使用手引書 監視機能編

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1 Systemwalker Centric Manager 使用手引書監視機能編 UNIX/Windows(R) 共通 J2X Z0(00) 2010 年 4 月

2 まえがき 本書の目的 本書は Systemwalker Centric Manager V の監視機能の使用方法について説明します なお 本書は Windows 版 /Solaris 版 /Linux 版を対象としています 本書の読者 本書は Systemwalker Centric Manager の監視機能の設定および操作する方を対象としています また 本書を読む場合 OS や GUI の一般的な操作 および TCP/IP SMTP SNMP などの一般的な知識をご理解の上でお読みください 略語表記について 以下の製品すべてを示す場合は Windows 7 と表記します - Windows(R) 7 Home Premium - Windows(R) 7 Professional - Windows(R) 7 Enterprise - Windows(R) 7 Ultimate 以下の製品すべてを示す場合は Windows Server 2008 R2 と表記します - Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Foundation - Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Standard - Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Enterprise - Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Datacenter - Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Standard without Hyper-V(TM) - Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Enterprise without Hyper-V(TM) - Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Datacenter without Hyper-V(TM) 以下の製品すべてを示す場合は Windows Server 2008 Foundation と表記します - Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Foundation - Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Foundation 以下の製品すべてを示す場合は Windows Server 2008 Server Core または Server Core と表記します - Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard Server Core - Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard without Hyper-V(TM) Server Core - Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise Server Core - Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise without Hyper-V(TM) Server Core - Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Datacenter Server Core - Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Datacenter without Hyper-V(TM) Server Core 以下の製品すべてを示す場合は Windows Server 2008 STD と表記します - Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard - i -

3 - Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard without Hyper-V(TM) 以下の製品すべてを示す場合は Windows Server 2008 DTC と表記します - Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Datacenter - Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Datacenter without Hyper-V(TM) 以下の製品すべてを示す場合は Windows Server 2008 EE と表記します - Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise - Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise without Hyper-V(TM) 以下の製品すべてを示す場合は Windows Server 2003 STD と表記します - Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard x64 Edition - Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard Edition 以下の製品すべてを示す場合は Windows Server 2003 DTC と表記します - Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Datacenter x64 Edition - Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Datacenter Edition for Itanium-based Systems - Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Datacenter Edition 以下の製品すべてを示す場合は Windows Server 2003 EE と表記します - Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise x64 Edition - Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise Edition for Itanium-based Systems - Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise Edition 以下の製品すべてを示す場合は Windows(R) 2000 と表記します - Microsoft(R) Windows(R) 2000 Professional operating system - Microsoft(R) Windows(R) 2000 Server operating system - Microsoft(R) Windows(R) 2000 Advanced Server operating system - Microsoft(R) Windows(R) 2000 Datacenter Server operating system 以下の製品すべてを示す場合は Windows NT(R) と表記します - Microsoft(R) Windows NT(R) Server network operating system Version Microsoft(R) Windows NT(R) Workstation operating system Version Microsoft(R) Windows NT(R) Server network operating system Version Microsoft(R) Windows NT(R) Workstation operating system Version 3.51 以下の製品すべてを示す場合は Windows(R) XP と表記します - Microsoft(R) Windows(R) XP Professional x64 Edition - Microsoft(R) Windows(R) XP Professional - Microsoft(R) Windows(R) XP Home Edition 以下の製品すべてを示す場合は Windows Vista と表記します - Microsoft(R) Windows Vista(R) Home Basic - Microsoft(R) Windows Vista(R) Home Premium - Microsoft(R) Windows Vista(R) Business - Microsoft(R) Windows Vista(R) Enterprise - Microsoft(R) Windows Vista(R) Ultimate - ii -

4 Microsoft(R) Windows(R) Millennium Edition を Windows(R) Me と表記します Microsoft(R) Windows(R) 98 operating system Microsoft(R) Windows(R) 98 Second Edition を Windows(R) 98 と表記します Microsoft(R) Windows(R) 95 operating system Microsoft(R) Windows(R) 95 Second Edition を Windows(R) 95 と表記します 以下の製品上で動作する固有記事を Windows Server 2003 STD(x64) と表記します - Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard x64 Edition 以下の製品上で動作する固有記事を Windows Server 2003 DTC(x64) と表記します - Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Datacenter x64 Edition 以下の製品上で動作する固有記事を Windows Server 2003 EE(x64) と表記します - Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise x64 Edition 以下の製品上で動作する固有記事を Windows(R) 2000 Server と表記します - Microsoft(R) Windows(R) 2000 Server operating system 以下の製品上で動作する固有記事を Windows(R) XP x64 と表記します - Microsoft(R) Windows(R) XP Professional x64 Edition Systemwalker Centric Manager Standard Edition を SE 版 と表記します Systemwalker Centric Manager Enterprise Edition を EE 版 と表記します Systemwalker Centric Manager Global Enterprise Edition を GEE 版 と表記します Standard Edition を SE Enterprise Edition を EE Global Enterprise Edition を GEE と表記します Windows 上 Itanium に対応した Windows 上で動作する Systemwalker Centric Manager を Windows 版 と表記します Itanium に対応した Windows 上で動作する Systemwalker Centric Manager の固有記事を Windows for Itanium 版 と表記します Windows Server 2003 STD(x64)/Windows Server 2003 DTC(x64)/Windows Server 2003 EE(x64) に対応した Windows 上で動作する Systemwalker Centric Manager の固有記事を Windows x64 版 と表記します Solaris(TM) オペレーティングシステムを Solaris と表記します Solaris で動作する Systemwalker Centric Manager を Solaris 版 Systemwalker Centric Manager または Solaris 版 と表記します HP-UX 上で動作する Systemwalker Centric Manager を HP-UX 版 Systemwalker Centric Manager または HP-UX 版 と表記します AIX 上で動作する Systemwalker Centric Manager を AIX 版 Systemwalker Centric Manager または AIX 版 と表記します Linux 上 Itanium に対応した Linux 上で動作する Systemwalker Centric Manager を Linux 版 Systemwalker Centric Manager または Linux 版 と表記します また Itanium に対応した Linux 上で動作する Systemwalker Centric Manager の固有記事を Linux for Itanium 版 と表記します Linux 上 Linux for Intel64 に対応した Linux 上で動作する Systemwalker Centric Manager を Linux 版 Systemwalker Centric Manager または Linux 版 と表記します また Linux for Intel64 に対応した Linux 上で動作する Systemwalker Centric Manager の固有記事を Linux for Intel64 版 と表記します Solaris Linux HP-UX AIX 上で動作する Systemwalker Centric Manager を UNIX 版 Systemwalker Centric Manager または UNIX 版 と表記します Microsoft(R) SQL Server(TM) を SQL Server と表記します Microsoft(R) Visual C++ を Visual C++ と表記します Microsoft(R) Cluster Server および Microsoft(R) Cluster Service を MSCS と表記します - iii -

5 輸出管理規制について 本ドキュメントを輸出または提供する場合は 外国為替および外国貿易法および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認の上 必要な手続きをおとりください 商標について Apache Tomcat は The Apache Software Foundation の登録商標または商標です APC PowerChute は American Power Conversion Corp. の登録商標です ARCserve は 米国 CA, Inc. の登録商標です Citrix MetaFrame は Citrix Systems, Inc. の米国およびその他の国における登録商標です Ethernet は 富士ゼロックス株式会社の登録商標です HP-UX は 米国 Hewlett-Packard 社の登録商標です IBM IBM ロゴ AIX AIX 5L HACMP Power PowerHA は International Business Machines Corporation の米国およびその他の国における商標です Intel Itanium は 米国およびその他の国における Intel Corporation またはその子会社の商標または登録商標です JP1 は 株式会社日立製作所の日本における商標または登録商標です LaLaVoice は 株式会社東芝の商標です LANDesk は 米国およびその他の国における Avocent Corporation とその子会社の商標または登録商標です Laplink は 米国 Laplink Software, Inc. の米国およびその他の国における登録商標または商標です Linux は Linus Torvalds 氏の米国およびその他の国における商標または登録商標です MC/ServiceGuard は Hewlett-Packard Company の製品であり 著作権で保護されています Microsoft Windows Windows NT Windows Vista Windows Server またはその他のマイクロソフト製品の名称および製品名は 米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です Mozilla Firefox は 米国 Mozilla Foundation の米国およびその他の国における商標または登録商標です NEC SmartVoice WinShare は 日本電気株式会社の商標または登録商標です Netscape Netscape の N および操舵輪のロゴは 米国およびその他の国における Netscape Communications Corporation の登録商標です OpenLinux は The SCO Group, Inc. の米国ならびその他の国における登録商標あるいは商標です Oracle は 米国 Oracle Corporation の登録商標です Palm Palm OS HotSync は Palm, Inc. の商標または登録商標です R/3 および SAP は SAP AG の登録商標です Red Hat RPM および Red Hat をベースとしたすべての商標とロゴは Red Hat, Inc. の米国およびその他の国における商標または登録商標です Solaris およびすべての Solaris に関連する商標およびロゴは 米国およびその他の国における米国 Sun Microsystems, Inc. の商標または登録商標であり 同社のライセンスを受けて使用しています Sun SunCluster は 米国およびその他の国における米国 Sun Microsystems, Inc. の商標または登録商標です Symantec Symantec ロゴ LiveUpdate Norton AntiVirus は Symantec Corporation の米国およびその他の国における登録商標です Symantec pcanywhere Symantec Packager ColorScale SpeedSend は Symantec Corporation の米国およびその他の国における商標です Tcl/Tk は カリフォルニア大学 Sun Microsystems, Inc. Scriptics Corporation 他が作成したフリーソフトです TRENDMICRO Trend Micro Control Manager Trend Virus Control System TVCS InterScan ウイルスバスター INTERSCAN VIRUSWALL emanager は トレンドマイクロ株式会社の登録商標です Turbolinux およびターボリナックスは ターボリナックス株式会社の商標または登録商標です - iv -

6 UNIXは 米国およびその他の国におけるThe Open Groupの登録商標です UXP Systemwalker Interstage Symfowareは 富士通株式会社の登録商標です Veritasは Symantec Corporationの米国およびその他の国における登録商標です VirusScanおよびNetShieldは 米国 McAfee, Inc. および関連会社の商標または登録商標です VMware VMwareロゴ Virtual SMP VMotionはVMware, Inc. の米国およびその他の国における登録商標または商標です ショートメール iモード mova シティフォンは 株式会社エヌ ティ ティ ドコモ( 以下 NTTドコモ ) の登録商標です その他の会社名および製品名は それぞれの会社の商標もしくは登録商標です Microsoft Corporation のガイドラインに従って画面写真を使用しています 平成 22 年 4 月 改版履歴 平成 18 年 4 月初版平成 18 年 10 月第 2 版平成 19 年 5 月第 3 版平成 19 年 7 月第 4 版平成 19 年 8 月第 5 版平成 20 年 6 月第 6 版平成 22 年 4 月第 7 版 Copyright FUJITSU LIMITED All Rights Reserved, Copyright (C) PFU LIMITED Portions Copyright (C) Novell, Inc., All Rights Reserved. - v -

7 目次 第 1 部概要...1 第 1 章監視機能の概要 監視ポリシーとは 監視ポリシーの設定概要...2 第 2 部設定...7 第 2 章設定の流れ 設定手順 通常モードに切り替えて監視する...9 第 3 章設定の各手順 事前準備を行う Systemwalker テンプレートをダウンロードする [Systemwalker コンソール ] を使用する Systemwalker の利用者権限を定義する 監視するノードを登録する 部門フォルダを作成する サブネットフォルダを作成する システム全体 またはサブネットを指定してノード検出する ノードを手動で登録する 代表インタフェースを設定する ノード管理ツリー 業務管理ツリー ( 論理ツリー ) を作成する 監視ツリーを編集する [ 監視ポリシー ] を作成する ポリシーグループを作成する ポリシーを配付する 配付状況を確認する...45 第 4 章 [ 監視ポリシー ] の設定 ノード監視 ノードの稼働状態を監視する ノードの MIB 情報を監視する 性能監視 ネットワークの性能を監視する サーバの性能を監視する イベント監視 イベント監視の監視条件を設定する イベント監視の条件定義 監視ログファイルの設定 アクション定義 アクション環境設定 イベント監視の条件の有効 / 無効を設定する イベント監視の条件にコメントを設定する イベント監視の動作環境を設定する アプリケーション監視 アプリケーションの監視条件を設定する アプリケーションの動作設定を行う スクリプト インストールレス型エージェント監視 第 5 章 [ 監視ポリシー ] 以外のポリシーの設定 システムの監視を抑止する 監視を抑止する運用例 監視を抑止するしくみ vi -

8 5.1.3 監視を抑止 / 再開する 定期的にノード検出を行う ベンダ固有の MIB を追加する ノードを監視する 共通の設定をする ノードの変更を監視する 固定 IP アドレス環境でノードの変更を監視する DHCP 環境でノードの変更を監視する MIB を監視する ノードの状態を初期化する 定義済みのポリシーを表示する 仮想ノードの動作状況を監視する 仮想ノードの検出 -IPCOM の場合 仮想ノードの検出 - 他のロードバランサの場合 仮想ノードの構成変更 仮想ノードの監視ツリー / 監視マップの作成 監視ポリシーの設定 ネットワーク性能の動作環境を設定する イベントの動作環境を設定する アプリケーションを自動検出する ポリシーを配付する 第 6 章ローカルに設定する 通信環境を設定する イベント通知先を設定する ログファイル定義を変更する 接続および動作の設定をする 自ホスト名を変更する イベント監視の条件を設定する イベント監視の条件定義を変更する (Event Designer) イベント監視の条件定義を確認する 簡易チェックツールの起動方法 簡易チェックツールの使用方法 コリレーションログにより確認する 第 7 章イベントの対処を自動化する アクションを定義する [Systemwalker コンソール ] にメッセージを通知する Systemwalker スクリプトでメッセージを編集する ショートメールで通報する メールで通報する ポップアップメッセージで通報する 音声で通知する イベントログを出力する リモートコマンドを発行する SNMP トラップを発行する アプリケーションを起動する Systemwalker スクリプトを実行する アクション異常終了時の再実行 同一アクションの実行を抑止する アクションの実行条件を定義する メッセージに返答する アクション実行ログを出力する イベント監視の条件定義を復元する イベント監視の条件定義の過去定義ファイル 復元方法 第 3 部操作 vii -

9 第 8 章ネットワーク / システムの異常を監視する ネットワーク / システムの障害を監視する 障害の発生を確認する 障害を調査する SNMP トラップの監視 障害を絞り込む 障害 ( イベント ) を検索する メッセージを検索する フォルダごとのメッセージ説明を確認する 障害に対処する 監視イベント一覧表示をリフレッシュする 障害をフィルタリングする 監視イベント一覧を保存する 滞留イベントを初期化する イベントから連携製品の状況を確認する 対処済のイベントを [ 監視イベント一覧 ] から削除する イベントの内容をメールで送信する イベントの内容を印刷する イベントの内容をファイルに保存する ネットワーク / システムの稼働状況を監視する システムの稼働状況を監視する ノードの稼働状況を監視する 仮想ノードを監視する ノード またはフォルダの検索 ネットワーク / システムの性能を監視する 性能の監視条件 性能を監視する 性能監視マップを表示する 性能監視マップからアプリケーションを起動する 性能情報の詳細を表示する 性能情報のグラフを表示する MIB を管理する 第 9 章アプリケーションの異常を監視する 監視するために必要な設定 監視結果を送信するシステムを定義する 監視する業務を登録する 監視するアプリケーションを登録する CSV ファイルからアプリケーションを一括登録する 手動でアプリケーションを登録する アプリケーションを自動検出する [ アプリケーション ] ツリーを編集する 業務を登録するとき必要に応じて行う作業 パッケージを作成する [ データベース ] ツリーを編集する [ 管理者 ] ツリーを編集する [ 業務管理 ] ツリーを作成する 業務を作成する 業務にアプリケーションを登録する 必要に応じて [ 業務管理 ] ツリーに登録する オブジェクト間の関係を設定する 業務の重み付けを設定する アプリケーションの稼働状況を監視する 稼働状況を表示する 稼働ポリシーでアプリケーションの稼働状況を監視する アプリケーションを手動で操作する アプリケーションを検索する viii -

10 9.2.5 ノードに発生したイベントでアプリケーションを監視する アプリケーションの性能を監視する 第 10 章ネットワーク構成を管理する MIB 情報を表示する 特定の MIB を表示する 任意の MIB を表示する 任意の MIB を設定する HUB 接続状況を表示する インベントリ情報を収集する ノードを削除する 第 11 章システムの障害を復旧する リモートから操作する リモート操作の定義 リモートデスクトップ機能を使用する リモートからコマンドを発行する 自ホスト名を設定する リモートコマンドを実行する リモートから電源投入 切断する サーバの電源を制御するための定義 クライアントの電源を制御するための定義 第 12 章システムの状況を評価する レポーティング機能の概要 監視イベントをグラフ表示する 監視イベント発生の推移をグラフ表示する グラフを出力する ネットワーク性能情報を表示する 性能情報のグラフを出力する 性能情報をグラフ表示する 付録 A ポリシーについて A.1 [ 監視ポリシー ] の配付対象 監視対象 A.2 初期値一覧 A.3 ポリシーの情報を出力する A.3.1 出力されるポリシーの情報 A.3.2 ポリシーを出力する手順 A.4 ポリシーの情報を比較する A.5 配付済みのポリシーを削除する 付録 B Systemwalker テンプレートについて 付録 C コンソールの機能差異とメニュー項目 C.1 [Systemwalker コンソール ] の機能差異 C.2 [Systemwalker コンソール ] のメニュー項目 付録 D Systemwalker コンソールとカスタマイズ D.1 [Systemwalker コンソール ] をカスタマイズする D.1.1 監視画面をカスタマイズする D.1.2 操作メニューを登録する D.2 [Systemwalker Web コンソール ] D.2.1 [Systemwalker Web コンソール ] をカスタマイズする D.3 [Systemwalker Web コンソール ]( モバイル版 ) D.3.1 [Systemwalker Web コンソール ]( モバイル版 ) をカスタマイズする 付録 E 正規表現の設定例 付録 F ノードの検出を行う場合 ix -

11 F.1 ノード検出の [ 検出モード ] による動作の違い x -

12 第 1 部概要 Systemwalker Centric Manager の監視機能の設定概要について説明します 第 1 章監視機能の概要

13 第 1 章監視機能の概要 システムを監視するには Systemwalker Centric Manager をインストールした後 設定が必要です ここでは 各設定の概要について説明します なお Systemwalker Centric Manager のインストール および監視の設計については Systemwalker Centric Manager 導入手引書 を参照してください 本章では 監視機能の監視ポリシーとその設定概要を説明します 監視ポリシーの設定 および監視における Systemwalker Centric Manager の操作については 以下を参照してください 監視ポリシーの設定 および監視ポリシー以外のポリシー設定については 設定 を参照してください ネットワーク / システムの異常の監視 アプリケーションの異常を監視 ネットワーク構成の管理 システムの障害の復旧 およびシステムの状況の評価については 操作 を参照してください 1.1 監視ポリシーとは Systemwalker Centric Manager では 運用管理サーバ上から 監視対象 ( サーバやクライアント ネットワークなど ) と これらに対する監視方法 ( 異常時のアクションやしきい値など ) を設定 / 管理できます この設定 / 管理を行うには 監視ポリシー を使用します 監視ポリシー で設定できる機能は 以下のとおりです ノード監視 性能監視 イベント監視 アプリケーション監視 スクリプト インストールレス型エージェント監視 1.2 監視ポリシーの設定概要 監視ポリシーの設定概要として以下を説明します 監視ポリシー Systemwalker テンプレート ポリシーグループ 監視ポリシー監視ポリシーには 以下の2 種類のモードがあります スタンダードモード カスタムモード - 2 -

14 スタンダードモードとカスタムモードで使用できる監視ポリシーの項目は以下のとおりです 監視ポリシーの項目 スタンダードモード ノード監視稼働状態の監視 MIB 監視 - 性能監視ネットワーク サーバ - ネットワークインターフェース監視の設定 - イベント監視監視条件 ( 注 1) 動作環境 - アプリケーション監視監視条件 ( 注 2) 動作設定 - アプリケーション監視の個別設定 - スクリプト動作設定 - インストールレス型エージェント監視 動作環境 注 1) 初期値での監視 Systemwalker テンプレートによる監視ができます 注 2) Systemwalker テンプレートによる監視ができます スタンダードモード カスタムモード ノード監視 の 稼働状態の監視 など基本的な監視に必要な情報を監視するモードです 配付先のノードを設定するだけで 各ポリシーは初期値のままで監視が可能です OS ハードウェア ミドルウェアを監視できます Windows と Solaris の監視対象ごとに 監視ポリシーの初期値と Systemwalker テンプレートを適用したシステムの監視例を示します - 3 -

15 (1)Systemwalkerテンプレートを使用したポリシーを作成します (2) ポリシーグループを作成します 初期値を利用して設定します Systemwalkerテンプレート (3) 配付先を設定して ポリシーを配付します 監視ポリシーの初期値については 初期値一覧 を参照してください カスタムモードユーザ固有の環境や要件に合わせて 以下の設定を行うモードです 初期値の変更 特定用途に作成された業務アプリケーション サーバの性能監視 MIBの監視 特定ノード個別のネットワークインターフェース監視の設定 アプリケーション監視の個別設定監視対象ごとにイベント監視の監視条件でアクション環境設定して監視する例を示します - 4 -

16 (1) イベント監視の条件定義でアクションの設定をします アクションの環境設定 (2) 監視ポリシーのカスタムモードを選択します (3) ポリシーグループを作成します (4) 配付先を設定して ポリシーを配付します Systemwalker テンプレート Systemwalker Centric Manager では 監視対象の異常メッセージや常駐プロセスの監視定義を Systemwalker テンプレートとして提供しています Systemwalker テンプレートを適用することで 監視の設定作業が簡単にできます 監視ポリシーにおいて使用する Systemwalker テンプレートは 2 種類があります イベント監視テンプレート サーバ OS およびミドルウェア製品が出力するメッセージを監視するための標準定義で イベント監視の条件定義を監視ポリシーとして メッセージのフィルタリングを行えます - 不要なメッセージをフィルタリングし 異常メッセージだけを監視できます - メッセージのエラー種別に応じて メッセージの重要度を補正できます - 異常メッセージの説明や対処方法を確認できます プロセス監視テンプレート ミドルウェアの監視対象アプリケーション ( 常駐するプロセス ) の稼働状況を監視できます - 5 -

17 ポリシーグループ 監視ポリシーは 監視対象や監視の目的に合わせて設定できます 監視ポリシーと監視対象を紐付け 同じ目的のポリシーをグルーピングすることが ポリシーグループの役割です ポリシーグループでは 以下のポリシーの管理ができます 同じような監視をしたいノードを一括してポリシー定義 / 配付が可能です ポリシーの配付状況をポリシーグループ単位で確認できます また 運用時に監視ポリシーの変更が必要となった場合は 該当する監視ポリシーだけを変更してポリシーを配付することができます そのため 運用の変更が簡単に対応できます 以下に ポリシーグループの考え方を示します ポリシーグループAの Webサーバのポリシー では 以下の監視ポリシーをグルーピングし Webサーバ1 2にポリシーを配付します [ イベント監視 ] OSのメッセージ [ アプリケーション監視 ] Webアプリの稼働監視 [ 性能監視 ( ネットワーク )] ネットワークの負荷 - 6 -

18 第 2 部設定 第 2 章設定の流れ...8 第 3 章設定の各手順...12 第 4 章 [ 監視ポリシー ] の設定...48 第 5 章 [ 監視ポリシー ] 以外のポリシーの設定 第 6 章ローカルに設定する 第 7 章イベントの対処を自動化する

19 第 2 章設定の流れ 運用管理サーバで監視ポリシーを設定してください 設定した監視ポリシーは 部門管理サーバ 業務サーバ およびクライアントに配付してください 2.1 設定手順 設定の流れは以下のとおりです 1. 事前準備を行う 2. [ 監視ポリシー ] を作成する 3. ポリシーグループを作成する 4. ポリシーを配付する 5. 配付状況を確認する - 8 -

20 2.2 通常モードに切り替えて監視する 互換モードのポリシーから通常モードのポリシーに切り替える場合の手順を説明します 互換モードのポリシーを削除する以下に機能別にポリシーを削除する手順を説明します ネットワーク管理 以下のポリシー種別を [ 親フォルダを引き継ぐ ] に設定し ポリシー配付を行ってください - ノード検出 - 稼働状態の監視 - MIBの監視 DHCPクライアントの監視ポリシー [ イベント通知を行わない ] に設定し ポリシー配付を行ってください 仮想ノードの監視ポリシー [ 監視を行わない ] に設定し ポリシー配付を行ってください 部門共通ポリシー [ ポリシー ] メニューから [ ポリシーの定義 ]-[ ノードの監視 ]-[ 対象一覧 ] を選択し 部門共通ポリシーの削除を行ってください - 9 -

21 性能監視互換モードで [Systemwalkerコンソール] から以下の手順に従って 作業を行ってください ネットワーク性能ポリシーの削除以下の手順でポリシーを更新し 配付します 1. [ ポリシー ] メニューから [ ポリシーの定義 ]-[ ネットワークの性能 ]-[ 全体 ] を選択します 2. [ 性能監視 - 全体設定 ( ネットワーク性能 )] 画面で [ 性能監視機能 ] を [ON] から [OFF] に設定します 3. [ 性能監視 - 全体設定 ( ネットワーク性能 )] 画面の [ 更新 ] ボタンをクリックしてポリシーを再作成します 4. [ ポリシー ] メニューの [ ポリシーの配付 ] より [ すぐに適用する ] を選択して配付します サーバ性能ポリシーの削除以下の手順でポリシーを更新し 配付します 1. [ ポリシー ] メニューから [ ポリシーの定義 ]-[ サーバの性能 ]-[ 設定 ] を選択します 2. [ 性能監視 -ポリシー設定( サーバ性能 )] 画面の [ ポリシー名一覧 ] のポリシーを選択し [ 削除 ] ボタンをクリックします すべてのポリシーを削除してください 3. [ 性能監視 -ポリシー設定( サーバ性能 )] 画面の [OK] ボタンをクリックしてポリシーを再作成します 4. [ ポリシー ] メニューの [ ポリシーの配付 ] より [ すぐに適用する ] を選択して配付します アプリケーション管理 1. アプリケーション管理の以下のポリシーを削除します - [ アプリケーション管理の設定 ]-[ アプリケーション監視の設定 ]-[ しきい値監視の設定 ]-[ アプリケーション ] 配下のポリシー - [ アプリケーション管理の設定 ]-[ アプリケーション監視の設定 ]-[ 稼働監視の設定 ] 配下のポリシー - [ アプリケーション管理の設定 ]-[ アプリケーション管理全体の設定 ]-[ 動作の設定 ] 配下のポリシー 2. ポリシーを すぐに適用する で配付します スクリプト 運用管理サーバの場合 1. [ スクリプト ( 動作設定 )] のダイアログボックスの [ 登録スクリプト一覧 ] から削除するファイルを選択します ファイルは複数選択ができます 2. [ 削除 ] ボタンをクリックすると 削除確認のダイアログボックスが表示されます 3. 削除確認のダイアログボックスで [OK] ボタンをクリックします 4. ポリシー適用します ポリシー配付は不要です ノードが運用管理サーバ以外の場合 1. [ スクリプト ( 動作設定 )] のダイアログボックスの [ 登録スクリプト一覧 ] から削除するファイルを選択します ファイルは複数選択ができます 2. [ 削除 ] ボタンをクリックすると 削除確認のダイアログボックスが表示されます 3. 削除確認のダイアログボックスで [OK] ボタンをクリックします 4. ポリシー削除するノードへ ポリシーの即時適用を指定してポリシー配付します インストールレス型エージェント 1. [Systemwalkerコンソール] の [ ポリシー ] メニューから [ ポリシー定義 ]-[ インストールレス型エージェント監視 ] を選択します 2. [ インストールレス型エージェント監視 [ 管理 ]] 画面で 削除するポリシーを選択し [ 操作 ] メニューの [ 削除 ] を選択します 3. 削除するポリシーを選択し [ 操作 ] メニューの [ 配付 ] を選択して ポリシーを配付します

22 監視ポリシーの管理形式を通常モードに切り替える 運用管理サーバ上で 監視ポリシー管理形式の変更コマンドを実行します コマンド実行後に Systemwalker Centric Manager が自動的に再起動されます # mpbcmpolmode -n mpbcmpolmode ( 監視ポリシー管理形式の変更コマンド ) については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください

23 第 3 章設定の各手順 3.1 事前準備を行う 以下の事前準備について説明します Systemwalker テンプレートをダウンロードする [Systemwalker コンソール ] を使用する Systemwalker の利用者権限を定義する 監視するノードを登録する Systemwalker テンプレートをダウンロードする Systemwalker テンプレートとは 異常メッセージの監視や常駐プロセスの稼働監視等の標準定義を定義したものです Systemwalker テンプレートを適用することで簡単に監視機能の設定をすることができます Systemwalker テンプレートの詳細については Systemwalker テンプレート を参照してください 本製品には 以下のテンプレートが格納されています イベント監視テンプレート メッセージ説明テンプレート 最新の Systemwalker テンプレートは 以下の Systemwalker 技術情報ホームページからダウンロードしてください Systemwalker テンプレートのインストール方法については テンプレートに添付されているインストール説明書を参照してください [Systemwalker コンソール ] を使用する [Systemwalker コンソール ] を使用する方法を説明します [Systemwalker コンソール ] を起動する [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] ウィンドウを表示する [Systemwalker コンソール [ 編集 ]] ウィンドウを表示する [Systemwalker コンソール ] でできること [Systemwalker コンソール ] の表示を切り替える [ 監視イベント一覧 ] [Systemwalker コンソール ] を終了する 目的別に [Systemwalker コンソール ] を起動する [Systemwalker コンソール ] を起動する 1. [ スタート ] メニューから [ プログラム ]-[Systemwalker Centric Manager]-[Systemwalker コンソール ] を選択します [Systemwalker コンソール ] が表示されます

24 [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] ウィンドウを表示する [Systemwalker コンソール ] の [ 機能選択 ] コンボボックスで [ 監視 ] を選択するか [ ファイル ] メニューから [ 機能選択 ]-[ 監視 ] を選択して [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] を表示します インストール直後の場合は [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] が自動的に表示されます

25 [Systemwalker コンソール [ 編集 ]] ウィンドウを表示する [Systemwalker コンソール ] の [ 機能選択 ] コンボボックスで [ 編集 ] を選択するか [ ファイル ] メニューから [ 機能選択 ]-[ 編集 ] を選択して [Systemwalker コンソール [ 編集 ]] を表示します 注意 編集機能使用時の注意 編集機能には以下の制限があります 長時間 編集機能にしたままの運用は避けてください - 編集機能を使用できるのは すべての運用管理クライアントの中で 1 台だけです このため 1 台が編集機能を使用している場合には 他の運用管理クライアントでは編集機能を起動できません - イベント一覧が表示されません また イベントの発生したオブジェクトやフォルダが点灯しません - 未確認 / 未対処のイベント数 稼働状態が表示されません [Systemwalker コンソール ] でできること [Systemwalker コンソール ] では 監視を行うための設定や リモート操作など運用時の操作をします [Systemwalker コンソール ] に表示されるメニュー項目の一覧については [Systemwalker コンソール ] のメニュー項目 を参照してください 選択しているツリーによって 利用可能なメニュー項目が異なります ポイント [Systemwalker コンソール ] にログインするユーザごとに メニュー項目の表示 / 非表示をカスタマイズすることができます ただし ユーザが所属するロールの制限を超えてメニュー項目を表示させることはできません メニュー項目のカスタマイズは [Systemwalker コンソール ] のメニュー表示設定コマンド (MpBcmMenuSetup) で行います メニュー項目のカスタマイズは ロールまたはユーザ単位で行います

26 [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] のメニュー項目のみカスタマイズ可能です [Systemwalker コンソール [ 編集 ]] のメニュー項目はカスタマイズできません [Systemwalker コンソール ] のメニュー表示設定コマンドの詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください また デフォルトで非表示となっているメニューでも カスタマイズにより表示可能なメニューがあります 詳細については [Systemwalker コンソール ] のメニュー項目 を参照してください [Systemwalker コンソール ] の表示を切り替える [Systemwalker コンソール ] は ツリー上で選択したフォルダに所属するノード アプリケーション 業務などのオブジェクトを マップ形式 または リスト形式 で表示します 各表示形式は [ 表示 ] メニューから [ マップの表示 ] または [ リストの表示 ] を選択して切り替えます 表示形式は一度変更すると 別のツリーやフォルダに移動しても有効です 表示するオブジェクトの絞り込み / 表示する項目の選択 リスト形式 で表示する場合 表示するオブジェクトの種類を絞り込んで 表示する項目を選択できます これらの操作は [ リスト表示の設定 ] ダイアログボックスから行います [ リスト表示の設定 ] ダイアログボックスは 以下の手順で表示します 1. [ 表示 ] メニューから [ リストの表示 ] を選択し リスト形式に切り替えます 2. [ 表示 ] メニューから [ マップ / リストの表示設定 ] を選択し [ リスト表示の設定 ] ダイアログボックスを表示します 表示の絞り込みは一度変更すると 別のツリーやフォルダに移動しても有効です [ 監視イベント一覧 ] 発生した監視イベントは [ 監視イベント一覧 ] に表示されます 表示される監視イベントの件数は 起動時には最大 100 件 ( 注 ) です その後 監視イベントが発生するたびに 最大で 1,000 件 ( 注 ) まで表示できます 監視イベントが 1,000 件 ( 注 ) を超えた状態で監視イベントが発生すると 以下のように表示されます - 対処済の監視イベントが存在している場合 番号の古い対処済イベントが [ 監視イベント一覧 ] から消え 新しい監視イベントが表示されます - 対処済の監視イベントが存在しない場合 番号の古い監視イベントが [ 監視イベント一覧 ] から消え 新しい監視イベントが表示されます 注 )[Systemwalker コンソール ] 起動時の表示イベント件数 および運用時の表示イベント件数は カスタマイズが可能です 詳細は Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル の Systemwalker コンソールサービスの定義ファイル を参照してください [ ファイル ] メニューから [ 指定フォルダ配下の監視 ] を選択した状態で ツリーの頂点以外のフォルダを選択すると 発生したイベントのうち そのフォルダに所属するノードで発生したイベントだけが表示されます [Systemwalker コンソール ] を起動したときには 対処済の監視イベントは表示されません [ 監視イベント一覧 ] には 選択した監視ツリーに含まれるオブジェクト ( ノードやアプリケーション ワークユニットなど ) で発生したイベントが表示されます カスタムモードを利用する場合 重要度が 一般 のメッセージ および 登録済みの監視イベント種別が付加されていないメッセージは [ 監視イベント一覧 ] には表示されません [ 監視イベント一覧 ] に表示させるためには イベント監視の条件定義にて以下のように定義します - [ 重要度 ] に [ 通知 ] 以上を設定する - 運用管理サーバに登録済みの [ 監視イベント種別 ] を設定する - ログ格納を [ する ] と設定する ただし 登録済みの [ 監視イベント種別 ] が付加されていないメッセージでも 監視イベント種別に その他 が登録されている場合は 自動的に その他 が設定され [ 監視イベント一覧 ] に表示されます 詳細については イベント監視の監視条件を設定する を参照してください

27 [ 対処 ] 欄表示時には メッセージ説明の 1 行目に定義した内容が表示されます メッセージ説明が登録されていないイベントの場合 Systemwalker テンプレートの情報が表示されます Systemwalker テンプレートにも情報がない場合 [ 対処 ] 欄は空欄になります なお メッセージ説明が登録されている場合は 以下の順番で [ 対処 ] 欄に表示されます 1. ユーザ固有のメッセージ説明 2. [ イベント監視の動作環境設定 ( 全体 )] ダイアログボックスで定義したメッセージ説明 3. Systemwalker テンプレートの検索結果 以下のいずれに設定されている場合 イベント発生時に監視イベント一覧が自動スクロールされ 最新のイベントが選択されます - [ 監視イベントの表示設定 ] 画面の [ イベント発生時の処理 ] タブにおいて [ イベント発生時に監視イベント一覧を自動スクロールする ] のチェックが ON になっている - [ 自動スクロール ] ボタンが ON になっている [ 監視イベント一覧 ] の [ フォルダ ] の欄には 表示しているツリー上の所属 [ 表示名 ]( ルートフォルダから 所属するフォルダまでの連続したフォルダの [ 表示名 ]) が表示されます ただし ノード管理ツリー上の別フォルダに複数の同一ホストが存在する場合は どのフォルダ配下の所属 [ 表示名 ] が表示されるかは不定です [Systemwalker コンソール ] を終了する [Systemwalker コンソール ] を終了する場合は [ ファイル ] メニューの [ 終了 ] を選択します [Systemwalker コンソール ] から起動した子画面の終了について [Systemwalker コンソール ] を終了する際 [Systemwalker コンソール ] 上から起動した画面 ( 以降 [Systemwalker コンソール ] 上から起動した画面 を 子画面 と略します ) が起動中の場合は 子画面についても [Systemwalker コンソール ] の終了に合わせて終了します 終了対象となる子画面は Systemwalker Centric Manager 製品に含まれる画面です 以下の画面など Systemwalker Centric Manager 以外の画面は終了しません - [ 操作メニュー登録 ] 画面 および mpaplreg( 監視画面のメニュー項目登録コマンド ) で登録された画面 - [ デザインの設定 ] 画面の [ 監視イベント種別 ] タブ内で 連携製品として登録された画面 - OS 標準の ping ftp など - バッチ業務などの他製品の画面 [Systemwalker コンソール ] を終了する際 終了対象となる子画面の一覧が表示されますので 対象画面を終了しても問題ないかを確認してください 確認後 一覧ダイアログ上の [OK] ボタンをクリックすると子画面が終了します なお 子画面で編集 / 操作中の場合 該当の画面を閉じてから [Systemwalker コンソール ] を終了してください ただし [Systemwalker コンソール ] がネットワーク切断などの原因により異常終了した際は 一覧ダイアログは表示されずに子画面が終了します [Systemwalker コンソール ] を終了する際 表示されているメッセージボックスも [Systemwalker コンソール ] の終了に合わせて終了します また 各ノードに対して何らかの操作を行いその処理結果をメッセージボックスで表示する場合がありますが 処理が完了する前に [Systemwalker コンソール ] を終了した場合もメッセージボックスは表示されません 目的別に [Systemwalker コンソール ] を起動する 1 台の運用管理クライアント上に 異なる運用管理サーバの [Systemwalker コンソール ] を起動したり 同一の運用管理サーバの [Systemwalker コンソール ] を複数起動したりします 表示できる [Systemwalker コンソール ] の最大数は 50 台までです メモリ 1GB の端末の場合 4 台程度が上限となります Systemwalker セットアップ画面で運用管理サーバを複数登録できます 1. スタートメニューから [ プログラム ]-[Systemwalker Centric Manager]-[ 環境設定 ]-[Systemwalker コンソールセットアップ ] を選択します [Systemwalker コンソールセットアップ ] 画面が表示されます

28 2. [ 追加 ] ボタンをクリックします [ 接続先の設定 ] 画面が表示されます 3. [ 運用管理サーバのホスト名 ] や [ ポート番号 ] を入力して [OK] ボタンをクリックします [ 運用管理サーバのホスト名 ] は 128 台まで登録できます 自動再接続の場合 自動再接続を使用すると タスクトレイには自動再接続機能のアイコンが表示されます

29 自動再接続の変更に関する詳細は Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ を参照してください [Systemwalker コンソール ] 起動時の認証画面について 以下の場合 [Systemwalker コンソール ] の起動時に認証画面は表示されません 定義されているホストが 1 つの場合 かつユーザー ID パスワードが設定されている場合 接続する運用管理サーバで [Systemwalker コンソールセットアップ ] 画面の [ 以下の運用管理サーバに自動で接続する ] が選択されている場合 かつ指定された運用管理サーバのユーザー ID パスワードが設定されている場合 複数のユーザで同じ運用管理サーバに接続する場合 Systemwalker コンソールセットアップであらかじめ設定できるユーザは 1 人です [ ログイン画面で入力する ] を選択して定義してください メモリ使用量について メモリ使用量は 以下のとおりです 1 台で最低 600MB 必要 1 台増えるごとに +100MB Systemwalker の利用者権限を定義する Systemwalker Centric Managerには 以下の利用者権限があります 画面のアクセス権を定義する 特定の監視ツリーへのアクセス権を定義する メニュー単位のアクセス権を定義する 画面のアクセス権を定義する 利用者に対するセキュリティ強化のために 画面のアクセス権を定義します Systemwalker Centric Manager は ロールという単位で各機能の利用権限を定義しています ロールとは 共通の役割 ( 権限 ) を持つ利用者から構成されるグループのことです Systemwalker Centric Manager を運用管理サーバにインストールすると 以下のロールが運用管理サーバに登録されます 機能の使用を許可するためにユーザを所属させるロール ロール名利用できる範囲使用機能 DmAdmin DmOperation DmReference 監視機能の参照 操作 および設定のすべての機能 監視機能の参照 および操作の機能 監視機能の参照の機能 [Systemwalker コンソール ] OrmOperation( 注 ) 監視機能の返答操作の機能返答操作のコマンド SecurityAdmin SecurityAuditor 注 )Solaris 版 Linux 版で登録されます セキュリティ管理者の登録 セキュリティ監査者の登録 セキュリティポリシーの作成機能 システム保守支援機能 監査ログ分析の機能 セキュリティ管理者の参照 セキュリティ監査者の参照 セキュリティポリシーの参照 システム保守支援機能 監査ログ分析機能 [Systemwalker コンソール ] サーバアクセス制御 [Systemwalker コンソール ] サーバアクセス制御 監査ログ分析

30 管理者は ユーザを上記のロールに適宜所属させてください 所属させるロールの種類により ユーザが使用できる機能と利用権限が決まります ロールと利用可能な機能の関係は 以下のとおりです [Systemwalker コンソール ] の監視機能を使用するために必要な権限については [Systemwalker コンソール ] のメニュー項目 を参照してください [Systemwalker コンソール ] の編集機能を使用するためには DmAdmin ロールに所属します [ システム監視設定 ] ダイアログボックスを起動するためには DmAdmin ロールに所属します [ システム監視設定 ] ダイアログボックスについては イベント監視の監視条件を設定する の サーバに直接接続して環境定義を行う場合 を参照してください DmAdmin は DmOperation DmReference OrmOperation の権限を含んでいます DmOperation は DmReference OrmOperation の権限を含んでいます 返答操作のコマンドの詳細は Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル の 返答メッセージ用コマンドの概要 UNIX 版 を参照してください 機能の使用を許可するためにユーザを所属させるロール に記載したロールに所属していない一般のユーザは Systemwalker Centric Manager の機能を使用できません [Systemwalker コンソール ] を起動するユーザを 表 : 機能の使用を許可するためにユーザを所属させるロール に記載したロールに所属させるか Administrators グループに所属させてください SecurityAdmin( セキュリティ管理者 ) SeurityAuditor( セキュリティ監査者 ) を除き スーパーユーザ /Administrators グループに所属するユーザは セキュリティ情報の設定 ( ロールへの所属 ツリーに対するアクセス権の設定 ) の実施にかかわらず アクセス制御の対象外として常に更新権を持つユーザとして扱われます 注意 運用管理クライアントから運用管理サーバへ接続する場合の注意事項 この注意事項は 運用管理サーバの OS が以下のいずれかの場合に適用されます Windows Server 2003 STD/Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EE Windows Server 2008 STD/Windows Server 2008 DTC/Windows Server 2008 EE/Windows Server 2008 for Itanium-Based Systems/ Windows Server 2008 Foundation/Windows Server 2008 R2 OS のセキュリティポリシーで アカウントの空のパスワードの使用をコンソールログオンのみに制限する を 有効 としていた場合 パスワードが空のアカウントは Systemwalker Centric Manager のユーザ認証でエラーとなります 運用管理サーバのユーザをロールに登録する方法 運用管理サーバのユーザを ロールに登録させる手順を以下に説明します 1. [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] の機能選択コンボボックスを [ 編集 ] に切り替えます [Systemwalker コンソール [ 編集 ]] に切り替わります 2. [Systemwalker コンソール [ 編集 ]] の [ ポリシー ] メニューから [ セキュリティ ]-[ 利用者のアクセス権設定 ] を選択します [ ロール一覧 ] 画面が表示されます 3. 更新する [ ロール名 ] を一覧から選択し [ プロパティ ] ボタンをクリックします [ ロール情報 ] 画面が表示されます Systemwalker 認証リポジトリ未設定時は [OS ユーザー ID] タブのみが表示されます Systemwalker 認証リポジトリ設定時は [Systemwalker ユーザー ID] タブと [OS ユーザー ID] タブが表示されます [Systemwalker ユーザー ID] タブ および [OS ユーザー ID] タブの [ アクセス権設定一覧 ] には 当該ロールに現在登録されているユーザが表示されます 4. ロールへ登録するユーザが Systemwalker 認証リポジトリに登録されたユーザの場合は [Systemwalker ユーザー ID] タブを選択し OS ユーザとして登録されたユーザの場合は [OS ユーザー ID] タブを選択します

31 5. [OS ユーザー ID] の場合は 登録するユーザが存在する [NetBios コンピュータ名 ] を選択し [Systemwalker ユーザー ID] の場合は 登録するユーザが存在する [OU] を選択します [ ユーザー ID 一覧 ] にロールに登録するユーザが表示されます 6. ロールへ登録するユーザを [ ユーザー ID 一覧 ] から選択し [ 追加 ] ボタンをクリックします [ アクセス権設定一覧 ] に登録したユーザが表示されます 7. [OK] ボタンをクリックします 8. [ 閉じる ] ボタンをクリックします [Systemwalker ユーザー ID] タブで設定した Systemwalker 認証リポジトリ上のユーザに関しては Systemwalker 認証リポジトリ上から削除しても そのユーザのアクセス権は削除されません 必要に応じて [ 利用者のアクセス権設定 ] から ユーザのアクセス権を削除してください 部門管理サーバ / 業務サーバのユーザをロールに登録する方法 部門管理サーバまたは業務サーバ上のユーザを ロールに登録させる手順を以下に説明します ネットワーク上の安全が保証されていない環境で使用する場合 サーバ上で mpsetmem コマンドを使用すると より安全にユーザをロールに登録します mpsetmem( ロールへのメンバの追加 / 削除コマンド ) の詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください なお [Systemwalker ユーザー ID] タブで設定した Systemwalker 認証リポジトリ上のユーザに関しては Systemwalker 認証リポジトリ上から削除しても そのユーザのアクセス権は削除されません 必要に応じて [ 利用者のアクセス権設定 ] から ユーザのアクセス権を削除してください 1. [ スタート ] メニューから [ プログラム ]-[Systemwalker Centric Manager]-[ 環境設定 ]-[ 利用者のアクセス権 ] を選択します [ セキュリティ設定 [ ログイン ]] ダイアログボックスが表示されます 注意 Server Core 環境の場合 Systemwalker の利用者権限の設定は 運用管理クライアント またはクライアントから Server Core 環境の業務サーバを指定して [ ロール一覧 ] 画面を起動してから実施してください - ロールへのユーザの追加 - ロールからのユーザの削除 2. 接続する部門管理サーバ / 業務サーバの [ ホスト名 ] [ ユーザ名 ] [ パスワード ] を入力し [OK] ボタンをクリックします [ パスワード ] として指定できるのは 28 バイトまでです [ ロール一覧 ] ダイアログボックスが表示されます Windows の場合 Windows(R) のサーバに接続する場合は [ ドメイン名 ] の指定が可能です - ログインでのユーザ名の検索順序 [ ドメイン名 ] を入力しない場合 指定したユーザは 以下の順に検索されます 1. ローカルコンピュータ 2. ドメイン 3. 信頼関係のあるドメイン 3. [ ロール一覧 ] ダイアログボックス以降の操作手順は 運用管理サーバのユーザをロールに登録する方法 の手順 2) 以降を参照してください UNIX の場合 セキュリティロールに所属させるユーザが TELNET などでログインしていると セキュリティロールにそのユーザを所属させることができません セキュリティロールにユーザを所属させる際には そのユーザがログインしていないことを確認してから実行してください

32 運用管理クライアントがインストールされた Windows 端末にログオンする場合の注意事項 運用管理クライアントが Windows(R) 2000 Professional の場合 Administrators のグループに所属するローカルユーザで Windows 端末にログオンします Administrators のグループに所属していない場合は以下の機能が使用できません MIB 拡張機能 共通トレースの出力 共通トレースが出力されないと Systemwalker トラブル時の調査を行うことができません 運用管理クライアントが Windows(R) XP Windows Vista または Windows 7 の場合は 運用管理クライアントの DmAdmin DmOperation DmReference または Administrators のどれかのグループに所属するローカルユーザで Windows 端末にログオンします ただし Windows Vista または Windows 7 で ユーザアカウント制御 (UAC) が有効になっている場合には DmAdmin DmOperation または DmReference のどれかのグループに所属するローカルユーザで Windows 端末にログオンします 運用時には DmReference グループに所属するローカルユーザで Windows 端末にログオンすることを推奨します Windows 端末にログオンするとき ローカルユーザが所属するグループを下表に示します OS 種別 Windows 端末にログオンするローカルユーザが所属するグループ Windows(R) XP DmAdmin DmOperation DmReference Administrators Windows Vista または Windows 7 (UAC が無効な場合 ) Windows Vista または Windows 7 (UAC が有効な場合 ) DmAdmin DmOperation DmReference Administrators DmAdmin DmOperation DmReference 設定例 スタートアップアカウント として指定したローカルユーザ (systemwalker) を DmReference グループに追加する 1. [ コントロールパネル ]-[ システムとメンテナンス ]-[ 管理ツール ]-[ コンピュータの管理 ] を選択し [ コンピュータの管理 ] 画面を表示します 2. [ ローカルユーザとグループ ]-[ ユーザ ] フォルダをクリックし DmReference グループに所属させたいローカルユーザ ( ここでは systemwalker) を選択し [ 操作 ]-[ プロパティ ] メニューをクリックします 3. プロパティ画面 ( ここでは systemwalker のプロパティ ) を選択し " 所属するグループ " タブを選択します 4. [ 追加 ] ボタンをクリックし [ グループの選択 ] 画面を表示します 5. [ 詳細設定 ] ボタンをクリックし [ グループの選択 ] 画面を表示します 6. [ 今すぐ検索 ] ボタンをクリックし [ 検索結果 ] リストに表示された DmReference グループを選択し [OK] ボタンをクリックます 7. [ グループの選択 ] 画面で [OK] ボタンをクリックます 8. プロパティ画面 ( ここでは systemwalker のプロパティ ) で [OK] ボタンをクリックます [Systemwalkerコンソール] を起動するユーザ [Systemwalkerコンソール] は 以下のユーザで起動します UNIX 版の場合 操作するコンピュータ : 運用管理クライアント [Systemwalkerコンソールセットアップ]-[ 接続先の設定 ] 画面で [ ログイン画面で入力する ] を選択した場合 起動ユーザ [Systemwalker コンソール [ ログイン ]] 画面で指定したユーザ

33 [Systemwalker コンソールセットアップ ]-[ 接続先の設定 ] 画面で [ 以下のユーザーでログインする ] と選択した場合 起動ユーザ [ 接続先の設定 ] 画面で指定したユーザ [Systemwalker コンソールセットアップ ]-[ 接続先の設定 ] 画面で [Windows にログインしているユーザーでログインする ] と選択した場合には [Systemwalker コンソール ] を起動できません Windows 版の場合 操作するコンピュータ : 運用管理サーバ 運用管理クライアント [Systemwalker コンソールセットアップ ]-[ 接続先の設定 ] 画面で [ ログイン画面で入力する ] を選択した場合 [Systemwalker コンソール [ ログイン ]] 画面 - [Windows にログインしているユーザーでログインする ] を選択する 起動ユーザ 運用管理サーバのコンピュータのログインユーザ ( 操作するコンピュータ : 運用管理サーバ ) 運用管理クライアントのコンピュータのログインユーザ ( 操作するコンピュータ : 運用管理クライアント ) - [Windows にログインしているユーザーでログインする ] を選択しない 起動ユーザ [Systemwalker コンソール [ ログイン ]] 画面で指定したユーザ [Systemwalker コンソールセットアップ ]-[ 接続先の設定 ] 画面で [Windows にログインしているユーザーでログインする ] と選択した場合 起動ユーザ 運用管理サーバのコンピュータのログインユーザ ( 操作するコンピュータ : 運用管理サーバ ) 運用管理クライアントのコンピュータのログインユーザ ( 操作するコンピュータ : 運用管理クライアント ) [Systemwalker コンソールセットアップ ]-[ 接続先の設定 ] 画面で [ 以下のユーザーでログインする ] と選択した場合 起動ユーザ [ 接続先の設定 ] 画面で指定したユーザ 起動するユーザの条件 ユーザの所属グループ [Systemwalker コンソール [ 編集 ]] を操作する Administrators グループ DmAdmin ロール DmOperation ロール DmReference ロール : 操作可能 : 操作不可 特定の監視ツリーへのアクセス権を定義する [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] を操作する 利用者に対するセキュリティ強化のために 特定の監視ツリーへのアクセス権を定義します [Systemwalker コンソール ] で以下の設定ができます 特定のシステムやサーバ以外の情報には アクセスできないように 特定のツリーだけ表示することができます なお ツリーの表示 非表示は設定できますが ツリーに対する各ユーザのアクセス権 ( 更新権 操作権 参照権 ) は 変更できません 監視機能を使用する場合 最低 1 つのツリーに対する使用権が必要です また 編集機能を使用する場合には [ ノード一覧 ] ツリーに対する使用権が必要です

34 使用権を設定していないツリー インストール時およびツリー作成時に ツリーに対し 以下の属性のユーザの使用権が設定されます Systemwalker Centric Manager の利用者で [Systemwalker コンソール ] にログインした場合 ツリーは表示されます 各ツリーに対するアクセス権は以下のとおりです 表 3.1 使用権とツリーに対するアクセス権 ( 使用権設定前 ) 使用権が設定されるユーザの属性 システム管理者 DmAdmin DmOperation DmReference DistributionAdmin DistributionOperation DistributionReference SecurityAdmin SecurityAuditor ツリーの所有権 有有有有有有有有有 [Systemwalker コンソール ] [ 編集 ] [ 監視 ] 更新権更新権 更新権更新権操作権参照権 参照権参照権 特定のユーザだけ 特定のツリーを表示しないように設定する 特定のユーザだけ [Systemwalker コンソール ] の特定のツリーを表示しないように設定する手順を説明します ツリーに対して更新権のあるユーザで [Systemwalker コンソール [ 編集 ]] 画面から設定します 1. ツリーを選択します - [ ノード管理 ] ツリー [ 業務管理 ] ツリーの場合 1. [Systemwalker コンソール ] の [ ファイル ] メニューから [ 監視ツリーの選択 ] を選択します [ 監視ツリーの選択 ] ダイアログボックスが表示されます 2. ツリーを選択します - [ ノード管理 ] ツリー [ 業務管理 ] ツリー以外の場合 1. [Systemwalker コンソール ] で ツリーを選択します 2. [Systemwalker コンソール ] の [ ファイル ] メニューから [ 監視ツリーのアクセス権設定 ] を選択します [ アクセス権情報 ] ダイアログボックスが表示されます 3. [ アクセス権設定一覧 ] で ツリーを表示させないユーザとそのユーザが所属しているロールを選択します 4. [ 削除 ] ボタンをクリックします なお 管理者アカウントが root の場合は削除できません でアクセス権を削除したロールに所属しているユーザに ツリーを表示させるユーザが含まれている場合は 以下の設定を行います a. Systemwalker 認証リポジトリ未設定時は 追加するユーザが存在する [NetBios コンピュータ名 ] を選択し Systemwalker 認証リポジトリ設定時は 追加するユーザが存在する [OU] を選択します b. [ ロール / ユーザー ID 一覧 ] からアクセス権を追加するユーザを選択します c. [ 追加 ] ボタンをクリックします 6. [ アクセス権情報 ] ダイアログボックスで [OK] ボタンをクリックします ツリーにアクセス権を設定したユーザを OS や Systemwalker 認証リポジトリから削除しても そのユーザのアクセス権は削除されません 必要に応じて [ 監視ツリーのアクセス権設定 ] から ユーザのアクセス権を削除してください 設定例 名古屋本社ツリー 大阪支社ツリー を作成し DmOperation ロールに所属する osakaope ユーザ が [Systemwalker コンソール ] にログインした場合は 大阪支社ツリー だけを表示する

35 ロール名 DmAdmin DmOperation DmReference 所属ユーザ nagoyaadm osakaadm nagoyaope osakaope nagoyaref osakaref 1. 名古屋本社ツリー に設定されている DmOperation ロールの使用権を削除します 2. 名古屋本社ツリー に nagoyaope ユーザの使用権を追加します 表 3.2 ユーザと表示されるツリー ( 設定後 ) ユーザ表示されるツリーツリーに対するアクセス権 nagoyaadm osakaadm nagoyaope 名古屋本社大阪支社 名古屋本社大阪支社 名古屋本社大阪支社 更新権更新権 更新権更新権 操作権操作権 osakaope 大阪支社操作権 nagoyaref osakaref 名古屋本社大阪支社 名古屋本社大阪支社 参照権参照権 参照権参照権 メニュー単位のアクセス権を定義する [Systemwalker コンソール ] のメニュー単位のアクセス権を定義します 定義方法については Systemwalker Centric Manager 使用手引書セキュリティ編 の [Systemwalker コンソール ] のアクセス権の考え方 を参照してください 監視するノードを登録する Systemwalker Centric Manager で監視するノードの登録方法について説明します 監視するノードの登録は ノードの検出を行います ノード検出には ノードの自動検出とノードを手動で検出する方法があります ノードの自動検出 - [Systemwalker コンソール ] の初回起動時のノード検出 - フォルダ単位のノード検出 ( 指示したときに一度だけ実行 ) - システム全体のノード検出 ( 指示したときに一度だけ実行 ) - サブネット単位に定期的なノード検出 - [ 検出 ] メニューによるノード検出 ノードを手動で検出 - [ ノード一覧 ] ツリーでノードを 1 つずつ追加 ノード検出を実行すると ネットワークに接続されているワークステーションやルータなどのノードが検出され 監視マップが自動的に作成されます 管理対象とするノードを検出方法と特徴を以下の表に示します

36 No 操作方法 起動方 法 1 [Systemwalker コンソール ] の初回起動時のノード検出 2 フォルダ単位のノード検出 ( 指示したときに一度だけ実行 ) 3 システム全体のノード検出 ( 指示したときに一度だけ実行 ) 4 サブネット単位に定期的なノード検出 [Systemwalker コンソール ] での実行 [ 監視 ] 機能 [ 編集 ] 機能 ノードの追加方法 参照先 手動 OK - 自動 Systemwalker Centric Manager 導入手引書 の [Systemwalkerコンソール ] を使用する 手動 OK OK 自動 システム全体 またはサブ ネットを指定してノード検出 する 手動 OK NG 自動 システム全体 またはサブ ネットを指定してノード検出 する 自動 ( 定期的 ) OK OK 自動 定期的にノード検出を行 う 5 [ 検出 ] メニューによるノード検出 手動 NG OK 自動 システム全体 またはサブ ネットを指定してノード検出 する 6 [ ノード一覧 ] ツリーでノードを 1 つずつ追加 手動 NG OK 手動 ノードを手動で登録する 運用管理サーバが属するサブネット以外のノードの監視をする場合は 監視対象にしたいサブネットのフォルダを作成してください [Systemwalker コンソール ] の初回起動時のノード検出については Systemwalker Centric Manager 導入手引書 の 運用管理クライアントを接続する ( 運用管理クライアント ) を参照してください ノード検出で設定される構成情報について ノードを検出することで 監視対象のノード情報を収集することができます 収集可能な情報については Systemwalker Centric Manager 解説書 の 構成情報一覧 を参照してください

37 ポイント ノード情報を CSV 形式で保存 [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] の [ オブジェクト ] メニューから [ ノード情報を CSV 形式で保存 ] を選択すると Systemwalker Centric Manager が管理しているノード情報を CSV 形式のファイルに出力できます 初期設定の状態では [ オブジェクト ]-[ ノード情報を CSV 形式で保存 ] メニューは表示されません 監視対象ノードに SNMP エージェントおよび Systemwalker Centric Manager エージェントをインストールするとしないでは 監視内容の違いがあります SNMP エージェントの場合は Systemwalker Centric Manager 導入手引書 で 部門管理サーバ 業務サーバの環境構築 の 利用する機能により必要な関連製品のセットアップ の SNMP エージェントのインストール を参照してください Systemwalker Centric Manager エージェントの場合は Systemwalker Centric Manager 解説書 の 監視 の Systemwalker Centric Manager のエージェントを導入していないサーバ / クライアントの監視 を参照してください なお Systemwalker Centric Manager エージェントをインストールしない場合 ネットワーク監視およびネットワーク性能監視は Systemwalker Centric Manager エージェントをインストールした場合と同様に使用できます 部門フォルダを作成する 部門管理サーバを設置して監視を行うためには 部門フォルダを作成し [ ノード一覧 ] ツリーに追加します 1. [Systemwalker コンソール [ 編集 ]] で [ ツリー選択 ] コンボボックスから [ ノード一覧 ] を選択します

38 2. [ ノード一覧 ] ツリーの頂点を選択した後 [ オブジェクト ] メニューから [ フォルダの作成 ] を選択します [ フォルダ作成 ] ダイアログボックスが表示されます 3. 各画面で 部門情報を登録します ダイアログボックスの詳細は Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ を参照してください ノード検出後に部門フォルダの定義を行います 定義を行った後に 部門フォルダ配下にサブネットを移動することで部門フォルダ ( 部門フォルダ配下の部門管理サーバを含む ) とサブネットの関係付けを行います サブネットの移動は [Systemwalker コンソール [ 編集 ]] で行います 部門フォルダに登録するノードについて 部門フォルダを作成する際に 実際には部門管理サーバでないノードを管理するノードとして登録することができます 環境構築中は問題ありませんが この状態で運用に入り ポリシー配付などの操作を行うと 部門管理サーバでないノードに対して部門管理サーバとしてアクセスするためエラーとなります 運用を開始する前に 部門フォルダに管理サーバとして登録したノードには 必ず部門管理サーバをインストールしてください SNMPv3 トラップを受信する SNMPv3 形式のトラップを受信するには SNMPv3 形式のトラップを送信するノードが所属する部門フォルダのプロパティに SNMPv3 の設定 (SNMPv3 形式のトラップを送信する SNMP エージェントの設定と同様のもの ) が必要となります 部門フォルダプロパティへの設定を示します 1. [Systemwalker コンソール ] で [ 機能選択 ] コンボボックスから [ 編集 ] を選択します 2. SNMPv3 形式のトラップを送信するノードが所属する部門フォルダを選択し [ フォルダプロパティ ] 画面を開きます 3. [ ネットワーク ] タブを選択します 4. SNMPv3 の設定の追加 更新 削除を行います 設定に関する詳細は Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ を参照してください Microsoft SNMP Trap Service と連携している環境では SNMPv2C 形式の Enterprise Specific トラップ および SNMPv3 形式のトラップを受信できません

39 サブネットフォルダを作成する 運用管理サーバが属するサブネット以外のノードを監視する場合は 監視対象にしたいサブネットのフォルダを作成してください 新しくサブネットを追加し 監視の対象にするときには サブネットフォルダを [ ノード一覧 ] ツリーに追加します 1. [Systemwalker コンソール [ 編集 ]] で [ ツリー選択 ] コンボボックスから [ ノード一覧 ] を選択します 2. [ ノード一覧 ] ツリーの中から サブネットフォルダを追加する対象の部門フォルダを選択した後 [ オブジェクト ] メニューから [ フォルダの作成 ] を選択します [ フォルダ作成 ] ダイアログボックスが表示されます 3. 各画面で サブネット情報を登録します ダイアログボックスの詳細は Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ を参照してください DHCP 運用の場合 1. [Systemwalker コンソール [ 編集 ]] で フォルダを選択後 [ オブジェクト ] メニューから [ プロパティ ] を選択します [ フォルダプロパティ ] ダイアログボックスが表示されます 2. [ ネットワーク ] タブを選択し [DHCP] ボタンをクリックします [DHCP 設定 ] ダイアログボックスが表示されます 3. ダイアログボックスの一覧で選択したサブネットの DHCP の範囲を設定します [DHCP の設定を行う ] チェックボックスをチェックし [ 追加 ] ボタンをクリックします [DHCP 除外アドレスの設定 ] ダイアログボックスが表示されます 4. DHCP でのアドレス割り当ての対象外とするアドレスを設定します DHCP の範囲設定を行うことで DHCP クライアントに対し 稼働状態の監視 および MIB 監視が行えるようになります 詳細は DHCP 環境でノードの変更を監視する を参照してください システム全体 またはサブネットを指定してノード検出する システム全体 またはサブネットを指定してノード検出する場合の設定について説明します ノードの検出は [ ノード検出 ( フォルダ )] ダイアログボックスを使用します [ ノード検出 ] ダイアログボックスの表示方法 システム全体をノード検出する場合 1. [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] で [ 監視ツリー選択 ] コンボボックスから [ ノード一覧 ] を選択します 2. [ 操作 ] メニューから [ ノードの検出 ]-[ 全ノード ] を選択します サブネットを指定してノード検出する場合 監視機能の場合 1. [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] で [ 監視ツリー選択 ] コンボボックスから [ ノード一覧 ] を選択します 2. [ ノード一覧 ] ツリーからノードを自動検出するサブネットフォルダを選択します 3. [ 操作 ] メニューから [ ノードの検出 ]-[ 指定フォルダ ] を選択します 編集機能の場合 1. [Systemwalker コンソール [ 編集 ]] で [ ツリー選択 ] コンボボックスから [ ノード一覧 ] を選択します 2. [ ノード一覧 ] ツリーからノードを自動検出するサブネットフォルダを選択します 3. [ 検出 ] メニューから [ ノードの検出 ] を選択します

40 ノード検出の設定 1. [ ノード検出 ] ダイアログボックスで [ 一般 ] タブを選択します 2. 検出モードの設定を必要に応じて変更します [ 詳細 ] タブを選択し 設定内容を変更します

41 ダイアログボックスの詳細は Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ を参照してください ノード検出を行う前にすでに登録されているノードについて ノード検出を行う前にすでに登録されているノードは ノード検出で検出されません イベント通知によって 新ノードフォルダ配下に登録されているノードは 事前に [ 新ノードの振り分け ] を実行してください 既存ノードの更新を行う場合 既存ノードを更新する場合 [ ノード検出 ] ダイアログボックスの [ 一般 ] タブの [ バージョン ] は使用せず 各ノードの [ ノードプロパティ ] の [ ネットワーク ] タブ内のプロパティを使用します [ 有効な SNMP エージェントのバージョン ] が SNMPv1 SNMPv2C の場合は [R コミュニティ名 ] を使用して SNMPv1 SNMPv2C でそれぞれ更新を行います また SNMPv3 の場合は [SNMPv3 の設定 ] を使用して SNMPv3 で既存ノードの更新を行います [ 有効な SNMP エージェントのバージョン ] が None である場合は更新されません

42 同一サブネットフォルダ配下に異なる SNMP バージョンが混在する場合は 必ず既存ノードの更新にてノード検出を行ってください [ 既存ノードを更新する ] 以外の [IP ノードをすべて検出する ] または [ 以下のノードだけを検出する ] を選択し ノードプロパティに設定されている SNMP バージョンと異なる SNMP バージョンでノード検出を行った場合は 既存ノードに設定されているプロパティ情報が更新されるため 一部情報が失われる可能性があります 既存ノードのホスト名の更新を行う場合 ノード検出を行う際に既存ノードの [ ホスト名 ] を変更する場合 [ ノード検出 ] の [ 詳細 ] ダイアログボックスの [ 既存ノードのプロパティ変更 ] の項目で [ する ] を選択してください ノード検出の設定に関する詳細は Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ を参照してください ノードを手動で登録する ノードを手動で登録する手順について説明します 1. [Systemwalker コンソール [ 編集 ]] で [ ツリー選択 ] コンボボックスから [ ノード一覧 ] を選択します 2. [ ノード一覧 ] ツリーでノードを登録するサブネットを選択した後 [ オブジェクト ] メニューの [ ノードの作成 ] を選択します [ ノード作成 ] ダイアログボックスが表示されます 3. [ 基本情報 ] [ ネットワーク ] [ インタフェース ] [ 電源制御 ] [OS] [ アイコン ] [ 詳細情報 ] の各ページで ノード情報を登録します 4. 登録したノードをイベント監視の対象とする場合 登録したノードにおいてイベントの通知先を設定します すでにイベントの通知先が設定されている場合は 以下の操作を実施します - イベント通知先への接続方法が 必要時接続 の場合 登録したノードにおいて 以下のコマンドを実行します UNIX 版の場合 /opt/systemwalker/bin/opaconstat -a Windows 版の場合 opaconstat -a - イベント通知先への接続方法が 常時接続 の場合 登録したノードにおいて Systemwalker Centric Manager を再起動します ダイアログボックスの詳細は Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ を参照してください Systemwalker のインストール状態は 登録したノードでメッセージを発生させるか 登録したノードで opaconstat -a コマンドを実行したときに 更新されます opaconstat( 接続構成登録 / 削除 / 表示コマンド ) の詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください 登録したノードのネットワーク性能監視を行う場合は ノードを自動登録する または登録したノードに対して mpsetnod コマンドを実行し インタフェース情報を更新する必要があります mpsetnod( 性能監視ノード構成情報登録コマンド ) の詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください [ インタフェース ] タブで追加できるインタフェースの IP アドレスは 追加先のサブネットフォルダで使用できるものに限ります 代表インタフェースを設定する インタフェースが複数存在するノードを検出した場合 代表インタフェースを設定してください 代表インタフェースは ノードを検出したときに以下の順序で自動的に選ばれます 1. システム名と IP アドレスに対応するホスト名が同一のインタフェース 2. 検出インタフェースの先頭より IP アドレスが 以外のインタフェース ただし 以下の場合は 代表インタフェースを再設定してください

43 クラスタノードの場合 IPアドレスを持つインタフェースが代表インタフェースに選ばれなかったとき 複数のインタフェースを実装するノードの場合通信不可能なインタフェース または意図しないインタフェースが代表インタフェースに選ばれなかったとき複数のインタフェースを実装するノードとは以下の機器を示します - ゲートウェイ - ルータ - スイッチングハブ 設定手順 1. 運用管理クライアントで [Systemwalker コンソール ] を起動します 2. ノード検出 または ノード追加により 代表 IP アドレスを設定したいノード ( クラスタシステム運用の部門管理サーバや 業務サーバなど ) を検出します ノードを作成する場合は 作成時に物理アドレスを代表 IP アドレスとします 自動検出の場合は プロパティで物理アドレスを代表 IP アドレスに変更します 3. ノード検出を実行し 代表 IP アドレスを変更します 代表 IP アドレス変更時に所属するサブネットフォルダが存在しない場合 自動でサブネットフォルダを新規に登録します ただし IP アドレスが " " または " " の場合 サブネットフォルダは自動作成されません サブネットフォルダの自動で登録したくない場合は mpcmsubnet( サブネットフォルダ自動登録の設定 / 解除コマンド ) で設定を解除してください mpcmsubnet( サブネットフォルダ自動登録の設定 / 解除コマンド ) の詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください ノード管理ツリー 業務管理ツリー ( 論理ツリー ) を作成する ノード管理ツリー 業務管理ツリーを編集して論理ツリーを作成します 論理ツリーを利用すると 運用状況やシステム構成によって 業務別や地区別といった特定のノードの管理や 配付先の管理が容易にできます 論理ツリーを作成する手順について説明します 1. [Systemwalker コンソール [ 編集 ]] で [ ツリー選択 ] コンボボックスから [ ノード管理 ] を選択します 2. [ ファイル ] メニューから [ 監視ツリーの作成 ] を選択します [ 監視ツリーの作成 - ノード管理 ] ダイアログボックスが表示されます 3. [ 表示名 ] に監視する地区名 ( 業務名 ) を入力し ネットワークフォルダを配置します 監視ツリーの作成についての詳細は [ ノード一覧 ] ツリーを編集する を参照してください 4. ネットワークフォルダを選択し [ オブジェクト ] メニューから [ 追加 ]-[ ノードの追加 ] を選択します [ ノード追加 ] ダイアログボックスが表示されます 5. 運用管理サーバを選択して ノードを追加します ノード追加についての詳細は 監視するノードの選択 を参照してください 設定に関する詳細は Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ を参照してください 監視ツリーを編集する ノードを管理するための監視ツリーを編集します

44 [Systemwalkerコンソール] では 以下のツリーを使用します [ ノード一覧 ] ツリー [ ノード管理 ] ツリー [ 業務管理 ] ツリー [ アプリケーション一覧 ] ツリー [ データベース一覧 ] ツリー [ 管理者一覧 ] ツリー ツリーの違いと用途 ツリーの違いと用途について以下に一覧を示します ツリー名説明階層 ノード一覧 ノード管理ツリー 業務管理ツリー Systemwalker の運用形態に合わせた階層で ノードを管理します [ ノード一覧 ] ツリーは インストール時に自動的に作成されます ノードや部門 サブネット クラスタの作成 更新 削除は [ ノード一覧 ] ツリーで行います 目的に合わせたノードの配置 / 監視を行いたい場合に作成します ノード一覧はサブドメイン サブネットを中心に作成しますが ノード管理ツリーではサブドメイン サブネットにとらわれずにフォルダを作成できます 例 : ある特定のノードを監視 ネットワーク機器を監視 監視対象ノードのみを監視 サーバのみを監視 ノード管理ツリーでの監視に加えて アプリケーション データベース 管理者 ワークユニット パッケージを同一フォルダで監視できます 例 : ある特定のノードおよびノード上で動作するアプリケーションを一括して監視 ノード一覧ツリーを含めて 3 階層まで作成できます 以下のツリーの編集方法については 監視する業務を登録する を参照してください [ 業務管理 ] ツリー [ アプリケーション一覧 ] ツリー [ データベース一覧 ] ツリー [ 管理者一覧 ] ツリー [ ノード一覧 ] ツリーを編集する [ ノード一覧 ] ツリーとは [Systemwalker コンソール ] で監視するすべてのノードを表示するツリーです 運用管理サーバが所属する部門フォルダ ( 自部門 ) およびサブネットフォルダは インストール時に自動的に作成されます 運用管理サーバが所属するサブネット以外のサブネットに所属するノードを追加するためには [ ノード一覧 ] ツリーにサブネットフォルダを新しく作成し 作成したサブネットに対してノードを登録する必要があります

45 また 部門管理サーバを設置して監視する場合には 部門フォルダを追加し 部門管理サーバが管理するサブネットを所属させる必要があります この [ ノード一覧 ] ツリーのノード情報を元に [ ノード管理 ] ツリーや [ 業務管理 ] ツリーを作成し 特定ノードの業務を監視します [ ノード一覧 ] ツリーは 以下のような構成です ノード一覧ツリー +-- 部門 +--- サブネット ----( ノード ) +-- 新ノード +-- クラスタ ポイント フォルダの並べ替えについて 1. [Systemwalkerコンソール[ 編集 ]] で [ オブジェクト ] メニューから [ 移動 ]-[ フォルダの並べ替え ] を選択します [ フォルダの並べ替え ] ダイアログボックスが表示されます 2. フォルダの表示順を変更します [ ノード管理 ] ツリーを編集する [ ノード管理 ] ツリーを利用すると 運用状況やシステム構成といった特定のノードだけでツリーを作成し 監視することができます また 監視したいノードを [ ノード管理 ] ツリーのフォルダに登録する場合 サブネットなどのネットワーク構成に関係なく自由に複数のフォルダに登録させることができます [ ノード管理 ] ツリーは 以下のような構成です ネットワークフォルダは階層化することができます ノード管理ツリー +-- ネットワーク ---( ノード ) +--- ネットワーク ----( ノード ) (n 階層の場合 ) 以下に [ ノード管理 ] ツリーを編集する手順を説明します 1. [ ノード管理 ] ツリーの作成 2. ネットワークフォルダの作成 3. 監視するノードの選択 [ ノード管理 ] ツリーの作成新しく [ ノード管理 ] ツリーを作成する手順を示します 1. [Systemwalkerコンソール[ 編集 ]] で [ ツリー選択 ] コンボボックスから [ ノード管理 ] を選択します 2. [ ファイル ] メニューから [ 監視ツリーの作成 ] を選択します [ 監視ツリーの作成 -ノード管理] ダイアログボックスが表示されます

46 3. [ ノード管理 ] ツリーを作成します 以下の2つの作成方法があります - ツリーを新規に作成するツリーだけが作成されます ネットワークフォルダ ノードを作成し ツリーに追加します - 既存の [ ノード一覧 ] ツリーを流用して作成する [ ノード一覧 ] ツリーに追加された新ノードを [ ノード管理 ] ツリーに自動追加する [ ノード一覧 ] ツリーのサブネットにノードが追加されたとき そのサブネットに関係付けられている [ ノード管理 ] ツリー上のネットワークフォルダにも 自動的にノードを追加するように設定できます 設定手順を以下に示します 1. [ ノード管理 ] ツリーで [ オブジェクト ] メニューから [ プロパティ ] を選択します [ ツリープロパティ ] ダイアログボックスが表示されます 2. [ フォルダ ( ネットワーク ) の構成をノード一覧ツリーと同期させる ] チェックボックスをチェックします [ ノード管理 ] ツリーを作成したとき 初期値として設定されています 新ノードを自動追加する場合には 設定し直す必要はありません ネットワークフォルダの作成 新しくネットワークフォルダを作成する手順を示します 1. [Systemwalker コンソール [ 編集 ]] で [ ツリー選択 ] コンボボックスから [ ノード管理 ] を選択します 2. [ ノード管理 ] ツリーが複数存在する場合は [Systemwalker コンソール ] の [ ファイル ] メニューから [ 監視ツリーの選択 ] を選択し [ 監視ツリーの選択 ] ダイアログボックスに表示されるツリーの中からネットワークフォルダを作成するツリーを選択します 3. [ ノード管理 ] ツリーの中から ネットワークフォルダを作成する対象のツリーフォルダまたはネットワークフォルダを選択します

47 4. [ オブジェクト ] メニューから [ ネットワークの作成 ] を選択します [ ネットワーク作成 ] ダイアログボックスが表示されます 5. [ 基本情報 ] [ ネットワーク ] [ アイコン ] の各ページで ネットワーク情報を登録します ダイアログボックスの詳細は Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ を参照してください ポイント [ ネットワーク作成 ] ダイアログボックスの [ ネットワーク ] タブでは ネットワークフォルダに関係付けるサブネットの追加 / 削除を行います 監視するノードの選択 監視対象とするノードを選択し ネットワークフォルダに追加する手順を示します 1. [Systemwalker コンソール [ 編集 ]] で [ ツリー選択 ] コンボボックスから [ ノード管理 ] を選択します 2. [ ノード管理 ] ツリーが複数存在する場合は [ ファイル ] メニューから [ 監視ツリーの選択 ] を選択し [ 監視ツリーの選択 ] ダイアログボックスに表示されるツリーの中から目的のツリーを選択します 3. [ ノード管理 ] ツリーの中から ノードを追加する対象のネットワークフォルダを選択した後 [ オブジェクト ] メニューから [ 追加 ]-[ ノードの追加 ] を選択します [ ノード追加 ] ダイアログボックスが表示されます 4. [ ノード一覧 ] でノードを選択 ( 複数選択可 ) し [ 追加 ] ボタンをクリックします

48 5. [OK] ボタンをクリックします 6. 選択したノードがネットワークフォルダに追加されます ダイアログボックスの詳細は Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ を参照してください 3.2 [ 監視ポリシー ] を作成する [ 監視ポリシー ] を作成する手順について説明します [ 監視ポリシー ] の操作を行う場合は 画面の解像度を SXGA( ピクセル ) 以上で表示してください 画面の解像度が低いと ポリシー名などが途中までしか表示されない場合があります 手順 1 [Systemwalker コンソール ] を起動します 1. [ スタート ] メニューから [ プログラム ]-[Systemwalker Centric Manager]-[Systemwalker コンソール ] を選択します [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] 画面が表示されます 2. [Systemwalker コンソール ] の [ 機能選択 ] コンボボックスで [ 編集 ] を選択するか [ ファイル ] メニューから [ 機能選択 ]-[ 編集 ] を選択します [Systemwalker コンソール [ 編集 ]] 画面が表示されます 2 監視ポリシーの項目を設定します 1. [ ポリシー ] メニューから [ 監視 ]-[ 監視ポリシー ] を選択します [ 監視ポリシー [ 管理 ]] 画面が表示されます 2. 監視ポリシーのカスタムモードを使用する場合 [ オプション ] メニューの [ カスタムモード表示 ] を ON にします

49 3. [ 監視ポリシー [ 管理 ]] 画面で 監視ポリシーの以下の項目を設定します - ノード監視 - 性能監視 - イベント監視 - アプリケーション監視 - スクリプト - インストールレス型エージェント監視 監視ポリシーの詳細な設定については 監視ポリシーの設定 を参照してください 3.3 ポリシーグループを作成する ポリシーグループを作成する手順について説明します 手順 1 [Systemwalker コンソール ] を起動します 1. [ スタート ] メニューから [ プログラム ]-[Systemwalker Centric Manager]-[Systemwalker コンソール ] を選択します [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] 画面が表示されます 2. [Systemwalker コンソール ] の [ 機能選択 ] コンボボックスで [ 編集 ] を選択するか [ ファイル ] メニューから [ 機能選択 ]-[ 編集 ] を選択します [Systemwalker コンソール [ 編集 ]] 画面が表示されます 2 ポリシーグループを作成します 1. [ ポリシー ] メニューから [ 監視 ]-[ 監視ポリシー ] を選択します [ 監視ポリシー [ 管理 ]] 画面が表示されます

50 2. スタンダードモードの場合 [ 監視ポリシー [ 管理 ]] 画面で [ 設定対象 ] の [ ポリシーグループ ] を選択し [ 操作 ] メニューの [ 新規作成 ] を選択します [ 監視ポリシー [ ポリシーグループの登録 ]( スタンダードモード )] 画面が表示されます

51 3. カスタムモードの場合 [ 監視ポリシー [ 管理 ]] 画面で [ オプション ] メニューの [ カスタムモード表示 ] を選択します [ 設定対象 ] で [ ポリシーグループ ] を選択し [ 操作 ] メニューの [ 新規作成 ] を選択します [ 監視ポリシー [ ポリシーグループの登録 ]( カスタムモード )] 画面が表示されます 4. [ ポリシーグループ名 ] [ コメント ] を入力します 5. 監視ポリシーの項目をコンポボックスから選択します コンポボックスでは 以下のどれかを選択します - 監視しない場合 :[ 監視しない ] - すでに作成済みのポリシーを選択する場合 : 監視ポリシーを作成する で作成したポリシーのポリシー名 - 初期値で監視する場合 :[ 初期設定 ] が先頭につくポリシー名 6. [OK] ボタンをクリックします 3 ポリシーグループを配付する配付先を設定します 1. [ 監視ポリシー [ ポリシーグループの登録 ]( スタンダードモード )] 画面 または [ 監視ポリシー [ ポリシーグループの登録 ]( カスタムモード )] 画面の [ 配付先 ] タブをクリックします [ 配付先 ] 画面が表示されます

52 2. [ 追加 ] ボタンをクリックします [ 監視ポリシー [ 配付先の追加 ]] 画面が表示されます

53 3. [ 監視ポリシー [ 配付先の追加 ]] 画面の [ ノード / フォルダ一覧 ] から追加したいノード またはフォルダを選択し [ 追加 ] ボタンをクリックします [ 配付先一覧 ] に追加したノードが反映されます 4 ネットワークインタフェースの監視 アプリケーション監視の個別の設定をします カスタムモードの場合 1. [OK] ボタンをクリックし [ 監視ポリシー [ ポリシーグループの登録 ]( カスタムモード )] 画面の [ 配付先 ] 画面に戻ります 2. [ 配付先一覧 ] で設定するノードを 1 つ選択します 3. [ ネットワークインタフェースの監視設定 ] または [ アプリケーション監視の個別設定 ] ボタンをクリックします 表示された画面で 監視の設定をします 5 作成したポリシーグループの内容を確認します 1. [ 監視ポリシー [ ポリシーグループの登録 ]( スタンダードモード )] 画面 または [ 監視ポリシー [ ポリシーグループの登録 ]( カスタムモード )] 画面で [OK] ボタンをクリックします [ 監視ポリシー [ 設定内容の確認 ]] 画面が表示されます

54 2. [ はい ] ボタンをクリックします [ 監視ポリシー [ 管理 ]] 画面に戻ります 3. [ 監視ポリシー [ 管理 ]] 画面で [ 配付状況 ] タブをクリックします 配付状況が表示されます

55 4. [ 配付状況一覧 ] に監視ポリシーが設定されたことを確認します ポリシー配付先が UTF-8 環境 (UNIX システム ) の場合 ポリシー配付先のノードが UTF-8 環境の場合 配付された定義ファイル内の文字列が UTF-8 コードで最大長を超えていないかがチェックされます コード変換に失敗した場合および UTF-8 コードで最大長を超えた場合 定義形式異常と認識され 運用管理サーバ側では ポリシー配付失敗と表示されます また 配付先のシスログにエラーメッセージが出力されます 配付先システムに出力されたシスログを参考にして 定義の再設定 再配付を行ってください 再設定の際は 日本語 (UTF-8) を含まない定義に変更できないか検討してください 3.4 ポリシーを配付する ポリシーを配付する手順について説明します 手順 1. [ 監視ポリシー [ 管理 ]] 画面で [ 操作 ] メニューの [ 全て配付 ] または ポリシーグループを選択し [ 操作 ] メニューの [ 配付 ] を選択します [ 監視ポリシー [ 管理 ]] 画面が表示されます

56 2. [ はい ] ボタンをクリックします [ 監視ポリシー [ ポリシー配付 ]] 画面が表示されます ポリシーの配付が完了すると [ 監視ポリシー [ 配付結果 ]] 画面が表示されます 3.5 配付状況を確認する ポリシーの配付状況を確認する手順について説明します 手順 1. [ 監視ポリシー [ 配付結果 ]] 画面で [ 配付状況の表示 ] ボタンをクリックします または [ 監視ポリシー [ 管理 ]] 画面で [ 配付状況 ] タブを選択します [ 監視ポリシー [ 管理 ]] 画面にポリシーグループの [ 配付状況一覧 ] が表示されます

57 ノードごとの詳しい配付状況を確認したい場合には 以下の操作を行います 1. [ 監視ポリシー [ 管理 ]] 画面の [ 設定対象 ] で対象のポリシーグループを選択します 2. [ 監視ポリシー [ 管理 ]] 画面で [ 配付状況 ] タブを選択します 3. [ 配付状況一覧 ] から対象のノードを選択します 4. [ 操作 ] メニューの [ 配付結果の詳細 ] を選択します 監視ポリシー [ 配付結果の詳細 ] 画面が表示されます

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59 第 4 章 [ 監視ポリシー ] の設定 [ 監視ポリシー ] の設定について説明します 4.1 ノード監視 ノードの稼働状態を監視する ノードの稼働状態 ( ノード起動中 / 一部インタフェース停止など ) を監視する場合に設定します Systemwalker コンソールにイベントで通知し 稼働状態を監視します 稼働状態の監視を行う場合はノードアイコンの枠で表示されるラベルカラーによって確認できます 長時間ダウンした状態のノードを 自動的に構成情報から削除する場合にも指定します 稼働状態の監視の設定では 以下の項目を設定します 項目内容設定画面 [ 監視方法一覧 ] 以下のプロトコルを選択できます ICMP SNMP(161/udp) HTTP(80/tcp) FTP(20/tcp) TELNET(23/tcp) DNS(53/udp tcp) POP3(110/tcp) SMTP(25/tcp) HTTPS(443/tcp) Database(2000/tcp) 任意ポート [ 稼働状態の監視 ] の [ 監視方法 ] タブ [ 動作 ] [ 通知 / 表示単位 ] ユーザ作成のアプリケーションなどが使用する任意のポートを設定します [ イベントを通知 ] を選択すると ノードの稼働状態 ( ノード起動中 / 一部インタフェース停止など ) を監視し Systemwalker コンソールにイベントで通知し 稼働状態を監視します 通知されたイベントは Systemwalker コンソールの監視イベント一覧に表示されます [ 状態を表示 ] を選択すると ノードの稼働状態 ( ノード起動中 / 一部インタフェース停止など ) を監視し ノードアイコンの枠でラベルカラーを表示します [ ノードのプロトコル単位で通知 / 表示 ] を選択すると [ イベントを通知 ] を指定した場合に 監視結果をプロトコル単位のイベントとして表示します 表示されるイベント ラベルカラーで通知されます [ 全てのプロトコルが停止した場合はノード単位で通知 / 表示 ] を選択すると 監視プロトコルのすべてから応答がなかった場合は ノード単位で通知 / 表示を行います [ ノード単位で通知 / 表示 ] を選択すると [ イベントを通知 ] を指定した場合に 監視結果をノード単位のイベントとして表示します 表示されるイベント ラベルカラーで通知されます [ 稼働状態の監視 ] の [ 通知 / 表示方法 ] タブ

60 項目内容設定画面 [ タイムアウト時間 ] [ リトライ回数 ] [ 動作時間 ] ノードの稼働状態を監視するために ポーリング間隔および動作時間を設定します [ 状態 ] ノードの稼働状態を監視するために イベント通知を行う条件を設定します [ 生存期間 ] ノードが継続して停止状態になったとき ノードを監視の対象からはずすまでの日数を設定します [ ポーリングの間隔指定 ] [ 動作時刻指定 ] [ 開始時刻 ] [ 終了時刻 ] [ 時刻指定 ] [ 範囲指定 ] 稼働監視を行う時間帯 ポーリング間隔 動作時刻を設定します 設定した時刻になると処理を開始します 設定した時刻になると 稼働監視を開始します ノードの稼働状態を監視する時間帯を設定します 監視を開始する時刻と終了する時刻を設定します ノードの稼働状態を監視する時刻を設定します 時刻指定または範囲指定で設定します 設定した時刻に監視を行います [ 稼働状態の監視 ] の [ ポーリング ] タブ [ イベント通知 ] [ 状態表示 ] [ 動作時間 ] [ 時間帯 ] [ 時刻 ] 手順 1. [ 監視ポリシー [ 管理 ]] 画面を起動します 2. [ 設定対象 ] の [ ポリシー ]-[ ノード監視 ]-[ 稼働状態の監視 ] を選択します 3. [ 操作 ] メニューの [ 新規作成 ] を選択します [ 監視ポリシー [ ポリシーの作成 ]] 画面が表示されます 4. [ ポリシー名 ] [ コメント名 ] を入力します 5. [OK] ボタンをクリックします [ 稼働状態の監視 ] 画面が表示されます

61 [ 監視方法 ] タブ 稼働状態の監視では 監視に使用するプロトコルの一覧から選択できます [ 通知 / 表示方法 ] タブ 監視結果を通知する場合の動作を指定します - イベントを通知 監視結果をイベントで通知します - 状態を表示 監視結果をノードアイコンの枠で表示されるラベルカラーで通知します Systemwalker コンソールに通知する単位を指定します 単位は以下の 2 つから選択できます - ノードのプロトコル単位で通知 / 表示 イベントを通知 を指定した場合に 監視結果をプロトコル単位のイベントとして表示します 表示されるイベント ラベルカラーは以下のとおりです イベントメッセージ 通知 :106: %1 ポート (%2) から応答がありました ラベルカラー すべてのポートから応答がある場合正常 緑色

62 イベントメッセージ 通知 :106: %1 ポート (%2) から応答がありません ラベルカラー 正常以外の場合異常 赤色 すべてのポートから応答がある場合正常 緑色 正常以外の場合異常 赤色 %1: 指定した監視方法 (ICMP や SNMP や HTTP などのプロトコル名 ) が格納されます %2: 監視に使用したポート番号が格納されます - ノード単位で通知 / 表示 イベントを通知 を指定した場合に 監視結果をノード単位のイベントとして表示します 表示されるイベント ラベルカラーは以下のとおりです イベントメッセージ 通知 : 106: ノードが起動しました 正常 ( 緑色 ) 通知 : 106: ノードが停止しました 異常 ( 赤色 ) ラベルカラー - ノード単位で通知 / 表示 ( 監視プロトコルに SNMP プロトコルを選択し [ インタフェースの状態の監視を行う ] を選択した場合 ) 監視結果をノードのインタフェースの状態として表示します 表示されるイベント ラベルカラーは以下のとおりです イベントメッセージ 通知 : 106: SNMP エージェントが起動しました 正常 ( 緑色 ) 通知 : 106: 一部インタフェースが起動しました. (ifindex=%1) 正常 ( 緑色 ) 通知 : 106: SNMP エージェントが停止しました 正常 ( 緑色 ) 通知 : 106: 一部インタフェースが停止しました. (ifindex=%1) %1: インタフェースのインデックス番号が格納されます 正常 ( 緑色 ) [ 全てのプロトコルが停止した場合はノード単位で通知 / 表示 ] の動作 ラベルカラー 選択したプロトコルのすべてが停止した場合 プロトコル単位でのイベント通知を行わずに ノードが停止した旨のイベントに変換します その後 プロトコルが起動した場合は プロトコルが起動したイベントを表示します [ ポーリング ] タブ ポーリング間隔および動作時間などの設定を行います コミュニティ名について MIB 情報を取得する際に使用する設定値 (SNMPv1 SNMPv2C の場合 コミュニティ名 SNMPv3 の場合 SNMPv3 の設定 ) は 各ノードの [ ノードプロパティ ] の [ ネットワーク ] タブ内の設定値 (SNMPv1 SNMPv2C の場合は [R コミュニティ名 ] SNMPv3 の場合は SNMPv3 の設定 ) を用います SNMP バージョンについて MIB 情報を取得する際に使用する SNMP バージョンは 各ノードの [ ノードプロパティ ] の [ ネットワーク ] タブ内の [ 有効な SNMP エージェントのバージョン ] で選択したバージョンを使用します

63 ポーリングの設定 [ ポーリング間隔指定 ] を選択してポリシーを設定した場合 最初にポリシー設定を適用した時点 または 動作時間帯の開始時刻に必ず最初のポーリングが行われます それ以降のポーリングは 監視処理が終了してから [ ポーリング間隔指定 ] にて指定された時間が経過するごとに行われます また 動作時間帯の終了時刻以前に処理を開始すると 終了時刻を過ぎても 処理が終了するまで実行されます ポリシーの設定変更について [ ポーリング間隔 ] の設定を変更した場合 監視スケジュールが変更されます [ ポーリング間隔 ] 以外の設定を変更した場合は 監視スケジュールは変更されません 例 1 0:00 に [ ポリシーの設定 ]:[ 有効 ] [ ポーリング間隔 ]:30 分のポリシーを適用します 0:20 に [ ポリシーの設定 ]:[ 有効 ] [ ポーリング間隔 ]:1 分のポリシーを適用します 0:30 ではなく 0:21 に監視が行われます 例 2 0:00 に [ ポリシーの設定 ]:[ 無効 ] [ ポーリング間隔 ]:30 分のポリシーを適用します 0:20 に [ ポリシーの設定 ]:[ 有効 ] [ ポーリング間隔 ]:30 分のポリシーを適用します 0:50 ではなく 0:30 に監視が行われます 監視対象がクラスタの場合 監視対象ノードがクラスタ構成の場合は 物理 IP アドレスを指定するようにしてください HTTPS 監視について HTTPS プロトコルの監視を行う場合は 証明書環境のセットアップが必要です 証明書環境のセットアップについては Systemwalker Centric Manager 全体監視適用ガイド を参照してください V 以前の部門管理サーバ配下に設定した場合の監視について V 以前ではノードの稼働状態の監視は ICMP プロトコルを必ず使用していたため ICMP プロトコルを選択せずに設定した場合は ノードの稼働状態は監視されません [ 稼働状態の監視 ] 画面で [ 状態を表示 ] を選択した場合は 必ず SNMP プロトコルが設定されます V 以降の運用管理サーバ または部門管理サーバ配下のノード またはセグメントに対して設定した場合は V 以前の部門管理サーバに移動すると ノードの稼働状態は監視されません 被監視ノードでファイアウォールを使用している場合の監視について ICMP プロトコルと SNMP プロトコル以外の監視プロトコルを使用し [ 応答確認を行わない ] を選択して監視を行う場合 ファイアウォールによっては正常な結果が得られない場合があります その際は [ 応答確認を行う ] を選択して監視を行ってください 監視ログファイルについて 稼働状態の監視経過 ( 監視サーバでの要求発行 被監視サーバの状態決定などの監視経過 / 時間帯 ) は 監視ログファイルで履歴を確認することができます 監視ログファイルの詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル の 監視ログファイル を参照してください ノードの MIB 情報を監視する MIB 監視の設定は トラフィックやノードの状態に関する MIB の値を 一定時間間隔または指定時刻に監視し ノードの異常を検出する場合に設定します しきい値条件を設定し しきい値条件を満たしたときに SNMP トラップを通知できます MIB 監視の設定では 以下の項目を設定します

64 項目内容設定画面 [ 監視対象 MIB] MIB 値を一定間隔で監視し しきい値を超えた場合にイベントで通知します MIB 監視の設定を有効にします [MIB の監視 ] [MIB 名 ] [MIB しきい値条件 ] [ タイムアウト時間 ] [ リトライ回数 ] [ 動作時間 ] [ しきい値 ] [ 条件 ] [ リセット条件を指定する ] MIB の監視の対象となる MIB 名を設定します MIB 監視のしきい値超えを監視するために しきい値条件を設定します MIB の監視を行うためのポーリング間隔および動作時間を設定します 設定した時刻にポーリングが行われます MIB の監視を行うためのしきい値条件を設定します 設定したしきい値を超えた場合 イベントで通知されます [ トラップで通知する ] しきい値超えをイベントで通知する代わりに トラップ通知するときに設定します [ ポーリングの間隔指定 ] [ 動作時刻指定 ] [ 開始時刻 ] [ 終了時刻 ] [ 時刻指定 ] [ 範囲指定 ] 稼働監視を行う時間帯 ポーリング間隔 動作時刻を設定します 設定した時刻になると処理を開始します 設定した時刻になると 稼働監視を開始します ノードの稼働状態を監視する時間帯を設定します 監視を開始する時刻と終了する時刻を設定します ノードの稼働状態を監視する時刻を設定します 時刻指定または範囲指定で設定します 設定した時刻に監視を行います [MIB しきい値 ] の [ 対象 MIB] タブ [MIB しきい値 ] の [ ポーリング ] タブ [ しきい値条件 ] の [ しきい値 ] タブ [ しきい値条件 ] の [ トラップ ] タブ [ 動作時間 ] [ 時間帯 ] [ 時刻 ] 手順 1. [ 監視ポリシー [ 管理 ]] 画面を起動します 2. [ オプション ] メニューの [ カスタムモード表示 ] にチェックが入っていることを確認します チェックが入っていない場合は [ オプション ] メニューの [ カスタムモード表示 ] を選択することでチェックします 3. [ 設定対象 ] の [ ポリシー ]-[ ノード監視 ]-[MIB 監視 ] を選択します 4. [ 操作 ] メニューの [ 新規作成 ] を選択します [ 監視ポリシー [ ポリシーの作成 ]] 画面が表示されます 5. [ ポリシー名 ] [ コメント名 ] を入力します 6. [OK] ボタンをクリックします [MIB の監視 ] 画面が表示されます

65 監視対象 MIB には 監視中の MIB しきい値が表示されます 7. [ 追加 ] または [ 更新 ] ボタンをクリックします [MIB しきい値 ] 画面が表示されます 8. [ 対象 MIB] タブを選択し MIB しきい値に対する [MIB 名 ] または [ インスタンス ] を設定します 9. MIB しきい値の条件を追加するときは [ 追加 ] ボタンをクリックします [ しきい値条件 ] 画面が表示されます 10. 追加する MIB しきい値の情報を設定します 11. [OK] ボタンをクリックします [MIB の監視 ] 画面にもどります 12. 特定の MIB を一時的に監視対象からはずすときには 監視対象 MIB の一覧から MIB を選択し [ 選択されている MIB の設定を有効にする ] オプションボタンのチェックをはずします

66 MIB 拡張後のメッセージ トラップ変換で使用される ObjectID を MIB の名前形式で表記させます MIB 拡張操作を行うと 拡張 MIB に含まれる ObjectID の定義 (OID の値と名前 ) が Systemwalker に登録されます SNMP トラップ受信の結果 表示されるメッセージは MIB 拡張操作前と後で以下のように変わります MIB 拡張操作前 AP:MpCNappl: ERROR: 106: ネットワークで事象が発生しました. (TRAP agent:xxx.xxx.xxx.xxx community:public generic:6 enterprise:mib-2.22 specific:1 timestamp: varbind:(mib [1 1 0] 3)) MIB 拡張操作後 AP:MpCNappl: ERROR: 106 : ネットワークで事象が発生しました. (TRAP agent:xxx.xxx.xxx.xxx community:public generic:6 enterprise:snmpdot3rptrmgt specific:1 timestamp: varbind:(rptroperstatus [1 1 0] 3)) 上記のように 拡張前は OID で表示されていた Trap データ部の情報が 拡張後はオブジェクト名で表示されます 被監視サーバの文字コードが UTF-8 の場合 文字コードが UTF-8 のサーバに対して MIB の監視を行う際 取得したデータにマルチバイト文字が含まれていた場合 取得した MIB 監視ログを以下の画面およびファイルを参照すると 16 進数表示となります [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] の [ ファイル ]-[MIB 監視ログの表示 ] を選択し ファイルを指定して表示される [MIB 情報表示 ] ウィンドウ [MIB 情報表示 ] ウィンドウ -[ ファイル ]-[CSV ファイル出力 ] により出力した CSV ファイル MIB ログ CSV 変換コマンドにより出力した CSV ファイル mpnmmibconv(mib ログ CSV 変換コマンド ) の詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください Windows 版 SystemWalker/CentricMGR V4.0 の部門管理サーバに MIB 監視を設定した場合 部門管理サーバを再起動したのと同じ状態になるため注意してください 例を以下に示します 1. ある監視対象ノードに対して以下のポリシー設定を行っていた場合 - しきい値種別 = 絶対値 - しきい値 =10 2. しきい値 =11 で SNMP トラップ通知を行います 3. ポーリング間隔を変更して部門管理サーバにポリシー配付を行います 4. 2 で すでに SNMP トラップ通知済みにもかかわらず 再度しきい値 =11 で SNMP トラップ通知を行います Linux ノードを被監視サーバとする場合 Linux ノードを被監視サーバとして使用する場合 Linux ノードでバンドルされている SNMP エージェント (UCD-snmp または net-snmp) が ネットワーク監視の SNMP 要求に対し 応答を通知するように設定しておく必要があります SNMP エージェントの /etc/snmp/ snmpd.conf ファイルを編集し SNMP エージェントを再起動してください snmpd.conf ファイルの編集方法は man コマンドを参照してください 1. root でログインします 2. /etc/snmp/snmpd.conf をバックアップします

67 3. snmpd.conf のマニュアルを参照し /etc/snmp/snmpd.conf を編集します 4. snmpd を再起動します /etc/init.d/snmpd restart Linux ノードの SNMP エージェントが起動されていても MIB 情報が正しく取得できない場合があります この場合 Systemwalker 上では 以下の機能が SNMP エージェント未起動ノードと同様の監視結果を返すため 本影響が見られる場合は SNMP エージェントのバージョンを新しいものに変更してください (UCD-snmp の場合 以上を使用してください ) [ 影響のある機能一覧 ] - MIB 情報 - ノード検出 - 稼働状態の監視 - MIB 監視 Linux サーバでファイアウォール機能を導入している場合 監視サーバからの SNMP 要求 (161/udp) に対し応答を通知できるように 161/udp を許可するように設定してください ipchains コマンドまたは iptables コマンドによる設定状況の確認および設定方法を以下に示します なお ポートが使用できない場合 MIB 情報の取得や性能情報の監視機能が正しく動作しません ipchains コマンドの場合 1. 現在の設定状況を確認します /sbin/ipchains -L 2. snmp ポートが開いていない場合 以下のようなコマンド実行で 任意のコンピュータから snmp ポートに対してアクセスできるようになります /sbin/ipchains -I input -p udp -d / j ACCEPT iptables コマンドの場合 1. 現在の設定状況を確認します /sbin/iptables -L 2. snmp ポートが開いていない場合 以下のようなコマンド実行で 任意のコンピュータから snmp ポートに対してアクセスできるようになります /sbin/iptables -I INPUT -p udp -d /0 --dport 161 -j ACCEPT 実際には必要最低限のコンピュータから要求を受け付けるなど 必ずセキュリティを考慮して設定してください 詳細については man ipchains または man iptables を参照してください MIB 監視ログについて MIB 監視時に監視対象ノードが SNMP 要求に対し応答を返さなかった場合は MIB 監視ログに 何も出力されません [ トラップ通知 ] SNMP トラップの通知を受けると 以下のメッセージが [ 監視イベント一覧 ] に出力されます トラップ通知 SNMP トラップの Enterprise を省略値から変更した場合 メッセージ SNMP トラップを通知しました. VarBind 情報を設定した場合 MIB 監視事象が発生しました.(MIB 名 :***, 値 :***) なお 1 番目に設定した VarBind 情報のうち VarBindName が MIB 名として VarBindValue が値として出力されます

68 しきい値条件を満たしても SNMP トラップが通知されない場合 Systemwalker Centric Manager は MIB を取得するために 監視対象ノードの代表インタフェースに対してポーリングを行います したがって 代表インタフェースに設定したインタフェースが通信不可となった場合 MIB を取得することができないため しきい値条件を満たしても SNMP トラップが通知されません しきい値条件を設定しない状態でイベントが通知されることはありません リセット条件を指定しない状態で しきい値条件を満たしイベント通知が行われた後 再度イベントが通知されることはありません しきい値条件に以下の文字は使用できません = の半角文字 一度 しきい値条件を超えてイベント通知した場合 リセット条件が満たされないかぎり しきい値を超えてもイベントは通知されません SNMP トラップが通知される条件は以下のとおりです - しきい値条件を満たす場合 かつ - しきい値のリセット条件を満たさない 例えば MIB しきい値条件を以下のように設定する 1. [ 種別 ]: 絶対値 [ しきい値 ]:1000 [ 条件 ]: 以上 2. [ リセット条件を指定する ]: チェック [ リセット値 ]:1000 [ リセット条件 ]: 以上 しきい値条件を満たす場合 しきい値のリセット条件も満たしてしまうため SNMP トラップ通知ができません コミュニティ名について MIB 情報を取得する際に使用する設定値 (SNMPv1 SNMPv2C の場合 コミュニティ名 SNMPv3 の場合 SNMPv3 の設定 ) は 各ノードの [ ノードプロパティ ] の [ ネットワーク ] タブ内の設定値 (SNMPv1 SNMPv2C の場合は [R コミュニティ名 ] SNMPv3 の場合は SNMPv3 の設定 ) を用います しきい値条件を満たしたときに送信する SNMP トラップのコミュニティ名は 各ノードの [ ノードプロパティ ] の [ ネットワーク ] タブ内の [R コミュニティ名 ] を使用します SNMP バージョンについて MIB 情報を取得する際に使用する SNMP バージョンは 各ノードの [ ノードプロパティ ] の [ ネットワーク ] タブ内の [ 有効な SNMP エージェントのバージョン ] で選択したバージョンを使用します ポーリングの設定 [ ポーリング間隔指定 ] を選択してポリシーを設定した場合 最初にポリシー設定を適用した時点 または 動作時間帯の開始時刻に必ず最初のポーリングが行われます それ以降のポーリングは 監視処理が終了してから [ ポーリング間隔指定 ] にて指定された時間が経過するごとに行われます また 動作時間帯の終了時刻以前に処理を開始すると 終了時刻を過ぎても 処理が終了するまで実行されます ポリシーの設定変更については ポリシーの設定変更について を参照してください 監視対象がクラスタの場合 監視対象ノードがクラスタ構成の場合は 物理 IP アドレスを指定するようにしてください

69 4.2 性能監視 ネットワークの性能を監視する ネットワークの性能監視をすることができます 性能監視の監視項目および各監視項目の MIB 計算式については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください 設定する項目内容設定画面 [ ネットワーク性能の監視設定 ] [ ノード属性の設定 ] ポリシーを配付する対象のノード またはフォルダ配下のノードを性能監視の監視対象にするかどうかを指定します ノードの属性を選択し 監視する項目を追加します [ ネットワーク性能の監視 ] 手順 1. [ 監視ポリシー [ 管理 ]] 画面を起動します 2. [ 設定対象 ] の [ ポリシー ]-[ 性能監視 ]-[ ネットワーク ] を選択します 3. [ 操作 ] メニューの [ 新規作成 ] を選択します [ 監視ポリシー [ ポリシーの作成 ]] 画面が表示されます 4. [ ポリシー名 ] [ コメント名 ] を入力します 5. [OK] ボタンをクリックします [ ネットワーク性能の監視 ] 画面が表示されます 6. ネットワークの性能を監視するかしないかを設定します サーバの性能を監視する サーバの性能情報を収集するために使用している OS コマンド および計算式については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください 設定する項目内容設定画面 [ テンプレート種別 ] [ しきい値一覧 ] サーバ性能を監視したいノードの OS 種別にあわせてテンプレート種別を選択します [ サーバ性能の監視 ]

70 設定する項目内容設定画面 [ 以下のしきい値で監視 ] [ イベント自動対処 ] [ しきい値設定 ] サーバ性能のしきい値情報を設定します 設定したしきい値を超えた場合 メッセージが通知されますので サーバ性能を監視できます [ サーバ性能のしきい値設定 ] 手順 1. [ 監視ポリシー [ 管理 ]] 画面を起動します 2. [ オプション ] メニューの [ カスタムモード表示 ] にチェックが入っていることを確認します チェックが入っていない場合は [ オプション ] メニューの [ カスタムモード表示 ] を選択することでチェックします 3. [ 設定対象 ] の [ ポリシー ]-[ 性能監視 ]-[ サーバ ]-[ 被監視サーバの OS 種別 ] を選択します OS 種別は 以下の 6 種類です Windows Solaris Linux HP-UX AIX UXP/DS 4. [ 操作 ] メニューの [ 新規作成 ] を選択します [ 監視ポリシー [ ポリシーの作成 ]] 画面が表示されます 5. [ ポリシー名 ] [ コメント名 ] を入力します 6. [OK] ボタンをクリックします [ サーバ性能の監視 ] 画面が表示されます 7. [ しきい値一覧 ] から MIB 取得するサーバ性能項目を選択し [ 設定 ] ボタンをクリックします [ サーバ性能のしきい値設定 ] 画面が表示されます

71 8. しきい値を設定します サーバ性能情報は ここで設定する項目の サンプリング回数 と サンプリング間隔 とを掛けた値のタイミングで更新されます 例えば MIB しきい値条件を以下のように設定する - サンプリング回数 :3 回 - サンプリング間隔 :60 秒 サーバ性能情報更新間隔 :3*60=180 秒 9. [OK] ボタンをクリックします 監視を停止したサーバ性能の項目は 以下の操作では表示されません ノード中心マップ ペアノード経路マップ 性能情報出力 ノード詳細画面 ( サーバ性能 ) 論理ディスク単位にしきい値監視を行う場合 ディスク使用率およびディスク空き容量を 論理ディスク単位にしきい値を変更し監視する場合 mptrfbypart コマンドを使用します mptrfbypart( 論理ディスク単位の監視定義登録コマンド ) コマンドの詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください SVM の論理パーティションを監視する場合 SVM(Solaris Volume Manager) により作成した論理パーティションは 以下の監視項目において 物理ディスクと同様に個々のパーティションごとに表示 監視します - ディスクビジー率 - HD 待ち要求数

72 HD 空き容量の監視をしており かつ 運用中にパーティションの容量を拡張した場合には HD 空き容量のしきい値を 拡張した容量に応じた値に変更してポリシーを再設定 配付してください Solaris ZFS のディスク使用率とディスク空き容量を監視する場合 監視できるディスク空き容量の上限は MB です ディスク空き容量が 2.0TB 以上の場合は 一律 MB とみなします また Solaris ZFS は ストレージプールに割り当てられた領域の範囲で自動的に拡張するため ディスク空き容量の収集に使用している df コマンドの出力結果に大幅な増減が発生する可能性があります そのため 以下を考慮してしきい値を設定してください ストレージプールの割当量 quota および reservation プロパティを使用して設定したファイルシステムの制限量 quota および reservation プロパティに関する詳細は Sun Microsystems の公開情報などを参照してください しきい値超え検出時の動作について 取得した性能情報が設定したしきい値を超えている場合 しきい値超えのアラームが通知されます しきい値超えの判定は 設定したサンプリング回数と判定基準値によって判断されます ( 例 ) 以下の設定をします サンプリング回数 :5 回 判定基準値 :3 回 この場合 5 回サンプリングを行い そのうち 3 回以上しきい値を超えていた場合しきい値超えのアラームが通知されます なお しきい値超え状態が継続している場合 しきい値超えのアラームが通知されるのは 最初にしきい値を超えたときだけです いったんしきい値超えの状態が復旧するまで 次のアラームは通知されません しきい値超え発生時のエラーメッセージについては Systemwalker Centric Manager メッセージ説明書 を参照してください インストールレス型エージェントでしきい値超えを検出したときの動作について インストールレス型エージェントでしきい値超えを検出した場合 エージェント機能をインストールした場合と比べて 以下の差異があります しきい値超えメッセージの形式と ID が 以下の例のように異なります - インストールレス型エージェントの場合の出力例 UX:MpTrfals: WARNING: 903: 監視項目 (Percentage of hard disk usage) の値が上方警告レベルを上回りました ( 資源名 :disk-/ work1, 測定値 :9400, しきい値 :4000, 検出回数 :5, 検出基準回数 :5) - インストール型エージェントの場合の出力例 UX:MpTrfExA: WARNING: 903: 監視項目 (Percentage of hard disk usage) の値が上方警告レベルを上回りました ( 資源名 :disk-/ work1, 測定値 :9400, しきい値 :4000, 検出回数 :5, 検出基準回数 :5) しきい値超えメッセージの出力後 しきい値超え状態が解消したら復旧メッセージを出力しますが 出力済みのしきい値超えメッセージは自動的に対処済とはなりません しきい値超え および復旧メッセージが出力されてから 監視イベント一覧に表示されるまでに 最大でインストールレス型エージェント監視のシスログ / イベントログ監視機能の監視間隔に設定した時間分の遅れが発生します Linux サーバを被監視サーバとして使用する場合 Linux サーバを被監視サーバとして使用する場合 Linux サーバでバンドルされている SNMP エージェント (UCD-snmp または Net-snmp) が サーバ性能監視機能の SNMP 要求に対し 応答を通知するように設定しておく必要があります SNMP エージェントの設定方法は Systemwalker Centric Manager 導入手引書 を参照してください サーバ性能監視機能にて収集しているサーバ性能情報を MIB で取得する方法 サーバ性能監視機能にて収集 / 監視しているサーバ性能情報は 一定期間分の情報をメモリ上に保持しているため それらの情報をファイルに出力し 長期的なレポーティングを行うことができません ただし 収集したサーバ性能情報は SNMP の拡張 MIB で提供し

73 ているため Systemwalker Centric Manager の MIB 取得機能のような SNMP MIB を取得するアプリケーションソフトを使用することで 外部からサーバ性能情報を取得することができます Windows および Solaris のサーバが対象となります 1. 性能監視拡張エージェントで収集する サーバ性能情報は Systemwalker Centric Manager 性能監視拡張エージェント ( 以降 拡張エージェントと呼びます ) にて 定期的に収集します 拡張エージェントは 以下のインストール種別を選択することで 標準でインストールされます 運用管理サーバ 部門管理サーバ 業務サーバ ( エージェントライセンス ) 拡張エージェントがインストールされると 自動的に以下のサーバ性能項目を収集します ページフォルト数 CPU 使用率 ディスクビジー率 上記以外のサーバ性能項目も MIB 取得する場合は あらかじめ サーバ性能監視機能のポリシー設定にて 取得したいサーバ性能項目の監視を選択してください 性能情報の更新 拡張エージェントはポリシーの内容に従い サーバ性能情報を収集します 収集した性能情報は サンプリング回数 サンプリング間隔 ごとに更新されます 初めて情報が取得されるのは ポリシー適用から サンプリング回数 サンプリング間隔 が経過してからです しばらく時間が経過したら ノード詳細表示 ( サーバ性能 ) 画面にて すべてのサーバ性能情報が収集されているか確認してください [ ノード詳細表示 ( サーバ性能 )] 画面の起動方法は ノード詳細表示 ( サーバ性能 ) を参照してください 2. MIBを取得する 1. により拡張エージェントが収集するサーバ性能情報をMIBで取得できます 実際にサーバ性能情報を取得するための MIB OIDを説明します デバイス数 MIB CPUやディスクのようにデバイスが複数存在する場合があります 以下のMIB OIDを取得することで 監視項目におけるデバイスの数を確認できます 監視項目名ページフォルト数 CPU 使用率ディスクビジー率実メモリ使用率実メモリ空き容量ページファイル使用量ページファイル空き容量プロセス数プロセッサ待ちスレッド数 HD 空き容量 HD 使用率 MIB OID mppfm.1.2 mppfm.2.2 mppfm.3.2 mppfm.4.2 mppfm.5.2 mppfm.6.2 mppfm.7.2 mppfm.8.2 mppfm.9.2 mppfm.10.2 mppfm

74 HD 待ち要求数 監視項目名 MIB OID mppfm mppfm は と置き換えてください ただし Systemwalker Centric Manager の MIB 取得および MIB 監視では そのまま mppfm を使用できます - デバイスが動的に追加または削除された場合 デバイス数 MIB の値もそのときのデバイスの数に合わせて動的に変わります - 上記の MIB OID に さらに インスタンス が追加されます インスタンスはすべて 0 です 例 )CPU 使用率でのデバイス数を取得する場合 mppfm デバイス名 MIB デバイスが複数存在する場合 単純にサーバ性能 MIB をすべて取得しても どの MIB がどのデバイスの性能情報なのかを判断できなければ意味がありません 以下の MIB OID を取得することで 各監視項目におけるデバイスの名称を取得することができます 監視項目名ページフォルト数 CPU 使用率ディスクビジー率実メモリ使用率実メモリ空き容量ページファイル使用量ページファイル空き容量プロセス数プロセッサ待ちスレッド数 HD 空き容量 HD 使用率 HD 待ち要求数 MIB OID mppfm mppfm mppfm mppfm mppfm mppfm mppfm mppfm mppfm mppfm mppfm mppfm mppfm は と置き換えてください - 上記の MIB OID に さらに インスタンス が追加されます - インスタンスはデバイス識別番号を表し 性能監視拡張エージェントの起動時に 1 から昇順に連続した値が割り当てられます ただし 動的にデバイスが削除された場合 そのインスタンス番号は欠番になります また 削除されたデバイスが同じデバイス名で再度追加された場合 以前と同じインスタンス番号が割り当てられます 異なる名前のデバイスが追加された場合は インスタンス番号は新規に割り当てられます 例 ) 起動時に 5 個のデバイスが存在し 動的に 3 番のデバイスが削除された場合の デバイス数 MIB とデバイス名のインスタンス デバイス数 MIB:4 インスタンス : (3 が欠番 ) - 上記の MIB OID にて取得される情報は システムから得られたデバイスの名称です 任意に設定することはできません 例 )HD 使用率のデバイス名 MIB を取得

75 mppfm >disk-c: mppfm >disk-d: サーバ性能 MIB 以下の MIB OID を取得することで 各監視項目におけるデバイスごとのサーバ性能情報を取得できます 監視項目名ページフォルト数 CPU 使用率ディスクビジー率実メモリ使用率実メモリ空き容量ページファイル使用量ページファイル空き容量プロセス数プロセッサ待ちスレッド数 HD 空き容量 HD 使用率 HD 待ち要求数 MIB OID mppfm mppfm mppfm mppfm mppfm mppfm mppfm mppfm mppfm mppfm mppfm mppfm mppfm は と置き換えてください - 上記の MIB OID に さらに インスタンス が追加されます デバイス名 MIB のインスタンスと 1 対 1 に対応付けされています サーバ性能 MIB を取得する間隔 サーバ性能監視では ポリシーの サンプリング間隔 ごとに情報を収集しています しかし サーバ性能監視のしきい値判定は サンプリング回数 サンプリング間隔 を 1 サイクルとしています そのため MIB で取得できるサーバ性能情報は サンプリング間隔 ごとに収集した情報を サンプリング回数 で平均したものとなります つまり サーバ性能 MIB の情報が更新されるのは サンプリング回数 サンプリング間隔 ごとになります 従って サンプリング回数 サンプリング間隔 よりも短い間隔でサーバ性能 MIB を取得しても 更新されないため 同じ値が取得されます 実際にサーバ性能 MIB を取得する間隔は 以下とすることが効率的となります サーバ性能 MIB 収集間隔 ( サンプリング間隔 サンプリング回数 ) サーバ性能監視機能のしきい値監視の種類と判定基準しきい値の種類サーバ性能監視機能が判定するしきい値は 以下の4 種類です 異常検出上限異常と判定する上限値を指定します 実測値が入力した値を上回ったとき しきい値超えが通知されます 警告検出上限警告と判定する上限値を入力します 実測値が入力した値を上回ったとき しきい値超えが通知されます 警告検出下限警告と判定する下限値を入力します 実測値が入力した値を下回ったとき しきい値超えが通知されます

76 異常検出下限 異常と判定する下限値を入力します 実測値が入力した値を下回ったとき しきい値超えが通知されます 個々のサーバシステムで それぞれの性能項目について どのようなしきい値で上記監視を行うかどうかを指定できます 判定基準 サーバ性能監視機能は 性能データを以下のパラメタに従い サンプリングとしきい値超えを判定します サンプリング回数 データを取得する回数を指定します サンプリングの間隔 秒単位でデータを取得する間隔を指定します しきい値 しきい値です 判定基準 しきい値超えと判断するためのデータ数です しきい値超えの判定は サンプリング回数分のデータ取得が完了したときに行われます サンプリングしたデータ中 しきい値を超えたデータが判定基準以上の場合に 異常および警告のしきい値超えイベントが出力されます 上記パラメタの指定により 以下のようなしきい値監視を行えます 連続 N 回しきい値を超えた場合アラームを上げる M 回中 N 回しきい値を超えた場合アラームを上げる サーバ性能監視機能は しきい値超えイベントメッセージを一度発行すると しきい値超え状態が復旧するまで再び発行しません

77 サーバ性能監視機能では しきい値超えが復旧したときに自動対処を行えます 4.3 イベント監視 イベント監視の監視条件を設定する システムで発生したイベントに対して 監視の対象にする製品やアクションを設定できます イベント監視の設定では 以下の項目を設定します 設定する項目内容設定画面 [ 製品一覧 ]-[ 製品名 ] Systemwalker テンプレートの登録されている製品名が一覧で表示されます 表示された中から 監視対象とする製品を選択します [ イベント監視 [ 監視条件 ]] [ コメント ] [ 特定する条件 ] [ アクション条件 ] [ メッセージ監視 ] [ ショートメール ] [ メール ] など 発生したイベントに対する 条件定義の参照 / 追加 / 変更 / 削除を行います [ イベント監視の条件定義 ] イベント監視の条件をポリシーで設定する場合 設定できる対象は以下のどれかの製品をインストールしたノードです Windows 版 SystemWalker/CentricMGR V4.0 以降 UNIX 版 SystemWalker/CentricMGR 5.0 以降 複数のバージョンレベルが混在するフォルダに対してポリシーを設定する場合は 一番古いバージョンレベルの仕様の範囲で設定できます 手順 1. [ 監視ポリシー [ 管理 ]] 画面を起動します 2. [ 設定対象 ] の [ ポリシー ]-[ イベント監視 ]-[ 監視条件 ] を選択します 3. [ 操作 ] メニューの [ 新規作成 ] を選択します [ 監視ポリシー [ ポリシーの作成 ]] 画面が表示されます 4. [ ポリシー名 ] [ コメント名 ] を入力します

78 5. [OK] ボタンをクリックします [ イベント監視 [ 監視条件 ]] 画面が表示されます 6. [ 製品一覧 ] の [ 製品名 ] から 監視する製品のチェックボックスをチェックします 7. [ 詳細設定 ] ボタンをクリックします ([ 詳細設定 ] ボタンはカスタムモードのみ表示されます ) [ イベント監視の条件定義 ] 画面が表示されます

79 [Systemwalker コンソール ] への通知状態と表示色について [ イベント監視の条件定義 ] 画面の以下の列は [ メッセージ監視 ] で設定した [Systemwalker コンソール ] への通知状態によって色付けされます [ コメント ] [ 特定する条件 ] [ メッセージ選択定義 ] [ メッセージ監視 ] [Systemwalker コンソール ] への通知状況により 以下の色で表示されます [Systemwalker コンソール ] への通知状況 [ 監視イベント一覧 ] と [ メッセージ一覧 ] に表示薄いピンク色 [ メッセージ一覧 ] にだけ表示薄い青色 表示しない 表示の有無が特定できない 白 薄い黄色 表示色 なお テンプレートの開始行と終了行は薄い紫で色付けされます テンプレート定義は 番号とアクションの列が薄い紫で色付けされます 以下に 通知状態ごとに色付けされた [ イベント監視の条件定義 ] 画面の例を示します

80 注意 ポリシー設定時の注意事項 イベント監視の条件定義のポリシー設定は 複数の対象ノードの定義を運用管理サーバで一括して管理します ポリシー設定の定義を配付し 対象ノードの定義情報をすべて置き換えます しかし 直接 環境定義を行って対象ノードのイベント監視の条件定義を変更した場合は 管理元のポリシー設定には反映されません また ポリシー設定した管理元の定義と対象ノードの定義に違いが発生します 各対象ノードの定義をポリシー設定によって管理するか 直接対象ノードの定義を変更するかは運用により選択可能ですが 併用することはできません 例えば 直接対象ノードの定義を変更する運用において ポリシー設定 / 配付を併用した場合 ポリシー配付によって定義内容が意図しない内容に置き換わる可能性があります 運用管理サーバをクラスタシステムで運用している場合 待機系ノードにポリシーを設定しないでください ポリシーの配付先を待機系ノードにした場合は 運用系ノードに配付されます イベント監視の条件定義 イベント監視の条件定義は システムで発生したイベントに対して どのような処理を実施するかを特定するための条件のことです 例えば 深夜に重要度の高いイベントが発生した場合は 音声通知によりオペレータに通報し 対処方法が判明しているイベントが発生した場合は 自動対処を行うアプリケーションを起動するよう定義します 以下の項目を設定します 設定する項目内容設定画面 [ ホスト名の特定 ] [ メッセージテキストの特定 ] [ ホスト名の特定 ] [ 監視イベント種別の特定 ] [ メッセージタイプの特定 ] [ 通報番号の特定 ] イベントを特定するためにシステムやメッセージを指定します 文字列の大文字 小文字も区別して特定します イベントを特定するための監視イベント種別やエラー種別などを細かく指定します 文字列の大文字 小文字も区別して特定します [ イベント定義 / アクション定義 ] の [ イベントの特定 ] タブ [ イベント定義 ]( 詳細 )

81 設定する項目内容設定画面 [ 重要度の特定 ] [ メッセージの特定 ] [ エラー種別の特定 ] [ ラベルの特定 ] [ メッセージテキストの特定 ] 手順 1. [ イベント監視の条件定義 ] 画面で [ イベント ] メニューの [ イベントの追加 ] を選択します [ イベント定義 / アクション定義 ] 画面が表示されます 2. その他の条件を定義する場合は [ 詳細設定 ] ボタンをクリックします [ イベント定義 ( 詳細 )] 画面が表示されます

82 ラベル エラー種別 メッセージテキストについて 発生イベントを特定する条件を定義するとき ラベル エラー種別 メッセージテキストに分割して定義する方法と ラベル エラー種別 メッセージテキストに分割せずに定義する方法があります 以下に 分割して定義する場合について説明します 分割しない場合の定義方法については ラベル エラー種別 メッセージテキストに分割しない場合 を参照してください [ 入力支援 ] ダイアログボックスを使用すると ラベル エラー種別 メッセージテキストを容易に特定できます 1. [ イベント定義 / アクション定義 ] ダイアログボックスの [ イベント特定 ] タブ -[ 詳細設定 ] ボタンをクリックします [ イベント定義 ( 詳細 )] ダイアログボックスが表示されます 2. [ イベント定義 ( 詳細 )] ダイアログボックスの [ 入力支援 ] ボタンをクリックします [ 入力支援 ] ダイアログボックスが表示されます 3. 監視するメッセージの情報を入力します 1. [Systemwalker コンソール ] の [ 監視イベント一覧 ] [ メッセージ一覧 ] に表示される形式 またはシスログに出力される形式でメッセージを設定する場合には [ 監視メッセージ形式で入力する ] オプションボタンをチェックします シスログを元に監視メッセージ形式で設定する場合 ホスト名より後ろのテキストを設定してください [ 監視イベント一覧 ] および [ メッセージ一覧 ] を元に監視メッセージ形式で設定する場合 メッセージ表示域に表示されている [ テキスト ] を設定してください 2. Windows(R) のイベントログに出力される形式でメッセージを設定する場合には [Windows イベントログの形式で入力する ] オプションボタンをチェックします 特定されるメッセージは Windows(R) イベントログの組み合わせ を参照してください 設定した監視の条件と実際に発生するメッセージを比較する場合 文字の全角 / 半角 空白の数等に誤りがあると正しく条件に一致しません テキストおよび説明への設定は カット & ペースト機能を使用してください 4. [OK] ボタンをクリックします [ イベント定義 ( 詳細 )] ダイアログボックスの以下の項目が 自動で設定されます

83 - [ エラー種別 ] - [ ラベル名 ] - [ メッセージテキスト ] Windows(R) イベントログの組み合わせ Windows(R) イベントログ形式でログ ( イベントログ種別 ) とソースの組み合わせにより [ イベント定義 ( 詳細 )] の [ ラベルの特定 ] には 以下のように反映されます ログソース [ ラベルの特定 ] ( 指定なし ) ( 指定なし ) [ 特定しない ] システムログ ( 指定なし ) ^SY: アプリケーションログ ( 指定なし ) ^AP: セキュリティログ ( 指定なし ) ^SE: ( 指定なし ) ソース名ソース名 $ ( 指定あり ) ソース名 ^ログ : ソース名 $ ( 例 : ^AP:MpAosfB$) Windows(R) イベントログ形式でイベント ID 分類 説明の組み合わせにより [ イベント定義 ( 詳細 )] の [ メッセージテキストの特定 ] には 以下のように反映されます イベント ID 分類説明 [ メッセージテキストの特定 ] ( 指定なし ) ( 指定なし ) ( 指定なし ) [ 特定しない ] イベント ID ( 指定なし ) ( 指定なし ) ^ イベント ID: ( 例 : ^9999:) ( 指定なし ) 分類 ( 指定なし ) : 分類 ( 指定なし ) ( 指定なし ) 説明説明 イベント ID ( 指定なし ) 説明 ^ イベント ID:.* 説明 イベント ID 分類説明 ^ イベント ID: 分類.* 説明 監視対象からはずす Systemwalker インストールディレクトリ配下のファイルやフォルダへのアクセスに対して監査を設定している場合 イベントログに大量にイベントが出力され Systemwalker の CPU の負荷が高くなったり 遅延が発生することがあります イベントログ監視設定ファイルに定義を行うことで イベントログを監視対象とするかを変更することができます イベントログ監視設定ファイルに以下の設定を行います イベントログ監視設定ファイル :Systemwalker インストールディレクトリ ( )\MPWALKER.DM\mpopagt \etc\opaevt ) 共有ディスク上の Systemwalker インストールディレクトリ : 運用管理サーバでクラスタ運用されている場合 Windows(R) のイベントログのうちセキュリティイベントログを監視対象からはずす場合 セキュリティイベントログの監視を行わない場合は イベントログ監視設定ファイルに以下の設定を行います MPOP_EVTLOG_SEC OFF Windows(R) のイベントログを監視対象からはずす イベントログの監視を行わない場合は イベントログ監視設定ファイルに以下の設定を行います MPOP_ENABLE_EVTLOG OFF

84 イベントログ監視設定ファイルの詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください 定義ファイルに定義を実施した後 Systemwalker を再起動することで定義が有効となります 本定義で監視状態を変更した場合 Systemwalker の停止から起動までの間に発生したイベントは監視を行いません 定義を実施して Systemwalker を再起動した場合 すべてのイベントログ ( アプリケーション システム等 ) は Systemwalker 停止中のイベントログの監視は行いません 起動時より監視を開始します イベントログ監視設定ファイルの定義がない 定義の内容が無効である場合はイベントログの監視を行います Systemwalker インストール時 ( デフォルトインストール ) はイベントログの監視を行います 本定義ファイルはバックアップリストア 移行の対象です Windows で発生したメッセージ Windows で発生したメッセージは ラベル エラー種別 メッセージテキストをイベントログのイベントログ種別 ソース名 種類から自動設定します ラベルは イベントログ種別 : ソース名 の形式で設定されます イベントログ種別には 以下のものが設定されます SY AP SE システムログ DNS Server Directory Service ファイル複写サービス ハードウェア DFS レプリケーション Internet Explorer Key Management Service Media Center Virtual Server Microsoft-Windows-Hyper-V-Config-Admin Microsoft-Windows-Hyper-V-Config-Operational Microsoft-Windows- Hyper-V-High-Availability-Admin Microsoft-Windows-Hyper-V- Hypervisor-Admin Microsoft-Windows-Hyper-V-Hypervisor-Operational Microsoft-Windows-Hyper-V-Image-Management-Service-Admin Microsoft-Windows-Hyper-V-Image-Management-Service-Operational Microsoft-Windows-Hyper-V-Integration-Admin Microsoft-Windows- Hyper-V-Network-Admin Microsoft-Windows-Hyper-V-Network- Operational Microsoft-Windows-Hyper-V-SynthNic-Admin Microsoft- Windows-Hyper-V-SynthStor-Admin Microsoft-Windows-Hyper-V- SynthStor-Operational Microsoft-Windows-Hyper-V-VMMS-Admin Microsoft-Windows-Hyper-V-Worker-Admin アプリケーションログ セキュリティログ エラー種別は イベントログの種類から以下のように設定されます イベントログの [ 種類 ] [ エラー種別 ] [ 情報 ] [ 警告 ] [ エラー ] [ 成功の監査 ] [ 失敗の監査 ] [ なし ] [ 情報 ] [ 警告 ] [ エラー ] [ 情報 ] [ エラー ] [ 情報 ]( 注 ) ( 注 ) 種類が設定されていないイベントは エラー種別が [ 情報 ] として処理されます [ 情報 ] をほかの種別に変更する場合は 動作設定の詳細を設定する を参照してください メッセージテキストは イベント ID:[ 分類 :] 説明 の形式で設定されます 分類がない場合は 設定されません イベントにデータがあるときは 説明の後ろに改行されて そのデータが設定されます 形式は データ : が続き その後にデータ領域の内容が 16 進数表現の文字列ダンプとして続きます ただし メッセージテキスト全体が 2KB を超える場合は 切り捨てられます

85 UNIX で発生したメッセージ UNIX で発生したメッセージは 以下の形式のメッセージを標準として ラベル エラー種別 メッセージテキストを自動設定しています ラベルやエラー種別の区切りはコロン + 空白 ( : ) です エラー種別は以下のどれかの文字列でなければなりません - 情報 INFO または Information - 警告 WARNING または Warning - エラー ERROR または Error - 停止 HALT または Stop ラベルの長さが257バイト以上の場合 エラー種別およびラベルのないメッセージと認識します UNIXの場合 ラベルがないメッセージまたはエラー種別がないメッセージがあります UTF-8 環境 (UNIX システム ) で発生したメッセージについて UTF-8 コードは SJIS/EUC コードよりも 1 文字に使用するバイト数が多いため SJIS/EUC 環境では ラベル名が 256 バイト以下であっても UTF-8 環境では ラベル名が 256 バイト以上になる場合があります この場合 UTF-8 環境ではメッセージ全体をメッセージテキストとして扱うため ラベル名でメッセージを特定することができません ラベル名以外でメッセージを特定するように 定義を見直してください 運用管理サーバに通知されたメッセージに UTF-8 固有文字が含まれる場合は UTF-8 固有文字が代替文字 _( アンダースコア ) に置き換えられ [Systemwalker コンソール ] に表示されます 代替文字を含んだメッセージに対し 監視対象から除外 や 監視対象に追加 を行った場合 代替文字を含んだ文字列でイベント定義が作成されますが イベント監視の機能に影響はありません システムが付加したメッセージについて Solaris Linux で出力されるシスログのメッセージテキストの中で システムが付加する以下の文字列はフィルタリングの対象外です [ID nnnnn facility.priority] 形式の文字列 nnnnn : 可変の数字 エラー種別の前部分に付加される xxxx[nnnnn] 形式の文字列 xxxx : アプリケーションが指定する文字列 nnnnn : プロセス ID Windows 上でも 上記の形式と同じ形式のメッセージが発生した場合も フィルタリングの対象外となります イベントログのメッセージの形式 イベントログは 自動的に監視メッセージ (Systemwalker Centric Manager で監視できるメッセージの形式 ) に変換されます 変換後のメッセージの形式は以下のとおりです エラー種別 および メッセージテキスト の前の : および空白は半角であることに注意してください ラベル : エラー種別 : メッセージテキスト ラベル は 以下の形式で設定されます イベントログ種別 : ソース名

86 イベントログ種別 出力されたイベントログの種別が設定されます 設定される文字列とその意味は以下のとおりです AP SE SY アプリケーションログ セキュリティログ システムログ Directory Service DNS Server ファイル複製サービス ハードウェア DFS レプリケーション Internet Explorer Key Management Service Media Center Virtual Server Microsoft-Windows-Hyper-V-Config-Admin Microsoft- Windows-Hyper-V-Config-Operational Microsoft-Windows-Hyper-V-High- Availability-Admin Microsoft-Windows-Hyper-V-Hypervisor-Admin Microsoft-Windows-Hyper-V-Hypervisor-Operational Microsoft-Windows- Hyper-V-Image-Management-Service-Admin Microsoft-Windows-Hyper-V- Image-Management-Service-Operational Microsoft-Windows-Hyper-V- Integration-Admin Microsoft-Windows-Hyper-V-Network-Admin Microsoft- Windows-Hyper-V-Network-Operational Microsoft-Windows-Hyper-V- SynthNic-Admin Microsoft-Windows-Hyper-V-SynthStor-Admin Microsoft- Windows-Hyper-V-SynthStor-Operational Microsoft-Windows-Hyper-V- VMMS-Admin Microsoft-Windows-Hyper-V-Worker-Admin ソース名 出力されたイベントログのソース名が設定されます エラー種別 には 出力されたイベントログのエラー種別が設定されます 設定される文字列と出力されたイベントログのエラー種別の関係は以下のとおりです 情報警告エラー情報エラー 情報警告エラー成功の監査失敗の監査 メッセージテキスト は 以下の形式で設定されます イベント ID:[ 分類 :] 説明 イベント ID 出力されたイベントログに設定されているイベント ID が設定されます 分類 出力されたイベントログに設定されているイベントの分類が設定されます イベントの分類がないときは設定されません 説明 出力されたイベントログに設定されているイベントの説明が設定されます イベントにデータがある場合は 説明の後に改行されて そのデータが設定されます 形式は データ : が続き その後にデータ領域の内容が 16 進数表現の文字列ダンプとして続きます ただし 監視メッセージ全体が 2KB を超える場合は 切り捨てられます 変換後のメッセージを利用すると 発生したイベントログに対するアクションを Systemwalker Centric Manager を導入した上位システムでも実行することができます この場合 定義は以下の手順で行います イベントログを監視するシステムでの定義 - 監視するイベントログを [ イベント定義 [ イベントログ ]] ダイアログボックスで定義します - 発生したイベントに対するアクションとして 変換後のメッセージを上位システムに送信します 定義は [ イベント定義 / アクション定義 ]-[ メッセージ監視アクション ] ダイアログボックスで行います

87 アクションを実行する上位システムでの定義 - 変換後のメッセージを 監視するイベントとして定義します 定義は [ イベント定義 [ 監視メッセージ ]] ダイアログボックスで行います - 監視メッセージに対するアクションを定義します 定義は [ イベント定義 / アクション定義 ]-[ メッセージ監視アクション ] ダイアログボックスで行います ラベル エラー種別 メッセージテキストに分割しない場合 メッセージをラベル エラー種別 メッセージテキストに分割しない形式で定義する場合は [ エラー種別 ラベル テキストに分割せずにメッセージを特定する ] のチェックボックスをチェックします [ メッセージテキスト ] の欄に 発生イベントのメッセージをラベル エラー種別 メッセージテキストに分割せずに設定します 本機能を 簡易イベント定義機能 といいます [ イベント定義 / アクション定義 ]-[ イベント定義 ] ダイアログボックスで定義する場合は メッセージをラベル エラー種別 メッセージテキストに分割しない形式になります ポリシー配付先ノードが Systemwalker Centric Manager V 以前の場合 および Systemwalker Centric Manager V 以前のサーバに接続して イベント監視の条件定義を編集する場合 [ エラー種別 ラベル テキストに分割せずにメッセージを特定する ] チェックボックスは使用できません UNIX システムで発生したメッセージについて ラベル エラー種別 メッセージテキストに分割せずに定義する場合は UNIX システムで出力されるシスログのメッセージテキストの中で システムが付加する以下の文字列も指定することができます [ID nnnnn facility.priority] 形式の文字列 nnnnn : 可変の数字 エラー種別の前部分に付加される xxxx[nnnnn] 形式の文字列 xxxx : アプリケーションが指定する文字列 nnnnn : プロセス ID 正規表現文字について [ メッセージテキスト ] に設定する文字列に 正規表現文字を一般文字として使用する場合 該当文字の前に \ ( 円記号 ) を付けてください [ 入力支援 ] ダイアログボックスを使用すると 正規表現文字の前に \ ( 円記号 ) を自動的に付けます ログファイルに出力されたメッセージ SNMP トラップイベントについては SNMP トラップを発行する を参照してください なお [ 監視イベント種別 ] および [ 通報番号 ] は 被監視システム側で設定した場合だけ 設定されて通知されます メッセージを監視する際 大文字と小文字 全角文字と半角文字は区別します また 空白の数の違いも区別します メッセージタイプについて メッセージタイプには 以下の 3 種類があります 発生したメッセージには 以下のどれかのタイプが付加されています [ 一般メッセージ ] [ 返答要求メッセージ ] [ 高輝度メッセージ ] システムにより 発生するメッセージタイプが異なります Systemwalker Centric Manager V12.0L10 SE/EE 以前 Systemwalker Centric Manager 11.0 SE/EE 以前 Systemwalker Event Agent V12.0L10/12.0 以前 一般メッセージのみ発生します 返答要求メッセージおよび高輝度メッセージは発生しません Systemwalker Centric Manager 12.0 SE/EE 以前 一般メッセージまたは 返答要求メッセージが発生します 高輝度メッセージは発生しません

88 Systemwalker Centric Manager GEE 一般メッセージ 返答要求メッセージ および高輝度メッセージが発生します 下位サーバに 12.0 以降の Systemwalker Centric Manager が存在する場合 上位送信によって 返答要求メッセージを受信する場合があります フィルタリングを行うサーバについて 以下のメッセージは 運用管理サーバのイベント監視の条件定義でのみフィルタリングを行います 業務サーバ側のイベント監視の条件定義ではフィルタリングを行いません インストールレス型エージェント監視機能を用いて取得したメッセージ Systemwalker Centric Manager が出力する以下のメッセージ - MpPmonC: ERROR: 106: Systemwalker Centric Manager のプロセス '%1 が正常に動作しているか確認してください %2 - MpTrfAgt: 警告 : 901: サービスレベル監視において 監視項目 (%1) が しきい値 (%2) を上回りました 現在値 =%3 インタフェース番号 =%4 - MpTrfAgt: 警告 : 902: サービスレベル監視において 監視項目 (%1) が しきい値 (%2) を下回りました 現在値 =%3 インタフェース番号 =%4 - MpTrfAgt: 警告 : 903: ベースライン監視において 監視項目 (%1) が 通常値を上回りました 基準化変量 =%2 有意水準 =%3 有効統計数 =%4 現在値 =%5 インタフェース番号 =%6 - MpTrfAgt: 警告 : 904: ベースライン監視において 監視項目 (%1) が 通常値を下回りました 基準化変量 =%2 有意水準 =%3 有効統計数 =%4 現在値 =%5 インタフェース番号 =%6 - MpTrfAgt: 警告 : 905: サービスレベル監視において 監視項目 (%1) が しきい値 (%2) を上回りました 現在値 =%3 対象識別子 =%4 - MpTrfAgt: 警告 : 906: サービスレベル監視において 監視項目 (%1) が しきい値 (%2) を下回りました 現在値 =%3 対象識別子 =%4 - MpTrfAgt: 警告 : 907: ベースライン監視において 監視項目 (%1) が 通常値を上回りました 基準化変量 =%2 有意水準 =%3 有効統計数 =%4 現在値 =%5 対象識別子 =%6 - MpTrfAgt: 警告 : 908: ベースライン監視において 監視項目 (%1) が 通常値を下回りました 基準化変量 =%2 有意水準 =%3 有効統計数 =%4 現在値 =%5 対象識別子 =%6 - MpNsagtMain: ERROR: 2001: サービス稼動監視で %1 サービスが停止しました ( 監視元 :%2, 監視先 :%3, エラーコード :%4) - MpNmsWS: ERROR: 2007: Web サービス稼動監視で監視対象のサービスが停止しました 詳細コード :%1 ポート番号 :%2 監視元 :%3 監視先 :%4 - SelfChk: ERROR: 3000: Systemwalker Centric Manager のエージェント機能が停止しました 監視元 =%1 監視先 =%2 監視ポート =%3 - opagtd: 警告 : 47: 上位ノード (%1) への送信メッセージを破棄しました ( データ数 =%2) 上位ノード ( メッセージ送信先システム ) が停止している または 大量のメッセージが発生している または ネットワークで異常が発生した場合 上位ノードに送信できなかったメッセージを保存します 保存メッセージが [ 通信環境定義 ]-[ 保存データ数 ] を超えた場合 古いメッセージから破棄します - opagtd: 警告 : 48: 上位ノード (%1) へのコマンド応答を破棄しました ( データ数 =%2) - MpCNappl で始まるメッセージ全て - apagt で始まるメッセージ全て MpCNappl で始まるメッセージについては部門管理サーバでもフィルタリングの対象となります 監視ログファイルの設定 監視ログファイルの設定をすると 独自テキストログなどに異常事象をロギングしている製品を監視できます 監視対象としたロギングファイルにテキストが追加されると イベントが発生したとみなされます

89 Systemwalker Centric Manager のエージェントを導入した場合と導入していない場合の機能差については Systemwalker Centric Manager 解説書 の Systemwalker Centric Manager のエージェントを導入していないサーバ / クライアントの監視 を参照してください クラスタシステムの共有ディスク上のログファイルを監視する場合の設定手順については 以下に示す各マニュアルの 共有ディスクのログファイルを監視する場合 を参照してください ( ただし クラスタ運用を実施している運用管理サーバにおいては 共有ディスク ローカルディスクともにログファイル監視は使用できません ) Systemwalker Centric Manager クラスタ適用ガイド UNIX 編 Systemwalker Centric Manager クラスタ適用ガイド Windows 編 監視ログファイルの設定 ( ローカルディスク上のログファイルを監視するための設定 ) では 以下の項目を設定します 設定する項目内容設定画面 [ ファイル監視一覧 ] 監視ログファイルについて メッセージに付加するラベル エラー種別 監視ファイル名で表示します また 監視ログファイルの追加 / 更新 / 削除を行います [ 監視ログファイル設定 ] [ ラベル エラー種別を付加する ] [ ラベル ] [ エラー種別 ] [ 監視ファイル ] [ ラベル エラー種別を付加する ] [ ラベル ] [ エラー種別 ] [ 監視ファイル ] [ ファイル監視一覧 ] に監視ログファイルを追加し 独自テキストログなどに異常事象をロギングしている製品を監視できます [ ファイル監視一覧 ] に登録されている監視ログファイルのメッセージに付加するラベル エラー種別 監視ファイル名を更新します [ 監視ログファイル設定 ]( 追加 ) [ 監視ログファイル設定 ]( 更新 ) 手順 1. [ イベント監視の条件定義 ] ウィンドウで [ 環境設定 ] メニューから [ 監視ログファイル設定 ] を選択します [ 監視ログファイル設定 ] 画面が表示されます 2. [ 監視ログファイル設定 ] ダイアログボックスにおいて [ 追加 ] ボタンまたは [ 更新 ] ボタンをクリックします [ 監視ログファイル設定 ( 追加 )] または [ 監視ログファイル設定 ( 更新 )] 画面が表示されます 通常ログファイルに書き込まれる文字列は イベント監視の条件定義で詳細な定義が可能となる形式 ラベル : エラー種別 : メッセージ となっていないため 定義された ラベル エラー種別 を付加したものをイベントとして扱っています アプリケーションがログファイルに出力したメッセージが ラベル : エラー種別 : メッセージ となっている場合 アプリケーションが出力した情報を有効に利用するため ラベル エラー種別を付加しない 設定にしてください UNIX 版の場合 定義画面で UTF-8 固有文字 または 全角文字を指定すると 以下の現象となります UTF-8 固有文字が含まれている文字列 ( パス名 ) は 定義できません また [ 参照 ] ボタンをクリックしディレクトリ一覧を表示したときに UTF-8 固有文字が含まれる場合 正しく表示されません 全角文字を使用した場合 EUC 環境と比較して指定可能文字数が減少します 監視ログファイル定義の CSV 入出力コマンド (mpopfmcsv) で定義を行ってください UTF-8 固有文字を指定した場合は 定義はできますが 定義画面では正しく表示されません ただし 本コマンドはポリシー設定では使用できません 監視ログファイルの監視間隔を指定する ファイルを監視する間隔を [ 通信環境定義詳細 ] 画面 ( イベント監視の動作環境画面 ) で設定します インストール時には 30 秒で設定されています 監視ログファイルの監視間隔については [ ポリシー ] メニューから [ 監視 ]-[ イベント監視の動作環境 ( 全体 )] で行います

90 ファイル名が途中で変わるログファイルの監視 1. 監視ファイル名格納ファイルを作成する 監視ファイル名格納ファイルに実際に監視するログファイル名を登録します 2. 監視ファイル名格納ファイルを更新するツールの作成とスケジューリングをします 自動でファイル名の変更を実施する場合に設定します 詳細については 監視ファイル名格納ファイルの更新ツールの作成とスケジューリング を参照してください 3. 監視対象ファイルを登録します 設定ダイアログボックスを表示し 監視ログファイル名を追加します 監視ファイル名格納ファイル 実際に監視するべきログファイル名を登録するファイルです ファイル名の最後を という名前にして [ 監視ログファイル設定 ] に登録してください このファイルの 1 行目に実際に監視を行うファイル名を記述します 監視ファイル名格納ファイルの格納場所は任意です 監視ファイル名格納ファイルに記述されたファイルの監視は Systemwalker の再起動 または監視開始コマンド実行時に有効となります 監視ファイル名格納ファイルは バックアップリストアや移行の対象外です 監視ファイル名格納ファイルの形式ついては Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル の 監視ファイル名格納ファイル を参照してください 監視ファイル名格納ファイルの更新ツールの作成とスケジューリング 自動で監視対象ファイル名を変更する場合 監視ファイル名格納ファイルを更新するツールの作成とスケジューリングを行ってください 作成したツール ( シェルスクリプト / バッチファイル ) は スケジューリング (crontab/ タスクのスケジュールなどへの登録 ) してください 監視ファイル名格納ファイルを変更した場合 以下の操作を実施してください 項番操作ファイル監視の状態 1) 以下のコマンドを使用して ログファイル監視を一時停止します ログファイル監視の場合 : opafmonext ファイル監視機能が一時的にすべて停止します 2) 監視対象ファイル名を変更します ( 監視ファイル名格納ファイルを編集します ) 3) 以下のコマンドを使用して ログファイル監視を再開します ログファイル監視の場合 : opafmonext 1) で一時的に停止していたファイル監視機能を再開します 監視ファイル名格納ファイルの編集方法については 監視ファイル名格納ファイル を参照してください opafmonext( ログファイル監視拡張コマンド ) の詳細は Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください 使用手順例 : 毎日 0 時にログファイルが切り替わるアプリケーションのローカルディスク上のログファイルを監視する定義を追加する場合 1. 監視ファイル名格納ファイルを作成します Windows 版 c:\app\app_log.+@ UNIX 版

91 2. 監視ファイル名格納ファイルの 1 行目にアプリケーションのログファイル名を記述します Windows 版 c:\log\app_log txt UNIX 版 /app/app/log txt 3. [ イベント監視の条件定義 ] の [ 環境設定 ] メニューの [ 監視ログファイル設定 ] に監視ファイル名格納ファイルを追加し 必要に応じてサービスを再起動します 4. 以下の作業を行うシェルスクリプト / バッチファイルを作成します - ファイル監視の一時停止 - 監視ファイル名格納ファイルの書き換え - ファイル監視の再開 で作成したシェルスクリプト / バッチファイルをスケジューリングします 6. その際 少し余裕を見て毎日 0 時 15 分に上記シェルスクリプト / バッチファイルが動作するようにしておきます 以上で 毎日 0 時に監視対象ファイルが切り替わるログファイルを監視することができます [UNIX 用シェルスクリプトの例 ] 上記の手順 (3.) のシェルスクリプトの作成例を記載します 毎日変更されるログ 毎月 1 日に変更されるログ /app/applog1.+@ /app/applog2.+@ /app/applog3.+@ #!/bin/sh /opt/systemwalker/bin/opafmonext -p # daily echo `date '+/log/app1_log%y%m%d.txt'` > /app/applog1.+@ echo `date '+/log/app2_log%y%m%d.txt'` > /app/applog2.+@ # monthly day=`date '+%d'` if [ $day = "01" ] then echo `date '+/log/app3_log%y%m.txt'` > /app/applog3.+@ fi /opt/systemwalker/bin/opafmonext -s 上記シェルを crontab に日付変更後動作するように登録します [Windows 用バッチファイルの例 ] 以下の Windows OS 用のバッチファイルの例です - Windows Server 2003 STD/Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EE - Windows Server 2008 STD/Windows Server 2008 DTC/Windows Server 2008 EE/Windows Server 2008 for Itanium-Based Systems/Windows Server 2008 Foundation/Windows Server 2008 R2 上記の手順 (3.) のバッチファイルの作成例を記載します

92 毎日変更されるログ 毎月 1 日に変更されるログ c:\app\applog1.+@ c:\app\applog2.+@ off SET YY=%DATE:~2,2% SET MM=%DATE:~5,2% SET DD=%DATE:~8,2% opafmonext -p rem daily echo c:\log\app1_log%yy%%mm%%dd%.txt > c:\app\applog1.+@ echo c:\log\app2_log%yy%%mm%%dd%.txt > c:\app\applog2.+@ rem monthly if "%DD%" == "01" ( echo c:\log\app3_log%yy%%mm%.txt > c:\app\applog3.+@ ) opafmonext -s ファイル監視機能の一時停止 / 再開 ファイル監視機能を一時的に停止し 監視を再開するコマンドを以下に示します ファイル監視機能を一時停止しても シスログ / イベントログ監視等は停止しません 共有ディスクログファイル監視で本機能を使用する場合 監視一時停止 開始コマンドは運用系システムで実行してください ファイル監視機能を一時的に停止 一時停止していたファイル監視を再開 どのファイルを監視しているかの確認 ログファイル監視 共有ディスクログファイル監視 備考 opafmonext -p opashrfmonext -p 本オプションは opafmonext -x ( 注 ) opashrfmonext -x ( 注 ) Systemwalker 動作中のみ有効 opafmonext -s opashrfmonext -s 本オプションは Systemwalker 一時停止中 (-p -xオプション) のみ有効 opafmonext -f <filename> opashrfmonext -f <filename> 本オプションは Systemwalker 動作中のみ有効 注 ) 一時停止機能 (-p オプション ) を実行すると 監視対象ファイルの読み込み処理が行われます 監視対象ファイルに大量にログが出力されている場合 読み込み処理がすぐには終わらず一時停止に時間がかかる場合があります この場合 - x オプションを指定することで 一時停止時の読み込み処理を行わずに一時停止することができます ファイル監視機能の運用について 本機能はログファイル監視機能 共有ディスクログファイル監視機能のどちらに対しても有効ですが コマンドは別なものを使用するため 各オプションが有効な範囲はそれぞれの機能に対してだけ有効です 情報初期化対象のファイルに監視の一時停止を行ってから 初期化されるまでの間に書き込まれた内容は監視 ( 通知 ) されません それ以外のファイルについては監視再開時に読み込まれます

93 監視ファイル名格納ファイルの格納場所は任意です ただし ログファイル監視機能で使用する場合は 共有ディスク以外の場所に 共有ディスクファイル監視機能で使用する場合は 共有ディスク上に格納してください 監視ファイル名格納ファイルに記述されたファイルの監視は Systemwalker の再起動 または監視開始コマンド実行時に有効となります 監視ファイル名格納ファイルは バックアップリストアや移行の対象外です 監視の一時停止は 60 分間で終了します リモートシステムのログファイル監視は サポートしていません リモートシステムのログファイルを監視対象からはずしてください ポリシー配付の対象となるノード またはポリシー配付の対象となるフォルダ配下のノードの中で 以下の条件を満たすノードが存在する場合 [ ラベル ] [ エラー種別 ] を付加しない監視ログファイル設定を行うことができません - Systemwalker Centric Manager のバージョンが V11 より古いノード なお すでに [ ラベル ] [ エラー種別 ] を付加しない監視ログファイルの設定を行ったフォルダに上記条件のノードが追加された場合 フォルダ指定でのポリシー定義を行うことはできません ノード指定で設定を行うか フォルダ指定で行う場合は [ ラベル ] [ エラー種別 ] を付加しない監視ログファイルの設定を削除してください Solaris 10 のシステムで Solaris Zone 機能を使用している場合 アプリケーションが動作している Zone の Systemwalker Centric Manager でログの監視を行ってください 監視のしくみについて ログファイルを定期的に確認し ログファイルの増加分を監視します ログ増加分から改行までを 1 メッセージとして切り出します また ログファイルのサイズが減少した場合 ファイルが一度クリアされた後 再度メッセージが追加されたと判断し すべてのファイルの内容を増分として処理します 一度に大量のログを出力するログファイルは設定しないでください 設定すると Systemwalker Centric Manager の各プロセスの CPU 使用率が高くなり メッセージが発生してから [Systemwalker コンソール ] へ表示されるまでに時間がかかることがあります 正しい監視の例 以下の場合 message6 を新規メッセージとして処理します message1 message2 message3 message4 message5 追加前 message1 message2 message3 message4 message5 message6 追加後 以下の場合 message6 から message9 を新規メッセージとして処理します message1 message2 message3 message4 message5 追加前 message6 message7 message8 message9 追加後 正しい監視ができない例 以下の場合 サイズが変化しないため message2 は 新規メッセージにはなりません message1 追加前 message2 追加後

94 以下の場合 MESSAGE1001 ではなく 001 を新規メッセージとして処理します message1 追加前 追加後 MESSAGE1 001 以下の場合 messageabcd ではなく C より新規メッセージとして処理し 文字列の途中から監視されます ファイルサイズには改行コードが含まれているため 監視は "C" からになります また Windows の場合は改行コードが 2 バイトであるため 監視は "D" からになります 追加前上書き後通知結果 message1 messageabcd UNIXの場合 :CD Windowsの場合 :D メッセージ発生日時は ログファイルからメッセージを読み込んだ日時となります また ログファイルの増分を監視する間隔は [ 通信環境定義詳細 ]-[ 動作設定 ] ダイアログボックスの [ ファイル監視間隔 ] の定義に従います 初期値は 30 秒です 監視の動作 監視対象ファイルを定義から削除した後 再度ログファイル監視設定に同じファイルを追加した場合 新規のファイルが定義されたと認識し ファイルの内容がすべて処理されます マウントしてつながれるディスク上のファイルに アンマウントの状態で参照ができない場合 ( 注 ) ファイルサイズは 0 バイトとして扱われます そのため 再マウント後の監視ではファイルの先頭から監視され ログの再読み込みが行われる可能性があります そのため 監視は正しくできません 注 ) 一時的にファイルが存在しない ファイルが見つからない状況でも ファイルサイズは 0 バイトとして扱われ それ以降は先頭から監視します 改行だけの行がログファイルに出力 監視された場合 メッセージが空白のメッセージ ( ラベル + エラー種別だけのメッセージ ) として扱われます ファイルサイズの大きなログファイルを監視対象に追加する場合 ファイルの先頭から監視を開始するため 監視を完了するまでに時間がかかり 大量のメッセージが発生する可能性があります Linux for Itanium 版 Linux for Intel64 版を除く UNIX 版では ログファイルのファイルサイズが 2GB を超えた場合 そのログファイルは監視できなくなります 2GB を超えた場合は 以下に示すログファイルのリセット手順を実施してください 監視対象のログファイルをリセットする手順は以下のとおりです ( 運用を止めずに実施する ) 1. 監視対象のログをリセット ( ファイル削除 ファイル内容を消去 ) して ファイルサイズを 0 バイト にする 2. [ ファイル監視間隔 ] の時間以上待ち ログファイルが 0 バイト になったことを Systemwalker Centric Manager に認識させる 3. ログの書き込みを再開する 2. の処理により ログの書き込みを再開した後はファイルの先頭よりログは監視されます /etc/syslog.conf に定義されたファイル (/var/adm/messages など ) を 監視ログファイルとして指定しないでください シスログのメッセージは Systemwalker Centric Manager に直接通知されます このため シスログのメッセージをログファイル監視に指定すると 同一メッセージが二重に処理されることになります Windows 版の場合 ログを書き出すアプリケーションがログファイルの共有を許していない場合には そのログファイルを監視することはできません 改行コードまでを 1 メッセージとして処理します Systemwalker では 監視ログファイル設定で ラベル エラー種別を付加する 設定を行った場合 ログファイルに出力されたメッセージを以下の形式に変換して監視します 区切り文字は : ( コロン + 空白 ) です ラベルおよびエラー種別を付加した合計の長さが 2047 バイト以下になるようにしてください 付加情報を含めた長さが 2048 バイト以上となる場合は 2047 バイトを 1 メッセージとし残りは新しいメッセージとして処理します ラベル : エラー種別 : メッセージ - ラベル : [ 監視ログファイル設定 ] 画面で設定した [ ラベル ] 名 - エラー種別 : [ 監視ログファイル設定 ] 画面で設定した [ エラー種別 ]

95 - メッセージ : ログファイルに書き込まれたメッセージ 変換されたメッセージの構造を以下に示します NULL コード (0x00) などのバイナリデータを含むファイルは監視できません バイナリエディタでファイルを開いた場合に 0x00 等のバイナリデータが含まれる場合は取り除いてください また ファイルにバイナリデータが出力されない様にアプリケーション側でも対処してください OS の文字コードと 監視対象のログファイルの文字コードは 必ず一致させてください 文字コードが一致しない場合は監視できません [ 監視ログファイル設定 ] の [ ラベル ] 名には 以下の文字列を使用しないでください [ ラベル ] 名に下記文字列を指定した場合 メッセージ監視 ( フィルタリング ) が正しくできない場合があります - INFO 情報 Information - WARNING 警告 Warning - ERROR エラー Error - HALT 停止 Stop クラスタ運用を実施している運用管理サーバにおいて ローカルドライブ上のログファイル監視は使用できないため ログファイル監視の設定をはずしてください アクション定義 イベントが発生したときにアクションを自動的に実行させるために イベントに対して実行するアクションを定義します 同一のイベントに対して 複数の自動アクションを設定できます 以下の項目を設定します 設定する項目内容設定画面 [ 上位システムに送信 ] [ 詳細設定 ] [ 上位システムに送信 ] [ ログ格納 ] [ 監視イベント種別の設定 ] [ 重要度の設定 ] [ メッセージ一覧に表示する色の変更 ] [ 通報番号 ] [ メッセージの編集 ] [ メールによる通知を行う ] [ アプリケーションを起動する ] [ 音声による通知を行う ] [ メールによる通知を行う ] [ 実行方法の指定 ] [ 通知先情報 ] [ 送付先情報 ] [ イベントの特定 ] タブで設定したメッセージを上位システム通知します [ イベントの特定 ] タブで設定したメッセージについて ログ格納や監視イベント種別などを細かく指定します イベント発生時に実行するアクションとして メール通知 アプリケーション起動 または音声通知を設定します イベント発生時に実行するアクションとして メール送信を行うための設定をします [ イベント定義 / アクション定義 ] の [ メッセージ監視アクション ] タブ [ メッセージ監視 ( 詳細 )] [ イベント定義 / アクション定義 ] の [ 通知 / 実行アクション ] タブ アクション定義 ( 詳細 ) の [ メール ] タブ

96 設定する項目内容設定画面 [ アプリケーションを起動する ] [ 実行方法の指定 ] [ アプリケーション詳細 ] [ 起動時の扱い ] [ 音声による通知を行う ] [ 実行方法の指定 ] [ 通知先情報 ] [ 音声通知の情報 ] [ ショートメールによる通知を行う ] [ 実行方法の指定 ] [ 宛先情報 ] [ メッセージ ] [ ポップアップメッセージによる通知を行う ] [ 実行方法の指定 ] [ 宛先情報 ] [ メッセージ ] [ イベントログにメッセージを出力する ] [ 実行方法の指定 ] [ イベント詳細 ] [ リモートコマンドを発行する ] [ 実行方法の指定 ] [ コマンド詳細 ] [SNMP トラップを発行する ] [ 実行方法の指定 ] [ トラップ送信先 ] [ メッセージをトラップで送信する ] イベント発生時に実行するアクションとして 起動するアプリケーションについて設定をします イベント発生時に実行するアクションとして 音声通知を行うための設定をします イベント発生時に実行するアクションとして ショートメールによる通知を行うための設定をします イベント発生時に実行するアクションとして ポップアップメッセージによる通知を行うための設定をします イベント発生時に実行するアクションとして イベントログにメッセージを出力するための設定をします イベント発生時に実行するアクションとして リモートコマンドを発行するための設定をします イベント発生時に実行するアクションとして SNMP トラップを発行するための設定をします アクション定義 ( 詳細 ) の [ アプリケーション起動 ] タブ アクション定義 ( 詳細 ) の [ 音声通知 ] タブ アクション定義 ( 詳細 ) の [ ショートメール ] タブ アクション定義 ( 詳細 ) の [ ポップアップ ] タブ アクション定義 ( 詳細 ) の [ イベントログ出力 ] タブ アクション定義 ( 詳細 ) の [ リモートコマンド ] タブ アクション定義 ( 詳細 ) の [SNMP トラップ ] タブ 手順 以下のどちらかの方法で表示します [ イベント監視の条件定義 ] ウィンドウでアクションを設定するイベントを選択後 [ アクション ] メニューから [ アクションの設定 ] を選択します [ イベント定義 / アクション定義 [ 通知 / 実行アクション ]] ダイアログボックスで [ 詳細設定 ] ボタンを選択します [ アクション定義 ( 詳細 )] 画面が表示されます 監視を抑止している場合監視を抑止しているノードから通知されたイベントに対して以下のアクションは実行しません ショートメールに通報する メールで通報する ポップアップメッセージで通報する 音声で通知する イベントログを出力する リモートコマンドを発行する SNMPトラップを発行する

97 アプリケーションを起動する Systemwalker スクリプトを実行する 自動化できるアクションの種類と設定する画面 アクションの種類 アクションの説明 [ アクション環境設定 ] [ イベント定義 / アクショ ン定義 ] [Systemwalker コンソール ] にメッセージを通知する Systemwalker スクリプトでメッセージを編集する ショートメールで通報する MS-Mail で通報する で通報する ポップアップメッセージで通報する 音声で通知する イベントログを出力する リモートコマンドを発行する 発生したイベントを 上位のシステムに送信し [Systemwalker コンソール ] で監視します メッセージ監視アクション型のスクリプトを呼び出し メッセージを編集します ショートメールで 任意のメッセージを通知します MS-Mail で 任意の文書やメッセージを通知します で 任意の文書やメッセージを通知します ポップアップメッセージで 任意のメッセージを通知します 音声 WAV ファイルまたは BEEP 音で通知します 任意のメッセージをイベントログに出力します リモートコマンドを発行します - [ メッセージ監視アクション ] - - [ アクション実行先 ] [ アクション定義 ( 詳細 )]-[ ショートメール ] [ アクション実行先 ] [ アクション定義 ( 詳細 )]-[ メール ] [ メール ] [ 通知 / 実行アクション ]-[ メール ] [ アクション実行先 ] [ アクション定義 ( 詳細 )]-[ ポップアップ ] [ アクション実行先 ] [ 通知 / 実行アクション ]-[ 音声通知 ] - [ アクション定義 ( 詳細 )]-[ イベントログ出力 ] - [ アクション定義 ( 詳細 )]-[ リモートコマンド ] SNMPトラップを発行する SNMPトラップを発行します - [ アクション定義 ( 詳 細 )]-[SNMPトラップ] アプリケーションを起動する Systemwalker スクリプトを実行する アプリケーションを起動します 単体起動型のスクリプトを実行します - [ 通知 / 実行アクション ]-[ アプリケーション起動 ] - - 上記以外の詳細な設定は [ アクション環境設定 ( 詳細 )] 画面で設定します [ アクション環境設定 ] では 以下を設定します メール送信のアクションを実行するホストの環境を設定します ショートメールの送信環境を設定します ショートメール送信で使用する COM ポートの環境を設定します メール ショートメール ポップアップメッセージ 音声通知に関する実行先ホストを設定します アクションの実行履歴を採取する環境を設定します アクションの実行結果を保存することで アクションが正しく実行されていること および イベント監視の条件定義が正しく設定されていることを確認できます

98 各アクションには 実行条件を設定することができます 実行条件には 条件範囲内と条件範囲外の条件があります 条件範囲として 日にちおよび時間帯を設定できます アクション条件の設定については アクションの実行条件を定義する を参照してください 条件範囲に日にちを設定するときには Systemwalker Operation Manager がインストールされていなければなりません なお Windows for Itanium 版の場合は V 以降の Systemwalker Operation Manager が必要です Windows 版 (x64) の場合は V 以降の Systemwalker Operation Manager が必要です Linux for Itanium 版の場合は V 以降の Systemwalker Operation Manager が必要です Linux 版 (x64) の場合は V 以降の Systemwalker Operation Manager が必要です 各アクションの設定については イベントの対処を自動化する を参照してください イベント監視の条件にアクション定義を行う場合 [ イベント監視の条件定義 ] ウィンドウには 定義した内容が メッセージを特定する条件 単位に一覧表示されます 定義した内容は 一覧の上から下に順番に処理されます したがって 以下の点を考慮して 定義の順番を検討する必要があります [ 実行方法の指定 ] で [ 上位優先 ] を指定した場合 一覧の上から順に メッセージを特定する条件 を比較し 初めて一致した場合にアクションを実行します [ 実行方法の指定 ] で [ 常時実行 ] を指定した場合は ほかの定義内容に関係なく メッセージを特定する条件 に一致した場合にアクションを実行します なお [ メッセージ監視アクション ] の場合は 必ず [ 上位優先 ] となり 上から順に メッセージを特定する条件 を比較し 初めて一致した場合にアクションが実行されます 以降の定義は実行されません アクション環境設定 [ イベント定義 / アクション定義 [ イベントの特定 ]] ダイアログボックスで登録したイベントが発生すると [ イベント定義 / アクション定義 [ メッセージ監視アクション ]] ダイアログボックスと [ イベント定義 / アクション定義 [ 通知 / 実行アクション ]] ダイアログボックスで定義されたイベントに対するアクションが実行されます このようなアクションを実行するための環境を設定してください アクション環境の設定では 以下の項目を設定します 設定する項目内容設定画面 [ メールの設定 ] [ アクション実行先ホストの設定 ] [ ] [MS-Mail] [ イベント定義 / アクション定義 ] で定義したメール送信やアクション実行に対して 環境を設定します [ イベント定義 / アクション定義 ] で定義したメール送信に対して 実行するための環境を設定します [ ショートメールの種類 ] [ イベント定義 / アクション定義 ] で定義したショートメールに対して 実行するための環境を設定します [ 外線発信番号 ] [COM ポート番号 ] [ モデム初期化 AT コマンド ] [ 発信ダイアルタイプ ] [ ショートメール実行先ホスト名 ] [ メール実行ホスト名 ] [ ポップアップメッセージ実行ホスト名 ] [ 音声通知実行ホスト名 ] [ 全てのアクションを同じホストで実行する ] [ アクション抑止 ] [ 同一アクションを抑止する ] [ 抑止時間 ] [ リトライ情報 ] [ アクションが異常終了した場合 再実行を行う ] [ イベント定義 / アクション定義 ] で定義したアクションに対して 実行するためのポートを設定します [ イベント定義 / アクション定義 ] で定義したアクションの実行先を設定します [ イベント定義 / アクション定義 ] で定義したアクションの動作を設定します [ アクション環境設定 ] [ アクション環境設定 ( 詳細 )] の [ メール ] タブ [ アクション環境設定 ( 詳細 )] の [ ショートメール ] タブ [ アクション環境設定 ( 詳細 )] の [COM ポート ] タブ [ アクション環境設定 ( 詳細 )] の [ アクション実行先 ] タブ [ アクション環境設定 ( 詳細 )] の [ 動作設定 ] タブ

99 設定する項目内容設定画面 [ アクション ] [ アクションの保存 ] [ サービス終了時アクションの情報を保存する ] [ アクションの実行履歴の設定 ] [ アクションの実行履歴を採取する ] [ イベント定義 / アクション定義 ] で定義したアクションに対する実行履歴を設定します [ アクション環境設定 ( 詳細 )] の [ ログ ] タブ 手順 1. [ イベント監視の条件定義 ] ウィンドウで [ 環境設定 ] メニューから [ アクション環境設定 ] を選択します [ アクション環境設定 ] 画面が表示されます 2. [ 詳細設定 ] ボタンをクリックします [ アクション環境設定 ( 詳細 )] 画面が表示されます

100 各アクションの環境設定については イベントの対処を自動化する を参照してください 注意 Systemwalker Centric Manager においてポリシー情報を定義するときに [ アクション環境設定 ] ダイアログボックスや [ 監視ログファイルの設定 ] ダイアログボックスで設定情報を追加 / 変更し [ イベント監視の条件定義 ] ウィンドウで設定情報を追加 / 変更しなかった場合 この設定を反映するには ポリシー配付が必要です というメッセージが表示されないことがありますが ポリシー配付操作によって正しく配付されます イベント監視の条件の有効 / 無効を設定する [ イベント監視の条件定義 ] ウィンドウで 条件 ( 行単位 ) ごとに無効 / 有効を設定することができます 導入時 イベント監視の条件について いろいろな条件を試し 定義を変更することが簡単にできるようになります イベント監視の条件定義から削除しなくても トラブル発生時に大量に発生するイベントを一時的に抑止することができます 手順 以下の手順で イベント監視の条件定義の無効 / 有効を設定します 1. [ イベント監視の条件定義 ] ウィンドウで 変更する条件を選択します 2. [ イベント ] メニューの [ 条件の有効 ] を選択すると イベント監視の条件は有効になります [ イベント ] メニューの [ 条件の無効 ] を選択すると イベント監視の条件を無効にできます イベント監視の条件が無効状態の行は 背景が灰色になります イベント監視の条件にコメントを設定する イベント監視の条件定義の各定義に 定義の目的や修正履歴などをコメントとして設定することができます また 設定したコメントは [ イベント監視の条件定義 ] 画面に表示することができます

101 コメントを設定しておくことにより 管理者の変更があった場合や 定義の意味が複雑でわかりにくい場合でも 情報を簡単に把握することができます これにより 誤って定義を変更 削除してしまうなどの操作ミスを防止することができます ここでは コメントの設定方法と表示について説明します コメントの設定方法 1. [ イベント監視の条件定義 ] 画面から 以下の方法で [ コメント ] 設定画面を起動します - コメントを設定する定義の [ コメント ] 列をダブルクリックする - コメントを設定する定義を選択し [ イベント ] メニューから [ コメント設定 ] を選択する - コメントを設定する定義を選択し 右クリックで表示されたメニューから [ コメント設定 ] を選択する 2. [ コメント設定 ] 画面でコメントを設定します 定義の目的や修正履歴などのコメントを設定し [OK] ボタンをクリックします [ イベント監視の条件定義 ] 画面の [ コメント ] 列には ここで設定したコメントの 1 行目だけ ( 以下の例の場合 GS の異常 だけ ) が表示されます 2 行目以降に設定した内容の表示については コメントの表示 を参照してください

102 コメントの表示 [ イベント監視の条件定義 ] 画面に [ コメント ] 列を表示する [ コメント ] 列の表示 / 非表示は [ イベント監視の条件定義 ] 画面の [ 表示 ] メニューの [ 表示項目の設定 ] で設定します コメント全体を表示する [ イベント監視の条件定義 ] 画面の [ コメント ] 列には [ コメント設定 ] 画面の1 行目に設定した内容しか表示されません コメント全体は 以下の方法で確認することができます [ イベント監視の条件定義 ] 画面の [ コメント ] 列にカーソルを合わせるカーソルを合わせた定義のコメント全体が ツールチップで表示されます

103 [ コメント設定 ] 画面を起動する [ コメント設定 ] 画面の起動方法は コメントの設定方法 を参照してください Systemwalkerテンプレートの開始行 / 終了行の [ コメント ] 列 Systemwalkerテンプレート開始行 / 終了行の [ コメント ] 列は以下のように表示されます Systemwalkerテンプレート開始行ここから下の定義がテンプレート定義です Systemwalkerテンプレート終了行ここから上の定義がテンプレート定義です イベント監視の動作環境を設定する イベント監視の動作環境は 過去に発生したメッセージの保存 発行したコマンドとそのコマンド応答の保存に関する定義 メッセージ送信先システムとの接続リトライおよび必要時接続の定義 および送達確認 保存データ数 メッセージ抑止の定義を行います イベント監視の動作環境では 以下の項目を設定します 設定する項目内容設定画面 [ メッセージログ ] [ コマンドログ ] [ 接続 切断の設定 ] [ 必要時接続 ] [ 中継する ] [ 分割データ監視時間 ] 過去に発生したメッセージの保存に関する定義を設定します メッセージ送信先システムとの接続リトライ および必要時接続を設定します システム監視エージェントで システムから通知されたメッセージを上位ホストに中継機能や分割データを受信完了するまでの監視時間を設定します [ イベント監視 ( 動作環境 )] の [ ログファイル定義 ] タブ [ イベント監視 ( 動作環境 )] の [ 接続 ] タブ [ 接続詳細 ]

104 設定する項目内容設定画面 [ 送達確認 ] [ 保存データ数 ] [ ファイル監視間隔 ] [ メッセージ抑止 ] [ リモートコマンド ] [ サービス ] [ エラー種類未設定イベントの扱い ] システム監視エージェントの送達確認の動作 データ送信が失敗した場合に保存するデータ数 監視ログファイルの発生したメッセージを監視する時間間隔 一定時間内に同一のメッセージが複数発生した場合のメッセージ抑止を設定します コマンドシェル コマンドユーザ サービス名 エラー種類未設定イベントの扱いを設定します [ イベント監視 ( 動作環境 )] の [ 動作設定 ] タブ [ 動作設定詳細 ] 手順 1. [ 監視ポリシー [ 管理 ]] 画面を起動します 2. [ オプション ] メニューの [ カスタムモード表示 ] にチェックが入っていることを確認します チェックが入っていない場合は [ オプション ] メニューの [ カスタムモード表示 ] を選択することでチェックします 3. [ 設定対象 ] の [ ポリシー ]-[ イベント監視 ]-[ 動作環境 ] を選択します 4. [ 操作 ] メニューの [ 新規作成 ] を選択します [ 監視ポリシー [ ポリシーの作成 ]] 画面が表示されます 5. [ ポリシー名 ] [ コメント名 ] を入力します 6. [OK] ボタンをクリックします [ イベント監視 ( 動作環境 )] 画面が表示されます

105 運用管理サーバへの設定監視するイベント種別 および監視イベント情報の対処方法などを [ メッセージ説明 ] として設定をします [ メッセージログ ] や [ コマンドログ ] のファイルの規模や格納場所を設定する メッセージの [ 送達確認 ] [ 保存データ数 ] [ メッセージ抑止 ] を設定する 部門管理サーバ / 業務サーバへの設定 [ メッセージログ ] や [ コマンドログ ] に関する設定を行います 上位システムとの [ 接続 ] に関する設定を行います [ 送達確認 ] [ 保存データ数 ] [ メッセージ抑止 ] の設定を行います メッセージの [ メッセージ送信先システム ] を設定します 部門管理サーバの場合には 運用管理サーバを [ メッセージ送信先システム ] に設定します 業務サーバの場合には 通常 上位の部門管理サーバを [ メッセージ送信先システム ] に設定します 上記で指定した [ メッセージ送信先システム ] は アプリケーション管理機能を使用する場合の稼働監視の通知先としても使用されます [ メッセージ送信先システム ] を設定する方法は 監視結果を送信するシステムを定義する を参照してください 文字コードに UTF-8 を採用した場合 UNIX 版の場合 文字コードが UTF-8 のシステムに対して動作環境定義を行った場合 UTF-8 コードに変換後の長さが最大長を超えていないかをチェックしています 文字コードの変換でエラーが発生した場合 および UTF-8 コードで最大長を超えた場合 メッセージが出力されますので 下表の説明に従って定義を見直してください 通信環境を定義するときに コード変換エラーが発生した場合 通信環境を設定する

106 コード変換エラーおよび定義した文字列の最大長を超えたために ポリシー配付が失敗した場合 イベント監視の条件を定義するときに コード変換エラーが発生した場合 ラベル名が 256 バイト以上になった場合 アクション定義のメール連携で コード変換エラーが発生した場合 イベント監視の監視条件を設定する イベント監視の条件定義 メールで通報する Windows x64 の場合 以下の定義に Windows ディレクトリ \system32 配下を定義することはできません 定義した場合 Windows ディレクトリ \SysWOW64 配下に各ログが採取されます メッセージログ - 格納ディレクトリ コマンドログ - 格納ディレクトリ 4.4 アプリケーション監視 アプリケーションの監視条件を設定する 監視するアプリケーションを選択し 監視する条件 ( 監視する時間帯 / しきい値監視 ) を設定します また 監視対象製品以外のアプリケーションを追加 更新 削除できます アプリケーション監視の設定では 以下の項目を設定します 設定する項目内容設定画面 [ 製品一覧 ]-[ 製品名 ] Systemwalker テンプレートの登録されている製品名が一覧で表示されます 表示された中から 監視対象とする製品を選択します [ アプリケーション一覧 ] ユーザの追加したアプリケーションが一覧で表示されます また 監視対象のアプリケーションの追加 / 更新 / 削除を行います [ アプリケーション監視 [ 監視条件 ]] の [ 監視対象製品 ] タブ [ アプリケーション監視 [ 監視条件 ]] の [ ユーザ追加のアプリケーション ] タブ [ 稼働監視の設定 ] [ しきい値の設定 ] [ 稼働時間外の時は稼働監視イベントを出力しない ] [ 稼働違反が発生した場合の制御を設定する ] [ プロセス数の監視を行う ] アプリケーションの監視時刻を終日監視するか 稼働時間帯を指定します また CPU 使用率 および仮想メモリ容量に対してしきい値を設定するための [ しきい値監視の設定 ] ダイアログボックスを呼び出します インストールレス型ノードに対して関連付けされたアプリケーションの [ しきい値の設定 ] の設定は 使用されません 監視対象時間帯以外の時刻にアプリケーションが稼働動している場合に 稼働違反として扱うかを指定します また アプリケーションの稼働違反が検出された場合の処理方法を設定します プロセス数の監視を行う場合は 上限と下限のプロセス数を指定します [ アプリケーションの監視条件 ] [ 稼働監視の設定 [ 詳細 ]]

107 設定する項目内容設定画面 [CPU 使用率のしきい値を監視する ] [ しきい値設定 ] [ 仮想メモリ容量のしきい値を監視する ] [ しきい値設定 ] [ 異常検出判定基準 ] [ 警告検出判定基準 ] [ サンプリング回数 ] [ サンプリング間隔 ] アプリケーションの CPU 使用率のしきい値監視を行うかを指定します しきい値監視を行う場合は 異常状態と判定するための上限値と下限値 警告状態と判定するための上限値と下限値を指定します 仮想メモリ容量のしきい値監視を行うかを指定します しきい値の監視を行う場合は 異常状態と判定するための上限値と下限値 警告状態と判定するための上限値と下限値をそれぞれ指定します [ サンプリング回数 ] で指定した回数のうち 何回異常状態 / 警告状態を検出したら異常 / 警告として通知するかの判定基準 ( 回数 ) を指定します 異常状態 / 警告状態を判定するために CPU 使用率あるいは仮想メモリ容量を測定する回数と時間間隔を指定します [ しきい値監視の設定 ] の [CPU 使用率 ] タブ [ しきい値監視の設定 ] の [ 仮想メモリ容量 ] タブ [ しきい値監視の設定 [ 詳細 ]] 手順 1. [ 監視ポリシー [ 管理 ]] 画面を起動します 2. [ 設定対象 ] の [ 監視ポリシー ]-[ アプリケーション監視 ]-[ 監視条件 ] を選択します 3. [ 操作 ] メニューの [ 新規作成 ] を選択します [ 監視ポリシー [ ポリシーの作成 ]] 画面が表示されます 4. [ ポリシー名 ] [ コメント名 ] を入力します 5. [OK] ボタンをクリックします [ アプリケーション監視 [ 監視条件 ]] 画面が表示されます

108 6. [ 製品の詳細設定 ] ボタンをクリックします ([ 製品の詳細設定 ] ボタンはカスタムモードのみ表示されます ) [ アプリケーションの監視条件 ] 画面が表示されます

109 7. 稼働監視の詳細情報を設定するために [ アプリケーションの監視条件 ] 画面で [ 詳細設定 ] ボタンをクリックします [ 稼働監視の設定 [ 詳細 ]] 画面が表示されます 8. アプリケーション単位のしきい値を監視するために [ アプリケーションの監視条件 ] 画面で [ 設定 ] ボタンをクリックします [ しきい値監視の設定 ] 画面が表示されます UNIX 版では シェルスクリプトに対するしきい値監視を行うことはできません Solaris 10 で複数の CPU を搭載しているノードのアプリケーションの [CPU 使用率 ] のしきい値を設定する場合 シングル CPU 搭載ノードと同じしきい値設定ではしきい値違反にならないことがあります OS によって負荷分散が行われるため アプリケーションに対する CPU の割り当てが動的に変化します そのため 以下を目安に設定してください - [CPU 使用率 ] の設定 シングル CPU 搭載ノード設定しきい値 CPU 数 検出上限値および検出下限値は 以下の条件を満たす必要があります 異常検出上限値 > 警告検出上限値 > 警告検出下限値 > 異常検出下限値

110 アプリケーションのサンプリング間隔は 1 つのノードに設定された CPU 使用率 メモリ使用量で指定されたうち最小の値を採用します アプリケーションの動作設定を行う 監視するアプリケーションについて 稼働状態を監視する間隔 稼働状況を取得する間隔を設定します アプリケーションの動作設定では 以下の項目を設定します 設定する項目内容設定画面 [ 稼働ポリシー監視間隔 ] [ 稼働状況取得間隔 ] 監視対象サーバ上の Systemwalker Centric Manager エージェントが 監視対象アプリケーションの稼働状況を監視する時間間隔やアプリケーションの稼働状況情報を運用管理サーバへ送信する時間間隔を設定します インストールレス型ノードに対して [ 稼働状況取得間隔 ] の設定は使用されません [ アプリケーション情報送信種別 ] 監視対象サーバ上の Systemwalker Centric Manager エージェントが停止している間に 運用管理サーバ上のアプリケーションプロパティが編集された場合 そのプロパティ情報をいつ監視対象サーバ上のエージェントへ送信するかを指定します インストールレス型ノードに対して [ 動作の設定 [ 詳細 ]] の設定は使用されません [ アプリケーション監視 [ 動作設定 ]] [ 動作の設定 [ 詳細 ]] なお [ ポリシーグループ ] の [ 監視条件 ] で [ 監視しない ] を選択した場合にも 動作設定のポリシーは 必ず配付対象となります 手順 1. [ 監視ポリシー [ 管理 ]] 画面を起動します 2. [ オプション ] メニューの [ カスタムモード表示 ] にチェックが入っていることを確認します チェックが入っていない場合は [ オプション ] メニューの [ カスタムモード表示 ] を選択することでチェックします 3. [ 設定対象 ] の [ 監視ポリシー ]-[ アプリケーション監視 ]-[ 動作設定 ] を選択します 4. [ 操作 ] メニューの [ 新規作成 ] を選択します [ 監視ポリシー [ ポリシーの作成 ]] 画面が表示されます 5. [ ポリシー名 ] [ コメント名 ] を入力します 6. [OK] ボタンをクリックします [ アプリケーション監視 [ 動作設定 ]] 画面が表示されます

111 7. [ 稼働ポリシー監視間隔 ] および [ 稼働状況取得間隔 ] を設定します 監視する間隔は 監視するシステム内で共通の設定となります アプリケーションごとの時間設定はできません - 稼働ポリシー監視間隔の設定 稼働監視ポリシーで設定しているアプリケーションの状態 ( 稼働しているか停止しているか ) を監視する間隔を指定します - 稼働状況取得間隔の設定 アプリケーションの稼働状況を取得する間隔を指定します 間隔として 0 分を指定した場合には 稼働状況の取得は行われません アプリケーションの稼働状況 ( 稼働中 停止中 非稼働状態など ) は 監視マップ上に表示されるアプリケーションアイコンの枠の色 監視リスト上に表示される 稼働状態 で確認することができます なお 監視対象のアプリケーションが多い場合 または監視対象のシステムが多い場合は ネットワークの負荷軽減のために アプリケーションの稼働状況取得時間を 0 分 ( 稼働状況の取得を行わない ) にすることをお勧めします 8. [ 詳細設定 ] ボタンをクリックします [ 動作の設定 [ 詳細 ]] 画面が表示されます 9. [ アプリケーション情報送信種別 ] を選択します アプリケーション情報の送信種別とは 送信種別とは 監視対象システムが運用管理サーバからのアプリケーション情報を取得する方法をいいます アプリケーション情報は アプリケーションおよび Interstage のワークユニットに関して登録されている以下の情報です 実行ファイル名 ワークユニット名などの登録内容 業務管理ツリーに登録されているかどうか これらの情報は通常 アプリケーションの登録時 ( アプリケーションの自動検出も含む ) や業務管理ツリーへの登録時に 運用管理サーバから監視対象システムに対して送信されます しかし 以下の条件の場合には 運用管理サーバと監視対象システムとの間で整合性を確保する必要があります 運用管理サーバの環境を再構築したため 監視対象システム上の情報を一括して更新したい 運用管理サーバへの登録時に監視対象システムが停止していたか または監視対象システムに一時的な通信異常が発生していたため 登録内容のすべては送信されていない 監視対象システムの環境を再構築したため 最新の登録情報を運用管理サーバから取得して反映したい [ アプリケーション情報送信種別 ] は 以下のように設定します 運用管理サーバ上の作業 ( アプリケーションの登録 / 更新 ) が多い場合 または 整合性を確保する必要がある場合は [ 次回エージェント起動時のみ最新情報を送信する ] または [ エージェント起動時に毎回最新情報を送信する ] に設定します 運用管理サーバ上の作業は完了し [ 稼働ポリシー監視間隔 ] または [ 稼働状況取得間隔 ] の設定だけの場合は ネットワークの負荷軽減のために [ 送信しない ] に設定します

112 4.5 スクリプト イベントに対して編集を行うスクリプトや 1 つのコマンドとして動作するスクリプトなどを設定することで イベントの発生を契機に Systemwalker スクリプトを起動できます 以下の項目を設定します 設定する項目内容設定画面 [ 追加 ] [ 削除 ] [ 自動起動する ] [ 詳細設定 ] スクリプトの追加や登録済みのスクリプトを削除できます また 選択したスクリプトを自動起動するかを設定します [ スクリプト ( 動作設定 )] 手順 1. [ 監視ポリシー [ 管理 ]] 画面を起動します 2. [ オプション ] メニューの [ カスタムモード表示 ] にチェックが入っていることを確認します チェックが入っていない場合は [ オプション ] メニューの [ カスタムモード表示 ] を選択することでチェックします 3. [ 設定対象 ] の [ ポリシー ]-[ スクリプト ]-[ 動作設定 ] を選択します 4. [ 操作 ] メニューの [ 新規作成 ] を選択します [ 監視ポリシー [ ポリシーの作成 ]] 画面が表示されます 5. [ ポリシー名 ] [ コメント名 ] を入力します 6. [OK] ボタンをクリックします [ スクリプト ( 動作設定 )] 画面が表示されます 7. [ スクリプト ( 動作設定 )] 画面で [ 追加 ] ボタンをクリックします [ スクリプト追加 ] 画面が表示されます

113 8. 以下の項目を設定します [ ファイルの場所 ]: スクリプト登録ディレクトリをルートとした Systemwalker スクリプトファイル格納先を選択します [ ファイル名 ] が表示されます [ 実行名 ]:Systemwalker スクリプトファイルを指定します 9. [OK] ボタンをクリックします 4.6 インストールレス型エージェント監視 インストールレス型エージェントで監視する方法について説明します インストールレス型エージェントで監視できる機能は 以下のとおりです システム監視 - イベントログ / シスログ監視 - リモートコマンド - ログファイル監視 インベントリ収集 監視ポリシーの作成方法は インベントリ情報の収集 を参照してください アプリケーション監視 監視ポリシーの作成方法は アプリケーション監視 を参照してください サーバ性能監視 監視ポリシーの作成方法は サーバ性能の監視ポリシーを設定する を参照してください なお インストールレス型エージェントでサーバ / クライアントの監視を利用する場合の必要な作業については Systemwalker Centric Manager 導入手引書 の インストールレス型エージェントで監視する場合 を参照してください Systemwalker Centric Manager のエージェントを導入していないサーバを監視するために設定します

114 設定する項目内容設定画面 [ 監視サーバ名 ] [ デプロイ先のパス ] [telnet] [SSH] [WMI] [FTP] [ イベントログ / システムログを監視する ] Systemwalker Centric Manager を導入しないシステムを監視するサーバについて 監視サーバ名や共通情報を指定します イベントログ / システムログの監視を行う場合 監視間隔などを設定します ログファイル監視を行う場合は 監視するログファイルを設定するために [ 監視ログファイル設定 ] 画面を呼び出します [ 監視ログファイル ] ログファイル監視には 監視するアプリケーションがイベントを出力する ファイル名 + パスを指定します [ インベントリ収集を行う ] 定期的にインベントリ情報を収集する場合は 収集契機を設定するために [ インベントリ情報の収集 ] 画面を呼び出します Systemwalker コンソール上のノードを選択したり コマンドを実行してインベントリ収集する場合は チェック状態に関係なく インベントリ収集を実施できます [ インベントリ収集契機 ] インベントリ情報収集に関して インベントリ情報を収集する周期や収集する時刻を設定します [ アプリケーションを監視する ] アプリケーションを監視する場合は 監視するアプリケーションを設定するために [ アプリケーションの監視条件 ] 画面を呼び出します [ 監視するアプリケーションを設定する ] Systemwalker Centric Manager を導入しないでアプリケーションを監視するために 監視対象のアプリケーションを設定します [ サーバ性能を監視する ] サーバ性能を監視する場合は 監視する項目を設定するために [ サーバ性能の監視 ] 画面を呼び出します [ サーバ性能の監視 ] Systemwalker Centric Manager を導入しないでサーバ性能を監視するための条件を設定します [ インストールレス型エージェント監視 ] の [ 通信環境 ] タブ [ インストールレス型エージェント監視 ] の [ 動作設定 ] タブ [ 監視ログファイル設定 ] [ インストールレス型エージェント監視 ] の [ 動作設定 ] タブ [ インベントリ情報の収集 ] [ インストールレス型エージェント監視 ] の [ 動作設定 ] タブ [ アプリケーションの監視条件 ] [ インストールレス型エージェント監視 ] の [ 動作設定 ] タブ [ サーバ性能の監視 ] 事前準備以下を実施してください インストールレス型エージェントで監視するノードを登録する 監視するノードの構成情報一覧で 以下の設定項目を確認する - [ 基本情報 ] タブの [ マシン種別一覧 ] に Computer が設定されていること設定されていない場合 ポリシー配付対象外となります

115 - [OS] タブの [OS 種別 ] と [OS 詳細情報 ] タブに 監視するノードの OS 種別が設定されていること 設定されていない場合 監視サーバ ( 運用管理サーバ / 部門管理サーバ ) の OS 種別と同一と判断して監視します その場合 監視サーバと同一の OS 種別でない場合は監視に失敗します 手順 1. [ 監視ポリシー [ 管理 ]] 画面を起動します 2. [ 設定対象 ] の [ 監視ポリシー ]-[ インストールレス型エージェント監視 ]-[ 動作環境 ] を選択します 3. [ 操作 ] メニューの [ 新規作成 ] を選択します [ 監視ポリシー [ ポリシーの作成 ]] 画面が表示されます 4. [ ポリシー名 ] [ コメント名 ] を入力します 5. [OK] ボタンをクリックします [ インストールレス型エージェント監視 ] 画面が表示されます

116 6. [ 通信環境 ] タブの設定を行います [ インストールレス型エージェント監視 [ 通信環境 ]] 画面の詳細は Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ を参照してください 設定を行ったら [ 動作設定 ] タブをクリックします 7. [ 動作設定 ] タブで各機能の設定を行います インストールレス型エージェント監視のポリシーが作成されます [ インストールレス型エージェント監視 [ 動作設定 ]] 画面の詳細は Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ を参照してください 設定を行ったら [OK] ボタンをクリックします 8. [ インストールレス型エージェント監視 [ 管理 ]] 画面より 作成したポリシーを選択し ツールバーの [ 配付先の設定 ] ボタンをクリックします [ インストールレス型エージェント監視 ]-[ 配付先の設定 ] 画面が表示されます 9. 配付先の設定を行い [OK] ボタンをクリックします インストールレス型エージェント監視のポリシーの配付先が設定されます

117 10. [ インストールレス型エージェント監視 [ 管理 ]] 画面より 配付先を設定したポリシーを選択し ツールバーの [ 配付 ] ボタンをクリックします インストールレス型エージェント監視のポリシーが配付されます インベントリ情報の収集 1. インベントリ情報の収集契機を設定するために [ インストールレス型エージェント監視 ] 画面の [ 動作設定 ] で [ インベントリ収集を行う ] の [ 詳細 ] ボタンをクリックします [ インベントリ情報の収集 ] 画面が表示されます [ インベントリ収集契機 ] の設定を行い [OK] ボタンをクリックします 2. [ インストールレス型エージェント監視 ] 画面で [OK] ボタンをクリックします インストールレス型エージェントのポリシーグループが作成されます 3. [ 監視ポリシー ] 画面で 作成したインストールレス型エージェントのポリシーグループを配付します 監視対象のノードがクラスタ運用している場合 それぞれのノードに対してインベントリ収集を実施してください インストール型エージェント監視による運用に切り替える場合 インストール型エージェント監視による運用に切り替える前に 以下の操作を実施してください 1. Systemwalker コンソール上に存在する当該ノードを削除する 2. drmsdlt( 資源配付の管理情報削除コマンド ( サーバ用 )) により 当該ノードを削除する drmsdlt( 資源配付の管理情報削除コマンド ( サーバ用 )) の詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください 監視サーバを変更する場合 drmsdlt( 資源配付の管理情報削除コマンド ( サーバ用 )) により 変更前の監視サーバによって収集されたノードのインベントリ情報を削除してください 対象のノードは [ 監視ポリシー ] 画面の [ 配付状況 ] により選択してください drmsdlt( 資源配付の管理情報削除コマンド ( サーバ用 )) の詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください アプリケーション監視 1. アプリケーション監視を設定するために [ インストールレス型エージェント監視 ] 画面の [ 動作設定 ] タブで [ アプリケーションを監視する ] の [ 詳細 ] ボタンをクリックします [ アプリケーションの監視条件 ( インストールレス )] 画面が表示されます

118 2. [ 監視間隔 ] を設定します 3. [ 監視対象アプリケーション ] の [ 追加 ] ボタンを選択します [ アプリケーションの登録 ( インストールレス )] 画面が表示されます 4. 各項目を設定し [OK] ボタンをクリックします

119 サーバ性能の監視ポリシーを設定する 1. サーバ性能監視で しきい値を監視する項目を設定するために [ インストールレス型エージェント監視 ] 画面の [ 動作設定 ] で [ サーバ性能を監視する ] の [ 詳細 ] ボタンをクリックします [ サーバ性能の監視 ( インストールレス )] 画面が表示されます 2. [ サーバ性能の監視 ( インストールレス )] 画面で [ しきい値一覧 ] の監視する項目を選択し [ 設定 ] ボタンをクリックします [ サーバ性能のしきい値設定 ( インストールレス )] 画面が表示されます 3. 各項目を設定し [OK] ボタンをクリックします

120 4. しきい値を監視するすべての項目の設定が完了したら [OK] ボタンをクリックします アプリケーションが出力するログの監視 1. 監視するログファイルを設定するために [ インストールレス型エージェント監視 ] 画面の [ 動作設定 ] で [ 監視ログファイル ] の [ 詳細 ] ボタンをクリックします [ 監視ログファイル設定 ] 画面が表示されます 2. [ 監視ログファイル設定 ] 画面で [ 追加 ] ボタンをクリックします [ 監視ログファイル設定 ( 追加 )] 画面が表示されます

121 3. 各項目を設定し [OK] ボタンをクリックします 4. 監視するログファイルをすべて設定し [ 監視ログファイル設定 ] 画面で [OK] ボタンをクリックします 大規模システム 個別に監視ポリシー設定の必要なノードに対して 監視ポリシーを設定する 被監視システムで共通の定義は [ インストールレス型エージェント監視 ] で定義します 被監視システムごとにユーザ情報が異なる場合など ノードごとに個別の設定が多い場合は インストールレス型エージェント監視の個別定義ファイルを作成します 以下の操作を実施してから 監視ポリシー画面で ポリシー定義 ポリシー配付を実施してください 1. インストールレス型エージェント監視の個別定義ファイルを作成します 2. 運用管理サーバで mpalsexdef( インストールレス型エージェント個別情報設定コマンド ) を実行します インストールレス型エージェント監視の個別定義ファイル および mpalsexdef( インストールレス型エージェント個別情報設定コマンド ) の詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください インストールレス型エージェントでの監視を止める場合 [ 監視ポリシー [ 管理 ]] 画面で 以前設定したポリシー名を選択し ポリシーを削除します インストールレス型エージェントで監視対象のサーバとして定義されたサーバに Systemwalker Centric Manager エージェントをインストールした場合は イベントが二重に通知されます 該当のサーバのポリシー定義を削除するか 配付対象ノードから該当ノードをはずして ポリシー定義を再配付してください

122 第 5 章 [ 監視ポリシー ] 以外のポリシーの設定 [ 監視ポリシー ] 以外のポリシーの設定について説明します 5.1 システムの監視を抑止する 一部のシステムのメンテナンス時に メンテナンス対象となるシステムの監視を一時的に抑止できます 運用イメージは以下のとおりです 監視を抑止する運用例 監視を抑止する機能をどのように使用するか 以下の構成の場合を例にして 具体的な運用例を説明します

123 構成 運用管理サーバ配下に部門管理サーバ および複数の業務サーバがある 各サーバは複数のサブネットから構成されている 運用管理サーバとそれ以外のサーバはシステム拠点がわかれている なお 監視を抑止する運用について以下の注意があります Systemwalker Centric Manager のバージョンが混在していて 業務サーバや部門管理サーバにインストールされている Systemwalker Centric Manager のバージョンレベルが V より古い場合 整合性および接続性について以下の注意が必要です - 監視処理の抑止は運用管理サーバで行われます すなわち 業務サーバや部門管理サーバでは監視処理の抑止は行われずイベントが運用管理サーバへ通知され 運用管理サーバ側で抑止されます - 抑止解除後は 監視抑止前の状態を引き継いだ監視はできません - 監視抑止中に状態変化が通知された場合 抑止解除後はその変化した状態から監視を継続します そのため メッセージ一覧に該当するメッセージが出力されていた場合は 監視元サーバ および監視対象ノードを再起動してください また 監視抑止中のノード および監視抑止中のノードが存在するセグメントを 部門フォルダ間で移動することはできません イベント通知の抑止は運用管理サーバで行うため 部門管理サーバ 業務サーバ クライアントで発生したイベントに対して個別にアクション定義が行われている場合は アクション実行を抑止することはできません 設定済みの監視抑止のポリシーを [ ポリシーの配付状況 ] 画面から削除することはできません 監視抑止中でも ノード検出 処理の抑止は行いません そのため メンテナンス作業中に一時的にネットワーク接続されたノードが ノード検出によって検出されることがあります 監視抑止中のノードに対して操作は抑止しません 運用例 サーバのメンテナンスをする場合 ネットワーク機器をメンテナンスする場合 計画的な停電に伴い一時的に監視を停止する場合 サーバのメンテナンスをする場合要件 業務サーバAのハードウェア障害が発生したため メンテナンス完了まで業務サーバAに対する一連の監視を抑止したい または 業務サーバAの定期メンテナンスを行うため メンテナンス中の業務サーバAに対する一連の監視を抑止したい

124 運用手順 1. 業務サーバAの監視を抑止する 2. メンテナンス作業を行う 3. 業務サーバAの監視を再開する ネットワーク機器をメンテナンスする場合要件ルータをファームアップするため 作業完了まで影響を受けるすべてのノードに対する一連の監視を抑止したい 運用手順 1. ルータを停止したときに影響を受けるノードを確認し 以下の該当ノードに対する監視を抑止する - ルータ - 業務サーバB - 業務サーバC 2. ルータのファームアップ作業を行う 3. 1) で監視を抑止したノードの監視を再開する 計画的な停電に伴い一時的に監視を停止する場合 要件 部門管理サーバが監視するシステム拠点で全館停電があるため 停電中の監視を一時的に停止したい 運用手順 1. 停電前に 部門管理サーバが所属するサブネットフォルダ配下のすべてのノードに対する監視を抑止する 2. 停電から復旧した後 部門管理サーバが所属するサブネットフォルダ配下のすべてのノードに対する監視を再開する 監視を抑止するしくみ 抑止される監視内容 監視を抑止する設定を行った場合 以下の監視が抑止されます 稼働状態の監視 MIB の監視 ネットワーク性能監視 また 監視抑止対象ノードから通知された以下のイベントについては [ 監視イベント一覧 ] および [ 監視イベントログの検索 ] 画面への表示を行いません イベントログ / シスログに出力されたイベント 監視対象となっているアプリケーションのログファイルに出力されたメッセージ メッセージ作成 / 出力コマンドを使用したイベント アプリケーションの稼働違反 しきい値違反のイベント サーバ性能監視のイベント ただし 運用管理サーバを監視抑止の対象とした場合は 運用管理サーバ自身で発生したイベントは抑止されません

125 抑止できないもの以下の監視を抑止することはできません 運用管理サーバ上で動作する以下の管理機能全般 - アプリケーション管理機能 - サーバ性能監視機能 ノード検出 アプリケーションの稼働違反 および しきい値違反以外のアプリケーション管理機能 仮想ノードを構成する実ノードが監視抑止の対象でない場合の仮想ノード監視 DHCPクライアント監視以下のイベント通知を抑止することはできません 返答メッセージ機能により通知された返答要求メッセージ 監視の抑止のしくみ 以下の監視を行わないようポリシー配付します 稼働状態の監視 MIB の監視 ネットワーク性能監視 ポリシー配付後 運用管理サーバ または部門管理サーバで各ノードの監視を行わないようになります イベント通知の抑止のしくみ イベントの発生元ホストが 監視抑止の対象となっているノードであった場合に [ 監視イベント一覧 ] に表示しないよう運用管理サーバにて抑止します また 監視抑止中のノードから通知されたイベントを契機に実行される自動アクションは メッセージ監視アクションを除くすべてのアクションが抑止されます ただし 抑止される自動アクションは運用管理サーバのイベント監視の条件定義に定義されたアクションだけです 抑止解除時 抑止解除後の監視再開時には 抑止前の状態を引き継いで監視を行うことができます 注意 監視抑止に関する注意事項 監視の抑止 / 再開は ポリシー配付を行うことによって有効になります ポリシー設定を行い 配付を行わなかった場合は有効になりません ポリシー配付を実施しない場合は 以下の影響があります 監視抑止のポリシーを設定した結果が反映されません 監視抑止のポリシー設定前 およびポリシー設定後に発生した構成情報の変更結果が反映されません そのため ネットワーク管理の監視 および SNMP トラップ監視が正しく動作しません 監視を抑止 / 再開する 監視を抑止し 監視を再開するまでの手順を説明します 1. 抑止を開始するメンテナンス作業のために監視が不要となるノードに対し 監視を抑止するよう設定します

126 2. コンソールから抑止状態を確認するノードが監視抑止中かを確認します 3. 監視を再開するメンテナンス作業が終了した場合に 監視を再開するよう設定します 4. 抑止されたイベントを参照する監視を抑止している間に発生したイベントを確認します 複数のフォルダ配下のノードに対する監視を抑止 / 再開する場合 複数フォルダ または複数フォルダ配下のノードを同時に選択することはできません このような場合は抑止 / 再開する操作を各フォルダ または各ノードに対し それぞれ実行する必要があります この場合 ポリシー配付は最後の操作のときに行います これにより すべてのポリシー配付をまとめて行うことができます 抑止を開始する 1 回の操作で監視抑止を設定することができるノードの数は 最大 256 個です 以下のすべてを満たす場合に [ 監視抑止の設定 ] メニューを選択できます ノードを選択 ( 複数選択可 ) またはフォルダを単一選択した場合 ただしノードとフォルダを混在して選択することはできません 接続先の運用管理サーバのバージョンが V 以降の場合 接続先の運用管理サーバが全体監視サーバではない場合 監視抑止は ノードに対してだけ設定できます アプリケーション ワークユニットなどに対しては設定できません 1. [Systemwalker コンソール ] の監視リスト または監視マップから監視を抑止する対象のノード ( 複数選択可 ) または フォルダを選択します 2. [Systemwalker コンソール ] の [ ポリシー ] メニューから [ 監視 ]-[ 監視抑止の設定 ] を選択します [ 監視抑止 ] ウィンドウが表示されます 3. [ 監視しない ] を選択し [OK] ボタンをクリックします [ 監視抑止 ] ウィンドウが終了し ポリシー配付の確認画面が表示されます

127 4. [ はい ] を選択します [ ポリシーの配付 ] ウィンドウが表示されます 5. [OK] を選択します なお コマンドによる監視抑止の設定 / 解除にて -z オプションを指定した場合 ポリシー配付の確認画面で [ いいえ ] を選択した場合などで ポリシーを配付しないと 以下の影響があります Systemwalker コンソールから別途ポリシー配付を実施してください 監視抑止のポリシーを設定した結果が反映されません 監視抑止のポリシー設定前 およびポリシー設定後に発生した構成情報の変更結果が反映されません そのため ネットワーク管理の監視 および SNMP トラップ監視が正しく動作しません コンソールから抑止状態を確認する ノードの監視抑止状態は [Systemwalker コンソール ]/[Systemwalker Web コンソール ] の [ 監視マップ ]/[ 監視リスト ] または [ オブジェクト検索 ] ダイアログボックスで確認します 監視マップの場合 [Systemwalker コンソール ] の場合 抑止時はアイコンが黒くマスクをかけた状態で表示されます

128 [Systemwalker Web コンソール ] の場合 抑止中は枠線が灰色で表示されます 配付待ち状態のポリシーが存在するかは [ ポリシーの配付状況 ] 画面の [ 配付待ち ] フォルダ配下に [ 監視抑止 ] のポリシーが存在するかどうかで確認することができます [ ポリシーの配付状況 ] 画面は [Systemwalker コンソール ] の [ ポリシー ] メニューより [ 監視 ]-[ ポリシーの配付状況 ] を選択して表示します なお [ ポリシーの配付状況 ] 画面から配付待ちの [ 監視抑止 ] のポリシーを削除することはできません 監視リストの場合 [Systemwalker コンソール ] の場合 [ 稼働状態 ] カラムに [ 監視抑止中 ] と表示されます 抑止を開始するポリシー設定を行い ポリシー配付を行わない状態であっても ノードの状態は [ 監視抑止中 ] と表示されます [Systemwalker Web コンソール ] の場合 [ オブジェクト状態 ] カラムに [ 監視抑止中 ] と表示されます オブジェクト検索の場合以下の手順で 監視抑止中のノードを検索します 1. [Systemwalkerコンソール] で [ 検索 ] メニューから [ オブジェクトの検索 ] を選択します [ オブジェクト検索 ] ダイアログボックス表示されます 2. 以下のように検索条件を指定し [ 検索開始 ] ボタンをクリックします - [ 検索するオブジェクト ] [ ノード ]

129 - [ 検索する対象 ] [ 監視抑止中ノードを検索 ] 監視抑止中のノードが表示名でソートされて一覧に表示されます 監視を再開する 1. [Systemwalkerコンソール] のツリーから監視を再開する対象のノード ( 複数選択可 ) または フォルダを選択します 2. [Systemwalkerコンソール] の [ ポリシー ] メニューから [ 監視 ]-[ 監視抑止の設定 ] を選択します [ 監視抑止 ] ウィンドウが表示されます 3. [ 監視する ] を選択し [OK] ボタンをクリックします ポリシー配付の確認画面が表示されます 4. [ はい ] を選択します [ ポリシーの配付 ] ウィンドウが表示されます 5. [OK] を選択します スクリプトによる監視を行っている場合 監視の再開を行うノードに対して 以下のスクリプトによる監視を行っている場合は そのスクリプトが動作しているサーバにおいて mpnmmonrst( ネットワーク管理スクリプトによる監視リセットコマンド ) を起動してください Systemwalker セルフチェック サービス稼働監視 mpnmmonrst( ネットワーク管理スクリプトによる監視リセットコマンド ) の詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください コマンドで設定する場合 mpmonsuspend( 監視抑止設定コマンド ) mpmonresume( 監視抑止解除コマンド ) で設定します mpmonsuspend( 監視抑止設定コマンド ) mpmonresume( 監視抑止解除コマンド ) の詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください 監視抑止設定コマンド / 監視抑止解除コマンドの実行時にポリシー配付が失敗した場合 同じ対象を指定して 再度 監視抑止設定コマンド 監視抑止解除コマンドを実行してください 失敗したポリシーの再配付を行います 抑止されたイベントを参照する 監視を抑止した場合 抑止中に発生したイベントを後から参照する方法は以下のとおりです [ メッセージ検索 ] ウィンドウで 監視を抑止した時間帯を指定して検索する メッセージ検索コマンド (opamsgrev) で 監視を抑止した時間帯を指定して検索する opamsgrev( メッセージ検索コマンド ) の詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください メッセージログを読み出す API(Mp_OpenMsgLog Mp_ReadMsgLog Mp_CloseMsgLog) を使用して メッセージログファイルに格納されたメッセージを読み出す 各 API については Systemwalker Centric Manager API スクリプトガイド を参照してください 5.2 定期的にノード検出を行う 定期的にノード検出を行う設定について説明します 手順 1. [Systemwalkerコンソール[ 編集 ]] の [ ツリー選択 ] コンボボックスから [ ノード一覧 ] を選択します 2. [ ノード一覧 ] ツリーからノードを自動検出するフォルダを選択します

130 3. [ ポリシー ] メニューから [ 監視 ]-[ ノードの検出 ] を選択します [ ノード検出 ] ダイアログボックスが表示されます 4. 以下の設定を行います - ノード検出 [ 対象 ] タブ - 指定したフォルダに対する動作設定を行います - ノード検出 [ 条件 ] タブ - ノード検出の条件を設定します - ノード検出時のSNMPエージェント情報

131 - 既存ノードのホスト名を変更する / しない - プロトコルを使用したノードの検出の接続方法を設定します - ノード検出 [ ポーリング ] タブ - 自動更新するためのポーリング間隔および動作時間を設定します 設定に関する詳細は Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ を参照してください 5. ポリシーを配付します ポリシーを配付する を参照してください 5.3 ベンダ固有の MIB を追加する LAN 機器ベンダなどが自社機器に対応して拡張した 固有の MIB を Systemwalker で扱うためには その固有の MIB を追加してください ベンダ固有の MIB の入手については 各ベンダに問い合わせてください 手順 1. [Systemwalker コンソール ] で [ ポリシー ] メニューから [ 監視 ]-[MIB の拡張 ] を選択します [MIB 拡張操作 ] 画面が表示されます 2. MIB を追加する場合には [MIB 拡張操作 ] 画面で [ 登録 ] ボタンをクリックします MIB 拡張ファイルの IMPORTS 文の FROM 項目で指定したファイルが Systemwalker インストールディレクトリ \MPWALKER.DM \mib ディレクトリに登録されていないとエラーになります 3. ポリシーを配付します ポリシーを配付する を参照してください MIB 登録について MIB 拡張操作を行うと 登録する MIB 定義に RFC 上の規約違反があると ASN1 コンパイルに失敗しました と表示され拡張に失敗する場合があります 以下に示す原因と対処方法に従って対処してください 1. 識別子の記述誤り 識別子には 以下の規約があります 識別子は 任意の文字 数字 またはハイフンからなります 識別子の始まりの文字は小文字です ハイフンを最後の文字にしてはいけません ハイフンはほかのハイフンのすぐ後に続けてはいけません 詳細に関しては CCITT(ITU-T) X.208 を参照願います 例 ) 誤 Network OBJECT IDENTIFIER ::= { fujitsu 2 } 正 network OBJECT IDENTIFIER ::= { fujitsu 2 } 2. 型の記述誤り型には 以下の規約があります 型は 任意個 (1 個以上 ) の文字 数字 またはハイフンからなります 型の始まりの文字は大文字です ハイフンを最後の文字にしてはいけません

132 ハイフンはほかのハイフンのすぐ後に続けてはいけません 詳細に関しては CCITT(ITU-T) X.208 を参照願います 例 ) 誤 gratmvcstatsentry OBJECT-TYPE SYNTAX gratmvcstatstableentry 正 GrAtmVcStatsEntry OBJECT-TYPE SYNTAX GrAtmVcStatsTableEntry 3. 1 つのファイルに複数の定義が存在 BEGIN-END で囲まれた構文がファイル中に複数存在する場合 分割して別ファイルにする必要があります その場合 ファイル名を DEFINITIONS ::= BEGIN の前に記述された文字列で保存後 拡張する必要があります 4. 列挙型の変数定義が 0 から始まっている 列挙型の変数が 0 で始まっている場合 値の定義を削除後 拡張する必要があります 例 ) 誤 TruthValue ::= INTEGER { true(0), false(1) } 正 TruthValue ::= INTEGER { true, false } 5. SNMPv2 形式で記述されたファイルの STATUS に mandatory が指定されている SNMPv2 の STATUS に指定できる値は current deprecated obsolete です 6. コンパイル対象が SNMPv2 にもかかわらず コンパイラが SNMPv1 と認識する コンパイラは SNMPv1/SNMPv2 の判断を SNMPv2-SMI が IMPORTS されている / されていないで判断します コンパイル対象が SNMPv2 で記述されている場合 SNMPv2-SMI を IMPORTS に追加して 拡張する必要があります 7. Systemwalker Centric Manager のバージョンレベル MIB 拡張ポリシーの配付先となる部門管理サーバ 運用管理クライアントが V 以前の場合 Counter64,BITS のデータタイプを含むファイルを MIB 拡張することはできません SNMPv2 形式の場合は バージョンに関わらず BITS のデータタイプを含むファイルを MIB 拡張することはできません 運用管理クライアントを複数台使用している場合 運用管理クライアントを複数台使用している環境で 登録 / 削除 / 更新を行った場合 イベント監視機能を選択インストールしていないほかの運用管理クライアントに対しては 各操作結果が反映されません このため イベント監視機能を選択インストールしていないほかの運用管理クライアントで同様な操作 ( 登録 / 削除 / 更新 ) を行う必要があります 同様の操作を行わない場合 ほかの運用管理クライアントで登録 / 削除 / 更新した MIB に関して MIB 取得 MIB 監視の設定 / 変更ができません 8. 無視されるIMPORTS 定義以下のIMPORTS 定義は MIB 拡張時に内部定義されているため MIBを固有で追加する必要はありません internet directory mgmt

133 experimental private enterprises ObjectName ObjectSyntax SimpleSyntax ApplicationSyntax NetworkAddress IpAddress Counter Gauge TimeTicks Opaque OBJECT-TYPE DisplayString PhysAddress TRAP-TYPE MacAddress TruthValue AutonomousType InstancePointer MODULE-IDENTITY OBJECT-IDENTITY TEXTUAL-CONVENTION OBJECT-GROUP MODULE-COMPLIANCE AGENT-CAPABILITIES NOTIFICATION-TYPE Integer32 Counter32 Gauge ノードを監視する 共通の設定をする ノードを管理するための設定項目のうち [ 部門共通 ] の設定項目について説明します

134 設定する項目 意味 [ 監視時間帯 ] ノード検出 稼働状態の監視 MIB の監視 を行う時間帯を指定します 監視時間帯を過ぎた場合 監視途中であったとしても監視機能を問わず監視処理を強制的に中断します 監視時間帯以外は ネットワークおよびコンピュータに負荷をかけたくない場合に有効です [MIB 監視 ] [ ポーリング種別 ] MIB 監視を行うときのポーリング方法を指定します [ 稼働状態の監視 ] [MIB の値をロギングする ] [ 状態監視イベントの抑止 ] MIB 監視時に採取した MIB 値のロギングの有無 および ログファイルを格納するディレクトリを指定します 管理サーバからルータを経由してネットワーク接続されたノードを監視対象とする場合で そのルータの異常によりノード状態を監視できない場合 状態監視イベントの通知を抑止します 手順 1. [Systemwalkerコンソール[ 編集 ]] の [ ツリー選択 ] コンボボックスから [ ノード一覧 ] を選択します 2. [ ノード一覧 ] ツリーから動作の設定を行う部門フォルダを選択します 3. [ ポリシー ] メニューから [ 監視 ]-[ ノードの監視 ( オプション )]-[ 部門共通 ] を選択します [ 部門共通 ] ダイアログボックスが表示されます 4. [ 監視時間帯 ] に関する共通項目 MIB 監視に関する共通項目を設定します 5. ポリシーを配付します ポリシーを配付する を参照してください ノードの変更を監視する ノードの変更を定期的に監視することにより ノードの追加 IP アドレスの変更 削除 および許可されていないノードの接続を検出することができます 監視方法は 監視対象のネットワーク環境によって異なります

135 DHCP と固定 IP アドレスとが混在している環境では それぞれに応じた監視方法を併用します DHCP のネットワーク環境の場合 DHCP 環境でノードの変更を監視する 方法で監視します 固定 IP アドレスのネットワーク環境の場合 固定 IP アドレス環境でノードの変更を監視する 方法で監視します 運用管理サーバ二重化 ( 連携型 ) の運用を行っている環境では ノードの変更の監視はできません ノードの変更を監視するしくみ 1. ネットワークに接続されたノードを定期的に検索します ノードの検出機能 ノード情報は Systemwalker Centric Manager のデータベースに格納されます ノードの検出機能については 定期的にノード検出を行う を参照してください 2. ネットワークに接続されたノードの状態を定期的に監視します ノードが一定期間以上 停止 状態になると ノード情報が Systemwalker Centric Manager のデータベースから削除されます ノードが取り外されたことを監視したい場合は 稼働状態を監視し かつ停止期間の監視をする必要があります 設定については ポリシーの設定 を参照してください のノード検出によって接続状況の変更を検出した場合に 変更情報をメッセージで通知するよう設定します ノード変更監視機能 ただし 監視対象のノードに SNMP エージェントが導入されていない場合は MAC アドレスを確実に取得することができないため メッセージを通知できない可能性があります 4. SNMP エージェントが稼働しているかどうかを監視します 稼働状態の監視機能 5. ノードの追加 / 削除 およびノード情報 ( プロパティ ) の変更は [Systemwalker コンソール ] や構成管理情報の CSV 入出力コマンド等を使用して手動で行うこともできます この場合も 変更情報はメッセージで通知されます 監視の間隔 ノード検出は ポーリングにより情報を収集します ポーリングは 実行する時間帯と間隔 あるいは時刻を指定することができます ノード検出の実行時間外にノードが接続されてすぐに切断された場合などは 情報を検出することはできません ポーリングは 動作が開始されてから応答が返るまである程度の時間がかかります 監視対象のノードが多い環境や 停止中のノードが多い環境では ポーリング間隔を極端に短く設定しないでください ポーリング間隔の設定については ノードの検出を行う場合 を参照してください 稼働状態の監視と SNMP エージェントの稼働監視 ノードの情報収集に SNMP を使用しているため 監視対象ノード上の SNMP エージェントで異常が発生している場合や SNMP エージェントが停止している場合は 正しい情報を取得することができないことがあります 監視対象ノードに SNMP エージェントを導入するとともに 稼働状態の監視 を使用して SNMP エージェントの稼働 / 非稼働状態を監視してください ノードの変更を監視するための条件 すべての事象を監視するためには 監視対象とするノードに 以下の条件が必要です 環境の条件 SNMP エージェントが動作している ( 推奨 ) パーソナルファイアウォールを使用している場合は ICMP を制限しない設定になっている

136 MIB 情報を取得することにより インタフェース情報を参照できる 設定の条件 ノード検出の設定 - [ 検出モード ] [ カスタム ] を選択し [ARPテーブルを参照する] と [ ノードに接続し検索する ] にチェックします - [ 検出モード ] 以外システムの環境によって 異なりますので ノード検出の [ 検出モード ] による動作の違い を参照してください SNMP エージェントが動作していない / 導入されていない場合 ノード検出 機能は SNMP エージェントが動作していないノードからは そのノード情報の一部または全部を取得できないことがあります ノードの変更監視 機能は取得したノード情報に応じてメッセージを通知するため ノード情報を取得できないと イベントを通知しなかったり 実際とは異なるイベントを通知したりすることがあります 監視が可能となる条件 ネットワーク環境が 接続されるノードの MAC アドレスが ARP テーブルで確実に参照できるように構築されている場合は 監視が可能となります このためには 以下の条件をすべて満たすことが必要となります 接続するノードが所属する全サブネット内のゲートウェイ機器 (1) 上で SNMP エージェントが動作している ARP テーブル (2) 上で (1) のゲートウェイ機器の情報が ノード検出の動作時間まで保持される ノード検出を行う管理サーバが MIB 情報により (2) の ARP テーブルの情報を取得できる ノードの変更を監視するための設定ノードの変更を監視するためには 以下の設定が必要です ポリシーの設定設定するポリシー Systemwalkerコンソールのメニュー [ ノード検出 ] [ ポリシー ]-[ 監視 ]-[ ノードの検出 ] [ 稼働状態の監視 ] [ ポリシー ]-[ 監視 ]-[ ノードの監視 ( オプション )]-[ 稼働状態の監視 ( フォルダ )] ノード検出の設定 - [ 検出モード ] [ カスタム ] を選択し [ARPテーブルを参照する] と [ ノードに接続し検索する ] にチェックします - [ 検出モード ] 以外システムの環境によって 異なりますので ノード検出の [ 検出モード ] による動作の違い を参照してください

137 1. [Systemwalker コンソール ] から対象のノード またはフォルダを選択しポリシーを設定します 各タブでの設定方法については ノードの稼働状態を監視する を参照してください 2. ポリシーを配付します ポリシーを配付する を参照してください 監視する対象の設定 MACアドレス サブネットアドレス 監視する事象

138 [ ノード管理 ] ツリーまたは [ 業務管理 ] ツリーで監視する場合 ノードが削除された場合のイベントは 発生元が運用管理サーバとなります このため [ ノード管理 ] ツリーまたは [ 業務管理 ] ツリーで監視する場合は 監視するツリーに運用管理サーバが含まれるようにしてください 稼働状態の監視の監視ポリシーについて 稼働状態の監視で変更したノードアイコンの背景イメージは ノード以外の場合のみ [ 稼働状態の監視 ] の設定で [ 無効 ] にしても 自動的には初期化されません 初期化を行う場合は 初期化を行うノードまたは親フォルダを選択して [ ポリシー ] メニューより [ 監視 ]-[ ノードの監視 ( オプション )]-[ ノード状態の初期化 ] を選択し ポリシー配付を行ってください サブネットフォルダに対する設定を [ 親フォルダの設定を引き継ぐ ] にした場合 部門フォルダに設定されている値で動作します 部門フォルダの設定も [ 親フォルダを引き継ぐ ] にしている場合は監視しません ネットワークフォルダまたは業務フォルダに対する設定を [ 有効 ] または [ 無効 ] にした場合 そのフォルダ配下の全ノード個々にノードに対する設定をした場合と同じ動作をします また ネットワークフォルダまたは業務フォルダに対する設定を [ 親フォルダの設定を引き継ぐ ] にした場合 そのフォルダ配下の全ノード個々にノードに対する設定を [ 親フォルダの設定を引き継ぐ ] にした場合と同じ動作をします ポリシー配付をしないで [ 稼働状態の監視 ] の設定を [ 親フォルダの設定を引き継ぐ ] に設定すると ノードの色ラベルが正しく更新されない場合があります このような場合は いったん親フォルダの設定を [ 無効 ] にし ポリシー配付を行い 再び設定を [ 有効 ] にしてポリシー配付を行ってください 固定 IP アドレス環境でノードの変更を監視する 固定 IP アドレス環境のノードの変更を定期的に監視し 以下の事象をイベントとして通知できます 新たなノードの検出 IP アドレスの変更 ノードの削除 許可されていないノードがネットワークに接続 固定 IP アドレス環境のノードを監視する 監視できる事象は以下のとおりです イベントとして通知する事象 通知するイベント 種別メッセージ文発生先ノード ノードが追加された 警告 新しいノードを検出しました (XXX.XXX.XXX.XXX) 既存ノードの IP アドレスが変更された 警告 IP アドレスが変更されました (XXX.XXX.XXX.XXX- >YYY.YYY.YYY.YYY) ノードが削除された場合 警告 ノードが削除されました (hostname,xxx.xxx.xxx.xxx) 許可されていないノードが追加された (MAC アドレスが取得できる場合 ) 許可されていないノードが追加された (MAC アドレスが取得できない場合 ) SNMP エージェントが動作していない エラー 警告 警告 許可されていない MAC アドレスを検出しました (FF:FF:FF:FF:FF:FF,XXX.XXX.X XX.XXX) MAC アドレスが不明なノードを検出しました (XXX.XXX.XXX.XXX, 代表インタフェース ) ノードの SNMP エージェントからの応答がありません (XXX.XXX.XXX.XXX) 追加されたノード 変更されたノード 運用管理サーバ 対象ノード 対象ノード 対象ノード

139 XXX.XXX.XXX.XXX YYY.YYY.YYY.YYY:IP アドレス hostname: ホスト名 FF:FF:FF:FF:FF:FF:MAC アドレス 監視する対象の設定 通常は [ 方法 1] により設定します [Systemwalker コンソール ] に登録されている MAC アドレスとサブネットアドレスを元にして設定する場合は [ 方法 2] により設定します [ 方法 1] 1. 以下のコマンドを実行し ノード変更監視設定ファイルを作成します mpfwdset -o -f detect.txt ノード変更監視設定ファイル (detect.txt) が作成されます このファイルを以下のように編集してください 1. 許可するMACアドレスを記述します 2. 監視するサブネットアドレスを記述します 3. 監視する事象の設定を on にします 2. 以下のコマンドを実行します mpfwdset -i -f detect.txt ノード変更監視設定ファイルの情報がノード変更監視の動作設定に反映されます [ 方法 2] 1. 監視する事象を登録します 1. ノード変更監視設定ファイルの雛型ファイルを出力します mpfwdset -o -f detect.txt 2. ノード変更監視設定ファイル (detect.txt) に 監視する事象の設定を on にして記述します ノード変更監視設定ファイルの内容例 ( ノードが追加された事象を監視する場合 ) Detect1 = on 3. 以下のコマンドを実行します mpfwdset -i -f detect.txt ノード変更監視設定ファイルの情報がノード変更監視に反映されます 2. 監視するノードのMACアドレスを登録します 1. 以下のコマンドを実行します mpcmcsv -m OUT -o NODE -f node.csv 2. 出力されたCSVファイル (node.csv) を編集して 監視対象外のノード情報を削除します 3. 以下のコマンドを実行します mpfwdset -i -m 26 -f node.csv CSVファイルの情報がノード変更監視の動作設定に反映されます

140 3. 監視するサブネットアドレスを登録します 1. 以下のコマンドを実行します mpcmcsv -m OUT -o FOLDER -f folder.csv 2. 出力された CSV ファイル (folder.csv) を編集して 監視対象外のサブネットフォルダ情報を削除します 3. 以下のコマンドを実行します mpfwdset -i -s 8 -f folder.csv CSV ファイルの情報がノード変更監視の動作設定に反映されます mpcmcsv( 構成管理情報の CSV 入出力コマンド ) mpfwdset( ノード変更監視設定コマンド ) ノード変更監視設定ファイルの詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください DHCP 環境でノードの変更を監視する DHCP 環境のクライアントについて 稼働状態の監視 および MIB 監視を行うことができます これにより 通常ノードと同様に DHCP 環境のクライアントに対する監視ができます また DHCP 環境のクライアントの変更を定期的に監視し 以下事象をイベントで通知することができます 新たなノードの検出 IP アドレスの変更 ノードの削除 許可されていないノードがネットワークに接続 DHCP 環境のクライアントを監視する DHCP 運用を行うセグメントに対し 定期的にノード検出を行い ノードの変更を監視します ノードの変更は イベントとして通知されます 監視する事象 メッセージ内容 および発生先ノードは以下のとおりです イベントとして通知する事象 DHCP クライアントが追加された 既存の DHCP クライアントの IP アドレスが変更された DHCP クライアントが削除された 未登録の DHCP クライアントが追加された 未登録の DHCP クライアントが追加された (MAC アドレスが取得できなくなった場合 ) 通知するイベント 種別メッセージ文発生先ノード 警告 警告 警告 エラー 警告 新しいノードが接続しました (XXX.XXX.XXX.XXX) 監視ノードが移動しました (XXX.XXX.XXX.XXX- >YYY.YYY.YYY.YYY) 監視ノードを対象から除外しました (XXX.XXX.XXX.XXX) 未登録のノードが接続しました (XXX.XXX.XXX.XXX) ノードの SNMP エージェントからの応答がありません (XXX.XXX.XXX.XXX) 追加されたノード 変更されたノード 運用管理サーバ 追加されたノード 対象ノード [DHCP クライアント監視 ] ポリシー画面で設定する条件 [ 新規ノードを検出 ] [IP アドレスの変更を検出 ] [ ノードの削除を検出 ] [ 未登録ノードを検出 ] [ 未登録ノードを検出 ] XXX.XXX.XXX.XXX YYY.YYY.YYY.YYY:IP アドレス

141 イベントが通知される条件 新しいノードが接続しました のイベントが通知される条件 新規に追加された DHCP クライアントの MAC アドレスが DHCP クライアントの監視ポリシーで管理対象として登録されている場合 新規に追加された DHCP クライアントの MAC アドレスが DHCP クライアントの監視ポリシーで管理対象として登録されていない状態でノード検出され その後以下のようになった場合 - [ ノードプロパティ ] 変更によって DHCP クライアントの監視ポリシーで登録済みの MAC アドレスに設定された場合 - DHCP クライアントの監視ポリシーの変更 または DHCP クライアント自身の MAC アドレス変更によって MAC アドレスが登録済みとなった場合 DHCP ノードの範囲指定を変更したことに伴ってそれまで一般ノードだったものが DHCP ノードとなり そのノードの MAC アドレスが DHCP クライアントの監視ポリシーで登録済みの MAC アドレスとして登録されている場合 監視ノードが移動しました のイベントが通知される条件 新しいノードが接続しました または 監視ノードが移動しました のイベントが通知済みの MAC アドレスであることが前提となります 新規に追加されたノードの MAC アドレスが 既に検出済みのノードの MAC アドレスと一致し かつ IP アドレスが異なる場合 検出済みの DHCP クライアントが既に存在し その後 DHCP クライアントの監視ポリシーで管理対象として登録されている MAC アドレスが設定された場合 監視ノードを対象から除外しました のイベントが通知される条件 MAC アドレスが DHCP クライアントの監視ポリシーの管理対象から削除された場合 DHCP ノードの範囲指定を変更したことにより DHCP 範囲外となった場合 未登録のノードが接続しました のイベントが通知される条件 新規に追加された DHCP クライアントの MAC アドレスが DHCP クライアントの監視ポリシーで管理対象として登録されていない場合 新規に追加された DHCP クライアントの MAC アドレスが取得できなかった場合 DHCP ノードの範囲指定を変更したことに伴って DHCP の範囲内となったノードの MAC アドレスが DHCP クライアントの監視ポリシーに管理対象として登録されていない場合 DHCP クライアントの監視を既に行っている環境において 未登録のノードが接続しました のイベントが通知済みの DHCP クライアントが存在する状態で 以下の操作を実行した場合 - DHCP クライアント監視のポリシーを更新し 配付する - ネットワーク管理のポリシー一括配付コマンド (mpnmpref) を実行する - ネットワーク管理のサービス / デーモンを再起動する ノードの SNMP エージェントからの応答がありません のイベントが通知される条件 新しいノードが接続しました または 監視ノードが移動しました のイベントが通知済みの MAC アドレスであることが前提となります ノードの状態が SNMP エージェント動作中 または 一部インタフェースが停止 から SNMP エージェントが未起動 に遷移した場合 ノードの状態が SNMP エージェント動作中 または 一部インタフェースが停止 から ノードが未起動 に遷移した後 ( この時点ではイベントは通知されません ) SNMP エージェントが未起動 に遷移した場合 監視する対象の設定 1. [Systemwalker コンソール [ 編集 ]] で DHCP 運用を行っているセグメントのプロパティを表示します 2. [ ネットワーク ] タブから DHCP の範囲を設定します 3. DHCP 運用を行っているセグメントに対して [ ノード検出 ] ポリシーを設定します 4. DHCP 運用を行っているセグメントに対して [ 稼働状態の監視 ] ポリシーの [ 稼働状態の監視方法 ] に " 状態を表示 " を設定します

142 5. [ ポリシー ]-[ 監視 ]-[ ノードの監視 ( オプション )]-[DHCPクライアントの監視] を選択します [DHCPクライアント監視 ] 画面が表示されます 6. [ 基本 ] タブで 通知を行いたいイベントの [ 条件 ] を設定します 初期値では DHCPクライアント監視のイベントは通知されません 7. [ 対象 ] タブで [DHCPクライアント監視] で管理対象とするMACアドレスを指定します 指定されないMACアドレスについては [ 未登録ノードを検出 ] のイベント通知の対象となります DHCP クライアント監視の条件 DHCP クライアント監視を行うには 以下の条件を満たす必要があります セグメントのプロパティで DHCP 設定が行われていること DHCP 運用を行っているセグメントに [ ノード検出 ] ポリシーが設定されていること DHCP 運用を行っているセグメントに [ 稼働状態の監視 ] ポリシーにおいて [ 稼働状態の監視方法 ] が " 状態を表示 " に設定されていること DHCP クライアント監視を行うことができません のイベントが通知された場合 DHCP クライアント監視を行っている環境で [ ノード一覧 ] 画面で同一の MAC アドレスが複数存在する場合 以下の操作を行うと MAC アドレスが重複しています (XXX.XXX.XXX.XXX).DHCP クライアント監視を行うことができません. のイベントが通知されることがあります このイベントが通知された場合は MAC アドレスが重複しているノードすべてを [Systemwalker コンソール ] 上で削除してください DHCP クライアント監視のポリシーを変更 配付する ネットワーク管理ポリシー反映コマンドを実行する Systemwalker Centric Manager を再起動する MIB を監視する MIB 値を一定間隔で監視ししきい値を超えた場合にイベントで通知します 手順 1. [Systemwalker コンソール ] の [ ポリシー ] メニューから [ 監視 ]-[ ノードの監視 ( オプション )]-[MIB の監視 ( フォルダ )] を選択します [MIB の監視 ( フォルダ )] 画面が表示されます

143 監視対象 MIB には 操作対象で監視中の MIB しきい値が表示されます 2. MIB 監視の設定 MIB しきい値の追加 / 更新を行います 特定の MIB を一時的に監視対象から外すときには 監視対象 MIB の一覧から MIB を選択し [ 選択されている MIB の設定を有効にする ] オプションボタンのチェックを外します 3. ポリシーを配付します ポリシーを配付する を参照してください サブネットフォルダに対する設定を [ 親フォルダの設定を引き継ぐ ] にした場合 部門フォルダに設定されている値で動作します 部門フォルダの設定も [ 親フォルダを引き継ぐ ] にしている場合は監視しません ネットワークフォルダまたは業務フォルダに対する設定を [ 有効 ] または [ 無効 ] にした場合 そのフォルダ配下の全ノード個々にノードに対する設定をした場合と同じ動作をします また ネットワークフォルダまたは業務フォルダに対する設定を [ 親フォルダの設定を引き継ぐ ] にした場合 そのフォルダ配下の全ノード個々にノードに対する設定を [ 親フォルダの設定を引き継ぐ ] にした場合と同じ動作をします ノードの状態を初期化する 稼働状態の監視で 変更になった色ラベルなどの情報を初期化します 手順 1. 該当する部門管理サーバの監視対象のフォルダまたはノードを選択します 2. [Systemwalker コンソール [ 編集 ]] の [ ポリシー ] メニューより [ 監視 ]-[ ノードの監視 ( オプション )]-[ ノード状態の初期化 ] を選択します 3. [Systemwalker コンソール ] の [ ポリシー ] メニューより [ 監視 ]-[ ポリシーの配付 ] を選択します

144 4. ポリシーを配付します ポリシーを配付する を参照してください 定義済みのポリシーを表示する ポリシーの設定状況を確認します 手順 1. [Systemwalkerコンソール] の [ ポリシー ] メニューより [ 監視 ]-[ ノードの監視 ( オプション )]-[ 対象一覧 ] を選択します [ ネットワーク管理 -ポリシービューア] が表示されます 仮想ノードの動作状況を監視する 仮想ノード監視では IPCOM から仮想ノードと 負荷分散対象のサーバ情報を自動取得して 仮想ノードの動作状況を監視します

145 図 5.1 仮想ノード監視を行う場合の運用形態 仮想ノードの検出 -IPCOM の場合 - 以下の負荷分散装置 (SLB) では 業務を構成するサーバ群の情報の抽出から 仮想ノードとそれを構成する実ノードとの関連付けまでを自動的に行います IPCOM 150 IPCOM 300 IPCOM 310 仮想ノードを新規に検出 登録する 仮想ノードを新規に検出し監視マップ上に登録する場合には 以下の 2 とおりの方法があります すべての負荷分散装置 (SLB) を対象に 仮想ノードの検出を行う 負荷分散装置 (SLB) を指定して 仮想ノードの検出を行う また 仮想ノードを検出するためには 以下の条件を満たす必要があります 検出対象となる負荷分散装置 (SLB) が 基本ツリー上に 1 つ以上存在する 検出対象となる負荷分散装置 (SLB) に対するノードの [R コミュニティ名 ] および SNMP エージェントのバージョンが正しく設定されている 運用管理サーバから 検出対象の負荷分散装置 (SLB) に対して MIB 取得ができる 仮想ノードを構成するすべての実ノードが 基本ツリー上に存在する 仮想ノードを構成する実ノードのプロパティに すべての物理インタフェースが登録されている すべての負荷分散装置 (SLB) を対象に 仮想ノードの検出を行う 1. [Systemwalker コンソール [ 編集 ]] の [ ツリー選択 ] コンボボックスから [ 業務管理 ] を選択します 2. [ 検出 ] メニューの [ 仮想ノードの検出 ( 全体 )] を選択し 表示されるダイアログから検出を行います 負荷分散装置 (SLB) を指定して 仮想ノードの検出を行う 1. [Systemwalker コンソール [ 編集 ]] の [ ツリー選択 ] コンボボックスから [ 業務管理 ] を選択します 2. 業務管理ツリーから検出対象のロードバランサノードを選択し [ 検出 ] メニューの [ 仮想ノードの検出 ( 指定ノード )] を選択します

146 3. 表示されるダイアログから 仮想ノードを検出します IPCOM に登録されているファーム名が日本語の場合は 検出される仮想ノードの表示名はファームの仮想 IP アドレスとなります 仮想ノードの検出 - 他のロードバランサの場合 - IPCOM 150 および IPCOM 300/310 以外のロードバランサや一般の業務単位の関連情報を仮想ノードとして監視する場合 ノード検出による仮想ノード情報の自動登録はできません 対応している負荷分散装置については Systemwalker Centric Manager 解説書 の 必要なハードウェア資源 を参照してください IPCOM 150 および IPCOM 300/310 以外のロードバランサ および一般の業務単位の関連情報を仮想ノードして 監視マップ上に登録する場合の詳細な手順を以下に示します 他のロードバランサの登録 ここでは以下の 3 つのインタフェースで構成されるロードバランサとの場合を例に説明します ホスト名 IP アドレスネットマスク Bal Bal Bal Bal: 代表インタフェース フォルダ構成情報の登録 サブネットの情報をフォルダ構成情報 CSV として作成します 例えば ノード一覧ツリーの表示名が server で ロードバランサが自部門に所属する場合 フォルダ構成情報 CSV ファイルは以下のように作成します "FOLDER","\server\ 自部門 \ ",,3,,,," "," ","public" "FOLDER","\server\ 自部門 \ ",,3,,,," "," ","public" フォルダ構成情報 CSV ファイルを指定して 構成管理情報の CSV 入出力コマンドを実行します mpcmcsv -m ADD -f < フォルダ構成情報 CSV ファイル名 >

147 ノード構成情報の登録 ロードバランサのノード情報をノード構成情報 CSV ファイルとして作成します 今回の例では 以下のように作成します "NODE","bal",,,,"SLB",,,,,,,,,,,,,,,1,"bal"," "," ",,,,, "NODE","bal",,,,"SLB",,,,,,,,,,,,,,,,"bal1"," "," ",,,,, "NODE","bal",,,,"SLB",,,,,,,,,,,,,,,,"bal2"," "," ",,,,, ノード構成情報 CSV ファイルを指定して 構成管理情報の CSV 入出力コマンドを実行します mpcmcsv -m ADD -f < ノード構成情報 CSV ファイル名 > これらの操作により [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] の [ ノード一覧 ] ツリーにロードバランサのノードおよびその所属するセグメントフォルダが登録されます mpcmcsv( 構成管理情報の CSV 入出力コマンド ) の詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください 仮想ノードの登録 フォルダ構成情報の登録コマンドおよびノード構成情報の登録コマンドを実行した後 仮想ノードの登録コマンドを実行することで 仮想ノードを含めた監視マップの作成および 仮想ノードの監視 ポリシーによる監視を行うことができるようになります ここでは前述のロードバランサに 以下の業務ごとの仮想 IP と実構成する実サーバが登録されている場合を例に説明します 仮想ノードの例 仮想ノード名仮想 IP アドレスネットマスク 業務 業務 サーバの例 ホスト名代表 IP アドレスネットマスク業務 Host 業務 -1 Host 業務 -1 Host 業務 -1, 業務 -2 Host 業務 -2 Host 業務 -2 仮想ノードと関連情報の登録 ロードバランサに登録されている仮想ノードと業務を構成するサーバの情報を仮想ノード構成情報 CSV ファイルとして作成します 今回の例では 以下のように作成します "VIRTUALNODE"," "," "," 業務 -1" "VIRTUALNODE"," "," "," 業務 -2" "SLBLINK"," "," " "SLBLINK"," "," " "VIRTUALLINK"," "," " "VIRTUALLINK"," "," " "VIRTUALLINK"," "," " "VIRTUALLINK"," "," " "VIRTUALLINK"," "," " "VIRTUALLINK"," "," " 仮想ノード構成情報 CSV ファイルを指定して 仮想ノード登録コマンドを実行します

148 mpnmvnc -m ADD -f < 仮想ノード構成情報 CSV ファイル名 > mpnmvnc( 仮想ノード登録コマンド ) の詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください 仮想ノードの構成変更 運用中に仮想ノードに実ノードを追加 / 削除した場合 Systemwalker コンソール上の監視マップに構成変更を反映する必要があります IPCOM の場合 IPCOM による負荷分散先の変更や追加を行う場合 以下の手順により構成情報を変更します なお 仮想ノードの追加 および削除を同時に行った場合は 各手順にあるポリシー配付は 最後に一度行うようにしてください 仮想ノードの追加する 注 ) 1. IPCOM 上の設定で 仮想ノード ( ファーム ) の追加 および関係するサーバ ( 実ノード ) の追加を行います ( 注 ) 2. [Systemwalker コンソール [ 編集 ]] で [ ツリー選択 ] コンボボックスから [ 業務管理 ] を選択します 3. 仮想ノードを新規に検出 登録する の手順に従って 1. で設定を行った IPCOM ノードに対して 仮想ノード検出を行います 4. 仮想ノードの監視ツリー / 監視マップの作成 の手順に従って 仮想ノードを追加し 監視マップを更新します 5. 監視ポリシーの設定 の手順に従って 仮想ノード監視のポリシーの設定を行います 6. ポリシー配付を行います 複数の IPCOM が存在する場合は それぞれの IPCOM 設定を行う必要があります IPCOM の設定方法は IPCOM のマニュアルを参照してください 仮想ノードの削除する 注 1) 注 2) 1. IPCOM 上の設定にて 仮想ノード ( ファーム ) の削除を行います ( 注 1) 2. [Systemwalker コンソール [ 編集 ]] で [ ツリー選択 ] コンボボックスから [ ノード一覧 ] を選択します で削除した仮想ノードを選択し メニューの [ オブジェクト ]-[ 削除 ] を選択して削除します ( 注 2) 4. ポリシー配付を行います 複数の IPCOM が存在する場合は それぞれの IPCOM 設定を行う必要があります IPCOM の設定方法は IPCOM のマニュアルを参照してください 仮想ノードを削除した場合 仮想ノードとの依存関係を示す矢印も削除されます 仮想ノードを削除した場合 業務管理ツリーの監視マップに表示されていた仮想ノード および仮想ノードとほかのノードの依存関係を示す矢印も削除されます 実ノードの追加する 1. IPCOM 上の設定にて 実ノードを追加します ( 注 ) 2. [Systemwalker コンソール [ 編集 ]] で [ ツリー選択 ] コンボボックスから [ 業務管理 ] を選択します 3. 仮想ノードを新規に検出 登録する の手順に従って 1. で設定した IPCOM ノードに対して 仮想ノード検出を行います 4. 仮想ノードの監視ツリー / 監視マップの作成 の手順に従って 1. で追加した実ノードを 監視マップに追加します 5. 監視ポリシーの設定 の手順に従って 1. で設定を行った実ノードと関連を持つ仮想ノードのポリシー設定画面を表示し そのまま [OK] ボタンをクリックし ポリシーの再設定を行います 6. ポリシー配付を行います

149 注 ) 複数の IPCOM が存在する場合は それぞれの IPCOM で設定を行う必要があります IPCOM の設定方法は IPCOM のマニュアルを参照してください 実ノードの削除する 注 1) 注 2) 1. IPCOM 上の設定にて 実ノードを削除します ( 注 1) 2. [Systemwalker コンソール [ 編集 ]] で [ ツリー選択 ] コンボボックスから [ 業務管理 ] を選択します 3. 仮想ノードを新規に検出 登録する の手順に従って 1. で設定を行った IPCOM ノードに対して 仮想ノード検出を行います 4. Systemwalker コンソール [ 編集 ] から 1. で削除した実ノードを選択し メニューの [ オブジェクト ]-[ 削除 ] を選択して削除します ( 注 2) 5. ポリシー配付を行います 複数の IPCOM が存在する場合は それぞれの IPCOM で設定を行う必要があります IPCOM の設定方法は IPCOM のマニュアルを参照してください 仮想ノードを削除した場合 仮想ノードとの依存関係を示す矢印も削除されます 実ノードを削除した場合 監視マップに表示されていた実ノードとのほかの依存関係を示す矢印も削除されます 他のロードバランサの場合 負荷分散装置で仮想ノードに依存する実ノードの構成情報が変更された場合 以下の手順により構成情報を変更します 1. 構成管理情報の CSV 入出力コマンドで登録したフォルダ構成情報およびノード構成情報を構成管理情報の CSV 入出力コマンド (mpcmcsv) を使用して構成情報を更新します 2. 更新 ( 追加 / 削除 / 変更 ) 後の構成情報を 仮想ノード登録コマンドで反映します 3. 監視ポリシーの設定 の手順に従って 1. および 2. で設定を行った仮想ノードのポリシー設定画面を表示し ポリシーの再設定を行います 4. ポリシー配付を行います mpnmvnc( 仮想ノード登録コマンド ) の詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください 仮想ノードの監視ツリー / 監視マップの作成 検出した仮想ノードを監視するには 業務管理ツリーおよび業務を作成し 仮想ノードを業務に追加して 監視マップを作成する必要があります 監視マップの作成手順を説明します 業務管理ツリー / 業務を作成する 仮想ノードを監視するには 最低 1 つの業務管理ツリー および業務が必要です 業務管理ツリーや業務が作成されていない場合には 業務管理ツリーと業務を作成してください 業務管理ツリーと業務の作成手順については [ 業務管理 ] ツリーを作成する を参照してください 仮想ノードを業務に追加する 1. [Systemwalker コンソール [ 編集 ]] で [ ツリー選択 ] コンボボックスから [ 業務管理 ] を選択します 2. 業務管理ツリーが複数存在する場合は [ ファイル ] メニューから [ 監視ツリーの選択 ] を選択し [ 監視ツリーの選択 ] ダイアログボックスに表示されるツリーの中から仮想ノードを追加するツリーを選択します 3. 業務管理ツリーの中から 仮想ノードを追加する対象の業務フォルダを選択します

150 4. [ オブジェクト ] メニューから [ 追加 ]-[ 仮想ノードの追加 ] を選択します 5. 監視したい仮想ノードが定義されている負荷分散装置 (SLB) を [ フォルダ ] で選択し [ ノード一覧 ] に仮想ノードを表示します 6. [ ノード一覧 ] で 監視したい仮想ノードを選択し ( 複数選択可 ) [ 追加 ] ボタンをクリックして [ 追加するノード一覧 ] に追加します 負荷分散装置も同時に監視したい場合には 負荷分散装置を 仮想ノードと同じ手順で [ 追加するノード一覧 ] に追加します 7. [OK] ボタンをクリックします 選択したノードが業務に追加されます 追加するノードの一覧に仮想ノードが含まれている場合には 仮想ノードに所属しているすべてのノードも追加しますか? という問い合わせ画面が表示されます はい を選択すると 仮想ノードを構成するすべての実ノードが 業務に追加されます ポイント 仮想ノードを構成する実ノードの増減や 仮想ノードを登録している負荷分散装置が変更された場合 業務を構成する仮想ノードや 関連するノードを再登録する必要があります 仮想ノードの検出を 再度 実行した後で 不要になったノードを業務から削除し 追加が必要なノードを業務に追加してください

151 監視マップを作成する 仮想ノードが登録されている負荷分散装置 (SLB) や 仮想ノードを構成する実ノードが 仮想ノードと同じ業務に所属している場合 監視マップの自動作成を行うことで 仮想ノードと負荷分散装置の依存関係や 仮想ノードと実ノードの依存関係を自動的に設定できます 設定は 仮想ノードの監視に必須の設定ではありませんが 設定した依存関係は 影響範囲の表示時に 影響範囲の特定に使用できます 監視マップを自動作成する手順については オブジェクト間の関係を設定する を参照してください 監視ポリシーの設定 1. [Systemwalker コンソール ] で 仮想ノードまたは負荷分散装置 (SLB) を指定し [ ポリシー ] メニューの [ 監視 ]-[ ノードの監視 ( オプション )]-[ 仮想ノードの監視 ] を選択します [ 仮想ノードの監視 ] 画面が表示されます 負荷分散装置 (SLB) を選択してポリシー設定を行った場合は 関連を持つすべての仮想ノードがポリシーの対象となります 2. [ 仮想ノードの監視 ][ 対象 ] タブでは 選択した仮想ノードに対して仮想監視を行うかを定義します 3. [ 仮想ノードの監視 ][ 通知 ] タブでは 仮想ノード配下の実ノードがダウンしていた場合に 実ノードに対しても稼働違反のイベントを発行するかを指定します 4. [ 仮想ノードの監視 ][ ポーリング ] タブでは 以下の値を設定します - 通信する際の仮想ノードとの応答タイムアウト時間を設定します 1~3599 秒まで設定できます - タイムアウトが発生した場合のリトライ回数を 0~999 の範囲内で設定します - 動作時間に関する設定を行います 仮想ノードを監視するための条件 ポリシーを設定する前に 仮想ノードとそれを構成する実ノードの関連情報が 構成情報に登録されている 運用管理サーバまたは部門管理サーバから 仮想ノードを構成する実ノードに対する監視が行える ポーリングの設定 [ ポーリング間隔指定 ] を選択してポリシーを設定した場合 最初にポリシー設定を適用した時点 または動作時間帯の開始時刻に必ず最初のポーリングが行われます それ以降のポーリングは 監視処理が終了してから [ ポーリング間隔指定 ] にて指定された時間が経過するごとに行われます また 動作時間帯の終了時刻以前に処理を開始すると 終了時刻を過ぎても 処理が終了するまで実行されます

152 ポリシーの設定変更については ポリシーの設定変更について を参照してください なお ポリシーの設定変更時には 以下を考慮してください イベントを通知後に 異常の原因となる状態が復旧した場合 イベントは自動対処されます 仮想ノードの監視 を行う場合 仮想ノードを構成する実ノードに対して 稼働状態の監視 ポリシーを設定することはできません 設定する場合は 事前に 仮想ノードの監視 ポリシーを削除する必要があります 仮想ノードに対して 稼働状態の監視ポリシーを設定できません 負荷分散装置 (SLB) にポリシー設定後 仮想ノードにポリシーを設定した場合は 仮想ノードのポリシーが有効になります また 仮想ノードにポリシー設定後に 負荷分散装置 (SLB) にポリシーを設定した場合は 負荷分散装置 (SLB) のポリシーが有効になります 仮想ノードの監視 を行っても 仮想ノードの状態を示すラベル色は変更されません 5.5 ネットワーク性能の動作環境を設定する ネットワーク性能情報のヒストリ表示範囲 採取間隔 ログ蓄積ファイルなどを設定します 手順 1. [Systemwalker コンソール ] の [ ポリシー ] メニューから [ 監視 ]-[ ネットワークの性能 ( 全体 )] を選択します [ 性能監視 - 全体詳細設定 ( ネットワーク性能 )] 画面が表示されます 2. 設定を変更し [OK] ボタンをクリックします 3. ポリシーを配付します ポリシーを配付する を参照してください ネットワーク性能監視の設定について ネットワーク性能監視の監視対象とするには SNMP エージェントを実装し SNMP のインタフェース情報が採取できる必要があります 該当ノードの SNMP エージェントを実装した上でノード検出を実施後 [ ネットワーク性能の監視 ] 画面において監視対象の設定を行います SNMP の情報が設定されていないインタフェース情報は [ ネットワークインタフェースの監視設定 ] 画面で監視対象から外します [ 回線使用率 ] [ セグメント使用率 ] を収集するためには [ ノードプロパティ ]-[ ネットワーク ] タブの [ifspeed] に適切な値が設定されている必要があります WAN インタフェースの場合は 回線が接続されている状態により回線速度が変化するため ノード検出時の回線速度と現在の回線速度が異なる場合があります 適切な値を設定するためには ノード検出を行うか または [ 性能監視 - インタフェース設定 ] ウィンドウで適切な値を設定します ポイント ネットワーク性能の動作環境は以下のように設定されています 項目 入力値 初期値 [ 構成情報とポリシーの同期 配付 ] なし ( 注 1) なし [ ヒストリ表示時間範囲 ] 1~24 時間 1 時間 [ 性能情報ファイル最大保持数 ] 1~ [ 性能情報収集間隔 ] 5/10/30/60/120 分 60 分 [ 性能情報採取ポーリング間隔 ] 1/2/5/10/20 分性能情報収集間隔を割り切れる値 [ ログ蓄積ファイル最大保持数 ] [ ログ蓄積ファイル切替え単位が 日 の場合 ] 2 分

153 項目入力値初期値 2~365 [ ログ蓄積ファイル切替え単位が 月 の場合 ] 2~31 [ ログ蓄積ファイル切替え単位 ] 月 / 日日 [ ログ蓄積ファイル切替え日 ] 1~31 日 1 日 [ イベント通知 ] ON/OFF OFF [ イベント自動対処 ] ON/OFF OFF [CPU 使用率 (0.01%)] 0~ [ ページフォルト数 ] 0~ [DISK ビジー率 (0.01%)] 0~ 注 1) 監視ポリシーの通常モードでの設定は不要のため 参照だけ可能です 項目 ( サービスレベル基準値 ) 入力値 初期値 回線種別 Ethernet FDDI WAN その他 [ 回線使用率 ] 1~ [ 破棄パケット率 ] [ エラーパケット率 ] [ セグメント使用率 ] [ コリジョン発生率 ] 詳細は Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ の 性能監視 - 全体詳細設定 ( ネットワーク性能 )[ サーバ性能 ] および 性能監視 - 全体詳細設定 ( ネットワーク性能 )[ トラフィック ] を参照してください ネットワーク性能監視の監視対象ノードの構成情報を更新する ネットワーク性能監視の監視対象ノードの構成情報に変更を行った場合 Systemwalker Centric Manager が保持しているノード構成情報を最新の状態に更新し ポリシーを再作成し 配付する必要があります ノード構成情報を最新の状態に更新するには 以下のどちらかを実施してください [ ノード検出 ] mpsetnod( 性能監視ノード構成情報登録コマンド ) ノードの構成情報が変更される作業として 以下が考えられます 別のコンピュータへ移行 およびバージョンアップ 機器のハードウェア交換 機器の初期化 性能監視で保持している情報と [ 監視マップ / リスト ] の整合性を合わせる 以下の場合は 性能監視で保持している情報と [ 監視マップ / リスト ] の整合性を合わせるために 再度 ネットワーク性能監視のポリシーを作成し 配付を行う必要があります ネットワーク性能監視の監視対象のノードが [Systemwalker コンソール ] の [ 監視マップ / リスト ] から削除された場合 ノードの構成情報の変更や編集が行われた場合

154 なお [ 構成情報とポリシーの同期 配付 ] の設定で [ 同期 配付 ] を設定している場合は ノードの削除や構成情報の変更を検知した後 ポリシーの再作成と配付は自動で行います 5.6 イベントの動作環境を設定する 監視対象イベントは インストール時に省略値で運用できるように設定されています ここでは 監視対象イベントについて省略値以外の値を使用する場合の設定方法について説明します 以下に 監視対象イベントの運用管理サーバで定義する項目と省略値を示します [ メッセージ説明 ] の登録 登録されているメッセージ説明定義を以下に示します キーワード ^UX:NetWalker: ^UX:snmpmExit: ^UX:jobschExit: ^UX:OpenEyesExit: メッセージ説明格納先ファイル /var/opt/fjsvfwgui/procedure/netwalker /var/opt/fjsvfwgui/procedure/snmpmexit /var/opt/fjsvfwgui/procedure/jobschexit /var/opt/fjsvfwgui/procedure/openeyesexit [ 監視イベント種別 ] の登録登録されている監視イベント種別を以下に示します - システム - バッチ業務 - ネットワーク - 性能 - 介入 - 資源配付 - 利用者管理 - ネットサーバ - トラフィック監視 - アプリケーション - セキュリティ - ログファイル - アプリ連携 - 性能監視 - アプリ管理 - Storage - Systemwalker - その他 - GSシステム (GEEの場合) - GSバッチ業務 (GEEの場合) - GS 性能 (GEEの場合) - GSオンライン (GEEの場合) - GSライタ (GEEの場合)

155 - SXOシステム (GEEの場合) - AVM-EX(GEEの場合 ) - IPL(GEEの場合 ) - GSハード (GEEの場合) - GSアプリ管理 (GEEの場合) メッセージ説明の登録 [ 監視イベント詳細 ] 画面や [ 監視イベント : 対処 ] 画面の [ メッセージ説明 ] 欄に表示する情報の登録方法を説明します メッセージを特定するキーワードと そのメッセージに対応するメッセージ説明の格納先の関係を定義します 定義には 表示する情報をすべてのノードに対して共通のメッセージ説明を定義する場合と フォルダごとに異なるメッセージ説明で定義することができます 共通のメッセージ説明とは 同一イベントに対して共通の対処方法や連絡先を表示したい場合に用います フォルダごとのメッセージ説明とは 複数のユーザのノードを監視する場合 または 同一ユーザでもノードの設置場所によって連絡先が異なる場合など 同一イベントに対して 異なるメッセージ説明を表示したい場合に用います メッセージ説明の使い方については Systemwalker Centric Manager 解説書 の ネットワーク / システムの監視 の メッセージ説明を登録して監視する を参照してください 共通のメッセージ説明ファイル フォルダごとのメッセージ説明ファイルの配置内容によって [ メッセージ説明 ] 欄には以下の表に示す内容が表示されます 表 5.1 メッセージ説明ファイルと [ メッセージ説明 ] 欄の表示内容との関係 共通のメッセージ説明ファイル フォルダごとのメッセージ説明ファイル 表示内容 ありなし共通のメッセージ説明 ありありフォルダごとのメッセージ説明 ( 注 1) なしありなにも表示されません あり ( 空ファイル )( 注 2) ありフォルダごとのメッセージ説明 ( 注 3) 注 1) フォルダごとのメッセージ説明ファイルを配置しなかったフォルダからのメッセージに対しては 共通のメッセージ説明が表示されます 注 2) フォルダごとのメッセージ説明だけを登録したい場合 共通のメッセージ説明ファイルには メッセージ説明を記述していない空ファイルを指定します 注 3) フォルダごとのメッセージ説明ファイルを配置しなかったフォルダからのメッセージに対しては 何も表示されません 共通のメッセージ説明を登録するには 以下の 2 とおりの方法があります 定義画面から登録する CSV 入力によるコマンドから登録する フォルダごとに異なるメッセージ説明を登録するには 以下の方法があります フォルダごとのメッセージ説明を登録する 定義画面から登録する 1. [Systemwalkerコンソール] のツリーから設定対象とするノードを選択します 2. [Systemwalkerコンソール] の [ ポリシー ] メニューから [ 監視 ]-[ イベント監視の動作環境 ( 全体 )] を選択します [ イベント監視の動作環境設定 ( 全体 )] ダイアログボックスが表示されます [ メッセージ説明一覧 ] には 登録されているメッセージ説明の格納先 [ ファイル名 ] および[ キーワード ] が表示されます

156 3. メッセージ説明の追加 更新 削除の処理を行います 4. [ イベント監視の動作環境設定 ( 全体 )] ダイアログボックスで [OK] ボタンをクリックして イベント監視の動作環境の定義を終了します 5. サービスを再起動するかを問い合わせる画面が表示されます 出力されるメッセージに従ってサービスを再起動してください サービスの再起動を行った後は 必ず [Systemwalker コンソール ] を再起動してください UNIX 版の場合 定義画面で UTF-8 固有文字 または全角文字を指定すると 以下の現象となります UTF-8 固有文字が含まれている文字列 ( パス名 ) は 定義できません また [ 参照 ] ボタンをクリックしディレクトリ一覧を表示したときに UTF-8 固有文字が含まれる場合 正しく表示されません 全角文字を使用した場合 EUC 環境と比較して指定可能文字数が減少します CSV 入力によりコマンドから定義する を参照し コマンドで定義を行ってください UTF-8 固有文字を指定した場合は 定義はできますが 定義画面では正しく表示されません メッセージ一覧内のメッセージの位置をカスタマイズする メッセージ説明は [ メッセージ説明一覧 ] の先頭から順番に検索されて表示されます したがって [ メッセージ説明一覧 ] 内のメッセージの位置が後ろになるほど 検索に時間がかかります [ 上移動 ] ボタン [ 下移動 ] ボタンで位置を移動してください CSV 入力によりコマンドから登録する コマンドにより現在のメッセージ説明定義を出力し それを編集 追加することで 大量の定義を行うことができます 1. メッセージ説明定義の CSV 入出力コマンド (mpopmescsv) を使用し 現在のメッセージ説明定義を meth.csv に出力します mpopmescsv -o meth.csv 2. 上記で出力された定義 (meth.csv) を 必要に応じて編集します 3. メッセージ説明定義の CSV 入出力コマンドを使用し 編集した結果を Systemwalker に反映します mpopmescsv -i meth.csv 入出力する CSV ファイルは以下の内容です 例 ) #Define Server Environment - Message Description MESSAGE, FILE, /opt/app/meth1.txt, ^UX:app, /c MESSAGE, FILE, /opt/app/meth2.txt, ^UX:sys, /e mpopmescsv( メッセージ説明定義の CSV 入出力コマンド ) およびメッセージ説明定義の CSV ファイル形式の詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください 定義内容について 更新した定義はすぐに有効となります また 本コマンドでメッセージ説明定義を入力した場合 既存の定義は上書きされます 既存の定義もそのまま残したい場合は 既存の定義に新規の定義を追加してください 入力ファイルの文字コードは Systemwalker の動作環境と合わせてください また 出力ファイルの文字コードは Systemwalker の動作環境と同じもので出力されます メッセージ説明定義は定義順序 ( 上下関係 ) を意識した定義であるため CSV データを作成する際には 定義順序を確認してください フォルダごとのメッセージ説明を登録する フォルダごとのメッセージ説明を登録する場合 はじめに登録したいメッセージに対して共通のメッセージ説明を登録し 登録した共通のメッセージ説明ファイルと同名のファイルを 後述するフォルダごとのメッセージ説明格納ディレクトリに配置してください 登録手順を以下に説明します

157 1. [ イベント監視の動作環境設定 ( 全体 )] ダイアログボックスで 共通のメッセージ説明を登録します 登録に際しては以下を考慮してください 登録方法の詳細については メッセージ説明の登録 の 定義画面から登録する を参照願います - 検索順位は [ メッセージ説明一覧 ] の先頭から順番で フォルダごとのメッセージ説明とも共通です - メッセージ説明を追加する場合 上下のメッセージに影響を与えないような正規表現で登録してください 2. フォルダごとのメッセージ説明に必要なメッセージ説明ファイルの格納先ディレクトリを作成します [ ノード一覧 ] [ ノード管理 ] [ 業務管理 ] の 3 種のツリー各々に設定して運用可能ですが ツリー種別ごとに格納先が異なります [ ノード一覧 ] ツリーの場合 Windows 以下のディレクトリ配下に ツリーの最下層のディレクトリ名 ( サブネット名 ) と同じ名前のディレクトリを作成します Systemwalker インストールディレクトリ \mpwalker.dm\mpopmgr\procedure\node_list UNIX /var/opt/fjsvfwgui/procedure/node_list 例 : サブネット の場合 UNIX /var/opt/fjsvfwgui/procedure/node_list/ [ ノード管理 ] ツリーの場合 以下のディレクトリ配下に ツリーの 2 階層目と同じ名前のディレクトリを作成します Windows Systemwalker インストールディレクトリ \mpwalker.dm\mpopmgr\procedure\node_manage UNIX /var/opt/fjsvfwgui/procedure/node_manage 例 : 2 階層目のディレクトリが ABCsystem の場合 Windows Systemwalker インストールディレクトリ \mpwalker.dm\mpopmgr\procedure\node_manage\abcsystem [ 業務管理 ] ツリーの場合 以下のディレクトリ配下に ツリーの 2 階層目と同じ名前のディレクトリを作成します Windows {Systemwalker インストールディレクトリ }\mpwalker.dm\mpopmgr\procedure\job_manage UNIX /var/opt/fjsvfwgui/procedure/job_manage 例 : 2 階層目のディレクトリが ABCjob の場合 UNIX /var/opt/fjsvfwgui/procedure/job_manage/abcjob 3. メッセージ説明ファイル にフォルダごとに表示したいメッセージ説明を記述し 手順 1 で登録したメッセージ説明の格納先 [ ファイル名 ] と同じ名前のファイルを 手順 2 で作成したディレクトリに格納します

158 注意 フォルダごとのメッセージ説明を表示する場合 ノード一覧のツリーでは最下位の階層のフォルダ名に使用できない文字があります 同様にノード管理のツリー および業務管理のツリーでは 2 階層目のフォルダ名に使用できない文字があります Windows / :, ; *? " < > などのディレクトリ名に使用できない文字および \ UNIX / などのディレクトリ名に使用できない文字 \ およびクライアントとサーバ間でコード変換できない文字 フォルダごとのメッセージ説明の追加のための設定は Systemwalker Centric Manager をアンインストールすると削除されてしまうため アンインストール前に 監視機能 を対象にしたバックアップを実施してください メッセージ説明ファイル の詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください [ 対処 ] 項目に表示される内容について メッセージ説明の先頭 1 行目 (1 つ目の改行まで ) に定義した内容は [ 監視イベント一覧 ] と [ 監視イベントログの検索 ] 画面の [ 対処 ] 項目に表示されます 表示される内容は最大 1024 文字までです 1025 文字以上を定義していた場合は 1024 文字までが表示されます メッセージ説明が登録されていないイベントがあると [ 対処 ] 項目には Systemwalker テンプレートの情報が表示されます 表示される内容は [ 対処方法 ] 以降の説明が表示されます [ 対処方法 ] が存在しない場合は [ メッセージの意味 ] 以降の説明が表示されます 表示される内容は最大 1024 文字までです 1025 文字以上の説明があった場合は 1024 文字までが表示されます メッセージ説明の全文や Systemwalker テンプレートの情報の全文を確認する場合 1025 文字以上の内容を確認する場合は [ 監視イベント詳細 ] 画面や [ 監視イベントの状態変更 ] 画面で参照してください メッセージ説明の登録を変更した場合 [ 監視イベント一覧 ] や [ 監視イベントログの検索 ] 画面に表示される [ 対処 ] 項目には 画面の起動時や該当するイベントが発生したときに設定されているメッセージ説明文が表示されます そのため メッセージ説明文の登録を変更すると 同じイベントでも前回表示されていた [ 対処 ] と異なる内容が表示される場合があります メッセージ説明文を変更した場合 [Systemwalker コンソール ] 画面の [ 監視イベント一覧 ] の [ 対処 ] 項目に反映されるタイミングと [ 監視イベントログの検索 ] 画面の [ 対処 ] 項目に反映されるタイミングが異なります このため 同じイベントでも [ 監視イベント一覧 ] と [ 監視イベントログの検索 ] 画面で 表示される [ 対処 ] 項目が異なる場合があります メッセージ説明文の登録を変更した場合は Systemwalker コンソール画面を再起動してください 監視イベント種別を登録する 監視イベント種別の登録では どの監視イベント種別のメッセージを監視するかを登録します 被監視システムから送信されたメッセージのうち ここで登録した監視イベント種別のメッセージだけが 監視の対象になります ただし 登録されていない監視イベント種別のメッセージには [ その他 ] が自動的に設定されます ([ その他 ] が 監視イベント種別に登録されている場合 ) 1. [Systemwalker コンソール ] のツリーから設定対象とするノードを選択します 2. [Systemwalker コンソール ] の [ ポリシー ] メニューから [ 監視 ]-[ イベント監視の動作環境 ( 全体 )] を選択します [ イベント監視の動作環境設定 ( 全体 )] ダイアログボックスが表示されます 3. [ イベント監視の動作環境設定 ( 全体 )] ダイアログボックスの [ 詳細設定 ] ボタンを選択します [ イベント監視の動作環境設定 ( 全体 ) 詳細 ] ダイアログボックスが表示されます [ 監視イベント種別 ] タブを選択します [ 監視イベント種別一覧 ] には 登録されている [ 監視イベント種別 ] が表示されます 4. [ 監視イベント種別 ] の追加 更新 削除の処理を行います 監視イベント種別として入力できる文字列は 16 バイト以内です 同じ監視イベント種別の二重登録や 文字列の最初に # を使用することはできません また 文字列の最初や最後に半角空白が含まれている場合は 削除して登録します 5. [ イベント監視の動作環境設定 ( 全体 )] ダイアログボックスで [ 更新 ] ボタンをクリックして イベント監視の動作環境の定義を終了します

159 6. 変更した定義内容を有効にするために [ 監視イベント種別 ] の設定後に出力されるメッセージに従ってサービスを再起動してください または 運用管理サーバにて Systemwalker Centric Manager の再起動を実施してください 5.7 アプリケーションを自動検出する アプリケーションの自動検出とは システム内に存在するアプリケーションを自動的に検出し 構成情報に登録することです 手順 1. [Systemwalker コンソール ] の [ ポリシー ] メニューから [ 監視 ]-[ アプリケーションの自動検出設定 ] を選択します [ アプリケーション管理 ] ウィンドウが表示されます [Windows 上のアプリケーションを検出する場合 ] 以下の Windows OS 上のアプリケーションを検出するための設定です - Windows NT(R) - Windows(R) Windows Server 2003 STD/Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EE - Windows Server 2008 STD/Windows Server 2008 DTC/Windows Server 2008 EE/Windows Server 2008 for Itanium-Based Systems/Windows Server 2008 Foundation/Windows Server 2008 R2 1. [ アプリケーション管理 ] ウィンドウ内のツリーで [ アプリケーション管理の設定 ]-[ アプリケーションの検出 ]-[ 自動検出の設定 ]-[Windows] を選択します 2. [ ポリシー ] メニューから [ 作成 ] を選択します [ 自動検出の設定 (Windows)] ダイアログボックスが表示されます [UNIX 上のアプリケーションを検出する場合 ] 1. [ アプリケーション管理 ] ウィンドウ内のツリーで [ アプリケーション管理の設定 ]-[ アプリケーションの検出 ]-[ 自動検出の設定 ]-[Unix] を選択します 2. [ ポリシー ] メニューから [ 作成 ] を選択します [ 自動検出の設定 (Unix)] ダイアログボックスが表示されます

160 2. 自動検出ポリシーとポリシーの配付先を設定します 3. [ アプリケーション管理 ] ウィンドウの [ ポリシー ] メニューから [ 監視 ]-[ ポリシーの配付 ] を選択します 自動検出ポリシーが配付されます サブネットフォルダ指定でのアプリケーション検出 アプリケーションを自動検出する対象としてサブネットフォルダを指定した場合 そのサブネットに所属しているノードの中から アプリケーション管理がインストールされているすべてのノードに対してアプリケーション検出が実行されます サブネットフォルダは複数指定できません アプリケーションの自動検出を行うと 配下にある検出対象のアプリケーションすべてを検出します 監視するアプリケーションがあらかじめわかっている場合は 手動によるアプリケーション追加をお勧めします 手動によるアプリケーション追加については 手動でアプリケーションを登録する を参照してください また配下に検出対象のアプリケーションが多数ある場合は できる限り検出キーワードを絞ってください なお 新規検出が 0 件の場合は 検出されたアプリケーションはありません と表示されます なお 更新または削除されたものについては検出個数に含まれません なお 配下の部門管理サーバ 業務サーバのどちらかが V10.0L10 SE 10.0 SE 以前のバージョンである場合には 以下の注意が必要です Systemwalker/CentricMGR SE の部門管理サーバ / 業務サーバに対して 自動検出ポリシーでアプリケーションの最大検出数に 101 以上を指定した場合でも 検出するアプリケーションは 100 個までとなります

161 UNIX サーバの場合 UNIX サーバの場合 自動検出されたアプリケーションの実行パスは すべて自動検出時に指定したパス ( フルパス ) 指定の登録となります 検出対象のアプリケーションが カレントパスまたは相対パスで動作し そのアプリケーションを監視する場合は 手動でアプリケーションを登録する に従い アプリケーションを再登録してください UNIX の運用管理サーバで UTF-8 環境の場合 アプリケーションの自動検出を行った際に 検出対象のアプリケーションの実行ファイル名を UTF-8 文字コードに変換した結果 512 バイトを超えている場合は 512 バイト以内になるように実行ファイル名を短くして アプリケーションを構成情報に登録します 全角文字の 1 文字は EUC SJIS 文字コードでは 2 バイトですが UTF-8 文字コードに変換すると 3 バイト または 4 バイトになる場合があります また 半角カナ文字の 1 文字は EUC コードでは 2 バイト SJIS コードでは 1 バイトですが UTF-8 文字コードの場合は 3 バイトとなります そのため EUC または SJIS 文字コードの文字列を UTF-8 文字コードに変換した際にはバイト数が増加する場合があります 例 )EUC または SJIS 環境にて 以下のような実行ファイル名のアプリケーションの自動検出を行った場合 実行ファイル名 : ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUXWXYZ ABCDEFGHIJKLMNOP ( すべて全角文字で 172 文字の実行ファイル名 :344 バイト ) 以下のように変換し UTF-8 環境の運用管理サーバの構成情報へ登録します 実行ファイル名 : ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUXWXYZ ABCDEFGHIJKLMN ( すべて全角文字で 170 文字の実行ファイル名 :510 バイト ) Windows(R) の場合 Windows(R) の場合 アプリケーション管理サービスはシステムアカウント権限で動作します そのため アプリケーションの検出先のサーバが Windows(R) の場合は 実行ファイルまたは実行ファイルが格納されているディレクトリに システムアカウントがアクセス可能な権限が設定されていない場合は アプリケーションの検出は行われません 注意 アプリケーションの自動検出に関する注意事項 UNIX サーバの場合 サブディレクトリがシンボリックリンクであった場合には そのディレクトリ配下は検出対象となりません 注意 検出範囲の指定に関する注意事項 指定した検出範囲に 最大検出数を超えるアプリケーションが存在する場合 必ずしも検出したいアプリケーションが検出されるとは限りません このため 以下のように検出範囲を指定してください - 検出したいアプリケーションが存在するディレクトリを直接指定する - ディレクトリ中に多くのアプリケーションが存在する場合 ファイル名の前方一致などの条件により 検出される対象となるアプリケーションを絞る 指定した検出範囲に 多くのディレクトリやファイルが存在する場合 検出に時間がかかる場合があります 5.8 ポリシーを配付する 全体監視 (Systemwalker プロトコル ) 運用している場合 全体監視サーバから 自部門のノードへのポリシー配付はできません

162 ポリシー配付画面を起動する ポリシー配付画面を起動する方法は以下の 2 とおりの方法があります [Systemwalker コンソール ] の [ ポリシー ] メニューから起動 1. [Systemwalker コンソール ] の [ ポリシー ] メニューの [ 監視 ]-[ ポリシーの配付 ] を選択します [ ポリシーの配付 ] 画面が表示されます [ ポリシーの配付状況 ] 画面の [ 配付 ] メニューから起動 1. [Systemwalker コンソール ] の [ ポリシー ] メニューの [ 監視 ]-[ ポリシーの配付状況 ] を選択します [ ポリシーの配付状況 ] 画面が表示されます 2. [ 配付 ] メニューの [ 全て ] または [ 選択したコンポーネントのみ ] を選択します 配付待ち および配付に失敗したすべてのポリシーを配付する場合は [ 全て ] を選択します [ ポリシーの配付状況 ] 画面左側のツリーまたは画面右側のリストから選択した特定のコンポーネントの配付待ち および配付に失敗したポリシーを配付する場合は 選択したコンポーネントのみ を選択します [ ポリシーの配付 ] 画面が表示されます ポリシーを配付する 1. [ ポリシーの配付 ] 画面で [OK] ボタンをクリックすると 配付が開始します 2. ポリシーの配付をキャンセルする場合は [ キャンセル ] ボタンをクリックします ポリシーの配付のキャンセルは数十秒かかる場合があります 複数のポリシーを配付しているときに [ キャンセル ] ボタンが押された場合 既に配付が完了したポリシーはキャンセルされません 3. ポリシーの配付状況の詳細を表示する場合は [ 詳細 ] ボタンをクリックします 注意 [ ポリシーの配付状況 ] ダイアログボックスの注意事項 ポリシー配付中に [ ポリシーの配付状況 ] ダイアログボックスを強制的に終了しないでください 強制終了すると ポリシー配付を実行するプロセスが滞留し 以降のポリシー配付ができなくなる場合があります ポリシーの配付結果を確認する ポリシーの配付に成功した場合 配付終了のメッセージを表示し [ ポリシーの配付 ] 画面が自動的に終了します ポリシーの配付結果は [ ポリシーの配付状況 ] 画面で確認します ポリシーの配付に失敗した場合 エラーダイアログボックスが表示されます エラーダイアログボックスのボタンをクリックし [ ポリシーの配付状況 ] 画面を表示してください

163 1. [ ポリシーの配付状況 ] 画面を起動します [Systemwalker コンソール ] の [ ポリシー ] メニューから [ 監視 ]-[ ポリシーの配付状況 ] を選択します ポリシーを配付する前から [ ポリシーの配付状況 ] 画面を起動している場合は [ ポリシーの配付状況 ] 画面の [ リフレッシュ ] メニューを選択し 画面の情報を更新してください 2. 配付の成功を確認します [ ポリシーの配付状況 ] 画面の左側ツリーにて 配付済み ( 配付成功 ) を展開し配付したコンポーネントを選択します 画面右側のリストに配付したポリシーの情報が表示されると配付成功です 3. 配付の失敗を確認します [ ポリシーの配付状況 ] 画面の左側ツリーにて 配付失敗 を展開し配付したコンポーネントを選択します 画面右側のリストに配付したポリシーの情報が表示された場合は配付が失敗しています 右側のリストの [ 配付結果 ] に表示されているエラーコードを参照し配付が失敗した原因を特定し 対処を行ってください [ 配付結果 ] に表示されているエラーコードの詳細については [ ポリシーの配付状況 ] 画面の Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ または Systemwalker Centric Manager メッセージ説明書 の [ ポリシーの配付状況 ] 画面に表示されるエラーコード一覧 を参照してください 注意 ポリシー配付時の注意事項 1. 配付が完了したポリシーを取り消すことはできません ポリシー配付前の状態に戻す可能性がある場合は配付前のポリシーの設定状況を確認しておいてください 2. Systemwalker Centric Manager インストールディレクトリ配下に 作業用ファイルを格納しないでください 格納した場合は 配付エラー ( アクセスエラー ) となり ポリシー配付に失敗する場合があります

164 構成情報データのポリシーを配付する 構成情報データとは ネットワーク管理が監視を行う際に必要なノード セグメント 部門フォルダについての構成情報であり 運用管理サーバ上で自動的に作成されます 作成された構成情報データはポリシーとして各管理サーバに配付され ネットワーク管理が監視を行う際に参照します 構成情報データのポリシーを配付することにより 構成情報の変更が発生した場合の差分を反映し 最新の構成情報からネットワーク管理の監視をします 構成情報データのポリシーの生成 構成情報データのポリシーは 以下の操作で自動的に生成されます 部門フォルダ セグメント ノードを新規作成 削除した場合 フォルダプロパティ ノードプロパティを更新した場合 稼働状態の監視の監視結果が前回監視結果から変更があった場合 構成情報データのポリシーの配付 構成情報データのポリシーは 以下の操作で配付されます 定期的な自動配付 [Systemwalker コンソール ] より [ ポリシー ]-[ 監視 ]-[ ポリシーの配付 ] を選択し [ ポリシーの配付 ] 画面より 配付の対象 [ 全て ] を選択してポリシー配付を行った場合 [Systemwalker コンソール ] より [ ポリシー ]-[ 監視 ]-[ ポリシーの配付状況 ] を選択し [ ポリシーの配付状況 ] 画面より [ 配付 ]-[ 全て ] を選択してポリシー配付を行った場合 構成情報データのポリシーの送信日時について [ ポリシーの配付状況 ] 画面にて構成情報データのポリシーの送信日時が自動的に更新されている場合があります これは 構成情報データの自動配付によりポリシー配付が自動的に行われたためであり 問題はありません [ 送信日時 ] が構成情報の変更が行われた時刻よりも古い場合は 構成情報データのポリシーの配付が行われていない可能性があります ポリシーを配付し 構成情報データを更新してください 自動配付の間隔の変更について 構成情報データのポリシーは通常は 60 分間隔で自動的に配付されます この間隔は変更することができます 変更方法の詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル の mpdrpint( 構成情報自動配付間隔設定コマンド ) を参照してください 注意 ポリシーの自動配付の注意事項 構成情報データのポリシーが配付されていない場合 構成情報データのポリシーが配付されていない場合は 以下の現象が発生します 再度ポリシー配付を行い 構成情報データのポリシーを配付してください - 新規追加されたノードから 部門管理サーバに通知された SNMP トラップに対するイベントが [Systemwalker コンソール ] に表示されません - フォルダに対して 稼働状態の監視 または MIB の監視ポリシーを設定している状態で フォルダ内のノードの追加 / 変更 / 削除が行われた場合 正しく監視されません 構成情報データの不整合について システムの負荷等の原因で構成情報データのポリシーの配付ができない場合 構成情報の不整合が発生します この場合は 構成情報データが配付されていない場合と同様な現象が発生しますので構成情報配付コマンドを実行し 構成情報データを一括配付することで 現象を回避してください mpdrpspm( 構成情報配付コマンド ) Windows 版 の詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください

165 第 6 章ローカルに設定する 監視するコンピュータの環境によってポリシー配付を行えない場合 各コンピュータでローカル定義を実施します それぞれのサーバ クライアントごとに設定する手順を以下に説明します 6.1 通信環境を設定する 通信環境は [ 通信環境定義 ] 画面で設定します [ 通信環境定義 ] の呼び出し方法 1. [ スタート ] メニューから [Systemwalker Centric Manager]-[ 環境設定 ]-[ システム監視設定 ] を選択します [ システム監視設定 [ 接続先設定 ]] ダイアログボックスが表示されます 2. 接続先の部門管理サーバ / 業務サーバの [ ホスト名 ] [ ユーザ名 ] [ パスワード ] を入力します 3. [OK] ボタンをクリックします [ システム監視設定 ] ダイアログボックスが表示されます 4. [ 通信環境定義 ] ボタンをクリックします [ 通信環境定義 ] ダイアログボックスが表示されます [ 通信環境定義 ] ダイアログボックスでは [ メッセージ送信先システム ] および [ 接続方法 ] を設定します その他の条件を定義する場合は [ 詳細設定 ] ボタンをクリックし [ 通信環境定義詳細 ] ダイアログボックスを表示して設定します 注意 Server Core 環境の場合 [ システム監視設定 ] の設定は 運用管理クライアント またはクライアントから Server Core 環境の業務サーバを指定して [ システム監視設定 ] 画面を起動してから実施してください システム監視の環境設定 - 通信環境定義 - イベント監視の条件定義 - 監視ログファイル設定 - アクション環境設定 - メール連携環境設定 - アクション環境設定 アクションの操作 - アクション管理 イベント通知先を設定する 部門管理サーバおよび業務サーバおよびシステム監視エージェントをインストールしたクライアント 運用管理クライアントで発生したメッセージを監視する場合は メッセージを送信する接続先のシステムを定義してください 接続先のシステムは インストール時に設定した定義を使用するか または 事前に [ システム監視設定 ]-[ 通信環境定義 ] ダイアログボックスを使用して設定します イベント通知先の設定手順 1. [ 通信環境定義 ] ダイアログボックスで [ 追加 ] ボタンをクリックします 2. [ メッセージ送信先システム ] と [ 接続方法 ] を設定し [OK] ボタンをクリックします

166 3. サービスの再起動を促すメッセージが表示されますので [ はい ] を選択します システム監視エージェント アプリケーション管理エージェントが再起動されます 再起動を行わないと 情報の変更が有効になりません 4. 追加した [ メッセージ送信先システム ] との接続方法が [ 必要時接続 ] の場合は 上位システム ( 追加した [ メッセージ送信先システム ]) の Systemwalker Centric Manager が動作している状態で次のコマンドを実行します opaconstat -a 5. クラスタ運用している部門管理サーバにおいて待機系の定義を変更した場合 運用系で以下のコマンドを実行します opaconstat -a イベント通知先の更新手順 1. 更新対象システムとの現在の接続方法が [ 必要時接続 ] の場合は 上位システム ( 更新する [ メッセージ送信先システム ]) の Systemwalker Centric Manager が動作している状態で次のコマンドを実行します opaconstat -d 2. [ メッセージ送信先一覧 ] から 更新する [ メッセージ送信先システム ] を選択します 3. [ 更新 ] ボタンをクリックします [ メッセージ送信先システム設定 ( 更新 )] ダイアログボックスが表示されます 選択したメッセージ送信先が [ メッセージ送信先システム ] および [ 接続方法 ] の入力域に表示されています 4. 必要に応じて [ メッセージ送信先システム ] および [ 接続方法 ] を変更します 5. [OK] ボタンをクリックします [ メッセージ送信先システム ] が更新されます 6. サービスの再起動を促すメッセージが表示されますので [ はい ] を選択します システム監視エージェント アプリケーション管理エージェントが再起動されます 再起動を行わないと 構成情報の変更が有効になりません 7. [ 必要時接続 ] に変更した場合は 上位システム ( 変更した [ メッセージ送信先システム ]) の Systemwalker Centric Manager が動作している状態で次のコマンドを実行します opaconstat -a 8. クラスタ運用している部門管理サーバにおいて待機系の定義を変更した場合 運用系で以下のコマンドを実行します opaconstat -a イベント通知先の削除手順 1. 削除する [ メッセージ送信先システム ] との現在の接続方法が [ 必要時接続 ] の場合は 上位システム ( 削除する [ メッセージ送信先システム ]) の Systemwalker Centric Manager が動作している状態で次のコマンドを実行します opaconstat -d 2. [ メッセージ送信先一覧 ] から 削除する [ メッセージ送信先システム ] を選択します 3. [ 削除 ] ボタンをクリックすると [ メッセージ送信先一覧 ] で選択したメッセージ送信先が削除されます 4. サービスの再起動を促すメッセージが表示されますので [ はい ] を選択します システム監視エージェント アプリケーション管理エージェントが再起動されます 再起動を行わないと 構成情報の変更が有効になりません

167 メッセージ送信先について メッセージ送信先サーバにメール連携によりメッセージを送信する場合 (Web サービスなどの公開ゾーンにメッセージを送信するような場合 ) はこの定義は不要です 運用管理サーバから別のサーバにメッセージを送信できるのは 下記 2 つの運用方法のどちらかになります - 運用管理サーバ ( 全体監視サーバ ) 環境を作成する - 連携型の運用管理サーバ二重化環境を作成する 運用管理サーバまたは運用管理サーバへのメッセージ中継サーバに対して メッセージ送信先システムを設定すると Systemwalker コンソール上に自システムのノードが自動登録されます このとき ノードプロパティ項目が自動設定されます 自動設定されるノードプロパティ項目の詳細は Systemwalker Centric Manager 解説書 を参照してください メッセージ送信先システムの定義がループする構成となっていると データがループし スローダウンが発生します ループ構成にならないように システム構成 ( メッセージ送信先システム ) を見直してください 例 1) 例 2) :A B の [ 通信環境定義詳細 ]-[ 接続 ]-[ 接続詳細 ]-[ 中継機能 ] が [ 中継する ] になっている場合 同一システムの異なる IP アドレスを [ メッセージ送信先システム ] に定義している場合 Systemwalker Centric Manager で管理している情報に矛盾が発生し 正しく監視できません このような定義をしている場合は 1 システムに対して一つの IP アドレスだけを定義してください 例 3) UTF-8 コード対応について UNIX 版の場合

168 上位システムへデータ ( メッセージ コマンド応答 ) を送信するとき 対応する文字コードが存在しないなどでコード変換できなかった場合 コード変換できなかった文字以降のコードを 16 進表記に変換したもの ( 最大 20 バイト ) を 成功した文字列の後ろに付加して上位システムに送信します したがって 上位システムでは 16 進表記の文字列を付加したものがイベントやコマンド応答として通知され [Systemwalker コンソール ] などに出力されます 上記イベントが [Systemwalker コンソール ] などに出力された場合 以下のコマンドを入力しエラー発生の詳細を確認してください イベントの場合 イベント発生元システムにログインして シスログに出力したイベントを直接確認 (messages) するか メッセージ検索コマンド (opamsgrev) を実行して詳細を確認します コマンド応答テキストの場合 コマンド発行先システムにログインして コマンドが正常に実施されていることを確認してください また 文字コードの変換でイベントやコマンド応答テキストの最大長を超えた場合には 最大長まで変換され それ以降は削除されます 下位システムからのデータ ( イベント コマンド応答 ) を受信するとき 下位システムからイベント コマンド応答を受信するとき コード変換の結果が変換対象の項目の最大長を超えた場合 最大長まで変換されそれ以降は削除されます この場合 イベント発生元システムやコマンド発行先にログインし メッセージ検索コマンド (opamsgrev) やリモートコマンド検索コマンド (opacmdrev) を実行して詳細を確認してください 画面で定義を行い コード変換に失敗した ( 最大長を超えた ) 場合 以下のポップアップメッセージが出力されます 対象画面 [ サーバ環境定義 ] 画面 [ 通信環境定義 ] 画面 [ 操作メニュー登録 ] 画面 [ サーバ間連携定義 ] 画面 または [ 監視ログファイル設定 ] 画面 V12.0L10 Linux for Itanium 版以降 定義内容が最大長を超えました V12.0L10 Linux 版以前 [ 通信環境定義 ] 画面 接続先の定義サーバが終了した可能性があります ( 通信環境定義の更新に失敗しました ( 詳細コード :1)) 接続先の定義サーバが終了した可能性があります ( 通信環境定義 2 の更新に失敗しました ( 詳細コード :1)) [ 監視ログファイル設定 ] 画面 接続先の定義サーバが終了した可能性があります ( 監視ログファイル定義の更新に失敗しました ( 詳細コード :1)) [ 上記以外 ] 表示されません シスログに対して エラーメッセージの内容が出力されます シスログに出力されるメッセージを参考に 定義の見直しを行ってください 再設定の際は 日本語 (UTF-8) を含まない定義に変更してください [ 監視ログファイル設定 ] [ サーバ環境設定 ] の [ メッセージ説明 ] で UTF-8 のコード変換によるエラーが発生した場合 失敗した定義は以下の CSV ファイルに出力されます (UTF-8 で出力 ) なお 本ファイルは 上記エラーが発生したときに上書きされます

169 [ 監視ログファイル設定 ] 出力ファイル :/etc/opt/fjsvsagt/opafmerr.csv コマンド :/opt/systemwalker/bin/mpopfmcsv [ メッセージ説明 ] 出力ファイル :/etc/opt/fjsvfwgui/opmopmeth.csv コマンド :/opt/systemwalker/bin/mpopmescsv mpopfmcsv( 監視ログファイル定義の CSV 入出力コマンド ) UNIX 版 および mpopmescsv( メッセージ説明定義の CSV 入出力コマンド ) の詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください ログファイル定義を変更する イベント監視により保存されるログファイルの中で メッセージログ コマンドログに関する定義を変更できます メッセージログの設定は 部門管理サーバ 業務サーバ システム監視エージェントがインストールされているクライアントで設定できます ログファイルに関する設定を行います 1. [ 通信環境定義詳細 ] ダイアログボックスを表示します 呼び出し方法は [ 通信環境定義 ] の呼び出し方法 を参照してください 2. [ ログファイル定義 ] タブを選択します 3. 項目を設定し [OK] ボタンをクリックします 4. [ 通信環境定義 ] ダイアログボックスで [OK] ボタンをクリックし ダイアログボックスを閉じます 5. クラスタ運用している部門管理サーバにおいて待機系の定義を変更した場合 運用系で以下のコマンドを実行します opaconstat -a UNIX 版の場合 定義画面で UTF-8 固有文字 または 全角文字を指定すると 以下の現象となります UTF-8 固有文字が含まれている文字列 ( パス名 ) は 定義できません また [ 参照 ] ボタンをクリックしディレクトリ一覧を表示したときに UTF-8 固有文字が含まれる場合 正しく表示されません 全角文字を使用した場合 EUC 環境と比較して指定可能文字数が減少します UTF-8 固有文字 および全角文字を含まないシンボリックリンクを作成して それを指定してください 接続および動作の設定をする 接続の詳細を設定する 1. [ 通信環境定義詳細 ] ダイアログボックスを表示します 呼び出し方法は [ 通信環境定義 ] の呼び出し方法 を参照してください 2. [ 通信環境定義詳細 ] ダイアログボックスの [ 接続 ] タブを選択します 3. 項目を設定し [OK] ボタンをクリックします 4. [ 通信環境定義 ] ダイアログボックスで [OK] ボタンをクリックし ダイアログボックスを閉じます 5. クラスタ運用している部門管理サーバにおいて待機系の定義を変更した場合 運用系で以下のコマンドを実行します opaconstat -a 例 部門管理サーバや業務サーバが 連携製品である ETERNUS SF Storage Cruiser と同居している場合で かつ ETERNUS SF Storage Cruiser が通知するイベントを運用管理サーバで監視対象にしている場合 [ 接続詳細 ] ウィンドウの [ 中継機能 ] の [ 中継する ] のチェックボックスは チェックを入れた ( チェックされた ) 状態にしてください

170 動作設定の詳細を設定する 1. [ 通信環境定義詳細 ] ダイアログボックスを表示します 呼び出し方法は [ 通信環境定義 ] の呼び出し方法 を参照してください 2. [ 通信環境定義詳細 ] ダイアログボックスの [ 動作設定 ] タブを選択します 3. 項目を設定し [OK] ボタンをクリックします 4. [ 通信環境定義 ] ダイアログボックスで [OK] ボタンをクリックし ダイアログボックスを閉じます 5. クラスタ運用している部門管理サーバにおいて待機系の定義を変更した場合 運用系で以下のコマンドを実行します opaconstat -a UNIX 版の場合 [ 動作設定詳細 ] ダイアログボックスの [ コマンドシェル ] には UTF-8 固有文字 または 全角文字を指定すると 以下の現象となります UTF-8 固有文字が含まれている文字列 ( パス名 ) は 定義できません また [ 参照 ] ボタンをクリックしディレクトリ一覧を表示したときに UTF-8 固有文字が含まれる場合 正しく表示されません 全角文字を使用した場合 EUC 環境と比較して指定可能文字数が減少します UTF-8 固有文字 および全角文字を含まないシンボリックリンクを作成して それを指定してください メッセージ抑止の設定 一定時間内に同一のメッセージが複数発生した場合に 2 つ目以降のメッセージを破棄する機能です あるメッセージが発生した場合 そのメッセージが直前に発生した時刻からの経過時間が 抑止時間以内の場合に抑止します メッセージ抑止機能では一定時間 ( 初期値 :60 秒 ) 内に発生した 100 種類までのメッセージについて抑止を行います 一定時間内に 100 種類を超えてメッセージが発生した場合は 最新の 100 種類のメッセージについてメッセージを抑止します 例 ) 抑止時間を 60 秒と設定した場合 かつ 同一のメッセージが 15 秒間隔で発生し続けた場合は 最初の 1 個だけ表示され 残りはすべて抑止されます メッセージ抑止を行う場合 破棄するメッセージに定義している自動アクションも実行されません 自動アクションの実行を抑止する場合 アクション抑止機能を使用します アクション抑止では 複数のイベントがイベント監視の条件定義の同一条件で一致した場合 同じ内容のアクションが実行しないように抑止できます ただし アクション抑止機能は メッセージ監視アクションについては対象外です 同一メッセージに対する自動アクションの多発を防止し 自動アクションが発行するメッセージに対して 再度自動アクションが実行されることを防止するためにも メッセージ抑止機能 アクション抑止機能を使用してください アクション抑止機能を設定する手順を 以下に説明します 1. [ アクション環境設定 ] ダイアログボックスを表示します 2. [ 動作設定 ] タブを選択します 3. [ アクション抑止 ] についての項目を設定します 4. [OK] ボタンをクリックし ダイアログボックスを閉じます 5. クラスタ運用している部門管理サーバにおいて待機系の定義を変更した場合 運用系で以下のコマンドを実行します opaconstat -a メッセージ抑止機能が無効の状態でも サーバ間のメッセージ通知を行う際に同一メッセージが抑止されている場合があります メッセージ通知では [ メッセージ送信先システム ] の定義がループ構成の場合 通知されるメッセージがループしないように メッセージを破棄する場合があります 下記の条件に一致するメッセージを下位サーバから受信した場合 システム間でループしているメッセージと判断し 受信サーバにて同一メッセージの始めのメッセージだけ監視します そのため 通常の環境でも条件に一致するメッセージが発生した場合 同一メッセージは破棄されます 破棄される条件 - 下位サーバから受信したメッセージが 発生時間が同一 かつ - 下位サーバから受信したメッセージが ホスト名が同一 かつ

171 - 下位サーバから受信したメッセージが メッセージテキストが同一 の場合 [ エラー種類未設定イベントの扱い ] 種類が なし のイベントの場合 Systemwalker Centric Manager のバージョンレベルによって表のようにエラー種別から重要度が決定されます Systemwalker Centric Manager [ エラー種別 ] [ 重要度 ] V11.0L10 以前 [ エラー ] [ 最重要 ] V12.0L10 以降 [ 情報 ] [ 一般 ] また Systemwalker Centric Manager V12.0L10 以降の場合 種類が なし のイベントに対して [ エラー種別 ] および [ 重要度 ] を変更することができます 自ホスト名を変更する Systemwalker Centric Manager の各エージェント機能が使用するホスト名の獲得方法を変更することができます 1. [ 通信環境定義詳細 ] ダイアログボックスを表示します 呼び出し方法は [ 通信環境定義 ] の呼び出し方法 を参照してください 2. [ 自ホスト名 ] タブを選択します 3. 項目を設定し [OK] ボタンをクリックします 4. [ 通信環境定義 ] ダイアログボックスで [OK] ボタンをクリックし ダイアログボックスを閉じます 5. クラスタ運用している部門管理サーバにおいて待機系の定義を変更した場合 運用系で以下のコマンドを実行します opaconstat -a Systemwalker をインストールしたシステムの自ホスト名を変更する場合 変更前のホスト名が運用管理サーバ上の新ノードに追加される またはすでに追加されている場合がありますので 以下の作業をしてください 1. 運用管理サーバに登録されている変更前のホストの削除 2. 自ホスト名の変更を行うシステムに定義されている 送信先システム上で以下のコマンドを実行 opaconstat -D <xxxx ホスト名 > xxxx: 変更前のホスト名 3. 自ホスト名の変更を行うシステムで以下のコマンドを実行 opaconstat -a opaconstat( 接続構成登録 / 削除 / 表示コマンド ) の詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください 4. クラスタ運用している部門管理サーバにおいて待機系の定義を変更した場合 運用系で以下のコマンドを実行します opaconstat -a 運用管理サーバ 部門管理サーバから獲得できる名前と Systemwalker Centric Manager の各エージェントが使用するホスト名は同一となるようにしてください 例 1) 業務サーバでホスト名指定を定義した場合 部門管理サーバ 運用管理サーバの hosts に業務サーバのホスト名を登録する

172 例 2) 業務サーバで [ ユーザ指定 ] を定義した場合 業務サーバ 部門管理サーバ 運用管理サーバの hosts にユーザ指定に指定したホスト名を登録する hosts ファイルは以下の形式で入力してください IP アドレス本来のホスト名ユーザ指定のホスト名 hosts ファイルに入力後に [ ノード検出 ] 画面の [ 詳細 ] タブを選択し [ 既存ノードのプロパティ変更 ] 項目を [ する ] に変更した状態 ( 注 ) でノード検出を行わないでください 注 ) 初期値は しない になっています 監視システム全体で 同じホスト名を持つ複数のシステムを監視することはできません クラスタ運用の運用管理サーバで使用している論理ホスト名と同一ホスト名のシステムを監視することもできません 同一ホスト名のシステムがある場合 以下のどちらかの対処を実施してください ネットワーク全体で一意のホスト名となるように OS のホスト名を変更する Systemwalker Centric Manager の定義 ( 通信環境定義 ) で 自ホスト名の定義に [ ユーザ指定 ] を指定し ネットワーク全体で一意の名前になるように指定する 6.2 イベント監視の条件を設定する サーバに直接接続して環境定義を行う場合 1. [ スタート ] メニューから [ プログラム ]-[Systemwalker Centric Manager]-[ 環境設定 ]-[ システム監視設定 ] を選択します [ システム監視設定 [ 接続先設定 ]] ダイアログボックスが表示されます 2. 接続先のサーバの [ ホスト名 ] [ ユーザ名 ] [ パスワード ] を入力し [OK] ボタンをクリックします [ システム監視設定 ] ダイアログボックスが表示されます 3. [ イベント監視の条件定義 ] ボタンをクリックします [ イベント監視の条件定義 ] ウィンドウが表示されます 4. 定義情報を設定します 注意 Server Core 環境の場合 [ イベント監視の条件定義 ] で以下のアクションを使用する場合 宛先にインストールオプションで [ アクション実行 ] を選択した運用管理クライアント またはクライアントを設定してください アクション ポップアップメッセージで通報する 音声で通知する 宛先リスト 音声通知を実行するホスト 宛先を指定する項目 ポップアップメッセージ通知の設定方法については ポップアップメッセージで通報する を参照してください 音声通知の設定方法については 音声で通知する を参照してください クライアントで直接環境定義を行う場合 クライアントにイベント監視機能を選択インストールし クライアントで発生するイベントを監視する場合は 以下の方法でイベント監視の定義を行います 1. Administrators グループに所属するローカルユーザで 定義を行うクライアントにログインします

173 2. [ スタート ] メニューから [ プログラム ]-[Systemwalker Centric Manager]-[ 環境設定 ]-[ システム監視クライアント設定 ] を選択します [ システム監視クライアント設定 ] ダイアログボックスが表示されます 3. [ イベント監視の条件定義 ] ボタンをクリックします [ イベント監視の条件定義 ] ウィンドウが表示されます 4. 定義情報を設定します UTF-8 環境 (UNIX システム ) でイベント監視の条件定義を行う場合の注意事項 イベント監視の条件定義で定義する際は 設定した文字列を UTF-8 コードに変換した場合 各項目の最大長を超し アクションを実行できない場合があります このため 定義を保存するとき 定義サーバ側で UTF-8 コードに変換し 各領域の最大長を超さないかをチェックしています UTF-8 コードに変換する際 各領域の最大長を超えた場合は 以下のポップアップメッセージが [ イベント監視の条件定義 ] 画面に表示されます イベント監視の条件定義の登録に失敗しました 接続先のイベントログまたはシスログを参照してください コード :9999 また シスログにメッセージが出力され エラーの含まれる定義が下記ディレクトリに csv ファイル形式で出力されます csv ファイル出力先 csv ファイル名 /var/opt/fjsvfwaos/tmp eventact.csv 定義の保存に失敗した場合 [ イベント監視の条件定義 ] 画面は終了するため 定義画面から定義内容を修正することができません このため 上記の csv ファイルを直接編集し [ イベント監視の条件定義 ] の CSV 反映コマンド (aoseadef) を使用して 定義ファイルに反映させてください aoseadef([ イベント監視の条件定義 ] の CSV 反映コマンド ) の詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください UTF-8 固有文字の扱いについて - 運用管理サーバの場合 運用管理サーバにおいて UTF-8 固有の文字は 代替文字 _ ( アンダースコア ) に変換してイベント監視を行います 運用管理サーバで UTF-8 固有文字を含むメッセージを監視する場合は イベント監視の条件定義のイベント定義に 代替文字 _ を使用することで監視が可能です - 部門管理サーバ / 業務サーバの場合 部門管理サーバ または業務サーバにおいて UTF-8 固有文字を含むメッセージを監視する場合は イベント監視の条件定義のイベント定義に 代替文字.* を使用することで監視が可能です 以下の文字を含むメッセージを監視する場合は イベント監視の条件定義のイベント定義に 代替文字 ".*" を使用することで監視が可能です ~ など イベント監視の条件定義のパターンパターンごとに イベント定義およびアクション定義を どのサーバで何を定義するのかを表に示します a. 業務サーバのメッセージを 運用管理サーバに直接通知して監視する b. 業務サーバのメッセージを 部門管理サーバを経由して運用管理サーバで監視する c. 運用管理サーバ自身のメッセージを監視する

174 d. 運用管理サーバで受けたメッセージのアクションを 運用管理クライアントで実行する (UNIX の場合 ) イベント定義のパターン (a) (b) (c) (d) 参照先 業務サーバログの定義 - 監視ログファイルの設定 メッセージの定義 - イベント監視の条件定義 アクション定義 - アクションを定義する 部門管理サーバログの定義 - 監視ログファイルの設定 メッセージの定義 - イベント監視の条件定義 アクション定義 - アクションを定義する 運用管理サーバログの定義 - 監視ログファイルの設定 メッセージの定義 イベント監視の条件定義 アクション定義 アクションを定義する 運用管理クライアントログの定義 監視ログファイルの設定 メッセージの定義 イベント監視の条件定義 アクション環境 アクションを定義する : 設定する ( 必須 ) : 設定する ( 選択 ) : 設定しない -: 関係しない イベント定義のパターンの初期値については 初期値一覧 を参照してください 監視するメッセージが同じであれば 運用管理サーバ 部門管理サーバ 業務サーバでのメッセージ定義は 同じ定義を設定します Systemwalker Operation Manager と同時に運用する場合 Systemwalker Centric Manager を Systemwalker Operation Manager と同時に運用する場合 イベント / アクションの定義やアクション環境の定義は [ システム監視設定 ] ダイアログボックスから [ イベント監視の条件定義 ] ウィンドウ または [ アクション環境設定 ] ダイアログボックスを表示して行います イベント監視の条件にアクション定義を行う場合 [ イベント監視の条件定義 ] ウィンドウには 定義した内容が メッセージを特定する条件 単位に一覧表示されます 定義した内容は イベント監視の条件定義一覧の上から下に順番に処理されます 以下を考慮して 定義の順番を検討してください [ 実行方法の指定 ] で [ 上位優先 ] を指定した場合 一覧の上から順に メッセージを特定する条件 を比較し 初めて一致した場合にアクションを実行します

175 [ 実行方法の指定 ] で [ 常時実行 ] を指定した場合 他の定義内容に関係なく メッセージを特定する条件 に一致した場合にアクションを実行します なお [ メッセージ監視アクション ] の場合は 必ず [ 上位優先 ] となり 上から順に メッセージを特定する条件 を比較し 初めて一致した場合にアクションが実行されます 以降の定義は実行されません 6.3 イベント監視の条件定義を変更する (Event Designer) Event Designer を使用して イベント監視の条件定義を CSV ファイル形式で簡単に変更することができます 大量定義の一括変更 検索を行う場合や 定義の変更前後を比較して定義内容の整合性の確認を行う場合に使用します また Event Designer は Systemwalker Centric Manager がインストールされていない環境でも動作するため 効率的に作業することができます イベント監視の条件定義を Event Designer で変更 / 参照する場合 Microsoft(R) Excel が必要です インストールが必要なソフトウェアについては Systemwalker Centric Manager 解説書 で 関連ソフトウェア資源 の イベント監視の条件定義 を参照してください Microsoft(R) Excel のマクロ機能を使用して 以下の変更 確認ができます CSV ファイルの変更 イベント監視の CSV 出力コマンド (aoseacsv) で作成した CSV ファイルおよびポリシー情報の移出コマンド (mppolcollect) で作成した CSV ファイル (P_MpAosf_evtact.csv) を簡単に変更できます ポリシー情報移出コマンド (mppolcollect) およびイベント監視の条件定義出力ファイルの詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください Event Designer で参照 / 変更できるイベント監視の条件定義は 定義ファイルのバージョンが以下のファイルです - V V V V3.50 定義の比較 変更後の定義内容を 変更前の定義内容や 別の定義ファイルの内容と比較できます また 定義変更前の定義と発生イベントが一致する行と 定義変更後の定義と発生イベントが一致する行とを比較し 定義変更によりイベントが一致する行がどのように変わったかを確認できます 定義内容の確認 簡易チェックツールを呼び出して イベントが定義した行と一致するかを確認できます Event Designer を利用する場合は イベント監視の条件定義を確認する の手順の代わりに Event Designer から呼び出せるチェックツールを利用することで 確認作業を簡略化することが可能です 詳細は Event Designer に添付されている Event Designer 操作手引書 を参照してください 定義の印刷 定義をそのまま印刷し 設計や管理に使用できます イベント監視の条件定義 CSVファイルを変更 確認する手順 Event Designerをインストールします注意 Server Core 環境の場合 Event Designerは Server Core 環境では利用できません

176 1. Systemwalker Centric Manager のセットアップ画面を起動します ローカルインストールを行う場合は CD-ROM から ネットワークインストールで行う場合は ネットワーク接続したドライブからインストールコマンドを実行します CD-ROM またはネットワーク接続ドライブ \swsetup.exe セットアップ画面が表示されます 2. [ ツール ] の [Event Designer] を起動します [ ようこそ ] 画面が表示されます

177 3. [ 次へ ] をクリックします [ インストール先のフォルダ ] 指定画面が表示されます 初期値は C:\EventDesigner です 4. [ インストール先のフォルダ ] を変更しない場合は [ 次へ ] をクリックします 変更する場合は [ 変更 ] ボタンをクリックして 変更し [ 次へ ] をクリックします

178 注意 Windows Vista および Windows 7 の場合の注意事項 OS が Windows Vista または Windows 7 の場合 必ずインストール先のフォルダをシステムフォルダ (\Program Files) 以外のフォルダに変更してください インストール確認画面が表示されます 5. [ インストール ] をクリックします インストールが開始されます インストールが完了すると インストール完了画面が表示されます

179 6. [ 完了 ] をクリックします インストールが完了しました V12.0L10 以降の運用管理サーバの場合 ポリシー情報の移出コマンドで作成した各サーバの [ イベント監視の条件定義 ] の CSV ファイルを参照することができます 運用イメージは以下のとおりです 1. CSV ファイルを作成します ポリシー情報の移出コマンド (mppolcollect) で CSV ファイルを作成します mppolcollect( ポリシー情報移出コマンド ) の詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください 2. Event Designer をインストールしたコンピュータに 1 で作成した CSV ファイルをコピーします

180 3. Event Designer を起動します 以下の Microsoft(R) Excel ファイルを起動します Event Designer インストールディレクトリ \bin\event Designer.xls 画面上の各機能の説明は Excel のコメントを参照してください 4. [CSV 入力 ] ボタンをクリックし 2. の CSV ファイルを指定します 5. Event Designer にて 定義内容を確認します ポイント Event Designer で作成した CSV ファイルは イベント監視の条件定義をポリシーとして配付 管理していない場合 aoseadef コマンドを利用することで運用管理サーバ 部門管理サーバ 業務サーバにローカルに定義が可能です 部門管理サーバ / 業務サーバまたは V5.0L30 以降の運用管理サーバの場合 各サーバの [ イベント監視の条件定義 ] の CSV ファイルを変更 確認することができます 運用イメージは以下のとおりです

181 1. CSV ファイルを作成します イベント監視の条件定義の CSV 出力コマンド (aoseacsv) で CSV ファイルを作成します aoseacsv([ イベント監視の条件定義 ] の CSV 出力コマンド ) の詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください 2. Event Designer をインストールしたコンピュータに 1 で作成した CSV ファイルをコピーします 3. Event Designer を起動します 以下の Microsoft(R) Excel ファイルを起動します Event Designer インストールディレクトリ \bin\event Designer.xls

182 画面上の各機能の説明は Excel のコメントを参照してください 4. [CSV 入力 ] ボタンをクリックし 2. の CSV ファイルを指定します 5. イベント監視の条件定義を追加 / 更新 / 削除します 定義変更は Excel のセルの更新 行の挿入等で行います また 以下の機能で追加することもできます - [ 入力支援 ] 監視メッセージ形式またはイベントログの形式でイベント定義を設定します 設定ミスを防ぐことができます 定義変更をした場合 以下の機能を用いて 定義内容に問題がないかを確認します - [ 入力チェック ] 設定している定義に文法的な問題はないかを確認することができます 6. 簡易チェックツールで イベント監視の条件定義に対して発生したメッセージが どの条件に一致するか および一致しなかった項目はどれかをシミュレートします 簡易チェックツールについては イベント監視の条件定義を確認する を参照してください 7. [ 定義差分比較 ] ボタンをクリックし 変更前の定義と比較し 変更内容に問題がないかを確認します 別の定義ファイルと比較することもできます 8. 必要に応じて Excel の印刷機能を使用して イベント監視の条件定義を印刷します 9. [CSV 出力 ] ボタンをクリックし 変更した定義を CSV ファイルに出力します 出力した CSV ファイルを各サーバへコピーします 10. [ イベント監視の条件定義 ] の CSV 読み込みコマンド (aoseadef) を使用して CSV ファイルをイベント監視の条件定義に反映します aoseadef([ イベント監視の条件定義 ] の CSV 反映コマンド ) の詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください 以下の定義のどれかを定義した場合は イベントコリレーション定義の CSV 反映コマンド (mpaoscrdef) を使用して定義を反映します mpaoscrdef( イベントコリレーション定義の CSV 読み込みコマンド ) の詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください - メッセージ変換定義 - コリレーション定義 - イベントグループ定義

183 Event Designer をアンインストールします 1. コントロールパネル の アプリケーションの追加と削除 から Event Designer を選択し 削除 ボタンをクリックします Event Designer をアンインストールした場合 以下のディレクトリ配下のファイルも削除されます Event Designer インストールディレクトリ \temp Event Designer インストールディレクトリ \tmp Event Designer でイベント監視の条件定義を変更する場合 Event Designer を複数 同時に起動しないでください 列の挿入 削除は行わないでください セル単位の挿入 削除は行わないでください 入力不可エリア ( 背景色が水色以外 ) の削除は行わないでください セルの結合を行わないでください UNIX 版の定義の場合 [ イベント定義 / アクション定義 ]-[ 通知 / 実行アクション ] の [ アプリケーション起動 ] の [ 起動時の扱い ] に設定した内容は無視されます Event Designer で設定する場合は 任意の値を設定してください ファイルバージョンが 3.00 の場合 定義行の有効 / 無効が設定できますが 無効行を設定したイベント監視条件の CSV ファイルを V10.0L10 または 10.1 の環境へ移入することはできません 注意 Event Designer の注意事項 Event Designer 起動時 マクロを有効にするか否かのダイアログボックスが出力される場合があります 必ず マクロを有効にする をクリックしてください マクロを無効にします をクリックした場合 Event Designer の動作保証はできません マクロが動作する他の Excel と同時に起動しないでください 6.4 イベント監視の条件定義を確認する イベント監視の条件定義を設計 / 確認する手段として 以下の方法があります イベント監視の条件定義の簡易チェックツール 実際の運用前に発生するイベントを想定して設計 / 確認を行う場合や 実際に運用している環境とは異なるコンピュータ上で確認する場合に 簡易チェックツールを使用します コリレーションログ 運用前テストや実際の運用時に 実機でイベント監視の条件定義の正当性を確認する場合に コリレーションログを使用します コリレーションログを使用して確認する方法については コリレーションログにより確認する を参照してください 以下では イベント監視の条件定義の簡易チェックツールを使用して確認する方法について説明します イベント監視の条件定義の簡易チェックツールは イベント監視の条件定義に対して発生したメッセージが どの条件に一致するか および一致しなかった項目はどれかをシミュレートできるツールです 簡易チェックツールを使用すると イベント監視の条件定義に設定した条件とイベントがどの項目で一致するかを調べることができます また 確認結果はログファイルに出力できます 簡易チェックツールは イベント監視の条件定義の定義中や定義終了時に [ イベント監視の条件定義 ] 画面から起動することができます これにより [ イベント監視の条件定義 ] 画面での定義の編集と 簡易チェックツールでの定義の確認を同時に行うことができます Event Designer を利用している場合 Event Designer を利用している場合は 本項に記載している簡易チェックツールを Event Designer から直接利用することができます 詳細は Event Designer に添付されている Event Designer 操作手引書 を参照してください

184 イベント監視の条件定義を確認する手順 簡易チェックツールを使用して イベント監視の条件定義を確認する手順は以下のとおりです 1. 簡易チェックツールを起動します 起動方法の詳細については 簡易チェックツールの起動方法 を参照してください 2. [ 定義ファイルの設定 ] ダイアログで 確認するイベント監視の条件定義を設定します [ イベント監視の条件定義 ] 画面から起動した場合は 編集中の定義が読み込まれるため 設定する必要はありません [ 簡易チェックツール ( イベント監視の条件定義 )] 画面に 設定した [ イベント監視の条件定義 ] の定義内容が表示されます 3. 確認したいメッセージを選択し チェックを実行します 手入力でメッセージを確認する場合は [ メッセージの設定 -Windows イベントログ ] ダイアログボックス または [ メッセージの設定 - 監視メッセージ ] ダイアログボックスを使用します 発生済みのメッセージを確認する場合は [ メッセージの読み込み ] ダイアログボックスによりデータを選択し [ メッセージの選択 ] ダイアログボックスを使用します 4. [ 簡易チェックツール ( イベント監視の条件定義 )] 画面に メッセージの比較結果の情報が色で表示されます イベント監視の条件が 意図したとおりに設定されているかを確認します 5. 監視の条件が正しくない場合 [ イベント監視の条件定義 ] を変更し 再度チェックします 6. 確認したいメッセージに対して を繰り返します 7. 簡易チェックツールを終了します 簡易チェックツールの起動方法 簡易チェックツールは以下の方法で起動することができます コマンドを実行して起動する [ イベント監視の条件定義 ] 画面から直接起動する - イベント監視の条件定義の定義中に [ イベント監視の条件定義 ] 画面から直接起動する - イベント監視の条件定義の編集後 [ イベント監視の条件定義 ] 画面を終了する Event Designer から直接起動する コマンドを実行して起動する イベント監視の条件定義の簡易チェックツールは 以下のコマンドを実行して起動します このコマンドは Systemwalker をインストールするとき [ イベント監視 ]-[ 定義 GUI] を選択した場合だけインストールされます Systemwalker インストールディレクトリ \mpwalker\mpaosfsv\bin\mpaosevchk.exe 簡易チェックツールを起動すると [ 定義ファイルの設定 ] ダイアログボックスが表示されます 簡易チェックツールは Windows(R) でのみ起動可能です UNIX にインストールされているイベント監視の条件定義の確認を行う場合は CSV ファイルに定義を出力し 簡易チェックツールを起動するシステムにコピーしてください [ イベント監視の条件定義 ] 画面から直接起動する イベント監視の条件定義の定義中に [ イベント監視の条件定義 ] 画面から直接起動する 以下の方法で 簡易チェックツールを起動することができます [ ツール ] メニューの [ 簡易チェック ] を選択する ツールバー上にある 簡易チェックツールのボタンをクリックする [ イベント監視の条件定義 ] 画面から起動した場合は 編集中の定義を読み込んだ状態で [ 簡易チェックツール ( イベント監視の条件定義 )] 画面が表示されます 簡易チェックツールを起動した状態で [ イベント監視の条件定義 ] 画面を終了すると 簡易チェックツールも終了します 簡易チェックツールを終了した場合は [ イベント監視の条件定義 ] 画面は終了しません

185 イベント監視の条件定義の編集後 [ イベント監視の条件定義 ] 画面を終了する 編集中のイベント監視の条件定義について 簡易チェックツールで定義の確認を行っていない場合 [ イベント監視の条件定義 ] 画面の終了時に 簡易チェックツールを起動するかを問い合わせる以下のダイアログが表示されます [ はい ] を選択する 簡易チェックツールが起動されていない場合は 最新の定義 ( 保存される定義 ) を読み込んで [ 簡易チェックツール ( イベント監視の条件定義 )] 画面が表示されます すでに簡易チェックツールが起動されている場合は 読み込んでいる定義が最新の定義に更新されます [ いいえ ] を選択する 簡易チェックツールを起動しないで [ イベント監視の条件定義 ] 画面を終了します Event Designer から直接起動する Event Designer から起動する方法については Event Designer に添付されている Event Designer 操作手引書 を参照してください 簡易チェックツールの使用方法 簡易チェックツールの起動後 イベント監視の条件定義を確認する方法について説明します 1. 確認するイベント監視の条件定義を設定する 1. 簡易チェックツールを使用して確認する [ イベント監視の条件定義 ] を設定します 簡易チェックツールの起動時 および [ 簡易チェックツール ( イベント監視の条件定義 )] 画面より [ ファイル ] メニューの [ 定義ファイルの設定 ] を選択した場合に [ 定義ファイルの設定 ] ダイアログボックスが表示されます 他システムのイベント監視の条件定義を確認する場合は 他システムのイベント監視の条件定義を確認する場合 を参照してください

186 2. [ 簡易チェックツール ( イベント監視の条件定義 )] 画面では 簡易チェックツールの操作およびチェック結果の確認 アクション実行条件およびアクションの表示を行います - イベント定義の表示 一覧には イベント監視の条件定義に設定されている監視するメッセージの条件が表示されます 一覧の各列には イベント監視の条件定義画面のイベント定義において設定された情報が表示されます イベントの情報を特定しない場合は * が表示されます - アクション実行条件およびアクションの表示 読み込んだイベント監視の条件定義に設定されているアクション実行条件およびアクションを表示します これにより イベントと一致する行を見つけた場合に そのイベントによってどのようなアクションが実行されるか また [ 監視イベント一覧 ] に表示されるかなどを簡易チェックツールで確認することができます アクション実行条件およびアクションは [ 簡易チェックツール ( イベント監視の条件定義 )] 画面の初回起動時には表示されません 表示するには [ 表示 ] メニューより [ 列の選択 ] を選択し [ 列の選択 ] ダイアログから必要な情報を選択します 表示している列の情報は 次回の簡易チェックツール起動時に引き継がれます [ アクション条件 ] [ メッセージ監視 ] およびアクションは [ イベント監視の条件定義 ] の一覧と同じ形式で表示されます ただし 簡易チェックツールでは 上位優先 / 常時実行で色をわけません 2. 確認したいメッセージを設定しイベント定義をチェックする イベント監視の条件と比較するメッセージを設定します メッセージの設定は 以下の方法で行います 手入力でメッセージを指定する メッセージデータを読み込み データの中にあるメッセージを選択します Windows(R) のイベントログに出力されるイベントで種類 ([ エラー ] [ 警告 ] [ 情報 ]) が設定されていないものに対して [ エラー種別 ] および [ 重要度 ] を設定します 1. [ 簡易チェックツール ( イベント監視の条件定義 )] 画面で [ 設定 ]-[ 動作設定 ] を選択します [ 動作設定 ] ダイアログボックスが表示されます 2. [ エラー種別 ( 重要度 )] を選択します イベント監視の条件とメッセージの比較は 空白の数や文字の大文字 / 小文字 半角 / 全角の違いも比較されます これらの違いの入力ミスを防ぐため コピー & 貼り付けの機能を使用して設定してください [ 手入力でメッセージを指定する場合 ]

187 Windows(R) イベントログに出力される形式でメッセージを設定する場合 1. [ 簡易チェックツール ( イベント監視の条件定義 )] 画面で [ 操作 ]-[ メッセージの設定 ]-[Windows イベントログ ] メニューを選択します [ メッセージの設定 -Windows イベントログ ] ダイアログボックスが表示されます 2. イベントログの形式で情報を設定します 3. 下位システムの [ イベント監視の条件定義 ] のメッセージ監視において イベントの属性を変更している場合は [ イベントの属性の設定 ] ダイアログボックスより [ イベントの属性一覧 ] に表示されている情報を変更してください 4. [ チェック ] ボタンをクリックし メッセージの比較を行います UNIX のシスログ または [Systemwalker コンソール ] の [ 監視イベント一覧 ] および [ メッセージ一覧 ] に表示される形式で設定する場合

188 1. [ 簡易チェックツール ( イベント監視の条件定義 )] 画面で [ 操作 ]-[ メッセージの設定 ]-[ 監視メッセージ ] メニューを選択します [ メッセージの設定 - 監視メッセージ ] ダイアログボックスが表示されます 2. 比較するメッセージを設定します 3. 下位システムの [ イベント監視の条件定義 ] のメッセージ監視において イベントの属性を変更している場合は [ イベントの属性の設定 ] ダイアログボックスより [ イベントの属性一覧 ] に表示されている情報を変更してください 4. [ チェック ] ボタンをクリックし メッセージの比較を行います [ メッセージデータを読み込んで設定する場合 ] メッセージを読み込むデータとして指定できる種類を以下に示します Windows(R) イベントログ Windows(R) イベントログをテキスト (CSV 形式 ) で出力したファイル UNIX のシスログ 監視ログファイル opamsgrev( メッセージ検索コマンド ) で出力したファイル opmtrcsv( 監視イベント履歴 CSV 出力コマンド ) で出力したファイル なお 読み込むデータとして指定できる文字コードは SJIS コードです 異なる文字コードのファイルの場合は SJIS コードに変換したファイルを指定してください Windows(R) イベントログをテキスト (CSV 形式 ) で出力したファイルは イベントビューアの [ 操作 ]-[ ログファイルの名前を付けて保存 ] により 出力した CSV ファイルを選択してください 1. [ 簡易チェックツール ( イベント監視の条件定義 )] 画面で [ 操作 ]-[ メッセージの読み込み ] メニューを選択します [ メッセージの読み込み ] ダイアログボックスが表示されます 2. メッセージを読み込むデータの種類およびファイルを指定し [OK] をクリックします

189 3. [ メッセージの選択 ] ダイアログボックスで比較するメッセージを選択します [ 絞り込み ] ボタンをクリックすると [ メッセージ一覧 ] に表示されているメッセージの絞り込み または 絞り込む条件を変更することができます 4. 下位システムの [ イベント監視の条件定義 ] のメッセージ監視において イベントの属性を変更している場合は [ イベントの属性の設定 ] ダイアログボックスより [ イベントの属性一覧 ] に表示されている情報を変更してください 5. [ チェック ] ボタンをクリックし メッセージの比較を行います [Windows イベントログをテキスト (CSV 形式 ) で出力したファイル ] を確認する場合 ~ に関する説明が見つかりません と表示されるメッセージは CSV ファイルへの出力時に該当イベントのメッセージ用 DLL が存在しない場合に Windows が設定する文字列です Systemwalker はメッセージ用 DLL が存在しない場合 説明に何も設定しません そのため このメッセージを選択し 比較処理を行っても 比較結果は実際に動作する場合と異なります UNIX のシステムログを確認する場合 以下の場合 システムログにメッセージが出力されていても Systemwalker では監視の対象外となります そのため イベント監視の条件定義に設定されているアクションも実行されません 他システムから出力されたメッセージ syslog.conf の設定により Systemwalker に通知されないメッセージ Windows のイベントログを確認する場合 以下の場合 イベントログにメッセージが出力されていても Systemwalker では監視の対象外となります そのため イベント監視の条件定義に設定されているアクションも実行されません 他システムから出力されたメッセージ [opamsgrev( メッセージ検索コマンド ) で出力したファイル ] または [opmtrcsv( 監視イベント履歴 CSV 出力コマンド ) で出力したファイル ] を確認する場合 GS システムから発生したマルチラインメッセージを選択し 比較処理を行った場合 比較結果が実際の動作と異なる場合があります opmtrcsv( 監視イベント履歴 CSV 出力コマンド ) で出力したファイルを確認する場合 表示される [ 監視イベント種別 ] および [ 重要度 ] は すでに [ イベント監視の条件定義 ] の [ メッセージ監視 ] により変更されています イベントの発生時に設定されている [ 監視イベント種別 ] および [ 重要度 ] については [Systemwalker コンソール ] にメッセージを通知する の メッセージ監視の詳細を設定しない場合 を参照してください opmtrcsv で出力したメッセージテキスト中の改行コードは空白に置き換えられているため チェック結果が異なる場合があります メッセージテキスト中に改行が含まれていないか確認してください 改行の確認は opamsgrev の -c オプションで可能です 詳細は Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください 注意 監視の対象外となる場合の注意事項 以下の場合 シスログ / イベントログにメッセージが出力されていても Systemwalker では監視の対象外となります そのため イベント監視の条件定義に設定されているアクションも実行されません 他システムから出力されたメッセージ syslog.conf の設定により Systemwalker に通知されないメッセージ ( シスログの場合 ) イベントログ監視設定ファイルにて Systemwalker に通知しないよう定義されたメッセージ ( イベントログの場合 ) イベントログ監視設定ファイルの詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください 3. メッセージの比較結果を確認する [ メッセージの設定 ] ダイアログボックスで比較するメッセージを入力した後 [ チェック ] ボタンをクリックすると イベント監視の条件定義との比較結果が表示されます 確認するメッセージの情報 およびイベント監視の条件定義の設定内容により 比較結果は以下の背景

190 色で表示されます また 条件のすべての項目が一致した場合は 行番号が青色表示されます アクション実行条件が設定されている場合には 条件のすべての項目が一致すると行番号が緑色表示されます 発生するメッセージの情報 特定しない イベント監視の条件定義 特定する 指定あり青青または背景色なし 指定なし ( 分からない ) 青黄 背景色 ( 青 ): 一致した項目 背景色 ( 黄 ): 一致するか不明な項目 背景色 ( なし ): 一致しない項目 背景色 ( 緑 ): すべての条件に一致し アクション実行条件が設定されている項目 ( 行番号およびアクションのみ ) 背景色 ( 灰 ): 以下のどれかの状態 - 定義が無効状態 - テンプレートの開始を示す行 - テンプレートの終了を示す行 アクション条件が設定されているイベント監視の条件定義を確認する場合 アクション実行条件に対して チェックはできません アクション条件の時間帯は イベントの発生時刻ではなく イベント発生を認識してアクションの実行を依頼する時間帯です そのため イベントの発生時刻が実行条件に一致していても アクションが実行されない場合や 他のアクション条件に一致する場合があります

191 アクションを実行する時間帯は日変わり時刻を意識しません 日変わり時刻の指定に関係なく 1 日の単位は 0:00 から 23:59 です アクションを実行する条件としてカレンダの運用日 / 休日を指定した場合 アクションを実行する時間帯は 運用日または休日の 0:00 から 23:59 までです ログファイルの形式 ログファイルには以下の形式で出力されます 形式 説明 (1) LINE,FILTER,LABEL,ERRTYPE,MSGTEXT,HOST,CATEGORY,DISPLAYMODE,M SGTYPE,NUMBER (2) MSG,-, ラベル, エラー種別, メッセージ, ホスト名, 監視イベント種別, 重要度, メッセージタイプ, 通報番号 (3) 行番号,o,o,o,o,o,o,o,o,o - (1) タイトル 各列のタイトルを出力します LINE FILTER LABEL ERRTYPE MSGTEXT HOST CATEGORY DISPLAYMOD E MSGTYPE NUMBER 行番号 1 行単位での比較結果ラベル名およびラベルの比較結果エラー種別およびエラー種別の比較結果メッセージテキストおよびメッセージテキストの比較結果ホスト名およびホスト名の比較結果監視イベント種別および監視イベント種別の比較結果重要度および重要度の比較結果メッセージタイプおよびメッセージタイプの比較結果通報番号および通報番号の比較結果 - (2) 比較対象のメッセージの情報 比較を行ったメッセージを分割した形式で出力します 設定されていない項目は? で出力します 項目 出力文字列 意味 LABEL ラベル 空白 ラベルなし ERRTYPE Information 情報 Warning 警告 Error エラー Stop 停止 空白 エラー種別なし MSGTEXT メッセージテキスト 空白 メッセージテキストなし HOST ホスト名 (LocalHost) 自システム ホスト名 (Any host) 他システム? 指定なし

192 項目出力文字列意味 CATEGORY 監視イベント種別 空白? 指定なし DISPLAYMODE SPEMG 重要度 EMG WARN NOTICE NORM 監視イベント種別なし 重要 警告 通知 一般? 指定なし MSGTYPE REPLY 返答要求メッセージ REDMG NORM NUMBER 通報番号 - (3) 比較結果 定義項目ごとに比較結果を出力します 高輝度メッセージ 一般メッセージ? 指定なし? 指定なし o メッセージが条件と一致します ( 一致 ) S すべての条件が一致しますが アクション実行条件が設定されています? [ 受信メッセージ設定 ] ダイアログボックスで 追加情報が設定されていないため 条件と一致するかは不明です ( 不明 ) x メッセージは条件と一致しません ( 不一致 ) 無効設定されている条件については すべての項目が x になります 4. イベント監視の条件が正しくない場合 メッセージの比較結果をチェックし 一致させたい条件の行とメッセージが一意しているかを確認します 比較結果の検証 および メッセージと条件の比較結果について を参照してください イベント監視の条件が正しくない場合 イベント監視の条件定義を変更します [ イベント監視の条件定義 ] 画面を使用して [ イベント監視の条件定義 ] を変更した場合 [ ファイル ]-[ 定義ファイルの再読込み ] メニューを選択し 新しいイベント監視の条件定義を読み込みます 再度メッセージを入力して イベント監視の条件が意図したとおりに設定されているかを確認します 5. [3-4] を繰り返し 確認したいメッセージをチェックします 6. 簡易チェックツールを終了する [ 簡易チェックツール ( イベント監視の条件定義 )] 画面で [ ファイル ]-[ 終了 ] メニューを選択し 簡易チェックツールを終了します 比較結果の検証 1. メッセージを一致させたい条件の行番号が 不一致 になっている場合 不一致 になっている項目について 以下のことを見直します - 正規表現が正しく記述されているか

193 - 大文字 / 小文字の違いはないか - スペルミスはないか - 全角 / 半角の違いはないか - 空白の数は同じか 2. メッセージが一致する条件の行を調べる 行番号を調べ 最初に 一致 する行を調べます この行より上に 不明 の条件がないかを調べます 行番号が 不明 となっている行がない場合は a. の行が最初に一致する条件になります 行番号が 不明 となっている行がある場合 [ イベントの属性の設定 ] ダイアログボックスで不明の項目を設定し 再度 条件と比較します この操作により 行番号が 一致 に変わった場合は この行が最初に一致する条件になります 3. メッセージを一致させたい条件と 2. で調べた行が一致する場合 [ イベント監視の条件定義 ] は正しく設定されています 4. メッセージを一致させたい条件が 2. で調べた行より下にある場合 メッセージを一致させたい条件に設定されている [ メッセージ監視 ] アクション および [ 実行方法 ] の指定に [ 上位優先 ] が指定されているアクションは実行されません これらのアクションを実行させるためには 2. で調べた行より上に メッセージを一致させたい条件の行を移動します メッセージと条件の比較結果について メッセージと条件を比較する際のホスト名の扱いについては 以下のようになります 条件定義の設定 [ イベントの属性の設定 ] ダイアログボックスの設定 比較結果 特定しない * 一致 自システム 分からない 不明 自システム 設定する ( 自システム ) 一致 自システム 設定する ( 他システム ) 不一致 全ての他システム 分からない 不明 全ての他システム 設定する ( 自システム ) 不一致 全ての他システム 設定する ( 他システム ) 一致 ホスト名指定 分からない 不明 ホスト名指定 設定する ( 自システム ) 一致または不一致 ホスト名指定 設定する ( 他システム ) 一致または不一致 他システムのイベント監視の条件定義を確認する場合 他システムのイベント監視の条件定義を確認する場合 以下の作業を行います 1. 他システムのホスト上で イベント監視の条件定義を CSV 形式のファイルに出力します イベント監視の条件定義の CSV 出力コマンド (aoseacsv) を使用します で出力したイベント監視条件の CSV ファイルを 簡易チェックツールを起動するコンピュータ上の任意のディレクトリにコピーします 3. コピーした CSV ファイルを使用して 簡易チェックツールを実行します イベント監視のポリシー設定を行っている運用管理サーバが他システムの場合 イベント監視の条件のポリシー移出コマンド (poout) により出力したデータを 簡易チェックツールを起動するコンピュータの任意のディレクトリに格納します

194 注意 他システムのデータを読み込む場合は データを採取後 簡易チェックツールを起動するコンピュータの任意のディレクトリに格納します また UNIX で採取したファイル内に EUC コードが含まれる場合は SJIS コードに変更する必要があります 読み込めるデータのサイズは簡易チェックツールを起動した後のシステムの残りのメモリ量に依存し 最大でファイルサイズ 3 のメモリを必要とします 読み込むデータが大きい場合は ファイルを編集し 1 度に確認するメッセージの量を減らしてください SystemWalker/CentricMGR V5.0L10 以降および SystemWalker/CentricMGR 5.0 以降で採取した opamsgrev( メッセージ検索コマンド ) および opmtrcsv( 監視イベント履歴 CSV 出力コマンド ) の出力結果のみ指定可能です 確認結果をログファイルに出力する メッセージの比較結果を ログファイルに出力することができます ログファイルの形式は 以下のとおりです [ 出力例 ] LINE,FILTER,LABEL,ERRTYPE,MSGTEXT,HOST,CATEGORY,SEVERITY,MSGTY PE,NUMBER MSG,-,"AP:MpAosfB",ERROR,"7011: Error occurred in system function",?,?,?,?,? 1,x,x,o,x,?,o,o,o,o 2,x,x,o,o,?,o,?,?,o 3,o,o,o,o,o,o,o,o,o (1)LINE,FILTER,LABEL,ERRTYPE,MSGTEXT,HOST,CATEGORY,SEVERITY,MSGTYPE,NUMBER (2)MSG,-, ラベル, エラー種別, メッセージ, ホスト名, 監視イベント種別, 重要度, メッセージタイプ, 通報番号 (3) 行番号,o,o,o,o,o,o,o,o,o 各項目の意味を説明します (1) タイトル行 LINE: 行番号 (2) 条件との比較対象のメッセージ FILTER: 1 行単位での比較結果 LABEL: ラベル名 ERRTYPE: エラー種別 MSGTEXT: メッセージテキスト HOST: ホスト名 CATEGORY: 監視イベント種別 SEVERITY: 重要度 MSGTYPE: メッセージタイプ NUMBER: 通報番号 比較を行ったメッセージが 分割した形式で出力されます 不明な項目は? で表示されます (3) 比較結果定義項目ごとに比較結果を出力します o: 一致する S: 条件付きで一致する x: 一致しない?: 一致するか不明

195 ログ出力の方法確認結果をログファイルに出力する内容を設定します 1. [ 簡易チェックツール ( イベント監視の条件定義 )] 画面で [ 設定 ]-[ ログ ] メニューを選択します [ ログ出力設定 ] ダイアログボックスが表示されます 2. [ 結果をログファイルに出力する ] チェックボックスをチェックし ログを出力するファイル名を指定します 3. ログファイルに出力する内容を選択し [OK] ボタンをクリックします [ エラー種類未設定イベントの扱い ] の設定方法 Windows のイベントログに出力されたイベントで 種類が設定されていないものに対して [ エラー種別 ( 重要度 )] を設定します 1. [ 簡易チェックツール ( イベント監視の条件定義 )] 画面で [ 設定 ]-[ 動作設定 ] メニューを選択します [ 動作設定 ] ダイアログボックスが表示されます 2. [ エラー種別 ( 重要度 )] のリストボックスから エラー種別と重要度を選択します 3. [OK] ボタンをクリックします ここで設定したエラー種別 重要度は [ メッセージの設定 -Windows イベントログ ] ダイアログボックスで 種類に ( なし ) を設定した場合に [ イベントの属性 ] の [ 設定 ] ボタンをクリックして表示される [ イベントの属性の設定 ] ダイアログボックスに反映されます コリレーションログにより確認する コリレーションログは 受信したイベントに対するフィルタリング処理の結果等が記録されているログです コリレーションログについての詳細は Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル の コリレーションログファイル を参照してください コリレーションログを使用してのイベント監視の条件定義の作成手順 コリレーションログを使用して イベント監視の条件定義の標準定義をもとに運用にあったイベント監視の条件定義を作成する手順を示します 1. Systemwalker Centric Manager を起動します 2. 発生が想定されるイベントをすべて発生させます または 本番運用環境 本番運用環境に近い環境で 想定されるイベントがすべて発生するまでシステムを運用します 3. 出力されたコリレーションログを元に イベントを分類します 下図に示すコリレーションログを参考に分類してください - [Systemwalker コンソール ] の [ 監視イベント一覧 ] に表示するイベント (a) が Display_Event_List になっているイベント - [Systemwalker コンソール ] の [ メッセージ一覧 ] にだけ表示するイベント (a) が Display_Messages になっているイベント - 下位サーバの場合は 上位サーバに送信するイベント (b) が YES になっているイベント - その他のイベント 4. 自動アクションによりメール送信などを行う場合は 実行するアクションごとにイベントを分類します 5. 同じ分類に入るイベントに対して ラベル名が同じものや正規表現を使用して条件を 1 つにできるものがある場合は 1 つの条件としてまとめます

196 6. [ イベント監視の条件定義 ] 画面を使用して 以下のようにイベント監視の条件定義を修正します イベントの分類 (1) [Systemwalker コンソール ] の [ 監視イベント一覧 ] に表示するイベント (2) [Systemwalker コンソール ] の [ メッセージ一覧 ] にだけ表示するイベント (3) 下位サーバの場合は 上位サーバに送信するイベント [ イベント監視の条件定義 ] の修正 [ ログ格納 ] を [ する ] を選択する [ 監視イベント種別 ] を設定する [ 重要度 ] が [ 一般 ] なら [ 一般 ] 以外 ([ 通知 ] [ 警告 ] [ 重要 ] [ 最重要 ]) に設定する [ ログ格納 ] を [ する ] を選択する [ 上位システムに送信 ] を [ する ] を設定する 上位サーバで (1) (2) のどちらかにするかで [ 監視イベント種別 ] [ 重要度 ] の設定を選択する [ ログ格納 ] は任意 最終的に上位サーバで [ ログ格納 ] を選択する必要がある (4) その他のイベント 監視しないイベントは [ ログ格納 ] を [ しない ] [ 上位システムに送信 ] を [ しない ] を選択する コリレーションログを使用してのイベント監視の条件定義の確認手順 コリレーションログを使用して イベント監視の条件定義の確認および修正の手順を示します 1. Systemwalker Centric Manager を起動します 2. [ イベント監視の条件定義 ] 画面を使用して 本番運用で使用するイベント監視の条件定義を作成します 3. 発生が想定されるイベントをすべて発生させます または 本番運用環境 本番運用環境に近い環境で 想定されるイベントがすべて発生するまでシステムを運用します 4. コリレーションログファイルの 一致定義行番号 と [ イベント監視の条件定義 ] 画面の対応する番号を比較し 発生したイベントが意図した条件に一致しているか確認します [Systemwalker コンソール ] 画面への表示 が Display_Event_List になっていれば [Systemwalker コンソール ] の [ 監視イベント一覧 ] に表示されるイベントです Display_Messages になっていれば [Systemwalker コンソール ] の [ メッセージ一覧 ] に表示されるイベントです コリレーションログファイルの項目 イベント発生日時 ホスト名 [ ホスト名の特定 ] ラベル名 [ ラベルの特定 ] [ イベント定義 ( 詳細 )] 画面の項目 エラー種別 [ エラー種別の特定 ] メッセージ [ メッセージテキストの特定 ] 監視イベント種別 [ 監視イベント種別の特定 ] 重要度 [ 重要度の特定 ] メッセージタイプ [ メッセージタイプの特定 ] 通報番号 [ 通報番号の特定 ] 一致定義行番号 プロシジャ名 [Systemwalker コンソール ] 画面への表示

197 5. 意図しない条件で一致している場合は 条件の定義内容に誤りがないかを確認し [ イベント監視の条件定義 ] 画面を使用して 条件を変更します 6. 発生したすべてのイベントに対して確認および修正が完了した後 再度 3. から確認を行います

198 第 7 章イベントの対処を自動化する 7.1 アクションを定義する [Systemwalker コンソール ] にメッセージを通知する イベント発生時にメッセージを通知します アクションとしてメッセージ通知を指定する イベント発生時に [Systemwalker コンソール ] にメッセージを通知することができます イベント発生時にメッセージを通知するために [ イベント定義 / アクション定義 ]-[ メッセージ監視アクション ] で設定をします メッセージ監視の詳細を設定しない場合 [ 監視イベント種別 ] [ 重要度 ] [ 通報番号 ] [ 文字色 ] [ 背景色 ] について 該当システムで発生したイベントについては 以下のように設定されます 下位のシステムやイベント発生時にすでに [ 監視イベント種別 ] や [ 重要度 ] が設定されている場合 ( 監視ログファイルのメッセージなど ) は 設定されている値のままとなります [ 監視イベント種別 ] 種別なし [ 重要度 ] メッセージの重要度に応じて 以下が設定されます [ 通報番号 ] [0] [ 文字色 ] [ 標準 ] [ 背景色 ] [ 標準 ] [ 最重要 ](HALT レベルのメッセージ ) [ 重要 ](ERROR レベルのメッセージおよびエラー種別なしのメッセージ ) [ 警告 ](WARNING レベルのメッセージ ) [ 一般 ](INFO レベルのメッセージ ) [ 監視イベント種別 ] [ 重要度 ] は [Systemwalker コンソール ] の [ 監視イベント一覧 ] に反映されます [ 文字色 ] [ 背景色 ] は [ メッセージ一覧 ] ウィンドウに反映されます 重要度について エラー種別文字列がないメッセージについては [ 重要度 ] は [ 重要 ] になります [ エラー種別 ] が [ 情報 ] であるようなメッセージは [ 重要度 ] が [ 一般 ] です 以下のメッセージには 発生時点で自動的に重要度が設定されます メッセージの種類 [ 重要度 ] Windows(R) イベントログのイベントの種類が エラー または 失敗の監査 のメッセージ [ 重要 ] レベル Windows(R) イベントログのイベントの種類が 警告 のメッセージ Windows(R) イベントログのイベントの種類が 情報 または 成功の監査 のメッセージ [ 警告 ] レベル [ 一般 ] レベル Windows(R) イベントログのイベントの種類が なし のメッセージ [ 一般 ] レベル ( 注 ) UNIX シスログのエラー種別 HALT のメッセージ UNIX シスログのエラー種別 ERROR のメッセージ UNIX シスログのエラー種別 WARNING のメッセージ [ 最重要 ] レベル [ 重要 ] レベル [ 警告 ] レベル

199 UNIX シスログのエラー種別 INFO のメッセージ UNIX シスログのエラー種別なしのメッセージ メッセージの種類 [ 重要度 ] [ 一般 ] レベル [ 重要 ] レベル 監視ログファイルのメッセージ [ 監視ログファイル設定 ] で設定した [ エラー種別 ] による [ 重要度 ] 下位システムで発生したメッセージには 下位システムのメッセージ監視アクションで設定した [ 重要度 ] が設定されます ( 注 ) 種類が設定されていないイベントは [ 重要度 ] を [ 一般 ] として処理されます [ 一般 ] を他の [ 重要度 ] に変更する場合は 動作設定の詳細を設定する を参照してください [ 監視イベント一覧 ] にメッセージを表示するためには [Systemwalker コンソール ] の [ 監視イベント一覧 ] にメッセージを表示するためには 以下の設定が必要です 必要な設定 監視するメッセージの定義 ログ格納の設定 使用するダイアログボックス [ イベント定義 / アクション定義 ]-[ イベントの特定 ] タブ [ イベント定義 / アクション定義 ]-[ メッセージ監視アクション ] タブ 設定内容 監視するメッセージを定義します [ ログ格納 ] を [ する ] に設定します 監視イベント種別の設定 [ イベント定義 ( 詳細 )] [ 監視イベント種別 ] が設定されていないメッセージは [Systemwalkerコンソール] の [ 監視イベント一覧 ] に表示されません ただし [ 監視イベント種別 ] に [ その他 ] が登録されている場合は 自動的に [ その他 ] が設定され [ 監視イベント一覧 ] に表示されます [ 監視イベント種別を設定する ] オプションボタンで設定します 以下のメッセージについては 発生時に [ 監視イベント種別 ] が設定されます イベントログ ( システム ) のメッセージ : [ システム ] イベントログ ( アプリケーション ) のメッセージ : [ アプリケーション ] イベントログ ( セキュリティ ) のメッセージ : [ セキュリティ ] UNIX シスログのメッセージ : [ システム ] 監視ログファイルのメッセージ : [ ログファイル ] 下位システムのメッセージ : 下位システムで設定された [ 監視イベント種別 ] Systemwalker Operation Manager との連携イベント :[ バッチ業務 ] Systemwalker スクリプトを使用して発生させたイベント :[ その他 ]

200 必要な設定 監視イベント種別の登録 使用するダイアログボックス [ サーバ環境設定 ] ダイアログの [ 監視イベント種別 ] タブ 設定内容 監視イベント種別は メッセージ発生時に自動的に設定されないものがあります これらは Windows(R) イベントログや UNIX syslog に出力されないが Systemwalker コンソールのメッセージ一覧には表示されるメッセージです このメッセージを Systemwalker コンソールの監視イベント一覧に表示するためには 監視イベント種別を設定する必要があります 監視イベント種別が [ サーバ環境設定 ] ダイアログボックスの [ 監視イベント種別 ] タブに登録されていない場合 [Systemwalker コンソール ] の [ 監視イベント一覧 ] に表示されません ただし [ 監視イベント種別 ] に [ その他 ] が登録されている場合は 自動的に [ その他 ] が設定され [ 監視イベント一覧 ] に表示されます [ 監視イベント種別 ] を登録します 重要度の設定 [ メッセージ監視 ( 詳細 )] [ 重要度 ] が [ 一般 ] であるメッセージは [Systemwalkerコンソール] の [ 監視イベント一覧 ] に表示されません [ イベント定義 / アクション定義 ]-[ メッセージ監視アクション ] で [ 重要度 ] を [ 一般 ] 以外に設定します [ 重要度の設定 ] で [ 通知 ] に設定したイベントを V 以前のサーバに通知する場合 重要度は [ 一般 ] に変更されます イベント監視の条件定義のどの条件にも一致しないイベントは [ 上位システムに送信 ] [ ログ格納 ] の両方とも [ しない ] に設定されます そのため [Systemwalker コンソール ] には表示されません [ 監視イベント種別 ] は メッセージ発生時に自動的に設定されないものがあります これらは Windows(R) イベントログやシスログに出力されませんが [ メッセージ一覧 ] には表示されるメッセージです (SNMP トラップメッセージなど ) これらのメッセージを [ 監視イベント一覧 ] に表示するためには [ 監視イベント種別 ] を設定してください 運用管理サーバで [ サーバ環境設定 ] ダイアログボックスを使用して 監視イベント種別の登録を行っている場合は 監視イベント種別の登録を終了してから [ 監視イベント種別 ] を変更してください Systemwalker スクリプトでメッセージを編集する イベント発生時にメッセージ監視アクション型のスクリプト ( イベントに対し編集を行うスクリプト ) を実行します アクションとして Systemwalker スクリプトでメッセージを編集する イベント発生時に Systemwalker スクリプトでメッセージを編集するために [ イベント定義 / アクション定義 ]-[ メッセージ監視アクション ] の [ 詳細 ] ボタンからスクリプトプロシジャ名を設定します イベント発生時にメッセージ監視アクション型のスクリプトを呼び出します Systemwalker スクリプトでメッセージを編集する方法については Systemwalker Centric Manager API スクリプトガイド を参照してください ショートメールで通報する イベント発生時にショートメールで通報します アクションとしてショートメールを指定する ショートメールで通報を行う場合 [ イベント定義 / アクション定義 ]-[ メッセージ監視アクション ] で設定をします

201 以下の Windows OS でのショートメール通知は ログオンした場合に実行できます Windows 7 Windows Vista Windows Server 2008 STD/Windows Server 2008 DTC/Windows Server 2008 EE/Windows Server 2008 for Itanium-Based Systems/ Windows Server 2008 Foundation/Windows Server 2008 R2 [ イベント定義 / アクション定義 ]-[ 通知 / 実行アクション ]( ショートメール ) を設定する ショートメールの [ アクション定義 ( 詳細 )] で設定を行います ショートメールの設定は [ ショートメールによる通知を行う ] をチェックした場合だけ 設定チェックボックスをチェックした場合だけ 設定することができます ショートメールセンタの電話番号は 携帯電話会社に確認してください なお [ ショートメールの種類 ] には NTT DoCoMo ショートメール が初期値として設定されています これを選択すると ショートメールセンタの電話番号 +"T" が自動的に入力されますので その後に続けて 通知先の携帯電話の電話番号 を入力してください 送信できるメッセージの長さは ショートメールを受信する携帯電話 およびモデムの種類により異なります 送信できるメッセージの長さは 使用する携帯電話 およびモデムの種類により異なります 送信できるメッセージの長さは 使用する携帯電話およびモデムの説明書を参照してください なお 送信できるメッセージの長さを超えた場合は 正しく送信できないことがあります [ テキスト形式 ] を選択した場合 [ メッセージ ] は半角カタカナまたは英大文字で指定します 定型文を送信することはできません 設定の詳細については Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ を参照してください アクションとしてショートメールを使用する場合の環境設定 ショートメールの環境を設定する ショートメール通知のアクションを実行するコンピュータ上で 使用するショートメールの環境を [ アクション環境設定 ] ダイアログボックスの [ ショートメール ] で設定します ショートメールを使用する場合のモデムの設定について ショートメールを使用する場合は ショートメールのアクションを実行する Windows のコンピュータにモデムが必要です モデムを使用する場合は [ アクション環境設定 ] ダイアログボックスの [COM ポート ] で設定を行います モデムを外付けで使用する場合には 通常 COM1 か COM2 のどちらかに接続します ただし 電源制御ボックスまたは SNMP アダプタを使用する場合は これらのハードウェアも COM ポートを使用するため ポート番号および IRQ が競合しないように設定します また 電源制御系のハードが COM1 を優先的に使用する場合があるため 両方の機能を使用する場合は COM1 に電源制御系の RS-232C ケーブルを接続し COM2 にモデムを接続します モデムが接続されている電話回線について モデムが内線回線に接続されている場合 内線交換機の仕様によりモデムがダイアルトーンを検出できず イベントログに以下のメッセージが表示され ショートメールへのメッセージの送信に失敗する場合があります ソース : ID: 4109 説明 : MpAosfB 電話回線からダイアルトーンを検出できません このメッセージが表示される場合は [ モデム初期化 AT コマンド ] にダイアルトーンの検出を待たずにダイアルするコマンドを設定してください コマンドの詳細については 使用するモデムの取扱説明書を参照してください 例 : AT&fX3 ショートメールで使用する COM ポート番号を設定する

202 ショートメールのアクションを実行するコンピュータ上で モデムが接続されているポート番号など モデムに関する環境を設定します アクションとしてショートメールを使用する場合は あらかじめ以下の設定が必要です 1. [ コントロールパネル ]-[ システム ] を開きます 2. [ システムのプロパティ ] 画面の [ ハードウェア ] タブの [ デバイスマネージャ ] ボタンをクリックします 3. [ デバイスマネージャ ] 画面の [ ポート (COM と LPT)] から アクション管理で使用する COM ポート番号を選択します アクション管理の使用する COM ポート番号は [ アクション環境設定 ] ダイアログボックスで確認できます ツールバー [ 操作 ] メニュー または右クリックメニューで [ プロパティ ] を開きます プロパティ画面で [ ポートの設定 ] タブを開きます 4. [ ビット / 秒 ] を 2400 に設定します ショートメールの実行先を設定する UNIX サーバでショートメールを実行する場合は アクション実行先に Windows(R) コンピュータを指定します UNIX サーバでアクションの実行先を Windows(R) コンピュータにする場合 またはショートメールを別の Windows(R) コンピュータで実行する場合 [ アクション環境設定 ] ダイアログボックスの [ アクション実行先 ] で アクションを実行するホスト名を設定します [ アクション環境設定 ]-[ アクション実行先 ] について 指定した実行先には インストールオプションに [ アクション実行 ] を選択して Systemwalker Centric Manager をインストールしてください 指定した実行先が下記の Windows OS の場合 以下のユーザでログオンしてください ログオンした場合に実行できます 対象の Windows OS: Windows 7 Windows Vista Windows Server 2008 STD/Windows Server 2008 DTC/Windows Server 2008 EE/Windows Server 2008 for Itanium-Based Systems/ Windows Server 2008 Foundation/Windows Server 2008 R2 ログオンするユーザ : 運用管理サーバ 部門管理サーバ 業務サーバ 運用管理クライアント DmAdmin DmOperation DmReference グループに所属しているユーザ クライアント Authenticated Users グループに所属しているユーザ OS を起動するだけでアクションを実行するには 自動ログオンの設定をしてください メールで通報する イベント発生時にメール送信として または MS-Mail で通報します アクションとしてメールを指定する イベント発生時にメール送信を行うために [ イベント定義 / アクション定義 ]-[ 通知 / 実行アクション ] で設定をします なお メール連携では イベントの自動対処はできません メール通報のアクションを定義する メール送信アクションについての情報を設定します メール通報を実施するときに [ メールによる通知を行う ] チェックボックスをチェックします メールの宛先は 複数指定できます 宛先を複数指定した場合 [ 宛先リスト ] の先頭から順に通報が行われます HP-UX および AIX では メール連携機能を使用してイベントを通知する場合 暗号化 (S/MIME) を使用して通知することはできません

203 UTF-8 環境 (UNIX 版 ) の場合 メール連携で送信するデータは EUC コードで送信されます このため 文字コードが UTF-8 環境の場合 内部的に文字コードを変換して送信しています コード変換に失敗した場合 以下のデータに置き換えて送信されます 置き換えた結果 データの最大長を超えた場合は 最大長以降がカットされます イベントテキストの場合 変換に失敗した以降の文字列が 最大 20 バイト分のバイナリデータ (16 進数 ) で入ります イベントテキスト以外の場合 変換に失敗した以降の文字列が バイナリデータ (16 進数 ) に置き換えられます メール通報時に指定したコマンドを実行する メール通報時に指定したコマンドを実行する場合は [ イベント定義 / アクション定義 ]-[ 通知 / 実行アクション ]-[ アクション定義 ( 詳細 )]- [ メール ] タブの [ 詳細 ] ボタンから [ メール詳細 ] 画面を表示し メールを送信する前に実行するコマンドを設定します [ 送信ファイルを削除する ] をチェックすると メール送信に失敗した場合でも ファイルは削除されます ただし [ アクション管理 ] 画面で [ 異常終了 ] の状態になっている場合は 以下の方法で指定したファイルを送信することができます - [ アクション管理 ] 画面から該当するメールを [ 実行 ] する - アクション環境設定で [ サービス再起動時に異常終了状態のアクションを実行する ] を選択し サービスを再起動する 実行コマンドに指定したコマンドが実行できない場合や 指定したコマンドが存在しない場合は 送信するメールのコメントの末尾に以下の説明が追加されます 実行コマンドが実行できません 実行コマンド : コマンド名 アクションとしてメールを使用する場合の環境設定 イベント発生時にメール送信を行うための環境を [ アクション環境設定 ]-[ メール ] タブで設定します メール通報のアクション環境を設定する 送信を行う場合 以下の設定を行います を送信する :[SMTP サーバ名 ] 送信元のメールアドレス :[From アドレス ] SMTP サーバが POP 認証を必要とする SMTP サーバの場合は [ アクション環境設定 ]-[ メール ] タブの [ 詳細 ] ボタンより起動される [ 送信メールサーバ ] ダイアログボックスに 認証に必要な情報 ([POP3 サーバ名 ] [ アカウント名 ] [ パスワード ]) を設定してください [ アクション環境設定 ]-[ メール ] タブの [From アドレス ] に設定したアドレスの形式が SMTP サーバが許可しているアドレスの形式に一致していない場合 メール送信はできません SMTP サーバサーバ側のセキュリティの程度によって 許可するアドレスの形式やアドレス文字列が違います 許可されている形式については SMTP サーバ管理者に問い合わせてください 送信の送信ファイル名にマルチバイト文字を含む文字列は指定できません メールに 半角カナ ( ー の記号を含む ) 文字を使用した場合 全角文字に変換して送付します MS-Mail 送信を行う場合 MS-Mail 送信は アクション実行先に指定したホストが Windows NT(R) の場合のみ 実行できます アクション実行先には V12.0L11 以前のバージョンの Systemwalker Centric Manager がインストールされているホストを指定してください アクション環境設定を行う前に アクション実行先に指定したホストで コントロールパネル のメールから MS-Mail の環境設定を行ってください MS-Mail の環境設定では クライアントをインストールするときに指定した [ スタートアップアカウント ] に対して プロファイル名を設定します [ アクション環境設定 ] ダイアログボックスの [ プロファイル名 ] には MS-Mail の環境設定で設定したプロファイル名を設定します Systemwalker の他の機能が MS-Mail を使用している場合は その [ プロファイル名 ] に一致させる必要があります この名前以外で設定すると メールが正常に送信されない場合があります

204 メール通報時に指定したコマンドを実行する場合 メール通報時に指定したコマンドを実行する際の動作を設定する場合は [ アクション環境設定 ]-[ メール ] タブで設定をします [ 実行コマンドの動作完了までの待ち時間 ] に指定した時間内に実行コマンドが終了しなかった場合は コマンドの実行を中断してメール送信を行います コマンドの実行を中断した場合は 送信メールのコメントの末尾に以下の説明が追加されます 実行コマンドが指定した時間以内に完了できませんでした 実行コマンド : コマンド名 [ 実行コマンドに動作完了までの待ち時間 ] を指定しない場合 実行コマンドの動作が完了するまで 次のメール送信を行いません 設定例 1) Solaris 上で compress を使用してファイル (/var/tmp/usrlog.txt) を圧縮して送信する 送信したファイルは削除する 設定例 2) 項目 ([ メール詳細 ] 画面 ) [ 送信ファイル名 ] /var/tmp/usrlog.txt.z [ 送信ファイルを削除する ] チェックする 設定値 [ 実行コマンド ] /bin/compress /var/tmp/usrlog.txt Systemwalker Operation Manager が提供する jobschgetoutput コマンドを 実行コマンド として登録することで Systemwalker Operation Manager のジョブネットの情報を添付ファイルとしてメール送信できます ジョブネット情報を添付ファイルとしてメールに送信する場合はイベント監視の条件定義を以下のとおり設定します イベント定義 - ホスト名の特定 : 自システム - エラー種別の特定 : エラー - ラベル名の特定 :^UX:jobschExit$ アクション定義のメールタブ - 送信ファイル名の指定 :/tmp/jobschoutput.log - 送信ファイルを削除する にチェック - 実行コマンドの指定 :/usr/bin/jobschgetoutput -m %MSG -f /tmp/jobschoutput.log 1. イベント監視の条件定義にジョブネットのエラーメッセージを監視するよう設定します ホスト名の特定は 自システム エラー種別の特定は エラー ラベル名の特定は ^UX:jobschExit$ を設定します 2. ジョブの出力を取得する jobschgetoutput( ジョブ出力取得コマンド ) を実行コマンドに指定します ジョブネットがエラーとなった場合のメッセージを %MSG を使用して -m オプションに渡します jobschgetoutput コマンドの結果を /tmp/jobschoutput.log に出力します 3. 送信ファイルには jobschgetoutput コマンドで出力した /tmp/jobschoutput.log を指定します 4. /tmp/jobschoutput.log は一時的なファイルであり メールを送信した後に削除する必要があります 削除するために 送信ファイルを削除する にチェックを入れます コマンド およびジョブネット情報として送信されるファイル形式は Systemwalker Operation Manager のマニュアルを参照してください メール通報時に指定したファイルを送信する場合 メール通報時に指定したファイルを送信する際の動作を設定する場合は [ アクション環境設定 ]-[ メール ] タブで設定をします 送信するファイルのサイズが [ アクション環境設定 ]-[ メール ] で指定したファイルサイズを超えた場合の動作は 指定したファイルの種類によって以下のように異なります

205 ログファイル テキストファイル ( 拡張子が log または txt ) の場合 ファイルの末尾から 最大サイズに指定したサイズまでを切り取って送信します 送信するメールのコメントの末尾に以下の説明が追加されます 送信ファイル名に指定したファイルは最大サイズを超えました 一部を削除して送信します ファイル名 : 送信ファイル名 上記以外の場合 ファイルは添付しないで 送信するメールのコメントの末尾に以下の説明が追加されます 送信ファイル名に指定したファイルは最大サイズを超えました ファイルは送信していません ファイル名 : 送信ファイル名 メールの実行先を設定する メールを別の Windows(R) コンピュータで実行する場合 [ アクション環境設定 ( 詳細 )] ダイアログボックスの [ アクション実行先 ] で アクションを実行するホスト名を設定します MS-Mail を使用する場合は [ アクション環境設定 ]-[ アクション実行先 ] で以下を設定します Windows 版では 他サーバで実行する場合に必要です UNIX 版では ホスト先として Systemwalker Centric Manager の アクション実行 を導入した Windows(R) コンピュータを指定してください ポップアップメッセージで通報する イベント発生時にポップアップメッセージで通報します アクションとしてポップアップメッセージを指定する イベント発生時にポップアップメッセージを行うために [ イベント定義 / アクション定義 ]-[ 通知 / 実行アクション ] の [ アクション定義 ( 詳細 )]- [ ポップアップ ] ダイアログボックスで [ ポップアップメッセージによる通知を行う ] をチェックして設定します ポップアップメッセージを送信する ポップアップメッセージを送信すると システムログに以下のイベントが出力されます このイベントの説明には ポップアップメッセージに送信するメッセージが出力されます %MSG を使用してポップアップメッセージを送信した場合 イベントを監視する条件にメッセージで特定する条件を設定していると 以下のイベントと一致することになり アクションの実行がループする場合があります 監視する条件を見直すか 同一アクションの抑止機能を設定してください ソース : イベントログの種類 : イベント ID: 26 Application Popup システムログ ポップアップメッセージアクションは未起動コンピュータや登録されていないコンピュータ名を宛先に設定した場合 または LAN ケーブルが接続されていないなどの通信異常の場合 ポップアップメッセージによる通知は行われませんが アクションは正常終了します ポップアップメッセージアクションが正常終了となるにもかかわらず ポップアップメッセージが通知されない場合は [ アクション環境設定 ] ダイアログボックス -[ アクション実行先 ] で指定したホスト上で Windows(R) の NET SEND コマンドを実行し ポップアップメッセージの通知ができる環境が整っていることを確認してください アクションとしてポップアップメッセージを使用する場合の環境設定 イベント発生時にポップアップメッセージで通報するためには アクション実行先を [ アクション環境設定 ( 詳細 )]-[ アクション実行先 ] で設定します ポップアップメッセージの実行先を設定する UNIX サーバでポップアップメッセージを実行する場合は アクションの実行先に Windows(R) コンピュータを指定します

206 UNIX サーバでアクションの実行先を Windows(R) コンピュータにする場合 またはポップアップメッセージを別の Windows(R) コンピュータで実行する場合 [ アクション環境設定 ( 詳細 )] ダイアログボックスの [ アクション実行先 ] で アクションを実行するホスト名を設定します 指定した実行先が下記の Windows OS の場合 以下のユーザでログオンしてください ログオンした場合に実行できます 対象の Windows OS: Windows 7 Windows Vista Windows Server 2008 STD/Windows Server 2008 DTC/Windows Server 2008 EE/Windows Server 2008 for Itanium-Based Systems Windows Server 2008 Foundation Windows Server 2008 R2 ログオンするユーザ : 運用管理サーバ 部門管理サーバ 業務サーバ 運用管理クライアント DmAdmin DmOperation DmReference グループに所属しているユーザ クライアント Authenticated Users グループに所属しているユーザ OS を起動するだけでアクションを実行するには 自動ログオンの設定をしてください ポップアップメッセージによるユーザへの終了通知は サーバおよび通知先のコンピュータで Messenger サービス が起動し ログオンしている必要があります 通知先のコンピュータが下記の Windows OS の場合 以下のどちらかの製品がインストールされている必要があります 対象の Windows OS: Windows 7 Windows Vista Windows Server 2008 STD/Windows Server 2008 DTC/Windows Server 2008 EE/Windows Server 2008 for Itanium-Based Systems Windows Server 2008 Foundation Windows Server 2008 R2 インストールされている必要のある製品 : Systemwalker Centric Manager - クライアント [ 選択オプション : アクション実行 ( 音声通知 )] - 運用管理クライアント [ 選択オプション : アクション実行 ( 音声通知 )] - 業務サーバ ( エージェントライセンス イベント監視エージェントライセンス ) - 部門管理サーバ - 運用管理サーバ Systemwalker Operation Manager 注意 ポップアップメッセージを表示するコンピュータについての注意事項 ポップアップメッセージを表示するコンピュータが WAN で接続された先のコンピュータの場合は ホスト名検索でタイムアウトが発生し ポップアップメッセージが表示されない場合があります WAN で接続された先のコンピュータは指定しないでください

207 7.1.6 音声で通知する イベント発生時に音声で通知します アクションとして音声通知を指定する イベント発生時に音声で通知するために [ イベント定義 / アクション定義 ]-[ 通知 / 実行アクション ] を使用します [ アクション定義 ( 詳細 )]- [ 音声通知 ] ダイアログボックスで [ 音声による通知を行う ] チェックボックスをチェックして 設定します 音声通知を実行するホスト名を設定します 音声通知のアクションを実行するためには Microsoft Speech API(SAPI) 対応の音声合成エンジンが実装された製品が必要です なお 音声合成エンジンは Systemwalker の言語に対応したエンジンのインストールが必要です また 音声通知をする性別も一致させる必要があります - 例 )Systemwalker が日本語で 男性で音声通知する場合 音声合成エンジン日本語 - 男性 - 例 )Systemwalker が英語で 女性で音声通知する場合 音声合成エンジン英語 - 女性 以下の Windows OS での音声通知は ログオンした場合に通知できます - Windows 7 - Windows Vista - Windows Server 2008 STD/Windows Server 2008 DTC/Windows Server 2008 EE/Windows Server 2008 for Itanium-Based Systems/Windows Server 2008 Foundation/Windows Server 2008 R2 リモートデスクトップ接続しているコンピュータで音声を再生する場合には以下のとおりにリモートデスクトップ接続してください - 接続先のコンピュータで音声を再生する場合 1. [ リモートデスクトップ接続 ] ダイアログで [ オプション ] ボタンをクリックし [ ローカルリソース ] タブを選択します 2. [ リモートコンピュータのサウンド ] で リモートコンピュータで再生する を選択して接続します - 接続元のコンピュータで音声を再生する場合 1. [ リモートデスクトップ接続 ] ダイアログで [ オプション ] ボタンをクリックし [ ローカルリソース ] タブを選択します 2. [ リモートコンピュータのサウンド ] で このコンピュータで聞く を選択して接続します 注意 音声通知を実行するホストを複数指定している場合 実行先に指定しているすべてのマシンでアクション実行のサービスを起動してください 1 台でも起動していない場合 アクションの遅延が発生します 注意 指定できる通知先のホストについて 通知先のホストには Systemwalker Centric Manager がインストールされた Windows(R) マシンを指定してください Systemwalker Centric Manager には [ イベント監視 ]-[ アクション実行 ] がインストールされている必要があります また 音声通知実行時には 通知先のホスト上で サービス Systemwalker MpAosfX が起動されている必要があります アクションとして音声通知を使用する場合の環境設定 UNIX サーバで音声通知を実行する場合は アクションの実行先に Windows(R) コンピュータを指定します

208 UNIX サーバでアクションの実行先を Windows(R) コンピュータにする場合 または音声通知を別の Windows(R) コンピュータで実行する場合 音声通知のアクションを実行させるホストのホスト名の設定が必要です [ アクション環境設定 ( 詳細 )] ダイアログボックスの [ アクション実行先 ] で 音声通知を実行するホスト名を設定します 指定した実行先が下記の Windows OS の場合 以下のユーザでログオンしてください ログオンした場合に実行できます 対象の Windows OS: Windows 7 Windows Vista Windows Server 2008 STD/Windows Server 2008 DTC/Windows Server 2008 EE/Windows Server 2008 for Itanium-Based Systems/ Windows Server 2008 Foundation/Windows Server 2008 R2 ログオンするユーザ : 運用管理サーバ 部門管理サーバ 業務サーバ 運用管理クライアント DmAdmin DmOperation DmReference グループに所属しているユーザ クライアント Authenticated Users グループに所属しているユーザ OS を起動するだけでアクションを実行するには 自動ログオンの設定をしてください イベントログを出力する イベント発生時にイベントログを出力します アクションとしてイベントログを出力する イベント発生時にイベントログを出力するために [ イベント定義 / アクション定義 ]-[ 通知 / 実行アクション ] を使用します イベント発生時にイベントログを出力するためには [ アクション定義 ( 詳細 )]-[ イベントログ出力 ] ダイアログボックスで [ イベントログにメッセージを出力する ] チェックボックスをチェックして 設定します イベントログ出力を指定できるのは 監視対象ホストが以下の Windows OS の場合だけです Windows(R) 2000 Windows Server 2003 STD/Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EE Windows Server 2008 STD/Windows Server 2008 DTC/Windows Server 2008 EE/Windows Server 2008 for Itanium-Based Systems/ Windows Server 2008 Foundation/Windows Server 2008 R2 Windows(R) XP 注意 メッセージで特定する条件を設定している場合の注意事項 %MSG を使用してイベントログにメッセージを出力した場合 イベントを監視する条件にメッセージで特定する条件を設定していると アクションの実行がループする場合があります 監視する条件を見直すか 同一アクションの抑止機能を設定してください リモートコマンドを発行する イベント発生時にリモートコマンドを発行します アクションとしてリモートコマンドを発行する イベント発生時にリモートコマンドを発行するために [ イベント定義 / アクション定義 ]-[ 通知 / 実行アクション ] を使用します イベント発生時にリモートコマンドを発行するためには [ アクション定義 ( 詳細 )]-[ リモートコマンド ] ダイアログボックスで [ リモートコマンドを発行する ] チェックボックスをチェックして 設定します 自サーバのコマンドを実行する場合は アプリケーション起動アクションを使用してください

209 リモートコマンドの [ 発行先 ] に IP アドレスやクラスタ論理ノードは指定できません 発行先で [ 通信環境定義詳細 ]-[ 自ホスト名 ] で設定した [ ホスト名 ] を指定してください 発行するリモートコマンドについての注意事項や リモートコマンド実行時のユーザについては 本マニュアルの システムの障害を復旧する の リモートからコマンドを発行する の リモートコマンドを実行する を参照してください SNMP トラップを発行する イベント発生時に SNMP トラップを発行します アクションとして SNMP トラップを発行する イベント発生時に SNMP トラップを発行するために [ イベント定義 / アクション定義 ]-[ 通知 / 実行アクション ] を使用します [ アクション定義 ( 詳細 )]-[SNMP トラップ ] ダイアログボックスで [SNMP トラップを発行する ] チェックボックスをチェックして設定します SNMP トラップを送信するホスト名 通知するメッセージテキストを選定します SNMP トラップの形式 注意 SNMP トラップの PDU 長についての注意事項 SNMP トラップとして送信可能なバイト数が 2KB までであるため 発生イベントを含む SNMP トラップ全体の PDU 長が 2KB を超える SNMP トラップは送信できません アプリケーションを起動する イベント発生時にアプリケーションを起動します アクションとしてアプリケーションを起動する イベント発生時にアプリケーションを起動するために [ イベント定義 / アクション定義 ]-[ メッセージ監視アクション ] を使用します [ アクション定義 ( 詳細 )]-[ アプリケーション起動 ] ダイアログボックスで [ アプリケーションを起動する ] チェックボックスをチェックして設定します [ 起動ファイル ] に 起動するアプリケーションの実行ファイルを設定します 起動ファイルを設定しなかった場合 アクション実施時に アプリケーションは起動しません アクションとしてアプリケーションを起動する場合 バッチファイル / シェルでアプリケーションの出力を別ファイルにリダイレクションするように記述し そのバッチファイル / シェルを [ アクション定義 ( 詳細 )]-[ アプリケーション起動 ] のアプリケーション名に設定してください 注意事項 以下の Windows OS では 画面を表示するようなアプリケーションは指定できません Windows

210 Windows Vista Windows Server 2008 STD/Windows Server 2008 DTC/Windows Server 2008 EE/Windows Server 2008 for Itanium-Based Systems/ Windows Server 2008 Foundation/Windows Server 2008 R2 そのようなアプリケーションを指定した場合 アクション実行時に OS が出力する 対話型サービスダイアログ検出 画面が表示され アプリケーションが強制終了されます Systemwalker スクリプトを実行する イベント発生時に単体起動型スクリプトを実行します アクションとして Systemwalker スクリプトを指定する イベント発生時にスクリプトを実行するために [ イベント定義 / アクション定義 ]-[ メッセージ監視アクション ] を使用します [ アクション定義 ( 詳細 )]-[ アプリケーション起動 ] ダイアログボックスで swctclsh コマンドを設定します スクリプトは スクリプト実行コマンド (swctclsh) のパラメタとして設定します swctclsh( スクリプト実行コマンド ) の詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください 7.2 アクション異常終了時の再実行 ネットワークの一時的な異常等によりアクションが異常終了した場合に 一定時間後に自動的にアクションを再度実行することができます 再度実行できるアクションは 以下のとおりです ショートメール通知 メール通報 ポップアップメッセージ 音声通知 再実行の設定は [ アクション環境設定 ( 詳細 )]-[ 動作設定 ] で行います Systemwalker インストール時は 再実行はしないに設定されています 7.3 同一アクションの実行を抑止する 複数のイベントが イベント監視の条件定義の同一条件で一致した場合 同じ内容のアクションが実行されます このようにアクションが連続して実行された場合の動作を設定します トラブル発生時にイベントが大量に発生し 発生したイベントに対して定義されているアクションが大量に実行されることで システムやネットワークに負荷がかかることを防止することができます 同一アクション抑止機能の設定は [ アクション環境設定 ( 詳細 )]-[ 動作設定 ] で行います Systemwalker インストール時は 同一アクションの抑止は行いません 7.4 アクションの実行条件を定義する アクションを実行する時間を設定します 設定しない場合は すべての時間帯にアクションが実行されます アクションの実行条件を設定することで 深夜だけ音声通知で異常を通知するなどの運用が可能になります Systemwalker Operation Manager と連携することで 平日 / 休日の条件を設定することができます 設定ダイアログボックスの表示方法 1. [ ポリシー ] メニューから [ 監視 ]-[ 監視ポリシー ] を選択します [ 監視ポリシー [ 管理 ]] ウィンドウが表示されます 2. [ 設定対象 ]-[ ポリシー ]-[ イベント監視 ]-[ 監視条件 ]-[ ポリシー名 ] を選択し 右クリックメニューの [ 更新 ]-[ イベント監視 [ 監視条件 ]]- [ 詳細設定 ] をクリックします [ イベント監視の条件定義 ] ウィンドウが表示されます

211 3. [ アクション ] メニューから [ アクション実行条件の設定 ] を選択します [ アクション定義 [ アクション条件 ]] ダイアログボックスが表示されます - 条件範囲での実行を指定した場合は 条件の論理積でアクション実行をするかどうかが決まります 条件範囲外での実行を指定した場合は 各条件の否定の論理和でアクション実行をするかどうかが決まります - [ 指定時間帯 ] は イベントを受信したときの [ 時間帯 ] であり イベントの発生時刻やアクション実行時の時間ではありません 例えば 03:00-04:00 と指定した場合 [ 指定時間帯 ] は 03:00:00 から 04:00:59 までが実行条件の時間の範囲となります 7.5 メッセージに返答する ユーザが作成したプログラムからの返答要求メッセージを [Systemwalker コンソール ] に表示して 返答を要求します 返答要求に対して返答し ユーザが作成したプログラムは返答内容を受け取り 処理が続行されます 返答要求プログラムを作成する 返答要求に対して返答する 返答要求に対して自動返答する コマンドで返答操作をする 返答要求プログラムを作成する ユーザが作成したプログラム上で [Systemwalker コンソール ] に返答を要求したい箇所にて返答要求 API を呼び出します 返答結果は半角英数字で 124 文字以内になるようにプログラムを作成してください 日本語を使用する場合は 日本語 61 文字以内になるようにプログラムを作成してください 返答要求 API(ORMRequest) の詳細については Systemwalker Centric Manager API スクリプトガイド を参照してください 返答要求に対して返答する 被監視システムで発生した返答要求メッセージは [Systemwalker コンソール ] の [ 監視イベント一覧 ] に通知されます [Systemwalker コンソール ] に通知されたメッセージの内容を確認後 メッセージ内容に対して返答することができます 1. [Systemwalker コンソール ] の [ 監視イベント一覧 ] で返答要求メッセージを選択します 2. [ イベント ] メニューの [ イベントの状態変更 ] を選択します または 右クリックメニューの [ イベントの状態変更 ] を選択します [ 監視イベントの状態変更 ( 返答 )] ダイアログボックスが表示されます

212 3. [ 返答 ] に返答文字列を入力し 状態を [ 返答済 ] に変更して [OK] ボタンをクリックします 返答文字列を登録している場合は 返答文字列を選択します [ 監視イベント一覧 ] で メッセージの [ 状態 ] 欄が [ 返答済 ] になります ユーザが作成したプログラムに返答文字列が送信され プログラムが復帰します [ 監視イベント一覧 ] で メッセージの [ 状態 ] 欄が [ 対処済 ] になります 返答文字列の登録については 返答文字列を登録する を参照してください 4. 返答操作を実施し 何らかのエラーのため要求元プログラムに復帰しない場合 メッセージの [ 状態 ] は [ 返答済 ] のままになります この場合 返答要求元のサーバにおいて ORMInitDisplay( コンソール表示初期化コマンド ) を実行してください 返答要求中のメッセージが 返答待 で再度表示されます ORMInitDisplay( コンソール表示初期化コマンド ) UNIX 版 の詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください 返答要求元のサーバと文字コードが違う場合 返答要求元のサーバと文字コードが違う場合 返答文字列は返答要求元のサーバの文字コードに変換が行われます 文字コード変換の結果 返答文字列長が 320 バイトを超える場合 以下のエラーメッセージがシスログとして出力され 要求元プログラムには復帰しません [UTF-8 環境の場合 ] FJSVsorm:ERROR: 2009: Wrong response message is set up. [UTF-8 環境以外の場合 ] FJSVsorm:ERROR: 2009: 応答メッセージが正しく指定されていません メッセージの詳細については Systemwalker Centric Manager メッセージ説明書 の FJSVsorm で始まるメッセージ UNIX 版 を参照してください 返答要求に対して自動返答する 返答要求メッセージに対して 自動的に返答をします 返答内容があらかじめ決まっている場合は 返答要求メッセージに対して 作成したスクリプトを事前に登録することで 自動的に返答することができます 1. 返答要求メッセージに対して自動返答をするスクリプトを作成します

213 2. [ イベント監視の条件定義 ] に 以下の設定をします 1. [ イベント定義 / アクション定義 ] ダイアログボックスの [ 通知 / 実行アクション ] タブの [ 詳細設定 ] ボタンをクリックします 2. [ アクション定義 ( 詳細 )] ダイアログボックスの [ アプリケーション起動 ] を選択し [ アプリケーション詳細 ] の [ 起動ファイル ] と [ パラメタ ] を設定します 3. [ イベント定義 / アクション定義 ] ダイアログボックスの [ イベントの特定 ] タブの [ 詳細設定 ] ボタンをクリックします 以下の項目を設定し 自動応答するメッセージを特定します - [ ホスト名の特定 ]:[ 自システム ] を選択する - [ メッセージタイプの特定 ]:[ 返答要求メッセージ ] を選択する - [ メッセージテキストの特定 ]:[ メッセージテキスト ] を設定する 指定されたメッセージが発行されると スクリプトが起動されます スクリプトの起動により 返答内容が戻されます 自動返答は メッセージ発生元サーバで行います そのため スクリプトおよびイベント監視の条件定義は ポリシー等で 各サーバに配付してください イベント監視の条件定義については イベント監視の条件を設定する を参照してください スクリプト ( 自動返答 ) の詳細については Systemwalker Centric Manager API スクリプトガイド を参照してください コマンドで操作をする 返答要求に対して コマンドで以下の操作を行うことができます 返答待ちの返答要求メッセージを一覧で表示する ( 返答要求一覧表示コマンド ORMReqList) 返答要求メッセージに対して返答を行う ( 返答通知コマンド ORMResponse) [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] 画面に表示している返答要求をクリアし 返答要求中のメッセージを再度表示する ( コンソール表示初期化コマンド ORMInitDisplay) 過去の返答要求メッセージ 返答内容を出力する ( 返答ログ表示コマンド ORMViewReplylog) 返答要求メッセージの発生を知ることができる ( 返答要求メッセージ発生監視設定コマンド ORMNoticeMsg) ORMInitDisplay( コンソール表示初期化コマンド ) UNIX 版 ORMViewReplylog( 返答ログ表示コマンド ) UNIX 版 および ORMNoticeMsg( 返答要求メッセージ発生監視設定コマンド ) UNIX 版 の詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください 返答文字列を登録する 返答要求メッセージに対する返答文字列をあらかじめ登録しておくことができます 返答文字列の登録方法を以下に示します

214 1. [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] の [ イベント ] メニューから [ 返答定義 ] を選択します [ 返答定義 ] ウィンドウが表示されます 2. 返答文字列の設定 / 変更を行います 3. 返答文字列の設定 / 変更完了後 [OK] ボタンをクリックします 返答文字列の追加 / 更新 Linux 版または Solaris 版の場合 [ 返答定義 ] に入力した文字の長さが 320 バイト以内であっても UTF-8 に変換した結果 320 バイトを超えている場合には それ以上の文字列は入力できません 返答文字列の読み込み /CSV 形式で保存 Linux 版または Solaris 版の場合 CSV ファイルから読み込んだ返答定義の長さが 320 バイト以内であっても UTF-8 に変換した結果 320 バイトを超えている場合は 読み込みに失敗します CSV ファイルから読み込んだ返答定義の長さを UTF-8 に変換した後に 320 バイト以内になるように再設定してください 7.6 アクション実行ログを出力する mpaosactrev( アクション実行履歴の表示コマンド ) を実行すると アクション実行履歴ファイルに実行ログが表示されます アクション実行履歴ファイル については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください 7.7 イベント監視の条件定義を復元する 過去定義ファイルについての詳細と 復元方法について説明します イベント監視の条件定義の過去定義ファイル 過去定義ファイルが出力される契機や出力先は ポリシー定義とローカル定義で異なります 過去定義ファイルが出力される契機イベント監視の条件定義の過去定義ファイルは 以下の契機で出力されます ポリシー定義 [ 監視ポリシー ] 画面で イベント監視の条件定義のポリシー定義を更新した場合 poin1( イベント監視の条件のポリシー登録コマンド ) でイベント監視の条件定義を更新した場合

215 mppolclone( ポリシー複製コマンド ) でイベント監視の条件定義を更新した場合 全体監視 ( インターネット標準プロトコルを使用 ) で イベント監視の条件をポリシー配付した場合 ( 運用管理サーバで出力されます ) ローカル定義 [ イベント監視の条件定義 ] 画面でイベント監視の条件定義を更新した場合 aoseadef( イベント監視の条件定義の CSV 反映コマンド ) でイベント監視の条件定義を更新した場合 poin2( イベント監視の条件のポリシーオフライン設定コマンド ) コマンドでイベント監視の条件定義を更新した場合 運用管理サーバからポリシー配付でイベント監視の条件定義を更新した場合 ([ 再起動後に適用 ] を選択した場合は Systemwalker Centric Manager 再起動時に出力されます ) 過去定義ファイルの出力先とファイル名ポリシー定義出力先 Windows 版 Systemwalkerインストールディレクトリ \MPWALKER\mpaosfsv\base\defcsv\policy UNIX 版 /var/opt/fjsvfwaos/defcsv/policy ファイル名 ホスト名 / フォルダ名 / ポリシー ID _ 日時 _ 定義種別 _ 出力契機.csv ホスト名 / フォルダ名 / ポリシー ID: ポリシーの登録先に指定したホスト名 フォルダ名 またはポリシー IDです ポリシー IDは [ イベント監視 ]-[ 監視条件 ] のポリシーごとに一意の値です 日時 : 定義を更新した日時です 形式は YYYYMMDDhhmmss-n です YYYY: 西暦年 (~2038) MM: 月 (1~12) DD: 日 (1~31) hh: 時 (0~23) mm: 分 (0~59) ss: 秒 (0~59) n: 年から秒までが同一の場合の通番で 通常は

216 定義種別 : 定義の種別です eventactdef で固定です 出力契機 : 過去定義ファイルの更新契機です 出力する契機となった操作により 以下の文字列が付加されます 過去定義ファイルを出力する契機 [ イベント監視の条件定義 ] 画面 または [ 監視ポリシー ] 画面で イベント監視の条件定義のポリシー定義を更新した場合 poin1( イベント監視の条件のポリシー登録コマンド ) でイベント監視の条件定義を更新した場合 mppolclone( ポリシー複製コマンド ) でイベント監視の条件定義を更新した場合 全体監視 ( インターネット標準プロトコルを使用 ) で イベント監視の条件をポリシー配付した場合 ( 運用管理サーバで出力されます ) 付加される文字列 gui poin1 plcln evpolicy 出力例 ) ホスト名 Host1 に対して [ イベント監視の条件定義 ] 画面でポリシー定義を更新した場合に出力される過去定義ファイルのファイル名 Host1_ _eventactdef_gui.csv ローカル定義出力先 Windows 版 Systemwalkerインストールディレクトリ \MPWALKER\mpaosfsv\base\defcsv\local UNIX 版 /var/opt/fjsvfwaos/defcsv/local ファイル名 ホスト名 _ 日時 _ 定義種別 _ 出力契機.csv ホスト名 : サーバ自身のホスト名です 日時 : 定義を更新した日時です 形式は ポリシー定義の過去定義ファイルと同じです 定義種別 : 更新した定義の種別です eventactdef で固定です 出力契機 : 過去定義ファイルの更新契機です 出力する契機となった操作により 以下の文字列が付加されます 過去定義ファイルを出力する契機付加される文字列 [ イベント監視の条件定義 ] 画面でイベント監視の条件定義を更新した場合 gui

217 過去定義ファイルを出力する契機 aoseadef( イベント監視の条件定義の CSV 反映コマンド ) でイベント監視の条件定義を更新した場合 poin2( イベント監視の条件のポリシーオフライン設定コマンド ) コマンドでイベント監視の条件定義を更新した場合 運用管理サーバからポリシー配付でイベント監視の条件定義を更新した場合で すぐに適用する場合 運用管理サーバからポリシー配付でイベント監視の条件定義を更新した場合で サービスを再起動したときに適用する場合 付加される文字列 adef poin2 policy_now policy_reboot 出力例 ) イベント監視の条件定義画面でローカル定義を更新した場合に出力される過去定義ファイルのファイル名 Host1_ _eventactdef_gui.csv 過去定義ファイルの形式 過去定義ファイルは 以下の CSV ファイルと同じ形式で出力されています イベント監視条件の CSV ファイル 上記ファイルの詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください 過去定義ファイルの世代数 ポリシー定義 ローカル定義ともに 10 世代まで過去定義ファイルが保存されています 10 世代に達した場合は 古いファイルから自動的に削除されます 過去定義ファイルは [ イベント監視 ]-[ 監視条件 ] のポリシーごとに作成されます 互換モードでは 過去定義ファイルは ノードごとに作成されます フォルダを指定してポリシー定義を作成した場合は フォルダごとに作成されます 過去定義ファイルの退避と復元 過去定義ファイルは 以下の方法で退避 / 復元することができます [ 運用環境保守ウィザード ] を使用する退避するとき [ 運用データ退避方法の選択 ] 画面で [ 退避方法 ] と [ 退避する機能 ] に以下を選択します [ 選択した機能の運用データのみ退避する ] の [ 監視機能 ] 詳細は Systemwalker Centric Manager 導入手引書 の 運用環境を退避 ( バックアップ ) する を参照してください 復元するとき [ 退避データ復元方法の選択 ] 画面で [ 復元する情報 ] に以下を選択します [ 定義情報 ] 詳細は Systemwalker Centric Manager 導入手引書 の バックアップデータを復元する を参照してください バックアップ / リストア用コマンドを使用する退避するとき mpbkc( バックアップコマンド ) を使用します オプションには 以下を指定します

218 Windows /FS UNIX -FS 復元するとき mprsc( リストアコマンド ) を使用します オプションには 以下を指定します Windows /FS UNIX 運用管理サーバ 部門管理サーバ 業務サーバの場合 -FS 運用管理クライアント クライアントの場合 /Ln または/Le 各コマンドの詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください mppolclone( ポリシー複製コマンド ) を使用する mppolclone( ポリシー複製コマンド ) の詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください 移行用コマンドを使用する UNIX 版 退避するとき swmove( 移行用退避コマンド ) を使用します 復元するとき swtrans( 移行用変換 登録コマンド ) を使用します 各コマンドの詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください 復元方法 過去定義ファイルから イベント監視の条件定義のポリシー定義とローカル定義を復元する方法について説明します ポリシー定義を復元する 1. Event Designer で過去定義ファイルを読み込んで定義内容を確認します 変更が必要な場合は Event Designer で編集します Event Designer での定義の確認 編集方法については イベント監視の条件定義を変更する (Event Designer) を参照してください 2. aoseadef([ イベント監視の条件定義 ] の CSV 反映コマンド ) を使用して 過去定義ファイルを poin1( イベント監視の条件のポリシー登録コマンド ) で指定できるイベント監視の条件定義の形式に変換します 3. aoseadef([ イベント監視の条件定義 ] の CSV 反映コマンド ) の詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください 4. イベント監視の条件定義をポリシー登録する 2. で変換したファイルを使用して poin1( イベント監視の条件のポリシー登録コマンド ) でポリシー登録します poin1( イベント監視の条件のポリシー登録コマンド ) の詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください

219 ローカル定義を復元する 1. Event Designer で過去定義ファイルを読み込んで定義内容を確認します 変更が必要な場合は Event Designer で編集します Event Designer での定義の確認 編集方法については イベント監視の条件定義を変更する (Event Designer) を参照してください 2. aoseadef([ イベント監視の条件定義 ] の CSV 反映コマンド ) を使用して 復元する過去定義ファイルを自サーバのイベント監視の条件定義に移入します aoseadef([ イベント監視の条件定義 ] の CSV 反映コマンド ) の詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください

220 第 3 部操作 第 8 章ネットワーク / システムの異常を監視する 第 9 章アプリケーションの異常を監視する 第 10 章ネットワーク構成を管理する 第 11 章システムの障害を復旧する 第 12 章システムの状況を評価する

221 第 8 章ネットワーク / システムの異常を監視する 8.1 ネットワーク / システムの障害を監視する [Systemwalker コンソール ] では ネットワーク上のノードで発生した障害を監視できます 発生したイベントは 非同期に [Systemwalker コンソール ] の [ イベント一覧 ] に表示されます 障害の自動対処については イベントの対処を自動化する を参照してください UNIX 版 Systemwalker Centric Manager がイベント監視中に異常を検出した場合 シスログへ通知メッセージを出力します シスログデーモンが起動される際 システム環境変数の LANG が設定されていない場合 通知メッセージが正しく出力されません システム環境変数に LANG が設定されているかどうか確認し 設定されていない場合 LANG 環境変数を設定し シスログデーモンを再起動してください なお システム環境変数を変更した場合 システムを再起動してください システム再起動時にシスログデーモンは起動されます [Solaris] [ システム環境変数 :/etc/default/init] LANG=ja EUC コード系の場合 LANG=ja_JP.PCK SJIS コード系の場合 [Linux] [ システム環境変数 :/etc/sysconfig/i18n] LANG=ja_JP.eucJP EUC コード系の場合 LANG=ja_JP.UTF UTF-8 コード系の場合 [AIX] [ システム環境変数 :/etc/environment] LANG=ja_JP EUC コード系の場合 LANG=Ja_JP SJIS コード系の場合 LANG=JA_JP UTF-8 コード系の場合 SJIS 環境では Systemwalker Centric Manager が出力するメッセージは英語となります [HP-UX] 環境変数 LANG の設定にかかわらず英語で出力します 障害の発生を確認する Systemwalker Centric Manager は システムの各ノードを監視します 監視状況は [Systemwalker コンソール ] で把握することができます 何らかの異常が発生した場合は イベントとして通知され [Systemwalker コンソール ] の [ 監視イベント一覧 ] に表示されます [ 監視マップ ] や [ 監視イベント一覧 ] で異常の内容を確認し 異常の内容に応じた対処を行って障害を復旧します 復旧後は 該当するイベントを対処済にします Systemwalker コンソールを起動する 1. 運用管理サーバ または運用管理クライアントで [ スタート ] メニューから [ プログラム ]-[Systemwalker Centric Manager]- [Systemwalker コンソール ] を選択します

222 2. [ 機能選択 ] メニューで [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] ウィンドウに切り替えます [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] ウィンドウは 3 つのサブウィンドウと 2 つのオプションウィンドウから構成されます サブウィンドウ - [ 監視ツリー ]: 監視ツリー上部の [ ツリー選択 ] で監視 または編集するツリーの種類を選択します ネットワークの構成が 多階層のツリー構造で画面上に表示されます 監視ツリーをクリックすると 下位階層が表示されます - [ 監視マップ ]: 複数のサブネットワークを持つネットワーク全体の構成と ネットワークに接続されたルータやワークステーションなどのノードが ノードアイコンとして表示されます - [ 監視イベント一覧 ]: 監視ツリーで選択中のグループに直接所属するノードやアプリケーションなどで発生したイベントの一覧を表示します オプションウィンドウ オプションウィンドウは [ 表示 ] メニューから表示します - [ 監視イベント種別 ] ウィンドウ : 監視イベント一覧に表示するイベント種別を選択するために使用します - [ 操作 ] ウィンドウ :[ 操作 ] メニューと同様の機能を持ちます [Systemwalker コンソール [ 編集 ]] ウィンドウを表示した場合は オプションウィンドウや [ 監視イベント一覧 ] サブウィンドウは表示されません 監視イベントの状態 [ 監視イベント一覧 ] の [ 状態 ] 欄は色分けして表示され 各監視イベントの状態を知ることができます 各アイコンの意味は 以下の表のとおりです

223 アイコン イベントの状態 [ 未確認 ] 監視イベントが確認されていない状態です [ 未対処 ] 監視イベントが対処されていない状態です [ 保留 ] 監視イベントの対処が保留されている状態です [ 調査中 ] [ 監視イベントの状態変更 ] ダイアログボックスを開き 監視イベントを調査している状態です [ 対処済 ] 監視イベントが対処された状態です [ 返答済 ] 監視イベントが返答された状態です 監視イベントの状態は 最初は [ 未確認 ] です [ 未確認 ] 状態のイベントを選択し [ イベントを未対処にする ] メニューを選択すると イベントの状態が [ 未対処 ] に変わります また [ 監視イベントの状態変更 ] 画面を使用することにより 他の状態に変更することができます 異常の有無を確認する 新たなイベントが通知されると [Systemwalker コンソール ] 左上の警告灯アイコンが点滅します 警告灯アイコンは [ 未確認 ] 状態のイベントがあるときに点滅します [ 未確認 ] 状態のイベントが 1 件もなくなると 警告灯アイコンは消灯します 警告灯アイコンをクリックすることで 点滅を停止することもできます 警告灯アイコンの点滅を停止しているときに 新たなイベントが通知されると 点滅が自動的に再開します ( 点滅を再開しないようにすることも可能 ) 警告灯アイコンの点滅と連動して コマンドの実行や音声ファイルの再生を行うことができます この機能を使用すると 画面上の表示以外に 警告灯や警告音によってイベントの発生を知ることができます 詳しくは Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル の Systemwalker コンソールの画面設定のカスタマイズファイル を参照してください 障害を調査する 1. [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] の [ 監視ツリー選択 ] コンボボックスから [ ノード一覧 ] [ ノード管理 ] または [ 業務管理 ] のどれかを選択し 監視するツリーのフォルダを選択します 2. 特定のノードを監視するときには [ ノード管理 ] ツリーを選択します アプリケーションの稼働状況を含めてノードを監視するときには [ 業務管理 ] ツリーを選択します すべてのノードを監視する場合には [ ノード一覧 ] ツリーを選択します 3. 障害が発生すると [ 監視イベント一覧 ] にイベントメッセージが表示されます 最大 1,000 件 ( 注 ) のイベントメッセージが [ 監視イベント一覧 ] に表示されます また 監視ツリー / 監視マップ / 監視リストにおいて イベントが発生したノード そのノードを含むフォルダ およびすべての上位フォルダに そのノードで発生している最も重要度が高いイベントのアイコンが表示されます [ 監視イベント種別 ] ウィンドウでは 発生した障害 ( 監視イベント ) の種別に応じて マークが表示されます [ トラブルバー ] の重要度アイコン 状態アイコンではイベントの件数がツールチップで表示できます 注 ) カスタマイズが可能です 詳細は Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル の Systemwalker コンソールサービスの定義ファイル を参照してください 注意 Systemwalker コンソールのノード一覧ツリーに未登録のノードにおいてメッセージ送信先を設定し メッセージが運用管理サーバへ通知された場合 運用管理サーバで新規にノードが生成され自動登録されます 4. [Systemwalker コンソール ] で障害の発生を確認したら 障害の原因を調査するために [ 監視イベント一覧 ] のイベントメッセージを参照します [ 監視イベント一覧 ] のイベントメッセージの内容は イベントプレビュー域で参照することができます また [ 監視イベント一覧 ] のイベントメッセージをダブルクリックし [ 監視イベント詳細 ] 画面を表示することで さらに詳しい情報を参照することができます

224 5. [ 監視イベント詳細 ] 画面の [ メッセージ説明 ] 欄には ユーザが登録したメッセージ説明と Systemwalker テンプレートの情報が表示されます メッセージやメッセージ説明の内容に応じて 以下のような調査を行い 障害に対処します - リモート操作を使用して 障害の発生しているノードの画面を表示し 管理サーバ上で直接 情報を収集して調査します リモート操作の使用方法は Systemwalker Centric Manager 使用手引書リモート操作機能編ユーザーズガイド Systemwalker Centric Manager 使用手引書リモート操作機能編 Client ガイド および Systemwalker Centric Manager 使用手引書リモート操作機能編 Connect 管理者ガイド を参照してください - 障害の発生しているノードに対し リモートコマンドを使用して トラブルを調査します - 障害の発生しているノードのインベントリ情報を調べ メモリ状況やソフトウェアのインストール状態を確認します - ネットワークの管理情報テーブルである MIB 情報を収集し ネットワークに関する各種状況を把握します 例えば 単位時間当たりに該当ノードが受信した IP パケット数のカウンタを収集する MIB を取得し ネットワークの負荷を調査します - 障害発生のノードを中心としたトラフィック状況を調査し 負荷の高い回線やノードの詳細情報を調査します - [ 監視イベントの状態変更 ] 画面でイベントを [ 保留 ] 状態に変更後 対処方法を検討します [ 監視イベント詳細 ] 画面の [ メッセージ説明 ] 欄に表示されるメッセージ説明の 1 行目の内容が [ 監視イベント一覧 ] の [ 対処 ] 項目に表示されます ( メッセージ説明が登録されていない場合は Systemwalker テンプレートの情報が表示されます Systemwalker テンプレートの [ 対処方法 ] 以降の説明 または [ 対処方法 ] がない場合は [ メッセージの意味 ] 以降の説明が表示されます ) SNMP トラップの監視 監視対象ノードから SNMP トラップを受信すると アラーム音で通知し [Systemwalker コンソール ] 上で監視対象ノードから通知された監視イベントを表示します SNMP トラップは監視対象ノードから通知されるものであり 監視対象ノードで発生した事象が確認できます 監視イベントは 監視対象ノード上のエージェント (SNMP エージェントまたは管理アプリケーション ) から 何らかの事象発生を意味する SNMP トラップが通知されたことを示すものであり 必ずしもトラブルの発生を意味しているわけではありません 監視イベントの詳細については Systemwalker Centric Manager メッセージ説明書 の MpCNappl で始まるメッセージ を参照してください 監視対象ノード上の SNMP エージェントの設定 監視対象ノード上の SNMP エージェントの設定については Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - SNMP エージェントのインストール を参照してください 受信可能な SNMP トラップのサイズ 受信可能な SNMP トラップは PDU 長が 2 キロバイトまでです 2 キロバイトを超える SNMP トラップは破棄します 監視対象ノードについて SNMP トラップの監視を行うためには Systemwalker コンソール上に 監視対象ノードが登録されている必要があります 事前にノード検出 または手動で 監視対象ノードを登録してください 運用中に Systemwalker コンソールに監視対象ノードを追加し 追加したノードからの SNMP トラップを監視したい場合は ポリシー配付が必要です ポリシー配付を行わない場合は 構成情報の自動配付後に監視対象となります なお 構成情報の自動配付間隔を変更する場合には Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - mpdrpint( 構成情報自動配付間隔設定コマンド ) を参照してください 内部通信用ポートの変更 Windows 版 SNMPトラップ監視のサービスでは 内部通信用のポートを使用しています 通常は servicesに登録されていないポートを49152/tcpから昇順に確認し 未登録のポートを使用します ポート一覧の詳細については Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - ポート一覧 を参照してください

225 内部通信用のポートを固定としたい場合は 以下の手順で設定してください 1. 以下の services ファイルをエディタで開きます Windows のインストールディレクトリ \system32\drivers\etc\services 2. 以下のサービス / エントリを追加します swttr_internal 49152/tcp #sttr inner port 設定したポート番号がすでに他のアプリケーションにより使用されている場合は トラップデーモンのサービスは起動できません 該当の他のアプリケーションを停止するか または 設定するポート番号を変更しサービスを再起動してください 3. システムを再起動します SNMP トラップの受信履歴について 監視対象ノードから受信した SNMP トラップを確認する場合には SNMP トラップを受信した運用管理サーバ または部門管理サーバで mptrpref( 受信トラップとイベント変換の結果参照コマンド ) を実行してください mptrpref( 受信トラップとイベント変換の結果参照コマンド ) の詳細は Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください 障害を絞り込む 発生したイベントを絞り込んだ状態で [ 監視イベント一覧 ] に表示することができます 監視イベントの絞り込み方法について説明します 監視イベントを一時的な条件で絞り込み 1. 絞り込み条件タブの [ 新規作成 ] タブを選択します または [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] で [ イベント ] メニューから [ 絞り込み条件 ] を選択します [ 絞り込み条件 ] ウィンドウが表示されます [ 絞り込み条件 ] ウィンドウでは 以下の条件でイベントを絞り込むことができます [ 絞り込み条件 ] を文字列で指定する場合は 部分一致でも 絞り込み条件を満たしたと判断されます - [ 重要度 ] - [ 状態 ] - [ 属性 ] - [ 種別 ] - [ 日時 ] - [ フォルダ ] - [ 表示名 ] - [ 対応者 ] - [ メモ ] - [ メッセージ ] 2. [OK] ボタンをクリックします 設定した絞り込み条件に一致するイベントが [ 監視イベント一覧 ] に表示されます 複数の絞り込み条件を設定すると 条件を満たしたイベントの絞り込みを行えます 指定のイベントで絞り込み 1. [ 監視イベント一覧 ] でイベントを選択します

226 2. [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] で [ イベント ] メニューから [ 指定イベントで絞り込み ] を選択します [ 絞り込み条件 ] ウィンドウの各絞り込み条件に [ 監視イベント一覧 ] で選択したイベントの情報が格納された状態で表示されます 3. 必要に応じて [ 絞り込み条件 ] ウィンドウの設定内容を変更します 4. [OK] ボタンをクリックします 設定した絞り込み条件に一致するイベントが [ 監視イベント一覧 ] に表示されます 絞り込み条件タブによる絞り込み 1. [ 監視イベント一覧 ] の上部に配置されている絞り込み条件タブを選択します タブに設定されている条件に一致するイベントが [ 監視イベント一覧 ] に表示されます 絞り込み条件の保存について [ 絞り込み条件 ] ウィンドウで 絞り込み条件名と絞り込み条件を設定後 [ 新規条件で保存 ] ボタンを選択することで 絞り込み条件を保存できます 保存した絞り込み条件は 絞り込み条件タブに新たなタブとして追加されます [Systemwalker コンソール ] の終了時に以下の条件を満たす場合 次回の [Systemwalker コンソール ] 起動時には 前回の [Systemwalker コンソール ] 終了時と同じ絞り込み条件で表示されます - [ 表示 ] メニューの [ 終了時の状態保存 ] が ON になっている - 絞り込み条件タブを選択して 監視イベント一覧を絞り込んでいる 監視イベントの発生元オブジェクトによる絞り込み 1. [Systemwalkerコンソール] で リスト またはマップで点灯しているオブジェクトを選択します 2. 右クリックし ポップアップメニューの [ 指定ノードで絞り込み ] を選択します または [ イベント ] メニューから [ 指定ノードで絞り込み ] を選択します 選択中のオブジェクトで発生したイベントだけが [ 監視イベント一覧 ] に表示されます 絞り込みを解除する 1. 絞り込み条件タブで [ すべて表示 ] タブを選択します 絞り込みが解除され [ 監視イベント一覧 ] にすべての監視イベントが表示されます 障害 ( イベント ) を検索する 監視イベントに表示されないイベントの検索 イベント一覧に表示されていない [ 対処済 ] のイベントや 古いイベントについては [ 検索 ]-[ 過去イベントの検索 ] メニューから起動される [ 監視イベントログの検索 ] 画面から検索できます [ 監視イベントログの検索 ] 画面の使用方法については Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ を参照してください 障害を検索する場合の制限事項 [ 監視イベントログの検索 ] ウィンドウの二重起動はできません イベント情報は自動更新されません イベント情報を最新にするには 再度 [ 検索開始 ] を実行してください 終了時の表示結果や検索条件を保存することはできません イベントに対する操作は 対処 返答 または 保留 のみです ツリーを指定して検索することはできません

227 一度に表示可能なイベントは 最大 1,000 件 ( 注 ) です 注 ) カスタマイズが可能です 詳細は Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル の Systemwalker コンソールサービスの定義ファイル を参照してください メッセージにジョブ番号を指定しても検索されません GEE 表示名に運用形態名が表示されますが 運用形態名での検索はできません GEE 監視ツリー切り替え後 以下のメッセージボックスが表示されます タイトル : 監視イベントログの検索 メッセージ : Systemwalker コンソールのツリーが変更されました 監視イベントログの検索を再起動してください なお 本メッセージボックスが表示された場合 [ 監視イベントログの検索 ] 画面の操作制御に関係するメニュー / ボタン ( 注 ) は本画面を再起動するまで使用不可となります 該当のメニュー / ボタンを選択した場合 Systemwalker コンソールのツリーが変更されています この操作を行うためには 監視イベントログの検索を再起動してください というメッセージボックスが表示されます 注 ) 該当のメニュー / ボタンは 以下のとおりです - [ メニュー ] - 表示中の一覧を CSV 形式で保存 (D) - 監視イベントの対処 (C) - 監視イベント情報をクリップボードへコピー (M) - フィルタフレーム (F) - ツールバー (T) - ステータスバー (S) - 終了時の状態保存 (E) - 検索開始 (R) - [ ボタン ] - ツールバー 表示中の一覧を CSV 形式で保存 検索開始 監視イベントの対処 監視イベント情報をクリップボードへコピー フィルタフレーム 次へ - フィルタフレーム 検索開始 閉じる ( ) - [ 監視イベント : 対処 ] 画面 [ 対処 ] ボタン [ 保留 ] ボタン - [ 監視イベント : 返答 ] 画面 [ 返答 ] ボタン [ 対処 ] ボタン

228 [ 保留 ] ボタン - [ 監視イベントの複数対処 ] 画面 [ 対処 ] ボタン [ 保留 ] ボタン 監視抑止しているノードから発生したイベントは表示されません メッセージを検索する 1. [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] で [ 操作 ] メニューから [ メッセージの検索 ] を選択します [ メッセージ検索 ] ウィンドウが表示されます [ メッセージ検索 ] ウィンドウでは [ 監視イベント一覧 ] に表示されないメッセージを含め 表示している監視ツリーに所属するオブジェクトから発生したすべてのメッセージを検索できます 検索結果として 最大 5,000 件のメッセージを表示できます 5,000 件を超えた場合にはメッセージが表示され 検索開始日時から 5,000 件分のメッセージが [ メッセージ検索 ] ウィンドウに表示されます また メッセージ数が多い システムの負荷が高いなどの理由により 一定時間内に検索が終了しなかった場合には 時間内に検索されたメッセージだけを表示します [ メッセージ検索 ] ウィンドウで得られた実行結果は CSV 形式で保存できます CSV 形式で保存するには [ メッセージ検索 ] ウィンドウのメニューで [ 操作 ]-[CSV 形式で保存 ] を選択してください CSV ファイルの形式を以下に示します 日時, フォルダ, 表示名, メッセージ 2. メッセージ数が多い システムの負荷が高いなどの理由により 一定時間内に検索が終了しなかった場合に続きのメッセージを表示する際には [ メッセージ検索 ] ウィンドウの [ 次へ ] ボタンをクリックします ただし [ 条件指定 ( メッセージ検索 )] ダイアログボックスを閉じた場合には [ 次へ ] ボタンは無効になります メッセージ検索のタイムアウト値を変更する 運用管理サーバの以下の定義ファイルを編集することで タイムアウト値を変更できます 定義ファイル : UNIX の場合 /etc/opt/fjsvfwbs/etc/opmconfig2 Windows の場合 Systemwalker インストールディレクトリ \MPWALKER.DM\mpopmgr\etc\opmconfig2 ただし 運用管理サーバをクラスタ運用している場合は以下になります 共有ディスク上の Systemwalker インストールディレクトリ \MPWALKER.DM\mpopmgr\etc \opmconfig2 編集するキー : キー内容初期値 MSGREVWAITTIME 例 : [ メッセージ検索 ] ウィンドウでの検索中断時間 ( 秒 ) 15 ~ MSGREVWAITTIME

229 任意のエディタで MSGREVWAITTIME の値を編集し ファイルを上書き保存します ただし この設定は運用管理サーバでのタイムアウト値です 画面での実際のタイムアウト時間は 設定された値よりも多くなる場合があります 画面でのタイムアウト時間の目安は以下のとおりです 画面でのタイムアウト時間の目安 = 設定された時間 +α ~ 設定された時間 2+α 全オブジェクトのメッセージ検索 1. [Systemwalkerコンソール[ 監視 ]] で [ 操作 ] メニューから [ メッセージの検索 ]-[ 全ノード ] を選択します [ メッセージ検索 ] ウィンドウが表示されます - [ 日時 ]: メッセージが発生した日時 - [ フォルダ ]: メッセージが発生したノードが所属するフォルダの [ 表示名 ] - [ 表示名 ]: メッセージが発生したノードの [ 表示名 ] - [ メッセージ ]: メッセージテキスト 2. [ メッセージ検索 ] ウィンドウで [ 操作 ] メニューから [ 条件指定 ] を選択します [ 条件指定 ] ダイアログボックスが表示されます 3. メッセージの検索条件を入力した後 [ 実行 ] ボタンをクリックします 条件に一致するメッセージが [ メッセージ検索 ] ウィンドウに表示されます オブジェクト指定によるメッセージ検索 1. [ 監視マップ ] でノードを右クリックし ポップアップメニューの [ 操作 ]-[ メッセージの検索 ] を選択します または [ 操作 ] メニューから [ メッセージの検索 ]-[ 指定ノード ] を選択します [ メッセージ検索 ] ウィンドウが表示されます 2. [ 操作 ] メニューから [ 条件指定 ] を選択します [ 条件指定 ] ダイアログボックスを表示します 3. メッセージの検索条件を入力した後 [ 実行 ] ボタンをクリックします 選択したオブジェクトで発生したメッセージの中から 検索条件に一致するメッセージが [ メッセージ検索 ] ウィンドウに表示されます ポイント [Systemwalker コンソール ] の [ 監視イベント一覧 ] には 対処が必要な重要な監視イベントが出力されます [ 未確認 ] [ 未対処 ] [ 保留 ] または [ 調査中 ] のイベントのうち イベント属性が [ 一般 ] [ 返答 ] または [ 高輝度 ] の監視イベントが表示されます [ メッセージ一覧 ] では すべてのアラームイベントが表示されます [Systemwalker コンソール ] で選択しているツリーに所属するノードで発生したメッセージを 最大 5,000 件表示できます メッセージ検索結果を昇順 降順に並び替える 1. 検索結果一覧の [ 日時 ] [ フォルダ ] のヘッダ部をクリックします クリックした項目の昇順 降順で表示されます 2. [ 操作 ] メニューの [ ソート解除 ] およびステータスバーの[ ソート解除 ] ボタンをクリックします ソート前の検索結果表示の状態に戻ります メッセージが複数行で表示されている状態でソートした場合 メッセージがバラバラに離れる場合があります

230 メッセージ検索結果を印刷する 1. [ 操作 ] メニューから [ 印刷ツールの起動 ] を選択します メッセージの検索結果が CSV 形式で印刷されます メッセージの検索結果を印刷するためには 設定ファイル (f1eg_print.ini) に 印刷を行うアプリケーションを登録する必要があります メッセージ検索結果 / リモートコマンド検索結果の印刷定義ファイル (f1eg_print.ini) の詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください 検索結果の日時について 検索結果として表示される日時は イベントが発生した時点でのイベント発生ノードでの日時です また 検索条件として指定された日時は ロギングされた日時を元に検索されます そのため 以下の状態になる場合がありますので注意してください 条件で指定した日時の範囲から外れているイベントまで検索されます 複数のノードのイベントを同時に検索した場合に 検索結果の表示においてイベントが時間順に並びません フォルダごとのメッセージ説明を確認する データセンタでの運用では 1 台の運用管理サーバで 複数ユーザのシステムを監視することがあります ユーザが異なることによって 同じメッセージでも対処方法が異なることがあります 異なった対応方法に対して メッセージ説明に表示される内容を監視ツリーのフォルダごとに作成することができます メッセージ説明の内容を変更することによって ユーザの運用に合わせた対処方法を表示できます これにより トラブル発生時にユーザの特定やユーザごとの手順書の確認が不要となるため 迅速な対応ができます 手順 1. [Systemwalker コンソール ] の [ イベント一覧 ] から イベントを選択します 2. [ イベント ] メニューの [ イベントの詳細 ] を選択します [ 監視イベント詳細 ] 画面が表示され [ メッセージ説明に詳細情報を表示する ] のチェックを有効にすると [ メッセージ説明 ] にフォルダごとの対処方法と Systemwalker テンプレートの対処方法が表示されます

231 ポイント [ 監視イベント詳細 ] 画面の [ メッセージ説明 ] の表示について - フォルダごとの対処方法 [ イベント監視の動作環境設定 ( 全体 )] ダイアログボックスに登録されたメッセージ説明やフォルダごとのメッセージ説明が表示されます Systemwalker 製品のメッセージに限らず 登録内容は ユーザが追加 / 変更することができます - Systemwalker テンプレートの対処方法 Systemwalker テンプレートに登録されているメッセージに対する説明が表示されます Systemwalker 製品に対する一般的な対象方法が登録されています ただし 登録内容は ユーザで変更 / 追加することはできません フォルダごとのメッセージ説明の登録方法については フォルダごとのメッセージ説明を追加する を参照願います 障害に対処する 障害の原因が判明し 障害を復旧した後 障害を [ 対処済 ] にします 障害を [ 対処済 ] にする方法には イベントごとに対処する方法 複数のイベントに対処する方法 複数の障害を一括して対処する方法があります なお 以下のイベントは 障害が復旧すると自動的に [ 対処済 ] になる場合があります [ 監視イベント種別 ] : [ ネットワーク ] [ 監視イベント種別 ] : [ 性能監視 ] [ 監視イベント種別 ] : [ アプリ管理 ] また [ ネットワーク ] のイベントは ポリシー設定された場合だけ自動対処されます [ アプリ管理 ] の Interstage の異常系イベントは自動対処されません

232 イベントごとに対処する [ 監視イベント一覧 ] で [ 対処済 ] にするイベントを選択し 対処を行います 1. [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] で [ イベント ] メニューから [ イベントの状態変更 ] を選択します または イベント一覧でイベントを右クリックして ショートカットメニューを表示し ショートカットメニューから [ イベントの状態変更 ] を選択します [ 監視イベントの状態変更 ] 画面を表示します 2. [ 対応者 ] [ メモ ] を入力し 状態を [ 対処済 ] に変更後 [OK] ボタンをクリックします イベントの状態は [ 対処済 ] になります [ 保留 ] ボタンをクリックすると イベントの状態は [ 保留中 ] になります Linux 版または Solaris 版の場合 [ 対応者 ] に入力した長さが 32 バイト以内であっても UTF-8 に変換した結果 32 バイトを超えている場合は イベントの対処や保留はできません [ 対応者 ] に入力した長さが UTF-8 に変換した後に 32 バイト以内になるように再設定してください [ メモ ] に入力した記事の長さが 320 バイト以内であっても UTF-8 に変換した結果 320 バイトを超えている場合は イベントの対処や保留ができません [ メモ ] に入力した記事の長さが UTF-8 に変換した後に 320 バイト以内になるように再設定してください 複数のイベントに対処する 1. [Systemwalkerコンソール] のイベント一覧で複数のイベントを選択します 2. [ イベント ] メニューから [ イベントの状態変更 ] を選択します [ 監視イベントの複数対処 ] ダイアログボックスが表示されます 3. [ 対応者 ] [ メモ ] を入力し [ 対処 ] ボタンをクリックします 選択した監視イベントに対処することができます 複数のイベントに一括対処する 1. [Systemwalker コンソール ] で [ イベント ] メニューから [ イベントの一括対処 ] を選択します [ 監視イベントの一括対処 ] ダイアログボックスが表示されます 2. 一括対処するイベントの範囲を イベント番号で指定します 初期設定の状態では [ イベント ]-[ イベントの一括対処 ] メニューは表示されません [ 監視イベントの一括対処 ] ダイアログボックス および [ 監視イベントの複数対処 ] ダイアログボックスでは 監視イベントの一括対処 / 一括保留 複数イベントの対処 / 保留を行えます 監視イベント一括対処は 監視イベント一覧に表示しているイベントについてのみ操作可能です 表示されていない項目の対処はできません 一括対処を行う ( 該当番号をすべて対処済にする ) 場合は 開始番号と終了番号を確かめた上で操作を行ってください 一度対処済にすると 再度未対処の状態に戻すことはできません 監視イベント一覧に表示されない古いイベントに対処する 1. [Systemwalker コンソール ] で [ 検索 ] メニューから [ 過去イベントの検索 ] を選択します [ 監視イベントログの検索 ] ダイアログボックスが表示されます 2. イベントを検索して 対処します 検索結果に対しては 対処 返答 または 保留 の操作をします 以下の条件でイベントを検索します - [ 状態 ] - [ 属性 ] - [ 重要度 ]

233 - [ 種別 ] - [ 表示名 ] - [ ホスト名 ] - [ 対応者 ] - [ メモ ] - [ メッセージ ] - [ 対処 ] イベント検索の詳細については Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ を参照してください 注意 イベントの状態が 調査中 から 未確認 に戻った場合でも 警告灯アイコンは再点滅します 監視イベント一覧表示をリフレッシュする 対処済のイベントを監視イベント一覧から削除します 1. [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] で [ 表示 ] メニューの [ 監視イベントの表示設定 ] を選択します [ 監視イベントの設定 ] ダイアログが表示されます [ 対処済イベントの削除 ] をチェックします 対処済イベントが削除されます 監視イベント一覧表示をリフレッシュします 1. [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] で [ 表示 ] メニューから [ 監視イベント一覧の再読み込み ] を選択します 監視イベント一覧表示をリフレッシュすることができます [ 監視イベント一覧 ] に表示中のイベントがいったん削除され 過去に発生したイベントのうち [ 対処済 ] 以外のイベントが 最大 1,000 件 ( 注 ) 表示されます フォルダやオブジェクトの状態 イベント種別ウィンドウの状態 トラブルバーの状態やイベント数についても 新しい情報が表示されます 初期設定の状態では [ 表示 ]-[ 監視イベント一覧の再読み込み ] メニューは表示されません 注 ) 表示件数はカスタマイズが可能です カスタマイズ方法の詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル の Systemwalker コンソールサービスの定義ファイル を参照してください 監視イベント一覧の再読み込みについて 表示中のツリーに所属するオブジェクトで発生し かつ状態が [ 対処済 ] 以外のイベントが 1,000 件 ( ) 見つかるまで イベントログを過去にさかのぼって検索するため 検索処理に時間がかかる場合があります 処理中に発生したイベントは [ 監視イベント一覧の再読み込み ] が終わるまで 監視イベント一覧に表示されません 処理中は 他のツリーに切り替えることができません 監視イベント一覧の再読み込みを中断する手順は以下のとおりです 1. [ 表示 ] メニューから [ 監視イベント一覧の再読み込みの中断 ] を選択します 監視イベント一覧の再読み込みを中断することができます 監視イベント一覧の再読み込みの処理中に [ 表示 ] メニューから [ 監視イベント一覧の再読み込みの中断 ] を選択すると 条件に当てはまるイベントが 1,000 件 ( 注 ) 見つかっていなくても 検索処理を中断し 現在までに検索されたイベントだけが監視イベント一覧に表示されます 初期設定の状態では [ 表示 ]-[ 監視イベント一覧の再読み込みの中断 ] メニューは表示されません 注 ) カスタマイズが可能です 詳細は Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル の Systemwalker コンソールサービスの定義ファイル を参照してください

234 ポイント [ 表示 ] メニューから [ 監視イベント一覧の再読み込み ] を選択すると 当該サブメニューは [ 監視イベント一覧の再読み込みの中断 ] に変更されます 初期設定の状態では [ 表示 ]-[ 監視イベント一覧の再読み込み ] メニューは表示されません 障害をフィルタリングする 一度発生した障害を次も監視するのか それとも監視する障害を絞り込んで必要な障害だけを監視するようにするかなど 監視する障害をフィルタリングできます 改行を含むメッセージテキストの場合 監視対象から外す や アクション定義の追加 を実施すると 改行以降の文字は削除されます 改行を含むメッセージテキストのフィルタリングは 正規表現を使用してください 例 ) メッセージ A が発生しました 原因 :B 定義 A が発生しました.* 原因 :B 改行が入る部分を.* に変更して設定してください このように.* を使用することで 任意の文字列 を定義できます 監視イベントを監視対象から外す 1. [Systemwalker コンソール ] で [ 監視イベント一覧 ] の中から 今後監視しないイベントを選択します 2. [ イベント ] メニューから [ アクション定義の追加 ( 監視対象から除外 )] を選択します [ イベント監視の条件定義 ] ウィンドウおよび [ イベント定義 / アクション定義 ] ウィンドウが表示されます [ イベント定義 / アクション定義 ] ウィンドウでは すべてのアクション定義が未定義になっています 3. [ イベント定義 / アクション定義 ] ウィンドウで [OK] ボタンをクリックします 4. [ イベント監視の条件定義 ] ウィンドウで [ 環境設定 ] メニューから [ 定義の保存 ] を選択します 以後 選択した監視イベントは監視されなくなります 監視対象から外したイベントを再び監視対象にする 1. [ スタート ] メニューから [ プログラム ]-[Systemwalker Centric Manager]-[ 環境設定 ]-[ システム監視設定 ] を選択します [ システム監視設定 [ 接続先設定 ]] ダイアログボックスが表示されます 2. 接続するサーバのホスト名 ユーザ名およびパスワードを設定し [OK] ボタンをクリックします [ システム監視設定 ] ダイアログボックスが表示されます 3. [ イベント監視の条件定義 ] ボタンをクリックします [ イベント監視の条件定義 ] ウィンドウが表示されます 4. 対象となるメッセージを選択した後 [ イベント ] メニューから [ イベントの削除 ] を選択します イベントが削除されます 5. [ イベント監視の条件定義 ] ウィンドウで [ ファイル ] メニューから [ 定義の保存 ] を選択します 以後 監視イベントは再び監視されるようになります 監視イベント一覧を保存する [ 監視イベント一覧 ] 上で選択した監視イベントの情報を クリップボードにコピーし テキストとして張り付けることができます

235 操作手順 1. 保存したい監視イベントを [ 監視イベント一覧 ] 上で選択します 複数の監視イベントを選択することができます 2. 以下のいずれかの操作を行います - [ イベント ] メニューの [ クリップボードへコピー ] を選択 - 右クリックメニューの [ クリップボードへコピー ] を選択 クリップボードにコピーされた情報 ( 例 ) は以下のとおりです 番号 :1765 状態 : 未対処 - 最重要種別 : その他日時 :2010/04/01/ 00:00:00 表示名 :aaa.group.fujitsu.com 対応者 : メモ : メッセージ :test2\ntest 番号 :1769 状態 : 未対処 - 警告 ; ファイルフォーマット クリップボードへコピーする際のフォーマットをカスタマイズするには クリップボード複写フォーマット定義ファイルを使用します クリップボード複写フォーマット定義ファイルについては Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください 注意 [ 監視イベントの表示設定 ] 画面の [ 監視イベント一覧の設定 ] タブで [ 監視イベント一覧 ] の表示項目として [ 対処 ] が選択されていない場合 クリップボード複写フォーマット定義ファイルに 対処 のキーワードを指定しても出力されません 対処 欄には空の文字列が出力されます クリップボード複写フォーマット定義ファイルは運用管理サーバ上に格納されます すなわちクリップボードへコピーする際のフォーマットは運用管理サーバごとに一意となります 運用管理クライアントごとにフォーマットを変えることはできません 滞留イベントを初期化する メッセージ送信先サーバが停止中に 各サーバで発生したイベントは 各サーバで滞留します この状態でメッセージ送信先サーバを起動すると 各サーバから滞留イベントが一気に通知されるため 新しく発生したイベントの通知が遅れ 監視に支障をきたす場合があります 監視する必要がない滞留イベントの初期化により イベントの通知の遅れを回避できます 以下に 各サーバで滞留しているイベントを初期化する手順を示します 1. Systemwalker Centric Manager を停止します Windows の場合 Systemwalker インストールディレクトリ \MPWALKER.DM\bin\pcentricmgr UNIX の場合 /opt/systemwalker/bin/pcentricmgr /opt/systemwalker/bin/stpopasyslog

236 2. 滞留イベント初期化コマンド (mpstayevtinit) を実行します Windows(R) の場合 Systemwalker インストールディレクトリ \MPWALKER.DM\bin\mpstayevtinit.exe UNIX の場合 /opt/systemwalker/bin/mpstayevtinit 3. Systemwalker Centric Manager を起動します Windows の場合 Systemwalker インストールディレクトリ \MPWALKER.DM\bin\scentricmgr UNIX の場合 /opt/systemwalker/bin/stropasyslog ps -ef grep syslogd kill -HUP < 上記で求めたプロセス ID> /opt/systemwalker/bin/scentricmgr scentricmgr( サービス / デーモンの起動コマンド ) および stropasyslog(syslog 連携起動コマンド ) UNIX 版 の詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください クラスタシステムの場合クラスタシステム上の運用管理サーバの場合は 運用系 待機系の順で以下の作業を実施してください 1. Systemwalker Centric Managerを停止します 2. 共有ディスクをマウントします ( オンラインにします ) 3. 本コマンドを実行します 滞留イベントの確認 本コマンド実行時には 以下の滞留イベントが初期化されます 滞留しているイベントが削除されることに問題がないか確認してください シスログ ( イベントログ ) 監視対象のログファイルに出力されたメッセージ アプリケーションの稼働ポリシー違反イベント アプリケーションのしきい値ポリシー違反イベント Interstage のワークユニット異常終了イベント (Interstage のワークユニット稼働監視をしている場合 ) 本コマンド実行時に重要なメッセージが出力されているか確認する場合は コマンド実行サーバのシスログ ( イベントログ ) 監視対象のログファイルを確認してください また 被監視サーバがある場合は 被監視サーバ上で opamsgrev( メッセージ検索コマンド ) を実行した結果を確認してください アプリケーション および Interstage ワークユニットの稼働状態については Systemwalker Centric Manager の再起動後に [Systemwalker コンソール ] で稼働状況を確認してください イベントから連携製品の状況を確認する イベント一覧に表示されたメッセージ内容に応じた障害の調査 状況の確認をするために イベントから連携製品の詳細画面を起動できます イベント一覧に表示されたイベントに関連するコマンドを起動することで 画面を起動します

237 コマンドを起動する手順 1. コマンドをイベント種別に設定します a. [Systemwalkerコンソール[ 監視 ]] で [ 表示 ] メニューの [ デザインの設定 ] を選択します [ デザインの設定 ] ダイアログボックスが表示されます b. [ 監視イベント種別ウィンドウ ] タブを選択します c. [ 監視イベント種別一覧 ] より コマンドを設定する [ 種別 ] を選択します d. [ 更新 ] ボタンをクリックします [ カスタマイズ ] ダイアログボックスが表示されます e. [ 連携製品 ] に コマンド名 および呼び出しコマンドを指定し [OK] ボタンをクリックします 連携製品のコマンドラインの指定方法については Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ を参照してください f. [OK] ボタンをクリックします [ デザインの設定 ] ダイアログボックスの [ 監視イベント種別ウィンドウ ] タブに設定した内容が表示されます ポイント [ カスタマイズ ] ダイアログボックスで設定したコマンド名は 以下の画面 およびメニューに反映されます - [Systemwalkerコンソール[ 監視 ]] の [ 操作 ] メニュー - イベントツールバーの連携製品を起動するボタン - [ 監視イベント一覧 ] のイベントを選択し 右クリックして表示されるポップアップメニュー - [ 監視イベント詳細 ] 画面の連携製品を起動するボタン 2. コマンドを起動します 起動する方法は以下の 4 つの方法があります - [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] で [ 操作 ] メニューの連携製品を起動するコマンド名を選択します - [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] で イベントツールバーの連携製品を起動するボタンを選択します - [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] で [ 監視イベント一覧 ] のイベントを選択し 右クリックして ポップアップメニューを表示し 連携製品を起動するコマンド名を選択します - [ 監視イベント詳細 ] 画面で連携製品を起動するコマンド名のボタンをクリックします

238 3. 連携製品側の設定 連携製品側の設定などは 連携製品のマニュアルを参照してください 対処済のイベントを [ 監視イベント一覧 ] から削除する [ 対処済 ] 状態になった監視イベントは 以下の方法で [ 監視イベント一覧 ] から削除することができます 自動的に削除 [ 監視イベントの表示設定 ] 画面の [ 監視イベント一覧の設定 ] タブで [ 対処済イベントの削除 ] を設定してください この設定をしておくと [ 対処済 ] 状態になった監視イベントは自動的に [ 監視イベント一覧 ] から削除されます 手動で削除 [ 対処済 ] 状態になった監視イベントを [ 監視イベント一覧 ] 上で選択し 以下のいずれかの操作を行ってください - [ イベント ] メニューの [ 監視イベント一覧から削除 ] を選択 - 右クリックメニューの [ 監視イベント一覧から削除 ] を選択 イベントの内容をメールで送信する [ 監視イベント一覧 ] 上で選択した監視イベントの情報を メール ( ) で送信できます 操作手順 1. 対象となる監視イベントを [ 監視イベント一覧 ] 上で選択します 複数の監視イベントを選択することができます 2. 以下のどちらかの操作を行います - [ イベント ] メニューの [ メールで送信 ] を選択 - 右クリックメニューの [ メールで送信 ] を選択 3. [ 送信先メールアドレス選択 ] 画面が表示されます メール送信先を選択して [OK] ボタンをクリックします 4. 既定の電子メールプログラムが起動されます 新規メールを作成するウィンドウが表示され 選択した監視イベントの情報がメール本文として入力されます 必要に応じてメール本文の編集を行った後 メールを送信します なお 既定の電子メールプログラム とは [ コントロールパネル ] の [ インターネットオプション ] 画面 -[ プログラム ] タブの [ 電子メール ] に設定されたプログラムを指します メールの送信先 メールのフォーマット [ 送信先メールアドレス選択 ] 画面に表示されるメール送信先をカスタマイズするには メールアドレス定義ファイルを使用します メールの題名および本文のフォーマットは メール送信先ごとに メールフォーマット定義ファイルを使用してカスタマイズできます メールアドレス定義ファイルおよびメールフォーマット定義ファイルについては Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください 注意 本機能を使用するには 事前に運用管理クライアント上で以下の設定が必要です - [ インターネットオプション ] 画面 -[ プログラム ] タブ上で 既定の電子メールプログラム の設定 - 既定の電子メールプログラム を使用するための設定 また 運用管理クライアントがインストールされているコンピュータから を送信できるように メールサーバやネットワーク環境の設定も必要となります [ 監視イベントの表示設定 ] 画面の [ 監視イベント一覧の設定 ] タブで [ 監視イベント一覧 ] の表示項目として [ 対処 ] が選択されていない場合 メールフォーマット定義ファイルに 対処 のキーワードを指定しても メール本文には出力されません

239 メールアドレス定義ファイルおよびメールフォーマット定義ファイルは運用管理サーバ上に格納されます すなわちメール送信先およびメールフォーマットは運用管理サーバごとに一意となります 運用管理クライアントごとにメール送信先およびメールフォーマットを変えることはできません イベントの内容を印刷する [ 監視イベント一覧 ] 上で選択した監視イベントの情報を プリンタに印刷出力できます 操作手順 1. 出力したい監視イベントを [ 監視イベント一覧 ] 上で選択します 複数の監視イベントを選択することができます 2. 以下のいずれかの操作を行います - [ イベント ] メニューの [ 印刷 ] を選択 - 右クリックメニューの [ 印刷 ] を選択 3. [ 印刷 ] ダイアログボックスが表示されます 出力先のプリンタを選択して [ 印刷 ] ボタンをクリックします 印刷フォーマット 印刷フォーマットをカスタマイズするには 印刷フォーマット定義ファイルを使用します 印刷フォーマット定義ファイルについては Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください 注意 [ 監視イベントの表示設定 ] 画面の [ 監視イベント一覧の設定 ] タブで [ 監視イベント一覧 ] の表示項目として [ 対処 ] が選択されていない場合 印刷フォーマット定義ファイルに 対処 のキーワードを指定しても出力されません 印刷フォーマット定義ファイルは運用管理サーバ上に格納されます すなわち印刷フォーマットは運用管理サーバごとに一意となります 運用管理クライアントごとにフォーマットを変えることはできません イベントの内容をファイルに保存する [ 監視イベント一覧 ] 上で選択した監視イベントの情報を CSV ファイルに出力できます 操作手順 1. 出力したい監視イベントを [ 監視イベント一覧 ] 上で選択します 複数の監視イベントを選択することができます 2. 以下のどちらかの操作を行います - [ イベント ] メニューの [CSV 形式で保存 ] を選択 - 右クリックメニューの [CSV 形式で保存 ] を選択 3. [ 名前を付けて保存 ] ダイアログボックスが表示されます 出力先のフォルダとファイル名を指定して [ 保存 ] ボタンをクリックします ファイルフォーマット CSV ファイルのフォーマットをカスタマイズするには CSV 出力フォーマット定義ファイルを使用します CSV 出力フォーマット定義ファイルについては Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください 注意 [ 監視イベントの表示設定 ] 画面の [ 監視イベント一覧の設定 ] タブで [ 監視イベント一覧 ] の表示項目として [ 対処 ] が選択されていない場合 CSV 出力フォーマット定義ファイルに 対処 のキーワードを指定しても出力されません 対処 欄には空の文字列が出力されます

240 CSV 出力フォーマット定義ファイルは運用管理サーバ上に格納されます すなわち CSV ファイルのフォーマットは運用管理サーバごとに一意となります 運用管理クライアントごとにフォーマットを変えることはできません 8.2 ネットワーク / システムの稼働状況を監視する ネットワーク システムの稼働状況を監視する方法を説明します システムの稼働状況を監視する オブジェクト ( ノード アプリケーションなど ) の稼働状態が [Systemwalker コンソール ] の [ 監視マップ ]/[ 監視リスト ] に表示されます [ 監視マップ ] では 稼働状態に応じた背景画像で表示されます [ 監視リスト ] では 稼働状態 の項目に表示されます 1. [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] で 稼働状態を確認したいオブジェクトが存在するツリーを [ 監視ツリー選択 ] コンボボックスから選択します 2. ツリーで稼働状態を確認したいオブジェクトが存在するフォルダを選択します 監視マップおよび監視リストにオブジェクト ( ノード アプリケーションなど ) の状態が表示されます ポイント ノードの稼働状態を表示するには 稼働状態の監視ポリシーを設定し ポリシーを配付する必要があります 稼働状態の表示ポリシーは [ ポリシー ] メニューから [ 監視 ]-[ ノードの監視 ( オプション )]-[ 稼働状態の監視 ] を選択すると設定できます Linux クラスタシステムでのノード検出を行った場合 Linux クラスタシステム (PRIMECLUSTER) を対象として ノード検出を行った場合 論理インタフェースは検出されません 論理インタフェースの状態については PRIMECLUSTER の Web コンソールで状態を確認してください 被監視対象ノードを監視対象としてノード検出を行った場合 当該ノードの [ ノードプロパティ ]-[ ネットワーク ] タブで表示する MIB2 SysDesc: の表示文字列が 16 進数で表示されたり 一部 正しく表示されない場合があります MIB2 SysDesc: の表示項目の情報については 対象ノードを選択し [ 操作 ] メニューの [MIB 情報の表示 ]-[ システム情報 ] ウィンドウの システム詳細 を参照してください なお 本現象によるネットワーク管理の監視動作には影響はありません < 被監視対象ノード > Linux ノードの場合 コード系が SJIS コード以外のノードの場合 Linux サーバを被監視サーバとして使用する場合 Linux サーバでバンドルされている SNMP エージェント (UCD-snmp または Net-snmp) がネットワーク監視の SNMP 要求に対し 応答を通知するように設定しておく必要があります SNMP エージェントの /etc/snmp/snmpd.conf ファイルを編集し SNMP エージェントを再起動してください snmpd.conf ファイルの編集方法は man コマンドを参照してください 1. root でログインします 2. /etc/snmp/snmpd.conf をバックアップします 3. snmpd.conf のマニュアルを参照し /etc/snmp/snmpd.conf を編集します 4. snmpd を再起動します # /etc/init.d/snmpd restart

241 Linux ノードの SNMP エージェントが起動されていても MIB 情報が正しく取得できない場合があります 1. Redhat Enterprise Linux でファイアウォール機能を導入している場合 ネットワーク監視の SNMP 要求 (161/udp) に対し 応答を通知できるように 161/udp を許可するように設定してください 2. SNMP エージェントのバージョンレベルが古い場合 Systemwalker 上では 以下の機能が SNMP エージェント未起動ノードと同様の監視結果を返すため 本影響が見られる場合は SNMP エージェントのバージョンを新しいものに変更してください (UCD-snmp の場合 以上を使用してください ) [ 影響のある機能一覧 ] - MIB 情報 - ノード検出 - 稼働状態の監視 - MIB 監視 Linux の SNMP エージェントの問題により 以下の機能制限があります - ノード検出を行った場合 以下のインタフェース情報が [ ノードプロパティ ] 情報に設定されない場合があります - インタフェース名 - MAC アドレス - iftype - ifspeed - 被監視サーバが複数インタフェースを持つ場合 稼働状態表示を行うと インタフェースの状態にかかわらず Systemwalker コンソールにおける表示が [SNMP エージェント動作中かつ一部インタフェースが停止中 ] となる場合があります SPARC Enterprise M3000 以降の XSCF のネットワークインタフェースに対してノード検出を行うと Systemwalker コンソール上には Linux アイコンで登録されます なお 省電力情報を表示する場合は Linux アイコンのノードを指定し実行してください TCP 接続を行うポートを使用しノード検出した場合 運用管理サーバまたは部門管理サーバにおいて 被監視ノードに接続する前に自サーバ内で接続を制御するアプリケーションが存在する場合 検出対象セグメントのすべての IP アドレスが検出される可能性があります 例えば ウィルス対策ソフトが運用管理サーバ 部門管理サーバに導入され 電子メールなどの保護機能が動作している場合 検出対象セグメントのすべての IP アドレスが検出されることがあります この場合 制御されているポートでの検出は行わないでください ノードの稼働状況を監視する [ 稼働状態の監視 ] の [ 生存期間 ] の設定を行った場合 ある期間連続して監視対象ノードが停止状態であると 構成情報から削除されます ノードが削除されると 以下の管理情報も同時に削除されます そのノード上で動作しているアプリケーション そのノード上で動作している Interstage のワークユニットおよびワークユニットオブジェクト イベント通知について ノードの状態変化をイベントによって通知します インストール直後は 前回のノードの状態 ( 監視デーモンを停止した直前の監視結果 ) が不明のため 初回の監視ではイベントを通知しません 2 回目以降の監視で 状態変化があった場合にイベントを通知します イベントを通知した場合は 以下のメッセージが監視イベント一覧に出力されます

242 [ 対象をノードにし イベント通知を行う場合 ] イベント通知メッセージノードが停止状態に遷移した場合 ノードとの通信が不可となりました. ノードが起動状態に遷移した場合 ノードとの通信が可能となりました. [ 対象をインタフェースにし イベント通知を行う場合 ] イベント通知 メッセージ ノードが停止状態に遷移した場合 ノードが停止しました. ノードが起動状態に遷移した場合 ノードが起動しました. SNMP エージェントが停止状態に遷移した場合 SNMP エージェントが停止しました. SNMP エージェントが起動状態に遷移した場合 SNMP エージェントが起動しました. 一部インタフェースが停止状態に遷移した場合 一部インタフェースが停止しました.(ifIndex=%1) 一部インタフェースが起動状態に遷移した場合 一部インタフェースが起動しました.(ifIndex=%1) %1 の箇所には 起動 または停止したインタフェースの番号が表示されます [Systemwalker コンソール ] で 表示されていないノードから送信されたイベントは 監視イベント一覧に表示されません ノードが動作中にもかかわらず ノードが未起動状態 で表示される ネットワークが高負荷状態であり 代表インタフェースに対してプロトコル通信不可であった場合 ノードが動作中にもかかわらず 停止中と判断し ノードが未起動状態 で表示されます 複数インタフェースを持つノードの状態表示 稼働状態の監視は 監視対象ノードの代表インタフェースだけでなく 監視対象ノードが持つすべてのインタフェースについて監視します 複数インタフェースを持つノード ( スイッチングハブなどのネットワーク機器 ) において 未使用のインタフェース ( ポート ) が存在する場合 ノード状態が SNMP エージェント動作中かつ一部インタフェースが停止中 と表示される場合があります 未使用のインタフェース ( ポート ) が存在する場合は 機器側の設定でインタフェースを非活性にしてください 非活性にすることにより 稼働中のインタフェースはすべて正常 (SNMP エージェント動作中 ) になります 稼働状態の監視が正しく監視できていない場合 稼働状態の監視が正しく監視できていない場合 構成情報配付コマンドを実行することで回避できる場合があります ポートのフィルタリング設定を変更した場合 運用管理サーバと部門管理サーバ間のポートのフィルタリング設定を変更した場合は ポートの変更を行ったサーバの再起動を行ってください

243 部門管理サーバの再起動を行う場合 部門管理サーバの再起動を行う場合は 運用管理サーバが起動していることを確認してください 運用管理サーバの停止中に部門管理サーバを起動した場合 部門管理サーバからの監視が正しく行えません 運用管理サーバ未起動の状態で部門管理サーバの起動を行った場合は 以下の操作をしてください 1. 該当する部門管理サーバの監視対象のフォルダまたはノードを選択します 2. [Systemwalker コンソール [ 編集 ]] の [ ポリシー ] メニューより [ 監視 ]-[ ノードの監視 ( オプション )]-[ ノード状態の初期化 ] を選択します 3. [Systemwalker コンソール ] の [ ポリシー ] メニューより [ 監視 ]-[ ポリシーの配付 ] を選択します [ ポリシーの配付 ] 画面が起動されます 4. ポリシーを適用するタイミングを [ すぐに適用する ] 配付の対象を [ 全て ] を選択し [OK] ボタンをクリックします 稼働状態の監視機能を使用する場合 稼働状態の監視機能を使用する場合は 個々のノードのプロパティに指定した設定値 (SNMPv1 SNMPv2C の場合は コミュニティ名 SNMPv3 の場合は SNMPv3 の設定 ) と被監視対象ノードの SNMP エージェントの設定値 (SNMPv1 SNMPv2C の R コミュニティ名 SNMPv3 の場合は SNMPv3 の設定 ) を一致させてください Windows(R) 版 SystemWalker/CentricMGR V4.0の部門管理サーバに稼働状態の監視を設定した場合部門管理サーバを再起動 (IPL) したのと同じ状態になるため注意してください 例を以下に示します 1. 監視対象ノードに対して 以下のポリシー設定を行っていた場合 - [ 停止状態への遷移で通知 ] オプションボタンを選択します - [ 前回終了時の状態を引き継ぐ ] チェックボックスのチェックを外します 2. 停止状態でイベント通知を行います 3. ポーリング間隔を変更して部門管理サーバにポリシー配付を行います 4. 2ですでにイベント通知済みにもかかわらず 再度停止状態 +F10のトラップ通知を行います ノードが動作中にもかかわらず ノードとの通信が不可となりました の SNMP トラップが通知される ネットワークが高負荷状態であり 代表インタフェースに対してプロトコル通信不可であった場合 ノードが動作中にもかかわらず 停止中と判断しイベントが通知される場合があります 監視ポーリング間隔内のノード状態が変化した場合 監視ポーリング間隔内にノード状態の変化が発生してもイベントは通知されません 次回ポーリングの時点でのノードの状態を監視します TCP 接続を行うポートを使用し稼働状態の監視を行った場合 運用管理サーバまたは部門管理サーバにおいて 被監視ノードに接続する前に自サーバ内で接続を制御するアプリケーションが存在する場合 稼働監視の結果がすべて起動と認識する場合があります この場合は [ 稼働状態の監視 [ 監視方法 ]] 画面のプロトコルの詳細編集で [ 応答確認を行う ] を選択してください 例 ) ウィルス対策ソフトが運用管理サーバ 部門管理サーバに導入され 電子メールなどの保護機能が動作している場合 すべての被監視ノードから ポートから応答がありました のイベントが通知されます [ ノード管理 ] ツリーでの監視について 稼働状態の監視 および MIB の監視のポリシーを [ ノード管理 ] ツリー上で設定して監視を行っている場合は 以下に注意してください ポリシー設定時に存在していなかったノードを ポリシー設定後に [ ノード管理 ] ツリーに追加した場合は 追加したノードに対してポリシーの設定 / 配付を行う必要があります フォルダにポリシーを設定していた場合でも その配下にノードを追加した場合には再度設定が必要です

244 監視対象がクラスタの場合 監視対象がクラスタの場合は 物理 IP アドレスを代表インタフェースにして監視を行ってください 論理 IP アドレスを指定した場合は 監視結果が正常に反映されない場合があります 停止している状態でも ICMP 応答を行うノードを監視する場合 OS が停止した状態でも ICMP 応答を行うような機器を監視する場合 稼働状態の監視は ICMP 以外のポートを使用して行ってください もしくは Systemwalker スクリプトによるサービス稼働監視を使用して監視を行ってください 詳しくは Systemwalker Centric Manager API スクリプトガイド の サービス稼働監視 を参照してください 仮想ノードを監視する 仮想ノードを構成する実ノードの稼働状態を監視し 仮想ノードに対して 一部異常 使用不可を示すイベントを通知することで 業務単位の稼働状態を認識できます 仮想ノードに通知されるイベントは以下のとおりです 状態種別重要度メッセージ 一部異常 ネットワーク 警告 振り分け先の一部のノードと通信ができなくなりました ( 対象 :XXX.XXX.XXX.XXX) 使用不可ネットワークエラー振り分け先のすべてのノードと通信ができなくなりました XXX.XXX.XXX.XXX は 対象となる実ノードの IP アドレス

245 イベントを通知後に 異常の原因となる状態が復旧した場合 イベントは自動対処されます 仮想ノードの監視 を行う場合 仮想ノードを構成する実ノードに対して ノード状態の監視 ポリシーを設定することはできません 設定を行う場合は 事前に 仮想ノードの監視 ポリシーを削除してください 仮想ノードの監視 を行っても 仮想ノードの稼働状態を示す背景イメージは変更されません ノード またはフォルダの検索 ノードを検索する 1. [Systemwalker コンソール ] で [ 検索 ] メニューから [ オブジェクトの検索 ] を選択します [ オブジェクト検索 ] ダイアログボックスが表示されます 以下のプロパティをキーにして ノードを検索できます - [ 表示名 ] - [ ホスト名 ] - [IP アドレス ]

246 - [MACアドレス] - [ 監視抑止中ノード ] 2. 検索キーとなるプロパティを選択して 検索条件の文字列を入力し [ 検索開始 ] ボタンをクリックします 検索条件に一致するノードが 検索結果 一覧に表示されます 3. 検索結果 一覧でノードを選択して [ ジャンプ ] ボタンをクリックします 選択したノードが監視マップ または監視リスト上に選択状態となって表示されます フォルダを検索する 1. [Systemwalker コンソール ] で [ 検索 ] メニューから [ オブジェクトの検索 ] を選択します [ オブジェクト検索 ] ダイアログボックス表示されます 以下のプロパティをキーにして フォルダを検索できます - [ 表示名 ] - [ サブネットアドレス ] 2. 検索キーとなるプロパティを選択して 検索条件の文字列を入力します 3. [ 検索開始 ] ボタンをクリックします 検索条件に一致するフォルダが 検索結果 一覧に表示されます 4. 検索結果 一覧でフォルダを選択して [ ジャンプ ] ボタンをクリックします 選択したフォルダがツリー上に選択状態となって表示されます 8.3 ネットワーク / システムの性能を監視する ネットワーク / システムの性能を監視する方法を説明します 性能の監視条件 監視対象となるノードに対する条件について説明します サーバ性能情報の情報ソース サーバの性能情報は OS が提供するインタフェースから性能情報を収集することにより実現されます ここでは 性能情報を収集するための条件について説明します UNIX のサーバ性能情報 UNIX のサーバ性能情報は OS が提供する性能コマンド (sar コマンドなど ) を定期的に実行することにより収集しています OS にバンドルされている次のパッケージがインストールされていることが条件になります Solaris 版 SUNWaccu HP-UX 版 HP-UX 11i Version 1 AIX 版 AIX4.3~AIX4.3.2:perfagent.tools AIX4.3.3~:bos.perf.tools

247 Linux 版 Linux Red Hat 2.1~:sysstat パッケージ および sysstat アップデートパッケージ Windows NT(R) Windows(R) 2000 のサーバ性能情報 Windows(R) 2000 のサーバ性能情報は レジストリ情報を定期的にアクセスすることにより収集しています レジストリからディスク情報を収集するためには diskperf コマンドによる設定操作が必要になります システム情報収集エージェントをインストールしたシステム ( 標準では 運用管理サーバ 部門管理サーバ 業務サーバ ) では diskperf コマンドを実行してください diskperf -y Windows NT 以外では diskperf コマンドを実行した後は システムの再起動を行ってください RAID システムの場合には 以下のオペランドを指定してコマンドを入力してください diskperf -ye 性能を監視する ここでは トラフィック情報やサーバ性能情報の状況を表示する機能について説明します 性能監視マップを表示する 性能監視が監視する性能異常が発生すると [Systemwalker コンソール ] に通知されます 性能異常が発生した箇所周辺の状況を把握するため 性能監視マップを表示します 性能監視マップでは ネットワーク性能監視機能の監視対象となっている各ノードの接続関係 および性能情報を表示します ノード中心マップを表示する 選択したノードを中心にして そのサブネット内にある監視対象ノードを同心円上に配置し 接続関係を表示します また 接続関係を示すと同時にノードの性能情報を表示します 本マップにより 特定のノードが その他のノードのサービスにどのような影響を与えているかを把握できます [ ノード中心マップ ] の表示方法 1. [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] でノードを選択します 2. [ 操作 ] メニューから [ 性能情報の表示 ]-[ ノード中心マップ型の表示 ] を選択します [ ノード中心マップ ] が表示されます

248 性能情報は 性能監視マップの各回線または各ノードアイコン上に表示されます トラフィック情報として以下の情報を表示できます バイト数 パケット数 回線使用率 また サーバ性能情報としては以下の情報を表示できます CPU 情報 : CPU 使用率 メモリ情報 : ページフォルト数 ディスク情報 : DISK ビジー率 性能監視マップ上に表示するデータ ( トラフィック情報 サーバ性能情報 ) は [ データ ] メニューからそれぞれ 1 つの項目を選択して表示します

249 上記の場合 トラフィック情報として回線使用率が サーバ性能情報として CPU 使用率が表示されています ノード中心マップをツリー表示する 多くのインタフェースを持つノードをノード中心マップで表示すると マップが大きくなりすぎ 一度にマップ全体を把握することができません このため 同心円形式 ( マップ表示 ) に表示する方法の他に ツリー形式 ( ツリー表示 ) でノード状態を表示することができます ツリー表示すると 回線の重なりや 性能情報の重なりを防ぐことができます ノード中心マップのツリー表示の表示方法 1. [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] でノードを選択します 2. [ 操作 ] メニューから [ 性能情報の表示 ]-[ ノード中心マップ型の表示 ] を選択します [ ノード中心マップ ] が表示されます 3. [ 表示 ] メニューから [ ツリー表示 ] を選択します [ ノード中心マップ ] がツリー表示されます

250 ノード中心マップのツリー表示について [ ノード中心マップ ] の表示対象は ネットワーク性能監視の監視対象となっているノードやインタフェースです 実際には接続されているにもかかわらず ノード間が接続されていない表示や ノードが表示されていない場合は ノードまたは一部のインタフェースが監視対象となっていないことが考えられます その場合は ノードおよびインタフェースが監視対象になっているか確認してください ただし VLAN や VPN フレームリレーの VC( 仮想回線 ) の回線を使用している場合は それらの回線の接続関係は表示できません フレームリレー網が使用されているネットワークを表示した場合 複数ある接続先のうちの 1 つのノードだけが 網の先に表示されます ノード中心マップの表示において 監視が不要なノードやインタフェースが表示されている場合は ポリシーの設定で監視対象から外してください ペアノード経路マップを表示する ペアノード経路マップでは 監視マップ上の指定したノード間の経路を表すマップを表示できます 指定した 2 つのノード間で利用しているサービスが その通信経路上の他のノードによって どのような影響を受けているかを把握できます

251 [ ペアノード経路マップ ] の表示方法 1. [Systemwalkerコンソール[ 監視 ]] でノードを選択します 2. [ 操作 ] メニューから [ 性能情報の表示 ]-[ ペアノード経路マップ型の表示 ] を選択します 3. 表示される [ 終点ノード選択 ] ウィンドウで終点となるノードを指定します [ ペアノード経路マップ ] が表示されます ペアノード経路マップの表示失敗について 性能監視の [ ペアノード経路マップ ] は ノード間の通信経路を示すマップ上にトラフィック情報 およびサーバ性能情報を表示する機能です ペアノード経路マップを表示したとき 経路の獲得に失敗しました というメッセージが出力され マップ表示に失敗することがあります 経路の獲得に失敗して画面が起動できなかった場合 以下の原因が考えられます 始点と終点の間のルータが ネットワーク性能監視の監視対象になっていない ルータのルーティングテーブルの設定が誤っている 失敗する原因に対する対処方法を以下に示します

252 1. ノード間の経路上に存在するルータなどのノードが 性能監視の監視対象ではない場合 本現象が発生します 経路上のノードは性能監視の監視対象にしてください 2. 経路上のインタフェースが性能監視の監視対象ではない場合 本現象が発生します 性能監視の監視対象設定では ノードのインタフェース単位に監視対象を設定することができます 経路上のインタフェースも監視対象にしてください 3. 以下のような理由により Systemwalker Centric Manager が検出した構成情報と実際のノード構成に不整合が発生した場合 本現象が発生します - ノード検出操作以降に ノードのインタフェースが活性化または追加された場合 - クラスタコンピュータなどで仮想インタフェースが現用ノードと待機ノード間で引き継がれる場合 上記のような不整合が発生した場合 以下に示す方法で不整合を取り除き 経路上のインタフェースを性能監視の監視対象にしてください - 不必要なインタフェースが存在する場合には 監視ウィンドウを編集機能にして手動で削除します - 不足しているインタフェースについては ノード検出 または性能監視ノード構成情報登録コマンドで インタフェースを登録します 4. クラスタノード間の経路は インタフェース定義の順番などが要因となって SNMP が正常に経路を認識できないことがあります 上記対処を実施しても解決できない場合 SNMP エージェント側の問題であることが考えられます その場合は ペアノード経路マップの起点と終点を入れ替えて表示すると解決できる場合があります 性能監視マップからアプリケーションを起動する 性能監視マップからアプリケーション連携 (mpaplreg コマンド ) で登録したアプリケーションを起動できます 性能監視マップ上でノードを選択した後 [ 操作 ] メニューから登録しているアプリケーションを選択します 以下に 登録したアプリケーションの動作可否 および起動形態について示します 表 8.1 アプリケーションの動作可否と起動形態 動作コンピュータ 運用管理サーバ (Windows(R) の場合 ) 運用管理クライアント アプリケーションの種類 Windows アプリケーションをインストールした場所 起動可 / 不可 起動形態 運用管理サーバ起動可コマンド起動 運用管理サーバ以外起動不可 - Web - 起動可 URL 起動 Windows 運用管理クライアント起動可コマンド起動 運用管理クライアント以外起動不可 - Web - 起動可 URL 起動 性能情報の詳細を表示する 現在の性能状況を表示する方法について説明します ノード詳細表示 ( トラフィック ) 本機能は ネットワーク性能監視機能でトラフィック情報の監視対象としたノードについて トラフィック情報の詳細情報を表示する機能です 1. 呼び出し方法には以下の 2 つがあります - [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] でノードを選択した後 [ 操作 ] メニューから [ 性能情報の表示 ]-[ ノード詳細の表示 ( トラフィック )] を選択します - [ ノード中心マップ ] でノードを選択した後 [ オプション ] メニューから [ ノード詳細表示 ( トラフィック )] を選択します [ 性能監視 [ ノード詳細表示 ( トラフィック )]] ダイアログボックスが表示されます

253 2. インタフェースを選択し [ 操作 ] メニューの [ 詳細 ] をクリックします インタフェース単位のトラフィック情報の詳細が表示されます ノード詳細表示 ( サーバ性能 ) 本機能は サーバ性能監視機能でサーバ性能情報の監視対象としたノードについて 性能の詳細情報を表示する機能です 1. 呼び出し方法には以下の 2 つがあります - [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] でノードを選択したのち [ 操作 ] メニューから [ 性能情報の表示 ]-[ ノード詳細の表示 ( サーバ性能 )] を選択します - [ ノード中心マップ ] でノードを選択した後 [ オプション ] メニューから [ ノード詳細表示 ( サーバ性能 )] を選択します サーバ性能監視機能でしきい値監視の対象とした項目が表示されます 性能情報のグラフを表示する 最近の性能情報の経過を把握するために グラフ表示することができます ヒストリ表示 ( トラフィック ) ネットワーク性能監視機能でトラフィック情報の監視対象としたノードについて 収集したトラフィック情報を現在時刻からさかのぼってグラフに表示します 1. 呼び出し方法には以下の 2 つがあります - [ ノード詳細表示 ( トラフィック )] 画面で グラフ表示の対象となるインタフェースを選択し [ オプション ] メニューから [ ヒストリ表示 ] を選択します - 性能監視マップ上で回線を選択した後 [ オプション ] メニューから [ ヒストリ表示 ( トラフィック )] を選択します [ ヒストリ表示 ( トラフィック )] ウィンドウが表示されます [ データ ] メニューから選択できる表示項目は以下のとおりです - 受信バイト数 - 送信バイト数 - 回線使用率 - 受信パケット数 - 送信パケット数 - 破棄パケット率 - エラーパケット率 - セグメントバイト数 (RMON の場合 ) - セグメントパケット数 (RMON の場合 ) - セグメントブロードキャストパケット数 (RMON の場合 ) - セグメントマルチキャストパケット数 (RMON の場合 ) - セグメント使用率 (RMON の場合 ) - セグメントコリジョン発生率 (RMON の場合 )

254 ヒストリ表示 ( サーバ性能 ) サーバ性能監視機能でサーバ性能情報の監視対象としたノードについて 監視項目のサーバ性能情報を現在時刻からさかのぼってグラフに表示します 1. [ ノード詳細表示 ( サーバ性能 )] 画面で グラフ表示の対象となる監視項目を選択します

255 2. [ オプション ] メニューから [ ヒストリ表示 ] を選択します MIB を管理する 監視対象ノードに対して MIB を採取し リアルタイムにグラフ表示することができます 採取したいデータが複数ある場合は まとめて同時に採取しグラフ表示できます また 採取結果をログファイルに保存し 過去のデータをグラフ表示することもできます MIB データは 性能上の基礎的なデータとして ゲートウェイやルータなどの ネットワーク機器の通信トラフィックを監視し 通信トラフィック量の多いノードの負荷分散を図るなど システム構築のプランニング ネットワークの性能見積もりに利用します MIB を取得する 指定したノードに対して MIB を取得します 1. [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] で [ 操作 ] メニューの [MIB 情報の表示 ]-[MIB の取得 ] を選択します [MIB 取得 ] ウィンドウが表示されます 2. 各項目を設定します 3. [ 取得 ] ボタンをクリックします 4. 指定した MIB が表示されます 5. [ 参照 ] ボタンをクリックすると MIB ツリーが表示されますので そのツリーから MIB を選択することができます 詳細については 任意の MIB を表示する を参照してください MIB 操作で採取した MIB データを リアルタイムにグラフ化して表示することができます MIB 操作で収集した MIB データは ログファイルに保存しておくことができ CSV 形式でのファイル出力も可能です 時間間隔を指定して繰り返し収集することもできます

256 なお 運用管理クライアントから直接 対象となるノードに対して MIB 情報を取得するため 運用管理クライアントから対象ノードの MIB が取得できるように設定しておく必要があります 設定については ネットワーク機器の場合は ネットワーク機器のマニュアルを参照し それ以外の場合は Systemwalker Centric Manager 導入手引書 を参照してください MIB ログファイル (*.NML) を CSV 形式に変換する [Systemwalker コンソール ] で行う場合 1. [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] の [ ファイル ] メニューから [MIB ログの表示 ] を選択します [ ファイル ] ダイアログボックスが表示されます 2. CSV に変換するログファイルを指定します [MIB 情報表示 ] ウィンドウが表示されます 3. [ ファイル ] メニューから [CSV ファイル出力 ] を選択して任意のファイル名を指定します コマンドで行う場合 1. ログファイルが存在するコンピュータ上で mpnmmibconv コマンドを実行します mpnmmibconv(mib ログ CSV 変換コマンド ) の詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください MIB 監視ログファイル (*.NTL) を CSV 形式に変換する [Systemwalker コンソール ] で行う場合 1. [Systemwalker コンソール ] の [ ファイル ] メニューから [MIB 監視ログの表示 ] を選択します [ ファイル ] ダイアログボックスが表示されます 2. CSV に変換するログファイルを指定します [MIB 情報表示 ] ウィンドウが表示されます 3. [ ファイル ] メニューから [CSV ファイル出力 ] を選択して任意のファイル名を指定します 監視対象ノードの SNMP エージェントが起動していない場合 または実装されていない MIB インスタンスを監視した場合 MIB 監視ログには 値なし として情報が記録されます このような MIB 監視ログの表示を行った場合 表示可能なデータが存在しません というメッセージボックスが表示されます コマンドで行う場合 1. ログファイルが存在するコンピュータ上で mpnmmibconv コマンドを実行します mpnmmibconv(mib ログ CSV 変換コマンド ) の詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください OCMM を利用して表示する CSV 形式に変換された MIB データを OCMM(OCM Manager) 機能を利用してグラフ表示できます 以下に手順を示します 1. 表示したい MIB について ログを作成します 2. ログ (*.NML) ファイルを CSV 形式に変換します CSV に変換する方法は MIB ログファイル (*.NML) を CSV 形式に変換する を参照してください で変換した CSV ファイルを Systemwalker インストールディレクトリ \MPWALKER.DM\mpnetmgr\emp 配下に格納します 4. Systemwalker インストールディレクトリ \MPWALKER.DM\mpnetmgr\emp\mpnmocmm.ini を編集します Exec1.CSV セクションの *1 キーを 2. で変換した CSV ファイル名に修正します 5. 以下のコマンドを実行します "Systemwalker インストールディレクトリ \MpWalker\mpreport\OCMM2.exe" / ini="systemwalker インストールディレクトリ \MPWALKER.DM\mpnetmgr\emp \mpnmocmm.ini"

257 MIB を拡張する MIB を拡張することによって MIB 操作で標準提供されていない MIB を扱えます なお 拡張した MIB は削除することもできます 拡張した MIB の中から ネットワークの構成管理 性能管理 障害管理に有効な管理項目を監視 解析することにより ネットワークの構成を把握したり キャパシティプランニングに役立てたり 異常の兆候をとらえて事前に異常を回避することができます なお 運用管理サーバ上で MIB を拡張すると ポリシーを配付することにより すべての部門管理サーバ上の MIB を拡張することができます 詳細については ベンダ固有の MIB を追加する を参照してください 一般的な運用方法としては 性能上の基礎的なデータとして ゲートウェイやルータなどネットワーク機器の通信トラフィックを監視し 通信トラフィック量の多いノードの負荷分散を図るなど システム構築のプランニングに利用します

258 第 9 章アプリケーションの異常を監視する アプリケーションとは 実際にコンピュータにインストールされ 実行できる状態となった実行ファイルです 実行ファイルには シェルスクリプトも含みます アプリケーションを監視するには [Systemwalker コンソール ] を使用してください 9.1 監視するために必要な設定 アプリケーションを監視するためには 以下の設定が必要です 監視結果を送信するシステムを定義する 監視する業務を登録する 監視するアプリケーションを登録する 業務を登録するとき必要に応じて行う作業 [ 業務管理 ] ツリーを作成する 必要に応じて [ 業務管理 ] ツリーに登録する オブジェクト間の関係を設定する 業務の重み付けを設定する 監視結果を送信するシステムを定義する 部門管理サーバおよび業務サーバでアプリケーションを監視する場合は イベント通知先のシステムを定義する必要があります イベント通知先のシステムは インストール時に設定されています この設定を変更するには [ システム監視設定 ]-[ 通信環境定義 ] ダイアログボックスを使用します 詳細は [ 通信環境定義 ] の呼び出し方法 を参照してください イベント通知先システムについて イベント通知送信先システムは最大 4 個まで登録できます なお V5.X の業務サーバまたは部門管理サーバの場合は アプリケーション管理が通信を行うのは 先頭に定義されたイベント通知先システムだけです また V5.X の業務サーバで V10.X の部門管理サーバを経由する場合は 部門管理サーバが上位システムに通信を行うのは 先頭に定義されたイベント通知先システムだけです したがって V5.X の業務サーバまたは部門管理サーバの場合は 複数の運用管理サーバに対して監視結果 ( イベントまたは稼働状態 ) を送信することはできません また V10.X の業務サーバ 部門管理サーバで イベント通知先システムが V5.X の場合は 先頭に定義してください 先頭以外に定義されている V5.X のシステムには監視結果 ( イベントまたは稼働状態 ) を送信することはできません 部門管理サーバおよび業務サーバで イベント通知先システムを変更した後に必要な操作変更後のイベント送信先システム すなわちその部門管理サーバまたは業務サーバを管理する運用管理サーバ上で 以下の操作をしてください 1. 変更前の運用管理サーバで設定していたアプリケーション管理のポリシーを 変更後の運用管理サーバで再度設定してください 2. 動作の設定ポリシーの [ アプリケーション情報送信種別 ] に [ 次回エージェント起動時のみ最新情報を送信する ] または [ エージェント起動時に毎回最新情報を送信する ] を指定してください 3. アプリケーション管理のポリシーを配付してください 運用管理サーバでイベント通知先システムを定義しても アプリケーション管理のイベントを運用管理サーバの上位のシステムに送信することはできません

259 イベント通知先システムへの接続について - アプリケーション管理を使用する場合でイベント通知先システムが V10.0L21/10.1 以前のバージョンの場合 イベント通知先への接続方法の指定にかかわらず 必ず常時接続による接続を行います 詳細は Systemwalker Centric Manager 解説書 の アプリケーション管理の接続先システム を参照してください INS 回線のように接続時間で課金される回線を使用している場合は アプリケーション管理機能の動作を抑止してください - 業務サーバ 部門管理サーバが V10.0 以前のバージョンの場合 アプリケーション管理を使用しない場合すなわちアプリケーション管理のポリシーが設定されていない場合でも アプリケーション管理機能はインストールされていれば自動的に起動され イベント通知先システムへ常時接続します アプリケーションの監視では [ 通信環境定義詳細 ] ダイアログボックスの以下のタブに設定されている内容に従って動作します - [ 接続 ] タブ -[ 接続 切断の設定 ] の各項目 - [ 接続 ] タブ -[ 必要時接続 ] の [ パス切断時間 ] - [ 自ホスト名 ] タブの各項目 - [ 接続 ] タブ -[ 必要時接続 ] の [ 発行リトライの間隔 ] - [ 接続 ] タブ -[ 必要時接続 ] の [ 発行リトライの回数 ] - [ 接続 ] タブ -[ その他の設定 ]-[ 中継機能 ] - [ 接続 ] タブ -[ その他の設定 ]-[ 分割データ監視時間 ] - [ ログファイル定義 ] タブの各項目 - [ 動作の設定 ] タブの各項目 監視する業務を登録する 監視する業務を [ 業務管理 ] ツリーに登録する方法を説明します 監視する業務を登録する手順 ノード アプリケーション データベース 管理者 ワークユニットなどのオブジェクトを業務という視点からひとまとまりにして監視する場合 業務を構成するこれらのオブジェクトだけでツリーを作成して監視します さらに オブジェクト間の関係 ( 影響範囲 ) を設定して監視することもできます 上記を実現するために Systemwalker Centric Manager は [ 業務管理 ] ツリーを利用します [ 業務管理 ] ツリーは 次のような構成をしています 業務フォルダは階層化することができます 業務を監視するために [ 業務管理 ] ツリーを作成し アプリケーションと業務の関係を構築していきます 必要に応じて アプリケーション以外にも ノード 管理者 データベース ワークユニットと業務の関係を構築します ここでは [ 業務管理 ] ツリーを作成し 監視する業務を登録する手順を説明します

260 1. 監視するアプリケーションを登録する - アプリケーションを自動検出する - アプリケーションを手動で登録する - CSVファイルからアプリケーションを一括登録する 2. 業務を登録するとき必要に応じて行う作業 - パッケージ作成 - [ データベース ] ツリー - [ 管理者 ] ツリー 3. [ 業務管理 ] ツリーを作成する 1. 業務を作成する 2. 業務にアプリケーションを登録する 4. 必要に応じて [ 業務管理 ] ツリーに登録する ポイント [ 業務管理 ] ツリーに作成した業務は 資源配付で配付する業務として自動登録することができます また 資源配付で配付したアプリケーションを自動的に監視対象とすることができます ノードを削除する場合 ノード ( 監視対象システム ) をノード一覧から削除する場合 登録したアプリケーションおよび Interstage のワークユニットもすべて削除されます ノードを再作成し アプリケーションの監視を行う場合は アプリケーションおよび Interstage のワークユニットを再登録する必要があります また 監視対象システムのノードを削除した場合には 監視対象システムの Systemwalker Centric Manager を再起動してください アプリケーションを削除する場合 [Systemwalker コンソール [ 編集 ]] 画面で 削除するアプリケーションを右クリックし [ 削除 ] を選択してください [ アプリケーション一覧 ] ツリーでアプリケーションを削除した場合 [ 業務管理 ] ツリーに登録されていた同一のアプリケーションも削除されます なお アプリケーションにポリシーを設定している場合でも アプリケーション削除後に再度ポリシーを配付する必要はありません 監視するアプリケーションを登録する 監視するアプリケーションを登録します 登録には 以下の方法があります CSV ファイルからアプリケーションを一括登録する 手動でアプリケーションを登録する アプリケーションを自動検出する [ アプリケーション ] ツリーを編集する 監視するアプリケーションが Solaris 10 の運用管理サーバ / 部門管理サーバ / 業務サーバのアプリケーションの場合 以下のような異なる Zone のアプリケーションを監視することはできません 運用管理サーバ / 部門管理サーバ / 業務サーバが Global Zone の場合 Non-global Zone のアプリケーション 業務サーバが Non-global Zone の場合 Global Zone のアプリケーション 業務サーバが Non-global Zone の場合 異なる Non-global Zone のアプリケーション クラスタ共有ディスクに置かれているアプリケーションに対して アプリケーション検出 アプリケーションの稼働監視はできません

261 注意 監視対象のアプリケーションに関する注意事項 Solaris HP-UX および Linux では 以下に示す条件のアプリケーションの稼働監視を行うことができません これらのアプリケーションを監視対象として定義した場合は アプリケーション状態表示は常に 停止中 と表示されます OS Solaris 稼働監視ができない条件 インストールディレクトリ名の長さ + 実行ファイル名の長さが 81 バイト以上の場合 シェルプロセスの場合 シェルインタープリタ名の長さ + オプション + シェルスクリプト名の長さが 81 バイト以上の場合例 ) 以下の場合は 51 バイト /bin/csh -f /opt/fjsvspmex/script/mpstat/mpstat.csh HP-UX アプリケーションを起動したときの文字数 ( 格納ディレクトリ名の長さ + 実行ファイル名の長さ ) が 61 文字以上の場合 監視対象アプリケーションの格納ディレクトリ名または実行ファイル名に日本語文字が含まれている場合 Linux 監視対象アプリケーションの格納ディレクトリ名または実行ファイル名に半角カナが含まれている場合 Linux for Itanium 版のサーバで 監視対象アプリケーションの格納ディレクトリ名または実行ファイル名に日本語文字が含まれている場合 注意 ゾンビ プロセスに関する注意事項 UNIX アプリケーション管理でゾンビ プロセスの検知はできません 監視対象のプロセスがゾンビ プロセス (ps 結果で "<defunct>" と表示される状態 ) となった場合 稼働状態は停止中と判断されます CSV ファイルからアプリケーションを一括登録する アプリケーションの自動検出を使用しないで CSV ファイルで作成したアプリケーション情報を 以下の手順でノード単位に一括登録することができます なお ワークユニットはこの方法で登録することができません 自動検出を行って [ アプリケーション ] ツリーに追加してください アプリケーションの一括登録 1. 登録するアプリケーションに対するポリシーを [Systemwalker コンソール ] で作成します 稼働監視ポリシー しきい値監視ポリシー作成時は [ 配付先 ] タブには監視対象のノードは追加しないでください 2. 登録するアプリケーション情報をノード単位の CSV ファイル ( アプリケーション情報ファイル P_Mpapagt_aplinfo.csv) に定義し 手順 1 で設定した稼働監視ポリシー しきい値監視ポリシーを対象のアプリケーション情報に設定します ポイント 登録するアプリケーション情報を簡単に定義する 以下の手順で 登録に使用する CSV ファイルを作成することができます 1. 登録したいアプリケーションを 被監視サーバ上で起動します 2. 被監視サーバ上で APA_CSV_process_list( 動作中プロセス情報の CSV ファイルへの出力コマンド ) を実行し CSV ファイルに動作中のアプリケーションの一覧を出力します

262 3. 出力された情報をアプリケーション情報ファイルに定義します アプリケーション情報ファイル および APA_CSV_process_list( 動作中プロセス情報の CSV ファイルへの出力コマンド ) の詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください すでに登録済みのアプリケーションを CSV ファイルに記載した場合 - 実行ファイル名とインストールディレクトリが同じ場合は 登録内容が更新されます - 実行ファイル名とインストールディレクトリが同じで CSV ファイルに実行ファイル名とインストールディレクトリ以外の情報が記載されていない場合は 更新されません - 上記以外の場合は 新規に追加されます すでに別ポリシーの配付先に設定されているアプリケーションを CSV ファイルに記載した場合 - 別ポリシーの配付先の情報が 削除予定 となります CSV ファイルの定義情報にエラーがあった場合 - 必須項目 ( 実行ファイル名 ) が入力されていない場合 または実行ファイル名 インストールディレクトリ名の文字数が上限値を超えている場合は そのアプリケーションは登録されません - 以下の項目において 文字数が上限値を超えた項目が存在する場合 その項目は登録されませんが アプリケーションは登録されます - 起動コマンド - 起動コマンドパス - 起動コマンドパラメタ - 停止コマンド - 停止コマンドパス - 停止コマンドパラメタ - 稼働ポリシー - しきい値ポリシー 3. P_Mpapagt(CSV ファイルによるアプリケーション情報移入コマンド ) を実行し CSV ファイル (P_Mpapagt_aplinfo.csv) に定義したアプリケーション情報を運用管理サーバへ登録します [Systemwalker コンソール ] の [ アプリケーション ] ツリーに追加されます P_Mpapagt(CSV ファイルによるアプリケーション情報移入コマンド ) の詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください 4. 手順 1 で作成したポリシーを配付します 5. 登録したアプリケーションを業務フォルダに追加し 監視を行います 手動でアプリケーションを登録する アプリケーションの自動検出を使用せずに 手動でアプリケーションを作成する場合 以下の手順でアプリケーションを登録します なお ワークユニットは 手動で登録することはできません 自動検出を行って [ アプリケーション ] ツリーに追加してください

263 1. 実行ファイルを登録する呼び出し方法 1. [Systemwalkerコンソール[ 編集 ]] で [ ツリー選択 ] コンボボックスから [ アプリケーション一覧 ] を選択します 2. [ アプリケーション ] ツリー上で [ 実行ファイル一覧 ] フォルダを選択します 3. [ オブジェクト ] メニューから [ 実行ファイルの作成 ] を選択します [ 実行ファイル作成 ] ダイアログボックスが表示されます インストールディレクトリ / 実行ファイル名の確認 以下のコマンドを実行し 動作しているプロセス情報を表示します Solaris - Solaris 9 ps -e -opid -ofname -oargs - Solaris 10 Linux ps -opid -ofname -oargs -z `/usr/bin/zonename` ps -e -opid -ofname -oargs - 出力例 PID COMMAND COMMAND 6277 APA_CO /opt/fjsvsapag/bin/apa_co 6461 APA_MC /opt/fjsvsapag/bin/apa_mc 上記の出力例の場合 実行ファイル名とインストールディレクトリは以下を指定します

264 実行ファイル名 APA_CO APA_MC インストールディレクトリ /opt/fjsvsapag/bin /opt/fjsvsapag/bin なお シェルスクリプトなどの出力結果で 後ろ側の COMMAND のフィールドにパスが 2 つ出力される場合があります PID COMMAND COMMAND 2625 appmgr /usr/local/bin/perl /usr/local/bin/appmgr 2639 agent.pl /usr/local/bin/perl /usr/local/tool/agent/bin/agent.pl 上記の出力例の場合 実行ファイル名とインストールディレクトリは以下を指定します 実行ファイル名 appmgr agent.pl インストールディレクトリ /usr/local/bin /usr/local/tool/agent/bin Windows APA_process_list.exe APA_process_list( プロセス一覧確認コマンド ) は ログインしたユーザのアクセス権で動作します 登録対象のプロセス情報が表示されない場合は プロセスにアクセスできる権限でログインした後 APA_process_list( プロセス一覧確認コマンド ) を実行してください なお 稼働監視するアプリケーションが Systemwalker Centric Manager が参照できる権限 ( ローカルシステムアカウント ) で起動されているかを確認するには 以下の方法で APA_process_list( プロセス一覧確認コマンド ) を実行してください 確認方法 1. 該当サーバの APA_process_list( プロセス一覧確認コマンド ) を以下の内容で アプリケーションの登録を行います - 実行ファイル名 : APA_Process_list.exe - インストールディレクトリ : <SWDIR> MPWALKER.DM bin <SWDIR>:Systemwalker インストールディレクトリ ( 例 :C: WIN32APP) 2. 画面から アプリケーション (APA_Process_list.exe) を手動で起動操作します 3. Windows の System フォルダにコマンド実行結果 (proc.lst) が出力されます コマンド実行結果 (proc.lst) には アプリケーション管理で監視できるアプリケーションで かつ 現在稼働中のアプリケーションが出力されます - Windows の System フォルダ ( 例 :C: WINDOWS system32) - APA_process_list( プロセス一覧確認コマンド ) Windows 版 の詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください 実行ファイル作成以下の項目を設定し [OK] ボタンをクリックします 1. [ 基本情報 ] タブを選択し 実行ファイルの [ 表示名 ] [ 実行ファイル名 ] [ パッケージ名 ] [ バージョン ] を入力します [ 実行ファイル名 ] と [ バージョン ] は作成時だけ入力することができます 実行ファイル名は インストールディレクトリ / 実行ファイル名の確認 の結果より指定します 監視対象となる実行ファイルの条件は以下のとおりです UNIX の場合 実行権があること かつ 実行可能形式であること (file コマンドで確認できます ) Windows(R) の場合 ファイル拡張子が exe であること

265 監視対象となる実行ファイルは あらかじめシステム内に実在するものを登録してください なお バッチファイルを監視することはできません シェルスクリプトは Systemwalker Centric Manager 11.0 以降の被監視サーバであれば sh csh ksh tcsh について監視できます これら以外のシェルインタープリタ ( 例えば jsh) については監視できません 2. [ 操作 ] タブを選択し 以下の情報を指定します 項目名 項目の説明 [ 起動コマンド名 ] アプリケーションを起動するコマンド ( 起動コマンド ) を指定します コマンドに拡張子 (".exe" ".bat" など ) がある場合は 拡張子も付加します 起動コマンド名には パス名を指定しないでください ( 例 :start.exe) [ 起動コマンドパス ] 起動コマンドが格納されているディレクトリのフルパスを指定します 起動コマンド名は 付加しないでください [ 起動コマンドパラメタ ] アプリケーションを起動する際に 起動コマンドに渡すパラメタを指定します [ 停止コマンド名 ] アプリケーションを停止するコマンド ( 停止コマンド ) を指定します コマンドに拡張子 (".exe" ".bat" など ) がある場合は 拡張子も付加します 停止コマンド名にはパス名を指定しないでください ( 例 :stop.exe) [ 停止コマンドパス ] 停止コマンドが格納されているディレクトリのフルパスを指定します 停止コマンド名は 付加しないでください [ 停止コマンドパラメタ ] アプリケーションを停止する際に 停止コマンドに渡すパラメタを指定します 起動コマンドの指定例 停止コマンドについても同様です UNIX の場合 Windows(R) の場合 アプリケーションを起動するコマンドが /usr/local/bin/restart の場合は 以下のように指定します [ 起動コマンド名 ] : restart [ 起動コマンドパス ] : /usr/local/bin アプリケーションを起動するコマンドが d:\systemwalker\program \start.exe の場合は 以下のように指定します [ 起動コマンド名 ] : start.exe [ 起動コマンドパス ] : d:\systemwalker\program 3. [ アイコン ] タブを選択し マップで表示する実行ファイルのアイコン情報を入力します [ 参照 ] ボタンをクリックすると イメージファイルの一覧から アイコンを選択できます 独自のアイコンを選択する場合は 運用管理サーバの以下のディレクトリに イメージファイルを追加してください イメージファイル名はすべて半角英数字 ( 英字は小文字だけ ) で指定し jpeg 形式 ( 拡張子 jpg ) bitmap 形式 ( 拡張子 bmp ) または png 形式 ( 拡張子 png ) としてください Windows(R) の場合 UNIX の場合 Systemwalker インストールディレクトリ \MPWALKER.DM\mpbcmgui \server\var\java\classes\com\fujitsu\systemwalker\bcmgui \mtoelib\image\icon /var/opt/fjsvfwgui/java/classes/com/fujitsu/systemwalker/bcmgui/ mtoelib/image/icon イメージファイルは 48 ピクセル 48 ピクセルの大きさで作成してください 使用するダイアログボックスの詳細は Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ を参照してください 2. アプリケーションを定義する

266 呼び出し方法 1. [Systemwalkerコンソール[ 編集 ]] で [ ツリー選択 ] コンボボックスから [ アプリケーション一覧 ] を選択します 2. [ アプリケーション ] ツリーで [ 実行ファイル一覧 ] フォルダ配下の実行ファイルを選択します 3. [ オブジェクト ] メニューから [ アプリケーションの作成 ] を選択します [ アプリケーション作成 ] ダイアログボックスが表示されます アプリケーション作成以下の項目を設定し [OK] ボタンをクリックします 1. [ 基本情報 ] タブを選択し 作成するアプリケーションの名前を入力します [ 実行ファイル名 ] [ バージョン ] は入力できません 2. [ インストール情報 ] タブを選択し アプリケーションのインストール情報を設定します [ インストールディレクトリ ] [ インストール先ホスト名 ] アプリケーションが起動されるディレクトリを指定します 通常はアプリケーションがインストールされているディレクトリのフルパスを指定します アプリケーションがインストールされているホスト名を指定します [ 参照 ] ボタンをクリックすると [ ノード選択 ] ダイアログボックスからホストを選択できます [ ディレクトリの指定例 ] Windows(R) の場合 監視を行うアプリケーションが d:\usr\appli\appli100.exe の場合 以下のように指定します d:\usr\appli

267 UNIX の場合 監視を行うアプリケーションが /usr/local/app/appli100 の場合 以下のように指定します /usr/local/app/ UNIX サーバでカレントディレクトリまたは相対パスでアプリケーションが起動される場合は 以下の設定をします カレントディレクトリで起動される場合 相対パスで起動される場合 カレントディレクトリでアプリケーションが起動される場合 インストールディレクトリは指定しないでください 相対パスでアプリケーションが起動される場合は インストールディレクトリに相対パスを指定してください 例えば appl というアプリケーションが../app/appl で起動される場合 インストールディレクトリには../app と指定します " インストールディレクトリ / 実行ファイル名の確認 " の結果より インストールディレクトリを取得し 指定します 3. [ 動作情報 ] タブを選択し アプリケーションの [ 実行ホスト名 ] を指定します [ 参照 ] ボタンをクリックすると [ ノード選択 ] ダイアログボックスからホストを選択できます 4. [ 操作 ] タブを選択し 以下の情報を指定します 項目名 項目の説明 [ 起動コマンド名 ] アプリケーションを起動するコマンド ( 起動コマンド ) を指定します コマンドに拡張子 (".exe" ".bat" など ) がある場合は拡張子も付加します 起動コマンド名にはパス名を指定しないでください ( 例 :start.exe) [ 起動コマンドパス ] 起動コマンドが格納されているディレクトリのフルパスを指定します 起動コマンド名は付加しないでください [ 起動コマンドパラメタ ] アプリケーションを起動する際に 起動コマンドに渡すパラメタを指定します [ 停止コマンド名 ] アプリケーションを停止するコマンド ( 停止コマンド ) を指定します コマンドに拡張子 (".exe" ".bat" など ) がある場合は拡張子も付加します 停止コマンド名にはパス名を指定しないでください ( 例 :stop.exe) [ 停止コマンドパス ] 停止コマンドが格納されているディレクトリのフルパスを指定します 停止コマンド名は付加しないでください [ 停止コマンドパラメタ ] アプリケーションを停止する際に 停止コマンドに渡すパラメタを指定します 起動コマンドの指定例 停止コマンドについても同様です Windows(R) の場合 UNIX の場合 アプリケーションを起動するコマンドが d:\systemwalker\program \start.exe の場合は 以下のように指定します [ 起動コマンド名 ] : start.exe [ 起動コマンドパス ] : d:\systemwalker\program アプリケーションを起動するコマンドが /usr/local/bin/restart の場合は 以下のように指定します [ 起動コマンド名 ] : restart [ 起動コマンドパス ] : /usr/local/bin

268 5. [ アイコン ] タブを選択し マップで表示するアプリケーションのアイコン情報を入力します [ 参照 ] ボタンをクリックすると イメージファイルの一覧から アイコンを選択できます 独自のアイコンを選択する場合は 運用管理サーバの以下のディレクトリに イメージファイルを追加してください イメージファイル名はすべて半角英数字 ( 英字は小文字だけ ) で指定し jpeg 形式 ( 拡張子 jpg ) bitmap 形式 ( 拡張子 bmp ) または png 形式 ( 拡張子 png ) としてください Windows(R) の場合 UNIX の場合 Systemwalker インストールディレクトリ \MPWALKER.DM \mpbcmgui\server\var\java\classes\com\fujitsu\systemwalker \bcmgui\mtoelib\image\icon /var/opt/fjsvfwgui/java/classes/com/fujitsu/systemwalker/ bcmgui/mtoelib/image/icon イメージファイルは 48 ピクセル 48 ピクセルの大きさで作成してください 使用するダイアログボックスの詳細は Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ を参照してください 注意 起動コマンドについての注意事項 以下の種類のアプリケーションを起動コマンドとして指定した場合は 稼働監視の設定 で制御設定オプションを指定しても起動 / 停止の動作を保証することができません ユーザ固有の情報にアクセスするアプリケーション - ユーザ環境変数 - ネットワークドライブ - ネットワークプリンタ - ショートカット GUI を表示するアプリケーション 対話型の操作を必要とするコマンド Windows(R) のタスクスケジューラ または Schedule サービス (AT コマンド ) から起動した場合に動作しないアプリケーション 上記のようなアプリケーションを起動するバッチファイル pause コマンドを含むバッチファイル 注意 インストールディレクトリを変更する場合の注意事項 アプリケーションのインストールディレクトリを変更した場合 新規のアプリケーションとして登録されます インストールディレクトリの変更後 不要となった古いアプリケーションは手動で削除してください アプリケーションを自動検出する アプリケーションを自動検出する で設定した内容に従い アプリケーションを自動検出します 1. [Systemwalker コンソール [ 編集 ]] の [ ツリー選択 ] コンボボックスから [ 業務管理 ] を選択します 2. [ ファイル ] メニューの [ 監視ツリーの選択 ] を選択します [ 監視ツリーの選択 ] ダイアログボックスが表示されます 3. 表示されるツリーの中から 目的のツリーを選択します 4. 選択したツリーの中から アプリケーションを自動検出するノード ( 複数選択可能 ) またはサブネットフォルダ ([ ノード一覧 ] ツリーの場合 ) を選択します

269 5. [ 検出 ] メニューから [ アプリケーションの検出 ] を選択します アプリケーション検出の確認画面が表示されます 6. アプリケーションの自動検出を開始する場合は [OK] ボタンをクリックします 7. アプリケーション検出が完了すると アプリケーション (() 内は初期定義アプリケーション ) ワークユニット ワークユニットオブジェクト クラスタの新規検出個数が表示されます [ アプリケーション ] ツリーを編集する アプリケーションを作成した後 以下のオブジェクト ( 実行ファイル アプリケーションは作成済み ) を作成して [ アプリケーション ] ツリーに所属させます なお [ アプリケーション ] ツリーは インストール時に作成されています 作成するオブジェクト 実行ファイル アプリケーション パッケージ ワークユニット ワークユニットオブジェクト クラスタサービス オブジェクトの説明 実行ファイルとは いろいろな環境にインストールされている同一アプリケーション ( 同一ファイル名のファイル ) を 集合として扱うためのグループです 例えば 同じ Appl0001.exe というアプリケーションが異なるディレクトリやコンピュータにインストールされていても すべて Appl0001.exe という 1 つの実行ファイルとして扱います アプリケーションとは 実際にコンピュータにインストールされ 実行できる状態となった実行ファイルのことです パッケージとは アプリケーションの集合体です ワークユニットとは トランザクションアプリケーションや EJB アプリケーション ラッパーアプリケーション等が実行される実行環境の集合体です ワークユニットオブジェクトとは ワークユニットを構成するアプリケーションのことです クラスタサービスとは クラスタソフトウェアが管理するグループのことです [ アプリケーション ] ツリーは以下のような構成です 業務を登録するとき必要に応じて行う作業 [ 業務管理 ] ツリーの編集を簡易化するために 必要に応じて事前に作成するツリーについて説明します パッケージを作成する 業務監視で監視するためのパッケージを作成します

270 1. パッケージを作成する呼び出し方法 1. [Systemwalkerコンソール[ 編集 ]] で [ ツリー選択 ] コンボボックスから [ アプリケーション一覧 ] を選択します 2. [ アプリケーション ] ツリーの頂点を選択します 3. [ オブジェクト ] メニューから [ パッケージの作成 ] を選択します [ パッケージ作成 ] ダイアログボックスが表示されます パッケージ作成 以下の項目を設定し [OK] ボタンをクリックします 1. [ 基本情報 ] タブを選択し 作成するパッケージの [ パッケージ名 ] [ バージョン ] を入力します バージョンには パッケージのバージョンを指定します 2. [ アイコン ] タブを選択し マップで表示するパッケージのアイコン情報を入力します [ 参照 ] ボタンをクリックすると イメージファイルの一覧から アイコンを選択できます 独自のアイコンを使用する場合は 運用管理サーバの以下のディレクトリに イメージファイルを追加してください イメージファイルはすべて半角英数字 ( 英字は小文字だけ ) で指定し jpeg 形式 ( 拡張子 jpg ) bitmap 形式 ( 拡張子 bmp ) または png 形式 ( 拡張子 png ) としてください UNIX の場合 Windows(R) の場合 /var/opt/fjsvfwgui/java/classes/com/fujitsu/systemwalker/bcmgui/ mtoelib/image/icon Systemwalker インストールディレクトリ \MPWALKER.DM\mpbcmgui \server\var\java\classes\com\fujitsu\systemwalker\bcmgui\mtoelib \image\icon イメージファイルは 48 ピクセル 48 ピクセルの大きさで作成してください 2. パッケージに実行ファイルを登録する手順 1. [Systemwalkerコンソール[ 編集 ]] で [ ツリー選択 ] コンボボックスから [ アプリケーション一覧 ] を選択します 2. [ アプリケーション ] ツリー上のパッケージを選択します 3. [ オブジェクト ] メニューから [ 追加 ]-[ 実行ファイルの追加 ] を選択します [ 実行ファイル追加 ] ダイアログボックスが表示されます

271 4. 登録する実行ファイルを選択 ( 複数選択可能 ) し [OK] ボタンをクリックします パッケージには 実行ファイルに所属するアプリケーションが追加されます [ データベース ] ツリーを編集する [ データベース ] ツリーは インストール時に作成されています ここでは データベースツリーに所属するデータベースを作成します 1. データベースグループを作成するデータベースグループを作成します 手順 1. [Systemwalkerコンソール[ 編集 ]] で [ ツリー選択 ] コンボボックスから [ データベース一覧 ] を選択します 2. [ データベース ] ツリーの頂点フォルダを選択します 3. [ オブジェクト ] メニューから [ データベースグループの作成 ] を選択します [ データベースグループ作成 ] ダイアログボックスが表示されます 4. [ 基本情報 ] タブを選択し データベースグループの [ 表示名 ] を入力します 使用するダイアログボックスの詳細は Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ を参照してください 2. データベースを登録する データベースグループにデータベースを登録します

272 手順 1. [Systemwalkerコンソール[ 編集 ]] で [ ツリー選択 ] コンボボックスから [ データベース一覧 ] を選択します 2. [ データベース ] ツリーでデータベースグループを選択します 3. [ オブジェクト ] メニューから [ データベースの作成 ] を選択します [ データベース作成 ] ダイアログボックスが表示されます 4. データベースの [ 表示名 ] [ プロダクト名 ] [ コンピュータ名 ] [ テーブル名 ] および [ バージョン ] を入力します 使用するダイアログボックスの詳細は Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ を参照してください [ 管理者 ] ツリーを編集する [ 管理者 ] ツリーは インストール時に作成されています ここでは ツリーに所属する管理者を作成します 1. 管理者グループを作成する管理者グループを作成します 手順 1. [Systemwalkerコンソール[ 編集 ]] で [ ツリー選択 ] コンボボックスから [ 管理者一覧 ] を選択します 2. [ 管理者 ] ツリーの頂点フォルダを選択します 3. [ オブジェクト ] メニューから [ 管理者グループの作成 ] を選択します [ 管理者グループ作成 ] ダイアログボックスが表示されます 4. 管理者グループの [ 表示名 ] を入力します 2. 管理者を登録する管理者グループに管理者を登録します 手順 1. [Systemwalkerコンソール[ 編集 ]] で [ ツリー選択 ] コンボボックスから [ 管理者一覧 ] を選択します 2. [ 管理者 ] ツリーで管理者グループを選択します 3. [ オブジェクト ] メニューから [ 管理者の作成 ] を選択します [ 管理者作成 ] ダイアログボックスが表示されます 4. 管理者の [ 表示名 ] [ 管理者の名前 ] および[ 管理者種別 ]([ 管理者 ] [ 一般利用者 ]) を入力します 管理者に で通知するとき 管理者にショートメールで通知するとき アドレスを入力します ショートメール情報を入力します ショートメール情報として ショートメールの送信先電話番号および会社名を入力します 使用するダイアログボックスの詳細は Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ を参照してください

273 ポイント 管理者にメール通報やショートメール通報を行うためには イベントへの対処を自動化する定義が必要です 詳細は イベント監視の監視条件を設定する および アクションを定義する を参照してください [ 業務管理 ] ツリーを作成する 業務を監視するために [ 業務管理 ] ツリーを作成します 手順 1. [Systemwalkerコンソール[ 編集 ]] で [ ツリー選択 ] コンボボックスから [ 業務管理 ] を選択します 2. [ ファイル ] メニューから [ 監視ツリーの作成 ] を選択します [ 監視ツリーの作成 - 業務管理 ] ダイアログボックスが表示されます 3. [ 表示名 ] に新しく作成する [ 業務管理 ] ツリー名を指定します ツリー名は 半角 128 文字まで入力できます 4. 新規ツリーの作成方法を選択します まったく新規に作成するとき 既存のツリーを流用して [ 業務管理 ] ツリーを作成するとき [ 新規作成 ] オプションボタンをチェックします [ ノード一覧からコピーして作成する ] オプションボタンをチェックします [ コピー元フォルダ選択 ] ダイアログボックスが表示されます コピー元のフォルダを選択し [OK] ボタンをクリックします 5. [OK] ボタンをクリックします [ 業務管理 ] ツリーの頂点に 新しい [ 業務管理 ] ツリーフォルダが作成されます ポイント 作成した [ 業務管理 ] ツリーでは ロールごとまたはユーザごとにアクセスを制限することができます 以下の手順で設定します 1. [ ファイル ] メニューから [ 監視ツリーのアクセス権設定 ] を選択します [ アクセス権設定 ] 画面が表示されます 2. [ アクセス権設定 ] 画面で 現在表示しているツリーにアクセスできるユーザ情報 ( ロールやユーザID) を追加 または削除します 業務を作成する 業務を構成するオブジェクトの集まりを 業務フォルダとして作成します 業務フォルダには 以下のオブジェクトを所属させることができます

274 業務 ( 多階層 ) ノード 仮想ノード アプリケーション データベース 管理者 ワークユニット パッケージ GS サブシステム 業務フォルダにオブジェクトを所属させた後 オブジェクト間の関係を定義することにより 稼働状態の監視や障害の監視を行うことができます 例えば あるノードで障害が発生した場合に 必要に応じて影響のあるオブジェクトをマップ上で点灯させ 障害の影響度合いを確認することができます また 影響のあるオブジェクトとして管理者が検出されると などを使用して管理者に障害を通知することができます 呼び出し方法 1. [Systemwalker コンソール [ 編集 ]] で [ ツリー選択 ] コンボボックスから [ 業務管理 ] を選択します 2. [ 業務管理 ] ツリーが複数存在する場合は [ ファイル ] メニューから [ 監視ツリーの選択 ] を選択し [ 監視ツリーの選択 ] ダイアログボックスに表示されるツリーの中から業務フォルダを作成するツリーを選択します 3. [ 業務管理 ] ツリーの中から 業務フォルダを作成する対象のツリーフォルダまたは業務フォルダを選択します 4. [ オブジェクト ] メニューから [ 業務の作成 ] を選択します [ 業務作成 ] ダイアログボックスを表示します 業務作成 1. [ 基本情報 ] タブを選択し 業務フォルダの [ 表示名 ] を設定します 表示名は 半角 128 文字まで入力できます

275 2. [ パッケージ ] タブを選択し 業務を構成するパッケージに関する情報を設定します [ 追加 ] ボタンをクリックし パッケージ一覧から 業務に追加するパッケージを選択します 3. [ ネットワーク ] タブを選択し 業務に関係付けるサブネットの情報を設定します [ 追加 ] ボタンをクリックし 業務に追加するサブネットを選択します 4. [OK] ボタンをクリックし 業務を登録します 使用するダイアログボックスの詳細は Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ を参照してください ポイント 業務フォルダの階層化 業務を階層化するには ツリー上で業務フォルダを選択した後 [ オブジェクト ] メニューから [ 業務の作成 ] を選択すると 階層化された業務を作成できます マップ保存について 業務フォルダに所属する各オブジェクトは 指定した整列方法に従ってマップ上の任意の位置に配置することができます 配置したマップの情報を次回のマップ表示時にも有効にするためには マップの情報を保存する必要があります 編集機能で変更し保存したマップの情報は 共通マップとして保存されます 一方 監視機能で変更し保存したマップの情報は ログインしている管理者固有のマップとして保存されます 監視機能では 共通マップ またはログインしている管理者固有のマップのどちらででも監視することができます 業務にアプリケーションを登録する 業務でアプリケーションを監視する場合に登録します なお 必要に応じて以下の準備を行ってください 監視するアプリケーションを自動検出する [ アプリケーション ] ツリーを編集する 呼び出し方法 1. [Systemwalker コンソール [ 編集 ]] で [ ツリー選択 ] コンボボックスから [ 業務管理 ] を選択します 2. [ 業務管理 ] ツリーが複数存在する場合は [ ファイル ] メニューから [ 監視ツリーの選択 ] を選択し [ 監視ツリーの選択 ] ダイアログボックスに表示されるツリーの中から アプリケーションを追加するツリーを選択します 3. [ 業務管理 ] ツリーの中から アプリケーションを追加する対象の業務フォルダを選択します 4. [ オブジェクト ] メニューから [ 追加 ]-[ アプリケーションの追加 ] を選択します [ アプリケーション追加 ] ダイアログボックスが表示されます 本ダイアログボックスの名前は 選択しているオブジェクトによって [ パッケージ追加 ] [ アプリケーション追加 ] または [ 実行ファイル追加 ] のどれかになります

276 アプリケーション追加 1. アプリケーション一覧で追加するオブジェクトを選択し [ 追加 ] ボタンをクリックします [ 追加するオブジェクト一覧 ] に追加されます 2. [OK] ボタンをクリックします [ 追加するオブジェクト一覧 ] のオブジェクトが業務に追加されます 選択したオブジェクトに応じて 追加されるオブジェクトは以下のとおりです 選択したオブジェクト パッケージを選択した場合 実行ファイルを選択した場合 アプリケーションを選択した場合 追加されるオブジェクト パッケージ パッケージ配下のすべての実行ファイルおよびアプリケーションが 業務フォルダに追加されます 実行ファイルおよび実行ファイル配下のすべてのアプリケーションが 業務フォルダに追加されます アプリケーションの上位の実行ファイルおよびパッケージが 業務フォルダに追加されます ただし 実行ファイルが同じでも ほかのノードで動作するアプリケーションや パッケージ配下のほかのアプリケーションは追加されません

277 9.1.6 必要に応じて [ 業務管理 ] ツリーに登録する 業務監視で以下のオブジェクトを監視する場合 各オブジェクトを業務に登録する必要があります 手順 1. [Systemwalker コンソール [ 編集 ]] で [ ツリー選択 ] コンボボックスから [ 業務管理 ] を選択します 2. [ 業務管理 ] ツリーが複数存在する場合は [ ファイル ] メニューから [ 監視ツリーの選択 ] を選択し [ 監視ツリーの選択 ] ダイアログボックスに表示されるツリーの中からノードを追加するツリーを選択します 3. [ 業務管理 ] ツリーの中から ノードを追加する対象の業務フォルダを選択します 4. [ オブジェクト ] メニューから [ 追加 ]-[ ノードの追加 ] を選択します [ ノード追加 ] ダイアログボックスが表示されます - ワークユニットを登録する場合 [ オブジェクト ] メニューから [ 追加 ]-[ ワークユニットの追加 ] を選択します - パッケージを登録する場合 [ オブジェクト ] メニューから [ 追加 ]-[ パッケージの追加 ] を選択します - データベースを登録する場合 [ オブジェクト ] メニューから [ 追加 ]-[ データベースの追加 ] を選択します

278 - 管理者を登録する場合 [ オブジェクト ] メニューから [ 追加 ]-[ 管理者の追加 ] を選択します オブジェクト間の関係を設定する 影響範囲の表示を行う場合に設定します 業務フォルダに所属するオブジェクト間の関係は 以下の手順で作成します なお 影響範囲の表示は 静的なシミュレーション機能です このため 監視イベントの発生状態は反映されません 手順 1. [Systemwalker コンソール [ 編集 ]] で [ ツリー選択 ] コンボボックスから [ 業務管理 ] を選択します 2. [ 業務管理 ] ツリーが複数存在する場合は [ ファイル ] メニューから [ 監視ツリーの選択 ] を選択し [ 監視ツリーの選択 ] ダイアログボックスに表示されるツリーの中からオブジェクト間の関係を設定するツリーを選択します 3. [ 業務管理 ] ツリーの中から設定対象の業務フォルダを選択します マップが表示されます 4. [ 表示 ] メニューから [ 表示の設定 ] を選択します [ マップ表示の設定 ] ダイアログボックスが表示されます 5. [ 依存関係 ( 影響範囲 ) 線を表示する ] ラジオボタンを選択します 6. マップ上で依存関係の接続元となるオブジェクトを右クリックし ポップアップメニューの [ 関係の接続 ] を選択します 7. 接続先となるオブジェクトをクリックします [ 関係情報作成 ] ダイアログボックスが表示されます 8. [ 関係情報作成 ] ダイアログボックスで関係情報を設定し [OK] ボタンをクリックします 接続元のオブジェクトと接続先のオブジェクトが 設定した関係情報で接続されます [ 関係情報作成 ] ダイアログボックスの上部のオプションボタンでは 接続先のノードでイベントが発生したとき 接続元が受ける影響の度合いを設定します - 重大な影響を受けるとき [ 重大 ] オプションボタンをチェックします - 軽度の影響で済むとき [ 軽度 ] オプションボタンをチェックします - まったく影響がないときには [ 影響無 ] オプションボタンをチェックします

279 [ 関係情報作成 ] ダイアログボックスの下部のオプションボタンでは 接続元のノードでイベントが発生したとき 接続先が受ける影響の度合いを設定します [ 接続関係 ] コンボボックスでは 接続元のオブジェクトと接続先のオブジェクトの接続関係を設定します 接続元接続先接続関係意味 すべて管理者管理者接続されているオブジェクトの管理者 データベース ノード ノード アプリケーション アプリケーション使用データベースアプリケーションが使用しているデータベース ノード アプリケーション アプリケーション 機器同士 ロードバランサと仮想ノード 仮想ノードとノード 実行ファイル存在ノード ファイルサーバ 出力プリンタ 動作ノード 依存ノード クライアント ~ サーバ アプリケーション間 ノードとノードのハード的な接続関係 ロードバランサと仮想ノードの接続関係 仮想ノードと実ノードの接続関係 アプリケーションとノードのインストール関係 アプリケーションのダウンロード元のノード アプリケーションの印刷先のプリンタ アプリケーションが実際に動作するノード アプリケーションが動作する上で必要な機器 アプリケーション同士のクライアント - サーバの関係 アプリケーション同士の依存関係 すべてすべてその他 ( 双方向 ) 通常の依存関係 影響度に接続関係に応じた省略値を設定するときには [ 省略値 ] チェックボックスをチェックします マップ自動作成 業務に所属するオブジェクト間の関係は アプリケーションとインストール先のノードの関係や アプリケーションとアプリケーションが動作するノードの関係 またほかの業務で関係付けられているオブジェクト間の関係など すでに定義されている関係をコピーして作成することもできます 定義されているオブジェクト間の関係が複数ある場合には 以下の順番で採用されます 1. アプリケーションとノードの関係 およびワークユニットと実行先ノードの関係 2. ロードバランサと仮想ノード および仮想ノードと実ノードの関係 3. ほかの業務で定義されている関係 関係をコピーしてマップを自動作成する場合は 以下の手順で行います 1. [ 業務管理 ] ツリーで業務フォルダを選択します マップが表示されます 2. [ オプション ] メニューから [ マップ ] の [ 自動作成 ] を選択します マップに表示されているすべてのオブジェクト同士の関係が検索され 業務フォルダでの固有の関係として登録されます 業務の重み付けを設定する 重み付けを意識したイベント監視を行う場合に ノードやアプリケーションで発生したイベントが 業務に影響するかどうかを設定します 影響の有無は 発生したイベントの重要度に応じて設定することができます

280 重み付けを設定すると 業務に影響のあるイベントだけを監視するようになります ノードを対象に重み付けを設定することにより ノード単位に重要度に応じたイベント表示を抑止できます 手順 1. [Systemwalker コンソール [ 編集 ]] で [ ツリー選択 ] コンボボックスから [ 業務管理 ] を選択します 2. [ 業務管理 ] ツリーが複数存在する場合は [ ファイル ] メニューから [ 監視ツリーの選択 ] を選択し [ 監視ツリーの選択 ] ダイアログボックスに表示されるツリーの中から業務の重み付けを設定するツリーを選択します 3. [ 業務管理 ] ツリーの中から 設定対象のノードまたはアプリケーションを選択します ( 複数のノード アプリケーションを選択できます ) 4. [ オブジェクト ] メニューから [ 重み付け ] を選択します [ 業務の重み付け ] ダイアログボックスが表示されます なお 複数選択したオブジェクトの中に重み付けを設定できないものが含まれている場合は [ オブジェクト ] メニューから [ 重み付け ] を選択できません 5. イベント発生時に 業務に影響がある場合は [ 業務に影響あり ] チェックボックスをチェックします 発生するイベントの重要度に応じて 業務への影響の有無を設定することができます 項目名 [ 最重要のイベント発生時 ] [ 重要以上のイベント発生時 ] [ 警告以上のイベント発生時 ] [ 通知以上のイベント発生時 ] 業務フォルダの点灯状態 重み付けを設定したオブジェクトで 最重要のイベントが発生した場合 重み付けを設定したオブジェクトで 重要または最重要のイベントが発生した場合 重み付けを設定したオブジェクトで 警告 重要または最重要のイベントが発生した場合 重み付けを設定したオブジェクトで 通知 警告 重要 または最重要のイベントが発生した場合 設定した情報は [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] または [Systemwalker コンソール [ 編集 ]] のどちらでも確認できます ただし [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] では 複数のオブジェクトを選択することはできません 9.2 アプリケーションの稼働状況を監視する アプリケーションの稼働管理では アプリケーションの稼働状況の監視 および起動 停止の制御を行います 監視対象オブジェクトのアプリケーション稼働状況を監視 監視対象となっているアプリケーションの稼働状況を随時監視し 稼働状況を表示します 稼働監視設定によるアプリケーションの稼働監視およびプロセス制御 稼働監視設定で設定した時刻に従って アプリケーションの稼働監視を行います アプリケーションが稼働ポリシーに違反した場合に アラームを通知します また 稼働監視設定に定義したプロセス起動 / 停止オプションに従ってアプリケーションに対して制御を行い 稼働ポリシーに合致させます 稼働状況の取得 指定したアプリケーションの現在の稼働状況を取得します プロセスの制御 指定したアプリケーションに対して起動 停止の制御を行います システムアカウントの権限について Windows(R) の場合 アプリケーション管理サービスはシステムアカウント権限で動作します そのため 監視対象アプリケーションの起動コマンド / 停止コマンドまたは起動コマンド / 停止コマンドが格納されているディレクトリに システムアカウントがアクセス可能な権限が設定されていない場合は アプリケーションの起動 / 停止 ( 自動および手動 ) は行われません

281 9.2.1 稼働状況を表示する アプリケーションを監視する手順を説明します 監視対象アプリケーションの稼働状況を表示する アプリケーションの稼働状況を表示する手順を説明します 1. [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] で [ 監視ツリー選択 ] コンボボックスから稼働状態を確認したいアプリケーションを含むツリーを選択します 2. ツリーから 稼働状況を確認する業務のフォルダを選択します 3. 業務を選択した後 [ 表示 ] メニューから [ 最新の稼働状態を表示 ] を選択します 選択した業務に所属するアプリケーションの最新の稼働状況が徐々に表示されます 稼働状態は アプリケーションの背景画像の色で識別します ( 詳細な状態を確認したい場合は 監視リスト表示にし [ 稼働状態 ] カラムの値を参照してください ) 背景画像の色緑色黄色赤色 アプリケーションの状態 [ アプリケーションが稼働中 ] [ アプリケーションが起動遷移中 ] [ アプリケーションが稼働中 ( プロセス数不足 )] [ アプリケーションが稼働中 ( プロセス数超過 )] [ アプリケーションが停止状態 ] [ アプリケーションが停止遷移中 ] なし [ アプリケーションが非監視状態 ] なお 同一ディレクトリ名 同一実行ファイル名のアプリケーションを複数起動する場合 1 つでも稼働していれば起動中として表示されます 監視対象サーバが上位サーバと通信切断されている場合には アプリケーションの稼働状況が正しく表示されません 通信状態を含めて 監視対象サーバが動作しているかどうかは ノード状態の監視で確認してください アイコンの背景画像の色を設定する方法 アイコンの背景画像の色を設定する手順を説明します 1. [ 表示 ] メニューから [ デザインの設定 ] を選択します [ デザインの設定 ] ダイアログボックスが表示されます 2. [ 監視マップ ] タブの [ 種別 ] コンボボックスで [ アプリケーション状態 ] を選択します [ 設定 ] ボタンをクリックし 使用する背景画像を選択します アイコンの背景画像の色を設定することができます ただし 監視対象でないものについては設定できません 稼働ポリシーでアプリケーションの稼働状況を監視する 監視対象のアプリケーションが 稼働ポリシーに従って稼働しているかをチェックし ポリシー違反が発生した場合はアラームイベントを通知します また 稼働ポリシーの定義に従って 違反したアプリケーションを起動または停止することができます 稼働ポリシーを設定するときには 起動または停止コマンドにより実際に起動 / 停止するまでの時間を考慮した設定が必要です 稼働ポリシーを変更した場合 ポリシー配付後 部門管理 / 業務サーバのサービスが再起動されたとき有効になります すぐに有効にするときには ポリシー配付で [ すぐに適用する ] を選択してください

282 実行ファイル名が /bin/sh または /bin/csh のようにシェルプログラム名となっているプロセスも 検出 稼働監視することができます 稼働ポリシー違反の検出 以下の稼働違反を検出すると 稼働ポリシー違反のイベントが通知され [Systemwalker コンソール ] の [ 監視イベント一覧 ] に表示されます 稼働ポリシーで設定した稼働監視時刻 ( 監視時間から停止時間の間 ) 内に アプリケーションが稼働していない場合 ( アプリケーションが停止している場合 ) 以下のイベントが通知されます アプリケーション名が 9:00 から 12:00 までの稼働ポリシーに違反しました 稼働時間 (8:15 ~ 11:00) アプリケーションのフルパス名 アプリケーション名と実際にアプリケーションが稼働していた時間が通知されます ここで通知される稼働時間と実際にアプリケーションが起動していた時間は 必ずしも一致しません ここでの時間は アプリケーションが起動した後 最初に稼働が確認された時刻と その後アプリケーションが停止するまでの間で最後に稼働が確認された時刻から計算して求められています なお アプリケーション管理デーモンが起動する前に該当のアプリケーションが起動していた等で アプリケーションの開始した時刻が不明な場合は稼働時間の表示はされません 稼働監視時刻外 ( アプリケーションが停止していなければいけない時間帯 ) に アプリケーションが起動していた場合 以下のイベントが通知されます ただし 稼働監視で [ 稼働時間外の時は稼働違反イベントを出力しない ] を設定している場合 または稼働監視抑止コマンドで違反イベントを抑止している場合は 通知されません アプリケーション名 ( PID: 1024 ) が 9:00 から 12:00 までの稼働ポリシーに違反しました アプリケーションのフルパス名 アプリケーション名と稼働しているプロセス ID が通知されます 稼働ポリシーで設定した稼働監視時刻 ( 監視時間から停止時間の間 ) 内に 動作しているプロセス数が稼働ポリシーで設定したプロセス数下限値を下回っていた場合 以下のイベントが通知されます アプリケーション名のプロセス数 [1] は下限 [2] を下回っています 稼動時間帯 8:30 から 11:00 の稼動ポリシーに違反しました 稼働ポリシーで設定した稼働監視時刻 ( 監視時間から停止時間の間 ) 内に 動作しているプロセス数が稼働ポリシーで設定したプロセス数上限値を上回っていた場合 以下のイベントが通知されます アプリケーション名のプロセス数 [5] は上限 [3] 超過です 稼動時間帯 9:00 から 12:00 の稼動ポリシーに違反しました 稼働ポリシー違反イベントの自動対処 [ 監視イベント一覧 ] に表示されている稼働ポリシー違反イベントは 以下の条件の場合に自動的に [ 対処済 ] に変わります 稼働ポリシー ( 稼働 ) 違反が発生した後 監視終了時刻までの間に アプリケーションが起動した場合 ( 例 1) 稼働ポリシー ( 稼働 ) 違反が発生した後 停止状態のまま停止時刻を経過した場合 ( 例 2) 稼働ポリシー ( 停止 ) 違反が発生した後 次の監視開始時刻までの間に アプリケーションが停止した場合 ( 例 3) 監視時間帯が変わった場合

283 なお 監視対象のアプリケーションを 存在するすべての業務フォルダから削除した場合 イベントの自動対処は行われません また アプリケーション管理エージェントを再起動した場合は イベントの自動対処が行われないことがあります 自動対処が行われない場合 手動で対処してください ポイント 稼働ポリシー違反イベントの自動対処は 有効 がデフォルト値となっています デフォルト値の設定を変更するには apl_monitor_eventreset( 稼働ポリシー違反イベントの自動対処の有効 / 無効コマンド ) を使用してください apl_monitor_eventreset( 稼働ポリシー違反イベントの自動対処の有効 / 無効コマンド ) の詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください

284 プロセスを起動する [ 稼働監視の設定 ] ダイアログボックスで [ 稼働時間帯内に稼働していない場合に起動する ] チェックボックスをチェックしておくと アプリケーションを自動的に起動することができます 稼働監視の時間内にアプリケーションが停止していた場合 設定した起動コマンド ( 設定していない場合は実行ファイル ) を使用して アプリケーションが起動されます 以下の処理が自動的に行われます 定義した起動コマンド / 起動コマンドパス / コマンド引数を設定し 起動コマンドが発行されます プロセスを停止する [ 稼働監視の設定 ] ダイアログボックスで [ 稼働時間帯外に停止していない場合に停止する ] チェックボックスをチェックしておくと アプリケーションを自動的に停止することができます 稼働監視の終了時刻にアプリケーションが停止していなかった場合 設定した停止コマンドを使用して アプリケーションが停止されます 以下の処理が自動的に行われます 1. 現在稼働中のプロセスの中から 停止対象となるプロセスのプロセス ID が抽出されます 2. 停止対象となるプロセスがあれば 停止コマンドを発行します - 停止コマンドを定義している場合 定義した停止コマンド / 停止コマンドパス / コマンド引数が設定され 停止コマンドが発行されます - 停止コマンドを定義していない場合 停止対象プロセスを強制終了します 注意 イベント監視の条件定義の初期設定 ( アプリ管理の定義 ) を変更する場合の注意事項 イベント監視の条件定義の初期設定に含まれるアプリ管理の定義を変更した場合 アプリケーション管理のイベントが [Systemwalker コンソール ] の [ 監視イベント一覧 ] に表示されない場合があります [ イベント監視の条件定義 ] の初期設定に含まれるアプリ管理の定義を変更する場合は [ イベント定義 / アクション定義 ]-[ メッセージ監視アクション ] タブの [ 詳細設定 ] ボタンをクリックし [ メッセージ監視 ( 詳細 )] ダイアログボックスで必ず [ 監視イベント種別 ] に [ アプリ管理 ] を設定してください アプリケーションを手動で操作する アプリケーションの稼働管理では アプリケーションを指定して 起動 / 停止 / 強制終了することができます 以下の種類のアプリケーションを起動コマンドとして指定した場合は [ 稼働監視の設定 ] で [ 制御設定 ] オプションを指定しても 起動 / 停止の動作を保証することができません ユーザ固有の情報にアクセスするアプリケーション - ユーザ環境変数 - ネットワークドライブ - ネットワークプリンタ - ショートカット GUI アプリケーション ( 画面付きアプリケーション ) 対話型の操作を必要とするコマンド Windows NT(R) の Schedule サービス (AT コマンド ) から起動した場合に動作しないアプリケーション 上記のようなアプリケーションを起動するバッチファイル pause コマンドを含むバッチファイル アプリケーションを操作する手順を 以下に示します

285 アプリケーションを起動する アプリケーション管理により検出され 監視対象になっているアプリケーションを起動することができます [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] で [ 監視マップ ] 上のアプリケーションを右クリックし ポップアップメニューから [ 起動 ] を選択すると アプリケーションが起動されます アプリケーションを停止する アプリケーション管理により検出され 監視対象になっているアプリケーションを停止することができます 1. [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] で [ 監視マップ ] 上のアプリケーションを右クリックします 2. ポップアップメニューから [ 停止 ] を選択します アプリケーションが停止します 同じアプリケーションが同一コンピュータ上で複数動作している場合には [ プロセス選択 ] ダイアログボックスが表示されます 1. [ プロセス選択 ] ダイアログボックスで停止するプロセスを選択し [ 停止 ] ボタンをクリックします 選択したプロセスが停止します プロセスの詳細情報として 以下の内容が表示されます アプリケーション名 該当するアプリケーションのプロセス情報 プロセス ID プロセッサ利用率開始時間経過時間仮想メモリサイズコマンドの名前 停止コマンドを定義していれば 停止コマンドが発行されます 停止コマンドを定義していない場合 停止対象プロセスが強制終了されます アプリケーションを強制終了する アプリケーション管理により検出され 監視対象になっているアプリケーションを強制終了することができます 1. [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] で [ 監視マップ ] 上のアプリケーションを右クリックします 2. ポップアップメニューから [ 強制終了 ] を選択します アプリケーションが強制終了されます 同じアプリケーションが同一コンピュータ上で複数動作している場合には [ プロセス選択 ] ダイアログボックスが表示されます 1. [ プロセス選択 ] ダイアログボックスで強制終了するプロセスを選択し [ 停止 ] ボタンをクリックします 選択したプロセスが強制終了します プロセスの詳細情報として以下の内容が表示されます アプリケーション名 該当するアプリケーションのプロセス情報 プロセス ID プロセッサ利用率開始時間経過時間仮想メモリサイズコマンドの名前 停止対象プロセスが強制終了されます アプリケーションをすべて停止する アプリケーション管理により検出され 監視対象になっているアプリケーションを停止することができます 1. [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] で [ 監視マップ ] 上のアプリケーションを右クリックします 2. ポップアップメニューから [ 全停止 ] を選択します 選択したアプリケーションのプロセスすべてが停止します 停止コマンドを定義した場合は 停止コマンドが発行されます 停止コマンドを定義していない場合は 停止対象プロセスが強制終了します

286 アプリケーションをすべて強制終了する アプリケーション管理により検出され 監視対象になっているアプリケーションを強制終了することができます 1. [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] で [ 監視マップ ] 上のアプリケーションを右クリックします 2. ポップアップメニューから [ 全強制終了 ] を選択します 選択したアプリケーションのプロセスすべてが強制終了します アプリケーションを検索する 1. [Systemwalker コンソール ] で [ 業務管理 ] のツリーを表示中に [ 検索 ] メニューから [ オブジェクトの検索 ] を選択します [ オブジェクト検索 ] ダイアログボックスが表示されます 以下のプロパティをキーにして アプリケーションを検索することができます - [ 表示名 ] - [ 実行先ホスト名 ] - [ 実行ファイル名 ] 2. 検索キーとなるプロパティを選択し 検索条件の文字列を入力します 3. [ 検索開始 ] ボタンをクリックします 検索条件に一致するアプリケーションが 検索結果 一覧に表示されます 4. 検索結果 一覧でアプリケーションを選択し [ ジャンプ ] ボタンをクリックします 選択したアプリケーションが監視マップ上に選択状態となって表示されます ノードに発生したイベントでアプリケーションを監視する ノードに対応したイベントが発生すると 監視マップ上のノードオブジェクトが赤く点灯し 異常を検知できます このノードで発生したイベントを アプリケーションに対応したイベントに変更し 監視マップ上でアプリケーションオブジェクトを点灯するように設定することができます 設定の手順は以下のとおりです 1. [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] で [ イベント ] メニューから [ アクション定義 ] を選択します [ イベント監視の条件定義 ] ウィンドウが表示されます 2. [ イベント ] メニューから [ イベントの追加 ] を選択します [ イベント定義 / アクション定義 ] ダイアログボックスが表示されます 3. [ イベントの特定 ] タブの [ 詳細設定 ] ボタンをクリックします [ イベント定義 ( 詳細 )] ダイアログボックスが表示されます 4. アプリケーションを点灯させる対象のイベントの条件を定義し [OK] ボタンをクリックします アプリケーションオブジェクトを点灯させる場合 [ ラベルの特定 ] は以下のように指定してください - ラベル付きのイベントは必ず [ ラベル名 ] を選択してラベル名を指定してください - ラベルがないイベントは必ず [ ラベルなし ] を選択してください - [ ラベルを特定しない ] は選択しないでください イベント定義の詳細は イベント監視の監視条件を設定する を参照してください 5. [ イベント監視の条件定義 ] ウィンドウで設定したイベント定義を選択した後 [ アクション ] メニューから [ アクションの設定 ] を選択します [ イベント定義 / アクション定義 ]-[ メッセージ監視アクション ] ウィンドウが表示されます 6. [ イベント定義 / アクション定義 ]-[ メッセージ監視アクション ] ウィンドウの [ 詳細設定 ] ボタンをクリックします [ イベント定義 / アクション定義 ]-[ メッセージ監視 ( 詳細 )] ウィンドウが表示されます

287 7. メッセージ監視の条件として [ 上位システムに送信 ] は [ しない ] を選択します また [ ログを格納 ] を [ する ] に選択すると ノードにも点灯します ノードには点灯しないようにするためには [ ログ格納 ] を [ しない ] に選択してください 8. [ イベント定義 / アクション定義 ]-[ 通知 / 実行アクション ] タブの [ 詳細設定 ] ボタンをクリックします [ アクション定義 ( 詳細 )] ウィンドウの [ アプリケーション起動 ] タブを選択し 以下のように指定します - [ アプリケーションを起動する ] をチェックします - 実行方法の指定には [ 常時実行 ] を選択します - [ 起動ファイル ] は以下のように指定します - 運用管理サーバが UNIX の場合 /opt/fjsvsapag/bin/mpchgapl - 運用管理サーバが Windows(R) の場合 Systemwalker インストールディレクトリ \MPWALKER.DM\MPapagt\opt\bin \Mpchgapl.exe - [ パラメタ ] には 点灯させるアプリケーションのパスと実行ファイル名を指定します 指定する形式は アプリケーションパス実行ファイル名 %HOST %Timestamp %MSG です パスを指定しないときは 空白をダブルクォーテーション ( ) で囲んでください また %HOST および %MSG は半角大文字の固定文字列であり 省略することはできません - 運用管理サーバが UNIX の場合 例 ) アプリケーションのパスが /bin 実行ファイル名が test の場合 /bin test %HOST %MSG - 運用管理サーバが Windows(R) の場合 例 ) アプリケーションのパスが C:\tool 実行ファイル名が test の場合 C:\tool test %HOST %MSG - [ 実行時のディレクトリ ] は以下のように指定します - 運用管理サーバが UNIX の場合 /opt/fjsvsapag/bin - 運用管理サーバが Windows(R) の場合 Systemwalker インストールディレクトリ \MPWALKER.DM\MPapagt\opt\bin Systemwalker インストールディレクトリのドライブ名は 半角大文字で指定してください 例 C:\Systemwalker\MPWALKER.DM\MPapagt\opt\bin Mpchgapl( ノードのイベント出力先変換コマンド ) の詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください 9. [OK] ボタンをクリックします [ アクション定義 ] ダイアログボックスが終了します 10. [ イベント監視の条件定義 ] ウィンドウで [ 環境設定 ] メニューから [ 終了 ] を選択します 終了確認のダイアログボックスが表示されます 11. [ はい ] ボタンをクリックします 設定した定義内容が保存されます

288 9.3 アプリケーションの性能を監視する アプリケーションの性能を監視するための操作方法を説明します アプリケーションの性能を監視するときには [Systemwalker コンソール ] を使用してください アプリケーションの性能を監視する アプリケーション単位のしきい値監視を設定していると しきい値超えのイベントが [Systemwalker コンソール ] に通知され アプリケーションの性能異常を監視できます しきい値の判定方法 しきい値ポリシーで指定されたサンプリング回数分 サンプリング間隔ごとにデータを採取し 採取したデータがしきい値を超えているかどうかを判定します 異常検出判定基準または警告検出判定基準に指定した回数以上 しきい値超えを検出した場合 しきい値を超えた と判断されます なお サイクルとは ポリシーで指定したサンプリング回数分 サンプリング間隔でデータを測定する単位のことです 1 サイクル単位でしきい値判定を行うため しきい値判定の結果が分かるのは 1 サイクルの終了時です 1 サイクル内で検出した結果だけで しきい値判定が行われます 前サイクルで検出された結果は 前サイクル内だけで有効となり 次のサイクルには持ち越されません しきい値違反の検出 以下の状態を検出すると しきい値超えのイベントが通知され [Systemwalker コンソール ] の [ 監視イベント一覧 ] に表示されます 発生するイベント しきい値異常 しきい値警告 状態 性能情報のしきい値異常が発生しています 測定値が正常状態から異常状態に または警告状態から異常状態に変化したとき イベントとして通知されます 性能情報のしきい値警告が発生しています 測定値が正常状態から警告状態に または異常状態から警告状態に変化したとき イベントとして通知されます

289 発生するイベント しきい値正常 状態 性能情報が正常な状態に復旧しました 測定値が異常状態から正常状態に または警告状態から正常状態に変化したとき しきい値異常 / 警告イベントが対処済みに変わります しきい値超えのイベントが通知されるのは しきい値判定結果が前回のしきい値判定結果から変動したときだけです ( 下図の例 1 例 2 例 4) 下図の例 3 のように 前回サイクルで 異常しきい値超え と判定し 今回サイクルでも 異常しきい値超え と判定した場合 しきい値異常のイベントは通知されません しきい値超えイベントが自動対処される契機以下のタイミングで [ 監視イベント一覧 ] に表示されているしきい値超えイベントは 対処済みに変わります 監視対象アプリケーションが しきい値異常の状態から正常状態に変化したとき 監視対象アプリケーションが しきい値警告の状態から正常状態に変化したとき しきい値超え状態のまま 監視対象アプリケーションが終了したとき アプリケーションの性能を表示する 1. [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] で アプリケーションを右クリックし ポップアップメニューの [ 操作 ]-[ 性能情報の表示 ]-[ アプリケーション性能の表示 ] を選択します 以下のアプリケーション情報が表示されます [ 取得 ] ボタンをクリックすると 最新の性能情報が表示されます 表 9.1 アプリケーション情報の表示項目 表示項目意味単位 [ 性能情報 ] [ プロセス数 ] プロセスの数が表示されます [ 仮想メモリ容量 ] 仮想メモリ容量をグラフ表示するための項目です [CPU 使用率 ] CPU 使用率をグラフ表示するための項目です % KB

290 表示項目意味単位 [ プロセス ] [CPU 使用率 ] 対象プロセスが使用しているCPUの使用率が表 示されます % [ 起動経過時刻 ] プロセスが起動してからの経過時刻が表示されます [ プロセス ID] プロセスの ID が表示されます [ 仮想メモリ容量 ] プロセスが確保している仮想メモリサイズが表示されます KB 属性項目に グラフ表示可 と表示されている情報は 性能グラフを表示することができます 性能グラフを表示する項目を選択しダブルクリックするか [ グラフ表示 ] ボタンをクリックすると 性能グラフが表示されます 性能グラフは 以下の間隔で時系列に表示されます 表示するアプリケーションに対してしきい値監視のポリシーが設定されている場合 しきい値ポリシーで設定したサンプリング間隔ごとに表示されます 表示するアプリケーションに対してしきい値監視のポリシーが設定されていない場合 3 分間隔で表示されます UNIX の場合 UNIX ではシェルスクリプトに対する性能監視を行うことができません したがって [Systemwalker コンソール ] の [ アプリケーション性能の表示 ] には 取得不可 と表示されます HP-UX AIX および Linux では以下に示す条件のとき 性能監視を行うことができません したがって [Systemwalker コンソール ] の [ アプリケーション性能の表示 ] には 取得不可 と表示されます 性能監視ができない条件 HP-UX アプリケーションを起動したときの文字数 ( 格納ディレクトリ名の長さ + 実行ファイル名の長さ ) が 61 文字以上の場合 監視対象アプリケーションの格納ディレクトリ名または実行ファイル名に日本語文字が含まれている場合 AIX Linux アプリケーション性能を監視できません (AIX からは CPU 使用率が取得できないため ) 監視対象アプリケーションの格納ディレクトリ名または実行ファイル名に半角カナが含まれている場合 Linux for Itanium 版のサーバで 監視対象アプリケーションの格納ディレクトリ名または実行ファイル名に日本語文字が含まれている場合

291 第 10 章ネットワーク構成を管理する 本章では ネットワーク構成を管理するために必要な操作を説明します 10.1 MIB 情報を表示する MIB の情報を表示する方法を説明します なお SNMPv2C SNMPv3 を使用しているノードについては 特定の MIB を表示する の機能は使用できません ポイント MIB 情報の取得時は [Systemwalker コンソール ] を起動しているコンピュータが直接 対象となるノードと通信を行います この処理による MIB 情報の取得が可能となるよう 設定しておく必要があります 特定の MIB を表示する 1. [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] で表示対象のノードを選択します 2. [ 操作 ] メニューより [MIB 情報の表示 ] を選択します 3. 表示する情報のメニューを選択します 選択したメニューによって表示される項目と MIB 名との対応関係を 以下の表に示します メニュー名表示項目 MIB 名 [ システム情報 ] [ システム名 ] sysname [ インタフェース情報 ] [ システム詳細 ] sysdescr [ システム設置場所 ] syslocation [ システム管理者の連絡先 ] syscontact [ インタフェースの説明 ] ifdescr [ インタフェース転送速度 ] ifspeed [MAC アドレス ] ifphysaddress [ インタフェース状態 ] ifoperstatus [ インタフェース種類 ] iftype [ 通信情報 ] [ インタフェース ] ifdescr [ 受信バイト数 ] ifinoctets [ 送信バイト数 ] ifoutoctets [ ブロードキャスト / マルチキャスト以外の受信パケット数 ] [ ブロードキャスト / マルチキャストの受信パケット数 ] ifinucastpkts ifinnucastpkts [ 破棄された受信パケット数 ] ifinerrors [ 正常な受信 IP データグラム数 ] ipindelivers [ ブロードキャスト / マルチキャスト以外の送信パケット数 ] [ ブロードキャスト / マルチキャストの送信パケット数 ] ifoutucastpkts ifoutnucastpkts [ 破棄された送信パケット数 ] ifouterrors

292 メニュー名 表示項目 MIB 名 [ 送信したIPデータグラム ] ipoutrequests [TCP 接続情報 ] [ コネクション状態 ] tcpconnstate [ 使用アプリケーション ] tcpconnlocalport [ 接続先アドレス ] destaddress [ 接続先ポート ] destport [ 不明使用ポート ] appunknown [UDPポート情報] [UDPポートの使用アプリケーション] udplocalport [ 不明使用ポート ] appunknown [Interstage 情報 ] [ インスタンス番号 ] ispsumindex [ オブジェクト名 ] ispsumobjectname [ 処理最大時間 ] ispsumexectimemax [ 処理最小時間 ] ispsumexectimemin [ 処理平均時間 ] ispsumexectimeave [ 処理待ち最大時間 ] ispsumwaittimemax [ 処理待ち最小時間 ] ispsumwaittimemin [ 処理待ち平均時間 ] ispsumwaittimeave [ キューの受信数 ( 処理 )] ispsumrequestnum [ 処理待ちキュー数 ] ispsumwaitreqnum [ 無線 LAN アクセスポイント情報 ] [ サービスセット ID] dot11desiredssid [ プロダクト ID] dot11productid [ ステーション ID] dot11stationid [ 変調方式 ] dot11phytype [ カレントチャネル ] dot11currentchannel [ 送信フラグメント数 ] dot11transmittedfragment Count [ マルチキャスト送信フレーム数 ] dot11multicasttransmitted FrameCount [ 失敗数 ] dot11failedcount [ リトライ数 ] dot11retrycount [ マルチキャストリトライ数 ] dot11multipleretrycount [ フレーム分割数 ] dot11frameduplicatecoun t [RTS 成功数 ] [RTS 失敗数 ] [ACK 失敗数 ] dot11rtssuccesscount dot11rtsfailurecount dot11ackfailurecount [ 受信フラグメント数 ] dot11receivedfragmentco unt [ マルチキャスト受信フレーム数 ] dot11multicastreceivedfr amecount [FCS エラー数 ] dot11fcserrorcount

293 メニュー名表示項目 MIB 名 [ 送信フレーム数 ] dot11transmittedframeco unt [WEP 解読不可数 ] dot11wepundecryptablec ount [ 省電力情報 ] [ システム消費電力 ] (SPARC Enterprise) scfsystempowerconsumpti on [ 排気量 ] (SPARC Enterprise) scfsystemairflow [ 吸気温度 ] (SPARC Enterprise) scfsystemambienttemper ature [ 最大消費電力値 ] (SPARC Enterprise) scfsystempermittedsystem PowerConsumption [ 電力情報 ] (PRIMERGY) sc2powermonitoringtable [ センサ毎の温度情報 ] (PRIMERGY) sc2temperaturesensortabl e [ 電源情報 (PSU 毎 )] (PRIMERGY) sc2powersupplytable [ コンポ毎の電力情報 ] (PRIMERGY) sc2componentpowercons umption [ 電力情報 ] (PRIMEQUEST) powermonitoringtable [ 排気量 ] (PRIMEQUEST) airflowtable [ 電源情報 ] (PRIMEQUEST) powersourceinformationt able [ 電源情報 ] (PRIMEQUEST) powersupplytable [ 通信情報 ] を選択した場合 以下の画面が表示されます なお MIB の取得は 対象ノードの [ ノードプロパティ ] の [ 有効な SNMP エージェントのバージョン ] に表示されている SNMP バージョンにかかわらず すべて SNMPv1 を使用して行います 任意の MIB を表示する MIB 情報を表示することにより ネットワークの状態やノード固有の情報を参照できます ネットワーク構成を把握したり キャパシティプランニングに役立てたり 異常の兆候をとらえて事前に回避するなどの目的に使用できます また 特定機器の MIB を MIB 拡張の操作により拡張することで 機器固有の情報を参照することもできます MIB 拡張の操作の詳細については ベンダ固有の MIB を追加する を参照してください 任意の MIB を表示するための設定手順を以下に示します

294 1. MIB を取得したいノードを選択した後 [ 操作 ] メニューより [MIB 情報の表示 ]-[MIB の取得 ] を選択します [MIB 取得 ] 画面が表示されます 2. [MIB 名 ] に取得したいMIB 名 [ インスタンス ] に取得するMIBのインスタンスを指定します 3. [ リストへ追加 ] ボタンをクリックします リストに追加されます 4. [ 取得 ] ボタンをクリックします [MIB 情報表示 ] 画面が表示され 取得されたMIB 情報が表示されます

295 [MIB 情報表示 ] 画面の詳細は Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ を参照してください [MIB 取得 ] 画面の [ ポーリング間隔 ] [ ログ出力 ] を指定することにより 継続的に MIB を取得してグラフに表示できます なおグラフ表示においては Counter64 の MIB の取得結果は下位 32 ビットの値が表示されます 取得した MIB のデータに UTF-8 固有文字が含まれていた場合は 16 進数で表示されます 文字として参照するには [Systemwalker Web コンソール ] にて MIB 情報取得を行い Web ブラウザの文字コードを Unicode(UTF-8) に設定してください SNMPv3 のエンジン ID は 大文字 / 小文字を区別しません 任意の MIB を設定する リモートでノードの制御をする手順を示します 1. MIB を取得したいノードを選択した後 [ 操作 ] メニューより [MIB 情報の表示 ]-[MIB の設定 ] を選択します [MIB 設定 ] 画面が表示されます

296 2. [MIB 名 ] に設定したいMIB 名 [ インスタンス ] に設定するMIBのインスタンス数を指定します 3. [ リストへ追加 ] ボタンをクリックします リストに追加されます 4. [ 設定 ] ボタンをクリックします MIBが設定されます 設定した MIB の値の確認する 設定した MIB の値を確認する方法については 任意の MIB を表示する を参照してください 設定できる MIB 情報について すべての MIB が設定可能ではありません 設定できる MIB 情報は SNMP エージェント側の設定に依存します 登録されていない MIB について Systemwalker Centric Manager に登録されていない MIB は設定することができません 登録されているかどうかは [MIB 設定 ] 画面で [ 参照 ] ボタンを押して表示される MIB のツリー表示で確認できます 10.2 HUB 接続状況を表示する HUB 接続状況の表示を利用すると 以下の一覧を表示することができます HUB 以外のノードを指定した場合は そのノードが接続されているHUBのノードの接続状況一覧 HUBを指定した場合は そのHUBのノードの接続状況一覧 1. [Systemwalkerコンソール[ 監視 ]] で [ 操作 ] メニューから [HUB 接続状況の表示 ] を選択します [ ネットワーク管理 - HUB 接続状況 ] ダイアログボックスが表示されます

297 このウィンドウで情報を表示する HUB は 以下の優先順位で検索しています - 指定したノードが HUB として登録されている場合は その HUB の情報を表示します - 指定したノードが HUB として登録されていなかった場合は 所属するセグメント内にある HUB を Systemwalker が管理しているデータベース上から検索し その中で指定されたノードが接続されていると判定された HUB の情報を表示します このため 検索しようとしているセグメント内に Systemwalker で認識されている HUB がない場合には 何も表示されません [ ネットワーク管理 - HUB 接続状況 ] ダイアログボックスの詳細は Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ を参照してください HUB 接続状況の表示について 以下の設定が必要です 表示対象となる HUB 上で SNMP エージェントを動作させてください VLAN 環境をサポートしていませんので 使用しないでください 運用管理クライアントにて HUB 接続状況を表示する場合は 運用管理クライアントから直接 対象 HUB の MIB を取得しますので HUB に対して運用管理クライアントから MIB を取得できるような設定 ( ネットワーク HUB にて ) をしてください ポイント HUB に対する MIB 取得は すべて SNMPv1 を使用して行います HUB の SNMP エージェントの応答にて ifindex の値と ipadentifindex の値が一致しない場合は 表示することができません 表示対象のセグメント内に HUB が存在しない場合には 何も表示されません 対応するノードの IP アドレスとホスト名は 構成管理情報に登録されていないか または登録されている場合であってもそのノードのインタフェース情報に MAC アドレスが登録されていない場合には [unknown] と表示されます 複数のインタフェースが実装されているノードの場合は 代表インタフェース以外については [unknown] と表示されます 表示するノードは HUB 上の SNMP エージェントの応答データに基づいているため HUB の仕様によっては 情報が表示されない場合があります HUB に接続されたノードがネットワーク構成上の末端の機器である場合のみ表示することができます unknown と表示されているノードについては 単に Systemwalker のデータベースに登録されている情報が古いために 名前を特定できていない場合があります

298 10.3 インベントリ情報を収集する [Systemwalker コンソール ] からインベントリ情報を収集するには あらかじめ運用管理サーバで資源配付およびインストールレス型エージェント監視の設定をしてください 以下に 資源配付およびインストールレス型エージェント監視の設定手順とインベントリ情報の収集手順を示します 資源配付の設定手順 資源配付サーバがインストールされているノードに対してインベントリ収集する場合に 必要になります Systemwalker Centric Manager 使用手引書資源配付機能編 の インベントリデータベースへの格納方法 を参照してください インストールレス型エージェント監視の設定手順 資源配付サーバがインストールされていないノードに対してインベントリ収集する場合に 必要になります [ 監視ポリシー ] の設定 の インストールレス型エージェント監視 を参照してください インベントリ情報の収集手順 ポリシーを配付した後 コマンドから任意のタイミングでのインベントリ情報を収集します ノード選択またはフォルダ選択による収集 1. [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] を起動します 2. 収集対象のノードまたはフォルダを 1 つだけ選択し 以下のどちらかの操作を行います - [ オブジェクト ] メニューから [ インベントリ情報の収集 ] を選択します - 右クリックで表示されるポップアップメニューから [ インベントリ情報の収集 ] を選択します インベントリ収集が完了すると 作業完了を通知するダイアログボックスが表示されます コマンドによる収集 1. コマンドプロンプトから以下のインベントリ収集コマンドを実行します cmcolinv -t < ホスト名または IP アドレス > インベントリ収集コマンドの実行が終了した後 インベントリ収集実行結果ファイルを参照することにより インベントリ収集を確認できます インベントリ収集コマンドおよびインベントリ収集実行結果ファイルについては Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル の cmcolinv( インベントリ収集コマンド ) および インベントリ収集実行結果ファイル を参照してください インベントリを収集できる条件ノード選択の場合選択しているノードが以下の条件を満たす必要があります 接続先の運用管理サーバが二重化システム ( 連携型 ) 以外であること ノードを複数選択していないこと 選択したノードがサイトフォルダに属していないこと 選択したノードで 以下のどちらかの条件を満たすこと - 資源配付サーバがインストールされていない - V 以降のSystemwalker Centric Managerかつ資源配付サーバがインストールされている ただし 使用中の [Systemwalkerコンソール] が接続している運用管理サーバからは インベントリ情報の収集は行いません

299 フォルダ選択の場合選択しているフォルダが以下のすべての条件を満たす必要があります 接続先の運用管理サーバが二重化システム ( 連携型 ) 以外であること フォルダを複数選択していないこと サイトフォルダを選択していること コマンドの場合指定したノードが以下の条件を満たす必要があります 指定したノードがサイトフォルダに属していないこと 選択したノードで 以下のどちらかの条件を満たすこと - 資源配付サーバがインストールされていない - V 以降のSystemwalker Centric Manager かつ資源配付サーバがインストールされている 運用管理サーバでインベントリ収集を行う場合ログインユーザに以下のロールまたは権限のどれかが付与されている必要があります Administrator DistributionAdmin DistributionOperation インストールレス型エージェント監視でインベントリ収集を行う場合 インストールレス型エージェント監視によるインベントリ収集 ( デプロイ方式 ) で ソフトウェア辞書情報収集 (Windows 系 OS 用 ) やレジストリ情報収集を行う場合 時間がかかり 収集処理が途中で終了することがあります その場合 cmaglenv( インストールレス型エージェント監視サーバ設定コマンド ) を使って インベントリ収集タイムアウト時間を増やすことで解消できます 10.4 ノードを削除する 監視する必要がなくなったノードを [Systemwalker コンソール ] から削除する手順を以下に示します 1. [Systemwalker コンソール ] の [ 機能選択 ] コンボボックスで [ 編集 ] を選択するか [ ファイル ] メニューから [ 機能選択 ]-[ 編集 ] を選択して [Systemwalker コンソール [ 編集 ]] を表示します 2. 削除するノードのアイコンを選択し 右クリックメニューの [ 削除 ] またはメニューの [ オブジェクト ]-[ 削除 ] を実行します 3. ポリシー配付を行ってください これにより ノードの削除がノード構成情報に反映されます 削除するノードがアプリケーションの監視を行っている場合 アプリケーションの監視を行っているノード ( 監視対象システム ) をノード一覧から削除する場合 ノードを削除する場合 を参照してください 削除したノードがイベント監視の対象ノードであった場合 削除したノードに Systemwalker Centric Manager が導入されており かつ イベント通知先に運用管理サーバまたは部門管理サーバを指定していた場合 上記手順に加えて下記の確認 手順を実施してください 対象ノードのイベント通知先の設定がまだ残っている場合 イベント通知先への接続方法が 常時接続 以外の場合は下記の確認 手順を実施してください 1. 対象ノード上で Systemwalker Centric Manager が動作していることを確認してください

300 2. 対象ノード上で下記コマンドを実行してください - UNIX 版の場合 /opt/systemwalker/bin/opaconstat -d - Windows 版の場合 opaconstat -d 3. 対象ノード上でイベント通知先の設定解除を実施してください なお上記の手順を行わない場合 [Systemwalker コンソール ] へ再びノードが追加される場合があります 対象ノードはすでに撤去済み あるいはイベント通知先の設定を解除済みの場合 1. イベント通知先に指定されていたサーバ上で Systemwalker Centric Manager が動作していることを確認してください 2. イベント通知先に指定されていたサーバ上で下記のコマンドを実行し 削除したノードのホスト名が表示されるか否かを確認します - UNIX 版の場合 /opt/systemwalker/bin/opaconstat -o - Windows 版の場合 opaconstat -o 削除したノードのホスト名が表示された場合のみ 3. の手順を実施してください 3. イベント通知先に指定されていたサーバ上で下記のコマンドを実行してください - UNIX 版の場合 /opt/systemwalker/bin/opaconstat -D 削除したノードのホスト名 - Windows 版の場合 opaconstat -D 削除したノードのホスト名 なお上記の手順を行わない場合 [Systemwalker コンソール ] へ再びノードが追加される場合があります 対象ノードのイベント通知先の設定を残したままノードを [Systemwalker コンソール ] へ再登録する場合 ノードの再登録後に以下の手順を実施してください [ イベント通知先への接続方法が 必要時接続 の場合 ] 再登録後 登録したノードにおいて以下のコマンドを実行してください - UNIX 版の場合 /opt/systemwalker/bin/opaconstat -a - Windows 版の場合 opaconstat -a [ イベント通知先への接続方法が 常時接続 の場合 ] 再登録後 登録したノードにおいて Systemwalker Centric Manager を再起動してください 削除したノードからメッセージが通知された場合 [Systemwalker コンソール ] からノードを削除した後 ノード構成情報へ更新を反映する前またはイベント監視の対象ノードの場合の手順を実施する前にこのノードからメッセージが通知された場合は [Systemwalker コンソール ] へ再びノードが追加されます

301 削除したノードがインベントリ情報収集の対象だった場合 インベントリ情報収集の対象ノードを削除する場合 Systemwalker コンソール上のノードを削除した後 drmsdlt( 資源配付の管理情報削除コマンド ( サーバ用 )) に当該ノードを指定して実行してください drmsdlt( 資源配付の管理情報削除コマンド ( サーバ用 )) の詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください

302 第 11 章システムの障害を復旧する 障害を復旧するために PC をリモートから操作したり PC でリモートコマンドを実行したりできます また 障害への対処を自動化することもできます ここでは 障害を復旧する方法について説明します リモートから操作する リモートからコマンドを発行する リモートから電源投入 切断する 11.1 リモートから操作する PC をリモートから操作するには リモート操作機能を使用する方法と リモートデスクトップを使用する方法とがあります リモート操作機能については Systemwalker Centric Manager 使用手引書リモート操作機能編ユーザーズガイド および Systemwalker Centric Manager 使用手引書リモート操作機能編 Client ガイド を参照してください 本節では リモート操作の定義 およびリモートデスクトップ機能を使用する方法について説明します リモート操作の定義 リモート操作の定義はポリシーではなく リモート操作機能をインストールしたコンピュータ上でローカルに設定します リモートから PC を操作する 運用管理クライアントから障害の発生しているコンピュータに接続し リモート操作のセッションを開催する手順を説明します 1. [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] で リモート操作する PC( ノード ) を選択した後 [ 操作 ] メニューから [ ユーザ登録メニュー ]-[ 指定システム ]-[ リモート操作 ] を選択します メッセージボックスで 既に Live Help Client が起動しています Live Help Expert を起動するためには Live Help Client を終了してください が表示された場合は リモート操作クライアントを終了してから再度セッションを開始してください 2. パスワード入力画面が表示されますので 以下の通り入力し [OK] ボタンをクリックしてください - リモート操作クライアント側で接続用パスワードが設定されている場合 : パスワードを入力します - リモート操作クライアント側で接続用パスワードが設定されていない場合 : 何も入力しません 3. 表示される [LiveHelp] ウィンドウから PC をリモート操作します リモートデスクトップ機能を使用する 運用管理クライアントから障害の発生しているコンピュータにリモートデスクトップ機能で接続し 複数の PC 端末を操作できます 以下に リモートデスクトップ機能で接続した運用管理クライアントで Systemwalker コンソールを起動した画面を示します

303 リモートデスクトップ ( ターミナルサービス ) で接続した PC で Systemwalker コンソールを起動し 顧客サーバに導入されている Live Help Client へ接続することができます ポイント リモートデスクトップ機能を頻繁に使用する場合は [ 操作 ] メニューに接続コマンドを登録してください [ 操作 ] メニューに項目を登録する手順については 操作メニューを登録する を参照してください リモートデスクトップで行えない操作 他のユーザが電源切断対象の端末にリモートデスクトップ ( ターミナルサービス ) によりログインを行っている状態でクライアントの電源切断を行った場合 電源切断が中止されます 他のユーザがログインを行っている場合でも強制的に電源切断を行いたい場合は 電源切断オプションに /EF を指定する必要があります スマートカード認証がリモートデスクトップに対応していないため スマートカード認証との連携は行えません Symfoware Server との共存について リモートデスクトップ ( ターミナルサービス ) で接続した PC 上に V9.1.0 以前の Symfoware Server がインストールされている場合 以下の機能は使用できません 環境作成 環境削除 運用管理サーバのデータベース拡張

304 リストア リモートコマンド API 以下の機能は コンソールセッションで接続すれば使用できます バックアップ 保守情報収集ツール 全体監視サーバ / 運用管理サーバのホスト名や IP アドレスの変更 ( 運用管理サーバ切り替えコマンド 構成情報一括配付コマンドは 使用できません ) 11.2 リモートからコマンドを発行する [Systemwalker コンソール ] の [ リモートコマンド ] を使用して リモートからコマンドを発行します [Systemwalker コンソール ] の [ リモートコマンド ] は インストール時に環境設定しておくべき事項はありません リモートコマンドの登録方法については リモートコマンドを登録する を参照してください 自ホスト名を設定する リモートコマンドを実行する場合 次のインストール種別のサーバやクライアントでは Systemwalker Centric Manager の自ホスト名取得方法で取得した名前と システムのネットワーク設定による名前を統一して設定してください 運用管理サーバ 部門管理サーバ 業務サーバ イベント監視 機能をインストールしたクライアント システムのネットワーク設定と Systemwalker Centric Manager の自ホスト名取得方法定義に不整合がある場合 運用管理サーバから上記のサーバやクライアントにリモートコマンドが投入できません ホスト名の不整合によりリモートコマンドが実行できない場合は 以下のいずれかの操作を行うことにより利用可能になります [ システム監視設定 ] の [ 通信環境定義 ] で 自ホスト名取得方法をシステムの設定に合わせる その後 再起動を行う システム設定を自ホスト名取得方法定義に合わせる その後 ノード検出を再実行する リモートコマンドを実行する Systemwalker Centric Manager のシステム監視エージェントがインストールされているノード またはそのノードが属するフォルダに対して リモートコマンドを実行することができます リモートコマンドを発行できるノード リモートコマンドを発行できるノードは 以下の操作で確認できます [Systemwalker コンソール ] から [ ノードプロパティ ] ダイアログボックスの [Systemwalker Centric Manager] タブを表示します [Systemwalker Centric Manager がインストールされている ] チェックボックスがチェックされていることを確認します または [Systemwalker コンソール ] をリスト表示して [ 詳細 ] カラムに S という文字列が表示されていることを確認します リモートコマンドの応答がエラーになる場合 以下のことを確認してください ネットワーク構成は正しいですか メッセージ送信先システムに定義したホストに ping が通るか確認してください ping が通らない場合 ネットワーク構成を見直してください

305 監視サーバと被監視サーバ間にファイアウォールがありますか メッセージ発生元のホスト ( 被監視サーバ ) から メッセージ送信先システムに定義したホスト ( 監視サーバ ) までの間にファイアウォールが存在するか確認してください ファイアウォールが存在する場合は 以下のポートの通信を許可してください /TCP /UDP メッセージ送信先システムの定義が ループする定義となっていませんか この場合は システム構成 ( メッセージ送信先システム ) を見直してください 例 1) 例 2) :A Bの [ 通信環境定義詳細 ]-[ 接続 ]-[ 接続詳細 ]-[ 中継機能 ] が [ 中継する ] になっている場合 メッセージ送信先システムの定義が 複数の通信経路を経由し コマンド発行元サーバに接続される定義となっていませんか複数の通信経路を経由する接続形態は サポートしていません 接続経路は1つとなるように定義してください 例 3) サーバ D の送信先の定義には B 経由と C 経由があります リモートコマンドを発行する前に確認メッセージを表示する 1. [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] で ノードを右クリックし ポップアップメニューの [ リモートコマンド ] を選択します [ リモートコマンド実行 ] ウィンドウが表示されます

306 2. [ オプション ] メニューの [ 確認ダイアログを表示する ] を選択し ON にします リモートコマンドを発行する前に以下のメッセージボックスが表示されます リモートコマンドを発行する単一ノードに対してリモートコマンドを発行する 1. [Systemwalkerコンソール[ 監視 ]] で ノードを右クリックし ポップアップメニューの [ リモートコマンド ] を選択します [ リモートコマンド実行 ] ウィンドウが表示されます 2. [ 実行コマンド ] を入力するか [ コマンド一覧 ] からコマンドを選択します 3. [ 実行 ] ボタンをクリックします 選択しているノード上でコマンドが実行されます [ リモートコマンド結果 ] ウィンドウが表示され コマンドの実行結果 ( 標準出力 ) が [ コマンド結果 ] フィールドに出力されます リモートコマンドを発行するときのカレントディレクトリは 以下の通りです Windows 版 :Systemwalker インストールディレクトリ \MPWALKER.DM\mpopagt\bin UNIX 版 : ルートディレクトリ (/) 環境変数は 一括起動でシステム監視エージェントが起動されたときの環境です リモートコマンドグループに定義したコマンドを発行する 1. 監視マップに表示されているノードを右クリックし ポップアップメニューの [ リモートコマンド ] を実行します [ リモートコマンド実行 ] ウィンドウが表示されます 2. 対象ノードにリモートコマンドグループを定義していると リモートコマンドグループに対して設定した [ コマンドボタン ] を選択できます

307 3. [ コマンドボタン ] を選択します リモートコマンドグループに定義されたコマンド名 コマンドラインが [ コマンド一覧 ] [ 実行コマンド ] 欄に自動的に入力され 選択しているノード上でコマンドが実行されます [ リモートコマンド結果 ] ウィンドウが表示され コマンドの実行結果 ( 標準出力 ) が [ コマンド結果 ] フィールドに出力されます 複数のノードに対してリモートコマンドを発行する 1. 監視マップに表示されているノードを 複数選択します 以下のどちらかの方法で ノードを選択します - マウスをクリックした状態で選択したノードを起点に左上方向または右下方向へ 図形複写のように範囲指定します - [Ctrl] キーを押した状態で ノードを次々に選択します 2. 右クリックメニューの [ リモートコマンド ] を実行します [ リモートコマンド実行 ] ウィンドウが表示されます 3. 実行コマンドを入力し [ 実行 ] ボタンをクリックします 選択した複数のノード上でコマンドが実行されます [ リモートコマンド結果 ] ウィンドウが表示され コマンドの実行結果 ( 標準出力 ) が [ コマンド結果 ] フィールドに出力されます フォルダに対してリモートコマンドを発行する 1. 監視ツリーからフォルダを選択し 右クリックメニューの [ リモートコマンド ] を実行します [ リモートコマンド実行 ] ウィンドウが表示されます 2. 実行コマンドを入力し [ 実行 ] ボタンをクリックします 選択したフォルダの直下にある複数のノード上でコマンドが実行されます [ リモートコマンド結果 ] ウィンドウが表示され コマンドの実行結果 ( 標準出力 ) が [ コマンド結果 ] フィールドに出力されます リモートコマンド結果を確認する リモートコマンドの実行結果を検索する Systemwalker Centric Manager のシステム監視をインストールしているノードに対して リモートコマンド検索を実行することができます 1. [ 操作 ] メニューから [ リモートコマンドの検索 ]-[ 全ノード ] を選択します [ リモートコマンド検索 ] ウィンドウが表示されます [ リモートコマンド検索 ] ウィンドウには 最大 5000 行のコマンドおよびコマンド応答を表示することができます 5000 行を超える場合には 検索結果が 5000 行を超えました 超えた部分は検索範囲を変更して 再検索してください というメッセージが表示され 検索開始日時から 5000 行分のコマンド応答が表示されます コマンド応答がない場合には その旨 メッセージが表示されます

308 [ リモートコマンド検索 ] ウィンドウでは 次のように表示されます [No.]: [ 日時 ]: リモートコマンドを発行したときに付加される識別子が表示されます メッセージが発生した日時が表示されます [ フォルダ ]: コマンド発行先ノードが所属するフォルダの表示名が表示されます [ 表示名 ]: [ 結果 ]: コマンド発行先ノードの表示名が表示されます 発行コマンドおよび発行コマンドに対する応答が表示されます 2. [ リモートコマンド検索 ] ウィンドウで [ 操作 ] メニューから [ 条件指定 ] を選択します [ 条件指定 ( リモートコマンド検索 )] ダイアログボックスが表示されます 3. [ 検索開始日時 ] および [ 検索終了日時 ] を入力し [ 実行 ] ボタンをクリックします 選択しているノードで過去に実行されたリモートコマンドの実行結果ログの中から 検索条件に当てはまるログが 最大 5000 件まで [ リモートコマンド検索 ] ウィンドウに表示されます [ リモートコマンド結果 ] ウィンドウおよび [ リモートコマンド検索 ] ウィンドウで得られた実行結果は CSV 形式で保存することができます リモートコマンド表示結果 CSV 保存ファイルの詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください リモートコマンドを実行すると コマンドの実行結果が一時的に多量に発生することがあるため 業務やネットワークに悪影響を及ぼさないように十分な注意が必要です INS 回線などの契約回線を利用し監視する場合には 契約回線以上のノード数にリモートコマンドを発行すると リモートコマンドの投入に失敗します リモートコマンドの検索結果を印刷する リモートコマンドの検索結果を印刷することができます

309 1. [ 操作 ] メニューから [ 印刷ツールの起動 ] を選択します リモートコマンドの検索結果が CSV 形式で印刷されます リモートコマンドの検索結果を印刷するためには 設定ファイル (f1eg_print.ini) に 印刷を行うアプリケーションを登録する必要があります メッセージ検索結果 / リモートコマンド検索結果の印刷定義ファイルの詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください リモートコマンドの実行結果をクリップボードへコピーする リモートコマンドの実行結果をテキストエディタ等へ貼り付ける場合に クリップボードへコピーします 1. [ 操作 ] メニューから [ クリップボードへコピー ] を選択します クリップボードに貼り付ける形式は以下の通りです 1 行目 :[No.] [ フォルダ ] [ 表示名 ] の間をタブ (\t) 区切りで表示 2 行目以降 :[ 結果 ] を一覧の上から順に表示 以後 実行コマンドごとに繰り返す [ コピー例 ] 1\tBCMTEST3\ 自部門 \ \t 運用管理サーバ \n ls\n devices\n doe\n etc\n export\n floppy\n home\n コマンドが終了しました終了コード = 0\n 2\tBCMTEST3\ 自部門 \ \t 運用管理サーバ \n リモートコマンドの実行結果を整列する リモートコマンドの実行結果を [No.] で整列 ( 昇順 ) して表示します 1. [ オプション ] メニューから [ コマンド結果を [No.] で整列 ] を選択します コマンド結果一覧が [No.] で整列して表示されます メニューの選択状態は [Systemwalker コンソール ] 終了時に [ 終了時の状態保存 ] が ON の場合は 保存されます リモートコマンドフィルタ機能について 監視システムから発行されたコマンドを実行するかどうかを判定するスクリプトを コマンドフィルタとして登録することができます 必要に応じてスクリプトを作成し登録してください [ 通信環境定義詳細 ] ダイアログボックスの [ 動作設定 ] の詳細にあるコマンドシェルで行います なお Windows(R) でバッチを登録する場合 バッチファイルを実行するためにファイルの前に "cmd" コマンドを指定する必要があります UNIX で使用するシェルスクリプトの例 以下のシェルスクリプトは "reboot" "shutdown" の文字列を含むコマンドの実行が拒否されます #! /usr/bin/sh if [ "${1}" = "-c" ] then shift 1 else exit 1 fi

310 CMD=`echo ${1}` #Please edit under this line # CMD=`echo ${CMD} grep -v "reboot"` CMD=`echo ${CMD} grep -v "shutdown"` #Please edit upper this line # if [ "${CMD}" = "" ] then echo "command(${1}) canceled!" exit 1 fi /usr/bin/sh -c "${1}" Windows(R) で使用するバッチファイルの例 以下のバッチファイルは "del" "erase" off if "%1" == "del" goto ERR if "%1" == "erase" goto ERR goto CMD :ERR echo command(%*) canceled! exit 1 :CMD cmd /c %* 発行するリモートコマンドについての注意事項 発行するコマンドについては 以下のことに注意してください [ リモートコマンド実行 ] ウィンドウから発行されるコマンドは 制御端末から切り離された状態で実行されます このため 制御端末を必要とするコマンド (ps passwd xcopy prstat など ) フルスクリーン系のコマンド (vi など ) 対話型のコマンド (write mail など ) ページ制御を行うコマンド (more ps など ) および画面が起動するコマンド (notepad.exe explorer.exe など ) は使用できません 仕様に合わないコマンドを実行したとき 下記プロセスにて CPU 使用率が高くなる場合があります - UNIX 版 :opacmde opacmdc - Windows 版 :f1egopcm [ リモートコマンド実行 ] ウィンドウでは コマンド発行 結果表示で 1 回の通信処理が完了します 連続した複数のコマンドを UNIX システムに対して発行する場合は コマンドを ; で区切って指定するか (Windows に対しては 複数コマンドを投入することはできません ) [ 操作 ]-[ ユーザ登録メニュー ]-[ 指定システム ] の [telnet] よりログインしてから操作してください コマンドは Systemwalker Centric Manager が起動した環境で実施されます コマンドを実行するために必要な環境変数等がある場合 環境変数等を設定後にコマンドを実行するシェルスクリプト / バッチファイルを作成し 作成したシェルスクリプト / バッチファイルを実行してください [ リモートコマンド実行 ] ウィンドウから発行されるコマンドは 標準入力をクローズされた状態で実行されます そのため 標準入力を使用するコマンドは実行できません なお これまでに Windows OS の find コマンドが 標準入力を使用することが分かっています リモートコマンド発行先システムの OS が Windows の場合で ワトソン博士の設定で [ メッセージボックスによる通知 ] が有効になっているとき コマンドがアプリケーションエラーになると メッセージボックスが終了するまでの間 リモートコマンドは完了しません 必要に応じて [ メッセージボックスによる通知 ] を無効にしてください 10 個以上のノードにリモートコマンドを発行する場合 10 個以上のノードを選択してリモートコマンドを発行した場合には 多数の実行結果が混在して コマンドの応答結果が参照しにくくなります また 一時的に実行結果が多発して ネットワークの負荷が高くなるおそれがあります このため コマンドの実行結果は表示されず コマンドの復帰コードだけが表示されます

311 リモートコマンドの復帰コード リモートコマンドで実行するコマンドの復帰コードは 0~255 で表現されます 0~255 以外のコードの場合 下 1 バイトコードが表示されます リモートコマンド実行時のユーザ リモートコマンド実行先のユーザは 実行先のシステムごとに以下のようになります UNIX 版 : 通信環境設定の [ コマンドユーザ ] に指定されたユーザ Windows 版 : サービス Systemwalker MpOpagt のログオンアカウント 11.3 リモートから電源投入 切断する リモートから電源投入 切断するための定義を説明します サーバの電源を制御するための定義 クライアントの電源を制御するための定義 サーバの電源を制御するための定義 [Systemwalker コンソール ] から 以下の OS の部門管理サーバまたは業務サーバに対して リモートから電源を制御できます Windows NT(R) Windows(R) 2000 Windows Server 2003 STD/Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EE Windows Server 2008 STD/Windows Server 2008 DTC/Windows Server 2008 EE/Windows Server 2008 for Itanium-Based Systems/ Windows Server 2008 Foundation/Windows Server 2008 R2 Solaris Linux 電源制御装置と電源制御ソフトウェア Windows Solaris Linux のサーバでは 以下の電源制御装置と電源制御ソフトウェアの組み合わせで電源制御を行います Windows NT(R) Windows(R) 2000 Windows Server 2003 STD/Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EE Windows Server 2008 STD/Windows Server 2008 DTC/Windows Server 2008 EE/Windows Server 2008 for Itanium- Based Systems/Windows Server 2008 Foundation/Windows Server 2008 R2 Solaris 富士通製電源制御ボックスと Power MANagement for Windows 富士通 PMAN モデル 100/PMAN モデル 50 とその Systemwalker 連携ソフトウェア ( 装置添付 ) SmartUPS と PowerChute(R) plus または PowerChute(R) Business Edition NetpowerProtect と NetpowerView F Systemwalker Enabled ( 電源制御 ) の認定製品とその対応した電源制御ソフトウェア 富士通製電源制御ボックス 4 と電源制御オプション PMAN/L 富士通 PMAN モデル 100/PMAN モデル 50 とその Systemwalker 連携ソフトウェア ( 装置添付 ) Systemwalker Enabled ( 電源制御 ) の認定製品とその対応した電源制御ソフトウェア

312 Linux Systemwalker Enabled ( 電源制御 ) の認定製品とその対応した電源制御ソフトウェア Linux for Itanium 版のサーバでは [Systemwalker コンソール ] から Linux for Itanium 内の Linux サーバの部門管理サーバまたは業務サーバに対して リモートから電源を制御できます 電源制御装置および電源制御ソフトウェアは必要ありません リモート電源制御の設定 [Systemwalker コンソール ] から部門管理サーバまたは業務サーバの電源を制御する場合には 以下の設定が必要になります 1. [Systemwalker コンソール ] で [ 機能選択 ] コンボボックスから [ 編集 ] を選択します [Systemwalker コンソール [ 編集 ]] が表示されます 2. [Systemwalker コンソール [ 編集 ]] で リモート電源制御を行う対象の部門管理サーバまたは業務サーバを選択します 3. [ オブジェクト ] メニューから [ プロパティ ] を選択します [ ノードプロパティ ] ダイアログボックスが表示されます 4. [ 電源制御 ] タブを選択します 5. [ 電源制御装置あり ] チェックボックスをチェックし コンボボックスから各サーバでの電源制御対応製品を選択します PMAN ソフトウェア PowerChute(R) plus [ パーティション電源制御 ] Linux for Itanium 版の場合 説明 Power MANagement for Windows または電源制御オプション PMAN/L の場合 PowerChute(R) plus または PowerChute(R) Business Edition の場合 [ その他 ] PMAN モデル 100/PMAN モデル 50 の Systemwalker 連携ソフトウェア ( 装置添付 ) または Systemwalker Enabled( 電源制御 ) 認定製品など 上記以外の Systemwalker に対応した製品の場合 ( 以下 電源制御認定製品と記載 ) 6. 電源制御ソフトウェアに PowerChute(R) plus を利用する場合は PowerNetSNMP アダプタの IP アドレスを [ オプション ] に指定してください また 電源制御認定製品を利用する場合は UPS の IP アドレスを [ オプション ] に指定してください パーティション電源制御で電源制御を行う場合 電源投入オプションを設定できます 電源投入オプションには 以下の項目を設定できます パーティション電源制御の電源投入オプションの項目 /WT:WaitTime: /RC:RetryCount: /RI:RetryInterval: WaitTime に電源投入確認までの待ち合わせ時間を指定します 待ち合わせ時間は 秒単位で指定することができ 1 から 999 までの整数値を指定します /WT オプション省略時には 電源投入確認の待ち合わせを行いません また 電源投入動作は 対象サーバの属するネットワークに対して投入命令 (Wakeup on LAN パケット ) が通ると即時に電源投入成功として復帰します 確実にサーバの電源投入 (OS 立ち上がりまで ) を待ち合わせたい場合は /WT オプションを指定するようにしてください RetryCount にエラーが発生した場合のリトライ回数を指定します リトライ回数は 0 から 99 までの整数値を指定します このオプションは /RI オプションとともに指定する必要があります / RC /RI オプションの省略時はリトライを行いません また /RC オプションの RetryCount が 1 以上に設定されているときにリトライが有効となります RetryInterval にエラーが発生した場合のリトライ間隔を指定します リトライ間隔は 秒単位で指定することができ 0 から 9999 までの整

313 数値を指定します このオプションは /RC オプションとともに指定する必要があります /RC /RI オプションの省略時はリトライを行いません また /RC オプションの RetryCount が 1 以上に設定されているときにリトライが有効となります なお 電源投入時にタイムアウトが発生した場合は 電源投入確認に失敗しました のメッセージが出力されます /IP:IPAddress: ( 注 ) /MAC:MACAddress: ( 注 ) /SNM:SubnetMask: ( 注 ) IPAddress には 電源を投入する Linux for Itanium 版のサーバのパーティションに割り当てられている管理用 LAN の IP アドレスを指定します 管理用 LAN の IP アドレスが [Systemwalker コンソール ] の [ ノードプロパティ ] に表示されている IP アドレスと同じ場合は指定する必要はありません IP アドレスは 10 進数の文字列で のように指定します 管理用 LAN の IP アドレスについては Linux for Itanium 版のサーバの管理者に確認してください MACAddress には 電源を投入する Linux for Itanium 版のサーバのパーティションに割り当てられている管理用 LAN の MAC アドレスを指定します MAC アドレスは 16 進数の文字列で e-9d-2c-38 のように指定します 管理用 LAN の MAC アドレスについては Linux for Itanium 版のサーバの管理者に確認してください /MAC:MACAddress を指定した場合に 本オプションを指定します SubnetMask に電源を投入する Linux for Itanium 版のサーバのパーティションに割り当てられている管理用 LAN のサブネットマスクを指定します 省略した場合は [Systemwalker コンソール ] の [ ノードプロパティ ] に表示されているサブネットマスクが使用されます サブネットマスクは 10 進数の文字列で のように指定します 注 ) パーティション電源制御を行うには 制御するパーティションの [ ノードプロパティ ] で 管理用 LAN のネットワーク情報が代表ネットワークに指定されている必要があります このオプションは 管理用 LAN を代表ネットワークに設定できない場合に指定します 7. [OK] ボタンをクリックします 先ほど選択した部門管理サーバ 業務サーバの [ 詳細 ] にインストールされているソフトウェアを示す文字列が付加されます PMAN ソフトウェア PowerChute(R) plus M C [ パーティション電源制御 ] T [ その他 ] W ソフトウェアを示す文字列 8. 部門管理サーバ 業務サーバ側では それぞれの電源制御ソフトウェア / ハードウェアの設定を行ってください - Power MANagement for Windows を使用する場合 [Windows(R) の場合 ]: 電源制御される側の業務サーバまたは部門管理サーバにインストールした Power MANagement for Windows の設定で リモートから電源制御ができように設定する必要があります Power MANagement for Windows の LAN 設定 ( リモート ) 画面において 電源制御の操作をする側の運用管理サーバ または運用管理クライアントの IP アドレス および電源制御される側の業務サーバ または部門管理サーバの IP アドレスを登録してください なお Power MANagement for Windows の設定でキーワードの設定は行わないでください

314 - 電源制御オプション PMAN/L を使用する場合 [Solaris の場合 ]: 電源制御される側の業務サーバまたは部門管理サーバにインストールした 電源制御オプション PMAN/L の設定で リモートから電源制御ができように設定する必要があります 電源制御オプション PMAN/L の LAN 設定 ( リモート ) 画面において 電源制御の操作をする側の運用管理サーバ または運用管理クライアントの IP アドレス および電源制御される側の業務サーバ または部門管理サーバの IP アドレスを登録してください なお 電源制御オプション PMAN/L の設定でキーワードの設定は行わないでください - PowerChute(R) plus を使用する場合 : 部門管理サーバ 業務サーバ側では SmartUPS のネットワークアダプタの設定を行ってください 詳細については ご使用のネットワークアダプタのマニュアルを参照してください APC 社の環境で電源制御を行う場合は 部門管理サーバまたは業務サーバに PowerChute(R) plus または PowerChute(R) Business Edition に添付されている UPSSLEEP.EXE をインストールしてください このとき UPSSLEEP.EXE は システム環境変数の PATH に設定されているディレクトリに格納されている必要があります - パーティション電源制御を使用する場合 : Systemwalker Centric Manager Linux for Itanium 版の リモート電源制御機能 をインストールしてください - 電源制御認定製品を使用する場合 : 運用管理サーバ 運用管理クライアント または電源制御されるサーバ ( 部門管理サーバ / 業務サーバ ) に対して SNMP アダプタの設定や 連携用のインタフェースのインストールが必要な場合があります 詳細は 各製品の取り扱い説明書 / マニュアルを参照してください 電源制御認定製品を使用する場合 複数の電源制御認定製品を使用する場合は 以下の CSV ファイルをあらかじめ運用管理サーバまたは運用管理クライアントに作成する必要があります 1 つの電源制御認定製品を利用する場合は必要ありません ディレクトリ名 Systemwalker インストールディレクトリ \MPWALKER.DM ファイル名 Aosf_PD.CSV CSV ファイルの形式 1 列目 :UPS の IP アドレス 2 列目 : 電源制御ソフトウェア (mpstrsv コマンド ) のインストールディレクトリ 電源制御ソフトウェアを使用して電源 OFF を行っている場合 Systemwalker Centric Manager のサービスが完全に停止してから電源 OFF となるよう サービス停止開始からシャットダウンまでの時間を設定してください パーティション電源制御を使用して電源投入を行う場合 パーティション電源制御を行うには Linux for Itanium 版の [Systemwalker コンソール ] が動作しているコンピュータが Linux for Itanium 版のサーバの管理用 LAN に接続されている必要があります 運用管理クライアントと電源の投入対象となるノードが 別のセグメント (LAN-LAN/LAN-WAN-LAN) の場合は セグメント間のゲートウェイやルータが 対象ノードが存在するセグメントへの指示ブロードキャスト (Directed Broadcast) をルーティングできる設定になっている必要があります クライアントの電源を制御するための定義 リモートからクライアントに対して電源制御を行う場合は [Systemwalker コンソール ] から対象のクライアントを選択して 電源投入および電源切断を行います

315 クライアントの電源を制御する場合の定義を以下に説明します Systemwalker コンソールの設定 クライアントの設定 [Systemwalkerコンソール] の設定 [Systemwalkerコンソール] からクライアントの電源を操作する場合には 以下の設定が必要になります 1. [Systemwalkerコンソール] で [ 機能選択 ] コンボボックスから [ 編集 ] を選択します [Systemwalkerコンソール [ 編集 ]] が表示されます 2. [Systemwalkerコンソール[ 編集 ]] で リモート電源制御を行う対象のクライアントを選択します 3. [ オブジェクト ] メニューから [ プロパティ ] を選択します [ ノードプロパティ ] ダイアログボックスが表示されます 4. [ 電源制御 ] タブを選択します 5. [ 電源制御装置あり ] チェックボックスをチェックし コンボボックスから [Wakeup on LAN] を選択します 6. Wakeup on LANで電源制御を行う場合 電源投入オプションおよび電源切断オプションを設定することができます 電源投入オプション 電源切断オプションには 以下の項目を設定することができます 電源投入オプションの項目 /WT:WaitTime: /RC:RetryCount: /RI:RetryInterval: WaitTime に電源投入確認までの待ち合わせ時間を指定します 待ち合わせ時間は 秒単位で指定することができ 1 から 999 までの整数値を指定します /WT オプション省略時には 電源投入確認の待ち合わせを行いません また 電源投入動作は 対象クライアントの属するネットワークに対して投入命令 (Wakeup on LAN パケット ) が通ると即時に電源投入成功として復帰します 確実にクライアントの電源投入 (OS 立ち上がりまで ) を待ち合わせたい場合は /WT オプションを指定するようにしてください RetryCount にエラーが発生した場合のリトライ回数を指定します リトライ回数は 0 から 99 までの整数値を指定します RetryInterval にエラーが発生した場合のリトライ間隔を指定します リトライ間隔は 秒単位で指定することができ 0 から 9999 までの整数値を指定します このオプションは /RC:RetryCount オプションが設定されているときに有効です なお 電源投入時にタイムアウトが発生した場合は 電源投入確認に失敗しました のメッセージが出力されます 電源切断オプションの項目 /SD:ShutdownMode: ShutdownMode に電源切断モードを指定します 電源切断モードは 以下のどれかを指定します POFF システムの電源を切断する REBOOT システムを再起動する DOWN システムをシャットダウンする Windows(R) 95 Windows(R) 98 または Windows(R) Me の場合は POFF と DOWN は同じ動作になります /EF: 電源切断処理の強制実行を指定します 本オプションが指定された場合は 対象クライアント上で動作中のアプリケーションが強制的に

316 終了されます 対象クライアント上で未保存のデータがある場合 保存されません /RC:RetryCount: /RI:RetryInterval: RetryCount にエラーが発生した場合のリトライ回数を指定します リトライ回数は 0 から 99 までの整数値を指定します RetryInterval にエラーが発生した場合のリトライ間隔を指定します リトライ間隔は 秒単位で指定することができ 0 から 9999 までの整数値を指定します このオプションは /RC:RetryCount オプションが設定されているときに有効です 7. [OK] ボタンをクリックします クライアントの設定 クライアントの電源を切断する場合は クライアント側で電源切断用のコマンドをスタートアッププログラムとして登録します スタートアッププログラムとは 以下の Windows OS の起動時に 自動的に実行するように登録されたプログラムのことです Windows(R) 95 Windows(R) 98 Windows(R) Me Windows NT(R) Windows(R) 2000 Windows Server 2003 STD/Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EE Windows Server 2008 STD/Windows Server 2008 DTC/Windows Server 2008 EE/Windows Server 2008 for Itanium-Based Systems/ Windows Server 2008 Foundation/Windows Server 2008 R2 Windows(R) XP Windows Vista Windows 7 登録は各 Windows 上で行います なお 電源切断が可能なクライアントは Windows(R) の電源切断機構に対応している機種に限ります 操作手順 1. [ スタート ]-[ 設定 ]-[ タスクバーとスタートメニュー ] を選択します [ タスクバーとスタートメニューのプロパティ ] ダイアログボックスが表示されます 2. [ スタートメニューの設定 ] タブを選択します 3. [ スタートメニュー ] グループボックスの [ 追加 ] ボタンをクリックします 4. [ ショートカットの作成 ] ウィザードで [ コマンドライン ] テキストボックスに以下のコマンドラインを定義します Systemwalker インストールディレクトリ \MPWALKER.DM\bin\f3crjagt.exe Wakeup on LAN によるリモート電源制御で 他セグメント (LAN-LAN/LAN-WAN-LAN) のクライアントに対して電源投入する場合は セグメント間のゲートウェイやルータが 対象クライアントの存在するセグメントへの指示ブロードキャスト (Directed Broadcast) をルーティングできる必要があります クライアントの電源制御を行う場合の注意事項 OS が Windows NT(R) のクライアントの電源切断を行う場合 本体添付のドライバディスクの電源切断ユーティリティをインストールする必要があります 電源切断ユーティリティをインストールしていない場合や電源切断機構に対応していない機種に電源切断 (POFF) を行うと システム再起動 (REBOOT) と同じ動作をします

317 OS が Windows NT(R) 以外のクライアントの電源切断を行う場合 - 対象の Windows OS: - Windows(R) Windows(R) XP - Windows Server 2003 STD/Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EE - Windows Server 2008 STD/Windows Server 2008 DTC/Windows Server 2008 EE/Windows Server 2008 for Itanium-Based Systems/Windows Server 2008 Foundation/Windows Server 2008 R2 - Windows Vista - Windows 7 - アドバンストパワーマネジメント (APM) 対応機種の場合は [ コントロールパネル ]-[ 電源オプション ] で [ アドバンストパワーマネジメントを開始する ] を有効にする必要があります なお アドバンストコンフィグレーションアンドパワーインタフェース (ACPI) 対応機種の場合は 特別な設定なしに電源切断が可能です - APM 対応機種で [ アドバンストパワーマネジメントを開始する ] を有効にしていない場合や電源切断機構に対応していない機種に電源切断 (POFF) を行うと システム再起動 (REBOOT) と同じ動作をします

318 第 12 章システムの状況を評価する Systemwalker Centric Manager では ログファイルに記録された性能情報 およびイベント情報を レポーティング機能を使用し グラフに表示することによって システムの評価を行うことができます 12.1 レポーティング機能の概要 Systemwalker Centric Manager のレポーティング機能 (OCM Manager) の概要について説明します レポーティング機能は CSV 形式のファイルを使用してグラフを生成します Systemwalker Centric Manager では OCM Manager を使用して監視イベント発生の推移 ネットワーク性能情報 ( トラフィック情報およびサーバ性能情報 ) をグラフ表示できます 12.2 監視イベントをグラフ表示する 監視イベント発生の推移をグラフ表示する 時間の経過による監視イベント発生数の推移を 以下のレポートで知ることができます 監視イベントの種別 / 属性 / 状態ごとの監視イベント数上記レポートでのグラフ表示対象の監視イベントは グラフごとに以下のように分類して表示しています 分類 監視イベント種別 システム ネットワーク 資源配付 アプリ連携 ネットサーバ バッチ業務 性能 性能監視 アプリ管理 配置管理 介入 その他監視イベントの属性 NORMALMSG( 一般メッセージ ) REPLYMSG( 返答要求メッセージ ) 監視イベントの状態 Investigate( 調査中 ) Trouble( 未確認 未対処 ) Dealt( 対処済 ) Deferred( 保留 ) Replied( 返答済 ) 監視イベント種別ごとのグラフは 以下のようになります

319 発生したイベント傾向を分析する OCM Manager を使用しなくても 発生したイベントの傾向をグラフに表すことができます イベントグラフ画面では イベント一覧に表示されているイベントの傾向を 種別 状態 時間ごとにグラフで表示できます 種別ごとのイベント発生割合 時間ごとのイベント発生件数 種別ごとのイベント発生件数 状態ごとのイベント発生件数 [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] で [ イベント ] メニューの [ グラフの表示 ] を選択すると [ グラフ表示 ] ウィンドウが表示されます 初期設定の状態では [ イベント ]-[ グラフの表示 ] メニューは表示されません

320 グラフを出力する 監視イベントのグラフ表示は Systemwalker Centric Manager のレポーティング機能である OCM Manager を使用しています このため システム監視マネージャの監視イベントログの情報を元に CSV ファイルを作成する必要があります その後 OCM Manager を起動し CSV ファイルから監視イベントレポートのグラフを作成します CSV ファイルを準備する 1. CSV ファイルを作成する opmtrcsv2 コマンドを実行し 監視イベントログを CSV ファイルに出力します opmtrcsv2( 監視イベントグラフ表示対応ログ変換コマンド ) の詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください 2. CSV ファイルを指定フォルダに格納する 作成した CSV ファイルの名前を opmtr.csv とし OCM Manager を起動する運用管理サーバ または運用管理クライアントの下記フォルダに格納します Systemwalker インストールディレクトリ \MpWalker\CSV

321 OCM Manager を起動しグラフを表示する 以下のコマンドを運用管理サーバ または運用管理クライアント上で実行して OCM Manager を起動し グラフを表示します "Systemwalker インストールディレクトリ \MpWalker\mpreport\OCMM2.exe" /ini="systemwalker インストールディレクトリ \MpWalker\CSV\opmtr.ini" 以下にレポートとそれに対応する ini ファイル名を示します 表示内容 監視イベントの種別 / 属性 / 状態ごとの監視イベント数 opmtr.ini ini ファイル名 12.3 ネットワーク性能情報を表示する レポーティング機能を使用して 性能情報をグラフ表示する方法を説明します 性能情報のグラフを出力する 性能情報をグラフ表示する 性能情報のグラフを出力する Systemwalker Centric Manager では レポーティング機能を使用して 性能情報 ( トラフィック情報およびサーバ性能 ( 基本情報 )) を以下の 6 種類のレポートで表示することができます トラフィック情報 - 日付単位 および時間帯単位で 回線使用率の平均値 オクテット数 パケット数の合計値をグラフ表示 - 回線使用率 オクテット数 パケット数 破棄パケット率 エラーパケット率を時系列にグラフ表示 - 回線使用率の平均値 オクテット数 パケット数の合計値の上位 10 ホストについてグラフ表示 - 回線使用率の平均値 オクテット数 パケット数の合計値をグラフ表示 - 回線使用率 オクテット数 パケット数を時系列にグラフ表示 サーバ情報 - CPU 使用率 ページフォルト率 DISK ビジー率を時系列グラフ表示 性能情報をグラフ表示する 性能情報は部門管理サーバ上で蓄積されています 性能情報をグラフ表示するためには まずこれらの性能情報を各部門管理サーバから運用管理サーバに転送し この情報をもとに CSV ファイルを作成する必要があります 性能情報を準備する CSV ファイルの作成方法は 以下の 2 つになります [Systemwalker コンソール ] から作成する コマンドを使用して作成する [Systemwalker コンソール ] から作成する 運用管理サーバ (Windows(R)) または運用管理クライアントの [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] で [ 操作 ] メニューの [ ユーザ登録メニュー ]-[ 性能情報の出力 ] を選択します [ 性能情報出力 ] ウィンドウで 性能情報の作成種別を指定します 一括作成 部門管理サーバ ( 運用管理サーバを含む ) に蓄積されている性能情報を収集し この性能情報をもとに CSV ファイルを作成します 作成した CSV ファイルは蓄積され [ 性能情報ファイル最大保持数 ] で指定した個数まで保存します 個数を超えた場合は 最古情報から削除します 性能情報ファイル最大保持数は ネットワーク性能監視の設定で指定します ネットワーク性能監視の設定方

322 法は ネットワーク性能の動作環境を設定する を参照してください CSV ファイルは 運用管理サーバ上の以下のディレクトリに出力されます - Windows Systemwalker インストールディレクトリ \MPWALKER.DM\MpTrfMgr\rep\regular - Linux Solaris 一時作成 /opt/fjsvspmmg/rep/regular 一括作成と同様に 蓄積されている性能情報をもとに CSV ファイルを作成します 一時作成で CSV ファイルを作成すると 以前に一時作成で作成した CSV ファイルは削除されます 性能情報を収集する部門管理サーバ 収集の対象となる日付を指定し [OK] ボタンをクリックしてください CSV ファイルは 運用管理サーバ上の以下のディレクトリに出力されます - Windows Systemwalker インストールディレクトリ \MPWALKER.DM\MpTrfMgr\rep\tmp - Linux Solaris /opt/fjsvspmmg/rep/tmp [ 性能情報出力 ] ウィンドウの [FTP 環境設定 ] ボタンをクリックすることにより 性能情報出力で使用する FTP のためのアカウント情報を設定します 設定する項目は以下の通りです [ ノード名 ] には 運用管理サーバのノード名が表示されています 変更することはできません [ ユーザ名 ]: FTP で使用するユーザ名を設定します 既にユーザ名が設定されている場合には そのユーザ名が表示されます [ パスワード ]: FTP で使用するユーザのパスワードを設定します 既にパスワードが設定されている場合には パスワードとして ******** が表示されます なお パスワードの制限長は 48 バイトです [ 確認パスワード ]: 確認のため パスワードで設定したものと同じ値を設定します 既にパスワードが設定されている場合には パスワードと同じ値が表示されます 性能情報の出力に失敗した場合は 以下を確認してください 指定した部門管理サーバは起動していますか 指定した対象範囲に性能情報は存在していますか FTP サーバは起動していますか FTP サーバの設定は正しいですか FTP ユーザアカウントの設定は正しいですか FTP 機能の設定については Systemwalker Centric Manager 導入手引書 を参照してください コマンドを使用して作成する 運用管理サーバで F3crTrfBcsv コマンドを使用することにより CSV ファイルを作成することができます F3crTrfBcsv ( 性能情報の CSV 出力コマンド ) の詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください CSV ファイルを準備する 1. CSV ファイルを作成する 運用管理サーバと全部門管理サーバ上に蓄積された 昨日分の全性能情報を CSV ファイルに出力する方法を説明します F3crTrfBcsv.exe Systemwalker インストールディレクトリ \MpWalker\csv\report.csv

323 この例では CSV ファイルは 以下のファイルに出力されます Systemwalker インストールディレクトリ \MpWalker\csv\report.csv 2. CSV ファイルを指定のフォルダに格納する 作成した CSV ファイルの名前を report.csv とし OCM Manager を起動する運用管理サーバ または運用管理クライアントの下記フォルダに格納します Systemwalker インストールディレクトリ \MpWalker\CSV OCM Manager を起動しグラフを表示する 以下のコマンドを運用管理サーバ または運用管理クライアント上で実行することによって グラフを表示します "Systemwalker インストールディレクトリ \MpWalker\mpreport\OCMM2.exe" /ini="systemwalker インストールディレクトリ \CSV\ 各 EPF ファイル名.ini" 以下に各レポートとそれに対応する ini ファイル名を示します 表示内容 1 [Traffic] 日付単位および時間単位で 回線使用率の平均値 オクテット数 パケット数の合計値のグラフ ( 注 1) 2 [Traffic] 回線使用率 オクテット数 パケット数 破棄パケット率 エラーパケット率の時系列グラフ ( 注 1) 3 [Traffic] 回線使用率の平均値 オクテット数 パケット数の合計値の上位 10 ホストを示すグラフ 4 [Traffic] 回線使用率の平均値 オクテット数 パケット数の合計値のグラフ ini ファイル名 [Traffic] Interface Summary.ini [Traffic] Interface Detail.ini [Traffic] Top10 Host.ini [Traffic] Host Report.ini 5 [Traffic] 回線使用率 オクテット数 パケット数を時系列グラフ表示 [Traffic] Host Detail Report.ini 6 [Server] CPU 使用率 ページフォルト率 DISK ビジー率を時系列グラフ表示 注 1) インタフェース単位に出力された CSV だけを対象とします ini ファイルは 以下のように定義されています 必要に応じて カスタマイズしてください [Server] Host Detail Report.ini [Main] Version=4.0 EMPpath=..\csv\ 表示対象.emp ReadOnly=1 Exec=1 Executions=1 HTML=0 HTMLFolder=..\csv Print=0 Save=0 SavwAs=%1_%2 Quit=0 [Exec1.Variables] chart_width=700 chart_height=500 [Exec1.CSV] *1=..\csv\report.csv 変更不可変更不可変更可 : 実行対象のEMPファイル (.emp) をパス付で指定します変更不可変更不可変更不可変更可 :HTML 出力を行う場合は1を指定します変更可 :HTML 出力を行う場合の出力先ディレクトリを指定します 変更不可変更不可変更不可変更不可変更不可変更可 : 任意の値を指定します 変更可 : 任意の値を指定します 変更可 : 実行対象のCSVファイル名 (.csv) をパス付で指定します

324 付録 A ポリシーについて [ 監視ポリシー ] の配付対象 監視対象と初期値について説明します A.1 [ 監視ポリシー ] の配付対象 監視対象 [ 監視ポリシー ] の配付対象 監視対象を以下に示します 監視ポリシー配付対象監視対象 運用管理サーバ 部門管理サーバ 業務サーバ クライアント 運用管理サーバ 部門管理サーバ 業務サーバ クライアント ネットワーク機器 ノード監視 - - 性能監視 性能監視 ( ネットワーク ) ( 注 1) 性能監視 ( サーバ ) イベント監視 アプリケーション監視 ( 注 2) ( 注 2) スクリプト インストールレス型エージェント監視 ( 注 2) - Systemwalker Centric Manager がインストールされていないコンピュータ 注 1) 監視対象では SNMP エージェントが動作していることが必要です 注 2) イベント監視機能がインストールされている場合 ポリシーを設定できます A.2 初期値一覧 [ 監視ポリシー ] の初期値を以下に示します ノード監視 [ 稼働状態の監視 ]: ノード停止時に通知する 設定項目 初期値 スタンダード モード [ 監視方法 ] ICMP [ イベントを通知 ] ON [ 状態を表示 ] OFF [ ノード単位で通知 / 表示 ] ON [ ノードのプロトコル単位で通知 / 表示 ] - カスタムモード

325 設定項目 初期値 スタンダード モード [ 全てのプロトコルが停止した場合はノード単位で通知 / 表示 ] - [ イベント通知の詳細 ] 状態遷移があれば通知 [ 状態表示の詳細 ] - [ タイムアウト ] 2 秒 [ リトライ回数 ] 2 回 [ 動作時間 ][ ポーリング間隔 ] 10 分 [ 動作時間帯を設定する ] - [ 動作時刻指定 ] - カスタムモード 性能監視 [ ネットワーク ]: トラフィックを監視する 設定項目 初期値 スタンダード モード [ ネットワーク性能の監視設定 ] 監視する [RMON] OFF [ サーバ性能 ( 基本 )] OFF カスタムモード [ サーバ ] しきい値設定 : Windows の基本項目を監視する しきい値の種類 ページフォルト数 CPU 使用率 ディスクビジ 監視 自動対処 異常上限 警告上限 警告下限 異常下限 ON OFF ON OFF ON OFF 異常基準 警告基準 サンプリング回数 サンプリング間隔 スタンダードモード カスタムモード

326 しきい値の種類監視自動対処異常上限警告上限警告下限異常下限異常基準警告基準サンプリング回数サンプリング間隔スタンダードモードカスタムモードー率 [ サーバ ] しきい値設定 : Solaris の基本項目を監視するしきい値の種類監視自動対処異常上限警告上限警告下限異常下限異常基準警告基準サンプリング回数サンプリング間隔スタンダードモードカスタムモードページフォルト数 ON OFF CPU 使用率 ON OFF ディスクビジー率 ON OFF

327 [ サーバ ] しきい値設定 : Linux の基本項目を監視するしきい値の種類監視自動対処異常上限警告上限警告下限異常下限異常基準警告基準サンプリング回数サンプリング間隔スタンダードモードカスタムモードページフォルト数 ON OFF CPU 使用率 ON OFF ディスクビジー率 ON OFF [ サーバ ] しきい値設定 : HP-UX の基本項目を監視するしきい値の種類監視自動対処異常上限警告上限警告下限異常下限異常基準警告基準サンプリング回数サンプリング間隔スタンダードモードカスタムモードページフォルト数 ON OFF CPU 使用率 ON OFF

328 しきい値の種類監視自動対処異常上限警告上限警告下限異常下限異常基準警告基準サンプリング回数サンプリング間隔スタンダードモードカスタムモードディスクビジー率 ON OFF [ サーバ ] しきい値設定 : AIX の基本項目を監視するしきい値の種類監視自動対処異常上限警告上限警告下限異常下限異常基準警告基準サンプリング回数サンプリング間隔スタンダードモードカスタムモードページフォルト数 ON OFF CPU 使用率 ON OFF ディスクビジー率 ON OFF

329 [ サーバ ] しきい値設定 : UXP/DS の基本項目を監視する しきい値の種類 ページフォルト数 CPU 使用率 ディスクビジー率 監視 自動対処 異常上限 警告上限 警告下限 異常下限 ON OFF ON OFF ON OFF 異常基準 警告基準 サンプリング回数 サンプリング間隔 スタンダードモード カスタムモード イベント監視 [ 監視条件 ]: すべてのイベントを監視する [ 製品一覧 ]-[ 製品名 ] Systemwalker テンプレート 設定項目 初期値 スタンダード モード - カスタムモード [ 動作環境 ]: 推奨値を使用する 設定項目 初期値 スタンダード モード [ 動作環境 ] - [ イベント監視 [ 監視条件 ]][ イベント ] メニュー [ イベントの特定 ] 設定項目 初期値 スタンダード モード [ ホスト名の特定 ] 特定しない [ メッセージテキストの特定 ] 特定しない カスタムモード カスタムモード

330 [ イベント監視 [ 監視条件 ]][ イベント ] メニュー [ メッセージ監視アクション ] 設定項目 初期値 スタンダード モード [ 上位システムに送信 ] する [ イベント監視 [ 監視条件 ]][ イベント ] メニュー [ 通知 / 実行アクション ] 設定項目 初期値 スタンダード モード [ メールによる通知を行う ] - [ アドレス ] - [ アプリケーションを起動する ] - [ 起動ファイル ] - [ 音声による通知を行う ] - [ 通知先 ] - [ 動作設定 ] [ 送達確認 ] [ 送信確認を行う ] 設定項目 初期値 スタンダード モード 送達確認を行う [ 確認リトライの間隔 ] 30 [ 確認リトライの回数 ] 3 [ 保存データ数 ] [ 保存データ数 ] [ ファイル監視間隔 ] [ 監視間隔 ] [ メッセージ抑止 ] [ メッセージを抑止する ] [ 動作設定詳細 ] [ リモートコマンド ] [ コマンドシェル UNIX] 秒 抑止する 60 秒 設定項目 初期値 スタンダード モード /usr/bin/sh [ コマンドシェル WINDOWS] cmd /c [ コマンドユーザ ] root [ サービス ] [ サービス名 ] [ エラー種別未設定イベントの扱い ] [ エラー種別 ( 重要度 )] [ ログファイル定義 ] uxpopagt 情報 ( 一般 ) カスタムモード カスタムモード カスタムモード カスタムモード

331 [ メッセージログ ] [ 格納ディレクトリ ] 設定項目 初期値 スタンダード モード Windows サーバの場合 :Systemwalker インストールディレクトリ \mpwalker.dm \mpopagt\msglog UNIX サーバの場合 :/var/ opt/fjsvsagt/log [ ファイル数 ] 10 [ メッセージ数 / ファイル ] 255 [ コマンドログ ] [ 格納ディレクトリ ] Windows サーバの場合 :Systemwalker インストールディレクトリ \mpwalker.dm \mpopagt\tmp UNIX サーバの場合 :/var/ opt/fjsvsagt/cmdlog01 [ ファイル数 ] 10 [ コマンド数 / ファイル ] 255 [ 接続 ] [ 接続 切断の設定 ] [ 一次接続要求の間隔 ] 設定項目 初期値 スタンダード モード 30 [ 一次接続要求の回数 ] 3 [ 二次接続要求の間隔 ] 600 [ 二次接続要求の回数 ] 無制限 [ 必要時接続 ] [ パス切断時間 ] 30 [ 発行リトライの間隔 ] 10 [ 発行リトライの回数 ] 3 [ 接続詳細 ] [ 中継機能 ] [ 中継する ] [ 分割データ監視時間 ] [ 分割データの監視時間 ] 設定項目 初期値 スタンダード モード 中継する 120 カスタムモード カスタムモード カスタムモード アプリケーション監視 [ アプリケーションの監視条件 ]: 推奨値を使用する [ 動作設定 ] 設定項目 初期値 スタンダード モード [ 稼働ポリシー監視間隔 ] 5 [ 稼働状況取得間隔 ] 5 カスタムモード

332 設定項目 初期値 スタンダード モード [ 詳細 ] [ アプリケーション情報送信種別 ] 次回エージェント起動時のみ最新情報を送信する カスタムモード スクリプト [ 動作設定 ] スクリプト追加 : 設定なし 設定項目 初期値 スタンダード モード [ ファイル場所 ] - [ 実行名 ] - カスタムモード インストールレス型エージェント監視 [ 通信環境 ]: 設定なし 設定項目 初期値 スタンダード モード [ 監視サーバ名 ] 運用管理サーバのホスト名 [telnet 接続に必要な情報 ] [ ログイン開始シーケンス ] - [ ログインプロンプト ] login: [ ログイン ID] - [ パスワードプロンプト ] Password: [ パスワード ] - [ パスワード ( 再入力 )] - [ コマンドプロンプト ] # [ ログアウトコマンド ] exit [ ログイン ID に管理者権限がない場合の管理者情報 ] [ 監視サーバ ] が UNIX の場合 [ 管理者モード移行コマンド ] - [ パスワードプロンプト ] Password: [ パスワード ] - [ パスワード ( 再入力 )] - [ コマンドプロンプト ] # [ ログアウトコマンド ] exit [WMI 接続に必要な情報 ] [ 監視サーバの情報 ] [ アカウント ] - [ パスワード ] - [ パスワード ( 再入力 )] - [ ドメイン名 ] - [ 監視対象システムの情報を設定する ] - カスタムモード

333 設定項目 初期値 スタンダード モード [SSH 接続に必要な情報 ] [ セキュリティを高めて監視 ] - カスタムモード インベントリ情報の収集 設定項目 初期値 スタンダード モード インベントリ収集契機 [ スケジュール収集しない ] ON [ 毎日 ] - [ 毎週 ] - [ 毎月 ] - [ 収集時刻 ] 時 : 9 分 : 0 カスタムモード アクション設定の初期値 機能名設定項目設定値 メッセージ監視アクション上位システムに送信する ログ格納 監視イベント種別 重要度 通報番号 文字色 背景色 メッセージ編集 する 変更しない 変更しない 変更しない 変更しない 変更しない アクションの標準値 ( メール ) 実行方法上位優先 アクションの標準値 ( アプリケーション起動 ) 空 宛先 [ イベント定義 / アクション定義画面 ] で設定した値が設定されます イベントの内容を通知する メール連携用のデータを送信する タイトル コメント 送信ファイル 実行コマンド 実行方法 起動ファイル パラメタ 起動時のディレクトリ ON OFF Message from Systemwalker 空 空 空 上位優先 [ イベント定義 / アクション定義 ] 画面で設定した値が設定されます ( 最初の空白まで ) [ イベント定義 / アクション定義 ] 画面で設定した値が設定されます 空

334 機能名設定項目設定値 起動時の扱い 普通に表示 アクションの標準値 ( 音声通知 ) 実行方法上位優先 宛先 音声種別 メッセージ イベントの内容を通知する 種別 ( 男女 ) 繰り返し回数 アクション通知 / 他所画面で設定した値が設定されます メッセージ読み上げ 自動アクションによる音声の通知です ON 女性 1 回 [ 性能監視 ] しきい値設定 しきい値の種類 C P U 使用率 実メモリ使用率 ディスク使用率 監視 異常上限 警告上限 警告下限 異常下限 ON OFF OFF 異常基準 警告基準 サンプリング回数 サンプリング間隔 スタンダードモード カスタムモード [ アプリケーション監視 ] しきい値設定 設定項目 初期値 スタンダード モード [ 稼働ポリシー監視間隔 ] 300 カスタムモード

335 A.3 ポリシーの情報を出力する 設定されているポリシーと各サーバのローカル定義を出力し 履歴管理を行うことができます 出力する対象は 運用管理サーバ 部門管理サーバ 業務サーバです ポリシーの情報を出力するために 以下の項目について説明します 出力されるポリシーの情報 ポリシーを出力する手順 SystemWalker/CentricMGR V4.0L20 以前のノードについては ノードのポリシー情報を出力することはできません A.3.1 出力されるポリシーの情報 出力される情報について説明します 設定されていない情報は出力されません また 出力された定義の文字コードは SJIS となります 出力される定義体の情報を以下に示します 機能対象情報出力ファイル名備考 イベント監視ログファイル定義情報 P_opagt_log.csv アプリケーション管理 接続情報 動作設定詳細定義情報 P_opagt_conn.csv P_opagt_opeset.csv 自ホスト名情報 P_opagt_ownhnm.csv ( 注 1) メッセージ送信先システム情報 P_opagt_dessys.csv ホスト環境定義情報 P_opagt_hstenv.csv ( 注 2) インベントリ管理の設定 P_compcl_sc.ini ( 注 3) 監視アプリケーション情報 P_Mpapagt_aplinfo.csv ( 注 3) 自動運用支援イベント監視の条件定義情報 P_MpAosf_evtact.csv アクション環境設定情報 P_MpAosf_actenv.ini ネットワーク管理ネットワーク管理ポリシー情報 P_MpNetmgr_PO.ini ( 注 3) ネットワーク管理ローカル定義情報 MIB 拡張ファイル 登録 MIB 情報 P_MpNetmgr_LO.ini P_MpMibExt.ini P_MpMibExt/*.MIB P_MpMibExt/*.DEFS スクリプト制御スクリプト自動起動定義情報 P_MpSc_Auto.csv ( 注 3) 性能監視 ネットワーク性能監視定義情報 P_trfmgr_nwpol.ini P_trfmgr_nwnode.csv 共通ツール サーバ性能監視定義情報 サーバ性能ローカル定義情報 デーモン起動 停止制御ファイル UNIX 版 サービス起動 停止制御ファイル Windows 版 プロセス監視の動作環境定義ファイル プロセス監視の監視対象定義ファイル P_trfmgr_svpol.csv P_trfmgr_svnode.csv P_trfexa_svnode.ini P_Mpcmtool_rc2.ini P_Mpcmtool_USERCMGR.ini P_Mpcmtool_mppmon.ini P_Mpcmtool_mppmon.usr 監査ログ管理監査ログ管理ポリシーファイル P_mpatm_policy.csv ( 注 3) ( 注 3)

336 機能対象情報出力ファイル名備考 監査ログ管理日付書式ポリシーファイル 接続可能一覧ポリシーファイル P_mpatm_format.ini P_mpatm_connect.ini 注 1) 部門管理 / 業務サーバの情報は 部門管理 / 業務サーバ上でポリシー移出コマンドを実行した場合だけ出力されます 注 2) GEEで出力した場合だけ出力されます 注 3) 運用管理サーバでだけ出力されます 出力されない情報 システム監視機能 - 運用管理サーバのみに保有している情報 - グローバルサーバの監視定義情報 (GEEのみで保有している情報 ただし ホスト環境定義情報は除く) - クラスタ定義情報 (EE/GEEのみで保有している情報) - 監視ログファイル設定情報 - メール連携設定情報 アプリケーション管理 - アプリケーション監視ポリシー設定情報 - 部門管理 / 業務サーバ上のポリシー 自動運用支援 - V11.0L10 以降のノードのイベント監視の条件に関するポリシー設定で [ 配付対象 ] からはずすと設定した定義 - メッセージ変換定義 - イベントコリレーション監視の条件定義 - 類似イベント抑止定義 - イベントグループ定義 ネットワーク管理 - 部門管理 / 業務サーバ上のポリシー - 監視抑止のポリシー スクリプト制御 - Systemwalkerスクリプトおよび自動起動以外のスクリプト登録内容 - 部門管理 / 業務サーバ上のポリシー 性能監視 - 部門管理 / 業務サーバ上のポリシー出力された各ファイルの詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください A.3.2 ポリシーを出力する手順 ポリシーの内容を出力する流れを下図に示します

337 ポリシー - 運用管理サーバ上にある各サーバに配付したポリシー情報 - 運用管理サーバから配付したポリシーを 各サーバ上で直接編集を可能としているポリシー ローカル定義各サーバ上で直接設定をする定義 運用管理サーバから配付はできない 定義体ポリシーとローカル定義をまとめたもの 定義体を出力する手順 1. 以下のコマンドを実行します mppolcollect -A -o directory 指定したディレクトリ配下に各機能の定義体が出力されます mppolcollect( ポリシー情報移出コマンド ) の詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください ポリシーを出力する場合 ポリシーの出力先ディレクトリに存在する出力ファイルを参照している場合 ファイル参照を終了してからコマンドを実行してください [ 通信環境定義 ] ダイアログボックスを閉じてください

338 [Systemwalker コンソール ] で [ スクリプト ( 動作設定 )] 画面を閉じてください また スクリプト管理コマンド実行がされていないことを確認してください ( スクリプト制御機能を使用している場合 ) [Systemwalker コンソール ] 画面で [ アプリケーション管理 ] のポリシー設定画面を閉じてください 以下による定義更新中はポリシーを出力することができません - イベント監視の定義画面 ([ イベント監視の条件定義 ] 画面 [ アクション環境設定 ] 画面 ) - ポリシー配付によるイベント監視の条件 - イベント監視のポリシー移入コマンド (poin1) - イベント監視の CSV ファイル読み込みコマンド (aoseadef) コマンド - 監査ログ管理ポリシー情報移入コマンド (mpatmpset) - 監査ログ管理ポリシー情報変換コマンド (mpatmpconv) 出力される各機能の定義体は 以下のとおりです コマンドの投入元 運用管理サーバ 部門管理サーバ オプション指定 ( 注 3) -A -o <dir> ( 注 1) -n < 指定ホスト > -o <dir> ( 注 2) 運用管理サーバ リポジトリ上のポリシー定義情報 各ノード ( 運用管理 / 部門管理 / 業務サーバ ) 適用済みポリシー -o <dir> -o <dir> 業務サーバ -o <dir> 注 1) 注 2) 注 3) 複数のノードが対象になります -n オプションで指定されたノードだけが対象になります ローカル定義 出力される情報は <dir> に出力対象のサーバの代表 IP アドレスと同一のディレクトリを作成し その配下にノードごとの情報を出力します 運用管理サーバ上で -A オプションまたは -n オプションで運用管理サーバのホスト名が指定された場合は ポリシーとして配付した ( または配付予定の ) 情報 ( リポジトリ上の情報 ) を出力します ポリシー出力で失敗した場合 ポリシー出力で失敗した場合の対処方法を以下に示します 1. ポリシー情報移出コマンド (mppolcollect) 実行時に出力されたメッセージを確認し Systemwalker Centric Manager メッセージ説明書 の該当メッセージに記載されている対処を実施してください 2. [1. でエラーが対処できない場合 ] 移出先に作成される管理ファイル (manage.ini) を参照し 以下の記述があるか確認してください [mppolcollect] ALLEND=OK

339 - [ 存在していた場合 ] mppviewc コマンドを実行し 起動に失敗しているデーモンがいないか確認してください デーモンが起動していない場合 scentricmgr を実行してください - [ 存在していない場合 ] 3. の対処を実施してください 3. [2. でエラーが対処できない場合 ] manage.ini ファイルの [IP] セクションの情報を確認し 情報取得が失敗している箇所を特定してください [IP] =OK =NG WHOLE=OK キー 値 XXX.XXX.XX.XXX:IP アドレス MYNODE: 自ノード WHOLE:Systemwalker 全体の情報 OK: 情報取得成功 NG: 情報取得失敗 - [ 特定できた場合 ] 該当ノードのポリシー設定を見直してください - [ 特定できない場合 ] 手順 6 を実施してください 4. [3. でエラーが対処できない場合 ] 移出先に作成される管理ファイル (manage_ip.ini) を参照し 以下の記述があるか確認してください [NodeInfo] IP_ALL_END=OK - [ 存在していた場合 ] ポリシー情報移出コマンド (mppolcollect) で -A -o <dir> を指定した場合は manage_ip.ini ファイルを それ以外のオプションを指定した場合は manage_ip.ini ファイルの [CMD] セクション情報で以下のコマンドの結果を確認してください [NodeInfo] /opt/fjsvfwnm/bin/p_mpnetmgr=ok /opt/fjsvfwnm/bin/p_mpmibext=ng - [ 存在していない場合 ] manage_ip.ini ファイルの [CMD] セクション情報で全コマンドの結果を確認してください [NodeInfo] /opt/fjsvxxxx/bin/p_xxxx=ok /opt/fjsvyyyy/bin/p_yyyy=ng キー 値 /opt/*/bin/p_*: コマンド名

340 OK: 情報取得成功 NG: 情報取得失敗 Skip: 本インストール種別で採取する情報がないため情報取得をしていません 情報取得に失敗しているコマンドを特定した後 コマンドと採取情報の対比表 を参照し 関連する設定情報を確認してください コマンドと採取情報の対比表 - UNIX 版 コマンド /opt/fjsvfwaos/bin/p_mpaosf /opt/fjsvftlc/bin/p_mpcmtool /opt/fjsvsagt/bin/p_opagt /opt/fjsvsapag/bin/p_appmgr /opt/fjsvspmmg/bin/p_trfmgr /opt/fjsvssc/bin/p_mpsc /opt/fjsvfwnm/bin/p_mpnetmgr /opt/fjsvfwnm/bin/p_mpmibext /opt/fjsvmpatm/bin/p_mpatm 採取機能自動運用支援共通ツールシステム監視アプリケーション管理性能監視スクリプト制御ネットワーク管理監査ログ管理 - Windows 版 コマンド Systemwalker インストールディレクトリ \mpwalker \mpaosfsv\bin\p_mpaosf.exe Systemwalker インストールディレクトリ \MPWALKER.DM\mpcmtool \P_Mpcmtool.exe Systemwalker インストールディレクトリ \MPWALKER.DM\mpopagt\bin \P_opagt.exe Systemwalker インストールディレクトリ \MPWALKER.DM\Mpapagt\opt\bin \P_APPMGR.exe Systemwalker インストールディレクトリ \MPWALKER.DM\MpTrfMgr\bin \P_trfmgr.exe Systemwalker インストールディレクトリ \MPWALKER.DM\MpTrfExa\bin \P_trfexa.exe Systemwalker インストールディレクトリ \MPWALKER.DM\mpsc\bin\P_MpSc.exe Systemwalker インストールディレクトリ \MPWALKER.DM\mpnetmgr\bin \P_MpNetmgr.exe Systemwalker インストールディレクトリ \MPWALKER.DM\mpnetmgr\bin \P_MpMibExt.exe 採取機能自動運用支援共通ツールシステム監視アプリケーション管理性能監視スクリプト制御ネットワーク管理

341 コマンド Systemwalker インストールディレクトリ \MPWALKER.DM\mpatm\bin\P_mpatm.exe 監査ログ管理 採取機能 インストールされている機能のコマンドのみ実行します オプションと管理ファイルのパスの対応表 オプション 管理ファイル -A -o <dir> <dir>/manage.ini <dir>/<ipaddress>/manage_ip.ini -n <node> -o <dir> <dir>/manage.ini <dir>/<ipaddress>/manage_ip.ini -o <dir> <dir>/manage.ini <dir>/manage_ip.ini 5. [4. でエラーが対処できない場合 ] 以下の手順で内部ログを確認し エラーの原因を取り除いてください 内部ログ (Solaris 版 ):/var/opt/fjsvftlc/backup/mppolcol.log 内部ログ (Windows 版 ):Systemwalker インストールディレクトリ \MPWALKER.DM \mpcmtool\log\mppolcol.log 1. Exec: と 2. で特定したコマンド名 をキーに コマンドを実行した時間のログエントリを特定します 2. 特定したログエントリの次の行に出力されているメッセージ ( 日時などのヘッダがないメッセージ ) を確認し エラーの原因を取り除きます 例 ) 内部ログ出力 2004/07/31 15:29:33 I Exec:/opt/FJSVfwnm/bin/P_MpNetmgr -A -out /tmp/ r_n1 Rc(0) P_opagt: エラー : 227: ノード (node1) は [ イベント監視の動作環境設定 ] のポリシー定義が未実施のため情報は移出されません P_opagt: エラー : 234: ノード (node1) は [ 監視ログファイル設定 ] のポリシー定義が未実施のため情報は移出されません 6. [5. でエラーが対処できない場合 ] 保守情報収集ツール (swcolinf) ですべての機能の資料を採取し 富士通技術員に問い合わせてください mppolcollect ( ポリシー情報移出コマンド ) mppviewc( プロセスの動作状況表示コマンド ) swcolinf( 保守情報収集コマンド ) の詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください A.4 ポリシーの情報を比較する 以下の場合等に ポリシー情報を比較して 確認することができます 運用管理サーバと部門管理 / 業務サーバのポリシーが同じか確認する場合 GUIでポリシーを変更し 設定どおり変更されたか確認する場合 試験環境と本番環境で同じ定義がされているか確認する場合 バックアップからのリストア処理で手順の間違いなく運用が再開できるか確認する場合 ポリシーを出力する手順 で出力した情報を比較する流れを以下に示します

342 比較する手順 運用管理サーバ上の定義と部門管理サーバの定義の比較 1. 運用管理サーバ上で 比較するノード A のポリシーを出力します 2. ノード A のコンピュータ上でポリシーを出力します 3. 1 と 2 の出力ファイルの比較をします 試験環境ノード A と本番環境ノード B の定義の比較 1. 運用管理サーバ上で ノード B のポリシーを出力します 2. ノード A のコンピュータ上でポリシーを出力します 3. 1 と 2 の出力ファイルの比較をします 4. 定義が同じであることが確認できた場合は ノード B へポリシーを配付することで同じ環境となります 定義体は サーバ固有情報は異なります また 同じ設定でも比較するコンピュータの OS が異なる場合は OS 情報は異なります 以下に異なる箇所を示します 表 A.1 サーバ固有情報 機能出力ファイル名項目異なる内容 イベント監視 P_opagt_ownhnm.csv 自ホスト名 自ホスト名として " ユーザ指 定 " で設定しているホスト名 P_opagt_dessys.csv メッセージ送信先システム メッセージ送信先システムのホ スト名またはIPアドレス 自動運用支援 P_MpAosf_evtact.csv イベント定義のホスト名の 特定 アクション定義 ( 音声通知 ) の音声通知先 アクション定義 ( リモートコマンド ) の発行先 メッセージの発生元のホスト名 音声通知を実行する Windows(R) コンピュータのホスト名 または IP アドレス リモートコマンドを実行するホストのホスト名

343 機能出力ファイル名項目異なる内容 ネットワーク管理 P_MpAosf_actenv.ini アクション定義 (SNMP トラップ ) の発行先 ショートメール通報実行ホスト名 メール実行ホスト名 ポップアップメッセージ実行ホスト名 音声通知実行ホスト名 SNMP サーバが存在するホストのホスト名 アクションを実行する Windows(R) コンピュータのホスト名 または IP アドレス P_MpNetmgr_PO.ini 部門 設定先種別に "DV" 設定先に部門を管理するサーバの代表インタフェースのホスト名またはIPアドレス セグメント ノード 性能監視 P_trfmgr_nwnode.csv 監視ノードノード名 表 A.2 OS 固有情報 サブネットアドレス 設定先種別に "SG" 設定先にネットワークアドレス 設定先に所属インタフェースのホスト名または IP アドレス サブネットアドレス P_trfmgr_svnode.csv 配付先ノード名配付先のノード名 機能出力ファイル名項目異なる内容 性能監視 P_trfexa_svnode.ini サーバ性能監視定義情報 すべて異なるため 比較はで きません A.5 配付済みのポリシーを削除する 配付済みのポリシーを削除する手順を以下に示します [ 監視ポリシー ] の削除 1. [Systemwalker コンソール ] の [ ポリシー ] メニューから [ 監視 ]-[ 監視ポリシー ] を選択します [ 監視ポリシー [ 管理 ]] 画面が表示されます 2. [ 設定対象 ] ツリーにおいて 削除対象のノードが配付先となっているポリシーグループを選択し [ 操作 ] メニューの [ 更新 ] を選択します [ 監視ポリシー [ ポリシーグループの登録 ]] 画面が表示されます 3. [ 配付先 ] タブの [ 配付先一覧 ] リストにおいて 削除対象のノードを選択し [ 削除 ] ボタンをクリックします 4. [OK] ボタンをクリックし [ 監視ポリシー [ ポリシーグループの登録 ]] 画面を終了します 5. [ 監視ポリシー [ 管理 ]] 画面の [ 操作 ] からメニュー [ 配付 ] を選択し 更新したポリシーグループを配付します ポリシー配付が成功すると ポリシーグループの配付先からノードが削除されます [ 監視ポリシー ] 以外の削除 1. [Systemwalkerコンソール] から [ ポリシー ]-[ 監視 ]-[ ポリシーの配付状況 ] を選択します [ ポリシーの配付状況 ] 画面が表示されます 2. 削除するポリシーを選択します

344 3. [ 削除 ] を選択します 削除したポリシー情報はデータベースからは削除されますが 各コンポーネントのポリシー設定情報は削除されません ポリシー設定を削除したい場合は 各ポリシーの設定画面からポリシーの削除を行ってください 削除できないポリシーも存在しますので注意が必要です

345 付録 B Systemwalker テンプレートについて Systemwalker Centric Manager では 異常メッセージの監視や常駐プロセスの稼働監視定義を Systemwalker テンプレートとして提供しています ここでは 以下の項目について説明します フィルタリング定義の考え方 重要度の補正 ( イベントログを除く ) ログファイル監視の設定 監視イベント種別の特定 フィルタリング定義の考え方 Systemwalker テンプレートでは フィルタリング定義の設定順序について以下のように設定しています イベント監視の条件定義は 監視サーバ 1 台に対して 最大で 5000 件まで設定可能です イベントが発生すると 上位の定義から下位へ順にマッチング処理を開始します したがって フィルタリング定義の設定順序は イベントの特定条件を詳細度の高い定義を上位に 詳細度の低い定義を下位に設定する必要があります Systemwalker テンプレートでは イベントの監視漏れを防ぐために 製品 ( ソフトウェア ) を特定する文字列 ( ラベル ) があるすべてのメッセージを下位で定義し 監視が不要なメッセージ およびエラー種別が 情報 のメッセージであっても監視が必要なメッセージを上位に定義する 3 段階のフィルタリング定義を設定しています 段階メッセージ内容特定方法定義順 1 エラー種別が 情報 で監視が必要なメッセージ 製品を特定する文字列 エラー種別 情報 メッセージ ID 文字列 上位 2 監視が不要なメッセージ 製品を特定する文字列 上位 エラー種別 警告 / エラー メッセージ ID 文字列 3 すべてのメッセージ 製品を特定する文字列下位

346 重要度の補正 ( イベントログを除く ) Systemwalker テンプレートでは 以下の観点で重要度を補正しています 重要度が 情報 レベルで監視対象とするメッセージ およびエラー種別が設定されていないメッセージも含めて補正しています 最重要 重要 警告 通知 一般 システム / 業務ダウンに直結するメッセージ システムダウンの兆候を警告するメッセージ 早急に対処が必要なメッセージ 異常を通知するメッセージ 早急に対処する必要はないが異常を通知するメッセージ 注意が必要なメッセージ 確認する必要があるメッセージ \ 監視対象から除外するエラー / 警告メッセージ エラー種別がすべて小文字の場合 エラー種別がすべて小文字の場合 Systemwalker Centric Manager では判断できず 重要度をすべて 重要 と判断してしまいます Systemwalker テンプレートでは 重要度を基本的に製品が出力するメッセージ文字列中のエラー種別のレベルに従って補正しています syslogの文字列 ( エラー種別 ) info noticeなどwarning 以下の文字列 Notice warning 重要度一般通知警告

347 error halt panic syslog の文字列 ( エラー種別 ) 重要 最重要 重要度 ログファイル監視の設定 Systemwalkerテンプレートでは ログファイルについて以下のように設定しています ラベルは製品名を指定しています エラー種別は エラー を指定しています 監視イベント種別の特定 Systemwalker テンプレートのフィルタリング定義では監視イベント種別を 監視対象とする OS 別や製品 ( ソフトウェア ) が出力するメッセージから以下のようにカテゴリ分けしています カテゴリの命名については 著名な製品の場合には製品名を そのほかについては管理対象名を設定します 監視イベント種別を設定することにより 監視イベント種別による表示の絞り込み およびメッセージの出力元を分かりやすく表示することができます 監視イベント種別 システム バッチ業務 ネットワーク 性能 介入 資源配付 利用者管理 トラフィック管理 アプリケーション 説明 Windows イベントログ ( システム ) のメッセージ UNIX syslog のメッセージ Systemwalker Operation Manager Systemwalker Centric Manager ネットワーク管理機能 SNMP トラップ IPCOM SafeLINK PRIMECLUSTER GLS CiscoWorks2000 Systemwalker Network Assist Systemwalker Network Manager Systemwalker Network Topology Manager - - Systemwalker Centric Manager 資源配付機能 Systemwalker Centric Manager 利用者管理 トラフィック Windows イベントログ ( アプリケーション ) のメッセージ セキュリティ Windows イベントログ ( セキュリティ ) のメッセージ NetShield/VirusScan Norton AntiVirus ServerProtect/Trend Virus Control System/InterScan/ ウィルスバスター Systemwalker Desktop Keeper ログファイル アプリ連携 性能監視 アプリ管理 その他 サーバ (*) ログファイルのメッセージ Systemwalker Centric Manager アプリ連携機能 Systemwalker Centric Manager 性能監視機能 Systemwalker Centric Manager アプリ管理機能 フィルタリング定義に失敗したメッセージ 監視イベント種別に該当しないメッセージ OS およびハードウェア監視ソフトが検出した故障などのハード機器の異常 OS カーネルの異常 およびハード機器用ドライバの異常 カーネルが出力する異常 クラスタ系 PRIMECLUSTER Safe シリーズなど

348 監視イベント種別ストレージ (*) ミドルウェア (*) グループウェア (*) ERP(*) 監査 (*) Systemwalker(*) Interstage(*) SQLServer(*) Symfoware(*) Oracle (*) OracleEM (*) 説明 SOFTEK 製品 SSF/Backup Facilityなど Linkexpress NetWorker Notes TeamWARE SAP CCMSから出力されるメッセージパスワードエラーを出力する異常 Systemwalker 製品 Interstage 製品 SQL Server Symfoware 製品 Systemwalker for Oracle Oracle Enterprise Manager *:Systemwalker テンプレート用に追加した監視イベント種別です

349 付録 C コンソールの機能差異とメニュー項目 コンソールの機能差異とメニュー項目について説明します C.1 [Systemwalker コンソール ] の機能差異 Windows 版 項目 機能 Systemwalker コンソール 運用形態以下の Windows OS 上での動作 : Windows(R) 2000 Windows(R) XP Windows Server 2003 STD/Windows Server 2003 EE Windows Server 2008 STD/Windows Server 2008 EE/Windows Server 2008 for Itanium-Based Systems/Windows Server 2008 Foundation/Windows Server 2008 R2 Web コンソール ブラウザ上での動作 i モードおよび PDA での動作 表示システム情報の表示 アプリケーション情報の表示 ネットワーク構成の表示 任意の構成での表示 イベント監視イベントの監視 イベントの対処 イベントの検索 影響範囲の特定 メッセージ一覧の表示 メッセージ一覧の検索 イベント傾向の表示 稼働管理システムの稼働状態表示 アプリケーションの稼働状態表示 アプリケーションの稼働違反の監視 モバイル版 操作 リモートコマンドの投入 ( 注 1) システムの電源投入 / 電源切断 アプリケーションの起動 / 停止 性能監視システム性能の表示 アプリケーション性能の表示 ネットワーク性能の表示 システム性能のしきい値監視

350 項目 機能 Systemwalker コンソール Web コンソール アプリケーション性能のしきい値監視 ネットワーク性能のしきい値監視 構成情報編集任意の構成の作成 ( システムだけ ) 任意の構成の作成 ( システムとアプリケーション混在 ) システムの登録 / 更新 / 削除 アプリケーションの登録 / 更新 / 削除 監視マップ編集 監視マップの編集 ( 注 2) 依存関係の設定 オブジェクト間の依存関係 ( 注 2) 業務を構成するオブジェクトの重み付け ( 注 2) 自動検出システムの自動検出 アプリケーションの自動検出 影響範囲影響範囲のシミュレート モバイル版 UNIX 版 項目 機能 Systemwalker コンソール 運用形態以下の Windows OS 上での動作 : Windows(R) 2000 Windows(R) XP Windows Server 2003 STD/Windows Server 2003 EE Windows Server 2008 STD/Windows Server 2008 EE/Windows Server 2008 for Itanium-Based Systems/Windows Server 2008 Foundation/Windows Server 2008 R2 ( 注 3) Web コンソール モバイル版 ブラウザ上での動作 iモードおよびpdaでの動作 表示 システム情報の表示 アプリケーション情報の表示 ネットワーク構成の表示 任意の構成での表示 イベント監視 イベントの監視 イベントの対処 イベントの検索 影響範囲の特定

351 項目 機能 Systemwalker コンソール Web コンソール メッセージ一覧の表示 メッセージ一覧の検索 イベント傾向の表示 稼働管理システムの稼働状態表示 アプリケーションの稼働状態表示 アプリケーションの稼働違反の監視 モバイル版 操作 リモートコマンドの投入 ( 注 1) システムの電源投入 / 電源切断 アプリケーションの起動 / 停止 返答メッセージに対する返答操作 性能監視システム性能の表示 アプリケーション性能の表示 ネットワーク性能の表示 システム性能のしきい値監視 アプリケーション性能のしきい値監視 ネットワーク性能のしきい値監視 構成情報編集任意の構成の作成 ( システムだけ ) 任意の構成の作成 ( システムとアプリケーション混在 ) システムの登録 / 更新 / 削除 アプリケーションの登録 / 更新 / 削除 監視マップ編集 監視マップの編集 ( 注 2) 依存関係の設定 オブジェクト間の依存関係 ( 注 2) 業務を構成するオブジェクトの重み付け ( 注 2) 自動検出システムの自動検出 アプリケーションの自動検出 影響範囲影響範囲のシミュレート : 機能あり : 機能なし 注 1) 操作可能 / 抑止の設定が可能 注 2)[Systemwalker コンソール ] で編集 / 設定した情報を表示可能 ( 編集は不可 ) 注 3) 以下の Windows OS は未対応 Windows Server 2003 STD/Windows Server 2003 EE Windows Server 2008 STD/Windows Server 2008 EE/Windows Server 2008 for Itanium-Based Systems/Windows Server 2008 Foundation/Windows Server 2008 R

352 C.2 [Systemwalker コンソール ] のメニュー項目 監視モード [ ファイル ] メニュー メニュー項目名権限表示備考 DmAdmin DmOperation/ DmReference [ 機能選択 ] [ 監視 ] - [ 編集 ] 更新 [ 監視ツリーのアクセス権設定 ] 更新 [ ルートフォルダ配下の監視 ] - [ 指定フォルダ配下の監視 ] - [MIB ログの表示 ] - [MIB 監視ログの表示 ] - [ プロパティ ] - [ 終了 ] - 権限 の - は 参照権を表しています 表示 の は初期状態で表示される項目 は初期状態では表示されない項目を表しています [ 検索 ] メニュー メニュー項目名権限表示備考 DmAdmin DmOperation/ DmReference [ リモートコマンドの検索 ] [ 指定ノード ] - [ 全ノード ] - [ メッセージの検索 ] [ 指定ノード ] - [ 全ノード ] - [ オブジェクトの検索 ] - [ 過去イベントの検索 ] - [ 監視イベント一覧の検索 ] - 権限 の - は 参照権を表しています 表示 の は初期状態で表示される項目 は初期状態では表示されない項目を表しています [ 表示 ] メニュー

353 メニュー項目名権限表示備考 DmAdmin DmOperation/ DmReference [ マップの表示 ] - [ リストの表示 ] - [ マップ / リストの表示設定 ] - [ 監視イベントの表示設定 ] - [ 図形編集モード ] - [ マップ編集モード ] - [ オブジェクトツールバーの表示 ] - [ イベントツールバーの表示 ] - [ ステータスバーの表示 ] - [ 終了時の状態保存 ] - [ デザインの設定 ] - [ フォント設定 ] - [ 監視イベント一覧の再読み込み ] - [ 監視イベント一覧の再読み込みの中断 ] - [ 最新の稼働状態を表示 ] - [1 つ上の階層へ ] - 権限 の - は 参照権を表しています 表示 の は初期状態で表示される項目 は初期状態では表示されない項目を表しています [ 操作 ] メニュー メニュー項目名権限表示備考 [ リモートコマンド ] 更新操作 [ 連携製品の起動 ] 更新操作 DmAdmin DmOperation/ DmReference メニュー名は [ カスタマイズ ] ダイアログボックスで変更可能 [MIB 情報の表示 ] [ システム情報 ] - [ インタフェース情報 ] - [ 通信情報 ] - [TCP 接続情報 ] - [UDPポート情報] - [Interstage 情報 ] - [ 無線 LANアクセスポイント情報 ] - [ 省電力情報 ]

354 メニュー項目名権限表示備考 DmAdmin DmOperation/ DmReference [MIB の取得 ] - [MIB の設定 ] - [HUB 接続状況の表示 ] 更新 [ 性能情報の表示 ] [ ノード中心マップ型の表示 ] - [ ペアノード経路マップ型の表示 ] - [ ノード詳細の表示 ( トラフィック )] - [ ノード詳細の表示 ( サーバ性能 )] - [ アプリケーション性能の表示 ] - [ リモートで電源を投入 ] - [ リモートで電源を切断 ] - [ バッチ業務 ] - [ クラスタコンソールの表示 ] - EE/GEE で表示 [WSMGR] 更新操作 [ ハード監視 ] 更新操作 [IP NetMGR- 構成情報 ] - [ プロキシの設定 ] 更新 [ メッセージ一覧 ] - GEE だけ表示 GEE だけ表示 [ 監査ログ分析 ] - セキュリティ監査 者が操作可能 [ システム状態の表示 ] - GEE だけ表示 [IP NetMGR- 構成情報検索 ] - [ ソフトウェア修正管理 ] 更新操作 [ サーバアクセス制御 ] 配付機能等の操 作を使用する場 合 [ 保守作業の承認 ] - セキュリティ管理 者が操作可能 [ 保守承認状況の表示 / 回収 ] - セキュリティ管理 者が操作可能 [ ノードの検出 ] [ 指定フォルダ ] 更新 [ 全ノード ] 更新 [ ブレードサーバ管理画面 ] [ 指定ノード ] - [ 全ノード ] - [ ユーザ登録メニュー ] [ping]

355 メニュー項目名権限表示備考 DmAdmin DmOperation/ DmReference [ping( 管理サーバ )] - [arp] - [arp( 管理サーバ )] - [telnet] - [telnet( 管理サーバ )] - [ftp] - [ftp( 管理サーバ )] - [traceroute( サブネット )] - [traceroute( ノード )] - [traceroute( 管理サーバ )] - [ リモートデスクトップ ] - [ リモートデスクトップ ( 管理サーバ )] - [ リモート操作 ] - [ リモート操作 ( 管理サーバ )] - * ユーザ登録メニュー ([ 操作メニュー登録 ] 画面の [ 指定システム ] タブで登録したメニュー ) * ユーザ登録メニュー (mpaplreg コマンドで登録したメニュー ) [ 性能情報の出力 ] 更新操作 - [ 操作メニュー登録 ] 画面の [ 指定システム ] タブで操作メニューを登録した場合に表示 - mpaplregコマンドで操作メニューを登録した場合に表示 [ 資源配付の操作 ] - [ 利用者管理 ] - Windows 版で V3.0/V4.0からのアップグレードした場合だけ表示 * ユーザ登録メニュー ([ 操作メニュー登録 ] 画面の [ 全システム ] タブで登録したメニュー ) - [ 操作メニュー登録 ] 画面の [ 全システム ] タブで操作メニューを登録した場合に表示 [ 操作メニューの登録 ] 更新 [ 操作ウィンドウの表示 ] - 権限 の - は 参照権を表しています 表示 の は初期状態で表示される項目 は初期状態では表示されない項目を表しています

356 [ 操作メニュー登録 ] 画面や mpaplreg( 監視画面のメニュー項目登録コマンド ) によって登録されたメニューは 登録された実行モジュールが存在しない場合は表示されません [ イベント ] メニュー メニュー項目名権限表示備考 DmAdmin DmOperation/ DmReference [ イベントの詳細 ] - [ イベントを未対処にする ] 更新操作 [ イベントの状態変更 ] 更新操作 [ イベントの一括対処 ] 更新操作 [ メールで送信 ] - [CSV 形式で保存 ] - [ クリップボードへコピー ] - [ 印刷 ] - [ 絞り込み条件 ] - [ 指定イベントで絞り込み ] - [ 指定ノードで絞り込み ] - [ 監視イベント一覧から削除 ] - [ イベントの発生元へジャンプ ] - [ 監視イベント種別ウィンドウの表示 ] - [ アクション定義 ] 更新 [ アクション定義の追加 ( 監視対象から除外 )] 更新 [ アクション定義の追加 ( 監視対象に追加 )] 更新 [ 返答定義 ] - [ 影響範囲の表示 ] - [ 影響範囲の表示を中止 ] - [ グラフの表示 ] - [ 監視イベントログを CSV 形式で保存 ] - [ すべて選択 ] - 権限 の - は 参照権を表しています 表示 の は初期状態で表示される項目 は初期状態では表示されない項目を表しています [ オブジェクト ] メニュー

357 メニュー項目名権限表示備考 DmAdmin DmOperation/ DmReference [ マップ ] [ 保存 ] - [ 再読み込み ] - [ コピー ] - [ プロパティ ] - [ 切り取り ] - [ コピー ] - [ 貼り付け ] - [ 削除 ] - [ アイコンを元の大きさに戻す ] - [ 影響範囲の表示 ] [ 最重要のイベント発生時 ] - [ 重要のイベント発生時 ] - [ 警告のイベント発生時 ] - [ 影響範囲の表示を中止 ] - [ 重み付け ] - [ アプリケーション ] [ 起動 ] 更新操作 [ 停止 ] 更新操作 [ 強制終了 ] 更新操作 [ 全停止 ] 更新操作 [ 全強制終了 ] 更新操作 [ 通知 ] [ による通知 ] - [ ショートメールによる通知 ] - [ インベントリ情報の収集 ] - [ インベントリ情報の表示 ] - [ インベントリ情報の検索 ] - [ ノード情報を CSV 形式で保存 ] - 権限 の - は 参照権を表しています 表示 の は初期状態で表示される項目 は初期状態では表示されない項目を表しています [ ポリシー ] メニュー

358 メニュー項目名権限表示備考 DmAdmin DmOperation/ DmReference 監視 監視ポリシー更新 監視抑止の設定更新 ノードの検出更新 MIB の拡張更新 ノードの監視 ( オプション ) 部門共通更新 稼働状態の監視 ( フォルダ ) 更新 MIB の監視 ( フォルダ ) 更新 DHCP クライアントの監視更新 ノード状態の初期化 フォルダ ノード 対象一覧更新 仮想ノードの監視更新 ネットワークの性能 ( 全体 ) 更新 イベント監視の動作環境 ( 全体 ) 更新 アプリケーションの自動検出設定更新 ポリシーの配付更新 ポリシーの配付状況更新 セキュリティ セキュリティポリシー - セキュリティ管理者もしくはセキュリティ監査者が操作可能 セキュリティ管理者 / セキュリティ監査者を設定していない場合はシステム管理者が操作可能 利用者のアクセス権設定 - セキュリティ管理者 セキュリティ監査者 もしくはシステム管理者が操作可能 ポリシーの配付更新 ポリシーの配付状況更新 権限 の - は 参照権を表しています 表示 の は初期状態で表示される項目 は初期状態では表示されない項目を表しています

359 [ ヘルプ ] メニュー メニュー項目名権限表示備考 DmAdmin DmOperation/ DmReference [Systemwalker コンソールヘルプ ] - [ トピックの検索 ] - [ 接続情報 ] - [ バージョン情報 ] - 権限 の - は 参照権を表しています 表示 の は初期状態で表示される項目 は初期状態では表示されない項目を表しています 編集モード [ ファイル ] メニューメニュー項目名 権限 備考 [ 機能選択 ] [ 監視 ] - [ 編集 ] 更新 [ 監視ツリーの選択 ] - [ 監視ツリーの作成 ] 更新 [ 監視ツリーの削除 ] 更新 [ 監視ツリーのアクセス権設定 ] 更新 [ 新ノードの振り分け ] 更新 [PRIMEQUESTノードの自動振り分け] 更新 [ 仮想マシンの監視マップ作成 ] 更新 [ 接続情報 ] - [ 終了 ] - [ オブジェクト ] メニューメニュー項目名 権限 備考 [ 作成 ] 更新 [ 追加 ] [ ノードの追加 ] 更新 [ アプリケーションの追加 ] 更新 [ 実行ファイルの追加 ] 更新 [ データベースの追加 ] 更新 [ 管理者の追加 ] 更新 [ ワークユニットの追加 ] 更新 [ パッケージの追加 ] 更新 [ 仮想ノードの追加 ] 更新

360 メニュー項目名 権限 備考 [GSサブシステムの追加] 更新 GEEだけ表示 [ フォルダの複写 ] 更新 [ 削除 ] 更新 [ 切り取り ] 更新 [ コピー ] 更新 [ 貼り付け ] 更新 [ 移動 ] [ フォルダへ移動 ] - [ フォルダの並べ替え ] - [ 前に移動 ] - [ 後に移動 ] - [ アイコンを元の大きさに戻す ] - [ 影響範囲の表示 ] [ 最重要のイベント発生時 ] - [ 重要のイベント発生時 ] - [ 警告のイベント発生時 ] - [ 影響範囲の表示を中止 ] - [ 重み付け ] 更新 [ アプリケーションの関係付け ] 更新 [ 検索 ] - [ プロパティ ] - [ 検出 ] メニュー メニュー項目名 権限 備考 [ ノードの検出 ] 更新 [ アプリケーションの検出 ] 更新 [GSワークユニットの検出] 更新 GEEだけ表示 [GSワークユニットオブジェクトの検出] 更新 GEEだけ表示 [GSサブシステムの検出] 更新 GEEだけ表示 [ 仮想ノードの検出 ( 全体 )] 更新 [ 仮想ノードの検出 ( 指定ノード )] 更新 [ ポリシー ] メニューメニュー項目名 権限 備考 監視監視ポリシー 更新 監視抑止の設定 更新 ノードの検出 更新

361 メニュー項目名 権限 備考 MIBの拡張 更新 ノードの監視 ( オプション ) 部門共通 更新 稼働状態の監視 ( フォルダ ) 更新 MIBの監視 ( フォルダ ) 更新 DHCPクライアントの監視 更新 ノード状態の初期化フォルダ 更新 ノード 更新 対象一覧 更新 仮想ノードの監視 更新 ネットワークの性能 ( 全体 ) 更新 イベント監視の動作環境 ( 全体 ) 更新 アプリケーションの自動検出設定 更新 ポリシーの配付 更新 ポリシーの配付状況 更新 セキュリティサーバアクセス制御 更新 利用者のアクセス権設定 更新 ポリシーの配付 更新 ポリシーの配付状況 更新 [ 表示 ] メニュー メニュー項目名 権限 備考 [ マップの表示 ] - [ リストの表示 ] - [ 表示の設定 ] - [ 図形編集モード ] - [ マップ編集モード ] - [1つ上の階層へ] - [ ツールバーの表示 ] - [ ステータスバーの表示 ] - [ オプション ] メニューメニュー項目名 権限 備考 [ マップ ] [ 保存 ] - [ 再読み込み ]

362 メニュー項目名 権限 備考 [ 自動作成 ] 更新 [ プロパティ ] - [ フォント設定 ] - [ 終了時の状態保存 ] - [ ヘルプ ] メニューメニュー項目名 権限 備考 [Systemwalkerコンソールヘルプ] - [ トピックの検索 ] - [ バージョン情報 ] - 権限 の - は 参照権を表しています 機能 の - は 監視 / 編集共通を表しています

363 付録 D Systemwalker コンソールとカスタマイズ [Systemwalker コンソール ] 上に表示される監視マップのアイコンの変更 および正常時 / 異常発生時のイメージを変更することができます ここでは Systemwalker コンソールのカスタマイズ方法と Systemwalker コンソール以外のコンソールの説明とカスタマイズ方法を説明します D.1 [Systemwalker コンソール ] をカスタマイズする [Systemwalker コンソール ] のカスタマイズについて説明します D.1.1 監視画面をカスタマイズする [Systemwalkerコンソール[ 監視 ]] を カスタマイズする方法を説明します [Systemwalkerコンソール] の背景色をカスタマイズする設定方法は 以下の通りです 1. [Systemwalkerコンソール[ 監視 ]] を起動します 2. [ 表示 ]-[ デザインの設定 ] メニューを選択します 3. [ デザインの設定 ] ダイアログボックスの [ 全体 ] タブを選択します 4. 全体の色設定の [ 設定 ] ボタンをクリックし [ 色の設定 ] ダイアログボックスで色を設定し [OK] ボタンをクリックします 5. [ デザインの設定 ] ダイアログボックスで [OK] ボタンをクリックします 背景色の設定は Systemwalkerコンソール再起動後に反映され 端末にログインするユーザごとに保存されます [ 監視マップ ] でのオブジェクトの稼働状態表示をカスタマイズする オブジェクト ( ノード / アプリケーション / ワークユニット / ワークユニットオブジェクト / クラスタサービス / グローバルサーバ /GS サブシステム /GS ワークユニットオブジェクト ) の稼働状態は 監視マップに表示されているアイコンの背景画像で識別できます オブジェクト種別がノードの場合の設定方法を以下に説明します 1. [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] を起動します 2. [ 表示 ]-[ デザインの設定 ] メニューを選択します 3. [ デザインの設定 ] ダイアログボックスの [ 監視マップ ] タブを選択します 4. 種別で ノードの状態 を選択します 5. [ 設定 ] ボタンをクリックします 6. [ 背景選択 ] ダイアログボックスで表示したい色の背景画像を選択し [OK] ボタンをクリックします 7. [ デザインの設定 ] ダイアログボックスで [OK] ボタンをクリックします カスタマイズした背景画像を初期状態に戻すには [ 初期値に戻す ] ボタンをクリックします 初期値については オブジェクトの稼働状態を示す背景画像の初期値 を参照願います [ 監視マップ ] のイベント発生時のイメージをカスタマイズする イベント発生時 発生元オブジェクトのアイコンに 異常時のイメージとして 任意のイメージを重ねて表現できます 設定方法を以下に示します 1. [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] で [ 表示 ] メニューの [ デザインの設定 ] を選択します [ デザインの設定 ] ダイアログボックスが表示されます 2. [ デザインの設定 ] ダイアログボックスの [ 監視マップ ] タブを選択します 3. [ 種別 ] で [ イベントの状態 ] を選択します

364 4. [ 最重要 ] [ 重要 ] [ 警告 ] および [ 通知 ] の [ 設定 ] ボタンをクリックします [ アイコン選択 ] ウィンドウが表示されます 5. イベント発生時にアイコンの上に重ね合わせて表示するイメージを選択します [ 表示する ] チェックボックスを OFF にすると その重要度のイベントは監視イベント一覧に表示されますが 異常時のイメージは監視マップに表示されません 例えば [ イベントの状態 ] が [ 警告 ] の [ 表示する ] チェックボックスを OFF に設定した場合 イベント一覧に警告イベントが表示されますが 発生元オブジェクトのアイコンに異常時のイメージは表示されません また [ 重要 ] [ 警告 ] [ 通知 ] のうち 1 つだけ [ 表示する ] チェックボックスを ON にすることはできません [ 初期値に戻す ] ボタンをクリックすると カスタマイズした情報は出荷時の状態に戻ります ポイント 運用管理サーバの以下のディレクトリに格納されているイメージファイルが イベント発生時 発生元オブジェクトのアイコンに 異常時のイメージとして表示されます 格納場所 Solaris Linux の場合 Windows(R) の場合 /var/opt/fjsvfwgui/java/classes/com/fujitsu/systemwalker/bcmgui/mtoelib/ image/icon Systemwalker インストールディレクトリ \MPWALKER.DM\mpbcmgui\server\var \java\classes\com\fujitsu\systemwalker\bcmgui\mtoelib\image\icon イメージファイルは以下の形式で作成し アイコンとして運用管理サーバの上記ディレクトリに格納してください イメージの形式 : アイコンに指定するイメージは bmp 形式または png 形式で作成してください ファイル名 : ファイル名の先頭は 半角の $ または半角の _ ( アンダーバー ) にしてください また 先頭文字以外はすべて半角英数字 ( 英字は小文字だけ ) にしてください 透過イメージ : 透過イメージの表示をサポートしていますが 透過イメージを作成できない bmp 形式は 左上 1 ピクセルの色が透過色と判断され アイコンの表示の際に透過処理が行われます 背景等 透明で表示したい部分には 左上 1 ピクセルの色と同じ色を指定して作成してください [Systemwalker Web コンソール ] の [ 監視マップ ] でのオブジェクトの稼働状態表示をカスタマイズする [Systemwalker Web コンソール ] では オブジェクト ( ノード / アプリケーション / ワークユニット / ワークユニットオブジェクト / クラスタサービス / グローバルサーバ /GS サブシステム /GS ワークユニットオブジェクト ) の稼働状態を 監視マップに表示されているアイコンの枠色およびラベルの文字色で識別できます オブジェクト種別がノードの場合の設定方法を以下に説明します 1. [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] を起動します 2. [ 表示 ]-[ デザインの設定 ] メニューを選択します 3. [ デザインの設定 ] ダイアログボックスの [ 監視マップ (Web コンソール )] タブを選択します 4. 色設定で ノードの状態 を選択します 5. ラベルの文字色を変更するには [ 文字色 ] ボタンをクリックします 枠色を変更するには [ 背景色 / 枠色 ] ボタンをクリックします 6. [ 色の設定 ] ダイアログボックスで表示したい色を選択し [OK] ボタンをクリックします 7. [ デザインの設定 ] ダイアログボックスで [OK] ボタンをクリックします カスタマイズした背景画像を初期状態に戻すには [ 初期値に戻す ] ボタンをクリックします 初期値については オブジェクトの稼働状態を示す背景画像の初期値 を参照願います

365 [ 監視リスト ] のイベント発生時の文字色 / 背景色をカスタマイズする [ 最重要イベント発生ノード ] [ 重要イベント発生ノード ] [ 警告イベント発生ノード ] および [ 通知イベント発生ノード ] の [ 背景色 ] [ 文字色 ] をカスタマイズします 設定方法を以下に示します 1. [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] を起動します 2. [ 表示 ]-[ デザインの設定 ] メニューを選択します 3. [ デザインの設定 ] ダイアログボックスの [ 監視リスト ] タブを選択します 4. 背景色 文字色の [ 設定 ] ボタンをクリックします 5. [ 色の設定 ] ダイアログボックスで表示したい色を選択し [OK] ボタンをクリックします 6. [ デザインの設定 ] ダイアログボックスで [OK] ボタンをクリックします [ 初期値に戻す ] ボタンをクリックすると カスタマイズした情報は出荷時の状態に戻ります 初期値は以下の通りです [ 文字色 ] [ 最重要 ]: 赤色 [ 重要 ] [ 警告 ] [ 通知 ]: 黒色 [ 背景色 ] 白色 [ 監視イベント一覧 ] のイベントの文字色 / 背景色をカスタマイズする [ 監視イベント一覧 ] のイベントの文字色 / 背景色をカスタマイズします [ 監視イベント一覧の色設定 ] 以下の項目の [ 背景色 ] と [ 文字色 ] をカスタマイズします - [ 最重要イベント ] - [ 重要イベント ] - [ 警告イベント ] - [ 通知イベント ] 設定方法を以下に示します 1. [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] を起動します 2. [ 表示 ]-[ デザインの設定 ] メニューを選択します 3. [ デザインの設定 ] ダイアログボックスの [ 監視イベント ] タブを選択します 4. 背景色 文字色の [ 設定 ] ボタンをクリックします 5. [ 色の設定 ] ダイアログボックスで表示したい色を選択し [OK] ボタンをクリックします 6. [ デザインの設定 ] ダイアログボックスで [OK] ボタンをクリックします [ 初期値に戻す ] ボタンをクリックすると カスタマイズした情報は出荷時の状態に戻ります 初期値は以下の通りです [ 文字色 ] [ 最重要 ]: 赤色 [ 重要 ] [ 警告 ] [ 通知 ]: 黒色 [ 背景色 ] 白色 監視イベント種別をカスタマイズする [ 監視イベント種別 ] ウィンドウのボタンに表示するランプのビットマップは ユーザが独自にカスタマイズすることができます 種別ボタンの各ビットマップをカスタマイズするには 以下を編集します

366 監視イベント種別ごとのビットマップ ( 正常時 / イベント発生時 ) このビットマップは [ 監視イベント種別 ] ウィンドウに表示されます 監視イベント種別ごとのコマンドこのコマンドは [ 監視イベント詳細 ] ダイアログボックスの [ 連携製品の起動 ]( 注 ) ボタンによって呼び出されます 注 ) カスタマイズ画面で コマンド名を登録している場合は 登録したコマンド名になります [ 初期値に戻す ] ボタンをクリックすると カスタマイズした情報は出荷時の状態に戻ります [ 監視イベント一覧 ] の [ 対処 ] 項目に Systemwalker テンプレートの情報を表示する [ 監視イベント一覧 ] の [ 対処 ] 項目に Systemwalker テンプレートの情報を表示する場合 運用管理サーバおよび Systemwalker コンソールを使用する端末において 以下の設定を行ってください 運用管理サーバでの設定 Systemwalker コンソールサービスの定義ファイル を編集し 監視イベント一覧の [ 対処 ] 欄への Systemwalker テンプレートの表示設定 を有効にしてください 詳細は Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル の Systemwalker コンソールサービスの定義ファイル を参照してください Systemwalker コンソールを使用する端末での設定 [ 監視イベントの表示設定 ] 画面の [ 監視イベント一覧の設定 ] タブを選択し [ 表示項目の設定 ] の [ 表示する項目 ] に [ 対処 ] を設定してください 初期設定では [ 監視イベント一覧 ] の [ 対処 ] 項目に Systemwalker テンプレートの情報は表示されません 注意 Systemwalker テンプレートの情報を表示すると Systemwalker コンソールの性能が劣化する場合があります [ 監視イベント ] の最大表示件数をカスタマイズする 運用管理サーバで以下のファイルを編集し 起動時および運用時における 監視イベントの最大表示件数を設定します [Windows] Systemwalker インストールディレクトリ \mpwalker.dm\mpbcmgui\server\etc\usr\mpbcmsvrconfig.ini [UNIX] /etc/opt/fjsvfwgui/usr/mpbcmsvrconfig.ini 詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください 起動時の最大表示件数 および 運用時の最大表示件数 の推奨値は 初期設定値である 100 件と 1,000 件です 推奨値以上の数値を指定すると Systemwalker コンソールの性能が劣化する場合があります Systemwalker コンソールで使用する Java のヒープサイズの設定 Systemwalker コンソールが動作する Windows 端末で 以下のファイルを編集し Systemwalker コンソールで使用する Java のヒープサイズを設定します Systemwalker インストールディレクトリ \mpwalker.dm\mpbcmgui\etc\mpbcmclconfig.ini 詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください

367 イベント発生時の動作をカスタマイズする 監視イベント一覧に新しいイベントが発生した場合の動作をカスタマイズすることができます カスタマイズは [ 監視イベントの表示設定 ] ダイアログの [ イベント発生時の処理 ] タブで行います [ 監視イベントの表示設定 ] ダイアログの [ イベント発生時の処理 ] タブの表示方法は 以下の通りです 1. [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] において [ 表示 ]-[ 監視イベントの表示設定 ] メニューを選択します 2. [ 監視イベントの表示設定 ] ダイアログボックスの [ イベント発生時の処理 ] タブを選択します [ 監視イベントの表示設定 ] ダイアログの [ イベント発生時の処理 ] タブで設定できる内容は以下です イベント発生時に発生元オブジェクトのアイコンを点滅する イベント発生時に アイコン上に表示する異常時の状態を点滅することで 監視マップ上でのイベント発生状況がわかりやすくなります ただし 監視ツリー上のアイコンは点滅しません 初期値は OFF に設定されています イベント発生時に BEEP 音を鳴らす イベント発生時に BEEP 音を鳴らし通知することで異常発生が早期に検知できます [ 監視イベントの表示設定 ] ダイアログの [ イベント発生時の処理 ] タブで [ イベント発生時に BEEP を鳴らす ] をチェックすると 異常時に BEEP 音が鳴ります 初期値は OFF に設定されています イベント発生時に発生元オブジェクトにジャンプする イベント発生時にイベント発生元のオブジェクトにジャンプします 監視ツリーおよび監視マップ / リストが最小化されていた場合には イベント発生時に元のサイズに戻ります また イベント発生時に [Systemwalker コンソール ] が最小化されていた場合は [Systemwalker コンソール ] を元のサイズに戻したときにジャンプします 初期値は OFF に設定されています イベント発生時に監視イベント一覧を自動スクロールする イベント発生時に監視イベント一覧を自動スクロールし 発生したイベントが監視イベント一覧上に表示されるようにします 監視イベント一覧の絞り込みやソートを行っていた場合には 自動的に解除されます 初期値は OFF に設定されています 警告灯アイコンを使用する 警告灯アイコンを点滅することで 新しいイベントの発生を通知します 警告灯アイコンは クリックすることで点滅を停止することができます 警告灯アイコンによる通知を行う場合には 新しく発生したイベントは 未確認 状態として監視イベント一覧に表示されます 初期値は ON に設定されています スヌーズ機能を使用する 警告灯アイコンのスヌーズ機能を使用すると 点滅を停止後一定時間経ってもイベントの対処が行われない場合に 警告灯アイコンが再点滅するため イベントの対処忘れを防止することができます 再点滅するまでの時間を変更することも可能です 複数の Systemwalker コンソールを同時に監視している場合などに有効です 初期値は OFF に設定されています 一時停止中はイベントが発生しても再点滅しない 警告灯アイコンを停止中は 新しいイベントが発生しても再点滅しないようにします イベントが大量発生した場合などに 警告灯アイコンが点滅したままになるのを防止することができます 初期値は OFF に設定されています

368 未確認 を 未対処 に変更する契機 未確認 状態のイベントを 未対処 状態に変更する契機の設定を行います [ イベントを未対処にする ] メニューの選択 [ 監視イベント詳細 ] 画面または [ 監視イベントの状態変更 ] 画面の表示 初期値は [ イベントを未対処にする ] メニューの選択 に設定されています 監視イベント一覧の表示 / 動作をカスタマイズする 監視イベント一覧の表示や動作をカスタマイズすることができます カスタマイズは [ 監視イベントの表示設定 ] ダイアログの [ 監視イベント一覧の設定 ] タブで行います [ 監視イベントの表示設定 ] ダイアログの [ 監視イベント一覧の設定 ] タブの表示方法は 以下の通りです 1. [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] において [ 表示 ]-[ 監視イベントの表示設定 ] メニューを選択します 2. [ 監視イベントの表示設定 ] ダイアログボックスの [ 監視イベント一覧の設定 ] タブを選択します [ 監視イベントの表示設定 ] ダイアログの [ 監視イベント一覧の設定 ] タブで設定できる内容は以下です 監視イベント一覧に表示する項目の設定 監視イベント一覧に表示する項目を変更することができます 項目の表示順を変更することも可能です 初期値は 以下の項目が表示項目として設定されています 重要度 状態 番号 種別 日時 表示名 メッセージ [ 重要度 ] および [ 状態 ] 項目に表示する内容監視イベント一覧に [ 重要度 ] および [ 状態 ] 項目を表示する場合に 表示する形式を指定します アイコン 文字初期値は [ 重要度 ] 項目が アイコン [ 状態 ] 項目が 文字 に設定されています [ 表示名 ] 項目に表示する内容監視イベント一覧に [ 表示名 ] 項目を表示する場合に 表示する形式を指定します 運用名 表示名 ホスト名 IPアドレス初期値は すべてが表示されるように設定されています イベントをダブルクリックした場合の動作監視イベント一覧でイベントをダブルクリックした場合の動作を指定します [ 監視イベント詳細 ] 画面を表示

369 [ 監視イベントの状態変更 ] 画面を表示 初期値は [ 監視イベント詳細 ] 画面を表示 に設定されています 対処済イベントの削除 対処済のイベントを監視イベント一覧から自動的に削除することができます 初期値は OFF に設定されています ツールチップでメッセージを表示する 監視イベント一覧上のイベントにマウスカーソルを合わせた場合に イベントメッセージをツールチップで表示することができます 初期値は OFF に設定されています フォント設定 監視イベント一覧のフォントを変更することができます ただし フォントのスタイルを指定することはできません 初期値は フォント名 :monospaced サイズ :12 に設定されています イベントプレビュー域の表示をカスタマイズする イベントプレビュー域の表示をカスタマイズすることができます カスタマイズは [ 監視イベントの表示設定 ] ダイアログの [ イベントプレビュー域の設定 ] タブで行います [ 監視イベントの表示設定 ] ダイアログの [ イベントプレビュー域の設定 ] タブの表示方法は 以下の通りです 1. [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] において [ 表示 ]-[ 監視イベントの表示設定 ] メニューを選択します 2. [ 監視イベントの表示設定 ] ダイアログボックスの [ イベントプレビュー域の設定 ] タブを選択します [ 監視イベントの表示設定 ] ダイアログの [ イベントプレビュー域の設定 ] タブで設定できる内容は以下です イベントプレビュー域の表示位置 イベントプレビュー域の表示 / 非表示 および表示する場合の位置 ( 監視イベント一覧の上 / 下 / 左 / 右 ) を指定します 初期値は 監視イベント一覧の右に表示 に設定されています イベントプレビュー域に表示する項目の設定 イベントプレビュー域に表示する項目を変更することができます 項目の表示順を変更することも可能です 初期値は 以下の項目が表示項目として設定されています メッセージ フォント設定 イベントプレビュー域のフォントを変更することができます 初期値は フォント名 :monospaced スタイル :BOLD サイズ :12 に設定されています 状態変更画面の動作をカスタマイズする [ 監視イベントの状態変更 ] ウィンドウおよび [ 監視イベントの状態変更 ( 返答 )] ウィンドウの動作をカスタマイズすることができます カスタマイズは [ 監視イベントの表示設定 ] ダイアログの [ 状態変更画面の設定 ] タブで行います [ 監視イベントの表示設定 ] ダイアログの [ 状態変更画面の設定 ] タブの表示方法は 以下の通りです 1. [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] において [ 表示 ]-[ 監視イベントの表示設定 ] メニューを選択します 2. [ 監視イベントの表示設定 ] ダイアログボックスの [ 状態変更画面の設定 ] タブを選択します [ 監視イベントの表示設定 ] ダイアログの [ 状態変更画面の設定 ] タブで設定できる内容は以下です

370 状態変更時に確認メッセージを表示する [ 監視イベントの状態変更 ] ウィンドウおよび [ 監視イベントの状態変更 ( 返答 )] ウィンドウで 対応者やメモ 返答の内容および状態を変更した場合に 確認のメッセージボックスを表示することができます 初期値は OFF に設定されています IME が ON の状態で [ 監視イベントの状態変更 ] 画面を表示する IME が ON の状態で [ 監視イベントの状態変更 ] ウィンドウおよび [ 監視イベントの状態変更 ( 返答 )] ウィンドウを表示することができます 初期値は OFF に設定されています その他のカスタマイズ項目 [Systemwalker コンソール ] で行える上記以外のカスタマイズ項目について説明します 監視リストの絞り込み 監視リストに表示する項目および項目の並び順を変更できます 監視リストの絞り込みには [ リスト表示の設定 ] ダイアログボックスを使用します 以下のカスタマイズができます [ 絞り込み ] - 監視リストで [ 表示するオブジェクト ] - 監視リストの [ 絞り込み ] [ 表示項目 ] - [ 表示する項目 ] - 項目の並び ノード以外のオブジェクトを表示している状態で [ 絞り込み ] の [ イベント監視対象 ] を選択した場合は ノード以外のオブジェクトは表示されません 初期値では 以下の項目が表示されます ツリー監視機能編集機能 ノード一覧 ノード管理 [ 表示名 ] [ 代表アドレス ] [ ホスト名 ] [ コンピュータ名 ] [ インタフェース数 ] [ 詳細 ] [OS 名 ] [ 稼働状態 ] [ 未対処 ] 業務管理 [ 表示名 ] [ オブジェクト種別 ] [ 稼働状態 ] [ 未対処 ] [ 表示名 ] [ 代表アドレス ] [ ホスト名 ] [ コンピュータ名 ] [ インタフェース数 ] [ 詳細 ] [OS 名 ] [ 表示名 ] [ オブジェクト種別 ] マップの配置や背景色を変更する 1. [Systemwalker コンソール ] の [ オブジェクト ] メニューから [ マップ ] の [ プロパティ ] を選択します ( 初期設定の状態では [ オブジェクト ]-[ マップ ]-[ プロパティ ] メニューは表示されません ) [ マップのプロパティ ] ダイアログボックスが表示されます 2. 変更する項目を選択します - [ 監視マップ ] のアイコンの整列方法

371 - [ 監視マップ ] の [ 背景色 ] [ 壁紙 ] [ 監視マップ ] の変更に関する詳細は Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ を参照してください ポイント - 業務型以外の整列型が指定されているマップ上で アイコンをほかのアイコンの間にドラッグアンドドロップすると 整列の順番が替わります ただし 監視機能で [ 共通マップ ] が選択されている場合は アイコン位置は入れ替わりません - 壁紙を表示したい場合は 運用管理サーバの以下のディレクトリに jpeg 形式 bmp 形式または png 形式のイメージを格納してください また ファイル名については すべて半角英数字 ( 英字は小文字だけ ) で指定し 拡張子は jpg bmp および png としてください UNIX の場合 /var/opt/fjsvfwgui/java/classes/com/fujitsu/systemwalker/bcmgui/mtoelib/ image/wall Windows(R) の場合 Systemwalker インストールディレクトリ \MPWALKER.DM\mpbcmgui\server \var\java\classes\com\fujitsu\systemwalker\bcmgui\mtoelib\image\wall - マウス操作で配置を変更する場合 ピクセルずつ移動することができます (100% 表示時は 1 ピクセル 200% 表示時は 2 ピクセルずつ ) 1. [Systemwalker コンソール [ 編集 ]] の [ オプション ] メニューから [ マップ ] の [ プロパティ ] を選択します [ マップのプロパティ ] ダイアログボックスが表示されます 2. [ 自動整列 ] で [ 解除 ] を選択します 3. [OK] ボタンをクリックします 4. [ 監視マップ ] 上でアイコンまたは イメージを選択時 ( 複数選択可 ) に カーソルキーの上下左右の押下により移動します アイコンを変更する場合 アイコンを変更するオブジェクトのプロパティ画面で [ アイコン ] を選択します [ 参照 ] ボタンをクリックすると [ アイコン選択 ] ダイアログボックスが表示されますので 一覧からアイコンを選択します ポイント 独自のアイコンを選択する場合 独自のアイコンを選択する場合は mpbcmaddicon コマンドを使用して jpeg bmp または png イメージファイルを追加します mpbcmaddicon([systemwalker コンソール ] のアイコン登録コマンド ) については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください アイコンサイズの拡大 縮小 [ 監視マップ ] に表示するアイコンのサイズを拡大 縮小することにより ほかのアイコンと区別され イベント発生時にわかりやすく表示できます また 表示名が長い場合には 全体が表示できるようになります [ 監視マップ ] 表示時に [ 表示 ] メニューの [ 図形編集モード ] を選択します [ 図形編集モード ] が ON の場合 アイコンをマウスでドラッグするか プロパティの [ アイコン ] からアイコンのサイズを変更します [ 監視マップ ] の整列が [ 解除 ] 以外の場合は アイコンのサイズを変更できません アイコンサイズをカスタマイズした後に 整列を [ バス型 ] などに変更した場合は カスタマイズした大きさで表示されます

372 マップ表示の設定を変更する 1. [Systemwalkerコンソール[ 監視 ]] の [ 表示 ] メニューから [ マップの表示 ] を選択します マップ形式に切り替わります 2. [ 表示 ] メニューの [ マップ / リストの表示設定 ] を選択します [ マップ表示の設定 ] ダイアログボックスが表示されます 3. 以下の項目を変更できます - [ アイコン間の線 ] - 表示する [ マップ情報 ] と拡大率の設定 - [ マップ情報 ] の自動保存 - [ ナビゲーションパネルの表示 ] マップ情報の変更に関する詳細は Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ を参照してください [ 監視マップ ] 上のオブジェクトをカスタマイズする [ 監視マップ ] に図形 イメージ等を表示 編集することができます 例えば アイコンを四角で囲んで説明を追加する などを行い 画面を見やすく編集できます 以下の条件のとき [ 監視マップ ] 上の各オブジェクトの表示をカスタマイズすることができます マッププロパティの整列が [ 解除 ] の場合 マップ表示の設定の関係線が [ 飾り線を表示する ] の場合 [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] の場合には 上記のほかに以下の条件も必要です 共通マップのチェックボックスが OFF の場合 [ 監視マップ ] では 以下のカスタマイズを行うことができます 監視マップにイメージを表示する 文字列を表示する 四角 楕円を表示する 線を表示 編集する 線の色や太さを変更する ポイント 編集機能で変更し 保存したマップの情報は 共通マップとして保存されます 一方 監視機能で変更し 保存したマップの情報は ログインしている管理者固有のマップとして保存されます 監視機能では 共通マップ またはログインしている管理者固有のマップのどちらでも監視することができます 表示するマップを変更するには [ 表示 ] メニューから [ マップ / リストの表示設定 ] を選択して [ マップ表示の設定 ] ダイアログボックスを表示し 表示するマップを選択します オブジェクトの稼働状態を示す背景画像の初期値 Systemwalker コンソールに表示されるオブジェクトについて デフォルトでのアイコン表示色とその色が示す状態について説明します 詳細な状態を確認したい場合は 監視リスト表示にし [ 稼働状態 ] カラムの値を参照してください 監視項目 アイコン例 初期アイ コンの背 景色 オブジェクトの状態 内容

373 ノードの稼働状態 緑色 SNMP エージェント動作中 ノードが稼働中 かつ SNMP エージェント動作中です 緑色 SNMP エージェント動作中かつ一部インタフェースが停止中 ノードが稼働中 かつ SNMP エージェント動作中 かつ一部インタフェースが停止中です 緑色 ノード起動状態かつ SNMP エージェント未起動 ノードが稼働中 かつ SNMP エージェント未起動です 赤色 ノードが未起動状態 ノードが停止しています なし 非監視状態 ノードの稼働状態を取得できていません ( ノードの状態を監視していません ) クラスタサービスの稼働状態 緑色稼働中クラスタサービスが稼働中です 緑色 部分稼働中 ( 遷移中 ) クラスタサービスが部分稼働中 ( 遷移中 ) です 黄色 部分稼働中 ( 片側運用中 / 縮退運用中 ) クラスタサービスが部分稼働中 ( 片側運用中 / 縮退運用中 ) です 赤色停止中クラスタサービスが停止状態です 赤色 停止中 ( 未起動 ) クラスタサービスの起動が一度も行わ れていません なし 非監視状態 クラスタサービスの稼働状態を取得で きていません ( クラスタサービスの状態 を監視していません ) アプリケーションの稼働状態 緑色稼働中アプリケーションが稼働中です 緑色 起動状態遷移中 アプリケーションが起動状態に遷移中 です 黄色 稼働中 ( プロセス数不足 ) アプリケーションが稼働状態だが プロセス数が不足しています 黄色 稼働中 ( プロセス数超過 ) アプリケーションが稼働状態だが プロセス数が超過しています

374 赤色停止中アプリケーションが停止しています 赤色 停止遷移中 アプリケーションが停止状態に遷移中 です なし 非監視状態 アプリケーションの稼働状態を取得で きていません ( アプリケーションの状態 を監視していません ) ワークユニットの稼働状態 緑色稼働中ワークユニットが稼働中です 黄色待機中ワークユニットが待機状態です 赤色停止中ワークユニットが停止しています なし 非監視状態 ワークユニットの稼働状態を取得できて いません ( ワークユニットの状態を監視 していません ) ワークユニットオブジェクトの稼働状態 緑色 実行中 ワークユニットオブジェクトが稼働中で す 黄色 黄色 実行中 ( 監視待ちメッセージ数超過 ) 実行中 ( 最大待ちメッセージ数超過 ) ワークユニットオブジェクトが稼働中だが 監視待ちメッセージ数が超過しています ワークユニットオブジェクトが稼働中だが 最大待ちメッセージ数が超過しています 赤色 閉塞中 ワークユニットオブジェクトが閉塞中で す 赤色 停止中 ワークユニットオブジェクトが停止して います なし 非監視状態 ワークユニットオブジェクトの稼働状態を取得できていません ( ワークユニットオブジェクトの状態を監視していません ) グローバルサーバの稼働状態 緑色運転中被監視システムが稼働中です 赤色 SVPM 断 Systemwalker Centric Manager と SVPMとの通信路が切断されている状 態です

375 赤色 電源断 以下のいずれかの状態です - 被監視システムの電源が投入されていない - 被監視システムの電源を投入処理中 - 被監視システムの電源を切断処理中 赤色 停止中 被監視システムの電源は投入されてい ますが ソフトウェアが起動されていま せん 赤色 中断 以下のいずれかの状態です - 代替監視パスから主監視パス またはその逆に移行中に一時的に発生する状態です - Systemwalker Centric Manager と被監視システムとの通信路が切断されている状態です 以下の理由が考えられます 被監視システムが起動されていません 被監視システムで MC/ FSOCKET,VTAM などの必要なプログラムが起動されていません 通信経路に異常があり通信できない状態です - AVM/EX の SY2 F コマンドにより AVM/EX と SVP の間の論理的な通信路が切断された状態です 赤色 無応答 主監視パスで通信中に 被監視システ ムから応答がなくなった状態です 赤色 DOWN 中 被監視システムがシステムダウンした状 態です 赤色 DUMP 中 被監視システムホストでダンプが採取 されている状態です なし 非監視状態 グローバルサーバの稼働状態を取得 できていません ( グローバルサーバの 状態を監視していません ) GS ワークユニットオブジェクトの状態 緑色 動作中 GSワークユニットオブジェクトが稼働状 態です 黄色 受付のみ可 GSワークユニットオブジェクトがメッセー ジの受付のみが可能な状態です

376 赤色 処理不可 ( 閉塞中 ) GSワークユニットオブジェクトが閉塞中 です 赤色 処理不可 ( クローズ ) GS ワークユニットオブジェクトがクローズ状態です なし 非監視状態 GSワークユニットオブジェクトの稼働状態を取得できていません (GSワークユニットオブジェクトの状態を監視していません ) GS サブシステムの状態 緑色稼働中 GS サブシステムが稼働中です 赤色停止中 GS サブシステムが停止状態です なし 非監視状態 GSサブシステムの稼働状態を取得で きていません (GSサブシステムの状態 を監視していません ) D.1.2 操作メニューを登録する [Systemwalkerコンソール] の操作メニュー およびリモートコマンドを登録する方法を説明します 操作メニューを登録する リモートコマンドを登録する 操作メニューを登録する 指定システム またはすべてのシステムに対して実行するコマンドを 操作メニューに登録します システムごとに異なる操作メニューを登録する場合は mpaplreg( 監視画面のメニュー項目登録コマンド ) を使用します mpaplreg( 監視画面のメニュー項目登録コマンド ) の詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください 手順 1. [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] で [ 操作 ] メニューの [ 操作メニューの登録 ] を選択します [ 操作メニュー登録 ] ダイアログボックスが表示されます 2. [ 指定システム ] または [ 全システム ] タブを選択します [ 操作メニュー登録 ] の詳細は Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ を参照してください

377 操作メニューのカスタマイズ 以下のファイルにより 操作メニューをカスタマイズできます ディレクトリ名 Systemwalker インストールディレクトリ \MpWalker.DM\MPPCGUI\F1EG ファイル名 F1EG_CAL.TXT 書式 < 呼び出し機能名 >,< コマンドライン >,< ビットマップファイル名 >,< ビットマップリソース番号 > 呼び出し機能名 に書かれた名前が 操作メニューの指定オブジェクト一覧に表示されます 表示された機能名をクリックすると コマンドライン に定義されたプログラムが起動されます 1 カラム目にセミコロン ; ( 半角 ) を記述するとその行はコメントとなります コマンドライン には 監視リストまたは監視マップで指定したノード またはサブネットの情報をプログラムに引き渡して実行させることができます コマンドライン内に以下の指定をします %HOST: ホスト名 %IP: IP アドレス %SUBNET: サブネットアドレス %USER: ユーザー ID ( 起動時に指定したユーザー ID) %SYSTEM: 表示名 %OPTION: 実行時に選択されたノードのオプションが展開されます %OBJECTID: Systemwalker 独自のノード識別子が展開されます %SYSOBJ: MIB SysObjectID が展開されます %RCOM: READ コミュニティ名が展開されます %SVIP: 運用管理サーバの IP アドレス %WCOM: WRITE コミュニティ名が展開されます %FOLDERSVIP : サイトフォルダの IP アドレス ビットマップファイル名 ビットマップリソース番号 を指定しても Systemwalker コンソールは無視します

378 例 : F1EG_CAL.TXT 内に以下のエントリを追加します 性能監視,C:\SEINOU\SEINOU.EXE -H(%HOST) -U(%USER) 拡張機能の追加 [ 全システム操作 ] 以下のファイルにより 操作メニューをカスタマイズできます ディレクトリ名 Systemwalker インストールディレクトリ \MpWalker.DM\MPPCGUI\F1EG ファイル名 F1EG_EXT.TXT 書式 < 拡張機能名 >,< コマンドライン >,< ビットマップファイル名 >,< ビットマップリソース番号 > 拡張機能名 に書かれた名前が操作メニューの各項目に表示されます 操作メニューに表示された機能名をクリックすると コマンドライン に定義されたプログラムが起動されます 1 カラム目にセミコロン ; ( 半角 ) を記述するとその行はコメントとなります コマンドライン には 監視起動時の認証画面で指定した ユーザー ID を引き渡すことができます コマンドライン内に %USER を指定すると ユーザー ID に置き換えられてプログラムが実行されます ビットマップファイル名 ビットマップリソース番号 を指定しても Systemwalker コンソールは無視します 例 : F1EG_EXT.TXT 内に以下のエントリを追加します 性能監視,C:\SEINOU\SEINOU.EXE -U(%USER) 電子文書化されている運用マニュアル等を表示する 電子文書化されている運用マニュアル等を [Systemwalker コンソール ] の操作メニューから表示する方法を説明します Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Event Agent トラブルシューティングガイド監視編 や電子文書化されたマニュアルを登録すると [Systemwalker コンソール ] の操作メニューから登録したマニュアルなどを表示できます 1. [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] で [ 操作 ] メニューの [ 操作メニューの登録 ] を選択します [ 操作メニュー登録 ] ダイアログボックスが表示されます

379 2. [ 全システム ] タブを選択します 3. [ 追加 ] ボタンをクリックします [ 全システム設定 ( 追加 )] ダイアログボックスが表示されます 4. [ メニュー項目 ] [ コマンドライン ] を入力します - ( 例 )[ メニュー項目 ]: ハード交換手順 - ( 例 )[ コマンドライン ]:notepad.exe c:\manual.txt 5. [OK] ボタンをクリックして [ 操作メニュー登録 ] 画面を終了します 6. [Systemwalkerコンソール] を再起動します リモートコマンドを登録する 被監視システムに発行するコマンドを コマンド一覧に登録します また リモートコマンドで発行するコマンドをホストごとにグループ定義しておけば 1 操作で複数のリモートコマンドを実行するように設定できます これを リモートコマンドグループ定義といいます 手順 1. [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] で [ 操作 ] メニューの [ 操作メニューの登録 ] を選択します [ 操作メニュー登録 ] ダイアログボックスが表示されます 2. [ リモートコマンド ] を選択します リモートコマンド登録の詳細は Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ を参照してください

380 Linux 版 または Solaris 版の場合 UTF-8 環境で全角文字を使用した場合 EUC 環境と比較して [ 操作メニュー登録 ] の [ リモートコマンド実行 ] 画面からの指定可能文字数が減少します UTF-8 固有文字が含まれている文字列は 定義できません [ コマンドライン ] について上記に該当する登録を行う場合は 実行したいコマンドを記述したシェルスクリプト等をあらかじめ投入先システムに作成し 操作メニューに 作成したシェルスクリプト等を登録してください [ メニュー項目 ] については UTF-8 固有文字以外の文字で定義を行ってください リモートコマンドグループを登録する 1. [Systemwalkerコンソール[ 監視 ]] で リモートコマンドが実行可能なノードを単一選択します 2. [ 操作 ] メニューの [ リモートコマンド実行 ] を選択します [ リモートコマンド実行 ] ウィンドウが表示されます 3. [ 設定 ] ボタンをクリックします [ リモートコマンドグループ定義 ] ウィンドウが表示されます 4. [ 追加 ] ボタンをクリックします [ リモートコマンド定義 ] ウィンドウが表示されます 5. [ リモートコマンドグループ名 ] を入力します 6. [ 追加 ] ボタンをクリックして [ コマンド名 ] [ コマンドライン ] を入力します さらに 設定するコマンドがある場合は 再度 [ 追加 ] ボタンをクリックします 7. [ リモートコマンド実行 ] ウィンドウの [ コマンドボタン ] にコマンド名を表示する場合は 表示するグループ名をリストボックス上で選択し [ ボタン設定 ] ボタンをクリックします また グループ名の横のチェックボックスをチェックします 8. [ リモートコマンド実行 ] ウィンドウの [ コマンドボタン ] に表示する場所を [ ボタン一覧 ] リストボックスから選択します ボタンをクリックしたときに実行するコマンド名を [ コマンド名 ] コンボボックスから選択します ポイント CSV 形式で保存 読み込み

381 リモートコマンドグループ定義は CSV 形式での保存 および読み込みができます また [Systemwalker コンソールシステム監視 ] で設定した リモートコマンドグループ定義情報を読み込むことができます [ リモートコマンドグループ定義 ] ウィンドウの [ グループ定義 ] ボタンの [CSV 形式で保存 ] メニューを選択すると CSV 形式で保存できます また [ グループ定義 ] ボタンの [ ファイルを開く ] メニューを選択すると CSV 形式ファイルを読み込むことができます Linux 版 または Solaris 版の場合 CSV ファイルから読み込んだリモートコマンドグループ定義の長さが 1023 バイト以内であっても UTF-8 に変換した結果 1023 バイトを超えている場合は 読み込みに失敗します CSV ファイルから読み込んだリモートコマンドグループ定義の長さを UTF-8 に変換した後に 1023 バイト以内になるように再設定してください 詳細については Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ を参照してください フォルダを指定してリモートコマンドを実行した場合 フォルダを指定した場合 - 多階層のフォルダを指定した場合 フォルダ直下のノードに対してだけコマンドが実行されます - [ リモートコマンド実行 ] ウィンドウの [ 対象ノード ] には リモートコマンドが発行可能なノードがすべて表示されます - 監視マップ 監視リストに表示されているノード フォルダは同時に複数選択可能です - 以下のフォルダを選択した場合だけ フォルダに対してコマンドが発行できます - サブネットフォルダ - クラスタフォルダ - ネットワークフォルダ - サブネット ( ネットワーク ) フォルダ - クラスタ ( ネットワーク ) フォルダ - 業務フォルダ - サブネット ( 業務 ) フォルダ - クラスタ ( 業務 ) フォルダ D.2 [Systemwalker Web コンソール ] [Systemwalker Web コンソール ] とは WWW ブラウザを使用して Systemwalker Centric Manager のイベント監視機能を利用するためのコンソールです システム全体のネットワーク構成を マップ形式またはリスト形式で表示します 監視イベントに対する対応処理 ( 対処 / 保留 ) を行うことができます イベント監視の監視対象ノードに対し リモートコマンドを発行できます 性能監視機能でネットワークの性能情報の監視ができます [Systemwalker Web 連携 ] ページを表示する WWW ブラウザで以下の URL を入力し [Systemwalker Web 連携 ] のページを表示します 運用管理サーバのコンピュータ名または IP アドレス /Systemwalker/ [Systemwalker Web 連携 ] のページを表示するためには WWW サーバでの環境設定およびアクセス権の設定 および WWW ブラウザでのセットアップが必要です [ 監視イベント一覧 ] ページを表示する WWW ブラウザ上で [ 監視イベント一覧 ] のページを表示するまでの手順を説明します

382 1. [Systemwalker Web コンソール ] をクリックします 本ページを閉じるメッセージボックスが表示されます ブラウザの種類とバージョンによっては メッセージボックスが表示されない場合もあります 2. 上記メッセージボックスで [ はい ] または [ いいえ ] をクリックします - Systemwalker シングル サインオン環境を構築済みの場合 [ 監視イベント一覧 ] ページが表示されます [Systemwalker Centric Manager Web コンソール ( ログイン )] ページは表示されません - 上記以外の場合 [Systemwalker Centric Manager Web コンソール ( ログイン )] ページが表示されます [ ユーザー ID] および [ パスワード ] を入力し [ ログイン ] ボタンをクリックすると [ 監視イベント一覧 ] ページが表示されます ポイント 性能監視機能を利用する場合 Windows(R) の場合 [ 性能監視 - ノード中心マップ表示 ] [ 性能監視 - ペアノード経路マップ表示 ] を使用する場合は 運用管理サーバでサービス Systemwalker MpTrfJbr を起動する必要があります このサービスは インストールした状態では手動起動になっています 継続して使用する場合は 自動起動に変更することを推奨します 自動起動に変更する方法については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル の mpsetsrv( サービスの起動制御コマンド ) を参照してください D.2.1 [Systemwalker Webコンソール ] をカスタマイズする [Systemwalker Webコンソール ] のカスタマイズ方法を説明します 自動更新設定 [<< 設定メニュー >>] から [ 自動更新設定 ] を選択します 以下の項目を変更できます 自動更新する対象 ([ イベント一覧 ] [ オブジェクト一覧 ] [ 全画面 ]) 自動更新する間隔 イベント表示設定 [<< 設定メニュー >>] から [ イベント表示設定 ] を選択します 以下の項目を変更できます [ イベント数 ] 表示対象イベント ([ 状態 ] [ 重要度 ] [ 種別 ]) 表示方法 ([ イベントを折り返して表示する ]) 表示方法 ([ ツリー / オブジェクト一覧のフォルダ / オブジェクトを点灯させない ( 高速化 )]) オブジェクト表示設定 [<< 設定メニュー >>] から [ オブジェクト表示設定 ] を選択します 以下の項目を変更できます [ 表示形式 ] [ マップ詳細設定 ]([ アイコン間の線 ] [ マップ情報 ] [ 拡大率 ]) [ リスト詳細設定 ]([ オブジェクトを折り返して表示する ])

383 ポイント 独自のアイコンを選択する場合 独自のアイコンを選択する場合は mpwebaddicon([systemwalker Web コンソール ] のアイコン登録コマンド ) コマンドを使用して gif イメージファイルを追加します mpwebaddicon([systemwalker Web コンソール ] のアイコン登録コマンド ) の詳細については Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル を参照してください オブジェクトの稼働状態の表示設定 Systemwalker コンソールの [ 表示 ] メニューから [ デザインの設定 ] をクリックし [ デザインの設定 ] 画面にて [ 監視マップ (Web コンソール )] タブを選択します 以下の項目を変更できます 監視マップにおける オブジェクトの稼働状態の表示 ( オブジェクト種別 : ノード アプリケーション アプリケーション ワークユニット ワークユニットオブジェクト クラスタサービス グローバルサーバ GS サブシステム GS ワークユニットオブジェクト ) D.3 [Systemwalker Web コンソール ]( モバイル版 ) [Systemwalker Web コンソール ]( モバイル版 ) とは モバイル端末の 1 つである i モードや PalmOS を搭載した PDA から イベントを監視するためのコンソールです [Systemwalker コンソール ]( モバイル版 ) では イベント情報以外のノード情報やフォルダ情報はサポートしません また 運用管理サーバが以下の条件を満たす場合には接続できません OS 種別が Solaris または Linux for Itanium 以外の Linux かつ 文字コードが UTF-8 i モードで [ イベント一覧 ] ページを表示する i モードで [ イベント一覧 ] ページを表示する手順を説明します 初回のアクセスの場合 1. i モードを接続します 2. i モードメニューから Internet を選択します 3. URL 入力を選択し Internet アドレスとして 運用管理サーバのコンピュータ名または IP アドレス /Systemwalker/i/ を入力し [OK] ボタンをクリックします [ ログイン設定 ] ページが表示されます 4. [ ユーザー ID] および [ 表示条件 ] を設定します [ ログイン ] ページが表示されます [ ログイン ] ページを携帯電話機能の Bookmark 登録で登録すると 2 回目以降のアクセスでは Bookmark から呼び出すことができます 5. [ パスワード ] を入力しログインします [ 管理者設定 ] ページが表示されます 6. 管理者の [ 電話番号 ] と [ メールアドレス ] を設定します 設定すると [ 監視イベント詳細 ] ページを表示した状態で 直接管理者への連絡が迅速に行えます [ 電話番号 ] と [ メールアドレス ] は以下の場合に使用されます - [ 電話番号 ] - 携帯電話で表示した場合 :[ 監視イベント : 対処 ] ページから直接電話をかける場合の番号 - PDA で表示した場合 :[ 監視イベント : 対処 ] ページに表示される番号

384 - [ メールアドレス ] - メール作成画面を起動します 7. [ ツリー選択 ] ページが表示されます イベント監視を行うツリーを選択してください ページ表示時は基本ツリーが先頭にあります また 31 個以上のツリーがある場合には ツリー選択リストには 30 個目までが表示されます 8. [ 監視イベント絞り込み ] ページが表示されます [ イベント数 ] [ 重要度 ] [ 状態 ] および [ 種別 ] を指定してください [ イベント数 ] は 1 から 10 までの範囲で指定します また [ 状態 ] および [ 種別 ] は複数選択することができます 9. [ イベント一覧 ] ページが表示されます 2 回目以降のアクセスの場合 1. i モードを接続します 2. Bookmark から SW- システム監視 を呼び出します [ ログイン ] ページが表示されます 3. [ パスワード ] を入力しログインします 4. [ ログイン ] ページで [ ログイン後 イベント一覧を表示する ] をチェックしている場合は [ イベント一覧 ] ページが表示されます [ ログイン後管理者設定を表示する ] をチェックしている場合は 初回のアクセスの場合 の 5. 以降を行います どちらもチェックしていない場合には 初回のアクセスの場合 の 6. 以降を行います D.3.1 [Systemwalker Web コンソール ]( モバイル版 ) をカスタマイズする 運用モードのカスタマイズ 運用管理サーバのサーバ環境設定ファイルを編集することにより 運用モードを変更することができます サーバ環境設定ファイルのファイル名と設定内容は 以下の通りです サーバ環境設定ファイル名 UNIX の場合 Windows(R) の場合 /opt/systemwalker/inet/web/sys_conf/sysmode.ini Systemwalker インストールディレクトリ \mpwalker\mppcgui\web\sys_conf \sysmode.ini サーバ環境設定ファイルの以下の項目を変更できます それぞれの設定方法は サーバ環境設定ファイルのコメントを参照してください パスワードを表示する / 表示しない 対処 保留を許可する / 許可しない リモートコマンドの実行を許可する / 許可しない リモートコマンドの実行確認を行う / 行わない 自動ログアウト時間 i モード端末でのカスタマイズ i モード端末側での環境設定や表示条件の設定については [Systemwalker Web コンソール ]( モバイル版 ) の i モードで [ イベント一覧 ] ページを表示する の 初回のアクセスの場合 を参照してください

385 付録 E 正規表現の設定例 以下に 正規表現として使用できる表記法を示します 文字 正規表現 文字を含む文字列を表します 意味. 任意の 1 文字を表します ( 改行を含む ) * 直前の 1 文字 ( 正規表現を含む ) の 0 回以上の繰り返しを表します ^ 行の先頭であることを表します $ 行の末尾であることを表します [ 文字列 ] 文字列の中の任意の 1 文字を表します [^ 文字列 ] 文字列に使われている文字以外の任意の 1 文字を表します [ 文字 a- 文字 b] 文字 a から文字 b までの任意の 1 文字を表します 以下の表記方法は使用できません 正規表現意味 (OS ソフトウェアにより異なります )? 直前の 1 文字 ( 正規表現を含む ) の 0 回以上 1 回以下の繰り返しを表します 前後のどちらかに一致することを表します + 直前の 1 文字の 1 回以上の繰り返しを表します \ \ の後に続く文字により特定の文字を表します 例 )\s は空白文字 \n は改行文字など ( 文字列 ) () 内の文字列を 1 つのグループとします { 数値 } {} 内に指定した数値の繰り返しを表します 上記の文字 ( 正規表現文字 および 正規表現として使用できない文字 ) を 一般の文字として使用する場合は 文字の前に \ を付加してください ( 例 ) 正規表現文字として使用できる文字 \. \* \^ など ( 例 ) 正規表現として使用できない文字 \? \ \\ など 文字列 文字には 全角文字を用いることはできません ( 例 ) 印刷 または 印字 と一致させるために 印 [ 刷字 ] と記述しても 正しく動作しません [ と ] で囲まれる範囲では $ は 正規表現文字ではなく $ という文字自身を示します ポイント 先頭に.* を設定した場合と省略した場合とでは 正規表現の意味は同じです 例えば.*error occurred と error occurred では どちらも error occurred を含む文字列という意味になります このような場合は 一般的に正規表現文字を指定しないほうが文字列の比較の処理が速くなりますので 正規表現文字を使用しないでください 正規表現例 abc 正規表現例 意味 abc を含む文字列を表します aabc abcd などと一致します

386 正規表現例 abc.ef a*b 意味 abc と ef の間に任意の 1 文字が入った文字列を表します abcdef abc5ef などと一致します a* は a という文字の 0 回以上の繰り返しを表します b ab aab aaab などと一致します.* 任意の 1 文字を表す "." と 直前の 1 文字の 0 回以上の繰り返しを表す "*" の組み合わせにより 任意の文字列を表します ^abc xyz$ 行の先頭が abc であることを表します abcdef abcxyz などと一致します 行の末尾が xyz であることを表します 123xyz ABCxyz などと一致します 3001[IWEH] [IWEH] は I W E H のどれか 1 文字を表します 3001I 3001W 3001E 3001H と一致します 3500[^IN] [^IN] は I N 以外の 1 文字を表します 3500a 3500n などと一致し 3500I 3500N と一致しません [0-9] TIMES [0-9] は 0 から 9 までの任意の 1 文字を表します 0 TIMES 2 TIMES などと一致します 設定例 以下に イベント監視の条件定義での設定例を示します 例 1) エラー番号の末尾が A のメッセージを監視するという場合 監視する文字列 error no 1000A : detail is... 監視する文字列 error no 1002A : detail is... 監視しない文字列 error no 1234E : detail is... error no の後に 4 桁の数字があり その後が A と定義する 定義例 : error no [0-9][0-9][0-9][0-9]A : detail is... 悪い定義例 : error no *A 解説 * は 直前の 1 文字の 0 回以上の繰り返しを意味します 任意の文字列という意味ではありません エラー番号部分を任意の文字列と表記したい場合は error no.*a と定義してください 例 2) error occurred という文字列が含まれるメッセージを監視するという場合監視する文字列 file control error occurred 監視する文字列 system error occurred 監視しない文字列 file control succeeded 任意の文字列の後に error occurred があると定義定義例 :.* error occurred error occurred で終わる文字列と定義定義例 : error occurred$ 例 3) Check system という文字列で始まるメッセージを監視するという場合 監視する文字列 Check system -> Server01. 監視する文字列 Check system -> Server

387 監視しない文字列 Check database -> Server02. Check system で始まる文字列と定義 定義例 : ^Check system

388 付録 F ノードの検出を行う場合 ポーリングの設定 ノード検出を頻繁 ([ ポーリング間隔 ]10 分以下 ) に実行させた場合 ノード検出を頻繁に行うとルータの処理能力を超えることがあり 一時的にルーティング性能が低下する ( ルーティング不能になる場合がある ) 可能性があります ノード検出の [ ポーリング間隔 ] は 1 時間以上で設定することをお勧めします ノード検出時 1 台のパソコンに LAN カードを 2 枚以上搭載した場合 LAN カードに割り当てた IP アドレスには別々の名前を与えてください また どれか 1 つの名前はコンピュータ名と合わせてください IP アドレスと名前の対応づけは hosts ファイルまたは DNS などのネームサーバで行います [ 検出モード ] を [ 高速 ] にした場合 タイミングによっては論理インタフェースを持つノードの論理 IP を 独立したノードとして検出することがあります その場合は 独立して検出されたノードを削除後 改めて [ 検出対象 ] を [ 既存ノードを更新する ] としてノード検出を実施します なお [ 検出モード ] を [ 確実 ] または [ カスタム ] で [ARP テーブルを参照する ] のチェックをはずした場合は 本現象は発生しません 運用管理サーバまたは部門管理サーバが以下の Windows OS の場合で かつ そのコンピュータが複数インタフェースを持つ場合 - Windows(R) Windows Server 2003 STD/Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EE - Windows Server 2008 STD/Windows Server 2008 DTC/Windows Server 2008 EE/Windows Server 2008 for Itanium-Based Systems/Windows Server 2008 Foundation/Windows Server 2008 R2 あらかじめ hosts ファイルに各インタフェースのホスト名定義をそれぞれ異なる名称で設定しておいてください また その際に設定するホスト名は インストール時に [ 自ホスト名取得方法の設定 ] 画面で選択した内容に従って記述してください [DNS を使用した完全修飾ホスト名 ] を選択している場合は hosts ファイルの内容も完全修飾ホスト名で記述してください ポイント hosts ファイルについて すべての運用管理サーバ および部門管理サーバで hosts ファイルの内容を統一する必要があります hosts ファイルは 内容は空でも構いませんが 必ず作成してください WAN を経由したネットワークのノード検出を行う場合 ルータによっては 処理能力を超えて一時的にルーティング性能が低下する ( ルーティング不能になる場合がある ) 可能性があります WAN を経由したネットワークのノード検出を行う場合は [ 検出モード ] に [ 高速 ] を指定してください ノード検出は インベントリ情報を収集するようにしている場合にも自動的に行われます Windows(R) XP のノード検出を行う場合 Windows(R) XP Home Edition と Windows(R) XP Professional は同一の Windows(R) XP のアイコンで表示されます ノード検出は サブネットフォルダの設定値 (SNMPv1 SNMPv2C の場合は SNMP コミュニティ SNMPv3 の場合は SNMPv3 の設定 ) を使用してノード情報の検出 または更新を行います このため ノード検出により 設定値 (SNMPv1 SNMPv2C の場合は 読み出し用の SNMP コミュニティ名 (R コミュニティ名 ) SNMPv3 の場合は SNMPv3 の設定 ) が更新されている可能性があります サブネットフォルダ配下の全ノードの設定値 (SNMPv1 SNMPv2C の場合は SNMP コミュニティ名 SNMPv3 の場合は SNMPv3 の設定 ) は統一してください

389 管理サーバと検出対象ノードの間に ロードバランサが介在するようなネットワーク構成の場合 [ 検出モード ] を [ 高速 ] にした場合 ロードバランサの先のノードが検出されない場合があります ロードバランサの先にあるサブネットをノード検出する場合は [ 検出モード ] を [ 確実 ] または [ カスタム ] で [ ノードに接続し検索する ] をチェックしてノード検出を行ってください 例 ) 以下のネットワーク構成で ロードバランサの先にあるサブネットを サブネット指定のノード検出で処理する際 [ 検出モード ] を [ 高速 ] にしたとき ノードが検出された際 [ ノードプロパティ ] における [ ネットワーク ] タブの [ ホスト名 ] には 代表インタフェースの [ ホスト名 ] が設定されます IP アドレスからホスト名を解決できない場合は IP アドレスがそのノードのホスト名となります システム監視機能により通知されるホスト名と IP アドレスから解決されるホスト名が異なる場合 ノード検出によりノード一覧上に同一 IP アドレスを持つノードが複数作成されることがあります システム監視により通知されるホスト名と IP アドレスから解決されるホスト名を統一し 統一以前のホスト名を持ったノードをノード一覧から削除してください ノードが検出された際 検出されたノードにて SNMP エージェントが動作していない場合は [ ノードプロパティ ] における [ インタフェース ] タブの [ サブネットマスク ] には サブネットフォルダの設定が引き継がれます SNMP エージェントが動作している場合は 検出されたノードのサブネットマスクが設定されます [ 検出モード ] を [ 確実 ] または [ カスタム ] で [ ノードに接続し検索する ] と設定し かつ [IP ノードをすべて検出する ] または [ 以下のノードだけ検出する ] を選択した場合 ノード一覧に存在しないノードに対しても ping が発行されます 定期的にノードの設定変更を監視する場合など ノード一覧に存在しないノードを検出する必要がない場合は [ 既存ノードを更新する ] を選択してください ノード一覧に存在するノードだけ ping が発行されます 自部門フォルダの部門管理サーバは必ず運用管理サーバにしてください ノード検出の対象サブネットに Linux for Itanium 対応のコンピュータが含まれる場合 筐体内の MMB とパーティションはそれぞれ独立した別のノードとして検出されます ノード検出時 被監視ノード上で動作する SNMP エージェントから MIB 取得が行えない ( コミュニティ名の不整合など ) 場合は [ ノードプロパティ ] 上に [SNMP エージェント ] の [ バージョン ] 情報は表示されません ノード検出による [ ノードプロパティ ] の SNMP バージョンは SNMP エージェントで SNMPv1 SNMPv2c SNMPv3 のどれか複数をサポートしている場合 検出条件の設定により 最初の検出方法で取得できた SNMP バージョンが表示されます 稼働状態の監視 MIB 監視では検出された SNMP バージョンに従って 監視を行います 構成情報のポリシー移入により SNMPv1 およびそれ以外のバージョン ( 例えば SNMPv1 および SNMPv2C の両方 ) が設定されている場合 SNMPv1 でネットワーク監視を行います SNMPv1 の SNMP エージェントが動作する Solaris Linux に対し SNMPv2C SNMPv3 でノード検出を行うと 以下のエラーメッセージがシスログへ出力されます < エラーメッセージ例 > /usr/lib/snmp/snmpdx: error while receiving a pdu from ; ホスト名 : The message has a wrong version (2)

390 ネットワーク環境が高負荷状態の場合 ノード検出でタイムアウトが発生し 以下のような現象が発生します この場合 ネットワーク負荷の原因を取り除き ノード検出を行ってください それでも 同様な現象が発生する場合 ノード検出のポリシー設定の [ タイムアウト時間 ] および [ リトライ回数 ] を増やし ノード検出を行ってください - 一部検出されないノードが存在する - SNMP エージェントが動作するノードで SNMP エージェントのバージョンが設定されない ノード検出時にクラスタの切り替えなどが原因でネットワーク上に同一の IP アドレスが複数検出される場合 以下のメッセージが出力されます XXX.XXX.XXX.XXX のインターフェース ( ホスト名 :XXXXXXXX) は複数のノードに存在します ノード検出時に指定する SNMPv3 の設定はノード検出ごとに指定してください 指定したノード検出時の設定を保存するには サブネットフォルダのプロパティを編集してください 被監視ノードの SNMP 応答結果により 検出されたノードのマシン種別が HUB と認識される場合があります ノードのマシン種別が HUB と認識された場合は ノードのマシン種別を確認し 適切なアイコンに変更してください マシン種別の確認 およびアイコンの変更はノードプロパティで行います 最新の機器 / 装置 /OS など Systemwalker Centric Manager の監視サーバの版数以降に出荷された機器をノード検出すると マシン種別や OS 種別が異なって認識される場合があります ノードのマシン種別や OS 種別を確認し 適切なアイコンに変更してください マシン種別や OS 種別の確認 およびアイコンの変更はノードプロパティで行います サブネットマスクが のネットワークに対するノードに対して検出を行う場合 サブネットマスクが のネットワークに対するノード検出を実施する場合 [ 高速 ] モードで実施してください また サブドメインに対してノード検出のポリシー設定がある場合は その配下のネットワークのサブネットフォルダに次のように設定を行います - 該当サブネットフォルダに対してノード検出を実施する必要がない場合 1. 該当サブネットフォルダをクリックし ノード検出のポリシー設定を起動します 2. 設定画面の [ 無効 ] を設定し [OK] をクリックします 3. ポリシー配付を実施します - 該当サブネットフォルダに対してノード検出を実施する必要がある場合 1. 該当サブネットフォルダをクリックし ノード検出のポリシー設定を起動します 2. 設定画面の [ 高速 ] を設定し [OK] をクリックします 3. ポリシー配付を実施します Linux 版の運用管理サーバ または部門管理サーバにてノード検出を実施する場合 1 つのセグメントに 個より多いノードを定義できる環境 ( 例 : サブネットマスク ) では [ 検出モード ] を [ 高速 ] または [ 確実 ] に設定し ノード検出を行ってください Windows(R) 版 SystemWalker/CentricMGR V4.0 の部門管理サーバにノード検出のポリシーを設定した場合 部門管理サーバから新ノード検出された場合は [Systemwalker コンソール ] からポリシー適用を行ってください ポリシー適用を行わないと ポーリングのたびに部門管理サーバから新ノード情報が運用管理サーバに通知されます 課金の問題が発生する可能性がありますので注意してください インベントリ管理機能によりノード情報を追加 / 変更しないための手順 Windows 版 インベントリ管理機能によりノード情報を自動で追加 / 変更しないための手順を説明します 1. 以下のコマンドを実行して [ デスクトップ管理サーバ動作環境設定 ] ダイアログボックスを表示します Systemwalker インストールディレクトリ \mpwalker.dm\mpcompsv\cmpsetdb.exe 2. [ インベントリ管理環境 ] ボタンをクリックします [ インベントリ管理環境 ] ダイアログボックスが表示されます

391 3. [ インベントリ情報の登録先 ] ボタンをクリックします [ インベントリ情報の登録先 ] ダイアログボックスが表示されます 4. [ フレームワークのデータベース ] のチェックをはずします 5. [OK] ボタンをクリックします インベントリ情報の登録先に関する詳細は Systemwalker Centric Manager 使用手引書資源配付機能編 を参照してください なお UNIX 版についてはノード情報を自動で追加 / 変更しないための設定はできません 検出されたノードの SNMP バージョンを確認する 検出されたノードの SNMP バージョンを確認するには 確認したいノードの [ プロパティ ] の [ ネットワーク ] タブ内の [ 有効な SNMP エージェントのバージョン ] を参照してください SNMP エージェントでの通信ができないノードの場合 [ 有効な SNMP エージェントのバージョン ] は "NONE" となります プロトコル要求を抑止しているノードの監視 パーソナルファイアウォールや OS の設定でプロトコル要求を抑止しているノードでは 以下の処理が行えません ノードの検出 稼働状態の監視 プロトコル要求を抑止しているノードを処理対象にする場合 該当のプロトコル要求に対して応答を許可するように設定してください パーソナルファイアウォールや OS の設定で ICMP 要求や SNMP 要求を抑止しているノードでは 以下のネットワーク監視が行えません

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