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1 Centrally Managed Content Security Systems for Documents IIS カスタマサーバ環境設定ガイド リリース RC 年 6 月 17 日 株式会社アイ エヌ エー東京都北区豊島 8-4-1

2 更新履歴 項番更新年月日更新区分更新箇所更新内容更新者 /11/19 新規全頁本ドキュメントを作成下山 /06/17 更新 1 頁表紙の修正下山 /06/17 更新 5 頁 1. はじめに の文言を修正下山 /06/17 更新 2 頁 -41 頁 Ver の製品リリースに伴う改訂 下山 2 / 41

3 免責 本書は 可能な限り完全性と正確さが維持されるように作成されていますが 保証または適合性を意図したものではありません ( 注 ) 本書に記載された情報は予告なく変更される可能性がございます 3 / 41

4 1 はじめに 対象としている読者 対応プラットフォームとシステム要件 IIS カスタマサーバ環境ハードウェア要件 ( システム構成 ) ソフトウェアおよび対応コンテンツタイプ IIS カスタマサーバ環境の構成例 OMNITRUST FOR DOCUMENTS サーバのインストール OMNITRUST FOR DOCUMENTS IIS カスタマサーバの登録 IIS カスタマサーバの登録手順 CS 環境設定情報のエクスポート IIS カスタマサーバ環境のインストール手順 IIS カスタマサーバ環境 ( パッケージ ) のインストール インストールパッケージの展開 インストールパッケージの実行 (PCPN Customer Server.exe の実行 ) IIS カスタマサーバ環境 ( パッケージ ) のアンインストール IIS カスタマサーバ環境の基本設定 IIS カスタマサーバ設定ツール IIS カスタマサーバ設定ツールの起動 IIS カスタマサーバ環境の設定手順 設定ユーティリティの変更が反映されるタイミング IIS カスタマサーバ環境の保護ポリシー設定 IIS カスタマサーバの保護ポリシー設定 Database on PS IIS カスタマサーバの保護コンテンツ (PATH) の登録 サーバの保護ポリシー管理ツールの設定 IIS カスタマサーバと OMNITRUST FOR BROWSER サーバの構成 for Browser サーバ (IIS 環境 ) の保護ポリシー設定 IIS カスタマサーバ環境の保護ポリシー設定 特定ファイルだけを for Documents へ連携する方法 / 41

5 1 はじめに 本書は for Documents サーバ ( 以下 サーバ ) において 保護対象の WEB サーバ ( コンテンツサーバ ) を IIS カスタマサーバ として実装するためのインストール手順 および 環境設定手順を解説します インストール手順の概要 (1) for Documents サーバ環境のセットアップ (2)IIS カスタマサーバの登録 (3)IIS カスタマサーバ環境のインストール (4)IIS カスタマサーバ環境の基本設定 (5)IIS カスタマサーバ環境の保護ポリシー設定 項目 (1) の サーバは _for_documents インストール導入ガイド に解説された標準環境のサーバ構成として実装されます そのため 当該資料を参照した上で 事前に サーバの構築作業を実施してから IIS カスタマサーバ環境のインストール作業を進めてください 1.1 対象としている読者 本書は 製品サポートを担当される代理店のサポートエンジニア または 導入される顧客側のシステム管理者を対象として作成されております 対象エンジニアのスキル要件は Apache 設定記述を理解できること TCP/IP ネットワーク設計を理解できること MySQL データベースのオペレーションを理解できること Apache サーバのアクセスログ / エラーログ解析 および ネットワーク通信パケットの障害解析ができること IIS サーバの運用管理ができることを前提とします 1.2 対応プラットフォームとシステム要件 ハードウェア要件の推奨値は目安として提供しています この節では 製品の最小ハードウェア要件を示しています ただし それぞれのお客様のシステム構成 スループット およびデータ オブジェクトのサイズに応じて 実際のシステム要件はここに示すものより大きくなる場合があります 以下の情報は システム構成のみの場合です 同じシステムで他のアプリケーションも実行する場合は 適切な補強が必要になります 追加のサーバ要件 容量の要件に応じて 追加の CPU が必要になる場合があります 容量の要件に応じて 追加のメモリーが必要になる場合があります 容量や冗長性 パフォーマンス要求に対応するための追加サーバが必要になる場合があります 5 / 41

6 1.2.1 IIS カスタマサーバ環境ハードウェア要件 ( システム構成 ) サーバ環境 for Documents - IIS カスタマサーバ CPU: Pentium Ⅲ - 1GHz Memory: 256MB RAM DISK: 50MB システム領域 コンテンツ保存領域を除く 注意事項 : 別途 for Documents サーバ (Solaris または Linux) が必要です ソフトウェアおよび対応コンテンツタイプ サーバ環境では次のオペレーティングシステム アプリケーション環境 コンテンツタイプに対応しています IIS カスタマサーバ環境対応 OS Windows Server 2003 IIS バージョン IIS6.0 IIS カスタマサーバ対応コンテンツ コンテンツタイプ PDF, Word, Excel, PowerPoint, DocuWorks 1.3 IIS カスタマサーバ環境の構成例 図は for Documents サーバ (IIS カスタマサーバ ) と for Browser サーバを併用した構成例です PDF, Word, Excel, PowerPoint のドキュメントファイルは for Documents サーバで保護されて HTML, CGI, JSP 等のコンテンツは for Browser サーバで保護します この構成例では Windows IIS サーバ環境の AD ドメイン認証を利用できます 6 / 41

7 2 for Documents サーバのインストール _for_documents インストール導入ガイド (PDF) を参照して 事前に for Documents( セキュリティサーバ ) のインストール作業 および 環境設定作業を実施してください ( for Documents 標準サーバ構成としてセットアップします ) 3 for Documents IIS カスタマサーバの登録 保護対象コンテンツを保有する WEB サーバに対して for Documents CS モジュールをインストールします この構成では CS モジュールによるリダイレクト処理で for Documents( セキュリティサーバ ) とコンテンツサーバを連携させます その場合は カスタマサーバ として コンテンツサーバを追加登録する必要があります 3.1 IIS カスタマサーバの登録手順 for Documents( セキュリティサーバ ) の サーバ環境設定ツール へログインします 画面左側のメニューから CS 環境のサーバ管理 をクリックしてください 次の画面が表示されますので IIS カスタマサーバの設定情報 を新規登録します 初期値として登録されている CS 環境サーバ設定は for Documents( セキュリティサーバ ) のリバース PROXY 構成で使用する場合に カスタマサーバ として動作させることも可能です 7 / 41

8 登録 をクリックすると カスタマサーバ の設定ウインドウが表示されます 8 / 41

9 設定ウインドウ下部の OK をクリックすると各設定フィールドに登録された情報が データベースに反映されます 9 / 41

10 設定フィールド フィールド名 CS 環境のサーバ名 認証 ID パスワード サーバアドレス (IP/FQDN) サーバの接続ポート番号 暗号化アルゴリズム ハッシュアルゴリズム 保護ポリシーの参照場所 ローグアプリケーション監視除外リスト 省略可 透かし印刷文字列 省略可 フィールド定義 CS モジュール環境のサーバ名称 任意の名称で設定可 標準構成では 登録設定しないで空欄としてください セキュリティサーバの IP アドレス または FQDN セキュリティサーバの接続ポート ( 初期値 : 80 番ポート ) サーバの暗号化アルゴリズム AES DES Tiple DES から選択 通常は初期値の AES を設定してください サーバのハッシュアルゴリズム SHA または MD5 を選択 通常は初期値の SHA を設定してください 保護ポリシーの参照場所と適用方法 サーバ上のデータベース リダイレクト URL 保護コンテンツ から選択 標準構成では サーバ上のデータベース を設定してください ローグアプリケーションから除外したいプログラム ( プロセス ) 名を登録します 詳細情報は巻末の技術資料 Rogue Exemptions リスト に掲載してあります 保護対象コンテンツの印刷時に 透かし印字される文字列を登録します 日本語文字列をサポートしておりませんので 英文字に限り登録が可能です 3.2 CS 環境設定情報のエクスポート 画面左側のメニューから CS 環境のサーバ管理 をクリックしてください 新規作成の CS 環境のサーバ名 を選択して 設定情報のエクスポート をクリックします 次のウインドウが表示されますので カスタマサーバ設定情報ファイル をインポートする際のパスワード ( 任意の文字列 ) を登録します IIS カスタマサーバの設定登録時にパスワードが要求されます 10 / 41

11 パスワード 入力後 はい をクリックすると 次のとおり ファイルのダウンロード ウインドウが表示されます 保存 (S) をクリックして CS 環境設定情報ファイル をクライアント PC のハードディスクへ保存してください クライアント側のブラウザセキュリティ環境によっては ActiveX のダウンロードで警告が表示される場合があります その際に ダウンロードエラーが発生した場合は 再度 設定情報のエクスポート を実行してください 4 IIS カスタマサーバ環境のインストール手順 本章は Windows Server 2003 サーバへ CS モジュール ( パッケージ ) をインストールする手順を解説します また Windows Server 2003 サーバの構成は IIS サービスが稼動していることを前提とし SSL(HTTPS) サービスや認証局の設定についてはサポート対象外とします 注 : インストール作業は 管理者権限を有するユーザで実行してください IIS カスタマサーバ (CS モジュール ) は NTFS ファイルシステム環境に限りインストールすることが可能です (FAT32 ファイルシステムは インストール対象外となります ) 11 / 41

12 4.1 IIS カスタマサーバ環境 ( パッケージ ) のインストール IIS カスタマサーバ配布パッケージ : 種別ファイル名 インストールパッケージ ライセンスファイル PCPN Customer Server.exe ( 評価版 ) OTCS_YYYYMMDD_xxxx_Trial.lic ( 正規版 ) OTCS_xxx.xxx.xxx.xxx.lic Rev4 以前の製品パッケージでは ライセンスファイルが不要です インストールパッケージの展開 IIS カスタマサーバ配布パッケージに含まれる インストールパッケージ を展開します IIS カスタマサーバ配布パッケージは for Documents リリースパッケージの一部として配布されます リリースパッケージを展開すると IIS-INSTALL/Package ディレクトリにファイルが保存されています インストールパッケージの実行 (PCPN Customer Server.exe の実行 ) インストールパッケージ (PCPN Customer Server.exe) を Windows Server 2003 へ保存 ( コピー ) します ダブルクリックで実行すると 次のインストールシールドが表示されますので 下記手順を参考にインストール作業を進めてください 次へ (N) をクリックして インストールを開始します 12 / 41

13 アップグレードインストールの場合は 次のウインドウが表示されます [ 次へ (N)] をクリックして アップグレードインストールを開始します 13 / 41

14 次のウインドウは ソフトウェア使用許諾契約書を含んでいます ライセンス契約に同意する はい (Y) をクリックしてライセンス契約に同意した上で インストールまたはアップグレード処理を継続してください 次のウインドウが表示されます 14 / 41

15 インストール先のディレクトリを選択 次のウインドウが表示されます デフォルトのフォルダを使うか インストール先のフォルダ ( 場所 ) を指定してください 任意のフォルダに IIS カスタマサーバパッケージをインストールする場合は 参照 (R) をクリックしてください 次へ (N) を選択すると IIS カスタマサーバパッケージのセットアップが進行し 次のウインドウが表示されます プログラムフォルダにプログラムアイコンを追加します 次へ (N) を選択してアイコンを作成し インストールまたはアップグレード処理を継続します 次のステータスウィンドウが表示されます 15 / 41

16 IIS カスタマサーバの保護対象とする Web サイトを定義する Windows Server 2003 の IIS サービスで定義されている WEB サイトが一覧表示されます サーバで保護対象としたい WEB サイトを一つ選択 ( クリック ) してください Next> をクリックして IIS カスタマサーバの保護対象サイトを登録します CS 環境の Web サーバ Port(Host/Port) を選択します 16 / 41

17 Web サイト (IIS サーバ ) の CS Port を選択するウインドウが表示されます 有効な Web サイトのホスト名とポート番号がリスト表示されますので 保護対象とする Web サイトのホスト名とポート番号を選択し Next> をクリックします ホスト名は省略可 IIS カスタマサーバの認証方法を選択します 次のウインドウが表示されます 17 / 41

18 サーバへ提供するための IIS カスタマサーバ認証方法を選択してください None サーバは認証を提供しません Basic サーバはユーザ名とパスワードの認証を実施します Header この機能は現在サポートされておりません Cookie サーバは cookie 経由で認証を提供します Next> を選択してインストールまたはアップグレードを継続してください 次のウインドウの情報メッセージが表示されますが OK をクリックしてインストールを進めます インストール / アップグレードを終了します インストールが完了しますと 次のウインドウが表示されます アップグレードインストールの場合は 次のウインドウが表示されます 18 / 41

19 [ 完了 ] をクリックしてソフトウェアのインストール ( アップグレード ) を完了します 4.2 IIS カスタマサーバ環境 ( パッケージ ) のアンインストール IIS カスタマサーバパッケージ (CS モジュール環境 ) のアンインストール手順を解説します 1. コントロールパネルより アプリケーションの追加と削除 を選択します 19 / 41

20 図 1 アプリケーションの追加と削除 2. インストールされているプログラムの一覧から for DOcuments を選択し 変更と削除 をクリックします 図 2 for Customer Server を選択 3. 次の画面が表示されます 20 / 41

21 4.[ 削除 (R)] を選択して [ 次へ (N)] をクリックします 次の確認メッセージが表示されます 5.[OK] をクリックします 進行状況のウインドウがしばらく表示され その後インストールウィザード完了メニューが表示されます 6.[ 完了 ] をクリックして コンピュータを再起動します 21 / 41

22 図 3 IIS カスタマサーバパッケージのアンインストール完了画面 22 / 41

23 5 IIS カスタマサーバ環境の基本設定 サーバおよび Windows IIS サーバで WEB サービスが稼動していることを確認できましたら システム環境に合わせて設定変更作業を実施します 5.1 IIS カスタマサーバ設定ツール 本節では IIS カスタマサーバ設定ツールの使用方法を解説します 注意事項 : この設定ツールを使用する際は 3.2 節でエクスポートされた CS 環境設定情報ファイル が事前に必要となります もし この時点で未作成の場合は 3.2 節のエクスポート手順を確認の上 CS 環境設定情報 ( ファイル ) を作成してください IIS カスタマサーバ設定ツールの起動 標準構成でインストールされた場合は 次の手順により for Documents - CS サーバ設定ユーティリティ を起動することができます IIS カスタマサーバパッケージがインストールされた Windows OS のデスクトップ画面で操作します 1 スタートボタン ( メニュー ) をクリック 2 プログラム (P) を選択 3 for Documents を選択 4 Customer Server を選択 実行プログラムの配置場所 : ""C:\Program Files\\ for Documents\PCPNCustConfigurator.exe"" 次の設定ウインドウが表示されますので 順次作業を進めてください 初期設定の場合は次の警告ウインドウが表示されますが OK をクリックして作業を進めてください 23 / 41

24 1 標準構成では DB サポート機能を使用しないため チェックを OFF にしてください 2 設定変更後 SAVE を実行します IIS カスタマサーバ環境の設定手順 IIS カスタマサーバ環境では 次の 2 種類の設定方法があります 1 サーバの DB サポート 2IIS カスタマサーバ設定のフラットファイル構成 本節では 標準的な設定例として解説しますので 導入環境に合わせて便宜読み替えて作業を進めてください サーバの DB サポート サーバと IIS カスタマサーバ環境を DB 連携させる場合は 次の手順で各サーバに設定情報を登録する必要があります 1. サーバの DB(MySQL) 設定 サーバ側で IIS カスタマサーバからの MySQL 接続を許可します 標準的な設定方法は サーバに管理者権限 (root) でログイン後 次のとおり設定作業を実施します コマンドラインから mysql へ接続 # /usr/local/mysql/bin/mysql mysql p 標準構成でインストールされた場合は MySQL データベースのパスワードは空文字列 (NULL) です MySQL 接続後 IIS カスタマサーバからの MySQL 接続を許可します mysql> grant all on *.* to mysql@"ip アドレス ( または FQDN ホスト名 )"; 24 / 41

25 MySQL コマンドの SQL 文は インストールされた MySQL の構成や OS 環境に合わせて修正してください 2.IIS カスタマサーバ設定ツールの登録作業 IIS カスタマサーバ設定ツールを使用して サーバに接続するための DB(MySQL) 接続情報を登録します Common Configuration タブをクリックします ( 設定ユーティリティ起動直後では初期画面です ) DB Support のチェックボックスをクリックして マーク (ON) を記します DB Hostname に サーバの IP アドレス ( または FQDN ホスト名 ) を入力します CS - All Customer IDs のチェックボックスをクリックして マーク (ON) を記します Save Changes をクリックして設定内容を有効にし Exit the program をクリックして設定ツールを終了します Common Configuration の DB Support を有効にした場合は 次節で説明します フラットファイル構成で設定された情報 ( Customer Configuration の設定情報 ) は 全て無効となりますので注意してください DB サポート (MySQL) 接続情報の設定例 25 / 41

26 IIS カスタマサーバ設定ツールのフラットファイル構成 IIS カスタマサーバ設定ツールでは 保護対象とするディレクトリ設定や適用する保護権限などを サーバの DB を使用せずに IIS サーバ上のフラットファイルとして管理することができます フラットファイル構成で保護ポリシーを管理する場合は 次の手順で IIS カスタマサーバに設定情報を登録してください 1. フラットファイル構成の設定画面 IIS カスタマサーバ設定ツールの起動後 Customer Configuration タブをクリックします 初期設定の場合は次の警告ウインドウが表示されますが OK をクリックして作業を進めてください 次の設定ウインドウが表示されます 26 / 41

27 2.Customer Configuration ファイルのインポート Import アイコンをクリックします 3.2 節でエクスポートされた CS 環境設定情報ファイル を表示された ファイルを開く ウインドウから選択してインポートします パスワード入力画面が表示されますので パスワード入力後 OK をクリックします 3.Customer Configuration の設定確認 Test Configuration をクリックします 27 / 41

28 IIS カスタマサーバの設定情報が正しくインポートされている場合は 次のウインドウが表示されて サーバと正しく連携動作していることを確認できます エラーメッセージが表示された場合は 3.2 節の CS 環境設定情報のエクスポート 手順を確認の上 CS 環境設定情報ファイル を再度作成してください 28 / 41

29 4.Encryption Algorithm の設定 Encryption Algorithm をクリックして サーバの暗号化方式を選択します 通常は 初期値 (AES-128) を選択します 5.Policy Source for PS の設定 Policy Source for PS をクリックして 保護ポリシーの適用方法を設定します 29 / 41

30 設定値 Protected Content Redirect URL Database on PS 保護ポリシーの適用方法 当該ユーティリティで設定された保護ポリシーが適用されます 当該ユーティリティで設定された保護ポリシーが適用されます 保護対象となるコンテンツ設定 ( 対象ファイル PATH) だけが有効となり 保護ポリシーの関連付けは 全て サーバに委ねられます 6. 保護対象コンテンツ ( ディレクトリ / ファイル PATH) の登録 サーバで保護対象とするディレクトリやファイル PATH を登録します 追加登録をする場合は Add File or Folder のアイコンをクリック または Virtual Roots の欄にある フォルダ名 をダブルクリックしてください 次の画面が表示されます 保護対象ディレクトリを登録した場合は そのサブフォルダを含むディレクトリ内のすべてのコンテンツが保護対象として設定されます PDF, Word, Excel, Powerpoint のサポート対象コンテンツ 保護対象コンテンツ ( ディレクトリ ) を選択し OK をクリックすると Protected Files and Folders に登録されます 7. 保護ポリシーの設定 ファイル ディレクトリの保護状態を登録または変更する場合は Protected Files and Folders に登録された ファイル ディレクトリ を選択して Set Policy のアイコンをクリックしてください 次の画面が表示されます 30 / 41

31 保護ポリシー設定フィールド フィールド名 Rendaering Interval Time Enable Printing フィールド定義 コンテンツの表示時間 保護コンテンツの表示後 Interval Time が経過すると 表示中の画面が閉じられます コンテンツの印刷許可設定 Policy Source for PS の設定 で Database on PS を選択した場合は 当該項目の設定は無効となり サーバに登録された保護ポリシーが適用されます 設定ユーティリティの変更が反映されるタイミング 保護ポリシーの適用は 設定ツールの Save Changes をクリックして フラットファイルが更新された時点で反映されます ただし Protected Files and Folders に登録された保護対象コンテンツのポリシー情報は IIS サーバがリスタートされるまで反映されません 保護対象ディレクトリの配下に置かれたコンテンツは 当該ディレクトリ ( 上位フォルダ ) の保護権限が自動的に継承されます そのため 同一の保護権限をコンテンツに適用する場合は 個別設定および IIS サービスのリスタートを実行する必要はありません IIS サービスの再スタートを実行してください 通常のコンテンツが AD ドメインで認証され 正常に配信されれば OK です この時点では 保護設定が適用されていないこととします 31 / 41

32 6 IIS カスタマサーバ環境の保護ポリシー設定 IIS カスタマサーバと サーバが正常に連携動作していることを確認できましたら 保護ポリシーの設定作業を実施します IIS カスタマサーバ設定ツールの Test Configuration をクリックして 次のウインドウが表示されれば 正常に連携動作しています 6.1 IIS カスタマサーバの保護ポリシー設定 Database on PS 本節では Policy Source for PS で最も複雑な構成となりますが それと同時に最も拡張性がある Database on PS 設定について 解説します Protected Content および Redirect URL では シンプルな保護ポリシーが適用されます ( サーバ側の保護ポリシー DB 設定が反映されません ) IIS カスタマサーバの保護コンテンツ (PATH) の登録 1) 前述の IIS カスタマサーバ設定ツールの起動 手順に従い設定ツールを起動します 2) IIS カスタマサーバ設定ツールの起動後 Customer Configuration タブをクリックします 3) 前述の IIS カスタマサーバ設定ツールのフラットファイル構成 - [6]. 保護対象コンテンツ ( ディレクトリ / ファイル PATH) の登録 ] 手順に従い サーバで保護対象とするディレクトリやファイル PATH を登録します 次の設定画面では /Test ディレクトリを保護対象として登録しています 32 / 41

33 6.1.2 サーバの保護ポリシー管理ツールの設定 1) _for_documents インストール導入ガイド (PDF) を参照して 保護ポリシー管理ツールを起動します (Internet Explorer で サーバへアクセスします ) 33 / 41

34 2) 保護ポリシー管理ツールへログイン後 コンテンツ設定 PATH の管理 で保護対象のコンテンツ PATH を登録します 次の設定画面では /Test/ ディレクトリを保護対象として登録しています 34 / 41

35 3) ポリシー設定管理 をクリックして 保護対象コンテンツに適用する保護権限を登録します 次の設定画面では /Test / ディレクトリに対して保護権限を登録しています 35 / 41

36 IIS カスタマサーバの設定で ユーザ認証 を設定した場合は IIS サーバ側で認証されるユーザ名を登録してください ユーザ認証設定の適用は 前述の 4.1 IIS カスタマサーバ環境 ( パッケージ ) のインストール 時に登録します 4) IIS サーバの保護対象コンテンツにアクセスして 正常に保護配信されるか確認します 36 / 41

37 正常に保護配信されない場合は IIS サーバの Web サービスをリスタートしてください また サーバの Apache サービスをリスタートしても保護配信されない場合は 全ての環境設定 保護ポリシー設定を再確認してください IIS カスタマサーバ環境は極めて複雑なサーバ構成となるため for Documents 標準サポートの対象外となります そのため サーバ環境を適切に設定できない場合は 別途ソリューションサポートサービスをご契約頂くことを検討してください 7 IIS カスタマサーバと for Browser サーバの構成 IIS カスタマサーバと for Browser サーバを 1 台の IIS サーバ上に構成する場合は 互いの保護ポリシーが干渉しないように 適切に保護ポリシーを登録する必要があります 本章では IIS カスタマサーバと for Browser サーバが混在する環境での保護ポリシー設定手順について解説します 7.1 for Browser サーバ (IIS 環境 ) の保護ポリシー設定 1) _for_browser インストール導入ガイド (IIS) を参照して IIS サーバ上のコンテンツに for Browser の保護ポリシーを適用します 2) _for_documents サーバ で保護対象とするコンテンツを for Browser サーバの 保護なし 権限で設定します 次の設定例では Web サイト単位 (/) で保護制限を適用して (/PDF) と (/Test) を保護対象から除外しています _for_documents サーバ で保護対象とするコンテンツをファイル単位で指定する場合は 対象ファイルを選択して 保護なし 権限を登録してください 37 / 41

38 3) 保護対象から除外したコンテンツが 保護なし 権限で配信されることを確認します 7.2 IIS カスタマサーバ環境の保護ポリシー設定 1) 前述の 6 IIS カスタマサーバ環境の保護ポリシー設定 を参照して IIS サーバ上のコンテンツに保護ポリシーを適用します 次の設定例では (/PDF) と (/Test) を for Documents サーバの保護対象として登録しています 2) サーバの保護ポリシー設定ツールを使用して 保護ポリシーを適用します 次の設定例では (/PDF) と (/Test) を for Documents サーバの保護対象として登録しています 38 / 41

39 3) 保護対象として登録したコンテンツが for Documents サーバの保護権限で配信されることを確認します (PDF, Word, Excel, PowerPoint ドキュメントの配信テストを実施してください ) 7.3 特定ファイルだけを for Documents へ連携する方法 1) 前述の 7.1 for Browser サーバ (IIS 環境 ) の保護ポリシー設定 を参照して IIS サーバ上のコンテンツに保護ポリシーを適用します 2) for Documents サーバ で配信する特定ファイルだけを for Browser サーバの 保護なし 権限で設定します 次の設定例では (/Test) ディレクトリに対して for Browser サーバの保護権限を適用して そのディレクトリ配下にある ( テスト用 PDF1.pdf) だけを保護対象から除外しています 39 / 41

40 3) 前述の 6 IIS カスタマサーバ環境の保護ポリシー設定 を参照して IIS サーバ上のコンテンツに保護ポリシーを適用します 次の設定例では (/Test/ テスト用 PDF1.pdf) を for Documents サーバの保護対象として登録しています 4) サーバの保護ポリシー設定ツールを使用して 保護ポリシーを適用します 次の設定例では (/Test) を for Documents サーバの保護対象として登録しています 40 / 41

41 5) 保護対象として登録したコンテンツが for Documents サーバの保護権限で配信されることを確認します (/Test/ テスト用 PDF1.pdf ドキュメントの配信テストを実施してください ) 41 / 41