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1 クイックガイド - Diffusion Tensor 編 - Discovery MR T Discovery MR750w 3.0T SIGNA Pioneer 3.0T Optima MR450w 1.5T Signa Explorer/Creator 1.5T Optima MR360 Advance/Brivo MR355 Inspire 1.5T Optima MR360/Brivo MR T Signa HDxt 3.0T/1.5T OptimaEdition 23.0 この資料は 製造元から提供される取扱説明書の操作方法 注意事項等を簡潔に記載したものであるため 装置の操作にあたっては 製造元から提供される取扱説明書を参照してください 安全使用に関しての注意等は省略されている場合があります 安全使用のための注意 患者さんの安全確保のために 守っていただきたい事項などにつきましては 取扱説明書 添付文書に従ってください 1/35

2 クイックガイド - Diffusion Tensor 編 - Chapter1 Diffusion Tensor の撮影 Chapter2 Diffusion Tensor の処理 1. FuncToolを起動する 2. マニュアルでの処理 3. FA 値の計測 4. 解析結果の変更 Chapter3 Fiber Trak 処理 1. Fiber Trak の表示手順 2. Structural View Chapter4 Image Data 保存 Chapter5 Appendix 1. ショートカットキー 2. 参考計算式 3. DTI Anatomy Chapter6 FAQ Diffusion FAQ Tensor 2/35

3 Chapter1:Diffusion Tensor の撮影 Ex : Ver24 GE Protocol Head GEM:DTI Options Ax DTI (6 Direction) DTI は Diffusion の撮影法の一つです Diffusion タブの設定を変更することで DTI の撮影が可能になります Diffusion Directions( 拡散方向 ) :TENSOR を選択してください # of Diffusion Directions(MPG 印加軸数 ) :6-150 の範囲で設定可能 実用的には 6-15 を入力してください *MPG : Motion Probing Gradient Spacing( スライスギャップ ) : Fiber Trak 目的では 0mm に設定して下さい 3/35

4 Chapter2:Diffusion Tensor の処理 - 1. Functool を起動する - FuncTool は画像処理ツールです Browser において解析したい Exam series image(location) を選択して FuncTool を起動します AWVS2 MR 本体 Functool 表に Functool がない場合は More をクリック Functool をクリック ワンクリックで Auto 解析結果が表示されます ワンクリックで Auto 解析結果が表示されなかった場合は 処理メニューから選択します 4/35

5 Chapter2:Diffusion Tensor の処理 - 2. マニュアルでの処理 - Auto で画像エリア グラフエリアが表示されます 数字上でマウス真ん中ドラッグを行うとスライスの位置変更ができます もしくは数字上で左クリックか右クリックで変更できます 画像エリア グラフエリア マニュアルで解析する場合は Diffusion Tensor をクリックします 5/35

6 Chapter2:Diffusion Tensor の処理 - 2. マニュアルでの処理 - 歪み補正 EPI の歪みを補正します 歪み補正が終了するまで待ちます バーの表示が右端まで到達し 歪み補正が終了後 Next を押します 注意 一度歪み補正をかけた Image を解析する場合には省略できます 6/35

7 Chapter2:Diffusion Tensor の処理 - 2. マニュアルでの処理 - 閾値設定 Green で塗られた範囲を計算します Lower Threshold と Higher Threshold を Green の範囲を診ながら 決定します バーをドラッグすると Green で塗られた範囲が変わります 次へ 7/35

8 Chapter2:Diffusion Tensor の処理 - 2. マニュアルでの処理 - b 値等の設定 B=value T2images Anisotropy-weight を変更する場合は Advanced Setting を押します Compute をクリックします 計算結果が表示されます 変更がない場合は省略 Caapter2 Fiber Trak へ 次ページ FA 値計測へ b=value 変更 T2 Image 数の変更 8/35

9 Chapter2:Diffusion Tensor の処理 - 3.FA 値の計測 - 画像エリア グラフエリア 1 FA マップ 2 Ave: 位置座標の数字の上にマウスを置き 左か右プリックで ROI を計測したいスライスを選びます ROI 計測マークを押し 任意の位置にもって行きます 四隅が大きさの変更 中心が全体移動です Average の値が ADC 値です マウス真ん中 Save View でカラー保存します 注意 ROIのコピー ROIのペースト ROIのカット Cont+C Cont+V Cont+X 9/35

10 Chapter2:Diffusion Tensor の処理 - 4. 解析結果の変更 - 赤い字の上でマウス右を押すと 解析結果の画像を変更することができます Averag edc Isotropic Image Fractional Aniso Volume ratio Aniso Exponential attention T2- weight trace 10/35

11 Chapter3:Fiber Trak の処理 - 1.Fiber Trak の表示手順 - ROI をクリックして始点を設定し SetSeedROI をクリックします ( フリーハンド ROI はシフトキーを押したままドラッグして描画します ) さらに ROI をクリックし スライス断面を変更して 終点を設定 SetTargetROI をクリックします 注意 Target を設定しないで Tracking をクリックすることも可能です 参考 SeedROI 例左 Tracking をクリックします 複数 Tracking を行う場合は上記を繰り返します 11/35

12 Chapter3:Fiber Trak の処理 - 1.Fiber Trak の表示手順 - 画面上 マウス左をドラックすることで任意の方向に回転します 画面上マウス右を押します Set Reference Image で基準断面の On Off ができます Transparent をマウス右で変更できます 25 パーセント 67 パーセント 12/35

13 Chapter3:Fiber Trak の処理 - 1.Fiber Trak の表示手順 - 座標の上で マウスをドラッグすると Ax Sag Cor の位置が変わります 13/35

14 Chapter3:Fiber Trak の処理 - 1.Fiber Trak の表示手順 - Orientation の赤字の上でマウス右を押します 画像の向きが表示されます ドラックして選択できます 14/35

15 Chapter3:Fiber Trak の処理 - 1.Fiber Trak の表示手順 - FiberTrak 表示の違い マウス右で変更可能 Default FA ADC 15/35

16 Chapter3:Fiber Trak の処理 - 1.Fiber Trak の表示手順 - バックグラウンド画像の変更 1 表示したい Image を 選択します 2 画面上でマウス右を押します Set Reference Image Selection を押します 選択した画像がバックに 表示されます AW の場合の変更 注意 リファレンスに使用する画像は必ず I から S 方向に撮影してください 1 一旦 Browser に戻ります 2 Browser のリストが表示されますので Overlay 画像として用いたい画像をクリックして選択します 3 もう一度 Functool を押します 4 Overlay の画面 ( 右上の画面上 ) でマウスを右クリックし Set reference image Selection を選択します 先ほど選択した画像上に計算画像が Overlay されます 16/35

17 Chapter3:Fiber Trak の処理 - 2. Structural View - Structural View 画面上でマウス右を押します Show Structural View を押します マウス右で変更できます 17/35

18 Chapter3:Fiber Trak の処理 - 2. Structural View - FA T2 Reformat View Colored orientation の文字の上でマウス右を押します FA Sagittal を選択します Sag FA Image が作成されます 18/35

19 Chapter3:Fiber Trak の処理 - 2.Structural View - 脳梁 FiberTrak シフトキーを押しながら ドラッグして脳室をトレースします SetSeedROI をクリック Traking をクリックします 19/35

20 Chapter3:Fiber Trak の処理 - 2.Structural View - Fiber Trak その他 WW WL による Fiber Trak 表示の違い マウス真ん中で変更可能 複数 Tract Fiber の表示 非表示 マウス右で Tract Fiber の On Off が可能です 20/35

21 Chapter3:Fiber Trak の処理 - 2.Structural View - Main eigenvector 見たい部位に ROI を設定します 注意 ROI があまり大きすぎると表示できませんので表示できる大きさまで ROI を小さく設定してください 約 40 ピクセル程度までです 21/35

22 Chapter3:Fiber Trak の処理 - 2. Structural View - 解析結果の FiberMap について Tractgraphy にて描出した Fiber を撮像したスライスごとに 表示することができます スライスごとの Fiber の表示 22/35

23 Chapter3:Fiber Trak の処理 - 2. Structural View - 解析結果の FiberMap について P.13 の方法を使うことで T1W などの画像に FiberMap を重ね合わせることが可能です T1W と FiberMap の重ね合わせ 23/35

24 Chapter4:Image Data の保存 Image Save 方法 * 画面左上 View の Save 画面上でマウス右を押します Display Normal Save View SaveView+Add To Report Create Annotation Show Series Data Save Multiple Locations Save Multiple Locations を選択します もしくは Custom View を押します Multiple Locations を押す Save as SCREENSAVE images を選択 Hard Disk を選択 Save を押します 24/35

25 Chapter4:Image Data の保存 - 1.Fiber Trak の保存 - Image Save 方法 * グラフ もしくは 1 枚のみ Save する場合 画面上右クリックし Save View を押すと Save されます 注意 何回か Save を行うと初期値にもどってしまう場合があるため この方法で複数枚数の Save 時は避けてください *Tract を Save する場合 Film/Save/Report を押します Fiber Trak を押します Fiber Trak Save Fiber Trak Window で 必要なデータを選び Save します 注意 Hide されている Fiber Trak も Save されます 25/35

26 Chapter4:Image Data の保存 Image Save 方法 * 画面下複数枚 Save する場合 Film/Save/Report の Functional Maps をクリックします Save したい Map の表示位置を選択します Save したい Map の種類を選択します Tensor では 6 種類の MAP を選択できます Multiple Location をクリックします Next を押します 次のページへ 26/35

27 Chapter4:Image Data の保存 Image Save 方法 カラーで Save する場合は ScreenSave を 白黒で Save する場合は Processed Image を選択します 注意 Screen Save はハードディスクに Save 後 Viewer で WW WL の変更はできません Processed Image は白黒ですが Viewer で WW WL の変更ができます *ScreenSave を白黒にしたい場合 Pref/Setting の Saving で Save SCREENSAVE Images in colors のチェックをはずします 27/35

28 Chapter4:Image Data の保存 Image Save 方法 歪み補正した Data を Save したい場合 Film/Save/Report の Series Data を選択します Reformatted(SORTED)images に チェックを入れて Save を押します *BrowserにSorted Imageが作成されます 2 回目からはSorted Imageを選択し Functoolを起動させればゆがみ補正 Apply Correctionは省略できます 28/35

29 Chapter5:Appendix - 1. ショートカットキー Alt a Ax Imageの表示 非表示 Alt c Cor Imageの表示 非表示 Alt s Sag Imageの表示 非表示 T TiffでSaveします S 1 枚のみSave View D 1 枚のみSave Viewプラスレポートに貼り付けます 左マウスドラッグ回転 <Ctrl> 真ん中マウスドラッグスライスのWW WL 変更右マウスクリックメニューの表示 29/35

30 Chapter5:Appendix - 2. 参考計算式 - Isotropic Image と T2-weightTrace は以下の式で表されます I(iso)=(DW1 DWN) 1/N AveraeDC は以下の式で表されます D(avg)=(DXX DYY DZZ)/3 eadc(exponential attention ) 指数関数的減衰は以下の式で表されます eadc= exp(-davg*b) Volume ratio Aniso 体積比は 同等の等方向性テンソルの球体体積に対する 拡散楕円体体積比として表されます Fractional Aniso 異方性についての定義は楕円体のような拡散テンソルの表示から得られます 30/35

31 Chapter5:Appendix - 3.DTI Anatomy- DTI カラーマップで解剖を理解する 帯状束 錐体路 上縦束 脳梁 31/35

32 Chapter5:Appendix - 3.DTI Anatomy- DTI カラーマップで解剖を理解する 視放線 錐体路 32/35

33 Chapter5:Appendix - 3.DTI Anatomy- Tractgraphy の解剖を理解する 脳梁帯状束 視放線 脳弓 上縦束 錐体路 33/35

34 FAQ: Diffusion Tensor Q1. A1. Fiber Trak を表示させているバックグラウンド画像 (Axial, Coronal, Sagittal) の濃度調整がマウスの中ボタンにて変更することが出来ません 画像の濃度調整はどのように行えばよろしいでしょうか? DTI 処理の中ではマウスの中ボタンを押してドラッグしても画像の濃度は変わりません 濃度を調整するにはキーボード上の Ctrl キーを押しながらマウス中ボタンで操作してください 画像の濃度調整は任意に変更が可能となります Q2. A2. DTI を撮影するときの # of Diffusion Directions(MPG 印加軸数 ) はどのように決めますか? MPG 印加軸数は理論的には多くなれば Fiber Trak の描出能は向上されます 他に b 値の大きさや SNR によっても変化します また MPG 印加軸数を多くすることで撮影時間も延長します 一般的には 6 軸 ~15 軸が多く選ばれています 34/35

35 SIGNA Pioneer 販売名シグナ Pioneer 医療機器認証番号 227ACBZX Signa HDxt 3.0T OptimaEditon 23.0 販売名シグナ EXCITE 3.0T 医療機器認証番号 21700BZY Optima MR450w 1.5T 販売名オプティマ MR450w 医療機器認証番号 223ACBZX SIGNA Explorer は薬事認証書上の販売名 磁気共鳴断層撮影装置 Optima MR360/Brivo MR355 類型 SIGNA Explorer のことです 医療機器認証番号 222ACBZX SIGNA Creator は薬事認証書上の販売名 磁気共鳴断層撮影装置 Optima MR360/Brivo MR355 類型 SIGNA Creator のことです 医療機器認証番号 222ACBZX Signa HDxt 1.5T OptimaEditon 23.0 販売名シグナ核磁気共鳴コンピュータ断層撮影装置 医療機器認証番号 16100BZY Discovery MR T 販売名ディスカバリー MR750 医療機器認証番号 221ACBZX Discovery MR750w 3.0T 販売名ディスカバリー MR750w 医療機器認証番号 223ACBZX Optima MR360 Advance 1.5T / Brivo MR355 Inspire 1.5T 販売名磁気共鳴断層撮影装置 Optima MR360 / Brivo MR355 医療機器認証番号 222ACBZX Optima MR T / Brivo MR T 販売名磁気共鳴断層撮影装置 Optima MR360 / Brivo MR355 医療機器認証番号 222ACBZX 製造販売業者の名称と連絡先 発行部署 製造販売業者 : GE ヘルスケア ジャパン株式会社 住所 : 東京都日野市旭が丘 保守サービス連絡先 : GE ヘルスケア ジャパン株式会社 電話 : FAX : 発行部署 : ヘルスケア統括本部 Radiology 推進本部 35/35