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1 中国における経営管理機構 2009 年 4 月 日本貿易振興機構 ( ジェトロ )

2 本報告書の利用についての注意 免責事項 本報告書は 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) 北京センターが 2009 年 3 月現在入手している情報に基づくものであり その後の法律改正等によって変わる場合があります また 掲載した情報 コメントは筆者及びジェトロの判断によるものですが 一般的な情報 解釈がこのとおりであることを保証するものでないことを予めお断りします ジェトロは 本報告書の記載内容に関して生じた直接的 間接的 派生的 特別の 付随的 あるいは懲罰的損害および利益の喪失については それが契約 不法行為 無過失責任 あるいはその他の原因に基づき生じたか否かにかかわらず 一切の責任を負いません これは たとえジェトロがかかる損害の可能性を知らされていても同様とします 本報告書にかかる問い合わせ先 : 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) 在外企業支援 知的財産部在外企業支援課 東京都港区赤坂 TEL: FAX:

3 アンケート返送先 FAX: ジェトロ在外企業支援課宛 ジェトロ調査報告書のご利用アンケート ~ 中国における経営管理機構 ~ 本報告書をご利用いただき 誠に有難うございました ジェトロの今後のサービス向上に向けて 皆様のご意見を伺いたく存じますので アンケートにご記入下さいますようご協力をお願い申し上げます 質問 1: 本報告書は 日本企業が中国において現地法人を設立 運営の際 把握しておかねばならない経営管理機構の役割 義務等について 日本企業担当者向けに読みやすくかつ分かり易いマニュアルとして作成いたしましたが どの程度満足されましたか?( をひとつ ) 4. 満足 3. まあ満足 2. やや不満 1. 不満 質問 2: 上記のように判断された理由 またその他本報告書に関するご感想をご記入下さい 質問 3: その他 ジェトロへの今後のご希望等がございましたら ご記入下さい ふりがな会社 お名前団体名部署名役職 住所 TEL FAX URL 今後 お客様のご関心のあると思われるジェトロおよび関係機関の各種事業 アンケート調査等のご案内の可否につき 該当欄に をご記入願います < 送付可 送付不可 > ご記入頂いたお客様の情報は適切に管理し ジェトロのサービス向上のために利用します お客様の個人情報保護管理者 : 在外企業支援課長 TEL: ご協力有難うございました

4 はじめに 多くの日系企業が進出し 中国関連の情報も日本にあふれ 董事会 総経理 などといった言葉は一般的に使われるようになっています こうした中国の経営管理機構の役割を正しく把握しておくことは これから中国へ進出する企業 既に進出済みの企業にととっても不可欠です 経営管理機構に対する理解不足 これにまつわる定款の不十分さなどから紛争時に困難に巻き込まれる事例もみられています そこで 日本企業が中国において現地法人を設立する際 把握しておかねばならない経営管理機構の役割 義務 その業務執行および運営に関する注意点及び問題点 併せて定款作成時の注意点について調査し 日本企業担当者にとって 読みやすくかつ分かり易いマニュアルを作成致しました 本資料はジェトロ北京センターが森 濱田松本法律事務所北京代表処に依頼し取りまとめたものです 皆様のご参考になれば幸いです 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) 2009 年 4 月

5 目次 Ⅰ 総論 1 1. 会社の種類 1 2. 中国の会社機関 3 Ⅱ 外商投資企業と会社機関 7 1. 総論 7 2. 中外合弁企業 8 3. 中外合作企業 外商独資企業 外商投資株式会社 49 Ⅲ 企業内部統制規範について 内部統制について 企業内部統制基本規範 (C-SOX 法 ) の概要 適用範囲 まとめ 61 定款サンプル 1 中外合弁企業 62 定款サンプル 2 外商独資企業 ( 単独出資 ) 68

6 中国における経営管理機構 Ⅰ 総論 1. 会社の種類 (1) 外商投資企業の種類外国会社が中国国内に設立できる会社 ( 外商投資企業 ) は 出資形態により 以下の中外合弁会社 中外合作会社 外商独資会社及び外商投資株式会社の 4 種類の会社に分かれます 中外合弁会社 中外合作会社及び外商独資会社は有限責任会社で 外商投資株式会社は株式会社です 有限責任会社と株式会社の異同については 下記 (2) をご参照下さい < 中国における会社の種類 > 内資企業有限責任会社外商投資企業 中国内資有限責任会社中外合弁企業 ( 中国企業とのジョイントベンチャー ) 中外合作企業 ( 契約で利益配当率を決める ) 外商独資企業 (100% 外国資本 ) 株式会社内資企業中国内資株式会社 外商投資企業 外商投資株式会社 外商投資企業は の会社です 外商投資企業の種類は以下のとおりです 1 中外合弁会社 : 外国投資者と中国企業が共同で設立する有限責任会社で それぞれが出資比率に応じた利益配当を受ける会社 2 中外合作会社 : 外国投資者と中国企業が共同で設立する有限責任会社で 出資方式 損益分担方法と利益配当比率が比較的フレキシブルで外国企業による利益配当の早期回収なども認められている会社 なお パートナーシップや法人格がない合作企業もあります (2) 有限責任会社と株式会社 3 外商独資会社 : 外国投資者の出資のみで設立される有限責任会社 中国の内資企業には 大きく分けて 以下の 2 種類の会社があります ( 会社法 2 条 ) 4 外商投資株式会社 : 外国企業が出資する ( 基本的 25% 以上 ) 株式会社 1

7 有限責任会社 株式会社 どちらの会社でも 株主の責任は有限責任ですが 有限責任会社では株主の会社 に対する持分が 出資持分 という概念で表わされ 株式会社では 株式 で表 わされます 有限責任会社と株式会社の主な異同は以下のとおりです 有限責任会社 株式会社 株主の責任の範囲 有限責任 有限責任 株主数 1~50 名 ( 一人会社 ) ( 会社法 24 条 ) 2~200 名 ( 注 1)( 一人会社 ) ( 会社法 79 条 ) 株主の持分 出資持分 株式 持分の譲渡 制限あり ( 他の株主の過半数の同意が必要 原則自由 ( 会社法 138 条 ) ( 会社法 72 条 ) など ) 最低資本金 3 万元 ( 会社法 26 条 2 項 ) 500 万元 ( 注 2)( 会社法 81 条 3 項 ) ( 注 1) 発起人の人数制限です 株主数の上限に制限はありません ( 注 2) 外商投資株式会社の最低資本金は 3000 万元です 株式会社の設立は 有限責任会社よりもハードルが高いものとなっています 有限責任会社と株式会社の異同は 外商投資企業にも性質上可能な限りで あて はまります 2

8 2. 中国の会社機関 (1) 種類中国の外商投資企業の機関設計は 外商投資企業の性質に応じてそれぞれ異なっていますが 外商投資企業の機関については後述 3 以降で述べたいと思います ここでは まず機関設計の基本となる中国の内資企業の機関設計について見て行きたいと思います 中国の機関設計における主要な機関は以下のとおりです 会社の種類 有限責任会社 株式会社 設置機関 株主会 / 董事会 or 執行董事 / 董事長 / 監事会 or 監事 / 総経理 株主総会 / 董事会 / 董事長 / 監事会 / 総経理 (2) 内容 中国の内資企業の主な会社機関の関係を図解すると 以下のようになります 株主 投資 株主会 or 株主総会 審議 承認 報告 任命 解任 審議 承認 報告 任命 解任 董事会 or 執行董事 監督 監事会 / 監事 董事長選任 董事長副董事長 監督 任命 解任 経営管理機関 総経理 3

9 (3) 各機関の内容 中国の内資企業の各機関の内容は以下のとおりです (i) 株主会 / 株主総会株主会 ( 中国語で 股东会 ) と株主総会 ( 中国語で 股东大会 ) はともに 会社の全株主で構成される会社の最高意思決定機関で 会社の基本的重要事項を決定します ( 会社法 37 条 38 条 99 条 100 条 ) 株主会と株主総会の決議事項は 会社の経営方針 董事 監事の選任 解任 予算 決算案の審議 承認などです この点日本の株主総会と同様です 有限責任会社の場合は株主会と言い ( 会社法 37 条 ) 株式会社の場合は株主総会と言います 有限責任会社 : 株主会 株式会社 : 株主総会 最高意思決定機関 (ii) 董事会 / 執行董事董事会は 董事によって構成され 株主会または株主総会に対して責任を負う 業務執行機関です ( 会社法 45 条 47 条 109 条 ) 董事会は株主会の決議を実行し 会社の予算 決算案や合併 分割 解散案などを立案し 内部管理機構の設置や総経理の任命などを行います なお 有限責任会社のうち 株主の人数が比較的尐ない又は規模が比較的小さい会社は 執行董事を 1 名おいて董事会を設置しないこともできます ( 会社法 51 条 ) 株式会社 有限責任会社 : 董事会 小さい有限責任会社 : 執行董事 業務執行機関 (iii) 董事長董事会設置会社は 董事長を 1 名設置しなければいけません ( 会社法 45 条 110 条 ) 董事長は 董事会会議を招集 主宰する会社機関で 董事の一人です 有限責任会社では董事長の選出方法は定款で自由に定めることができますが ( 会社法 45 条 ) 株式会社では全董事の過半数で選出されます( 会社法 110 条 ) 董事長が 会社の法定代表者となることが多いので その点日本の代表取締役と似ていますが 日本の代表取締役は必ず会社の代表権を有するのに対し 中国の法定代表者には 董事長 執行董事または総経理のいずれかがなる ( 会社 4

10 法 13 条 ) ので 董事長が必ずしも法定代表者にならない点など異なる点も多い です 董事長 執行董事 総経理 代表権 (iv) 総経理総経理は 会社の日常の経営管理機関の責任者で 董事会により任命 解任され 総経理は 董事会の決議事項を実施します ( 会社法 50 条 114 条 ) 総経理は 董事会の決議事項を実施する点で 日本の代表取締役と似ていますが 董事長と同じく必ずしも法定代表者になる訳ではない点など異なる点も多いです 総経理 日常の経営管理 (v) 監事会 / 監事監事は 会社の財務検査や 董事及び高級管理職の職務執行に対する監督を行う会社機関です ( 会社法 52 条 54 条 118 条 119 条 ) 監事は 監督機能を果たす必要があるので 会社の董事及び高級管理職を兼任することはできません 株式会社の場合 監事会の設置が必要で 監事会は 3 名以上の監事で構成されます 有限責任会社の場合で 株主の人数が比較的尐ない又は規模が比較的小さい会社の場合は 1~2 名の監事だけをおいて監事会を設置しないこともでます 監事会 監事は 日本の監査役会 監査役と同様の機能を有する機関です 株式会社 有限責任会社 : 監事会 小さい有限責任会社 : 監事 監督 (vi) その他 (a) 副董事長 董事会設置会社は 副董事長を選任することができます ( 会社法 45 条 3 5

11 項 110 条 ) 副董事長は 董事長が職務を履行できない場合 または履 行しない場合に 代わりに董事長の職務を行う会社機関です ( 会社法 48 条 ) (b) 副総経理 総経理の指名に基づき董事会が選任する機関で 総経理を補佐する機関 です ( 会社法 50 条 114 条 ) 副董事長 : 董事長の補佐 副総経理 : 総経理の補佐 補佐 6

12 Ⅱ 外商投資企業と会社機関 1. 総論 (1) 会社法と外商投資企業中国の会社法は 中国の内資企業に適用されるだけでなく 外商投資企業にも適用されます しかし 中外合弁会社 中外合作会社 外商独資会社 外商投資株式会社には それぞれ中外合弁企業法 中外合作企業法及び外商独資企業法などの特別法も適用されます そこで 会社内の経営管理機構も 会社法のみが適用される中国内資企業とは異なる部分があります (2) 外商投資企業と会社機関 Ⅰで記載した会社機関は 会社法が適用される中国の内資企業を前提としたもので 外商投資企業にもそのままあてはまるという訳ではありません 外商投資企業の機関は それぞれの種類ごとに 適用される特別法に応じて必要な会社機関やその役割が異なっています そこで 以下では 外商投資企業の種類ごとに必要な会社機関とその役割をまとめています 7

13 2. 中外合弁企業 (1) 総論中外合弁企業とは 外国投資者と中国企業が共同で設立する有限責任会社のうち それぞれが出資比率に応じた利益配当を受ける会社のことを言います ( 中外合弁企業法 1 条 ) 中外合弁企業においては 会社経営において 外国側出資者と中国側出資者の意思を出資持分に応じて公平に反映することが重要になります そこで その目的に沿うような機関設計が求められます * 中外合弁企業には 会社法の他 主な特別法である中外合弁企業法や中外合弁企業実施条例が適用されます (2) 必要な会社機関 中外合弁企業に必要な機関は以下のとおりです 董事会 最高意思決定機関 業務執行機関 董事 董事会の構成員 董事長 法定代表者 総経理 日常的経営管理 監事会 / 監事 董事 高級管理職の監督 株主会 最高意思決定機関としての株主会は設置できない (i) 董事会中外合弁企業では 各出資者が任命 解任する董事によって構成される董事会が 最高意思決定機関であり 業務執行機関になります 董事会は 合弁企業の一切の重要事項を決定します ( 中外合弁企業法 6 条 中外合弁企業法実施条例 30 条 ) (ii) 董事 董事は 各出資者によって任命 解任され 最高意思決定機関である董事会 を構成します ( 中外合弁企業法 6 条 ) (iii) 董事長 副董事長 董事長は 中外合弁企業の法定代表者です ( 中外合弁企業実施条例 34 条 ) 副董事長は 董事長を補佐する機関です 董事長が職責を果たせないときは 8

14 副董事長またはその他の董事に中外合弁企業を代表する権限を委任しなけれ ばなりません (iv) 総経理 副総経理総経理は 董事会の各種決議を執行し 中外合弁企業の日常的経営管理を組織 指導します 副総経理は総経理の任務を補佐する機関です ( 中外合弁企業法実施条例 35 条 36 条 ) (iv) 監事会 / 監事監事会または監事は 会社の財務検査や 董事及び高級管理職の職務執行に対する監督などを行う会社機関です ( 会社法 54 条 ) 2006 年 1 月 1 日から施行された改正後の会社法 ( 以下 改正会社法 または単に 会社法 と言います ) では 有限責任会社及び株式会社に監事会または監事の設置が義務付けられました ( 会社法 54 条 118 条 ) そして かかる規定は外商投資企業にも適用されるので 改正会社法施行後 すなわち 2006 年 1 月 1 日以降に設立された中外合弁会社には監事会または監事の設置が必要になります それでは 改正会社法施行前に設立された会社についてはどうでしょうか? この点 国家工商行政管理総局が 2006 年 9 月に公布した実施意見の重要事項解説 ( 以下 重要事項解説 と言います ) によれば 2006 年 1 月 1 日より前に設立された中外合弁会社には 監事または監事会の設置は不要という解説があります そこで 改正会社法施行前に設立された会社は 原則として監事または監事会の設置は不要で 定款を変更してまで監事会または監事を設ける必要はないと考えます 但し 新たに定款を変更する際には 各地方の審査認可機関等から監事会または監事を設置することを指導されることが多いです また 監事または監事会の取り扱いは各地方によって異なっています 改正会社法施行前に設立した会社で かつ定款変更の手続き等をしていないのに 地方の工商局などから事実上監事の設置を要求されている例もありますので 注意が必要です 中外合弁企業に株主会を設置できますか? ( 答 ) できないと考えます 普通 株主会は会社の最高意思決定機関ですが 中外合弁企業では董事会が最高意思決定機関なので その機関設計と矛盾する株主会は設置できないものと解釈されることが一般的です 9

15 以上まとめると 中外合弁企業における機関の内容は下図のとおりになります < 中外合弁企業の機関 > 中国側出資者 外国側出資者 任命 解任董事会董事長董事長副董事長 監督 任命 解任 監事会 / 監事 その他董事 経営管理機関 任命 解任 監督 総経理 副総経理 : 必要的設置機関 : 改正会社法により設置が必要になった機関 10

16 (3) 各機関の内容 (i) 董事会 (a) 概要中外合弁企業では 各出資者が任命 解任する董事によって構成される董事会が 最高意思決定機関であり かつ業務執行機関になります ( 中外合弁企業法 6 条 中外合弁企業法実施条例 30 条 ) (b) 決議事項董事会は 合弁企業の一切の重要事項を決定します 法律で董事会の決議事項と定められている事項は以下のとおりです ( 中外合弁企業法 6 条 ) なお それぞれの重要度に応じて 董事会の決議方法が異なっています 1 定款の変更 2 登録資本金の増加 減尐 3 合併 分割 中途終了 解散 会社形態の変更 4 持分譲渡 5 経営方針 投資計画の決定 董事会決議事項 6 予算案 決算案の審議 承認 7 利益配当案 欠損補填案の審議 承認 8 清算委員会の構成員の選任 9 総経理 副総経理 総工程師 総会計士 会計監査人の任命 解任 10 内部規則 労働賃金計画等の決定 11 その他定款で定めた事項 は全会一致決議事項です 4 は実質的には全会一致決議事項として扱われることが多いです 11

17 1 全会一致決議事項以下の事項は董事会の決議事項の中でも特に重要なので 中外合弁企業及び中外合作企業では 法律上 董事会において出席董事の全員一致によって決議しなければいけないとされています ( 中外合弁企業法実施条例 33 条 ) これは強行規定です 1 定款の変更 全会一致決議事項 2 登録資本金の増加 減尐 3 合併 分割 中途終了 解散 会社形態の変更 法律上董事会の全会一致決議となっている事項について 定款で 3 分の 2 以上の董事の賛成によって決議する など 異なる決議方法を定めることができますか? ( 答 ) 強行規定なのでできません 法律上の全会一致決議事項以外にも 定款で全会一致決議事項を追加することはできますか? ( 答 ) できます 法定の全会一致決議事項は 最低限のものです 実務上は 各会社の実情にあわせて全会一致決議事項を追加することが重要です 全会一致決議の意義 マイノリティ出資者に拒否権があることになります すなわち 大株主であっても 全会一致決議の対象事項については 他の株主の協力なしに会社をコントロールすることはできません 全会一致決議 の 全 董事とは 総董事の全員の賛成が必要ですか? そ れとも董事会に出席した董事の全員の賛成があればいいですか? ( 答 ) 出席董事の全員の賛成があれば決議できます 12

18 2 普通決議事項董事会決議事項のうち 全会一致決議事項以外の以下の事項は 各会社が決議方法を定款で自由に定めることができます ( 中外合弁企業法実施条例 33 条 ) 一般的には 出席董事の過半数の賛成で決議する と定められていることが多いですが 出席董事の 3 分の 2 以上の賛成で決議する 等規定することも可能です 5 経営方針 投資計画の決定 6 予算案 決算案の審議 承認 7 利益配当案 欠損補填案の審議 承認 普通決議事項 8 清算委員会の構成員の選任 9 総経理 副総経理 総工程師 総会計士 会計監査人の任命 解任 10 内部規則 労働賃金計画等の決定 11 その他定款で定めた事項 定款で董事会の決議方法を定めるには 事前に各決議方法が各出資者にとってどのような影響を生じるかについて よく検討することが必要です 例 )A 社 ( 支配株主 ) にとって 3 分の 2 or 4 分の 3 のどちらの決議方法を選択するべきでしょうか? A の董多数決董事の人事会出コントロールの強弱数配分 席者数 A:8 全員 他の株主の 他の株主の 2/3 のときは 合弁会社を自社のみでコントロールできる B:2 12 人 出席 協力不要 協力必要 3/4 になると他の当事者との協力が不可欠 C:2 5 人出席 他の株主の協力必要 他の株主の協力必要 表決数の割合が 2/3 でも 3/4 でも他の当事者との協力が必要 13

19 定款にどのようなことを記載するべきでしょうか? ( 答 ) 定款変更は全会一致決議事項です そこで 後に頻繁に変更する可能性がある事項を定款に記載してしまうと 董事会の全員一致決議がとれず必要な変更ができなくなるリスクがあります また 大株主の場合は 全会一致決議事項は尐ない方が有利ですので 定款の必要的記載事項以外の事項は 定款に記載しない方が有利です 他方マイノリティ出資者の場合は なるべく多くの事項を定款に記載した方が 拒否権発動の機会が増えて有利です ご参考までに 以下の事項は定款に規定されることが多い事項です 新会社の設立及びその他の会社の買収又はその他の会社への出資 総経理及び財務部長の任免 待遇 その他高級職員の待遇の決定 清算委員会の構成員の選任 対外的な借入 貸付及び中国政府が許可したその他の融資方式の決定 会社の資産に設定する抵当権等の担保方式の決定及び対外的な保証の決定 支店等の設置又は廃止の決定 14

20 (c) 招集手続き董事会の招集は 董事長が行います ( 中外合弁企業法実施条例 32 条 ) 董事会招集の注意点は以下のとおりです 董事会招集時の注意点招集権者董事長最低回数 1 回 / 年開催地原則として中外合弁企業の法定住所の所在地で開催する ( 注 ) ( 注 ) 任意規定ですので 法定所在地でない場所で開催することもできます 董事会の招集通知は送付しなければならないでしょうか? ( 答 ) 董事会の招集通知の発送は法律上の義務とはされていません しかし 非常勤董事や外国側出資者の董事の場合 会社の動きに気づかないこともあり 招集通知がないと董事会に出席できず 拒否権等を行使できなくなるおそれがあります そこで 定款で別途招集通知を送付することを定めて 招集通知の送付を義務化する方が 有効な董事会の運営ができると考えます 定款には 通常 董事長が会議招集 1 ヶ月前までに董事会の招集通知及び議案を書面で各董事に発送する必要があります 等規定されることが多いです 董事会の招集通知には何を記載すればいいでしょうか? ( 答 ) 招集通知を送付する場合 尐なくとも以下の記載は必要です 1 議題 2 開催地 3 開催期日 特に外国出資者がマイノリティの場合は 招集通知の記載内容も 定款で明確に記載する方が望ましいです 但し 召集通知を厳格に要求することは機動的な董事会運営を阻害するおそれもありますので マジョリティの場合に 招集通知の内容まで具体的に定款に規定するかどうかは 検討が必要です 董事長が董事会を招集しない場合 董事会は開催できないのでしょうか? ( 答 ) できます 董事長が職務を履行しない場合は 副董事長が招集 主宰します 副董事長が職務を履行しない場合は 半数以上の董事が共同で推薦する 1 名の董事が招集 主宰します 15

21 董事長が董事会を招集しない場合の董事会の招集方法 < 定時会議 > 董事長が職務を履行しない場合 副董事長が職務を履行しない場合 董事長が董事会会議を招集 主宰 副董事長が招集 主宰 半数以上の董事が共同推薦する 1 名の董事が招集 主宰 < 臨時会議 > 3 分の 1 以上の董事が提議 董事長が董事会を招集 主宰 16

22 (d) 董事会の運営 董事会を主宰して運営するのも董事長です ( 中外合弁企業法実施条例 32 条 ) 董事会の運営の注意点は以下のとおりです 董事会運営の注意点 主宰者 董事長 構成人数 3 人以上 13 人 ( 注 ) 定足数 全董事の 3 分 2 以上 議決権 1 人 1 票 代理出席の可否 決議方法 全会一致決議あり それ以外は定款で規定 議事方式 定款で規定 開催地 通常 法定住所の所在地 ( 注 ) 会社法 45 条の董事の人数制限は外商投資企業にも当てはまると考えられます 董事長の議決権に特権を設けることはできますか? ( 例 : 定款で 董事長は一般の董事の 2 倍の議決権を持つ と規定する ) ( 答 ) 董事の董事会における議決権は 1 人 1 票 と法律で決められ 職務 能力 貢献 出資比率等の違いによる議決権の差異を設けることはできません よって 董事長であっても 1 人 1 票 の原則に反する特権を設けることはできません 17

23 実際に董事を一箇所に集めずに 通信や書面で董事会を開催できますか? ( 答 ) できます 法律には規制はありません 定款に議事規則を明記し その中で通信 書面などによる董事会開催を明記すれば可能です ( 中外合弁企業法 33 条会社法 44 条 ) 董事が出席できない時 代理人が出席することができますか? ( 答 ) できます その場合 代理人になろうとする人に 授権範囲を記載した書面の委任状を提出することが必要です ( 中外合弁企業法実施条例 32 条 2 項 ) 董事でない一般の社員を代理人にすることもできますか? ( 答 ) できます 代理人の要件には法律上の制限はありません 董事以外の社員でも第三者でも代理人になれます 但し 董事会の混乱を防ぐため 代理人の選任は慎重に行うことが必要です 董事会の有効な運営のために 代理人 1 名が董事 1 名を代理するべきと解されています 董事会の議事録を作成する必要がありますか? ( 答 ) 必要です 董事会の議事録には 議案 決議 議事進行の要点を含めなければならず 主宰者及び出席董事が署名した後 原本を会社で保管します 董事会を董事 2 人で構成することはできますか? ( 答 ) できません 董事会を構成する董事の人数は最低 3 人です 董事の辞任等で 董事会の人数が法定人数より尐なくなった場合はどうすればいいですか? ( 答 ) 新しい董事が選任され就任するまでは もとの董事が董事の職務を履行しなければいけません ( 会社法 46 条 2 項 ) 18

24 (ii) 董事 (a) 就任資格董事は 董事は 中外合弁企業においては最高意思決定機関である董事会の一員であるので その就任資格には制限があります 以下に該当する人は 董事になることができません ( 会社法 147 条 ) 民事行為無能力者 ( 例 : 未成年者 ) 制限民事行為能力者 ( 例 : 精神病患者 ) 欠格事由 破産し清算した会社の董事 総経理 工場長を務め 当該会社の破産に個人として責任のある者で 破産し清算が完了した日から 3 年に満たない場合法律違反により営業許可証を取り消された会社の法定代表者で 個人として責任のある者で 当該会社が営業許可証を取り消された日から 3 年に満たない場合 個人として負っている比較的大きな債務の期限が到来 したにもかかわらず 弁済を完了していない者 汚職 収賄等により刑罰の判決を受け 執行期間満了後 5 年に満たない者 19

25 (b) 選任方法 任期等 董事は 各出資者が出資持分の比率に応じた人数を任命します ( 中外合弁企業 法 6 条 ) 董事の任期は 3 年以下です ( 注 ) 注 ) この点 中外合弁企業法では董事の任期は 4 年とされています ( 中外合弁企業法実施条例 31 条 2 項 ) しかし 2006 年 1 月 1 日から施行された改正会社法では 董事の任期は 3 年以下とされました ( 会社法 46 条 1 項 ) そこで 2006 年 1 月 1 日以後に設立された会社の場合 董事の任期を 3 年と規定する方が安全であると考えます 董事の任期を 1 年とすることもできますか? ( 答 )3 年は最長期間なので 任期を 1 年とすることもできます 外国企業と中国企業が派遣する董事の割合に 制限はありますか? ( 答 ) 制限はあります 中外合弁企業の董事会は最高意思決定機関なので 各株主が出資比率に応じて意思を反映できるようにする必要があります よって 基本的には 各株主は出資比率を参考にした人数配分の董事を派遣することとされています ( 中外合弁企業法実施条例 31 条 1 項 ) 注 ) 董事数と出資比率はともに会社定款の必要的記載事項であり 定款は審査認可機関の認可を受ける必要があるので 董事の人数配分によっては認可がおりない場合があります しかし 人数配分と出資比率がどの程度一致すればいいかについては 運用が一定していません 一般に制限類については比率について厳格に判断される傾向にあるので 出資比率について中国側がマジョリティの場合に 外国側が董事の人数配分でマジョリティの定款は認可を受けられないと考えますが 奨励類の場合にどの程度までの人数配分が認可されるかについては ケースバイケースとなっています 20

26 (c) 董事の義務董事は 会社の最高意思決定機関の構成員として 会社に重大な影響を与える機関です 董事の不適切な行動が 会社に甚大な損害をもたらす可能性もあります そこで 一般の従業員とは異なり 以下のような特別な義務や責任を負っています ( 会社法 148 条 149 条 150 条条 ) 会社に対する忠実義務及び勤勉義務忠実義務 忠実義務 権限を利用して賄賂又はその他の不法な収入を得た り 会社の財産を横領したりしてはいけない 禁止事項 会社資産の流用 会社資金を自分の個人名義又はその他の個人名義で 口座を開設し預金すること 定款の規定に反し 株主会 株主総会又は董事会の同意 を得ずに 会社の資産を他人に貸し付け 又は会社の財 産を他人のために担保として提供すること 定款の規定に反し 又は株主会 株主総会又は董事会の 同意を得ずに 自社と契約を締結し 又は取引を行うこ と 株主会又は株主総会の同意を得ずに 職務上の便宜を利用して自己のため 又は他人のために会社の商機を奪い 在任する会社と同種の業務を自営し 又は他人のために経営すること 他人と会社との取引のコミッションを受け取り自己 のものとすること 会社の機密を無断で開示すること 会社に対する忠実義務に反するその他の行為 賠償責任 法律又は定款に違反し 会社に損害を与えた場合 賠償責任を負う 21

27 (iii) 董事長 副董事長 (a) 選任方法董事長と副董事長は 各出資者が協議により確定するか 董事会が選任します 各出資者の公平を図るため 董事長を中国側か外国側のどちらかから任命した場合 副董事長は他方が任命します ( 中外合弁企業法 6 条 ) (b) 権限董事長は 中外合弁企業の法定代表者です ( 中外合弁企業実施条例 34 条 ) 副董事長は 董事長を補佐する機関です 董事長は職責を果たせないときは 副董事長またはその他の董事に中外合弁企業を代表する権限を委任しなければなりません 董事長は 対外的には中外合弁企業を代表し 対内的には董事会を招集 主宰し 董事会決議に基づき業務を執行します 董事長を外国側出資者が任命することもできますか? ( 答 ) できます 副董事長を 2 名選任してもいいでしょうか? ( 答 ) 問題ありません 副董事長は人数制限がないので 中国側出資者と外国側出資者が 1 名ずつ任命することもできます 22

28 (iv) 総経理 副総経理 (a) 選任方法中外合弁企業では 総経理 1 名と副総経理若干名を設置する必要があります 中外合弁企業では 総経理及び副総経理はともに董事会が任命 解任します ( 中外合弁企業法実施条例 36 条 37 条 ) (b) 権限総経理は 董事会の各種決議を執行し 中外合弁企業の日常的経営管理を組織 指導し 董事会から与えられた権限の範囲内で中外合弁企業を代表し 体内的に従業員を任免し その他董事会から委任された職権を行使します 副総経理は総経理の任務を補佐する機関です 総経理は 重要問題を解決する場合は 副総経理と協議しなければなりません ( 中外合弁企業法実施条例 35 条 36 条 37 条 ) 外国人も総経理に就任できますか? ( 答 ) できます 総経理がサインした契約書は有効でしょうか? ( 答 ) 中外合弁企業では董事長が法定代表者なので 会社の契約書は董事長が董事会の決議に基づいてサインする必要があります しかし 総経理も董事会から与えたれた権限の範囲内で代表権を有しますので 当該契約書の締結権が董事会から総経理に授権されていれば 総経理がサインした契約書も有効です A 会社の中国合弁会社である B 会社で総経理に就任していますが A 会社がさらに中国企業と合弁で C 会社を設立することになりました C 会社でも総経理に就任してもいいでしょうか?C 会社の董事や董事長はどうですか? ( 答 ) 会社の総経理 副総経理は他の経済組織の総経理 副総経理を兼任することはできません ( 中外合弁企業法実施条例 37 条 4 項 ) そこで 総経理への就任はできません 他方 株主会 ( 合弁企業の場合 董事会 ) の同意を得れば C 会社の董事や董事長への就任は可能と解されます 23

29 (iv) 監事会 / 監事 (a) 要否中外合弁企業法には 監事会や監事についての規定はなく 従前の中外合弁企業には監事会または監事は設置されないことがほとんどでした しかし 2006 年 1 月 1 日から施行された改正会社法においては 有限責任会社において監事会または監事のいずれかを設置することが義務付けられました ( 会社法 52 条 ) 中外合弁企業も有限責任会社ですので 2006 年 1 月 1 日以降に設立された中外合弁会社には 監事会または監事の設置が必要になります 2006 年 1 月 1 日より前に設立された中外合弁会社は 原則として監事を設ける必要はありませんが ( 重要事項解説 ) 新たに定款を変更する際などには監事を設置する必要がでてきますし また定款変更がない場合でも 地方によっては工商局などから監事を設けるように指導されることもあります (b) 選任 任期中国の有限責任会社では 株主会が監事を選任しますが ( 会社法 38 条 ) 株主会の設置されない中外合弁企業では 董事と同様に各出資者が任命 解任することになります また 中国の有限責任会社では 原則として監事会を設け 株主の人数が比較的尐ない又は規模が比較的小さい有限責任会社では監事を設けるだけで監事会を設けないことができるとされています ( 会社法 52 条 ) 中外合弁企業は 株主の人数が比較的尐ない等の理由により 監事会を設けず監事のみを設置するケースが多いようです監事の任期は 3 年です ( 会社法 53 条 ) (c) 権限監事会または監事は 会社の財務検査や 董事及び高級管理職の職務執行に対する監督を行う会社機関です ( 会社法 54 条 119 条 ) 監事会または監事の権限の詳細については 後述の49ページを参照してください 24

30 中外合弁企業と監事の関係中国の内資有限責任会社では 監事会 / 監事は 株主会によって任命 解任され 株主会に対して責任を負い 董事や高級管理職の職務執行を監督する機関として位置づけられています しかし 中外合弁企業ではその肝心の株主会が存在しないことから 監事会 / 監事の位置づけが問題になります この点 有限責任会社の監事の機能の根幹は 董事会や総経理が株主の利益に反した行動をしないように監督するという点にあります 中外合弁企業の各出資者が株主ですので 各出資者が 自分の利益に反した行動を董事会や総経理がとらないよう監事を選任して監督させ 監事は自らを任命した各出資者に対して責任を負うと考えることができます 現状でも 2006 年 1 月 1 日後に設立した中外合弁企業では 各出資者が 1 名ずつ監事を任命するのが一般的となっています 25

31 3. 中外合作企業 (1) 総論中外合作企業とは 外国投資者と中国企業が共同で設立する有限責任会社で 出資方式 損益分担方法と利益配当比率が比較的フレキシブルで外国企業による利益配当の早期回収なども認められている会社のことを言います ( 中外合作企業法 1 条 中外合作企業法実施細則 43 条 ) なお 厳密に言えば パートナーシップや法人格がない合作企業もあります 中外合作企業においても 中外合弁企業と同様に 会社経営において 外国側出資者と中国側出資者の意思を出資持分に応じて公平に反映することが重要になります そこで その目的に沿うような機関設計が求められます * 中外合作企業には 会社法の他 主な特別法である中外合作企業法や中外合作企業実施細則が適用されます (2) 必要な会社機関 法人格がある中外合作企業の会社機関の構成及び内容は 中外合弁企業とほぼ同 じです ( 中外合作会社実施細則 24 条 26 条 32 条等 ) 董事会 最高意思決定機関 業務執行機関 董事 董事会の構成員 董事長 法定代表者 総経理 日常的経営管理 監事会 / 監事 董事 高級管理職の監督 株主会 最高意思決定機関としての株主会は設置できない 26

32 4. 外商独資企業 (1) 総論外商独資企業とは 外国投資者の出資のみで設立される有限責任会社のことを言います ( 外商独資企業法 2 条 ) 外商独資企業においては 株主は外国出資者のみなので 中国側出資者との公平など特別の事情を考慮する必要はなく 会社機関についての特別な規定がありませんでした そこで 従前 実務上は中外合弁会社と同様の機関設計をして 董事会及び総経理を設置している外商独資企業がほとんどでした しかし 改正会社法の施行にともない 2006 年 1 月 1 日以後に設立された外商独資企業にも 外商独資企業としての性質に反しない限りで改正会社法が適用され 改正会社法に合わせた機関設定を行うことが必要になります 外商独資企業には 外国会社 1 社が出資して設立するタイプと 外国会社が 2 社以上で出資して設立するタイプとがあり それぞれの特徴に合わせて機関設計にも相違がありますので 両社に分けてまとめております * 外商独資企業には 会社法の他 主な特別法である外商独資企業法及び外商独資企業法実施細則が適用されます (2) 必要な会社機関 以下では 2006 年 1 月 1 日以後に設立された外商独資企業の機関設計についてまと めています (i) 外国会社 1 社が出資して設立するタイプ ( 単独出資 ) 外国会社の単独出資の場合 株主が一人なので 中国の内資有限責任会社の一人会社に類似した機関設計となります 2006 年 1 月 1 日以後 設立された単独出資の外商独資企業の必要な機関は以下のとおりです 株主 意思決定機関 董事会 / 執行董事 業務執行機関 意思決定機関 董事 董事会の構成員 董事長 董事会の招集 主宰 総経理 日常的経営管理 監事 / 監事会 董事 高級管理職の監督 株主会 一人会社には株主会は設置しない 27

33 (ii) 各機関の権限単独出資の場合 改正会社法施行以後も 1 人会社であるので株主会を設置することができません ( 会社法 62 条 ) そこで 現状では 大きく分けると以下の2タイプの機関設計が行われておいます (a) 株主 = 最高意思決定機関タイプ 2006 年 1 月 1 日以後設立された単独出資の外商独資企業のうち しっかりと改正会社法を全面的に適用し 内資有限責任会社の一人会社と同様の機関設計を行っている企業も存在しています このタイプの場合 株主会の代わりである一人株主自身が最高意思決定機関であり 全ての重要事項を決定します 董事会は株主の決定を執行する機関となります 株主の権限の詳細については 後述 34~41ページの外商独資企業 ( 共同趣旨 ) の株主会とほぼ同様となり 董事会及びその他の機関権限の詳細については 後述の外商独資企業 ( 共同趣旨 ) の機関の対応機関とほぼ同様となります ( 後述 42~49ページ参照 ) (b) 董事会 = 最高意思決定機関タイプ その他 2006 年 1 月 1 日より前に設立された単独出資の外商独資企業の場合 多くは中外合弁企業と同様の機関設計が行われていましたが 特に機関設計について規定がなかったので 中外合弁会社とは異なる機関設計の会社もありました 2006 年 1 月 1 日以後設立された単独出資の外商独資企業も 株主会の設置ができないので 結果として従前の機関設計と同様の機関設計をしている会社も存在しています 外商独資企業 ( 単独出資 ) に株主会を設置できますか? ( 答 ) できません 外商独資企業 ( 単独出資 ) は 株主が一人なので一人会社と同様の規定が適用されるので 株主会を設置できません ( 会社法 62 条 ) 28

34 以上まとめると 外商独資企業 ( 単独出資 ) における機関の内容は下図のとおりとなりま す < 外商独資企業 ( 単独出資 ) の機関 > 外国出資者任命 解任董事会董事長董事長 監督 任命 解任 監事会 or 監事 副董事長 その他董事 任命 解任 監督 経営管理機関 総経理 副総経理 : 必要的設置機関 : 改正会社法により設置が必要になった機関 29

35 (ii) 外国会社が 2 社以上で出資して設立するタイプ ( 共同出資 ) 中国の内資有限責任会社と類似した機関設計となります 必要な機関は以下のと おりです 株主会 最高意思決定機関 董事会 / 執行董事 業務執行機関 董事 董事会の構成員 董事長 董事会の招集 主宰 総経理 日常的経営管理 監事 / 監事会 董事 総経理の監督 (i) 株主会株主会 ( 中国語で 股东会 ) はともに 会社の全株主で構成される会社の最高意思決定機関で 会社の基本的重要事項を決定します ( 会社法 37 条 38 条 ) 株主会の決議事項は 会社の経営方針 董事 監事の選任 解任 予算 決算案の審議 承認などです (ii) 董事会 / 執行董事董事会は 董事によって構成され 株主会または株主総会に対して責任を負う 業務執行機関です ( 会社法 45 条 47 条 ) 董事会は株主会の決議を実行し 会社の予算 決算案や合併 分割 解散案などを立案し 内部管理機構の設置や総経理の任命などを行います なお 有限責任会社のうち 株主の人数が比較的尐ない又は規模が比較的小さい会社は 執行董事を 1 名おいて董事会を設置しないこともできます ( 会社法 51 条 ) (iii) 董事長 董事会設置会社は 董事長を 1 名設置しなければいけません ( 会社法 45 条 ) 董事長は董事会を招集 主宰します (iv) 総経理 総経理は 会社の日常の経営管理機関の責任者で 董事会により任命 解任 され 総経理は 董事会の決議事項を実施します ( 会社法 50 条 ) 30

36 (v) 監事会 / 監事監事は 会社の財務検査や 董事及び高級管理職の職務執行に対する監督を行う会社機関です ( 会社法 52 条 54 条 ) 監事は 監督機能を果たす必要があるので 会社の董事及び高級管理職を兼任することはできません 有限責任会社の場合で 株主の人数が比較的尐ない又は規模が比較的小さい会社の場合は 1~2 名の監事だけをおいて監事会を設置しないこともでます (vi) その他 (a) 副董事長董事会設置会社は 副董事長を選任することができます ( 会社法 45 条 3 項 48 条 ) 副董事長は 董事長が職務を履行できない場合 または履行しない場合に 代わりに董事長の職務を行う会社機関です (b) 副総経理 総経理の指名に基づき董事会が選任する機関で 総経理を補佐する機関 です ( 会社法 50 条 ) 31

37 以上まとめると 外商独資企業 ( 共同出資 ) における機関の内容は 下図のとおりになり ます < 外商独資企業 ( 共同出資 ) の機関 > 外国出資者 A 外国出資者 B 株主会 董事会 / 執行董事董事長董事長副董事長 監督 任命 解任 監事会 or 監事 その他董事 任命 解任 監督 経営管理機関 総経理 副総経理 : 必要的設置機関 : 改正会社法により設置が必要になった機関 32

38 (3) 各機関の詳細 (i) 株主会 (a) 位置づけ 概要株主会は 会社の最高意思決定機関です ( 会社法 37 条 ) 株主会は董事や監事の任命 解任や会社定款修正を含む重要な事項について決定する権利があります 以下の事項については 法律で株主会の決議事項と定められています ( 会社法 38 条 ) 1 定款の変更 2 登録資本金の増加 減尐 3 合併 分割 解散 会社形態 の変更 4 経営方針 投資計画の決定 株主会決議事項 5 予算案 決算案の審議 承認 6 利益配当案 欠損補填案の 審議 承認 7 董事 監事の選任 解任 8 董事 監事の報酬決定 9 董事会の報告の審議 承認 10 監事会 監事の報告の審議 承認 11 定款に定めるその他の権限 は特別決議事項です 33

39 (b) 決議事項 1 特別決議事項 ( 会社法 44 条 2 項 ) 株主会の決議事項のうち 以下の内容は 特に重要な事項なので 特別決議事項として 3 分の 2 以上の議決権を有する株主によって決議しなければなりません 1 定款の変更 特別決議事項 2 登録資本金の増加 減尐 3 合併 分割 解散 会社形態の変更 法律上 必ず 3 分の 2 以上の議決権で決議することが必要な事項です 3 分の 2 よりもゆるい議決方法を定款等で規定することはできません 出席株主の過半数で決議する と定める 董事会の決議事項とする と定める 34

40 2 普通決議事項 ( 会社法 38 条 100 条 ) 株主会の決議事項のうち 以下の内容は 普通決議事項です 決議方法は 定款で自由に定められます 4 経営方針 投資計画の決定 5 予算案 決算案の審議 承認 6 利益配当案 欠損補填案の審議 4 会社の経営方針及び投資計画の決定承認 7 董事 監事の選任 解任 普通決議事項 8 董事 監事の報酬決定 9 董事会の報告の審議 承認 10 監事会 監事の報告の審議 承認 11 定款で定めるその他の権限 法律上 必ず株主会または株主総会の決議事項とすることが必要な事項です 定款等でこれに反する規定をすることはできません 董事会の権限と規定する 自社の状況に応じて 更に株主会または株主総会の決議事項を追加できますか? ( 答 ) できます 上記の株主会決議事項は最低限の事項を定めたものです それぞれの会社が 自社にとって重要な事項を株主会または株主総会の決議事項としていくことは 会社運営にとって非常に重要です 35

41 株主会の情報収集権株主会は最高意思決定機関ですが 多くの株主は会社の経営管理に直接関わっていないので 情報不足により その議決権を有効に行使できない可能性があります そこで 改正会社法では 下の図のとおり一定程度において株主の知る権利が保障されました < 従前の会社法 > 知る権利 株主会議事録 財務会計報告 < 改正会社法 ( 現行会社法 )> 知る権利 株主会議事録財務会計報告会社定款 董事会会議の決議 監事会会議の決議 会社会計帳簿 尐数株主が 会社の現在の経営状況を知りたい場合に 会社の関連資料を閲覧する権利はありますか ( 答 ) 株主には 以下の権利があります ( 会社法 34 条 ) 1 閲覧権 : 会計帳簿 2 閲覧 + 複製権 : 会社定款 董事会会議の決議 監事会会議の決議 財務会計報告 36

42 (c) 株主会招集手続き株主会は 会社の最高意思決定機関なので その招集は確実に行う必要があります 株主会の招集は原則として董事会が行います 株主会には 会社設立後の第一回株主会と定時株主会及び臨時株主会の 3 種類があります 定時株主会は定款に定めた期日に毎年開催し 臨時株主会は必要に応じて開催されます 以下の点に注意して下さい ( 会社法 39 条ないし 42 条 ) < 株主会招集時の注意点 > 第 1 回株主会 定時株主会 臨時株主会 招集権者 最も多く出資した株主董事会 董事会 招集通知 15 日前に通知 15 日前に通知 15 日前に通知 開催時期 定款に定めた期日 臨時株主会はどういう場合に招集しますか? 1 董事会が招集する場合 董事会は 臨時に株主会を開催して決議する必要がある場合など 必要に応じて臨時株主会を招集 開催することができます 2 董事会以外の者が提案した場合 ( 会社法 40 条 2 項 ) 以下の者から臨時株主会の開催の提案を受けた場合には 董事会は臨時株主会を招集 開催しなければいけません 10% 以上の議決権を有する株主 3 分の1 以上の董事 監事会または監事 定款で記載する株主会の開催時期はいつにすればいいでしょうか? ( 答 ) 中国内資企業の例では 定時株主会は 毎会計年度の終了後すぐに開催する と規定しているケースが見受けられます 外商投資企業の株主会の実際の開催時期は1 月 ~4 月の間のようです 実際に株主が一堂に会さずに 書面決議を行うことができますか? ( 答 ) できます 株主が書面により全員一致で同意した場合は 株主会会議を招集せずに 全株主が署名 捺印して書面決議をすることができます ( 会社法 37 条 2 項 ) 37

43 招集通知の発送をしないことにしたり 通知の時期を 2 日前までの通知 等に 変更したりできますか? ( 答 ) 会社定款に規定すればできます ( 会社法 42 条 ) 董事会が株主会を招集しない場合の 株主会招集の方法 ( 会社法 41 条 3 項 ) 原則 董事会が株主会を招集 董事会が株主会を招集しない場合 監事会が招集 主宰 監事会が招集しない場合 10% 以上の議決権を代表する株主が 自ら招集 主宰 38

44 (d) 株主会運営手続き株主会は全株主で構成される会社の最高意思決定機関です 董事長が株主会を主宰します 株主は 株主会において 出資比率に基づいて議決権を行使します 以下の点に注意して下さい ( 会社法 42 条ないし 44 条 ) 株主会運営の注意点 主宰者 董事会 構成員 全株主 定足数 ( 定款で規定 ) 最低回数 ( 定款で規定 ) 議決権 出資比率に基づく議決権 決議方法 ( 定款で規定 )( 特別決議事項以外 ) 議事方式 ( 定款で規定 ) 39

45 株主が株主会に出席できない場合に 代理人を出席させて議決権を行使することができますか? ( 答 ) できると考えます 法律上明確な規定はありませんが 株主は議決権を行使することが重要なので 株主が出席できない場合には代理人による出席を認める必要があると考えます 但し 後日の紛争を防ぐためにも定款にその旨明記することが必要です 株主が株主会を途中退席した場合や議決権行使を棄権した場合は 賛成票になりますか反対票になりますか? ( 答 ) 法律上の規定はないので 定款で自由に定められます 後日の紛争を防ぐためにも処理方法を定款に明記することが必要です 議事録を作成する必要がありますか? 株主会は 議事事項の決定について議事録を作成しなければならず 会議に出席した株 主は議事録に署名しなければなりません ( 会社法 42 条 2 項 ) 株主会の議決方式が法律 行政法規もしくは会社定款に違反する場合 又は決議内容が会社定款に反する場合 株主は決議がなされた日より 60 日以内に人民法院に取消を請求することができます ( 会社法 22 条 ) 以下の場合を含みます 株主会が株主会の権限を逸脱して決議を行った場合 定款における関連株主平等の原則に違反して決議を行った場合 40

46 (ii) 董事会 / 執行董事 (a) 概要株主会を設ける外商投資独資企業では 最高意思決定機関は株主会になり 董事会は株主会の決議に基づいて業務執行を行う機関になります 株主の人数が比較的尐ない 又は規模が比較的小さい有限責任会社は 執行董事を 1 名おき 董事会を設置しないことができます ( 会社法 51 条 ) 以下では 董事会について検討しています (b) 決議事項 重要決議事項は全て株主会の決議事項となり 董事会は株主会決議事項の立 案権を有し また株主会決議事項以外の事項を決議することになります 董事会は 多くの事項について立案権を有するのみで 株主会が最高意思 決定権を有します 1 登録資本金の増加 減尐案の作成 2 合併 分割 解散 清算 会社形態の変更の変更案作成 董事会 ( 立案権 ) 3 経営方針 投資計画案の作成 4 予算案 決算案の作成 株主会 ( 決定権 ) 5 利益配当案 欠損補填案の作成 6 定款で定めるその他の権限 41

47 株主会と董事会の各決議事項は以下のとおりです 株主会 1 定款の変更 8 董事 監事の選任 解任 2 登録資本金の増加 減尐 3 合併 分割 解散 清算 会社形態の変更 4 経営方針 投資計画の決定 9 董事 監事の報酬決定 10 董事会の報告の審議 承認 11 監事会 監事の報告の審議 承認 5 予算案 決算案の審議 承認 6 利益配当案 欠損補填案の審議 承認 7 定款で定めるその他の権限 董事会 1 登録資本金の増加 減尐案の作成 8 会社の内部管理機構の設置決定 2 合併 分割 解散 清算 会社形態の変更の変更案作成 3 経営方針 投資計画案の作成 4 予算案 決算案の作成 5 利益配当案 欠損補填案の作成 6 総経理 副総経理の任命 解任 報酬の決定 7 定款で定めるその他の権限 42

48 (c) 招集手続き 董事会の招集は 董事長が行います ( 会社法 48 条 ) 董事会招集の注意点は以下のとおりです 董事会の招集通知は送付しなければならないでしょうか? ( 答 ) 董事会の招集通知の発送は法律上の義務とはされていません しかし 定款で別途招集通知を送付することを定めて 招集通知の送付を義務化すると董事会の開催を確実にできますが 一方で機動的な董事会運営を阻害するおそれもあるので 注意が必要です 董事会の招集通知には何を記載すればいいでしょうか? ( 答 ) 招集通知を送付する場合 尐なくとも以下の記載することが望ましいです 1 議題 2 開催期日 3 開催地 董事長が董事会を招集しない場合 董事会は開催できないのでしょうか? ( 答 ) できます 董事長が職務を履行できない場合または履行しない場合は 副董事長が招集 主宰します 副董事長が職務を履行できない場合または履行しない場合は 半数以上の董事が共同で推薦する 1 名の董事が招集 主宰します ( 会社法 48 条 ) 43

49 (d) 董事会の運営 董事会を主宰して運営するのも董事長です ( 会社法 48 条 ) 董事会の運営の注意点は以下のとおりです ( 会社法 45 条 ~49 条 ) 董事会運営の注意点 主宰者構成人数議決権決議方法議事方式 董事長 3 人以上 13 人 1 人 1 票定款で規定定款で規定 中外合弁企業では 董事会が最高意思決定機関なのでその開催は厳格に行う必要があり 定足数 最低開催回数 開催地などについて法律上の規定があります しかし 独資企業でかつ株主会設置会社においては 株主会が最高意思決定機関なので 董事会の開催について法律上の規定は特にありません 実際に董事を一箇所に集めずに 通信や書面で董事会を開催できますか? ( 答 ) できます 董事会の議事方式と決議方法は定款で自由に定めることができます そこで 定款で通信や書面による董事会決議について明記すれば可能です ( 会社法 49 条 ) 董事が出席できない時 代理人が出席することができますか? ( 答 ) できます 董事会の議事録を作成する必要がありますか? ( 答 ) 必要です 議事の決定について議事録を作成し 出席董事が署名することが必要です ( 会社法 49 条 ) 董事長の議決権に特権を設けることはできますか? ( 例 : 定款で 董事長は一般の董事の 2 倍の議決権を持つ と規定する ) ( 答 ) 董事の董事会における議決権は 1 人 1 票 と法律で決められ 職務 能力 貢献 出資比率等の違いによる議決権の差異を設けることはできません 44

50 (e) 株主会と董事会の関係 株主会設置会社の場合 株主会が最高意思決定機関となり 董事会は株主会の決定に 基づいて業務執行を行う機関になります 株主会は 実際どのように董事会をコントロールするのですか? ( 答 )1 人事面董事の任命権及び解任権は株主会又は株主にあります 2 董事の経済面の理由董事の報酬についても 株主会又は株主が決定します 3 決議事項全ての重要事項の決定権は株主会にあります 4 監事会 / 監事株主が任命派遣し又は選出した監事会 / 監事が董事を監督します 45

51 (ii) 董事 (a) 就任資格 中外合弁企業の董事と同じです (19 20 ページ参照 ) (b) 選任方法 任期等 株主会が董事を任命 解任し その報酬を決定します ( 会社法 38 条 ) 董事の 任期は 3 年以下です ( 会社法 46 条 1 項 ) 董事の任期を 1 年とすることもできますか? ( 答 )3 年は最長期間なので 任期を 1 年とすることもできます 董事の辞任等で 董事会の人数が法定人数より尐なくなった場合はどうすればいいですか? ( 答 ) 新しい董事が選任され就任するまでは もとの董事が董事の職務を履行し なければいけません ( 会社法 46 条 2 項 ) (c) 董事の義務 中外合弁企業の董事と同様の義務を負います ( 会社法 148 条 149 条 150 条 条 ) (21 ページ参照 ) 46

52 (iii) 董事長 副董事長 (a) 選任方法董事長と副董事長の選任方法は定款で自由に定めることができます ( 会社法 45 条 3 項 ) 董事会で任命しても 株主会で任命しても問題ありません 但し 選任方法は定款に明記することが必要です (b) 権限董事長は 董事会を招集 主宰する機関です ( 会社法 48 条 ) 中外合弁企業の場合と異なり 法律上は董事長が法定代表者であるという規定はなく むしろ董事長 執行董事 総経理のいずれかが法定代表者になります ( 会社法 13 条 ) 副董事長を 2 名選任してもいいでしょうか? ( 答 ) 可能です (iv) 総経理 副総経理 (a) 選任方法 董事会が総経理を任命 解任し その報酬を決定します ( 会社法 47 条 9 号 ) (b) 権限総経理は 董事会に対して責任を負い 会社の生産経営管理を主管し 董事会決議を実施します ( 会社法 50 条 ) 法定代表者になることもあります( 会社法 13 条 ) 47

53 (iv) 監事会 / 監事 (a) 選任方法 任期中国の有限責任会社では 株主会が監事を選任しますが ( 会社法 38 条 ) 監事の任期は 3 年です ( 会社法 53 条 ) 株主の人数が比較的尐ない又は規模が比較的小さい有限責任会社は 1~2 名の監事を置き 監事会を設置しないことができます ( 会社法 52 条 ) (b) 権限監事会または監事は 会社の財務検査や 董事及び高級管理職の職務執行に対する監督を行う会社機関です ( 会社法 54 条 119 条 ) 監事会または監事の権限は以下のとおりです 監事会 監事の権限 ⑴ 会社の財務の検査 ⑵ 董事 高級管理職の会社職務執行に対する監督 並びに法律 行政法規 会社定款又は株主会の決議に違反する董事 高級管理職に関する罷免の提案 ⑶ 董事及び高級管理職の行為が会社の利益に損害を与える場合における 董事と高級管理職に対する是正の要求 ⑷ 臨時株主会会議招集の提案 董事会が会社法に定める株主会会議の招集及び主宰の職責を履行しない場合の株主会会議の招集及び主宰 ⑸ 株主会に対する意見の提出 ⑹ 会社法第 152 条の規定に基づく 董事 高級管理職に対する訴訟の提起 ⑺ 会社定款に定めるその他の権限 48

54 5. 外商投資株式会社 (1) 概要 外国投資者が出資する ( 基本的に 25% 以上 ) 株式会社 (2) 必要な会社機関 基本的に会社法の株式会社に関する規定が適用され 中国内資の株式会社と同様 の機関が設置されます 必要な設置機関は以下のとおりです 株主総会 董事会 董事 董事長 総経理 監事会 最高意思決定機関 業務執行機関 董事会構成 董事会の招集 主宰 日常的経営管理 董事 高級管理職の監督 (i) 株主会 / 株主総会外商投資株式会社において 内資の株式会社と同様に 全株主によって構成される株主総会 ( 中国語で 股东大会 ) が最高意思決定機関で ( 会社法 99 条 ) 会社の基本的重要事項を決定します( 会社法 38 条 100 条 ) 株主会の決議事項は 会社の経営方針 董事 監事の選任 解任 予算 決算案の審議 承認などです (ii) 董事会董事会は 董事によって構成され 株主総会に対して責任を負う 業務執行機関です ( 会社法 109 条 ) 董事会は株主総会の決議を実行し 会社の予算 決算案や合併 分割 解散案などを立案し 内部管理機構の設置や総経理の任命などを行います (iii) 董事長董事会には 董事長を 1 名設置しなければいけません 董事長は 董事会会議を招集 主宰する会社機関です 董事長は董事会において全董事の過半数で選出されます ( 会社法 110 条 ) (iv) 総経理 49

55 総経理は 会社の日常の経営管理機関の責任者で 董事会により任命 解任 されます 総経理は 董事会の決議事項を実施します (114 条 (v) 監事会 / 監事監事は 会社の財務検査や 董事及び高級管理職の職務執行に対する監督を行う会社機関です (119 条 ) 監事は 監督機能を果たす必要があるので 会社の董事及び高級管理職を兼任することはできません (118 条 4 項 ) 株式会社の場合 監事会の設置が必要で 監事会は 3 名以上の監事で構成されます ( 会社法 118 条 1 項 ) (vi) その他 (a) 副董事長外商投資株式会社は副董事長を選任することができます 副董事長は 董事長が職務を履行できない場合 または履行しない場合に 代わりに董事長の職務を行う会社機関です ( 会社法 110 条 1 項 ) (b) 副総経理 総経理の指名に基づき董事会が選任する機関で 総経理を補佐する機関 です ( 会社法 109 条 ) 50

56 以上まとめると 外商投資株式会社の場合の 会社機関の内容は以下のとおりです 株主 審議 承認 株主総会 報告 任命 解任 審議 承認 報告 任命 解任 董事会 董事長董事長 監督 監事会 / 監事 副董事長 その他董事 任命 解任 監督 総経理 51

57 (3) 各機関の内容 (i) 株主総会 (a) 位置づけ 概要外商投資株式会社では 中国内資の株式会社と同様に 株主総会が董事会の上位機関であり 会社の最高意思決定機関となります ( 会社法 99 条 ) 基本的な内容は 有限責任会社の株主会と同様ですが 外商投資株式会社の株主総会では 多数の株主が存在することが予定されているので 招集や運営手続きなどが 株主会と比べるとより詳細に規定されています (b) 決議事項 基本的に 前述の外商独資企業の株主会の決議事項と同様の内容です ( 会社法 100 条 104 条 2 項等 ) (34~36 ページ参照 ) (c) 招集手続き株主総会は 会社の最高意思決定機関なので その招集は確実に行う必要があります 株主総会には 有限責任会社の第 1 回株主会に相当する創立総会と 定時株主総会及び臨時株主総会の 3 種類があります 招集手続きは株主会とほぼ同様ですが 招集通知の発送時期がより早いこと 招集通知の法定記載事項があること 臨時株主総会の法定開催自由が規定されていること 最低開催回数が法定されていることなどが異なります 以下の点に注意して下さい ( 会社法 101 条ないし 103 条 ) < 株主総会招集時の注意点 > 創立総会 定時株主会 臨時株主会 招集権者 発起人 董事会 董事会 招集通知 15 日前に通知 20 日前に通知 15 日前に通知 最低開催回数 1 回 / 年 招集通知の記載事項は何ですか? ( 答 )1 審議事項 2 開催時期 3 開催場所です ( 会社法 103 条 1 項 ) 52

58 臨時株主総会はどういう場合に開催しますか? ( 答 ) 以下の状況がある場合には 2 ヶ月以内に臨時株主総会を招集しなければなりません ( 会社法 101 条 ) 1 董事の員数が法定数または定款で定める員数の 3 分の 2 に満たなくなったとき 2 会社の補填していない欠損金額が実際に払い込まれた資本総額の 3 分の 1 に達したとき 3 単独または合計で会社の株式の 10% 以上を保有する株主が請求したとき 4 董事会が必要であると認めるとき 5 監事会が招集を提案するとき 6 定款に定めるその他の状況 董事会が株主総会を招集しない場合の株主総会招集の方法 ( 会社法 102 条 ) 原則 董事会が株主総会を招集 董事会が株主総会を招集しない場合 監事会が招集 主宰 監事会が招集しない場合 90 日以上にわたり 10% 以上の株式 を代表する株主が自ら招集 主宰 53

59 (d) 運営手続き株主総会の運営手続きも株主会とほぼ同様です 株主総会は董事会が招集し 董事長が主宰します ( 会社法 102 条 ) しかし 株主総会において 株主は 1 株 1 議決権を行使すること 決議方法が法定されていること 代理人による出席が法律で明確に認められていることなど 異なる点もあります 以下の点に注意して下さい ( 会社法 104 条ないし 108 条 ) < 株主会運営の注意点 > 主宰者董事長構成員全株主議決権 1 株 1 議決権決議方法普通決議事項 : 出席株主の過半数で決議特別決議事項 : 出席株主の 3 分の 2 以上で決議 累積投票制もあり ( 注 ) 代理出席の可否 ( 注 ) 累積投票制とは 株主総会で 2 名以上の董事や監事を選任する場合 各株主の議決権に対し 選任する董事や監事数と同数の議決権が与え 株主はその与えられた議決権の全部を 1 人の董事または監事候補者に投票してもよいし 数人の候補者に分けて投票することもできるとする制度です その投票の結果 得票数の多い者から 順次董事や監事に選任されます 累積投票制においては 尐数派株主も自己の意思を反映する董事を選任できる可能性が高くなるので 尐数派株主の経営参加を保護する趣旨の制度と言えます 株主が株主総会に出席できない場合に 代理人を出席させて議決権を行使することができますか? ( 答 ) できます (107 条 ) 株主から受領した授権範囲を明記した委任状を提出すれば代理人が議決権を行使できます 議事録を作成する必要がありますか? ( 答 ) あります 株主総会は 議事事項の決定について議事録を作成しなければならず 主宰者及び総会に出席した董事が議事録に署名しなければいけません また議事録は出席株主の署名簿及び代理出席の委任状とともに保管しなければなりません ( 会社法 108 条 ) 54

60 (ii) 董事会 (a) 概要外商投資株式会社では 最高意思決定機関は株主総会になり 董事会は株主総会の決議に基づいて業務執行を行う機関になります 外商投資株式会社では董事会の設置が必要です ( 会社法 109 条 ) 基本的な枠組みは有限責任会社の董事会と同様です (b) 決議事項重要決議事項は全て株主総会の決議事項となり 董事会は株主総会決議事項の立案権を有し また株主会決議事項以外の事項を決議することになります この点 有限責任会社の株主会と同様です (c) 招集手続き有限責任会社の董事会の招集手続きは特に法定されていませんが 外商投資株式会社は比較的大規模な会社を想定しているので 董事会の招集手続きについても法律上で定められています 董事会招集の注意点は以下のとおりです ( 会社法 110 条 111 条 ) 董事会招集の注意点 招集権者 招集通知 最低開催回数 董事長 10 日前に通知 臨時董事会の場合は 通知方法 期限は董事会が決定します 2 回 / 年 臨時董事会はどういう場合に招集しますか? ( 答 ) 董事長は以下の条件を満たす者から提案を受けた場合は 10 日以内に董事会を招集 主宰しなければいけません ( 会社法 111 条 2 項 ) 110 分の 1 以上の議決権を有する株主 23 分の 1 以上の董事 3 監事会 55

61 (d) 董事会の運営外商投資株式会社の董事会の運営も 有限責任会社の董事会の運営と基本的枠組みは同じですが 董事会の構成員数 定足数 決議方法など異なる点もあります 董事会の運営の注意点は以下のとおりです ( 会社法 112 条 113 条 ) 董事会運営の注意点 主宰者構成人数議決権定足数決議方法代理出席 董事長 5 人 ~9 人 1 人 1 票過半数の董事の出席全董事の過半数で決議 董事が出席できない時 代理人が出席することができますか? ( 答 ) できます 本人出席が原則ですが 授権範囲を明記した書面の委員上を提出して その他の董事に代理出席させることができます ( 会社法 113 条 1 項 ) (e) 株主総会と董事会の関係 株主会と董事会の関係と同様です 株主総会が最高意思決定機関となり 董事会は 株主総会の決議を執行します 56

62 (ii) 董事 (a) 就任資格 中外合弁企業の董事と同じです (19 20 ページ参照 ) (b) 選任方法 任期等 株主総会が董事を任命 解任し その報酬を決定します ( 会社法 110 条 ) 董事 の任期は 3 年以下です ( 会社法 46 条 109 条 ) (c) 董事の義務 中外合弁企業の董事と同様の義務を負います ( 会社法 148 条 149 条 150 条 条 ) (21 ページ参照 ) (iii) 董事長 副董事長 (a) 選任方法 董事長と副董事長は 董事会が全董事の過半数で選任 解任します ( 会社法 110 条 ) (b) 権限董事長は 董事会を招集 主宰し 董事会決議の実施状況を検査します 副董事長は 董事長の職務を補佐し 董事長が職務を履行できない場合 又は職務を履行しない場合は 副董事長が職務を代行します 副董事長が職務を履行できない場合 又は職務を履行しない場合は 半数以上の董事が共同で推薦する 1 名の董事が職務を履行します ( 会社法 110 条 ) (iv) 総経理 副総経理 有限責任会社の総経理 副総経理と同様です (109 条 114 条 ) ( 48 ページ参照 ) 57

63 (iv) 監事会株式会社は 大規模会社を想定しているので 監事会による監督を有限責任会社よりも強化する必要があります そこで 株式会社には監事会を設ける必要があります ( 会社法 118 条 ) 監事会は監事 3 名以上で構成します 株主総会が各監事を任命 解任し 報酬も決定します ( 会社法 100 条 38 条 ) また 監事会には株主代表及び適当な比率の会社の従業員代表を含まなければならず 従業員代表の比率は 3 分の 1 を下回ってはいけません 監事会には 主席 1 名をおき 副主席を置くことができます 監事会の主席及び副主席は全監事の過半数の選挙により選出します 監事会主席は監事会会議を招集し 主宰する 監事会主席が職務を履行できない場合 又は職務を履行しない場合 監事会副主席が監事会会議を招集 主宰し 監事会副主席が職務を履行できない場合は 半数以上の監事が共同で推薦する 1 名の監事が監事会会議を招集 主宰します 董事 高級官吏職は 監事を兼任することはできません ( 会社法 118 条 ) 監事会の権限は 有限責任会社の監事会と同様です ( 会社法 119 条 ) 58

64 Ⅲ 企業内部統制規範について 1 内部統制について内部統制とは 企業の経営者が 株主その他の企業のステークホルダーの利益を害しないように 適切に企業を経営していくための内部の仕組みのことを言います それぞれの会社は 会社の規模 業務内容 経費負担力などを勘案して できる範囲で内部統制を仕組みとして整えることが必要になります 内部統制の基本は 前述の会社の経営機関の設計ですので 会社法の規定をしっかりと理解し いずれの会社も会社法に反しない機関設計をすることが 内部統制の第一歩として重要です 2 企業内部統制基本規範 (C-SOX 法 ) の概要世界的に 企業におけるコンプライアンスが重視される流れの中で 中国においても 企業内部統制基本規範 ( 通称 C-SOX 法 と言います ) が 2008 年 5 月 22 日に公布され 2009 年 7 月 1 日から施行されることになりました 企業内部統制基本規範は 会社法における機関設計の内容を超えて さらに将来ありうべき企業の内部の仕組みについても規定しています 企業内部統制基本規範においては 内部統制は企業の董事会 監事会 経営陣及び全従業員によって実施される 統制目標の実現を目指すプロセスであり 以下の4 項目を目標としています ( 内部統制規範 3 条 ) 経営管理の法令遵守及びコンプライアンス 財務報告 関連情報の真実性 完全性 企業資産の安全 企業内部統制基本規範において 要求されている内部統制の形態を図解すると 以下 のようになります 59

65 60 株主総会董事会監事会執行委員会専門委員会職能部門管理委員会監査委員会指名委員会報酬委員会企画戦略発展センター財務部人事部総務及び広報部内部統制管理部情報管理部運営管理部リスク管理委員会予算管理委員会投資管理委員会 IR 管理委員会

66 3 適用範囲上記のように企業内部統制基本規範が要求する企業の内部統制の形態は 会社機関の設計についてだけでも かなり厳しいものになっています では 同規範は外商投資企業にも適用されるのでしょうか? この点 同規範では 中国に設立される大中型企業 ( 注 ) に適用される と規定されているだけで 特に限定はありません そこで 同規範は大中型の外商投資企業にも適用されるものとも考えられます しかし 外商投資企業だけでなく 中国の一般的な内資企業にとっても 上記のような会社の機関設計を要求することは非常に難しいです そこで 一般的には 同規範は 上場会社に対して適用されていくと考えられています ( 注 ) 大中型企業は 投資総額 5000 万米ドル以上の会社のことを言いますが さらに 銀行などの金融機関や 保険及び証券会社などは投資総額に関わらず大中型企業と して扱われます 4 まとめ以上より 企業内部統制規範の詳細な内容について 上場会社または上場予定会社でない一般の会社が適用する必要はないと考えます しかし いずれの会社も広い意味での内部統制として 前述のように会社法の規定に則った会社機関設計をし コンプライアンスをしっかりと守っていくことが 今後は重要になると考えます 以上 別紙として 中外合弁企業と外商独資企業 ( 単独出資 ) について 実務上使用してい る定款のサンプル ( 経営管理機構に関する部分 ) を添付しています 61

67 別紙 1 定款サンプル 1 中外合弁企業 第章 董事会及び監事 第 条 ( 董事会の構成 董事の任免 待遇 ) 1. 董事会は 董事 名によって構成され 甲 ( 中国側 ) が 名 乙 ( 日本側 ) が 名を任命する 董事のうち 董事長 1 名は甲が任命し 副董事長 1 名は乙が任命する 但し 合弁当事者の出資比率が変更された場合には 甲乙双方が任命する董事の人数等 董事会の構成は 変更後の出資比率に応じて合弁当事者が別途で協議して決定する 2. 董事の任期は 3 年とし 第一期の董事の任期は董事会発足日から起算する 董事は 任命した合弁当事者が継続して任命する場合には 再任できる 3. 合弁当事者のいずれも その任命した董事を任期中に随時解任し 交代させることができる この場合には 新任董事は 前任董事の任期を引き継ぐ 4. 董事の任免は 当該任免を行う合弁当事者が 15 日以前に他の合弁当事者に書面にて通知した後に行う 5. 董事は 当社から一切報酬を受け取らない 但し 当社の総経理又は高級職員を兼任する場合には 総経理又は高級職員としての報酬を受領することができる 6. 董事長又は副董事長 董事に変更があった場合には 当社は 直ちに審査認可機関及び登記主管部門において董事長 副董事長及び董事の変更手続をとらなければならない 第 条 ( 董事会の機能 権限 ) 1. 董事会は 当社の最高権力機構であり 第 2 項及び第 3 項に定める事項を含むがこれに限らない当社の一切の重大事項について討議し 決定を行う 2. 以下の事項は 董事の全員一致の賛成をもって決議する (1) 本定款の変更 (2) 当社の解散 中途終了 破産 (3) 当社の登録資本金の増加又は減尐 (4) 当社の合併 分割 (5) 合弁当事者の持分の譲渡 3. 以下の事項は 3 分の2 以上( 3 分の2 を含む) の董事が出席 ( 代理人による出席を含む ) する董事会会議において董事の 3 分の2 以上( 3 分の2 を含む) の賛成をもって決議する (1) 総経理及び財務部長の任免 待遇並びにその他高級職員の待遇の決定 62

68 (2) 内部規則及び労働賃金計画等の決定 (3) 清算委員会の構成員の選任 (4) 当社の年度財務報告書 貸借対照表及び年度財務決算の審査と承認 利益処分 損失処理案 三項基金の積立率並びに配当支払時期の決定 (5) 年度の始めに総経理が提出した年度業務開発計画 年度投資計画等の経営計画の審査と承認 (6) 年度予算及び予算外支出の年度最高限度額の審議と決定 (7) 総経理が提出した第 (6) 号に定める限度額を超えた予算外支出の議案の審査と決定 (8) 年度及び中長期の経営方針の審議と決定 (9) 対外的な借入 貸付及び中国政府が許可したその他の融資方式の決定 当社の資産に設定する抵当権等の担保方式の決定及び対外的な保証の決定 (10) 新会社の設立及びその他の会社の買収又はその他の会社への出資 (11) 当社の支店等の設置又は廃止の決定 (12) 法令の規定又は政府機関の要求により董事会が決議すべきその他の事項 第 条 ( 董事会会議の開催 決議 ) 1. 董事会会議は 毎年尐なくとも1 回開催し 董事長が会議を招集 主宰する 董事長が董事会会議開催予定日の1か月前までに 議題 開催日時及び開催場所を記載した書面を各董事に対して発送しなければならない 2. 董事会会議の定足数は全董事 ( 代理人を含む ) の 3 分の2 以上( 3 分の2 を含む) とする 董事が董事会会議に出席できない時は 委任状を発行し1 名の代理人にその董事に代り会議への出席を委任しなければならない 委任を受けた代理人は委任した董事と同様の権利を有する 1 名の代理人は1 名の董事のみ代理することができる 3. 3 分の1 以上 (3 分の1を含む ) の董事が董事長に対して董事会会議の開催を書面で要求した場合には 董事長は かかる要求を受領した後 15 日以内に董事会臨時会議開催通知を発送しなければならない 4. 董事会会議は 原則として当社の法定所在地で開催する 5. 董事会議事録は 日本語及び中国語により作成しなければならない 董事会会議における全ての決議は 議事録に記載しなければならない 董事会会議に出席した董事及び代理人は 董事会議事録に署名しなければならない 6. 董事長と副董事長が共に必要があると判断した場合には 書面による議決方式により董事会決議をすることができる 代理人は 書面による議決に参加できない 7. 前項に定める書面による議決を行う場合には 董事長及び副董事長が決議案を作成し これを各董事に送付する 各董事は 当該決議案受領後 15 日以内に 日付及び賛否を明記し かつ署名したうえ 董事長に送付することにより 董事会への出席及び董事会会議の議決があったものとみなす 63

69 8. 董事会会議が中国又は外国で開催されることに伴って必要となる董事及び代理人の 往復交通費 宿泊費等の諸経費は 董事又は代理人を派遣する合弁当事者が負担し 会議費用は当社が負担する 第 条 ( 法定代表及び職責代行 ) 1 董事長は 当社の法定代表者である 董事長が何らかの理由で その職責を果せない場合 董事長は臨時に他の董事に授権し董事長の職責を代理行使させることができる 2 董事長が代理人に対して発行する委任状には下記内容及び日付 董事長のサインがなければならない (1) 委任内容と期限 (2) 代理人氏名 第 条 ( 監事 ) 1. 監事 (1) 当社は 2 名の監事を置き 監事会を設置しないものとする そのうち 甲は1 名の監事を任命し 乙は 1 名の監事を任命するものとする 董事又は高級職員は監事を兼任することができない (2) 監事の任期は 1 期 3 年とする 監事は 任期が満了し 連続して任命された場合は再任することができる 2. 監事は 次に掲げる職権を行使する (1) 当社の財務の検査 (2) 董事 高級職員による当社の職務執行に対する監督 (3) 当社の利益に損害を与える董事及び高級職員に対する是正の要求 (4) 監事は 董事会会議に列席し 董事会の決議事項に対し質問又は意見を提出することができる (5) 本定款に定めるその他の職権 3. 監事は 当社の経営状況に異常を見つけた場合には 調査を行うことができる 必要な場合は 会計士事務所等を招聘してその作業の協力を仰ぐことができ 費用は当社が負担する 4. 監事がその職権を行使するために必要とする費用は 当社が負担する 第 章 経営管理 第 条 ( 経営管理機構の設置 構成 ) 1. 当社は 董事会の下に経営管理機構を設置し 当社の日常の経営管理業務を行わせる 2. 経営管理機構には総経理 1 名 財務部の部長 1 名 総務部の部長 1 名 開発部の部長 1 名 技術部の部長 1 名を置く 64

70 3. 総経理は 乙が派遣し 董事会が任命する 総経理の任期は 3 年とし 同期董事会の任期と同じとする 任期が満了したときは 再任することができる 4. 高級職員の派遣については 生産部及び総務部の部長各 1 名は 甲が派遣し 財務部及び技術部の部長各 1 名は 乙が派遣する 高級職員 ( 財務部長を除く ) は その任期を一期 3 年以内とし 総経理が任免し 再任することができる 財務部長は董事会が任免し 任期は3 年とし 再任することができる 5. 総経理及び高級職員は 董事会の承認がない限り 他の企業の総経理又は高級職員を兼任してはならず また 当社製品と競合する製品の製造 販売 輸出を自ら又は第三者を通じて行ってはならない 6. 総経理及び高級職員は 辞任又は退任を申し出ることができる 但し 1か月前に当社に通知しなければならない この場合には 原派遣者が他の候補者を派遣する 第 条 ( 総経理責任制 ) 1. 当社は 董事会の指導の下で総経理責任制を実施し 総経理は 経営管理機構を代表して 本定款及び合弁契約の規定並びに董事会の決定を実施し 当社の日常経営管理業務を組織し 指導する 2. 総経理の権限は 次に定めるとおりとする (1) 董事会決議の実施 当社の日常経営業務の組織と指導及び董事会への報告 (2) 会社内部管理機構の設置及び調整の決定 (3) 会社の経営管理規則 基本管理制度 年度及び中長期の経営方針 事業計画の立案 (4) 年度経営計画及び予算の編成 且つ董事会での承認取得 (5) 予算範囲内での支出の決定及び董事会の承認限度額内での予算外支出の決定 (6) 董事会が承認した年度予算及び予算外支出の範囲内で下記事項を決定する 1 製造 販売事業 技術研究開発に関する方針 2 各種の重要な取引方針又は業務方針の決定及び変更 4 新しいプロジェクト投資及び物資の調達 購買の決定 5 当社の製造能力 国内外市場の需要等の状況に基づく業務の種類の変更の決定 (7) 日常経営活動における銀行取引及びその他財務事項の決定 (8) 組織 人事 労務政策等の方針 賃金及び福利待遇等の決定 (9) 財務部長を除くその他の高級職員の職務権限の決定と変更 (10) 従業員採用計画の決定 (11) 従業員の採用 異動 任免 処遇の決定及び財務部長を除くその他の高級職員の採用 異動 任免の決定 (12) 董事会に対する高級職員の待遇並びに財務部長の任用 異動及び任免に関する提議 65

71 第 条 ( 総経理及び高級職員の解任等 ) 1. 総経理に不正行為 重大な職務懈怠又は本定款及び合弁契約の重大な違反があった場合 合弁当事者は董事会に対し総経理の職務解任を提議することができる 高級職員に上記の行為が生じた場合 又は総経理が当該高級職員が当該職務に適任でないと判断した場合には 総経理は 財務部長を除くその他の高級職員の職務を随時解任することができ 董事会に対し財務部長の職務解任を随時提議することができる 総経理又は高級職員が解任された場合には 原派遣者が後任者を派遣し 董事会又は総経理が任命する 上記のいかなる任免についても 後任者は前任者の任期を引き継ぐ 2. 乙は 董事会に対して書面により理由を説明した後 自ら派遣した総経理の交替を請求することができる 総経理を変更した場合には 当社は 直ちに審査認可機関及び登記主管部門において変更手続をとらなければならない 第 章労働管理 財務管理 第 条 ( 罰則及び職員の待遇 ) 1. 従業員が 当社の定める就業規則及びその他の生産 経営管理上の規則 制度及び労働契約に違反した場合には 当社は 当該従業員を処分することができる 処分は 警告 過失の記録 減給 降格 解雇 懲戒免職等の措置を含む 当社が従業員を懲戒免職する場合には 労働主管部門に届け出なければならない 2. 甲乙双方が当社に派遣した後 任命された高級職員は 当社の職員として扱う 3. 甲又は乙が当社に派遣した職員について発生した費用は 別途締結する出向契約書に定める金額に基づき 甲 乙及び当社が負担する 当社と労働契約を締結した従業員は除く 第 条 ( 会計年度 財務報告 ) 1. 当社は 中国の法令に基づき 財務管理規則を定める 2. 当社の会計年度は 暦年とする 但し 初年度は 開業日から同年 12 月 31 日までとし 最終年度は 当該年度の1 月 1 日から当社の終了日までとする 3. 当社は 人民元を記帳本位通貨とする 同時に日本円又は米ドルで併記することもできる 4. 当社の証憑 帳簿 財務諸表等の会計記録は 全て中国語で記載する 但し 合弁当事者又は董事会に提出しなければならない会計報告書類及び年度財務諸表は 同時に日本語又は英語でも記載しなければならない 5. 当社は 毎月の事業概況 ( 収入 支出 損益等 ) と財務諸表を翌月 10 日 ( 太陽暦 ) までに合弁当事者に対して中国語及び日本語又は英語にて報告しなければならない 6. 当社の各四半期の財務諸表については 各四半期終了日の翌月 10 日 ( 太陽暦 ) までに 66

72 合弁当事者及び関係財務主管部門に中国語及び日本語又は英語にて報告しなければならない 7. 当社の年度の財務諸表については 各会計年度終了日の翌月末日までに 当社が監査前の財務諸表を合弁当事者に報告し 当該会計年度終了後 4か月以内に 当社が正式な財務諸表に中国の登録会計士による監査報告書を添えて 合弁当事者及び関係財務主管部門に報告しなければならない 8. 当社は 年度会計報告書類 各種年度財務諸表及び監査報告書を 15 年間 保存しなければならない 第 条 ( 財務監査 ) 1. 当社の毎年 1 回の年度財務監査は 中国で登録された会計士事務所に依頼して行う かかる財務監査費用は当社が負担する 総経理は 監査結果を董事会に報告しなければならない 2. 当社の業務に支障をきたさない範囲で 合弁当事者は 自らの費用で自ら担当者を派遣し 又は会計専門家に依頼して 当社の営業時間内に 随時 当社の財務監査を行うことができる 当社は これについて便宜を与えなければならない 第 条 ( 決算の承認 ) 総経理は 各会計年度終了後 3 か月以内に 中国で登録された会計士による監査結果を添えて前年度の財務諸表 財務状況説明書及び利益処分案又は損失処理案を董事会に提出し 承認を求めなければならない 第 条 ( 董事会による各種規則制度の制定 ) 董事会は当社の各種規則制度を制定する権限を有し 当社設立当初において董事会は次の規則制度を定めるものとする (1) 当社経営管理規定 (2) 財務制度規定 (3) 会計及び会計記帳規定並びに会計規定細則 (4) 従業員採用規定 (5) 就業規則 及び労働契約のフォーム (6) 従業員賃金及び業績考査規定 (7) 従業員保険 福利規定 (8) 接待及び交際費規定 (9) その他董事会が重要と認める規定 67

73 別紙 2 定款サンプル 2 外商独資企業 ( 単独出資 ) 第 条出資者の権限 第章出資者の権限 出資者は 当社の一切の重大事項を決定する その決定は 本定款及び中国で公布されている法律法規に違反しない限り いかなる第三者の干渉も受けない その権限は以下のとおりとする (1) 会社の経営方針及び投資計画を決定する (2) 董事 監事を任命及び更迭し 董事 監事の報酬に関する事項を決定する (3) 董事会の報告を審議し 承認する (4) 監事の報告を審議し 承認する (5) 当社の年度財務予算案 決算案を審議し 承認する (6) 当社の利益分配案及び欠損補填案を審議し 承認する (7) 当社の登録資本の増加又は減尐について決定を行う (8) 当社の合併 分割 解散 清算又は会社形態の変更について決定を行う (9) 会社定款を修正する (10) 当社定款に定めるその他の権限 第 条出資者の決定の実施 出資者は 前条に定める各事項について決定を行う際 書面形式を採用し かつ出資 者の公印を押捺した後に当社に備え置かなければならない 第 条董事会 第 章董事会 1 当社は 董事会を設ける 董事会は 名の董事で構成される いずれも出資者が指名し 且つ任命する 董事の任期は 3 年間とし 任期満了後に出資者から引続き派遣される場合 再選により再任できる 2 董事会には董事長 1 名を置くものとし 出資者がその派遣された董事の中から指名し かつ任命する 3 出資者は 随時その任命する董事長又は董事を交替させることができ 後任者の任期は前任者の残余任期とする 4 董事長又は董事が何らかの理由で その職責を果すことが出来なくなった場合 出資者は随時後任者を任命することができ 後任者の任期は前任者の残余任期とする 5 董事長又は董事は 当社の総経理 副総経理及びその他の高級管理職 ( 財務総務主管 総会計士 総工程師等を含むがこれに限らない 以下 高級管理職 という ) を兼任 68

74 する場合を除き 当社から報酬を受けることができない 第 条董事会決議事項 1 董事会は出資者に対して責任を負い 次の職権を行使する (1) 出資者に対し業務報告を行う (2) 出資者の決定を執行する (3) 会社の経営計画及び投資案を決定する (4) 会社の年度財務予算 決算案を作成する (5) 会社の利益分配案及び欠損補填案を作成する (6) 会社の登録資本の増減案を作成する (7) 会社の合併 分割 解散 清算又は会社形態の変更に関する案を作成する (8) 会社内部管理機構の設置を決定する (9) 総経理を招聘又は解任し 総経理の指名に基づき会社の副総経理 財務責任者を招聘又は解任し それらの報酬事項を決定する (10) 会社の基本制度を制定する (11) 本定款に定めるその他の職権 2 董事会決議事項は いずれも董事会会議に出席した董事 ( 代理人を含む ) の過半数の賛成により決定する 第 条法定代表者 1 董事長は 当社の法定代表者である 董事長が何らかの理由で その職責を果せない場合 董事長は臨時に他の董事に授権し董事長の職責を代理行使させることができる 2 董事長が代理人に対して発行する委任状には下記内容及び日付 董事長のサインがなければならない (1) 委任内容と期限 (2) 代理人氏名 第 条董事会の開催 1 董事会の第 1 回会議は当社の設立日から 30 日以内に開催する 2 董事会の定例会議は毎年 2 回開催されるものとし 年 2 回の決算期の翌日から起算して 3 ヶ月以内に開催する 董事長が招集し 主宰する 董事会の定例会議を開催する 15 日以前に 董事長は ファクシミリを含む書面にて各董事に会議の内容 時間及び場所を通知し 送達を確認する 3 当社の 3 分の 1 以上の董事の提議により 董事長は董事会臨時会議を招集することができる 董事会臨時会議の開催場所は原則として当社の法定住所とする 董事会臨時会議を開催する 15 日以前に 董事長は ファクシミリを含む書面にて各董事に会議の 69

75 内容 時間及び場所を通知し 送達を確認する 4 董事会の定例会議と臨時会議の議事内容 時間及び場所は 董事長が決定する 全ての董事会会議の通知は董事長が署名し発行する 5 3 分の 2 以上 (3 分の 2 を含む ) の董事又は董事の授権代理人の出席により全ての董事会の定足数を構成する もし正式に開催されるいかなる董事会会議において 董事自ら或いは董事の授権代理人の会議出席人数が定足数を構成しない場合 いかなる会議も開催してはならず いかなる決議もしてはならない 6 いずれかの董事が董事会会議に出席できない時は 委任状を発行し 1 名の代理人にその董事に代り会議への出席を委任しなければならない 委任を受けた代理人は委任した董事と同様の権利を有する 1 名の代理人は 1 名の董事のみ代理することができる 7 本定款第 条第 1 項に定める決議事項について董事会を招集する場合において 董事のいずれかが合理的な理由により董事会に出席できず かつ授権代理人を派遣して董事会に出席させることもできないときは 当該董事は 董事会開催日の 5 日前までに董事長に会議日時変更を理由とともに書面で提出すれば 董事長が当該申請に基づき董事会の開催延期を決定する この場合 董事長は延期後の董事会開催日の 30 日前までに全董事に招集通知を発送するものとし 延期を申請した当該董事がなお董事会に参加できず かつ授権代理人を派遣して出席させないときは 棄権とみなす 8 董事長が 実際の必要性に基づいて 董事会を開催する必要がないと判断した時は 各董事が書面による持回り方式で 決議をすることができる 9 董事会会議の議事録と決議は 日中両国語で作成し 会議に出席した董事或いは董事の代理人全員が署名した後 当社はその解散までその議事録と決議を保管し 且つその写しを出資者に送付するものとする 日中両文の議事録と決議は同等の効力を有する 第章監事第 条監事当社は監事会を設けず 監事 1 名を置くものとし 出資者が指名し かつ任命する 監事の任期は毎期 3 年とし 任期満了後 再選により再任することができる 第 条監事の職権監事の職権は次のとおりとする (1) 会社の財務を検査する (2) 董事 高級管理職の職務執行行為について監督を行う (3) 出資者に提案を提出する 監事は 董事会会議に列席することができる 70

76 第章経営管理機構第 条経営管理機構 1 当社は董事会の下に経営管理機構を設ける 経営管理機構は当社の日常経営管理業務の責任を負う 2 経営管理機構に 総経理 1 名 副総経理 1 名を置く 当社の必要性に応じてその他の高級管理職 ( 財務総務主管 総会計士 総工程師等を含む ) 及び各部門マネージャーを置く 3 総経理 副総経理及びその他の高級管理職は董事会が招聘し かつ任免する 当社の各部門マネージャー招聘又は免職については総経理と副総経理とが協議のうえで合意し 董事会が任命又は免職を決定する 総経理と副総経理とが協議した結果 合意に至らなかった場合は 双方が董事会に提起し 董事会で決議を経て決定する 4 総経理 副総経理の任期は 3 年間とし 董事会が任命した場合 再任ができる 総経理 副総経理及び当社のその他の高級管理職及び部門マネージャーの任期期間中 董事会はこれらの者を交替させることができる 後任の総経理 副総経理の任期は前任者の残余任期とする ただし 董事会は 正当な理由がない場合または第 条に記載する事由のいずれにもよらない場合には総経理 副総経理を交替させることは出来ない 第 条経営管理機構の職責 1 総経理は 董事会における決議事項を遂行し 当社の日常経営管理業務を決定し 組織し 指導する また 総経理は 董事会から与えられた権限の範囲内で 対外的に当社を代表し 対内的に経営管理の職責を行使し かつ董事会から与えられたその他の職権を行使する 総経理は 董事会会議に列席する権限を有する 2 総経理及び副総経理は 経営管理機構の組織指導者とする 重要な経営上の決定事項については 総経理は副総経理と協議し決定する 3 総経理 副総経理及び他の高級管理職 部門マネージャーの具体権限は董事会が定める 当社経営管理規定 に規定する 第 条兼任の禁止董事会決議により承認を得ない限り 総経理 副総経理ならびにその他高級管理職は その他の経済組織の総経理又は副総経理を兼任することはできない 当社と商業上の競争関係を持つその他の経済組織に参画することもできない 第 条解任 総経理 副総経理及びその他高級管理職に 不正行為を行うか 又は重大な職責失当 があった場合 董事会はその決議によって 随時当該人員の職務を解任することがで 71

77 きる (1) 不正行為とは 下記の何れかに該当する場合をいう 1 中国法律 法規に反する行為をした場合 2 当社の内部規則に反する行為をした場合 3 虚偽を弄する行為をした場合 4 私利を図る行為をした場合 5 その他不正をはたらく行為をした場合 (2) 職責失当とは 下記の何れかに該当する場合をいう 1 心身の故障 能力上の問題等により職務に堪えない場合 2 当社の経営に混乱を招き 若しくはその可能性がある場合 3 管理が不適切で当社に重大な欠損を与える恐れがある場合 4 管理が不適切で その部下または従業員の重大な規律違反を招きもしくは法律違反を追及される場合 5 管理が不適切で重大な生産または安全上の事故を招く恐れがある場合 6 管理が不適切で当社が行政 民事または刑事上の責任を追及された場合 7 管理が不適切で当社が政府機関 司法機関からの調査 処分 処罰 過料 営業停止 整理等の命令を受けた場合又はそれらを受ける恐れがある場合 8 管理が不適切で 当社が他人から破産申立 財産保全申立 会社の整理申立 強制執行申立等を受けた場合 9 その他管理が不適切なことにより 当社に重大な損害を与える恐れがある場合 但し 上記人員に上記の事由のいずれかが発生し 当社に対して損害を与えた場合には 当社はこれらの人員に対して損害賠償を請求できるものとする 第 条従業員の採用 第 章内部管理 1 当社の従業員の募集 採用 解雇 給与 社会保険 労働保険 福利厚生及び賞罰などに関する事項は 中華人民共和国労働法 中華人民共和国労働契約法 及び関連法規により董事会が規則制度を定め 総経理が具体的に執行する 2 当社は独自で従業員の採用と解雇を決定する権利がある 従業員を採用するには 試験により優秀な人材を選出し 最長でも 6 ヶ月を超えない試用期間を経て正式に採用することとする 試用期間内において 当社従業員の条件に合わないと判断されたものは採用しない 第 条高級管理職及び派遣駐在員の待遇 出資者から派遣する高級管理職及び派遣駐在員の待遇は 当社が出資者と 出向者契 72

78 約 を締結して定める 第 条財務監査 1 当社の財務監査は 中国で登録されている資格ある会計事務所が実施する その報告書が提出された後 董事会及び経営管理機構に報告する 2 出資者が独自で年度の財務報告の監査を希望する場合は 当社はこれに同意しなければならない 但し 当該監査による一切の必要経費は出資者が負担する 第 条会計報告 1 当社は 中国語及び日本語により毎月 毎四半期 半期及び年度の会計報告 ( 主に 損益計算書 貸借対照表 収支表 キャッシュ フロー計算書及び会計報告書を含む ) を作成し 出資者に送付し 同時に中国の関係法規に基づき関係機関へも提出する なお 会計報告書は勘定内訳書を含むものとして 内容 様式については董事会が別途制定するものとする 2 当社は 本条 1 項の毎月 四半期報告書を当該月終了の翌月末 翌四半期の第 1 月の月末までに出資者に提出するものとする 更に 半期報告書を中国に登録された資格ある公認会計事務所の監査を経て董事会に提出し 審議承認を得た後に 毎年 月 日までに 出資者に送付する 3 当社は 年度報告書の草案を作成し 中国において登録された資格ある公認会計事務所の監査を経て董事会に提出し その審議承認を得て 翌年 3 月末までに 出資者に送付し かつその承認を得る 第 条董事会による各種規則制度の制定董事会は当社の各種規則制度を制定する権限を有し 当社設立当初において董事会は次の規則制度を定めるものとする (1) 当社経営管理規定 (2) 財務制度規定 (3) 会計及び会計記帳規定並びに会計規定細則 (4) 従業員採用規定 (5) 就業規則 及び労働契約のフォーム (6) 従業員賃金及び業績考査規定 (7) 従業員保険 福利規定 (8) 接待及び交際費規定 (9) その他董事会が重要と認める規定 73

( 除名 ) 第 9 条社員が次のいずれかに該当するに至ったときは 社員総会の決議によって当該社員を除名することができる (1) この定款その他の規則に違反したとき (2) この法人の名誉を傷つけ または目的に反する行為をしたとき (3) その他除名すべき正当な事由があるとき ( 社員資格の喪失 )

( 除名 ) 第 9 条社員が次のいずれかに該当するに至ったときは 社員総会の決議によって当該社員を除名することができる (1) この定款その他の規則に違反したとき (2) この法人の名誉を傷つけ または目的に反する行為をしたとき (3) その他除名すべき正当な事由があるとき ( 社員資格の喪失 ) 一般社団法人サンプル定款第 1 章総則 ( 名称 ) 第 1 条この法人は - 般社団法人サンプルと称する ( 事務所 ) 第 2 条この法人は 主たる事務所を東京都 区に置く 第 2 章目的および事業 ( 目的 ) 第 3 条この法人は 一般社団法人の に関する事業を行い その業務に寄与することを目的とする ( 事業 ) 第 4 条この法人は 前条の目的を達成するため 次の事業を行う (1) 一般社団法人の

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