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1 汚泥肥料の規制のあり方に関する懇談会 報告書 平成 21 年 3 月 農林水産省消費 安全局

2 汚泥肥料の規制のあり方に関する懇談会報告書 目 次 巻頭の言農林水産省消費 安全局長 1 汚泥肥料の規制のあり方に関する懇談会座長 2 本文 第 1 章 当懇談会における議論の概要 1 肥料行政の運用 3 (1) 肥料取締法に基づく登録 3 (2) 農林水産省によるモニタリング 3 (3) 平成 15 年度の肥料取締法改正の概要 4 2 汚泥肥料について検討が必要な背景 5 (1) 汚泥肥料について 5 (2) 検討すべき項目 8 3 検討内容 9 第 2 章 結論等 1 規制のあり方に関する検討 17 2 品質管理の方向性 17 3 将来実施することが必要な調査研究課題 20 4 関連する対応 21 別紙 汚泥肥料の施用に関する上限値 参考資料 1 汚泥肥料の規制のあり方に関する懇談会議事概要及び資料 (1) 平成 20 年 10 月 29 日 第 1 回 1 (2) 平成 20 年 12 月 8 日 第 2 回 49 (3) 平成 21 年 2 月 4 日 第 3 回 131 (4) 平成 21 年 3 月 9 日 第 4 回 委員名簿 汚泥肥料の規制のあり方に関する懇談会の設置等について 254

3 巻頭の言 我が国で消費者の視点に立った食品安全行政を推進するに当たり 平成 15 年に食品安全行政に関連する法律を一括で改正しています 肥料取締法についても 国民の健康の保護 をその目的に明記し 施用方法によっては 人畜に被害を生じるおそれがある肥料について対応ができるよう法律上の整備を行いました 改正後 5 年経過し 食品安全の観点から肥料行政がどのように運用されているのかを検証する良い機会であると考えます 肥料は 人為的に 水田や畑地に投与される資材です 肥料に有害物質が含まれていれば 農用地土壌を通じてそこで栽培される農作物を汚染し 人の健康に悪影響を及ぼす可能性があります このような面から肥料行政を点検することは重要です こうした中 肥料を取り巻く状況を見ますと 肥料の原料であるリン鉱石やカリウム鉱石の値段が高騰し 今まで活用されてこなかった汚泥の肥料としての利用が進んでいます 廃棄物扱いされていたこのような資源を用い肥料を製造する場合には その安全性を確認することが重要となります こうしたことを踏まえ 消費 安全局長の私的諮問機関として 汚泥肥料の規制のあり方に関する懇談会 を設置し 様々な立場を代表する委員 10 名の皆様に御議論いただき 本報告書がまとまりました この報告書に記載されている国への提言 宿題は重く受け止め 今後の肥料行政に活用いたします 農林水産省消費 安全局長竹谷廣之 - 1 -

4 はじめに 当懇談会の報告書がまとまったことを 座長として 各委員及び事務局に感謝いたします 肥料は 農作物の栽培には欠くことができない重要な資材です ベランダでのガーデニングでうまく花が咲かない 野菜の実が小さいなど問題が起きるのは肥料を適切に使わないことが主な原因です 日当たりも大事ですが 基肥をきちんとおこない土作りをすることが大切です しかしながら 肥料に有害物質が含まれている場合には その肥料を介して 農作物が汚染され 人体に有害物質が取り込まれるおそれがあります そのため 食品の安全の観点から 肥料行政においてどの様な取り組みが必要かを考えるために懇談会が設置され 検討が行われました 各回とも多数の傍聴の申し込みがあり この方面への関心が高いことが分かりました 4 回という限られた時間の中で 汚泥肥料の規制のあり方について 有意義な検討が行われたのは 各委員の皆様の積極的なご発言のおかげであり ご多忙の中 懇談会に参加していただき誠にありがとうございます 最後に 本報告書にまとめた提言は 農林水産省が真摯に受け止め 今後の肥料行政に大きく活かして欲しいと思います 特に 汚泥肥料中のカドミウムの環境中における挙動はなお不明な部分が多いため 今後も科学的見地を積み重ねることが必要であり しかるべき時に 新たな科学的な見地に基づく検討を行うことが重要であることを付け加えておきます 汚泥肥料の規制のあり方に関する懇談会座長深見元弘 - 2 -

5 本 文 第 1 章 当懇談会における議論の概要 1 肥料行政の運用 (1) 肥料取締法に基づく登録たい肥や米ぬかなど 農家が長年使用してきた経験があるような肥料を除き 我が国で 製造 輸入される肥料については 肥料取締法に基づき 国や都道府県への登録または届出が必要である 肥料の登録に当たっては 肥料として含有すべき主成分 ( 窒素 リン酸 カリ等 ) の最小量 含有が許される植物にとっての有害成分 ( カドミウム等重金属 ) の最大値等が公定規格として定められており 当該要件を満たすことを示す試験成績の提出が義務づけられている (2) 農林水産省によるモニタリング登録の有効期間は 3 年若しくは6 年とされており 当該期間内において ( 独 ) 農林水産消費安全技術センターは 製造 流通する肥料の品質及び安全性を確保するため 農林水産大臣の指示に基づき 登録を受けた製造業者 輸入業者等を対象にして抜き打ちの立入検査を実施している その際 重金属の基準値を超えた場合には その都度プレスリリースを行い 当該肥料の生産業者に原因究明及び改善策を講じるよう指導を行っている - 3 -

6 図 1 第 1 回懇談会資料 2-4 肥料行政( 運用 ) のしくみ ( 概念図 ) より 肥料行政 ( 運用 ) のしくみ ( 概念図 ) 普通肥料の場合国登録の場合 農林水産省 肥料行政の企画立案 公定規格の設定 改正 1 登録申請書 (FAMIC 経由 ) 4 登録書交付 (FAMIC 経由 ) 肥料の生産者 輸入者 肥料の登録 6 年又は3 年ごとの登録の更新卸売 2 調査の指示 3 調査報告書 ( 無通告 ) 立入検査 販売の届出 肥料の販売者 販売 ( 小売 ) ( 独 ) 農林水産消費安全技術センター (FAMIC) 肥料製造等についての技術的所見を有する専門家集団 登録の相談 立入検査の実施 都道府県 農家 肥料を使用 ( 施肥 ) 農産物 (3) 平成 15 年度の肥料取締法改正の概要平成 15 年に 消費者保護を基本とした包括的な食品の安全を確保するため 食品安全基本法が制定された その際 食品の原材料となる農畜水産物の生産段階で用いられる各種資材等 ( 農薬 肥料 飼料等 ) について 食品の安全性の確保のために必要な措置を講じることとし 食品の安全性の確保のための農林水産省関係法律の整備等に関する法律 において 各種資材に係る法律とともに肥料取締法についても改正が行われた 肥料取締法の主な改正内容は以下の2 項目となっており 1 国民の健康の保護 が肥料取締法の目的に明記されるとともに 2 施用方法によっては人畜に被害を生じるおそれがある肥料は政令で指定し 特定普通肥料 として 登録の際に施用方法を審査するほか 施用者である農家に対して施用方法等に関する基準の遵守等を義務づける仕組みが設けられた その際 同法律の附則において 施行後 5 年を目途に改正された各法律の施行状況について検討を加え 所要の見直しを行う旨の検討規定が設けられている また 当時の国会での審議において 食 の安全と安心が将来にわたって確保されるよう ( 中略 ) 必要に応じて所要の見直しを行う との委員会決議がなされている なお これまでのところ 農家に対し施用方法 ( 施用量 施用時期 施用する農作 - 4 -

7 物の種類 施用する地域等 ) を義務づけるほどの肥料は無いことから 特定普通肥料に指定されたものは無い 2 汚泥肥料について検討が必要な背景 (1) 汚泥肥料について汚泥肥料については その原料が下水や工業用排水の処理工程で生じる汚泥であるため 有害な重金属を含む可能性がある そこで 公定規格として有害成分の最大値等が定められるとともに 登録に当たっては 原料に含まれる塩素化合物など24 種類が土壌中に溶出しないかどうかの 溶出試験 植物を栽培し生育に害が無いことを確認する 植害試験 のデータも提出が必要となっている その一方で 近年 立入検査で重金属の基準値を超えた事案が散見されるが これらは全て汚泥肥料となっている なお その原因の多くは特定できておらず 特定できない要因としては 1 肥料の製造に当たり 原料として使用する汚泥を多数の発生源から受け入れていること 2 汚泥肥料の製造には長期間を要することから いわゆるトレーサビリティの確立が困難であるためと考えられる こうした中 最近の肥料原料価格の高騰を背景に 汚泥の活用が進むことが想定される 肥料の生産量の推移を見てみると 全体的に肥料の生産量が減少している中 汚泥肥料の生産量のみ増加している リサイクルの推進 肥料原料の高騰の状況下 今後ともこの傾向は続くと見られる そこで 施用された植物に対する安全及び生産された農産物の安全を確保する観点から 汚泥肥料の生産実態等を検証し 規制の枠組みについて検討を行う必要がある - 5 -

8 表 1 第 2 回懇談会資料 2-1 肥料取締法に基づく汚泥肥料の種類と登録銘柄数 より 肥料取締法に基づく汚泥肥料の種類と登録銘柄数 汚 泥 肥 料 の 種 類 含有を許される有害 登録 成分の最大量 (%) 銘柄数 下水汚泥肥料 ひ素 一 下水道の終末処理場から生じる汚泥を濃縮 消化 脱水又は乾燥したもの カドミウム 二 一に掲げる下水汚泥肥料に植物質若しくは動物質の原料を混合したもの又はこれ 水銀 を乾燥したもの ニッケル 0.03 三 一若しくは二に掲げる下水汚泥肥料を混合したもの又はこれを乾燥したもの クロム 0.05 鉛 0.01 し尿汚泥肥料 ひ素 一 し尿処理施設 集落排水処理施設若しくは浄化槽から生じた汚泥又はこれらを混 カドミウム 合したものを濃縮 消化 脱水又は乾燥したもの 水銀 二 し尿又は動物の排せつ物に凝集を促進する材料又は悪臭を防止する材料を混合 ニッケル 0.03 し 脱水又は乾燥したもの クロム 0.05 三 一若しくは二に掲げるし尿汚泥肥料に植物質若しくは動物質の原料を混合したも 鉛 0.01 の又はこれを乾燥したもの 四 一 二若しくは三に掲げるし尿汚泥肥料を混合したもの又はこれを乾燥したもの 工業汚泥肥料 ひ素 一 工場若しくは事業場の排水処理施設から生じた汚泥を濃縮 消化 脱水又は乾燥 カドミウム したもの 水銀 二 一に掲げる工業汚泥肥料に植物質若しくは動物質の原料を混合したもの又はこれ ニッケル 0.03 を乾燥したもの クロム 0.05 三 一若しくは二に掲げる工業汚泥肥料を混合したもの又はこれを乾燥したもの 鉛 0.01 混合汚泥肥料 ひ素 一 下水汚泥肥料 し尿汚泥肥料若しくは工業汚泥肥料のいずれか二以上を混合した カドミウム もの又はこれを乾燥したもの 水銀 二 一に掲げる混合汚泥肥料に植物質若しくは動物質の原料を混合したもの又はこれ ニッケル 0.03 を乾燥したもの クロム 0.05 三 一若しくは二に掲げる混合汚泥肥料を混合したもの又はこれを乾燥したもの 鉛 0.01 焼成汚泥肥料 ひ素 下水汚泥肥料 し尿汚泥肥料 工業汚泥肥料又は混合汚泥肥料を焼成したもの カドミウム 水銀 ニッケル 0.03 クロム 0.05 鉛 0.01 汚泥発酵肥料 ひ素 一 下水汚泥肥料 し尿汚泥肥料 工業汚泥肥料又は混合汚泥肥料をたい積又は撹拌 カドミウム し 腐熟させたもの 水銀 二 一に掲げる汚泥発酵肥料に植物質若しくは動物質の原料又は焼成汚泥肥料を混合 ニッケル 0.03 したものをたい積又は撹拌し 腐熟させたもの クロム 0.05 鉛 0.01 備考 : 汚泥肥料の種類 及び 含有を許される有害成分の最大量 の欄は 肥料取締法に基づき普通肥料の公定規格を定める等の件 より 登録銘柄数 はポケット肥料要覧より抜粋 登録銘柄数は 平成 21 年 3 月 25 日現在において有効な銘柄数 - 6 -

9 表 2 第 1 回懇談会資料 2-6 汚泥肥料から許容量を超過した有害物質が検出された事例 より 近年における汚泥肥料から許容量を超過した有害物質が検出された事例 平成 21 年 3 月末現在 公表 肥料の種類 原 料 検出された有害成分 ( カッコ内は許容量 ) H 焼成汚泥肥料 し尿汚泥 Cd 6.0ppm (5ppm) H 汚泥発酵肥料 し尿 浄化槽汚泥 食品加工残渣 Hg 2.6ppm (2ppm) H し尿汚泥肥料 し尿 浄化槽汚泥 Hg 6.0ppm (2ppm) H 焼成汚泥肥料 し尿 浄化槽汚泥 Cd 9.9ppm (5ppm) H 焼成汚泥肥料 し尿 浄化槽汚泥 生活雑排水 Pb 180ppm (100ppm) H 下水汚泥肥料 下水汚泥 Hg 3ppm (2ppm) H 汚泥発酵肥料 し尿汚泥 ( 農業集落排水 ) Hg 6ppm (2ppm) H し尿汚泥肥料 し尿 浄化槽汚泥 Hg 6ppm (2ppm) H 汚泥発酵肥料 し尿汚泥 ( し尿 浄化槽汚泥 ) 食品残さ Pb 300ppm (100ppm) 注 : 上表はプレスリリースした事例をとりまとめたものです 農林水産省消費 安全局農産安全管理課 図 2 第 2 回懇談会資料 2-2 汚泥肥料の生産量の推移 より 14,000 12,000 近年における生産量の推移 (平成 14 年平成 15 年平成 16 年平成 17 年平成 18 年 10, 千ト 8,000 ン 6, ,000 )100 2, 普通肥料の生産量 汚泥を原料とした肥料の生産量 (%) 普通肥料の割合 ( 平成 14 年を 100 とする ) 汚泥を原料とした肥料の割合 ( 平成 14 年を 100 とする ) - 7 -

10 (2) 検討すべき項目基準値のある重金属のうち カドミウムだけは 植物に必須性を認められていない成分である さらに大きな特徴は 土壌中のカドミウム濃度が農作物の生育阻害が認められる水準以下の場合でも そこで生産された農作物は比較的高濃度のカドミウムを含有し それを長期にわたり摂取すれば ヒトや動物に被害を生ずる可能性がある こうした中 食品の基準値に目を向ければ 玄米のカドミウムの基準値が検討され 国際的に調和を図るため 現行の基準値 1.0ppmが0.4ppmへと見直される見込みである このことをも踏まえ 人為的に農地 ( 水田 ) へ投与する肥料による土壌へのカドミウムの負荷が増えないような方策の検討が必要である 従って 汚泥肥料中の重金属のうち カドミウムに検討範囲を限定し 肥料中の濃度を低減する方策 規制のあり方について年度末に報告するため検討を行った 図 3 第 1 回懇談会資料 普通肥料が含有すると考えられる重金属の主な性状等 ( カドミウムだけ抜粋 ) より カドミウムカドミウムは 植物に不要とされている成分である 土壌中の濃度が高いときに植物の生育を阻害するが 植物の生育阻害が認められる水準以下であっても 植物を摂取したヒトや動物に被害を生ずる可能性がある 土壌中の平均濃度は環境庁の調べ ( 昭和 58 年農用地 ) では 0.34ppmである - 8 -

11 3 検討内容 (1) 規制のあり方汚泥肥料中のカドミウムの規制のあり方については 大きく分けて以下の3 つの選択肢が考えられる 1 有害成分の含有最大量の規制強化汚泥肥料の公定規格で現在定められているカドミウムの濃度基準値 5ppm を引き下げる 2 特定普通肥料制度の活用肥料取締法に基づき 施用方法によっては人畜に被害が生じるおそれがある肥料について 肥料を使う者 ( 施用者 : 農家 ) に対する施用規制 ( 適用作物 地域 季節 量等 ) を導入することができる 3 肥料生産者による品質管理公定規格のカドミウム濃度基準値 5ppmを超えないよう 原料として使用する汚泥若しくは肥料中のカドミウムの分析を行い 品質管理を実施する これら規制のあり方について事務局より以下の説明があった 1 有害成分の含有最大量の規制強化 諸外国の汚泥肥料に関するカドミウムの規制値に比べ 低く厳しいものとなっている 国が定める規格 基準を定めたり改訂する場合には WTO 条約に基づく TBT 協定により 加盟国に通報が義務付けられる その際 科学的根拠が求められる 2 現在 肥料の使い方については肥料取締法上の規制はなく どの作物に いつ どの肥料をどれだけ施用するかは農家の判断に任されている これは 肥料が農作物にとって 栄養 となっているためである 農作物 季節 土壌条件に応じて 農家が必要な栄養を判断し 肥料を施用している 今のところ 特別な施用により人畜に悪影響を及ぼす肥料はないことから 特定普通肥料として指定された肥料は無い 仮に特定普通肥料が指定された場合には 適用作物 地域 季節 量等の施用条件が定められ 農家は当該肥料を施用する際 これら施用条件に関して記録する必要が生じるとともに その遵守状況についての検査対象となるなどの規制を受けることとなる 3 汚泥肥料のうち 一部では生産者団体による品質管理に関するマニュアルが策定され これに基づく品質管理を行っているところもある また 国の - 9 -

12 立入検査の結果 年に1 回以上の頻度でカドミウムを含む重金属の分析を自主的に行っている事業者がほとんどであった 6 種類の汚泥肥料についてカドミウムが実際にどの程度含まれているかは 国が行った立入検査の結果に基づき 濃度分布曲線が示された これについては 以下のような説明があった 6 種類の汚泥肥料の濃度分布曲線は それぞれ傾向が異なり 焼成汚泥肥料では他の種類に比べ高濃度側に分布する傾向がみられた これは 焼成 という工程によりカドミウムの濃縮が起きたためであると考えられる 下水汚泥 混合汚泥については 低濃度側に分布する傾向が見られた 当該データを年次別に比較したところ 汚泥肥料を普通肥料として規制を行うこととなった平成 11 年の前後においてその傾向には変化がない

13 表 3 第 3 回懇談会資料 1-5 海外の汚泥肥料に関する重金属基準値 より 海外の汚泥肥料に関するカドミウムの基準値 国 ( 地域 ) 汚泥肥料中備考 アメリカ - ワシントン州 - 肥料取締法(1998 年 ) により カナダの基 ( シアトル ) 準値を採用し 土壌への蓄積許容量を規程 ポンド / エーカー ( 乾物 )/ 年 (=カナダの基準値:4 kg/ha( 乾物 )/45 年 ) カナダ EU 20 左記に加え 肥料取締法(1979 年 ) により mg/kg( 乾物 ) 45 年間の土壌中への最大蓄積許容量を規程 4 kg/ha( 乾物 )/45 年 ( 0.09 kg/ha( 乾物 )/ 年 ) 左記に加え 汚泥の農業利用に関する環境( 土 mg/kg( 乾物 ) 壌 ) 保護のための指令 (1986 年 ) により 以下の基準値を規程 1 土壌濃度基準値 1-3 mg/kg( 乾物 ) 2 農業用地に投入する基準値 ( 10年平均 ) 0.15 kg/ha/ 年 韓国 5 mg/kg 2.5 mg/kg グリーンたい肥 についての基準値 日本 5 mg/kg( 乾物 )

14 図 4 第 3 回懇談会資料 1-8 カドミウムのグラフ より

15 図 5 第 2 回懇談会資料 3-2 特定普通肥料について より 特定普通肥料について 1 2 肥料に含まれる重金属が栽培される農産物に残留し 人畜に摂取される場合 特定普通肥料では 当該肥料を施用する者 ( 農家 ) まで規制を行うことができる 政令で指定 含有している成分である物質が植物に残留する性質からみて 施用方法によっては 人畜に被害を生じるおそれがある農産物が生産されるものとして政令で定める普通肥料 特定普通肥料の種類ごとに その施用の時期及び方法その他の事項について当該特定普通肥料を施用する者が遵守すべき基準を定めなければならない 指定されると 適用作物 施用する時期 施用する地域 施用する量 記録する方法 ( 帳簿 ) 販売店への登録 施用方法に関する栽培試験方法 作物残留に関する栽培試験方法 施用する者 ( 農家 ) への立入検査 ( モニタリング ) の体制作り再登録の条件 指定するためのルール作り 該当する肥料 既存の登録は失効! 新たに特定普通肥料として登録手続が必要 再登録 化学的なデータ 営農技術の知識を有する人材 特定普通肥料の登録には 普通肥料と違い 施用方法及び残留性に関する栽培試験が必要 登録申請者は 登録する肥料の銘柄ごとに適用する作物 地域 施用量を決める必要

16 (2) 規制のあり方に関する議論これら3つの規制のあり方について 安全性( 植物と人畜 ) 有効利用 さらには 制度の運用面からの 行政的側面 のそれぞれの観点から長所及び 短所 課題を比較検討して議論を行った これらの議論については 委員からの指摘を踏まえ わかりやすく論点を整理し 表 4にとりまとめた

17 表 4 第 3 回懇談会資料 汚泥肥料の規制の考え方 より汚泥肥料の規制の考え方 ( 有効利用と安全性の観点から ) 安全性 ( 植物と人畜 ) 有効利用行政的側面 1 有害成分の含有最大量 ( 生産者の対応 ) 新たな基準値を満たす製品を生産 ( 行政の対応 ) 既存の規格を改正 の規制強化 新基準の遵守状況を確認 汚泥肥料の公定規格中 カドミウムの基準値 5 取締の徹底により カドミウ 基準値の科学的根拠が乏しいに 法に基づく指導 罰則が適用可能 ppmを下げる ムが低濃度の汚泥肥料の生産 も関わらず 基準値を超えるた 立入検査を行う人的資源に限界 を担保可能 め汚泥肥料として利用できるも 諸外国に比べ厳しい我が国の基準値 潜在的法違反が増加のおそれのが減少し 汚泥を廃棄物処理 をさらに下げる科学的根拠が不十分 するコストが増加 2 特定普通肥料制度の活 ( 施用者の対応 ) 施用状況を記録 ( 行政の対応 ) 残留試験などの登録 用 要件を追加 ( 生産者の対応 ) 登録の失効に伴い 新たな登録を取得 施用者を指導 監督 肥料を使う者 ( 施用者 施用方法など表示項目を追加 : 農家 ) に対する施用 規制を導入 施用者への施用規制が可能 地方公共団体が定める施肥基準 施用者への施用規制が可能 新たに登録されたもののみが に組み入れた利用が可能 登録要件の設定に必要な科学的知見 流通 施用者側の負担が増加が不十分 肥料中カドミウム濃度を低減 汚泥肥料としての利用が減少し 施用者の指導 監督体制の構築が必 させる取組みに結びつかない 廃棄物としての処理コスト増加 要 3 肥料生産者による品質 ( 生産者の対応 ) 任意の頻度による品質管理を実施 ( 行政の対応 ) 品質管理状況を確認 管理 濃度分布曲線が低濃度に移行 地方公共団体が定める施肥基準 分析能力のある民間機関の育成が必 カドミウムを含む有害 し 全体的に汚泥肥料中のカ に組み入れた利用が可能 要 成分の分析 ドミウム濃度が下がることに ロット毎の管理により 違反の 分析頻度の科学的検討が必要 自主的 つながる 際の回収ロット数が最小となる (1) と (2) に比べ行政コストが小さい 義務的 汚泥肥料生産業者の取組みを評価しやすい 品質管理の分析コストが増加 備考 : 有効利用 安全性( 植物と人畜 ) 及び 行政的側面 の各項において は長所を は短所 課題を表す

18 (3) 品質管理の対象に関する議論品質管理を自主的なものとするか 義務的なものとするか また その対象をどのようにするかについて 汚泥肥料の性状と近年における立入検査収去品のカドミウム濃度分布を踏まえ 以下のような検討が行われた 表 4 第 4 回懇談会資料 1 委員からの事前の意見 より 主な意見と理由 焼成汚泥肥料 及び 炭化 工程により生産される汚泥肥料に品質管理を義務化 左記以外の汚泥肥料にも品質管理を義務化 ( 理由 ) ( 理由 ) 焼成汚泥肥料 汚泥を原料とした肥料全てについ 生産工程において重金属が濃縮されるて品質管理を義務化しなければ 他の原料を用いることにより重金属濃消費者の不安は払拭できない度をコントロールすることが困難 炭化工程により生産される汚泥肥料 炭化の際の温度や時間などを管理することにより 重金属濃度をコントロール可能 ( 現時点では 管理状況等が充分に把握されていないことから 今後 生産 流通の実態把握を行った上で義務化について検討すべき ) 炭化汚泥肥料 として新たに区分する必要性についても検討すべき その他の汚泥肥料は 自主的な品質管理を推進する等が必要 品質管理に当たっての留意事項 品質管理に用いる分析法は 国が予め定めた方法以外であっても 妥当性が確認された方法 ( 既存の方法と同等以上の精度で結果が得られることを確認されたもの ) により実施できるよう検討 生産業者自らは分析を実施できない場合が多く 汚泥肥料について内部精度管理及び外部精度管理試験に参加している等 必要な精度管理措置を講じた上で分析を実施できる機関の育成が必要

19 第 2 章結論等これまでの懇談会での議論を踏まえれば 懇談会で得られた結論等は以下のとおりである 1 規制のあり方に関する検討ポイント 汚泥肥料生産業者による品質管理 を進めることが適当であるとの一定の方向性を得た 背景 各委員からの主な意見 1 有害成分の含有最大量の規制強化 ( 汚泥肥料の公定規格中カドミウムの基準値 5ppmを下げる ) は 諸外国と比べより厳しいカドミウム濃度の基準値を定めており さらに基準値を引き下げるための科学的根拠が不十分であること 特定普通肥料制度の活用 ( 肥料を使う者 ( 施用者 : 農家 ) に対する施用規制を導入 ) は 農家への負担( 罰則も科せられる ) が増し 実効性を確保する適当な手段もないため適切でないこと 安全な範囲であれば循環利用できるため 品質管理を推進し 良い物を利用すべき 2 品質管理の方向性 ポイント (1) 重金属の基準値を超える蓋然性が高く 含有するカドミウムを除去することが困難である 焼成 された汚泥肥料については 品質管理の義務化 をするとの一定の方向性を得た (2) 品質管理に当たっては以下のとおりの方向性を得た 焼成汚泥肥料 は 法理に基づき品質管理を義務化 炭化工程により生産される汚泥肥料 は 生産工程や管理状況などの実態調査を行った上で 新たな規格として区分する必要性と品質管理の義務化を検討 その他の汚泥肥料は 事業者の自主的な品質管理を推進するとともに その実施状況を考慮して立入検査を重点化する また 引き続き重金属濃度の分布状況の推移と分析機関の育成状況を勘案しつつ 品質管理の 義務化の要否を検討する

20 背景 各委員からの主な意見品質管理については 義務付け と 自主的に の運用上の方法がある どの種類の汚泥肥料を対象に 品質管理を 義務付け するかについては 各委員の意見は以下のとおり 6 種類の汚泥肥料のうち 生産業者自らの品質管理が行われた結果 カドミウム濃度が比較的低い 下水汚泥肥料 工業汚泥肥料 混合汚泥肥料 については 自主的に品質管理を推進 焼成汚泥肥料については 焼成という工程により重金属が濃縮されること 含有する重金属を除去することが困難であるとの言及があった 炭化 される汚泥肥料については 重金属が濃縮されるが 炭化の程度 ( 炭化時間 炭化温度 ) により 重金属濃度をコントロール可能であるとの言及があった 汚泥発酵肥料については 製造過程中に副資材を用いるなどの 工程管理を行うことにより 含有する重金属濃度を管理することが可能との説明があった さらに 分析については 以下のような意見があった 分析頻度の科学的検討が必要とのことだが 規模や営業形態を考慮して検討が必要 蛍光 X 線装置を使用すれば 従前の方法に比べ化学的な前処理操作を行わなくてもできるため 簡易かつ迅速に分析できる ほとんど有害物質検出事例で原因がわからなかったとの説明があったが 原因究明に当たっては その対象とするロットの考え方と どのような分析方法を用いるかも検討すべき 以上のように 安価で簡便なスクリーニング検査の導入を検討することとし 検査の頻度を上げるべきである さらに 公定規格に基づき 原料と製造方法により分類されている6 種類の汚泥肥料の種類について 以下のような意見があった 汚泥肥料の生産工程については 従来の乾燥 発酵のほか 炭化 焼成 リン回収など 技術は多様化しているところ 現在の公定規格のように下水 し尿などの汚泥の出所による区分ではなく 製造方法に着目したグルーピングとすることも検討してはどうか 汚泥肥料の現在の公定規格の分類について 炭化がどこに区分されるのかは 原料由来で考え 下水 し尿 混合とバラバラになる 炭化 という区分を新たに設けることを検討してはどうか

21 さらに 既存の6 種類の汚泥肥料の公定規格については 肥料の種類 は 6 種類に区分はされているが 含有を許される有害成分の最大量( 重金属の基準値 ) 及び その他の制限事項( 原料の溶出試験 植害試験 ) は 6 種類いずれの汚泥肥料について 全く同じであること 新しい汚泥肥料の製造技術に対応できないことから 既存の公定規格を見直すことを検討するべきとの言及があった 分析法については 蛍光 X 線装置の活用を検討すること 分析頻度については 1 日に何度も分析が可能な食品製造所での分析とは大きく異なり ロットの考え方の整理が必要であるとの言及があった

22 3 将来実施することが必要な調査研究課題ポイント大学と都道府県との連携の基 独立行政法人等の公的な機関で以下の3つの調査研究課題を実施するのが適当との提言があった (1) 汚泥肥料中の重金属の含有量と溶出量の関係のデータ (2) 汚泥肥料の長期連用試験 ( 水田 ) (3) 特定普通肥料の候補となる肥料の作物残留試験 施用方法確立のための試験 背景 各委員からの主な意見汚泥肥料については 含有されている重金属の形態 土壌中での動態 作物への移行など 施用による影響までを検討する場合に 科学的に分かっていることは少なく 知見を蓄積することが求められるとの意見が相次いだ なお 調査研究の実施に当たっては 以下のような点に留意すべきとの意見が出された 連用試験で肥料製品の溶出試験の溶媒のpHを検討すべき 汚泥肥料の長期連用によってカドミウムの蓄積が進んでいる圃場というのは あまりない わが国農地のバックグラウンド値 (0.34ppm) とほぼ同レベルで 実際の試験では カドミウムを人為的に付加した土壌を使用する必要性もある 将来実施することが必要な調査研究課題の説明 (1) 汚泥肥料中の重金属の含有量と溶出量の関係のデータ土壌中のカドミウムについては 土壌への結合の程度 つまりは抽出されやすいかそうでないかによって 作物に吸収される程度が決まってくる 6 種類の汚泥肥料は原料と製造方法が異なることから それぞれに含まれるカドミウムの化学的形態が異なることが想定され 汚泥肥料の種類毎に含有カドミウムの溶出されやすさについて傾向を調べる 等 (2) 汚泥肥料の長期連用試験 ( 水田 ) 水稲ほ場で 例えばたい肥の代わりに汚泥肥料を元肥として長期連用した場合の土壌への蓄積状況に関する知見の蓄積を目的とする 作物に吸収されやすい形態に変化するのかしないのかどうか 形態毎に土壌から下部への移行程度に関し調べる 等 (3) 特定普通肥料の候補となる肥料の作物残留試験 施用方法確立のための試験

23 (2) の長期連用試験で用いた土壌で 通常に比べカドミウムの蓄積が進んでいる場合には この土壌を活用しカドミウムを吸収しやすい農作物を栽培し 植物への吸収の有無 程度を調べる 等 4 関連する対応 ポイント (1) 品質管理の義務付けと併せ 生産業者が自主的に行う品質管理の取組みを推進するために 具体的な品質管理の仕組みを検討し ガイドライン等として汚泥肥料生産業者に提示する (2) 国が行う立入検査によるモニタリングは引き続き重点化を図っていくこととする その際 これまで生産業者に対して行ってきた肥料製品の収去を見直し 生産業者による品質管理が行われている汚泥肥料については 品質管理の適正さの確認 分析データの解析などを行うことにより 更なる重点化を図る (3) 品質管理の取組み状況については 国において 汚泥肥料生産業者ごとにデータベース化することにより把握し 必要に応じて指導 助言を行う (4) 安価で簡便なスクリーニング法の利用を検討する

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