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1 資料航空を取り巻く社会情勢等について国土交通省航空局平成 4 年 0 月 Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism

2 . 航空を取り巻く社会情勢の変化について

3 . 人口減少の推移予測日本の総人口はこれまで増加してきたが 005 年を境に減少局面に今後さらに人口減少が進み 045 年には億人程度となる見通し ( 千人 ) 40,000 0~4 歳 5~59 歳 60~64 歳 65~69 歳 70~74 歳 75 歳以上 0,000 00,000 80,000 60, ,000 0, 出典 : 国立社会保障人口問題研究所日本の将来推計人口 (H8.) 中位推計

4 . 人口減少少子高齢化の推移予測今後人口減少が進み 047 年には億人程度となる見通し少子高齢化が急速に進行しており 060 年には総人口の約 40% が 65 歳以上になる見通し (5 歳未満率 :%) ( 総人口 : 千人 ) (65 歳以上率 :%) 40, 年約.8 億人 06 年約.0 億人 0, 約 060 年約 40% , ,000 60,000 40, 年約 3% 04 年約 30% 047 年約億人 060 年約 8700 万人総人口 5 歳未満割合 65 歳以上割合 0, 年約 3% 036 年約 0% 060 年約 9% ( 年 ) ( 国立社会保障人口問題研究所日本の将来推計人口 ( 中位推計 )) 3

5 . 我が国の経済状況の推移我が国の経済はここ 0 年近く伸び悩んでいる状況名目 GDP 国民所得の推移 (0 億円 ) 600, , , ,000 00,000 00,000 34,66 36,97 45, , ( 名目 GDP) 473, ,56 48, , , ,096 53,63 503,34 499, ,9 493, , , ,49 503,87 50,938 55,65 494,99 45, , ,38 88, ,93 76,63 366, , ,0 368, ,6 38,95 368, ,34 37,804 36,334 64,64 346, ,76 358, , , ,6 378,464 35,5 48,376 30,70 30,80 8,00 60,560 67,94 43,7 3,90 0,3 03,879,65 ( 国民所得 ) ( 年度 ) 一人当たり名目 GDP 国民所得の推移 ( 一人当たり名目 GDP) ( 千円 ) 5,000 4,000 3,000,000,000 0,73,3,46,37,47,564,,966,85 3,656 3,88 3,88 3,865 3,908 3,966 4,048 4,073 3,98 3,944 3,973 3,88 3,844 3,867 3,90 3,939 3,999 4,037 3,87 3,377 3,60,743,796,855,936,0,54,04,30,468,605,808,974,940,96,955,940 3,0 3,03,99,877,930,840,79,804,848,864,937,963,753 ( 一人当たり国民所得 ) ( 年度 ) ( 国民経済計算年報 ) 4

6 . 海外諸国の経済状況の推移一方他のアジア諸国は急激に経済成長アジア諸国の GDP( 名目 ) の推移アジア諸国の一人当たり GDP( 名目 ) の推移 (0 億米ドル ) 8,000 日本中国韓国日本中国韓国ロシア台湾香港ロシア台湾香港フィリピンベトナムマレーシアフィリピンベトナムマレーシア ( 米ドル ) シンガポールシンガポール 60,000 7,000 中国 50,000 6,000 5,000 日本 40,000 日本 4,000 30,000 3,000 0,000 韓国,000 ロシアロシア,000 韓国 0,000 中国 0 0 出典 :IMF World Economic Outlook Database October 0 より国土交通省作成以下のデータはIMFによる推計日本中国韓国ロシア台湾香港 :0 年フィリピンベトナムマレーシアシンガポール :00 年 0 年 5

7 . 我が国の経済的地位の低下その結果世界における我が国の経済的地位は低下一人当たり GDP の世界ランキング推移世界 GDP に占めるシェアの推移 000 年 0 年 990 年 0 年 3 位 7 位 4.0% 8.4% 出所 IMF World Economic Outlook Database 出所 IMF World Economic Outlook Database IMD 国際競争力順位の変遷 990 年 0 年位 7 位出所 World Competitiveness Yearbook 6

8 . アジアの拠点としての魅力アジアにおいて拠点としての魅力が低下したが 0 年には盛り返している面もあり一定のポテンシャルを有していることがうかがえる各拠点機能ごとにアジア地域で最も魅力を感じる国地域を選択 ( 主要 7 カ国の数値のみ抽出各拠点機能の位位 3 位に各々マーカーを付している ) 009 年度実施調査 0 年度実施調査アジア地域統括拠点日本中国インド韓国香港 % 製造拠点 % R&D 拠点 3% バックオフィス 9% 物流拠点 3% 金融拠点 % 販売拠点 8% 4% 64% 33% 9% % 3% 3 8% 5% シンガポール 5% タイ 0% % % % % 4% % 7% 0% 3 % 9% 36% 0% 4% 6% 33% 47% 3 8% 7% 3% 6% 3% % 7% % 3 4% 6% 4% 3 % 各拠点ごとに国地域を一つ選択回答企業 80 社 ( 日本進出済 30 社含む ) から無回答企業を除く百分率 % % 0% 0% アジア地域統括拠点製造拠点 R&D 拠点日本中国インド韓国香港 6% 33% 5% 0% 3 7% シンガポール 7% タイ % 3 3% 0% 0% 4% 6% 67% 8% 7% バックオフィス 0% 物流拠点金融拠点販売拠点 3 5% 48% 6% 0% 0% 3 5% 3 9% 0% 35% 3% % 64% 3 4% 34% 7% 34% % 0% 3% 5% % 5% 0% 6% 3 4% 6% 3 6% 各拠点ごとに国地域を一つ選択回答企業 07 社 ( 日本進出済 46 社含む ) から無回答企業を除く百分率 0% % 3 5% % 4% % 7 出所 : 欧米アジアの外国企業の対日投資関心度調査 ( 経済産業省 :0 年度 )

9 東京台北北京上海香港ソウルロンニュパリポール. 東京の国際競争力アジア経済の成長を牽引するアジア諸都市が台頭してきているが東京も安全安心効率性正確性文化的活力といった面で一定のポテンシャルは有している安全安心人口当たり殺人件数 ( 件 /00 万人 ) シ0 ンガドンーヨーク出典森記念財団 Global Power City Index-0 効率性正確性文化的活力交通インフラ ( 航空輸送量登録タクシー数交通事情等に基づく指標 ) 文化的活力 ( エンタテイメント食ビジネス芸術の充実度 ) 東京 6 位東京 6 位香港 7 位香港 3 位ソウル 9 位シンガポール 7 位北京位ソウル 9 位上海 5 位上海位シンガポール 7 位北京 4 位出典 Pricewaterhouse Coopers Cities of Opportunity 0 出典 Pricewaterhouse Coopers Cities of Opportunity 0 8

10 . 国内設備投資と対外直接投資の推移我が国の国内設備投資額は停滞ぎみであるが対外直接投資額は増加傾向にある ( 億円 ) 国内設備投資額の推移 ( 億円 ) 対外直接投資額の推移 , , , , , ( 年 ) ( 年 ) 出所財務省法人企業統計季報より作成出所財務省国際収支統計より作成 9

11 . 世界各国地域からの入国者数の国際比較観光面においても特に外国人旅行者の受け入れにおいて他のアジアの主要国に比べ遅れをとっている状況フランス (France) 米国 (U.S.A.) 中国 (China) スペイン (Spain) イタリア (Italy) トルコ (Turkey) 英国 (U.K.) ドイツ (Germany) マレーシア (Malaysia) メキシコ (Mexico) オーストリア (Austria) ロシア (Russia) 香港 (Hong Kong) ウクライナ (Ukraine) タイ (Thailand) サウジアラビア (Saudi Arabia) ギリシャ (Greece) カナダ (Canada) ポーランド (Poland) マカオ (Macao) オランダ (Netherlands) シンガポール (Singapore) ハンガリー (Hungary) クロアチア (Croatia) 韓国 (South Korea) エジプト (Egypt) モロッコ (Morocco) チェコ (Czech Republic) デンマーク (Denmark) スイス (Switzerland) 南アフリカ共和国 (South Africa) アラブ首長国連邦 (U.A.E.) インドネシア (Indonesia) ベルギー (Belgium) ポルトガル (Portugal) アイルランド (Ireland) ブルガリア (Bulgaria) インド (India) 日本 (Japan) 台湾 (Taiwan) 9,343 9,9 8,35 4,74 3,403 3,0,686,36,45 9,098 7,336 6,47 5,976 3,350,95,300 0,390 0,50 9,97 9,795 9,497 9,34 8,775 (8,744) 8,534 8,339 8,9 7,650 7,456 7,43 (6,55) 634,34 6,90 6,9 6,087 46,9 57,58 56,694 6,35 日本は世界で 39 位アジアで 0 位 79,500 位入国者数 0 位 (0 年 ) 出典 : 世界観光機関 (UNWTO) 各国政府観光局作成 : 国土交通省観光庁注 : 本表の数値は0 年 6 月時点の暫定値である注 : デンマークとアイルランドは 0 年の数値が不明であるため 00 年の数値を採用した注 3: アラブ首長国連邦は連邦を構成するドバイ首長国のみの数値が判明しているためその数値を採用した注 4: 外国人訪問者数は数値が追って新たに発表されたりさかのぼって更新されることがあるため数値の採用時期によってそのつど順位が変わり得る注 5: 同一国において外国人訪問者数が異なる統計基準に基づいて算出されている場合があるため比較する際には注意を要する Source: UNWTO and National Tourism Offices Compilation: Japan Tourism Agency 40 位 0 0,000 0,000 30,000 40,000 50,000 60,000 70,000 80,000 90,000 千 0 位 30 位 0

12 . 観光立国の実現に向けた最近の動き近年観光立国の実現に向けた動きが加速平成 5 年平成 8 年平成 9 年平成 0 年平成年平成年 4 月ビジットジャパンキャンペーン開始月観光立国推進基本法が成立 ( 全会一致 ) 6 月観光立国推進基本計画を閣議決定 0 月観光庁設置 7 月中国個人観光ビザ発給開始 0 月訪日外国人 3,000 万人プログラムを打ち出し ( 平成年度予算概算要求 ) 月第回観光立国推進本部を開催 5 月国土交通省成長戦略会議取りまとめ 6 月新成長戦略 ~ 元気な日本復活のシナリオ~ を閣議決定平成 3 年 3 月東日本大震災発生 5 月日中韓サミット首脳宣言 (05 年までに三箇国間の人的交流規模を,600 万人に拡大 ) 8 月日本再生のための戦略に向けてを閣議決定月日本再生の基本戦略 ~ 危機の克服とフロンティアへの挑戦 ~ を閣議決定平成 4 年 3 月観光立国推進基本計画を閣議決定 7 月日本再生戦略を閣議決定観光立国戦略がの戦略分野の一つに選定される ( 重点施策 : 訪日外国人旅行者の増大に向けた取組受入環境水準の向上 ) オールジャパンの訪日プロモーションの推進外客受入環境の整備外国人の出入国審査の迅速化に資する方策の検討促進等 ( 重点施策 : 観光需要の喚起 ) ニューツーリズムの振興 MICEの誘致開催の推進戦略的な観光地域づくりの推進休暇改革の推進等

13 . 観光立国の実現に関する目標国際観光の拡大充実訪日外国人旅行者数平成 8 年 (06 年 ) までに,800 万人にする平成年 (00 年 ) 実績 :86 万人平成 3 年 (0 年 ) 推計 :6 万人 ] 考え方平成 3 年 (00 年 ) 初めまでに,500 万人とすることを念頭に平成 8 年 (06 年 ) までに,800 万人にする ( 万人 ) 3,000 日本再生戦略 00 年初めまでに,500 万人,500,500,000 ビジットジャパンキャンペーン開始,000,750 目標 800,800 万人,500 前基本計画における計画期間, ,0 0 平成 5 年 (003 年 ) 平成 6 年 (004 年 ) 平成 7 年 (005 年 ) 平成 8 年 (006 年 ) 平成 9 年 (007 年 ) 平成 0 年 (008 年 ) 平成年 (009 年 ) 平成年 (00 年 ) 平成 3 年 (0 年 ) 平成 4 年 (0 年 ) 平成 5 年 (03 年 ) 平成 6 年 (04 年 ) 平成 7 年 (05 年 ) 平成 8 年 (06 年 ) 平成 9 年 (07 年 ) 平成 30 年 (08 年 ) 平成 3 年 (09 年 )

14 . 三大都市圏及び地方圏における人口移動地方圏から三大都市圏への人口流出が断続的に続いており近年も止まらない状況 60 東京圏 40 名古屋圏 0 数(人)転入超 0 過 -0 大阪圏 )-40 万地方圏.7 万人 -0.5 万人 -0.9 万人 -0.4 万人 ( 出典 ) 総務省住民基本台帳人口移動報告をもとに国土交通省国土計画局作成 ( 注 ) 上記の地域区分は以下のとおり東京圏 : 埼玉県千葉県東京都神奈川県名古屋圏 : 岐阜県愛知県三重県大阪圏 : 京都府大阪府兵庫県奈良県三大都市圏 : 東京圏名古屋圏大阪圏地方圏 : 三大都市圏以外の地域 3

15 . 三大都市圏及び地方圏における人口予測人口減少は特に地方において顕著増減率 (%) 5.0 三大都市圏と地方圏の人口増減率 ( 推計 ) 三大都市圏地方圏出所 : 総務省国勢調査国立社会保障人口問題研究所日本の都道府県別将来推計人口 ( 平成 9 年 5 月推計 ) により国土交通省作成三大都市圏 : 東京圏 ( 埼玉千葉東京神奈川 ) 名古屋圏 ( 岐阜愛知三重 ) 関西圏 ( 京都大阪兵庫奈良 ) 地方圏 : 三大都市圏以外 4

16 . 地方における高齢化の進展高齢化についても地方圏においてより進行している状況 S50 高齢者人口の割合 : 5% 以下 : 5~0% :0~0% :0~30% :30~40% :40% 超 ~ H7 高齢者人口の割合 : 5% 以下 : 5~0% :0~0% :0~30% :30~40% :40% 超 ~ 図高齢化率の推移表圏域別の高齢化率の推移 S50 H7 差 (H7-S50) 全国 7.9% 0.%.% 都市圏内 7.4% 9.%.8% 都市圏外.% 7.7% 6.5% 注 ) 高齢者人口とは 65 歳以上人口注 ) 都市圏は都市地域レポート005 により設定された85 都市圏を用い平成 8 年度末の市町村合併により既に都市圏に編入された区域を合わせて都市圏と整理した出典 : 国勢調査地域メッシュ統計 ( 総務省 ) 5

17 . 地方経済の推移経済面においても三大都市圏以外の地方圏で特に地域別 GDPの減少が見られ地方経済は深刻化地域別 GDP の推移 (99 年 09 年の成長率 ) 6.00% 4.00%.00% 0.00% -.00% 三大都市圏地方圏 -5.3% -7.55% -4.00% -6.00% -8.00% データ : 内閣府 HP 県民経済計算三大都市圏 : 東京圏 ( 埼玉千葉東京神奈川 ) 名古屋圏 ( 岐阜愛知三重 ) 関西圏 ( 京都大阪兵庫奈良 ) 地方圏 : 三大都市圏以外 6

18 . 地方経済の推移 ( 地域別 GDP のシェア ) また地域別 GDPのシェアについては長期の傾向を見ると東京圏へのなだらかな集中傾向があるのなだらかな集中傾向がある中他都市圏及び地方圏のシェアが低下あるいは横ばいとなっている地域別 GDPシェアの推移 (970 年 09 年 ) 50% 45% 40% 35% 30% 5% 0% 5% 東京圏名古屋圏大阪圏地方圏 0% 5% 0% データ : 内閣府 HP 県民経済計算三大都市圏 : 東京圏 ( 埼玉千葉東京神奈川 ) 名古屋圏 ( 岐阜愛知三重 ) 関西圏 ( 京都大阪兵庫奈良 ) 地方圏 : 三大都市圏以外 7

19 . 近年の航空分野における状況について 8

20 . 国内航空旅客輸送の動向国内航空旅客数は増加傾向にあったが燃油価格高騰の影響により平成 9 年度より減少に転じ平成 0 年秋のリーマンショック以降の世界的な景気後退平成 3 年 3 月の東日本大震災の影響を受けさらに減少しているまた国内全体の利用者の約 7 割は羽田空港の利用者である,000 航空と JR の旅客シェア ( 例 ) JR 8% ( 万人 ) % 東京福岡航空 9% 平成年度 79% 平成 3 年度長距離移動においては航空の優位性が強い 0,000 8,000 JR 54% 広島航空 46% 平成年度 45% 55% 航空 9% JR 7% 大阪平成 3 年度平成年度 6% 84% 平成 3 年度平成 3 年度旅客数合計 7,905 万人その他,43 万人 (5.7%) 割合は旅客地域流動調査距離はJTB 時刻表より中部又は名古屋利用者 ( 羽田便を除く )460 万人 (5.8%) ,000 関空又は伊丹便利用者 ( 羽田便を 4,000 除く ) 945 万人 (.0%) 羽田 - 大阪 ( 伊丹関空 ) 便利用者 585 万人 (7.4%) 国内旅客の約 7 割は羽田利用者羽田便利用者 4,673 万人 (59.%),000 羽田便利用者合計 5,58 万人 (66.5%) 国内航空旅客数の推移 ( 単位 : 万人 ) ( 年度 ) 昭和平成航空輸送統計年報より航空局作成 9

21 . 国内航空貨物輸送の動向国内貨物輸送に占める航空の割合は0.0% と極めて少ない ( トンベース ) が全体の貨物輸送量が減少傾向にある中で堅調に増加してきたしかしながら近年は機材の小型化や路線撤退等に伴い平成 0 年度をピークに減少傾向にある路線別では羽田便関係が全体の77% を占めている ( 千トン ) (%) 輸送機関別輸送貨物量の推移合計鉄道トラック内航海運航空 ( 平成元年 =00) 航空国内全機関 78 トラック 79 海運 68 鉄道平成 H 元交通経済統計要覧より航空局作成平成 3 年度取扱量合計 896 千トンその他 08 千トン (.0%) 伊丹または関空便の取扱貨物 ( 羽田便を除く ) 98 千トン (0.9%) 羽田 - 大阪 ( 伊丹関空 ) 便の取扱貨物 7 千トン (8.%) 400 羽田便の取扱貨物 68 千トン (69.0%) 00 羽田便の取扱貨物合計 690 千トン (77.%) 国内航空貨物量の推移 ( 単位 : 千トン ) ( 年度 ) 昭和平成航空輸送統計年報より航空局作成 0

22 . 我が国の国際航空旅客輸送の動向我が国の国際航空旅客需要はこれまで右肩上がりで増加傾向にあったが平成 3 年以降のテロ紛争景気後退の発生毎に一時的な落ち込みが見られたほか平成 3 年度では平成 3 年 3 月の東日本大震災を受け減少している ( 万人 ) 8,000 イラク戦争 SARS ( 平成 5 年 3 月 ~4 月 ) リーマンショック ( 平成 0 年 9 月 ) 東日本大震災 ( 平成 3 年 3 月 ) 7,000 6,000 アメリカ同時多発テロ ( 平成 3 年 9 月 ) 中部開港 ( 平成 7 年月 ) 平成 3 年度旅客数合計 5,49 万人 5,000 地方空港 576 万人 (.%) 4,000 関空開港 ( 平成 6 年 9 月 ) 中部国際空港名古屋空港 437 万人 (8.5%) 関西国際空港,003 万人 (9.5%) 3,000,000 成田開港 ( 昭和 53 年 5 月 ) 成田国際空港東京国際空港 3,3 万人 (60.8%),000 0 国際航空旅客数の推移 ( 単位 : 万人 ) 昭和平成 ( 年度 ) 注 ) 関西国際空港開港以前は大阪国際空港における旅客数を示す国土交通省資料より作成 ( 平成 3 年度は速報値 )

. 我が国の国際航空貨物輸送の動向我が国の国際航空貨物輸送は経済のグローバル化に伴い機械機器半導体等電子部品の輸送を中心に増加してきた平成 0 年秋のリーマンショック以降の世界的な景気後退を受けて大きく減少したその後は回復傾向にあったが

半導体等電子部品 8% 機械機器 ( 半導体等電子部品を除く ) 43% 日本関税協会外国貿易概況より航空局作成 ( 平成 3 年度 ) 原料及び燃料 % 食料品 % 化学製品 8% その他 0% 関空開港 ( 平成 6 年 9 月 ) 輸入半導体等電子部品

4%) 中部国際空港名古屋空港.3 万トン (39%) (3.9%) 関西国際空港 66.5 万トン (3.%) 00 成田開港 ( 昭和 53 年 5 月 ) 成田国際空港東京国際空港 94.9 万トン (67.

23 . 我が国の国際航空貨物輸送の動向我が国の国際航空貨物輸送は経済のグローバル化に伴い機械機器半導体等電子部品の輸送を中心に増加してきた平成 0 年秋のリーマンショック以降の世界的な景気後退を受けて大きく減少したその後は回復傾向にあったが欧州債務危機や円高等の影響により伸び悩んでいる状況である品目別航空貨物輸送取扱額 ( 万トン ) 輸出 ( 平成 0 年度 ) 繊維及び同製品 % 非金属鉱物製品 % 金属及び同製品 3% 化学製品 8% その他 3% 半導体等電子部品 8% 機械機器 ( 半導体等電子部品を除く ) 43% 日本関税協会外国貿易概況より航空局作成 ( 平成 3 年度 ) 原料及び燃料 % 食料品 % 化学製品 8% その他 0% 関空開港 ( 平成 6 年 9 月 ) 輸入半導体等電子部品 % 機械機器 ( 半導体等電子部品を除く ) 48% アメリカ同時多発テロ ( 平成 3 年 9 月 ) 中部開港 ( 平成 7 年月 ) リーマンショック ( 平成 0 年 9 月 ) 平成 3 年度貨物取扱量合計 88. 万トン地方空港 5.5 万トン (5.4%) 中部国際空港名古屋空港.3 万トン (39%) (3.9%) 関西国際空港 66.5 万トン (3.%) 00 成田開港 ( 昭和 53 年 5 月 ) 成田国際空港東京国際空港 94.9 万トン (67.6%) 国際航空貨物量の推移 ( 単位 : 万トン ) 0 昭和平成 ( 年度 ) 注 ) 関西国際空港開港以前は大阪国際空港における貨物量を示す国土交通省航空局日本出入航空貨物路線別取扱実績より作成

24 . 世界の航空旅客流動 998( 平成 0 年 )~008 年 ( 平成 0 年 ) の 0 年間における航空旅客流動 ( 域内国際 ) の推移を見るとアジア太平洋地域や中近東地域の伸びが著しい ( アジア太平洋地域 :.3 倍中近東地域 :3.6 倍 ) 世界の航空旅客流動の推移 ( 主な地域の流動を抜粋 ) 998 年 ( 平成 0 年 ) 003 年 ( 平成 5 年 ) 008 年 ( 平成 0 年 ) ヨーロッパ域内国際 :49 8 北米域内国際 : 3 ヨーロッパ域内国際 :55 8 北米域内国際 : ヨーロッパ域内国際 : 北米域内国際 : 中近東域内国際 :5 アジア太平洋域内国際 :5 8 中近東域内国際 :0 アジア太平洋域内国際 :73 8 中近東域内国際 :8 アジア太平洋域内国際 : 中南米統計なし 4 中南米域内国際 :5 5 中南米域内国際 :7 998 年 ( 平成 0 年 ) の国際航空旅客取扱実績ランキング 003 年 ( 平成 5 年 ) の国際航空旅客取扱実績ランキング 008 年 ( 平成 0 年 ) の国際航空旅客取扱実績ランキング順位国名パリ ( シャルロンドン ( ヒールドゴースロー ) ル ) アムステルダフランクフルム ( スキポート ( マイン ) ル ) 香港 ( チェクラップコップ ) 順位順位国名ロンドン ( ヒースロー ) パリ ( シャルルドゴール ) アムステルダフランクフル香港 ( チェクム ( スキポート ( マイン ) ラップコップ ) ル ) 順位順位国名パリ ( シャルロンドン ( ヒールドゴースロー ) ル ) アムステルダム ( スキポール ) 香港 ( チェクラップコップ ) フランクフルト ( マイン ) 順位ロンドン ( ガトシンガポール国名ウィック ) ( チャンギ ) ロンドン ( ガトシンガポールバンコク ( ドン成田ブリュッセルチューリッヒ国名成田ソウル ( 仁川 ) 国名ドバイウィック ) ( チャンギ ) ムアン ) シンガポール ( チャンギ ) 成田ロンドン ( ガトウィック ) バンコク ( スワンナプーム ) IATA( 国際航空運送協会 ) World Air Transport Statistics(009) より航空局作成 ( 単位 : 百万人 ) 3

25 . 世界の航空貨物流動 998( 平成 0 年 )~008 年 ( 平成 0 年 ) の 0 年間における航空貨物流動 ( 域内国際 ) の推移を見ると他の地域が減少伸び悩んでいるのに対しアジア太平洋地域や中近東地域の伸びが著しい ( アジア太平洋地域 :.3 倍中近東地域.3 倍 ) 世界の航空貨物流動の推移 ( 主な地域の流動を抜粋 ) 998 年 ( 平成 0 年 ) 003 年 ( 平成 5 年 ) 008 年 ( 平成 0 年 ) ヨーロッパ域内国際 : 北米域内国際 : 9 ヨーロッパ域内国際 :7 9 8 北米域内国際 : 4 ヨーロッパ域内国際 : 北米域内国際 : 中近東アジア太平洋域内国際 :78 3 中近東アジア太平洋域内国際 :50 58 中近東アジア太平洋域内国際 :83 33 域内国際 :3 域内国際 :4 域内国際 :7 中南米統計なし 3 中南米域内国際 :9 48 中南米域内国際 :6 998 年 ( 平成 0 年 ) の国際航空貨物取扱実績ランキング順位国名香港 ( チェクラップコップ ) 成田マイアミシンガポール ( チャンギ ) フランクフルト ( マイン ) 順位アムステルダロンドン ( ヒーニューヨーク国名ソウル ( 金浦 ) ム ( スキポーアンカレッジスロー ) (JFK) ル ) 003 年 ( 平成 5 年 ) の国際航空貨物取扱実績ランキング順位国名香港 ( チェクラップコップ ) 成田ソウル ( 仁川 ) アンカレッジシンガポール ( チャンギ ) 順位 IATA ( 国際航空運送協会 ) World Air Transport Statistics(009) より航空局作成国名フランクフルト ( マイン ) 台北パリ ( シャルルドゴール ) マイアミアムステルダム ( スキポール ) 008 年 ( 平成 0 年 ) の国際航空貨物取扱実績ランキング順位国名香港 ( チェクラップコップ ) ソウル ( 仁川 ) 成田パリ ( シャルフランクフルトルドゴール ) ( マイン ) 順位国名上海 ( 浦東 ) シンガポール ( チャンギ ) ドバイアムステルダム ( スキポール ) マイアミ ( 単位 : 億トン km) 4

26 . 世界の航空旅客輸送量予測 (005 年 ~05 年 ) 05 年 ( 平成 37 年 ) までの世界の航空旅客輸送において最も伸びが著しいのはアジア太平洋地域のはアジア太平洋地域 ( 年平均 +5.8%) であり輸送量も005 年 ( 平成 7 年 ) に比べ約 3 倍に増加し世界最大の航空市場に成長航空輸送量の大幅な増加 ( 国際国内計 ),350 ヨーロッパ,005 アジア / 太平洋,980 北アメリカ単位 : 十億人キロ,690 年平均 +4.3% 中東年平均 +5.8% アフリカ年平均 +5.% 967,335 年平均 +5.8% 年平均 +3.6% 005 年 ( 平成 7 年 ) 旅客輸送量 05 年 ( 平成 37 年 ) 旅客輸送量予測ラテンアメリカ / カリブ海年平均 +4.8% 同期間における年平均伸び率 5 出典 :ICAO( 国際民間航空機関 ) 作成 Outlook for Air Transport to the year 05 より引用

外国人旅行者の受入環境の整備に関する行政評価・監視_参考資料

外国人旅行者の受入環境の整備に関する行政評価・監視_参考資料資料編資料 1 訪日外国人旅行者数の推移資料 2 訪日外国人旅行者数の国地域別割合資料 3 外国人旅行者受入数の国際比較資料 4 訪日外国人旅行者数の政府目標資料 5 ビジットジャパン事業の概要資料 6 ビジットジャパン事業の予算額等の推移資料 7 外国人入国審査の最長審査待ち時間の推移 ( 主要 4 空港 ) 資料 8 国際観光ホテル旅館数等の推移資料 9 通訳案内士の登録者数等の推移参考日本人海外旅行者数の推移