参考資料2 三河湾の物質循環に関わる情報整理
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- ああす おおふさ
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1 出典 ) 海洋工学論文集 伊勢湾 三河湾における貧酸素水塊の長期間の挙動とその要因 ( 大島ら 2005 年 ) 図 三河湾における貧酸素水塊の年間累計面積と河川流量の関係 表 三河湾における貧酸素水塊の年間累計面積と環境因子の相互関係 出典 ) 海洋工学論文集 伊勢湾 三河湾における貧酸素水塊の長期間の挙動とその要因 ( 大島ら 2005 年 ) また 愛知県水産試験場では 三河湾における貧酸素水塊の最大面積と年間積算河川流入量 夏季積算気温及び積算底層水温 前年積算クロロフィル量及び春季積算クロロフィル量 黒潮の最南下緯度といった要因との関係を検討し 報告している ( 図 図 9.3.5) 三河湾では 貧酸素水塊最大面積と積算底層水温との間に類似した変動パターンがみられるが 河川流量や前年積算クロロフィル量とは逆の変動パターンがみられた 各環境要因のうち 前年及び同年の積算河川流量 同年の春季積算クロロフィル量との間に有意ではないものの高い負の相関がみられた 黒潮との関係では 黒潮が極端に離岸傾向の場合に貧酸素水塊が発達する傾向がみられるが 最南下緯度が中程度の場合には貧酸素水塊が発達する場合としない場合の両方がみられた これらの既存の検討結果から 三河湾では 貧酸素水塊の形成 発達にあたって 河川流量を伴う海水交換の影響が大きくなっていると考えられる 121
2 出典 ) 愛知県水産試験場研究報告 伊勢湾と三河湾の貧酸素水塊の短期変動および長期変動の比較 ( 黒田伸郎 藤田弘一 2006 年 ) 図 三河湾における貧酸素水塊最大面積と環境要因の関係 出典 ) 愛知県水産試験場研究報告 伊勢湾と三河湾の貧酸素水塊の短期変動および長期変動の比較 ( 黒田伸郎 藤田弘一 2006 年 ) 図 三河湾における貧酸素水塊最大面積と黒潮最南下緯度の関係 122
3 表 伊勢湾 三河湾における貧酸素水塊最大面積と各環境要素との相関係数 出典 ) 愛知県水産試験場研究報告 伊勢湾と三河湾の貧酸素水塊の短期変動および長期変動の比較 ( 黒田伸郎 藤田弘一 2006 年 ) (2) 三河湾における赤潮及び貧酸素水塊の関係 三河湾では 干潟の急激な埋立が進んだことによって赤潮が頻発するようになったことは 8.3 で紹介した 1970 年代の赤潮の多発化と時を同じくして 貧酸素水塊の拡大も顕著になっており 三河湾東部におけるアサリ漁獲量も減少している 豊橋 田原地区のアサリ漁獲量 出典 ) 水産業における水圏環境保全と修復機能 ( 日本水産学会監修 2002 年 ) 図 三河湾における赤潮発生延べ日数 貧酸素水塊の割合 東三河地域における 累積埋立面積及びアサリ漁獲量の変遷 123
4 (3) 三河湾における深堀跡の貧酸素化 1 深堀跡の貧酸素化の状況 浚渫等によって生じた窪地 ( 深堀跡 ) は 海水交換が悪いため 貧酸素化しやすい傾向がある 三河湾北東部の御津地区及び大塚地区の周辺には水深 3m 弱 ~4m 強の海底に深さ 3m~4m 程度の窪地が存在している ここでは 春から夏の長期にわたって無酸素となり 生物が生息できない場所となっている 出典 ) 国土交通省中部地方整備局三河港湾事務所 HP 図 三河湾奥部の深堀跡 2 深堀跡 窪地の分布 三河湾内では現在 3 ヶ所の窪地が確認されており その総容積は約 468 万 m 3 であり いずれも勾配は 1/25~1/10 の範囲にある なお これらの窪地以外にも三河湾内には小規模な窪地の存在が考えられる 表 三河湾における既存の窪地一覧 位置 面積 容積 勾配 水深 (m)/ 窪地の幅 (m) 備考 1 大塚地区 約 9 ha 約 17 万 m 3 約 1/25~1/10 約 1/200~1/100 底質 : 強熱減量 9.2% 硫化物量 0.88mg/g 夏季には無酸素を確認 2 大崎地区 約 30 ha 約 61 万 m 3 約 1/10 約 1/250~1/50 底質 : 強熱減量 10.4 ~ 10.6% 硫化物量 2.16~2.60mg/g 夏季には無酸素を確認 3 田原地区 約 78 ha 約 390 万 m 3 約 1/20~1/10 約 1/150~1/40 底質 : 強熱減量 9.8% 硫化物量 0.61mg/g 夏季には無酸素を確認 計 約 117 ha 約 468 万 m 3 出典 ) 第 2 回 伊勢湾再生海域検討会 三河湾部会 資料 124
5 大塚地区 田原地区 大崎地区 出典 ) 第 2 回伊勢湾再生海域検討会三河湾部会資料 図 三河湾内の窪地の分布 3 浚渫土砂量の変遷 1995 年から 2004 年までの 10 年間に 伊勢湾及び三河湾において合計 4,970 万 m 3 の浚渫土砂が発生している 年により 294 万 m 3 から 707 万 m 3 と幅があるが 平均すると 497 万 m 3 / 年が発生している 三河湾では 概ね 100 万 m 3 前後で推移している 浚渫によって発生した土砂の大部分が埋立に使用され 約 14% が干潟 浅場の造成や覆砂 窪地の埋め戻しといった環境再生事業に利用されている 資料 ) 愛知県水産研究所研究報告茂雄 2006 年 ) 図 短報 伊勢 三河湾における浚渫土砂の発生と処分 ( 船越 伊勢湾 三河湾における浚渫土砂発生量の推移 125
6 資料 ) 愛知県水産研究所研究報告短報 伊勢 三河湾における浚渫土砂の発生と処分 ( 船越茂雄 2006 年 ) 図 伊勢湾 三河湾における浚渫土砂の用途別処分量の割合 9.4 苦潮の発生状況の変遷 貧酸素水塊が風の影響などにより浅海域に湧昇し発生する苦潮についても整理を行った 苦潮の発生件数は 1980 年頃に多かったが その後減少し 1990 年以降は横ばい傾向にある また 漁業被害件数は苦潮発生件数と同様の傾向を示している 資料 ) 資源環境対策 伊勢湾地域の底層における貧酸素水塊問題の現状と対策の動向 ( 石田基雄 鈴木輝明 2009 年 ) 図 三河湾における苦潮発生件数 被害件数の推移 126
7 9.5 苦潮発生メカニズム 苦潮は 海底の貧酸素水塊が 潮流や風によって水面近くに浮上することで発生する 出典 ) 三河湾データブック 2007 ( 国土交通省中部地方整備局三河港湾事務所 2007 年 図 苦潮の発生メカニズム 127
8 9.6 貧酸素水塊及び苦潮による被害 苦潮による大きな被害はアサリの大量斃死である 近年では 2007 年及び 2008 年に三河湾東部の豊川河口部にある六条干潟でアサリの大量死が発生している 2008 年にはアサリの稚貝が約 5,000t 死滅した 豊川河口六条潟アサリの稚貝全滅 台風 13 号など影響 酸素欠乏が原因 愛知県内一のアサリの稚貝の採取場所として知られる豊川河口 ( 豊橋市 ) の六条潟 で 酸素が欠乏する苦潮が 9 月 18~21 日にかけて発生し 稚貝が全滅したことが愛知 県水産試験場 ( 蒲郡市 ) の調査でわかった 苦潮は台風 13 号などの影響で強い風が吹き 三河湾の海底にある 貧酸素水塊 の 海水が海面近くに出てきたのが原因と見られる 死滅した稚貝は 同試験場が六条潟の 6 地点で調査した結果 5000 数百トンに上る と推定される 同じく苦潮で稚貝が死滅した 2001 年 (2400 トン ) や 02 年 (4000 トン ) の被害を上回る 県内各地に放流されるアサリ稚貝の約 9 割が六条潟産 各漁協は 7 月までに稚貝計約 2300 トン分を採取し かなりの量を各漁場に放流しているが 今後の影響が心配され る 県水産課は 六条潟はほかの海域からアサリの幼生が集まる全国的にも珍しい場所 なので 自然回復を期待できるが 今後 海の状況を見ながら必要な対策を講じていき たい としている ( 平成 20 年 10 月 1 日読売新聞 ) 出典 ) YOMIURI ONLINE (2008 年 10 月 1 日読売新聞 ) 128
9 10. 三河湾の漁業 10.1 漁業構造 (1) 漁業 三河湾では 図 及び図 に示すように 湾西部を中心に漁港及び区画漁業権が多く設定されている 1964 年の愛知県水産要図 ( 図 ) をみると 湾東部でものり養殖が行われており 湾全体を漁場として利用していた様子がうかがえる 近年でも 三河湾沿岸域にはアサリなどの水産資源が存在していることも知られている ( 図 ) 資料 ) 伊勢湾環境データベース 図 伊勢湾 三河湾における漁港区域と漁業権分布 129
10 資料 ) 海上保安庁 漁具設置場所情報 図 三河湾における漁具設置状況 130
11 資料 ) 愛知県 HP 三河湾里海写真館 図 三河湾における漁業 ( 愛知県水産要図 )(1964 年 ) 資料 ) 愛知県水産要図 ( 愛知県農林水産部水産課 2008 年 ) 図 三河湾における磯根資源分布 131
Microsoft Word - 資料2-2
) 底質中の有機物の増加主要な要因を中心とした連関図における現状の確認結果を表.. に示す その結果をまとめて図.. に示す 表及び図中の表記は ) 底質の泥化と同様である 表.. 底質中の有機物の増加についての現状の確認結果 ( 案 ) ノリの生産活動 底質中の有機物の増加 検討中である 栄養塩の流入 有機物の流入 底質中の有機物の増加 ベントスの減少 底質中の有機物の増加 堆積物食者である底生生物が減少することで底質中の有機物が多くなると考えられる
塩分 大岡分水路 表層 底層 図 1-2 塩分の水平分布 ( 左図 : 表層 右図 : 底層 ) 調査の結果 表層の塩分は 東京湾西岸で低く 東岸に向かうにしたがって高くなる傾向が確認されました 特に 隅田川や荒川 鶴見川, 大岡分水路の河口付近では 塩分が低くなっており これは調査日の3 日前に降
別紙 3 平成 3 年度東京湾環境一斉調査の調査結果図等 9 月 7 日までに事務局へ提出されたデータのみを使用して作成しています 追加データ及び今後のデ ータの精査を経て修正する可能性がありますので ご留意ください 1. 海域における調査結果平成 3 年 9 月 7 日までに事務局へ提出されたデータのうち データ数の多い平成 3 年 8 月 1 日の調査結果について 表層 ( 海面下 1m) 底層(
3-3 現地調査 ( カレイ類稚魚生息状況調査 ) 既存文献とヒアリング調査の結果 漁獲の対象となる成魚期の生息環境 移動 回遊形態 食性などの生活史に関する知見については多くの情報を得ることができた しかしながら 東京湾では卵期 浮遊期 極沿岸生活期ならびに沿岸生活期の知見が不足しており これらの
3-3 現地調査 ( カレイ類稚魚生息状況調査 ) 既存文献とヒアリング調査の結果 漁獲の対象となる成魚期の生息環境 移動 回遊形態 食性などの生活史に関する知見については多くの情報を得ることができた しかしながら 東京湾では卵期 浮遊期 極沿岸生活期ならびに沿岸生活期の知見が不足しており これらの成長段階における生息環境 生息条件についての情報を把握することができなかった そこで 本年度は東京湾のイシガレイならびにマコガレイの極沿岸生活期
Microsoft Word - 検討資料-2.doc
三河湾の貧酸素水塊発生抑制に向けて ほうじょう ~ 豊饒な宝の海を取り戻すために~ 平成 23 年 1 月 17 日 伊勢湾再生海域検討会三河湾部会 目次 1. 伊勢湾再生海域検討会三河湾部会の概要... 1 1) 設置目的... 1 2) 検討経緯... 2 2. 三河湾の現状... 4 1) 三河湾の利用... 4 2) 貧酸素化のメカニズム... 6 3) 干潟 浅場の現状... 7 4)TN
資料4 大阪湾の状況について.docx
資料 4 大阪湾の状況について 第 1 回部会の資料 3 大阪湾の状況及び主な施策の実施状況について における大阪湾の状況に係る内容について 水質の水平分布や漁場分布 幼稚魚の主生息場の状況等を追加した 追加分については 下線を付して示した 1 大阪湾の状況 (1) 概況 ( 地形 ) 大阪湾の海底地形は図 1 に示すとおりであり 湾中央部のおよそ水深 20m 等深線を境に東 側と西側で様相が異なっており
Microsoft Word - ホタテガイ外海採苗2013
別冊 2 平成 25 年外海採苗調査報告書 平成 25 年 月 サロマ湖養殖漁業協同組合 (1) 外海採苗関係調査 Ⅰ 調査概要 1. 調査目的 概要採苗関係の調査及び採苗予報はサロマ湖におけるホタテガイの採苗事業を安定化することを目的として 大別して次の3 項目の調査を実施している イ ) 浮遊幼生調査産卵した浮遊幼生の出現個体数及び成長状況を確認して採苗器投入時期を予報する ロ ) 付着状況調査採苗器に付着したホタテ稚貝状況の確認
伊勢湾再生行動計画 ( 第二期 ) 平成 29 年 6 月 伊勢湾再生推進会議
伊勢湾再生行動計画 ( 第二期 ) 平成 29 年 6 月 伊勢湾再生推進会議 伊勢湾再生行動計画のスローガン ~ 人と森 川 海の連携により健全で活力ある伊勢湾を再生し 次世代に継承する ~ 伊勢湾流域圏においては より良い水循環のもと 多様な生物が生息 生育できる 健全な伊勢湾 産業物流拠点としての優れた機能を活かしながら 人々が集まり 安全で憩いや安らぎを感じられる 活力ある伊勢湾 を再生するため
平成22年度 マハゼ稚仔魚の生息環境調査
平成 7 年度朝潮運河を中心としたハゼ釣り調査 報告書 平成 8 年 月 財団法人東京水産振興会 株式会社海洋リサーチ 目次 1. 調査目的...1. 実施年月日...1 3. 調査測点...1. 調査項目...5 5. 調査方法...6 6. 調査結果...8 < 添付資料 > 付表 写真帳 1. 調査目的 本調査は 朝潮運河周辺海域におけるマハゼの生息状況及び海域環境を把握するこ とを目的とする.
大阪湾再生水質一斉調査の結果について 1. はじめに 大阪湾再生推進会議 では 平成 16 年 3 月に策定した 大阪湾再生行動計画 の一環として 昨年度に引き続き 国 ( 近畿地方整備局 海上保安庁第五管区海上保安本部 ) 及び地方自治体 ( 大阪府 大阪市 兵庫県 神戸市等 ) の参加を得て 陸
大阪湾再生水質一斉調査の結果について 1. はじめに 大阪湾再生推進会議 では 平成 16 年 3 月に策定した 大阪湾再生行動計画 の一環として 昨年度に引き続き 国 ( 近畿地方整備局 海上保安庁第五管区海上保安本部 ) 及び地方自治体 ( 大阪府 大阪市 兵庫県 神戸市等 ) の参加を得て 陸域 海域で連携し 平成 17 年 8 月に大阪湾再生水質一斉調査を実施しました 今年度は 昨年度に引き続き土木学会関西支部共同研究グループ
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富士五湖の水質環境の変化 長谷川裕弥, 吉沢一家 Change of the Water quality environment of Fuji Five Lakes Yuya Hasegawa, Kazuya Yoshizawa キーワード : 富士五湖, 透明度, 水質変動, クロロフィル a, リン, 窒素 富士五湖の水質調査は1973 年より 山梨県により公共用水域調査として継続して行われている
( _\215L\223\207\214\247\212C\215\273\227\230\215\314\216\346\212\302\213\253\222\262\215\270\225\361\215\220\201y\215\305\217I\224\305\201z-31
2-5.海底地形 海底地形-1 前回調査 平成 10 年度 では 海砂利採取前 昭和 38 年度 と比較して 水深が最大 10 40m程度深くなっていることが確認されていた 今回調査 平成 26 年度 では 前回調査 と比較して 全体的に海底地形の著しい変化は確認されなかったものの 小規模な地形変化が 確認された 今回調査 平成 26 年度 における海底地形調査結果 鯨観図 は 図 2-5-1 に示すとおり
別紙 Ⅰ 対象事業の概要環境影響評価法 ( 平成 9 年法律第 81 号 以下 法 という ) 第 15 条に基づき 事業者である国土交通省関東地方整備局及び横浜市から 平成 30 年 6 月 22 日に送付のあった環境影響評価準備書 ( 以下 準備書 という ) の概要は次のとおりである 1 事業
別紙 Ⅰ 対象事業の概要環境影響評価法 ( 平成 9 年法律第 81 号 以下 法 という ) 第 15 条に基づき 事業者である国土交通省関東地方整備局及び横浜市から 平成 30 年 6 月 22 日に送付のあった環境影響評価準備書 ( 以下 準備書 という ) の概要は次のとおりである 1 事業の名称 横浜港新本牧ふ頭地区公有水面埋立事業 2 事業者 国土交通省関東地方整備局 横浜市 3 事業の目的国際コンテナ戦略港湾として
Microsoft PowerPoint - H23.4,22資源説明(サンマ)
サンマ太平洋北西部系群 -1 資料 2 サンマ太平洋北西部系群 サンマ太平洋北西部系群の生活史と漁場形成模式図 調査海域図 中層トロール 1 区北側 1 区南側 2 区南側 2 区北側 3 区北側 億尾トロ 3 区南側 60 分曳網当たり漁獲尾数 幼魚ネット 西区東区億尾 20 分曳網当たり漁獲尾数 公海を含めた広範囲を調査 解析 サンマ太平洋北西部系群 -2 漁獲量および CPUE の推移 資源量および漁獲割合
☆5 資料3 大阪湾の状況及び主な施策の実施状況について.docx
資料 3 大阪湾の状況及び主な施策の実施状況について 瀬戸内海の環境の保全に関する大阪府計画 ( 平成 20 年 5 月 ) に掲げる 目標達成のため講ずる施策 の内容を踏まえ 大阪湾の状況及び主な施策の実施状況について整理した 1 大阪湾の状況 (1) 概況 ( 地形 ) 大阪湾の海底地形は図 1に示すとおりであり 湾中央部のおよそ水深 20m 等深線を境に東側と西側で様相が異なっており 湾奥東部海域では海底勾配が小さく平坦な地形となっている
河口域の栄養塩動態 国土交通省国土技術政策総合研究所沿岸海洋研究部海洋環境研究室主任研岡田知也 国土交通省国土技術政策総合研究所
河口域の栄養塩動態 沿岸海洋研究部海洋環境研究室主任研岡田知也 1. 私の研究のモチベーション 高い一次生産 豊富な栄養 本来の河口域 稚仔魚の育成場 高い漁獲量 砂粒子の沈降干潟 浅場の形成ベントスの生息 稚仔魚の生育場 赤潮 多量の負荷 都市部の河口域 沈降 貧酸素水塊の発生 有機物の堆積 劣悪な環境 2. 今日の視点 : 内湾域の環境管理! 河口域 ( 感潮域 ):! ここでの 水質変化 水質変化
Microsoft Word - 3.1_3.2章_0802.doc
3.1 湖沼に対する負荷の内訳 第 3 章湖沼水質に影響を及ぼす負荷の把握 湖沼水質に影響を与える負荷には 外部負荷 内部負荷及び直接負荷がある 最近の調査研究では面源負荷 ( 外部負荷の一部 ) の寄与がこれまでの見積もりより大きいことが指摘されている また これにより 湖沼の水質改善を推進するためには 流入負荷対策と合わせて これまで湖沼内に蓄積してきた底泥からの溶出負荷 ( 内部負荷の一部 )
本文(横組)2/YAX334AU
群馬県赤城山大沼における湖沼学的研究 日あたりの集水量 B A A B 基底流量 mm d A 湖面を含む集水域の面積 km A 湖水面積 km このとき 上記の値は 地下水流入と考えられる また 漏水は 下記の式で求めた G out B G out 地下水流出量 mm d B 基底流量 mm d 表 9年月日 研究結果 m 湖水面標高 m 最 大 深 度 6 m 最 大 深 度 m 平 均 深 度
資料 -5 第 5 回岩木川魚がすみやすい川づくり検討委員会現地説明資料 平成 28 年 12 月 2 日 東北地方整備局青森河川国道事務所
資料 -5 第 5 回岩木川魚がすみやすい川づくり検討委員会現地説明資料 平成 28 年 月 2 日 東北地方整備局青森河川国道事務所 現地説明資料 富士見橋 経年変化 富士見橋は 51.8k 付近に H7~H22 の河川水辺の国勢調査で早瀬が確認しており H5~ で近傍で最深河床高の低下したことで 平水流量時の水深が 0.2~0.4m の浅場 ( 瀬 ) が減少したと推定されるが その後も早瀬が確認されている
資料4 委員会報告(平成18年12月)への対応状況について(概況報告)
資料 4 ( 平成 18 年 12 月 ) へのについて ( 概況報告 ) 1 趣旨 平成 18 年 12 月に提出されたでは具体的な再生方策 解明すべき課題等を示しているが 本報告提出以降の国及び関係県によるこれら各項目毎の取り組みの概況を取りまとめた 2 (1) 具体的な再生方策では 過去に問題を生じさせた原因 要因への対策を中心に記されており それ以外にも 両海域の当時の状況に鑑み 問題の解決や両海域の再生に資すると認められるものを含め
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- 13 - - 14 - - 15 - 14 15 2-3-1 14 (KP1.81.4) 4,000(m 3 /) 14 2-3-2 c b c a a b c - 16 - 2-3-1 15 1960 (Cs-137Pb-210) (KP1.42.5) 1960(KP-2.51.4) 132,000m 3 3,300m 3 / 116,000m 3 15,900m 3 Cs-137Pb-210
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第 回 長良川河口堰の更なる弾力的な運用に関するモニタリング部会 本資料は審議の結果変更になる場合がある 第 回長良川河口堰の更なる弾力的な運用に 関するモニタリング部会資料 ( 案 ) ( 抜粋 ) 平成 年 1 月 日 国土交通省中部地方整備局独立行政法人水資源機構中部支社 1 . 平成 年度の更なる弾力的な運用について 河川環境の保全と更なる改善を目指して 平成 年度の更なる弾力的な運用 河口堰上流の表層の溶存酸素量
ンゴ類及びその他底生生物 ) の生息状況を観察した ジグザグに設置したトランセクト ( 交差することのないよう, かつ, 隣り合う調査線の視野末端が重複するように配置された調査線 ) に沿って ROV を航走させ トランセクト上に宝石サンゴがあった場合は 位置 種 サイズ等を記録した 同時に海底の操
平成 26 年度小笠原諸島周辺海域宝石サンゴ緊急対策事業報告書 1. 背景と目的宝石サンゴは 日本国内では 東京都 ( 小笠原諸島 ) や高知県等の小規模漁業者にとって重要な収入源となっているところであるが 非常に成長が遅く乱獲に弱い資源であることから 東京都や高知県等では知事が定める漁業調整規則により許可制とし 許可隻数や漁具 操業時間に規制を設ける等 漁業の管理を行ってきた しかしながら 中国市場における宝石サンゴの価格上昇を背景に
130204最終発表(小松田) ver2.pptx
東シナ海の物質輸送と 生態系のシミュレーション H24 年度修士論文発表会 2013/02/04 指導教員 : 多部田茂准教授 47-116641 小松田真二 1 発表の流れ 0. 目次 1, 背景 目的 2, 研究手法 2.1 計算モデルとその修正 2.2 計算条件 3, 計算結果 3.1 物理モデル 3.2 生態系モデル 4, 結果の考察 5, 結論 6, 今後の課題 2 研究背景 1. 背景,
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海岸近くの流れと陸起源漂着物 の移動メカニズム 西隆一郎 ( 鹿児島大学 水産学部 環境情報科学講座 ) 専門 ; 沿岸域の波浪 流れ 砂移動 航路保全 自然災害 環境アセス 沿岸域の海底地形と流れ 漂着物の漂着空間分布 砂浜はどのようにしてできる? 天然材料でできた海岸以外に漂着物 ( ゴミ ) でできた海岸が出現するのでは? カリフォルニア州には廃棄ガラスでできた海岸がある! 海岸の砂浜の構成材料
130830目で見る東京湾の水環境-リンク先修正-
目で見る 東京湾の水環境 2011 年 3 月 千葉県環境研究センター 目 次 ページ 1. 東京湾の概要 東京湾の衛星画像 東京湾の諸元 1 2. 東京湾内湾中央部の水質経年変化 3 3. 平面分布で表した東京湾の水質 7 4. 赤潮発生状況の経年変化 10 5. 東京湾に出現する赤潮プランクトンと出現状況 11 富栄養化による水質汚濁 / 東京湾 赤潮の発生 14 富栄養化による水質汚濁 / 東京湾
図 3. 新規 HIV 感染者報告数の国籍別 性別年次推移 図 4. 新規 AIDS 患者報告数の国籍別 性別年次推移 (2) 感染経路 1 HIV 感染者 2016 年の HIV 感染者報告例の感染経路で 異性間の性的接触による感染が 170 件 (16.8%) 同性間の性的接触による感染が 73
Ⅰ. 平成 28(2016) 年エイズ発生動向 概要 厚生労働省エイズ動向委員会エイズ動向委員会は 都道府県等からの報告に基づき日本国内の患者発生動向を把握し公表している 本稿では 平成 28(2016) 年 1 年間の発生動向の概要を報告する 2016 年に報告された HIV 感染者数は 1,011 件 AIDS 患者数は 437 件であり 両者を合わせた新規報告件数は 1,448 件であった 2016
Microsoft PowerPoint - 参考資料 各種情報掲載HPの情報共有
参考資料 各種情報掲載 HP( ) の情報共有 1 気象 河川 情報マルチモニタ 気象情報 水害 土砂災害情報および災害発生情報等をパソコンやスマートフォンで一覧閲覧が可能 地域選択が可能 全国 北海道 東北 関東 北陸 中部 近畿 中国 四国 九州 沖縄 リアルタイムのレーダ雨量の状況 気象警報 注意報の発表状況 リアルタイムの川の画像 リアルタイムの川の水位 浸水の危険性が高まっている河川 洪水予報の発表地域放流しているダムの状況洪水警報の危険度分布状況
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 種の盛漁期である 3~ 5 月には, 丹後半島東岸の鷲 ~90m の海域に主漁場が形成されていた ( 京都府立 1990 年 1 月 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 1997 年には 76 ~93 トンの高水準を維持し, ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 獲量は 3~5 月および 11 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 獲量は 0.4 ~1 1. 8 トンで,
01-01-05海洋_野崎.indd
56!"#!"#!$%&'()*+,--...$/ "01!21!3..."45"4 第 5 節 海洋生物の分布とその特殊性 日本海岸 満潮線 干潮線 潮位 平均潮位 太平洋 満潮線 平均潮位 干潮線 図 1 日本近海の海流 黒矢線は暖流 細破線は寒流の流路を示す 色域は表層において暖流系の水の卓越する範囲 色域は寒流 系の水の卓越する範囲 文献 1 をもとに作図 図 2 非調和型 上 金沢 と調和型
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排他的経済水域及び大陸棚の保全及び利用の促進のための低潮線の保全及び拠点施設の整備等に関する法律要綱第一目的この法律は 我が国の排他的経済水域及び大陸棚が天然資源の探査及び開発 海洋環境の保全その他の活動の場として重要であることにかんがみ 排他的経済水域等の保持を図るために必要な低潮線の保全並びに排他的経済水域等の保全及び利用に関する活動の拠点として重要な離島における拠点施設の整備等に関し 基本計画の策定
平成21年度東京都内湾 赤潮速報
平成 29 年度東京都内湾赤潮速報 平成 29 年 9 月 29 日 ( 金 ) 現在更新部分 (1) (2) 東京都環境局では 春から秋を中心として東京都内湾の主として環境基準点で 水質調査等を実施している その結果 赤潮と見られる地点があった場合 その地点と多く観察されたプランクトン種を 以下に速報する また 底層の貧酸素水塊の発生についても判った結果をお知らせする ここでは2.0mg/L 以下を貧酸素状態としている
