継目無鋼管

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あつひろさくもと
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2 JFEは世界最大級の鋼管専門工場である知多製造所に最新の製造検査設備を備え豊富な経験と高度の技術を駆使して素材から一貫した品質管理のもとに炭素鋼合金鋼に至るまでお客様のニーズに応じたあらゆる品種の鋼管を製造しています特に継目無高合金鋼管はエネルギー資源の開発から発電に至るまで広い分野で利用されています地下0,000mの深さから石油天然ガス資源を回収する3 Cr油井管地表面を輸送するためのDNV3Cr 溶接性に優れた3%Cr ラインパイプ発電プラントで使用されスーパー9 Crボイラー管等は当社が高い比率で世界にお届けしており優れた腐食抵抗は環境調和型鉄鋼商品として高い評価を得ていますまた高合金鋼の特性を享受していただく為に材料特性の最適設計や特殊ネジ継ぎ手溶接条件の開発提案を行い厳格化する社会のニーズにお応えしています JFEのに引き続き絶大なご愛顧をお願いします

3 目次知多製造所の紹介 2 鋼管の製造 4 鋼管の製造法 4 鋼管の主要設備 5 鋼管の製造工程 6 製造可能寸法範囲 0 品質保証体制 2 試験検査試験検査設備非破壊検査材料試験研究開発 8 鋼管の製造主要規格ご注文要領 20 2 HISTORY はJFEスチール株式会社の登録商標です

4 知多製造所の紹介知多製造所の立地日本の中央に位置し世界へアクセスのよさ前面は世界の海につながる衣浦湾背後は中京工業地帯衣浦臨海工業地帯のほぼ中央に位置する知多製造所は自然と共存しつつ恵まれた立地条件を世界の鋼管供給基地として生かしています鋼管素材を生産する当社東日本製鉄所西日本製鉄所をはじめ他の関連産業とのアクセスのよさも抜群さらには世界の企業と手をたずさえて歩むにふさわしいロケーションです西日本製鉄所倉敷地区西日本製鉄所福山地区名古屋衣浦臨海工業地帯の中央に位置する知多製造所東名高速道路東海道新幹線長良川木曾川大府四日市武豊衣浦臨海工業地帯矢作川２３号衣浦港国道１号半田国道中部国際空港伊勢湾知多半島道路半田IC 東海道線豊橋渥美湾師崎半田ICから知多製造所まで車で0分 2 伊良湖岬

5 知多製造所の沿革鋳造品鋼管の歴史とともにビレット知多製造所ア東日本製鉄所京浜地区鋳造鋼管工場から大型船着岸の輸出岸壁まで高度に集約された工場群 8 万 m 2 の敷地に鋼管生産体制の理想を求めてレイアウトされた工場群本社東日本製鉄所千葉地区知多製造所では研究開発の一元化から技術の集約化品質管理の徹底までがロケーションのよさを得て高度に実現しています世界有数の鋼管工場としてあらゆる種類サイズの鋼管の需要におこたえするという自負が形をなした知多製造所の姿です東成岩駅スミル至大府正門JR武豊線衣浦至武豊臨海鉄道知多会館神戸川塩田グランド石川 2 号橋国北門内岸壁南門輸出岸壁半田ゴルフリンクス衣浦湾鋳造工場鋼管工場その他昭和 8 年 943 年特殊鋼製造知多工場開設 20 年 945 年製鋼工場操業開始 24 年 949 年鋳造南工場操業開始 25 年 950 年川崎製鉄株式会社を設立 28 年 953 年デミング賞実施賞 36 年 96 年鋳造北工場操業開始スパイラル管工場操業開始 39 年 964 年中径電縫管工場 (4" ミル ) 操業開始 45 年 970 年小径シームレス管工場操業開始 46 年 97 年鍛接管工場操業開始油井用鋼管製造設備稼働 47 年 972 年小径電縫管工場操業開始 53 年 978 年中径シームレス管工場操業開始中径電縫管工場 (26" ミル ) 操業開始 54 年 979 年 Vプロセス鋳造設備稼働 56 年 98 年知多製造所の鋼管生産量,000 万 t 達成 58 年 983 年高級特殊油井管製造設備増強シームレス鋼管数値管理圧延技術の開発 : 大河内記念生産特賞 60 年 985 年フルケージロール成形法による電気抵抗溶接鋼管製造技術 : 日本塑性加工学会会田技術奨励賞平成 2 年 990 年ステンレス電気抵抗溶接鋼管用 CBR 成形ミル稼働小径厚肉電気抵抗溶接鋼管ミルリフレッシュステンレスフレキシブル管工場操業開始角形鋼管 ( 角コラム ) 製造設備稼働 3 年 99 年特殊管工場設備増強鋳造ハイスロール生産開始 5 年 993 年 I S O ( 鋼管 ) 取得ステンレスの高生産性製造技術の確立 : 大河内記念生産特賞 6 年 994 年スパイラル管工場リフレッシュ 0 年 998 年鋳造スーパーハイスロール生産開始ラインパイプ用マルテンサイト系ステンレスの開発 : 通商産業大臣賞年 999 年 I S O ( 鋳造 ) 取得 ISO400 取得 2 年 2000 年 HISTORY 鋼管製造設備稼働川崎製鉄株式会社設立 50 周年シームレス鋼管生産量累計,000 万 t 達成 4 年 2002 年 JFEホールディングス株式会社を設立 5 年 2003 年 JFEスチール株式会社を設立 9 年 2007 年 3%Cr 油井管製造設備増強工場設備稼働開始トピックス表彰関係 3

6 鋼管の製造法溶接鋼管継目無鋼鋼管の製造法鋼管の製造鋼管の製造法は大別して溶接鋼管製造法と製造法に分けられます下の一覧表は現在世界で実用化されている主な製管法で JFEスチールが採用している方法については色地で示しました JFEスチールではこれら各種製管法のうちほとんどすべての主要な方法をカバーしており広範囲の需要分野に対する供給能力を備えております高周波溶接法接触通電法 * 知多製造所東日本製鉄所 ( 京浜 ) * 電気抵抗溶接による方法誘導通電法知多製造所低周波溶接法接触通電法ストレートシーム UOE 法西日本製鉄所 ( 福山 ) ストレートシーム CFE 法アーク溶接による方法サブマージアーク法ストレートシームプレスベンド法西日本製鉄所 ( 福山 ) * ベンディングロール法スパイラルシーム法東日本製鉄所 ( 千葉 ) * 鍛接による方法ロールによる方法管バレルタイプ ( マンネスマン ) ディスクタイプ ( スティフェル ) コーンタイプ連続式鍛接法プラグミル法マンドレルミル法アッセルミル法ピルガーミル法ディッシャーミル法東日本製鉄所 ( 京浜 ) 知多製造所知多製造所エルハルト法プッシュベンチ法プレスによる方法エキストルージョン法ユージンセジュルネ法 4 注 )* は一部工場外注による委託生産をしています

7 鋼管の主要設備小径継目無管工場能力 444,000トン年設備回転炉床式加熱炉設中径継目無管工場備型式台能力 468,000トン年設備回転炉床式加熱炉リジェネバーナ式基設数備型式台数リジェネバーナ式基マンドレルミルプロセスマンネスマン式式プラグミルプロセスマンネスマン式式熱処理炉ローラハース方式 2式熱処理炉 WB方式式 WB方式 2式ねじ切りライン 2式アプセッタライン式水圧試験機基ねじ切りライン 2式漏洩磁束探傷機水圧試験機基超音波探傷機全長 2基全長 7基超音波外径肉厚計全長基管端基蛍光磁粉探傷機全長基管端基超音波探傷機漏洩磁束探傷機 6基渦電流探傷機 6基蛍光磁粉探傷機全長 2基管端 2基リジェネバーナ式回転炉床式加熱炉 2基プラグミルピアサーエロンゲータ NCねじ切り機マンドレルミル 5

8 鋼管の製造鋼管の製造工程 JFEスチールは世界屈指の一貫製鉄メーカーとして東日本製鉄所 ( 千葉 ) ( 京浜 ) の 2 地区および西日本製鉄所 ( 倉敷 ) ( 福山 ) の 2 地区および鋼管製造設備に特定した知多製造所を擁し殆ど全ての鋼材を製造供給しています素材から各製品まで優れた製造技術最新設備完全に管理された状態で下図のように製造されます製造工程全般製銑製鋼石炭鉄鉱石石灰焼結炉真空スラグ除去アークプロセスコークス炉溶銑予備処理連続鋳造機 ( スラブブルーム丸ビレット ) 転炉 N2 Ar 溶銑予備処理パウダーインジェクション真空脱ガスカルシュームステーション高炉 VAD 炉外精錬 VOD 脱硫処理造塊均熱炉高炉スラグ脱珪処理電気炉スクラップ ( 鉄くず ) 6

9 圧延製品 UOE 造管機 U O E 鋼管厚板圧延機板巻鋼管加熱炉プレスベント造管機スパイラル鋼管スパイラル造管機電縫造管機 ( 接触抵抗方式 ) 電気抵抗溶接鋼管熱延鋼板圧延機電縫造管機 ( 誘導通電方式 ) ( 丸ビレット ) 鍛接鋼管鍛接造管機分塊圧延機プラグ圧延機 ( ビレットミル ) 回転加熱炉マンドレル圧延機 7

10 鋼管の製造鋼管の製造工程製造工程小径マンネスマンマンドレルミル法マンドレルミル法は丸鋼片を材料として用います丸鋼片は回転炉床式加熱炉で加熱しマンネスマン穿孔機で中空素管にします中空素管はマンドレルミルで圧延され外径と厚さを減少させ長尺素管となります次にこれを再熱炉で再加熱してからストレッチレデューサで仕上り寸法とし冷却矯正切断を経て熱間圧延を完了します製品は精整および検査工程を経て完成品となります製造可能範囲炭素鋼合金鋼外径 mm 厚さ mm 長さ mm ,500 最長マンドレルミル丸鋼片鋼片加熱炉マンドレルミル穿孔機熱処理矯正機冷却台ストレッチレデューサ再熱炉渦電流探傷超音波探傷中間検査切断面取機出荷梱包熱処理表示塗装鋼種判別超音波探傷最終検査磁粉探傷精整作業水圧試験印は規格またはお客様の要求があるとき行います黄色は検査工程を示します 8

11 中径マンネスマンプラグミル法プラグミル法は丸鋼片を材料として用います丸鋼片は回転炉床式加熱炉で加熱しマンネスマン穿孔機で中空素管とします中空素管はプラグミルで圧延され外径と厚さを減少させたのちリーラーで内外面が磨かれますついでサイザーで管の外径を正確に仕上げ矯正機を経て熱間圧延を完了し管ができ上ります管は精整および検査工程を経て完成品となります製造可能範囲炭素鋼合金鋼外径 mm 厚さ mm 長さ mm ,500 最長プラグミル鋼片加熱炉穿孔機エロンゲーターリーラー再熱炉サイジングミルプラグミル漏洩磁束探傷矯正機冷却台中間検査切断面取機磁粉探傷精整作業超音波探傷熱処理最終検査表示塗装水圧試験梱鋼種判別包出荷印は規格またはお客様の要求のあるとき行います黄色は検査工程を示します 9

12 注. 表は炭素鋼低炭素鋼に適用します 2. 上記以外の寸法についてはあらかじめご相談下さい mm in. 配管ボイラ系材料管系配管ボイラ系材料管系肉厚外径 mm (in.) 肉厚 mm (in.) 外径 in. mm 製造可能寸法範囲

13 肉厚外径 (in.) mm 肉厚 (in.) mm 外径

14 品質保証体制知多製造所は993 年にISO900( 鋼管部門 ) の認承を受け品質保証体制に万全の体制を確立しました当社東西製鉄所の素材工程から造管製品検査工程まで一貫した厳しい品質管理体制のもとに製造しております独立した部門による一貫品質保証体制知多製造所および東西日本製鉄所においては品質保証品質レベル維持向上のために品質保証部門による品質監査体制が確立しております 2 製造検査体制需要家の皆様のより高度なご要求にお応えすべく最新技術と優れた検査設備を用い製造検査に当たっております () 寸法精度向上のため熱間での寸法測定器の採用 (2) 超音波自動外径肉厚測定器による全長の寸法検査 (3) 造管ラインから製品検査出荷までのコンピュータ管理化等の品質管理体制を確立しております扁平試験知多製造所の品質システム概要お客様要求事項満足度商品測定分析改善お客様とのコミュニケーション商品の製造分析不適合品の予防是正経営者品質設計製造工程管理測定機器管理商品の適合性検証検査非破壊検査試験お客様満足度モニターシステム改善人的資産運用検査員認定教育訓練お客様重視品質方針組織運営責任と権限の明確化知多製造所 2

15 3 設備の検定および検査資格者の認定制度製造検査設備の精度維持のため定期的な設備の検査制度を有しており製品の検査は資格を認定された検査員が行っております特に非破壊検査鋼種判別試験などの特殊検査は特別な教育を受けその資格を認定された検査員のみが従事し検査員のレベル維持向上のため定期的な教育および検定を実施する制度を有しております 4 設備のコンピュータ化による操業精度の向上製造検査設備にかかわる各種センサーの開発システムの開発コンピュータ化等により操業条件の安定化と共に各種データーの解析を通じ操業検査技術の一層の高度化を進めておりますなかでも中径製造設備は世界的にも最も自動化の進んだ設備でありますサイジングミル運転室自動倉庫セントラルコンピュータ室 3

16 試験検査試験検査設備非破壊検査設備検査方法装置台数製造所超音波探傷管体超音波探傷機管端超音波探傷機 6 知多漏洩磁束探傷管体漏洩磁束探傷機 5 知多渦電流探傷管体渦電流探傷機 4 知多マグナ探傷管体マグナ探傷機管端マグナ探傷機 3 3 知多物理機械試験設備装置型式容量台数 2000KN 引張試験機アムスラー 000KN 500KN 00KN 曲げ試験機アムスラー 2000KN シャルピー衝撃試験振子式 490J 2 落重試験機振子式 39200Nm ビッカース 490N 2 硬度試験機ブリネル 29400N ロックウエル 470N 2 プロフィール投影機 Nikon ModelV2 X00 2 Union OpticalUNIMET X000 光学顕微鏡 Union OpticalVERSAMET X000 OLIMPUS BX60M X000 SSCC 試験機 0KN 36 HIC 試験機 20 2 電子顕微鏡 CTOD 試験機分析試験設備分類装置台数機器分析真空分光計蛍光 X 線分析計化学分析装置鋼中 C 分析鋼中 S 分析化学分析鋼中 N 分析鋼中 O 分析 2 鋼中 OH 分析原子吸光分光分析計 2 分光光度計 4

17 非破壊検査超音波探傷 2 漏洩磁束探傷超音波肉厚測定回転超音波探傷機は多数の探触子をとりつけたローターを高速で回転させその中に管を走行させて鋼管の表面および内質部の欠陥を検出しますこの場合探触子は長手方向の欠陥探傷を目的とした斜角探触子と垂直方向の欠陥探傷を目的とした垂直探触子を備えています探傷結果は自動的に記録され欠陥指示部にはマーキングが施されます漏洩磁束探傷機は高速用に開発した漏洩磁束による表面疵探傷機で圧延後クロップ付長尺鋼管の表面疵を探傷します超音波肉厚計は超音波方式で鋼管の肉厚を自動的に測定しますこの漏洩磁束探傷機と超音波肉厚計は直列に配置し探傷結果は自動的に記録され欠陥指示部についてはマーキングが施されます回転超音波探傷機漏洩磁束探傷機回転方向鋼管垂直探触子 (4 チャンネル ) 斜角探触子 (64 チャンネル ) 磁化ヨーク ( 疵 ) 探傷ヘッド回転方向磁化ヨーク漏洩磁場ローター測定ヘッド保護ガイド鋼管水リングヨーク鋼管 5

18 非破壊検査試験検査 3 4 渦電流探傷蛍光磁粉探傷渦電流探傷機は貫通型励磁コイルで発生した交流磁場内に鋼管を通蛍光磁粉探傷機は管体を磁化し磁粉を撤布して外表面あるいはし誘導電流を生じさせその大小により疵を検出します鋼管の表表面に近い欠陥を高い精度で探傷します面に疵のような不連続部があると誘導電流が流れにくくなり局部欠陥指示部には目視でマーキングを施します的に電位が変化しますこの電位の変化を検出コイルで取り出して探傷を行います探傷結果は自動的に記録され欠陥指示部にはマーキングが施されます渦電流探傷機蛍光磁粉探傷機ブラックライト欠陥漏洩磁束磁粉励磁コイル信号電流検出コイル (A) 検出コイル (B) 6

19 材料試験 5 水圧試験下記試験の対応をしています管本毎に規定された試験圧力で漏れの有無を確認します圧力を算出する計算式はそれぞれ規格によって定められています引張試験硬さ試験衝撃試験へん平試験押し広げ試験曲げ試験ミクロ試験非金属介在物試験結晶粒度試験表面粗さ試験焼入性試験各種粒界腐食試験マクロ試験 HIC 試験 SSCC 試験高温引張試験クリーフ破断試験等水圧試験機全自動引張試験機全自動シャルピー衝撃試験機 7

20 研究開発鋼管商品に対するお客様の要求はますます高度化多様化しています JFE スチールは常に新しい発想による技術開発商品開発を実施しタイムリーにお客様のご要求にお応えしています研究開発組織主要な業務鋼管にかかわる活動計測制御研究部検査計測設備および制御技術に関する研究開発鋼管の検査技術検査装置開発機械研究部生産設備のメカトロニクス診断技術の開発鋼管の製造装置開発土木建築研究部土木建材に関する商品開発安全性性能の評価技術ラインパイプの安全性評価建築土木用鋼管の開発性能評価数値解析研究部熱流体電磁構造に関する数値解析技術油井管用ねじの解析 J F E スチール ( 株 ) スチール研究所接合強度研究部鋼材の溶接接合に関する技術開発 UOE ERWのシーム溶接技術鋼材の破壊に関する評価技術ラインパイプ材の安全性評価分析物性研究部鋼材の分析電子顕微鏡を用いた微小領域の観察および分析各種鋼管素材の分析解析圧延加工プロセス研究部鋼材の圧延技術の開発 UOE 鋼管の成形技術薄板研究部薄板電気抵抗溶接鋼管用素材の開発ラインパイプ用 ERW 素材の開発鋼材研究部鋼管鋳物研究部厚板形鋼 UOE 素材の開発鋼材の防食技術耐食材料の開発自動車用鋼管の開発および電気抵抗溶接鋼管の製造技術の開発 UOEラインパイプ鋼管の開発性能評価ラインパイプの塗覆装技術防食管の開発自動車用鋼管の開発 2 次加工技術商品開発 ( 油井管ラインパイプ ) JFE テクノリサーチ ( 株 ) 鋼材に関する各種評価試験鋼管に関する各種評価試験鋼管の製造プロセス開発鋼管製造プロセスにおきましては電気抵抗溶接鋼管造管用実験ミル縮径圧延用実験ミルシームレス鋼管穿孔圧延用実験ミル等の各種モデル実験装置を用いた開発とコンピュータシミュレーション解析を組み合わせ高品質で高生産性を可能にする新しい製造プロセスの開発に精力的に取り組んで来ています 2000 年には独自開発した次世代溶接管製造プロセスである HISTORYプロセスを開発しましたロールとの接触部分ワークコイルパイプ溶接加熱部電流密度高シームレス鋼管穿孔圧延用実験ミル鋼管レデューサ圧延時の材料変形 FEM 解析電気抵抗溶接鋼管の高周波溶接における電磁伝熱 FEM 解析低電気抵抗溶接鋼管成形溶接用実験ミル 8

21 2 鋼管の商品開発新しい冶金学的発想に基づく HISTORY プロセスにより超微細組織と圧延集合組織を利用した高強度高延性電気抵抗溶接鋼管 ( 商品名 HISTORY 鋼管 ) の開発に世界で初めて成功し自動車用鋼管部材として高い評価を得ています更に高機能 HISTORY 鋼管をはじめ高耐食性油井管ラインパイプ自動車用炭素鋼管自動車排ガス用ステンレス鋼管等お客様に満足していただける新商品のスピーディな開発に取組んでおります ERW HISTORY パーライト球状化セメンタイト HISTORY プロセスによる微細組織創製 7.5μm 硫化物応力腐食われ試験装置 3 鋼管の加工利用技術開発自動車構造部材の軽量化と高剛性化の観点から鋼管の材料特性を活かした加工利用技術の開発を進め材料と加工技術の両面からお客様への VA 提案を行っていますハイドロフォーミング等の試験機を導入し FEMシミュレーションによる事前評価も進めお客様と一体となって開発に取り組んでいます 2.5mm.5mm ハイドロフォーミング試験装置 ( 内圧 :2,000 気圧 ) ハイドロフォーミングの加工例ハイドロフォーミングの FEM 解析 4 その他の研究装置内圧クリープ試験機高温引張試験機 ( オートグラフ ) クリープラプチャー試験機 9

22 鋼管の主要規格当社は下記に示す JIS をはじめ外国規格および各種団体規格のほかご要望によりこれら以外の規格または特別の仕様についても製造いたします 2 規格の種類用途と主要規格 JIS( 日本工業規格 ) Japanese Industrial Standards NK( 日本海事協会 ) Nippon Kaiji Kyokai JASO( 日本自動車工業規格協会 ) Japanese Automobile Standards Organization JPI( 石油学会 ) The Japan Petroleum Institute JWWA( 日本水道協会 ) Japan Water Works Association WSP( 日本水道鋼管協会 ) Japan Water Steel Pipe Association ABS( アメリカ船級協会 ) American Bureau of Shipping ANSI( アメリカ規格協会 ) American National Standard Institute ASME( アメリカ機械学会 ) American Society of Mechanical Engineers ASTM(ASTM インターナショナル ( 旧アメリカ材料試験協会 )) ASTM International API( アメリカ石油協会 ) American Petroleum Institute AWWA( アメリカ水道協会 ) American Water Works Association SAE(SAE インターナショナル ( 旧アメリカ自動車技術者協会 )) SAE International BS( イギリス規格 ) British Standards Institution LRS( ロイド船級協会 ) Lloyd s Register of Shipping DIN( ドイツ工業規格 ) Deutsche Institut Für Normung NF( フランス国家規格 ) Norm Francaise BV( フランス船級協会 ) Bureau Veritas DNV( ノルウェー船級協会 ) Det Norske Vertas CR( 中国船級規則 ) China Corporation Register of Shipping AS( オーストラリア規格協会 ) Australian Standard GOST( ロシア国家標準規格 ) GOsudarstvennyy STandart ISO( 国際標準化機構 ) International Organization for Standardization 用途分類製品名国内規格配管用鋼管熱伝達用鋼管構造用鋼管試すい掘削用鋼管特殊用途鋼管圧力配管用炭素鋼管高圧配管用炭素鋼鋼管低温配管用鋼管高温配管用炭素鋼管配管用合金鋼鋼管発電配管用合金鋼鋼管ボイラ熱交換器用合金鋼管低温熱交換器用鋼管加熱炉用鋼管発電ボイラ用合金鋼鋼管材料管 JIS G 3454 (STPG) JIS G 3455 (STS) JIS G 3460 (STPL) JIS G 3456 (STPT) JIS G 3458 (STPA) 荷油管ラインパイプボイラ熱交換器用炭素鋼鋼管一般構造用炭素鋼鋼管機械構造用炭素鋼鋼管機械構造用合金鋼鋼管機械構造用高張力鋼鋼管シリンダチューブ用炭素鋼鋼管建築構造用炭素鋼鋼管一般構造用角型鋼管試すい用油井用鋼管高圧ガス容器 JIS G 346 (STB) JIS G 3462 (STBA) JIS G 3464 (STBL) JIS G 3467 (STF,STFA) JIS G 3444 (STK) JIS G 3445 (STKM) JIS G 344 (SCr,SCM) JIS G 3473 (STC) JIS G 3475 (STKN) JIS G 3466 (STKR) JIS G 3465 (STMC,R) JIS G 3429 (STH) 20

23 当社規格類似外国規格 ASTM BS DIN API ご注文要領 A53(A,B) A35,A , , ご注文ご照会される場合 A55,A38 A524,A , ,987 5L 次の事項をご提示下さい A333,A A06,A A335,A STPA 火 A MARINECOP 5L 確認事項 Ⅰ. 品種および規格 Ⅱ. 寸法 ( 呼び径または外径肉厚長さ規格と異なる場合寸法許容差 ) A78,A79, A92,A20, A , , 777 Ⅲ. 数量 ( 延長さまたは本数および質量 ) Ⅳ. 用途並びに使用条件 ( できるだけ詳細に ) STPA 火 A209,A23, A250,A423 A334, A334M A20,A209, A23 A , , , 774 A500,A50 39 Ⅴ. 製造法 ( 熱間継目無 ) Ⅵ. 管端形状 ( プレーンエンドベベルエンドアプセット等 ) Ⅶ. 試験成績書の要否 Ⅷ. 立会検査の有無 Ⅸ. 仕向先 Ⅹ. その他要望事項 ( 表示塗装梱包等 ) A52 A STKM/HITEN A59 P,PSM RF JFEFR BCR,BCP PBCP A JFESeries 5CT,5D JFESeries 5CT,5D KM 2

24 Cat.No.EJ 本社 0000 東京都千代田区内幸町 2 丁目 2 番 3 号 ( 日比谷国際ビル ) TEL 03(3597)3 FAX 03(3597)4860 大阪支社名古屋支社北海道支社東北支社新潟支社北陸支社中国支社四国支社九州支社千葉営業所神奈川営業所静岡営業所岡山営業所沖縄営業所大阪市北区堂島丁目 6 番 20 号 ( 堂島アバンザ 0F) TEL 06(6342)0707 名古屋市中村区名駅三丁目 28 番 2 号 ( 大名古屋ビルヂング27F) TEL 052(56)862 札幌市中央区北二条西 4 丁目番地 ( 札幌三井 JPビルディング4F) TEL 0(25)255 仙台市青葉区一番町 4 丁目番 25 号 ( 東二番丁スクエア3F) TEL 022(22)69 新潟市中央区東大通丁目 3 番号 ( 新潟帝石ビル 4F) TEL 025(24)9 富山市桜橋通り 3 番号 ( 富山電気ビル 3F) TEL 076(44)2056 広島市中区袋町 4 番 2 号 ( 広島富国生命ビル 7F) TEL 082(245)9700 高松市サンポト2 番号 ( 高松シンボルタワ23F) TEL 087(822)500 福岡市博多区店屋町番 35 号 ( 博多三井ビルディング2 号館 7F) TEL 092(263)65 千葉市中央区新町 3 番地 3( 千葉 TNビル5F) TEL 043(238)800 横浜市中区太田町丁目 0 番 (NGS 太田町ビル4F) TEL 045(22)9860 静岡市駿河区森下町番 35 号 ( 静岡 MYタワー 3F) TEL 054(288)990 岡山市北区中山下丁目 8 番 45 号 (NTTクレド岡山ビル 8F) TEL 086(224)28 那覇市久茂地 3 丁目 2 番号 ( 國場ビル F) TEL 098(868)9295 FAX 06(6342)0706 FAX 052(56)3374 FAX 0(25)730 FAX 022(22)695 FAX 025(24)7443 FAX 076(44)2058 FAX 082(245)96 FAX 087(822)505 FAX 092(263)656 FAX 043(238)8008 FAX 045(22)9873 FAX 054(288)9877 FAX 086(224)285 FAX 098(868)5458 お客様へのご注意とお願い本力タログに記載された特性値等の技術情報は規格値を除き何ら保証を意味するものではありません本力タログ記載の製品は使用目的使用条件等によっては記載した内容と異なる性能性質を示すことがあります本力タログ記載の技術情報を誤って使用したこと等により発生した損害につきましては責任を負いかねますのでご了承ください Copyright JFE Steel Corporation. 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Unit 704, 7th Floor, Kumho Asiana Plaza, 39 Le Duan Street, Dist, HCMC, Vietnam Phone: (84) Fax: (84) HANOI JFE Steel Vietnam Co., Ltd., Hanoi Branch Unit 50, 5th Floor, Cornerstone Building, 6 Phan Chu Trinh Street, Hoan Kiem Dist., Hanoi, Vietnam Phone: (84) Fax: (84) BANGKOK JFE Steel (Thailand) Ltd. 22nd Floor, Abdulrahim Place 990, Rama IV Road, Bangkok 0500, Thailand Phone: (66) Fax: (66) SINGAPORE JFE Steel Asia Pte. Ltd. 6 Raffles Quay, No.503, Hong Leong Building, 04858, Singapore Phone: (65) Fax: (65) JAKARTA JFE Steel Corporation, Jakarta Office 6th Floor Summitmas II, JL Jendral Sudirman Kav. 662, Jakarta 290, Indonesia Phone: (62) Fax: (62) NEW DELHI JFE Steel India Private Limited 806, 8th Floor, TowerB, Unitech Signature Towers, South CityI, NH8, Gurgaon2200, Haryana, India Phone: (9) Fax: (9) MUMBAI JFE Steel India Private Limited, Mumbai Office , A Wing, 25 Atrium Building, AndheriKurla Road, Andheri (East), Mumbai400093, Maharashtra, India Phone: (9) Fax: (9) CHENNAI JFE Steel India Private Limited, Chennai Office No.86, Ground Floor, Polyhose Towers(SPIC Annexe), Mount Road, Guindy, Chennai600032, Tamil Nadu, India Phone: (9) Fax: (9) BRISBANE JFE Steel Australia Resources Pty Ltd. Level28, 2 Creek Street, Brisbane QLD 4000 Australia Phone: (6) Fax: (6) EUROPE and MIDDLE EAST LONDON JFE Steel Europe Limited 5th Floor, The Broadgate Tower, 20 Primrose Street, London EC2A 2EW, U.K. Phone: (44) Fax: (44) DUBAI JFE Steel Corporation, Dubai Office P.O.Box 2679 LOB9208, Jebel Ali Free Zone Dubai, U.A.E. Phone: (97) Fax: (97) NORTH, CENTRAL and SOUTH AMERICA NEW YORK JFE Steel America, Inc. 600 Third Avenue, 2th Floor, New York, NY 006, U.S.A. Phone: () Fax: () HOUSTON JFE Steel America, Inc., Houston Office 0777 Westheimer, Suite 230, Houston, TX 77042, U.S.A. Phone: () Fax: () MEXICO CITY JFE Steel America, Inc., Mexico Office Ruben Dario #28, 404 Col. Bosque de Chapultepec, C.P. 580, Mexico, D.F. Mexico Phone: (52) Fax: (52) RIO DE JANEIRO JFE Steel do Brasil LTDA Praia de Botafogo, 228 Setor B, Salas 508 & 509, Botafogo, CEP , Rio de JaneiroRJ, Brazil Phone: (55) Fax: (55) Notice While every effort has been made to ensure the accuracy of the information contained within this publication, the use of the information is at the reader s risk and no warranty is implied or expressed by JFE Steel Corporation with respect to the use of information contained herein. The information in this publication is subject to change or modification without notice. Please contact the JFE Steel office for the latest information. Copyright JFE Steel Corporation. All Rights Reserved. Any reproduction, modification, translation, distribution, transmission, uploading of the contents of the document, in whole or in part, is strictly prohibited. 609R(0709) JTR

低温用鋼板

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