ついに登場 VMware vsphere 4 ~ 仮想化技術を用いたシステムの簡素化とコスト削減策 ~ 2009 年 6 月 30 日ヴイエムウェア株式会社テクノロジーアライアンス部長森田徹治

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なおあわたけ
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1 ついに登場 VMware vsphere 4 ~ 仮想化技術を用いたシステムの簡素化とコスト削減策 ~ 2009 年 6 月 30 日ヴイエムウェア株式会社テクノロジーアライアンス部長森田徹治

2 本日のアジェンダ IT 部門が抱える課題仮想化による TCO 削減 ITサービスのマネジメント VMware vsphere 4 の登場 2

3 IT 部門が抱える課題 -- 仮想化による TCO の削減 3

4 企業 IT 部門が抱える課題 IT 予算の使用目的 5 % インフラへの投資 23% アプリケーションへの投資 42% インフラのメンテナンス非常に複雑なシステム IT 予算の 70% 以上が現状維持のみに費やされている新たな技術開発や競争力の強化のための予算は 30% 未満しかない 30% アプリケーションメンテナンス 4

5 VMware が提供する仮想化の価値効率性の向上 IT as a Service 管理性の向上柔軟な選択肢の提供 5

6 VMware が提供する仮想化の特徴分割隔離同一基盤上で複数 OS を同時に稼動可能仮想マシン間でハードウェアリソースを共有同一基盤上で動作している仮想マシン同士は安全に隔離され相互に影響しないカプセル化ハードウェア非依存起動ディスクを含む仮想マシンの全ての情報はファイルとして格納仮想マシンは別のハードウェア上に移動させてもそのまま動作ファイルの特性を活かしコピーで別のハードに移動可能 6

7 仮想化の歩みホスト型の仮想化仮想マシンエミュレータ VMware Workstation ワークステーションの仮想化 VMware Workstation Windows/Linux デスクトップ PC/ ラップトップ PC 1999 CPU メモリディスク NIC 7

8 仮想化の歩みサーバ統合仮想マシンエミュレータ仮想化ハイパーバイザー VMware Workstation ワークステーションの仮想化 VMware ESX サーバの仮想化 VMware ESX x86 サーバ CPU メモリディスク NIC

ワークステーションの VMware 仮想化 VMware VMware ESX ESX ESX VMware ESX +

9 仮想化の歩み仮想インフラストラクチャ仮想マシンエミュレータ仮想化ハイパーバイザー仮想インフラストラクチャ VMware VMware ESX Workstation サーバの仮想化 VMware Infrastructure ワークステーションの VMware 仮想化 VMware VMware ESX ESX ESX VMware ESX + vcenter インフラストラクチャの仮想化 x86 サーバ x86 サーバ x86 サーバ

10 サーバ統合によるコスト削減サーバストレージネットワークファシリティ VMware 導入前 583 台 DAS 1,166 本の GE ポート / ケーブル 10 ラックスペース :6.5m 2 電源コスト空調コスト VMware 導入後 38 台 SAN 及び NAS 152 本の GE ポート / ケーブル 2 ラックスペース :1.2m 2 電源コスト空調コスト SAN LAN 10 日本での統合率は 6~12 対 1

サーバ統合によるコスト削減 : サーバハードウェアサーバ台数削減による効果 VMware 導入前 VMware 導入後 BEFORE - Virtualisation Type Quantity Price 1 CPU 0 $0 2 CPU 583 $15,000 4 CPU 0 $0 8 CPU 0 $0 AFTER - Virtualisation Type

11 サーバ統合によるコスト削減 : サーバハードウェアサーバ台数削減による効果 VMware 導入前 VMware 導入後 BEFORE - Virtualisation Type Quantity Price 1 CPU 0 $0 2 CPU 583 $15,000 4 CPU 0 $0 8 CPU 0 $0 AFTER - Virtualisation Type Quantity Price 1 CPU 0 $0 2 CPU 38 $10,000 4 CPU 0 $0 8 CPU 0 $0 最大で 545 台のサーバ台数を削減 Server Hardware Savings Year 1 Year 2 Year 3 Total $1,816,666 $1,816,666 $1,816,666 $5,450,000 5 億 5 千万円 11

12 サーバ統合によるコスト削減 : ネットワーク VMware 導入前 583 servers 2 NICs per server 1166 Network Ports VMware 導入後 38 servers 4 NICs per server 152 Network Ports 1014 のネットワークポートが削減可能 Network Savings Year 0 Year 1 Year 2 Year 3 Total $169,000 $169,000 $169,000 $507,000 5 千万円 12

13 サーバ統合によるコスト削減 : 電力と空調 583 台の物理サーバを38 台に統合サーバ1 台あたり1 年間で約 $2,000の電力空調コスト仮想化導入前 :$1.17M 仮想か導入後:76k (38 x $2,000) VMware 導入前 VMware 導入後 BEFORE - Virtualisation Type Quantity Power Rating 1 CPU 0 475W (0.475kW) 2 CPU W (0.550kW) 4 CPU 0 950W (0.950kW) 8 CPU W (1.6kW) AFTER - Virtualisation Type Quantity Power Rating 1 CPU 0 550W (0.550kW) 2 CPU W (0.675kW) 4 CPU W (1.15kW) 8 CPU W (1.9kW) Power Savings Year 0 Year 1 Year 2 Year 3 Total $365,000 $365,000 $365,000 $1,094,000 1 億円 13

14 サーバ統合によるコスト削減 : データセンタのスペースデータセンターのスペースを大きく削減 VMware 導入前 VMware 導入後 BEFORE - Virtualisation Required Space 6.5 sqr Metres Number of Racks 10 AFTER Virtualisation Required Space 1.2 sqr Metres Number of Racks 2 14

15 運用コストの削減 VMware 製品導入前 VMware 製品導入後管理者ごとのワークロード同じ数の人員でより多くの作業を行う = 運用コストの削減生産性向上の要因迅速なプロビジョニング動的なパッチ適用ダウンタイムなしのメンテナンス高可用性を備えた設計ディザスタリカバリの自動化出典 : IDC 社および VMware TAM プログラム 15

16 ビジネスの俊敏性を実現 VMware 導入前 (1 か月 ) サーバ / スペックの選定購入ラッキング / ケーブル結線 OS セットアップパッチ適用アプリケーションセットアップシステム起動 VMware 導入後 (15 分 ) 所要時間サーバ / スペックの決定 ESX の決定 VM を展開 / 起動物理作業なしより生産的に使えるようになる時間サーバ導入時の作業コストを大幅に削減俊敏性の向上 (Time to Market) サーバのプロビジョニングも含めた自動化 16

17 ダウンタイムなしのメインテナンス VMotion VMotion 1. 物理ホストのメンテナンスモードを有効にする 2. 実行中の仮想マシンを DRS が別のホストに移行アイドル状態のホストをシャットダウンしてメンテナンスを実行ホストを再起動すると DRS がワークロードを自動的に再調整 17

18 18 IT サービスのマネジメント

19 Core 数の増加とシステムパフォーマンス 1 台当たりの料金個別最適 ( 現在 ) 仮想物理環境プラットフォーム料金 VMware 平均 13:1 ( 今後 ) 仮想プラットフォーム 48:1~ XXX:1 CPU Road map 4 CPU Quad Core 4 CPU 6 Core 4 CPU?? Core 19

20 仮想環境のマネジメントの進化 Phase 1 ハイパーバイザーと仮想マシンを構成要素として管理 Phase 2 大きなリソースプール全体を動的に管理 Phase 3 インターナルクラウドのマネジメント物理から仮想への移行に伴い仮想マシンの管理の必要性性能アセスメント仮想マシンへの変換仮想マシンのプロビジョニングパッチ管理ミッションクリティカルなワークロードを含む巨大で複雑な仮想化データセンターの管理スケーラビリティー構成の自動化とコンプライアンスオペレーション管理ユーティリティーコンピューティングポリシー優先の自動化セルフサービス SAL に基づいた管理機構 20

21 データセンタの仮想化 : サーバ拡散からリアルタイムのインフラへサーバ拡散仮想化自動化ポリシー HW コスト削減柔軟性サービスレベル迅速なサービスサービス From Virtualization Changes Virtually Everything, Thomas Bittman, Gartner, November 2007.

22 JP1 の仮想化環境の監視 VMware 仮想化環境から物理サーバと仮想マシンの構成情報を一括収集仮想化環境におけるサーバの構成管理や運用の負担を軽減物理サーバと仮想マシンの複雑な構成を一括収集仮想環境を監視する監視ツリー画面を自動構成物理サーバと仮想マシンの構成を一括収集仮想環境の構成要素を一括登録 22

23 JP1 のリソース計画の支援機能物理サーバと仮想マシンの両方を監視し最適な仮想環境を実現するためのリソース情報を収集物理サーバと仮想マシンの両方の稼動監視 CPU メモリーディスクネットワークのリソース 23

24 24 VMware vsphere 4 の登場

25 仮想化の歩み仮想インフラストラクチャ仮想マシンエミュレータ仮想化ハイパーバイザー仮想インフラストラクチャ VMware VMware ESX Workstation サーバの仮想化 VMware Infrastructure ワークステーションの VMware 仮想化 VMware VMware ESX ESX ESX VMware ESX + vcenter インフラストラクチャの仮想化 x86 サーバ x86 サーバ x86 サーバ

Workstation ワークステーションの仮想化 VMware ESX サーバの仮想化 VMware ESX +

26 VMware の歩み ( クラウドのプラットフォームとして ) VMware のフォーカスは仮想化からクラウドへ仮想マシンエミュレータ仮想化ハイパーバイザー仮想インフラストラクチャクラウド OS VMware Workstation ワークステーションの仮想化 VMware ESX サーバの仮想化 VMware ESX + vcenter インフラストラクチャの仮想化 VMware vsphere クラウドインフラストラクチャの基盤

27 クラウドに向けたアプリケーションの定義 vapps は単一のインベントリアイテムとして管理可能なマルチティアアプリケーションサービスワンステップでの管理が可能複雑なセットアップと構成を排除アプリケーションサーバ vapp アプリケーションサーバデータベース仮想マシン仮想マシン仮想マシン OVF ディスクリプタリソースプール分散仮想化レイヤー 27

28 VMware の目指すクラウドコンピューティング社内クラウド外部クラウドアプリケーションアプリケーション管理クラウド OS 内部クラウド管理クラウド OS 外部クラウドこれまでにない新規市場を基盤とした規模の経済性 ( 生産拡大に伴いコストが削減し効率性が向上 ) サービスおよび変革を実現 28

29 アプリケーション要件を超える処理能力を提供 95% のサーバの稼働実態 * ESX3.5 が提供可能な VM のスペック ESX4.0 が提供可能な VM のスペック CPU 1~2 CPU 4way-vCPUs 8way-vCPUs アプリケーションの割合(%) メモリネットワークディスクIO ピーク時 4GB 未満 2.4Mbps 未満ピーク時 100 未満 64GB 9Gbps 100,000 IO 秒 255 GB 20Gbps < 200,000 IO 秒 * Source:VMwareCapacity Planner assessments アプリケーションのパフォーマンス要件 29

2 Database: MAXDB 7.7.04 SAP: ECC 6.0 / NetWeaver 7.

30 vsphere: SAP 仮想化のパフォーマンス 8 vcpu の構成でも物理の 85% の性能 CPU: 2 Intel Xeon X5570 at 2.93GHz (8 cores) Memory: 72GB Operating System: x64 SUSE Linux 10.2 Database: MAXDB SAP: ECC 6.0 / NetWeaver 7.0 SR2 Storage: iscsi filer with 24 1TB disks in a RAID 5 ホワイトペーパー : Virtualized SAP Performance with VMware vsphere 4 30

1 Oracle 11gR1 VMware ESX 15 % 未満のオーバーヘッド毎秒 8,900

31 vsphere: 仮想マシン性能のスケーラビリティトランザクションレート (1-way の仮想マシンに対する割合 ) Intel Xeon (Nehalem) ベースの 8-pCPU サーバ RHEL 5.1 Oracle 11gR1 VMware ESX 15 % 未満のオーバーヘッド毎秒 8,900 のトランザクション毎秒 60,000 の I/O 処理適切に使用される TPC-C ワークロードの実装 ( 結果は TPC-C に準拠しない ) 31

32 vsphere: 仮想マシンの性能 ;) Sun Fire 15k (2002 年頃 ) 32

33 ホットアド機能でオンデマンドキャパシティの実現最大で 8CPU 最大で 255GB 最大で 2TB * 60LUN 最大で 10 ポート CPU, メモリ, ネットワーク, ディスクなどの H/W リソースをオンラインで追加 / 拡張可能 33

34 34

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Presentation Template Koji Komatsu OpenStack Day 2013 Panel Discussion 2013-03-12 ヴイエムウェア株式会社テクニカルアライアンスマネージャ小松康二アジェンダ VMware のクラウドソリューション VMware と OpenStack クラウド時代の IT エンジニア - 2 - VMware のクラウドソリューション SDDC ( = Software-Defined Datacenter