新火葬場整備に関する市の方針

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しげのぶいりぐら
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1 火葬場の現状と市の考え資料 3-2 H 現代の火葬炉設備高山市の火葬場の現状新火葬場の必要性と既存 4 施設の継続利用必要炉数の算出高山市役所市民保健部市民課

2 現代の火葬炉設備高山市役所市民保健部市民課

3 現代の火葬炉設備 ( 高山火葬場では S61-S63 に再燃焼室を整備 ) 不完全燃焼の排ガスを熱分解主に灯油を燃料としたバーナで焼却

4 最新の火葬炉はコンピュータ制御 H 多治見市華立やすらぎの杜視察 H 関市総合斎苑わかくさ視察

5 火葬設備の技術は進歩しています今の施設はコンピュータによる燃焼制御熟練した作業員は不要けむりにおいがほとんど出ない高い煙突は不要

6 高山市の火葬場の現状高山市役所市民保健部市民課

7 市民が利用する現在の火葬場の配置松ヶ丘光明苑上宝奥飛騨温泉郷国府国府丹生川清見高山高山荘川荘川一之宮久々野朝日久々野高根

8 高山市の火葬件数 ( 現状 ) 火葬場平成 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 27 年度割合 ( 平均 ) 高山火葬場 % 久々野火葬場 % 荘川火葬場 % 光明苑 ( 国府地域 ) % 松ヶ丘公園斎場 ( 上宝奥飛騨温泉郷 ) % 合計 1,122 1,157 1,129 1,115 1, % 1 日あたり平均数値には胎児は含まない別途胎児の火葬が年間 10~20 件程度ある

9 住所区分と利用火葬場 (H25-27 平均 ) 住所区分高山火葬場久々野火葬場荘川火葬場飛騨市光明苑松ヶ丘斎場合計件数高山地域 585 件 78.7% 157 件 21.1% 1 件 0.2% 743 件 100% 丹生川町 48 件 80.6% 11 件 18.3% 1 件 1.1% 60 件 100% 清見町荘川町 20 件 76.3% 6 件 23.8% 26 件 100% 6 件 29.8% 2 件 10.5% 11 件 59.6% 19 件 100% 一之宮町 3 件 10.9% 27 件 89.1% 30 件 100% 久々野町 5 件 9.8% 46 件 90.2% 51 件 100% 朝日町高根町国府町上宝町 1 件 2.5% 26 件 97.5% 27 件 100% 1 件 8.0% 8 件 92.0% 9 件 100% 14 件 14.3% 3 件 2.7% 81 件 82.9% 98 件 100% 2 件 6.6% 3 件 7.5% 2 件 5.7% 28 件 80.2% 35 件 100% 奥飛騨温泉郷 3 件 15.5% 1 件 5.2% 15 件 79.3% 19 件 100%

10 高山市営火葬場上宝奥飛騨温泉郷国府国府高山丹生川清見高山荘川一之宮久々野朝日高根

11 高山市営火葬場 ( 高山市西洞町 ) 昭和 28 年建設火葬炉 3 基待合室 1 棟市民の死亡死産による利用は無料

12 高山市営火葬場炉前ホールここでお別れやお骨上げなどすべて行う

13 高山市営火葬場冬季はシートで風除室を

14 高山市営火葬場待合室 ( 利用少ない )

15 高山市営久々野火葬場上宝奥飛騨温泉郷国府国府丹生川清見高山荘川一之宮久々野朝日久々野高根

16 高山市営久々野火葬場 ( 高山市久々野町無数河 ) 平成 7 年建設火葬炉 2 基待合室 2 区画旧南大野 4 町村で整備高山市民無料

17 高山市営久々野火葬場告別室炉前ホール収骨室

18 高山市営久々野火葬場待合室でのおとき ( 昼食 ) が可能

19 高山市営荘川火葬場上宝奥飛騨温泉郷国府国府丹生川清見高山荘川荘川一之宮久々野朝日高根

20 高山市営荘川火葬場 ( 高山市荘川町新渕 ) 昭和 47 年建設火葬炉 1 基旧荘川村で整備高山市民無料

21 高山市営荘川火葬場職員は常駐せず予約時のみ高山火葬場から出向く

22 飛騨市光明苑 ( 飛騨市古川町宮城町 ) 光明苑上宝奥飛騨温泉郷国府国府丹生川清見高山荘川一之宮久々野朝日高根

23 飛騨市光明苑 ( 飛騨市古川町宮城町 ) 平成 15 年 12 月供用開始火葬炉 2 基待合室 2 室旧南吉城 4 町村で整備 ( 現在 2 市の共有財産 ) 国府町の住民は無料

24 飛騨市光明苑告別室収骨室待合室を備える

25 飛騨市松ヶ丘公園斎場 ( 飛騨市神岡町麻生野 ) 松ヶ丘上宝奥飛騨温泉郷国府国府丹生川清見高山荘川一之宮久々野朝日高根

26 飛騨市松ヶ丘公園斎場 ( 飛騨市神岡町麻生野 ) 昭和 45 年建設火葬炉 2 基待合室 1 棟上宝町奥飛騨温泉郷の住民は無料 ( 実績で市が負担 )

27 新火葬場の必要性と既存 4 施設の継続利用高山市役所市民保健部市民課

28 施設の老朽化昭和 28 年建設すでに 60 年が経過バーナ設備や炉内の耐火材等の定期的な改修工事を行いながら施設を維持

29 現在の火葬場利用者からの声は道路が狭い冬の対応を充実してほしい施設が古い新しくしてほしいもっと厳かな施設を待合室などの充実 etc

30 昭和 28 年建設約 60 年が経過建物の老朽化耐震性の問題告別収骨など火葬スタイルの変化ご遺族の要望利便性今後増えると予想される火葬需要新火葬場の整備は多くの市民の願い

31 既存 4 施設は当面継続して利用各地域の 6~9 割の住民が地域の施設を利用広大な市域地域性慣習を考慮高山火葬場の建て替えにあたり久々野火葬場荘川火葬場光明苑松ヶ丘公園斎場の 4 施設については利用を継続する供用開始後各施設の利用状況に大きな変化が見られた場合は当該施設のあり方についてあらためて検討をすすめる

32 必要炉数の算出高山市役所市民保健部市民課

33 高山市の将来人口と死亡者数の推計 1,400 1,200 1, 人口 ( 右目盛 ) 死亡者数 ( 左目盛 ) 約 1,300 件 / 年 H ,000 90,000 80,000 70,000 60,000 50,000 40,000 30,000 20,000 10,000 国立社会保障人口問題研究所日本の市区町村別将来推計人口 ( 平成 25 年 3 月 ) をもとに市で期間を延長してコーホート法により推計 0

34 将来人口死亡者数および必要炉数の推計年期末人口 (5 年間の最後の年 ) 5 年間の死亡者数 1 死亡者数 ( 火葬件数 ) 年間件数日平均 2= 3= A 1 日最多 4= 3 B 必要炉数 4 C 平成 27~32 年 88,893 人 5,887 1, ~37 年 86,120 人 6,159 1, ~42 年 83,091 人 6,300 1, ~47 年 79,955 人 6,367 1, ~52 年 76,803 人 6,458 1, ~57 年 73,573 人 6,247 1, ~62 年 70,731 人 5,859 1, ~67 年 68,068 人 5,680 1, ~72 年 65,552 人 5,534 1, ~77 年 63,132 人 5,436 1, ~82 年 61,124 人 5,026 1, A: 年間稼働日数 364 B: 集中係数 1.91 C:1 日 1 基あたり件数 1.33

35 受付時間別の利用状況 ( 高山久々野火葬場 H25-27) 利用件数 (3 年合計 ) 割合 AM9 時 30 分 ~ % AM10 時 30 分 ~ % AM11 時 30 分 ~ 1, % 受付時間別利用状況 4.8% 1.3% 1.7% 5.4% 9.6% PM0 時 30 分 ~ 1, % PM1 時 30 分 ~ % PM2 時 30 分 ~ % PM3 時 30 分 ~ % PM0:30~ 35.1% AM11:30~ 42.1% 高山火葬場及び久々野火葬場の予約受付状況の合計数値には胎児を含む

36 必要火葬炉数の算定 ( 市全体 ) 基本必要炉数 = 集中日の火葬件数 1 基 1 日当たりの平均火葬件数 ( 集中日 ) 死亡者数ピーク時における =( 日平均取扱件数 ) ( 火葬集中係数 ) 1 基 1 日当たりの平均火葬件数 ( 集中日 ) 火葬場の建設維持管理マニュアル - 改定版特定非営利活動法人日本環境斎苑協会より災害時および広域対応については一般的な利用時間外での対応となるため処理能力としては十分な規模となる作業員などソフト面での対策が重要

37 想定すべき 1 日最多火葬件数 ( 市全体 ) 市民が利用する 5 施設の合計 5 件 6 件 7 件 8 件 9 件平成 23 年度 29 日 22 日 5 日 6 日 1 日平成 24 年度 46 日 19 日 7 日 3 日 1 日平成 25 年度 46 日 19 日 6 日 2 日 - 平成 26 年度 50 日 15 日 10 日 1 日 - 平成 27 年度 41 日 22 日 10 日 6 日 - 年 14 日程度 ( 年の 4%) を除外する火葬集中係数 = 1 日最多火葬件数日平均取扱件数 = 6 件 3.14 件 =

38 想定すべき 1 基 1 日あたりの平均火葬件数 ( 高山火葬場 ) 2 件 3 件 4 件 5 件 6 件平成 23 年度 127 日 83 日 23 日 7 日 1 日平成 24 年度 118 日 89 日 31 日 2 日 2 日平成 25 年度 146 日 73 日 21 日 1 日 - 平成 26 年度 135 日 72 日 19 日 12 日 - 平成 27 年度 128 日 96 日 21 日 4 日 - 高山火葬場における 1 日の火葬件数 14 日程度 ( 年の 4%) を除外する 1 基 1 日当たりの平均火葬件数 =1 日最多火葬件数 / 炉数 =4 件 /3 基 = 1.33

39 必要火葬炉数の算定 ( 市全体 ) 基本必要炉数 =( 日平均取扱件数 ) ( 火葬集中係数 ) 1 基 1 日当たりの平均火葬件数 ( 集中日 ) = (1,292 件 /364 日 ) ( 1.91 ) = 件 /3 基 ( 高山火葬場 ) 1.33 = 5.10 死亡者数ピーク時における切り上げ必要炉数 6 基現在の 1 日最多件数を 7 件とみた場合は火葬集中係数は 2.23 となり基本必要炉数は 5.95 となる

40 荘川火葬場光明苑松ヶ丘公園斎場の 3 施設は混雑時の代替施設としては捉えられない新火葬場と久々野火葬場の 2 施設で市全体の需要を考える新火葬場では必要炉数の 6 基から久々野火葬場の 2 基を除いた 4 基の整備を想定する新火葬場人体炉 :4 基多目的炉 :1 基

3-2. 将来死亡者数の推計将来死亡者数については人問研の推計による各市町の男女年齢別人口と生残率を利用して推計を行った各市町の人口ビジョンによる人口に対する将来死亡者数については各年の人口ビジョンによる各市町の男女年齢別人口と人問研の推計による生残率を利用して推計を行った本予測によ

3-2. 将来死亡者数の推計将来死亡者数については人問研の推計による各市町の男女年齢別人口と生残率を利用して推計を行った各市町の人口ビジョンによる人口に対する将来死亡者数については各年の人口ビジョンによる各市町の男女年齢別人口と人問研の推計による生残率を利用して推計を行った本予測によ 3. 火葬件数の推定及び必要機能の検討 3-1. 将来人口の推計将来人口の推計については国立社会保障人口問題研究所 ( 以下人問研とする ) が5 年毎の国勢調査数値を基に推計し公表している数値と各市町が人口ビジョンによって公表している目標値がある各市町の人口ビジョンによる数値は各市町の人口減少問題に対する対策を行う上での目標値としての意味合いが強くやや増加傾向にあるが当推計においては