しは上向き前回 : 見通しはポジティブだが 製造業 農業 輸送関連の回答者から関税への懸念表明 3. 個人消費は軟調前回 : 殆どの地区で拡大 自動車販売台数はまちまち 4. 製造業活動は加速に転じ 半分以上の地区が回復 3 分の 1 地区が力強いと評価前回 : 緩やかに拡大 非金融サービスは概して堅調 5. 住宅建設と販売は緩慢に拡大前回 : 住宅建設と不動産活動は一段と拡大 31

32 5 月 30 日公表 地区連銀経済報告 6. 融資需要が若干上昇 債務の未払い率は低水準で安定 前回 : 貸出需要は高まった 7. 雇用は全地区で緩慢から緩やかに拡大 ダラスのみ広範囲にわたって堅調 労働市場は全米で逼迫した状態 多くの企業は 人材確保に向け賃金引き上げや報酬プランの拡充で対応も 賃金上昇率は殆どの地区で緩慢で有り続けた 前回 : 広範囲にわたる雇用拡大 殆どの地区 労働市場は緩慢から緩やかに拡大 労働市場は逼迫したまま 賃上げ圧力残るが 加速はせず 伸びは緩慢 32

33 5 月 30 日公表 地区連銀経済報告 8. 物価は殆どの地区連銀で緩やかに上昇 その他の地区は 僅か あるいは緩慢な上昇 鉄鋼 アルミ 石油 木材 セメント等一部の素材価格で上昇が指摘 複数のセクターでの労働不足や需要の強まりと共に 仕入れ価格の上昇は輸送をはじめ建設 製造業のセクターに値上げ圧力を高めている 複数の地区連銀によれば 小売業者は以前より仕入れ価格の値上がりを販売価格に反映しやすくなったと報告前回 : 物価は地区連銀全体で緩やかに上昇 関税賦課の影響で鉄鋼価格は幅広く値上がり 劇的な上昇も 素材価格は勢いよく上昇し続け 輸送費用も概して上昇 鉄鋼や建築材のさらなる値上げも 33

34 利上げ回数は? 3 月 FOMC メンバー年末 FF 金利水準予測 3~4 回 長期中心 =3.00% 2018 年末中心 =2.25% 2019 年末平均 =2.875% 2~3 回 2020 年末平均 =3.375% 2 回 34

35 米経済の現状製造業景況指数 グラフ出所 : ブルームバーグ 35

36 米経済の現状消費者信頼感指数 グラフ出所 : ブルームバーグ 36

37 米経済の現状インフレ指標 グラフ出所 : ブルームバーグ 37

38 インフレ指標と FF 金利誘導目標 グラフ出所 : ブルームバーグ 38

39 ドル円月足 39

40 ドル円週足 40

41 ドル円日足 41

42 ユーロドル月足 42

43 ユーロドル週足 43

44 ユーロドル日足 44

45 ユーロ円月足 45

46 ユーロ円週足 46

47 ユーロ円日足 47

48 豪ドル / ドル週足 48

49 ポンドドル週足 49

50 50

51 本映像及び資料は信頼できると思われる情報 データに基づいて作成しておりますが その正確性 完全性を保証するものではありません また 本映像および資料は情報提供のみを目的としたものであり 売買の勧誘を目的としたものではありません 売買に関する最終決定は お客様ご自身の判断でなさいますようお願いいたします なお その目的を問わず本資料を無断で引用または複製することを禁じます 51

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