FUJITSU Cloud Service for OSS プライベート接続利用ガイド 2019年3月20日 1.0版 富士通株式会社 Copyright 2019 FUJITSU LIMITED

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1 FUJITSU Cloud Service for OSS 利用ガイド 2019年3月20日 1.0版 富士通株式会社

2 改版履歴 版日付内容備考 新規作成

3 本書について 注意事項 本書は 2019 年 3 月時点の機能をもとに作成しております FUJITSU Cloud Service for OSS は継続的な開発が行われるクラウドサービスであり 本資料の記載内容についても今後変更が発生する可能性があります

4 はじめに 本書の目的 FUJITSU Cloud Service for OSS( 以下 FJCS) を他のシステムとにより連携する際の知識を習得することを目的としています 本書の読者 FJCS を利用されている 前提知識 ネットワークに関する基本的な知識 セキュリティに関する基本的な知識 FJCSの機能に関する基本的な知識 登録商標について 記載されている製品名などの固有名詞は 各社の商標または登録商標です

5 1. 概要

6 1-1.概要(1/4) によってDCアウトソーシング環境やオンプレミス環境とのセキュアなハイブリッドクラウドを実現 します リージョン間接続によって FJCSの東西リージョンの接続が可能となります を１つ契約することで 様々なオプション接続メニューを複数利用することができます 西日本リージョン2/3 東日本リージョン1/2/3 FJCS FJCS スイッチ スイッチ サーバ サーバ NAS 顧客設備 リージョン間接続 キャリア ネットワークサービス FENICS ネットワークサービス DC アウトソーシング環境 スイッチ スイッチ サーバ サーバ NAS 顧客設備 DC アウトソーシング環境 営業所 本社 モバイル 他社クラウド FJ Azure/ MS Azure)

7 1-1.概要(2/4) は 標準化された共用の閉域ネットワーク接続機能を提供する 機能 とFJCS環境と個別に直接接続できる物理ポートを提供する ダイレクトポート接続機能 の２つの機能があります なお 機能 は (L3) と (L2) で構成されます ダイレクト ポート 接続機能 データセンター FJCS 業務システム 機能 L3 L2 モバイルユーザー 環境 スイッチ スイッチ サーバ サーバ NAS 業務システム キャリア ネットワークサービス 本社 FENICS ネットワークサービス 営業所 支社

8 1-1. 概要 (3/4) 構成概要 の基本提供範囲 1 ドメイン 1 リージョンあたり 1 つのを契約することができます 注 ) 東 3 と西 3 は 1 ドメイン 1 リージョンあたり 5 つのを契約することが可能 を利用する場合は FJCS のリソースであるネットワークコネクターを使用します 注 ) 東 3 と西 3 は 仮想ルータを使用 ネットワークコネクター ( 東 3 西 3 は該当しません ) 1 プロジェクトあたり 以下の用途に応じて 1 つずつ作成することができます アベイラビリティゾーン (AZ) 間接続 専有物理サーバサービス接続 ネットワークコネクターに紐づくコネクターエンドポイントは各 AZ 毎に 1 つずつ作成することができます ネットワークコネクターを複数作成した場合 各ネットワークコネクターごとにコネクターエンドポイントを作成してください 複数ネットワークコネクターを利用する場合の組み合わせは以下の通りです 組み合わせ元 組み合わせ先 AZ 間接続専有物理サーバサービス接続 AZ 間接続 ー併用可能 併用不可各サービスごと利用 ー ー 併用不可 各サービスごと利用 それぞれでネットワークコネクターを使用して下さい 併用した場合 経路設定が複雑になります

9 1-1. 概要 (4/4) 構成概要 仮想ルータ ( 東 3 西 3のみ該当します ) 以下の用途に応じて作成することができます サブネット間通信 専有物理サーバサービス接続 1 サブネットに対して仮想ルータは 1 つまでしか接続できません RouterA が接続されている SubnetA に対して RouterB は接続できません RouterA RouterB SubnetA VM VM VM

10 2. 機能

11 2.機能概要 機能の利用可能接続オプション 機能が提供する接続メニューは以下の通りです ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ 構内接続(利用するリージョンで1つ必須) データセンターアウトソーシング環境接続(DCアウト接続) オンプレミス FENICS 接続 オンプレミス 個別引込 接続 他社クラウド接続 リージョン間接続 Equinixデータセンター/オンプレミス接続 ② ⑦を利用するためには 必ず①を利用する 必要があります ⑤ ⑦は ①のみと接続可能です ⑤ ⑦を除くメニューについては 複数選択して 利用することができます 1リージョン内で同じ接続メニューを複数同時利用 することはできません ① ⑦は各項での説明対象範囲 東日本リージョン1/2/3 西日本リージョン2/3 FJCS (リージョン2/3) FJCS ① ① 収容ポート (L3) ④ 契約 キャリア オンプレ ⑥ ③ FENICS ネットワークサービス オンプレ モバイル アクセス FJ Azure/MS Azure (リージョン1/2/3) (L3) ⑥ ② データセンター アウトソーシング 設備 ③ ② (L2) ⑤ (L2) データセンター 顧客収容ポート データセンター アウトソーシング 設備 FENICS ネットワークサービス オンプレ モバイル アクセス 収容ポート ④ 契約 キャリア オンプレ ⑦ Equinix Cloud Exchange Equinix東京 データセンター 設備

12 2-1. 全体設計のポイント

13 2-1-1.全体設計のポイント:はじめに 全体設計のポイント 1. FJCSと接続する先の接続関係を整理し ネットワーク全体の論理構成を決めてください 2. 機能には アクセス制御機能がないため FJCS以外の間でも通信を行うことが 可能です 複数の環境からFJCSに接続した際に 環境間通信を抑止する場合は お 客様側または FENICS側でアクセス制御を行う必要があります 機能の基本構成 FJCSとDCアウト接続とFENICS 全区間を相互に接続 したシンプルな構成 環境間の通信を抑止する必要がある場合 側またはFENICS上で経路の制御を行う FJCS FJCS (L3) (L3) プライベート 接続(L2) FENICS FENICS 抑止 サーバ ストレージ等 エンドユーザ 環境A 環境B 機能の仕様を踏まえ の要件/構成に応じた十分なネットワーク設計をお願いします

14 2-1-2.構内接続:FJCS内のネットワーク構成 全体設計のポイント1の詳細 (東日本リージョン1/2 西日本リージョン2) FJCSと接続する先の接続関係を整理し ネットワーク全体の論理構成を決めてください 複数の間でセキュアな接続のために利用する場合 全ての サービスで利用されるIPアドレ ス範囲は重複しないように設計する必要があります FJCS A DC B L2 プライベート 接続 L3 構内 接続 GW NC プロジェクト 業務 プロジェクト FENICS C DC FJCS全ての環境でIPアドレス範囲 が重複しないように設計してください

15 2-1-2.構内接続:FJCS内のネットワーク構成 全体設計のポイント1の詳細 (東日本リージョン3 西日本リージョン3) FJCSと接続する先の接続関係を整理し ネットワーク全体の論理構成を決めてください 複数の間でセキュアな接続のために利用する場合 全ての サービスで利用されるIPアドレ ス範囲は重複しないように設計する必要があります FJCS A DC B L2 プライベート 接続 L3 構内 接続 業務 プロジェクト FENICS C DC FJCS全ての環境でIPアドレス範囲 が重複しないように設計してください

16 2-1-2.構内接続:FJCS内のネットワーク構成 全体設計のポイント2の詳細 (東日本リージョン1/2 西日本リージョン2) 機能に通信制御する機能はありません 間の通信を抑止する場合は 側で個別に通信を制御する必要があります FENICSでは複数ののFENICS契約をまとめて接続することには対応しておりません そのため サービス提供するのFENICS契約で各を接続する必要があります FJCS A DC L2 抑止 B C プライベート 接続 L3 構内 接続 GW NC プロジェクト 業務 プロジェクト FENICS 抑止 環境間の通信をブロックするには DC 拠 点側で通信の制御をする必要があります

17 2-1-2.構内接続:FJCS内のネットワーク構成 全体設計のポイント2の詳細 (東日本リージョン3 西日本リージョン3) 機能に通信制御する機能はありません 顧客間の通信を抑止する場合は 側で個別に通信を制御する必要があります FENICSでは複数ののFENICS契約をまとめて接続することには対応しておりません そのため サービス提供するのFENICS契約で各を接続する必要があります FJCS A DC L2 抑止 B C プライベート 接続 L3 構内 接続 業務 プロジェクト FENICS 抑止 環境間の通信をブロックするには DC 拠 点側で通信の制御をする必要があります

18 2-1-3.全体設計のポイント:経路設計 経路設計のポイント 各サービス 区間によって経路の申請が必要な場合があるため ご留意ください 下図 最大経路数を考慮してアドレスを設計してください なお 実際に最大経路数を超える経路を広報すると BGP接続 がダウンし 障害窓口に連絡しないと復旧しない状態になるため 特に注意してください FENICSネットワークサービス 使用時は 一部 最大経路数がさらに少ない点と申請が必要な点に留意してください 各サービス間ではBGPによるダイナミックルーティングを行います FJCS FENICSでは固定のAS番号を使用します DCアウト接続 マルチセグメント接続 の場合は利用者がAS番号を割り当てる必要があります プライベートAS番号 のうち 以下のAS番号は使用禁止のため 注意してください 使用禁止AS番号 構内接続にはFJCS側から広報する 経路情報の申請が必要 (東3,西3は不要) DC/FENICS側からの経路は すべて受信 フィルターは不可) FJCS 構内接続 (L3) FJCS DCアウト接続区間につ いては DCアウト接続にルータ を接続する場合に自由にBGP の経路交換が可能 ただし最 大経路数(片方向200)を超え ないよう注意が必要 (L２) DC 設備 DC 設備 FENICS FENICSには FJCS/DCアウト接 続で使用するIPアドレス範囲の申 請が必要 特定のサービスで必 要 FJCS/DCアウト接続からFENICS 側に広報可能な経路数は40 モバイル アクセス 機能の仕様を踏まえ の構成に応じた十分なネットワーク設計をお願いします

19 2-1-4.全体設計のポイント:帯域設計 帯域設計のポイント ベストエフォート メニューでは 回線帯域を他のユーザと共有します 他のユーザのトラフィックの影響により十分な レスポンス スループットが得られない場合があるため 業務内容に応じて 帯域確保 を利用する必要があります 帯域確保 メニューを契約した場合は 各サービスの箇所 ボトルネックになる箇所 で帯域が 確保されます 下図 トラブル/メンテナンス時に構成が縮退した場合も帯域が確保されます 構内接続で 帯域確保 メニューを契約した場合は 他の接続においても 帯域確保 メニューを契約します 帯域確保 メニューでは 契約した帯域が提供されますが パケットロスがないことを保証する仕様ではありません パケットロスにより 著しくレスポンスが悪化したり スループットが劣化するアプリケーションを使用する場合は アプリ ケーションのパケットロス耐性の改善を検討してください FJCS 構内接続 100M/1Gベストエフォート 100M/1G帯域確保 ダ イ レ ク DCアウト接続 ト 1Gベストエフォート 但し 以下の接続は1G帯域確保と ポ なります ー 東日本リージョン1/2/3と館林 ト 西日本リージョン2/3と明石 FJCSが稼動しているDCと同一であれば 接 1G帯域確保になる ) 続 機 ダイレクトポート接続 能 1Gポート 10Gポート (光ケーブル利用) 構内接続 帯域確保 メニューは 帯域確保 メニューは セットで契約 整合をとって契約 帯域確保 (L3) 帯域確保 (L2) DC 設備 DC 設備 FENICS モバイル アクセス オンプレミス(FENICS)接続 100Mベストエフォート 100M帯域確保 FENICS 契約ごと

20 2-1-5.全体設計のポイント:信頼性設計 信頼性設計のポイント 機能が提供するすべての箇所で冗長化設計がなされています ただし 区間によって故障発生時の復 旧時間が異なるため ご留意ください FJCS DCアウト接続 FENICSの接続では BGPによる経路制御 ダイナミックルーティング が行われています 障害時 BGPによる切替時間 目安 は約40秒です FJCS DCアウト接続 FENICSの内部ネットワークの信頼性については 各サービス仕様を参照してください DCアウト接続利用時は設備を接続するためのレイヤ2冗長化設計 レイヤ3冗長化設計が必要です 後述のルールに従った設計 構築を行ってください 障害時切替時間 40秒 FJCS レイヤ３ 冗長化設計 構内接続 (L3) レイヤ３ 冗長化設計 レイヤ２ 冗長化設計 障害時切替時間 シングル接続:5秒 マルチ接続:40秒 (L2) DC 設備 DC 設備 すべてのネットワークで 冗長化設計済 FENICS モバイル アクセス 障害時切替時間 40秒

21 2-1-6.全体設計のポイント:IPアドレス設計 IPアドレス設計のポイント FJCS内の利用可能アドレスはIPv4アドレス クラスA B C [グローバル/プライベートIPアドレス] です 上記以外の範囲も設定は可能ですが 責任で設定および動作検証を行ってください 正規に取得したグローバルIPアドレス またはプライベートIPアドレスを使用してください キャリアグレードNAT用のグローバルアドレス(シェアードアドレス /10 は使用禁止です ネットワーク全体でアドレスが重複しないようなアドレス設計をしてください 各サービスで使用するアドレスと使用禁止アドレスを避けたアドレス設計をしてください (下表参照) が利用する他のサービスの使用禁止アドレスについても考慮するようご注意ください 各サービスで使用可能 使用禁止のIPアドレス範囲 サービス種別 使用可能なアドレス 使用禁止アドレス FJCS (機能) 任意 /10(シェアードアドレス) / / /32 データセンターアウトソーシング環境接続 任意 FENICS ユニバーサルコネクト 閉域接続サービス Type K /16, /16, /16 は使用禁止 ユニバーサルコネクト 閉域接続サービス Type D /20, /20, /20 の中からFENICSが 提示したアドレス領域を使用 ダイヤルアップサービス /12 を使用 そのほか 任意 /20は使用禁止 参考 S5

22 2-1-7.全体設計のポイント:ネットワーク形態について 機能のネットワーク形態 本接続機能で提供するネットワーク形態は ベストエフォート型 と 帯域確保型 の2種類となります 以下留意事項ご確認の上 利用形態を決定下さい 提供形態 留意事項 ベストエフォート型 回線を複数ので共用し 他のの利用状況によって通信速度や 品質などの性能が変化する帯域メニューです 回線の混雑などでパケットがロス したり通信速度が遅くなってしまうことがあるため リアルタイム性が高い業務や 信頼性が求められる業務に利用する際は帯域確保型をご利用ください 帯域確保型 回線を複数ので共用しますが 毎に帯域を確保した高品質な 帯域メニューです 複数リージョンで同一メニューを利用される場合は 帯域メニューも同じものを選択してください 例 東日本リージョン1で100M帯域確保型の構内接続を利用されている場合 東日本リージョン2の構内接続も100M帯域確保型で利用する必要があります (構内接続以外の② ⑦の接続メニューについても同様)

23 (参考) 機能仕様① 機能の仕様を下表に示します 項目 構内接続 データセンターアウトソーシング 環境接続 シングルセグメント マルチセグメント オンプレミス (FENICS) 接続 オンプレミス (個別引込) 接続 他社 クラウド 接続 リージョン間 接続 Equinixデータ センター/オンプ レミス接続 前提条件 構内接続を利用すること 当社データセンターアウトソーシングサービスを 利用すること 構内接続を利用す ること 当社FENICSサービ スを利用すること 構内接続を利用す ること にて別途キャ リア契約があること 構内接続を利用す ること FJ Azure,Azureの 契約があること ExpressRouteを 申し込むこと 接続する２つのリー ジョンにおいてそれぞれ 同じ帯域の リージョン 間接続 を利用するこ と Equinix東京データ センターへ環境 を用意すること Equinix Cloud Exchange 契約が あること 提供帯域 100Mbps ベストエ フォート 100Mbps 帯域確 保 1Gbps ベストエ フォート 1Gbps帯域確保 1Gbps ベストエフォート 但し 以下の接続は1G帯域確保となります 東日本リージョン1/2/3と館林 西日本リージョン2/3と明石 (FJCSが稼動しているDCと同一であれば 1G帯域確保になる ) 100Mbps ベストエ フォート 100Mbps 帯域確 保 1G帯域確保 100Mポート 1Gポート 10Mbps 帯域確保 100Mbps 帯域確 保 10Mベストエフォート 100Mベストエフォー ト 100M帯域確保 1Gベストエフォート 1G帯域確保 10Mbps 帯域確保 100Mbps 帯域確 保 接続レイヤ L3 L2 L2 /L3 ビジネスマルチレイ ヤーコネクト ビジネス WVSのL2接続および ビジネスEthernetご 利用時はIP接続 GW(別契約が必要) でL2接続となります L2/L3 L3 L3 L3 接続単位 １VLAN 1VLAN 1VLAN 1VLAN 1VLAN 1VLAN 1VLAN IPv4 IPv4 IPv4 IPv4 IPv4 IPv4 IPv4 1,500Byte 1,500Byte 1,500Byte 1,500Byte 1,500Byte 1,500Byte 1,500Byte 回線冗長 対応 対応 対応 1G帯域確保はシ ングル構成となります 非対応 対応 対応 対応 障害時切替時間 40秒 5秒 40秒 40秒 - 180秒 40秒 90秒 側 の接続方式 BGP HSRP BGP BGP Static/BGP BGP BGP BGP 利用可能プロトコ ル MTU

24 (参考) 機能仕様② 機能の仕様を下表に示します 項目 データセンターアウトソーシング 環境接続 構内接続 シングルセグメント IPアドレス マルチセグメント オンプレミス (FENICS) 接続 オンプレミス (個別引込) 接続 他社 クラウド 接続 接続されるFENICS サービスに準じる 契約キャリアの仕様 に準じる 他社クラウドの仕様 に準じる リージョン間 接続 Equinixデータ センター/オンプ レミス接続 ロンゲストマッチは利 用不可 /10(シェアードアドレス) / / /32を除く任意のアドレスが利用可能 契約者が別途契約しているホスティング環境やオンプレミス環境 他社クラウドとFJCSを上記接続サービスに接続した場合 ネットワーク内で重複するIP アドレスは利用不可 FJCS/プライベー ト接続側から広 報可能なネット ワーク経路数 200 (FJCSからプライ ベート接続へ広報 可能な経路) 128 (1AZあたりFJCSか らへ 広報可能な経路 (機 能からFENICSに広 報する経路数) 構内接続に準じる 50(L2) 10 (FENICSビジネスマ ルチレイヤーコネクト (L3)をご利用 中かつ1G帯域確保 をご利用する場合) 200(L3) DC側から広報可 能なネットワーク 経路数 他社クラウドから 広報可能なネッ トワーク経路数 10 Equinix Cloud Exchange を 利用しているお客 様環境から広報 可能なネットワー ク経路数 199

25 (参考) 機能仕様③ 機能の仕様を下表に示します 項目 制限事項 構内接続 200経路を越え るとBGPセッション が切断される データセンターアウトソーシング 環境接続 シングルセグメント マルチセグメント オンプレミス (FENICS) 接続 シングルセグメント 接続からマルチセグ メント接続への変更 時 通信断を伴うメ ンテナンス作業が発 生する 200経路を越える とBGPセッションが切 断される 200経路を越える とBGPセッションが切 断される オンプレミス (個別引込) 接続 他社 クラウド 接続 リージョン間 接続 Equinixデータ センター/オンプ レミス接続 機 能側では経路フィルタ を実施しない 機能全体では合計400経路の広報が可能 BGPが切断されると復旧に時間を要する(機能側の接続方式がBGPの場合) オンプレミス(FENICS)接続を利用する場合の経路は 機能合計で最大40経路まで 東日本リージョン１ FJCS対向システム 東日本 リージョン１内 東日本リージョン２ FJCS対向システム 東日本 リージョン２内 東日本リージョン３ FJCS対向システム 東日本 リージョン３内 西日本リージョン２ FJCS対向システム 西日本 リージョン２内 西日本リージョン３ FJCS対向システム 西日本 リージョン３内 富士通DC (館林DC 港北DC 横浜DC) 任意 任意 FJ Azure MS Azure 西日本リージョン2/3 (東日本リージョン 1/2/3間は構内接続 のみで通信可能) 任意 富士通DC (明石DC 千里DC 中部DC) 任意 任意 (提供なし) 東日本リージョン 1/2/3 (西日本リージョン 2/3間は構内接続の みで通信可能) (提供なし) オンプレミス(FENICS)接続を利用する場合 データセンターアウトソーシング環境接続側とFJCS側からFENICS側へ通信を 行う必要のある経路広報のみ40に制限されます FENICS側への通信を必要としない経路広報に40の制限はありません IDを分けることにより 各接続機能を個別に提供することが可能です 次ページ参照

26 (参考) 機能仕様補足 東日本リージョン1/2と各メニュー接続例 提供メニュー ①構内接続 ②データセンターアウトソーシング環境接続 ③オンプレミス FENICS 接続 ④オンプレミス 個別引込 接続 ⑤他社クラウド接続 ⑥リージョン間接続 ⑦Equinixデータセンター/オンプレミス接続 東日本リージョン1/2両方に契約がある場合の接続パターン (東日本リージョン1/3 2/3 西日本リージョン2/3も同様です) 通常接続例 メニュー②③を共通IDで接続 FJCS 東日本リージョン１ FJCS FJCS ① ID１ (L3) (L2) データセンター アウトソーシング 設備 館林 FJCS 東日本リージョン１ 東日本リージョン2 ① ② 同一メニューの複数接続例 メニュー②を別IDで接続 東日本リージョン2 ① ① ID１ (L3) ③ FENICS ネットワークサービス オンプレ ② (L2) データセンター アウトソーシング 設備 館林 ID2 (L3) ③ ② FENICS ネットワークサービス (L2) オンプレ データセンター アウトソーシング 設備 横浜 通常接続例 上記左側の図 の場合 IDは東日本リージョン1/2で共通となります そのため東日本リージョン１ ２間は 各リージョンの構内接続と 通常接続例図で ID1の箇所 を通 じて標準で通信可能です 同一メニューを複数接続したい場合 IDを分けることで申請可能です ただし 別のとして接続して頂く形となるため リージョン１ ２間は通信不可となります

27 2-2. 構内接続

28 2-2-1.本項の記載範囲 本項では 構内接続 について説明をします 本項での説明対象範囲 東日本リージョン1/2/3 西日本リージョン2/3 FJCS FJCS (リージョン2/3) ① ① (L3) 収容ポート ④ 契約 キャリア オンプレ ⑥ ③ FENICS ネットワークサービス オンプレ モバイル アクセス FJ Azure/MS Azure (リージョン1/2/3) (L3) ⑥ ② データセンター アウトソーシング 設備 ③ ② (L2) (L2) ⑤ データセンター 収容ポート データセンター アウトソーシング 設備 FENICS ネットワークサービス オンプレ モバイル アクセス 収容ポート ④ 契約 キャリア オンプレ ⑦ Equinix Cloud Exchange Equinix東京 データセンター 設備 東日本リージョン1/2に契約があり両方にする場合は それぞれ個別に構内接続の申請が必要です (東日本リージョン1/3 2/3 西日本リージョン2/3も同様です)

29 2-2-2.FJCS内ネットワーク構成について (東1,2/西2) 構成概要 機能を利用する場合のFJCS内の最小構成です jp-east-1 PJ#1 AZ#1 NC PORT#2 NCEP GWPORT インター ネット RT PORT#1 (FW) EXTNW 構内接続 SUB#1 プ ラ イ ベ ー ト 接 続 機 能 SERV① 機能と ネットワークコネクターは 1:1の関係です 以下の接続サービスを選択(複数可) データセンターアウトソーシング環境接続 オンプレミス FENICS 接続 オンプレミス 個別引込 接続 他社クラウド接続 Equinixデータセンター/オンプレミス接続 リージョン間接続 AZ アベイラビリティゾーン PJ プロジェクト EXTNW 外部ネットワーク RT 仮想ルータ SUB サブネット(仮想ネットワーク) NC ネットワークコネクター NCEP コネクターエンドポイント SERV 仮想サーバ SG セキュリティグループ FW ファイアウォール 留意事項 上記構成では 最低限プロジェクト SUB#1 NC,NCEPを作成 接続しないと 機能を申請すること ができません 仮想サーバがインターネット通信を必要としない場合は 外部ネットワークと仮想ルータを接続する必要はありません た だしその場合 下記の注意点があります FJCSの共通ネットワークサービスは利用できません 仮想ルータは仮想サーバがメタデータ取得するために必要です FJCS外の環境から機能経由でのFJCS内への通信制御は 仮想サーバのSG(セキュリティグループ)で 実施していただく形となります

30 2-2-2.FJCS内ネットワーク構成について (東1,2/西2) 構成例 1プロジェクトマルチAZ構成(NC1つ)の場合の構成例です AZ間通信と機能による外部との通信を1つのNCで併用します jp-east-1 PJ#1 AZ#1 インター ネット SERV② SERV① NCEP RT#1 EXTNW RT#2 SUB#1 SUB#2 NC AZ#2 構内接続 NCEP RT#4 RT#3 SERV③ EXTNW SUB#3 プ ラ イ ベ ー ト 接 続 機 能 SERV④ SUB#4

31 2-2-2.FJCS内ネットワーク構成について (東1,2/西2) 1プロジェクトマルチAZ構成(NC2つ)の場合の構成例です 各仮想サーバ間の通信はAZ間接続用のネットワークコネクター(①)を利用します 各仮想サーバと機能間はネットワークコネクター(②)を利用します jp-east-1 PJ#1 AZ#1 SERV① インター ネット NCEP NCEP RT#2 RT#1 EXTNW SERV② SUB#1 AZ#2 SUB#2 NC① SERV④ NCEP RT#3 EXTNW SUB#3 SERV③ RT#4 NC② 構内接続 プ ラ イ ベ ー ト 接 続 機 能 NCEP SUB#4

32 2-2-2.FJCS内ネットワーク構成について (東1,2/西2) 複数プロジェクト構成の場合の構成例です 複数プロジェクトが外部環境と接続する場合は 機能用GWプロジェクトと対象プロジェ クト間でプロジェクト間通信を実装した構成としてください jp-east-1 GWプロジェクト PJ#1 AZ#1 AZ#1 インター ネット NCEP SERV① RT#1 EXTNW NC 構内接続 RT#2 SUB#1 SUB#2 プ ラ イ ベ ー ト 接 続 機 能 PJ#2 AZ#1 RT#3 SUB#3 EXTNW SERV②

33 2-2-2.FJCS内ネットワーク構成について (東3/西3) 構成概要 (東3/西3) 機能を利用する場合のFJCS内の最小構成です jp-east-3 PJ#1 構内接続 インター ネット RT PORT#1 SERV① EXTNW SUB#1 プ ラ イ ベ ー ト 接 続 機 能 以下の接続サービスを選択(複数可) データセンターアウトソーシング環境接続 オンプレミス FENICS 接続 オンプレミス 個別引込 接続 他社クラウド接続 Equinixデータセンター/オンプレミス接続 リージョン間接続 PJ プロジェクト EXTNW 外部ネットワーク RT 仮想ルータ SUB サブネット(仮想ネットワーク) SERV 仮想サーバ SG セキュリティグループ FW ファイアウォール 留意事項 上記構成では 最低限プロジェクト RT SUB#1 を作成 接続しないと 機能を申 請することができません 仮想サーバがインターネット通信を必要としない場合は 外部ネットワークと仮想ルータを接続する必要は ありません ただしその場合 下記の注意点があります FJCSの共通ネットワークサービスは利用できません 仮想ルータは仮想サーバがメタデータ取得するために必要です

34 2-2-2.FJCS内ネットワーク構成について (東3/西3) 複数プロジェクト構成の場合の構成例です 複数プロジェクトが外部環境と接続する場合は プロジェクト間接続を用いて実現します jp-east-3 PJ#1 EXTNW RT#1 インター ネット プロジェクト間接続 PJ#2 SUB#1 SUB#2 構内接続 SERV① プ ラ イ ベ ー ト 接 続 機 能 SERV②

35 2-2-3.FJCS内ネットワークの経路設定について 経路設定内容(1仮想ルータ 1サブネット) 東1,2/西2リージョンが対象 サブネットに経路情報を設定します NCEPと直接接続するサブネットのみのため 機能の経路情報申請は不要です jp-east-1 PJ#1 PORT# AZ#1 NCEP インター ネット GWPORT# RT PORT# EXTNW SERV① SUB# /24 destination nexthop / FJCS外環境のCIDR NC プ ラ イ ベ ー ト 接 続 機 能 以下の接続サービスを選択(複数可) データセンターアウトソーシング環境接続 オンプレミス FENICS 接続 オンプレミス 個別引込 接続 他社クラウド接続 Equinixデータセンター/オンプレミス接続 リージョン間接続 FJCS外環境からFJCSを経由してインターネットへ接続する 場合は SUB#1上にプロキシサーバを構築する等の 対処が必要です 表の 箇所 省略可能 留意事項 仮想サーバがFJCS外環境との通信のみする場合 サブネットの経路情報はFJCS外環境側にデフォルト ルートを設定することも可能です メタデータ取得のため を仮想ルータ経由で通信できるようにする必要はあります

36 2-2-3.FJCS内ネットワークの経路設定について 経路設定内容(2仮想ルータ 2サブネット) サブネットと仮想ルータに経路情報を設定します 東1,2/西2リージョンが対象 FJCS外環境から機能経由でSUB#1上の仮想サーバと通信する場合は プライベート 接続機能の経路情報申請をする必要があります jp-east-1 PJ#1 AZ#1 PORT# インター ネット GWPORT RT#1 PORT# EXTNW SERV① SUB# /24 destination / FJCS外環境のCIDR nexthop NC プ ラ イ ベ ー ト 接 続 機 能 表の 箇所 省略可能 PORT# RT#2 PORT# NCEP SUB# /24 destination nexthop / FJCS外環境のCIDR 留意事項 SUB#2の経路情報は FJCS外環境側にデフォルトルートを設定し 仮想サーバ①への通信を追加す る設定も可能です

37 2-2-3.FJCS 内ネットワークの経路設定について 機能経路申請内容 東 1,2/ 西 2リージョンが対象 申込書にて構内接続 _ ルート追加申請書に記載します 以下の内容は前頁の構成の場合です 留意事項 この表の destination や nexthop の値は実在する ( 配備済み ) 値を記載してください 複数のサブネットをまとめて CIDR の範囲を広げるのではなく 各サブネット毎記載してください /24, /24 への経路申請を行う場合 OK: /24, /24 それぞれを申請する NG: /16 で申請する 存在しないネットワーク範囲 ( /24, /24 以外 ) が存在するため申請不可です /16 でサブネットを作成している場合は申請可能です サブネットを追加配備した場合は 都度変更申請によって経路情報を追加してください

38 2-2-4.構内接続仕様 FJCS環境とを以下の通り接続します 1ドメイン 1リージョンあたり１つののご契約が基本となります 注 東3と西3は 1ドメイン 1リージョンあたり 5つのを契約することが可能 項目 仕様 備考 提供リージョン 東日本リージョン1/2/3 西日本リージョン2/3 提供帯域 100Mベストエフォート 100M帯域確保 1Gベストエフォート 1G帯域確保 接続レイヤ L3 利用可能プロトコル IPv4 MTU 1,500Byte 回線冗長 対応 障害時切替時間 40秒 IPアドレス範囲 / / / /32 を除く任意のアドレスが利用 可能 / / / /32を契約者が別途契約しているホスティング環境やオンプレ ミス環境で利用した場合 本アドレス領域空間とFJCS環境間の通信は行えません 契約者が別途契約しているホスティング環境やオンプレミス環境をアウトソーシング 環境やFENICSネットワークサービス オンプレミス 含めてネットワーク内で 重複するIPアドレスを利用することはできません 接続可能なFJCSのネット ワーク経路数 FJCSから へ広報可能な経路は 200経路 ただし 1AZあたりの広報 可能な経路は128経路 全体では号益400経路の広報が可能 200経路を越えるとBGPセッションが切断されます ただし オンプレミス接続(FENICES)を利用する場合の経路は 合計で最大40経路までです BGPが切断されると復旧に時間を要します 提供帯域を変更する際は 通信断を伴うメンテナンス作業が発生します 全てのリージョンで同一帯域を利用してください

39 2-3.DC アウトソーシング環境接続

40 2-3-1.本項の記載範囲 本項では DCアウトソーシング環境接続 について説明をします 本項での説明対象範囲 西日本リージョン2/3 東日本リージョン1/2/3 FJCS (リージョン2/3) FJCS ① ① (L3) 収容ポート ④ 契約 キャリア オンプレ ⑥ ③ FENICS ネットワークサービス オンプレ モバイル アクセス FJ Azure/MS Azure (リージョン1/2/3) (L3) ⑥ ② データセンター アウトソーシング 設備 ③ ② (L2) ⑤ (L2) データセンター 収容ポート データセンター アウトソーシング 設備 FENICS ネットワークサービス オンプレ モバイル アクセス 収容ポート ④ 契約 キャリア オンプレ ⑦ Equinix Cloud Exchange Equinix東京 データセンター 設備

41 2-3-2.DCアウトソーシング環境接続:概要 L2 経由でDCアウトソーシング環境とセキュアかつ低遅延の接続可能とな ります 西日本リージョン2/3 東日本リージョン1/2/3 FJCS FJCS L3) リージョン間接続 L2 L2 スイッチ スイッチ サーバ サーバ NAS 設備 L3) キャリア ネットワークサービス FENICS ネットワークサービス DC アウトソーシング環境 スイッチ スイッチ サーバ サーバ NAS 設備 DC アウトソーシング環境 営業所 本社 モバイル 他社クラウド FJ Azure/ MS Azure)

42 2-3-3.DCアウトソーシング環境接続:接続方式 接続方式を以下の2方式から選択します シングルセグメント接続 サーバなどホスト(1サブネット)のみを接続する場合に選択します マルチセグメント接続 ルータ レイヤ3スイッチ(複数サブネット)を接続する場合に選択します マルチセグメント接続 シングルセグメント接続 (L3) (L3) L2) L2) 1Gbps ベストエフォートのみ提供 但し 以下の接続は1G 帯域確保となります 東日本リージョン1/2/3と館林 VLAN TAG 西日本リージョン2/3と明石 (FJCSが稼動しているDCと レイヤ２ レイヤ２ 同一であれば 1G帯域確保になる ) スイッチ スイッチ 新規手配 工事手配 VLAN TAG BGP レイヤ3 スイッチ レイヤ3 スイッチ BGP 新規手配 直下１経路のみ AS番号 サーバ 最大200経路 データセンタアウトソーシング環境 サブネット#1 サブネット#2 データセンタアウトソーシング環境

43 2-3-4.DCアウトソーシング環境接続:シングルセグメント接続 シングルセグメント接続方式 物理設計 信頼性設計 レイヤ２スイッチとDCアウト接続ではリンクアグリゲーション (LAG) を使用します レイヤ２スイッチを二重化する場合は スタッキング構成 またはMLAG構成 (マルチシャーシ リンクアグリゲーション構成) にしてください 各構成についての制約事項については各製品情報をご参照ください いずれの構成においてもLACPの利用が必須です LACPはActive Modeで接続する必要があります LACPタイムアウト値は標準値 long を使用してください シングル構成 スタッキング構成 MLAG構成 (L3) (L3) (L3) L2) L2) L2) 収容 スイッチ 収容 スイッチ 収容 スイッチ 収容 スイッチ 収容 スイッチ LAG LAG レイヤ２ スイッチ 収容 スイッチ レイヤ２ スイッチ レイヤ２ スイッチ スタッキング MLAG レイヤ２ スイッチ レイヤ２ スイッチ MLAG 設定 MLAG 設定

44 2-3-5.DCアウトソーシング環境接続:マルチセグメント接続 マルチセグメント接続方式 物理設計 信頼性設計 レイヤ３スイッチとDCアウト接続ではリンクアグリゲーション (LAG) を使用します レイヤ３スイッチを二重化する場合は スタッキング構成にしてください 各構成についての制約事項に ついては各製品情報をご参照ください LAG/MLAGに対応していないルータを使用する場合はレイヤ２スイッチと組み合せて構成してください いずれの構成においてもLACPの利用が必須です LACPはActive Modeで接続する必要があります LACPタイムアウト値は標準値 (long) を使用してください シングル構成 スタッキング構成 (L3) (L3) L2) L2) 収容 スイッチ 収容 スイッチ 収容 スイッチ 収容 スイッチ LAG LAG レイヤ３ スイッチ or MLAG構成 L3スイッチに対応製品が無いのでNG L2スイッチを使ってMLAG構成にし ルータ接続する方法はOK レイヤ２ スイッチ ルータ レイヤ３ スイッチ レイヤ３ スイッチ スタッキング １台のルータとして動作 or レイヤ２ スイッチ レイヤ２ スイッチ ルータ ルータ

45 2-3-6.DCアウトソーシング環境接続:接続ポート スイッチと直接接続する側スイッチの外部ポートの仕様は以下の通りです 富士通データセンター 本ページ対象範囲 データセンター環境 (側 SWが2台 構成の場合) 収容 スイッチ(1系) SW (L2) LAG or MLAG トランクポート スイッチは1台構成も可能です 構成例は 手配機器 を参照ください 収容 スイッチ(2系) 項目 仕様 インタフェース規格 1000BASE-T 通信モード オートネゴシエーション(Auto Negotiation) で1000M/Full接続 ただし スイッチのインターフェースが10G対応の場合は 1000M/Full固定設定 MDI/MDI-X Auto (ただし スイッチのインターフェースが10G対応の場合は MDI-X設定) ケーブル種別 コネクタ形状 Cat5e UTPケーブル RJ-45 提供ポート数 2ポート 接続方式 動的リンクアグリゲーション(LACP)による冗長化構成 PAgP及びスタティック不可 [注意] LACPはActive Mode LACPタイマはlongです ネットワーク規格 IEEE802.1Q タグVLAN (トランクポートモード) [注意] VLAN ID が使用可能 ただしNative VLANは利用できません Cisco独自プロトコルCisco ISLは未対応

46 2-3-7.DCアウトソーシング環境接続:接続ポート メンテナンスの種類と頻度 下表の規定範囲にて メンテナンスを実施いたします 作業時間帯の指定はできません メンテナンス時に通信影響が発生する可能性がある場合は 弊社の担当に事前アナウンスをいたします ただし 計画保守以外に緊急で保守が必要な場合は アナウンスが作業の直前になる場合があります 保守作業時は冗長構成が組まれている装置が一時的に片系となるため縮退運転となる可能性があります で使用している機器設備の製品寿命等により リプレースが必要な場合は 停止が発生する可能性がありますのでご了承ください 保守区分 頻度 内容 通信影響 ①機器搭 載 高頻度 (随時) 開通/解約 VLAN追 加など なし ②予防保守 -- 機器異常時の交換作業やバグ対応な ど 作業内容により 瞬断が発生 ③緊急保守 -- 1週間以内に実施する予防保守 作業内容により 瞬断が発生 低頻度 (年4回以下) ファームアップ 機器交換など 作業内容により 瞬断が発生 中頻度 (月1回程度) 機器増設 帯域増強など なし ④計画保守 ファームアップ 機器交換など再起動を伴う作業時には瞬断を伴うことがあります 作業内容により 数秒の通信断が伴う場合もございます

47 DCアウトソーシング環境接続:手配機器 必要スイッチの要件と機種例 ご参考 (側 SWが2台 構成の場合) 接続ポート データセンター環境 SW 収容 スイッチ(1系) LAG or MLAG 本ページ対象範囲 接続 パターン ① シングル筐体型 ② Stack 筐体冗長型 ③ マルチシャーシ筐 体冗長型 トランクポート ベンダ 機種 (L2) 収容 スイッチ(2系) ポート数(UTP) 構成内容 富士通 SR-S310TL2 1000BASE-T 10 BOX型スイッチ1台 富士通 SR-X316T2 1000BASE-T 16 BOX型スイッチ1台 Cisco Catalyst2960X-24TS-L 1000BASE-T 24 BOX型スイッチ1台 Cisco Catalyst2960X-24TS-L 1000BASE-T 48 (24 2台 BOX型スイッチ2台 Stackモジュール 2 SR-S328TR1 1000BASE-T 48 (24 2台 BOX型スイッチ2台 10GBASE-CRケーブ ル 2 富士通 上記製品を推奨するものではありません 各製品の スイッチ容量 冗長化機能 を調査のうえ性能 可用性要件にもとづく機器選定を行ってください

48 2-3-9.DCアウトソーシング環境接続:留意事項 留意事項① (L2)とデータセンター構内 ホスティング ハウジング 間の接続はFJCSとは別の契約になります 担当のサービスマネージャーにご相談ください 留意事項② 各サービス間ではBGPによるダイナミックルーティングを行います FJCS FENICSでは固定のAS番号を使用します DCアウト接続 マルチセグメント接続 の場合は利用者がAS番号を割り当てる必要があります プライベートAS番号 )のうち 以下のAS番号は使用禁止となります 使用禁止AS番号 また リージョンごとに異なるAS番号をご指定ください 接続方式が マルチセグメント接続 の場合 ご利用リージョンによって設備で設定頂くAS番号が異なりますので 注意して下さい (東日本リージョン1/2/ 西日本リージョン2/ ) FJCS (L3) 西日本リージョン2/3 AS FJCS リージョン間 接続 ②データセンターアウトソーシ ング環境接続 (L3) 東日本リージョン1/2/3 AS ②データセンターアウトソーシ ング環境接続 (L2) データセンター顧客収容ポート リージョン間 接続 (L2) データセンター アウトソーシング 設備 AS65430 で設定 データセンター顧客収容ポート データセンター アウトソーシング 設備 AS65400 で設定

49 DCアウトソーシング環境接続:接続仕様 とデータセンター顧客収容ポートを以下の通り接続します シングルセグメント接続 と マルチセグメント接続 のうちどちらかを選択いただきます ①構内接続 のいずれかの帯域のメニューの利用 及び当社 データセンターアウトソーシングサービス の利用が必須 仕様 項目 シングルセグメント接続 提供リージョン マルチセグメント接続 東日本リージョン1/2/3 共通 西日本リージョン2/3 共通 提供帯域 1Gベストエフォート 接続レイヤ L2 利用可能プロトコル IPv4 MTU 1,500Byte 回線冗長 対応 障害時切替時間 5秒 40秒 機能側の 接続方式 回線冗長方式 HSRP BGP IPアドレス FJCSリージョンと同一DCであれば1G帯域確保 / / / /32を除く任意のアドレスが利用可能 接続可能なアウトソーシング 1 環境のネットワーク経路数 制限事項 備考 東日本リージョン1/2/3は 西日本リージョン 2/3は をAS番号としてCEルータへ指定下さい FJCS環境やFENICSネットワークサービス(オンプレミス 含めてネットワーク内で重複できません 200 シングルセグメント接続からマルチセ 全体で合計 グメント接続への変更時 通信断を400経路の広報が可能です 伴うメンテナンス作業が発生する 200経路を越えるとBGPセッショ ンが切断される

50 2-4. オンプレミス (FENICS) 接続

51 2-4-1.本項での記載範囲 本項では オンプレミス(FENICS)接続 について説明をします 本項での説明対象範囲 西日本リージョン2/3 東日本リージョン1/2/3 FJCS (リージョン2/3) FJCS ① ① (L3) 収容ポート ④ 契約 キャリア オンプレ ⑥ ③ FENICS ネットワークサービス オンプレ モバイル アクセス FJ Azure/MS Azure (リージョン1/2/3) (L3) ⑥ ② データセンター アウトソーシング 設備 ③ ② (L2) ⑤ (L2) データセンター 収容ポート データセンター アウトソーシング 設備 FENICS ネットワークサービス オンプレ モバイル アクセス 収容ポート ④ 契約 キャリア オンプレ ⑦ Equinix Cloud Exchange Equinix東京 データセンター 設備

52 2-4-2.オンプレミス(FENICS)接続:概要 FENICSと組み合わせて閉域でセキュアな接続が可能です (FJCS IPsec VPNとの比較) FJCS FJCS ネットワーク コネクタ 仮想ルータ 他のクラウドと 接続可能 機能 スマートデバイス 接続 FENICS 間の 通信は 不可 IPsec VPN インターネット 間通信可 かつ高品質 制約に 注意

53 2-4-3.オンプレミス(FENICS)接続:機能比較 ご要件に応じた2パターンの接続をご選択いただけます 機能 FENICS 特長 留意 事項 FJCS IPsec VPN 間接続の運用を任せられる(FENICS 側) 間通信が可能かつ高品質 大規模 数が多い場合 に対応可 FENICSの各種サービスをアドオン可 - スマートデバイス接続 - ルータ運用管理など 手軽に利用できる 別途 FENICSネットワークサービス契約が 必要 その他 FENICSネットワークサービス仕様を 参照 間通信は不可 対向先は最大20 FJCS側で通信可能なサブネットは１つ 動的経路制御は不可 側回線に固定アドレスが必要 最新仕様(SHA2 IKEv2)は未サポート

54 2-4-4.オンプレミス(FENICS)接続:経路数の考え方 問題のないパターン FENICS契約無し 経路数超過パターン FENICS契約有り FENICS契約なし FENICS契約あり FJCS およびデータセンター収容ポートから広報可 FJCS およびデータセンター収容ポートから広報可能 能な経路数はそれぞれ200(最大400経路まで利用可能) な経路数は合計で40(最大40経路まで利用可能) FJCS及びデータセンター収容ポートからの広報経路 データセンター収容ポートからの経路数が40 が200に収まっているため問題無し (合計50経路)のため 経路数超過のため 問題あり FJCSから 200経路広報 ここから 200経路広報 FJCSから 20経路広報 FJCS プライベート 接続(L3) (L2) データセンター収容ポート 設備 設備 プライベート 接続(L3) ここから 30経路広報 FENICS ネットワークサービス モバイル アクセス FENICSからの 経路は制限無し FJCS 閾値超過 (L2) データセンター収容ポート 設備 設備 FENICS ネットワークサービス モバイル アクセス

55 オンプレミス (FENICS) 接続 : 留意事項 1 オンプレミス (FENICS) 接続メニュー利用時の留意事項 1 構内接続で 帯域確保 を選択した場合は 3 オンプレミス (FENICS) 接続も 帯域確保 を選択してください 1 構内接続で 1G ベストエフォート を選択した場合は 3 オンプレミス (FENICS) 接続は 1G 帯域確保 を選択してください 西日本リージョン 2/3 で 3 オンプレミス (FENICS) 接続の 100M ベストエフォート 100M 帯域確保をご利用になる場合 西日本リージョン 2/3 の FJCS 向け通信は東日本リージョン経由になります 1G 帯域確保 ( 西日本リージョン 2/3) の利用の場合は 西日本リージョン 2/3 の FJCS 向け通信に直接接続いただけます オンプレミス (FENICS) 接続 1G 帯域確保はシングル構成となります オンプレミス (FENICS) 接続 1G 帯域確保の場合拘束期間 1 年となります オンプレミス (FENICS) 接続 1G 帯域確保の解約の際は解約日の 20 営業日 (1 ヶ月 ) 前までに 解約の通知が必要となります

56 オンプレミス (FENICS) 接続 : 留意事項 2 接続する FENICS サービスの留意事項 FENICS ビジネスマルチレイヤーコネクト (L3) をご利用中かつオンプレミス (FENICS) 接続 1G 帯域確保をご利用になる場合 FENICS ビジネスマルチレイヤーコネクト側へ広報可能な FJCS/ アウトソーシング環境接続の経路数は最大 10 となります (FENICS オプションサービス契約がある場合その経路数も含む ) 10 経路を越える場合は個別にご相談下さい 例.FJCS(5 経路 )+ アウトソーシング環境接続 (3 経路 )+FENICS ユニバーサルコネクト (1 経路 )<10 OK FENICS ビジネスマルチレイヤーコネクトをご利用中かつオンプレミス (FENICS) 接続をご利用になる場合 FJCS/ アウトソーシング環境接続内で経路追加がある際は経路追加申請が必要となります

57 オンプレミス (FENICS) 接続 : 留意事項 3 接続する FENICS サービスの留意事項 ビジネスマルチレイヤーコネクトをご利用中の場合 オンプレミス (FENICS) 接続 1G 帯域確保開通に際して ご利用中の FENICS サービスの 2 時間程度通信断が発生します FJCS 環境およびデータセンター顧客収容ポートから閉域接続ネットワークまでの接続可能な経路は 200 経路となります 200 経路を越えると BGP セッションが切断されます BGP セッションが切断されるとメールでご連絡させていただきます ご連絡には時間を要する場合がございます で設定修正後 10 分程度で BGP セッションが再接続します ビジネスマルチレイヤーコネクト (L2)/ 旧ビジネス WVS(L2)/ ビジネス Ether ご利用の場合 IP 接続 GW3 のご契約が必要となります (100M ベストエフォート /100M 帯域確保の場合 ) ビジネス VPN/ ビジネス VPN プラスをご利用の場合 オプションインフラ接続 GW のご契約が必要となります センターは FENICS になります側がセンターの場合切り替え作業が必要となります

58 2-4-8.オンプレミス(FENICS)接続:接続仕様 構内接続 のいずれかの帯域のメニューの利用 FENICSネットワークサービス の利用が必要となります 項目 仕様 提供リージョン 東日本リージョン1/2/3共通 西日本リージョン2/3共通 提供帯域 100Mベストエフォート 100M帯域確保 1G帯域確保 1 1 手配まで4ヶ月いただいております 拘束期間1年となります 接続レイヤ L3/L2 2 2 ビジネスマルチレイヤーコネクト ビジネスWVSのL2接 続およびビジネスEthernetご利用時はIP接GW(別契約が 必要)でL2接続となります 利用可能プロトコル IPv4 MTU 1,500Byte 回線冗長 100Mのみ対応 3 IPアドレス範囲 / / / /32を除く任 意のアドレスが利用可能 接続されるFENICSネットワークサービス利用禁止 IPアドレスがある場合は それに準じる オンプレミス接続(FENICS)を利用する場合の経路は 合計で最大40経路まで FENICSビジネスマルチレイヤーコネクト(L3)をご利用 中かつ1G帯域確保をご利用する場合 プライベート接 続合計で最大10経路 接続可能なFENICS のネットワーク経路数 備考 3 1G帯域確保はシングル構成となります FJCS アウトソーシング環境 FENICSネットワークサービス オンプレ 含めてネットワーク内で重複できません 200経路を越えるとBGPセッションが切断されます FENICSビジネスマルチレイヤーコネクト(L3)をご利用中の 場合は構内接続とDCアウト環境接続の経路と合わせて最 大40経路となります ご契約帯域が1G帯域確保の場合は 最大10経路となります

59 2-5. オンプレミス ( 個別引込 ) 接続

60 2-5-1.本項での記載範囲 本項では オンプレミス 個別引込 接続 について説明をします 本項での説明対象範囲 西日本リージョン2/3 東日本リージョン1/2/3 FJCS (リージョン2/3) FJCS ① ① (L3) 収容ポート ④ 契約 キャリア オンプレ ⑥ ③ FENICS ネットワークサービス オンプレ モバイル アクセス FJ Azure/MS Azure (リージョン1/2/3) (L3) ⑥ ② データセンター アウトソーシング 設備 ③ ② (L2) ⑤ (L2) データセンター 収容ポート データセンター アウトソーシング 設備 FENICS ネットワークサービス オンプレ モバイル アクセス 収容ポート ④ 契約 キャリア オンプレ ⑦ Equinix Cloud Exchange Equinix東京 データセンター 設備

61 2-5-2.オンプレミス(個別引込)接続:概要 ご契約のキャリア FENICS以外 と閉域接続を実現します 収容ポートおよびメディアコンバーター(ONU)設置場所 棚板 を提供します FJCS 提供範囲 プライベート 接続(L3) パッチパネル 収容ポート メディアコンバーター メディア (ONU)設置場所 コンバータ(ONU) 棚板 利用キャリア 個別引き込みで利用可能なキャリアは NTTコミュニケーションズ KDDI ソフトバンク NTT東日本 となります

62 2-5-3.オンプレミス(個別引込)接続:接続方式概要 接続方式は L2網収容接続 と L3網収容接続 の2方式にて接続可能です L2網収容接続 キャリアL2網と直接接続する場合にご利用いただけます L3網収容接続 キャリアL3網のPEとBGP接続する場合にご利用いただけます L2網収容接続 L3網収容接続 プライベート 接続(L3) プライベート 接続(L3) GW(CE) GW(CE) (L3)向けに広報 可能なキャリア網側の最大経路数は200 毎にstaticルーティング を設定 最大50 BGP接続 ルータで デフォルトルートを 設定するか staticルーティングを 設定 キャリア網向けに広報可能な (L3)側の最大経 路数は契約キャリアの仕様に 準じます PE キャリア L2 キャリア L3 PE PE

63 2-5-4.オンプレミス(個別引込)接続:メディアコンバーター物理構成 キャリア回線を接続するパッチパネルと メディアコンバーター M/C を設置する棚板が 同一ラックにあります ラックの所在は申請時に提出頂く 外部(キャリア)ネットワーク事前調査立会い 工事立会い依頼 の中に 埋め込み済みです キャリア作業員の入館申請は 富士通営業SEにご相談下さい メディアコンバーター(M/C) メディアコンバーター用のコンセントは1口のみの提供です メディアコンバーターのサイズは200mm 200mm 50mm 幅 奥行 高 以内を目安に準備して下さい メディアコンバーター以外の設備 ルータ スイッチ等 を設置することはできません 責任区分 パッチパネルポートは パッチパネルポートは 富士通データーセンター 収容ラック M/Cラック RJ45のみです RJ45のみです M/C プライベート 接続(L3) 通信設備 パッチパネルポート RJ45 光コネクタ接続不可 ポート設定 申請に応じて設定 100M/Full,1G/Full,Auto-negotiation 収容ポート パッチパネル M/C メディア コンバーター設置場所 棚板 M/C メディアコンバータ 個別引込 L2 PE 個別引込 L3 パッチパネル M/C間の ケーブル手配,接続は 側で対応 (L3)提供範囲(棚板含む 手配範囲

64 2-5-5.オンプレミス(個別引込)接続:留意事項① 本ページでの説明対象 (L3)提供範囲 富士通データーセンター 収容ラック M/Cラック パッチパネルポート パッチパネルポート 個別引込 L2 M/C プライベート 接続(L3) 通信設備 収容ポート パッチパネル M/C M/C メディアコンバータ PE 個別引込 L3 メディア コンバーター設置場所 棚板 (L3)提供範囲(棚板含む 手配範囲 10Mポートに対応しておりません 100M以下の回線の接続はできません パッチパネル メディアコンバーター間のケーブルはUTPのみです 必ずRJ45接続が可能なメディアコンバーターを手配お願いします 持ち込みルータを設置することはできません 持込ルータで接続が必要な場合は データセンターアウトソーシング契約をお願いします 不備の無い申請書を受領し 側の設定 ポート/ルーティング設定 までを10営業日頂きます パッチパネルへの回線繋ぎ込みは とキャリアとの調整次第で納期が変動するため 本サービスの提供納期 10営業日 には含みません シングル構成のみの提供となります 収容設備故障時は復旧に時間を要します サービス設備側でBPDU Guardが動作しているためSTPは必ずOFFにするようお願いします BPDUを受信すると インターフェースが閉塞され通信断となります 復旧には時間を要します キャリアが データセンターへ現地調査 回線工事のため入館を希望する場合には 環境側 受け入れ担当者調整のため 10営業日前までに 外部(キャリア)ネットワーク事前調査立会依頼書 工事立会い依頼書 の提出が必要となります キャリア回線の引き込みに際しデータセンターへの入館が可能なのはキャリア作業員のみです キャリア作業員の入館申請は 富士通営業SEにご相談下さい

65 2-5-6.オンプレミス(個別引込)接続:留意事項② 本ページでの説明対象範囲 手配範囲 富士通データーセンター 収容ラック M/Cラック パッチパネルポート 個別引込 L2 M/C プライベート 接続(L3) 通信設備 収容ポート パッチパネル M/C M/C メディアコンバータ PE 個別引込 L3 メディア コンバーター設置場所 棚板 (L3)提供範囲(棚板含む 手配範囲 手配キャリアにて キャリア設備の増強を実施する場合がございます キャリア設備の増強が必要な場合は キャリアより直接データセンターのネットワーク工事担当まで 事前に通知済みのメールアドレス宛に ご連絡が必要となります 外部(キャリア)ネットワーク事前調査立会依頼書 工事立会い依頼書 では手配できません キャリアの設備増強作業が発生した場合 増設工事終了後より本サービス手配(最短10営業日)可能となります

66 2-5-7.オンプレミス(個別引込)接続:接続仕様① (L3)と引き込み回線を接続するポート パッチパネル を提供します L2網収容接続 と L3網収容接続 のうちどちらかを選択いただきます ①構内接続 のいずれかの帯域のメニュー 及びご契約キャリア回線の利用が必須 1.物理ポート仕様 項目 仕様 備考 提供リージョン 東日本リージョン1/2/3共通 西日本リージョン2/3共通 本メニューを複数リージョンで利用いただ くことはできません インターフェース規格 1000BASE-T RJ45 光ケーブル非対応です 提供ポート 10Mは非対応です 通信モード 100Mポート 1Gポート Auto, 100Mbps/Full, 1000Mbps/Full MDI/MDI-X Auto 申請に応じ設定を行います 設置可能 200mm 200mm 50mm 幅 奥行 高 /1kg以下 メディアコンバーターサイズ 提供可能メディアコンバーター電源, プラ AC100V,NEMA5-15 グ形式 設置可能なMCは1つのみです 電源は1口のみの提供です 2.ネットワーク仕様 項目 L2網収容接続 利用可能プロトコル IPv4 MTU 1,500Byte 回線冗長 非対応 機能側の接続方式 IPアドレス static 接続可能なオンプレミスの経路数 L3網収容接続 シングル構成となります BGP / / / /32を除く任意のアドレスが利用可能 契約キャリアの仕様に準じる 50 備考 FJCS環境やFENICS(オンプレミス 含めてネットワーク内で重複でき ません 200

67 2-5-8.オンプレミス(個別引込)接続:接続仕様② L3網を収容する際は(L3)側のGWとBGPを構成します その際の側のBGP仕様を以下に示します PE PE キャリア L3網 PE GW プライベート 接続(L3) FJCS BGP接続 項目 内容 GW,キャリアPE間IPアドレス /30で払い出し BGPタイプ ebgp 側AS番号 東日本リージョン1/2/ 西日本リージョン2/3 キャリア側で利用可能なAS番号 各キャリアに準じる キャリア側で利用不可能なAS番号 利用可能なBGP属性 AS-path BGPタイマー Keepalive 30秒/Timeout 90秒 接続するキャリアに応じて変更可能 申請書に要記載 受信可能な経路数 200 経路フィルタ 無し 構成 シングル

68 2-5-9.オンプレミス(個別引込)接続:接続仕様③ L2網を収容する際は(L3)側のGWでstaticルーティングを 構成します その際の(L3)側のネットワーク仕様を以下に示します IPアドレス① キャリア L2網 GW プライベート 接続(L3) FJCS 毎にstaticルーティング を設定 最大50 項目 内容 IPアドレス IPアドレス①の部分に 指定のIPアドレスを設定 ルーティング Staticのみ 設定可能な向け経路数 50 構成 シングル

69 2-6. 他社クラウド接続

70 2-6-1.本項での記載範囲 本項では 他社クラウド接続 について説明をします 本項での説明対象範囲 西日本リージョン2/3 東日本リージョン1/2/3 FJCS (リージョン2/3) FJCS ① ① (L3) 収容ポート ④ 契約 キャリア オンプレ ⑥ ③ FENICS ネットワークサービス オンプレ モバイル アクセス FJ Azure/MS Azure (リージョン1/2/3) (L3) ⑥ ② データセンター アウトソーシング 設備 ③ ② (L2) ⑤ (L2) データセンター 収容ポート データセンター アウトソーシング 設備 FENICS ネットワークサービス オンプレ モバイル アクセス 収容ポート ④ 契約 キャリア オンプレ ⑦ Equinix Cloud Exchange Equinix東京 データセンター 設備

71 2-6-2.他社クラウド接続:概要と提供範囲 他社クラウド FJ Azure/MS Azure とFJCS間を閉域でつなぎ セキュアなマル チクラウド環境を実現します 東日本リージョン1/2/3 FJCS Azureルータ (L3) 閉域接続 ポイント FJ Azure MS Azure Express Route( ) ExpressRouteは別途契約となります (L3)提供範囲 手配範囲

72 2-6-3.他社クラウド接続:留意事項① FJ Azure/MS Azureにおける提供サービス が本サービスを通じてご利用可能なのは Privateサービス のみになります SQL-DBなどのPublicサービスはご利用頂けないのでご注意下さい サービス提供範囲 本サービスは東日本リージョン1/2/3のみのご提供となります 東日本リージョンの ①構内接続 と ⑤他社クラウド接続 の組み合わせのみご利用になれます ①構内接続 以外 のメニューと組み合わせて利用することはできません 閉域接続ポイントからAzureルータ間のメンテナンス 閉域接続ポイントからAzureルータ間のメンテナンスで通信影響の無いメンテナンスに関して FJ Azure/MS Azureからへの事前通知無しで実施される可能性があります ご利用可能アドレス範囲 のご利用されるアドレス内で重複しないよう設計下さい また アドレスは下記範囲(RFC1918準拠)の プライベートIPアドレスをご利用下さい FJ Azure/ MS Azure内でアドレス空間を追加する場合 ExpressRouteに接続するサブスクリプションを追 加する場合は富士通への申請も合わせて実施下さい 経路追加/削除作業を行います 申請頂けないと該当経路への通信ができません クラスAアドレス : ( /8prefix) クラスBアドレス : ( /12prefix) クラスCアドレス : ( /16prefix) 補足 FJ Azure/MS Azure内でご利用可能なアドレス空間は最大10までとなります

73 2-6-4.他社クラウド接続:留意事項② ExpressRouteポート速度 利用料 他社接続サービスでご契約いただいた帯域に応じてExpressRouteのポート速度をご契約ください (以下表を参照) ExpressRouteをご契約いただくと ポート利用料とデータ転送料がFJ Azure/MS Azureを契約している契約者様へ 直接請求されます 支払いは以下の2パターンとなります 環境構築後は支払いパターンを変更することはできませんのでご注意ください (1)従量制課金データ プラン (2)無制限データ プラン 他社接続サービスでの契約帯域 ExpressRouteポート速度 10 Mbps 50 Mbps 100 Mbps 100 Mbps 本条件は2016年6月時点のものです 各Azureの仕様により変更の可能性がありますので契約時にご確認ください Microsoft Azureをご契約の場合 FUJIUTSU Partner Cloud Service for Microsoft Azureをご契約の場合

74 2-6-5.他社クラウド接続 留意事項③ 富士通予約アドレス 下記アドレスは 富士通にて使用するアドレスとなります ネットワーク内でご利用になれません / / / /32 Azureルータの設定 FJ Azure/MS Azure内のAzureルータの設定は作業になります 申請書受付後に富士通ルータとのBGP確 立に必要なパラメータ(AS番号/VLAN ID/認証用MD5ハッシュ)をお知らせしますので 設定をお願いします ExpressRouteの作成可能最大数 ExpressRouteが増える毎に追加契約が必要になります 作成可能な最大数は10です ただし 1つのアドレス空間には1つのExpressRouteのみ接続が可能です FJ Azure/MS Azureへ広報可能な経路 (L3)からAzureルータへ広報可能な経路は/29より広い必要があります (/30や/32は不可 (L3)環境内の経路設定によってはFJ Azure/MS Azureと通信できません デフォルトルートの扱い 標準ではFJ Azure/MS Azureからの通信はインターネットへ向いていますが 側にデフォルトルート ( /0)がある場合は 側からインターネットへ抜けます この場合 FJ Azure/MS Azureに対してインターネット側からアクセスすることが出来ません

75 2-6-6.他社クラウド接続:接続仕様 他社クラウド FJ Azure/MS Azure)環境と間を以下の通り接続します FJ Azure/MS Azureの契約はで実施頂きます また ExpressRoute の申込をして頂く必要があります ①構内接続 のいずれかの帯域のメニュー 及び他社クラウド(FJ Azure/MS Azure)の利用が必須 項目 仕様 備考 提供リージョン 東日本リージョン1/2/3共通 提供帯域 10M帯域確保 100M帯域確保 提供帯域を変更する際は 通信断を伴うメンテナンス作 業が発生します 接続可能なクラウドサービス FUJIUTSU Partner Cloud Service for Microsoft Azure Microsoft Azure Azure Private IaaS Virtual Network クラウドサービスとの接続方式 BGP BGP認証が必須です 利用可能プロトコル IPv4 MTU 1,500Byte IPアドレス範囲 / / /16を除く任意のアドレスが利 用可能 プライベートIPアドレス FJCS内環境含め契約者が別途契約しているホスティン グ環境やオンプレミス環境をアウトソーシング環境や FENICSネットワークサービス オンプレミス 含めてお客 様ネットワーク内で重複するIPアドレスを利用することはでき ません 接続可能なAzureのネットワー ク経路数 FJ Azure/MS Azureからへ 広報可能な経路は 10経路 全体では合計400経路の広報が可能 です ただし オンプレミス接続(FENICS)を利用する場合の経 路は 合計で最大40経路までです

76 2-7. リージョン間接続

77 2-7-1.本項での記載範囲 本項では リージョン間接続 について説明をします 本項での説明対象範囲 西日本リージョン2/3 東日本リージョン1/2/3 FJCS (リージョン2/3) FJCS ① ① 収容ポート (L3) ④ 契約 キャリア オンプレ ⑥ ③ FENICS ネットワークサービス オンプレ モバイル アクセス FJ Azure/MS Azure (リージョン1/2/3) (L3) ⑥ ② データセンター アウトソーシング 設備 ③ ② (L2) ⑤ (L2) データセンター 収容ポート データセンター アウトソーシング 設備 FENICS ネットワークサービス オンプレ モバイル アクセス 収容ポート ④ 契約 キャリア オンプレ ⑦ Equinix Cloud Exchange Equinix東京 データセンター 設備

78 2-7-2.リージョン間接続:概要 リージョン間接続によってFJCS東西リージョンの接続が可能となり DR バックアップ構成 を実現します 東日本リージョン1/2/3の中で複数契約があり 各リージョンとも構内接続している場合は 東日本リージョン間はを経由して接続が可能です 西日本リージョン2/3の中で複数契約があり 各リージョンとも構内接続している場合は 西日本リージョン間はを経由して接続が可能です 東日本リージョンから西日本リージョンに接続する場合は 下図の通りリージョン間接続が必要です 西日本リージョン2/3 東日本リージョン1/2/3 FJCS FJCS スイッチ スイッチ サーバ サーバ NAS 設備 リージョン間接続 キャリア ネットワークサービス FENICS ネットワークサービス DC アウトソーシング環境 スイッチ スイッチ サーバ サーバ NAS 設備 DC アウトソーシング環境 営業所 本社 モバイル 他社クラウド FJ Azure/ MS Azure)

79 2-7-3.リージョン間接続:西日本リージョン2/3への接続① 西日本リージョン2/3で③オンプレミス(FENICS)接続の100Mベストエフォート 100M帯域確保をご利用に なる場合 西日本リージョン2/3のFJCS向け通信は東日本リージョン経由になります DR構成は取れません 1G帯域確保(西日本リージョン2)の利用の場合は 西日本リージョン2のFJCS向け通信に直接接続いただけます 東日本リージョンを利用せず 西日本リージョン2/3の ③オンプレミス(FENICS)接続 100Mベストエフォート 100M帯域確保を利用する場合 リージョン間接続(東日本リージョン 西日本リージョン2/3)の料金は発 生しません 西日本リージョン2/3の①構内接続+③オンプレミス(FENICS)接続 100Mベストエフォート/100M帯域確保の組み合わせ時のみです それ以外においてはリージョン間接続費用が発生します リージョン間接続は③オンプレミス(FENICS)接続で選択頂いた帯域 100Mベストエフォート or 100M帯域確保 に合わせて手配お願いします FJCS FJCS 西日本リージョン2/3 東日本リージョン1/２/3 リージョン間は無償 (手配は必要 FENICS西日本リージョン 1G帯域確保 オンプレ モバイル アクセス FENICS西日本リージョン 100Mメニュー オンプレ モバイル アクセス リージョン間 接続 FENICS東日本リージョン 100Mメニュー オンプレ モバイル アクセス FENICS東日本リージョン 1G帯域確保 オンプレ モバイル アクセス

80 2-7-4.リージョン間接続:西日本リージョン2/3への接続② 通常 西日本リージョン2/3より ③オンプレミス(FENICS)接続 をご利用になる場合 東日本リージョンを 経由し接続となりますが 1G帯域確保を利用する場合 西日本リージョン2/3のFJCS向け通信に直接接 続いただけます 西日本リージョン2/3から東日本リージョン向け通信が必要な場合は リージョン間接続の契約が 必要となります 例 西日本リージョン2/3のFJCSと東日本リージョンのFJCS間通信が必要な場合 西日本リージョン2/3のオンプレミス(FENICS)接続 1G帯域確保から東日本リージョンのFJCSへ通信が必要な場合 FJCS FJCS 西日本リージョン2/3 東日本リージョン1/２/3 リージョン間は有償 FENICS西日本リージョン 1G帯域確保 オンプレ モバイル アクセス FENICS西日本リージョン 100Mメニュー オンプレ モバイル アクセス リージョン間 接続 FENICS東日本リージョン 100Mメニュー オンプレ モバイル アクセス FENICS東日本リージョン 1G帯域確保 オンプレ モバイル アクセス

81 2-7-5.リージョン間接続:西日本リージョン2/3への接続③ 下記のパターンで接続することで 東日本リージョンを迂回する構成を回避することができます 個別引込パターン 西日本リージョン2/3 ④オンプレミス(個別引込)接続 を利用いただくことで東日本リージョンを迂回する 構成を回避することができます データセンターアウトソーシング環境接続パターン データセンター環境へキャリア線(個別回線およびFENICS回線)を引き込んだ上で ②データセンターアウトソーシング環境接続 を利用いただくことで東日本リージョンを迂回する構成を 回避することができます 個別引込パターン データセンターアウトソーシング環境接続パターン FJCS (L3) 西日本リージョン2/3 ④オンプレミス 個別引込 接続 FJCS (L3) 西日本リージョン2/3 ②データセンターアウトソー シング環境接続 (L2) 契約キャリア データセンター収容ポート オンプレ モバイル アクセス データセンター アウトソーシング 設備 契約 キャリア FENICS ネットワーク サービス

82 2-7-6.リージョン間接続:接続仕様 FJCSが提供する複数のリージョン間を接続するリージョン間接続の仕様は以下の通りです 項目 仕様 提供リージョン 東日本リージョン1/2/3共通 西日本リージョン2/3共通 前提条件 接続する２つのリージョンにおいてそれぞれ同じ帯域の リージョン間接続 を利用すること 提供帯域 10Mベストエフォート 100Mベストエフォート 100M帯域確保 1Gベストエフォート 1G帯域確保 接続レイヤ L3 利用可能プロトコル IPv4 MTU 1,500Byte

83 2-8.Equinix データセンター / オンプレミス接続

84 2-8-1.本項での記載範囲 本項では Equinixデータセンター/オンプレミス接続 について説明をします 本項での説明対象範囲 西日本リージョン2/3 東日本リージョン1/2/3 FJCS (リージョン2/3) FJCS ① ① (L3) 収容ポート ④ 契約 キャリア オンプレ ⑥ ③ FENICS ネットワークサービス オンプレ モバイル アクセス FJ Azure/MS Azure (リージョン1/2/3) (L3) ⑥ ② データセンター アウトソーシング 設備 ③ ② (L2) ⑤ (L2) データセンター 収容ポート データセンター アウトソーシング 設備 FENICS ネットワークサービス オンプレ モバイル アクセス 収容ポート ④ 契約 キャリア オンプレ ⑦ Equinix Cloud Exchange Equinix東京 データセンター 設備 本構成図はサービス提供を主とした概要図であり 物理接続構成とは異なります

85 Equinixデータセンター/オンプレミス接続:概要と提供範囲 Equinix東京データセンターの環境とFJCS間を閉域でつなぎ セキュアなマル チクラウド環境を実現します (L3) 側エッジルータ FJCS Equinix Cloud Exchange 環境ルータ プライベート 接続(L3) 環境 (L3)提供範囲 手配範囲

86 Equinixデータセンター/オンプレミス接続:接続仕様 Equinix東京データセンターにてEquinix Cloud Exchange を利用している環境とプライベート 接続を以下の通り接続します 東日本リージョン ①構内接続 と ⑦Equinix接続 の組み合わせのみご利用になれます ①構内接続 以外のメニューと組みわせて利用することはできません Equinix Cloud Exchange の契約はで実施いただきます 項目 仕様 備考 提供リージョン 東日本リージョン1/2/3共通 提供帯域 10M帯域確保 100M帯域確保 接続レイヤ L3 利用可能プロトコル IPv4 MTU 1,500Byte ジャンボフレームは対応しておりません ルーティングプロトコル BGP ebgpマルチホップは対応しません BGPタイマー キープアライブ 30秒 ホールドタイム 90秒 左記以下のタイマーは指定しないようお願いいたします BGPパスワード 弊社指定のBGPパスワードを使用 BGP ASパス FJCS(リージョン1) - AS AS65416 AS AS ルータ FJCS(リージョン2) - AS AS65433 AS AS ルータ FJCS(リージョン3) - AS AS65433 AS AS ルータ 富士通AS番号 AS番号 2バイトのプライベートAS番号 推奨 2バイトの正規グローバルAS番号 提供帯域を変更する際は 通信断を伴うメンテナンス作業が 発生します 以下はご利用いただけません AS バイトAS番号 正規に取得されていないグローバルAS番号

87 Equinixデータセンター/オンプレミス接続:接続仕様 項目 仕様 備考 IPアドレス / / / /32を除く 任意のアドレスが利用可能 ロンゲストマッチ構成は不可 ロンゲストマッチ プレフィックス長 サブネットマスクの長さ が大きい経 路を判別し優先的にルーティングする が別途契約しているホスティング環境 オンプレミス 環境 アウトソーシング環境およびFENICSネットワークサー ビス オンプレミス 含めて契約者ネットワーク内で重複する IPアドレスを利用することはできません ロンゲストマッチ構成が利用不可であるため 以下のような IPアドレス設計を行うと FJCSと環境間は通信が できません FJCS /16 環境 /24 環境との接続アドレス サブネットマスクが30のネットワークアドレスを2つ お客 様で指定する必要あり IPv6アドレスは使用不可 プライベートIPアドレスを推奨します グローバルIPアドレスを使用する場合は が正規に 取得したグローバルIPv4アドレスを指定してください 接続可能なネットワーク経路数 199 環境からFJCSへのBGP広報経路数が199を超え る場合は 側ルータで経路集約を実施してください 環境では経路集約を実施しません 経路フィルタ 環境では経路フィルタを実施しない 経路フィルタが必要な場合は ルータで経路集約を 実施してください 環境との接続方法 アクティブ スタンバイで接続する必要あり BGPのASパス/MEDで制御する必要あり 環境ではスタンバイ側にASパスプリ ペンドを実施 VLANタグ VLANダブルタグ QinQ, IEEE802.1qトンネリン グ は使用不可 帯域の制御 ルータで 指定の帯域になるようシェーピングま たはポリシングを設定する必要あり 指定された帯域を超過した場合 パケットドロップする 場合あり

88 3. ダイレクトポート接続機能

89 3-1. ダイレクトポート接続機能 : 概要 FJCS とインターネットおよび機能を利用せずにダイレクトに接続が可能です 本サービスでは 物理ポート ( 冗長構成 /2 ポート ) を提供し DC アウトソーシング環境と高帯域での接続を実現します

90 3-2.FJCS内ネットワーク構成について (東1,2/西2) 構成概要 ダイレクトポート機能を利用する場合のFJCS内の最小構成です jp-east-1 PJ#1 AZ#1 NC PORT#2 Housing GW NCEP GWPORT インター ネット RT PORT#1 (FW) EXTNW SUB#1 SERV① ダイレクトポート接続機能 とネットワークコネクターの関係 は1:Nです ダ イ レ ク ト ポ ー ト 接 続 機 能 1G/10Gポートどちらかを選択 してください(併用は不可) 留意事項 上記構成では 最低限プロジェクト SUB#1 NC,NCEPを作成 接続しないと ダイレクトポート接続 機能を申請することができません 仮想サーバがインターネット通信を必要としない場合は 外部ネットワークと仮想ルータを接続する必要は ありません ただしその場合は 下記の注意点があります FJCSの共通ネットワークサービスは利用できません 仮想ルータは仮想サーバがメタデータ取得するために必要です FJCS外環境からダイレクトポート接続機能を経由した通信の制御は仮想サーバのSGで実施します

91 3-2.FJCS内ネットワーク構成について (東1,2/西2) 構成例 1プロジェクトマルチAZ構成(NC1つ)の場合の構成例です AZ間通信と機能による外部との通信を1つのNCで併用します jp-east-1 PJ#1 AZ#1 インター ネット SERV② SERV① NCEP RT#1 EXTNW RT#2 SUB#1 SUB#2 NC AZ#2 NCEP RT#4 RT#3 EXTNW SUB#3 SERV③ SUB#4 Housing GW ダ イ レ ク ト ポ ー ト 接 続 機 能 SERV④

92 3-2.FJCS内ネットワーク構成について (東1,2/西2) 1プロジェクトマルチAZ構成(NC2つ)の場合の構成例です 各仮想サーバ間の通信はAZ間接続用のネットワークコネクター(①)を利用します 各仮想サーバとダイレクトポート接続機能間はネットワークコネクター(②)を利用します jp-east-1 PJ#1 AZ#1 SERV① インター ネット NCEP NCEP RT#2 RT#1 EXTNW SERV② SUB#1 AZ#2 SUB#2 NC① SERV④ NCEP RT#3 EXTNW SUB#3 SERV③ RT#4 NC② Housing GW ダ イ レ ク ト ポ ー ト 接 続 機 能 NCEP SUB#4

93 3-2.FJCS内ネットワーク構成について (東1,2/西2) 複数プロジェクト構成(GWプロジェクトあり)の場合の構成例です 複数プロジェクトが外部環境と接続する場合は ダイレクトポート用のGWプロジェクトと対象プロジェクト 間でプロジェクト間通信を実装した構成とすることができます jp-east-1 GWプロジェクト PJ#1 AZ#1 AZ#1 インター ネット NCEP SERV① RT#1 EXTNW RT#2 SUB#1 PJ#2 AZ#1 RT#3 SUB#3 EXTNW NC SUB#2 Housing GW ダ イ レ ク ト ポ ー ト 接 続 機 能 SERV②

94 3-2.FJCS内ネットワーク構成について (東1,2/西2) 複数プロジェクト構成(GWプロジェクトなし)の場合の構成例です 各プロジェクトでそれぞれネットワークコネクターを作成し VLANで接続する構成も可能です jp-east-1 PJ#1 AZ#1 インター ネット SERV① RT#1 NCEP EXTNW NC VLAN SUB#1 PJ#2 AZ#1 NC VLAN Housing GW ダ イ レ ク ト ポ ー ト 接 続 機 能 NCEP RT#2 SUB#2 EXTNW SERV②

95 3-2.FJCS内ネットワーク構成について (東3/西3) 構成概要 ダイレクトポート機能を利用する場合のFJCS内の最小構成です jp-east-3 PJ#1 Housing GW インター ネット GWPORT RT PORT#1 SERV① EXTNW SUB#1 ダ イ レ ク ト ポ ー ト 接 続 機 能 1G/10Gポートどちらかを選択 してください(併用は不可) 留意事項 上記構成では 最低限プロジェクト RT SUB1を作成 接続しないと ダイレクトポート接続機能を申 請することができません 仮想サーバがインターネット通信を必要としない場合は 外部ネットワークと仮想ルータを接続する必要は ありません ただしその場合は 下記の注意点があります FJCSの共通ネットワークサービスは利用できません 仮想ルータは仮想サーバがメタデータ取得するために必要です

96 3-2.FJCS内ネットワーク構成について (東3/西3) 複数プロジェクト構成の場合の構成例です 複数プロジェクトが外部環境と接続する場合は プロジェクト間接続を用いて実現します jp-east-3 PJ#1 EXTNW Housing GW RT#1 インター ネット プロジェクト間接続 PJ#2 SUB#1 SUB#2 ダ イ レ ク ト ポ ー ト 接 続 機 能 SERV① SERV②

97 3-3.FJCS内ネットワークの経路設定について 経路設定内容(1仮想ルータ 1サブネット) 東1,2/西2リージョンが対象 サブネットに経路情報を設定します NCEPと直接接続するサブネットのみのため ダイレクトポート接続機能の経路情報申請は不要です jp-east-1 PJ#1 PORT# AZ#1 NCEP インター ネット GWPORT# RT PORT# EXTNW SERV① SUB# /24 destination /0 FJCS外環境のCIDR NC Housing GW ダ イ レ ク ト ポ ー ト 接 続 機 能 FJCS外環境からFJCSを経由して インターネットへ接続する場合は SUB#1上にプロキシサーバを 構築する等の対処が必要です nexthop 表の 箇所 省略可能 留意事項 仮想サーバがFJCS外環境との通信のみする場合 サブネットの経路情報はFJCS外環境側にデフォルト ルートを設定することも可能です メタデータ取得のため を仮想ルータ経由で通信できるようにする必要があります

98 3-3.FJCS内ネットワークの経路設定について 経路設定内容(2仮想ルータ 2サブネット) サブネットと仮想ルータに経路情報を設定します 東1,2/西2リージョンが対象 FJCS外環境から機能経由でSUB#1上の仮想サーバと通信する場合は ダイレクトポ ート接続機能の経路情報申請をする必要があります jp-east-1 PJ#1 AZ#1 PORT# インター ネット GWPORT RT#1 PORT# EXTNW SERV① SUB# /24 destination / FJCS外環境のCIDR nexthop PORT# RT#2 NC PORT# NCEP SUB# /24 destination /0 FJCS外環境のCIDR nexthop 表の Housing GW ダ イ レ ク ト ポ ー ト 接 続 機 能 箇所 省略可能 留意事項 SUB#2の経路情報は FJCS外環境側にデフォルトルートを設定し 仮想サーバ①への通信を追加す る設定も可能です

99 3-3.FJCS 内ネットワークの経路設定について ダイレクトポート接続機能経路申請内容 東 1,2/ 西 2リージョンが対象 申込書にてダイレクトポート _ ルート追加申請書に記載します 以下の内容は前頁の構成の場合です 留意事項 この表の destination や nexthop の値は実在する ( 配備済み ) 値を記載してください 複数のサブネットをまとめて CIDR の範囲を広げるのではなく 各サブネット毎記載してください /24, /24 への経路申請を行う場合 OK: /24, /24 それぞれを申請する NG: /16 で申請する 存在しないネットワーク範囲 ( /24, /24 以外 ) が存在するため申請不可です /16 でサブネットを作成している場合は申請可能です サブネットを追加配備した場合は 都度変更申請によって経路情報を追加してください

100 3-4. ダイレクトポート接続:接続方式 ダイレクトポート接続方式 ルータ二重化構成 ルータシングル構成のいずれかを選択し 下記仕様のルータをご用 意いただく必要があります 1Gbpsポートの場合 1000Base-LX LCインターフェース (光ケーブル) 10Gbpsポートの場合 10GBase-LR LCインターフェース (光ケーブル) FJCS側から広報する 経路情報の申請が 必要 (広報可能 経路数200) 1Gbpsポート 10Gbpsポート ルータ二重化構成 ルータシングル構成 ネットワークコネクター ネットワークコネクター Housing GW Housing GW ebgp ルータ/L3 ルータ/L3 Housing GW Housing GW 新規手配 工事手配 新規手配 ebgp ルータ/L3 AS番号 AS番号 ネットワーク ハウジング環境 ネットワーク ハウジング環境

101 3-5. ダイレクトポート接続:アドレス設計について① 側ネットワークアドレスについて プライベート/グローバルアドレスともに使用可能です キャリアグレードNAT用のアドレススペースはFJCSシステム側で使用している為 /10 以外のアドレスにて設計を行ってください 構内接続セグメント 仮想システムNWのアドレス範囲と競合しないIPアドレスを使用 してください Region ルータ1 DirectPort 接続セグメント① 仮想NW AZ1 コネクター エンドポイント (仮想ルータ) Housing GW#1 ネットワークコネクター 東日本リージョン１ AS:65416 東日本リージョン2/3 AS:65433 西日本リージョン2/3 AS:65425 ネットワーク ルータ2 DirectPort 接続セグメント② ハウジング環境 NW FJCS AZ1 DirectPort 接続セグメント Housing GW#2 仮想サーバ FJCS AZ2 仮想NW AZ2 コネクター エンドポイント (仮想ルータ) 仮想サーバ 仮想システムNW

102 3-5.ダイレクトポート接続:アドレス設計について② 構内接続セグメント 新規に2つのセグメントを採番し 申請してください プライベートIPアドレスのみ使用可能です NW 仮想システムNWのアドレス範囲と競合しないIPアドレスを使用してくだ さい 新規に上記2つのセグメントに対応するVLANを採番し 申請してください 指定可能なVLAN IDは を除く #2 ~ #4096の範囲となります Region ルータ1 DirectPort 接続セグメント① 仮想NW AZ1 コネクター エンドポイント (仮想ルータ) Housing GW#1 ネットワークコネクター 東日本リージョン１ AS:65416 東日本リージョン2/3 AS:65433 西日本リージョン2/3 AS:65425 ネットワーク ルータ2 DirectPort 接続セグメント② ハウジング環境 NW FJCS AZ1 DirectPort 接続セグメント Housing GW#2 仮想サーバ FJCS AZ2 仮想NW AZ2 コネクター エンドポイント (仮想ルータ) 仮想サーバ 仮想システムNW

103 3-5.ダイレクトポート接続:アドレス設計について③ 仮想ネットワーク 仮想NWと接続する為 ネットワークコネクターとコネクターエンドポイントを作成する必 要があります 予め作成をお願いします 東3/西3は仮想ルータの作成 プライベートIPアドレスのみ使用可能です 側ネットワークアドレス 構内接続セグメントのアドレス範囲と競合しないIPアドレスを 使用してください Region ルータ1 DirectPort 接続セグメント① 仮想NW AZ1 コネクター エンドポイント (仮想ルータ) Housing GW#1 ネットワークコネクター 東日本リージョン１ AS:65416 東日本リージョン2/3 AS:65433 西日本リージョン2/3 AS:65425 ネットワーク ルータ2 DirectPort 接続セグメント② ハウジング環境 NW FJCS AZ1 DirectPort 接続セグメント Housing GW#2 仮想サーバ FJCS AZ2 仮想NW AZ2 コネクター エンドポイント (仮想ルータ) 仮想サーバ 仮想システムNW

104 3-6.ダイレクトポート接続:ルーティング設計について① FJCS側から広報するルーティング情報 広報するネットワークをネットワークコネクター上に スタティックルートとして設定する 必要がありますので 予め申請をお願いします 東3/西3は仮想ルータに自身で設定可能 FJCS内ネットワーク情報については MED値により構内接続GW#1側の ルータ1へ 優先度を高くして広報します メンテナンス等により 一時的に優先度を変更する場合があります FJCS側で設定しているBGP keepaliveタイマー値は10秒 holddownタイマーは30秒となります Region ルータ1 DirectPort 接続セグメント① 仮想NW AZ1 コネクター エンドポイント (仮想ルータ) Housing GW#1 ネットワークコネクター 東日本リージョン１ AS:65416 東日本リージョン2/3 AS:65433 西日本リージョン2/3 AS:65425 ネットワーク ルータ2 ハウジング環境 FJCS AZ1 DirectPort 接続セグメント② Housing GW#2 仮想サーバ FJC5 AZ2 仮想NW AZ2 コネクター エンドポイント (仮想ルータ) 仮想サーバ

105 3-7.ダイレクトポート接続:ルーティング設計について② FJCS側から広報するルーティング情報 側から広報するネットワークについて 広報するネットワークは 必要に応じてフィルタをしてください 広報するネットワークは 必要に応じて集約してください FJCS環境から接続先環境へ広報可能なネットワーク数は199を上限としております ただ し 1AZあたりの広報可能なネットワーク数は128経路となります 上限の経路数を超える とBGPセッションが 切断されます BGP切断後 広報ルート数が上限の経路数以下に削 減されると復旧しますが 復旧までに時間を要します 東3/西3は仮想ルータごとに128経路まで設定可能 AS番号は を除くプライベートAS を 指定してください FJCS側からNWへ向けたデフォルトルートの広報は行えません Region ルータ1 DirectPort 接続セグメント① 仮想NW AZ1 コネクター エンドポイント (仮想ルータ) Housing GW#1 ネットワークコネクター 東日本リージョン１ AS:65416 東日本リージョン2/3 AS:65433 西日本リージョン2/3 AS:65425 ネットワーク ルータ2 ハウジング環境 FJCS AZ1 DirectPort 接続セグメント② Housing GW#2 仮想サーバ FJCS AZ2 仮想NW AZ2 コネクター エンドポイント (仮想ルータ) 仮想サーバ

106 3-8.ダイレクトポート接続:手配機器仕様 Housing GWのインタフェース仕様 以下のインターフェース仕様にあった機器およびケーブルを手配ください 帯域 規格 ケーブル コネクタ 形状 速度設定 Duplex 設定 1Gbps 1000BASE-LX 2芯SMF (シングルモード光ファイバ) LC Auto-Negotiation 10Gbps 10GBASE-LR 2芯SMF (シングルモード光ファイバ LC Auto-Negotiation

107 3-9. ダイレクトポート接続 : 留意事項 1 ダイレクトポート接続は 1 ドメイン (1 契約 ) あたり 1 接続のみ提供しています 注 ) 東 3 と西 3 は 1 ドメイン 1 リージョンあたり 5 つのを契約できます ドメインで複数の物理接続はできませんのでご了承ください 1 ドメイン内の複数プロジェクトからの構内接続は VLAN で提供されます 新たにプロジェクトを追加する場合は 別途 VLAN を追加する必要があります FJCS の構内接続 GW では受信経路に対してもメトリック調整を行います これはメンテナンス時などにトラフィックの片寄を行い通信に影響を与えないように考慮したものです FJCS イントラネット側のコネクターエンドポイントでは NAT は行えません FW の機能はないので別途ハウジング側もしくは FJCS 環境内に FW を構築してください 側での過度なトラフィックが発生した場合には サービス停止を防ぐ為に ハウジング向けポートを閉塞し 通信を遮断することがございますのでご了承ください ダイレクトポート接続では 2 本での光ケーブル接続が必須となります

108 3-11.ダイレクトポート接続:接続仕様 項目 仕様 提供リージョン 東日本リージョン1/2/3 西日本リージョン2/3 提供されるポート 1Gポート 10ポート 接続単位 物理ポート 接続レイヤ L3 (東日本3リージョンのみL2接続を提供) 利用可能プロトコル IPv4 MTU 1,500Byte IPアドレス範囲 /10を除く任意のアドレスが利用可能 FJCSから広報可能なネットワーク経路数 128 1AZあたり 制限事項 AS番号は を除くプライベートAS

109 3-12.ダイレクトポート(L2)接続機能:概要 とFJCS仮想ネットワークとを 同一のL2セグメントで接続するための機能です Internet 東日本リージョン3のみが対象 仮想NW#1 (VLAN#100を延伸) /24 VLAN# /24 L2接続 収容SW L2接続 VLAN#200 VM VLAN#100,200 仮想NW#2 (VLAN#200を延伸) / /24 収容ポート (トランク) FJCS 仮想ネットワーク 手配 ベアメタル 東日本第3リージョン からの接続を収容するポート(1G/10G)を提供します (収容ポートまでのケーブル敷設工事は側で手配下さい) IEEE802.1Q タグVLANにより 複数のL2セグメントを接続することができます (上図ではVLAN#100と仮想NW#1 VLAN#200と仮想NW#2を接続できます)

110 3-12.ダイレクトポート(L2)接続:接続仕様 東日本リージョン3のみが対象 項目 仕様 提供リージョン 東日本リージョン3 提供帯域幅 インターフェース規格 1Gベストエフォート (1000BASE-LX) 10Gベストエフォート (10GBASE-LR) 通信モード 1Gで使用する際には 下記の設定をお願いいたします 1G: auto-negotiation: off duplex: full ケーブル種別 2芯SMF (シングルモード光ファイバ) コネクタ形状 LC MTU 1500 Bytes VLAN IEEE802.1Q タグVLAN VLAN番号: 提供個数: 1接続あたり10VLAN 冗長化方式 LACPを利用した動的リンクアグリゲーション LACPDU送信間隔 1秒 (L2接続収容スイッチの仕様のため) LACP mode active passive どちらでも可能 (L2接続収容スイッチが active設定のため)

111 3-12.ダイレクトポート(L2)接続:構成パターン 東日本リージョン3のみが対象 FJCS側のL2接続収容スイッチでMC-LAGを構成します スイッチ側でLACPを有効にした上でLAG/MC-LAGを構成して下さい パターン① スイッチ１台でLAGを組む場合 環境 スイッチ LAG (スイッチが1台 構成の場合) MC-LAG L2接続収容 スイッチ(1系) L2接続収容 スイッチ(2系) FJCS ネットワーク トランクポート パターン② スイッチ２台でクラスタ( 1)を構成し LAGを組む場合 環境 スイッチ LAG MC-LAG (スイッチが２台 構成の場合) L2接続収容 スイッチ(1系) L2接続収容 スイッチ(2系) クラスタ構成 FJCS ネットワーク トランクポート ( 1)ベンダが独自に実装している 2台のスイッチを論理的に1台に見せ耐障害性や性能を向上させる機能 CiscoStackなど パターン③ スイッチ２台でMC-LAGを組む場合 環境 (スイッチが２台 構成の場合) スイッチがMC-LAG機能に対応している必要があります スイッチ MC-LAG MC-LAG L2接続収容 スイッチ(1系) L2接続収容 スイッチ(2系) FJCS ネットワーク トランクポート

112 3-12. ダイレクトポート (L2) 接続 : 留意事項 利用中に接続タイプ (1G/10G) を変更することはできません ( 解約 再契約が必要です ) 利用する VLAN を追加 削除する際には都度申請が必要です 東日本リージョン 3 のみが対象 側での誤設定等を起因とする異常なトラフィックが発生した場合には FJCS 共用ネットワーク環境の輻輳を防ぐため 接続ポートを閉塞し 通信を遮断することがありますので 予めご了承下さい L2 接続収容スイッチの障害時には 最大 40 秒程度の通信断が発生する可能性がありますので 予めご了承ください 同一セグメントでの複数 L2 接続は ループの可能性があるため禁止しています ( 側の VLAN 番号が別であっても 同一セグメントへの複数接続は禁止です )

113 4. サポートと問い合わせ先

114 4-1. 障害通知 サポート対応について 機能 ダイレクトポート接続機能では本提供範囲において設備の監視を行っています 通信に影響のある障害が発生した際は ご契約頂いている FJCS サービスのサポート契約に従い にご連絡いたします FJCS およびのトラブルに関するお問い合わせ先 / 対応時間ついては ご契約頂いている FJCS サービスのサポート契約に準じます 機能 ダイレクトポート接続機能の設備計画メンテナンスやトラブル等による緊急メンテナンスなどにより サービスを一時的に停止させていただく場合があります 設備計画メンテナンスを行う場合 14 営業日前に事前に登録された連絡先にご連絡します