2017 年版 生命保険の動向

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1 217 年版 生命保険の動向

2 はじめに 生命保険の動向 は 生命保険協会加盟の生命保険会社を対象に 生命保険事業の業績の中から主なものをまとめたものです この 生命保険の動向 をご覧いただき 生命保険事業に関する理解を深めていただければ幸いです なお 平成 2 年度から かんぽ生命の数値が新たに加算されました そのため かんぽ生命が加算される以前のデータとの連続性を保つ観点から 一部図表にかんぽ生命を除いた数値を掲載しています また 文中にある 年連続 年ぶり の表記について 平成 19~2 年度の数値は かんぽ生命を除いたものを基準としています その他 当協会では 従来から業績関係の詳細資料として 生命保険事業概況 を公表しておりますので 併せてご活用ください 平成 29 年 9 月 一般社団法人生命保険協会 * 本書の掲載内容については万全を期して作成いたしましたが その後の修正や誤植を含む場合がございます その際に生じたいかなる損害に関しても当会は責任を負いかねますので ご了承ください

3 目次 業績ハイライト 1 I. 契約動向 3 1. 個人向け商品 3 (1) 個人保険 3 (2) 個人年金保険 6 (3) 年換算保険料 8 (4) 入院 手術保障 9 (5) 男女別 年代別 都道府県別データ 1 2. 団体向け商品 14 (1) 団体保険 14 (2) 団体年金保険 17 II. 損益の状況 保険関係損益 18 (1) 収入保険料 18 (2) 保険金等支払金 資産運用損益 事業費 経常利益および基礎利益 23 III. 資産運用状況 総資産の概要 有価証券 貸付金 有形固定資産 ( 不動産 ) 28 IV. 負債および純資産 負債および純資産 28 参考 29 営業体制 29 生命保険協会加盟会社 3

4 業績ハイライト ~ 個人保険の契約動向について ~ 平成 28 年度末の個人保険の保有契約高 ( 死約継続の経営努力により年々減少しており 保亡保障などの主要保障の金額 ) は 862 兆 9,52 有契約の増加につながっている 億円 ( 前年度比 1.5%) となり 2 年連続でまた 個人保険の新契約高 ( 転換後契約を含前年度を上回った また 平成 28 年度末の個まない ) を種類別に見ると 国内金利の低下に人保険の保有契約件数は 1 億 6,772 万件とな伴う一時払商品の予定利率引下げによる貯蓄り 9 年連続で増加した 性商品の販売停止等の影響で 終身保険等が前個人保険の新規契約高 ( 転換による純増加金年度を下回った一方 保障性の高い定期保険は額を含む ) は 68 兆 4,789 億円 ( 前年度比 98.8%) 35 兆 9,772 億円 ( 前年度比 112.8%) と増加と前年度を下回ったものの 保有契約高の減少した 要因となる解約 失効高が 生命保険各社の契 ( 参照 :3~5 頁 ) ( 兆円 ) 保有契約高 ( 百万件 ) 1, 保有契約件数 ( 兆円 ) 新契約高 ( 平成 27 年度 ) 新契約高 ( 平成 28 年度 ) 終身保険計は終身保険 定期付終身保険 利率変動型積立終身保険の合計 終身保険計定期保険養老保険変額保険 保有契約の年換算保険料 ( 契約期間中に平均して保険料が支払われると仮定した場合の 1 年間の保険料収入 ) について見ると 平成 28 年度末は 27.4 兆円 ( うち第三分野は 6.2 兆円 ) となり 集計を開始した平成 18 年度以降 堅 ( 兆円 ) 3. 保有契約の年換算保険料うち第三分野 調に増加が続いている 年換算保険料は 医療保険等の契約高が小さい商品が増えている中 契約高を補完する指標として位置づけられる ( 参照 :8 頁 ) 個人年金保険を含む 平成 18 年度 * 第三分野には 医療保障給付 ( 入院給付 手術給付等 ) 生前給付保障給付 ( 特定疾病給付 介護給付等 ) 保険料払込免除給付 ( 障害を事由とするものは除く 特定疾病罹患 介護等を事由とするものを含む ) 等に該当する部分の年換算保険料が含まれている 1

5 ~ 主要業績について ~ 個人保険の解約 失効高 1 解約 失効率 2 は 減少している ( 参照 :3 頁 5 頁 ) 6.6% 6.2% 6.1% 5.9% 解約 失効率 5.6% 56 兆 927 億円 53 兆 676 億円 52 兆 4718 億円 5 兆 2962 億円 解約 失効高 48 兆 4159 億円 個人年金保険の新規契約高は 大幅に増加した ( 参照 :6 頁 ) 11 兆 644 億円 8 兆 563 億円 8 兆 33 億円 8 兆 6324 億円 8 兆 3262 億円 総資産は 過去最高となった ( 参照 :24 頁 ) 344 兆 9981 億円 35 兆 5826 億円 367 兆 2552 億円 367 兆 1678 億円 375 兆 551 億円 1 解約 失効高 =( 解約 + 失効 + 保険金額の減少 )-( 復活 + 保険金額の増加 ) 2 解約 失効率 = 解約 失効高 / 年度始保有契約高 1(%) 2

6 I. 契約動向 1. 個人向け商品 3 (1) 個人保険 新規契約 個人保険の新規契約件数 ( 契約転換制度による転換後契約の件数を含む ) は 1,93 万件 ( 前年度比 97.1%) 新規契約高 4 ( 転換による純増加金額を含む ) は 68 兆 4,789 億円 ( 同 98.8%) となった 図表 1 新規契約件数 新規契約高は 医療保険および終身保険の増加を受けて近年増加傾向にあったものの 国内金利の低下に伴う一時払商品の予定利率引下げによる販売停止等の影響もあり 平成 28 年度はいずれも前年度を下回った 新契約件数 ( 転換後契約を含まない ) の保険種類別の内訳は 医療保険 (355 万件 構成比 22.8%) が最も多く 次いで終身保険 (351 万件 同 22.5%) 定期保険 (216 万件 同 13.9%) ガン保険 (28 万件 同 13.4%) 養老保険 (138 万件 同 8.9%) の順となっており 定期保険とガン保険の順位が前年度から入れ替わった 図表 2 新契約高 ( 転換後契約を含まない ) の保険種類別の内訳は 定期保険 (35 兆 9,772 億円 構成比 48.9%) が最も多く 次いで終身保険 (14 兆 3,773 億円 同 19.5%) 養老保険 (5 兆 1,947 億円 同 7.1%) こども保険 (1 兆 7,811 億円 同 2.4%) 変額保険 (1 兆 5,587 億円 同 2.1%) の順となっており こども保険の順位が上昇した 図表 3 保有契約 個人保険の保有契約件数は 1 億 6,772 万件 ( 前年度比 14.8%) 保有契約高は 862 兆 9,52 億円 ( 同 1.5%) となった 図表 1 保有契約件数は 9 年連続で増加している 保有契約高は死亡保障を抑えて医療保障を充実させる近年の傾向などを反映して減少傾向にあったが 平成 28 年度は前年度に続き増加となった 保有契約件数の保険種類別の内訳は 終身保険 (3,659 万件 構成比 21.8%) が最も多く 次いで医療保険 (3,529 万件 同 21.%) ガン保険 (2,39 万件 同 14.3%) 定期保険 (2,119 万件 同 12.6%) 養老保険 (1,389 万件 同 8.3%) 定期付終身保険 (985 万件 同 5.9%) の順となっている 図表 4 保有契約高の保険種類別の内訳は 定期保険 (268 兆 9,48 億円 構成比 31.2%) が最も多く 次いで終身保険 (176 兆 6,593 億円 同 2.5%) 定期付終身保険 (12 兆 3,684 億円 同 13.9%) 利率変動型積立終身保険 (69 兆 5,931 億円 同 8.1%) 養老保険 (45 兆 4,73 億円 同 5.3%) の順となっている 図表 5 解約 失効 個人保険の解約 失効高 5 は 48 兆 4,159 億円 ( 前年度比 96.3%) 解約 失効率 6 は 5.6%( 前年度より.3 ポイント低下 ) となった 図表 6 解約 失効高は 15 年連続の減少 解約 失効率は 8 年連続の低下となっている 3 法人が契約者となり 法人の経営者等を被保険者とする個人保険および個人年金保険 ( いわゆる経営者保険 ) も 個人保険 個人年金保険の契約成績に含まれる 4 死亡保障などの主要保障の金額 5 解約 失効高 =( 解約 + 失効 + 保険金額の減少 )-( 復活 + 保険金額の増加 ) 6 解約 失効率 = 解約 失効高 / 年度始保有契約高 1(%) 3

7 図表 1 個人保険の新規契約 保有契約 新規契約 ( 万件 % 億円) 保有契約 件数金額 ( 契約高 ) 件数金額 ( 契約高 ) 前年度比 前年度比 前年度比 前年度比 平成 24 年度 1, , , ,616, , , , ,575, , , , ,574, , , , ,586, , , , ,629, 以下はかんぽ生命を除いた数値 24 1, , , ,331, , , , ,238, , , , ,182, , , , ,141, , , , ,128, * 新規契約の件数には転換後契約の件数を含み 金額には転換による純増加金額を含む ( 万件 ) 1,8 1,6 1,4 1,2 1, 図表 2 個人保険の種類別新契約件数の推移 1,585 1,559 1,489 1,55 1, その他こども保険ガン保険医療保険養老保険変額保険定期保険利率変動型積立終身保険定期付終身保険終身保険 図表 3 個人保険の種類別新契約高の推移 * 転換後契約は含まない新契約ベースの数値 ( 兆円 ) その他 こども保険 ガン保険 医療保険 養老保険 変額保険 定期保険 利率変動型積立終身保険 定期付終身保険 終身保険 * 転換後契約は含まない新契約ベースの数値 4

8 ( 万件 ) 18, 16, 14, 12, 1, 8, 6, 4, 2, 図表 4 個人保険の種類別保有契約件数の推移 16,772 16,11 1,82 15, , , , , ,197 2,116 2,54 3,529 3,37 3,194 2,998 2,778 1,341 1,389 1,238 1, , ,432 1,652 1,844 1,989 2, ,229 1,166 1,99 1, ,642 2,91 3,151 3,41 3,659 その他こども保険ガン保険医療保険養老保険変額保険定期保険利率変動型積立終身保険定期付終身保険終身保険 図表 5 個人保険の種類別保有契約高の推移 ( 兆円 ) 1, その他こども保険ガン保険医療保険養老保険変額保険定期保険利率変動型積立終身保険定期付終身保険終身保険 図表 6 個人保険の解約 失効高 解約 失効率の推移 1,, 8, (%) , 4. 4, 2, 569,27 536,76 524,718 52, ,

9 (2) 個人年金保険 新規契約 個人年金保険の新規契約件数 ( 転換後契約を含む ) は 28 万件 ( 前年度比 135.7%) 新規契約高 7 ( 転換による純増加金額を含む ) は 11 兆 644 億円 ( 同 132.9%) となり 件数 金額ともに前年度を上回った 図表 7 新契約件数 ( 転換後契約を含まない ) の保険種類別の内訳は 定額年金保険 193 万件 ( 構成比 93.3%) 変額年金保険 13 万件 ( 同 6.7%) となっており 定額年金保険は 4 年ぶりの増加となった 図表 8 新契約高 ( 転換後契約を含まない ) の保険種類別の内訳は 定額年金保険 1 兆 3,365 億円 ( 構成比 93.2%) 変額年金保険 7,576 億円 ( 同 6.8%) となっている 図表 9 保有契約 個人年金保険の保有契約件数は 2,175 万件 ( 前年度比 14.8%) 保有契約高 8 は 17 兆 8,728 億円 ( 同 14.1%) となった 図表 7 保有契約件数は 銀行窓販の解禁等を受けて平成 15 年度に増加に転じた後 14 年連続で増加しており 平成 18 年度からは過去最高値を更新し続けている 保有契約高は 前年度に 13 年ぶりの減少となったものの 平成 28 年度は再び増加に転じた 保有契約件数の保険種類別の内訳は 定額年金保険 1,952 万件 ( 構成比 89.7%) 変額年金保険 223 万件 ( 同 1.3%) となっている 図表 1 保有契約高の保険種類別の内訳は 定額年金保険 95 兆 1,757 億円 ( 構成比 88.2%) 変額年金保険 12 兆 6,97 億円 ( 同 11.8%) となっている 図表 11 解約 失効 個人年金保険の解約 失効高 9 は 2 兆 5,934 億円 ( 前年度比 71.3%) 解約 失効率 1 は 3.% ( 前年度より 1.1 ポイント低下 ) となった 図表 12 図表 7 個人年金保険の新規契約 保有契約 新規契約 保有契約 ( 万件 % 億円 ) 件数金額 ( 契約高 ) 件数金額 ( 契約高 ) 前年度比前年度比前年度比前年度比 平成 24 年度 , , ,35, , , ,37, , , ,41, , , ,35, , , ,78, 以下はかんぽ生命を除いた数値 , , ,3, , , ,3, , , ,5, , , ,1, , , ,47, * 新規契約の件数には転換後契約の件数を含み 金額には転換による純増加金額を含む 7 年金原資 ( 将来支払う年金総額の年金支払開始時点における換算価額 ) の金額 8 年金支払開始前契約については年金原資 ( 将来支払う年金総額の年金支払開始時点における換算価額 ) の金額 年金支払開始後契約については責任準備金 ( 将来の支払いに備えて積み立てている準備金 ) の金額 9 解約 失効高 =( 解約 + 失効 + 保険金額の減少 )-( 復活 + 保険金額の増加 ) ただし年金開始後契約は含まず 年金開始前契約のみ集計 1 解約 失効率 = 解約 失効高 / 年度始保有契約高 ( 年金開始前契約のみ ) 1(%) 6

10 ( 万件 ) , 1, 8, 6, 4, 2, ( 万件 ) 2,5 2, 1,5 1, 5 1,, 8, 6, 4, 2, 1,2, 図表 8 個人年金保険の種類別新契約件数の推移 定額年金保険変額年金保険 * 転換後契約は含まない新契約ベースの数値 85,57 5,268 図表 9 個人年金保険の種類別新契約高の推移 79,734 86,553 83,549 9,192 16,534 13,91 8,238 7,542 7,18 69,647 図表 1 個人年金保険の種類別保有契約件数の推移 図表 11 個人年金保険の種類別保有契約高の推移 ,942 7,576 13,365 定額年金保険変額年金保険 * 転換後契約は含まない新契約ベースの数値 2,42 2,47 2,5 2, , ,79 1,75 1,785 1,833 1,952 定額年金保険変額年金保険 1,35,181 1,37,887 1,41,311 1,35,952 1,78, , ,738 16, , ,97 844,65 865,148 88, , ,757 定額年金保険 変額年金保険 6, 5, 4, 3, 2, 1, 図表 12 個人年金保険の解約 失効高 解約 失効率の推移 ,393 48,972 32,685 36,36 25,934 (%)

11 (3) 年換算保険料 新規契約にかかる年換算保険料は 個人保険が 2 兆 4,156 億円 ( 前年度比 1.5%) 個人年金保険が 8,891 億円 ( 同 97.3%) で 個人保険は 3 年連続の増加 個人年金保険は 3 年ぶりの減少となった 図表 13 保有契約にかかる年換算保険料は 個人保険が 2 兆 7,775 億円 ( 前年度比 15.6%) 個人年金保険が 6 兆 7,57 億円 ( 同 12.9%) で 個人保険は 8 年連続で増加 個人年金保険は 4 年ぶりの増加となった 第三分野の年換算保険料については 新規契約が 6,736 億円 ( 前年度比 19.3%) 保有契約が 6 兆 2,286 億円 ( 同 14.9%) となった 新規契約は 4 年連続の増加となり 保有契約は一貫して増加を続けている 年換算保険料とは 医療 ガン 介護または個人年金といった 死亡保障金額が小さい または無い商品が多く販売されるようになっている中 死亡保障金額の合計額 ( 個人保険の場合 ) である契約高だけで業績を判断することは適切ではない場合があり これを補完する指標として年換算保険料が用いられるようになった 保険料の支払方法には 毎月支払う月払の他に 年払や契約当初に全額を一括して支払う一時払などがある また 契約期間の全期間にわたって支払う方法や一定期間で支払いを終えてしまう方法がある 年換算保険料は そうした支払い方の違いを調整し 契約期間中に平均して支払うと仮定した場合に 生命保険会社が保険契約から 1 年間にどのくらいの保険料収入を得ているかを示している 例 : 保険期間 5 年の一時払保険 ( 保険料 1 万円 ) の場合 保険料収入 =1 万円 年換算保険料 =2 万円 (1 万円 5) 図表 13 年換算保険料の推移 新規契約 保有契約 個人保険 個人年金保険 合計 うち第三分野 個人保険 個人年金保険 合計 うち第三分野 平成 24 年度 21,256 8,172 29,428 5,12 168,849 69, ,538 53, ,529 7,664 28,194 5,32 176,941 67, ,471 55, ,226 8,839 31,66 5,6 186,456 65, ,229 57, ,46 9,142 33,188 6, ,769 65, ,953 59, ,156 8,891 33,48 6,736 27,775 67,57 274,832 62,286 以下はかんぽ生命を除いた数値 24 16,939 5,944 22,884 4,693 15,292 63,15 213,38 51, ,139 5,865 22,4 4, ,19 6, ,935 53, ,647 7,214 24,862 5, ,187 59,34 22,222 54, ,192 8,91 27,283 5, ,134 58, ,757 56, ,76 8,696 27,773 6, ,695 61, ,59 58,947 * 第三分野には 医療保障給付 ( 入院給付 手術給付等 ) 生前給付保障給付 ( 特定疾病給付 介護給付等 ) 保険料払込免除給付 ( 障害を事由とするものは除く 特定疾病罹患 介護等を事由とするものを含む ) 等に該当する部分の年換算保険料が含まれている 3, 25, 2, 15, 1, 図表 14 保有契約の年換算保険料の推移 238, , , , ,832 5, 53,848 55,382 57,47 59,373 62,286 保有契約の年換算保険料 うち第三分野 8

12 (4) 入院 手術保障 個人向け商品のうち 主契約において入院 手術保障等を提供する医療保険の保有契約件数は 3,529 万件 ( 前年度比 14.7%) ガン保険の保有契約件数は 2,39 万件 ( 同 13.3%) となり 継続して増加している 図表 15 ( 万件 ) 4, 3,5 3, 2,5 2, 図表 15 医療保険 ガン保険の保有契約件数の推移 3,529 3,37 3,194 2,998 2,778 2,314 2,39 2,54 2,116 2,197 1,5 1, 5 医療保険 ガン保険 医療保障関係には 主契約に医療保障を特約として付加する特約型もある 入院 手術保障のある契約の保有件数 ( 個人保険および個人年金保険の主契約 特約とも合算 ) は 災害入院が 7,675 万件 ( 前年度比 12.1%) 疾病入院が 7,733 万件 ( 同 12.4%) 手術が 1,274 万件 ( 同 13.%) となった 図表 16 図表 16 入院 手術保障のある契約の保有件数の推移 ( 万件 ) 1, 9,25 9,452 9,673 9,974 1,274 9, 8, 7, 7,817,41 7,2317,221 7,3577,371 7,5157,553 7,6757,733 6, 5, 災害入院保障疾病入院保障手術保障 * 個人保険および個人年金保険の保有契約における 主契約および特約による保障の件数 複数の保障機能を持つ商品は 保障機能ごとに件数が計上される 9

13 (5) 男女別 年代別 都道府県別データ 11 男女別データ 個人保険の新契約件数 ( 転換後契約を含まない ) の男女別構成比をみると 近年 女性が男性を上回る傾向にあり 平成 28 年度は男性が 49.8% 女性が 5.2% と前年と比べると男性の加入割合が上昇したものの 女性の方がわずかに多かった 図表 17 新契約件数の保険種類別構成比を男女別でみると 平成 28 年度は男女とも ガン保険や医療保険等を含めたその他が 5% 超と最も高く 次いで終身保険 定期保険 養老保険の順となっている 図表 18 個人年金保険の新契約件数の男女別構成比をみると 従来より 女性の構成比が男性を上回っている中 近年 男性の構成比が上昇傾向にあり 平成 28 年度は男性が 45.7% 女性が 54.3% となった 図表 19 図表 17 個人保険新契約の男女別構成比の推移 ( 件数ベース ) 平成 24 年度 % 1% 2% 3% 4% 5% 6% 7% 8% 9% 1% 男性 女性 図表 18 平成 28 年度個人保険新契約の保険種類別構成比 ( 男女別の件数ベース ) 男性 女性 % 1% 2% 3% 4% 5% 6% 7% 8% 9% 1% 終身保険定期保険養老保険その他 図表 19 個人年金保険新契約の男女別構成比の推移 ( 件数ベース ) 平成 24 年度 % 1% 2% 3% 4% 5% 6% 7% 8% 9% 1% 男性 女性 11 男女別 年代別 都道府県別データは 被保険者ベースの数値 1

14 年代別データ 個人保険の新契約件数 ( 転換後契約を含まない ) を年代別にみると 近年は 4 歳代以上の構成比が上昇し 2 歳代 3 歳代の構成比は低下する傾向にあったが 平成 28 年度は 2 歳代 ~4 歳代の構成比が上昇し 5 歳代以上の構成比が低下した 図表 2 また 個人保険の新契約件数の保険種類別構成比を年代別にみると 2 歳未満では その他 ( 医療保険 こども保険等 ) が 71.5% で最も多い 2 歳代 ~6 歳代にかけては 同じくその他が約 5% で最も多く 終身保険がこれに次ぐ 図表 21 個人年金保険の新契約件数を年代別にみると 平成 28 年度は 4 歳代以下の構成比が上昇した 図表 22 図表 2 個人保険新契約の年代別構成比の推移 ( 件数ベース ) 平成 24 年度 % 1% 2% 3% 4% 5% 6% 7% 8% 9% 1% 2 歳未満 2 歳代 3 歳代 4 歳代 5 歳代 6 歳以上 図表 21 平成 28 年度個人保険新契約の保険種類別構成比 ( 年代別の件数ベース ) 2 歳未満 歳代 歳代 歳代 歳代 歳以上 % 1% 2% 3% 4% 5% 6% 7% 8% 9% 1% 終身保険 ( 含定期付終身 ) 定期保険養老保険その他 図表 22 個人年金保険新契約の年代別構成比の推移 ( 件数ベース ) 平成 24 年度 % 1% 2% 3% 4% 5% 6% 7% 8% 9% 1% 2 歳未満 2 歳代 3 歳代 4 歳代 5 歳代 6 歳以上 11

15 都道府県別データ 個人保険の契約状況を都道府県別にみると 新契約 ( 転換後契約を含まない ) は 図表 23 のとおりとなり 保有契約は 図表 24 のとおりとなる 図表 23 個人保険の都道府県別新契約状況 ( 平成 28 年度 ) 個人保険 都道府県件数金額 ( 契約高 ) 1 件当たり保険金額 1 世帯当たり加入件数 1 世帯当たり保険金額 人口 世帯数 ( 万件 ) ( 万円 ) ( 件 ) ( 万円 ) ( 万人 ) ( 万 ) 北海道 67 25, 青森 15 5, 岩手 14 6, 宮城 3 13, 秋田 11 4, 山形 15 6, 福島 23 1, 茨城 3 13, 栃木 23 11, 群馬 21 1, 埼玉 76 37, 千葉 67 31, 東京 2 15, , 神奈川 97 47, 新潟 25 12, 富山 13 6, 石川 15 7, 福井 11 5, 山梨 1 4, 長野 22 1, 岐阜 23 11, 静岡 47 21, 愛知 88 46, 三重 22 1, 滋賀 16 7, 京都 3 14, 大阪 , 兵庫 61 3, 奈良 14 6, 和歌山 12 5, 鳥取 7 3, 島根 8 3, 岡山 23 11, 広島 35 17, 山口 17 7, 徳島 11 4, 香川 12 6, 愛媛 17 7, 高知 9 3, 福岡 68 31, 佐賀 11 4, 長崎 18 7, 熊本 24 11, 大分 15 6, 宮崎 15 5, 鹿児島 21 9, 沖縄 14 5, 合計 1, , ,558 5,622 *1. 人口 世帯数は総務省 住民基本台帳に基づく人口 人口動態及び世帯数 ( 平成 29 年 1 月 1 日現在 ) による *2. 上表は新契約 ( 転換後契約を含まない ) の状況 *3. 人口は日本人住民のみ ( 外国人住民を含まない ) の数値 12

16 図表 24 個人保険の都道府県別保有契約状況 ( 平成 28 年度末 ) 個人保険 都道府県件数金額 ( 契約高 ) 1 件当たり保険金額 1 世帯当たり加入件数 1 世帯当たり保険金額 ( 万件 ) ( 万円 ) ( 件 ) ( 万円 ) 北海道 , ,63.2 青森 162 8, ,368.4 岩手 , ,455.2 宮城 , ,67.7 秋田 , ,364.2 山形 165 8, ,959. 福島 , ,657. 茨城 , ,395. 栃木 , ,85.9 群馬 , ,69.5 埼玉 , ,479.4 千葉 , ,464. 東京 1,923 1,96, ,632.3 神奈川 1, , ,434.1 新潟 , ,817.2 富山 , ,195.8 石川 , ,911. 福井 , ,464.8 山梨 , ,67.5 長野 , ,623.3 岐阜 , ,795.3 静岡 , ,752.4 愛知 , ,755.5 三重 , ,61.6 滋賀 , ,74.9 京都 , ,442.8 大阪 1, , ,567.7 兵庫 , ,44.3 奈良 , ,497.8 和歌山 , ,458.1 鳥取 87 43, ,873.2 島根 89 43, ,531. 岡山 , ,646.2 広島 38 19, ,497.1 山口 , ,337.2 徳島 , ,694.2 香川 , ,768.9 愛媛 , ,394.4 高知 11 47, ,369.9 福岡 , ,452.2 佐賀 , ,81.9 長崎 , ,432.7 熊本 , ,56.8 大分 , ,367.1 宮崎 142 6, ,159.8 鹿児島 , ,188.9 沖縄 , 合計 16,772 8,629, ,534.8 *1. 人口 世帯数は総務省 住民基本台帳に基づく人口 人口動態及び世帯数 ( 平成 29 年 1 月 1 日現在 ) による 13

17 2. 団体向け商品 (1) 団体保険 新契約 団体保険の新契約は名寄せ被保険者数 ( 複数会社による共同引受契約の重複分を調整した被保険者数 ) が 43 万人 ( 前年度比 93.5%) 契約高が 3 兆 37 億円 ( 同 78.2%) となった 図表 団体保険の新契約は 名寄せ被保険者数を見ると 既存の団体定期保険の一部契約から総合福祉団体定期保険への切替えが行われた平成 9 年度をピークに減少傾向にあったが 平成 18 年度以降は概ね横ばいで推移している 新契約高の保険種類別の内訳は 総合福祉団体定期保険 (1 兆 4,262 億円 構成比 47.1%) 団体信用生命保険 (9,651 億円 同 31.8%) 団体定期保険 (6,394 億円 同 21.1%) の順となっている 図表 26 保有契約 団体保険の保有契約は名寄せ被保険者数が 3,886 万人 ( 前年度比 1.3%) 保有契約高が 379 兆 2,795 億円 ( 同 11.1%) となった 図表 保有契約高の保険種類別の内訳は 団体信用生命保険 (18 兆 4,11 億円 構成比 47.6%) 団体定期保険 (19 兆 4,85 億円 同 28.8%) 総合福祉団体定期保険 (88 兆 8,828 億円 同 23.4%) の順となっている 図表 27 解約 失効 団体保険の解約 失効高 12 は 7 兆 3,729 億円 ( 前年度比 89.9%) 解約 失効率 13 は 2.%( 前年度より.2 ポイント低下 ) となった 図表 3 団体保険の主な商品種類 団体定期保険企業等がその所属員の福利厚生のために導入する任意加入型の商品であり 加入希望者が被保険者となり 保険料を負担する 総合福祉団体定期保険企業等がその所属員の遺族の生活保障のために その所属員を被保険者として加入させる全員加入が原則の 1 年更新の定期保険であり 企業等が保険料を負担する 団体信用生命保険住宅ローン等の貸付保全のために利用される保険で 住宅ローン等の債務者を被保険者とし 銀行等の信用供与機関または信用保証機関を契約者および保険金受取人とする 債務者が死亡または所定の高度障害になった場合に 未返済債務額に相当する保険金を契約者に支払い 債務を消滅させる 図表 25 団体保険の新契約 保有契約 ( 万人 % 億円) 新契約 保有契約 名寄せ被保険者数 金額 ( 契約高 ) 名寄せ被保険者数 金額 ( 契約高 ) 前年度比 前年度比 前年度比 前年度比 平成 24 年度 , , ,71, , , ,712, , , ,731, , , ,751, , , ,792, 解約 失効高 =( 解約 + 失効 + 保険金額の減少 )-( 復活 + 保険金額の増加 ) 13 解約 失効率 = 解約 失効高 / 年度始保有契約高 1(%) 14

18 図表 26 平成 28 年度団体保険の新契約高内訳 ( 単位 : 億円 ) 団体定期 6, % 合計 3,37 総合福祉団体定期 14, % 団体信用 9, % *% は占率 図表 27 平成 28 年度団体保険の保有契約高内訳 ( 単位 : 億円 ) 消費者信用団体 1,174.3% その他 3,5.8% 総合福祉団体定期 888, % 合計 3,792,795 団体信用 1,84, % 年金特約 1,555.4% 団体定期 1,94, % *% は占率 図表 28 団体保険の新契約の推移 6, 5, 7 金額 ( 契約高 ) 名寄せ被保険者数 ( 万人 ) , , , 3,414 44,793 3,69 38,735 3, , 1 15

19 3,8, 3,75, 図表 29 団体保険の保有契約の推移 金額 ( 契約高 ) 名寄せ被保険者数 ( 万人 ) 4,5 4, 3,7, 3,65, 3,919 3,934 3,918 3,95 3,6, 3,875 3,886 3,9 3,55, 3,71,126 3,712,889 3,731,279 3,751,529 3,792,795 3,85 3,5, 3,8 図表 3 団体保険の解約 失効高 解約 失効率の推移 16, 14, 3.7 (%) , 1, 8, 6, 4, 2, 136, , , ,46 73,

20 (2) 団体年金保険 団体年金保険の保有契約高 ( 責任準備金の金額 ) は 34 兆 1,62 億円 ( 前年度比 11.2%) となり 平成 23 年度以降 6 年連続で前年度を上回った 図表 主な商品である確定給付型の企業年金の資産残高をみると 確定給付企業年金資産は 15 兆 62 億円 ( 前年度 14 兆 7,883 億円 ) と前年度より増加したが 厚生年金基金資産は 1 兆 1,471 億円 ( 前年度 1 兆 4,61 億円 ) と前年度より減少した 図表 33 図表 31 団体年金保険の新契約 保有契約 新契約 保有契約 ( 万人 % 億円 ) 名寄せ被保険者数金額 ( 契約高 ) 名寄せ被保険者数金額 ( 契約高 ) 前年度比前年度比前年度比前年度比 平成 24 年度 , , , , , , , , , , , , * 被保険者数は名寄せ ( 複数会社による共同引受契約の重複分を調整 ) した数値を使用している 図表 32 団体年金保険の保有契約高の推移 4, 3, 318, ,42 333, , ,62 2, 1, 図表 33 厚生年金基金 確定給付企業年金資産の推移 16, 14, 12, 121,76 13, , ,883 15,62 1, 8, 6, 4, 2, 23,732 23,418 19,97 14,61 11,471 厚生年金基金資産 確定給付企業年金資産 17

21 II. 損益の状況 1. 保険関係損益 (1) 収入保険料 収入保険料は 33 兆 4,591 億円 ( 前年度比 88.6%) となった 収入保険料は近年増加傾向にあったものの 平成 28 年度は一時払商品の予定利率引下げによる販売停止等の影響から 3 年ぶりに前年度を下回った 図表 34 保険種類別では 個人保険 (23 兆 6,117 億円 前年度比 92.2%) 個人年金保険 (4 兆 3,48 億円 同 91.8%) 団体保険 (1 兆 1,343 億円 同 1.9%) および団体年金保険 (3 兆 576 億円 同 67.%) であった 図表 35 個人保険の収入保険料を払込方法別にみると 月払 ( 構成比 52.9%) が最も多く 年払 ( 同 21.4%) 一時払 ( 同 16.2%) 団体月払 ( 同 9.1%) の順となっており 前年度から一時払の占率が大きく減少した 図表 36 図表 34 損益状況の推移 収益費用 経常収益 保険料等収入 収入保険料 資産運用収益 利息及び配当金等収入 その他 経常費用 保険金等支払金 責任準備金等繰入額 資産運用費用 平成 24 年度 548,35 38,69 371,45 118,353 64,758 48, , , ,81 17,347 43,494 15,882 25, , , , ,263 68,777 61,5 51, ,787 91,83 13,454 43,894 14,918 31, , , , ,17 7,858 49, , ,525 1,415 13,256 44,99 16,34 35, ,58 389, ,481 82,914 71,113 5, , ,541 83,619 24,733 47,62 15,418 27, ,68 351, ,591 9,782 7,232 34,996 45,979 29,14 81,559 17,779 47,266 14,232 26,629 以下はかんぽ生命を除いた数値 , ,873 36,587 12,745 49,757 11,68 49,337 21, ,72 17,52 38,365 15,71 2, , , ,268 97,857 54,195 23, , ,179 91,37 13,273 38,764 14,18 26, ,92 327, ,675 18,5 57,2 22, , ,929 1,4 13,146 39,866 15,389 3, , 335, ,385 69,365 58,26 22,145 43, ,37 83,618 24,635 41,691 14,465 23, ,14 31,41 284,248 77,13 57,97 12,5 367, ,637 81,558 16,175 41,664 13,141 23,835 事業費 その他 経常利益 図表 35 保険種類別収入保険料の推移 4, 35, 3, 25, 371,45 38,74 36,838 11,91 43, ,381 27,395 38,518 11,127 43, , ,481 22,269 17,237 41,756 45,628 11,193 11,245 51,541 47, ,591 13,145 3,576 11,343 43,48 2, 15, 1, 24, , , ,7 236,117 5, 個人保険個人年金保険団体保険団体年金保険その他 ( 受再保険料等 ) 18

22 図表 36 収入保険料 ( 個人保険 ) の払込方法別構成比の推移 平成 24 年度 (2) 保険金等支払金 % 1% 2% 3% 4% 5% 6% 7% 8% 9% 1% 一時払年払半年払月払団体月払 保険金等支払金は 29 兆 14 億円 ( 前年度比 89.4%) となった 保険金等支払金の内訳をみると 保険金は 11 兆 53 億円 ( 前年度比 91.2%) 年金は 4 兆 8,432 億円 ( 同 99.7%) 給付金は 3 兆 9,47 億円 ( 同 95.3%) 解約返戻金は 5 兆 7,688 億円 ( 同 77.3%) その他返戻金は 1 兆 1,252 億円 ( 同 59.5%) 再保険料 14 は 2 兆 3,188 億円 ( 同 114.7%) となった 保険金 年金 給付金についてそれぞれみると 保険金は 旧簡易生命保険契約の減少を受け 平成 2 年度以降 9 年連続で減少している 年金は 平成 26 年度まで一貫して増加し続けていたが 平成 28 年度は前年度に続き減少となった 給付金は 5 年ぶりに前年度を下回った 図表 37 保険金年金給付金 図表 37 保険金等支払金の推移 解約返戻金 その他返戻金 再保険料 平成 24 年度 152,964 33,61 39,369 58,67 1,361 21, , ,78 44,996 4,539 79,996 11,368 17,88 337, ,71 51,966 4,661 87,721 18,173 21, , ,248 48,597 4,965 74,598 18,99 2,22 324, ,53 48,432 39,47 57,688 11,252 23,188 29,14 以下はかんぽ生命を除いた数値 24 51,7 31,63 39,16 57,12 9,38 21,889 21, ,965 42,429 4,199 77,793 1,8 17, , ,17 48,925 4,246 84,88 16,548 21, , ,476 45,188 4,473 7,89 16,973 2, , ,657 44,719 38,476 53,357 9,392 23,31 214,637 * 旧日本郵政公社が取り扱っていた簡易生命保険の契約に係る収支は 同契約を継承した郵便貯金 簡易生命保険管理機構からの受再保険を通じて かんぽ生命の収支に反映されている また 簡易生命保険に係る保険金等支払金 ( 年金等を含む ) に相当する金額は かんぽ生命の 保険金 に含まれている 合計 14 生命保険会社が再保険引受会社に支払う保険料 再保険とは 生命保険会社が 自己の引き受けた保険の保険金支払額に係るリスクを分散させる目的で再保険引受会社と結ぶ保険契約をいう 19

23 保険金の支払いのうち 死亡保険金は 12 万件 ( 前年度比 11.5%) で 2 兆 8,986 億円 ( 同 12.3%) 満期保険金は 65 万件 ( 同 95.2%) で 1 兆 4,62 億円 ( 同 97.5%) となった 図表 38 図表 38 死亡 満期保険金の支払件数 支払額の推移 ( 万件 ) 45, 4, 35, 3, , 2, , 1, 5, 27,52 27,332 28,124 28,336 28,986 21,116 17,798 16,327 14,428 14, 死亡保険金 支払額 死亡保険金 支払件数 満期保険金 支払額 満期保険金 支払件数 給付金の支払いのうち 入院給付金は 666 万件 ( 前年度比 12.9%) で 6,936 億円 ( 同 11.%) 手術給付金は 396 万件 ( 同 14.6%) で 4,124 億円 ( 同 13.%) と いずれも件数 金額ともに増加した 図表 39 図表 39 入院 手術給付金の支払件数 支払額の推移 ( 万件 ) 1, 8, , , 2, 6,623 6,728 6,84 6,87 6,936 3,57 3,689 3,861 4,3 4, 入院給付金 支払額 入院給付金 支払件数 手術給付金 支払額 手術給付金 支払件数 2

24 2. 資産運用損益 資産運用収益は 9 兆 782 億円 ( 前年度比 19.5%) となった 内訳をみると 利息 配当金等収入は 7 兆 232 億円 ( 同 98.8%) と減少したが 有価証券売却益は 1 兆 778 億円 ( 同 162.7%) その他 ( 特別勘定資産運用益を含む ) は 8,976 億円 ( 同 174.8%) と増加した なお 特別勘定資産運用益は 6,29 億円 ( 前年度 168 億円 ) であった 図表 4 利息 配当金等収入の内訳は有価証券利息 配当金 (5 兆 9,289 億円 前年度比 99.7%) 貸付金利息 (6,979 億円 同 91.5%) の順となっている 有価証券売却益は 1 兆 778 億円 ( 前年度比 162.7%) 有価証券売却損は 5,512 億円 ( 同 354.3%) となった 有価証券評価損は 713 億円 ( 同 78.3%) となった 図表 4 41 為替差益から為替差損を差し引いた額は 1,117 億円の差損となった ( 前年度は 1 兆 218 億円の差損 ) 一般勘定全体の利回りは 1.96%( 前年度 1.92%) となった 内訳をみると 公社債 1.84% ( 同 1.75%) 株式 5.83%( 同 5.17%) 外国証券 2.31%( 同 2.24%) 一般貸付 1.83%( 同 1.7%) 不動産 2.8%( 同 2.62%) であり いずれも前年度を上回った 図表 42 図表 4 資産運用収益の推移 ( 億円 %) 利息 配当金等収入 有価証券利息 配当金 貸付金利息 不動産賃貸料 預貯金利息 その他利息 配当金 有価証券売却益 為替差益その他合計 平成 24 年度 以下はかんぽ生命を除いた数値 ,758 51,536 9,19 3, ,358 11,846 32, ,353 <12.9> <15.3> <93.2> <97.7> <95.5> <92.5> <1448.> <43.7> <145.4> 68,777 56,2 8,661 3, ,242 6,932 26,31 113,263 <16.2> <19.1> <94.2> <97.9> <94.> <12.1> <58.5> <81.2> <95.7> 7,858 58,89 8,94 3, ,326 11,11 3, ,17 <13.> <14.6> <93.5> <1.1> <14.7> <91.8> <16.1> <117.1> <18.7> 71,113 59,47 7,627 3, , ,134 82,914 <1.4> <11.1> <94.2> <12.> <1.> <64.2> <.4> <16.7> <67.4> 7,232 59,289 6,979 3, , ,976 9,782 <98.8> <99.7> <91.5> <1.2> <92.8> <162.7> <1,891.7> <174.8> <19.5> 49,757 39,648 6,122 3, ,755 11,846 32,386 12,745 <14.7> <17.1> <95.7> <97.7> <93.5> <95.> <1448.> <43.8> <157.9> 54,195 44,397 5,929 3, ,532 6,917 26,211 97,857 <18.9> <112.> <96.8> <97.9> <93.7> <12.3> <58.4> <8.9> <95.2> 57,2 47,616 5,683 3, ,77 11,11 3,49 18,5 <15.5> <17.3> <95.9> <1.1> <14.1> <92.2> <16.5> <116.3> <11.9> 58,26 48,565 5,54 3, , ,683 69,365 <11.4> <12.> <96.9> <12.> <99.2> <68.1> <.4> <15.4> <63.9> 57,97 48,916 5,137 3, , ,41 77,13 <99.9> <1.7> <93.3> <1.2> <93.8> <15.1> <1,891.7> <179.6> <111.2> *1. その他には 金銭の信託運用益 金融派生商品収益 特別勘定資産運用益 等が含まれる *2. <> 内は前年度比を示す 21

25 平成 24 年度 支払利息 以下はかんぽ生命を除いた数値 図表 41 資産運用費用の推移 有価証券売却損 有価証券評価損 ( 億円 %) 為替差損その他合計 613 3,23 2, ,5 17,347 <11.8> <45.8> <93.4> <15.9> <155.8> <91.8> 695 2, ,494 13,454 <113.4> <79.9> <21.7> <74.> <85.9> <77.6> ,59 1,595 13,256 <92.5> <31.8> <29.2> <491.7> <111.6> <98.5> 687 1, ,26 11,318 24,733 <16.9> <189.6> <665.2> <968.1> <16.8> <186.6> 741 5, ,913 8,899 17,779 <17.8> <354.3> <78.3> <18.6> <78.6> <71.9> 575 3,34 2, ,995 17,52 <98.8> <44.9> <93.4> <15.8> <161.4> <93.4> 645 2, ,465 13,273 <112.2> <81.7> <21.7> <75.8> <86.1> <77.8> ,59 1,578 13,146 <92.9> <31.1> <29.2> <491.7> <111.8> <99.> 643 1, ,256 11,284 24,635 <17.3> <199.7> <665.2> <967.7> <16.7> <187.4> 719 4, ,879 8,598 16,175 <111.7> <276.9> <78.3> <18.3> <76.2> <65.7> *1. その他には 金銭の信託運用損 金融派生商品費用 特別勘定資産運用損 等が含まれる *2. <> 内は前年度比を示す 図表 42 一般勘定利回りの推移 (%) 公社債株式外国証券一般貸付不動産一般勘定計 平成 24 年度 以下はかんぽ生命を除いた数値 * 利回り計算式の分子は資産運用収益 - 資産運用費用 分母は日々平均残高として算出 ( 分子には保険業法第 112 条評価益を加算 ) している 22

26 3. 事業費 事業費は 4 兆 7,266 億円 ( 前年度比 1.4%) となった 事業費の保険料等収入に対する比率は 13.4%( 前年度より 1.3 ポイント上昇 ) となった 図表 43 図表 43 事業費の推移 6, 5, (%) , 3, 2, 1, 43,494 43,894 44,99 47,62 47, 事業費対保険料等収入比率. 4. 経常利益および基礎利益 経常利益は 2 兆 6,629 億円 ( 前年度比 96.2%) となった 保険料収入が減少したことなどから 2 年連続で前年度を下回った 1 年間の保険本業の収益力を示す基礎利益は 3 兆 3,927 億円 ( 前年度比 11.8%) と 2 年ぶりに前年度を上回った 図表 44 基礎利益とは 基礎利益 とは 保険料収入や保険金 事業費支払等の保険関係の収支と 利息及び配当金等収入を中心とした運用関係の収支からなる 生命保険会社の基礎的な期間損益の状況を表す指標で 経常利益から有価証券の売却損益などの キャピタル損益 と 臨時損益 を控除して求めたものである 45, 図表 44 経常利益 基礎利益の推移 4, 35, 3, 25, 25,642 32,599 31,18 35,452 38,235 35,1 27,681 33,342 33,927 26,629 2, 15, 1, 5, 経常利益 基礎利益 23

27 III. 資産運用状況 1. 総資産の概要 平成 28 年度末の総資産は 375 兆 5,51 億円 ( 前年度比 12.3%) となり 2 年ぶりに増加となった 主な資産構成は 有価証券 (39 兆 7,144 億円 前年度比 13.1%) が構成比 82.5% を占め 次いで貸付金 (34 兆 714 億円 同 97.4%) が構成比 9.1% を占めている 図表 現金及び預貯金 コールローン 図表 45 総資産の推移 金銭の信託 有価証券 貸付金 有形固定資産 その他 総資産 平成 24 年度 35,749 27,668 2,599 2,782,448 42,446 64,6 116,468 3,449, ,167 26,697 24,591 2,85,317 38,992 63, ,86 3,55, ,8 36,729 33,325 2,994, ,13 63,294 12,723 3,672, ,584 12,89 37,13 3,5, ,869 62,54 129,663 3,671, ,349 12,1 45,438 3,97,144 34,714 61, ,149 3,755,51 以下はかんぽ生命を除いた数値 24 28,57 25,634 18,31 2,56, ,53 63,74 77,46 2,545, ,532 24,396 18,775 2,156,527 27,786 62,36 74,614 2,634, ,2 32,275 18,976 2,331, ,329 61,977 76,33 2,823, ,23 9,29 2,567 2,369,126 26,84 61,49 8,18 2,856, ,748 1,51 24,168 2,462,282 26,15 59,874 72,997 2,951,687 現金及び預貯金 コールローン 図表 46 資産別構成比 金銭の信託 有価証券 貸付金 有形固定資産 その他 (%) 総資産 平成 24 年度 以下はかんぽ生命を除いた数値

28 2. 有価証券 有価証券 (39 兆 7,144 億円 ) の内訳は 国債が 148 兆 5,538 億円 ( 前年度比 99.99%) で有価証券全体の 48.% を占めている 次いで残高が過去最高となった外国証券 (85 兆 1,974 億円 前年度比 18.3%) 社債 (25 兆 8,242 億円 同 11.8%) 株式 (21 兆 5,146 億円 同 18.6%) 地方債 (12 兆 9,821 億円 同 96.%) の順となった 図表 47 国内金利が低位で推移したことから 相対的に金利の高い外国証券等への資金配分が進んだ結果 公社債 ( 国債 地方債 社債の合計 ) は 187 兆 3,61 億円 ( 前年度比 99.95%) と 3 年連続で減少した 株式については 残高が 2 年ぶりに増加した なお 総資産比は公社債が 49.9% 外国証券が 22.7% 株式が 5.7% となった 図表 また 外国証券の内訳をみると 公社債等 ( 国債 地方債 社債 その他の外国証券 ) が 79 兆 4,519 億円 ( 前年度比 11.1%) 株式が 5 兆 7,455 億円 ( 同 88.1%) となっている 図表 49 図表 47 有価証券内訳の推移 ( 億円 %) 国債地方債社債株式外国証券その他の証券合計 金額 構成比 金額 構成比 金額 構成比 金額 構成比 金額 構成比 金額 構成比 金額 平成 24 年度 1,487, , , , , , ,782, ,498, , , , , , ,85, ,487, , , , , , ,994, ,485, , , , , , ,5, ,485, , , , , , ,97,144 以下はかんぽ生命を除いた数値 , , , , , , ,56, , , , , , , ,156, ,6, , , , , , ,331, ,43, , , , , , ,369, ,58, , , , , , ,462,282 2,5, 2,, 図表 48 公社債 株式残高と総資産比の推移 ,878,59 1,887,25 1,874,856 1,874,498 1,873,61 (%) ,5, 1,, , 167,256 18, , ,13 215, 公社債株式公社債対総資産比株式対総資産比

29 図表 49 外国証券残高と対総資産比の推移 (%) 1,, 8, , , , , 52,54 52, , 2, 57,89 561, , , , 公社債等株式対総資産比. 3. 貸付金 貸付金の残高は 34 兆 714 億円 ( 前年度比 97.4%) となり 総資産に対する割合は 9.1%( 前年度より.4 ポイント低下 ) となった 貸付金は昭和 4 年代には総資産の 7 割近くを占める主要資産であったが 長期的にみると残高は減少傾向にある 貸付金全体の 91.4% を占める一般貸付は 前年度より減少して 31 兆 1,328 億円 ( 前年度比 97.3%) となり 保険約款貸付も 2 兆 9,386 億円 ( 同 97.9%) と減少している 図表 5 一般貸付を対象別にみると 全体の 84.6% が企業向け貸付 5.6% が個人向け貸付となっている 図表 51 リスク管理債権額 ( 破綻先債権 延滞債権 3 カ月以上延滞債権 貸出条件緩和債権の総称 ) は 939 億円 ( 前年度比 8.%) と前年度末に比べ減少した 内訳は延滞債権が 695 億円 ( 同 76.9%) 貸付条件緩和債権 191 億円 ( 同 9.7%) の順となっている なお リスク管理債権額の貸付金全体に対する比率は.3%( 前年度.3%) となっている 図表 52 図表 5 貸付金内訳と貸付金総資産比の推移 一般貸付保険約款貸付貸付金合計 ( 億円 %) 貸付金合計の総資産比 平成 24 年度 37,394 32,51 42, ,649 31,342 38, ,412 3,69 368, ,852 3,16 349, ,328 29,386 34, 以下はかんぽ生命を除いた数値 ,838 31, , ,986 3,799 27, ,379 29, , ,24 29,59 26, ,9 28,24 26,

30 平成 24 年度 以下はかんぽ生命を除いた数値 図表 51 企業向け 個人向け貸付の推移 大企業向け 企業向け貸付 中堅企業向け 中小企業向け うち住宅ローン ( 億円 %) 個人向け貸付 うち消費者ローン 324,89 17,977 1,31 138,743 14,515 7,941 <94.5> <98.3> <85.4> <89.8> <92.4> <12.2> 34, ,949 1, ,45 14,2 8,8 <93.7> <97.1> <16.6> <87.2> <96.5> <11.7> 294, ,827 1,358 11,48 13,334 7,6 <96.7> <98.1> <97.3> <91.2> <95.2> <87.4> 277, ,597 1,569 99,891 12,51 6,465 <94.4> <96.2> <115.5> <9.5> <93.8> <91.6> 263, ,496 1,299 9,47 11,428 5,872 <94.7> <94.8> <82.8> <9.6> <91.3> <9.8> 22, ,811 1,31 18,885 14,515 7,941 <97.1> <98.> <85.4> <89.2> <92.4> <12.2> 199, ,517 1,397 18,856 14,2 8,8 <98.5> <96.9> <16.6> <99.8> <96.5> <11.7> 2,67 16,276 1,358 19,259 13,334 7,6 <1.4> <98.> <97.3> <12.1> <95.2> <87.4> 195,52 154,393 1,569 19,162 12,51 6,465 <97.2> <96.3> <115.5> <99.5> <93.8> <91.6> 19, ,738 1,299 19,515 11,428 5, <97.8> <95.> <82.8> <11.8> <91.3> <9.8> *1. 企業向け貸付には上記の明細以外に外国企業貸付が含まれる *2. かんぽ生命の中小企業向け貸付には 郵便貯金 簡易生命保険管理機構への貸付金が含まれる *3. <> 内は前年度比を示す ( 業種の分類 ) 業種 1 右の 2~4 を除く全業種 2 小売業 飲食業 3 サービス業 4 卸売業 大企業 中堅企業 中小企業 従業員 3 名超かつ 資本金 1 億円以上 資本金 3 億円超 1 億円未満 資本金 3 億円以下又は常用する従業員 3 人以下 従業員 5 名超かつ 資本金 1 億円以上 資本金 5 千万円超 1 億円未満 資本金 5 千万円以下又は常用する従業員 5 人以下 従業員 1 名超かつ 資本金 1 億円以上 資本金 5 千万円超 1 億円未満 資本金 5 千万円以下又は常用する従業員 1 人以下 従業員 1 名超かつ 資本金 1 億円以上 資本金 1 億円超 1 億円未満 資本金 1 億円以下又は常用する従業員 1 人以下 3, 図表 52 リスク管理債権額の推移 (%).5 2,5 2, 1,5 1, ,353 1, ,11 1, 破綻先債権額 延滞債権額 3ヶ月以上延滞債権額 貸付条件緩和債権額 リスク管理債権占率

31 4. 有形固定資産 ( 不動産 ) 有形固定資産 (6 兆 1,243 億円 ) のうち不動産 ( 土地 建物 建設仮勘定の合計 ) は 6 兆 273 億円 ( 前年度比 97.9%) となった なお 総資産比は 1.6% となった 図表 図表 53 不動産残高と総資産比の推移 (%) 7, 65, , , 5, 63,747 62,372 62,41 61,571 6, , 金額 総資産比. IV. 負債および純資産 1. 負債および純資産 負債は 352 兆 6,743 億円 ( 前年度比 12.6%) で 総資本 ( 負債 純資産合計 ) の 93.9% を占めている 負債の 92.8% は保険契約準備金であり 保険契約準備金の中では責任準備金 ( 将来の保険金等の支払に備えるための準備金 ) が 98.1% を占めている 保険契約準備金のうち それ以外は社員 ( 契約者 ) 配当準備金 ( 保険契約に対する配当を行うために計上するもの ) が 1.3% 支払備金 ( 未請求であるが支払義務が生じたと認められる保険金等支払金を計上するもの ) が.7% となっている 図表 54 上段 純資産は 22 兆 8,37 億円 ( 前年度比 97.6%) で 総資本の 6.1% を占めている 図表 54 下段 図表 54 負債 純資産の構成 ( 億円 %) < 負債の内訳 > 金額 負債内構成比 構成比 保険契約準備金 3,272, 支払備金 21, 責任準備金 3,21, 社員 ( 契約者 ) 配当準備金 4, 価格変動準備金 41, その他 212, 負債合計 3,526, < 純資産の内訳 > 金額 純資産内構成比 構成比 基金等合計又は株主資本合計 16, 基金又は資本金 28, 基金償却積立金 23, 資本剰余金 18, 剰余金又は利益剰余金 35, その他 評価 換算差額等合計 121, 新株予約権.. 純資産合計 228, 負債 純資産合計 3,755,

32 参考 営業体制 生命保険会社の営業体制は 全国に配置した支社等の下に営業機関を組織し その機関に属する営業職員が募集 サービス活動を行うという形態の他 生命保険会社と委託関係にある募集代理店による営業活動や 通信販売 インターネットによる加入などがあり 多様化している なお 生命保険の募集は 保険業法の規定により生命保険募集人への登録が義務付けられた 営業職員 募集代理店 ( 法人または個人 ) および代理店で募集に従事する使用人等によって行われている 登録営業職員数は減少傾向にあったが 平成 28 年度は 23 万 2,6 名 ( 前年度比 11.%) と 2 年連続の増加となった 代理店関係では 法人代理店数は概ね横ばいとなっており 平成 28 年度は 3 万 5,36 店 ( 同 1.3%) となった 個人代理店数は 平成 28 年度は 5 万 5,85 店 ( 同 96.6%) と 2 年連続の減少となった 代理店使用人数は 平成 14 年度の銀行窓販の解禁や 平成 19 年度の郵政民営化の影響もあり 平成 26 年度を除いて増加が続いており 平成 28 年度は 1 万 3,57 名 ( 同 1.4%) と若干の増加となった 図表 55 図表 55 年度末登録営業職員数 登録代理店数および代理店使用人数の推移 ( 人 ) 1,2, ( 店 ) 1, 1,, 8, 8, 6, 6, 4, 4, 2, 2, 平成 21 年度 法人代理店 35,84 34,82 34,694 34,89 34,714 35,218 35,199 35,36 個人代理店 7,98 68,46 64,47 61,298 56,938 59,7 57,786 55,85 登録営業職員数 25,61 24, , , , , , ,6 代理店使用人数 97, ,31 1,5,471 1,11,176 1,15, , ,218 1,3,57 * 代理店使用人数は 法人代理店使用人数と個人代理店使用人数の合計 29

33 生命保険協会加盟会社 ( 会社数 ) 5 生命保険協会加盟会社数の推移 ( 年度 ) * 会社数は各年度末時点のもの 生命保険協会加盟会社一覧 ( 平成 29 年 3 月現在 41 社 ) アクサ生命保険株式会社 チューリッヒ ライフ インシュアランス カンパニー リミテッド アクサダイレクト生命保険株式会社 T&Dフィナンシャル生命保険株式会社 朝日生命保険相互会社 東京海上日動あんしん生命保険株式会社 アフラック 日本生命保険相互会社 アリアンツ生命保険株式会社 ネオファースト生命保険株式会社 AIG 富士生命保険株式会社 * 富国生命保険相互会社 SBI 生命保険株式会社 フコクしんらい生命保険株式会社 エヌエヌ生命保険株式会社 プルデンシャル生命保険株式会社 オリックス生命保険株式会社 プルデンシャルジブラルタファイナンシャル生命保険株式会社 カーディフ アシュアランス ヴィ マスミューチュアル生命保険株式会社 株式会社かんぽ生命保険 マニュライフ生命保険株式会社 クレディ アグリコル生命保険株式会社 三井生命保険株式会社 ジブラルタ生命保険株式会社 三井住友海上あいおい生命保険株式会社 住友生命保険相互会社 三井住友海上プライマリー生命保険株式会社 ソニー生命保険株式会社 みどり生命保険株式会社 ソニーライフ エイゴン生命保険株式会社 明治安田生命保険相互会社 損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険株式会社 メットライフ生命保険株式会社 第一生命保険株式会社 メディケア生命保険株式会社 第一フロンティア生命保険株式会社 ライフネット生命保険株式会社 大同生命保険株式会社 楽天生命保険株式会社 太陽生命保険株式会社 * 平成 29 年 9 月現在では会社名が変更されている AIG 富士生命保険株式会社 FWD 富士生命保険株式会社 3