NAREGI V1 doc

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1 GD-ADG NAREGI Middleware 使用手引書 ( 管理者編 ) V 年 3 月 国立情報学研究所

2 Copyright 2004 National Institute of Informatics, Japan. All rights reserved. This file or a portion of this file is licensed under the terms of the NAREGI Public License, found at If you redistribute this file, with or without modifications, you must include this notice in the file.

3 J2SSH Library This product includes software developed by SSHTools ( openssl This product includes software developed by the OpenSSL Project for use in the OpenSSL Toolkit ( This product includes cryptographic software written by Eric Young This product includes software written by Tim Hudson MyProxy This product includes software developed by Computing Services at Carnegie Mellon University ( This product includes software developed by the NetBSD Foundation, Inc. and its contributors. mod-ssl This product includes software developed by Ralf S. Engelschall for use in the mod_ssl project ( NetBSD libnbcompat This product includes software developed by the NetBSD Foundation, Inc. and its contributors. glite/glite Security Utilities This product includes software developed by The EU EGEE Project ( VOMS/VOMS C API This product includes software developed by the EU DataGrid ( aica This product includes software developed by Akira Iwata Laboratory,Nagoya Institute of Technology in Japan ( Xerces Java Parser, XML Security This product includes software developed by the Apache Software Foundation (

4 登録商標または商標について Java は 米国 Sun Microsystems, Inc. の米国およびその他の国における登録商標または商標です Linux は Linus Torvalds 氏の米国およびその他の国における登録商標または商標です AppArmor opensuse は米国 Novell, Inc. の米国およびその他の国における商標です PBS Professional は 米国 Altair Grid Technologies,LLC の商標です AIX LoadLeveler は米国 International Business Machines Corporation の商標です Globus Toolkit は 米国シカゴ大学の商標です その他 記載されている会社名 製品名は各社の登録商標または商標です

5 はじめに 本書は NAREGI Middleware の使用手引書 ( 管理者編 ) です NAREGI Middleware( 以下 NAREGI ミドルウェア ) は 超高速コンピュータ網形成プロジェクト (National Research Grid Initiative: 通称 NAREGI) において開発されたソフトウェアです NAREGI ミドルウェアは 分散した計算資源を管理するだけでなく 利用環境やプログラミング環境をも含めた 統合グリッド環境を提供いたします NAREGI ミドルウェアを構成する多くのコンポーネントは WSRF(Web Services Resource Framework) に準拠した Web サービスとして実装されています NAREGI ミドルウェアは これらコンポーネントを連携動作させ より使い易く より高度なグリッド環境を実現しています NAREGI ミドルウェアについての詳細は をご覧ください 本書の対象読者本書は NAREGI ミドルウェアの導入作業や運用保守を実施される方 利用される方を対象としています ドキュメント体系 NAREGI ミドルウェアのドキュメントは 次の分冊構成を取っています NAREGI Middleware 機能説明書 NAREGI ミドルウェア全体の機能概要について説明しています NAREGI Middleware 導入手引書 NAREGI ミドルウェア全体を通しての動作条件や rpm パッケージを用いたインストール方法について説明しています ( 本書 ) インストール後の NAREGI ミドルウェア全体を通して運用するにあたり 必要な事項について説明しています NAREGI ミドルウェア各サービス個々の運用に関する詳細は 後述の NAREGI ミドルウェア AG および UG を参照ください NAREGI Middleware 使用手引書 ( 利用者編 ) インストール後の NAREGI ミドルウェア各サービスを利用するにあたり 主に GUI を持つサービスについて操作方法を説明しています NAREGI ミドルウェア各サービスの操作詳細については 後述の NAREGI ミドルウェア UG を参照ください 管理者ガイド NAREGI ミドルウェア AG(Administrator Guide) NAREGI ミドルウェア各サービスの管理者向け使用手引書です サービスを構成するコンポーネントごとに分冊構成を取っています 利用者ガイド NAREGI ミドルウェア UG(User Guide) i

6 NAREGI ミドルウェア各サービスの利用者向け使用手引書です サービスを構 成するコンポーネントのうち 利用者向け機能を持つコンポーネントごとに分冊構成を取っています 重要 NAREGI ミドルウェア V1.1 の最新情報 ( サポートする OS バージョンなど ) については Release Notes を参照ください NAREGI ミドルウェアについてご不明な点がございましたら NAREGI ミドルウェア FAQ も合わせて参照ください ii

7 目次 はじめに... i 1. NAREGI ミドルウェアの起動と停止 ノード構成例 起動方法 サービスの一括起動 サービスの個別起動 停止方法 サービスの一括停止 サービスの個別停止 注意事項 起動 停止 VO へのユーザアカウント登録 CA/RA ノードにおける作業 ライセンス ID の登録 UMS ノードにおける作業 ユーザアカウントの作成 設定ファイルの編集 ユーザ証明書の取得 VO 情報付きプロキシ証明書の格納 プロキシ証明書の登録 サインオン Gfarm2 への利用ユーザの登録 grid-mapfile への登録 ユーザ証明書の再作成 VO の新規作成 前提条件 VO の作成 VO の作成 属性証明書の有効期限設定 VOMS の設定と起動 グループの作成 iii

8 3.4 Role の作成 VO 管理者の登録 VO 情報の設定 VO へのユーザ登録 登録したユーザの VO 情報の設定 NAREGI ミドルウェアの複数 VO 設定 Portal の設定 VO 設定ファイル作成 Portal ノードサービス再起動 IS handle 作成 データグリッドの設定 Gfarm メタサーバの設定 Gfarm ファイルシステムノードの設定 データグリッドアクセス管理システムの設定 データグリッド資源管理システムの設定 証明書の更新 ホスト ( サーバ ) 証明書の更新 構成例 新規ホスト証明書の発行 旗艦ノードへのホスト証明書の保存 サービスの停止 証明書の更新 サービスの起動 ユーザ証明書の更新 旧証明書の情報削除 新証明書の発行 プロキシ証明書の更新 Myproxy への Lifetime 登録時間の設定 ジョブ投入時の Lifetime の設定 資源追加と削除 計算資源の組込み 切り離し時の資源情報の更新 ノード構成 組込み時の資源情報の更新 切り離し時の資源情報の更新 iv

9 6.2 計算資源 (GridVM 計算ノード ) の組込みと切り離し ノード構成例 計算資源の組込み 計算資源の切り離し GridVM 計算ノードがプライベートアドレス時の設定 GridRPC を動作させる場合の注意事項 SBC を動作させる場合の設定 GridVM 管理ノード上の中継プロセスの設定 各計算ノード上のハンドルの修正 メンテナンス 証明書の更新 PSE におけるプロキシ証明書の更新 ユーザ証明書の更新 バックアップとリストア PSE(ACS) データのバックアップとリストア ワークフロー等ユーザ情報のバックアップとリストア Gfarm ファイルシステム上のバックアップとリストア PSE(ACS) における定期更新 GUI サーバ上のテンポラリファイルの削除 ApplicationPool サーバ上のテンポラリファイルの削除 CompileService, DeployService サーバ上のテンポラリファイルの削除 データベースの物理削除 セルドメインデータベースのメンテナンス セルドメインデータベースの比較 セルドメインデータベースの複製 セルドメインデータベースのマージ セルドメインデータベースにおけるデータの削除 資源利用記録および SBC 関連情報におけるデータの削除 GridMPI の実行環境設定 rsh, ssh の環境設定 impi-server の実行資源の設定方法 チューニング アクティビティ数によるジョブ受付け制限のための設定 プログラムの実行時間とファイル転送時間 Java VM の設定 v

10 8.6.4 SBC を用いた連成ジョブの一時ファイルの削除 Globus Toolkit の利用ポートの変更 リカバリ NAREGI-IS データベースの再構築時の処理 IS ハンドル作成時の不要スキーマの削除方法 カスタマイズ 画面構成のカスタマイズ 情報提供形式のカスタマイズ データ管理 ワークフロートラッキング機能のための設定 ログディレクトリの設定 LRPS の EPR ファイルの生成 LRPS の grid-mapfile 設定 JLOGD のログローテーションについて サービス状態情報通知機能のための設定 LRPS の EPR ファイルの生成 LRPS の grid-mapfile の生成 SS-Statd のログローテーションについて 利用量制御機能の設定 GridVM スケジューラ設定ファイルの設定 利用量制御ポリシー設定ファイルの設定 アクセス保護機能の設定 資源情報 VO 対応版 Gfarm 操作手順 IS 利用のための設定 ログ インストール時のログ ログファイル Portal ノード IS ノード SS ノード GridVM 管理ノード データグリッド (DG) ノード Syslog 形式 vi

11 設定方法 SS のログローテーションについて 設定方法 SS Server の再起動 動作確認方法 留意事項 トラブルシューティング ユーザ証明書取得時のエラーメッセージ プロキシ証明書取得時の不具合 UMS への VO 登録時の不具合 UMS ノードにおける作業 SS ノードにおける作業 Portal ノードにおける作業 PSE 使用時の不具合 コンパイル実行時の不具合 デプロイ時の不具合 アプリケーション実行時の不具合 WFT 使用時の不具合 ユーザ GUI に表示されるメッセージ ( その 1) ユーザ GUI に表示されるメッセージ ( その 2) GridMPI ジョブ実行時の不具合 ( その 1) GridMPI ジョブ実行時の不具合 ( その 2) GridMPI ジョブ実行時の不具合 ( その 3) ノードが表示されない不具合 ( その 1) ノードが表示されない不具合 ( その 2) ジョブ実行時の不具合 ( その 1) ジョブ実行時の不具合 ( その 2) ジョブ実行時の不具合 ( その 3) ジョブ実行時の不具合 ( その 4) ジョブ実行時の不具合 ( その 5) ジョブ実行時の不具合 ( その 6) GridMPI 使用時の不具合 プライベートアドレス環境における不具合 SS ノードにおける不具合 ディスク容量に関する不具合 ( その 1) vii

12 ディスク容量に関する不具合 ( その 2) GridVM Scheduler における不具合 起動時のエラーメッセージ ( その 1) 起動時のエラーメッセージ ( その 2) 停止時のエラーメッセージ 制限事項 ワーキングディレクトリおける制限事項 viii

13 1. NAREGI ミドルウェアの起動と停止 本章では rpm パッケージを用いてインストールした NAREGI ミドルウェアの起動方 法と停止方法について説明します 1.1 ノード構成例本章で説明するノード構成の例は次表の通りです 表 ノード構成例 種別旗艦ノード ( 兼 CA/RA ノード ) UMS ノード Portal ノード SS ノード IS-NAS ノード IS-CDAS ノード GridVM 管理ノード GridVM 計算ノード DG-Gfarm-VO ノード DG-DGUFT ノード Gfarm2 メタデータサーバノード兼 Gfarm2 GridFTP サーバノード Gfarm2 ファイルシステムノード (*) GridVM 計算ノードも兼ねる 名称 naregi-cara naregi-ums naregi-portal naregi-ss naregi-isnas naregi-iscdas naregi-gvms1(*) naregi-gvms1, naregi-gvmc1 naregi-gfarm naregi-dguft naregi-gfarm2-md naregi-gfarm2-fs1, naregi-gfarm2-fs2 1.2 起動方法 サービスの一括起動 NAREGI ミドルウェアを構成する各サービスの一括起動の手順を説明します 旗艦ノ ードにおいて 次のコマンドを実行します [installuser@naregi-cara ~]$ /usr/naregi/sbin/nrg-install.sh NAREGI インストーラの起動 ####################################################################### ################# NAREGI TOOL ############################ ####################################################################### ### Select Operation ### ### [1] OS update (this node) ### 1

14 ### [2] setup NAREGI nodes information ### ### [3] OS update (remote nodes) ### ### [4] certificate ### ### [5] install globus (all nodes except UMS,onlyCA,onlyRA) ### ### [-] build UMS ### ### [7] install NAREGI middle rpm-pkg (each node) ### ### [8] start/stop/restart naregi-service ### ### [9] IS handle ### ### [0] exit ### ####################################################################### Select Operation (0-9): 8 start/stop/restart naregi-service ( 本例では8) を選択 Your input : 8 OK? [Y/n]: 空送信 ( リターンキー ) で次へ *********************************************************************** [8] start naregi-service *********************************************************************** start NAREGI service (1) start (2) stop (3) restart (4) status (0) exit Select NAREGI service (0-4): 1 start ( 本例では1) を選択 Your input : 1 OK? [Y/n]: 空送信 ( リターンキー ) で次へ *********************************************************************** [8]-(1) start naregi service *********************************************************************** *********************************************************************** 1. GridVM *********************************************************************** * GridVM Scheduler HOSTs : * naregi-gvms1.naregi.org *********************************************************************** * GridVM Engine HOSTs : * naregi-gvms1.naregi.org * naregi-gvmc1.naregi.org *********************************************************************** Start [gmond] at HOST:[naregi-gvms1.naregi.org]... Starting GANGLIA gmond: [ OK ] Start [Local-Scheduler] at HOST:[naregi-gvms1.naregi.org]... 2

15 Connection to naregi-gvms1.naregi.org closed. Starting PBS PBS mom PBS sched Using license server at PBS server Start [naregi-gridvm-scheduler] at HOST:[naregi-gvms1.naregi.org]... Starting NAREGI GridVM scheduler Daemon: [ OK ] Start [naregi-is-lrps] at HOST:[naregi-gvms1.naregi.org]... Starting NAREGI IS LRPS: [ OK ] Start [globus] at HOST:[naregi-gvms1.naregi.org]... Starting Globus: ( 中略 ) *********************************************************************** [8]-(1) start naregi service complete *********************************************************************** なお UMS ノード上のコンポーネントは NAREGI ミドルウェアの rpm パッケージに含 まれないため サービスを個別に起動する必要があります 手順は 1.2.2(7) UMS ノー ド を参照ください サービスの個別起動 NAREGI ミドルウェア各サービスについて 個別起動の手順を説明します UMS ノード上のサービス以外は NAREGI ミドルウェア rpm パッケージ付属のスクリプトを用いた手順で説明し UMS ノードは glite 付属のスクリプトを用いた手順で説明します 個別起動は 各サービスを稼働させるノードにおいてインストールユーザのアカウントもしくはユーザ root で実施します 以下の例では インストールユーザを installuser としています (1) GridVM 管理ノード (1-1) Ganglia GridVM Scheduler が導入されているノードにおいて 次のコマンドを実行します [installuser@naregi-gvms1 ~]$ sudo /etc/init.d/gmond-nrg start コンフィグレーションファイルの設定については 管理者ガイド NAREGI ミドルウェア IS(Distributed Information Service) コンフィグレーションファイルの設定と起動 を参照してください 3

16 (1-2) GridVM Scheduler GridVM Scheduler が導入されているノードにおいて 次のコマンドを実行します ~]$ sudo /etc/init.d/naregi-gridvm-scheduler start なお GridVM Scheduler の起動よりも前にローカルスケジューラが起動されている必要があるので留意ください GridVM Scheduler の起動より前にローカルスケジューラが起動されていない場合 次のエラーメッセージが出力されることがあります Starting GridVM Scheduler Daemon: initialize failed ローカルスケジューラが PBS Professional の場合 対応手順は 起動時のエラーメッセージ ( その 2) をご参照ください また GridVM Scheduler を再起動する場合 何らかの原因で前回の daemon が残ってお り GridVM Scheduler が既に起動済みである旨のエラーメッセージが出力されることが あります Starting GridVM Scheduler Daemon: Already running or check /usr/naregi/gridvm/scheduler/var/id/gvmsd.pid この場合はユーザ root でプロセス ID ファイルを削除後 GridVM Scheduler を起動して ください 対応手順は 起動時のエラーメッセージ ( その 1) をご参照ください (1-3) LRPS GridVM Scheduler が導入されているノードにおいて 次のコマンドを実行します [installuser@naregi-gvms1 ~]$ sudo /etc/init.d/naregi-is-lrps start (1-4) Globus コンテナ GridVM Scheduler が導入されているノードにおいて 次のコマンドを実行します [installuser@naregi-gvms1 ~]$ sudo /etc/init.d/globus start (1-5) GridVM Engine(GridVM SchedulerとGridVM Engineが同一ノード上の場合 ) GridVM Scheduler と Grid Engine が導入されている同一ノードにおいて 次のコマンドを実行します [installuser@naregi-gvms1 ~]$ sudo /etc/init.d/naregi-gridvm-engine start 4

17 (2) GridVM 計算ノード (2-1) Ganglia GridVM Engine が導入されているノードにおいて 次のコマンドを実行します ~]$ sudo /etc/init.d/gmond start (2-2) GridVM Engine GridVM Engine が導入されているノードにおいて 次のコマンドを実行します ~]$ sudo /etc/init.d/naregi-gridvm-engine start (3) IS-CDAS ノード CDAS が導入されているノードにおいて 以下のコマンドを実行します ~]$ sudo /etc/init.d/naregi-is start なお 再起動 ( 停止 起動 ) を繰り返した場合 上記コマンド内で起動している tomcat プロセスが残存する場合があります 再起動は残存 tomcat プロセスの有無を ps コマン ド等で確認し kill コマンド等で終了してから実施ください (4) IS-NAS ノード NAS が導入されているノードにおいて 以下のコマンドを実行します [installuser@naregi-isnas ~]$ sudo /etc/init.d/naregi-is start [installuser@naregi-isnas ]$ sudo /etc/init.d/postgresql start なお IS-NAS に接続する SS ノードを変更した場合など PostgreSQL の SSL クライアン ト設定の更新が必要な場合は 上記手順の前に PostgreSQL の再起動が必要になります [installuser@naregi-isnas ~]$ sudo /etc/init.d/postgresql stop [installuser@naregi-isnas ~]$ sudo /etc/init.d/postgresql start 5

18 (5) SSノード (5-1) SS SS が導入されているノードにおいて 次の各コマンドを実行します ~]$ sudo /etc/init.d/naregi-ss start なお SS は SS の生成するログファイルをローテーションするための設定を行う必要があります 詳細は 10.4 SS のログローテーションについて をご参照ください (5-2) RenewalService SS が導入されているノードにおいて 次の各コマンドを実行します ~]$ sudo /etc/init.d/naregi-rs start (6) Portalノード (6-1) globus Portal が導入されているノードにおいて 次のコマンドを実行します ~]$ sudo /etc/init.d/globus start (6-2) myproxy Portal が導入されているノードにおいて 次のコマンドを実行します ~]$ sudo /etc/init.d/myproxy start (6-3) portal Portal が導入されているノードにおいて 次のコマンドを実行します ~]$ sudo /etc/init.d/naregi-portal start (7) UMSノード UMS ノード上の VOMS(gLite VOMS) は NAREGI ミドルウェアのパッケージに含まれないため 次の手順で起動します ~]# /etc/init.d/glite start 6

19 (8) DG-Gfarm-VO ノード (8-1) Gfarm メタデータサーバ ~]$ sudo /etc/init.d/gfarm-pgsql start ~]$ sudo /etc/init.d/gfmd start (8-2) Globus コンテナ ~]$ sudo /etc/init.d/globus start (8-3) Gfarm ファイルシステム ~]$ sudo /etc/init.d/gfsd start (9) DG-DGUFT ノード (9-1) Globus コンテナ ~]$ sudo /etc/init.d/globus start (9-2) Gfarm ファイルシステムノード ~]$ sudo /etc/init.d/gfsd start (10) Gfarm2 メタデータサーバノード ~]$ sudo /etc/init.d/gfarm-pgsql start ~]$ sudo /etc/init.d/gfmd start (11) Gfarm2 ファイルシステムノード ~]$ sudo /etc/init.d/gfsd start 7

20 1.3 停止方法 サービスの一括停止 NAREGI ミドルウェアを構成する各サービスの一括停止の手順を説明します 旗艦ノ ードにおいて 次のコマンドを実行します ~]$ /usr/naregi/sbin/nrg-install.sh NAREGIインストーラの起動 ####################################################################### ################# NAREGI TOOL ############################ ####################################################################### ### Select Operation ### ### [1] OS update (this node) ### ### [2] setup NAREGI nodes information ### ### [3] OS update (remote nodes) ### ### [4] certificate ### ### [5] install globus (all nodes except UMS,onlyCA,onlyRA) ### ### [-] build UMS ### ### [7] install NAREGI middle rpm-pkg (each node) ### ### [8] start/stop/restart naregi-service ### ### [9] IS handle ### ### [0] exit ### ####################################################################### Select Operation (0-9): 8 start/stop/restart naregi-service ( 本例では8) を選択 Your input : 8 OK? [Y/n]: 空送信 ( リターンキー ) で次へ *********************************************************************** [8] start naregi-service *********************************************************************** start NAREGI service (1) start (2) stop (3) restart (4) status (0) exit Select NAREGI service (0-4): 2 stop ( 本例では2) を選択 Your input : 2 OK? [Y/n]: 空送信 ( リターンキー ) で次へ *********************************************************************** [8]-(2) stop naregi service 8

21 *********************************************************************** *********************************************************************** 1. Portal *********************************************************************** Stop [naregi-portal] at HOST:[naregi-portal.naregi.org]... Using JAVA_ENDORSED_DIRS: /usr/naregi/tomcat5/common/endorsed Using GLOBUS_LOCATION: /usr/naregi/gt4 Using CATALINA_BASE: /usr/naregi/tomcat5 Using CATALINA_HOME: /usr/naregi/tomcat5 Using CATALINA_TMPDIR: /usr/naregi/tomcat5/temp Using JAVA_HOME: /usr/lib/jdk Stopping NAREGI Portal: [ OK ] Stop [myproxy] at HOST:[naregi-portal.naregi.org]... Stopping the MyProxy server... done. Connection to naregi-portal.naregi.org closed. ( 中略 ) *********************************************************************** [8]-(2) stop naregi service complete *********************************************************************** なお UMS ノード上のコンポーネントは NAREGI ミドルウェアの rpm パッケージに含 まれないため サービスを個別に停止する必要があります 手順は 1.3.2(7) UMS ノー ド を参照ください サービスの個別停止 NAREGI ミドルウェア各サービスについて 個別停止の手順を説明します UMS ノード上のサービス以外は NAREGI ミドルウェア rpm パッケージ付属のスクリプトを用いた手順を説明し UMS ノードは glite 付属のスクリプトを用いた手順で説明します 個別停止は 各サービスを稼働させるノードにおいてインストールユーザのアカウントもしくはユーザ root で実施します 以下の例では インストールユーザを installuser としています (1) Portalノード (1-1) portal Portal が導入されているノードにおいて 次のコマンドを実行します [installuser@naregi-portal ~]$ sudo /etc/init.d/naregi-portal stop (1-2) myproxy Portal が導入されているノードにおいて 次のコマンドを実行します 9

22 ~]$ sudo /etc/init.d/myproxy stop (1-3) globus Portal が導入されているノードにおいて 次のコマンドを実行します ~]$ sudo /etc/init.d/globus stop (2) SSノード (2-1) RenewalService SS が導入されているノードにおいて 次のコマンドを実行します ~]$ sudo /etc/init.d/naregi-rs stop (2-2) SS SS が導入されているノードにおいて 次のコマンドを実行します ~]$ sudo /etc/init.d/naregi-ss stop (3) IS-NAS ノード NAS が導入されているノードにおいて 以下のコマンドを実行します ~]$ sudo /etc/init.d/naregi-is stop (4) IS-CDAS ノード CDAS が導入されているノードにおいて 以下のコマンドを実行します ~]$ sudo /etc/init.d/naregi-is stop (5) GridVM 計算ノード (5-1) GridVM Engine GridVM Engine が導入されているノードにおいて 次のコマンドを実行します ~]$ sudo /etc/init.d/naregi-gridvm-engine stop 10

23 (5-2) Ganglia GridVM Engine が導入されているノードにおいて 次のコマンドを実行します ~]$ sudo /etc/init.d/gmond stop (6) GridVM 管理ノード (6-1) GridVM Engine(GridVM SchedulerとGridVM Engineが同一ノード上の場合 ) GridVM Scheduler と GridVM Engine が導入されている同一ノードにおいて 次のコマンドを実行します [installuser@naregi-gvms1 ~]$ sudo /etc/init.d/naregi-gridvm-engine stop (6-2) LRPS GridVM Scheduler が導入されているノードにおいて 次のコマンドを実行します [installuser@naregi-gvms1 ~]$ sudo /etc/init.d/naregi-is-lrps stop (6-3) GridVM Scheduler GridVM Scheduler が導入されているノードにおいて 次のコマンドを実行します [installuser@naregi-gvms1 ~]$ sudo /etc/init.d/naregi-gridvm-scheduler stop なお何らかの理由で GridVM Scheduler の親プロセスが既に停止している場合 次のエラーメッセージが出力されることがあります Shutting down GridVM Scheduler Daemon: PID = xxxxx /usr/naregi/gridvm/scheduler/sbin/gvmsd.sh: kill: no such process この場合は GridVM Scheduler の残存プロセスを停止し プロセス ID ファイルを削除します その後 GridVM Scheduler を一旦起動してから正常に停止させます 対応手順は 停止時のエラーメッセージ を参照してください (6-4) Globus コンテナ GridVM Scheduler が導入されているノードにおいて 次のコマンドを実行します [installuser@naregi-gvms1 ~]$ sudo /etc/init.d/globus stop 11

24 (6-5) Ganglia GridVM Scheduler が導入されているノードにおいて 次のコマンドを実行します ~]$ sudo /etc/init.d/gmond-nrg stop (7) UMSノード UMS ノード上の VOMS(gLite VOMS) は NAREGI ミドルウェアのパッケージに含まれないため 次の手順で停止します ~]# /etc/init.d/glite stop (8) DG-Gfarm-VO ノード (8-1) Gfarm ファイルシステムノード ~]$ sudo /etc/init.d/gfsd stop (8-2) Globus コンテナ ~]$ sudo /etc/init.d/globus stop (8-3) Gfarm メタデータサーバ ~]$ sudo /etc/init.d/gfmd stop ~]$ sudo /etc/init.d/gfarm-pgsql stop (9) DG-DGUFT ノード (9-1) Gfarm ファイルシステムノード ~]$ sudo /etc/init.d/gfsd stop (9-2) Globus コンテナ ~]$ sudo /etc/init.d/globus stop 12

25 (10) Gfarm2 メタデータサーバノード (10-1) Gfarm2 メタデータサーバ ~]$ sudo /etc/init.d/gfarm-pgsql stop ~]$ sudo /etc/init.d/gfmd stop (11) Gfarm2 ファイルシステムノード ~]$ sudo /etc/init.d/gfsd stop 1.4 注意事項 GridVM クラスタ (GridVM 管理ノードおよび GridVM 計算ノード ) 上のローカルスケジューラを再起動した場合 GridVM クラスタ上の NAREGI ミドルウェア各サービスも再起動 ( 停止 起動 ) する必要があります 起動 1.2.2(1) GridVM 管理ノード から 1.2.2(2) GridVM 計算ノード の作業を順番に行います 停止 1.3.2(5) GridVM 計算ノード から 1.3.2(6) GridVM 管理ノード の作業を順番に行い停止します 13

26 2. VO へのユーザアカウント登録 本章では rpm パッケージを用いてインストールされた NAREGI ミドルウェアの VO へユーザを登録する際の手順について説明します ここで VO は既に作成されているものとします VO の新規作成手順は 3 VO の新規作成 を参照ください なお CA 局を別途運営している場合は CA UMS および VOMS の管理者向け操作手引書を参照ください NAREGI ミドルウェアはローカルスケジューラを用いて job 管理を行うことから 登録するユーザは 同一 GridVM クラスタ内でのホームディレクトリの共有および grid-mapfile へのアカウント登録が必要です この場合 ユーザ名として job を実行する ( ホームディレクトリが共有されている ) アカウントを登録します grid-mapfile へのアカウント登録は 2.4 grid-mapfile への登録 をご参照ください 2.1 CA/RA ノードにおける作業 ライセンス ID の登録 CA/RA ノードにおいてユーザ root で実施します 次の例で ディレクトリ "globususer" は CA/RA ノードの CA 設定ファイル (aica.conf) で raname として設定されている値です [root@naregi-cara root]# cd /usr/naregi/ra/globususer [root@naregi-cara globususer]# vi en.license ============================== # # ** enroll user registration file (One time LicenseID) ** # ( 略 ) XXX-XXXX-XXX-XXXX ライセンス ID を追記する ライセンス ID として登録できる文字数は 30 文字までです ユニークでランダムなライセンス ID を発行したい場合 データ作成支援ツールを用 いて発行してください データ作成支援ツールについては コンポーネントごとのドキュメント 管理者ガイド NAREGI Middleware CA の 5.6 Web Enroll 補助ツール を参照ください 以下の例では ライセンスヘッダとして NAREGI 初期ベクトルとして 1234 を指定しています [root@naregi-cara globususer]# /usr/naregi/ra/bin/aienrtool -lic -hd NAREGI -iv 1234 >> en.license 14

27 2.2 UMSノードにおける作業続いて UMS ノードにおいてユーザアカウント登録を行います 次の例では VO 名 を rpmtest としています ユーザアカウントの作成 UMS ノードにおいてユーザ root で実施します 次の例では 追加するユーザアカウ ントを naregiuser ユーザアカウントのホームディレクトリを /home/naregiuser としてい ます root]# useradd naregiuser root]# passwd naregiuser Changing password for user naregiuser. New password: Retype new password: passwd: all authentication tokens updated successfully. アカウント作成およびパスワード設定 root]# vipw naregiuser:x:10079:10079::/home/naregiuser: /bin/bash naregiuser:x:10079:10079::/home/naregiuser: /usr/naregi/ums/pass.sh ログインシェル ( 下線部 ) を /usr/naregi/ums/pass.sh に変更 設定ファイルの編集 UMS ノードにおいてユーザ root で実施します vomses ファイルおよび fqan ファイル の syntax は 3.8 登録したユーザの VO 情報の設定 も参照ください [root@naregi-ums root]# cd /home/naregiuser [root@naregi-ums naregiuser]# mkdir.glite.gliteディレクトリを作成 [root@naregi-ums naregiuser]# cd.glite [root@naregi-ums.glite]# vi vomses "rpmtest", "naregi-ums.naregi.org", "15000", "/C=JP/O=naregi/OU=togo/CN=host/nareg i-ums.naregi.org", "rpmtest" vomsesファイルを作成し VO 情報 ("VO 名 "," ホスト名 "," ポート番号 "," ホストcert-subject","VO 名 ") を追記する [root@naregi-ums.glite]# vi fqan /VO=rpmtest/Group=grp1/Role=DefaultRole VO 情報の設定として fqan ファイルを作成 15

28 chown -R naregiuser:naregiuser /home/naregiuser/.glite.glite ディレクトリ配下のファイルとディレクトリの owner と group を変更 ユーザ証明書の取得 NAREGI ミドルウェア Portal 画面の左側メニューにおいて UserManagementServer (UMS) の Login をクリックすると 右側ペインが Login 画面に遷移します ( 図 2.2-1) この Login 画面において ユーザアカウントの作成 で作成したユーザ名 ( ここでは naregiuser) とパスフレーズを入力し Login ボタンをクリックして UMS に接続します 図 Portal 画面 次に 画面左側メニューの Certificate Issue / Renewal をクリックすると Certificate Issue / Renewal 画面 ( 図 2.2-2) へ遷移します この画面からユーザ証明書を取得します 各入力フォームへの入力値は表 を参照ください 16

29 図 Certificate Issue / Renewal 画面 表 画面入力値 入力フォームのラベル 入力値 入力値の例 License ID ライセンス ID(2.1.1 で設 naregi 定した値 ) Your Full Name ユーザ名 naregiuser Private Key Passphrase ユーザ証明書のパスフ ( 任意 ) レーズ Private Key Passphrase(Retype) 同上 同上 全ての値を入力後 Enroll ボタンを押してユーザ証明書を取得します VO 情報付きプロキシ証明書の格納 UMS ノードにおいてユーザ root で実施します [root@naregi-ums.glite]# cd /home/naregiuser/.globus [root@naregi-ums.globus]# $GLITE_LOCATION/bin/voms-admin --vo rpmtest create-us er ~naregiuser/.globus/usercert.pem add-member grp1 ~naregiuser/.globus/usercert.pem assign-role grp1 DefaultRole --usercert ~naregiuser/.globus/usercert.pem [root@naregi-ums.globus]# /opt/glite/bin/voms-admin --vo rpmtest list-users CN certuri mail DN CA voms /C=JP/O=naregi/OU=togo/CN=voms /C=JP/O=naregi/OU=togo naregiuser /C=JP/O=naregi/OU=togo/CN=Naregi Tarou /C=JP/O=naregi/OU=togo 設定した VO にユーザが登録されているか確認 17

30 2.2.5 プロキシ証明書の登録 NAREGI ミドルウェアの Portal 画面の左側メニュー Proxy Certificate Registration をクリックすると Proxy Certificate Registration 画面 ( 図 2.2-3) へ遷移します この画面からプロキシ証明書を取得します 各入力フォームへの入力値は表 を参照してください 図 Proxy Certificate Registration 画面 表 画面入力値 入力フォームのラベル 入力値 入力 / 選択値の例 Private Key Passphrase ユーザ証明書のパスフレーズ (2.2.3 で設定した値 ) New Proxy Certificate Passphrase プロキシ証明書のパス ( 任意 ) フレーズ VO ユーザの所属 VO rpmtest Group ユーザの所属グループ Grp3 Role 所属グループ内のユーザの Role DefaultRole 全ての値を入力 / 選択後 Register ボタンを押してプロキシ証明書を登録します サインオン NAREGI ミドルウェアの Portal 画面の左側メニュー Sign On をクリックすると Sign On 画面 ( 図 2.2-4) へ遷移します この画面から Sign On します 各入力フォームへの入力値は表 を参照ください 18

31 図 Sign On 画面 表 画面入力値 入力フォームのラベル 入力値 入力 / 選択値の例 User Name で登録したユーザ名 naregiuser Registered Proxy Certificate Passphrase で登録したプロキシ証明書のパスフレーズ サインオンが出来ることを確認後 grid-mapfile の編集を行います 2.3 Gfarm2 への利用ユーザの登録 Gfarm2 が導入されている場合には Gfarm2 へのユーザ登録を行います Gfarm2 管理ユーザ ( 本例では gf2admin) で Gfarm2 メタデータサーバにて 次のコマンドを実行します [gf2admin@naregi-gfarm2-md ~]$ grid-proxy-init Your identity: /C=JP/O=naregi/OU=togo/CN=gf2admin Enter GRID pass phrase for this identity: Creating proxy... Done Your proxy is valid until: Thu Mar 11 06:44: 管理ユーザのパスフレーズを入力 [gf2admin@naregi-gfarm2-md ~]$ /usr/naregi/sbin/gfuseradd D "/C=JP/O=naregi/OU=tog o/cn=naregi Tarou" naregiuser gfuseradd を実行 *********************************************************************** Synchronism VOs *********************************************************************** 19

32 * VO HOSTs: * naregi-ums.naregi.org *********************************************************************** synchronism VOs? [Y/n]: 空送信 ( リターンキー ) で次へ *********************************************************************** get vomsid from HOST:naregi-ums.naregi.org... vomsid:1a7dd7235b92f04f345c7a3e720f42d8e3dbfc74... *********************************************************************** ( 中略 ) *********************************************************************** Synchronism VOs complete *********************************************************************** [gf2admin@naregi-gfarm2-md ~]$ grid-proxy-destroy 2.4 grid-mapfileへの登録ユーザアカウント登録の後 GridVM 管理ノード GridVM 計算ノード DG-Gfarm-VO ノード DG-DGUFT ノード Gfarm2 GridFTP サーバノードおよび Gfarm2 ファイルシステムノードに grid-mapfile を登録します 次の例では ユーザ名を naregiuser ユーザ証明書 DN を /C=JP/O=naregi/OU=togo/CN=Naregi Tarou としています # grid-mapfile-add-entry -dn "/C=JP/O=naregi/OU=togo/CN=Naregi Tarou" -ln "naregi user" gridmap-file への登録 Modifying /etc/grid-security/grid-mapfile... /etc/grid-security/grid-mapfile does not exist... Attempting to create /etc/grid-security/grid-m apfile New entry: "/C=JP/O=naregi/OU=togo/CN=Naregi Tarou" naregiuser (1) entry added # cat /etc/grid-security/grid-mapfile "/C=JP/O=naregi/OU=togo/CN=Naregi Tarou" naregiuser 登録内容の確認 2.5 ユーザ証明書の再作成ユーザ証明書を再作成する場合 あらかじめ VO 情報の削除および登録済の Portal ノードのプロキシ証明書の削除を行う必要があります VO 情報の削除は UMS ノードにおいて ユーザ root で行います 次の例では VO 名を rpmtest ユーザ証明書を再作成するユーザを naregiuser としています 20

33 ~]# cd ~naregiuser/.globus ~]# $GLITE_LOCATION/bin/voms-admin --vo rpmtest delete-user use rcert.pem UMS ノードにおいて登録済みの VO 情報を削除 ~]# $GLITE_LOCATION/bin/voms-admin --vo rpmtest list-users 削除ユーザがリストされないことを確認 次に 登録済のプロキシ証明書の削除を Portal ノードにおいてユーザ root で行いま す 次の例では NAREGI ミドルウェアのインストールディレクトリを /usr/naregi ユー ザ証明書を再作成するユーザを naregiuser としています ~]# cd /usr/naregi/gt4/var/myproxy ~]# rm naregiuser.creds naregiuser.data Portal ノードにおいて登録済みのプロキシ証明書を削除 21

34 3. VOの新規作成 3.1 前提条件 ここでは 以下の条件で新規に VO を作成するものとします 表 VO 設定条件 設定項目 設定値 新規作成 VO 名 rpmtest VO 管理者名 voms 新規作成 VO へ登録するユーザ naregiuser グループ名 grp1 Role 名 DefaultRole port 番号 UMS ノード名 naregi-ums.naregi.org NAREGI ミドルウェアは 予め VO 内に作成したグループにユーザを所属させることが出来ます これによりユーザは 同じグループのメンバと登録したアプリケーションやプログラムを共有することができます グループの詳細については 利用者ガイド NAREGI ミドルウェア PSE を参照ください 以下で説明する操作は UMS ノードにおいて root ユーザで実施します また $GLITE_LOCATION は glitevoms のインストールディレクトリです 3.2 VOの作成 VOの作成コマンドラインから VO を作成します root]# $GLITE_LOCATION/sbin/voms-admin-configure install --vo rp mtest --port dbapwd mysql --smtp-host localhost --mail-from VO の作成 ( 略 ) Installation complete. Note that you must start up your new VO yourself: /opt/glite/etc/init.d/voms start rpmtest /opt/glite/etc/init.d/voms-admin start rpmtest --port は新規登録する VO に対応する port 番号を指定します なお VO ごとに異なる port 番号を指定する必要があります --dbapwd は UMS 導入時に mysql に設定したパスワードを指定します ( 導入手引書 MySQL 設定 を参照ください ) 22

35 --smtp-host は NAREGI サービスが生成したメールを送信するホスト名 ( 既定は localhost) --mail-from は NAREGI サービスが生成したメールを送信するアドレス ( 既定は root@localhost) を指定します 属性証明書の有効期限設定属性証明書の有効期限 ( 既定では 秒 ) を必要に応じて変更します $GLITE_LOCATION/etc/voms/vo 名 /voms.conf に以下を追記します --timeout= 時間 ( 秒 ) なお この値はプロキシ証明書の有効期限 ( 規定では 168 時間 = 秒 ) と合わせておくことを推奨します VOMS の設定と起動 UMS ノード上の VOMS(gLite VOMS) を起動します [root@naregi-ums root]# $GLITE_LOCATION/etc/config/scripts/glite-voms-server-config.p y --configure 設定情報を VOMS に登録 ( 略 ) The glite VOMS Server configuration was successfully completed You can start now the VOMS server via the option start [root@naregi-ums root]# [root@naregi-ums root]# $GLITE_LOCATION/etc/config/scripts/glite-voms-server-config.p y --start 作成したVOのVOMSサーバの起動 Check.bash_profile content Check.bashrc content Check.cshrc content Check.tcshrc content Starting MySQL [OK] Starting MySQL daemon [OK] Stopping tomcat5: Starting tomcat5: [OK] Starting Tomcat [OK] Starting edg-voms(rpmtest) [OK] The rpmtest VO is enabled in the following contexts: /var/lib/tomcat5/conf/catalina/localhost/voms-admin-rpmtest.xml The siblings webapp is enabled in the following contexts: /var/lib/tomcat5/conf/catalina/localhost/voms-siblings.xml (Tomcat will automatically recognize the changes in a moment.) Staring the glite R-GMA Servicetool service Check.bash_profile content Check.bashrc content Check.cshrc content Check.tcshrc content 23

36 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx Starting the glite R-GMA Service Publisher xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx Starting rgma-servicetool: [OK] Starting glite R-GMA Service Publisher [OK] glite R-GMA Service Publisher successfully started The glite R-GMA Servicetool service has been started [OK] The glite VOMS Server was successfully started root]# root]# $GLITE_LOCATION/etc/config/scripts/glite-voms-server-config.p y --status ステータスの確認 Owner of file or directory /var/glite is root:root Owner of file or directory /var/glite is root:root ( 略 ) xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx Checking status of glite VOMS Server xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx Status of VOs VOMS-admin server: Testing rpmtest: [ OK ] Status of VOs VOMS server: Testing rpmtest: [ OK ] Check.bash_profile content Check.bashrc content Check.cshrc content Check.tcshrc content xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx Checking status of glite R-GMA Service Publisher xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx The glite R-GMA Service Publisher is running. 3.3 グループの作成 VO にグループを登録します なおグループを作成する前に VOMS が起動している必要があります [root@naregi-ums root]# $GLITE_LOCATION/bin/voms-admin --vo rpmtest create-group grp1 24

37 root]# グループの配下にサブグループ ( 本例では subgrp1) を作成する場合は 半角スラッシ ュで区切って指定します [root@naregi-ums root]# $GLITE_LOCATION/bin/voms-admin --vo rpmtest create-group grp1/subgrp1 [root@naregi-ums root]# 3.4 Roleの作成 VO に Role を作成します なお Role を作成する前に VOMS が起動している必要があります [root@naregi-ums root]# $GLITE_LOCATION/bin/voms-admin --vo rpmtest create-role D efaultrole [root@naregi-ums root]# 3.5 VO 管理者の登録 VO に管理者を登録します なお VO 管理者を登録する前に VOMS が起動している必要があります 次の例では ユーザ voms の VO へのユーザ登録 (create-user) と VO 管理者としての登録 (assign-role VO VO-Admin) とを同時に行っています また ~voms/.globus/usercert.pem は VO 管理者のユーザ証明書への path を指定します [root@naregi-ums root]# $GLITE_LOCATION/bin/voms-admin --vo rpmtest create-user ~ voms/.globus/usercert.pem assign-role VO VO-Admin ~voms/.globus/usercert.pem [root@naregi-ums root]# 3.6 VO 情報の設定作成した VO の情報を vomses ファイルに記述します vomses ファイルの syntax は次の通りです "VO nickname", "hostname", "Port_number", "Host_Cert_Subject", "your-vo" UMS ノードのホスト証明書の DN は NAREGI ミドルウェアインストール実施前の事前設定情報を参照ください また設定にあたり 既存 VO との port 番号の重複に注意ください 25

38 root]# vi $GLITE_LOCATION/etc/vomses vomses ファイルの編集 "rpmtest","naregi-ums.naregi.org","15000","/c=jp/o=naregi/ou=togo/cn=host/naregi-ums. naregi.org","rpmtest" root]# 3.7 VOへのユーザ登録作成した VO と Role グループへユーザ( 本例では naregiuer) を登録します ~naregiuser/.globus/usercert.pem は 登録するユーザ ( naregiuser) のユーザ証明書への path を指定します [root@naregi-ums root]# $GLITE_LOCATION/bin/voms-admin --vo rpmtest create-user ~ naregiuser/.globus/usercert.pem add-member grp1 ~naregiuser/.globus/usercert.pem assignrole grp1 DefaultRole --usercert ~naregiuser/.globus/usercert.pem [root@naregi-ums root]# 3.8 登録したユーザのVO 情報の設定 VO に登録したユーザのホームディレクトリ /.glite ディレクトリ ( 無い場合は作成 ) に移動し vomses ファイルと fqan ファイルを作成します. vomses ファイルの syntax は次の通りです ( 3.6 VO 情報の設定 と同様 ) "VO nickname", "hostname", "Port_number", "Host_Cert_Subject", "your-vo" fqan ファイルの syntax は次の通りです /VO=<VO 名 >/Group=<Group 名 >/Role=<Role 名 > 改行 行の最後に改行が必要 UMS ノードのホスト証明書の DN は NAREGI ミドルウェアインストール実施前の事前設定情報を参照ください また設定にあたり 既存 VO との port 番号の重複に注意ください [root@naregi-ums root]# vi ~naregiuser/.glite/vomses "rpmtest","naregi-ums.naregi.org","15000","/c=jp/o=naregi/ou=togo/cn=host/naregi-ums. naregi.org","rpmtest" vomses ファイルの編集 [root@naregi-ums root]# vi ~naregiuser/.glite/fqan /VO=rpmtest/Group=grp1/Role=DefaultRole fqan ファイルの編集 [root@naregi-ums root]# chown -R naregiuser:naregiuser ~naregiuesr/.glite 26

39 4. NAREGI ミドルウェアの複数 VO 設定 4.1 Portal の設定 Portal ノードにおいて以下の操作を行います VO 設定ファイル作成 Portal が参照する VO 設定ファイルを作成します 既存の VO 設定ファイルを利用し て 新規の VO 名でコピーしてください コピー後に ユーザ及びグループ名を portal に変更します ここでは既に存在する VO 名を rpmtest 新規作成 VO を rpmtest2 としま す # cd /var/lib/tomcat5/webapps/portal/web-inf/conf # cp VO=rpmtest1.xml VO=rpmtest2.xml # chown portal:portal VO=rpmtest2.xml Portal ノードサービス再起動 VO 設定ファイルを作成後 Portal ノード上のサービスを再起動してください 再起動 の手順は 1.2.2(6) Portal を参照ください 4.2 IS handle 作成 Portal ノードと全計算ノードに 追加した VO 用の IS handle を作成します 以下のファイルをコピーして新たな VO 名に変更し 同じディレクトリに配置してください Portal ノード :/home/portal/naregi/conf/is-handle_<vo 名 > 計算ノード :/usr/naregi/sbc/handle/is-handle_<vo 名 > /usr/naregi/sbc/handle/is-as-url-_<vo 名 > 4.3 データグリッドの設定以下の例では NAREGI ミドルウェアのインストールディレクトリを /usr/naregi としています Gfarmメタサーバの設定 Gfarm メタデータサーバ naregi-gfarm において ユーザ root で VO を追加します オプション -v で VO 名を オプション -l でデータベースの保存先ディレクトリを指定しています なおオプションの詳細は 管理者ガイド NAREGI ミドルウェア DataGrid 27

40 を参照してください mkdir backup cp /usr/naregi/etc/gfarm/* backup/ バックアップを作成 config-gfarm-vo -l /usr/naregi/var/gfarm-metadata -a gsi -v rpmtes t2 VO を追加 Gfarm ファイルシステムノードの設定 Gfarm メタサーバ naregi-gfarm の /usr/naregi/etc/gfarm/vo 名 _gfarm.conf を Gfarm ファ イルシステムノードすべてに複製します 次の例では scp コマンドを用いて複製してい ます scp /usr/naregi/etc/gfarm/* naregi-duft:/usr/naregi/gfarm/etc/gfarm/ Gfarm ファイルシステムノード各々にコピー 次に Gfarm メタサーバおよび Gfarm ファイルシステムノード各々において ユーザ root で gfs デーモンを再起動し スプールディレクトリを設定します export PATH=/usr/naregi/bin:$PATH コマンドへの PATH を設定 /etc/init.d/gfsd restart gfs デーモンの再起動 config-gfsd-vo -v rpmtest2 /usr/naregi/var/gfarm-spool VO に対しスプールディレクトリを設定 Gfarm ファイルシステムノード naregi-duft についても上記と同じ手順を実施します データグリッドアクセス管理システムの設定 Portal ノード naregi-portal において ユーザ portal でデータグリッドアクセス管理シス テムの設定ファイル dg.prop.xml に VO の設定を追加します ここで 設定する URL は Gfarm 用 GridFTP サーバのアドレスです ~]$ vi /usr/naregi/tomcat5/shared/classes/dg.prop.xml 設定ファイルを編集 ( 略 ) <entry key="dams.gfarm.gridftp.rpmtest2">naregi-gfarm.naregi.org:2811</entry > ( 略 ) 28

41 下線部分を追加 データグリッド資源管理システムの設定 Gfarm メタデータサーバ naregi-gfarm において ユーザ globus で次のコマンドを実行 し データグリッド資源管理システムの設定ファイル dgmonitor.xml を作成します ここ で dgmonitor.xml は dai_installer.pl の実行ディレクトリに生成されます cd /usr/naregi/drms mv dgimporter.xml dgimporter.xml.bak 既存ファイルが存在する場合は退避 mv $GLOBUS_LOCATION/etc/ogsadai_wsrf $GLOBUS_LOCAT ION/ogsadai_wsrf_bak 既存の設定ファイル群を退避 OGSA-DAI インストールおよび設定スクリプトを実行 /etc/init.d/globus stop Globus コンテナを停止 /etc/init.d/globus start Globus コンテナを起動 次に 作成した dgmonitor.xml を Portal ノード naregi-portal にコピーします この際 Portal ノード上のユーザは portal であることに注意ください なお Portal ノード上に既存の設定ファイル (/usr/naregi/tomcat5/webapps/datagrid/web-inf/classes/dgmonitor.xml) が存在する場合は 念のため 予め退避することを推奨します scp dgmonitor.xml apps/datagrid/web-inf/classes/ Portal ノードへユーザ portal でコピー 設定を有効にするために Tomcat を再起動します 29

42 5. 証明書の更新 5.1 ホスト ( サーバ ) 証明書の更新 構成例 本節で用いる構成例は次の通りです 表 ノード構成例 ノード種別 ノード名 旗艦ノード ( 兼 CA/RA ノード ) naregi-cara.naregi.org Portal ノード naregi-portal.naregi.org SS ノード naregi-ss.naregi.org IS-NAS ノード naregi-isnas.naregi.org IS-CDAS ノード naregi-iscdas.naregi.org GridVM 管理ノード ( 兼 GridVM 計算ノード ) naregi-gvms1.naregi.org GridVM 計算ノード naregi-gvmc1.naregi.org DG-Gfarm-VO ノード naregi-gfarm.naregi.org DG-DGUFT ノード naregi-dguft.naregi.org UMS ノード naregi-ums.naregi.org /C=JP/O=naregi/OU=togo 表 認証局 DN 例 DN 新規ホスト証明書の発行認証局より新しいホスト証明書を入手します 入手については各センターの運用規定に従ってください 旗艦ノードへのホスト証明書の保存認証局が発行した新規証明書 ( ホスト証明書 CA 証明書 ) と作成した秘密鍵ファイルを 旗艦ノードの /usr/naregi/cert/host/ 各ノード名 (FQDN) 配下に保存します なお保存にあたっては 証明書と秘密鍵ファイルを次のように保存してください 30

43 種類 ファイル名 Owner Group Permission ホスト証明書 hostcert.pem root root 711 秘密鍵ファイル hostkey.pem root root 711 CA 証明書 naregica.cer root root 711 ~]# cd /usr/naregi/cert/host host]# ls -l total 104 drwx--x--x 2 root root 4096 May 13 18:10 naregi-cara.naregi.org drwx--x--x 2 root root 4096 May 13 18:10 naregi-dguft.naregi.org drwx--x--x 2 root root 4096 May 13 18:10 naregi-gfarm.naregi.org drwx--x--x 2 root root 4096 May 13 18:10 naregi-gvmc1.naregi.org drwx--x--x 2 root root 4096 May 13 18:10 naregi-gvms1.naregi.org drwx--x--x 2 root root 4096 May 13 18:10 naregi-iscdas.naregi.org drwx--x--x 2 root root 4096 May 13 18:10 naregi-isnas.naregi.org drwx--x--x 2 root root 4096 May 13 18:10 naregi-portal.naregi.org drwx--x--x 2 root root 4096 May 13 18:10 naregi-ss.naregi.org 旗艦ノード CA/RA ノード以外 [root@naregi-cara host]# cd naregi-ss.naregi.org [root@naregi-cara naregi-ss.naregi.org]# ls -l SS ノードの例 total 24 -rwx--x--x 1 root root 1062 May 13 18:10 hostcert.pem ホスト証明書 -rwx--x--x 1 root root 891 May 13 18:10 hostkey.pem 秘密鍵ファイル -rwx--x--x 1 root root 1176 May 13 18:10 naregica.cer CA 証明書 [root@naregi-cara naregi-ss.naregi.org]# サービスの停止 (1) UMSノード以外のノード NAREGI ミドルウェアの各サービスを一括停止します 停止手順は NAREGI ミドルウェア導入手引書 2.9.1(3) NAREGI サービスの一括停止 を参照ください (2) UMS ノード UMS ノード上のサービスを停止します 停止手順は 1.3.2(7) UMS ノード を参照ください 31

44 5.1.5 証明書の更新 旗艦ノードへのホスト証明書の保存 で保存した証明書と秘密鍵ファイルを 表 ノード構成例 の旗艦ノード ( 兼 CA/RA ノード ) 以外のノードへ配置します なお以下の例では scp コマンドを用いていますが ftp コマンドや rcp コマンドでも構 いません (1) GridVM 計算ノード # cd /etc/grid-security /etc/grid-security ディレクトリに移動 # scp naregi-cara.naregi.org:/usr/naregi/cert/host/naregi-gvmc1.naregi.org/hostcert.pem ho stcert.pem # chown root:root hostcert.pem # chmod 644 hostcert.pem 旗艦ノードから該当ノード名配下のホスト証明書を取得し OwnerとPermissionを変更 # scp naregi-cara.naregi.org:/usr/naregi/cert/host/naregi-gvmc1.naregi.org/hostkey.pem ho stkey.pem # chown root:root hostkey.pem # chmod 400 hostkey.pem 旗艦ノードから該当ノード名配下の秘密鍵ファイルを取得し Owner と Permission を変更 # scp naregi-cara.naregi.org:/usr/naregi/cert/host/naregi-gvmc1.naregi.org/naregica.cer na regica.cer # chown root:root naregica.cer # chmod 644 naregica.cer # cp p naregica.cer naregica.pem 旗艦ノードから該当ノード名配下の CA 証明書を取得し Owner と Permission を変更 # cp hostcert.pem containercert.pem # chown globus:globus containercert.pem # chmod 644 containercert.pem Globus コンテナ証明書を作成し Owner と Permission を変更 # cp hostkey.pem containerkey.pem # chown globus:globus containerkey.pem # chmod 400 containerkey.pem Globus コンテナキーを作成し Owner と Permission を変更 32

45 (2) GridVM 管理ノード # cd /etc/grid-security /etc/grid-security ディレクトリに移動 # scp naregi-cara.naregi.org:/usr/naregi/cert/host/naregi-gvms1.naregi.org/hostcert.pem ho stcert.pem # chown root:root hostcert.pem # chmod 644 hostcert.pem 旗艦ノードから該当ノード名配下のホスト証明書を取得し OwnerとPermissionを変更 # scp naregi-cara.naregi.org:/usr/naregi/cert/host/naregi-gvms1.naregi.org/hostkey.pem ho stkey.pem # chown root:root hostkey.pem # chmod 400 hostkey.pem 旗艦ノードから該当ノード名配下の秘密鍵ファイルを取得し Owner と Permission を変更 # scp naregi-cara.naregi.org:/usr/naregi/cert/host/naregi-gvms1.naregi.org/naregica.cer nar egica.cer # chown root:root naregica.cer # chmod 644 naregica.cer # cp p naregica.cer naregica.pem 旗艦ノードから該当ノード名配下の CA 証明書を取得し Owner と Permission を変更 # cp hostcert.pem containercert.pem # chown globus:globus containercert.pem # chmod 644 containercert.pem Globus コンテナ証明書を作成し Owner と Permission を変更 # cp hostkey.pem containerkey.pem # chown globus:globus containerkey.pem # chmod 400 containerkey.pem Globus コンテナキーを作成し Owner と Permission を変更 (3) IS-CDAS ノード # cd /etc/grid-security /etc/grid-security ディレクトリに移動 # scp naregi-cara.naregi.org:/usr/naregi/cert/host/naregi-iscdas.naregi.org/hostcert.pem ho stcert.pem # chown root:root hostcert.pem # chmod 644 hostcert.pem 33

46 旗艦ノードから該当ノード名配下のホスト証明書を取得し Owner と Permission を変更 # scp naregi-cara.naregi.org:/usr/naregi/cert/host/naregi-iscdas.naregi.org/hostkey.pem hos tkey.pem # chown root:root hostkey.pem # chmod 400 hostkey.pem 旗艦ノードから該当ノード名配下の秘密鍵ファイルを取得し Owner と Permission を変更 # scp naregi-cara.naregi.org:/usr/naregi/cert/host/naregi-iscdas.naregi.org/naregica.cer nar egica.cer # chown root:root naregica.cer # chmod 644 naregica.cer # cp p naregica.cer naregica.pem 旗艦ノードから該当ノード名配下の CA 証明書を取得し Owner と Permission を変更 # cp hostcert.pem containercert.pem # chown globus:globus containercert.pem # chmod 644 containercert.pem Globus コンテナ証明書を作成し Owner と Permission を変更 # cp hostkey.pem containerkey.pem # chown globus:globus containerkey.pem # chmod 400 containerkey.pem Globus コンテナキーを作成し Owner と Permission を変更 続いて PostgreSQL の証明書を更新します # /etc/init.d/postgresql stop PostgreSQLサービスの停止 # cd $PGSQL_HOME/data # cp /etc/grid-security/containercert.pem server.crt # chown postgres:postgres server.crt # chmod 644 server.crt # cp /etc/grid-security/containerkey.pem server.key # chown postgres:postgres server.key # chmod 400 server.key PostgreSQL 証明書の更新 # /etc/init.d/postgresql start PostgreSQLサービスの起動 34

47 (4) IS-NAS ノード # cd /etc/grid-security /etc/grid-security ディレクトリに移動 # scp naregi-cara.naregi.org:/usr/naregi/cert/host/naregi-isnas.naregi.org/hostcert.pem host cert.pem # chown root:root hostcert.pem # chmod 644 hostcert.pem 旗艦ノードから該当ノード名配下のホスト証明書を取得し OwnerとPermissionを変更 # scp naregi-cara.naregi.org:/usr/naregi/cert/host/naregi-isnas.naregi.org/hostkey.pem host key.pem # chown root:root hostkey.pem # chmod 400 hostkey.pem 旗艦ノードから該当ノード名配下の秘密鍵ファイルを取得し Owner と Permission を変更 # scp naregi-cara.naregi.org:/usr/naregi/cert/host/naregi-isnas.naregi.org/naregica.cer nare gica.cer # chown root:root naregica.cer # chmod 644 naregica.cer # cp p naregica.cer naregica.pem 旗艦ノードから該当ノード名配下の CA 証明書を取得し Owner と Permission を変更 # cp hostcert.pem containercert.pem # chown globus:globus containercert.pem # chmod 644 containercert.pem Globus コンテナ証明書を作成し Owner と Permission を変更 # cp hostkey.pem containerkey.pem # chown globus:globus containerkey.pem # chmod 400 containerkey.pem Globus コンテナキーを作成し Owner と Permission を変更 続いて PostgreSQL の証明書を更新します # /etc/init.d/postgresql stop PostgreSQLサービスの停止 # cd $PGSQL_HOME/data # cp /etc/grid-security/containercert.pem server.crt # chown postgres:postgres server.crt # chmod 644 server.crt # cp /etc/grid-security/containerkey.pem server.key 35

48 # chown postgres:postgres server.key # chmod 400 server.key PostgreSQL 証明書の更新 # /etc/init.d/postgresql start PostgreSQL サービスの起動 (5) SS ノード # cd /etc/grid-security /etc/grid-security ディレクトリに移動 # scp naregi-cara.naregi.org:/usr/naregi/cert/host/naregi-ss.naregi.org/hostcert.pem hostcer t.pem # chown root:root hostcert.pem # chmod 644 hostcert.pem 旗艦ノードから該当ノード名配下のホスト証明書を取得し OwnerとPermissionを変更 # scp naregi-cara.naregi.org:/usr/naregi/cert/host/naregi-ss.naregi.org/hostkey.pem hostkey.pem # chown root:root hostkey.pem # chmod 400 hostkey.pem 旗艦ノードから該当ノード名配下の秘密鍵ファイルを取得し Owner と Permission を変更 # scp naregi-cara.naregi.org:/usr/naregi/cert/host/naregi-ss.naregi.org/naregica.cer naregic a.cer # chown root:root naregica.cer # chmod 644 naregica.cer # cp p naregica.cer naregica.pem 旗艦ノードから該当ノード名配下の CA 証明書を取得し Owner と Permission を変更 # cp hostcert.pem containercert.pem # chown globus:globus containercert.pem # chmod 644 containercert.pem Globus コンテナ証明書を作成し Owner と Permission を変更 # cp hostkey.pem containerkey.pem # chown globus:globus containerkey.pem # chmod 400 containerkey.pem Globus コンテナキーを作成し Owner と Permission を変更 # cd /etc/grid-security/vomsdir /etc/grid-security/vomsdir ディレクトリに移動 36

49 # scp naregi-cara.naregi.org:/usr/naregi/cert/host/naregi-ums.naregi.org/hostcert.pem host cert.pem # chown root:root hostcert.pem # chmod 644 hostcert.pem 旗艦ノードから UMS ノード名配下のホスト証明書を取得し Owner と Permission を変更 (6) Portal ノード # cd /etc/grid-security /etc/grid-security ディレクトリに移動 # scp naregi-cara.naregi.org:/usr/naregi/cert/host/naregi-portal.naregi.org/hostcert.pem ho stcert.pem # chown root:root hostcert.pem # chmod 644 hostcert.pem 旗艦ノードから該当ノード名配下のホスト証明書を取得し OwnerとPermissionを変更 # scp naregi-cara.naregi.org:/usr/naregi/cert/host/naregi-portal.naregi.org/hostkey.pem hos tkey.pem # chown root:root hostkey.pem # chmod 400 hostkey.pem 旗艦ノードから該当ノード名配下の秘密鍵ファイルを取得し Owner と Permission を変更 # scp naregi-cara.naregi.org:/usr/naregi/cert/host/naregi-portal.naregi.org/naregica.cer nar egica.cer # chown root:root naregica.cer # chmod 644 naregica.cer # cp p naregica.cer naregica.pem 旗艦ノードから該当ノード名配下の CA 証明書を取得し Owner と Permission を変更 # cp hostcert.pem containercert.pem # chown globus:globus containercert.pem # chmod 644 containercert.pem Globus コンテナ証明書を作成し Owner と Permission を変更 # cp hostkey.pem containerkey.pem # chown globus:globus containerkey.pem # chmod 400 containerkey.pem Globus コンテナキーを作成し Owner と Permission を変更 37

50 続いて Portal 用の証明書を更新します # cd /etc/grid-security /etc/grid-security ディレクトリに移動 # cp containercert.pem portalcert.pem # chown portal:portal portalcert.pem # chmod 644 portalcert.pem Portal 用の証明書を作成し OwnerとPermissionを変更 # cp containerkey.pem portalkey.pem # chown portal:portal portalkey.pem # chmod 400 portalkey.pem Portal 用の秘密鍵を作成し OwnerとPermissionを変更 (7) DG-Gfarm-VO ノード # cd /etc/grid-security /etc/grid-security ディレクトリに移動 # scp naregi-cara.naregi.org:/usr/naregi/cert/host/naregi-gfarm.naregi.org/hostcert.pem ho stcert.pem # chown root:root hostcert.pem # chmod 644 hostcert.pem 旗艦ノードから該当ノード名配下のホスト証明書を取得し OwnerとPermissionを変更 # scp naregi-cara.naregi.org:/usr/naregi/cert/host/naregi-gfarm.naregi.org/hostkey.pem hos tkey.pem # chown root:root hostkey.pem # chmod 400 hostkey.pem 旗艦ノードから該当ノード名配下の秘密鍵ファイルを取得し Owner と Permission を変更 # scp naregi-cara.naregi.org:/usr/naregi/cert/host/naregi-gfarm.naregi.org/naregica.cer nar egica.cer # chown root:root naregica.cer # chmod 644 naregica.cer # cp p naregica.cer naregica.pem 旗艦ノードから該当ノード名配下の CA 証明書を取得し Owner と Permission を変更 # cp hostcert.pem containercert.pem # chown globus:globus containercert.pem # chmod 644 containercert.pem Globus コンテナ証明書を作成し Owner と Permission を変更 # cp hostkey.pem containerkey.pem # chown globus:globus containerkey.pem 38

51 # chmod 400 containerkey.pem Globus コンテナキーを作成し Owner と Permission を変更 (8) DG-DGUFT ノード # cd /etc/grid-security /etc/grid-security ディレクトリに移動 # scp naregi-cara.naregi.org:/usr/naregi/cert/host/naregi-dguft.naregi.org/hostcert.pem hos tcert.pem # chown root:root hostcert.pem # chmod 644 hostcert.pem 旗艦ノードから該当ノード名配下のホスト証明書を取得し OwnerとPermissionを変更 # scp naregi-cara.naregi.org:/usr/naregi/cert/host/naregi-dguft.naregi.org/hostkey.pem host key.pem # chown root:root hostkey.pem # chmod 400 hostkey.pem 旗艦ノードから該当ノード名配下の秘密鍵ファイルを取得し Owner と Permission を変更 # scp naregi-cara.naregi.org:/usr/naregi/cert/host/naregi-dguft.naregi.org/naregica.cer nare gica.cer # chown root:root naregica.cer # chmod 644 naregica.cer # cp p naregica.cer naregica.pem 旗艦ノードから該当ノード名配下の CA 証明書を取得し Owner と Permission を変更 # cp hostcert.pem containercert.pem # chown globus:globus containercert.pem # chmod 644 containercert.pem Globus コンテナ証明書を作成し Owner と Permission を変更 # cp hostkey.pem containerkey.pem # chown globus:globus containerkey.pem # chmod 400 containerkey.pem Globus コンテナキーを作成し Owner と Permission を変更 39