アプローチ　第44号

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1 地 域 の 皆 様 と 共 に 歩 む ドクターのリレー 講 座 臨 床 研 修 Q & A 医 師 卒 後 臨 床 研 修 部 会 長 鈴 木 將 玄 領 収 書 明 細 書 の 読 み 方 第 14 回 病 院 見 学 ツアーを 開 催 しました マンモグラフィ 装 置 紹 介 病 院 の 周 りには 花 がいっぱい 病 院 ツアーズ No6 ICT 健 康 サポート 事 業 の 参 加 者 募 集! あんなバッジ こんなマーク 第 44 号 公 益 財 団 法 人 筑 波 メディカルセンターへ 移 行 いたしました 空 へ ボランティア 笹 澤 浩 子

2 ドクター のリレー 講 座 んでした 学 生 でも 医 師 でもない 中 途 半 端 な 立 場 であったため 反 対 運 動 がおこり 廃 止 されました 現 在 医 師 の 世 界 においてはインターンという 制 度 はありません 今 の 研 修 医 というのは 修 行 中 の 身 ではあるものの 医 師 国 家 試 験 に 合 格 し 医 師 免 許 を 持 っているれっきとした 医 師 なのです 科 産 婦 人 科 といった 当 院 にない 診 療 科 の 領 域 については 近 隣 の 診 療 所 や 協 力 病 院 において 研 修 す ることになっています 臨 床 研 修 Q & A 当 院 の 臨 床 研 修 のビジョンについて 指 導 はどのようにして 行 われているの? 研 修 する 診 療 科 の 体 制 などに よっても 異 なりますが おおむね 屋 根 瓦 方 式 といって すぐ 上 の 学 年 の 医 師 が 直 接 指 導 するような 体 制 になっています 入 院 患 者 さんの 診 療 におい ては 担 当 医 となり 毎 日 の 診 療 を 行 いますが 治 療 方 針 などは 主 治 医 である 上 級 医 とディスカッショ ンをしながらすすめていきます 救 急 外 来 などの 外 来 診 療 においては 常 に 指 導 医 が 近 くにいて 相 談 出 来 る 環 境 が 確 保 されていますので 診 療 の 質 が 保 たれるようになっています いかなる 状 況 でも 目 の 前 の 患 者 さんと 真 摯 に 向 き 合 える 医 師 を 養 成 する が 当 院 の 臨 床 研 修 のビ ジョンです ビジョンというと 何 か 堅 苦 しい 印 象 を 受 けますが 要 するに 筑 波 メディカルセンター 病 院 がどのような 医 師 を 育 てたいのかということです 医 師 になると ER 外 来 病 棟 災 害 現 場 など 様 々な 状 況 に 遭 遇 します そのような 様 々な 状 況 におい て 立 ち 往 生 せず 自 分 に 出 来 ることを 真 摯 に 実 行 出 来 る 医 師 を 育 てたいと 考 えています 医 師 卒 後 臨 床 研 修 部 会 長 すずき まさつね 鈴 木 將 玄 はじめに 臨 床 研 修 制 度 について 研 修 医 は 何 人 いるの? 採 用 する 研 修 医 の 定 員 は1 学 年 8 名 ですが 筑 波 大 学 附 属 病 院 からも 研 修 協 力 病 院 として 救 急 外 科 小 児 科 などで 多 数 の 研 修 医 を 受 け 入 れてい ますので 常 時 20 名 以 上 の 研 修 医 が 日 々 研 鑽 を 積 んでいます イベント 紹 介 (ほんの 一 部 です) 平 成 16 年 に 医 師 法 が 改 正 され 診 療 に 従 事 し ようとする 医 師 は 医 師 国 家 試 験 合 格 後 2 年 以 上 の 臨 床 研 修 を 受 けることが 義 務 化 されました 現 在 の 規 定 では 内 科 6ヶ 月 救 急 3ヶ 月 地 域 医 療 1ヶ 月 が 必 修 科 目 加 えて 外 科 麻 酔 科 小 児 科 産 婦 人 科 精 神 科 から2 領 域 を 選 択 すること が 義 務 づけられ( 選 択 必 修 ) それ 以 外 は 選 択 科 目 ということになっています 以 前 は 選 択 必 修 科 目 はすべて 必 修 だったのですが 制 度 が 変 更 されま した インターンって? どんな 勉 強 をしているの? 当 院 では 臨 床 研 修 制 度 が 始 まって 以 来 内 科 外 科 救 急 小 児 科 産 婦 人 科 精 神 科 地 域 医 療 全 てを 必 修 の 科 目 としています その 分 選 択 科 目 の 期 間 が 減 ることになりますが 当 院 の 強 みである 救 急 外 来 にはあらゆる 分 野 の 患 者 さんが 受 診 さ れますし あらゆる 状 況 で 立 ち 往 生 しない 医 師 を 育 てるのには 必 要 と 考 えるからです 内 科 系 は 循 環 器 内 科 呼 吸 器 内 科 総 合 診 療 科 を2ヶ 月 ずつ 回 ります 外 科 は 消 化 器 外 科 呼 吸 器 外 科 心 臓 血 管 外 科 から ひとつを 選 択 します これら に 加 え 整 形 外 科 放 射 線 科 脳 神 経 外 科 消 化 器 内 科 ( 院 外 実 習 )など 各 個 人 の 将 来 の 希 望 などにより 選 択 科 目 を 研 修 します なお 地 域 医 療 や 精 神 研 修 医 勉 強 会 : 毎 週 木 曜 日 には 研 修 医 自 らが 企 画 立 案 した 勉 強 会 が 行 われています 押 しつけ でなく 自 分 たちが 本 当 に 必 要 としているテーマ で 勉 強 会 が 行 われますので 効 率 よく 学 ぶことが できます 通 常 の 講 義 形 式 だけでなく 実 技 形 式 で も 盛 んに 行 われており 実 際 のスキルアップが 図 られています 臨 床 病 理 検 討 会 (CPC): 残 念 ながら 亡 くなら れた 患 者 さんで 病 理 解 剖 をご 承 諾 いただいた 事 例 について それまでの 臨 床 経 過 と 解 剖 所 見 をそれ ぞれの 立 場 から 検 討 していくスタイルの 症 例 検 討 筑 波 メディカルセンター 病 院 との 出 会 いはここから? 医 学 生 向 け 説 明 会 会 です 開 業 の 先 生 方 で 参 加 される 方 もおられ 活 発 な 議 論 が 展 開 されます 研 修 医 は 臨 床 側 病 理 側 それぞれの 担 当 となり 事 例 について 深 く 学 んでいきます 研 修 医 学 術 集 会 : 自 分 が 担 当 した 症 例 を 発 表 したり あるテーマについてのまとめを 行 った り 実 際 の 学 会 発 表 さながらに 年 1 回 行 われる 学 術 集 会 です 本 当 の 学 会 発 表 の 練 習 のためにと 始 められた 学 術 集 会 ですが 回 を 重 ねるごとにレベ ルアップ ここでの 発 表 をそのまま 学 会 発 表 する ことも 珍 しくなくなってきました かつては 医 学 部 を 卒 業 したのちにインター ンを 終 了 しないと 医 師 国 家 試 験 を 受 験 出 来 ませ おわりに さて 研 修 医 について 解 説 していきました が いかがでしたでしょうか? 一 日 も 早 くみな さんのお 役 に 立 てるような 医 師 を 育 てるべく 病 院 一 丸 となって 指 導 して 参 りますので ご 協 力 よ ろしくお 願 いいたします 初 期 研 修 (2 年 ) 終 了 の 卒 業 式 つくば 研 修 医 学 術 集 会 2 3

3 初 再 診 料 ( 診 察 料 ) 医 学 管 理 料 ( 指 導 料 ) 投 薬 料 注 射 料 処 置 料 手 術 料 麻 酔 料 検 査 料 在 宅 医 療 料 ( 在 宅 料 ) 10 病 理 診 断 料 11 画 像 診 断 料 リハビリテーション 放 射 線 治 療 料 ( 放 射 線 ) 精 神 科 専 門 療 法 15 入 院 料 等 16 食 事 生 活 療 養 17 ( 精 神 ) ( 標 準 負 担 額 ) その 他 ( 一 般 点 数 ) B:DPC 包 括 入 院 料 (DPC) C: 保 険 外 併 用 療 養 費 A+B 21 C 22 公 費 一 部 負 担 金 23 合 計 請 求 金 額 24 過 不 足 金

4 病 院 見 学 ツアー マンモグラフィ 装 置 花 が いっぱい さて ここから 探 険 です No.6 スタート Q どのような 意 図 で 設 置 されていますか? A. Q どのようなスタッフが 関 わっていますか? A. 患 者 家 族 相 談 支 援 センター 探 検 Q 今 までの 主 な 相 談 内 容 を 教 えてください A. Q どんな 時 に 活 用 したらよいですか? A. ゴール 6 7

5 つくば 市 天 久 保 TEL 発 行 人 病 院 長 じくや ともあき 軸 屋 智 昭 ホームページ: 当 院 では 個 人 情 報 保 護 法 の 施 行 に 伴 い 患 者 さんの 個 人 情 報 については 利 用 目 的 を 明 確 にし その 取 り 扱 いには 万 全 の 体 制 で 取 り 組 んでおります