SiteProtector User Guide for Security Managers, Version 2.0, Service Pack 5.2

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1 Proventia Management SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, Service Pack 6.0

2 Internet Security Systems, Inc Barfield Road Atlanta, Georgia United States (404) インターネットセキュリティシステムズ株式会社 東京都品川区上大崎 JR 東急目黒ビル 16F Internet Security Systems, Inc All rights reserved worldwide. この出版物の適切な数のコピーの作成は内部で使用する場合だけ許可されています それ以外の場合のこの出版物のすべてまたは一部のコピーまたは複製は Internet Security Systems, Inc. の事前の書面による同意なしにいかなる人物または企業にも許可されていません 特許出願中 Internet Security Systems System Scanner Wireless Scanner SecurityFusion Module SiteProtector Proventia Web Filter Proventia Mail Filter Proventia Filter Reporter ADDME AlertCon ActiveAlert FireCell FlexCheck Secure Steps SecurePartner SecureU および X-Press Update は Internet Security Systems, Inc. の商標およびサービスマーク Internet Security Systems のロゴ X-Force SAFEsuite Internet Scanner Database Scanner Online Scanner Proventia および RealSecure は同社の登録商標です Network ICE Network ICE のロゴ および ICEpac は Internet Security Systems, Inc. の完全所有子会社である Network ICE Corporation の商標 BlackICE は同社の許諾を受けた登録商標 および ICEcap は同社の登録商標です SilentRunner は Raytheon Company の登録商標です Acrobat および Adobe は Adobe Systems Incorporated の登録商標です Certicom は Certicom Corp の商標 Security Builder は Certicom Corp の登録商標です Check Point FireWall-1 OPSEC Provider-1 および VPN-1 は Check Point Software Technologies Ltd. またはその関連会社の登録商標です Cisco および Cisco IOS は Cisco Systems, Inc. の登録商標です HP-UX および OpenView は Hewlett-Packard Company の登録商標です IBM および AIX は IBM Corporation の登録商標です InstallShield は 米国またはその他の国あるいはその両方における InstallShield Software Corporation の登録商標およびサービスマークです Intel および Pentium は Intel の登録商標です Lucent は Lucent Technologies, Inc. の商標です ActiveX Active Directory Microsoft Windows および Windows NT は Microsoft Corporation の登録商標または商標です Net8 Oracle Oracle8 SQL*Loader および SQL*Plus は Oracle Corporation の登録商標または商標です Seagate Crystal Reports Seagate Info Seagate Seagate Software および Seagate の logo は Seagate Software Holdings, Inc. または Seagate Technology, Inc. ( あるいはその両方 ) の商標または登録商標です Secure Shell および SSH は SSH Communications Security の商標または登録商標です iplanet Sun Sun Microsystems Sun のロゴ Netra SHIELD Solaris SPARC および UltraSPARC は米国およびその他の国における Sun Microsystems, Inc. の商標または登録商標です すべての SPARC 商標は 許可の下に使用され 米国またはその他の国における SPARC International, Inc. の商標または登録商標です Adaptive Server SQL SQL Server および Sybase は Sybase, Inc. その関連会社とライセンサーの商標です Tivoli は Tivoli Systems, Inc. の登録商標です VERISIGN および THAWTE は VeriSign の登録商標です UNIX は米国およびその他の国において X/Open Company, Ltd. が独占的にライセンスを管理している登録商標です この文書で言及されているその他の名称はすべて 各所有者のブランド名 製品名 商標または登録商標であり 権利侵害の意図なしに編集上の理由で使用されているものです 明細事項は予告なしに変更されることがあります 免責 : この文書に記載されている情報は予告なしに変更されることがあります この文書を ISS または X-Force 以外のソースから入手した場合は 改変または変更されている可能性があります この情報を使用することにより いかなる種類の保証もなく 現状 のまま ユーザーの自己責任において使用することに同意したものとみなされます ISS と X-Force は 市場性および特定目的への適合性の保証をはじめとするいかなる保証も 明示的にも暗黙的にも行いません ISS または X-Force は いかなる場合も 本文書の使用または配布から生じる直接的 間接的 付随的 結果的 あるいは特別な損害について たとえ ISS または X-Force がそのような損害の可能性について忠告を受けたとしても 責任を負いません 州によっては 結果的または付随的な損害の責任を除外または限定することが許可されていないため 前述の限定事項は適用されません ここに記されている商標名 商標 製造業者 またはそれ以外による 特定の商品 プロセス またはサービスなどの引用は 必ずしも Internet Security Systems, Inc による保証や推奨 または支持を表明したり暗示したりするものではありません ここに示されている作者の見解および意見は 必ずしも Internet Security Systems, Inc. の主張 または同社の見解および意見を反映するものではなく 製品の保証や広告の目的で使用されてはなりません インターネットリソースへのリンクとアドレスは リリース前に十分調査されていますが 刻々と変化するインターネットの性質上 Internet Security Systems はリソースの内容やその存在について保証することはできません 可能な場合には 参照セクションには 他の方法で目的の情報が獲得できる代わりのサイトやキーワードが記載されています リンクの破損や不適切なリンクにお気づきの場合は トピック名 リンク その動作状況を documentation@isskk.co.jp まで電子メールでご連絡ください 2006 年 6 月 1 日

3 目次 第 1 章 : SiteProtector の概要 概要 SiteProtector とは SiteProtector コンポーネント SiteProtector の追加モジュール サポート対象のエージェント エージェントの詳細情報 第 2 章 : SiteProtector の設定プロセス 概要 設定プロセスの各ステージ パート I: SiteProtector の設定とアップデート 第 3 章 : 設定とアップデートのステージ 概要 ステージの概要 このステージのチェックリスト 第 4 章 : コンソールの設定 概要 一般オプションの設定 ロギング設定の指定 マニュアルオプションの設定 プロキシオプションの設定 サマリオプションの設定 エージェントビューのオプションの設定 アセットビューのオプションの設定 ポリシービューのオプションの設定 チケット / レポートビューのオプションの設定 アナリシスビューのオプションの設定 第 5 章 : ライセンスの設定 概要 ライセンスとは エージェントおよび Desktop のライセンスの入手 エージェントまたは Desktop ライセンスの追加と削除 OneTrust トークンおよび OneTrust ライセンスとは Proventia OneTrust ライセンス OneTrust ライセンスのダウンロード OneTrust トークンの作業 第 6 章 : Agent Manager の設定 概要 Agent Manager とは Agent Manager プロパティの設定 Agent Manager プロパティの表示 Agent Manager アカウントの作成 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP 6.0 3

4 目次 エージェントへの Agent Manager の割り当て バックアップ Agent Manager の指定 第 7 章 : SiteProtector のアップデート 概要 セクション A: アップデートの概要 概要 アップデートのプロセス X-Press Update Service Pack セクション B: SiteProtector のアップデート 概要 アップデートステータスの確認 SiteProtector コンポーネントへのアップデートの適用 SiteProtector Core コンポーネントへのアップデートの適用 セクション C: インターネットアクセスのない XPU Server へのアップデート適用 概要 インターネットアクセスのない XPU Server でのアップデートプロセス ISS ダウンロードページからのアップデートファイルのダウンロード Manual Upgrader を使用したアップデートファイルのダウンロード XPU Server へのアップデートファイルのコピー コンポーネントまたはエージェントステータスの手動更新 第 8 章 : X-Press Update Server の設定 概要 X-Press Update Server とは Server Settings ポリシーの設定 XPU Settings ポリシーの設定 追加のスタンドアロン型 XPU Server の設定 別の XPU Server からダウンロードを行う XPU Server の設定 XPU Server の保護 XPU Server のクラスタ化 手動アップデート用の XPU Server 設定 第 9 章 : Event Collector の設定 概要 Event Collector とは Event Collector の手動割り当て Event Collector のフェールオーバプロセス フェールオーバ用の Event Collector 設定 第 10 章 : Event Viewer の有効化 概要 Event Viewer とは Event Viewer の有効化 Event Viewer の起動 Event Viewer ログファイルの管理 第 11 章 : Site Database の設定 概要 Site Database プロパティの表示 データベースメンテナンスオプションの設定 データベースのデフラグ ログファイルのパージ

5 目次 データベーステーブルのパージ データベース緊急パージ データベース自動バックアップ 第 12 章 : ユーザー権限の設定 概要 セクション A: SiteProtector での権限管理 概要 権限管理の方法 ユーザーとグループの検索 アップグレードの影響を受ける権限 アップグレードの要件 グループポリシー権限の作業 セクション B: SiteProtector ユーザーグループ 概要 SiteProtector ユーザーグループとは SiteProtector ユーザーグループの作成 SiteProtector ユーザーグループへのメンバー追加 セクション C: グローバル権限 概要 グローバル権限とは グローバル権限の割り当てと削除 第 13 章 : Event Archiver の設定 概要 重要な要件と考慮事項 イベントルール IP アドレスによってフィルタリングを行うルールの作成 イベントの種類によってフィルタリングを行うルールの作成 イベントルール順序の設定 アーカイブ済みイベントの表示 Event Archiver ディレクトリ構造の変更 第 14 章 : チケットの設定 概要 チケットとは チケットの作業 通知設定の定義 チケット優先度の定義 カスタムカテゴリの定義 第 15 章 : コンポーネントの作業 概要 コンポーネントの停止 起動 更新 コンポーネントパスワードのリセット SiteProtector コンポーネントへのキーの配布 パート II: グループの設定 第 16 章 : グループ設定ステージ 概要 ステージの概要 このステージのチェックリスト SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP 6.0 5

6 目次 第 17 章 : グループの設定 概要 グループとは デフォルトグループ名 グループとサブグループの体系化 グループの作成 System Scanner グループの作成 第 18 章 : グループレベル権限の設定 概要 グループレベル権限とは 権限プロパティウィンドウの作業 グループレベル権限の設定 権限継承の作業 Include Subgroups をオンにした状態での権限設定 パート III: エージェントの設定 第 19 章 : エージェント設定ステージ 概要 ステージの概要 Desktop Protection Agent 設定のチェックリスト アプライアンス設定のチェックリスト スキャナー設定のチェックリスト Network Sensor と Server Sensor の設定チェックリスト 第 20 章 : エージェントの設定 概要 セクション A: エージェントのインストール 概要 インストール方法 Deployment Manager を使用したエージェントのインストール Deployment Manager へのインストールパッケージの追加 個別のインストールパッケージを使用したエージェントのインストール エージェントビルドを使用した Desktop Protection Agent のインストール セクション B: エージェントの登録 概要 New Agent Wizard エージェントの自動登録 エージェントのサイトへの手動登録 セクション C: エージェントへのキーと証明書の配布 概要 キーの手動配布 Public Key Configuration Tool の使用 セクション D: エージェントのアップデート 概要 エージェントのアップデートステータスの確認 エージェントのアップデート アップデートの削除

7 パート IV: ポリシーとレスポンスの設定 第 21 章 : ポリシー設定ステージ 概要 ステージの概要 このステージのチェックリスト 第 22 章 : サイトレベルのポリシーとレスポンスの設定 概要 目次 セクション A: サイトレベルのポリシー 概要 ポリシーとは カスタムポリシーの設定 個別エージェントへのポリシー適用 グループへのポリシー適用 ポリシーサブスクリプショングループを使用したポリシー適用 Desktop Protection Agent ポリシーの作業 ユーザーへのポリシー変更権限の付与 Active Directory を使ったポリシー割り当て セクション B: サイトレベルレスポンスの設定 概要 レスポンスとは カスタムエージェントレスポンスの設定 ユーザーへのレスポンス変更権限の付与 第 23 章 : Network Objects ポリシーの定義 概要 Network Objects ポリシーとは Network Objects ポリシーでの Address Name の定義 Network Objects ポリシーでの Address Group の定義 Network Objects ポリシーでの Port Name の定義 Network Objects ポリシーでの Port Group の定義 Network Objects ポリシーでの Dynamic Address Name の定義 Network Objects ポリシーでのデータのエクスポートとインポート 第 24 章 : Response Objects ポリシーの定義 概要 Response Objects ポリシーとは Response Objects ポリシーでの レスポンスの指定 Response Objects ポリシーでの SNMP レスポンスの指定 Response Objects ポリシーでのユーザー指定レスポンスの指定 Response Objects ポリシーでの Log Evidence 設定の指定 Response Objects ポリシーでの Quarantine 設定の指定 第 25 章 : Response Rules ポリシーの定義 概要 セクション A: イベントルールの定義 概要 イベントルールとは Response Rules ポリシーへのイベントルールの追加 イベントルール内でのイベントフィルタの定義 イベントルールの発信元アドレスと発信元ポートの定義 イベントルールの宛先アドレスと宛先ポートの定義 イベントルール内でのレスポンスの定義 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP 6.0 7

8 目次 イベントルールの高度なフィルタの定義 イベントルールの作業 Event Rules タブのカスタマイズ セクション B: コンポーネントルールの定義 概要 コンポーネントルールとは コンポーネントルールの作成 第 26 章 : ポリシー継承の管理 概要 セクション A: インストールの前に 概要 ポリシーの継承 ポリシービュー セクション B: ポリシービューでの継承の設定 概要 エージェントのタイプとバージョンのオプション ポリシー継承のためのグループまたはエージェントの設定 階層的ポリシーの編集 上位レベルのグループへのポリシー昇格 ポリシーの優先 子優先の解除 パート V: アセットの追加 第 27 章 : アセット設定ステージ 概要 ステージの概要 アセットとは 第 28 章 : アセットの追加 概要 手動によるアセットの追加 ホストファイルからのアセット追加 アセット定義ファイルからのアセット追加 Active Directory からのアセット追加 Network Internet Scanner を使用したアセットの追加 アセットプロパティの編集 グループ化されていないアセットのグループ化 パート VI: Reporting Module の設定 第 29 章 : Reporting Module 概要 レポートの作業 イベントデータレポートの作業 コンプライアンスとサマリのレポート コンプライアンスとサマリのレポートの作業

9 パート VII: トラブルシューティング 第 30 章 : トラブルシューティング 概要 エージェントとコンポーネントに関連する問題 SiteProtector の操作に関連する問題 Reporting Module に関連する問題 メモリ不足に関連する問題 SiteProtector の設定とアップデートに関連する問題 SiteProtector サービスに関連する問題 用語集 用語集 索引 索引 目次 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP 6.0 9

10 目次 10

11 第 1 章 SiteProtector の概要 概要 この章では Proventia Management SiteProtector の概要と次の内容について説明します SiteProtector コンポーネントと追加のモジュール SiteProtector と連携してセキュリティイベントの検出と防止を行う エージェント と呼ばれるその他 ISS 製品 この章の内容 この章では次のトピックについて説明します トピック ペー ジ SiteProtector とは 12 SiteProtector コンポーネント 13 SiteProtector の追加モジュール 16 サポート対象のエージェント 17 エージェントの詳細情報 19 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

12 第 1 章 : SiteProtector の概要 SiteProtector とは SiteProtector は 次のような Internet Security Systems (ISS) 製品すべての指揮 統制 監視を行う機能を備えた中央管理システムです デスクトップ防御製品 スキャナー アプライアンス センサー SiteProtector アーキテクチャ SiteProtector システムは 次のもので構成されています SiteProtector の中核となる機能を提供するコンポーネント SiteProtector コンポーネント (13 ページ ) を参照してください SiteProtector に追加機能を提供する追加モジュール SiteProtector の追加モジュール (16 ページ ) を参照してください SiteProtector と連携してセキュリティイベントの検出と防止を行う エージェント と呼ばれる ISS 製品 サポート対象のエージェント (17 ページ ) を参照してください 図 図 1 は SiteProtector コンポーネントおよび SiteProtector と連携するエージェントを含む SiteProtector アーキテクチャを示したものです 図 1: 標準的なサイトのコンポーネントとエージェント 通信チャネル SiteProtector コンポーネントは 特定のチャネルを使用して 相互通信やその他 ISS 製品との通信を行います 通信で使用されるポートの一覧については SiteProtector Installation Guide を参照してください 12

13 SiteProtector コンポーネント SiteProtector コンポーネント SiteProtector はさまざまなコンポーネントで構成されており 各コンポーネントは SiteProtector システム内で明確に限定された機能を持っています このトピックでは これらコンポーネントについて説明します 注記 : SiteProtector インターフェースでは SiteProtector コンポーネントをエージェントと呼びます コンポーネントの説明 表 1 では SiteProtector コンポーネントについて説明します コンポーネント Agent Manager ( 以前の Desktop Controller) Central Response コンソール 説明 Agent Manager は 次の SiteProtector コンポーネントおよびその他 ISS 製品を設定 アップデート 管理する機能を備えています X-Press Update Server Desktop Protection Agent Proventia G アプライアンス Network IPS アプライアンス Network Multi-Function Security アプライアンスこれらのエージェントがセキュリティデータを生成する一方 Agent Manager も コンソールにデータを表示するために必要なデータ処理を促進します Central Response コンポーネントは 次のものに対するレスポンスを担当します SiteProtector システム内に入ってくるセキュリティイベント エージェントステータスおよびコンポーネントステータスの変化このレスポンスは Network Sensor などのエージェントからではなく SiteProtector から行われます コンソールは 次のような SiteProtector のタスクすべてを行うインターフェースです SiteProtector を設定 アップデート 管理する Desktop Protector エージェント スキャナー アプライアンス センサーなどその他 ISS 製品を設定 アップデート 管理する セキュリティポリシーとレスポンスを作成および管理する SiteProtector が監視する IT アセットのグループを設定 体系化 管理する ユーザーとユーザー権限を設定する ネットワーク上のセキュリティイベントと脆弱性を監視する スキャンジョブ 製品アップデート データベースメンテナンスジョブなどのコマンドジョブを実行およびスケジューリングする レポートを作成する チケットを作成する 表 1: SiteProtector コンポーネントの説明 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

14 第 1 章 : SiteProtector の概要 コンポーネントデータブリッジ Deployment Manager Event Archiver 説明 データブリッジは SiteProtector が古い ISS 製品 (System Scanner など ) からセキュリティデータを収集して表示できるようにします Deployment Manager は SiteProtector やその他 ISS 製品をネットワークの中央からインストール場合に使用できる Web ペースのアプリケーションです Event Archiver は セキュリティイベントをリモートの場所にアーカイブする機能を備えています Event Collector Event Collector は ISS 製品によって生成されたセキュリティデータを収集し 処理のために Site Database へ送信します 処理の後 そのデータは SiteProtector Console で閲覧できるようになります Event Collector はまた 処理されてないセキュリティデータを Event Viewer へ送信します Event Viewer Site Database SiteProtector Application Server Event Viewer は セキュリティイベント閲覧用のもう 1 つのインターフェースを備えています Event Viewer は 処理されていないイベントを Event Collector から直接受信します このインターフェースは 主にトラブルシューティングに使用されます セキュリティ管理作業のほとんどはコンソールで行うことをお勧めします Site Database には 次の情報が保管されます お使いの ISS 製品によって生成されたセキュリティデータ セキュリティイベントの統計値 グループ情報 コマンドアンドコントロールデータ すべてのエージェントの XPU 状況 SiteProtector ユーザーのアカウントと権限 チケット カスタマイズされたビュー レポート その他設定 Application Server は SiteProtector Console とその他エージェントの間の通信を促進します Application Server は 複数のコンソールが次の機能を実行できるようにします SiteProtector Database と通信する 同じ一連の Event Collector およびエージェントの監視と管理を行う注記 : Application Server には Sensor Controller と統合型 X-Press Update Server が含まれます これら 3 つのコンポーネントは 同じコンピュータへ自動的にまとめてインストールされます この 3 コンポーネントは完全に統合されており 分離することはできません 追加でスタンドアロン型 X-Press Update Server を配置することができます 表 1: SiteProtector コンポーネントの説明 ( 続き ) 14

15 SiteProtector コンポーネント コンポーネント Sensor Controller X-Press Update Server Web Access 説明 Sensor Controller は コンソールとその他エージェントとの間のコマンドアンドコントロールを促進します たとえば コンソールから Network Internet Scanner へのコマンド ( スキャンの開始や停止など ) を中継します 注記 : Sensor Controller は Application Server と統合されています Sensor Controller は Application Server と同じコンピュータへ自動的にインストールされます これらのコンポーネントは完全に統合されており 分離することはできません X-Press Update Server は 連動するように設定されている SiteProtector と ISS 製品のアップデートを行うための主要ツールです X-Press Update Server は 次の作業を行います ISS のダウンロードページに接続する ソフトウェアアップデートをダウンロードする アップデートを配布して適用できる SiteProtector およびその他統合型 ISS 製品にアップデートを渡す注記 : X-Press Update Server は Application Server と統合されています 統合型 X-Press Update Server は Application Server と同じコンピュータへ自動的にまとめてインストールされます これらのコンポーネントは完全に統合されており 分離することはできません 追加でスタンドアロン型 X-Press Update Server を配置することができます SiteProtector Web Access は 限定された SiteProtector 機能へのアクセスを提供する Web ベースの読み取り専用インターフェースです Web Access は主に SiteProtector アセットやセキュリティイベントの監視に使用されます 表 1: SiteProtector コンポーネントの説明 ( 続き ) SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

16 第 1 章 : SiteProtector の概要 SiteProtector の追加モジュール 追加モジュールを購入して SiteProtector の機能を拡張することができます このトピックでは SiteProtector の追加モジュールについて説明します 注記 : SiteProtector インターフェースでは 追加モジュールをエージェントと呼びます モジュールの説明 表 2 では 追加の SiteProtector モジュールについて説明します モジュール SecurityFusion Module Third Party Module Reporting Module SecureSync Module 説明 このアドオンモジュールは 次のような機能を備えています セキュリティイベントに関して影響の分析を行う 攻撃パターンの認識を行う参照 : SecurityFusion Module Guide を参照してください このアドオンモジュールは 次のような機能を備えています サードパーティ製ファイアウォールからセキュリティイベントやその他データを受信する セキュリティイベントやその他データをコンソールに表示する 特定のファイアウォールにセキュリティイベントを関連付ける 参照 : Third Party Module Guide を参照してください このアドオンモジュールは 次のような非常に広範囲にわたるレポートをさまざまな形式で作成する機能を備えています 脆弱性評価レポート 攻撃アクティビティレポート ユーザー監査レポート コンテンツフィルタリングレポート ユーザー権限レポート参照 : Reporting Module (393 ページ ) を参照してください このアドオンモジュールは 次のような機能を備えています プライマリサイトとバックアップサイトの間でサイトデータを転送する 1 つのサイトから別のサイトへ エージェント管理を移管するこの機能は フェールオーバシステムの実装に使用されます 参照 : SecureSync Guide を参照してください 表 2: SiteProtector 追加モジュールの説明 16

17 サポート対象のエージェント サポート対象のエージェント SiteProtector は 次に示す ISS 製品すべてと連携するように設計されています アプライアンス (Proventia G Network Multi-Function Security Network IPS など ) データブリッジ (System Scanner Databridge など ) デスクトップ防御製品 (RealSecure Desktop 7.0 Proventia Desktop など ) センサー (RealSecure Network Sensor RealSecure Server Sensor など ) スキャナー (Network Internet Scanner Network Enterprise Scanner System Scanner など ) エージェント SiteProtector と連携するように実装する ISS 製品は エージェント と総称されます エージェントは 特定の製品ごとに異なる複雑な一連のセキュリティ機能を実行します セキュリティ機能のいくつかは 次のとおりです セキュリティイベントを阻止する セキュリティイベントを検出する セキュリティイベントに対応する セキュリティイベントを SiteProtector にレポートする セキュリティ上の脆弱性を特定する 用語 表 3 では エージェントの一般的な呼称を説明し 各タイプの例を挙げていきます 用語アプライアンスデータブリッジ 説明 アプライアンスは ソフトウェアとファームウェアを含むハードウェアデバイスです これらのデバイスには アプライアンスのモデルに基づいた 次のようなさまざまなセキュリティ機能が備わっています 侵入検知 不正侵入防御 アンチウィルス アンチスパム Virtual Private Network (VPN) Web フィルタリング ファイアウォール 例 : Proventia G Network IPS Network Multi-Function Security データブリッジは 古い ISS 製品と SiteProtector の間を取り持つエージェントです 例 : System Scanner Databridge 表 3: エージェントの一般的な呼称 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

18 第 1 章 : SiteProtector の概要 用語 Desktop Protection Agent スキャナー センサー 説明 Desktop Protection Agent は ネットワーク上にあるデスクトップのセキュリティを管理するエージェントです 例 : Proventia Desktop 8.0 RealSecure Desktop 7.0 スキャナーは 次のようなセキュリティ情報についてシステムをスキャンするエージェントです ネットワークセキュリティの脆弱性 ソフトウェアセキュリティの脆弱性 ハードウェアセキュリティの脆弱性 規制順守していないシステム内の設定要素 システム上に存在するホストやサーバーなどのアセット 例 : Network Internet Scanner System Scanner Network Enterprise Scanner センサーは ネットワークおよびサーバーでのセキュリティイベントの特定と阻止を行うエージェントです 例 : Network Sensor Server Sensor 表 3: エージェントの一般的な呼称 ( 続き ) サポート対象のエージェント SiteProtector で管理できる ISS 製品の最新リストについては ISS の製品マニュアル Web サイトにある Supported Agents and Appliances を参照してください 18

19 エージェントの詳細情報 エージェントの詳細情報 このトピックでは SiteProtector で管理できる ISS エージェントについて詳しく説明します エージェントは次のカテゴリに分類されます 脆弱性評価エージェント 不正侵入防御エージェント 不正侵入検知エージェント 脆弱性評価エージェント 表 4 では 脆弱性評価を行うエージェントについて説明します エージェント Network Internet Scanner System Scanner 説明 ネットワークの脆弱点を分析し 不正侵入試行に対してネットワークを無防備にするセキュリティリスクを特定します ソフトウェアおよびハードウェアに固有の脆弱点 攻撃に対してシステムを脆弱にする構成要素 および情報セキュリティポリシーに準拠しない構成要素を特定します 表 4: 脆弱性評価エージェント 不正侵入防御エージェント 表 5 では 不正侵入防御を行うエージェントについて説明します エージェント RealSecure Desktop 7.0 Proventia Desktop 8.0 説明 Desktop エージェントは 多数のさまざまな脅威からリモートユーザーを防御します これらは動的に攻撃をブロックし デスクトップ上での不正プログラムの実行を防止します また リモートまたはモバイルコンピュータ用のファイアウォール 不正侵入防御 およびアプリケーション防御サービスを統合します Proventia Desktop Enforcement for VPN Proventia G シリーズアプライアンス Network Multi-Function Security アプライアンス ネットワーク不正侵入検知システムアプライアンス ネットワークアクセスポイントのプライベート側に配置された場合 そのネットワークアクセスポイントを通過するすべてのシステムに Desktop エージェントの使用を強制します 対応していないクライアントに対しては ネットワークまたは VPN へのアクセスを禁止することができます 正当なトラフィックの通過を許可する一方で 悪意のあるトラフィックを自動的に排除するインライン型不正侵入防御アプライアンス このアプライアンスは ネットワークの帯域幅と可用性を維持しながら 悪意のある攻撃を自動的に遮断します ネットワークの帯域幅と可用性を損なうことなくゲートウェイおよびネットワークレベルで高度な防御を行う オールインワン型インターネットセキュリティアプライアンス このアプライアンスは スタンドアロン型セキュリティ技術の必要性を減らします 1 ~ 4 つのネットワークセグメントの合計 200 Mbp ~ 1200 Mbp のネットワーク帯域幅における脅威を完全に防御するなど さまざまなニーズを満たします 表 5: 不正侵入防御エージェント SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

20 第 1 章 : SiteProtector の概要 エージェント RealSecure Server Sensor 説明 ログファイルのアクティビティ カーネルレベルのアクティビティ 1 台のコンピュータを出入りするネットワークトラフィックを監視します 不審なトラフィックがオペレーティングシステムに到達する前にこれを遮断し パケットを傍受します 表 5: 不正侵入防御エージェント ( 続き ) 不正侵入検知エージェント 表 6 では 不正侵入検知製品について説明します エージェント説明 RealSecure Network 10/100 RealSecure Network Gigabit RealSecure Network 10/100 for Nokia RealSecure Network for Crossbeam 10 または 100 メガビットセグメントでの疑わしい動作を認識してこれに対応する リアルタイムの不正侵入検知を行います ギガビットネットワークセグメントでの疑わしい動作を認識してこれに対応する リアルタイムの不正侵入検知を行います RealSecure Network 10/100 ソフトウェア IPSO プラットフォーム Nokia アプライアンスを統合した不正侵入検知および応答を行います 拡張性の高い高可用性マルチセグメントアプリケーションプラットフォームで 不正侵入検知および応答を行います 表 6: 不正侵入検知エージェント 20

21 第 2 章 SiteProtector の設定プロセス 概要 SiteProtector をインストールしたら SiteProtector の設定プロセスを完了する必要があります この章では SiteProtector 設定プロセスの概要を説明します 目標 SiteProtector 設定プロセスの目標は次のとおりです SiteProtector 製品の設定とアップデートを行う ネットワークアセットおよびアセットを監視するエージェントのグループを SiteProtector Console 内で設定して体系化する ネットワークアセットを監視し SiteProtector 製品と連携するその他 ISS 製品 ( エージェント ) のインストール アップデート 設定を行う 統合された ISS 製品 ( エージェント ) のセキュリティポリシーおよびレスポンスを セキュリティ要件を満たすように設定して適用する エージェントによる監視と防御の対象とするネットワークアセットを SiteProtector Console 内で設定する 前提 このプロセスは 次の内容を前提としています SiteProtector が既にインストールされている インストールの手順については SiteProtector Installation Guide を参照してください SiteProtector と連携させるその他 ISS 製品をまだインストールしていない これらのタスクは 本書のほか 特定製品の製品マニュアルで取り上げられています この章の内容 この章では次のトピックについて説明します トピック ページ 設定プロセスの各ステージ 22 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

22 第 2 章 : SiteProtector の設定プロセス 設定プロセスの各ステージ 本書で説明する初期設定プロセスは SiteProtector とその他 ISS 製品の実装 設定 統合の構造的な方法を示したものです このプロセスは 複雑で漸進的です つまり 一部の設定タスクは その他タスクが完了してからでないと実行できません プロセスはいくつかのステージに分かれており それぞれに具体的な目的と目標があります このトピックでは SiteProtector 初期設定プロセスの各ステージの概要について説明します 注記 : 本書で説明する設定プロセスは SiteProtector を初期設定する場合の 推奨 方法です 本書では これに代わる製品設定方法を扱いません 関連情報 本書では 対応するセクションの冒頭で各ステージの概要とチェックリストを紹介しています SiteProtector の使用に慣れている場合 または参考として本書をご利用の場合は 設定プロセスに関する情報を読み飛ばしていただいてかまいません 各章は SiteProtector を初めて設定するユーザーや 製品使用上の参考に本書を使用するユーザーにとって役立つように構成されています 段階 表 7 では SiteProtector 設定プロセスの各ステージについて説明します ステージ 説明 1 SiteProtector の設定とアップデート SiteProtector コンポーネントを設定する SiteProtector コンポーネントをアップデートする SiteProtector ユーザーとユーザー権限を設定する 参照 : パート Ⅰ SiteProtector の設定とアップデート (25 ページ ) を参照してください 2 グループの設定 : ネットワークアセットおよびエージェントのグループ化プランを作成する 組織プランに対応するグループとサブグループを作成する メンバーシップルールやグループレベルの権限など グループのプロパティを設定する 参照 : パート Ⅱ グループの設定 (197 ページ ) を参照してください 3 エージェントの設定 : デスクトップ防御製品 アプライアンス センサー スキャナーなど SiteProtector と併用するその他 ISS 製品 ( エージェント ) のインストール アップデート 設定を行う 製品が登録されたこと SiteProtector と連携するように設定されたことを確認する 参照 : パート Ⅲ エージェントの設定 (229 ページ ) を参照してください 4 ポリシーの設定 : エージェントのセキュリティポリシーとレスポンスを設定する Central Response を設定する チケットを設定する 参照 : パート Ⅳ ポリシーとレスポンスの設定 (271 ページ ) を参照してください 表 7: SiteProtector 設定プロセスのステージ 22

23 設定プロセスの各ステージ ステージ 説明 5 アセットの設定 : エージェントの監視対象となる重要なネットワークアセットを SiteProtector に追加する アセットのグループ分けを調整する 参照 : パート Ⅴ アセットの追加 (367 ページ ) を参照してください 表 7: SiteProtector 設定プロセスのステージ 次の手順 SiteProtector の設定プロセスが完了したら SiteProtector と連携させるために購入した追加モジュールのインストールと設定を行う必要があります Reporting Module の使用については User Guide for Security Analysts を参照してください セキュリティイベントの幅広い分析を行う SecurityFusion Module の使用については SecurityFusion Module Guide を参照してください フェールオーバ向けの SecureSync 使用については SecureSync Guide を参照してください サードパーティ製ファイアウォールからのファイアウォールイベントを Third Party Module を使って SiteProtector で表示する方法については Third Party Module Guide を参照してください SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

24 第 2 章 : SiteProtector の設定プロセス 24

25 パート I SiteProtector の設定とアップデート

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27 第 3 章 設定とアップデートのステージ 概要 SiteProtector 設定の最初のステージは SiteProtector の設定とアップデートのステージです 本ステージでは SiteProtector コンポーネントを設定し コンポーネントを最新バージョンにアップデートし SiteProtector ユーザーを設定します この章では SiteProtector の設定とアップデートのステージの概要を説明します 注記 : このステージの手順は 具体的に SiteProtector を構成するコンポーネント (Agent Manager X-Press Update Server Site Database など ) の設定とアップデートを目的としています Network Sensor や Network Internet Scanner など SiteProtector と連携するその他製品の設定とアップデートについては パート Ⅲ エージェントの設定 (229 ページ ) を参照してください この章の内容 この章では次のトピックについて説明します トピック ページ ステージの概要 28 このステージのチェックリスト 29 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

28 第 3 章 : 設定とアップデートのステージ ステージの概要 このトピックでは 設定とアップデートのステージの概要を説明します 設定 SiteProtector は 個々のセキュリティ要件を満たすための複雑な設定オプションを備えています SiteProtector を初めて設定する場合は 設定タスクを特定の順序で実行する必要があります 初期設定を行うときに推奨順序に従わないと 一部のコンポーネントが正しく通信できない 安全な通信ができないなどの可能性があります このパートの各章は SiteProtector の設定とアップデートを行う場合に従う必要のある推奨順序に沿ってまとめられています 注記 : SiteProtector コンポーネントの初期設定が終わった後は セキュリティ上のニーズに合わせてコンポーネントの設定を調整することができます アップデート ISS は SiteProtector のアップデートを定期的にリリースしています 製品のインストールを行っている間に アップデートがリリースされている可能性があります 最新の安全なバージョンのソフトウェアを確保できるように できるだけ早く初期設定プロセス中に SiteProtector をアップデートすることをお勧めします こうしたアップデートは お客様の設定には影響を与えません SiteProtector コンポーネントをアップデートする前に X-Press Update Server を設定する必要があります この XPU Server がアップデートの受信と配布を行います 注記 : SiteProtector コンポーネントを初めてアップデートした後は 最新のソフトウェアアップデートを リリースされ次第必ず適用する必要があります SiteProtector ユーザー SiteProtector をインストールしたら SiteProtector にはユーザーが 1 人設定されます この製品をインストールしたユーザーです このユーザーには SiteProtector によってシステムへのフルアクセス権が付与されます そのため このユーザーは システムでの追加ユーザー設定のタスクなど 本書で説明されている設定タスクをすべて実行することができます 本書で説明される初期設定タスクすべてを SiteProtector をインストールしたのと同じユーザーが行うことをお勧めします 本書の設定タスクの一部を別のユーザーに任せる場合は まずそのユーザーを SiteProtector で設定し タスクの実行に必要な権限を与える必要があります 注記 : SiteProtector での権限の管理は複雑です 別のユーザーへ設定タスクを任せる前に 設定プロセス全体をよく確認することをお勧めします 必要な設定タスクを十分に理解した後に 該当のタスクを実行するための適切な権限をユーザーに設定してください 28

29 このステージのチェックリスト このステージのチェックリスト このトピックでは SiteProtector の設定とアップデートのチェックリストを紹介します チェックリスト 表 8 は SiteProtector の設定とアップデートに必要とされるすべてのタスクを確実に実行するためのタスクチェックリストです タスク コンソールを起動して設定する コンソールの設定 (31 ページ ) を参照してください 次のものに対してライセンスとトークンを設定する SiteProtector SiteProtector で管理する予定のその他すべての ISS 製品 ライセンスの設定 (47 ページ ) を参照してください Agent Manager を設定する Agent Manager の設定 (63 ページ ) を参照してください X-Press Update Server を設定する X-Press Update Server の設定 (97 ページ ) を参照してください SiteProtector コンポーネントをアップデートする SiteProtector のアップデート (71 ページ ) を参照してください Event Collector を設定する Event Collector の設定 (113 ページ ) を参照してください Event Viewer を有効にする Event Viewer の有効化 (119 ページ ) を参照してください Site Database のメンテナンスを設定する Site Database の設定 (125 ページ ) を参照してください SiteProtector ユーザーグループにユーザーとグループを追加する ユーザー権限の設定 (141 ページ ) を参照してください Event Archiver を設定する Event Archiver の設定 を参照してください 表 8: SiteProtector の設定とアップデートのチェックリスト SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

30 第 3 章 : 設定とアップデートのステージ 30

31 第 4 章 コンソールの設定 概要 この章では 次のコンソールオプションの設定について説明します General ( 一般 ) Logging ( ロギング ) Documentation ( マニュアル ) Proxy ( プロキシ ) Summary ( サマリ ) Agent ( エージェント ) Asset ( アセット ) Analysis ( アナリシス ) 注記 : この章で設定したオプションは コンソールを通じてアクセスする任意のサイトに適用されます 別のサイトに対する別のコンソールのオプションを設定することはできません 任意選択 コンソールは カスタム設定がなくても動作するように設計されているため コンソールの設定は任意です デフォルトのコンソール設定が要件を満たすものであれば この章のタスクを省略することができます この章の内容 この章では次のセクションについて説明します トピック ペー ジ 一般オプションの設定 33 ロギング設定の指定 34 マニュアルオプションの設定 35 プロキシオプションの設定 37 サマリオプションの設定 38 エージェントビューのオプションの設定 38 アセットビューのオプションの設定 42 ポリシービューのオプションの設定 43 チケット / レポートビューのオプションの設定 44 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

32 第 4 章 : コンソールの設定 トピックページアナリシスビューのオプションの設定 45 32

33 一般オプションの設定 一般オプションの設定 SiteProtector で一般オプションを設定して コンソールを起動したときに表示されるデフォルトビュー デフォルトのタイムゾーン デフォルトの日時表示形式など コンソールの動作を設定することができます 手順一般オプションを設定するには : 1. コンソールを起動して [Tools] [Options] の順に選択します [Options] ウィンドウが表示されます 2. 左側の列で [General] を選択します 3. 次の一般オプションを設定します オプション Default View Time Zone Time Format Refresh Interval Prompt before console exit Auto Refresh in new view Include Subgroups Show Alert Con / refresh every Show message regarding View permission on Site Group 説明 コンソールを起動したときに表示されるデフォルトのビューを選択します Summary Policy Ticket Agent Asset Report Analysis タイムゾーンを選択します 日時の形式を選択します SiteProtector がコンソール内のデータを自動更新する頻度を選択します コンソールを終了するたびに確認メッセージが表示されるようにするかどうかを選択します SiteProtector を自動更新するかどうかを選択します グループのデータと そのグループのサブグループのデータを表示する場合に このオプションをオンにします AlertCon 状況を表示する場合に このオプションをオンにします ドロップダウンメニューで 更新間隔を設定することができます 変更内容は SiteProtector へ次回にアクセスしたときに有効になります 現在のサイトグループに関する 権限拒否 の情報を表示させる場合は このオプションをオンにします 4. 左側の列で [Tables] を選択します 5. コンソールに表示する最大行数と グリッド線を表示するかどうかを指定します 6. [Apply] をクリックし [OK] をクリックします SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

34 第 4 章 : コンソールの設定 ロギング設定の指定 SiteProtector がロギングを扱う場合の方法を ロギングオプションを設定することができます 手順ロギングオプションを設定するには : 1. コンソールを起動して [Tools] [Options] の順に選択します [Options] ウィンドウが表示されます 2. 左側の列で [Logging] を選択します 3. ログレベルを選択します Log Level Fatal Error ( デフォルト ) Warn Info Debug All 説明致命的なメッセージだけを記録します エラーおよび致命的なメッセージを記録します 警告 エラー 致命的なメッセージを記録します 通知 警告 エラー 致命的なメッセージを記録します デバッグのほか すべてのレベルのトレースを記録します 重要 : このレベルでは 大量のメッセージが生成されます すべてのメッセージを記録します 注意 : ログレベルの変更は ISS のテクニカルサポートの助力を得て問題のトラブルシューティングにあたっている場合に限って行ってください 4. [Output] セクションで ログに使用する出力形式を選択します オプション説明 Standard Output Text File ログ情報を オペレーティングシステムの標準の出力デバイスへ送信します ログ情報を 指定されたテキストファイルへ送信します 5. [Text File] を選択した場合は [ 参照 ] をクリックしてファイル名またはファイルの場所を変更します 6. [ 適用 ] をクリックし [OK] をクリックします 34

35 マニュアルオプションの設定 マニュアルオプションの設定 詳細なセキュリティ情報およびユーザーマニュアルは デフォルトで Internet Security Systems の Web サイトに格納されています これらのドキュメントにローカルでアクセスしたい場合は このトピックで説明するタスクと設定を行う必要があります タスクの概要 : ローカルでのセキュリティ情報の保管 コンソールはセキュリティ情報に インターネット経由ではなくローカルアクセスすることができます 表 9 では セキュリティ情報にローカルアクセスする場合のタスクを説明します タスク 説明 1 セキュリティ情報の zip ファイル (XForceHelpFiles.zip) を からローカルドライブへダウンロードする 2 ファイルを解凍する 3 次の手順に従って フォルダのパスを指定する 表 9: セキュリティ情報へのローカルアクセスのタスク タスクの概要 : ユーザーマニュアルをローカルで保管する コンソールはユーザーマニュアルに インターネット経由ではなくローカルアクセスすることができます 表 10 では ユーザーマニュアルにローカルアクセスする場合のタスクを説明します タスク 説明 1 ユーザーマニュアルの ZIP ファイル (SPUserDoc20sp5.zip) を からローカルドライブへダウンロードする 2 SiteProtector Application Server のルートディレクトリに解凍する 一般的に ルートディレクトリは 次のとおりです \Program Files\ISS\RealSecure SiteProtector\Application Server 3 次の手順に従って フォルダのパスを指定する 表 10: ユーザーマニュアルへのローカルアクセスのタスク 手順マニュアル設定を指定するには : 1. コンソールを起動して [Tools] [Options] の順に選択します [Options] ウィンドウが表示されます 2. 左側の列で [Documentation] を選択します 3. [Location of security information] セクションで 次のいずれかを選択します 場所 Local directory 説明 セキュリティ情報をローカルに保管してアクセスする場合は これを選択してからパスを指定します SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

36 第 4 章 : コンソールの設定 場所 Remote URL 説明 リモートにあるセキュリティ情報へアクセスする場合は これを選択してから URL を指定します 注記 : デフォルト URL は次のとおりです 4. [Location of Documentation] セクションで 次のいずれかを選択します 場所 On SiteProtector Server On 説明 SiteProtector マニュアルを SiteProtector に保管してアクセスする場合は これを選択してから Application Server のアドレスを次の形式で入力します の _IP_ アドレスまたは _DNS_ 名 :3994/ ISS 製品のマニュアル Web サイトで SiteProtector マニュアルにアクセスする場合は これを選択します 5. [Apply] をクリックし [OK] をクリックします 36

37 プロキシオプションの設定 プロキシオプションの設定 このトピックでは プロキシオプションの設定について説明します 手順プロキシオプションを設定するには : 1. コンソールを起動して [Tools] [Options] の順に選択します [Options] ウィンドウが表示されます 2. 左側の列で [Proxy] を選択します 3. [Use Proxy] オプションをオンにし 次のオプションを指定します オプション Proxy host Proxy port 説明プロキシサーバーが使用するホストの名前プロキシサーバーが使用するポート 4. [Apply] をクリックし [OK] をクリックします SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

38 第 4 章 : コンソールの設定 サマリオプションの設定 このトピックでは サマリビューのオプションについて説明します サマリオプションの情報 表 11 では サマリビューに表示可能な情報について説明します 情報 System Health 説明 すべての SiteProtector コンポーネントが正しく機能しているかどうかを示し そのサイトにある各エージェントの詳細情報が表示される [Agent] タブへリンクしています Site Summary Group Summary Available Updates Event History by Day 次の情報が表示されます サイトの名前 ( 場合によってはサイトホストの IP アドレス ) サイトのポート アセットの数 サイト内のエージェント数と アクティブなエージェントの数注記 : SiteProtector は 左ウィンドウ枠でサイトを選択してある場合に限り サイトの概要情報を表示します グループを選択してある場合は グループの概要情報が表示されます 次の情報が表示されます グループ名 グループの説明 アセットの数 グループ内のエージェント数と アクティブなエージェントの数注記 : SiteProtector は 左ウィンドウ枠でサイトを選択してある場合に限り サイトの概要情報を表示します グループを選択してある場合は グループの概要情報が表示されます 次の情報が表示されます サイト内の各 SiteProtector コンポーネントおよびエージェントのバージョン サイト内の各 SiteProtector コンポーネントおよびエージェントの名前 各種 SiteProtector コンポーネントおよびエージェントにつき すべてのアップデートが適用された状態のコンポーネントおよびエージェントの数 各種 SiteProtector コンポーネントおよびエージェントにつき 古くなりアップデートが必要な状態のコンポーネントおよびエージェントの数 次の情報を示す棒グラフが表示されます 高危険度セキュリティイベントの合計数 (1 日ごと ) 中危険度セキュリティイベントの合計数 (1 日ごと ) 低危険度セキュリティイベントの合計数 (1 日ごと ) すべてのセキュリティイベントの合計数 (1 日ごと ) 表 11: サマリビューの情報 38

39 サマリオプションの設定 情報 Today s Event Summary by Target Today s Event Summary by Source Vulnerability History by Month Vulnerability History by Day Ticket Status Vulnerability Summary by OS Vulnerability History by Week 説明 当日のすべてのセキュリティイベントがターゲット IP アドレスごとに一覧表示され 各イベントについて次の情報が表示されます セキュリティイベントのターゲット IP アドレス ターゲット IP アドレスでの高危険度セキュリティイベントの数 ターゲット IP アドレスでの中危険度セキュリティイベントの数 ターゲット IP アドレスでの低危険度セキュリティイベントの数 当該ターゲット IP アドレスに関する全優先度カテゴリのセキュリティイベントの合計数 当日のすべてのセキュリティイベントが発信元 IP アドレスごとに一覧表示され 各イベントについて次の情報が表示されます セキュリティイベントの発信元 IP アドレス 発信元 IP アドレスでの高危険度セキュリティイベントの数 発信元 IP アドレスでの中危険度セキュリティイベントの数 発信元 IP アドレスでの低危険度セキュリティイベントの数 当該発信元 IP アドレスに関する全優先度カテゴリのセキュリティイベントの合計数 次の情報を示す棒グラフが表示されます 高危険度脆弱性の合計数 ( 当月 ) 中危険度脆弱性の合計数 ( 当月 ) 低危険度脆弱性の合計数 ( 当月 ) すべての脆弱性の合計数 ( 当月 ) 次の情報を示す棒グラフが表示されます 高危険度脆弱性の合計数 (1 日ごと ) 中危険度脆弱性の合計数 (1 日ごと ) 低危険度脆弱性の合計数 (1 日ごと ) すべての脆弱性の合計数 (1 日ごと ) クリティカル 高優先度 中優先度 低優先度のチケットが ステータス別に表示されます 各オペレーティングシステムの脆弱性が一覧表示され 各オペレーティングシステムに関する次の情報が表示されます 当該オペレーティングシステムでの高危険度脆弱性の合計数 当該オペレーティングシステムでの中危険度脆弱性の合計数 当該オペレーティングシステムでの低危険度脆弱性の合計数 当該オペレーティングシステムでの全カテゴリの脆弱性の合計数 次の情報を示す棒グラフが表示されます 高危険度脆弱性の合計数 (1 週ごと ) 中危険度脆弱性の合計数 (1 週ごと ) 低危険度脆弱性の合計数 (1 週ごと ) すべての脆弱性の合計数 (1 週ごと ) 表 11: サマリビューの情報 ( 続き ) SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

40 第 4 章 : コンソールの設定 情報 Event History by Month Event History by Week Scan Progress 説明 次の情報を示す棒グラフが表示されます 高危険度セキュリティイベントの合計数 (1 月ごと ) 中危険度セキュリティイベントの合計数 (1 月ごと ) 低危険度セキュリティイベントの合計数 (1 月ごと ) すべてのセキュリティイベントの合計数 (1 月ごと ) 次の情報を示す棒グラフが表示されます 高危険度セキュリティイベントの合計数 (1 週ごと ) 中危険度セキュリティイベントの合計数 (1 週ごと ) 低危険度セキュリティイベントの合計数 (1 週ごと ) すべてのセキュリティイベントの合計数 (1 週ごと ) 現在進行中のスキャンジョブの数を示し そのサイトのコマンドジョブすべてが表示される [Properties] タブへリンクしています 表 11: サマリビューの情報 ( 続き ) 手順サマリオプションを設定するには : 1. コンソールを起動して [Tools] [Options] の順に選択します [Options] ウィンドウが表示されます 2. 左側の列で [Summary] を選択します 3. グループを変更した場合に表示内容が自動更新されるようにするには [Update content on context change] オプションをオンにします そうしない場合は このオプションをオフにします 4. [Available] セクションで [Summary] ページに追加する項目を選択し [Add] をクリックします [Displayed] セクションは [Summary] タブに表示される項目を示します 項目は リストアップされている順に表示されます 順序を変更するには リスト内で項目を選択して [Up] または [Down] をクリックします 項目を削除するには 項目を選択して [Remove] をクリックします 5. 手順 6 を繰り返し Summary ビューに表示させる項目すべてを [Display] セクションに追加します 6. [Apply] をクリックし [OK] をクリックします 40

41 エージェントビューのオプションの設定 エージェントビューのオプションの設定 エージェントビューには グループ内のエージェントに関する情報が表示されます エージェントビューをカスタマイズし カスタム設定を agentview.xml ファイルに保存することができます 手順エージェントビューのオプションを設定するには : 1. コンソールを起動して [Tools] [Options] の順に選択します [Options] ウィンドウが表示されます 2. 左側の列で [Agent] を選択します エージェントビューのオプションが表示されます 3. グループを変更した場合にエージェント情報が自動更新されるようにするには [Update content on context change] オプションをオンにします そうしない場合は このオプションをオフにします 4. [Agent Default View] セクションで 使用するエージェントビューを選択します 注意 : コンソールを初めて設定する場合は カスタムビューがまだ作成されていないので エージェントビューには factory-default.xml を選択する必要があります サイトに接続した後はカスタムビューを作成可能となるため デフォルトのエージェントビューを作成したカスタムビューのいずれかに変更することができます 5. [OK] をクリックします SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

42 第 4 章 : コンソールの設定 アセットビューのオプションの設定 アセットビューには グループ内のアセットに関する情報が表示されます アセットビューをカスタマイズし カスタム設定を assetview.xml ファイルに保存することができます 手順アセットビューのオプションを設定するには : 1. コンソールを起動して [Tools] [Options] の順に選択します [Options] ウィンドウが表示されます 2. 左側の列で [Asset] を選択します アセットビューのオプションが表示されます 3. グループを変更した場合にアセット情報が自動更新されるようにするには [Update content on context change] オプションをオンにします そうしない場合は このオプションをオフにします 4. [Asset Default View] セクションで 使用するアセットビューを選択します 注意 : コンソールを初めて設定する場合は カスタムビューがまだ作成されていないので アセットビューには factory-default.xml を選択する必要があります サイトに接続した後はカスタムビューを作成可能となるため デフォルトのアセットビューを 作成したカスタムビューのいずれかに変更することができます 5. [Risk Index] セクションで [Show Vulnerabilities for the Past] オプションを設定します 6. [OK] をクリックします 42

43 ポリシービューのオプションの設定 ポリシービューのオプションの設定 ポリシービューでは グループのポリシー表示設定を調整することができます このトピックでは ポリシービューのオプションの設定方法について説明します 手順ポリシービューのオプションを設定するには : 1. コンソールを起動して [Tools] [Options] の順に選択します [Options] ウィンドウが表示されます 2. 左側の列で [Policy] を選択します ポリシービューのオプションが表示されます 3. 無効化されたポリシーが SiteProtector によって自動編集されるようにする場合は [Automatically edit overridden policies] オプションをオンにします 4. ポリシーを保存する前に確認メッセージが表示されるようにするには [Prompt before policy save] をオンにします 5. [OK] をクリックします SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

44 第 4 章 : コンソールの設定 チケット / レポートビューのオプションの設定 チケットビューとレポートビューには 対応するグループに関する情報が表示されます これらのビューをカスタマイズし 後で使用できるようにカスタム設定を保存することができます このトピックでは チケットまたはレポートビューのオプションの設定方法について説明します 手順 注記 : チケットビューとレポートビューの情報は [Options] ウィンドウの別々の場所にありますが ビューオプションの設定手順が同じであるため ここではまとめて説明しています チケットまたはレポートビューのオプションを設定するには : 1. コンソールを起動して [Tools] [Options] の順に選択します [Options] ウィンドウが表示されます 2. 左側の列で [Ticket] ( または [Report]) を選択します チケット ( またはレポート ) ビューのオプションが表示されます 3. [Ticketing Default View] ( または [Report Default View]) セクションで 使用するチケット ( またはレポート ) ビューを選択します 注意 : コンソールを初めて設定する場合は カスタムビューがまだ作成されていないので アセットビューには factory-default.xml を選択する必要があります サイトに接続した後はカスタムビューを作成可能となるため デフォルトのアセットビューを 作成したカスタムビューのいずれかに変更することができます 4. [OK] をクリックします 44

45 アナリシスビューのオプションの設定 アナリシスビューのオプションの設定 アナリシスビューには グループ内のアセットに関連するセキュリティイベントなどの情報が表示されます 手順アナリシスビューのオプションを設定するには : 1. コンソールを起動して [Tools] [Options] の順に選択します [Options] ウィンドウが表示されます 2. 左側の列で [Analysis] を選択します アナリシスビューのオプションが表示されます 3. グループを変更した場合にアナリシス情報が自動更新されるようにするには [Update content on context change] オプションをオンにします そうしない場合は このオプションをオフにします 4. [Apply] をクリックし [OK] をクリックします SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

46 第 4 章 : コンソールの設定 46

47 第 5 章 ライセンスの設定 概要 この章では SiteProtector のライセンス設定 および SiteProtector と併用する次のような ISS 製品のライセンス設定について説明します Desktop Protection Agent Proventia アプライアンス スキャナー Network Sensor Server Sensor 要件 SiteProtector およびその他 ISS 製品のライセンスとトークンを できるだけ早く初期設定プロセス中に設定する必要があります 設定しないと SiteProtector の機能をすべて活用することができないか 本書で説明されているタスクをすべて実行することができません ライセンスのアーカイブ SiteProtector を再インストールおよび再構成する必要に迫られた場合に備えて ISS からライセンスを受け取り次第 安全なリモートの場所に保管することを強くお勧めします この章の内容 この章では次のトピックについて説明します トピック ページ ライセンスとは 48 エージェントおよび Desktop のライセンスの入手 50 エージェントまたは Desktop ライセンスの追加と削除 51 OneTrust トークンおよび OneTrust ライセンスとは 53 Proventia OneTrust ライセンス 54 OneTrust ライセンスのダウンロード 57 OneTrust トークンの作業 60 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

48 第 5 章 : ライセンスの設定 ライセンスとは ライセンスは 購入した ISS 製品ごとにお客様に対して発行され その製品の使用権利を証明します ライセンスはまた 次のような情報を含みます 製品を使用可能な期間 使用可能なエージェントの数 ( タイプ別 ) Network Internet Scanner でスキャン可能な IP アドレスの数 製品保守契約の有効期限日 ( 保守契約によって製品のアップデートを入手可能 ) 注意 : 保守契約はすべて 1 年ごとに更新する必要があります 保守契約の日付を更新しないと 有効期限日後は製品アップデートを入手できません 種類 ISS では 購入された製品に応じてさまざまな種類のライセンスを発行します 表 12 では SiteProtector がサポートするライセンスの種類を説明します 種類 エージェントライセンス Desktop ライセンス OneTrust ライセンス 説明 ライセンスキーとその他ライセンス情報が含まれるファイル ファイルには 次のうちいずれかの拡張子が付きます.key ( ライセンスキーとその他ライセンス情報が含まれるテキストファイル ) 例 : IS500.key.isslicense ( ライセンスキーとその他ライセンス情報が含まれるテキストファイル ) 例 : ISSInternetScanner.isslicense 英数字のライセンスキー 例 : ABCabc123A1B2C3aBcCb1 ISS 顧客 ID と関連付けられ ライセンス済み OneTrust 製品を識別する トークン と呼ばれる英数字の ID コンポーネントおよび製品 次のもの 以外 すべての SiteProtector コンポーネントに対して発行 : X-Press Update Server Event Archiver 次のもの 以外 すべての ISS 製品に対して発行 : RealSecure Desktop 7.0 Proventia Network Enterprise Scanner 次の製品に対して発行 : RealSecure Desktop 7.0 次の SiteProtector コンポーネントに対して発行 : X-Press Update Server Event Archiver 次の ISS 製品に対して発行 : Proventia Network Enterprise Scanner 表 12: ライセンスの種類と該当するコンポーネントおよび製品 個別のライセンス ISS では 次の製品に関して個別のライセンスファイルを受け付けています ISS 製品 : Network Sensor (Gigabit Sensor) Server Sensor Network Internet Scanner RealSecure Desktop Proventia Desktop 48

49 ライセンスとは ネットワーク不正侵入検知システムアプライアンス Proventia G アプライアンス Network Multi-Function Security アプライアンス SiteProtector コンポーネントと追加のモジュール Reporting Module SecurityFusion Module Third Party Module 注記 : 1 つのライセンスファイルに 複数製品のライセンスを含めることが可能です アップデートのライセンス要件 SiteProtector コンポーネントのアップデート前に 最低でも 1 つのライセンスを SiteProtector に設定する必要があります SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

50 第 5 章 : ライセンスの設定 エージェントおよび Desktop のライセンスの入手 エージェントおよび Desktop ライセンスの入手については 本製品の保守契約を締結されている代理店までお問い合わせください ライセンスの保管 ライセンスを受け取り次第 SiteProtector のインストール場所とは別の安全なリモートの場所に保管することを強くお勧めします こうしておくことで 何らかの理由で万一 SiteProtector を再インストールおよび再構成する必要に迫られた場合 ライセンスへすぐにアクセスすることができます エージェントまたは Desktop ライセンスを誤った場所に保管した場合やなくした場合は 新しいライセンスを要求して発行を待つ必要があります アップグレードライセンス RealSecure Desktop 3.6 または 7.0 から Proventia Desktop へアップグレードする場合は ISS にお問い合わせのうえアップグレードライセンスを入手する必要があります アップグレードライセンスは ライセンスファイルとして発行されます アップグレードライセンスを SiteProtector に追加すると 製品の完全版アップグレードをダウンロード可能となります 注記 : RealSecure Desktop 3.6 または 7.0 のライセンスは 英数字のライセンスキーとして発行されていました これら製品を Proventia Desktop にアップグレードするプロセスでは Desktop 3.6 または 7.0 のライセンスキーを 英数字のライセンスキーからライセンスファイルへ変換する必要があります アップグレードプロセスを促進するために SiteProtector は英数字のライセンスキーをライセンスファイルへ自動的に変換し 適切な場所に保存します トークンの入手 Proventia Network Enterprise Scanner X-Press Update Server または Event Archiver のトークンを入手する方法については OneTrust トークンの作業 (60 ページ ) を参照してください 50

51 エージェントまたは Desktop ライセンスの追加と削除 エージェントまたは Desktop ライセンスの追加と削除 このトピックでは 次の種類のライセンスを SiteProtector で追加および削除する方法について説明します エージェントおよびモジュールのライセンス Desktop のライセンス エージェントまたはモジュールのライセンスの追加 エージェントまたはモジュールのライセンスを SiteProtector に追加するには : 1. 左ウィンドウ枠で サイトノードを選択します 2. [Tools] [Licenses] [Agent/Module] の順に選択します ファイルに基づいたライセンス情報のウィンドウが表示されます 3. [Licenses] タブを選択し [Add] をクリックします [Add License to SiteProtector] ウィンドウが表示されます 4. 追加するライセンスが含まれるフォルダに移動し ライセンスファイルを選択して [OK] をクリックします 注意 : ライセンスキーファイルには.key または.isslicense という拡張子が付いています [Software License Agreement] ウィンドウが表示されます 5. [Accept] をクリックします ライセンスが [Licenses] タブに表示されます エージェントおよびモジュールのライセンスの削除 エージェントまたはモジュールのライセンスを SiteProtector から削除するには : 1. 左ウィンドウ枠で サイトノードを選択します 2. [Tools] [Licenses] [Agent/Module] の順に選択します ファイルに基づいたライセンス情報のウィンドウが表示されます 3. [Licenses] タブを選択します 4. 削除するライセンスを選択し [Remove] をクリックします ライセンスの削除を確認するメッセージが表示されます 5. [ はい ] をクリックします ライセンスが削除されます Desktop ライセンスの追加 Desktop ライセンスは RealSecure Desktop 7.0 製品のみで使用されます Desktop ライセンスを SiteProtector に追加するには : 1. 左ウィンドウ枠で サイトノードを選択します 2. [Tools] [Licenses] [RealSecure Desktop] の順に選択します [RealSecure Desktop License Information] ウィンドウが表示されます 3. [Add] をクリックします [Add RealSecure Desktop License] ウィンドウが開きます 4. ライセンスキーと説明を入力し [OK] をクリックします [Software License Agreement] ウィンドウが表示されます 5. [Accept] をクリックします SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

52 第 5 章 : ライセンスの設定 ライセンスが [Licenses] タブに表示されます Desktop ライセンスの削除 Desktop ライセンスを SiteProtector から削除するには : 1. 左ウィンドウ枠で サイトノードを選択します 2. [Tools] [Licenses] [RealSecure Desktop] の順に選択します [RealSecure Desktop License Information] ウィンドウが表示されます 3. [License Key] リストで削除対象のデスクトップライセンスを選択し [Remove] をクリックします ライセンスの削除を確認するメッセージが表示されます 4. [ はい ] をクリックします ライセンスが削除されます 52

53 OneTrust トークンおよび OneTrust ライセンスとは OneTrust トークンおよび OneTrust ライセンスとは このトピックでは OneTrust トークンと OneTrust ライセンスについて説明し これらが Proventia OneTrust ライセンスでどのように使用されるかについて説明します トークン OneTrust トークンは 次のいずれかの製品を購入した場合に ISS から配布される英数字の ID です SiteProtector (X-Press Update Server および Event Archiver で使用 ) Network Enterprise Scanner トークンは お使いの ISS OneTrust ライセンスに関連付けられています ライセンス OneTrust ライセンスはまた 次のような情報を含みます 購入した製品の一覧 各製品の数 製品のメンテナンスプランの有効期限日 製品の使用説明 ライセンス内の情報は 暗号化されています SiteProtector はこの情報を抽出して復号化し コンソールに表示します 新しい製品を購入すると コンソールに表示されている情報が自動的に更新されます 複数のトークン 通常 お客様に与えられるのは 1 つの顧客 ID と 1 つのトークンです 場合によっては 組織内で部署ごとに製品を別々に購入している場合があります この場合 ISS からは 部署ごとに異なる ID とトークンが発行されます その結果 部署ごとに異なる複数のトークンが SiteProtector 内に存在することとなります しかし このサイトに対するすべてのライセンスを含むライセンスファイルは 1 つだけです SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

54 第 5 章 : ライセンスの設定 Proventia OneTrust ライセンス Proventia OneTrust ライセンスは ISS 製品の新しいライセンスシステムです 現時点では OneTrust ライセンスを使用するエージェントは次の SiteProtector コンポーネントおよび ISS 製品だけです SiteProtector コンポーネント X-Press Update Server Event Archiver ISS 製品 Proventia Network Enterprise Scanner 説明 OneTrust ライセンスは これまでのライセンスシステムと異なります これまでのシステムでは ISS 製品の発注ごとに別個のライセンスキーが必要です OneTrust ライセンスでは 1 つのトークンしか必要ありません 表 13 では ISS 製品の使用と管理に必要なキーの数が OneTrust ライセンスによってどれだけ簡素化されるのかを示します これまでのライセンスシステム OneTrust ライセンスシステム 製品 必要なキー 製品 必要なトークン Proventia Desktop Keylib6 key 1 Proventia Desktop Keylib6 key 2 keylib6 key 3 Proventia G Keylib6 key 1 Proventia G Keylib6 key 2 Keylib6 key 3 Server Sensor Keylib5 key 1 Server Sensor 1 つのトークン Network Multi- Function Security Keylib5 key 2 Keylib5 key 3 Keylib6 key 1 Keylib6 key 2 Keylib6 key 3 Network Multi- Function Security 表 13: これまでのシステムと OneTrust ライセンスシステムとの比較 利点 OneTrust ライセンスには次の利点があります 複数 ISS 製品の購入にあたり 1 つの簡単なライセンスプロセスで済む ISS 製品の配備にかかる時間が短縮される キー管理にかかる時間が短縮される 製品の使用とメンテナンスの運用が ISS に移される 54

55 Proventia OneTrust ライセンス プロセス : 自動 表 14 では OneTrust ライセンス使用の自動プロセスについて説明します ステージ 説明 1 OneTrust を利用可能な製品を購入します 2 ISS から次の情報が生成されます 顧客アカウントに関連付けられた固有の顧客 ID 顧客 ID に関連付けられた固有のトークン 顧客 ID に関連付けられたライセンス 3 SiteProtector に MyISS アカウントまたは製品発注番号を設定します SiteProtector は ISS からトークンを自動的にダウンロードして取り込みます 4 コンソールにライセンス情報が表示されます 5 OneTrust を利用可能な製品を配備し これを SiteProtector に登録します 6 製品のアップデートを試みた場合 ISS では その製品のアップデートをダウンロード可能かどうか ライセンスに基づいて判断します このステージは ISS の Web サーバーで行われます 表 14: OneTrust ライセンス使用の自動プロセス プロセス : 手動 表 15 では OneTrust ライセンス使用の手動プロセスについて説明します ステージ 説明 1 OneTrust を利用可能な製品を購入します 2 ISS から次の情報が生成されます 顧客アカウントに関連付けられた固有の顧客 ID 顧客 ID に関連付けられた固有のトークン 顧客 ID に関連付けられたライセンス 3 次のいずれかの手動による方法を使用して トークンを入手します 電子メールを通じて ISS からトークンを入手する MyISS アカウントを使用してトークンをダウンロードする Manual Upgrader を使用してトークンをダウンロードする 4 トークンを手動で入力します 5 ISS のダウンロードページからライセンスを入手し ライセンスインポート機能を使用してライセンスを SiteProtector の正しい場所へインポートします 6 コンソールにライセンス情報が表示されます 7 OneTrust を利用可能な製品を配備し これを SiteProtector に登録します 表 15: OneTrust ライセンス使用の手動プロセス SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

56 第 5 章 : ライセンスの設定 アクセスレベル 表 16 では 4 つのアクセスレベルについて説明します アクセスレベル Full Access Limited Access No Access Evaluation Access 説明 このレベルでは 次の作業が可能です 購入済み製品のライセンス済み用途での使用 すべての製品と機能に対するアクセス a 購入済み製品の数量限定のない使用 購入済み製品のアップデートへのアクセスこのレベルには 次の要件があります 少なくとも 1 つの製品の保守契約が最新の状態である必要がある このレベルでは 次の作業が可能です 購入済み製品のライセンス済み用途での使用 購入済み製品の数量限定のない使用 購入済み製品のアップデートへのアクセスこのレベルには 次の要件があります 少なくとも 1 つの製品の保守契約が最新の状態である必要がある 各購入済み製品タイプのうち 1 つが最新の状態である必要がある このレベルでは 製品または製品アップデートに対するアクセス権がありません このレベルでは 次の作業が可能です すべての製品と機能に対するアクセス 購入済み製品の数量限定のない使用 購入済み製品のアップデートへのアクセスこのアクセスレベルには 次の要件があります 少なくとも 1 つの製品の保守契約が最新の状態である必要がある 各購入済み製品タイプのうち 1 つが最新の状態である必要がある アクセス期間は 45 日間に限られる 表 16: アクセスレベルの説明 a. サードパーティ契約 輸出規制の問題 その他の要因で 一部の製品では含まれていません 56

57 OneTrust ライセンスのダウンロード OneTrust ライセンスのダウンロード このトピックでは OneTrust ライセンスのダウンロード方法について説明します 方法 表 17 では OneTrust ライセンスをダウンロードする 2 つの方法について説明します 方法 説明 自動自動的に ISS に問い合わせてライセンスをダウンロードするように SiteProtector を設定することができます この方法では SiteProtector がインターネットアクセス可能である必要があり 次のうちいずれかが必要です トークン 有効な MyISS ユーザー名とパスワード 有効な Onyx ユーザー名とパスワード 手動 Manual Upgrader を使用してライセンスをダウンロードし 手動で SiteProtector にインポートすることができます この方法では Manual Upgrader ソフトウェアが必要であり Manual Upgrader のインストール先コンピュータがインターネットアクセス可能である必要があります 表 17: ライセンスダウンロードの方法 ライセンスの自動ダウンロード ライセンスアップデートを ISS のダウンロードページから自動的にダウンロードするように SiteProtector を設定するには : 1. 左ウィンドウ枠で サイトノードを選択します 2. [Tools] [Licenses] [OneTrust] の順に選択します [OneTrust License Information] ウィンドウが開きます 3. [Licenses] タブを選択し [Download Options] をクリックします [Download Options] ウィンドウが表示されます 4. [Download licenses from the Internet] をオンにし SiteProtector がライセンスアップデートをチェックする間隔を時間単位で設定します 5. [OK] をクリックします 6. [Licenses] タブを選択し 次のいずれかを入力します トークン 有効な MyISS ユーザー名とパスワード 有効な Onyx ユーザー名とパスワード SiteProtector は この情報を使用して ISS のダウンロードページにアクセスします 7. [OK] をクリックします SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

58 第 5 章 : ライセンスの設定 タスクの概要 : ライセンスの手動ダウンロード お使いの SiteProtector がインターネットアクセス可能ではない場合は Manual Upgrader を使用してライセンスをダウンロードします 表 18 では ライセンスの手動ダウンロードのタスクについて説明します タスク 説明 1 Manual Upgrader を使用して ISS からライセンスをダウンロードする Manual Upgrader に関する情報とそのインストール手順については Manual Upgrader を使用したアップデートファイルのダウンロード (90 ページ ) を参照してください 2 ライセンスを SiteProtector にインポートする 表 18: ライセンスファイル手動ダウンロードのタスク Manual Upgrader を使用したライセンスのダウンロード Manual Upgrader を使用してライセンスをダウンロードするには : 注記 : この手順を完了するには エージェントライセンスファイルが必要です 1. ManualUpgrader.exe をダブルクリックします 2. [Please select a valid Internet Security Systems sensor or agent license file] ウィンドウが表示されたでしょうか 表示された場合は 手順 3 に進みます 表示されない場合は 手順 6 に進みます 3. 有効なライセンスファイルを検索して選択します 選択したファイルの名前が [ ファイル名 ] ボックスに表示されます 4. [ 開く ] をクリックします EULA のウィンドウが表示されます 5. ライセンス契約と輸出契約の内容を読み 承諾します Manual Upgrader の警告ウィンドウが表示されます 6. 利用可能なアップデートの新しいカタログを Web から入手する場合は [Yes] 入手しない場合は [No] をクリックします 注意 : 李異様可能なアップデートのカタログをまだダウンロードしていない場合は [No] をクリックすると操作が終了します 7. Manual Upgrader のメニューバーで [Licensing] [Request a One Trust License] の順に選択します [Token Requests] ウィンドウが表示されます 8. トークンを手動で入力しますか 手動で入力する場合は [Manually enter a token] ボックスにトークンを入力して [Use Token] をクリックします 手動で入力しない場合は [Download a Token from Internet Security Systems] セクションにユーザー名とパスワードを入力して [Download Token] をクリックします 9. 入力するトークンのそれぞれについて手順 8 を繰り返します 注意 : トークンを追加するたびに トークンが [Current Token List] ボックスに表示されていきます 10. OneTrust ライセンスを置くディレクトリを選択します [OneTrust License directory] フィールドの右側にある [ ボタンをクリックし ディレクトリを選択して [OK] をクリックします この手順を省略して現在のディレクトリを承認することもできます 現在のディレクトリは [OneTrust License directory] ボックスにリストアップされています 58

59 OneTrust ライセンスのダウンロード 注意 : 1 つのディレクトリに 1 つのトークンファイルしか保存できませんが トークンファイル内にはいくつかのトークンを含めることができます 11. [Download OneTrust License] をクリックします 操作が成功すると OneTrust ライセンスが受信されたことを示すメッセージが表示されます 12. ライセンスを SiteProtector にインポートします SiteProtector へのライセンスのインポートについては このトピックの ライセンスのインポート を参照してください ライセンスのインポートライセンスを手動でインポートするには : 1. SiteProtector Console コンピュータにインポートするライセンスディレクトリをコピーします ライセンスディレクトリ とは このトピックの Manual Upgrader を使用したライセンスのダウンロード セクションの手順 10 で指定したディレクトリです 2. [Tools] [Licenses] [OneTrust] の順に選択します [OneTrust License Information] ウィンドウが開きます 3. [Licenses] タブを選択し [Remove] をクリックします 古いライセンス情報が削除されます 注意 : 古いライセンス情報が SiteProtector に存在しない場合 [Remove] ボタンは利用できません 次の手順に進んでください 4. [Import] をクリックします [Choose Import Directory] ウィンドウが表示されます 5. ライセンスを含むディレクトリに移動し [ 開く ] をクリックします ライセンス情報が [Licenses] タブに表示されます 6. [OK] をクリックします SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

60 第 5 章 : ライセンスの設定 OneTrust トークンの作業 このトピックでは 次のタスクの実行方法について説明します ISS からのトークンの入手 SiteProtector への手動によるトークン追加 SiteProtector への自動的なトークン追加 トークンの編集 トークンの削除注記 : トークンを追加 編集 または削除した場合は OneTrust ライセンスの概要に変更内容が反映されます 要件 OneTrust ライセンスをコンソールにダウンロードして内容を表示できるようにするには 必要なトークンを SiteProtector に追加する必要があります トークンの入手 トークンを入手するために 次のうちいずれかの方法を使用することができます license@iss.net にメールを送る 有効なユーザー名とパスワードを使用して MyISS または Onyx にログインし トークンをコピーする ISS のダウンロードページにアクセスしてトークンを自動的にダウンロードするように SiteProtector を設定する 自動的なトークンの追加 (60 ページ ) を参照してください Manual Upgrader を使用してトークンとライセンスをダウンロードする 手動によるトークンの追加 SiteProtector がインターネットにアクセスできない場合は トークンを手動で SiteProtector に追加する必要があります このタスクを実行する前に トークンを入手しておく必要があります トークンを SiteProtector に手動で追加するには : 1. 左ウィンドウ枠で サイトノードを選択します 2. [Tools] [Licenses] [OneTrust] の順に選択します [OneTrust License Information] ウィンドウが開きます 3. [Licenses] タブを選択し [Add] をクリックします [Add Token(s)] ウィンドウが表示されます 4. [Token] オプションをオンにします 桁のトークン番号クン番号を入力し [OK] をクリックします 重要 : トークン番号を正しく入力してください 入力された番号が有効かどうか SiteProtector はチェックしません トークン番号が正しくないと [Summary] タブにライセンスが表示されません [Edit] ボタンを使用して トークン番号を正しく入力し直してください 番号を正しく入力するために コピーアンドペースト機能を使用することができます 自動的なトークンの追加 SiteProtector がインターネットにアクセスできる場合は ISS のダウンロードページからトークンを自動的にダウンロードするように SiteProtector を設定することができます この機能を使用するには MyISS または Onyx の有効なユーザー名とパスワードを SiteProtector に入力する必要があり 60

61 OneTrust トークンの作業 ます トークンを ISS のダウンロードページから自動的にダウンロードするように SiteProtector を設定するには : 1. 左ウィンドウ枠で サイトノードを選択します 2. [Tools] [Licenses] [OneTrust] の順に選択します [OneTrust License Information] ウィンドウが開きます 3. [Licenses] タブを選択し [Add] をクリックします [Add Token(s)] ウィンドウが表示されます 4. [ISS User Name/ OCN Password] オプションをオンにします 5. MyISS または Onyx の有効なユーザー名とパスワードを入力し [OK] をクリックします SiteProtector は 入力されたユーザー名とパスワードを使用して ISS のダウンロードページに問い合わせ トークンを SiteProtector に自動的にダウンロードします トークンをダウンロードした後は ライセンスに関する ISS ダウンロードページとの通信において ユーザー名とパスワードではなくこのトークンが使用されます トークンの編集トークンを編集するには : 1. 左ウィンドウ枠で サイトノードを選択します 2. [Tools] [Licenses] [OneTrust] の順に選択します [OneTrust License Information] ウィンドウが開きます 3. [Licenses] タブを開きます 4. 編集するトークンを選択し [Edit] をクリックします [Edit Token(s)] ウィンドウが表示されます 5. 正しいトークン番号を入力し [OK] をクリックします トークンの削除トークンを削除するには : 1. 左ウィンドウ枠で サイトノードを選択します 2. [Tools] [Licenses] [OneTrust] の順に選択します [OneTrust License Information] ウィンドウが開きます 3. [Licenses] タブを選択します 4. 編集するトークンを選択し [Remove] をクリックします 確認メッセージが表示されます 5. [Yes] をクリックします SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

62 第 5 章 : ライセンスの設定 62

63 第 6 章 Agent Manager の設定 概要 この章では 次のタスクについて説明します Agent Manager の設定 Agent Manager アカウントの設定 エージェントへの Agent Manager の割り当て バックアップ Agent Manager の設定 推奨 Agent Manager と通信するその他 SiteProtector コンポーネントを設定する前に Agent Manager アカウントを設定することを強くお勧めします こうすることで コンポーネントと Agent Manager の間の通信が確実に保護されます この章の内容 この章では次のトピックについて説明します トピック ページ Agent Manager とは 64 Agent Manager プロパティの設定 66 Agent Manager プロパティの表示 67 Agent Manager アカウントの作成 68 エージェントへの Agent Manager の割り当て 69 バックアップ Agent Manager の指定 70 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

64 第 6 章 : Agent Manager の設定 Agent Manager とは 説明 Agent Manager は SiteProtector コンポーネントおよびエージェントに次の機能を提供します さまざまなコマンドアンドコントロールアクティビティを管理する Event Collector へのデータ転送を促進する ハートビートを受け入れる アップデートを提供する エージェントとコンポーネント 次の SiteProtector コンポーネントおよびエージェントは Agent Manager と通信します X-Press Update Server RealSecure Desktop 7.0 Proventia Desktop Network IPS アプライアンス Network Multi-Function Security アプライアンス Proventia Server Network Enterprise Scanner Event Archiver プロセス 表 19 では SiteProtector コンポーネントおよびエージェントが ポリシーやその他重要な情報を Agent Manager 経由で SiteProtector から入手する方法を説明します 段階 説明 1 エージェントが Agent Manager へのハートビートを開始します 2 Agent Manager がハートビートを受信します 3 Agent Manager は そのエージェントの設定をグループ設定と比較し エージェントへ送信するデータを決定します 4 Agent Manager が 必要なデータをエージェントに送信します 送信されるデータには 次のうちいずれかが含まれます 含まれるデータなし ポリシーの変更 アップデート ポリシー変更とアップデート 表 19: エージェントと Agent Manager との通信プロセス ハートビートハートビートは ポリシーと設定のアップデートに関する スケジューリングされた要求です エージェントは Agent Manager へ定期的にハートビートを送信し Agent Manager はアップデートをエージェントへ送信します ハートビートは 暗号化された HTTP または HTTPS 要求です RealSecure Desktop 7.0 は HTTP 要求を送信します その他のエージェントは デフォルトで HTTPS 要求を送信します 注記 : スケジューリングされたハートビートは セキュリティイベントには影響を与えません 64

65 Agent Manager とは Agent Manager を使用しないエージェントおよびコンポーネント 次の SiteProtector コンポーネントおよびエージェントは Agent Manager を通じて SiteProtector と通信しません これらのコンポーネントおよびエージェントは Sensor Controller を通じて SiteProtector と通信します Network Sensor 6.5 および 7.0 Server Sensor 6.5 および 7.0 Network Internet Scanner Proventia G シリーズ Event Collector Deployment Manager Agent Manager SecurityFusion Module Third Party Module Proventia A Server System Scanner Databridge SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

66 第 6 章 : Agent Manager の設定 Agent Manager プロパティの設定 このトピックでは Agent Manager プロパティの設定方法について説明します これらの設定は Agent Manager の次のような動作を制御します Agent Manager が Desktop Protection Agent をインストールする方法 Agent Manager が Desktop Protection Agent からのイベントをレポートする方法 Site Database との接続が切断された場合に Agent Manager が応答する方法 Agent Manager との通信をエージェントが認証する方法 Agent Manager アカウントの作成 (68 ページ ) を参照してください 手順 Agent Manager のプロパティを設定するには : 1. 左ウィンドウ枠で サイトノードを選択します 2. ビューのドロップダウンメニューで [Agent] を選択します 3. 右ウィンドウ枠で Agent Manager を右クリックし ポップアップメニューから [Properties] を選択します Agent Manager のプロパティタブが開きます 4. 左ウィンドウ枠で [Agent Properties] を選択し 右ウィンドウ枠で [Edit Agent Properties] をクリックします Policy Editor が表示されます 5. 次のプロパティを 必要に応じて編集します Communication Settings ( 通信の設定 ) Database Connection Loss Actions ( データベース接続切断時のアクション ) Accounts ( アカウント ) Proventia Desktop Access Control 注意 : これら設定の編集方法については Policy Editor のヘルプを参照してください 6. [Save] をクリックし [File] メニューの [Exit] を選択します 66

67 Agent Manager プロパティの表示 Agent Manager プロパティの表示 このトピックでは Agent Manager プロパティの表示について説明します 手順 Agent Manager のプロパティを表示するには : 1. 左ウィンドウ枠で サイトノードを選択します 2. ビューのリストから [Agent] を選択します 3. 右ウィンドウ枠で Agent Manager を右クリックし ポップアップメニューから [Properties] を選択します プロパティタブにプロパティが表示されます Agent Manager のプロパティの説明 表 20 では Agent Manager のプロパティを説明します プロパティ説明 License State Agent Manager のライセンスが有効かどうかを示します ( 例 : Key Good) Sensor Status Event Collector Connection Status Agent Manager のステータス ( 例 : Active) Agent Manager と Event Collector との通信のステータス ( 例 : Online) Version Agent Manager のバージョン ( 例 : 6.9 (SP 7.1 )) XPU Status Last Installed XPU ソフトウェアバージョンのステータス ( 例 : Current) インストールされている最新のソフトウェアアップデートのバージョン ( 例 : SP 7.1) Event Collector Assigned Agent Manager に割り当てられている Event Collector の名前 ( 例 : コンピュータ名 _EventCollector) Event Collector Keys Installed XPU Date Option Flag Logging Level Event Collector の必要な暗号化キーが Agent Manager にインストールされているかどうかを示します ( 例 : Yes) 最新のソフトウェアアップデートがインストールされた日時 ( 例 : October 1, :00PM) Agent Manager のオプションフラグ ( 例 : Default) Agent Manager のログファイルに生成される情報の種類を示します ( 例 : Informational) Event Port Agent Manager が通信で使用するイベントポート ( 例 : 914) Control Port Master Console Control Channel Engine UUID Last Modified by Agent Manager が使用する制御ポート ( 例 : Default) マスターステータスが割り当てられたコンソールの名前 通信チャネルのステータス ( 例 : Closed) エンジンの ID Agent Manager へ最後に変更を加えたコンポーネントの名前と 変更が行われた日時 表 20: Agent Manager のプロパティの説明 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

68 第 6 章 : Agent Manager の設定 Agent Manager アカウントの作成 Agent Manager と通信するコンポーネントおよび製品に関して Agent Manager アカウントを作成することができます Agent Manager アカウントは Agent Manager との通信を試みるコンポーネントおよび製品の認証を行う手段を提供します このトピックでは Agent Manager アカウントの作成方法について説明します 推奨 Agent Manager と安全に通信するできるように すべてのエージェントで Agent Manager アカウントを使用することを強くお勧めします 手順 Agent Manager アカウントを追加するには : 1. 左ウィンドウ枠で サイトノードを選択します 2. ビューのドロップダウンメニューで [Agent] を選択します 3. 右ウィンドウ枠で Agent Manager を右クリックし ポップアップメニューから [Properties] を選択します プロパティタブが表示されます 4. 左ウィンドウ枠で [Agent Properties] を選択し 右ウィンドウ枠で [Edit Agent Properties] をクリックします Policy Editor が表示されます 5. Policy Editor の左ウィンドウ枠で [Accounts] を選択します アカウントのウィンドウ枠に 現在のアカウント名と説明が一覧表示されます 6. [Add] をクリックします 7. 他と重複しないアカウント名を [Account Name] に入力し [Enter Password] をクリックします 8. [Password] にパスワードを入力して確認したら [ 了解 ] をクリックします 9. [Description] にアカウントの説明を入力し [OK] をクリックします 10. [File] メニューの [Save] をクリックし [Exit] を選択します 68

69 エージェントへの Agent Manager の割り当て エージェントへの Agent Manager の割り当て このトピックでは Agent Manager をエージェントに割り当てる方法について説明します 手順 Agent Manager をエージェントに割り当てるには : 1. 当該エージェントを含むグループを左ウィンドウ枠で右クリックし [Properties] を選択します プロパティタブが表示されます 2. 左ウィンドウ枠で [Group Settings] を選択します グループ設定のウィンドウが表示されます 3. [Agent Manager List] タブを選択します 4. 選択対象の Agent Manager は [Agent Manager Information] リストに表示されているでしょうか 表示されている場合は 手順 8 に進みます 表示されていない場合は 手順 5 に進みます 5. [Add] をクリックします 6. 別のサイトにある Agent Manager を選択する場合は 各フィールドに情報を入力し 手順 10 に進みます 7. [Choose an Agent Manager] をクリックします 8. 使用する Agent Manager を選択し [ 了解 ] をクリックします 9. [Add Agent Manager Information] ウィンドウで [OK] をクリックします 10. プライマリ Agent Manager を選択し 上向き矢印をクリックしてプライマリ Agent Manager を一番上の行に移動します 11. [OK] をクリックします SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

70 第 6 章 : Agent Manager の設定 バックアップ Agent Manager の指定 次の製品およびコンポーネントについて バックアップ Agent Manager を指定することができます XPU Server RealSecure Desktop 7.0 Proventia Desktop Network IPS アプライアンス Network Multi-Function Security アプライアンス Proventia Server Network Enterprise Scanner 前提条件 バックアップ Agent Manager を指定する前に 次のタスクを完了しておく必要があります 追加の Agent Manager をインストールする SiteProtector Installation Guide を参照してください すべての Agent Manager アカウントを バックアップ Agent Manager に複製する Agent Manager アカウントの作成 (68 ページ ) を参照してください 手順 Agent Manager をバックアップに指定するには : 1. 当該エージェントを含むグループを左ウィンドウ枠で右クリックし [Properties] を選択します プロパティタブが表示されます 2. [Action] メニューの [Add/Edit Group Settings] を選択します グループ設定のウィンドウが表示されます 3. 左ウィンドウ枠で [Agent Manager List] を選択します 4. バックアップとして使用する Agent Manager がコントローラの情報リストに表示されたら 手順 8 に進みます 5. [Add] をクリックします 6. 別のサイトにある Agent Manager を選択する場合は 各フィールドに情報を入力して [OK] をクリックし 手順 10 に進みます 7. [Choose an Agent Manager] をクリックします 8. バックアップとして使用する Agent Manager を選択し [OK] をクリックします 9. プライマリ Agent Manager を選択し 上向き矢印をクリックしてプライマリ Agent Manager を一番上の行に移動します 注意 : バックアップ Agent Manager は 残りの行で優先度順に並びます 2 行目の Agent Manager は最初のバックアップ 3 行目は 2 番目のバックアップ ( 以下同様 ) となります 10. [OK] をクリックします 70

71 第 7 章 SiteProtector のアップデート 概要 この章では 次のタスクについて説明します アップデートとアップデートプロセス SiteProtector のアップデート SiteProtector の手動アップデート 要件 その他コンポーネントを設定する前に 最新のソフトウェアアップデートで SiteProtector をアップデートする必要があります こうすることで 最も安全性と信頼性の高い 最新の ISS ソフトウェアを確保することができます この章の内容 この章では次のセクションについて説明します セクション ペー ジ セクション A: アップデートの概要 73 セクション B: SiteProtector のアップデート 79 セクション C: インターネットアクセスのない XPU Server へのアップデート適用 85 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

72 第 7 章 : SiteProtector のアップデート 72

73 セクション A: アップデートの概要 概要 このセクションでは アップデートプロセスに関する情報と ISS から提供されるアップデートの種類について説明します 注記 : このセクションの情報は Network Sensor や Server Sensor などすべての ISS 製品に当てはまります このセクションの内容 このセクションでは次のトピックについて説明します トピック ペー ジ アップデートのプロセス 74 X-Press Update 76 Service Pack 78 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

74 第 7 章 : SiteProtector のアップデート アップデートのプロセス このトピックでは 次の内容について説明します 一般的なアップデートプロセスのステージ アップデートプロセスで必要になるアップデートファイルの種類 コンポーネントおよびエージェントがアップデートプロセス中に表示する可能性のあるステータス 注記 : このトピックの情報は XPU Server にインターネットアクセスが設定されていることを前提としています インターネットアクセスできない場合のエージェントおよびコンポーネントアップデートについては エージェントとコンポーネントの手動アップデート を参照してください プロセス 表 21 では 一般的なアップデートプロセスを説明します ステージ 説明 1 SiteProtector が 新しいカタログファイルがないかどうか デフォルトで 24 時間ごとに ISS の Web サイトをチェックします 2 新しいカタログファイルが入手可能になっている場合 SiteProtector はそのファイルを入手します 3 SiteProtector はカタログファイルの情報を取り出し 利用可能な製品またはコンポーネントのアップデートを確認して この情報を Site Database に渡します 4 コンソールがコンポーネントのステータスを更新し アップデートが入手可能かどうかを反映させます コンポーネントのアップデートが利用可能であれば コンポーネントのステータスは Out of Date となります 5 SiteProtector は Application Server 上のレポジトリにアップデートファイルを ( スケジューリング設定に従って ) ダウンロードするか アップデートファイルがダウンロード可能であることを通知します 6 Sensor Controller は Out of Date のコンポーネントにアップデートファイルを ( スケジューリング設定に従って ) 適用するか プロセスが開始されたときにアップデートファイルを適用します アップデート適用プロセスを開始するまで待機するように XPU 設定が指定されている場合 Sensor Controller はレポジトリからアップデートファイルを適用します XPU Server が ISS のダウンロードセンターからファイルをもう一度ダウンロードする必要はありません 表 21: アップデートのプロセス 必要なファイル 表 22 では アップデート中に必要となるファイルについて説明します 必要なファイル 説明 ライセンスファイル ISS 製品の使用とアップデートを行うために必要なファイル すべてのアップデートおよびダウンロードが輸出規制法を順守しているかどうかを確認する SiteProtector Export Compliance チェックで必要です 表 22: アップデートに必要なファイル 74

75 アップデートのプロセス 必要なファイル 説明 カタログファイル 製品またはコンポーネントに適用可能なアップデートに関する情報が含まれています SiteProtector は このファイルに含まれる情報を使用して コンポーネントのステータスを確認します ISS のダウンロードページから入手可能です サイトがインターネットに接続可能である場合 自動的にダウンロードされます アップデートファイル 製品またはコンポーネントに適用可能なアップデートに関する情報が含まれています SiteProtector は このファイルに含まれる情報を使用して コンポーネントのステータスを確認します ISS のダウンロードページから入手可能です サイトがインターネットに接続可能である場合 自動的にダウンロードされます 表 22: アップデートに必要なファイル SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

76 第 7 章 : SiteProtector のアップデート X-Press Update X-Press Update (XPU) は 次のような新規セキュリティコンテンツを含むソフトウェアリリースです 新規シグネチャ 新規チェック 改訂されたシグネチャ 改訂されたチェック セキュリティ上の問題点に対処する改訂済みポリシー エージェント ISS では 次のようなすべてのエージェントに対して XPU を提供しています Desktop Protection Agent (Proventia Desktop など ) アプライアンス (Network Multi-Function Security G アプライアンスなど ) エージェント (Network Sensor Server Sensor Proventia Server など ) スキャナー (Network Internet Scanner Network Enterprise Scanner System Scanner など ) SiteProtector コンポーネント ISS では 次の SiteProtector コンポーネントに対して XPU を提供しています Site Database XPU Server Event Archiver 累積型 XPU と増分 XPU 表 23 では 累積型 XPU と増分 XPU の違いについて説明します XPU の種類 説明 累積型 XPU Network Sensor や Server Sensor などのエージェントに使用されます 以前の XPU でリリースされた変更内容がすべて含まれます 累積型 XPU をインストールする場合 エージェントは 最新のシグネチャおよびコードの変更をすべて反映してアップデートされます 累積型 XPU を削除すると エージェントは XPU が適用される前の状態に戻ります 増分 XPU Network Internet Scanner などのエージェントに使用されます 前回の XPU 以降の変更内容だけが含まれます 以前の XPU に含まれる変更内容は含まれません 増分 XPU をインストールする場合 まだインストールされていない以前の XPU も自動的にインストールされます 増分 XPU を削除する場合は 一番最後に適用された XPU だけが削除されます すべての変更を削除するには これまでに適用した XPU を個別に削除してエージェントを前の状態に戻す必要があります 表 23: 累積型 XPU と増分 XPU 76

77 X-Press Update 命名規則 XPU は 次の形式に従って名前と数字が振られています product name a.b product name は 製品を表します b は 各 XPU を表します a はソフトウェアのメジャーリリースごとに増えていき b で最初に戻ります 例 RealSecure Server Sensor Policy Update for XPU RealSecure Server Sensor Policy Update for XPU RealSecure Server Sensor Policy Update for XPU 23.2 ポリシーを使用するエージェントに必要な XPU ポリシーを使用するエージェントをアップデートする場合 SiteProtector は XPU を 2 つ適用します エージェントをアップデートする XPU ポリシーをアップデートする XPU XPU を手動でダウンロードする場合は この種のエージェントに必要なファイルを両方ともダウンロードしてください 例 Network Internet Scanner のアップデートファイルを手動でダウンロードすると仮定した場合 次の XPU をダウンロードする必要があります Internet Scanner 7.0 SP2 - XPU という名前の XPU ( エージェントをアップデート ) Internet Scanner Policy XPU for Internet Scanner 7 (XPU ) という名前の XPU ( ポリシーをアップデート ) SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

78 第 7 章 : SiteProtector のアップデート Service Pack Service Pack は 次の内容を含むソフトウェアリリースです 製品の fix 製品の機能拡張 新規セキュリティコンテンツ リリースには 新規エージェント 新規マネージャ デーモンバイナリ なんらかの組み合わせのファイルが含まれる場合もあります 変更管理プロセスが厳密である場合は フルリリースを管理する場合と同じ方法で Service Pack を管理する必要があります エージェント ISS では 次のようなすべてのエージェントに対して Service Pack を提供しています Desktop Protection Agent (Proventia Desktop など ) センサー (Network Sensor Server Sensor など ) スキャナー (Network Internet Scanner System Scanner など ) SiteProtector コンポーネント ISS では 次の SiteProtector コンポーネントに対して Service Pack を提供しています SiteProtector Core コンポーネント (Application Server Sensor Controller コンソール 統合型 XPU Server など ) Event Collector Agent Manager SecurityFusion System Scanner Databridge データベース Service Pack の入手 Service Pack は 次の場所から入手することができます 製品のインターフェース ISS のダウンロードページ プロダクト CD 命名規則 Service Pack は 次の形式に従って名前と数字が振られています 製品 / コンポーネント名バージョン Service Pack x.y.z 例 Agent Manager 6.9 Service Pack 6.23 SiteProtector Database 2.0 Service Pack 5.13 Event Collector 6.9 Service Pack

79 セクション B: SiteProtector のアップデート 概要 このセクションでは SiteProtector のアップデートについて説明します アップデートの前に SiteProtector をアップデートする前に 次のタスクを完了しておく必要があります SiteProtector のライセンスを設定する ライセンスの設定 (47 ページ ) を参照してください XPU Server を設定する X-Press Update Server の設定 (97 ページ ) を参照してください このセクションの内容 このセクションでは次のトピックについて説明します トピック ペー ジ アップデートステータスの確認 80 SiteProtector コンポーネントへのアップデートの適用 81 SiteProtector Core コンポーネントへのアップデートの適用 83 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

80 第 7 章 : SiteProtector のアップデート アップデートステータスの確認 このトピックでは SiteProtector コンポーネントおよびエージェントのアップデートステータス確認方法について説明します アップデートステータス 表 24 では SiteProtector コンポーネントのアップデートステータスについて説明します コンポーネント SiteProtector Core Agent Manager Site Database Event Collector SecurityFusion Third Party Module ステータス Current Out of Date Error 説明 このコンポーネントに対して利用可能なアップデートはありません このコンポーネントに対する利用可能なアップデートがあり コンポーネントをアップデートする必要があります エラーが発生しています In Progress 空白 SiteProtector は現在コンポーネントをアップデート中です このコンポーネントは アップデートステータスを SiteProtector にレポートしていません 表 24: SiteProtector コンポーネントのアップデートステータス 手順 SiteProtector コンポーネントのアップデートステータスを確認するには : 1. 左ウィンドウ枠で サイトノードを選択します 2. ビューのリストから [Agent] を選択します 3. コンポーネントを探し出し [Update Status] 列を参照します この列には コンポーネントのアップデートステータスが表示されています 80

81 SiteProtector コンポーネントへのアップデートの適用 SiteProtector コンポーネントへのアップデートの適用 このトピックでは SiteProtector コンポーネントへのアップデート適用方法について説明します 注記 : SiteProtector コンポーネントからアップデートを削除することはできません すべての SiteProtector コンポーネントのアップデート SiteProtector をインストールした後 一部の SiteProtector コンポーネントが Out of Date ステータスとなっている場合があります これは 製品のインストール以降にアップデートがリリースされたことを示します この場合 すべての SiteProtector コンポーネントをアップデートする必要があります 次の手順に従ってください 1. 次のコンポーネントを アップデートが利用可能であればアップデートします Site Database Event Collector Agent Manager 2. SiteProtector Core コンポーネントをアップデートします このアップデートには コンソールのアップデートが含まれます Core コンポーネントをアップデートすると その他コンポーネントのステータスが Out of Date に変化する可能性があります これは Core コンポーネントをアップデートしたことで追加アップデートが利用可能となったことを示します 3. ステータスが Out of Date に変化したコンポーネントをアップデートします 1 つ以上のコンポーネントをアップデートする場合は 次の順序でアップデートします Event Collector Database XPU Database Service Pack Agent Manager Deployment Manager SecurityFusion 注意 : 推奨順序は リリースによって異なります 詳細については リリースノートを参照してください 手順 SiteProtector コンポーネントにアップデートを適用するには : 1. 左ウィンドウ枠で サイトノードを選択します 2. ビューのリストから [Agent] を選択します 右ウィンドウ枠に Agent ビューが表示されます 3. 右ウィンドウ枠で アップデートするコンポーネントを右クリックし [Updates] [Apply XPU] の順に選択します [Schedule Update] ウィンドウが表示されます 4. エージェントをすぐにアップデートしますか すぐにアップデートする場合は [Recurrence pattern] セクションの [Run Once] オプションをオンにし [Next] をクリックして手順 5 に進みます すぐにアップデートしない場合は エージェントのアップデートを繰り返し行うようにコマンドジョブをスケジューリングして [Next] をクリックします [End User License Agreement] ウィンドウが表示されます 5. 使用許諾契約を確認し [I Accept] をクリックします [Select XPU] ウィンドウが表示されます SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

82 第 7 章 : SiteProtector のアップデート 6. インストールするアップデートの種類を選択します Full Upgrade Service Pack X-Press Update 7. アップデートをインストールする準備ができたら [Finish] をクリックします アップデートをすぐにインストールするように [Run Once] オプションを選択した場合は インストールプロセスが開始します 後でインストールするようにアップデートをスケジューリングした場合は 指定した時間にインストールプロセスが開始します すぐにインストールを行う場合 SiteProtector は進行状況を次のように表示します インジケータ Overall Progress Current Step Progress 説明 全体的なアップデートプロセスの進行状況を示します アップデートプロセスの各手順の進行状況を個別に示します テキストボックス内に 現在進行中の手順の要約が表示されます SiteProtector Core コンポーネントをアップデートする場合 プロセスは 45 分程度かかります この間は再起動しないでください 8. インストールプロセスが完了したら [Finish] をクリックします 82

83 SiteProtector Core コンポーネントへのアップデートの適用 SiteProtector Core コンポーネントへのアップデートの適用 SiteProtector Core コンポーネントのアップデートプロセスは その他 SiteProtector コンポーネントのアップデートプロセスとは異なります プロセス 表 25 では SiteProtector Core コンポーネントをアップデートする場合に発生するプロセスについて説明します プロセス全体が完了するのには 45 分程度かかります ステージ 説明 1 Sensor Controller サービス以外の SiteProtector サービスがすべて停止されます 2 SiteProtector が Site Database をアップデートします Site Database のアップデートに必要な時間は アップデートファイルの数とデータベースのサイズによって異なります 3 SiteProtector によってコンソールへの接続が切断され Sensor Controller が停止されます 4 SiteProtector が Application Server コンソール Sensor Controller XPU Server をアップデートします この間 コンソールには接続できません 5 アップデートが完了した後 コンソールを起動します 6 コンソールに対するアップデートが利用可能であることが コンソールに表示されます 7 コンソールのアップデートを選択します 8 コンソールがアンインストールされ 最新バージョンが新しくインストールされます 表 25: SiteProtector Core コンポーネントアップデートプロセスの各ステージ SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

84 第 7 章 : SiteProtector のアップデート 84

85 セクション C: インターネットアクセスのない XPU Server へのアップデート適用 概要 このセクションでは SiteProtector およびその他 ISS 製品のアップデートを手動で行う方法について説明します このセクションで説明する方法は XPU Server にインターネットアクセスが設定されていないユーザーを対象としています この方法では 必要なアップデートファイルを手動でダウンロードして正しいフォルダに保存し 手動で適用する必要があります このセクションの内容 このセクションでは次のトピックについて説明します トピック ペー ジ インターネットアクセスのない XPU Server でのアップデートプロセス 86 ISS ダウンロードページからのアップデートファイルのダウンロード 88 Manual Upgrader を使用したアップデートファイルのダウンロード 90 XPU Server へのアップデートファイルのコピー 92 コンポーネントまたはエージェントステータスの手動更新 95 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

86 第 7 章 : SiteProtector のアップデート インターネットアクセスのない XPU Server でのアップデートプロセス SiteProtector コンポーネントおよびエージェントを手動アップデートするプロセスは複雑であり 完了するまで非常に時間がかかる可能性があります このトピックでは 手動アップデートプロセスの概要を説明します プロセス 表 26 では コンポーネントとエージェントの手動アップデートに必要なタスクについて説明します ステージ 説明 1 XPU Server の設定 XPU Server 設定で 自動ダウンロードをオフにします こうすることで Application Server に手動で置いたカタログファイルを SiteProtector が削除してしまうのを防ぎます Server Settings ポリシーの設定 (99 ページ ) を参照してください 2 ファイルのダウンロード次のいずれかの方法を使用して 必要なアップデートファイルをポータブルメディアにダウンロードします どちらの方法でも コンピュータはインターネットにアクセス可能である必要があります このコンピュータは SiteProtector がインストールされているコンピュータとは別のコンピュータでもかまいません ISS のダウンロードページから アップデートファイルを個別にダウンロードします ISS ダウンロードページからのアップデートファイルのダウンロード (88 ページ ) を参照してください Manual Upgrader ユーティリティを使用して アップデートファイルをダウンロードします Manual Upgrader を使用したアップデートファイルのダウンロード (90 ページ ) を参照してください 3 ファイルの保管必要なアップデートファイルを XPU Server の置かれているコンピュータにコピーします 次のいずれかの場所にファイルをコピーすることができます Application Server 上の統合型 XPU Server スタンドアロン型 XPU Server XPU Server へのアップデートファイルのコピー (92 ページ ) を参照してください 4 ステータスの更新 Sensor Controller サービスを再起動して SiteProtector コンポーネントおよびエージェントのステータスを更新します コンポーネントまたはエージェントステータスの手動更新 (95 ページ ) を参照してください 注記 : このステージは SP Core のプロパティで設定されたスケジュールに従って自動的に ( 再起動されることなく ) 行われます 表 26: エージェントとコンポーネントの手動アップデートのタスク 86

87 インターネットアクセスのない XPU Server でのアップデートプロセス ステージ 説明 5 コンポーネントとエージェントのアップデート SiteProtector コンポーネントおよびエージェントを ダウンロードしたアップデートファイルを使用してアップデートします SiteProtector コンポーネントへのアップデートの適用 (81 ページ ) を参照してください エージェントのアップデート (265 ページ ) を参照してください 表 26: エージェントとコンポーネントの手動アップデートのタスク SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

88 第 7 章 : SiteProtector のアップデート ISS ダウンロードページからのアップデートファイルのダウンロード このトピックでは ISS のダウンロードページからアップデートファイルをダウンロードする方法について説明します ファイル名の要件 Internet Explorer や WinZip などの一部プログラムでは ファイルをダウンロードするときに.zip という拡張子が自動的にファイル名に付けられます XPU Server は.zip 拡張子の付いたファイルを検出することができません Internet Explorer や WinZip などのプログラムを使用してアップデートファイルをダウンロードする場合は ファイルのダウンロード後にファイル名から.zip 拡張子を削除する必要があります ライセンスの要件 ダウンロードできるのは エージェントおよびコンポーネントの保守契約の有効期限日より前にリリースされたアップデートファイルに限られます ISS のダウンロードページに XPU が表示されない またはファイアウォールをダウンロードした後に XPU が表示されなくなった場合は ライセンスの保守契約の有効期限日をチェックして 有効期限が切れていないかどうか確認してください ファイルの検索 表 27 では ISS のダウンロードページにおけるアップデートファイルの場所を説明します ファイル Agent XPU Policy XPU Service Pack 場所 製品名およびバージョンごとに一覧表示されます SiteProtector セクションに 製品名およびバージョンごとに一覧表示されます 製品名およびバージョンごとに一覧表示されます 表 27: アップデートファイルの場所 SiteProtector コンポーネントに必要なファイル 表 28 は SiteProtector コンポーネントをアップデートする場合にダウンロードする必要のあるファイルを一覧にしたものです コンポーネント 累積アップデート 必要なファイル SiteProtector Core 不可 Service Pack Agent Manager 不可 Service Pack Site Database 不可 Service Pack XPU Event Collector 不可 Service Pack Deployment Manager 不可 Service Pack SecurityFusion 不可 Agent XPU Policy XPU 表 28: SiteProtector コンポーネントのアップデートに必要なファイル 88

89 ISS ダウンロードページからのアップデートファイルのダウンロード エージェントに必要なファイル 表 29 は ポリシーを使用するエージェントをアップデートする場合にダウンロードする必要のあるファイルを一覧にしたものです 製品 累積アップデート 必要なファイル Network Sensor 可 Agent XPU Policy XPU Server Sensor 可 Agent XPU Policy XPU Proventia アプライアンス 可 Database Service Pack Proventia Desktop 可 Database Service Pack Network Internet Scanner 不可 Agent XPU Policy XPU 表 29: ISS エージェントのアップデートに必要なファイル SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

90 第 7 章 : SiteProtector のアップデート Manual Upgrader を使用したアップデートファイルのダウンロード このトピックでは Manual Upgrader を使用したアップデートファイルのダウンロード方法について説明します Manual Upgrader Manual Upgrader は ISS のダウンロードページから次のようなアップデートファイルを入手するために使用するユーティリティです エージェント用の XPU ポリシー用の XPU Service Pack OneTrust ライセンス XPU Server がなんらかの理由で ISS のダウンロードページにアクセスできない場合に Manual Upgrader を使用します このユーティリティは ISS Download Center 内 SiteProtector の領域の [OTHER] セクションから入手できます Manual Upgrader のインストール Manual Upgrader をインストールするには : 1. 次のいずれかの場所から Manual Upgrader のインストールファイルを入手します プロダクト CD ファイルは次のフォルダにあります \accessories\manualupgrader ISS のダウンロードページファイルは SiteProtector の領域の [OTHER] セクションにあります 2. このファイルを インターネットアクセスが可能なコンピュータにコピーします 3. ファイルを ISS のダウンロードページから入手した場合は この zip ファイルをディレクトリに解凍する必要があります 注意 : zip ファイルを解凍するときに [Use folder names] オプションをオンにすると ManualUpgrader という名前のディレクトリにファイルが解凍されます Manual Upgrader が使用可能になります Manual Upgrader の実行 Manual Upgrader を実行するには : 1. このユーティリティをインストールしたコンピュータ上で このプログラムを含むフォルダへ移動します 2. ManualUpgrader.exe をダブルクリックします 3. 有効なライセンスファイルを検索し そのファイルを選択します 4. 使用許諾契約を読み [I Accept] をクリックします 注意 : 輸出契約が表示されたら 契約内容を読み [I Accept] をクリックします 5. [Manual Upgrader Tool] ダイアログで [Yes] をクリックし 新しいカタログファイルをダウンロードします 6. Manual Upgrader のアップデートをダウンロードするように要求された場合は [Yes] をクリックします アップデートがダウンロードされ 最も新しいカタログファイルのダウンロードが要求されます 7. [Yes] をクリックします 90

91 Manual Upgrader を使用したアップデートファイルのダウンロード [Downloading XML Catalog] ダイアログが表示されます 上のウィンドウ枠には ISS 製品ラインがすべて表示され 下のウィンドウ枠には利用可能なオペレーティングシステムがすべて表示されます 8. アップデートのダウンロード対象となる ISS 製品ラインとオペレーティングシステムを選択します 9. 1 週間以上前のアップデートを入手する場合は ボックスをオフにしてください 10. [Get Selected Updates] をクリックします 重要 : SiteProtector Core と SiteProtector Database のアップデートをダウンロードしてください これらのアップデートは その他のコンポーネントまたは製品アップデートを適用する前に適用する必要があります SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

92 第 7 章 : SiteProtector のアップデート XPU Server へのアップデートファイルのコピー エージェントまたは SiteProtector コンポーネントのアップデートに必要なファイルをダウンロードしたら XPU Server がインストールされているコンピュータの適切なディレクトリにそのファイルをコピーする必要があります Application Server と同じコンピュータにインストールされている統合型 XPU Server または別のコンピュータにインストールされている XPU Server のいずれかを使用することができます 必要なファイルを XPU Server がインストールされているコンピュータにダウンロードしていない場合は 必要なファイルをそのコンピュータに移動する必要があります 必要なディレクトリ XPU Server がインストールされているコンピュータにある特定のディレクトリに 必要なファイルをコピーする必要があります このディレクトリが存在しない場合は アップデートの適用前に作成する必要があります ディレクトリを作成する場合は このトピックで説明されているとおりのつづりで ( 大文字と小文字を区別 ) ディレクトリ名を作成してください このトピックで説明するディレクトリは 統合型 XPU Server 上にディレクトリを作成することを前提としています このサーバーは Application Server と同じコンピュータにインストールされています Application Server と同じコンピュータにインストールされていないリモートの XPU Server 上にディレクトリを作成する場合は リモート XPU Server がインストールされているコンピュータ上の次のディレクトリ内に作成してください \Program Files\ISS\SiteProtector\X-Press Update Server\webserver\Apache2\htdocs\XPU\ SiteProtector コンポーネントに必要なディレクトリ 表 30 は SiteProtector のアップデートファイルおよび OneTrust ライセンスファイルに必要なディレクトリを一覧にしたものです アップデートファイル Site Database のアップデート 必要なディレクトリ \Program Files\ISS\SiteProtector\Application Server\webserver\Apache2\htdocs\XPU\SiteProtector ファイル名の例 DB_XPU_ DB_SP SiteProtector コンポーネントのアップデートおよび Service Pack カタログファイル \Program Files\ISS\SiteProtector\Application Server\webserver\Apache2\htdocs\XPU\SiteProtector ファイル名の例 DepMan_ RSEvntCol69_ AgentManager69_ SP2_ \Program Files\ISS\SiteProtector\Application Server\webserver\Apache2\htdocs\XPU\SiteProtector ファイル名の例 XPU_2_6.xml RiskIndex.xml 表 30: アップデートファイルに必要なディレクトリ 92

93 XPU Server へのアップデートファイルのコピー アップデートファイル OneTrust ライセンス 必要なディレクトリ \Program Files\ISS\SiteProtector\Application Server\License\ ファイル名の例 OneTrustLicenses.xml 表 30: アップデートファイルに必要なディレクトリ ( 続き ) エージェントに必要なディレクトリ 表 31 は エージェントに必要なディレクトリを一覧にしたものです アップデートファイル Network Sensor のポリシー以外のアップデート 必要なディレクトリ \Program Files\ISS\SiteProtector\Application Server\webserver\Apache2\htdocs\XPU\RealSecure ファイル名の例 RSNetSnsr70_MU_ Server Sensor のポリシー以外のアップデート Proventia A および Proventia G のアップデート Network IPS のポリシー以外のアップデート 多機能型ネットワークセキュリティのポリシー以外のアップデート Network Internet Scanner のポリシー以外のアップデート カタログファイル \Program Files\ISS\SiteProtector\Application Server\webserver\Apache2\htdocs\XPU\RealSecure ファイル名の例 RSSvrSnsr70_MU_ \Program Files\ISS\SiteProtector\Application Server\webserver\Apache2\htdocs\XPU\RealSecure \Program Files\ISS\SiteProtector\Application Server\webserver\Apache2\htdocs\XPU\Proventia\G-Series \Program Files\ISS\SiteProtector\Application Server\webserver\Apache2\htdocs\XPU\Proventia\M-Series \Program Files\ISS\SiteProtector\Application Server\webserver\Apache2\htdocs\XPU\InternetScanner ファイル名の例 XPressUpdate7_ \Program Files\ISS\SiteProtector\Application Server\webserver\Apache2\htdocs\XPU\SiteProtector ファイル名の例 XPU_2_5.xml RiskIndex.xml 表 31: アップデートファイルに必要なディレクトリ SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

94 第 7 章 : SiteProtector のアップデート アップデートファイル ポリシーのアップデート 必要なディレクトリ \Program Files\ISS\SiteProtector\Application Server\webserver\Apache2\htdocs\XPU\SiteProtector ファイル名の例 SPIS_POLICY_ SPNS_POLICY_ SPSS_POLICY_ SPIA_POLICY_ 表 31: アップデートファイルに必要なディレクトリ ( 続き ) 94

95 コンポーネントまたはエージェントステータスの手動更新 コンポーネントまたはエージェントステータスの手動更新 Sensor Controller を再起動すると コンソール内でエージェントとコンポーネントが正しい Out of Date ステータスを示すようになります 注記 : SiteProtector は SP Core のプロパティで設定されたスケジュールに従って自動的にステータスを更新します Sensor Controller の再起動を行うのは 直ちにアップデートする必要がある場合に限ってください 始める前に Sensor Controller を再起動する前に スケジューリングされたコマンドジョブが実行中でないかどうか確認してください コマンドジョブの実行中に Sensor Controller を再起動すると ジョブが失敗します 手順 Application Server 上で Windows のサービス管理機能を使用して Sensor Controller Service を再起動します 注意 : Sensor Controller を再起動すると エージェントおよびコンポーネントのステータスが Out of Date になります ステータスが Unknown に変わった場合 Sensor Controller はカタログファイルを再度読み込み 利用可能なアップデートを確認してステータスを更新します SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

96 第 7 章 : SiteProtector のアップデート 96

97 第 8 章 X-Press Update Server の設定 概要 この章では 次のタスクについて説明します Application Server と共にインストールされている統合型 XPU Server の設定 リモートコンピュータ上での XPU Server のインストールと設定 要件 SiteProtector をアップデートする前に XPU Server を設定する必要があります この章の内容 この章では次のトピックについて説明します トピック ペー ジ X-Press Update Server とは 98 Server Settings ポリシーの設定 99 XPU Settings ポリシーの設定 100 追加のスタンドアロン型 XPU Server の設定 101 別の XPU Server からダウンロードを行う XPU Server の設定 104 XPU Server の保護 106 XPU Server のクラスタ化 107 手動アップデート用の XPU Server 設定 109 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

98 第 8 章 : X-Press Update Server の設定 X-Press Update Server とは X-Press Update Server (XPU Server) は SiteProtector および SiteProtector を通じて管理されるその他 ISS 製品のアップデートを 安全な能率化された方法で行います SiteProtector のインストールには Application Server の一部として統合型 XPU Server が 1 つ含まれていますが 別のコンピュータにスタンドアロン型 XPU Server を追加インストールすることができます 統合型 XPU Server 統合型 XPU Server は Application Server 上にインストールされ Application Server と完全に統合されます 統合型 XPU Server は Application Server から分離できません また Application Server 全体をアンインストールしないと削除できません さらに 追加の XPU Server を同じ Application Server にインストールすることはできません 1 つの SiteProtector インスタンス上にある統合型 XPU Server は 別の SiteProtector インスタンスのリモート XPU Server として使用可能です たとえば サイト A 上の統合型 XPU Server は アップデートを行うためにサイト B 上の統合型 XPU Server に接続します スタンドアロン型 XPU Server スタンドアロン型 XPU Server は Deployment Manager を使用して Application Server ではないコンピュータへ個別にインストール可能です スタンドアロン型 XPU Server は Application Server に影響を与えることなく追加および削除することができます スタンドアロン型 XPU Server は アップデートを行うために 統合型 XPU Server または別のスタンドアロン型 XPU Server によって使用可能です たとえば サイト A 上の統合型 XPU Server がスタンドアロン型 XPU Server に接続し そのスタンドアロン型 XPU Server はアップデートを行うために別のスタンドアロン型 XPU Server に接続します アップデートのダウンロード 統合型およびスタンドアロン型の XPU Server は xpu.iss.net からアップデートを直接ダウンロードすることができます デフォルトでは XPU Server はアップデートをここから直接ダウンロードするように設定されています このデフォルト設定では XPU Server がインターネットアクセス可能である必要があります 場合によっては XPU Server がインターネットアクセスできなかったり インターネットに接続しないように特別に設定してある場合があります こうした場合は XPU カスケーディングを設定することができます これによって XPU Server が別の XPU Server をポイントし その XPU Server がさらに別のサーバーをポイントする という具合に連鎖していくことができます 最終的には 1 つの XPU Server がインターネットに接続してアップデートをダウンロードする必要があります SiteProtector 実装における XPU Server がどれもインターネットに接続できない場合は 次のいずれかの方法でアップデートを手動ダウンロードする必要があります Manual Upgrader ISS のダウンロードページに接続するインターネットブラウザ 98

99 Server Settings ポリシーの設定 Server Settings ポリシーの設定 このトピックでは Server Settings ポリシーの設定手順を説明します 説明 Server Settings ポリシーは XPU Server の次のような動作を制御します XPU Server が別の XPU Server ( も含む ) からアップデートをダウンロード可能かどうか XPU Server が SiteProtector コンポーネントおよびエージェントにアップデートを送信する場合にどのくらいの帯域幅を使用可能か XPU Server がどのような種類の情報をログファイルに送信するのか 手順 Server Settings ポリシーを設定するには : 1. 左ウィンドウ枠で X-Press Update Server を含むグループを選択します 2. ビューのリストから [Agent] を選択します 3. 右ウィンドウ枠で X-Press Update Server を右クリックし [Manage Policy] を選択します [Policy] タブが表示されます 4. 右ウィンドウ枠で [Server Settings] をクリックします 5. 次のオプションを設定します オプション Download from other X- Press Update Servers Throttle downloads to Clients 説明 XPU Server が別の XPU Server または xpu.iss.net からアップデートをダウンロードできるようにする場合に このオプションをオンにします デフォルト設定 = オン XPU Server から XPU をダウンロードするために SiteProtector が使用可能な帯域幅を限定する場合に このオプションをオンにします このオプションをオンにした場合は 次の内容を設定する必要があります XPU Server に対して許可される接続の最大数 XPU Server が使用可能な 1 秒あたりの最大帯域幅 ( キロバイト単位 ) Logging XPU Server のログファイルに記録する情報の種類 : Debug ( デバッグ ) Info ( 通知 ) Warn ( 警告 ) Error ( エラー ) 6. [Save All] をクリックします SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

100 第 8 章 : X-Press Update Server の設定 XPU Settings ポリシーの設定 XPU Settings ポリシーは XPU Server が自身専用のアップデートをダウンロード インストール および管理する方法を制御します アドバンストパラメータ アドバンストパラメータは アップデートや特定の通信設定に関連する問題点のデバッグに使用されます アドバンストパラメータは ほとんどのユーザーにとっては必要ありません 手順 XPU Settings ポリシーを設定するには : 1. 左ウィンドウ枠で X-Press Update Server を含むグループを選択します 2. ビューのリストから [Agent] を選択します 3. 右ウィンドウ枠で X-Press Update Server を右クリックし [Manage Policy] を選択します [Policy] タブが表示されます 4. 右ウィンドウ枠で [XPU Settings] をクリックします 5. [XPU] タブを選択し 次のオプションを設定します 注意 : これらの設定は この XPU Server が他の SiteProtector コンポーネントまたはエージェントに対するアップデートをダウンロード インストール 管理する場合の方法を制御しません このトピックでは XPU 設定の指定手順を説明します オプション Download updates automatically Install updates automatically Check for updates every X hours 説明 このオプションをオンにすると アップデートが入手可能になったときに XPU Server がアップデートを自動的にダウンロードします このオプションをオンにすると アップデートがダウンロードされた後に XPU Server がアップデートを自動的にインストールします XPU Server に対するアップデートを手動でインストールする場合は このオプションをオンにしないでください 利用可能なアップデートを XPU Server がチェックする頻度を選択します デフォルト値は 24 時間ごとです 6. [Server] タブを選択し この XPU Server のアップデートダウンロード元となるサーバーを追加 削除 または編集します 参照 : 別の XPU Server からアップデートをダウンロードする XPU Server の設定手順については 別の XPU Server からダウンロードを行う XPU Server の設定 (104 ページ ) を参照してください を参照してください 7. [Save All] をクリックします 100

101 追加のスタンドアロン型 XPU Server の設定 追加のスタンドアロン型 XPU Server の設定 このトピックでは 追加のスタンドアロン型 XPU Server の設定方法について説明します これらのサーバーは Application Server 上にインストールできません スタンドアロン型 XPU Server を設定したら アップデートのために ISS へ接続するようにこのスタンドアロン型 XPU Server を設定できるようになります さらに このスタンドアロン型 XPU Server からアップデートをダウンロードするように統合型 XPU Server を設定することができます これによって Application Server にインターネットアクセスを許可しなくても ISS からアップデートをダウンロードできるようになります 重要 : SiteProtector をインストールするまでは 追加のスタンドアロン型 XPU Server をインストールしないでください SiteProtector のインストール前にスタンドアロン型 XPU Server を追加インストールしようとした場合は XPU Server のインストール中に必要な情報が得られません 始める前に XPU Server を追加インストールする場合 一部の XPU Server 設定を自動設定するために インストールプログラムによって特定の情報が要求されます インストールプロセス中にこの情報が得られるようにするために XPU Server を追加インストールする前に表 32 のタスクを実行することをお勧めします タスク 説明 1 XPU Server のライセンスを設定する Proventia OneTrust ライセンス (54 ページ ) を参照してください 2 XPU Server 用の Agent Manager アカウントを作成する ( オプション ) インストールでは 次の情報が必要です アカウント名 パスワード Agent Manager アカウントの作成 (68 ページ ) を参照してください 3 XPU Server (Agent Manager 設定を含む ) を置くグループを作成して設定するか または既存グループの名前を入手する ( オプション ) インストールでは グループの名前が必要です グループの作成 (212 ページ ) を参照してください 4 XPU Server の接続先となる Agent Manager に関する情報を入手する インストールでは 次の情報が必要です 名前 ( オプション ) Agent Manager がインストールされている IP アドレスまたは DNS 名 ポート Agent Manager アカウントのアカウント名とパスワード ( オプション ) 5 XPU Server がファイアウォールまたはプロキシサーバーを通じたアクセスを必要とする場合は ファイアウォールまたはプロキシサーバーに関する情報を入手する インストールでは 次の情報が必要です IP アドレス ポート 表 32: XPU Server 追加インストールの前に SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

102 第 8 章 : X-Press Update Server の設定 手順 XPU Server を追加インストールするには : 1. XPU Server のインストール先となるコンピュータ上で Deployment Manager に接続します 注記 : Agent Manager がインストールされているのと同じコンピュータに XPU Server をインストールしないでください そのようにすると Agent Manager にパフォーマンス上の問題が生じる可能性があります 2. [Install SiteProtector] を選択します [SiteProtector Installation] ページが表示されます 3. [Additional X-Press Update Server Installation] を選択します [Prerequisites] ページが表示されます 4. 前提条件を確認し [Next] をクリックします [Prepare to Install] ウィンドウが表示されます 5. [Install] をクリックします [ 製品ダウンロード ] ページで [SiteProtector] をクリックします 6. [ 開く ] をクリックします [InstallShield Wizard Welcome] ウィンドウが表示されます 7. [Next] をクリックします [License Agreement] ウィンドウが表示されます 8. 使用許諾契約の条件を確認して [I Accept] をクリックし [Next] をクリックします [Choose Destination Location] ウィンドウが表示されます 9. インストール先フォルダを選択して [Next] をクリックします [X-Press Update Server Configuration (Specify Agent Manager location)] ウィンドウが表示されます 10. 次のフィールドに入力し [Next] をクリックします フィールド Name 説明 XPU Server の接続先となる Agent Manager の名前 例 : AgentManager_100 Address (IP or DNS) Agent Manager が置かれている場所の IP アドレスまたは DNS 名 Port Account Name Password XPU Server が Agent Manager との通信に使用するポート ( デフォルトポートは 3995) XPU Server が Agent Manager との通信の開始に使用するユーザー名 XPU Server が Agent Manager との通信の開始に使用するパスワード [X-Press Update Server Configuration (Specify SiteProtector Group Name)] ウィンドウが表示されます 11. 次のフィールドに入力し [Next] をクリックします フィールド SiteProtector Group Name 説明 XPU Server を置くグループの名前 このフィールドを空白にしておくと XPU Server は Ungrouped Assets グループに置かれます 102

103 追加のスタンドアロン型 XPU Server の設定 フィールド X-Press Update Server security mode Primary IP Address (IP or DNS) Port 説明 次のいずれかを選択します Trust all - その他サーバーが接続を試みるたびに XPU Server に接続できるようにします 認証に証明書は使用されません First time trust - その他サーバーがこの XPU Server へ一度だけ接続できるようにします 初回の接続後 XPU Server は接続中のサーバーの証明書を使用して その後のすべての接続を認証します Explicit trust - この XPU Server がローカルの証明書を使用して接続先のサーバーを認証するようにします ローカルコンピュータが 1 つ以上のネットワークインターフェースを持っている場合は XPU Server との通信に使用する IP アドレスを選択します XPU Server がファイアウォールまたはプロキシサーバーを通じたアクセスを必要とする場合は ファイアウォールまたはプロキシサーバーの IP アドレスまたは DNS を入力する XPU Server がファイアウォールまたはプロキシサーバーにアクセスする場合に通過するポート [Archival: Private Key Archival] ウィンドウが表示されます 12. プライベートキーのアーカイブ先を [Folder] ボックスに入力し [Next] をクリックします キーをリムーバブルメディアにアーカイブすることをお勧めします [Ready to Install the Program] ウィンドウが表示されます 13. [Install] をクリックします [InstallShield Wizard Complete] ウィンドウが表示されます 14. [Finish] をクリックします 15. この章で説明されているとおりに XPU Server 設定を指定します SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

104 第 8 章 : X-Press Update Server の設定 別の XPU Server からダウンロードを行う XPU Server の設定 このトピックでは 別の XPU Server からアップデートをダウンロードするように XPU Server を設定する手順を説明します 重要 : Network Multi-Function Security または Proventia G シリーズアプライアンスの XPU Server を設定する場合は このトピックの手順を使用しないでください 目的 スタンドアロン型 XPU Server を設定したら 統合型 XPU Server が ISS のダウンロードページではなくスタンドアロン型 XPU Server からアップデートをダウンロードするように設定できるようになります この方法は Application Server をインターネットにアクセスさせたくないけれども ISS からアップデートをダウンロードしたい場合に役立ちます カスケーディング Application Server がインストールされているローカル XPU Server および Application Server がインストールされていないリモート XPU Server で カスケーディング機能を使用することができます 注記 : 特定の SiteProtector インスタンスのリモート XPU Server は 別の SiteProtector インスタンスの Application Server 上にインストールされている XPU Server となることもできます タスクの概要 表 33 では 別の XPU Server からアップデートをダウンロードするように XPU Server を設定する場合のタスクを説明します タスク 説明 1 XPU Server の [Download from other X-Press Update Servers] オプションがオンになっていることを確認する このオプションは デフォルトでオンになっています 2 XPU Server のアップデートダウンロード元候補サーバーのリストに XPU Server を追加し 追加したサーバーをサーバーリストの一番上に移動する 表 33: 別の XPU Server からダウンロードを行う XPU Server の設定 必要な情報 別の XPU Server からアップデートをダウンロードするように XPU Server を設定する前に 設定する XPU Server に関する次の情報を入手する必要があります IP アドレスまたは DNS 名 ポート ( デフォルトポートは 3994) XPU Server リスト XPU Server 設定内で XPU Server のリストを設定し リスト内のサーバーからアップデートをダウンロードするように XPU Server を指定することができます XPU Server は 一度に 1 つのサーバーからしかアップデートをダウンロードできません XPU Server は リストアップされている順番にサーバーへ接続します たとえば XPU Server はリストの最初にあるサーバーに接続を試みます このサーバーが利用可能でない場合 XPU Server はリスト中の次のサーバーに接続を試みます このプロセスは リスト中にあるサーバーのいずれか 1 つと通信が確立されるまで続行されます XPU Server 設定内で このリストを次のように管理することができます サーバーをリストに追加する サーバーをリストから削除する サーバーのリストアップ順序を変更する 104

105 別の XPU Server からダウンロードを行う XPU Server の設定 XPU Server が他のサーバーからダウンロード可能かどうかの確認 別の XPU Server からアップデートをダウンロードするように XPU Server が設定されていることを確認するには : 1. 左ウィンドウ枠で X-Press Update Server を含むグループを選択します 2. ビューのリストから [Agent] を選択します 3. 右ウィンドウ枠で X-Press Update Server を右クリックし [Manage Policy] を選択します [Policy] タブが表示されます 4. 右ウィンドウ枠で [Server Settings] をクリックします [Policy] タブが表示されます 5. [Download from other XPU Servers] オプションがオンになっていることを確認します XPU Server リストへの XPU Server の追加 XPU Server がダウンロード元として使用可能なサーバーのリストに XPU Server を追加するには : 1. 左ウィンドウ枠で X-Press Update Server を含むグループを選択します 2. ビューのリストから [Agent] を選択します 3. 右ウィンドウ枠で X-Press Update Server を右クリックし [Manage Policy] を選択します [Policy] タブが表示されます 4. 右ウィンドウ枠で [XPU Settings] をクリックします [Policy] タブが表示されます 1. [Servers] タブを選択します [Download from these X-Press Update Servers] リストが表示されます 2. [Add] をクリックします XPU Server 追加のウィンドウが表示されます 3. 次のフィールドに情報を入力します Name Host or IP Port Proxy Host Proxy Port Proxy User Proxy Password Trust level 4. [OK] をクリックします XPU Server がリストに追加されます 設定中の XPU Server は この XPU Server からアップデートをダウンロードできるようになりました 5. 追加した XPU Server を選択し 上向き矢印をクリックしてリストの一番上に移動します XPU Server は アップデートを行うときにこのサーバーへ最初に接続を試みます SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

106 第 8 章 : X-Press Update Server の設定 XPU Server の保護 保護されていない X-Press Update Server は 悪意のある攻撃やソフトウェアの不正コピーに対して脆弱です ISS ソフトウェアの不正配布は 使用許諾契約違反となります 不正なリモートアクセスから XPU Server を防御することをお勧めします 通信を保護するため 次のものの実装を検討してください X-Press Update Server とインターネットの間に ファイアウォールまたはプロキシ X-Press Update Server がインストールされているコンピュータに RealSecure Server Sensor 安全な信頼レベル SSL 証明書 プロキシサーバー プロキシサーバーは User-Agent 文字列に基づいて XPU Server のインターネットへのアクセスを許可または拒否することができます XPU Server がプロキシサーバーを使用してインターネットにアクセスする場合は プロキシサーバーが UpdateMirrorWorker という User-Agent 文字列を許可するように必ず設定してください XPU Server は プロキシサーバーを通じてインターネットへアクセスを試みる場合に この User- Agent 文字列を使用します 信頼レベル 表 34 では XPU Server とその他 XPU Server との間で確立できる信頼レベルについて説明します レベル Trust all First time trust 説明 クライアントはサーバーを信頼し 証明書の検証を試みません クライアントは サーバーから受け取った最初の証明書を信頼し この証明書をローカルに保存します クライアントはこの証明書を使用して サーバーとのその後の通信すべてを検証します Explicit trust エージェントまたはコンポーネントがサーバーとの通信を開始するには サーバーの証明書がローカルディレクトリに置かれている必要があります 一般的に サーバーの証明書は 標準の通信チャネル外でクライアントに転送されます 表 34: XPU Server 間の信頼レベル サーバーの SSL 証明書 SSL 証明書は XPU Server がサーバーとの通信を試みる場合に そのサーバーのアイデンティティを確認するために使用されます 一般的に XPU Server は証明書をローカルに保管し 通信の起動中にサーバーから送信される証明書との一致を確認します これらの証明書が一致しない場合 XPU Server は接続をシャットダウンします 証明書は XPU Server をインストールするときに作成されます 106

107 XPU Server のクラスタ化 XPU Server のクラスタ化 XPU Server のクラスタ化は パフォーマンスを向上させ フェールオーバを提供することができます ロードバランシングを実行してもしなくても クラスタ化は可能です ロードバランシング ロードバランシングは 作業がより効果的に行われるように またフェールオーバがスムーズに行われるように 使用可能なサーバーに対する作業負荷の均一な分配を試みます ISS では ロードバランシングを伴う X-Press Update Server のクラスタ化をサポートしていませんが Apache ソフトウェアに付属のフリーウェアである mod_rewrite プログラムの使用をお勧めしています 注記 : 強固なロードバランシングが必要な場合は Cisco の Local Director や Microsoft Network Load Balancing など市販のソリューションの使用を検討してください オプション 1: ロードバランシングを行わないクラスタ化 X-Press Update Server のリストを構成する場合 エージェントは 一連の X-Press Update Server へ総当たり的に接続します エージェントは リストの最初にあるサーバーへ接続を試みます 最初の接続が失敗すると エージェントはリストの 2 番目にあるサーバーへ接続を試み 図 2 に示すように次々と接続を試みていきます Update Server 1 Update Server 2 Update Server 3 Ist attempt 2 nd attempt 3 rd attempt Agent 図 2: ラウンドロビン方式で X-Press Update Server への接続を試みるエージェント SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

108 第 8 章 : X-Press Update Server の設定 オプション 2: ロードバランシングを行うクラスタ化 Apache ソフトウェアには 作業負荷を分配できるようにエージェントを X-Press Update Server へリダイレクトする 無料の mod_rewrite プログラムが備わっています このサーバーは グループ内の X-Press Update Server にエージェントをランダムにリダイレクトします Update Server 2 Update Server 1 Update Server 3 2 nd attempt 1st attempt 3rd attempt Contact Update Server (mod-rewrite) Agent 図 3: mod_rewrite を使用してエージェントをランダムにリダイレクトする X-Press Update Server 参照 : ロードバランシングを実行するための mod_rewrite モジュールの設定については Apache Web サーバーのマニュアルを参照してください 108

109 手動アップデート用の XPU Server 設定 手動アップデート用の XPU Server 設定 X-Press Update Server は Internet Security Systems の Web サイトから配布される最新の機能と fix によって常にアップデートされるように設計されています ただし セキュリティ上の理由から ユーザーによっては SiteProtector システムからインターネットにアクセスできません このトピックでは XPU Server からアップデートファイルをダウンロードする方法について説明します この手順は XPU Server が ISS のダウンロードページから直接アップデートを入手しないようにする場合に使用します タスクの概要 表 35 では XPU Server が自分自身を手動でアップデートするように設定する場合のタスクを説明します タスク 説明 1 ISS のダウンロードページから 必要なアップデートファイルをダウンロードする 2 必要なライセンスファイルを XPU Server に追加し Update Server.conf ファイルを設定する 3 XPU Server のファイル構造を変更する 表 35: 手動自己アップデート用の XPU Server 設定タスク アップデートパッケージ ISS のダウンロードページから 次のファイルをダウンロードします XPU ファイル XPU_4_0.xml ファイル ( から入手可能 ) XPU 1.1 以前のバージョンの場合 Web アドレスの最終タグは \XPU_4_1.xml XPU 1.2 以降のバージョンの場合 Web アドレスの最終タグは \XPU_5_0.xml ライセンス XPU Server を手動でアップデートするには 有効な ISS ライセンスが必要です 必要な ISS ライセンスを追加するには : 注記 : アップデートサーバーを管理するサイトに OneTrust ライセンスがある場合 この手順を実行する必要はありません 1. 有効なライセンスを X-Press Update Server のファイルシステムに置きます 2. このライセンスファイルへのパスをコピーします 3. 次の表を使用して 次の手順を決定します アップデート対象ット Application Server 上の統合型 XPU Server 手順 メモ帳などのテキストファイルを使用して UpdateServer.conf ファイルを開きます Application Server コンピュータ上にあるこのファイルへのデフォルトパスは 次のとおりです \Program Files\ISS\SiteProtector\Application Server\webserver\Apache2\conf\Update Server.conf SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

110 第 8 章 : X-Press Update Server の設定 アップデート対象ット Application Server のインストールされていないコンピュータ上のスタンドアロン型 XPU Server 手順 メモ帳などのテキストファイルを使用して Update Server.conf ファイルを開きます スタンドアロン型 XPU Server のインストールされているコンピュータ上にあるこのファイルへのデフォルトパスは 次のとおりです \Program Files\ISS\SiteProtector\X-Press Update Server\webserver\Apache2\conf\ UpdateServer.conf 4. テキストエディタ内で LicenseFile "None" というテキストを検索します 5. None を ローカルライセンスファイルのフルパスに置き換えます 6. Update Server.conf ファイルを保存します 7. SiteProtector Web Server サーバーサービスを再開します ファイル構造 XPU Server はまた 自己アップデートを行うために特定のファイル構造を必要とします 統合型 XPU Server は スタンドアロン型 XPU Server とは異なるファイル構造を使用します XPU Server のファイル構造を変更するには : 1. XPU Server の Apache2 ディレクトリに移動します サーバー 統合型 XPU Server スタンドアロン型 XPU Server デフォルトパス \Program Files\ISS\SiteProtector\Application Server\webserver\Apache2 \Program Files\ISS\SiteProtector\X-Press Update Server\webserver\Apache2 2. Apache2 ディレクトリ内に XpuSelf という名前のフォルダを作成します \Program Files\ISS\SiteProtector\X-Press Update Server\webserver\Apache2\XpuSelf 3. XpuSelf ディレクトリ内に SiteProtector という名前のフォルダを作成します \Program Files\ISS\SiteProtector\X-Press Update Server\webserver\Apache2\XpuSelf\SiteProtector 4. SiteProtector ディレクトリ内に XPU_4_0.xml というカタログファイルを置きます XPU 1.1 以前のバージョンの場合は XPU_4_1.xml というカタログファイルを使用します XPU 1.2 以降のバージョンの場合は XPU_5_0.xml というカタログファイルを使用します 5. SiteProtector ディレクトリ内に UpdateServer というディレクトリを作成します \Program Files\ISS\SiteProtector\X-Press Update Server\webserver\Apache2\XpuSelf\SiteProtector\UpdateServer 6. XPU ファイルを SiteProtector ディレクトリに移動します XPU Server が 自分自身を手動でアップデートするように設定されます XPU Server のポリシー設定によっては 自己アップデートに数時間以上かかる可能性があります 今後の手動アップデート XPU Server の今後の手動アップデートでは 次のタスクを実行する必要があります SiteProtector ディレクトリに XPU_4_0.xml ファイルを追加する XPU 1.1 以前のバージョンの場合は XPU_4_1.xml ファイルを追加します 110

111 手動アップデート用の XPU Server 設定 XPU 1.2 以降のバージョンの場合は XPU_5_0.xml ファイルを追加します XPU ファイルを UpdateServer ディレクトリに追加する SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

112 第 8 章 : X-Press Update Server の設定 112

113 第 9 章 Event Collector の設定 概要 この章では Event Collector の設定と Event Collector のフェールオーバの設定について説明します また Event Collector をエージェントに手動で割り当てる手順についても説明します 任意選択 Event Collector は 追加設定なしでも機能するように構成されています この章のタスクは オプションです ここでのタスクは Event Collector のフェールオーバを実装し Event Collector の設定をカスタマイズするユーザーを対象としています この章の内容 この章では次のトピックについて説明します トピック ページ Event Collector とは 114 Event Collector の手動割り当て 115 Event Collector のフェールオーバプロセス 116 フェールオーバ用の Event Collector 設定 117 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

114 第 9 章 : Event Collector の設定 Event Collector とは Event Collector はエージェントに割り当てられ エージェントによって生成されたセキュリティデータを収集し 保管と処理のためにそのデータを SiteProtector Database へ誘導します エージェントは セキュリティデータを Event Collector へリアルタイムに渡します エージェントには 永続的な格納場所がありません エージェントが Event Collector との通信を失った場合 セキュリティデータは Event Collector との通信が再度確立されるまでの間キャッシュされます エージェントとコンポーネント Event Collector は 次の SiteProtector コンポーネントおよびエージェントに割り当てられます エージェント System Scanner Databridge Network Internet Scanner Network Sensor Proventia G シリーズアプライアンス ネットワーク不正侵入検知システムアプライアンス Server Sensor SiteProtector コンポーネント Deployment Manager 別の Event Collector SecurityFusion Module Third Party Module Agent Manager Event Collector の割り当て 表 36 では エージェントへの Event Collector の割り当て方法について説明します 方法説明 手動 Deployment Manager を使用した自動割り当て New Agent Wizard Event Collector は いつでもエージェントに手動で割り当てることができます 参照 : Event Collector の手動割り当て (115 ページ ) を参照してください Deployment Manager を使用してエージェントをインストールする場合 エージェントは次のように自動的に Event Collector へ割り当てられます Deployment Manager がエージェントの登録ファイルを作成します Sensor Controller が登録ファイルを入手して処理し エージェントに Event Collector を割り当てます Event Collector が 1 つ以上ある場合 Site Database は最もエージェントの割り当て数が少ない Event Collector を選択します 参照 : Deployment Manager を使用したエージェントのインストール (243 ページ ) を参照してください New Agent Wizard を使用してエージェントをサイトに登録するときに Event Collector を選択してエージェントに割り当てます 参照 : New Agent Wizard (252 ページ ) を参照してください 表 36: エージェントへの Event Collector の割り当て方法 114

115 Event Collector の手動割り当て Event Collector の手動割り当て このトピックでは Event Collector を次のいずれかに手動で割り当てる方法について説明します エージェント System Scanner Databridge Network Internet Scanner Network Sensor Proventia G シリーズアプライアンス Server Sensor SiteProtector コンポーネント Deployment Manager Event Collector SecurityFusion Module Third Party Module Agent Manager 注記 : エージェントが Event Collector との接続をなんらかの理由で切断された場合に この手順を実行して Event Collector を再度割り当てることができます Event Collector がフェールオーバするように構成されている場合は この手順を実行して復旧後のプライマリ Event Collector にフェールバックすることができます 手順 Event Collector をエージェントに手動で割り当てるには : 1. 左ウィンドウ枠で エージェントを含むグループを選択します 2. ビューのリストから [Agent] を選択します 3. 右ウィンドウ枠でエージェントを右クリックし ポップアップメニューで [Configure Agents] [Assign Event Collector] の順に選択します 4. リストから Event Collector を選択し [OK] をクリックします SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

116 第 9 章 : Event Collector の設定 Event Collector のフェールオーバプロセス SiteProtector では Event Collector のフェールオーバをサポートしています これは プライマリ Event Collector が使用できなくなった場合にイベントをセカンダリ Event Collector へ自動的に誘導するプロセスです データの保存エージェントは Event Collector が使用できるようになるまでの間 エージェントがインストールされているコンピュータにイベントをローカル保存することができます したがって Event Collector が使用できない間に重要なセキュリティデータが失われることはありません プロセス 表 37 では Event Collector のフェールオーバプロセスについて説明します ステージ 説明 1 Site Database が プライマリ Event Collector のステータスを 10 分に 1 度の頻度で初期チェックします 初期チェックの頻度は Daily Frequency パラメータを使用して変更可能です 2 Site Database がプライマリ Event Collector のステータスが次のいずれかであることを検出すると Site Database はセカンダリ Event Collector へフェールオーバします 応答しない 不明 停止または停止中 一時停止または一時停止中 エラー オフライン 3 Site Database は プライマリ Event Collector が再び使用可能となるまで 5 分に 1 度の頻度でその後もチェックを続行し プライマリ Event Collector に復旧します 後続のチェックの頻度は WAITFORRDELAY パラメータを使用して変更可能です 4 プライマリ Event Collector が再び使用可能となったら エージェントを手動でプライマリ Event Collector へリダイレクトします 表 37: Event Collector のフェールオーバプロセス 116

117 フェールオーバ用の Event Collector 設定 フェールオーバ用の Event Collector 設定 このトピックでは Event Collector をフェールオーバ用に設定する方法を説明します 前提条件 Event Collector をフェールオーバ用に設定する前に 次のタスクを完了しておく必要があります Deployment Manager を使用して Event Collector を追加インストールする この Event Collector は セカンダリ バックアップ Event Collector として機能します SiteProtector Installation Guide を参照してください Application Server がセカンダリ Event Collector の Key Administrator になっていることを確認する 次のデータベーススクリプトを ISS プロダクト CD から入手し Site Database の任意のディレクトリに置く Accessories\ECAutoFailover\AutoChangeECid.sql Accessories\ECAutoFailover\CreateSP.bat Accessories\ECAutoFailover\ECJob.sql タスクの概要 表 38 では Event Collector をフェールオーバ用に設定するために必要なタスクを説明します タスク 説明 1 プライマリ Event Collector とセカンダリ Event Collector を指定する 2 プライマリ Event Collector のステータスに関して Site Database が初期チェックを行う頻度を設定する 3 プライマリ Event Collector のステータスに関して Site Database が後続のチェックを行う頻度を設定する 表 38: フェールオーバ用 Event Collector 設定のタスク パラメータ 表 39 では Site Database がプライマリ Event Collector のステータスをチェックする頻度を制御するパラメータについて説明します パラメータ Daily frequency WAITFORDELAY 説明 SiteProtector がプライマリ Event Collector の初期チェックを行う頻度を制御します デフォルト : 10 分ごとに 1 回のチェック プライマリ Event Collector が使用できなくなった後 SiteProtector がプライマリ Event Collector の後続チェックを行う頻度を制御します デフォルト : 5 分ごとに 1 回のチェック 表 39: パラメータ セカンダリ Event Collector の設定 Event Collector のフェールオーバを設定するには : 1. Site Database で Windows コマンドプロンプトを開き CreateSP.bat スクリプトを実行します 2. Microsoft SQL Enterprise Manager を起動します 3. [ ツリー ] タブを選択し サーバーグループと Site Database を含むサーバーを展開します SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

118 第 9 章 : Event Collector の設定 4. [ 管理 ] フォルダ [SQL Server エージェント ] の順に展開し [ ジョブ ] を選択します 5. 右側のウィンドウで 表中の AutoChangeECid.sql ジョブをダブルクリックします [AutoChangeECid のプロパティ ] ウィンドウが表示されます 6. [ ステップ ] タブをクリックし 表の 1 行目 (ID 1) をダブルクリックします [ ジョブステップの編集 ] ウィンドウが表示されます 7. [ コマンド ] フィールドでプライマリおよびセカンダリの Event Collector を次のように指定し [OK] をクリックします Event_Collector_A を プライマリ Event Collector の名前に置き換える Event_Collector_B を セカンダリ Event Collector の名前に置き換える 例 : ATL100_EC01 8. プライマリ Event Collector のステータスに関してデータベースが初期チェックを実行する頻度を変更するには : [ スケジュール ] タブをクリックし [ コマンド ] フィールドの 1 行目をダブルクリックします [ 変更 ] をクリックします [Occurs every minute] フィールドを必要に応じて設定し [OK] をクリックします 9. プライマリ Event Collector のステータスに関して Site Database が後続のチェックを実行する頻度を変更するには : [ ツリー ] タブを選択し サーバーグループと Site Database を含むサーバーを展開します [ データベース ] [RealSecureDB] [ ストアドプロシージャ ] の順に選択します [dbo.iss_autochangeecid] スクリプトを右クリックし メニューから [ 編集 ] を選択します スクリプトから次の行を検索します 'WAITFORDELAY '00:05:00' Site Database が後続のチェックを実行する頻度を 次のパラメータで設定します '00:05:00' 例 : 10 分に 1 回のチェックを行う場合は 次のように入力します '00:10:00' [ クエリ ] [ 実行 ] の順に選択します 118

119 第 10 章 Event Viewer の有効化 概要 この章では Event Viewer の有効化と使用について説明します 任意選択 Event Viewer の有効化は 必須ではありません SiteProtector Console 外にある未処理のセキュリティイベントを表示する場合に限り Event Viewer を有効化します Event Viewer は 主にトラブルシューティングの目的で設計されています セキュリティ管理作業のほとんどはコンソールで行うことをお勧めします 参照先 Event Viewer の使用方法については Event Viewer のヘルプを参照してください この章の内容 この章では次のトピックについて説明します トピック ページ Event Viewer とは 120 Event Viewer の有効化 121 Event Viewer の起動 123 Event Viewer ログファイルの管理 124 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

120 第 10 章 : Event Viewer の有効化 Event Viewer とは Event Viewer は コンソールとは別に実行するプログラムであり Event Collector から生成されたイベントを見るための代替方法を提供します プロセス 表 40 では Event Collector から Event Viewer にイベントを送信するプロセスについて説明します ステージ 説明 1 Event Collector が イベントログファイルを生成します 2 Event Viewer が Event Collector に接続します 3 Event Viewer が Event Collector 上のイベントログファイルからイベントを取り出します 4 Event Viewer は ユーザー定義の設定に基づいてイベントをフィルタリングし それを Event Viewer 内で表示します 表 40: Event Viewer のプロセス 120

121 Event Viewer の有効化 Event Viewer の有効化 このトピックでは Event Viewer の有効化方法について説明します 始める前に Event Viewer を有効化する前に Event Collector のイベントロギングオプションを有効にする必要があります 安全な通信 Event Collector と Event Viewer の間の通信は 常に認証を受け 暗号化されている必要があります 手順 Event Viewer を有効にするには : 1. 左ウィンドウ枠で Event Collector を含むグループを選択します 2. ビューのリストから [Agent] を選択します 3. 右ウィンドウ枠で Event Collector を右クリックし ポップアップメニューから [Properties] を選択します Event Collector のプロパティタブが開きます 4. [Edit Agent Properties] ボタンをクリックします [Event Collector Properties] ウィンドウが表示されます 5. 適切なロギングレベルを選択します レベル 説明 0 なし 1 エラー 2 警告 3 通知 4 情報 5 デバッグ情報 6 フル ( すべてのレベルを含む ) 6. [General] タブを選択し [Advanced] ボタンをクリックします [Advanced Event Collector Configuration] ウィンドウが表示されます 7. [Event Collector logging] セクションで 次のオプションをオンにします オプション Enable event logging to log files E.C. log file directory Switch log files 説明 Event Viewer を使用してイベントを表示する場合は このオプションをオンにします イベントログファイルの保存先となる Event Collector 上の場所を指定します Event Collector が新しいログファイルを作成する頻度を指定します 期間は MB または秒数で指定できます 例新しいログファイルを 10 MB ごと または 120 秒ごとに作成する SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

122 第 10 章 : Event Viewer の有効化 オプション Automatically clean up old log files 説明 古いログ項目を削除する場合は このオプションをオンにし Event Collector が古いログファイルを削除する頻度を指定します 期間は MB または秒数で指定できます 例ログファイルディレクトリが 500 MB に達したときに 古いログファイルを削除する ログファイルの古さが 10 日を超えたときに 古いログファイルを削除する 8. [OK] をクリックします [Event Collector Properties] ウィンドウが表示されます 9. [OK] をクリックします 10. [Event Collector Properties] タブを右クリックし [Close] を選択します 122

123 Event Viewer の起動 Event Viewer の起動 このトピックでは Event Viewer をコンソールまたは Windows デスクトップから起動する方法について説明します コンソールからの Event Viewer 起動 コンソールから Event Viewer を起動するには : 1. 左ウィンドウ枠で Event Collector を含むグループを選択します 2. ビューのリストから [Agent] を選択します 3. 右ウィンドウ枠で Event Collector を右クリックし ポップアップメニューから [Launch] [Event Viewer] の順に選択します SiteProtector Event Viewer が表示されます デスクトップからの Event Viewer 起動 Windows デスクトップから Event Viewer を起動するには : 1. タスクバーの [ スタート ] をクリックし [ プログラム ] [ISS] [SiteProtector] [Event Viewer] の順に選択します [Login to SiteProtector Event Viewer] ウィンドウが表示されます 2. フィールドへ次のように入力します フィールド 説明 Event Service Event Collector コンピュータの IP アドレスまたは URL Event Service Port Event Collector コンピュータで使用するポート番号 デフォルトは 3993 になっています App Server Application Server コンピュータの IP アドレスまたは URL App Server Port User name Event Collector コンピュータで使用するポート番号 デフォルトは 3998 になっています SiteProtector のユーザー名 Password SiteProtector のパスワード 3. [OK] をクリックします SiteProtector Event Viewer が表示されます SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

124 第 10 章 : Event Viewer の有効化 Event Viewer ログファイルの管理 このトピックでは Event Viewer のログファイルの管理方法について説明します ログファイルの削除 Event Viewer は ログファイルを使用して情報を保管します When a log file reaches its size limit, the Event Viewer creates a new log file. ログファイルがサイズの限界に達した場合 Event Viewer は新しいログファイルを作成します 不要なログファイルを削除しないと ログファイルはすぐにハードディスクの容量をいっぱいにしてしまいます イベントログを有効にした場合は ファイルのサイズまたは古さに基づいてログファイルを自動的に削除するオプションを選択することができます この機能を有効にしない場合は ログファイルフォルダのサイズを手動で管理する必要があります ログファイル名の読み方 Event Viewer のログファイルの名前は 日付と時刻に基づいて次の形式で表示されます YYYYMMDD_nnnnnn.log 例 : _ log は 2005 年 1 月 30 日 18:36:32 に作成されたログファイルです 124

125 第 11 章 Site Database の設定 概要 この章では Site Database の設定について メンテナンスオプションも含めて説明します サポート対象データベース SiteProtector は SQL または MSDE データベースをサポートしています 要件 Site Database は 最低限のメンテナンスタスクを自動的に行うように設計されています 完全なメンテナンスを行うには この章で説明する Site Database メンテナンスオプションを設定する必要があります 参照先データベースメンテナンスの詳細については Microsoft SQL のマニュアルを参照するか Microsoft の Web ページを参照してください この章の内容 この章では次のトピックについて説明します トピック ページ Site Database プロパティの表示 126 データベースメンテナンスオプションの設定 128 データベースのデフラグ 131 ログファイルのパージ 132 データベーステーブルのパージ 133 データベース緊急パージ 136 データベース自動バックアップ 138 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

126 第 11 章 : Site Database の設定 Site Database プロパティの表示 このトピックでは Site Database プロパティの表示について説明します 手順 Site Database プロパティを表示するには : 1. 左ウィンドウ枠で サイトノードを選択します 2. ビューのリストから [Agent] を選択します 3. 右ウィンドウ枠で SiteProtector Database を右クリックし ポップアップメニューから [Properties] を選択します プロパティタブにプロパティが表示されます Site Database プロパティの説明 表 41 では Site Database のプロパティを説明します プロパティ説明 License State このコンポーネントのライセンスが有効かどうかを示します ( 例 : Key Good) Sensor Status Data File Status Site Database のステータス ( 例 : Active) Site Database の使用済み容量のパーセンテージ ( 例 : 6% Full) Transaction Log Status Site Database ログファイルの使用済み容量のパーセンテージ ( 例 : 2% Full) SQL Server Agent Status Site Database と連携する SQL データベースのステータス ( 例 : Running) Data Load Status Purge Status Purge Status Last Updated Data Used (MB) Auto Maintenance Job Auto Purge Setting Defragment Index Setting Misc Maint Settings Health Status Last Checked At コンソールにロードされたデータ行の数 ( 例 : 5 rows were loaded on October 1, :00PM) パージの現在のステータス 最後に実行されたパージ Site Database で使用されている容量 ( 例 : 146 MB) データベース自動メンテナンスジョブに関する情報 データベース自動パージのスケジュール ( 例 : Daily) インデックスデフラグメンテナンスジョブのスケジュール ( 例 : Daily) その他データベースメンテナンスジョブに関する情報 ( 例 : Auto Backups: Off; Emergency Purge : On; Recovery Model: simple) データベース健全性チェックが最後に行われた日時 Version Site Database のバージョン ( 例 : SP 6.0:XPU 1.49) XPU Status ソフトウェアアップデートのステータス ( 例 : Out of Date) 表 41: Site Database プロパティの説明 126

127 Site Database プロパティの表示 プロパティ Last Installed XPU Site Group Name Install Date XPU Date Option Flag 説明 インストールされている最新のソフトウェアアップデートのバージョン ( 例 : XPU 1.49) サイトのトップレベルグループの名前 ( 例 : ComputerName) Site Database がインストールされた日時 ( 例 : Aug :00PM) XPU が最後に適用された日時 ( 例 : Aug :00PM) Site Database のオプションフラグ ( 例 : None) Logging Level Site Database に対して設定されているロギングの種類 ( 例 : Informational) Last Modified by Site Database へ最後に変更を加えたコンポーネントの名前 ( 例 : Sensor Controller) 表 41: Site Database プロパティの説明 ( 続き ) SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

128 第 11 章 : Site Database の設定 データベースメンテナンスオプションの設定 このトピックでは データベースメンテナンスオプションの設定方法について説明します 注記 : データベースメンテナンスを最初に設定した後は この設定を特定の要件に合わせて後で調整できます 始める前に この手順では データベースバックアップをスケジューリングします データベースバックアップジョブをスケジューリングまたは実行する前に バックアップデバイスを設定する必要があります バックアップジョブの実行前にバックアップデバイスを設定していないと SiteProtector はファイルを正しい位置に書き込めず バックアップジョブは失敗します また バックアップドライブが変更されるたびに バックアップデバイスを追加する必要があります バックアップデバイスの追加方法については データベース自動バックアップ (138 ページ ) を参照してください を参照してください データベースメンテナンスの時刻 ピークを外した時間帯 ( 業務に影響を与えない時間帯 ) にメンテナンスが発生するように設定してください デフォルト : デフォルトのメンテナンス時刻は 日曜日深夜 ( 日本標準時 ) です [Time] タブ : [Time] タブでは データベースメンテナンスの時刻を設定することができます 手順一般的なデータベースメンテナンスオプションを設定するには : 1. 左ウィンドウ枠で Site Database を含むグループを選択します 2. ビューのリストから [Agent] を選択します 3. 右ウィンドウ枠で [SiteProtector Database] を右クリックし [Properties] を選択します SP Database のプロパティタブが開きます 4. [Database Maintenance] アイコンをクリックします [Database Maintenance] オプションが表示されます 5. [General] タブを選択し 次のオプションを設定します オプション Defragment Frequency Maximum Log Entry Age (in days) 説明 SiteProtector がデフラグジョブを実行する頻度を選択します 1 日 1 回 週 1 回 実行しない次のログ内に保存されるログ項目の最大有効期間を設定します Analysis log Message log Maintenance log 128

129 データベースメンテナンスオプションの設定 6. [Time] タブを選択し 次のオプションを設定します オプション Database Maintenance Time Weekly maintenance day Maintenance time of day 説明 タイムゾーンを選択します 日本標準時 Greenwich Mean Time (GMT) 週に 1 度ジョブを実行する場合は ジョブを実行する曜日を選択します 1 日に 1 度ジョブを実行する場合は ジョブを実行する時刻を選択します 7. [Purge] タブを選択し 次のオプションを設定します オプション Emergency purge Database size threshold Purge margin Frequency Maximum Item Age (in days) 説明 データベースが [Database size threshold] に指定したサイズを超えた場合に緊急のデータベース自動パージを行う場合は このオプションをオンにします データベースの最大占有率を設定します 注記 : データベースのサイズがこのパーセンテージを超えると SiteProtector は緊急パージを実行してデータベースサイズをこのパーセンテージよりも下げます データベースにもっと空き容量を作るために緊急パージジョブが必要に応じて削除可能な データ量パーセンテージを指定します 2 回目の緊急パージの間 データの古さに関係なく ジョブによってデータが大量に削除されます データベース緊急パージ (136 ページ ) を参照してください データベーステーブルのパージ (133 ページ ) を参照してください SiteProtector がデータベースパージジョブを実行する頻度を選択します 1 日 1 回 週 1 回 実行しない 次の表に示す項目の最大有効期間を設定します Audit Incidents Metrics Cleared observances Cleared agent data Resolved tickets Exceptions Job history Observances Agent data Unused assets 8. [Advanced Purge] タブを選択し 次のオプションを設定します SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

130 第 11 章 : Site Database の設定 エージェントデータタイプ別の最大有効期間 ( 日単位 ) 観察タイプ別の最大有効期間 ( 日単位 ) 9. [Daily Backup] タブを選択し 次のオプションを設定します オプション Perform automatic daily backup Backup path Recovery model Log backup threshold 説明 データベースを毎日自動的にバックアップするには このオプションをオンにします データベースバックアップファイルの作成場所を指定します 使用する復旧モデルを選択します Simple Full Bulk Logged ログバックアップしきい値を指定します 10. [Save All] をクリックします 11. SP Database プロパティのタブを右クリックし ポップアップメニューから [Close] を選択します 130

131 データベースのデフラグ データベースのデフラグ データベースデフラグジョブは データベースインデックスの断片化を減らし 最適なデータベースパフォーマンスを維持することを目的としています このジョブは ユーザー定義された毎日または週 1 回のスケジュールに従って自動的に実行します デフラグの基準を変更することはできません デフラグジョブは システムの使用中に実行され SiteProtector のパフォーマンスには影響を与えません デフォルト設定 デフラグのデフォルト設定は インストールの種類に関係なく同じです 次のオプションがデフォルト設定されています 有効 週 1 回 スキャン密度が 90% 未満の場合にインデックスをデフラグする 論理断片化が 10% を超える場合にインデックスをデフラグする General タブ [General] タブでは デフラグの頻度を設定することができます インデックスの再構築インデックスの再構築については ISS ナレッジベースを参照してください SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

132 第 11 章 : Site Database の設定 ログファイルのパージ ログファイルパージジョブは 次のログファイルから古い項目を削除し これらのログファイルがデータベースパフォーマンスに悪影響を与えないようにすることを目的としています Analysis log Message log Maintenance log パージジョブは デフォルトでは 10 分に 1 度行われます 無効化やスケジューリングの変更はできません ジョブは 最大有効期間よりも古いログ項目を削除します 最大有効期間は ユーザー定義されます デフォルト設定 表 42 では インストールタイプ別のログファイルパージジョブのデフォルト設定を紹介します インストールの種類 Express Recommended デフォルト設定次のオプションがデフォルト設定されています 有効 10 分ごとに 1 回実行する 7 日を超えるアナリシスログ項目をパージする 30 日を超えるメッセージログ項目をパージする 7 日を超えるメンテナンスログ項目をパージする次のオプションがデフォルト設定されています 有効 10 分ごとに 1 回実行する 7 日を超えるアナリシスログ項目をパージする 30 日を超えるメッセージログ項目をパージする 7 日を超えるメンテナンスログ項目をパージする 表 42: ログファイルパージのデフォルト設定 タブ [General] タブでは ログ項目の最大有効期限を設定します ログファイルの説明 表 43 では ログファイルパージでパージされるログについて説明します ログファイル Analysis log Message log Maintenance log 説明 アナリシスデータが含まれます SQL プロシージャが Site Database で生成したエラーおよび通知メッセージが含まれます 自動メンテナンスプロシージャのアクティビティが含まれます 表 43: ログファイルパージでパージされるログファイル 132

133 データベーステーブルのパージ データベーステーブルのパージ データベーステーブルパージジョブは 次のデータベーステーブルから重要ではないデータを削除してデータベースパフォーマンスを向上させることを目的としています Audit Incidents Metrics Cleared observances Cleared agent data Resolved tickets Exceptions Job history Observances Agent data Unused assets このジョブは インシデントおよび例外と関連付けられたルールをパージしません デフォルト設定 表 44 では インストールタイプ別のデータベーステーブルパージジョブのデフォルト設定を紹介します インストールの種類 Express Recommended デフォルト設定 最大有効期間 ( 日単位 ) は デフォルトで次のように設定されます Audit: 14 日 Incidents: 90 日 Metrics: 180 日 Cleared observances: 14 日 Cleared agent data: 14 日 Resolved tickets: 30 日 Exceptions: 14 日 Job history: 7 日 Observances: 90 日 Agent Data: 30 日 Unused assets: 30 日 データベーステーブルパージジョブは デフォルトで無効になっています 表 44: データベーステーブルパージのデフォルト設定 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

134 第 11 章 : Site Database の設定 タブ 表 45 では データベーステーブルパージオプションの設定を行うタブについて説明します タブ Time Purge Advanced Purge 説明 [Time] タブを使用して ジョブが実行する時刻を設定します [Purge] タブを使用して 次のオプションを設定します パージの頻度 (Never Daily Weekly) SiteProtector データベーステーブル内の項目の最大有効期間注記 : このジョブは ユーザー定義の有効期間より古い項目をパージします [Advanced Purge] タブを使用して さまざまなカテゴリのデータに含まれる各項目の最大有効期間を設定します 注記 : [Advanced Purge] タブで設定したこれらの値は [Purge] タブで設定した値よりも優先されます このジョブは ユーザー定義の有効期間より古い項目をパージします 表 45: データベーステーブルパージオプション設定用のタブ データベーステーブル 表 46 では パージされるデータについて説明し データが SiteProtector Console のどこに表示されるのかを示します 項目 Audit Incidents Metrics Cleared observances Cleared sensor data Resolved tickets 説明 SiteProtector でのユーザーアクションに関する詳細な情報 インシデントとして指定したイベントに関する詳細情報 データベース容量をほとんど必要としない 非常に手短にまとめられたメトリックデータ 削除済みとして指定したイベントに関する概要情報 削除済みとして指定した Network Sensor または Proventia Desktop などのエージェントによって生成されたイベント 解決済みのチケット 表示先 Audit レポートアナリシスビューサマリビュー表示されない表示されないチケットビュー Exceptions 例外として指定したイベントに関する概要情報 アナリシスビュー Job history SiteProtector 内で実行する ポリシー適用 アップデート適用 スキャンなどのコマンドジョブに関する情報 サイトノードのプロパティ Observances イベントに関する概要情報 アナリシスビュー Agent data Network Sensor または Proventia Desktop などのエージェントによって生成されたイベント アナリシスビュー 表 46: スケジューリングされたデータパージでパージされるデータの種類 134

135 データベーステーブルのパージ 項目 説明 表示先 Unused assets グループ化されていない 未登録である またはどのイベントからも参照されていないホストの IP アドレス ( 発信元 IP ターゲット IP エージェント IP など ) パージジョブは 次のものを削除します 追加日がユーザー定義の最大有効期間よりも古いすべてのホスト グループのメンバーではないすべてのホスト 登録済みエージェントのないすべてのホスト 関連付けられたイベントのないすべてのホスト アセットビュー 表 46: スケジューリングされたデータパージでパージされるデータの種類 ( 続き ) 推奨事項 Site Database が保管および処理するデータの量は データベースのパフォーマンスに大きな影響を与えます 情報の要求を受け取った場合 データベースはデータを取り出す最上の方法を決定し テーブルからデータを読みとって結果を返します これらの操作は CPU メモリ ディスクアクセスの使用にかかわっています データベースパフォーマンス向上の最も良い方法は 必要不可欠なデータだけをデータベースに保管することです 最大保存期間のデフォルト設定を使用することをお勧めします この設定を変更する場合は 次の推奨事項に従ってください 観察 (Observance) は クリアされた観察 (Cleared observance) よりも長く保存します Observances = 90 日 Cleared observances = 14 日 エージェントデータ (Agent data) は クリアされたエージェントデータ (Cleared agent data) よりも長く保存します Agent data = 90 日 Cleared agent data = 14 日 項目の最大保存期間の変更 項目の最大保存期間を変更するには : 1. 左ウィンドウ枠で Site Database を含むグループを選択します ビューのリストから [Agent] を選択します 2. 右ウィンドウ枠で [SiteProtector Database] を右クリックし [Properties] を選択します Site Database のプロパティタブが開きます 3. [Database Maintenance] アイコンをクリックします データベースメンテナンスのタブが表示されます 4. [Purge] タブを選択し [Maximum Item Age (in days)] の各フィールドを変更します 5. [Save All] をクリックします 6. Site Database のプロパティタブを右クリックし ポップアップメニューから [Close] を選択します SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

136 第 11 章 : Site Database の設定 データベース緊急パージ データベース緊急パージジョブは データベースがいっぱいになるのを防ぎ データベースサイズをユーザー定義した一定のサイズ制限内に収めることを目的としています このジョブは データベースサイズがユーザー定義のサイズ制限を超える場合に限って実行され データベースサイズがユーザー定義のサイズ制限内に収まるまで 10 分ごとに実行されます デフォルト設定 表 47 では インストールタイプ別のデータベース緊急パージジョブのデフォルト設定を紹介します インストールの種類 Express Recommended デフォルト設定次のオプションがデフォルト設定されています 有効 Database size threshold: 85% Purge margin: 5% このジョブは デフォルトでオフになっています a 表 47: データベース緊急パージのデフォルト設定 a. このジョブが有効になっていない場合 データベースの使用率が 85% に達したときに SiteProtector は Event Collector と Agent Manager を自動的にシャットダウンします これらのコンポーネントは データベースに空き容量を手動で作成するまで非アクティブのままとなります タブ [Purge] タブを使用して データベース緊急パージジョブを有効化または無効化し 表 48 に説明されているオプションを設定します オプション 説明 Database size threshold 緊急データベースパージジョブが開始されるまでにデータベースサイズが超える必要のあるパーセンテージ Purge margin 緊急データベースパージジョブは まず データの古さに基づいてデータベースからデータを削除します このパージによってもデータベースサイズがしきい値を下回らない場合は データの古さに関係なく ジョブによってデータの大量削除が開始されます パージマージンとは 1 回のパージで削除可能なデータのパーセンテージです たとえば パージマージンを 5% に設定した場合 データベースの古さに関係なくデータの 5% がパージジョブによって削除されます 表 48: データベース緊急パージオプション設定用のタブ データベース緊急パージの有効化 データベース緊急パージを有効化するには : 1. 左ウィンドウ枠で Site Database を含むグループを選択します ビューのリストから [Agent] を選択します 2. 右ウィンドウ枠で [SiteProtector Database] を右クリックし [Properties] を選択します Site Database のプロパティタブが開きます 3. [Database Maintenance] アイコンをクリックします [Database Maintenance] タブが表示されます 4. [Purge] タブをクリックし [Emergency Purge] チェックボックスをオンにします 136

137 データベース緊急パージ 5. 次のオプションを設定します オプション 説明 Database size threshold 緊急データベースパージジョブが開始されるまでにデータベースサイズが超える必要のあるパーセンテージ Purge margin 緊急データベースパージジョブは まず データの古さに基づいてデータベースからデータを削除します このパージによってもデータベースサイズがしきい値を下回らない場合は データの古さに関係なく ジョブによってデータの大量削除が開始されます パージマージンとは 1 回のパージで削除可能なデータのパーセンテージです たとえば パージマージンを 5% に設定した場合 データベースの古さに関係なくデータの 5% がパージジョブによって削除されます 6. [Save All] をクリックします 7. Site Database のプロパティタブを右クリックし ポップアップメニューから [Close] を選択します SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

138 第 11 章 : Site Database の設定 データベース自動バックアップ データベース自動バックアップジョブは RealSecureDB と呼ばれる Site Database にあるデータのアーカイブのみを目的としています バックアップには 次のデータベースの情報は含まれません MasterDB model msdb 重要 : これらデータベースをバックアップするシステムの実装を強くお勧めします データベースをバックアップしておくと 次のものを復旧することができます 自動データベースメンテナンスでパージされたデータ 損傷または破損したデータベース 要件 データベースバックアップジョブをスケジューリングまたは実行する前に バックアップデバイスを設定する必要があります バックアップジョブの実行前にバックアップデバイスを設定していないと SiteProtector はファイルを正しい位置に書き込めず バックアップジョブは失敗します また バックアップドライブが変更されるたびに バックアップデバイスを追加する必要があります バックアップデバイスの追加方法については このトピック内の バックアップデバイスの追加 の手順を参照してください デフォルト設定 表 51 では インストールタイプ別のデータベース自動バックアップジョブのデフォルト設定を紹介します インストールの種類 Express Recommended デフォルト設定 データベース自動バックアップジョブは デフォルトで無効になっています データベース自動バックアップジョブは デフォルトで無効になっています 表 49: データベース自動バックアップのデフォルト設定 タブ 表 50 では データベース自動バックアップオプションの設定を行うタブについて説明します タブ Time Daily Backup 説明 [Time] タブを使用して ジョブが実行する時刻を設定します a [Daily Backup] タブを使用して 次のオプションを設定します バックアップファイルを保存する場所 (Backup path) 必要な場合にデータベース復旧に使用する復旧モデル (Simple Full Bulk Logged) b ログバックアップしきい値 表 50: データベース自動バックアップオプション設定用のタブ a. SiteProtector のパフォーマンスに悪影響が及ばないように データベース自動バックアップジョブをピーク以外の時間帯に実行するようにスケジューリングしてください 138

139 データベース自動バックアップ b. 復旧モデルは 作成するデータベースバックアップの種類と バックアップ作成の頻度を決定します 復旧モデル を参照してください 復旧モデル 表 51 では データベース自動バックアップジョブがサポートする SQL データベース復旧モデルについて説明します モデル Simple Full Bulk Logged 説明 この方法には 次の利点があります 高速なデータベースパフォーマンス バックアップファイルとトランザクションログに必要な容量が少ない 実装が簡単である 処理に必要な容量が少ない この方法には 次の不利点があります ルーチン処理時に大容量が必要となる バックアップファイルとトランザクションログに大容量が必要となる ( 最大でデータベースサイズの 4 倍 ) この方法には 次の利点と不利点があります ルーチン処理時に中程度の容量が必要となる バックアップファイルとトランザクションログに大容量が必要となる ( 最大でデータベースサイズの 4 倍 ) バックアップと頻度ッ 完全なバックアップが毎日 1 回作成されます バックアップは 次のように作成されます 完全なバックアップが週 1 回作成されます 差分バックアップが毎日 1 回作成されます バックアップは 次のように作成されます 完全なバックアップが週 1 回作成されます 差分バックアップが毎日 1 回作成されます 表 51: SQL 復旧モデル参照 : この 3 つの復旧モデルに関する それぞれの利点と不利点を含めた詳細については Microsoft SQL のマニュアルを参照してください バックアップデバイスの追加 この手順では SQL Server データベースにバックアップデバイスを追加する方法について説明します この手順を実行するには SQL Server システム管理者 (SA) である必要があります MSDE を使用している場合は SQL Server の全バージョンは必要ありません この手順では コマンドプロンプトを使って SQL Server スクリプトを実行してください バックアップデバイスを追加するには : 1. Site Database コンピュータに SQL Server システム管理者 (SA) としてログインします 2. Site Database コンピュータ上で SQL Server Analyzer ツールを開きます 3. [SQL Server] ウィンドウで次のように入力します USE RealSecureDB Go EXEC iss_addbackupdevice 4. [Execute] アイコンをクリックします 下のウィンドウに出力が表示され 削除されたデバイスと追加されたデバイスがリストアップされます 5. ウィンドウを閉じます 6. SiteProtector Console を起動し バックアップ対象のサイトにログインします 7. 左ウィンドウ枠で Site Database を含むグループを選択します SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

140 第 11 章 : Site Database の設定 8. SiteProtector Database の [Status] フィールドが [Active] になっていることを確認します 9. Site Database コンピュータで [ スタート ] [ プログラム ] [Microsoft SQL Server] [ クエリアナライザ ] の順に選択します 10. exec sp_helpdevice コマンドを実行します 11. このページの下の方で RealSecureDB_ で始まるファイルを検索します 注意 : これらは このデータベース用のバックアップファイルです 12. これらのファイルが正しい場所を指していることを確認します 140

141 第 12 章 ユーザー権限の設定 概要 この章では 次の内容に関する情報など SiteProtector でのユーザー権限管理のさまざまな方法について説明します SiteProtector ユーザーグループ グローバル権限 グループレベル権限 ポリシー権限 要件 SiteProtector にはデフォルトの Administrators グループが 1 つ備わっており これには Application Server のローカル Administrators グループがメンバーとして含まれています これは SiteProtector 製品をインストールするのと同じユーザーです その他ユーザーがサイトへの接続とコンソールの使用を行えるようにするには ユーザーを SiteProtector に追加する必要があります 注記 : グループレベル権限とポリシー権限は グループ エージェント およびポリシーの設定後に設定することをお勧めします 権限の種類については 次を参照してください グループレベル権限の設定 (217 ページ ) ユーザーへのポリシー変更権限の付与 (290 ページ ) ユーザーへのレスポンス変更権限の付与 (299 ページ ) この章の内容 この章では次のセクションについて説明します セクション ペー ジ セクション A: SiteProtector での権限管理 143 セクション B: SiteProtector ユーザーグループ 151 セクション C: グローバル権限 157 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

142 第 12 章 : ユーザー権限の設定 142

143 セクション A: SiteProtector での権限管理 概要 このセクションでは SiteProtector の権限管理機能について説明します このセクションの内容 このセクションでは次のトピックについて説明します トピック ページ 権限管理の方法 144 ユーザーとグループの検索 146 アップグレードの影響を受ける権限 147 アップグレードの要件 148 グループポリシー権限の作業 149 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

144 第 12 章 : ユーザー権限の設定 権限管理の方法 このトピックでは 権限を管理するために SiteProtector で使用可能な方法について説明します 方法 表 52 では SiteProtector での権限管理方法を説明し それぞれの例を紹介します 方法 a SiteProtector ユーザーグループ グローバル権限 グループレベル権限 ポリシー権限 説明 SiteProtector ユーザーグループを使用して 一連の権限をユーザーまたはユーザーグループに割り当てます 個別のユーザーまたはユーザーグループを SiteProtector ユーザーグループに追加する場合 そのユーザーまたはユーザーグループは その SiteProtector ユーザーグループに割り当てられたすべての権限を自動的に受け取ります この方法では 一連の権限がユーザーまたはユーザーグループにすばやく割り当てられます ほとんどのユーザー権限については SiteProtector ユーザーグループを使用して管理することをお勧めします 例 : jsmith というユーザーを Operator という SiteProtector ユーザーグループに割り当てます ユーザー jsmith は ユーザーグループ Operator に割り当てられている権限すべてを自動的に受け取ります 権限を個別に割り当てる必要はありません グローバル権限を使用して サイト全体の権限をユーザーまたはユーザーグループに割り当てます グローバル権限は サイトレベルで設定されます 例 : Clear/Restore Events というグローバル権限を jsmith というユーザーに付与します ユーザー jsmith は サイト全体のイベントを消去または復元することができます グループレベル権限を使用して アセットグループに固有の権限を割り当てます グループレベル権限は アセットグループレベルで設定されます 例 : Atlanta Servers というグループの場合に Scan-Control という Network Internet Scanner のグループレベル権限を jsmith というユーザーに付与します ユーザー jsmith は このグループ内にあるアセットでスキャンを実行可能 またはこのグループ内にある Network Internet Scanner を使用したスキャンを実行可能です グループレベル権限の設定 (217 ページ ) を参照してください Modify ポリシー権限を使用して 個別のポリシーまたはレスポンスを変更する資格をユーザーに与えます Modify ポリシー権限は 個別のポリシーおよびレスポンスにしか与えられません 詳細については 次を参照してください ユーザーへのポリシー変更権限の付与 (290 ページ ) ユーザーへのレスポンス変更権限の付与 (299 ページ ) 表 52: 権限管理の方法 a. 推奨ではありませんが ここで説明する方法を組み合わせて使用し 権限を管理することができます たとえば jsmith が SiteProtector ユーザーグループのメンバーとなり グローバル権限を持ち さらにグループレベル権限を持つことが可能です フェールオーバソリューション SiteProtector にドメインユーザーおよびドメイングループを設定すること またはフェールオーバソリューションを実装することを計画中である場合は ドメインへのアクセス権を持つコンピュー 144

145 権限管理の方法 タに Application Server をインストールする必要があります Application Server がドメインへのアクセス権を得たら 次の作業を行うことができます SiteProtector にドメインユーザーおよびドメイングループを追加する Check Names 機能を使用して ドメインユーザーおよびドメイングループを検索する フェールオーバソリューションの実装 * ドメインへのアクセス権を持つコンピュータに Application Server がインストールされていない場合 SiteProtector にはローカルユーザーとローカルグループしか追加できません 注記 : SiteProtector がセカンダリサイトへフェールオーバした場合は Site Database に格納されているドメインユーザーとドメイングループだけがセカンダリ Site Database にフェールオーバします SiteProtector 内にドメインユーザーまたはドメイングループが設定されていない場合は セカンダリサイトへのログインやセカンダリサイトの使用を行うことができません SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

146 第 12 章 : ユーザー権限の設定 ユーザーとグループの検索 SiteProtector には 次のものの検索に役立つ Check Names 機能が備わっています ローカルユーザーおよびグループ ドメインユーザーおよびグループこの機能は 次のタスクを実行する場合に使用できます SiteProtector ユーザーグループへのメンバー追加 メンバーへのグローバル権限の追加 メンバーへのグループレベル権限の追加 検索オプション 表 53 では Check Names 機能で使用できる検索オプションについて説明します 行う作業う 特定ドメイン内のすべてのユーザーおよびグループを表示する 特定の文字で始まるすべてのユーザーおよびグループを表示する 結果 domain name\ と入力し [Check Names] をクリックします 例 : us\ この検索では us ドメイン内に存在するすべてのドメインユーザーおよびグループが表示されます 該当の文字を入力し [Check Names] をクリックします 例 : a この検索では ドメイン内の a で始まるすべてのドメインユーザーおよびグループが表示されます 表 53: Check Names を使用したメンバーの検索 146

147 アップグレードの影響を受ける権限 アップグレードの影響を受ける権限 このトピックでは SiteProtector 2.0 Service Pack 6.0 以降にアップグレードすることで SiteProtector ユーザーおよび権限が受ける影響について説明します 背景以前のリリースでは SiteProtector に security.xml という編集可能なファイルが含まれていました このファイルには 次のようなデフォルトの SiteProtector ユーザーロールと 各ロールのデフォルト権限が含まれていました Administrator Analyst Operator このファイルでは ユーザーロールの追加やユーザーロールに割り当てられたデフォルト権限の変更など SiteProtector でのユーザー権限を手作業で編集してカスタマイズできました 保持されないもの SiteProtector では security.xml ファイルに対して行われた変更や編集のサポートまたは実装を行いません 除外される変更内容は次のとおりです 3 つのデフォルトユーザーロール以外に追加作成したカスタムユーザーロール カスタムユーザーロールに追加したユーザー デフォルトユーザーロールに加えた変更 ( 名前の変更 権限の追加 権限の削除など ) 保持されるもの SiteProtector は 次のものを保持します 変更が加えられた security.xml ファイル ただし このファイルは SiteProtector システムでは使用されません それでも引き続きこのファイルへアクセスし 新規システムでのセットアップで利用するために権限を表示することは可能です 元の権限を備えた 3 つのデフォルトユーザーロール (Administrator Operator Analyst) 注意 : 元の とは 編集前のユーザーロールに割り当てられていた権限を指します たとえば Operator というユーザーロールに権限を追加または削除した場合 この変更内容はアップグレードプロセスでも維持されます Atlanta Server Administrators というカスタムユーザーロールを作成してある場合 このロールはアップデート中に失われます 3 つのデフォルトユーザーロールに追加したユーザー それらのユーザーロール割り当て そのユーザーロールに割り当てられた元の権限たとえば jsmith というユーザーをユーザーロール Operator に追加した場合 アップグレードプロセスでは jsmith が Operator という SiteProtector ユーザーグループのメンバーとして自動的に設定されます ユーザー jsmith は ユーザーロール Operator に割り当てられた元の権限を持つことになり このロールに対して行われた変更内容は反映されません カスタムユーザーロールの再作成 security.xml ファイル内にカスタムユーザーロールを作成した場合は そのユーザーロールをカスタム SiteProtector ユーザーグループとして SiteProtector 内で再作成する必要があります SiteProtector は この編集版 security.xml ファイルを同じ場所に保持します このファイルを表示して SiteProtector 内でカスタム権限を再作成することができます カスタム SiteProtector ユーザーグループの作成については SiteProtector ユーザーグループの作成 (153 ページ ) を参照してください SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

148 第 12 章 : ユーザー権限の設定 アップグレードの要件 このトピックでは 以前のバージョンの SiteProtector に登録されているユーザーをアップデート時に Service Pack 6 へ移行する場合の要件について説明します 要件 次のグループに属する管理者として XPU を適用する必要があります RSSP-Administrator (SiteProtector ユーザーロール ) BUILTIN\ ユーザーグループ (Windows ユーザーグループ ) そうしないと XPU の適用後にすべての SiteProtector ユーザーが削除されます プロセス XPU の適用後に SiteProtector ユーザーが削除されないようにするには : 1. ユーザーを RSSP-Administrator ユーザーロールに追加します 2. ユーザーを BUILTIN\ ユーザーグループに追加します 注意 : このユーザーがこのユーザーグループ内に既に存在する場合があります その場合は ユーザーをそのままユーザーグループに残しておきます そのユーザーをこのグループから削除しないでください 3. このユーザーとしてログインし コア XPU を適用します この手順で SiteProtector 内で設定されたそのユーザーがアップデートプロセスでも維持されるようになります 148

149 グループポリシー権限の作業 グループポリシー権限の作業 このトピックでは ポリシーの依存関係と階層的共有ポリシーを扱う場合の考慮事項を説明します ポリシーの依存関係 ポリシーを扱う場合は 一部のポリシーが別のポリシーに依存している点に留意してください そのため 自分が権限を持つポリシー機能に対するアクセスが SiteProtector によって拒否されるような事態が発生した場合は ポリシーの依存関係に原因のある可能性があります たとえば Update Settings ポリシーは 2 つのポリシー (Services および Notification) に依存しています 依存関係にあるポリシーのいずれか 1 つに対して権限がない場合は Update Settings ポリシーに対する作業権限がある場合でも このポリシーを作業することができない可能性があります 階層的共有ポリシーの作業 共有ポリシーは 1 つ以上の SiteProtector コンポーネントやエージェントによって使用されるポリシーです サイトレベルの共有ポリシーとは異なり 階層的共有ポリシーは個別のポリシーではなくグループに基づいて設定されます したがって グループ内の 1 つのポリシーに対してアクセス権を持っていれば すべてのポリシーにアクセスすることができます 例 : Group Settings ポリシーは 階層的共有ポリシーです 次の権限のうち最低 1 つの権限を持っているグループから Group Settings ポリシーにアクセスを試みた場合は アクセスが許可されます 注意 : 次の権限のうち最低 1 つの権限を持っていない場合は アクセスが許可されません [RealSecure Desktop] [Policy] [Modify] [Network Multi-Function Security] [Policy] [Modify] [X-Press Update Server] [Policy] [Modify] [Network IPS] [Policy] [Modify] [Event Archiver] [Policy] [Modify] [Proventia Server] [Policy] [Modify] グループポリシーの権限チェック 次の表は グループポリシーのアクションと 対応する権限チェックを示したものです 注記 : 次に示す Clear Child Overrides アクション以外のすべてのアクションを実行するには [Policy] [Modify] 権限が必要です Child Overrides アクションを実行するには Full Access To All Functionality の権限を持つユーザーである必要があります アクション Open policy 権限チェック選択されたグループ Go To Inherited Group ( 該当なし ) Override Inherit 選択されたグループ 選択されたグループ Clear Child Overrides (Full Access to All Functionality が必要 ) Promote 親グループおよび選択されたグループ Copy ( 該当なし ) Paste 対象のグループ 表 54: グループポリシーの権限 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

150 第 12 章 : ユーザー権限の設定 アクション Import Export 権限チェック選択されたグループ選択されたグループ 表 54: グループポリシーの権限 150

151 セクション B: SiteProtector ユーザーグループ 概要 このセクションでは SiteProtector ユーザーグループの設定と管理について説明します このセクションの内容 このセクションでは次のトピックについて説明します トピック ページ SiteProtector ユーザーグループとは 152 SiteProtector ユーザーグループの作成 153 SiteProtector ユーザーグループへのメンバー追加 154 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

152 第 12 章 : ユーザー権限の設定 SiteProtector ユーザーグループとは SiteProtector ユーザーグループは 同じ一連のグローバル権限およびグループレベル権限を持つ SiteProtector 内の一連のユーザーです SiteProtector ユーザーグループを使用すると 組織内のユーザーロールに基づいてユーザーグループ全体の権限を同時に制御することができるので便利です 個別のユーザーまたはユーザーグループを SiteProtector ユーザーグループに追加する場合 そのユーザーまたはユーザーグループは その SiteProtector ユーザーグループに割り当てられたすべての権限を自動的に受け取ります この方法では 一連の権限がユーザーまたはユーザーグループにすばやく割り当てられます ほとんどのユーザー権限については SiteProtector ユーザーグループを使用して管理することをお勧めします 重要 : SiteProtector ユーザーグループとローカルグループまたはドメイングループの相違点と類似点を よく理解しておくことが非常に重要です SiteProtector ユーザーグループは ローカルグループおよびドメイングループとはまったく別に管理されます 定義済みユーザーグループ SiteProtector には 次のような定義済みユーザーグループが備わっています 各グループには セキュリティ組織内のさまざまなロールに対して作成された特定の権限セットが割り当てられています Administrator Analyst Operator Network Manager Desktop Manager Server Manager Assessment Manager カスタムユーザーグループ 定義済みの SiteProtector ユーザーグループに必要な権限セットが備わっていない場合は 要件を満たす SiteProtector ユーザーグループを作成することができます 表 55 では カスタム SiteProtector ユーザーグループの設定タスクを説明します タスク 説明 1 SiteProtector ユーザーグループを作成する SiteProtector ユーザーグループの作成 (153 ページ ) を参照してください 2 SiteProtector ユーザーグループにメンバーを追加する SiteProtector ユーザーグループへのメンバー追加 (154 ページ ) を参照してください 3 SiteProtector ユーザーグループにグローバル権限を追加する グローバル権限の割り当てと削除 (161 ページ ) を参照してください 4 SiteProtector ユーザーグループにグループレベル権限を追加する 重要 : Group-View という権限を サイトグループレベルで SiteProtector ユーザーグループに割り当ててください そのようにしないと このグループ内のユーザーはサイトにログインできません グループレベル権限の設定 (217 ページ ) を参照してください 表 55: カスタム SiteProtector ユーザーグループ設定のタスク 152

153 SiteProtector ユーザーグループの作成 SiteProtector ユーザーグループの作成 このトピックでは SiteProtector ユーザーグループの作成方法について説明します 手順 SiteProtector ユーザーグループを作成するには : 1. 左ウィンドウ枠で サイトノードを選択します 2. [Tools] [Manage User Groups] の順に選択します [Manage User Groups] ウィンドウが表示されます 3. 左ウィンドウ枠で [Add] をクリックし 新しいユーザーグループの名前を入力します 4. [OK] をクリックします 左ウィンドウ枠に SiteProtector ユーザーグループが表示されます 右ウィンドウ枠は SiteProtector ユーザーグループにメンバーを追加するまでは空白です SiteProtector ユーザーグループへのメンバー追加 (154 ページ ) を参照してください SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

154 第 12 章 : ユーザー権限の設定 SiteProtector ユーザーグループへのメンバー追加 このトピックでは SiteProtector ユーザーグループへのメンバー追加について説明します 次の項目を SiteProtector ユーザーグループに追加することができます ローカルユーザー ローカルグループ ドメインユーザー ドメイングループ メンバー : 定義 メンバー という言葉は 個別のユーザーだけでなく ユーザーのグループも指します たとえば Server Administrators というドメイングループと そのドメイングループ内のメンバー全員は SiteProtector 内の メンバー と総称されます Windows 権限の管理 Windows での権限管理は SiteProtector での権限管理に大きな影響を与えます たとえば Windows グループにメンバーを追加するとき その Windows グループが SiteProtector ユーザーグループのメンバーでもある場合は そのメンバーは SiteProtector ユーザーグループにも自動的に追加されます 例 SiteProtector で Server Administrators というドメイングループを Administrators という SiteProtector ユーザーグループに追加します このアクションによって SiteProtector ユーザーグループ Administrators に割り当てられているすべての権限が Server Administrators というドメイングループに付与されます Windows コンピュータの管理で jsmith というメンバーを Server Administrators というドメイングループに追加します このアクションによって SiteProtector ユーザーグループ Administrators に割り当てられているすべての権限が jsmith に自動的に付与されます 始める前に SiteProtector ユーザーグループにメンバーを追加する前に 次のタスクを完了しておく必要があります メンバーが Windows 上に存在するかどうかを検証する Windows 上に既に存在しているメンバーしか SiteProtector に追加できません ローカルユーザーおよびローカルグループの場合は そのローカルユーザーまたはローカルグループに関する正確なアカウント情報 ( マシン名 ユーザー名など ) を Windows から入手する必要があります SiteProtector 内でローカルユーザーまたはローカルグループを検索することはできません ドメインユーザーとドメイングループの検索は可能です 手順 SiteProtector ユーザーグループにメンバーを追加するには : 1. 左ウィンドウ枠で サイトノードを選択します 2. [Tools] [Manage User Groups] の順に選択します [Manage User Groups] ウィンドウが表示されます 1. 左ウィンドウ枠で サイトノードを選択します 2. [Tools] [Manage User Groups] の順に選択します [Manage User Groups] ウィンドウが表示されます 3. 左ウィンドウ枠で メンバーの追加先となる SiteProtector ユーザーグループを選択します 4. [Members] セクションで [Add] をクリックします 154

155 SiteProtector ユーザーグループへのメンバー追加 5. 次の表を使用して 次の手順を決定します 追加する内容 SiteProtector ユーザーグループにローカルユーザーまたはグループを追加する SiteProtector ユーザーグループにドメインユーザーまたはグループを追加する 手順 次の構文を使用して正確なアカウントを入力し [OK] をクリックします マシン名 \ ユーザー名 マシン名 \ グループ名正確なアカウント情報がわからない場合は Windows コンピュータの管理を使用して検索してください 次の構文を使用して正確なアカウント名を入力し [OK] をクリックします ドメイン名 \ ユーザー名 ドメイン名 \ グループ名正確なアカウント名がわからない場合は Check Names を使用して検索してください [Select User and Groups] ウィンドウが表示されます 6. ユーザーグループに追加するメンバーをリストから選択し [OK] をクリックします [Members] セクションに SiteProtector ユーザーグループに追加したメンバーが表示されます SiteProtector ユーザーグループからのメンバー削除 ローカルユーザー ローカルグループ ドメインユーザー ドメイングループを SiteProtector ユーザーグループから削除することができます SiteProtector ユーザーグループからメンバーを削除するには : 1. 左ウィンドウ枠で サイトノードを選択します 2. [Tools] [Manage User Groups] の順に選択します [Manage User Groups] ウィンドウが表示されます 3. ユーザーグループリストで 削除対象メンバーを含むユーザーグループを選択します [Members] セクションに SiteProtector ユーザーグループの現在のメンバーが表示されます 4. [Members] セクションで 削除対象の個別メンバーを選択して [Remove] をクリックします ヒント : 複数のメンバーを同時に選択するには [CTRL] キーを押したままでメンバーを選択します 確認メッセージが表示されます 5. [ はい ] をクリックします 選択したメンバーが SiteProtector ユーザーグループから削除されます SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

156 第 12 章 : ユーザー権限の設定 156

157 概要 セクション C: グローバル権限 概要 グローバル権限 このセクションでは グローバル権限を定義し グローバル権限の付与と削除の手順を説明します このセクションの内容 このセクションでは次のトピックについて説明します トピック ページ グローバル権限とは 158 グローバル権限の割り当てと削除 161 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

158 第 12 章 : ユーザー権限の設定 グローバル権限とは グローバル権限はサイト全体の権限であり 次のものに割り当てることができます SiteProtector ユーザーグループ ローカルユーザー ローカルグループ ドメインユーザー ドメイングループグローバル権限を使用すると サイトのどこでも関連のアクションを実行することができます 権限のリスト SiteProtector には ユーザーに付与またはユーザーから削除可能な固定された一連のグローバル権限が備わっています システムでグローバル権限を追加作成することはできません 表 56 では SiteProtector に備わっているグローバル権限について説明します 権限 Active Directory Agent Manager Global Actions Clear/Restore Events Database Maintenance Setup Export Analysis Data Full Access to All Functionality Global Application List 説明 この権限は 次の作業をユーザーに許可します Active Directory から アセットやグループをインポートする エージェントのログイン情報を入手する この権限は サイトでの Agent Manager Global Actions ポリシーの表示を許可します また Agent Manager のプロパティをダウンロードする場合の前提条件であり Proventia Desktop ポリシーを編集する場合の前提条件でもあります この権限は アナリシスビューでのセキュリティイベントの消去と復元をユーザーに許可します サイトレベルのエージェントビューで 次のようなデータベースメンテナンスオプションを設定します 定期メンテナンスをスケジューリングする データベースパージオプションを設定する データベースバックアップオプションを設定する この権限は アナリシスビューでの次の作業をユーザーに許可します データを印刷する データをエクスポートする データベースエクスポートジョブをスケジューリングする この権限は SiteProtector のすべての機能をユーザーに許可します この権限は グローバルアプリケーションリストの作成をユーザーに許可します 表 56: グローバル権限 158

159 グローバル権限とは 権限 Import Policy/Response Launch Event Viewer Manage Global Permissions Manage Global Responses Manage Incidents and Exceptions Manage Licenses Manage Session Properties Manage Ungrouped Assets Manage User Groups Manage SecureSync 説明 この権限は ポリシーおよびレスポンスのインポートをユーザーに許可します 注記 : SiteProtector は 管理者ではないユーザーへのグローバル権限 Import Policy/Response の付与を許可しますが 付与しないことを強くお勧めします 管理者ではないユーザーに Import Policy/ Response グローバル権限を付与すると 制限された権限が迂回される場合があります サイトレベルのエージェントビューで Event Viewer を開きます この権限は ユーザーおよびグループに対するグローバル権限の追加と削除をユーザーに許可します この権限は グローバルレスポンスの管理をユーザーに許可します この権限は アナリシスビューでのインシデントと例外の作成および編集をユーザーに許可します サイトレベルで 次の作業を行います 製品ライセンスを追加および削除する ライセンス情報 ( 警告 概要情報など ) を表示する Proventia OneTrust ライセンスで使用可能な OneTrust トークンおよびライセンスの情報を表示する この権限は Network Internet Scanner を使用したスキャンを実行するためのセッションプロパティファイルの設定をユーザーに許可します この権限は 次の作業をユーザーに許可します サイト範囲内のグループ化されていないアセット エージェント アナリシスイベントを表示する サイト範囲を追加または削除する グループ化されていない項目に対して Auto-Group Hosts 機能を実行する この権限は 次の作業をユーザーに許可します SiteProtector ユーザーグループを作成する SiteProtector ユーザーグループを削除する SiteProtector ユーザーグループにメンバーを追加する SiteProtector ユーザーグループからメンバーを削除する サイトレベルで 次のような SecureSync 機能を使用します Site Management Transfer Wizard を使用する キーを配布する エージェントを管理する エージェントを解放する 表 56: グローバル権限 ( 続き ) SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

160 第 12 章 : ユーザー権限の設定 権限 Ticketing Setup 説明 サイトレベルで 次の作業を行います 次のようなチケッティングオプションを設定および変更する : メール通知設定 ( メールの送信時期 受信者のメールアドレスなど ) チケットステータスのカテゴリ チケット優先度のカテゴリ チケットのカスタムカテゴリ 表 56: グローバル権限 ( 続き ) 160

161 グローバル権限の割り当てと削除 グローバル権限の割り当てと削除 このトピックでは 次のものに対するグローバル権限の割り当てと削除について説明します SiteProtector ユーザーグループ ローカルユーザー ローカルグループ ドメインユーザー ドメイングループ 注記 : サイトレベルの Policy Editor を使用する製品の場合は 複数の権限を一度に割り当てることができません 権限を個別に割り当てることで 誤ったユーザーへ重要な権限を不用意に割り当てる可能性を減らすことができます 始める前に グローバル権限を割り当てる前に 次のタスクを完了しておく必要があります グローバル権限を管理する権限を持っていることを確認します Administrators という SiteProtector ユーザーグループのメンバーであれば この権限はデフォルトで備わっています メンバーではない場合は Manage Global Permissions というグローバル権限を管理者から入手する必要があります Windows メンバーにグローバル権限を割り当てる場合は そのメンバーが Windows 上に存在することを確認します SiteProtector ユーザーグループにグローバル権限を割り当てる場合は その SiteProtector ユーザーグループが SiteProtector 内に存在することを確認します Windows ローカルユーザーまたは Windows ローカルグループにグローバル権限を割り当てる場合は そのローカルユーザーまたはローカルグループに関する正確なアカウント情報 ( マシン名 ユーザー名など ) を Windows から入手する必要があります SiteProtector 内でローカルユーザーまたはローカルグループを検索することはできません ドメインユーザーとドメイングループの検索は可能です グローバル権限の割り当て グローバル権限を割り当てるには : 1. 左ウィンドウ枠でサイトノードを右クリックし ポップアップメニューから [Properties] を選択します サイトのプロパティタブが表示されます 2. [Permissions] アイコンをクリックします 3. グローバル権限の管理セクションで 割り当てるグローバル権限を右クリックし [Open Permission] を選択します [Manage Users and/or Groups] ウィンドウが表示されます 4. [Add] をクリックします [Search Users/Groups to Add] ウィンドウが表示されます SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

162 第 12 章 : ユーザー権限の設定 5. 次の表を使用して 次の手順を決定します 追加する内容 SiteProtector ユーザーグループにローカルユーザーまたはグループを追加する SiteProtector ユーザーグループにドメインユーザーまたはグループを追加する 手順 次の構文を使用して正確なアカウントを入力し [OK] をクリックします マシン名 \ ユーザー名 マシン名 \ グループ名正確なアカウント情報がわからない場合は Windows コンピュータの管理を使用して検索してください 次の構文を使用して正確なアカウント名を入力し [OK] をクリックします ドメイン名 \ ユーザー名 ドメイン名 \ グループ名正確なアカウント名がわからない場合は Check Names を使用して検索してください 6. [OK] をクリックします このメンバーにグローバル権限が与えられます このメンバーの名前が グローバル権限の横に表示されます グローバル権限を SiteProtector ユーザーグループ ローカルグループ またはドメイングループに割り当てた場合 これらのグループに追加されたメンバーはこのグローバル権限を自動的に受け取ります 1 人以上のメンバーがこの権限を持つ場合は メンバー名がセミコロン (;) で区切られます グローバル権限の削除ユーザーまたはグループからグローバル権限を削除するには : 1. 左ウィンドウ枠でサイトノードを右クリックし ポップアップメニューから [Properties] を選択します サイトのプロパティタブが表示されます 2. [Permissions] アイコンをクリックします 3. グローバル権限の管理セクションで ユーザーまたはグループから削除するグローバル権限を右クリックし [Open Permission] を選択します [Manage Users and/or Groups] ウィンドウが表示されます 4. 権限を削除するメンバーを選択し [Remove] をクリックします ヒント : 複数のメンバーを同時に選択するには [CTRL] キーを押したままでリスト内のメンバーを選択します 確認メッセージが表示されます 5. [ はい ] をクリックします [Manage Users and/or Groups] ウィンドウが表示されます 当該メンバーは権限リストに表示されなくなります 6. [OK] をクリックします このメンバーの名前は グローバル権限の横に表示されなくなります 162

163 第 13 章 Event Archiver の設定 概要 Event Archiver は Site Database がイベントデータを保管する必要がないように このデータを別のコンピュータにアーカイブします この章で説明する背景情報と手順を使用して Event Archiver のイベントアーカイブ方法の制御と 複数 Event Archiver の設定を行います イベントアーカイバルコンポーネント Event Archiver は 簡単にアクセスおよび表示できる定義済みディレクトリ内にイベントをアーカイブする スタンドアロンコンポーネントです Event Archiver は 追加設定しなくても インストール後からイベントの収集を開始します 注記 : Event Archiver は SiteProtector の価格プランに含まれていません 詳細については お使いの構成に該当する価格プランを参照してください 参照先 Event Archiver のインストールについては 次の情報を参照してください SiteProtector Installation Guide この章の内容 この章では次のトピックについて説明します トピック ページ 重要な要件と考慮事項 164 イベントルール 165 IP アドレスによってフィルタリングを行うルールの作成 166 イベントの種類によってフィルタリングを行うルールの作成 169 イベントルール順序の設定 170 アーカイブ済みイベントの表示 171 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

164 第 13 章 : Event Archiver の設定 重要な要件と考慮事項 このトピックでは Event Archiver の設定に関する要件と考慮すべき事項について説明します Event Archiver の設定前に これらの項目を確認してください 要件 Event Archiver をインストールし SiteProtector と通信するように設定する必要があります 詳細については SiteProtector Installation Guide を参照してください アーカイブするイベントの決定 デフォルトでは Event Archiver は Event Collector によって収集されたすべてのイベントを保管します イベントフィルタルールを使用して アーカイブするイベントをいくつかの基準に従ってフィルタリングすることができます 複数の Event Archiver イベントルールを使用して イベントのアーカイブ作業を複数の Event Archiver で分割することができます たとえば IDS イベントを Event Archiver へ転送するルールを作成し 脆弱性イベントを別の Event Archiver へ転送する別のルールを作成することができます パフォーマンスの考慮事項 Event Archiver はコンポーネント間のトラフィックを増加させるため ネットワークパフォーマンスに影響が及ぶ場合があります Event Archiver は 特に Event Archiver ポリシーが複数イベントをアーカイブするように設定されている場合に Event Collector のパフォーマンスに影響を与える可能性があります 複数イベントをアーカイブしないように Event Archiver ポリシーを設定することを検討してください イベントルール (165 ページ ) を参照してください Event Archiver のアップデート Event Archiver は X-Press Update Server を使用します このサーバーは xpu.iss.net ( ダウンロードセンター ) からアップデートを入手するために Application Server によってデフォルトでインストールされます これらのアップデート設定 (Event Archiver の通信先として設定されている X-Press Update Server など ) は 変更することができます X-Press Update Server の設定 (97 ページ ) を参照してください 164

165 イベントルール イベントルール イベントルールは アーカイブするイベントの種類を管理する場合や イベントアーカイブ作業を複数の Event Archiver で分割する場合に役立ちます このトピックの背景情報を使用して イベントルールへの理解を深めてください イベントルールとは Central Responses ポリシーでのフィルタリングと同様に イベントルールを使用することで アーカイブされたイベントをイベントの種類 ポート 発信元および宛先のアドレス ユーザー定義のパラメータに基づいてフィルタリングできます 最大 4 つの基準を使用してフィルタリングを行う 1 つのルールを設定することができます たとえば 表 57 に指定されている基準に基づいてイベントをアーカイブするイベントルールを作成することができます 基準 Event Type 値 http Source IP Destination IP Source Port 8080 Destination Port 8081 表 57: 複数基準を使用するイベントルールの例 ルールの順序 イベントルールは [Add Event Rules] ウィンドウに一覧表示されます デフォルトでは ルールが作成された順 ( 古いものから新しいものの順 ) に一覧になっています ルールをリスト内で上下に移動することで この順序を変更することができます イベントルールによるイベントフィルタリング方法 SiteProtector は 収集された各イベントを リストの最初にあるイベントルールから順に照合します 一致が見つかると このイベントは Event Archiver に転送され そこでディスクに書き込まれます SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

166 第 13 章 : Event Archiver の設定 IP アドレスによってフィルタリングを行うルールの作成 このトピックの手順を使用して 次のものでフィルタリングを行うイベントルールを作成します 発信元 IP アドレス 宛先 IP アドレス 発信元 IP アドレスによるイベントフィルタリング アーカイブされたイベントを発信元アドレスでフィルタリングするには : 1. エージェントビューで Event Archiver コンポーネントを右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] の順に選択します 右ウィンドウ枠に [Policy] タブが表示されます 2. [Event Filter Rules] ポリシーを右クリックし リストから次のいずれかを選択します Open Policy Override 注意 : [Override] オプションが有効である場合 設定中のポリシーはツリーの上位にあるポリシーから設定を継承します [Override] オプションを選択した場合は この継承済みポリシーの 設定継承を行わない新規インスタンスを作成することになります 右ウィンドウ枠に [Event Filter Rules] タブが表示されます 3. [Add] をクリックします [Add Event Filter Rules] ウィンドウが表示されます 4. [Enable] ボックスをオンにします 5. [Name] ボックスにルール名を入力し [Comment] ボックスにオプションで説明を入力します 注意 : ネットワークオブジェクトを使用してアドレスまたはアドレス範囲を定義する場合は [Network Objects] アイコンをクリックします 6. [Source] タブを選択します 7. すべての発信元アドレスからのイベントを含めるようにしますか そうする場合は [Any] をオンにして手順 10 に進みます ( これはデフォルトオプションです ) そうしない場合は [Use specific source address] をオンにして手順 8 に進みます 8. [Mode] リストから 次のいずれかのオプションを選択します 指定した発信元 IP アドレスからのイベントだけを含める場合は [From] 指定した発信元 IP アドレスからのイベントを除外する場合は [Not From] 9. 次のオプションのいずれかを選択します 指定内容 1 つの発信元 IP アドレス ネットワークマスクとしての発信元 IP アドレス範囲 発信元 IP アドレスの範囲 作業 [Single IP Address] をオンにし [Add] をクリックして ボックス内に IP アドレスを入力します [Network Address/#Network Bits (CIDR)] をオンにし ボックス内に IP アドレス その後に続けてビット数を入力します [IP Address Range] をオンにし ボックス内に範囲を入力します 166

167 IP アドレスによってフィルタリングを行うルールの作成 指定内容 アドレスリストの IP アドレス 作業 [Address List Entry] をオンにし [Address List Entry Name] リストからアドレスを選択します 10. 特定のポートを発信元とするイベントを含める場合は 次のいずれかを指定します 指定内容 作業 1 つのポート [Single Port] をオンにし [Port Number] ボックスにポートの値を入力します ポートの範囲 [Port Range] をオンにし ボックス内に範囲を入力します アドレスリストのポートまたはポート範囲 [Port List Entry] をオンにし [Port List Entry Name] リストからアドレスを選択します 11. [OK] をクリックします 宛先 IP アドレスによるイベントフィルタリング アーカイブされたイベントを宛先 IP アドレスでフィルタリングするには : 1. エージェントビューで Event Archiver を右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] の順に選択します 右ウィンドウ枠に [Policy] タブが表示されます 2. [Event Filter Rules] ポリシーを右クリックし リストから次のいずれかを選択します Open Policy Override 注意 : [Override] オプションが有効である場合 設定中のポリシーはツリーの上位にあるポリシーから設定を継承します [Override] を選択した場合は この継承済みポリシーの 設定継承を行わない新規インスタンスを作成することになります 右ウィンドウ枠に [Event Rules] タブが表示されます 3. [Add] をクリックします [Add Event] ウィンドウが表示されます 4. [Enable] ボックスをオンにします 5. [Name] ボックスにルール名を入力し [Comment] ボックスにオプションで説明を入力します 注意 : ネットワークオブジェクトを使用してアドレスまたはアドレス範囲を定義する場合は [Network Objects] アイコンをクリックします 6. [Destination] タブを選択します 7. すべての宛先アドレスからのイベントを含めるようにしますか そうする場合は [Any] をオンにして手順 10 に進みます ( これはデフォルトオプションです ) そうしない場合は [Use specific destination addresses] をオンにして手順 8 に進みます 8. [Mode] リストから 次のいずれかのオプションを選択します 指定した宛先 IP アドレスを宛先とするイベントを含める場合は [From to] 指定した宛先 IP アドレスからのイベントを除外する場合は [Not From] SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

168 第 13 章 : Event Archiver の設定 9. 次のうちいずれかのオプションを選択します 指定内容 作業 1 つの宛先 IP アドレス [Single IP Address] をオンにし [Add] をクリックして ボックス内に IP アドレスを入力します 宛先 IP アドレス範囲を指定するネットワークマスク 宛先 IP アドレスの範囲 アドレスリストの宛先 IP アドレス [Network Address/#Network Bits (CIDR)] をオンにし ボックス内に IP アドレス その後に続けてビット数を入力します [IP Address Range] をオンにし ボックス内に範囲を入力します [Address List Entry] をオンにし [Address List Entry Name] リストからアドレスを選択します 10. 特定のポートを宛先とするイベントを含める場合は 次のいずれかを指定します 指定内容 作業 1 つのポート [Single Port] をオンにし [Port Number] ボックスにポートの値を入力します ポートの範囲 [Port Range] をオンにし ボックス内に範囲を入力します アドレスリストのポートまたはポート範囲 [Port List Entry] をオンにし [Port List Entry Name] リストからアドレスを選択します 11. [OK] をクリックします 168

169 イベントの種類によってフィルタリングを行うルールの作成 イベントの種類によってフィルタリングを行うルールの作成 イベントフィルタは [Event Rules] ウィンドウに表示されるオプションです SecurityFusion Module のステータスまたはアプライアンスのステータスに基づいて アーカイブ済みイベントをフィルタリングできるようにします イベントフィルタは IP アドレスによってフィルタリングするルールよりも正確にフィルタリングを行います 手順イベントフィルタを追加するには : 1. エージェントビューで Event Archiver コンポーネントを右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] の順に選択します 右ウィンドウ枠に [Policy] タブが表示されます 2. [Event Filter Rules] ポリシーを右クリックし リストから次のいずれかを選択します Open Policy Override 注意 : [Override] オプションが有効である場合 設定中のポリシーはツリーの上位にあるポリシーから設定を継承します [Override] を選択した場合は この継承済みポリシーの 設定継承を行わない新規インスタンスを作成することになります [Event Rules] タブが表示されます 3. [ 追加のアイコンをクリックします [Add Event Rules] ウィンドウが表示されます 4. [Enabled] ボックスをオンにします 5. [Name] ボックスにルール名を入力し [Comment] ボックスにオプションで説明を入力します 6. [ Events] タブを選択し 追加のアイコンをクリックします [Add Event Filters] ウィンドウが表示されます 7. [Enabled] ボックスをオンにします 8. [Event] ボックスに イベントの名前を入力します ヒント : 同じカテゴリに属する一連のイベントをフィルタリングするには プレフィックスまたは名前の一部にワイルドカード (*) を加えて入力します ( 例 : http* ftp*) 9. 優先度 ( 高 中 低 ) によってイベントをフィルタリングする場合は [Priority] リストからオプションを選択します 10. SecurityFusion またはアプライアンスのステータスによってイベントをフィルタリングする場合は [ Status] リストで該当するチェックボックスをオンにします 注意 : デフォルトでは すべてのチェックボックスがオンになっています 11. [OK] をクリックします SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

170 第 13 章 : Event Archiver の設定 イベントルール順序の設定 サイト上のイベントルールの順序を変更することができます このトピックでは イベントルール順序設定の背景情報と手順について説明します イベントルール順序設定のガイドライン イベントルールのパフォーマンスを向上させるには 広範な基準でフィルタリングを行うルールがリストの最初に来るように順序変更することを検討してください たとえば IP アドレスのドメイン全体をフィルタリングするイベントルールを 1 つのアドレスをフィルタリングするルールよりも前に置きます イベントルールの順序 新しいルールを作成すると リスト内で選択したルールの上に表示されます ルールが選択されていないと 新しいルールはリストの一番下に表示されます ルールの順序は リスト内で変更できます 手順イベントルールの順序を設定するには : 1. エージェントビューで Event Archiver コンポーネントを右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] の順に選択します 右ウィンドウ枠に [Policy] タブが表示されます 2. [Event Filter Rules] ポリシーを右クリックし リストから次のいずれかを選択します Open Policy Override 注意 : [Override] オプションが有効である場合 設定中のポリシーはツリーの上位にあるポリシーから設定を継承します [Override] を選択した場合は この継承済みポリシーの 設定継承を行わない新規インスタンスを作成することになります 右ウィンドウ枠に [Event Rules] タブが表示されます 3. リスト内でイベントルールを選択し 上向きまたは下向きの矢印を使用してルールの順序を変更します [Add Event Rules] ウィンドウ内の [Order] ボックスは リスト内のルールの位置を反映して更新されます 170

171 アーカイブ済みイベントの表示 アーカイブ済みイベントの表示 このトピックで説明する背景情報と手順を使用して アーカイブ済みのイベントを表示し Event Archiver がイベントを正しく収集していることを確認します アーカイブ済みイベントの体系化 SiteProtector は Event Archiver コンピュータ上のテキストファイルにアーカイブ済みイベントを保管します デフォルトでは 60 分ごとに新しいファイルが作成されます ファイル名には イベントがアーカイブされた日時が含まれます これらのファイルは 次のディレクトリ構造に従って体系化されます 1. イベントを送信したセンサーの IP アドレス 2. イベントがアーカイブされた年 3. イベントがアーカイブされた月 4. イベントがアーカイブされた日 アーカイブ済みイベントへのアクセスに使用されたスクリプト アーカイブ済みイベントへ頻繁にアクセスする場合は サードパーティのスクリプティングツール (Perl など ) を使用してこれらファイルを検索可能なスクリプトを作成することを検討してください スクリプトは ファイルをすぐに検索し アーカイブ済みイベントをより効率よく管理するのに役立ちます 前提条件 アーカイブ済みイベントを表示するには Event Archiver コンピュータにアクセス可能である必要があります 手順アーカイブ済みイベントを表示するには : 1. Event Archiver がインストールされているコンピュータ上で 次の場所に移動します C:\Program Files\ISS\SiteProtector\EventArchiver\ 2. EventLogDir フォルダを開き 表示するイベントの送信元であるセンサーの IP アドレスを検索します 3. 個々のイベントファイルを参照し 探しているイベントの日時に対応するファイルを特定します 注意 : デフォルトパスの例は次のとおりです C:\Program Files\ISS\SiteProtector\EventArchiver\\ \2005\08\EventLog_2 005_8_3_ SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

172 第 13 章 : Event Archiver の設定 Event Archiver ディレクトリ構造の変更 Event Archiver ログファイルの場所を Event Archiver ディレクトリ構造を変更することでカスタマイズすることができます このトピックで このタスクの実行に関連する情報について説明します ディレクトリ構造の変更 Event Archiver ディレクトリ構造を変更するには : 1. Event Archiver サービスを停止します Event Archiver サービスの停止方法については このトピックの SiteProtector Event Archiver サービスの起動 / 停止 セクションを参照してください 2. メモ帳を使用して EventArchiver.policy ファイルを開きます EventArchiver.policy ファイルのデフォルト場所は 次のとおりです C:/Program Files/ISS/SiteProtector/Event Archiver/ 3. 使用可能なパラメータをすべて表示しますか 表示する場合は このトピックの 使用可能なパラメータの一覧表示 セクションにある手順 4 に進みます 表示しない場合は 手順 4 に進みます 4. EventArchiver.policy ファイルへのパラメータの追加 / 削除方法を参照しますか 参照する場合は このトピックの該当セクションにある手順 5 に進みます 参照しない場合は 手順 5 に進みます 5. ポリシーファイル内でパラメータを追加 / 削除して 必要なディレクトリ構造を作成します 6. 変更内容を保存し ポリシーファイルを閉じます 7. Event Archiver サービスを起動します Event Archiver サービスの起動方法については このトピックの SiteProtector Event Archiver サービスの起動 / 停止 セクションを参照してください SiteProtector Event Archiver サービスの起動 / 停止 SiteProtector Event Archiver サービスを起動 / 停止するには : 1. コントロールパネルで管理ツールを開き [ サービス ] をダブルクリックします [ サービス ] ウィンドウが表示されます 2. 右ウィンドウ枠の [ 名前 ] 列で [SiteProtector Event Archiver] を右クリックし ポップアップメニューの [ 開始 ] をクリックします SiteProtector Event Archiver サービスを停止する場合は ポップアップメニューの [ 停止 ] をクリックします 使用可能なパラメータの一覧表示 使用できるパラメータは SiteProtector と併用しているエージェントによって異なります 一部のパラメータ名 (SensorAddress AlertDateTime など ) はすべてのエージェントに共通ですが 多くのパラメータ名はすべてのエージェントに共通ではありません 使用可能なパラメータは EventLog ファイルで見ることができます 次に挙げるヒントは 使用できるパラメータを確認する場合に役立ちます ログファイル内では パラメータ名が R と = の間にあります たとえば AlertFormatVersion パラメータは ログファイル内で R AlertFormatVersion=85 と表示されます ( この場合 AlertFormatVersion の値は 85 です ) ワードラップ がオフになっている場合は 使用できるパラメータをメモ帳で表示した方が見やすくなります 172

173 Event Archiver ディレクトリ構造の変更 パラメータの追加 EventArchiver.policy ファイルにパラメータを追加するには : 1. ファイルの下の方にある次のセクションを検索します [\Event Archiver\DirectoryStructure]; 注意 : パラメータ構造は この行の後に表示されています 各パラメータ構造は 3 行で構成されています デフォルトでは Event Archiver には 2 つのパラメータ (SensorAddress と AlertDateTime) がリストアップされています 2. 3 行のパラメータ構造を切り取り リスト内の希望の場所へコピーしてから パラメータ番号を更新します 希望の場所 を決定する方法パラメータ番号は 各 3 行構造の 1 行目の最後尾に表示されます この番号は パラメータのディレクトリレベルを表します たとえば 番号が \3 である場合 このパラメータはその他 2 つのディレクトリに続いてディレクトリ構造内 3 番目となります このパラメータがディレクトリ構造の 6 番目に表示されるようにする場合は \3 を \6 に置き換えます 注意 : パラメータ番号は順番にふる必要があります つまり 番号をとばすことはできません たとえば それ以前のパラメータ構造でパラメータ番号として /1 や /2 を使用していない場合は /3 をパラメータ番号として使用しないでください 注意 : Event Archiver は ポリシーファイル内でのパラメータ順序ではなく パラメータ番号に基づいてディレクトリ構造を作成します しかし 混乱を避けるために パラメータ番号順にパラメータを並べておくことをお勧めします 3. 貼り付けたディレクトリ構造の 2 行目で 古いパラメータを希望のパラメータ名に変更します 使用できるパラメータの検索方法については このトピックの 使用可能なパラメータの一覧表示 を参照してください 例 : パラメータの追加 AlertFormatVersion パラメータをディレクトリ構造の 3 番目の位置に追加する場合は 次の作業を行います 次のパラメータ構造を EventArchiver.policy ファイルの 3 番目に来るようにカットアンドペーストします [\Event Archiver\DirectoryStructure\2]; Field =S AlertDateTime; ParameterLoc =S Required; 新しいパラメータをディレクトリの 3 番目に置くために 最初の行を [\Event Archiver\DirectoryStructure\2]; から [\Event Archiver\DirectoryStructure\3]; に変更する必要があります AlertDateTime パラメータの代わりに AlertFormatVersion パラメータを使用するために 2 番目の行を Field =S AlertDateTime; から Field =S AlertFormatVersion; に変更する必要があります パラメータの削除 EventArchiver.policy ファイルからパラメータを削除するには : 1. ファイルの下の方にある次のセクションを検索します [\Event Archiver\DirectoryStructure]; 注意 : パラメータ構造は この行の後に表示されています 各パラメータ構造は 3 行で構成されています デフォルトでは Event Archiver には 2 つのパラメータ (SensorAddress と AlertDateTime) がリストアップされています 2. 削除するパラメータを検索し 3 行の構造全体を削除します 注意 : 必要に応じて 残りの構造パラメータ番号を付けなおしてください パラメータ番号は 各 3 行パラメータ構造の 1 行目の最後尾に表示されます SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

174 第 13 章 : Event Archiver の設定 174

175 第 14 章 チケットの設定 概要 この章の内容 この章では SiteProtector でのチケット機能の設定と チケットの作業について説明します この章では次のトピックについて説明します トピック ペー ジ チケットとは 176 チケットの作業 177 通知設定の定義 179 チケット優先度の定義 181 カスタムカテゴリの定義 183 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

176 第 14 章 : チケットの設定 チケットとは SiteProtector のチケット機能を使用して 問題点のチケット / イシュー イベント エージェント およびアセットを SiteProtector ユーザーに割り当てることができます イベント エージェント またはアセットに関してイシューがある場合 システムはチケットを作成し これを割り当て先となるユーザーへ転送します ユーザーは そのイシューを調査して解決します ユーザーはその間 チケットのステータスを変更 ( 例 : New から Open In Progress Closed など ) することができます Remedy Action Request System Remedy Action Request System (Remedy) は 強力なサードパーティのチケットシステムです これは 重要なタスクの追跡や項目 ( チケット ) の記録を行う Web アクセス可能なワークフロー自動化オーガナイザです Remedy の詳細については を参照してください SiteProtector 2.0 Service Pack 6 の時点では Remedy を使用してチケットを追跡するように SiteProtector を設定可能となっています この統合により ユーザーは SiteProtector Console から Remedy チケットを作成することができます SiteProtector と Remedy は Remedy/Java Application Programming Interface (API) を使用してサーバーレベルで統合されています チケットが SiteProtector 内に保存されると その情報は Remedy にも保存されます したがって Remedy を使用してチケットの編集 メンテナンス 追跡を行うことができます Remedy を使用してチケットのメンテナンスを行う場合は SiteProtector で編集を行うことができません ただし SiteProtector 内で作成された各チケットのコピーは SiteProtector Database 内に保存されます 176

177 チケットの作業 チケットの作業 このトピックでは チケットの作成 表示 オープン および編集の方法と 次のものに関するレスポンスログ情報について説明します エージェント アセット イベント チケットの作成エージェント アセット またはイベントのチケットを作成するには : 1. 左ウィンドウ枠で エージェント アセット またはイベントを含むグループを選択します 2. ビューのリストから [Agent] [Asset] または[Analysis] を選択します 3. 右ウィンドウ枠でエージェントを右クリックし [New Ticket] を選択します [New Ticket] タブが表示されます 4. 次のオプションを選択します Priority ( 優先度 ) Responsibility ( 責任者 ) Category ( カテゴリ ) 注意 : 選択した優先度に基づいて [Due Date] が自動的に指定されます 必要であれば [Due Date] を変更することができます 5. [Synopsis] セクションに イシューの概要を入力します 6. [Actions] セクションに このイシューの解決に必要な手順を入力します 7. [Category] オプションでカスタムカテゴリを選択したでしょうか 選択した場合は 左ウィンドウ枠の [Custom Category] アイコンをクリックし ユーザー定義フィールドにテキストを入力して手順 9 に進みます 選択しない場合は 手順 9 に進みます 8. [Save All] をクリックします チケットが作成されてチケット ID 番号が付けられたことを示すメッセージが表示されます 9. メッセージの [OK] をクリックして [New Ticket] タブを閉じます チケットの表示エージェント アセット またはイベントのチケットを表示するには : 1. 左ウィンドウ枠で エージェントまたはアセットを含むグループを選択します 2. ビューのリストから [Agent] または [Asset] を選択します 3. 右ウィンドウ枠でエージェントを右クリックし [List Tickets] を選択します [Tickets For Selected Items] タブが表示され その項目に関するチケットが一覧表示されます チケットのオープンエージェントまたはアセットのチケットを開くには : 1. 左ウィンドウ枠で エージェントまたはアセットを含むグループを選択します 2. ビューのリストから [Agent] または [Asset] を選択します 3. 右ウィンドウ枠でエージェントを右クリックし [List Tickets] を選択します [Tickets For Selected Items] タブが表示され その項目に関するチケットが一覧表示されます 4. 右ウィンドウ枠でチケットを右クリックし [Open Ticket] を選択します SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

178 第 14 章 : チケットの設定 [Ticket ID] タブが表示され チケット情報が表示されます チケットの編集 SiteProtector 内で作成されたチケットしか編集できません Remedy 内で作成されたチケットについては Remedy 内で編集する必要があります エージェント アセット またはイベントのチケットを編集するには : 1. 左ウィンドウ枠で エージェントまたはアセットを含むグループを選択します 2. ビューのリストから [Agent] または [Asset] を選択します 3. 右ウィンドウ枠でエージェントを右クリックし [List Tickets] を選択します [Tickets for Selected Items] タブが表示され その項目に関するチケットが一覧表示されます 4. 右ウィンドウ枠でチケットを右クリックし [Open Ticket] を選択します [Ticket ID] タブが表示され チケット情報が表示されます 5. 必要に応じて 次の情報を編集します Priority ( 優先度 ) Responsibility ( 責任者 ) Due Date ( 期日 ) Category ( カテゴリ ) 6. [Synopsis] セクションで イシューの概要を編集します 7. [Actions] セクションで このイシューの解決に必要な手順を編集します 8. [Save All] をクリックします 9. メッセージの [OK] をクリックして [New Ticket] タブを閉じます チケットのレスポンスログの表示 [Log] タブには チケットの内容を受けてシステムが実行したすべての操作が表示されます たとえば システムがメールを送信し それがシステムを通じて別のユーザーへ転送された場合 こうしたすべての手順が表示されます [Log] タブには 保留中のシステムステータスも表示されます チケットのレスポンスログを表示するには : 1. 左ウィンドウ枠で エージェント アセット またはイベントを含むグループを選択します 2. ビューのリストから [Agent] または [Asset] を選択します 3. 右ウィンドウ枠でエージェントを右クリックし [List Tickets] を選択します [Tickets for Selected Items] タブが表示され その項目に関するチケットが一覧表示されます 4. 右ウィンドウ枠でチケットを右クリックし [Open Ticket] を選択します [Ticket ID] タブが表示され チケット情報が表示されます 5. 左ウィンドウ枠で [Response Logs] アイコンをクリックします 次のレスポンスログ情報が表示されます Time stamp ( タイムスタンプ ) Reason ( 理由 ) Action ( アクション ) Status ( ステータス ) Error ( エラー ) Error Count ( エラー回数 ) 178

179 通知設定の定義 通知設定の定義 SiteProtector は チケットのある部分に変化があった場合にメールでユーザーへ通知することができます たとえば チケットステータスが更新された場合に チケット作成者へ通知することができます この機能は チケットに関係しているユーザーへチケットの変更を通知する手段を備えています 通知設定 通知設定は 次の内容を制御します チケットを作成したユーザーへシステムが通知を行う時期 チケットを担当するユーザーへシステムが通知を行う時期 SiteProtector ユーザーのメールアドレス 手順通知設定を定義するには : 1. 左ウィンドウ枠で サイトノードを選択します 2. [Tools] メニューの [Ticketing Setup] を選択します [Ticketing Setup] ウィンドウが表示されます 3. [Notification] タブを選択します 4. [ Ticket Creator] セクションで 次のオプションをオンにします オプション On latent ticket On change to the ticket status On change to the ticket due date On change to the ticket priority 説明 チケットが期日を過ぎた場合に チケット作成者へ通知します チケットステータスが変化した場合に チケット作成者へ通知します チケットの期日が変更になった場合に チケット作成者へ通知します チケットの優先度が変更になった場合に チケット作成者へ通知します 5. [ Responsible Party] セクションで 次のオプションをオンにします オプション On latent ticket On change to the ticket status On change to the ticket due date On change to the ticket priority When a ticket is assigned 説明 チケットが期日を過ぎた場合に チケット担当者へ通知します チケットステータスが変化した場合に チケット担当者へ通知します チケットの期日が変更になった場合に チケット担当者へ通知します チケットの優先度が変更になった場合に チケット担当者へ通知します チケットが担当者であるユーザーに割り当てられた場合に チケット担当者へ通知します 6. ユーザーメールリストのセクションで SiteProtector ユーザーのメールアドレスを追加します SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

180 第 14 章 : チケットの設定 アドレスを手動で追加する場合は ユーザー名の横にある [ Address] テキストボックスをダブルクリックし メールアドレスを入力します メールアドレスを Active Directory から追加する場合は ユーザーを選択して [Populate] をクリックします チケット変更をユーザーへ通知する場合 SiteProtector はこれらのアドレスへメールを送信します 7. [Apply] をクリックし [Close] をクリックします 180

181 チケット優先度の定義 チケット優先度の定義 チケットの優先度は チケット解決のために割り当てられている時間ごとにチケットを分類するための手段です チケットの解決に割り当てられた時間が少ないほど 優先度は高くなります このトピックでは 次の内容について説明します SiteProtector で使用可能なデフォルトのチケット優先度 新しいチケット優先度の作成方法 チケット優先度の削除方法 チケット優先度の属性のアップデート方法 デフォルトのチケット優先度 SiteProtector には デフォルトのチケット優先度が 4 種類備わっています デフォルトのチケット優先度に関連付けられた時間割り当ては編集可能ですが デフォルトのチケット優先度を削除することはできません 表 58 では デフォルトのチケット優先度について説明します 優先度 Critical ( クリティカル ) High ( 高 ) Medium ( 中 ) Low ( 低 ) 説明チケットを 1 週間以内に解決する必要があります チケットを 1 ヶ月以内に解決する必要があります チケットを 2 ヶ月以内に解決する必要があります チケットを 6 ヶ月以内に解決する必要があります 表 58: デフォルトチケット優先度の説明 チケット優先度の追加チケット優先度を追加するには : 1. 左ウィンドウ枠で サイトノードを選択します 2. [Tools] メニューの [Ticketing Setup] を選択します [Ticketing Setup] ウィンドウが表示されます 3. [Priority] タブを選択し [Add] をクリックします [Add a new priority] ウィンドウが表示されます 4. 次のチケット属性を入力します 属性 Priority Maximum Latency ( 時間単位 ) Description 説明 優先度 ( 例 : High) チケット解決のためにこの優先度に指定された割り当て時間 ( 例 : 24 hours) テキストによる優先度の説明 ( 例 : ticket must be resolved within 24 hours) 5. [OK] をクリックし 次に [ 了解 ] をクリックします チケット優先度の削除チケット優先度を削除するには : 1. 左ウィンドウ枠で サイトノードを選択します 2. [Tools] メニューの [Ticketing Setup] を選択します SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

182 第 14 章 : チケットの設定 [Ticketing Setup] ウィンドウが表示されます 3. [Priority] タブを選択します 4. 削除する優先度を選択し [Delete] をクリックします 確認メッセージが表示されます 5. [OK] をクリックし 次に [ 了解 ] をクリックします チケット優先度の属性のアップデート チケット優先度の属性をアップデートするには : 1. 左ウィンドウ枠で サイトノードを選択します 2. [Tools] メニューの [Ticketing Setup] を選択します [Ticketing Setup] ウィンドウが表示されます 3. [Priority] タブを選択します 4. 編集する優先度を選択し [Modify] をクリックします [Update priority attributes] ウィンドウが表示されます 5. 次の属性を編集します 属性 Priority Maximum Latency ( 時間単位 ) Description 説明 優先度 ( 例 : High) チケット解決のためにこの優先度に指定された割り当て時間 ( 24 hours など ) テキストによる優先度の説明 ( ticket must be resolved within 24 hours など ) 6. [OK] をクリックし 次に [ 了解 ] をクリックします 182

183 カスタムカテゴリの定義 カスタムカテゴリの定義 このトピックでは カスタムカテゴリの作成 編集 削除の方法について説明します カスタムカテゴリの作成 カスタムカテゴリを作成するには : 1. 左ウィンドウ枠で サイトノードを選択します 2. [Tools] メニューの [Ticketing Setup] を選択します [Ticketing Setup] ウィンドウが表示されます 3. [Custom Category] タブを選択し [Add] をクリックします [Add a new Category] ウィンドウが表示されます 4. カテゴリ名と説明を入力します 5. [Custom Fields] セクションで [Add] ボタンをクリックします [Custom Category Field Attributes] ウィンドウが表示されます 6. フィールド名と説明を入力し フィールド内の文字が 25 文字を超える場合は [Large Field] オプションをオンにします 7. 必要に応じて手順 5 ~ 手順 6 を繰り返し 追加のカスタムフィールドを作成します 8. カスタムフィールドの順序を変更する場合は カスタムフィールドを選択し [Move up] ボタンをクリックしてフィールドを上に移動するか [Move down] をクリックしてフィールドを下に移動します 9. [OK] をクリックし 次に [ 了解 ] をクリックします カスタムカテゴリの編集 カスタムカテゴリを編集するには : 1. 左ウィンドウ枠で サイトノードを選択します 2. [Tools] メニューの [Ticketing Setup] を選択します [Ticketing Setup] ウィンドウが表示されます 3. [Custom Category] タブを選択します 4. [All Categories] セクションで カテゴリを選択して [Modify] をクリックします 5. [Update Category attributes] ウィンドウが表示されます 6. カテゴリ名 説明 カスタムフィールドを必要に応じて編集します 7. [OK] をクリックし 次に [ 了解 ] をクリックします カスタムカテゴリの削除 カスタムカテゴリを削除するには : 1. 左ウィンドウ枠で サイトノードを選択します 2. [Tools] メニューの [Ticketing Setup] を選択します [Ticketing Setup] ウィンドウが表示されます 3. [Custom Category] タブを選択します 4. [All Categories] セクションで カテゴリを選択して [Delete] をクリックします 確認メッセージが表示されます このカテゴリに作成されているチケットのカテゴリ情報が失われます 5. [OK] をクリックし 次に [ 了解 ] をクリックします SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

184 第 14 章 : チケットの設定 184

185 第 15 章 コンポーネントの作業 概要 この章では 次のタスクについて説明します SiteProtector コンポーネントの停止 起動 更新 SiteProtector コンポーネントのステータスの確認 SiteProtector コンポーネントのプロパティの表示と編集 SiteProtector コンポーネントのパスワードのリセット 必要な暗号化キーの SiteProtector コンポーネントへの手動配布注記 : この章で説明するタスクはいずれも SiteProtector の初期設定を必要としません これらのタスクは トラブルシューティングとメンテナンスを目的としています この章の内容 この章では次のトピックについて説明します トピック ページ コンポーネントの停止 起動 更新 186 コンポーネントパスワードのリセット 188 SiteProtector コンポーネントへのキーの配布 192 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

186 第 15 章 : コンポーネントの作業 コンポーネントの停止 起動 更新 このトピックでは 次のタスクの手順を説明します コンポーネントの停止 (issdaemon が停止 ) コンポーネントの起動 (issdaemon が停止 ) コンポーネントの更新注記 : コンポーネントは SiteProtector インターフェースでは エージェント と呼ばれます 始める前に SiteProtector コンポーネントを停止 起動 または更新する前にサイト内のすべてのコマンドジョブを確認し コンポーネントに関して進行中のコマンドジョブがないようにしてください コマンドジョブの実行中にコンポーネントを停止 起動 再起動 または更新すると コマンドジョブが中断されてキャンセルされます サイト内の全コマンドジョブの表示 サイト内のすべてのコマンドジョブを表示するには : 1. 左ウィンドウ枠でサイトノードを右クリックし ポップアップメニューから [Properties] を選択します サイトのプロパティタブが表示されます 2. [Command Jobs] アイコンをクリックします 右ウィンドウ枠に すべてのコンポーネントおよびエージェントに対するスケジューリング済みおよび実行中のコマンドジョブがすべて表示されます コンポーネントの停止コンポーネントを停止するには : 1. 左ウィンドウ枠で サイトノードを選択します 2. ビューのリストから [Agent] を選択します 3. 右ウィンドウ枠でコンポーネントを右クリックし ポップアップメニューから [Stop Agent] を選択します [Stop] コマンドジョブウィンドウが表示されます 4. [Command Details] セクションで アクション アセット エージェント名を確認します 5. [Schedule] アイコンをクリックします 6. エージェントをすぐに停止しますか すぐに停止する場合は [Run Once] をオンにします すぐには停止しない場合は エージェント停止のジョブをスケジューリングします 7. [OK] をクリックします コンポーネントの起動コンポーネントを起動するには : 1. 左ウィンドウ枠で サイトノードを選択します 2. ビューのリストから [Agent] を選択します 3. 右ウィンドウ枠でコンポーネントを右クリックし ポップアップメニューから [Start Agent] を選択します [Start] コマンドジョブウィンドウが表示されます 4. [Command Details] セクションで アクション アセット エージェント名を確認します 5. [Schedule] アイコンをクリックします 6. エージェントをすぐに起動しますか 186

187 コンポーネントの停止 起動 更新 すぐに起動する場合は [Run Once] をオンにします すぐには起動しない場合は エージェント起動のジョブをスケジューリングします 7. [OK] をクリックします コンポーネントの再起動コンポーネントを再起動するには : 1. 左ウィンドウ枠で サイトノードを選択します 2. ビューのリストから [Agent] を選択します 3. 右ウィンドウ枠でコンポーネントを右クリックし ポップアップメニューから [Restart Agent] を選択します [Restart] コマンドジョブウィンドウが表示されます 4. [Command Details] セクションで アクション アセット エージェント名を確認します 5. [Schedule] アイコンをクリックします 6. エージェントをすぐに再起動しますか すぐに再起動する場合は [Run Once] をオンにします すぐには再起動しない場合は エージェント再起動のジョブをスケジューリングします 7. [OK] をクリックします コンポーネントの更新コンポーネントを更新するには : 1. 左ウィンドウ枠で サイトノードを選択します 2. ビューのリストから [Agent] を選択します 3. 右ウィンドウ枠でコンポーネントを右クリックし ポップアップメニューから [Refresh Agent] を選択します [Refresh] コマンドジョブウィンドウが表示されます 4. [Command Details] セクションで アクション アセット エージェント名を確認します 5. [Schedule] アイコンをクリックします 6. エージェントをすぐに更新しますか すぐに更新する場合は [Run Once] をオンにします すぐには更新しない場合は エージェント更新のジョブをスケジューリングします 7. [OK] をクリックします SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

188 第 15 章 : コンポーネントの作業 コンポーネントパスワードのリセット SiteProtector は 各 SiteProtector コンポーネントに対するユーザーアカウントを保持します Site Database はこのアカウントを使用してコンポーネントを識別し コンポーネントはこのアカウントを使用して Site Database にログインします ユーザーアカウントには 次の内容が含まれます コンポーネントがインストールされているコンピュータの名前に基づいた コンポーネントのユーザー名 例 : ATL1000 という名前のコンピュータにインストールされている Event Collector のユーザー名は Event Collector_ATL1000 です コンポーネント用の暗号化されたシステム生成パスワードシステム生成パスワードには アクセスできません パスワードメンテナンスユーティリティを使用して コンポーネントパスワードをリセットすることはできます このトピックでは 次のコンポーネント用パスワードのリセットについて説明します Event Collector Agent Manager SecurityFusion Module Application Server パスワードをリセットする場合 状況によっては コンポーネントのパスワードをリセットする必要があります たとえば次のような場合です 既知のシステム生成パスワードを変更したい場合 セキュリティ管理上の目的でパスワードを変更する必要がある場合 SiteProtector をフェールオーバ用に準備する場合 コンポーネントパスワードメンテナンスユーティリティ 表 59 では SiteProtector コンポーネント用のパスワードメンテナンスユーティリティについて説明します ユーティリティ Event Collector Login Utility 説明 このユーティリティを使用して Event Collector のパスワードをリセットします Agent Manager Login Information Utility SecurityFusion Module Database Password Changing Utility このユーティリティを使用して Agent Manager のパスワードをリセットします このユーティリティを使用して SecurityFusion Module のパスワードをリセットします 表 59: SiteProtector コンポーネント用パスワードメンテナンスユーティリティ Event Collector パスワードのリセット Event Collector パスワードをリセットするには : 1. Event Collector コンピュータで issdaemon サービスを停止します 2. Event Collector ログインユーティリティを起動します このユーティリティは次のディレクトリにあります \Program Files\ISS\SiteProtector\Event Collector\ECLogin.exe 188

189 コンポーネントパスワードのリセット [SiteProtector Event Collector Login Utility] ウィンドウが表示されます [Login] テキストボックスに Event Collector のユーザー名が表示されます 3. [Password] ボックスに 新しいパスワードを入力します 4. [Confirm] ボックスに 新しいパスワードをもう一度入力します 5. [Save] をクリックします 6. プライマリ Site Database コンピュータで [ スタート ] [ プログラム ] [Microsoft SQL Server] [Enterprise Manager] の順に選択します [SQL Server Enterprise Manager] ウィンドウが表示されます 7. [Microsoft SQL Server] [SQL Server グループ ] [(local)(windows NT)] [ セキュリティ ] [ ログイン ] の順に選択します 8. 右ウィンドウ枠で Event Collector の名前を右クリックし [ プロパティ ] を選択します 9. [ パスワード ] ボックスに Event Collector の新しいパスワードを入力します 10. [ 全般 ] タブで [OK] をクリックします [ パスワードの確認 ] ウィンドウが表示されます 11. [ 新パスワードの確認 ] ボックスに Event Collector のパスワードをもう一度入力し [OK] をクリックします SQL Server Enterprise Manager によってパスワードがリセットされます 12. Event Collector 上で issdaemon サービスを再起動します Agent Manager パスワードのリセット Agent Manager パスワードをリセットするには : 1. Agent Manager コンピュータで issdaemon サービスを停止します 2. 次のディレクトリにある Agent Manager Login Information Utility を起動します \Program Files\ISS\SiteProtector\Agent Manager\AMLogin.exe Agent Manager は 以前は Desktop Controller と呼ばれていました 名称変更の前にユーティリティをインストール済みである場合は ユーティリティへのパスは次のようになります \Program Files\ISS\RealSecure SiteProtector\Desktop Controller\ 3. [Update database login] チェックボックスをオンにします 4. [Password] ボックスに 新しいパスワードを入力します 5. [Confirm] ボックスに 新しいパスワードをもう一度入力します 6. [ 保存 ] をクリックします 7. プライマリ Site Database コンピュータで [ スタート ] [ プログラム ] [Microsoft SQL Server] [Enterprise Manager] の順に選択します [SQL Server Enterprise Manager] ウィンドウが表示されます 8. [Microsoft SQL Server] [SQL Server グループ ] [(local)(windows NT)] [ セキュリティ ] [ ログイン ] の順に選択します 9. 右ウィンドウ枠で Agent Manager の名前を右クリックし [ プロパティ ] を選択します 10. [ パスワード ] ボックスに Agent Manager の新しいパスワードを入力します 11. [ 全般 ] タブで [OK] をクリックします [ パスワードの確認 ] ウィンドウが表示されます 12. [ 新パスワードの確認 ] ボックスにパスワードをもう一度入力し [OK] をクリックします SQL Server Enterprise Manager によってパスワードがリセットされます 13. Agent Manager コンピュータで issdaemon サービスを再起動します SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

190 第 15 章 : コンポーネントの作業 SecurityFusion Module パスワードのリセット SecurityFusion Module パスワードをリセットするには : 1. SecurityFusion Module コンピュータで issdaemon サービスを停止します 2. 次のディレクトリにある SecurityFusion Module Database Password Changing Utility を起動します \SiteProtector\SecurityFusionModule\ChangeFusionPassword.exe [SecurityFusion Module Database Password Changing Utility] ウィンドウが表示されます 3. [New Password] ボックスに SecurityFusion Module の新しいパスワードを入力します 4. [Re-enter new password] ボックスに 新しいパスワードをもう一度入力します 5. [OK] をクリックします 6. プライマリ Site Database コンピュータで [ スタート ] [ プログラム ] [Microsoft SQL Server] [Enterprise Manager] の順に選択します [SQL Server Enterprise Manager] ウィンドウが表示されます 7. [Microsoft SQL Server] [SQL Server グループ ] [(local)(windows NT)] [ セキュリティ ] [ ログイン ] の順に選択します 8. 右ウィンドウ枠で SecurityFusion Module の名前を右クリックし [ プロパティ ] を選択します 9. [ パスワード ] ボックスに SecurityFusion Module の新しいパスワードを入力します 10. [ 全般 ] タブで [OK] をクリックします [ パスワードの確認 ] ウィンドウが表示されます 11. [ 新パスワードの確認 ] ボックスに SecurityFusion Module のパスワードをもう一度入力し [OK] をクリックします SQL Server Enterprise Manager によってパスワードがリセットされます 12. SecurityFusion Module コンピュータで issdaemon サービスを再起動します Application Server パスワードのリセット Application Server パスワードをリセットするには : 1. タスクバーの [ スタート ] をクリックし [ 設定 ] [ コントロールパネル ] [ 管理ツール ] [ サービス ] の順に選択します [ コンポーネントサービス ] ウィンドウが表示されます 2. [SiteProtector Application Service] を右クリックし ポップアップメニューの [ 停止 ] をクリックします 3. [SiteProtector Sensor Controller Service] を右クリックし ポップアップメニューの [ 停止 ] をクリックします 4. タスクバーの [ スタート ] をクリックし [ プログラム ] [ アクセサリ ] [ コマンドプロンプト ] の順に選択します [ コマンドプロンプト ] ウィンドウが表示されます 5. Application Server がインストールされているディレクトリの下にある bin ディレクトリに移動します たとえば Application Server がデフォルト位置にインストールされている場合は 次のように入力して [ENTER] キーを押します cd "\Program Files\ISS\SiteProtector\Application Server\bin" 6. コマンドプロンプトで 次のコマンドを入力します ccengine.bat -encrypt < 新しいパスワード > 190

191 コンポーネントパスワードのリセット 7. タスクバーの [ スタート ] をクリックし [ 設定 ] [ コントロールパネル ] [ 管理ツール ] [ サービス ] の順に選択します [ コンポーネントサービス ] ウィンドウが表示されます 8. [SiteProtector Application Service] を右クリックし ポップアップメニューの [ 開始 ] をクリックします 9. [SiteProtector Sensor Controller Service] を右クリックし ポップアップメニューの [ 開始 ] をクリックします 10. Site Database 内で ssapp ユーザーのパスワードを変更する必要があります SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

192 第 15 章 : コンポーネントの作業 SiteProtector コンポーネントへのキーの配布 このトピックでは 次のコンポーネントへ必要な暗号化キーを手動で配布する方法について説明します Agent Manager Deployment Manager Event Collector SecurityFusion Module Third Party Module このトピックではまた コンポーネントへの Event Collector キーの適用方法についても説明します コンポーネント上の既存のキーを置き換える必要のある場合に この手順を使用することができます 背景 SiteProtector は その他 SiteProtector コンポーネントと安全に通信するためにパブリックキー暗号化を使用します コンポーネントがサイトと通信するには そのサイトに対するパブリックキーのコピーをコンポーネントが所有している必要があります 必要なキーは Deployment Manager を使用してコンポーネントをインストールするときに コンポーネントへ自動的に配布されます キーをコンポーネントへ手動で配布する場合 場合によっては 必要なキーをコンポーネントへ手動で配布する必要があります 必要な暗号化キーをコンポーネントへ手動で配布する必要のある場合の例は 次のとおりです コンポーネントを個別のインストールパッケージからインストールする場合 SiteProtector をインストールする前にコンポーネントをインストールする場合 なんらかの理由でコンポーネントコンピュータ上にキーが存在しない場合 Application Server キーについて コンポーネントコンピュータ上のキーの日付が Application Server 上のキーの日付と一致しない場合 Event Collector キーについて コンポーネントコンピュータ上のキーの日付が Event Collector 上のキーの日付と一致しない場合 必要なキー Application Server (Sensor Controller) キー \Program Files\ISS\SiteProtector\Application Server\Keys\CerticomNRA\sp_con_ コンピュータ名 _239.PubKey \Program Files\ISS\SiteProtector\Application Server\Keys\RSA\sp_con_ コンピュータ名 _1024.PubKey \Program Files\ISS\SiteProtector\Application Server\Keys\RSA\sp_con_ コンピュータ名 _1536.PubKey Event Collector キー \Program Files\ISS\SiteProtector\Event Collector\Keys\CerticomNRA\rs_eng_ コンピュータ名 _239.PubKey \Program Files\ISS\SiteProtector\Event Collector\Keys\RSA\rs_eng_ コンピュータ名 _1024.PubKey \Program Files\ISS\SiteProtector\Event Collector\Keys\RSA\rs_eng_ コンピュータ名 _1536.PubKey 192

193 SiteProtector コンポーネントへのキーの配布 配布方法 必要な暗号化キーを SiteProtector コンポーネントへ配布する方法は 次のとおりです コンポーネントがインストールされているコンピュータ上の正しいディレクトリに 必要なキーをコピーします コンポーネントがサイトへ次回に接続したときに必要なキーをサイトから自動的に受信するように crypt.policy ファイルを編集します Public Configuration Tool を使用します Public Key Configuration Tool の使用 (263 ページ ) を参照してください コンポーネントへのキーのコピー Application Server および Event Collector 上にある CerticomNRA キーと RSA キーを SiteProtector コンポーネントに配布するには : コピーするキー Application Server および Event Collector 上の次のキーサブディレクトリ : \Program Files\ ISS\SiteProtector\Application Server\Keys\CerticomNRA \Program Files\ ISS\SiteProtector\Application Server\Keys\RSA \Program Files\ ISS\SiteProtector\Event Collector\Keys\CerticomNRA \Program Files\ ISS\SiteProtector\Event Collector\Keys\RSA コピー先 Agent Manager: \Program Files\ISS\SiteProtector\ Agent Manager\Keys Deployment Manager: \Program Files\ISS\SiteProtector\ Deployment Manager\Keys Event Collector: Program Files\ISS\SiteProtector\ Event Collector\Keys SecurityFusion Module: \Program Files\ISS\SiteProtector\ SecurityFusionModule\Keys\ 注記 : SecurityFusion では CerticomNRA がサポートされていません SecurityFusion Module には RSA キーだけをコピーしてください Third Party Module (CheckPoint): \Program Files\ISS\issSensors\ ThirdPartyModule_CheckPoint_1\Keys\ Third Party Module (Cisco): \Program Files\ISS\issSensors\ ThirdPartyModule_Cisco_1\Keys\ crypt.policy ファイルの編集 コンポーネントの Allow First Connection 設定を手動でリセットし 必要な暗号化キーを SiteProtector がコンポーネントへ送信できるようにするには : 1. コンポーネント上の次のフォルダを検索し 削除します \Program Files\ISS\SiteProtector\Application Server\Keys\CerticomNRA \Program Files\ISS\SiteProtector\Application Server\Keys\RSA \Program Files\ISS\SiteProtector\Event Collector\Keys\CerticomNRA \Program Files\ISS\SiteProtector\Event Collector\Keys\RSA こうすることで コンポーネントコンピュータからすべての暗号化キーが削除されます 2. コマンドプロンプトで net stop issdaemon と入力します 3. 次のディレクトリにある crypt.policy ファイルを編集します SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

194 第 15 章 : コンポーネントの作業 \Program Files\ISS\issDaemon\crypt.policy 4. crypt.policy ファイル内で 次の文字列にある 0 を 1 に変更します 編集前の文字列 : allowfirstconnection<tab> =L<tab>0; 編集後の文字列 : allowfirstconnection<tab> =L<tab>1; 5. ファイルを保存します 6. コマンドプロンプトで net start issdaemon と入力します 7. SiteProtector Console から コンポーネントを起動します コンポーネントは SiteProtector への接続を試みます この変更によって コンポーネントはサイトに接続して必要な暗号化キーを受信できるようになります 8. 必要なキーがコンポーネントコンピュータに保存されていることを確認します 次に示すキーの場所を参照してください キーの場所 SiteProtector コンポーネントが暗号化キーを格納する具体的なディレクトリは コンポーネントによって異なります 表 60 では SiteProtector コンポーネントが暗号化キーを格納するディレクトリについて説明します コンポーネント 任意の SiteProtector コンポーネント Agent Manager Deployment Manager Event Collector SecurityFusion Module SiteProtector Third Party Module (Check Point) SiteProtector Third Party Module (Cisco) ディレクトリ例 \Program Files\ISS\SiteProtector\ÉRÉìÉ Å[ÉlÉìÉgñº\Keys \Program Files\ISS\SiteProtector\ Agent Manager\Keys \Program Files\ISS\SiteProtector\ Deployment Manager\Keys \Program Files\ISS\SiteProtector\ Event Collector\Keys \Program Files\ISS\SiteProtector\SecurityFusionModule \Keys \Program Files\ISS\issSensors\ ThirdPartyModule_CheckPoint_1\Keys \Program Files\ISS\issSensors\ ThirdPartyModule_Cisco_1\Keys 表 60: 暗号化キーが格納されるディレクトリ コンポーネントへのキーの適用 Event Collector キーをコンポーネントに適用するには : 1. 左ウィンドウ枠で [Site Node] を選択します 2. ビューのリストから [Agent] を選択します 3. 右ウィンドウ枠で Event Collector を停止し Event Collector のステータスが Stopped になるまで待ちます 4. 右ウィンドウ枠でコンポーネントを右クリックし ポップアップメニューから [Properties] を選択します 5. [Event Collector] ボックスを [None] に変更し [OK] をクリックします 6. Event Collector を起動し Event Collector のステータスが Active になるまで待ちます 7. コンポーネントを右クリックし ポップアップメニューから [Properties] を選択します 194

195 SiteProtector コンポーネントへのキーの配布 8. [Edit Agent Properties] をクリックします 9. [Event Collector] ボックスを [None] から適切な Event Collector に変更し [OK] をクリックします この手順によって コンポーネントステータスが Active に変わります ヒント : コンポーネントコンピュータ上のキーディレクトリを確認し キーが存在すること 正しい場所にあることを確認します SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

196 第 15 章 : コンポーネントの作業 196

197 パート II グループの設定

198

199 第 16 章 グループ設定ステージ 概要 SiteProtector 設定プロセスの 2 番目のステージは グループ設定ステージです このステージでは コンソールの左ウィンドウ枠に表示されるグループを作成し グループにアセットとエージェントを配置するためのシステムを実装します この章では グループ設定ステージの概要を説明します 注記 : SiteProtector は Agent Manager や Site Database などの SiteProtector コンポーネントを サイトノード内で自動的に体系化してグループ分けします これらのコンポーネントをこのグループの外に移動することはできないため これらのコンポーネントをグループ化し直す必要はありません このステージの手順は それ以外のアセットおよびエージェントのグループ化を目的としています この章の内容 この章では次のトピックについて説明します トピック ページ ステージの概要 200 このステージのチェックリスト 201 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

200 第 16 章 : グループ設定ステージ ステージの概要 このトピックでは グループ設定ステージの概要を説明します グループ構造 グループ作成のプロセスを開始する前に お使いの環境とセキュリティ要件に基づいてグループ体系化のプランを立てる必要があります SiteProtector は セキュリティ管理上のニーズに合わせたどのようなグループ構造でもサポートします このプランが グループ設定ステージの指針となります 注記 : Active Directory からアセットをインポートすると グループとサブグループも含めた Active Directory 構造がコンソール内に表示されます インポートされた Active Directory グループを編集または変更することはできません Active Directory 構造を保ったままでこのグループの編集や変更を行うには この Active Directory 構造をコンソール内で複製する必要があります グループのプロパティ グループ設定ステージの間に 作成するグループについて次のようなプロパティを設定します グループメンバーシップルール - エージェントによって識別されるネットワークアセットを SiteProtector が自動的にグループへ振り分ける場合に役立ちます SiteProtector および SiteProtector と統合されているその他 ISS 製品がセキュリティイベントとネットワーク上のアセットの識別を開始した場合 SiteProtector に入ってくる情報の量が膨大なものとなる可能性があります グループメンバーシップルールは Group Ungrouped Assets ジョブと連動し 情報がシステムに入ってきたときにこれを自動的に体系化します グループメンバーシップルールを前もって設定しておくことで アセットがシステムに入ってきたときにそれを手動でグループ分けするという面倒な作業を避けることができます グループレベルのユーザー権限 - グループ内のアセットおよびエージェントに対して SiteProtector ユーザーが実行できるタスクを制御します グループ管理のために必要とされるアセット エージェント タスクの数は 膨大なものとなる可能性があります こうした多様性のため 同一グループに対してさまざまなユーザーが異なるタスクの実行を求められる可能性があります SiteProtector を使用すると ユーザーのアクションを非常に細かく具体的なグループレベルで制御および制限することができます たとえば あるアセットグループに対するスキャン実行機能をあるユーザーに与え それと同じグループ内のエージェントに対するポリシー適用機能を別のユーザーに与えることができます グループの調整 コンソール内でグループを設定した後は セキュリティ要件の変化に対応するように グループおよびグループプロパティの追加 削除 編集を行うことができます 200

201 このステージのチェックリスト このステージのチェックリスト このトピックでは グループ設定のチェックリストを紹介します チェックリスト 表 61 は アセットとエージェントのグループの設定に必要とされるすべてのタスクを確実に実行するためのタスクチェックリストです タスク ネットワークアセットおよびエージェントの体系化に関するプランと構造を作成する グループとサブグループの体系化 (210 ページ ) を参照してください この構造に基づいてグループを作成し メンバーシップルールなどグループのプロパティを定義する グループの作成 (212 ページ ) を参照してください グループ内のアセットとエージェントに関するタスクを実行するための権限を ユーザーに設定する グループレベル権限の設定 (217 ページ ) を参照してください 表 61: グループ設定のチェックリスト SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

202 第 16 章 : グループ設定ステージ 202

203 第 17 章 グループの設定 概要 この章では グループの設定について説明します 要件 インストールの後 SiteProtector にはデフォルトグループだけが含まれています アセットやその他 ISS 製品用に 追加のグループをセットアップする必要があります SiteProtector は そうしたグループを作成しません この章の内容 この章では次のトピックについて説明します トピック ペー ジ グループとは 204 デフォルトグループ名 207 グループとサブグループの体系化 210 グループの作成 212 System Scanner グループの作成 215 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

204 第 17 章 : グループの設定 グループとは グループは ネットワークアセットおよび SiteProtector コンポーネント またはそうしたアセット上にあるエージェントの集合です たとえば IP 範囲が ~ である Atlanta Servers というグループを作成したとします このグループには 次のメンバーが含まれます その IP 範囲内の IP アドレスを持つアセット そのアセットにインストールされているエージェント サブグループとは 別のグループの下位に存在するグループです グループの重要性 グループの重要性は 次の点にあります SiteProtector およびその他 ISS 製品によって監視されるネットワークアセットに関する重要な情報の体系化と管理 それら情報へのアクセスを行う方法を提供する SiteProtector と連携するその他 ISS 製品の体系化と管理の方法を提供する グループ内エージェントへのポリシー適用や特定アセットグループに関するセキュリティイベントの表示など アセットおよびエージェントのグループに対する SiteProtector のタスクを実行する方法を提供する セキュリティ管理タスクを実行する場合にネットワークアセットおよびエージェントのさまざまなグループの間を移動するのに使用できる コンソール内ナビゲーションツールを提供する デフォルトグループ名 SiteProtector を初期インストールした後は いくつかのデフォルトグループが含まれています これらグループの一覧と各グループの説明については デフォルトグループ名 (207 ページ ) を参照してください アセットおよびエージェントのグループへの追加方法 表 62 では アセットとエージェントがどのようにグループに追加されるのかを説明します 状況説明 SiteProtector をインストールした場合 その他 ISS 製品 ( エージェント ) をインストールした場合 ISS 製品 ( エージェント ) をサイトに登録した場合 SiteProtector はサイトノードグループとサイトグループを自動的に作成し 次の項目をグループに追加します SiteProtector コンポーネントがインストールされているアセット SiteProtector コンポーネント 登録済み Deployment Manager を使用してその他 ISS 製品 (Network Sensor など ) をインストールすると SiteProtector は次の内容をサイトグループへ自動的に追加します エージェントのインストール先となったアセット エージェント エージェントの設定 (239 ページ ) を参照してください New Agent Wizard を使用して製品 ( エージェント ) をサイトに登録する場合 エージェントとアセットは このウィザードの実行場所であるグループへ自動的に追加されます エージェントの登録 (251 ページ ) を参照してください 表 62: アセットおよびエージェントのグループへの追加方法 204

205 グループとは 状況 エージェントがセキュリティイベントを検出した場合 アセットをサイトに追加する場合 説明 エージェントがセキュリティイベントを検出して SiteProtector へレポートした場合 そのイベントが発生したアセットはサイトへ自動的に追加されて [Ungrouped Assets] に置かれます メンテナンスの目的で Group Ungrouped Assets ジョブを実行またはスケジューリングし これらのアセットを [Ungrouped Assets] から別のグループに移動することができます グループ化されていないアセットのグループ化 (388 ページ ) を参照してください アセットをサイトに手動で追加することができます SiteProtector は アセットを指定のグループへ追加します アセットの追加 (373 ページ ) を参照してください 表 62: アセットおよびエージェントのグループへの追加方法 ( 続き ) グループの内容 SiteProtector Console では グループのコンテンツにさまざまなビューが備わっています 表 63 では そうしたビューと 各ビューで表示されるグループコンテンツについて説明します ビュー エージェントビュー アセットビュー アナリシスビュー ポリシービュー レポートビュー チケットビュー 内容 このグループ内のアセットに a インストールされているエージェントと SiteProtector コンポーネントが表示されます グループのメンバーであるアセット b ( コンピュータ サーバー その他デバイス ) が表示されます このグループ内のエージェントによって生成されたセキュリティイベントが表示されます イベントは このグループ内のアセットと関連しています このグループ内のエージェントに対して設定されているセキュリティポリシーとレスポンスが表示されます このグループ内の Desktop Protection Agent によって生成されたイベントを示すレポートなど このグループに関するレポートを生成するためのオプションが備わっています このグループ内のエージェント コンポーネント アセットに関するオープンチケットとクローズドチケットが表示されます また チケットのアクティビティと履歴 さらにこのグループに関するチケットの管理オプションも表示されます 表 63: グループコンテンツの表示 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

206 第 17 章 : グループの設定 ビュープロパティ 内容 次の内容が表示されます グループのメンバーであるエージェントの場合 そのエージェントに関する詳細やコマンドジョブなどのプロパティが表示されます グループのメンバーであるコンポーネントの場合 詳細やコマンドジョブなどのプロパティが表示されます グループ自体の場合 そのグループに関する権限セットやグループに対して設定されたメンバーシップルールなどのプロパティが表示されます サイトノードグループの場合 サイト全体に対するグローバルなサイト権限やコマンドジョブなどのプロパティが表示されます サイトグループと呼ばれるグループの場合 このグループのメンバーである サイトレベルポリシー エージェントに関するコマンドジョブやポリシーなどのプロパティが表示されます 注記 : プロパティビューを表示するには エージェント コンポーネント グループ またはサイトを選択する必要があります このビューは ビューのリストにありません 表 63: グループコンテンツの表示 a. SiteProtector コンポーネント (Site Database Event Collector Application Server Agent Manager など ) は サイトグループ内に保持されます これらのコンポーネントをこのグループから移動することはできませんが 別のグループへコピーすることはできます サイトグループはサイト内のトップレベルにあるグループであり ユーザー定義の名前が付いています SiteProtector コンポーネントをサイトグループ内で管理することをお勧めします b. 1 つのアセットは 複数のグループのメンバーとなることができます グループのプロパティ 表 64 では 設定と管理が可能なグループプロパティについて説明します プロパティ Details Membership Rules Permissions Command Jobs 説明 グループに関する詳細情報 ( グループ名 説明など ) を管理するために使用します Group Ungrouped Assets ジョブを実行してグループ化されていないアセットを自動的にグループ分けする場合に使用します SiteProtector がグループにアセットを追加可能となるには グループのメンバーシップルールで設定した基準をアセットが満たしている必要があります グループ内のアセットを表示 変更 制御するためのユーザー権限を管理するために使用します グループに対して実行するスキャンジョブなど SiteProtector のジョブに関する次のような情報を表示するために使用します このグループに対して実行するようにスケジューリングされている SiteProtector ジョブ このグループに対して実行済みである SiteProtector ジョブ このグループに対して現在実行中である SiteProtector ジョブの進行状況 表 64: グループのプロパティ 206

207 デフォルトグループ名 デフォルトグループ名 このトピックでは SiteProtector を初めてインストールした後に左ウィンドウ枠に表示されるデフォルトグループについて説明します デフォルトグループ名 表 65 では コンソールの左ウィンドウ枠に表示されるデフォルトグループについて説明します この表では 左ウィンドウ枠に表示される順に名前がリストアップされています 名前 My Sites サイトノード 説明 アクティブなサイトがすべて [My Sites] の下に含まれます たとえば 5 つのサイトにログインした場合 その 5 つのサイトが [My Sites] の下に表示されます My Sites という名前は SiteProtector をインストールしたときにデフォルトで作成され 変更や削除はできません 内容 [My Sites] には アクティブなサイトがすべて含まれます 許可されるタスク My Sites レベルでは コンソールレベルのタスクを実行することができます ( 例 : コンソールオプションを設定する ) ノード名 My Sites は ルートノードと呼ばれます アイコン ISS のアイコンが My Sites を表します サイトノードは サイトが置かれているコンピュータです サイトノードの名前は SiteProtector をインストールしたときにシステム生成され 変更や削除はできません コンソール内の複数のサイトにログインすることが可能です 複数のサイトにログインすると コンソールの左ウィンドウ枠に複数のサイトノードが表示されます 内容サイトノードには SiteProtector コンポーネントだけが含まれます これらのコンポーネントをこのサイトノードから削除することはできませんが 別のグループへコピーすることはできます 許可されるタスクサイトノードレベルでは サイトレベルのタスクを実行することができます ( 例 : 一部 ISS 製品に対するグローバル権限やポリシーを管理する ) ノード名サイトノードは サイトノードと呼ばれます アイコン建物のアイコンがサイトノードを表します 例 Atlanta Computer_01 Localhost 表 65: デフォルトグループの説明 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

208 第 17 章 : グループの設定 名前 サイトグループ グループ 説明 サイトグループは サイト内で最初に作成されるグループです インストール中に SiteProtector によって自動的に作成されます サイトグループの名前は SiteProtector をインストールするときにユーザー定義します サイトグループ名はサイトグループのプロパティで変更できますが サイトグループを削除することはできません 内容サイトグループには SiteProtector コンポーネントとその他ネットワークアセットが含まれます 許可されるタスクサイトグループレベルでは グループレベルのタスクを実行することができます ( 例 : グループ権限を設定してポリシーを適用する ) ノード名サイトグループは サイトグループノードと呼ばれます アイコンフォルダのアイコンがサイトグループを表します 例 Atlanta Site Site 01 Site East グループは アセットを保持するために SiteProtector 内で作成する任意のグループです グループを作成しなければ サイト内にグループは存在しません すべてのグループは サイトグループのサブグループです グループ名は グループを作成するときにユーザー定義します サイト内にグループをいくつでも作成できるだけでなく 要件に基づいて名前を付け 体系化することができます サブグループは 別のグループの下位に存在する点を除けばグループとまったく同じです 内容グループは SiteProtector によって監視される SiteProtector コンポーネントおよびネットワークアセットです ( 例 : サーバー ルーター その他ネットワークデバイスなど ) グループには SiteProtector コンポーネントは含まれません 許可されるタスクグループレベルでは グループレベルのタスクを実行することができます ( 例 : グループ権限を設定してポリシーを適用する ) ノード名グループは グループノードと呼ばれます アイコンフォルダのアイコンがグループを表します 例 DMZ Web Servers Event Collectors Desktop Agents 表 65: デフォルトグループの説明 ( 続き ) 208

209 デフォルトグループ名 名前 Ungrouped Assets サイト範囲 説明 Ungrouped Assets というグループは SiteProtector をインストールしたときにデフォルトで作成され 変更や削除はできません SiteProtector がネットワーク上のアセットを検出したとき アセットは通常 Group Ungrouped Assets ジョブの間に別のグループおよびサブグループに移動されます グループ化されないまま残ったアセットが [Ungrouped Assets] に保管されます 内容 [Ungrouped Assets] には IP アドレス順に一覧となったグループ化されないアセットを含むサイト範囲が含まれます 許可されるタスク Ungrouped Assets レベルでは 次のタスクを実行することができます Group Ungrouped Assets ジョブを実行することで グループ化されていないアセットをグループメンバーシップルールに基づいて別のグループおよびサブグループへ自動的に移動する サイト範囲を作成するノード名 Ungrouped Assets は Ungrouped Assets ノードと呼ばれます アイコン世界のアイコンが Ungrouped Assets を表します 注記 : グループ化されていないアセットを もっと意味のある名前を持つグループまたはサブグループへ セットアップ中にできるだけ早く移動することをお勧めします サイト範囲は [Ungrouped Assets] 内の独特なタイプのサブグループです 最初のサイト範囲は SiteProtector をインストールしたときにデフォルトで作成され 名前が付けられます 必要に応じて このサイト範囲を削除するか サイト範囲を追加作成することができます 内容サイト範囲には IP アドレス順に一覧となったグループ化されていないアセットが含まれます 例 表 65: デフォルトグループの説明 ( 続き ) SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

210 第 17 章 : グループの設定 グループとサブグループの体系化 グループやサブグループを作成する前に グループ体系化のプランを立てる必要があります このトピックでは グループの体系化について説明します 戦略 グループ体系化戦略のほとんどは アセットの目的 機能 組織におけるセキュリティの位置付けを反映するアセットカテゴリに基づいています 表 66 では このようなカテゴリの一部を取り上げ カテゴリに基づいたグループ名の例を挙げていきます カテゴリ a 部署地理業務目的アセットタイプエージェントタイプコマンドジョブ 例サイトノードサイトグループ Human Resources Accounting Customer Support Manufacturing サイトノードサイトグループ Atlanta Dallas Los Angeles サイトノードサイトグループ Development Web Sales サイトノードサイトグループ Servers Desktops Databases Routers サイトノードサイトグループ Network Sensors Network Internet Scanners Event Collectors Appliances サイトノードサイトグループ Monitor Scan 表 66: グループ体系化の戦略 210

211 グループとサブグループの体系化 カテゴリ a 組み合わせサブグループとの組み合わせ 例サイトノードサイトグループ Network Sensors Network Internet Scanners Event Collectors Appliances Scan Analyze Atlanta Servers Dallas Servers サイトノードサイトグループ Sensors Network Sensors Server Sensors Scanners System Scanners Network Internet Scanners Appliances Proventia G Network Multi-Function Security Atlanta Servers Routers Dallas Servers Routers 表 66: グループ体系化の戦略 ( 続き ) a. 1 つのアセットは 複数のグループのメンバーとなることができます たとえば 1 つのアセットが Scan グループと Web Servers グループのメンバーとなることができます SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

212 第 17 章 : グループの設定 グループの作成 アセットをグループに体系化するプランを作成したら グループを作成し グループのプロパティを定義して 体系化プランを反映するようにグループを構造化する必要があります たとえば ジオグラフィ別にアセットをグループ化することにした場合は 地理的な地域ごとにグループを作成する必要があります タスクの概要 表 67 では グループ作成のタスクについて説明します タスク 説明 1 グループを作成する 2 グループに Agent Manager を割り当てる 3 グループにメンバーシップルールを定義する 4 グループにグループレベルの権限を設定する 表 67: グループ作成のタスク グループの作成グループを作成するには : 1. 左ウィンドウ枠でグループを右クリックし ポップアップメニューから [New] [Group] の順に選択します 注意 : SiteProtector に初めてグループを追加する場合は トップレベルのグループを選択するところから始めてください 最初のグループを追加した後は そうしたグループのサブグループとして別のグループを追加することができます 選択されているグループの下に [New group] フォルダが表示されます 2. 反転表示されたボックスにグループ名を入力し [ENTER] キーを押します 左ウィンドウ枠に グループが表示されます Agent Manager の割り当て グループに Agent Manager を割り当てるには : 1. 左ウィンドウ枠でグループを右クリックし ポップアップメニューから [Properties] を選択します プロパティタブが表示されます 2. 左ウィンドウ枠で [Group Settings] を選択します 右ウィンドウ枠にグループ設定のウィンドウが表示されます 3. [Agent Manager List] タブを選択します 4. リストから Agent Manager を選択します 注意 : 割り当てたい Agent Manager がリストにない場合は [Add] をクリックして Agent Manager をリストに追加します 5. [OK] をクリックします 6. [Properties] を右クリックし ポップアップメニューから [Close] を選択します メンバーシップルール Group Ungrouped Assets ジョブを実行またはスケジューリングして グループ化されていないアセットをサイト内の別のグループに自動的に移動することができます このジョブは メンバーシップルールを使用してアセットの移動先を決定します Group Ungrouped Assets ジョブを実行またはスケジューリングする前に メンバーシップルールを設定する必要があります 212

213 グループの作成 メンバーシップルールを定義する場合は グループごとに 1 種類しか選択できません 表 68 では 利用可能な種類と 各種類で許可されている形式とその例について説明します 種類 IP Address 説明 アセットの IP アドレスに基づいてメンバーシップを制限する場合に この種類を使用します 形式 例 単一の IP アドレス IP アドレス範囲 ワイルドカードを使用した IP アドレス * DNS Name アセットの DNS 名に基づいてメンバーシップを制限する場合に この種類を使用します 単一の DNS 名 ワイルドカードを使用した DNS 名 HR_01.Atlantabranch.com AP_*.Atlantabranch.com NetBIOS Name アセットの NetBIOS 名に基づいてメンバーシップを制限する場合に この種類を使用します 次の文字のうちいずれかを含む単一の NetBIOS 名 0-9 A-Z a-z AT-US_9A0Z@ ダッシュ (-)!@#$%^&()._~{} ワイルドカードを含む NetBIOS 名 AT-* Operating System Name アセットのオペレーティングシステムに基づいてメンバーシップを制限する場合に この種類を使用します 任意の文字を含む任意のオペレーティングシステム名 ワイルドカードを含むオペレーティングシステム名 Windows 2000 Windows* 表 68: メンバーシップルールの種類 メンバーシップルールの定義 グループのメンバーシップルールを定義するには : 1. 左ウィンドウ枠でグループを右クリックし ポップアップメニューから [Properties] を選択します プロパティタブが表示されます 2. [Membership Rules] アイコンをクリックします 3. [Type] リストで このグループに対して使用するメンバーシップルールの種類を選択します IP Address DNS Name NetBIOS Name Operating System Name 注意 : グループごとに 1 種類しか使用できませんが 同じ種類を複数のルールに定義することは可能です たとえば [IP Address] を選択した場合 IP アドレスに基づいたメンバーシップルールを 10 個定義することができます IP アドレスに基づいたルールを 1 つ定義し さらにオペレーティングシステムに基づいたルールを 1 つ定義することはできません SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

214 第 17 章 : グループの設定 4. 1 列目のアスタリスクが付いている行にルールルールを入力し [ENTER] キーを押します ルールの詳細については ルールの種類 を参照するか コンソール内の [Type] ボックス下にある説明を参照してください 注意 : ルールの種類が IP アドレスの場合 無効なルールを入力すると アスタリスクが赤い X に変化します 続行するには そのメンバーシップルールを修正する必要があります 5. [Properties] を右クリックし ポップアップメニューから [Close] を選択します 214

215 System Scanner グループの作成 System Scanner グループの作成 System Scanner Databridge から最初のイベントを受信したとき SiteProtector は System Scanner グループを自動的に作成します このトピックでは このグループに関する次のタスクの実行方法について説明します グループを移動する グループ名を変更する デフォルトのサブグループ構造 SiteProtector は [Enterprise Groups] ウィンドウ枠の System Scanner グループに対して 自動的に次のサブグループ構造を作成します レベル説明 1 System Scanner 2 SystemScannerDNSName_SystemScannerDatabaseName 3 System Scanner Console に表示される System Scanner グループ名表 69: System Scanner のサブグループ グループの移動 System Scanner グループを移動するには : 1. 左ウィンドウ枠で デフォルトの System Scanner グループを削除します 2. System Scanner という名前のグループを作成します SiteProtector システムは 新しいイベントを受け取ったとき ( アセットをスキャンしたときなど ) に新しいグループ構造を作成します グループ名の変更 System Scanner グループの名前を変更するには : 1. 左ウィンドウ枠で 新しいグループを作成します 2. SQL Query Analyzer ( クエリアナライザ ) で次の SQL コマンドを実行します INSERT INTO VERSION (ATTRIBUTENAME, ATTRIBUTEVALUE) VALUES( SystemScannerGroupName, Custom_Group_Name 例 : System Scanner グループの名前を SystemScannerevents に変更するには 次のコマンドを実行します INSERT INTO VERSION (ATTRIBUTENAME, ATTRIBUTEVALUE) VALUES( SystemScannerGroupName, SystemScannerevents ) 3. SiteProtector システムは 新しいイベントを受け取ったとき ( アセットをスキャンしたときなど ) に新しいグループ構造を作成します SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

216 第 17 章 : グループの設定 216

217 第 18 章 グループレベル権限の設定 概要 このセクションでは グループレベル権限の設定について説明します 推奨 デフォルトの SiteProtector ユーザーグループには デフォルトのグループレベル権限があります これらのグループにユーザーを追加すると そのユーザーにはデフォルトのグループレベル権限が自動的に割り当てられます 次のような場合には グループレベル権限を設定する必要があります SiteProtector ユーザーグループに対して設定されたグループレベル権限が セキュリティ要件に合わない場合 カスタム SiteProtector ユーザーグループを作成し そのグループに対してグループレベル権限を設定する場合 アセットグループレベルでのユーザーアクションに対して細かく具体的な制御をかける場合 SiteProtector システムに対して非常に限られた限定的なアクセスしかユーザーに認めない場合 この章の内容 この章では次のトピックについて説明します トピック ページ グループレベル権限とは 218 権限プロパティウィンドウの作業 220 グループレベル権限の設定 222 権限継承の作業 225 Include Subgroups をオンにした状態での権限設定 228 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

218 第 18 章 : グループレベル権限の設定 グループレベル権限とは 定義 グループレベル権限は グローバル権限とは異なります グローバル権限は ライセンスの管理またはグローバルセキュリティレスポンスの管理など サイト全体に関する機能をユーザーに与えます グループレベル権限は サイト全体に関する機能を割り当てません グループレベル権限は 個別のグループまたは複数グループ内にあるアセットやエージェントに関してユーザーが実行可能なアクションに対する制御機能を提供します 定義 : グループ グループレベル権限での グループ とは アセットやエージェントを含む SiteProtector グループを指します たとえば Atlanta Servers グループのグループレベル権限 などと使用します 管理者ユーザーグループ などという場合のユーザーグループを指すのではありません グループレベル権限の所有者 個別のユーザー ユーザーのグループ SiteProtector ユーザーグループのメンバーなど すべての SiteProtector ユーザーがグループレベル権限を持ちます SiteProtector ユーザーグループに割り当てられる権限は グループ内ユーザーのロールによって異なります SiteProtector ユーザーグループのメンバーではない個別のユーザーまたはユーザーのグループにも グループレベル権限を割り当てることができます グループレベル権限の制御対象 グループレベル権限は SiteProtector 内でのユーザーアクションを非常に細かく具体的に制御します たとえば グループレベル権限は次のようなアクションを実行するユーザー資格を制御します サイトにログインする グループプロパティを変更する ( 名前 メンバーシップルールなど ) グループ内のアセットを追加 変更 削除する グループ内のエージェントを追加 変更 削除する グループ内のエージェントにアップデートやポリシーを適用する グループ内のアセットおよびエージェントのプロパティやログファイルを表示する グループ内のアセットおよびエージェントに関するレポートを印刷する グループ内のエージェントを起動 停止 再起動 更新する SiteProtector がエージェントおよびグループ関連のタスクを数多くサポートしているので 個別のグループレベル権限は多数あります 各権限は SiteProtector 内での細かい具体的なアクションを制御します グループレベル権限設定の時期 グループレベル権限は いつでも設定することができます たとえば グループ内にアセットまたはエージェントを置く前にグループレベル権限を設定することも グループ内にアセットやエージェントを置いてから設定することもできます グループに対して権限を設定する前に グループの設定とグループ内へのアセット / エージェント配置を行うことをお勧めします 表 70 では SiteProtector 設定プロセス中でグループレベル権限を設定する時期と その場合必要となるタスクについて説明します 目的 実際のグループを作成してそのグループにエージェントを置く前に グループレベル権限を設定する 手順 サイトグループと呼ばれるトップレベルグループでグループレベル権限を設定し すべてのサブグループで権限継承のオプションをオンにします 注記 : このアクションで サイト内のすべてのサブグループに対してトップレベルのグループ権限が複製されます サイト内のグループはすべてこのサイトグループのサブグループであるため このアクションによって サイト内のすべてのサブグループに対してトップレベルのグループ権限が実質的に複製されます 表 70: グループレベル権限設定の時期 218

219 グループレベル権限とは 目的 実際のグループを作成してそのグループにエージェントを置いた後に グループレベル権限を設定する 手順 グループレベル権限を設定する前に 次のセクションで説明されているタスクを完了します : グループの設定 (203 ページ ) エージェントの設定 (239 ページ ) 注記 : グループを作成してそのグループにエージェントを置いた後に グループレベル権限を設定することをお勧めします 表 70: グループレベル権限設定の時期 ( 続き ) グループレベル権限の管理者 グループオーナーが 特定グループのグループレベル権限を設定および管理します グループオーナーはグループ作成時に指定するか グループ作成後にグループプロパティで指定します グループオーナーは 次のタスクを実行できます グループレベル権限の付与と削除を行う グループオーナーを変更する デフォルトでは グループを作成したユーザーまたはユーザーグループがそのグループのオーナーです グループオーナーは 次のいずれかです 個別のローカルユーザー ローカルユーザーグループ 個別のドメインユーザー ドメインユーザーグループ SiteProtector ユーザーグループ 注記 : グループオーナーになることのできる実際のユーザー数に制限はありませんが グループオーナーとしては最大でも 1 人の個人ユーザーまたは 1 つのユーザーグループしか割り当てられません たとえば Atlanta Administrators という名前の SiteProtector ユーザーグループを作成し そのグループ内に 5 人の個別ユーザーを置いたとします 続いて Atlanta Administrators をグループのグループオーナーとして割り当てます 5 人の個別ユーザーはすべて グループオーナーとして認識されます グループレベル権限の管理場所 グループレベル権限の設定と管理は 権限のプロパティウィンドウにあるグループのプロパティで行います 参照 : 権限プロパティウィンドウの作業 (220 ページ ) を参照してください グループレベル権限を持つことのできるユーザー数 同一グループのグループレベル権限を持つことのできるユーザーの数に 制限はありません また 同一グループ内の異なるユーザーに異なる権限を設定することもできます たとえば 同一のグループに対して 3 人のユーザーが異なる権限を持つように グループレベル権限を設定することができます jsmith というユーザーが グループ内アセットを表示し グループ内アセットに関するレポートを実行する権限を持つ ataylor という別のユーザーは そのグループ内のアセットに対してスキャンを実行する権限を持つ pharris という別のユーザーは そのグループ内のアセットをアップデートする権限を持つ サブグループへの権限引き渡し方法 1 つのグループに対してグループレベル権限を設定した後は この権限をそのグループのサブグループすべてに渡すことができます この機能は 権限の継承と呼ばれます 詳細については 権限継承の作業 (225 ページ ) を参照してください を参照してください SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

220 第 18 章 : グループレベル権限の設定 権限プロパティウィンドウの作業 このトピックでは 権限のプロパティウィンドウに関する情報と 次のタスクの手順について説明します 権限プロパティウィンドウのカラーインジケータの理解 権限リスト内での権限の選択と選択解除 権限リスト内での権限の展開と折り畳み 権限プロパティウィンドウの説明 アセットおよびエージェントの各グループについて 権限プロパティウィンドウが備わっています このウィンドウでは そのグループに関するすべてのグループレベル権限を表示および管理することができます ウィンドウの領域 表 71 権限プロパティウィンドウの左ウィンドウ枠には グループ内に表示される可能性のある 領域 説明 左ウィンドウ枠 このグループに対する権限を持つすべてのユーザーおよびユーザーが一覧表示されます グループでユーザーの追加および削除を行うためのオプションがあります 右ウィンドウ枠 すべてのグループレベル権限が一覧表示されます このリストには グループにはないエージェントに対する権限も含め 割り当ての可能性がある権限がすべて表示されます 表 71: 権限プロパティウィンドウの領域 エージェント (Network Internet Scanner など ) と 各エージェントに対するグループレベル権限が すべてリストアップされています 権限プロパティシートでは そのグループに対して全種類のアクセス権を定義することができます また 異なるユーザー グループまたは SiteProtector グループに対して複数のアクセスプロファイルを設定することができます たとえば 1 つのグループに対して 2 つのアクセスプロファイルを設定することができます アセットグループに対する読み取り専用アクセス権と一部レポートに対するアクセス権を ユーザーグループに与えるもの グループをアップデートし グループ内のエージェントを実行する資格を ユーザーグループに与えるもの 特定タイプのアセットがグループにない場合 それに関連するグループレベル権限はそのグループに適用されません たとえば グループ内に Network Internet Scanner がない場合 Network Internet Scanner に関連するグループレベル権限はそのグループに適用されません 220

221 権限プロパティウィンドウの作業 カラーインジケータについて 表 72 では 権限プロパティウィンドウに表示されるカラーインジケータについて説明します インジケータの色説明 黒白白と黒グレー この色は 次のいずれかを示します 個別の権限の横に表示されている場合 その権限はユーザーまたはグループに割り当てられています トップレベル権限の横に表示されている場合は メインカテゴリ内にサブ権限があることを意味します したがって そのカテゴリ内にある個々の権限がすべて ユーザーまたはグループに割り当てられています この権限は 編集することができます この色は 次のいずれかを示します 個別の権限の横に表示されている場合 その権限はユーザーまたはグループに割り当てられていません トップレベル権限の横に表示されている場合は メインカテゴリ内にサブ権限があることを意味します したがって そのカテゴリ内にある個々の権限はいずれも ユーザーまたはグループに割り当てられていません この権限は 編集することができます この色の組み合わせは トップレベル権限の横にしか表示されません トップレベル権限には サブ権限が含まれます この色は そのカテゴリ内にある個別権限のすべてではなく そのうちのいくつかがユーザーまたはグループに割り当てられていることを示します この権限は 編集できません この色は このアセットグループに対して権限継承がオンになっていることを示します この権限は 編集できません 表 72: 権限プロパティウィンドウのカラーインジケータ 権限の選択と選択解除 権限のリストから権限を選択または選択解除するには 権限に対応する丸記号を選択します 丸記号の色は その権限が選択されているかどうかを示します 権限リストの展開 個別のレポートまたはエージェントの権限を展開するには 権限の横にある [+] ( プラス記号 ) をクリックします リストアップされているすべての権限を展開するには 任意の権限を右クリックし [Expand All] を選択します 権限リストの折り畳み 個別のレポートまたはエージェントの権限を折り畳むには 権限の横にある [-] ( マイナス記号 ) をクリックします リストアップされているすべての権限を折り畳むには 任意の権限を右クリックし [Collapse All] を選択します SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

222 第 18 章 : グループレベル権限の設定 グループレベル権限の設定 このトピックでは 次のものに対するグループレベル権限の設定方法について説明します SiteProtector ユーザーグループ ローカルユーザーおよびグループ ドメインユーザーおよびグループ重要 : グループレベル権限を付与するときに [Inherit from parent group] をオンにすると そのグループの親グループに設定されている権限がこのグループに渡されます グループオーナー グループオーナーまたは Administrator だけが グループレベル権限を設定できます 左ウィンドウ枠のグループレベル グループレベル権限は 左ウィンドウ枠の次のグループレベルで付与することができます サイトグループレベル グループレベル グループレベル権限は 左ウィンドウ枠の次のグループレベルでは付与できません サイトノードレベル Ungrouped Assets レベル Administrator というグループにグループ分けされた SiteProtector ユーザーだけが Ungrouped Assets グループで作業することができます サイト範囲レベル 要件 すべての SiteProtector ユーザーは サイトにログインするために サイトグループレベルで Group-View という権限を必ず持っている必要があります この要件は 次のすべてに適用されます ローカルユーザーおよびローカルグループ ドメインユーザーおよびドメイングループ SiteProtector ユーザーグループ 始める前に グループレベル権限を設定する前に グループを設定することをお勧めします グループの作成 (212 ページ ) を参照してください アセットとエージェントの設定前の権限設定 グループレベル権限を エージェントやアセットの設定前に設定することができます エージェントやアセットの設定前にグループレベル権限を設定することは 次のような場合にお勧めです グループのメンバーとなる予定のアセットおよびエージェントが正確に予期できる場合 サイトグループレベル ( サイト内のトップレベルのグループ ) で権限を設定し そのサイト内のすべてのグループおよびサブグループにその権限を継承させる場合 サイト内にエージェントまたはアセットがない場合 サイト内グループに対する権限の要件を見越すのは非常に困難です エージェントとアセットを初めて設定する場合は グループレベル権限を設定する前に 次のトピックを参照してタスクを完了してください エージェントの設定 (239 ページ ). アセットの追加 (373 ページ ). 222

223 グループレベル権限の設定 タスクの概要 表 73 では グループレベル権限の設定タスクについて説明します タスク 説明 1 アセットグループにユーザーまたはグループを追加する 2 そのユーザーまたはグループに対するグループレベル権限を付与 / 削除する 表 73: グループレベル権限の設定タスク アセットグループへのユーザーまたはグループの追加 アセットグループにユーザーまたはグループを追加するには : 1. 左ウィンドウ枠でサイトグループまたは別のグループを右クリックし [Properties] を選択します グループのプロパティタブが表示されます 2. [Permissions] アイコンをクリックします グループレベル権限管理のウィンドウが表示されます 3. [Users and/or Groups] 列で [Add] をクリックします [Search Users/Groups to Add] ウィンドウが表示されます 4. 次の表を使用して 次の手順を決定します 追加する内容 SiteProtector ユーザーグループにローカルユーザーまたはグループを追加する SiteProtector ユーザーグループにドメインユーザーまたはグループを追加する 手順 次の構文を使用して正確なアカウントを入力し [OK] をクリックします マシン名 \ ユーザー名 マシン名 \ グループ名正確なアカウント情報がわからない場合は Windows コンピュータの管理を使用して検索してください 次の構文を使用して正確なアカウント名を入力し [OK] をクリックします ドメイン名 \ ユーザー名 ドメイン名 \ グループ名正確なアカウント名がわからない場合は Check Names を使用して検索してください 5. [OK] をクリックします [Select Users and/or Groups] ウィンドウが表示されます 6. アセットグループに追加するメンバーを選択し [OK] をクリックします メンバーが [Users and/or Groups] 列に表示されます このメンバーに対し グループレベル権限を割り当てることができます 7. [Save] をクリックします グループレベル権限の付与 ユーザーまたはグループにグループレベル権限を付与するには : 1. 左ウィンドウ枠でサイトグループまたは別のグループを右クリックし [Properties] を選択します グループのプロパティタブが表示されます 2. [Permissions] アイコンをクリックします グループレベル権限管理のウィンドウが表示されます SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

224 第 18 章 : グループレベル権限の設定 3. [Users and/or Groups] 列で ユーザーまたはグループを選択します 4. [Manage Security] セクションで 付与する権限に対応する丸記号を選択します 黒丸は 権限が付与されたことを示します 5. [Save] をクリックします 6. グループプロパティのタブを右クリックし ポップアップメニューから [Close] を選択します グループレベル権限の削除 ユーザーまたはグループからグループレベル権限を削除するには : 1. 左ウィンドウ枠でサイトグループまたは別のグループを右クリックし [Properties] を選択します グループのプロパティタブが表示されます 2. [Permissions] アイコンをクリックします グループレベル権限管理のウィンドウが表示されます 3. [Users and/or Groups] 列で ユーザーまたはグループを選択します 4. [Manage Security] セクションで 付与する権限に対応する丸記号を選択解除します 白丸は 権限が削除されたことを示します 5. [Save] をクリックします 6. グループプロパティのタブを右クリックし ポップアップメニューから [Close] を選択します 224

225 権限継承の作業 権限継承の作業 このトピックでは 権限継承を定義し 権限継承がどのように機能するのかについて説明します また 次のタスクの手順を説明します 権限継承のオン 権限継承のオフ 権限が継承されたかどうかの確認 継承済み権限の編集 継承済み権限の削除 定義 権限の継承は アセットのサブグループが上の階層から権限設定を継承する場合に発生します たとえば アセットグループ Atlanta Servers に Accounting Servers というサブグループが含まれるとします Accounting Servers というサブグループが Atlanta Servers というグループから権限設定を検証する場合に 権限の継承が発生します 権限の継承は アセットのサブグループに対してすばやく権限を設定できるようにし すべてのサブグループに権限を設定するという面倒な繰り返し作業を避けることができる 強力な権限管理ツールです 例 1: Atlanta Servers というアセットグループに対して権限を設定するとします Atlanta Servers グループの下位には 40 個のサブグループがあります 権限の継承を使用すると Atlanta Servers グループから 40 個のサブグループすべてに対して権限設定を自動的に渡すことができます この方法は 40 個のサブグループすべてに対して権限を設定していくよりも時間がかかりません 例 2: jsmith という名前のユーザーに Atlanta Servers というグループ内のアセットに対するスキャン権限を与えるとします Atlanta Servers の下位に Accounting Servers というサブグループを作成し このサブグループで権限継承をオンにします jsmith というユーザーは Accounting Servers サブグループ内のアセットに対してスキャンを実行することができます この方法によって 1 つのアセットグループから別のアセットグループへ jsmith の権限を簡単に渡すことができます デフォルト設定 デフォルトでは すべてのグループとサブグループに対して権限継承オプションが有効になっています 親グループから権限設定を継承しないようにする場合は このオプションをオフにしてください グループの権限継承をオフにした場合は 親グループからサブグループへ権限設定をコピーするか または親グループから得た権限設定をクリアするかを選択することになります 権限継承のオフ 権限継承をオフにすると このオプションをオフにしたグループの下位にあるすべてのサブグループに影響します このオプションをオフにした場合は 親グループからサブグループへ権限設定をコピーするか またはサブグループで権限設定をクリアするかを選択することになります権限設定をサブグループにコピーすると その権限には黒丸が表示されます これは この権限を変更または削除可能であることを示します グループの権限継承をオフにするには : 1. 左ウィンドウ枠でグループを右クリックし [Properties] を選択します グループのプロパティタブが表示されます 2. [Permissions] アイコンをクリックします 権限プロパティのウィンドウが表示されます 3. [Advanced] をクリックします [Advanced] ウィンドウが表示されます 4. [Inherit from parent group] チェックボックスをオフにします SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

226 第 18 章 : グループレベル権限の設定 警告ウィンドウに 3 つのオプションが表示されます 権限継承をオフにするとき 継承される権限をグループにコピーする 権限継承をオフにするとき 継承された権限をグループから削除する アクションをキャンセルする 5. 次のいずれかを選択します [Copy] をクリックして 権限継承をオフにする前に 継承される権限をグループにコピーします [Remove] をクリックして 権限継承をオフにする前に グループの権限設定をすべてクリアします 6. [OK] をクリックします 継承される権限がコピーまたはクリアされ 権限継承がオフになります 7. [Save] をクリックします 8. グループプロパティのタブを右クリックし ポップアップメニューから [Close] を選択します 権限継承のオングループの権限継承をオンにするには : 1. 左ウィンドウ枠でグループを右クリックし [Properties] を選択します グループのプロパティタブが表示されます 2. [Permissions] アイコンをクリックします 権限プロパティのウィンドウが表示されます 3. [Advanced] をクリックします [Advanced] ウィンドウが表示されます 4. [Inherit from parent group] チェックボックスをオンにします 5. [OK] をクリックします 6. [Save] をクリックします 7. グループプロパティのタブを右クリックし ポップアップメニューから [Close] を選択します 権限継承の確認権限プロパティのウィンドウで権限継承を確認するには : 1. 左ウィンドウ枠でグループを右クリックし ポップアップメニューから [Properties] を選択します 2. [Permissions] アイコンをクリックします 権限プロパティのウィンドウが表示されます 丸記号がグレーの場合 権限は継承されています 別の色の場合 権限は継承されていません [Advanced Properties] タブで権限継承を確認するには : 1. 左ウィンドウ枠でグループを右クリックし ポップアップメニューから [Properties] を選択します 2. [Permissions] アイコンをクリックします 権限プロパティのウィンドウが表示されます 3. [Advanced] ボタンをクリックします [Advanced] ウィンドウが表示されます [Permissions] タブに 権限が継承されたかどうかが表示されます [Inherit from parent group] チェックボックスがオンになっている場合 権限は継承されています オンになっていない場合 権限は継承されていません 226

227 権限継承の作業 継承済み権限の編集と削除 継承済み権限を編集するには : 1. 左ウィンドウ枠で グループの親グループを検索します 2. そのアセットグループで グループレベル権限を必要に応じて編集します グループレベル権限の設定 (222 ページ ) を参照してください 継承済み権限を親レベルで削除するには : 1. 左ウィンドウ枠で グループの親グループを検索します 2. 親グループのレベルで権限を削除します 継承済み権限をグループレベルで削除するには : 1. 権限継承をオフにします 2. グループから権限を削除します 参照 : グループレベル権限の設定 (222 ページ ) を参照してください SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

228 第 18 章 : グループレベル権限の設定 Include Subgroups をオンにした状態での権限設定 このトピックでは [Include Subgroups] オプションをオンにした状態で行うグループレベル権限の設定について説明します Include Subgroups [Include Subgroups] オプションは 以前のバージョンの SiteProtector では [Recursion] と呼ばれていました このオプションがオンになっている場合は すべてのサブグループに含まれるすべてのアセットとエージェントが表示されます 例 [Include Subgroups] というオプションをオンにします コンソールの左ウィンドウ枠には Atlanta というグループがあります Atlanta の下位には 2 つのサブグループがあります Servers というグループ Routers というグループ Atlanta グループを選択し エージェントビューを選択します コンソールに 3 つのグループ内のエージェントがすべて表示されます このオプションをオンにした状態でグループレベル権限を設定する場合 実際にどこへ権限を設定しているのか判断が難しくなる可能性があります この例では Servers グループ内のアセットに Network Sensor がインストールされています [Include Subgroups] がオンになっているため コンソールにはこの Network Sensor が Atlanta グループの一部として表示されます ポリシーを適用するユーザー権限を Network Sensor に与えるとします Network Sensor は実際には Servers グループ内にありますが Atlanta グループに権限を割り当てます この権限は 当該エージェントがインストールされているグループへ SiteProtector によって適用されます この原則は すべてのグループレベル権限に当てはまります 228

229 パート III エージェントの設定

230

231 第 19 章 エージェント設定ステージ 概要 SiteProtector 設定プロセスの 3 番目のステージは エージェント設定ステージです このステージでは SiteProtector と連携させるその他 ISS 製品をインストールおよび設定します 設定が終わると これらの製品は SiteProtector 内のエージェントとなり コンソール内での管理や これらエージェントが生成したセキュリティイベントの表示が可能になります 注記 : 初期設定が済んだ後はいつでも お使いの環境へ ISS 製品を追加することができます このセクションで説明されているプロセスと手順を使用して 製品の実装を行います この章の内容 この章では次のトピックについて説明します トピック ページ ステージの概要 232 ISS からリリースされる最新のソフトウェアリリースおよびセキュリティアップデートで 製品を最新の状態に保つ必要があります 233 アプライアンス設定のチェックリスト 235 スキャナー設定のチェックリスト 237 Network Sensor と Server Sensor の設定チェックリスト 238 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

232 第 19 章 : エージェント設定ステージ ステージの概要 このトピックでは エージェント設定ステージの概要を説明します ライセンス ISS 製品を SiteProtector で使用するには そのために必要となるライセンスを確保しておく必要があります 製品を正しく連動させるには SiteProtector にライセンスを設定する必要があります インストールと設定 SiteProtector には その他 ISS 製品インストールの方法が 2 つあります Deployment Manager これを使用して アプライアンスと Desktop Protection Agent を除くすべての ISS 製品をインストールすることができます エージェントビルドと呼ばれる Agent Manager 機能 これを使用して Desktop Protection Agent をインストールすることができます 最初に SiteProtector をインストールし その後でこれらの方法を使用してその他製品をインストールすることを強くお勧めします これらの方法を使用することで 製品を SiteProtector に登録する 必要な暗号化キーを配布するなどの手動タスクを省くことができます 製品の登録 ISS 製品インストールの方法に関係なく SiteProtector Console で製品を管理できるようになるには 製品を SiteProtector に登録する必要があります SiteProtector より前にその他 ISS 製品をインストールすることを選択した場合 またはその他の方法を使用して製品をインストールすることを選択した場合は 製品を SiteProtector に手作業で登録する必要があります グループ化 SiteProtector では グループを使用して ISS 製品を体系化します グループは 製品を管理しやすい単位にまとめ 関連した製品群に対してタスクを実行するための方法です ISS 製品をインストールする前に SiteProtector をインストールして製品管理用のグループを設定しておくことを強くお勧めします そうしておけば SiteProtector は製品のインストール後に エージェントがインストールされている IP アドレスに基づいて設定済みのグループへ 各製品を自動的に振り分けることができます キーの配布 SiteProtector は 必要なキーが交換されていないと その他 ISS 製品と通信できません 最初に SiteProtector をインストールし その後で Deployment Manager とエージェントビルドを使用してその他製品をインストールすることを強くお勧めします これらのツールを使用することで 製品間の安全な通信に必要とされる暗号化キーが自動的に交換されます SiteProtector より前にその他製品をインストールすることを選択した場合 または別の方法を使用した場合は 必要な暗号化キーを手動で配布する必要があります ポリシーの設定 ISS 製品のポリシーの設定と管理は 複雑な作業です 本書では 製品へのポリシー適用方法に関する基本情報を説明します 各種 ISS 製品のポリシーに関する詳細については 次のマニュアルを参照してください 該当する製品の製品マニュアル ポリシーに関する SiteProtector のヘルプ アップデート ISS では 製品のパフォーマンスや製品のセキュリティコンテンツに影響するアップデートなど 製品のアップデートを定期的にリリースしています 最新の Service Pack とアップデートをすべて適用し 製品を最新の状態に保つことを強くお勧めします 232

233 ステージの概要 エージェント設定プロセス SiteProtector と連携するその他 ISS 製品の正確な設定プロセスは 製品ごとに異なります 表 74 では その他 ISS 製品設定の一般的なプロセスを説明します ステージ 説明 1 ライセンス : SiteProtector を使用して製品の管理とアップデートを行えるように SiteProtector 内で製品のライセンスを設定する必要があります 2 インストールと設定 : 製品をインストールおよび設定する必要があります Desktop Protection Agent の場合 SiteProtector で完全に設定を行い SiteProtector のエージェントビルド機能を使用して組織に配布することができます アプライアンスの場合 アプライアンスを別途インストールおよび設定してから SiteProtector に登録する必要があります その他製品の場合 Deployment Manager を使用して製品をインストールし 設定することができます 3 登録 グループ化 キーの配布 : 製品を SiteProtector に登録し 正しいアセットグループにグループ分けし 安全な通信のために SiteProtector の暗号化キーまたは証明書を製品に配布する必要があります Deployment Manager を使用してインストール可能な製品 (Network Internet Scanner や Network Sensor など ) の場合 グループを事前に設定してあり Deployment Manager を使ったインストールプロセスの間に必要な情報をしてあれば これらのタスクは自動的に実行されます Desktop Protection Agent の場合 SiteProtector 内で製品を設定しエージェントビルドを使用してインストールしてあれば これらのタスクは省略されます アプライアンスの場合 SiteProtector に接続してこれらのタスクを実行するには アプライアンス内でユーザー定義オプションを手動で設定する必要があります 4 ポリシーとレスポンス : セキュリティイベントの処理とそれに対するレスポンスの方法を制御するポリシーを 定義する必要があります Desktop Protection Agent Network Internet Scanner Network Sensor などのほとんどの製品の場合 製品に関するポリシーすべてを SiteProtector で設定し それを製品へ自動的に配布することができます アプライアンスの場合 製品のポリシーの一部だけが SiteProtector で設定可能であり その他ポリシーは製品内で設定します 5 アップデート : ISS からリリースされる最新のソフトウェアリリースおよびセキュリティアップデートで 製品を最新の状態に保つ必要があります アプライアンスの場合は アプライアンス自体でアップデートを行います その他製品の場合は SiteProtector を使用して製品をアップデートすることができます 表 74: その他 ISS 製品の設定プロセス SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

234 第 19 章 : エージェント設定ステージ Desktop Protection Agent 設定のチェックリスト このトピックでは Desktop Protection Agent を設定するために必要なすべてのタスクを実行するためのタスクチェックリストを紹介します Desktop Protection Agent のチェックリスト 表 75 では Desktop Protection Agent の設定に必要なタスクのチェックリストを紹介します タスク Desktop Protection Agent のライセンスを SiteProtector に追加する エージェントまたは Desktop ライセンスの追加と削除 (51 ページ ) を参照してください Desktop Protection Agent の Agent Manager アカウントを作成する Agent Manager アカウントの作成 (68 ページ ) を参照してください ポリシーサブスクリプショングループを伴う Desktop Protection Agent に ポリシーを割り当てる ポリシーサブスクリプショングループを使用したポリシー適用 (285 ページ ) を参照してください Desktop Protection のエージェントビルドを作成し エージェントビルドインストールパッケージを使用してネットワークコンピュータにエージェントをインストールする エージェントビルドを使用した Desktop Protection Agent のインストール (247 ページ ) を参照してください 表 75: Desktop Protection Agent 設定のチェックリスト 234

235 アプライアンス設定のチェックリスト アプライアンス設定のチェックリスト このトピックでは 次のアプライアンスを設定するために必要なすべてのタスクを実行するためのタスクチェックリストを紹介します Proventia G Network Multi-Function Security Network IPS Proventia G のチェックリスト 表 76 では Proventia G アプライアンスの設定に必要なタスクのチェックリストを紹介します タスク アプライアンスのライセンスを SiteProtector に追加する ライセンスの設定 (47 ページ ) を参照してください アプライアンスのグループを作成し グループ設定を定義する グループの作成 (212 ページ ) を参照してください アプライアンス用にカスタムポリシーを設定し アプライアンスグループに適用する サイトレベルのポリシーとレスポンスの設定 (277 ページ ) を参照してください アプライアンスをインストールおよび設定し アプライアンス上で SiteProtector 管理設定を設定する Proventia G Appliance User Guide を参照してください アプライアンスをアップデートする Proventia G Appliance User Guide を参照してください 表 76: Proventia G アプライアンス設定のチェックリスト Network Multi- Function Security のチェックリスト 表 77 では Network Multi-Function Security アプライアンスの設定に必要なタスクのチェックリストを紹介します タスク アプライアンスの Agent Manager アカウントを作成する Agent Manager アカウントの作成 (68 ページ ) を参照してください アプライアンスのグループを作成し グループ設定を定義する グループの作成 (212 ページ ) を参照してください アプライアンスのカスタムポリシーを設定する 注記 : Network Multi-Function Security アプライアンスに対するポリシーすべてを SiteProtector 内で設定することはできません 一部のポリシーは Proventia Manager で設定する必要があります Proventia Network Multi-Function Security Appliances User Guide を参照してください アプライアンスをインストールおよび設定し アプライアンス上で SiteProtector 管理設定を設定する Proventia Network Multi-Function Security Appliances User Guide を参照してください 表 77: Network Multi-Function Security アプライアンス設定のチェックリスト SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

236 第 19 章 : エージェント設定ステージ タスク アプライアンスをアップデートする Proventia Network Multi-Function Security Appliances User Guide を参照してください 表 77: Network Multi-Function Security アプライアンス設定のチェックリスト ( 続き ) Network IPS のチェックリスト 表 78 では Network IPS アプライアンスの設定に必要なタスクのチェックリストを紹介します タスク アプライアンスの Agent Manager アカウントを作成する Agent Manager アカウントの作成 (68 ページ ) を参照してください アプライアンスのグループを作成し グループ設定を定義する グループの作成 (212 ページ ) を参照してください アプライアンスのカスタムポリシーを設定する 注記 : Network Multi-Function Security アプライアンスに対するポリシーはすべて SiteProtector 内または Proventia Manager で設定します Proventia Network Intrusion Prevention System User Guide を参照してください アプライアンスをインストールおよび設定し アプライアンス上で SiteProtector 管理設定を設定する Proventia Network Intrusion Prevention System User Guide を参照してください アプライアンスをアップデートする Proventia Network Intrusion Prevention System User Guide を参照してください 表 78: Network IPS アプライアンス設定のチェックリスト 236

237 スキャナー設定のチェックリスト スキャナー設定のチェックリスト このトピックでは 次のスキャナーを設定するために必要なすべてのタスクを実行するためのタスクチェックリストを紹介します Network Internet Scanner System Scanner Databridge ( このデータブリッジは System Scanner によって生成されたセキュリティイベントを SiteProtector 内で表示するために必要です System Scanner は SiteProtector 内で管理できません System Scanner が生成したイベントを見ることができるだけです ) Network Internet Scanner 表 79 では Network Internet Scanner の設定に必要なタスクのチェックリストを紹介します タスク スキャナーのライセンスを SiteProtector に追加する ライセンスの設定 (47 ページ ) を参照してください スキャナーのグループを作成し グループ設定を定義する グループの作成 (212 ページ ) を参照してください Deployment Manager を使用してスキャナーをインストールする 詳細については 次を参照してください Deployment Manager を使用したエージェントのインストール (243 ページ ) Network Internet Scanner Installation Guide スキャナーをアップデートする エージェントのアップデート (265 ページ ) を参照してください 表 79: Network Internet Scanner 設定のチェックリスト System Scanner Databridge 表 80 では System Scanner Databridge の設定に必要なタスクのチェックリストを紹介します タスク System Scanner Console と System Scanner Agent を含めた System Scanner をインストールする System Scanner Installation Guide を参照してください System Scanner のライセンスを SiteProtector に追加する ライセンスの設定 (47 ページ ) を参照してください データブリッジのグループを作成し グループ設定を定義する System Scanner グループの作成 (215 ページ ) を参照してください Deployment Manager を使用してデータブリッジをインストールする Deployment Manager を使用したエージェントのインストール (243 ページ ) を参照してください データブリッジをアップデートする エージェントのアップデート (267 ページ ) を参照してください 表 80: System Scanner Databridge 設定のチェックリスト SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

238 第 19 章 : エージェント設定ステージ Network Sensor と Server Sensor の設定チェックリスト このトピックでは 次のセンサーを設定するために必要なすべてのタスクを実行するためのタスクチェックリストを紹介します Network Sensor Server Sensor Network Sensor 表 81 では Network Sensor 6.5 および 7.0 の設定に必要なタスクのチェックリストを紹介します タスク センサーのライセンスを SiteProtector に追加する ライセンスの設定 (47 ページ ) を参照してください センサーのグループを作成する グループの作成 (212 ページ ) を参照してください Deployment Manager を使用してセンサーをインストールする Deployment Manager を使用したエージェントのインストール (243 ページ ) を参照してください センサーのカスタムポリシーを設定し センサーに適用する サイトレベルのポリシーとレスポンスの設定 (277 ページ ) を参照してください センサーをアップデートする エージェントのアップデート (265 ページ ) を参照してください 表 81: Network Sensor 設定のチェックリスト Server Sensor 表 82 では Server Sensor 6.5 および 7.0 の設定に必要なタスクのチェックリストを紹介します タスク センサーのライセンスを SiteProtector に追加する ライセンスの設定 (47 ページ ) を参照してください センサーのグループを作成する グループの作成 (212 ページ ) を参照してください Deployment Manager を使用してセンサーをインストールする Deployment Manager を使用したエージェントのインストール (243 ページ ) を参照してください センサーのカスタムポリシーを設定し センサーに適用する サイトレベルのポリシーとレスポンスの設定 (277 ページ ) を参照してください センサーをアップデートする エージェントのアップデート (265 ページ ) を参照してください 表 82: Server Sensor 設定のチェックリスト 238

239 第 20 章 エージェントの設定 概要 この章では SiteProtector と連携する次のようなその他 ISS 製品 ( エージェント ) の設定手順について説明します Desktop Protection Agent アプライアンス Network Sensor Server Sensor スキャナー データブリッジ 始める前に エージェントを設定する前に 次のタスクを完了しておく必要があります SiteProtector を設定してアップデートする SiteProtector の設定とアップデート (25 ページ ) を参照してください アセットとエージェントのグループを設定する グループの設定 (197 ページ ) を参照してください 要件 SiteProtector は その他 ISS 製品と連動するようには事前設定されていません ISS 製品を SiteProtector で管理する場合は この章の手順に従って製品を設定する必要があります 参照先 この章で取り上げる製品の詳しいマニュアルについては ISS の製品マニュアル Web サイト ( または support/documentation/) を参照してください この章の内容 この章では次のセクションについて説明します セクション ページ セクション A: エージェントのインストール 241 セクション B: エージェントの登録 251 セクション C: エージェントへのキーと証明書の配布 259 セクション D: エージェントのアップデート 265 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

240 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

241 セクション A: エージェントのインストール 概要 このセクションでは 次のタスクについて説明します Deployment Manager を使用したその他 ISS 製品のインストール 製品は SiteProtector へ自動的に登録され 必要な暗号化キーが製品へ自動的に配布されます 個別インストールによるその他 ISS 製品のインストール エージェントビルドを使用した Desktop Protection Agent のインストール このセクションの内容 このセクションでは次のトピックについて説明します トピック ペー ジ インストール方法 242 Deployment Manager を使用したエージェントのインストール 243 Deployment Manager へのインストールパッケージの追加 245 個別のインストールパッケージを使用したエージェントのインストール 246 エージェントビルドを使用した Desktop Protection Agent のインストール 247 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

242 第 20 章 : エージェントの設定 インストール方法 このトピックでは ISS 製品のさまざまなインストール方法について説明します 方法 ISS 製品インストールの方法は いくつかあります Deployment Manager を使用する エージェントビルドを使用する (Desktop Protection Agent の場合のみ ) 個別のインストールプログラムを使用する Deployment Manager SiteProtector をインストールおよび設定した後に Deployment Manager を使用してすべての ISS 製品をインストールすることを強くお勧めします こうすることで 次の設定タスクが自動的に行われます 製品インストールの途中でサイト名を指定するときに 製品が SiteProtector に登録され SiteProtector を設定するときに定義したグループメンバーシップルールに基づいて正しいグループへ製品がグループ分けされます 注意 : SiteProtector をインストールして設定する前に Deployment Manager を使用して製品をインストールすると サイトへの製品の登録や 必要な暗号化キーの製品への配布が自動的に行われません 製品のインストール先コンピュータ上に Application Server が Key Administrator として追加され 製品と SiteProtector との間で安全な通信を行うための暗号化キーが製品に配布されます エージェントに Event Collector が割り当てられます ( 該当する場合 ) エージェントに Agent Manager が割り当てられます ( 該当する場合 ) 製品と SiteProtector との間で安全な通信を行うために必要な証明書の配布オプションが設定されます 重要 : アプライアンスに必要なソフトウェアを Deployment Manager を使用してインストールすることはできません アプライアンスのインストールと設定については アプライアンスのインストールガイドを参照してください エージェントビルド エージェントビルドは Desktop Protection Agent のインストールでしか使用できません 個別のインストールパッケージ 個別のインストールパッケージを使用した製品のインストールは お勧めしません 個別のインストールパッケージを使用して製品をインストールした場合は 製品を手動で SiteProtector に登録し 必要な暗号化キーを手動で製品に配布する必要があります 242

243 Deployment Manager を使用したエージェントのインストール Deployment Manager を使用したエージェントのインストール このトピックでは Deployment Manager を使用したその他 ISS 製品のインストール方法について説明します 実行するタスク ISS 製品のインストール以外にも Deployment Manager は次のタスクを実行することができます 製品をサイトに登録する この機能を使用するには インストールの間にサイトグループを指定する必要があります 製品がインストールされた後 製品は指定のサイトグループ内に表示されます サイトへ初めて接続したとき必要な暗号化キーをサイトから受け取るように 製品を設定する この機能を使用するには インストールの間に自動インポートオプションをオンにする必要があります 始める前に Deployment Manager を使用して製品をインストールする前に 表 83 で説明するタスクを完了しておく必要があります タスク 説明 1 SiteProtector をインストールし 設定する ( インストールする製品に関するグループの設定など ) 参照 : SiteProtector の設定とアップデート (25 ページ ) を参照してください 2 エージェントの登録先となるサイトから サイトグループ名を入手する サイトグループ名は SiteProtector をインストールするときにユーザー定義します 参照 : デフォルトグループ名 (207 ページ ) を参照してください 3 サイトの Application Server の登録先となるコンピュータの IP アドレスを入手する 4 インストールする製品のインストールパッケージが Deployment Manager で使用可能であることを確認する 使用可能でない場合は パッケージをダウンロードします 参照 : Deployment Manager へのインストールパッケージの追加 (245 ページ ) を参照してください 5 製品の登録先とするサイトに Deployment Manager が登録されていることを確認する サイトに Deployment Manager が登録されているかどうかはっきりしない場合は コンソールをサイトに接続し サイト内の登録済みエージェントとして Deployment Manager がリストアップされているかどうか確認してください リストアップされていない場合は Deployment Manager をサイトに登録します 参照 : エージェントの登録 (251 ページ ) を参照してください 6 製品のインストール先となるコンピュータがシステム要件を満たしていることを確認する 参照 : を参照してください 7 インストールする製品のインストールマニュアルを入手して読んでおく このマニュアルには 個別製品のインストールに関する SiteProtector のマニュアルではカバーしきれなかった重要な要件および考慮すべき事項が説明されています 製品のインストール前に この情報を確認しておくことを強くお勧めします 参照 : を参照してください 表 83: その他 ISS 製品のインストール前に SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

244 第 20 章 : エージェントの設定 手順 Deployment Manager を使用して製品 ( エージェント ) をインストールするには : 1. 製品 ( エージェント ) のインストール先となるコンピュータ上で Internet Explorer を開き Deployment Manager に移動します アドレスまたはサーバー名 :3994/deploymentmanager/index.jsp Deployment Manager メインメニューが表示されます 2. [Install Agents] を選択し インストールする製品 ( エージェント ) を選択します 3. インストールするバージョンをリストから選択し [Next] をクリックします 4. [Install] をクリックします 5. 画面上の手順に従って 必要な情報を入力します 重要 : サイトへの製品の登録や 必要な暗号化キーの製品への配布を Deployment Manager が自動的に行うようにするには インストール中に次の作業を行う必要があります サイトグループ名を指定する 自動インポート機能を有効にする 244

245 Deployment Manager へのインストールパッケージの追加 Deployment Manager へのインストールパッケージの追加 Deployment Manager は 製品のインストールパッケージが Deployment Manager 内にある場合に限り その製品をインストールすることができます Deployment Manager をインストールする場合 Deployment Manager と共にインストールする製品をすべて選択するように要求されます 続いて Deployment Manager と共に選択した製品の必須インストールパッケージがインストールされます 場合によっては Deployment Manager が必須のインストールパッケージを使用できないことがあります そのような場合は 必須のインストールパッケージを Deployment Manager に手動で追加することができます このトピックでは インストールパッケージを Deployment Manager に手動で追加する方法について説明します 手順 最新のインストールパッケージをダウンロードして Deployment Manager が使用できるようにするには : 1. Deployment Manager がインストールされているコンピュータ上で ISS のダウンロードページ ( にアクセスします 2. 特定の製品 ( エージェント ) のダウンロードページを探します 3. 適切な Deployment Manager フォルダにインストールパッケージをダウンロードして設定します \Program Files\ISS\RealSecure SiteProtector\Application Server\webapps\dmdocroot\packages\êªïiñº 4. Application Server サービスを停止してから再起動します エージェントのインストールパッケージが インストールのために Deployment Manager から利用できるようになります SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

246 第 20 章 : エージェントの設定 個別のインストールパッケージを使用したエージェントのインストール このトピックでは その他 ISS 製品を個別のインストールパッケージを使用してインストールする場合の利点と不利な点について説明します 不利点 個別のインストールパッケージを使用してインストールすると 次の作業を自動的に行うことができません SiteProtector に製品を登録する このタスクは インストール終了後に手動で行うことになります 製品を正しいグループに配置する 利点 個別のインストールパッケージを使用してインストールすると 次の作業を自動的に行うことができます Application Server をインストール対象エージェントの Key Administrator として設定する ほとんどのエージェントの場合 このタスクはインストールプロセスの一部ですが エージェントを Application Server にインストール済みでない場合は Application Server の名前を入力する必要があります SiteProtector がエージェントへ最初に接続するときに認証キーを自動的に送信できるように [Auto Import/Allow First Connection] をオンにする たとえば SiteProtector にエージェントを登録する場合 SiteProtector はそのときにキーの自動送信を試みます 246

247 エージェントビルドを使用した Desktop Protection Agent のインストール エージェントビルドを使用した Desktop Protection Agent のインストール このトピックでは エージェントビルドを使用した Desktop Protection Agent のインストール方法について説明します この手順は Desktop Protection Agent のインストールのみで使用します エージェントビルドを使用して Desktop Protection Agent をインストールすることをお勧めします エージェントビルド エージェントビルドは 次のようなユーザー定義の情報とソフトウェアを含む 事前設定されたインストールパッケージです Desktop Protection Agent が SiteProtector と通信する方法に関する情報 レポート先となる Agent Manager の IP アドレス Agent Manager に接続する場合に使用するアカウント名とパスワードなど 次の内容を管理するポリシー : Desktop Protection Agent が検出すべきセキュリティイベント セキュリティイベントに対する Desktop Protection Agent の対応方法 デスクトップコンピュータ上で Desktop Protection Agent がブロックするトラフィック ビルドがデスクトップコンピュータ上にインストールする実際の Desktop Protection ソフトウェア注意 : エージェントビルドの生成前に Desktop Protection ソフトウェアをインストールする必要はありません エージェントビルドは 必要なソフトウェアを Agent Manager から入手します ビルドの場所 エージェントビルドを 次の場所に置くことができます 場所 コンソール Agent Manager コンピュータ Agent Manager の [Available Downloads] Web ページ ネットワーク共有 説明 エージェントビルドは Agent Manager が含まれるグループの下位にある一時グループに自動的に置かれます このグループを削除した場合 または同じ名前の別のグループを作成した場合には エージェントビルドは Ungrouped Assets グループに置かれます Agent Manager では エージェントビルドが次の場所に保管されます Program Files\ISS\RealSecure SiteProtector\Desktop Controller\accounts\builds 次の Web ページに エージェントビルドがバージョン別にリストアップされます の _IP_ アドレス :8085 デフォルトのポートは 8085 です このデフォルト設定は Agent Manager のプロパティで変更することができます エージェントビルドをネットワーク共有で利用できるようにすることができます この場所はユーザー定義され そのプロセスは手動で行われます エージェントビルドを Agent Manager の [Available Downloads] Web ページまたは Agent Manager コンピュータからネットワーク共有へコピーする必要があります 表 84: エージェントビルドの場所 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

248 第 20 章 : エージェントの設定 NAT 環境での要件 Network Address Translation (NAT) 環境でのエージェントビルド作成を計画している場合は ビルドを作成する前に設定ファイルを編集する必要があります SiteProtector Installation Guide の第 11 章 セクション B: NAT ファイアウォールのためのコンポーネントの設定 を参照してください 始める前に エージェントビルドを生成する前に 次のタスクを完了しておく必要があります Desktop Protection Agent のグループを作成し グループプロパティを定義する グループの作成 (212 ページ ) を参照してください Desktop Protection Agent のカスタムポリシーを設定し このポリシーをグループに適用する サイトレベルのポリシーとレスポンスの設定 (277 ページ ) を参照してください タスクの概要 表 85 では エージェントビルドから Desktop Protection Agent をインストールする場合のタスクについて説明します タスク 説明 1 エージェントビルドを作成する 2 エージェントのインストール先となるコンピュータ上で エージェントビルドにアクセスし エージェントをインストールする 表 85: エージェントビルドから Desktop Protection Agent をインストールする場合のタスク エージェントビルドの作成 エージェントビルドを作成するには : 1. 左ウィンドウ枠で Desktop Protection Agent を含むグループを右クリックし ポップアップメニューから [Generate Agent Build] を選択します [Generate Agent Build] ウィンドウが表示されます 2. 左ウィンドウ枠で [Details] を選択します 3. [Command Details] セクションで [Agent Type] リストから [Proventia Server] または [RealSecure Desktop] を選択します 4. [Build] アイコンをクリックします 5. [Agent Manager] リストで 次のいずれかを行います リストアップされている Agent Manager が正しい Agent Manager であることを確認します リストから Agent Manager を選択します エージェントは Agent Manager と連携して セキュリティイベントやその他重要な情報 ( アップデートなど ) をレポートします 6. [Description] に ビルドの説明を入力します 7. [OK] をクリックします エージェントビルドからの Desktop Protection Agent のインストール Desktop Protection Agent をエージェントビルドからインストールするには : 1. Desktop Protection Agent のインストール先となるコンピュータ上で Internet Explorer を起動し Agent Manager の [Available Downloads] Web ページへ移動します このページでエージェントビルドにアクセスできます の _IP_ アドレス : 正しいエージェントビルドを選択し インストールします 248

249 エージェントビルドを使用した Desktop Protection Agent のインストール エージェントビルドの削除 Agent Manager の [Available Downloads] Web ページからエージェントビルドを削除するには : 1. Web ページに移動し 削除するエージェントビルドを含むフォルダを探します 2. そのフォルダ内にある html ファイルを開きます このファイルには エージェントビルドのポリシー グループ 日付 ファイル 説明が含まれています 3. フォルダ全体を削除します これによって エージェントビルドが Web ページから削除されます エージェントビルドのトラブルシューティング 表 86 では エージェントビルドから Desktop Protection Agent をインストールする場合の問題点と解決法について説明します 問題点 コンピュータ上に既存の RealSecure または Desktop Agent が存在するため インストールが失敗する SiteProtector 2.0 によってサポートされているバージョンの Network Sensor または Server Sensor をホストが実行中であるため インストールが失敗する エージェントビルド用に選択されたグループに Desktop ポリシーが割り当てられていないため エージェントビルドの生成が失敗する ポリシーにライセンスが選択されていない またはエージェントのソフトウェアバージョンが選択されていないため エージェントビルドの生成が失敗する 選択された Agent Manager がアカウントを持っていない 解決方法 既存のエージェントを完全にアンインストールし プロセスを再試行します Desktop をインストールする前に 既存の Network Sensor または Server Sensor をアンインストールします その後で Network Sensor または Server Sensor をインストールします ポリシーをグループに割り当てます サイトレベルのポリシーとレスポンスの設定 (277 ページ ) を参照してください ポリシーのライセンスを追加し 正しいバージョンのソフトウェアを選択します Agent Manager アカウントを設定します Agent Manager アカウントの作成 (68 ページ ) を参照してください 表 86: エージェントビルド関連の問題点 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

250 第 20 章 : エージェントの設定 250

251 セクション B: エージェントの登録 概要 このセクションでは 次のタスクの実行方法について説明します New Agent Wizard を使用してエージェントをサイトへ自動的に登録する New Agent Wizard を使用してエージェントをサイトへ手動で登録する エージェントをサイトから登録解除する このセクションの情報は Event Collector を通じて SiteProtector と通信するエージェントだけに適用されます Agent Manager を通じて SiteProtector と通信するその他エージェントは サイトとの通信を開始するときに自己登録します SiteProtector コンポーネント ごくまれなケースを除き SiteProtector コンポーネントは常に Deployment Manager を使用してインストールする必要があります SiteProtector コンポーネントは 登録済み Deployment Manager を使用してインストールされるときに サイトへ自己登録します SiteProtector コンポーネントと SiteProtector の間の通信に問題があるなどの原因で SiteProtector コンポーネントを登録解除または再登録する必要がある場合は New Agent Wizard を使用して SiteProtector コンポーネントをサイトに登録することができます 参照 : Deployment Manager を使用したエージェントのインストール (243 ページ ) を参照してください このセクションの内容 このセクションでは次のトピックについて説明します トピック ページ New Agent Wizard 252 エージェントの自動登録 254 エージェントのサイトへの手動登録 256 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

252 第 20 章 : エージェントの設定 New Agent Wizard New Agent Wizard を実行して 次のエージェントおよび SiteProtector コンポーネントをサイトに登録することができます エージェント System Scanner Databridge Network Internet Scanner Network Sensor Proventia G シリーズアプライアンス Server Sensor SiteProtector コンポーネント : Deployment Manager Event Collector SecurityFusion Module Third Party Module ウィザードを使用する場合 ほとんどの場合 エージェントはインストールされたときに自己登録します つまり エージェントインストールプログラムによってエージェントの登録先となるサイトの名前の入力が要求され 続いてエージェントがサイトに自動的に登録されます まれなケースですが 次のような場合にウィザードを使用してエージェントをサイトに登録する必要があります エージェントを個別のインストールパッケージからインストールする場合 SiteProtector をインストールする前にエージェントをインストールする場合 サイトに登録されていない Deployment Manager を使用してエージェントをインストールする場合 エージェントの登録先サイトを指定せずに Deployment Manager を使用してエージェントをインストールする場合 自動登録と手動登録 表 87 では New Agent Wizard で使用可能な登録オプションについて説明します オプション Automatically Register Agent 説明 ウィザードに次の作業を行わせる場合に このオプションをオンにします ホストに問い合わせてホスト上のすべてのエージェントを識別する すべてのエージェントをサイトに登録する エージェントの登録情報を確認する重要 : 誤ったエージェント登録情報に関する問題を避けるために このオプションをオンにしておくことをお勧めします 表 87: New Agent Wizard の登録オプション 252

253 New Agent Wizard オプション Manually Register Agent 説明 エージェント登録に必要な情報 ( ホスト名 エージェント名 エージェントタイプなど ) がすべて揃っている場合に このオプションをオンにします 手動登録オプションをオンにすると エージェントに関して提供されている登録情報の確認が行われません たとえば 誤ったエージェントタイプが入力されていても New Agent Wizard は誤ったエージェントタイプのままでエージェントをサイトに登録します この問題を修正するには エージェントを登録解除してから正しいタイプで登録し直す必要があります こうした問題を避けるには [Automatically Register Agent] オプションを選択してください 表 87: New Agent Wizard の登録オプション 必要な情報 New Agent Wizard を実行する場合は 次の情報を入力する必要があります アセット名またはアセットの IP アドレス Event Collector 名エージェント登録時に Event Collector を指定しない場合は 後でそのエージェントに対して Event Collector を割り当てる必要があります Event Collector の手動割り当て (115 ページ ) を参照してください エージェントタイプ エージェント名 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

254 第 20 章 : エージェントの設定 エージェントの自動登録 このトピックでは New Agent Wizard を使用してエージェントをサイトに自動登録する方法について説明します 説明 New Agent Wizard を実行するときに [Automatically Register Agent] オプションを選択すると 次の作業が自動的に行われます 指定のアセットへ問い合わせ そのアセット上にあるすべてのエージェントを識別する エージェントに関する必須の登録情報 ( エージェント名 エージェントタイプなど ) を抽出する ウィザードを実行しているサイトにエージェントを登録する 注記 : アセット上で識別されたすべてのエージェントが登録されます たとえば アセット上で Network Internet Scanner と Network Sensor が見つかった場合は 両方のエージェントがサイトに登録されます また 場合によっては エージェントが 1 回以上登録されることがあります このアクションによってシステムに悪影響が及ぶことはなく そのエージェントの項目が 1 つ以上作成されることもありません たとえば Network Internet Scanner がサイトに登録され そのサイトで既に Network Internet Scanner が登録済みである場合 このアクションによって Network Internet Scanner の項目が 2 つ作成されることはありません 1 つのアセットへのエージェント登録 1 つのアセット上にあるエージェントをサイトに自動登録するには : 1. 左ウィンドウ枠で エージェントを追加するグループを右クリックし [New] [Agent] の順に選択します New Agent Wizard が表示されます 2. アセット名またはアセットの IP アドレスを入力し [Add] をクリックします アセットが一覧に表示されます このアセットにインストールされているエージェントが サイトに登録されます 3. [Next] をクリックします [Choose Event Collector] ウィンドウが表示されます 4. 次のいずれかを選択します エージェントのレポート先となる Event Collector None ( このオプションを選択した場合は 後で Event Collector をエージェントに割り当てる必要があります そうしないと コンソール内のエージェントステータスが [Not Managed] となります ) 5. [Automatically Register Agent] をオンにし [Next] をクリックします ウィザードはエージェントに関してアセットへ問い合わせ 識別したエージェントをサイトに登録します また 先ほど選択した Event Collector をエージェントに割り当てます 複数アセット上のエージェントの登録 複数のアセット上にあるエージェントをサイトに自動登録するには : 1. 左ウィンドウ枠で エージェントを追加するグループを右クリックし [New] [Agent] の順に選択します New Agent Wizard が表示されます 2. アセット名またはアセットの IP アドレスを入力し [Add] をクリックします アセットが一覧に表示されます 3. 手順 2 を繰り返して 他のアセットを一覧に追加します 254

255 エージェントの自動登録 これらアセットのいずれかにインストールされているエージェントが サイトに登録されます 4. [Next] をクリックします [Choose Event Collector] ウィンドウが表示されます 5. 次のいずれかを選択します エージェントのレポート先となる Event Collector None ( このオプションを選択した場合は 後で Event Collector をエージェントに割り当てる必要があります そうしないと コンソール内のエージェントステータスが [Not Managed] となります ) 6. [Automatically Register Agent] をオンにし [Next] をクリックします ウィザードはエージェントに関してアセットへ問い合わせ 識別したエージェントをサイトに登録します また 先ほど選択した Event Collector をエージェントに割り当てます SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

256 第 20 章 : エージェントの設定 エージェントのサイトへの手動登録 このトピックでは New Agent Wizard を使用してエージェントをサイトに手動登録する方法について説明します 説明 New Agent Wizard を実行するときに [Manually Register Agent] オプションを選択した場合は 必須の登録情報 ( エージェント名やエージェントタイプなど ) を入力する必要があります 推奨 手動によるエージェント登録では エージェントに関して入力した情報は検証されず 登録の時点でアセットまたはエージェントが実際に存在するかどうかに関係なくエージェントがサイトに登録されます たとえば Network Internet Scanner を手動登録するときにエージェントタイプとしてデータブリッジを選択すると Network Internet Scanner はデータブリッジとしてサイトに登録されます このため New Agent Wizard を実行する場合は [Automatically Register Agent] オプションを選択することを強くお勧めします 手動によるエージェント登録で不正確な情報を入力した場合は エージェントを登録解除してから正しい情報で登録し直す必要があります こうした問題を避けるには [Automatically Register Agent] オプションを選択してください 参照 : エージェントの自動登録 (254 ページ ) を参照してください エージェント手動登録の理由 エージェントを手動登録する妥当な理由は ほとんどありません 最も一般的な理由は アセット上にエージェントを実際にインストールする前に アセットまたはエージェントを設定したいというものです 手動登録機能では入力した情報が検証されないので このタスクは実行可能です たとえばアセット に EventCollector_01 を追加する場合 この Event Collector またはアセットが手動登録の時点で存在していなくても このタスクを実行することができます 1 つのアセットへのエージェント登録 エージェントを手動で登録するには : 1. 左ウィンドウ枠で エージェントを追加するグループを右クリックし [New] [Agent] の順に選択します New Agent Wizard が表示されます 2. アセット名またはアセットの IP アドレスを入力し [Add] をクリックします アセットが一覧に表示されます 3. [Next] をクリックします [Choose Event Collector] ウィンドウが表示されます 4. 次のいずれかを選択します エージェントのレポート先となる Event Collector None ( このオプションを選択した場合は 後で Event Collector をエージェントに割り当てる必要があります そうしないと コンソール内のエージェントステータスが [Not Managed] となります ) 5. [Manually Register Agent] をオンにし [Next] をクリックします [Register Agent] ウィンドウが表示されます 6. 次の内容を選択し [Add] をクリックします Agent type ( エージェントタイプ ) Asset ( アセット ) Agent name ( エージェント名 ) [Register the Following Agent] リストにエージェントが表示されます 特定のアセットにインストールされているエージェントすべてを検索するには アセットを選択して [Query] をクリックします 7. [Next] をクリックします 256

257 エージェントのサイトへの手動登録 入力した情報でエージェントが登録されます ウィザードは情報を検証しません SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

258 第 20 章 : エージェントの設定 258

259 セクション C: エージェントへのキーと証明書の配布 概要 このセクションの内容 このセクションでは次のトピックについて説明します トピック ページ キーの手動配布 260 Public Key Configuration Tool の使用 263 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

260 第 20 章 : エージェントの設定 キーの手動配布 このトピックでは 次のエージェントへ必要な暗号化キーを手動で配布する方法について説明します Server Sensor Network Sensor ネットワーク不正侵入検知システムアプライアンス Proventia G シリーズアプライアンス 背景 SiteProtector 特に Application Server と Event Collector は いくつかの管理対象エージェントと安全に通信するためにパブリックキー暗号化を使用します エージェントが SiteProtector コンポーネントと通信するためには エージェントはコンポーネントからパブリックキーのコピーを受け取っている必要があります 必要なキーは 登録済み Deployment Manager を使用してエージェントをインストールするときに エージェントへ自動的に配布されます キーをコンポーネントへ手動で配布する場合 場合によっては 必要なキーをエージェントへ手動で配布する必要があります 必要な暗号化キーをエージェントへ手動で配布する必要のある場合の例は 次のとおりです 製品を個別のインストールパッケージからインストールする場合 SiteProtector をインストールする前に製品をインストールする場合 なんらかの理由でエージェントコンピュータ上にキーが存在しない場合 Application Server キーについて エージェントコンピュータ上のキーの日付が Application Server 上のキーの日付と一致しない場合 Event Collector キーについて エージェントコンピュータ上のキーの日付が Event Collector 上のキーの日付と一致しない場合 必要なキー Application Server (Sensor Controller) \Program Files\ISS\RealSecure SiteProtector\Application Server\Keys\CerticomNRA\sp_con_computer_name_239.PubKey \Program Files\ISS\RealSecure SiteProtector\Application Server\Keys\RSA\\sp_con_computer_name_1024.PubKey \Program Files\ISS\RealSecure SiteProtector\Application Server\Keys\RSA\\sp_con_computer_name_1536.PubKey Event Collector \Program Files\ISS\RealSecure SiteProtector\Event Collector\Keys\CerticomNRA\rs_eng_computer_name_239.PubKey \Program Files\ISS\RealSecure SiteProtector\Event Collector\Keys\RSA\rs_eng_computer_name_1024.PubKey \Program Files\ISS\RealSecure SiteProtector\Event Collector\Keys\RSA\rs_eng_computer_name_1536.PubKey 260

261 キーの手動配布 方法 必要な暗号化キーを SiteProtector コンポーネントへ配布する方法は 次のとおりです コンポーネントがインストールされているコンピュータ上の正しいディレクトリに 必要なキーをコピーします コンポーネントがサイトへ次回に接続したときに必要なキーをサイトから自動的に受信するように crypt.policy ファイルを編集します Public Configuration Tool を使用します Public Key Configuration Tool の使用 (263 ページ ) を参照してください File Transfer Protocol (FTP) この方法は Solaris Network Sensor へキーを配布する場合に限って使用されます 手順 Application Server および Event Collector 上にある CerticomNRA キーと RSA キーをその他エージェントに配布するには : コピー元 Application Server および Event Collector 上の次のキーサブディレクトリ : \Program Files\ISS\RealSecure SiteProtector\Application Server\Keys\CerticomNRA \Program Files\ISS\RealSecure SiteProtector\Application Server\Keys\RSA \Program Files\ISS\RealSecure SiteProtector\Event Collector\Keys\CerticomNRA \Program Files\ISS\RealSecure SiteProtector\Event Collector\Keys\RSA コピー先 Network Sensor: \Program Files\ISS\issSensors\ network_sensor_1\keys Server Sensor: \Program Files\ISS\issSensors\ server_sensor_1\keys Network Internet Scanner: Program Files\ISS\issSensors\ Scanner_1\Keys System Scanner Databridge: \Program Files\ISS\issSensors\ System_Scanner_Databridge\Keys\ 手順 エージェントの Allow First Connection 設定を手動でリセットし 必要な暗号化キーを SiteProtector がエージェントへ送信できるようにするには : 1. エージェント上の次のフォルダを検索し 削除します \Program Files\ISS\RealSecure SiteProtector\Application Server\Keys\CerticomNRA \Program Files\ISS\RealSecure SiteProtector\Application Server\Keys\RSA \Program Files\ISS\RealSecure SiteProtector\Event Collector\Keys\CerticomNRA \Program Files\ISS\RealSecure SiteProtector\Event Collector\Keys\RSA こうすることで エージェントコンピュータからすべての暗号化キーが削除されます 2. コマンドプロンプトで net stop issdaemon と入力します 3. 次のディレクトリにある crypt.policy ファイルを編集します \Program Files\ISS\issDaemon\crypt.policy 4. crypt.policy ファイル内で 次の文字列にある 0 を 1 に変更します 編集前の文字列 : allowfirstconnection<tab> =L<tab>0; SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

262 第 20 章 : エージェントの設定 編集後の文字列 : allowfirstconnection<tab> =L<tab>1; 5. ファイルを保存します 6. コマンドプロンプトで net start issdaemon と入力します 7. SiteProtector Console から エージェントを起動します エージェントは SiteProtector への接続を試みます この変更によって エージェントはサイトに接続して必要な暗号化キーを受信できるようになります 8. 必要なキーがエージェントコンピュータに保存されていることを確認します 次に示すキーの場所を参照してください キーの場所 エージェントが暗号化キーを格納する具体的なディレクトリは エージェントとオペレーティングシステムによって異なります 表 88 では エージェントが暗号化キーを格納するディレクトリについて説明します エージェント 任意の Windows エージェント 任意の Linux エージェント 任意の Nokia エージェント Network Sensor (Windows) Network Sensor (Linux) Network Sensor (UNIX) Server Sensor (Windows) Server Sensor (UNIX) System Scanner Databridge (Windows) Network Internet Scanner (Windows) ネットワーク不正侵入検知システム Proventia G シリーズ ディレクトリ \Program Files\ISS\IssSensors\AgentName\Keys /opt/iss/isssensors/agentname/keys /opt/iss/agentname/keys /opt/iss/isssensors/agentname/keys \Program Files\ISS\issSensors\Network_Sensor_1\Keys /opt/iss/isssensors/network_sensor_1/keys \opt\iss\isssensors\agent_name\ Keys\encryption_provider \Program Files\ISS\issSensors\server_sensor_1\Keys \opt\iss\isssensors\agent_name\ Keys\encryption_provider \Program Files\ISS\issSensors\ System_Scanner_Databridge\Keys \Program Files\ISS\issSensors\Scanner_1\Keys /opt/iss/isssensors/network_sensor_1/keys /opt/iss/isssensors/network_sensor_1/keys 表 88: 暗号化キーが格納されるディレクトリ 262

263 Public Key Configuration Tool の使用 Public Key Configuration Tool の使用 Public Key Configuration Tool Public Key Configuration Tool は SiteProtector インスタンスに既にインストールされて登録済みであるエージェントで次のタスクを実行するプログラムです SiteProtector インスタンスをエージェントの Key Administrator として設定する このアクションによって SiteProtector インスタンスはエージェントに暗号化キーを配布できるようになります SiteProtector によって管理されているエージェントを解放する このアクションによって SiteProtector が マスターステータス から解放されます つまり サイトはエージェントを管理しなくなります エージェント上で自動インポートオプション ([Allow First Connection] オプション ) を有効にする このアクションによって SiteProtector がエージェントに初めて接続を試みた場合にエージェントコンピュータ上の古い暗号化キーが正しいキーに置き換えられます ほとんどの場合 新しくインストールしたエージェント上で Public Key Configuration Tool を使用する必要はありません エージェントのインストールプログラムによって これらのタスクがインストール中に自動的に実行されるためです エージェントでのツールの使用 このツールは 次のエージェントに使用することができます Server Sensor Network Sensor ネットワーク不正侵入検知システムアプライアンス Proventia G シリーズアプライアンス コンポーネントでのツールの使用 このツールは 次の SiteProtector コンポーネントに使用することができます Agent Manager Deployment Manager Event Collector SecurityFusion Module Third Party Module 設定プログラムの実行 Public Key Configuration Tool の実行方法は 2 通りあります エージェントコンピュータにプログラムをインストールして実行する Deployment Manager からプログラムを実行する エージェントコンピュータにプログラムをインストールしたくない場合に このオプションを使用します Public Key Configuration Tool を使用する場合 Public Key Configuration Tool は 次のような状況下で使用することができます エージェントをインストールしたけれども SiteProtector をエージェントの Key Administrator として設定していない場合は Public Key Configuration Tool を使用して SiteProtector を Key Administrator としてエージェントに追加することができます 別の SiteProtector インスタンスに登録されているエージェントがあり そのエージェントをそれとは違う SiteProtector に登録し直したい場合は そのエージェント上で Public Key Configuration Tool を使用することができます 重要 : 1 つのエージェントを SiteProtector の 2 つのインスタンスに登録しないでください SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

264 第 20 章 : エージェントの設定 Deployment Manager からの Public Key Configuration Tool の実行 エージェント上で Key Administrator を設定するには : 1. エージェントコンピュータ上で Deployment Manager を起動し [Install Agents] を選択します [Sensor Installation] ページが表示されます 2. [Install the Public Key Configuration Tool on my agent or Network Internet Scanner agent] を選択します [ 製品ダウンロード ] ページで [SiteProtector] をクリックします 3. [ このプログラムを現在の場所から実行する ] を選択します [ セキュリティの警告 ] ウィンドウが表示されます 4. [ はい ] をクリックします Public Key Configuration Wizard の Step 1 が表示されます 5. [Next] をクリックします プログラムが IssDaemon サービスを停止します Public Key Configuration Wizard の Step 2 が表示されます 6. Application Server がインストールされているコンピュータの Key Administrator 名を入力し [Next] をクリックします エージェントは このコンピュータからパブリックキーを受け入れます Public Key Configuration Wizard の Step 3 が表示されます 7. [Auto-Import] チェックボックスをオンにし [Next] をクリックします ウィザードは キーの自動インポート機能をアクティブ化します この機能によって エージェントはパブリックキーを自動的に受け入れられるようになります Public Key Configuration Wizard の Step 4 が表示されます 8. [Yes] をクリックします プログラムは ISSDaemon サービスを再起動し Public Key Configuration Wizard の Step 5 が表示されます 9. [Finish] をクリックします 264

265 セクション D: エージェントのアップデート 概要 製品をインストールしたら 利用可能なアップデートを適用する必要があります アップデートは 製品に新規機能やセキュリティアップデートを追加するソフトウェアリリースです この笑では 次のタスクの実行方法について説明します エージェントのアップデートステータスを確認する 次のエージェントにアップデートを適用する およびアップデートを削除する Server Sensor Network Internet Scanner Proventia G シリーズ Network Sensor 注記 : その他エージェントは自己アップデートを行います つまり エージェントのポリシー内でパラメータを設定すれば エージェントは自分自身をアップデートします 関連情報 アップデート アップデートプロセス XPU Server にインターネットアクセスが設定されていない場合のエージェントアップデート方法については 次を参照してください アップデートの概要 (73 ページ ) インターネットアクセスのない XPU Server でのアップデートプロセス (86 ページ ) このセクションの内容 このセクションでは次のトピックについて説明します トピック ページ エージェントのアップデートステータスの確認 266 エージェントのアップデート 267 アップデートの削除 269 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

266 第 20 章 : エージェントの設定 エージェントのアップデートステータスの確認 このトピックでは エージェントのアップデートステータス確認方法について説明します アップデートステータス 表 89 では エージェントのアップデートステータスについて説明します エージェント Server Sensor Network Sensor System Scanner Databridge Network Internet Scanner ネットワーク不正侵入検知システムアプライアンス Proventia G シリーズアプライアンス ステータス Current Out of Date Error 空白 説明 このエージェントに対して利用可能なアップデートはありません このエージェントに対する利用可能なアップデートがあり エージェントをアップデートする必要があります エラーが発生しています このエージェントは SiteProtector に応答していません Desktop Protection Agent (Proventia Desktop など ) Network IPS アプライアンス Network Multi-Function Security アプライアンス Network Enterprise Scanner Current Out of Date Scheduled In Progress Error Unknown 空白 このエージェントに対して利用可能なアップデートはありません このエージェントに対する利用可能なアップデートがあり エージェントをアップデートする必要があります エージェントをアップデートするように SiteProtector がスケジューリングされています SiteProtector は現在エージェントをアップデート中です エラーが発生しています Sensor Controller サービスがエージェント情報の更新を試みており エージェントからの応答を待機中です このステータスは通常 一時的なステータスであり エージェントが応答すれば Active エージェントがタイムリーに応答しなければ Offline に変化します このエージェントは SiteProtector に応答していません 表 89: エージェントのアップデートステータス 手順エージェントのアップデートステータスを確認するには : 1. 左ウィンドウ枠で サイトノードを選択します 2. ビューのリストから [Agent] を選択します 3. エージェントを探し出し [Update Status] 列を参照します この列には エージェントのアップデートステータスが表示されています 266

267 エージェントのアップデート エージェントのアップデート このトピックでは 次のタスクの実行方法について説明します 1 つのエージェントをアップデートする 複数のエージェントを同時にアップデートする ライセンスの要件 適用できるのは エージェントの保守契約の有効期限日より前にリリースされたエージェントアップデートに限られます 複数エージェントのアップデート 複数のエージェントを同時にアップデートすることができます エージェントはすべて同じタイプ 同じバージョン 同じ XPU レベルである必要があります SiteProtector は 一度に 20 エージェントしかアップデートできません したがって 20 エージェントを超えてアップデートを適用すると Sensor Controller はプロセスが完了するまで 一度に 20 エージェントずつ処理していきます 重要 : 同一タイプのすべてのエージェントをアップデートする前に テストの目的で 1 つのエージェントにアップデートを適用することをお勧めします 手順エージェントをアップデートするには : 1. 左ウィンドウ枠で アップデートするエージェントを含むグループを選択します 2. ビューのリストから [Agent] を選択します 3. 右ウィンドウ枠でエージェントを右クリックし [Updates] [Apply XPU] の順に選択します [Schedule Update] ウィンドウが表示されます 4. エージェントをすぐにアップデートしますか すぐにアップデートする場合は [Recurrence pattern] セクションの [Run Once] オプションをオンにし [Next] をクリックします すぐにアップデートしない場合は エージェントのアップデートを行うようにコマンドジョブをスケジューリングして [Next] をクリックします [End User License Agreement] ウィンドウが表示されます 5. [I Accept] をクリックします [Select XPU] ウィンドウが表示されます 6. インストールするアップデートの種類を選択します Full Upgrade Service Pack X-Press Update [Install the Following Updates] に インストールされるアップデートが一覧表示されます 7. これがインストールしたいアップデートであることを確認します 特定アップデートのリリースノートを表示するには そのアップデートのリリースノートを選択し [View Release Notes] をクリックします 8. アップデートをインストールする準備ができたら [Finish] をクリックします アップデートをすぐにインストールするように [Run Once] オプションを選択した場合は インストールプロセスが開始します 後でインストールするようにアップデートをスケジューリングした場合は 指定した時間にインストールプロセスが開始します SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

268 第 20 章 : エージェントの設定 すぐにインストールを行う場合 SiteProtector は進行状況を次のように表示します インジケータ Overall Progress Current Step Progress 説明 全体的なアップデートプロセスの進行状況を示します アップデートプロセスの各手順の進行状況を個別に示します テキストボックス内に 現在進行中の手順の要約が表示されます 268

269 アップデートの削除 アップデートの削除 このトピックでは エージェントから 1 つのアップデートを削除する方法について説明します 複数アップデートの削除この手順では 最後に適用されたアップデートだけが削除されます たとえば エージェントに 3 つのアップデートを適用してある場合 この手順によって 3 つのうち最後に適用された 1 つが削除されます 複数のアップデートを削除するには 削除するアップデートのそれぞれに対してこの手順を繰り返す必要があります 許可されるアクション 次のエージェントから XPU を削除することができます Network Sensor Server Sensor Network Internet Scanner 許可されていないアクション 次のエージェントから XPU を削除することはできません Desktop Protection Agent Proventia G シリーズアプライアンス Network Multi-Function Security アプライアンス System Scanner Databridge アップデートの削除アップデートを削除するには : 1. 左ウィンドウ枠で エージェントを含むグループを選択します 2. ビューのリストから [Agent] を選択します 3. 右ウィンドウ枠でエージェントを右クリックし [Updates] [Remove Last Update] の順に選択します [Create Command Job] ウィンドウが表示されます 4. 左ウィンドウ枠で [Schedule] アイコンをクリックします 5. アップデートをすぐに削除しますか すぐに削除する場合は [Recurrence pattern] セクションの [Run Once] オプションをオンにし [OK] をクリックします すぐに削除しない場合は アップデートの削除を行うようにコマンドジョブをスケジューリングして [OK] をクリックします アップデート削除の確認アップデートが削除されたことを確認するには : 1. 左ウィンドウ枠で エージェントを含むグループを選択します 2. ビューのリストから [Agent] を選択します 3. 右ウィンドウ枠で エージェントのアップデートステータスが Out of Date となっていることを確認します SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

270 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

271 パート IV ポリシーとレスポンスの設定

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273 第 21 章 ポリシー設定ステージ 概要 SiteProtector 設定プロセスの 4 番目のステージは ポリシー設定ステージです このステージでは 次のものに対するポリシーとレスポンスを設定します SiteProtector SiteProtector と連携するエージェント注記 : 初期設定の後で ポリシーとレスポンスを調整することができます この章の内容 この章では次のトピックについて説明します トピック ページ ステージの概要 274 このステージのチェックリスト 276 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

274 第 21 章 : ポリシー設定ステージ ステージの概要 このトピックでは ポリシー設定ステージの概要を説明します SiteProtector のレスポンスとポリシー SiteProtector は 次のものに対応することができます その他エージェント (Network Sensor Server Sensor Proventia アプライアンスなど ) から SiteProtector システム内に入ってくるイベント エージェントや SiteProtector コンポーネントのステータスの変化 (Network Sensor ステータスまたは Event Collector ステータスの変化など ) これらのレスポンスは Central Response と呼ばれます これらは SiteProtector で利用できる最もグローバルなタイプのレスポンスです 例 次に示すのは SiteProtector の Central Response の例です SNMP ユーザー定義 SiteProtector の Central Response を制御する 次のポリシーを定義します Network Objects ポリシー Network Objects ポリシーの定義 (301 ページ ) を参照してください Response Objects ポリシー Response Objects ポリシーの定義 (315 ページ ) を参照してください Response Rules ポリシー イベントルールの作業 (339 ページ ) を参照してください 注記 : その他の SiteProtector コンポーネントおよびエージェントも Network Objects ポリシーと Response Objects ポリシーを使用します これらのポリシーは 共有ポリシーとすることができます サイトレベルのレスポンスとポリシー SiteProtector と連携するエージェントは エージェントに対して個別のレスポンスを独自に生成することができます これらのレスポンスはエージェント固有であり 個別タイプのエージェントに適用されます 例 次に示すのは サイトレベルレスポンスの例です Network Sensor は セキュリティイベントに対応して SiteProtector 管理者にメールを送信します Server Sensor は 分析のためにイベントをコンソールに表示します SiteProtector に備わっている定義済みポリシーを使用して エージェント固有の検出動作とレスポンスを制御することができます または ポリシーテンプレートに基づいてカスタムポリシーを定義して エージェントを制御することができます 定義済みポリシーとカスタムポリシーは SiteProtector のポリシー (Network Objects ポリシーなど ) とは統合されません サイトレベルのポリシーは 目的別に 2 つのカテゴリに分かれています イベントの種類とエージェントが検出するイベントの量を制御する ポリシー 274

275 ステージの概要 サイトレベルのポリシーとレスポンスの設定 (277 ページ ) を参照してください イベントに対するエージェントの応答方法を制御する レスポンスポリシー サイトレベルのポリシー (279 ページ ) を参照してください 注意 : サイトレベルのレスポンスポリシーをグローバルレスポンスとして指定することができます つまり レスポンスポリシーはサイト内のすべてのタイプのエージェントに適用されます たとえば グローバルレスポンスポリシーは セキュリティイベントに関して SiteProtector 管理者にメールを送ることをすべての Network Sensor に要求します Network Internet Scanner ポリシー Network Internet Scanner エージェントではなく Network Internet Scanner ジョブに対してポリシーを定義および適用します このエージェントは アクティブなアセット コンピュータ サーバー その他ネットワークデバイスなどの情報に関してネットワークをスキャンするように設計されています スキャンジョブに対するポリシーの適用については Network Internet Scanner を使用したアセットの追加 (383 ページ ) または Internet Scanner User Guide を参照してください その他エージェントのレスポンスとポリシー Security Fusion Module および Proventia アプライアンスなどのその他エージェントも このトピックで説明するポリシーを使用します 本書では これらエージェントに対するポリシーの定義と実装については説明しません そうしたトピックの詳細については 表 90 を参照してください エージェント 参照 SecurityFusion Module 2.0 SecurityFusion Module Guide を参照してください Network IPS Network Multi-Function Security アプライアンス Proventia Network Intrusion Prevention System User Guide a Proventia Network Multi-Function Security Appliances User Guide 表 90: その他マニュアルの参照 a. このマニュアルでは Proventia G シリーズアプライアンスに対するポリシーの定義と適用について説明されています SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

276 第 21 章 : ポリシー設定ステージ このステージのチェックリスト このトピックでは ポリシーとレスポンスの設定チェックリストを紹介します チェックリスト 表 91 は エージェントのポリシーとレスポンスの設定に必要とされるすべてのタスクを確実に実行するためのタスクチェックリストです タスク イベントに対する SiteProtector Central Response とコンポーネントステータスの変化に関して 次のポリシーを設定します Network Objects ポリシー Network Objects ポリシーの定義 (301 ページ ) を参照してください Response Objects ポリシー Response Objects ポリシーの定義 (315 ページ ) を参照してください Response Rules ポリシー イベントルールの作業 (339 ページ ) を参照してください 次の個別エージェントに対し ポリシーとレスポンスを設定します Network Sensor 6.5 および 7.0 Proventia G シリーズ RealSecure Desktop 7.0 Server Sensor 7.0 サイトレベルのポリシーとレスポンスの設定 (277 ページ ) を参照してください 表 91: ポリシーとレスポンスの設定のチェックリスト 次の手順 このチェックリストを完了したら 必要に応じて SecurityFusion Module Network IPS アプライアンス Network Multi-Function Security アプライアンスに対するポリシーとレスポンスを設定する必要があります 276

277 第 22 章 サイトレベルのポリシーとレスポンスの設定 概要 この章では 次のエージェントに対するサイトレベルのポリシーとレスポンスを設定および適用する方法について説明します RealSecure Desktop 7.0 Proventia Desktop 8.0 Network Sensor 6.5 および 7.0 Server Sensor 7.0 Proventia G シリーズ重要 : この章の情報と手順は これらのエージェントだけに当てはまります この章の内容 この章では次のセクションについて説明します セクション ペー ジ セクション A: サイトレベルのポリシー 279 セクション B: サイトレベルレスポンスの設定 293 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

278 第 22 章 : サイトレベルのポリシーとレスポンスの設定 278

279 概要 セクション A: サイトレベルのポリシー 概要 このセクションでは 次のものに対するポリシーの設定と適用の方法について説明します RealSecure Desktop 7.0 Proventia Desktop 8.0 Network Sensor 6.5 および 7.0 Server Sensor 7.0 Proventia G シリーズ注記 : このセクションは 次のエージェントには該当しません Event Archiver X-Press Update Server Network IPS アプライアンス Network Multi-Function Security アプライアンス Proventia Server このセクションの内容 このセクションでは次のトピックについて説明します トピック ページ ポリシーとは 280 カスタムポリシーの設定 282 個別エージェントへのポリシー適用 283 グループへのポリシー適用 284 ポリシーサブスクリプショングループを使用したポリシー適用 285 ユーザーへのポリシー変更権限の付与 290 Active Directory を使ったポリシー割り当て 291 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

280 第 22 章 : サイトレベルのポリシーとレスポンスの設定 ポリシーとは ポリシーは 次のエージェント動作を制御します エージェントが検出するセキュリティイベントの種類と量 エージェントが検出するセキュリティイベントの優先度 セキュリティイベントに対するエージェントのレスポンス ポリシー適用の方法 表 92 では Network Sensor Server Sensor Proventia G アプライアンスへのポリシー適用方法について説明します 方法 ポリシーを個別のエージェントに適用する ポリシーをグループに適用する ポリシーサブスクリプショングループにポリシーを適用する 説明 ポリシーを個別エージェントに直接適用します 個別エージェントへのポリシー適用 (283 ページ ) を参照してください エージェントを含むグループにポリシーを適用します このグループに含まれるすべてのエージェントにポリシーが適用されます 注記 : サイトグループ ( 別名 : サイトのトップレベルグループ ) も グループと見なされます サイトグループにあるエージェントに ポリシーを適用することができます グループへのポリシー適用 (284 ページ ) を参照してください エージェントのポリシーサブスクリプショングループとして機能するようにエージェントに割り当てられているグループへ ポリシーを適用することができます エージェントは このポリシーサブスクリプショングループからポリシーを入手します ポリシーサブスクリプショングループを使用したポリシー適用 (285 ページ ) を参照してください 表 92: Network Sensor Server Sensor Proventia G アプライアンスへのポリシー適用方法 さまざまなエージェントのポリシー入手方法 表 93 では さまざまなエージェントのポリシー入手方法について説明します エージェント Network Sensor Server Sensor Proventia G アプライアンス 説明 これらのエージェントにポリシーを適用する方法は 3 通りあります ポリシーを個別エージェントに直接適用する 個別エージェントへのポリシー適用 (283 ページ ) を参照してください ポリシーをエージェントのグループに適用する グループへのポリシー適用 (284 ページ ) を参照してください ポリシーサブスクリプショングループにポリシーを適用する ポリシーサブスクリプショングループを使用したポリシー適用 (285 ページ ) を参照してください 表 93: さまざまなエージェントのポリシー入手方法 280

281 ポリシーとは エージェント Desktop Protection Agent Network Internet Scanner 説明 Desktop Protection Agent は ポリシーを受け取るために別のグループに加入 ( サブスクライブ ) します この機能は ポリシーサブスクリプショングループと呼ばれます ポリシーサブスクリプショングループを使用したポリシー適用 (285 ページ ) を参照してください スキャンを実行するたびに Network Internet Scanner ジョブにポリシーを適用します Network Internet Scanner またはスキャナーのグループにポリシーを直接適用することはしません 表 93: さまざまなエージェントのポリシー入手方法 サイトレベルの Policy Editor 次のエージェントの場合 サイトレベルの Policy Editor を使用してカスタムポリシーの作成と管理を行います RealSecure Desktop 7.0 Network Sensor 6.5 および 7.0 Server Sensor 7.0 Proventia G シリーズ注記 : サイトレベルの Policy Editor を使用すると ポリシーを個別に編集することができます ただし サイトレベルの Policy Editor を使用して複数のポリシーを編集することはできません サイトレベルの Policy Editor へのアクセス サイトレベルの Policy Editor には コンソール内のサイトノードレベルまたは個別エージェントレベルでアクセスできます サイトレベルの Policy Editor にアクセスするには : 左ウィンドウ枠でサイトノードを右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] を選択します 注意 : サイトノードは 左ウィンドウ枠に次のいずれかとして表示されます localhost Application Server の IP アドレス サイトレベルの Policy Editor の使用 表 94 では サイトレベルの Policy Editor を使用したポリシーのカスタマイズ プリント 適用などに関するヘルプトピックの検索場所について説明します 製品 Network Internet Scanner Network Sensor Proventia G アプライアンス Proventia Desktop RealSecure Desktop 7.0 SecurityFusion Module 2.0 Server Sensor 7.0 Policy Editor に関するヘルプ Network Internet Scanner Policy Editor Help Response, Policy, & Event Collector Help Response, Policy, & Event Collector Help Proventia Desktop Policy Editor Help SiteProtector Help SecurityFusion Module Policy Editor Help Response, Policy, & Event Collector Help 表 94: サイトレベルポリシー エージェントの Policy Editor に関するヘルプ SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

282 第 22 章 : サイトレベルのポリシーとレスポンスの設定 カスタムポリシーの設定 このトピックでは SiteProtector に備わっている既存の定義済みポリシーに基づいたカスタムポリシーの設定手順を説明します 重要 : 元の定義済みポリシーを変更することはできません 環境 SiteProtector には 次の環境に対応する定義済みポリシーが備わっています Windows Solaris Linux カスタムポリシーの設定 カスタムポリシーを設定するには : 1. 左ウィンドウ枠でサイトノードを右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] を選択します [Policy] タブが表示されます 2. ポリシーを右クリックし ポップアップメニューから [Derive New] を選択します [Derive Policy] ウィンドウが表示されます 3. カスタムポリシーの名前を入力し [ 了解 ] をクリックします Policy Editor が表示されます 4. Policy Editor でポリシーを編集します Policy Editor 使用の詳細については Policy Editor のヘルプを参照してください 5. ポリシーを保存します このポリシーは サイトレベルポリシー エージェントに適用可能です 282

283 個別エージェントへのポリシー適用 個別エージェントへのポリシー適用 このトピックでは 次のエージェントへのポリシー適用方法について説明します Network Sensor Server Sensor Proventia G アプライアンス エージェントへのポリシー適用 個別の Network Sensor Server Sensor Proventia G アプライアンスにポリシーを適用するには : 1. 左ウィンドウ枠で エージェントを含むグループを選択します 2. ビューのリストから [Agent] を選択します 3. 右ウィンドウ枠でエージェントを右クリックし ポップアップメニューから [Properties] [Policy] の順に選択します [Apply Policies] ウィンドウが表示されます [Command Details] セクションに アクション ([Apply Policy]) エージェントがインストールされているアセット エージェントタイプが一覧表示されます 4. [Policy] アイコンをクリックし リストからポリシーを選択します 5. [Schedule] アイコンをクリックし [Run Once] をオンにしてポリシーを直ちに適用するか ポリシー適用のジョブをスケジューリングします 6. [OK] をクリックします SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

284 第 22 章 : サイトレベルのポリシーとレスポンスの設定 グループへのポリシー適用 このトピックでは グループへのポリシー適用について説明します 参照 : タイプは同じだがグループが異なるエージェントにポリシーを適用する方法については ポリシーサブスクリプショングループを使用したポリシー適用 (285 ページ ) を参照してください グループへのポリシー割り当て 個別エージェントにポリシーを適用するだけでなく 同一グループ内の複数エージェントにポリシーを適用することができます SiteProtector は 次のポリシー割り当てタスクをグループレベルで行うことができます 同じポリシーを 同じグループ内にある同じタイプの複数エージェントに適用するたとえば Network Sensors という名前のグループ内にあるすべての Network Sensor へポリシーを適用します 異なるポリシーを 同じグループ内にある同じタイプの複数エージェントに適用するたとえば Network Sensors という名前のグループ内にある Network Sensor へ異なる 2 つのポリシーを適用します 異なるポリシーを 同じグループ内にある異なるタイプのエージェントに適用するたとえば Network Sensor ポリシーと Server Sensor ポリシーを 両エージェントを含むグループに適用します グループへのポリシー適用は 同じグループ内にある複数のエージェントに関してポリシーの管理と適用を行う場合に効率のよい方法です この方法は そのグループ内にある個別のエージェントに対するポリシー適用を妨げることがありません たとえば Network Sensor を含むグループに Network Sensor ポリシーを適用し さらに同じグループ内の個別の Network Sensor に対して追加の Network Sensor ポリシーを適用することができます ロード配信 エージェントのグループにポリシーを適用する場合 SiteProtector はそのポリシーをすべてのエージェントへ同時に適用するわけではありません SiteProtector はエージェントはグループ分けし そのグループへポリシーを一定の期間をかけて徐々に適用します グループ内のエージェントに対するポリシー適用 ポリシーをグループ内のエージェントに適用するには : 1. 左ウィンドウ枠で エージェントを含むグループを右クリックし ポップアップメニューから [Apply] [Policy] の順に選択します [Apply Policies] ウィンドウが表示されます 2. [Agent Type] リストから ポリシーの割り当てを受けるエージェントのタイプを選択します Network Sensor Proventia G-Series Server Sensor 3. [Policy] アイコンをクリックし リストからポリシーを選択します 4. 次のいずれかを行います グループに加入しているエージェントだけにポリシーを適用するには [Only applies to subscribers] チェックボックスをオンにします グループ内のすべてのエージェントにポリシーを適用するには このチェックボックスをオフにします 5. [Schedule] アイコンをクリックし [Run Once] をオンにしてポリシーを直ちに適用するか ポリシー適用のジョブをスケジューリングします 6. [OK] をクリックします 284

285 ポリシーサブスクリプショングループを使用したポリシー適用 ポリシーサブスクリプショングループを使用したポリシー適用 このトピックでは ポリシーサブスクリプショングループに関する情報と ポリシーサブスクリプショングループを使用したエージェントへのポリシー適用方法について説明します ポリシーサブスクリプショングループとは ポリシーサブスクリプショングループは ポリシーを受け取るためにエージェントがグループに参加するという点を除けば SiteProtector 内のその他グループと同じです ポリシーサブスクリプショングループは ポリシーの中央配信センターのように機能します 多数エージェントのポリシーを中央で管理する 効率のよい方法です また 個別エージェントごとにポリシーを適用する手間が省かれます たとえば 10,000 の Desktop Protection Agent を ポリシー割り当てのために 1 つのポリシーサブスクリプショングループに加入させることができます このポリシーサブスクリプショングループ内でポリシーを管理および変更することができ 10,000 のサブスクライバエージェントが同時にアップデートされます ポリシーサブスクリプショングループを示すもの ポリシーサブスクリプショングループは その他グループと共に左ウィンドウ枠に表示されます このタイプのグループとその他グループは コンソール内で視覚的に区別されていません そのため ポリシーサブスクリプショングループにはグループの目的を示す名前を付ける必要があります ( Policy Group for Desktop Protection Agents など ) ポリシーサブスクリプショングループ作成手順は 通常のグループ作成手順と同じです エージェント 次のエージェントを ポリシー割り当てのためにポリシーサブスクリプショングループに加入させることができます Desktop Protection Agent Network Sensor Server Sensor Proventia G アプライアンス 例 次の例は ポリシーサブスクリプショングループを使用したエージェントへのポリシー適用方法を示したものです Policy Group for Desktop Protection Agents 8.0 というグループを作成します ネットワーク上に 10,000 の Desktop Protection Agent を配置します Desktop Protection Agent に対するポリシーを定義し それを Policy Group for Desktop Protection Agents 8.0 グループに適用します Policy Group for Desktop Protection Agents 8.0 グループを 10,000 の Desktop Protection Agent のポリシーサブスクリプショングループとして これらエージェントのすべてに対して割り当てます 10,000 エージェントすべてが この 1 つのグループからポリシーを入手します 注意 : この機能が機能するには すべてのエージェントが Policy Group for Desktop Protection Agents 8.0 グループ下位のサブグループ内に存在している必要があります つまり Policy Group for Desktop Protection Agents 8.0 グループは すべてのエージェントに対する ポリシーを伴う親グループである必要があります エージェントは サブグループからではなく 親グループまたは自分の位置するグループからしかポリシーを入手できません ポリシーを変更し それを Policy Group for Desktop Protection Agents 8.0 グループに適用し直します 10,000 のサブスクライバエージェントすべてが 同時に更新されます ルール ポリシーサブスクリプショングループを使用してポリシーを適用する場合は 次のルールに従う必要があります SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

286 第 22 章 : サイトレベルのポリシーとレスポンスの設定 ポリシーサブスクリプショングループは サブスクライバグループを含むグループの親グループである必要があります エージェントは ポリシーに関してサブグループに加入することはできません 1 つのエージェントは ポリシーの割り当てを受けるために 1 つのグループだけに加入できます 1 つのエージェントは 異なるポリシーの割り当てを受けるために複数グループへ加入することはできません 1 つのエージェントが複数のグループに加入している場合 そのエージェントは最後に加入したグループからポリシーを割り当てられます 異なるバージョンのエージェントは カスタムポリシーの割り当てを受けるために異なるグループに加入する必要があります たとえば RealSecure Desktop 7.0 と Proventia Desktop 8.0 は ポリシー割り当てのために同じグループへ加入することはできません 異なる 2 つのグループを作成し それぞれに異なるポリシーを適用し バージョンに基づいて適切なグループに各エージェントを加入させる必要があります 異なるタイプのエージェントは ポリシーの割り当てを受けるために同じグループに加入することができます たとえば Network Sensor と Server Sensor はポリシー割り当てのために同じグループに加入することができます ポリシーサブスクリプショングループに適用できるのは 各エージェントタイプにつき 1 つのポリシーだけです たとえば 異なる 2 つの Network Sensor ポリシーを同じポリシーサブスクリプショングループに適用することはできません Desktop Protection Agent に関してポリシーサブスクリプショングループに適用可能な 1 つのポリシーに加え 次のいずれかに関する 1 つのポリシーも適用できます Network Sensor Server Sensor ネットワーク不正侵入検知システムおよび G アプライアンス タスクの概要 表 95 では ポリシーサブスクリプショングループを使用したエージェントへのポリシー適用タスクについて説明します タスク 説明 1 グループを作成し グループ設定を定義する 目的を表すグループ名を付けてください (Policy Group for Desktop Protection Agents など ) 注記 : このグループを エージェントのポリシーサブスクリプショングループとしてエージェントに割り当てます エージェントは このグループからポリシーを入手します グループは エージェントが存在するグループの親グループである必要があります グループの作成 (212 ページ ) を参照してください 2 エージェントのカスタムポリシーを作成する カスタムポリシーの設定 (282 ページ ) を参照してください 3 カスタムポリシーをグループに適用する 注記 : ポリシーは グループに加入している任意のエージェントに適用されます グループへのポリシー適用 (284 ページ ) を参照してください 4 このグループを エージェントのポリシーサブスクリプショングループとしてエージェントに割り当てる 注記 : ポリシーを多数のエージェントに適用する場合は すべてのエージェントにポリシーサブスクリプショングループを割り当てる必要があります 表 95: ポリシーサブスクリプショングループを使用したポリシー適用のタスク 286

287 ポリシーサブスクリプショングループを使用したポリシー適用 エージェントへのポリシーサブスクリプショングループの割り当て ポリシーサブスクリプショングループをエージェントに割り当てるには : 1. 左ウィンドウ枠で エージェントを含むグループを選択します 2. ビューのリストから [Agent] を選択します 3. 右ウィンドウ枠でエージェントを選択します 4. [Action] メニューから [Configure Agents] [Assign Policy Subscription Group] の順に選択します 5. [Assign Policy Subscription Group] ウィンドウが表示されます 6. エージェントタイプを確認します 7. [Select Policy Group] セクションで 次のいずれかを選択します Current Group Parent Group with Policy 8. [OK] をクリックします エージェントは ポリシーの割り当てを受けるためにこのグループに加入します エージェントを現在のグループから移動しても このポリシーサブスクリプショングループから引き続きポリシーを入手します ポリシーサブスクリプショングループ設定の表示 エージェントのポリシーサブスクリプショングループの設定を表示するには : 1. 左ウィンドウ枠で エージェントを含むグループを選択します 2. ビューのリストから [Agent] を選択します 3. 右ウィンドウ枠で [Get Policy From] 列を探します この列は エージェントがどのグループからポリシーを入手するのかを示しています このグループは エージェントのポリシーサブスクリプショングループです SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

288 第 22 章 : サイトレベルのポリシーとレスポンスの設定 ポリシーサブスクリプショングループの割り当て エージェントを [Ungrouped Assets] フォルダから別のグループに移動する場合 SiteProtector はエージェントのポリシーサブスクリプショングループの自動設定を試みます このプロセスが成功するかどうかは エージェントを追加したグループにポリシーが設定されているかどうかによります 表 96 では その他グループにエージェントを手動で追加した場合に SiteProtector がポリシーサブスクリプショングループを設定する方法について説明します エージェントの追加先となるグループ 正しい種類のポリシーセットを持つグループ 正しい種類のポリシーセットを持たないグループ 結果 SiteProtector は このグループをエージェントのポリシーサブスクリプショングループとして設定します SiteProtector は 正しいポリシーを持つグループが見つかるまで トップグループへ向かいながらグループ階層を検索します 最初に見つかった正しいポリシーを持つグループが エージェントのポリシーサブスクリプショングループとして設定されます 正しいポリシーを持つグループが見つからなかった場合 エージェントのポリシーサブスクリプショングループは設定されません 表 96: ポリシーサブスクリプショングループへのエージェント割り当て方法 288

289 Desktop Protection Agent ポリシーの作業 Desktop Protection Agent ポリシーの作業 このトピックでは 次のタスクについて説明します RealSecure Desktop 7.0 用カスタムポリシーの設定 これらエージェントへのポリシー適用注意 : ポリシーをポリシーサブスクリプショングループに適用すると Desktop Protection Agent は ポリシー割り当てのためにこのグループに加入します コンソールの [Get Policy From] 列は Desktop Protection Agent のポリシー入手元を示します Desktop Protection ポリシーは グループ内のアセットに適用したいセキュリティレベルに基づいて ポリシーサブスクリプショングループに割り当てる必要があります たとえば 人事部と経理部で異なるファイアウォールルールを実施したい場合は 次のようにする必要があります 各部署に対して別個のポリシーサブスクリプショングループを作成する 各グループに異なる Desktop Protection ポリシーを割り当てる ビルド要件 エージェントビルドを作成する前に Desktop Protection ポリシーを作成してポリシーサブスクリプショングループに割り当てる必要があります SiteProtector には読み取り専用 Desktop Protection ポリシーがいくつか備わっており 新しいポリシーを作成するためのテンプレートとして使用することができます ただし 読み取り専用 Desktop Protection ポリシーを使用してエージェントビルドを生成することはできません 読み取り専用ポリシーには エージェントのソフトウェアバージョンまたはライセンス文字列などの必須情報が含まれていません 手順 Desktop Protection Agent のポリシーを設定するには : 1. Desktop Protection Agent を含むグループを左ウィンドウ枠で右クリックし [Properties] を選択します プロパティのウィンドウが表示されます 2. 左ウィンドウ枠で [Details] をクリックします 3. 右ウィンドウ枠で [RealSecure Desktop] をクリックし [Set Policy] を選択します [Select Policy] ウィンドウが表示されます 4. 使用するポリシーがリストにあるでしょうか ある場合は リスト内のポリシーを選択して手順 9 に進みます ない場合は 手順 5 に進みます 5. ポリシーを右クリックし [Derive New] を選択します [Derive Policy] ウィンドウが表示されます 6. ポリシー名を [New item name] ボックスに入力し [OK] をクリックします 7. 必要に応じてポリシーを編集し [Save] をクリックします ポリシーが一覧に表示されます 8. グループに適用するポリシーを選択します 9. [OK] をクリックします ポリシーがグループに適用されます SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

290 第 22 章 : サイトレベルのポリシーとレスポンスの設定 ユーザーへのポリシー変更権限の付与 このトピックでは Policy Editor 内でポリシーを変更する権限をユーザーに与える方法について説明します 重要 : この手順によって 個別のポリシーに対する変更権限がユーザーに与えられます ポリシー変更権限は サイト全体の権限です つまり ユーザーはサイト内のどこでもポリシーを変更できます この権限は すべてのポリシーに適用されるわけではありません 複数のポリシーを変更する資格をユーザーに与える場合は 各ポリシーに対してこの権限を実行する必要があります SiteProtector には すべてのポリシーの変更をユーザーに許可するグローバル権限がありません 手順ポリシー変更の権限をユーザーに与えるには : 1. 左ウィンドウ枠でサイトノードを右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] を選択します [Policy] タブが表示されます 2. ポリシーを右クリックし ポップアップメニューから [Properties] を選択します ポリシーの詳細を示すウィンドウが表示されます 3. [Permissions] をクリックします [Manage Permissions for ポリシー名 ] ウィンドウが表示されます 4. [Users and/or Groups] セクションで [Add ] をクリックしてメンバーを追加するか [Remove] をクリックしてメンバーを削除します 一覧には ポリシーを変更可能なメンバーが表示されます 5. [Select Permission Action] セクションで [Modify] をオンにします この権限は この個別ポリシーの変更だけをユーザーに許可します 6. サイトレベルポリシーのオーナーを設定または変更しますか する場合は [Advanced] をクリックして手順 7 に進みます しない場合は [OK] をクリックして終了します 7. [Change Owner] テキストボックスにオーナーのメンバー名を入力し [OK] をクリックします [Check Names] をクリックしてメンバー名を検索することもできます 8. [OK] をクリックし もう一度 [OK] をクリックして詳細ウィンドウを終了します これで ユーザーは個別のレスポンスを変更できるようになりました 290

291 Active Directory を使ったポリシー割り当て Active Directory を使ったポリシー割り当て SiteProtector 内で Active Directory を使用してグループにアセットを置く場合 エージェントへのポリシー割り当てに関する問題点が生じる可能性があります このトピックでは そうした問題点に対するいくつかの解決方法を紹介します 複数グループ内のアセット 1 つのアセットが Active Directory グループとポリシーサブスクリプショングループの両方にあり 両方のグループにポリシーを割り当て可能である場合 エージェントは [Reassign agent policy based on Active Directory grouping] オプションの設定に基づいてポリシーを入手します 表 97 では このオプションの設定について説明します 設定オフオン 説明エージェントは引き続き SiteProtector グループからポリシーを受け取ります エージェントは Active Directory グループからポリシーを受け取ります 表 97: 複数グループに属するアセットでのポリシー割り当て 同一ドメイン内の別の Active Directory グループへのアセット移動 表 98 では エージェントがポリシーに関して Active Directory グループに加入していて エージェントのアセットがネットワーク上の別の Active Directory グループに移された場合の動作について説明します SiteProtector 内の Active Directory 情報が更新された場合の Reassign sensor policy チェックボックスオフ エージェントの動作 元の Active Directory グループから引き続きポリシーを受け取ります オン新しい Active Directory グループからポリシーを受け取ります 表 98: ドメイン内での Active Directory アセットの移動 同一フォレスト内の別のドメインへのコンピュータオブジェクト移動 コンピュータオブジェクトを同一フォレスト内の別のドメインに移動すると 元のコンピュータオブジェクトに割り当てられているポリシーは [Reassign sensor policy based on Active Directory grouping] オプションに基づいて 表 99 のように割り当てられます Reassign sensor policy based on Active Directory grouping チェックボックスオフオン ポリシーの動作 元のコンピュータオブジェクトに割り当てられたままです 割り当ては予測できません 割り当てをはっきりさせるために 古いドメインからコンピュータオブジェクトを削除してください 表 99: 別のドメインへの Active Directory アセットの移動 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

292 第 22 章 : サイトレベルのポリシーとレスポンスの設定 同一フォレスト内の別のドメインへのアセット移動 表 100 では アセットを同一フォレスト内の別のドメインに移動した場合の動作を アセットの移動方法別に説明します 次の場合 結果 コンピュータのプロパティでドメイン名を変更することで コンピュータを新しいドメインに参加させる Active Directory 移行ツールを使用する Microsoft の MoveTree ユーティリティと Netdom ユーティリティを使用する 新しいドメインに 新しいコンピュータオブジェクトが作成されます 古いドメインに 古いコンピュータオブジェクトが残ります 新しいコンピュータオブジェクトが 新しい GUID を受け取ります 古いドメインに 古いコンピュータオブジェクトが残ります ( 操作を取り消したい場合のため ) 新しいコンピュータオブジェクトが 新しい GUID を受け取ります 新しいコンピュータオブジェクトが作成されたときに 古いコンピュータオブジェクトが削除されます GUID は変更されません 表 100: 同一フォレスト内の別のドメインへのアセット移動 - 結果 292

293 概要 セクション B: サイトレベルレスポンスの設定 概要 このセクションでは 次のものに対するエージェントレスポンスとグローバルレスポンスの設定方法について説明します Event Collector Network Sensor 6.5 および 7.0 Server Sensor 6.5 および 7.0 Proventia G シリーズアプライアンス注記 : このセクションは 次の製品には該当しません Network IPS アプライアンス Network Multi-Function Security アプライアンス Proventia Server Proventia Desktop 8.0 RealSecure Desktop 7.0 参照 SiteProtector レスポンスの取り扱い方法に関する段階的な手順については SiteProtector のヘルプを参照してください このセクションの内容 このセクションでは次のトピックについて説明します トピック ページ レスポンスとは 294 カスタムエージェントレスポンスの設定 297 カスタムエージェントレスポンスの設定 297 ユーザーへのレスポンス変更権限の付与 299 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

294 第 22 章 : サイトレベルのポリシーとレスポンスの設定 レスポンスとは このトピックでは レスポンスについて説明します 定義 レスポンスは セキュリティイベントに対してエージェントがとるアクションです たとえば エージェントが次のアクションをとった場合 エージェントはセキュリティイベントに対応しています エージェントは セキュリティイベントに関する情報を表示するようにコンソールへ通知します エージェントは セキュリティイベントを Site Database に保存します エージェントは セキュリティイベントに関するメールによる通知をユーザーに送信します これらのアクションはユーザー定義され レスポンス設定を通じて制御されます 柔軟なレスポンス SiteProtector には 柔軟なレスポンス管理と 特定のセキュリティ要件およびネットワーク要件に合致する設定オプションが備わっています たとえば 次のものに対するレスポンスを設定できます 同じ個別のセキュリティイベントに対して 1 つのレスポンスを送信するように 1 つのエージェントを設定する 同じ個別のセキュリティイベントに対して複数のレスポンスを送信するように 1 つのエージェントを設定する 同じ個別のセキュリティイベントに対して同じレスポンスを送信するように 複数のエージェントを設定する 同じ個別のセキュリティイベントに対して異なるレスポンスを送信するように 複数のエージェントを設定する 必要なユーザー入力 レスポンスを設定する場合 セキュリティイベントに対する次のようなエージェントの対応方法について決定する必要があります コンソール内にセキュリティイベントを表示するかどうか Site Database にセキュリティイベントを保存するかどうか セキュリティイベントに関するメール通知を送信するかどうか エージェントがメールを送信する必要のあるメールアドレスはどれか どのくらいの頻度でレスポンスを生成するか 決定する内容によって レスポンスオプションの設定方法が変わります 一部のオプションはレスポンスポリシー内で設定し その他オプションはレスポンスポリシー外で設定します レスポンスポリシー内で設定されたオプションは レスポンスファイルに保管されます 294

295 グローバルレスポンスとエージェントレスポンス 表 101 では レスポンスのカテゴリについて説明します カテゴリ説明 グローバル エージェント グローバルレスポンスはサイト全体のレスポンスであり サイト内のすべてのエージェントがセキュリティイベントに対応する方法を制御します グローバルレスポンスは 次のエージェントに適用可能です Network Sensor Server Sensor Proventia G シリーズアプライアンス Event Collector (SiteProtector コンポーネント ) エージェントレスポンスはサイトレベルのレスポンスであり 個別のエージェントがセキュリティイベントに対応する方法を制御します エージェントレスポンスはまた バージョンごとに固有です つまり 特定バージョンのエージェントだけに影響します エージェントレスポンスは 次のエージェントに適用可能です Network Sensor Server Sensor Proventia G シリーズアプライアンス Event Collector (SiteProtector コンポーネント ) 重要 : エージェントレスポンスは グローバルレスポンスよりも優先されます たとえば グローバルレスポンスとエージェントレスポンスをエージェントに適用した場合 そのエージェントはグローバルレスポンスではなくエージェントレスポンスに基づいて対応します 表 101: レスポンスのカテゴリ 推奨 レスポンスを設定する場合は 次の順序に従うことをお勧めします 最初にグローバルレスポンスを設定する 次に グローバルレスポンスとエージェントレスポンスをマージするか エージェントレスポンスをグローバルレスポンスと完全に置き換える エージェントによってサポートされているレスポンス 表 102 では 各エージェントでサポートされているレスポンスの種類を紹介します エージェンェントレスポンスの種類 Event Collector Network Sensor これらのレスポンスは Event Collector で使用可能です SNMP ユーザー指定これらのレスポンスは Network Sensor で使用可能です Log Evidence Opsec Rskill SNMP ユーザー指定 表 102: サポート対象のレスポンスタイプ SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

296 第 22 章 : サイトレベルのポリシーとレスポンスの設定 エージェンェント Network Sensor 6.5 Proventia G アプライアンス Server Sensor 7.0 レスポンスの種類これらのレスポンスは Network Sensor で使用可能です Opsec Rskill SNMP ユーザー指定これらのレスポンスは Network Sensor で使用可能です Opsec Rskill SNMP ユーザー指定これらのレスポンスは Network Sensor で使用可能です Banner Block Fusion Scripting Rskill SNMP Suspend ユーザー指定 表 102: サポート対象のレスポンスタイプ ( 続き ) 296

297 カスタムエージェントレスポンスの設定 カスタムエージェントレスポンスの設定 このトピックでは 定義済みレスポンスからのカスタムエージェントレスポンス作成について説明します タスクの概要 表 103 では セキュリティイベントに対するレスポンスの設定タスクについて説明します タスク 説明 1 エージェントのカスタムポリシーを設定する このタスクでは エージェントに検出させるセキュリティイベントを指定します このタスクでは 次の手順が必要です ポリシーを選択する エージェントに検出させるイベントを指定する ポリシーを保存する エージェントにポリシーを適用する サイトレベルのポリシー (279 ページ ) を参照してください 2 エージェントレスポンスをカスタマイズする このタスクでは エージェントがセキュリティイベントを検出した場合に生成するレスポンスを指定します a 表 103: レスポンス設定のタスク a. SiteProtector には 各セキュリティイベントに対するデフォルトレスポンスが備わっています 一般的なデフォルトレスポンスでは セキュリティイベントについてコンソールへ通知し セキュリティイベントを Site Database に記録するエージェントが必要です TCP リセット ファイアウォール再設定 ユーザー定義レスポンスなどのオプションは デフォルトレスポンスでは選択されていません カスタムエージェントレスポンスの設定 カスタムエージェントレスポンスを設定するには : 1. 左ウィンドウ枠でサイトノードを右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] を選択します [Policy] タブが表示されます 2. [Response] アイコンをクリックします 右ウィンドウ枠にレスポンスが一覧表示されます 3. レスポンスを右クリックし ポップアップメニューから [Derive New] を選択します [Derive Response] ウィンドウが表示されます 4. カスタムレスポンスの名前を入力し [ 了解 ] をクリックします Response Editor が表示されます 5. Response Editor を使用して必要に応じてレスポンスポリシーを編集し [OK] をクリックします Response Policy Editor の使用 表 94 では Response Policy Editor を使用したレスポンスのカスタマイズなどに関するヘルプトピックの検索場所について説明します エージェント Event Collector Network Sensor 7.0 および 6.5 Server Sensor 7.0 Response Policy Editor のヘルプ Response, Policy, & Event Collector Help Response, Policy, & Event Collector Help Response, Policy, & Event Collector Help 表 104: サイトレベルポリシー エージェントの Response Policy Editor のヘルプ SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

298 第 22 章 : サイトレベルのポリシーとレスポンスの設定 エージェント Proventia G アプライアンス Proventia Desktop Response Policy Editor のヘルプ Response, Policy, & Event Collector Help Proventia Desktop Policy Editor Help 表 104: サイトレベルポリシー エージェントの Response Policy Editor のヘルプ 298

299 ユーザーへのレスポンス変更権限の付与 ユーザーへのレスポンス変更権限の付与 このトピックでは レスポンス変更の権限をユーザーに与える方法について説明します 重要 : この手順によって 個別のレスポンスに対する変更権限がユーザーに与えられます ポリシー変更権限は サイト全体の権限です つまり ユーザーはサイト内のどこでもレスポンスを変更できます この権限は すべてのレスポンスに適用されるわけではありません 複数のレスポンスを変更する資格をユーザーに与える場合は 各レスポンスに対してこの権限を実行する必要があります SiteProtector には すべてのポリシーの変更をユーザーに許可するグローバル権限がありません 手順レスポンス変更の権限をユーザーに与えるには : 1. 左ウィンドウ枠でサイトノードを右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] を選択します [Policy] タブが表示されます 2. [Response] アイコンをクリックします 右ウィンドウ枠にレスポンスが一覧表示されます 3. レスポンスを右クリックし ポップアップメニューから [Properties] を選択します プロパティのウィンドウが表示されます 4. [Permissions] をクリックします [Manage Permissions for レスポンスポリシー名 ] ウィンドウが表示されます 5. [Users and/or Groups] セクションで [Add ] をクリックしてメンバーを追加するか [Remove] をクリックしてメンバーを削除します リストには このポリシーからユーザー定義ポリシーを作成することと このポリシーを表示することが可能なメンバーが表示されます 6. [Select Permission Action] セクションで [Modify] をオンにします この権限は この個別ポリシーの変更だけをユーザーに許可します 7. レスポンスポリシーのオーナーを設定または変更しますか する場合は [Advanced] をクリックして手順 8 に進みます しない場合は [OK] をクリックして終了します 8. [Change Owner] テキストボックスにオーナーのメンバー名を入力し [OK] をクリックします [Check Names] をクリックしてメンバー名を検索することもできます 9. [OK] をクリックし もう一度 [OK] をクリックしてプロパティウィンドウを終了します これで ユーザーは個別のレスポンスを変更できるようになりました SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

300 第 22 章 : サイトレベルのポリシーとレスポンスの設定 300

301 第 23 章 Network Objects ポリシーの定義 概要 この章では Network Objects ポリシーの定義について説明します 次のエージェントは このポリシーを使用します Event Archiver Central Response Network Multi-Function Security アプライアンス 推奨 これらのエージェントに対してポリシーを設定する前に Network Objects ポリシーを定義することをお勧めします この章の内容 この章では次のトピックについて説明します トピック ページ Network Objects ポリシーとは 302 Network Objects ポリシーでの Address Name の定義 304 Network Objects ポリシーでの Address Group の定義 306 Network Objects ポリシーでの Port Name の定義 308 Network Objects ポリシーでの Port Group の定義 310 Network Objects ポリシーでの Dynamic Address Name の定義 312 Network Objects ポリシーでのデータのエクスポートとインポート 314 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

302 第 23 章 : Network Objects ポリシーの定義 Network Objects ポリシーとは Network Objects ポリシーは 頻繁に使用される IP アドレス ポート その他情報を 1 つの再利用可能なオブジェクトに保管します Network Objects ポリシーは この情報を一括管理する場所となります Network Objects ポリシーが 3 つのエージェントによって使用されている場合は 情報を 1 回更新すれば その情報が 3 つのエージェントすべてを同時に更新します 次のエージェントでは Network Objects ポリシーを使用します Event Archiver Central Response Proventia Network Objects ポリシーは Site Database に保管されます ポリシー情報 Network Objects ポリシーには 次の情報が含まれます Address Name Address Group (Network Multi-Function Security レスポンスの場合のみ ) Port Name Port Group (Network Multi-Function Security レスポンスの場合のみ ) Dynamic Address List (Network Multi-Function Security レスポンスの場合のみ ) 利点 Network Objects ポリシーには 次の利点があります 頻繁に使用される情報 (IP アドレスなど ) の複雑なセットが 1 つの再利用可能なオブジェクトとして保存されます このポリシーは ポリシーやレスポンスの設定中 いつでも使用できます セキュリティポリシーやレスポンスを作成するたびに大量の情報を繰り返し入力する必要がなくなります ポリシーやレスポンスで使用される情報 (IP アドレスやポートなど ) を更新する効率のよい方法です ネットワークオブジェクト内の情報を変更すると この Network Objects ポリシーが使われているすべての場所に変更内容が反映されます シンプルまたは複雑なオブジェクト Network Objects ポリシーは 要件に応じてシンプルにも複雑にもできます 最もシンプルなポリシーには 1 つの IP アドレスとポートが含まれます たとえば という IP アドレスを頻繁に使用する場合は という 1 つの IP アドレスを含むポリシーを定義することができます より複雑な Network Objects ポリシーには 一定範囲の IP アドレスと一定範囲のポートなど 情報の組み合わせが含まれます たとえば 次の情報すべてを含む Boston Web Servers という名前の Network Objects ポリシーを定義することができます IP アドレス範囲 : ポート範囲 : タスクの概要 表 105 では Network Objects ポリシー定義のタスクについて説明します タスク 説明 1 ポリシー内で Address Name を定義する Network Objects ポリシーでの Address Name の定義 (304 ページ ) を参照してください 表 105: Network Objects ポリシー定義のタスク 302

303 Network Objects ポリシーとは タスク 説明 2 ポリシー内で Address Group を定義する Network Objects ポリシーでの Address Group の定義 (306 ページ ) を参照してください 3 ポリシー内で Port を定義する Network Objects ポリシーでの Port Name の定義 (308 ページ ) を参照してください 4 ポリシー内で Port Group を定義する Network Objects ポリシーでの Port Group の定義 (310 ページ ) を参照してください 5 ポリシー内で Dynamic Address Name を定義する Network Objects ポリシーでの Dynamic Address Name の定義 (312 ページ ) を参照してください 表 105: Network Objects ポリシー定義のタスク ( 続き ) SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

304 第 23 章 : Network Objects ポリシーの定義 Network Objects ポリシーでの Address Name の定義 このトピックでは Network Objects ポリシーでの Address Name の追加 編集 削除について説明します レスポンスルールに関連付けられている Address Name を編集または削除すると Address Name とレスポンスルールの関連づけが解除されます 関連付けを復元するには 次のいずれかを行う必要があります 編集した Address Name をレスポンスルールと手動で関連付ける レスポンスと別の Address Name の間で新しい関連づけを行う 説明 Address Name は 次の情報を表します 任意の IP アドレス 1 つの IP アドレス 1 つの IP アドレス範囲 1 つの IP アドレスと CIDR マスク 1 つのアドレスリスト これら情報の任意の組み合わせ Address Name の追加 Network Objects ポリシーに Address Name を追加するには : 1. 左ウィンドウ枠でサイトグループを右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] を選択します 2. 右ウィンドウ枠で [Network Objects] を右クリックし ポップアップメニューから [Open Policy] を選択します 3. [Address Names] タブを選択し 追加のアイコンをクリックします [Add Address Names] ウィンドウが表示されます 4. [Name] テキストボックスに アドレス名を入力します 注意 : 名前にスペースは含めないでください 5. [Comment] テキストボックスに Address Name の説明を入力します 6. [Address] セクションで 次のうちいずれかのオプションを選択します オプション Single IP Address Network Address/ #Network Bits (CIDR) IP Address Range アクション Address Name に 1 つの IP アドレスを含めるには このオプションをオンにして次のいずれかを行います リスト内で IP アドレスを選択する このリストには Network Objects ポリシーで定義したアドレスが含まれています [Add] をクリックしてアドレスをリストに追加する Address Name に 1 つの IP アドレスとネットワークマスクを含めるには このオプションをオンにして必要な情報を入力します Address Name に 1 つの IP アドレス範囲を含めるには このオプションをオンにして IP アドレス範囲を入力します 304

305 Network Objects ポリシーでの Address Name の定義 オプション IP Address List アクション Address Name に一連の IP アドレスを含めるには このオプションをオンにして次のいずれかを行います IP アドレス項目リスト名を入力する この名前は Network Objects ポリシーに表示されるとおりに正確に入力する必要があります [Add Address Names] をクリックし Network Objects ポリシーに名前を追加する 7. [Source Port] セクションで 次のうちいずれかのオプションを選択します Any Single Port Port Range Port List Entry 8. [OK] をクリックし [Save All] をクリックします Address Name の編集 Address Name を編集するには : 1. 左ウィンドウ枠でサイトグループを右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] を選択します 2. 右ウィンドウ枠で [Network Objects] を右クリックし ポップアップメニューから [Open Policy] を選択します 3. [Address Names] タブを選択します 4. Address Name を選択し 編集のアイコンをクリックします [Edit Address Names] ウィンドウが表示されます 5. 必要に応じて Address Name を変更し [OK] をクリックします 6. [Save All] をクリックします Address Name の削除 Network Objects ポリシーから Address Name を削除するには : 1. 左ウィンドウ枠でサイトグループを右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] を選択します 2. 右ウィンドウ枠で [Network Objects] を右クリックし ポップアップメニューから [Open Policy] を選択します 3. [Address Names] タブを選択します 4. 削除する Address Name を選択し 削除のアイコンをクリックします 5. 警告ウィンドウで [ はい ] をクリックして変更内容を確認します SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

306 第 23 章 : Network Objects ポリシーの定義 Network Objects ポリシーでの Address Group の定義 このトピックでは Network Objects ポリシーでの Address Group の追加 編集 削除について説明します 説明 Address Group は 次の情報を表します 1 つの Address Name ネットワークオブジェクト 複数の Address Name ネットワークオブジェクト その他の Address Group 注記 : Network Multi-Function Security アプライアンスだけが Address Group を使用します Address Group の追加 Network Objects ポリシーに Address Group を追加するには : 1. 左ウィンドウ枠でサイトグループを右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] を選択します 2. 右ウィンドウ枠で [Network Objects] を右クリックし ポップアップメニューから [Open Policy] を選択します 3. [Address Groups] タブを選択し 追加のアイコンをクリックします [Add Address Names] ウィンドウが表示されます 4. Address Group の名前と説明を入力します 5. [Add] をクリックします [Add Address] ウィンドウが表示されます 6. 次のいずれかを選択します オプション Address Name Dynamic Address Address Group アクション Address Group にアドレス名を含めるには このオプションを選択し リストから名前を選択します 注記 : [Address Names] ボタンを使用して リストでアドレス名を追加 編集 削除することができます Address Group にダイナミックアドレスを含めるには このオプションを選択し リストからグループ名を選択します 注記 : [Dynamic Address Names] ボタンを使用して リストでアドレス名を追加 編集 削除することができます Address Group にアドレスグループを含めるには このオプションを選択し リストからグループ名を選択します 注記 : [Address Groups] ボタンを使用して リストでアドレス名を追加 編集 削除することができます 7. [OK] をクリックし [Save All] をクリックします Address Group の編集 Network Objects ポリシーで Address Group を編集するには : 1. 左ウィンドウ枠でサイトグループを右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] を選択します 2. 右ウィンドウ枠で [Network Objects] を右クリックし ポップアップメニューから [Open Policy] を選択します 306

307 Network Objects ポリシーでの Address Group の定義 3. [Address Groups] タブを選択します 4. Address Group を選択し 編集のアイコンをクリックします [Edit Address Names] ウィンドウが表示されます 5. 必要に応じて Address Group を変更し [OK] をクリックします 6. [Save All] をクリックします Address Group の削除 Network Objects ポリシーから Address Group を削除するには : 1. 左ウィンドウ枠でサイトグループを右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] を選択します 2. 右ウィンドウ枠で [Network Objects] を右クリックし ポップアップメニューから [Open Policy] を選択します 3. [Address Groups] タブを選択します 4. Address Group を選択し 削除のアイコンをクリックします 5. 警告ウィンドウで [ はい ] をクリックして変更内容を確認します SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

308 第 23 章 : Network Objects ポリシーの定義 Network Objects ポリシーでの Port Name の定義 情報 このトピックでは Network Objects ポリシーでの Port Name の追加 編集 削除について説明します 説明 Port Name は 次の情報を表します 1 つのポート 複数のポート 1 つのポート範囲 複数のポート範囲次のエージェントでは Network Objects ポリシー内で Port Name を使用します Event Archiver Central Response Network Multi-Function Security アプライアンスレスポンス Port Name の追加 Network Objects ポリシーに Port Name を追加するには : 1. 左ウィンドウ枠でサイトグループを右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] を選択します 2. 右ウィンドウ枠で [Network Objects] を右クリックし ポップアップメニューから [Open Policy] を選択します 3. [Port Names] タブを選択します 注意 : [Port Names] タブには 一般的に使用されるポートの一覧が表示されます 4. 次のいずれかを行います リスト内でポートを選択し 手順 8 に進みます 追加のアイコンをクリックしてポートを追加し 手順 5 に進みます 5. Port Name の名前とコメントを入力します 注意 : 名前にスペースは含めないでください 6. [Protocol] リストから 次のうちいずれかのプロトコルを選択します プロトコル TCP (Transmission Control Protocol ) UDP (User Datagram Protocol) 説明 追加するポートをホスト間でのデータストリームのやりとりで使用する場合に このプロトコルを選択します 追加するポートをコネクションレス型 IP ネットワーク上でのデータ送受信に使用する場合に このプロトコルを選択します このプロトコルはまた Unix の traceroute コマンドでも使用されます 注意 : プロトコルは必須です 7. [Address] セクションで 次のうちいずれかのオプションを選択します [Single Port] をオンにし [Port Number] ボックスにポートの値を入力します [Port Range] をオンにし [Range] リストからポート範囲を選択します 308

309 Network Objects ポリシーでの Port Name の定義 注意 : アイコンを使用して [Port Range] リストで項目を追加 編集 削除することができます 8. [OK] をクリックし [Save All] をクリックします Port Name の編集 Network Objects ポリシーで Port Name を編集するには : 1. 左ウィンドウ枠でサイトグループを右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] を選択します 2. 右ウィンドウ枠で [Network Objects] を右クリックし ポップアップメニューから [Open Policy] を選択します 3. [Port Names] タブを選択します 4. Port Name を選択し 編集のアイコンをクリックします 5. 必要に応じて Port Name を変更し [OK] をクリックします 6. [Save All] をクリックします Port Name の削除 Network Objects ポリシーから Port Name を削除するには : 1. 左ウィンドウ枠でサイトグループを右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] を選択します 2. 右ウィンドウ枠で [Network Objects] を右クリックし ポップアップメニューから [Open Policy] を選択します 3. [Port Names] タブを選択します 4. Port Name を選択し 削除のアイコンをクリックします 5. 警告ウィンドウで [ はい ] をクリックして変更内容を確認します SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

310 第 23 章 : Network Objects ポリシーの定義 Network Objects ポリシーでの Port Group の定義 このトピックでは Network Objects ポリシーでの Port Group の追加 編集 削除について説明します レスポンスルールに関連付けられている Port Group を編集または削除すると Port Group とレスポンスルールの関連づけが解除されます 関連付けを復元するには 次のいずれかを行う必要があります 編集した Port Group をレスポンスルールと手動で関連付ける レスポンスと別の Port Group の間で新しい関連づけを行う 説明 Port Group は 次の情報を表します 1 つのポート名 複数のポート名 1 つのポートグループ 複数のポートグループ これら情報の任意の組み合わせ Network Multi-Function Security アプライアンスだけが Network Objects ポリシーで Port Group を使用します Port Group の追加 Port Group を追加するには : 1. 左ウィンドウ枠でサイトグループを右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] を選択します 2. 右ウィンドウ枠で [Network Objects] を右クリックし ポップアップメニューから [Open Policy] を選択します 3. [Port Groups] タブを選択します 4. 右側の [Port Groups] タブを選択し [Add] アイコンをクリックします [Add Port Groups] ウィンドウが表示されます 5. Port Group の名前とコメントを入力します 6. [Ports] セクションで [Add] をクリックします 7. 次のいずれかを選択します オプション Port Name Port Group アクション Port Group にポート名を含めるには このオプションを選択し リストから名前を選択します 注記 : [Port Names] ボタンを使用して リストでアドレス名を追加 編集 削除することができます Port Group にポートグループを含めるには このオプションを選択し リストからグループ名を選択します 8. [OK] をクリックし [Save All] をクリックします 310

311 Network Objects ポリシーでの Port Group の定義 Port Group の編集 Network Objects ポリシーで Port Group を編集するには : 1. 左ウィンドウ枠でサイトグループを右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] を選択します 2. 右ウィンドウ枠で [Network Objects] を右クリックし ポップアップメニューから [Open Policy] を選択します 3. [Port Groups] タブを選択します 4. Port Group を選択し 編集のアイコンをクリックします 5. 必要に応じて Port Group を変更し [OK] をクリックします 6. [Save All] をクリックします Port Group の削除 Network Objects ポリシーから Port Group を削除するには : 1. 左ウィンドウ枠でサイトグループを右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] を選択します 2. 右ウィンドウ枠で [Network Objects] を右クリックし ポップアップメニューから [Open Policy] を選択します 3. [Port Groups] タブを選択します 4. Port Group を選択し 削除のアイコンをクリックします 5. 警告ウィンドウで [ はい ] をクリックして変更内容を確認します SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

312 第 23 章 : Network Objects ポリシーの定義 Network Objects ポリシーでの Dynamic Address Name の定義 このトピックでは Network Objects ポリシーでの Dynamic Address Name の追加 編集 削除について説明します 説明 : Dynamic Address Name Dynamic Address Name は さまざまな Network Multi-Function Security アプライアンスの複数の Dynamic Address List を表します Dynamic Address Name が複数のリストを表すためには Dynamic Address Name を異なる Dynamic Address List に関連付ける必要があります この作業は SiteProtector ではなく Network Multi-Function Security インターフェースで行います 説明 : Dynamic Address List Dynamic Address List は Network Multi-Function Security アプライアンス固有のアドレスを表します Network Multi-Function Security アプライアンス固有のアドレスは Dynamic Address Name と関連づけられます Dynamic Address List は Proventia Manager を使用して Policy Editor にアクセスした場合にのみ表示されます デフォルトの Dynamic Address Name 表 106 では Network Objects ポリシーに含められるデフォルトの Dynamic Address Name について説明します 名前 CORP DMZ 説明 CORP は Network Multi-Function Security 内部インターフェースの IP アドレスまたはサブネットマスクを自動的に保存します Network Multi-Function Security ファームウェアをアップグレードした場合 アップグレードプロセスによってこの情報が新規システムに移行されます 新規 Network Multi-Function Security アプライアンスについては アプライアンス設定プロセスの間にこの情報を入力する必要があります DMZ は Network Multi-Function Security に関する任意の情報を自動的に保存します Network Multi-Function Security ファームウェアをアップグレードした場合 アップグレードプロセスによってこの情報が自動的に新規システムに移行されます 新規 Network Multi-Function Security アプライアンスについては アプライアンス設定プロセスの間にこの情報を入力する必要があります 表 106: デフォルト Dynamic Address Name の説明 タスクの概要 表 107 では 複数の Dynamic Address List を表す 1 つの Dynamic Address Name の作成タスクについて説明します タスク 説明 1 Dynamic Address Name を追加する 2 各 Network Multi-Function Security アプライアンスの IP アドレスを含む Dynamic Address List を追加する 3 Network Multi-Function Security アプライアンスのそれぞれについて アプライアンスの IP アドレスと Dynamic Address List との関連づけを行う 表 107: Dynamic Address List への Dynamic Address Name 関連付けのタスク 312

313 Network Objects ポリシーでの Dynamic Address Name の定義 Dynamic Address Name の追加 Network Objects ポリシーに Dynamic Address Name を追加するには : 1. 左ウィンドウ枠でサイトグループを右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] を選択します 2. 右ウィンドウ枠で [Network Objects] を右クリックし ポップアップメニューから [Open Policy] を選択します 3. [Dynamic Address Names] タブを選択し 追加のアイコンをクリックします [Add Dynamic Address Names] ウィンドウが表示されます 4. Dynamic Address Name の名前とコメントを入力します 重要 : 名前にスペースは含めないでください 5. [OK] をクリックし [Save All] をクリックします Dynamic Address Name の編集 Network Objects ポリシーで Dynamic Address Name を編集するには : 1. 左ウィンドウ枠でサイトグループを右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] を選択します 2. 右ウィンドウ枠で [Network Objects] を右クリックし ポップアップメニューから [Open Policy] を選択します 3. [Dynamic Address Names] タブを選択します 4. 名前を選択し 編集のアイコンをクリックします 5. 必要に応じて情報を変更し [Save All] をクリックします Dynamic Address Name の削除 Dynamic Address Name を削除するには : 1. 左ウィンドウ枠でサイトグループを右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] を選択します 2. 右ウィンドウ枠で [Network Objects] を右クリックし ポップアップメニューから [Open Policy] を選択します 3. [Dynamic Address Names] タブを選択します 4. 名前を選択し 削除のアイコンをクリックします 5. 警告ウィンドウで [ はい ] をクリックして変更内容を確認します SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

314 第 23 章 : Network Objects ポリシーの定義 Network Objects ポリシーでのデータのエクスポートとインポート このトピックでは Network Objects ポリシーでのデータ ( アドレス名やポート名など ) のエクスポートとインポートについて説明します Network Objects ポリシーからのデータのエクスポート Network Objects ポリシーからのデータをエクスポートするには : 1. 左ウィンドウ枠でサイトグループを右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] を選択します 2. 右ウィンドウ枠で [Network Objects] を右クリックし ポップアップメニューから [Open Policy] を選択します 3. エクスポートするデータの種類に対応するタブを選択します 4. エクスポートする項目を選択します 5. [Action] メニューから [Export] を選択します [ 保存 ] ウィンドウが開きます 6. [ ファイル名 ] に ネットワークオブジェクトの名前を入力します 7. オブジェクトの保存先となる場所に移動します 8. [ 保存 ] をクリックします ネットワークオブジェクトが ユーザー指定の場所に保存されます Network Objects ポリシーへのデータのインポート Network Objects ポリシーにデータをインポートするには : 1. 左ウィンドウ枠でサイトグループを右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] を選択します 2. 右ウィンドウ枠で [Network Objects] を右クリックし ポップアップメニューから [Open Policy] を選択します 3. インポートするデータの種類に対応するタブを選択します 4. インポートする項目を選択します 5. [Action] メニューから [Import] を選択します [ 開く ] ウィンドウが表示されます 6. 項目へ移動して選択し [ 開く ] をクリックします 7. 項目が Network Objects ポリシーにインポートされます 8. [Save All] をクリックします 314

315 第 24 章 Response Objects ポリシーの定義 概要 この章では Response Objects ポリシーの定義について説明します 次のエージェントは このポリシーを使用します Central Response Network IPS アプライアンス この章の内容 この章では次のトピックについて説明します トピック ページ Response Objects ポリシーとは 316 Response Objects ポリシーでの レスポンスの指定 317 Response Objects ポリシーでの SNMP レスポンスの指定 319 Response Objects ポリシーでのユーザー指定レスポンスの指定 321 Response Objects ポリシーでの Log Evidence 設定の指定 323 Response Objects ポリシーでの Quarantine 設定の指定 324 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

316 第 24 章 : Response Objects ポリシーの定義 Response Objects ポリシーとは Response Objects ポリシーは SiteProtector がセキュリティイベントに対応する場合に使用する情報をまとめて保存します たとえば ネットワーク上で特定のイベントが発生した場合にサイト管理者へメールを送信するように SiteProtector に要求するポリシーを設定することができます サイト管理者のメールアドレスを Response Objects ポリシー内で定義することができます ポリシーは再利用可能です つまり その他ポリシーを定義するときにこの Response Objects ポリシーの情報を含めることができます これによって ポリシーを定義するたびに情報を入力し直す手間が省けます また 中央で情報を一括して管理およびアップデートすることもできます Response Objects ポリシー内の情報をアップデートすると Response Objects ポリシーが使われている任意の場所でその情報がアップデートされます ポリシー情報 Response Objects ポリシーには 次の情報が含まれます レスポンスのメールアドレス SNMP レスポンスの設定 ユーザー指定レスポンスの設定 証拠を記録するレスポンスの設定 (Network IPS アプライアンスのみ ) イベントを検疫するレスポンスの設定 (Network IPS アプライアンスのみ ) Response Objects ポリシーは Site Database に保管されます タスクの概要 表 108 では Response Objects ポリシー定義のタスクについて説明します タスク 説明 1 ポリシー内でメールアドレスを定義する Response Objects ポリシーでの レスポンスの指定 (317 ページ ) を参照してください 2 ポリシー内で SNMP 設定を指定する Response Objects ポリシーでの SNMP レスポンスの指定 (319 ページ ) を参照してください 3 ポリシー内でユーザー指定の設定を指定する Response Objects ポリシーでのユーザー指定レスポンスの指定 (321 ページ ) を参照してください 4 必要に応じて Log Evidence 設定を指定する (Network IPS アプライアンス用 ) Response Objects ポリシーでの Log Evidence 設定の指定 (323 ページ ) を参照してください 5 必要に応じて Network IPS アプライアンスの Quarantine 設定を指定する Response Objects ポリシーでの Quarantine 設定の指定 (324 ページ ) を参照してください 表 108: Response Objects ポリシー定義のタスク 316

317 Response Objects ポリシーでの レスポンスの指定 Response Objects ポリシーでの レスポンスの指定 このトピックでは Response Objects ポリシーでのメールアドレスの追加 編集 削除について説明します 説明 は セキュリティイベントに対応して SiteProtector が送信するメールです に含める次の項目を定義することができます の名前 SMTP ホスト 送信元 宛先 件名 本文注記 : メールの件名と本文には 次のようなパラメータを含めることができます イベントを検出したエージェントの名前 セキュリティイベントの宛先 IP アドレス セキュリティイベントのポート イベントを検出したエージェントのアドレス イベントを検出したエージェントのステータス イベントを検出したエージェントのバージョン メールの追加 Response Objects ポリシーに を追加するには : 1. 左ウィンドウ枠でサイトグループを右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] を選択します 2. 右ウィンドウ枠で [Response Objects] を右クリックし ポップアップメニューから [Open Policy] を選択します 3. [ ] タブを選択し 追加のアイコンをクリックします 注意 : 赤で囲まれたボックスは 必要な情報を示します 4. [Name] ボックスに の名前を入力します 5. [SMTP Host] テキストボックスに この を処理する SMTP ホストの IP アドレスまたは DNS 名を入力します 6. [From] テキストボックスに メッセージ発信元のメールアドレスを入力します 注意 : From アドレスは 1 つしか入力できません SiteProtector は このアドレスが正しい形式であるかどうか検証します 7. [To] テキストボックスに 通知の送信先メールアドレスを入力します 注意 : 複数の To アドレスを入力できます セミコロンを使ってメールアドレスを区切ってください 8. [Subject] セクションで 必要に応じて次のタスクを実行します の件名を入力する [Agent Parameters] ツリーからパラメータを選択する 注意 : Central Response を扱う場合 イベントルールについては [Common] フォルダからパラメータを追加する必要があります コンポーネントルールを扱う場合は [Component] フォルダからパラメータを追加する必要があります SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

318 第 24 章 : Response Objects ポリシーの定義 9. [Body] セクションで 必要に応じて次のタスクを実行します の本文を入力します [Common] フォルダから項目を選択し [Body] ボタンをクリックします 注意 : 選択した共通パラメータは テキストを使用してラベリングすることをお勧めします そうしておかないと メール通知に表示されるパラメータはパラメータの表す内容を参照しません 10. [OK] をクリックし [Save All] をクリックします の編集 Response Objects ポリシーで を編集するには : 1. 左ウィンドウ枠でサイトグループを右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] を選択します 2. 右ウィンドウ枠で [Response Objects] を右クリックし ポップアップメニューから [Open Policy] を選択します 3. [ ] タブを選択します 4. を選択し 編集のアイコンをクリックします 5. 必要に応じて を変更し [OK] をクリックします 6. [Save All] をクリックします の削除 Response Objects ポリシーから を削除するには : 1. 左ウィンドウ枠でサイトグループを右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] を選択します 2. 右ウィンドウ枠で [Response Objects] を右クリックし ポップアップメニューから [Open Policy] を選択します 3. [ ] タブを選択します 4. を選択し 削除のアイコンをクリックします 5. 警告ウィンドウで [ はい ] をクリックして変更内容を確認します 318

319 Response Objects ポリシーでの SNMP レスポンスの指定 Response Objects ポリシーでの SNMP レスポンスの指定 このトピックでは Response Objects ポリシーでの SNMP レスポンスの追加 編集 削除について説明します 説明 SNMP レスポンスは SiteProtector が SNMP マネージャに送信するレスポンスです このレスポンスには 次のタイプのエージェントに関して SNMP に準拠したデバイス ( エージェント ) から得たデータが含まれます 接続イベント ユーザー定義イベント セキュリティイベント 背景 Simple Network Management Protocol (SNMP) は ネットワーク管理のためのプロトコルセットです SNMP に準拠したデバイス ( エージェント ) は 自分自身に関するデータを Management Information Bases (MIB) に保管し このデータを OpenView などの SNMP 管理アプリケーションに返します SNMP エージェントは 同じコミュニティ内に置かれた SNMP 管理アプリケーションだけと通信します コミュニティは 基本認証のユーザー定義の設定です Response Objects ポリシー内の SNMP 設定によって SNMP マネージャの IP アドレスとコミュニティが定義されます 注記 : ISS MIB ファイル (iss.mib) は SNMP トラップの形式を定義します また トラップメッセージに含まれる数値のオブジェクト識別子 (OID) を解釈するために SNMP 管理アプリケーションによって使用されます SNMP トラップメッセージを表示するには SNMP 管理アプリケーション内の iss.mib をインポートまたはコンパイルします iss.mib ファイルは download からダウンロードできます SNMP レスポンスの追加 Response Objects ポリシーに SNMP レスポンスを追加するには : 1. 左ウィンドウ枠でサイトグループを右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] を選択します 2. 右ウィンドウ枠で [Response Objects] を右クリックし ポップアップメニューから [Open Policy] を選択します 3. [SNMP] タブを選択し 追加のアイコンをクリックします 4. SNMP レスポンスの名前を入力します 5. [Manager] テキストボックスに トラップの送信先 IP アドレスを入力します 6. [Manager] テキストボックスに SNMP エージェントとの認証に使用される有効な名前を入力します 7. [OK] をクリックし [Save All] をクリックします SNMP レスポンスの編集 Response Objects ポリシーで SNMP レスポンスを編集するには : 1. 左ウィンドウ枠でサイトグループを右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] を選択します 2. 右ウィンドウ枠で [Response Objects] を右クリックし ポップアップメニューから [Open Policy] を選択します 3. [SNMP] タブを選択し SNMP レスポンスを選択します 4. 必要に応じて設定を変更し [OK] をクリックします 5. [Save All] をクリックします SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

320 第 24 章 : Response Objects ポリシーの定義 SNMP レスポンスの削除 Response Objects ポリシーから SNMP レスポンスを削除するには : 1. 左ウィンドウ枠でサイトグループを右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] を選択します 2. 右ウィンドウ枠で [Response Objects] を右クリックし ポップアップメニューから [Open Policy] を選択します 3. [SNMP] タブを選択します 4. SNMP レスポンスを選択し 削除のアイコンをクリックします 5. 警告ウィンドウで [ はい ] をクリックして変更内容を確認します 320

321 Response Objects ポリシーでのユーザー指定レスポンスの指定 Response Objects ポリシーでのユーザー指定レスポンスの指定 このトピックでは Response Objects ポリシーでのユーザー指定レスポンスの追加 編集 削除について説明します 重要 : ユーザー指定レスポンスは Windows と互換性がある必要があります 説明 ユーザー指定レスポンスは イベントが発生した場合に SiteProtector が生成するカスタムレスポンスです このレスポンスには 次のうち任意のアクションが含まれます アプリケーションの起動 スクリプトの実行 その他コマンドの実行 要件 次の要件は ユーザー指定レスポンスに対してのみ適用されます レスポンスは Windows 上でサポートされている必要があります スクリプトは Application Server マシンに保管する必要があります レスポンスには Application Server 上の保管場所への完全なパスを含める必要があります ユーザー指定レスポンスの追加 Response Objects ポリシーにユーザー指定レスポンスを追加するには : 1. 左ウィンドウ枠でサイトグループを右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] を選択します 2. 右ウィンドウ枠で [Response Objects] を右クリックし ポップアップメニューから [Open Policy] を選択します 3. [User Specified] タブを選択し 追加のアイコンをクリックします 4. [Name] ボックスに ユーザー指定レスポンスオブジェクトの名前を入力します 5. [Command] ボックスに ユーザー指定レスポンスオブジェクトに関連するコマンドを入力します 注意 : Application Server 上にあるコマンドスクリプトまたは実行ファイルのレスポンスに対する ドライブを含む完全なパスを指定してください 6. [Agent Parameters] ツリーからパラメータを選択する 注意 : Central Response を扱う場合 イベントルールについては [Common] フォルダからパラメータを追加する必要があります コンポーネントルールを扱う場合は [Component] フォルダからパラメータを追加する必要があります 7. [Remove] [Move Up] または [Move Down] ボタンを使用して パラメータを配列します 8. [OK] をクリックし [Save All] をクリックします ユーザー指定レスポンスの編集 Response Objects ポリシーでユーザー指定レスポンスを編集するには : 1. 左ウィンドウ枠でサイトグループを右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] を選択します 2. 右ウィンドウ枠で [Response Objects] を右クリックし ポップアップメニューから [Open Policy] を選択します 3. [User Specified] タブを選択します 4. レスポンスを選択し 編集のアイコンをクリックします 5. 必要に応じてレスポンスを変更し [OK] をクリックします SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

322 第 24 章 : Response Objects ポリシーの定義 6. [Save All] をクリックします ユーザー指定レスポンスの削除 Response Objects ポリシーからユーザー指定レスポンスを削除するには : 1. 左ウィンドウ枠でサイトグループを右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] を選択します 2. 右ウィンドウ枠で [Response Objects] を右クリックし ポップアップメニューから [Open Policy] を選択します 3. [User Specified] タブを選択します 4. レスポンスを選択し 削除のアイコンをクリックします 5. 警告ウィンドウで [ はい ] をクリックして変更内容を確認します 322

323 Response Objects ポリシーでの Log Evidence 設定の指定 Response Objects ポリシーでの Log Evidence 設定の指定 このトピックでは Response Objects ポリシーでの Log Evidence 設定の指定について説明します 重要 : これらの設定は Network IPS アプライアンスの動作のみを制御します 説明 Log Evidence を使用して イベントの概要を記録するようにアプライアンスを設定することができます Log Evidence レスポンスは イベントをトリガしたパケットのコピーを作成し そのパケットを特定する情報 ( イベント名 イベント日時 イベント ID など ) を記録します 証拠ログには ネットワーク内で侵入者が何を試みたのかが記録されます 手順 Response Objects ポリシーで Network IPS アプライアンスの Log Evidence 設定を指定するには : 1. 左ウィンドウ枠でサイトグループを右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] を選択します 2. 右ウィンドウ枠で [Response Objects] を右クリックし ポップアップメニューから [Open Policy] を選択します 3. [Log Evidence] タブを選択します 注意 : [Log Evidence] タブには Proventia G のデフォルトの証拠記録設定が表示されます これらの設定は セキュリティ要件に会わせて変更できます 4. [Maximum Files] テキストボックスに 証拠ログファイルの最大数を入力します 注意 : ログがファイルの最大数に達すると 0 に戻り 既存ファイルが上書きされていきます 5. [Maximum File Size] テキストボックスに 証拠ログファイルの最大サイズを入力します 6. [Log File Prefix] テキストボックスに 証拠ログファイルの名前を入力します 7. [Log File Suffix] テキストボックスに 証拠ログファイルの拡張子を入力します 8. [OK] をクリックします 9. [Save All] をクリックします SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

324 第 24 章 : Response Objects ポリシーの定義 Response Objects ポリシーでの Quarantine 設定の指定 このトピックでは Response Objects ポリシーでの Quarantine 設定の指定について説明します Network IPS アプライアンスは 継続される攻撃を検疫することができます 重要 : これらの設定は Network IPS アプライアンスの動作のみを制御します デフォルト設定 表 109 では Response Objects ポリシーでのデフォルト Quarantine 設定について説明します Quarantine 設定 Quarantine Intruder Quarantine Trojan Quarantine Worm 説明 この設定は 標的を定めて繰り返し発生する攻撃と 攻撃に関わっている両方のコンピュータ ( 被害側のコンピュータと攻撃側のコンピュータ ) をブロックします この設定は オープンなバックドアトロイ (Back Orifice など ) に感染しているコンピュータに攻撃者が再アクセスするのを阻止します この設定は 発信元からネットワークが攻撃を受けている場合に 自動化されたワーム (Sasser など ) をブロックします 表 109: Response Objects ポリシーのデフォルト Quarantine 設定注記 : デフォルトの Quarantine 設定は 名前変更や削除ができません 警告 作成した Quarantine 設定を適用すると システムに悪影響が及ぶ可能性があります Quarantine プロセスがどのように機能するのかをよく理解したうえで ユーザー指定の Quarantine 設定を適用してください デフォルトの Quarantine 設定はほとんどのケースで機能するため この設定の使用をお勧めします 手順 Quarantine レスポンスオブジェクトを定義するには : 1. 左ウィンドウ枠でサイトグループを右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] を選択します 2. 右ウィンドウ枠で [Response Objects] を右クリックし ポップアップメニューから [Open Policy] を選択します 3. [Quarantine] タブを選択し [Add] をクリックします [Add Quarantine] ウィンドウが表示されます 4. Quarantine 設定の名前を入力します 5. 必要に応じて 次のオプションを選択します Victim Address ( 攻撃対象側のアドレス ) Victim Port ( 攻撃対象側のポート ) Intruder Address ( 侵入側のアドレス ) Intruder Port ( 侵入側のポート ) ICMP Port (ICMP ポート ) ICMP Code (ICMP コード ) ICMP Type (ICMP タイプ ) 6. [OK] をクリックし [Save All] をクリックします 324

325 第 25 章 Response Rules ポリシーの定義 概要 この章では Response Rules ポリシーの定義方法について説明します このポリシーは Central Response の動作のみを制御します Central Response は 次のものに関わっています エージェントが Event Collector にレポートするイベントに対する SiteProtector のレスポンス イベントルールの定義 (327 ページ ) を参照してください SiteProtector コンポーネントおよびエージェントのステータス変更に対する SiteProtector のレスポンス コンポーネントルールの定義 (343 ページ ) を参照してください この章の内容 この章では次のセクションについて説明します セクション ペー ジ セクション A: イベントルールの定義 327 セクション B: コンポーネントルールの定義 343 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

326 第 25 章 : Response Rules ポリシーの定義 326

327 イベントルールの定義 セクション A: イベント 概要 このセクションでは Response Rules ポリシー内でのイベントルールの定義について説明します このセクションの内容 このセクションでは次のトピックについて説明します トピック ページ イベントルールとは 328 Response Rules ポリシーへのイベントルールの追加 330 イベントルール内でのイベントフィルタの定義 332 イベントルールの発信元アドレスと発信元ポートの定義 333 イベントルールの宛先アドレスと宛先ポートの定義 335 イベントルール内でのレスポンスの定義 337 イベントルールの高度なフィルタの定義 338 イベントルールの作業 339 Event Rules タブのカスタマイズ 341 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

328 第 25 章 : Response Rules ポリシーの定義 イベントルールとは このトピックでは イベントルールについて説明します 定義 イベントルールとは SiteProtector がイベントに対応して生成するために満たしておく必要のある ユーザー定義された一連の基準です 最大 200 のイベントルールを作成することができます 基準には 次のものがあります イベント名 イベントに関連する発信元 IP アドレス イベントに関連する発信元ポート イベントに関連する宛先 IP アドレス イベントに関連する宛先ポート 基準が満たされた場合に生成されるレスポンス 高度なパラメータ イベントルールは 特定のセキュリティ要件を満たすように 必要に応じてシンプルにも複雑にもできます たとえば 1 つの IP アドレスまたは IP アドレス範囲を 発信元または宛先の IP アドレスとして定義することができます また 同じイベントに対して異なるレスポンスを定義することもできます たとえば 1 つのイベントに対し メールの送信と SMNP レスポンスの生成を SiteProtector に要求することができます 例 次に示すのは イベントルールの例です Event_Name が IP アドレス で発生し IP アドレス を 60 秒に 1 回標的としている場合 SiteProtector はイベントに関する詳細情報を含むメールをサイト管理者に送信する必要があります の範囲内にある任意の IP アドレスでイベントが発生した場合 SiteProtector はユーザー定義レスポンスで対応する必要があります Event_Name が の範囲内にある任意の IP アドレスのポート 339 で発生した場合 SiteProtector は SMNP レスポンスを生成する必要があります 方法 表 110 では Response Rules ポリシー内でイベントルールを定義する方法について説明します 方法自動 説明 アナリシスビューでイベントを選択し Add Response Rules Wizard を実行することで 選択したイベントに基づいたレスポンスルールを定義することができます 注記 : 1 つのルールに対し 最大 50 のイベントを選択することができます 50 イベントを超えて選択すると [Create Response Rule] メニューが利用できません この方法の利点は ルール内にあるイベント関連の情報 ( イベント名 発信元アドレス 宛先アドレスなど ) が自動的に含まれることです この方法の不利な点は レスポンスルール作成の前にイベントがシステムに入ってきている必要があることです 表 110: レスポンスルール作成の方法 328

329 イベントルールとは 方法手動 説明 ポリシービューで 新しいレスポンスルールを含むように Response Rules ポリシーを編集することができます この方法の利点は イベントがシステムへ入ってくる前にいつでもレスポンスルールを作成可能であることです この方法の不利な点は イベントに関する必須情報を手動で入力する必要があることです 必須情報が手元にない場合は ワイルドカードを使用できます 表 110: レスポンスルール作成の方法 制約 次の制約は Response Rules ポリシー内のレスポンスルールに適用されます ポリシーには 個別のレスポンスルールを最大で 200 個含めることができます 個別のレスポンスルールはそれぞれ 最大で 50 のイベントに関連付けることができます SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

330 第 25 章 : Response Rules ポリシーの定義 Response Rules ポリシーへのイベントルールの追加 このトピックでは 次のタスクの実行方法について説明します イベントルールを手動で Response Rules ポリシーに追加する Add Response Rules Wizard を実行し イベントルールを Response Rules ポリシーに自動的に追加する 必要な情報 イベントルールを手動で Response Rules ポリシーに追加する場合は 次の情報を定義することができます イベント ( イベント名 ステータス 危険度を含む ) イベントルール内でのイベントフィルタの定義 (332 ページ ) を参照してください イベントに関連する発信元の IP アドレスおよびポート イベントルールの発信元アドレスと発信元ポートの定義 (333 ページ ) を参照してください イベントに関連する宛先の IP アドレスおよびポート イベントルールの宛先アドレスと宛先ポートの定義 (335 ページ ) を参照してください イベントルールで指定された基準とイベントが一致する場合に SiteProtector が生成するレスポンス イベントルール内でのレスポンスの定義 (337 ページ ) を参照してください イベントルールのカスタム ( ユーザー定義 ) パラメータ イベントルールの高度なフィルタの定義 (338 ページ ) を参照してください 手動によるイベントルールの追加 イベントルールを手動で追加するには : 1. 左ウィンドウ枠でサイトグループを右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] を選択します 2. 右ウィンドウ枠で [Response Rules] を右クリックし ポップアップメニューから [Open Policy] を選択します 3. [Event Rules] タブを選択し [Add] をクリックします 4. [Add Event Rules] ウィンドウが表示されます 5. [Enabled] チェックボックスをオンにします 6. 次のフィールドを定義します フィールド Name コメント Rule Threshold 説明 イベントルールの名前を 50 文字以内で入力します イベントルールの説明を入力します このオプションは イベントルールの基準に何回合致したら SiteProtector がレスポンスを生成するのかを定義する場合にオンにします 例ルールが 60 秒に 1 回トリガされた場合にレスポンスを送信する 330

331 Response Rules ポリシーへのイベントルールの追加 7. 必要に応じて 次のタスクを完了します タスク イベントの詳細を [Events] タブで定義する 発信元のアドレスおよびポートを [Source] タブで定義する 宛先のアドレスおよびポートを [Destination] タブで定義する イベントルールで指定された基準とイベントが一致する場合に SiteProtector が生成するレスポンスを [Responses] タブで定義する カスタム ( ユーザー定義 ) パラメータを [Advanced Filters] タブで定義する 参照 イベントルール内でのイベントフィルタの定義 (332 ページ ) を参照してください イベントルールの発信元アドレスと発信元ポートの定義 (333 ページ ) を参照してください イベントルールの宛先アドレスと宛先ポートの定義 (335 ページ ) を参照してください イベントルール内でのレスポンスの定義 (337 ページ ) を参照してください イベントルールの高度なフィルタの定義 (338 ページ ) を参照してください 自動によるイベントルールの追加 Add New Response Rule Wizard を使用してイベントルールを自動的に追加するには : 1. 左ウィンドウ枠で サイトグループを選択します 注意 : サイト内にすべてのイベントが表示されるように [Include Subgroups] がオンになっていることを確認してください 2. ビューのリストから [Analysis] を選択します 3. アナリシスビューのリストから [Event Analysis - Details] を選択します 注意 : この手順を [Event Analysis - Details] ビューで実行することをお勧めします この手順を別のアナリシスビューで実行すると ウィザードは イベントルールに必要なフィールドすべてに対して自動的にデータを提供することができません 4. レスポンスルールの土台となるイベントを 最大 50 個選択します 5. 選択したイベントを右クリックし ポップアップメニューから [New response rule] を選択します Add New Response Rule Wizard が開始します 6. [Name] にレスポンスルールの名前を入力し [Next] をクリックします イベントに関する情報が含まれた [Event Rules] タブが表示されます 注意 : 情報を編集するには ルールを選択して [Edit] をクリックします 7. [Finish] をクリックしてイベントルールを保存します SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

332 第 25 章 : Response Rules ポリシーの定義 イベントルール内でのイベントフィルタの定義 サイト内のセンサーまたはアプライアンスでイベントが発生した場合 そのイベントは作成してあるルールと照合されます イベントがルールの基準と一致すると SiteProtector は その他のパラメータも同様に一致するかどうか確認します すべてのパラメータがルールに一致すると SiteProtector はレスポンスを生成します 注記 : 各レスポンスルールに 最大 50 のイベントを関連付けることができます 例 高危険度の HTTP イベントすべてを含むルールに イベントを追加することができます 高危険度の HTTP イベントが発生すると SiteProtector はレスポンスを生成します 手順イベントルール内でイベントフィルタを定義するには : 1. [Events] タブで [Add] をクリックします 2. [Enabled] チェックボックスをオンにします 3. イベント名を入力します ヒント : イベント名には ワイルドカード記号としてアスタリスク (*) を含めることができます 次に示すのは 有効な入力の例です http_get *http* *http http* 4. イベントの危険度を選択します SiteProtector がレスポンスを生成するには 選択した危険度とイベントの危険度が一致する必要があります 5. [Status] セクションで イベントステータスの横にある [Enabled] チェックボックスをオンにします SiteProtector がレスポンスを生成するには 選択したステータスとイベントのステータスが一致する必要があります 6. [OK] をクリックし もう一度 [OK] をクリックします 7. [Save All] をクリックします 332

333 イベントルールの発信元アドレスと発信元ポートの定義 イベントルールの発信元アドレスと発信元ポートの定義 このトピックでは イベントルール内での発信元アドレスと発信元ポートの定義方法について説明します 目的 この手順の目的は イベントを発信元のアドレスおよびポートに関連付けることです SiteProtector がレスポンスを生成するには この手順で選択した情報がイベントの発信元アドレスおよびポートと一致する必要があります バックドアレスポンスイベントについて バックドアレスポンスイベントを使用してルールを作成し 発信元または宛先の IP アドレスを指定する場合は バックドアイベントの性質上 [Sensor Analysis] タブに表示される発信元 IP アドレスと宛先 IP アドレスが逆になります 発信元 IP アドレスは 宛先 IP アドレスの列に表示されます ( または被害者として表示されます ) 宛先 IP アドレスは 発信元 IP アドレスの列に表示されます ( または攻撃者として表示されます ) 発信元アドレスの定義 イベントルールに任意の IP アドレスまたはポートを含める場合は [Source] タブで [Any] オプションをオンにします 特定の発信元 IP アドレスを定義するには : 1. [Source] タブで [Use specific source addresses] をオンにします 2. [Mode] リストから 次のいずれかを選択します オプション From Not From 説明 指定した IP アドレスからのイベントを含める場合は このオプションを選択します 指定した IP アドレスからのイベントを除外する場合は このオプションを選択します 3. [Specific sources] セクションで 次のうちいずれかのオプションを選択します オプション Single IP Address Network Address/ #Network Bits (CIDR) IP Address Range アクション アドレス名に 1 つの IP アドレスを含めるには このオプションをオンにして次のいずれかを行います リスト内で IP アドレスを選択する このリストには Network Objects ポリシーで定義したアドレスが含まれています [Add] をクリックしてアドレスをリストに追加する アドレス名に 1 つの IP アドレスとネットワークマスクを含めるには このオプションをオンにして必要な情報を入力します アドレス名に 1 つの IP アドレス範囲を含めるには このオプションをオンにして IP アドレス範囲を入力します SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

334 第 25 章 : Response Rules ポリシーの定義 オプション Address List Entry アクション アドレス名に一連の IP アドレスを含めるには このオプションをオンにして次のいずれかを行います ドロップダウンリストから アドレス項目名を選択します [Add Address Names] をクリックし Network Objects ポリシーに名前を追加します 4. [OK] をクリックし [Save All] をクリックします 発信元ポートの定義 イベントルールに任意のポートを含める場合は [Source] タブで [Any] オプションをオンにします イベントルール内で特定の発信元ポートを定義するには : 1. [Source] タブで [Source Port] セクションにある次のオプションのうちいずれかを選択します オプション説明 Any Single Port Port Range Port List Entry サイト内のすべてのポートを含めます サイト内のポートを 1 つ指定します ポート範囲を含めます 範囲の最初と最後のポートを入力します Port Name ネットワークオブジェクトを含めます [Port List Entry Name] リストから選択します ここに含める Port Name を新しく作成する場合は [Add Port Name] をクリックします [Add Port Name] ウィンドウが表示され 新しいリスト項目を作成可能になります 2. [OK] をクリックし [Save All] をクリックします 334

335 イベントルールの宛先アドレスと宛先ポートの定義 イベントルールの宛先アドレスと宛先ポートの定義 このトピックでは イベントルール内での宛先アドレスと宛先ポートの定義方法について説明します 目的 この手順の目的は イベントを宛先のアドレスおよびポートに関連付けることです SiteProtector がレスポンスを生成するには この手順で選択した情報がイベントの宛先アドレスおよびポートと一致する必要があります バックドアレスポンスイベントについて バックドアレスポンスイベントを使用してルールを作成し 発信元または宛先の IP アドレスを指定する場合は バックドアイベントの性質上 [Sensor Analysis] タブに表示される発信元 IP アドレスと宛先 IP アドレスが逆になります 発信元 IP アドレスは 宛先 IP アドレスの列に表示されます ( または被害者として表示されます ) 宛先 IP アドレスは 発信元 IP アドレスの列に表示されます ( または攻撃者として表示されます ) 宛先アドレスの定義 イベントルールに任意の宛先 IP アドレスを含める場合は [Destination] タブで [Any] オプションをオンにします 特定の宛先アドレスを定義するには : 1. [Destination] タブの [Destination Address] セクションで 次のうちいずれかのオプションを選択します オプション Any Single IP Address Network Address/ #Network Bits (CIDR) IP Address Range Address List Entry 説明 すべての IP アドレスからのイベントを含みます 指定した IP アドレスからのイベントだけを含めます ヒント : [Add] をクリックし IP アドレスを 1 つリストに追加します サブネット上の IP アドレスを含めます IP アドレスとマスクを入力してください マスクはネットワーク識別子であり 1 ~ 32 の番号です 例 : / 16. アドレス範囲を含めます 範囲の最初と最後のアドレスを入力します サイト範囲として ~ を使用しないでください これをサイト範囲として使用すると [Ungrouped Assets] フォルダにランダムな IP アドレス (Web サイトの IP アドレスなど ) が追加されます Address Name ネットワークオブジェクトを含めます リストから選択してください ここに含める Address Name を新しく作成する場合は [Add Address Name] をクリックします [Add Address Name] ウィンドウが表示され 新しいリスト項目を作成可能になります 宛先ポートの定義 イベントルールに任意の宛先ポートを含める場合は [Destination] タブで [Any] オプションをオンにします SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

336 第 25 章 : Response Rules ポリシーの定義 イベントルール内で特定の宛先ポートを定義するには : 1. [Destination] タブで 次のうちいずれかのオプションを選択します オプション作業 Any Single Port Port Range Port List Entry サイト内のすべてのポートを含めます サイト内のポートを 1 つ指定します ポート範囲を含めます 範囲の最初と最後のポートを入力します Port Name ネットワークオブジェクトを含めます [Port List Entry Name] リストから選択します ここに含める Port Name を新しく作成する場合は [Add Port Name] をクリックします [Add Port Name] ウィンドウが表示され 新しいリスト項目を作成可能になります 2. [OK] をクリックし [Save All] をクリックします 336

337 イベントルール内でのレスポンスの定義 イベントルール内でのレスポンスの定義 レスポンスルールと一致するイベントが発生した場合 SiteProtector は インシデント対応チームやサイト管理者などの担当者にメールを送信したり SNMP レスポンスを生成したり ユーザー指定のスクリプトを Application Server で実行したりすることができます 注記 : レスポンス頻度のしきい値は 使用している Application Server のローカル時刻を使用して決定されます Application Server のローカル時刻が何らかの理由でリセットされると レスポンス頻度が一致して 追加のレスポンスが生成される可能性があります 手順レスポンスを選択するには : 1. [Responses] タブで [Response Frequency] チェックボックスをオンにし [Send at most [n] responses within [n] [ 期間 ]] で適切な値を入力または選択します 注意 : デフォルトは 60 秒に 1 回のレスポンスです レスポンス頻度を指定しないと ルールが一致するたびに通知が送信されます 2. 次のうち 1 つ以上を行います 注意 : [Responses] タブの [Responses] に表示される レスポンス SNMP レスポンス またはユーザー指定のレスポンスを作成します このルールと関連付けたい SNMP またはユーザー指定の情報がリストにない場合は [Manage Responses] をクリックしてリストに情報を追加します [ ] タブを選択し このルールに関連付ける レスポンスの [Enabled] 列にあるチェックボックスをオンにします [SNMP] タブを選択し このルールに関連付ける SNMP レスポンスの [Enabled] 列にあるチェックボックスをオンにします [User-Specified] タブを選択し Response Objects ポリシーでのユーザー指定レスポンスの指定 (321 ページ ) の手順に従います 3. 別のタブを選択して作業を続行するか [OK] をクリックします 注意 : いずれの場合も 選択内容が保存されます SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

338 第 25 章 : Response Rules ポリシーの定義 イベントルールの高度なフィルタの定義 このトピックでは イベントルールに高度なフィルタを追加する方法について説明します 定義 アドバンストフィルタは イベント関連の情報を定義する属性と値のペア (Attribute-Value Pair: AVP) です イベントルールを作成するときに いくつかの AVP が自動的に作成されます たとえば イベントルールを作成し 発信元アドレスとして を指定した場合 次のような属性と値のペアを持つ AVP が自動的に作成されます 属性 ( パラメータ ) が SourceAddress である 値が である 必要に応じて イベントルールに別の AVP を追加することができます たとえば ユーザー名またはセンサー名の AVP を手動で追加することができます 注記 : イベント詳細の一部は [Analysis] タブに表示されます このため 利用可能なパラメータ / 値を見ることができます ウィザードを使用してルールを作成すると これらの値が自動的にインポートされます ガイドライン AVP を使用する場合は 次のガイドラインを使用してください 属性 ( パラメータ ) は 固有である必要があります ワイルドカードは使用できません 次の属性は使用しないでください これらの属性は [Events] タブ [Source] タブ [Destination] タブで定義できます AlertName SourceAddress SourcePort DestinationAddress DestinationPort 手順アドバンストフィルタをイベントルールに追加するには : 1. [ Advanced Filters] タブで [Add] をクリックします [Add] ウィンドウが表示されます 2. [Enabled] チェックボックスをオンにします 3. アドバンストフィルタ固有のパラメータを スペースを使わずに [Parameter] に入力します 例 : UserName 注意 : ワイルドカードや AlertName SourceAddress SourcePort DestinationAddress DestinationPort は使用しないでください 4. アドバンストフィルタの値を スペースを使わずに [Value] に入力します 例 : BobW 注意 : ワイルドカードは使用しないでください 5. [OK] をクリックし [Save All] をクリックします 338

339 イベントルールの作業 イベントルールの作業 このトピックでは Response Rules ポリシー内での次のタスクの実行方法について説明します イベントルールを有効または無効にする イベントルールを編集する イベントルールを削除する イベントルールの順序を決定する イベントルールの有効化と無効化 Response Rules ポリシー内でイベントルールを有効または無効にするには : 1. 左ウィンドウ枠でサイトグループを右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] を選択します 2. 右ウィンドウ枠で [Response Rules] を右クリックし ポップアップメニューから [Open Policy] を選択します 3. [Event Rules] タブを選択します 4. [Enabled] チェックボックスをオンにしてイベントルールを有効にするか ボックスをオフにしてルールを無効にします 5. [Save All] をクリックします イベントルールの編集レスポンスルールを編集するには : 1. 左ウィンドウ枠でサイトグループを右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] を選択します 2. 右ウィンドウ枠で [Response Rules] を右クリックし ポップアップメニューから [Open Policy] を選択します 3. [Event Rules] タブを選択します 4. 編集するルールを選択し 編集のアイコンをクリックします 5. 必要に応じてルールを編集します 6. [Save All] をクリックします イベントルールの削除イベントルールを削除するには : 1. 左ウィンドウ枠でサイトグループを右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] を選択します 2. 右ウィンドウ枠で [Response Rules] を右クリックし ポップアップメニューから [Open Policy] を選択します 3. [Event Rules] タブを選択します 4. 編集するルールを選択し 削除のアイコンをクリックします 5. 警告ウィンドウで [ はい ] をクリックして変更内容を保存します ルールの順序 SiteProtector は 指定した順序でイベントルールを実施します リスト内でのイベントルールの場所は ルールが実施される順序を決定します 新しいイベントルールを作成する場合 ルールはイベントルールリスト内で次の位置に自動的に置かれます 新しいルールを作成する前にイベントルールを選択すると 選択したルールの上に新しいイベントルールが作成されます SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

340 第 25 章 : Response Rules ポリシーの定義 イベントルール作成時にルールが選択されていないと 新しいイベントルールはリストの最後に置かれます ルールウィザードを使用してイベントルールを作成すると 新しいイベントルールはリストの最初に置かれます イベントルールの順序付け レスポンスルールの順序を変更するには : 1. 左ウィンドウ枠でサイトグループを右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] を選択します 2. 右ウィンドウ枠で [Response Rules] を右クリックし ポップアップメニューから [Open Policy] を選択します 3. [Event Rules] タブを選択します 4. リスト内でルールを選択し ツールバーの上向き矢印上向き矢印および下向き矢印下向き矢印のアイコンをクリックして リスト内のルール順序を変更します 5. [Save All] をクリックします 340

341 Event Rules タブのカスタマイズ Event Rules タブのカスタマイズ 必要な場合に重要な情報を見つけられるように [Event Rules] タブでのルールの表示方法をカスタマイズすることができます このトピックでは 次のタスクについて説明します [Event Rules] タブでの列の追加と削除 列での情報のソート 列によるルールのグループ化 列の追加または削除 [Event Rules] タブに列を追加または削除するには : 1. 左ウィンドウ枠でサイトグループを右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] を選択します 2. 右ウィンドウ枠で [Response Rules] を右クリックし ポップアップメニューから [Open Policy] を選択します 3. [Event Rules] タブを選択します 4. [Select Columns] をクリックします 5. ビューで追加または削除する列の横にあるチェックボックスをオンにします 6. [OK] をクリックし [Save All] をクリックします 列での情報のソート列内の情報をソートするには : 1. 左ウィンドウ枠でサイトグループを右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] を選択します 2. 右ウィンドウ枠で [Response Rules] を右クリックし ポップアップメニューから [Open Policy] を選択します 3. [Event Rules] タブを選択します 4. ソートする列の列見出しをクリックします 情報が列内でアルファベット順または数値順にソートされます 5. [Save All] をクリックします 列によるルールのグループ化 列によってルールをグループ化するには : 1. 左ウィンドウ枠でサイトグループを右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] を選択します 2. 右ウィンドウ枠で [Response Rules] を右クリックし ポップアップメニューから [Open Policy] を選択します 3. [Event Rules] タブを選択します 4. [Group By] をクリックします 5. [All Columns] リストで グループ情報に使用する列を選択します 6. [Add] をクリックします 列名が [Group by These Columns] リストに表示されます ヒント : 任意の列見出しを右クリックし ポップアップメニューの [Group by] をクリックして 列によるルールのグループ化を行うこともできます リストに追加する列は それぞれ前の列の下にネストされます 列のネスト方法を変更するには 列をリストから削除し 望ましい順序でリストに追加し直す必要があります 7. [Save All] をクリックします SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

342 第 25 章 : Response Rules ポリシーの定義 342

343 コンポーネントルールの定義 セクション B: コンポーネント 概要 このセクションでは Response Rules ポリシー内でのコンポーネントルールの定義について説明します このセクションの内容 このセクションでは次のトピックについて説明します トピック ページ コンポーネントルールとは 344 コンポーネントルールの作成 345 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

344 第 25 章 : Response Rules ポリシーの定義 コンポーネントルールとは このトピックでは コンポーネントルールの前置き情報を説明します 定義 コンポーネントルールは エージェントまたはコンポーネントのステータスが変化したときに SiteProtector がレスポンスを送信するようにユーザー定義するパラメータです 例 : 次に示すのは コンポーネントルールの例です レポートの必要があるエージェントステータス エージェントステータスがレポートされる必要のある時間数 制約 最大 100 個のコンポーネントルールを作成することができます コンポーネントルールが 100 個を超えると システムパフォーマンスに悪影響が及ぶ可能性があります 344

345 コンポーネントルールの作成 コンポーネントルールの作成 コンポーネントルールを作成した場合 コンポーネントのステータスまたは状態が変化すると 作成したコンポーネントルールとの一致が確認されます コンポーネントのステータスがルールの基準に一致すると SiteProtector は その他のパラメータもすべて一致しているかどうか確認します すべてのパラメータがルールに一致すると SiteProtector はレスポンスを生成します タスクの概要 表 111 では コンポーネントルール作成に必要なタスクについて説明します タスク 説明 1 ルールの詳細 ( 名前など ) を設定する 2 ルールのフィルタを指定する 3 ルールに関するコンポーネントアドレスを指定する 4 ルールに関するレスポンスを指定する 5 ルールのアドバンストフィルタを指定する 表 111: コンポーネントルール作成のタスク ルール詳細の設定コンポーネントルールを作成するには : 1. 右ウィンドウ枠でサイトグループを右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] を選択します 2. [Central Responses] [Agent Version] [Agent Mode] の各ノードを展開します 3. 左ウィンドウ枠で [Response Rules] を右クリックし ポップアップメニューから [Open Policy] を選択します [Policy] タブが表示されます 4. [Component Rules] タブを選択し [Add] をクリックします 5. [Enabled] チェックボックスをオンにし 次のようなルール詳細を定義します フィールド Order Name Comment 説明 この値は ルールリスト内でのルールの位置に基づいてシステム定義されます ルールの名前を入力します このテキストボックスには 50 文字まで入力できます ルールに関するユーザー定義のコメントを入力します このテキストボックスには 255 文字まで入力できます 6. 次の手順に進み ルールフィルタを指定します ルールフィルタの指定ルールのフィルタを指定するには : 1. [Filters] タブを選択します 2. [Status] セクションで ルールをトリガするコンポーネントステータスを選択します 3. [Type] セクションで ルールをトリガするように指定したステータスを関連付けるコンポーネントの種類を選択します 4. 次の手順に進み コンポーネントアドレスを指定します SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

346 第 25 章 : Response Rules ポリシーの定義 コンポーネントアドレスの指定 コンポーネントアドレスを指定するには : 1. [Component Address] タブを選択します 2. [Component Address] セクションで次のうちいずれかのオプションを選択し 説明のとおりに情報を入力します オプション Any Single IP Address Network Address/ #Network Bits (CIDR) 説明情報の入力は必要ありません 次のいずれかを行います リストから IP アドレスを選択する [Add] をクリックし IP アドレスを入力する ( 例 : ) IP アドレスとサブネットマスククを入力します ( 例 : /16) マスクは ネットワーク識別子です これは 1 ~ 32 の番号です IP Address Range 範囲の最初と最後の IP アドレスを入力します ( 例 : ) Address List Entry 次のいずれかを行います [Address List Entry Name] リストから名前を選択する [Add Address Name] をクリックし 名前を作成する 3. 次の手順に進み ルールのレスポンスを指定します コンポーネントルールのレスポンスの指定 レスポンスを選択するには : レスポンスの指定 : 1. [Responses] タブで [Response Frequency] チェックボックスをオンにし [Send at most [n] responses within [n] [ 期間 ]] で適切な値を入力または選択します 注意 : デフォルトは 60 秒に 1 回のレスポンスです レスポンス頻度を指定しないと ルールが一致するたびに通知が送信されます 2. 次のうち 1 つ以上を行います 注意 : [Responses] タブの [Responses] に表示される レスポンス SNMP レスポンス またはユーザー指定のレスポンスを作成します このルールと関連付けたい SNMP またはユーザー指定の情報がリストにない場合は [Manage Responses] をクリックしてリストに情報を追加します [ ] タブを選択し このルールに関連付ける レスポンスの [Enabled] 列にあるチェックボックスをオンにします [SNMP] タブを選択し このルールに関連付ける SNMP レスポンスの [Enabled] 列にあるチェックボックスをオンにします [User-Specified] タブを選択し Response Objects ポリシーでのユーザー指定レスポンスの指定 (321 ページ ) の手順に従います 3. 別のタブを選択して作業を続行するか [OK] をクリックします 4. いずれの場合も 選択内容が保存されます SNMP レスポンスの指定 : 346

347 コンポーネントルールの作成 SNMP レスポンスを指定するには : 1. [Responses] タブを選択します 2. レスポンスの頻度を指定します 3. [SNMP] タブを選択します 4. リスト内にルールがあるでしょうか ある場合は ルールを選択し 次の手順に進んでアドバンストフィルタを指定します ない場合は 手順 5 に進みます 5. [Add] をクリックします [Add SNMP] ダイアログボックスが表示されます 6. SNMP レスポンスに関連付ける名前を [Name] ボックスに入力します 7. トラップの送信先 IP アドレスを [Manager] ボックスに入力します 8. SNMP エージェントとの認証に使用される有効なコミュニティ名を [Community] ボックスに入力します 9. [OK] をクリックし 次の手順に進んでアドバンストフィルタを指定します ユーザー指定レスポンスの指定 ユーザー指定レスポンスを指定するには : 1. [Responses] タブを選択します 2. レスポンスの頻度を指定します 3. [User Specified] タブを選択します 4. リスト内にルールがあるでしょうか ある場合は ルールを選択し 次の手順に進んでアドバンストフィルタを指定します ない場合は 手順 5 に進みます 5. [Add] をクリックします 6. [Name] に オブジェクトの名前を入力します 7. オブジェクトに関連付けるコマンドを [Command] ボックスに入力します 8. [Common] パラメータフォルダを展開し パラメータを選択します 9. [Add] をクリックします 10. [Move Up] または [Move Down] をクリックして リストに追加したパラメータの順序を決定します 11. [OK] をクリックし 次の手順に進んでアドバンストフィルタを指定します コンポーネントルールのアドバンストフィルタの指定 アドバンストフィルタを指定するには : 1. [Advanced Filters] タブを選択します 2. リスト内にアドバンストフィルタがあるでしょうか ある場合はフィルタを選択し [OK] をクリックしてコンポーネントルール作成のプロセスを完了します ない場合は 手順 3 に進みます 3. [Add] をクリックします [Add] をクリックした後 3 つの選択肢 (ComponentName ComponentHostName ComponentVersion) が与えられます カスタムパラメータを追加することはできません SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

348 第 25 章 : Response Rules ポリシーの定義 348

349 第 26 章 ポリシー継承の管理 概要 SiteProtector を使用して 複数のグループおよびエージェントの間で階層的なポリシーを柔軟に再利用することができます ポリシー継承を利用することで 親子の関係性に従ってポリシーを配布し こうした関係性を効率よく変更することができます 注意 : 継承は 階層的ポリシーを管理する効果的な方法です しかし 継承の効果は広く影響するため 意図しない結果につながる可能性があります ポリシー継承を設定または優先させる前に このセクションで説明する概念をよく理解しておいてください 階層的ポリシー この章の情報は 階層的ポリシーのみに当てはまります 階層的ポリシーを使用するエージェントおよびコンポーネントの例は 次のとおりです Network IPS Event Archiver Network Multi-Function Security アプライアンス Central Response X-Press Update Server 注記 : Central Response は階層的ポリシーを使用しますが サブグループ内に Response Rules ポリシーを設定することはできません この章では次のセクションについて説明します セクション ページ セクション A: インストールの前に 351 セクション B: ポリシービューでの継承の設定 355 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

350 第 26 章 : ポリシー継承の管理 350

351 セクション A: インストールの前に 概要 このセクションでは この章で取り上げる手順の実行前に確認しておくべきポリシー継承の概念と説明を紹介します このセクションの内容 このセクションでは次のトピックについて説明します トピック ページ ポリシーの継承 352 ポリシービュー 353 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

352 第 26 章 : ポリシー継承の管理 ポリシーの継承 ポリシー継承を使用すると 親子の関係性を利用して階層的ポリシーを効率よく再利用することができます このトピックの情報を使用して 継承の概念への理解を深めてください ポリシー継承を使用する理由 ポリシー継承は ポリシーをツリー内の各レベルで定義し直さないまま再利用できるという点で オブジェクト指向プログラミングと似ています ポリシー継承を使って次の内容を実行できます より広範に適用される上位のポリシーから 特定のエージェントまたは機能に合わせた下位レベルのポリシーを派生させる その他のエージェントやグループがそうしたポリシーを継承できるように エージェントレベルからツリーの上位レベルへポリシーを昇格させる 継承の機能ポリシー継承では 下位レベルのエージェントおよびグループまたは子が親グループからポリシーを継承するように設定されます また 継承されたポリシーが優先されるようにし 子エージェントまたはグループのレベルでポリシーを定義できるようにします 子エージェントまたはグループがポリシーを継承するように設定されると 子エージェントまたはグループは 次のいずれかが発生するまでこのポリシーの使用を継続します ポリシーが子エージェントまたはグループで優先され定義される 親または子が現在の階層の外に移動される 継承の例 表 112 では ツリー内でポリシーがどのように定義されるのかを示します SiteProtector は デフォルトポリシーを各サイトのトップレベルのフォルダで定義します チェックマークは ポリシーがツリー内のどこで定義されているのかを示します ファイアウォールルールはエージェントごとに異なるため この例のファイアウォールポリシーは各グループで定義されています ネットワークオブジェクトは通常 特定タイプのすべてのポリシーで利用可能となるため このポリシーはトップレベルでしか定義されません 左ウィンドウ枠内のフォルダ ファイアウォール アンチウィルス ネットワークオブジェクト My Sites a Group 1 Group 2 a Agent 1 a 表 112: ツリー内でのポリシー継承と優先の例 a. Agent 1 で使用される有効なポリシーを示します Agent 1 は Group 2 で定義されているアンチウィルスポリシーと My Sites で定義されているネットワークオブジェクトポリシーを継承します ファイアウォールポリシーは Agent で定義されます 352

353 ポリシービュー ポリシービュー コンソール内でポリシーを表示する またはポリシー継承オプションを設定するには ポリシービューを選択する必要があります ポリシービューには ビューのリストからアクセスするか メニューの [Manage Policy] を選択してアクセスすることができます ポリシー継承のオプション ポリシー継承のオプションは グループまたはポリシーを右クリックしたときのポップアップメニューに表示されます ポリシー継承のオプションを使用して 継承と継承関係の表示を設定し 優先させることができます ポリシービューが選択されている場合は 次の 2 箇所から継承オプションを選択できます 左ウィンドウ枠のツリー 右ウィンドウ枠の表 左ウィンドウ枠ツリーに表示されるポリシー 特定のグループまたはエージェントでポリシーが定義されている場合 ツリー内でグループまたはエージェントを展開すると このポリシーはこのグループまたはエージェントのメンバーとして表示されます ツリー内でポリシーを選択すると そのポリシーの内容が右ウィンドウ枠に表示されます ツリーからは [Override] と [Edit] を除くすべてのポリシー継承オプションを設定できます 右ウィンドウ枠の表に表示されるポリシー ツリー内でグループまたはエージェントを選択した場合 選択したオブジェクトで使用されるポリシーの一覧が右ウィンドウ枠に表示されます この一覧は ポリシーテーブルと呼ばれます この場所からは [Override] オプションを含むすべてのポリシー継承オプションを設定することができます また 複数のポリシーを選択することで 複数のポリシーに継承オプションを適用することもできます ポリシービューでの継承の表示 ツリーまたはポリシーテーブルで選択したポリシーに適用される継承関係を ハイライトで示すことができます このオプションは 親からポリシーを継承する子グループまたはエージェントを確認するのに役立ちます オプション Show Usages Hide Usages 説明 ツリーまたはポリシーテーブルで選択されたポリシーから継承を受けているグループおよびエージェントが ハイライトされます 継承済みポリシー ( このポリシーを継承する子エージェントまたは子グループを含む ) は 青くハイライトされます 選択されているポリシーは 赤くハイライトされます ツリーでの [Show Usages] によるハイライトを解除します 表 113: ポリシービューでの継承使用 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

354 第 26 章 : ポリシー継承の管理 354

355 ポリシービューでの継承の設定 セクション B: ポリシー 概要 このセクションでは ポリシービューでのポリシー継承オプションの背景情報と手順について説明します このセクションの内容 このセクションでは次のトピックについて説明します トピック ページ エージェントのタイプとバージョンのオプション 356 ポリシー継承のためのグループまたはエージェントの設定 357 上位レベルのグループへのポリシー昇格 360 ポリシーの優先 362 子優先の解除 365 SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

356 第 26 章 : ポリシー継承の管理 エージェントのタイプとバージョンのオプション 設定によっては 特定のグループまたはエージェントで使われるポリシーを多数抱えることになります ポリシー管理のプロセスを簡単にするため SiteProtector ではいくつかの基準に従って 表示するポリシーのタイプを制御することができます この章で説明する手順を実行するにあたっては このトピックをしばしば参照する必要があります ポリシービューでのエージェントオプション 図 4 は ポリシービューに表示される [Agent Type] [Agent Version] [Agent Mode] リストを示したものです これらのリストは ツリーとポリシーテーブルの両方に表示されるポリシーを制御します たとえば [Agent Type] リストでバージョン 3.3 を選択すると バージョン 3.3 のポリシーだけが右ウィンドウ枠に表示されます 指定したバージョン タイプ モードの基準に一致するポリシーだけが表示されます 図 4: 右ウィンドウ枠の Agent Type Agent Version Agent Mode リスト注記 : [Agent Mode] は [Agent Type] リストで [Network Multi-Function Security] が選択されている場合にしか利用できません エージェントのタイプ バージョン モード 表 114 では ポリシービューが選択されている場合に右ウィンドウ枠に表示されるリストについて説明します リスト Agent Type Agent Version Agent Mode 表示されるポリシーのフィルタリング基準リ エージェントまたはコンポーネントのタイプ ポリシーのバージョン番号 Network Multi-Function Security アプライアンスがトラフィックを監視または通過させる場合の方法 (Network Multi-Function Security アプライアンスのみに適用 ) 表 114: エージェントのタイプ バージョン モード 356

357 ポリシー継承のためのグループまたはエージェントの設定 ポリシー継承のためのグループまたはエージェントの設定 エージェントまたはグループが上位レベルのグループからポリシーを継承するように設定することができます このトピックの背景情報と手順を使用して 継承を設定します 注記 : 特定エージェントに固有の設定を制御する特定のポリシーは ポリシーを継承するように設定できません たとえば Network Multi-Function Security アプライアンス用の Dynamic Blocking ポリシーは ポリシーを継承するように設定できず エージェントレベルでしか定義できません ポリシーを継承するようにエージェントまたはグループを設定した場合 ポリシーを継承するようにエージェントまたはグループを設定すると 次のアクションが発生します そのエージェントまたはグループは 同じタイプのポリシーが定義されている最も近い親グループのポリシーの使用を開始する ポリシーを継承するように設定された選択済みエージェントまたはグループのすべての子グループおよび子エージェントが 選択したグループまたはエージェントからのポリシー継承を開始する ポリシーが継承されているかどうかの確認方法 表 115 を使用して ポリシービューに表示されているポリシーが継承されているのかどうかを確認します ポリシーの状態 継承されている 継承されておらず 左ウィンドウ枠で選択したエージェントまたはグループのレベルで定義済みである Inheriting From 列 このポリシーの継承元である親グループが表示されます 空白です 表 115: ポリシーが継承されているかどうかの確認方法 注記 : [Inheriting From] 列に UNCONFIGURED と表示されている場合は そのエージェントまたはグループは空白のポリシーまたは設定が有効になってないポリシーを使用していると考えられます 次のいずれかの場合に [Inheriting From] 列に UNCONFIGURED が表示される可能性があります 選択された子グループまたはエージェントが 親からポリシーを継承するように設定されていない 選択された子グループまたはエージェントでポリシーが定義されていない ポリシー継承のためのエージェントまたはグループの設定 エージェントまたはグループがポリシーを継承するように設定するには : 1. 次の表からオプションを選択します 目的 ポリシーを継承するようにエージェントを設定する ポリシーを継承するようにグループを設定する 作業 エージェントビューを選択し 設定するエージェントを右ウィンドウ枠で右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] を選択します 設定するグループを右ウィンドウ枠で右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] を選択します [Policy] タブが表示され そのエージェントまたはグループに関連するポリシーの一覧が右ウィンドウ枠に表示されます SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

358 第 26 章 : ポリシー継承の管理 2. 次のドロップダウンリストを使用して 設定するポリシーまたはポリシーグループを表示します Agent Type Agent Version Agent Mode 注記 : 詳細については エージェントのタイプとバージョンのオプション (356 ページ ) を参照してください 3. 右ウィンドウ枠のポリシーテーブルで 次のいずれかを行います 親グループから継承させるポリシーを右クリックし ポップアップメニューから [Inherit] を選択します [SHIFT] キーを使用して複数のポリシーを選択し 右クリックしてポップアップメニューから [Inherit] を選択します 4. 次の点に注意してください 右ウィンドウ枠の [Inheriting From] 列には 同じタイプのポリシーが定義されている最も近い親グループが表示されます 選択されたエージェントまたはグループでポリシーが定義されている場合 そのポリシーは削除されます 5. ポリシーテーブル内でポリシーの継承済みグループに移動するには ポリシーを右クリックし ポップアップメニューから [Go To Inherited Group] を選択します ツリー内にあるポリシーに対するポリシー継承の設定 左ウィンドウ枠にあるポリシーに対して継承を設定するには : 1. ポリシービューを選択します 2. 左ウィンドウ枠で 設定するポリシーの置かれているグループまたはエージェントを展開します 3. ポリシーを右クリックし ポップアップメニューから [Inherit] を選択します 注記 : 次の点に注意してください 右ウィンドウ枠の [Inheriting From] 列には 同じタイプのポリシーが定義されている最も近い親グループが表示されます 選択したポリシーは ツリーから削除されます 358

359 階層的ポリシーの編集 階層的ポリシーの編集 階層的ポリシーは 右ウィンドウ枠のポリシーテーブルから編集できます 階層的ポリシーを編集するとき ポリシーの内容が右ウィンドウ枠に表示されます ポリシー編集によって発生する事象 階層的ポリシーを右クリックしてポップアップメニューの [Open Policy] を選択すると 次のアクションが発生します 選択したエージェントまたはグループでポリシーが定義されていれば このポリシーが開きます 選択したエージェントまたはグループでポリシーが定義されていなければ 継承済みポリシーが開きます 手順ポリシーテーブルからポリシーを編集するには : 1. ポリシービューを選択し 編集するポリシーをポリシーテーブルで探します 2. ポリシーを右クリックし ポップアップメニューから [Open Policy] を選択します 右ウィンドウ枠に 選択したポリシーの内容が表示されます 3. 特定のポリシー設定の詳細については 編集中の特定のエージェントまたはコンポーネントのポリシーに関するマニュアルを参照してください ヒント : ツリー内でポリシーを選択することで そのポリシーが定義されているレベルでポリシーを編集することができます ポリシーの内容は 右ウィンドウ枠に表示されます SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

360 第 26 章 : ポリシー継承の管理 上位レベルのグループへのポリシー昇格 SiteProtector では 定義したポリシーをツリーの 1 つ以上上のレベルへ簡単に移動することができます このトピックの手順を使用して 次の場所からポリシーを昇格させることができます 右ウィンドウ枠にあるポリシーテーブル 左ウィンドウ枠にあるツリー ポリシー昇格によって発生する事象 エージェントまたはグループからポリシーを昇格させると 次のアクションが発生します 同じタイプのポリシーが定義されている最も近い親グループでポリシーが定義される 選択したエージェントまたはグループが 親グループからのポリシー継承を開始する グループまたはエージェントからのポリシー昇格 グループまたはエージェントからポリシーを昇格させるには : 1. 次の表からオプションを選択します 目的 エージェントポリシーを昇格させる グループポリシーを昇格させる 作業 エージェントビューを選択し 設定するエージェントを右ウィンドウ枠で右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] を選択します 設定するグループを右ウィンドウ枠で右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] を選択します [Policy] タブが表示されます 2. 次のドロップダウンリストを使用して 設定するポリシーまたはポリシーグループを表示します Agent Type Agent Version Agent Mode 注記 : 詳細については エージェントのタイプとバージョンのオプション (356 ページ ) を参照してください 3. 右ウィンドウ枠のポリシーテーブルで 次のいずれかを行います 昇格させるポリシーを右クリックし ポップアップメニューから [Promote] を選択します [SHIFT] キーを使用して複数のポリシーを選択し 右クリックしてポップアップメニューから [Promote] を選択します 注記 : 次の点に注意してください 選択したポリシーの [Inheriting From] 列には 同じタイプのポリシーが定義されている最も近い親グループが表示されます ポリシーは選択されたグループから削除され 選択されたものと同じポリシーが親グループに表示されます 360

361 上位レベルのグループへのポリシー昇格 ツリー内にあるポリシーの昇格 ツリー内にあるポリシーを昇格させるには : 1. ポリシービューを選択します 2. 左ウィンドウ枠のツリーで 設定するポリシーの置かれているフォルダを展開します 3. 表示するポリシーを右クリックし ポップアップメニューから [Promote] を選択します 4. 次の点に注意してください 選択したポリシーの [Inheriting From] 列には 同じタイプのポリシーが定義されている最も近い親グループが表示されます ポリシーは選択されたグループから削除され 選択されたものと同じポリシーが親グループに表示されます SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

362 第 26 章 : ポリシー継承の管理 ポリシーの優先 SiteProtector では 親グループから継承されるポリシーを優先させることができます [Override] オプションは ポリシーテーブル内でポリシーを選択した場合にしか利用できません このトピックの手順を使用して エージェントまたはグループのレベルでポリシーを優先させます ポリシー優先によって発生する事象 ポリシーを優先させると 次のアクションが発生します 選択したエージェントまたはグループの権限継承が停止され 選択したレベルでポリシーが定義される 選択したエージェントまたはグループのレベルでポリシーがこれまでに定義されていた場合 そのポリシーが再度有効化される 親からすべてのポリシーを継承するグループの例 図 5 では 親グループからすべての Network Multi-Function Security ポリシーを継承するグループの例を示します ツリー内のこのグループの下位にはポリシーが表示されない点に注意してください 図 5: 親グループからすべての Network Multi-Function Security ポリシーを継承するグループの例 優先されたポリシーを含むグループの例 図 6 は図 5 で示したのと同じグループですが 優先された Network Multi-Function Security ファイアウォールポリシーが含まれている点が異なります ファイアウォールポリシーが左ウィンドウ枠の [Atlanta] フォルダ内に表示され このポリシーの [Inheriting From] 列が空白である点に注意してください 362

363 ポリシーの優先 図 6: 優先されてグループレベルで定義されたファイアウォールポリシーの例 ポリシーの優先ポリシーを優先させるには : 1. 次の表からオプションを選択します 目的 エージェントポリシーを優先させる グループポリシーを優先させる 作業 エージェントビューを選択し 設定するエージェントを右ウィンドウ枠で右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] を選択します 優先させるグループを右ウィンドウ枠で右クリックし ポップアップメニューから [Manage Policy] を選択します [Policy] タブが表示されます 2. 次のドロップダウンリストを使用して 設定するポリシーまたはポリシーグループを表示します Agent Type Agent Version Agent Mode 注記 : 詳細については エージェントのタイプとバージョンのオプション (356 ページ ) を参照してください 3. 右ウィンドウ枠のポリシーテーブルで 次のいずれかを行います 優先させるポリシーを右クリックし ポップアップメニューから [Override] を選択します [SHIFT] キーを使用して複数のポリシーを選択し 右クリックしてポップアップメニューから [Override] を選択します 注記 : 次の点に注意してください 右ウィンドウ枠で選択したポリシーの [Inheriting From] 列は 空白です SiteProtector User Guide for Security Managers Version 2.0, SP

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