資料2　福村eラーニング研究実践センター長提出資料

Size: px

Start display at page:

Download "資料2　福村eラーニング研究実践センター長提出資料"

さやなそや
5 years ago
Views:

1 e ラーニング高等教育連携 (ehelp) e-learning Higher Education Linkage Project 平成 26 年 9 月 9 日長岡技術科学大学福村好美 1

2 目次 (1)eHELPの趣旨 (2)eHELP 参加機関と組織構成 (3) 単位互換の実践 (4) 受講状況 (5) 質保証の対策 (6) 今後の計画課題 2

3 e ラーニング高等教育連携 (ehelp) の趣旨創設 2004 年に国立大学高専の連携組織として設立 ( 長岡技術科学大学 (NUT) が主幹事 ) 毎年, 全参加機関が集合して研究実践状況報告趣旨正規の科目による単位互換を e ラーニングにより実現全国の高等教育機関の幅広い協力体制を構築する大規模な e ラーニングによる教育実践を展開することによって e ラーニングの有効性を明らかにする実績に裏打ちされた各種 e ラーニング実践モデルを構築 3

4 単位互換参加機関 (2014 年度 ) 4 大学 19 高専 e ラーニング高等教育連携 (ehelp) 釧路高専九州工業大徳山高専松江高専北陸先端長岡高専長岡技科大長野高専群馬高専岐阜高専仙台高専 ( 名取キャンパス ) 福島高専小山高専茨城高専仙台高専 ( 広瀬キャンパス ) 熊本高専豊橋技科大 ( 熊本キャンパス ) 高知高専熊本高専豊田高専新居浜高専 ( 八代キャンパス ) 鳥羽商船高専弓削商船高専鈴鹿高専木更津高専

5 ehelp(e ラーニング高等教育連携 ) 組織図 H26 年度版 e ラーニング高等教育連携ユニット主幹事校 : 長岡技大 6 大学 24 高専 1 機関千葉大学長岡技術科学大学釧路高専小山高専岐阜高専宇部高専広島大学豊橋技術科学大学旭川高専群馬高専豊田高専新居浜高専九州工業大学八戸高専木更津高専鳥羽商船高専弓削商船高専北陸先端科学技術大学院大学仙台高専長岡高専鈴鹿高専高知高専放送大学教育支援センター福島高専福井高専松江高専北九州高専茨城高専長野高専徳山高専熊本高専 e ラーニングにおける e ラーニングのための e ラーニングの質の向上 e ラーニングにおける e ラーニングにおける学習スタイル研究 G バイオセンシング研究 G に関する調査研究 G PBL モデルの研究 G コンテンツ配信研究 G 中心校 : 九工大協力校 : 豊橋技大長岡技大放送大 CODE ( 愛知工大 ) 中心校 : 仙台高専 ( 広瀬 ) 協力校 : 岐阜高専豊橋技大長岡技大中心校 : 岐阜高専協力校 : 鈴鹿高専松江高専仙台高専 ( 広瀬 ) 長岡技大中心校 : 鈴鹿高専協力校 : 岐阜高専長岡技大 ( 津山高専 ) ( クラークソン大 ) 中心校 : 九工大協力校 : 岐阜高専長岡技大 ( 東京大学 )

6 大学高専間単位互換協定の実践単位互換協定への参加国立大学法人と独立行政法人高等専門学校で構成本協定参加機関は原則として eラーニングによる正規の授業を提供し教材の改善に向けた努力を行う単位の付与受入機関の評価結果に基づき派遣機関が付与する eラーニング教育の質保証と評価業務の効率化の観点から各コースの特質に応じた評価手法を実施可能授業の配信受講配信環境の整備および受講登録は当該コースの受入機関の責任において実施受講者が特定コースに集中した場合などにおいては参加機関相互で適正な教材配置法について協議 6

7 ehelpにおける単位互換方式 ( 長岡技術科学大学の例 ) B 高専長岡技術科学大学 (3) 成績評価結果配信サーバ (1)e-Learning 授業 (2)web テスト (4) 単位付与 A 高専 internet 受講生参加機関 :4 大学 19 高専授業形態 : コーホートベースモデル (NUT) 試験実施 : オンラインテスト ( 教員監視 )/ 受講生ペーパテスト ( 教員監視 ) / レポート 7

8 1600 受講学生数の推移 ( のべ人数 ) H16 年度 H17 年度 H18 年度 H19 年度 H20 年度 H21 年度 H22 年度 H23 年度 H24 年度 H25 年度

9 配信科目総数の推移 H16 年度 H17 年度 H18 年度 H19 年度 H20 年度 H21 年度 H22 年度 H23 年度 H24 年度 H25 年度

10 商学概論平成 25 年度科目毎の受講者分布 ( 長岡技術科学大学の例 ) 経営情報数学 2 気象学概論技術者倫理情報処理概論 21 1 エネルギー経済論 1 学期 340 名 83 情報技術基礎情報社会と情報倫理コンピュータネットワークとインターネット情報技術基礎安全制御基礎 63 経営情報数学現代社会と経営電気磁気学 49 2 学期 738 名健康のためのスポーツ科学スポーツ科学と倫理グローバルエンジニア論

11 1 日の中での受講時間数変動累計時間 2014 年 6 月 11

12 月内での受講時間数変動累計時間 2014 年 6 月 12

システム概念図ロードバランサ CentOS /Nginx https://cera-e1.nagaokaut.ac.

動作サーバ ILIAS 本体が動作し, ログインやコンテンツ配信, 進捗管理など, 全ての機能を制御負荷分散のために同一設定のサーバを二台利用環境

13 システム概念図ロードバランサ CentOS /Nginx インターネット RAID ILIAS 用データベースサーバユーザデータや学習ログ教材メタデータなどを格納環境 :MySQL ILIAS 動作サーバ ILIAS 本体が動作し, ログインやコンテンツ配信, 進捗管理など, 全ての機能を制御負荷分散のために同一設定のサーバを二台利用環境 :CentOS/Apache/PHP ストリーミングサーバ動画ファイルの格納配信環境 :Redhat / Helix RAID 装置学習教材の実体を格納 ILIAS サーバと連携クライアント PC

14 コーホートベースモデルに準じた配信第 1 週第 2 週第 3 週第 1 回講義第 2 回講義第 3 回講義第 4 回講義出席期間復習期間メンタリングメール確認テスト 14

15 授業回数個人別受講進捗 Self Based 科目 D /1 5/8 5/15 5/22 5/29 6/5 6/12 6/19 6/26 7/3 7/10 7/17 7/24 7/31 8/7 初回学習日

16 個人別受講進捗授業回数 Cohort Based 科目 B 4/21 4/28 5/5 5/12 5/19 5/26 6/2 6/9 6/16 6/23 6/30 7/7 7/14 7/21 7/28 8/4 初回学習日

17 学習の質向上策コホートベースモデルによる配信学習時間に一定の枠をはめることにより定常的な学習を促すとともに学習者間での議論を容易にするメンタリング所属機関への学習状況通知受講者の学習状況に応じて適切な文面の e メールを送信することにより途中脱落を防止する定期的に受講者所属機関に対して受講状況を通知し受講を促す e ラーニングコンテンツ用チェックリスト工程別レベル別にチェック項目策定 17

18 激励メール発信日受講者数メンタリングメール効果評価例 /26 6/2 6/9 6/16 6/23 6/30 7/7 第 6 回第 7 回第 8 回第 9 回第 10 回配信開始日

19 掲示板によるコミュニケーション (1)

20 掲示板によるコミュニケーション (2)

21 受講状況通知

22 e-learning の質の向上に関する調査研究チェックリスト (1) 開発段階における視点 L-1 (2) 運用時の支援に関する視点 -1 e-learning の講義を企画する際に十分な必要性を考えているか L-1?(3) 機関における体制の視点 -2 著作権の処理手順を明確にしているか -1 e-learningの場合レポートを提出させる際にインター? -3 画面設計は明瞭で意味の無いデザインがないよう L-1 ネットの情報をそのままコピーして提出したり学生 (4) 評価を通じた質の向上に作成しているか -1? e-learningを実施する機関はe-learningのためのインの間で交換しあったり他人のレポートを名前だけ変 L-1 L-2 フラ ( ネットワークサーバなど ) を整備しているか? えて提出するなどの行為を防止するための学習者に -1 対面授業で行われている内容との内容の一致首 -1 学習者のレベルにあったメディアで構築しているか? -2 機関の長等が e-learning 関係教員に対して他の職尾一貫性を施しているか対する指導をしているか?-2 テストの内容が学生を正しく評価できているか?? 務を軽減するあるいは e-learning の業務を特別に L-3-2 必要な技術的な支援を受けることができる体制をと -3 能力評価の戦略は適切で言語レベルは適切であり評価するなどの策を講じているか? -1 継続的な監視体制を確立しているかっているか? 学習者にあった基本的操作であるように構築してい? -3 大学等の機関の理念との関係から学問的水準を保 -3 学習者へのサービスを実施する際にセキュリティ対るか? 策学習者の機密保持とプライバシー保護に十分配慮しつための体制を整備しているか? ているか? カテゴリー L1 授業の一部として e-learning を取り入れるなどの実践を行うさいのチェックリストで e-learning 配信には必須の内容となるカテゴリー L2 e-learning による単位付与を実施するのに役立つチェックリストで単位認定の際には必要な内容となるカテゴリー L3 さらなる充実した e-learning を目指す際のチェックリストでこれらを満たすほうがより良いe-Learning が実践できる内容となる

23 今後の計画課題 (1) 全高専への展開 (2)eラーニングコンテンツ拡充 (3) 学習者個人に適した学習環境の構築 (4) 新しい学習形態の導入 (5) 教育関連システム統合化 23

24 仮想教室アバターの活用 movie 24

目次.Edu Track のログイン.Edu Track のポータル画面説明 3. 学修を始める ( 講義室に入る ) 4 4. テキスト履修科目スクーリング ( ブレンディッド含む ) で使用する機能 5 学習する 5 お知らせ 6 掲示板 ( 公開 ) 6 課題 8 ディスカッション ( 公開

文部科学省認可通信教育補助教材 Edu Track 操作マニュアル当ウェブサイトに掲載されているコンテンツ ( 文書映像音声プログラム等 ) は玉川大学に帰属するもとして著作権法関連条約法律で保護されていますこれらのコンテンツについて玉川大学の許可なく複製転用等する事は法律で禁止されています玉川大学通信教育課程目次.Edu Track のログイン.Edu Track のポータル画面説明

資料2 福村eラーニング研究実践センター長提出資料

資料2　福村eラーニング研究実践センター長提出資料